政府が財政出動しても株価と不動産価格が上がるだけです。
国際金融資本は相場のプロなので、バブルを作ってから潰してボロ儲けしてるんですね。
政府が財政出動すると、そこで使ったお金はすべて国際金融資本に持って行かれるだけです:
コロナ禍、超富裕層の総資産額は過去最高に 7月末で1080兆円 AFPBB News 2020/10/08
各国ビリオネア(超富裕層)の、2019年と2020年の資産額を比較した図解(2020年10月7日作成)。
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e3%82%b3%e3%83%ad%e3%83%8a%e7%a6%8d%e3%80%81%e8%b6%85%e5%af%8c%e8%a3%95%e5%b1%a4%e3%81%ae%e7%b7%8f%e8%b3%87%e7%94%a3%e9%a1%8d%e3%81%af%e9%81%8e%e5%8e%bb%e6%9c%80%e9%ab%98%e3%81%ab-7%e6%9c%88%e6%9c%ab%e3%81%a71080%e5%85%86%e5%86%86/ar-BB19P9Aq?ocid=ientp&fullscreen=true#image=1
【AFP=時事】保有資産が10億ドル(約1060億円)を超える資産家、いわゆるビリオネア(超富裕層)の総資産額は今年、世界的な新型コロナウイルス危機をよそに、過去最高を記録した。スイス金融大手UBSと国際監査法人プライスウォーターハウスクーパース(PwC)が7日、報告した。
報告書によると、世界のビリオネアは7月末時点で2189人で、総資産額は約10兆2000億ドル(約1080兆円)。これまで最高額だった2017年の8兆9000億ドル(約940兆円)を上回った。
今年の特徴として、イーロン・マスク(Elon Musk)氏を代表格に、テクノロジー、ヘルスケア、製造といった業界の「イノベーター(革新者)やディスラプター(破壊者)」の超富裕層が増えており、エンターテインメントや不動産といった従来の超富裕層を数で上回りつつあると報告書は指摘している。この流れは、新型ウイルス危機によって加速しているという。
しかし、パンデミック(世界的な大流行)による経済的困難に見舞われる人が多い中で、報告書の内容には激しい非難の声も上がった。
英労働党のアンジェラ・レイナー(Angela Rayner)副党首はツイッター(Twitter)に、「ビリオネアは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックで大もうけしている。庶民が借金をし、企業が倒産し、失業率は急上昇し、人々が苦しみ大きな犠牲を払う一方で、世界の超富裕層はもうかりすぎて笑いが止まらない!」と投稿した。
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2020年10月14日
アメリカで貧富の格差が最大 50人が下位半分と同等の資産
働く人はどんどん貧しく、働かない人がどんどん豊かになっている
アメリカで貧富の格差が最大
最近のニュースでアメリカの金持ち50人の資産が、米国民の下位半分と同等だったという調査結果がありました。
ブルームバーグによると米連邦準備制度理事会(FRB)の2020年上期データでこのような結果が出ている。
同レポートでは上位1%の合計純資産額34兆2000億ドル(約3620兆円)、下位50%(約1億6500万人)の資産額は合計2兆800億ドルだった。
また下位50%(上位1%と同額)の資産額は全米の家計資産の1.9%、上位49%の人が96%を保有している事になります。
ブルームバーグの独自調査では上位50人の資産は、2020年だけで3390億ドル増え、約2兆ドルだった。
2020年はコロナ流行による経済縮小であらゆる労働者が大打撃を受けたが、「働いていない」富裕層の資産は激増した。
このカラクリはFRBや各国が行ったコロナ支援や金融緩和にあり、大量のお金を発行したり配ったりした。
例え政府が貧困者にお金を渡しても、貧困者はすぐに使ってしまい最終的に金貸し屋や富裕層の資産になります。
これを象徴するのがGAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)等のIT企業で、アメリカで成長しているのは巨大IT企業だけです。
米下院司法委員会議員は巨大IT企業分割を求めた演説の中で、「石油王や鉄道王が支配した時代のような独占を得てしまった」と表現した。
日本ではスマホ料金を巡って政府と巨大通信企業が対立しているが、これもIT企業の独占支配を巡る問題です。
IT企業の創始者やオーナーは昔の王や大名のような資産を手にし、労働者は働けば働くほど貧しくなっている
働くほど貧しくなる時代
資本主義理論では働けばお金を得られ生活が豊かになる筈だが、現実には働くほど貧困になっている。
この秘密は資産の増加にあり、世界の資産増加ペースが労働賃金増加を遥かに上回っている。
日本では最近30年で実質労働賃金がほとんど増えていないが、個人資産は今や2000兆円に達しようとしている。
バブル崩壊した1991年の家計資産は約1000兆円だったのに、2020年現在は約1900兆円と倍増している。
この30年間汗水たらして働いた人の給料は実質1円も増えず資産は減り、一切働かず金利収入だけを得た人の資産は倍増しました。
これでやる気が出たら凄いハングリー精神ですが、そのうち人類みな無気力になるでしょう。
経済学者によると現代は中世暗黒時代以上に貧富の差が大きく、人類史上最大の格差が生まれようとしている。
すると民主主義だの平等な権利だのは無意味になり、数人の超資産家が政治や経済を牛耳るようになる。
この社会が将来どうなるのかは不透明で、ある日マネー経済のシステムは破綻するのかも知れません。
http://www.thutmosev.com/archives/84127049.html
http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/639.html