「前玄海町長・岸本英雄さん死去 66歳 プルサーマル初の容認」 (毎日新聞 2020/4/19)
https://mainichi.jp/articles/20200419/k00/00m/040/138000c
九州電力玄海原発が立地する佐賀県玄海町の町長を3期12年務めた前町長の岸本英雄(きしもと・ひでお)さんが17日、肺がんのため死去した。66歳。葬儀は家族で営んだ。お別れ会を後日開く。喪主は長男尚也(なおや)さん。
玄海町出身。家業の建設会社役員、県議(3期)を経て2006年に町長初当選。ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を使うプルサーマル発電の国内初実施を容認し、東京電力福島第1原発事故後、立地自治体として初めて再稼働に同意するなど、原発政策を積極的に推進。使用済み核燃料の最終処分場誘致にも前向きな発言をして注目された。体調を理由に18年8月に引退した。
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岸本英雄・元町長の実弟の経営する建設会社「岸本組」は、
九電から何十億円もの玄海原発の工事を受注しています。
また玄海町の交付金事業である町民会館・社会体育館の工事などを
請け負ったのも岸本組でした。
元町長も岸本組の大株主で莫大な配当を得ています。
九電と癒着というより完全に一体化していると言うべきで、
この人は政治家というよりも原子力ムラの住人です。
危険極まるプルサーマルや再稼動を何の再考もなく推進するのも当然でしょう。
肺がんになったのは玄海原発による放射能汚染が原因に違いありません。
子孫が障がい者になっても金が欲しいと言ったのは高木孝一・敦賀市市長ですが、
自分ががんになっても金が欲しいと言うのがこの人のモットーでしょう。
玄海原発が事故を起こせば、日本列島全体に恐ろしい死の灰が降り注ぎます。
こんな地方の一土建会社の利益のために日本が崩壊するのは絶対に許せません。
一刻も早く廃炉にしなければなりません。
(関連情報)
「原発紀行・玄海編 九電と佐賀県、玄海町、癒着構造のたそがれ(東京新聞:こちら特報部)」
(阿修羅・赤かぶ 2014/1/13)
http://www.asyura2.com/13/genpatu35/msg/759.html
「町長と原発の「利益共同体」/玄海町 再稼働「容認」の裏側(しんぶん赤旗・日曜版)」
(阿修羅・gataro 2011/7/11)
http://www.asyura2.com/11/genpatu14/msg/179.html
「玄海町長実弟企業が九電工事、15年で56億円」
(阿修羅・ドキッ!プロ奴隷だらけの水泳大会 2011/7/11)
http://www.asyura2.com/11/genpatu14/msg/178.html
「玄海町長の弟の建設会社、九電から54億円受注」 (朝日新聞 2011/7/11)
http://www.asahi.com/special/10005/SEB201107110036.html
http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/650.html