「桜を見る会」に”仮想通貨マルチ”の「48」代表らが…前夜祭や昭恵夫人のパーティにも参加、安倍首相との写真を勧誘に利用
https://lite-ra.com/2020/02/post-5253.html
2020.02.12 「桜を見る会」に”仮想通貨マルチ”代表ら…前夜祭や昭恵パーティも リテラ
「桜を見る会」(2016年)首相官邸HPより
「桜を見る会」をめぐって、さらなるヤバい疑惑が飛び出した。「桜を見る会」の招待者問題では、悪徳マルチ商法のジャパンライフ・山口隆祥会長が「首相枠」で招待され、その招待状が勧誘に利用されていたことがわかっているが、それと同じように、消費者庁から業務停止命令を受け、現在も各地で損害賠償請求訴訟が起こっているマルチ商法の会社役員が、安倍晋三後援会主催の「前夜祭」で撮影された安倍首相と昭恵氏との写真や「桜を見る会」で撮った菅義偉官房長官とのツーショット写真を勧誘に使用していたことを本日の東京新聞が報じたのだ。
じつは、この問題は本サイトでも昨年11月にお伝えしていたのだが、あらためて整理すると、マルチ商法を展開していたというのは、48(よつば)ホールディングスという会社で、2015年12月から独自の仮想通貨「クローバーコイン」の販売を開始。「購入すれば1カ月半後には10 倍に値上がりする」「3カ月で128倍の価値になる」などと謳って連鎖販売取引(マルチ商法)をおこなっていた。
そして、この48ホールディングスの淡路明人社長と取締役だった中田義弘氏(ともに当時)らは、2016年に開催された「桜を見る会」に出席。そこで淡路社長は菅官房長官や片山さつき・前地方創生担当相らとツーショット写真を撮り、さらには「前夜祭」にも淡路社長は出席し、会場で安倍首相や昭恵氏と仲良く写真におさまっている。
しかも、淡路社長らと安倍首相の写真はこれだけではない。なんと、淡路社長は安倍首相の地元・下関市で昭恵氏が経営する複合型ゲストハウス「UZUハウス」でも、安倍首相とツーショット写真を撮っているのだ。
それは、2016年8月13日のこと。同夜、安倍首相は下関市でおこなわれた「関門海峡花火大会」の会場を例年のように練り歩いたが、その後、21時5分から安倍首相は「uzuhouse(ウズハウス)」でおこなわれたオープン記念パーティに出席している。そこに淡路社長も参加していたようで、今度は安倍首相とツーショットでがっちりと固い握手を交わす写真を撮っていたのだ。
本日おこなわれた衆院予算委員会でもこの話題が野党議員の質疑で取り上げられ、「お知り合いですか?」と淡路氏との関係を問いただされたのだが、安倍首相は「東京新聞ですか? 通常、読んでいないものですから」などと言い出し、「まったくその人物、ご存知ございません」「政治家ですからね、(写真は)歩いているときに撮ってくれと言われたら撮る」「(妻も)まったく存じ上げないということだった」と関係を否定。しかも、「読んでいない」と言ったくせに、「当該の新聞によればですね」などと言い、東京新聞の取材に対して淡路氏が弁護士を通じて出した「安倍首相夫妻と写真撮影した断片的な記憶はあるが、知り合いという認識はない」という回答を読み上げ、「知り合いでもなんでもない」と繰り返したのだった。
「政治家だから言われたら撮る」って、「桜を見る会」という政府から招待された人間だけが参加できる場と、街頭とか誰でも入れる講演会とか完全オープンな場とまったく話が違う。
しかも、淡路社長は「桜を見る会」だけではなく、「前夜祭」や地元・山口での昭恵氏の個人的なパーティにまで出席しているのだ。「知らない」というだけでは済まされない話だろう。
というのは、この安倍首相や昭恵氏との写真が、マルチ商法だった「クローバーコイン」の勧誘に利用されていたという重大な事実があるからだ。
■仮想通貨マルチ商法「48」が安倍夫妻とのツーショットを使って勧誘
東京新聞で証言をおこなっている女性会員は、「クローバーコイン」にかんするセミナーで「前夜祭」での淡路社長と安倍夫妻の写真などを〈講師役の会員が「みなさん、これ、誰だか分かりますよね」と言って大型スクリーンに映し出した〉といい、この女性は2016年の初夏にも上位会員から同様の写真を見せられ、「これ、いる? あげようか?」と言われていたという。そして、この女性もスマートフォンでそれらの写真を受け取った。その効果は絶大だったようだ。実際、女性はこう証言をしている。
「(首相と淡路氏らの)写真を見せたら『へー、すごいね』ってみんな信用してくれる。それはそうですよ、普通の人はできませんから。その意味で写真があったら便利だから、下位会員へ順番に送られていった。ほぼ全員が使っていたはず」
さらに、「ウズハウス」での安倍首相と淡路社長のツーショット写真についても、「クローバーコイン」に200万円を投じたという別の女性会員は上位会員から「これからは仮想通貨の時代。安倍さんもお金の勉強をしないといけないから、地元に招待されたんだよ」と言われたといい、「ちょうど仮想通貨が高騰した時期でもあった。そこに写真が重なって、信用が増した」と語っている。
これはジャパンライフが「桜を見る会」の招待状を信用材料にしていたのとまったく同じ構図だが、こうして安倍首相との関係を誇示した勧誘活動の裏では、消費者庁に被害を訴える人も増加していたのだ。
48ホールディングスは、淡路社長の「桜を見る会」や「前夜祭」、「ウズハウス」オープン記念パーティ出席後の2016年9月からの10カ月間で約192億円を売り上げたというが(前出・東京新聞)、一方、日本消費経済新聞(2017年11月5日号)によると、2016年1月には48ホールディングスをめぐり全国の消費生活センターに相談が寄せられ、同年度の相談は140件、2017年度は10月24日までのあいだに223件も相談があったという。
■桜を見る会や前夜祭に参加したマルチ「48」めぐり消費者庁が不可解な立入検査見送り
安倍首相や昭恵氏との写真を勧誘に使って売上を伸ばす一方、被害の声も大きくなっていった48ホールディングス。そして、消費者庁は2017年8月に立入検査を、その直前には金融庁も調査を実施。同年10月には特定商取引法違反(不実告知など)にあたるとして、消費者庁から3カ月の一部取引停止が命じられたのだ。
しかし、じつはこの行政処分に対しても、やはりジャパンライフと同様、遅すぎたという批判が出ていた。というのも、消費者庁は2017年5月に予定されていた立入検査を見送っているのだ。業務停止命令が出た際、日本消費経済新聞は〈消費者庁の行政処分は、遅きに失したといわざるを得ず、被害の抑止・拡大防止にはつながっていない〉と指摘していたが、消費者庁の鈍い動きの背景に安倍首相や昭恵氏との関係があるのではないかという疑念を抱かずにはいられないだろう。
しかも、48ホールディングスはジャパンライフとの接点もある。日刊ゲンダイ(2017年12月29日付)によれば、この48ホールディングスの代表取締役社長を一時期務めていた渡部道也氏は、2016年当時、ジャパンライフの取締役香港支社長として会社案内で紹介されていたという。
被害者を生んでいるマルチ商法の企業関係者を招待し、“安倍夫妻と人脈がある”ということを信用材料にさせてきた「桜を見る会」。招待者名簿が出てくれば、こうした人物がザクザクと出てくるために、安倍官邸および政府は必死になって名簿をひた隠しにしているのだろうが、安倍首相が「知らない」と言って終わる話ではけっしてない。淡路氏やジャパンライフ・山口会長といった人物はどういう理由で招待されたのか。被害を拡大させた責任者として、安倍首相はしっかり国民に説明する義務がある。
(編集部)
関連記事
<東京新聞が1面トップ報道!>マルチ商法勧誘に首相夫妻との桜写真 業務停止命令の会社 「効果絶大」と会員に拡散
http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/596.html
新型肺炎で日本政府大誤算 潜伏期間最長24日と毒王の恐怖
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/268924
2020/02/12 日刊ゲンダイ
クルーズ船内は”集団感染”状態(C)日刊ゲンダイ
大誤算だ。中国の専門家チームの調査で、新型コロナウイルスによる肺炎患者の潜伏期間が「最長24日間」だったことが分かった。世界保健機関(WHO)に合わせて「12.5日」としてきた日本の対応が根本的に狂ってくる。
◇ ◇ ◇
調査結果は、中国政府専門家チームのトップ、鍾南山氏らによるもの。湖北省武漢市で発生した新型コロナによる肺炎患者1099人の中に、潜伏期間が最長で24日間に及んだ事例があったという。1人が多数に感染させる「スーパースプレッダー」、中国で「毒王」と呼ばれる存在についても、「排除できない」と分析している。
武漢市からのチャーター便で帰国した763人のうち感染が判明したのは、11日に新たに確認された2人を含む12人。陰性の人たちは現在、千葉県勝浦市のホテルや埼玉県の税務大学校などの施設で“隔離生活”を余儀なくされているが、第1便の人たちは11、WHOに基づく健日に康観察機関の「12.5日」を迎え、検査で陰性が確定すれば順次、帰宅が許されることになっている。
ところが、潜伏期間が24日となると、話は違ってくる。新たな2人の患者は帰国直後は陰性だったのに、3度目の検査や再検査で陽性が判明した。この先、帰宅後に陽性となったり、症状が出る感染者が現れる可能性がないとは言えない。
横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号の乗客は船上待機期間が14日間だが、こちらもそれでいいのかどうか。それでなくても、同クルーズ船からは感染者が増え続け、12日朝までに174人に上っている。検疫官1人も感染した。閉鎖空間で集団感染が加速している恐れもあり、政府は慌てて、約3600人の乗員乗客全員のウイルス検査実施を検討し始めるというドタバタだ。
「隔離より帰宅させて頻繁に検査を」
ウイルスは「新型」だけに、分からないことばかり。飛沫感染と接触感染とされてきた感染経路も、新たに空気中にウイルスが微粒子となって浮遊する「エアロゾル感染」の可能性も出てきた。現状、「ない」とされているウイルス変異だって、不安が残る。まだまだ今後、何があってもおかしくない。
医療ガバナンス研究所理事長の上昌広氏はこう言う。
「潜伏期間がある以上、どうしても陽性の感染者を見逃してしまう。2009年の新型インフルエンザでは1人の感染者を見つけるまでに14人の見落としがありました。今回イタリアでは、新型コロナの感染者が出た地中海のクルーズ船の乗客を一時足止めしたものの12時間で解放しています。クルーズ客は高齢者が多く、船内に留め置く方が、ウイルスの蔓延を招く恐れが高いからです。現に、ダイヤモンド・プリンセス号は集団感染状態になっています。日本もクルーズ文化に慣れているイタリアの方式に倣うべきでした。要は、陰性の人は帰宅させ、自宅から出ないようにしてもらい、頻繁に検査をしてもらえばいいのです。通常の旅行客と同一の扱いにすべきで、人権を抑制すべきではありません」
自覚症状のない「スーパースプレッダー」がいたら、現状の「隔離政策」だけでは対処しきれない。発想の転換が必要か。
新型肺炎で日本政府大誤算 潜伏期間最長24日と毒王の恐怖|日刊ゲンダイDIGITAL https://t.co/QGadF91oh5 @tim1134
— 桃丸 (@eos1v) February 12, 2020
【最新トピックス更新】
— 日刊ゲンダイ北海道DIGITAL (@gendai_hokkaido) February 12, 2020
今日の注目は「新型肺炎で日本政府大誤算 潜伏期間最長24日と毒王の恐怖」だ!
正しい情報がほしい―ぞ―!!#新型肺炎 #COVID19 #潜伏https://t.co/KgZVXX8LK9
日本政府大誤算【潜伏期間最長24日とスーパースプレッダ−の恐怖】隔離より帰宅させて頻繁に検査 世界保健機構(WHO)に合わせて「12.5日」としてきた日本の対応が根本的に狂ってくる 自覚症状のない「スーパースプレッダー」がいたら、現状の「隔離政策」だけでは対処しきれない(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/BTILTT57ny
— KK (@Trapelus) February 12, 2020
こんな人が首相であることは私たちの悲劇
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-1f1564.html
2020年2月12日 植草一秀の『知られざる真実』
安倍政治が持続する三大理由を指摘してきた。 第一は、日本の刑事司法が腐敗しきってしまっていること。 第二は、日本のマスメディアが腐敗しきってしまっていること、 第三は、主権者である国民がぬるすぎること。 この三つの要因で安倍暴政が続いている。 安倍内閣は政治を私物化しているだけでなく、日本経済の運営にも失敗している。 2012年12月の第2次安倍内閣発足後の日本経済は最悪の状況を続けている。 経済で良くなったと言えるのは、 1.企業収益が増加した 2.株価が上がった 3.雇用が増えた 4.外国人の訪日が増えた ことだけだ。 これだけを取り上げると、日本経済もなかなかのものだなどと考えてしまう人もいるかも知れない。 しかし、それは浅はかだ。 1.経済成長率は史上最悪 2.労働者一人当たりの実質賃金が5%も減少 という現実が横たわる。 雇用は数が増えただけで、一人当たり実質賃金は5%も減った。 経済成長率が史上最悪のなかで企業収益が2倍以上に増えたことは、労働者からの搾取が拡大したことを意味している。 雇用が増えたというが、非正規の低賃金労働が増えただけだ。 労働者の分配所得が減って、それを分け合う人数が増えたのだから、労働者が喜ぶことなどできない。 外国人訪日客が増えたのは円安進行で外貨の使い道が増えたことが大きい。 国が弱くなって外国人訪日客が増えているだけだ。 問題は経済ばかりでない。 森友疑惑、加計疑惑、桜疑惑の三大疑惑は何も解明されていない。 甘利明氏や下村博文氏などの不正疑惑、菅原一秀氏、河合克行氏、河合案里氏の疑惑も解明されていない。 安倍首相が国会で厳しく追及されるのは、追及されるだけの根拠があるからだ。 桜疑惑では800人の前夜祭参加者に手交されたとされる領収書が一枚も出てこない。 本当に領収書が存在するなら、参加者の少なくない者が領収書を保管しているはずだ。 出てこないのは、もともと領収書が存在しないことを意味すると誰もが考える。 ホテルニューオータニの大宴会場を借り切って立食パーティーをするのに1人5000円はあり得ない。 疑惑を晴らすには明細書を公開するのが何よりも明解だ。 その明細書を開示しないから、いつまでも追及を受けるのだ。 「疑惑を持たれたら説明責任を果たすことが肝要だ」と繰り返し述べてきたのはどこのどなたなのか。 明確な証拠を示さないから追及が続いているだけだ。 その国会質問に対して「つまらぬ質問だ」とヤジを飛ばすようでは総理も議員も失格だ。 黒岩宇洋議員に対しては、 「ニューオータニの規約に書いてあるんですか? いまこれ、根拠のないことをおっしゃったということが明らかになりましたね。 別にニューオータニの規約に書いてあるわけではないんですよ、そんなことが。 根拠がないのにおっしゃる。 根拠がないことを言うのはウソついてるのとおんなじことでしょ。」 と逆ギレした。 黒岩議員は 「総理、なに、人をウソつき呼ばわりしてるんですか。 ここに規約ありますよ、ホテルニューオータニの。 規約も読んだことすらないみたいにおっしゃっていただきたくない、取り消してください。」 と切り返したが、いまだに謝罪することすらできない。 こんな人が日本の首相であることは主権者の悲劇である。 |
まるこ姫の独り言
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2020/02/post-a104fe.html
今日は衆議院予算中継があるという事で、お昼からだけどテレビをつけて見たが、辻元清美の質疑中までは、まだ何とか議事進行をしていた。
辻元清美の質疑が終わった途端、閣僚側席(安倍首相)から不規則発言が飛び出した。
場内が騒然としている。
どうも安倍首相がイタチの最後っ屁ヨロシク、質疑の終わった辻元に対して「意味のない質問だよ・・・・」とヤジったみたいだ。
それを聞き咎めた辻元が引き返してきて猛抗議している。
辻元清美が、その発言を捉えて抗議しても、委員長は速記を止めず。
さすが安倍ポチと言われる棚橋委員長だ。
野党議員は速記を止めてくれと言い募るが、委員長は閣僚側の不規則発言は「私が答弁中で確認していない」として速記を止める事をしない。
委員長は、閣僚側も野党側も不規則発言をしないでください、と言っただけで審議続行中。
場内が騒然としていて、逢坂の質疑も何も行われていないが、なにがなんでも審議を続行するつもりのようだ。
逢坂の質疑時間が、このすったもんだで相当削られてしまい気の毒だ。
次の質疑の逢坂が、安倍首相に対して言い分があれば質疑の中で言えばいいと激怒している。
こんな怒った逢坂は見たことが無い。
ものすごい大きな声だ。
委員長の仕切りが酷い事に対しても抗議している。
いつも政権側の味方をして、公平・公正な運営をしないポチ棚端に対しての怒りも含まれているのだろうか。
そして安倍政権の、公文書改ざん・隠ぺい・ねつ造・破棄を平然とし、答弁ものらりくらりとまともに答えない安倍政権に対しての怒りもあるのではと思った。
委員会中継を見ている方も震えが止まらない。
逢坂の質疑の迫力のあることは!素晴らしい!
森法相に対しても、10日の山尾志桜里の質疑に対して森法相が、読んでいないからと言う答弁は通らないとはっきり言いきっている。
そして安倍首相に対しても、辻元に言ったヤジはそうなのかと質したら、安倍首相は「辻元が政策に関係ない罵詈雑言を飛ばし、私が弁明をする機会を与えなかった」から「意味のない質問だよ」とヤジったと認めた。
辻元が「魚は頭から腐る・・・・・」と言ったことに対して、安倍首相は罵詈雑言と捉える。
安倍首相に例えた魚が頭から腐ると言う話を、罵詈雑言としか思えなかった安倍首相は、やっぱり、度量が無いというか器が小さいというか。。。
昼からしか見てないが、今日は逢坂のド迫力に脱帽だ。
http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/609.html
https://okita2212.blogspot.com/2020/02/blog-post_75.html
2月 13, 2020 日々雑感(My impressions daily)
<12日の衆院予算委員会で、安倍晋三首相が立憲民主党の辻元清美幹事長代行の質問が終わった際に、「意味のない質問だよ」とやじを飛ばした。主要野党の猛反発で審議が約10分間ストップしたが、首相は自身の発言について謝罪、撤回しなかった。
「タイは頭から腐る。頭を代えるしかない」。辻元氏は安倍政権の体質などを厳しく追及した約50分間の質疑をこう締めくくった。
その直後、首相は立憲の逢坂誠二政調会長と質問を交代しようとしていた辻元氏の背中に大声で「意味のない質問だ」と罵声を浴びせた。逢坂氏が真意を問うと、首相は「罵詈(ばり)雑言の連続だった。こんなやりとりでは無意味ではないかと申し上げた」と答えた>(以上「時事通信」より引用)
安倍晋三首相が立憲民主党の辻元清美幹事長代行の質問に「意味のない質問だよ」とやじを飛ばした、という。逢坂氏が真意を問うと、首相は「罵詈(ばり)雑言の連続だった。こんなやりとりでは無意味ではないかと申し上げた」と答えたそうだ。
しかし「罵詈雑言」に意味を持たせているのは安倍晋三氏の「不徳の致す」ところではないか。「桜を見る会」に関連した質問でウンザリしているのだろうが、これほど悪質で低レベルな総理大臣に国民はもっとウンザリしている。
意味がないのは辻本氏の質問ではなく、安倍官邸と内閣府がグルになって隠蔽工作に狂奔している「政治の私物化」そのものではないか。貴重な予算審議で延々と「桜を見る会」の追求に時間を割かざるを得ない安倍官邸とポチ内閣府の面々こそが日本の主権在民であるべき政治を「意味のない」ものに堕落させているのではないか。
一日も早く退陣して、日本の政治を意味のあるものにすべきは安倍氏の進退出所の決意だけだ。「意味のない質問」を野党に続けさせている自身の不甲斐なさに思いが到らないのはバカの証拠だ。
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/b115b9a6e7a4c36472a6f9b5b0fa47aa
2020年02月13日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆〔特別情報1〕
中国・習近平国家主席、世界保健機構WHOテドロス事務局長、日本・安倍晋三首相が、そろってフェイクニュースを垂れ流し続けている。武漢市の眼科医・李文亮医師は2019年12月、地元の衛生当局が「原因不明の肺炎」の発生を公表するより前に、SNSで「海鮮市場でSARS(重症急性呼吸器症候群)が発生している」などと同僚の医師らに警告していたことから公安当局に、「デマを流した」として処分されが、新型コロナウイルスに感染し、わずか33歳で肺炎により死亡した。このためネット上などでは、当局がいまや情報統制する中で李文亮医師を英雄視する声が高まった。テドロス事務局長は、新型コロナウイルス感染者、死者が急増していたにもかかわらず、「緊急事態宣言」を2回も遅らせたせた。そのうえ、新型コロナウイルスを「COVIT−19」と命名し、武漢との関係がわからないようにしている。安倍晋三首は、北京政府からの情報が極めて希薄でただ単に慌てふためくばかりだ。いまや「嘘つき首相」が何を言っても信じられない。以下は、中国人民解放軍の上層部との関係が深く、自民党二階派にも太いパイプを持っている情報専門家からのトップ情報である。
はさみ将棋安倍政権が法律を切り裂く 破滅日本
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51980956.html
2020年02月13日 自民党的政治のパンツを剥ぐ
昨日ついに ここまできた「意味のない質問だよ」
辻元氏の王手飛車取り が 理解できない
意味がわからない
その理由は「法の基本」が まるで「英語のちんぷんかんぷん」
にもかかわらず
司法 マスコミ 官僚を牛耳る 黒幕日米委員会から
「権力のハサミ」=
@官僚機密費を「好きに使え」
A司法を「好きに使え」
B高級官僚を「好きに使え」
と そのハサミ代が「日銀の金庫の中身全部」だ
***
魔法のハサミvs法律
法律を切り刻むのが楽しくて 楽しくて
日本なんか俺のしったことか
a辺野古に米軍核ミサイル基地 いいよ 沖縄好きに使ってよ
bカジノ いいよ いいよ 利権は仲間で山分けなら
cハゲタカ株価いいよ いいよ あとで消費税100%やっちゃえ おもしれえ
ここまできたなら 行きつくとこまで見てみたい
日本経済グチャグチャ 子供はいけにえ 日本人も外来種でグチャグチャ
末期国家には 必ず出現する 理解できない異常内閣ですから
秋元被告が保釈 カジノ汚染議員の実名暴露に自民戦々恐々
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/268921
2020/02/13 日刊ゲンダイ
すべてバクロすべき(衆院議員の秋元司被告)/(C)日刊ゲンダイ
中国企業「500ドットコム」から総額760万円相当のワイロを受け取った疑いで逮捕、起訴された衆院議員の秋元司被告(48)が12日、保釈された。本人は、保釈されれば国会に出席する意向だ。
秋元被告の保釈に、自民党は戦々恐々となっている。逮捕前、秋元被告が「IRにどっぷり漬かっている議員は30人くらいいる」と豪語していたからだ。もし、“カジノ汚染議員”の実名を次々に暴露されたら、自民党がパニックになるのは間違いない。
逮捕前、秋元被告は週刊朝日の取材にこう答えている。
<オレばかりマスコミはたたくが、IRにどっぷり漬かっている議員は30人くらいいる><IR三羽烏が自民党にはいる。三羽烏は贈賄で幹部が逮捕された500社だけでなく、他のカジノ参入希望業者とも親密だった。約2000万円くらい、もらった議員もいるぞ><三羽烏は現職閣僚、安倍首相と親しい側近>
三羽烏とは誰なのか。すでに政界では「この3人だ」と、安倍首相に近い3人の実名が語られている状況だ。
そのうちの1人については、通常国会前に<IR汚職で地検特捜部狙う首相側近の現職閣僚>とのタイトルで怪文書がバラまかれている。怪文書には、<2年前、マカオに招かれ、夫人とともに数日間豪遊したことが確認された。費用は全て相手持ち、むろん手ぶらで帰国したはずがない>などとカジノ業者との癒着が詳細に書かれている。
はたして、秋元被告は保釈後、どこまでバラすのか。
東京地裁が秋元被告の保釈を決定した直後、自民党の二階幹事長が「本人の無罪の主張を信頼している」と、秋元擁護のコメントを発したのは、「余計なことは口にしないように」という秋元被告に対するメッセージだともみられている。
「もともと仲間が窮地に陥った時、かばうのが自民党の文化です。とくにカネと女性のスキャンダルについては寛容です。二階幹事長は同僚議員への身内意識が強いだけに、本気で同情しているのでしょう。ただ、秋元議員を擁護することで、結果的に秋元議員の暴走を抑止することになるはずです」(政治評論家・有馬晴海氏)
秋元被告は、知っていることを洗いざらい話すべきだ。
秋元被告が保釈 カジノ汚染議員の実名暴露に自民戦々恐々 https://t.co/rkduQNuHCl #日刊ゲンダイDIGITAL
— 鬼太郎(西田鬼太郎) (@ihsoya6791) February 12, 2020
爆弾発言はあるのか【自民党 秋元司の保釈に戦々恐々】逮捕前「自民党にはIR三羽烏がいる」「2000万円もらった」と暴露 三羽烏とはだれなのか。すでに政界では「この3人だ」と、安倍首相に近い3人の実名が語られている 秋元は、知っていることを洗いざらい話すべきだ(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/tGPphmVEY2
— KK (@Trapelus) February 12, 2020
やくざ国会<本澤二郎の「日本の風景」(3593)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/23503256.html
2020年02月13日 jlj0011のblog
<無恥首相につける薬は審議ストップ、関係者の国会喚問>
NHKは安倍日程に合わせて国会中継をしたりしなかったりしているのだろうか。昨2月12日は部屋でパソコンとにらめっこしていたついでにラジオをつけた。たまたま自民、公明、維新の八百長質問の時ではなく、野党第一党がボールを投げていた。
しばらくして、エースの女性議員が珍妙な改憲ボールを投げ始めたが、成果など出るわけがない。心臓は根っからの改憲魔である。どんなボールでも打ち返す。わかっていて、どうして?期待外れだ。
シンゾウの公金・血税を自身の買収に悪用してきた、極め付きの犯罪「桜を見る会」を丁寧に徹底して追及して、国民の理解を深めるという作業から逃げたのがとても残念だった。
テレビ観戦している善良な国民、耳で聞いている専門家もストレスが溜まるだけであろう。最後は「鯛は頭から腐る」などとなじり飛ばして時間切れ、いつもながらのやくざ国会風景である。
「シンゾウ小僧の心臓には毛が生えている。皮膚は苔むして以前の面影はない。ガラパゴス諸島のイグアナだ。反省もできない無恥人間の代表ということが、今の野党はわかっていない。嘘や隠ぺい答弁には、国会審議を止めて、関係者を国会に招致して真相を明かすしか方法はない。どうしてそうしないのか。野党理事は毒饅頭で腹が膨らんでしまっているのだろう。まっとうな議員と入れ替えて、国会審議をストップさせる。そうしないと、やくざレベルの安倍・自公内閣を正すことはできない」
シンゾウの秘書時代から知る清和会OBの指摘だ。「小沢一郎もボケが始まったのか。金丸信を思い出せ」との声も。
<安倍は鯛の頭なのか?>
品格のない心臓に対して、腹に据えかねた野党議員の最後っ屁は「鯛は頭から腐る」。
さっそく中国人に聞いてみた。「鯛は頭から腐るものか」と。返事は「中国に鯛はいないのでわからない」ということだった。
日本では鯛は高級魚で、庶民の口に入ることはない。無知・無恥のずるい人間の心臓が、鯛であるわけがない。質問者は、心臓を買いかぶってしまっているのだろうか。
彼はA級戦犯の孫で、こちこちのストロング・ナショナリストと欧米では分析されている。黒幕の財閥・台湾派・神社本庁・生長の家・統一教会・創価学会などは、とても利用・悪用しやすいのだろう。
有権者の25%の最有力支援者は、信濃町の創価学会だ。この教団が覚醒しない限り、日本社会は分断のまま、国家主義と共に落下してゆく。現在がそうである。
<野党は腹をくくり解散に追い込むしかない>
無知・無恥・無能・無責任の犯罪内閣を打倒する手段方法は、健全な野党が一本化して、政権の受け皿を用意するほかない。それがいまだ霧の中というのだから、日本国民は哀れである。
世界では、若者も老人も声を上げて、政治の活性化に汗を流している。それはアメリカでも。民主党大統領候補の一番手に名乗りを上げているサンダース上院議員の支持者は、若者が中心である。
宇都宮徳馬を連想する。戦闘的リベラリストである。
金持ちから税金を集めるのだ。そして福祉を重視する。トランプを打倒できる本命候補になるかもしれない。
日本はだれか?目に付くのは山本太郎ぐらいだ。彼の消費税10%を半減させ、その後に0%にする。これは本来の経済・景気対策である。1%財閥のためのものではない。
環境・自然を破壊する欧米の科学技術文明は、いま地球温暖化によって崩壊している。自然と共存するしか、この地球は生きられない。16歳の少女の戦いは、賢い戦いである。除草剤・化学肥料・農薬の食糧生産を全面的に止めなければ、地球は死に絶えるしかない。
帆船日本丸が最善の航海である。原発をゼロにするための戦いは、100年かかるだろうが、過ちは正さねばならない。人間も生き物も生き残れない。
やくざ国会など温存できるわけがない。覚醒、覚醒するしかない!
2020年2月13日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
船内はミニ武漢のような地獄 “超法規的隔離”に疑問噴出
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/268920
2020/02/12 日刊ゲンダイ
隔離生活を強いられ1週間(C)共同通信社
横浜港に停泊中の大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」(乗員乗客3711人)で発生している新型コロナウイルスの集団感染が拡大している。乗員乗客を船内に留め置き、大規模な検疫が始まって1週間。検査した人のうち、12日までに174人の感染が確認された。加速度的に感染が広がっている状況だ。1月20日に横浜を出港したダイヤモンド・プリンセスは香港やベトナムを巡り、今月3日に予定より1日早く帰港。15泊16日の船旅を終えるはずが、横浜で乗船して香港で下りた香港在住男性の感染が判明し、厚労省はその日から全乗船者の船内検疫を実施。5日に10人、6日に10人、7日に41人、8日に3人、9日に6人、10日に65人、11日に39人の感染が分かった。
厚労省は水際対策として、ウイルスの潜伏期間が過ぎる14日間は船内で待機するよう求めている。下船は早くても19日以降とされているが、次々に感染が確認されている上、震源地の中国の政府専門家チームは潜伏期間が24日間に及んだ事例を公表。先はまったく見通せない。隔離、封じ込めは正しいのか、しょうがないのか、効果があるのか。なぜ、患者が増え続けるのか。船内パンデミックではないのか。
中途半端な隔離で感染拡大
山野美容芸術短大客員教授の中原英臣氏(感染症学)は言う。
「政府はタカをくくっていたのでしょう。当初は船内検疫後に下船させようとしたくらいですから、感染者が出ること自体を想定していなかったのではないか。ここまで感染者が増えるとは予想だにしていなかったのでしょう。潜伏期間中の船内隔離は適切な判断だと思いますが、一定の条件下でデッキに出ることを認めるようになった。この対応には疑問があります。乗客が個室を出てからデッキで過ごす間、どうしても壁や手すりなどに触れてしまう。これでは接触感染のリスクが上がってしまいます。2週間も室内に閉じこもるのは確かにしんどいですが、感染予防の観点から言えば、徹底すべきだった。中途半端な隔離が感染を拡大させた可能性は否定できません」
船内には約3600人が残されている。
乗客有志は9日、船内にいる厚労省職員らに要望書を提出。〈2月5日早朝から客室内での「隔離生活」を求められましたが、日を追って船内環境が悪化しています〉と訴え、▽乗客のニーズを受け止める窓口が少ない▽情報提供が不十分で情報格差が生じている▽シーツ交換や室内清掃がなく生活環境が悪化――など6項目の改善を求めた。
厚労省によると、船内では医師29人、看護師18人、薬剤師12人が活動中(10日夜現在)だが、体調が悪化しても医務室入りに3時間待ち。乗客は高齢者が多く、糖尿病や高血圧など持病を抱えるケースが少なくないが、医薬品不足は深刻なまま。毎日新聞(11日付朝刊)に「各階の部屋の外は職員が待機し、時間外にドアを開けると注意される。監禁のような状態で、ストレスもある。なるべく早く出たい」という乗客の声が紹介されていた。「終わり見えない」地獄の船内。新型コロナウイルスによる感染症は、検疫で感染の疑いがあれば診察などを受けさせられる検疫感染症に指定されているが、エボラ出血熱や新型インフルエンザと違い、強制隔離はできない。「まだ検疫が済んでいない」という形をとり、上陸を阻んでいるのだ。超法規的隔離に疑問が噴出している。
人命がかかっても”やってる感”だけ(新型コロナウイルス対策本部の会合であいさつする安倍首相)/(C)共同通信社
海外では「封鎖されている武漢のミニバージョン」 |
ダイヤモンド・プリンセスの乗員乗客は56カ国・地域に及び、外国籍が半数超を占めることから海外の関心も高い。米紙ニューヨーク・タイムズ電子版(10日配信)は〈クルーズ船のコロナウイルス大流行に乗員は逃げ場がない〉との見出しで詳報。〈漂流しているダイヤモンド・プリンセスは流行が発生し、数週間封鎖されている1100万人都市の中国・武漢のミニバージョンだ〉と指摘し、こう報じている。
〈一部の専門家は、全乗員乗客を船内に留め置くことで感染率が悪化する可能性があると言う。武漢市や湖北省では当局は5000万人近い市民の域外移動を禁じ、家族間感染が増えている。感染症を専門とするワシントン大学のジョン・B・リンチ准教授は「規模は小さいものの武漢に状況が似ており、船舶検疫によって乗員は一緒にいさせられるため、感染の可能性が高まる」と言い、「検疫は内部ではなく外部を守ることを覚えておく必要がある」とした〉
さらに、高い船内感染の可能性と感染源特定の難しさを念頭に、白鴎大特任教授の岡田晴恵氏(元国立感染症研究所研究員)のこうした発言を紹介している。
〈無症状の人の中にも感染者がいると想定されるため、ウイルス検査は必要だ〉
実際、症状のない日本人乗客からもウイルス検査を求める声が高まっている。それを受けて加藤厚労相は10日の閣議後会見で、「できるだけ国民の不安や懸念にしっかり対応していくことが必要。できるのであればやっていきたい」としたが、菅官房長官は同じ日の会見で「現状においては、(全員の検査は)厳しいものがあると思う」と否定。検査態勢を理由にしているようだが、果たしてそうなのか。国立感染症研究所と全国自治体の地方衛生研究所の検査機器をすべて使えば1日約1500人分を検査できるというし、民間の協力を仰ぐ手もあるだろう。
「日本の検査能力がそれほど低いとは思えない。(ウイルスを高精度で検出する)PCR検査は全員に実施した方がいい。政府は国内で死者が出ていないからヤル気がないのか。コスト面を気にしているのか。そう疑ってしまいます。政府の危機管理の甘さによってここまで事態を深刻化させながら、無責任に過ぎる。年に1度の桜を見る会にはポーンと5500万円超の公金を使うのに、この事態に税金を投じないなんて、どう考えてもおかしいでしょう」(中原英臣氏=前出)
15年に打ち出していた「感染症対策」
政府の大甘想定、後手後手対応、泥沼の長期化に「大失敗だったのではないか」との声が出るのは当然である。高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)はこう言う。
「国際社会が推進するユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC=すべての人が適切な健康増進、予防、治療、機能回復に関するサービスを支払い可能な費用で受けられること)を踏まえ、安倍政権は2015年に『平和と健康のための基本方針』を策定し、幅広い感染症対策を打ち出しています。しかし、これまで何をやってきたのか。お題目でしかなかったことは明白です。水際対策を理由にした船内隔離は乗員乗客を見捨てたようにしか見えませんし、“独居房暮らし”を強いているとの批判もある。宿泊施設などの収容先を確保する、あるいは中国のようにコンテナなどで仮設医療施設を建設する。なぜこうした対策を講じ、彼らを移送しなかったのか。日本は危機管理に強い国、問題にキチンと対処できる国だとデモンストレーションする機会にダメさ加減を露呈してしまった」
基本方針ではこううたっている。
〈我が国は、国際社会と一体となって、感染症対策などと併せ、公衆衛生危機に対応するグローバルなヘルス・ガバナンス強化への貢献、途上国の持続可能かつ強靱な保健システムの構築支援に焦点を当て、また国内においては危機発生時に適時に人的貢献を行う体制を構築することに焦点を当てる〉
まさにアベコベ。その上、安倍政権は「数字」の抑え込みにも躍起になっている。茂木外相は10日の会見で「報道各社はWHO(世界保健機関)の方針も踏まえ、日本国内の感染者とクルーズ船の感染者を区別し、より適切な事実関係を発信していただきたい」とクギを刺した。根拠とするWHOの各国発生状況リポートは、日本側がクルーズ船分と国内分を分けるよう働きかけた結果、6日発表分からクルーズ船分は「日本」ではなく「その他」に分類し直された。感染者数を小さく見せるためのゴマカシだ。
「訪日客減少などの経済的ダメージを食い止めるため、政府は必死で取り繕っていますが、小手先の対応は国際社会に通用しません。むしろ、経済のために乗員乗客を犠牲にする愚かで非人道的なイメージを広げている」(五野井郁夫氏=前出)
ドツボだ。
船内はミニ武漢のような地獄 “超法規的隔離”に疑問噴出 https://t.co/qJFRTC5ECX #日刊ゲンダイDIGITAL
— 齋藤一弥<穏やかなレジスタンス&里山資本/p(^^)q・れいわ新選組 (@rainasu) February 12, 2020
「終わり見えない」地獄の船内【ダイヤモンド・プリンセス】政府の大甘想定、後手後手対応、泥沼の長期化についに出てきた「大失敗だったのではないか」の声を検証 中途半端な隔離で感染拡大 海外では「封鎖されている武漢のミニバージョン」 15年に打ち出していた「感染症対策」(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/djyfQqK0ei
— KK (@Trapelus) February 12, 2020
「三権の長」のごとく振る舞う超憲法的政権の異常人事 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/268927
2020/02/13 日刊ゲンダイ
安倍政権ベッタリの黒川弘務氏(右)を検事総長に就けるための小細工(左は菅官房長官)/(C)共同通信社
黒川弘務・東京高検検事長を超法規的に定年延長させて、次期検事総長に据えようという官邸主導の異常人事が話題になっている。
検事一般の定年は63歳で、それに従えば2月8日でその年になった黒川は退官しなければならないが、検事総長だけは定年が65歳なので、安倍政権ベッタリで有名な黒川を半年間、定年延長すれば、検事総長に就けることができる。この見え見えの小細工は、どうも菅義偉官房長官の仕掛けで、そこには実は自身が“真犯人”であるカジノ汚職疑惑にフタをしたいという思惑が働いているともいわれている。
しかし、その低レベルの政治的思惑を超えて憂慮を深めているのは、自民党の中堅議員である。
「ご記憶かどうか、安倍晋三首相は2回も3回も、自分が『立法府の長』だと国会で発言しています。その上で今回の検察人事ということになると、『司法府の長』でもあるかの振る舞いですよね。こうしてみると、安倍さんは『三権分立』という憲法の基本原理を、まったく理解していないと思わざるを得ない」と。
そう言われて資料を繰ってみると、安倍は2016年5月16日の衆院予算委で山尾志桜里議員の質問に答え「私は立法府の長であります」と答弁し、また翌日の参院予算委でも福山哲郎議員の質問に答え「私は、立法府の……」と言いかけて寸止めしている。それでいったんは「私が間違っていた」と謝罪したというのに、18年11月2日の衆院予算委での奥野総一郎議員とのやりとりの中で、またもや自身を「立法府の長」と述べた。直後に「行政府の長」と訂正し、謝罪したけれども、これを見ると安倍の憲法理解が中学生以下であることがわかる。こんな人に「憲法改正」とか何とか言われたくないという思いが募るのである。
ところで、私は気付いていなかったのだが、9日付東京新聞「本音のコラム」で前川喜平が書いているところによると、このような省庁トップへの「異例の人事」は文科省でも起きていて、官邸にお覚えめでたい藤原誠官房長は18年3月の定年を延長されて10月に事務次官に就き、そのため「官邸と距離を置く人物」だった本命の小松親次郎は退官したという。
こんなふうにして、首相が「三権の長」であるかに傲慢放題に振る舞う超憲法的政権は、もうお引き取り願いたいものである。
高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。
「三権の長」のごとく振る舞う超憲法的政権の異常人事|永田町の裏を読む https://t.co/s2uWF5h1D9 #日刊ゲンダイDIGITAL
— toripy (憲法守ろう) (@t_toripy) February 12, 2020
「三権の長」のごとく振る舞う超憲法的政権の異常人事
— KK (@Trapelus) February 12, 2020
この見え見えの小細工は、どうも菅義偉官房長官の仕掛けで、そこには実は自身が真犯人≠ナあるカジノ汚職疑惑にフタをしたいという思惑が働いているともいわれている。しかし、その低レベルの...
永田町の裏を読む 高野孟(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/dtyIcm1gfF
“安倍側近の不倫コンビ”和泉補佐官・大坪審議官の新疑惑を政府機関理事長が告発! 感染症研究などの予算80億円を自分の担当事業に投入
https://lite-ra.com/2020/02/post-5254.html
2020.02.13 和泉・大坪の安倍側近“不倫コンビ”の新疑惑を政府機関の理事長が告発 リテラ
厚生労働省HPより
安倍首相の側近である和泉洋人首相補佐官と厚労省の大坪寛子・大臣官房審議官の問題で、またも呆気にとられるような事実が判明した。先週、「週刊文春」(文藝春秋)に2018年9月の和泉首相補佐官のインド出張の際、同行した大坪氏のホテルの部屋を内部でつながった「コネクティングルーム」にするよう外務省から指示が出ていたことが報じられたが、なんと、2018年7月のミャンマー、9月の中国、11月のフィリピン出張でも、ふたりの部屋は隣同士でコネクティングルームだったと10日の衆院予算委員会で外務省の大臣官房参事官が認めたのだ。
和泉首相補佐官と大坪氏については、昨年8月、和泉氏が大坪氏を伴い京都大学iPS細胞研究所へ出張した際に京都観光へ繰り出し、和泉氏が大坪氏にかき氷を“アーン”と食べさせている現場を撮られている。また、京都以外でも、食事中に大坪氏の唇についたかき揚げを和泉氏が指で拭ったり、銀座で手を繋いだり、丸の内で和泉氏が大坪氏を後ろから抱きしめる様子が同誌にレポートされている。そして、今回発覚したコネクティングルームへの宿泊……。
しかも、この2人に持ち上がっている問題は、ただの不倫ではない。国民の税金を使って出張を“不倫旅行”に利用しているのという問題、そして、2人の不倫関係が人事や国策にまで影響を及ぼしているということだ。
実際、大坪氏が昨年7月に異例のスピード出世で厚労省審議官に抜擢されたのは和泉氏が強引に大坪氏を推した結果だといわれているが、不倫デートを楽しんだ京都大学iPS細胞研究所への出張では、和泉氏と大坪氏の2人がノーベル賞受賞者の山中伸弥所長に対して、来年から山中所長の取り組むプロジェクトに「国費は出さない」と言い放ち、大坪氏が「iPS細胞への補助金なんて、私の一存でどうにでもなる」と恫喝していたことがわかっている。この予算カットは、文科省が反対していたものを和泉氏が後ろ盾となるかたちで大坪氏が強硬に主張したものだ。
オープンな場で決めるべき予算の問題を密室で恫喝する。これだけでも2人とも辞職モノだが、問題はもっと根深いものであることがわかった。
じつは、こうした予算配分じたいが、行政内部でなんの手続きも踏んでいない大坪氏の独断専行であったことが、内部の公式の会議で明らかにされたのだ。しかも、大坪氏の予算配分での暴走は山中教授のiPS細胞プロジェクトの予算カットだけでなかった。大坪氏が緊急的な感染症対策に使われるような予算を、大坪氏が無理やり自分の担当するプロジェクトにつけたケースも明らかにされたのだ。
大坪氏の所業が暴かれたのは、厚労省、文科省、経産省と内閣府が所管する独立行政法人の審議会でのことだった。
周知のように、「健康・医療戦略室」は室長が和泉首相補佐官、厚労省の大坪氏が次長を兼任する、まさに不倫関係の舞台となってきた部署だが、もともとは、安倍政権が成長戦略のひとつとして医療関連産業の育成を掲げ、2013年に内閣官房に設置したもの。ただし、厚労省、文科省、経産省が支援する医学研究予算を集約させて効率的に配分するためには専門性と効率性が必要だとし、「健康・医療戦略の司令塔」として、内閣府の所管で独立行政法人日本医療研究開発機構(AMED)を発足させた。
今年1月9日、そのAMEDで理事長や専門委員、さらに大坪氏らも参加するかたちで、第10回AMED審議会が開かれたのだが、ここで委員や理事長から飛び出したのが、大坪氏の独断専行への批判だった。
■独立行政法人AMEDの審議会議事録に登場する委員と理事長の大坪審議官批判
そのことは、議事録にも出てくる。議事録を読むと、この日の審議会ではまず、専門委員で科学ジャーナリストの瀧澤美奈子氏が「週刊文春」が報道したiPSのストック事業にストップをかけた件に言及し、「こんな手続が許されているなら、今日のこのような会議も全く無意味ではないかと思います」「官邸主導の御旗を振りかざして予算や人事を握って一部の人間が行政をゆがめているのではないかという疑いが国民の間で今、広がっております。その説明責任をしっかり果たしていただかないと、この会議自体も全く無駄なものになると思います」と発言、大坪氏に説明を求めた。
だが、大坪氏は説明をすることもなく、瀧澤氏の問題提起が流されたかたちで議事が進むのだが、途中でAMEDの末松誠理事長が挙手し、こう述べたのだ。
「事実を申し上げたいと思っていることがございまして、昨年の7月以降、実質的にはそれより前から始まっていたかもしれませんけれども、大坪氏が次長になられてから、我々のオートノミーは完全に消失しております」
大坪氏が次長となって以降、AMEDのオートノミー=自律性が失われている──。さらに末松理事長はこうつづける。
「先ほど冒頭、瀧澤委員から非常に重要な御指摘がありましたけれども、事はiPS細胞ストック事業の問題だけではございません」
「健康・医療戦略室のイニシアチブのおかげでAMED発足してから最初の3年間あるいは3年半は非常に順調な運営ができたというふうに自分自身でも思いがございますけれども、各省の予算のマネジメントに関する相談等は全部健康・医療戦略室を通してやるようにということと、担当大臣とか政治家の方々とコンタクトをとるなということを大坪次長から言われております。その証拠も残っております」
「健康・医療戦略の司令塔」としてAMEDは発足したというのに、大坪氏が戦略室を通せ」「担当大臣とコンタクトをとるな」と命じ、すべて自分で牛耳ろうとしていると、理事長が自ら訴えたのだ。さらに末松理事長は、こうつづけた。
「令和元年度の後半戦の調整費がどういう運用の仕方をされたかということを次に申し上げますと、その80億前後のお金がですね」
ここまで話したところでAMED審議会会長の田辺国昭氏にさえぎられてしまったが、末松理事長が口にしたこの「80億前後の調整費の運用」こそが、大坪氏の新たな疑惑だった。
■感染症研究などに使うための80億円が大坪氏担当の「全ゲノム解析実行計画」に
AMEDには通常の予算とは別に、内閣府に計上される科学技術イノベーション創造推進費のうち175億円(2019年度見込み)が医療分野の研究開発関連の「調整費」として充当される。
この「調整費」はAMED理事長がプログラムディレクターらの意見を勘案して現場の状況・ニーズに対応する「理事長裁量型経費」と、健康・医療戦略推進本部による機動的な予算配分をおこなう「トップダウン型経費」の2つに分かれている。この「トップダウン型経費」は〈感染症の流行等の突発事由により、可及的速やかに研究開発に着手する必要が生じた場合〉や〈ある領域において画期的な成果が発見されたこと等により、当該領域へ研究開発費を充当することが医療分野の研究開発の促進に大きな効果が見込まれる場合〉(「医療分野の研究開発関連の調整費に関する配分方針」より)に配分されるものなのだが、2019年度まで執行されたことはなかった。
ところが、昨年11月にはじめて「トップダウン型経費」に88億4000万円が配分されたのだ。新型コロナウイルスなどの緊急的な感染症研究に使われたわけではない(時期的にも新型コロナウイルスが問題になる前だから当たり前だが)。約90%にあたる約80億円が厚労省の「全ゲノム解析実行計画」に使われることが、大坪氏の独断で決まったのだという。「全ゲノム解析実行計画」というのは、厚労省ががんと難病の患者を対象に、すべての遺伝情報(ゲノム)を網羅的に調べ、創薬などに活かそうというもの。医療産業に国際競争力をつけるという意味では重要だが、感染症対応のような緊急性や画期的な成果の発見があるわけではなく、「トップダウン型経費」の趣旨とはまったく違う。
にもかかわらず、こんな不可解な予算のつぎ込み方がされたのは、ほかでもない、この「全ゲノム解析実行計画」の厚労省でも取りまとめ役が大坪氏だったからだ。つまり、大坪氏は自分の省庁での担当のプロジェクトに金を優先的につぎ込むため、本来の使途を歪めるかたちで予算を充当しようとしていた。末松理事長はそのことを告発しようとしたのである。
実際、末松理事長は前述したように、いったん、田辺会長にさえぎられながらも再び挙手して、こうつづけた。
「先ほどちょっと申し上げた80数億のお金、多くはゲノム関連の調整費として使われますけれども(中略)現時点までは我々はディスカッションには一切参加しておりません。これはトップダウンですので、そのような仕組みになっています。このような仕組みはルールの範囲内ではあるけれども、AMEDから見ても極めて不透明な決定プロセスで中身が決まっております」
そして、末松理事長は、大坪氏のトップダウン型調整費の運用について、「利益相反になっている」と批判した。
「健康・医療戦略室の意思決定、トップダウン型の意思決定のプロセスというのは、明確に申し上げますと、大坪次長、現在は非常勤のAMED担当室長ということですけれども、かつ厚労大臣の審議官をやられております。そのような状況下で、研究者コミュニティーから見ると、研究費を応募した側と審査した側が同じになっているわけです。利益相反状態です。この利益相反状態で恣意的な省益誘導が行われたというふうに言われても反論のしようがないと思います」
■予算私物化のバックに和泉首相補佐官、国会で追及受けるも安倍政権は“和泉隠し”
前述したように、山中伸弥氏に対して大坪氏は「iPS細胞への補助金なんて、私の一存でどうにでもなる」と言い放ったとされているが、大坪氏は自身の “特権的地位”を利用し、自分がかかわる事業に予算を配分した。そう考えないわけにはいかないだろう。しかも、そこには“昵懇の関係”である和泉首相補佐官の存在が大きく影響しているのは間違いない。
実際、末松理事長の告発のあと、渡辺その子・戦略室次長は「随分事実に関する誤認が含まれてございますので」などと述べて説明をはじめるのだが、そのなかでこう語っているのだ。
「(専門家に)どういうトップダウン経費の使い方をするのが適切かというところで議論していただいた上で、室長は和泉補佐官ですね。室長を通して最終的に健康・医療推進戦略本部で決定しているものでございます」
「トップダウン型経費」は和泉首相補佐官を通して最終的に決定している──。ようするに、大坪氏による「恣意的な省益誘導」を和泉首相補佐官が通すという、国家予算の私物化がここでもおこなわれていたのだ。
「日経バイオテクONLINE」1月21日付の報道によると、問題の「ゲノム解析実行計画」の実用性に疑義が生じたことから調整費の執行は停止しているというが、和泉首相補佐官の権力を笠に着て大坪氏が国会予算を自分の思うままに配分しているのではないかという末松理事長による告発は、極めて重大な問題だ。なにしろ、ノーベル賞受賞者である山中教授のプロジェクトへの予算カットを独断で打ち出しただけでなく、実用性に疑義も呈されているような自分の担当プロジェクトに巨額の予算をつけようとしたのだ。
しかも、この「ゲノム解析実行計画」への不自然な予算投入の裏には、もっと深い疑惑があるとの見方もある。
いずれにしても、AMED理事長による重要な告発がおこなわれたというのに、国会では和泉首相補佐官を参考人として出席させるよう野党が求めても、それを与党がシャットアウト。その一方で“無能答弁”を連発している北村誠吾地方創生相を補佐する職員の出席を強行採決で決めてしまった。
都合の悪い人物は徹底的に国会招致を認めないのは安倍政権の常套手段だが、これには昨日の衆院予算委員会で立憲民主党の辻元清美議員が「(和泉氏は)加計学園の真実を知っているから厳しく処分できないんじゃないか」と追及。しかし、安倍首相はその後、「意味のない質問だよっ」と暴言ヤジを吐く始末だった。
“和泉隠し”でこの“不倫私物化”疑惑をスルーしたいのだろうが、前述したとおり、本来、「トップダウン型経費」は流行する感染症の研究開発などに使われるべき予算であり、まさに新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されるいまのような状況で真価を発揮すべきものだ。その予算をめぐって、新型コロナウイルス対応にもあたっている大坪氏と和泉首相補佐官が私物化しているとしたら看過するわけにはいかない。今後の徹底追及が必要だ。
(編集部)
安倍首相ヤジでまた国会紛糾「嘘つき」面罵の謝罪も拒否
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/268990
2020/02/13 日刊ゲンダイ
オトナげない(C)日刊ゲンダイ
「意味のない質問だよ」――。もう、うんざりだ。12日の衆院予算委員会でも安倍首相が自席からヤジを飛ばし、審議を紛糾させた。
あり得ない発言が飛び出したのは、立憲民主党の辻元清美議員の最後の質問の直後。「桜を見る会」など最近の不祥事に触れ、「タイは頭から腐る。社会、国、企業の上層部が腐敗していると残りもすぐに腐っていく。ここまできたら頭を代えるしかない」と非難されると、安倍首相はブチ切れ。吐き捨てるように冒頭の言葉を口にした。
驚いたことに、安倍首相はちっとも悪びれない。野党の猛抗議の後、次に質問に立った立憲の逢坂誠二議員に「罵詈雑言の連続。私に反論の機会が与えられず、テレビ付きで延々と繰り返された。ここは質疑の場であって、一方的に罵る場なんですか? これでは無意味じゃないか、と申し上げた」と答弁。ヤジを正当化してみせた。
この日は立憲の黒岩宇洋議員が「桜」の前夜祭を巡る論戦で安倍首相に「嘘つき」と面罵されたことについて撤回と謝罪を要求した。すると、安倍首相は「黒岩氏はテレビ入りの野党会合で『久兵衛の寿司が出た。1皿5000円の世界』と言った」とムキになって論点をすり替え、謝罪を拒否。「明らかな嘘」「流言の流布」と強弁し、逆に黒岩に謝罪を求める始末だ。
もはや安倍首相を除外しない限り、まともな国会審議は取り戻せない。
【報ステ】総理「意味のない質問だよ」ヤジで紛糾
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20200212-00000079-ann-pol
2/12(水) 23:30配信 ANN
国会では、『桜を見る会』の“前夜祭”に関する質問を続ける野党に対し、安倍総理は「非生産的。政策とは無縁のやり取りを長々と続ける気持ちは全くない」と述べた。
立憲民主党の辻元議員は、自衛隊を憲法に明記するための改憲案が、国民投票で否決されたら自衛隊はどうなるのか、ただした。
これに対し、安倍総理は「否決されたとしても、政府の見解として、国家固有の権能の中において、自衛隊が設置されているという考え方については変わらないということであり、合憲であることは変わらない」と述べた。
辻元議員が質疑の最後に「『鯛は頭から腐る』という言葉をご存じか。上層部が腐敗していると、残りもすぐに腐っていく。総理が“桜”“加計”“森友”とか疑惑まみれと言われているから、官僚に示しがつかない」と述べると、安倍総理は「意味のない質問だよ」とヤジを飛ばし、審議がストップ。
その後の質疑で、安倍総理は「(辻元議員の質問は)罵詈雑言(ばりぞうごん)の連続だった」として、国会論戦が「無意味になる」という主旨で発言したと釈明した。
野党側は「国会軽視だ」と抗議し、発言の撤回と謝罪を求めている。
12日、衆院予算委員会で安倍首相がヤジを飛ばし、審議が紛糾しました。立憲民主党の辻元清美議員に「タイは頭から腐る。社会、国、企業の上層部が腐敗していると残りもすぐに腐っていく。頭を代えるしかない」と非難され、大人げなくブチ切れたのです。 https://t.co/qHVczQiImF #日刊ゲンダイDIGITAL
— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) February 13, 2020
つけるクスリなし【首相のヤジで再び国会紛糾】「嘘つき」の謝罪も拒否 驚いたことに、安倍はちっとも悪びれない もはや安倍を除外しない限り、まともな国会審議は取り戻せない(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/durrsBjA1K
— KK (@Trapelus) February 13, 2020
難攻不落の安倍氏を追い詰めている野党は昭恵夫人とマルチ商法詐欺会社・ロゼッタホールディングスの関係もオモテに出すべき:安倍氏の急所は昭恵夫人
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/5750565.html
新ベンチャー革命2020年2月13日 No.2594
1.国会で野党に追及される安倍氏は、容易に自白しない犯罪容疑者のようだ
今、国会は大荒れですが、桜ゲート事件を中心に、安倍氏は確実に追い詰められています。
しかしながら、あの安倍氏は、容易に自白しない犯罪容疑者のように、執拗に否認し、簡単に事実を認める人間ではないこともよくわかりました。
検察がいまだに、安倍氏に忖度している現状では、野党が一丸となって、事実に基づいて、冷静に追い詰めて行くしかありません。
2.マルチ商法詐欺会社(48ホールディングス)幹部と安倍夫妻の記念写真を突きつけられても、まだシラを切る安倍氏
今の安倍氏は、マルチ商法詐欺師との記念写真を突きつけられても、知らない人物と平気でシラを切っています。
このような神経の人間が、いまだに、首相をやっていること自体がもう信じられませんが、ほんとうに、厚顔無恥な人間なのでしょう。
安倍氏の場合、顔見知りではない人間とも、何かの折に記念撮影に応じるでしょうから、東京新聞が掲載したマルチ商法詐欺会社の幹部とは、ほんとうに知り合いではない可能性はあります。
このままだと、安倍氏は、すっとぼけて、国会での野党からの追及を平然とかわす可能性が大です。
3.安倍氏の急所は、実は、昭恵夫人にある
安倍氏は、昭恵夫人を国会に呼ぶことを、死ぬより嫌がりますが、この昭恵夫人こそ、安倍氏を辞任させる最大の原動力となる可能性が大なのです。
そこで、野党は、安倍氏をダイレクトに攻めないで、昭恵夫人に着目すべきです。
彼女は、マルチ商法詐欺企業・ロゼッタホールディングスとの付き合いがあります。
こちらでは、彼女は、詐欺会社の広告塔になって、詐欺師にまんまと利用されています(注1)。
野党が本気で安倍氏を攻め落としたいのであれば、安倍氏の急所となっている昭恵夫人とマルチ商法詐欺会社の関係を徹底調査して、国会で追及するのが効果的です。
その際、ジャパンライフと48ホールディングスも合わせて、再度、追及すべきです。
注1:本ブログNo.1941『安倍昭恵夫人を広告塔に起用した詐欺会社が倒産、300億円の被害発生:天下無敵の居座り屋・安倍氏を失脚に追い込める最右翼の大物、それこそ昭恵夫人その人だった!』2018年2月21日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/2440036.html
関連記事
<東京新聞が1面トップ報道!>マルチ商法勧誘に首相夫妻との桜写真 業務停止命令の会社 「効果絶大」と会員に拡散
http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/596.html
研究者は“大坪問題”と…新型肺炎にも影落とす独断専行ぶり
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/268988
2020/02/13 日刊ゲンダイ
公費不倫疑惑も(左から和泉洋人首相補佐官、大坪寛子大臣官房審議官)/(C)日刊ゲンダイ
新型肺炎への場当たり対応で厚労省に批判が集まっているが、担当者としてたびたび公の場に登場するのが大坪寛子大臣官房審議官では、話にならない。
京大iPS細胞研究所の山中伸弥教授に国費の事業支援終了を突きつけるなど、医療分野の研究予算を削りまくってきた張本人だからだ。山中氏との面談は和泉洋人首相補佐官と出張。午前中に面談を終え、午後には仲良く京都観光を満喫した“公費不倫疑惑”も国会で追及されている。
日本医療研究開発機構理事長が名指しで批判
予算を巡って大坪氏が強権を振るったのはiPS細胞研究所だけではない。国立研究開発法人である日本医療研究開発機構(AMED)の関係者が言う。
「今年1月のAMED審議会で、末松誠理事長が大坪氏を名指しして『昨年7月に大坪氏が次長になって以降、我々のオートノミー(自立性)は完全に消失した』と批判する一幕があった。和泉補佐官が室長、大坪氏が次長を務める内閣官房健康・医療戦略室のトップダウンで不透明に物事が決められ、医療研究が適切に行われなくなっていると訴えたのです」
AMEDは医療分野の研究開発を総合的に推進する司令塔として2015年に設立。感染症のプロジェクトも行っている。総額1200億円程度の予算の中には、使途を決めずに財務省から予算措置される約80億円の「調整費」があり、これまで文科省や総務省などとも相談して運用してきた。その調整費の使途が大坪氏の一存で厚労関連の内容に決められてしまったというのだ。
「大坪氏は『大臣や政治家と勝手にコンタクトを取るな』とか『すべて健康・医療戦略室を通すように』などともAMEDに通告したそうで、さすがに自民党内でも『やり過ぎだ』と問題になった。和泉補佐官と大坪氏、どちらの意向なのかはハッキリしませんが、その独断専行ぶりは、関係者の間で“大坪問題”と呼ばれています」(自民党厚労族議員)
衆院予算委では、12日も和泉補佐官に大坪氏が同行した18年の4回の海外出張すべてで、隣り合わせたコネクティングルームに宿泊したことが問題視された。研究予算を削りまくる公費不倫疑惑の2人が、海外出張では高級ホテルの「内部でつながる部屋」に宿泊。公私混同としか言いようがない。
野党は和泉補佐官の国会出席を要求し続けているが、与党は官邸に忖度して却下。これでは国民は到底、納得できない。
新型肺炎への場当たり対応で厚労省に批判が集まっていますが、担当者が大坪寛子大臣官房審議官では、話になりません。京大iPS細胞研究所の山中伸弥教授に国費の事業支援終了を突きつけるなど、医療分野の研究予算を削りまくってきた張本人だからです。 https://t.co/p3Fa7gPnKj #日刊ゲンダイDIGITAL
— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) February 13, 2020
新型コロナにも影【医療研究者たちを悩ませる大坪問題】あの美魔女官僚に苦情殺到 新型肺炎への場当たり対応で厚労相に批判が集まっているが、担当者としてたびたび公の場に登場するのが大坪寛子大臣官房審議官では、話にならない 医療分野の研究予算を削りまくってきた張本人...(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/RNsa2yZ2za
— KK (@Trapelus) February 13, 2020
首相:共産党は暴力革命党。堂々いう首相に怖さを感じる。
https://31634308.at.webry.info/202002/article_9.html?1581596968
日本の首相が、未だに共産党を国会で暴力革命の政党だと述べている。これを真面目に言うスタンスに怖さを感じる。前記の話は昭和26年から28年の事例を基に、今もそのまま変わらないと答えている。また、こんな質問をする維新もどうしようもない党である。自民より右寄りである。
別に共産党員ではないが、この発言は酷い。志位委員長が怒るのも無理はない。こういうことを平気でいうのは安倍首相が偏った思想、偏った考えを持っているからだ。そこには彼の差別意識がそうさせると思っている。
つまり、自分にしっぽを振らない者は、川の向こうの人、あちら側の人であり、自分たちと違う人たちと言う。仲間意識は極めて強い。加計、森友、桜、準強姦した山口の逮捕の回避についても基本は自分が好きな人、自分に益がある人に便宜を計ったことが原因である。こういう偏った男が日本首相に居座ることは失われた時間を延長するだけだ。
共産 志位委員長「暴力革命とは無縁」首相答弁に反論
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200213/k10012284111000.html
2020年2月13日 18時29分
衆議院本会議で、安倍総理大臣が共産党について「現在も暴力革命の方針に変更はないと認識している」と答弁したことについて志位委員長は、党は暴力革命とは無縁だと反論しました。
13日の衆議院本会議で日本維新の会の議員が、共産党が破壊活動防止法の調査対象団体となっている理由を質問したのに対し、安倍総理大臣は「昭和26年から28年ごろにかけて党組織や党員が殺人などの暴力主義的破壊活動を行った疑いがあり、現在も暴力革命の方針に変更はないと認識している」と答弁しました。
これについて共産党の志位委員長は記者会見で「かつて党が分裂した時期に一方の側が取った誤った行動があったが、党を統一した段階で『間違っていた』ときっぱり否定している。暴力革命とわが党とは全く無縁だ。断固、抗議する」と反論しました。
そのうえで安倍総理大臣の答弁は去年、衆議院総務委員会での公安調査庁長官の答弁と同じ内容だと指摘し、「本会議の場で総理大臣が壊れたレコードのような反共デマ、掛け合い漫才を性懲りもなく繰り返した」と批判しました。
http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/621.html
木内みどりさん偲ぶ会 れいわ育ての母惜しむ
https://tanakaryusaku.jp/2020/02/00022369
2020年2月13日 17:41 田中龍作ジャーナル
木内さんの遺影を見詰める落合恵子さんと小出裕章・元助教。=13日、都内 撮影:田中龍作=
昨年11月急逝した脱原発活動家にして女優の木内みどりさん(享年69)を偲ぶ会がきょう、都内であった。
参加者の顔ぶれに故人の人柄が投影されていた。ごく一部の人士を除けば名誉や権力に恬淡とした人たちだった。著名な芸能人といえども安倍首相と食事に行ったりしない。
落合恵子さんと共に遺影を見つめる紳士がいた。頭に白いものが混じる。京大原子炉実験所の小出裕章・元助教(70歳)だ。
福島の原発事故(2011年)直後から木内さんと脱原発活動を共にしてきた。
小出元助教が「原子力の暴走を許した国民にも責任がある。騙された国民にも責任がある」と話すと、木内さんは「騙された自分にも責任がある。私にできることは何でもやる」と応じた、という。
「(木内さんは)全力疾走で駆け抜けて行った」。小出元助教は故人を惜しんだ。
「みどりさんとは最近会ってないという感覚でいた。でも今日ここにきて遺品や遺影を見ると・・・」。山本太郎は目頭をおさえた。=13日、都内 撮影:田中龍作=
脱原発にかける木内さんの真骨頂は選挙で発揮された。脱原発候補の応援には手弁当で出かけるのだ。
衆院・鹿児島2区補選(2014年)が忘れられない。木内さんは山本太郎率いる「新党ひとりひとり」(れいわの前身)の女性候補を応援した。
選挙期間中ずっと張り付き、ウグイス嬢を買って出た。
至近距離で有権者の目を見つめながら「選挙に行って●●候補って書いて下さいね」と語りかけるのだ。
山本の選挙には絶えず木内さんの姿があった。
御存知のように山本は「原発反対」を唱えたために芸能界を追われた。それでも木内さんは怯まずに山本に寄り添い、原発反対を唱え続けた。革命家の一面もあった。
山本は「僕以上に空気を読まない人」「こんな自由な人、見たことない」。
「木内さんのような大人が育つ国にしたい。木内さんに胸を張って報告できるように社会の変革に努めたい」と声を詰まらせた。
田中の電話帳には木内さんの電話番号が入っている。間違って掛けたりすると「は〜い、龍作さん、どうしたの?」と張りのある声が聞こえてきそうだ。
れいわ誕生の前触れとなった東松山市長選挙。木内みどりさん(左)は安冨歩候補の応援に張り付いた。=2018年7月 撮影:田中龍作=
〜終わり〜
新記事『木内みどりさん偲ぶ会 れいわ育ての母惜しむ』
— 田中龍作 (@tanakaryusaku) February 13, 2020
山本太郎は「木内さんのような大人が育つ国にしたい。木内さんに胸を張って報告できるように社会の変革に努めたい」と声を詰まらせた。https://t.co/fSFeYg4MVU
=13日、都内 撮影:田中龍作= pic.twitter.com/umK2ZnT46u
涙もろい人は、この世の沢山の悲しみや苦労を見て接して来た証。
— れいわ新選組鬼殺隊、京都組mn #京都1区 (@mn23431277) February 13, 2020
『報ステ』政権忖度で首を切られたスタッフに支援の動き! 番組関係者から「萎縮がテレ朝の目的か」「報道が機能しなくなる」の声
https://lite-ra.com/2020/02/post-5255.html
2020.02.13 『報ステ』政権忖度で首を切られたスタッフたちに支援の動き! リテラ
『報道ステーション』公式Facebookより
テレビ朝日の『報道ステーション』で、これまで番組のジャーナリズムを支えてきた約10名の社外スタッフが昨年末、突如、今年3月いっぱいでの契約打ち切りを宣告された問題。きょう13日、永田町の衆議院第一議員会館内で「『報ステ』を問う」と題した緊急院内集会が開かれた。主催は、新聞労連や民放労連などのメディア関連労組がつくる「日本マスコミ文化情報労組会議」。集会では、契約打ち切りを告げられた複数の当事者、テレ朝社員たちのコメントが紹介された。
「今日何を伝えるべきか、世の中に届けなければならないことは何か、時には闘いながら、毎日の放送を出してきました。しかし今回の事態は、そうした現場スタッフの姿勢を否定するものだと受け止めざるを得ません。ひいては、視聴者の方の知る権利を奪い、報道機関としての役割を果たすことができなくなるのではないかという危惧を覚えます」(当事者の声)
「少しでも政治や社会や日本がよくなればとの思いで、番組のため10年以上尽くしてきたのにまるで使い捨てされたようで残念です」(当事者の声)
「テレ朝側は今回の措置は雇い止めではないと主張しているが局内で働く多くの社外スタッフは誰もがその言葉を信じてない状況です」(当事者の声)
「10人以上もそれもベテランでそれぞれの課題に精通しているディレクターやデスクで、それを一度に派遣切りするのは、番組を崩壊させるのと同じです。長く番組を担当しているのは、それだけの能力を備えているからです。番組は続いても内容が劣化してしまいます」(テレ朝社員)
あらためて問題を振り返ろう。本サイトでもお伝えしてきたように、『報ステ』では前MC・古舘伊知郎の降板以降、徐々に政権批判色が薄れているが、とりわけ、2018年7月に早河洋会長の“子飼い”と言われる桐永洋氏がチーフプロデューサーに就くと、政権批判や原発報道などを極端に減らし、スポーツなどをメインに据えた“ワイドショー路線”に舵を切る。小川彩佳アナウンサーは番組から追放され、早河会長お気に入りの徳永有美アナがMCに抜擢。金曜日にいたっては安倍応援団の野村修也氏をコメンテーターに起用するなど、『報ステ』は骨抜きにされてしまった。
ところが昨年8月、その桐永CPが女性アナウンサーやスタッフへセクハラを繰り返していたことが表沙汰になる。結果的に桐永氏はCP解任となるが、このときテレ朝が下した処分自体は、出勤を3日間停止する「謹慎」という大甘なものだった。
このセクハラ問題の後、後任CPには鈴木大介氏が就くのだが、昨年12月、今度は番組内の「桜を見る会」問題を伝えるニュースのなかで、自民党の世耕弘成・参院幹事長がコメントを「印象操作」されたなどとし、Twitter上で『報ステ』を恫喝するという事件が発生。当時、本サイトでも検証したように(https://lite-ra.com/2019/12/post-5140.html)、これは明らかなイチャモンとしか言いようがない報道圧力だったが、テレ朝上層部は完全に屈服。報道局長が自民党の幹事長質を訪れて謝罪、番組放送内でも世耕氏に「お詫び」をする事態になる。
そうしたなかで昨年12月、前述のベテラン社外スタッフたちの契約打ち切りが、テレ朝側から告知されたのだ。
院内集会での説明によれば、12月20日の『報ステ』本番終了後の反省会で、佐々木毅・報道番組センター長が「体制刷新」を説明。今年3月いっぱいでの鈴木CPの交代と。正社員スタッフ6名を1月1日付で異動することを発表した。CPが就任わずか7カ月で替わるというのは事実上の“更迭”で、1月の社員異動も異例のことだが、さらに番組側は前述のとおり、社外のベテランスタッフ約10人との契約終了を宣告したのである。
■“報ステジャーナリズム”を支えたスタッフ切り! 番組に広がる異論・告発封じ、萎縮の空気
2月13日「『報ステ』を問う」緊急院内集会の模様
言っておくが、この社外スタッフたちは、これまで『報ステ』の気骨ある原発報道や沖縄米軍基地報道などを支えてきたベテランで、番組のジャーナリズムの屋台骨と言える存在だ。しかも、昨年12月の「世耕圧力事件」で問題視されたVTRに、この社外スタッフたちは一切関与していなかった。それが突然、まるで「世耕圧力事件」でのCP更迭に巻き込むかのように「3月いっぱいでクビ」と宣告されたのだから、あきらかにおかしいとしか言いようがないだろう。
院内集会での説明によれば、社外スタッフの派遣切りを受けて、テレ朝に労組が会社側と交渉。テレ朝側は「誠意を持って丁寧に説明する」「次の職場を早めに確保する」「派遣料は同額を保証する」などと労組側に約束したというが、いまだに社外スタッフの多くは次の職場が決まっていないという。
番組リニューアルを名目に、政権批判も厭わない番組作りを支えたスタッフを切る。これは、早河会長らテレ朝上層部が政権を忖度し、『報ステ』の政権批判色を完全に潰そうということではないのか。実際、この『報ステ』の人事問題を取り上げた「週刊文春」(文藝春秋)1月2日/9日号は、早河会長が周囲に「古舘(伊知郎)時代からの問題児がたくさんいるからなあ」と漏らしていたと伝えている。
さらに、桐永前CPのセクハラ問題の際、内部から告発の動きが出ているのをテレ朝上層部と電通が問題視したことも、社外スタッフの派遣切りと無関係ではないだろう。政権批判もいとわない気骨ある社外スタッフを内部告発の「犯人」と決めつけ、タイミングをはかって番組から追放しようとしたとの見方が流れているのだ。一般論として、内部告発を理由に解雇するのは公益通報者保護法に違反する行為だ。しかも、仮にスタッフが番組内の問題を他メディアにリークしていたとしても、それは、通常のジャーナリズムにおける“自浄作用”というものだろう。むしろ、上層部がスタッフをガチガチに管理し、外部へのリークができないような報道機関こそ公益性を捨てていると非難されるべきだ。
■昨年の同時期に比べ国会報道は半減! “報ステジャーナリズム”崩壊の危機
いずれにしても、社外スタッフ切りの宣告は、すでに番組へ影響を与えている。院内集会で紹介された番組関係者のコメントは、この件によって萎縮している心境を赤裸々に吐露するものだった。
「今回のことについて、番組幹部からいまだ説明がなされていないため、スタッフの間には不信感と同時に不安も蔓延している。今後は『番組の方向性が間違っているのでは』と思ったとしても、発言は控えてしまうかもしれない。これがテレ朝の最大の目的だったのではないかとも思ってしまう。報道の現場として機能しなくなるのでは」(番組関係者)
実際、本サイトが先日の記事でお伝えしたように、社外スタッフの派遣切り宣告後、番組では「桜を見る会」関連や黒川弘務・東京高検検事長の異例の定年延長問題など、政権批判に繋がる報道が目に見えて減少している(参考https://lite-ra.com/2020/02/post-5251.html)。院内集会のなかでも、年明け後の通常国会の報道時間が昨年の同時期に比べて半減しているというデータが示されていた。明らかに『報ステ』のジャーナリズムは潰されようとしているのだ。
院内集会には、元TBSで『報道特集』キャスターの金平茂紀氏がビデオメッセージを寄せ、こう語っていた。
「去年までだったら『ひどいけど、他の局で起きていることだから黙っていようか』と思っていたかもしれません。ただ、気持ちが変わりました。『報道ステーション』の職場で起きていることは、日本の放送局、テレビ局のどこでも起こりうることだなと思っています。それはなぜか。番組づくりや報道に関わっている人たちのなかで、それなりの権限を持っている人たちが、恐ろしいほどのスピードで、腐敗というか劣化というか、堕落が起きていると思っているからです」
「メディアをめぐる状況はいま、ある意味で暗黒の時代を迎えていると言っていいかもしれませんけれども、暗黒の時代だからといって沈黙しているというのが一番、僕はいけないことだと思います。だから、このビデオメッセージを送ることにしました」
いま、『報ステ』で起きている社外スタッフ切りの問題は、決して、ひとつの報道番組だけの問題ではない。こんな暴挙が見逃されれば、視聴者の知る権利はどんどん奪われ、安倍政権を礼賛する官製報道か、芸能人の不倫や一般人の炎上・ご近所トラブルのような卑近な話題しかテレビで流れなくなってしまうだろう。このままではテレビ朝日は完全に死んでしまう。次はTBSなど他の民放だ。座視している場合ではない。
(編集部)
辻元清美命名、和泉&大坪の海外出張は「税金ラブラブ旅行」
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2020/02/post-7c6c9a.html
2020.02.13 まるこ姫の独り言
辻元清美の質疑は、安倍首相のあってはならないヤジを引き出したが、質疑の中で和泉補佐官&大坪官房審議官の海外主張は、「税金ラブラブ旅行」だとの命名もしている >辻元氏、和泉&大坪両氏の「税金ラブラブ旅行」指摘 2/12(水) 21:30配信 日刊スポーツ >和泉洋人首相補佐官と厚労省の大坪寛子官房審議官が、海外出張先のホテルで、内部から互いの部屋を行き来できる「コネクティングルーム」に宿泊していた問題が、12日の衆院予算委員会で取り上げられた。 >立憲民主党の辻元清美議員は「税金を使ってラブラブ旅行していたのではないかという疑いも出ている」と指摘。「和泉さんが部屋に入れたならパワハラかセクハラ、合意の上なら職権乱用だ」として安倍晋三首相に「けじめをつけてほしい」と求めた。 安倍首相は、「コロナウイルスに没頭していたので知らない」と逃げているが、コロナウィルスに没頭していた割には、いつまでたっても対策が後手後手だ。 プリンセスダイヤモンド号の、乗組員相部屋対策に無頓着だったり、乗員全員検査は未だに行われていない。 素人でも、感染力の強いウィルスが対象なのに相部屋は無いと思うし、全員検査は必須だと思うが、未だに船に押し込めておけば解決したかのような対応だ。 この期に及んだら、もう中国全土に範囲を広げてウィルス検査を一刻も早くやらなければいけないのに「湖北省、浙江省」しばりに拘っているようだし。 コロナウィルスに没頭していてもこの程度だとすれば、辻元の質疑を逃げるための言い訳としか考えられない。 昨日の質疑、辻元が和泉と大坪の関係を追及していたが、この写真は、どう見ても一線を越えた男女の仲としか見えない。 れぞ「税金ラブラブ旅行」だ(笑) 補佐官と官房審議官の関係だけだったら、自分(和泉)のスプーンであーんとはいかないだろう。 公的な出張なのに、やっている事は私の部分だし男女の仲だ。 出張に行った先で、こういう行為が行われても、大坪はしらを切りとおす。 和泉は国会に出て来ず、大坪だけが答弁をしていたが、4回ものコネクティングルーム出張にしても、どうして内部で繋がる部屋が必要なのか。 大坪の合理性のある答弁は聞けていない。 大坪は答弁で、「部屋の配置については、基本的には、外務省が作ってくださる配置に従っている」と言っていたが、外務省の担当が「部屋割りについては、補佐官室から指示があった」と言い、すぐさま嘘がバレる。 大坪が主治医で和泉の健康面で心配しているとしても、隣室2部屋を用意すればよいし、しかもこの二人は男女なんだから疑われるような事をすべきではない。 この二人の行動は、税金を使った不倫旅行と言われても仕方がない。 ネットでは、そんなに健康面で不安のある人間が補佐官と言う激務に耐えられるのかと言う意見が圧倒的だ。 それにしても芸能人の不倫には朝から晩まで面白おかしく問い詰めまくるワイドショーだが、この税金を使った不倫旅行を朝から晩まで問い詰めまくって来たのだろうか。 安倍政権は税金をなんと考えているのだろう。 あっちでもこっちでも、税金私物化が甚だしい。 衆議院 2020年02月12日 予算委員会 #10 辻元清美(立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム) ※37:43〜 辻元議員質疑、和泉洋人首相補佐官、大坪寛子官房審議官が「コネクティングルーム」に宿泊 再生開始位置設定済み 関連記事 安倍首相補佐官 海外出張でも公私混同の疑い 厚労省女性幹部とコネクティングルーム宿泊(文春オンライン) http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/464.html |
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2020年2月