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2020年2月01日00時08分 〜
記事 [政治・選挙・NHK269] 安倍自民党が新型肺炎の不手際対応を「憲法に緊急事態条項があれば」と改憲にスリカエ!玉川徹は「問題は政府の能力」「どさくさ紛れ」と批判(リテラ)
安倍自民党が新型肺炎の不手際対応を「憲法に緊急事態条項があれば」と改憲にスリカエ!玉川徹は「問題は政府の能力」「どさくさ紛れ」と批判
https://lite-ra.com/2020/01/post-5235.html
2020.01.31 川徹が安倍自民党の新型肺炎利用の改憲利用を批判! リテラ

    
    31日放送『羽鳥慎一モーニングショー』に出演する玉川氏


 安倍政権が新型コロナウイルスによる肺炎への対応の杜撰さ、遅れを露呈させつづけている。安倍首相は今朝になって感染症法に基づく「指定感染症」と検疫法の「検疫感染症」に指定する政令施行を2月7日から明日に前倒しすること、中国・武漢からの帰国者のチャーター機利用の自己負担を政府が負担にする方向で検討すると発表したからだ。

 本日31日、本サイトでもお伝えしたように、政府は第一便のチャーター機で帰国しホテルでの経過観察を希望した帰国者に対して部屋数不足を理由に「相部屋」を強要し、相部屋になった人のなかから2人に感染が確認されるという事態を招いた。さらには経過を観察するために必要な体温計まで足りておらず、昨日15時までは検温できなかった人がいたことも発覚している。

 安倍政権には危機管理意識が欠如しているとしか言いようがないが、しかし、そんな後手後手の対応をしておきながら、安倍自民党は問題をすり替え、「憲法に緊急事態条項があればこんなことにはなっていない!」と大合唱をはじめている。

 たとえば、29日には自民党の中谷元・元防衛相が谷垣グループの会合で、政令施行の2月7日まで強制入院措置が取れないことに触れ、「法律を守り人が死ねば元も子もない。非常事態や緊急事態の場合は検査、隔離、監視、拘束する必要がある」「法律で対応できれば一番いいが、できないとなれば改憲議論が必要だ」と述べたという(産経ニュース1月29日付)。同様に、伊吹文明・元衆院議長も30日におこなわれた二階派の会合で、「緊急事態の一つの例。憲法改正の大きな実験台と考えた方がいいかもしれない」と話し、「(施行までに)周知期間を置かなくてもいいことにするためには、憲法を変えてもらわないとできない」と言及した(東京新聞1月31日付)。

 また、松川るい参院議員も昨晩、〈予算委では、新型コロナウィルスについて指定感染症の施行を早めるべきとの声が相次ぎました。憲法に緊急事態条項があれば!〉とツイート。さらに本日午前には、小泉進次郎環境相が会見でこうした意見が出ていることについて、「私は憲法改正論者だ。社会全体の公益と人権のバランスを含めて国家としてどう対応するか、問い直されている局面だ」などと述べて追随した。

 まったく何を言っているんだか。松川氏や伊吹氏の「緊急事態条項があれば政令施行日を早められるのに」という主張は、本日、安倍首相が前倒しを決定したように、緊急事態条項がなくても可能な話だ。だいたい、政令施行の前倒しは、国民民主党・森ゆうこ参院議員が参議院法制局に確認したところ、制定日と施行日が一緒にしても結果として適法であるという判断が最高裁でなされていると昨日30日の参院予算委員会であきらかにしていた。それを「違法・適法の問題ではない」と言って施行前倒しを拒否したのは安倍首相だ。

  しかも、そもそも今回の新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、憲法を改正して緊急事態条項を設ける必要など、まるでない。実際、専門家がそう断言しているのだ。

 今朝放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)では、司会の羽鳥が「(入国者に検査は)強制できないですよね?」と述べると、元国立感染症研究所研究員である岡田晴恵・白鴎大学特任教授が「いや、できます」と言い、こうつづけた。

「1月28日に(新型コロナウイルスによる肺炎を)指定感染症にして、それから検疫感染症にしているんです。だから疑わしきは検査できるんですね。これが、法律の運用が1月28日に決まって10日間の空間があるんですが、2月7日からはそうなります。だから憲法改正は関係ないんです。いま私たちが望むことというのは前倒しをして運用してくれっていうだけで解決します」

 この発言のあと番組では速報として、政府が施行の前倒しを検討していると発表したことを伝えたのだが、つまり、感染症の専門家も現行法で対処できる問題だと見解を示したのだ。

 実際、検疫感染症に指定されたことで、法律上、感染が疑われる入国者に対しては検査を指示することができる。また、2013年に施行された「新型インフルエンザ等対策特別措置法」を適用すれば、さらなる措置も可能となる。この特措法による措置としては入国者の検疫強化(隔離・停留・健康監視等)が実施されるほか、不要不急の外出の自粛要請や検疫のための病院・宿泊施設等の強制使用、臨時医療施設開設のための土地の強制使用などが指示できるようになるといったようにかなりの強制力がある。この特措法じたい広汎な人権制限が定められているという問題があり、当然、運用には慎重さが求められる内容だが、緊急事態条項を新たに憲法に盛り込まずとも、すでに現行法で十分対応は可能なのだ。

■玉川徹は「問題は政府の能力」「能力の低い政府が緊急事態条項を行使するほうが恐ろしい

 にもかかわらず、安倍首相が後手後手の対応をとっておきながら、国民の不安につけ込んで「憲法改正をして緊急事態条項を設ければ対応できる」と叫ぶ安倍自民党……。姑息にもほどがあるが、こうした安倍自民党のやり口について、『モーニングショー』では玉川徹氏がこう痛烈に批判した。

「先生がおっしゃったように、今回の問題にかんしては憲法の問題ではないですね。すでに法律はあって運用の問題だと。仮に法律が足りなかったとしても、それは内閣が各法を出して国会で議決すればいいだけの話」
「こういうどさくさ紛れのところに、ほかの自分たちの野望をこの件で実現させようという動きというのは、僕は不誠実だと思います。はっきり言って。いまなにが問題かというと、政府の対応が後手に回っていたり、不十分だったりしているという政府の能力の問題が重要なんであって、これ仮に緊急事態条項が憲法にあったとして、そういう能力の低い政府・政権がそんな諸刃の剣を持っていたら一体何をやらかすかっていう、僕はそっちのほうがよっぽど心配ですよ」

 まさに玉川氏の言うとおりだろう。そもそも、症状がない人の感染が確認されたいま、重要なのは、今後の感染拡大に備えた専門医療機関や保健所といった医療体制の強化であり、そして国民に無用な不安を煽らず、感染を防ぐための手洗い、うがい、マスク着用といったすぐにできる対策をさらに周知徹底させることだ。

 だが、憲法改正をしたくてたまらない安倍首相にとっては、これほどの「渡りに船」もない。実際、安倍自民党の動きと連動して、御用メディアの産経新聞はさっそく「新型肺炎 憲法の「緊急事態条項」新設論が活性化」などと改憲を煽る記事を掲載。日本会議政策委員である百地章・国士舘大学特任教授が感染症対策について「綿密に対応するには法律だけでは不十分で、憲法に根拠規定を置く必要がある。議論が深まれば国民も重要性を考えるようになるだろう」とコメントしている。ようするに、百地氏をはじめとする日本会議系の極右論客たちはこれまでも東日本大震災を利用して「緊急事態条項」の必要性を声高に叫んできたが、今度は新型コロナウイルスを利用しようと乗り出しているのだ。

 しかし、自然災害に対しては災害対策基本法などの現行法で対応が可能なように、新型コロナウイルスも現行法で対応できるものだ。混乱に乗じた改憲派の卑劣な手口に、ゆめゆめ騙されてはならない。

(編集部)










http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/355.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 安倍政権の新型肺炎対応が杜撰!帰国者に「相部屋」強要で感染拡大の可能性も リテラ
安倍政権の新型肺炎対応が杜撰!帰国者に「相部屋」強要で感染拡大の可能性も
リテラ 2020.01.31 
https://lite-ra.com/2020/01/post-5234.html
ttp://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/341.html
    
 新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大が懸念されるなか、唖然とするような政府の杜撰な対応が問題になっている。今月29日に第一便のチャーター機で中国・武漢から帰国した人のうち3人が新型コロナウイルスに感染していたことが昨日30日わかったが、そのうち2人は国が用意したホテルで「相部屋」を強要され、それぞれがほかの帰国した人と同じ部屋に宿泊していたというのだ。

 第一便のチャーター機で帰国した人は206人いたが、そのうち経過観察のためホテルへの一時滞在を選んだ人は191人いた。だが、政府はそもそも帰国者のための部屋を140部屋しか用意していなかったのである。

(阿修羅内の引用ですので、以下は省略)
−−−−−−−−−−−−−−−
 同じ事象の続報ですが、こちらのほうがよほど「驚愕!」でした。
 206-140=66ですから、政府は66人以上の人は帰宅するだろう、と考えていたわけでしょう(まさか最初から相部屋を想定していたとしたら……)。

 「帰宅組」への検査態勢はどうだったのでしょう?
 即入院が12人いたとのこと(元記事)ですから、206-12=194、つまり「検査拒否」した3人というのは、帰宅を希望した人達だったわけです。 そりゃ相部屋と言われりゃ、帰りたくなる人も出て当然ですね。
 おそらく、その場で検査する準備をしていなかったと思われます。
 またホテルで「体温計が不足していた」とありますが、140人分しか用意しなかったのでしょう。
 その挙げ句、相部屋を強要された人のなかに感染が確認された……驚愕の事態です。

 こういう事実関係を踏まえれば、政府の対策が全く場当たり的・イイ加減なものであったことが明らかですし、やり玉に挙げられた3人を非難するのは全くのお門違いであるわけです。

http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/356.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 湖北省滞在の外国人、すべて入国拒否 1日午前0時から 首相「前例のない対応」(産経ニュース)
産経ニュース 2020.1.31 19:17
https://www.sankei.com/life/news/200131/lif2001310068-n1.html

 安倍晋三首相は31日夕の新型コロナウイルス感染症対策本部会合で、入国の申請日前14日以内に武漢市を含む中国湖北省の滞在歴がある外国人の入国を拒否することについて、「前例のない対応」とした上で「無症状にも関わらず、ウイルスの陽性反応が出た人がいる事実」を踏まえた対応だと説明した。入国拒否などの措置は2月1日午前0時に発効する。

 首相は会合で、水際対策の実効性を高めるため「当分の間、入国の申請日前14日以内に湖北省における滞在歴がある外国人、または湖北省発行の中国旅券を所持する外国人については、特段の事情がない限り、出入国管理法に基づいて入国を拒否することとする」と述べた。
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 お、そうきなすったか。
 そのうち中国全土対象にするかも……習近平来日は4月、さてどう折り合いを付けるやら。 その前に内閣総辞職させなくちゃ、ですが(笑)
http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/357.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 「火事場泥棒やろうとしてる」、山本太郎がコロナウイルスに乗じた改憲をけん制 高橋清隆の文書館
冒頭、報道陣の質問に答える山本氏(2020.1.31筆者撮影)


元記事http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2025896.html
http://


 新型コロナウイルス感染騒ぎに乗じて憲法に緊急事態条項を盛り込む改正をしようとする動きに対して、れいわ新選組の山本太郎代表は1月31日、松山市内で開いた市民との対話集会で「火事場泥棒をやろうとしている」などとけん制した。


 新型コロナウイルス感染が急拡大した中国湖北省武漢市から帰国した邦人から陽性反応が確認されていることに関連し、自民党の伊吹文明元衆院議長は30日の二階派会合で「緊急事態の一つの例。憲法改正の大きな実験台と考えた方がいいかもしれない」と発言したほか、同党の松川るい参院議員は「憲法に緊急事態条項があれば!」とツイート。維新の馬場伸行幹事長も28日の衆院予算委員会で感染対策のため緊急事態条項の議論が必要だと訴えている。


 愛媛県総合社会福祉会館で開かれた「おしゃべり会」で、筆者はこうした言動に対する考えを尋ねた。


 山本氏は約280人の参加者に向け、2012に自民党が発表した『日本国憲法改正草案』に言及。「憲法とは何かを全く理解してない間抜けな内容。憲法が権力を縛る存在であるのが普通なのにもかかわらず、憲法で人々を縛る内容になっている」と酷評した。


 自民党は憲法改正の4項目として@自衛隊の明記A緊急事態条項B合区解消・地方公共団体C教育充実、を挙げている。山本氏は「その中で一番やばいものは、もともと憲法の中になく、新設した緊急事態条項」と述べ、同草案を説明した。


 草案第98条1項は、次の通り。


 「内閣総理大臣は、我が国に対する外部からの武力攻撃、内乱等による社会秩序の混乱、地震等による大規模な自然災害その他の法律で定める緊急事態において、特に必要があると認めるときは、法律の定めるところにより、閣議にかけて、緊急事態の宣言を発することができる」


 つまり、有事や大規模災害などが発生したときに、首相に一次的に緊急事態に対処する権限を付与することを規定している。その権限は「緊急事態の宣言の効果」として次の99条に書かれている。


 「緊急事態の宣言が発せられたときは、法律の定めるところにより、内閣は法律と同一の効力を有する政令を制定することができるほか、内閣総理大臣は財政上必要な支出その他の処分を行い、地方自治体の長に対して必要な指示をすることができる」


 非常時には国会に諮ることなく、内閣がルールもお金も自治体も好きなように操ることができる。


 山本氏は「三権分立を1つにする。そんなことをすれば、時の権力者が間抜けだった場合、被害が拡大する恐れがある」と批判。「例えば災害のとき、権限を地方に移譲しながらいかにその地方をバックアップできるかを国が考えるような形にしなければいけないが、権力者によっては独裁的運営ができてしまうだろうし、才能無き者たちが権力を握れば、二次、三次の複合災害につながっていく恐れがある」とけん制した。


 「コロナウイルス感染を利用して緊急事態条項が必要だという空気を醸成しようとしているやからたちがいる。でもちょっと待って。日本側の対応は大丈夫だったか」と疑問視。


 チャーター便で帰国した邦人に片道分約8万円の負担を当初求めたことや、191人が宿泊した千葉県勝浦市内のホテルでは140室しか提供されず、残りは相部屋だったこと、検査に同意しない2人をそのまま帰したことなどを挙げた。


 その上で、「はっきり言って、非常事態のとき、それを掌握できる才能を持ち合わせていない人たちが、コロナウイルスという言葉を持ち出して緊急事態条項が必要だって。おまえ、何? 火事場泥棒やろうとしてる人だというだけの話。寝言は寝てから言え」と突き放した。


 伊吹氏の発言は、「指定感染症」の政令施行日まで強制入院などの対応を可能にする必要から述べられたが、30日にWHO(世界保健機関)がコロナウイルスによる新型肺炎を「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に該当すると宣言。これを受け、同政令の施行が2月1日に前倒しになったため、改憲の口実も消えている。







http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/358.html
記事 [政治・選挙・NHK269] 観光・株価・輸出入・五輪・GDP・サクラ政権全滅へ 
観光・株価・輸出入・五輪・GDP・サクラ政権全滅へ
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51980482.html
2020年02月01日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


昨日のモーニングサテライトでは 出演者が
GDPは0.1%レベルしか経済影響はないだろう
と無理解説をし

昨日はTVは 吉本どんちゃん騒ぎで 笑いネタに
加工しながらだったが

それからの激動は

@米国対中航空閉鎖
ANYダウ暴落
B世界中中国観光客拒否
C国内移動どころか輸出入ストップ
D上海月曜株価暴落

さらに
Eオリンピックは無理の雰囲気

さらに
Fサクラ主催者が安倍後援会形式でなく
実質ならアウトと官僚答弁でドタバタ首相

さらに
G中国もGDP▼1%が昨日までが
対中渡航禁止当然航空も船もとなれば
▼2〜4%墜落必至

Hサラ金限度額と酷似する日銀▼金利

アベノミクス破綻の後始末の段階です
いつまでも 齧り付く安倍政権をはぎ取るのは

石破さん!〜〜 




http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/359.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 安倍総理「桜を見る会」前夜祭問題の「生贄」にされた政治家たち  新恭(まぐまぐニュース)
安倍総理「桜を見る会」前夜祭問題の「生贄」にされた政治家たち
https://www.mag2.com/p/news/437905
2020.01.31 新恭(あらたきょう)『国家権力&メディア一刀両断』 まぐまぐニュース




先日掲載の「安倍首相の珍回答に国民『答えているけど答弁ではない』と嘲笑」でもお伝えした通り、未だ何一つ真実が語られていないとも言われる、桜を見る会を巡る数々の疑惑。首相を公選法違反などで刑事告発する動きも見られますが、今後、どのような展開を見せるのでしょうか。元全国紙社会部記者の新 恭さんは自身のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』で今回、「桜を見る会前夜祭の支払い補てん」に焦点を絞り、老舗ホテルの元関係者の見立て等を紹介し、「バカを見るのは常に庶民」と結んでいます。

桜を見る会前夜祭の支払い補てんに税金が使われたのか?

公的なイベントであるはずの「桜を見る会」を、安倍首相があたかも支持者集会のごとく私物化してきたさまは、醜悪な権力者の姿そのものである。

どのように野党やメディアに追及されようと、決して真実を語らず、意図的論点ずらしの答弁を延々と続け、官邸や内閣府の官僚にも暗黙のうちに虚言を強いる。その徹底ぶりは驚嘆に値する。

まれにみる狡猾な政権であることは認めよう。そのために野党が攻めあぐねていることも確かだ。

そのかわり、首相をお手本に、政治家のモラルは音を立てて崩れつつある。雲隠れしていた菅原一秀前経産相、河井克行前法相と河井案里参院議員が国会に舞い戻ってきてからも「捜査の支障になる」とかなんとか、白々しいウソをついてまで説明を拒絶するのは、安倍内閣でまかり通ってきた「逃げるが勝ち」の成功法則を信じ込んでいるからにほかならない。

しかし、安倍首相はもはや、菅原氏や河井夫妻を検察から守る意思はないかもしれない。検察になにがしかの手柄を立てさせておかないと、自らの身が危ういからだ。

IR(カジノ)誘致という目玉政策に影響することもかまわず、東京地検特捜部が秋元司元IR担当副大臣への強制捜査に踏み切ることを容認したのも、安倍首相自身が「桜を見る会」で刑事責任を問われかねない客観的状況を自覚していたからだろう。

事実、安倍首相を公職選挙法違反、政治資金規正法違反で刑事告発する市民や弁護士の動きが活発化している。立件されれば、現職総理の犯罪に斬り込む前代未聞の事件に発展する可能性がある。

ジャーナリストの浅野健一氏や弁護士ら約50人でつくる「税金私物化を許さない市民の会」が昨年11月20日、東京地検に告発状を提出したのが、第一弾だ。

東京地検はどう対処するか、態度を決めかねている。法務大臣の指揮権発動で捜査をつぶされる可能性も視野に入れなければならないし、なにより現職総理を相手にすることへのためらいがある。

煮え切らない東京地検の姿勢に業を煮やした別のグループの動きも出てきた。

宮城県の弁護士10人が「桜を見る会を追及する弁護士の会」を立ち上げ、2月には全国規模の組織にしたうえで、3月にも、刑事告発をするというのだ。

同会共同代表の小野寺義象弁護士が1月23日、第28回目の「桜を見る会」野党追及本部ヒアリングに出席して、告発の理由を詳しく説明した。そこで小野寺弁護士が強調したのは、「桜を見る会」の本質は、単なる政治的、道義的責任の問題ではなく、総理の「犯罪」であるということだ。

犯罪性を隠すため、紙も電子データも廃棄したとウソをついて「桜を見る会」招待者名簿の公開を拒み、不合理な理屈を編み出して、違法性を否定する。それが現在の安倍官邸と内閣府の姿ではないか。

昨年4月12日午後7時からホテルニューオータニで開かれた「桜を見る会」前夜祭のパーティーに関し、1月22日の衆院本会議で安倍首相はこう語っている。

「夕食会の価格設定は、出席者の大多数がホテル宿泊者という事情を踏まえ、800人規模、一人当たり5,000円とホテル側が設定した…明細書について、ホテル側は、営業の秘密にかかわり資料提供には応じかねるとのこと。夕食会の費用は…受付でホテル側職員の立ち合いのもと、私の事務所の職員が一人5,000円を集金し、ホテル名義の領収書をその場で手交し、受付終了後に集金したすべての現金をその場でホテル側に渡すという形で参加者からホテル側への支払いがなされた。主催者である安倍晋三後援会としての収支は一切なく、政治資金収支報告書への記載は必要ないものと認識している」

これに対して、小野寺弁護士はこう言う。

「前夜祭はホテルの企画ではなく、あくまで後援会主催の企画だ。会場、役務の提供に関しホテルと後援会との間で契約が結ばれていて、それに基づいて運営されたと解するしか法律的にはない。ホテルへの代金支払いは契約上の債務であり、その負債の履行は後援会が責務を負っている。ホテルは後援会の債務の履行として代金を受け取っている、というのが一般的な契約の観点だ」

パーティー会費は、参加者がホテルに直接支払ったと主張する安倍首相に対し、小野寺弁護士はあくまで後援会とホテルの取引と解釈するのが法律家の観点だと反論する。

ホテル側の見解が聞きたいところだが、安倍首相への忖度からか、ニューオータニ側は口をつぐんでいる。しからばと、筆者は老舗ホテル元営業部長、A氏に安倍首相の主張について感想を聞いた。

A氏はまず「一人当たり5,000円とホテル側が設定した」という安倍首相の説明に疑問を投げかける。

「見積書と元請求書は、安部事務所・後援会あてに出されているはず。一人5,000円では、ホテルニューオータニ『鶴の間』で800人規模の立食パーティーをするのは不可能だ。最低一人1万5,000円以上かかるが、総理事務所なので特別に配慮して料理発注人数を600人分くらいに調整したり、酒類や山口県の物産の持ち込みや、宴会場使用料の大幅割引などによって、たぶん8,000円〜1万2,000円で受注したのでしょう」

A氏は、一人当たり5,000円では、800人として180万円〜400万円が不足し、その分を誰かが補てんして支払ったはずだというのである。

後援会、あるいは安倍事務所が差額を負担したのなら公選法違反の寄付にあたり、ホテルが負担した場合は贈収賄になる。

A氏は「想像だが」と断ったうえで、後援会、ホテルのどちらでもない可能性を指摘する。

「後援者の企業か、パトロン個人、領収書の要らない官房機密費から出ている可能性がある。桜を見る会の経費内に組み入れて吸収したことも考えられるが、その場合だと税金なので一番ヤバイですね」

政治資金を動かさないですませるため、ひそかに税金を使う仕掛けにしたということだろうか。

それにしても、たとえ総理とはいえ一議員のパーティーに税金が多少なりとも横流しされたとしたら、政治資金を使うより、よほどタチが悪い。

だが、不思議なのは、参加者個々に、ホテルから領収書が手渡されたというのに、いまだ1枚の領収書の現物、あるいは画像が、メディアや野党議員の手に渡っていないということだ。安倍首相の証言を裏付ける領収書なのである。それを後援会員が持っていたら、すぐにSNSに投稿するのが当世流だろう。

ただし、A氏によると、ホテルがホテル名義の領収書を用意したとしても、さほど不思議ではないようである。

「安倍晋三後援会または安倍事務所の領収書を使用すれば収支報告に記載する必要があるので、ホテル側との合意に基づき、ホテル名義の領収書を準備したのでしょう。ホテル側からすると請求総額に含まれる一部入金分に該当するので何ら問題はありません」

ホテルというのは、政治家とか有力者のためなら、よほど融通をきかせるものらしい。

ならば、安倍事務所が後援会員に頼んで領収書を探し出してもらえばいいのに、なぜそれをしないのか。領収書と請求明細書の辻褄が合っていないのだろうか。

小野寺弁護士は翌日の「桜を見る会」において、安倍首相が後援会員ら850人を招待したことについても次のように語る。

「功績者に該当しない地元の人も招待し、無料で飲食などのサービスを供与している。これは寄付罪と買収行為に該当する。一人一人に対するものなので、場合によってはすさまじい件数の犯罪が起こっていることになる。安倍首相サイドとしては、事実が先にあるのではなく、犯罪構成要件に該当しないよう法律に詳しい人の助言で事実を組み立てている。だから収入支出が全くないと言ったり、告発状の文が書けないよう招待者名簿を出さないということが起きてくる」

小野寺弁護士とA氏の見解が共通するのはニューオータニで開かれた前夜祭で、一人5,000円の会費では足りない金額を誰かが補てんしたであろうということだ。

小野寺弁護士は安倍後援会を疑い、A氏は官房機密費の使用や「桜を見る会」の経費に組み入れて補てんした可能性にまで言及した。

A氏の見立ての通りだとすれば、安倍首相は少なくとも前夜祭に関する限り、まんまと法の網をくぐり抜けることになるのかもしれない。最高権力者ならではの芸当に欺かれ、バカを見るのは常に庶民である。

image by: 首相官邸

新恭(あらたきょう) この著者の記事一覧

記者クラブを通した官とメディアの共同体がこの国の情報空間を歪めている。その実態を抉り出し、新聞記事の細部に宿る官製情報のウソを暴くとともに、官とメディアの構造改革を提言したい。記者クラブを通した官とメディアの共同体がこの国の情報空間を歪めている。



http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/360.html

記事 [政治・選挙・NHK269] またぞろ出た二階幹事長の「あの手法」/政界地獄耳(日刊スポーツ)
またぞろ出た二階幹事長の「あの手法」/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202002010000081.html
2020年2月1日8時29分 日刊スポーツ


★案の定、衆参の予算委員会は首相・安倍晋三の迷走答弁が続いているが、予算委員長をはじめ何とかかばおうとする取り巻きの痛々しい対応も見苦しい。よく「桜を見る会」などに時間を取らず他にやることがあるだろうという声を聞くが、この程度の答弁で公費の運用や公文書の廃棄などをいいかげんに扱っている政府に「他にやること」に進めるはずがない。民主主義の根幹が揺らぐ現実を無視して「他のこと」ではないだろう。キチンと答弁し、うそや誤りを訂正し謝罪しなければ終わらないのではないか。すべてを国民に矛盾なく説明すれば1日で終わる話だ。

★新型コロナウイルス対応もチャーター機に搭乗させるところまではよかったものの、受け入れの準備が万全とはいえず、政府の言う適切な措置には程遠い。全体的に政府の判断が遅れ、行き届いた配慮とはいえない。その意味では政府の後手後手に回る決定に首相や官房長官・菅義偉のリーダーシップに懸念はないか。確かに、今野党は予算委員会でこの2人に集中攻撃をかけているといっていい。その答弁はあいまいで真摯(しんし)に取り組んでいるとは言い難いためだ。その答弁に追われ対策が遅れたとはいえないか。

★そんな中、自民党幹事長・二階俊博はテレビ番組で21年9月に切れる自民党総裁任期の後の総裁について「党内では安倍さんを推すというか、安倍さんだろうと思っている人が多い。首相がやるなら党が結集することは十分あり得る」と4選待望論があるかに話した。自民党ベテラン議員が言う。「弱っている時に手を差し伸べてありがたがらせる二階の手法。つらい時に助け舟を出して取り入る」と見透かす。二階は都知事選挙についても都知事・小池百合子再選支持派だが、強敵になり得るれいわ新選組・山本太郎について「そんな人が都知事で良いのかということは、都民の判断による」と強くけん制した。なるほど。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/361.html

記事 [政治・選挙・NHK269] <熱血!与良政談>桜疑惑 買収という病=与良正男(毎日新聞) 


熱血!与良政談
https://mainichi.jp/articles/20200129/dde/012/070/022000c
毎日新聞 2020年1月29日 東京夕刊


(左から)菅原一秀・前経済産業相、安倍晋三首相、河井案里参院議員=川田雅浩、徳野仁子撮影

 「明るい選挙推進協会」の評議員(無報酬です。念のため)を10年近く務めている。この公益財団法人の母体は戦後間もなく発足した。なぜ「明るい選挙」かと言えば、「暗い」、つまり票を金で買う買収行為が当たり前のように全国で横行していたからだ。

 協会が最近、もっぱら取り組んでいるのは投票率の向上だ。そこで以前、「今どき買収防止でもないだろうから名称を変えては」と提案したことがある。だが私の認識は間違っていた。この国の政治の病は変わらない。いや逆戻りしていると言うべきだろう。

 自民党の菅原一秀氏は選挙区でメロンやカニを配っていたとされる。昨夏の参院選で河井案里氏の陣営が、車上運動員に法定上限を上回る報酬を払っていたという容疑も運動員への買収に当たる。

 ともに公職選挙法に違反するのはイロハのイの常識だ。しかも河井陣営には1・5億円もの桁外れの資金が自民党本部から振り込まれていたというから驚く。

 安倍晋三首相主催の「桜を見る会」でも買収疑惑がある。会の前夜、地元支援者らがホテルで開いた「前夜祭」は会費5000円。安すぎるとの疑問が消えない。仮に不足分を首相側が補塡(ほてん)していたとすれば買収となる可能性がある。「会場の受付人数は少なく、会費を払わず入場した人もいる」という証言まである。

 選挙に強いはずの安倍首相が、なぜここまで地元サービスをするのか――。実はこれが私の疑問の一つだった。でも先日、毎日新聞が報じた首相の地元・山口県のリポートを読んで、少し解けた。

 取材で明らかになってきたのは地元からの招待者が急増したのは2017年の下関市長選が契機だったのではないかという点だ。

 安倍首相側が推す候補と、同じ自民党の林芳正参院議員側が推す候補が激しく争い、安倍派候補が勝った選挙戦。地元市議は「協力してくれた『ご褒美』に桜を見る会が利用されたのでは」と話す。税金を使った催しが選挙対策に利用されてきたというわけだ。

 河井陣営の事件では広島地検が捜査に乗り出しているが、長期政権が続く中、いずれも「何をしてもおとがめがない」というおごりが招いたものだと私は思う。

 「買収はいけない」と今さら書くのは悲しい。しかし、これでは日本は民主政治の国だととても言えない。(専門編集委員)




http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/362.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 常識人のフィルターを 被選挙権の制限を強化した方がいい それでもバカとは戦え(日刊ゲンダイ)
   


常識人のフィルターを 被選挙権の制限を強化した方がいい それでもバカとは戦え
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/268433
2020/02/01 日刊ゲンダイ


募ると募集するは同じ(C)日刊ゲンダイ

「ハインリッヒの法則」は、事故の発生についての経験則である。1件の重大事故の背後には重大事故に至らなかった29件の軽微な事故が隠れており、さらにその背後には事故寸前だった300件の異常(ヒヤリとした経験)が存在するというもの。小さなことでも日頃から注意を怠らないようにしないと大事故につながる。

 今の日本の政治がおかしくなった理由は、世界史的に見れば近代大衆社会の末期症状ということになるし、短いスパンで見れば平成の30年間にわたる制度破壊(国家破壊)の当然の帰結といえる。どこにでもいるようなボンクラが総理大臣になってしまった理由も同じだ。人間の理性は万能ではない。誰でも判断を誤る可能性があるのであらかじめ法や制度により制限をかける。これを破壊すれば人間の負の側面が暴走するのは当然だ。

 よって日本を立て直すためには選挙制度や司法制度を元の形に修復するのと同時に、被選挙権の制限を強化した方がいい。

「制限選挙などとんでもない」と脊髄反射的に声を上げる人もいるかもしれないが、これは暴論ではない。現状でも被選挙権には年齢や国籍などさまざまな制限がある。公職選挙法や政治資金規正法の規定により立候補できない人間もいる。むしろどんなバカでも議員になってしまう現状を放置するほうが危険なのだ。

 議会で議論する能力を持つ人間を選ぶのが選挙である。その資質として重要なのはまずは常識人であることだ。

 嘘をつかない。反社やカルトとは付き合わない。箸の持ち方や挨拶など基本的なマナーを身に付けている。あとは義務教育終了程度の学力があればいい。こうした最低限の条件を事前にチェックする仕組みをつくらないと国は加速度的に腐っていく。

 立法府と行政府の違いや「法の支配」を理解していない人間に政治家をやらせるのはさすがにまずい。安倍は簡単な漢字も読めないし、日本語が苦手。「桜を見る会」に関する観光ツアーへの参加を募る文書が地元有権者に送られていた件については、「幅広く募っているという認識だった。募集しているという認識ではなかった」と発言(1月28日の衆院予算委員会)。

「募ると募集するは同じ」とツッコまれていたが、バカは国会から追放した方がいい。



適菜収 作家
1975年生まれ。作家。ニーチェの「アンチクリスト」を現代語訳した「キリスト教は邪教です!」、「ゲーテの警告 日本を滅ぼす『B層』の正体」など著書40冊以上。購読者参加型メルマガ「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。








http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/363.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 法務検察大混乱<本澤二郎の「日本の風景」(3581A)<安倍・菅子飼いの黒田高検検事長の大異例定年延長>
法務検察大混乱<本澤二郎の「日本の風景」(3581A)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/23338186.html
2020年02月01日 jlj0011のblog


<安倍・菅子飼いの黒田高検検事長の大異例定年延長>

 この世に正義は存在するのであろうか。いい法律でも、権力者の運用次第で悪法となる。首相含めて国民すべての生殺与奪の権限は、法務検察に握られているが、いまの検察は腐敗まみれで正義が消滅してしまっている。反論できる真っ当な人物もいない。いるわけがない。あまりにもひどすぎる。

 安倍と菅の子飼いの黒田・東京高検検事長が、まもなく定年を迎える。安堵した国民は多かったが、どっこい安倍と菅が和解したようで、前例のない定年延長を強行、法務検察内部が大混乱のようだ。

 法を無理やり捻じ曲げてでも、検察支配に執着する安倍ー菅体制に法学者も怒っている。

<安倍・桜事件の財政法違反刑事告発阻止のための検事総長確保>

 現職の首相が、財政法違反(背任)で刑事告発されている。これまた前例などないが、これを法務検察がどう処理するか。まともな法務検察であれば、韓国の朴前大統領のような運命が約束されている。

 安倍・桜事件は、安倍の政治活動の主体である安倍事務所と内閣府が一体で、政府の行事を分捕って、大掛かりな買収事件を起こしたものであろう。この中には入れ墨やくざから、天下の詐欺師など犯罪と関係する人物も含まれていたことが分かっている。

 安倍晋三というA級戦犯の孫は、国家議員はおろか、一人の人間としても失格者である。悪事を平然と、国費を使ってやりぬいている。血税に手を付けた財政法違反の罪は重い。

 どうあがいても無駄である。法学者のみならず、多数国民が認識してしまっている。如何にNHK読売産経が蓋をかけて、国民の目から見えないように工作しても、それは不可能である。

 その不可能を可能にしようとしている。それが現在進行形の黒田という問題の東京高検検事長を次期検事総長に昇格させようというものだ。その手先が大平正芳の盟友・伊東正義を尊敬するという、イカサマ法務大臣の森雅子である。このことに誰ぞ異論はあるか。

 今朝ほども安倍を「小僧」と呼ぶ清和会OBが、怒り狂って電話してきた。

<カジノ秋元はスケープゴートで狙いは安倍・桜隠し>

 要するに、目下の黒川が指揮するカジノ汚職事件における秋元逮捕は、いうところのスケープゴートということになる。

 安倍側近の萩生田とか西村に捜査の手を伸ばさない。むろん、菅や二階にも。安倍の実弟にも手を出さないという。

 しからば、何のためだったのか。野党への目くらまし作戦である。安倍・桜事件隠しなのだ。

<新型コロナウイルス問題大報道で助かった安倍晋三>

 安倍の桜隠しの本命は、外国から飛んできた。武漢の新型コロナウイルスである。菅の指令で左右に動くNHKを見ていると、よくわかるのだが。毎日のようにこれの大報道に明け暮れて、国会での安倍・桜事件追及を報道しない。

 過去には社会党などに「爆弾男」がいたが、いまの小選挙区制でバッジをつけた小者に追及はできない。安倍を助けているだけなのだ。安倍の嘘答弁を審議拒否で追い詰めるという、当たり前の手段を用いない。

 補正予算はスイスイ、超軍拡予算も、となると、この国の国民は踏んだり蹴ったりだろう。

<正義消滅の検察を野党は追及できるのか>

 せめて野党は、法務検察の本丸を追及する必要がある。検事総長を国会で、とことん攻めるのである。正義の法務検察へと変身させる、その努力をしなければならないだろう。

 日本から正義が逃げてしまっている。そのことに目を向けない国会、国権の最高機関にため息をつくばかりでいいのだろうか。野党の正念場でもある。

 半年後に黒田が検事総長になって、安倍と菅の手駒となって、悪政・暴政を守護する。それを法務検察は、悪しき税金泥棒組織として従うのだろうか。それとも?改革はまず内部から巻き起こるものである。

 政治と独立した法務検察の一大改革も、合わせて推進する好機でもあろう。

2010年2月1日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)




http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/364.html

記事 [政治・選挙・NHK269] フクシマ事故と新型肺炎と東京オリンピック(植草一秀の『知られざる真実』)
フクシマ事故と新型肺炎と東京オリンピック
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-0082cd.html
2020年2月 1日 植草一秀の『知られざる真実』


1月23日執筆の『金利・為替・株価特報』1月27日号
http://uekusa-tri.co.jp/report-guide/

に内外株価下落の予測を記述した。

予測通りの株価急落が生じている。

詳細はここに記述しないが金融市場の緊張感が高まっている。

コロナウィルスによる新型肺炎の感染拡大が世界経済に重い影を与えている。

日本経済も重大な影響を受ける。

安倍内閣は韓国敵視政策を推進し、韓国に対して嫌がらせと理解できる重要化学製品の輸出制限を実行した。

徴用工の問題に関して韓国大法院が示した判断は国際人権法の進展を反映するもので、一概に国際法違反と言えないものである。

日本政府の見解と異なるからと言って、自己の主張だけがすべてであるとする対応は大人げがない。

韓国の主張にも耳を傾けて日本の主張を示すという対応を示さなければ隣国との友好関係を維持することはできない。

この問題と絡めて輸出制限をかけるのは経済外交の手法として正しくない。

韓国の反発は強く、韓国からの訪日客が激減している。

この状況下で新たに新型肺炎の感染拡大という問題が広がっている。

中国からの訪日客も激減している。

1月末から2月初にかけては中国の春節に伴う休暇の時期にあたる。

新型肺炎の感染拡大がこの時期に重なり、中国旅行者の訪日大量キャンセルが発生している。

日本からの中国旅行も激減する。

日本の観光地においては海外からの訪問客の比重が高まっており、とりわけ中国、韓国の比重が高い。

訪日客の激減により日本全国の観光地の売り上げ減少が予想される。

安倍内閣はフクシマ事故を風化させるために五輪を推進しているが、フクシマ事故はまったく収束していない。

フクシマ原発事故が発生した2011年3月11日から、まもなく9年の時間が経過する。

この事件が発生した2011年3月11日の夕刻、午後7時18分に原子力災害対策特別措置法に基づく「原子力緊急事態宣言」が発動された。

フクシマ第一原発が全署停電(ステイションブラックアウト)に陥ったからだ。

この「原子力緊急事態宣言」は現在もまだ解除されていない。

一般公衆の被ばく限度は法律によって年間1ミリシーベルトと定められている。

累積被ばく線量が100ミリシーベルトに達すると、確率的に有意ながん死亡リスク上昇が確認されている。

100ミリシーベルトの被曝でがん死亡リスクが0.5%上昇するとされる。

人口100万人で考えれば、がん死亡者が5000人増加するということになる。

年間被ばく上限を1ミリシーベルトとしているのは、このレベルの線量であれば100年間の累積線量で100ミリシーベルトに達するわけで、このことから一般公衆の年間被ばく上限が1ミリシーベルトとされている。

ところが、安倍内閣はフクシマ原発事故被災者に年間20ミリシーベルトの被ばくを強制している。

年間線量20ミリシーベルト以下の地域は居住可能地として、被ばくを避けるために避難しても補償を行わないこととした。

乳幼児の放射線に対する感受性は成人よりも高く、フクシマの子どもたちは生命の危険に晒されている。

この人々に対する正当な補償を打ち切って五輪に2兆円から3兆円の巨大な国費を投じている。

国民を棄てて五輪に走る安倍暴政を私たちは容認するのか。

韓国政府が五輪に関して日本の食材への懸念を表明しているが当然の対応だ。

韓国の輸入規制について日本政府はWTO違反だと提訴したが、最終的に日本が敗訴している。

この問題が存在するところに、新たに新型肺炎の感染拡大が広がっている。

五輪の開催を中止する決定を下す条件が整い始めている。

五輪でフクシマ事故を風化させることは許されない。

小出裕章氏はこの思いを込めて、

『フクシマ事故と東京オリンピック【7ヵ国語対応】』
“The disaster in Fukushima and the 2020 Tokyo Olympics”
(小出裕章著、径書房)
https://amzn.to/2OAIdzO

を刊行された。

東京五輪の中止を早期に決断するべきである。


関連記事
NY株式市場 ダウ平均600ドル超下落 新型肺炎懸念 NHK 
http://www.asyura2.com/20/hasan134/msg/136.html



http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/365.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 安倍政権が前代未聞の禁じ手人事 側近の検事長を定年延長(日刊ゲンダイ)



安倍政権が前代未聞の禁じ手人事 側近の検事長を定年延長
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/268473
2020/02/01 日刊ゲンダイ


黒川弘務・東京高検検事長(C)共同通信社

「まさか本当にやるとは」――。さすがに驚きと怒りの声が上がっている。安倍政権は1月31日、2月7日に定年退官する予定だった黒川弘務・東京高検検事長(62)の定年を8月7日まで半年間、延長することを閣議決定した。

 検察庁法は、検事総長の定年を65歳、その他の検察官の定年は63歳と定めている。国家公務員法は、1年を超えない範囲での勤務継続を認めているが、定年が延長されるのは、異例のこと。黒川検事長は、2月8日に63歳の誕生日を迎える。検事長が定年を超えて勤務を続けるのは戦後、初めてのことだ。

 前代未聞の人事を発令してまで定年が延長されたのは、黒川検事長が安倍官邸と極めて近いからだ。安倍政権は、官邸に近い黒川検事長を検察トップである検事総長に就け、検察組織を官邸の支配下に置くつもりだ。法務省事情通がこう語る。

「黒川検事長と菅官房長官が親しいのは、省内では誰もが知っている話です。黒川検事長を法務省の事務次官に抜擢したのも、東京高検検事長に就けたのも“菅人事”だとみられています。本来、事務次官には、黒川さんと同期の林真琴・名古屋高検検事長(62)が就任するはずだったのに、ひっくり返した。よほど菅長官は黒川さんのことを気に入っているのでしょう。そのうえ、定年延長だから露骨です。これで検事総長の人事も大きく変わる。予定では、黒川さんが2月に定年退官したあと、林真琴さんが東京高検検事長に栄転し、8月に検事総長に就くことになっていた。でも、異例の定年延長によって、もはや黒川さんが検事総長に就くことは確実です」

 安倍官邸のお気に入りを検事総長に就けるための“禁じ手”には、さすがにネット上でも批判が飛んでいる。

<これで政界に手を出さない検察が出来上がりだね><正義はどこにある><官邸サイドは林氏が検事総長になるのをよほど恐れているらしい>

 逆に自民党からは、「これで河井夫婦の捜査も終息する」「IR汚職の捜査も終わりだ」と歓迎の声が上がる始末だ。立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)がこう言う。

「これまでも安倍政権は、積み上げてきた人事のルールを破って、NHKや内閣法制局を支配下に置いてきた。とうとう検察まで支配下に収めようとしている。もはや、この国は三権分立が成り立たなくなりはじめています」

 ネット上には、<これで国民が声を上げなかったら、極右独裁国家ができあがるぞ>と悲鳴が上がっている。一刻も早く暴走政権を止めないと、この国は大変なことになる。








http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/366.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 桜の前夜祭800人がホテルと個々契約という大嘘。検察が絶対に動かいことを見越して不正隠し。(かっちの言い分)
桜の前夜祭800人がホテルと個々契約という大嘘。検察が絶対に動かいことを見越して不正隠し。
https://31634308.at.webry.info/202002/article_1.html?1580546425

菅官房長官が官邸記者会見で、コロナウイルスの対応は日本が一番早いと豪語した。しかし、本家本元首相の桜を見る会の話になると真逆で、日本一後ろ向きの対応している。偉そうなこと言うな!と言いたい。

国会の桜を見る会の追及の中で、首相の言う嘘がどんどん嘘で上塗りされていく。立憲民主党の山井議員の質問で首相は、「桜の見る会」のホテルニューオオタニで行われた前夜祭で、ホテル側が会費5000円を提示したという。どこか田舎の流行らないホテルですら、今時首相が出席する宴会で5000円の金額はあり得ない。ホテルが本当にそうしたなら、どこかで差損を埋め合わせていることは明らかである。況や東京でも一、ニを争う高級ホテルで5000円の金額で何が出来るかと言いたい。100人に聞いて誰一人そんなことを信じるものはいない。明らかな嘘である。こんな嘘が堂々と通ることが検察が動かないことを知っているからだ。

しかも、契約の主体は参加者個人、個人という。これも嘘である。一度でもホテルと交渉したことがある人ならわかる。ホテルが800人の参加者と個々に契約することはあり得ない。これも完全な嘘である。結婚式で参加者が個々にホテルと契約することはない。ホテルから領収書を一枚一枚出すなど言うことも嘘である。全て後援会が契約しないとあり得ない。こんな嘘を堂々と言う。野党はバカにするなと怒ればいい。800人に領収書を出したというが1枚も見つかっていない。つまり出してないからだ。

こんな嘘を言わざるを得ないのは、後援会がホテルと契約すると言えば、全て政治資金規正法上、記載しなければならないからだ。それが出来ないので、首相が嘘を言っている。大罪である。なぜ大罪かと言えば国の最高責任者だかだ。国民に範を示す人物が不正を働いているからだ。検察は逮捕しなければならない。しかし、昨日のブログで書いたように、自分が贔屓している黒川氏の定年延長させ、検事総長にし、決して逮捕されないようにしたと思っている。


「桜」前夜祭会費 首相「契約主体は参加者」 「ホテル5000円提示」
https://mainichi.jp/articles/20200201/ddm/005/010/104000c
毎日新聞2020年2月1日

 衆参両院の予算委員会は31日、安倍晋三首相と関係閣僚が出席し、首相主催の「桜を見る会」やカジノを含む統合型リゾート(IR)に関する集中審議を実施した。桜を見る会の前夜祭を巡っては、首相が「主催は後援会だが、ホテル側と契約しているのは(約800人の)個々の参加者だ」と述べ、政治資金収支報告書への記載は不必要と強調した。ただ、価格設定や段取りの相談はホテルと安倍事務所の間でなされており、議場からは「あり得ない」との声が上がった。【大場伸也、野原大輔】


http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/367.html

記事 [政治・選挙・NHK269] ご都合主義ではなく、物事の本質に立ち返ろう。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2020/02/blog-post.html
2月 01, 2020 日々雑感(My impressions daily)

<中国湖北省武漢市で発生した新型ウイルスによる肺炎について、中国国家衛生健康委員会は1月31日、中国本土の死者は213人(前日比43人増)で、感染者は9692人(同1982人増)となったと発表した。中国メディアの集計では9782人。2002〜03年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)は世界全体の感染者数が計8096人(うち中国本土が5327人)で、新型肺炎の感染者が中国本土だけですでに上回っている。

 一方、各国が武漢市から自国民を退避させる飛行機を派遣する中、中国外務省は31日、外国に足止め状態などになっている湖北省出身者を武漢市へ移送する方針を発表した。東京の中国大使館のホームページでも同日、2月1日未明の羽田空港からの出発予定で募集が始まった。

 また世界保健機関(WHO)が「緊急事態」を宣言したことについて、国家衛生健康委員会は31日、「中国政府は感染対策を非常に重視しており、既に最も厳格な措置を実施している。国際社会が中国の取り組みを理解し、支持するよう希望する」とのコメントを発表した。

 中国では延長された旧正月(春節)の連休が2月2日に終わり、都市部へのUターンラッシュで感染が広がらないか懸念する声が上がる。中国メディアによると、感染リスクを減らすため、31の省・自治区・直轄市のうち、上海市や広東省など半数以上が域内の企業に原則9日(湖北省は13日)まで休業を延長するよう求めている>(以上「毎日新聞」より引用)


 中国だけでも新型コロナウィルス肺炎患者が1万人を越えようとしている。中国では既にSARSの感染患者を上回るパンデミック状況を呈している。

 その中国から春節期間だけで40万人もの中国人観光客が日本へやって来たそうだ。その内、約1万人が武漢からの観光客だという。武漢から日本へチャーター機で帰って来た邦人の新型コロナウィルス肺炎感染者数の割合を武漢から来たといわれる観光客1万人に乗じたなら、千人ほどの感染者が日本国内を移動したことになる。

 世界保健機構WHOが早い時期に「緊急事態宣言」をしていたなら、日本政府の対応も少しは異なっていただろうし、中共政府も国民が国外へ出るのを制限しただろう。武漢市長が発表したように春節に入った先週には、武漢から500万人が既に脱出していた。

 国外へ出ないまでも、武漢から中国全土へ新型コロナウィルス肺炎に感染した人たちが大移動した。交通手段が貧弱な時代と異なり、中国は全土に高速鉄道網を張り巡らしている。だから辺境のウィグル地区やチベットですら新型コロナウィルス肺炎患者が出ている。

 つまり移動に便利な社会は病原菌が拡散するのも早い。国から国への伝染もグローバル世界では以前よりも簡単に拡散する。「ヒト モノ カネ」の移動が自由なグローバル化した日本では世界中の病原菌も「自由」に入って来る危険と背中合わせだという認識を持たなければならない。

 中共政府は当初、最初に新型コロナウィルス肺炎患者が出た前年12月8日の武漢市からの報告を無視したようだ。そして今年に入っても中共政府は武漢市で起きている新型コロナウィルス感染を隠していた疑いがある。一月二十日過ぎになって死者が数十人に上って隠しきれなくなって、初めて中共政府は新型コロナウィルス感染を発表した。

 しかしなぜかWHOは「緊急事態宣言」を出し渋り、新型コロナウィルス感染が世界へ広がるまで右往左往して全く機能しなかった。そしてパンデミック状況を呈し始めた一月三十日に到って、やっと「緊急事態宣言」を出した。

 初期に抑え込むのが新型感染症対策の王道だ。そのためには感染状況を正確に隠すことなく報道する必要がある。中共政府の新型コロナウィルス感染に対する対応は間違っていたし、それを追認したWHOも間違っていた。そして武漢市からの観光客を入国禁止にしなかった日本政府の対応も間違っていた。

 新型コロナウィルス感染を抑え込むにはウィルスを拡散させないことが何よりも重要だ。しかし、今回のように初期段階で特定の地域でウィルス感染を抑え込むのに失敗した場合は感染症に対する治療薬の開発を急ぐしかない。もちろんウィルス感染者を特定する試薬を広く配布して、新型コロナウィルス感染の陽性と陰性とを仕分けすることも必要だ。

 幸いにして新型コロナウィルスのDNA解析は済んでいて、日本では特効薬も開発されつつあるようだ。しかし特効薬が出来て新型コロナウィルス感染患者が治癒するようになるまで、感染症のさらなる蔓延を抑制するために人の移動や集会は避けるべきだ。いや、政府は不要不急の一人移動やコンサートなどの集会を一定期間禁止すべきではないか。

 新型コロナウィルス感染に対する有効な対策を殆ど何もして来なかった安倍自公亡国政権には改めて統治能力のなさを痛感した。口先では国民の命を守ると勇ましい御託を並べるが、実際はこの体たらくだ。

 やっと武漢市からの渡航を禁止したようだが、なぜ中国全土からの渡航禁止措置を執らないのか。大した期間ではない、中国で新型コロナウィルス感染が終息するまでの期間、ほんの半年くらいで良いのだから直ちに実施すべきだ。もちろん、今夏のオリンピックは秋以降へ延期すべきだ。そうすれば涼しくなった東京で観客もアスリートも心地良くスポーツを楽しむことが出来るだろう。誰のためのオリンピックか、本質に立ち返る契機でもある。



http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/368.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 中国全土で外出禁止の状態になっており、習近平政権はこれで終わったと思ってみる方がいい、安倍晋三政権も同じだ(板垣 英憲)
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/d9d0a7e6862652834f08e13c54764bba
2020年02月01日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 武漢市の市長が、「初動対応が間違ったのは、権限が自分たちには何もないので、何もできなかった。だから、この責任は中央政府にある」と堂々と海外に向けて言っている。今後、中国全土から同様の発言が出てくるだろう。ましてや香港やマカオはもとからそうだし、モンゴルだ、ロシアだ、ベトナムだといった国境を接している国は、全部国境封鎖だ。

 いま、北朝鮮がこれだけ大人しいのも、北朝鮮も大量に感染しているということが考えられるだろう。だから、米国との交渉どころではない。一部で死亡説が出たようだが、金正恩党委員長は問題なく生きている。

 とはいえ、あまり後ろ向きなことばかり言うわけにはいかないが、しかし、日本国民も普通ではないことを感じ取っている。封鎖される前に日本に来ている中国人が、500個とか600個もの箱入りマスクを買い漁っていってしまったこともあって、日本国内で広がり始めたいま、どこにいってもマスクが品切れ状態になっている。花粉症の季節にも突入し、品薄状態は今後も続くとみられ、これでは防ぎようがない。習近平政権は、これで終わったと思ってみるほうがいい。安倍晋三政権も同じだ。これは上皇陛下の側近である吉備太秦の見立である。



http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/369.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 新型肺炎の対応のマズさに、安倍内閣への批判が増加。野党も攻撃材料に+公明党が強気になって来た(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/28825929/
2020-02-01 07:35

 うっそ〜。もう2月に、はいっちゃったんですか?(・o・)
<何かまだ新年が始まってから、2週間ぐらいしか立ってない感じなのに。^^;>

 さて、昨日も少し取り上げたのだが。新型のコロナウィルスによる肺炎の感染がさらに拡大。感染者は既に世界で1万人を超えたのではないかと見られている。(-"-)
 
 昨日の記事に、安倍内閣や自民党の支持者が、「野党が、国会で『桜』などの問題ばかり扱って、重要なコロナウィルスの問題を軽視している」「政権を任せるに値しない」などと批判して、野党のイメージダウンをはかったり、安倍自民党の存在をアピールしたりしようとしている、という話を書いたのだけど。

 もしかしたら、野党やメディアが新型ウィルスを多く取り上げると、政府与党には却ってマイナスになってしまうかも知れない。(~_~;)

 というのも、TVのニュース、ワイド・ショーが新型のコロナウィルスの情報や政府の対応をかなり詳しく伝えており、何だかMCやコメンテーターから「政府の対応が遅れている」「対応が不十分(or誤っているの)ではないか」「危機管理の認識は甘いのではないか」との疑問、批判が出ているし。

 昨日1月31日には、衆参の予算委員会で集中審議が行われたのだが。政府与党のご指摘を受けて、野党も早速、新型肺炎に関する質問を増やしたのだけど。野党にとっては、「桜」などの諸問題と並ぶ、格好の攻撃材料になりそうだからだ。^^;

<武漢から帰国した人から、1人8万円の航空運賃を徴収するのは妥当なのかとか。(感染の可能性のある帰国者を受け入れたホテル三日月には敬意を表するが。)政府が、部屋数が足りないため、知らない2人を同じ部屋に宿泊させたり、3食が全て市販のお弁当である上、廊下に置く形で配布されていたりと待遇に問題があるのではないかとか。

 第二陣は公務員の宿泊施設を使用することになったのだが。TVなどない上、シャワーなどは共用なので、感染の可能性が否定できないとか。一般国民の感染予防への対策や情報提供が不足しているのではないかなどなど、色々な問題が出ているんだよね。(~_~;)>

* * * * *

『新型肺炎めぐり政府、与野党が論戦 衆参予算委

 衆参両院の予算委員会は31日、それぞれ集中審議を実施した。30日に成立した令和元年度補正予算の審議では、首相主催の「桜を見る会」の問題やカジノを含む統合型リゾート施設(IR)に絡む汚職事件を野党が攻め立てる構図だったが、集中審議では新型コロナウイルスによる肺炎をめぐる政府の対応をただす場面が目立った。

 「取り組みが後手後手に回っているのではないか」

 31日の衆院予算委で質問に立った。立憲民主党など野党統一会派の山井和則氏は政府に迫った。野党が問題視したのが、政府のチャーター機で帰国した邦人への政府の対応だ。国民民主党の奥野総一郎氏は他国が隔離している例に触れ、「症状がなくても人に感染する可能性がある。全員を1カ所に集めて外部と接触しないようにすべきだ」と訴えた。

 ただ、人権も絡むため、加藤勝信厚生労働相は帰国後に自宅に戻った邦人にも定期的に連絡を取り、不要な外出を控えてもらっていると説明。「実質的に同じ対応は取れている」と強調した。

 一方の参院予算委でも、日本維新の会の柳ケ瀬裕文氏が感染の疑いがある人の入国時の対応をただした。

 渡航制限などで中国人観光客が減少し、国内でも観光業などへの影響が懸念されている。自民党の中西健治氏は経済の下振れリスク対策を求め、首相は「事態の進展に応じ、必要があれば予備費の使用も検討したい」と答弁した。(産経新聞20年1月31日)』

 結局、安倍内閣は、自民党の一部や公明党からの要望もあって(&野党や一部メディアの批判もあって?)か、帰国者からの費用徴収は中止する予定だとのこと。

 また、感染者への対応を早く行えるように、感染症法上の「指定感染症」とする政令の施行期日を2月7日から同1日へ前倒しする方針などを決めたという。(・・)

<対応が遅かったので、ここに来て、かなり右往左往おり、ぶれぶれの感じが。(>_<)>

『「指定感染症」施行、2月1日に前倒し 武漢帰国便費用は政府負担に―新型肺炎

 政府は、新型コロナウイルスによる肺炎を感染症法上の「指定感染症」とする政令の施行期日を2月7日から同1日へ前倒しする方針を決めた。中国・武漢市から在留邦人を帰国させるためのチャーター便の運賃については政府負担とする方向で検討する。安倍晋三首相が31日の衆院予算委員会で表明した。

 首相は「わが国に入国しようとする者が感染者の場合は入国を拒否する」と明言。さらに「感染者と確認できない場合も入国管理を強化すべく、運用について速やかに検討する」と述べた。政府関係者によると、感染を疑われる訪日外国人にビザ(査証)を発給しないなどの対応を検討している。

 政府は31日昼、新型肺炎に関する対策本部を国会内で開き、新たな方針を確認。首相は「水際対策の実効性を一層高める」と語った。

 首相はこの後の参院予算委員会で、中国湖北省を除く同国全土の感染症危険情報を「不要不急の渡航自粛」を求めるレベル2に引き上げると表明した。

 指定感染症の政令が施行されると、感染者を入院させるなどの強制措置が可能になる。28日に閣議決定し、10日間の周知期間を経て施行予定だったが、世界保健機関(WHO)の緊急事態宣言を受け、期間を短縮することにした。

 チャーター便の経費をめぐっては、政府は当初、帰国希望者に片道分約8万円を請求する方針だったが、与党から政府負担を求める声が出ていた。

 31日に到着した第3便を含め、武漢市滞在者を中心に計565人が帰国。菅義偉官房長官は記者会見で「現地には帰国を希望する邦人がまだ約140人いる。要望を聴取し、全員が早急に帰国できるよう調整を進めていきたい」と述べた。(時事通信20年1月31日)』 

* * * * *

 また、何と防衛省は、大規模災害ように契約している民間大型貨客船「はくおう」を利用すべく、その派遣を命令したという。(@@)

『帰国者滞在用に大型船 河野防衛相が派遣命令―新型肺炎

 河野太郎防衛相は31日、新型肺炎の拡大を受け、中国・武漢市からの帰国者の滞在先として、防衛省がチャーター契約を結ぶ民間大型貨客船「はくおう」の派遣を命令した。2月1日以降、東京湾で待機し、要請に応じて客室を提供する。

 はくおうは主に大規模災害用で、熊本地震や西日本豪雨の際に入浴・宿泊支援に当たった。94の個室を備えており、今回はこのうち風呂やトイレのある24室を優先的に活用する。

 防衛省は、緊急時には都道府県知事らの要請を待たずに防衛相の判断で派遣が可能とする自衛隊法の規定に基づく措置と位置付けている。(時事通信20年1月31日)』

 安倍内閣は、自然災害での対応も甘い&遅いのだが。国民は、この内閣に危機管理を任していいか、よ〜く見ておいて欲しいと思う。(・・)

 ところで、ここに来て、公明党が政府に対して、かなりモノを言うようになっている。(・・)
<これも安倍内閣の求心力が落ちているからかな?>

 先述した武漢からの帰国者の航空費用の件も、公明党は徴収しないように強く要望していた。

『公明・山口代表、チャーター機費用「政府が負担を」

 新型コロナウイルスの感染が拡大する中国・武漢市から在留日本人が政府のチャーター機で帰国する際の費用について、公明党の山口代表は、政府が負担すべきとの考えを示しました。

 「この緊急の事態に不安とリスクを抱えて、やむを得ず帰国を余儀なくされた方々でありますから、やはりここは政府がきちんとチャーターの費用、帰国の費用は負担すべきだと、このように私は思います」(公明党 山口那津男 代表)

 山口代表はこのように述べ、帰国者がチャーター機の費用を負担することがないよう政府に配慮を求めました。

 一方、菅官房長官は、内戦などで本人の意思にかかわらず退避をお願いせざるを得ない場合を除いて、「通常、エコノミー正規料金の負担をお願いしている」として、帰国者に対し、1人あたりおよそ8万円を請求する方針を維持する考えを示しています。(TBS20年1月30日)』

* * * * *

 また、公明党の議員は、桜を見る会に関する文書の管理について、国会でも批判を行っていた。

『【報ステ】公明党が批判「公文書改ざんは国会軽視」

 『桜を見る会』の公文書管理をめぐり、衆院予算委員会集中審議で、与党から批判が飛んだ。公明党の太田議員は「公文書の改ざんは国会軽視とのそしりを免れない」と厳しく批判。安倍総理は「公文書管理のさらなる徹底方策について検討していく」と述べた。

 総理の支援者が参加した前夜祭について、野党は「収支報告書に記載すべき」と追及。安倍総理は「参加者がホテルに直接支払った」として適切だったと説明した。(ANN20年1月31日)』
 
『与党・公明党の太田昌孝議員も「桜を見る会」をめぐる公文書の扱いについて、「政府の根幹を揺るがしかねない」、「大変に憤まんやる方ない」と厳しい批判を展開した。(FNN20年1月31日)』

 そして、この件は、改めて取り上げたいのだが。先週あたりから、新型肺炎の感染拡大に乗じて、安倍首相の改憲仲間が、憲法改正(緊急事態条項の新設)緊急に結び付けようとしていることに対しても、斉藤幹事長がすぐにけん制を行なった。(・・)

『斎藤・公明幹事長、新型肺炎に伴う改憲論「冷静に」

 公明党の斉藤鉄夫幹事長は31日の記者会見で、中国発の新型コロナウイルスによる肺炎の流行に伴い、憲法を改正して「緊急事態条項」を新設すべきだとの意見が自民党などから出ていることに対し、慎重な姿勢を示した。「冷静な議論が必要だ。まずは現行の法制度の中でどこまでできるかを追求することが大切だ」と述べた。(産経新聞20年1月31日)』

 公明党はもともと、安倍首相のような戦前志向の超保守タカ派とは考えが合わず。本当は安倍主導の改憲にも反対(創価学会は特に9条改憲には強く反対)しているので、もし安倍内閣の支持率が下がるようなら、首相交代を画策する可能性が十分にある。

 それゆえ、公明党には、安倍改憲を封じるためにも、できれば自民党内の反安倍派と組んで、そろそろ「安倍おろし」に励んで欲しいと願っているmewなのだった。(@_@。

 THANKS



http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/370.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 「賭博」の説明を避けた横浜統合リゾート・エキスポの欺瞞 ここがおかしい 小林節が斬る!(日刊ゲンダイ)



「賭博」の説明を避けた横浜統合リゾート・エキスポの欺瞞 ここがおかしい 小林節が斬る!
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/268429
2020/02/01 日刊ゲンダイ

 1月29日に横浜で開催された「統合リゾート(IR)産業展」に行ってみた。要するに、山下埠頭にカジノ「賭博」を誘致したい横浜市と、そこに参入して利益を得たい業者が一堂に会して、バラ色の「夢」を拡散しようとするお祭り騒ぎであった。

 私は、世界の各地でカジノで成功した3業者の英語でのプレゼンテーションを興味深く聴いた。ギャラクシー(モナコとマカオ)とゲンティン(シンガポール)、サンズ(ラスベガスとシンガポール)である。皆一様に、資金力、実績、地域貢献を強調していた。ところが、最大の収益部門であるカジノの実態には全く触れなかった。

 わびしい漁村(モナコ)、海辺の未開の湿地(シンガポール)、植民地貿易港(マカオ)を開発し、立派な観光+国際会議施設を造り、一流の「おもてなし」を提供している。その結果、地元にたくさんの雇用と取引と税金が生じた……と、素晴らしい話ばかりである。

 しかし、語るに落ちている場面もあった。国際会議場や美術館などは本来的に収益率は低いものだが、そこを補填して高水準を維持する財源はカジノ収益だと言っていた。

 実際に海外のカジノに行ってみて実感できたが、カジノは、人間の本性の中に潜む射幸心(努力せず一獲千金を望む魔)を誘導して一晩で全財産を奪う完成されたシステムである。時間を忘れさせる空間で美女が美酒と美食をサーブしてくれて、一度「勝った」快感を覚えさせられたら、全財産の限度で即座に借金が許され、気がついたら無一文になって朝を迎える。こんな客になりそうな資産家は横浜市内にいくらでもいる。その結果、郊外の駅前の豪邸がいつの間にか大企業による分譲マンションに変わっても、その原因がカジノだとは誰も気づかないであろう。

 賭博は麻薬と同じで犯罪である【刑法185条】。それを例外的に合法化する正当性は今の横浜にはない。市は「財源不足」を言う。しかし、それでは日本中が賭博場だらけになってしまう。日本第2の都市横浜には十分な財源はある。問題は、市にそれを市民福祉に使う意思がなく、それをいわゆる箱もの(建築土木)に使ってしまう点なのである。



小林節 慶応大名誉教授
1949年生まれ。都立新宿高を経て慶大法学部卒。法学博士、弁護士。米ハーバード大法科大学院のロ客員研究員などを経て慶大教授。現在は名誉教授。「朝まで生テレビ!」などに出演。憲法、英米法の論客として知られる。14年の安保関連法制の国会審議の際、衆院憲法調査査会で「集団的自衛権の行使は違憲」と発言し、その後の国民的な反対運動の象徴的存在となる。「白熱講義! 日本国憲法改正」など著書多数。新著は竹田恒泰氏との共著「憲法の真髄」(ベスト新著)








http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/371.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 桜を見る会再論(内田樹)アベはあらゆる「申し開きのできない証拠」に対して「論理的に思考できないふり、日本語がわからないふり」をしてみせる
http://blog.tatsuru.com/2020/02/01_1152.html

2020-02-01 samedi
 もうこの話をするのにも飽き飽きしている。「桜を見る会」についての話である。
 どうして「飽き飽き」しているかというと、ふつうの人間の受忍限度を超えて、この話が続いているからである。
 続く理由は簡単で、ふつうは申し開きのできない証拠をつきつけられて「申し訳ありませんでした。私がやりました」として「犯人」が白状して、火曜サスペンス劇場が終わるところで、ぜんぜんドラマが終わらないからである。
 でも、「私がやりました」と言わないというのは、ある意味では「合理的な」ふるまいなのである。
 昔、東京地検に勤めていた友人から、推理ドラマはあれは嘘っぱちだという話を聴いたことがある。検察官に供述の矛盾を衝かれて、顔面蒼白となって、「もはやこれまで」と自白するのは「自分が知性的な人間である」ということにおのれの存在根拠を置いている人間だけだというのである。
「そんな人間は実はめったにいないんだよ。そんなのはね、ウチダみたいな『自分は頭がいい』と思っているやつだけなんだよ。そういうのは、落すの簡単なんだ。供述のわずかな矛盾を指摘しただけで、がたがたっと崩れちゃうから。」
 なるほど。
 だから、ヤクザなんかは供述の矛盾をいくら指摘しても、平気で、「オレ、そんなこと言いましたっけ。あ、それ間違いですから、消しといてください。今日話したのがほんとの話です」と済ませてしまうのだそうである。
 彼らは供述の矛盾や変遷は、それだけでは有罪性の根拠とならないことをよく知っている。
 だから、誰も信じないようなでたらめを言い続ける。「そんなことあり得ないだろう!」と怒っても、「世の中、そういうことがあるからびっくりですよね」と平気で言う。
 自分は矛盾とか、因果とか、蓋然性とか、そういうことはぜんぜん気にならない人間なんです。「ふつうに考えて」という想定ができないんです。「論理的に言って」ということがわからないんです。
 そう言い続けると検察官に「敗けない」ということを彼らは知っているのである。
 自分の知性が健全に機能していないということを「切り札」にしている人間を「理詰め」で落とすことはできない。
「桜を見る会」の国会審議でわれわれが見せられているのは、「ヤクザと検察官」の戦いのひとつの変奏である。
 官僚たちも政治家たちも、平然と自分の知性がふつうに機能していないことを認めている。
「桜を見る会」の招待者名簿にしても、ホテルニューオータニの「前夜祭」領収書にしても、それを「はい」と提示すれば、首相の潔白が満天下に明らかになる文書を、なぜか官僚たちも安倍講演会の人たちも、全員があっという間に捨ててしまった。それが「桜を見る会」と「前夜祭」の合法性を何よりも雄弁に証明できる書類である以上、仮に廃棄期限が来ても、官僚でも後援会員でも少しでも論理的に思考できる能力があるなら、「もしものことがあったら困るから、一応とっとこう」と思うはずである。
 そう思った人間がなんと一人もいないのである。
 つまり世にも例外的に頭の悪い人たちだけで内閣府や安倍後援会は組織されていたというきわめて蓋然性の低い主張によって、首相は「不正が証明できない以上、私は潔白だ」という言い続けているのである。
 こういうドタバタがもう3ヶ月も続いている。
 もう終わりにしたいと思う人は自民党内にもいるらしく、先日は参院自民党に示達された「招待者名簿は公開請求の対象であるので取り扱いに注意」という内部書類が共産党議員によって委員会で暴露されてしまった。
 だが、これほど「申し開きのできない証拠」を突きつけられても、首相の「申し開き」は続いている。
 首相は数日前に、招待者について「幅広く募っているという認識」ではあったが、「募集しているという認識ではなかった」という没論理的な答弁をしたが、今回は招待者名簿について「公開の対象とは書いてるけど、公開されるとは書いてない」という小学生のような答弁をしてみせた。
「開示請求があった場合に公開しなければならない」という注意なのだから、要するに「人選には配慮すること。開示請求があったときに『捨てました』というような無様なことがないようにちゃんと管理すること」というお達しである。自民党総裁としては自民党が示達した注意を二つながらまるまる無視して招待者を選定した上に、書類をさくさくとシュレッダーにかけた内閣府の役人については殺してやりたい「気分」になっていいはずだが、そんな気配もない。
 首相は「自分は論理的に思考しないので、『論理的にあり得ない』ことがあっても別にそれが不思議だと思わない。言葉の語義はわかるけれども、それが含意しているコノテーションはわからない」という「おのれの知性が普通の人よりも不調である」という主張によって有罪性を免れようとしている。
 裁判において弁護人が被告の「心神耗弱」で無罪を勝ち取ろうとするのと同じである。
 この「愚者戦略」はこれまでのところ成功している。
 それは社会制度は世界どこでも「ふつうの人はわりと論理的にものを考える」ということを基準に設計されているからである。だから、その基準にはずれる人間については対処するマニュアルがないのである。
 これから後も首相は有罪を免れるために、あらゆる「申し開きのできない証拠」に対して、「論理的に思考できないふり、日本語がわからないふり」をしてみせるだろう。
 この成功体験が広く日本中にゆきわたった場合に、いずれ「論理的な人間」は「論理的でない人間」よりも自由度が少なく、免責事項も少ないから、生き方として「損だ」と思う人たちが出て来るだろう。
 いや、もうそういう人間が過半数に達しているから、「こういうこと」になっているのかも知れない。

(2020-02-01 11:52)
http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/372.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 国会中継で国民は驚き呆れている 首相と官房長官の鉄面皮 トップの毒が全閣僚、全官僚に回る非常事態(日刊ゲンダイ)



国会中継で国民は驚き呆れている 首相と官房長官の鉄面皮
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/268428
2020/01/31 日刊ゲンダイ


安倍首相(右)と管官房長官(C)日刊ゲンダイ

♪誠実さのかけらもなく〜笑っている奴がいるよ〜――。ザ・ブルーハーツの名曲「青空」の一節が常に脳裏をよぎる。連日行われている衆参予算委員会の審議。新型肺炎の感染拡大の陰に隠れているが、安倍首相を筆頭に閣僚答弁はヒドいったらありゃしない。嘘、ゴマカシ、はぐらかしの連続に国会中継の視聴者も驚き呆れ果てたに違いない。

「われわれはマーケットと仕事してますんで、野党と仕事してんじゃない」

 吐き捨てるような国会軽視発言が飛び出したのは28日午前の衆院予算委。発言の主は毎度おなじみ、「全自動暴言製造機」の麻生財務相だ。

 国民民主の前原誠司議員は、施政方針演説で安倍が「公債発行は8年連続での減額」と語ったのは「嘘」と指摘した。剰余金の半分以上を借金返済に充てるという財政法上のルールを破り、特例法で今年度補正予算と来年度予算の財源に全額繰り入れる政府の横紙破りの手口を紹介。「財政健全化を遅らせるうえ、アベノミクス効果が出ていないことを隠す『粉飾決算』」と迫った。

 すると、麻生は「8年連続減らすという姿勢をきちんと示している。マーケットに与える影響が極めて大きいんで」と説明。続けて「野党と仕事してんじゃない」と言い放ち、「マーケットが『財政再建やってないじゃないか』という方向になればものすごく大きいですから、そちらの方を優先させていただいた」と開き直ってみせた。

「語るに落ちる」とはこのことだ。麻生発言はマーケット優先のルール破りで、見せかけの「8年連続の公債発行減額」をつくり上げたことを暗に認めたようなもの。まさしく前原が指摘した「粉飾」そのものである。

言外から漂う野党軽視の上から目線

 国会軽視は麻生派の風習なのだろう。同派所属の河野防衛相も異例の早口答弁で野党を侮蔑。参院の予算委員長から「答弁は真摯に丁寧に」と注意を受ける始末だ。

 防衛省は今年度補正予算で過去最高額となる4287億円を計上。うち3807億円と約9割を占めるのは、地対空ミサイルPAC3の改修やF35Aステルス戦闘機の取得などに伴う「兵器ローン」の返済分だ。

 29日の参院予算委で、この問題を取り上げたのは社民党の福島瑞穂議員。財政法で「緊要な場合」に限り認められる補正予算の趣旨との整合性を巡り、財政法の該当条文を読むように求められると、河野はふてくされた様子で一気に長〜い条文をまくし立てた。

 この態度に呆れた野党理事の要望を受け入れ、委員長がもう一度読むように促しても、河野は再び高速答弁。議場騒然の中、委員長に注意された河野は結局、3度も長文を読み上げるハメに陥ったのだから、バカ丸出し。ハナからキチンと読めばいいのに、とことん子供じみている。

 麻生も河野も言外の態度を通じて「俺はアンタの質問にマトモに答えるつもりはない」「俺はアンタと対等にふるまうような小物ではない」という“上から目線”を漂わせている。こんなゴロツキ大臣をなぜ、大メディアは野放しにしているのか。ますますツケ上がるのは目に見えているのに、本当に謎だ。


ゴロツキ師弟(C)日刊ゲンダイ

トップの毒が全閣僚、全官僚に回る非常事態

 閣僚たちのナメた答弁で、審議は、しばしば中断。「歯に衣着せぬ発言」と持ち上げられていた小泉進次郎環境相にも、ゴマカシの毒は回っている。

 28日に、多い年で40万円強と、政治資金による都内の高級ホテルへの頻繁な支出を問われると、「地元の秘書が東京で宿泊することもある」と答弁。秘書に高級ホテルをあてがっていれば太っ腹だが、どう考えたって子供だましの嘘だ。

 週刊文春に「不倫ホテル代」と報じられた軽井沢プリンスホテルへの約10万円の支出について、「政治資金として適正か」と聞かれた途端、みるみる不機嫌そうな顔つきとなり、「私と秘書と2人で行った」と強弁。「友人や知人を部屋に呼んだりしてないか」と畳みかけられると、「一般論として、泊まった時に人が訪ねてくることを否定するものではない」と“不倫逢瀬”に含みを持たせざるを得なかったから、もうタジタジだ。

 30日は「桜を見る会」の推薦枠の締め切り日を巡り、内閣府の大塚幸寛官房長が過去の説明と29日の予算委答弁との食い違いを認め、「丁寧さ、正確さを欠いた」と陳謝した。

 閣僚も官僚も皆、デタラメ答弁のオンパレードなのである。

「野党の追及にイラつき、感情任せの答弁でボロを出す。安倍首相の悪い癖が全閣僚と全官僚に蔓延している印象です。誠実に相手に理解してもらえるように正面から答弁する。そんな議事進行の基本や作法をかなぐり捨て、皆、論点外しやはぐらかしが先に出てしまう。もはや、まともな答弁を期待するだけ無駄です」(法大名誉教授・五十嵐仁氏=政治学)

 安倍主催で地元有権者を供応接待した「桜を見る会」について、所管大臣として「公選法違反には当たらない」と勝手に決めつけた高市総務相も不気味だが、やはり真打ちは安倍と菅官房長官の悪相コンビである。

「野党は揚げ足取り」の姑息な印象操作

 政府が「桜を見る会」の招待者名簿の電子データ廃棄記録(ログ)を開示しない理由について、菅は「同じシステムを国家安全保障局も利用している」と説明。ログを調べただけで「国家機密にかかわる情報を含めて調査することになり、漏洩の危険が増す」と言ってのけた。

 いやはや、たかだか招待者名簿のゴマカシに「国家機密」まで持ち出すとは……。どんなシステムかは皆目理解できず苦しい言い訳にしか聞こえないが、菅はいたって大マジメ。表情も変えず、繰り返す厚顔ぶりには舌を巻く。コラムニストの小田嶋隆氏が言う。

「菅さんも安倍さんも答弁の冒頭で『先ほど来申し上げております通り』『何回もお答えしている通り』という決まり文句を言った後で答えていました。まともな論戦に乗っかるのは不利とみて、“野党が同じ質問を繰り返し揚げ足を取っている”との印象操作に踏み切ったのでしょう。短期的にはコアな支持層から『よく言った』と喝采を浴びるかもしれませんが、全閣僚に『野党の質問をまともに取り合うな』と徹底させているかのような感じは、安倍1強の不気味さを際立たせるだけ。『他にいないから』という大多数のふわっとした支持層の離反を招くことになりそうです」

 さらに不気味さに拍車をかけるのが、菅と安倍の土気色の顔だ。

「特に菅さんの生気のなさはすごい。『国家機密』答弁の際も、自分で自分の言っていることを信じていない。そんな投げやりな雰囲気が、土気色の鉄面皮ににじんでいました。同じ土気色でも、安倍さんは相変わらずニヤニヤ。『〜の中において』『いわば』と嘘をつくときの口癖が何度も飛び出し、国民も感づいているのに、安倍さんはお構いなし。閣内や党内には厭世ムードが漂うのに、“俺はまだもつ”と一人だけ不思議な高揚感に包まれている印象です」(小田嶋隆氏=前出)

 安倍は口を開けば「幅広く募っているが、募集ではない」「私の事務所にかかわることですから、担当(総務)大臣から答弁させたい」と珍答弁ばかり。新型肺炎の感染拡大という一大事に、こんなイカれた人物をトップにいただく不幸を、国民は早く自覚した方がいい。

「30日までの4日間だけでも、この政権が国会審議にすら耐えられず、もはや統治能力を失っていることがハッキリしました。国民の安全のためにも、総取り換えするしかありません」(五十嵐仁氏=前出)

 安倍政権の退陣こそ感染終息の近道である。







 



http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/373.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 黒川検事長の定年後「勤務延長」には違法の疑い  郷原信郎(郷原総合コンプライアンス法律事務所 代表弁護士)
黒川検事長の定年後「勤務延長」には違法の疑い
https://news.yahoo.co.jp/byline/goharanobuo/20200201-00161318/
2/1(土) 11:41  郷原信郎 郷原総合コンプライアンス法律事務所 代表弁護士


(写真:西村尚己/アフロ)


 1月31日、政府は、2月7日で定年退官する予定だった東京高検検事長の黒川弘務氏について、半年後の8月7日まで勤務を延長させることを閣議決定したと報じられている。

 国家公務員法では、職務の特殊性や特別の事情から、退職により公務に支障がある場合、1年未満なら引き続き勤務させることができると定めているので、この規定を適用して、東京高検検事長の勤務を延長することにしたとのことだ。

 しかし、検察官の「定年延長」が、国家公務員法の規定によって認められるのか、重大な疑問がある。

 検察庁法22条は、「検事総長は、年齢が65年に達した時に、その他の検察官は年齢が63年に達した時に退官する。」と定めている。

 国家公務員法第81条の3で、「任命権者は、定年に達した職員が前条第1項の規定により退職すべきこととなる場合において、その職員の職務の特殊性又はその職員の職務の遂行上の特別の事情からみてその退職により公務の運営に著しい支障が生ずると認められる十分な理由があるときは、同項の規定にかかわらず、その職員に係る定年退職日の翌日から起算して1年を超えない範囲内で期限を定め、その職員を当該職務に従事させるため引き続いて勤務させることができる。」とされており、この規定を根拠に定年後の「勤務延長」を閣議決定したものと思われる。

 しかし、この「前条第1項」というのは、同法81条の2第1項の「職員は、法律に別段の定めのある場合を除き、定年に達したときは、定年に達した日以後における最初の3月31日又は第55条第1項に規定する任命権者若しくは法律で別に定められた任命権者があらかじめ指定する日のいずれか早い日(以下「定年退職日」という。)に退職する。」という規定であり、この規定で「法律に別段の定めのある場合を除き」とされている「別段の定め」が検察官の場合の検察庁法22条である。検察官の場合、定年退官は、国家公務員法の規定ではなく、検察庁法の規定によるものであり、81条の2の「第1項」の規定によるものではない。

 したがって、国家公務員法81条の3による「勤務延長」の対象外であり、今回、検察官の定年退官後の「勤務延長」を閣議決定したのは検察庁法に違反する疑いがある。

 検察庁法22条は、検察官の定年の年齢を定めただけで、検察官も国家公務員である以上、定年による退職は、国家公務員法に基づくものだという解釈をとったのかもしれないが、検察庁法が、刑訴法上強大な権限を与えられている検察官について、様々な「欠格事由」を定めていることからしても、検察庁法は、検察官の職務の特殊性も考慮して、検事総長以外の検察官が63歳を超えて勤務することを禁じる趣旨と解するべきであり、検察官の定年退官は、国家公務員法の規定ではなく、検察庁法の規定によって行われると解釈すべきだろう。

 黒川氏の定年後の「勤務延長」の表向きの理由は、「政府関係者によると、業務遂行上の必要性とは、保釈中に逃亡した日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告の事件の捜査を指す」(朝日)とのことだが、高検検事長が、レバノンに逃亡したゴーン氏の事件で一体何をやると言うのか。捜査の実務は東京地検が行い、外国との交渉は法務省で行えばよいのであり、高検が関与する必要はないはずだ。

 それにしても、安倍内閣は、なぜ、違法の疑いのある定年後の勤務延長の閣議決定を敢えて行ってまで、黒川氏を検察にとどめたいのか。余程の理由があるからであろう。そこには、次期検事総長人事をにらんだものとの臆測もある。

 法律上は、検事総長を任命するのは内閣である。しかし、これまでは、前任の検事総長が後任を決めるのが慣例とされ、政治的判断を排除することが、検察の職権行使の独立性の象徴ともされてきた。今回の東京高検検事長の定年後の勤務延長という違法の疑いのある閣議決定によって内閣が検事総長を指名することになるとすれば、政権側が名実ともに検察のトップを指名できることになり、政権側の意向と検察の権限行使の関係にも多大な影響を生じさせる。

 それによって、これまでの検察が至上命題としてきた「検察の独立性」のドグマが、「検事総長人事」という組織の中核から、事実上崩壊することになる。



郷原信郎 郷原総合コンプライアンス法律事務所 代表弁護士

1955年、島根県生まれ。東京大学理学部卒。東京地検特捜部、長崎地検次席検事、法務省法務総合研究所総括研究官などを経て、2006年に弁護士登録。08年、郷原総合コンプライアンス法律事務所開設。これまで、名城大学教授、関西大学客員教授、総務省顧問、日本郵政ガバナンス検証委員会委員長、総務省年金業務監視委員会委員長などを歴任。著書に『告発の正義』『検察の正義』(ちくま新書)、『「法令遵守」が日本を滅ぼす』(新潮新書)、『思考停止社会─「遵守」に蝕まれる日本』(講談社現代新書)など多数。


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記事 [政治・選挙・NHK269] 山本太郎がキーマンに ついに京都で共産党系市長誕生か 山本太郎「この人しかいないんですよ!福山和人さん!」


山本太郎がキーマンに ついに京都で共産党系市長誕生か
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200201-00605125-shincho-pol
デイリー新潮 2/1(土) 5:57配信


山本太郎氏

 1200百年の都、京都に革命の予感? 

 2月2日に投開票される京都市長選がさる1月19日に告示され、戦いの火蓋が切られたのである。

 4期目を狙う門川大作市長に挑むのは2人の新人。だが、

「実際は、共産党推薦の福山和人氏と現職との一騎打ち。門川市長には、自民や公明、立民、国民が相乗りしていて、共産vs非共産の戦いになるとみられています」(地元紙記者)

 共産党系の候補者が“泡沫“とならないのが京都ならではで、

「京都は、共産党にとってはいわば“聖地“。市議会では18議席を押さえ、21議席の自民党に次いで第2党。さらに、2008年の市長選では、2期目をかけた門川市長を951票差まで追い詰めた。これまで京都では、市長選も府知事選も国政与野党が手を取りあって、共産党政権の誕生をなんとか阻止してきたんです」

 ところが、

「告示日の19日、福山さんの応援に、れいわ新選組の山本太郎代表が現れた。福山さんは一昨年4月の京都府知事選挙で、京都市内の有効票数の46・5%を押さえており、これに山本さんの知名度が加われば、共産党系市長の誕生も現実的に。現職陣営は“いよいよまずい“と危機感を募らせていますよ」

 山本氏もなかなかの策士で、

「彼は、18日まで静岡県の熱海で開かれていた共産党大会に出席せず、野党支持者から批判されていました。ただ、今思えば、翌日から始まる京都市長選を見据えて、立憲や国民の幹部も来る共産党大会と距離をとったのでしょう」

 よりにもよって、京都で新選組が体制転覆の手助けとは……。

「週刊新潮」2020年1月30日号 掲載













http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/375.html

記事 [政治・選挙・NHK269] (三橋貴明)法人税を減税したら、工場が外国に逃げた!(「新」経世済民新聞) :経済板リンク

(三橋貴明)法人税を減税したら、工場が外国に逃げた!(「新」経世済民新聞)

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http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/376.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 後手後手の新型コロナ対策 インバウンド重視で初動遅れか(日刊ゲンダイ) 
 


後手後手の新型コロナ対策 インバウンド重視で初動遅れか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/268475
2020/02/01 日刊ゲンダイ


対策本部も後手(C)共同通信社

「こんなことを言いたくはないが、安倍総理には危機管理能力が欠如しているのが明らかになった」――。作家の百田尚樹氏がツイッターでこう嘆くほど、新型コロナウイルスへの政府の取り組みがひどい。後手後手かつ場当たりな対応に批判噴出だ。

 安倍首相は31日、新型コロナウイルスを「指定感染症」とする政令の施行日を今月7日から1日に前倒しし、14日以内に中国・湖北省に滞在した外国人の入国を拒否する方針を表明。WHOの緊急事態宣言を受けての措置だと説明しているが、「のんびりし過ぎ」という世論の批判を気にしたのだろう。

「施行まで“空白期間”ができることに国民の不安が高まっていたのに、前日まで『人権上の問題があるため周知期間を置く』と、7日施行の方針を変えようとしなかった。前倒しできるのなら、なぜもっと早くしなかったのか。武漢から退避する際のチャーター機運賃を政府負担にする意向も同時に発表しましたが、決断が遅すぎる。そもそも、先月16日に国内で初めて新型肺炎患者が確認されても、政府の反応は鈍かった。ちょうど春節(旧正月)の時期を控え、中国人訪日客の大量入国が見込まれていたにもかかわらず、有効な対策を講じようとしなかったのです。官邸が安全対策よりインバウンドを重視したのではないかという見方も出ています」(自民党ベテラン議員)


感染者は増える一方(C)共同通信社

訪日客歓迎のメッセージも発信

 実際、中国の春節休暇に合わせ、在中国日本国大使館の公式ホームページには、1月23日付で安倍首相のこんなメッセージが掲載されていた。

<春節に際して、そしてまた、オリンピック・パラリンピック等の機会を通じて、更に多くの中国の皆様が訪日されることを楽しみにしています。その際、ぜひ東京以外の場所にも足を運び、その土地ならではの日本らしさを感じて頂ければ幸いです>

 23日といえば、武漢市が封鎖された当日だ。すでに新型肺炎の感染が拡大し、日本へのウイルス流入が懸念されるタイミングで、安倍首相は中国人観光客の呼び込みをしていたわけだ。批判を恐れたのか、メッセージはすでにホームページから削除されている。

「国内でも次々と感染者が見つかっている今となっては手遅れですが、もっと早く政府が動いていたら、島国の日本は水際対策をしっかりできたはずです。4月に中国の習近平国家主席を国賓待遇で迎えることもあり、コトを荒立てないよう中国側に配慮したようにも見える。政府の対応は、国民の命と安全よりインバウンドというカネを優先して、初動が遅れたと批判されても仕方ありません」(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)

 野党は先月6日には厚労省から聞き取りを行い、衆院厚労委員会の理事会開催も要求していた。その提案を無視し続け、政府がようやく対策本部の設置を決めたのは同30日になってからだ。

 一昨年の西日本豪雨災害時は「赤坂自民亭」の飲み会に興じ、昨年の台風15号による被害時は内閣改造にウツツを抜かしていて初動が遅れたと批判されたが、国民の命と安全を軽視する安倍政権の体質はまったく変わっていない。








http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/377.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 「桜」や「新型ウィルス」に隠れているが河野防衛相の傲慢な答弁を見て!(まるこ姫の独り言)
「桜」や「新型ウィルス」に隠れているが河野防衛相の傲慢な答弁を見て!
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2020/02/post-0b4103.html
2020.02.01 まるこ姫の独り言


「桜を見る会」「新型ウィルス」の話題に隠れているが、予算委員会での河野防衛相の態度の悪さが目に余った。

見ている方が気分が悪くなるほど、河野の態度は酷かった。

福島瑞穂の質疑に対しての河野の答弁。


>動画→河野大臣“高速答弁” 質問へいら立ちか
       1/29(水) 19:51配信 FNN

>河野防衛相は、野党議員から防衛予算をめぐって、財政法の条文を読むよう求められ、異例の高速答弁を行い、委員長から「答弁は、真摯(しんし)に丁寧に」と注意を受けた。

>河野防衛相には、政府側の答弁が質疑時間にカウントされない参議院独特の形式だったことと、条文を読めという単純な質問をされたことへのいら立ちがあったとみられる。


福島瑞穂の質疑に応じる河野の答弁だった。

直接見ていたが、本当に河野の態度は酷かった。

この棒読みは一度ではなかった。

確か少なくとも3回は棒読み答弁をしていた筈だ。


さすがに委員長に注意されていたが、「政府側の答弁が質疑時間にカウントされない参議院独特の形式」だったから、こんなぞんざいな対応をしても良いという事にはならない。

政権側は、野党の質疑に対して、愚にもつかない答弁で時間稼ぎばかりしているのに。

政権側が、どれだけ野党の質問時間を食いつぶして来たのか分かっているのか。

しかも、どの大臣・官僚も答弁の後は、「〇〇で御座います。」と付けるものだが、河野は条文を早口で読みっぱなし。 

まるで野党議員を小馬鹿にしたような、不貞腐れた態度だった。

今まで、色んな大臣や官僚の答弁を見てきたが、特に官僚は丁寧すぎて、それがかえって慇懃無礼な態度に見えたものだ。

所が河野の答弁は、条文を読みっぱなしで、喜怒哀楽の大きい子供のような態度だった。

質疑をしている野党議員に対して失礼にもほどがある。

ヤフコメのコメント。
>テレビで見ていたがあれはひどい、投げやりな口調で猛スピードで読み上げ終わるとプイと自分の席にもどってしまう、質問者にこれでもかというくらい憎しみを込めていた。

まさにこの通りの対応だったが、国会軽視にもほどがある。

3度同じ文言を読み上げていたが、「投げやりな口調で猛スピードで読み上げ終わるとプイと自分の席にもどってしまう」これの繰り返しだった。

これが一国の大臣のとる態度だろうか。

自分の家ならそれでも通るだろうが、公開の場でこの不貞腐れた態度は見ている方が気分が悪くなった。

まさに我儘な坊ちゃんその物。

この人も一平議員の時は庶民の味方の振りをしていたが、やはりそこは二世三世議員だけに大臣になると急に手のひら返すような権力志向。

今では、すっかり安倍内閣の一員としてふさわしい税金私物化意識が見えて来た。

それこそ河野はヤフコメでは「次の総理候補」として人気が高いが、こんな喜怒哀楽の激しい人間では大臣は務まらないし、はっきり言って「器ではない」




http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/378.html

   

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