戦争は、なぜ起きるのか?40 新型コロナウイルス,これは「空気感染の新型エイズ」というべき? 10
1、はじめに
新型コロナ情勢がきわめて早くすすんでおり、書くそばから陳腐化する。前回の記事は前に書いて投稿しようとしたが、おなじみウイルスマン、インターネットの闇の妨害にあい延ばしたら、緊急事態宣言にかさなってしまって、書き直さざるを得なかった。
2、新型コロナウイルス感染の流行曲線
・換気の重要性
今日、朝食事に来た喫茶店が、いつもと違って、窓をすこし開いて営業している。緊急事態宣言は、こんなところにも影響している。こんな小さなことの積み重ねが大事なのだろう。換気のため風がふきぬけてちょっと寒いが。
・北海道大学の西浦博教授の数理モデル
新聞の1面に、北海道大学の西浦博教授の記事があった。かれは理論疫学をやっており、数理モデルで感染者の変化推計をおこない、今回の緊急事態宣言における人と人の接触をいま8割減らせば、2週間後以降に急激に減少するとグラフで示した。緊急事態宣言という政府の政策の理論支柱のようだ。西浦博教授の理論疫学では、どのように理論化されているのか、もっと詳しく見てみたいが、ネットが体力の点で見られないので、そのうちという間にどんどん情勢は変わっていく。
中国での武漢の話では、15秒の会話で感染している。吐く息から、感染しているのだ。
人と人の接触をいま8割減らすという意味は、極力、空気感染の危険を意識するべきなのである。ほんらいは、エボラのような、厳しい防護意識を、みなが持つべきなのだろう。
・マスメディアの流す撹乱工作にのった人々
多くの医師たちの感染は、マスメディアの流す撹乱工作にのったあわれな愚者たちの証明であるのではないか、と思う。最大の防護体制を病院、医療体制ではとらねばならないのにだ。中国での医師たちと日本の医師たちは、まるでちがうようにみえる。われわれは、こんな愚かな高給とりのかれらに命をあずけるしかないのだ。
イルミナティの意図は、世界各国、各都市で感染爆発をおこすことだったのだろう。それゆえ、マスメディアなどをつかって撹乱情報を流し、これは飛沫感染であり、手を洗うことがいちばん大事だと流したわけだ。マスク、消毒用アルコールが店頭からいっせいに消えたのも、かれらの工作であった可能性がある。パニックの醸成だ。このさわぎは、すべて計画的であったのではないか?。もちろんイルミナティが、アメリカといっているわけではない。かれらは、あらゆる国から、行動を起こすことが、可能だろうからだ。
さて、陰謀が目の前にあるのに、怪しい陰謀論だと、CIA工作員のくちぐるまにのせられるひとばかりである。この世界は、H.G.ウェルズの「盲人の国」に、かなりむかしからなってしまっている。トランプ・ファンクラブや、Q Anpontan が出現する理由だ。もう、こんな言葉さえ古くなってしまったか(笑)。
・一日ごとの新規感染者数の変化を見ること
この流行曲線は、新規感染者数と経過日数のグラフで西浦博教授は示しているが、前回の日経サイエンスのp29にある中国の流行曲線とおなじである。日経サイエンスのは基本、一日ごとの棒グラフである。これでなくてはならない。一日ごとの新規感染者数の変化を見ることが大事である。累積感染者数なんてグラフを見たってなんの意味もない。
中国の武漢では、ピークには都市封鎖ロックダウンを行っている。日本のいまは、まだピークでないので、都市封鎖までは、混乱を避けるためやらないわけだ。この曲線は4月20日から4月末にピークをむかえるのであろう。この時点の結果で、その後が決まる。
この東京の流行曲線は、きちんとしたかたちでは、ネット上のどこにも見当たらない。311のときの原発からの放射能のながれの地図が、どこにでも見られたが、今回はなぜ、この流行曲線がどこにも見当たらないのだろう?
日本の各都市、県、地域の流行曲線、あるいは諸外国の流行曲線があればいいが、わたしが見た範囲では、ブログ原発はいますぐ廃止せよ
http://pfx225.blog46.fc2.com/ 原発はいますぐ廃止せよ
に各国の流行曲線があった。が、小さすぎるのと、日ごとの棒グラフでないので、あまり参考にはならない。
さらには、この急激な増加の主因かもしれないクラスター(感染者集団)が反映できない。クラスター(感染者集団)を入れたグラフと入れないグラフが必要だ。クラスター(感染者集団)を可能なかぎりぬいたグラフが、地域の自然な感染者増加といえるだろうからだ。
これらが西浦博教授の理論では、数理化されているのかもしれないが、説明はどこにもない。ネットを探せば、かれの論文がどこかにあるのかもしれない。
増加の急カーブにはクラスターの数がおそらく反映されているのだろう。どうやら、感染者の吐く息や換気の程度さえもが、おおきな要因になっているだろう。これらがあいまって東京などの急激な上昇カーブの要素になっているのだろう。また人口密度と感染者数なども関連することだろう。
このグラフの縦軸の新規感染者数は、感染危険率とみることもできる。人口密度が高い東京と低い地方は、人口密度と感染者という点でみれば、いくら地方といってもクラスター周辺では、おなじ感染確率になる可能性があるわけだ。
この始点と上昇カーブは、地域ごとにさまざまな小グラフがあるとみることができる。地方では、始点がおくれ、上昇カーブもゆるやかなのである。すなわち、地方のほうが安全で、コロナ避難が生まれる。
こうして地域の危険率がグラフ化できるだろう。さらに個人でいうと、行動範囲における危険率が累積できたりする。マスクの有無や防護性のていどなどの要素も、ここに反映できるかもしれない。こうして個人さえも絞った危険率、安全性がグラフ化することができるかもしれない。今回、こういったグラフがどこにも見られない。
身にひしひし感染が迫るとき、この東京といまいる地域のグラフがあれば、危険率、安全性があるていどわかる。見えない感染の発生と、じっさいの感染爆発は、およそ2週間はなれているから、いま現時点の見えない感染という現象が、どのていどの感染爆発にどうつながるか、なのだ。
3、2週間後に手がつけられない感染爆発が生じるかどうかのせとぎわに、今いる。
今回の7都道府県の緊急事態宣言は、7都道府県のものだけととらえるより、全国がほんとうは対象になるものだと思うのだ。東京のグラフは、中国のグラフをあるていどなぞるだろう。地方は、あるていど東京のグラフをなぞるだろう。始点と上昇カーブは、個人の意識で、あるていど変えうるのだ。われわれの安全率が、個人の意識によって変えられる、ということをみながじゅうぶん意識したいものである。7都道府県の緊急事態宣言の事項を、日本国民全員が、自己の緊急事態意識をもって行動することが大切であろう。
それはそうと、まえあまりに騒がせた熱中症のニュースも、道ばたで倒れている人の話も、いまニュースにはない。わたしの目の前では、最近数ヶ月のあいだで、2人もドーンと倒れて救急車ではこばれていったのに。こういうのは、どれだけ頻発しても、もうニュースにならないようだ。
4、新型コロナウイルスの感染初期で処置できるか?
これは、空気感染が主であるらしく、空気中を漂うウイルスが、のど、口腔、鼻腔について、そこから粘膜細胞へと侵入して、繁殖するようだ。この初期は、発熱など症状の自覚がないままウイルス粒子が横溢し、あふれたウイルスが呼吸などで周囲にまきちらされる。クラスター(感染者集団)ができるのは、ウイルスが爆発的に増殖し、それでもひどい自覚症状を呈しないという体質の人がいるから起きるのだろう。発熱がなかったら、風邪を気にとめないたちの人がいるのだ。
まえ紹介した専門論文にも、このさいしょの段階でのウイルス侵入の受容体の問題をあつかっていたが、むずかしくてよくわからない。
この初期の感染によって、嗅覚、味覚の受容体や神経が犯されるわけだ。これは、かなり激しい爆発的に増殖していても、どういう機構か、発熱もあまりなく、嗅覚、味覚の受容体や神経が犯され、粘膜細胞が炎症していても、気が付けないのだ。どうなっているのだろう?
さらに、のど、口腔、鼻腔などのウイルス量が、厖大になれば、呼吸につれて、ウイルスが下気道、気管支、肺へと移動し、そこで繁殖し、炎症を起こし、重症化していくのだろう。
ここで、あまり言われていないが、おそらくこのウイルスの増殖率は、きわめて高いと、予想される。この感染初期段階のウイルスの増殖率を低下させる方法がもしあれば、おそらく重症化せず、肺炎にもならないかもしれない。それは、アビガン?
アビガを初期段階で処置すれば、感染も、こんなに急速にひろがらないかもしれない?
嗅覚、味覚の異常を感知した時点で、こうしてなんらかのウイルスの増殖率を低下させる手段をこうじれば、なんとか肺炎も重症化させずに出来る可能性があるのではないか。
このウイルスが増殖する仕組みのかんたんな図解が、前回書いた日経サイエンス2020 05 の特集記事にあった。このあたりの図から、なにかヒントが得られるかもしれない。
5、抗体ができているはずなのに重症化する謎
さいしょの風邪状態がなおらず、1週間ちかく経過すると、ほんらいふつうの風邪なら抗体ができ、この液性免疫で風邪菌、ウイルスが殺され、治っていく。この新型コロナウイルス感染症では、上気道感染症から、さらに下気道感染、肺炎へと移行していき、重症化する。この新型コロナウイルスの抗体の問題は、どうなっているのだろう?
・免疫応答の問題
ここに、前回書いた免疫応答の問題がある。マイコプラズマ肺炎でもそうだが、一種の自己免疫反応で、重症化するわけだ。一種のサイトカインストームのようなものかもしれない、と書いたが、一種のリュウマチ、神経痛のようなものかもしれない。
マイコプラズマの場合は、細胞から出るとき、細胞璧の一部をマイコプラズマがとりこむがゆえに、自己免疫反応がおきるとガース・ニコルソンは言っているが、この新型コロナウイルスでは、日経サイエンスの絵では、そんな過程はない。肺の間質細胞で起きている免疫応答現象の解明が、重症化治療のかぎだろうか。
・ケムトレイルによるM.ファーメンタンスによって、高齢者の重症化がおきる?
ずっとまえから書いているケムトレイルによるマイコプラズマ・ファーメンタンスが、からだの組織器官に潜んでいる場合、マクロファージにM.ファーメンタンスがひそみ、それが出てくることによって、新型コロナウイルスの抗体ができず、いっきに肺の重篤な炎症がおこるのか?。高齢者が、すでにM.ファーメンタンスを持つ場合、重症化するだろう。
あるいは、マクロファージや肺の間質細胞に新型コロナウイルスがひそみ、その抗体ができていても、細胞内のウイルスを殺せず、結果重症化するという可能性もある。これは外から見ると、免疫不全にみえるかもしれない。
さらに、感染細胞は,p53遺伝子のはたらきで、アポトーシス死するはずだが、これを阻止する機構があるのかもしれない。そうすると、いつまでも、マクロファージや肺の間質細胞やさまざまな組織器官に、病原ウイルスがひそんでいて、害し続けるだろう。結果、重症化である。
だが、ケムトレイルの影響は、中国、イランなどというケムトレイルのないらしい国の惨状は、これでは理解ができないことになる。これは、まえにその可能性を書いたが、ケムトレイルによるM.ファーメンタンスの保菌が、医学の常識になっていないから、この方向での研究は、おこなわれないだろう。今年にはいって、わたしの地域では、ほとんどケムトレイル撒布を見ることがなくなってしまった。新型コロナウイルスパンデミックとなにか関連があるのであろうか。20年以上撒き続けたケムトレイルの消失について、ネット上には、なんの話題も出てこない。
・ウイルス性肺炎、間質性肺炎の問題
前回、コメント欄に東海アマ氏の記事を追加しておいたが、かれはこのウイルス性肺炎、間質性肺炎はエイズのように完治することはできないと書いている。
わたしもウイルス性肺炎が、肺胞の外側の間質細胞の炎症をひきおこすがゆえ、マイコプラズマ肺炎のように
抗体ができても、それは間質細胞内のウイルスを攻撃できず、やっかいであり、マイコプラズマ・ニューモニエが、菌の毒性がゆえにたいへんなのでなく、リュウマチ、神経痛のように、自己免疫反応でどんどん重症化していくだろうことは理解していたが、エイズのように完治することはないとは知らなかった。すると、東海アマ氏のいうように、重症化していなくても、軽度な間質性肺炎は、繊維化して、死ぬまで完治しない進行性エイズのようなものなのか?
ここで、自己免疫反応はおそらくあるていどコントロール可能であると考えている。だが、われわれはビルゲイツの人口削減ワクチンへと追い込まれつつある。