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2020年9月06日05時50分 〜
記事 [政治・選挙・NHK275] 安倍政権に利権話まで繋いだ疑惑人物ーーその今井首相秘書官さえ菅新政権で留任!?(アクセスジャーナル)



安倍政権に利権話まで繋いだ疑惑人物ーーその今井首相秘書官さえ菅新政権で留任!?
https://access-journal.jp/53126
2020.9.05 22:06 アクセスジャーナル



 総裁選に立候補した菅義偉官房長官の「消費減税はない」との見解が全国紙一面でも大きく報じられているように、総裁に決まり、菅政権が誕生することは時間の問題だ。

その菅氏が、「安倍政治継承」(冒頭写真=「毎日」9月5日朝刊)を掲げていることはご存じの通り。

だが、安倍「経産省内閣」とも揶揄され、コロナ対応でも、コロナ対策より経済を優先する経産省の意向を汲んだ同省出身の今井尚哉首相秘書官(下写真)ら官邸側が「Go To キャンペーン」を忖度、強行。全国に新たなコロナ感染者を拡大させたのだから、いくら何でもお役御免と思っていたら、現在発売中の『週刊文春』でも、「菅政権になっても、安倍政権の骨格だった側近軍団はそもまま引き継がれる可能性が高い。骨格とは、杉田和博官房副長官、泉水洋人首相補佐官、今井尚哉首相秘書官、北村滋国家安全保障局長の四人」との官邸関係者のコメントが紹介されている。



 そして、先のGo To キャンペーンではこれに便乗し、「観光利権」族の菅氏、二階俊博幹事長が暗躍したとされる。

要するに、今井氏は官邸側と利権話を繋ぐブローカー役までしていた疑惑まであるわけだが、それは安倍首相や麻生副総理に関してもいえることだ。

本紙は「安倍・麻生政権の地元2大利権!?」という記事を(上)(下)2回に分けて報じている。


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https://access-journal.jp/53126



※関連記事捕捉、週刊文春 2020年9月10日号より抜粋

記事タイトル
「観光利権疑惑」二階・菅の 英国人“指南役”を直撃 二階が牛耳る菅「談合政権」の急所を撃つ



※紙面クリック拡大


※文字起こし

 菅政権の「急所」となりかねない。菅氏の側近からは、九月八日に田中角栄氏の幹事長在職日数記録を抜き、史上最長幹事長となる二階氏に対して、早くもこんな声があがっている。

「一番怖いのは二階さんだ。二階さんが主導権を握り、カネと人事を握られた。このままでは、河井案里参院議員側へ流れた一億五千万円のように、不透明なカネの使い方をしてきた体制が続くことになる」

 全国百八万人の党員の声を聴こうとせず、二階氏らによってわずか二日で流れが決められた菅政権。そこには派閥のドンたちが自らの権力を保持するために手を結んだ「談合」の匂いが色濃く漂う。そもそも、最大派閥の実質的ドンたる安倍首相は、なぜ菅政権を望んだのだろうか。

「実は菅政権になっても、安倍政権の骨格だった側近軍団はそのまま引き継がれる可能性が高い。骨格とは、杉田和博官房副長官、和泉洋人首相補佐官、今井尚哉首相秘書官、北村滋国家安全保障局長の四人。中でも杉田氏と和泉氏は、既に菅氏から居残りを頼まれているそうです。また、米国の大統領選を十一月に控え、米中の対立も緊迫度を高めている中で、インテリジェンス部門のトップである北村氏をすぐ代える選択肢は考えにくい」(官邸関係者)

 安倍首相最側近の今井氏をめぐっては、霞が関で、“首相の遺言”があったと囁かれている。安倍首相が退陣表明直前、菅氏に、自身を長年支えた今井氏を引き続き要職で起用するように頼み、菅氏はそれを了承した――というものだ。

「今井氏は安倍官邸主導の外交にも深く関与してきました。今井氏や北村氏を“居抜き”で使うことは、外交に不安を抱える菅氏にしても悪い話ではない。ただ、今井氏は菅氏から現時点では残留を言い渡されていない。周囲には『気持ちよく官邸を去る』と語っていますが、どうなるか予断を許しません」(同前)

(中略)

 そんな二階氏は、観光行政に強い影響力を持つことで知られる。

「新型コロナ対策として七月からスタートしたGoToトラベルキャンペーンをめぐっては、二階氏が観光業界への支援策を政府に要求し、菅氏が旗振り役を担いました。二階氏は九二年から、旅行会社の業界団体『全国旅行業協会』の会長を務め、観光族議員のドンとして君臨。菅氏も安倍政権でインバウンド政策を推し進め、観光業界との太いパイプを築いてきた」(別の自民党関係者)





http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/557.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 枝野氏に敢えていう。みみっちい低所得者の消費税月額1万円では負ける。幻滅!!!!(かっちの言い分)
枝野氏に敢えていう。みみっちい低所得者の消費税月額1万円では負ける。幻滅!!!!
https://31634308.at.webry.info/202009/article_4.html?1599352511

新党の誕生にケチを付けるつもりはないが、枝野氏には日頃、不満をもっている。枝野氏では政権をとることは絶対に出来ないだろうと思っている。立憲民主を立ち上げた時は7、8%の政党支持率であったが、今や3、4%に減少させている。それは、立憲が自民の政策の枠内で、その手の上で批判しているだけで、立憲の目玉政策がないからだと思っている。こんなことを書くと反発する人もいるかもしれないが、このぐらいのことで怒っていては政権など取れない。土台無理(本当は取ってほしいと書いている)。

今回の新党の一番の功労者は、ここ10年来耳にタコが出来るぐらい主張していた小沢一郎である。枝野氏、玉木氏のつなぎ役として何度も動いた。しかし、枝野氏の頭の固さで何度か没になるところを小沢氏が救ったと思っている。小沢氏ほど、自分を殺してひたすら日本の爲に動いている政治家はいないと思っている。かつて自民党内で最年少の幹事長をやった人がそのまま総理にもなれた。しかし、自民の政策を疑問に思い飛び出した。米国のような2大政党を標榜している。数年ごとにスイング出来る政党だ。

やっと新党が出来るところまで行き、今、代表選挙を行っている。新党を中心とする野党が自民と対抗するには、自民の政策の手の上で少しの手直しでは国民は絶対に新しい野党には期待しない。れいわの山本を評価しているが、なぜ山本党と言っていいれいわが政党支持率0.6~0.7%もあり、国民民主より多かったのは、自民にはない弱者の政策を述べてきたからだ。彼は何を言っているかというと、野党が自民に勝てないのは、自民に対抗する経済政策がないからだと述べている。それが消費税ゼロである。これを一遍に行くにはさすがに無理があると思っているが、消費税5%で野党が固まらないかと述べている。財源は高額所得層の所得税、法人税を元に戻すなどがある。国民民主の玉木代表も主張していた。

これについて枝野氏は毎回否定的であった。しかし、新党結成の中で消費税減税を言い出したので、これで、れいわとも連携出来ると期待していた。しかし、枝野氏の主張の中身は、消費税減税は低所得層に月額1万円とみみっちい話であることがわかった。対抗馬の泉氏はコロナ収束まで消費税凍結と打ち出している。枝野氏は頭がいいのかもしれないが、何でこんな程度の話しか出来ないのだろうか?彼は党首ではなく、あくまで官房長官ぐらいの発想である。大きなビジョンがない。政策を少し手直しするだけだ。これでは勝てない。なぜ、わからないのだろうか?幻滅する。

総理大臣にしたい男として、立憲の小川淳也、れいわの山本太郎が挙がっているが、そこには強力な思いがなければ政治は動かない。枝野氏が代表になり、彼の提案なら、れいわとも連携出来ない。新党の中に馬淵議員が入る。馬淵氏は減税で山本氏と連携したいという。これが一つの希望である。またいらいらが続く。他党との調整には、立憲を飛び出した須藤元気氏が小沢氏を幹事長にするように提案している。そのぐらいしないと新味のない新党はタダの大きな魂の無い塊だけになってしまう。


合流新党、消費税減税訴え 枝野氏「支え合う社会を」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63486290U0A900C2EA3000/

立憲民主党の枝野幸男代表は4日、国民民主党などとつくる合流新党の代表選への立候補を表明し、基本政策を発表した。消費税減税や富裕層への課税強化などで「互いに支え合う社会」の構築を訴えた。政権批判の受け皿を狙う。
合流新党への参加議員が固まったのを受けて公表した。7日告示―10日投開票の新党代表選は枝野氏と国民民主の泉健太政調会長が争う構図となりそうだ。幅広い支持を集める枝野氏が新代表に就く可能性が大きい。掲げる政策は新たな野党第1党が打ち出す政策の基礎となる。
総じてリベラル色が強いのが特徴といえる。枝野氏は「互いに支え合い、分かち合う社会を築き、暮らしの安心を取り戻す」と主張した。
経済対策として家計の支援を打ち出した。(1)年収1千万円程度までの中間層を中心とした所得税の時限的な免除(2)消費税の時限減税(3)生活困窮者へ1人あたり月1万円給付――などを挙げた。「これらを組み合わせることで冷え込んだ消費を刺激する」と語った。
富裕層への所得税や多額の内部留保を抱えた法人への法人税強化も掲げた。「適切な再配分機能を回復させる」と言明した。
新型コロナウイルス対策を巡る政府対応に関して「危機に際して全く機能しなかった」と批判した。PCR検査の拡充を訴えるとともに、感染対策で強い権限を持つ米国の疾病対策センター(CDC)の日本版を設置する案を唱えた。
公文書管理のあり方を訴えたのも特徴だ。学校法人「森友学園」問題では財務省の公文書改ざんに批判が噴出し、「加計学園」問題では隠蔽などの疑惑が指摘された。
枝野氏は「隠された公文書の公開を進める」と述べ、情報公開法などの抜本強化を主張した。官僚の「忖度(そんたく)」につながったとの指摘がある内閣人事局の見直しも明記した。

泉氏は4日の出馬記者会見で、提案型の野党第1党をめざすと訴えた。新型コロナ収束までの消費税の凍結や定額給付金の再給付を検討すべきだと考えを示した。


http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/558.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 新野党党首選に臨む二人は民主党が第二自民党に変節したことを詫びて反省の弁から始めよ。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2020/09/blog-post_23.html
9月 06, 2020 日々雑感(My impressions daily)

<立憲民主、国民民主両党が合流する新党の「顔」となる代表と党名が10日に決まることになった。150人規模の野党第1党の誕生を華々しくアピールする狙いだったが、皮肉にも首相を選ぶ自民党の総裁選と日程が重なってしまい、埋没する懸念が強まっている。

 代表選は7日告示、10日投開票で、選挙戦は4日間。有権者は合流新党に参加する国会議員に限られることになった。

 候補者の顔ぶれは、立憲の枝野幸男代表(56)と国民の泉健太政調会長(46)となりそうだ。両氏とも週内に立候補表明するとみられる。無所属の中堅議員にも出馬を模索する動きはあるが、国会議員20人以上の推薦人が必要なため、ハードルは高いのが現状だ。

 代表選と同時に、党名についても投票で決める。所属議員は代表と党名をそれぞれ選ぶ。枝野氏は「立憲民主党」、泉氏は「民主党」を推すとみられる>(以上「朝日新聞」より引用)


 なぜ野党新党の党首に立候補する二人は「民主党」がかつて変節して国民の信を失ったことに言及して、反省の弁を述べないのだろうか。国民が民主党を見限ったのは第二自民党になるべく、TPP参加(グローバル化策への政策転換)と消費税10%増税(デフレ化策を加速させる失政)を突然叫びだしたからだ。

 なぜ愚直に2009民主党マニフェストを実行しなかったのだろうか。子供手当一人2万6千円の支給は今でも決して間違っていない。保育園への待機児童ゼロや幼児教育無料化も少子化対策であるかのようだが、そもそも幼稚園も保育園もない過疎地域で、そんな政策は意味がない。

 つまり政治の恩恵に与れる人とあずかれない人とで格差が生じる。しかし一律子供手当支給なら、それを基に保育園に預けようが自分で子育てしようと決意しようが自由だ。だいたい保育園に普通のサラリーマン家庭が子供を預けると地方自治体の補助がない場合はたちまち5万円近い金額の「保育園料」を支払わなくなる。それなら保育園に預けないと「損」だという気に保護者はなる。

 しかし子供手当を支給されて、それで保育に関していかなる選択をするかは各家庭の自由だ、とする方がいろんな異なる事情を抱える各家庭が最も適切な選択をする選択肢が広がるのではないか。

 消費税は経済成長の主力エンジンたる消費を冷やしてデフレ経済を脱却する、という矛盾した政策を実施することになる。実際に消費増税した直後はマイナス経済を記録している。

 誤った政治判断をした張本人が新野党党首に名乗りを上げようとするのなら、まず反省の弁から始めるべきだ。そして消費増税に反対して民主党を追われた小沢一郎氏と仲間たちに詫びるべきではないか。

 まず新野党党首選に臨む二人は変節した民主党の国会議員だったことを反省する「反省の弁」から演説を始めるべきだ。そうしないと、旧・民主党を見限った人たちは素直に新党支持に戻ることは困難だ。すくなくとも反省の弁を訊かない限り、私は積極的に支援しようという気にはなれない。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/559.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 安倍が最悪の置き土産を計画〜敵基地攻撃能力に関する談話を発表予定。与野党、国民で阻止を(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/29168145/
2020年 09月 06日 

【全米OP女子3回戦・・・第4シード・9位の大坂なおみは、137位のコスチュク(ウクライナ)と対戦。2セットめに相手に攻め込まれてミスが出たため、イラつき(ラケットも投げ^^;)、タイブレークで落としたのだが。最後はサーブもよく、自分のペースを取り戻し、6−3,6−7(4),6−2で2時間半にわたる試合を制した。<前大会で痛めた左太もものテーピングが痛々しいのだけど、大丈夫かな。>

 コスチュクはまだ18歳で、ジュニアで世界2位になってビジュアルでも注目されている若手なのだが。こちらもまだ22歳の大坂が、試合後のインタビューで、相手を賞賛した上で、勝因について「経験の差かな」と言っていたのには、チョット微笑んでしまったりして。(・n・)

 次はラケットを投げないように、いいプレーを! o(^-^)o】

〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜

 安倍首相が、もう来週で総理の座から降りるというのに、トンデモない最悪の置き土産をして行こうとしている。

 今週後半にも、ミサイル防衛(敵基地攻撃)の方針について、わざわざ談話を出すことにしたというのである。(・o・)

<29日の辞任会見に関する記事にも書いたのだけど。あの会見の冒頭部分でも、しっかりとNSC(国家安全保障会議で)でミサイルの迎撃能力向上(要は敵基地攻撃)について協議したと語っていたのよね〜。(-_-;)>

 mewは、安倍首相が行なった最悪の政策は、「集団的自衛権の行使は9条で禁じられている」という政府の憲法解釈を強引に変更して、実質的な解釈改憲を行なったことだと思っているのだけど。

 敵基地攻撃を認めることは、9条の専守防衛を趣旨に反するおそれが大きいだけに、同じぐらい最悪の政策だと言えるだろう。(ーー)

* * * * *

 敵基地攻撃とは、日本がミサイルで狙われている場合に、攻撃を防ぐために、相手基地を先に攻撃して、ミサイル発射を防ぐ戦略のこと。

 自民党内や防衛省内では、何度も議論されて来たのだが。相手の基地を先に攻撃することは、「専守防衛」の方針に反するおそれが大きいという意見が強く、ここまで見送られて来た。

 しかし、今年6月にイージス・アショアの設置計画が中止になったことから、自民党の国防部会と安全保障調査会が、改めてこの戦略を持ち出して来て、7月に首相官邸に提言をしていたのである。<自民党議員は、よく「座して死を待たず」とか言うんだけど。こういう表現を用いること自体に、ぞっとする。(ーー)>

「敵基地攻撃」と言うと、「先制攻撃」「専守防衛違反」のイメージが強くなるため、政府や自民党はこの言葉を用いず。とりあえず「相手領域内で弾道ミサイルなどを阻止する能力」などと言っているのだが。<自民党内では、「自衛反撃能力」など呼び方を換える案も出ていたりして。^^;>

 どう言い換えようとも、相手の基地を先に攻撃することには変わりはない!(**)

 公明党はこの戦略に反対の立場だし。自民党内にも、石破茂氏や岸田文雄氏をはじめ、慎重に検討すべきだと主張する人も少なくないのだが。次期首相候補の菅義偉氏は、安倍政権の安保政策を継承する方針でいる。

 日本はさらにアブナイ国になるのを防ぐために、野党はもちろん、与党の慎重派・反対派も、何より国民が一緒になって、ここで阻止できないものかと強く強く思うmewなのである。(++)

 安倍首相が談話を出すことに関しては、5日にほぼ全てのメディアが一斉に報じたので、間違えはないのだろう。^^;

 下の記事にもあるが。首相退任前にわざわざ談話を出すのは、次期政権が結論の棚上げを阻止することを狙ったものとみられる。(-"-)


『安倍首相、ミサイル防衛で談話検討 退陣前に方向性

 安倍晋三首相が16日の退陣前に談話を発表し、弾道ミサイル防衛に関する新たな見解を打ち出す方向で検討していることが分かった。

 複数の政府関係者が5日、明らかにした。自民党が他国領域内への攻撃能力保有を主張しているのに対し、公明党内には慎重論が根強く、談話がどこまで踏み込んだ内容になるかが焦点だ。(略)

 関係者によると、首相は新たな安全保障戦略について、年内に結論を出すことに強い意欲を示している。自民党が主張する事実上の敵基地攻撃能力保有を認めるかどうかは次期政権に判断を委ねるものの、退陣前に一定の方向性を示すことで結論の棚上げを阻止する狙いとみられる。(時事通信20年9月5日)』 
 
* * * * *

 安倍内閣は、北朝鮮などからのミサイル攻撃に備えて、陸上イージス(イージスアショア)を設置して迎撃する計画を立てていたのだが。

 米国から購入したイージスアショアの安全性に問題があることが判明したため、今年6月、この設置計画を中止することに決めた。

 その代わりに、安倍内閣や自民党内などで「待ってました」とばかりに浮上して来たのが、「敵基地攻撃能力の保有」なる施策だ。(-_-;)

『「敵基地攻撃能力」保有に含み 安保環境めぐり茂木外相

 政府が検討する新たなミサイル防衛体制について、茂木敏充外相は28日、「日米の基本的な関係と役割分担は変わらない」と述べた。一方で「日本を取り巻く安全保障環境がガラッと変わってきている」とし、新たな防衛力や日米同盟のあり方を考える必要があるとの認識を示した。

 政府が検討する「敵基地攻撃能力」の保有に含みを残した格好だ。NHKの討論番組で語った。

 茂木氏は23日の記者会見でも「単純に『盾と矛』と性格づけられるような安全保障環境ではない。(米国と)どう役割分担していくか、日本としてどう防衛力を強化していくか、しっかり議論したい」と説明。自衛隊が専守防衛の「盾」の役割を果たし、敵基地などを攻撃する「矛」は米軍が担う、という関係に変化が生じる可能性に言及していた。(朝日新聞20年6月28日)』
 
<先月末に、河野防衛大臣が日米防衛相会談を、安倍首相がトランプ大統領と電話で日米首脳会談を行なったのだけど。その時に、約束したかも知れないんだよね。(-"-)>

 ただ、自民党内でも、この施策に反対が多いことはわかっているので、呼び方を変えることを含め、アレコレ議論がなされていた。(~_~;)

『「敵基地攻撃」名称変更も 先制攻撃と混同回避 政府・自民

 政府・自民党は、弾道ミサイルなどの発射拠点をたたく「敵基地攻撃能力」の名称変更を検討している。

 憲法や国際法に違反する「先制攻撃」と区別するとともに、専守防衛に徹する政府方針を強調し、国民の理解を得るのが狙いだ。「自衛反撃能力」などが候補に上がっている。

 政府・自民は陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」導入断念に伴い、新たなミサイル防衛策と抑止力強化の議論に着手。10日の自民関連会合では、有識者として呼ばれた谷内正太郎前国家安全保障局長は「一定の打撃力を持つべきだ」と提案した。

 政府は「座して自滅を待つべしというのが憲法の趣旨だとは考えられない」(1956年の鳩山一郎首相答弁)として、敵の攻撃を防ぐために他に手段がなければ、敵基地攻撃は自衛の範囲内との立場だ。

 それでも名称変更を検討するのは、憲法の枠を超えた先制攻撃との誤解を避けるためだ。自民党の佐藤正久参院議員は9日の参院外交防衛委員会で、「自衛反撃能力」の名称を提案。政府高官は「それも一案だ」と語る。

 ただ、自民党は2017年、防衛計画の大綱策定に向けた政府への提言で、「敵基地反撃能力」との表現を使ったが浸透しなかったため、名称を変えても定着するかは不透明。専守防衛の原則を逸脱するとの根強い慎重論を払拭(ふっしょく)できるかも未知数だ。(時事通信20年7月11日)』

* * * * *

 で、安倍首相は自民党からの提言を受け取り、辞任会見をしたにもかかわらず、9月初旬にNSC(国家安全保障会議)を開いて方針を固めることに。その方針を談話で発表しようとしているのだ。

『敵基地攻撃の議論本格化 自民提言受け政府NSC開催

 安倍晋三首相は4日、自民党ミサイル防衛検討チーム座長の小野寺五典元防衛相らと官邸で会い、敵基地攻撃能力の保有を含めた抑止力向上を求める提言を受け取った。首相は「国民の命と平和な暮らしを守り抜く」と表明。その後、記者団に「提言を受け止めて、新しい方向性を打ち出し、速やかに実行していく考えだ」と述べた。政府は国家安全保障会議(NSC)を開き、弾道ミサイルへの対応を巡る議論を本格化させた。9月中に方向性を示す日程を描く。

 提言は「憲法の範囲内で国際法を順守しつつ、専守防衛の考えの下、相手領域内で弾道ミサイルなどを阻止する能力」の必要性を強調した。(共同通信20年8月4日)』

『首相、在任中に敵基地攻撃方向性 与党幹部へ伝達、9月前半NSC

 安倍晋三首相が自身の在任中に敵基地攻撃能力保有の方向性を示す意向を固め、与党幹部に伝えていたことが31日、分かった。秋田と山口への配備を断念した地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」計画の代替案の考え方も同時に打ち出す。複数の政府関係者が明らかにした。次期自民党総裁が選出される前の9月前半に国家安全保障会議(NSC)を開き、安全保障政策の新方針に向けた協議推進を確認する見通しだ。(共同通信20年8月31日)』

 最後の最後まで、日本の憲法9条の精神、平和主義や専守防衛の原則を破るような施策を行なおうとする安倍首相には、本当に腹が立つのだが。

 上にも書いたように、何とか与野党、そして国民の力で阻止できるようにと、心から願っているmewなのだった。(@_@。

 THANKS 



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/560.html

記事 [政治・選挙・NHK275] <拡散、お願いします>1025衆院選突撃学芸会政治のあざとさ(植草一秀の『知られざる真実』)



1025衆院選突撃学芸会政治のあざとさ
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-c2ba40.html
2020年9月 5日 植草一秀の『知られざる真実』


7月20日付ブログ記事
「10月25日衆院総選挙が根強くささやかれるワケ」
https://bit.ly/32IhYNZ

に記述した10月25日衆院総選挙の可能性が高まっている。

権力を維持する者にとって最重要イベントが選挙だ。

そのなかで最重要なのが政権の枠組みを決める衆院総選挙。

選挙さえ乗り切れば、あとはどうでもよい。

政権を私物化しようが、利権をむさぼろうが、思いのままになる。

衆参両院で過半数議席を確保しておけば、政権暴走の歯止めもきかなくなる。

日本政治が本格的に劣化したのは2013年7月からだ。

安倍内閣はメディアを総動員して「ねじれ解消」を叫んだ。

その結果として自公による衆参支配が生じ、安倍暴政が猖獗(しょうけつ)を極(きわ)めることになった。

私は2013年7月参院選に向けて

『アベノリスク』(講談社)
https://amzn.to/2Z3Dvj9

で警鐘を鳴らしたが、ねじれが消滅して安倍暴政が吹き荒れた。

安倍内閣の7年8ヵ月に大きな成果はない。

安倍首相が掲げた「拉致問題解決」、「北方領土問題解決」、「憲法改正」はすべて1ミリも動かなかった。

「アベノミクス」の結果を象徴しているのが日本の実質GDP。

2012年10−12月期の実質GDP(季調済年率換算)は498兆円だったが、2020年4−6月期の実質GDPは485兆円になった。

第2次安倍内閣が発足してからの実質GDP成長率平均値(季調済前期比年率)はマイナス0.1%。

民主党政権時代のプラス1.7%をはるかに下回る。

非正規労働者の比率は激増し、年収200万円以下の給与所得者が1100万人に達した。

労働者一人当たりの実質賃金は約6%も減少した。

間違いなく世界最悪の経済パフォーマンスを生み出した。

下流に押し流された労働者の息の根を止めるかのように、消費税の税率が5%から10%に引き上げられた。

安倍内閣が実行したのは

特定秘密保護法制定、集団的自衛権行使容認憲法解釈変更、戦争法制制定、TPP参加、共謀罪創設、種子法廃止、漁業法改定、水道法改定、スーパーシティ法制定

などである。

悪政の限りを尽くした。

さらに、下村博文氏、甘利明氏の疑惑を闇に葬った。

安倍首相自身の問題である

森友疑惑、加計疑惑、桜を見る会疑惑

が泥沼化し、安倍首相自身が深く関与したとされる河井克行氏夫妻の公選法違反事件が立件されたが、安倍首相自身への捜査はまだ着手されていない。

内閣支持率が低下し、次の衆院総選挙で国民から厳しい審判が下される可能性が高まった。

この危機に対応して大がかりな三文芝居が創作され、現在上演されている。

首相退陣を美談に仕立て上げ、出来レースの後継者選出をメディアがはやし立てる。

すべては次の総選挙で自公が大敗しないための工作活動である。

これまでの利権分配の構造を変えぬために、安倍−菅継承は既定路線だった。

すべてがシナリオ通りに実行されている。

コロナ対策を契機に「ドケチ財政」が「バラマキ財政」に転換したことが年内衆院総選挙シナリオを意味することは明白だった。

第1次、第2次補正予算の規模は合計で58兆円に達する。

国家予算の半分以上の規模の予算が創設された。

この予算が衆院選買収資金としてフル活用されることは言うまでもない。

10月25日総選挙を前提に政権刷新勢力が結集しなければならない。

合流新党が「憲法破壊を許さない」、「原発ゼロ」、「消費税減税」の三つの旗を明確にして発足する。

この基本政策を共有する市民と政治勢力が「政策連合」を構築して候補者一本化を実現させる必要がある。

政策基軸の大連帯を構築できれば、自公と互角に戦える。

メディアが創作する自公の茶番劇を粉砕して2020政治決戦を勝ち抜き、日本政治を浄化しなければならない。




http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/561.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 衝撃!! 新総理有望の 菅義偉官房長官の たたき上げ人生が 壮絶  高卒で 家出同然で上京し ダンボール工場に就職 から始まる
             高卒で家出同然で上京し ダンボール工場に就職
    
    
   
■ 衝撃!! 新総理有望の 菅義偉官房長官のたたき上げ人生が壮絶  高卒で家出同然で上京し ダンボール工場に就職から始まる


新総理が有望視されている菅義偉官房長官。
そのたたき上げ人生が壮絶。
凄すぎます。

高卒で家出同然で上京し ダンボール工場に就職。
「視野を広げるため、大学で学びたい」という思いから、築地市場の台車運びなどのアルバイトもしながら入学金、学費を貯め、アパートに帰れば試験勉強という生活を2年間。
私立でもっとも学費が安かった法政大学に入学。などなど。

詳しくは下記をお読みください。
壮絶で長いので、まずは、地盤なし!、看板なし!、カバンなし!で、横浜市の市会議員になるところまでです。
  
  
■ 新総理有望の 菅義偉官房長官のたたき上げ人生 (市会議員になるまで)
  
  
@ すがちゃんは、秋田杉に囲まれた自然たっぷりの秋田県雄勝(おがち)町で生まれた。
農家の長男として、家の手伝いをしながら高校を卒業。
  
A 「東京で自分の力を試してみたい」と思い立ち、家出同然で上京する。
  
B 段ボール工場に就職するも、「視野を広げるため、大学で学びたい」という思いを強く抱く。
入学金を貯めるため、築地市場の台車運びなどのアルバイトもしながら、アパートに帰れば試験勉強という生活を2年間続ける。
  
C 当時、私立でもっとも学費が安かった法政大学に入学。
  
D 入学後もアルバイトを続け、これまたさまざまな職場で働き、学費を稼ぎながら大学を卒業。
  
E 民間企業に就職、サラリーマン生活のなかで、「世の中を動かしているのは政治だ、人生をかけてみたい」と政治の道へ。
しかし、まったくツテがなく、大学の学生課へ飛び込み、法政大卒OBの国会議員事務所に紹介を受け、小此木彦三郎元通産大臣の秘書として11年間勤める。
  
F その後、まだ子どもが3歳、1歳、1ヶ月と幼かったにも関わらず、横浜市西区から市会議員に立候補を決意!!しかし、現職は自民党の有力議員。そして周囲からの猛反対。まさに「地盤」「看板」「カバン」なしからのスタート。
  
G 一に行動、二に行動、1日300軒歩き続け、奇跡の初当選!
このときの経験から「意志あれば道あり」が座右の銘となる。
  
  https://www.sugayoshihide.gr.jp/profile3.html
  
   
  
■ 阿修羅の諸君も菅義偉の努力を見習うべし! 
  
  
努力で勝ち取った、まさにジャパニーズ・ドリーム。
阿修羅の諸君も菅義偉の努力、真面目さ、意志の強さを見習うべきでしょう。
今からでも遅くありません。
「意志あれば道あり」です
   
道徳の教科書みたいですね。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/562.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 超大型のモーレツ台風10号が九州に接近する最中、自民党総裁選挙に出馬の3候補が、重大な使命の自覚を迫られている選挙運動を進めている(板垣 英憲)
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/b0a42b7242b3b4ea6e3e33052c986d7b
2020年09月05日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 「ポスト安倍」の自民党新総裁を選ぶ戦いの最中、超大型のモーレツ台風10号は、9月6日沖縄・南大東島の南を北西で進み、鹿児島・奄美から九州に向かって北上。気象庁は最大級の警戒を呼び掛け始めている。2019年は気象庁が発令した警戒の表現が曖昧であったことから住民の避難が遅れて、多くの人々が水害に遭って死亡したケースがあった。そのため今回は早めの警戒情報が発令された。国民の生命・身体・財産を守るのは、政治家最大の使命であるだけに、政権政党である自民党の新総裁選びは、まさに天が各候補者に重大な使命の自覚を促したともいえる。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/563.html

記事 [政治・選挙・NHK275] <須藤元気「政権交代を狙うなら大胆な決断が必要」>合流新党 幹事長に小沢一郎先生、選対本部長に中村喜四郎先生 



合流新党の幹事長に小沢一郎氏を 不参加の須藤元気氏が注文
https://www.sankei.com/politics/news/200904/plt2009040045-n1.html
2020.9.4 19:28 産経新聞


須藤元気氏

 立憲民主党に離党届を提出した須藤元気参院議員(比例代表)は4日、立民と国民民主党などによる合流新党が今後行う人事に注文を付けた。

 須藤氏は合流新党には加わらない意向だが、4日はツイッターに「無所属になる立場で言うのもなんですが、合流新党の執行部が世代交代しないのであれば、幹事長に小沢一郎先生、選対本部長に中村喜四郎先生という布陣はいかがでしょう」と書き込んだ。

 その上で、「政権交代を狙うならこれくらい大胆な決断が必要ではないでしょうか。皆さんどう思いますか?」と提案した。





http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/564.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 菅官房長官の政策基本理念「自助、共助、公助、そして絆」は国政に関する認識の欠如を示している
菅官房長官は、自民党総裁選で打ち出す政策の基本理念として「自助、共助、公助、そして絆」を掲げたが、これは国というもの、国の政治(国政)というものに対する根本的な理解、認識を欠くものである。

この国土に生活する各個人がそれぞれの幸福や豊かな生活を求めて自ら活動し、困ったときには親族や近隣の助けを借りて生活しているが、それでも解決が困難な事項の解決のために一定の権限と金銭的裏付け(納税)を与えて組織したのが市町村であり、市町村では解決できない事項の解決のために国民が一定の権限と金銭的裏付け(納税)を与えて組織したのが国という組織・機関である。すなわち、社会で生活している各個人が幸福や豊かな生活を送ることができるように一定の権限を負託されて活動する組織・機関が国であり、その組織・機関を運営するのが政治、すなわち国政である。
従って、国政の基本理念は公助であり、「自助、共助」を促すことではない。すなわち、社会に暮らす個人がどのような困難な状況にあり、それに対していかなる公助を行えばその困難から回復することができるのか、その政策実現こそ国政の基本理念とすべきものであろう。

憲法13条が「すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする」と定めているように、国民の基本的人権(生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利、生存権など)を保障する政策の実現に努め、基本的人権が損なわれているような状況があれば、その回復に努めること、すなわち「公助」こそが国政の基本理念であることは、この日本国憲法の規定からも明らかである。
菅官房長官が「自助、共助、公助、そして絆」を政策の基本理念とし、「自助、共助」を促すということは、日本国憲法についての認識が欠如していると言わざるを得ない。

http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/565.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 「ほんこんおもんない」問題が証明? 芸人が安倍応援団を長くやってると「本当におもんなくなる」らしい(リテラ)
「ほんこんおもんない」問題が証明? 芸人が安倍応援団を長くやってると「本当におもんなくなる」らしい
https://lite-ra.com/2020/09/post-5620.html
2020.09.05 安倍応援団をぶった斬る連載マンガ『スシローと不愉快な仲間たち』第11話 『スシローと不愉快な仲間たち』11 「ほんこんおもんない」が証明したもの リテラ

   

安倍首相の心の声を代弁する御用評論家、陰謀論全開で政権批判者を攻撃するネトウヨ文化人、中立のふりしてこっそり政権の味方をするどっちもどっちコメンテーター……。メディアを跋扈する安倍応援団を、ツイッターでも人気のまんが家・ぼうごなつこが、笑い飛ばすマンガ連載。今回は、あの「ほんこんおもんない」問題を取り上げる。

似顔絵を普通に描いただけのイラストと「ほんこんおもんない」の言葉に〈対応させていただいて構いませんか?〉〈我が国日本は法治国家なので〉と恫喝、顰蹙を買ったが、この一件は芸人が安倍応援団を長くやっていると、お笑い能力が著しく低下してくるらしいことを教えてくれた。安倍首相が辞任したことだし、そろそろ芸人に戻ることを考えたらどうか。また維新応援も忙しくなるし無理か。
(編集部)

 

【編集部注】
このマンガはフィクションです。

【作者プロフィール】
ぼうごなつこ
1974年、神奈川県生まれ。まんが家・イラストレーター。
『子どもの心に寄り添って〜被災した子どもの心のケア』『よくわかる緊急事態条項Q&A』『知ってはいけない 隠された日本支配の構造』『女政治家の通信簿』などでまんが・イラストを担当。
話題のマンガ『100日で崩壊する政権 コロナ禍日本、安倍政権の軌跡』(扶桑社)が9月19日出版予定。
ホームページ:http://bogonatsuko.blog45.fc2.com
ツイッター:nasukoB



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/566.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 合流新党代表選に出馬した枝野会見をガン無視したテレビ局(日刊ゲンダイ)



合流新党代表選に出馬した枝野会見をガン無視したテレビ局
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278297
2020/09/05 日刊ゲンダイ


合流新党の代表選に出馬表明する立憲民主党の枝野幸男代表(C)日刊ゲンダイ

「離合集散の歴史に終止符を打つ」「総選挙があれば政権を目指す」

 国民民主党などとの合流新党の代表選(7日告示、10日投開票)に立候補を表明した立憲民主党の枝野幸男代表は4日、衆院議員会館で記者会見し、こう決意を語った。代表選には国民の泉健太政調会長も出馬表明しており、一騎打ちの構図となる見込みだ。

 枝野氏は会見で、新型コロナウイルスで影響を受けている経済の立て直しを訴え、時限的な消費税減税や年収1千万円までの所得税免除――などを主張。自民党総裁選への出馬表明で、安倍政権の政策継承を唱えるだけだった菅義偉官房長官とは対照的だったが、唖然としたのがテレビ局の対応。

 菅氏の会見はNHKを含む民放各社がそろって生中継していたのに対し、枝野氏の会見を取り上げる局は皆無だったからだ。

「政権に直結する与党」と「合流する新しい野党」の違いはあるとはいえ、これでは多くの国民が合流新党の存在すら分からないだろう。ワイドショー番組のコメンテーターはしきりに「野党がだらしない」と言うが、与党代表候補は朝から晩まで取り上げ、野党代表候補は完全無視なのだから「だらしない」もヘチマもない。

 放送法の「不偏不党」は一体、どこに消えたのか。これでは「将軍様」の国のテレビ局と変わらない。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/567.html

記事 [政治・選挙・NHK275] <逃げた!>菅義偉氏、日曜討論を台風対策理由にドタキャン 議員会館でスイーツ食べていた









http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/568.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 「山尾志桜里」が「山本太郎」を玉木新党にリクルート 背景には「れいわ」の苦悩(デイリー新潮)

※週刊新潮 2020年9月3日号 紙面クリック拡大


「山尾志桜里」が「山本太郎」を玉木新党にリクルート 背景には「れいわ」の苦悩
https://www.dailyshincho.jp/article/2020/09060557/?all=1
9/6(日) 5:57配信 デイリー新潮 週刊新潮 2020年9月3日号


家賃250万円は高すぎた?

 国民民主党と立憲民主党の合流で、存在感の低下に喘ぐ政治家たちがいる。

 8月19日夜、そんな面々がひそかに集まった。

 野党担当記者によれば、

「この日は、立民を離党した山尾志桜里衆院議員、須藤元気参院議員、“おっパブ”通いで無所属となった高井崇志衆院議員らが会合を開き、そこに、れいわ新選組の山本太郎代表が呼ばれたんです」

 表向きの議題は、山本氏がかねて声高に叫ぶ“消費減税”について。もっとも、

「実際は、山尾氏が、立民への合流を拒んだ玉木雄一郎国民代表らと結成する新党に山本氏を誘うために開いたもの。この日、結論は出ませんでしたが、山尾氏と山本氏は今も連絡を取り合い、前向きな話し合いが進んでいるそうで」

 山本氏が、衆院選で100人の候補者擁立を豪語して“台風の目”などと持て囃されたのも今は昔。

「都知事選では65万票を得て3位に食い込んだものの、3億円が目標だった寄付金も、蓋を開けてみれば半分以下。昨年の9月には、東京・赤坂の一等地に事務所を開きましたが、約250万円の家賃を払い続けることができなくなり、移転せざるを得ない状況だと囁かれています」

 山本氏を悩ませるのは、カネの問題だけではない。

「前回参院選の公認候補だった大西恒樹氏の“命の選別”発言でバッシングを受け、7月には、党の対応に異を唱えた別の候補者が、党の事務局と揉めて離党する事態になりました」

 山本氏自身、れいわ新選組を続けることに限界も感じているという。

「ただ、立民の枝野幸男代表は、民主党政権時代の原発対応を山本氏に批判されたことを未だに根に持っており、彼を受け入れる気はない。今や、山本氏が頼れるのは玉木氏や山尾氏らが作る新党しかないのです」

 野党勢力の離合集散がいよいよ混沌としている。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/569.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 呪われた国家<本澤二郎の「日本の風景」(3836)<森喜朗神国論、今五輪崩壊、安倍退陣でも広島浮上せず>
呪われた国家<本澤二郎の「日本の風景」(3836)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/26153864.html
2020年09月06日 jlj0011のblog


<森喜朗神国論、今五輪崩壊、安倍退陣でも広島浮上せず>

 高度経済成長期に世の中に飛び出した日本人は、相応の希望と夢があった。今どうだろうか。戦前の国粋主義者で、A級戦犯の岸信介を信奉する清和会・森喜朗が「日本神国論」という、今日では反吐が出るような国家論を披歴した後から、日本は呪われて墜落する一方である。

 朝鮮半島の前世紀の李王朝時代の神国論はさもありなん、と史実を受け入れることが出来るが、21世紀においても、錯覚と幻惑がないまぜの神国論を受け入れることは、人々が呪われて狂わない限り、不可能であろう。

 電通と森の五輪がコロナで崩壊、ようやく安倍の神国論から解放されたものの、被爆地広島の内閣は、夢幻と消えてしまった。新たな政治後継者の菅義偉は、田布施の政治後継を自認している。

 呪われたような日本である。現役時代は楽しく適当に優雅な人生を送ってきた御仁でさえ、いまは「年金が半分になったら生きられなくなる」と本気で不安を口にし出した。

 なけなしの日本人の資産である年金を、株買いに投入した安倍暴政を、菅は踏襲するという。さらに被爆国でありながら、そして311を強いられた国でありながら、悪魔のエネルギーである原発推進に狂奔するという後継者、まさに呪われた神国に変化は起きない。

 恐ろしくも不安をかき立てる、呪われた神国論の継続に、それでも全く覚醒しない言論界・永田町・霞が関に言葉も出ない!

<悪魔の原子力規制委員会が核爆発をいまだに水素爆発と発信>

 昨日NHKは、それこそ神国論を踏襲している原子力ムラを主導している原子力規制委員会が、東芝3号機の核爆発を、依然として「水素爆発」と嘘の情報を垂れ流したことに驚いて、以下に掲載添付することにした。

 311からもう10年目である。3号機爆発の検証を、これからするというのだ。内外の学者は、東芝製の呪われた3号機の爆発炎上場面を、映像でしかと見ることが出来る。

 ネットに無知な筆者でも、当時、息子が3号機爆発のキノコ雲を見せてくれたので、米国などの学者の指摘に納得した。

 当然、政府や東電は、それを受け入れているものだと信じていたのだが、実は呪われた原子力規制委員会の、極めて政治的な配慮と判断によって、3号機も、1号機2号機と同じ水素爆発だと決めつけた。そもそも東芝製であることも隠ぺいしたままである。10年目になっても、呪われた規制委員会と安倍報道に徹したNHKも、主権者たる日本国民を欺いて、虚報を流している。

 当時の菅直人や枝野幸男らも、詳しく知っているが、それでいて沈黙していることから、民主党の前途も展望が開けることがない。支持率が証明している。反省と謝罪のない政治屋・政党を、国民が大挙して支援することはない。消費税で大嘘をついた野田豚もそうだが、枝野も反省と謝罪が不可欠だ。

 おなじく東芝の態度である。3号機責任について、今も沈黙している。わが息子の東芝・医療事故からだと、もう10年経った。それでも反省も謝罪もしない。電通の威力で封じ込んだと思い込んでいるが、そうはいかない。

<福島3号機核爆発という国際社会の常識をNHKがまたまた虚報>

 呪われた神国論者にとっての致命的な失敗は、311の東電福島原発の爆発瞬間場面を、映像がしっかりと撮影されていたことである。

 もう一つは救援に駆け付けた米空母の兵員までが被曝して、そのことで米国で裁判が行われている。この二つの点で、日本政府も東電も嘘をつき続けることは、不可能なのである。

 改めて、311事故を我が身に照らし合わせて、即座に原発ゼロに踏み切ったドイツ政府に敬意を表したい。ドイツには、日本と違って、ヒトラーまがいのまじないが消滅していることの証である。

 日本では、いまだに神社神道に傾倒する無知な民と、そこから生活の糧を得る悪しき宗教者が、宗教法人として存在、弱々しい民をたぶらかせている。

 戦前の国家神道を容認する清和会政治と、神がかりの洗脳から解放されない一部の人たち、それを悪用する財閥1%によって動かされる、呪われた政治から解放されないと、この国に展望が開けることは困難であろう。

 第一、54基もの原発の廃炉と使用済み核燃料の処分に、どんなに血税を投入しようが解決の目途は断たない。譬え戦争でも、これをチャラにすることは不可能である。1945年の敗戦よりも、これの始末に数百年はかかることになろう。

 さらに問題は、こうした正論が新聞テレビで報道されることはない。電通支配が消滅した後、どうなるのかも不明なのだ。

<東芝製3号機からキノコ雲・上空からの落下物・炎は核爆発>

 日本国民は、もう一度、東芝製のMOX燃料使用の3号機の爆発炎上する瞬間映像を見てほしい。昨夜改めて見たのだが、胸が凍えるように押さえつけられた。右翼の人たちにも見てもらいたい。清和会・田布施の人たちにも見てもらいたい。

 そのうえで「福島はアンダーコントロールされている」との安倍の大嘘で手にした東京五輪に、全く大義がないことが理解できる。自滅は自業自得である。

 安倍は辞意を表明しながら、核や敵基地攻撃の軍拡に躍起になっているが、彼の命に神風は吹かない。五輪の死と安倍の寿命に関心はないが、はっきりしてることは、呪われた神国論の下での日本再生はないということである。


「福島第一原発3号機 水素爆発は複数回の可能性 詳しく検証へ」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200904/k10012599551000.html
(NHK 20209/4)

福島第一原子力発電所の事故の調査を行っている原子力規制委員会は、水素爆発を起こした3号機について複数回爆発が起きた可能性があるとの見方を示し、今後詳しく検証することになりました。

東京電力福島第一原発では9年半前の事故の際、原子炉の核燃料が溶け落ちて水素が発生し、1号機と3号機は水素爆発を起こして建物が大きく壊れました。

去年秋から事故原因などの調査を再開した原子力規制委員会は、3日、3号機について議論を行い、これまでに実施した建物内部の調査や爆発の映像の分析から、爆発が1回だったと見られる1号機と異なり、3号機では複数回発生していた可能性があるとの見方を示しました。

建物内部.壁や天井、はりの壊れ方などから、爆発は最上階の5階および4階でおきた可能性が高いとしています。規制委員会では今後、発生した水素量や発火のタイミングなど、爆発の検証を続け、ほかの原発の安全対策などにつなげたい考えです。


2020年9月6日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/570.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 菅官房長官のトークのポンコツぶりが話題に!「こんなに喋れないのか」「レスポンス悪すぎ」「話し方教室に通え」(リテラ)
菅官房長官のトークのポンコツぶりが話題に!「こんなに喋れないのか」「レスポンス悪すぎ」「話し方教室に通え」
https://lite-ra.com/2020/09/post-5621.html
2020.09.06 菅官房長官のトークのポンコツぶりが話題に! リテラ

    
    『news23』に出演する菅官房長官

 シナリオ通り、菅義偉官房長官で決まった感の漂う自民党総裁選。石破茂氏、岸田文雄政調会長に続き、菅官房長官もメディア出演している。「切れ者」「弱点なし」などと評価されてきた菅官房長官だが、メディア露出が増えるにつれ、真逆の姿を露呈している。

 それは、「喋り、トークのポンコツぶり」だ。象徴的だったのが、3日に『news23』(TBS)に生出演したときだろう。

 もちろん、内容もひどかった。森友問題や「桜を見る会」、買収容疑で逮捕された河井克行前法相夫妻への1億5000万円などについても問われたのだが、相変わらずの木で鼻をくくった回答を繰り返すばかり。

 森友公文書改ざん問題で自死に追い込まれた近畿財務局職員赤木俊夫さんの妻が再調査を求めていることを繰り返し問われても「結果が出ている」の一点張り、「桜を見る会」問題について管轄する立場にありながら「まったく気づかなかった」「全体として気づかなかった」とありえない言い訳を口にし続ける。

 しかし、それ以上に気になったのは、「喋り口」や」「言葉の使い方」だ。まず、答え始めるのがやたら遅くて、放送事故かというくらいに、言葉が出てこないときも珍しくない。ようやく話し始めても、途中でも言葉に詰まる。

 しかも、受け応えの言葉が稚拙で、意味がわからない。たとえば、総裁選出馬を決意した経緯について問われると「考えに考えてですね、ある意味で熟慮」、アベノミクスの成果について語るなかで「400万人の新たな雇用をつくっていますから、そういう意味でまず大事なのは雇用だと思います」……これ、日本語としておかしくないか。

 あげくは、選択的夫婦別姓の是非について問われ、「私はそこについては……本格的な、本格的と言いますか、働いている人が途中変えないで継続して働くことができるというのは、そこはいいと思います」

「本格的」って、意味がわからない。しかも、現状維持の旧姓併記かビジネスネームレベルのことを持ち出しているのだろうが、その説明すらままならない。とにかく、言葉の使い方がひどくて小学生レベルなのだ。

■「回答を用意してないと答えられない」「こんな人が総理大臣に?」

 この『23』での菅官房長官の喋りの酷さには、さすがに多くの視聴者が気づいたらしく、ネットではツッコミの声が多数あがった。

〈news23に菅官房長官が出てたけど、予想以上のポンコツぶりにビックリ〉

〈NEWS23の菅自民党総裁候補の喋りグダグダだな。〉

〈菅官房長官が出演したNEWS23。こんなにも喋れない、防御しかできない人だったのかとびっくりした。それとも、七年も官房長官を務めた副作用なのか。〉

〈菅氏、全然頭まわってないのか、しゃべるのとろすぎて、全然深いこと話せてない。ごまかしごまかし、全く質問にこたえてない。井戸端会議のおじいちゃんの会話みたい。〉

〈菅さんが #news23 に出て話してはるけど、言ってることが全然頭に入ってこない。 ホント。揶揄じゃなく。 内容の賛否以前に、なに言ってるのかよくわからない。〉

〈菅さん、話し方教室とか通った方が良いかも。何を話しているのか聞き辛い、というか分からないよ。損ですね。〉

〈news23 の菅官房長官 驚異的に返答のスピードが遅い 「選択的夫婦別姓については?」って定型質問なのに沈黙が…〉

〈菅ちゃんレスポンス悪すぎるだろ 型落ちのスマホくらいイライラするなw〉

〈菅さんがおじいちゃんすぎる笑 この人総理大臣になるの?マジで? 誰か嘘だと言って。〉

〈菅さん。 質問に答えてない。 変な間がこの先の日本を不安にさせる。〉

〈言葉につっかかるは出てこないはで顔赤らめながら焦ってるけど菅は大丈夫なのか?そもそも首相の器っぽくないし。こんなにも無表情で人の心を打つ言葉が全く出てこない人支える官僚も頭抱えてるだろうね。〉

〈菅出演。 国会みたいに、前もって質問されて答えを原稿で用意しないと、何も答えられないのか。アタマを使って考えてない。こんな人が総理本命なんて、絶望的でしかない。〉

〈菅も安倍同様、回答が用意されていないと答えられない。NEWS23を見てそう感じた。官房長官としては「全く問題ない」「批判には当たらない」と回答を避けるだけだったからそういうレベル。歯切れの悪い回答に呆れる。頭の回転大丈夫なのか?〉

〈菅義偉、news23にてのインタビュー‥いや酷いのなんの。訊かれたことに答えない。見る限りおそらくアドリブ対応力は極めて低い。口跡は悪いし、人間的魅力は皆無に映る。あれで権力を握ったってことは‥‥まぁ表面的にはともかく、心底の部分で相当数の人間から恨みを買ってるだろうなと看る。〉

〈菅さんて、こんなしゃべれないの?!! 官房長官として会見してる時以上に、なんの説得力も魅せる力も安心感もないょ?!! なんで彼を自民は推すことになっちゃったんだろう、、、 官房長官としては優秀でも、対内・対外両方担う日本の総理大臣は、どう見えるかも凄く大切で難しいよ〉

〈菅さんの喋ってるの見てるとハラハラするわ… 首相になったとして答弁ちゃんと出来るんかな? やっぱ、安倍ロスすぎる…〉

〈菅氏はあれだね。安倍さんの代わりとしてならベストだけど、1年以上も任せられないね。 タカ派と聞いたから安心してたけど、あまり自分が見えない。〉

〈news23見てるけど、菅の話スカスカで凄いな。。〉

■官房長官会見でも「指摘は当たらない」「全く問題ない」と繰り返してきただけ

「切れ者」どころか、「ポンコツ」「おじいちゃんの井戸端会議」「型落ちのスマホ」「話し方教室に通え」とまで言われているのだ。しかも文面からわかるように、安倍政権に批判的な人だけでなく、安倍応援団らしき人からも「大丈夫か」と菅氏を不安視する声が出ている。

 しかしこれは今に始まったことではない。菅官房長官といえば、その「切れ者」という評判とは裏腹に、以前から一部ではそのトークやスピーチのひどさが指摘されてきた政治家なのだ。とにかく、アドリブがまったく効かず、定型文を喋るだけで、中身が何もない、と。

『news23』でのトークのポンコツぶりについて、菅応援団は番組側が森友・加計問題など、批判的な姿勢を見せたからだなどと反論しているが、そうでははない。この間、菅官房長官は、御用メディアを中心にさまざまなテレビ番組に出演してきたが、説得力のある「生の言葉」らしきものはほとんど聞かれなかった。それどころか、安倍応援団である櫻井よしこに対しても、アベノマスクをなぜつけないのかと問われ、蛇に睨まれた蛙のように媚びへつらった笑みを浮かべながら、「あの暑くて、暑そうで」などと答えるのがやっとだった。

 官房長官会見だって、実際はまともになんて喋れていなかった。アドリブできないから、御用記者から事前に質問を提出させる。想定外の質問や答えにくい質問に対しては、「そのような指摘は当たらない」「全く問題ない」「コメントする立場にない」と、機械的に繰り返してきただけだ(唯一アドリブがきくのは、東京新聞・望月衣塑子記者など下に見ている批判者や対立関係にある者に対して、攻撃を加えるときだけだった)。

 菅官房長官の会見といえば、この「そのような指摘は当たらない」「全く問題ない」と斬って捨てる常套句が「菅話法」「菅官房長官語」ともいわれ話題になったことがある。映画監督の想田和弘氏は、相手がどんな微に至り細を穿つ質問を浴びせても、顔色一つ変えずに断定的否定あるいは事実上の回答拒否を行うこの話法について、一見受け答えしているように見えて、実のところその目的は“コミュニケーションの遮断”であることを喝破していたが(https://lite-ra.com/2015/10/post-1584.html)、実際、あの菅話法は自分のトーク能力の低さをごまかす目的もあったのではないか。

 そう考えると、この間の総裁選で党員投票をやらずに、候補者3人揃っての討論会の機会をできるだけ少なくしようとしているのも、そのことと大きく関係しているのかもしれない。

■玉川徹は党員投票しない理由を「菅さんがメディアの前で石破さんと競いたくなかったから」

 実際、9月2日の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)では玉川徹氏が、党員投票をしない理由について、討論会をやりたくないからではないかと指摘していた。

「説得力ないわけですよ。やらない理由がね。1カ月と規定で決まっているというのは田崎(史郎)さんも言ってたように変えりゃいいじゃないかっていう話。都道府県で予備選挙やるからっていうんだったら、予備選挙やるなら党員選挙できるでしょって話になっちゃうわけで。どれをとっても、なるほどっていう理由にならない。そこじゃない理由があるんだろうなって思うんですよ。
 何があるんだろうって考えてみると、ひとつは、やっぱり菅さんが石破さんとかと競いたくなかったのかな、メディアの前で。結局、そういうことをすると、菅さんはどうしても(安倍政権の)7年8カ月を背負わざるを得ないんですよね。石破さんなんかは、ずっとそれに異議を唱えてきたわけだから。7年8カ月の良し悪しって話にどうせなるわけですよ。そうなったときに、コロナも入ってくると、防戦になるんじゃないかな、というふうなところが、すべての国民の前に明らかになるのでね、メディアでやるということになると。そういうふうなことは彼(菅官房長官)にとって、1コも得はないわけですよね」
「石破さんとかと競っちゃって、党員票が石破さんにいっちゃうと、そういう人を選挙の顔として担いでいくってことがおかしいんじゃないかって話が出てくるんじゃないかな、同じ自民党のなかでも国民世論のなかでも。これもなんのプラスもない。つまりプラスのないことはやらないということが、こういう結果になったんじゃないか、つまり“菅さんに”ですよ。あくまで菅総理にプラスのないことはやらないといういうふうな結果としてこうなったんじゃないか。と僕なんかは思います。」
「たとえばですけど、もうこれ決まっちゃったっていうふうになっちゃったら、まあわかんないですよ、報道番組はやるかもしれないです、NHKもやるかもしれない。だけど情報番組はやらないと思うんですよ、もう。」

 党員投票を行うとなれば、全国で3人の討論会も行われるし、メディアでも多数討論会が行われることになるだろう。党員投票そのものよりも、討論会をやるのがいやだから、ここまで強硬に党員投票を避けたのではないか。玉川氏はそう指摘したのだ。

 玉川氏は安倍政権の負の側面が議題に上ることを嫌がっているという理由をあげていたが、それに加えて、討論会を開くと、菅官房長官の喋れなさ、知性のなさが際立つという要因もあったはずだ。

 メディア出演を見ていればわかるように石破氏も岸田氏も、政策などに対する理解もボキャブラリーも論理性も、菅官房長官を圧倒している。これで討論会を行なえば、ダメージは計り知れない。そういう計算があったのではないか。

 実際、玉川氏の予想通り、3人での討論会はいまのところ行われていない。4日には『バイキング』(フジテレビ)に、石破氏と岸田氏の2人が生出演していたが、菅官房長官の姿はなかった。きょう6日に予定されていた3人そろってのNHKでの討論会の出演を、「台風対応のため」と5日になってキャンセルした。

■トーク力の低さを隠すために議論から逃げ続ける人物が総理大臣になって大丈夫なのか

 党員投票をやめてまで、議論や生の声を口にする機会から逃げ続ける菅官房長官。その姑息ぶりにはあきれるほかはないが、しかし、最大の問題はいま、こんな人物が総理大臣になろうとしていることだ。

 官房長官時代は手懐けた官邸記者クラブ相手の記者会見がほとんどだったから、それで通用したかもしれないが、総理大臣になったら国会答弁や党首討論、メディア出演の機会は激増し、国際社会でも、表舞台で各国の首脳と議論を交わす必要が出てくる。

 それでも、菅総理大臣はいまのやり方を続けるつもりなのか。国会では定型文の答弁だけを繰り返し、メディアの露出を最小限にしぼり、国民に生の声で政策を説明することもせず、密室で政策を決めていく。

 しかし、そうなったら、国民の政治への信頼と関心はさらに低下し、そし国際社会での日本の評価も失墜するだろう。そのときに、後悔してももう遅いと思うのだが……。

(編集部)


”大本命”の菅官房長官 菅カラーは?【news23】









http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/571.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 「菅政権になったら今より隠蔽国家になる」 宿敵・望月衣塑子記者が語る菅義偉氏の“別の顔”〈dot.〉



「菅政権になったら今より隠蔽国家になる」 宿敵・望月衣塑子記者が語る菅義偉氏の“別の顔”
https://news.yahoo.co.jp/articles/590995a17d5fab4ad39e6427a3d02229525d8492
9/6(日) 9:00配信 AERA dot.


東京新聞の望月衣塑子記者(写真/小山幸佑)(dot.)


自民党総裁選出場会見で、菅氏に質問をする望月記者(C)朝日新聞社


 イチゴ農家の生まれ、集団就職で上京、段ボール工場に住み込み、秘書として長い下積み、実はパンケーキ大好き……ここ連日、菅義偉官房長官の“美談”が数多く報じられるようになった。これも一つの「顔」なのだろう。だが、会見で疑惑を追及されると「指摘はあたらない」「全く問題ない」など、記者の質問にまともに答えようとしない姿勢もまた菅氏の本質的な「顔」であることを忘れてはならない。はたして、菅氏が首相になった際には、こうした態度は改められるのか。官房長官会見で菅氏と数々の“バトル”を繰り広げてきた東京新聞の望月衣塑子記者に聞いた。

*  *  *
――すでに自民党内の5派閥が支持を表明していることもあり、「菅義偉首相」の誕生が濃厚です。安倍政権下では政権の“私物化”による不祥事や情報の隠蔽など多くの問題が噴出しましたが、このまま菅氏が首相となった場合、そうした問題は改善されると思いますか。

望月 正直言って、オープンな情報開示という点では安倍政権よりも後退すると思います。たとえば、市民からの激しい反対で廃案となった検察庁法改正法案も菅氏の主導だったことが新聞報道で明らかになっています。なぜ、あんな無理筋な定年延長をゴリ押ししようとしたのか。その背景には、森友問題の公文書改ざんや安倍首相主催の「桜を見る会」など官邸の関わりが指摘される疑惑について、検察からの追求を抑え込みたいという意図が読み取れます。公文書が改ざんされた2017年2月26日の4日前には、財務省の佐川宣寿前理財局長、太田充理財局長、中村稔総務課長(いずれも当時)が菅氏に国有地売却の経緯について報告したことが明らかになっています。菅氏からどんな指示があったのか。検察が佐川氏らを起訴していれば、こうした過程もすべて捜査されていたでしょう。「官邸の守護神」と言われた黒川弘務元東京高検検事長を検事総長にさせたかった菅氏の意図は、安倍首相の退陣後も含めて、検察の官邸への捜査の抑え込みであったのではないかと思っています。そうでなければ、なぜ菅氏らがここまで黒川総長に固執したのか、説明がつかないと思っています。菅氏が首相に就いたら、一度は見送った検察庁への人事介入を再び行う可能性は十分にあると思っています。

――確かに、菅氏が自民党総裁選への出馬を表明した2日の記者会見でも森友、加計学園問題の再調査は必要ないという旨の発言をしています。その会見では、望月さんが「(官房長官会見では)都合の悪い真実への追及が続くと記者に対する質問妨害が長期間続いた。(中略)今後、首相会見では官僚が作った答弁書を読み上げるだけなく、自身の言葉でしっかり答えて頂けるのか」と質問した事に対して、菅氏が「限られた時間のなかでルールに基づいて記者会見を行っている。早く結論を質問していただければ」と答えると、記者席からは同調するような笑いも起こりました。菅氏の対応をどうみましたか。

望月 一部の政治部番記者との関係は相変わらずでしたね。序盤に番記者からの質問をいくつか受けていた際には、明らかに手元の資料を見ながら答えている場面があり、あきれました。事前に質問を渡していた記者がいたのでしょう。一方、事前に渡さずに聞いていることがわかる番記者もおり、皆が皆、菅氏側の要望に従っているわけではないこともわかりました。私の質問の際には、横目でちらっと司会役の議員の方を見て、質問を遮るようにうながしていました。官房長官会見で、前報道室長の上村秀紀氏との間で連発していたやりとりで、「質問を何とかしろ」という合図です。案の定、司会者は「簡潔にお願いします」と横やりを入れてきました。上村氏は、菅氏から「よくやった」と評価されて、沖縄総合事務局総務部長に栄転したと聞きます。質問妨害や制限を繰り返していた官僚を栄転させる、つまり菅氏の“私兵”となることが、官僚の出世の条件になっているのではないか。これは7年8カ月の安倍長期政権の中で確固たるものとして確立されてしまったと思います。

 逆に、ものいう官僚たちはことごとく飛ばされています。菅氏の官僚選別のプロセスのどこにも国民の公僕としての公務員の姿はありません。思想家の内田樹氏が指摘していますが、安倍政権で決定的に失ってしまったのは、政治家や官僚のインテグリティ(誠実さ)だったのだと思います。道徳や倫理が欠如した政治を長期間にわたって見せられ続けた結果、真っ当な道を歩もうとしてきた政治家や公務員、国民に深い失望と精神的な揺らぎが芽生えてしまったように思います。

 菅政権になると、こうした体質や価値観の崩壊は変わらないどころか、むしろ悪化すると思っています。首相への「ぶら下がり」取材も、もし都合の悪いことを番記者から聞かれそうだと思ったら、菅氏は無視して通りすぎるのではないか。今は総裁選の最中なので、テレビ出演などでキャスターらの質問に不十分ながらもそれなりに答えようとはしていますが、これまでの対応を振り返ると、首相となってもそれが続くとは到底思えません。むしろ私に向けているようなむき出しの敵意を、他の記者やキャスターたちに向けるようになるかもしれません。

 また、現場の記者だけでなく、マスコミ全体への統制がさらに進むかもしれません。菅氏は、2015年2月、番記者とのオフレコ懇談会の中で、ある民放の報道番組について「俺なら『放送法違反にしてやる』って言ってやるところだけど」と述べるなど、番組への不満を吐露していたことが、国連の人権理事会の特別報告者デビット・ケイ氏の報告書の中でも指摘されています。

 2014年7月にNHKの「クローズアップ現代」で集団的自衛権の行使に関して菅氏に厳しい追及を重ねた国谷裕子キャスターが、翌年12月、突如番組を降板を告げられたのは、官邸サイドからNHK上層部に対して猛烈な抗議があったことも一因ではないかと報じられています。

 一方で、圧力だけなく、菅氏は、非常に人たらしな面があるので各メディアの幹部や著名なキャスターたちが取り込まれているとも聞きます。菅氏自身、政治的な左右イデオロギーは希薄なので、基本的にどのメディアに出ることも拒絶はせず、むしろ、8月21日に初めてテレビ朝日の「報道ステーション」に出演したように、右左を問わず、安倍首相以上に、積極的にメディアに露出しようとするのではないでしょうか。

 すると一部のメディアの上層部は「菅さんが出てくれた」と喜ぶわけですが、一方で厳しい追及をしにくくなる。そこは巧みに計算していると思います。ある民放メディアのトップと菅氏が懇談している際、何を話しているかといえば「民放連の人事の話をしている」と聞いたことがあります。人事で人心掌握をしようという菅氏の意図は、官僚だけに留まらず、あらゆるメディアに対して日々繰り広げられていることをメディアに関わる私たちは、忘れてはならないと思います。

 安倍首相が行ったようなメディアの「選別」ではなく、メディア全体の「統制」がゆるやかに進むのではないか。その結果、現場で真っ当なジャーナリズムをやろうと、もがいている記者やディレクターたちは、さらに苦しい立場に追い込まれることを危惧しています。

――菅氏といえば、約600人の省庁幹部人事を一元管理する「内閣人事局」を掌握することで霞が関の官僚たちをコントロールしてきたといわれます。その反作用として、官僚が国民ではなく官邸を向いて仕事をするようになり、政権への過剰な“忖度”を生み出した側面は否定できません。

望月 官僚がモノを言えなくなる空気はより強まると思います。菅氏が主導したふるさと納税についても、導入前に、自治体間で高額な返礼品競争が起こって高所得者の節税対策に使われてしまう、と反対した総務省の局長が更迭されました。現状をみると、その局長が指摘した通りの問題が起こっています。厚労省の不正統計問題についても実質賃金が下がったことに対して、2015年に官邸側が激怒したことが、統計不正の背景にあったと言われています。政治家の判断が常に正しいわけではありません。時に政治家の指示で事実がゆがめられることも、安倍政権では度々起こっていました。そんな時、抵抗する官僚の真っ当な意見をどこまで聞き入れられるか。そこに首相の見識、良識が問われるのだと思いますが、7年8カ月にわたって安倍政権を支え、数々の疑惑を覆い隠してきた菅氏にその資質があるかは極めて疑問です。

 ただ、菅氏は政権の意向に従った官僚については、ノンキャリでも抜擢してポストを与えています。ノンキャリ組含めて「菅氏に気に入られさえすれば、出世できる」ととらえている官僚は多いでしょう。菅氏は安倍政権の“継承”を掲げていますが、もし「負の遺産」まで継承するのであれば、どんな未来が待っているのか。私たちはよく考える必要があると思います。(構成=AERAdot.編集部・作田裕史)





http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/572.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 安倍二階政権から 「日米安保統帥黒幕」操り政権へ 
安倍二階政権から 「日米安保統帥黒幕」操り政権へ
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51988214.html
2020年09月06日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


菅が事務屋で 安倍首相はカンペ朗読係だった
菅より序列上の二階がたんこぶ

二階パージ(訪中3000人)
ポンペオの裏指示なら辻褄だ

安倍がゴミ扱いされ連帯責任ポイ
80年前の「大政翼賛会」=天皇陛下表裏軍部統帥と同じだ
菅が昇格し大政翼賛会事務屋=操り首相となる

大政翼賛会の黒幕は陸軍だった
自民党(石破廃除)+維新+公明が大政翼賛会となる
黒幕は日米安保 代理人が電通&読売&竹中平蔵 補助小泉子供だ

***

これからは国民をなめ切った政治となる
大政翼賛の定義は
@放送・報道を支配下に入れ
A警察・検察・経済官僚をタマヌキし
B日米安保&ハゲタカボッタクリに寄与する

これからの政治は 日本を腐らせイタリア・ギリシャ
=食い逃げ経済破壊への道を辿る

***

80年前と今が連結したのが
@朝日・毎日・読売・産経・日経・NHK みんな大翼賛報道だった
A政商が蔓延った
B抵抗するのはアホが常識化した

一番違うのは
80年前は中国をつぶそうとした
今は日本国民をつぶそうとする




http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/573.html

記事 [政治・選挙・NHK275] <まさしく暗黒の総裁選>森友・加計・桜潰しだった 菅談合の全容(日刊ゲンダイ)

※2020年9月5日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大





https://twitter.com/Trapelus/status/1302183835170299904



※文字起こし

 菅官房長官、石破元幹事長、岸田政調会長の3人が立候補する自民党総裁選(8日告示、14日投開票)。国会議員票で圧倒的優位に立つ菅が4日、選対本部を立ち上げ、大メディアは「各陣営が選挙活動を本格化」などと報じているが、すでに結果が見えているのに茶番もいいところだ。

 投開票日までに致命的なスキャンダルや失言が出て失速する可能性もゼロではないが、今のところ石破派、岸田派をのぞく主要5派閥が総乗りした菅が圧勝するのは間違いない。党内の関心は早くも総裁選後の人事に移り、菅の選対本部は貢献度を競い合う“猟官運動クラスター”と化している。

 だが、我が世の春を謳歌するかに見える菅を中心にこの政局が組み立てられたのかというと、それは違う。今回の総裁選の“中心人物”は、紛れもなく石破だ。

 政権運営がニッチもサッチもいかなくなって、低迷する支持率の回復も見込めず、病気を理由に辞意表明して責任放棄した安倍首相が後継選びに託した最重要課題は「石破にだけは政権を渡さないこと」だったという。

 どうすれば石破に政権が渡らずに済むのか、誰なら石破に勝てるか、いかにして石破を潰すか――。そういう文脈で担ぎ上げられたのが菅だった。もともと国民の待望論があったわけではない。

 安倍と、盟友の麻生財務相の意中とされてきた後継候補は岸田だ。

 岸田も無邪気に禅譲を信じ、昨年の参院選でお膝元の広島選挙区に手を突っ込まれても、黙って尽くしてきた。しかし、地味で発信力のない岸田では、国民人気が高い石破に太刀打ちできないことは誰の目にも明らかだった。

 安倍の唐突な政権ブン投げ、岸田の頼りなさ、そして石破の存在感。そのどれかひとつでも欠ければ、菅総裁という選択肢は浮かんでこなかったのではないか。

「次善の策」として急浮上

 4日の朝日新聞が、岸田が脱落して菅が本命に躍り出るに至った内幕をこう明かしている。

<「党内は岸田さんではまとまりませんよ」。首相の出身派閥・細田派の閣僚経験者が首相にそう伝えると、首相が「やっぱり、そうだよね」と応じることもあったという。そんな中で首相の体調が悪化し、「次善の策」(閣僚経験者)として急浮上したのが菅氏だった>
<「いつから総理になりたいと思ったんだ」。麻生氏は9月1日、立候補の意向を伝えに来た菅氏に尋ねた。菅氏は最近、自身に近い若手議員を集め、石破、岸田両氏のどちらが後継首相にふさわしいか聞いたところ、大半が石破氏の名を挙げたと説明。「出なければいけないと決意しました」と話したという>

 政界で菅と麻生の折り合いの悪さを知らない者はいない。麻生と二階幹事長も微妙な関係だ。だが、とにかく石破を総理総裁にしないこと。その一点のために、反目し合ってきた連中がすぐさま手を結び、「次善の策」である菅に主要派閥が雪崩を打って乗っかった。そういう醜悪な総裁選なのである。

 では、なぜそこまでして石破を排除しようとするのか。

「安倍首相が石破氏を毛嫌いしているのは、肌合いの違いもあるのでしょうが、何より今回の総裁選のキャッチフレーズに『納得と共感』、前回総裁選では『正直、公正』を掲げた国民目線の石破氏が政権を担ったら、森友、加計、桜を見る会など、これまでフタをしてきた悪事が暴かれ、訴追されかねないという恐怖があったのでしょう。疑惑潰しの共犯者である菅氏なら、数々の疑惑にフタをし続けてくれる。悪辣で厚顔無恥な官房長官が、後継には最適だったということです」(政治評論家・本澤二郎氏)

やましさ満載の政権中枢が石破の正論を封じ込めた

 ひとたびパンドラの箱が開けば、安倍ひとりの汚名では済まない。政権を中枢で支えてきた菅や麻生も同罪だし、下手したら自民党政権そのものがひっくり返る。そういう危機感、やましさを共有しているからこそ、主要派閥がこぞって菅に乗っかったのだ。瞬く間に石破を封じ込める包囲網が出来上がっていた。

 自己保身と疑惑潰しが最優先で、国民不在の権力闘争。昭和の自民党に先祖返りしたかのような、派閥談合の薄汚い総裁選をわれわれは今、見せつけられている。

 菅が2日に出馬会見した直後、党内最大派閥の細田派(98人)と第2派閥の麻生派(54人)、竹下派(54人)の会長3人がそろって会見に臨み、菅支持をわざわざ表明したのもおぞましかった。

 いち早く支持表明して「菅で決まり」の流れをつくった二階派(47人)を牽制し、大派閥の数の力を誇示して人事や政権運営の主導権を握るためのアピールだろうが、そんなこと公の場でやることか。小渕元首相の後継を選んだ「5人組」の方が密室だった分、まだつつましく思えるほどグロテスクな光景だった。公共の電波で流すなら、3領袖の卑しい悪人ヅラにモザイクをかけて欲しいくらいだ。とても正視に堪えるものではない。

「それに何の疑問も持たず、派閥領袖や菅氏に取り入ろうと必死で媚を売る自民党議員は本当に浅ましく、どうしようもない。同時に、安倍政権の7年8カ月で“逆らえば潰される”という恐怖政治がここまで浸透してしまった現実に戦慄します。安倍政権下で、官邸の意に沿わない議員や官僚は冷や飯を食わされてきました。プライドだけは高く精神的に未熟な安倍首相は、思うように物事が進まなかったり、批判されると“あいつは許さない”などと私怨を抱きがちですが、直接、手を下すわけではない。実行役を担ってきたのは菅官房長官です。河井夫妻の事件にも黒川元検事長の人事にも関わっている。安倍首相が経産官僚と二人三脚で仲間に利権を与え、警察官僚をはじめとする“官邸ポリス”を率いる菅長官が党内や官僚機構に睨みを利かせ、恫喝し、メディアへのコントロールを強める役割分担でやってきた。その結果、党内も霞が関もイエスマンばかりになり、大マスコミも権力の顔色をうかがう広報機関に成り下がってしまいました」(本澤二郎氏=前出)

イメージアップ戦略にも協力

 安倍政治の検証も総括もないまま、テレビは連日、総裁選で本命に躍り出た菅を追いかけ、腰巾着におべっかを言わせている。令和おじさん、叩き上げ、苦労人、パンケーキ大好き――など、国民ウケしそうなキーワードを羅列して過去の悪行を覆い隠し、菅のイメージアップ戦略に協力しているのだ。

 高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)が言う。

「不正に不正を重ね、嘘やゴマカシ、隠蔽、改ざん、嘘の上塗り……。そうやって国民の信頼を失ってきた腐敗政権をようやく民意が追い込んだと思ったら、よりによって、鉄面皮の嘘と隠蔽で政権を守ってきた菅長官が後継とは、悪い冗談としか思えません。目をつけられたら何をされるか分からない、恐ろしい官房長官だとメディア人は骨身にしみて感じているはずですが、だからこそ、機嫌を損ねないように競って歓迎ムードを演出しているように見える。安倍長期政権で、メディアは権力に対峙する気概を完全に失ってしまいました。本来は、このコロナ禍に何もできないまま政権を投げ出した無責任首相と連帯責任で内閣総辞職、蟄居謹慎が筋なのに、当事者の菅氏が首相に上り詰めようとしている。安倍政権の利権構造を温存したい人々が彼を支えているのです。それを国民が許容するのか問われる局面です」

 安倍が辞任しても、安倍政治は終わらない。むしろ、その中枢を担ってきた菅によって、安倍政治のエッセンスを凝縮したような暗黒政治が始まるのかもしれない。分断と監視はますます強化され、息苦しい社会になっていく。メディアの追従も深化し、続いていくのか。こんな暗澹たる気分になる総裁選はない。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/574.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 難病再発で正しい判断ができなくなった人間が「敵基地攻撃能力」の談話発表(まるこ姫の独り言)
難病再発で正しい判断ができなくなった人間が「敵基地攻撃能力」の談話発表
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2020/09/post-e98447.html
2020.09.06 まるこ姫の独り言


安倍首相は辞任会見で、「健康問題で辞任する、病気で正しい政治判断ができなくなる」と言っていた。

その前に、あれだけ官邸やお友達議員が、「総理は責任感が強い」だの「休めと言っても休んでくれない、強制的に休ませなければいけない」だの、「難病で仕方がなく辞任する悲劇の総理像」を作り上げて総理の辞任花道を用意していた。

国民生活を心配するをあまり無理してそんなに病気が悪化してしまったのかと思った人も多かろうに。

しかし、そんなに病状が悪化していたのならすぐさま入院をして症状の回復に努めると思いきや、総裁が決まるまで執務をすると言って通院もせず今に至っている。

そして辞任発表してからやけに元気になった安倍は、敵基地攻撃能力で首相談話発表を発表すると言われている。

安倍総理大臣 安保政策で「談話」発表へ
   9/6(日) 7:00配信 テレビ朝日系(ANN)

>安倍晋三内閣が9月に方向性をまとめる方針だった敵基地攻撃能力を含む安全保障戦略の新たな方向性について、次期政権に判断を委ね、与党協議を促す首相談話を発表する方針を固めたことが5日、分かった。週明け以降、発表する。

病気で正しい政治判断ができなくなった人が、なぜ重要課題である安保にまで踏み込むのか。

しかも「敵基地攻撃能力」に踏み込むなんて常軌を逸している。

これも正しい判断ができなくなったせいかしらん。

自民党の総裁は菅で決まりの大きな流れになっていて、その菅が安倍政治を踏襲すると言っているのだから、なんで今になってしゃしゃり出てくるのか。

菅に任せればいいじゃないか。

どうせ裏で菅を操って院政を敷くのは目に見えているのだから。

それにしても辞任発表をしてから、何をグダグダいっているのか。

正しい判断ができない人間が、敵基地を先制攻撃能力云々の前に、3000億円もボッタクラレて領土をロシアにくれてやった事をなんと考えているのか。

辞任発表した後の談話に何の意味があるのか。

「美しい日本」の自らのネーミングがなく。

潔く散ったらどうか。





http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/575.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 山本太郎が発表した衆院選の候補に仰天! 
山本太郎が発表した衆院選の候補に仰天!
https://kot8asb9070.at.webry.info/202009/article_70.html
2020年09月06日 半歩前へ

 近ごろ、山本太郎と「れいわ新選組」に関する記事を見なくなった。大西恒樹の「差別発言」以来、世間の関心が一気に失せた。残念なことだが世間というものはそんなものだ。

 そうした中で久々に目にしたのがこの記事である。

*****************

東スポが報じた。 

 山本氏は4日に国会内で開いた会見で、衆院選の東京7区(渋谷区など)にビジュアル系バンド「字伏(あざふせ)」でボーカリストとして活躍した高橋阿斗(あと)氏(36)をまず紹介した。

 2人目の候補者は東京5区に元東京都職員の中村美香子氏(50)を決めた。都税の滞納整理、国際交流事業、育英資金(奨学金)事業、保健所補助事業、監査に従事したという。

 千葉11区の多ケ谷亮氏(51)は過去に3度、衆院選出馬を経験した持ち主で飲食店起業家・コンサルタントだ。

詳しくはここをクリック
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/2148279/

*****************

 失礼ながら、こんな候補で果たして、本気で選挙が戦えるのだろうか? 

 国政選挙、ことに衆院選は甘くない。

 各党が必死で議席獲得に総力を挙げるからだ。



【次期衆院選】山本太郎氏率いるれいわ新選組 候補者はビジュアル系バンドマンなど多彩な顔ぶれ
https://news.yahoo.co.jp/articles/336ac86dfcadcba2e3baf84e8cb06b4e8edeb912
9/5(土) 11:30配信 東京スポーツ


れいわメンバーの(右から)高橋氏、中村氏、山本氏、多ケ谷氏(東京スポーツ)

 れいわ新選組の山本太郎代表(45)が、次期衆院選で“合流新党”(立憲民主党と国民民主党などが合流して結成する党)の幹部が出る選挙区にビジュアル系ボーカリストらバラエティーに富んだ候補者を送り込むと発表した。

 山本氏は4日に国会内で開いた会見で、東京7区(渋谷区など)にビジュアル系バンド「字伏(あざふせ)」でボーカリストとして活躍した高橋阿斗(あと)氏(36)をまず紹介した。

 極度の対人恐怖症で引きこもりだったが、現在は日常生活を普通に送れるようになり、れいわスタッフを務めている。

 バンド時代は、超人気ロックバンド「X JAPAN」などを輩出した目黒鹿鳴館のステージに立った経験の持ち主だ。その経験を生かして高橋氏は「コロナ禍で活動ができない芸能や演劇の方たちの力になりたい。党が推し進める消費税減税と、コロナに対する経済政策を徹底的に応援し、一緒にやっていきたい」と熱く語った。

 2人目の候補者は東京5区に元東京都職員の中村美香子氏(50)を決めた。都税の滞納整理、国際交流事業、育英資金(奨学金)事業、保健所補助事業、監査に従事したという。

 両選挙区は“ミスター年金”こと立民の長妻昭衆院議員(60)、蓮舫氏を政界に誘ったことで知られる手塚仁雄衆院議員(53)の現職がいる。

 山本氏は「私たちれいわ新選組が前回の参院選で一番票を集めたのは渋谷区です。得票率が高かった地域に(候補者を)立てない選択肢はないですから」と話し、立民幹部に仁義なきガチバトルを挑む決意を表明した。

 千葉11区の多ケ谷亮氏(51)は過去に3度、衆院選出馬を経験した持ち主で飲食店起業家・コンサルタントだ。

「30年以上の経営経験から経済政策が一番得意です」と自信を示したが、どこか顔が元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(51)に似ている。





http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/576.html

   

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