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2020年5月22日00時17分 〜
記事 [政治・選挙・NHK272] 河井前法相夫妻の逮捕許諾請求へ 官邸vs.検察“仁義なき戦い”〈週刊朝日〉

※週刊朝日 2020年5月29日号 各紙面、クリック拡大



河井前法相夫妻の逮捕許諾請求へ 官邸vs.検察“仁義なき戦い”
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5df4c3c3eab10c3e7fe5c6b2cdecfe5a0592437
AERA dot. 5/20(水) 11:00配信 週刊朝日  2020年5月29日号に加筆


河井克行前法務相(左)と妻の案里参院議員(c)朝日新聞社


検察庁法改正案に反対を表明した小泉今日子さん(c)朝日新聞社


 官邸と検察の水面下の対立が、全面戦争に発展した。検察庁法の改正で人事に関与しようとする官邸に対し、検察側は河井克行前法務相らへの捜査で牽制。芸能人も続々と法案への反対を表明し、批判の矢面に立った安倍政権は今国会の成立を見送らざるをえなくなった。しかし、仁義なき権力闘争は今でも続いている。その行方は──。

*  *  *
 コロナ禍での検察庁法改正案の審議の是非をめぐり、国会が大揺れだ。自民党幹部がこう話す。

「党内からは正直、コロナに専念すべきだとの声が多い。連立を組む公明党も国会議員に弁護士が多いから、問題視する声が上がっている。その上、支持母体の創価学会も反発している」

 アベノマスクや芸能人とのコラボ動画など、安倍首相が“動く”とすべてが裏目に出る。

「そもそもコロナ対策が遅れたのは、習近平国家主席訪日、東京五輪が理由だった。今もコロナ対策に専念しなければならないのに、検察庁法改正。安倍政権はちぐはぐなんだ。検察から河井氏と妻の案里参院議員の逮捕許諾請求でプレッシャーがあるのかもしれないが、動くと逆効果だ」(前出の自民党幹部)

 与党が検察庁法の改正案を衆院内閣委員会で強行採決しようとした5月15日には、松尾邦弘・元検事総長ら元検事が、改正案に反対する「意見書」を森雅子法相あてに提出した。その内容は怒りに満ちていた。

 安倍首相を、フランス絶対王制を確立したルイ14世にたとえ、法案が成立すれば「近代国家の基本理念である三権分立主義の否定にもつながりかねない」と批判。政治思想家ジョン・ロックの「法が終わるところ、暴政が始まる」という言葉も引用している。検察の元幹部が、政権をここまで強く批判するのは、異例だ。意見書を提出した松尾元検事総長は過去、田中角栄元首相らを逮捕・起訴した戦後最大の疑獄とも言われる「ロッキード事件」の捜査に関わった。それだけに今回の件を重く見ているのだ。

 問題が表面化したのは、法案に反対する人がツイッターに「#検察庁法改正案に抗議します」というハッシュタグ(#)をつけて投稿したことだった。抗議に関する投稿は、芸能人らを含め1千万件を超えた。小泉今日子さんは、同法案について「強行採決は自殺行為」と表明した自民党の泉田裕彦衆院議員が内閣委員を外されたことに対し、「もうなんか、怖い」と記し、「#泉田裕彦議員を応援します」「国会中継見てます」などとツイートを更新した。

 世論の広がりに押され、与党からも異論の声が上がる。

 船田元・衆院議員は言う。

「検察は内閣の不正を追及する権限がある。検察の人事に政治が介入できると、三権分立のバランスが崩れてしまう。法案は慎重に審議すべきだ」

 改正案は、自民党内では一部の議員が問題にしただけ。「定年延長が内閣の権限になるなんて特例は知らなかった」と今になって驚く議員も多い。

 改正案がここまでの騒ぎになるのは、検察の独立性を根本からひっくり返す危険性を秘めているからだ。

 政界の汚職事件などを捜査する検察は、政治との距離を保たなければならない。そのため、政治は検察官の人事に介入しないことが慣例だ。今回の改正案は、(1)検察官の定年を現行の63歳から65歳に引き上げる、(2)検事総長を除いて、63歳に達した次長検事や検事長ら幹部は役職から退く、といった内容だ。他の国家公務員と同様に定年を65歳に引き上げることには野党も反対していない。

 指摘されているのは、そこに「特例」があることだ。時の政権が認めれば、幹部が63歳以降も留任できる。検事総長にいたっては、最長で68歳まで延ばすことができるのだ。

 法案を成立させたい官邸と、阻止したい検察の“暗闘”が繰り広げられる中、注目の人となったのが黒川弘務・東京高検検事長だ。黒川氏は官邸からの信頼が厚い。直接の指示を下しているかは定かではないが、安倍政権下では森友学園の公文書改ざん問題など、次々と不起訴になっており、野党から「官邸の守護神」と呼ばれた。元検察幹部も、黒川氏の検事総長就任を警戒している。

「法改正は黒川氏の定年延長と次期検事総長就任にお墨付きを与える。政治にすりよる検察官が出世できるという、とんでもない前例になってしまう」

 官邸と検察の闘いの始まりは、昨年末にさかのぼる。それも、黒川氏の処遇がきっかけだった。このころ、官邸と法務省の間で、次期検事総長の人選について調整が進められていた。現在の稲田伸夫検事総長は、慣例に従い約2年の任期を迎える今年7月で退任すると思われていた。元検事長の弁護士は言う。

「検察では、検事総長が後任を決めてから辞めるのが不文律。稲田氏は、名古屋高検検事長の林真琴氏を後任に考えていた。ところが、官邸が黒川氏の就任にこだわった。これで検察のメンツが潰されてしまった」

 ただ、黒川氏の検事総長就任には一つの問題があった。現行の検察庁法では、検事長の定年は63歳。黒川氏は今年2月8日が63歳の誕生日で、稲田氏の退任前に定年を迎えてしまう。そこで法務省は、稲田氏に昨年末で検事総長を退任するよう説得したが、稲田氏は拒否したという。

 年が明けた1月15日、官邸と検察の対立は決定的となった。昨年7月の参院選で違法な報酬を支払ったとして、自民党の河井前法相夫妻の事務所などを、広島地検が家宅捜索したのだ。

 官邸も応戦する。1月末には国家公務員法を特別公務員の検察官に当てはめるという強引な解釈で、誕生日前に黒川氏の半年間の定年延長を閣議決定したのだ。

 安倍政権は、各省庁の幹部人事に介入し、官邸への忠誠心を高めてきた。政権の意向に沿わない者は冷遇し、従順な者を重用する。森友学園問題で公文書改ざんに関わった財務省職員が、その後出世したことが象徴的な例だ。官邸は、この状況をどう見ているのか。

「黒川さんを検事総長にしたいのは、菅義偉官房長官の考えだった。守護神として政権を支えたことに報いたいのでしょう。安倍首相は『黒川さんのことはあまり知らないんだよ』と自分は関係ないとアピールしている」(内閣官房関係者)

 今国会での成立が見送られた今、次の焦点は検察が河井夫妻の捜査にどこまで踏み込むかだ。

「河井夫妻からカネをもらったと認めた広島の県議や市議は10人以上おり、捜査は着々と進んでいる。国会開会中の逮捕許諾請求もあり得る」(捜査関係者)

 前法相が刑事責任を問われるとなると、政権への打撃も避けられない。

 検察次第で捜査は河井夫妻以外に及ぶ可能性もある。広島の政界関係者や選挙運動員に配られた選挙資金の原資1億5千万円は、自民党から支出されているからだ。ある広島県議は言う。

「家宅捜索で、政治家から多額の現金が出たという話もある。河井夫妻は、選挙活動でのチラシ配布などでもかなりのカネを使っている。今後のポイントは、安倍首相が党本部を通じて出したとされる1億5千万円に、検察が切り込むかだ」

 二つの権力の衝突は、現在でも着地点が見えないままだ。前出の検事長経験がある弁護士は言う。

「検察と官邸の暗闘は、まだ続くだろう」

(本誌・西岡千史/今西憲之)



http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/671.html

記事 [政治・選挙・NHK272] <非を認めず自滅の道>まだ懲りない安倍首相に国民は唖然、ボー然だ(日刊ゲンダイ)






検察改正引っ込めず まだ懲りない安倍首相に国民は唖然
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/273418
2020/05/20 日刊ゲンダイ ※タイトルは紙面による


嘘と自慢が主な業務に(安倍首相)/(C)日刊ゲンダイ

 国民世論が「反対」で盛り上がった検察庁法改正案は、土壇場で強行採決が見送られたが、安倍政権は懲りていない。今国会では引っ込めるというだけで、先送りした秋の臨時国会では成立させるつもりだ。

 時間が経過すれば、また国民は忘れるとでも思っているのか。この怒りの火が簡単に鎮火すると見くびっているとしたら度し難い。相変わらずのナメくさった態度には唖然、ボー然である。

 検察庁法改正案がこれだけ問題になったのは、「内閣が定める事由がある」場合に、検察幹部の定年を最長3年延長できるという特例規定が設けられているからだ。“官邸の守護神”と呼ばれる黒川弘務・東京高検検事長を検察トップに就け、数年にわたって政権を守らせるための法改正だとみられている。

 野党は国家公務員の定年引き上げを含む「束ね法案」から検察庁法改正案を切り離し、廃案にするよう求めているが、政府は束ね法案の形で継続審議にする方針。19日の閣議後会見でも、森法相は現行案のまま成立を目指す姿勢を示した。

「内閣が恣意的に運用するのではないかという疑念を解消できるような基準をつくりたい」「(検察に)民主的統制をどう及ぼすのかと、独立性をどう確保するのかというバランスの問題を国民に説明したい」などとゴタクを並べるだけで、政府の判断で幹部の定年を延長できる特例規定について、見直す考えはないのだ。

 元東京地検特捜部検事で弁護士の郷原信郎氏が言う。

「すべての発端は、今年2月8日に63歳で定年退官を迎えるはずだった黒川氏の定年延長を1月31日に閣議決定したことです。検察庁法では検事の定年を63歳、検察トップである検事総長の定年を65歳と厳格に定めていて、黒川氏の定年を半年延長したことは、検察庁法に違反している。つまり、法を執行する高検検事長が違法に職にとどまっていることになります。この違法状態を解消するためには、検察庁法の改正がどうしても必要なのです。いったん無理を通した以上、官邸も法務省も後には引けない。一蓮托生で法改正に突き進むか、閣議決定を取り消すしかないのです」

法務省側からの提案はありえない

 モリ・カケ・桜……と後ろ暗いことだらけの安倍首相が、自分の身を守るために守護神の定年を延長したのではないかという疑念、批判は「#検察庁法改正案に抗議します」のツイッターデモによって、瞬く間に国民の間に浸透してしまった。

 焦った安倍が繰り出した一手が、法務省にすべての責任をオッかぶせることだった。15日にシンパのジャーナリスト、桜井よしこ氏がMCを務めるインターネット番組に出演して、黒川氏の定年延長は法務省側の提案によるものだと言い出したのだ。官邸はそれを了承したに過ぎず、自分は無関係だというのである。

 黒川氏が政権に近いという定説は「イメージをつくり上げているんだろう」と否定し、桜井氏から「官邸が介入して(検察人事を)変えるといったことは?」と水を向けられると、「それはもう、それはあり得ないですね。あり得ない」と迷惑そうな表情を浮かべてみせた。

 図星を突かれた安倍がとっさにゴマカす時、シラを切る時の表情にはバリエーションが少ない。迷惑そうに顔をしかめるか、薄ら笑いを浮かべるかだ。

「百歩譲って、安倍首相は本当に何も知らず、補佐官や秘書官らの側用人が法務省に圧力をかけたのかもしれませんが、それは何の言い訳にもなりません。官邸側からの働きかけがなければ、法解釈を変えなければ実行できない人事案を法務省が提示するわけがない。どう言い訳しても、検察庁法違反の人事案を突き返さずに、閣議決定した責任は免れません」(郷原信郎氏=前出)


法務省も一蓮托生(森まさこ法務相)/(C)日刊ゲンダイ

国民が本質を理解したから抗議が高まり支持率急落

 だいたい、本当に法務省側から黒川氏の定年延長を提案してきたのなら、最初から、国会審議でそう説明していればよかった。どうしても黒川氏の定年を延長しなければならない理由が法務省側にあれば、森が「震災の時に検察官が最初に逃げた」などとトチ狂った答弁をしなくても済んだはずだ。

 野党から追及されて、法解釈を変更した、口頭決裁したなどと泥縄式の答弁で嘘の上塗りを重ねてきたのが実情ではなかったか。だから、定年の根拠や基準を聞かれても何も答えられない。定年延長から3カ月以上が経ち、黒川氏でなければできないことが何かあったのか。

 国民民主党の小沢一郎氏も事務所の公式ツイッターで<総理は嘘ばかり。もはや嘘と自慢が主たる業務になっている。総理が嘘ばかりなら、国民は何を信じればよいのか>と断罪していた。

 毎日新聞によれば、政府が閣議決定した黒川氏の定年延長について、法務省がその違法性や訴訟提起の可能性を検討した文書は存在しないという。

 これまで法務省は「検察官に国家公務員法の定年延長は適用されない」という解釈を維持していたのに、今年1月に森が口頭で解釈変更を決裁したとされる。

 前例のない閣議決定に際し、省内の会議や内閣法制局などとの打ち合わせに関する文書を保存していないなんてことが、あり得るのか。

文書は破棄され関係者は記憶喪失に

 それでも、安倍が「法務省側からの提案」と発言したことで、それに沿った理屈を役所側がつくり上げ、口裏合わせで法改正をゴリ押しすることになるのだろう。この7年半、すべてがそうだった。霞が関の隅々にまで、忖度は行き渡っている。

「この政権は、とにかく文書を残さない。森友問題では、首相の発言に合わせて公文書を改ざんしましたが、それはリスクが大きいからと、文書も議事録も面会録も残さない方向にシフトした。照合する文書がないのだから、安倍首相は言い放題です。疑惑が浮上しても、文書はことごとく廃棄され、関係者は『聞いていない』『知らない』と記憶喪失になってしまう。桜を見る会もそうですが、首相の発言を裏付ける証拠も何ひとつ出てこないのです。これでは、後から立法プロセスを検証することもできない。首相の権限だけが根拠もなく肥大化していく。これ以上、こんな政治が続けば国が持ちません」(法大名誉教授の五十嵐仁氏=政治学)

 検察だってロクな組織ではないが、それに輪をかけて現政権の専制志向はひどい。政治と持ちつ持たれつでやってきた検察を破廉恥政権が完全掌握すれば、守護神としての役割だけでなく、政敵潰しにも差し向けかねない。検察の暴走に拍車がかかる可能性がある。

 法案先送りを決めた安倍は18日、官邸の報道陣の前で「国民の皆さまからのさまざまなご批判にこたえていくことが大切なんだろう。中身について丁寧な説明が必要なんだろう。国民の皆さまのご理解をいただきながら進めてゆく」と話していたが、いい加減にして欲しい。誰も「進めてゆく」ことなんて求めていないのだ。国民は、中身を理解していないから法改正に反対したのではない。逆だ。理解したから、抗議の声が高まり、内閣支持率も暴落している。

「これまで何度も繰り返されてきた、その場しのぎのゴマカシは、もう通用しない。国民が注視する中、官邸のシナリオ通り、8月に黒川氏が検事総長に就任すれば、世論の怒りが沸騰するし、疑惑の説明もないまま法改正を強行すれば、政権の命取りになるでしょう」(五十嵐仁氏=前出)

 嘘を重ねるほどドツボにはまる。何があっても非を認めない厚顔で生き永らえてきたこの政権も、今回ばかりは、自滅の道をひた走ることになりそうだ。



黒川検事長の辞職を受け入れ あす閣議で承認へ
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20200521-00000035-ann-pol
5/21(木) 18:01配信 ANN



 東京高検の黒川検事長が内部調査に対し、賭け麻雀をしたことを認めて21日午後に辞表を提出しました。安倍総理大臣のもとを訪れ、対応について報告を終えた森法務大臣が記者団の取材に応じました。



【ノーカット】黒川検事長が辞表提出 安倍総理会見
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20200521-00000057-ann-pol
5/21(木) 20:17配信 ANN



 東京高検の黒川検事長が辞表を提出したことを受けて、安倍総理大臣が記者会見を行いました。その様子をノーカットでお届けします。



辞表提出の黒川検事長“軽率にすぎるもので猛省”
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20200521-00000058-ann-pol
5/21(木) 20:45配信 ANN



 賭け麻雀をしたことを認め、辞表を提出した東京高検の黒川検事長がコメントを出しました。その内容です。

 「本日、内閣総理大臣宛てに辞職願を提出しました。この度、報道された内容は一部事実と異なる部分もありますが、緊急事態宣言下における私の行動は緊張感に欠け、軽率に過ぎるものであり猛省しています。このまま検事長の職にとどまることは相当でないと判断し、辞職を願い出たものです」

 法務省が国会に報告した調査結果によりますと、黒川検事長は1日と13日に賭け麻雀を行ったということです。その際に新聞社側が用意したハイヤーに同乗し、費用は支払っていないことを明らかにしました。ただ、この2日間以外は賭け麻雀やハイヤーでの送迎の事実・認定は至らなかったということです。黒川検事長の辞表は22日の閣議で承認される予定です。



黒川検事長の辞任で幕引きはかる安倍政権
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20200521-00000066-ann-pol
5/21(木) 23:30配信 ANN



検察庁を所管する森法務大臣は21日、“賭け麻雀”をしたことを認めた東京高検の黒川検事長の辞表を受け入れたことを明らかにしました。

 森大臣:「黒川検事長は東京高等検察庁の検事長という立場にありながら、緊急事態宣言下の令和2年5月1日と、13日の2回にわたり、報道機関関係者3名とマンションの一室で会合し、金銭をかけて麻雀を行っていたことがわかった。この行為は誠に不適切というほかなく、極めて遺憾。これらの事実関係が認められたことから、黒川検事長に対し、監督上の処分として訓告とした」

森大臣から黒川検事長の辞表を受理したと報告を受けた安倍総理は21日夕方、官邸で記者団の取材に応じました。

 安倍総理:「法務省としての対応を了承したところ。最終的には内閣として決定するので総理大臣として、当然、責任があると考えている。批判は真摯に受け止めたい」

黒川検事長は今年2月、63歳の誕生日を迎えて退官する予定でしたが、その直前になって法解釈を変えて定年を延長する前代未聞の人事が閣議決定されました。野党は「政権に近い黒川氏を検事総長にするためではないか」と批判していましたが、政府は定年延長の理由について「重大かつ複雑、困難事件の捜査公判に対応するため、黒川氏でなければ務まらない」と説明してきました。

その後、提出された検察庁法改正案では、内閣の判断で検察幹部の定年を延長できる特例が盛り込まれ、野党は「後付けで黒川氏の定年延長を正当化するものだ」と追及していました。世論の反対が日に日に強まるなか、法案の今国会での成立は見送りとなり、その直後の辞任劇となりました。

元検察トップらによる反対の意見書を取りまとめた清水元最高検検事は、辞任で幕引きにはならないと指摘します。

 清水元最高検検事:「定年延長するとすれば、検察庁法の改正という形でやらなくてはならない。内閣としてはできないことを閣議決定した。憲法違反になる。行政権による立法権の侵害だと認めて、閣議決定自体を取り消すべき」

野党は、検察庁法改正案の廃案を求めるとともに、黒川検事長の“定年延長”を閣議決定した安倍政権の責任も追及しています。

辞表を提出した東京高検の黒川検事長がコメントを発表しました。

「この度報道された内容は、一部事実と異なる部分もありますが、緊急事態宣言下における私の行動は緊張感に欠け、軽率にすぎるものであり、猛省しています。このまま検事長の職にとどまることは相当でないと判断し、辞職を願い出たものです」

黒川検事長は21日夕方、法務省に姿を見せましたが、「報道内容と事実が異なる」と主張する部分について、具体的な説明はしませんでした。






 



http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/672.html

記事 [政治・選挙・NHK272] <いいぞいいぞ!安倍は監獄へ!>桜見る会めぐり安倍首相を刑事告発 弁護士ら600人超(朝日新聞)

画像https://www.youtube.com/watch?v=Ai_KqrjEY0M








桜見る会めぐり安倍首相を刑事告発 弁護士ら600人超
https://digital.asahi.com/articles/ASN5P3GXBN5PUTIL001.html
2020年5月21日 11時31分 朝日新聞


首相官邸に入る安倍晋三首相=2020年5月21日午前9時55分、岩下毅撮影

 「桜を見る会」の前日に安倍晋三首相の後援会が主催した夕食会をめぐり、662人の弁護士や学者が21日午前、公職選挙法と政治資金規正法に違反した疑いで、首相と後援会幹部の計3人に対する告発状を東京地検に提出した。

 告発容疑の対象は2018年の夕食会で、1人5千円の会費ではまかなえず、首相側が差額を負担したという公選法違反(有権者への寄付)と、夕食会の収支を後援会の政治資金収支報告書に記載しなかったという規正法違反。弁護士有志が今年2月に「『桜を見る会』を追及する法律家の会」を結成し、告発の賛同者を募っていた。

 安倍首相は国会などで、会費は「ホテル側が設定した」とし、ホテルとの契約主体も参加者個人で「後援会としての収支は一切ない」と反論している。(保坂知晃)



桜を見る会めぐり 弁護士ら安倍総理らを刑事告発
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20200521-00000017-ann-soci
5/21(木) 12:04配信 ANN



 安倍総理大臣主催の「桜を見る会」の前夜に開かれた夕食会を巡り、全国の弁護士らが公職選挙法違反などの疑いで安倍総理らの告発状を東京地検に提出しました。

 告発したのは全国の弁護士と法学者ら合わせて600人以上で21日午前、東京地検に告発状を提出しました。告発状では安倍総理と後援会の代表、会計責任者の3人に公職選挙法違反と政治資金規正法違反の疑いがあるとしています。具体的には2018年の桜を見る会の夕食会を巡って「一人あたり1万1000円の飲食代を5000円ずつしか徴収せず差額を提供した」「徴収した分とホテルに支払った費用を収支報告書に記載しなかった」などと指摘しています。



「民主政治を踏みにじる犯罪だ」 有志の弁護士ら662人、安倍首相を刑事告発 「桜を見る会」めぐり
https://news.yahoo.co.jp/articles/92a315f23182c114b31fc04e608d2a386f074a91
弁護士ドットコム 5/21(木) 16:55配信


左から小野寺義象弁護士、米倉洋子弁護士(2020年5月21日、編集部はZoomで参加した)

安倍晋三首相の後援会が主催する「桜を見る会」前夜に開かれた夕食会をめぐり、全国の弁護士や法学者662人が5月21日、公職選挙法と政治資金規正法に違反した疑いで、安倍首相と後援会幹部の計3人に対する告発状を東京地方検察庁に提出した。

告発状の提出後に開かれた会見で、元最高裁判所判事の濱田邦夫弁護士らは東京地検に対し、「政権に忖度することなく、徹底した捜査、真相の究明と刑事責任の追及を迅速におこなうことを強く求める」とした。

●公職選挙法、政治資金規正法違反の疑い

告発状によると、夕食会は2018年4月、ホテルニューオータニ東京で開かれた。参加費は1人5000円、安倍首相の支援者である後援会員約800人が参加していた。

しかし、1人あたりの飲食代は少なくとも1万1000円程度はするにも関わらず、5000円のみを徴収していることから、1人あたり6000円相当を無償で寄付したとされ、公職選挙法(寄付行為)違反の疑いがあるとしている。

また、後援会の2018年分の収支報告書(2019年5月27日に提出)に夕食会に関する収入および支出を記載しなかったとして、政治資金規正法違反の疑いがあるとしている。

弁護士有志は今年2月に「『桜を見る会』を追及する法律家の会」を結成。告発の賛同者を募っていた。

●「公正で厳正な徹底した捜査を」

事務局長をつとめる小野寺義象弁護士は「安倍首相は説明責任を果たしていない」と批判。「法律家として究明・責任追及したい」とした。

小野寺弁護士は「桜を見る会」についても、「一生懸命子どもを育てているシングルマザーや病気や怪我で収入がない人など、さまざまな状況の人がいます。税金で飲み食いをさせるということがあってよいのか。それが国民の声だと思います」と指摘した。

また、米倉洋子弁護士は「国の最高権力者である内閣総理大臣による民主政治を踏みにじる犯罪は許されない。捜査当局による公正で厳正な徹底した捜査に期待したい」とした。

告発人には、元最高裁判所判事の濱田邦夫弁護士も名を連ねた。

濱田弁護士は「わが国の国民が生き延びるためには、政権を保持する政治家たちにその使命を再認識してもらう必要がある。政治のあるべき姿というものは、国民の一部の者の富を増大させるというものではなく、国民全体の公平性と生命・生活の安全性と安定性を増大させることにある」とコメントした。

小野寺弁護士によると、賛同者は今後も増える見込みだという。
















http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/673.html

記事 [政治・選挙・NHK272] 都知事選が無風一転 官邸の“隠れ刺客”ホリエモンの破壊力(日刊ゲンダイ)





都知事選が無風一転 官邸の“隠れ刺客”ホリエモンの破壊力
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/273467
2020/05/21 日刊ゲンダイ


小池都知事の内心は?(右=堀江貴文氏)/(C)日刊ゲンダイ

 来月18日の告示まで1カ月を切った東京都知事選(7月5日投開票)がガ然、面白くなりそうだ。実業家の堀江貴文氏(47)が出馬を模索。コロナ禍で息を吹き返し、自民党が独自候補の擁立を断念したことで無風再選が確実視される小池知事(67)の圧勝シナリオは崩壊する可能性が出てきた。

 20日、報道陣にホリエモン出馬について聞かれた小池知事は「特にございませんけれど、まあ賑やかなこと、という感じ」と余裕の表情。ホリエモンはネット記事を引用し、〈コロナ危機利用してるから余裕だな〉とツイートしていたが、小池知事の内心はどうだか。ホリエモンは30日発売の新著「東京改造計画」(幻冬舎)で、37項目500ページに及ぶ大胆な“マニフェスト”を提言。ネットを駆使した選挙戦を展開する見通しでヤル気満々だ。

 前回選挙で小池知事は“都議会のドン”との対立構図をあおり、291万票を獲得し、自民党推薦候補に約110万票の大差で完勝した。求心力維持には票の上積みが必須だが、ホリエモンがアンチ小池票を掘り起こせば、勝っても前回割れが現実味を帯びる。

「気になるのがホリエモンと官邸の関係です。無所属で出馬した郵政選挙(2005年)では自民執行部の応援を受けています。それに、新著版元の幻冬舎社長の見城徹氏は安倍首相と近い。昭恵夫人が関わった日本酒披露会に招待されるなど、ホリエモンは夫人とのパイプもある。安倍首相が小池知事を苦々しく思っているのは隠しようがなく、ホリエモンは官邸が放つ“隠れ刺客”なんじゃないか、という話まで流れています」(永田町関係者)

 そもそも、自民も一枚岩ではない。二階幹事長は小池推薦まっしぐらだが、小池知事に痛めつけられてきた都議会自民では主戦論が消えない。

「この4年間、支援者に小池都政の弊害を訴えてきた手前、応援に回れば来年の都議選で惨敗しかねない。知事は来月2日の定例会で都民ファーストの会からの代表質問を受ける形で出馬表明し、自民党に推薦依頼を出す段取りでしょう。それまでに都連内部から候補を立てられないか調整している」(都連関係者)

消えては浮かぶ橋下出馬説

 テレビ朝日出身で、都議会自民総務会副会長の川松真一朗都議の名前が浮上しているという。一方、消えては浮かぶのが元大阪府知事の橋下徹弁護士。コロナ禍でメディア露出激増中だ。

 橋下氏は緊急事態宣言に基づく自粛要請を巡って「大阪モデル」を打ち出した吉村知事を絶賛。維新は東京でも評価を上げている。「勝てば官軍」が選挙の常道。大どんでん返しがないとも限らない。役者揃いで波乱の戦いとなるか。








http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/674.html

記事 [政治・選挙・NHK272] 「ミュージシャン」と虚偽説明=ゴーン被告潜伏の箱、運搬の協力者―米記録で判明/時事通信・msnニュース
「ミュージシャン」と虚偽説明=ゴーン被告潜伏の箱、運搬の協力者―米記録で判明/時事通信・msnニュース

2020/05/22 07:10
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e3%80%8c%e3%83%9f%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%82%b7%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%80%8d%e3%81%a8%e8%99%9a%e5%81%bd%e8%aa%ac%e6%98%8e%ef%bc%9d%e3%82%b4%e3%83%bc%e3%83%b3%e8%a2%ab%e5%91%8a%e6%bd%9c%e4%bc%8f%e3%81%ae%e7%ae%b1%e3%80%81%e9%81%8b%e6%90%ac%e3%81%ae%e5%8d%94%e5%8a%9b%e8%80%85%e2%80%95%e7%b1%b3%e8%a8%98%e9%8c%b2%e3%81%a7%e5%88%a4%e6%98%8e/ar-BB14r5VY?ocid=iehp

【ニューヨーク時事】日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(66)が昨年末、関西空港から中東レバノンに逃亡した際、音楽機材を入れるような黒い大きな箱に潜んでいたとされるが、この箱を運び込んだ協力者が関空職員に自身を「ミュージシャン」と虚偽の説明をしていたことが分かった。東京地検が逃亡を手助けした容疑で逮捕状を取った協力者の父子が20日、米当局に逮捕され、米検察当局が裁判所に提出した日本の捜査に基づく記録で、綿密に計画された逃亡劇の詳細が新たに判明した。

 逮捕状が出ていた協力者3人のうち逮捕されたのは元米軍特殊部隊員マイケル・テイラー容疑者と息子のピーター容疑者。

 記録によると、ピーター容疑者は、ゴーン被告逃亡前の昨年7月、8月、12月上旬に少なくとも3回訪日し、被告と少なくとも7回面会した。さらに逃亡前日の昨年12月28日にも訪日して東京都港区の高級ホテル「グランドハイアット東京」の部屋を手配。ピーター容疑者はこの日もゴーン被告と同ホテルで約1時間会っていた。

 一方、テイラー容疑者と、同様に逮捕状が出ていたジョージ・ザイエク容疑者の2人は逃亡当日の29日午前10時すぎ、ドバイから関空にプライベートジェット(PJ)で到着。黒い大きな箱2個を運び込んだ2人は「ミュージシャン」と自称していたという。

 同日午後2時半ごろ、ゴーン被告は、保釈中の住居を出発し、徒歩で再び「グランドハイアット東京」へ。ピーター容疑者の確保した部屋で着替えた。被告は部屋に向かう際、カードキーが必要な同ホテルのエレベーターを1人で問題なく利用していることから、前日にピーター容疑者からカードキーを受け取っていたもようだ。

 一方、新幹線で新大阪駅から東京に来たテイラー、ザイエク両容疑者がその後、合流し、4人一緒に部屋を出た。ピーター容疑者だけが成田空港へ向かい中国に飛んだ。

 残る3人は、タクシーで品川駅へ向かい、その後新大阪駅に移動。関空に近いホテル「スターゲイトホテル関西エアポート」に入った。午後9時57分、マイケル、ザイエク両容疑者は黒い大きな箱2個とともに部屋を出て関空に向かった。この際、ゴーン被告の姿はなく、箱に潜んでいたとみられる。

 関空では箱の検査は行われず、そのままPJに積み込まれた。PJはトルコに向け出発。2日後にゴーン被告はレバノンにいると発表した。テイラー容疑者は今年2月、ピーター容疑者は3月にそれぞれドバイから米国に戻ったという。 
http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/675.html

記事 [政治・選挙・NHK272] <現実味が出てきた!>バッハ氏「来年無理なら中止」 組織委「聞いていない」 東京五輪(朝日新聞)

※2020年5月22日 朝日新聞



バッハ氏「来年無理なら中止」 組織委「聞いていない」 東京五輪
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14485005.html
2020年5月22日 5時00分 朝日新聞


バッハ会長

 新型コロナウイルスの感染拡大で来夏に延期された東京五輪について、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は20日、英BBCのインタビューで、来年の開催が無理になった場合は中止とする見通しを示した。大会組織委員会の武藤敏郎事務総長は21日、オンラインの記者会見で「直接聞いていないので、コメントは控えたい」と述べた。

 バッハ会長はインタビューで「安倍晋三首相から、2021年開催が最後のオプションだと伝えられた」とも明かした。一方、延期が決まった3月24日の安倍首相とバッハ会長との電話会談に同席した武藤事務総長は「首相が『最後のオプション』と話したかについては、私の記憶の限り、ありません」と否定した。

 組織委の森喜朗会長も、一部国内メディアの取材に「来年に開催できなければ中止」との認識を示している。この点について武藤事務総長は「森会長は、そのぐらいのつもりで準備をしていきたいんだということを強調されたのだと思う」との見方を示した上で「森会長とバッハ会長の間で共通認識があるとは、私は理解していない」と語った。

 またバッハ会長は、大会を無観客で開催する可能性はあるかと問われ「もし決断を迫られる時期が来たら、アスリートや世界保健機関(WHO)、日本側と相談する時間を与えて欲しい」とも述べた。これに対し武藤事務総長は「まだ1年以上ある現時点で議論をするのは、時期が早すぎる。何らかの形でコロナウイルス対策が必要になることは否定はできないが、具体的に答えるタイミングではない」と語った。

 延期に伴う追加経費は、総額3千億円程度と見積もられている。IOCは14日にオンラインで理事会を開き、東京大会の運営費に最大で6億5千万ドル(約699億円)を支出すると決めたが、運営費には放送事業なども含まれる見通しで、実際に組織委に渡る金額は不明だ。武藤事務総長は「延期に伴う追加費用がどのくらいになるか出すのはもう少し時間がかかる」と話した。(遠田寛生=ロンドン、前田大輔)









http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/676.html

記事 [政治・選挙・NHK272] 新コロナは恥だ 隠ぺい本能を指揮する妙な空気 
新コロナは恥だ 隠ぺい本能を指揮する妙な空気
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51984441.html
2020年05月22日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


妙な死に方をすると
医者も家族も暗黙の合意をする

かもしれない から 
断定すれば故人が可愛そうなので

新コロナかもしれないが そうでないかもしれない
表向きは新コロナではない
扱いは準新コロナとする

こうして
お骨での告別を後日墓地で行う

家族も親戚も 
敢えてPCR検査をせずに 静かに無症状を祈る

これが日本流の「恥を掻かない」自滅式
蟄居の術だ

****

日本の空に この重ぐるしい 隠ぺいこそ美徳の空気
が覆ってしまった

あの森友 加計のように
「黒塗りマジック」だ もう他人の目からずらそう

こうして 裏から覗けば 悪意が見える
恐ろしいDNAを持つ国家 日本だ
神の国は悪魔の国でもあるのだから





http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/677.html

記事 [政治・選挙・NHK272] 元検事総長が国民に「断固反対の声」を求めた意味と重み 日本外交と政治の正体(日刊ゲンダイ)



元検事総長が国民に「断固反対の声」を求めた意味と重み 日本外交と政治の正体
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/273475
2020/05/22 日刊ゲンダイ


検察庁法改正案に反対する意見書を法務省に提出 、記者会見する松尾邦弘元検事総長(右)と清水勇男元最高検検事(C)日刊ゲンダイ

 多くの識者は検察官の定年を延長するための検察庁法改正案について「野党が反対しようと、与党の数の力で、先週のうちに衆議院の承認を得る」とみていた。だが、そうはならず、内閣委員会で採決もなかった。

 何が起こったのか。理由は2つある。

 1つは、「#検察庁法改正案に抗議します」という抗議ツイートが、数百万という極めて異例の数字になったこと。もう1つは、松尾邦弘元検事総長ら検察OBが、法務大臣あてに検察庁法改正案に反対する意見書を提出したことだ。この出来事には本当に驚いた。

 日本にはさまざまな官庁がある。その中、法の厳格な執行を求める検察庁の人々は最も保守的な部類に属する。そのトップであった松尾元検事総長や、法務省官房長であった堀田力氏ら十数人が古巣の改正法案に反対したというのだから、驚き以外ない。おそらく戦後の日本の行政府の歴史の中で初めてではないか。

 私は先週、このコラムで「今ならまだ道はある。検察官の方々! 今、安倍首相と戦わねば、組織は政権の番犬に過ぎなくなるだろう」と書いたが、まさか元検事総長が抗議の意見書を法務大臣に提出するとは想像だにしていなかった。

 意見書の結論部分はこうある。

「黒川検事長の定年延長閣議決定、今回の検察庁法改正案提出と続く一連の動きは、検察の組織を弱体化して時の政権の意のままに動く組織に改変させようとする動きである」

 そして、中でも次の記述が注目に値する部分だ。

「与党野党の境界を超えて多くの国会議員と法曹人、心ある国民すべてがこの検察庁法改正案に断固反対の声を上げてこれを阻止する行動に出ることを期待してやまない」

 つまり、体制内だけでは解決が無理な可能性があり、「心ある国民すべて」が「改正案に断固反対の声を上げ」「阻止する行動に出ることを期待してやまない」としたのである。官僚が国会議員にお願いすることはある。しかし、国民に向かって、「断固反対の声を上げ」「阻止する行動に出ることを期待する」と求めたことがあっただろうか。

 これまでも国民はさまざまな抗議デモを行ってきた。近年の抗議デモで、政府の動きを阻止できたことはない。ただ、それは最大でも10万人程度の規模だった。しかし、今回の抗議ツイートは累計で1000万近い。日本に新しい政治の流れが生まれるかもしれない。



孫崎享 外交評論家
1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。







http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/678.html

記事 [政治・選挙・NHK272] <「常習性が明らか」 月2、3回の頻度>黒川検事長きょう辞職 宣言中、賭けマージャン 法相「不適切」、訓告処分(朝日新聞)

※2020年5月22日 朝日新聞 朝刊 各紙面、クリック拡大









黒川検事長きょう辞職 宣言中、賭けマージャン 法相「不適切」、訓告処分
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14485023.html
2020年5月22日 5時00分 朝日新聞


車から降りて無言で自宅に入る東京高検の黒川弘務検事長=21日午後6時44分、東京都目黒区、内田光撮影

 東京高検の黒川弘務検事長(63)が新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急事態宣言中に産経新聞記者や朝日新聞社員らとマージャンをしていた問題で、森雅子法相は21日、黒川氏が賭けマージャンを認めたとする法務省の調査結果を安倍晋三首相に報告した。また、「不適切な行為」として黒川氏を訓告処分にしたことを明らかにした。黒川氏は21日、安倍首相あてに辞職願を提出。22日の閣議で承認される見通しだ。▼2面=1日決着、4面=与党も「当然」、12面=社説、26面=本社調査結果

後任、林氏で調整

 東京高検検事長は検察のナンバー2で、次期検事総長の有力候補とされる。過去の法解釈を変更してまで定年を延長し、黒川氏を留任させる正当性を主張してきた政府にとって、不祥事による引責辞任は大きな痛手になりそうだ。

 森氏は後任について「速やかに決める」と述べた。内閣は、林真琴・名古屋高検検事長(62)を充てる方向で最終調整に入った。

 同省の調査結果によると、黒川氏は緊急事態宣言下の5月1日と13日の計2回、報道機関関係者3人とマンションの一室で、金銭をかけたマージャンをした。帰宅の際は費用を負担せずにハイヤーに乗った。ただ、同省は与野党に、常習性の認定には至らなかったと説明した。

 森氏は「責任を痛感している」と述べつつ、黒川氏の定年延長については「適切なプロセスだった」と改めて強調した。

 一方、安倍首相は今国会での成立を断念した検察庁法改正案について「法案をつくった時とは状況が違うという意見が自民党にもある。しっかり検討していく必要はある」と述べた。一般の国家公務員の定年を延長する改正案などと一本化された法案について見直す可能性に言及した形だ。

 政権内には廃案も選択肢として浮上しており、政府高官は「野党側がどう対応するかだ」と語った。

 政府は1月31日、2月7日に退官予定だった黒川氏の定年を半年間、延長する人事を閣議決定。63歳の定年を規定した検察庁法ではなく、国家公務員法の定年延長規定を適用した。慣例に従えば、今年7月に勇退する稲田伸夫検事総長(63)の後任にする布石だとの見方が広がり、野党は「政権に近い黒川氏を検事総長にするためだ」と批判した。

 政府は3月、当初案にはなかった検察幹部の定年延長規定を盛り込んだ検察庁法改正案を国会に提出。野党は黒川氏の定年延長を「後付けで正当化するものだ」と批判を強めた。政府は18日、改正案の今国会での成立を断念した。

「軽率すぎ、猛省」

 黒川検事長は21日、「この度報道された内容は一部事実と異なる部分もありますが、緊急事態宣言下における私の行動は緊張感に欠け、軽率にすぎるものであり、猛省しています。このまま検事長の職にとどまることは相当でないと判断し、辞職を願い出たものです」とのコメントを出した。

◆キーワード

 <訓告> 公務員が内規に反した場合に受ける監督上の措置の一つ。法務省は重い順に訓告、厳重注意、注意の三つを定める。国家公務員法に基づく免職、停職、減給、戒告といった懲戒処分より軽く、退職手当や期末手当は原則失ったり削られたりすることはない。人事院の指針では、賭博をした職員を懲戒処分にする場合、減給か戒告が標準例とされる。検察官は、禁錮以上の刑が確定したり懲戒免職処分を受けたりしなければ、弁護士に転身できる。












(時時刻刻)検事長辞職へ、1日決着 政権急転、批判長期化を懸念
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14484960.html
2020年5月22日 5時00分 朝日新聞


東京高検検事長の定年延長問題と検察庁法改正案

 前代未聞の定年延長という手法で、安倍政権が東京高検検事長にとどまらせた黒川弘務氏。賭けマージャン報道が出るやいなや、今度はスピード辞職に至った。「違法」とも指摘される定年延長、それを後付けで正当化するような検察庁法改正案をめぐる疑問に、政権は答えないままだ。▼1面参照

 黒川氏の辞表提出を受け、安倍晋三首相は21日夕、首相官邸で記者団の取材に応じた。黒川氏の異例の定年延長については「法務省から厳正なプロセスを経て(閣議)請議がされた」と述べるなど、法務省の判断だと繰り返し強調。その上で「首相として当然責任がある。批判は真摯(しんし)に受けとめたい」と述べた。

 週刊文春の電子版が20日に報じた賭けマージャン疑惑に、法務・検察に激震が走った。ある法務省幹部は「緊急事態宣言のさなかにマージャンとは」と絶句した。この日、自宅で在宅勤務中だった稲田伸夫検事総長も急きょ登庁するなど、庁内には急速に危機感が広がった。

 疑惑が報じられる前は、野党から「官邸の守護神」などとやゆされた黒川氏を擁護する声も多かった。だが、「脇が甘すぎる」などと検察幹部らも批判し、「辞職やむなし」との見方が広まっていた。

 「本人に会って、事実関係をたずねて下さい」

 政府関係者によると、森雅子法相は疑惑が報じられた当日の20日、法務省幹部に黒川氏への聞き取り調査を指示した。即座に実施された調査で、黒川氏は賭けマージャンをしていたことを認め、さらに辞職する意向も示したという。「賭博罪にあたるおそれがある賭けマージャンをしていたなら、処分は避けられない」(法務省幹部)との受け止めも広がった。

 聞き取り結果の報告を受けた森氏は、その日のうちに官邸に伝達。周囲には「すぐに辞職してもらったほうがいい」と打ち明けていたという。

 疑惑が報じられた翌日の「スピード決着」となったことには、批判の長期化によるダメージの蓄積を抑えたい政権の思惑がにじむ。

 黒川氏の定年延長に端を発した一連の問題で、報道各社の世論調査による内閣支持率は下落。問題が長引けば、政権にとって致命傷にもなりかねなかった。

 だが、自民党内からは「問題の根本にあるのは、『また自分の都合のよいことばかりやるんじゃないか』という首相への不信だ。黒川氏が辞職したところで何も変わらない」(若手議員)との指摘があがっている。

 黒川氏の処分は、監督上の措置である「訓告」だった。懲戒処分ではなかったことに野党議員などからの批判の声もあるが、法務省幹部は、過去の事例を踏まえても「妥当だ」と話す。

 この日、黒川氏は午後6時45分ごろ、車で帰宅。報道陣から声を掛けられても、無言のまま自宅の中に入った。

 認証官である黒川氏の辞職は、22日午前の閣議で承認される。

異例の定年延長、責任回避図る官邸

 政権幹部からは黒川氏の定年延長問題の責任を法務省に押し付けるような発言が続いていた。菅義偉官房長官は21日の会見で、定年を延長した1月末の閣議決定の是非を問われ、「法務大臣から閣議請議があって閣議決定がされ、引き続き勤務させるようにした。問題はない」と語った。

 安倍首相は15日夜に配信されたインターネット番組で「検察庁も含めて法務省が『こういう考え方でいきたい』という人事案を持ってこられた。それを我々が承認した」と説明。官邸の介入について「あり得ない」と強調した。検察OBらも定年延長を「違法」と批判したタイミングでの首相の発言には、官邸への責任追及をできるだけ回避したいとの思惑がにじんだ。

 だが、実際には、黒川氏の定年延長には、官邸の意向が強く働いていた。

 法務・検察内では、黒川氏は誕生日前日の2月7日に退官し、林真琴・名古屋高検検事長(62)が後任に就き、検察トップの検事総長に昇格するとの見方が有力だった。風向きが変わったのは昨年末ごろで、黒川氏が総長候補として取りざたされ始めた。政府関係者によると、法務省が示した複数候補の中から、官邸が黒川氏の昇格を求める意向を示したためだという。

 稲田総長が黒川氏の誕生日より前に退官すれば「黒川総長」を実現できるが、稲田氏は続投の意思が固かったとされる。そこで編み出したのが、前例のない定年延長だった。

 異例の手法を使った経緯を政府は説明できていない。森法相は定年延長が必要な具体的理由を国会で問われても、人事やその背景とされる捜査について「個別の事案」と説明を拒んだ。人事の相談ではないかとして、辻裕教・法務事務次官が1月22、24両日、官邸を訪ねた際の面会相手を質問されても、森氏は「意思決定の中立性が損なわれる」と明かさなかった。

 黒川氏の定年延長は法的根拠が疑問視されているだけに、首相には重い説明責任が突きつけられている。一方で、政権内には幕引きに向けたきっかけにしたいとの期待も出ている。自民党幹部は「黒川氏が総長になるということでワーワー批判されていた。すっきりした」と語った。

 首相は21日、今国会成立を見送った検察庁法改正案の取り下げの可能性を記者団に問われ、「公務員全体の定年延長を含む制度改革は、国民の意見に耳を傾けることが不可欠」と強調。自らに近い自民党の世耕弘成参院幹事長が、同改正案と束ねられた国家公務員法改正案について、コロナ禍の中では一律の定年引き上げには理解が得られないとの考えを示したことを例に挙げ、「法案を作った時と状況が違う」として、見直しの可能性に言及した。

 政権内には、一般の国家公務員の定年延長に賛成する野党の出方を見つつ、いったん廃案とする案も浮上している。

◆キーワード

 <認証官> 憲法などで、天皇が任命や退官を「認証」するとされる役職。国務大臣や副大臣、大使、最高裁判事などのほか、検察庁法で検事総長、次長検事、各検事長も定められている。認証は内閣の助言と承認に基づくとされているため、閣議決定によって任免が決まる。就任時には天皇による任命式が開かれ、内閣総理大臣から辞令を受け取る。退官は、閣議での承認後、天皇が認める。












辞表提出、与党内も「当然」 野党、廃案へ攻勢 検察庁法改正案
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14484949.html
2020年5月22日 5時00分 朝日新聞

 緊急事態宣言中に賭けマージャンをしていた黒川弘務・東京高検検事長が、辞表を提出した。検察庁法改正案の今国会成立をあきらめたばかりの政権にとって、追い打ちをかける事態だ。与党からは改正案の抜本的見直しを求める声が上がり、野党は一連の混乱をめぐる安倍晋三首相の責任追及を強める構えだ。▼1面参照

 黒川検事長の辞意を新聞やテレビが一斉に報じた21日、与党内からも黒川氏を突き放す声が相次いだ。

 自民党の岸田文雄政調会長は記者団に「言語道断のことで、辞意を固めたのも当然ではないか」。公明党の北側一雄副代表は記者会見で「国民に自粛をお願いしている最中だ。事実なら極めて遺憾」と述べた。

 今国会での成立を断念した検察幹部の定年延長を認める検察庁法改正案については、政府・与党内からも見直しに言及する声が出始めた。

 自民の森山裕国会対策委員長は記者団に「引き続き次期国会で議論させてもらうことが大事だ」と述べたが、黒川氏の問題の影響を問われると「検察庁法というより国家公務員の定年延長などの法案だ」と、正面から答えなかった。

 同改正案については、政府が法解釈を変更して決めた黒川氏の定年延長を「『後付け』で正当化するためのもの」といった批判が野党から上がる。その黒川氏が辞表を提出したことで、与党内でも必要性への疑義がじわりと広がる。

 石破茂・元幹事長は記者団に「黒川氏が辞めても検察の能力が揺らがないとすれば、『もういいじゃないの』とならないか」と、改正案の見直し検討に触れた。公明中堅は「ほとぼりが冷めたら廃案にする案もある」。自民若手も「今回、世論の批判によって法案を止めることができるという前例を作った。次の国会に今回と同じ姿勢で臨んでも、同じ結果になるのは目に見えている」と、見直しは避けられないとの見方を示す。

 野党は黒川氏の辞表提出を受け、森雅子法相と首相の責任を厳しく問う方針だ。立憲民主党の枝野幸男代表は、黒川氏の定年延長を決めた1月の閣議決定について記者団に「『余人をもって代えがたし』という政府判断は何だったのか。黒川氏をこの地位に脱法的にとどめた政治の責任こそが最大のポイントだ」と述べ、撤回を求めた。

 野党は、法解釈の変更で定年延長を決めた経緯にも照準を合わせる。

 共産党の志位和夫委員長は21日、首相が黒川氏の定年延長を「法務省の提案」と語ったことについて「法解釈を百八十度ひっくり返すような提案を役所が持ってくることは考えられない」と疑義を突きつけた。

 野党各党の国対委員長は、首相が出席する予算委員会の集中審議の開催などを求めていく方針を確認。改正案の廃案を求め攻勢を強める。(河合達郎、小林豪)










賭けマージャン、計4回 朝日新聞社員「軽率な行動、深く反省」 緊急事態下
https://www.asahi.com/articles/DA3S14485008.html
2020年5月22日 5時00分 朝日新聞

 朝日新聞東京本社に勤務する50歳代の元記者の男性社員が、緊急事態宣言下に、東京高検の黒川弘務検事長とマージャンをしていた問題について、朝日新聞社が社員から聞き取った内容を報告します。社員は緊急事態宣言が出た後、計4回、金銭を賭けてマージャンしていたことを認めました。▼1面参照

     ◇

 社員は5月1日と13日、東京都にある産経新聞社会部の記者の自宅マンションで、同記者と同社の別の記者、黒川氏の計4人で、夕方から深夜や翌日未明にかけ、現金を賭けてマージャンをしていた。同じ部屋に各自が持ち寄って飲食もした。いずれの日もマージャンが終わった後に、社員はタクシーで1人で帰宅した。

 13日は産経新聞記者と社員が数千円勝ち、産経の別の記者と黒川氏がそれぞれ負けた。1日は社員が負けたという。

 4月13日と20日にも同じ場所でマージャンをした。

 4人は、5年ほど前に黒川氏を介して付き合いが始まった。この3年間に月2、3回程度の頻度でマージャンをしており、集まったときに翌月の日程を決めていた。1回のマージャンで、勝ち負けは1人あたり数千円から2万円ほどだったという。

 社員は東京社会部の司法担当記者だった2000年ごろ、黒川氏と取材を通じて知り合った。

 2017年に編集部門を離れ、翌年から管理職を務めていた。黒川氏の定年延長、検察庁法改正案など、一連の問題の取材・報道には全くかかわっていない。

 社員は「緊急事態宣言下に軽率な行動をとったことを深く反省しています」と話している。

「深くおわび」産経新聞

 産経新聞社広報部は21日、「東京本社に勤務する社会部記者2人が取材対象者を交え、数年前から複数回にわたって賭けマージャンをしていたことが分かりました。これまでの調査に記者2人が語ったものであり、詳細な事実関係はこれから調査します。相手や金銭の多寡にかかわらず賭けマージャンは許されることではないと考えます。また、不要不急の外出を控えるよう緊急事態宣言が出されている中での極めて不適切な行為でもあり、深くおわびいたします。今後も取材源秘匿の原則は守りつつ、社内規定にのっとり厳正に対処してまいります」とのコメントを発表した。

「極めて遺憾」 森法相

 森雅子法相は21日夕、安倍晋三首相と面会後、東京高検の黒川弘務検事長の賭けマージャン問題についての調査結果などを、記者団に明らかにした。主な内容は次の通り。

     ◇

 黒川検事長は緊急事態宣言下の1日と13日の2回にわたり、報道機関関係者3名とマンションの1室で会合し、金銭を賭けてマージャンを行っていたことがわかった。この行為は誠に不適切というほかなく、極めて遺憾だ。これらの事実関係が認められたことから、監督上の処分として訓告とした。先ほど黒川検事長から辞職願、辞表が提出されたので、22日の閣議で辞職の承認を頂く予定だ。








http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/679.html

記事 [政治・選挙・NHK272] 新型コロナが計画されていたこれだけの証拠(下) 高橋清隆の文書館
元記事http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2030685.html
http:/


 (中)からの続き ここまで『自由新聞』の記事「コロナウイルスのために計画・用意された9つのシミュレーションと演習、法律」の内容に沿って新型コロナ禍のやらせぶりを確認した。2019年には「深紅の感染」(8月)と「イベント201」(10月)の2つの予行演習があったと指摘したが、中国でさらに2つの準備が行われていたことを説明したい。


B

 皆さんは、ミリタリーワールドゲームズをご存じだろうか。軍人による国際スポーツイベントで、100カ国超から約1万人が集まる。2019年は中国武漢で、「イベント201」と同じ10月18日から開かれた。新華社発=共同の記事によれば、運営を手伝うボランティアは23万6000人。救急医療態勢として、救急車120台とヘリコプター2台、医療船6隻も待機したという。


 日本は招待されていない。貿易戦争などで激しく火花を散らす中国と米国の軍人たちが仲良く運動会をしているだけでも驚きだが、さらに驚きなのは、ちょうど1カ月前の同年9月18日、新型コロナウイルス株への対応をシミュレーションする軍事演習を武漢で実施していることである。


 『自由新聞』は2月24日「中国政府は予知? 武漢軍事競争の30日前にコロナウイルスの訓練」の見出しで報じている。


 中国の市民ジャーナリスト、ジェニファー・ゼンの記事を基に、「何千もの病原菌や疾病に彼らが取り組めるという条件下で、コロナウイルスが自分たちの国に入ることへの実践を中国の指導者たちは無作為に選択する偶然とは何だ?」と疑問を投げ掛ける。


 そして、ジェニファー女史のブログ記事を訓練中の写真とともに紹介している。彼女のブログには、1999年に中国当局が法輪功を弾圧した際、投獄され、拷問に遭った体験が記されている。中国共産党に対する憎しみがあると察しられるが、写真も一応ある記事の内容が全くのでたらめとは思えない。


 彼女のこの記事は英訳もされている。『自由新聞』も引用している一部を下に記す。演習の様子を伝える場面だ。


 「本日(9月18日)午後、未確認の国からの復路便が武漢天河国際空港に到着した。突然、ポータルの核放射線監視システムが警報を発した。武漢税関の分局である武漢天河国際空港税関は、警報を発した乗客とその手荷物を直ちに管理し、再調査した。乗客が標準的な放射レベルを大幅に越える『ミャンマー鉱石』の瓶を運んでいたことが分かった


 一方、航空会社は『復路の乗客が不快に感じ、呼吸困難になり、生存サインが不安定になった』と報告した。空港の税関はすぐに緊急時の対応計画に着手し、迅速に患者を移送し、航空機を除染し、乗客と直接・間接に接触した人々をさらに調査し始めた。2時間後、武漢救急センターは、患者が臨床的に新型コロナウイルスと診断されたと発表した。


 この写真は、2019年の武漢税関ミリタリーゲームへのカウントダウン30日前に応えて、昼間に武漢空港で空港緊急対応訓練が行われた場面を示す。ミリタリーゲーム30日後に控え、武漢税関とミリタリーゲーム委員会の合同実行委員会は、『税関保護とミリタリーゲームの安全確保』を主題に、武漢天河空港でこの緊急対応訓練を開催した。この訓練の目的は、空港での危険防止を強化し、ポータル検査の効果を高め、特に公衆衛生分野で緊急事態に対応する武漢税関の能力をさらに強化することだった……」

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 上掲2枚の写真について、記者のジェニファー氏は「基の報告書には写真説明はない。訓練に参加する人かも知れない」と添え書きしている。下の写真には「写真説明はない。訓練に参加するか、それを報告する誰かである可能性がある。彼女が下げている名札には、『中部交通ラジオ、FM92.7』と記されている」と注釈を付す。


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 ジェニファー氏によれば、中国人民の大多数はウイルスの発生源や流行の背景はもとより、この情報も知らないという。国営のソーシャル・メディア・プラットホームを介して情報を入手するためで、「うわさを広める」と15年の懲役、「(コロナウイルス)感染を故意に広める」と死刑を宣告される。


 記事は「これは何を意味するのか」と向け、2つのことを提起する。すなわち、
@ 中国政府は西側諸国の主要主体である米国政府やCDC、巨大製薬企業、ビル・ゲイツなどと同様に、それに参加していることを示す。
A このことは、人種に基づく生物兵器であるとの理屈を弱める可能性がある。中国政府は、人口削減という行動目標に署名しているのか?
 
 この2つの命題は、米中対立がお芝居であることを連想させる。米トランプ大統領はウイルスの発生源が「武漢ウイルス研究所だ」と非難し、ポンペイオ国務長官も「膨大な証拠がある」と断じていた。


 しかし、米国立衛生研究所(NIH)が武漢の同研究所に740万ドルの資金提供している事実が発覚。米国防総省も650万ドルを提供していた。少なくとも、エコ・ヘルス同盟を通じて370万ドルが同研究所に流れている。しかも、研究テーマは「コロナウイルス」で、米国との共同研究だった。


 マーク・A・ミリ−陸軍大将は「コロナウイルスの発生および拡散は、自然のプロセスだったと思う」とトランプ氏の主張を否定。トランプ氏は4月17日の会見で記者に質問されると、資金提供の中止を指示。「武漢からウイルスが出たということを明らかにしただけで、研究所を特定したわけではない」「(中国が感染を拡大させたのは)わざとではない」とトーンを下げた。


 トランプ氏はオバマ政権時代の慣例を引き継いだだけと見なされがちだが、コウモリ由来のコロナウイルスに対する機能獲得(人への感染を可能にする)研究プロジェクトはオバマ政権時代に中止されていて、トランプ氏が大統領に就任した11カ月後の2017年12月に再開されている。


 この共同研究を指示したのは、ホワイトハウスのコロナ対策チームのメンバーで、国立アレルギー感染症研究所(NIAID)所長のアンソニー・ファウチ氏である。デーヴィッド・アイク氏がいつも「カルトの代理人」と名指しする男だ。


 中国の指導者と米国の指導者が合作で自国民を感染させる計画を準備していたことは、共通の隠し事にしたいはずだ。習近平は人民の敵であり、トランプは戦っているはずの相手と一緒に自国民を殺しにかかっているのだから。



 新型コロナウイルスの流行が計画されたものである証左は、他に幾つもあるだろう。2012年ロンドン五輪の閉会式で、ウイルスが人々を襲い、看護婦たちが忙殺されるミュージカルがある。イルミナティーカードに武漢の町並みを描いた「研究所の爆発」や「悪魔の疫病」の絵柄がある。東京五輪2020のロゴは、コロナウイルスそのものだ。


 「医療崩壊」のうそを示すがらがらの病院や、PCR検査のでたらめ、コロナ判定奨励の指示と金銭的誘因に加え、20年も前から演習の痕跡や法制化を企てた文書が明確に存在する。それでも「陰謀論だ」と強弁する人は、鈍感を通り越して、おめでたいと言う以外、表現を知らない。(完)


■関連記事





http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/680.html

記事 [政治・選挙・NHK272] 法を逸脱した閣議決定で黒川氏の定年延長をしたのは安倍氏だ。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2020/05/blog-post_22.html
5月 22, 2020 日々雑感(My impressions daily) 

<森雅子法相は21日、東京高等検察庁の黒川弘務検事長が新聞記者らと賭けマージャンをしていたとの週刊誌報道について、「賭けマージャンということであれば、賭博罪に当たる恐れもある」とした上で、「報道されていることが事実であれば、厳正に処分する」と語った。テレビ朝日が森法相の発言場面を放映した。

  21日発売の週刊文春は、黒川検事長が新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が発令中の今月、東京都内で新聞記者らと賭けマージャンをした疑いがあると報道。読売新聞は報道を受けて政府・与党内では進退論が浮上し、黒川氏が辞任する意向であると報じた。

  安倍晋三首相は21日午前、「法務省において事実関係を確認していると思うが、まだ何も報告を受けていない」と記者団に語った。

  政府は1月、63歳の定年間近だった黒川氏の半年間の勤務延長を閣議決定。野党は、政権に近い黒川氏を検察トップの検事総長に据えるための延長であると批判していた>(以上「Bloomberg」より引用)


 なんという事だろうか。悪事を質すべき検察官のナンバー2が「賭博マージャン」に興じていたとは。それもマスメディアの記者相手にジャン卓を囲んでいたというのだから、開いた口が塞がらない。

 それどころか、ジャン荘から帰宅するハイヤーも記者たちが経費で落としていたというから何をか況や、だ。検察の腐敗もここに極まった。

 緊急事態宣言下で黒川氏とジャン卓を囲んでいたのは朝日と産経の記者だという。今回の週刊誌へのリークは黒川氏がやるはずはないため、記者の側からのリークだと断定せざるを得ない。

 つまり検察官の定年延長法案がご和算になって、黒川氏が検事総長になる芽が消えて、退官のみちしかなくなったことから「黒川離れ」が起きた。各紙の記者諸氏にとって黒川氏に取り入り、ジャン卓を囲んだ場で情報を「漏れ聞く」必要がなくなった。黒川氏は「賞味期限切れ」の検察官僚として新聞記者の側から切られた。

 しかし、黒川氏の「賭けマージャン」は黒川氏だけの問題だろうか。そうではない、禁じ手の閣議決定を行って黒川氏の定年を半年も延長させたのは、まぎれもなく安倍総理大臣だ。閣議とは総理大臣が閣僚に諮って決める。閣議で総理提案の議題に「異議」を唱えれば、その大臣は辞任を覚悟しなければならない。なぜなら大臣は総理大臣によって任命されたのだから。

 つまり黒川氏の定年延長は総理大臣の主導によって諮られた事案だ。そして高等検事長の定年延長も政府によって国会に諮られた。安倍氏は「法務省からの働き掛けで黒川氏の定年延長を決めようとした」と、あるネットの対談配信プログラムで弁明したようだが、断じてそんなことはない。黒川氏定年延長は黒川氏を何が何でも検事総長に就けようとした安倍氏の仕事だ。

 黒川氏は法務大臣に辞表を出したようだが、その辞表を森法務大臣は受理してはならない。預かりとして「賭けマージャン」の一件の捜査が終わるのを待って処分を決めるべきだ。クロなら譴責処分すべきだし、その責任を安倍氏は取るべきだ。

 なぜなら閣議決定で黒川氏の定年を半年も延長した特別な関係が安倍氏と黒川氏にあったわけだからだ。誰が何といおうと、言い逃れ出来ない。法を逸脱する閣議決定を乱用した安倍氏の責任は余りに大きい。それは戦後日本の憲政史に大きな汚点を残すものだ。



http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/681.html

記事 [政治・選挙・NHK272] 安倍晋三首相は「悪事」もみ消し役の東京高検・黒川弘務検事長が失脚、過去最低の6%まで低落して崩壊した森喜朗政権と比較されながら「支持率低落競争」の地獄道を墜落する(板垣 英憲)
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/7d9f9e35ba4cfbbc2da35156101ad0e5
2020年05月22日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 帝国データバンクの情報によると、今年中に上場企業1万社が倒産する。中小零細は、2万5千社が倒産か廃業に追い込まれ、ほぼ全滅すると予測されている。にもかかわらず、安倍晋三首相は、企業倒産・廃業から経営者を救う手立てを示そうとしていない。見殺しにしようとしている。かかる重大な事態に襲われている最中、安倍晋三首相の「悪事」をもみ消して「なかったことにする役目」を担わされようとしていた東京高検の黒川弘務検事長が、「賭け麻雀」を新聞記者3人と行っていた事実をいわゆる「文春砲」で暴露され、法務省から訓告処分を受け、自ら辞職した。このため、任命責任を問われている安倍晋三首相は、33%に低落している内閣支持率がさらに落ち込むことが予想されるので、過去最低のわずか6%まで低落して崩壊した森喜朗政権と比較されながら「支持率低落競争」の地獄道を墜落し続ける。大多数の国民は、選挙区の有権者からも人気低落気味の悪友である麻生太郎副総理兼財務相とともに「抱き合い心中への道行き」を歩む安倍晋三首相の没落を冷ややかに見ながら「ドブに落ちた犬は叩け」とばかり、「石つぶて」を投げ始めている。哀れなり。



http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/682.html

記事 [政治・選挙・NHK272] 安倍、責任と論点のすり替えに走る。野党分断も意図か+黒川が賭けマージャンを認めて辞職。(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/29016574/
2020年 05月 22日

 まず、21日、大阪、兵庫、京都が緊急事態宣言の対象を解除された。人々や繁華街、観光地、企業や工場などが多い地域で、経済活動をしながらうまくコロナ対策をして、第二波を小さくする方法を、是非、示して欲しいと思う。

 残るはわが東京と神奈川、千葉、埼玉、そして北海道なのだが。1日も早く活動復活をという思いはあるものの、31日解除を前提に準備を進めている中、「25日に解除するかも」と急に言われても困ってしまうところがあったりして。(~_~;)

 東京&周辺は、先週からかなり緩んで来ているので、来週「あちゃ〜」とならないように、注意して欲しいと思う。(・・)

* * * * *

 そして、昨日の『黒川、賭けマージャンでアウト?〜与野党、検察OBからも辞職要求。どこがリークしたのか』の続報を・・・。

 東京高検の黒川弘務検事長がコロナ緊急事態宣言中の5月1日と13日に、新聞社の記者たちと「接待賭けマージャン」をしていたという記事が週刊誌に掲載されたのだが。
 黒川氏本人が法務省の聞き取り調査で、賭けマージャンをやっていた&新聞社のハイヤーを利用していた事実を認めたという。

 黒川氏は以前から、他社も含め新聞記者たちとマージャンを行なう機会があったとのこと。

『朝日新聞社の調査によると、黒川氏と社員、産経新聞の記者と次長の付き合いは5年前に始まり、直近3年間は月2〜3回の頻度で賭けマージャンをしていた。1回の勝ち負けは1人当たり数千〜2万円程度で、黒川氏が賭けマージャンを認めた5月1日は朝日社員が負けた。同13日は社員と産経記者が数千円勝ち、黒川氏と産経次長が負けたという。(朝日5.21)』

<何か朝日の社員とはマージャン仲間っぽい感じもあって、ストレス解消の娯楽だったのかも。もちろん賭けマージャンは犯罪だし。特にギャンブル嫌いの人は許せないだろうけど。この額が本当なら、点ピン(1点10円)ぐらいの一般的には健全な範囲の賭けマージャンだったと言えよう。

 文春にハイヤー運転手が「4〜5万から10万負けた記者がいた」と載っていたそうなのだが。コメントで「報道された内容は、一部事実と異なる部分がある」と言っていたのは、もしかしてレートのこともあるのかな。(~_~;)>

* * * * *

 法務省は、黒川氏を訓告処分に。黒川氏はその後、辞職願を出して、受理されたという。<訓告は下から2番目の軽〜い処分。7千万円以上とも言われる退職金も支払われるため、ネットでは批判の声が結構出ているようだ。>

 黒川氏は、辞職に当たって、以下のコメントを発表した。

『本日、内閣総理大臣宛てに辞職願を提出しました。この度報道された内容は、一部事実と異なる部分もありますが、緊急事態宣言下における私の行動は、緊張感に欠け、軽率にすぎるものであり、猛省しています。このまま検事長の職にとどまることは相当でないと判断し、辞職を願い出たものです。』

『黒川氏は辞職を決断後、報道陣の問い掛けに無言を貫いた。周辺には20日深夜、「身から出たさびだ」と漏らしたという。(毎日5.21)』

<「定年で民間の会社に行くことが決まっていた」「辞められるものなら辞めたいと言っていた」なんて報道もあったりして。全く同情も擁護もする気はないけど。黒川氏も、安倍官邸に振り回された部分があったのかも知れない。(-_-;)>

 ところで、安倍首相が21日の夕方、黒川氏の件で、ぶら下がり会見を行なったのだが。その内容をきいて、mewは唖然とした。(・o・) <読みやすくなるように、FNNの記事に改行を加えた。>

『安倍首相は21日午後6時すぎ、黒川検事長の辞表提出についてコメントした。

安倍首相「先ほど、森法務大臣より報告を受けました。黒川検事長から事実関係を確認したので、厳正に処分を行った。そのうえで、辞表が、辞意が表明されたので、その辞意を受けたと、了解をしたという報告がございました。私としては、この法務省としての対応を了承したところであります。」

(定年延長について現時点で適切だったと考えている?)定年延長について、これは法務省から請議がなされたところでありますが、厳正なプロセスを経て請議がなされたと思っております。

(自身の責任は?)法務省、検察庁において、この人事の請議がなされたわけでありますが、最終的には内閣で決定をいたしますので、総理大臣として当然責任があると考えております。ご批判は真摯(しんし)に受け止めたいと思っています。

(検察庁法改正案について定年延長が盛り込まれていて批判が上がっているが、今回、定年延長を見送ったが取り下げる考えは?) 公務員の制度改革にあたっては、公務員全体の定年延長を含む制度改革にあたっては、国民の皆様の意見に耳を傾けることが不可欠であります。国民の皆様の理解なくして、前に進めることはできないだろうと思います。

 その中で、参議院の世耕幹事長もご自身のお考えを述べられたわけでありまして、今、社会的な状況も大変厳しい状況にあるわけでございまして、この法案を作った時とは状況が違っているのではないかという考え方も述べておられて、党にもそういう意見があることも承知しております。そうしたことも含めて、しっかりと検討していく必要はあるんだろうと思っています。(FNN20年5月21日)』

* * * * *

 まず、あきれたのは、安倍首相が、この期に及んでも尚、全ての責任を法務省に押し付けようとしていることだ。

 定年延長についても「これは法務省から請議がなされたところ」、黒川氏の人事に関しても「法務省、検察庁において、この人事の請議がなされたわけで」と説明。

 お得意の「総理大臣として当然責任がある」のフレーズも出して来たが。安倍首相は「責任はある」とは言うものの、決して「責任をとる」ことはないのである。(-"-)

 そして、チョット驚いたのは、記者は「検察官の定年延長」の話をきいていたのに)この場で、安倍っ子の世耕参院幹事長が急に言い始めた「公務員全体の定年延長を含む制度改革」の話を持ち出して来たことだ。

 安倍首相&仲間たちは、ここで重要論点をすり替えてしまおうとしているのである。(@@)

 野党4党は、検察官も含めた公務員の退職年齢の引き上げには賛成し、検察幹部の定年延長に内閣が関与する規定だけを切り離して審議を行い、撤廃を求めることで一致していた。

 特に自治労など公務員の労働組合からの支持が多い立民党は、公務員の定年延長はきっちりと通したかったところだ。

 しかし、自民党の世耕参院幹事長の発言によって、国民党の玉木代表が自民党側の意見に賛同する動きを見せ始めたのだ。(-_-;)

『 法案をめぐっては、5月13日に行われた野党4党の党首らによる会談で、政府が提出している改正案のうち、検察幹部の定年延長に関する規定を切り離しの上審議を行うことを求めていくことで合意。

 玉木氏も直後に記者会見で、「我々として、検察官も含めた公務員の退職年齢の引き上げについては、この高齢化時代の中で認めていいと思う。賛成です」と述べ、立憲・枝野幸男代表は5月18日のツイートで「定年年齢一律引き上げの準備のため、法案審議を急ぐと与党は言っていました。問題部分を切り離して、一致している部分の審議は進めるべきです」と主張していた。

こうした中で波紋を広げたのが、法案の継続審議が決まった翌日の5月19日に開かれた世耕氏の記者会見での発言だ。世耕氏は、継続審議が決まったことについて「十分な理解を得られなかったことは問題」とする一方で、「逆に立ち止まって考え直す良い時間ができた」とも評価。さらに、新型コロナの問題で雇用環境が厳しくなっていることを念頭に、「国家公務員や地方公務員だけ給料も下がらないまま、5年も定年延長されて良いのか」と発言。雇用を失った若者や就職氷河期に就職できなかった人を公務員として採用することも検討すべきだとした。

 安住氏「支離滅裂」「非常識」「恥ずかしい話」

この発言に対する立憲と国民の反応は対照的だった。立憲・安住氏は5月20日朝、自民党の森山裕国対委員長との会談後のぶら下がり取材で、発言への怒りを隠さなかった。

「自分たちで(法案)出しといて、今になって継続となったら、その法案そのものが問題だって、そんな支離滅裂なことを言う人が...。今まで私が経験した中では自民党の幹部にそんな非常識な人いなかったな...?恥ずかしい話ではないの?」「コロナのときにこんなに衆議院でエネルギーを費やして、国民世論を巻き込んでやっているのに、今になって『この法案で65歳の定年おかしい』なんて、自民党の責任者がそんなことを言い出したら、与党を辞めた方がいいですよ。統治する力がないということだから」
一方、国民・玉木氏は5月20日午後の定例会見で、「私は世耕さんがおっしゃったとおりだと思いますよ。であれば、自民党は自分で提出した閣法に欠陥があるということですから、取り下げていただきたい」と述べた。(編集部 工藤博司・JーCASTニュース20年5月20日)』

 玉木氏は、こうも言っていた。『「我々としても、そういった若い人の勤務環境とか、特に人事制度ですね。能力・実績主義等々、人事評価について検討をしっかり行うと言っているわけだから。その具体的な案とセットで出し直してほしい。いずれにしても、継続審議じゃなくて、全体として諦めていただくということにした方が、世耕さんがおっしゃっていることと整合性が取れるんじゃないですか?」(同上)』

* * * * *

 立民党と国民党は、党合流の協議が不調に終わったものの、桜を見る会や検察定年延長の問題ではうまく連携して活動を行なっており、採決見送りという結果を出すこともできた。でも、安倍自民党としては、この2党の連携や共闘が順調に行くと困るのである。<自民党は憲法改正などでも、2党を引き離そうとしている。>

 国民党にいる前原誠司氏らの系統の議員は、基本的に労働組合のような社会主義(or左派?)のにおいのするものは好まず。彼らは、いわゆる「改革政党」を目指しており、その部分で、立民党との違いを出したいと考えているのだが。でも、もし国民党が国家公務員の定年引上げに反対したら、立民党と大きく対立することになりかねない。

 そこで世耕幹事長や安倍首相は、(一部廃案はイヤだし。国民にアピールする意図も大きいのだけど)、立民党が困るようにと、また国民党との連携を壊すことも考えて、「国家公務員の定年引上げも見直すべき」だと言い出したのだ。_(。。)_<転んでもただで起きないのね。^^;>

 でも、どうか野党4党には、安倍官邸のそのような手口には乗らず。最後までしっかりと連携して、安倍自民党を攻め切って欲しいと切に願っているmewなのだった。(@_@。

 THANKS 



http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/683.html

記事 [政治・選挙・NHK272] 法の下の平等<本澤二郎の「日本の風景」(3692)<稲田検察の正義VS安倍・法務検察の権力乱用>
法の下の平等<本澤二郎の「日本の風景」(3692)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/24870244.html
2020年05月22日 jlj0011のblog


<稲田検察の正義VS安倍・法務検察の権力乱用>

 法の下の平等は近代法の大原則である。世界ルールで、いかなる権力者も順守義務を課せられている。破れば、人民の抵抗権が正当化されるだろう。それこそ第二のパリ革命も許容されることになる。歴史の教訓でもある。

 今回の政界を揺るがせている一連の黒川事件は、安倍内閣・自公政権の暴政の極め付きであって、政府は国民に奉仕する憲法上の義務を放棄、乱用したものでもあり、到底容認できるものではない。

 かくして、平和主義を貫く日本国民は、世論の塊となって、非暴力抵抗主義でもって、法の下の平等をとことん追求、正義を確保しようと、必死の努力で極右暴政の政権に抵抗している。その成果は、徐々に上がってきている。

 現時点では、安倍1・5億円の河井選挙の不正解明に努力している稲田検事総長主導の、正義の捜査に期待している。いよいよ血税の政党助成金投入の金権選挙と、安倍秘書の取り調べに捜査の中心が移っている。

 昨日は、新たに桜事件の告発状が出た。安倍の公選法違反事件・公職選挙法違反事件の捜査が待ち構えている。稲田検察の正義に、世論は、強く期待しているのである。

<安倍秘書の取り調べと自民党本部の家宅捜索の行く方に注目>
 政治は世論で動く。悪しき権力は、フェイクニュースで世論を捻じ曲げて生き残ろうとする。安倍内閣の体たらくを見ていると、韓流の時代物ドラマを見ているようで、実におぞましい。最後は因果の法則によって、悪は敗北する。

 稲田検察は、多くの安倍犯罪の証拠を手にしている。当面は、河井選挙に政党助成金1・5億円投入事件を徹底捜査、国民の関心はこの一点に絞られている。

 すでに河井夫妻の買収金額は、およそ2000万円が明らかになっている。4人の安倍秘書には、数百万円からそれ以上の金が渡っているようだ。彼らの預金通帳で、簡単に判明するだろう。

 「安倍事務所と自民党本部の家宅捜索が、迫ってきている」と事情通は指摘している。安倍の心労と顔のむくみの原因だろう。

 法の下の平等は、与野党議員に限らず、首相もこの近代法の原則から逃げることはできない。それゆえのクロカワ防護服問題が起きたものだが、稲田検察が立ち向かっている課題は、法の下の平等を貫くか否かの戦いなのだ。

<700万ネット攻撃は黒川弘務の逮捕・懲戒免職要求>

 何度でも指摘したいのだが、それは「#検察庁法改正に抗議します」という700万ネット攻撃は、これは世界的な大記録であって、ギネスブック入りするだろう。

 言論の自由が崩壊した日本でこそ、これが具体化したものである。筆者はいち早く黒川弘務に辞職勧告を何度かしてきたが、結局のところ、彼は常習とばく発覚で沈没した。

 検事総長は「すべての検察庁の職員を指揮監督する権限を有している」のである。法相の森雅子は、黒川事件で、またしても失態を演じた。そそくさと、訓告という軽い処分でお茶を濁した。安倍と菅の配慮でもあろうが、これは間違っている。

 検察のNO2の犯罪事件である。一般人は逮捕され、会社員であれば首になる。常習とばくというと、やくざの日常そのものである。「外国ではよくカジノに入り浸り、女買いもしている。公用旅券を使って、海外でも暴走していたのだから、彼の渡航歴を洗う必要があろう」と事情通は厳しく指摘している。黒川は、明白な国家公務員法違反者として、懲戒免職にすることが正しい。日本人全ての生殺与奪の権限を握る、検察のNO2の、誰も想定しなかった常習とばく事件である。血税で生きる公僕の、このおぞましい犯罪を、だれが弁護できようか。6000万円の退職金と、弁護士登録ができる訓告に納得できる国民は、一人もいない。

 正義の稲田検察は、法の平等でもって決着をつける責務を、国民に対して

負っていることを重視して、処分しなければなるまい。この機会に腐敗した法務検察のドブさらいが、国民の負託に応える道でもあろう。

<官邸の第二の黒川検事総長人事を許さない!>

 昨夜は日刊ゲンダイ記者が「官邸は第二の黒川を、後任に就けようと動いている、との情報が入ってきた」と電話してきた。安倍の生き残り策略は、それでも依然として止もうとしていないことに、改めて衝撃を受けてしまった。

 幸い、今朝ほどの清和会OBの報告では「後任は当初の予定通り、林で決まり」という。ということは、昨日は官邸・法務検察の内部に、法の下の平等の正義派が台頭、主導権を握ったことを印象付ける。

 悪の華が永遠に継続することはない。

2020年5月22日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)


関連記事
黒川検事長辞職へ 賭けマージャン認める 官邸、総長の辞職要求
http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/679.html#c6





http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/684.html

記事 [政治・選挙・NHK272] 黒川検事長「趣味は犬の散歩と麻雀とカジノ」と。加えて「買春」も。しかもまた悪いのが後任の東京高検検事長になるんだ。



【関連記事】


黒川氏の後任に名古屋高検・林検事長が内定
日テレ 5/21(木) 22:26配信
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20200521-00000596-nnn-soci


検察庁のナンバー2、東京高等検察庁の黒川弘務検事長が緊急事態宣言中に新聞社の社員らと賭けマージャンをしていた問題で、辞表を提出した黒川検事長の後任に、林真琴名古屋高検検事長が内定したことが関係者への取材でわかりました。


新たな東京高検検事長に就任することが内定したのは、林真琴名古屋高検検事長です。林名古屋高検検事長は愛知県出身で、1983年に黒川検事長の同期として検事に任官。法務省人事課長や最高検総務部長などを歴任し、2017年の法務省刑事局長の際には、「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ改正組織犯罪処罰法の審議で国会の答弁に立つなどしました。

http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/685.html

記事 [政治・選挙・NHK272] <フザケルナ!>辞任の黒川検事長は退職金6700万円 大甘処分に批判殺到(日刊ゲンダイ)








辞任の黒川検事長は退職金6700万円 大甘処分に批判殺到
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/273530
2020/05/22 日刊ゲンダイ


21日、車に乗り込む黒川弘務氏(C)日刊ゲンダイ

「賭けマージャン」が発覚し、辞任した黒川弘務東京高検検事長。緊急事態宣言下でも、ほぼ毎週、雀卓を囲んでいたというから、賭博罪に問われる可能性が高い。当然、懲戒など重い処分が下されるかと思われたが、フタを開けてみれば「訓告」と大甘。21日、「猛省している」と無味乾燥なコメントを出した黒川氏は、このままだと巨額の退職金をシレッとゲットすることになりそうだ。さすがにSNS上では批判が殺到している。

 ヌルい処分は、安倍内閣の判断だった可能性が高い。法務省によると、「検事総長や検事長の免職や停職などを伴う“懲戒処分”を判断するのは、任命権者である内閣。懲戒まで至らない訓告や厳重注意といった“措置”については、省内規定に基づき法相が判断する」(大臣官房人事課)という。

 つまり、安倍内閣は黒川氏の賭博行為について、「罷免するほどじゃない」と判断したということ。2010年の大阪地検特捜部の捜査資料改ざん・隠蔽事件で、元主任検事だった前田恒彦氏が懲戒免職処分を受けたのとは大違いだ。

 一般的に公務員は、問題を起こしても、懲戒免職などクビを切られない限り、辞任する際に退職金を受け取ることが可能。22日午前、辞任は閣議でスンナリ承認された。天皇が裁可して正式に認められる。つまり黒川氏は、晴れて退職金を受け取ることができるわけだ。

公文書改ざんの佐川元国税庁長官を上回る

 その金額は驚きだ。法務省によると、東京高検検事長の給与は、「検察官の俸給等に関する法律」に基づき定められており、月額130万2000円(諸手当は別)。公務員制度に詳しいジャーナリストの若林亜紀氏がこの月給を基に独自試算したところ、退職金は実に6700万円超にも上ることが分かった。財務省による公文書改ざんの責任者だった佐川宣寿元国税庁長官の約5000万円をも上回る金額だ。こんなことが許されていいのか。

「検察とは、違法行為を捜査して求刑する仕事です。その幹部が、やはり社会の木鐸であるべきマスコミの記者と違法賭博をしていたとは、国民の司法や行政、ひいては社会への信頼を損なう行為です。永年勤務の功労をすべて否定するわけではありませんが、懲戒処分で減額すべきでしょう」(若林亜紀氏)

 退職金は、これまで官邸の“守護神”を務めてきた、論功行賞なのか。








http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/686.html

記事 [政治・選挙・NHK272] 田崎史郎が“黒川検事長と賭けマージャン”を正当化! コロナでもマージャンに誘われたら「行く」と即答(リテラ)/「スシロー」と呼ばれる以前にも「ブドウ記者」の称号を得ていた


田崎史郎が“黒川検事長と賭けマージャン”を正当化! コロナでもマージャンに誘われたら「行く」と即答
リテラ 2020.05.22 12:46
https://lite-ra.com/2020/05/post-5435.html


 安倍政権が「余人をもって代えがたい」人物だからと違法の定年延長までおこなった黒川弘務・東京高検検事長が、記者との賭けマージャン問題を受けて、きのう21日、辞表を提出。法務省は訓告処分とした。


「懲戒免職が妥当」と見られていたのに、まさか「訓告」とは──。これでは退職金も満額支払われる可能性まである。


 この処分の甘さには絶句するほかないが、じつはこの黒川氏の賭けマージャン問題では、もうひとつ、絶句するような出来事があった。


 黒川氏の問題では、黒川氏と賭けマージャンに興じていたのが新聞記者だったという点にも注目が集まり、「記者はこうして癒着しているのか」「これで国民の知る権利は守られるのか」などと問題視されているが、そんななか、安倍首相と会食を重ねてはテレビに出て露骨な政権擁護を繰り出すために「スシロー」という異名まで持つにいたった、あの田崎史郎氏が、きのう放送の『ひるおび!』(TBS)で堂々と「記者の気構え」を語ったのだ。


 まず、番組では、黒川氏が産経の記者2名と、朝日の元検察担当記者と賭けマージャンに興じていたことについて、田崎氏に「記者の立場で今回のニュース、どうご覧になりました?」と質問。てっきり、権力者と一緒に賭博罪に該当する犯罪行為をおこなっていたという記者としての倫理観を問うのだろう……と思いきや、田崎氏はこんなことを言い出した。


「僕ら政治記者は、『政治家と癒着している』というふうに批判されるんですね。あれ(「週刊文春」)を見て、社会部記者のほうがよっぽど癒着してるんじゃないかと思いました」


 開口一番、言うことが「俺より社会部の記者のほうが癒着してる!」って……。まさかの主張に、田崎氏の発言中から八代英輝弁護士のものと思しき笑い声が聞こえ、番組MCの恵俊彰も「最初から攻撃的ですね(笑)」と言うしかなかったほど。


 しかも、いよいよ記者が権力者とマージャンをしたり飲みに行くことに問題はないのかという話題に移り、元NHK解説副委員長の鎌田靖氏は「権力者に取り込まれてはいけないから、親しくならなくてはいけないけども、ある一線は守らなければいけない」「それをやらないと、たんにお友だちだから、お友だちと会っているというわけではなく我々は仕事で会っているわけですから」とコメント。対して、恵が田崎氏に「新聞記者の方は取材対象とマージャンしますか?」と問うと、田崎氏は迷うことなく「します」と即答。そして、こんな熱弁を振るったのだ。


「スシロー」の前は「ブドウ記者」と呼ばれていた! 田崎史郎が癒着エピソードを自慢


 その上、すっかり調子づいた田崎氏は、こんな話まではじめた。


「金丸信っていう自民党の副総裁が、佐川急便の5億円献金事件のときに、あの、ものすごい世の中、追及されていたんですね。そのとき、金丸さんの誕生日がたしか9月17日だったんです。そのとき僕が金丸さんの家に行ったら入れてくれたんで、そこでいろいろ話聞いたんです。で、外に出たら社会部記者がいっぱいいて、ある社に……そのときね、ブドウをいただいていたもんで、ブドウ貰って帰ったんですね。そしたらね、翌日なんか『ぶどう記者』って名前で『癒着してる』というふうに書かれたんですよ」


 なんと、「スシロー」と呼ばれる以前にも「ブドウ記者」なる癒着ネームの称号を得ていたとは。しかも、当時の新聞記事を確認すると、「ブドウ記者」のエピソードは見つけられなかったのだが、金丸氏は田崎氏だけではなく騒動のおわびにと近所にも地元・山梨産のブドウを配ったものの、〈「金丸さんからは受け取れない」と、大半が突き返された〉と書かれていた(朝日新聞1992年10月4日付)。ようするに、巨額献金事件で揺れる政治家からブドウなんか受け取れないとご近所さんでさえ考えていたのに、新聞記者である田崎氏は平然と受け取って帰ったのである。
「僕は政治部に配属されて、最初に自分でこうしようと決めたことは、取材対象の政治家から誘われたら断らない、と。どんなことがあっても」
「マージャンもするし、僕、酒はあまり得意じゃない、飲めないんですけど、酒も飲み、一緒に遊びもする、とにかく付き合う。付き合って、仲良くなって、いざというときに話が聞ける状況にしておくんですね。で、聞いて、それをすぐに書けないときもありますよ。書けないときがあってもそれを溜めておいて、いずれ書くぞ!という気持ちをつねに自分で持ってることが大事だと思うんですよ。僕はそうやってやってきた」


「いずれ書くぞ!」って、安倍首相と一緒に寿司をつまんで聞いた「書けない」話を、アンタは書いたことがあるのかよ、という話だろう。実際、田崎氏が言うこと、書くことといったら、安倍首相や安倍官邸が「流してほしい話」「書いてほしい話」だけではないか。


(以下略)



http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/687.html

記事 [政治・選挙・NHK272] 黒川事件の解明により、日本政治の暗部をすべて明るみに出せ。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2020/05/blog-post_34.html
5月 22, 2020 日々雑感(My impressions daily)

<黒川弘務東京高検検事長が新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言下、東京都内の新聞記者宅で賭けマージャンをしていた問題で、産経新聞社と朝日新聞社が出したコメントは以下の通り。

産経新聞社広報部のコメント

 東京本社に勤務する社会部記者2人が取材対象者を交え、数年前から複数回にわたって賭けマージャンをしていたことが分かりました。これまでの調査に記者2人が語ったものであり、詳細な事実関係はこれから調査します。

 相手や金銭の多寡にかかわらず賭けマージャンは許されることではないと考えます。また、不要不急の外出を控えるよう緊急事態宣言が出されている中での極めて不適切な行為でもあり、深くおわびいたします。今後も取材源秘匿の原則は守りつつ、社内規定にのっとり厳正に対処してまいります。

岡本順・朝日新聞社執行役員広報担当のコメント

 社員が社内でのヒアリングに対し、検事長とのマージャンで現金を賭けていたことを認めました。新型コロナ感染防止の緊急事態宣言中だったこととあわせて社員の行動として極めて不適切であり、皆さまに不快な思いをさせ、ご迷惑をおかけしたことを重ねておわびします。取材活動ではない、個人的な行動ではありますが、さらに調査を尽くし、社内規定に照らして適切に対応します。また、その結果を今後の社員教育に生かしてまいります>(以上「毎日新聞」より引用)


 取材対象者と深く関わってはならない、というのはジャーナリストの鉄則だ。取材対象者とズブズブの関係になると筆が鈍り、取材対象者「寄り」の記事になりがちだからだ。
 黒川氏は東京地検特捜部在職時に小沢一郎氏を「陸山会事件」というショーモナイ屁理屈で事件をデッチあげて、小沢一郎氏が心血を注いだ政権交代と、総理大臣の椅子を目前にして彼の「芽」を潰した張本人だ。

 その連日の特捜部からとしか思えない「捜査情報漏洩」による、マスメディアが大騒ぎして連日繰り返された「政治とカネ」キャンペーンは嵐のようだった。マスメディアがどうやって検察から捜査情報を取っているのか、と訝しかったが、黒川氏の「賭けマージャン」好きは当時からだったのではないか。

 その賭けマージャンに参加していたのは殆どすべての全国紙記者たちではなかったのではないか。上記記事は毎日新聞だが、毎日新聞も連日「政治とカネ」キャンペーンを報じて、国民に「小沢氏=汚れた政治家」というイメージ作りに狂奔した。同じ穴のムジナだ。

 しかし東京地検特捜部は結局小沢氏を起訴できなかった。しかし、それでは小沢氏を政治の表舞台から排除する時間が足りないと見たのか、ブラックボックスの警察審査会を利用して「不起訴不当」を乱発して、小沢氏を「容疑者」に縛り続けた。

 結果は無罪となったが、既に民主党は小沢氏が掲げた「国民の生活が第一」の政治理念から大きく旋回して、第二自民党に変貌していた。そして公約した「消費増税を議論しない」という国民との約束を反故にして、野田首相が消費税10%を突然叫びだした。それが完全に民主党が第二自民党となり、自民党と同様に財務省の手に落ちた瞬間だ。それ以前にも菅首相当時にTPP参加を突然唱えだした。それは「国民の生活が第一」の政治を否定する、グローバル化へ突き進む「構造改革」路線そのものだ。

 かくして民主党は第二自民党として存在意義を失った。第二自民党という自民党のコピー政権なら、本家の自民党政権の方が良いに決まっているからだ。

 なぜ民主党が国民の信を失ったのか。それは「国民の生活が第一」の政治理念が失われたからだ。そうなったのは「国民の生活が第一」の政治理念を打ち立てた小沢一郎氏が東京地検特捜部の「国策捜査」により政治の表舞台から排除されたからだ。残念ながら、民主党に小沢氏に代わり得る政治家は皆無だった。

 そして第二次安倍自公政権になったが、その売国奴ぶりには目を覆うばかりだ。日本はジャパンハンドラーたちとチャイナスクールたちに完全に乗っ取られた。その狭間で揺れ動いているのが安倍自公政権の浅ましい真の姿だ。

 自公政権の与党にも小沢氏に代わり得る政治家は見当たらない。彼らは日本が「構造改革」により根底から破壊されているのに気づいていない。日本国民がグローバル化の名の下に格差と貧困に追いやられているのに誰も気づいていない。そして多くの日本国民も、だ。

 日本を国民の手に取り戻すために政権交代を果たして、小沢氏が一度は打ち立てた「国民の生活が第一」の政治理念を実行に移すしかない。それは「反・グローバル化」の政治てもある。

 サプライチェーンを日本国内に取り戻し、外国人労働移民という愚策を廃止て、日本人労働者による経済再生と経済成長を取り戻さなければならない。国内においても農業再生のために2009民主党マニフェストで掲げた農家の戸別所得補償を実施すべきだ。フランスでは農業は公共事業だとの捉え方から、農家の所得の実に90 %が補助金だという。それにより食糧自給率170%をフランスは実現している。

 日本政治を国民に手に取り戻そうとしたのは紛れもなく小沢氏で、それを叩き潰したのはジャパンハンドラーたちとチャイナスクールたちの利害一致による東京特捜部の「国策捜査」だ。

 そして特捜部が捜査するだけで狂気じみた「政治とカネ」プロパガンダの大騒ぎを演じた日本の腐り切ったマスメディアが共同正犯だ。それを可能にしたのが黒川氏と記者たちとの「賭けマージャン」だったのではないか。「政治とカネ」で小沢批判争いを演じたポンコツ・ジャーナリストたちや報道番組などで大口を叩いた無知蒙昧・タレントたちは一言でも小沢氏に自らの非礼を詫びただろうか。




http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/688.html

記事 [政治・選挙・NHK272] 新型コロナ第2波までに、検察・司法の悪行を暴け。田中角栄、小沢一郎、ゴーン氏等全部冤罪。騙されるな!検察OBこそ大悪党。
『百年後の未来に、この国が何故滅びたのか?を伝える為に、投稿しておきます。3』

◆◆【新型コロナ第2波までに、Muse細胞を国民に周知させましょう。】◆◆
●●【第2波までに、これが周知されないと、未来は『バイオハザード』だよ!】●●
★『岡田晴恵先生が、Muse細胞を知れば新型コロナに勝利できると思います。』
◆『Muse細胞』のHPです。
http://www.stemcells.med.tohoku.ac.jp/outline/index.html
◆脳梗塞患者に「Muse細胞」を使った臨床試験を2020年9月から開始。
http://www.crieto.hosp.tohoku.ac.jp/release/topic/5738.html/

★『アビガン錠の有効性が認められないとして、承認はしないようですね。』
★『3年前、原材料が仕入れできなくて、製造を中止した』などと、嘘をついています。
★『いいですか。200万人分を上限に備蓄すると決めたのは、3年前です。』
★『6年前の催奇形性の改善が無いまま、また今度も200万人分を備蓄するのか?』
★『検察が、正義であるならば、厚生労働省との癒着を何故捜査しない?怒』

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◆◆【検察庁定年延長騒動の真相】◆◆
★この騒動で、『内閣は、悪。検察は、正義であり、内閣に支配されない。』と、またぞろ、週刊文春発信でマスコミを煽りたて、国民を洗脳したのであります。
★その裏の真相は、『内閣など気に入らなければ、いつものように冤罪をデッチアゲたりして、いつでも逮捕・起訴しちゃうぞ』と、内閣に脅しを掛けたということです。
★まぁ、検察OBの思惑通りというところですかね?
★『黒川検事長は、辞任で退職金はガッポリ貰えちゃうし〜、』
★『ゴーン氏の500億円もの大金は西川元社長と山分け、等々。もう、笑いが・・・』

★『現在、検察がどんな悪いことをしても罪に問われることはありません。』
★『検察官適格審査会なんて、小沢裁判のように逆に利用している始末です。』
★『公訴権濫用論なんて、どこ吹く風だしね。』

●●【検察が大悪党である証拠の数々は、私のブログに全部書いてあります。】●●
●●【財源は腐る程ある:機構・東大・京大の財務分析も書いてあります。】●●
ブログ名:陸山会事件の真相布教
http://ajari-rikuzankai.at.webry.info/
◆『以下に、検察の数々の悪事の証拠の内、ほんのちょこっとだけ紹介します。』

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◆◆【ゴーン氏は冤罪という証拠】◆◆
◆《役員報酬92億円の記載漏れ》◆
★当該中身は、全て「定時定額給与」では無い為、損益計算書には記載できません。
しかも、今期の「給与手当」に計上したのですと。相手勘定は、「現金預金」です。
西川元社長の横領確定です!他、推定500億円規模の横領が判明しました。

◆《18億円のデリバティブ損失を日産に付け替えた》◆
★デリバティブ損失は、決算仕訳です。付け替えとは、売却の事です。
 従って、ゴーン氏のデリバティブ損失を日産に付け替えるなんて、神様でもムリ!
 デリバティブ商品を日産に付け替えした場合、売却損の計上は、ゴーン氏側です。

◆《株式連動報酬蘭が空欄》◆
★ゴーン氏分の株式連動報酬額は、役員退職慰労金に積み立てたので空欄が正解。
 記載するのは、西川元社長らのように現金を受け取った奴らだけに限られます。

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◆◆【田中角栄元総理は冤罪という証拠】◆◆
★裁判官弾劾法第5条4の条文中の第22回国会の会期中・・・』とは、”昭和30年の通常国会”を指しております。このことは、『日本国憲法第六十四条:弾劾裁判所を設ける』が、まったく機能していなかったという証拠です。
★よって、田中角栄元総理、及び今迄の全ての裁判は『違憲・無効』となります。

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◆◆【陸山会事件の真相:小沢一郎衆議院議員らは冤罪という証拠】◆◆
◆《土地の取得日の真相》◆
★『訴因:起訴理由:仮登記日を陸山会の土地の取得日としなかった』ですと。
『本登記の小澤一郎を陸山会代表小沢一郎とみなして土地取得税を課する』という都税条例により、陸山会が本登記日を取得日として土地取得税を納付しております。

◆《4億円の真相》◆
★『訴因:陸山会名義の4億円の定期預金を担保に小沢さんが借入』ですと。
これ、利益相反取引となり犯罪です。故、名義は小澤一郎個人以外ダメです!

★『例えば、社長が会社のお金を担保に個人融資受けたらダメでしょ!』
実際に陸山会名義だった場合であっても、逮捕されるのは、銀行支店長だけです。
その場合、会計上、石川さんは錯誤として扱われ、何の罪にも問われません。
だって、その場にあった4億円は、一旦小澤一郎個人に返還しますよね。普通。
その後、銀行支店長は、小澤一郎個人名義で定期預金を組むの!普通。

★真相:もし、バレたら『融資金の4億円を陸山会名義の定期預金にしたことと勘違いして証言した、ことにすれば問題ないから』とでも、検察に言われたんでしょうね。
 でも、それにしたって、目の前にある4億円の現金を担保に4億円の借入をさせること自体が、利息詐欺となり、銀行支店長は逮捕だね。やっぱり。もう、バカばっかり!

★『どうですか?今、テレビでやっていることは、何だい?もう、バカばっかり!』
★『賭けマージャンが問題?新聞記者とプライベートで情報駄々洩れだってさ!』


http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/689.html

記事 [政治・選挙・NHK272] 本誌スクープ、国会で追及 竹中平蔵氏と首相諮問会議の“闇”〈週刊朝日〉

※週刊朝日  2020年5月29日号


※週刊朝日  2020年5月29日号 紙面クリック拡大


※下段の先行記事からご覧ください

本誌スクープ、国会で追及 竹中平蔵氏と首相諮問会議の“闇”
https://news.yahoo.co.jp/articles/fdf810814939726667de0a548fc603279c846333
AERA dot. 5/22(金) 9:00配信 週刊朝日  2020年5月29日号


竹中平蔵氏 (c)朝日新聞社


 国会で追及が始まった。アベノミクスの成長戦略を議論する未来投資会議(議長・安倍晋三首相)で、民間議員の一人であるオリックス社外取締役の竹中平蔵東洋大教授が、1月15日に官僚を集めて開催した“秘密会議”。本誌が5月8・15日号で報じたものだ。

 会議では、国土交通省の官僚が竹中氏に対し、非公表の内部資料を提供。そこには、国が管理する空港の民間運営事業について、国交省が<運営権対価の期待値を申し上げる話になる>として、竹中氏への開示をためらっていた数字などが書かれていた。資料の開示は、竹中氏の強い要求で実現した。

 オリックスは、関西空港などの民間運営事業に参入している。これには、自民党議員からも「明らかな利益相反行為だ」との声があがっている。

 同会議の運営要領は、会議で使用された資料や議事要旨は原則公開することを定めている。竹中氏が会長を務める同会議の分科会「構造改革徹底推進会合・第4次産業革命会合」に具体的な規定はないが、過去の会議ではすべて公開されていた。ところが、1月15日の会議の議事要旨だけが現在も開示されないままだ。

 5月14日の参院国土交通委員会では、そのことが問題視された。

 追及したのは、前埼玉県知事の上田清司議員。竹中氏が得た資料が、国会議員を含む一般の国民には黒塗りでしか開示されていないことから、「竹中教授に守秘義務があるのか」と問いただした。これに対し内閣官房の官僚は「守秘義務は課されておりません」と答弁。資料についても「公開されても差し支えのない資料」との見解を示した。

 上田氏が「そうであれば黒塗りにする必要はないではないか」と反論すると、最後には赤羽一嘉国交相が「利益相反とか、なぜその方が(会議の民間議員なのか)とかというのは、内閣官房が説明責任を果たさなければならない」との認識を示した。上田氏は言う。

「竹中氏は、過去の会議で官僚の説明に不満を感じた時に『国会答弁はそれでいいが』と発言している。国会軽視もはなはだしい。自身の企業に関連する規制改革にも複数関わっていて、問題がある。竹中氏は民間議員の職を退くべきだ」

 森友問題や加計問題でも、民間人と官僚の隠されたやりとりが問題になった。やましいことがなければ、すべての情報を公開すべきだ。(本誌・西岡千史)



竹中平蔵氏 安倍首相の諮問会議で非公表の内部資料を国交省に開示させていた 本誌の情報公開で発覚〈週刊朝日〉
https://news.yahoo.co.jp/articles/3c2225d118cdab0dfd163df748f5fdf0d44d3a9e
AERA dot. 4/28(火) 8:00配信 週刊朝日 2020年5月8‐15日号


分科会の会長を務める竹中平蔵氏(c)朝日新聞社


未来投資会議の議長である安倍首相 (c)朝日新聞社


開示された資料の一部は黒塗りで〈竹中会長限り〉などと印字されていた(写真部・高野楓菜)


 安倍晋三首相が議長を務める諮問会議「未来投資会議」やその分科会の議事メモはこれまで公表されていたが、今年1月の会議だけは公表されなかったことが本誌の調べでわかった。東洋大教授でオリックス社外取締役の竹中平蔵氏(69)が会長を務める会議で、空港事業などについて議論された。内容を知るべく情報公開請求したところ、開示された資料の一部は黒塗りだった。

*  *  *
 その会議が開かれたのは1月15日──。

 諮問会議「未来投資会議」は安倍政権が「成長戦略の司令塔」と位置づけ、2016年9月に発足した。アベノミクスの政策に強い影響力を持つことで知られ、会議は議長である安倍首相、菅義偉官房長官ら10人の閣僚と、学識経験者や企業経営者ら7人の民間議員で構成される。竹中氏は、同会議の発足と同時に東洋大教授という肩書で民間議員に就任した。

 現在は同会議の分科会「構造改革徹底推進会合・第4次産業革命会合」会長として、空港や水道など公共インフラの管理や運営を民間企業が担うコンセッション(公共施設等運営権)の政策とりまとめを担当している。分科会で議論された内容は、安倍首相らが出席する未来投資会議に政策提案される仕組みだ。

 未来投資会議や分科会などが開かれると、会議で使用された資料、議事録の骨子をまとめた議事メモは首相官邸のホームページで随時、公表されていた。ところが、1月15日の会議については資料や議事メモなどが掲載されていない。会議が開かれた事実もわからず、存在そのものが非公表の状態だ。その理由は何なのか。

 当日の会議室には、内閣府のほかに国土交通省や厚生労働省など五つの省庁の官僚が集められたという。霞が関関係者がこう話す。

「部屋の広さが限られていたので、前半と後半で入れ替え制に。各議題の進捗状況について、順番に竹中氏に報告する形式でした。そこで竹中氏が官僚に提出させた資料の一部に、省庁が非公開を求めていた内部資料が複数あったのです」

 竹中氏は小泉内閣で総務相などを務め、郵政民営化などを担当したが、06年に政界を引退。大学教授として教鞭をとるかたわら、人材派遣会社パソナグループ会長やオリックス社外取締役などを歴任している。

「内部資料の一つが、空港の民間運営事業に関するもので、国交省が各空港の財務状況を分析したものでした。竹中氏が社外取締役を務めるオリックスは、民営化された関西国際空港などの運営に参入している利害関係企業です。そのため、国交省内からも資料開示に慎重な意見がありました」(同前)

 オリックスは15年、仏空港運営大手のバンシ・エアポートとの企業連合などで、国が100%出資する新関西国際空港会社から関西空港と大阪(伊丹)空港の運営権を獲得。契約期間は59年度までの44年間で、オリックス連合などが支払う運営権対価は総額2兆2千億円にのぼる。18年4月からは、神戸空港の運営権も獲得し、関西3空港の一体運営をしている。

 国交省が内部資料の公開をためらったことは、この日から2カ月前の19年11月18日に開かれた分科会の議事メモにも記されていた。竹中氏は国交省の平岡成哲・航空局航空ネットワーク部長に、日本国内で民間が運営する空港について、その価値を示す「EBITDA(イービットディーエー)」と、空港事業を落札した時に業者が支払う運営権対価の比率の開示を求めた。

 EBITDAは、1年間の営業で得られた現金(キャッシュフロー)をあらわす。投資家が企業分析をする際によく使用される指標の一つだ。

 分科会で竹中氏は、他国の空港と比較して日本の運営権対価が高いのではと問題視し、平岡部長に数字の開示を求めた。

 そこで竹中氏は、<数字は、どうして開示できないのか。もし、法的に予定価格を類推するので、できないということなら、会計法を所管する財務省から正式な解釈を航空局としてとって、お示しをいただきたい>と訴えた。

 だが、平岡部長は運営権対価は国際水準から高くないと否定した上で、<数字を公開の場でお示しをするという形になりますと、運営権対価の期待値を、いわば申し上げる話になってしまいますので、今後のコンセッション案件に対する影響があるのではないか>と慎重だった。

 それでも、最終的に平岡部長が<(竹中氏に)個別に数字を示して、ご説明をさせていただきたい>と応じる格好となった。

 その内部資料が、1月15日の非公表会議で示されたのだ。

 本誌はその日に議論された中身を知るべく、会議に出席した内閣官房と内閣府、国交省など5省庁に情報公開請求した。

 その結果、98ページにも及ぶ資料が開示され、その中には民営化された、国が管理する五つの空港(北海道は7空港一括)すべてのEBITDAに関する資料も含まれていた。数字や計算方法に関する部分はすべて黒塗りで、<竹中会長限り>との印字もあった。会議での発言内容を記録した資料も請求したが、内閣官房は「議事メモ」の存在を認めたものの、開示されなかった。

 なぜ、竹中氏は内部資料の開示を国交省に求めたのか。

「これまでの議事メモをみると、竹中氏は民間企業が一度支払った運営権対価を、再び空港に投資させる制度の導入を求めている。関西国際空港は、18年の台風21号で大きな損害を受けた。新型コロナウイルスの影響で乗客数も激減するなど、空港運営はリスクが高い。竹中氏は運営権対価の一部を、空港の設備投資に使えるようにしたいのでは」(前出の霞が関関係者)

 分科会で提供されたのは、空港関連の資料だけではない。下水道の運営権委託事業に関する資料も<関係者限り>の印字付きで配布されていた。オリックスは、静岡県浜松市の下水道コンセッション事業に参入している会社で、水道事業でも竹中氏は利害関係事業者になる。

 資料には水道コンセッションを検討中の五つの地方自治体が紹介されていて、本誌が入手したものでは具体的記述の多くが黒塗りになっていた。

 国交省によると、二つの資料とも竹中氏には黒塗りされていないものを提供したという。

 事務局となっている内閣官房の日本経済再生総合事務局に非公表の理由を尋ねると、「公開されると率直な議論ができなくなる」と回答。事務局の判断で、今回の会議は「公開の対象ではない」と決めたという。

 これまで未来投資会議や分科会で使用された資料や議事メモはすべて公開されている。過去に同様の非公表会議があったのかを問うと、「私の知る限りはない」(担当者)という。

 資料を提供した国交省は、「公表されると困る内部資料」と話す。

 その理由について、国交省関係者がこう説明する。

「EBITDAの数字や運営権対価の比率などの計算方法を国交省が公表してしまうと、今後の空港事業の入札に、国交省が想定している落札額の期待値を示す恐れがある」

 自民党の西田昌司・参院国対委員長代行は今回の件についてこう語る。

「未来投資会議は安倍政権の経済政策に大きな影響を与える会議なので、公正性を考え、議論の内容はすべてオープンにするべきだ。やましいことがないなら、事務方も議事メモや資料をこれまでどおり、官邸のホームページで出せばいい話。竹中氏は、過去の諮問会議でも実際はパソナやオリックスなど企業の幹部なのに大学教授の肩書で参加し、“利益相反”の疑念が生じて、党内で問題視されてきた」

 利益相反とは、一方の利益になると同時に、他方への不利益になる行為を指す。例えば、諮問会議は中立の立場で審議を行わなければならないのに、その議員が自分や第三者の利益を図り、国の利益を損なう行為をするのが典型的な例だ。

 オリックスの有価証券報告書(19年3月期)によると、同社は竹中氏を含めた社外取締役6人に計9200万円、信託形式の株式報酬として計1400万円が支払われている。竹中氏個人の報酬総額は非公開だが、「個人によって報酬額は異なるので6等分ではないが、竹中氏にも報酬は支払われている」(オリックス広報)。同社での竹中氏の仕事については「経営全般についてご意見をいただいている」(同)という。

 竹中氏はパソナ会長を務めながら、大学教授の肩書で諮問会議の民間議員として労働問題の論議に参加し、問題視された経緯もある。その見解を過去にインタビューで問われ、「(会議では)派遣など利益相反になることには発言しない」(東洋経済オンライン)と語っている。ところが、未来投資会議では分科会会長を務め、空港、水道事業の政策取りまとめ役として、積極的に発言している。

 竹中氏を取材すると、会議を非公表にしたのは「事務局が判断している」と回答。会議で得た資料について、「私が役員を務める会社に提供することはない」。また、オリックス幹部でありながら、大学教授という肩書で分科会会長に就任し、空港や上下水道のコンセッション事業についての政策を取りまとめていることについては、同社社外取締役であることを認識した上で「内閣総理大臣(中略)が(民間議員に)指名した」と説明。利益相反行為もないと主張している。

 NPO法人「情報公開クリアリングハウス」の三木由希子理事長は危惧する。

「競合関係にある企業の関係者である竹中氏だけが資料を入手していることは、公正な競争を阻害する可能性が生じる。国会で明確なルール作りをすべきです」

 未来投資会議は現在、今年度の政府への経済政策の提言をするための作業を進めている。公共性の強い諮問会議での民間議員の選び方など、そのあり方が問われている。(本誌・西岡千史)



http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/690.html

記事 [政治・選挙・NHK272] <本音はもう辞めたいのに…>森法相が黒川検事長問題で進退伺提出 安倍首相は続投指示(日刊ゲンダイ)






森法相が黒川検事長問題で進退伺提出 安倍首相は続投指示
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/273534
2020/05/22 日刊ゲンダイ


安倍首相の‶慰留″を受け続投を表明した森雅子法相(C)日刊ゲンダイ

 森雅子法相は22日の記者会見で、東京高検の黒川弘務検事長が新聞記者らと賭けマージャンをしていたとして辞表を提出した問題で、安倍晋三首相に進退伺を提出したと明らかにした。安倍の慰留を受け、続投することも表明した。

 進退伺を出したのは、21日夜。森によると、安倍は「検察の損なわれた信頼を回復するために引き続き職務に当たってもらいたい」と指示。森は「非常につらい道ではあるが、法務行政を停滞させることなく進め、検察の立て直しをしなければならないという思いに至った」と述べた。























http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/691.html

記事 [政治・選挙・NHK272] 有識者662名が、安倍氏による桜ゲート事件を告発:検察は、ホテル・ニューオータニでの山口県選挙民接待費と天皇即位晩餐会費用の関係を捜査すべき(新ベンチャー革命)
有識者662名が、安倍氏による桜ゲート事件を告発:検察は、ホテル・ニューオータニでの山口県選挙民接待費と天皇即位晩餐会費用の関係を捜査すべき
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/6466657.html
新ベンチャー革命2020年5月22日 No.2657


1.溺れる安倍氏は棒で叩け、とばかり、今度は桜ゲート事件解明に向けて、安倍氏は662名もの有識者から告発される

 公私混同の権化・安倍氏が、自分の保身のために、勝手に、黒川・東京高検検事長の定年を半年、延長してまでして、彼を稲田検事総長の後任に据えようと企んできましたが、肝心の黒川氏は、麻雀スキャンダルで辞任しました(注1)。

 窮地に陥った安倍氏に追い打ちを掛けるように、今度は、弁護士・学者など有識者・662名が、桜ゲート事件の追及を再燃させています(注2)。

 溺れる犬(狂犬)は棒で叩けと言いますが、今の安倍氏は、そのような狂犬と化しています。

 今の安倍氏はまさに、前門の虎・後門の狼状態です。これも自業自得ですが・・・。

2.稲田検事総長配下の東京地検特捜部がホテル・ニューオータニを強制捜査すれば、安倍氏の違法行為は簡単に解明される

 今の安倍氏は狂犬のように、狂って、日本の民主主義を踏みにじっているわけですが、良識的な有識者の多くにとって、もう堪忍袋の緒が切れたのでしょう。

 その結果、安倍氏のスネの傷である桜ゲート事件に再び、火がついたのです。

 上記、告発を受けて、東京地検特捜部が捜査に乗り出せば、桜ゲート事件は簡単に解明されるはずです。

 今回、告発されたのは、安倍事務所による地元選挙民への違法接待事件(桜ゲート事件)です。

上記、安倍事務所が接待した山口県地元の選挙民(800〜850名)の参加したホテル・ニューオータニでの前夜祭の費用と選挙民参加費の差額が問題視されています。

すなわち、一人当たりの費用1万1000円超と参加費5000円の差額の総額400〜500万円を安倍事務所がどのように会計処理したのかの解明が求められています。

 本件、検察がホテル・ニューオータニに立ち入り捜査すれば、簡単に解明されるはずです。

3.検察は、安倍事務所の地元選挙民への違法接待と安倍夫妻主催の天皇即位晩餐会の関係を調べるべき

 上記、安倍事務所による選挙民への違法接待と、天皇即位に伴う安倍夫妻主催の晩餐会はともに、ホテル・ニューオータニで行われています。

 そこで、本ブログでは、選挙民への違法接待での赤字分は、公費で賄われた天皇即位に伴う安倍夫妻主催の晩餐会の予算を水増しして補てんされたのではないかと疑っています(注3)。

 安倍事務所によるこのような差額補てんの手口は、2016年、安倍氏が露プーチンを山口県の温泉で接待(公費)したときも、行われていたのではないかと強く疑われます(注4)。

 この当時、なぜ、安倍氏がわざわざ、山口県の温泉宿に、露プーチンを招待したのか、不思議でしたが、やはり、ウラの理由があった可能性が大なのです。

注1:本ブログNo.2656『溺れる者・安倍氏がワラとして掴んだ黒川氏(次期検事総長候補)が強行した三密賭け麻雀は“未必の故意”だったのか』2020年5月21日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/6460586.html

注2:阿修羅“<いいぞいいぞ!安倍は監獄へ!>桜見る会めぐり安倍首相を刑事告発 弁護士ら600人超(朝日新聞)”2020年5月22日
http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/673.html

注3:本ブログNo.2524『天皇即位に伴う安倍夫妻主催の晩餐会もホテル・ニューオータニで行われた:招待客900人の予算で602人しか来ていない、その差額は?』2019年11月18日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/4396718.html

注4:本ブログNo.2581『桜ゲート事件におけるホテル・ニューオータニ前夜祭の血税流用手口は、2016年、安倍氏が露プーチンを温泉接待したときの手口を応用したものだった?』2020年11月28日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/5633747.html




http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/692.html

記事 [政治・選挙・NHK272] 検察が黒川の訓告を進言したならアウトである。検察自らが黒川を捜査しなければ自殺行為である。(かっちの言い分)
検察が黒川の訓告を進言したならアウトである。検察自らが黒川を捜査しなければ自殺行為である。
https://31634308.at.webry.info/202005/article_18.html?1590141057

きょうの「ひるおび」を見ていて、安倍首相のポチの田崎氏が、今回の黒川氏の訓告にしたのは、最高検が法務省に進言し決まったと述べた。これは安倍首相も同じようなことを言っている。口合わせをしているのか?法相の森大臣は被害者で全く可哀そうなぐらいの言い方であった。この決定に対して、稲田検事総長が一切のコメントがなされていないのはけしからんと述べた。これには参加していた黒川と同期の若狭氏が自分の経験からこういう処分は法務省の人事が中心となっているので田崎の言い分は当たらないと述べた。

恵キャスターから今回の定年延長を強行採決していたらどうなっていたでしょうね?と田崎に聞いたら、如何にも嬉しそうに強行採決して今回の不祥事が出たら、内閣は吹っ飛ぶことになっていた。そうならなかったのは実に幸運であったとニコニコして述べた。支持率も10%は下がるはずであったと述べた。ここに来てまで、まだアベの支持率を気にしている。アベの本当の忠実なポチだけのことはある。ここまで来れば尻尾がちぎれてしまうぐらいだ。田崎はこんな事態になったのは稲田総長が勇退辞任を拒んだからで、法案は通すべきだと述べていたのだ。どこまでヨイショの義理があるのか見当がつかない。国民に軽蔑されながらも番組に出ているのは官邸から相当の圧力、金を貰っているのであろう。

田崎は稲田氏が何のお詫びのコメントもないと言っていたが、以下のようにお詫びしている。
「検察の基盤である国民の信頼を揺るがしかねない深刻な事態であり、国民の皆様におわび申し上げます。今後、綱紀の保持を一層徹底するとともに、検察の使命を全うしていけるよう努めてまいります」
検察官は悪いことをしたら人を捜査、起訴が出来る、しかも検察No2の人物が日常的に賭博をやっていたのに罪を受けないでは国民は絶対に納得しない。共犯の朝日新聞記者は正直に証言している。しかも黒川本人も認めている。これで訓告は絶対にあり得ない。これで退職金も満額の6000万円近くと貰うという。会社ならここまで話が大きくなれば懲戒免職である。これを本当に稲田検事総長が進言したのなら、これは検察組織としてアウトである。単なるお詫びのコメントで済まない。それを起訴しないで握り潰せば、決定的に誰も信用しなくなる。若狭弁護士、大沢弁護士もこのままでは、必ず一般市民(団体)からの訴状が出されるだろう。その前に、検事適格審査会での審議をすることが最もいいのではないかと述べた。いずれにしても人を起訴する集団が不問にしたら検察の自殺である。

黒川もアベの被害者と言っていい。検事総長にしてやるからと言われて、スケベ根性を出したのかもしれない。もしくは前川氏がツイートしているように何か弱みを握られているのかもしれない。むしろこちらの方が正しいかもしれない。アベが絡むと毎度の如く、このような不正で不都合な深刻な事態が起こる。日本にとっては疫病神である。ただ在位が長いだけで何の実績もない。ただひたすら、国民が損害を受けるレガシーを作り続けている。

http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/693.html

記事 [政治・選挙・NHK272] 検察存在意義を問う河井議員夫妻事案捜査(植草一秀の『知られざる真実』)
検察存在意義を問う河井議員夫妻事案捜査
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2020/05/post-cb5393.html
2020年5月22日 植草一秀の『知られざる真実』


安倍内閣が強引に実現しようとした黒川弘務検事総長構想が崩壊した。

検察の意向は林真琴検事総長である。

黒川氏が辞任する東京高検検事長のポストに林真琴氏が就任して、本年7月に稲田伸夫検事総長が退官し、林氏が検事総長に就任する。

こうなると検察人事は当初の検察の構想に帰着する。

その可能性が高まりつつある。

検察は現職の政治家、閣僚、場合によっては首相をも逮捕、起訴し得る存在で、政治からの独立性が重要な機関である。

行政機関であり、形式上は内閣や法務大臣に人事権があるが、現実の運用においては、政治による人事介入が手控えられてきた。

検察官OBが提出した意見書においても、

「これまで政界と検察との両者間には検察官の人事に政治は介入しないという確立した慣例があり、その慣例がきちんと守られてきた。

これは「検察を政治の影響から切りはなすための知恵」とされている(元検事総長伊藤栄樹著「だまされる検事」)。」

と指摘された。

検察は安倍内閣が検察人事に露骨に手を入れてきたことに反発した。

検察庁法改正案に対する強い反対姿勢はこのことを背景にしたものだ。

黒川氏の常習賭博罪事件によって黒川氏が失脚して検察人事が原状回復を遂げる。

この方向が明確になりつつある。

ここで注視が必要な重大問題が浮上する。

河井克行夫妻の公選法違反容疑事件のゆくえだ。

広島地検は河井克行衆議院議員、河井杏里参議院議員の立件に向けて精力的な捜査活動を継続している。

コロナウイルスによる緊急事態宣言が解除されれば河井克行議員の逮捕許諾請求に進むと推察されている。

この場合、検察はさらに踏み込んで自民党本部に対する家宅捜索を行う必要がある。

なぜなら、河井克行氏による現金贈与の資金源が自民党本部からの資金であると見られるからだ。

河井陣営に異例に1億5000万円の資金が提供された。

この資金が買収資金として活用されたと見られる。

さらに、その1億500万円の一部が安倍首相陣営に還流したとの見方も浮上している。

河井議員案件は安倍首相事案に発展する可能性を秘めている。

他方、桜疑惑では弁護士や法律学者などの法律専門家600人超が刑事告発を行った。

検察が告発状を受理した場合、捜査を行う必要が生じる。

ホテルニューオータニ、ANAホテルにおける桜を見る会前夜祭の費用明細書類を検圧当局が押収すれば、公選法違反に該当するのかどうかの判断がつくと見られる。

今後の動向は検察の行動がカギを握る。

懸念は人事正常化と引き換えに検察サイドが河井議員捜査、桜疑惑捜査を封印することだ。

万が一、検察が捜査封印に進むなら、河井議員夫妻事件捜査は、安倍官邸に圧力をかけるためのブラフ=脅しだったことになる。

検察が人事の独立性確保と引き換えに安倍内閣追及の行動を弱める可能性を厳正に監視する必要がある。

この場合、安倍内閣と検察は「目くそ鼻くそ」ということになる。

どちらも自分の利益しか考えない最低の存在ということになる。

検察は人事の適正化を獲得しても、不正を放置する行動を示すべきでない。

人事が検察構想の方向で動く場合、最大の監視を行われなければならないのは河井事案の行方だ。

逮捕許諾請求が行われないなら、腐敗しているのは安倍内閣だけでなく検察自身でもあるということになる。

そもそも、刑法犯罪が明確になっているのに、黒川氏および新聞社職員に対する捜査が直ちに行われないことがおかしい。

時事通信などは早速「黒川氏ケース、事件化困難?」のタイトル記事を掲載して黒川氏を無罪放免にする世論形成に尽力する姿勢を示す。

一般人の犯罪ではない。

犯罪を取り締まる最高機関の最高ポストに居座る人物の犯罪行為なのだ。

より厳正な対応が必要であることは言うまでもない。

検察人事への介入に対しては意見を提出し、記者会見まで開いた検察OBが検察官の犯罪摘発の必要性を声高に叫ばないのはどういうことなのか。

それでは単に検察一家の権益を守るためだけの行動ということになってしまう。

黒川氏の犯罪捜査を適正に行い、同時に、安倍内閣関係者の犯罪捜査を適正に行う。

このことがあって初めて検察の正当性を世に問うことができるのではないか。



http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/694.html

記事 [政治・選挙・NHK272] コロナが促す資本主義的民主主義の終焉 次なる社会は民主主義優先の連動資本主義<雑談板より一部加筆して転載>
経済原理を表す資本主義。
政治原理を表す民主主義。
その両者を抱合する道徳原理としての自由主義。

西側世界の混乱はこれらの主義の主従関係を、
はっきりとさせずに合体させていることです。

現在はこれらを合体させた資本主義的民主主義であり、
その別名を自由主義と呼んでいる。

何が自由か?
資本家の独占支配が自由であるに過ぎない。

労働者はマネーという見えない鎖によって支配され、
職場と家庭の往復が可能な奴隷収容所に閉じ込め、
高級奴隷や中級奴隷、下級奴隷向け福利厚生があるに過ぎない。
それを自由と洗脳し、催眠術をかけている。

それを今コロナが目覚めさせようとしています。

合体させた以上は連動させなければならない。
そしてどちらの都合が上位に置かれ、
連動するかも決めておかなければならない。

つまり
資本主義的民主主義
ではなく、
民主主義的(優先)連動資本主義とすべき。

現在の資本主義的民主主義は、
資本主義(経済)が主で、民主主義(政治)は従。
資本家が政治家を従えている。

その証拠にコロナで実業の多くが休業を余儀無くされながら、
家賃や債務が平時と変わらず請求され続ける。
本来連動し、その間の家賃も債務も猶予ではなく、消滅されるべきなのです。

実業は実体を扱うので、劣化、腐敗、期限、在庫リスクや製造原価などがあり、
それを止める以上ただでさえ損失が生じます。
それに比べ家賃や債務などの虚業にはそうした損失が無いにも関わらず、
その請求権が守られているわけです。
これこそが悪。

そこで
民主主義的(優先)連動資本主義にすべきと提言。
民主主義が主、資本主義従という関係をはっきりとさせる。
少なくとも上位である民主主義の都合で連動する資本主義にしなければならない。
実業が不可抗力で已む無く止まる場合は、
その間の虚業の請求権は消滅してこそ公平が保たれる社会が実現します。

真の政治家よ、総理よ、今こそ立て!
政治のリーダーシップで経済を従えよ!
今はその時なり その時は今なり

その具体的方法

経済時間を止める。ただそれだけ。
そう一国の首相が宣言するだけ。
今だからこそ、立法を待たずしてそれが可能なのです。
それは諸外国も内政干渉として口が出せないどころか、
同じこのコロナ危機に直面しているので、理解と容認をせざるを得ない。
うまくいけばどの国もそれを手本として真似をせざるを得ない。
大多数の国民の支持も得られる。
いつの世も未曽有の非常事態ともなれば、その対策は法律の想定外にしかありません。

経済時間が止まっても、人は実体として生きなければならない。
つまり衣食住の実業を止めるわけにはいかない。
ここだけは経済抜きで稼働してもらう必要があります。
しかし経済は止まっているので、
その間の労働と商品代価は政府保証のツケ払いとなります。
それは後日経済再開後に利益の無い原価ベースでの支払い。
衣食住の国民負担は富裕層も貧困層も一律0。

食料は自衛隊経由の配給制。
高価や安価な食品の配給のばらつき不公平は試行錯誤しながら、
徐々に工夫すればいい。
問題は誰も餓死しない様にその迅速性が第一。
つまらぬ事務処理を省くため。

この期間内に止まる実業と稼働する実業、需要が倍増する実業と差が出ても
誰も利益を得ることは出来ない。
このマネー停止期間の一切の請求権は無効だから。
それでも活動したければそれはボランティア活動なので、止めはしない。

虚業内のマネーも止める。
この期間の日付の一切の請求権も無効。
不正しようにも不可能。
その監査、チェックも不要。
その日付の中のものは一律例外なく無効であるから。

それで実業と虚業の損失は均衡がとれ、公平な連動となる。

富裕層に限らず、全てのの貯蓄は失われない。
経済凍結解凍後は元に戻ることを保証。

参考

http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/814.html
今、傷付いていない職業は何か?
銀行
公務員
賃貸業

それ以外は皆、悲鳴を上げているというのに…

家賃や債務と言うのは
実体の無いルールに過ぎない

実体は厳として、不可逆の物だ

だからスポーツ、ゲームでも
公平性を保つ為にはいくらでも時間は止められるのだ

経済も同じゲームに過ぎない
マネーのルールなどいくらでも時間を止めることが出来る

そう、公平性を保つ為に

いくら経済支援しても、家賃や債務が止まらなければ
そして停止した期間の家賃や債務も無効にしなければ
そんな経済支援など焼け石に水

追いつくわけが無い

そして経済恐慌が起き、
銀行
公務員
賃貸業も自身の首を絞める社会が待っている

自業自得と言うものだ
奴隷根性丸出しの我良し社会では
文明の発展はここまで

真の先進社会にはマネーなど存在しないと言いきる

景気?消費マインド?成長率?
そんな寝言と実体とは全く無関係

それが証拠にコロナ一つで
全産業がほぼ強制的に停止状態になった訳だが
銀行
公務員
賃貸業の
権利だけは守られている
連動していない
全く無関係である事を暴露しているではないか

景気とは親切と置き換えても同じ
強者は弱者を助け
共に生きる

最近は大家の中にも個人的判断で家賃を減額、免除と言う者も現れている
この流れが大きく育った時
世に胡坐掻く銀行、公務員、賃貸業こそが責めを負う

改心は今の内

その事をコロナが気付かせようとしている。
人類は滅ばずに次の主義を手に入れる事が出来るだろうか?

このコロナ危機によって
今それが浮き彫りにされて来た

更にその次なる主義とは何か?  

http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/695.html

記事 [政治・選挙・NHK272] <国民は国家賠償を求めるべきだ>無能、場当たり、口先政権のせいで人生メチャクチャ(日刊ゲンダイ)






目を覆うコロナ失政 国民は「国家賠償」を求めるべきだ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/273472
2020/05/21 日刊ゲンダイ ※タイトルは紙面による


戦略何もなしの安倍首相(C)日刊ゲンダイ

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が発令されている8都道府県について、政府は21日にも、解除の可否を判断する。同日、医療や経済などの専門家でつくる諮問委員会を開催し、解除の対象について諮問。感染が沈静化したとみられる自治体について承認が得られれば、政府対策本部で解除を決定する見込みだ。

 政府は14日に39県で緊急事態宣言を解除し、残る8都道府県についても、期限である31日を待たずに解除を検討すると説明。その際、直近1週間の新規感染者数が10万人当たり0・5人を下回ることなどを「目安」に掲げていた。19日までの1週間で試算すると、この条件を満たしているのは現時点で、埼玉、千葉、京都、大阪、兵庫の5府県。うち、関西地方の3府県については「21日に解除できる」というのが政府内の認識という。

 一方、北海道、東京、神奈川は解除基準の0・5人を上回り、埼玉と千葉は基準をクリアしているものの、隣接する東京に先行して解除した場合、都内から両県の遊興施設などに人が流入する懸念があるという。西村経済再生担当相は、首都圏の1都3県について「ぎりぎりまでしっかりデータを見て判断したい」としているが、現状では21日の解除は難しいとの見方が支配的だ。

新型コロナ封じ込めの戦略は何もない

 果たして緊急事態宣言は解除されるのか、されないのか。

 対象地域の自治体にとっては解除の可否は市民生活や経済活動に直結するだけに、今後の政府動向に大きな注目が集まっているが、解除の可否に対する関心以上に国民が不満を募らせているのが、これまでの政府対応だろう。

 3月初めから始まった突然の全国一斉休校、4月7日に7都府県に発令された緊急事態宣言、同16日の全国拡大に加え、5月7日の宣言延長と14日の一部解除……。いずれのケースも、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ目的などで発動されたが、政府からは判断に当たって具体的かつ論理的な基準や根拠が何ひとつ示されていないからだ。

 政府が解除の「目安」としている新規感染者数の「10万人当たり0・5人を下回ること」だって、そもそも感染者数の有無を調べるPCR検査(遺伝子検査)が絞られてきたため、正確な感染実態は不明だ。だから、あくまで「目安」に過ぎないのであって、緊急事態宣言によって新規感染者数が抑えられている――などという政府の説明は結果論であり、科学的な根拠はない。ハッキリ言ってまやかしなのだ。

 確かに緊急事態宣言の発令以降、企業のリモートワーク推進による通勤客の減少や、飲食店などの営業自粛が進み、首都圏の繁華街などの人出は大幅に減った。しかし、「どの地域」や「どの分野」で、「どの程度」の自粛が感染拡大の抑制に効果があったのかは分からない。つまり、いまだに新型コロナの感染実態を政府は正確に把握しておらず、封じ込める具体的な戦略もない。これでは、解除地域を全国に拡大しても、どこでまた感染爆発が起きるか分からないだろう。

 政治評論家の本澤二郎氏がこう言う。

「安倍政権は新型コロナ対策について何も考えていない。国会で感染者数を質問されて答えられないことが証左です。緊急事態宣言の発令も解除も行き当たりばったり。専門家と自治体に丸投げして知らん顔しているだけで、国民は本当に不幸です」


もう限界だ!(C)日刊ゲンダイ

権力を私物化し、統治機構を破壊している

 新型コロナはウイルスによる感染症だが、感染を広げ、国民生活を追い詰めているのは安倍政権という「人災」が原因だ。振り返れば中国・武漢市で「謎の感染症」として新型コロナの存在が日本国内で大々的に報じられ始めたのが昨年12月末から1月中旬。

 感染封じ込めに成功したとされる台湾はすぐに中国人観光客らの入国規制を始めたが、日本政府は何もせず、入国規制どころか、安倍首相は意気揚々と「多くの中国の皆さまが訪日されることを楽しみにしています」という祝辞を出して中国人観光客の春節旅行を呼び掛けた。

 その後、国内の屋形船で新型コロナの感染者が複数見つかっても、横浜港に停泊した大型クルーズ船で集団感染が確認されても、政府は見て見ぬふり。東京五輪を意識して「日本は安全」というポーズを取り続け、医師らが求めていたPCR検査もロクにせず、その結果、経路不明の市中感染を広げることになった。

 要するに水際対策の失敗と数々の愚策、無策でコロナ禍を拡大させ、その上、さしたる科学的根拠もなく緊急事態宣言を出して経済を封鎖してしまったわけだ。全てが場当たり対応の無能政権だから、宣言が及ぼす影響など何も考えていない。結局、安倍が「瀬戸際」「ヤマ場」「正念場」「長丁場」と言ってダラダラと自粛要請を続けているうちに、国民生活はどんどん困窮する状況に陥ったのだ。

いつまで経っても届かないマスクと給付金

 とりわけ、安倍政権の最大の問題は国民に自粛を強要するばかりでマトモに補償しないことだ。共同通信の世論調査では「(政府は休業、損失を)補償すべきだ」との回答が82%に達しているが、取り付く島もない。自宅待機の従業員が原則として給与の約84%を受け取れるフランスや、政府が従業員の手取り給与の60%を肩代わりするドイツとは大違いだ。

 ようやく示された個人事業者や中小業者に対する給付金も、申請手続きが煩雑過ぎて、使い勝手が悪いと大不評。鳴り物入りだった「マスク配布」や「1人当たり一律10万円の給付」だって、全国民に行き渡るのは何カ月先になるのか分からない。要するにこの政権は「やる、やる」と口先だけで、国民生活のことなんて本気で考えてはいないのだ。

 憲法学者で慶大名誉教授の小林節氏は20日付の日刊ゲンダイのコラムで、<新型コロナウイルス禍の結果、多数の国民が文字通り「人生を狂わされる」ほどの損害を被っている>と指摘し、安倍政権の新型コロナ対応を厳しく批判。人生をメチャクチャにされている国民の当然の“権利”として、こう書いていた。

<私は、憲法29条3項を引いて(略)国民には公的な「補償」を受ける権利があり、国にはその補償を行う義務がある、と指摘しておいた。(略)事ここに至っては、もはや「国家賠償」の問題ではなかろうか。憲法17条は「何人も、公務員の不法行為(つまり、職務上の故意または過失により他者の権利を害した行為)により損害を受けた時は、国または地方自治体にその賠償を求めることができる」と規定している。この「行為」には「不作為」も含まれると解されている。(略)財政負担を渋って対策を出し惜しみ、さらに、対策の遅れを憲法の欠陥(緊急事態条項の不存在)のせいにして、補償は具体的に進んでいない。(略)もはや、国民各人が国家に対して損害賠償を求めるべき段階であろう>

 明日の生活もままならないほど追い詰められている国民そっちのけで、安倍政権が血道を上げていたのは「わが身を守るため」とささやかれていた検察庁法改正案だから、“不作為”は明らか。前出の小林氏が言う通り、国民は憲法17条違反で国家賠償を求めるべきだろう。元参院議員の平野貞夫氏がこう言う

「安倍政権は新型コロナ禍で苦しむ国民よりも政権維持が大事。そのためには何をすればいいのかしか頭にない。桜疑惑で窮地に追い込まれ、世論の関心をごまかすために一斉休校を言い出し、河井議員夫婦の公選法違反事件を何とかしようと(黒川氏を検事総長にするために)検察庁法改正に動いた。すべては政治の私物化です。こうした行為に関しては国家賠償を求めるだけでなく、私が安倍首相を内乱罪と内乱予備罪の疑いで告発した通り、『日本の権力を私物化するために、国の統治機構を破壊し、憲法の定める統治の基本秩序を壊乱』に当たると思います」

 国民は今こそ、怒りの声を上げるべきだ。





 



http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/696.html

記事 [政治・選挙・NHK272] 黒川高検長の賭けマージャン辞任は免職にすべきで7000万円なの退職金は泥棒に追い銭だ

賭けマージャンという犯罪発覚で、辞任した黒川高検長に対して、森法相は慰留という信じられないようなバカげた行為をしたが、こんな低能な女が法相として抜け抜けと政権に留まっているのは気違い沙汰だ。賭けマージャンは賭博行為だし、ハイヤーで送られるというのは収賄であり、法の番人としては筆禍公務員法違反であり、こんな犯罪人を幾ら弁護士の資格を持っていても、森の答弁は万引きした子供の自己弁護に似ていた。こんな女が法相であることを目撃して、国民間ほとんどは愕然としたはずだ。森は無能として法相を解任されて当然だし、
https://www.youtube.com/watch?v=8FxT7VBqtQM
トランプ政権からバカ女を辞めさせろと言われた稲田防衛相を始め、呉れ繋人間の手本というべき森法相を任命した責任を取り、任命責任で安倍は首相を辞めるべきだ。黒川が犯罪行為を積み重ねたのは、布部の犯罪を隠蔽するためであり、そのせいで日本の議会政治はメチャクチャになってしまった。
安倍が無能であることは既に多くの人が指摘し、病人の安倍晋三は首相を辞めろという声は、山のように積もり重なっている。だから、悪性慢性大腸炎の安倍はとっとと政界から姿を消すべきである。
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/691.html
安倍が日本の歴史始まって以来最低の首相であることは、世界上に知られているのに、自民党議員がクズばかりであるために、長期政権が続いている。これは自民党がゴロツキ集団のためで、北鮮以下だから自慢にはならないのだ。
https://diamond.jp/articles/-/79227

http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/697.html

記事 [政治・選挙・NHK272] 子供たちが白球にかけた青春を無にしてはならない。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2020/05/blog-post_72.html
5月 21, 2020 日々雑感(My impressions daily)

<西武松坂大輔投手(39)が、甲子園大会中止を受け思いの丈を打ち明けた。日本高野連と主催の朝日新聞社が20日、第102回全国高等学校野球選手権大会の中止を正式に決定。98年に横浜高で、春夏連覇を果たした松坂は球団を通じてコメントを発表した。平成の怪物と呼ばれた自身が抱く甲子園への思いや、奪われた高校球児が集大成として披露するための新たな舞台設立を提言した。

 以下コメント全文

  正直、開幕の3カ月前の決定は早すぎるという思いはありますが、中止という重い決断をされた日本高野連、主催者の方々は、議論を尽くされた上での決定だと思います。 決断をもっと遅らせることも出来たのかもしれませんが、「夏の甲子園」と代表校決定の「地方大会」はセットでしょうし、学校自体が再開されていない現状では仕方がない事だと思います。

センバツに続き、夏の甲子園の開催が無くなった事。もし、自分がその立場に身を置いた事を考えると選手の皆さんに掛ける言葉は正直、見当たりません。本当の苦しさは当事者にしか分からないですから。事実をどう受け止め、次に向かうかという問いに答えも見つかりません。甲子園というものは、それだけ大きな存在です。

ただ、選手の心に寄り添い、アイデアを出し、実行することは大人に出来ます。「出来ない」ことを決めるだけではなく、「出来ることは何か…」を考える。従来の形の地方大会でなくとも、仲間と積み上げた日々を証明する舞台を用意してもらいたいです。

  今、ラグビー界では高校3年生の選手支援へ、プレー動画をSNSで拡散する「#ラグビーを止めるな2020」のプロジェクトが話題を呼んでいると聞きます。選手個々や、学校が独自で発信することがルール上難しいのであれば、例えば各都道府県の高野連が許可した上で各学校から送られた動画をのせる。投手ならブルペン投球、野手なら打撃練習、紅白戦の様子でもいいと思います。 球場を使えず、移動のリスクがあるならば、学校のグラウンドでの取り組みを「インターネット上のグラウンド」で紹介することは出来ないでしょうか。

 地方大会を見ることも出来ないプロ、大学、社会人の関係者も目にすることが出来るかもしれません。 これは1つのアイデアであり、本当にちっぽけなことです。願わくば、新型コロナウイルスの感染が終息し、選手たちが1試合でも多くプレー出来ることを祈るだけです>(以上「日刊スポーツ」より引用)


 武漢肺炎の感染拡大を防止することは国民の健康と命にかかわる。しかし、それにより多くの野球青年の志を挫いてはならない。彼らの青春を奪ってはならない。

 松坂氏は自らも高校野球での活躍を認められてプロ野球へ進み、そしてメジャーリーガーとして米国でも見事な活躍をされた。彼の原点は改めて指摘するまでもなく「高校野球」だ。その高校野球の集大成ともいうべき甲子園大会を中止するのは何としても防ぎたい。

 しかし高野連がそうした決定をしたのなら、高校球児はその決定に従うしかないが、それなら他の形で高校球児たちの「未来」の芽を摘まない形はないかと知恵を出し合うのが大人たちの責任ではないか。

 次の時代は現在の若者たちが担うしかないし、現在の大人たちは未来を若者たちに託すしかない。その若者たちが「夢」の実現に向けて努力してきた日々を無にさせてはならない。

 松坂氏が提案しているのも「一案」だ。高校野球のすべての関係者はZOOM窓を利用した全国会議を早急に開催して、高校球児たちの甲子園大会に代わる大会の実現を協議してはどうだろうか。

 子供たちが白球にかけた青春を無にしてはならない。



http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/698.html

記事 [政治・選挙・NHK272] 黒川、アウト!<コラム狙撃兵・長周新聞>
黒川、アウト!
https://www.chosyu-journal.jp/column/17293
2020年5月22日 コラム狙撃兵 長周新聞


 

 週刊文春に賭けマージャンをスクープされた黒川弘務東京高検検事長が、事実関係を認めて辞意を表明した。次期検事総長ポストを巡って、安倍政府が「余人をもってかえがたい」と見なし、法律をねじ曲げてまで定年延長を閣議決定した渦中の人物だったが、SNSで抗議のTwitterデモが盛り上がった挙げ句に週刊誌でも叩かれ、あっけなく退場となった。しかも最後は賭けマージャンの常習者すなわち賭博が大好きだったことが暴露され、「余人をもってかえがたい」はずが資質としても定年延長どころではない爆弾を抱えていたことから、大慌てで改正案の今国会採決を見送り、辞職となった。「社会正義」の建前を標榜する検察組織としては面汚しも甚だしい事態であろう。そして、安倍政府としても常識的には申し開きできない状態に置かれている。

 検察は三権分立の建前としては「法の番人」などといわれてきた。その法律を司るトップが、本来なら賭博罪で逮捕されるべき行為に及んでいたというから下劣だ。そして、そのマージャンに同席していたのは、司法、立法、行政の三権に継ぐ「第四の権力」として、社会的には権力監視を委ねられている報道機関の人間(産経新聞記者、元朝日新聞記者)であった。記者宅に招いて夜中までマージャンを楽しませ、負けた賭け金をつかませたうえでタクシーを用意して帰らせる。いわゆる接待マージャンであり、ジャーナリストを名乗ってきた彼らにも軽蔑の眼差しが注がれることは疑いない。渦中の人物として話を聞き出すなり取材活動をしていたというのならまだしも、紙面にそれらが反映された形跡は乏しい。つまり権力とともに腐敗堕落して、ズブズブの関係を築いていることが暴かれているのである。新聞社が週刊誌にスクープされ、その実態を世間に晒されるというのも皮肉である。

 「余人をもってかえがたい」――。安倍政府がどうしても黒川弘務を検事総長にしたかったのはなぜなのか? 閣議決定でこれまでの政府の法解釈までねじ曲げ、違法になるなら法律を変えてしまえと今国会に改正案まで提出し、強引に進めてきた理由はなんなのか? が問われている。コロナ禍でたいへんな折に相当に無理を押した訳で、余程のっぴきならない事情があったと見なすのが自然だ。「政権の用心棒」「守護神」という言葉が踊ること自体、三権分立もなにもあったものではないが、やはり単純に考えて権力に捜査が及ばないように子飼いとして手なずけるためだったようにしか思えないのである。

 「黒川検事長辞職へ」のニュースが駆け巡った21日、全国の弁護士や学者662人が安倍首相と後援会幹部3人に対する告発状を東京地検に提出した。桜を見る会の前日に後援会が開いた夕食会において、一人5000円の会費ではまかなえず、首相側が差額を負担したという公選法違反と、その収支を後援会の政治資金収支報告書に記載しなかったという規正法違反を問題にしたものだ。一月から準備していたもので、あえて時期を見計らっていたわけでもないようだが、このタイミングでの告発状提出に東京地検はどう対応するのだろうか。広島では河井案里が100人以上に現金を配り回して選挙をやり、もはやあからさますぎて開いた口がふさがらないが、それこそ検察が捜査中であり、原資となった1億5000万円の出所にもメスを入れるべきであろう。森友問題や加計学園問題だって、そもそも権力の腐敗によって引き起こされた疑惑であり、終わった話ではないのだ。

 賭博好きの「守護神」が失脚した検察は、誰が検事総長になろうが検事長になろうが権力者の「守護神」なのかどうか、世間は笑って眺めている。なぜなら、もともとが黒川に限らずみんなして権力の守護神をしてきたようにしか思えないからだ。社会の信頼は黒川騒ぎだけで失われているのではないし、黒川一人の責任になすりつけて正義が担保されたなどと装うのもどうかと思う。検察庁が広報ビデオで流しているように「検察の役割――社会正義の実現のために」とやらを一度でいいから実社会で見てみたいものである。

 吉田充春





http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/699.html

記事 [政治・選挙・NHK272] 与党急ぐスーパーシティ法案 規制緩和だけではない問題(朝日新聞デジタル)
https://www.asahi.com/articles/ASN5N6RSBN5NUTFK004.html

与党急ぐスーパーシティ法案 規制緩和だけではない問題

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菅原普 聞き手・三輪さち子
2020年5月21日 12時52分

 人工知能(AI)などを活用した最先端都市づくりをめざす「スーパーシティ構想」を盛り込んだ国家戦略特区法の改正案が国会で審議中だ。与党は来週中に成立させる日程を描くが、個人情報の管理や住民の合意のあり方などあいまいな点が残る。野党は新型コロナウイルス対応が急がれるなか、「不要不急の法案」と批判を展開している。

 「スーパーシティ構想」とは、住民や企業などから集めた様々な分野の情報を「データ連携基盤」(都市OS)に集約し、AIなどの最先端技術で連結させ、サービスにつなげるもの。政府は「まるごと未来都市」とうたっている。

 複数の分野にわたる規制改革をまとめて行い、テレワークや車の自動走行、キャッシュレス決済、ドローン配送、遠隔医療、遠隔教育などを進めることを想定する。担当の北村誠吾地方創生相は19日の記者会見で、新型コロナの感染拡大で政府が接触機会の削減を訴えていることを踏まえ、「一層、デジタル社会の大切さを感じている。成立を果たさなければならない」と意気込みを示した。

 今国会で成立すれば、政府は秋にも、スーパーシティ構想を進めたい自治体などを正式に公募する考え。内閣府によると、全国の54団体からアイデアの応募がある。2025年の万博の開催予定地である大阪市の人工島「夢洲(ゆめしま)」を含む地域も「候補地」に挙がっているという。

 個人情報を集める際の本人同意や、自治体が対象地域を決める際の住民合意をどう得るかなど課題も多いが、内閣府地方創生推進事務局は「個別ケースの判断」としており、具体的に定まっていない。

●与党「来週成立」 野党「コロナや検察庁法に隠れて議論不足」

 法案は昨年の通常国会では実質的な審議が行われず廃案になったが、今国会では自民、公明、日本維新の会などの賛成で衆院を通過。与党は22日の参院地方創生特別委員会で可決し、来週の参院本会議で可決・成立させる方針だ。立憲民主党などでつくる野党統一会派や共産党は法案に反対しており、社民党の福島瑞穂党首は20日の会見で、「コロナや検察庁法改正案に隠れ、議論になっていない。法案はやめるべきだ」と語った。(菅原普)

●個人情報の提供 どう本人同意? 識者の指摘

 規制緩和や公共サービスの民営化問題に詳しいNPO法人アジア太平洋資料センター共同代表の内田聖子さんに、法案の問題点を聞いた。

 ――なぜ法案が問題だと考えるのか。

 これまでの国家戦略特区は規制緩和や税制優遇などでビジネスを呼び込むものだった。しかし、スーパーシティ構想は、国や自治体がもっている個人情報や、民間企業が持つ行動履歴などの個人データを一元化して、様々な住民サービスに利用し、便利で快適な暮らしを実現しようというものだ。単に、規制緩和で農家レストランや民泊ができるという話ではない。暮らしに直結するサービスに活用するため、地域の多くの住民の生活に大なり小なり影響を与えるものだ。

 ――個人情報の扱いも問題になる。

 例えば、配車アプリを介して、市民の自家用車を利用する「通院タクシー」を導入しようとする場合、国や自治体は、情報を一元管理する都市OSを管理する事業者から高齢者の住む場所、健康状態、要介護度の情報などの提供を求められる可能性がある。政府は「個人情報保護法令に従い、必要な場合は本人の同意が必要」と説明しているが、行政機関個人情報保護法には、公益に資するなど特別な理由がある場合、本人同意なしで提供できるとも定められている。どちらが優先されるのか。政府は国会で、自治体や事業者や国でつくる区域会議が「判断する」と答弁したが、あいまいだ。

 個人が特定されないマスデータとして処理されるとしても、生体認証やプロファイリングなどに対する市民の懸念が高まるなか、人権という観点から法案が精査されたとは思えない。米国のサンフランシスコ市では、行政が町に監視カメラを導入することを禁止する条例も可決されている。

●住民合意をどう取るか 海外での失敗例も

 ――住民の合意のないままで、まちづくりが進む可能性もあるのか。

 カナダのトロント市では、グー…

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記事 [政治・選挙・NHK272] 「作られた演出臭がする」賭け麻雀辞任/政界地獄耳(日刊スポーツ)
「作られた演出臭がする」賭け麻雀辞任/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202005220000057.html
2020年5月22日9時3分 日刊スポーツ



記者会見する菅官房長官(共同)

★政界関係者が、一連の東京高検検事長・黒川弘務を巡る末路について「妄想だよ」と念を押しながら国会近くの喫茶店で話し始める。「産経の記者と朝日の元記者に誘われてマージャンに興じた検事長。経緯だけ見れば緊急事態宣言の最中に記者に誘われてマージャンに、月に2度も行っていたとなれば、首相・安倍晋三が『余人をもって代えがたい』人物もその程度かという気になる。それに不要不急の外出も、マージャンなら許されるという上級国民ぶりも醸し出す。それが接待マージャン、賭けマージャンならなおさらだ。検察と新聞社の癒着もうわさ以上にひどい状態と感じさせる」。本筋の情報以外の情報が多すぎるという。

★つまり「作られた、演出臭がする」というのである。よくできているのは、文春の早刷りが政界に出回った20日の午後、官房長官・菅義偉は「コメントを控える」とし、公明党政調会長・石田祝稔が「事実であれば職務を続けられるという話ではない」と、早々に辞任の線を敷いたことになる。思い出すのは元文科事務次官・前川喜平報道だ。17年5月22日、読売新聞は1面肩で、前川が歌舞伎町の出会い系バーに頻繁に出入りし、店内で気に入った女性と同席し値段交渉したうえで店外に連れ出していたと報じた。今となっては前川の説明に多くの人たちが納得しているが、その時、菅は「常識的に言って、教育行政の最高の責任者がそうした店に出入りするようなことは、到底考えられない」とコメントしている。

★その前川は10日と18日にツイッターで「黒川氏が普通の常識人なら、これだけ批判を浴びれば自ら身を引くはずだ。辞めるに辞められぬ事情があるのではないか」「黒川はやはり何かを官邸に握られている」と推測している。読売の報道時には「官邸ポリス」の存在までも取りざたされた。前川は読売が、今回は文春がということか。それにしても謎が多すぎる。(K)※敬称略




http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/701.html

記事 [政治・選挙・NHK272] 黒川氏不祥事の責任は稲田検事総長に…田崎氏主張に疑問の声(女性自身)
黒川氏不祥事の責任は稲田検事総長に…田崎氏主張に疑問の声
https://jisin.jp/domestic/1862290/
2020/05/22 11:00 女性自身


  賭け麻雀問題で辞表を提出した黒川氏(写真:時事通信)

《TBS「ひるおび」。田崎史郎氏が最高検と稲田検事総長に責任をおっかぶせようとしてた》
《田崎史郎氏は黒川の定年延長は稲田検事総長がなかなかやめないせいである論を上げた》

5月21日の「ひるおび!」(TBS系)に出演した政治評論家の田崎史郎氏(69)の発言に、ツイッター上ではこんな批判が集まっている。この日、東京高検の黒川弘務検事長(63)の賭け麻雀問題について取り扱った同番組。MCを務める恵俊彰(55)が、田崎氏にこう話をふった。

「(黒川氏は)内閣が余人をもって代えがたいということで、法解釈を変更してまで検察官の定年延長に踏み切った初めての検察官なわけじゃないですか。この方が賭け麻雀をしてたということになりますと、影響は出てくると思うんですけど」

内閣の任命責任は、当然浮かんでくる論点だが、相手は安倍晋三首相(65)とたびたび会食するなど、政権と近い関係として知られている田崎氏。これまでも、不祥事があるたびに、さまざまなロジックを駆使して政権を擁護してきただけに、今回はどんなロジックが飛び出すのかと思いきや……。

「当然、総理大臣というか、政府の任命責任というのは大きいですよ。だから、政権にも打撃になるでしょう」

と、意外にもあっさりと安倍首相の任命責任を認めたのだ。5月15日の同番組では、「黒川氏の人事は官邸ではなく、法務省が持ってきた」と主張して、元検事の若狭勝弁護士(63)に「嘘八百」と一蹴された田崎氏。ついに方針転換かと思いきや、首相に対する“追及”はこれで終わり。ここからが氏の本領発揮だった。

「ただ、もうひとつ大事なことは、この無理な人事をやったのは、誰なのかということで、かつ黒川さんを指揮監督する立場にあるのは、最高検(最高検察庁)なんですよ。最高検の検事総長の稲田伸夫さんがいて、その方がわりあいずーとやってこられているわけです。その人がなかなか辞めないもので、無理な定年延長をせざるを得なくなったというのが実態だという人もいるんです」

批判の矛先を突如、稲田伸夫検事総長(64)に向ける。つまり、監督責任は検事総長にあるし、稲田氏が検事総長の座に固執したから、黒川氏の“無理な定年延長”を行わざるを得なかったという論理らしい。だが、この話は、いろいろと無理が多い。

そもそも検事総長の在任期間はおよそ2年間というのが慣例だ。先代の西川克行前検事総長は1年10カ月21日、その前の大野恒太郎元検事総長は2年1カ月19日、検事総長を務めている。大阪地検特捜部の証拠捏造事件で引責辞任した大林宏元検事総長の6カ月11日という例を除けば、歴代の検事総長の在任期間はやはり2年前後がほとんどだ。

“わりあいずーとやってこられている”稲田検事総長が就任したのは2018年7月25日。5月21日の放送日時点でも在任1年9カ月27日に過ぎない。さらに、黒川氏の定年延長が閣議決定されたのは、黒川氏が定年を迎える2月7日直前の1月31日だった。この時点での稲田氏の在任期間は1年6カ月7日だから、“なかなか辞めないもので”と言われるような筋合いはないだろう。

稲田氏が不当に検事総長の座にしがみついているかのように田崎氏は言うが、慣例に照らしてみても、特に辞める理由は見当たらない。となれば、それまでの法解釈をねじまげて“無理な定年延長をせざるを得なかった”というのは、どうしても黒川氏を検事総長の座につけたかった政権の都合となるわけだが、田崎氏はコメントをこう締めくくる。

「だから、僕は今回の後始末、どうするのかって含めて、最高検の検事総長はどうするかというのがやっぱり厳しく問われなければいけないと思います」

内閣の都合で行った人事の責任を、稲田検事総長に“厳しく問う”田崎氏。一方で、当の人事を行った安倍首相の責任を“厳しく問う”ことはしないようだ。新聞などの報道によると、官邸も混乱の責任を取るという名目で、稲田氏の辞職も求めているという。田崎氏の発言を受けて、こんなツイートが。

《#稲田検事総長を守ろう なんか昼見たワイドショーで官邸の忠犬こと田崎史郎氏が、稲田検事総長の責任にしたがってたから、俺もこのタグ使っておこう》











http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/702.html

   

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