「7000年前の人類、気候変動とどう闘ったか 古代の防波堤が示す鍵」
(Yahoo・ロイター 2019/12/26)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191226-00010006-reutv-int
研究チームの発表によると、イスラエルにある古代の防波堤は、文明が海面上昇から身を守ろうとしたことを示す、最も古い証拠だという。
ハイファ大学の水中考古学者、エフド・ガリリ氏はこう語る。
「7000年前にこの沿岸部に住んでいた人類が、海面上昇と闘ったことを示す証拠がここにある。最終的に彼らは村を捨てなければならなかった。彼らは苦闘し、この防波堤を建てた。しかし海面は上昇するばかりで、苦闘を続けるだけの経済的価値はなくなり、適応もしくは避難という、非常に難しい決断を迫られた」
村は最終氷河期の終わりに氷河が解け、海に飲み込まれた。現在の海岸線は、当時よりもずっと高い所にある。
ガリリ氏は「どうしてそんなに重要なのか。なぜならわれわれは現在、同じジレンマと問題を抱えて苦しんでいるからだ」と語った。「オランダ、ニューオーリンズ、ベネチアで、海から土地を守るためにどれほどの資金が投じられているか考えてみてほしい」とし、「7000年前に新石器時代の人類が直面していたのと同じジレンマ、同じ問題だ」と述べた。
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ノアの箱舟を始め、洪水伝説は世界各地に残っていますが、本当に7千年ほど前に
海面が大きく上昇した時代があったという証拠ですね。
日本でも同時代に栃木市藤岡町(篠山貝塚)まで海がはいりこんでいたことが
わかっています(縄文海進)。
現在よりも5メートル以上、海面が高かったのです。
われわれ人類の祖先は、そういった激しい気候変動を生き抜いてきたのです。
もちろん当時は化石燃料を燃やしておらず、CO2と海面上昇は無関係です。
CO2増加が海面上昇を引き起こすという科学的根拠もないし、CO2を削減したから
海面上昇が防げるという保証もありません。
海面がちょっと上がると人類が絶滅するかのようにわぁわぁ騒ぐ温暖化論者は
滑稽きわまりありません。
ものごとをもっと冷静に科学的、論理的に考えるべきでしょう。
海面上昇を議論するのなら、真っ先に原発が垂れ流す膨大な量の排熱、温排水を
取り上げなければなりませんが、それには彼らは絶対に触れません。
なぜなら、原子力推進こそが彼らの目的だからです。
(関連情報)
「縄文海進」 (ウィキペディア)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B8%84%E6%96%87%E6%B5%B7%E9%80%B2
「篠山貝塚」 (ウィキペディア)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AF%A0%E5%B1%B1%E8%B2%9D%E5%A1%9A
「原発温廃水が海を壊す 原発からは温かい大河が流れている (imidas 小出裕章)」
(拙稿 2019/4/23)
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/427.html
http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/450.html