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2020年9月01日00時35分 〜
記事 [政治・選挙・NHK275] 菅政権 記者クラブの忖度が安倍以上の情報統制を招く(田中龍作ジャーナル)



菅政権 記者クラブの忖度が安倍以上の情報統制を招く
https://tanakaryusaku.jp/2020/08/00023538
2020年8月31日 21:18 田中龍作ジャーナル


=最高権力者の出待ちをする記者クラブ。国会議事堂内、撮影:田中龍作= 

 自民党の若手議員たちが、菅官房長官の事務所を訪れて総裁選への出馬要請をするというので、田中は菅事務所のあるフロアで待った。

 各社のカメラマンたちも次期首相を撮影しようと待ち構えた。

 唖然としたことが起きた。記者クラブ側が撮影を申し込んだのは、若手議員の秘書に対してだったのだ。菅氏事務所ではないのだ。

 菅事務所に行くのだから、そちらに直接申し込めばいいではないか。記者クラブの面々は気の毒なほど菅事務所に遠慮していた。

 結果、ワンカットも撮影できなかった。誰かに制止されたわけではない。

 次期首相の覚えを良くしておきたい若手議員たちは、官房長官が事務所に戻ってくると拍手で迎えた。

 あらん限りのお世辞を並べたてた若手が退出すると、約20分後に菅氏が事務所から出てきた。

 番記者たちは菅氏の後をゾロゾロとついて歩いた。借りてきた猫のように大人しい。顔色もなかった。

 菅官房長官は、マスコミ特にテレビ局に対して、陰に陽に圧力をかけていたと言われる。記者たちは怖さが骨身にしみているのだろう。

 記者たちの忖度が安倍政権以上の情報統制を招くことになる。

    〜終わり〜



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/455.html

記事 [政治・選挙・NHK275] <これならいける!!>枝野氏、“合流新党”経済対策で検討 消費税一時的に「ゼロ」も(TBS)





枝野氏、“合流新党”経済対策で検討 消費税一時的に「ゼロ」も
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4066418.htm
31日 18時36分 TBS


動画→https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4066418.htm

 立憲民主党の枝野代表は、9月16日の結党を目指す合流新党の経済対策として、消費税の減税を盛り込むよう検討していることを明らかにしました。

 新型コロナ対策の消費喚起策として消費税は一時的にゼロにする案にも言及し、この他にも年収1000万円以下の人の所得税を免除する、低所得層に1人あたり毎月1万円の定額給付金を支給する、との案も検討しています。





http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/456.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 志位委員長インタビュー 「いいところなかった」安倍政治 『サンデー毎日』掲載 コロナ対策の無策を告発(しんぶん赤旗)


志位委員長インタビュー 「いいところなかった」安倍政治
『サンデー毎日』掲載 コロナ対策の無策を告発

しんぶん赤旗 2020年9月1日【2面】


 9月13日号(9月1日発売)の『サンデー毎日』の「倉重篤郎のニュース最前線」で、「安倍政治の7年半を断罪」「コロナ無策で日本は滅びる」との見出しで、日本共産党の志位和夫委員長のインタビューが掲載されています。この中で志位氏は、安倍政権のコロナ対策がいかに国民を危機に陥れたかを告発。7年8カ月にわたる安倍政権について、「日本戦後政治にとって最悪のデストロイヤー(破壊者)になってしまった」と厳しく批判しました。


 インタビューの冒頭、倉重「毎日」専門編集委員は、安倍首相の突然の辞任表明で不透明な政局について「誰が『コトの本質』を歯に衣(きぬ)着せず語ってくれるだろうか」と提起。「今や野党結集のキーマンとなっている志位和夫共産党委員長にそれをお願いした」と紹介しました。


 志位氏は、安倍政権のコロナ対応について「行き当たりばったり。新しい感染症をどう抑制し収束させるか、という基本戦略がない」と指摘。検査体制の拡充を怠ったために「無症状感染者が感染リンクをつなぎ、感染が燻(くすぶ)り続けた」と強調しています。


 志位氏は、検査数を増やすためには「『点と線』との検査を『面』に切り替える」として、感染震源地(エピセンター)とされる地域を明確にし、大規模・網羅的なPCR検査が必要だと主張。数値目標は、検査数を1日に10万件の大台に早くのせるとして、その財源は予備費10兆円の一部で十分できると語っています。


 志位氏は、政府が“感染は何度も山を繰り返す”という考えを当然としていることに触れ、「山が来るたびに社会は疲弊、荒廃する。こんなジェットコースターを繰り返していたら日本は終わってしまう」と指摘。こうした考えを改め「検査によって抑え込む」という立場に立つべきだと語りました。


 安倍首相の辞任について志位氏は、「私から言わせれば、この7年8カ月間、いいところが一つもなかった」と振り返りました。立憲主義を破壊し、違憲の安保法制や秘密保護法、共謀罪法を強行したことや、2度の消費税引き上げで日本経済を長期停滞させたと指摘。非正規労働者を増やし、社会保障削減で国民を痛めつけてきたと批判しました。


 外交については「3方面の覇権主義に対しペコペコ外交をやってきた」と批判。米国からの兵器爆買い、ロシアとの領土交渉では、実質2島返還まで譲歩、中国に対しては東・南シナ海での覇権主義的行動、香港、ウイグルでの人権侵害への理詰めの批判もできないでいると強調しました。


 また、国政の私物化は絶対に曖昧にできないとして、「『モリ・カケ・桜』の3点セットは何ら解決していない」「政権が終わろうと、日本の政治がゆがめられたという問題に変わりはない。白黒はっきりさせるつもりだ」と主張しています。


 志位氏は、安倍政権下で“唯一いいこと”は、共産党も含めた市民と野党の共闘が発展したことだと指摘。コロナ禍でも野党共闘は、検査の増強を一致して求め、10万円給付問題などで成果を上げてきたことを示し、野党連合政権構想を実現することで、「こういう政権をつくり、こういう政策を実行するというビジョンを示したい」と語りました。

http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/457.html

記事 [政治・選挙・NHK275] トカゲの頭切り なんと頭再生か 安倍亡霊内閣か 
トカゲの頭切り なんと頭再生か 安倍亡霊内閣か
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51988058.html
2020年09月01日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


新コロナよりも恐ろしいことが起きようとしています

トカゲのしっぽ切り が 赤木さん自殺追い込みでしたが
その不思議な力は とかげの頭切りに向かったようです

**

理由は簡単です
安倍政権の7年は「なんと竹中平蔵ハゲタカ日本提督の腹話術人形」
でした
そのディレクター(仕切りや)が菅官房長官でした

トカゲのクビが落ちたら「ぬいぐるみ」安倍首相に代わり
なんと菅長官が顔をのぞかせているではありませんか!

***

左では「菅直人」は財務省のシッポ犬になり果て 民主党政権を
ハゲタカ腹話術政権にしてしまいました

安倍政権では アベ裏黒幕が なんと頭再生をし
亡霊安倍政権をつくるべく のたくり始めました

マスコミが荒唐無稽なちんどん屋になり果て
亡霊政権をはやし立ててしまいます

右でも管 左でも菅 
難しい顔しての踊らされ政権です

「ムンクの叫び」=狂気が
首相官邸の空に見えてきました




http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/458.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 安倍辞任は日本転換の好機/田中宇
◆安倍辞任は日本転換の好機/田中宇
http://tanakanews.com/
 【2020年8月30日】
 安倍は、表向きの軍産プロパガンダ主導の対米従属・中国敵視と、現実策としての中国への擦り寄りをバランスする路線だった。
 今後トランプの対日政策が強硬になり、バランスを維持できなくなるので安倍は辞める
 。安倍は、トランプと喧嘩でき、プロパガンダに冒されている自民党やマスコミ軍産と戦えるかもしれない石破を次期首相にするために、後継者を非公式にも指名せずに辞めるのでないか。
 トランプのように軍産に負けない指導者が日本にも必要だ。安倍辞任は、小沢鳩山以来の日本転換の好機である。

http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/459.html
記事 [政治・選挙・NHK275] 日中開戦はあるのか。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2020/08/blog-post_69.html
8月 31, 2020 日々雑感(My impressions daily) 

<空軍力と言えば、戦闘機や爆撃機が花形であり、現代戦では、ステルス機が最も注目される。

 近代化を進めてきた中国軍新型戦闘機数は日本の約4倍になり、作戦空域も日本領土の大部分に到達できるようになってきた。では、中国空軍戦闘機の空中戦闘能力はどうなのか。

 中国と日本が同じレベルの戦闘機で、空軍の総合的な戦いになれば、「日本が有利だ」、その逆に「日本は勝てない」とする評価もある。

 実際はどうなのかを戦闘機の能力および総合的な空中戦闘システムの観点から分析する。

■ 中国空軍の空中戦闘能力の推移

 中国空軍は1995年頃まで、近代的戦闘機「Su-27」戦闘機26機だけであり、「J-6/7」(露名「MiG-19/21」)などの旧式戦闘機を約4000機保有していた。その戦闘機の戦闘行動半径は、東シナ海のほぼ中間線で、空対空ミサイルの射程は7〜8キロであった。また、戦闘機は、中国本土のレーダーサイトの管制官からボイス通信で指示されていた。例えば、レーダーサイトの管制官が「○○号機、どの位置に日本の戦闘機が出現した。対応せよ」といった具合だっただろう。

 一方、この当時の航空自衛隊「F-15」、「F-4」戦闘機は、上空に上がれば、早期警戒管制機(AWACS)とデータリンクで繋がっていた。

 リアルタイムで敵味方の航空機情報を得て、射程約50〜70キロの空対空レーダーおよび空対空赤外線ミサイルを発射して確実に撃墜するというシステムと技術を保有していた。

 日本は、この当時から早期警戒機(AEW)と早期警戒管制機(AWACS)を保有していた。AEWは、管制能力や航続時間ではAWACSに劣るものの、洋上での艦艇や航空機などに対する警戒監視を実施できる航空機で、わが国は「E2C」および改良型の「E2D」を保有している。

 早期警戒管制機としては、ボーイング製中型旅客機の「B767」を改造した「E767」を保有している。  近代的な戦闘機とAWACSを要とした空自戦闘機が、日本周辺空域において、10倍以上の中国空軍旧式機と交戦のシミュレーションをすれば、日本が航空優勢を獲得できることが分かっていた。

 このため、中国軍機が、実際に上空に上がれば、パイロットに気づかれずに、日本の戦闘機は、中国軍機を撃墜すると推測されていた。  このためか、MiG-17/19/21戦闘機は、実際に東シナ海に展開することはまれであった。  空対空ミサイル戦の様相と変化(イメージ)
■ 現代の日中戦闘機による空中戦闘

 中国空軍は、軍事費の著しい増強により、ロシアのSu-27戦闘機などの新型機を導入し、戦闘機の近代化とその機数を増加した。

 また、新型戦闘機のほかに、組織的かつ効率的に戦うための航空機やシステムを導入してきた。

 例えば、戦闘機、対地攻撃機のほかに、敵機の情報と友軍機に射撃指示を与えるための高度なシステム保有したAWACS、通常の戦闘行動半径を延伸し長時間絶え間なく戦えるように空中で給油する空中給油機、相手のレーダーや防空兵器の機能を妨害する電子戦機などである。

 中でも早期警戒管制機は、空域管理、敵味方識別、空中戦闘指揮、統合共同作戦などの中核をなしている。近代化した中国戦闘機が日本に対して攻撃する場合はどうか。

 中国が現在保有する戦闘機は約2000機、そのうち旧式機は、対露・印・東南アジア諸国からの攻撃に備えることになる。新型機は約1200機であり、全力が日本に指向されるとすれば、日本の新型機約300機の約4倍だ。その戦闘機の攻撃は、戦闘行動半径の範囲内(戦闘機の作戦行動範囲とみてよい)に限られ、一度に数百機が大群をなして攻撃してくるのではなく、数十機ごとに分かれて、何度も何度も攻撃する波状攻撃を実施してくると考えられる。

 中国戦闘機の戦闘行動半径と日中近代戦闘機数比較

 現在、中国の新型戦闘機が装備する長射程空対空ミサイル「PL-12」、「PL-15」の射程が約50〜170キロである。 日本が保有する「AIM-120」ミサイルの射程とはほぼ同じである。

 敵と我の戦闘機の射程が70〜170キロの空対空ミサイルを使用することが当たり前になってきた。相互に、70〜170キロの撃ち放しの様相になってきた(図1の2020年参照)。パイロットが目で確認できない遠い所で戦うのである。

 もし、尖閣諸島付近で戦うことになれば、日中軍用機が東シナ海全域に、入り乱れて戦闘することになる。

■ AWACSを要とした空中戦闘の要領

 前述の戦闘になれば、監視空域の敵機に関する位置情報および友軍機の情報が必要である。また、戦闘機集団の効率的な指示や運用が必要になる。

 それも数十機の味方機に情報を瞬時に伝えるのである。  戦闘機が装備するレーダーを使って、敵機を捜索、発見してミサイルを発射するような個別の戦いをしていては、相手側の戦闘機に簡単に撃墜されてしまう。

 このため、組織的な空中戦闘を実施することが求められている。 近代的な空中戦闘を左右し、その要となっているのはAWACSである。電子機器の塊でもある。また、地上に設置されたレーダーの覆域を補完し、任意の空域での主に航空機やミサイルなどの経空脅威の情報取得や航空機の管制などを実施できる。

 (1)AWACSが搭載しているレーダーの覆域に存在する全ての敵味方機の情報をキャッチする。  
 (2)敵機の情報を友軍の戦闘機にデータリンクを使って伝える。友軍の戦闘機に危害を及ぼす可能性がある敵戦闘機に、優先順位がつけられている。
 (3)パイロットは、リアルタイムで情報を得て、パイロットの決心でミサイル発射ボタンを押す。この時間は、極めて短い。よって、攻撃する側も防御する側も、短時間に効率的な戦いが求められる。
 (4)この間、AWACSが撃墜されないように、戦闘機が掩護する。  AWACSを要とした現代の空対空ミサイルの戦闘(イメージ)  AWACSとAEW機が、どの程度のレベルにあるのか、新たな世代機として進化しているのか、何機あるのか、国全体をカバーできる機数があるのか、撃墜された時には予備機を直ちに投入できるのか、国産なのか、同盟国から継続的に供給される可能性があるのかが注目されるところである。

 日中AWACSの飛行諸元は以下の通りである。

 E-2Cその内部の電子機器

■ 空自に迫りつつある中国空軍AWACS

 空自は、E2Cを1980年代当初、AWACSを2000年に運用を開始し、2019年に性能アップしたE2Dの導入を始め、総合的な空中指揮システムを完成させている。

 一方、中国は空中戦闘においても、米日と同様の戦いを可能にするため、AWACSが不可欠であると痛感し、まず、「KJ-200」を自主開発、KJ-2000をロシアの「IL-76」にレドームを搭載したA-50を導入しようとした。しかし、導入できたのはIL-76の機体だけで、最も重要なAWACSの管制システムを導入できなかった。

 そのため、イスラエルからレドームなどの情報を得ようとしたがうまくいかず、結局、KJ-2000のAWACSシステムを自主開発せざるを得なかった。

 KJ-2000のレドームの性能の詳細については秘密性が高く不明であるが、コントロールできる友軍機の数、データを伝えるシステム、情報伝達内容などの総合的な管制の仕組みについて、日米のAWACSよりも性能が悪いと評価されている。

 データリンクが可能な味方航空機数は、10機と推測され、米国の「E3」や日本のE767などの早期警戒管制機に比べると、性能はかなり低いとみられている。

 アンテナ関係はフェーズド・アレー・レーダーで固定式である。故障が多いとのことであったが、大震災の救助任務時は航空機の多数の救難機全体管制を、北京オリンピック時のエアカバーを無難に行っていた。

 中国空軍は、KJ-200、KJ-2000、およびパキスタンに輸出した「ZDK-03」の成果を反映して、「KJ-500」を製造したことで、日本のAWACSに近い成果を上げた。

 この結果、日中双方が、図3のAWACSを要とするシステムで戦うようになってきた。  KJ-2000はロシアのIL-76の機体を使用しているために、生産量に限りがあった。KJ-500は、国産製造されるY-8/9を利用しているために、12〜17機生産するものと予想されている。

 中国空軍機2000機の運用、広大な国境防衛のためには、インド、ロシア、東南アジアの正面に配分する必要があるためだ。

 中国が早期警戒管制機を導入したことによって、軍種統合の任務遂行やロシアなどとの共同訓練の実施など、その能力が次第に向上しつつあるものと考えられる。

■ 総合力ではまだ日本が一歩リード

 中国は、空中戦闘においてAWACSを要として、システムを使って総合的に戦う作戦能力を逐次向上しつつある。当初はKJ-200、次にKJ-2000、さらにKJ-500の順で、改良を加えつつ製造してきた。 AWACSの管制能力は、高レベルの秘密(トップシークレット)であって、詳細は明らかにされていない。

 しかし、3種のAWACS製造と運用の実績を踏んできたこと、敵機の情報処理能力、友軍機の指示能力およびデータリンク能力が向上してきていることからも、日本のE767とほぼ同じ能力までに接近していると考えられる。とはいえ、最近では、日米は共同交戦能力CEC(Cooperative Engagement Capability)システムを導入し、戦闘機・艦艇・AWACSのどれかが発信する情報をリアルタイムで共有して、脅威に対し、全体で共同して対処・交戦する能力を保有できるようになった。例えば、AWACS、「F-35」、イージス艦が入手した情報をデータリンクや情報処理装置で連結し、最も的確と考えられる兵器により射撃を行うというようなことだ。

 中国はCECシステムを、まだ保有していない。現在、近代戦闘機の機数が4倍に及ぶ中国軍に、日本は一歩進んだ空中戦闘システムを使えば勝利できるだろうか。

 将来的には、軍事費を著しく増加させている中国軍に、数的に大きく差をつけられているだろう。その時点で、日本の国土防衛が可能だといえるだろうか。特に、日本本土から遠く離れ、中国の沿岸部から近い尖閣を含む南西諸島の防衛は極めて難しくなる。

 南西地域の防衛に、何が必要なのか、どのようにして守るのかを早急に明快な解を得ておく必要があろう>(以上「JB press」より引用)


 引用したJB pressの記事は空中戦における日中比較をしている。日中空軍が戦えばいずれが勝つか、という検証だが、緊迫した東南シナ海の状況では緊迫感を伴う読み物だ。

 しかし結論からいえば空中戦という熱い戦いはないだろう、というのが私の考えだ。中共政府にとって、熱い戦いを米国や日本と開始した瞬間に、中共政府の中国に対する自由主義圏からのデカップリングが完成することになるからだ。それは話し合いの余地など1ミリもない、完全なデカップリングだ。

 それは同時に米国から買い付けた穀物類の輸入もすべてストップすることを意味するし、中共政府が対米交渉の最後の切り札にしている中国保有の米国債も米国が「無効宣言」することにより、たちまち紙屑と化してしまう。つまり中共政府の中国が破産することと同時に食糧不足による飢餓か中国民を襲うことになる。

 それはつまり中共政府の瓦解を意味し、中国軍は空中戦の決着が着く前に敗退せざるを得なくなる。たとえ強固な意志で戦闘を継続したところで、中国軍に石油の備蓄がどれほどあるというのだろうか。国民の食糧備蓄だって、食糧管理をしている官僚たちが平気で横流してしまう国民性だ。中共政府が石油備蓄がある、と思っていたも、実際は備蓄タンクが空だったということも充分にあり得る。

 さらに、中国軍が所有する兵器の信頼性にも問題がある。つい先日、中国が南シナ海へ向けて四発発射したミサイルに関しても、日本のマスメディアは二発しか言及していないことに違和感を感じた人はいただろうか。

 実は残りの二発は広西省内に着弾していたという。南シナ海に到達した二発に関しても、当初予定していたミサイル着弾目標海域から大きくそれていたようだ。海へ向けて内陸部から発射したミサイルが海に到達しないで内陸に落下したという不始末を日本のマスメディアはなぜ報道しないのだろうか。

 中国は未だに精密な自動車エンジンや自動ミッションなどは自国で生産できない。製品や部品の3Dコピー機などで簡単にコピーは出来ても、工業技術はコピーできない。簡単な構造のタンカーなら建造できるが、複雑な構造の巨大空母は簡単にコピーできない。

 旧・ソ連か建造した空母「遼寧」をコピーして建造した「山東」は就航間もなく船体が裂けて浸水し沈没の危機陥り、緊急にドック入りしたままだという。とても中共製のナンチャラAWACSで中共軍がデータリンクして、中国空軍機が自衛隊機と互角に戦えるとは思えない。

 しかし、中共政府は引き返し不能の暴走を始めている。ミサイル四発を米国空母が展開している南シナ海へ向けて発射したことが致命的だ。一昔前なら宣戦布告と取られても仕方ない暴挙だ。

 慌てて中共政府は王外相を欧州へ派遣したが、欧州各国は冷ややかな態度に終始したようだ。「一帯一路」でカネで買収したイタリアさえ、空港の歓迎式に首相は来なかったという。

 国安法を香港に強行したのが習近平氏の命取りだったようだ。それで西側諸国は「反人権」の中共政府の中国から離反した。武漢肺炎を世界中に感染拡大させた中共政府の責任も甚大だ。

 国内で「人から人感染」が判明した昨年12月の早い段階以降も、中共政府はWHOへの新型感染症の報告義務を怠ったばかりか、一月に調査に訪れたWHO事務局長と結託して「非常事態ではない」と北京で発表させた。そして中共政府は国内から中国人が出国するのを世界で蔓延が確認されるまで禁止しなかった。それは人類に対する明確な犯罪行為である。

 既に中共政府の中国はデカップリングされている。ことに西側諸国で中共政府の中国を積極的に支持する国は皆無だ。その中共政府が日本と事を構えるとは思えない。

 最終段階まで中共政府要人が中共とともに運命を共にするとは思えない。彼らの中共に対する忠誠心は利益獲得の手段に過ぎない。熱い戦いを開始しようと中共政府が腹を固めているとは到底思えない。しかし膨張する中共政府の中国は人類にとって脅威であることに変わりない。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/460.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 世論は石破が多数も、菅が一気に党内各派閥の支持を集める。岸田は安倍支持得られず、苦戦か(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/29161466/
2020年 09月 01日

 今日から9月だ〜〜〜。<もう1年の2/3が終わっちゃったなんて。(@@)>

 今月でこのブログも丸々15周年を迎えることになるのだけど。そのうち半分以上もの年月(通算8年8ヶ月もね)占めて、mewのストレスの源になっていた安倍政権がようやく終わるのは、せめてもの救いかも知れない。_(。。)_

* * * * *

 ところで、安倍首相の退陣表明を受け、共同通信社が29、30両日に実施した全国緊急電話世論調査を行なったのだが。次期首相にふさわしい人をきいたところ、石破茂氏が34.3%で断然トップだったという。(**)

『次期首相に「誰がふさわしいか」と聞いたところ、石破茂自民党元幹事長が34.3%でトップとなった。菅義偉官房長官が14.3%、河野太郎防衛相が13.6%と続いた。
 2018年の総裁選で、首相に党員らによる地方票で善戦した石破氏への期待の高さが表れた格好だ。次期首相にふさわしい人は、自民党議員10人の名を挙げ質問。4位以下は、小泉進次郎環境相10.1%、岸田文雄政調会長7.5%の順。「分からない・無回答」も15.1%あった。(東京新聞20年8月30日)』

<やっぱ、こういうのを見ると、反石破の執行部は「党員投票はやめておこう」って思っちゃうよね。そして、最近、「ポスト安倍」としてそこそこ名前が挙がっているのに、岸田氏の人気のなさを実感しちゃったりして。^^;>

* * * * *

 驚いたのは、内閣支持率がトンデモ上がっていたことだ。(@@)

『退陣表明の時期については「適切だった」が58.6%。「遅過ぎた」は25.3%、「早過ぎた」12.7%だった。持病による辞任でやむを得ないとの見方があるためだとみられる。内閣支持率は56.9%で、8月22、23両日の調査より20.9ポイント増だった。(同上)』

 mewは、内閣支持率が上がったのは、持病が悪化したのがわかってすぐに辞任を決めたことを「いい判断だった」と評価したからかなと思うのだけど。<「おつかれさま」「お大事に」などの気持ちも込みで?それでも上がり過ぎかも〜。^^;>

 恐ろしいことに、安倍シンパになると、こういう解釈をするらしい。(-_-;)

『フジテレビの上席解説委員・平井文夫氏が31日、同局系「バイキング」に出演し、内閣支持率急上昇の理由を「安倍さんごめんね」だとした。(略)

「新型コロナウイルス対策では、死者が少なく、うまくいっていると言ってもいいような気もするけど、みんな『安倍さんはだめだ』と言い続けて、支持率が下がっていって安倍さんは苦しんで病気が再発してしまった」と流れを説明。その上で「結果的に安倍さん辞めちゃった、申し訳なかったなぁって支持率上がってるのでは」と分析した。(デイリースポーツ20年8月31日)』

 そして、もし安倍首相の周辺に、こんな偏ったものの見方をするスタッフが多かったとしたら、「それは勘違いが多くなって、世の実情や政策を見誤っちゃうだろうな〜」と改めて思ったmewなのである。_(。。)_ 

<バイキングMCの坂上忍氏が安倍政権を批判することが多いので、安倍シンパの平井文男氏がこの番組に送り込まれたというウワサあり。mew的にはウザイ。^^;>

 ところで、総裁選を前に投票や派閥に関する数字をメモ書きしておきたいと思う。(・・)

 まず、通常の総裁選は、党員票を国会議員の数と同数になるように配分して、両社の合計数で当選を決める。今だと国会議員の394票と党友・党員の394票分を合計して争うことになる。

 ただ、通常の総裁選は、党員に投票用紙を配布し郵送してもらう時間などが必要なため、日数や手間がかかってしまう。

 そこで、緊急を要する時には、両院議員総会で総裁選を行なうことができる。この場合は、国会議員394票と47都道府県連(各3票)の141票の合計で当選者を決めることになる。

 尚、いずれのケースでも、1位の候補者の票が過半数に達しない場合は、国会議員によって1,2位の候補者の決戦投票を行なって当選者を決める。

<ちなみに12年総裁選には5人が出馬。1回目の投票で石破茂氏が199票(議員34、党員165)で1位になったものの過半数に届かなかったため、2位の安倍晋三氏(全141票ー議員54、党員87票)との間で、40年ぶりに決選投票を行なうことに。結局、安倍氏が108票、石破氏が89票獲得し、安倍氏の総裁返り咲きが決まった。>
 
 自民党執行部は、今日1日に総裁選のやり方や日程を決める予定なのだが。コロナ禍の最中に時間をかけて通常の総裁選を行なうのは望ましくない(&石破氏に有利な党員投票は望ましくない?)として、14日に両院議員総会で総裁選を行なう方針であるとのこと。

 党内では谷垣グループが党員投票をすべきだと主張。また若手議員が中心になって、下村選対委員長や小泉環境大臣ら国会議員140人超の署名を集め、党員投票を要望する文書を執行部に提出したのであるが。おそらく、その声が聞き入れられることはないだろう。(-_-;)

* * * * * 

 そして、mew個人は、できれば政権与党である自民党こそ、総裁選では派閥の拘束なしに、本当に総理総裁にしたい人に投票できる環境を作って欲しいと思っているのだけど・・・。

 残念ながら、自民党では、特に総裁選となると、派閥の力学が働いてしまう部分が大きい。<そのあとの内閣改造、党役員人事への影響もあるからね〜。>

 今、自民党の各派閥の人数は、細田派98人、麻生派54人、竹下派54人、岸田派47人、二階派47人、石破派19人、無所属が66人であると報じられている。

 尚、無所属の中には、谷垣グループ23人、菅グループ約30人も含まれている。

 細田派(清和会)は、安倍晋三氏がずっと所属している派閥。(首相在任中は派閥を離脱している。近い将来、安倍派になる可能性が大きい。)

 2000年に森喜朗氏が総裁になったのを皮切りに、森派(当時)から小泉、安倍、福田と3人の首相が続くことに。さらに12年から、また安倍氏が7年半も首相を務めており、党内最大の派閥として君臨し続けている。^^;

 ただ、あまりに長く首相を出しているので、今回は自派閥から候補者を出さないことに決めたそうで。出馬に意欲を示していた同派閥の下村博文氏、稲田朋美氏は立候補を見送ることになったという。(~_~;)

 総裁選の方はと言えば、菅義偉氏が早くも出馬する姿勢を示したことで、一気に流れが菅氏の方に傾き始めている。(・o・)

 菅氏は30日に二階幹事長に会い、二階派の支持をとりつけたのであるが。昨日31日には麻生氏と会談を行ない、麻生派も菅氏を支持することに決めたという。^^;

<麻生氏と菅氏は、安倍氏を支える仲間ではあるが、個人的にはさほど仲がいいわけではないし。麻生派は岸田派と同じ系列のはずなのだけど。・・・安倍政権の政策の継続性(河野の閣僚維持も込み・・・まさか自分の副総理や財務大臣も継続?)を考えたのと。もしかしたら菅氏に1年任せて、来年の総裁選で自派閥の河野太郎氏の支持を取り付けようとなんて心づもりもあったりして?^^;>

 で、何か菅氏が優勢っぽいとなると、今は政界も実社会も「長いものには巻かれておこう」「勝ち馬には乗らなきゃ損」が常道になりつつあるので、他の派閥も次々と菅氏支持を打ち出すような感じになって来ているのだ。(-_-;)

<何か竹下派も菅支持になりそうだとか。人事や解散総選挙のことを考えたら、菅&二階コンビを敵に回すとコワイだろうしな〜。(>_<)>

『自民党総裁選をめぐり麻生派(志公会、54人)は31日、出馬する意向の菅義偉官房長官を支持する方針を固めた。複数の幹部が明らかにした。麻生派所属の河野太郎防衛相は出馬を見送る意向を固め、石原派(近未来政治研究会、11人)は菅氏支持で調整に入った。(産経新聞20年8月31日)』

* * * * *

 岸田氏は、28日に続いて、何と昨日31日も官邸を訪れて、安倍首相に会った。<首相動静によれば「午前11時34分から同57分まで、岸田文雄自民党政調会長」。>

 『岸田氏は会談後、記者団の取材に応じ「(総裁選の)準備を進めていると伝えた。お力添えをお願いした」と語った』という。(産経8.31)

 ただ、毎日8.31によれば、『関係者によると首相は特定の候補者を推す考えがない意向を伝えた』とのこと。(~_~;)

 さらに、細田派も菅氏支持を決めたという報道も出始めている。

『細田派は31日夜の幹部会合で菅氏支持の方針を固めた。細田博之会長は会合後、「最も継続性の期待し得る方に総裁、総理として頑張ってもらいたい」と記者団に述べ、松野博一事務総長は「細田会長は菅氏を念頭に考えている」と付け加えた。(毎日新聞20年8月31日)』

『細田派は総会を開き、会長の細田博之元幹事長に対応を一任。この後の幹部会で、菅氏を支持する方針を満場一致で決めた。同派出身の首相は「菅氏が望ましい」との立場だ。(時事通信20年8月31日)』

 う〜ん。もし細田派も菅氏を支持するとなれば、石破氏や岸田氏が出馬したとしても、トンデモ一方的な結果になる可能性が大きい。<ダントツでビッケになった人は次の総裁選に出にくいので、石破潰しと岸田救いの意図で、少し票を回す可能性もあるけど。>

 でも、こんなに早くから党内が菅氏に固まってしまうと、世論との乖離も大きいだけに、国民や自民党党員がしらけてしまうのではないかと思ったりするmewなのだった。(@_@。<しらけてくれた方がいいんだけどね。"^_^">

 THANKS



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/461.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 安倍政権に難病患者“切り捨て”の過去 辞意を美談にするな(日刊ゲンダイ)







安倍政権に難病患者“切り捨て”の過去 辞意を美談にするな
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278039
2020/09/01 日刊ゲンダイ


15万人が医療助成の対象外に(C)日刊ゲンダイ

〈よく頑張った〉〈お疲れさまです〉――。持病の潰瘍性大腸炎が悪化し、辞意を表明した安倍首相に、ネット上ではねぎらいの言葉が続出している。2度目の政権ブン投げ辞任会見以降、SNSを中心に潰瘍性大腸炎を“カミングアウト”する有名人の投稿も急増。

 病気への理解が深まることは歓迎すべきだが、首相としての評価は別物のはずだ。安倍政権が行った弱者切り捨てを忘れてはならない。

 現在、国の医療助成制度の対象になっている「難病」は333にも上る。潰瘍性大腸炎もそのうちのひとつだ。

 問題は、安倍政権下の2015年に施行された難病法によって、医療助成制度から除外されてしまった人が大勢いることだ。難病法の施行で公費助成の対象となる疾患が56から333に増えた一方、助成対象者を疾患ごとの基準に応じて決められる仕組みとなった。その結果、全体の助成額を抑えるため、難病患者といえども「軽症」と診断された場合は、助成対象外となってしまったのだ。

15万人が助成対象から除外

 難病法施行後も助成対象となる経過措置が設けられたが、2017年末に期限を迎え終了。当時、約72万人いた経過措置の対象者のうち2割にあたる約15万人が、助成対象から除外されてしまった。厚労省の調査によると、助成対象外となった患者の半年間の平均通院回数は17年の5・3回から、18年は3・6回に減少。医療費の自己負担が増えたことで、受診を控えた可能性があるという。

 難病法は今年見直される予定だったが、その議論はコロナ禍のせいで止まったまま。助成対象から外された患者は、もう一度、助成対象に加えて欲しいと、法改正を待ちわびていたのに、安倍首相は「政治においては、最も重要なことは結果を出すことである」とか言いながら、政権をブン投げたのである。コラムニストの小田嶋隆氏がこう言う。

「安倍さん自ら『結果を出すことが重要』と言っている以上、首相を辞めた理由はどうであれ、8年に及ぶ安倍政治はきちんと総括されなければなりません。病気だからといって、執政が批判されない理由にはならないのです。文書主義を否定し、行政を“私物化”した安倍政権とは何だったのか、ちゃんと検証しない限り、時の政権による行政支配が続いていくと思います」

 潰瘍性大腸炎という難病を患っているのは大変だろうが、政権を放り投げた事実に変わりはない。美談にしてはダメだ。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/462.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 合流新党が悲惨なことに 枝野代表が焦り 自民党総裁選・新総理で話題持ちきりで 新党の話題が吹っ飛ぶ
               合流新党が 悲惨なことに   
  
  
  
■ 合流新党が悲惨なことに 枝野代表が焦り 自民党総裁選・新総理で話題持ちきりで 新党の話題が吹っ飛ぶ
  
  
立憲民主党主体で進めている合流新党もどきですが、思わぬ事態の発生で悲惨なことになっています。
それはズバリ、自民党総裁選→新総理誕生の流れです。
  
安倍総理が難病指定されている潰瘍性大腸炎の再発で、辞任を発表。
これにより、自民党総裁選→新総理誕生という大きな話題発生となりました。
その結果、合流新党の話題が吹っ飛ぶ事態となっているのです。(下記)
  
  
『合流新党の結党大会は、辞任表明した安倍晋三首相の後任を選ぶ自民党総裁選などで埋没。
早期の衆院解散・総選挙の可能性が浮上しているにもかかわらず、合流では国民全体の取り込みに失敗したためだ。
野党一丸となって、与党に対峙(たいじ)する態勢を構築するめどは立っていない。』
   
https://news.livedoor.com/article/detail/18822684/
   
  

@ 約8年に渡る安倍政権の成果
A 自民党総裁選はどのような方法で実施されるのか?
B 自民党総裁選には誰が立候補するのか
C 誰が次の自民党総裁になり、日本の新総理となるのか
  
ワイドショーを見ても、以上の話題で持ちきりであり、合流新党の話題などほとんど出てきません。
  
  
  
■ 新党とは名ばかりで 「悪夢の民主党政権」にいた連中が再び集まっただけのゾンビ政党 その上この始末で新党は埋没
  
  
合流新党は新党とは名ばかり。
実態はあの「悪夢の民主党政権」にいた連中がケンカ別れして、また選挙目当てで寄せ集まっただけのゾンビ新党です。
世論調査でも、新党に期待するのは3割程度で、ほとんどの人は期待せず。
 
この状況で、

安倍総理辞任→自民党総裁選→新総裁誕生→国会の首班指名で新総理の誕生

この流れが出てきたのだから、期待薄のゾンビ新党ではなく、自民党総裁選に話題が集中するのはムリありません。  
  
かくして、新党を画策する枝野が焦りまくる事態となっているわけです。
もはや話題にもならない新党は完全なゾンビ政党であって、埋没したまま進むこととなります。  
    
   
http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/463.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 首相辞任会見で労わなかった記者は冷酷か/政界地獄耳(日刊スポーツ)
首相辞任会見で労わなかった記者は冷酷か/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202008310000117.html
2020年8月31日8時4分 日刊スポーツ


★先週金曜日の首相・安倍晋三の突然の辞任表明は誰もが驚いたとともに、政治的スタンスの違いがあっても体調の回復を願うことは同じ思いだろう。ところが週末にかけてネットでは、辞任表明会見でのメディアに批判が殺到している。「質問した記者の中で『お疲れさまでした』といったのは1人だけ。『お大事になさってください』とはだれも言わなかった。首相の政治的な評価の前に、自身がジャーナリストであることの前に、人としてどうなのか」「冷酷無比な記者ばかり」「マナーがない」「ねぎらいの言葉もない」との声が飛び交っている。

★体力と気力の限界まで仕事を続けた一方、在職期間の更新を待ったような辞任表明は、比較的シンパシーのある内閣記者会の中でも複雑な思いがあったはずだ。その首相「個人」に対してはリスペクトもあったろうし、見えない首相の苦労をそれぞれ垣間見てきた記者にとって、労をねぎらいたい思いも去来しただろう。でも彼らは自民党の同僚議員ではない。政権の最高責任者に対して、「権力の監視」をする記者が、会見という「公式の場」で、「お疲れさまでした」「ご苦労さまでした」とねぎらいの言葉を発するのは、立ち位置が損なわれるし違和感がある。次の内閣に手渡すまで、職責を全うするという首相には、最後の会見として渡り合う、互いに“公式”の場でなければならなかったはずだ。

★感想を言うのも意見を言うのも結構だが、新聞記者の中にも、このマナーのないメディア批判に同調する者がいる。それはお門違いも甚だしい。そのなあなあ主義は、記者クラブ制度のあしき慣習から生まれるマナーのない、緊張関係を維持する覚悟のない御用記者の心情だろう。会見後や懇談の機会に、存分に思い出話や体を気遣い、労をねぎらえばいいが、会見での対応をマナーの欠如や堕落した日本人の象徴のように言うのは、大きな違和感を覚える。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/464.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 首相、在任中に敵基地攻撃方向性 与党幹部へ伝達、9月前半NSC(判断力危ういから辞任したはずでは?)
戦争放棄を記した憲法に、丸腰では攻められたときに守れないからと「最低限戦力」を「警察予備隊」と認めてもらったのに「攻撃こそ防御」では言い訳もできない。
 病気の為判断力に自信が無くなったというのがこの時期に辞任した理由で在った筈の首相が、最後っ屁で禍根を残すのか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)
首相、在任中に敵基地攻撃方向性 与党幹部へ伝達、9月前半NSC
https://this.kiji.is/673136119740171361?c=39550187727945729
2020/8/31 21:02 (JST)8/31 21:13 (JST)updated
©一般社団法人共同通信社

*安倍晋三首相https://amd.c.yimg.jp/amd/20200831-00000196-kyodonews-000-2-view.jpg

 安倍晋三首相が自身の在任中に敵基地攻撃能力保有の方向性を示す意向を固め、与党幹部に伝えていたことが31日、分かった。秋田と山口への配備を断念した地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」計画の代替案の考え方も同時に打ち出す。複数の政府関係者が明らかにした。次期自民党総裁が選出される前の9月前半に国家安全保障会議(NSC)を開き、安全保障政策の新方針に向けた協議推進を確認する見通しだ。

 敵基地攻撃能力の保有は、「専守防衛」の理念を逸脱する懸念がある。具体策は次期政権に委ね、協議を継続する。公明党に異論が強く、首相の意向通りに決着するかどうかは不透明だ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)
■「敵基地攻撃能力」には意味がない4つの理由 自衛隊:ソ連・中国の進出を阻止 森友学園の子供たちはヒトラー礼賛と米国人学者
http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/747.html
投稿者 軽毛 日時 2017 年 3 月 23 日 02:49:05: pa/Xvdnb8K3Zc jHmW0Q

■「敵基地攻撃」の無謀 日本を守るより米国への貢献を重視 日本外交と政治の正体(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/20/senkyo273/msg/872.html
投稿者 赤かぶ 日時 2020 年 7 月 06 日 11:40:55: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU

http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/465.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 「ポスト安倍」を選ぶ自民党総裁選挙は、安倍晋三首相が、主要派閥に手を回して、官房長官に投票するよう依頼、各派がこれに応じていることから、「菅義偉圧勝」で決まりだ(板垣 英憲)
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/ad7685d8b0aa3be522bed72aec8ec468
2020年09月01日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 これは、自民党派閥二階派「師帥会」幹部からの最新情報である。

「麻生派も菅官房長官を推すことになった。安倍晋三首相が頼んだ。細田派(清和会)に対しては、7年8か月首相をやったので、次は(清和会からは)出るなと言ったようだ。それで下村博文元文科相が出馬を見合わせるとすぐに言った。竹下派も菅官房長官でいくかもしれないという話のようだ」という。二階派(志帥会)、麻生派(志公会)、細田派(清和会)、竹下派(平成研究会)と、ほぼ全部、菅官房長官になっていっている。安倍晋三首相から声がかかって、甘利明税調会長は入閣するかもしれない。麻生太郎副総理兼財務相は、安倍首相に「辞めるな」と相当お願いしたようだ。ところが安倍首相は、麻生の言葉には従わず、辞めたため、それで麻生もパッと切り替えた。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/466.html

記事 [政治・選挙・NHK275] あっぱれ電通<本澤二郎の「日本の風景」(3831A)<芝居が始まる前に幕が下りた自民総裁選・大魔神死力の成果>
あっぱれ電通<本澤二郎の「日本の風景」(3831A)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/26093890.html
2020年09月01日 jlj0011のblog


<芝居が始まる前に幕が下りた自民総裁選・大魔神死力の成果>

 競馬に例えた安倍後継の自民党総裁選挙は、多少は観客を喜ばせてくれるのか、と思わせたが、スタートする前に、秋田生まれの駄馬がむっくりと起き上がると、先行していた岸田と石破が走る前に落馬してしまった。芝居だと、自民総裁レース劇を見る前に幕が下りてしまった。

 菅の騎手は、財閥の威を借りたというか、財閥の意向を体した大魔神・電通

の、新聞テレビを操作した死力の戦いが功を奏したものである。昨日は、菅はあり得ない、と電話してきた元自民党本部職員も、今朝ほどはサジを投げた。

 人々に災いをもたらす大魔神・電通の終わりの始まりだ。第二の安倍・自公・日本会議の政権の継続だから、まともな知恵ある野党が一本に結束すれば、総選挙において、たとえ新聞テレビを自在に駆使しても、勝てる原因が出てきたともいえる。

<財閥の傀儡政権=電通・東京五輪の傀儡政権>

 それにしても、宏池会の岸田は、哀れ過ぎて同情したくなる。安倍の嘘の言動と、麻生太郎の大嘘を信じ込んで、禅譲路線をひたはしりに走ってきた大馬鹿野郎に声も出ない。泉下の池田勇人、大平正芳、宮澤喜一らが「岸田よ、お前は宏池会のリーダー失格だ」と怒っている様子が、まともなリベラリストの目に浮かぶため、心が曇ってしまう。

 電通の大芝居は、当初、二階派が支持、続く麻生派、そして安倍の足元の清和会が雪崩を打って、もうそれで総裁選は決着してしまった。主役となった菅は、明日にも出馬表明をするという。駄馬でも、明日になれば出馬表明原稿が出来るころというのだろうか。

 原稿読みは、1日に2回ほど、それも8年近く記者会見をしてきているため、安倍よりはマシかもしれない。

 彼の隠された最大の仕事は、まずは電通五輪の処理費用の工面であろう。五輪破綻の莫大な損失に、どう始末をつけようとするのか。本来であれば、電通の破産のはずだ。金を握る財務省に知恵者はいるのか。赤字国債は、財政法違反である。

 その手口は電通が考えるのであろうが、国民に災いをもたらすことは間違いない。国民も野党も、新聞テレビ報道が信用できない現在、これまでの数倍の監視力を強めなければならない。

 財閥は、常に歴史の隅に追いやられてきたが、政商から急成長してきた財閥が、もう明治維新前の江戸期から政治に、絶大な影響力をもたらしてきた。政商・財閥を抜きにした戦争など考えられなかった。この視点からの日本史の研究は、いまだに存在しない。

 朝鮮半島史には、この政商が王朝の帰趨を決める決定打として、時代劇にも登場していて分かりやすい。資本主義の下では、資本・金が、より決定的な影響力を有している。そこでは金銀ではなく、紙を印刷するだけだから、経済の混乱を招くことになり、日本やアメリカなどでは、これの調整が深刻な政治課題となっている。

 実際は、財閥の意のままである。財政規律・財政法は、画鋲扱いとなって、世の中を不健全にさせている。現在の財務省・日銀の不健全な対応が裏付けている。

<五輪崩壊による資金ショートを血税で処理か>

 筆者は2019年3月25日にライブドアブログ「ジャーナリスト同盟」通信で、嘘と買収による東京五輪に大義はない、ギリシャに返上すべきだ、との論を公表したところ、10数年の歴史を有する日中友好派の機関紙WEBが、その翌日から消されてしまった。

 犯人は電通だった。電通の最大の利権にかみついたためだった。当時は分からず衝撃を受けるばかりだった。数千人の読者も驚いたはずである。

 安倍・自公・日本会議のための東京五輪は、電通のための巨大な利権だったことが、いまははっきりと理解できる。

 東京五輪こそが電通の宝の山だった。安倍と石原と森を操る大魔神は、電通の仕業だった。新聞テレビが報道できない真相である。したがって安倍後継は、安倍の共犯者である官房長官の菅でなければならなかった。

 五輪破綻の処理を菅にやらせる、岸田や石破では駄目なのだ。

<安倍事件の連帯責任者が法務検察・警察を牛耳る暗黒政府>

 1・5億円の河合事件は、即安倍事件であり、菅や二階の事件でもある。

 桜事件も即菅が共犯者である。モリカケ事件からTBS強姦魔事件にも、菅が深く関与してきている。名探偵でなくても、ごく普通の頭脳の持ち主であれば、理解することが出来るだろう。

 予野党議員も国民も分かっている。「安倍隠し」もまた、菅後継者にした電通と安倍の秘めた思惑である。これも常識である。

 これまでの官邸は、経産省(昔の商工官僚)の安倍と、警察庁(戦前の特高警察)の菅のコンビで成り立ってきたのだが、これからは法務検察が前面に出てくるのではなかろうか。

 林真琴検察庁を手玉に取る、言い換えると、安倍のための黒川弘務を強いることになろうか。

 一連の安倍事件の告訴・告発を不起訴にするシステムが、より鮮明になろうか。TBS強姦魔事件で活躍した、泥被りの中村格の出番が注目を与えることになろうか。

 言い換えると、レイプ文化の日本深化ということなので、女性の奮起が期待される。女性にとって、試練の時代の到来であろう。やくざの跋扈は、神奈川県の横浜に限らない。お分かりか?

 新型コロナとインフルエンザの季節という2020年秋の厳しい時代を、電通は新聞テレビ報道にどう生かすのであろうか。虚偽の報道から身を守る日本人の正念場でもある。

http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/444.html

追記 今日から本格的な秋到来か。台風シーズンだ。我が家の庭は、目下、ヘチマの黄色い花が、美しく彩ってくれている。健康食品・ヘチマ料理も毎日食べている。蒸し暑く、毛虫と蚊に悩まされた夏だったので、夏草も大賑わいだ。他方で、わずかな年金がいつまで続くのか、イライラさせられてもいる。中国の偉大な思想家・詩人で清貧を楽しんだ、蘇東坡の心境に辿り着きたいものだ。

2020年9月1日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/467.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 私が予想した通り、菅官房長官が 新総理と なる方向   この流れを予測した 私の思考は正しかった
             私の予想通り、菅官房長官が新総理となる方向  
  
  

■ 私が予想した通り、菅官房長官が新総理となる方向  この流れを予測した私の思考は正しかった
  
  
私が予想した通り、菅官房長官が新総理となる方向となりました。
もちろん政治は一寸先は闇であり、未想定の突発事項が発生すれば変わる可能性はゼロではありません。
ですが、下記の通り大きな派閥の多くが菅支持の方向。
これならば菅官房長官が新総理でほぼ決まりです。  
  
  
・ 清和研(細田派) 国会議員数 98名  菅支持の方向
・ 志公会(麻生派)       54名  菅支持
・ 平成研(竹下派)       54名  菅支持の方向
・ 岸田派(宏池会)       47名  岸田支持
・ 志帥会(二階派)       47名  菅支持
・ 近未来研(石原派)      11名  菅支持の方向            
・ 水月会(石破派)       19名  石破支持
・ 無派閥            64名
               計 394名  
    
      
   
■ 『菅官房長官 総裁選への出馬意向』(8/30(日))と出た説きに、私は新総理は菅の可能性が高いと予想
  
   
8/30(日)に『菅官房長官 総裁選への出馬意向』と出た瞬間に、私は新総理は菅の可能性が極めて高いと予想しました。(下記)
この流れを予測した私の思考は正しかったわけです。

8/30(日)
『菅官房長官 総裁選への出馬意向』
『安倍政権約8年間、総理の秘書役として実務をこなしてきた菅官房長官。
人望も、政治をやり抜く力も、体力も一級です。
安倍政治を継続できる菅官房長官は、総裁選の大本命でしょう。』
http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/421.html
  
  
新総理に必要なのは、新型コロナ対策と経済対策の両輪への対応で、現状と現在の政策、進捗状況を十分把握し、遅滞なく対応が進められることが必須。
   
その条件に合うのは立候補予定者では、新型コロナ対策と経済対策の両輪に深くかかわり実務を行なっている菅官房長官しかいません。
よって菅官房長官が新総理になる可能性が極めて高いと判断したわけです。
 
私の論理的思考が正しいことは、ここでも実証されました。
  
  

http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/468.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 国民に暫定内閣などない/政界地獄耳(日刊スポーツ)
国民に暫定内閣などない/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202009010000049.html
2020年9月1日7時49分 日刊スポーツ


★メディアは既に官房長官・菅義偉が次期首相に内定したような騒ぎだが、自民党のご都合主義にもうんざりする。直近の各社の世論調査では森友問題の再調査、コロナ禍対策などのための早期の国会開会、首相の説明責任など政府は国民に丁寧に説明すべきとの声が強いが、首相・安倍晋三は自らの病と政治日程を連動させ、国会の召集を10月下旬まで遅らせた。結果、首相は病に倒れたわけだが、だからといって懸案事項を後回しにしてもいいというわけではない。

★しかし、この内閣の前にも後ろにも進めないコロナ対策は、官房長官と党幹事長・二階俊博が進める経済対策という名の「コロナ感染拡大企画」ともいえるGo To キャンペーンという旅行推進など愚策が続き、首相のアベノマスク、頓挫したものの党政調会長・岸田文雄が提案し、ほとんどの人がもらえない30万円支給キャンペーンなど、まともな政策ではない。その政策を支えてきた菅が政権にいちばん近い人物として継承するなら、第一人者は副総理兼財務相・麻生太郎でもいいのではないか。

★加えて、今後も前政権を継承するのは官房長官と閣議決定してはいかがか。つまり、国民は安倍政治を継承してほしいのではなく、コロナ禍や五輪開催問題、景気対策の安倍政権ではない処方箋を待っているのに、安倍政治以上のものは出せない政治を、自民党は選択しようとしている。そもそも空白をつくっていけないという自民党お好みの言葉も、首相が6月の人間ドックの予兆判明以来、「休んでください」としたものの、元首相・佐藤栄作の在任期間超えを、固唾(かたず)をのんで待ったために放り投げる形になったのではないか。政権維持の立場から見れば次期首相は安倍政権の暫定内閣かもしれないが、国民にとって暫定内閣などない。加えて霞が関の一致した声は、新首相には今までの側近気取りの官僚を駆逐して欲しいということだろう。派閥単位でまとまりそうというが、本当に各派閥は一糸乱れずにまとまるのだろうか。安倍政治の継承なら、もっと声高に憲法改正を一丁目一番地にすえるべきではないか。(K)※敬称略




http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/469.html

記事 [政治・選挙・NHK275] <ポスト安倍 密室談合に国民はア然>そもそも菅には立候補の資格などなし(日刊ゲンダイ)

※2020年8月31日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大





https://twitter.com/Trapelus/status/1300330928951062528



※文字起こし

 誰と誰が会った、派閥幹部の会合だ、誰を支持するか決めたようだ――。真偽不明の情報も飛び交い、自民党議員が落ち着かない週末を過ごす間にポスト安倍の流れはすっかり固まっていた。

 安倍首相が突然、辞意を表明したのは28日の金曜日だったが、日曜日の朝に「菅官房長官が出馬の意向」と報じられた途端、一気に菅の“圧勝”が既定路線のようになっている。

 31日、各派閥は意見集約のための総会を開くが、その前に勝負あったかのようなムードだ。

 ポスト安倍を決める自民党総裁選には、岸田政調会長や石破元幹事長が早くから出馬の意欲を見せていた。一方、有力候補といわれながら、総理のイスについて「全く考えてない」などとケムに巻いていたのが菅で、出馬するにしても状況を見極め、周りから推された形で最後に手を挙げるとみられていた。

「それが真っ先に名乗りを上げたものだから、虚を突かれ、総裁候補の擁立を検討している各派閥に動揺が走った。しかも、すでに根回しを済ませていたようで、主要派閥がこぞって菅氏を支援しそうなムードができている。他派閥の支援を当てにしていた岸田氏も石破氏も戦略の見直しをはかっています。出馬できるかどうかも分かりません」(全国紙の政治部デスク)

 菅はおとといの29日、二階幹事長と極秘に会い、出馬の意向を伝えたという。

 二階は「頑張って欲しい」と支援を約束した。安倍の出身派閥である細田派、そして安倍の盟友・麻生財務相が率いる麻生派も、菅支援を示唆している。竹下派も菅支持で動きだしたという。

主要派閥が続々支援で圧勝か

 安倍の辞意表明を受けた28日の緊急役員会で、党総裁選の日程や形式は二階に一任された。1日の総務会で正式に決定するが、今回は安倍が任期途中の辞任になること、新型コロナウイルスが収束していないことを理由に、「緊急措置」として、全国一斉の党員投票が行われる通常の総裁選ではなく、両院議員総会で新総裁を選出する方針だ。国会議員票(394票)と各都道府県連が3票ずつ持つ地方票(141票)、計535票で新総裁、つまり次の首相が決まる。

 細田派(98人)、麻生派(54人)、竹下派(54人)、二階派(47人)が足並みそろえて菅に乗れば、それだけで253票と国会議員票の6割を制し、さらに、派閥に属さない菅には30〜40人といわれる無派閥の「菅グループ」からの支援もある。こうなると、国民人気が高い石破でも歯が立たない。存在感のない岸田なんて、ほとんど泡沫扱いだ。

 総裁選は9月8日告示、14日投開票の日程を軸に調整が進み、石破派のパーティーが予定されている17日にも臨時国会を召集、首班指名が行われる予定だ。このままいけば菅新総理が誕生するわけだが、ちょっと待て。そもそも、菅に立候補の資格なんてあるのか?

 官房長官として、安倍政権を支え続けてきたのが菅だ。数々の悪事悪政と、ボスの無責任な政権投げ出しをわびて蟄居謹慎なら分かるが、この希代の悪代官が権力の頂点にシレッと上り詰めようとしている。そんなバカな話があっていいのか。

「安倍首相が健康問題で辞任なんて口実に過ぎず、コロナ対策はお手上げで内政も外交も行き詰まり、ニッチもサッチも行かなくなって政権を放り投げたのが実情です。7年8カ月の安倍政権では忖度が横行し、公文書や統計が都合よく改ざんされ、言いっ放しの無責任政治で日本はメチャクチャになってしまった。しかし、どんな不祥事が起きようと、会見でマトモに答えず『問題ない』『当たらない』と言い続けてきたのが菅官房長官です。官僚機構に睨みを利かせ、アメとムチでメディアをコントロールする役割を担ってきた張本人でもある。そういう人物が新首相になったところで、失われた政治への信頼を回復することは不可能です」(法大名誉教授の五十嵐仁氏=政治学)

安倍政権の悪質なエピゴーネンが誕生する暗澹

 菅は、安倍の辞任表明会見の直前まで「総理に変わりはない」と言っていた。本当に体調不良に気づかなかったのならボンクラそのものだし、鉄面皮で隠していたなら筋金入りの嘘つきだ。そういう人物が首相になった時、国民は何をどう信用すればいいのか。政治不信は深まる一方だろう。

 だいたい、菅と麻生の不仲は政界では知られた話なのだ。消費増税や解散時期をめぐり、ことごとく対立してきた。安倍と菅の関係だって微妙だ。コロナ対策でも菅は当初、意思決定から外されていた。

 安倍と麻生の意中の後継は、岸田への禅譲だといわれてきた。それが岸田の頼みの綱で、だから前回総裁選でも出馬を見送り、忠誠心を見せたのだ。それが一転、安倍も麻生も犬猿の仲の二階とも手を結んで菅を担ぐというのだから、岸田じゃなくても狐につままれたような心持ちになる。

「総理と副総理の最重要課題は仇敵の石破さんに政権を渡さないこと。その点、岸田さんでは頼りないと見限ったのでしょう。菅・二階連合が石破さんを担ぐと厄介だから、手を結んで仲間に取り込む方針に舵を切った。何としても安倍政治を継続させるという意思を感じます」(官邸関係者)

 新内閣ですぐに解散・総選挙を断行して、来秋の本格総裁選で石破政権が誕生する芽も摘むシナリオも囁かれている。選挙が近いと、選挙の顔として石破待望論が出てくるが、ここでいったん選挙をやってしまえば、しばらく党内は落ち着くからだ。

裁かれる側の共犯者がルールを作る

「石破政権が誕生すれば、安倍政権の中枢に居座ってきた麻生副総理や菅官房長官、二階幹事長らが蓋をしてきた“モリカケ桜”など安倍首相にまつわる疑惑の蓋が開いてしまいかねない。それを阻止し、自分たちの身を守るために老獪な連中が手を結んだ醜悪な総裁選と言うほかありません。シャッポだけ新鮮味も華もない菅氏にすげ替え、現政権の枠組みは変えずに権力構造を維持しようというのです。まるで開発途上国のようなデタラメで、こういう旧態依然の自民党のやり方では未来永劫、国民の期待に応えることはできません。明るい未来を望むのであれば、有権者が自民党を下野させ、ワルを一掃する必要があります」(五十嵐仁氏=前出)

 小渕首相が亡くなった際に、密室談合で森喜朗を後継に決めた「5人組」を彷彿とさせる現状だ。そうして誕生するのは、安倍政権の下劣な部分をギュッと凝縮させたような、よりたちの悪いエピゴーネンでしかない。想像しただけで、腐敗腐臭で息が詰まりそうになる。

「麻生は菅・二階との確執が根深い。そう簡単に手を結べないだろう。まだ菅か岸田かで逡巡しているのではないか。安倍だって、本当に菅でいいのか。麻生派と細田派が、土壇場で岸田支持に回る可能性もある。そうなれば、フライング気味に出馬表明した菅は苦しい立場になる。麻生と安倍はこの際、目ざわりな石破と菅をまとめて潰してしまおうと考えているのかもしれない」(自民党ベテラン議員)

 こういう見立てもあるが、いずれにせよ、権力のタライ回しで政権私物化を続けようと画策する連中が怪しい総裁選で蠢いているわけだ。

「安倍首相は夏の間中、会見からも国会からも逃げて政治空白をつくってきたのに、総裁選は緊急時で政治空白が許されないから党員投票を行わないというのは道理が通りません。政権を放り投げた安倍首相との連帯責任で、本来は裁かれる側の人たちが、自分たちで勝手にルールを決めて権力を掌握し続けようとしている。そういう昭和の政治をまだやろうとしているのか。総裁選まで2週間以上あって、何が起きるか分からないのに、御用メディアに菅政権の流れをつくらせて誘導するのもどうかしている。もはや民主主義国家とは思えません」(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)

 国民が求めているのは安倍の辞任ではなく、安倍政治の終焉なのである。菅政権なんてことになれば、安倍政権の亜流が続くだけだ。いまの日本にそんな余裕はないのに、また無駄に時間が失われていく。それを選択する自民党なのか。国民はもう唖然とするしかない。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/470.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 菅官房長官にも健康不安説が取り沙汰、総裁選が混沌…安倍首相辞任の裏で飛び交う噂(Business Journal)
菅官房長官にも健康不安説が取り沙汰、総裁選が混沌…安倍首相辞任の裏で飛び交う噂
https://biz-journal.jp/2020/08/post_176880.html
2020.08.30 20:06 文=小川裕夫/フリーランスライター Business Journal


28日、首相退任会見時の菅長官

 8月29日、安倍晋三首相が官邸で記者会見を開き、辞任を表明した。これで、7年8カ月にもわたる長期政権が幕をおろす。

 安倍首相が会見で口にした辞任理由は、持病である潰瘍性大腸炎が再発し、体調悪化により新型コロナウイルス感染対応などで迅速かつ正確な判断が下せない状況にあるためとした。安倍首相が持病の潰瘍性大腸炎を抱えながら公務にあたっていたことは、第一次政権のときから周知の事実だった。7月末頃から体調不安がメディアでも報道されるようになり、8月に報道が本格化した。

 一国の宰相が激務であることはいうまでもないが、首相を横で支える側近たちも、それは同様。安倍政権の立役者ともいわれる菅義偉官房長官も、その一人だ。政権発足以来、菅長官も休みなく仕事を続けてきた。政権の顔として矢面に立つポジションであるため、多忙というだけではなく精神的な負担は重い。そして過去の安倍首相の会見時、首相よりも苦悶の表情を見せていたのが、ほかならぬ菅長官だった。

 従来、首相会見では首相より前に官房長官と官房副長官が入室して演壇の横に立ち、待機しているところに首相が入室。演壇に上がり、報道陣による写真撮影後に首相の発言が始まる。これまでは首相の冒頭発言が終わるまで、官房長官と官房副長官は起立をしたまま首相の発言を聞くのが一般的な流れになっていた。

 しかし、2012年12月26日の第2次安倍政権発足時の記者会見で、首相発言中に杉田和博官房副長官が体調不良で卒倒するハプニングが起こり、大事には至らなかったが、以降の会見から首相が冒頭発言前に目配せなどをするのに応じて、官房長官と官房副長官が着席することが慣例になっていた。今回の辞任会見では、安倍首相が目配せする前に菅長官が早々と着席し、隣に立っていた3人の官房副長官も着席。そのタイミングは、通常よりも早かった。

 立っているのが辛そうな表情を浮かべていた菅長官は、着席後も顔色は冴えず、辛そうな表情を何度も見せた。会見後、記者たちからも「安倍首相より、菅長官のほうが体調は悪そうに見えた」と指摘する声が相次ぎ、ジャーナリストの江川紹子氏も菅長官の体調を心配するツイートをしている。

■政策に通じ、官邸職員の人心を掌握

 今のところ、菅長官の体調を案じる新聞・テレビは見当たらないが、「安倍政権のキーマン」「安倍政権の隠れた権力者」などとも形容されてきただけに、安倍首相と同じぐらい菅長官の体調も政局を大きく左右する。

 菅長官は“モリ・カケ・サクラ”といった安倍政権の危機においても、「そうした批判はあたらない」と繰り返して、記者の追及をかわしてきた。菅長官の木で鼻をくくるような答弁は、鉄壁な防御だった。これは“菅話法”とも形容された。

 そんな政権の守護神でもある菅長官が、安倍政権を支えてきた。菅長官の熟練味がなければ、早々に安倍政権は崩壊していただろうと考える記者は少なくない。「夜間学校や民間企業勤務、市会議員などを経験してきた苦労人なので、スタッフへの気配りができ、頼れる存在」と慕う官邸職員もいる。

 政策に通じ、官邸職員の人心を掌握して内閣を一手に差配してきた菅長官だけに永田町関係者からは「安倍内閣を影で支えてきた長官の体調が悪化し、それに伴って鉄壁の防御が弱まれば、安倍内閣を守りきれない」という読みも広がる。だからこそ、「安倍さんの体調が悪いのは事実だろうが、辞任するほどではないのではないか。実のところ、菅長官の体調が悪化して安倍政権を支えられなくなっているのが、結果的に安倍辞任につながったのではないか」といった憶測まで飛び交う。

■菅内閣の実現を支持する自民党議員も

 そして、安倍政権の肝いり政策を推進してきたのも菅長官だった。政権中枢から菅長官が退けば、安倍政権が進めてきた政策が大きく転換する可能性もある。特にカジノを中心としたIRは、菅長官が推進役を務めてきた。そのため、IRの候補地は菅長官のお膝元である神奈川県横浜市、そして大阪市の2市が有力候補地と目されてきた。

 大阪市はIRを実現させるべく、たびたび菅長官を訪問して会談を重ねてきた。ここで菅長官が政権中枢から外れてしまったら、大阪の吉村洋文府知事、松井一郎市長、橋下徹前大阪市長の苦労は水の泡になってしまう。

 さまざまな不安が漂うなか、「安倍首相辞任のドタバタで心労が蓄積しただけではないか。少し休めば回復するのではないか」と心労を一時的なものと見る記者もいる。しかし、菅長官は御年71歳。無理のできる年齢とはいいがたい。

 次の自民党総裁選候補には、岸田文雄政調会長、石破茂元幹事長、菅長官のほか、たくさんの名前が取り沙汰されているが、3人は横一線の情勢で、誰が総裁に選出されてもおかしくない。菅長官は新元号「令和」を発表し、世間から “令和おじさん”として世間から注目を浴びた。そして安倍政権で影の実力者として隠然たる実力を持ってきた。

 安倍政権を支えてきたという実績や路線踏襲という理由で、菅内閣の実現を支持する自民党議員も少なくないだろう。それだけに、安倍政権後の動向や去就はもとより、菅長官の体調にも注目が集まっている。

(文=小川裕夫/フリーランスライター)



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/471.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 安倍首相、辞任の真相ーー河井夫婦1・5億円一部還流疑惑に新展開(Access-Journal)/再発したんじゃないんだ……!


Access-Journal 2020.9.01 02:51
安倍首相、辞任の真相ーー河井夫婦1・5億円一部還流疑惑に新展開
https://access-journal.jp/53069


8月28日の記者会見時の安倍首相自身の説明によれば、辞任表明したのは、持病の潰瘍性大腸が再発したためとされる。
ところが本紙の元には、こんな情報が入って来た。
「当初、官邸側は慶応大学病院に診断書を出してもらい、それを公表するつもりだった。記者会見に医者同席の案もあった。ところが、大学病院側は拒否。なぜなら、潰瘍性大腸炎は再発しておらず、ストレスから来る一時的な症状悪化に過ぎないから。いくら何でも“虚偽診断”はできないと。
そして、実は慶応大学首脳は、“病気を政治に利用した”ということで内心はカンカンだというのです」
この告発者、その確かな情報源も具体的に明かしてくれた。
しかしながら、これを明かすとその情報源、引いては慶応大学側に迷惑がかかるので明かせないことをご容赦願いたい。
また、この告発者は『リテラ』というニュースサイトの8月29日に出た記事(冒頭写真)に触れ、いい目の付けどころをしているともいった。
是非、その記事を見ていただきたいが、安倍首相は会見で6月の定期健診で再発の兆候が見られたにも拘わらず、その時期以降の首相動静をチェックすると、連日会食、しかも仏料理にステーキなど、本当に再発の兆候が見られていたなら、絶対に避けるべき食事をしていると指摘した。
しかも、同記事によれば、第1次安倍政権を投げ出した前回も、潰瘍性大腸炎が原因とされるが、この際に同じく慶応病院の医師団が公表した診断は「潰瘍性大腸炎」ではなく、強度のストレスと疲労による「機能性胃腸症」だったと。それが今日、潰瘍性大腸炎が事実とされるのは、1回目の政権投げ出し後の08年1月発売の『文藝春秋』に安倍首相が寄せた手記でそういっているに過ぎないという。

http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/472.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 「密室談合」による菅官房長官の次期総理就任を許していいのか! GoTo、沖縄いじめ、公文書改ざん、メディア圧力の最大の戦犯(リテラ)
「密室談合」による菅官房長官の次期総理就任を許していいのか! GoTo、沖縄いじめ、公文書改ざん、メディア圧力の最大の戦犯
https://lite-ra.com/2020/09/post-5611.html
2020.09.01 「密室談合」による菅官房長官の次期総理就任を許していいのか! リテラ

    
    首相官邸HPより

 やっぱり菅義偉官房長官が表に出てきた。細田派・麻生派の支持を取り付けた菅官房長官は明日会見を開いて総裁選出馬を発表すると見られているが、もちろんこれらはすべて「密談」で決定済みの茶番劇だ。

 本サイトでは、菅官房長官が安倍首相の最大の後見人である“極右の女神”櫻井よしこのネット放送『言論テレビ』に出演したときから、“とにかく石破だけは避けたい”安倍首相が菅官房長官を選んだ結果、と分析していたが、そのとおりだったということだろう。

 しかも、安倍首相が菅押しの二階俊博幹事長に「総裁選は一任する」と明言したときから、石破茂氏をつぶすため党員・党友による投票が省略されることも既定路線。党員・党友投票見送り方針には地方組織や若手議員から反対の声があがっていたが、二階幹事長は「両院議員総会」案を主張し、自民党総務会もこれを決定。菅官房長官が次期総裁・首相となることは確実だ。

 そして、こうした動きと合わせてすでにワイドショーも「次期総理最有力」として菅官房長官の特集を組み、昨日放送の『ゴゴスマ〜GOGO!Smile!〜』(CBCテレビ)では「集団就職で秋田から上京してきた苦労人」「段ボール工場で住み込みしていた苦学生」「叩き上げ」「甘いもの好き」「人情家」「意外とお茶目」などと喧伝。コメンテーターが「好きになりそう」などと無邪気なコメントを繰り広げていた。

 菅官房長官は新型コロナの感染拡大の局面で「GoToトラベル」を前倒しして決行させた張本人であるというのに、そうした検証もすっ飛ばして“ポスト安倍”として露骨なヨイショ報道をする……。だが、言うまでもなく、菅官房長官は「令和おじさん」「パンケーキおじさん」などで片付けられるようなものではない。その正体は安倍首相とまったく同じだ。

 そもそも、菅官房長官といえば「安倍政権のゲッベルス」として安倍首相の強権的な政治運営を支え、質問に答えない「スガ話法」で記者会見をズタズタにしただけではなく、加計学園問題では「総理のご意向」文書を「怪文書」呼ばわりしたり、前川喜平・元文科事務次官のことを「前川氏は当初は責任者として自ら辞める意向をまったく示さず、地位にレンメン(編集部注・おそらく「恋々」の間違い)としがみついていた」などと虚偽の情報で人格攻撃を展開。さらに、東京新聞の望月衣塑子記者の質問に対しては「あなたに答える必要はありません」「ここは質問に答える場所ではない」などと官房長官としてあるまじき暴言を放ってきた。

 しかも、忘れてはならないことは、菅官房長官は安倍政権下で噴出したあらゆる疑惑の“当事者”でもある、ということだ。

■森友公文書改ざんは菅官房長官が司令塔、近畿財務局職員・赤木俊夫さんを追い込んだ

 その最たる例が、森友公文書改ざん問題だろう。というのも公文書改ざんは、安倍首相の指示を受けた菅官房長官が、佐川宣寿・理財局長(当時)らに命じてはじまった可能性が高いからだ。

 公文書改ざんは2017年2月17日の「私や妻が関係していたということになれば、私は間違いなく総理大臣も国会議員も辞める」という安倍首相の国会答弁がすべてのはじまりだったが、安倍首相は「総理を辞める」宣言のあと、菅官房長官に「私の家内の名前も出ましたから、しっかりと徹底的に調べるように」と指示を出していたことを国会でも認めている。

 実際、菅官房長官はこれを受けて、同月22日に財務省の佐川理財局長と中村稔・総務課長、太田充・大臣官房総括審議官(いずれも当時)を呼び出している。ここで佐川氏は、昭恵夫人付職員だった谷査恵子氏が森友学園の小学校に賃料引き下げの優遇措置を適用できないかなどと財務省に照会していたことを報告。そして、この面談から4日後の26日から改ざん作業ははじまり、財務省の指示により真っ先に昭恵夫人や安倍首相の名前が入った箇所がことごとく削除されていく。その作業を強要されたのが、自殺した近畿財務局職員・赤木俊夫さんだったのである。

 赤木さんの妻・雅子さんは、安倍首相が辞任の意向を固めた際、「次に総理大臣になる方は、夫がなぜ自死に追い込まれたのかについて、有識者によって構成される第三者委員会を立ち上げ、公正中立な調査を実施していただきたいと思います」とコメントを公表したが、“改ざんの当事者”である疑いが濃厚な菅官房長官が総理大臣となれば、この訴えが聞き入れられることはないだろう。

 さらに、菅官房長官の強権性を物語るのが、沖縄の辺野古新基地建設問題だ。

 安倍政権は辺野古新基地建設に反対する民意を無視し、基地反対運動に参加する市民たちを暴力で排除したり、繰り返される在沖米軍による事故や事件にも政府として何ひとつ向き合わず沖縄をいじめ抜いてきたが、その先頭に立ってきたのが沖縄担当大臣でもある菅官房長官。しかも、そのやり方は陰湿そのもので、沖縄県知事選では潤沢な選挙資金と組織力にものを言わせたすさまじい物量作戦を展開しただけでなく、街頭演説で「携帯電話料金の4割削減」などというデタラメな公約を打ち出した上、玉城デニー氏を誹謗中傷する大量のデマ喧伝にも間接的にかかわっていたという疑惑もある(詳しくは既報参照→https://lite-ra.com/2018/09/post-4241.html)。

 2018年に亡くなった翁長雄志・前沖縄県知事と菅官房長官は法政大学の同窓でもあるのだが、翁長氏が講演で明かしたところによると、2015年9月に沖縄県と政府の集中協議が決裂した際、翁長氏が「私の話は通じませんか」と問いかけると、菅官房長官はこう語ったのだという。

「私は戦後生まれなので沖縄の歴史はなかなか分からないが、19年前の日米合同会議の辺野古が唯一というのが私の全てです」

■『クローズアップ現代』『報道ステーション』に圧力、キャスター、コメンテーターの降板に追い込んだ

 また、この集中審議後の会見で菅官房長官は、翁長氏の「戦後の強制接収が普天間問題の原点」という主張に対し、こんなことを言い放っている。

「賛同できない。戦後は日本全国、悲惨ななかでみなさんが大変ご苦労されて今日の豊かで平和で自由な国を築き上げてきた」

 みんな苦労したのだから、沖縄だけ文句を言うな──。少しでも沖縄の歴史を知っていれば、とてもじゃないが口にできるはずがない言葉だ。しかし、菅官房長官は「戦後生まれだから」という理由で沖縄を知ろうともしなかったくせに、翁長知事の訃報に際しては「2人になると沖縄の発展について話し合いをよくした」などと発言したのである。

 これでよく「人情家」などという評価が出てくるのか、さっぱり意味がわからないが、しかし菅官房長官を語る上でもっとも重要なのは、安倍政権によるメディア圧力を担ってきた、という点だ。

 というのも、菅官房長官はニュース番組やワイドショーなどの放送をいちいちチェックしており、気にくわない報道やコメントがあれば、すぐさま上層部にクレームを入れることで圧力を高めてきた張本人だからだ。

 たとえば、2014年7月にNHKの『クローズアップ現代』に出演した際には、閣議決定されたばかりだった集団的自衛権の行使容認についてキャスターの国谷裕子氏が厳しい質問を繰り出し、菅官房長官は激怒。その後、政権側は『クロ現』のやらせ問題を隠れ蓑にして圧力を強め、最終的に国谷氏のキャスター降板まで追い詰めた。

 さらに有名なのが、『報道ステーション』(テレビ朝日)で古賀茂明氏が「I am not ABE」と発言し、レギュラーコメンテーターを降板させられた事件だろう。このとき官邸は古賀発言に大激怒し、本サイトでも当時伝えたように「菅官房長官の秘書官」が放送中から番組編集長に電話をかけまくり、出なかったため、今度はショートメールで猛抗議。その内容は「古賀は万死に値する」というようなもので、恫喝以外の何物でもなかった。

 のちに古賀氏は著書『日本中枢の狂謀』(講談社)で、恫喝した菅官房長官の秘書官が警察官僚の中村格氏であったことを明かしている。中村氏といえば、官邸に近いジャーナリスト・山口敬之氏による伊藤詩織さんへの性暴力疑惑をめぐって、直前で山口氏の逮捕取りやめを指示した人物として知られるが、このようにして菅官房長官はマスコミをコントロールしてきたのだ。

■会食でメディア関係者、ジャーナリストを手なづけ、懐柔する作戦も

 しかも、菅官房長官は恫喝するだけではなく、マスコミ関係者と会食をしては手懐けるという安倍首相と同じ手法もとっている。そして、その会食相手には、菅官房長官へのヨイショ発言も目立つ『ひるおび!』(TBS)司会の恵俊彰の名が取り沙汰されたこともある。

 菅官房長官のこうした懐柔工作は、政権に批判的なキャスターにも向けられている。毎日新聞の主筆や『NEWS23』(TBS)アンカーなどを務めた故・岸井成格氏は、佐高信氏との対談本『偽りの保守・安倍晋三の正体』(講談社)で菅官房長官の手口を証言している。これによれば、岸井氏は企業の幹部に話をするという勉強会を長くつづけていたのだが、その場に菅官房長官が突然、やってきたというのだ。

「(菅官房長官は)黙って来た。誰かから聞いて知ったんだろう。最初から最後までいたよ。終わると『今日はいい話を聞かせていただいて、ありがとうございました』と言って帰っていった。怖いよな」
「『どこで何を話しているか、全部知っていますよ』ということを見せているわけだ。『人脈も把握しています。岸井さんが動いているところにはいつでも入っていけますよ』というメッセージかもしれない」(『偽りの保守・安倍晋三の正体』より)

 まさに、菅官房長官が陰に陽に繰り広げてきたメディア工作により忖度が広がり、スキャンダルや疑惑が持ち上がっても批判的な報道が徹底してなされず、安倍政権は約8年もの長期政権となったわけだが、当然、菅官房長官が次期総理となれば、メディア圧力はさらに激しさを増し、安倍政権以上に批判が封じ込められることは必至だ。

 現に、菅官房長官は“ポスト安倍”を睨んで、安倍首相が辞意表明をおこなう前から積極的なメディア露出を展開。8月だけでも、1日『ウェークアップ!ぷらす』(読売テレビ)、2日『日曜討論』(NHK)、7日『櫻LIVE 君の一歩が朝を変える!』(言論テレビ)、18日『深層NEWS』(BS日テレ)、21日『報道ステーション』(テレビ朝日)と、テレビやネットの番組に次々と出演したが、どの番組も菅官房長官の言い分を言わせっぱなしで、たとえば『報ステ』では一応「GoToキャンペーン」や国会を開かない問題を質問したものの、菅話法で返されるとほとんど反論できず、そのインチキな主張を垂れ流した。前述したように『報ステ』はかつて菅官房長官から露骨に圧力をかけられたことがあるが、メディアへの圧力問題にはふれることすらできなかった。

 圧力をかけられることを恐れ、総裁・総理になる前から及び腰となり、「安倍政権のゲッベルス」と呼ぶべき人物を「パンケーキおじさん」と実態を覆うための糖衣でくるんでヨイショ報道に終始する──。ようするに、菅総理が誕生するということは、安倍政権の悪夢がこれからもつづいてゆくということにすぎないのである。

(編集部)



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/473.html

記事 [政治・選挙・NHK275] <拡散、お願いします >合流新党が大化けする変化の胎動(植草一秀の『知られざる真実』)



合流新党が大化けする変化の胎動
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-947656.html
2020年9月 1日 植草一秀の『知られざる真実』


安倍内閣の7年9ヵ月。

政権の課題として掲げたのは

拉致問題の解決

北方領土問題の解決

憲法改正

だが、すべては1ミリも動かずに終わった。

大幅に後退した感も強い。

経済の再生を「アベノミクス」と自ら命名してアピールしたが、日本経済は完全に水没した。

2012年10―12月期の実質GDPが498兆円。

2020年4−6月期の実質GDPは485兆円になった。

第2次安倍内閣発足後の実質GDP成長率単純平均値(季調済前期比年率)は−0.1%。

東日本大震災・フクシマ原発事故に見舞われた民主党政権でさえ、実質GDP成長率平均値は+1.7%だった。

一人当たり実質賃金は約6%減少した。

世界最悪の経済パフォーマンスを実現した。

実現したのは、特定秘密保護法制定、集団的自衛権行使容認憲法解釈変更、戦争法制制定、共謀罪創設、TPP参加など。

賛否が分かれるが、これらの施策が「安倍政治を許さない」運動の背景になった。

下村博文氏、甘利明氏の疑惑は解消されなかった。

森友・加計・桜疑惑は安倍首相自身の問題である。

日本の刑事司法が適正に機能していれば、すべてが刑事事件として立件されているはずだ。

河井克行夫妻の公選法違反事件にも安倍首相自身が深く関与している疑いがある。

この刑事事件捜査から逃れるために首相辞任を決断したとの見立てもある。

コロナ対応では失態に次ぐ失態を続けた。

台湾政府は昨年12月末の時点で武漢市の異変を捕捉し、直ちに防疫体制を強化した。

台湾政府は武漢市が封鎖された1月23日に武漢市からの入境禁止措置を取った。

安倍首相は武漢市が封鎖された翌日の1月24日に在中国日本大使館HPで中国国民に春節の休暇を利用しての訪日を動画メッセージで要請した。

3月1日には東京マラソン実施を強行した。

3月24日に東京五輪開催延期が正式に決定されるまで、本年7月の東京五輪開催を強行する姿勢を貫いた。

安倍首相自身が最終的には排除したアベノマスクの配布に466億円もの国費を投入した。

自宅で過ごす模様の動画配信にも失敗した。

挙げ句の果ては、感染拡大が進行するなかでGoToトラブルキャンペーンを強行した。

安倍内閣の支持率は低迷し、次の総選挙での大敗北の可能性が高まった。

この危機を打開するために政権交代寸劇が演じられている。

菅義偉政権への移行は既定路線。

本ブログで当初から想定してきたもの。

首相辞任を美談に仕立て上げて、電波ジャックの状態を維持して10月25日衆院総選挙になだれ込む。

新しい首相選出は「新しい密室政治」の産物でしかない。

刑事司法とマスメディアを支配し、国民を丸め込めば、国会支配を継続できると踏んでいる。

この「自公高笑い大芝居」を容認するのかどうかは、野党と市民の行動にかかっている。

立憲・国民の合流新党が生きるか死ぬかは、新党が明確な政策路線を明示できるかどうかにかかっている。

「立憲主義の深化」を明示することで「隠れ自公」の玉木雄一郎氏などが新党への合流を取りやめた。

「原発ゼロ」を明示することで、「原発推進」の電力労連、電機連合などの産別労組が新党支援を行わない決定を下すなら、新党結成に大いなる意義が生まれる。

事態が一歩ずつ、この方向に近付いている。

さらに、「共生の経済政策」の象徴は「消費税減税・撤廃」である。

新党がこの施策の提示を検討し始めた。

「憲法破壊を許さない」、「原発ゼロ」、「消費税減税・廃止」の旗を鮮明に打ち立てて、基本政策を共有する政治勢力と市民の結集を図れば、10月25日に総選挙が実施されても、過半数を確保する可能性が生じる。

自公の三文芝居を見るより、「安倍政治を許さない」勢力の結集を注目する方がはるかにエキサイティングだ。


関連記事
<これならいける!!>枝野氏、“合流新党”経済対策で検討 消費税一時的に「ゼロ」も(TBS)
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記事 [政治・選挙・NHK275] テレビの解説では絶対に菅の本性を言わない。安倍の数々の不正の実行支持者。(かっちの言い分)
テレビの解説では絶対に菅の本性を言わない。安倍の数々の不正の実行支持者。
https://31634308.at.webry.info/202009/article_1.html?1598956526


菅氏が総理大臣になることは、ほぼ確実となった。菅氏は安倍政治の継承と述べている。正に、悪事がバレないための継承である。その菅の本質を実に突いている記事がリテラから出ている。


この記事の中で安倍内閣の「ゲッペルス」だと書かれている。このゲッペレスとは、アドルフ・ヒトラーに接近し、第3代宣伝全国指導者を勤めてナチスのプロパガンダを積極的に広め、ナチ党の勢力拡大に貢献した人である。その特徴は、強面で極めて断定的に述べる。詳しくは説明しない。官邸記者会見でも「全く問題ない」、「全く当たらない」、「関係省庁に聞いてくれ」と、自分ではその理由などを離さない。極めて断定的である。東京新聞の望月記者には露骨に、あなたには答える必要はないとまで言い切る。以下の記事のように、安倍政権に批判的番組には徹底的に潰しにかかる。安倍の行った加計、森友、桜の事件に対処に全てに深く関わっていた。


 以下の記事のようなことを、テレビのしたり顔の解説者も絶対に言わない。そんな陰険な菅氏がまた首相になることは日本の不幸だ。自民一強を少しでも減らして、菅を降ろすことが重要である。石破氏は森友、桜ももう一度調査したいとも言っている。野党の新党は、野党全体をまとめる極めて重要な役割を担っている。過半数に限りなく近い議員を当選させなければならない。


「密室談合」による菅官房長官の次期総理就任を許していいのか! GoTo、沖縄いじめ、公文書改ざん、メディア圧力の最大の戦犯
https://lite-ra.com/2020/09/post-5611.html?utm_source=onesignal&utm_medium=button&utm_campaign=push


やっぱり菅義偉官房長官が表に出てきた。細田派・麻生派の支持を取り付けた菅官房長官は明日会見を開いて総裁選出馬を発表すると見られているが、もちろんこれらはすべて「密談」で決定済みの茶番劇だ。
 本サイトでは、菅官房長官が安倍首相の最大の後見人である“極右の女神”櫻井よしこのネット放送『言論テレビ』に出演したときから、“とにかく石破だけは避けたい”安倍首相が菅官房長官を選んだ結果、と分析していたが、そのとおりだったということだろう。
 しかも、安倍首相が菅押しの二階俊博幹事長に「総裁選は一任する」と明言したときから、石破茂氏をつぶすため党員・党友による投票が省略されることも既定路線。党員・党友投票見送り方針には地方組織や若手議員から反対の声があがっていたが、二階幹事長は「両院議員総会」案を主張し、自民党総務会もこれを決定。菅官房長官が次期総裁・首相となることは確実だ。


 そして、こうした動きと合わせてすでにワイドショーも「次期総理最有力」として菅官房長官の特集を組み、昨日放送の『ゴゴスマ〜GOGO!Smile!〜』(CBCテレビ)では「集団就職で秋田から上京してきた苦労人」「段ボール工場で住み込みしていた苦学生」「叩き上げ」「甘いもの好き」「人情家」「意外とお茶目」などと喧伝。コメンテーターが「好きになりそう」などと無邪気なコメントを繰り広げていた。
 菅官房長官は新型コロナの感染拡大の局面で「GoToトラベル」を前倒しして決行させた張本人であるというのに、そうした検証もすっ飛ばして“ポスト安倍”として露骨なヨイショ報道をする……。だが、言うまでもなく、菅官房長官は「令和おじさん」「パンケーキおじさん」などで片付けられるようなものではない。その正体は安倍首相とまったく同じだ。


 そもそも、菅官房長官といえば「安倍政権のゲッベルス」として安倍首相の強権的な政治運営を支え、質問に答えない「スガ話法」で記者会見をズタズタにしただけではなく、加計学園問題では「総理のご意向」文書を「怪文書」呼ばわりしたり、前川喜平・元文科事務次官のことを「前川氏は当初は責任者として自ら辞める意向をまったく示さず、地位にレンメン(編集部注・おそらく「恋々」の間違い)としがみついていた」などと虚偽の情報で人格攻撃を展開。さらに、東京新聞の望月衣塑子記者の質問に対しては「あなたに答える必要はありません」「ここは質問に答える場所ではない」などと官房長官としてあるまじき暴言を放ってきた。


 しかも、忘れてはならないことは、菅官房長官は安倍政権下で噴出したあらゆる疑惑の“当事者”でもある、ということだ。
森友公文書改ざんは菅官房長官が司令塔、近畿財務局職員・赤木俊夫さんを追い込んだ
 その最たる例が、森友公文書改ざん問題だろう。というのも公文書改ざんは、安倍首相の指示を受けた菅官房長官が、佐川宣寿・理財局長(当時)らに命じてはじまった可能性が高いからだ。
 公文書改ざんは2017年2月17日の「私や妻が関係していたということになれば、私は間違いなく総理大臣も国会議員も辞める」という安倍首相の国会答弁がすべてのはじまりだったが、安倍首相は「総理を辞める」宣言のあと、菅官房長官に「私の家内の名前も出ましたから、しっかりと徹底的に調べるように」と指示を出していたことを国会でも認めている。


 実際、菅官房長官はこれを受けて、同月22日に財務省の佐川理財局長と中村稔・総務課長、太田充・大臣官房総括審議官(いずれも当時)を呼び出している。ここで佐川氏は、昭恵夫人付職員だった谷査恵子氏が森友学園の小学校に賃料引き下げの優遇措置を適用できないかなどと財務省に照会していたことを報告。そして、この面談から4日後の26日から改ざん作業ははじまり、財務省の指示により真っ先に昭恵夫人や安倍首相の名前が入った箇所がことごとく削除されていく。その作業を強要されたのが、自殺した近畿財務局職員・赤木俊夫さんだったのである。
 赤木さんの妻・雅子さんは、安倍首相が辞任の意向を固めた際、「次に総理大臣になる方は、夫がなぜ自死に追い込まれたのかについて、有識者によって構成される第三者委員会を立ち上げ、公正中立な調査を実施していただきたいと思います」とコメントを公表したが、“改ざんの当事者”である疑いが濃厚な菅官房長官が総理大臣となれば、この訴えが聞き入れられることはないだろう。
 さらに、菅官房長官の強権性を物語るのが、沖縄の辺野古新基地建設問題だ。


 安倍政権は辺野古新基地建設に反対する民意を無視し、基地反対運動に参加する市民たちを暴力で排除したり、繰り返される在沖米軍による事故や事件にも政府として何ひとつ向き合わず沖縄をいじめ抜いてきたが、その先頭に立ってきたのが沖縄担当大臣でもある菅官房長官。しかも、そのやり方は陰湿そのもので、沖縄県知事選では潤沢な選挙資金と組織力にものを言わせたすさまじい物量作戦を展開しただけでなく、街頭演説で「携帯電話料金の4割削減」などというデタラメな公約を打ち出した上、玉城デニー氏を誹謗中傷する大量のデマ喧伝にも間接的にかかわっていたという疑惑もある(詳しくは既報参照→https://lite-ra.com/2018/09/post-4241.html)。
 2018年に亡くなった翁長雄志・前沖縄県知事と菅官房長官は法政大学の同窓でもあるのだが、翁長氏が講演で明かしたところによると、2015年9月に沖縄県と政府の集中協議が決裂した際、翁長氏が「私の話は通じませんか」と問いかけると、菅官房長官はこう語ったのだという。
「私は戦後生まれなので沖縄の歴史はなかなか分からないが、19年前の日米合同会議の辺野古が唯一というのが私の全てです」


『クローズアップ現代』『報道ステーション』に圧力、キャスター、コメンテーターの降板に追い込んだ

また、この集中審議後の会見で菅官房長官は、翁長氏の「戦後の強制接収が普天間問題の原点」という主張に対し、こんなことを言い放っている。
「賛同できない。戦後は日本全国、悲惨ななかでみなさんが大変ご苦労されて今日の豊かで平和で自由な国を築き上げてきた」
 みんな苦労したのだから、沖縄だけ文句を言うな──。少しでも沖縄の歴史を知っていれば、とてもじゃないが口にできるはずがない言葉だ。しかし、菅官房長官は「戦後生まれだから」という理由で沖縄を知ろうともしなかったくせに、翁長知事の訃報に際しては「2人になると沖縄の発展について話し合いをよくした」などと発言したのである。


 これでよく「人情家」などという評価が出てくるのか、さっぱり意味がわからないが、しかし菅官房長官を語る上でもっとも重要なのは、安倍政権によるメディア圧力を担ってきた、という点だ。
 というのも、菅官房長官はニュース番組やワイドショーなどの放送をいちいちチェックしており、気にくわない報道やコメントがあれば、すぐさま上層部にクレームを入れることで圧力を高めてきた張本人だからだ。
 たとえば、2014年7月にNHKの『クローズアップ現代』に出演した際には、閣議決定されたばかりだった集団的自衛権の行使容認についてキャスターの国谷裕子氏が厳しい質問を繰り出し、菅官房長官は激怒。その後、政権側は『クロ現』のやらせ問題を隠れ蓑にして圧力を強め、最終的に国谷氏のキャスター降板まで追い詰めた。


 さらに有名なのが、『報道ステーション』(テレビ朝日)で古賀茂明氏が「I am not ABE」と発言し、レギュラーコメンテーターを降板させられた事件だろう。このとき官邸は古賀発言に大激怒し、本サイトでも当時伝えたように「菅官房長官の秘書官」が放送中から番組編集長に電話をかけまくり、出なかったため、今度はショートメールで猛抗議。その内容は「古賀は万死に値する」というようなもので、恫喝以外の何物でもなかった。
 のちに古賀氏は著書『日本中枢の狂謀』(講談社)で、恫喝した菅官房長官の秘書官が警察官僚の中村格氏であったことを明かしている。中村氏といえば、官邸に近いジャーナリスト・山口敬之氏による伊藤詩織さんへの性暴力疑惑をめぐって、直前で山口氏の逮捕取りやめを指示した人物として知られるが、このようにして菅官房長官はマスコミをコントロールしてきたのだ。


会食でメディア関係者、ジャーナリストを手なづけ、懐柔する作戦も
 しかも、菅官房長官は恫喝するだけではなく、マスコミ関係者と会食をしては手懐けるという安倍首相と同じ手法もとっている。そして、その会食相手には、菅官房長官へのヨイショ発言も目立つ『ひるおび!』(TBS)司会の恵俊彰の名が取り沙汰されたこともある。
 菅官房長官のこうした懐柔工作は、政権に批判的なキャスターにも向けられている。毎日新聞の主筆や『NEWS23』(TBS)アンカーなどを務めた故・岸井成格氏は、佐高信氏との対談本『偽りの保守・安倍晋三の正体』(講談社)で菅官房長官の手口を証言している。これによれば、岸井氏は企業の幹部に話をするという勉強会を長くつづけていたのだが、その場に菅官房長官が突然、やってきたというのだ。
「(菅官房長官は)黙って来た。誰かから聞いて知ったんだろう。最初から最後までいたよ。終わると『今日はいい話を聞かせていただいて、ありがとうございました』と言って帰っていった。怖いよな」
「『どこで何を話しているか、全部知っていますよ』ということを見せているわけだ。『人脈も把握しています。岸井さんが動いているところにはいつでも入っていけますよ』というメッセージかもしれない」(『偽りの保守・安倍晋三の正体』より)
 まさに、菅官房長官が陰に陽に繰り広げてきたメディア工作により忖度が広がり、スキャンダルや疑惑が持ち上がっても批判的な報道が徹底してなされず、安倍政権は約8年もの長期政権となったわけだが、当然、菅官房長官が次期総理となれば、メディア圧力はさらに激しさを増し、安倍政権以上に批判が封じ込められることは必至だ。


 現に、菅官房長官は“ポスト安倍”を睨んで、安倍首相が辞意表明をおこなう前から積極的なメディア露出を展開。8月だけでも、1日『ウェークアップ!ぷらす』(読売テレビ)、2日『日曜討論』(NHK)、7日『櫻LIVE 君の一歩が朝を変える!』(言論テレビ)、18日『深層NEWS』(BS日テレ)、21日『報道ステーション』(テレビ朝日)と、テレビやネットの番組に次々と出演したが、どの番組も菅官房長官の言い分を言わせっぱなしで、たとえば『報ステ』では一応「GoToキャンペーン」や国会を開かない問題を質問したものの、菅話法で返されるとほとんど反論できず、そのインチキな主張を垂れ流した。前述したように『報ステ』はかつて菅官房長官から露骨に圧力をかけられたことがあるが、メディアへの圧力問題にはふれることすらできなかった。


 圧力をかけられることを恐れ、総裁・総理になる前から及び腰となり、「安倍政権のゲッベルス」と呼ぶべき人物を「パンケーキおじさん」と実態を覆うための糖衣でくるんでヨイショ報道に終始する──。ようするに、菅総理が誕生するということは、安倍政権の悪夢がこれからもつづいてゆくということにすぎないのである。
(編集部)

http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/475.html

記事 [政治・選挙・NHK275] チマチマとしたコップの中の嵐にウンザリだ。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2020/09/blog-post_1.html
9月 01, 2020 日々雑感(My impressions daily)

<安倍晋三首相の辞任に伴う自民党総裁選が党員投票を省略した形で実施される見通しであることについて、疑問の目を向ける動きが同党の地方組織に広がっている。党費を納める党員に本来は認められる「最大の権利」(鳥取県連)といった声や、地方の声の反映を求める意見が上がる。10府県連が党員投票の実施を求める事態になっている。

 実施を求めているのは岩手、山形、神奈川、岐阜、三重、滋賀、大阪、兵庫、鳥取、島根の各府県連。神奈川県連が提出した要望書は総裁選で投票できることを「党員唯一とも言うべき利点」と表現した。記者会見した土井隆典幹事長は「党員があってこそ県連が成り立っている。ないがしろにすることはできない」と説明する。滋賀県連の川島隆二幹事長も「党費を納める時に総裁を決める選挙権があると言っている。党員の意思が反映されなかったら、政党として駄目だと思う」と指摘した。

 一方、総裁選で地方の声を反映させるために党員投票を求める県連もある。「国会議員は東京など都市部選出の議員が多い。地方の声を反映するためにも党員投票にすべきだ」と岩手県連の岩崎友一幹事長は語る。島根県連の絲原徳康(いとはらとくやす)幹事長も「経済や人口減少問題など厳しい地方の声を反映させられるようにしてほしい」と強調した>(以上「毎日新聞」より引用)


 何と平和な永田町一丁目だろうか。世界を見渡すまでもなく、中共政府が台湾併呑の動きを見せ、米国の空母打撃群が二艦隊も南シナ海に展開して睨み合っているというにも拘らず。

 国内でも武漢肺炎の感染拡大は収束するまでもなく、企業倒産と大量失業が目前に迫っているというのに、最大政権与党は「総裁選ゴッコ「に明け暮れている。それを煽っているのがお子様マスメディアだ。

 誰が安倍氏の後継に決まろうと、自公政権が劇的に変わるはずもない。日本経済はこのまま武漢肺炎不況の坂道を転がり落ちるだけだ。

 なぜ日本政府は対中デカップリングに積極的な賛意を示さないのだろうか。そして香港から徹底を示している国際金融センターの機能と人材を日本の大阪に受け入れる姿勢を明確に示すべきだ。

 近々起きると予想される首都直下型大震災があった場合のバックアップとして、大阪に首都代替機能を移転させておくことは必要だ。名称や行政区分変化を主張する「大阪都」構想などお遊びの話ではなく、現実的な首都代替都市構想を実現させて約必要がある。

 もちろん国家データも東日本と西日本とにダブルで保存しておく必要がある。官邸機能を補完する施設も大阪に用意しておく必要がある。

 そうした危機管理をしっかり行う基礎として、国際金融センター機能を大阪で受け容れるべきだ。外国人労働者34.5万人ではなく、香港の金融センターの人材を数十万人単位に日本国籍を与え、家族含めて受け容れるべきだ。

 中共政府の中国をデカップリングするのだから、当然中国へ進出していた邦人企業を国内に回帰させるための施策を強力に推進すべきだ。そして企業投資と研究開発に対する大幅な減税を行うべきだ。

 もちろん経済成長のために個人消費を活性化するために消費税を廃止し、国内農業に対する戸別補償なども実施すべき制度設計しなければならない。外国の安い農産物に依存していては、日本の食糧安全保障はいつまで経っても厳しいままだ。

 非常時に当てにならない中国と農産物で緊密な取引を行うのは日本の未来を誤らせることになる。既に中国は食糧危機が目の前に迫っている。日本の農産物が爆買いされて国内の農産物が不足する事態が起きないようにしなければならない。マスクの二の舞が食糧ではあっては大変なことになる。

 こうした議論なき自民党の総裁選は全くどうでも良い。一日も早く解散総選挙を行って、政権交代を果たすのを願うしかない。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/476.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 菅氏「党員投票すべき」発言ブーメラン 世襲制限も腰砕け(日刊ゲンダイ)







菅氏「党員投票すべき」発言ブーメラン 世襲制限も腰砕け
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278093
2020/09/01 日刊ゲンダイ


過去にも自らの発言を翻している(31日、首相官邸に入る菅官房長官)/(C)共同通信社

 これで首相が務まるのか。2日、自民党総裁選に出馬表明する菅官房長官。党内からは「政策の継続性」を求める声が上がっているが、菅長官に継続性は期待できそうにない。過去の発言が“ブーメラン”となり、SNSで話題になっている。

過去の「党員投票すべき」発言がブーメラン

 菅長官は、民主党政権時の2011年8月、菅直人首相の退陣後、議員だけで代表選が実施されることについて〈候補者は民主党議員の顔色をうかがい、多数派工作に終始〉〈自民党が総裁を選ぶ際には、全国で遊説を行いって(原文ママ)国民に広く考えを示し、政策論争を深めてきました〉とブログで猛批判していた。

 現在、自民党内では若手議員を中心に党員投票を求める声が噴出しているが、執行部はあくまで党員投票を省略した両院議員総会で実施する方針だ。民主党を批判した11年当時から考えが変わっていないなら、菅長官は自ら「党員投票すべし」と訴えるべきではないか。しかし、31日の会見で見解を問われ「コメントは控える」と逃げた。

 さすがにSNSでは〈早くもブーメラン直撃〉との声が続出。実は、過去にも菅長官は自らの発言を翻している。自民党が下野した09年総選挙前の5月、菅長官は選対副委員長として「世襲制限」の必要性を訴えた。3親等以内の親族の引退直後に同じ選挙区から出馬する候補を公認しないという内容だ。

「当時、勢いがあった民主党が『世襲制限』を選挙公約に入れていた。自民党の支持率低迷に危機感を持った菅さんは民主党に対抗するため、『世襲制限』を声高に訴えたのです。自らが叩き上げということも影響したとみられています」(永田町関係者)

最終的には「世襲議員」をヨイショ

 要するに民主党の公約をパクったわけだ。ところが世襲制限を適用すると、09年初出馬で、父に小泉純一郎氏を持つ進次郎氏が公認を得られないことになる。これに、進次郎氏の支援者や党内の世襲議員から異論が続出した。すると、菅長官はトーンダウン。神奈川県連会長でもあった菅長官は同年6月になって、県連幹部との協議の末「次の次の衆院選から適用」とまさかの腰砕けに終わったのだった。

 当時の「変節」の言い訳がしたかったのか、菅長官は12年11月29日付の朝日新聞のインタビューで、世襲制限の必要性を訴えつつも、〈世襲は禁止ではなく制限〉と発言。世襲の安倍首相や麻生副総理を〈物おじしない〉と評価し、〈小泉純一郎元首相の次男である進次郎さんは、誰もが将来を期待している〉と持ち上げてみせたのだから情けない。「手堅い」との評判もある菅長官だが、今後もブレブレ必至だ。




http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/477.html

記事 [政治・選挙・NHK275] <きっこさん「期待したい」>某週刊誌「自民党から河井案里陣営に流れた1億5000万円の振込データ入手」 来週にも報じる…






http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/478.html
記事 [政治・選挙・NHK275] 石破茂が森友公文書改ざんや河井前法相への1億5千万円など安倍政権の疑惑を検証すると約束!『モーニングショー』で(リテラ)
石破茂が森友公文書改ざんや河井前法相への1億5千万円など安倍政権の疑惑を検証すると約束!『モーニングショー』で
https://lite-ra.com/2020/09/post-5612.html
2020.09.01 石破茂が安倍政権の疑惑を検証すると約束『モーニングショー』で リテラ

    
    石破茂Twitterより

きょう16時30分ごろから、石破茂氏が総裁選への出馬会見をおこなった。「密室談合」による菅義偉官房長官の次期総裁・総理就任が決定的になり、窮地に追い込まれている石破氏がどんな反撃を見せるのか。まだ不透明だが、実はその石破氏が本日今朝放送の『モーニングショー』(テレビ朝日)に出演して、注目する発言をおこなった。

 いま、自民党内で広がる“菅支持”“石破潰し”について、ジャーナリストの青木理氏が「石破さんは安倍政権の問題をきちんと正面から批判してきたが、石破さんになったら、たとえば森友学園の公文書改ざん、自殺した赤木さんの奥さまが一生懸命真相解明を訴えている問題、あるいは初公判が始まった河井前法務大臣のところになんで1億5000万円いったのとか、そのあたりの真相解明に手をつけられたらたまったもんじゃない。“石破だけにはやらせたらまずい”というような意向があるんじゃないかと思うんですけど、その辺りはどうですか」と切り込んだ。

 すると、石破氏は「う〜ん、それはわからない、聞いたわけじゃないから」と前置きしつつも、自らの今回の総裁選スローガンである「納得と共感」を強調するかたちでこう答えたのだ。

「政治っていうのはどこかで泣いている人がいないか、どこかで不当に扱われている人がいないか、そういうものを無視したら政治じゃないし、冒頭に申し上げた納得も共感も得られないと思うんですよ。そういう人たちにきちんと共感してもらえる、国会議員のための政治じゃないんで、そういうような政治に対する信頼がいま一番必要なんじゃないか、そういうふうに私は思っています」

 これに、MCの羽鳥慎一アナウンサーが「石破さんになったら、公文書改ざん問題とかにはしっかり手をつけていくということですか?」とつっこんだのだが、すると、石破氏はたじろぐことなく、こう言い切った

「それはどういうことであったのか。政権の外に私はいましたから。きちんと何がどうなっているんだと、それはきちんと検証して正すところは正していかないと、それは国民の信頼を得られないと思いますよ」

 さらに青木氏が「公文書の改ざんにせよ、河井前法務大臣のところに1億5000万円いった件にせよ、別に司直の手が入らなくても、党の総裁が、あるいは首相が、これは調べようじゃないか、と声をかければ、財務省も調べるだろうし、自民党内でも調べられので、それはもし石破さんがなれば、国民に一定程度納得できるようなかたちで、示していきたい こういうことでよろしいわけですか」と念を押すと、石破氏はこう答えた。

「そうですね。『納得』ですもん。そうだよね、そういう面倒臭いことをきちんと検証しないで何で納得が得られるの。政府がそういうことで、どうして共感が得られるの、ということです」

■菅官房長官が首相になればすべての疑惑は闇に葬り去られる!

 今朝の『モーニングショー』では、青木氏や羽鳥の質問を受けて答えただけだったが、その発言からは、首相になったら安倍政権の疑惑を追及する意思があることが読み取れた。

 これから窮地に立った石破氏がさらに安倍政権の疑惑解明を前面に押し出して、世論に訴えていく可能性もある。

 そうなったら、国民はとりあえず石破茂氏を後押しするべきではないか。このまま菅政権を許したら、森友公文書改ざん問題や加計学園疑惑、「桜を見る会」疑惑も、河井前法相夫妻の買収事件やカジノ汚職への安倍首相や菅官房長官の関与もすべてなかったことにされてしまうは確実なのだ。石破氏の政策に相容れない部分があったとしても、まず安倍政権の行政の私物化・腐敗政治を断ち切るための意思表示をすべきだろう。

(編集部)



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/479.html

   

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