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2020年9月10日01時05分 〜
記事 [政治・選挙・NHK275] 菅「首相の国会出席は限定すべき」口下手を隠す・逃げていると思われる(笑)(まるこ姫の独り言)
菅「首相の国会出席は限定すべき」口下手を隠す・逃げていると思われる(笑)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2020/09/post-9c8d2b.html
2020.09.09 まるこ姫の独り言


本当に口下手な菅。

多分、国会答弁は使い物にならないだろう。。

党首討論などもってのほかだ。


野党の党首とは器も違うし、テレビ出演から見えてくるものは、リベート力もけた違いに低いのではと想像してしまう

昨日の自民党総裁選の様子は全く見なかったが、「総理となったら、記者会見はどう行うべきか?また野党の国会出席の要求にはどう応える?」との質問があったそうだ。

石破
>国民が聞いてることは可能な限り答えないといけない


>世界と比べて圧倒的に首相の国会出席時間が長い。大事なところで限定して行うべき

これは安倍政権時代にも言われていたことだ。

その時に感じたことは、安倍首相もモリカケ桜を追及されるのが嫌だから、世界を引き合いに出すのだろろうなあと。

しかし安倍首相が長いと思うのなら、長い原因は自身にもあったのではないか。

モリカケ・桜、どの問題も、核心とは程遠いところで答弁をのらりくらりとかわし時間稼ぎをしているように見えた。

自分が潔白だとするのなら、関わっていなかったとされる領収書や明細書など公文書等もシュレッダーにかけず、官僚達も忖度せず答弁をして、国民に判断を仰いでいたらそこで終わっていた話だ。

それを出さない、こんにゃく問答、官僚の答弁嘘発覚 などばかりでは、野党も徹底追及すると言う話で時間が延びるのは当然と言えば当然の話だ。

菅もこの論法を利用して「首相の国会出席は限定すべき」だと言っていたが、菅が言うと自分の口下手を隠す為なのかと要らぬ想像をしてしまった。

今までのいろんな番組出演での喋りの下手なことや、司会者の言いたいことが分からないのか答えに詰まるところを見るとと「当たらずとも遠からじ」ではと思う。

総裁選の3人の発言力でも分かるように、トップの座は菅では荷が重い。

今までは、「苦労人・たたき上げ」「パンケーキおじさん、お茶目な人柄」で存在感をアピールをしてきたが、それが国会で通じるとは思えない。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/642.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 超やぶへびの前原誠司氏中国漁船言及(植草一秀の『知られざる真実』)
超やぶへびの前原誠司氏中国漁船言及

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-ee485d.html
2020年9月10日 植草一秀の『知られざる真実』


2010年9月7日、尖閣海域で中国漁船と海上保安庁巡視船が衝突した。

日本政府は中国漁船船長を逮捕、勾留した。

日本政府は9月13日に、船長以外の船員を中国に帰国させ、中国漁船も中国側に返還したが、船長に関しては勾留を続けた。

中国政府は日本政府の対応に強く反発した。

結局、9月24日、那覇地方検察庁の鈴木亨次席検事が、船長の行為に計画性が認められないとしたうえで、日中関係を考慮し、中国人船長を処分保留で釈放すると発表した。

中国人船長は9月25日、中国側が用意したチャーター機で中国に送還された。

この事案について、当時菅直人内閣の国交相兼沖縄担当相だった前原誠司氏が発言した。

前原氏にインタビュー記事を掲載した産経新聞は、

「前原誠司元外相が産経新聞の取材に対し、10年前の平成22年9月7日に尖閣諸島(沖縄県石垣市)沖の領海内で発生した海上保安庁巡視船と中国漁船の衝突事件で、当時の菅(かん)直人首相が、逮捕した中国人船長の釈放を求めたと明らかにした。旧民主党政権は処分保留による船長釈放を「検察独自の判断」と強調し、政府の関与を否定してきたが、菅氏の強い意向が釈放に反映されたとみられる。」

「前原氏によると、国連総会に出席するための22年9月21日の訪米出発直前、首相公邸に佐々江賢一郎外務事務次官ら外務省幹部とともに勉強会に参加。その場で菅氏が公務執行妨害容疑で勾留中の船長について「かなり強い口調で『釈放しろ』と言った」という。」

「前原氏は「来なくてもいいではないか。中国が国益を損なうだけだ」と異を唱えたが、菅氏は「オレがAPECの議長だ。言う通りにしろ」と述べた。前原氏はその後、当時の仙谷由人官房長官に「首相の指示は釈放だ」と報告した。」

と伝えた。

https://bit.ly/2GEQqBz

前原氏の発言によると、中国人船長の釈放は検察の判断ではなく、菅首相の指示によるものだったということになる。

この問題について、元検事で弁護士の郷原信郎氏はブログ記事で次のように指摘している。

https://bit.ly/3jW4DIE

「尖閣の中国漁船の衝突事件は、外交上の判断が必要な事件だったのであるから、刑事司法機関が勾留・起訴という厳正な刑事処分に向けての対応を行う一方、内閣としては、外交関係を踏まえてその刑事処分に向けての対応を変更する必要性を判断し、必要があれば、それを法務大臣指揮権の発動という形で、内閣の責任を明確にして実行すべきであった。

ところが、この事件では、中国船船長の釈放が決定された際の会見で、那覇地検次席検事が「最高検と協議の上」と述べた上で、「日中関係への配慮が、釈放の理由の一つである」かのように述べた。つまり、この事件での「船長の釈放」という検察の権限行使において、検察が組織として外交上の判断を行ったことを認めたのである。そして、このような、検察が外交問題に配慮したかのような説明に対し、当時の仙谷官房長官は「了とする」と述べた。」

「この検察の対応が、検察独自の判断だとは考えられなかった。検察としては、厳正な刑事処分に向けての対応を粛々と進めていたはずだ。船長の釈放は当時の内閣の判断によるものであることは、誰の目にも明らかであった。ところが、外交関係への配慮も含めて、すべて検察の責任において行ったように検察側が説明し、内閣官房長官がそれを容認する発言をした。それによって、検察の刑事事件の判断についての信頼が損なわれる一方、内閣が負うべき外交上の責任は覆い隠されてしまった。」

「中国人船長の事案については、菅首相の判断で船長を釈放させたにもかかわらず、それが、あたかも、検察の判断であるかのように検察に説明させて「隠蔽」していたのである。それを行わせた菅首相も論外だが、当時、菅首相の不当な指示に、国交大臣として異を唱えることなく唯々諾々と従っておきながら、今になって、自分は菅首相の不当な命令を受けた被害者であるかのように語る前原氏の態度も信じ難いものだ。」

この事案において外交上の配慮から中国人船長を釈放するのであれば、「検察の判断」とせずに「指揮権発動」で措置するのが「法の支配」の下での適正な対応である。

前原氏によるこのタイミングでの発言は、菅直人氏が参加する合流新党への攻撃を目的とするものと思われる。

産経新聞が合流新党を強く警戒していることも鮮明に浮かび上がる。

前原氏は菅元首相の行動を非難しておきながら、当時は何の行動も取っていない。

郷原氏が、「異を唱えることなく唯々諾々と従っておきながら、今になって、自分は菅首相の不当な命令を受けた被害者であるかのように語る前原氏の態度」を「信じ難い」と非難するのは当然のこと。

私がこの事案を取り上げたのは、この事案が重大事案になった原因を作ったのが前原氏自身であることを伝えるためだ。

この事案が発生するまで、尖閣海域の中国漁船の問題については、「外交ルートでの注意喚起を行う」とし、「自国の関係法令を適用しない」とされていた。

これを2010年6月8日の菅内閣による閣議決定を踏まえて、前原氏が所管する国交省=海上保安庁が尖閣海域の中国漁船への対処に際し、国内法令を適用することに、日本政府が対応を一方的に変更した。

このことによって漁船衝突事案が発生した。

単純化すれば前原氏が尖閣海域での紛争を人為的に創出したとの側面が極めて強い。

背景に辺野古基地建設を推進する米国の強い意向が存在したことは言うまでもない。

米国と通じ鳩山内閣を破壊した中心人物の一人が前原誠司氏である。

この事案に関する「知られざる真実」を私たちは正確に把握する必要がある。




http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/643.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 菅官房長官がテレビ討論でもポンコツ露呈!『news23』では失言に加え放送事故寸前の質問、『報ステ』では徳永有美に陰険クレーム(リテラ)
菅官房長官がテレビ討論でもポンコツ露呈!『news23』では失言に加え放送事故寸前の質問、『報ステ』では徳永有美に陰険クレーム
https://lite-ra.com/2020/09/post-5627.html
2020.09.10 菅官房長官がテレビでもポンコツ露呈!『報ステ』では徳永有美に陰険クレーム リテラ

    
    『news23』に出演する菅氏

 先日、本サイトが菅義偉官房長官のトークのポンコツぶりを指摘したが(https://lite-ra.com/2020/09/post-5621.html)、8日、自民党総裁選が告示されたことで、そのポンコツぶりがさらに丸出しになった。同夜、菅氏と石破茂氏、岸田文雄氏の3者が揃って『報道ステーション』(テレビ朝日)、『news23』(TBS)に出演し討論会をおこなったのだが、菅官房長官は『news23』での討論のなかでとんでもないことを口走り、結果、翌朝には発言を訂正する羽目に陥ったのだ。

 それは候補者3人がそれぞれ質問したい相手に質問をぶつけるというコーナーでのこと。石破氏が菅官房長官を指名し、憲法改正について質問をおこなったところ、菅官房長官はこう語り始めた。

「あの〜、まずこの自衛隊というのは、我が国のたとえば、今回の台風10号のときでも、そうした災害の際にはいち早く出動をしてですね、国民のみなさんのそうした状況にしっかりと対応してくれてる。これだけ歓迎されているわけであります。そうした自衛隊の立ち位置というのが、憲法のなかで否定をされている。そういうなかで、この〜、憲法9条のなかに、自衛隊の正当性というものをですね、踏まえて、党として4項目、憲法改正についてですね、決定をして、いま提案をしているところでありますから、それはあの、建設的に、このことをやはり、しっかりと、この憲法改正のなかで、自衛隊の位置づけというものを盛り込むべきだ、というふうに思います」

 おいおい。この国の政府見解は「自衛隊は憲法違反ではない」だ。それを、「自衛隊の立ち位置というのが、憲法のなかで否定をされている」って、官房長官を約8年もやってきた人間がこんなことを平然と言うとは──。

 無論、この発言について翌9日の官房長官会見で記者からツッコまれ、「自衛隊を違憲と主張する方々もいるという趣旨で申し上げたが、若干言葉足らずだった。一部の方の誤解を招いたかもしれない」などと釈明。だが、政府見解を覆した発言は「言葉足らず」などという次元の問題ではないだろう。

 想定問答だって用意しているだろうに、それでもこのポンコツぶり。これまでは会見でも記者たちの質問に「まったく問題ない」「ご指摘はあたらない」と言い放ってシャットアウトすれば済んできたが、そもそも菅官房長官は「自分の頭で考え、語り、伝える」という基本的なコミュニケーションすらできないようなのである。

 しかも、『news23』ではもうひとつ、知性の欠如とコミュニケーション能力の低さを象徴する場面があった。石破氏が菅官房長官に憲法改正について質問する前に、菅官房長官が石破氏を指名して質問をおこなったのだが、それはこういうものだった。

「石破さんに……。沖縄の基地問題、とくに辺野古の問題についてお尋ねしたいなあと思います」

 当然、このあと具体的な質問がはじまるのかと思うが、菅官房長官はニヤニヤと笑いを浮かべつづけるだけ。そう。質問はたったのこれだけだったのだ。

 まるで『情熱大陸』の締めに出てくる「あなたにとって音楽とは?」みたいなざっくり質問。しかし、これはアーティストのインタビューではなく政治家の討論会だ。当然、スタジオでも菅官房長官のこの発言のあと、何か話し出すのだろうと静まり返ったが、いくら待っても菅官房長官が口を開かないため、数秒経って誰かから「え?」という声が漏れたほど。まさか質問がこれだけとは、スタジオのまわりの人間も視聴者も思わなかったため、放送事故寸前の状態に陥ってしまったのだ。

 普通、こういう場面では、相手の考えを詳らかにしたりウィークポイントを突くために具体的に過去の発言などを引いたり、あるいは自身の主張の正当性を説くものだと思うが、菅官房長官にそんなものは一切なく、ニヤニヤ笑うだけ。その表情は「石破氏が答えにくい質問をしてやった」と勝ち誇ったものだったが、逆にこんな具体性も何もない質問で勝ち誇れるものかと呆れるしかない。

■「格差にどう向き合うのか」と質問されているのに「アベノミクスで雇用が増えた」

 もはや討論にすらならない討論会……。しかし、テレビ討論会で菅官房長官が露呈したのはたんにトークがポンコツ、ということだけではない。同時に、「安倍首相の継承者」らしいインチキやスリカエ、さらには恫喝で批判を封じ込める陰湿な素顔も垣間見せた。

 たとえば『報ステ』では、“アベノミクスは格差を広げたのではないか”という問いが立てられ、「格差についてどう向き合うのか」と質問されたのだが、菅官房長官は口を開くと、こう述べた。

「あのー、私、やはり大事なのはですね、雇用じゃないでしょうか」

 格差の質問をされているのに、なぜか「雇用が大事」と言い出す。お得意のいつものはぐらかしだが、司会者が「雇用……」と言うと、こうつづけた。

「働く場所を確保することがまず基本だと思いますよ。それまでは全国で有効求人倍率1を超えたのはたった8つの県しかなかったんです。アベノミクスによって、すべての県で1倍を超えています。正社員の報酬も1倍を超えていたんです。いまこのコロナで非常に厳しくなってますけど、それまではやはり評価できる水準だったんではないでしょうか」

「で、格差はどうなの?」と言いたくなるが、その点についてはまるで答えない菅官房長官。しかも、この雇用が増えたという主張は、格差の問題とはまったく関係ない。実際、石破氏は菅官房長官の主張に対し「雇用は改善した。それは高齢者でしょ、女性でしょ、所得の低い人たちでしょ」「正規と非正規って給与以外のフリンジ・ベネフィットと言いますよね。そういうもの足すと倍半分ぐらい違うわけですよ。そして大企業と中小企業、格差はありませんか」「これが『拡大している』と言わないでどうするんだ」と間接的にツッコんだのだが、そのとおりだ。

 さらに、番組側も「75%が非正規、実質賃金は4.4%も減少」という数字を突きつけたのだが、しかし、菅官房長官はとんでもないことを言い出したのだ。

「あの、申し上げましたけれども、生活保護所帯も、これが減ってきていますから。いままでずっと右肩上がりだったんです。この政権、アベノミクス、私どもやりはじめてから減りはじめたということは、ここは現実ですよ。そういう数字が出てます」

 まったく詭弁も甚だしい。たしかに生活保護を受けている世帯数は、最新の「被保護者調査」(平成 30年度確定値)では、2018年度の被保護世帯数(1カ月平均)が163万7422世帯で2017年度より減少しているが、その差はわずか3432世帯で微減にすぎない。しかも、安倍政権下では2018年度を除いてはずっと右肩上がりの増加傾向が続いていた。さらに、受給者数(被保護実人員)は2015年3月をピークに減少に転じているが、それは安倍政権が2013年から生活保護基準を引き下げ、そのことで生活保護の対象範囲が狭まったせいだ。しかも、本来ならば生活保護を利用すべき世帯のうち実際に利用している世帯の割合(捕捉率)は2〜3割程度にすぎず、単純に生活保護受給者数を見て「生活が苦しい人の数は減った」「格差がなくなった」などとは到底言えるようなものではけっしてないのだ。

■徳永有美に「自助」について突っ込まれ「絆が抜けている」とどうでもいいクレーム

 質問に答えようとせず、こんなデタラメな話を持ち出すこと自体、さすがは「自助」を掲げる菅官房長官と言わざるを得ないが、『報ステ』ではこのコロナ禍にあって「自助・共助・公助」というスローガンを掲げたことについて、徳永有美キャスターが「まず自助ということで、自分のことは自分でというその言葉はちょっと厳しいなというふうに感じるところもあると思うんですけれども」と質問。

 すると、菅官房長官は会見で東京新聞の望月衣塑子記者に見せるような陰険で高圧的な態度をあからさまにして、こう述べたのだ。

「私は、この、社会として考えられる『自助・共助・公助』、『そして絆』ってあるんです。絆抜けてますけど」

 徳永キャスターは「まず自助」という点を尋ねているというのに、菅官房長官はスローガンの「自助・共助・公助、そして絆」の「そして絆」が抜けている、と言い出したのである。「そして絆」って、それも結局は「自分や家族でなんとかしろ」と自己責任を押し付けているだけだろう。

 実際、菅官房長官は「それはやはり、自分でできることまでやってみるというのが、それはそうじゃないでしょうか」などと発言。つまり、コロナ禍でも「自分でなんとかしろ」と国民に迫ったのである。

 質問には答えない、ツッコまれるとデタラメなデータを持ち出し、些末というよりどうでもいいクレームをつける──。これはまるで安倍首相そのものではないか。しかも、菅官房長官は喋りが下手な分、何を言っているのか伝わらない。これで本当に国民に直接メッセージを発する必要のある総理大臣という職が務まるのか。

 だが、このポンコツはさらに布石を打ってきた。8日におこなわれた候補者の共同会見で、総理大臣の国会出席について「大事なところで限定すべきだ。そうしないと行政の責任者としての責任を果たせない」などと語り、総理大臣の国会出席を制限すべきだと主張したのだ。

 国権の最高機関である国会で議論しない、国民に説明できないような総理大臣には、そもそも行政の責任など果たせるはずもないが、総裁選の段階からすでに国会に出席したくないという欲望を隠そうともしないって……。どうやらこの国は、姑息かつ強権的な“ぶっ壊れた”総理によって、さらに民主主義が破壊されていくことになりそうだ。

(編集部)


自民党総裁選「候補者討論会」【news23】








http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/644.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 菅の常套句「問題ない」に問題あり/政界地獄耳(日刊スポーツ)
菅の常套句「問題ない」に問題あり/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202009090000078.html
2020年9月9日8時35分 日刊スポーツ


★自民党は首相・安倍晋三が突然辞任表明したため総裁選挙を。野党はやっとひとつの塊をつくることになり合流手続きとともに代表選挙を。コロナ禍で政治空白を作ってはいけないと言いながらコロナの記事はどんどん小さい扱いだ。それどころか今度は早ければ今月中に解散総選挙だという。政治家のお口と行動は別というものの、ここまでやり放題を放置しているのも驚く。

★6日、共産党委員長・志位和夫はツイッターで総裁選挙の騒動を「メディアは『叩き上げ』だの何だのと愚にもつかない話でなく、きちんと聞くべきことがあるはず。赤木さんの妻・雅子さんの訴えにどう答える? 2度の消費増税が経済に与えた影響をどうみる? PCR検査の実施数が世界150位の理由はどこにある? 辺野古基地、武器爆買い、思いやり予算をどうする?」と問うた。

★官房長官・菅義偉の会見の常套句(じょうとうく)は「問題ない」「全く当たらない」「問題ないという報告を受けている」「指摘は当たらない」。いずれも答えているようで、問いに全く答えず、その理由の説明さえしない。答えではなく「答えない」と答え、すべてのやりとりをここで止めてしまう。この対応とたたき上げの相関図を教えてもらいたいくらいだ。丁寧に答えるとは安倍政権がよく使う言い回しだが、ここには丁寧さのかけらというより、コミュニケーションをとるという姿勢すら見受けられない。今後は安倍政権の継承と言いながら「既に終わったこと」「解決済み」「結論は出ている」を予算委員会や会見で言うのだろうか。さしずめそれを閣議決定していくことが安倍政治の継承なのだろうか。安倍外交はひとつの売り物だったが、このやり方では外交は通用しない。(K)※敬称略




http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/645.html

記事 [政治・選挙・NHK275] <週刊新潮、特集「菅総理」その金脈と人脈>「菅官房長官」知られざる過去 “駆け出し”時代を関係者が証言、過去には金銭スキャンダルも 

※週刊新潮 2020年9月17日号 各紙面、クリック拡大



※続きは週刊新潮、2020年9月17日号をご覧ください







「菅官房長官」知られざる過去 “駆け出し”時代を関係者が証言、過去には金銭スキャンダルも
https://www.dailyshincho.jp/article/2020/09091700/?all=1
9/9(水) 17:00 デイリー新潮 週刊新潮 2020年9月17日号掲載


菅義偉官房長官

「声が震えて全然ダメだった」

 次期総裁レースで先頭を走る菅義偉官房長官。秋田の寒村で生まれ、高卒で段ボール工場で働いた後に政界入りしたことから、「叩きあげ」のイメージが強い。事実、菅氏をよく知る人物は、「真面目な努力家だった」と口を揃えるが、カネの面で常にクリーンだったわけではない。“次期総理”が隠したい金銭スキャンダルとは――。

 ***

 菅氏の政治家生活は、後に通産大臣となる小此木彦三郎氏の秘書から始まった。小此木代議士の元秘書は初めて会った時のことをこう述懐する。

「最初に私が面接したのですが、当時の菅はヒョロッとして頼りなくてさ。しかも、『なぜ秘書をやりたいの?』と聞いてもちゃんと答えられない。ただ、私が『食うためだけに秘書になろうとするヤツが多いけど、それだったら止めといたほうがいい。秘書の給料安いぞ』と言った時、菅は『それでも構いません』と言い切りました」

 秘書になってからは苦労の連続だったようで、

「2年目の頃、渡辺美智雄さんを応援弁士に呼んで街頭演説をやったことがありました。その司会を務めた菅は足が震え、手も震え、あげく声まで震えて全然ダメだった」(同)

 菅氏のことをよく知る元横浜市議会議長の藤代耕一氏もこう明かす。

「菅さんはお酒が飲めないのですが、これは秘書としては欠点。様々な業種の組合や後援会の人と食事や旅行に行った際、菅さんはよく『お前は酒も飲めないのか』と怒られていました」

 ただし、小此木代議士の元秘書も藤代氏も、菅氏が「真面目な努力家だった」と振り返る。

 地道な努力が実り、総理にまで上り詰めようとしているのだろう。が、そんな菅氏にも隠したい金銭スキャンダルがあるのだ。

「我々のバックには菅代議士がいる」

 例えば、東証2部に上場していた不動産会社「スルガコーポレーション」を巡る問題だ。スルガがビルの立ち退きをなどを依頼していた山口組系企業「光誉実業」の社長らが弁護士法違反容疑で08年3月に逮捕されると、菅氏が代表を務める自民党支部がスルガから計104万円の献金を受けていたと“飛び火”したのだ。

 問題なのは、スルガから献金を受けていた01年〜07年という時期で、

「それは、スルガが強引な立ち退きに手を染め、暴力団のフロント企業へと変質した時期と一致するのです」(建設業界関係者)

 素早く権利関係を処理するために、強引な立ち退きを交渉を担当していたのが、先述の「光誉実業」なのだという。一方、菅氏の“役回り”はというと、

「スルガが政界における用心棒役として期待したのが、02年に国交大臣政務官に就任して頭角を現し、06年には総務相になる菅さん。立ち退き交渉の際、『我々のバックには菅代議士がいる』とほのめかすことがあったというのです」(同)

 つまり、菅氏がスルガから受け取っていたカネは「用心棒代」だったのだ。

 問題発覚当時、菅氏の事務所は「報道されるまで事件を全く知らなかった」とコメントしているが、当時スルガが暴力団と一体になってブラックマネーを分け合っていたことは政界でも周知の事実であったという。

 この疑惑について改めて菅氏の事務所に聞くと、

「ご質問の献金についても法令に違反するものではありませんが、道義的観点から全額返金しています」

 と回答した。

 9月10日発売の週刊新潮では、躍進を支えた2人の「ドン」の存在と併せ、裸一貫から総理の座に就こうとする菅氏の歩みを詳報する。



「週刊新潮」2020年9月17日号



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/646.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 立憲・枝野幸男代表 発言が支離滅裂で もはや まともではない状況  タバコによる脳萎縮や認知症のせいなのか?
   
       
      
■ 立憲・枝野代表が 菅官房長官の「自助・共助・公助」発言を批判 だが民主党政権も「自助・共助・公助」を主張していた
  
   
立憲・枝野代表が 菅官房長官の「自助・共助・公助」発言について、「政治家が自助と言ってはいけない。責任放棄だ」と完全否定で厳しく批判。(下記)
 
『立憲民主、国民民主両党などが結成する合流新党の代表選に立候補した立民の枝野幸男代表は9日、日本記者クラブ主催の討論会で、自民党総裁選に出馬した菅義偉官房長官が「自助・共助・公助」を訴えていることを批判した。「政治家が自助と言ってはいけない。責任放棄だ」と述べた。』
   
https://www.sankei.com/politics/news/200909/plt2009090016-n1.html
  
  
ところが、民主党政権も「自助・共助・公助」を国会で主張していたのです。
当時枝野は民主党政権内にいました。(経済産業大臣)

下記が国会議事録からの抜粋。

『民主党・和田‥社会保障制度というのは、自助、共助、公助、こんな概念で構成されており』
『民主党・安住大臣‥自助や地域での助け合いも核にしないといけませんけれども、さらなる公的な支援の充実というものを図っていかないといけないと私は思っております。』
『野田総理‥社会保障を考えるときに、基本はやはり自助があると思うんです。それをいかに共助、公助がうまく関係づけをする中でサポートしていくかということが大事だと思います』
  
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_kaigirokua.nsf/html/kaigirokua/026118020120523006.htm
  
  
このように、民主党政権も社会保障の基本として「自助、共助、公助」、「基本は自助で、共助、公助でサポートする」と主張している。
  
ところがその民主党政権にいた枝野は今になって「政治家が自助と言ってはいけない。責任放棄だ」と発言。
   
民主党政権は「自助、共助、公助」と主張していたのに、菅官房長官が「自助、共助、公助」と主張すると「責任放棄だ」と完全否定する。
   
支離滅裂で、もはやまともではありません。
  
   
  
■ 支離滅裂な発言をし、まともとは言えない枝野代表 政党の代表の資格なし
  
  
上記の通り、枝野代表の発言は支離滅裂であり、もはやまともとは言えません。
民主党政権時の社会保障の基本的主張をまったく忘れているなら、枝野は愛煙家なので、タバコによる脳萎縮や認知症なのではないでしょうか?(下記参照)

『喫煙は脳を委縮(小さく)させます。』    
『50〜60 歳時点の喫煙量と 20 年後の認知症発症は、喫煙量の増加に伴って増え、1 日 11〜40 本で 1.4 倍、1 日 41 本以上で2.1 倍になりました。』
http://square.umin.ac.jp/nosmoke/material/TS_dementia.pdf
  
  
以上のように支離滅裂な主張をする枝野に、政党代表の資格がないのは言うまでもありません。
新党の代表選からも降りるべきでしょう。
  
  

http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/647.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 石破が「正しい歴史認識に基づくグレートリセット」を主張。超保守の安倍時代を終わらせよ(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/29173304/
2020年 09月 10日

【全米テニス・・・第4シードの大坂なおみは準々決勝で、これまで0勝3敗と苦手にして来た93位のロジャーズ(米)と対戦。6−3,6−4で快勝し、2年ぶりの準決勝に進んだ。<ブレイクされても、すぐし返して、しっかり試合を運んだ感じ。次は47位のブラディ(米)と決勝行きを争う。ガンバ! o(^-^)o】

* * * * *

 今回は、石破茂氏のスピーチで印象に残ったものを取り上げてみたい。

 石破氏は「正しい歴史認識に基づきグレートリセット」を目指すと主張。戦中戦後の民主主義について語ったのである。

 ちなみに、自民党は、保守政党であるのだが。大別すると2つのタイプの保守がいる。一つは戦後体制を認める「ふつ〜の保守」(保守本流)、もう一つは戦後体制を認めない「戦前志向の超保守」だ。

 石破氏は、軍事マニアの改憲タカ派で有名である。(・・)

 ともかく安保軍事に詳しく、昔はよく防衛研究関係の会合やイベント、米国ツアーなどに参加。それこそ旧民主党の前原誠司氏や長島昭久氏らも一緒になって、安保軍事の勉強会を行なったりもしていたものだった。^^;

 また、憲法改正の勉強にも熱心に取り組んでおり、特に2012年に自民党が改憲草案を作った時は、メンバーの中心として活動していた。

<安倍首相&周辺が、2017年から急に「改憲4項目案」を発表して、改憲運動を進めようとしているのだが。石破氏は、自民党内で議論されたものではないと反発している。>

 こうして見ると、ある意味では、石破氏は平和が一番のハト派のmewにとって天敵なのであるが・・・。(-"-)

 ただ、石破氏は戦後体制、戦後憲法(国民主権、平和主義、人権尊重)を認める「ふつ〜の保守」であるという点が、安倍晋三氏と大きく異なるのである。(++)

* * * * * 

 安倍晋三氏が06年9月に首相になった時、mewは戦後60年立って、21世紀にもはいったのに、戦前志向の保守思想を持ち出して来たことに唖然と(&ぞっと)させられた。_(。。)_

 安倍首相が、「美しい国づくり」の基本方針として、思いっきり日本会議系の戦前志向の超保守思想を持ち出して、特に「戦後レジームからの逸脱」を実現し、「教育再生」「憲法改正」を行なうことに意欲を示していたからだ。^^;

 そもそも安倍首相らは、いわゆる歴史認識が一般国民と異なるのだ。(・・)

 安倍氏らの超保守仲間は、日本はアジアを欧米列強から守るためにやむを得ずに先の大戦に加わったもので、正当な戦いであったと主張。欧米戦勝国による東京裁判で、日本が戦争責任を押し付けられたのは間違いであって、中国や韓国、北朝鮮をはじめアジア諸国に反省や謝罪を示す必要はないと考えている。<南京大虐殺も慰安婦問題も捏造だという人も多い。>

 新憲法も、GHQによって押し付けられた本来は無効なものなので、存在自体認められないし。すぐに新憲法を制定(憲法改正)すべきだと。

 そして、現憲法の基本精神である国民主権、平和主義、人権尊重に基づく戦後社会も、戦後教育(特に愛国心、歴史教育)も認めることができないので、そこから脱却すべきだと唱えていたのである。(-"-)

<実際、06年に教育基本法を改正(愛国心など書き入れた)、07年には改憲のための国民投票法も作ったんだよね。(>_<)>

 幸いなことに、この時は1年で退陣したのだが。何と安倍晋三氏は12年末に再度、首相に返り咲くことに。(@@)

 前回、不評だったためか、今回はオモテに「美しい日本を作る」だとか「戦後レジームがどう」とかいう言葉は出さないようにしていたのだが。<安倍氏のHPや超保守系の会合では、そういう言葉が出ているけど。>
 
 国民が気づかないうちに、教育の要領も変えてしまったし。政府が小中学生の教科書の内容に関与できるシステムも作ってしまった。

 また安倍首相自身、終戦記念日の式典での挨拶で、これまで他の首相がクチにして来た「戦争への反省」や「近隣国への謝罪」の言葉をカット。

 そして、ついには「憲法改正」をクチにするようになっていたのだ。(++)

* * * * *

 実は、保守と言われる自民党の中でも、安倍首相や仲間たちのように、戦前志向の偏った歴史認識に基づく保守思想(mewのいう超保守思想と)を有している人は、そう多くはないのだ。

 2000年代初期は1/3もいなかったが。今でも半分もいないのではないかと思う。(・・)

 ただ安倍一強の中、超保守的な思想に共感しない議員も、ほとんど異論を唱えず、安倍官邸の主張に従っていたのである。^^;

 でも、石破氏は機会あるごとに、安倍首相らの歴史認識や戦前志向の政治思想に疑問を唱えていた。<あと村上誠一郎氏ととか。橋下徹氏もたまにね。>

 そして今回、石破氏は出陣式でついに「正しい歴史認識に基づきグレートリセット」をしたいと語ったのである。(++)

* * * * *

『石破氏「正しい歴史認識に基づきグレートリセット」出陣式で気勢

 自民党総裁選が告示された8日午前、立候補を届け出た石破茂元幹事長は党本部で出陣式を行い、「正しい歴史認識に基づきグレートリセット。日本を作り変えていく。全身全霊を尽くして、この戦いに挑みたい」と気勢を上げた。

 菅義偉官房長官が優勢な展開だが、石破氏は逆に吹っ切れた様子で「1人1人の国民に自分の居場所がある。生きていく場所がある。そう思ってもらうため、勝利を確信し、戦い抜いていく」と語った。(産経新聞20年9月8日)』

 こちらは、同じ8日の告示後に行なった立会い演説会の一部分だ。(++)

『令和の政治を語るときに、平成とは何であったか。そのことに思いをいたさなければなりません。3つのものが終わったか、もしくは大きく変わったのが、平成の30年でありました。

 戦後が終わった。かつて(元首相の)田中角栄先生は「あの戦争に行ったやつがこの国の中心にいる間は日本は大丈夫だ。そうでなくなったときが怖い。だからこそ、よく勉強してもらわねばならない」。一兵卒として日中戦争に従軍された田中角栄先生は、生前、そう語っておられました。
 
 私は猪瀬直樹さんの「昭和16年夏の敗戦 日本人はなぜ戦争したか」。それを読むように多くの皆さま方にお願いをいたしております。昭和16年夏。20年ではありません。帝国政府は総力戦研究所を設立をし、陸軍、海軍、あらゆる官庁、日本銀行、同盟通信、30代の俊英を集めて、もし戦争したらどうなるか、徹底的な討議を行いました。

 全てのデータは開示をされた。国力の差、経済力8倍、鉄鋼生産量は12倍、自動車の生産台数に至っては100倍違う。全てのデータは開示をされました。出た結論。昭和16年の夏。「何があってもこの戦争だけはしてはならない」。そういう結論が出ましたが、なぜ戦争になったのか、ということであります。

 国民には正確なデータが知らされていなかった。メディアは戦争をあおった。そして権力とメディアが癒着をした、さらには、そういうことをすれば予算が削られる、そう恐れた軍部もあった。反軍演説をした但馬の代議士、斎藤隆夫(は)、衆院議員を除名になった。反対した者はわずか7名であった。

 それぞれが保身に走り、個の利益、全体の利益を優先したとき、国は悲劇の道を歩む。そのようなことを決して繰り返してはならない。戦後は終わったということを、私たちはもう一度心に刻まなければなりません。

 民主主義。終わったとは言わないが、大きく変質を遂げた。それが平成だったと思う。大勢の人が参加をしなければ民主主義は成り立たない。正しい情報が有権者に与えられなければ、民主主義は機能しない。少数意見が尊重されなければ、民主主義は機能しない。私たちは民主主義がきちんと機能するように、大勢の人が参加できること、正しい情報が与えられること、少数意見が尊重されること、民主主義を守っていかねばなりません。

 資本主義。大きく変質を遂げたと思っております。株価は上がった。有効求人倍率が全ての都道府県で1を超えた。企業は空前の利益を上げた。素晴らしいことであります。しかし他方、格差が拡大をしてはいないだろうか。一部の人だけに利益が及んでいないだろうか。東京一極集中が進み、集中の利益が毀損(きそん)されてはいないだろうか。』

『私はこの34年間、ひたすら愚直に生きてきました。もっとお利口さんに立ち回ることもできたのかもしれません。ひたすら愚直に生きてまいりました。今回「納得と共感」を掲げました。「そうだね」と国民が言ってくださる、一緒にやろうと言ってくださる、それが「納得と共感」であります。

 今こそ「納得と共感」の政治をやりたい。そして成し遂げたいのはグレートリセット。もう一度この国の設計図を書き換えていくことであります。そうしなければこの国は次の時代に生き残ることができない。やらねばならないのはグレートリセットである。国のあり方をもう一度皆さんとともに考え直し作り直していきたい。』(以上、産経新聞20年9月8日・総裁選所見発表詳報より・・・こういうのを読むとき(だけ?)は、書き起こしを載せてくれる産経新聞に感謝!)』

 ついに安倍氏が退陣するので、自民党の「ふつ〜の保守」の議員たちは、目を覚まして、自分たちの考えや意見をもっと前に出して、もう戦前には後退して欲しくないな〜と思うし。

 仮に菅氏が首相になったとしても、自民党をリセットさせることを考えて欲しいと願っているmewなのである。(@_@。

   THANKS



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記事 [政治・選挙・NHK275] これが菅新政権「閣僚名簿」人気優先で解散総選挙へシフト(日刊ゲンダイ)









これが菅新政権「閣僚名簿」人気優先で解散総選挙へシフト
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278416
2020/09/08 日刊ゲンダイ


神奈川県連所属の(左から)三原じゅん子参院議員、河野太郎防衛相、小泉進次郎環境相(C)日刊ゲンダイ

 ポスト安倍を決める自民党総裁選は8日告示。演説会や共同会見が組まれるなど、選挙戦が本格化した。といっても、菅官房長官の圧勝はほぼ確実。党内の関心事は早くも「菅政権」の人事に移っている。早期解散説が浮上し、総選挙向けの人気取り内閣となるのではないか、とみられている。

 安倍首相を辞任に追い込んだ原因のひとつが、内閣支持率の下落だった。

 デタラメ続きの新型コロナウイルス対応に世論が激怒。支持率は30%台にまで落ち込んでいたが、辞意表明を機に反発し、各社の世論調査で20ポイント前後もアップした。自民党の政党支持率もおよそ10ポイント上昇。マサカの“不祝儀相場”に自民党は勢いづき、永田町ではにわかに解散風が吹き始め、「10.25投開票」「11.1投開票」「12.6投開票」といった日程が飛び交っている。

「16日に臨時国会を召集し、その日に首班指名選挙を実施。菅長官を新総理として選出後、組閣するスケジュールが組まれています。いま解散したら勝てるかどうか確認するため、自民党は18日から3日間の日程で独自の選挙区情勢調査を行う予定です。その結果を見て、“菅総理”が解散に打って出るか判断するとみられています」(永田町関係者)

神奈川県連を重用か

 解散総選挙を前提にすれば、当然「菅政権」を支える閣僚の顔ぶれは人気取りを意識したものになる。

 菅長官の後を継ぎ、政権の要かつスポークスマン役を担う官房長官には河野防衛相(麻生派)、小泉環境相(無派閥)、梶山経産相(無派閥)が浮上。河野氏と小泉氏はともに神奈川県連に所属し、菅長官が「将来の首相候補」と目をかけている。アベ側近の萩生田文科相(細田派)と、加藤厚労相(竹下派)の名前も挙がる。

 与党関係者はこう言う。

「(小泉)進次郎クンは党内きっての人寄せパンダですが、あの能力では官房長官は務まらない。そうでなくても初入閣でバカっぷりが露呈してしまい、とても任せられず、留任が有力。好き嫌いがハッキリしていて、敵味方を峻別する(河野)太郎チャンは菅長官に近いタイプ。適任かもしれない。梶山大臣は安定感があり、菅長官の信頼も厚いので自身の息のかかった総務省を任せる可能性もある」


左上から時計回りに)野田聖子元総務相、稲田朋美幹事長代行、小渕優子元経産相、佐藤ゆかり衆院議員(C)日刊ゲンダイ

女性閣僚候補は5人

 欠かせないのが、政権の「目玉」だ。

 菅長官は安倍政権の組閣のたびに「オンナでいいのはいないか」と聞いて回っていたという。アベ路線を継承するのであれば「女性活躍」は外せないところ。大臣就任への意欲を隠さない三原じゅん子参院議員(無派閥)の沖縄・北方担当相としての初入閣が取り沙汰されている。

「米軍普天間飛行場の辺野古移設をめぐり、菅長官と沖縄県は全面対決している。三原も神奈川県連所属で菅長官の言いなり。強硬姿勢を変えないというメッセージも含め、三原に任せる可能性はあると思う」(自民党関係者)

 今回も出馬できなかった野田聖子元総務相(無派閥)、稲田朋美幹事長代行(細田派)、小渕優子元経産相(竹下派)らも浮上。“菅本命”の流れをつくった二階幹事長の子分の入閣も確実だ。

「片山さつき(参院議員)は地方創生相をやったし、次は佐藤ゆかり(衆院議員)か。二階派の推薦名簿トップの平沢勝栄(衆院議員)も法相あたりで待望の初入閣を果たすのではないか。菅長官が最重要課題に掲げるコロナ対応を担う厚労大臣は田村憲久元厚労相(石破派)や武見敬三(参院議員=麻生派)が有力視されています」(前出の自民党関係者)

 人気取りの組閣では、新閣僚が次々にボロを出すのも早いのではないか。




http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/649.html

記事 [政治・選挙・NHK275] <合流新党>代表に枝野幸男氏 党名は「立憲民主党」 枝野氏が107票、泉氏が42票 



合流新党 代表に立民・枝野代表 党名は「立憲民主党」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200910/k10012610801000.html
2020年9月10日 14時15分 NHK



立憲民主党と国民民主党などの合流新党の代表選挙は、10日投票が行われ、立憲民主党の枝野代表が、新党の代表に選出されました。また、新党の党名は、「立憲民主党」に決まりました。

合流新党の代表選挙は、10日午後、東京・千代田区のホテルで行われ、立候補した国民民主党の泉政務調査会長と、立憲民主党の枝野代表が最後の演説を行いました。

泉氏は、「民主的で風通しのよい党を目指す。トップダウンではなく、熟議のプロセスから答えを出すような党にしたい」と訴えました。

また、枝野氏は、「命と暮らしを守る、支え合う社会、信頼される、機能する政府を作ろうではないか。その先頭に立ち、日本の政治を変えていく決意を約束する」と訴えました。

このあと、合流新党に参加する国会議員149人による投票が行われた結果、枝野氏が107票、泉氏が42票となり、枝野氏が、代表に選出されました。

枝野幸男氏は、衆議院埼玉5区選出の当選9回で、56歳。弁護士で、平成5年の衆議院選挙で初当選しました。

民主党政権では、菅内閣の官房長官として東日本大震災発生後の初動対応などにあたったほか、経済産業大臣や党の幹事長などを歴任しました。

3年前の衆議院選挙の直前に、所属していた民進党が、東京都の小池知事が立ち上げた希望の党への合流をめぐって分裂した際、理念や政策が異なるとして立憲民主党を結党しました。
枝野氏の代表の任期は、再来年(2022年)9月末までの2年間です。

また、新党の党名を決める投票もあわせて行われ、「立憲民主党」が94票、「民主党」が54票で、枝野氏が提案した「立憲民主党」に決まりました。



野党 合流新党代表選 投開票

ライブ配信 NNプライムオンライン

野党が合流して結成する新党の代表選挙が午後行われ、合流新党の代表と新しい党名は149人の国会議員の投票で決まる。

立憲民主党の枝野代表と国民民主党の泉政調会長の2人が争う代表選挙では、優勢を保つ枝野氏が初代代表に選ばれる見通し。

同時に選定される党名も枝野氏が掲げる「立憲民主党」が泉氏が主張する「民主党」を抑えて選ばれる可能性が濃厚になっている。

得票差は今後の党運営の安定度を図るバロメータとも言え、枝野氏がどれくらいの差をつけて代表に選ばれるかが注目される。



合流新党代表選 枝野氏選出の見通し
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200910/k10012610171000.html
2020年9月10日 4時12分 NHK


動画→https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200910/k10012610171000.html

立憲民主党と国民民主党などの合流新党の代表選挙は、10日、新党に参加する国会議員による投票が行われ、党を越えて支持を広げている立憲民主党の枝野代表が、代表に選出される見通しとなっています。

国民民主党の泉政務調査会長と立憲民主党の枝野代表による2人の争いとなった合流新党の代表選挙は、10日都内のホテルで、新党に参加する149人の国会議員による投票が行われ、直ちに開票されて、代表が選出される運びとなっています。

選挙戦では、枝野氏が、合流新党に参加する議員のうち6割近くを占める立憲民主党の所属議員に加え、国民民主党の一部や無所属の議員の支援も受けるなど党を越えて支持を広げていることから、代表に選出される見通しとなっています。

枝野氏の陣営は、新党の人事などで主導権を握るためには、代表選挙で圧倒する必要があるとして、新党に参加する議員全体の7割にあたる100票以上の獲得を目指しています。

これに対し、泉氏の陣営も、新党で一定の影響力を確保するため、枝野氏の党運営に批判的な立憲民主党の議員に働きかけるなどして追い上げを図っており、枝野氏が党内基盤を固めていくうえで、両氏の得票の差がどの程度になるかが焦点となっています。

また、代表選挙では、新党の名前を決める投票も行われることになっていて、泉氏が「民主党」、枝野氏が「立憲民主党」をそれぞれ提案する中で、どちらの党名が支持を集めるかがもう1つの焦点となります。



合流新党代表選 まもなく投票 枝野氏を選出へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200910/k10012610571000.html
2020年9月10日 12時10分 NHK


動画→https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200910/k10012610571000.html

立憲民主党と国民民主党などの合流新党の代表選挙は、このあと午後1時から、新党に参加する国会議員による投票が行われ、立憲民主党の枝野代表が選出される見通しです。

今月7日に告示された合流新党の代表選挙は、国民民主党の泉政務調査会長と立憲民主党の枝野代表の2人が立候補し、次の衆議院選挙を見据えた党運営の在り方などをめぐって論戦を行ってきました。

泉氏は陣営の会合で、「無所属、立憲民主党、国民民主党のそれぞれの良さを持ち寄って、すばらしい政党を作り上げていく。きょうがその大きな一歩だ。短い選挙戦だったが、多くの国民に訴えることができた。権力者ではなく、国民の方を向く政治をしっかり作り上げていこう」と述べました。

一方、枝野氏は陣営の決起集会で、「新しい政党が何を目指しているのか、誰の立場に立って政治をしようとしているのか、論戦を通じて多くの皆さんに知ってもらうことができた。149人すべての力を最大限発揮し、さわやかに、したたかに取りまとめ、ともに前に進んでいきたい」と述べました。

このあと、午後1時から、東京都内のホテルで2人が最後の演説を行ったあと、合流新党に参加を届け出た149人の国会議員による投票が行われます。

枝野氏が立憲民主党に加え、国民民主党の一部の議員などにも支持を広げ優位な情勢で、枝野氏が合流新党の代表に選出される見通しです。

また、代表選挙に併せ、党名を決める投票も行われることになっていて、泉氏と枝野氏がそれぞれ提案した「民主党」と「立憲民主党」のどちらが支持を集めるかが焦点となります。




http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/650.html

記事 [政治・選挙・NHK275] <凄いコンビ!>「体を壊す癖」で炎上の石垣のりこ議員 秘書は森友騒動の「菅野完」(デイリー新潮 )

※週刊新潮 2020年9月10日号 紙面クリック拡大






「体を壊す癖」で炎上の石垣のりこ議員 秘書は森友騒動の「菅野完」
https://www.dailyshincho.jp/article/2020/09090558/?all=1
9/9(水) 5:58配信 デイリー新潮 週刊新潮 2020年9月10日号掲載


石垣のりこ参院議員(HarD MaNas/Wikimedia Commons)

 何が炎上するか分からぬこんな世の中。政治家たるもの、危機管理には人一倍、気をつかわねばなるまい。

〈大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物〉

 8月28日、安倍総理の辞任表明を揶揄するツイートで見事に炎上したのは、立憲民主党の石垣のりこ参院議員(46)である。


炎上したツイート(本人のTwitterより)

 ネット上では次から次へと批判の嵐。ついには枝野幸男代表が謝罪する事態に発展したが、これに〈どこが差別やねん〉と反論したのが、著述家の菅野完氏だ。

 菅野氏といえば、森友学園の籠池理事長夫妻への取材で一躍、時の人となったジャーナリストだが、

「彼は今、議員会館で石垣氏の秘書をやっているんです」(政治部記者)

 森友騒動以降、とんと名前を聞かなくなったと思えば、お騒がせ議員の私設秘書に。何があったのか。

 ご本人に尋ねると、

「実は、(石垣)議員は私の出している月刊誌やメルマガの読者で、昨夏の参院選への出馬に当たり、相談を受けました。当選後、東京にツテがなかった彼女を手伝うことになったんです」

  秘書になったはよいが、こんな悩みも。

「議員会館に詰めていれば、取材者と取材対象者の関係じゃなく耳に入る話も多い。私の表現活動に議員の議席を利用することがあってはなりませんから、ほとんど“著述業”ができなくなってしまった。メルマガは続けていますが、これじゃ単なるメルマガ発行人、情報商材の販売業者ですよ」

 政界の中心で身上を嘆く。




http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/651.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 公開質問状に厚労省が一部回答、実質無回答 高橋清隆の文書館
元記事http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2034449.html
http:/


 8月17日に厚生労働大臣宛てに提出していた公開質問状について、2度の催促を経て9月9日、同省から一部回答が来た。大臣官房総務課広報室がわざわざPDFファイルで送ってきたので、そのまま添付する。


 部分回答になったのは、2度目の催促の翌9月3日、担当責任者からの折り返し電話を受けてのこと。「対策本部内もいろいろと部署があり、ご質問の内容それぞれにご回答するに当たっても、それぞれの担当でやっているもので時間がかかる。まとめてご回答というのもあると思うが、場合によっては順次ご回答させていただくというのはいかがか」と提案された。私は了承するとともに、あくまで文書での回答を求めた。


 なお、8月26日の拙ブログ記事「感謝(8/9〜8/26)と経過報告」で「新型コロナウイルス感染症対策本部」と記したのは、官邸の方でなく、厚生労働省新型コロナウイルス感染対策推進本部のようでした。


 内容はご覧の通り、私の予想以上に貧弱なものである。事実上、何も答えていない。


 【問1】は指示の発信元をただしたものだが、自分たちが考えたとしている。世界各国の状況やわが国の政・官の関係からして、これで納得する国民はいないだろう。


 【問2】は「速やかに死亡者数を把握する観点から」死因を何でもコロナにしたという。従来の処理と一体どれほど時間が違うのか、われわれには全く不明である。


 【問8】は「調査中」との語句を使い、文字通り質問に答えていない。


 再質問の意欲もうせるが、それも当局の計算に入っているはずである。再質問内容や別の戦略を含め、良いお考えをお持ちの方は、ご提案いただきたい。私がやる気になる方法があった場合だけ、採用したいと思う。
回答(問1、2、8).変換


http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/652.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 国民民主は資金公開すべき/政界地獄耳(日刊スポーツ)
国民民主は資金公開すべき/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202009100000089.html
2020年9月10日8時30分 日刊スポーツ


★国民民主党は解党前に党の資金について8月26日の会見で党代表・玉木雄一郎は「40億円台半ばだったと記憶している。現在50億円ないことは確実だ」と述べた。しかし、その2週間前のテレビ出演では「50億円くらい」と発言していて、党代表として実態を掌握できていないか、ずさんな経理体制だったのではないかと党内でもささやかれた。国民民主党の潤沢な資金は当選者が多いためではない。民主党やその後の民進党での節約のおかげ。逆にケチなぐらい支出に厳しく、100億程度の資金を有していたといわれる。

★それが国民民主党に渡って2年。その間に参院選挙が1度あったものの約60億を使った計算になる。立憲民主党の議員が言う。「立憲は『排除の論理』から生まれた結党の経緯があり、おカネがないのは当然だった。だから野党第1党といっても、仕事や応援、遊説といずれも事務所の自腹は当たり前。手弁当で駆けつける背に腹は代えられない暗黙のルールが議員や秘書に浸透している。幹部たちが飲むときにも割り勘が当たり前の貧乏政党」。

★ところが潤沢な資金を抱えた国民民主党の幹部は高級店の飲食は当たり前。幹部に付く党職員は日増しに体重が増えていったとのまことしやかな笑い話もある。今度は国民民主党の秘書が言う。「うちの党職員は各政党を吸収して巨大化していて、暇そうな職員もたくさんいる。ところが選挙になると各職員に陣中見舞いなる一時金が出るという。そのほかにもぜいたくな飲食を党職員がしているといううわさはこちらの耳にも入ってくる」。その職員たちは1度解党して合流新党に採用される人もいるようだが、退職金が支給され合流新党での給与水準は国民民主のそれを「下回るな」などと、どちらが採用する側かわからない。こういう時期だから流れてくる話かもしれないが、この資金の原資は税金が大半だということを忘れてほしくない。これでは機密費のようになる。うやむやにせず公開すべきではないか。(K)※敬称略




http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/653.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 何が「集団就職の苦労人」だよ( ;-`д´-)「菅美談」はフェイクだった!踊らされてはいけない!「文春砲」がやってくれました。『週刊文春』9月17日号


【関連記事】


「菅義偉氏は苦労人」というイメージは本当か?
YAHOO ニュース
https://news.yahoo.co.jp/byline/furuyatsunehira/20200909-00197325/



 自民党総裁選で主要派閥に推され、その戦いを有利に進めている菅義偉氏。ここにきて、「叩き上げ」「苦労人」「庶民派」「集団就職」という人物評が闊歩し、中には「田中角栄にも通じる庶民派」などという評価が出ている。しかしこのイメージは本当なのだろうか?確かに「苦労人」の解釈は人それぞれであるが、稲作を妻に任せて博打に明け暮れ、借金苦であった田中角栄の実家と、菅義偉氏のそれは明らかに違っている。


 菅義偉氏の父・菅和三郎は秋田県雄勝町(現・湯沢市)の町議会議員を菅氏の中学校卒業頃から連続で4期務め、同時にいちご栽培で成功し、1959年(菅氏が10歳のころ)には地元組合の長となって以後51年間、独自のいちごブランドを育てる。2010年に死去すると、旭日単光章を叙勲されたほど成功した地元の名士である。明らかに貧農で、進学さえままならなかった角栄とは根本的に異なっている。


 菅義偉氏を支持する人々は、「安倍路線を継承する」と明言した菅氏を安倍総理の正統な後継者としてみなして、いささかイデオロギー的観点を加味して菅氏のこのような来歴を好評価する。ネットでの保守系、右派系からの受けも、安倍政権を支えたという意味ですこぶる評判が良い。確かに「叩き上げ」「苦労人」「庶民派」「集団就職」という人物評はいかにも私たちにとって菅義偉という政治家の人となりを評価するときに、確かにプラスのイメージとはなるだろう。しかしそれはどこまで本当なのだろうか?


・集団就職の経験はなかった?


 ノンフィクションライターの森功氏は、その著書『総理の影 菅義偉の正体』(小学館)の中で、2015年8月に菅氏自身に直接、集団就職の有無を問いただしている。菅氏は1948年に秋田県雄勝町に生まれ、小学校・中学校をへて秋田県立湯沢高校を卒業。高度経済成長期の真っただ中、中卒で集団就職する級友たちをしり目に、高校に進学する進路をとった。「いわゆる集団就職は中学校卒業後に上京して就職するケースを指すのではないか」という森氏の質問に対し、菅氏はこう答えている。


続きはこちら ↓




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記事 [政治・選挙・NHK275] 三度目の正直。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2020/09/blog-post_49.html
9月 10, 2020 日々雑感(My impressions daily)

<かつて2度の政権交代を実現した衆院議員の小沢一郎氏(国民民主党)が、3度目に向けて動き出した。野党合流の裏側や、早くもささやかれている解散総選挙に向けた意気込みについて、ジャーナリストの田原総一朗氏が切り込んだ。

【前編/河井前法相事件の金は? 小沢一郎「自民党の正式な経理では出ていないのでは?」】より続く

*  *  *

田原:安倍内閣ではスキャンダルを連発してきた。選挙になれば野党は政権奪取のチャンスだ。

小沢:菅(義偉官房長官)さんが総裁になって、すぐに選挙というリスクを冒すかどうか、そこはちょっと疑問ですが、新党の体制を早く整えられれば、すぐの選挙でも自民党に勝てると踏んでいます。

田原:菅さんが難しいのは、安倍さんの政策の失敗を否定できない。森友・加計問題も桜を見る会も調査するとは言えない。 小沢:安倍政権の数々の問題、森友問題も桜を見る会も、そして河井夫妻のスキャンダルも、政権がひっくり返って枝野(幸男・立憲民主党代表)内閣になれば、すべて明るみに出ますよ。ところが、わがほうの玉木(雄一郎・国民民主党)代表は、別の新党を結成する構えを見せています。

田原:何で玉木さんは枝野さんと合意できなかったんだろう。
             小沢:枝野さんとの関係がおもしろくないという意味ではなくて、やっぱり国民民主党の代表として自分の好きなパフォーマンスをするのがいいんでしょうね。説得は続けますが、平野(博文・国民民主党)幹事長にはもう早く新党をスタートしようとせかしています。
                                      
田原:玉木さんと会ったら、自民とも維新とも組まないし、枝野さんともけんかする気はないと言っていた。まあ、いいとして、非自民政権はこれまで2回とも小沢さんがつくった。1993年の細川内閣と、2009年の鳩山内閣。多くの国民は3度目を期待している。 

小沢:三度目の正直です。何としても、その期待に応えたいと思っています。

田原:応えないと、自民党というより日本全体が劣化する。枝野さんも、志位(和夫・日本共産党委員長)さんも、今度の選挙は小沢さんでやるしかないと言っている。06年に小沢さんが民主党の代表に就任して、急に選挙が強くなった。翌07年の参院選で60議席を獲得して参院第1党となり、ねじれ国会の状態をつくった。みんな驚いた。

小沢:その代わり、きついからみんなに嫌がられましたよ(笑)。でも田中角栄先生もロッキード事件になってから、みんなに優しくなりましたが、それ以前は選挙にはものすごく厳しかった。「おまえ、何万人と握手してこい、何万軒歩いてこい」と言って。

田原:安倍さんや麻生(太郎・副総理兼財務相)さんのようなリーダーは、そういう苦労をしていない。安倍さんは岸信介さんの孫、麻生さんは吉田茂さんの孫。やっぱり世襲がダメなの? 小沢:それは地元で選挙運動をしていないからです。選挙運動が一番勉強になります。安倍さんも麻生さんも東京出身ですから。僕も2世だけど、ずっと田舎で生まれ育ってきましたからね。地元で育ち、そして選挙運動をやっていれば、大衆の心がわかるんです。東京にばかりいたらわかるものではない。それが民主主義の基本です。大衆の心がわからないで、どうして現実の政治ができるのか。英国ではどんなに偉い人でも地元に帰って、選挙運動を徹底的にやります。

田原:小沢さんには全面的に期待がかかっている。小沢さん、連立政権をつくるために何をどうする。
                                  
小沢:連立!? 
                                
田原:立憲・共産。
                                小沢:共産党と? 共産党と連立になるかどうかはわかりませんが(笑)。志位さんは連立って言っていましたか?

田原:もちろん、大賛成だって。志位さんが一番尊敬している政治家は小沢さんだと言っていた。だったら党名を変えろって言ったの。そうしたら「党名を変えたところは世界中で全部失敗しているから考えさせてくれ」と。その代わりどんな妥協でもすると言っていた。

小沢:選挙戦は現実として共産党の協力を受けなければ勝てません。間違いなく、共産党は重要なパートナーなんです。
                          
田原:志位さんは、共産党は大臣を出すなって言われたら出さなくてもいい、連立政権をつくったら何でも妥協する、と。

小沢:まあ、とにかく思い切ったことをしなきゃ、いままでの惰性でやっていてはダメです。結局、09年の衆院選で300超の議席を獲得したのに、民主党政権はわずか3年で終わってしまいました。細川政権もあと2年続いていれば、自民党はつぶれていたはず。僕は自民党がつぶれてほしいというわけではないけれど、もう一度新しい自民党に生まれ変わればいいと思っています。ですから、今回3度目の政権交代は何としてもという気持ちで取り組みます。今度は枝野内閣になりますから、枝野さんには思い切った政策を実践してほしい。

田原:国民は自民党に反対する野党に飽きてる。アベノミクス批判なんて聞きたくない。安倍さんの経済政策をいいと思っている人なんていないんだから。具体的な案。政権を取ったら何をするのか。

小沢:民主党時代の07年には「国民の生活が第一。」という標語を掲げました。何としても政権を取り、そういう政治に転換しないと、日本社会そのものが崩壊してしまうと思っています。安倍さんの下で健全財政論というのは事実上崩れました。大量に国債を発行して日銀が買い入れて、その金をどう使ったか。株を買ったり、為替操作をしたりといったところに使って、国民には一切お金が下りてきていないということが一番の問題。

田原:安倍さんはデフレ脱却を目指し、日銀の黒田(東彦)総裁と組んで、異次元の金融緩和を行った。がんがんお金を刷れば内需は拡大して景気がよくなると。でも実際には内需は拡大せず、借金が増えただけだった。

小沢:年収200万円以下の貧困家庭が増えていて、どんどん格差が広がっています。景気というのは基本的に個人消費ですから、個人の収入が減れば景気がよくなるわけがない。

田原:非正規社員は4割もいる。
                         
小沢:それが新型コロナで今どんどん解雇されているでしょう。財政健全化路線を金科玉条のように維持していたのではこの困難は打開できません。その考えは捨てていいと思います。たとえば、トランプ大統領は200兆円の財政出動をすると言っているけれども、われわれならそのお金で社会保障、暮らしのセーフティーネットを作る。年金でも農業や漁業の所得補償でも、個人の暮らしを守るためにその金を使う。そのためには赤字国債を発行したっていいと思うんです。

田原:09年当時の民主党でも小沢さんは同様のことを主張していた。でも民主党が事実上、分裂したことで民主党政権は3年3カ月で終わった。分裂させたのは検察。世の中的には民主党が下手だったとか言うけど、全然違う。小沢さんの秘書が逮捕されるなど、検察につぶされた。結局、不起訴処分で何もなかったんだけどね。なんで検察は小沢さんをつぶそうとしたんですか。

小沢:僕は官僚支配をやめて政治主導ということを一生懸命言っていましたから、「官僚制度を破壊する男だ」「許すな」と思われたんでしょう。その典型が検察だったんでしょうね。

田原:官主導から政治主導にしようという考えは正しいと思う。検察による小沢つぶしがなければ、小沢さんが総理大臣だった。何度も言うようですが、三度目の正直、期待しています。

小沢:まさに今がチャンスと考えています。頑張ります。>(以上「週刊朝日」より引用)


 やはり小沢一郎氏には安倍自公政権の欠陥が良く見えているようだ。内閣府が出している統計数字で民主党時代の2010~2012年日本の平均GDP成長率は1.53%で、デフレ脱却を看板にスタートした安倍自公政権の2013~2019年の平均GDP成長率は0.94%だった。

 つまり安倍自公政権はデフレ脱却どころか日本経済を異次元の停滞に陥れて、国民を貧困化させた。そして安倍自公政権は生涯未婚率は男性23.4%で、女性は14.1%となっている。しかも男性の生涯未婚率の正規と非正規との比較では正規労働者が10%台と低いのに対して非正規だと50%台に跳ね上がる。

 構造改革と称するグローバル化政策により、日本の派遣業法を緩和して非正規雇用を拡大・推進した安倍自公政権により未婚率が高まった。しかし昨日の総裁候補三人からは非正規雇用を縮小する、との政策論は出なかった。非正規は民間だけでなく、官公庁でも窓口業務などの多くは非正規・派遣労働者が行っている。

 そうした人たちの給与は極めて低く、しかも非正規のため婚姻して家庭を営む経済状況になり得ない。そこに貧困化と少子化の大きな要因がある。安倍自公政権は確実に日本を衰亡させて来た。

 引用した記事の中でも小沢氏は「国民の生活が第一。」の政治を掲げ、その実現に全力を尽くすべきだと力説している。まず国家は国民のために働くべきだ。国家とは国民を搾り取る「枷」であってはならないし、国民を閉じ込める「檻」であってもならない。国家は国民を守る「家」でなければならない。

 国民が武漢肺炎で生活に困窮しているなら、国民生活が破綻しないように十分なインカムを与えるべきだ。そしてコロナ後の社会を見据えた政策を実行すべきだ。

 国際政治では中共政府の中国に対する米国を中心とする自由主義諸国によるデカップリングが進んでいる。軍事的圧力を周辺諸国に増大し続ける中国の脅威を取り除くためにも、自由主義諸国から中国を切り離すデカップリングは必要だ。愚かな「金儲け主義」による中国依存経済がいかに危険か、武漢肺炎で日本国民は身に沁みたはずだ。

 日本を強くするには経済成長を推進するしかない。莫大な国債発行残を指摘する「○○の一つ覚え」の評論家がいるが、MMT理論を持ち出すまでもなく、消費増税30%で償還するなど荒唐無稽な話だ。むしろ消費税を廃止して、経済成長を行えば成長に付随する適正インフレにより自然と国債残は縮小する。たとえば中国はここ30年でGDPは15倍以上になったが、10倍になったとしたら国債残は実質1/10になる。そこに適正インフレが相乗的に働くから実質的な国債残はそれ以上に圧縮される。断っておくが、現在でも日銀が保有している450兆円の国債残は政府関係連結決算では国債残と相殺される。だから実質的な日本の国債残高はGDP一年分を少し超えただけに過ぎない。

 数日前に「乱世の小沢」と題して、このブログに小沢総理待望論を書いた。今の日本こそ小沢氏が必要だ。小沢一郎氏の剛腕を発揮して頂かないと、日本の主権を確保した日米同盟は成り立たないだろうし、中共政府の中国から日本企業を撤退させる話し合いも他の政治家に出来るものではない。とても習近平氏に太刀打ちできないだろう。

 6EYESの一員として東アジアの安定と平和に端緒を付けられる日本の政治家に小沢氏以外に誰がいるというのか。北方領土返還どころか、プーチン氏に好いとこ取りされた安倍外交のヘナチョコ振りには呆れ返っている。

 その安倍自公政権の番頭さんだった菅氏の政治手腕には全く期待できない。「自助、共助、公助」とは何なのか。助平が三人集まる、ということなのか。「構造改革」で散々自己責任を国民に押し付けたが、それで国民が疲弊しきったのに「自助」とは冷血漢の面目躍如といったところだ。

 お仲間はあらゆる機会をとらえて下請け中抜きや丸投げで「公助」のオンパレードだったが、国民には自助と共助を押し付けて終わり、というのなら安倍自公政権の「暗黒の時代」から一歩も出ていない。一日も早い小沢一郎氏主導の政権交代を望むばかりだ。三度目の正直は必ずある。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/655.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 河野防衛相「解散は10月」宣言 リップサービスの可能性も(日刊ゲンダイ)



河野防衛相「解散は10月」宣言 リップサービスの可能性も
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278533
2020/09/10 日刊ゲンダイ


波紋を広げそう(C)日刊ゲンダイ

「10月中に解散総選挙が行われると予想している」――。

 河野防衛相が9日、訪問先の米国で“解散宣言”だ。「来年の東京五輪に備えなければならず、総選挙を実施できる期間は非常に限られている」と発言。「米国民が(11月に)大統領を選ぶ前に、日本では民意を踏まえた新総理が誕生するだろう」との見通しを語った。

 早期解散説が渦巻く中、現職閣僚の発言は波紋を広げそうだが、問題は語った場所だ。米戦略国際問題研究所(CSIS)主催のオンラインイベントで、日本政治に影響力を持つ「ジャパンハンドラーズ」の集まり。過去にも麻生財務相が「日本のすべての水道を民営化する」と放言するなど、日本の政治家がリップサービスを提供する場として知られる。

 今回の河野発言も米国が気にする「五輪開催」と絡めた内容だけに、信憑性は微妙だ。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/656.html

記事 [政治・選挙・NHK275] <週刊文春>実家はカリスマ農家、父は町議、姉2人は教師  菅義偉「美談の裏側」 集団就職はフェイクだった

※週刊文春 2020年9月17日号 各紙面、クリック拡大



※続きは週刊文春、2020年9月17日号をご覧ください








実家はカリスマ農家、父は町議、姉2人は教師  菅義偉「美談の裏側」 集団就職はフェイクだった

※文字起こし

「イチゴ畑から日本の頂点へ(米ウォール・ストリート・ジャーナル紙)」。菅義偉官房長官が出馬会見で語った立身出世物語は多くの人の心を掴み、世論調査の支持率も急上昇している。だが、その「美談」は真実なのか? 総力取材で“新総理”の半生を辿ってみると――。

“影”と呼ばれ続けた男が、スポットライトを浴びた瞬間だった。

 九月二日、午後五時。自民党総裁選に出馬を表明した菅義偉官房長官は、自らの「原点」を話し出した。

「雪深い秋田の農家の長男に生まれ、地元で高校まで卒業しました。卒業後、すぐに農家を継ぐことに抵抗を感じ、就職のために東京に出てまいりました……」

 叩き上げの苦労人――。翌日から、こうした「美談」がテレビ番組などを通じ、日本中に伝わっていった。三日夜に公開された緊急世論調査(朝日新聞デジタル版)でも、菅氏は三八%の支持を得てダントツの一位。石破茂元幹事長(二五%)と岸田文雄政調会長(五%)を引き離した。

「秋田で育ったという話が良かったのかな」

 結果を受けて菅氏は、こう目を細めたという。

 候補者の来歴がことさらクローズアップされるのは、一国のリーダーを選ぶにあたり、それが大きな意味を持つからだ。わけても菅氏の場合、地方で苦労して育ったという経験が「地方創生」や「観光立国」など自身が掲げる政策にも色濃く反映されていると語る。

 だが、過去にはリーダーを目指しながらも自らの語る経歴に詐称疑惑が浮上した候補者たちが、国内外にいた。アメリカでは、〇四年の大統領選で軍歴詐称疑惑が報じられたジョージ・W・ブッシュ。日本でも今年六月、小池百合子都知事の学歴詐称疑惑が取り沙汰されたのは記憶に新しい。

 実は、菅氏の「苦労人伝説」を巡っては、明らかな「フェイクニュース」も流布されている。

 その一つが学歴だ。例えば、出馬会見翌日の日刊スポーツ(九月三日付)は〈法大夜間部を卒業〉と報道。だが、「夜間卒」については、菅氏はこれまで否定しており、法政大学も「同姓同名の人物が第一部法学部政治学科を卒業しております」としている。

 ただ、こうした「フェイク」が政治家の支持に繋がることは非常に危うい。ましてや、菅氏は次期総理が確実視される人物だ。自民党幹部の一人も「苦労人エピソードに誇張や嘘が混じっていないか」と不安視する。そこで小誌は今回、菅氏の経歴や政策を徹底検証した――。

イチゴの売上は三億七千万円

 一九四八年、秋田県雄勝郡秋ノ宮村(現・湯沢市秋ノ宮)に生まれた菅氏。父・和三郎氏(二〇一〇年に死去)は南満州鉄道のエリート職員だったが、終戦に伴って妻と二人の娘を連れて秋田へ引き揚げ、農業を始めた。そこに誕生したのが、長男の菅氏だ。

 本人は故郷について、こう振り返っている。

〈私の田舎はものすごく貧しいところでした(略)高校卒業後、たいていは農業を継ぐんですが、豪雪地帯ですから、結局冬には出稼ぎに行くんです〉(『週刊文春WOMAN』一九年夏号)

 貧しい田舎、出稼ぎ。こうした言葉からは、かつての菅少年の労苦が滲むようだ。実際はどうだったのか。

 秋ノ宮小、同中学校から湯沢高校まで菅氏と同級生だった伊藤英二氏が語る。

「中学校は一学年に百五十人くらいいたのですが、高校に進学したのは三十人ほど。当時、進学するにはある程度、家が裕福でなければならなかったんです」

 そんな環境のもと、菅氏は当時、地元では上から二番目という進学校、湯沢高校への進学を果たす。

「義偉は髪を伸ばしていたんです。当時、髪を伸ばしているのは裕福な証拠でした。床屋に行くのはお金がかかる。俺なんかは母親にバリカンで丸坊主にしてもらっていたから」(同前)

 裕福な暮らしの背景には、父・和三郎氏が手掛けたイチゴの栽培事業があった。

「和三郎さんが地元農家の年収を押し上げるため、冬場に収穫できる作物として取り組んだのがイチゴ。正月前に収穫するイチゴはクリスマス需要を見越したものでした。和三郎さんは地域に二つあった集出荷組合をまとめて『秋ノ宮いちご生産集出荷組合』を設立して、農協には入らず、独自で販路を開拓しました。段ボールに詰めたイチゴを担いで電車に乗って、東京や関西まで売りに行ったのです」(地元のイチゴ農家)

 販路開拓と同時に、品種改良を重ね、日持ちが良くて鮮度の落ちにくいイチゴを開発した和三郎氏。そのイチゴを、自身の名前から「ニューワサ」と命名する。

「七〇年代から売り上げが大きく伸びてきて、イチゴ農家が家を建てたり自家用車を買ったりということができるようになった。最盛期は八〇年代で、組合の販売額は当時、三億七千万円に上りました」(同前)

 現在で言う“カリスマ農家”だった和三郎氏。菅氏が高校一年生の時から四期にわたり雄勝町議を務めるなど、地元の名士だったという。前出のイチゴ農家からは、今でも「和三郎さんは地域振興、地域経済の発展に尽くされた方です」と賞賛される存在だ。

 女性が大学に進学するのは珍しかった時代だが、
「義偉の二人の姉はともに大学に進学し、高校の教師になっています。母親も結婚前は尋常小学校の教員で、叔父や叔母も教員という家系。普通の農家とは違いますね」(菅家を知る人物)

 しかし、当の菅氏は高校卒業後、農家を継ぐことに反発を覚え、家出同然で東京を目指したという。この頃の菅氏を紹介する時、頻繁に使われるキーワードがある。「集団就職」だ。

 今回の総裁選出馬を受けた菅氏の紹介記事にも、次のような記述が目立つ。

〈出身地の秋田から集団就職で上京し、段ボール工場での勤務などを経て、小此木彦三郎元通産相の秘書や横浜市議を経た苦労人〉(産経新聞九月三日付)

同級生や親戚から懸念の声

 メディアを通じて広がっていく「集団就職」というエピソード。ただ、それだけではない。母校・湯沢高校のHPには、一三年七月八日に菅氏が講演した時の発言が紹介されている。

〈「昭和23年に秋ノ宮で生まれ、湯沢高校卒業後に東京の町工場に集団就職した。働きながら(略)」〉

 実際に菅氏自身も、後輩たちに向けて「集団就職した」と語っているのだ。

 しかし――。

 小学校から高校まで菅氏の同級生で元湯沢市議会議長の由利昌司氏は、こう首を傾げる。

「確かに義偉君は高校を卒業して東京の段ボール工場に就職しますが、これは集団就職ではない。集団就職というのは、学校の先生に引率されて上京し、就職先を回って働き口を見つける、というもの。ところが、義偉君は一人で上京している。『集団就職で上京した』という記事を読むたび、どうしてこうなったのか、と不思議なんです」

 菅氏の親戚の一人も「間違ったイメージが広がっていることに懸念を抱いていた」と漏らす。

「ある時、義偉さんに言ったんです。そしたら本人も『集団就職したことになっているけど……』と認めていました。ただ、『本当に集団就職した人たちもいる。わざわざ訂正して、そういう人たちを傷つける必要はない。そう思われているならそれでもいい』と」

 つまり、菅氏は、自身が「集団就職」だということが「誤解」だとはっきり認識していながら、あえて訂正せずにいたのだ。

 上京した菅氏は段ボール工場に就職するが、数カ月で退職。アルバイトで生計を立てつつ、二年遅れで入学したのが、私立大学で当時、最も学費が安かったという法政大学だ。前述したように、卒業したのは夜間部ではなく、法学部政治学科。当時について、ジャーナリスト・森功氏の著書『総理の影』(小学館刊)では〈「基本的には自分でアルバイトしていましたけど、たまに姉から小遣いをもらったりしました」〉などと振り返っている。

 一連の証言から見えてくるのは、流布されているように、菅氏は貧しさゆえに集団就職したわけではなく、相応に裕福な家庭だったにもかかわらず、あくまで自らの意思で東京暮らしを選んだということだ。

 もちろん、安倍首相らと比べ、菅氏は決して恵まれた境遇で育ったわけではない。さはさりながら、集団就職で上京し、大学は夜間部に通う――そうしたフェイクの「苦労人伝説」が広がっているのも事実。改めてこれらについて、菅氏に尋ねたところ、
「当時の私たちのような就職は集団就職だと認識しています」

 大学卒業後は民間企業を経て、小此木彦三郎元通産相の秘書として約十一年間勤務。横浜市議を二期務めた後、九六年の衆院選で初当選した。〇六年発足の第一次安倍政権で総務相として初入閣。第二次安倍政権では官房長官を七年八カ月にわたって務め上げた。

 今では、菅氏も政界有数の資金力を誇る。一八年の収支報告書によれば、資金管理団体の収入は約一億一千万円。普段は赤坂の議員宿舎住まいだが、地元の横浜に超高層タワーマンションの一室を所有し、登記簿によれば、広さは約百平米だ。

「内装はホテルのように美しく、コンシェルジュや警備員もいるのでセキュリティも安心です。高層階にある菅氏の部屋は、隣にはビューラウンジもあり、条件的にはこのマンション内で一番良い部屋だと言えるでしょう。現在の売買価格は一億四千万円程度だと思います」(市内の不動産屋)

 その菅氏の政治活動を陰で支えてきたのが、五歳年下の真理子夫人である。だが、森友問題の安倍昭恵夫人の例からも明らかなように、最高権力者に最も近い配偶者は国政に大きな影響を与え得る立場。“次期ファーストレディー”真理子夫人はどんな人物なのか。

「小此木事務所時代に出会ったのが、事務所に居た女性秘書の姉・真理子さんでした。彼女は小此木家で家事手伝いのようなことをしていたそうです。キャンディーズのスーちゃんをほっそりさせたような感じの女性で、表に出るのが苦手なタイプ。昭恵夫人とは正反対です」(自民党関係者)

 愛妻家の菅氏。お揃いのジャージで宿舎周辺を散歩したり、「令和」を発表した昨年四月一日夜にはディナーをともにした。自身の誕生日は毎年「ヨコハマ・グランド・インターコンチネンタルホテル」で家族だけでお祝いしているという。

 菅事務所元スタッフの女性が語る。

安倍首相が漏らした皮肉

「真理子さんは菅氏の選挙の時、よく両手を胸の前で交差させて『私はもう心配で心配で……。大丈夫かしら』と言っていました」

 表に出たがらない真理子夫人が、壇上でマイクを握ったのが、一七年十月に行われた解散総選挙だった。

「当時、北朝鮮のミサイル発射が警戒されていたため、第一声の時も菅氏は官邸を離れられなかった。そこで、代わりに選挙カーに上がったのです」(同前)

 そこで真理子夫人は、こう叫んだ。

「公約違反です。菅は私に、選挙の応援をしなくていいと約束していました」

 昨年秋には、菅原一秀元経産相や河井克行元法相ら菅氏側近のスキャンダルが次々と報じられたが、その時、真理子夫人は率直な心境を明かしていたという。

「菅氏は『俺を落とそうとする動きがすごい』と落ち込んでいましたが、そんな夫に真理子さんは『これで私は総理夫人にならなくて済むわね』とも声をかけたそうです」(菅氏周辺)

 だが、そんな夫人の思いとは裏腹に、十四日に雌雄を決する総裁選は、五派閥から支援を受ける菅氏の圧勝は確実だ。これには「大嫌いな“石破首相”だけは避けたい」(首相周辺)安倍首相も「いい流れだね」と歓迎しているという。

「安倍首相は病院での二度の治療が効いて、声にも張りが戻ってきました。炎症の数値も回復しているそうです。内閣支持率も政権末期としては異例の六割超えで、本人も上機嫌。茂木敏充外相など、会う人会う人からゴルフの約束を持ちかけられているそうです。菅陣営の事務総長、山口泰明衆院議員も『総理とゴルフの約束をしたよ』と言っていました」(同前)

 総裁選後に注目されるのが、新首相が解散に踏み切るかどうかだ。

「『来年九月までの暫定政権』という声もありますが、菅氏は全くそんな風には思っていない。コロナの感染者数も低下傾向にある。長期政権を敷くためにも、新政権発足直後のご祝儀相場のうちに解散し、選挙を経て政権基盤を盤石にしようとするのではないでしょうか」(官邸担当記者)

 永田町では早くも「十月十三日公示、二十五日投開票」というスケジュールが取り沙汰されているが、安倍首相は菅氏に「今は解散しない方がいいね」と助言しているという。

「“岸田首相”の裏で院政を敷きたかった安倍首相としては、菅氏がワンポイントリリーフならともかく、長期政権を築けば、自らの影響力が削がれてしまう。だからこそ、解散は打たせたくないのが本音。菅氏の支持率が急上昇していることも『私の支持分が乗っかったからね』と少し皮肉めいた言い方をしていました」(前出・首相周辺)

 これに対し、10・25総選挙に踏み切り、長期政権を実現したい菅氏。「力を注ぐ」と語るのは、若かりし日々の体験を生かした「地方創生」だ。

 だが、菅氏が主導してきた「ふるさと納税」や「GoToキャンペーン」といった政策で利益を得たのは、これまで小誌が指摘してきたように、大手企業や富裕層が中心。中小企業や地方の人々に恩恵が行き渡ったとは言い難いのが現実だ。

※続きは週刊文春、2020年9月17日号をご覧ください



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/657.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 史上最低の明治維新政府<本澤二郎の「日本の風景」(3840)<啓蒙思想家が主導した倒幕政府の極め付き不道徳治世>
史上最低の明治維新政府<本澤二郎の「日本の風景」(3840)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/26207599.html
2020年09月10日 jlj0011のblog


<啓蒙思想家が主導した倒幕政府の極め付き不道徳治世>

 日本人でありながら日本史を知らない日本の国である。大手出版社の元編集者が、天地がひっくり返るようなラプトブログをメール送信してきた。コロナが作ってくれた時間で、その中の解説YOUTUBEを開いて、最後まで見てしまった。

 国際的には、啓蒙思想家・長く1万円札の顔になっている慶應義塾創立者の福沢諭吉が、ロンドン土産なのかどうかは不明だが、軍拡資金のない維新直後の明治天皇や政商財閥・三菱の岩崎弥太郎に対して、日本の未婚女性を海外の売春宿に売って金を作れと進言した。

 両者はさっそく日本郵船を設立、性奴隷貿易で財を成した。嘘のような本当の日本史である。朝鮮半島では、それ以前からだろうが、儒家思想教育で王族の子弟に対して「民を慈しめよ。聖君になれ」と厳しく養育していたころのことである。

 目下、史上最低の首相交代の、猿山のボスざる選びの最中だと、世の識者は嘆いているが、源流をたどると、大正・昭和・平成・令和のルーツである明治にそのもとい(基)が存在した。

 地球を俯瞰すると、アマゾンやインドネシアの森林を燃やし尽くす為政者、自国の利益のみに狂奔する為政者、反抗する野党指導者を毒殺しようとする者など、欠格独裁者が目に付くが、自国の女性を外国に売りさばいて、それを原資にして武器弾薬を手にした政府は、史上初めてではないのか。
https://blog.goo.ne.jp/mokushiroku666

<未婚女性を騙して日本郵船に乗せた性奴隷貿易>

 海軍主計中尉の元首相は、インドネシアで力づくで現地の女性を拘束して、日本兵のための慰安所を作った。このことで大変喜ばれた、と自ら記録した。

 韓国で話題の従軍慰安婦は、軍の威圧、警察力、業者による騙しなどで現地の女性を拘束、力でもって、性奴隷を強いたものである。

 維新の新政府は、政治力を背景に「世界に夢よ」などという騙しの作戦で、未婚女性をかき集めて、日本郵船の客に仕立て上げた。ひとは古くから彼女らを「からゆきさん」と呼んでいた。

 数十万の未婚女性は、逃げ帰る知恵も力もなく現地で、正に犬死した。

 「からゆきさん」とは、唐行きさんのことか?三菱の岩崎と田布施の明治天皇の腐れ縁について知りたい。福沢との深い仲のことについても。

<近代日本が聞いてあきれる歴史の真相>

 からゆきさん研究が、日本近代史の入り口ということなのだ。

 見えてくる!レイプ文化の日本、女性を性奴隷にする天皇政府と軍閥と財閥

三者のかかわりの中で動いてきた明治と昭和。そこには、欧米の人権主義はなかった。男女平等など論外だった。

 筆者は「木更津レイプ殺人事件」(ブログ掲載)から、性奴隷問題・レイプ文化の日本について、ようやく日本史の真実に辿り着いたものであるが、原点はゴロツキ・やくざまがいの偽善史そのものだったことも理解できる。徳川幕府の方が、はるかにまともであったかもしれない。

 また倭寇という日本海賊が、半島や大陸の人たちから恐れられていたことも、朝鮮王朝史で知ったばかりだ。倭寇から明治軍拡侵略政府への流れは、必然だったのだ。それにしても、嘘の近代日本史を作文した教育官僚には、良心などなかったのだろう。

<山田盟子、マーク・ゲイン、エドワード・ベアらが立証>

 欧米の人権文化は、彼らにとって無縁だったのだ。その恥部を山田盟子著「ウサギたちが渡った断魂橋」(新日本出版社)が見事に暴いている。読んでみたい本である。復刻版を大量に出してはどうか。

 天皇蓄財も驚きの一つだが、維新当時はそこいらのゴロツキ同然だったとすれば、当たり前なのだろう。マーク・ゲインの「ニッポン日記」(筑摩書房)、エドワード・ベアの「天皇裕仁」(駐文社)も復刻版を出して、無知な現代日本人に読ませるといい。

 「木更津レイプ殺人事件」で感じたことは、女性が自立しないと、日本は変わらない、この一点に尽きる。
https://blog.goo.ne.jp/mokushiroku666

2020年9月10日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)



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記事 [政治・選挙・NHK275] <こんなイカサマ見たことない>自民党総裁選 正視できない 世紀の茶番劇とその実況(日刊ゲンダイ)

※2020年9月9日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大





https://twitter.com/Trapelus/status/1303598172179066880



※文字起こし

<論戦本格化>
<波乱はあるか>
<菅氏優勢、追う岸田・石破氏>

 自民党総裁選が8日告示されたのを受けた新聞夕刊の見出し。テレビも記者が、自民党本部前で「いよいよ論戦が始まった」みたいなリポートをしていた。国会議員票の7割を固めた菅官房長官が、石破元幹事長と岸田政調会長を退けて勝利するのは確実。それはメディアが一番よく分かっているのに、しらじらしすぎやしないか。

 今度の総裁選で「菅圧勝」の流れをつくったのは、二階派を筆頭に麻生派、細田派、竹下派、石原派の5派閥だった。安倍首相の辞意表明直後に「党員投票なしの簡易型総裁選」の道筋をつけ、電光石火で「菅支持」を決めた二階幹事長の動きに他派閥が慌てて雪崩を打った結果なのだが、それにメディアも積極的に加担した。派閥の“密室談合”を垂れ流し、「菅で決まり」をもり立て、国民に刷り込んだのだ。

 特にこの1週間のテレビ報道は酷かった。

 出馬表明会見や8日の所見発表演説会でも分かるように、菅はアベ政治の継承を繰り返すだけで、マトモに政策や国家観を語ることができない。だから、「秋田の農家出身」「高卒で上京し、段ボール工場に勤務」「地方議員からの叩き上げ」といった苦労人エピソードに頼るしかない。ところがテレビは、そうした浪花節が大好物。美談に仕立て上げ、コメンテーターもヨイショして盛り上げる。

 国民が知りたいのは、グダグダのコロナ対策や落ち込んだ経済を、これからどう立て直すのかなのに、告示までに菅、石破、岸田の3人が揃った討論会は皆無だった。6日のNHK「日曜討論」で行われるはずだったが、菅は台風対応を理由にドタキャン。自民党関係者は、「討論だとどうしても比較される。石破さんと一緒に出演したら、政策がないのがバレてボロが出るから嫌なんだろう」と言ったが、初めて3人が揃って出演した8日夜の「報道ステーション」では、菅の苛立った様子が見てとれた。

 メディアは政治部中心に、菅シンパが多い。菅は下戸なのに、1次会、2次会、3次会と「3階建て」で宴会に顔を出すほど付き合いがいい。長期にわたって権力中枢に座している菅にメディアがなびき、「菅首相」を前提に紙面や番組が作られ、その結果、世論調査で菅が石破を逆転して「ポスト安倍」のトップに躍り出る、というデタラメなのである。

 法大名誉教授の須藤春夫氏(メディア論)はこう言う。

「菅氏は短期間であっという間に首相候補の本命になった。出馬した理由は安倍政権の『継承』ですが、果たしてそれが日本社会や国民にとって利益になるのかどうか。そこが重要なのに、メディアは冷静な検証をほとんどすることなく、派閥と一緒に勝ち馬に乗っかって、総裁選を『お祭り』にしている。テレビは特に酷く、菅氏の経歴を物語仕立てにして、国民の目くらましに一役買っている。ジャーナリズムを完全に放棄しています」

疑惑を封印する「腐敗政権の守り神」

 菅は、総裁選告示前からメディアのインタビューで新政権の人事に言及し、「派閥からの要望は受け付けない」「改革意欲のある人、専門的立場の人を優先したい」と語っていた。

 世論の批判をかわす狙いなのは明らかだ。菅は過去に「派閥解消」を掲げてきた。それなのに、総裁選では主要5派閥の丸抱え。矛盾を突かれての強弁なのだろう。大真面目に報じる新聞もどうかしている。

 既に5派閥の間では、閣僚ポストや党執行部人事をめぐってシ烈な主導権争いが勃発している。麻生、細田、竹下の派閥領袖3人が揃って異例の記者会見を開き、二階派を牽制したのは序の口。菅の選挙対策本部の人事では、「なぜ二階派がこんなにたくさんいるのか」と他派が反発したというし、20人の推薦人についても、あえて「入閣待機組」の名前を載せて「猟官運動」をやっているのだから醜悪すぎる。これほどの派閥の強い意向を、菅が無視できるわけがない。

 8日は菅と同じ神奈川県連所属で、菅が目をかけている河野防衛相が閣議後会見で、財務相や経済産業相など「経済閣僚」就任に意欲を示していると受け止められる発言をしたという。河野は麻生派所属。麻生派内には、「総裁を目指すなら経済閣僚をやっておいた方がいい」との声があるらしい。河野が重要閣僚に登用されれば、麻生派はシメシメということだ。

 菅の繰り返す「安倍政治の継承と発展」。これは安倍の「負の遺産」の継承でもある。「モリカケ」「桜」「IR贈収賄」「河井夫妻の選挙買収」。菅を担ぐ派閥のボスの麻生と二階は、菅とともに安倍政権の屋台骨であり、これら不祥事の“共犯関係”。不都合な真実を、一蓮托生で隠蔽して、墓場まで持って行くつもりなのだろう。「ポスト安倍」が、パンドラの箱を開けかねない石破では、絶対に困るのだ。

 そんな腐臭漂う首相選びを、自民党全体が受け入れる異様。それが今度の総裁選の本質なのである。

 政治評論家の森田実氏が言う。

「麻生氏は首相までやったのに財務相に就いて安倍氏を支え、権力の甘い汁を吸ってきた。そういう人たちが今度は菅氏を担いで体制維持を図ろうとしています。安倍政権は道徳的に破綻した政権でした。安倍政権を継承する菅氏は『腐敗政権の守り神』になろうとしているのです」

 8日の菅の出陣式は、ホテルニューオータニの鶴の間で行われた。「桜を見る会」で、安倍の後援会が、疑惑の前夜祭を開催したのと同じ会場だ。そこまで継承するのは、疑惑を封印するという強い意思表示なのか。

安倍政権の「相似形」では日本に未来はない

 今度の総裁選は、前代未聞の壮大な茶番劇だ。それを知りながら、メディアは実態を報じず、菅の支持率アップを後押しするような実況中継のイカサマなのである。

 党員投票が実施されないことについても、最初こそ批判はしたが、国会議員票が菅に雪崩で尻すぼみ。むしろ、ほとんどの地方県連が独自に予備選を行うことになり、党員の声が反映されると“お墨付き”を与えているような状態だ。

 予備選は、36府県連が、地方県連に割り振られた3票を得票数に応じて配分する「ドント式」を採用。得票数が最も多い人に3票全てを与える「総取り」はわずか8都道県で過去最少だ。「ドント式」は票が分散するので、いくら石破の党員人気が高いとはいえ、地方票での圧倒は至難の業。正式な党員投票ではないし、わずか3票なので、地方票への国会議員の影響力を排除することは難しい。

 もはや正視できない狂乱の総裁選。ベテランの船田元・元経企庁長官が自身のウェブサイトに次のように書いている。船田は竹下派だが、菅不支持を明言した。

<私は残念ながら菅官房長官を支援することは出来ない。なぜなら菅政権は安倍政権の「相似形」だからである。2年前の総裁選でも白紙投票しており、今回もその相似形を推すことはできない。安倍政権はアベノミクスや外交面で評価のある一方、賃金が伸びないこと、格差が拡大したこと、森友・加計問題や河井問題など、いくつかの負の遺産を背負っている。これらを払拭して新しい局面を作らないと、国民の自民党に対する信頼は容易に回復できないと考えている>

 政権にモノ申してきた村上誠一郎・元行革相(無派閥)や中谷元・元防衛相(谷垣グループ)は石破の推薦人になった。

「総裁候補の3人で唯一、正しいことを言っているのは石破氏です。安倍政治を転換しなければ日本に未来はありません」(森田実氏=前出)

 石破票はどこまで伸びるだろうか。これからが「本格的な論戦」と言うメディアが、来週14日の投票日まで少しでもまっとうな報道をするのかどうかである。




http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/659.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 新党、立憲民主は自公政権に対峙する重要な役割を負った。自公の絶対多数の政治を打破してほしい。(かっちの言い分)
新党、立憲民主は自公政権に対峙する重要な役割を負った。自公の絶対多数の政治を打破してほしい。
https://31634308.at.webry.info/202009/article_7.html?1599744183

枝野氏が予想通り、新党の代表に選ばれた。
党名は立憲民主党
枝野幸男 107
泉ケンタ 42
立憲民主党 94
民主党   54

泉氏は、それぞれ半々という数字である。

今日、報道1930で枝野代表が単独出演したので聞いてみた。最初枝野氏の印象が解説者の参加者から評された。その共通したイメージは、固い、理路整然、話が難しい、人間味が少ないということであった。このイメージは私の感じているものとほぼ同様である。特に人間味というか自分と違う意見を受け入れる幅が少ないと感じる。自分と違う意見に対して、1mmも引かないでそのまま反論して跳ね返してしまうイメージである。その対局にいるのが山本太郎と思っている。彼の街宣で聞きにきてもらった人から質問を受けるが、明らかに山本を声高に絡む質問者にもマイクを渡して全て言わして、またそれに丁寧に答える。安倍の場合なら警察が来て排除するようなケースである。枝野氏もそのような人間味を感じさせる幅が出て来たら化けると思われる。

10月25日に解散があるかもしれないことをどうするか?と問われた。これに対しては枝野氏は所信表明しただけで解散すること自体が選挙争点になると述べた。また菅氏が自助・共助・公助と言ったが、これは自己責任論の押し付けであり、政治は正に公助であるので争点化すると述べた。

次期総選挙で何を公約に掲げ行うかとの問いに、菅が上げた自助、共助ではなく、正に公助の充実として、医療(従事者)、介護、保育、学童など従事者、賃金を充実させていくと述べた。ベーシック(底辺)の底上げを行う。これにより、少子化問題、消費の増大を促すと言うものだ。

この中で気になった発言として、衆議院で多数を取っても、参議院で少数で法案が通らないとわかった法案は出さないと述べたことだ。枝野氏は消費税減税と述べたが、どこまで本気で言ったかわからないことに懸念が残る。この考えは、法案が通らないものは出さないと聞える。それは違うのではないかと思う。なぜなら、いい法案なら例え否定されても出すべきである。それを否定する姿を見せれば、有権者も考える。最初からダメなものはやらないというなら政治ではない。この辺りの考えが固いと思っている理由である。世の中には巨大な敵に立ち向かうドンキホーテも必要である。個人的にれいわの山本太郎を応援したくなるのは、山本太郎がドンキホーテに重なるからだ。

上記にいろいろ書いたが、いずれにしても立憲が野党第1党としての役割は非常に重い。他野党との連携が不可欠である。立憲の中での自由闊達の議論で進めてほしい。

http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/660.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 「新政権発足直後の解散言及」自民党がこれを考えているとしたら酷いものだ。(まるこ姫の独り言)
「新政権発足直後の解散言及」自民党がこれを考えているとしたら酷いものだ。
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2020/09/post-2b94ca.html
2020.09.10 まるこ姫の独り言


自民党はまったくと言ってよい程国民の方には向いていない。

自民党の要職を受け持つ鈴木総務会長がこんなことを言うようでは。。。

新政権発足直後の解散言及 自民・鈴木総務会長
          9/6(日) 11:22配信 共同通信

>自民党の鈴木俊一総務会長は6日放送のBSテレ東番組で、党総裁選を巡り新政権発足直後の衆院解散・総選挙の可能性に言及した。「新内閣ができてフレッシュで、評価が高い時に国民の信を問う。一つのタイミングだ」と述べた。

>安倍晋三首相の後継を決める臨時国会の閉会後、改めて臨時国会を召集し衆院を解散する可能性を問われ「私もそういう誘惑に駆られる一人だ」とした。


これが自民党の本音か。。。。

フレッシュだかなんだか、知らないが、通常国会を閉会してから夏休みを満喫してきた自民党議員たちは、安倍首相が突如「難病再発辞任」を発表して総裁選をするときに何といったのか。

コロナ対策もあり、政治空白を作ることは良くないと言ってきたと言う事をもう忘れたか。

安倍首相が入院したのならともかく、発表した途端ピンピンして執務をしているのに、政治空白を作らないためと言う理由で(石破外しを公言して)両院議員総会での簡易な投票にしたのに、また懲りもせず、自分達が勝つ目的で、新内閣で評価が高いときに信を問う?

政治空白を作ってはいけないと国民を騙しておきながら、舌の根も乾かぬ内にまた政治空白を作るつもりか。。。

どうせ自民党議員のことだから、そのくらいは頭にあるだろうが、思っていても言ってはいけない発言だ。

しかも総務会長と言う役職の人間が。

しかし自民党の多くの議員の本音は、エゲツナイ。


経済対策や、コロナ対策は放っておいて、自分達が勝つ目的で内閣総辞職だなんて到底考えらえない。

が、まったくのデタラメとは言えない所に自民党の恐ろしさがある。

「難病再発辞任」発表時、安倍は涙をためていたと報道されていたが、その程度のことで、同情論を呼び、内閣支持率がダントツになったそうで、同情論や美談を振りまけば選挙でも勝てると踏んだのだろうか。

>「国民の皆さんの信を問うという意味で、大義名分も立つ」

だったら、安倍総理のときに信を問わなければおかしな話で、菅が総理になり、ただ新内閣が発足しただけで、誰がどのように仕事をしたのかさえ定かでないときに、信を問うなどバカげている。

しかし、これでまた騙される国民が続出するのも事実で、まんまと自民党の戦略に乗せられてしまう人間が出てこないかと心配になる。

官邸は涙を浮かべて辞任会見をやっただけで同情してしまう国民性を良く熟知している。

政策そっちのけで、やれパンケーキだのお茶目だの言っていると自民党と官邸の思うつぼだ。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/661.html

記事 [政治・選挙・NHK275] <党内ドン引き>菅陣営の推薦人に入閣待望組 二階派の露骨すぎる猟官運動(日刊ゲンダイ)



https://twitter.com/Trapelus/status/1303608669276237826







菅陣営の推薦人に入閣待望組 二階派の露骨すぎる猟官運動
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278482
2020/09/09 日刊ゲンダイ


二階俊博自民党幹事長(C)日刊ゲンダイ

 ムキ出しの猟官運動に自民党内もドン引きだ。8日の総裁選告示で明らかになった3候補の推薦人名簿。“本命”の菅陣営には5派閥と谷垣グループ、無派閥の20人が名を連ねたが、党内のヒンシュクを買っているのは二階派だ。

 推薦3人のうち1人は、当選8回の平沢勝栄衆院議員。典型的な「入閣待機組」として、メディアでもしばしば名前が取り沙汰される。

「残りの派閥が大臣経験者や当選4回以下の中堅・若手がメインなのとは対照的です。組閣と党人事の際は『この人をよろしく』的な、いやらしいことはやめておこうという不文律なのに、二階派はやることが露骨すぎる」(自民党関係者)

 水面下で次期総理のイスを狙っていた菅氏とは、早くから裏で手を握っていたという二階幹事長の自負心のなせるワザだろう。

 平沢氏は「小学生だった安倍首相の家庭教師」との経歴がアダとなったのか、7年8カ月の長期政権で一度も大臣の声がかからなかった“熱望組”。悲願のポストを欲しがる子分のため、菅に恩を押し売りし、「大臣のイスをよこせ」と迫る二階のダミ声が聞こえてきそうだ。

「選対本部でも、二階派は偉そうに振る舞っているようです。嫌気が差した最大派閥の細田派は、全体の選対本部とは別に派閥独自の選対を立ち上げました」(前出の自民党関係者)

 既に支援する派閥は分裂状態。内紛必至でも菅氏は二階派をエコひいきするのか。その答えは1週間後に予定される組閣でハッキリする。



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