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2020年1月23日01時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK269] <東京新聞が一面トップ報道!>首相・与党枠で膨張 「桜」招待客 内訳新資料 5年で2000人増の大半 

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首相・与党枠で膨張 「桜」招待客 内訳新資料 5年で2000人増の大半
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020012290070329.html
2020年1月22日 07時03分 東京新聞

 内閣府は二十一日、首相主催の「桜を見る会」を巡り、二〇一九年まで過去六年分の招待客数の内訳を一覧表にした新資料を、与野党に示した。表によると、最近の五年間で最大約二千人増えた招待客数の大半は安倍晋三首相や与党による推薦者で占められ、「政治枠」の膨張が全体の招待客数を押し上げた実態が裏付けられた。安倍晋三首相の施政方針演説に対する二十二日からの代表質問で、野党は問題判明が相次ぐ桜を見る会について追及を強める。(妹尾聡太、横山大輔) 

 資料によると、全招待客数は最も多かった一八年が一万五千九百十人で、一五年の一万三千六百九十七人から二千人以上増えた。「各界功績者(総理大臣等)」と分類された政治推薦枠も、一五年の七千三百八十五人から一八年には九千四百九十四人に約二千人増え、相関性が浮き彫りとなった。

 一九年の招待客数は一万五千四百二十人で、政治推薦枠は八千八百九十四人。一五年から約千七百人増えた招待客のうち、約千五百人を政治推薦者が占めた。

 一九年の招待客について、菅義偉(すがよしひで)官房長官はこれまで約一万五千人の推薦者のうち、首相は約千人、官房長官ら約千人、自民党関係者約六千人と説明。合計は「総理大臣等」に分類された人数に近い。一四年分は総理大臣等の分類がなく、直接比較できなかった。

 このほか、内閣府はこれまで廃棄したと説明していた一一〜一三年の桜を見る会に関する文書ファイルが総務課内で見つかったことも与野党に明らかにした。内容は開催要領や業者との契約に関する決裁文書などで、招待客名簿は含まれていないと説明した。

◆国交省も管理簿不記載

 国土交通省は二十一日の「桜を見る会」野党追及本部で、内閣府に提出した二〇一〇〜一五年の推薦者名簿について、公文書管理法で義務付けられた「行政文書ファイル管理簿」への記載をしていなかったことを明らかにした。国交省は推薦者名簿の保存期間を十年と定めているため、名簿自体は残っている。

 野党は同省以外にも不記載の可能性があるとして、全府省の実態を確認する考え。内閣府では招待客名簿の過去の不記載が判明。政府は違法性を認め、歴代人事課長五人を厳重注意処分とした。








http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/171.html

記事 [政治・選挙・NHK269] <文春砲、炸裂!>河井夫妻「買収」原資は安倍マネー1億5千万円だった 秘書4人派遣「安倍丸抱え」で公選法違反 



























買収の原資か 河井前法相夫妻「選挙資金」1億5千万円の「入出金記録」を入手した
https://bunshun.jp/articles/-/27949
1/22(水) 16:00配信 「週刊文春」編集部 文春オンライン 週刊文春 2020年1月30日号

 公選法違反(運動員買収)の疑いで広島地検の捜査を受けている河井克行前法相(56)と妻の案里参院議員(46)の政党支部に、参院選の前に合計1億5000万円が、自民党本部から振り込まれていたことが「週刊文春」の取材でわかった。現在、捜査対象となっている運動員買収の資金は、これらの政党支部から支出されており、「違法買収」の原資となった可能性がある。自民党幹部によれば、一候補に1億円を超える選挙資金が提供されるケースは異例中の異例だという。


河井克行前法相 ©共同通信社


妻の案里参院議員 ©共同通信社

 河井陣営の金満ぶりは、当時から広島県内で話題になっていた。

「案里事務所はタウンメールというビラのポスティングを公示前から複数回やっていたが、1回あたり1500万〜2000万円ほどかかるのに、なぜあんなに何回もできたのか。菅義偉官房長官が演説に来たときは駅から数百メートルにわたって看板が立てられるなど、とにかく物量が桁ちがいでした」(自民党広島県議)

 それを可能にしたのが党本部からの資金提供だったのだ。

「目下、広島地検は違法買収を可能にした克行・案里両事務所のカネの流れについて徹底的に調べています。押収資料の中には、党本部から大量のカネが次々と入金されていた記録もあります」(捜査関係者)


ウグイス嬢への“日当3万円”を示す内部文書

 捜査当局はすでに通帳や経理担当者のメモなどを多数押収しているが、その中でも決定的な書類がある。事務所内で共有されていたとみられる“入出金記録”だ。小誌が捜査関係者に接触を繰り返し、ついに入手したその写しには、驚くべき数字が並んでいた。

〈【第七】4月15日 15,000,000  5月20日 30,000,000  6月10日 30,000,000
 【第三】6月10日 45,000,000  6月27日 30,000,000〉


当局が注目する“入出金記録”

 第七とは自民党広島県参議員第七選挙区支部のことで、代表者は案里氏。一方の第三は、克行氏が代表を務める自民党広島県第三選挙区支部。つまり夫妻の政党支部に、参院選前のわずか3カ月間で計1億5000万円が振り込まれているのだ。

「党本部のお金は幹事長マターだが、河井陣営に1億5000万円も投下したのは安倍首相の強い意向があってこそ。克行氏は安倍首相に近く、長く首相補佐官を務めていました。広島選挙区で安倍首相と距離のあった自民党候補・溝手顕正氏に比べて、明らかに案里候補に肩入れしていました」(自民党関係者)

「週刊文春」の取材によれば、溝手氏に党本部から提供された選挙資金は、案里氏の10分の1だったという。


2枚に分けられたウグイス嬢の領収書

 河井夫妻それぞれの事務所に聞くと、「法令に従い適正に処理し、その収支を報告書に記載し報告する予定です」とそろって文書で回答した。

 1月23日(木)発売の「週刊文春」では、河井克行氏が案里氏の選対の実質的トップだったことを示す証拠LINEや、これまでまったく報じられていない新たな運動員買収疑惑、4名の秘書軍団を広島入りさせるなど安倍首相がいかにして案里氏を当選させたのか、などについて、5ページにわたって詳報している。


“動く中吊り” 週刊文春1月30日号







※画像http://shukan.bunshun.jp/articles/-/12803



























http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/172.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 合併ご破算…「こんなこともできない野党」/政界地獄耳(日刊スポーツ)
合併ご破算…「こんなこともできない野党」/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202001230000029.html
2020年1月23日7時41分 日刊スポーツ


★立憲民主党と国民民主党の合併ご破算はただの合流なしではない。あれだけ昨年末から合流合流と言い、国民に期待を寄せさせながら、双方とも自党の理屈は一切譲らないという、やる気のない合流だった。両党ともに党内調整に汗をかいたわけでもなく、代表一任は名ばかりで民主党時代からのまとまり感のない、「結局、こんなこともできない野党」のイメージだけを残した。

★自民党幹事長・二階俊博は21日の会見で「野党の合流は特別期待もしておりませんし、合流されないほうがいいとも思っておりませんので、どうぞご自由に、という感じですね」とまとまれば脅威だったが、相変わらずの自分ファーストの野党を嗤(わら)った。だが野党が塊を作れなかったことで、今後の政局は野党に厳しい局面が続く。最大の難関は今夏、7月5日投開票の東京都知事選だ。野党各党は既に現職の都知事・小池百合子に対抗馬を野党統一候補として立てることを確認している。

★20日、れいわ新選組代表・山本太郎は会見で都知事選について「れいわ新選組として絡んでいきたい。野党が押し出す候補を応援するのか、形は分からないが東京都の選挙にもれいわとしてしっかり力を貸していきたい」とし、自身の出馬についても「選択肢は排除しない」と改めて発言した。本来、野党に大きな塊ができていれば、れいわもそれに乗ることはできたろうが、それがかなわない今、野党の都知事選統一候補擁立は難航し、結果、山本を立てることに追い込まれていくだろう。なぜなら山本が野党唯一、小池に勝てそうな対抗馬になり得るからだ。だが知事に当選したとしても議会に知事与党となる政党がない都議会の中で山本を孤立させるのでは山本を政界から追い出すようなものだ。「つまり山本は勝てる候補だが、擁立は山本を野党の中で生かすことにはならない」(野党関係者)。これからもこんなハレーションが起きるだろう。子供野党の体たらくは続く。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/173.html

記事 [政治・選挙・NHK269] <中国新聞も キター!>自民党本部、河井夫妻側に1億5000万円 参院選前、溝手氏の10倍 資金肩入れ浮き彫り 



自民党本部、河井夫妻側に1億5000万円 参院選前、溝手氏の10倍 資金肩入れ浮き彫り
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200122-00010004-chugoku-pol
中国新聞デジタル 1/22(水) 23:40配信


案里氏の陣営が作製した印刷物(手前)やカード(右奥)など。菅官房長官たちもアピールに一役買った


右)の応援を受け、笑顔を見せる案里氏=同左(昨年7月14日、広島市中区)

 自民党の河井案里氏(参院広島)が初当選した昨年7月の参院選の公示前、案里氏と夫の克行前法相(衆院広島3区)が支部長を務める二つの自民党支部に、党本部から計1億5千万円の資金が入っていたことが22日、分かった。広島選挙区で同様に党公認を得て議席を争い、落選した溝手顕正氏の10倍に当たる。金額に法的な制限はないが、党関係者からは「異常な額だ」との指摘が出ている。

 ▽資金肩入れ浮き彫り

 自民党は広島選挙区で改選2議席の独占へ21年ぶりに2人を立て、全国屈指の激戦区となった。案里氏の事務所には公示前から安倍晋三首相(党総裁)の複数の秘書が出入りし、菅義偉官房長官が繰り返し応援に駆け付けるなど、政権中枢や党幹部が当選を後押しした。それに加えて資金面でも手厚く肩入れしていた実態が浮かび上がった。

 関係者によると1億5千万円は、昨年4月から参院選公示前までの間、二つの党支部の口座に振り込まれた。克行氏が支部長の党広島県第三選挙区支部と、案里氏の党県参院選挙区第七支部で、1回の入金額が4500万円に達したケースもあったという。

 溝手氏が支部長の党県参院選挙区第二支部は、公示前に党本部から受けた資金は1500万円だった。内訳は公認料500万円、選挙対策費1千万円という。広島選挙区は党県連の主流派が岸田派重鎮の溝手氏を支援し、官邸や党本部が案里氏を全面的に支える構図となっており、それらが党本部からの資金の格差につながった可能性がある。

 案里氏の陣営は公示前の政治活動として、案里氏と菅氏の対談内容などを紹介する大量の印刷物を県内各地へ送ったり、経歴などを記した顔写真入りのカードを街頭で大量に配ったりした。案里氏と安倍首相が並ぶポスターもあちこちに張られた。溝手氏など他陣営からは、これらの活動にかかる多額の資金の出どころをいぶかる声が出ていた。

 県選管によると政治資金規正法では、政党から政党支部を含む政治団体への資金の移動は「寄付」として扱われ、年間の上限額はない。自民党幹事長室は、中国新聞の取材に「政治資金は法令に従い適正に処理している。昨年の政治資金については、今年提出する収支報告書などを見てほしい」とコメントした。

 河井夫妻の事務所はともに「政治資金は、法令に従い適正に処理している」などと回答した。

 広島選挙区を巡っては、案里氏の陣営が車上運動員に対し、公選法の上限の2倍の報酬を払った疑いがある。広島地検は河井夫妻の自宅や地元事務所などを家宅捜索し、公設秘書たちの任意聴取を連日、進める。陣営が複数のスタッフに違法な報酬を払った疑惑や、案里氏たちが党県議に現金を持参した証言もある。



http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/174.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 東京新聞の望月記者、菅官房長官に抗議 「質問指されず不当」 


東京新聞の望月記者、菅氏に抗議 「質問指されず不当」 
https://this.kiji.is/592647006604821601?c=39546741839462401
2020/1/23 01:34 (JST) 共同通信


記者会見する菅官房長官=22日午前、首相官邸

 菅義偉官房長官の22日の記者会見で、東京新聞の望月衣塑子記者が質問の機会を得られないとして抗議する一幕があった。菅氏は「最後の1問」として望月記者を指名。これに対し記者は「2問聞きたい。長官から不当な扱いを受けている。21日から手を挙げているが、私だけ指されない」と訴えた。

 菅氏は「あなたの要望に応える場所ではない」とした上で、「桜を見る会」の公文書管理に関する質問に1問だけ答えて会見は終了した。

 会見は官邸記者クラブ「内閣記者会」が主催し、官邸報道室長が司会役を務めている。












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http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/175.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 旧民主党は政策基軸で分離・分割されるべきだ(植草一秀の『知られざる真実』) 
旧民主党は政策基軸で分離・分割されるべきだ 
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2020/01/post-9e3dbb.html
2020年1月23日 植草一秀の『知られざる真実』


立憲と国民の合流話が流れた。

本年中にも実施が予想される衆院総選挙を踏まえれば、野党の中核を生み出すべきだとの声は強い。

2012年以降の国政選挙の得票状況を見れば、反自公が一つにまとまれば国会での勢力分布が逆転すると見られるから、合流を期待する声が存在することは理解できる。

しかし、ここは冷静に考えるべきだ。

そもそも、立憲と国民が分離・分裂したのは2017年10月の衆院総選挙に際しての混乱によるものだった。

小池百合子氏が主導して、政策で「踏み絵」を実施して希望の党は入党者を選引きした。

実際に踏み絵を踏まされた立憲民主党衆院議員から実話を聞いているから、「踏み絵」が実施されたことは事実である。

踏み絵については当時のメディが伝えているが、安全保障関連法や憲法改正の支持などの項目によるものだった。

「憲法にのっとり適切に運用する。不断の見直しを行い、現実的な安保政策を支持する」

「憲法改正論議を幅広く進める」

などの「政策」を基軸に「踏み絵」が行われた。

戦争法制と呼ばれる安保法制について、違憲であるとの判断は現在も存続している。

これらの混乱の結果として立憲民主党が生まれ、現在の立憲、国民の分離・分裂が生じたのである。

もとより、旧民主党は「水と油の混合体」であった。

これが鳩山内閣を破壊した主因である。

戦後の日本政治構造は

1.対米隷属、2.官僚主権、3.大資本による政治支配

の三つを基本としている。

これを打破しようとする勢力とこれを維持しようとする勢力による対立が、日本政治構造を巡る根本的な対立軸である。

旧民主党のなかには両者が混在してきた。

鳩山内閣は、1.対米隷属、2.官僚主権、3.大資本による政治支配、の基本構造を打破しようとした。

しかし、民主党内部に、これを維持しようとする「守旧勢力」が存在した。

その「守旧勢力」は鳩山内閣の閣僚のなかにも存在した。

鳩山内閣の守旧派閣僚が鳩山首相の意向ではなく、日本政治支配者の頂点に立つ米国支配者の意向に沿って動いた。

その結果として鳩山内閣が破壊された。

菅直人氏と野田佳彦氏は、普天間の辺野古移設を全面的に肯定し、主権者に対する背任行為である消費税大増税に突き進んだ。

同時に、官僚の天下り利権根絶を闇に葬った。

1.対米隷属、2.官僚主権、3.大資本による政治支配、の基本構造を打破しようとした鳩山首相の意向を全面的に踏みにじったのだ。

この「水と油の混合物」の旧民主党が2017年の騒動を通じて、ようやく分離・分割の第一歩を印した。

「革新」勢力と見なされた立憲民主党は、1.対米隷属、2.官僚主権、3.大資本による政治支配、の基本構造を打破する方針を明確に示し、その上で政策を基軸にした連帯、大同団結を主導するべきだった。

ところが、立憲のその後、迷走してきた。

挙げ句の果てに国民との再合流話が浮上した。

実は、立憲内部にも「守旧勢力」が潜伏している。

立憲、国民の再合流は事実上の「第二自公」創設を意味してしまう。

日本の二大政治勢力体制が自公と第二自公の二大勢力体制になれば、日本政治刷新は永遠に実現し得なくなるだろう。

逆に言えば、これが日本支配者の念願である。

日本政治の基本構造刷新の可能性を封殺すること。

これが自公と第二自公による二大勢力体制への移行が誘導される基本的目的である。

ここは「急がば回れ」の発想が必要だ。

私たちが求めるのは「政策転換のない政権交代」ではなく「政策転換を実現する政権交代」である。

そのためには、基本政策路線を明確にし、その政策を基軸として反自公勢力が糾合することが必要不可欠だ。

京都市長選では立憲、国民が自公と手を組んでいる。

これが立憲、国民の実態である。





いずれも田中龍作氏撮影

「あいまい野党」と訣別して「たしかな野党」の結集を図るべきだ。


関連記事
立憲、国民との合流協議 “事実上”の破談に
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<京都市長選挙>れいわ、野党共闘の枠組み変える可能性(田中龍作ジャーナル)
http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/110.html



http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/176.html

記事 [政治・選挙・NHK269] トランプの寵愛を得るしか頭にないポチでは交渉にならない 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ)
 


トランプの寵愛を得るしか頭にないポチでは交渉にならない 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/267954
2020/01/23 日刊ゲンダイ


ポチになりきっている(日米安保条約調印60年の記念式典)/(代表撮影)

 安倍晋三首相が1月19日の日米安保条約調印60年の記念式典で、同条約を「不滅の柱」「世界の平和を守り、繁栄を保障する不動の柱」「60年、100年先まで世界を支える柱」と称えたことに、野党のベテラン議員はあきれ顔である。

「この構造変動の時代に、どんな同盟にせよ外交関係にせよ、不滅・不動の永遠性を持つなどということがあるはずがない。ましてや米国は今、超大国の座から滑り落ちて、自国第一に立てこもる自閉的な傾向を強めていて、60年、100年先に日米同盟が続いていると考える方がおかしい。もうご主人様の寵愛を得ることしか頭にないポチになりきっているんでしょう」と、手厳しい。

 しかも今年は、トランプ米大統領がこだわる在日米軍の駐留経費負担の大幅増額をめぐる交渉に直面する。同負担にかかわる特別協定が2021年3月末で期限切れになるためで、それに向けて米側は現在の1974億円(19年度予算)を約4倍の8700億円に増やすよう求めてきている。そもそも在日米軍は日本防衛のために駐留してくれているのではなく、太平洋からインド洋、中東地域まで自由に展開するための拠点として日本を利用しているのだから、その経費を日本国民の血税で賄う筋合いはない。

 しかも、特別協定による1974億円は実は日本が負担しているごく一部で、そのほかに基地周辺対策などに1914億円、沖縄の辺野古関連で256億円、さらに在沖海兵隊のグアム移転など米軍再編関連で1679億円があるので、総計では5823億円にも達する。

 だからこの交渉に当たっては、「ふざけるな。文句があるなら日本から出て行け」と相手を脅し上げるくらいの強い姿勢で臨まなければならない。それが、どうだ、このポチぶりは。これではますますトランプの無知に基づく理不尽な要求をはねつけることなどできなくなる。

 藤原帰一東大教授が言う通り、「トランプ氏のように上下関係しかない世界では、ボスの言うことは絶対だ。トランプ氏と親密な関係を結ぶということは、反対せずに平伏するだけ」(20日付朝日新聞)だというのに、安倍は尻尾を振り振りその屈辱的な関係を受け入れようとしているのである。この日米交渉の行方を厳しく監視していく必要がある。



高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。







http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/177.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 静かに広がる辟易と不安 空恐ろしい“国民一丸”五輪の反動 ついに命運尽きた安倍首相(日刊ゲンダイ) 



静かに広がる辟易と不安 空恐ろしい“国民一丸”五輪の反動
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/267942
2020/01/22 日刊ゲンダイ


政権挙げて「五輪」利用(国立競技場の竣工式)/(C)日刊ゲンダイ

「国民一丸となって、新しい時代へと皆さん、共に踏み出していこうではありませんか」

「五輪」という言葉を9回も発し、まさに五輪一色だった安倍首相の20日の施政方針演説は、さまざまなことを物語っていた。「桜を見る会」や「カジノ汚職」には一切触れない疑惑隠し。アベノミクスの失敗も、「日本はもう成長できないという『諦めの壁』を完全に打ち破ることができた」と糊塗する。毎度の自画自賛演説なのだが、そこに「五輪」を必要以上に関連づけることによって、明るいムードを醸し出す。悪辣な手口である。

 五輪憲章は「スポーツと選手を政治的または商業的に不適切に利用することに反対する」と定めている。安倍のやっていることは、五輪の政治利用に他ならない。

 もっとも、そんな「五輪ワッショイ」は政治に限らない。スポンサーになっている企業やメディアがこぞって盛り上げに懸命で、テレビのスポーツニュースなども、年明け以降、五輪の選手選考や注目選手を取り上げる特集が目白押しだ。

 目が点になったのは、18、19日に行われた「大学入試センター試験」の問題にまで五輪が登場したこと。「現代社会」の1問目。大学生の友達同士の会話文を読んで設問に答えるものだが、その“会話”は、五輪の環境配慮やレガシーに触れ、最後はこう締めくくられていた

<私たちも、運営組織や行政だけに任せないで、「お・も・て・な・し」の心を思い出して、今後の魅力的な都市づくりに主体的に関わっていきたいね>

 センター試験まで「国民一丸」のプロパガンダに一役買っているとは……。盲目的に五輪を煽る雰囲気が、夏に向け、どんどん拡大していくだろうことは想像に難くない。

すでに景気は後退局面

 だが、ちょっと待って欲しい。

 国民総「五輪」応援体制に覆い隠されているが、この国の経済は、お祭り騒ぎにうつつを抜かしていられる状況とは程遠い。消費の停滞、景気の息切れがクッキリしてきている。

 内閣府が今月10日に発表した昨年11月の景気動向指数は、一致指数が前月比0・2ポイント下落し、4カ月連続で「悪化」。一致指数も先行指数も2018年以降、右肩下がりを続けている。同じく10日に総務省が発表した昨年11月の家計調査でも、2人以上世帯の消費支出は実質で前年同月比2・0%減。2カ月連続の減少だった。昨年10月の消費増税によって個人消費が冷え込んでいるのは確実で、場当たり的な「ポイント還元」の弥縫策で無理やり景気を持たせているのが実情なのである。

 経済評論家の斎藤満氏はこう言う。

「『緩やかな拡大』『戦後最長』という政府や日銀の認識が間違っているのです。すでに景気は後退局面に入った。そんな中での消費増税でしたから、昨年10月以降、一段と状況は悪化しました。日銀の黒田総裁は21日の定例会見で、『消費の減少は一時的』と言っていました。認識がズレています。そもそも賃金が増えなければ個人消費は増えません。黒田総裁は『雇用者所得は実質ベースで増加している』とも言いましたが、雇用者所得は、厚労省の毎月勤労統計と総務省の労働力調査の組み合わせから出した数字で疑わしい。全企業の7割をカバーする財務省の法人企業統計では、昨年7〜9月の人件費はマイナスです。企業が人件費を減らしているのに、労働者の賃金が増えるわけがありません」


あちこちで「五輪ワッショイ」(1月に設置されたお台場のモニュメント)/(C)共同通信社

今度の五輪後は地銀破綻とMMTの恐れ

 景気に対する漠然とした不安感は全国に広がっている。

 共同通信の全国自治体調査(昨年11月〜今年1月実施)によれば、1年前と比べた景況感が「下降している」と答えた市区町村は21%で、「上向いている」の11%を上回った。昨年5〜7月調査では、「上向き」20%、「下降」11%だったので、「下降」が逆転したことになる。

「下降」の理由は「人手不足」「人口減少」が上位に挙がるが、これに次ぐのが「自然災害」だ。大型台風などによる豪雨被害は北海道から九州に及び、農地や工業団地の浸水など、地域産業へのダメージは甚大だった。100年に1度の自然災害が毎年のように日本のどこかで起きる。政府はその対策にこそ尽力すべきなのに、「なぜ五輪」「なぜ東京」という思いが地方には少なからずあるだろう。

 そんな不安や不満を逆なでするかのように、「五輪が終われば、一般の工事が増えるから、災害復旧工事も増えるし、景気は落ち込まない」という論がある。黒田総裁も21日、そんなことを言っていた。しかし、前出の斎藤満氏はこれを疑問視する。

「五輪のための投資があまりにも大規模集中でしたから、その反動は計り知れません。今でもゼロ成長なのに、五輪が終わればマイナスになるのは確実です。政府は本音ではヤバイと思っているから、昨年末、26兆円もの経済対策を決めたのですよ」

 安倍は「半世紀ぶりにあの感動を再び」と叫び、1964年の東京五輪の「夢をもう一度」と繰り返す。しかし、五輪は経済的には「悪夢をもう一度」なのである。シグマ・キャピタルのチーフエコノミスト、田代秀敏氏は、「あの時代と似た“リズム”になっている」と話し、こう懸念する。

「64年五輪で日本は激しい不況になりました。世間は五輪が終わった後に不況に突入したと思っていますが、当時のデータを見ると実際は前年の63年後半から景気は悪化していました。五輪後、証券会社で取り付け騒ぎが起き、不況が本格化したのです。その結果、戦後守ってきた財政法の厳重な封印を破って、65年に赤字国債を発行することになってしまった。2020年五輪の今回も昨年後半から景気後退に入っていて、まさに同じコースをたどっています。証券不況は、今の時代なら地方銀行の取り付け騒ぎ、赤字国債発行は、財政赤字の拡大を容認するMMT(現代貨幣理論)。そんなことが現実に起きてしまわないか、危惧しています」

 空恐ろしくなるような話である。

ついに命運尽きた安倍首相

 五輪組織委員会が旗を振る「がんばれ!ニッポン!全員団結プロジェクト」では、<みんなが待ち望んだ東京2020オリンピック><心をひとつに全員団結>と呼びかけている。

 これに対し最近、「同調圧力だ」「勝手に『全員』に加えるな」などの批判が渦巻き、SNSが炎上した。「みんなが」とひとくくりするのは、勘弁こうむりたい。賃金が増えない中で、五輪より日々の生活。高額な観戦チケットなんて手が出ない、という人は少なくない。

 ボンボン育ちの安倍や麻生副総理は、そうした庶民の声など聞こうとしないし、都合の悪い風景は見ない。国を挙げての「がんばれニッポン」が空疎に響く。

 政治評論家の森田実氏が言う。

「安倍首相は五輪に頼るしか自らの求心力を保てない。施政方針演説を聞いて、ついに命運が尽きたと思いました。政治家としてやるべきことがなくなり、五輪に頼るしかなくなっただらしのない首相ではダメだと、国民も自覚する時です。ヒトラーの『民族の祭典』のような五輪の政治利用は醜態としか言いようがありません」


 国民一丸、全員団結とがなりたてられるほど、辟易した空気が静かに広がっていく。

【写真ギャラリー】国立競技場オープニングイベントに6万人の観客







 



http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/178.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 権力私物化の権化・安倍氏は即、首相を辞任すべき:側近の河井氏夫人のために自民党政治資金を1億5千万円も勝手に流すとは、もう唖然!(新ベンチャー革命)
権力私物化の権化・安倍氏は即、首相を辞任すべき:側近の河井氏夫人のために自民党政治資金を1億5千万円も勝手に流すとは、もう唖然!
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/5606363.html
新ベンチャー革命2020年1月23日 No.2576


1.またまた、あの文春砲が炸裂:昨年の参院選にて、安倍マネー(1.5億円)が、河井夫妻に流された?

 本ブログでは今、日本を闇支配する米国戦争屋CIAジャパンハンドラーと水面下で繋がっていると思われる文藝春秋社発の“文春砲”(ときの政界を震撼させる爆弾記事)について取り上げています(注1、注2、注3、注4)。

 そして、今度は、またも、強烈な文春砲が炸裂しました。

 それは、疑惑の渦中にいるあの河井夫妻へ1億5千万円もの自民党政治資金(安倍マネー)注入したという記事です(注5)。

 権力私物化の権化・安倍氏の7年に及ぶ首相寿命の終焉がいよいよ迫っています。

2.昨年の参院選にて、河井議員夫人を強引に当選させた黒幕はやはり、安倍氏その人だった

 本ブログでは、昨年の参院選にて、安倍氏の側近だった河井議員の夫人を強引に当選させた黒幕は安倍氏その人だったのではないかと観ていました(注6)。

 今回、炸裂した文春砲にて、上記の通りだったことが証拠立てられたわけです。

 このような安倍氏の行為は、明らかに異常であり、違法行為そのものです。

 安倍氏は、すでに、自民党のカネも私物化していることが明らかです。

 この人物は、やはり、普通の神経の持ち主ではなく、異常な勘違い男です。

3.安倍氏の即、辞任はもう避けられない

 安倍氏はまさに、権力私物化の権化ですから、今の日本の民主主義制度から見て、彼は違法行為の常習者であることが明らかです。

 これまで、安倍政権に忖度してきた検察も、さすがに、安倍氏逮捕には踏み切れないでしょうが、安倍氏はもう観念して、即、首相を辞任すべきです。

 ここまで、疑惑のデパートになった安倍氏は、いくらなんでも、これ以上、首相を続けることはもう不可能です。

注1:本ブログNo.2516『かつて安倍氏を自民総裁に持ち上げたのも、今、安倍氏にレッドカードをちらつかせているのも、文藝春秋社を先手に利用する米国CIAなのか』2019年11月10日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/4287552.html

注2:本ブログNo.2557『米国CIAの放った文春砲が、ポスト安倍の首相候補・小泉ジュニアを直撃:彼は日本を闇支配する米国戦争屋から早くも見捨てられるのか』2019年12月27日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/5397367.html

注3:本ブログNo.2572『戦後日本を闇支配する米国戦争屋は、国民人気のない安倍氏の後継首相として、河野防衛大臣(米ジョージタウン大卒)を想定しているのではないか』2020年1月16日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/5543289.html

注4:本ブログNo.2575『安倍政権を逆境に追い込んでいるのは文春砲(米国CIAの先手):安倍氏の後継候補は河野氏か石破氏ではないか』2020年1月21日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/5582200.html

注5:阿修羅“<文春砲、炸裂!>河井夫妻「買収」原資は安倍マネー1億5千万円だった 秘書4人派遣「安倍丸抱え」で公選法違反”2020年1月23日
http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/172.html

注6:本ブログNo.2573『河井氏夫人を昨年夏の参院選に当て馬出馬させた黒幕は安倍氏だったのではないか:同氏の精神年齢を疑う』2020年1月17日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/5549486.html




http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/179.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 夫婦別姓問題発言中「結婚しなければいい」ヤジは例の杉田水脈説が有力(まるこ姫の独り言)
夫婦別姓問題発言中「結婚しなければいい」ヤジは例の杉田水脈説が有力
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2020/01/post-c4dfc1.html
2020.01.23 まるこ姫の独り言


国民民主党の玉木が国会で夫婦別姓問題で演説中に「結婚しなければいい」とヤジを飛ばした女性議員は、どうも杉田水脈説が有力なようだ。

夫婦別姓問題発言中 女性議員がヤジ「結婚しなければいい」
          1/22(水) 19:17配信 Fuji News Network

>国民民主党の玉木代表が、夫婦それぞれが結婚前の姓を名乗ることも許容する選択的夫婦別姓をめぐり、若い男性が交際中の女性から、「姓を変えないといけないから結婚できない」と言われたとのエピソードを紹介した際、女性議員が「だったら結婚しなければいい」という趣旨のヤジを飛ばしていたことがわかった。

> 近くにいた議員らは、ヤジを飛ばしたのは自民党の杉田水脈議員だったと証言しているが、杉田氏の事務所は、事実関係を確認中としている。


杉田水脈は以前から、人権意識が欠如しているか極めて低い発言をしている。

自民党の女性議員って、男社会で生きていたらこうなってしまうという悪い見本のような議員が多すぎる。

男性議員に媚びて良い役職を手に入れているのかと思うほど、今の社会とは相いれないような古い価値観の塊の議員ばかりだ。

杉田は現代の社会においても男尊女卑は当たり前のような発言をしているし、LGBTは生産性が無いからとわざわざ寄稿文を寄せるような議員だ。

特に伊藤詩織氏に対しての悪意ある発言は酷かった。

今度も、「夫婦別姓問題」に水を差すような心無い発言をしている。

何故夫婦別姓が、今の時代にダメなのか私にはよくわからない。

野党の代表が、夫婦別姓をテーマにした演説をしている最中に、どうして短絡的に「だったら結婚しなければいい」ヤジになってしまうのか。

一般人ならともかく、法律を作る仕事の議員なんだから、ましてや女性が「夫婦別姓」に関してそこまで過剰な反応を示すのか。

あくまでも選択肢であり、呼びかけまで否定するなんて。。。

安倍首相は「女性の輝く社会」とか「女性の社会進出」とかきれいな文言は言うが、その自民党の中から女性の社会進出に対して快く思っていない議員が多いのは何なのか。

「女性の輝く社会」「夫婦別姓問題」とは深く関わっていると思うが。

安倍首相は、杉田水脈のLGBT発言が問題になった時に

>人権が尊重され、多様性が尊重される社会を目指すのは当然だ。これは政府、与党の方針でもある

と語っているが、安倍首相を筆頭に自民党議員の意識や人に対しての向き合いかたとは真逆な発言だった。

今でも安倍首相はその一派は、寛容性や多様性からとは程遠いところで生きている。




http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/180.html

記事 [政治・選挙・NHK269] またお前か?女でありながら女性の敵。辞職すべきだ。(かっちの言い分)
またお前か?女でありながら女性の敵。辞職すべきだ。
https://31634308.at.webry.info/202001/article_19.html?1579775373

杉田水脈は安倍の好きな議員である。安倍の意向で比例1位にして無投票で当選している。こんな女が自動的に選挙で当選する。
杉田は、掲載したように自身が伊藤詩織さんの準強姦を「全く落ち度のない強姦事件と同列に並べられることに女性として怒りを感じる」とツイートした。要するに落ち度があったから自業自得で、それを裁判に訴えることなどに怒りを感じると述べている。同性の女性でありながら、どうしてこんな感情が湧き出てくるのが不思議である。自分はまるで女である意識もないのではないか?

本国会で玉木代表質問に夫婦別姓の話をしたら、「(同性が嫌なら)それなら結婚しなくていい」と不規則発言した女がいるので、野党から確認を求められている。どうもこの発言もほぼ杉田ということである。本人、マスコミ追われて弁解もせず逃げ回っている。本当にこの女は何者か?と思ってしまう。自分が女でありながら、女性の心が全く理解出来ない。こんな女が、人の人権を守るべき国会議員である資格がないのは誰でもわかる。これが安倍のお気に入りというから成程と頷ける。女性は男の所属物であればいいという考えである。男のいうことを黙って聞け!と言っているようなものである。
どこかにいるおばさんなら何も言わない。しかし、国会議員となると違う。国会議員として失格。辞職すべきでる。

http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/181.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 「桜を見る会」の招待客名簿は必ずある。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2020/01/blog-post_64.html
1月 23, 2020 日々雑感(My impressions daily)

<内閣府は21日、首相主催の「桜を見る会」を巡り、規定の保存期間が過ぎ、廃棄対象だった2011〜13年の関連文書が残っていたことを明らかにした。参院予算委員会の与野党筆頭理事に報告した。14〜19年の招待者数の内訳を記した文書も新たに示した。これまで招待者数の概数しか説明していなかった。

 いずれも内閣府総務課が、紙媒体でファイルにとじて保管していた。立憲民主党など野党は廃棄対象文書が存在していたため、政府が既に廃棄したと主張する「招待者名簿」も残されている可能性があるとみて追及している。

 11〜13年の関連文書は、開催要領、飲食物提供などの委託業者との契約書、決裁文書、他省庁への依頼文書など。この後に開かれた野党の追及本部ヒアリングで、内閣府の担当者は「保存期間を経過し、廃棄していると考えた。廃棄を前提に対外的に説明した」と述べ、国会で誤った説明をしたことを認めた。そのうえで「きちんと探さずに対応してしまった。極めて不適切だった」と陳謝した。

 野党議員は「(同じファイルに)招待者名簿もあるのではないか」とただしたが、担当者は「明確に否定する」と答えた。菅義偉官房長官は21日の記者会見で、内閣府のずさんな公文書管理について「確認不足で、不適切な対応だ」と指摘したが、「公文書管理法に反する取り扱いではない」とも述べた。

 新たに判明した14〜19年の招待者数の内訳を示した文書によると、19年の会の招待者数は1万5420人。「各界功績者(総理大臣等)」と記された欄の招待者数は8894人だった。政府がこれまで、約1000人と説明してきた安倍晋三首相の推薦枠、約1000人としている副総理・正副官房長官の推薦枠、約6000人の自民党関係者の推薦枠がここに含まれているとみられる。

 「各界功績者(総理大臣等)」は、15年は7385人、16年は7605人、17年は7595人、18年は9494人と増加傾向。特に、18年は前年より1899人も増えていた。増加分の多くは安倍首相の推薦枠の可能性もある。18年は自民党総裁選が行われ、首相が総裁3選を果たしていた>(以上「毎日新聞」より引用)


 「桜を見る会」の「各界功績者(総理大臣等)」は、15年は7385人、16年は7605人、17年は7595人、18年は9494人と増加傾向。特に、18年は前年より1899人も増えていた。増加分の多くは安倍首相の推薦枠の可能性もある」との記事が毎日新聞に出た。

 いよいよ次は「桜を見る会」の官邸・安倍氏による招待客名簿が出る番だ。そうなった途端に、安倍氏は「死に体」になる。破れかぶれ解散が現実味を帯びて来た。

 「天網恢恢疎にして漏らさず」とは良くいったものだ。いかに隠そうが真実は必ず明らかになる。不正を働いた者は、必ずそのツケを払わされる。

 安倍氏は余りに正義を舐め過ぎた。何でもやってしまえば権力で何とか出来る、と思い込んでいるようだ。しかし安倍氏が手にしている権力も永遠ではない。いや安倍氏だけではない。任期を「終身」にすり替えた習近平氏も決して永遠に国家主席であり続けることは出来ない。プーチン氏がいかに画策しようとも、永遠にロシア大統領に居座り続けることは出来ない。

 権力は腐敗する、とは箴言だ。「絶対権力は絶対的に腐敗する」とは古今東西の真理だ。ローマの明宰相シーザーも盟友に殺害された。名を惜しむ者にとって出処進退は鮮やかだ。幕末期の長州藩を立て直した村田静風は藩政改革が軌道に乗るや、さっとと生地の寒村に隠居した。

 しかし東京生まれ東京育ちの安倍晋三氏は幕末期長州藩の歴史などご存知ないのだろう。それにしては何かにつけて吉田松陰や高杉晋作の言葉を講演で引用しているようだが。

 「桜を見る会」が安倍氏の私的な観桜会なら後援会員を800人も招待したのは公職選挙法で完全にアウトだ。「桜を見る会」が総理大臣たる安倍氏主催の観桜会なら、国費支出の公的行事で、公的興じの招待客名簿が「破棄」されたためないとしたら、「桜を見る会」なる公的行事がなかったことになり、公費支出の根拠を失う。

 いずれにせよ、安倍氏はアウトだ。「桜を見る会」など小さい問題だ、とネットで散々喚いていたネトウヨ諸君も安倍氏と同罪だ。もちろんテレビで安倍氏をヨイショしていたスシローたちも同罪だ。長期政権が「永遠に続く」と勘違いしていたようだが、安倍氏の命運は殆ど尽きようとしている。



http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/182.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 安倍晋三首相在任通算8年間で「憲法改正」が、絶望的になっているのは、国民有権者の大半が、「憲法改正」に反対なので、「憲法改正」をレガシーにするのは、そもそも無理筋だ(板垣 英憲)
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/6be7891fbf3145dba7e0da370dbfbd15
2020年01月23日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 安倍晋三首相がしつこくこだわっている「憲法改正」が、在任通算8年間で絶望的になっている。衆院本会議場で、施政方針演説などに対する代表質問が1月22日行われ、答弁のなかで安倍晋三首相は、改めて「憲法改正」への意欲を示したけれど、立憲民主党の枝野幸男代表や国民民主党の玉木雄一郎代表が「憲法改正論議」に乗ってこないことに苛立ちを示していた。だが、国民有権者の大半が、「憲法改正」に反対ないし消極的なので、無理筋であるにもかかわらず、安倍晋三首相は、「憲法改正論議」に乗ってこないことが、いかにも悪いことであるかのような尊大な態度で臨んでいる。こうなってくると最大の支持母体「日本会議」への配慮ないし忖度だけのために「憲法改正」をワンワンと吠えまくっている感が強い。そもそも自民党憲法改正推進本部起草委員会(委員長・中谷元顧問=元防衛相)は2011年12月22日を決定していたのに、安倍晋三首相は、いつの間にか放棄したばかりか、これに代わる改正案すらいまだに示していない。となれば、自民党総裁任期も残り少なくなっているので、もはや「憲法改正」は、絶望的なのだ。それどころか、最大の支持者である麻生太郎副総理兼財務相が、「早く退陣しろ」と急がしている。以下は、自民党派閥「志帥会」(会長・二階俊博幹事長)と「志公会」(会長・麻生太郎副総理兼財務相)に深く食い込んでいる政治・軍事情報専門家の情勢分析である。



http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/183.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 安倍、野党質問に言い訳ばかりの逃げまくり、責任果たす気なし+IR計画の遅れで、維新にイラ立ちか(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/28813062/
2020-01-23 02:50

【テニスの全豪OP・・・22日は、大坂なおみは42位のジェン・サイサイ(中国)に6−2、6−4で勝利。3回戦でまた注目の15歳、コリ・ガウフと対戦する。

<途中で相手の様々な回転をかけた硬軟のショットにイラついて、ラケットを投げつけて蹴るなど問題行為が。いまや世界中の子供たちにリスペクトされる存在なのだから、気をつけてちょ!(・・)>

 103位の日比野菜緒は第22シードのサッカリ(ギリシャ)に6-7 (4-7), 4-6のストレート負け。部分的に観戦した限りでは、内容的にはさほど負けていなかったと思うのだけど。次の大会への自信にして欲しい。

 男子では、西岡以外のベテラン勢力が活躍。肉離れから復帰したばかりの93位の内山靖崇(27)は、予選突破したものの、残念ながら、1回戦で敗れてしまったのだが。91位の杉田祐一(31)は1回戦をストレート勝ちして、23日に2回戦を迎える。

 また、146位の伊藤竜馬(31)が、のびのびしたプレーで1回戦をストレート勝ち。2回戦ではジョコビッチと当たってストレート負けしてしまったのだが。2セットめは対等にやれていた部分があったし。本人もいい経験ができて満足そうだった。"^_^"

 でもって、国別対抗から次々と格上を倒しまくっている次世代エース24歳・71位の西岡良仁が、全豪でも絶好調。1回戦では40位ジェレ(セルビア)に6-4、3-6、6-2、7-6(1)で勝利。さらに2回戦では強風のハードな条件の中、32位のエバンズ(英国)にもストレート勝ち。そして、3回戦では伊藤に勝ったジョコと戦うことになった。(@@)
 西岡は国別対抗でナダルとほぼ対等な試合をやったばかり。ジョコも「ツアーで最も素早い選手の1人で、あまりミスもしない」と警戒している様子。ちびっこチーム・西岡、杉田の頑張りに期待したい。 o(^-^)o】

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 昨日22日には、衆議院で与野党の代表質問が行なわれた。トップバッターだった立民党の枝野代表は、安倍首相に「桜を見る会」、IR汚職」などの問題を追及し、辞任を要求したのだが。

 安倍首相は、のらくら交わすばかりで、責任をとる気はさらさらない様子。それどころか、名簿記載の不備を菅長官同様、民主党政権のせいにするかのような姑息な答弁を行なったのには、唖然とさせられた。_(。。)_

 しかも、安倍首相が旧民主党政権を揶揄する答弁の最中に、野党席ヤジが強まると、そちらに目をやり、「ふっ」と鼻で笑ったかのように見える場面もあったりして。

 安倍首相は、すっかり野党や国民をナメているようだ。(-"-)

『国会は、安倍首相の施政方針演説などに対する各党の代表質問が始まった。

立憲民主党 枝野代表「あなたが疑惑まみれのまま、その地位にとどまり続ければ、日本社会のモラル崩壊は続くばかりだ。潔く総理の職を自ら辞すことを強く求める」

立憲民主党の枝野代表は冒頭、「桜を見る会」の問題を取り上げ、安倍首相を厳しく追及した。

立憲民主党 枝野代表「正式な公文書の形でなくても、関係官署に名簿が残っている可能性が濃厚だ。再調査と開示を指示するよう求める」

安倍首相「必要な調査を行った結果、すでに廃棄されていることを確認したものと承知しており、あらためて調査を指示することは考えていない」(FNN20年1月22日)』

 首相は、「桜を見る会」の前夜祭についても、資料提供に応じなかった。

『首相主催の「桜を見る会」をめぐり、枝野氏は首相の地元支援者が多数参加していたことを「公職選挙法違反の買収と実質的に何が違うのか」と追及。昨年4月に東京都内のホテルで開かれた会費5000円の「前夜祭」明細書を開示しない理由をただした。

 首相は、自身の事務所がホテル側に問い合わせたところ「営業の秘密に関わることから、公開を前提としての資料提供には応じかねる」との回答があったと説明した。(時事通信20年1月22日)』

 また野党は、文書廃棄のログを公表することを求めているのだが。官僚が新たな表現を思いついたようで、今回、初めて「セキュリティーの問題」という口実を持ち出して来た。^^;

『安倍晋三首相は22日の衆院代表質問で、首相主催の「桜を見る会」の招待者名簿を巡り、電子データを廃棄した時期が分かるログ(消去記録)について、セキュリティー上の問題から開示しない考えを示した。「悪意ある第三者等による、不正侵入や不正操作等を検知するための重要な材料になる。内容を明らかにすれば不正侵入等を助長する恐れがある」と述べた。(毎日新聞20年1月22日)』

* * * * *

 野党時代はもちろん、政権を奪還しても尚、民主党叩きを行なって来た安倍首相は、こんな言動も行なったという。

『安倍晋三首相は22日の衆院代表質問で、2017年度まで5年間分の「桜を見る会」の招待者名簿が内閣府の行政文書ファイル管理簿に記載されていなかった問題について「(登録しなかった)民主党政権当時の11年、12年の措置を前例として、漫然と引き継いだ」とし、「安倍内閣において官房長官等から(未記載の)指示や示唆を行ったことはない」と述べた。立憲民主党の枝野幸男代表への答弁。(毎日新聞20年1月22日)』<だから、11、12年は桜を見る会は中止してるんだって。それに民主党内閣が違法なことをやってたとしても、安倍内閣も違法であることには変わりはないんだからね。

『代表質問では、立憲民主党の枝野幸男代表(旧民主党出身)が首相の経済政策であるアベノミクスの成果を疑問視する質問をぶつけた。枝野氏は実質賃金について「(旧民主党政権では)回復傾向にあった」と強調し、第2次安倍政権下で下落したと指摘した。

 これに対し、首相はアベノミクスによる雇用増などを理由に実質賃金が抑えられている状況を説明した上で、「民主党政権下ではデフレが進行した。その時期の改善を持ち出すのは、デフレを自慢するようなもの。そろそろ気付かれた方がよろしいのではないでしょうか」と反論。野党席からヤジが飛ぶと、「ふっ」と笑うような表情を浮かべた。(朝日新聞20年1月22日)』

* * * * *

 IR汚職についても、まるで他人事のような答弁を行ない、副大臣の任命責任などどこへやら。しかも、肝心なことになると「捜査への影響」を持ち出して、説明を拒んだ。(>_<)

『立憲民主党の枝野幸男代表は、「桜を見る会」に続く2番目の問題としてIRを取り上げた。IR担当の副内閣相だった秋元司・衆院議員(自民党を離党)が収賄容疑で逮捕されたことを「首相が任命した担当副大臣だ。安倍政権の職務行使の問題で、責任は極めて重い」と批判。「安倍内閣の成長戦略は汚れたカジノに頼らざるを得ないのか」とし、野党が提出したIR実施法の廃止法案を成立させるべきだと訴えた。

 首相は「現職の国会議員が逮捕されたことは誠に遺憾。任命者として事態を重く受け止める」と答えたが、事件には「捜査に影響する可能性があり詳細なコメントは差し控える」と述べるにとどめた。IRの意義を「観光先進国の実現を後押しする」と訴え、予定通り推進する考えを示した。従来の答弁の繰り返しで、両者の主張は平行線だった。(毎日新聞20年1月22日)』

 ただ、秋元氏の逮捕などのいわゆるIR汚職の問題があったことで、政府&自民党(+維新)のIR推進計画は、大幅に遅れそうな感じになっている。^^;

『IR基本方針 決定先送り 汚職事件受け 世論見極め

 政府は20日、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の選定基準に関する基本方針について、決定時期を当初予定していた今月中から先送りする方針を固めた。複数の政府関係者が明らかにした。IRをめぐる汚職事件を受け、世論や国会審議の動向を見極める必要があると判断した。

 基本方針は誘致自治体がIRの候補地や事業者を選定する際の前提となる。IR誘致を表明している横浜市や大阪府・市、和歌山県、長崎県の各自治体では2月に地元議会が開かれるが、基本方針の決定と公表が大幅にずれ込めば、地元議会の同意を得られず、2020年代半ばのIR開業がずれ込む可能性もある。

 基本方針をめぐっては、昨年9月に国土交通省が基本方針の原案を公表。パブリックコメントなどを経た上で、今月中に最終決定する方針だった。だが、昨年末、東京地検特捜部がIR担当の内閣府副大臣だった秋元司容疑者を逮捕。立憲民主党など主要野党がカジノ営業を禁止するための法案を衆院に共同提出するなど、IRへの批判は強まっている。

 IR参入を目指す中国企業と秋元容疑者との接点が明らかになったのを踏まえ、政府や誘致自治体の関係者と事業者の接触に関するルールの厳格化を求める声が出ている。政府は「こういう状況なので丁寧にやった方がいい」(高官)として基本方針の決定を一旦見送る判断に傾いたが、IRの開業時期に影響を及ぼさないようにする考えだ。(産経新聞20年1月20日)』

* * * * *

 さほどカジノに関心のない安倍首相が、IR計画推進を考えている理由の一つは、改憲に協力してくれる維新の会が、大阪へのIR誘致実現に熱心なことにあるのだが。
 早速、吉村大阪知事が苦言を呈して来たようだ。(>_<)

『国がIR基本方針決定を先送り調整…吉村知事「IR誘致に遅れが出ないように」と苦言

 IR(=カジノを含む統合型リゾート)施設の整備をめぐって、政府が基本方針の決定時期を先送りする方針について、大阪府の吉村知事は「府市のIR誘致に遅れが出ないようにしてもらいたい」と苦言を呈しました。

 政府は、今月末までにIRの整備地の認定基準に関する基本方針を決定し、来年にも全国で最大3か所を整備地に認定する予定でした。しかし、IR汚職事件を受け、事業者との接触を厳しくすることなどを盛り込むため、決定について先送りする方向で調整を始めたということです。

 大阪府・市は、昨年末に全国で初めてIR事業者の公募に乗り出し、万博開催前までの一部開業を目指してきましたが、スケジュールに遅れが生じる可能性も出てきました。

 「スケジュールに遅れることがないように国にはお願いしたいと思います。大阪府・市のIR誘致に関してのスケジュール・内容に影響があるとは思っていないです。」(大阪府 吉村洋文知事)(MBS20年1月21日)』

 今回の代表質問の安倍首相の答弁を、果たして国民はどうとらえただろうか?TVメディアは、ちゃんと国民が判断できるように、しっかり取り上げてくれているだろうか?
 
 新年を迎えて、改めて国民に諸問題への関心を持ってもらえるように、野党にもメディアにも頑張って欲しいと願っているmewなのである。(@_@。<微々力ながら、mewもしつこく訴え続けなくっちゃですね。>

  THANKS



http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/184.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 河井克行前法相と案里議員の違法選挙は安倍首相ぐるみだった! 案里議員選挙に異例の1億5千万円投入、選対に安倍秘書を送り込み(リテラ)
河井克行前法相と案里議員の違法選挙は安倍首相ぐるみだった! 案里議員選挙に異例の1億5千万円投入、選対に安倍秘書を送り込み
https://lite-ra.com/2020/01/post-5220.html
2020.01.23 河井克行前法相と案里議員の違法選挙は安倍首相ぐるみだった リテラ

    
    河井あんりTwitterより


 昨日おこなわれた代表質問で、河井案里議員および河井克行・前法相の選挙法違反" class="tagLink">公職選挙法違反疑惑を問われると、「私が任命した大臣が辞任したことは国民のみなさまに大変申し訳なく、責任を痛感している」と従来どおりの説明に終わった安倍首相。だが、任命責任だけでは済まない事態に発展しそうだ。

 というのも、本日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が河井議員夫妻についてスクープ記事を掲載。そこではこんな衝撃的なタイトルが掲げられている。

「秘書4人派遣「安倍丸抱え」で公選法違反 河井夫妻「買収」原資は安倍マネー1億5千万円だった 入出金記録LINE入手」

 今回、「週刊文春」は、公選法違反疑惑が持ち上がった昨年の参院選における河井夫妻それぞれが代表を務める党支部への“入出金記録”を入手。そこには、自民党本部から案里氏が代表を務める自民党広島県参議員第七選挙区支部に4月15日〜6月10日のあいだに計3回にわたって合計7500万円が、克行氏が代表の自民党広島県第三選挙区支部にも6月10日、27日に2回に分けて同じく計7500万円、ふたり合わせて合計1億5000万円が振り込まれていたことが示されていたという。そして、克行氏が代表の党支部に振り込まれた分は30万円を残したかたちで案里氏が代表の党支部に移し替えていたことを示すLINEのやりとりも「週刊文春」は入手している。

 現在、車上運動員に対して法定上限額を超える日当を支払っていた疑惑によって強制捜査が入っている状態だが、その案里氏の選挙に、安倍自民党は約1億5000万円もの大金を注ぎ込んでいたのである。

「週刊文春」も言及しているが、2016年の参院選の政治資金収支報告書を確認すると、党本部が各支部に対して投下した金額は多くが1500万円。もっとも選挙資金が注ぎ込まれた激戦区の沖縄では1500万円に加えて沖縄県連を通し1億1000万円がプラスされているが、このとき沖縄選挙区から出馬していたのは、当時の沖縄担当相で現役閣僚だった島尻安伊子氏。安倍自民党としては、辺野古への新基地建設に反対する「オール沖縄」に絶対に負けられない最重要選挙区であったことは誰の目にもあきらかだが、辺野古新基地建設のような政策的対立があるわけでもないのに、沖縄を上回る巨額の選挙資金を安倍自民党は案里氏の選挙に投入していたのだ。

 そして、この異常な事態の背景にあるのは、言うまでもなく安倍首相の“意向”だ。「週刊文春」の記事では、自民党関係者や自民党のベテラン職員がこう証言している。

「党の金の差配は幹事長マターですが、河井陣営への一億五千万円にのぼる肩入れは安倍首相の意向があってこそです」
「安倍首相の後ろ盾は絶大で、案里氏は党本部からの『安倍マネー』を存分に使うことができたのです」

 本サイトでは繰り返しお伝えしてきたが、この問題の選挙で案里氏が広島選挙区から出馬したのは、安倍首相にとって目障りだった自民党の重鎮・溝手顕正氏を蹴落とすための“刺客”としてだった。

 広島選挙区選出の溝手氏は第一次政権時の2007年参院選で自民が大敗した際、安倍首相の責任に言及し、さらに下野時代には安倍氏を「過去の人」と発言した人物。昨年の参院選で、自民は表向き“2人区で2人擁立して票を上積みする”としていたが、実際には安倍首相が溝手落としのために案里氏を新人として立たせたのだ。

 しかも、メディアでは案里氏の夫・河井前法相が菅官房長官の側近であったことから法相辞任時には「“ポスト安倍”の菅官房長官にも影響か」などと報じ、やたら“菅人脈”が強調されているが、河井前法相は菅官房長官以上に安倍首相と密接な関係を築いてきた人物だ。

■河井克行前法相は安倍首相のお気に入り!案里議員の選対に安倍秘書まで送り込み

 現に、河井氏は総裁外交特別補佐を務め、2016年に米大統領選後はトランプが当選すると就任前に河井氏に渡米して地ならしすることを指示。トランプタワーでの安倍・トランプ初会談にも同行するなど、安倍首相は河井氏を買っていたのである。

 つまり、案里氏に白羽の矢が立ったのも、子飼いの河井氏との深い関係があったからなのだが、実際、安倍首相の案里選対への力の入れようは際立っており、安倍首相は自ら案里氏の応援に駆けつけるだけではなく、秘書を広島の案里氏の選対に送り込んだほど。「週刊文春」でも、安倍首相の地元事務所の筆頭秘書をはじめとし少なくとも4人の秘書が広島入りしていたと自民党県議が証言。しかも、「溝手支持で決まっているところにも手を突っ込もうとして動いとった」とも語っており、いかに安倍首相が溝手落としに躍起になっていたかがよくわかる。

 その溝手落としの実情は、選挙資金の差からもはっきりとしている。昨日、地元・中国新聞デジタルが「週刊文春」と同様に案里氏の選挙に党本部から1億5000万円が入っていたことを伝えたが、そこでは溝手氏が支部長の党県参院選挙区第二支部が党本部から公示前に受けた資金が、公認料500万円と選挙対策費1000万円の合計1500万円だったと報じている。

 ようするに、安倍首相は自分を「過去の人」と言った溝手氏への私怨を晴らすために、子飼いの妻である案里氏を刺客にし、さらには1億5000万円もの異常な巨額を選挙資金として投じたのだ。

 しかも、前述したように、地元秘書を少なくとも4人も選対に食い込ませていたことを考えれば、安倍首相が公選法違反が疑われる選挙戦の実態に目をつぶっていた可能性すらある。

 今回、「週刊文春」が報じた“入出金記録”や金の流れを裏付ける選対内のLINEのやりとりなどは捜査当局もすでに押収しているというが、選挙を安倍首相による溝手氏への“復讐”という私利私欲に使い、挙げ句、党本部が投じた1億5000万円が公選法違反の買収の原資となっていたとしたら、これは「河井法相の任命責任」などでは終わらせられない、もっと重大な責任が問われる大問題であることは間違いない。そして同時に、これはいかに安倍首相が政治を私物化しているのか、それを象徴する事件でもあるのだ。

(編集部)










http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/185.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 新型肺炎パニックが日系企業150社直撃 経済損失2.7兆円も(日刊ゲンダイ) :経済板リンク 
新型肺炎パニックが日系企業150社直撃 経済損失2.7兆円も(日刊ゲンダイ)

http://www.asyura2.com/20/hasan134/msg/118.html



http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/186.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 日本は180カ国中20位 政治家の“ワイロもらわない度”ランク(日刊ゲンダイ)
  


日本は180カ国中20位 政治家の“ワイロもらわない度”ランク
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/268010
2020/01/23 日刊ゲンダイ


収賄容疑で逮捕された秋元司容疑者(C)日刊ゲンダイ

 腐敗・汚職と闘う国際NGOのトランスペアレンシー・インターナショナル(本部ドイツ)が23日、各国の政治家・公務員が賄賂をもらわない割合を国際比較して発表した。

 日本は100点満点で73点、第20位と上位ながら、昨年の18位より後退した。トップ3はニュージーランド、デンマーク、フィンランド。ワースト3はソマリア、南スーダン、シリアとなっている。

 発展途上国では、子どもの就学を申し込んだり、住民票を取りに行っただけでも窓口の公務員から賄賂を要求されることがある。さすがに日本ではそこまではないものの、安倍内閣を見ても、カジノ誘致を巡り現役の国会議員が収賄容疑で逮捕され、逆に現職大臣が政治資金で有権者に贈答品を配るなど、政治と金の問題は尽きない。

 国際NGOは政治腐敗を防ぐため、賄賂でつながる「お友達政治」や、天下りなど形を変えた賄賂を廃し、政治資金規正法の厳格な運用、国民の政治参加、ジャーナリストや公益通報者の保護を強化するよう提言している。

(ジャーナリスト・若林亜紀)








http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/187.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 山本太郎参戦で京都市長選は共産党が勝つ? 千二百年の都、京都に革命の予感?(週刊新潮)

 ※週刊新潮 1月30日号 画像クリック拡大


※文字起こし

山本太郎参戦で京都市長選は共産党が勝つ?

 千二百年の都、京都に革命の予感?

 2月2日に投開票される京都市長選がさる19日に告示され、戦いの火蓋が切られたのである。

 4期目を狙う門川大作市長に挑むのは二人の新人。

 だが、
「実際は、共産党推薦の福山和人氏と現職との一騎打ち。門川市長には、自民や公明、立民、国民が相乗りしていて、共産vs非共産の戦いになるとみられます」(地元紙記者)

 共産党系の候補者が泡沫≠ィならないのが京都ならではで、
「京都は、共産党にとってはいわば聖地=B市議会では18議席を押さえ、21議席の自民党に次いで第二党。さらに、2008年の市長選では、2期目をかけた門川市長を951票差まで追い詰めた。これまで京都では、市長選も府知事選も国政与野党が手を取りあって、共産党政権の誕生をなんとか阻止してきたんです」

 ところが、
「告示日の19日、福山さんの応援に、れいわ新選組の山本太郎代表が現れた。福山さんは一昨年4月の京都府知事選で、京都市内の有効得票の46.5%を押さえており、これに山本さんの知名度が加われば、共産党系市長の誕生も現実的に。現職陣営はいよいよまずい≠ニ危機感を募らせていますよ」

山本氏もなかなかの策士で
「彼は18日まで静岡県の熱海で開かれていた共産党大会に出席せず、野党支持者から批判されていました。ただ、今思えば、翌日から始まる京都市長選を見据えて、立憲や国民の幹部も来る共産党大会と距離を取ったのでしょう」

 よりによって、京都で新選組が体制転覆の手助けとは……。





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