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乗客172人を乗せた旅客機が、シリアにあるロシア基地に着陸 イスラエルによる攻撃の影響で
2020年02月07日 15:48(アップデート 2020年02月07日 16:03)
シリアの首都ダマスカス郊外で、乗客172人を乗せた旅客機が着陸しようとした際、イスラエルの攻撃を撃退するシリアの防空システムに撃墜されそうになり、近郊のロシアのフメイミム基地に着陸した。ロシア国防省のコナシェンコフ報道官が発表した。
コナシェンコフ報道官によると、6日深夜2時すぎ、イスラエル空軍のF-16戦闘機4機が、シリアの空域に入らずにダマスカス郊外に対して空対地ミサイル8発による奇襲攻撃を開始した。
シリア政府軍は、イスラエルの攻撃を撃退するため、防空システムを活用した。
この時、ダマスカス国際空港の周辺では、乗客172人を乗せた旅客機エアバスA320型機が着陸進入していた。
旅客機は、無事にシリアの防空システムの迎撃範囲を出て、最寄りの代替飛行場であるフメイミム基地に着陸した。
コナシェンコフ報道官は、世界中で旅客機の動きはよく知られているフライト・レベルで行われており、これはイスラエルのレーダー機器も明確にとらえていると強調した。
1月11日、イラン軍は乗客乗員176人が搭乗したウクライナ国際航空のボーイング737-800型機を撃墜した。旅客機はイランの軍事施設の近くを通過したため、「敵性の標的」と誤認された。
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