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2020年8月27日07時30分 〜
記事 [政治・選挙・NHK275] これが報道機関か! 御用新聞・産経が安倍首相に食い下がった毎日記者を「首相を矮小に見せる政治活動」と攻撃、質問封じ込めに協力(リテラ)
これが報道機関か! 御用新聞・産経が安倍首相に食い下がった毎日記者を「首相を矮小に見せる政治活動」と攻撃、質問封じ込めに協力
https://lite-ra.com/2020/08/post-5601.html
2020.08.26 御用新聞・産経が安倍首相に食い下がった毎日記者を攻撃する露骨ぶり リテラ

    
    産経新聞社HPより

 すっかり「健康不安」説が既成事実化している安倍首相が、28日、ついに総理会見を開催するらしい。しかも、本日付の産経新聞の報道によると、安倍首相は介護職員らの検査体制の強化や検査機器の整備拡充を盛り込んだ新型コロナ感染拡大防止のための「対策パッケージ」を表明し、会見で〈パッケージの狙いについて説明することも検討〉しているのだという。

 何をいまさら……としか言いようがない。安倍首相が最後に新型コロナにかんする記者会見を開いたのは5月25日で、あとは国会閉会時の6月18日。そこから約2カ月半のあいだに新規感染者が前回のピーク時を超え、さらにその最中に「GoToトラベル」を前倒ししてまで実施し、感染拡大を後押しするという異常な行動に出た。この間ずっと検査の拡充はもちろん、安倍首相から国民に向けたしっかりとした説明が求められてきたというのに、それを無視しつづけ、「健康不安」説によって同情を集めたかと思えば、あまりにも遅すぎる対策パッケージとやらを引っさげて「会見を開く」というのである。やることが何から何まで身勝手すぎるだろう。

 会見では、説明責任を放棄して記者会見から逃げてきた安倍首相に対し、記者たちから、あらゆる角度から徹底追及のための鋭い質問が浴びせられることを期待したいし、実行されるべきだが、しかし、むしろ記者たちの質問する権利を奪おうとする、目を疑うような記事が出た。

 しかも、記事を掲載した媒体は週刊誌だとか安倍応援団の極右雑誌などではない。曲がりなりにも五大紙のひとつである産経新聞だ。

 その問題の記事は、22日の産経新聞朝刊に掲載された「「首相追及」取材手法に疑問の声 予定時間過ぎても質問」というもので、記事はこうはじまる。

〈安倍晋三首相の記者会見などで事前に決められた時間を過ぎても質問を続けようとしたり、首相が回答後も「逃げないでください」などと投げかけたりする一部の取材方法に、有識者や新聞記者OBから批判が上がっている。「国民の知る権利」に応えるための追及は必要だが、手法を誤れば逆にメディアは国民の信を失いかねない。〉

 そして、この産経の記事では、4日のぶら下がり取材の際、「臨時国会については準備できれば早急に開いていただけるのですか、総理」「すぐ開く必要あるんじゃないですか、総理」と追及し、立ち去る安倍首相に「逃げないでください、総理」と声をあげた毎日新聞の宮原健太記者のことや、6日の広島市での会見で「まだ質問があります!」と声をあげていた朝日新聞の記者のことを取り上げ、元朝日新聞記者の長谷川煕氏や元東京新聞論説副主幹の長谷川幸洋氏による以下のようなコメントを掲載したのだ。

「首相をたたくのが正義と思い込み、政治活動をしている。首相を矮小なものに見せかけることを目的としている」
「そういう(編集部注:会見終了時の)タイミングで声をかけることで、国民に首相が逃げているような印象を与える狙いがあるような気さえする」

 首相に厳しい質問をおこなうことはもちろん、会見を開かないことや質問に答えようとしないことに異議を申し立てることは記者として当然の行動だ。むしろ、会見も開こうとしない、質問に最後まで答えない首相のほうが異常であり、メディアの仕事はこうした首相の姿勢を正すことにある。だが、産経は記者のほうを批判したのだ。

■産経新聞は、広島での会見で質問制限に抗議して手を上げ続けた朝日記者のことも攻撃

 しかも、産経は広島市での会見で朝日新聞記者が声をあげた件について、〈会見の前に、首相官邸報道室は空港に戻る移動時間を理由に「4問まで受ける」と説明していたが、首相は予定外となる朝日記者の質問に答えた。それでも朝日記者は納得せず質問を重ねようとした〉と書いているが、この説明も完全にミスリードを誘う切り取りだ。

 本サイトでもこの日の会見を取り上げて記事にしたが(既報参照→https://lite-ra.com/2020/08/post-5562.html)、官邸側の“会見は10分、幹事社2社からの質問4問に答える”という姿勢に対し、朝日は会見の3日前から〈より多くの質問の機会を確保するよう、内閣記者会を通じて官邸側に要望〉していた。

 だが、この要望が受け入れられず幹事社の4問で会見が終了させられそうになったため、朝日の記者は「国民の不安が高まっているなかで、なんで50日間も正式な会見を開かれないんでしょうか」と声をあげた。そして、この声に対し、安倍首相は、短くこう話しただけだ。

「あの、今回もですね、コロナウイルス感染症について、あの、わりと時間をとってお話もさせていただきました。節々……節目節目において会見をさせていただきたいと考えておりますし、また日々、西村担当大臣、また官房長官からもお話をさせていただいていると思います。ありがとうございました」

「どうして50日間も会見を開かないのか」という問いに対する答えにまったくなっていないのだが、こう言い残すと足早に安倍首相は立ち去ろうとし、対する朝日記者はねばって手を挙げつづけた。そして、ここで事件が起こる。なんと〈質問を続けていた朝日新聞記者の腕を、首相官邸報道室の男性職員が「だめだよもう。終わり、終わり」と制止しながらつかんだ〉(朝日新聞デジタル6日付)のだ。

 本来、記者からの質問が出尽くすまで答えるのが総理大臣に求められる姿勢だというのに、それもせず、官邸職員が記者に実力行使までして質問を妨害しようとするなどということは、民主主義国家では考えられない、独裁国家のやることだ。しかし、記者が腕を掴まれた一件を産経はこの記事では取り上げず、「首相は予定外の朝日記者の質問にも答えたのに記者が納得しなかった」などと記者の暴走であるかのように説明し、記者の姿勢のほうを槍玉に挙げたのだ。

 しかも、その批判のために登場させた“新聞記者OB”というのが、またとんでもない人選だった。元東京新聞の長谷川幸洋氏はBPOに「重大な放送倫理違反」と判断された『ニュース女子』沖縄ヘイトデマ回に司会者として加担したほか、露骨な安倍首相擁護を繰り返している安倍応援団員のひとりで、元朝日新聞記者の長谷川煕氏も『偽りの報道 冤罪「モリ・カケ」事件と朝日新聞』(ワック)なる陰謀論まがいの著書を発表、安倍首相を「報道被害者」だと擁護した人物だからだ。

 そんな“権力の犬”に成り下がった自称ジャーナリストの言葉を借りて産経は、質問に答えろと食い下がった記者として当然の行動を「首相が逃げているような印象を与えるのが狙い」だの「首相をたたく政治活動」だのと批判したのである。

■産経・阿比留瑠比は毎日・宮原記者を「底が浅すぎて下心が丸見え」と攻撃も…それは自分のことだ

 産経といえば、最近もフジテレビ系列のニュースネットワークFNNと合同でおこなっていた世論調査の不正が判明したり、さらに産経の現役記者が国会で検察庁法改正案で揺れる最中に黒川弘務・前東京高検検事長と“賭け麻雀”に興じていたことが発覚するなど、ただでさえ低かった社会的信用はさらに地に落ちた状態。その上、産経が掲載した「黒川検事長 賭けマージャン報道 文春『本誌記者らと今月』」という記事を執筆したのは、問題となっていた賭け麻雀に参加した記者のうちの1人だったと「プレジデントオンライン」が報道。これが事実ならば、もはや報道倫理もへったくれもないが、その産経が当たり前のことをやっている他社の記者を批判するなど、いったい何様のつもりなのだろう。

 しかも、こうした常識はずれの「記者攻撃」はこれだけではない。26日発売の極右雑誌「WiLL」10月号(ワック)では、NHK岩田明子記者、元TBS山口敬之氏と並んで「安倍首相にもっとも近い記者」と呼ばれてきた阿比留瑠比・産経新聞論説委員が、「安倍総理を貶めたい性悪=朝日・毎日」と題して寄稿。そこでも毎日の宮原記者が「逃げないでください!」と食い下がったことを取り上げ、〈呆れて物も言えません〉と綴ると、こうつづけている。

〈米国の著名なジャーナリスト、リップマンは百年近く前の一九二二年刊行の著書『世論』で「(新聞は)そろって性悪でもないし、それほど深いたくらみを抱いているわけでもない」と説いています。
 ですが、リップマンの見解とは異なり、マスコミは「性悪」そのものです。ただし、「深いたくらみ」はないという点は賛同できる。底が浅すぎて、狙いと思惑、つまり下心が丸見えですから。〉

 じつは産経新聞8日付の「産経抄」でも同じことが書かれており、安倍首相に食い下がる毎日と朝日の記者攻撃をおこなっていたのだが、これも阿比留氏が執筆したのだろう。だが、はっきり言って「底が浅すぎて下心が丸見え」なのは、阿比留氏のほうだ。

 というのも、阿比留氏は2011年に民主党の菅直人首相が退陣した際には、署名記事で〈首相は内閣発足後、衆参予算委員会も党首討論も避け、わずか8日間で国会を閉じた〉〈番記者のぶらさがり取材も1日2回から1回に減らした〉(産経新聞2011年8月27日付)などと菅首相の「逃げ」の姿勢を厳しく問いただしていた。

 一応、事実関係について付記しておくと、菅氏が首相就任後におこなわれた2010年の臨時国会はたしかに7月30日〜8月6日の8日間で閉会したが、実際には内閣改造後の10月1日〜12月3日にも臨時国会を開催、予算委員会も衆参合わせて18日間おこなわれている。党首討論も、開催予定だったが野党だった自公が当時、問責決議が可決された仙谷由人官房長官と馬淵澄夫国交相の出席を認めなかったことで流れている。こうした点を阿比留氏が端折っていることは気にはなるが、問題はない。それどころか、ぶら下がり取材の回数を減らしたことは徹底して批判されるべきことなのは言うまでもなく、阿比留氏の「逃げの菅首相」という主張はまったく正しい。

■産経の阿比留瑠比は菅直人首相時代、「総理の存在自体が国民にとって不安材料」と追及していたくせに…

 さらに阿比留氏は、東日本大震災から約1カ月経った2011年4月12日におこなわれた総理会見で、菅首相に対し、こんな質問を浴びせたことさえある。

「現実問題として、与野党協議にしても最大の障害になっているのが総理の存在であり、後手後手に回った震災対応でも総理の存在自体が国民にとっての不安材料になっていると思います。一体、何のためにその地位にしがみ付いていらっしゃるのか」

「総理の存在自体が国民の不安材料」「何のためにその地位にしがみ付いているのか」──記者が総理大臣相手にここまで踏み込んで退陣要求をおこなうことなど、いまの安倍首相の会見では絶対にありえない。だが、こんな質問までもが飛び出すくらい、当時は自由な質問が許されていたことの証拠でもあり、阿比留氏は実際にそうやって菅首相に厳しい質問を浴びせることで責任の追及をおこなっていたのだ。

 ところが、ぶら下がり取材の回数を減らしたことを「逃げ」だと批判していた阿比留氏が、いまではごくたまにしかおこなわれなくなってしまったそのぶら下がり取材で、ただ質問に最後まで答えようとしないことを安倍首相に問うた記者のことを非難しているのである。

 民主党政権では厳しい質問をおこない、質問機会を奪ったことを批判していたのに、政権が変わると、「逃げるな」と言う記者を批判する──。二枚舌もいいところだが、「底が浅すぎて下心が丸見え」と批判されるべきは、阿比留氏であり、産経新聞のほうなのである。

 28日の総理会見では、ぜひどこかの記者に「総理の存在自体が国民の不安材料」「何のためにその地位にしがみ付いているのか」と迫っていただきたいものだが、そうした厳しい質問が出ないことが安倍政権下の問題であり、さらに、もし万が一、そうした質問が出たとしても、それを批判する権利は産経には断じてない、ということだけは言っておこう。

(編集部)


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記事 [政治・選挙・NHK275] 河井夫妻の立件の仕方に疑問…検察はヤル気を失っている? 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ)







河井夫妻の立件の仕方に疑問…検察はヤル気を失っている? 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/277843
2020/08/27 日刊ゲンダイ


25日東京地裁に、河井克行・案里夫妻(左)の初公判に集まった報道陣ら(C)日刊ゲンダイ

 河井克行・案里夫妻を公職選挙法の買収罪に問う裁判が始まった。

 多くの解説が、夫妻の派手な現金バラまき行為が厳しく罰せられるのは当然として、その金を受け取った側の地元首長や議員ら100人が、いまだに処分を受けていないのは「異例のこと」だと指摘しているが、これは少しツボが外れている。本当に「異例」なのは、現金バラまきが案里選挙の数カ月前から始まっていたにもかかわらず、これをひとくくりに公選法の買収に当たるとした立件の仕方なのである。

 選挙違反問題に詳しい弁護士によると、「選挙期間中はもちろん、その直近の事前活動で現金などを渡して投票や票のとりまとめを依頼すれば買収だが、その数カ月前ということになると、一般的な政治活動、あるいは地盤涵養行為であって、選挙のための買収ではないと言い抜けられる可能性がある。そこで、事前活動の幅を無理にでも広くとって、あくまでも買収罪で裁くのだという強い姿勢を安倍政権に対して見せつけようとしたのではないか」という。

 広島地検や大阪地検がこの一件を捜査していた当時、現場の検察官の間で安倍政権のあまりに露骨な検察人事介入に対して怒りの感情が広がっていたことが、その背景にあったと考えられる。

 ところが、この立証はなかなか難しく、現金を受け取った側の何人かから「案里への投票もしくは票のとりまとめを頼まれた」という証言を引き出して、公判でもそれを言わせ、夫妻側の全面否認をひっくり返さなくてはならない。

「そのため、取り調べの中で『そう言われたように記憶する』などと漏らした者に対して、『それをはっきりと証言するなら君を立件することはしない』と、一種の司法取引を持ちかけたのではないか」と前出の弁護士は推測する。

 立件の仕方の異例が、被買収側100人の処分見合わせというもうひとつの異例につながったということである。それでも検察側は、何としても河井夫妻を追い込もうと張り切っているのだろうか。「いや」と、その弁護士は悲観論を述べた。

「安倍がどうしても検事総長にしたかった黒川弘務・元東京高検検事長が賭けマージャン問題で自爆し、その爆風で検察庁法改定も吹き飛んでしまったので、検察としては安倍と戦う理由が消滅した。だから、もともといささか無理があったこの裁判についても、すでにヤル気を失っているんじゃないかと心配です」と。



高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。




http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/350.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 昭恵夫人の出番ですよ<本澤二郎の「日本の風景」(3827)<持病持ちの美食三昧が病状を悪化させた遠因>
昭恵夫人の出番ですよ<本澤二郎の「日本の風景」(3827)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/26032971.html
2020年08月27日 jlj0011のblog


<自宅か公邸での愛妻弁当作りで夫婦円満>

 最近、首相夫人の話題が届いてこない。夫の健康不安という深刻な場面である。もっと早く指摘すべきだったのだが、愛妻弁当を自宅か公邸で作って食べさせることが、今は何よりも大事なことであろう。

 仮面の夫婦という噂を、吹き飛ばせる好機ともなろう。今日からでも、夫婦円満の愛妻弁当作りに本腰を入れてはどうか。健康管理は食事にあり、なのだから。

<持病持ちの美食三昧が病状を悪化させた遠因>

 ともかく、この8年近い間、外遊に美食三昧の日々の夫の不健康生活である。いかなる人物でも、これでは体調を壊すことになる。ただでさえ大腸の炎症を抱えているわけだから、過労と心労で倒れるに決まっていた。

 そこを抑えるための強い薬を使用するため、副作用が表面化する。おそらく、この7、8年の食生活は、主治医泣かせであったろう。

 ましてやコロナ禍の今年は、ストレス解消のためのゴルフもできないなど、健康管理のための運動もしなかった。持病が悪化して当然だった。

 政策面では、鳴り物入りのアベノミクスは、財閥を肥え太らせるだけで人々を苦しめるだけだった。それもコロナが押しつぶしてしまった。外交のすべてが大失敗、1ミリも前進させることが出来なかった。唯一、悪しき実績は、国民が反対した憲法違反の戦争三法を、公明党創価学会の強力な支援で、強行成立させた。

 主権者を裏切った創価学会公明党は、それ故に内外から反発が噴き出して、確実に衰退へと突き進んでいる。

<野菜・海藻類の健康食が晋三に不可欠>

 昭恵夫人の実家では、甘い菓子の製造販売で利益を上げてきたという経緯から、おそらく甘党一族に違いない。敗戦時の何もない時代はいざ知らず、飽食の今は、むしろ不健康食品の最たるものである。

 健康食品は、野菜や海藻類たっぷりの料理が最高である。ご飯は麦飯か玄米が最適で、白米は歓迎されない。

 野菜は、可能であれば無農薬、除草剤を使用しないものがいい。海藻類は、放射性物質が付着しているものは、避けるといい。となると、多くの日本人も、これらを確保することは、ほぼ不可能であるのだが。

 安倍邸の全体を見たことがないので断言はできないが、なんとなく大きくて堅固な住宅で広いようだ。そこを活用すれば、無農薬・新鮮野菜を栽培できるはずなので、即座に実施してはどうか。

 昭恵夫人の出番とは、以上のことである。即座に実行あるのみ、だ。慶応大学病院の主治医は、大喜びのはずである。

<稲葉修元法相は毎日、議員会館事務所で愛妻弁当>

 愛妻弁当について、過去にロッキード事件の時の法務大臣をした稲葉修さんの夫人が、毎日実践していたことを、今急に思い出したからである。

 昼前後に事務所を覗くと、そこは稲葉家の食卓が会館に移動していて、夫人が鎌倉の自宅から持ち込んだ愛妻弁当を、稲葉夫妻と娘の秘書、男性秘書らが、ワイワイガヤガヤ言い合いながら、おいしそうに食べていた。何度か同伴させてもらったものだ。

 稲葉さんは、中央大学の憲法学者から政界入りした御仁である。当方は護憲リベラルの政治記者だから、ずいぶんと激論を交わしたものである。一点で同志的結びつきがあった。

 それはA級戦犯から首相に上り詰めた安倍の祖父・岸信介を、彼は「戦争を風化させる」といって岸の行く手を遮った。囲碁仲間の宇都宮徳馬さんとは、反岸で連携していた。

 そういえば、稲葉事務所の田中君がすごいことを教えてくれた。戦前は、稲葉さんの長兄が政治家をしていたのだが、その彼は東京帝大で岸と同級生だった。岸を知る長兄が、弟の修さんに厳命したことが一つだけあった。それは「いかなることがあっても、岸と政治行動を共にするな」ということだった。

 長州の財閥代理人である商工官僚・岸の生きざまは、満州国のアエン利権にのめり込むなど腐敗の権化のような人物だったことが、その理由だったと思われる。

<ロ事件で本丸を捜査すれば中曽根内閣は幻だった!>

 平成の妖怪・中曽根康弘は、まことに悪運の強い政治家だった。健康管理にも目を向けていて、特に針とサウナに徹していた。ナベツネとの二人三脚が自慢の種だった。それでも、三木内閣の自民党幹事長の時にロッキード事件が爆発して、窮地に立たされたが、稲葉修の法務検察が、本丸の中曽根捜査を回避して助かった。

 中曽根内閣は、いうなれば稲葉が作ったような政権だった。後継者を竹下登にした時点で、二人の信頼関係は破損した。

 政権の運不運は、側近の対応にもよる。安倍はどうか?

<人生は一度しかない、死の恐怖に耐えられる人間はいない>

 明日にも安倍は、逃げまくっていた記者会見をするという。自民党も野党も緊張して、サイコロの目がどう転ぶのか、に関心が集中している。

 真っ当な政治家は、運命に逆らうことなく、きれいに辞めて、後継者は党員・国会議員の選挙に委ねるものだが、安倍は違う。それにもいくつか方法がある。

 ともあれ、昭恵夫人は今は愛妻弁当作りに専念するのがいい。義母の悲願でもあろう。一度きりの人生である。死の恐怖に耐えられる人間は、たとえ神社神道でも、およそいかなる宗教家でもいない。

 この機会に、電通出身の夫人に一つ直訴しようと思う。それは人間の命に向き合おうとしない東芝と電通によって、毎日悲しい人生を送っている遺族がいるという事実である。反省と謝罪する電通・東芝になるように、一声かけてもらいたい。

 電通は、いま第二の安倍政権作りに必死であるが。昭恵夫人の善に期待したい。

2020年8月27日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/351.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 新党「ゾンビ民主党」 三重県連、和歌山県連などが 新党に 合流せず   党もまとめられない「ゾンビ民主党」に 国政ができるわけがない
             何をやらせてもダメな立憲民主党 党もまとめられない   
   
   
   
■ 新党「ゾンビ民主党」 三重県連、和歌山県連などが新党に合流せず 
  
  
立憲民主党と国民民主党の合流新党について、三重県連、和歌山県連など新党に合流しない県連が続出しています。(下記)
   
   
『国民民主党三重県連(金森正代表)は役員会を開き、立憲民主党との新党に合流しないことを決めた。』
https://news.yahoo.co.jp/articles/1294648b68c7b851fefe86237b3395c4899eb47f
   
  
『国民民主党県連は22日、和歌山県和歌山市内で常任幹事会を開き、立憲民主党との合流新党に参加しないことを決めた。県連代表の岸本周平衆議院議員(和歌山1区)は、個人としても県連と同一歩調を取るとしている。』
https://www.wakayamashimpo.co.jp/2020/08/20200825_95991.html
   
  
  
■ 何をやらせてもダメな立憲民主党 党もまとめられない「ゾンビ民主党」に国政ができるわけがない
  
  
以上のように、合流新党は地方でモメにモメています。
立憲民主党何をやらせてもダメですね。
党さえまとめられない合流新党「ゾンビ民主党」に、国政ができるわけもありません。
    
「ゾンビ民主党」には、あの「悪夢の民主党政権」の残党が多数入り込んでいます。
つまり、新党ではなくゾンビなのです。
経済、外交とも大失敗であった「悪夢の民主党政権」を真っ当な国民が忘れるはずもありません。
日本ではゾンビは存在できません。
  

http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/352.html
記事 [政治・選挙・NHK275] 安倍氏は総理大臣であって、大物タレントではない。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2020/08/blog-post_94.html
8月 27, 2020 日々雑感(My impressions daily)

<健康不安が取り沙汰される安倍晋三首相が28日に記者会見し、自身の体調について説明する方向となり、与党内で26日、波紋が広がった。

 役員は9月末に、衆院議員も来年10月に任期切れを控え、人事権や衆院解散の権限を握る首相の健康状態は、政局の行方を大きく左右しかねないためだ。首相は何をどう説明しようとしているのか。与党幹部らは固唾をのんで見守っている。

 自民党幹部は数日前、官邸に常駐する首相の側近に電話し、体調について探りを入れた。直接官邸に出向けば「大騒ぎになる」と思い、電話にしたという。この幹部は首相側近の話の内容は明かさず、「退陣しないといけないほど悪いわけではない」との見方を示す一方、「気力があれば続けられる。通院しながら公務をやればいい」とも語り、極めて微妙な状況をうかがわせた。

 首相は第1次政権時の2007年9月、持病の潰瘍性大腸炎を悪化させて退陣した経緯があり、政権復帰後も健康不安説は影のようにつきまとってきた。春先からの新型コロナウイルス対策で忙殺された上、政府対応が批判を招いて内閣支持率が急落。通常国会閉幕後の7月ごろには「顔色が悪い」「疲れているようだ」などの声が周辺から漏れていた。今月17日に慶応大病院で検査を受けたことで、健康不安説が一気に広がった。

 ただ、首相が24日に改めて同病院で受診した後、テレビカメラの前で「体調管理に万全を期し、これからまた仕事に頑張りたい」と発言したのを見て、回復傾向を感じ取った自民党幹部もいる。この幹部は「お盆の頃が一番大変だったみたいだ。だんだん良くなっている」と胸をなで下ろし、秋に臨時国会を召集しても首相は対応可能ではないかと期待を示した。

 だが、政権トップの健康問題はそもそも「秘中の秘」だけに、首相と直接面会した党幹部らも含め、疑心暗鬼を募らせる一方だ。仮に首相が会見で検査結果などを詳しく説明し、健康不安を否定しても、周囲の疑念を払拭(ふっしょく)できるとは限らない。  実際、20日に首相と会った自民党の岸田文雄政調会長は25日の講演で、「首相の体の中は外から分からないし、心の内もうかがい知ることはできない」と明かした。公明党幹部も「本人と主治医しか本当のところは分からない」と指摘した>(以上「時事通信」より引用)


 総理大臣職は一国を預かる重責だ。その重責を担うには体力・気力とも充実していなければならない。なぜなら気力が喪失していれば国家運営の判断を誤りかねないからだ。

 日本と世界は困難に直面している。それは戦後体制を変えるかも知れない大きな局面だ。国内にあっては武漢肺炎の蔓延であり、国外にあっては中国のデカップリングだ。

 28日に健康に関して発表する、とは思わせぶりなことをやるものだ。武漢肺炎の感染拡大と戦っている国民にとっては迷惑千万だ。なぜ「検査と隔離」を拡大実施して、感染拡大を積極的に阻止しようとしないのだろうか。

 国内の移動が緩和され、「GO TO キャンペーン」により県境を越える移動も自粛から推進へと軸足が移ったためか、地方での感染患者の発生が多くなっている。貧弱な地方の医療体制では多くの県で崩壊寸前だ。もちろん医療スタッフは疲弊しきっている。

 安倍氏の健康問題は個人的な問題ではない。総理大臣である限り、国家としての問題だ。彼にそうした自覚は皆無のようだ。28日に発表するなどといった思わせぶりな態度を取るのは安倍氏がいかにジコチューか面目躍如というところだ。本来なら一週間前の健康診断結果を公表して一件落着ではないか。

 絶えず目先を変えてアホノミクスから国民の視線を逸らし、「イザナギ超え」などという大嘘を堂々と吐いて国民を騙してきた。彼の治世の八年間に国民はどれほど貧困化したことだろうか。国土は強靭化どころか、旧・民主党政権以上に公共事業は削減されている。そうした実態を殆ど報道して来なかったマスメディアも。また腐り切った安倍自公政権と同罪だ。

 安倍氏はお笑い芸人でもなければタレントでもない。政治家である限り、出処進退は明らかでなければならない。武漢肺炎という感染症に対処するのは感染症の専門医でなければならない。政治家が「GO TO キャンペーン」に東京を加えるのかを近日中に判断する、とは狂っている。

 「経済を回す」よりも国民の健康と命の方が優先される、というのは当たり前ではないか。経済が回らないのなら、回らない人たちの暮らしを政府が守るのが、政府がすべき感染症対策ではないか。そうしたイロハのイすら解らない政治家が政治を行っているのが安倍自公政権の実態だ。そして、そうした問題点すら追求しようとしないのが日本のジャーナリストの知的判断能力の実態だ。

 「国民の健康と命を守る」という命題と、「中共政府の中国をデカップリングする」という命題の内外の二大政治課題と直面している日本政府に総理大臣の健康問題に時間を割く余裕などないはずだ。28日に発表する、と発言した安倍氏を即座に叱り飛ばす重鎮は自公政権内に誰もいないのか。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/353.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 安倍が28日に辞意表明の確率大?&次の幹事長は誰に?+公明も河井への1億5千円の説明要求(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/29154647/
2020年 08月 27日 

【南関競馬・・・結局、船橋所属の騎手が計6名、コロナ陽性だったことがわかり、8月31日〜9月4日の船橋競馬開催は中止に。川崎と浦和の騎手は全員陰性。大井は何故か26日夜の時点で検査結果の発表がない。

 で、結局、27〜28日の川崎は、船橋の馬は除外、船橋と大井の騎手は騎乗しない形で開催を決行することに。(川崎と浦和の騎手しか載っていない、何だか不思議な感じの超レアな出馬表。)しかも、船橋が休む8月31日〜9月2日の3日間に、24〜26日の代替開催を行なうのだという。(@@)

 でも、ホント、昨日も書いたけど、どこの競馬場の騎手も調教師もスタッフも、マジでコロナ予防に気をつけないとですよ!(`´)そして、船橋で陽性になった騎手の中で、症状が出ている人はどうかお大事に。(・・)】

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 安倍首相は28日、病状の説明も含めて会見を開く予定なのだけど。何と仏文学者で政治評論も行なっている内田樹氏のところに、新聞社がこんな依頼が来たという。(@@)

『内田樹氏が明かす「安倍首相は28日に辞意表明の確率高い」として政権総括の原稿依頼

 神戸女学院大学名誉教授で思想家の内田樹氏が26日、ツイッターに新規投稿。健康不安が取り沙汰されている安倍晋三首相が28日に記者会見する予定になっていることを受け、同日にも「辞意表明の確率が高い」として「新聞社二社から原稿を頼まれた」ことを明かした。

 内田氏は「新聞社二社から相次いで『安倍政権の総括』原稿を頼まれました。28日に辞意表明の確率が高いということでの予定稿です」とツイート。その上で「村上春樹ノーベル文学賞受賞の予定稿は毎年書いてますけれど、安倍総理辞任の予定稿ははじめてです」とつづった。

 リプ欄には「予定稿が無事掲載されますように」「辞めないと思います」「辞任と騒がれているが、実はそうではなく、内閣改造するぞの会見じゃないかと。五輪開催と憲法改正にはもの凄く執着がある御仁ですからね」「いつも重大な発表は金曜日の夜だもん」などの反応が続いた。(デイリースポーツ20年8月26日)』

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 ちなみに内田氏は予定稿にこんなことを書いたらしい。
(内田樹@levinassien 8月26日) 

『1300字ということでしたので、さらっと予定稿を書きました。安倍政権の「功罪」について。「権力者はどんな無法非道をしても処罰されない」という歪んだモラルを深く内面化した人たちが「リアリスト」を自称するようになって、あちこちで偉そうにしているというのが「罪」の最たるものかな。』

『それから事大主義の蔓延。「勝った者は正しかったから勝ったのだ。多数派を制した者は真理を語ったから多数の票を得たのだ」という頭の悪い推論を政治家もジャーナリストも平気でするようになりました。大事なことなのでもう一度言います。「頭の悪い推論」です。数的多寡は主張の真偽と相関しません。』

 安倍陣営は、まさに「権力者はどんな無法非道をしても処罰されない」という歪んだモラルを世に強引に受け止めさせてしまったところがあるな〜と。何かすごく情けなく思うし。

 また、2つめのツイートにある「勝った者は正しかったから勝ったのだ。多数派を制した者は真理を語ったから多数の票を得たのだ」という頭の悪い推論をする政治家・・・という文を見て、mewは思わず、安倍首相の24日の記者会見での言葉を思い出してしまった。(~_~;)

 安倍氏は首相としての連続在職日数が単独歴代最長になったこと等に関して問われた際、「全ては、これまでの国政選挙において、力強い支持を頂いた国民の皆様のおかげでございます」と語ったのだ。

 mewには、安倍氏が「自分が7年8ヶ月も首相の座にいられるのは、ずっと国政選挙で勝ち続けているからだ」とその正当性をアピールしているように感じられた。_(。。)_

<しかも、安倍首相は選挙で勝ったら、自分の政策や言動は全て正しいと認められた、支持されたと豪語しちゃうタイプなので、尚更困る。・・・まあ、こんな人を7年半も選挙で勝たせ続けた国民も悪いんだけどね。(ノ_-。)>

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 それにしても、本当に辞意表明の可能性が確率が高いという情報が出ているのかな〜?(@@)

 mewは「28日には辞意表明しない」に150ペセタ賭けたいところだけど。^^;

 安倍首相は、07年9月に、政権を放り出すような形で辞めたことをかなり悔やんでいるとのこと。それゆえ、もし病状がよくなかった場合、入院など一時休養の発表(場合によっては臨時代理を指名)することはあっても、急に辞意表明を行なうことは避けるのではないかと思うのだ。

 それにおそらく現時点では「この人ならば」と安心して、後任を託すことができる人は決まっておらず。その辺りはきちんと道筋を立ててから、辞意を表明することだろう。(・・)

* * * * *

 この辺りのことは改めて書きたいけど・・・。

 安倍首相は、できれば岸田文雄氏に総理の座を禅譲したいと。またその前に本人の希望する幹事長の座につけたいと思っていたのだ。

 しかし、安倍氏は昨年秋、岸田氏を幹事長に選ぶことができなかった。二階俊博氏は、もともと自民党の選挙や資金を握る幹事長の座を、簡単に手放す気はないし。<下手に二階氏切りをすると、石破茂氏と組んだり、安倍おろしに走ったりするおそれがある。>

 また、菅官房長官も、岸田氏を幹事長にするのに強く反対したからだ。<それが安倍氏と菅氏の関係悪化のきっかけになったと言われている。本当は、菅氏自身、以前から幹事長になりたいと言っていたのだけど。いずれにせよ、最近、二階&菅氏の結託度が強まっている。>

 実はこの9月末で自民党の役員の任期が切れるので、安倍首相は、もし何事もなければ、9月中に党の役員人事を行なう&ついでに内閣改造も行なう予定だったのだが。<さらには解散総選挙も?>

 安倍首相の体調が戻らない場合(but首相続投する場合)は、大幅な役員人事変更や内角改造を行なうのは難しそうな感じがする。<解散総選挙も。>

 幹事長人事も、今度こそ思い切って岸田氏を使うのか、それともやはり無難に二階氏を続投させるのか、大きな注目点になりそうだ。(@@) 

 話は変わって・・・。昨日の河井夫妻の買収罪の訴訟に関して、与野党から様々なコメントが出ている。

 とりあえず自民党を離党しているからなのか、自民党からも少し厳しい言葉が。<でも、買収行為をやった疑いがかかっているのは、自民党の議員の時代なんだよ!>

 しかも、公明党が、自民党が出した1億5千万円の説明を求めているのには、チョット驚いた。(・o・)

『与野党幹部、河井夫妻を批判=公明は自民対応に不満―買収事件初公判

 昨年7月の参院選をめぐる買収事件で、公職選挙法違反の罪に問われた河井克行前法相と妻の案里参院議員の初公判を受け、与野党幹部からは夫妻が説明責任を果たさなかったことへの批判が相次いだ。一方、公明党は、自民党本部が案里議員陣営に送金した計1億5000万円の使途について説明を尽くしていないとして、同党の対応に不満を示した。

 自民党の世耕弘成参院幹事長は25日の記者会見で「事前に自分の言葉で説明しておくべきだった。遺憾だ」と強調。「今後、裁判で最終的にどういう判断が示されるかを注視していきたい」と述べた。公明党の山口那津男代表も会見で「十分な説明責任も果たしていない。道義的責任の見地から極めて遺憾なことだ」と夫妻を非難した。

 案里議員側に渡った1億5000万円が買収に使われたかも焦点だが、自民党は否定するばかりで根拠は示していない。世耕氏は「政党交付金は極めて使途が厳格だ。買収資金に流用される可能性はないのではないか」との一般論を繰り返し、山口氏は「自民党としても説明責任が求められている」と注文を付けた。

 野党は夫妻の議員辞職を重ねて要求した。立憲民主党の福山哲郎幹事長は「国会では河井夫妻は何一つ説明をされなかった。議員辞職をするべきだ」と記者団に表明。安倍晋三首相と自民党を名指しして「1億5000万円については何ら説明をしていない」と批判した。

 国民民主党の玉木雄一郎代表も「(夫妻は)自ら職を辞するのが当然だ」と足並みをそろえ、案里議員側への巨額資金について「自民党としても説明責任はきちんと果たすべきだ」と迫った。 (時事通信20年8月25日)』

* * * * *

 尚、『立憲民主党など野党は、国対委員長会談を開き・・・公職選挙法違反の罪で起訴された前法務大臣の河井克行被告と、妻の案里被告に加え、IR事業の汚職をめぐり、証人買収の疑いで再逮捕された衆議院議員の秋元司容疑者に対し、国会が開会され次第、議員辞職勧告決議案を提出する方針を確認しました。(NNN20年8月26日)』

 また、『野党側は与党に対し、来週、安倍総理大臣が出席する衆議院予算委員会の集中審議を開くよう、改めて求めました。これに対し、自民党の森山国対委員長は「総理の出席は必要ない」と拒否しました』とのこと。(同上)
 
 まあ、安倍氏個人の病状が回復するとよいとは思うが。国会に出席できないor国会への出席をひたすら逃げるような首相は、やはり早く辞任をして欲しいと思うmewなのだった。(@_@。

 THANKS



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/354.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 安倍首相が検査後の会見で「これからまた」と言い直した訳 ラサール石井 東憤西笑(日刊ゲンダイ)



安倍首相が検査後の会見で「これからまた」と言い直した訳 ラサール石井 東憤西笑
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277857
2020/08/27 日刊ゲンダイ


まだ「頑張れている」?(C)共同通信社

 さて今日このコラムをお読みの8月26日水曜日の段階で、安倍総理はまだ総理としてその任を遂行しているであろうか。

 事ほどさように、永田町には刻一刻と流動的な政局の噂が飛び交っている。

 原因は総理の健康不安。「持病の潰瘍性大腸炎の悪化」とか「いや別の重病が見つかった」などの噂が流れ、24日の月曜日にもまた午前中に病院で検査。早期退陣説も流れ、何か動きがあるのではと待ち構えた記者に、午後から官邸に赴いた総理は、意外にも「まだこれからも公務を頑張る」と宣言した。そもそも今の体調不良は「147日間休まず働いた」疲れということに総理の周りはしたいらしいが、この記録は6月の話であって、それから2カ月も経って疲れが出るというのも不思議。何かほかの原因がありそうだ。

 最初永田町で語られていた臆測のひとつは、早晩、安倍総理は体調不良を理由に降板する。そしてひとまず後任は副総理である麻生さんが引き受ける。そしてあまり時間をかけずに菅官房長官に禅譲する。菅さんは今の内閣を危機管理内閣として、改造せずに引き継ぐ。総裁選などしている場合ではないということにして石破さんの登場を阻み、二回(二階ではない、ややこしい)総理大臣をやった事実で麻生さんも勲章がもらえて納得という一石何鳥もの作戦だ。

 そこで注目したいのは病院から帰った月曜日のぶら下がりで安倍総理の発言だ。

 総理は「これからも」と言いかけて言い直し、「これからまた」公務を頑張ると発言した。普通なら訂正するほどの違いではない。

 ではなぜ言い直したのか。「これからも」には「これからずっと」というニュアンスがあるので、思わず本音が出て訂正してしまったのではないだろうか。

 ……と書いていたらまたニュースが入ってきた。28日に何やら会見があるというのだ。ここでまた裏情報。

 安倍総理は17日、慶応大病院で「検査」を受けたことになっているが、検査ではない。実際には持病の潰瘍性大腸炎がかなり悪化していて、5時間にわたって血液を入れ替える大治療が施されていた、というのだ。この治療は毎週1回、計5〜10回必要だというから、総理は毎週、慶応大病院に行かなければならなくなる。当然、その日は公務は一切できない。そこでこんな見立ても出回っている。

 立憲と国民民主の結党イベントが9月1日に行う方向で内々調整されており、それをかすませるために安倍総理が内閣改造・党役員人事をぶつけてくる公算があるという。9月の早めに最後の人事を断行し、タイミングをみて辞任する。麻生臨時代理が当面引き継ぎ、総裁選で名実ともにポスト安倍体制を確立する。これを受け新生自民党による解散・総選挙は来年度予算審議前の年末から年明けが濃厚とみられる。選挙で予算を人質にして業界団体を縛り付けるためなのだとか。うーん。それもありそう。

 28日には病状説明と続投宣言となるのだろうか。



ラサール石井 タレント
1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。




http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/355.html

記事 [政治・選挙・NHK275] <安倍首相は辞任の判断を固めているのではないか>安倍自公政治打破に立国合流を生かせ(植草一秀の『知られざる真実』)



安倍自公政治打破に立国合流を生かせ
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2020/08/post-1fedca.html
2020年8月26日 植草一秀の『知られざる真実』


安倍首相は辞任の判断を固めているのではないか。

8月28日に記者会見が予定されている。

この会見で辞意を表明する可能性も否定はできない。

そうであるなら、政局は重大局面を迎えることになる。

一時的に麻生太郎氏が職務を引き継ぎ、自民党は総裁選を実施することになるだろう。

国会議員の投票によって次期総裁が選出されることになる。

この場合、後継総裁に就任するのは菅義偉氏になる可能性が高い。

「危機管理内閣」として次の総選挙までの期間を担う。

衆院総選挙は12月に実施されるのではないか。

2020年は不透明要因が多い。

最大の不透明要因はコロナ。

今秋から来春にかけて、コロナ第2波が世界を襲う可能性がある。

そうなれば、東京五輪は完全に中止になる。

総選挙においては自公に逆風が吹き荒れることになる。

その前に選挙を実施してしまうことを模索するはずだ。

11月16日(月)に7−9月期GDP統計が発表される。

プラス成長になることは確実な情勢だ。

この統計数値を活用して総選挙に臨む可能性が高い。

衆院総選挙は目前に迫っている可能性が高い。

安倍政治を刷新しようとする市民と政治勢力は、この決戦に備える必要がある。

政策の路線を明確にして、候補者を一本化すること。

そして、すべての有権者の選挙への参加を呼びかけること。

立憲民主と国民民主の合流は、「反安倍自公政治」刷新に向けて必要不可欠のもの。

「水と油」が単に混合物を作るなら、有権者の失望を招く。

憲法と原発について、路線を明確にしたことは一歩前進だ。

「立憲主義の深化」



「原発ゼロ」

が明記される意義は大きい。

玉木雄一郎氏らの非合流組は、この基本政策を共有できないから合流しなかった。

電力総連は「原発ゼロ」に同意できないから、新党を支持しない方針を固めたと伝えられている。

これも大きな前進である。

共産党を含む「反安倍自公連合」を形成する条件が整ったと言える。

野党のなかに「隠れ自公」勢力が存在する。

この「隠れ自公」勢力は、正々堂々、自公側に立って選挙活動を展開するべきだ。

「維新」も「前原誠司氏」も「玉木新党」も自公サイドに立つことを明確に公言するべきである。

共産党は現実化しており、共産党を含む野党共闘に拒絶反応を示す市民は多くない。

立憲主義を基本に据える。

原発をゼロにする。

共生社会の構築を目指す

という基本路線を共有し、候補者の一本化を図るべきだ。

公正社会の構築を目指す経済政策の柱が必要だ。

消費税減税・廃止

生活保障制度確立

最低賃金大幅引き上げ

を柱に据えるべきだ。

この点についての政策を集約することに困難さが残る可能性がある。

これが合流新党最大の課題である。

しかし、私たちは優先順位の設定を間違えてはならない。

政策の細目の一致を得られなければ、政策の基本方向を共有し、まずは選挙に勝利することを目指すべきだ。

安倍自公政治を終焉させることが優先される必要が大きいからだ。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/356.html

記事 [政治・選挙・NHK275] <週刊文春>後継は菅「コロナ暫定政権」 安倍晋三 13年前の悪夢再び 潰瘍性大腸炎が再発した 

※週刊文春 2020年9月3日号 各紙面、クリック拡大



※続きは週刊文春2020年9月3日号をご覧ください




※一部、文字起こし

▶「ウッ」漏れる首相のうめき声 緊迫の総理専用車
▶薬が効かず白血球入れ替え 最終手段は大腸摘出
▶「俺の仕事は選挙管理内閣」 麻生太郎が洩らした本音
▶菅 派閥重鎮に挨拶 最側近はコネクト不倫補佐官
▶電撃退陣→党員投票なし総裁選で石破潰し計画


二週連続での慶応病院入り。「検査だ」と首相周辺は火消しに躍起だが、もはや永田町でそれを信じる者はいない。潰瘍性大腸炎の再発――第一次政権を終焉に導いた難病がまたも首相の心身を蝕んでいる。本当の病状、そしてポスト安倍を巡るキーマンの動きを追った。

 金字塔を打ち立てたにもかかわらず、その目には光が宿っていなかった。

 八月二十四日。安倍晋三首相の連続在職日数が大叔父の佐藤栄作を抜いて歴代単独一位となった。午後二時前、官邸に姿を現した安倍首相に、フラッシュが降り注ぐ。だが真っ先に聞かれたのは、体調問題だった。

「この日、安倍首相は午前十時前に慶応大学病院に入り、四時間弱にわたる滞在の後、官邸入り。一週間前の十七日にも病院に行ったばかりとあって、報道陣は警戒を強めており、安倍首相の姿を各社のキャップクラスが確認に来たほどでした」(官邸担当記者)

 安倍首相は「先週の検査の結果をうかがい、追加的な検査をした。これからまた仕事を頑張りたい」と語ったが、顔色の悪さは否めない。声も無理やり張っている印象で、歩く際、右腕がダラリと不自然に垂れ下がっていた。

 実は少し前、安倍首相はこう漏らしていた。

「(潰瘍性大腸炎を抑える)薬が効かなくなって、数値が上がっているんだ」

 首相にきわめて近い人物は、こう証言する。

「安倍首相は持病の潰瘍性大腸炎が再発して、しかも悪化している――」

 最側近の動きも、主の異変を裏付ける。

「今回も官邸サイドは『治療』ではなく『追加検査』だと説明していますが、とても鵜呑みにはできません。一回目の病院訪問の後、今井尚哉首相秘書官がわざわざ記者に電話をかけて『疲れが溜まっただけ』と説明するなど、事態の沈静化に動いていたのも逆に怪しい。さらに今井氏は、文春などで安倍首相が十七日に『顆粒球吸着除去療法(GCAP)』の治療を受けたと報じられたことに『なぜこんなに情報が早く出るんだ!』と激怒し、犯人捜しをしていました」(前出・官邸担当記者)

 一方で他の側近は正直だ。杉田和博官房副長官は「(首相が)激ヤセしている」と認め、佐伯耕三首相秘書官も「体調は厳しい。じっくり休んでもらわないと」と漏らしている。

 自民党内も慌ただしい。

「安倍首相に近い甘利明税調会長は『一週間くらい入院しないと駄目なんだ』と周囲に明かしていました。二十五日に予定されていた党役員会は中止、二階俊博幹事長が二十七日に企画していた安倍首相の記録更新を祝う会も延期が決まりました」(自民党担当記者)

 前兆はあった。七月六日の午前十一時過ぎ、小池百合子東京都知事との意見交換を終えた安倍首相が、執務室で嘔吐した。

 この日の首相動静を見ると、小池氏との面会後、五時間二十分の空白がある。七日も約三時間半、八日も約五時間、ぽっかり空いている。ぎっしりスケジュールが埋まっていることの多い安倍首相には珍しい。

「実はこの前後の二日と九日、安倍首相は富ヶ谷の私邸ではなく公邸に泊まっていますが、そこへ医師が訪れた。おそらくこのころから調子が悪く、薬の量の調整などを行っていたのでしょう」(政治部デスク)

 七月二十二日には、二階氏や福岡ソフトバンクホークスの王貞治会長らと高級ステーキ店を訪れたが、

「王さんの提案で、他の出席者がメインでフィレとサーロインを両方頼む中、安倍首相だけが『サーロインを少量』と注文。他の料理も『少なめで』と頼み、ワインにも少し口をつけただけだった」(出席者)

〈発症すると腰痛も併発〉

 この辺りから、食欲も減退していたようだ。

「安倍首相はコロナで会食を控えるようになってから、官邸で秘書官らと弁当を食べてから帰るのが日課でした。『なだ万』の弁当や寿司など、夕飯を選ぶのが安倍首相の楽しみの一つだったそう。ただ、七月二十七日から安倍首相の“午後出勤”が始まるのですが、このころから弁当を食べずに、執務が終わるとすぐに私邸に帰るようになった」(前出・官邸担当記者)

 異変は総理専用車にも現れているという。

「七月二十七日以降、官邸を出て私邸に帰るまでにかかる時間が妙に長くなっているのです。官邸から私邸まではクルマでだいたい十五分前後。ルートは毎日同じなので、所要時間が大きく変わることは考えにくいのですが、長いときで三十分以上かけて帰宅するようになった」(同前)

 そこで、首相動静をつぶさに調べてみた。今年四月の一カ月間、「官邸発」から「私邸着」までの所要時間は、十二分から十六分の間に常に収まっている。しかし、七月二十七日には二十五分、八月六日には二十七分、七日には三十四分もかかっている。

「安倍首相は『腰が痛い』と周囲に語っています。それで、身体に負担がかかる揺れを抑えるために、スピードを緩めているのかもしれません」(同前)

 緊迫する総理専用車。いま安倍首相は「動くたびに『ウッ』『ウッ』と声を漏らす状態」(自民党関係者)なのだという。

 安倍首相を苦しめる潰瘍性大腸炎は、厚労省の指定難病で、全国に二十二万人の患者がいる(一六年時点)。

「免疫異常により大腸の粘膜に炎症が起こり、びらんや潰瘍が生じる、原因不明の病気です。まず下痢が始まり、そこに粘液や血液が混ざる。悪化すると腹痛や発熱、体重減少が起こる。薬で症状をコントロールすることはできますが、基本的に完全に治ることはありません」(鳥居内科クリニック・鳥居明院長)

 安倍首相が第一次政権の退陣から四カ月後、『文藝春秋』(〇八年二月号)に寄せた手記によれば、初めて発症したのは十七歳のころ。〈発症すると腰痛も併発する〉(手記)といい、九八年、党国対副委員長を務めていた際には症状悪化により三カ月近く入院生活を送ったという。

 一度は“終わった人”の烙印を押された安倍首相が返り咲くことができたのは、〇九年十二月、新しい治療薬「アサコール」が発売されたためだった。

「アサコールは、既存の薬に比べて抗炎症成分が大腸に届きやすくなった画期的な薬で、安倍首相はこれで健康を取り戻しました。一二年の党総裁選では『新薬の登場により、難病を克服した』とアピール。炎症反応を防ぐために控えていたアルコールも飲めるようになり、焼肉のような脂っこい食事も好むなど、すっかり寛解状態のように見えた」(前出・デスク)

 しかし、その特効薬が、いまの安倍首相には効いていないのだ。

「じつは数年前から、症状が悪化してアサコールが効かなくなることがあった。そんなときは別の薬に切り替えて、なんとか小康状態を保っていたのです。たとえば、安倍首相は定期的に六本木の高級ホテル『グランドハイアット東京』内の会員制ジムに通っていますが、そこで『レミケード』という薬の点滴を受けたこともあった」(首相周辺)

 東邦大学医療センター佐倉病院IBDセンター長の鈴木康夫教授が解説する。

「症状の軽い人の多くはアサコールなどの薬で体調は良くなりますが、再発を繰り返すと効かなくなることもよくある。そうなるとステロイド剤を併用し、それでも駄目ならレミケードを導入します。この薬は過剰な免疫関連の物質をブロックするためのもので、効く人は一回でも症状の改善が見られますし、点滴製剤なので効果が現れるのも早い。重症例にも有効とされています」

 こうしたさまざまな薬を試した安倍首相が最後にたどり着いたとされるのが「GCAP」。小誌は先週号で、「八月十七日に安倍首相が慶応病院でGCAPを行ったようだ」という病院関係者の証言を掲載した。

「潰瘍性大腸炎は、異常に活性化された白血球が血液中から染み出て大腸の粘膜に傷をつけることで起こります。ならば、その白血球を血液中から除去すればいいじゃないか、という発想で始まったのが、GCAPです。腕の血管に太い針を刺して、機械で血を抜く。その血液を特殊な筒の中に通して、異常に活性化した白血球を取り除き、体内に戻す。内容は違いますが、透析を実施しているようなイメージです」(前出・鈴木氏)

 治療は一回一時間〜一時間半。基本は週に一、二回で計十回ほど行う。安倍首相が十七日、二十四日と週一ペースで慶応病院に通いだしたのと辻褄があう。


※続きは週刊文春2020年9月3日号をご覧ください



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/357.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 準決勝ボイコット 大坂なおみの黒人差別と闘う強い思い「“差別主義者でない”だけでは不十分。私たちは“反差別主義者”でなければ」(リテラ)
準決勝ボイコット 大坂なおみの黒人差別と闘う強い思い「“差別主義者でない”だけでは不十分。私たちは“反差別主義者”でなければ」
https://lite-ra.com/2020/08/post-5602.html
2020.08.27 準決勝ボイコット 大坂なおみの”反差別”への強い思い  リテラ

    
      大坂なおみTwitterより

 プロテニスプレイヤーの大坂なおみ選手が、警察官による黒人銃撃に抗議し、27日(現地時間)に予定されていたウエスタン&サザン・オープン準決勝をボイコットすることを表明した。

 アメリカ・ウィスコンシン州ケノーシャで23日に3人の子どもを連れた29歳のアフリカ系男性ジェイコブ・ブレイクさんが、背後から至近距離で警察官の銃撃を受け、半身不随の重症を負うという事件が起き、抗議の声が再び広がっている。NBAバスケットボールや野球のメジャーリーグなどでも、試合ボイコットの動きが起きている。

 大坂選手はツイッターで、英語と日本語で今回のボイコットに込めた反差別の思いをこう表明した。

〈こんにちは、ご存知のとおり、私は明日、準決勝の試合をする予定でした。
しかし、私はアスリートである前にひとりの黒人女性です。黒人女性として、私のテニスを見てもらうことよりも、いま緊急に注意を払うべき重大な問題があると感じています。
私がボイコットしただけですぐに何かが大きく変わるなどとは思っていませんが、白人がマジョリティを占めるテニス界で対話を始めることができれば、正しい方向へ向かっていくための一歩になると考えます。
警察の手により黒人が虐殺され続けるのを目にすることは、正直言って、吐き気がします。
数日ごとに新しいハッシュタグが生まれることに疲れきっていますし、何回も何回も同じ話を繰り返していることにヘトヘトです。いったいいつまで繰り返されるのでしょうか。
#JacobBlake, #BreonnaTaylor, #ElijahMcclain, #GeorgeFloyd〉
(英語バージョンを編集部で翻訳したもの)

 大坂選手といえば、今年5月25日、ミネソタ州ミネアポリスでジョージ・フロイドさんが警察官に殺害され、差別抗議運動が全米各地で行われたときも、ツイッターなどで繰り返し差別への抗議を熱心に発信し、路上の抗議運動にも参加していた。

 自身が差別への抗議を表明するとともに、繰り返し大坂選手が訴えていたのは、差別をなくすために、沈黙するのではなく、もっと多くの人に発言してほしい、動いてほしいということだった。

 大坂選手はその後も反差別の発信を続け、7月にも「Esquire 」のインタビューに応じ、ジョージ・フロイドさんの死の数日後にミネアポリスに飛んでいたことを明かし、「差別主義者でない」というだけでは、十分じゃない。私たちは「反差別主義者」でなければならない」と語っていた。

 本サイトでは6月6日に大坂選手の差別への抗議や、日本の人々への協力の呼びかけについて記事にした。大坂選手の一連の発言を以下に再度掲載するので、差別とどう向き合うべきか、あらためて考えてもらいたい。
(編集部)

■大坂なおみが黒人差別抗議でキレキレ発言!

 プロテニス選手の大坂なおみが、人種差別抗議デモをめぐってSNSでキレキレの発信をし続けている。

 今週末に大阪で行われる「BLACK LIVES MATTER」デモへの参加を呼びかけ、「政治にスポーツを持ち込むな」というクソリプやトランプ支持者のイチャモンにも敢然と反論している。

 ミネソタ州ミネアポリスでアフリカ系男性ジョージ・フロイトさんが警察官に殺害された事件に端を発し、全米各地で広がる黒人差別への抗議デモ。多くのアーティストやスポーツ選手らもSNSで差別への抗議と、運動への連帯の声をあげているが、大坂なおみ選手もそのひとりだ。

 5月30日に〈あなたに起こっていないからといって、まったく起こっていないということではありません(Just because it isn’t happening to you doesn’t mean it isn’t happening at all.)〉とツイートしたことや、6月2日の「Blackout Tuesday」に真っ黒の画面を投稿したことなどは、すでに日本の報道でも報じられているが、それだけではない。

 たとえば6月1日には、抗議中の男性が、警察から撃たれる催涙ガス弾を片っ端からテニスラケットで打ち返す動画に、〈OK、許す!(Undestood.)〉というコメントをつけ拡散。抗議デモへの連帯と警察の暴挙への怒りを、ユーモアも交えて端的に表現してみせた。

 さらには〈ナオミもLAで抗議に参加してくれた!ホント大大大ファンになっちゃう!〉というツイートに〈今日は、みんなどこに飛び出すの? 教えてください(Where’s everyone popping out today tho? Let me know)〉と返し、大坂選手自身の抗議デモ参加もうかがわせた。

 また、K-POPファンたちが、白人至上主義者たちの差別投稿に対し、BTSやBLACKPINKの画像や動画で埋め尽くしたムーブメントにも、「いいね!」した。

 ジョージ・フロイドさんが警察に殺害されて以降、大坂選手はずっとこの問題について発信し続けている。この間の大坂選手のツイートは、彼女の知性とセンスを感じさせるユーモアを交えながらも、その言葉には強い怒りと切実さがハッキリと込められている。

 しかも、大坂選手は差別そのものに怒っているのはもちろん、差別に対していまもまだ多くの人が沈黙していること、さらに多くの人が大坂選手に沈黙を強いてくることにも、違和感を表明している。

 たとえば、恋人と報じられたこともあるラッパー・YBNコーディの〈もはや沈黙は裏切りだ(there comes a time when silence is betryal)〉という投稿をリツイート(5月29日)。さらに普段黒人カルチャーに親しんでいるはずの人たちが、差別に対して沈黙していることに、こんなふうに皮肉たっぷりに疑問を呈した。

〈チェーンをつけたり、ジムでヒップホップ気取ったり、グータッチしようとしたり、スラングでおしゃべりしたりしたがる人たちが、急に黙りこんじゃって、おかしいです(It’s funny to me that the people who wanna wear chains, blast hip hop in the gym, attempt to get dapped up, and talk in slang are suddenly quiet right now.)〉(5月30日)

 あるいは、6月3日投稿した画像には、こんな言葉が記されていた。

〈もしあなたが、先週何も発言しなかったのだとするなら、なぜなのか自分自身に問いかけてください。
もしあなたが、正義のために立ち上がることに自分のプラットフォームを使うことに居心地悪さを感じるなら、なぜなのか自分自身に問いかけてください。〉

■日本の人たちにも「お願いします」と日本語で行動を呼びかけた大坂なおみ

 6月2日、音楽業界の呼びかけで行われた「Blackout Tuesday」。世界中で多くの著名人が真っ黒な画像をアップし大きな話題になったが、一方で真っ黒な画像をアップするだけでなくもっと明確に発言するべきなどの異論を唱える著名人もいた。

 上述のとおり大坂なおみ選手もこの日、真っ黒な画像をアップしていたが、同時にその複雑な思いを明かしていた。

〈この1週間の間に黒い正方形を投稿しただけの人たちをこきおろしたい気持ちと、それとも、彼らは黒い正方形すらも投稿しないということもできたけどごくわずかのパンのかけらを与えてくれたと受け取るべきなのか、その狭間で揺れ動いている(I’m torn between roasting people for only posting the black square this entire week...Or, accepting that they could’ve posted nothing at all so I should deal with this bare minimum bread crumb they have given.)〉

 実は大坂選手がアップした黒い画像はただ黒いだけの画像ではなかった。1点目は真っ黒の画面の下部に「BLACK LIVES MATTER」という文字の入った画像。さらに3点の画像を同時にアップしており、それらには黒地に白い文字で、「NAACP(全米黒人地位向上協会)」「Color Of Change」などフォローすべき団体のアカウントのリストや、ミネソタ州検察などメッセージを届けるべき電話番号やメールアドレスのリスト、サインしてほしい署名リストが書かれていた。

 大坂選手は、差別をなくすために、もっと多くの人に発言してほしい、動いてほしいと切実に願っている。

 その思いは、日本に住む人に対しても発信されている。7日に大阪でも人種差別反対デモが行われるのだが、大坂選手はこの告知をリツイート。大坂選手のツイートは基本的に英語だが、この告知にだけはわざわざ日本語で〈お願いします〉と添えた。大坂選手は日本の人たちにも関心を持って動いてほしいと願っている。

 ちなみに今日は、この大阪でのデモに対する攻撃にも反撃している。「ここ大阪での馬鹿げたBLM、黙れクソって言いに行ってやる」と日本在住をなりすました英語での投稿には、大坂選手は「なんで日本語じゃないの? いつ違う国に引っ越したの? レイシズムがダダ漏れだから、隠したほうがいいよ」とピシャリ。「日本にも黒人がいたんだ笑 誰が資金を出してオーガナイズしたのか興味深いな」などという陰謀論には、大坂選手自身のしかめっ面のGIF画像を投稿した。この大阪でのデモに寄せる大坂選手の思いの強さが、感じられる。

■大坂なおみは差別主義者やネトウヨのクソリプにも敢然と反論

 抗議デモに一部暴力行為が紛れ込んでいたことだけをあげつらい、攻撃してくる人たちにも、大坂なおみはけっしてひるんでいない。逆に、デモを攻撃し警察によるジョージさん殺害はスルーするその卑劣さをこうツイートした。

〈そろそろ、なんの武器も持たない黒人男性の死についてツイートしないのに、略奪についてツイートする頃ね(When you tweet about the lootings before you tweet about the death of an unarmed black man)〉
〈事件が起きて1週間ゴーストになったみたいに沈黙していた人たちが、略奪が始まったとたん、毎時間くらいの勢いでツイートし始めた(I see people been ghost on twitter for a week when the events first started unfolding, but as soon as the looting started they sure are quick to give us hourly updates on how they’re feeling once again)〉

 大坂選手に対しては、例によって日米のネトウヨが絡み続けているが、差別主義者やネトウヨのクソリプにもこう敢然と反論している。

「お前なに?隠された差別すらないよ(You people? Not even undercover racism.)」とアフリカ系に対する差別表現まじりのツイートに対して、〈お悔やみ申し上げます。字が読めないのは大変ですね(My condolences to you. I know it must be hard to be illiterate)〉と皮肉たっぷりに返信。

 さらに、「スポーツ選手は政治発言をするな」と沈黙を強いられることにも大坂選手は強く憤っている。

「スポーツと政治を混ぜるな(Sports and politics do not mix)」というリプに対して、大坂選手は〈魚があなたのこと食べちゃえばいいのに(I hope that fish eats you.)〉と切って捨てた。ちなみにこのクソリプを送りつけてきたアカウントのプロフィール写真の男性の横には、人間大の大きな魚が写っている。

■「政治に口出すな」に「なぜ私はダメであなたには発言する権利があるのか?」

 大坂選手が批判するのは、ネトウヨだけではない。著名なキャスターにも遠慮なく切り込む。FOXニュースのキャスターであるローラ・イングラハムが、2018年にトランプ批判をしたバスケットボール選手のレブロン・ジェイムズとケビン・デュラントに対し、「黙って、ドリブルしとけ」と発言する場面を報じるツイートをリツイート。

 イングラハムはトランプ寄りとされるFOXのなかでも、筋金入りのトランプ支持者でトランプからも賞賛される御用キャスターであり、移民差別発言や銃乱射被害者を揶揄する発言などでも批判を浴びたことがある人物。

 大坂選手は、イングラハムが2016年にトランプの大統領選キャンペーン集会に登場し、トランプに向かってナチス式敬礼をしたのではないかと物議を醸した場面の画像をアップし、「これ、あなただよね?」と投稿したうえで、こうきっぱりとツイートした。

〈アスリートは政治に口出しすべきじゃない、ただみんなを楽しませてればいい、と多くの人が口々に言うのが大っ嫌いです。まず第1に、これは人間の権利の問題です。それに、なぜ私はダメであなたには発言する権利があるんですか? その論理でいくと、IKEAで働いている人はグローンリード(IKEAのソファ)のことしか話しちゃいけないってことになりますよ(I hate when random people say athletes shouldn’t get involved with politics and just entertain. Firstly, this is a human rights issue. Secondly, what gives you more right to speak than me? By that logic if you work at IKEA you are only allowed to talk about the “GRÖNLID”)〉

 このツイートには、アメリカだけでなく日本のネトウヨも多数絡んでいる。わざわざ英語で例の「ALL MATTER LIVES(すべての命が大切)」だの、「ウイグルやチベットのことを考えろ」だの、「コロナの最中にデモ参加を呼びかけて日本人の命を危険に晒している」だの……。「Naomi chan」と、マンスプレイニングよろしくあえて“女子ども”扱いするように呼びかけるものも複数散見される。

 恥を知れとしか言いようがない。大坂選手がどれだけの強い怒りと切実さで発信しているか、わからないのか。

■ディアが大坂選手を「日本人らしい謙虚さ」のイメージに押し込んできた

 日本のメディアでは、大坂選手について「日本人らしい謙虚さ」「日本の心」などと強調されることが多い。しかしそれは多様なバックグラウンドを持つ大坂選手の、ほんの一面にすぎない。周知のとおり、大坂選手は日本人の母とハイチ出身の父の間に生まれ、アフリカ系のルーツも持ち、アメリカで育った。日本でもアメリカでも多くの差別に晒されてきたことも想像に難くない。差別に憤り、ときに激しい言葉も使いながら発言するのは当然だし、それも大坂選手の魅力だろう。

 ところが、日本では大坂選手の怒りがきちんと伝えられていない。テニスは強いけど、控え目で自分の意思で発言したりしない、ただ自分たちの「日本スゴイ」を満たしてくれる。そんな都合のいい存在に押し込んでおきたいのではないか。

 以前、日清のアニメCMで描かれた大坂選手の肌がホワイトウォッシュされており問題になったときもそうだった。このとき、大坂選手は今回のように怒りはしていないが、実際はこのCMについて不適切との認識を示していたにもかかわらず、複数のメディアが誤訳とミスリードによって「気にしていない」「なぜ騒いでいるかわからない」などと報じた。

 ネトウヨに限らずメディアにも、差別について怒ったり、発言してほしくないという潜在的な願望があるのだろう。それが「賢い大人の対応」とも思い込んでいる。

 しかし、大坂選手はちがう。理不尽な差別や人権侵害には、こうして毅然と声をあげる、それがほんとうの彼女なのだ。しかも、その言葉からは激しさだけでなく、知性とユーモア、そして史上最高年収を手にした女性アスリートにまでなった者としての、社会的責任感さえ感じる。

 大坂選手のエージェントであるIMGのスチュアート・ドゥグッド氏はニューヨーク・タイムズの取材に対し、以前こう語っていた。

「15年後の未来を想像したとき、彼女はグランドスラムのタイトルをいくつも獲るようなテニス選手として素晴らしいキャリアを築いていると思う」

「でもそれだけではない。彼女は、日本で多様な人種の文化が受け入れられるように変えてくれるだろう。彼女が後に続く人たちのための扉を開いてくれたこと、それは単にテニスやスポーツだけのことではなく、社会のすべての人々のためのものであることを願っている。彼女はそういう変革のアンバサダーになれると思う」(2019年8月23日)

 わたしたちは、いまこそ大坂なおみ選手の発信を受け止め、黒人差別に抗議の声をあげるとともに、自らの社会の差別と排他性を省みるべきだろう。

(本田コッペ)



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/358.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 腰に激痛 安倍「持病悪化」で薬効かず特殊治療で時間稼ぎ(日刊ゲンダイ)









腰に激痛 安倍「持病悪化」で薬効かず特殊治療で時間稼ぎ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/277885
2020/08/27 日刊ゲンダイ


目力も弱くなってきた…(26日、首相官邸を出る安倍首相)/(C)共同通信社

「元気と言っていいのか分からないが、25日は普段と変わりない様子だった」――。26日の衆院内閣委員会で、安倍首相の健康状態について問われた西村康稔コロナ担当相の答弁は慎重な言い回しだった。しかし、2週連続の病院受診はやはり異例だ。安倍首相の持病悪化は、深刻なレベルになっている恐れがある。

  ◇  ◇  ◇

 安倍首相は28日に開く記者会見で自身の体調について話す予定だ。健康不安を払拭するつもりだろうが、果たして拭い切れるのか。持病である「潰瘍性大腸炎」が悪化し、「激痛」に苦しんでいるともいわれている。

 潰瘍性大腸炎は、免疫異常により大腸の粘膜に炎症が起こり、下痢や腹痛、発熱などの症状が出る。完治することはなく、国から難病指定されている厄介な病気だ。「まれに腰痛を引き起こすこともある」(医療関係者)とされる。27日発売の週刊文春によると、安倍首相は最近、周囲に「腰が痛い」と漏らしているという。第1次政権退陣(2007年9月)後、安倍首相本人は手記に〈(潰瘍性大腸炎を)発症すると腰痛も併発する〉と記している。腹痛だけでなく、足腰へのダメージも相当なもののようだ。

歩幅狭く 足取りが重い

「以前と比べ、報道陣の前に姿を現す時の足取りが重い。歩幅が狭く、ヨタヨタして見えると永田町で話題になっています。やはり、腰の痛みを我慢しているのかもしれません」(永田町関係者)

 腰痛の深刻さを物語るのが、ここ最近、官邸から私邸に戻るまでの「所要時間」だ。文春によると、体に負担がかかる車の揺れを抑えるため、ゆっくり走っている可能性があるという。

 実際、日刊ゲンダイが4月1日からの首相動静をチェックしたところ、体調を崩したとみられる7月上旬までは官邸から私邸までおおむね十数分で到着し、20分を超えたケースはごくまれだったのに、7月上旬以降は20分を超える日が目立ち、8月7日は34分もかかっている。

 これまで安倍首相は、特効薬「アサコール」で症状を抑えてきたが、重なるストレスや疲労からアサコールが効かなくなっているという。


24日、慶応大病院での診察を終え、車に乗り込む安倍晋三首相(C)日刊ゲンダイ

1回約1時間半の治療

 さまざまな薬を試した後、行きついたのが「顆粒球吸着除去療法(GCAP)」とみられている。GCAPは、難病の原因となる白血球を除去する特殊な治療法。1回の治療に約1時間半かかるとされ、効果が表れるまで10回ほど治療する必要があるという。慶応大病院に赴いた17日と24日にも治療を受けていたとみられている。

 しかし、GCAPを週1回ペースで計10回受けるとなると、10月までかかってしまう。そうなると、10月まで臨時国会を開けなくなる。本人は、10月になれば国会を開けるまでに回復すると期待しているのかも知れないが、このコロナ禍に2カ月も国会を開けない状態なら、潔く辞めるべきではないか。高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)が言う。 

「『病気』は一般的な退職理由となる『一身上の都合』に当たるものです。一国の首相といえど、長期間治療しなければならないほど深刻ならば、即座に辞任すべきでしょう。コロナ禍のさなか、現状のような『首相不在』状態が続いては国民の利益に反します。野党は一致団結して首相の統治能力や責任能力、体調管理能力を問うべきです」

 本人のためにも、“時間稼ぎ”はやめて、いっそ治療に専念した方がいい。




http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/359.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 進次郎は噂に基づく憶測は醜いと言うが、安倍続投、後釜に麻生・菅・岸田、これも憶測(まるこ姫の独り言)
進次郎は噂に基づく憶測は醜いと言うが、安倍続投、後釜に麻生・菅・岸田、これも憶測
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2020/08/post-70bb5d.html
2020.08.27 まるこ姫の独り言


安倍首相は28日金曜日に会見を開く。。。

会見の席上で、「自身の体調にも言及する見通し」との声が複数の政権幹部から上がっているそうだが、その前に政権のイタコ田崎が、いろんな番組で吹聴していた。

小泉進次郎は偉そうに、「憶測に基づく噂は醜い」といかにも正義漢ぶった発言をしていたが、何を言うか。

散々ぱら、憶測に基づく健康に関しての噂を流してきたのは、側近の自民党議員であり、田崎の様な政権御用達コメンティターじゃないか。

田崎は、政権幹部の発信より先に、金曜日に会見を開くとの情報をテレビで発信していた。

その時は、会見を開くかどうか調整していたにもかかわらず田崎の口から出てきて、さすがの情報通だと思った。

しかも、国民のために働き過ぎだとか、責任感が強いとか、陣頭指揮を執るので休めないとか、自民党議員自ら、ツイッターなどで次から次へと安倍首相が悲劇のヒーロー的な立ち位置に変換され情報を流し続けていた。

これだって、私たち国民から見たら憶測以外の何物でもない。

はっきり言っておくが進次郎は、憶測や噂レベルを流してきたのは自民党議員達だと言う事を忘れている。

相変わらず頭は悪くピントがずれている人だ。

金曜日、安倍首相はプロンプターを総動員して会見に臨むのだろうが、多くの国民が期待しているような展開になるだろうか。

権力の座にしがみつくことに関してはものすごい執着心を持っている人間であり、私は続投だと思っている。

続投ではなかったとしても、今、総理候補と名を上げている議員は、麻生や菅、岸田等々で、総裁、総理となる可能性は高い。

石破には絶対に譲らないそうだ。

と言う事は、めでたく安倍首相が辞任したとしても、後釜には麻生や菅、そして岸田が就いたとしたら、安倍的政治は変わらない。

私は、安倍・麻生・菅は極悪三大人と呼んできたが、安倍政権の重要な役割を担ってきた議員が総理になったとしても、庶民切り捨ての政治は継承されるだろう。

何だろう。。。少しも気分が晴れない、この憂鬱は。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/360.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 河井夫妻は無罪主張 地方議員は証人尋問で“買収”認めるか(日刊ゲンダイ)

※画像補足 2020年8月26日 朝日新聞1面 紙面クリック拡大



※画像補足 2020年8月26日 朝日新聞33面 紙面クリック拡大



※画像補足 2020年8月26日 朝日新聞32面 紙面クリック拡大




河井夫妻は無罪主張 地方議員は証人尋問で“買収”認めるか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/277834
2020/08/26 日刊ゲンダイ


河井克行・案里夫妻の両被告(C)日刊ゲンダイ

 25日行われた衆院議員河井克行被告(57)と妻の参院議員案里被告(46)の初公判。昨年の参院選を巡り、公選法違反(買収、事前運動)の罪に問われているが、2人は無罪を主張、克行側は裁判を打ち切る「公訴棄却」まで求めた。

 裁判の最大の争点は、地元議員ら100人に渡したとされる現金の趣旨。検察側は「投票のとりまとめ」としている。一方、克行側はこれを否認したうえで、地元議員らの刑事処分を見送る違法な「裏取引」があったと主張し、これを公訴棄却を求める理由とした。

 裁判は年内だけで55回の期日が指定されており、今後の注目は、最大120人という証人尋問。地元議員らが、受け取った現金について、検察側の主張通り、選挙のための買収だったと証言するのかどうか、である。

 公選法の買収罪では、渡した側が罰せられるのはもちろんのこと、受け取った側も罪に問われる。地方議員らを誰一人、立件しなかったことが今後の裁判で検察側にとって大きなリスクになる。

 元東京地検特捜部検事で弁護士の郷原信郎氏はこう言う。

「証人が『票のとりまとめの趣旨だった』と言えば、弁護側は『罪になりますよね。(あなたは)なぜ立件されないの?』と問いただすでしょう。つまり、買収を認めれば認めるほど、検察との間で暗黙の取引があったことになり、証言に信用性が乏しいとなる。運動員買収は認められるでしょうから、克行氏は無罪にはならないが、40人の地方議員への買収が認められなければ、実刑ではなく執行猶予になるかもしれません」

 判決は来年になる見通しだ。






http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/361.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 安倍首相は病気による辞職は無しで、逆にコロナを拡大する無謀な施策を打つ気だ。(かっちの言い分)
安倍首相は病気による辞職は無しで、逆にコロナを拡大する無謀な施策を打つ気だ。
https://31634308.at.webry.info/202008/article_23.html?1598530411

8月28日午後5時から安倍首相は、記者会見をするという。病院の再入院もあり、スワ引退会見もあるのではないかとテレビで持ち切りである。特に田崎などは、普段の状態と較べて相当疲れていて、お涙頂戴でもしかすると引退するかもしれないというような言い方をした。その後も、安倍周辺の取り巻きも激務で相当疲れていると憐憫を煽る言い方をしている。安倍が辞任するのは文句のない話で期待していたが、明日の5時にならないとわからないが、どうも辞める気はないように思うようになった。

なぜなら、ここ2日ほど急に2類のコロナ感染の扱いを4、5類の扱いすることが俄かに出てきた。こんな超重要なことが国会にも図られず出て来るのは安倍が裏で認めているからだ。これに対して、日頃政府のコロナ感染に厳しい批判をしている倉持医師も怒りのツイートをしている。白鴎大の岡田先生も怒っている。

この意図は明らかに、今のコロナウイルスを風邪程度の位置づけにし、今の悲惨な状態を無しにしたい願望が入っていると思っている。正に、安倍政府の無策を覆い隠す意図だ。野党も新たな法律を作って厳正に対処せよ言っているが、それを無視しコロナの恐ろしさを覆い隠し、医療費もケチる施策である。これを本当にやられると、隔離の強制は無くなり、検査、医療費は全て個人負担になる。また保健所も今のように感染調査も無くなり、感染は蔓延することは容易に推測出来る。

また、コロナ対策に絡めてオリンピック開催に向けて対策委員会を新たに作ると菅氏が述べている。まだオリンピックを諦めていない。

上記を総合的に勘案すると、安倍首相の意欲は今回の病気のハンデを跳ね返すように、逆に意欲をもって最後までやり遂げると言いそうである。国民にとっては、安倍政権がもう命の問題になってきた。早く退陣してもらわないと国家の危機となる。

http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/362.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 武漢肺炎が細菌テロだったとしたら、(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2020/08/blog-post_36.html
8月 27, 2020 日々雑感(My impressions daily)

<国土交通省は、テロ対策強化や将来の旅客増加を見据え、これまで法的にあいまいだった空港の保安検査を航空法に規定し、乗客らの検査拒否に罰則を設ける方針を固めた。大阪(伊丹)や羽田で昨年、検査員が刃物を見落とすミスが続発したことをきっかけに再発防止策の検討を進めていた。来年の通常国会への改正法案提出を目指す。関係者への取材で26日分かった。

 国交省は、ミスが相次いだ要因として、長時間勤務など検査員の労働環境が悪いことや、乗客からのクレーム対応に忙殺されている実態があると分析。乗客の協力を得やすくしスムーズに検査を実施するため保安検査の法制化が必要だと判断した>(以上「共同通信」より引用)


 引用記事の「これまで法的にあいまいだった空港の保安検査を航空法に規定し、乗客らの検査拒否に罰則を設ける方針を固めた」というのに驚いた。改めて平成13年に制定された「テロ対策特措法」を読み返してみて、それが自衛隊の活動を円滑ならしめるために国民の権利を制限するために特化された法律だったことに驚いた。

 武漢肺炎の感染拡大がテロ支援国家によるテロだったとすれば、日本は完全にテロリストたちの計略に嵌められてしまっている。テロリストたちに対処すべき国家の安全・防衛策としては「敗北」の一字だ。

 なぜテロ特措法の審議の際に、法に規定する内容として自衛隊の出動要件と、その緊急時の国民の私権制限だけで了としてしまったのだろうか。なぜ国境警備と国内に居住する外国人の私権の大幅な制限と国外退去などを定めなかったのだろうか。平成13年といえば平成10年(1998年)よりも三年ばかり後だ。

 長野オリンピックの聖火リレーの際に善光寺で起きたウィグルの人たちの人権デモに、中共政府の「国家総動員法」により動員された日本国内の中国人留学生など5,000人がデモ妨害を仕掛けた事件があったばかりではないか。当時は中国総領事館がデモ妨害行為に関与していたと明らかになっていたではないか。

 記事に「大阪(伊丹)や羽田で昨年、検査員が刃物を見落とすミスが続発したことをきっかけに再発防止策の検討を進めていた。来年の通常国会への改正法案提出を目指す。関係者への取材で26日分かった。国交省は、ミスが相次いだ要因として、長時間勤務など検査員の労働環境が悪いことや、乗客からのクレーム対応に忙殺されている実態があると分析」とあるが、日本に入国させるか否かの判断は日本政府にある。その管理に法的根拠も強制力もなかったとは驚く。

 対中空路の閉鎖が遅れに遅れたのも頷ける。日本政府は入出国者に対して厳しい監視など何もしてなかったのだ。これでは細菌テロリストの入国阻止など出来るはずもない。日本国民の多くが武漢肺炎の感染拡大に怯え、経済が回らなくなった今年二月から現在までの損失を安倍自公政権は一切見通せなかったボラの目だったことも頷ける。自公政権の「テロ対策」とはテロ特措法に規定されている自衛隊の活動の自由と国民の私権制限に限定されただけの法律だったのだ。当時の政治家諸氏には平成10年に善光寺での事件があったのにも拘らず、入国する外国人や国内にいる外国人を含めたテロの全体像すら明確に描けてなかったのだ。

 入国管理業務の強制化だけではない。政府は国民の健康と命を守るために出入国と同時に国内滞在外国人に対する私権制限などを厳格に定めるべきだ。北海道では一部広大な土地を買占めた中国人による私有地独立国化が進んでいるというではないか。そして大量のジャガイモを買い付けて中国へ私物として輸出しているというではないか。

 こうした事態に危機感を抱かない、不感症の政治家が国会でワーワーやっているが、これで日本の明日は大丈夫なのだろうか。武漢肺炎が細菌テロだったとしたら、国内で感染拡大を招いた日本政府は完敗だ。これほどの大失策はない。

 安倍自公政権は外国人入国を緩和しようとしているようだが、経験に学ばない者は愚者以下だ。日本政府はせめて経験から学ぶ愚者であって欲しい。



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/363.html

記事 [政治・選挙・NHK275] 国民より党内政局 岸田文雄の限界/政界地獄耳(日刊スポーツ)
国民より党内政局 岸田文雄の限界/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202008270000114.html
2020年8月27日8時12分 日刊スポーツ


★ポスト安倍の1人、首相・安倍晋三の後継意中の人とまでいわれる自民党政調会長・岸田文雄の物言いが気に入らない。25日、都内での講演で「(次の総理を目指すことが)貧乏くじだろうがなんだろうが、そんなことでひるんでいるようでは、大きな目標に向けてはとてもたどり着けないと思っているので、しっかりと強い志を持って、覚悟を持って臨まなければ、みなさんも『応援してやろう』というにもならない」「“次の時代はこうあるべき”という政策や思いを実現するために全力を尽くす」「安倍総理の次を担える1人になりたい。その大きな目標に資するポジションを得たい」。

★これが今の岸田のやる気を見せる精いっぱいの発言なのだろう。元首相・竹下登も自民党田中派の中に派中派、創政会を作る時のあいさつで、派手なふるまいはなかったが、期するものがあることを「燃えている」と表現した。岸田もそんなタイプなのだろうか。ただ、“決意表明”はしたが、岸田から国民へ向けたメッセージとか平和を希求する言葉が全く出てこない。党内政局を見極めようとする言葉ばかりだ。

★岸田が会長を務める宏池会といえば党内でも指折りの名門派閥。大平正芳、鈴木善幸、宮沢喜一らを輩出してきた。その一方、穏健派、護憲派としても知られ、政局を回したり仕掛けたりする寝業師がおらず、かごに担がれないと動けない公家集団と他派閥からやゆされてきた。それなら、この複雑な時代にどんな国家観で臨むか、国民とどう向かい合うか語ってほしい。地味で穏健でもいいではないか。今の政権が派手さを好むだけに堅実な政治を国民に示すべきだ。次の首相は貧乏くじだと思っている限り、この国の貧困や格差とは向き合えそうもない。岸田の限界か。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/364.html

記事 [政治・選挙・NHK275] <体力だけではなく、能力、知力もとっくに限界>まだしがみつく奇怪 引きずり降ろさない摩訶不思議(日刊ゲンダイ)

※2020年8月26日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大





https://twitter.com/Trapelus/status/1298515464096645121



※文字起こし

「体力の限界……」

 万感の思いが突き上げてきたのだろう。白いハンカチで鼻を押さえ、次の言葉まで数秒。「気力もなくなり引退することになりました」と喉の奥から絞り出すように語った。

 1991年5月、小さな大横綱・千代の富士の引退会見。夏場所初日、後に横綱・貴乃花となる貴花田との初対戦で敗れると、世代交代を悟り、潔く21年に及ぶ土俵生活に別れを告げた。

 あれから、はや30年近く。男泣きの“ウルフ”と真逆の姿をさらけ出しているのが、連続在職日数歴代1位の安倍首相だ。

 もはや「体力の限界」は世間にとうに知れ渡り、コロナ禍に苦しむ国民を不安がらせている。

 現職の総理大臣が2週連続で大学病院の診察を受ける異例の事態。それでも安倍自身は診察の詳しい理由や結果の中身については言葉を濁すため、健康不安説はエスカレートの一途だ。

「膵臓がん、あるいは大腸がんが見つかったのでは」「持病の潰瘍性大腸炎が悪化し、体力が消耗する顆粒球吸着除去療法(GCAP)という治療を週1回受けているらしい」とまことしやかに重病説も流れ、「臨時代理を置く」との話が大新聞・テレビで公然と語られている。

 19日の公務復帰後、先週は午前中を私邸で過ごす「半休」を続け、午後に官邸に入っても、執務の実働時間は最長約140分。慶応大病院に再訪した24日は午後2時前に官邸に入ると、午後4時すぎから合計53分間の執務をこなしただけで、午後6時半前には帰路に就いた。

 25日は閣議のため、久々に午前中から官邸入りしたが、午前10時21分の閣議終了後は“安静”にしていたのか、午後2時39分まで4時間以上も予定は空白。午後4時すぎから、ようやく教育再生実行会議などの執務をこなすと、再び1時間半ほどの空白を挟み、午後6時すぎには官邸を後にした。

 この日の執務の実働時間は計154分。140分の壁こそ越えたとはいえ、たかだか約2時間半しか働いていない。まともな執務に耐えきれないほど体調が悪いのであれば、同世代だった昭和の大横綱を見習って潔く総理の職を辞すべきだ。その方が安倍自身にとっても、コロナ禍にあえぐ国民にとっても、よっぽど有益なはずである。

 ところが、安倍は千代の富士と違って「次世代が育っていない」ことをこれ幸いに、まだまだ総理の座にしがみつこうとする。実に奇怪であり、ブザマだ。

首相の体調すら弄ぶ非情な権力ゲーム

 そもそも安倍は体力だけでなく、能力、知力もハナから限界だった。

 通算在職日数に加え、連続在職日数も憲政史上最長を塗り替えたといっても、目ぼしいレガシー(政治的遺産)はゼロ。「悲願」として憲法改正、北方領土返還、日本人拉致問題の解決と大きな政治テーマをぶち上げたものの、7年8カ月もの間、何ひとつ1ミリも進展していない。もはや来夏に延期された東京五輪の開催にすがるしかない情けない実情である。

 そんな無知無策をゴマカすためだろう。「待機児童ゼロ」「女性活躍」「地方創生」「1億総活躍」「働き方改革」「人づくり革命」「全世代型社会保障」……と次々と看板を掛け替え、「やってる感」だけは猛アピール。国民の目をはぐらかすことには長けているが、ほぼ全てが看板倒れでたなざらし状態だ。やはり無能は隠せない。

 輪をかけて「能力と知力の限界」をさらけ出しているのが、現下の新型コロナウイルス対策の迷走ぶりである。

 周囲の制止を振り切り、科学的根拠もなく一斉休校を唐突に打ち出したのを皮切りに、エープリルフールのネタともヤユされたアベノマスクを数百億円もかけて全国民に配布。官邸官僚の「国民の不安はパアッと消えますよ」との進言はアテが外れ、逆に「この政権は大丈夫か」と国民の不安に火をつけた。

 アベノマスクとともに二転三転した定額給付金も、なかなか国民の元には届かず、その間、安倍は星野源の「うちで踊ろう」に便乗した自宅で愛犬とたわむれる優雅な動画をインスタグラムに投稿。国民の大ヒンシュクを買った。

 持続化給付金事業では電通の「中抜き」が発覚。揚げ句の果てに「Go To トラベル」の見切り発車で「経済を回す」どころか、感染再拡大を後押しする始末だ。独自の緊急事態宣言に追い込まれた沖縄の人々は、明らかに安倍の愚策の犠牲者である。

 無知・無能政権のコロナ対策はデタラメだらけ。それなのに安倍は2次補正で破格の10兆円もの予備費を計上すると、6月17日の通常国会閉会直後から雲隠れ。再三にわたる野党の臨時国会の召集要請を無視し、コロナ失政への国民の厳しいまなざしから逃げまくる。誰の目から見ても総理失格。今なお、引きずり降ろされていないこと自体、摩訶不思議だ。

結局、国民生活よりも政局優先

 高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)はこう言う。

「このコロナ禍で、かくも失政を重ねている世界のリーダーはベラルーシのルカシェンコ、ブラジルのボルソナロ両大統領くらい。G7ではトランプ米大統領を抑え、断トツのワーストでしょう。そんな失政続きの首相を自民党内は引きずり降ろそうともしないどころか、追及逃れの口実に『疲れているから休ませないと』とか『国会に出さないように』とか言って守り続ける。さも『ウイルスとの闘いに首相も疲弊しているけど、頑張っている』と同情を誘い、『今こそ応援』とばかりに、数々の失政をチャラにしようとのもくろみでしょうが、冗談ではない。この未曽有の危機において指揮が執れないほど健康を害しているなら、国民にわびて退陣すべき。そんな首相に代わる人材がいないのは後継者を育てず潰してきた7年8カ月のツケです」

 安倍の休養をしきりに勧めてきたのが、第2次安倍政権の樹立に動いた“盟友”の2人だ。自民党の甘利税調会長は「首相は休むことが罪だという意識まで持っている。強制的に休ませなきゃダメだ」とまで言えば、麻生財務相も負けていない。番記者に「147日間、休まず働いたら普通、体調はおかしくなるんじゃないの」とすごんでみせた。

 およそ国政を預かる重責を担うトップへの発言とは思えないが、25日は小泉環境相まで参戦。「政治家に限らず、世の中には持病やストレスと闘いながら働く人はいっぱいいる。首相も例外ではない」と同情論を振りかざした。

 そんな常軌を逸した発言を無批判に垂れ流す大マスコミもどうかしている。安倍サマ天下の7年8カ月で、すっかり飼い慣らされたのか。いずれにしても異様な世界だ。政治評論家の本澤二郎氏はこう言った。

「安倍首相の体調を巡り、一種の権力ゲームに興じているのが、今の政府・与党です。体調をかばう面々は安倍さんが首相でいてくれた方が都合がいいだけ。逆に『執務室で吐血した』などと健康不安説をあおる面々も思惑含み。安倍首相が体調悪化を理由に辞職すれば、ドサクサ紛れに党員投票など正式な手続きを経ず、自分たちの意に沿った『ポスト安倍』を選べると企んでいるのでしょう。これだけ国民がコロナ禍で苦しんでいるのに、政府・与党にすれば国民の生活よりも政局優先。メディアもメディアです。SPなどから情報を得る努力もせず、首相の真の体調を国民に伝えることを放棄し、政府・与党内のコップの中の嵐を放置して垂れ流すのみ。トップの体調すら権力ゲームの材料にする政治の非情は、政権末期を物語っています」

 いつまでこんな狂った政治状況が続くのか。国民はたまったものではない。



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