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2020年9月12日00時12分 〜
記事 [政治・選挙・NHK275] イタリアのオリーブの木と日本の野党合流は大違い!
立憲民主党、国民民主党の合流劇があった。

11年間ずっと右肩下がり」まったく期待されていない新党「立憲民主」の残念さ

 新党に加わった149人のうち約7割はかつて民主党か民主党から党名が変わった民進党に籍を置いた経験者。旧国民民主党の多数は新党に加わったが、代表だった玉木雄一郎氏ら加わらなかった議員たちも新たに政党を立ち上げる。

今までと何が変わったのか分からない。さらに言えば「変わったことすら知らない」有権者もたくさんいるのではないか。

今秋に衆院解散・総選挙が行われる可能性が高まりつつある中、この「新味のない新党」はどう活路を見いだすのか。

 枝野氏は衆院勢力で100人を超える塊をつくることにこだわってきた。これは2009年、民主党が政権奪取する前の衆院勢力も、2012年に自民党が政権奪還する前の衆院勢力も110人台だったため、「3ケタ」が政権交代に向けた発射台になると考えているからだ。

 今回の新党の衆院議員は106人。大台には乗った。ただし、09年の民主党、12年の自民党とは、注目度も期待値も比べるべくもないことが現実だ。

(引用終わり)

一時、オリーブの木と言う言葉が流行った。
これはイタリアで野党が協力して政権を取り維持して来た一時代を言う。
我が国では、小沢が言い出し野党は共闘、連合、合流することを指す。

しかしながら我が国のそれは、選挙の為の数合わせが先行し、オリーブの木の方向性は二の次であった。

ここでイタリアのオリーブの木の実態を検証してみよう。

>1994年の第12回総選挙で勝利した中道右派連合は、シルヴィオ・ベルルスコーニを首相に政権運営を担ったが、ベルルスコーニの汚職疑惑によりわずか1年で崩壊した。

第12回総選挙を政党連合「進歩主義者」で臨んだものの敗北した中道左派連合は、ベルルスコーニ政権総辞職後に発足したランベルト・ディーニ率いる非政治家内閣を信任、政権への影響力を持つ一方で次期総選挙に向けて中道勢力との連携が課題であった。

ディーニ内閣が上下両院で承認された翌日、経済学者のロマーノ・プローディは中道左派勢力を結集する市民運動を開始することを表明、シンボルを「オリーブの木」とした。運動名を「オリーブの木」にした理由は、「平和の象徴で、丈夫で実がなる」ことからである。

プローディの「オリーブの木」構想に賛同したのは野党第一党の左翼民主党(PdS)で、書記長のマッシモ・ダレマは「オリーブの木」への参加を表明、前回選挙を「進歩主義者」で戦った各党も参画した。しかし左派の共産主義再建党(PRC)はプローディが旧与党勢力のキリスト教民主主義(DC)出身でDC政権において閣僚経験があることから警戒し、参加を見合わせたものの選挙協力には同意した。

「オリーブの木」は旧イタリア共産党系のPdSが中核であるものの、プローディを首相候補にしたことから共産主義の色彩を抑えることに成功した。1996年の第13回総選挙ではベルルスコーニ率いる右派連合を抑え、議会最大勢力に躍進した。

オリーブの木は「ともにイタリアのために」を標語としてイタリア人民党などの中道政党と左派政党が連合したものである。

1996年4月21日の総選挙でオリーブの木は共産主義再建党と結んで勝利し、ロマーノ・プローディを首相に据えた。1998年10月9日プローディは共産主義再建党の閣外協力が得られなくなり辞職、10月21日左翼民主主義者のマッシモ・ダレマが後任に選ばれた。1999年12月22日の第2次ダレマ政権、2000年4月25日の第2次ジュリアーノ・アマート政権までオリーブの木は政権の中核を担った。

2001年5月13日、第14回総選挙でマルゲリータ党のフランチェスコ・ルテッリ率いるオリーブの木はシルヴィオ・ベルルスコーニの中道右派連合の自由の家に敗れた。

(引用終わり)

上記の様にイタリアのオリーブの木と言うものは、決して決まった形があった訳ではなく、その時々に目標を共にする仲間(政党)が集合離散して形成してきたものである。

各党の政策を巡り生々しい確執もあった。

「ともにイタリアのために」と言う大義名分のもとに集まった政治勢力である。

ところが、我が国のオリーブの木と言うものは、連合すれは、それで終わり。
その連合体では内部の政策の問題で競い合うことはなく、単なる党内権力争いに終始する。

それは、もともと、連合する各団体に、強力な意思(政策)はなく、名目だけで実際は選挙で当選することばかりを狙っているのであり、イタリアのオリーブの木とは似ても似つかない形態であるのである。

今回の立憲民主党、国民民主党の合流にも、各党が何のために(政策)合流したかは全く分からず。
合流前の条件闘争は、各党の政策の僅かな違いを見比べているだけで、何(政策)の為に合流するかなどと言う情熱はない。

単なる野党統一、合流を目指すことが政権交代と夏様な錯覚は避けたいものである。

http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/687.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 経産省のノド元に匕首を突きつけた脱原発テントを覚えていますか(田中龍作ジャーナル)



経産省のノド元に匕首を突きつけた脱原発テントを覚えていますか
https://tanakaryusaku.jp/2020/09/00023616
2020年9月11日 20:59 田中龍作ジャーナル


福島第一原発からわずか1.2qの地点に住んでいた女性は、いまだに避難先の東京暮らしが続く。=11日、経産省前 撮影:田中龍作=

 福島の原発事故からちょうど半年経った2011年9月11日、市民1,300人が経産省を人間の鎖で包囲した。今では想像もつかないような光景だ。

 この日、同じ場所でもう一つの“事件”が起きていた。経産省の角っこに原発反対運動の拠点となるテントが張られたのだ。

 国策で原発を推し進めた通産省(現経産省)は、ノド元に匕首(あいくち)を突き付けられたのである。

 「脱原発テント」と呼ばれ、原発に反対する人々の聖地となった。

 テントを設けたのは60年安保闘士をはじめとする平和活動家たちだ。環境活動家や市民運動家たちも連なった。

 きょう11日で、「脱原発テント」は10年目を迎える。原発再稼働に反対するスピリットの源は今なお脈打っている。

 10年目を迎えたこの日、経産省前で集会があった。24時間体制でテントを守った人々が顔を揃えた。福島みずほ議員の姿もあった。

 経産省前の歩道は交通整理が必要なほど人であふれ、制服警察官が出動した。


原発に反対する人々の拠り所は、いつ訪れても活気があった。「国有地何するものぞ」だった。=2013年9月、経産省前 撮影:田中龍作=

 共同代表だった渕上太郎さんと正清太一さんは、すでに鬼籍の人となった。8人が遺影で参加した。歳月の流れを感じずにはいられなかった。

 原発事故から間もない頃、放射能から国民を守るのに右も左もなかった。

 2011年11月朝、警察と経産省が脱原発テントを撤去しようと大挙やってきた。

 市民たちがテントの入り口に座り込んだ。私服警察官が一人の女性に退去を求めた。

 女性が「天皇陛下としか話さない」と拒否したところ、警察は とたん に大人しくなった。
 
 警察と経産省はこの日の強制撤去を見送らざるを得なかった。

 この出来事を知った民族派の新右翼が2日後に経産省を訪ね、「テントを撤去してはならない」とする要請書を枝野幸男経産相(当時)あてに提出した。

 いろんな勢力があの手この手で守ってきた脱原発テントだったが、2016年8月21日未明、裁判所の執行官によって強制撤去された。あと20日で5周年を迎える日だった。


8人が遺影で参加した。原発が再稼働しないように、天国から見守っていることだろう。=11日、経産省前 撮影:田中龍作=

   〜終わり〜



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記事 [政治・選挙・NHK275] 安倍首相辞任理由の「潰瘍性大腸炎」説を検証する(2)(アクセスジャーナル)



安倍首相辞任理由の「潰瘍性大腸炎」説を検証する(2)
https://access-journal.jp/53202
2020.9.12 01:59 アクセスジャーナル


※紙面クリック拡大

この、なぜ第1次安倍政権の辞任時は医者同席で記者会見したのに、同じ「潰瘍性大腸炎」が再発したとされる今回の辞任時は医者同席がないばかりか、病院側から正式な病名さえ明らかにされないのかにつき、慶応病院の当時と今の体制の差ではないかという可能性を指摘した。

しかも、第1次安倍政権の辞任時に医者が明かした病状は、持病の潰瘍性大腸炎の再発ではなく「機能性胃腸障害」だった。(1)ではそのことをただ指摘しただけだが、では、この「機能性胃腸障害」とはどんな症状を指すのか?

ウィキペディア解説によれば、「内視鏡検査などでもガンや潰瘍といった器質的疾患が見られないにもかかわらず、胃の痛みやもたれ感、食後の膨満感、不快感などを覚える疾患」という。誤解を恐れずにいえば、ストレスや生活の乱れなどで我々一般人もよくなる胃腸のもたれ、膨満感、みぞおちの痛みなどの不快症状に過ぎず、吐き気、おう吐、げっぷなどを伴うこともある。

「何だ、それ!?」と驚かされるが、では、単なる機能性胃腸障害=なぜ、潰瘍性大腸炎の再発となるのか?

安倍首相は1回目の辞任(07年9月)から約3か月後、『わが告白 総理辞任の真相』というタイトルの独占手記を『文藝春秋』に寄せている(08年2月号。冒頭写真)。

辞任会見時、「体調が悪化し、体力の限界を感じるに至り、もはや首相としての責任を全うし続けられないと決断した」といっただけで、それは政治家にとって病気はタブーでであり、病名や症状が公になれば、政治生命を危うくすることさえあるので明らかに出来なかったと。だが、今回の辞任の理由をご理解いただくには、包み隠さず告白すべきと考えるに至ったといって、この独占手記で初めて安倍首相自らが明かした病名が「潰瘍性大腸炎」だったというに過ぎないのだ。

もっとも、本紙とて、だからと安倍首相が全くの仮病だとはさすがに思っていない。

17歳の時に初めて発症したというのも事実だろう。


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自治体の家賃給付金申請が4カ月で90倍に 新型コロナが影響(日刊ゲンダイ)

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http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/690.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 安倍内閣7年8か月<本澤二郎の「日本の風景」(3842)<負の遺産の連鎖・改憲軍拡に終始した国粋主義的長期政権>
安倍内閣7年8か月<本澤二郎の「日本の風景」(3842)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/26231667.html
2020年09月12日 jlj0011のblog


<負の遺産の連鎖・改憲軍拡に終始した国粋主義的長期政権>

 2020年9月11日、退陣目前の安倍晋三首相は、改憲軍拡の最後っ屁よろしく、専守防衛を放棄する敵基地攻撃をにじませた談話を出して、16日に発足する、7年8か月もの間、自身の黒子に徹してきた官房長官・菅義偉に指示した。

 佐藤栄作7年8か月を、運よく内閣記者会の一員として見送った駆け出し記者の印象は、決していいものではなかったが、A級戦犯の孫と比較すると、負の遺産だけが突出した安倍・自公・日本会議の政府に勝っていた。

 それこそ改憲軍拡に始まり、改憲軍拡で幕を閉じた7年8か月に、評価する何物もなく、失望と怒りだけが残った。ワシントンに身を投げ出した国粋主義者・岸信介をなぞるような、悲劇的成果だけを国民に残した。

 売国奴内閣が、それでも長期化した最大の理由は、大魔神と言われる電通による新聞テレビ報道にあった。制度としての民主主義も、言論が正常に機能しないと、画鋲に過ぎないということを、とことん日本国民に印象付けた。

 公共放送のはずだったNHKの安倍宣伝に、すべての新聞テレビが右にナラエしたことが、全く想定できなかった。いまNHKを抑え込んだ人物が、安倍後継者となる。日本は呪われている証であろう。

<突出した戦争三法に貢献した公明党創価学会>

 過去に国家主義の中曽根内閣が強行しようとしたスパイ防止法は、自民党内の護憲リベラル勢力が押しつぶしたのだが、戦争三法の一番手の、スパイ防止法に相当する特定秘密保護法を強行した実質的主役は、公明党創価学会の国交相・太田ショウコウだった。

 集団的自衛権の行使を閣議で決め、それを法制化、アメリカの戦争に自衛隊を参戦させる文句なしの戦争法も、同じだった。そして戦争反対派を容易に拘束することが出来る共謀罪も、太田ショウコウ(公明党前代表)が積極的に支援して、安倍内閣は難なく戦争三法を成立させた。

 むろん、立憲主義の憲法違反である。まともなジャーナリストは、以来、自公との接触さえ回避した。「自公許さず」「公明党創価学会許さず」の信念が、揺らぐことはない。

 要するに、公明党創価学会の支援なくして戦争三法は成立しなかった。安倍内閣7年8か月の悪しき金字塔であろう。

 木更津市の戦争遺児、ついで沖縄の野原善正ら池田大作門下生・池田親衛隊が決起したのも、当然の流れである。反公明党創価学会の潮流は、内外から押し寄せている。

<財閥1%傀儡政権の経済政策と民衆いじめ>

 戦争国家で暴利をつかむのは、財閥軍需産業である。平和憲法を食い潰す悪政が、改憲の潮を生み出すという負の循環を加速させる。衰退するワシントンの悪しき馬力を悪用しての、安倍の改憲軍拡路線なのだ。

 それは経済政策でも証明された。アベノミクスなる怪しげな用語を宣伝させながら、円安株高がお目当てだった。そのために中央銀行・資本金1億円の日銀を使って1万円札を刷りまくり、あまつさえ国民資産の年金基金を取り崩しての株投資だった。還流される消費税10%でもって、財閥は笑いが止まらない。内部留保は500兆円、それでいて1銭も還元しないおぞましい財閥である。

 他方で、若者の多くは、低賃金といつでも首を斬られる非正規労働者へと墜落させられた。この安倍内閣下、貧困という言葉が当たり前に通用する時代となってしまった。

 そして今、年金の崩壊や超インフレ予測に怯えさせられている日本人である。それでも内閣支持率が30%、40%?電通による世論調査会社への介入疑惑が浮上している。

<犯罪の連鎖と嘘と隠ぺいの3分の2議席の暴政>

 国家主義は独裁・改憲志向である。そのための選挙制度は、民意が反映しにくい小選挙区比例代表。小粒な政治屋が跋扈するため、民を慈しむという為政者の志は皆無。利権屋議員ばかりで、それも世襲化していて信念がない。そこでは、首相官邸や自民党本部などが利権の巣と化す。

 7年8か月の政府は、腐敗の連鎖そのものだった。モリカケ事件からTBS強姦魔事件で終わらなかった。桜事件に次いで、カジノ汚職、そして極め付きが1・5億円河井事件と続く。

 一連の安倍犯罪は起こるべくして起きたものである。これの泥被り・火消し役が菅義偉だった。それゆえに、黒子が檜舞台で踊らされることになる。ここ数年の安倍は、外遊で逃げまくり、最近は国会を開かせようとしなかった。嘘と隠ぺいを可能にした土台は、公明党創価学会による3分の2議席だった。権力批判をしなかった新聞テレビのお陰でもあった。

<告発の連鎖で責任を取らせる2020年の秋と正念場の林検察>

 日本人には、有能な正義の法律家や学者・文化人が少なくない。いざという場面では立ち上がって、声を上げてくれる。桜事件でも600人、900人のそうした人々が立ち上がって、安倍事件を告発している。

 2020年秋は安倍事件追及の場面である。菅は解散で応戦する可能性も出てきている。対抗する野党の一部が合流、これに日本共産党が連携すれば、相応の力を発揮するだろう。

 問題は、正義の法務検察の出方である。法務大臣の人事が、菅内閣の本丸の一つとなる。第二の河井なのかどうか。森雅子の継続か。それよりは、政治と距離をとっている林真琴検察の出方である。

 万一、第二の黒川弘務になろうとすると、それこそ学者文化人に加えて国民が決起するだろう。是非とも、そうした潮を生み出す必要があろう。コロナ禍でも、人々はネット活用で暴れまくれる時代である。

 一方、コロナワクチン騒動も起きてくるだろうが、これまた大変である。副作用のない効果のあるワクチン開発は難事だ。ワクチンを打たれる前に以下の

YOUTUBEを見るといい。甘くはない。

https://www.youtube.com/watch?v=jF_R-cq1rKI

 正義を貫こうとしない、検事を追放する国民運動を開始する準備も始まっている!安倍晋三にしっかりと責任を取らせる市民の輪は、どんどん拡がるであろう。改憲軍拡の国粋主義者は、ドイツ政府や市民がヒトラーを排除することと似ているだろう。

 昨年の今頃は、台風15号で恐怖の一夜を過ごした。地球温暖化を阻止しない限り、今年もやってくるだろう。昨夜、弟が新米を少し持参してくれた。楽しみだ。また落下したポポの実を、10数年ぶりに1個食べた。秋は収穫の季節だ。日本人にとって、悪の政治屋を退治する季節でもある。

2020年9月12日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/691.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 新党は名前、中身の政治家も同じようだが、地獄を見て反省した塊は同じ以前の塊と違う。他の野党とさらに大きな塊を作れ。(かっちの言い分)
新党は名前、中身の政治家も同じようだが、地獄を見て反省した塊は同じ以前の塊と違う。他の野党とさらに大きな塊を作れ。
https://31634308.at.webry.info/202009/article_8.html?1599874260

新党の立憲が発足したが、親与党の新聞、評論家から新党は全く新味がない、数合わせの単なる塊になっただけとの批評がたくさん見受けられる。世の中の常として、どうでもよいことは評論されることはない。何か評論されることは、逆に新しい塊を意識していることである。これは良い傾向である。どんどん批判される方が希望が高まる。言わせておけ。

菅氏が民放の番組で少子化になるので消費税は上げざるを得ないと述べた。その翌日、わざわざ会見で安倍首相は消費税を今後10年間上げないと述べた。したがって昨日は消費税増税の話は今のすぐの話でないと訂正した。これは明らかに野党が消費税減税に対して増税を争点されると党内で大バッシングが起きて訂正したことに間違いない。

それだけ、自民内では選挙が意識されている。以下の記事のように菅人気が高い内に総選挙を行いたいというムードが一気に広まっている。河野防衛相は10月25日の解散に言及した。その後、河野氏がこの発言でバッシングされていないので、お墨付きの発言ということである。枝野氏はかなり前から一番早い解散は10月25日と予測している。所信表明をした後、審議もしない内に早期解散をやること自体が争点になると枝野氏は述べている。ただ現実としては今の自民は野党の体制が進まない内にやる可能性は十分にあると思っている。

立憲の執行部は週明けには発表されるだろう。幹事長、選挙対策本部長が誰になるかである。選挙に関しては共産、れいわにも顔が効く小沢氏を当てるのではないかと思われる。相当の調整力がないとまとまらないからだ。衆院選挙区は289人が小選挙区、176人比例区、総465人である。枝野氏は200人程度はかたまっていると述べている。枝野氏は玉木新党とも選挙協力すると述べている。小沢氏が毎度言っているようにオリーブの木方式で統一会名にしておけば、比例区を多数取ることが出来る。今まで安倍に負けていたのは、野党が小党でバラバラに候補者を立て票を分散させていたからだ。野党がまとまれば野党票の方が大きい選挙区はたくさんある。

枝野氏が述べている。見かけは旧民主党がまた復活したように見えるが、一度内部で鉄砲を撃った、撃たれたの怨念を封じて、反省の上にまとまった組織は違うと述べた。枝野代表は介護、医療、保育、学童の一番べ―シックなことに資源を投資すると述べた。それによって少子化を抑え、消費を喚起すると。これはれいわの政策とも被る。民主党政権時代は小さな政府を目指したが、大きな政府に転換したようだ。これもれいわが世界と較べても少ない公務員を増やすという考えとも通じる。自民の大企業優遇の政策から庶民の基盤生活を守る政治に転換する一大転換である。政治に無関心層の1割が動けば政治が変わる。野党が塊まりにならないと受皿と見なしてくれない。ここが正念場である。


自民じわり早期解散論 止まらぬ「期待」発言 支持率上昇受け
https://mainichi.jp/articles/20200911/k00/00m/010/254000c
毎日新聞2020年9月11日 21時49分(最終更新 9月11日 21時49分)

自民党本部=東京都千代田区で、曽根田和久撮影
 自民党内で新内閣発足後の早期に衆院解散・総選挙に踏み切るべきだとの声がじわりと広がってきた。安倍晋三首相の辞任表明後、内閣と自民党の支持率がともに上昇。2021年10月の衆院議員任期満了が約1年後に迫る中、新政権の勢いがあるうちに解散すれば、選挙戦に有利との判断からだ。
 「おそらく10月のどこかで行い、来年の東京オリンピック・パラリンピックへ準備を整えていくだろう」。河野太郎防衛相は9日夜、米シンクタンク主催のオンラインイベントで、衆院解散・総選挙の時期を予想してみせた。現職閣僚の発言だけに国内外で報じられるなど波紋を広げ、河野氏は11日、「口を慎む」と陳謝した。
 だが、党内では早期解散に関する発言が止まらない。鈴木俊一総務会長は6日放送のBS番組で「私もそういう(解散の)誘惑に駆られる一人だ」と述べるなど期待感を隠さなかった。

http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/692.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 立憲民主党と国民民主党を 解党して 立憲民主党と国民民主党を 作る  もはやジョーク   党名同じ、代表同じ、所属議員もほぼ同じ やる気ゼロ
          立憲民主党と国民民主党を解党して 立憲民主党と国民民主党を作る もはやジョーク  
    
    
   
■ 野党のグダグダが酷すぎる 立憲民主党と国民民主党を解党して 立憲民主党と国民民主党を作る 代表は同じ 所属議員もほぼ同じで やる気ゼロ
  
  
一体何をやっているのでしょう。
0 ×100 = 0 の法則がここでも確認できました。
  
昨日、立憲民主党は詐欺まがいという記事を書きました。(下記)
  
『合流立憲民主党 どこが新党? 政党名は同じ 代表も同じ 所属議員もほぼ同じ 世論調査で 合流新党に「期待しない」が75%』
http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/669.html
  
  
なんと国民民主党も同じ状況となっています。

『国民民主党の玉木雄一郎代表が、立憲民主党などとの合流新党へ参加しない議員で結成する新「国民民主党」の代表に就任することが固まった。』
https://www.reuters.com/article/idJP2020091101002165
  
  
立憲民主党も国民民主党も解党となることが決定しています。
その後どうなるのかと思えば、また立憲民主党と国民民主党をつくるという。
代表は同じ、所属議員もほぼ同じ。
  
つまり、立憲民主党と国民民主党を解党して 立憲民主党と国民民主党を作る。 
政党名も代表も同じ、所属議員もほぼ同じ。
  
もはやジョークです。
これでは新党詐欺まがいと言われてもしかたがありません。
   
  
  
■ 新党詐欺まがいで やる気なし 万年野党で歳費と国会議員の肩書だけがほしいのか
  
  
新党を作るのであれば、党名を刷新し、党代表も新たにし、国民の期待を高める努力をするはず
その努力がゼロ。
まったくやる気なし。
  
これでは、万年野党で歳費と国会議員の肩書だけがほしいだけと言われても仕方がありません。
上記リンクにある通り、最新の世論調査でも今回の新党に「期待しない」が75%までになっています。
  
これが野党トップのやることなのか。
期待感どころか絶望感しか感じられません。
  
0 ×100 = 0  
 
無能な野党議員が何人集まっても無能は変わらない。
これを再確認する結果となりました。
   
   
   
http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/693.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 誰が総裁になろうと、日本の破壊と衰亡は何も変わらない。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2020/09/blog-post_13.html
9月 12, 2020 日々雑感(My impressions daily)

<「消費税を引き上げる必要が」という菅官房長官(71)の発言に永田町がざわついています。

 解散総選挙が近いのか・・・。

 立憲民主党・安住国対委員長:「また消費税解散になるかもしれませんね」

 菅官房長官は10日夜、「将来的なことを考えたら行政改革を徹底したうえで、消費税を引き上げざるを得ない」と発言。与野党をざわつかせています。その真意は・・・。

 菅官房長官:「安倍総理はかつて、今後10年ぐらいは(消費税を)上げる必要はない、このように発言をしています。私も同じ考えです。きのうお答えしたのは、あくまでもその先のことを念頭に置いた話であります」

 投開票まであと3日となった自民党の総裁選挙。石破元幹事長(63)、11日朝は経済専門誌の取材を受け、日本外国特派員協会で記者会見。消費税ついては・・・。

 自民党・石破元幹事長:「社会保障をどのように改革するかとセットで論じなければ消費税をただ上げますとか、いやいや下げますとか、このままでいいです・・・という議論には意味がない」

 岸田政調会長(63)は裕子夫人とともに街頭に出て政策をアピール。消費税については・・・。

 自民党・岸田政調会長:「今、コロナとの戦いのなかで消費増税を行うということは難しいのではないかと」  ANNの取材では菅官房長官が国会議員票の7割、地方票の6割を獲得する勢いで当選ラインの268票を大きく上回る見通しとなっています。>(以上「ANN news」より引用)


 馬鹿も休み休み言うものだ。菅氏の消費増税に言及したのもさることながら、石破氏の「社会保障をどのように改革するかとセットで論じなければ消費税をただ上げますとか、いやいや下げますとか、このままでいいです・・・という議論には意味がない」との発言も全く頂けない。

 自民党総裁候補三人の彼らは財務相の静態経済学にヤラレている。消費税を社会保障とセットで考える、とはいかなる見解だろうか。そもそも竹下総理大臣で消費税が導入される以前は社会保障は皆無だった、とでもいうのだろうか。

 税は政策で改廃するものだ。日本をどうするつもりか、が税の改廃の動機でなければならない。

 日本の現状が低成長のデフレ経済下にあり、国民は格差拡大と貧困化に苦しんでいる、との現状認識が共通しているなら、その低成長とデフレ経済をもたらしているものは何か、と病理を解明しなければ政策という処方箋は示せない。

 日本の病理は度重なる消費増税にある、とはGDPの年度別変化を統計資料で一覧すれば余程の無知蒙昧でない限り理解できるだろう。それは個人消費に対する罰則に等しい消費税により個人消費が抑制されているからだ。

 いうまでもなく、日本のGDPの主力エンジンは個人消費だ。GDPの約六割を占める個人消費を冷却させて、いかなる法人減税や富裕層に対する所得減税を行おうと景気は決して良くならない。それは手が痒いのに頭を掻いているようなものだからだ。

 社会保障を手厚くするのも個人消費拡大に役立つ。老人世帯が蓄財に励むだけではないか、との批判があるなら、相続税や贈与税を重くすれば良い。それこそ相続や贈与は貰う者にすれば不労所得だから、担税力は高いはずだ。

 しかし法人は自然人のようには死なないから、法人税を旧に復しても構わない。法人税率が高いと外国企業が日本の投資しない、との説があるが、法人税の減税以後、日本に外国企業が大量に投資しただろうか。法人税の税率が海外企業の投資誘導をもたらすすべての要因ではない。

 消費増税に言及した菅氏は愚かの極みだが、「今、コロナとの戦いのなかで消費増税を行うということは難しいのではないかと」と発言した岸田氏も五十歩百歩だ。なぜ「GO TO キャンペーン」を実施するよりも消費税廃止をした方が、国民にあまねく政策の恩恵が行き渡る。所詮は旅行したり食べ歩きしたりするのは貧困層とは無縁のことだ。

 そして旅行業者が悲惨だというのなら、なぜ「高速道路一日千円乗り放題」を実施しないのだろうか。「GO TO トラベル」にすべての観光業者が参加しているわけではない。○○業界団体に加盟しなければ「GO TO トラベル」の恩恵に浴さない、というのは余りに不公平ではないか。政策が限定的に実施される不公平こそ糾弾されるべきではないか。

 確かに、私が提言する政策はいかなる団体にも利益をもたらさない。官僚たちの利権にも繋がらない。だから政治家も官僚たちも見向きもしない。

 本来ならマスメディアがそうした声を上げるべきだ。国民のための政策とは何かを言論界が声を上げるべきだ。しかし日本のマスメディアは腐り切っているから、決して政権を批判する者をテレビに登場させない。政権ゴマ摺り評論家や経済理論の素養もない似非・学者を登場させるだけだ。

 いずれの候補が総裁になろうと、日本経済の成長は見込めないことだけはハッキリとした。日本は安倍自公政権と同様の破壊と衰亡の坂道を転がり落ちるだけだ。それも国民が選択した政党による政治だから、国民は甘受するしかないのだが。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/694.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 国民党が資金減らしに走る?立民への配分前+新官房長官、くせ者の森山も候補。萩生田はイヤだ(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/29176033/
2020年 09月 12日 

【全米テニス・・・第4シードの大坂なおみは準決勝で、今季ハードで好調の41位ブラディ(米)と対戦。7−6(1)、3−6、6−3で勝利し、2年ぶりに決勝に進んだ。(^^)

 まさに緊迫した接戦と呼ぶにふさわしい試合(1セットめは2人とも全てのサービスキをープ。2セットめは大坂が、3セットめはブラディが1ブレイクされただけ)だったのだが。大坂がしっかり勝ちきった。

 もう一つの準決勝は38歳のSウィリアムズ(米・8位)と31歳のアザレンカ(ベラルーシ)の元女王&ママさん対決だったのだが。アザレンカが2−1で勝利した。<ウィリアムズはフルセットが続いていて、ちょっと疲れが出て来ていたかも。>ちなみにウィリアムズの準決勝の相手、ピロンコバ(ブルガリア)も、出産後3年ぶりにツアー復帰したばかりの33歳のママさん選手。

 女子テニス界では最近、大坂なおみを含め、10代、20代前半の若手が台頭が話題になっているのだけど。30代のベテラン、ママさん選手も(ある意味、驚異的な感じで)まだまだ上位で頑張っている! o(^-^)o】

〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜

 さて、自民党の総裁選は、菅義偉氏がどれくらい圧勝するのか(全体の何割の票をとるのか)、石破茂氏と岸田文雄氏のどちらが2位になるのかという点に興味がしぼられて来た。^^;

 菅陣営は、国会議員の7割の票を固め、地方支部票でも石破氏の支持票の切り崩しにかかっているらしい。石破氏は来年の総選挙に向けて、地方支部票でダントツ1位を目指しているのだが。何とかそれを減らしてダメージを与えたい様子。さらに、国会議員票の一部を岸田氏に回して、2位を確保させる案も出ているという。(~_~;)

 また、菅氏が総理総裁になった後、どのような人事を行なうのかにも関心が集まっているのだが。中でも、混沌としているのだが、菅氏が7年8ヶ月務めて来た内閣官房長官に誰を選ぶのかということだ。(・・)

 おそらく党TOPの幹事長は二階俊博氏が続投する可能性が大きいので、大派閥は官邸TOPの内閣官房長官をとりたいところ。

 今、メディアで上がっている候補としては、細田派が萩生田光一文科大臣(or西村康稔経再大臣)、麻生派は河野太郎防衛大臣が一押しの様子。竹下派からは茂木敏充外務大臣の名が出ていた。

 もし麻生太郎氏が副総理や財務大臣を続けることになれば、細田派が官房長官をとる確率が高くなるのだが。

 mewは、ここに萩生田氏の名が挙がっているのを見て、ぞ〜っとしてしまった。<萩生田だけは絶対イヤだ〜〜〜って感じ。(-"-)>

 安倍首相の超側近なので、安倍陣営が推しているかも知れないのだが。バリバリの日本会議系の長保守派で、教育改悪に熱心だった人だし。<教科書会社を呼んで、文句をつけたりとかね。>落選中、生活費を稼ぐため、加計学園系の大学で講師をさせてもらっていて。例の獣医学部の問題でも暗躍したと言われているし。<「総理のご意向」だと官僚に圧力をかけたというメモが残ってたりとかね。万一、萩生田氏が官房長官になったら、毎日1回は加計問題に関する質問をして欲しい。^^;>

 話し方もエラそ〜なので、イメージ的にも菅内閣にプラスになると思えない。(・・)

 首相が71歳でやや地味系なので、官房長官は若めで元気な人をという声もあるようなのだが。西村康稔氏も、河野太郎氏も、目立ちたがり屋でクチが過ぎるのが不安な部分だろう。<河野氏は、今週も解散に関して米高官にベラベラしゃべって、ヒンシュクを買ったばかりだからね〜。>

 報道によれば、菅氏個人は森山裕国対委員長、梶山経済産業大臣を信頼しており、いずれかを官房長官に選びたいと考えているらしい。(・・)

 森山裕氏は、国対委員長としてよくTVニュースで見るので、顔を知っている人も多いかも知れない。<今月3日、連続在任日数が歴代最長(1128日)を超えた。>

 ここ2〜3年、安倍首相が、モリカケ桜問題などの追及を嫌がり、国会の延長や出席をできるだけ避けようとしていたのだが。森山氏はその意を受けて、しれ〜っとした感じで野党の要求をのらりくらりと交わし、安倍内閣を守って来た人だ。

<敵ながらあっぱれという感じ。居酒屋談義では「森山のれんに腕押し」「ああ言えば、森山ユ〜」(本当は裕はヒロシと読む)」のことわざが出たことも。^^;>

 森山氏は鹿児島出身なのだが、働きながら夜間高校に通い、若くして地元で起業したそうで、菅氏よりも苦労人だ。<TPP反対だったのに、安倍首相側に寝返ったこともあったな〜。>

 菅氏とも昔から懇意の仲で信頼関係も強いようだし。会見などをこなすという意味では、官房長官役にも合っていると思うのだが。75歳と菅氏以上に高齢である上、小派閥・石原派に属していることから、ビミョ〜な状況のようだ。<閣僚や官僚の統制もしなくちゃいけないしね〜。森山氏が国対委員長を続ける方が、野党はやりにくいかな?(~_~;)>

 梶山弘志氏は、菅氏が尊敬する梶山静六氏の長男で、こちらも旧知の仲。実務能力が評価されているのだが。こちらも地味な上、無派閥であることから、閣僚、官僚、党内など全体をまとめる力がどうなのか気になるところだ。^^;

〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜

 話は変わって、11日、国民民主党が党大会を開き、解党を了承して、総務省に届け出た。

 国民党(62人)は、立民党との合流に参加する「(仮)民主党」(40人)、残留して再結成される「国民民主党」(13人)に分党されることになる。<残る9人は当面、無所属で活動する予定。>(++)

 新しい「国民民主党」の代表に関しての協議も行なわれた。

 党内には、玉木代表が合流協議を進めながら、最後の段階で自らが離脱して混乱を招いたことを問題視し、代表交代を求める声もあったのだが。<あと維新とくっつきたい保守系は、前原誠司氏を推していたようだ。>

 結局、代表選は行なわず、話し合いで玉木氏が新代表になることが決まったという。

 ただ、『一部議員が玉木氏の代表就任に反発し、離脱する意向を示しているという。(共同9.11)』<国民党は、そのうち、さらに割れちゃうかもね。(~_~;)>

* * * * *

 国民党に関しては、どれぐらいの資金が残っているのか、立民党合流組と分党するに当たって金銭の分配がどうなるのかも注目されている。(@@)

 国民党の資金は2年前には100億円以上あったはずなのだが。玉木氏は、先月半ばには50億円ほどになっていると語っていた。

 それが、先月下旬には、急に40億円台しかないと言い出すことに。しかも、今月にはいって、国会議員全員に1人1000万円ずつ配布。60人の職員に(15%増しの?)退職金を支払うなど大盤振る舞いを行なっていることから、分党の資金配分までにいくら残るかわからないような状況になっているのだ。(~_~;)

『玉木氏は2020年8月26日の定例会見で、党が持っている資金について「40億円台半ばだったと記憶している」と発言。8月12日夜に放送された「プライムニュース」(BSフジ)では、党の資金は50億円程度あることを明かしており、事実上軌道修正した形だ。

さらに、この「40億円台半ば」から、職員の退職金支払いや次期衆院選に向けて活動する総支部長、全国の地方議員に対して金銭的な支援を行い、それでも残った資金が分割の対象になるとの見方を示した。分配の対象になる額は、「50億円」よりも大幅に少なくなる見通しだ。(J=CASTニュース20年8月26日)』

『国民民主は資金公開すべき/政界地獄耳

★国民民主党は解党前に党の資金について8月26日の会見で党代表・玉木雄一郎は「40億円台半ばだったと記憶している。現在50億円ないことは確実だ」と述べた。しかし、その2週間前のテレビ出演では「50億円くらい」と発言していて、党代表として実態を掌握できていないか、ずさんな経理体制だったのではないかと党内でもささやかれた。国民民主党の潤沢な資金は当選者が多いためではない。民主党やその後の民進党での節約のおかげ。逆にケチなぐらい支出に厳しく、100億程度の資金を有していたといわれる。

★それが国民民主党に渡って2年。その間に参院選挙が1度あったものの約60億を使った計算になる。立憲民主党の議員が言う。「立憲は『排除の論理』から生まれた結党の経緯があり、おカネがないのは当然だった。だから野党第1党といっても、仕事や応援、遊説といずれも事務所の自腹は当たり前。手弁当で駆けつける背に腹は代えられない暗黙のルールが議員や秘書に浸透している。幹部たちが飲むときにも割り勘が当たり前の貧乏政党」。

★ところが潤沢な資金を抱えた国民民主党の幹部は高級店の飲食は当たり前。幹部に付く党職員は日増しに体重が増えていったとのまことしやかな笑い話もある。今度は国民民主党の秘書が言う。「うちの党職員は各政党を吸収して巨大化していて、暇そうな職員もたくさんいる。ところが選挙になると各職員に陣中見舞いなる一時金が出るという。そのほかにもぜいたくな飲食を党職員がしているといううわさはこちらの耳にも入ってくる」。その職員たちは1度解党して合流新党に採用される人もいるようだが、退職金が支給され合流新党での給与水準は国民民主のそれを「下回るな」などと、どちらが採用する側かわからない。こういう時期だから流れてくる話かもしれないが、この資金の原資は税金が大半だということを忘れてほしくない。これでは機密費のようになる。うやむやにせず公開すべきではないか。(K)※敬称略(日刊スポーツ20年9月10日)』

* * * * *

『国民民主党は所属国会議員62人に1000万円ずつ支給した。
 支給は4日付。玉木雄一郎代表は9日の記者会見で、「今年支払われるべき政党交付金と、解党に伴うさまざまな事務費用、解散総選挙が近いということで応援資金として配分した」と説明した。(時事通信20年9月9日)』

 玉木代表いわく、事務所の解約に伴う債務なども含め、様々な費用の支払いが残っているので、全ての費用を払い終えた後に残った分を、議員数の数に応じて配分するとのこと。

 玉木代表&国民党の議員は、自分たちこそが「民主党」の流れを汲んでいるのだから、旧民主党が残した資金を、解党前に自分の党のために働いてくれた議員や職員、関係者に渡すのは当然のことだと考えているのかも知れないのだけど。<将来のために、資金を貯めて来た旧民主党の幹部はほとんど立民党にいるのにな〜。>
   
 何だか「ともかく少しでも立民党側に渡る資金の額を減らしてやろう」と動いているようにも見えて、ちょっと「あさましさ」や「えげつなさ」を感じてしまうmewなのだった。_(。。)_

 THANKS



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/695.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 次は 米国に脅され演出 @消費増税 A年金カット 
次は 米国に脅され演出 @消費増税 A年金カット
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51988365.html
2020年09月12日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


自民党が変質しました

日本世界一路線から転落し
「本妻は米国 中国とは不倫」と 小泉政権が 米国下請け路線にカジをきり
中国と裏でイチャイチャした安倍をパージ スガ黒幕代行政権です

**

昨日の石破氏の特派員協会発言のとおり 日本は萎みました
 
「国内総生産(GDP)で比較して、アベノミクス開始時と今で中国は日本の1.4倍から2.9倍に、米国は日本の2.6倍から4倍になった」と指摘。「金利が低く、労働者の賃金が低いことがこれをもたらしたのではないか」と解説した

石破氏が言えないのは

@ハゲタカが日本から吸い取ったからです
A貧乏人の衣食雑貨が中国経済依存なのです
つまり日本は米中から上から下から バキューム状態です
菅黒幕代行政権になれば さらに悪化します

***

ここからが肝心です
日本は あと数年で 栄養不足とシワシワで生理がこなくなります
言い換えれば米国に捨てられます

さらに言い換えれば

対中武器を買いたければ
対中核擁護されたければ
@年金カットし 消費増税し「米国製武器と兵隊」を買え
グアムの費用を払え!」です

国民も賛成するでしょう
欲しがりません 中国を苛め抜いてください
日本国民なんか死んでもいいのですと

これが安倍 菅政権に纏わりつく
「日本会議」「竹中平蔵」「商売右翼」「電通」たち
日米委員会の翼賛組織人たちですから
私の予測は真実中枢を貫くのです




http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/696.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 大阪都構想 事実を確認しなければ維新のペテンに騙される それでもバカとは戦え(日刊ゲンダイ)







大阪都構想 事実を確認しなければ維新のペテンに騙される それでもバカとは戦え
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278594
2020/09/12 日刊ゲンダイ


大阪維新の会の松井一郎代表(左)と吉村洋文代表代行(C)共同通信社

 大阪市選挙管理委員会は「大阪都構想」の是非を問う住民投票について、11月1日投開票とする日程を決めた。産経新聞が大阪市内の有権者を対象に世論調査を行ったところ、賛成は49・2%、反対は39・6%となった。注目すべきは、都構想についての府市の説明については71・8%が「十分ではない」と答えていること。つまり、内容を理解せずに、賛成したり反対したりする人がかなりいるということだ。

 どうしてこういうことになるのか。答えは簡単だ。大阪市の財源を狙う維新の会が、確信犯的に大阪市民を騙そうとしているからだ。証拠は山ほどある。

 今回、市選管は投票用紙に「大阪市を廃止し特別区を設置することについて」と明記したうえで「賛成」か「反対」のどちらかを記入する方式にした。前回、2015年5月の住民投票の際はこの文言はなかったので一歩前進と言ってよいが、これに反発したのが大阪市長の松井一郎だ。

 市選管の決定前には、「『大阪市を廃止』ではなく『大阪市役所を廃止』とできないか」と注文をつけている。選管は当然却下したが、正確な情報が有権者に伝わったら、都合が悪いのだろう。

 住民投票で賛成が上回ったところで大阪が都になるわけでもない。単に政令指定都市の大阪市が潰され、村以下の特別区に分断されるだけだ。元大阪市長の橋下徹が正確に述べているように、都構想の目的は「大阪市が持っている権限、力、お金をむしり取る」ことである。

 前回の住民投票は否決されたが、当時も維新の会はありとあらゆるデマ、嘘、プロパガンダを垂れ流していた。

 当初、維新の会は二重行政の解消により「最低でも年間4000億円」の財源を生み出すとしていたが、粉飾が発覚。そのうち、「財政効果はあまり意味がない」と言い出し、最後には「財政効果は無限」と言い出した。支離滅裂である。

「だまされないで下さい!!大阪市をバラバラにはしません」という詐欺ビラで大阪市民を騙し、タウンミーティングや街頭演説ではグラフの目盛りをごまかした詐欺パネルを使って参加者を欺いてきた。

 住民投票でなにが問われているのか。まずは事実を確認することが、投票する人間の責任である。



適菜収 作家
1975年生まれ。作家。近著に「国賊論 安倍晋三と仲間たち」、「ニーチェの「アンチクリスト」を現代語訳した「キリスト教は邪教です!」、「ゲーテの警告 日本を滅ぼす『B層』の正体」など著書40冊以上。購読者参加型メルマガ「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。




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記事 [政治・選挙・NHK275] 安倍首相が19日ぶり通院、辞任表明後は初めて(日刊スポーツ)
安倍首相が19日ぶり通院、辞任表明後は初めて
https://www.nikkansports.com/general/news/202009120000200.html
2020年9月12日11時8分 日刊スポーツ


慶応大病院に入る安倍首相(中央奥)(共同)

安倍晋三首相は12日午前、東京・信濃町の慶応大病院に入った。前回の通院から19日ぶりで、8月28日の辞任表明後は初めて。首相官邸は「持病(の潰瘍性大腸炎)の治療だ。新しい病気ではない」と説明している。

首相は持病の再発を受け8月17日と24日に2週続けて慶応大病院を訪れた。辞任会見では「新しい薬の投与を行うこととした。継続的な処方が必要で、予断は許さない」と説明していた。

第1次内閣の2007年にも体調悪化のため辞任した。安倍首相の後任となる新たな自民党総裁は14日に両院議員総会で選出され、16日には国会の首相指名選挙で新首相が決まる見通し。(共同)



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/698.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 「安倍なき安倍政権」という首なしお化けのような新政権 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ)




「安倍なき安倍政権」という首なしお化けのような新政権 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278485
2020/09/10 日刊ゲンダイ


何の代わり映えもせず(C)日刊ゲンダイ

 せっかく安倍晋三首相が退いたというのに、後を襲うのが菅義偉官房長官というのでは、何の代わり映えもせず、国民の目線からすればむしろ大迷惑である。

 だってそうでしょう。第2次安倍政権の7年8カ月を通じて変わることなく官房長官として支え続けた彼が、安倍政権のすべてを継承すると言って出てきたのでは、それは菅政権というよりも「安倍なき安倍政権」という首なしお化けのようなもので、気持ちが悪いだけである。

 菅は「6項目政策集」を発表して、コロナ対策とかマイナンバーカード普及とか地方創生とか言っているけれども、何の新味もない薄っぺらな話である。そんなことよりも私が聞きたいのは、「あなたが官房長官を務めていた間に実質GDPが498兆円から485兆円に下がってしまったのはなぜですか」ということである。あるいは「アベノミクスが始まる直前、13年3月には135兆円だったマネタリーベースが、それから日銀がせっせと440兆円ものお札を刷り増して、この7月には576兆円に達したというのに、そのせっかくのお金はどこに行ってしまったのですか」ということである。

 こういう、この国の基本的な姿についてのイメージを国民に提供し共有し、さてそれをどのような方向に発展させていくのかの方策を示すのが政治の役割だと思うのだが、安倍も菅もそういう大きな方向性の話は全く苦手で、いつも枝葉末節しか語らない。

 たとえば、安倍が選挙演説や所信表明で得意としていたのは「有効求人倍率」で、これは職安での求人と求職のバランスを示すだけである。日本のようにいち早く人口減少社会に突入していれば、慢性的に人手不足になるのは当たり前で、アベノミクスで景気がよくなって雇用が増えているかどうかとは何の関係もない。こんな子供だましみたいなことを言いたい放題に言わせておいて、正面切って批判し論破しない野党もマスコミもおかしくて、それが安倍政権が無為に長続きした要因のひとつである。

 菅政権になっても同じことが続くとすれば由々しきことで、彼の口先三寸の詐欺話に引っかかることなく本質を射抜く知力を自ら鍛えなければならないだろう。



高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。




http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/699.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 緊張感が薄れるのは野党が怖くないから/政界地獄耳(日刊スポーツ)
緊張感が薄れるのは野党が怖くないから/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202009120000086.html
2020年9月12日8時8分 日刊スポーツ


★自民党総裁選で都道府県連の票もまとまりつつある。ある自民党を支持する団体の幹部が総裁選について語る。「自民党の議員たちと同じで、党員たちも首相・安倍晋三以外はいないとこの間まで言っていた者もいるし、そのくせ今は官房長官・菅義偉しかいないと勝ち馬に乗ろうとしている者もいる。むやみに地方組織の声が大きい議員に引きずられている党員もいる。業界団体は当然、権力になびく団体や人もいる」。

★「私自身、長年家族で党員だし、頼まれれば議員のパーティー券も何枚か買って顔を出す。何度も閣僚経験者と一緒にゴルフを回ったこともある。ただ自民党なら何でもいいと思っているわけではない。全体の議員の劣化や言葉の軽さ、いささかのたかり体質、数え上げたらきりがないぐらい議員の質が低下している。それでも党員は、議員を育てていかねばならないと思っている。議員に何かを頼まれてぺこぺこしている者もいるだろうし、何か恩恵を受けている人もいるかもしれないが、多くの党員は最初はしがらみや付き合い、しかしそのうち議員のことがよく見えるようになる」。

★「そうなれば、あれは将来の首相候補、彼は…と人物評に花が咲くこともある。党員は議員のタニマチではない。それなりに吟味している。毎回、総裁になった人が完璧だなんて思ったこともないし、与野党の攻防も、そこは野党の言い分の方が納得できると思うこともある。世間はすぐマルかバツの評価ばかりするが、長く見ているとそんな簡単なものではないことがわかる。政治自体のレベルが低下しているだろうし、選挙制度の弊害や幹部がいばりすぎなど感じるところはいろいろあるが、実は野党が自民党を楽にさせている。緊張感が薄れるのは野党が怖くないからだ。政治や政治家はそうやって育つんだよ。君から、枝野に言っといてくれ」。(K)※敬称略




http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/700.html

記事 [政治・選挙・NHK275] <憎い石破茂を最下位に沈める>菅陣営は裏で岸田氏に票を回すのか…総裁選2位争いの熾烈(日刊ゲンダイ)







菅陣営は裏で岸田氏に票を回すのか…総裁選2位争いの熾烈
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278638
2020/09/12 日刊ゲンダイ


石破茂氏(C)日刊ゲンダイ

 菅義偉官房長官の“独走状態”が続いている自民党の総裁選。5つの派閥に担がれた菅氏の圧勝はほぼ確実だ。141票ある地方票も、すでに80票近くを固めたという。

 消化試合となっている総裁選。ガ然、面白くなっているのが、勝ち目のなくなった石破茂元幹事長と岸田文雄政調会長との2位争いだ。3位に沈むと政治生命を断たれる恐れが強いだけにシャカリキになっている。実際、1971年以降、3位となった候補者が次の総裁選に連続出馬した例はない。

 現時点では、石破2位、岸田3位という票読みになっているという。

「石破陣営は24人しかいませんが、党内には“反アベ・反スガ”の議員もいるので、議員票は30票に届くでしょう。地方票はマックス50票。合わせると最大80票を取れそうです。それに対して岸田陣営は47人いますが、獲得できそうな議員票は50票、地方票は15票足らず。合わせても65票しかない。状況が変わらなければ、石破80票、岸田65票となりそうです」(自民党関係者)

憎い石破氏を最下位に沈める

 しかし、最後は逆転するのではないかという声があがっている。菅陣営が岸田氏に票を回すはず、という見方が根強く囁かれているのだ。

 日経新聞によると、石破陣営も「石破氏の2位を阻止するために菅氏支持票の一部を岸田氏に振り分ける可能性はないか」と警戒しているという。

「さすがに菅さん本人は票を回すつもりはないでしょう。1票でも多く欲しいはずです。もともと、岸田さんとは肌合いも違いますしね。でも、麻生派と細田派の本心は違うと思う。麻生さんも細田派のオーナーである安倍首相も、菅さんを大勝させたくないはずです。総裁選で圧勝すると、菅―二階コンビの力が強くなりすぎる恐れがありますからね。少しヒヤッとさせた方がいいと考えているに違いない。なにより、憎い石破さんを最下位にしたい、叩きのめしたいと思っているはずです。岸田さんを2位に押し上げれば、1年後の総裁選へ出馬する可能性も残る。現時点で石破80票、岸田65票ならば、35票を回せば岸田さんは100票で2位、石破さんは3位で惨敗という構図になります。35票を回すことは不可能ではないでしょう」(政界事情通)

 国民は完全に置き去りになっている。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/701.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 南シナ海にて米中軍事衝突が秒読み?:平和国家・日本も否応なしに巻き込まれるのか(新ベンチャー革命)
南シナ海にて米中軍事衝突が秒読み?:平和国家・日本も否応なしに巻き込まれるのか
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/7399807.html
新ベンチャー革命2020年9月12日 No.2690


1.南シナ海で米中戦争が勃発する危険が高まっている

 このところ、南シナ海の海底石油利権争奪をめぐって米中関係が険悪化しています(注1)。

 もし、近未来、南シナ海にて米中軍事衝突が起きたら、日本も巻き込まれそうです。

 中国市場には多くの日本企業が深く入り込んでおり、米政府の背後に控える米国戦争屋の傀儡国・日本は米中間に挟まれて極めて厳しい状況に追い込まれそうです。

 さて、今の日本の政権党・安倍自民の幹事長・二階氏は、次期総理と目される菅氏と親密ですが、この二階氏は、典型的な親中派として有名です。

 このまま行くと、近未来の日本は米中間で、右往左往する破目に陥りそうです。

2.今の中国・習政権が、習氏のライバルだった親米の周永康を失脚させたことが、今日の米中対立の大元となっている

 現在の中国・習政権は決して、親米ではありません。それどころか、習氏と覇権を争った周永康(親米の中国政府元幹部)を失脚させた過去があります。

 本件、本ブログにて過去に取り上げたことがあります(注2)。

 このような過去から、米国政府は、習政権を快く思っていないのです。

 上記、南シナ海での人工島建設を主導していたのは、親米の周氏の方でした。

 その周氏は習政権下において、失脚させられ、終身刑に処されています。

 この現実は、米政府の背後に控える米戦争屋の怒りを買っているはずです。

 もし、周氏が政権をとっていたら、今の中国は親米国家になっていたはずです。

3.今の日本は、米中という二大大国の対立で板挟み状態に追い込まれる

 中国にて習政権が続く限り、次期米大統領選にて、トランプが勝っても、バイデンが勝っても、米政権の背後に控える米戦争屋は、中国との対立を強めるのは間違いありません。

 一方、日本の自民党政権は、誰が総理になっても、米戦争屋の傀儡政権であることに変わりはありません。

 もし、近未来、南シナ海にて米中軍事衝突が起これば、自衛隊が米軍の傭兵として、動員させられるでしょう。

 そうなれば、日本は中国と敵対することになります。

 このような事態を避けるためにも、今の日本には、米中軍事対立を回避する外交が求められます。

 次期総理になりそうな菅氏に、そのような外交はできるのでしょうか。

注1:gooニュース“米中戦争の開戦は秒読み段階。南シナ人工島をアメリカが先制攻撃へ”2020年8月9日
https://news.goo.ne.jp/article/mag2/world/mag2-461550.html

注2:本ブログNo.958『南シナ海における中国戦闘機の米国哨戒機威嚇事件:米国某勢力のエージェントだった疑いのある周永康氏の失脚事件との関連性を読み解く』2014年8月24日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/2439046.html



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/702.html

記事 [政治・選挙・NHK275] <日に日に際立つ 菅義偉のポンコツぶり>なぜ、しゃべれない男が首相になれるのか(日刊ゲンダイ)

※2020年9月1日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大





https://twitter.com/Trapelus/status/1304548822853382144



※文字起こし

 政治家は、言葉を生業にする職業だといわれる。だから政治活動で演説する人は「弁士」と呼ばれてきた。政治家にとって、弁舌は最大の売り物であり、必須の資質でもある。それなのに、なぜ「しゃべれない男」が首相になれるのか。

 自民党総裁選が8日に告示されてから、立候補した菅官房長官、石破元幹事長、岸田政調会長の3人による討論会が行われている。夜のニュース番組にも連日、そろって出演。そこでポンコツぶりをいかんなく露呈しているのが菅だ。

 同日夜に出演した「報道ステーション」では、アベノミクスが格差を広げたのではないかという質問に対し、菅は「あのー、私、やはり大事なのは雇用じゃないでしょうか」と答えていた。

「全国で有効求人倍率1を超えたのはたった8つの県しかなかったんです。アベノミクスによって、すべての県で1倍を超えた」と、まるで安倍首相が乗り移ったかのように、ナントカのひとつ覚えで有効求人倍率の話をしたのだ。格差問題とはまったく関係ない。

 石破が「正規と非正規って給与以外のフリンジ・ベネフィットというものを足すと倍ぐらい違う」「これで格差が拡大していると言わないでどうするんだ」と問題意識をあらわにしたのとエライ違いだった。 

「官邸の危機管理を一手に担い、スポークスマンとして毎日の会見を切り回す切れ者というイメージだったのですが、実はこんなにしゃべれない人だったのかと驚きました。党内でも菅さんのスピーチ能力を不安視する声が上がり始めています。通常の総裁選で全国を遊説して回り、候補者討論の機会が多かったら、危なかったのではないか。総裁選の期間がもっと長かったら、派閥で固めた国会議員票はともかく、党員票では弁の立つ石破さんに完敗していたかもしれません」(自民党若手議員)

ネット上にも資質を問う声が続出

 総裁選で圧勝することが確実な“本命”への評価は、わずか数日で一変してしまった。まともにしゃべれないだけでなく、早くも失言を連発。同日夜に出演した「news23」での討論では、自衛隊についてトンデモないことを言っていた。石破から憲法改正について質問された菅は、こう述べていた。

「自衛隊の立ち位置というのが、憲法の中で否定をされている。そういう中で、憲法9条の中に、自衛隊の正当性というものを踏まえて、党として4項目、憲法改正についてですね、決定をして、いま提案をしているところでありますから、それはあの、建設的に、このことをやはり、しっかりと、憲法改正のなかで、自衛隊の位置づけというものを盛り込むべきだというふうに思います」

 自衛隊が憲法の中で否定をされている? 日本政府は「自衛隊は憲法違反ではない」という見解を維持してきたはずだ。いつから政府見解が変わったのか。

 そう思っていたら案の定、翌日の官房長官会見で記者にただされ、「自衛隊を違憲と主張する方々もいるという趣旨で申し上げた。若干言葉足らずだった」とシドロモドロで、「憲法に違反するものではないというのが政府の正式な見解だ」と発言を訂正した。

 これでよく7年8カ月も官房長官を務めていられたものだと、今さらながら呆れるレベルなのだ。

 連日のテレビ討論を見た国民もさすがに驚いたようで、ネット上には菅や、彼を担ぐ自民党に対する疑問の声があふれ出した。

〈news23に菅官房長官が出てたけど、予想以上のポンコツぶりにビックリ〉

<なんか菅さんダメそう…質問に対しての答えがあやふや>

<菅さん、どのような日本国にしていきたいのかサッパリ伝わってきません。自民党員の皆さんこんな方が代表でいいのでしょうか>

<三人揃うと、話の中身一つ取っても、菅の表面的な具体性に乏しい薄っぺらさだけが際立つ>――。

「あたらない」「問題ない」で乗り切れると思っているのか

「一問一答でムダなことをしゃべらない官房長官会見では鉄壁の守りを見せてきても、自分の言葉で発信することは苦手なのでしょう。想定問答集や、前もって用意された原稿のどこを読み上げれば追及をかわすことができるかという勘どころはすぐれていても、アドリブが利かない。出馬表明会見では『雪深い秋田の農家の長男に生まれ、地元で高校まで卒業しました』と語り出し、たたき上げの苦労人というイメージで好感度が急上昇しましたが、このエピソードが効果的なのは最初の1回だけです。それを何度も繰り返されると、他に何も売りがなく、語るべきビジョンもないのかと国民は感じてしまう。同じセリフの繰り返ししかできないようだと、想定外のことが起きた時に、どれだけ対応できるのかと不安になってきます」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)

 9日、行われた自民党青年局・女性局主催の公開討論会でも、菅はひとりだけ手元の原稿を読み上げていた。

 妻や子どもについての質問に対しても、だ。そんなことも自分の言葉で語れないのか。

 これまでは「ご指摘はあたらない」「まったく問題ない」で質問をシャットアウトしてきたが、首相になればそうはいかない。

「今回の総裁選は幕が上がる前から勝ちが決まっているし、短期決戦ですからイメージ戦略で乗り切ることも可能でしょうが、原稿を読むしか能がない首相に、首脳外交ができるのでしょうか。米国のトランプ大統領やロシアのプーチン大統領と互角に渡り合えるのか。外交交渉も官僚に任せればいいと考えているのかもしれませんが、自分の言葉を持たない空っぽ首相では、世界に恥をさらすだけです。この調子では早晩、国会で行き詰まるのも見えている。『あたらない』『問題ない』だけでは議論が成立しないし、関連質問にも対応できないでしょう。論戦をしたくない、させられないから、自民党は本格的な総裁選を拒み、簡易型で菅氏を新総裁に選ぼうとしている。前代未聞のイカサマ総裁選で、ポンコツ候補が総理総裁になろうというのです」(政治評論家・本澤二郎氏)

国会審議を拒否する姿勢も継承

 国会審議拒否の布石なのか、8日の告示日に行われた候補者の共同会見で、菅は総理大臣の国会出席を減らすべきだと主張していた。「大事なところに限定すべきだ。そうしないと行政の責任者としての責任を果たせない」などと言っていたが、後ろ暗いところがあって、野党の追及に正々堂々と抗弁する自信もないから国会に出たくないのだろう。安倍首相と同じだ。そういうところまで継承しようとしている。

 国会に出たくない、国民が納得するまで説明する気もないなら、そもそも総裁選に出てくるな、という話である。「首相会見では手が挙がらなくなるまで質問を受け付けたい」と言っている石破とは対照的だ。

「政権を支える官房長官として、政権批判をさせないようメディアコントロールを担当してきたのが菅氏です。首相になっても、メディアににらみを利かせれば、忖度報道で都合の悪いことは隠せると踏んでいるのかもしれない。しかし、ヤクザと同じで“裏の男”が表に出てきてはいけないのです。官房長官という黒子の立場で恫喝するのと、首相という表舞台のトップが脅しをかけるのとでは次元が違ってくる。裏社会だから通用するルールというものがあるし、今後はおとなしい内閣記者会の記者を飼い慣らすのと同じようにはいきません。一国のリーダーになった“菅首相”が今のやり方を続けるのは無理ですよ。野党がしっかりしていれば、あっという間にポシャる可能性があります」(本澤二郎氏=前出)

 菅が行き詰まれば、こんな男を派閥談合で担ぎ出した自民党も同じ命運だ。総裁選での菅の勝利が、自民党を奈落の底に突き落とす序章になるのかもしれない。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/703.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 枝野氏の代表選挙での消費税減税の言葉はポーズだった。れいわ、共産との連携も怪しくなった。(かっちの言い分)
枝野氏の代表選挙での消費税減税の言葉はポーズだった。れいわ、共産との連携も怪しくなった。
https://31634308.at.webry.info/202009/article_9.html?1599914889

枝野氏と泉氏の代表選挙で、泉氏はコロナが収束するまで消費税をゼロに、枝野氏もそのとき消費税を減税すると述べた。するならゼロとまで述べた。これを聞いててっきり、共産、れいわが主張している消費税減税(5%)と連携出来ると安心していた。
ところが、『消費税を下げていくことができるかどうかについて議論すべきで、上げていくなんて論外だ」と批判した。  同時に「消費税を選挙の道具に使ってはいけない」とも発言。消費税を次期衆院選の争点にして野党が減税で連携して戦うより、国会論戦や与野党協議などを通じて減税を実現する方が望ましいとの考えを示した。』を述べているらしい。

 前記の記事で、「消費税を選挙の道具にするな」と述べた。消費税減税を争点として連携して戦うことに急にトーンダウンした。特にカチンと来たのが消費税減税を道具に使うなということである。れいわ、共産にしろ、自党内の泉氏、馬淵氏の主張を道具扱いにしたことだ。枝野氏は人気取り道具と言いたいのだろうが、れいわなどは、これを最大の公約として提案している。なぜ、道具というような表現をしたのか?枝野氏は消費税減税は前から否定的であった。それが目玉とは取らえていないということがはっきりした。共産、れいわ、自党議員にとって非常に失礼な話である。
これでれいわの消費税5%連携も無くなったように思える。枝野氏が一度言い出すと持論を引っ込めることをしない男である。そういう背景は最初から実現出来ないものを主張するのはダメということらしい。なら、野党が今まで絶対に可決されない内閣不信任案を随分と出しいたのはどうなのか?こういう頭の固さに枝野氏を好きになれない理由がある。

立民・枝野氏、消費税増税「論外」 衆院選の争点化には消極姿勢
https://news.yahoo.co.jp/articles/68f55276baaecbc30d28eca64e8fac2e41621864
9/12(土)

 立憲民主党の枝野幸男代表は12日の読売テレビ番組で、安倍晋三首相の後継を決める自民党総裁選に出馬した菅義偉(すが・よしひで)官房長官が将来的な消費税率引き上げに言及したことに関し、「消費税を下げていくことができるかどうかについて議論すべきで、上げていくなんて論外だ」と批判した。  同時に「消費税を選挙の道具に使ってはいけない」とも発言。消費税を次期衆院選の争点にして野党が減税で連携して戦うより、国会論戦や与野党協議などを通じて減税を実現する方が望ましいとの考えを示した。  また、枝野氏は「使い切れないお金をため込んできた企業に対する課税であったり、金融所得に対する課税、富裕層に対する課税がやるべきことだ」とも述べた。

http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/704.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 総裁候補三人の余りに薄い対中危機感。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2020/09/blog-post_22.html
9月 12, 2020 日々雑感(My impressions daily)

<14日に投開票を迎える自民党総裁選で、3人の候補者がラストスパートです。討論会で、日中関係などを巡って意見を交わしました。

 司会:「Q.価値観を共通にしない中国とどういう関係を結んでいくべきか」

 岸田政調会長:「香港における動きなどについてはしっかり指摘し、ものを言っていかないといけないが、中国とは対話の窓は決して途絶えさせてはならない。したたかにコントロールしていかなければいけない」

 石破元幹事長:「このコロナで米中が協力できていたらどんなに良かったかねと世界の多くの人が思っているんじゃありませんか。これ(米中)が協力する世の中を作ることが日本の役割だと思っています」

 菅官房長官:「様々、懸案がありますけれども、引き続き主張すべき点はしっかり主張しながら、一つひとつ課題解決していくことが大事。中国から前向きな対応求め続けていきたい」  今回の総裁選は、議員票394票に加えて都道府県連の141票で争われます。そのほとんどで党員投票などが行われていて、一部ですでに開票作業が始まっています>(以上「テレビ朝日」より引用)


 自由主義諸国が対中デカップリングへと動いている世界の潮流が三人には丸で解ってないかのようだ。中共政府とは対話だとか協調だとかいう段階は既に過ぎ去っている。

 中共政府と双生児のようにコミットしていたドイツですら、VW社の中国工場を撤退させてまで、自由主義諸国の一員として対中デカップリングの輪に加わろうとしている。日本の次期政権を担うべき自民党の三総裁候補者たちが対中デカップリングに一言も言及しなかったのは世界の潮流に鈍感なのではないかと思えて仕方ない。

 ことにトランプ氏は世界覇権を維持する米中対決の最後の機会だと思っている。これまでウォール街に巣食うディープ・ステイトたちの言い成りに、中国を甘やかしていたツケが廻って来たことに危機感を持っている。

 だからこそ、トランプ氏は対中貿易を棄損してでも、米中戦争に勝ち抜く固い決心をしている。日本が米中の仲立ちをする、などといった軽々な政治判断では熾烈な米中対立から弾き飛ばされてしまうだろう。或いは中共政府に利用されて、トランプ氏から中共政府を選んだ日本として敵国認定されかねない。

 日本の立ち位置は極めて明確だ。自由と平等、人権と民族自決を共有の価値観とする自由主義諸国の一員としてハッキリと中共政府を否定しなければならない。そしてポンペオ氏が中共政府と中国民とを分けて考えているように、日本も民間友好と中共政府との関係をハッキリと区別しなければならない。

 だから習近平氏の「国賓待遇での招致」は延期ではなく、中止との態度表明を直ちにすべきだ。それが出来ないようでは自由主義諸国からの信頼を損ないかねないだろう。そして日本に滞在している留学生や技能実習生などのビザの取り消しを行うべきだ。日本も中共政府の中国のデカップリングに積極的に参加すべきだ。

 おぞましいモンゴルへの強制的な北京語教育やウィグル人に対する強制収容所へ成年男子を送り込み、女子には漢族との婚姻を半ば強制し、それに従わない女子に避妊手術を行うという非人道的な措置に断固反対すべきだ。

 かつて日本の先人たちは東アジア地域が欧米陸橋の植民地とされ、でアジア人が奴隷として使役されていたのを開放するための解放戦争を戦った。そして現代を生きる日本国民は中共政府の中国で侵略され抑圧されている少数民族を開放するために中共政府をデカップリングする闘いに参加すべきだ。そうした歴史と現代の認識すらないような総裁選候補三人にはウンザリするだけだ。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/705.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 石破茂候補の本音は地方創生、今後は、テレワークを活用しながら、各省庁を地方に移管したいと考えている。その目玉が大阪都構想だ(板垣 英憲)
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/de88f03da9e4c7ba4623521b6d3ea05e
2020年09月12日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 以下、上皇陛下の側近である吉備太秦の見立てである。

 人材派遣大手のパソナグループが、2024年5月末までに主な本社機能を東京から兵庫県の淡路島に移すと発表された。約1200人が段階的に移住する計画だという。淡路島は古事記のなかで、イザナギノミコトとイザナミノミコトが最初につくった島ということだが、パソナは一部の機能だけ残して、最終的にはほとんど全部、淡路島に引っ越すことになっている。さらに今後は、中抜きで問題になるような政府の仕事は一切やらないとしている。本業の派遣事業で儲かっているので、政府の仕事はやる必要がないということだ。そうしたなかで、石破茂元地方創生相の政治構想の本音は、まさに「地方創生」をやりたいと考えている。彼は全国的に人気もある。今後はテレワークを活用しながら、各省庁を地方に移管させたいと考えている。そうすれば、首都圏に集中している人口を地方に移住させることができると見込んでおり、その最初の目玉が、「大阪都構想」ということになっていく。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/706.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 菅総理(仮)は、解散総選挙で消費税「減税」を謳うか?
■菅総理(仮)は、解散総選挙で消費税「減税」を謳うか?

◆新政権と政局◆
14日の自民党総裁選投開票とその後の首班指名を前に、趨勢から言うと菅官房長官の新総理就任が事実上決まったようだ。

さて政局の次の焦点は、菅新政権で解散総選挙は何時になるかと並んで、筆者は新政権が消費税減税を掲げて戦うかに絞られたと考える。

菅氏は、10日夜のテレビ番組で「これだけの少子高齢化社会で、どんなに頑張っても人口減少は避けられない。行政改革を徹底して行った上で、消費税は引き上げざるを得ない」と明言していた。

だが続く11日の記者会見で、消費税率引き上げについて「安倍晋三首相はかつて『今後10年ぐらい上げる必要はない』と発言している。私も同じ考えだ」と述べ、従来の政府方針に変わりはなく、将来的な課題との認識を強調し、軌道修正を図ったとみられる。

これには更に伏線があって、高橋洋一氏の見立てによると、菅氏はそもそも経済成長優先を明言していたが、それに対する財務省の抵抗を宥めるため、10日の消費税増税発言に繋がったという事のようだ。

菅新政権による解散総選挙は、河野防衛大臣が米シンクタンクに対してリップサービスしたように10月中となるかは分からないが、求心力を高めるため早晩行われると思われる。

野党を見渡すと国民民主党と合併した(新)立憲民主党の党勢は振るわず、枝野代表は消費増税をしないと公約して政権を獲ったにも関わらず消費増税法案を提出した民主党政権の中核メンバーであり、消費増税して社会保障等でバラ撒く思想を持っている。

そして自公政権と対抗するため行きがかり上で消費税減税を唱えるかも知れないが、その嘘臭さは普段あまり政治に関心のない有権者にも見破られている。

菅新総理がそれを見越せば、敢えて財務省筆頭とした霞が関を敵に回す事はないかも知れない。しかし、国民民主党と立憲民主党の合併を実質的に仕切ったのは海千山千の「保守政治の堕天使」小沢一郎氏である。

野党連合の画策、進んでは自民総裁選で落ち武者集団となる石破派、自民内の消費税減税グループに手を突っ込む事を虎視眈々と狙っているだろう。

◆消費税と経世済民◆
ここで消費税に対する筆者の考えを述べれば、消費税は只でさえ消費しない民族である日本人と喰い合わせが悪い税制だと思う。日本の税制は景気の過剰・不足に応じてネガティブ・フィードバック(自動適正化調整)が働く直接税中心がよいのではないか。

消費税を未来永劫に全廃するべきとは思わないが、「ナショナル・ミニマムを伴う自立社会」の理念の下、社会保障の大半は社会保険料で賄い安易に消費税に頼るべきではないし、老齢でも相応に働ける社会構造と医療に過度に頼らない仕組みをテクノロジー開発も手助けにしながら模索し支出を抑制すべきと考える。

筆者が小沢一郎氏を「保守政治の堕天使」と蔑称しているのは、氏が「日米中正三角形論(二等辺三角形論)」を唱え、今日の中国の専横を手助けしたためである。少し考えれば男女間でも三角関係等は刃傷沙汰に成り兼ねないし、諸葛孔明が提唱した三国志の三国鼎立は短期間に瓦解したように砂上の楼閣に過ぎない。

その意味で小沢氏が政治資金規正法違反の「国策捜査」により検察を含む霞が関とマスコミの複合体に刺され権力の座から転げ落ちたのは、結果的に日本にとって僥倖と考えるが、旧民主党の中核メンバーが小沢氏が消費税増税に反対した事を以て党を瓦解した罪人として断じていたのは本末転倒であろう。

小沢氏は対中国等外交に於いて罪人であり、消費税増税反対に於いては公約に対して正当、霞が関解体、地方分権等の内政に於いては功罪相半ばという辺りでは在るまいか。

表題に戻り、菅新総理は、解散総選挙で消費税「減税」を謳うのか?

政局的に見れば、上記のように財務省の圧力と枝野氏の嘘臭さと小沢氏の仕掛けの奏功が変数になるだろう。

しかし、本質は何より経世済民である。

倒産企業数の増加等、新型コロナ禍での経済毀損が顕在化し始め、どんなに手を打っても冬に向かいその拡大も予想される中、筆者は少なくとも時限的な消費税減税を打つべきと考える。

菅新総理の覚悟を問う。

佐藤総研 http://blog.livedoor.jp/ksato123/

http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/707.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 今も権力に迎合する日本国民に民主主義は定着しているか 日本外交と政治の正体(日刊ゲンダイ)



今も権力に迎合する日本国民に民主主義は定着しているか 日本外交と政治の正体
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278537
2020/09/11 日刊ゲンダイ


安倍首相は岸田政調会長への禅譲をにおわせていたが…(C)JMPA

 安倍首相が退陣を表明したのを受け、自民党は菅官房長官を後継者に確定したようだ。この流れの中で驚くべき現象が起きている。

 8月7〜9日に実施された読売新聞の世論調査によると、自民党の政治家のうち、次期首相は誰がふさわしいかとの問いの回答は次の通りだった。

 石破茂氏24%、小泉進次郎氏16%、河野太郎氏13%、安倍晋三氏12%、岸田文雄氏4%、菅義偉氏4%。

 小泉氏は「今回は立候補しない。河野氏が立候補すれば応援する」と言い、河野氏については、所属する麻生派が菅氏の支持を決めたため出馬を見送った。

 私が驚いたのは、9月4日に朝日新聞が報じた世論調査の結果だ。

「次の首相にふさわしいのは」との問いで、菅氏が38%、石破氏25%、岸田氏5%となっていたからだ。

 安倍首相は長い間、岸田政調会長への禅譲をにおわせていた。それを勘案すれば安倍支持派が全て菅氏を支持するとは考えにくいものの、それでも8月上旬の読売新聞の調査結果を見れば、安倍、菅の両氏の支持を合わせても16%である。読売、朝日の違いはあれども、なぜ、こうした変化が起きたのか。

 かつて、ある大学総長が米国のトルーマン大統領に対してこう報告していたのを思い出す。

「日本人は事実上、軍人をボスとする封建組織の中の奴隷国だった。一般の日本人は、一方のボスから他のボス、すなわち現在のわが占領軍のもとに切り替わった。多くの者にはこの切り替えは、生計が保たれていければ、別に大したことではない」

 カナダの外交官ハーバート・ノーマンも「日本、自力で民主主義獲得せず」として、こう記していた。

「1945年の降伏にもとづく諸事情も徳川幕府打倒以後の時期と比べてみることは適切である。すなわち、いずれの場合にも人民は改革運動を自ら開始することはせず、かえって、根源的な力は上から来たこと、初めはそれが軍事官僚であり、現在では最高司令官及び占領軍である」

 日本は戦後に民主主義となった。だが、それは人々が自らつくり上げたものではない。強制された贈り物である。

 日本の社会に「民主主義を守らなければならない」という考えがどれだけ定着しているのだろうか。実態は今も、「生計が保たれれば、別に大したことではない」ではないか。そのためには権力に迎合するのが一番適切な手段なのだ。



孫崎享 外交評論家
1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。




http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/708.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 安倍昭恵さん 後継者不在の山口4区で出馬との情報も(NEWSポストセブン)

※週刊ポスト 2020年9月18・25日号 紙面クリック拡大






安倍昭恵さん 後継者不在の山口4区で出馬との情報も
https://www.news-postseven.com/archives/20200911_1593307.html?DETAIL
2020.09.11 07:00 NEWSポストセブン 週刊ポスト2020年9月18・25日号


夫婦の今後は?(時事通信フォト)

 8月31日午後、本誌は首相官邸に入る昭恵夫人の姿をキャッチした。渋谷区富ヶ谷の私邸を出て首相官邸に移動、3時間以上滞在した後、まっすぐ私邸に戻っている。首相の辞任表明3日前(25日午後)にも昭恵夫人は私邸から首相官邸に向かい、2時間ほど滞在した。

「最近夫人は、これまで寄りつかなかった首相官邸を頻繁に訪問している。『昭恵夫人は総理を心配しているのか』と、永田町をざわつかせています」(全国紙政治部記者)

 妻が病気の夫の職場に行っただけなのにこんな声が上がるのには、事情がある。辞任表明の3か月前、「昭恵夫人が『夫が辞任したら離婚する』と話している」との情報が、官邸詰めの政治記者の間で駆け巡ったのだ。

 3月に昭恵夫人が芸能人ら十数人と“桜を見る会”を開催していたことを本誌が報じ、4月には知人を含めた約50人で大分県宇佐市の「宇佐神宮」に参拝していたことが報じられるなど、当時は昭恵夫人へのバッシングが最高潮だった時期。

「自分が興味を持つボランティア活動や大麻解禁運動などに邁進したいのに、何か行動する度にメディアに取り上げられて批判されるのを窮屈に思っているとのことでした」(前出・全国紙政治部記者)

 ただの噂話と片付けられないほどに、昭恵夫人のフラストレーションは溜まっていたようだ。

「安倍首相が総理に返り咲く直前に始めた居酒屋『UZU』は、首相の反対を押し切って始め、コロナ禍でも店に通っていました。“自粛”を求められるのに耐えられなかったのでしょう。『早く首相を辞めてほしい』と周囲に漏らしていました」(昭恵夫人の知人)

会食を中座

そんな昭恵夫人に変化が生まれたのは、首相の体調悪化を受けてのこと。

「お酒の席が好きだった昭恵夫人が、『早く帰らなきゃ』と会食を中座するようになった。首相のために早く帰っていたのでしょう」(前出・知人)

 思いとどまったということなのか。

「病気の今、離婚などできないことは昭恵夫人も分かっているはず。万が一離婚した場合、名実ともに“私人”となった彼女が『桜を見る会』や森友学園の疑惑に関して話しかねない。新政権の爆弾となるので、政府や自民党は認められません。

 彼女は世の中の役に立ちたい気持ちが強い。それを満たすために今考えられるのが、政治家になるという可能性。安倍首相の体調が今後も回復せず、議員辞職となった場合、次の選挙に出られない事態も考えられるが、いまのところ安倍家の後継者は不在。昭恵夫人が山口4区でワンポイント出馬するのではないかと取り沙汰されています」(前出・政治部記者)

 そうなっても森友、桜問題を追及されることに変わりはなく、にわかには信じがたいが、辞任表明の衝撃覚めやらぬ8月31日深夜、昭恵夫人は3か月半ぶりに自身のフェイスブックを更新した。母校のものと思われる文集に寄せた文章の写真に添えて、一節を引用し、〈自分が書いた文章を読み返し「世の中の為に神様私を存分にお遣い下さい…」と改めて祈る〉と綴っている。

 祈るのは夫の快復か、それとも自らの未来か。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/709.html

   

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