知事が元は推進論者でも、今リニアの問題に気づいたのならそれでよいだろう。本気で最後まで、以外を受ける地元民の立場に立ち続けるのでさえあれば。
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「リニア、当初は大推進論者」静岡知事、朝日新聞に手記
8/14(金) 8:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/34ec626c975ad62b73e69f95d53e57c41dfe0064
朝日新聞デジタル
山梨県の実験線で使われているリニア新幹線の試験車=2019年10月、山梨県都留市
静岡県の川勝平太知事は朝日新聞に対し、リニア中央新幹線静岡工区に関する手記を寄せた。大井川の水量の減少が懸念されて2027年の開業が遅れる可能性が高まっているが、「遅延の責任はJR東海にある」と断じ、ルート変更を「一つの解決策」とした。またコロナ禍で社会が変化し、計画の評価と見直しを求めている。
【写真】南アルプスの大井川上流部を背景に取材に答える川勝平太知事=2020年7月21日午後0時43分、静岡市葵区、宮川純一撮影https://headtopics.com/images/2020/8/12/asahi/240663826312300829239-1293506023852929025.webp
手記は8月上旬、朝日新聞記者が知事側から受け取った。「リニア中央新幹線VS水・南アルプス・流域住民」と題し、約4200字。リニアと川勝知事の関わりや、現在の見方を示している。
川勝知事は、国土交通省の国土審議会の委員のほか、JR東海の広報誌「ウェッジ」に20年ほど関わったことを記した。そのころは「ひかりやこだまが多く止まるようになって静岡県に有利」と思い、「当初は大推進論者でした」とふりかえった。
だが、地元の声を聞いたり、環境アセスメントの手続きで知事の意見をまとめたりする過程で、「初めて『水』の重要性を骨身にしみて強く認識した」と考え方に変化が生じたことを説明した。今では「水・南アルプス・地域住民の三者を守ることに専心している」という。
JR東海に対し、大井川の流量が減らないよう2014年、工事で流れた地下水を全量戻すことを求める知事意見を出したという。ところがJR東海がトンネル湧水(ゆうすい)を全量戻すことを表明したのは18年10月で、「対話の環境が整うのに4年半の歳月を空費した」とJR東海が自ら事業を遅らせたと訴えている。
今年のコロナ禍にもふれ、「東京中心主義が揺らいだ」との見方を示し、リニアによって首都圏に中京圏や阪神圏が結びつく必要性に疑問を投げかけている。
朝日新聞社
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■JR東海社長「2037年のリニア大阪開業は難しい」(元から解っていた事!)
http://www.asyura2.com/20/hasan134/msg/607.html
投稿者 戦争とはこういう物 日時 2020 年 8 月 06 日 17:00:51: N0qgFY7SzZrIQ kO2RiILGgs2CsYKkgqKCpJWo