緊急寄稿(1)新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のウイルス学的特徴と感染様式の考察
(白木公康 2020/3/21)
https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=14278
「
COVID-19の肺炎のCT所見の検討によると,発症後すぐにはすりガラス陰影を呈し,3週間までに徐々に浸潤影を呈するものが多くなるとされており,肺線維化が進行していくことを示唆している21)22)。また経過で線維化をきたすグループは予後不良であった21)。SARSを振り返ると発症4週間後,55〜62%に線維化を残していた23)。非可逆的な変化の可能性があり,拡散能・肺活量低下による肺機能低下も危惧される。COVID-19でも若年者の肺炎は死亡率が低く軽症であると早計せず,後遺症の予防において早期治療が重要である可能性がある。
」
「非可逆的な変化の可能性」というのは元のようには戻らないということですね。
一時的に回復しても決して油断できませんね。
(関連情報)
緊急寄稿(2)新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療候補薬アビガンの特徴
(白木公康)
https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=14305
http://www.asyura2.com/16/iryo5/msg/808.html