チェ・ゲバラが求めたものは、ひたすら行動であり、名誉も権力も眼中になかった。安逸や金銭はもちろん、死の危険さえも彼は軽視した/三好徹
「チェ・ゲバラ伝」三好徹/原書房’01年
≪序にかえて≫
人が革命家になるのは決して容易ではないが、必ずしも不可能ではない。しかし、革命家であり続けることは、きわめて困難なことであり、さらには革命家として純粋に死ぬことはより一層困難なことである。チェ・ゲバラの生涯は、このもっとも困難な主題に挑み、退くことを知らなかった稀有の例であった。
彼が求めたものは、ひたすら行動であり、名誉も権力も眼中になかった。安逸や金銭などはもちろんのこと、死の危険さえも彼は軽視した。…カストロの言葉を借りれば”意志の力、英雄的な精神、そして人間の偉大さが何をなしうるのかの崇高な証”であるように私には思われる。
(仁王像)
この事例は、あまりにも重々しい…絶句。
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/895.html