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2020年8月29日00時35分 〜
記事 [政治・選挙・NHK275] 祝!安倍首相辞任 アベ政治を完全に終わらすことが必要(志葉玲タイムス)



祝!安倍首相辞任 アベ政治を完全に終わらすことが必要
https://www.reishiva.net/entry/2020/08/28/233555
2020-08-28 志葉玲タイムス


首相官邸ウェブサイトより


 安倍晋三首相が今日、辞任すると発表したことは、祝うべきことだ。戦後の日本で、安倍政権ほど、政治・社会をメチャクチャにした政権はないだろう。日本の憲政史上、最悪最低の7年8ヶ月であった。本来であれば、数々のスキャンダルから安倍首相はもっと早くに辞任していたはずだった。もし、自民党の政治家達がもっと勇気があり、かつマトモであったならば。もし、日本の大手マスコミが圧力に屈したり、自主規制したりしなければ。もし、もっと多くの有権者が政治についてもっと注意深く観察し、選挙の際に投票していたならば。そう、安倍首相が辞任すること自体は、喜ばしいことであるが、安倍首相の「負のレガシー」が日本の政治に残るようなことがあってはいけない。安倍政権の終わりと共に、いわゆる"アベ政治”的なものも、日本の政治から払拭しないといけないのである。つまり、

・平気で嘘をつく

・一部の利害関係者以外の全ての人々を軽んじる姿勢

・憲法や法律を勝手な解釈で歪める

・国会軽視

・報道機関への圧力

・公文書を改ざん、処分

・人事で官僚を支配し全て自分の都合良く使う

・佐川元理財局長等、政権に媚び悪事を働いた輩の不処罰

・公的資金を自分の都合で使う(日銀等による株価操作など)

・徹底的な対米追従、沖縄敵視

・オリンピックに乗じた難民や外国人の排斥

・石炭中毒、原発中毒

・軍事費使いまくり

・歴史修正主義

・経団連の完コピ政策

・日本会議完コピ政策

・消費税増税等、デタラメで戦略性のない経済政策

・災害やコロナ等、危機的な状況時に働かない

・その他やるやる詐欺

 などであろう(他にもいろいろあるが、とりあえず思いついたものを列挙した)。

 大手マスコミ報道は、早くも「ポスト安倍」に焦点を移そうとしているが、上述したように、とりわけ大手マスコミの「忖度報道」は安倍政権の「憲政史上最長」まで生きながらえさせた共犯者である。またポスト安倍とされる政治家もそのほとんどが安倍政権を支えてきた責任がある。誰が後任になるにせよ、”アベ政治”的なものが、日本の政治から完全に払拭されないといけないし、今度こそ、報道関係者は「権力を監視する」という役割を果たすべきなのだ。





http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/389.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 石垣のりこ参院議員の「首相辞任劇での安倍&自民党批判」は炎上するような内容なのか:安倍はなぜ国会議員も辞めない!?

石垣のりこ参院議員の「総理といえども「働く人」。健康を理由とした辞職は当然の権利。回復をお祈り致します。 が、「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」を総理総裁に担ぎ続けてきた自民党の「選任責任」は厳しく問われるべきです。その責任を問い政治空白を生じさせないためにも早期の国会開会を求めます」という発信が批判されているようだ。

安倍&自民党批判が、難病に苦しんでいる人たちへの“ヘイト発言”にあたるというのが批判の源泉のようである。

石垣のりこ参院議員については、昨年7月の参議院選挙の宮城地方区で有力自民党現職議員を破り当選したこと、昨年末に山本太郎氏が消費税勉強会に高橋洋一氏を講師に招いたことをレイシストやファシストとは行動をともにできないと批判したことくらいしか知らない。

安倍辞任劇については、石垣さんの「危機管理能力」云々は褒めすぎで、やる気を失った精神的状況で安倍氏が首相職を投げ出したに過ぎないと思っている。

6月頃から安倍首相を見ていて辞めたくて仕方がないんだろうなと思っていた。でも、辞められない事情を抱えているのが安倍さんである。

安倍さんのおなかの調子が悪いとしたら、ストレスなど精神的要因で起きていると推測している。

安倍首相については、

「なぜ首相は「痛感」した責任を取らない? 安倍流処世術、軽さの原点:それでも来年総裁=総理に再選されるという摩訶不思議」
http://www.asyura2.com/20/senkyo274/msg/808.html
投稿者 あっしら 日時 2020 年 8 月 10 日 04:22:10: Mo7ApAlflbQ6s gqCCwYK1guc

でも書いたように、「2007年9月に、所信表明後「脱税疑惑記事」が出ることになるや、“腹痛”を理由に突然辞任し憲政史上最悪とも言える醜態をさらした安倍晋三は、首相どころか国会議員としても適格性に欠ける人間」と評してきた。

だからこそ、石垣のりこさんの「「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」を総理総裁に担ぎ続けてきた自民党の「選任責任」は厳しく問われるべき」というなかの自民党批判部分は正鵠を射ていると言える。

そうでありながらも、安倍首相に対しては、敗戦日本にとって残された歴史清算問題の最大事案である北朝鮮との国交正常化を遂行する唯一の政治家としてこの春まで期待してきた。

無能で胆力もない安倍氏にそのような期待を抱き続けたのは、彼が、北朝鮮からただならぬ政治的恩義を受けているからである。その恩義に報いるため、安倍氏は、日朝国交正常化に動くだろうと期待した。

“拉致問題”がありながら、数兆円規模の経済支援を行うことになる日朝国交正常化は、それを推進した政治家が、非難の火の粉をかぶり、国交正常化と引き換えに政治生命を失うことは必至である。

(安倍の祖父岸信介さんは安保条約の改定と引き換えに首相職を辞すことになったが、その比ではないほど厳しい結末が待っているのが日朝国交正常化交渉である)

そのようなポジションにある安倍氏だからこそ、“北朝鮮びいき”(北朝鮮の理不尽な戦後史に同情)のトランプ大統領や安倍氏と同じように北朝鮮から政治的恩義を受けている中国共産党から“寵愛”を受けてきたのである(“寵愛”=政治的に尊重されてきた)。

トランプ大統領は、“戦略的忍耐”といって日本政府の自主性に委ねていたオバマ大統領とは異なり、空母二隻を朝鮮半島に派遣するという軍事的緊張の大芝居を打ってまで安倍政権に日朝国交正常化の糸口を用意した
(17年の4月から5月の情勢であれば、戦争の危機を回避するため金正恩委員長と会談するという“大義名分”があった)

安倍首相が辞めたことで、米朝国交正常化のほうが、日朝国交正常化に先んじて実現すると予測している。


しかし、「新型コロナ騒動」への対応力をみて、安倍氏を完全に見限った。

「一律給付10万円は“迷惑料”と説明した「アベは辞めろ!」:非正規労働者やフリーランスの生活困窮状況は放置」
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/630.html
投稿者 あっしら 日時 2020 年 4 月 18 日 05:32:00: Mo7ApAlflbQ6s gqCCwYK1guc

新型コロナ対策がことごとくと言っていいほど的外れどころか事態を悪化させる結果をもたらし、支援した河井夫婦があの状況で桜を見る会など政治資金にまつわる非難も収まる気配がないなどの状況にいたたまれなくなり、07年9月と同じ“精神的病”に陥ったと推測している。

そのような背景で生じた病気だから、辞任を表明した昨夕の記者会見での安倍氏には元気が戻っている感じがした。いつもなら30分程度で切り上げる記者会見を、立ちっぱなしで1時間を超えて行った。(このような対応は、普通の(健康な)60歳代のヒトだって苦痛である)

記者たち(記者クラブ)も、安倍氏が首相職を辞さなければならないほど深刻な疾病というのなら重病人をいたわり、冒頭の発言はともかく、質疑応答部分の安倍氏は座って応じる段取りを付けるべきだっただろう。


「新型コロナ」で世の中の活動が一気に縮こまったのは、安倍首相が2月26日に大規模イベントを今後2週間自粛して欲しいと語り、翌27日に全国の小中高一斉休校を要請したことに端を発する。

2月25日時点での「新型コロナ」累積陽性確認者は、国内事例で140人(無症状者を含む)である。(140人の陽性確認者のうち7名は観光客など中国籍)
そして、陽性確認者のほとんどは、ライブハウス・スポーツジム・病院など集団感染のクラスタ(感染経路)がわかっている事例である。

安倍首相は、全国で発生したわずか140名の累積陽性確認者をもって、大規模イベントの自粛や小中高一斉休校を要請したのである。

春の甲子園(選抜高校野球)中止もこの流れのなかで決まり、日本全体に異様な危機感が横溢するようになった。

そして、感染がピークアウト(3月20日過ぎ)してから2週間以上も経った4月7日、緊急事態宣言を発した。

しかし、「第二波」(3月初旬から5月下旬)の収束は、緊急事態宣言に基づく接触抑制などの活動規制によるものでなく、集団感染を抑制したことも感染者数抑制に貢献しているが、何より新型コロナウイルスの感染力の低さ(基本再生産数は1未満)による“自然終息”である。
感染力が低い「新型コロナ」は、一次感染者が減れば、自然に感染は収まっていく。

今回の「第三波」も、Goto トラベルキャンペーンがありながらも、8月初頭をピークにゆっくりだが感染は終息に向かっている。

政策の総括は別の機会にすることとし、最後に、安倍はなぜ国会議員も辞めないのか?と言いたい。
判断を間違うかも知れないと思うのであれば、国会議員の職も同じであろう。

「岸・安倍商店」の三代目として国会議員になり、ある出来事に関与したことで総理大臣にまでなってしまった安倍晋三さんは、政治からすっきり身を引いたほうが、世の中のためにも本人(家族)のためになると申し上げたい。

血脈はともかく、メディアが提灯を持ち続けるなど、安倍氏と同じフォロー(支援)を受けるのなら、日本国民成人の70%ほどは内閣総理大臣を務める能力があると証明したのが安倍晋三さんである。

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安倍首相は「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」 立憲議員が自民批判
8/28(金) 17:58配信


石垣のり子(公式サイトより)

 安倍晋三首相の辞任を受け、立憲民主党の石垣のりこ参院議員は2020年8月28日、ツイッターで「『大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物』を総理総裁に担ぎ続けてきた自民党の『選任責任』は厳しく問われるべき」と自民党の責任を追及する構えを示した。

■「『安倍しかいない』と押しつけてきた」

 激しい腹痛や下痢などの症状がある難病「潰瘍性大腸炎」の悪化を理由に、安倍首相は28日に辞任を発表した。

 辞任会見の直前には、各社から「辞意を固めた」と報じられていた。石垣氏は同日にツイッターを更新し、「総理といえども『働く人』。健康を理由とした辞職は当然の権利。回復をお祈り致します」と労り、辞職は仕方がないとした。

 一方で、「『大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物』を総理総裁に担ぎ続けてきた自民党の『選任責任』は厳しく問われるべき」と自民党の責任に触れ、「その責任を問い政治空白を生じさせないためにも早期の国会開会を求めます」と要求した。

 続けて、一般のツイッターユーザーからの「こんな発言があるからブラック企業があるのですよ。私は部下を持つ人間なので貴方のような発言はしないように心がけます。大事な時に不測の事態があっても対応できるチーム作りをしており例え病気でも危機管理ないなんて言いませんわ」とのリプライ(返信)を引用する形で、 「第一次政権も体調不良でお辞めになり、この八年の間もなんども健康不良説が流れたわけです。なのに『安倍しかいない』と押しつけてきたわけです。もし自民党が会社ならば、これほどブラックな職場もないでしょう」 と主張を押し通した。

 石垣氏の一連の投稿、特に安倍首相を「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」と評した部分に批判が相次いでいる。

 作家の乙武洋匡氏は「『大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物』というアクロバティックな表現にこそ、まったく危機管理能力を感じないのだが......」とあきれ、イスラム思想研究者の飯山陽氏は「安倍総理だけではなく、私を含む、持病を抱える全ての人に対するヘイトスピーチである」と指摘した。


最終更新:8/28(金) 23:47
J-CASTニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/01b4da0c933c7ddcc019caa593d7748d64718974

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「首相、大事な時に体を壊す癖」 立憲石垣氏のツイートに批判殺到
毎日新聞2020年8月29日 01時00分(最終更新 8月29日 02時43分)


 立憲民主党の石垣のりこ氏(参院宮城選挙区)は28日、持病の潰瘍性大腸炎の再発を理由に辞任表明した安倍晋三首相について、ツイッターに「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」と書き込んだ。インターネット上で「疾病を患った方々に対する冒とくだ」「癖という発言はどうかと思う」などの批判が殺到し、枝野幸男代表がツイッターで「申し訳ありません」と謝罪した。

「配慮が足りなかった」28日深夜に謝罪を投稿

 石垣氏はツイッターで「総理といえども『働く人』。健康を理由とした辞職は当然の権利。回復をお祈り致します」としつつ、「『大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物』を総理総裁に担ぎ続けてきた自民党の『選任責任』は厳しく問われるべきです。その責任を問い政治空白を生じさせないためにも早期の国会開会を求めます」と投稿した。

 ネット上での批判を受け、枝野氏は28日夜、さいたま市で記者団に「私も適切ではないと受け止めた」と指摘。その後、ツイッターで「執行部として不適切であるとの認識を(石垣氏に)伝え、しかるべき対応を求めました」と明らかにした。

 一方、石垣氏は投稿の真意を尋ねる報道機関への回答文書をツイッターに掲載し、「いかなる身体的特性、疾病があろうとも、『就労の自由』は基本的人権で絶対的に擁護されるべきもの。退職の権利も妨げられるべきものではない」と説明。そのうえで「だからこそ、補佐する担当者を配置する、職務遂行に支障のない環境を整える義務が、職場側・選任側に発生する。しかし、自民党および政府は、『持病で職を辞す』という経歴をお持ちの安倍首相がその職責を十全に果たせるような措置を取らなかった」と、改めて政府・与党を批判した。

 問題視された「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」という表現への釈明や謝罪はなかったため、ネット上で「論点ずらしだ」「不適切な発言だったことに変わりはない」とさらなる批判が湧き起こった。石垣氏は28日深夜、ようやく「確かにこの箇所の表現に、疾病やそのリスクを抱え仕事をする人々に対する配慮が足りなかったと反省しおわびします」と投稿した。【宮原健太】

https://mainichi.jp/articles/20200829/k00/00m/040/014000c

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安倍首相は「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」発言で炎上 立憲民主党・石垣のりこ氏は意に介さず、枝野氏は指摘に「申し訳ありません」
2020年08月28日22時54分

立憲民主党の石垣のりこ参院議員は2020年8月28日、批判が集まっていた安倍晋三首相への言及に対し、謝罪はせずに「政府与党側に、ノーマリゼーションへの配慮が欠けていることを雄弁に物語る事実はありません」などと自身の主張を再び展開した。

一方、立憲民主党の枝野幸男代表は「申し訳ありません」と謝罪し、「執行部として不適切であるとの認識を伝え然るべき対応を求めました」と報告した。

石垣氏に反省の色なし

石垣氏は2020年8月28日、難病「潰瘍性大腸炎」の悪化を理由に、安倍首相が辞任するとの報道を受け、ツイッターで「『大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物』を総理総裁に担ぎ続けてきた自民党の『選任責任』は厳しく問われるべき」と自民党の責任に触れ、「その責任を問い政治空白を生じさせないためにも早期の国会開会を求めます」と要求した。

その上で、「第一次政権も体調不良でお辞めになり、この八年の間もなんども健康不良説が流れたわけです。なのに『安倍しかいない』と押しつけてきたわけです。もし自民党が会社ならば、これほどブラックな職場もないでしょう」とも持論を述べていた。

一連の投稿には批判が殺到し、発言の撤回や謝罪を求める声が相次いでいた。

問題を指摘するツイートに対し、枝野氏はツイッターで「申し訳ありません。執行部として不適切であるとの認識を伝え然るべき対応を求めました」と謝罪ともに対応を求めたことを明らかにした。

一方、石垣氏はツイッター上に自らの見解を公開。「就労環境を整備するなどの対策を通じ、職務遂行に支障のない環境を整える義務が、職場側選任側に発生します」「これほど、政府与党側に、ノーマリゼーションへの配慮が欠けていることを雄弁に物語る事実はありません」などと自民党の任命責任について再度批判を展開した。安倍首相への揶揄(やゆ)ともとれる発言については言及を避けた。

石垣氏の発言全文

以下は、石垣氏が公開した見解全文。

いかなる身体的特性、疾病があろうとも、「就労の自由」は基本的人権で絶対的に擁護されるべきものです。それは内閣総理大臣という要職でも同じこと。本人の自由意思であれば、就労の権利も、退職の権利も妨げられるべきものではありません。だからこそ、いかなる身体的特性あるいは疾病を持つ人がその職務にあたろうとも、補佐する担当者を配置する、就労環境を整備するなどの対策を通じ、職務遂行に支障のない環境を整える義務が、職場側・選任側に発生します。
しかし、与党自民党および政府は、「持病で職を辞す」という経歴をおもちの安倍晋三氏がその職責を十全に果たせるような措置をとりませんでした。職場のノーマリゼーションという観点からは、選任側の責任として、「同じ理由で辞めることのないように環境を整備する」ことが必要だったはずです。しかし、政府・与党はそれを怠りました。だからこそ、前回と全く同じ理由で辞職するという悲しい結果に安倍氏は追い込まれてしまったのでしょう。これほど、政府与党側に、ノーマリゼーションへの配慮が欠けていることを雄弁に物語る事実はありません
立憲民主党は綱領で「私たちは、一人ひとりがかけがえのない個人として尊重され、多様性を認めつつ互いに支え合い、すべての人に居場所がある「共に生きる社会」をつくります」と謳っています。この綱領のもと、私も党の一員として、あらゆる職域・あらゆる地域で、「身体的特性や疾病で、本人の就労意思が阻害されない、強くたおやかな社会」を構築するため、今後も引き続き職務に邁進して参ります」

https://www.j-cast.com/2020/08/28393124.html?p=all


http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/390.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 悪夢の安倍自公政権がやっと終わる。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2020/08/blog-post_91.html
8月 28, 2020 日々雑感(My impressions daily)

 やっと悪夢の安倍自公政権が終わる。決して「悪夢のような」安倍自公政権ではない。悪夢の安倍自公政権だ。

 彼らは何を仕出かしたか。第二自民党と化した旧・民主党との約束があったとはいえ、消費税を5%から10%に引き上げて、日本をデフレ経済の泥沼に突き落とした。安倍氏は第二次政権発足時に2年以内に2%インフレを達成すると約束したが、ついに彼の長い長い八年に亘る政権下で一度として達成できなかった。

 名付けてアベノミクスとマスメディアは囃し立てたが、実現できたのは円安による日本バーゲンで株高を演出しただけだった。だから私はアホノミクスと呼び替えた。

 国民は貧困化し、日本のGDpは世界が平均3%成長している中で、実質衰退の一途を辿った。経済成長なき国家は衰退するしかない。その成長しない要因を少子化による労働力不足と理屈付けて、技術実習生などと屁理屈による外国人労働移民を強行し、ついには34.5万人もの外国人労働移民法案まで強行してしまった。

 日本が経済成長しなかったのは製造業の海外移転が原因だ。空洞化したモノ造りと、技術継承のない派遣労働者真っ盛りではモノ造りが発展するわけがない。

 なぜ海外へ流出した製造業を国内回帰させるUターン策を実施しなかったのだろうか。それとも安倍氏も中共政府の接待供応に毒され、日本を顧みない親中派の一人なのか。

 政治の私物化は目に余った。そして官僚の隠蔽・改竄さらには嘘を平気で吐く厚顔無恥さにはビックリ仰天させられた。それらもすべて安倍官邸が飼い慣らした官僚たちだ。

 マスメディアの腐敗も目に余った。緊張感を欠く政治権力者との関係どころか、堂々と安倍氏と会食したことを自慢するバカなジャーナリストまで登場する腐敗ぶりを満天下にお披露目した。それでも恥じないどころか、官邸のメッセンジャーボーイとなって政権を忖度する始末だ。テレビに登場するコメンテータまで政権擁護のオンパレードだ。まさに悪夢の安倍自公政権だ。

 決して「悪夢のような安倍自公政権」ではない。正真正銘の悪夢の安倍自公政権だった。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/391.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 安倍首相辞任の日に「代表は枝野幸男」「党名は立憲民主党」(田中龍作ジャーナル)



安倍首相辞任の日に「代表は枝野幸男」「党名は立憲民主党」
https://tanakaryusaku.jp/2020/08/00023520
2020年8月28日 19:29 田中龍作ジャーナル


公明党に辞意を伝えた安倍首相。まぶたは腫れぼったく目に力はなかった。=28日、衆院本館 撮影:田中龍作=

 5万人、10万人規模で国会にデモをかけても潰れなかった政権を倒したのは、安倍首相自らの病気だった。

 午後2時過ぎ、田中は官邸に最も近いメディアであるNHKの速報で首相が辞意を固めたことを知った。すぐに自民党本部に向けて走った。首相が二階幹事長に会うと聞いたからだ。

 記者クラブ員ではないことから自民党本部には入れなかった。次に衆院本館の公明党控室に向かった。首相が友党の公明党に辞意を伝えに行くと聞いたからだ。

 山口那津男委員長に挨拶を終えて出てきた安倍首相は、足取りも重く目は虚ろ。ゾンビ状態だった。

 7年8か月にわたった安倍政権に事実上の幕が降りた。2020年8月28日はうだるような暑い日だった。


水岡議員(右)と近藤議員(中央)が枝野氏のもとを訪れ合流新党の代表選に出馬するよう促した。アイドルグループのポスターを飾っているところが、いかにも枝野氏の部屋らしい。=28日、衆院会館 撮影:小杉碧海=

 戦後史上最悪の安倍政権を生き永らえさせてきた立憲民主党に動きがあった。

 党内最大グループ「サンクチュアリの会」が枝野幸男代表を合流新党の代表に推すことを決め、きょう28日、同会の近藤昭一、水岡俊一議員が枝野氏の事務所を訪れた。

 両氏は、枝野氏を合流新党の代表として推薦するとした26人の署名を枝野氏に渡した。

 その際「(合流新党の)代表は枝野幸男、党名は立憲民主党ですよ」と告げた。

 枝野氏は「心強く思っている」と応じたという。

 清新で人気のある議員でも、代表選立候補規定を満たす20人の推薦人を確保するのは難しいものと見られている。

 一枚の投票用紙に代表と党名を記入することから、今のところ合流新党の名前は「立憲民主党」で代表は「枝野幸男」になる可能性が高い。

 合流新党について聞いた共同通信の世論調査は「期待しない67.5%」「期待する22%」だった。国民の大半は合流新党に期待していないのだ。

 かりに安倍政権よりも悪質な政権が登場しても、またもや野党第一党が最悪政権を支えることになる。

    〜終わり〜




http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/392.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 米国の支配者にとって都合の良い安倍首相だが、見切りをつけられて辞任を表明(櫻井ジャーナル)
米国の支配者にとって都合の良い安倍首相だが、見切りをつけられて辞任を表明
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202008280000/
2020.08.29 櫻井ジャーナル


 安倍晋三首相が8月28日夕方に記者会見を開き、辞意を表明したという。第2次安倍政権は2012年12月、野田佳彦首相が「自爆」してから約7年8カ月続いた。「憲政史上最長」だというが、それはアメリカの支配者にとって都合の良い政治家だったことを意味しているにすぎない。安倍絡みのスキャンダルが問題にされなかったり、もみ消されたのもそのためだろう。

 アメリカの属国である日本がアメリカの戦略に左右されることは必然である。そのアメリカではシオニストの一部であるネオコンが1992年2月、世界制覇を実現するために詰めの作業に入ることを国防総省のDPG草案という形で宣言した。国防次官だったネオコンのポール・ウォルフォウィッツが中心になって作成されたことからウォルフォウィッツ・ドクトリンとも呼ばれている。

 そうした単独行動主義を打ち出せたのは、ソ連が1991年12月に消滅したからである。ネオコンはアメリカが唯一の超大国になったと考え、単独で行動しても文句を言える国はなくなったと判断したのだ。国連を重視する方針を示していた細川護熙政権は潰された。そして1995年にジョセフ・ナイ国防次官補は「東アジア戦略報告(ナイ・レポート)」を発表、日本をアメリカの戦争マシーンに組み込む方針を示した。その当時、日本で怪事件が続いたことは本ブログで何度か指摘した。

 その後、日本は実際に戦争マシーンへ組み込まれていくが、そうした戦争への道から日本が外れそうになったことがある。2009年9月、東シナ海を「友愛の海」と呼ぶ民主党の鳩山由紀夫が総理大臣に就任したのだ。アメリカの支配者の戦略に楯突く主張だ。

 アメリカの支配者は自分たちにとって鳩山が好ましくない人物だということは、その前からわかっていただろう。そうしたことが影響したのか、鳩山や小沢一郎に対する攻撃は始まっていた。

 例えば、2009年から11年までNSC(国家安全保障会議)のアジア上級部長を務めたジェフリー・ベーダーは講演会で鳩山の東アジア共同体構想を罵倒し、日米関係の最大の懸念だったとも語っている。

 また、2006年6月3日号の週刊現代は「小沢一郎の“隠し資産6億円超”を暴く」という記事を掲載、09年11月には「市民団体」が陸山会の04年における土地購入で政治収支報告書に虚偽記載しているとして小沢の秘書3名を告発、翌年の1月に秘書は逮捕されている。また「別の市民団体」が小沢本人を政治資金規正法違反容疑で告発し、2月には秘書3人が起訴された。この間、ほかのメディアも反小沢キャンペーンを展開している。

 その後、検察が「事実に反する内容の捜査報告書を作成」するなど不適切な取り調べがあったことが判明、この告発は事実上の冤罪だということが明確になるが、小沢のイメージを悪化させることには成功した。小沢とタッグを組んでいた鳩山は2010年6月に総理大事の座から降りざるをえなくなる。

 その後任になった菅直人は消費税の増税と法人税の減税という巨大企業を優遇する新自由主義的政策を打ち出して庶民からの支持を失っただけでなく、中国との関係を悪化させる行動に出る。海上保安庁が尖閣諸島の付近で操業していた中国の漁船を「日中漁業協定」を無視する形で取り締まり、漁船の船長を逮捕した。この逮捕劇の責任者は国土交通大臣だった前原誠司。この後、日中友好の流れは断ち切られ、軍事的な緊張が高まっていく。

 菅直人の後、2011年9月に首相となった野田佳彦も菅直人と基本的に同じように冷酷非情な社会を築く政策を進め、選挙になれば敗北することが確実な情勢の中、12年12月に内閣総辞職。総選挙では予想通りに民主党は惨敗、安倍晋三グループの独裁体制を招くことになったのだ。

 当初、安倍の後ろ盾もネオコンだった。特にハドソン研究所の上級副所長を務めるI・ルイス・リビー、通称スクーター・リビーの存在が大きい。この人物はエール大学の出身だが、そこでウォルフォウィッツの教えを受けている。安倍がウォルフォウィッツ・ドクトリンに従う、つまりアメリカの世界制覇戦争へ日本を加担させることは必然だった。

 安倍は2015年6月、赤坂にある赤坂飯店で開かれた官邸記者クラブのキャップによる懇親会で「​安保法制は、南シナ海の中国が相手なの​」と口にしたという。これは本音だろう。南シナ海は中国が進める一帯一路の東端にある海域にあり、重要な海域。アメリカがそこをコントロールすることで中国の交易計画を潰そうとしている。その手先にされようとしているのが海上自衛隊だ。

 そうした安倍だが、何年か前からネオコンに見切りをつけられたのではないかと思える雰囲気があった。安倍には政治家、官僚、大企業経営者、マスコミの人間などを脅す仕掛けがあるとも噂されているが、そうした仕掛けが機能していたのかもしれない。それでも安倍は辞意を表明せざるをえなくなった。アメリカの支配者からの圧力がそれをほど強かったのだろう。この支配者が次の操り人形を用意していることは間違いない。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/393.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 安倍一強政権の崩壊により、春が来たところもあれば冬が来たところもある。(かっちの言い分)
安倍一強政権の崩壊により、春が来たところもあれば冬が来たところもある。
https://31634308.at.webry.info/202008/article_24.html?1598657524

このような拙いブログでも政治予測はする。先日、安倍首相は続投すると書いた。これはうれしいことであるが見事に外された。うれしいと書いたのは、少なくとも安倍、麻生以外誰がなっても、安倍よりは日本にとって良いと思っているからだ。

テレビでも後継は誰かとさかんに言われているが、安倍首相は菅にやらせたいと思っている。なぜなら、加計、森友、桜の内情を知り、対応してきた、謂わば共犯者だからだ。これについて野党が蒸し返せば菅氏自身が困るからだ。安倍としては、菅が一番安心感がある。それに対して岸田氏がどれだけ派閥工作が出来るかで総理の席が決まる。個人的には、石破と違って岸田に考えがあるのか、はなはだ疑問である。野党は石破が総理になることを一番恐れている。逆に言えば、後継者の中では一番真っ当と思っている。

安倍政権が無くなったことで、春になったのは国民であり、それを推す野党である。この時期に新党が出来たことは、選挙の共倒れを塞いだことで、自公の絶対多数の構図を阻止できる機会である。新党党首の責任は大きい。共産、れいわ、社民との選挙協力も非常に重要である。今、安倍政治によって自民の支持率は最低になっている。この機会で野党全体が浮上出来なければ、野党の未来はない。

安倍政権の退陣で冬になった人は、まずは拘置所にいる河井夫婦であると思っている。河井夫婦はある意味、安倍首相の犠牲者である。安倍の怨念で案里が候補者に祭り上げられ、党から巨額な金をもらったがために金を配った。安倍首相が辞めたことで、梯子を外され一番悲哀を感じているだろう。安倍首相の重しがなくなれば、裁判の証言者もかなり言いやすくなる。相当、踏み込んだ証言も出て来るだろう。いくら河井夫婦が否定してもアウトである。

更に冬となるのは、安倍を笠に着ていた芸能人、批評家たちだろう。安倍の考えを背景に飯を食ってきた連中も、我が世の春も終わった。安倍の秘書も、特に今井秘書官はかなり嫌われている。元の古巣には戻れなく退官するか? それにも増して、安倍の勝ち選挙で議員になってきた連中は、逆にバタバタ落ちる可能性が出てきた。小選挙区は野党がまとまれば、なり立ての自民議員は危ない。今まで前原が小池に騙され民進党を分解させたことから安倍一強を許してきた。新党+他野党(維新抜く)がまとまれば、かなり盛り返すことは出来る。

それにしても7年8カ月は長かった。この機に日本は新たな成長を遂げなければならない。技術畑に身を置くものとして、今の日本は技術立国から転落している。相当危ない。安倍は基礎研究、科学技術に投資してこなかった。ノーベール賞級の技術は過去の遺産である。日本は金融では食べていけない。もう一度立て直さないと日本は衰退する危機感を持っている。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/394.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 潰瘍性大腸炎に負けた日本の民主政治。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2020/08/blog-post_46.html
8月 29, 2020 日々雑感(My impressions daily)

<安倍総理の会見では、今後の政府の新型コロナウイルス対策も明らかになりました。

 まずワクチンについては全国民に提供できる数量を来年前半までに確保することを目指します。安全性や有効性などが見込まれるものについては、国内産、外国産を問わず必要な数量を確保できるよう契約を進めるとしていますが、ワクチンの安全性について専門家は・・・

 「どのワクチンが十分な効果と安全性があるかということが、世界中で議論が、まだされているところです。今世界中が研究するなかでできつつありますけど、本当にそれらの効果が得られるかどうか、通常は5年、場合によっては10年単位で考えるものになります。1、2年の中で拙速になされている、緊急度の高い話もありますが、安全性、効果は見ていく必要があると考えています」(国際医療福祉大学 和田耕治 教授)

 政府は今後、接種によって健康被害が起きた場合、訴訟などで生じるメーカー側の損失を国が補償できるような法的措置を、接種の開始前に講じるとしています。その上で、身近な地域でワクチンを接種することができる仕組み作りを進める方針です。また、検査体制についても拡充する方針です。

 今後予想される季節性インフルエンザが流行する時期には医療機関で新型コロナとインフルエンザの検査、両方を行うケースが急増するとみられています。そのため同時に検査ができるよう抗原簡易キットなどによる検査能力を、1日20万件程度まで大幅に拡充することを検討しています>(以上「TBS news」より引用)


 なぜ安倍氏は「ワクチンについては全国民に提供できる数量を来年前半までに確保することを目指します」と発言したのだろうか。ワクチンや予防接種には様々な危険性が潜んでいることも既に知られている。

 同記事の中で国際医療福祉大学 和田耕治 教授が「(武漢肺炎ワクチンは)今世界中が研究するなかでできつつありますけど、本当にそれらの効果が得られるかどうか、通常は5年、場合によっては10年単位で考えるものになります。1、2年の中で拙速になされている、緊急度の高い話もありますが、安全性、効果は見ていく必要があると考えています」と表明されているのは極めて常識的だ。

 安倍氏の足掛け八年に及ぶ政治はすべて「ワクチンを全国民に来年前半までに提供します」という発言と同様に、科学的な知見に基づかない口先だけだった。全国小・中・高校の一斉休校要請も非常事態宣言も、すべて科学的な根拠もなく出されたものだった。

 もちろんアホノマスクも感染症の専門医との相談やコストパフォーマンスの検証もない、場当たり的な政策だったと批判されて然るべきだ。しかも、摩訶不思議な発注まで露呈する有様で、到底日本政府がやるような仕事ではなかった。

 ワクチンに関して安倍氏の判断の危険性は「接種によって健康被害が起きた場合、訴訟などで生じるメーカー側の損失を国が補償できるような法的措置を、接種の開始前に講じる」としている点に集約される。接種による健康被害が起きても日本政府が保証する、というのでは製造メーカーの製造責任は一切問われず、従って仕事が雑になることも充分にあり得る。

 しかもワクチンの提供メーカーは国の内外を問わない、としている点も問題だ。なぜ万難を排して、日本国内で武漢肺炎ワクチンを賄おうとしないのだろうか。サプライチェーンを外国に置く愚かさはマスク一つでも身に沁みたはずではないか。

 賢者は歴史に学び愚者は経験に学ぶ、という箴言にも劣る所業ではないか。安倍氏は経験にも学ばないまま政権を去る。政治の厄害がやっと去る。ただ健康を害して去るのは本人のためにも、日本の憲政史のためにも残念だ。出来ることなら選挙で大敗して、自らの政治が間違っていたことに気付いて退陣して欲しかった。

 歯の浮くような質問しかしない記者諸氏にはいよいよ愛想を尽かす。なぜ簡単明瞭な「2年以内に2%インフレ」という経済目標が達成できていないことを誰一人として突かなかったのだろうか。政治は結果だ、とは安倍氏の迷言だ。その大意は「公約を達成できなくても(結果が出せなかったとしても)とやかく屁理屈を付けてはならない」という意味ではないか。

 デフレ脱却こそが安倍二次政権就任時の公約ではなかったか。それなら消費増税など断じてすべきではない、というのが経済学を学んだ者なら常識だ。しかし経済政策でも安倍氏はトンデモ政策を次々と実施し、日本を成長なき衰退化の坂道へ突き落した。

 そして日本の社会構造を徹底して破壊し、ついには日本人を無くすためか大量の外国人移民まで政策として実行する法律まで制定した。彼に「亡国政治家」という名称を冠して批判すべきだ。返す返すも選挙で安倍自公政権が大敗して、石をもて政権を追われなかったのが残念でならない。「解釈改憲」により立憲政治を無視した者に対する懲罰として、最も民主的な手法で政権の座を去らせたかった。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/395.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 安倍晋三首相は本当の病を隠して「仮病」を貫こうとしたけれど、内憂外患に勝てず遂にダウンし退陣に追い込まれた(板垣 英憲)
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/ef936bf4f957cd38cb94793f609852d6
2020年08月29日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
「内憂外患」という言葉がある。8月28日、遂に退陣に追い込まれた安倍首相の場合の「内憂」とは「潰瘍性大腸炎」(本当は大腸癌ではないかと疑われている)、「外患」とは「新型コロナウイルス禍」である。内憂は政治の力で誤魔化そうとしてきたけれど、その薬効がなくなってきたので、遂にへたばってしまった。外患である新型コロナウイルス禍は、現在、第2波が衰える気配を示しているけれども、第3波が猛威を振るうことが確実視されており、第3波によって3年〜5年は外患からは逃れられないと見られている。加えて9月下旬には米CIAに呼ばれて、キューバのグァンタナモ基地で厳しい取り調べを受けることが決まっており、精神的ダメージが増幅している。これでは政権維持は困難である。これらの敵に立ち向かう体力、気力ともになく、衰える力と精神力が遂にギブアップした。安倍首相は、第一次政権で1年、第二次安倍政権で7年8か月担当したけれども、偽ってきたことが遂に隠し切れずダウンに追い込まれることになった。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/396.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 安倍、辞任決意の会見〜安倍政権は病気再発ではなく、数々の政治責任を問うて終わらせたかった(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/29157372/
2020年 08月 29日

 28日、安倍首相が会見を行ない、持病の潰瘍性大腸炎が再発したことを理由に、首相を辞任する意向を示した。(・・)

 最初に書くと、安倍政権が終わること自体はよかったと思うが。病気で辞任するという形では、終わりを迎えさせたくなかったというのがmewのホンネだ。<再発して欲しくなかったし。治療がうまく行って欲しかった。・・・その意味では、ちょっと残念というか、ガッカリ感がある。>

 安倍政権には、モリカケ桜などの問題、集団的自衛権行使の解釈改憲を含む安保法制の問題、諸閣僚の問題、近時ではコロナ対策の問題などなど、首相として責任をとるべき政策や人事の問題がた〜くさんあるわけで。

 できれば、それらの問題の責任をとらせる形で(選挙敗退、支持率低下などで)、辞任に追い込みたかった。(~_~;)

 本人は病気でやめるのは無念かも知れないけど。何か「首相として国政に力を尽くしていたのだが、病気でやむなく辞任」という形をとって、きれいに政権が終わるような印象を与えるのは、ズッコイような気もして、ちょっと無念だ。(-"-)

<B4さんがコメント欄に書いていたのだが。友人も「うまく逃げられた」感じがすると言っていた。_(。。)_>

* * * * * 

 首相は冒頭、対策本部でとりまとめた今後のコロナ対策の概要を説明。さらに、NSC(国家安全保障会議)で「(ミサイルの)迎撃能力を向上させるだけで本当に国民の命と平和な暮らしを守り抜くことができるのか」(つまり敵基地攻撃が必要)に関して協議し、具体化を進めることを伝えた。<さらっと言ったけど、かなり重要な問題だと思う!>

 その後、自分の病状について語り始めた。今年6月の検査で潰瘍性大腸炎の再発がわかり、7月中旬から体調が悪化していたとのこと。8月17,24日に新しい投薬を行い、効果が見られたものの、治療継続が必要で予断を許さないという。

 そして、「病気と治療を抱え、体力が万全でないという苦痛の中、大切な政治判断を誤ること、結果を出せないことがあってはなりません。国民の皆様の負託に自信を持って応えられる状態でなくなった以上、総理大臣の地位にあり続けるべきではないと判断いたしました」として、「総理大臣の職を辞することといたします」という決意を発表した。(-"-)

 「拉致問題をこの手で解決できなかったことは痛恨の極みであります。ロシアとの平和条約、また、憲法改正、志半ばで職を去ることは断腸の思いであります」と語った時には、無念さが伝わって来る部分があった。

 最後に「国民の皆様、8年近くにわたりまして、本当にありがとうございました」と頭を下げて、自分のスピーチを終えた。

 首相はこの日、久々にプロンプターを使わず、原稿を読む形をとっていたのだが。ぎりぎりまで原稿を推敲していたので、そうなったとか。やはりプロンプターのベタ読みよりずっと、自ら国民に話しかけているような感じが出ていた。

 自分のスピーチは12分ほどで終え、その後50分近く、20人ほどの記者の質問に答えた後、正面に向かって改めて深く一礼し(手話通訳者、国旗にも)、会見場を出て行った。(**)

 安倍氏の説明によれば、今週月曜日(24日)、病院で診察を受けた時に、首相辞任すべきと自分ひとりで判断したとのこと。。

 9月に党人事や国会があること、コロナ対策をまとめる必要があった&感染(第2波)が少し減少傾向にあることから、このタイミングしかないと考えたという。

 週刊ポスト(2020年9月11日号)によると、安倍昭恵夫人が25日の午後に、珍しく首相官邸を訪れていたらしい。

『夫の仕事場である官邸に夫人が直接訪れるのは極めて異例なことだった。15時に官邸を訪れた夫人は2時間ほど滞在し、まっすぐ私邸に帰宅。車中では思い悩むような表情をしていた。すでに安倍氏の辞意を知っていたのだろうか。』  
 
 昭恵夫人は、夫が2012年にまた総裁選に挑むと言った時に、体のことを心配して大反対していたときく。もしかしたら、安倍氏は、今度、病気がまともに再発した場合には、首相を辞任すると、自分の中で半分(orかなり)決めていた(&昭恵夫人にも約束していた?)のかも知れない。

<潰瘍性大腸炎は、悪化した場合、大腸を全部摘出せざるを得なかったり、大腸がんになりやすかったりするので、再発したら、治療を優先するのが賢明な選択だと思う。>

* * * * *

 尚、麻生副総理に辞任の意向を伝えたのは、28日の朝、閣議後のことだったと報じられていたのだが。確定的な意思を伝えたのはそうだったかも知れないが、それ以前から病状が悪化していて、辞任する可能性があることは話していたのではないかと察する。
<麻生氏は慰留し、少し休むことを勧めていたという報道も見た。>

 菅官房長官にいつ話したのかは、チョットわかりづらいところがある。

 菅長官は、28日の閣議後、午前11時頃に行なった記者会見でも、「首相自ら『また仕事を頑張りたい』と述べている。毎日お目にかかっているが変わりない」と発言。
 会見での辞任発表に関してきかれても「申し上げた通り」と突っぱねていたからだ。(@@)

 まあ、官房長官たるもの、もし辞任の意向を知っていたとしても、首相が自ら発表するまでは、それは公言できないものだが。続投への期待を込めての言葉だったのだろうか?^^;

* * * * *

 二階幹事長などの自民党の役員、公明党の山口代表には、28日の午後に直接会って伝えたとのこと。安倍首相の側近も含めて、辞任する意向があるとは思っていなかったようだ。(~_~;)

『会見に先立ち、首相官邸で麻生副総理兼財務相と約35分会談したほか、自民党の二階幹事長、公明党の山口代表と相次いで会談し、辞意を伝えた。

 首相は臨時代理を置かず、後継選出まで執務にあたる考えだ。自民党総裁任期は来年9月まで。

 党は後継総裁について、党大会に代わる両院議員総会で選ぶ方向だ。総会は9月14日か15日に開かれる見通し。具体的な選出方法は二階幹事長に一任しており、1日の党総務会で正式決定する。二階氏は記者団に「時間の問題もある。できるだけ早く」と述べ、後継選出を急ぐ考えを示した。(読売新聞20年8月28日)』

 安倍っ娘の稲田朋美氏などは、TV映像で見る限り、かなりショックを受けていた様子。

 安倍側近の中でも、日本会議や創生日本の超保守仲間として重用されていた議員は、超保守派ではない他の首相に代わったら、もはや出番はないだろう。(~_~;)

『首相に近い議員「寝耳に水」…与党幹部にも知らされず一斉に驚き

 安倍首相の辞任表明は、与党幹部にも事前には知らされておらず、一斉に驚きの声が上がった。自民党内からは、憲法改正や東京五輪・パラリンピック開催を在職中に見届けることができなかった首相の心中をおもんぱかる声も出た。

 「体調が思わしくない。ご迷惑をかけないよう辞任を決断した」

 首相は28日午後2時過ぎから、自民、公明両党幹部に電話で辞意を伝えた。首相に近い議員も一様に「寝耳に水」だったという。

 自民党の稲田朋美幹事長代行は記者団に、「あまりにも突然だった。予想もしていなかったので本当に驚がくしている。日本経済や安全保障、外交を再生したことに敬意と感謝の気持ちだ」と振り返った。

 世耕弘成参院幹事長も「政治行動をともにしてきた。断腸の思いだ」と語り、「新型コロナ対策をまとめて、迷惑をかけないように判断されたことは支持したい」と述べた。

 一方、公明党の山口代表は、国会内で首相と会い、辞意を伝えられた。この後、記者団に「困難な中、一緒に努力してきたことが続けられなくなるのは非常に残念だ。政治の安定と残された課題に、責任を持って対応したい」と強調した。

 自民党は、2018年に党改憲案をまとめ、首相も「歴史的使命」として、改憲への意欲を示してきた。ただ、改憲論議に消極的な野党の態度もあり、機運は高まらず、下村博文選挙対策委員長は28日、都内で記者団に「本当に残念だ。安倍政権の大きなテーマだった。次の首相がだれであっても、成し遂げることが必要だ」と語った。

 首相は、1年延期を決めた東京五輪・パラリンピックの実現にも意欲を示してきた。橋本五輪相は「首相のおかげでここまで来た。首相という立場でオリンピック開催を見てもらいたかった」と唇をかんだ。(読売新聞20年8月28日)』

* * * * *

 総裁選のやり方については、二階幹事長が一任されたとのこと。通常の総裁選では、国会議員だけでなく全国の党員の投票も行なわれるのだが。そのために、全国の党員の支持を得るために(国民へのPRも込みで)全ての候補者が全国を回って演説を行なったり、郵便投票を行なったりすることから、かなり時間がかかるし。コロナ禍の中で、大掛かりな選挙を行なうのは現実的だとは思わない。

 二階氏も「時間の問題もある。できるだけ早く」と語っていることから、おそらく緊急時に行なう両院議員総会(国会議員+地方支部の投票)での総裁選を行なう可能性が大きい。
 また、あまり候補者が多いと大変になるし、残りの任期があと1年しかないことから、党内で候補者の調整が行なわれる可能性もある。

 そして、ここからポスト安倍選びで、誰がどう動くのか、その辺りもしっかり見ておきたいと思うmewなのだった。(@_@。

 THANKS



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/397.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 米中日正三角 これが当然 天皇陛下がど真ん中の右翼原論 
米中日正三角 これが当然 天皇陛下がど真ん中の右翼原論
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51987944.html
2020年08月29日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


日本の一番良かった時はの質問で60%が
田中高度経済成長期を挙げた

立花隆が文春で田中をこき下ろし 
退陣させた
田中は米中日正三角が持論だ

***

昭和天皇を反面教師にしたのが平成天皇と令和天皇であり
CIAと共産党の癒着も 岸信介の怪しさも
全て真実事実を飲み込んでいる

安倍政権は歪んだ収斂をやらかし
日本がたらい回りを続けてしまう

変なやめ方をし 誰かがたらいに乗っても同じで
又たらいが回るだけだ

日本の背骨は右に曲がりくねっている
右がしっかりしないから 右に曲がる

***

共産党が従米反中の限り「左」はない
ましてやCIAの私生児(連合は第2組合集合体) 立憲民主は牢名主だ

日本を愛してればいい 米国よりも
石破よ 村八分にされるなら 玉木や太郎と「天皇陛下の心」を共にせよ
日本が米国の下請けになったから みじめな今がある




http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/398.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 安倍辞任の背景にトランプの日米安保破棄?…の疑念を抱かせる/田中宇
安倍辞任の背景にトランプの日米安保破棄?/田中宇
 http://tanakanews.com/
 【2020年8月28日】
 日米同盟は今、安倍とトランプの個人的な親密さで維持されているのだから、トランプが在日米軍の縮小を具体的に検討開始するなど、安倍や日本との関係を切ることにしたのでないかぎり、安倍が今回のように簡単に辞任を表明するのはおかしい。
 日米安保の円滑な維持を考えると、安倍は病気を悪化させないようにしつつ続投するのが筋だ。
 安倍の辞任は、トランプが再選される選挙を前に、在日米軍の縮小や日米安保の解消を本格検討し始めたのでないかとの疑念を抱かせる。
http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/399.html
記事 [政治・選挙・NHK275] 岸田「継承」で狙う麻生派総裁派閥/政界地獄耳(日刊スポーツ)
岸田「継承」で狙う麻生派総裁派閥/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202008290000103.html
2020年8月29日9時2分 日刊スポーツ


★自民党議員がどんなに第1次内閣と違って決して放り投げたわけではないといったところで、唐突に辞任表明すれば投げ出したと思われるだろう。首相・安倍晋三は在職記録を超えて年内ぐらいまではとどまりたいと思っていたようだが、体調と気力が許さなかったのだろう。それでも24日の病院の帰りには公務復帰を口にしており、やはり逡巡(しゅんじゅん)の末、辞任を選択したのかもしれない。ただ、国民や野党がコロナ禍などで早期の国会開会を望んだものの政府与党は10月下旬まで開会する気がなかったことなどを見れば、その予兆を首相は感じていたのかもしれない。

★さて後継総裁だが国会開会の時期を10月下旬そのままと考えれば十分総裁選挙を行うことができる。政治の停滞を作るわけにはいかないと自民党の面々は言うが会見もしない、国会を開かないとなれば既に政治の空白は続いているといえる。党内の思惑で両院議員総会での決定になりそうだが、いろいろ工作が続くだろうが国民の声を無視してもいい結果は得られないだろう。27日の麻生派幹部の緊急幹部会では総裁選挙になった場合、麻生派にいる防衛相・河野太郎の出馬は派閥として断固阻止することを確認したのではないか。かねて政調会長・岸田文雄でまとめたい副総理兼財務相・麻生太郎は岸田首班で派閥を総裁派閥にしておきたいのだろう。官邸中枢が岸田でまとめたいのは安倍政治の継承とともに安倍政治の負の部分の隠ぺいを受け入れる必要もあるということだろう。

★一方、党幹事長・二階俊博は官房長官・菅義偉を意中の第1候補に元幹事長・石破茂を担ぐ用意があると両にらみだ。菅で安倍政治を継承するのか、安倍政治から遠い石破で延命を図るのか。幹部の思惑はともかく、この1年以内に総選挙があることから議員心理は自分のポスターと抱き合わせる選挙の顔はだれかと考えるはずだ。選挙中、どの総理総裁が自分の選挙区に応援に来てくれれば有権者がたくさん集まるか、当選3、4回生の安倍チルドレンでさえ、次の選挙の顔を血眼で考えるはずだ。

★その意味では有権者が安倍政治の継承を求めるのか、安倍政治を否定するのか、週末、地元に帰りそれを探るのが若手の仕事になる。ただコロナ禍の見通しは立たず、景気の後退は手におえない状況になっていくだろう。26日に中国軍が南シナ海に向けて中距離弾道ミサイル4発を発射した。米国も大統領選挙を前に米中関係も緊迫度を増すだろう。どれも難しい政治の判断が迫られるばかり目指すことが短期間で実現できるとも思えない。首相の残りの任期、来年9月までの暫定内閣を「火中の栗を拾うのは得策か」と考えるのが総裁候補の本音だろう。国民のために立ち上がるのか、党内調整でかごに乗って担がれるのか、国民といばらの道を乗り越えたいと訴える候補者はいるのだろうか。(K)※敬称略




http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/400.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 安倍政権の 成果が 凄い!  外交・安全保障編  TPP11、日欧EPA、日米同盟強化、NSC発足、平和安全法制、テロ対策の共謀罪などなど
   
   
   
■ 安倍政権の成果が凄い! 外交・安全保障編  TPP11、日欧EPA、日米同盟強化、NSC発足、平和安全法制、テロ対策の共謀罪などなど
   
       
安倍政権の成果をまとめてみました。(下記参照)
とりあえずは、外交・安全保障編です。
 
TPP11、日欧EPA、日米同盟強化、NSC発足、平和安全法制、テロ対策の共謀罪などなど、単独でも大きな成果が続々と出ています。
安倍政権のリーダーシップと手腕、国民の支持(3回の衆院選、3回の参院選で安倍自民党が連続して大勝利)。
こういったものの相乗効果で下記の偉業を成し遂げたわけです。
 
阿修羅の諸君も約8年に渡る安倍政権の偉業を再確認し、安倍総理に感謝すべきでしょう。
  
これだけの成果を出しているのだから、難病克服後の再登板を望む声も強い。
安倍総理はまだ65歳であり、3年後は68歳。
難病克服後、再登板の可能性は十分あります。
   
  
    
■ 外交の成果(大ものだけ列記)
   
  
@ 日韓慰安婦合意(最終的かつ不可逆的に解決)(2015.12)

A G7首脳会議(伊勢志摩サミット) (2016.5)

B 米オバマ大統領が広島訪問 献花、原爆被害者と会話し抱擁(2016.5)

C 就任前のトランプ米大統領とトランプタワーで会談。日米蜜月関係を構築(2016.11)

D 安倍総理がパールハーバー真珠湾を訪問・演説(2016.12)

E TPP11(CPTPP)協定締結
(米国離脱で不可能と言われたTPPを日本主導で締結。世界GDPの13%、域内人口5億人をカバーする巨大自由貿易圏)(2018.3)

F「日欧EPA」に署名  世界貿易の4割の巨大自由貿易圏誕生(2018.7)

G G20サミットを大阪市で開催 (2019.6)

  
  
■ 安全保障の成果(大ものだけ列記)
   
    
@「国家安全保障会議(NSC)」(外交・安全保障の司令塔)が発足 (2013.12)

A 特定秘密保護法(国の安全保障の秘密情報を漏らした公務員らに処罰)が成立 (2013.12)

B 平和安全法制(集団的自衛権の一部行使を可能)が成立 (2015.9)

C 改正組織的犯罪処罰法(テロ等を計画段階から処罰する「共謀罪」に対応)が成立(2017.6)

D 韓国への輸出規制強化(2019.7)
   
   
  
http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/401.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 安倍首相が会見で語った「病状」が矛盾だらけ!「潰瘍性大腸炎の兆候」「体調異変」と説明した時期に連日会食、しかも仏料理にステーキ(リテラ)
安倍首相が会見で語った「病状」が矛盾だらけ!「潰瘍性大腸炎の兆候」「体調異変」と説明した時期に連日会食、しかも仏料理にステーキ
https://lite-ra.com/2020/08/post-5606.html
2020.08.29 安倍首相の病状説明に矛盾 「体調異変」と説明した時期にステーキ リテラ

    
    首相官邸HPより

8月17日、安倍首相が慶應義塾大学病院を受診したというニュースが流れた直後、本サイトは「公然の受診や健康不安情報流出は安倍首相の“政権投げ出し”を正当化するための演出ではないか」という疑惑を指摘した。

 昨日28日の辞任表明会見をみて、その疑惑はますます濃厚になったというべきだろう。それは、安倍首相自身の病気や健康状態、辞任決断の経緯などに関する説明が、矛盾だらけのシロモノだったからだ。

 まず、安倍首相は、今回、辞任を決断した原因が持病の潰瘍性大腸炎の再発であるとして、その経緯をこう語った。

「本年、6月の定期健診で再発の兆候が見られると指摘を受けました。その後も薬を使いながら、全力で職務に当たってまいりましたが、先月中頃から、体調に異変が生じ、体力をかなり消耗する状況となりました。そして、8月上旬には潰瘍性大腸炎の再発が確認されました」

 つまり、安倍首相は、6月の段階で潰瘍性大腸炎再発の兆候があることを知り、7月中頃には体調が悪化していたというのだが、しかし、それにしては安倍首相、その6〜7月にやたら会食ざんまいの生活を送っているのだ。

 首相動静から、ざっとあげてみよう。まず、6月19日には、東京・虎ノ門のホテル「アンダーズ東京」のレストラン「ザ タヴァン グリル&ラウンジ」で麻生太郎副総理兼財務大臣、菅義偉官房長官、自民党の甘利明税制調査会長と会食しているが、この店は〈高温のオーブンで香ばしくジューシーにグリルした熟成肉〉(HPより)がウリの店だ。

 安倍首相はその翌日、6月20日にも永田町の「ザ・キャピトルホテル東急」のレストラン「ORIGAMI」で秘書官と食事。さらに、6月22日には、丸の内の「パレスホテル東京」の日本料理店「和田倉」で自民党の細田博之・元幹事長と、6月24日には赤坂の日本料理店「たい家」で自民党の二階俊博幹事長、林幹雄幹事長代理と食事している。

 安倍首相が「体調に異変が生じ、体力をかなり消耗する状況になっていた」と説明した7月中旬以降もこの会食ざんまいは変わらない。というか、6月よりさらに料理がこってりしている感じさえする。

 7月21日には松濤のフランス料理店「シェ松尾 松濤レストラン」で長谷川榮一首相補佐官、前秘書官の鈴木浩外務審議官、秘書官らと食事し、翌日22日には銀座のステーキ店「銀座ひらやま」で二階幹事長、林幹事長代理、自民党の元宿仁事務総長、野球の王貞治氏、俳優の杉良太郎氏、政治評論家の森田実氏、洋画家の絹谷幸二氏と会食。

 さらに、7月30日には、丸の内の「パレスホテル東京」内の「和田倉」で自民党の岸田文雄政調会長と会食している。和田倉は日本料理店だが、新聞各紙の報道によれば、安倍首相はここでもステーキを注文。鶏の生姜焼きを注文した岸田政調会長とビール、ウイスキーの水割りを酌み交わしたという。

 これがほんとうに「潰瘍性大腸炎の再発の兆候」があり、「体調が悪化」した人の食生活なのだろうか。潰瘍性大腸炎の活動期は、消化しやすく、高たんぱく・低脂肪の大豆製品や鶏肉、魚類などが推奨され、脂肪の多い食品や、油を使用している料理、アルコール類は控えめにするよう指導されるはずなのだが……。 つまり、安倍首相は、6月の段階で潰瘍性大腸炎再発の兆候があることを知り、7月中頃には体調が悪化していたというのだが、しかし、それにしては安倍首相、その6〜7月にやたら会食ざんまいの生活を送っているのだ。

 首相動静から、ざっとあげてみよう。まず、6月19日には、東京・虎ノ門のホテル「アンダーズ東京」のレストラン「ザ タヴァン グリル&ラウンジ」で麻生太郎副総理兼財務大臣、菅義偉官房長官、自民党の甘利明税制調査会長と会食しているが、この店は〈高温のオーブンで香ばしくジューシーにグリルした熟成肉〉(HPより)がウリの店だ。

 安倍首相はその翌日、6月20日にも永田町の「ザ・キャピトルホテル東急」のレストラン「ORIGAMI」で秘書官と食事。さらに、6月22日には、丸の内の「パレスホテル東京」の日本料理店「和田倉」で自民党の細田博之・元幹事長と、6月24日には赤坂の日本料理店「たい家」で自民党の二階俊博幹事長、林幹雄幹事長代理と食事している。

 安倍首相が「体調に異変が生じ、体力をかなり消耗する状況になっていた」と説明した7月中旬以降もこの会食ざんまいは変わらない。というか、6月よりさらに料理がこってりしている感じさえする。

 7月21日には松濤のフランス料理店「シェ松尾 松濤レストラン」で長谷川榮一首相補佐官、前秘書官の鈴木浩外務審議官、秘書官らと食事し、翌日22日には銀座のステーキ店「銀座ひらやま」で二階幹事長、林幹事長代理、自民党の元宿仁事務総長、野球の王貞治氏、俳優の杉良太郎氏、政治評論家の森田実氏、洋画家の絹谷幸二氏と会食。

 さらに、7月30日には、丸の内の「パレスホテル東京」内の「和田倉」で自民党の岸田文雄政調会長と会食している。和田倉は日本料理店だが、新聞各紙の報道によれば、安倍首相はここでもステーキを注文。鶏の生姜焼きを注文した岸田政調会長とビール、ウイスキーの水割りを酌み交わしたという。

 これがほんとうに「潰瘍性大腸炎の再発の兆候」があり、「体調が悪化」した人の食生活なのだろうか。潰瘍性大腸炎の活動期は、消化しやすく、高たんぱく・低脂肪の大豆製品や鶏肉、魚類などが推奨され、脂肪の多い食品や、油を使用している料理、アルコール類は控えめにするよう指導されるはずなのだが……。

■体調を理由に辞任表明しながら、同じ会見で「私の体調のほうは絶対に大丈夫」と豪語

 また、辞任を決断したというタイミングの説明も不可解だ。安倍首相は「先週と今週、検査を受け、今週の診察を受けた際に判断をした。月曜日に」と答えたが、一方で、「新しいお薬を使いまして、2回目のときにですね、検査もおこなったんですが、効果が出ているということでございました」とも答えている。

 つまり、今週月曜日、2回目の検査のときに効果が出ていることがわかったのに、逆に辞任を決めたというのである。

 しかも、説明を聞く限り、現在の病状もまったく逼迫したものにはみえない。安倍首相は今後、入院するわけでも静養するわけでもなく、「次の総理が任命されるまでの間、最後までしっかりとその責任を果たしてまいります」と宣言。質疑応答でも、「幸い、いま、新しい薬が効いておりますので、(次の総理が決まるまで)しっかりと務めていきたいと、こう思っております」と繰り返し、さらに、ロイターの記者が次期総裁決定までの期間を質問すると、こう答えた。

「ま、これは、私の体調のほうはですね、基本的には、その間は絶対に大丈夫だと、こう思っております」

「私の体調は絶対に大丈夫」──。これって、安倍首相の体調がいますぐ辞職しなければならないようなものではまったくなかったということではないか。

 にもかかわらず、安倍首相がこのタイミングで辞任を決断したのはなぜか。答えはただひとつ、コロナが招いた危機的状況に嫌気がさし、政権を投げ出してしまったのである。

「安倍首相がやる気がなくなっている、辞めたがっているという話は、すでに5月くらいから出ていて、週刊誌が書き立てていたからね。6月になると、それに拍車がかかって、判断能力が停止しているのかと思うくらい投げやりな態度を示すことも珍しくなくなった。それと、6月に国会を閉じた後は、とにかくもう国会に出たくない、の一点張り。病気以前に、モチベーションが完全に低下していた」(政治評論家)

 しかも、これから安倍首相を待ち構える事態は、さらに厳しくなるのが確実視されていた。新型コロナ感染は一向に収束する気配を見せず、対応の失態が次々明らかになる。経済はこれからますます悪化するのに、アベノミクスで金融緩和を限界までやっているため打つ手がない。政権浮揚のために一縷の望みを賭けてきた東京五輪は中止の可能性が高く、年金積立金の巨額損失や財政悪化など、自らの政策と政権運営のデタラメがバレて、責任を問われる問題が次々浮上する。

 おそらく、安倍首相はこれ以上政権に居座っても良いことはない、むしろこれまでの失政を追及され、責任をとらされると判断し、かなり早い段階で、総理在任最長記録を打ち立てた後の辞任を決めていたのではないか。

 そして、その日に向けて健康不安情報を少しずつ流し、潰瘍性大腸炎が再発したことを理由にして、辞任した。

 潰瘍性大腸炎の再発が「仮病」だとまで言う気はないし、実際、自分への批判が高まったストレスで持病が悪化した可能性もあるが、しかし、前述したように、それは少なくとも辞任が必要なほどではなかった。賭けてもいいが、6月くらいの時点で支持率が回復していたら、もしくはコロナ感染が収束して東京オリンピック開催が確実になっていたら、安倍首相は絶対に辞任なんて表明しなかったはずだ。

■安倍首相はもう元気 会見では「次なる政権に対して、影響力を発揮したい」と本音ポロリ

 そう考えると、これはまさしく第一次安倍政権の再現と言ってもいいだろう。第一次政権の辞任の理由も、いまは「持病の潰瘍性大腸炎が悪化したから」ということになっているが、これは完全に後付けで出てきたものだ。

 当時、第一次安倍政権では、次々と大臣の「政治とカネ」問題が噴出して“辞任ドミノ”が起こり、さらには「消えた年金」問題が追い打ちをかけ、2007年7月29日の参院選で安倍自民党は惨敗。与野党勢力が逆転する「ねじれ国会」となって、様々な法案審議がストップした。すると、それからわずか約1カ月半後の9月12日、安倍首相が唐突に辞意を表明するのだが、この辞任会見で安倍首相が語った理由は、テロ対策特別措置法に基づく海上自衛隊のインド洋での給油活動を続けるために「私が辞することによって局面を転換したほうがよいだろうと判断した」というものだった。

 翌13日に慶應大病院に入院し、24日にあらためて会見を開いて、「この1カ月間、体調は悪化し続け、ついに自らの意思を貫いていくための基礎となる体力に限界を感じるに至りました」と健康問題が理由であると修正したが、この時点でも「潰瘍性大腸炎」だとは一言も言わなかった。公表された医師団の診断も強度のストレスと疲労による「機能性胃腸症」というものだった。

 ところが、翌2008年1月発売の「文藝春秋」に安倍首相は「わが告白 総理辞任の真相──突如、襲った体の異変。今、初めてすべてを明かす」と題した手記を発表。そこで「潰瘍性大腸炎」という持病を抱えていることを告白して、辞任を正当化。これが復活の狼煙となって、最終的に政権に返り咲くわけだ。

 今回は辞任発表と同時に「潰瘍性大腸炎」を持ち出したという違いはあるが、やり口はこのときと同じなのではないか。辞任の本当の理由は政治的に追い詰められ、嫌気がさしたからにすぎないのに、政権投げ出しを正当化するために潰瘍性大腸炎を持ち出す──。

 昨日、立憲民主党の石垣のりこ参院議員が安倍首相の辞任を受け、「『大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物』を総理総裁に担ぎ続けてきた自民党の『選任責任』は厳しく問われるべき」とツイート、大炎上しているが、この指摘はけっして間違ってはいない。

 おかしいのは「病気をネタに攻撃するのは不謹慎だ」「人の病状を取り沙汰する行為は醜い」「病気で弱っている人を叩くな」「仮病扱い」などといって、追及を封じ込める意見のほうだ。

 何度も言うが、相手はその政策判断によって国民の生命や生活が一変するような権力を握っている一国の総理大臣なのだ。そんな人物が自ら健康不安情報を流しているのだから、その真偽や詳しい病状を追及するのは当然だろう。

 ところが、この国のマスコミはそういうくだらない批判に怯えて、追及や検証を放棄。その結果、安倍首相のような無責任な総理大臣を復活させ、同じことを繰り返させてしまった。

 いや、それは過去形ではない。今回の辞任会見で、テレビ朝日記者の「今後、対中・ロシアなどの外交に取り組まれる意欲はありますか?」という忖度丸出し質問に、安倍首相はなんと、こう答えたのである。

「次なる政権にですね、対しても、影響力……ま、当然のことなんですが、いち議員として協力してしっかり支えていきたいと思います」

 聞かれてもないのに「次なる政権に対しても影響力」と宣言……そう、この男、コロナの重圧からまんまと逃れてすでに元気を取り戻し、院政を敷く気満々なのである。安倍応援団の「病気で弱っている人を叩くな」などという圧力に従っていたら、みたび無責任男の復活を許すことになるだろう。

(編集部)


安倍首相が辞意表明 体調悪化、職務継続困難





http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/402.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 川淵三郎氏が安倍晋三首相の‘’再再登板‘’も可能と指摘「元気を取り戻した暁には…伊藤博文内閣は第4次の歴史がありますよ!」
              川淵 「元気を取り戻した暁には 再再登板も可能」
   
   
   
[私のコメント]
  
    
  
■ 日本トップリーグ連携機構の川淵三郎会長が安倍晋三首相の‘’再再登板‘’も可能と指摘「元気を取り戻した暁には…伊藤博文内閣は第4次の歴史がありますよ!」
  
  
> 日本トップリーグ連携機構の川淵三郎会長(83)が28日、ツイッターを更新。
この日、持病の悪化を理由に辞任を発表した安倍晋三首相(65)をねぎらうとともに、“再々登板”も可能だと指摘した。   
  
> 第2次政権を終える安倍首相の“再々登板”に言及。「新しい薬が功を奏して元気を取り戻した暁には再再登板も可能ですよね。三年経ってもまだ68歳ですから。
桂太郎内閣は第3次、伊藤博文内閣は第4次の歴史がありますよ!」とエールを送った。
  
  
たしかに川淵三郎会長の言う通りです。
直近の支持率も36%と日本の政権支持率としては十分高い。
安倍総理は現在65歳であり、難病克服後再登板する可能性は十分あります。
今は難病の治療に専念し、休養もし、体調を戻すことに専念してほしいものです。
そのあかつきには、再登板を望む声がさらに強くなるでしょう。
安倍政権の成果は非常に大きい。(下記参照)。

『安倍政権の 成果が 凄い!  外交・安全保障編  TPP11、日欧EPA、日米同盟強化、NSC発足、平和安全法制、テロ対策の共謀罪などなど』
http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/401.html
  
  
そんじょそこらのボンクラでは後釜を務めるのは難しいのです。
  
  
   
[記事本文]
   
  
 日本トップリーグ連携機構の川淵三郎会長(83)が28日、ツイッターを更新。この日、持病の悪化を理由に辞任を発表した安倍晋三首相(65)をねぎらうとともに、“再々登板”も可能だと指摘した。
 川淵氏は「国のために文字通り命懸けで公務に全力を尽くされた安倍総理に心からお疲れ様でしたと申し上げます。一日も早い回復を願っています」とツイート。持病の潰瘍性大腸炎の悪化を理由に辞職した安倍首相の体調を気遣った。
 さらに、第2次政権を終える安倍首相の“再々登板”に言及。「新しい薬が功を奏して元気を取り戻した暁には再再登板も可能ですよね。三年経ってもまだ68歳ですから。桂太郎内閣は第3次、伊藤博文内閣は第4次の歴史がありますよ!」とエールを送った。  
  
https://www.chunichi.co.jp/article/111754



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/403.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 安倍氏の置き土産。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2020/08/blog-post_73.html
8月 29, 2020 日々雑感(My impressions daily)

<新型コロナ感染症対策の整備が急がれる中、安倍晋三首相が辞意表明した。「現場の思いを反映した施策はなかった」「もっと早く身を引くべきで遅きに失した」。人手や物資の不足に苦しみつつ、対応してきた医療従事者らからは冷ややかな声が相次いだ。

 「しっかり対策を取れる人がやった方がよかった。タイミングが遅すぎる」。よしだ内科クリニック(東京都練馬区)の吉田章院長は手厳しい。

 クリニックではマスクや消毒液が足りなかった4〜5月も診察を継続。「全世帯向けにアベノマスクを配るのではなく、少しでも支援してほしかった」と振り返る>(以上「共同通信」より引用)


 武漢肺炎の感染拡大で現在も苦闘している医療現場から安倍氏辞任の報に接して「現場の思いを反映した施策はなかった」「もっと早く身を引くべきで遅きに失した」との声があるのを国民の大半は知らない。よしだ内科クリニック(東京都練馬区)の吉田章院長の「しっかり対策を取れる人がやった方がよかった。タイミングが遅すぎる」と手厳しいコメントは医療従事者の本音ではないか。

 途中から政府の対武漢肺炎の感染対策諮問委員会が「専門家会議」から「分科会」に衣替えしたことも、感染症を収束させることよりも経済を回すことを優先する方向へ舵を切った証左ではないか。これでは医療現場関係者はやり切れない。

 馬鹿な政治家が勝手に判断して、2月の早い段階で医療物資を中共へ送ってしまった後に、日本国内で武漢肺炎の感染拡大が起きて、医療物資不足に直面するというお粗末さを露呈した。しかも中国の邦人企業が製造したマスクまで中共政府によって出荷禁止とさせられるオマケまで付いた。

 武漢肺炎の感染拡大と対峙する現場へ医療物資を充分に補填できない政府とは一体何だろうか。そして今も「軽症者は自宅待機」という隔離方法では家庭内感染が起きるのは当たり前ではないか。医療従事者ですら院内感染するというのに家庭内で感染するな、という方が無理な注文だ。そもそも指定感染症では「施設隔離」こそが大原則ではないか。

 素人が陣頭指揮にあたり、素人判断で対処する、という恐ろしいことが日本では起きている。感染症対策なら感染症の専門医に任せるのが本筋ではないか。なぜ感染症の素養すらない政治家が感染対策を決定するのか。

 ましてや「分科会」に半端な経済学者まで入れて、「経済を回す」などといった流行語まで流行らせた。なぜ「急がば回れ」で徹底した「検査と隔離」により感染拡大を抑え込むことに専念しなかったのだろうか。

 いや、そもそもというなら、素早い対中空路と海路の閉鎖こそ安倍自公政権は実施すべきだった。目先の春節インバウンド儲けに目が眩んで、対中空路閉鎖を躊躇している間に国内に武漢肺炎ウィルスを招きいれるという大失態を犯しとしまった。それがすべてだ。

 素人判断で政治をしてはならない、というのが安倍氏が日本政治に遺した大きな業績だ。政権を去る安倍氏の苦行難行は終わるが、医療現場で働く人たちの苦行難行は続く。彼が飛んでもない置き土産をしたことを国民は忘れてはならない。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/404.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 電通の飼い猫<本澤二郎の「日本の風景」(3829)<1・5億円・桜・モリカケ追及さえしなかった最後の記者会見>
電通の飼い猫<本澤二郎の「日本の風景」(3829)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/26057362.html
2020年08月29日 jlj0011のblog


<1・5億円・桜・モリカケ追及さえしなかった最後の記者会見>

 日本最大の記者クラブの内閣記者会・永田クラブが、6月18日以来雲隠れしてきた晋三の、最後となる記者会見にどう対峙するだろうか、そこに焦点を絞って首相辞任表明会見を、ネットの生放送で見聞した。

 心臓に突き刺さっている1・5億円の河井事件、公金横領の桜事件、モリカケTBS強姦魔事件を、どのように追及するだろうか?

 予想はしていたものの、結論を言うと、彼らは電通の飼い猫でしかなかった。飼い犬なら少しは吠えたであろうが、それさえも見られなかった。民主主義の存在しない国家主義のレベルでしかなかった。

<佐藤栄作長期政権記録を塗り替えることに的を絞り辞任表明>

 7月に官邸内で吐血した、といううわさ話は事実だったのだ。その先に慶大病院での2度の長時間診断で、持病の再発と深刻化が判明して、大好きな官房機密費という血税を使っての美食三昧が止まった。

 すぐにも入院すればいいのに、そうしなかった。8月24日にこだわった。佐藤栄作の政権存続記録を塗り替えようとしたのだ。それだけのことだった。ここには、政治家らしい信念・責任・恥の観念が、全くなかった。

<事前に整髪も済ませ、会見前には念入りな化粧も?>

 彼は8月24日の入院前日の日曜日を利用して、大好きな床屋に行って整髪していた。記者会見向けの準備態勢である。

 記者会見で、彼は辞任の決意を24日と打ち明けたが、実際はもうそれ以前からだった。

 ネット生放送で目撃した印象では、彼の表情から憔悴しているとの感じがしなかった。直前に、化粧を施したのではないだろうか。

 会見では、一つだけ安倍のメディア対策についての嫌味質問が出たが、まともに答えようとはしなかった。

<心臓は電通工作にこの上なく感謝、感謝!>

 辞任するに当たっての心臓は、なにもかにも、行き届いた配慮をしてくれた電通に感謝したであろう。政府のみならず、三権を掌握した戦後の特務機関・電通の威力、とりわけマスコミ対策に驚いたはずである。

 NHKからは、まともなジャーナリストをきれいさっぱり追い出してしまった。かつての公共放送は存在しない。安倍放送に取って代わった。

 御用ジャーナリズムは読売や産経、日経に限らなかった。新聞テレビのすべてが安倍にひれ伏して、編集首脳陣が全てナベツネに殉じた。

 新聞テレビに労働組合はあるのか知らないが、たとえあっても、そこも抑え込まれていた。日本の言論機関が死んで、国民・主権者ではなく、心臓を支えた。抵抗した唯一の夕刊紙・日刊ゲンダイは、その分、大いに活躍することが出来た。

<神輿は軽いほどいい、無能無責任が扱いやすい典型>

 昔から「神輿は軽いほどいい」と言われてきた。無能無責任の神輿の方が扱いやすいのだ。千葉県にもいるが、おそらく全国的に多いのかもしれない。

 担ぎ手の電通も扱いやすかった。311の東電福島の放射能漏れを「アンダーコントロール」と大嘘を言い張り、IOC委員を買収しても、日本の新聞テレビは報道せず、批判もしなかった。

 政策の多くを経済産業省の役人が独占した。戦前の商工官僚である。安倍の祖父・岸信介こそが、戦前の第一人者だった。財閥の代理人である。電通とは同じ穴の狢だ。東芝は、それに呑み込まれて破綻した。

 電通の最大の敵は、コロナである。五輪崩壊をどう乗り切ることが出来るのか。

<戦争三法は信濃町に裏切られたが、9条を阻止した日本国民>

 平和を愛する日本国民とアジア諸国民は、多少安堵している。それは安倍の軍国主義・9条を改悪する野望を、見事に封じ込めた点である。

 安倍の背後を固める極右靖国派・日本会議は、あわてて「改憲ラッパ」の声明を出して、自民党総裁候補をけん制している。電通も一役買っているのかもしれない。

 戦争三法は、無念にも公明党創価学会の裏切りで強行された。オウムのようなショウコウは、池田大作から心臓に乗り換えたが、次は誰か?創価学会婦人部OBが注目している。

 ともあれ、9条を阻止した日本国民に対しては、国民の一人として喜びたい。

2020年8月29日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/405.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 安倍内閣通信簿
安倍総理が辞任を表明した。

安倍内閣打倒宣言と言うこのスレッドも終わりを迎えることになる。

最後に安倍内閣通信簿を提示して終わることにしましょう。
通信簿は1〜5までの5段階評価で、5が最高の評価とする。


>アベノミクス    3

理由は、市場主義経済体制を続ける限り、この方法よりなく、選択は正しいが、同時に何の成果も挙げられないのは初めから判っていること。

>国民投票法案    3

憲法改正に向けた法案で、改正の結果に拘らずとも、それなりに意義はある。


>特定秘密法案    3

国家の安全保障の為に、またネット社会の犯罪を封じるためには、将来必要となる法案。
これを悪用し政敵を封じるために使われる恐れもあるが、それ以外のディメリットを避ける必要もある。
普通の総理は、このような法案を避けて通るが、社会の為にあえて挑戦した安倍の蛮勇を評価する。

>安全保障法案    4

憲法9条の解釈において、集団的自衛権を認めることを規定した法案であるが、実際に最近の尖閣諸島をめぐる中国との確執も
これに該当し、その必要性は自明の理である。


>消費税値上げ 8.0% 10.0%   4

消費税値上げは福祉予算が増大している現状では避けては通れないもの。
福祉予算が増加されている限り容認すべきものであり、逆に何もしないで福祉予算を抑える者こそが批難されるべき。

>共謀罪    2

これも難しい問題。テロなどを防ぐことを前提にしていることは判るが、その悪用が心配される。

>モリカケ問題    1

完全に国家の私物化であり、官僚をのさばらせる結果となった。

>日韓関係     4

慰安婦問題、徴用工問題などで文政権の言いがかりはひどいもの、歴代総理の中では、これに毅然として対応している。

>北方領土問題   1

韓国に対しては毅然とした態度が取れても、ロシア相手に北方の2島の返還を断念するなど、許せない臆病者。
右翼が襲撃しないことがもどかしいくらい。


>コロナ対策    4

アベノマスクは論外であるが、非常事態宣言について、我が国は緩慢な政策で臨んでいると非難されているところもあるが、結果として死者は1000人足らず、他国に比べて深刻な被害を受けている状況ではない。
何処のくにでも、規制ろ経済の沈滞の問題に悩んでいる。
厳しい規制も必要ではあるが、経済対策も同時に考える必要がある。
その点で。我が国は最低でも息をついている状況と思われる。
国民一人当たり、10万円を給付し、規制された事業者への給付金なども20兆円相当の費用を想定している対策であり、財政状況を思うと実に果敢な政策であると言える。


※ 以上ですが、皆さんはどのように思われるでしょう。
  
意外に思えるでしょうが、相対的に3の上と評価できる思います。

(追伸)

安倍総理が辞任した、自民党の後継候補として次の様な人物の名が挙げられている。

石破茂
岸田文雄
小泉進次郎
河野太郎
菅義偉
野田聖子

かれらについて順不同で論評してみよう。

>まずは、岸田文雄

禅譲期待派と言われるように自力で事をなす気力も豊富ももってない、単なる自民党の派閥事情で押し上げられるのを待っている人物。
任期を無難に過ごすことより考えない小役人タイプ。
こんな奴が総理をしても、国民は初めから期待できるものは何もない。


>菅義偉

これも単なるスポークスマン、まあ、秘書室長みたいな奴。安倍内閣の官房長官を長くやっていたのでマスコミへの露出度が高いが、それだけのもの。
大体において、主義主張が激しい人間が、こんなに長くスポークスマンに甘んじることはしない。

>野田聖子

自民党の若手女性議員として厚遇され総理候補の一人にも挙げられるほど目立っているが、それは自民党のマスコットであり、彼女自身には根底的な政治理念はなく目先の話題を追って活躍しているかに見せているだけ。
とても総理大臣の器にはほど遠い。

>小泉進次郎

その若さゆえ、一時は期待はしたものの、成長するに従い、保守性が強くなり、弱者強食を是認する新自由主義的な発想に傾いて、その手法は若い分だけ危険なファシズム性をもっている。
その若さゆえ、世代交代を求める若者に人気があり自民党も、それを利用しようとしているようであるが、この中では一番の危険人物である。

>石破茂

ある見方では、自民党改革路線の本命とみなされているようであるが、彼が言う改革の理論は全て言葉の上のもの。
各方面について、訥々と満遍なく喋ってはいるが、それは評論家が論じているようなもの。
政治家としての実行力、指導力、仲間を糾合する求心力は著しく欠けている。
つまり、実際には何もできない。

>河野太郎

河野洋平は政治家としておとなしすぎる人間であったが、河野太郎は、外務大臣、防衛大臣として結構、果敢に言葉を言っていることを、政治家をして評価する。
選挙対策や豊富を言わせる多弁な輩も、実際に事が起こればダンマリを決め込む不甲斐ない奴らとは一線を画す。

彼が事に及んで決断が出来るのは、それだけ情熱があると言う事。
これらの候補の中では、一番、信頼できるが、彼の経済政策については不明な点があるのが気にかかる。

※ 安倍の事もバカ総理と酷評してきたが、次期候補と言えば、このようなテイタラク
  むしろ、安倍の方が光って見える。
自民党には、本当に人材がいない。

と言って、野党は、どうか!

これが情けないの一言につきる。

国民民主党の玉木!

立憲民主と合流する、否、分党するなどと、国民から見れば枝葉末節で騒いでいる奴に、総理など、トンデモない話。
政策が一致しないから合流できない。
バカが屁理屈を言うな。
己らの政策の違いなど国民から見れば意味がない。
国家を本当に変えたいなら、大きな力、情熱は、多くのものを糾合できるはず。
その様なものは全く感じられない合流劇。

反原発をやるために合流するとか、自民政治に代わる、何をするために合流するとか、目標などは示さず、互いの違いを指摘しあっているだけである。
人間が違えば、政党が違えば違いがあって当然のこと。

安倍政権打倒が目標だと!
バカか!
打倒して何をするかの指標も示さず、ただ自分らに一任せよとは、詐欺師か、己ら!

合流に賛成の奴も、反対の奴も、ひとえに自分の選挙の環境作りを考えているのみ。

たとえ野党であっても、それが政治ではないであろう。

肝心の信念、情熱がないから、言い訳をしている(取り繕っている)だけのクソ共の集まり。

立憲民主党の枝野!

奴にも同じ事が言える、屁理屈ばかりこねてはいるが、その信念、情熱が伴っていないことは、かつての民主党政権時代から何も変わっていない。
己たちの力量不足を反省しない、その根拠は、いまだに選挙の為の政党名に拘る、その姿勢に現れている。

この二人に振り回されている、国民民主党、立憲民主党の中の議員など、言うに及ばず。

政治を道具(玩具)に遊んでいるだけの野党。

※ なんとも楽しみのない、新内閣予想である。


http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/406.html

記事 [政治・選挙・NHK275] とうとう世紀の愚鈍低能売国ゴロツキ政治屋、アベデンデンがまたまた仮病(本当に病気だったんなら毎夜贅沢宴会なんてできないし、首相自体に就任するべきものでない)使って辞任会見の同情買う作戦のいまさらながらのアホくさ。辞任会見での忖度記者クラブのゴミ記者のヘタレぶりも失笑
とうとう世紀の愚鈍低能売国ゴロツキ政治屋、アベデンデンがまたまた仮病(本当に病気だったんなら毎夜贅沢宴会なんてできないし、首相自体に就任するべきものでない)使って辞任会見の同情買う作戦のいまさらながらのアホくさ。辞任会見での忖度記者クラブのゴミ記者のヘタレぶりも失笑
http://onsen-kabumasa.cocolog-nifty.com/okirakunikki/2020/08/post-c315b5.html
2020年8月29日 憂き世の日々に埋もれて、たまには温泉へ


世紀の愚鈍低能バカ、アベデンデンが28日の会見(ずっと国会審議を拒否し続け、まともな会見から逃げ隠れし、マスゴミが28日に会見すると厳かに前触れ垂れ流していた会見)でワタクチュは病気治療で首相辞任しまちゅと口から吐き、ついに国民を愚弄し不幸にしただけの地獄の悪魔の政権が終わることが決定したわけで、本来なら提灯行列もんだ。

久しぶりに午後7時からの皆様の敵・アベの広報機関NHKのニュース見たら、相も変わらずのアベ忖度マンセーのフェイクニュース。街頭インタビューなんて、全てがアベ様ご病気でお気の毒的アホくさばかりだし、またまた出てきましたアベの寄生虫ババア・岩田明子。外遊を山のようにしてさすが外交のアベと称賛しまくりだったが、その外遊でなんかの成果があったか、貴重な税金を海外に垂れ流し、日本を疲弊させただけだろうが。ほんま、この岩田ババアなどアベ忖度マンセーだけで、まともにアベの犯罪追及など一切できなかった日本のマスゴミの腐敗ぶりは凄まじいわ。28日の辞任会見でもアホ記者がアベに敬語使いでお伺いを立てるような質問ばかりで、ゴミ記者のゴミぶりが爆発してましたわ。

ところで、首相が病気で辞めるというのはかつての事例で見ても、石橋湛山、池田勇人、大平正芳、小渕恵三といずれも死に繋がる状態だった。それが何だアベデンデン売国クソ野郎の場合は。前回の場合もミエミエの嘘八百の仮病辞任。そもそも大腸ナンチャラなる重病なことを言いふらすくせに、首相になって返り咲きしてからは、毎夜のマスゴミや財界のトップ連中やスシローとかの提灯持ちマスゴミのゴキブリ記者や自称評論家などのクズとの税金使い込んでの贅沢三昧宴会で飽食の限りを尽くしていたんだが、そんなに重病と看板掲げるくせに、よくも毎夜の贅沢宴会ができたもんだ。

まあ、口から息を吐くように嘘しか吐かない奴だから、病気だと喧伝することも嘘なんだろう、仮病で辞任なら同情を買えるとのさもしい限りのこいつらしい嫌らしさか。28日の辞任表明会見で、「病気の治療で大切な政治判断誤ること許されない 。総理の職にあり続けるべきではない。職を辞することを判断した」とかなんとか適当なことほざいていたが、大腸ナンチャラ病とかだと公言していたんだから、ならば当初から病気の治療しているわけなんだから、最初から首相になるべきではなかった。「政治判断謝ることは許されない」とか言うが、なるほどね、ずっと重病の治療継続していたからこそ、8年の間あらゆる政策が誤り、モリカケ疑獄に始まる犯罪のデパート状態になってもその責任を取る判断もできなかったというわけか、なるほどね。

さらには行く必要ないくせにただただバカ嫁持参で贅沢外遊し、現地の腐敗政治屋や官僚が懐にするにしかならないだろう数十兆円の貴重な税金をバラマキしてええカッコをし、そこでも贅沢宴会していたわけで、持病が大腸ナンチャラ病と喧伝するなら、一汁三菜にでもして、健康に最大限の配慮をした生活をすべきだったはずだ。それこそ、日本国民には自己責任なる強制をし、医療費・社会保障関係費をどんどん削減し、消費税を2回も上げたくせに、こいつほどテメエの吐く言葉とその実際の行動が乖離した自己責任とは100%無縁のゴロツキ政治屋が首相に居座り続けたことこそ、まさに日本の恥であり、衰退の元凶だ。

最初の仮病辞任の後、民主党の野田某なる不自由非民主カルト党のトロイの馬のようなゲスのおかげで不自由非民主カルト党が政権復帰できての首相への返り咲きだったわけだが、なんちゃらの3本の矢とかなんとかアホくさい限りの無策というか日銀のカネ垂れ流しとアベ忖度の売国官僚の公文書隠蔽、改ざん、破棄、GDPなどの調査数値、マスゴミの支持率調査も嘘八百と、まさに息を吐くように嘘しか言わない脳足りんバカ売国奴アベデンデンが官僚の人事やりたい放題と官邸官僚なる腹話術人形のボケナスアベ操作奸臣のゲスぶり、さらに忖度しかできない幇間マスゴミのアベマンセーフェイク報道で国民騙しをしてきた空前絶後の悪逆非道の“国民を不幸にするだけ・アベのゴロツキ仲間で税金強奪”の政権だったわけだ。

歴史に残すべき公文書などを隠蔽、改ざん、破棄しまくって、後世の歴史家がアベ第二次政権の8年近くの政治を検証しようにも資料そのものがないわけで、どんだけ首相在任期間が最長だと忖度クソマスゴミ(特に皆様の敵NHKのマンセー報道は度し難く、そこに住み着く岩田明子なるアベの寄生虫ババアのゲスぶりは凄まじい)が喧伝しようが、つまりは実質的にはアベデンデン政権なんてのは日本の歴史には存在しないのも同然の真っ黒に塗られた闇そのものなのだ。

しかも、口先だけで「責任はわたくちゅにありまちゅ」「責任を痛感してマチュ」などと数十回も例の気味悪い気持ち悪い腹話術人形の口から吐きながら、一度もまともにテメエの責任を取ることもなく、向き合おうともしなかった、というか、アホーアッソーというこれまた同類と同じくあまりの馬鹿で、日本語さえまともに使えない低能なので、責任なる言葉の意味さえ理解できないのだろう。なにしろ、平和憲法を破壊すると腐乱の極みの弛みきった顔面を歪めながら喚き散らすくせに、その憲法の中身をまったく理解できていないという超馬鹿なのだ。

首相なら憲法遵守が最も重要な責務なのに「みっともない憲法」とか吐いて憲法を罵倒蹂躙(この言葉一つだけでまともな政権なら即刻首相辞任だ)し、そのくせ国会答弁で「わたくちゅは立法府の長でありマチュ」と小学生にさえ嘲笑されるような憲法無知を晒すほどの極めつけの馬鹿なのだ。まあ、簡単な漢字の読み書きさえまともにできない、幇間記者クラブのゴミ記者からの事前質問に官邸ゲス官僚がルビ付きで用意した原稿を読み上げるだけ(その用意された原稿さえ間違え、その間違っていることにさえ気が付かないほどの痴呆に近いバカ)のまさに小学生朗読会で、臨機応変にフリー質問には答えられる能力まったくなしのくせに首相に居座り続けられる鈍感胆力だけがあるというウルトラバカのまさに無知無能無恥。そんな奴にひれ伏し続けてきた不自由非民主カルト党のゴミ議員とマスゴミ。それに怒りもしない奴隷国民。ほんまこの8年近くで日本経済は疲弊し、国民の所得は下がるばかりで、政治屋と役人など税金を元に給与を得ている奴らだけが所得上昇というアホらしすぎる国に堕落。

 

それにしても、アベほど国民の幸せのために政治をするという原点を忘却というか微塵も意識の中になかった国民の敵そのもののゲス政治屋はいない。コロナ禍のなかでこの馬鹿がやったのは、テメエらの利権漁りでしかない何の役にも立たないアベのカビだらけのゴミマスク(絶対テメエの間違い認めないアホのアベがゴミマスクを意地で着け続けたんだが、周囲の人間が国民は誰もゴミマスクしてないと諫言できなかったほど崩壊していた政権)強制配布、強盗トラベルキャンペーンだけというアホくさ。ゴミマスクの疑惑始め、モリカケ疑獄、さくらの会問題、河井バカップル問題等々アベデンデンには犯罪疑惑が山のようにある。検察などがまともに機能していれば当然にそれらの捜査、摘発、逮捕がまともな国家ならこれから起きる。アベバカップル夫婦、さらにはアベ忖度で犯罪犯した官僚、カケなどのアベ友が逮捕、監獄に放り込まれてこそ本来の日本に戻るわけだ。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/407.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 安倍政権が7年8カ月で「成し遂げた」のは国家と社会の破壊 それでもバカとは戦え(日刊ゲンダイ)







安倍政権が7年8カ月で「成し遂げた」のは国家と社会の破壊 それでもバカとは戦え
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/277950
2020/08/29 日刊ゲンダイ


連続在職歴代最長で、記者団の質問に答える安倍首相(C)共同通信社

 安倍晋三の首相連続在職日数が24日で2799日となり憲政史上最長となった。

 安倍は「政治においては、何日間在職したかでなく、何を成し遂げたかが問われるんだろうと思うが、この7年8カ月、国民の皆さまにお約束した政策を実行するため、結果を出すために一日一日、その積み重ねの上にきょうの日を迎えることができたんだろうと考えている」とコメント。

 え?

 どこのパラレルワールドの住人か知らないが、成し遂げたのは社会の破壊くらいだし、国民との約束を守らなかったことが現在問題になっているのにね。

 自民党は2017年に党則をねじ曲げ総裁任期を「連続3期9年」に延長したが、二階俊博も甘利明も麻生太郎も安倍4選に言及。永久に安倍を担ぐ算段だったのかもしれない。しかし、現実世界ではそれは無理。

 8月17日、東京・信濃町の慶応大病院を安倍は訪れ、約7時間半滞在。同24日にも再び病院を訪問した。安倍周辺は「前回の続き」と説明したが、持病の潰瘍性大腸炎が悪化したという説や、検察の捜査(公職選挙法違反)から逃れるための入院の準備といった説も流れた。

 こうした中、SNSでは「さっさと死ね」といった類いの意見が散見されたが、乱暴なことは言ってはいけない。病気になったのは安倍の責任ではない。それに今、死んだら逃げ得だ。一連の「安倍晋三事件」の追及がうやむやになる可能性もある。

 安倍が7年8カ月で日本に与えたダメージは凄まじい。北方領土をロシアに献上し、アメリカからはガラクタの武器を買い、拉致問題を放置。国のかたちを変えてしまう移民政策を嘘とデマで押し通し、森友事件における財務省の公文書改ざんをはじめ、防衛省の日報隠蔽、厚生労働省のデータ捏造などで国家の信用を地に落とした。

 安倍は、水道事業の民営化や放送局の外資規制の撤廃をもくろみ、「桜を見る会」には悪徳マルチ商法の会長や反社会勢力のメンバー、半グレ組織のトップらを招いていた。

 この悪党を支えてきたのがカルトや政商、「保守」を自称するいかがわしい言論人だった。

 今、安倍がやるべきなのは無理をせずにしっかりと体調を整え、わが国で何が発生したのか、この先の検証に協力することだ。



適菜収 作家
1975年生まれ。作家。近著に「国賊論 安倍晋三と仲間たち」、「ニーチェの「アンチクリスト」を現代語訳した「キリスト教は邪教です!」、「ゲーテの警告 日本を滅ぼす『B層』の正体 」など著書40冊以上。購読者参加型メルマガ「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。




http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/408.html

記事 [政治・選挙・NHK275] NHKの受信料の支払いを低所得者は免除し高所得者のみとする。NHKの受信料収入制限と組織改革(規制改革提案):マスコミ板リンク
NHKの受信料の支払いを低所得者は免除し高所得者のみとする。NHKの受信料収入制限と組織改革(規制改革提案)

http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/590.html
http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/409.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 究極のトッチャンボウヤ・安倍氏がまたも仮病で総理辞任:彼に落選させられた溝手氏にとって絶好の意趣返しチャンス到来!(新ベンチャー革命)
究極のトッチャンボウヤ・安倍氏がまたも仮病で総理辞任:彼に落選させられた溝手氏にとって絶好の意趣返しチャンス到来!
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/7251630.html
新ベンチャー革命2020年8月29日 No.2688


1.東京地検特捜部による河井事件捜査の結果、公金横領罪逮捕に怯えているはずの安倍氏はなぜ、不逮捕特権のある総理ポストをあっさり投げ捨てたのか

 2020年8月28日、夕刻、安倍氏は遂に、総理ポストからの辞任を公式表明しました。28日に記者会見することは事前に国民に公表されていましたが、この席にて、辞意を表明することは知らされていませんでした。筆者個人は、安倍氏がこの席で辞意表明する確率は50%未満と観ていました。その意味で、彼がこのタイミングで辞意表明したのはちょっと意外でした。

 不逮捕特権で守られている安倍氏が今、総理を辞めたら、河井事件を捜査している東京地検特捜部が、安倍逮捕に踏み切る可能性が増大します。したがって、今の安倍氏にとって、自分の逮捕を免れるには、何が何でも、総理の座にしがみつくしかないはずなのです。

 にもかかわらず、安倍氏が、このタイミングで総理辞任を発表したのは、水面下にて、東京地検特捜部とのウラ取引が成立したからという見方が成り立ちます。

2.河井事件を捜査している東京地検特捜部は、主犯の安倍氏を見逃すつもりか

 上記、河井事件を前々から追跡してきた朝日新聞系アエラの今西氏の直近の記事(注1)によれば、東京地検特捜部は、河井事件にて、安倍氏が河井夫妻に渡した党資金・1億5000万円の行方については、不問にするようです。

 もしそうなら、安倍氏は逮捕されることもなく、罪をもみ消せるわけです。

 東京地検特捜部にとっては、安倍氏が総理を辞任することで、それなりの償いを安倍氏がしたとみなして、安倍逮捕を回避するつもりでしょうか。

 さて、上記、アエラの今西氏は、昨年7月の参院選の際、河井陣営の応援に入った安倍秘書数人が、日帰り出張の応援活動にもかかわらず、宿泊用のキャリーカートを持参していたと報じています(注2)。

 この記事にて今西氏は、安倍秘書が、上記、1億5000万円の一部、もしくは大半を下関に持ち帰ったことを暗に匂わせているのは明らかです。

 そこで、本ブログでも過去、そのことを取り上げています(注3、注4)。

 ちなみに、河井夫妻が、地元の有力者・100人にばらまいたワイロの総額は、約3000万円であり、河井夫妻は、そのカネを銀行から借りていると観るのが妥当です(注5)。したがって、安倍氏から河井夫妻に渡った1億5000万円はそっくり、安倍秘書が持ち帰った可能性が高いのです。

 東京地検特捜部は、上記、1億5000万円の行方をすでに掴んでいるのは間違いないでしょう。

 この現実を知っている安倍氏は、検察トップとウラ交渉して、安倍氏の総理辞任と引き換えに、公金横領罪容疑を不問にするつもりと疑われます。

3.安倍氏に恨みをもつ溝手氏(昨年の参院選で落選)は、安倍氏に意趣返しするのか

 安倍氏は、彼を批判した過去のある溝手氏(河井陣営に負けた元参院議員)に個人的恨みをもっていて、昨年の参院選にて、溝手氏を落選に追い込むことに成功したわけですが、落選させられた溝手氏の安倍氏への恨みもハンパではないでしょう。

 上記、安倍氏は検察とウラ交渉して、今回の総理辞任と引き換えに、1億5000万円の公金横領を不問にするところまで、こぎつけたと思われます。

しかしながら、今の安倍氏にとって、溝手氏から何らかの意趣返しをされた場合には打つ手がありません。

 国家公安委員長経験者の溝手氏は、安倍氏の総理辞任を知って、いよいよ、安倍氏への意趣返しを実行に移すのではないでしょうか。

 そのことを安倍氏は怖れているでしょうから、総理辞任後も、まったく、油断できません。

 安倍氏の今の心境を考えると、持病の潰瘍性大腸炎が悪化するのも無理ないでしょう。仮病がホンモノの病気になる可能性もあります。

 いずれにしても、本ブログでは、安倍氏は究極のトッチャンボウヤでしかないと観ていますが、その正体をいち早く見破っていたのは米国トランプでした(注6)。

上記、溝手氏もトランプ同様、早くから安倍氏の本性を見抜いていたのです。溝手氏にとって、もうすぐ総理を辞める安倍氏はもう、まったく怖くないわけですから、巨悪を眠らさないでもらいたいと願います。

注1:アエラ“河井前法相事件 官邸と検察の「密約」 1億5千万円捜査が頓挫した理由”2020年7月22日
https://dot.asahi.com/wa/2020072100034.html?page=1

注2:アエラ“河井前法相夫妻と安倍首相の大誤算 逮捕許諾請求と1億5千万円の行方”2020年3月13日
https://dot.asahi.com/wa/2020031100063.html?page=1

注3:本ブログNo.2616『安倍氏秘書は河井夫人の選挙運動支援の際、日帰りにもかかわらずキャリーバッグを携行していた:1億5000万円の行方は?』2020年3月13日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/5977202.html

注4:本ブログNo.2617『連日、テレビに映る安倍氏の表情が冴えないのはなぜ?:河井あんり氏に渡った1億5000万円の使途解明が待ち遠しい!』2020年3月14日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/5982221.html

注5:本ブログNo.2671『河井夫妻に振り込まれた選挙資金・1億5000万円の行方を検察はすでに把握している可能性が大:安倍氏に残された手は、いよいよ指揮権発動のみか』2020年6月28日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/6759196.html

注6:本ブログNo.2679『米国トランプに39歳呼ばわりされた安倍氏の幼児的本性を露呈させたのが今のコロナ禍:国民は安倍氏の辞任を強く求めるべき!』2020年7月26日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/6940719.html



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/410.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 何もかも行き詰まった安倍首相 辞意と病気の全真相<上>潰瘍性大腸炎の悪化は表向きか、飛び交うがん説の真相(日刊ゲンダイ)

※2020年8月29日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大






何もかも行き詰まった安倍首相 辞意と病気の全真相<上>
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/277994
2020/08/29 日刊ゲンダイ


13年前と全く同じ(C)JMPA

潰瘍性大腸炎の悪化は表向きか、飛び交うがん説の真相

 歴史は繰り返した。13年前のブン投げ辞任の再来である。持病の潰瘍性大腸炎が悪化した安倍首相が28日、官邸で71日ぶりに開いた会見で辞意表明。歴代最長政権の称号を手にした4日後、唐突にピリオドを打った。その6時間前に菅官房長官は「お変わりない」と言い、側近らも「非常にお元気」などと健康不安説の打ち消しに躍起だったのは一体何だったのか。

 自民党の党則を変更して連続3期9年に延長した総裁任期を1年残し、コロナ禍の混乱の最中に途中辞任。「責任は私にある」と繰り返しながら、一度も責任を取ったことがない口先男らしい去り際だが、土気色の顔はむくみとたるみで精彩を欠き、声もかすれかすれ。生気のなさは一目瞭然だった。「先月中ごろから体調に異変が生じ、体力をかなり消耗する状況となりました」と経緯を説明した安倍によると、退陣を決めたのは慶大病院を受診した24日。2週連続の通院で永田町では辞任観測が一気に高まっていた。

「総理の容体は13〜14日に悪化し、終戦記念日の全国戦没者追悼式への参列も危ぶまれるほどだったといいます。慶大病院ではがん検査も受けたようで、亡父の安倍晋太郎元外相と同じ膵臓がんを罹患したとの懸念も消えません」(与党関係者)

 安倍は先月6日に官邸の執務室で嘔吐。吐血したとも報じられている。歩幅は小さく、歩みはのろくなり、黒い雨訴訟の控訴を受けた12日のぶら下がり会見では小声でボソボソと話すことしかできず、官邸詰めの記者たちは聞き取りに苦労したという。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏は言う。

「大叔父の佐藤栄作元首相の連続在職日数超えまでもたせ、その後は体調をだましだまし続けるつもりが、ドクターストップで幕引きとなったのでしょう。安倍首相は新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いてきたとか、秋以降のコロナ対策をまとめたとか、体制を整えたと言っていましたが、第1次政権のブン投げ辞任と何が違うのか」

 無策愚策コロナ対応で求心力はみるみる低下。安倍はひと仕事終えたような口ぶりだったが、実態は内閣支持率下落と政策行き詰まりによる事実上の投げ出しなのである。


慶大病院へも付き添った今井首相補佐官(C)日刊ゲンダイ

無能首相を隠し、国民を騙し続けた黒幕たちの大罪

「病気と治療を抱え、体力が万全ではないという苦痛の中から、大切な政治判断を誤ること、結果を出さないことがあってはなりません」

 安倍は辞任の理由をこう説明した。もっともらしく聞こえるが、会見では「先月中ごろから体調に異変が生じ、体力をかなり消耗する状態となりました。そして8月上旬には潰瘍性大腸炎の再発が確認されました」とも言っていた。じゃあ、なぜその時に辞めなかったのか。

 6月18日から会見も国会も開かず逃げ続け、その結果、安倍は今月24日に在任期間歴代最長の称号を手にした。自分の栄誉のために首相の椅子にしがみつき、国民生活を見殺しにしてきたとすれば、許しがたい話だ。

「長いだけで何の実績もなく、権力を私物化し、日本の社会も経済もメチャクチャにしただけの政権でした。こんな無能首相が7年8カ月も続いてきたことが不思議です。モリカケ桜など数々の疑惑もあり、本当はもっと早くに辞めるべきでしたが、軽いみこしを担いで利用する勢力が長期政権を支えてきた。首相の威光をカサに着て権勢を振るってきた官邸官僚、国民を窮乏化させて肥え太ってきた財閥、そして税金を食い物にしてきた電通などです」(政治評論家・本澤二郎氏)

 持病の悪化が辞任理由であれば気の毒だし、治療に専念して欲しいが、それと首相の資質は、また別の話だ。

 職務が遂行できない首相を「疲れているから休ませろ」と隠し、このコロナ禍で政治空白を是認してきたのは言語道断だし、病気でなくても、これほど長く続けさせるべきではなかった。それなのに「安倍しかいない」とか言って祭り上げ、党則変更で連続3選を可能にしてまで無能首相を担ぎ続けてきた自民党の罪もかぎりなく大きい。


安倍首相に“飛び火”も(C)日刊ゲンダイ

持病悪化の原因は政策の行き詰まりか追訴の恐怖か

 持病が悪化した原因は、政策がことごとく行き詰まり、今後の展望もなくなったことだ。会見で自ら「痛恨の極み」と語った通り、拉致問題も、北方領土返還も、悲願の改憲も、全て暗礁に乗り上げている。

 政策の行き詰まりがストレスとなり、潰瘍性大腸炎を悪化させたのは間違いない。さらに、司直の手が伸びないか、恐怖を募らせていた可能性がある。

 河井克行前法相と妻の案里参院議員の公職選挙法違反(買収)事件は、安倍自身に捜査が及んでもおかしくない。夫妻が地元の広島政界で配ったカネの原資は、党本部から夫妻側に渡った1・5億円だったと指摘されている。検察が党総裁の安倍の関与に踏み込む可能性はゼロとは言えない。交付罪に該当する可能性があるのだ。

 さらに、安倍の胃腸をキリキリさせたのが「桜を見る会」だ。安倍後援会が前日に主催した「夕食会」を巡っては、安倍本人が最高裁の元判事を含めた弁護士・法学者らに刑事告発されている。訴追の恐怖は相当なものだっただろう。

「首相は、1億総活躍や女性活躍など次々と新政策を掲げて、国民の不満をそらし続けてきました。全て看板倒れに終わり、ついに打つ手がなくなったところにコロナ禍が起きた。唯一のレガシーとなり得る東京五輪も不透明となり、今後の展望も消えてしまった。祖父である岸信介元首相を超えることはできないと悟ったのでしょう」(高千穂大教授・五野井郁夫氏=国際政治学)

 人間、希望がなくなると何もかも投げ出したくなるものだ。ただし、長きにわたりストレスをため込んだのは国民の方だ。






http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/411.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 安倍辞任に対して称える街の声の多さに唖然、メディアの忖度気質は相変わらず(まるこ姫の独り言)
安倍辞任に対して称える街の声の多さに唖然、メディアの忖度気質は相変わらず
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2020/08/post-c26dd2.html
2020.08.29 まるこ姫の独り言


昨日は、安倍辞任ニュース一色だった。

私は、5輪までは何が何でも総理の座にいるとばかり思っていたので、突然の辞任発表には大いに驚いたが、どこの局も、安倍首相に対して同情的な声や、よくやっていたのに辞任は残念と言う好意的な声などが中心になっていた。

本当に多くの人は、良くやっていたと思っているのだろうか。

コロナ禍に対する対応だけを考えても、対策は後手後手で、その対策も本当に国民が望んでいない政策に固執していてピントがズレているとしか思えないのに、「良くやっていた」的な声が多く取り上げられていた。

アベノマスクを取っても、90%程度の人が使わないと言っていたのに、安倍首相はよくやっていた?

感染者が拡大する中でのGOTOで沖縄に多くの被害が及んだことはどうなの?

健康不安がささやかれていた時期に安倍側近たちの、「ちょっと休んでもらいたい。責任感が強く、自分が休むことは罪だとの意識まで持っている」「数日でもいいから強制的に休ませなければならない」の同情論を誘うような発言がどんどん拡散していった。

これが功を奏したのか、少しでも安倍首相を批判すると「弱っている難病の総理を叩くな」と言うような論調が恐ろしい程大きくなっていく。

日本はいまだに情緒的な国で、総理の病気と、個人の病気は分けて考える必要があるのに、少しでも総理の病気のことに触れて、批判的な声を上げると非国民扱いをされる。

>僕はうれしいね。早く辞めて欲しかった。森友から始まって、すべての悪いことを重ねてきているわけだから。徳がない男だよ、あれ

RBC NEWS「安倍首相が辞任 沖縄県内の反応」2020/08/28


このくらいの事、言われて当然だ。

メディア側は「難病のために辞任せざるを得なかった総理」と言う番組作りをしているのか、安倍総理に批判的な声はなかなかでない。

私の見ていただけでも、9対1か、8対2か、街の声は総理を称える声一色だった。

少しは批判的な声を入れなければと思ったのか、たまに、それも遠慮しいしい語っている人がいたが、この国では安倍総理のしてきた数えきれないほどの悪政が「病魔に倒れた」ことで何もなかったことになり、称賛されることになるのか。

今までの悪政からして、ほとんどの人が安倍批判とは言わないが、「安倍辞任」でホッとした人も半分くらいはいるのではないかと思うが、番組の中からは見えてこない。

もう見事に、安倍首相が、「難病に倒れた悲劇のヒーロー」扱いになっている。

本当にそんなに素晴らしい首相だったの?

あのヤフコメでは、辞任前は罵倒に近い批判を数多くの人がしていたのに論調が変わってきた。




http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/412.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 爆笑問題・太田光 相方の田中裕二夫妻のコロナ感染で、批判していたPCR検査を優先的に受け、非難轟々 
医療版より転載。
http://www.asyura2.com/20/iryo6/msg/327.html

爆笑問題・太田光氏は、今月はじめ、PCR検査は確度が低いとTBSの番組で発言し、
批判を浴びていましたが、いざ相方の田中裕二氏夫妻が新型コロナに感染すると
優先的にPCR検査をしてもらい、さらに非難轟々です。

PCR批判論者なんてこんなものです。
PCRは意味がない、やっても無駄としたり顔で語っても、
いざ自分が感染かとなると慌ててPCR検査をする。

それにしても、一般人はなかなか検査してもらえないのに、有名人・芸能人は
すぐに優先的に検査を受けられるというのは不公平です。

この国に上級国民が存在するという明らかな証拠でもあります。

以下略。医療版参照ください。

http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/413.html

記事 [政治・選挙・NHK275] <7月の6.7倍>全国8月のコロナ死248人 大阪は深刻続き過去最多の9人に(日刊ゲンダイ)



https://twitter.com/Trapelus/status/1299651457818394624







全国8月のコロナ死248人 大阪は深刻続き過去最多の9人に
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/277997
2020/08/29 日刊ゲンダイ


安倍首相の辞意を伝える大阪・梅田のモニター(C)共同通信社

 28日の辞意表明会見で安倍首相は、新型コロナについて「7月以降の感染拡大が減少傾向へと転じた」と一段落したかのように語っていたが、とんでもない。

 28日の全国のコロナの死者は20人で緊急事態宣言解除後最多を記録した。7月の死者は37人だったが、8月は28日までで248人と6・7倍に膨れ上がっている。

 特に深刻なのが大阪だ。28日は過去最多となる9人の死者が確認された。7月の死者は4人だったが、8月は57人とナント14倍。5月の42人を上回り、第1波以上の大波となっている。

 吉村知事と松井市長が注力すべきは、都構想よりコロナ対策だろう。




http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/414.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 河井前法相初公判全解説〜「安倍首相の体調」との関係は?(郷原信郎が斬る)
河井前法相初公判全解説〜「安倍首相の体調」との関係は?
2020年8月28日 郷原信郎が斬る


昨日(8月25日)、河井克行(前法相)衆院議員(以下、「克行氏」)と、妻の河井案里参院議員(以下、「案里氏」)の公職選挙法違反事件の第1回公判が東京地裁で開かれた。両氏は、検察の起訴事実の現金供与の外形的事実を概ね認めた上、「投票又は票の取りまとめ等の選挙運動を依頼する趣旨で渡したものではない」と述べて起訴事実を否認し、無罪を主張した。

この事件については、広島での検察捜査が克行氏に向けて本格化していることが明らかになった今年4月に【河井前法相“本格捜査”で、安倍政権「倒壊」か】で最初に取り上げ、河井夫妻が逮捕された時点では【検察は“ルビコン川”を渡った〜河井夫妻と自民党本部は一蓮托生】、起訴された時点では【河井夫妻事件、“現金受領者「不処分」”は絶対にあり得ない】と、その都度、私の見解を交えて解説してきた。

今回、第一回公判で行われた両氏の罪状認否、検察の冒頭陳述、克行氏の弁護人冒頭陳述に基づき、今後の公判のポイントを、克行氏関係に焦点を当てて解説することとしたい。

検察冒頭陳述の内容

検察冒陳では、「第1」で克行氏、案里氏の両被告人の身上、経歴について述べた上、「第2」で、本件選挙(2019年参議院選挙)の選挙情勢、選挙状況、案里氏の立候補に至る経緯について、「第3」では、克行氏が案里氏の選挙活動を取り仕切り、選挙の総括主宰者の立場にあったことと、選挙の組織体制について述べている。

そして、「第4 犯行状況」では、「1」で、「県議会議員・市町議会議員・首長らへの現金供与」(44名に、合計62回、現金合計2140万円)、「2」で、「三矢会メンバーへの現金供与」(50名に対し、50回にわたり、現金合計385万円)、「3」で、「選挙事務所のスタッフへの現金供与」(6名に対し、前後16回にわたり、合計約377万円)について、個別の現金供与の状況と、それを受けて行われた「選挙運動」の状況について記述している。

このうち、「3」については、選挙運動に直接関わっていた者らへの現金供与であり、一般的な買収事案と大きな差異はなく、買収罪の成立にさしたる問題はない。また、「2」についても、克行氏との関係や、案里氏の選挙での支援を行っていることが概ね明らかで、「案里氏に当選を得させる目的」や、「選挙運動」を依頼して現金を供与したことの立証は比較的容易だと思われる。

最大の問題は、供与金額の3分の2以上を占める「1」の「県議会議員・市町議会議員・首長らへの現金供与」だ。

この点について検察冒陳では、

被告人克行は、広島県第三選挙区外の行政区域内選出の県議・市町議・首長らについては、そのうち以前から自身と付き合いがあった者や被告人案里がその県議時代に親交のあった者等に対し、さらには、それまで自身とほとんど接点のなかった者や近時疎遠になっていた者に対してもなりふり構わず、被告人案里への投票及び投票取りまとめなどの選挙運動を依頼するとともに、その報酬として現金を供与することとした。

と述べているが、個別の現金授受の状況についての記述は、大部分が

本件選挙における案里への支持を依頼した上で、本件選挙における投票及び票の取りまとめの報酬として現金〜万円を供与した

というもので、現金授受の状況についての具体的な記述がない。そして、供与の時期も、多くが、7月4日の公示の1か月以上前で、3か月以上前のものもあり、参議院選挙での「投票」「票の取りまとめ」との関係が相当希薄であることは否定できない。

この場合、克行氏から現金の供与を受ける際にどのような「選挙運動」を依頼されたと認識したのかが問題となる。

検察冒陳では、

受供与者(現金受領者)の一部は、被告人克行から現金の供与を受けた前後の時期に、被告人案里の出陣式や街頭演説会で応援弁士として演説を行って被告人案里への投票を呼びかけたり、被告人案里による選挙カーでの遊説の際に別車両で先導して被告人案里への投票を呼びかけたりするなどの選挙運動を行った

としているが、このような「選挙運動」を行ったのは「現金受領者の一部」であり、それ以外の現金受領者については、「選挙運動」を実際に行った事実がないようだ。そうなると、公判での証人尋問で、現金供与を受けた際に、その趣旨についてどのように認識したかについての証言内容がカギとなる。

ここまでの、個別の現金授受の状況や、それを受けての「選挙運動」に関する記述だけだと、「1」については、検察官の主張は相当弱いという印象を受ける。

しかし、それ以降の記述で、「1」についての検察主張が、かなり強力に補強されている。

議員・首長への現金供与に関する検察の「3つの主張」

検察冒陳の第4の「1」の末尾の(4)(5)で、弁護側主張に対する反論として、(a)現金供与に関して、領収書のやり取りの話がなく、収支報告書等への記載がないこと、(b)現金供与の際のやり取りに、自民党党勢拡大など、案里氏の選挙での当選以外の目的を窺わせるものがないこと、という主張が行われており、さらに、「第5 本件犯行後の状況」では、(c)克行氏自身が、供与対象者及び供与金額を記載したリストを消去して隠蔽しようとしたこと、という弁護側主張への「強烈な反対主張」が述べられている。

合法的な「政治活動のための寄附」であれば、領収書のやり取りが行われ、関連団体の政治資金収支報告書に記載されているはずだ。(a)の主張は、それらが行われていないので、「政治活動のための寄附」であることは否定されるというものだ。

(b)は、克行氏が、現金供与の際に、「政治活動の支援を依頼したり、自民党の政策を広めるよう依頼したり、自民党員を集めるよう依頼したりすることはなく、被告人克行の政治活動の支援を依頼したり、被告人克行の政策を広めるよう依頼したり、被告人克行の支持基盤拡大を依頼したりすることもなかった。」と述べ、「党勢拡大・地盤培養のための寄附」との克行氏の主張に反論するものだ。

これら2点の検察の主張は、弁護側の「合法的な政治活動に関する寄附」だとする主張に対して、有効な反論となるものと言える。

そして、(c)は、克行氏が、2019年10月に、本件選挙における選挙違反(車上運動員買収)の報道があったことから、同年11月3日に、インターネット関連業者に、克行氏の議員会館事務所や自宅のパソコンデータを復元不可能な状況に消去するよう依頼したこと、供与対象者及び供与金額を記載したリストを含むフォルダー「あんり参議院議員選挙‘19」のデータを復元不可能な状態に消去したが、議員会館のパソコン内には、消去されたフォルダーとは別に、業者の消去作業により消去されなかった同名のフォルダーが保存されていたというものだ(これが、検察の強制捜査で押収され、本件現金供与が発覚したということだろう)。

克行氏が、案里氏の陣営の選挙違反の問題が表面化した後に、本件現金供与に関するリストを含むパソコンデータを、「消去不可能な状態」に消去しようとしていたことは、克行氏が、本件の現金供与を隠蔽しようとする強い意図を持っていたことを示すもので、現金供与が、合法的な「政治活動のための寄附」という主張に対する強烈な反対主張だと言える。

また、それ自体が「露骨な罪証隠滅行為」だと言える。克行氏が、何回保釈請求を行っても保釈が認められないことの最大の原因は、このような露骨なパソコンデータの消去を行っていることが、「罪証隠滅の恐れ」を強く示唆していると認められるからであろう。

克行氏弁護人冒陳の内容

弁護人冒陳では、まず、

検察官は、現金を供与した買収者として克行氏及び案里氏を起訴しながら、現金を受領した被買収者については、その地位、受供与金額、受供与回数に関わらず一人も起訴していない。このような処理は、これまでの同種事例の処理例に照らしても著しく均衡を欠くことは明らかであり、公正さを著しく害する偏頗な公訴提起である。

このような捜査手法は、従来から、違法なものとされ、検察実務においては厳に戒められてきたものであるところ、協議・合意制度が法定され、対象犯罪から公職選挙法違反の罪が除外された現在では、いわゆる「裏取引」として極めて違法性の高い捜査手法である。


と述べて、検察官の起訴手続が違法だとして、刑訴法338条4号の「公訴提起の手続がその規定に反したために無効であるとき」の規定による公訴棄却を求めている。

弁護人の主張は、【河井夫妻事件、“現金受領者「不処分」”は絶対にあり得ない】で指摘していることを法的な主張として構成したものであり、全くその通りである。しかし、実際に、それを裁判所が認めて、公訴棄却の決定が出て裁判が打ち切られる可能性は、ゼロに等しい。日本では、公訴権は検察官が独占し、訴追裁量権も持っており、検察官の捜査や起訴に違法があっても、それが犯罪に該当するような場合でなければ、公訴棄却すべきとはされないのが、従来からの判例である。

そのことを見越して、弁護人冒陳でも、

速やかに公訴棄却により審理を打ち切るべきであるが、仮に、その主張が認められないとしても、当公判廷において現金受領者などとして証言する者の供述については、違法な捜査手法の下で検察官の意に沿う供述をしたというにとどまらず、これまでの実例及び検察実務に照らせば明らかに起訴されるべきであるのに、それが不問にされるという利益が与えられ続けている限り、その影響が及んでいると評価すべきであり、裁判所におかれては、その信用性について慎重に吟味されることを切望する。

と述べて、公訴棄却の主張に関した事情を、現金受領者の証言の信用性の評価において考慮することを求めている。

続いて、弁護人冒陳では、案里氏の立候補の背景と経緯について、以下のように述べている。

(1) 自民党広島県連は、参議院広島地方区での複数候補者の擁立に消極的な態度を取り続けていたが、複数候補者擁立によって、停滞していた政党活動・後援会活動が活性化され、党勢が拡大し、支持基盤が拡張されるという相乗効果を期待することができる一方、単独候補による安穏とした選挙を続けていれば、自民党の支持層による政党活動・後援会活動が低調となり、自民党の勢力が下降線をたどることを、克行氏も危惧していた。

(2) 自民党本部執行部においては、本件選挙で、合区の影響などもあり自民党の議席の減少が予測されたことから、「議席を獲得できる選挙区では積極的に候補者を擁立すべきである」との声が高まり、広島選挙区においては、既に公認を得ていた溝手氏に加えて、平成31年3月13日、2人目の候補者として案里氏を公認した。

(3)広島県連は、案里氏が公認されても県連として一切応援しないとの決議により、応援しない方針をとった。

(4) 広島県連では、参議院議員選挙が近づくと、衆参国会議員から立候補予定者・候補者への秘書派遣による、党勢拡大活動地盤培養活動などの政治活動の支援、選挙運動期間中には選挙運動の応援等が行われ、県連の要請により、広島県連職員、各種支持団体の関係者なども派遣されて同様の活動を行うのが通常であったが、案里氏については、公認が大幅に遅れたため、周知のための政治活動期間・立候補のための準備期間が明らかに不足しているのに、広島県連からの人的支援が得られず、後援会の設立や組織作り、後援会員の加入勧誘、政党支部の事務所立上げなどの政治活動や選挙運動に従事することとなる人員確保など体制作り自体に苦労する状況にあり、県議、衆議院議員として長い政治家としてのキャリアを有する克行氏が、その人脈を頼って、それら案里氏のための活動を行わざるを得なかった。

(5)克行氏は、ベテラン国会議員である溝手氏のほかに、若手で女性の目線で政策を訴える保守政治家の案里氏の存在を広めることにより、県民の新たな関心を呼び起こし、支持層の発掘を県内全域で行っていく必要があると考えていた。

(6)平成31年3月以降、克行氏及び案里氏らが行ってきた諸活動は、選挙区に該当する支部を割り当てられ候補者として、党勢拡大・地盤培養等の政治活動を行うとともに、政党支部事務所を立ち上げて、後援会活動を行うなどして、その存在と人柄を周知し、自らの信条・政見を浸透させていくものであった。


そして、克行氏自身の地盤培養について、以下のように述べている。

(7)克行氏は、7期目の衆議院議員であり、その当選回数や県議時代からの政治家としてのキャリアからすれば、広島県連の会長に就任する可能性もあったが、案里氏の立候補で、広島県連との関係が悪化し、それが影響して、支持者の地元県議や市議らが被告人から距離を置いたり、後援会組織の切り崩しが行われるおそれが生じた。県連会長に就任するため、自身の支持地盤を盤石なものとし、県議らの支持・支援を広く取り付ける必要性をそれまで以上に感じ、支持・支援者、後援会幹部、政治信条が近く親しい付き合いをしてきた首長、県議らをつなぎ止め、距離を縮めておかなければならないと考えた。

弁護人冒陳の立論は、克行氏の現金供与が、(1)〜(5)の背景の下で、(6)及び(7)の「党勢拡大・地盤培養」のための寄附として行われたもので、「投票及び票の取りまとめ」のための現金供与ではなかったと主張するものだ。

問題は、このような弁護人の主張が、どこまで合理性を持つ立証となるかどうかだ。検察冒陳の前記(b)で主張しているように、実際の現金供与の際のやり取りには、「党勢拡大・地盤培養」のような動機を窺わせるものはないということになると、現金供与の趣旨が、弁護人冒陳で述べているようなものだったことをどのように立証できるかが問題になる。

今後の公判の展開は

以上のような、検察、弁護双方の冒陳から、今後の公判の展開を予想してみたい。

検察が、現金受領者側について刑事立件すらしていないという、公選法違反の刑事実務からは考えられない対応を行っていることは、検察の主張・立証の重大な「弱点」である。弁護人の「裏取引」を理由とする公訴棄却までは認められないとしても、各現金受領者の証人尋問での証言の信用性の評価に影響を与えることは避けがたい。現金供与の時期が選挙からかなり離れている上、現金授受の際の文言からも「投票・票の取りまとめ」の依頼の趣旨が明確とは言えないので、現金受領者側の認識如何ということになるが、現金受領者の公判証言の信用性に疑義が生じると、無罪方向に傾く可能性もある。

しかし、検察側には、弁護側主張に対する(a)〜(c)の「強力な反論」がある。特に、(c)は、「現金供与が合法」との弁護側主張にとっては、決定的に不利な事実だ。

検察の起訴状では、克行氏は案里氏陣営の「統括主宰者」とされている。弁護側は、「選挙運動全般に関して報告を受け、了承するといった立場にはなかった」と主張して、「統括主宰者」であったことを否定しているが、判決で該当すると判断されれば法定刑も「4年以下の懲役」と重くなる。克行氏の起訴事実のほとんどが有罪となった場合、買収金額から言っても、実刑となる可能性が高い。検察の求刑が最高刑の4年、判決は、3年か3年6月の実刑ということになる可能性が高い。

克行氏「形勢逆転」の可能性は?

現在の状況は、前法相の克行氏が、検察に追い詰められ、崖っぷちに立たされていると言える。

しかし、検察冒陳の「2」「3」については、現金受領者の「選挙運動」の実態も相当あると思えるので、有罪を免れることは困難だと思われるが(克行氏の弁護側も、この点を認識しているからこそ、全体の処罰を免れる主張として、「裏取引」による公訴棄却を求めているものと思われる)、起訴金額の3分の2以上を占める「1」の県議・市町議・首長らに対する供与については、状況的にも「投票及び票のとりまとめ」の依頼と言えるかは、かなり微妙であり、「裏取引」の影響もあるので、公判証言の信用性には相当程度疑義が生じる可能性がある。

今年12月には証人尋問がすべて終わり、克行氏、案里氏の被告人質問が行われることになるが、それが、本件公判の最大のイベントとなるだろう。そこで(a)〜(c)の検察の主張に対して、克行氏自身が「合理的な説明」ができれば、「1」について「一気に形勢逆転」という可能性もないではない。「1」の多くが無罪となれば、買収金額は大幅に減り、執行猶予の可能性が高くなる。

では、「形勢逆転の一手」となる(a)〜(c)の検察の主張に関する克行氏の「合理的な説明」として、どのようなものが考えられるか。

(a)については、「領収書のやり取りがない」「収支報告書等への不記載」との事実で、「違法性の全くない政治資金の寄附」との説明は困難となるが、そのことが、「投票及び票の取りまとめ」の依頼だったことに直結するものかと言えば、必ずしもそうではない。「政治資金の寄附」にも、何らかの目的を持って、その事実を秘匿する「ヤミ献金」もある。政治資金規正法の目的には反する行為だが、実際に過去に相当広範囲に行われてきた。「ヤミ献金」にせざるを得なかった事情について「納得できる合理的な説明」が行われれば、「投票及び票の取りまとめ」のための現金供与であったことを否定する余地もある。

(b)については、「自民党の党勢拡大に向けての政治活動」「克行氏自身の政治活動」というのは、克行氏が、そういう目的で現金供与を行ったという主観の問題であり、それが、現金供与の際に、受領者側に表示されていなくても、そういう目的であったことが、ただちに否定されるわけではない。克行氏の現金供与が、そのような目的で行われたとの克行氏に説明の「裏付け」があれば、案里氏の選挙での「投票及び票の取りまとめ」を依頼する目的が否定される可能性もある。

(c)については、まさに露骨な罪証隠滅行為であり、克行氏側の説明・反論は相当に苦しい。しかし、露骨なデータ消去を行ってまで現金供与の事実を隠蔽しようとしたことについて、その目的が、案里氏の選挙での「投票及び票の取りまとめ」を依頼する「選挙買収」を隠すことではなく、他の理由によるものだったことについて、克行氏に、「納得できる合理的な説明」を行うことができれば、情勢は大きく変わることになる。

では、(a)及び(c)についての「納得できる合理的な説明」、(b)についての「裏付け」として何が考えられるか。

そこで重要となるのが、検察冒陳でも弁護人冒陳でも殆ど触れられていない「多額の現金買収を行うことにした経緯とその資金」である。そこには、本件の核心と言える「重大な事実」が隠されているように思われる。

本件への安倍首相の関与

本件に関しては、検察捜査が本格化する前から、案里氏の参議院選挙の選挙資金として、同じ選挙区の自民党候補溝手顕正氏の10倍の1億5000万円が提供されていたことが明らかになり、その巨額選挙資金提供が、溝手氏に対する個人的な悪感情を持つ安倍首相自身の意向によるものではないかとの憶測を生んでいた。その点に関して、これまでの報道と、弁護人冒陳の内容を対比すると、重要なことが見えてくる。

まず、この点に関して、以下のような事実が報じられている。

(ア) 自民党が参院選の候補者として案里氏を公認した3月13日の前後の2月28日と3月20日、自民党本部が案里氏代表を務める政党支部に1500万円を振り込んだ2日後の4月17日、自民党本部が案里氏の政党支部に3000万円を振り込んだ3日後の5月23日に安倍首相と克行氏とが単独で面会しており、6月10日に案里氏政党支部に3000万円、克行氏政党支部に4500万円が振り込まれた10日後の20日に安倍首相と克行氏とが単独で面会し、その一週間後の同月27日に克行の政党支部に3000万円が振り込まれている(首相動静)。

(イ) 安倍首相の秘書5人が、案里氏の選挙運動の応援に、山口から広島に派遣されていた(「安倍総理大臣秘書」と表現するよう克行氏側からの指示が出ていた(毎日))。

(ウ) 克行前法相が広島県議側に現金を渡した後に、安倍首相の秘書が同県議を訪ねて案里氏への支援を求めていた(共同)

(エ) 案里氏の後援会長を務めた繁政秀子・前広島県府中町議は、昨年5月に克行氏に現金30万円を渡された際、克行氏から「安倍さんから」と言われたと証言した。


ここで、改めて、本件現金供与の背景についての弁護人冒陳の記述を見てみよう。

上記(2)の「2人目の候補者として案里氏公認」を行ったのは自民党本部執行部であり、そこには、その決定の中心となった人物がいるはずである。一方、(4)は、公認が遅れ、しかも、広島県連が一切応援しないという姿勢であった案里氏の選挙に向けての政治活動が、人的にも資金的にも厳しい状況にあったという広島側の実情であり、それが、克行氏から自民党本部側に伝えられたからこそ、1億5000万円もの巨額の選挙資金が自民党本部から河井夫妻側に提供されることになったことは明らかである。

そこで重要なことは、この(4)の記述は、弁護人冒陳で、「多額の現金供与の背景事実」として主張されているということだ。つまり、(4)のような実情を克行氏から知らされた自民党本部執行部側の人物が、そのような厳しい情勢を乗り越えるために、「相当な資金」が必要になると認識したからこそ、破格の選挙資金の提供が行われた。そして、人的な面の不足を補うために派遣されたのが安倍首相の秘書5人だったと考えられる。

このような状況であった2019年3月の案里氏公認から7月の参院選公示までの間に、上記(ア)のとおり、公認直後、選挙資金提供の前後という「極めて重要なタイミング」で、克行氏は安倍首相と、「単独で」面談しているのである。

そして、(ウ)のとおり、安倍首相の秘書は、克行氏が現金を供与した先に、それと相前後して訪問して案里氏への支持を呼び掛けていた。検察冒陳で「なりふり構わず」と表現されているような露骨な現金供与のことを安倍首相の秘書が認識しなかったとは考えにくいし、克行氏が、現金供与を、「安倍首相の名代」として行っているとの認識を持っていたからこそ、「安倍さんから」などという言葉を漏らしたということであろう。

これらの事実を総合すれば、安倍首相が、克行氏が、自民党本部から提供した1億5000万円の選挙資金を実質的原資として行った(直接の原資は、借入等かもしれないが、党本部からの資金提供があったからこそ、選挙資金の収支上現金供与を行うことが可能となった)現金供与とその目的を認識し、容認していたことについて、「合理的な疑いを容れる余地はない」と考えられる。

克行氏にとって「逆転の一手」

上記の推認のとおりだとすると、克行氏には、被告人質問での実刑判決を免れる「逆転の一手」がある。それは、安倍首相が、現金供与とその目的を認識し、容認していたこと、その実質的原資が、自民党本部からの選挙資金であることを、包み隠さず、真実を供述することである。

それによって、弁護側主張に対する「強烈な反論」であった上記(a)〜(c)の検察主張に対しても合理的な反論が可能となる。

まず、(a)(c)については、本件の現金供与が、安倍首相と単独面会して秘密裏に話し、了解を得た上で行われたものだとすれば、それは「表に出さない、裏政治資金の寄附」であり、だからこそ、領収書のやり取りは考えていなかったということになる。そして、その現金供与のリストを含むパソコンデータを削除したのも、克行氏にとって、それが選挙買収に当たる犯罪と認識していたからではなく、一国の総理も関与した「裏の金の流れ」についての決定的証拠を、捜査機関の手に渡すことができないと「首相を補佐する立場」で考えたが故の行動だったという説明は、相応に「納得できる合理的な説明」だと言える。

そして、(b)については、安倍首相との間で、上記(4)の広島県内の選挙情勢と、公認の遅れや県連の非協力から、人的、資金的に厳しい状況の中で、それを打開し、党勢拡大・地盤培養を行う目的について認識を共有していたのであれば、克行氏が、現金供与の際に口にしなかったとしても、党勢拡大・地盤培養のための政治資金としての現金供与であったとの弁護人冒陳での主張に、相応の裏付けがあるということになる。

以上のとおり、克行氏が、「安倍首相が、現金供与とその目的を認識し、容認していたこと」を供述した場合、議員・首長への現金供与の「1」の大半は、党勢拡大・地盤培養のための政治資金としての現金供与ということになり、無罪となる可能性が高くなる。克行氏が、無罪になれば、安倍首相も、現金供与についての認識があったとしても、同様に、刑事責任は問われないということになる(もっとも、政治資金規正法上の問題は別途生じうるし、政治的、社会的には重大な責任があり、総理の座にとどまることができないことは言うまでもない)。

解き明かされる「謎」

上記の推認のとおりだとすると、これまで、本件について「謎」であったことのいくつかが解き明かされることになる。

一つは、河井克行氏という当選7回の国会議員が、なぜ、「自ら」直接多額の現金を配布して回るという「前近代的」とも言える露骨な行動に及んだのか、という「謎」である。

急遽、妻の案里氏を参院選の候補として公認したものの、極めて厳しい状況を打開するためには、現金を配布して党勢拡大・地盤培養を図るしかないとの認識を、安倍首相と共有し、敢えて現金配布を行ったのであれば、克行氏の行動も、理解できないわけではない。逆に言えば、そういう事情がなければ、さすがに、克行氏も、そのような行動は行わなかったと考えられる。

もう一つは、検察が、現金受領者側をすべて刑事立件すらしていないという、従来の公選法違反事件の検察実務からは考えられない対応を行ったことも「謎」の一つであった。上記の推認のとおりであれば、「安倍首相関与」は、検察側も十分に認識しているはずだ。そうなると、もし、克行氏の側から「安倍首相関与」を主張し、供述した場合、「1」の議員・首長らに対する現金供与が無罪になる可能性が相当程度あることは、検察側も覚悟している可能性がある。検察に思い切り善意に解釈すれば、克行氏の公判の推移、判決を見る前に、現金受領者側の刑事処分を行うことができないということで、現金受領者側の刑事立件が行われていないということも、考え得る。

「安倍首相の体調悪化」の原因との関係

そして、現在の政局に関する重大な問題となっている「安倍首相の体調」が、8月頃から急に悪化していることと、この克行氏の刑事事件の公判との関係である。

上記の推認のとおりだとすると、安倍首相は、克行氏と同様に公選法違反の刑事責任を問われる可能性を認識していることになる。克行氏が、その点を一切明らかにしておらず、責任をすべて一人で抱え込んでいるというのは、安倍首相にとって、相当なストレスであり、河井夫妻の初公判が迫ってくれば、そこで、克行氏がどのように供述するのか、弁護人がどのように主張するのかが片時も頭から離れないことになる。それが、持病の潰瘍性大腸炎の悪化につながった可能性がある。

それでも、安倍首相には、少なくとも河井夫妻の公判で被告人質問も終わり結審するまでは、総理大臣を辞任することはできない。安倍首相がその地位にあるからこそ、これまで、克行氏も、首相の関与を含めて沈黙を通してきたし、検察捜査が自分には及ばなかった(憲法75条「国務大臣は、その在任中、内閣総理大臣の同意がなければ、訴追されない。」)。しかし、もし、「元総理」になってしまえば、その状況がどう変化するかわからない。

今日(8月28日)の夕刻、久々の安倍首相の記者会見が予定されているが、自ら総理大臣を「辞任」する可能性はほとんどないであろう。

今後も、河井夫妻事件の公判の展開からは目が離せない、特に、12月に行われるはずの克行氏の被告人質問は、政局にも絡む最大のイベントとなる。



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記事 [政治・選挙・NHK275] 安倍辞任会見でも“忖度”丸出しだった御用マスコミ…フジは「もっと休んでおけば」テレ朝は「今後も外交に取り組まれるか」(リテラ)
安倍辞任会見でも“忖度”丸出しだった御用マスコミ…フジは「もっと休んでおけば」テレ朝は「今後も外交に取り組まれるか」
https://lite-ra.com/2020/08/post-5607.html
2020.08.29 安倍辞任会見でも“忖度”丸出しのマスコミ…フジは「もっと休んでおけば」 リテラ

    
    辞任会見する安倍首相(首相官邸HPより)

 7年8カ月にもおよんだ“暴政”が、またも無責任なかたちで幕を閉じようとしている。昨日28日、持病の潰瘍性大腸炎の再発を理由にした電撃的な辞任劇が繰り広げられたが、その記者会見で安倍首相は、あまりにも自分勝手な主張を並べ立てたからだ。

 たとえば安倍首相は、辞任を決めたのは2回目の再検査で慶應義塾大学病院入りした24日の月曜日だったと明かしたが、そのタイミングで辞任を決めたことについて、「まさにコロナ禍のなかにおいて、政治的空白を生み出さないようにする上においてはですね、このタイミングで辞任するしかないという判断をいたしました」と述べた。

 政治的空白を生まないようにする……? このコロナ禍の最中に通常国会を閉会し、憲法に基づいて臨時国会の開催が要求されてもそれを無視、知事や医師会から「特措法改正を国会で議論してほしい」「コロナに夏休みはない」という訴えが飛び出しても、「事態が収束したあとに検討する」などと言い放って「政治的空白」をつくりつづけてきた人間が何を言うか、という話だ。

 あまりにも当たり前のことだが、このような状況にあって国会を閉会したこと、国会招集要求を無視するという憲法違反を犯していること、そして国民にしっかり説明する機会も設けてこなかったこと、そうした無責任な態度は「病気だから辞任します」と言って免責されるものではまったくない。

 しかも、安倍首相は辞任を決めたという24日は「これからまた頑張りたい」などと語っていたが、一方で裏腹にも安倍首相の周辺はしきりに健康不安説や重病説を流布、国民に動揺や不安を与えてきた。

 当然、記者会見の質疑応答では、感染拡大の最中に国民への説明を放置しつづけてきたことや、健康状態をめぐって混乱を巻き起こしたことの責任について、記者から厳しい質問が投げつけられるだろう、そう思っていた。なにせ、相手は辞任する人物だ。最後の最後になってしまったが、これまでの安倍政権のあらゆる疑惑・不正問題を含め、ガチのやりとりが見られるはず──。そんな期待を抱いて会見を視聴したが、そこで展開されたのは、信じられないような光景だった。

 なんと、ほとんどの記者、とりわけ内閣記者会の常勤幹事社の記者は「後任の決め方は?」(日本テレビ)、「後任の総裁選びに対する姿勢は?」(日本経済新聞)、「後継候補の評価は?」(朝日新聞)などといった後継にかんする質問や、「政権で成し遂げたことのなかでレガシーと思うものは?」(読売新聞)、「今後、外交に取り組まれる意欲はあるか?」(テレビ朝日)、「総理が考える総理・総裁に必要な資質とは?」(産経新聞)などというヌルい質問に終始したからだ。

■フジ官邸キャップ・鹿嶋記者は「土日も休みなし」「公務ない日も頭では」と露骨なヨイショ

 なかでも絶句したのは、フジテレビの官邸担当キャップである鹿嶋豪心記者だ。鹿嶋記者の質問は、こういうものだった。

「6月の検診で再発の徴候が見られ、先月の中旬頃から体調に異変が生じたということなんですけども、今回のこの辞任という決断にいたるまでですね、総理は土日も休みがなく、ほとんど公務にあてられていた時間、まあ、頭の中でもそういうふうに考えられていた時間が多かったと思うんですけれども、最近、総理に面会した多くの方々が『しっかり休んでほしい』と、『疲れがたまっている』と。『でも総理はなかなか休みたがらないんだ』という話も聞きました。いま思えば、総理はもう少し、こういった結論、決断をされる前にですね、しっかり休んでおけばよかったとか、もうちょっとメリハリをつけておけばよかったとか、そういった後悔はありますでしょうか」

 わざわざ“公務のない日も頭では考えていたはず”などと極度の忖度までした挙げ句、国会を開こうとも出席しようともしなかった安倍首相に対し、「しっかり休んでおけばよかったと後悔はないか」と言い出したのである。

 もちろん、まるで側近政治家が口にするようなこの激甘な質問に対し、安倍首相は「自分自身の健康管理もですね、これは総理大臣としての責任だろうと思います」などと言いつつ、「同時に、まさに見えない敵と悪戦苦闘するなかにおいてですね、全力も尽くさなければいけないという気持ちのなかで仕事をしてきたつもりでございます」と“僕はがんばった”アピールを発動させていた。

 この鹿嶋記者、じつは6月18日におこなわれた前回の総理会見でも、同日に逮捕された河井克行・案里氏の問題について、「自民党から振り込まれた1億5000万円の一部が買収資金に使われたことはないということでいいのか」などと“使われていない”という前提のあり得ない質問をおこなっていたが、もはや骨の髄まで忖度体質が染み付いてしまっているのだろう。

 たしかに、辞任を発表した会見なのだから、後任や体調の話題に集中してしまうのもわからなくもない。だが、どうして国会を開こうともしない安倍首相の姿勢を問いただす記者がひとりもいなかったのか。

■鋭い質問をしたのは東京新聞、西日本新聞、フリーの江川紹子と神保哲生だけ

 実際、鋭い質問を浴びせたのはごく一部の社の記者と、フリーランスの江川紹子氏と神保哲生氏くらい。たとえば、東京新聞の記者は森友公文書改ざんなど公文書管理の問題を踏まえ「十分な説明責任を果たせたとお考えか」と突きつけ、西日本新聞の記者は森友・加計問題や「桜を見る会」問題などを指摘した上で「共通するのは政権の私物化という批判」「こうした指摘は国民側の誤解か」と詰め寄った。また、江川氏はいまだに厚労省の新型コロナの感染者情報システムが計画どおりに運用されていない問題などを取り上げて日本がIT後進国である原因を問いただした。

 いずれの質問に対する安倍首相の答えは、「公文書管理については安倍政権においてさらなるルールにおいて徹底していくことにしている」と現実とそぐわない大嘘をついたり、「(ITの問題は)官の側に立てば役所ごとにシステムが違うという問題もあるし、自治体ごとに違っている」と言い訳したり、「私は政権を私物化した、というつもりはまったくないし、私物化もしていない。まさに国家国民のために全力を尽くしてきたつもり」と開き直ったりと、いかにもな安倍答弁ではあったが、それでも当然、記者から出るべき質問であったことは間違いない。

 とくに安倍首相・政権の問題点の本質に迫ったのが、神保氏だった。神保氏は「総理の在任期間にどうしても伺いたいと思っていたこと」と前置きし、こう質問した。

「少し立ち入ったことになりますが、総理、安倍政権はですね、これまでの政権に比べて、非常に徹底したメディア対策というものがなされた政権だと思っております。たとえば、いままで輪番で出ていたものを個別のメディアに1本釣りのようなかたちで出演されるとか、あるいは事前に質問をとりまとめて、それを出した社にしか記者会見で質問をあてないとかですね、かなり徹底したメディア対策をされた。それ自体が悪いと言っているわけではないんですが、それは総理ご自身の指示によるものだったんでしょうか。それともワーキングレベルでおこなわれたものが、総理は知らずにやっていたものなのか。あるいは、仮に総理が知らなかったとしたら、総理は記者会見でですね、質疑の場面なのになぜか質問と答えが目の前のメモに書いてあるという状況をご覧になって何か違和感を覚えられなかったのか。また、そのような関係がメディアと政治という関係において、民主主義において、総理はどのようにお考えになっているのか」

■神保哲生は安倍首相に「個別のメディア1本釣り」「出来レース会見」の問題を追及

 厳しい質問を投げかけない御用メディアの取材ばかりに応じ、記者会見では事前に質問を集めて用意された答えを読み上げるだけ──。実際、安倍政権によるメディア選別や報道圧力によって報道の自由はどんどんなくなり、「茶番」「出来レース」会見化は深刻なまでに進んだ。だが、こんな状況となったのは、政権側の増長を許したメディアや官邸記者クラブ側にも責任がある。

 だが、今回はこのような質問が総理会見でおこなわれ、NHKをはじめとして生放送の電波に乗ったこと自体、ちょっとした“事件”だったと言ってもいいだろう。

 この質問に対し、安倍首相は「幹事社から質問を受けるというのが安倍政権の特徴ではなくて、ずっと前の政権もおそらく同じだった」などと幹事社による代表質問の話にすり替え、メディア選別の問題も「メディアにそれぞれどう出演するかというのは、それぞれの政権が判断するのだろう」とやはりごまかしただけだったが、本来、こうした質問を首相に突きつけ、その回答に対してさらに記者が追加質問(更問い)を重ねてゆくというかたちができていれば、首相はごまかしきれなくなり、その回答のいい加減さ、あるいは問題点がくっきりと浮かび上がったことだろう。そして、それこそが「記者会見」と呼ばれるものなのだ。

 ところがどうだ。官邸が健康不安説を流しつづけた上で2度目の「政権放り投げ」が繰り広げられたというのに、その問題を追及する質問がまったく出てこないどころか、コロナ下での臨時国会開催拒否、河井夫妻やIR汚職事件の議員逮捕問題についても質問はゼロ、批判的な視点からの質問はごくごくわずかという体たらく。つまり、安倍政権によるメディア支配の悪影響は、最後の最後になっても消え去ることはなかったのだ。

 そしてこれは、安倍首相が辞任して終わる問題ではない。安倍首相が築いたメディアとの関係は、総裁選びでよほどの番狂わせがないかぎり、次の首相・政権も踏襲することはまず間違いないからだ。とくに、次期総裁・首相の有力候補者のひとりである菅義偉官房長官は、メディアへの恫喝・圧力と懐柔によって安倍政権下でマスコミをコントロールしてきた張本人であり、さらに強化される可能性すらある。

 安倍政権ほどの問題政権が歴代最長となった大きな要因のひとつは、不正が発覚しても社会問題化させてこなかったメディアによるアシストの力が大きい。だが、安倍首相が辞任しようとも、そのことに対する反省は、メディア側にはほとんどないらしい。最後になってもまともな質問ができなかったメディアは、恥を知るべきだ。

(編集部)



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