安倍の伝家の宝刀「仮定の質問 差し控える、国会でお決めになる事」答えられない時の魔法の言葉
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2020.06.10 まるこ姫の独り言
安倍首相が野党の質問に対して、答えられないときの魔法の言葉は、「国会でお決めになること」「仮定の質問 は差し控える」 菅官房長官が記者の質問に対して、答えられないときの魔法の言葉は「問題ない」「当たらない」 これで通用するのが日本の国で世界広しと言えどそうそうないだろう。 安倍政権はこの手法を編み出したが、これを言いさえすれば質問をシャッタアウトできる有難い「魔法の言葉」 >河井前法相立件なら責任は? 首相「仮定の質問 差し控える」 2020年6月8日 19時29分 NHKニュース >安倍総理大臣は衆議院本会議で、自民党の河井案里参議院議員の陣営による選挙違反事件に関連して、夫の河井克行・前法務大臣が立件された場合の責任を問われたのに対し、「仮定の質問に答えることは差し控えたい」と述べたうえで、国民の負託に応えるため、一層、緊張感を持って政権運営にあたる考えを示しました。 安倍首相はこれで終わりだと思っているのだろう。 全て門前払いだ。 これのどこが、「真摯に丁寧に説明する」ことになるのだろう。 「仮定の話」と言う事なら、予算案はすべて仮定の話だ。 予算案の質疑も仮定の話で、予備費の10兆円も仮定の話なのに、この巨額な金を簡単に用意できるものだ。 あらゆる観点からあらゆる想定をして、「仮定の話」を質疑しなければいけないのに、河井議員が立件された場合の責任を問われた時だけ「仮定の話に答えることは差し控えたい」は筋が通らないと思うが。 国会の延長や、臨時国会を開くように迫られたときも「仮定の質問に答えることは差し控えたい」 これこそ、なんで通常国会で終わるのか、延長もなし、臨時国会も開かないのは何故なのか、きちんと答えるのが総理の言ってきた、「真摯に丁寧に説明する」ことにつながるだろうに。 こんな簡単なことさえ、「仮定の話」と言うのは不誠実すぎる。 「仮定の話」と言う事で議論ができないと言うのなら、国会では何の議論もできなくなってくる。 森法相も、黒川の定年問題に関してこの「仮定の話をするのは差し控えたい」を連発してきたが、これも答えたくないと言うか、答えに窮するからの常とう句で、安倍政権の閣僚は最後にはこの「仮定の話」に逃げ込んで答弁拒否。 いいよな。。。。 都合が悪くなると答弁拒否をして、100年の一度の未曽有の危機でも国会を延長することなく「仮定の話」でお茶を濁し、国会で審議しなくても良くて、与党が勝手に使える予備費を10兆円も積み上げ、ボーナスは満額回答。 後は、長〜い夏休みで大好きなゴルフのやりたい放題、記者が、ゴルフどうですか〜と声をかけ、安倍首相が、明るい顔で「英気を養っていますよ。」と答えればジャンジャン報道して貰えて、支持率が下がることもなく、忘れやすい国民はすぐに熱が冷める。 こういう筋書きになっているんだろうなあ。。。 |