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2020年9月14日00時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK275] ネオコンの手のひらの中で踊らされている日本人(櫻井ジャーナル)
ネオコンの手のひらの中で踊らされている日本人
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202009130000/
2020.09.13 櫻井ジャーナル


 安倍晋三首相が辞意を表明したことを受け、自民党では総裁選が告示され、石破茂元幹事長、菅義偉官房長官、岸田文雄政調会長が立候補したようだ。次の総裁は9月14日に選ばれる。

 菅が最有力候補だとされている。嘘、言い訳、はぐらかしを繰り返してきたという声も聞こえてくる人物だが、安倍政権の官房長官を務めてきたということは、この人物が選ばれたなら「安倍政権」が続くことになるということ。かといって石破や岸田は具体的な政策が見えず、期待できそうにない。

 政権交代という声もあるが、安倍政権という悪夢は鳩山由紀夫降ろしから始まったことを忘れてはならない。東シナ海を「友愛の海」と呼ぶ民主党の鳩山が総理大臣に就任したのは2009年9月のこと。この主張はアメリカを支配する人びとを刺激した。

 ソ連が1991年12月に消滅すると、ネオコンはアメリカが唯一の超大国になったと考え、単独で行動しても文句を言える国はなくなったと判断、国連を無視するようになる。そこでネオコンは1992年2月に国防総省のDPG草案という形で世界制覇プランを作成した。いわゆるウォルフォウィッツ・ドクトリンだ。

 ところが、日本側は国連中心主義から離れない。そこでマイケル・グリーンとパトリック・クローニンはカート・キャンベル国防次官補を説得してジョセイフ・ナイ国防次官補らに話を伝える。ナイは1995年2月に「東アジア戦略報告(ナイ・レポート)」を発表。そこには在日米軍基地の機能を強化、その使用制限の緩和/撤廃が謳われていた。日本をアメリカの戦争マシーンに組み込む青写真だとも言えるだろう。

 その当時、日本で怪事件が続いたことは本ブログで何度か指摘した。例えば、1994年6月に松本サリン事件、95年3月には地下鉄サリン事件、その直後には警察庁長官だった國松孝次が狙撃され、1995年8月にはアメリカ軍の準機関紙と言われるスターズ・アンド・ストライプ紙が日本航空123便に関する記事を掲載、その中で自衛隊の責任を示唆している。

 1995年には大和銀行ニューヨーク支店で巨額損失が発覚、98年には長銀事件と続いて銀行界に激震が走り、証券会社のスキャンダルも発覚した。こうした問題には大蔵省(現在の財務省)が深く関与していたはずだ。

 ナイ・レポートが発表された後、日本はアメリカの戦争マシーンに取り込まれていくが、その流れの前に立ち塞がったのが鳩山だった。その鳩山と近かった小沢一郎に対するスキャンダル攻勢は2006年から始まっている。週刊現代の6月3日号に「小沢一郎の“隠し資産6億円超”を暴く」という記事が掲載されたのだ。

 2009年11月には小沢の資金管理団体である陸山会の04年における土地購入に関し、政治収支報告書に虚偽記載していると「市民団体」が小沢の秘書3名を告発、翌年の1月に秘書は逮捕されている。また「別の市民団体」が小沢本人を政治資金規正法違反容疑で告発、2月には秘書3人が起訴された。

 裁判の過程で検察が「事実に反する内容の捜査報告書を作成」するなど不適切な取り調べを行ったことが判明、この告発は事実上の冤罪だということが明確になっているが、小沢潰しは成功した。そして鳩山は2010年6月に総理大事の座から引きずり下ろされたわけだ。

 鳩山の後任になった菅直人は国民の声を無視、消費税の増税と法人税の減税という巨大企業を優遇する新自由主義的政策を打ち出した。首相就任の3カ月後には海上保安庁が尖閣諸島の付近で操業していた中国の漁船を「日中漁業協定」を無視する形で取り締まり、日本と中国との友好関係を破壊する動きが本格化する。その協定を無視した取り締まりの責任者が前原誠司だ。次の野田佳彦政権も民意を無視する政策を推進したうえで「自爆解散」、2012年12月の安倍政権の誕生につながる。

 安倍もネオコンと関係が深かった。特にハドソン研究所の上級副所長を務めるI・ルイス・リビー、通称スクーター・リビーだ。リビーはエール大学出身だが、そこでポール・ウォルフォウィッツの教えを受けている。ウォルフォウィッツ・ドクトリンを作成した際の中心人物だ。リビーの下にいるのがマイケル・グリーンやパトリック・クローニンである。日本における「報道」を見ると、数年前からネオコンは安倍に見切りをつけたようだが、当初は違ったということだ。

 日本が「ファイブ・アイズ」と協力関係を結びことを望んでいると河野太郎防衛相が8月12日に語ったことは本ブログでも触れた。イギリスとアメリカの情報機関を中心とする英語圏5カ国の情報機関による連合体で、イギリスとアメリカから命令が出ている。この連合体は加盟国の政府を監視する役割もある。

 そうした発言をした河野は9月9日にCSIS(戦略国際問題研究所)のオンライン・イベントにマイケル・グリーンと共に参加​​、10月に総選挙があるかもしれないと語っている。

 現在、CSISはネオコンの巣窟になっているようだが、元々は1962年にジョージタウン大学の付属機関として設立されている。創設にレイ・クラインというCIAの幹部が関係するなどCIAとの関係が強かった。その事実が発覚したことから1987年に大学と研究所との関係は解消されたことになっている。日本のマスコミがこの研究所のメンバーを登場させる理由は言うまでもないだろう。




http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/728.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 失業率10%で殺伐とした社会に…山本太郎が語る、コロナ感染以上に人を殺すものとは(週刊SPA!)

※週刊SPA! 2020年9月1日号


失業率10%で殺伐とした社会に…山本太郎が語る、コロナ感染以上に人を殺すものとは
https://nikkan-spa.jp/1695523?display=b
2020年09月12日 週刊SPA!編集部

―[[失業率10%]の恐怖]―

 4〜6月期のGDP改定値は戦後最悪の前期比年率マイナス28.1%を記録(8日、内閣府発表)。コロナ関連の解雇や雇い止めの数は5万人を突破し、1か月1万人のペースで今も増え続けている(厚生労働省調べ、8月末の時点)。働き盛りの10人に1人が失業者となったときの危険性、いま日本に最も必要なことは何なのか? れいわ新選組の山本太郎代表が語る。

自殺者数や犯罪率は史上最悪に。コロナ感染以上に失業が人を殺す


山本太郎氏「大規模な財政出動がない限り、今より殺伐とした社会になる」

 失業者の増加でまず懸念されるのは自殺者の増加です。失業率と自殺者数には相関関係が見られ、失業率が過去最高の5.4%となった’02年の翌年に過去最多の3万4427人を記録。

 過去の統計から失業率が1ポイント高まれば自殺者が1000人増えていて、単純計算で失業率が10%に到達すれば自殺者が一気に1万人近く増加するとも推測できる。

 国が守らなければならないこれだけの命が、コロナによってではなく失業や経済的困窮により失われるのです。

 そのほか失業率悪化の影響を過去からひもとくと、失業率が過去最高を記録した’02年には犯罪発生率も戦後最悪に。

 また失業率5.1%と’02年に次ぐ高水準となった’10年には奨学金返済延滞者が過去最多の34万人となり、生活保護受給者も現役世代の増加率が69%と非常に高い数値を記録。

 また業績悪化による給与減や長時間労働、パワハラといった正社員酷使も深刻化。コロナ禍がリーマン以上だと目されている以上、こうした影響は深刻さを増して発生することが想像できますよね。

 失業率の高まりは所得分配の不平等化を生み、貧困をもたらし、犯罪率や自殺率を高める。端的に言えば、ものすごく生きづらい、今よりも生きることに精いっぱいで殺伐とした社会になるのです。

暮らしと命をつなぐお金を国民に届けるべき

 じゃあ、こうした最悪の状況を食い止めるにはどうすればいいのか。こちらも歴史をひもとけば答えは明白。徹底的な財政出動によって、暮らしと命をつなぐお金を国民に届けることしかないんです。

 各国の経済危機時の対応と結果を分析すると、経済危機下で緊縮財政政策(支出を抑えることで赤字を乗り切ろうとする政策)を取った国はもれなく衰退しています。

 リーマン時だけを切り取っても、IMF(国際通貨基金)の緊縮・予算削減要求指示を無視し、食料費補助、再就職支援、中小企業への債務免除などに大規模な財政出動を行ったアイスランドは、危機から3年後の’12年にはGDP年率3%成長と復活。

 一方、忠実に緊縮財政を実行したギリシャは、’12年になっても成長率はマイナス7.3%のままでした。非常時にこそ、通貨発行権を持つ政府がお金を大胆に分配し国民の生活を守らなければならないんです。

 仮に、今後4年間毎月10万円を全国民に支給しても、日銀が定める「物価上昇率2%超」というインフレの上限にも到達しないという試算もはっきり出ています。

 逆に言えば、そうでもしないと今よりも殺伐とした社会が待ったなしで到来するということです。

【山本太郎氏】
俳優として活躍後、’13年に参議院議員選挙に東京選挙区より出馬し当選。’19年には独自で「れいわ新選組」を旗揚げし、党代表を務める。著書に『#あなたを幸せにしたいんだ 山本太郎とれいわ新選組』(集英社)など

<取材・文/週刊SPA!編集部>





http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/729.html

記事 [政治・選挙・NHK275] <拡散、お願いします>消費税問題は選挙の道具でなく核心(植草一秀の『知られざる真実』)



消費税問題は選挙の道具でなく核心
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-7a19f7.html
2020年9月13日 植草一秀の『知られざる真実』


立憲民主党が

「立憲主義の深化」、「原発ゼロ」

を綱領に明記して発足する。

国民民主党所属議員のうち、この方針に賛成できない者が合流新党に加わらなかった。

連合では6つの産業別労働組合が合流新党を支援しない方針を示している。

6産別は

電力総連(21万人)、電機連合(57万人)



UAゼンセン(177万人、繊維・化学・流通・サービス)、自動車総連(79万人)、JAM(38万人、機械)、基幹労連(27万人、金属)

を加えたもの。

「御用組合連合」である。

米国のCIAは日本の社会主義化を防ぐために1960年に民社党を創設した。

民社党は「左の防波堤」である。

この民社党の支援母体が旧同盟で、上記の6産別はその流れを汲んでいる。

これまでの野党共闘に力がみなぎらなかった最大の理由は、旧同盟系の御用組合が「共産党とは共闘しない」ことを主張してきたからだ。

自公に対峙する勢力が二つに分断されれば選挙で自公が勝つ。

そのための援護射撃をしてきたのが「御用組合連合」である。

「瓢箪から駒」で、合流新党に「隠れ自公」勢力が加わらないことになった。

UAゼンセン、自動車総連、JAM、基幹労連のなかで労働者の利益を第一に考える組合は原発推進の電力総連、電機連合と袂を分かつべきだ。

玉木雄一郎氏などが合流新党には参加せず新・国民民主党を存続させる。

この新党に電力総連、電機連合の組織内議員が参加し、両産別組合が新・国民民主党を支援する。

この新党は自公側に移るべきだ。

かつての民社党を継続する立ち位置だが、この勢力が野党陣営に加わる目的が野党陣営の分断にあるのだから、名実ともに自公サイドに移動するのが適正だ。

合流新党を創設し、共産党を含む野党共闘構築を妨害するとの構想が壊れてしまった。

これを期待する勢力が

「新・立憲は新・国民との選挙協力をできるのか」



「残念すぎる立憲民主党」

「国民が全然期待していないという立憲民主党」

などのかけ声を懸命に発している。

こうしたヒステリックな声が発せられることが、合流新党に対する既得権勢力の警戒感とあせりを端的に物語っている。

自公政治を否定する政治勢力と市民が大きな連帯を構築すると、政権奪還が現実化し得る。

自公を支える国民は全体の25%しかいない。

選挙に足を運ぶ国民の半分が自公政治を否定しているから、この国民の意思を議席に反映させれば互角の勝負になる。

選挙に行くことを放棄していた市民が目を覚まし、安倍政治打破に動けば、半自公勢力が多数議席を占有することも可能になる。

だからこそ、既得権勢力は反自公勢力の結集を恐れている。

オールジャパン平和と共生=政策連合は、政策を基軸、超党派、主権者主導による連帯構築を提唱してきた。

壊憲阻止・原発ゼロ・共生の経済政策

を明示して大きな連帯を構築することを提唱してきた。

これまでは、旧民主党、旧民進党に「隠れ自公」が潜伏し、革新勢力の結集を妨害してきた。

この「隠れ自公」勢力の除去が何よりも重要だと訴えてきた。

今回の「瓢箪から駒」で、「隠れ自公」が自ら離脱するという、願ってもない展開が生じている。

これを奇貨として活用しない手はない。

経済政策では新・立憲民主が「消費税減税」を明確に掲げた。

これこそ、迫る衆院総選挙での最重要争点だ。

ところが、立憲の枝野新代表が

「消費税を選挙の道具にするべきでない」

と発言した。

消費税増税に加担したという後ろめたさがあるのは分かるが、これでは「政策連合」に力を結集するのは無理だ。

枝野氏は直ちにスタンスを修正するべきだ。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/730.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 三浦瑠麗が仕切るドワンゴ運営「N高政治部」のトンデモ教育! 麻生太郎が「若者が政治に無関心なのは悪いことでない」と民主主義否定(リテラ)
三浦瑠麗が仕切るドワンゴ運営「N高政治部」のトンデモ教育! 麻生太郎が「若者が政治に無関心なのは悪いことでない」と民主主義否定
https://lite-ra.com/2020/09/post-5632.html
2020.09.13 三浦瑠麗が特別講師「N高政治部」で麻生太郎が民主主義否定の暴言 リテラ

    
         N高等学校HPより

 自民党総裁選はあす14日に投開票となるが、昨日12日、「ニコニコ生放送」で自民党総裁選のネット討論会が開かれた。ニコニコの総裁選討論会といえば、安倍首相が出馬した前回や前々回も、「内容がぬるすぎる」「記者クラブよりひどい忖度ぶり」という悪評がたったが、今回も全く同様のぬるさだった。

 同じ日に開かれた日本記者クラブ主催の討論会では一応、菅官房長官に森友加計問題の更問いや、外交経験のなさを追及していたが、このニコニコではそういう厳しい質問はほとんどなし。それどころか、いきなり「ガースー」「ゲル」「キッシー」という3人のあだ名について感想を聞くなど、気持ちの悪い馴れ合い丸出し。まるで自民党ファンクラブのイベントのような様相を呈していた。

 まあ、ニコニコはもともと自民党やネトウヨと親和性が高いうえ、討論会の司会が露骨な安倍政権擁護発言を連発してきた運営会社「ドワンゴ」社長・夏野剛氏。こうなるのも当然で、もはやいちいち目くじらをたてる気も起きない。

 しかし、このニコニコの運営会社「ドワンゴ」と自民党=安倍政権との癒着については、もうひとつ、看過できない問題がもちあがっている。それは「N高政治部」の開設と、そこでの麻生太郎のとんでもない発言だ。

 周知のように「N高」というのは、ドワンゴ(設立法人は学校法人角川ドワンゴ学園)が2016年に開校した通信制のネットの高校。当初は、「旧来の教育システムをくつがえす、デジタル時代に対応した新しい形の高校」などと注目されていた。

 そのN高が9月2日、「政治部」なる名称の授業を立ち上げることを発表したのだ。

 プレスリースによると、政治部の設立目的は、「政治家と直接に触れ合う機会をつくって政治を身近に感じてもらう」「政治に関する話題について、メディアリテラシーを高め、情報操作や不正確な情報に流されず自分で調べて考え判断できるようになる」ことだという。そして、高校生に向けた案内文には、こんな謳い文句が記載されていた。

〈世の中には、みなさんを利用したいと思うひとたちによって作られたり、ちょっと変えられたり、もしくはまったく捏造されたりする情報があふれています。
政治に興味があるひとだけでなく、政治に興味がないひとでも、世の中というものがどういう仕組みで動いているのか知りたい、だれかの情報に左右されない人間になりたいと思うような生徒のみなさんのために政治部をつくることにしました。〉

 まるで「ネットde真実」的な陰謀論によく出てくるような文章で、これだけでも怪しいにおいがぷんぷんするが、もっと胡散臭いのはその講師の人選だ。N高政治部のプレスリリースには、「特定の主義主張を学ぶのでなく」「特定のイデオロギーではなく、世の中には多様な考え方があるということを知ってもらう場」「登壇をお願いする政治家の先生方は与野党問わず広くから選びます」などとあったが、特別講師に就任したのはなんと国際政治学者・三浦瑠麗センセイだったのである。

 三浦センセイは「特定の授業のファシリテーター、部員の授業レポート添削等も行う」らしいが、不偏不党どころかモロ安倍応援団。しかも本サイトでも散々指摘しているように、政権を擁護するという政治目的で「情報操作や不正確な情報」を流している御仁でもある。

■三浦瑠麗のN高特別講師に能町みね子が「三浦さんの犬笛にすぐに反応するスリーパーセルを養成するつもりか」と皮肉

 実際、三浦センセイのN高特別講師就任が明らかになると、ネットでは非難が殺到した。コラムニストの能町みね子氏も「週刊文春」の連載で三浦氏が過去に「スリーパーセル」発言をしていたことや「桜を見る会」批判を「国民の感情」「嫉妬」にすり替えたことなどを取り上げ、〈橋下徹と並ぶ扇動家、言って見れば犬笛プレイヤーって感じ〉と一刀両断。N高政治部について〈それこそスリーパーセルみたいな、三浦さんの犬笛にすぐに反応する少数精鋭の戦士を養成するつもりなんですかね……〉と痛烈な皮肉を放っていた。

 しかし、この三浦センセイの特別講師就任はまだ序の口。実際に行われたN高政治部の授業内容はもっととんでもないものだった。

 第1回目のゲスト講師はなんと麻生太郎副総理。周知のように、ドワンゴの設立には麻生氏の息子が深く関わっており、いまも経営陣には麻生氏の甥が名前を連ねている関係。これのどこが「与野党問わず広くから選びます」だというのか。

 しかも、麻生副総理は「民度が違う」「政府の金で(高額医療を)やっていると思うと寝覚めが悪い。さっさと死ねるようにしてもらうなど、いろいろと考えないと解決しない」といった数々の選民思想、優生思想丸出しの発言をし、財務省事務次官のセクハラ問題ではセクハラ告発を封じ込めるような発言をした政治家だ。新しい時代の政治を担っていく高校生に向けた政治の授業の第1回目に、そんなトンデモ政治家の話を聞かせるという神経が信じられない。

 と、呆れていたら、案の定、麻生氏はこのN高政治部でまたぞろとんでもない暴言を口にした。「高校生に政治を身近に感じてもらう」というのが授業の趣旨だったはずなのに、麻生氏は冒頭からこんなことを言い出したのだ。

「若者が政治に関心がないというのは、悪いことではない」「それだけ日本で平和に暮らしているということだ」

 そして、アフガニスタンなどの内戦が続く地域と比較して「政治に関心が無くても平和に生きられる国にいるほうがよっぽど良い」と決めつけたのである。

 安倍政権によってこれだけ格差と貧困が広がり、差別と分断、人権侵害が横行しはじめた日本を「平和な国」などと認識しているというのも呆れるが、もっととんでもないのは、この発言が麻生氏のファシズム肯定思想をもろに表していることだ。

■「若者が政治に無関心なのは悪いことではない」に「ナチスの手口に学べ」発言と同じ民主主義否定思想

 麻生氏は2013年、憲法改正論議に関して「ドイツのワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。誰も気が付かなかった。あの手口に学んだらどうかね」と発言して物議を醸した。

 民主主義や国民の知る権利を全否定し、ナチズムを肯定するひどい発言だったが、今回の「若者が政治に関心がないというのは、悪いことではない」という発言はまさにその延長線上にある。国民は政府のやることに口を出すな、黙って言うことを聞いておけ、というのが麻生氏の本音なのだ。

 しかし、高校生相手にこんな政治家の民主主義否定、ファシズム肯定発言を堂々聞かせる高校というのはいったいなんなのか。ファシリテーターを務める三浦瑠麗センセイや、運営学校法人のバックにいるドワンゴの夏野剛社長はこんな発言を高校生に聞かせたことについてどう釈明するのか。

 いや、考えてみれば、2人にそんなことを求めるには意味がないだろう。「桜を見る会」批判を「国民の感情」と決めつける三浦センセイも、安倍首相の官邸滞在時間の短さを批判したネットユーザーに「一般ピープルの目線で見るのは大間違い」「選挙権を返上しろ」などと恫喝した夏野氏も、国民を愚民扱いし、政治は自分たち選ばれたエリートがやればいいと考えているという点では、麻生氏と大差がないからだ。

 そういう意味では、N高政治部はまさに、能町氏が皮肉ったように「三浦センセイの犬笛にすぐに反応する少数精鋭の戦士」あるいは「麻生副総理や夏野社長のような選民思想をもった政治家」を育てるためにつくられたのかもしれない。

(編集部)




http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/731.html

記事 [政治・選挙・NHK275] ナベツネよ いつまでも威張るな! なんだ菅だと 
ナベツネよ いつまでも威張るな! なんだ菅だと
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51988400.html
2020年09月14日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


今回の訳わからない安倍が消え 菅がぼ〜とでて来たのは
あんたのせいだろう
いい年してまだ 総理を作ろうとスンのおかしくないか!

カリスマ会長が威張ってるから
大物社長が近づかない
本来なら トヨタの社長があなたの席に座るべきだった

***

ユニクロもトヨタも孫も
中国共産党の頭と深く喋れる賢人だ

耄碌したあなたが頂点にいる限り
あなたの好きな人間以外は近寄らない
使われるのが嫌だから

あなたの政治信条はCIA命なんてみんな百も二百も知っているが
現実は
トヨタもユニクロもニトリも新日本製鉄も半導体も
中国も命と思ってる

***

米国と日本で中国を縛り上げる 時代は過去だよ

過去を三角底辺に置き頂点は間違いだ
今は宇宙から日本は見られてる

ナベツネ時代が終われば
日本は親中親米に転換する
あなたが邪魔なんだよ!




http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/732.html

記事 [政治・選挙・NHK275] <デモに参加すると顔写真を撮られて公園に入れなくなる…>公園がブランドショップに 警察に見張られての食事(田中龍作ジャーナル)



公園がブランドショップに 警察に見張られての食事
https://tanakaryusaku.jp/2020/09/00023624
2020年9月13日 23:39 田中龍作ジャーナル


「金持ちのための公園じゃないぞ」「公園で寝させろ」…約40人から成るデモ隊はシュプレヒコールをあげた。=13日、渋谷スクランブル交差点 撮影:田中龍作=

 「デモに参加すると顔写真を撮られて公園に入れなくなるので、先に公園を見ておこうと思った」。東京都西部から訪れた男性は、苦笑しながら言った。

 これが渋谷区立宮下公園の置かれた現状だ。誰もが気兼ねすることなく24時間利用できるはずの公園を事実上支配するのは、デベロッパーの三井不動産だ。

 先月、野宿者と支援者たちが食事のために宮下公園に入ろうとしたところ、ガードマンらから実力で阻止される“事件”があった。

 宮下公園は今年6月からブランドショップやレストラン、ホテルなどが入った商業施設に変身し、公園部分は申し訳程度に最上階に置かれた。

 このため商業施設を管理する三井不動産が幅を利かすのである。

 公園に入ることを阻止された一行は、公園の元来の所有者である渋谷区公園課に激しく抗議し、事実経過も交えてSNSで拡散した。


制服警察官(写真奥)が見張るなか、野宿者と支援者は食事を摂った。=13日、ミヤシタパーク 撮影:田中龍作=

 今夕(13日)、野宿者と支援者たちは、食事を摂るために再び宮下公園を目指した。人間として当然の権利を行使するためだ。

 前回の抗議が利いたのだろうか。今回は公園に入れた。

 ただし夥しい数のガードマン、公園管理のスタッフ、警察官に取り囲まれながら、である。公園管理のスタッフは参加者の写真を撮りまくった。

 それでも、一行はジャーに詰めて来たご飯をパックによそい、おかずを乗せて食べた。

 ひと儲けしたい業者と行政が結託して、公園を商業施設にする・・・これはどうやらトレンド入りしそうだ。

 「公園で食事をする」・・・ごく当たり前のことをするのに、ひと苦労する国になってしまうのだろうか。


2017年3月の強制排除以来3年ぶりの炊き出しとなった。=13日、ミヤシタパーク 撮影:田中龍作=

    〜終わり〜



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/733.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 日本人の危ういワクチン信仰 米国では3割が「接種しない」(日刊ゲンダイ)



日本人の危ういワクチン信仰 米国では3割が「接種しない」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/278589
2020/09/12 日刊ゲンダイ


世界中で治験が行われている(C)ロイター/Latin America News Agency

 中断を発表した翌日、再開に変更――。英アストラゼネカのワクチン開発は、関係者を右往左往させた。

 同社は新型コロナウイルスのワクチンの臨床試験を中断すると発表した理由を「原因不明の症状」が出たためと説明した。一部メディアによると、被験者が横断性脊髄炎を発症したという。その後、被験者の体調が回復したこともあって、臨床試験を再開することにしたようだ。

 アストラゼネカは7月にも、被験者が多発性硬化症と診断されたため治験を中断している。開発中のワクチンとこれらの症状の因果関係はハッキリしないが、ワクチンには副障害(副作用)がつきものだ。

 ハーバード大学院卒で医学博士・作家の左門新氏(元WHO専門委員)は、副障害はワクチンの「宿命」みたいなものだという。

「通常のインフルエンザもワクチンを注射した人の2〜4割が発熱で頭がボーッとしたり、ダルさを感じたりします。注射した場所が大きく腫れあがる割合も同じ。おたふく風邪ではワクチン接種者の0.03〜0.06%に軽い髄膜炎、600万人〜800万人に1人の割合で難聴の症状が出ます。ほとんどのワクチンで0.1%未満の人にショックやアナフィラキシーが起きることも分かっています。副障害を伴わないワクチンは存在しないと言えるでしょう」

 ワクチンによる副障害は、時に重くなる場合もあり、米国の世論調査では国民の33%が新型コロナのワクチンを接種しないと回答している。

 一方、日本政府はいち早くアストラゼネカから1億2000万人分のワクチンの供給を受けることを決めた。今月8日、他社からのワクチン購入費を含めて予備費6714億円の充当を閣議決定したばかりだ。

 とはいえ、アストラゼネカのワクチンの“効果”と“安全性”はまだ未知数だ。

「日本人はワクチンを信じ込みやすい民族で、一人がワクチン接種をすると、われもわれもと予防接種に走る傾向にあります。だけど安全性が確認されるまで待つべきです。ロタウイルス感染症のワクチンなどは『腸重積』という副障害を起こし、最悪の場合死亡するケースもあります。日本人は新型コロナを恐れて、拙速にワクチンに飛びつきそうな感がある。厚労省は重症化する人の割合を14%としていますが、これは検査の分母の感染者数を小さく把握しているためでしょう。実際はもっと低いと思われます」(左門新氏)

 ワクチンは健康な人に打つものだ。リスクを承知で病人に与える特効薬とは全く違う。新型コロナを恐れてワクチンを接種した結果、重い副作用があったら本末転倒だ。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/734.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 菅氏は反対意見に聞く耳を持たない狭量政治家なのか
菅氏は、ふるさと納税について自分で立案し官僚の反対を押し切って実施したと自慢げに話していた。しかしその官僚は、ふるさと納税の制度上の問題点を指摘したが、最終的には政治が責任を持って判断した結果には反対ではなかった。また菅氏は「私ども、選挙で選ばれてますから、何をやるかという方向が決定したのに反対するのであれば異動してもらいます」とも述べている。

ある政策についての反対意見を疎かにすべきではない。反対意見はその政策の正当性を検証する良い機会を与えることがあるからである。
書籍「日本人とユダヤ人」には、ユダヤ人の古い慣習では「全会一致の決議は無効としている」との記載があるが、これは、全会一致では全員が一致して正しいのか、全員が一致して間違っているのか分からないという考えに基づいている。反対意見の存在によって初めてそのどちらの可能性が高いかを検証することができると考えているのである。ここまで極端ではないにせよ、政策立案にあたって反対意見にも耳を傾けるということは、政治家として重要な資質である。

反対意見を無視した結果がどのようなことになったか。戦前のこととはいえ反省材料がたくさんある。たとえばジャーナリストの桐生悠々が昭和8年8月に信濃毎日新聞に軍部を批判した評論記事「関東防空大演習を嗤う」を掲載したことにより、軍部による在郷軍人会の圧力を受け新聞社を退社することに追い込まれ、また昭和15年2月衆議院議員の斎藤隆夫が政府の施策を批判する反戦演説を行い、それにより国会議員除名処分を受けた。当時の政府・軍部及び国民も政府批判や軍部批判には全く聞く耳を持たず、実際には桐生悠々や斎藤隆夫が述べた批判が現実となり、多くの国民を犠牲にして昭和20年8月の敗戦に至った。

中曾根康弘元首相は、自らの政策や意見に対して時に反対の見解を示す後藤田正晴氏を敢えて官房長官に任命し、自らが独断に陥ることのないように配慮した。
菅氏のように、反対意見に耳を傾ける姿勢をもたず、問題点を指摘した官僚を排除するようでは、いずれ安倍総理のように行き詰まるであろう。
菅氏が反対者に取るべき処遇は、今回は政治が責任を持って判断するのであなたの意見は取り入れないが、また何らかの政策で反対意見があれば遠慮なく申し出るように、と言うことではないか。
http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/735.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 菅、官僚支配も継承で忖度政治が続く+改憲、消費税でプチ失言を修正。欠点+大坂、全米優勝(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/29178682/
2020年 09月 14日

【全米テニス・・・第4シードの大坂なおみが、決勝戦で元女王のアザレンカ(ベラルーシ)を1−6、6−3、6−3で破り、2年ぶり2度目の優勝を果たした。(*^^)v祝<決勝で1セットを先行されての逆転優勝は、Aサンチェス以来25年ぶりだとか。(・o・)>
 前々回の全米、全豪の優勝はチャレンジャーとしての勢いやパワーで勝った感じもあるのだけど。今回は、多彩なショット、2ndサーブもよかったし。試合運びもうまく、実力での優勝だと思う。

 31歳のアザレンカは準決勝でSヴィーナスとタフな戦いをしていることもあり、早めに決着をつけて勝とうと考えていたはず。1セットめは1stサーブ成功率94%という驚異のプレーで完全に主導権を握り、ペースがつかめず、ミスが続いた(ラケットも投げちゃった)大坂を1−6で一蹴した。2セットめも大坂はサーブをブレイクされ0−2になったのだが、そこから落ち着いて、強引に打つのを控え、ラリーに持ち込むに成功。自分のペースを取り戻し、後半、疲れの見えるアザレンカを追い詰めて、2,3セットめを連取した。

 本人もコロナ休み中のトレーニングの効果があったと言っていたが。体幹がしっかりしたせいか、動く時の足の運びや打つ時のバランスがとれるようになっていたし。コーチをはじめチームのスタッフやBFともうまく行っていそうで、精神的にも安定している&強くなっているように見えた。(・・) 今後は、あまり得意ではないクレーや芝もクリアして、四大大会の優勝を期待している。 o(^-^)o】

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 今日14日には、自民党の総裁選が行なわれるのだが。菅義偉氏が、既に国会議員票の7割を確保している上、地方支部の票も半分近く押さえて、1回で過半数の票をとり当選することが確実視されている。(~_~;)

 毎日のようにアチコチで討論会やTV出演を行なっていることもあり、総裁選が終盤にはいって、から、菅氏にもやや疲れが見えて来た感じがあったりして。
 
 もともとそういう部分があったのだが、きかれたことにちゃんと答えないケースが増えて来たように思うし。<安倍首相がきかれたことをはぐらかす「ごはん論法」よりひどくて。完全にきかれたことを無視、スル〜して、別のことを話したりする。国会答弁で問題視されるかも。>
 
 また、問題視されそうな答え方をして、あとから訂正するようなケースも出て来た。(@@)

<こういう発言の間違えも、首相になると、かなり激しくツッコまれることになる。大きな欠点になるかも。^^;>

 11日にはTV番組で「消費税増税の可能性」を問われ「○」と答えたのだが。周辺から「増税を持ち出すのはマズイ」と言われたのか、翌日からあわてて修正の説明を行なうことに。

 また、13日にはTV番組で憲法改正に関して「政府として挑戦」と発言。あわてて「自民党総裁として」の言い直した。<内閣は憲法を守らないとね。(・・)>

 先に改憲に関する記事を・・・。

『自民党総裁選に立候補した菅義偉官房長官が13日のNHK番組で、憲法改正論議に関し「政府として挑戦したい」と発言し、直後に「党総裁の立場で」と訂正する一幕があった。優勢を保つ菅氏だが、将来的な消費税の引き上げに触れた翌日に軌道修正したばかり。答弁の不安定さをまたも露呈した格好だ。
 番組で菅氏は、憲法改正に関する与野党の国会論議に向けて「政府として環境をつくりたい、挑戦していきたい」と言及。その後、自ら発言を求め「『政府の立場で』と言ったが訂正させてほしい。総裁の立場で挑戦したい」と言い直した。(時事通信20年9月13日)』

 そして消費税の釈明の話を・・・。

『菅氏「説明させて欲しい」消費増税発言を改めて釈明

石破、菅、岸田各氏は12日、日本記者クラブ主催の公開討論会に出席した。消費税増税をめぐる発言で波紋を広げている菅氏は、日本記者クラブ主催の公開討論会でも火消しに追われた。「総理が『10年は引き上げない』と言っている。それは私も全く同じ意見である」と語気を強めた。

 菅氏は10日夜、テレビ東京の番組で「国民の皆さんにお願いして消費税は引き上げざるを得ない」と発言し、11日の会見で、当面は10%を据え置くべきとの認識を示し、発言を事実上修正。発言に関する質問が飛ぶと「誤解があってはまずいので、説明させて欲しい」と硬い表情で話し始めた。「私は将来まで否定すべきじゃないと思った。10年は消費税は考えないということだ」「私はアベノミクスを(首相と)やってきた張本人で成功させてきている」と釈明したが、すっかり弱点になってしまった。(日刊スポーツ20年9月12日)』

〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜

 もう一つ気になったのが、菅氏が、安倍官邸のトップダウン的&強行的な支配を引き継ごうとしていることだ。(-"-)

<というか、もともと官邸の独裁体制は、安倍ー菅コンビで築いたものだし。菅官房長官が中心になって、官僚やメディアのコントロールを行なっていたので、それが前面に出て来るというだけかも知れないのだけど。^^;>

 たとえば、菅氏は、以前から、携帯電話の料金をもっと下げるべきだと主張していて。今回もそれをアピールしているのだけど。
 携帯電話会社にその実行を促すために、「電波使用料を上げるぞ」と圧力(ある種の脅迫
)を行なうのである。(~_~;)

『菅官房長官:「公共の電波を提供しております。国民の皆さんに便利で使いやすい、そして、安いということは極めて大事だと思っていますので、そうした方向にぜひ取り組んで頂きたい」「(Q.状況によっては電波料に踏み込まざるを得ない?)その通りであります」

 自民党総裁選に立候補している菅長官は携帯電話の料金を巡り、大手携帯各社が「公共の電波を利用している」と強調したうえで、値下げが実現しない場合、電波利用料の見直しを検討する考えを示しました。菅長官はかねてより「日本の携帯料金は国際的にも極めて高い」と述べ、携帯電話料金の4割引き下げを主張してきました。(ANN20年9月13日)』

* * * * *

 国が携帯電話会社やTV局に課している電波の利用料の額が適切か否かに関しては、議論があるところではあるのだけど。<電波オークションとかの議論も広がりつつあるし。>

 ただ、官邸が「電波料を上げるぞ」という話を持ち出すと、TV各局もビクッとして、こちらへの圧力や脅しのようになるわけで。それが、官邸のメディア支配につながるおそれも十分にあるのだ。(-_-;)

 また、安倍官邸は、2014年に内閣人事局なるものを創設。官邸が内閣の人事に関与することで、かつてのように官僚主導ではなく、官邸主導の行政運営を行なおうとしたのだけど。

 ところが、このコントロールが強過ぎることから、官僚が国民よりも、官邸の方ばかり見て、行政を行なうようになって、「忖度」政治なる言葉が生まれることに。自分の出世や保身のためには、官邸の都合の悪いものを隠す行為にも加担。国会で虚偽答弁を行なったり、問題のある文書の捏造、破棄などを行なうようにまでなってしまっている。(ーー゛)

『内閣人事局は第2次安倍政権下の2014年5月に発足。以来、安倍晋三首相と菅氏が各閣僚と協議し、審議官級以上の各府省庁幹部約600人の人事を差配してきた。この間、官邸に近いと当時目されていた黒川弘務元東京高検検事長の重用など、議論を呼んだ人事も少なくない。
 官邸主導の人事は、次第に官邸の顔色をうかがう官僚を生んだ。森友学園問題での公文書改ざんの背景にも、財務省幹部の忖度があったと指摘される。(時事通信20年9月13日)』

* * * * *

 そこで、13日のTV番組では、橋下徹氏が「内閣人事局は見直さないのか」「官邸の政策に反対する者は、異動させるのか」と質問したところ、菅氏は「人事局は見直さない」「異動させる」と答えたのである。(-"-)

『(橋下氏は)安倍政権に対する批判で内閣人事局の問題ありますが、断固異動させるのか、異動しないならどういう形で」などとそれぞれの考えを尋ねた。

 菅氏は「私ども、選挙で選ばれてますから、何をやるかという方向が決定したのに反対するのであれば異動してもらいます」と回答。

 岸田氏は「まずは説得する努力をしなければならない。しかしながら、決めたことは貫かなければなりませんので必要であれば異動する、させる」と述べた。

 石破氏は「異動させることはあるでしょう。それが組織を萎縮させることになってはいけない」と述べた。

 橋下氏は、中央省庁の幹部人事を決める内閣人事局制度に修正する点があるかどうかを尋ねた。

 石破氏は「600人が対象。まず管理できない。会ったことがない人を評価するのか難しい。300人が適正。この人はこうなのかと皆に理解されることが大事」との考えを示した。

 菅氏は「ないと思います。というのは一強だとかいろいろ言われますけど懸案はまず大臣に入ってくる。大臣は自分の省庁のことをしっかりみている。大臣が了解しなければ動かすことはしない」と述べた。

 岸田氏は「対象はもう少し絞っていいと思う。国民からみて圧力とか忖度という言葉が取りざたされています。ルール、プロセスの透明化をはかっていく努力は必要」と語った。(デイリースポーツ20年9月13日)』

* * * * *

 自民党内にも、石破氏や岸田氏のように、官邸の官僚支配や忖度政治に問題があると考えている人は多いはずだし。本当は国民の中にも、「モリカケ桜、検察庁」などの問題を見ていて、おかしいと思っている人も多いはずなのだけど・・・。

 堂々とこのような発言をしても、菅氏が総裁選で圧勝したり、内閣支持率も高かったりすれば、自民党も国民もそれを容認したことになってしまうわけで。<解散総選挙で勝てば、尚更にね。>

 政府(閣僚や官僚)がもっと国民のことを第一に考えて、行政を行なうようにするためにも、野党はもちろん、心ある与党の議員も、メディアも、そして何より国民が、しっかりと監視して、声を上げて行く必要があると、改めて訴えたいと思うmewなのである。(@_@。

  THANKS



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/736.html

記事 [政治・選挙・NHK275] <枝野代表、大丈夫か 自公に対抗できるのか>立憲民主党 役員人事固まる 幹事長に福山氏 政調会長に泉氏



立憲民主党 役員人事固まる 幹事長に福山氏 政調会長に泉氏
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200914/k10012616761000.html
2020年9月14日 11時55分 NHK



合流新党の「立憲民主党」の枝野・新代表は、新党の役員人事で、幹事長に、福山哲郎参議院議員を、政務調査会長に、代表選挙を争った泉健太衆議院議員を、国会対策委員長に、安住淳衆議院議員を起用する意向を明らかにしました。

合流新党の「立憲民主党」の枝野・新代表は、15日の結党大会を前に、党役員人事の骨格を固め、14日午前、記者団に明らかにしました。

それによりますと、幹事長に、合流前の立憲民主党で幹事長を務めてきた福山哲郎参議院議員を、政務調査会長には、合流前の国民民主党で政務調査会長を務め、新党の代表選挙を争った泉健太衆議院議員を起用します。

また、国会対策委員長には、前の立憲民主党でも国会対策委員長を務めてきた安住淳衆議院議員を、代表代行兼選挙対策委員長に、前の国民民主党で幹事長を務めてきた平野博文衆議院議員を起用する方針です。

新しい立憲民主党の幹事長に起用される福山氏は58歳。

参議院京都選挙区選出の当選4回で、民主党政権では菅内閣で官房副長官を務め、当時の枝野官房長官とともに東日本大震災の対応に当たりました。

3年前に枝野氏が前の立憲民主党を結党した当初から幹事長として支え、今回の合流協議でも、中心的な役割を果たしてきました。

枝野氏としては、合流前の立憲民主党の執行部体制をおおむね維持することで、安定的な党運営を目指す一方、国民民主党出身の泉氏や平野氏を迎え入れることで、党内融和を図るねらいもあるものとみられます。

枝野新代表「バランスよく構想」

合流新党の「立憲民主党」の枝野新代表は記者団に対し「結党にあたってはさまざまな経緯がある。それを踏まえないと、なかなか党のスムーズな立ち上げや、早期の衆議院解散への対応ができないので、これまでの経緯を十分共有している皆さんで、バランスよくやっていきたいという考え方で人事の構想をした」と述べました。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/737.html

記事 [政治・選挙・NHK275] <自民党総裁選>菅義偉氏を選出 菅義偉氏377票、岸田文雄氏89票、石破茂氏68票







【ライブ配信】自民党総裁選 投開票・党大会に代わる両院議員総会(2020.9.14)







自民党総裁選 地方票確定 菅氏89票 石破氏42票 岸田氏10票
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200914/k10012617181000.html
2020年9月14日 14時39分 NHK



自民党総裁選挙の地方票は、すべての都道府県連で票の割りふりが決まり、菅官房長官が141票の過半数の89票、石破元幹事長が42票、岸田政務調査会長が10票を獲得することになりました。

自民党総裁選挙は、394票の「国会議員票」と47の都道府県連に3票ずつ割り当てられた141票の「地方票」の合わせて535票をめぐって争われました。

このうち地方票について、投票先の決め方は各都道府県連に委ねられ、44の都府県連で党員などによる予備選挙が実施されたほか、3つの道県連では幹部らが協議して対応を決めました。

その結果、菅官房長官が東京や出身地の秋田、地元の神奈川など、10都道県でそれぞれ3票を確保するなど、地方票全体の63%にあたる89票を獲得することになりました。

石破元幹事長は、地元の鳥取で3票、島根や高知など5県でそれぞれ2票を確保するなど、42票を獲得することになりました。

岸田政務調査会長は、地元の広島で3票、山梨で2票を確保するなど、10票を獲得することになりました。




http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/738.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 自民党は戦艦大和<本澤二郎の「日本の風景」(3844)<「自民党は死んだ!骨の髄まで腐ってしまった!」と落涙>
自民党は戦艦大和<本澤二郎の「日本の風景」(3844)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/26256309.html
2020年09月14日 jlj0011のblog


<「日本人を辞めたい」と自民党に人生をかけてきた清和会OB>

 2020年9月14日は、歴史上最低の、犯罪まみれの極右首相の後継者を選ぶ。自民党総裁選挙が実施され、3人の候補者の中から一番教養倫理の低い人物が、圧倒的な勝利を収める、歴史的な日本悲劇の日である。他方、乾杯する国策会社・大魔神と五輪腐敗関係者も見える。

 午前8時に電話してきた清和会OBの、冒頭の言葉が「日本人をやめたい」だった。彼を清和会創設者の福田赳夫が「熱血漢」と称して、将来を期待した人物、福田副総理元秘書だ。おそらく福田康夫元首相らも同じ思いだろう。

 自民党派閥政治に人生をかけてきた筆者もまた、同じ思いである。呪われた日本は、とうとう落ちるとこまで落ちてしまった。

<「自民党は死んだ!骨の髄まで腐ってしまった!」と落涙>

 数か月前からYOUTUBEで見た、オペラ歌手・佐藤しのぶの歌う「荒城の月」が聞こえてきた。荒れ狂う列島である。

 原発54基どころか、東電福島原発炎上の処理、特にトリチウム汚染水の海洋投棄?青森県六ケ所村の核燃料リサイクル施設、増え続ける使用済み核燃料など、悪魔のエネルギーに打つ手なしだ。再生に数百年は、間違いなくかかる。房総半島水源地産廃場に投機された、1万トン以上の福島放射能汚染物資でさえも、放置されたままだ。そこは、やくざ関連の国会議員と地方議員が占拠している。「木更津レイプ殺人事件」の現場近くでもある。

 他方、天井知らずの国の借金の山による超インフレ予想から、結果、円の価値ゼロへの恐怖も襲い掛かってきている。腐りに腐りきった霞が関の官僚機構を裏付けて余りある。めまいどころか失神状態の日本列島である。

 岡山から青雲の志を抱いて、縁続きの星島二郎元衆院議長の門をたたいた御仁は「自民党は死んだ。骨の髄まで腐ってしまった。行く末を考えると、絶望の二字しか見えてこない」と続けた。

<「民主主義のレベルが低すぎる。日本もフランス革命が」と嘆く>

 恩師・宇都宮徳馬がよく「フランス革命を日本人は真剣に考える必要がある」と指摘していたが、確かに十分な理由がありそうだ。

 立憲主義下の日本国憲法を、特に政府や官僚は順守する義務を負っている。ところが、安倍内閣以来、改憲が世論と言わぬばかりだ。護憲リベラルを求める憲法を、ないがしろにする自民党の3総裁候補と、それらの言い分を宣伝するだけの新聞テレビである。

 「フランス革命では、皇帝もギロチンに掛けられ、血を流して民主主義を獲得した。日本の皇室を、だれか現人神などと信じているだろうか。誰も信じない。歴史上、民に寄り添った天皇が存在したであろうか。源氏物語を読んでも民衆の姿はない。天皇の行幸にしても、本人の威厳をひけらかすだけのものだった。国民のために何か貢献した天皇がいたろうか」

 戦後の70年代から官邸・自民党本部・霞が関を歩いてきた人物の以上の指摘を、だれか否定できるだろうか。

<外交力のない日本は致命的・片言英語で御殿女中外交官>

 彼は神戸外語大学OBである。会話をしてても、やたらとローマ字英語が飛び出す。生前の宮澤喜一を連想させる。

 「日本には外交がない。外交官がいない。みんな御殿女中のレベルで話にならない。島国の井の中の蛙で、今も相撲を取っている。片言英語を話すことで、いっぱしの外交官だと鼻高々の連中だ。拉致も北方四島も帰らない日本外交だ。安倍のお粗末なプーチン外交を、馬鹿な自民党員はほめそやしているほど、日本に外交がない」

 「ぺリーが浦賀に来た時の幕府の驚き、慌てふためいた無様な外交が、安倍の7年8か月だった。ただ、ワシントンの犬を演じて、武器弾薬を購入、アメリカの戦争に自衛隊を参加させる屈辱のアメリカ外交は、日本の恥である。それさえも、もてはやす自民党議員に呆れてしまう」

<「外交ゼロの菅義偉は立派」と皮肉絶賛>

 無能無責任の御殿女中の霞が関「外交官」の出番である。おそらく電通と安倍に感謝しているだろう。出番がやってきたからだ。

 「人・金・物が国境を超える時代だ。それでも黒船時代の感覚で外交を演じてきた安倍。輪をかけて菅は外交が分からない。拉致問題や沖縄で醜態をさらけ出しながら、反省も謝罪もできない。皮肉を言わせてもらうと、菅はそれでも首相の座に就く。立派な心掛けだ」と斬って捨てた。

2020年9月14日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/739.html

記事 [政治・選挙・NHK275] スッカラカンの菅氏が圧勝 “世紀の茶番”総裁選を総括<上>何の国家観もない薄っぺらに自民党議員が利害と打算で雪崩の異様(日刊ゲンダイ)

※2020年9月14日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大






スッカラカンの菅氏が圧勝 “世紀の茶番”総裁選を総括<上>
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278678
2020/09/14 日刊ゲンダイ


自民党の新総裁に選出され、拍手に応える菅官房長官(C)共同通信社

何の国家観もない薄っぺらに自民党議員が利害と打算で雪崩の異様

 何の期待も、高揚感もない。

 14日投開票の自民党総裁選は、自民党議員の異様な権力欲を国民に見せつけただけだった。

 病気を理由に再び政権をブン投げた安倍首相の「石破にだけは政権を渡さない」という意向をくんで、二階幹事長が担いだ菅官房長官に主要派閥があっという間に雪崩を打った醜悪な総裁選。下馬評通り、菅氏が377票(総数535票)をとって圧勝したが、この結果は8日の告示前から、決まっていた。

 わずか6日間の短い選挙戦でも、菅のスッカラカンぶりが日に日に露呈。それでも圧勝シナリオは揺るがなかった。

 今の権力構造を維持したいベテランと、ポストにありつきたい中堅・若手にとって、都合のいい存在が菅だったのだ。そういう利害と打算から生まれたおぞましい新政権が発足しようとしている。

 選挙戦終盤の12日、日本記者クラブ主催の公開討論会では、菅、石破元幹事長、岸田政調会長の3候補が冒頭に「目指す国家像」について書いたパネルを掲げて語る場面があった。

 石破は「一人一人に『居場所』があり、一人一人が『幸せ』を実感できる国」、岸田は渋沢栄一の著書から「論語と算盤」。

 そして菅が掲げたのは「自助、共助、公助、そして絆、規制改革」だった。

「規制改革は“国家像”なのでしょうか。選挙戦で何度か行われた討論会では、石破氏や岸田氏が歴史認識や社会観を語るのに対し、菅氏は目先の携帯料金やふるさと納税のことばかり。宰相にふさわしい思想や教養を培ってこなかったから、手元の分厚いファイルがないと何も語れない。

 現況では自民党総裁が首相になるというのに、何の国家観も持ち合わせていないのです」(政治評論家・本澤二郎氏)

 13日のNHK番組でも、憲法改正に「政府として挑戦したい」と発言し、直後に「党総裁の立場で」と訂正する場面があった。自衛隊についても「憲法で否定されている」と発言し、翌日に訂正。統治機構の基本も分かっていないのだ。こんな薄っぺらを新総裁に選んだ自民党には、呆れるほかない。


一刻も早く国会で「プレーボール」を(左から、合流新党「立憲民主党」の枝野幸男代表と泉健太政調会長)/(C)日刊ゲンダイ

総選挙で際立った「原稿棒読み」に国民はア然、野党は手ぐすね

 見れば見るほど、聞けば聞くほどスッカスカ。連日の総裁選討論会で見せられた菅の振るわない弁舌にア然とした国民は少なくない。

 付箋だらけの想定問答集を常に注視し、口を開ければ棒読み。それでいて、「自衛隊は憲法の中で否定されている」と政府見解と真逆な見解を言い出したり、消費増税に踏み込み、釈明に追われる始末だ。

「聞かせる演説」に定評のある石破と比べるまでもないが、場慣れして伸び伸びと語る岸田との差も開く一方だ。総裁選の中心人物が泡沫扱いの2人の足元にも及ばないとは「最強の官房長官」が聞いて呆れてしまう。

 法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)はこう言う。

「説明能力に欠け、スポークスマンに最もふさわしくない人物が歴代最長の官房長官だったことが浮き彫りになりました。国のトップとしての政策ビジョンはなく、政治手法は強権支配の安倍政権の継承。国民と内閣を遮断してきた実行役を国のトップに担ごうとする自民党が、いかに腐った政党なのかもよく分かった。もっとも、野党は腕の見せどころです。これほど分かりやすくアベ政治の醜悪さを凝縮し、独善的な政治家はいないでしょう。国会で正々堂々の議論になれば、アッという間にボロを出すことになる」

 菅は官房長官会見では都合の悪い質問を「全く問題ない」「批判は当たらない」などの常套句ではねつけ、露骨な嘲笑で批判を押さえつけてきたが、国会審議ではその手は通用しない。新生した立憲民主党の勢力は、旧民進党の分裂前の規模に迫る。野党がガッチリ共闘して憲法53条に基づく臨時国会召集を要求し、早々に追い込むしかない。






http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/740.html

記事 [政治・選挙・NHK275] おぼつかない答弁注意してた菅なのに/政界地獄耳(日刊スポーツ)
おぼつかない答弁注意してた菅なのに/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202009140000091.html
2020年9月14日8時3分 日刊スポーツ


★首相を担う覚悟も政策もあったが、人が集まらない元幹事長・石破茂。名門派閥・禅譲、政策はあったが覚悟が足りなかった政調会長・岸田文雄。派閥もカネも、安倍政治の継承もついてきたが自分の言葉を持たない官房長官・菅義偉。いずれも、帯に短したすきに長し。自民党の人材不足を本気で憂うべき時代に入ったといえる。

★消費税の扱いについて菅はしくじったといえる。菅は10日のテレビで消費税について「行政改革を徹底して行った上で、消費税は引き上げざるを得ない」と明言した。ところが翌11日の官房長官会見では「政権発足以来『経済再生なくして財政健全化なし』という考え方で、アベノミクスを推進し安倍首相はかつて『今後10年くらい消費税率を上げる必要はない』と発言していて私も同じ考え方だ。きのうの発言はあくまでも、その先のことを念頭においた話だ。今後も当面は新型コロナウイルス対策、さらには経済の再生に全力で取り組んでいきたい」と修正した。

★ところが、記者からその根拠について問われると「まさに、アベノミクスを推進をし、経済を成長させる。まさに、経済成長…経済を再生させると、させなければ財政健全化ないという、その政策のである」。この7年8カ月、幾人もの答弁のおぼつかない閣僚に注意してきた官房長官とは思えない答弁だ。13日のNHKの番組では憲法改正についても「政府として環境をつくりたい、挑戦したい」と発言。その直後に発言を求め「総裁の立場で挑戦したい」と訂正した。どうやら首相同様、三権分立についても立法府と行政府の違いを混同するようだ。菅には国家ビジョンというよりも自分の政治家としての考えがないのではないか。それは国会答弁で明らかになるだろうが、まずは今日、自民党総裁に選出される。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/741.html

記事 [政治・選挙・NHK275] テレビ局は総裁選でお祭り騒ぎだが、これから菅恐怖政治が始まる(まるこ姫の独り言)
テレビ局は総裁選でお祭り騒ぎだが、これから菅恐怖政治が始まる
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2020/09/post-d8ec52.html
2020.09.14 まるこ姫の独り言


壮大なる茶番。

初めから、「菅総理」になることが決まっているのに、毎日、討論会やら、総裁選への投票やら、NHKは大々的に報じる。

まるでお祭り騒ぎだ。

過去の総裁選でも、朝から晩まで番組出演をして、総裁選の告示や結果発表をこれだけ大規模にテレビで報じてきたのだろうか。

お昼はほとんどテレビを見ないので分からないが、番組表では、NHKの投開票、そして民放のワイドショーでは右へ倣えで「新総裁誕生」と言う見出しになっている。

菅が「新総理」は既定路線なのに、これほどまでに大騒ぎをする必要がどこにあるのか。

白々しくもあり虚脱もす。

菅が総理になって国民のための政治をすると言うなら、喜ばしい事だが、前任の安倍に輪をかけて無能であり冷酷であり。

そんな人間を、これほど歓迎する意味が分からない。

出来レースの茶番であることがはっきりしているのに、何日も何日も「総裁選」を報道する意味がどこにあるのか。

「菅新総理」は、「安倍政治を継承する」と言っている。

向かう方向はまったく新鮮味がないのに、恐ろしい程、熱狂するテレビ局、いったいどうなってしまったのか。

「苦労人・たたき上げ」「令和おじさん、パンケーキおじさん」いかにも庶民受けし、親しげな雰囲気のネーミングをされている菅だが、ここへきて隠していた冷酷な片鱗が見えてきた。

菅氏、内閣人事局は変えず 「政策反対なら異動」
         9/13(日) 11:52配信 共同通信

>自民党総裁選に立候補した菅義偉官房長官は13日のフジテレビ番組で、中央省庁の幹部人事を決める内閣人事局に見直すべき点はないと明言した。政権の決めた政策の方向性に反対する幹部は「異動してもらう」とも強調した。

反対意見ではなくても、官僚だって異議や疑問が沸くときもある。

それさえも反対意見として扱い、排除するなら、この国に未来はない。

そもそも、内閣人事局の弊害はさんざん言われてきたことだ。

官邸主導で何もかも決定していた安倍政権に対して、多くの批判が集まっていたと思う。

それなのに「内閣人事局」は見直すつもりはないと表明し、もし政権の決めた政策の方向性に少しでも口をはさむ官僚は異動させると言う菅。

これは立派な恐怖政治だ。

今までだって、官僚は散々忖度してきた。

国会答弁を見ていたらすぐにわかる。


答弁に立つ官僚は、政治家のストーリー通り口裏を合わせて、次から次へとうそを重ねて辻褄が合わなくなっている。

目を覆う惨状だった。

安倍政権の7年8カ月で、社会も政治も相当疲弊してきたが、菅は「安倍政治を継承」すると言い、諸悪の根源の内閣人事局も見直す必要はないと言う。

これで菅の立ち位置が決定した。

これから安倍政権に輪をかけて、冷酷で陰湿で非情な政治が待っている。




http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/742.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 菅義偉“総理”誕生で政府は権力のために不正を働く「忖度官僚」だらけに! 圧力をかけられた元官僚たちが語る恐怖支配の手口(リテラ)
菅義偉“総理”誕生で政府は権力のために不正を働く「忖度官僚」だらけに! 圧力をかけられた元官僚たちが語る恐怖支配の手口
https://lite-ra.com/2020/09/post-5633.html
2020.09.14 菅義偉“総理”誕生で権力のために不正を働く「忖度官僚」だらけに リテラ

    
    自民党HPより

「密室政治による茶番劇・出来レース」の末、本日14日、菅義偉氏が自民党総裁に選ばれた。16日に臨時国会でおこなわれる首班指名選挙を経ることになるが、事実上、菅総理が誕生したということになる。

 だが、この新たな菅政権が安倍首相時代をはるかに上回る恐怖政権となることは火を見るよりも明らか。総裁選の最中から「まずは自分でなんとかする」という「まずは自助」を掲げたことも象徴的だったが、露骨だったのは、昨日13日出演した『日曜報道 THE PRIME』(フジテレビ)での発言だ。

 同番組では、菅氏とも昵懇の関係にある橋下徹氏が「政治的に決定したあとに官僚が反対してきた場合、異動させるのか、異動させないならどうするのか。安倍政権に対する批判で内閣人事局の問題ありますが、断固異動させるのか、異動しないならどういうかたちで」などと総裁選候補者に質問。すると、菅氏はこう答えた。

「私ども、選挙で選ばれてますから、何をやるかという方向が決定したのに反対するのであれば異動してもらいます」

 政権の意向に歯向かう官僚は異動させる──。ようするに、菅氏は「現場の声に耳を傾ける気などさらさらないし異論を唱える者は排除する。弾かれたくなければ忖度しろ、言うことを黙ってきけ」と恫喝したのだ。

 森友問題では安倍首相の「私や妻が関係していたら首相をやめる」という発言を端緒にして公文書の改ざんが命じられ、それに猛反発したのに聞き入れられず従わされた近畿財務局の職員・赤木俊夫さんは自殺にまで追い詰められた。このような事件を起こしておきながら、公然と「恐怖政治」を敷くことを断言するとは……。

 首相になる前から横暴さを隠そうともせずおこなわれた、この「独裁」宣言。しかも、『日曜報道 THE PRIME』では、安倍政権下で官僚の忖度を引き出す役割を担ってきた内閣人事局について見直す点はないかと問われると、菅氏は「ないと思います」と平然と答え、「懸案はまず大臣に入ってくる。大臣は自分の省庁のことをしっかりみている。大臣が了解しなければ動かすことはしない」と述べた。

 菅氏は8日放送の『news23』(TBS)でも、「大臣を蹴飛ばして官邸で人事をやることはないんです。それは大臣がそれぞれの省庁に責任持っているわけですから」などと強弁し、官邸主導の人事を否定したが、それはまったくの嘘だ。

 実際、12日放送の『報道特集』(TBS)では、前川喜平・元文科事務次官が「以前も『官邸の了解を取る』という手続きはあったんですけども、大概は官邸はOKをしてたんですけども、菅官房長官からはダメ出しを食らうと。拒否権を発動されるということがよくありました」と言い、その具体例についてこう明かしていた。

「文化庁長官の人事で、文科省からの内部登用というかたちで当時の大臣の了解をもらって官邸に持っていって、官邸で(官房)副長官の杉田(和博)さんの感触はよかったですけども、官房長官にあがったら、これを差し替えさせられたと、こういうようなケースはありました」

 しかも、菅氏はすでに安倍政権下で「自分の意向に背く奴は左遷する」という官僚人事を実行してきた。その最たる例が、2014年に「ふるさと納税」をめぐって菅官房長官に異を唱えた総務省官僚だった平嶋彰英氏の人事だ。

 ふるさと納税は総務相時代の菅氏の肝いり政策だが、2014年に官房長官だった菅氏は自治体に寄付する上限額の倍増などを指示。これに対し、当時、総務相の自治税務局長だった平嶋氏は「消費増税をお願いするなか、高所得者の節税対策になっているのはおかしい」と、菅官房長官に直接、問題点を説明したという。しかし、菅官房長官の態度は冷淡なものだった。

「『俺はふるさとに純粋に寄付している人をいっぱい知っている』と言われ、資料も渡したが、すぐ返されました。俺に文句言うな、という感じでした」(前出『報道特集』より平嶋氏の証言)

 だが、菅官房長官はただたんに訴えを無視しただけではなかった。平嶋氏が説明に行ったあとには、「総務省の上層部からも電話がかかってきて、これ以上は何も言わないように忠告されました」(「週刊朝日」オンライン版10日付、平嶋氏インタビューより)といい、さらに翌年の2015年の人事で、事務次官候補とも呼ばれた平嶋氏が、そのコースから外れる自治大学校長に異動となったのだ。

 この人事の背景に何があったのか。じつは毎日新聞2017年6月3日付記事には、こうある。

〈2015年夏の総務省人事で、高市早苗総務相がある幹部の昇格を提案したが、菅義偉官房長官が「それだけは許さない」と拒否。高市氏は麻生太郎副総理から「内閣人事局はそういう所だ。閣僚に人事権はなくなったんだ」と諭され、断念に追い込まれた。この幹部は菅氏が主導したふるさと納税創設を巡る規制緩和に反対していた。〉

 この「幹部」とは明らかに平嶋氏のことだが、つまり、菅官房長官は「楯突く者はこうなる」と見せしめに左遷したのである。

 平嶋氏自身も「自分のことをきっかけに『官邸に何を言ってもダメだ』という雰囲気ができた」(前出『報道特集』)と語っているが、自分の肝いり政策の問題を指摘されただけで権力にものを言わせて人事で干しあげたこの一件は、他の官僚たちを萎縮させたことは間違いない。

■賭け麻雀の黒川東京高検検事長、『報ステ』圧力メール送った秘書官…イエスマンは続々出世

 しかも、菅氏はそうやって異を唱える官僚を左遷するという見せしめをおこなう一方、自分に跪き、言うことを聞く「イエスマン」を露骨に引き上げてきた。

 象徴的なのが、「賭け麻雀」問題で辞任した黒川弘務・元東京高検検事長をめぐる人事だ。

 黒川氏といえば、言わずもがな安倍政権下で巻き起こった不正をめぐる捜査をことごとく潰してきた人物だが、黒川氏のカウンターパートは菅官房長官だ。その付き合いは約15年にもなると言われ、ふたりが会っているところが頻繁に目撃されてきた。つまり、捜査を握りつぶしてくれる「用心棒」として黒川氏と安倍政権の強いパイプを築いたのは菅官房長官だったのだ。

 そして、ある意味、最大の功労者たる黒川氏を検事総長にしようと、異例の人事がおこなわれる。昨年、法務省は次期検事総長として複数の候補者を提案したが、〈安倍首相と菅官房長官は黒川氏が望ましいとの意向を示した〉(読売新聞2月21日付)ことで覆り、2月に定年を迎える黒川氏の「異例の定年延長」人事が実行されたからだ。

 しかも、菅官房長官が黒川氏の人事に口を出したのはこれが最初ではなかった。2016年夏、当時法務省事務次官だった稲田伸夫氏の異動に伴い法務省は、後任の法務省事務次官に刑事局長だった林真琴・現検事総長を、黒川氏を広島高検検事長に据えようと人事案を官邸に上げたが、それを蹴ったのは菅官房長官だったと言われている。

 菅官房長官が自身の「イエスマン」を引き上げた人事はこれだけではない。そのひとりが、現在の財務省主計局長で、次期事務次官と言われている矢野康治氏だ。

 矢野主計局長といえば、2017年の人事で官房長となり、一気に将来の次官候補に名乗りをあげたが、この人事の際は「誰も想像だにしなかった」「能力としては中の下」(「週刊新潮」2018年5月3・10日号/新潮社)と言われていた。しかも、同年に福田淳一事務次官(当時)によるテレビ朝日の女性記者へのセクハラ問題で官房長から事務次官代行となったときには、「(名乗り出ることは)そんなに苦痛なことなのか」「(調査法が不適切では?と聞かれ)より良い方法があれば考えますけど、ご提案があれば」などと言い放つなど横暴さに批判が集まったが、その後も出世コースを歩んできた。

 だが、それもそのはず。矢野氏は2012年から2015年まで菅官房長官の秘書官を務めた人物であり、さらには菅官房長官の「報道圧力」の尖兵となってきた人物でもあるのだ。

 実際、2015年に『報道ステーション』(テレビ朝日)で古賀茂明氏が「I am not ABE」発言をおこなった際、番組放送中に抗議の電話とメールを送ったのは、当時、菅官房長官の秘書官で、菅官房長官と一緒に放送を観ていたという中村格・現警察庁次長だと古賀氏が著書で明かしているが、古賀氏は財務省セクハラ問題が起こった際、Twitter上でテレ朝が女性記者の告発を隠蔽していた点について、〈私がI am not ABEと発言した時も菅官房長官二人の秘書官中村格(詩織さん事件もみ消し警察幹部)矢野康治(現財務省官房長)の圧力メールを隠蔽〉(2018年4月20日)と事実を明かしテレ朝の対応を批判していた。つまり、中村氏のみならず、矢野氏も菅官房長官に代わって報道に圧力をかけるべく、メールを送っていたというのである。

■森友公文書改ざんのキーマン・太田充氏も財務省事務次官に登り詰め

 また、忘れてはならないのは、今年7月、ついに財務省事務次官にまで登り詰めた太田充氏だ。

 太田氏はいえば、言わずと知れた森友公文書改ざん問題の“キーマン”のひとりだが、その太田氏の疑惑には必ず菅官房長官の存在が見え隠れしている。

 公文書改ざんは2017年2月17日の「私や妻が関係していたということになれば、私は間違いなく総理大臣も国会議員も辞める」という安倍首相の国会答弁がすべてのはじまりだったが、安倍首相は「総理を辞める」宣言のあと、菅官房長官に「私の家内の名前も出ましたから、しっかりと徹底的に調べるように」と指示を出していたことを国会でも認めている。そして、菅官房長官はこれを受けて、同月22日に財務省の佐川理財局長と中村稔・総務課長、太田充・大臣官房総括審議官(いずれも当時)を呼び出しているのである。改ざんがはじまったのは、その2日後、24日のことだ。

 つまり、ここで菅官房長官が佐川氏や太田氏らに改ざんを命じた可能性が濃厚なのだが、それだけではなく、共産党が独自入手した2017年9月7日におこなわれた太田理財局長(当時)と国交省の蝦名邦晴航空局長(当時)らの話し合いを記録した文書では、太田氏は会計検査院の報告書への介入を口にすると同時に、こうも述べている。

「両局長が官邸をまわっている姿をマスコミに見られるのはよくない。まずは寺岡を通じて、官房長官への対応をするのが基本だ」

 この「寺岡」というのは、当時、菅官房長官の秘書官を務めていた寺岡光博(現・内閣官房副長官補付内閣審議官)のことを指していると思われるが、ようするに菅官房長官と太田氏は会計検査院の報告や国会対応をどうごまかすかなどの相談をおこなっていたのだ。

 自分に楯突く官僚は左遷し、意のままに動く官僚は昇進させていく──。こうして安倍政権は公文書改ざんという国家的犯罪をはじめ、加計学園問題のような政治の私物化、あるいは「アベノマスク」のような無茶苦茶な官邸主導の政策に官僚を従わせてきたが、政権の意向に歯向かう官僚は異動させることを宣言する「菅総理誕生」によって、官邸支配はより強固なものとなってゆくだろう。

 前述した、菅官房長官に異を唱えたことによって報復人事を受けた平嶋氏は、「週刊朝日」オンライン版のインタビューで「官房長官に意見することに、怖さはなかったのですか」と訊かれ、こう答えている。

「日本が戦争で負けたのは、米国と戦っても負けることはわかっていたのに、軍人を含む官僚たちが政治家に客観的な事実を報告しなかったからです。政治家にとって耳の痛い話でも、役人は事実をちゃんと報告することが仕事です。それをしなかったから、たくさんの悲劇が起きた。
 私としては、事実を伝えることは役人としての当然の仕事で、このことについては今でも後悔はありません」

 昨日13日放送の『日曜討論』(NHK)では、石破茂氏が「政府、官僚は国民のためにあり、権力のためにあるのではない」と菅氏に釘を差していたが、その声は菅氏の耳にはまったく届いていないだろう。菅総理の誕生は、「安倍政権の継承」どころか、「安倍政権の悪夢」を深化させることにほかならないのである。

(編集部)




http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/743.html

記事 [政治・選挙・NHK275] <この人事だけで菅政権の限界が露呈した!>二階幹事長、森山国対委員長、麻生財務大臣続投 政調会長に下村選対委員長起用






自民党役員 二階幹事長続投させる意向固める 菅新総裁
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200914/k10012618021000.html
2020年9月14日 21時02分 NHK



自民党の菅・新総裁は、党の役員人事で、二階幹事長を続投させる意向を固めました。菅新総裁としては、いち早くみずからへの支持を打ち出し、党内の取りまとめに手腕を発揮してきた二階氏を続投させることで、安定した政権基盤を築く狙いがあるものとみられます。

14日投開票が行われた自民党の総裁選挙で、安倍総理大臣の後任に選ばれた菅・新総裁は、臨時の役員会と総務会で、新しい党役員人事の一任を取り付けました。

そして、これまでに菅・新総裁は、二階幹事長を続投させる意向を固めました。二階氏は、4年前の8月に就任し、自民党の総裁任期の延長を主導するなどして、安倍総理大臣の政権運営を支え、今月8日には、幹事長の在任期間が歴代最長となりました。

また、安倍総理大臣の辞任を表明した翌日の8月29日、菅氏と会談し、いち早く、みずからが率いる二階派をあげて支持の方針を打ち出しました。

菅氏は、先に、「政策を実行していくためには、政府・与党が緊密に連携することが不可欠だ。幹事長が党内をしっかりと、取りまとめていただけるので、非常に頼りになる存在だ」と述べていました。

菅新総裁としては、ともに安倍政権を支え、長く党内の取りまとめに手腕を発揮してきた二階氏を続投させることで、安定した政権基盤を築く狙いがあるものとみられます。





http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/744.html

記事 [政治・選挙・NHK275] おちゃらけ総裁選 菅政権待ち受ける解散総選挙2説(田中龍作ジャーナル)



おちゃらけ総裁選 菅政権待ち受ける解散総選挙2説
https://tanakaryusaku.jp/2020/09/00023633
2020年9月14日 21:13 田中龍作ジャーナル


菅陣営決起集会。圧倒的多数の支持を得ての勝利宣言のように見えた。=14日、都内 撮影:田中龍作=

 自民党総裁選の投票に先立つこと1時間前、菅候補の決起集会が開かれていた。場所は総裁選の投開票があるのと同じ都内のホテルだ。

 麻生太郎、竹下亘、石原伸晃ら派閥の長が「これでもか」というほど菅を褒めちぎった。

 ある領袖は「自分の選挙区では党員投票で2位の候補にダブルスコアをつけた」と自画自賛した。組閣の際の論功行賞をアピールする狙いからだ。党内は安倍以上の一強体制となるのだろうか。

 番記者たち40〜50人がゾロゾロと金魚のフンのごとく付いて歩いた。安倍番が菅番になっただけだが、総務大臣経験者でテレビ局の締め付け方を心得ている。

 議員会館の議員専用エレベーターに菅と一緒に乗ったことがあるが、目つきの暗さ、鋭さが印象に残っている。


石破氏は3位だったが、メディアの 引っ張りだことなった。=14日、都内 撮影:田中龍作=

 決起集会の後、行われた投票の結果、菅377票、岸田89票、石破68票。圧倒的大差で菅が新総裁に選出された。

 誰もが結果を予想し得た出来レースだったが、地方票がわずか10票しかなかった岸田に議員票が30票も上積みされた。

 石破を2位にさせないために菅陣営から票が回された、との情報が駆け巡った。

 石破は「(党内環境が)厳しい中でこれだけの票がよく出た」と仲間をねぎらった。

 国民が石破を支持すればするほど派閥の長老たちは石破を潰しにかかる。この点について田中が質問すると、石破は「国民が選挙で審判を下すだろう。その時に変わるのが自民党だ」と答えた。


麻生副総理兼財務相。この人も続投となるのだろうか??=14日、都内 撮影:田中龍作=

 次の焦点は総選挙だが、年内の場合10月25日投開票という説と、12月にズレ込むという説がある。

 早期解散説の根拠は、高い支持率もさることながら、スキャンダルだ。次から次へと醜聞が出、支持率が低くなって総選挙を迎えるよりも、早めに選挙を済ましてしまった方が得策だ、との見方がある。

 一方、12月説の根拠としては—

 持続化給付金がまだまだ行き渡っていないため、地方の支部がとてもじゃないが選挙を戦えない、というのがある。

 近所で評判だった安くてうまい洋食屋が、先週末ひっそりと店を閉じていた。40年もの間持ちこたえていた店も力尽きた。

 経済がこんな状態で菅政権が早期解散したら、どんな結果が出るだろうか。党内事情で簡単に転がり込んできた政権に難局を任せることはできない。(文中敬称略)

  〜終わり〜



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