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2020年1月21日00時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK269] 復活・田崎史郎が「桜を見る会」名簿問題で官邸丸乗りの“民主党ガー”詐術! 羽鳥慎一にまで「出た!民主党」とツッコまれ…(リテラ)
復活・田崎史郎が「桜を見る会」名簿問題で官邸丸乗りの“民主党ガー”詐術! 羽鳥慎一にまで「出た!民主党」とツッコまれ…
https://lite-ra.com/2020/01/post-5216.html
2020.01.20 田崎史郎「桜を見る会」名簿問題で“民主党ガー”詐術、羽鳥慎一が思わず… リテラ

    
    『羽鳥慎一モーニングショー』に出演する田崎氏

「夢を夢のままで終わらせてはならない。新しい時代の日本を創るため、きょうここから、みなさん、ともにスタートを切ろうではありませんか」──。本日、通常国会が召集され安倍首相が施政方針演説をおこなったが、その内容は東京五輪を全面に散りばめて「世界中の人々に夢や感動を与える」だの「夢や希望を持って飛び込んでいくことができる新しい時代」だの、やたら「夢」を連発。その一方、「桜を見る会」問題やカジノ汚職といった夢ではなく安倍政権に現に降り掛かっている問題には一切ふれなかった。

 しかも、美辞麗句を並べた演説の裏で、安倍官邸は「桜を見る会」招待者名簿をめぐる違法管理問題について、またも役人に責任を押し付けて逃げ切ろうという醜態を晒している。

 先週17日、内閣府は2011〜17年分の招待者名簿を行政文書ファイル管理簿や廃棄簿に記載していなかった公文書管理法違反の問題で、当時、内閣府大臣官房人事課長だった5人を「厳重注意処分」にすると発表。同時に、国会に提出された政治推薦分を除く各省庁からの推薦者名簿の一部を「白塗り」にして改ざんした問題についても、「極めて不適切」という理由で現在の吉岡秀弥・人事課長を「厳重注意処分」とした。これら6人は今夏の賞与が減額されるという。

 管理簿や廃棄簿に記載なしという違法行為はもちろん、国会提出の公文書を改ざんするという問題は、役人を「厳重注意」して終わるような話ではない。そもそも、民主党政権時の2011年と12年は東日本大震災や北朝鮮のミサイル発射予告を理由に「桜を見る会」を開催しておらず、一方、民主党政権時で唯一開催された2010年は管理簿にも廃棄簿にも記載されていた。ようするに、「桜を見る会」が開催されながら違法な招待者名簿の管理をおこなったのは安倍政権時からなのだが、それを隠して民主党政権からの問題だと主張するために、2011年からの人事課長5人に処分を下したのだ。

 まったく姑息と言うほかないが、しかも、これが安倍官邸による作戦であることが、きょうはっきりとした。というのも、「安倍首相の代弁者」たる田崎史郎氏が本日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)に出演、さっそく「民主党政権ガー」とはじめたからだ。

田崎氏といえば、詳しくは後述するが「桜を見る会」問題でのワイドショー出演を昨年12月から見合わせていたのだが、ここにきて復活。そしてそれはあまりに見苦しいものだった。
 
 まず、番組では、歴代の人事課長5人が厳重注意処分を受けたことを司会の羽鳥が紹介すると、「かわいそうですね」と感想を漏らした。誰もが官僚が勝手に違法行為をおこなったのではなく、もっと上からの指示があったからに違いないと考えているからこそ、羽鳥はこんな感想をつぶやいたわけだが、これに田崎氏がすばやく反応し、こう反論した。

「いや、そりゃしようがないですよ。かわいそうじゃないですよ、これは。厳正な処分で」
「これね、人事課レベル、人事課長レベルでやってたんですよ。これは2011年からはじまっているんですね」
「公文書管理法に違反することですから、これ、当然やっていなきゃいけないんです。で、2011年からなんですよ。つまり、民主党政権から(記載がなかった)」

 さっそく飛び出した「民主党政権から」という文言に、羽鳥は「出た。『民主党もやってたじゃないか』という」とツッコんだのだが、対する田崎氏はまったく意に介さず「うん。これね、あのー、管理簿には記載しなかったこと、そのものが問題なんです」とつづけたのだった。

「いつも安倍政権に問題が起こると民主党政権もって言い出すよね」とツッコまれたのに、その返答が「うん」って……。もちろん、スタジオでは、先にも説明したように2011・12年は「桜を見る会」自体が中止となっているとツッコミが入ったが、田崎氏は「2011年になって、時の人事課長が名簿をつくったのに、記載しなかったんです。その責任は問われるんですよ。つくったことの記載しない責任」などと強調。菅義偉官房長官も「(2011・12年の名簿は)その時点での完成版があった」などと詭弁を弄しているが、田崎氏の主張はそれとまったく一緒だ。

■元財務官僚の山口真由に助け求めるも「名簿は絶対ある」「国民はバカにされている」と返され

 しかも、田崎氏はコメンテーターで元財務官僚の山口真由氏にも、こう呼びかけはじめた。

「山口さん、よくご存知だと思いんですけど、官僚は前の年をそのまま踏襲するんですよ。そうすると2011年に最初に記載しなかったところを見て、2012年以降もずーっと踏襲して」

 田崎氏のこの主張は無理があるだろう。繰り返すが、2011・12年は会が中止になっているのだから、普通、踏襲するのは会が開催された2010年のはずだ。玉川徹氏も、田崎氏にこう反論した。

「たしかに官僚は前例踏襲するものですよ。これはもう本能みたいなもの。だけどそれ以上に、法律を犯さないということにかんしても彼らは徹底していますからね。そうすると、あえて法律違反とわかりながら前例踏襲が優先されたというふうなことも僕は不自然だと思います」
「これ、違反なんだから、違反したんだったら違反の動機があるはずで、その動機をきっちり訊かなきゃいけない」

 さらに、「よくご存知」と田崎氏に名指しされた山口氏は、「霞が関のなかでは法律よりも守るべき組織内のルールみたいなのが大きくなってしまうという部分はよくあるところ」と玉川氏の発言に意見しながらも、「私は玉川さんの仰るとおりだと思う」と言い、さらに根本にある問題をぶつけた。

「(招待者)名簿が出てこないというのは、私たちあまりにもバカにされていますよ。絶対あるはずのものを『ありません』と言うのは、これ、もっと怒っていいと思うんですよね」

 官僚組織について「よくご存知」と田崎氏も太鼓判を押す山口氏から飛び出した、「招待者名簿は絶対にある」「国民はあまりにバカにされている」というコメント。これには玉川氏も「『捨てちゃいました、再現できません』ということ自体がありえない」と同調したが、なぜか田崎氏はムキになり、「『捨てちゃいました』はもちろんアレなんだけれど、その前にね、つくったということを記載していないわけ。それがまずはじめなんですよ」と必死になって話題を名簿管理問題に戻そうとし、「(違法行為のはじまりは)2011年のとき民主党政権ですよね」と躍起になったのだ。

■玉川徹に「内閣府だけ名簿がない理由」を詰められ、窮した田崎史郎の酷いコメント

 その上、必死の田崎氏は、名簿の管理問題について、こんなことまで言い出したのだった。

「(招待者名簿が)政治案件だったとするならば、時の官房長官は2011年のときはですよ、枝野(幸男)さんですよ。民主党の。あ、いまは立憲民主党代表の。だから、政治案件で何か枝野さんがやられたのか、あるいはそのあと政治案件として消されてきたのか、官僚の独自判断でやられてきたのかってことですよ。僕は官僚の独自判断できたと思う」

 官僚のせいにしながらも、同時に「政治案件として枝野官房長官が招待者名簿を違法に管理したのでは」と言い出す……。いや、だから、政治案件も何も、2011・12年は「桜を見る会」自体が中止になっているんだって。

 しかも、あらためて言っておくと、「桜を見る会」の実態がバレてはまずい「政治案件」になったのは招待者や出席者の数が膨れ上がっていった第二次安倍政以降の話だ。それなのに、田崎氏は会が中止になった年に不記載にしていたことをもって、何の根拠もない「枝野官房長官の関与」という陰謀論を唱えはじめたのである。

 呆れてものも言えなくなるが、しかし、玉川氏はこの田崎氏の主張に対して“民主党時代も含めて聞き取り調査をやればいい”と主張し、官僚のせいにしようとする田崎氏の意見に「名簿だって、(「首相枠」をはじめ政治推薦を扱っていた)内閣府のだけが出てこないんでしょ? ほかの役所のやつ全部あるんだもん。だから政治案件って言われるんですよ」と反論。だが、田崎氏は「その論理がわからない」と言い放ち、「人事課でやってた問題なの、これ」と、まるで答えになっていない答えを繰り返した。

「その論理がわからない」って、「人事課でやってた問題なの」という返答で何か言った気になっているほうが意味がわからないのだが、玉川氏はごまかされることなく、ここから田崎氏を“ド詰め”に入ったのだ。

玉川「じゃあ、田崎さんはなんで内閣府のだけないと思うんですか」
田崎「これはあの、内閣府の判断でやってる、課長の判断でできることだから」
玉川「だからその理由ですよ(苦笑)」
田崎「え?」
玉川「判断の理由」
田崎「判断の理由はそりゃあ……」
玉川「そこ取材してくださいよ! せっかく突っ込めるんだから」
田崎「いや、そうじゃなくて、あの、人事課長がいい加減なことやったんだと思う」
玉川「(歴代の)5人ずーっと!?」
田崎「5人ずっと。役人が優秀だと思ってるのが大間違い」

 根拠を何ひとつ示さず、「いい加減なことやったんだと思う」とは……。さすがに山口氏も「人事課長はなかでも出世筋が、なかなか優秀な方が行きますよ(笑)?」とさらにツッコミを入れたが、これにも田崎氏は「それは財務省の人事課長とは違うから。これは内閣府の、総理府の人だから」と反論。だが、過去の内閣府で事務次官にまで上り詰めた者たちのなかには大臣官房人事課長経験者もおり、出世コースであることは変わりない。なのに、そうした事実は無視して、田崎氏は徹頭徹尾「役人がやったこと」「はじまりは民主党政権」と主張しつづけ、番組は「ポスト安倍」にかんする話題も取り上げる予定だったのが時間オーバーとなり、そのままコーナーは終了してしまったのだった。

■田崎史郎が“桜”問題封じ込めに必死なのは、ジャパンライフ問題の再燃が嫌だから?

 本サイトでもお伝えしてきたように、田崎氏は昨年から「桜を見る会」問題でのワイドショー出演を見合わせていた。というのも、田崎氏自身がジャパンライフの懇談会に参加し、宣伝に協力していた事実があり、ジャパンライフ会長の招待問題がクローズアップされるようになって以降は「自分にジャパンライフの問題があるから、出演はできない」と言って「桜を見る会」を取り上げるコーナーの出演を辞退してきたらしい。

 田崎氏が不在となったおかげで、その短いあいだは『ひるおび!』(TBS)でも『モーニングショー』でも「桜を見る会」にかんする自由闊達な議論が生まれていたのだが、再び田崎氏が「桜を見る会」問題で復活したかと思えば、この有様だ。

 だが、今回の放送でよくよくはっきりとしたのは、いかに招待者名簿の存在を、安倍政権にとって、そして田崎氏にとっても「絶対にない」ものにしたいか、ということだ。 

 安倍政権は「招待者名簿は廃棄した」「復元できない」と言い張り、もはやそれが前提となって現在は話が進みつつあるが、番組内で山口氏が断言したように、これは「絶対あるはずのもの」なのだ。つまり、安倍首相や昭恵氏が「首相枠」「昭恵枠」を使って一体どれだけの人を呼んでいたのか、さらにはジャパンライフ会長をはじめ一体どんな人物を呼んでいたのか、招待者名簿が出てくれば実態はすべてはっきりとする。だからこそ是が非でも「ない」ことにしようとし、さらにはそこから目を逸らすために民主党政権時の名簿管理問題を持ち出しているのだ。

 そして、これは田崎氏自身にも跳ね返る問題だ。「招待者名簿は絶対にあるはず」という話題を掘り下げれば、必然的にジャパンライフ会長招待問題に触れざるを得ない。それは田崎氏にとって最大の「NGワード」に生放送で直面することになるのだ。それゆえ田崎氏は招待者名簿の有無について触れようとせず、躍起になって民主党政権時の名簿管理の問題に話を戻そうとしたのだろう。

 だが、山口氏が言い切ったように、招待者名簿は「絶対にある」のだ。きょうからはじまった通常国会では、必ずそれを表に出させ、安倍首相の「私物化」の実態をあきらかにせねばならない。

(編集部)


羽鳥慎一モーニングショー 2020年1月20日

※26:47〜 国会きょう招集 IR疑惑 説明責任 桜を見る会 再生開始位置設定済み







http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/126.html

記事 [政治・選挙・NHK269] あるか河井夫妻買収事件ダブル立件 検察は官邸に忖度せず(日刊ゲンダイ)
 

 


あるか河井夫妻買収事件ダブル立件 検察は官邸に忖度せず
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/267811
2020/01/20 日刊ゲンダイ


取材に応じる自民党の河井案里参院議員(C)共同通信社

 昨年7月の参院選で、自民党の河井克行前法相の妻、案里参院議員の陣営が違法な報酬をウグイス嬢に支払っていた買収事件。50代の男性公設秘書やウグイス嬢は違法報酬を認める供述をしているという。立件へのカウントダウンに官邸は慌てふためいている。

  ◇  ◇  ◇

 広島地検は捜査を本格化させている。公選法違反(買収)容疑で、これまでに少なくとも8カ所を家宅捜索し、20人以上から任意で話を聞いている。15日には河井夫妻の地元事務所や男性秘書の自宅を家宅捜索した。

 19日の朝日新聞によると、地検の任意聴取に対し男性秘書は違法性を認識しつつ、13人のウグイス嬢に法定上限の倍額の日当を支払ったと供述。ウグイス嬢も全員、違法報酬の受領を認めたという。男性秘書は克行氏の元秘書で、参院選では案里陣営でウグイス嬢の人繰りなどを担当。選挙後、案里氏の秘書になった。

「違法報酬を支払った側と受け取った側双方が事実関係を認めるのは決定的です。ここまで本格的に捜査をして、国会議員は無罪放免というわけにはいかないでしょう。広島地検は立件するはずです」(司法担当記者)

 どうやら河井夫妻が無傷で済むのは難しいらしいが、官邸周辺からは“落としどころ”が聞こえてくる。

「案里氏本人はもちろん、会計責任者らの有罪が確定すれば、案里氏の当選は無効になり、最短で4月に補選が行われる。官邸は4月の補選は回避したい。また、逮捕はイメージが悪いので、書類送検や在宅起訴にしてほしい。加えて、夫婦そろって立件されるのは阻止したい意向です」(霞が関関係者)


河井克行前法相の立件もあるか(C)日刊ゲンダイ

「官邸の意向」に忖度せず ニュー検察の本気度

 はたしてこの先、捜査はどう進むのか。今回、“官邸の意向”は通用しない可能性がある。検察の体制が刷新されるからだ。

 検察ナンバー2である黒川弘務東京高検検事長は、菅官房長官の覚えめでたく、「官邸の守護神」と呼ばれた。その黒川検事長が2月に定年を迎え、後任には、林真琴名古屋高検検事長が就く予定だからだ。林検事長は、過去に官邸からひどい仕打ちを受けた経験がある。

 2016年、林氏は、法務事務次官への就任が有力視されていたが、菅長官が拒否し、ライバルの黒川氏が次官に抜擢されたとみられている。

「河井克行も菅官房長官に近い人物。過去の経緯を考えれば、林さんに思うところがあってもおかしくありません。少なくとも、河井夫妻の買収事件について、検察が官邸に忖度するのは考えにくい」(法務省関係者)

 官邸の意向に反して、“ダブル立件”がみられるかもしれない。 










http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/127.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 今や裁判官まで官邸の味方。日本が腐っていく。(かっちの言い分)
今や裁判官まで官邸の味方。日本が腐っていく。
https://31634308.at.webry.info/202001/article_17.html?1579557883

以下の記事を読んで、公正、公平を期する裁判官までが、官邸の犬になった気がする。裁判は、原告、被告がそれぞれの証拠を出し合って自分の正当性を主張する。双方の主張のどちらがより正しいかをジャッジするのが裁判官である。したがって、原告、被告の証拠申請を余程の理由がない限り拒否してはならない。

加計学園裁判で、文科省の内情を最も知っている前川前文科次官の証言申請を裁判官が認めなかった。これは酷い。ここまで官邸から手が回っている。安倍案件であるからだ。これで負ければ、安倍に塁が及ぶからだ。もう官邸の影響があからさまに司法にまで手が及んでいる実例である。原告側が裁判官忌避するのは当然である。本当に政府を替えないと腐敗はもっと進み、どんな不正をやってもOKな国になる。


加計学園裁判、前川喜平氏の証人認めず 原告側は「裁判官忌避」申し立て
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200117-00010001-kinyobi-soci
1/17(金) 20:12配信
前川喜平・元事務次官が証言するとまずいことになるのか。写真は文部科学省。(撮影/片岡伸行)
 行政私物化が指摘される「桜を見る会」の先行事例ともいえる疑惑の蓋を、公正であるべき司法が閉じてしまった。加計学園獣医学部(愛媛県今治市)をめぐる行政文書不開示決定取り消し裁判の第6回口頭弁論が12月4日、東京・霞ヶ関の東京地裁で開かれ、古田孝夫裁判長は原告側が証人申請していた当時の文部科学事務次官・前川喜平氏の証人申請を却下した。

 安倍晋三首相が議長を務める国家戦略特区諮問会議が、首相の「腹心の友」が経営する加計学園を獣医学部新設の事業者に選定したのは2017年1月。前川氏は同月まで文科事務次官を務めた。退任後、この特区認定をめぐり官邸側から直接の働きかけがあったことを明かし、「行政が歪められた」などと発言している。

 原告側代理人の海渡雄一弁護士は同日の法廷で「特区の認定には透明性と公平性が強く求められるが、この認定はきわめて異常な手続きによって進められた。その実態を隠すために文科省が文書を不開示にしたのかどうか、当事者の証言を聞く必要がある」などとして「裁判所の最善の判断」を求めたが、古田裁判長は「双方の準備書面で判断する」のひと言で前川氏らの証人申請を退けた。

 これに対し海渡弁護士は「納得できない。異常な手続きが明らかになるのを恐れて、官邸の指示で文書不開示としたことが推認される。当事者の証人調べをせずに(裁判所が)判断しようとするのは公正さに欠く」などとして、即座に「古田裁判長ら3人の裁判官の忌避」を口頭で申し立てた。

 民事訴訟法24条に基づき裁判官忌避が申し立てられた場合、別の裁判官が申し立てを認めるかどうかの判断をする。判断には2カ月間ほどかかるとされる。同訴訟は結審していないため、忌避が認められれば別の裁判官が裁判を継続。却下されれば、再び同じ裁判官によって審理が再開される。

(片岡伸行・記者、2019年12月20日・2020年1月3日合併号)

http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/128.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 「桜を見る会」への追及の手を緩めてはならない。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2020/01/blog-post_37.html
1月 20, 2020 日々雑感(My impressions daily)

<「桜を見る会」に首相や与党などの推薦で招待された人たちの名簿を、内閣官房と内閣府が会の直後に廃棄したとされる問題で、名簿の保存期間を「1年未満」とした両官庁の対応に官僚からも疑問の声が上がっている。名簿には内閣官房を含めた各省庁の「推薦者名簿」と、実際に招待される参加者の「招待者名簿」があるが、両名簿の保存期間を1年未満にしているのは内閣官房と内閣府の一部だけで、不自然さが際立っている。

 内閣官房の推薦者名簿には、首相や与党の推薦で招待された人たちが記載され、内閣府の招待者名簿には内閣官房を含めた各省庁からの推薦者が取りまとめられている。両官庁は、文書管理規則が改定された2018年と19年に開催された2回分の名簿を1年未満の文書として、会の直後に廃棄したと説明している。毎日新聞の取材によると、他省庁は「答えられない」とした外務省を除き、推薦者名簿の保存期間を3〜10年と定めている。

 「廃棄はどう考えてもおかしい」。経済産業省職員は首をひねる。「桜を見る会は各界の功績、功労者を招き日ごろの労苦を慰労するための公式行事。予算が適切か評価するためにも、会の趣旨に合致している人が来ているのかという検証が必要になる。その根拠となる名簿を捨てたらダメでしょう」

 防衛省の職員も「会は首相主催の行事なのに信じられない」と驚きを隠さない。「自衛隊が地域の人らを呼んで毎年行うようなイベントですら、招待者名簿は必ず翌年まで残す。職員が異動で代われば、例年どんな人を呼んでいるのか分からなくなり、イベントの継続に支障が出てしまう」と疑問を呈す。

 「あり得ない」と言うのは厚生労働省の職員だ。「霞が関では職員の業務量が増えており、過去のデータや書類のひな型がないと効率が悪くて仕事が回らない。名簿はその最たるもの」。同省の別の職員も「過去のデータを使わずに名簿を作っているとしたら、よほど頭のいい官僚なのだろう」と皮肉った。

 名簿を廃棄した内閣官房の職員ですら「会は政治案件だから普通なら名簿は残しておきたくなる」と首をかしげる。「招待者が特定の議員の支援者や業界関係者に偏れば、呼ばれなかった側からクレームが来る。リスク回避のために過去の名簿を見比べて調整するのが普通でしょう」

 実際は廃棄せずに保管されているのではと疑う官僚も少なくない>(以上「毎日新聞」より引用)


 「桜を見る会」の招待客名簿は破棄されてなく、残されているのではないか、と他の省庁の官僚たちは思っている、と上記記事にある。その通りだと私も思う。

 官僚たちの仕事を検証可能ならしめるものは「文書」以外にはない。日本は文書主義をとっている。それは電子記録であれ紙記録であれ、「文書」としてすべての仕事を記録することにより成り立つ。

 「桜を見る会」はいうまでもなく内閣府の「仕事」だ。その招待客名簿は仕事をした証として大切に残すものだと、他の省庁の官僚たちは語っている。それが許されるのなら今年の確定申告書に記載したすべての経費の根拠となる徴憑類は「破棄」して良いことになる。

 国家が国民に先駆けて行った公務の徴憑というべき招待客名簿を一年未満どころか一か月前後で破棄しているのだから、民間企業や個人が経済活動の徴憑類を一年未満で破棄したとして何の罪の問われることもないはずだ。官庁こそが国民のお手本であるべきで、その官庁でも行政の本丸というべき内閣府と官房が示し合わせて招待客名簿を破棄して、それが罪に問われないのなら国民が納税申告した徴憑類を破棄して何の不都合もないはずだ。

 しかし、それでは申告納税制度は成り立たない。会計原則も何もあったものではない。SEC監査も監査法人による監査もすべて成り立たなくなる。日本の企業が国際的な批判の嵐を受けることは間違いない。

 そうしたことを日本の内閣府と官房は行っている。そして「担当者数人」の人事配置で誤魔化そうとしている。当然ながら、他のマジメに公文書規則に則って業務を運用している官僚たちは迷惑千万だろう。

 破棄したという「桜を見る会」の招待客名簿は必ず存在している。それが官僚の仕事だからだ。そして昨年の「桜を見る会」の決算審議はまだこれからだ。それに招待客名簿のない報告書を提出したとしたら、それこそ徴憑類を破棄した上で「申告書」を税務署に提出するのと同じだと、国民が批判の嵐を国会へ突き付けるべきだ。

 余り政治や国民をバカにしてはいけない。安倍自公政権は永遠ではない。いつかは必ず終わる。次期政権が誕生した際に招待客名簿を暴かれないとも限らない。真実は必ず現れるものだ。隠蔽して素知らぬ顔をしているアベ氏よ、震えて眠るが良い。巨悪は決して眠らせない。



http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/129.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 「米国と共に没落する安倍晋三首相を選ぶのか、米国からの自立を選ぶのか」を国民有権者に選択を迫っている小沢一郎衆院議員は立憲民主党の枝野幸男代表と、「合意点」に達した(板垣 英憲)
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/e2b73dcaaa1637b2e896e969844c2d6d
2020年01月20日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 「米国と共に没落する安倍晋三首相を選ぶのか、米国から自立する小沢一郎衆院議員を選ぶのか」を国民有権者に選択を迫っている小沢一郎衆院議員は野党合流について、立憲民主党の枝野幸男代表とこのほど、「合意点」に達した模様である。あとは小沢一郎衆院議員が国民民主党の玉木雄一郎代表(大平正芳元首相の縁戚)を口説けばいいところまできているという。これは、1月17日、自民党「志帥会」(会長・二階俊博幹事長)に深く食い込んでいる情報通から得た最新情報である。



http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/130.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 山口、安倍に改憲権限ないと強調+野党の諸問題追及に期待+下地、中国企業から百万受領も、辞職せず(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/28808537/
2020-01-20 02:08

【昨日は全日本卓球の男女SがTV中継されていたので、午前中から夕方まで(ちょこちょこ用事を済ませながら)卓球を観戦していた。<マイラケ少女だったからね。"^_^">

 女子の準決勝では、昨日、女子ダブルスを制した19歳の同級生コンビ、伊藤美馬と早田ひなが激突。すごいスピードとコースと回転の応酬&その読み合いがなされて、フルゲームの大激戦に。11-9,11-7,6-11,12-10,4-11,11-7で早田が勝利し、伊藤の3年連続3冠の達成を阻んだ。早田は決勝でも、石川佳純に4−1で勝利して、涙の初優勝を果たした。(*^^)v祝
 
 また男子は、ベスト4に高校生3人が進出。次の代表候補になりそうな選手たちが、かなりレベルの高いプレーを見せた。

 準決勝では、高1と最年少ながら世界5位の張本智和が、高3の戸上隼輔に1−3とリードされながら、そこから逆転。11-4,9-11,7-11,7-11,11-7,11-8,11-9の大接戦で勝利。決勝では、久々に上位進出した吉田雅己下した高3の宇田幸矢と対戦した。

 宇田と張本は同じアカデミーに所属していたので、ダブルスで組んで全日本3位をとったこともあり、こちらも伊藤、早田同様、お互い手の内がわかっている感じ。2連覇を目指して、ちょっと格上っぽく守りにはいってしまった張本に対し、宇田がサーブや強打で積極的に攻め、こちらもフルゲームの激戦に。13-11,11-9,8-11,12-10,11-13,6-11,11-9で宇田が最後、強気のサーブ2本を決めて、初優勝を決めた。

 正直なところ、世界ベスト5にはいっている伊藤と張本は別格かと思っていたのだが。何か五輪代表の選手たちは、五輪の代表争いや世界ランキング争い(上位にいると五輪でシードされる)で、疲れがたまっていた上、代表として勝たなければというプレッシャーでもあってか、攻めのプレーができなかったとこもあるかも。

 ただ、五輪代表を倒す若い選手が活躍するのは、層を厚くするためにもいいことだし。五輪代表選手は、ここから五輪本番に向かって、うまく調整して行って欲しいと願っている。 o(^-^)o】

* * * * *

 今日20日から、通常国会が始まる。国会会期は、国会会期は6月17日までの150日間だ。

 そのあとすぐに都知事選、五輪があるので、延期は避けたいところ。あちこちの委員会で審議がうまく進まない可能性があるので、国会に提出する法案の数も、これまで最小のを提出する予定だという。(~_~;)

 安倍首相は、年頭に「私の手で憲法改正を」とアチコチで言いまくっているようなのだが。公明党の山口代表には、是非、まずは安倍首相自身に「安倍総理大臣として憲法を決定する権限はない」と教えて欲しいと思っている。<安倍首相同様、憲法改正や国民主権、三権分立などの知識に乏しい人たちにも説明しておいて欲しい。>

『公明・山口氏「総理に改憲権限ない」 会見で記者に反発

 公明党の山口那津男代表は16日の記者会見で、憲法改正をめぐって安倍晋三首相が「私自身の手で成し遂げたい」と繰り返し主張していることへの対応を問われ、「安倍総理大臣として憲法を決定する権限はない。『総理大臣として』との言い方は誤解を招くので考えてもらいたい」と反発し、記者の質問に気色ばむ一幕があった。

 首相は、年頭の記者会見やテレビ出演で、任期中の憲法改正実現を主張している。憲法9条に自衛隊を明記する自民党の改憲論に慎重姿勢を示してきた山口氏だけに、首相の前のめりな姿勢にいらだちを募らせているとみられる。

 山口氏は「(自民党の)安倍総裁が憲法改正に意欲を示していることは承知している」と説明した。記者団が「総理は『私自身の手で憲法改正を成し遂げたい』と発言している。総理大臣としてめざしているとの意欲に聞こえる」と再質問すると、山口氏は「そういう風に聞こえるはずはない」と反論。語気を強めて「憲法のどこに、総理大臣が発議したり、採決したりということが書いてあるのか。発議権は国会にしかない」と主張し、憲法上行政府の長である首相には、憲法改正の権限がないことを改めて強調した。

 その一方で「総裁の立場で意欲を示すことは否定すべきことではない」と述べ、憲法改正については「政治的な課題の優先度は各メディアの調査でも必ずしも高い方ではない」として、首相にクギを刺すことも忘れなかった。(大久保貴裕)(朝日新聞20年1月16日)』

 さて、今日は、安倍首相らが衆参で施政方針演説を行なうだけで終わるのではないかと思うのだけど。

 ここから与野党の代表質問、そして何でも質問、追及できる予算委員会が行なわれるので、野党がうまく協力、連携して、「桜を見る会」やIR汚職の問題、さらには公選法などに違反している疑いで辞任した河井元法務大臣夫妻、菅原前経産大臣などに関しても、しっかり追及して欲しいと思っている。

『通常国会、政権逆風の様相 20日召集、社保・憲法焦点

 第201通常国会が20日に召集される。安倍晋三首相は、全世代型社会保障改革実現や憲法改正論議の進展に全力を挙げる方針だが、「カジノ」や「公職選挙法違反」をめぐる疑惑で自民党議員らが捜査を受け、足元は揺らぐ。野党は対決姿勢を強める構えで、政権にとって逆風下のスタートとなりそうだ。

 「本年最大のチャレンジである全世代型社会保障改革の実現など、各般の政策課題に果敢に取り組んでいく」。首相は17日の政府・与党連絡会議でこう強調した。

 首相は自らの自民党総裁任期切れが約1年8カ月後に迫ることから政権の総仕上げを意識する。通常国会への提出予定法案のうち、年金制度改革関連法案は全世代型社会保障改革の一環として位置付けられる。首相は政権の成果とするため成立に全力を挙げる。

 16日の自民党会合で首相は、憲法9条への自衛隊明記に重ねて意欲を示した。停滞する憲法審査会での改憲論議の前進にも期待を示す。

 ただ、通常国会は冒頭から与野党が激突しそうな気配で、首相の思惑通りに進むかは見通せない。

 立憲民主党など主要野党は、カジノを含む統合型リゾート(IR)事業に絡む汚職事件、首相主催「桜を見る会」問題に加え、自民党議員の公選法違反疑惑などを材料に政権を追及する構えを見せており、激しい論戦が予想される。

 改憲論議が進む保証もない。昨年の臨時国会で衆院憲法審が2年ぶりに自由討議を行ったものの、懸案の国民投票法改正案は棚上げされ、自民党は改憲案を提示できなかった。

 主要野党は、首相が旗を振る改憲に否定的。国会論議が足踏みを続ければ、来年9月までの総裁任期中の改憲実現は一層難しい状況に追い込まれる。

 国会日程をめぐる綱引きも既に始まっている。

 首相の施政方針演説は20日。ただ、その後の各党代表質問については、金品贈与疑惑で経済産業相を辞任した菅原一秀自民党衆院議員が説明責任を果たしていないと野党が反発し、折り合っていない。国会の出だしの日程が直前に決まっていないのは異例だ。

 国会会期は6月17日までの150日間。夏に東京都知事選や東京五輪を控え、会期延長は難しいとみられ、与党は綱渡りの国会運営を強いられそうだ。(時事通信20年1月19日)』

 野党はIR汚職の追及に、かなり力を入れるつもりのようだが・・・。

 18日、IR汚職に問題で、維新の会を除名された沖縄の下地幹郎衆院議員が会見を行った。

 下地氏は、中国企業から100万円を受け取りながら、政治資金の収支報告書に記載していなかったことが判明。本人もそのことは認め、謝罪したのであるが。何と「議員辞職はしない」という。
(゚Д゚)

『維新除名の下地氏、議員辞職否定

 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業をめぐる汚職事件で贈賄の疑いが持たれている中国企業から現金を受領したとして日本維新の会から除名された衆院議員の下地幹郎元郵政民営化担当相は18日、議員辞職せず無所属で活動する意向を表明した。那覇市内の事務所で行った後援会会合後、記者団に語った。

 下地氏は記者団に「後援会の意見は(議員)バッジをつけて、いばらの道を歩けという話だったので、後援会の声を大事にしながら頑張っていきたい」と語った。

 下地氏は所属する日本維新の会に離党届を提出していたが受理されず、同党は今月8日に最も重い除名処分とすることを決定。馬場伸幸幹事長は「国民に疑念を持たれたことについて、潔く(議員)バッジを外してくださいということだ」と述べていた。

 下地氏は、平成29年10月に自身の事務所職員が、中国企業「500ドットコム」社元顧問の紺野昌彦容疑者(48)=贈賄容疑で逮捕=から現金100万円を受け取ったことを認めている。100万円は選挙運動収支報告書や政治資金収支報告書に記載していなかった。(産経新聞20年1月18日)』

* * * * *

 下地氏の地元の沖縄タイムスは、かなり怒っている様子。(-_-;)

『下地氏には説明責任が残っている。6日の会見で腑(ふ)に落ちないことがあるからだ。

 100万円の大金を受け取りながら、中国企業側の元顧問の容疑者が強く固辞したため、職員は領収書を発行しなかったという。発行しなければヤミ献金になる。なぜ発行しなかったのだろうか。

 職員は当日に報告したというが、下地氏は「思い出せない」と釈明している。100万円を受け取ったという職員の報告を忘れることがあるだろうか。にわかに信じ難いが、いずれにしても職員の監督責任は免れない。

 現金を手渡した容疑者と計3回、経営トップとも会っている。容疑者が中国企業側の顧問を務めていたことも把握していたという。政治資金規正法は外国人や外国法人からの寄付を禁止するが、個人として受け取ったと主張するのも不可解だ。出どころは考えなかったのだろうか。

 下地氏は2017年分の政治資金収支報告書を訂正した。修正したとしても、ヤミ献金を受け取っていた政治的・道義的責任は消えない。

 当時、超党派の議員の「国際観光産業振興議員連盟(IR議連)」の副会長を務めていた。「便宜供与はしていない」と政府機関への働き掛けなどは重ねて否定した。

 IR汚職事件で容疑者の供述がなければ100万円はヤミ献金として受け取っていたはずである。規正法を骨抜きにし、政治不信を深めた責任は重い。議員辞職してけじめをつけ、来る衆院選で有権者の審判を仰ぐべきだった。(沖縄タイムス20年1月19日)』

* * * * *

 もし100万円を渡されても、領収書を発行せず、収支報告書にも記載しなければ、それは闇献金を受け取ったことになるし。法に違反する行為を行なったことになるわけで。下地氏の行為を放置したら、政治家は(A元大臣のように)いくらでも、問題のあるお金を受け取れることになってしまうわけで。ここは、しっかりと刑事責任、政治的な責任を追及したいところ。 
 
 また、ここに来て、下地氏がIRに意欲を示している菅官房長と懇意の仲であることも報じられている。で、もしかしたら、菅氏の周辺も含め、まだIR汚職の疑惑が広がる可能性があるのではないかと邪推している(期待込み?)mewなのだった。(@@)

 THANKS



http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/131.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 勝つ中国 国家利益は人民帰属 安倍政権はハゲタカに 
勝つ中国 国家利益は人民帰属 安倍政権はハゲタカに
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51980050.html
2020年01月20日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


田中政権までの自民党は 米国とうまく付き合いながらも
国家利益は日本のために という「人格」をもち

高級官僚頭脳をフル活動させ 世界一の留学生 特許取得数
を誇っていた

中国には多大な迷惑をかけたとう「共通認識」をもち
中国復興と日本政治がうまくかみ合い
日本が世界一となった

***

増大する中国への敵意が悪意をもち
田中政権は ハゲタカ謀略政治クーデターで追放され

以降ハゲタカに洗脳された政権となり
国家利益はハゲタカに横流しされることになった

中国は国家利益を「再投資と貧乏克服」に集中
日米は 中国武力看視とハゲタカ横流しに

***

これが20年間でGDP差 数倍に化けた主因です





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記事 [政治・選挙・NHK269] ゴーンが逃亡直前「極秘インタビュー」10時間で語ったこと 郷原信郎弁護士(日刊ゲンダイ)
 


ゴーンが逃亡直前「極秘インタビュー」10時間で語ったこと
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/267816
2020/01/20 日刊ゲンダイ


ベイルートに逃亡したカルロス・ゴーン被告(左)と郷原信郎弁護士(C)

 保釈中にレバノンに逃亡した日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告。保釈中、日本国内で密かに「極秘インタビュー」に応じていたことが分かった。元東京地検特捜部検事の郷原信郎弁護士に計5回、10時間にわたって語っていた。郷原弁護士を直撃した。

  ◇  ◇  ◇

 ――ゴーン被告に「極秘インタビュー」をしたと聞きました。

「ゴーン氏には発言の機会が与えられず、完全に封じられているような状況が続いていました。そこで、ゴーン氏の話をしっかりと聞き、あらためてこの事件を考えたいと思いました。裁判をできる限り公正に進めていくため、世の中に事件を正しく理解してもらうために必要だろうと考えたからです」

 ――いつから、どこで、どのくらいの時間をかけてインタビューしたのですか。

「昨年11月の下旬から5回ほどです。場所は都内にあるゴーン氏の知人宅で、最後は(ゴーン氏逃亡直前の)12月27日の午後でした。計10時間以上、インタビューしました」

 ――どんな話を聞いたのですか。

「事件のことはもちろん、日産の西川広人前社長のことや、国際的な企業家として、最近の北米事業の不振をどう捉えているのか、についても尋ねました」

 ――しかし、ゴーン被告は突然、レバノンに逃亡してしまった。

「最初に報道を聞いた時、何が起きたのか分かりませんでした。つい4日前まで話を聞いていたのに、そんなバカなことないだろうと。愕然としましたね」

 ――最後のインタビューをした際、ゴーン被告の様子に変化はありましたか。

「それまでのインタビューの時と表情は変わらず、(逃亡のそぶりなどには)気付きませんでしたね。ただ、今、あらためて振り返ると、言葉が少なかった」

 ――インタビューの内容を出版する予定だったと聞きました。予定通り出版するのですか。

「こういう事態になり、取りやめになりました。今のところは白紙状態です。あらためて13日にテレビ電話でゴーン氏と話をしたところ、インタビュー内容は自由に使ってもらって構わないということでした」

 ――13日のテレビ電話では、逃亡理由を聞いたのですか。

「当然、聞きました。すると、ゴーン氏は2つの理由を挙げていました。1つ目は、裁判官は2020年9月に2つ目の裁判(特別背任)を始めると約束していたが、突然、検察の意向で変えたと。それによって、公判が始まる時期が延びた。迅速な公判を受けるという刑事司法の基本的な原則が全く守られていないと大きな失望を感じたと。もう1つは、裁判が始まるまで家族と面会できない。それで私は出国を決意したと語っていました」

(取材=本紙・遠山嘉之/日刊ゲンダイ)


【動画】日産の“暴君”と対決した元広報マンはゴーン事件をどう見る
【写真特集】“脱変装” 再逮捕ゴーン5億で再保釈
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http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/133.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 「疑惑国会」説明避ける安倍首相 党内からも冷めた視線/朝日新聞
「疑惑国会」説明避ける安倍首相 党内からも冷めた視線/朝日新聞
二階堂友紀、吉川真布 河合達郎 今野忍
2020年1月21日 5時00分
https://www.asahi.com/articles/ASN1N755QN1NUTFK012.html?iref=comtop_8_04

 相次いだ疑惑をどう説明するのか。国民から厳しい目が注がれる中、通常国会が開会した。ところが、首相は施政方針演説で一切触れず、渦中の議員たちも「捜査中」と口をつぐんだ。野党だけでなく与党内からも批判の声があがり、「疑惑国会」が幕を開けた。

 政権に不利な話題には一切触れない――。衆参それぞれ約40分ずつ行った首相の施政方針演説で浮かび上がったのは、首相のそうした姿勢だった。

 首相は、夏の東京五輪・パラリ…
http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/134.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 毎日新聞世論調査 次の首相「石破氏」19% 安倍氏13%、小泉氏6% IR「再考を」63% 内閣支持率は横ばい 





毎日新聞世論調査 次の首相「石破氏」19% 安倍氏13%、小泉氏6%
https://mainichi.jp/articles/20200120/ddm/002/010/119000c
毎日新聞 2020年1月20日 東京朝刊

 毎日新聞が18、19両日実施した全国世論調査で「次の首相」にふさわしい人を聞いたところ、自民党の石破茂元幹事長が19%で首位となり、現職の安倍晋三首相が13%で続いた。自民党内で有力な「ポスト安倍」と目されつつも「発信力不足」を指摘される岸田文雄政調会長は3%で、小泉進次郎環境相を挙げた人は6%だった。最多は「この中にはいない」の24%。

 過去の本社調査では2018年7月に、同年9月に迫った自民党総裁選に向け「次の総裁」に誰がふさわしいかを聞いた。この時は安倍、石破、小泉の3氏が、それぞれ22%、19%、19%。岸田氏は2%だった。質問内容や選択肢の数が異なるため直接比較はできないが、安倍、石破、小泉3氏を挙げた割合に開きが生じた背景には、安倍首相が「長期政権の弊害」を指摘されていることや、19年9月に初入閣した小泉氏が歯切れの良い発言を抑制しているなどの影響がありそうだ。

 安倍内閣を「支持する」と答えた層のトップは安倍首相で27%。石破氏16%、河野太郎防衛相10%、菅義偉官房長官7%で続いた。

 「支持しない」と答えた層で安倍首相を挙げたのは0%。首位は石破氏25%で、立憲民主党の枝野幸男代表が7%で続いた。立憲支持層では3割が石破氏、2割弱が枝野氏を挙げる一方、2割強が「この中にはいない」を選んだ。【佐藤慶】

習主席国賓「賛成」54%

 今春予定の習近平・中国国家主席の国賓としての来日について賛否を尋ねたところ、「賛成」54%、「反対」26%だった。中東地域の緊張が高まるなか、海上自衛隊を中東に派遣したことについては、「賛成」40%、「反対」42%で、ほぼ並んだ。

 衆院の解散・総選挙は「来年秋の任期満了まで解散する必要はない」が45%で最多。「東京五輪・パラリンピック終了後に解散すべきだ」は30%で、「東京五輪・パラリンピックより前に解散すべきだ」は7%。

 立憲民主党と国民民主党などが協議している野党の合流に「期待する」は25%にとどまり、「期待しない」の40%を下回った。安倍政権下での憲法改正には「反対」が47%で、「賛成」の33%を上回った。【岩嶋悟】

「次の首相」にふさわしい人

石破茂      19

安倍晋三     13

小泉進次郎     6

河野太郎      6

菅義偉       4

枝野幸男      3

岸田文雄      3

野田聖子      1

茂木敏充      1

加藤勝信      0

この中にはいない 24

 ※数字は%、敬称略

本社世論調査質問と回答

 ◆安倍内閣を支持しますか。

          全体 前回 男性 女性

支持する      41(42)47 33

支持しない     37(35)34 40

関心がない     21(21)18 25
<支持すると答えた方に>支持する理由は何ですか。

自民党の首相だから 11(13)12 10

安倍さんを評価している

          17(16)18 15

政策に期待できる  18(13)23  8

他に良い人や政党がない

          51(52)44 62
<支持しないと答えた方に>支持しない理由は何ですか。

自民党の首相だから  4 (3) 5  2

安倍さんを評価していない

          41(51)40 42

政策に期待できない 44(31)44 45

他の人や政党の方が良い

           6(10) 9  4

 ◆どの政党を支持しますか。

自民党       34(36)41 27

立憲民主党      8 (8) 9  7

国民民主党      2 (1) 2  2

公明党        2 (3) 3  2

共産党        2 (4) 3  2

日本維新の会     3 (4) 4  3

社民党        1 (0) 1  0

れいわ新選組     1 (2) 2  0

NHKから国民を守る党

           1 (0) 1  0

その他の政治団体   1 (0) 0  1

支持政党はない   40(35)35 46

 ◆カジノを含む統合型リゾート、IRをめぐり、事業への参入をはかる中国企業側からの収賄容疑で、秋元司衆院議員が逮捕されました。一方、政府はIR事業を予定通り推進していく方針です。IR事業の推進についてどう思いますか。

予定通り進めてよい 22    32 10

予定を見直し、再考すべきだ

          63    61 66

 ◆通常国会が20日から始まります。安倍晋三首相主催の「桜を見る会」に、首相自身の後援会関係者が多数参加していたことなどについて、野党は「公的行事の私物化だ」と批判しています。引き続き国会で議論した方がよいと思いますか。

国会で議論を続けるべきだ

          45    45 45

その必要はない   44    49 38

 ◆会社法違反などで起訴された、日産自動車の前会長、カルロス・ゴーン被告は保釈中にレバノンへ逃亡しました。ゴーン被告は「公正な裁判は受けられない」などと日本の司法制度を批判しています。ゴーン被告が日本に戻って裁判を受けるべきだと思いますか。

日本に戻って裁判を受けるべきだ

          78    83 72

逃亡もやむを得ない  9     9  9

 ◆米軍がイランの司令官を殺害したことで、中東地域の緊張が高まっています。一方、日本政府は、海上自衛隊の部隊を予定通り中東に派遣しました。自衛隊の派遣に賛成ですか。

賛成        40    53 25

反対        42    37 49

 ◆政府は今年春に、中国の習近平国家主席を国賓として日本に招待する予定です。首脳間の交流が進む一方で、日中間にはさまざまな摩擦もあります。習氏を国賓として招待することについて、どう思いますか。

賛成        54    58 50

反対        26    31 20

 ◆現在の衆議院議員の任期は2021年10月21日までで、残り1年半あまりとなっています。衆議院の解散・総選挙のタイミングについてどう思いますか。

東京五輪・パラリンピックよりも前に解散すべきだ

           7     8  7

東京五輪・パラリンピック終了後に解散すべきだ

          30    32 26

来年秋の任期満了まで解散する必要はない

          45    47 43

 ◆次の首相にふさわしい人は誰だと思いますか。

安倍晋三さん    13    17  8

石破茂さん     19    20 18

枝野幸男さん     3     3  4

加藤勝信さん     0     1  ―

岸田文雄さん     3     3  2

小泉進次郎さん    6     5  7

河野太郎さん     6     7  3

菅義偉さん      4     5  3

野田聖子さん     1     1  2

茂木敏充さん     1     1  1

この中にはいない  24    24 24

 ◆立憲民主党と国民民主党、社民党などが合流に向けた協議を続けています。こうした野党の合流に期待しますか。

期待する      25    26 23

期待しない     40    43 36

関心がない     19    20 19

 ◆安倍首相は任期中の憲法改正を目指しています。安倍政権の間に憲法改正を行うことに賛成ですか、反対ですか。

賛成        33    40 23

反対        47    46 50

 (注)数字は%、小数点以下を四捨五入。0は0.5%未満。―は回答なし。無回答は省略。カッコ内の数字は昨年11月30日、12月1日の前回調査結果。

調査の方法
 1月18、19日の2日間、コンピューターで無作為に数字を組み合わせて作った固定電話と携帯電話の番号に調査員が電話をかけるRDS法で調査した。固定では、福島第1原発事故で帰還困難区域などに指定されている市町村の電話番号を除いた。固定は18歳以上の有権者のいる906世帯から530人の回答を得た。回答率58%。携帯は18歳以上につながった番号690件から557人の回答を得た。回答率81%。



毎日新聞世論調査 IR「再考を」63% 内閣支持率は横ばい
https://mainichi.jp/articles/20200120/ddm/001/010/101000c
毎日新聞 2020年1月20日 東京朝刊



 毎日新聞は18、19両日、全国世論調査を実施した。カジノを含む統合型リゾート(IR)事業の推進について「予定を見直し、再考すべきだ」との回答が63%にのぼり、「予定通り進めてよい」の22%を大きく上回った。IR事業をめぐっては、参入を狙う中国企業側からの収賄容疑で秋元司衆院議員が逮捕されるなど、中国企業が幅広く政界工作を図っていた疑いがあり、予定通り推進を目指す政府の方針に理解は得られていないようだ。(2面に関連記事と「質問と回答」)

 内閣支持層でも「再考すべきだ」は50%と半数に達したほか、不支持層では83%と高かった。

 安倍晋三首相主催の「桜を見る会」をめぐる問題については、20日召集の通常国会で「議論を続けるべきだ」は45%、「その必要はない」は44%と、両者が拮抗(きっこう)した。

 野党は「公的行事の私物化」などと批判しているほか、公文書の不適切な管理や廃棄の問題を追及していく構え。自民支持層は議論の「必要はない」が66%で、「続けるべきだ」は25%にとどまったが、無党派層は「続けるべきだ」が54%と半数を超えており、国会の展開が注目される。

 安倍内閣を「支持する」は41%、「支持しない」は37%だった。昨年11月30日と12月1日に実施した前回調査から、いずれもほぼ横ばい。「関心がない」は21%だった。

 主な政党の支持率は、自民党34%▽立憲民主党8%▽日本維新の会3%▽共産党、公明党、国民民主党各2%――など。「支持政党はない」と答えた無党派層は40%だった。【岩嶋悟】



http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/135.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 佐藤栄作超えも黄信号 囁かれ始めた史上最長政権の末路 4選なんてあり得ない(日刊ゲンダイ)



佐藤栄作超えも黄信号 囁かれ始めた史上最長政権の末路
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/267810
2020/01/20 日刊ゲンダイ


火だるま必至(安倍首相)/(C)日刊ゲンダイ

 20日召集された第201通常国会で、初日に安倍首相の施政方針演説など政府4演説を実施。22日からは衆参両院で各党の代表質問が予定されているが、これに先立ち、まず野党が求めていたのが「政治とカネ」の疑惑で昨年10月に閣僚を辞任して以来、公の場に姿を現していない菅原一秀前経産相の“本人による説明”だ。

「政治とカネ」では、河井克行前法相も辞任し、妻の案里参院議員とともに地検の捜査を受けている。昨夏の参院選で、案里の陣営が車上運動員らに違法な報酬を支払ったとされる公選法違反の疑惑である。

 自民党の岸田政調会長が地元の後援会の新年互礼会で「こういうことがあると自民党や政治への信頼が損なわれる」と苦言を呈すなど、与党内からも先行きを不安視する声が上がっている。

 ただでさえ、安倍政権は「桜を見る会」をめぐる数々の問題や、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業に絡む汚職事件を抱えた状態で通常国会に臨むことになり、足元はグラグラ。自衛隊の中東派遣も、今後どうなるか分からない。経済対策を盛り込んだ2019年度補正予算案、20年度予算案を審議する長丁場の予算委を乗り切れるのか。

「過去にモリカケ問題をゴマカシや隠蔽で乗り切った“成功体験”に味をしめているかもしれませんが、桜を見る会の問題は安倍夫妻の疑惑であり、財務省や国交省、文科省に責任を押し付けることができません。予算委で答弁を求められる担当大臣は、総理大臣と官房長官なのです。IRにしても、安倍内閣が成長戦略の柱に据えて推進してきたわけで、官邸の話です。野党がちゃんと踏ん張って追及すれば、政権は窮地に追い込まれるでしょう。予算委で政府がデタラメ答弁を続ければ、国民の批判の声が高まり、支持率は落ち込んでいく。悪事がバレても嘘でゴマカし、ほとぼりが冷めるまで逃げ回るというやり方は、通用しなくなってきていると思います」(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)

4選なんてあり得ない

 今国会の会期は6月17日までの150日間。直後に都知事選や東京五輪を控え、会期延長は難しい。綱渡りの日程で、その場しのぎの方便が墓穴を掘る可能性は十分ある。

 すでに、桜を見る会の問題では、無理に無理を重ねたせいで、政府側の説明が失笑レベルになっている。反社会的勢力は「定義が困難」と閣議決定。“私人”である昭恵夫人の公用車の使用状況についても、「公用車の定義はさまざま」とか言い出した。こんな政府に任せていたら、そのうち「公的行事の定義は困難」「内閣総理大臣の定義はさまざま」とか言い出しかねない。

 首相を守るために公文書を書き換え、法解釈もねじ曲げ、ひたすら米国に媚を売って強引に維持してきた長期政権は、昨年11月20日に通算在職日数で戦前の桂太郎を抜き、106年ぶりに歴代最長記録を塗り替えた。安倍の自民党総裁任期は21年9月までで、東京五輪後の今年8月24日まで政権を維持すれば、連続在職記録でも佐藤栄作の2798日を抜いて単独1位に躍り出る。

 それにしても、これほど功績のない長期政権も珍しい。本人は改憲や五輪外交パフォーマンスなど、レガシーを諦めていないのだろうが、1強支配を揺るがす反旗のうねりはジワジワと、そして確実に広がっている。

 改憲を成し遂げるための4選なんてあり得ず、現在の総裁任期をまっとうできるかも分からないのが実情だろう。今年8月の“佐藤超え”だって黄信号ではないか?


憲政史上まれに見るひどさ(C)日刊ゲンダイ

どんな終わり方をしても無傷で済むことはない

「本来なら、とっくに終わっている政権です。問題が多すぎて、次から次へと表出するものだから、野党の批判が追いつかず、前の疑惑がウヤムヤになるという疑惑の自転車操業で生き永らえてきた。国会に求められても文書を出さず、平気で嘘をつき、官僚にも嘘を言わせて疑惑にフタをするというやり方で、モラルを完全に崩壊させてしまったことは、実に罪深いと思います。首相個人の資質の問題もありますが、長期政権は必ず腐敗する。だからこそ、自民党総裁任期は2期6年に規定されているのです。それを特例で無視して3期目に突入した結果、法案審議の前に是正すべき問題点が山積みで、いまの政治は憲政史上まれに見る惨状になっている。国民生活より自分や周辺の利益を優先する首相の取り巻きが特権階級のようにふるまい、忖度がはびこる。国民にとって、政治は暮らしそのものなのに、権力ゲームのようになってしまっています。政府の横暴には、国民の代表である立法府の一員として、与党議員も怒りの声を上げる段階に来ています」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)

 長期政権の終わり方にはさまざまなパターンがあるが、哀れな末路をたどることも多い。「アリの一穴、天下の破れ」で、どんなに盤石に見えた政権でも、党内の異論や世論の風向き次第で、瞬く間に瓦解していくことは歴史が証明している。

 吉田茂は造船疑獄などの不祥事が相次いで総辞職。安倍の大叔父にあたる佐藤栄作も、末期には求心力が低下し、72年2月の札幌冬季五輪、5月の沖縄の本土復帰を花道に7月に総辞職。福田赳夫を後継指名したが、総裁選で田中角栄が勝ち、無念のうちに退陣していった。

民主主義を破壊した大罪

「月刊日本」1月号で、自民党元幹事長の山崎拓氏がこう指摘している。
<安倍総理がどんな辞め方をしても、無傷で済むことはまずないと思います。これは非常に難しい問題で、私が総理の立場でもどうしていいか分からないほどです>

<自民党内にはまだ「安倍4選」が既定路線であるかのような錯覚があるため、「4選になったらどうしよう、いま逆らうと大変だ」という空気が残っている。しかし、すでに「安倍4選」の可能性はなくなりつつあり、潮目が変わろうとしている>

 同誌では政治評論家の平野貞夫氏も、大正デモクラシーという国民運動によって打倒された桂内閣を引き合いに、こう話していた。
<安倍政権も桂内閣と同じように長州門閥であり、身内びいきの藩閥政治を行いながら憲法違反を繰り返し、議会制民主主義を破壊しています。特に吉田茂の思いを踏みにじった集団的自衛権の容認は、桂太郎の大逆事件に匹敵する大罪です。こういう議会制民主主義の手続きが通用しない政権は、国民運動で倒すしかありません>

 野党が追い込むのか、自民党内からの反発が端緒かは分からないが、安倍政権が終わりに向かっていることは確かだ。最も確実なのは、官僚の造反かもしれない。安倍4選がないのなら、もはや忖度する必要はない。側近議員の閣僚辞任、旗振り役だったIR、懐刀の首相補佐官の不倫疑惑など、菅官房長官の周辺でスキャンダルが続出していることは偶然ではないだろう。人事権を盾に、官僚組織に睨みを利かせてきた菅支配の終焉を感じさせる。それは同時に安倍政権の落日でもある。

「モリカケでは、官僚組織の命である公文書の改ざんにまで手を染め、体を張って政権を守った官僚がのちに出世した。しかし、マジメで優秀なことが取りえの官僚の中には、忸怩たる思いを抱えている人もいる。国家のモラルハザードに危機感を感じている官僚が、官邸の不正を決定づける資料を出してくることも考えられるし、そうでなければ、この国は近代国家として終わっています」(角谷浩一氏=前出)

 官僚は官邸の下僕ではなく、国民全体の奉仕者である。与党の国会議員も安倍の家来ではなく、国民の代表だ。主権者たる国民も、国の根幹が崩れ落ちるのを黙って見ていていいのか。愛国者こそが、一刻も早い退陣要求を突きつけるしかない。


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記事 [政治・選挙・NHK269] 筆者も招待…「桜」疑惑背任罪での告発は本質をついている 経済ニュース深読み(日刊ゲンダイ)
 


筆者も招待…「桜」疑惑背任罪での告発は本質をついている 経済ニュース深読み
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/267819
2020/01/21 日刊ゲンダイ


疑惑の数はあまりにも多い(「桜を見る会」であいさつをする安倍首相)/(C)共同通信社

「桜を見る会」が、犯罪の巣窟となっている。既に昨年11月の段階で、市民団体が公職選挙法と政治資金規正法に違反しているとして安倍晋三首相を告発。今月14日には上脇博之・神戸学院大学教授らが、国の予算を私物化し、自己や後援会の利益のために使ったとして背任容疑で告発した。

 また、検察OB弁護士らが、「桜を見る会」の前夜祭でホテルニューオータニが格安サービスをしていることを問題視、「見返りを期待していれば贈収賄罪を疑うことができる」と指摘。さらに「桜を見る会」の名簿が、ルールに基づいて保存・廃棄の手続きがなされなかったとして、公文書管理法違反であることが明らかとなった。まさに「疑惑の総合商社」のような催しだった。

 直球勝負で本質をついているのが背任罪での告発だろう。安倍内閣は会の趣旨を「各界において功績、功労のあった方々を招き、慰労して懇談する場」と、述べているが、告発状では、「実態は公的行事への招待を自己の後援会行事と一体化して実施」と指摘。その結果、2013年4月の1万2000人が19年4月には1万8200人と急増し、予算も5500万円と倍増したという。

 私は、安倍後援会を優遇した野放図な運営を肌で実感した。昨年4月13日に開催された会に私も招待され、妻と参加したからだ。しかも「安倍枠」で。有力後援者から「行くなら招待状を送るよ」と昨年2月ごろに声をかけられ、「お願いします」と気楽に答えると、本当に内閣府から招待状が届いた。政治経済の記事を書くことで、多少、社会の監視役にはなっているかもしれないが、国への「功績・功労」があるとも思えず、なにより「安倍1強」の批判者だ。そうした私のような人間も、反社・半グレも、マルチのジャパンライフ会長も招待してしまうほどの“緩さ”なのである。

 だが、税金で催されている以上、内幕が暴露され、告発がなされれば、検察も無視はできない。いずれ告発者と調整のうえ、受理して捜査の流れとなる。「官邸とべったりの検察がまともな捜査をするわけはない」(司法記者)というのが一般的な捉え方だが、最近、検察は政治と距離を置くようになった。

 菅義偉官房長官の覚えがめでたい黒川弘務・東京高検検事長は、2月で定年を迎えて勇退する。官邸の検察パイプは細くなるが、それを見越したように秋元司・元内閣府副大臣を逮捕起訴。河井克行前法相・妻の案里議員にも強制捜査を入れ、夫妻と同じ公選法違反で告発されている菅原一秀前経産相にもいずれ捜査のメスが入る。

 20日から通常国会が始まり、予算委員会では野党の総攻撃を受け、検察捜査まで始まった時、安倍首相は耐えられるのか。疑惑の数はあまりに多く、前途多難だ。



伊藤博敏 ジャーナリスト
1955年福岡県生まれ。東洋大学文学部哲学科卒業。編集プロダクション勤務を経て、1984年よりフリーに。経済事件などの圧倒的な取材力では定評がある。数多くの週刊誌、月刊誌のほか、現代ビジネスなどウェブニュースサイトにも寄稿。主な著書に「許永中『追跡15年』全データ」(小学館文庫)、「『カネ儲け』至上主義が陥った『罠』」(講談社+α文庫)、「金融偽装─米国発金融テクニックの崩壊」(講談社)、「黒幕」(小学館)などがある。









http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/137.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 安倍撃墜が始まる!<本澤二郎の「日本の風景」(データハウス3571)<冒頭解散を強行できなかった深刻な背景>
安倍撃墜が始まる!<本澤二郎の「日本の風景」(データハウス3571)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/23154928.html
2020年01月21日 jlj0011のblog


<冒頭解散を強行できなかった深刻な背景>

 1月20日から通常国会が始まった。安倍晋三が強行しようとした冒頭解散は、自民党と公明党が反対して、阻止されてしまった、と見たい。すでに「死に体政権」に、それを跳ね返す力がなかった。

 それでも、2020年は野党大攻勢の年である。日本とアジアに、明るい希望の灯を灯す時である。99%国家にする時である。日本人が覚醒する時を告げる2020年だ。

 有権者の25%支持で、3分の2議席を確保したことによる1%のための安倍暴政を、海中深く沈める2020年だ。野党はこの一点集中で、妥協しない、懐柔されない。解散に追い込め、である。

<桜・カジノ解散と女性を敵に回したTBS山口強姦魔救済事件解散>

 こともあろうに、首相自ら政府主催の国民的行事に、肝心の国民を排除して、自身の選挙応援団を大接待した「桜を見る会」を毎年のように実施していた!売国奴という言葉そのものの日本国首相に、主権者が鉄槌を加える2020年の通常国会である。

 招待された安倍応援団には、入れ墨やくざから、老人をたぶらかして暴利をえたジャパンライフの山口も含まれていた。やくざの紐のような女性までいた。発覚するや、あわてて「名簿を廃棄した」と開き直っている。許しがたい公金横領事件を、一国の首相が、毎年こっそりと強行していた。安倍は切腹するほかないだろう。

 称して桜解散に追い込むのである。

 利権政策を推進して、それを成長戦略と偽って、莫大な賄賂を懐に入れるという手口は、すでに加計孝太郎事件で発覚、今回は自公そろってのカジノ法でも発覚した。疑惑は官房長官から自民党幹事長、安倍へと襲い掛かっている。自公撃墜材料である。

 称してカジノ解散である。

 もう一つの事件は、警察・検察を巻き込んだTBS山口強姦魔救済の重大事件追及である。これは日本の全女性を、慰安婦・奴隷化する悪辣非道な人権侵害事件そのものである。野党の女性議員の覚醒と決起に期待したい。

 TBS山口強姦魔救済事件解散でもあろう。

<違憲の超軍拡予算を人質にして解散に追い込め!>

 天は、ついに99%国民に味方している。野党大攻勢を望んでいる。落伍者は邪魔である。石ころ議員は不要である。さっさと排除すればいい。

 国会の重要な任務は、新年度の予算を成立させることである。しかし、ここに問題がある。超軍拡予算は、民意に反している。日本国憲法に違反している。アジア諸国・国際社会への公約違反である。

 専守防衛に違反している違憲予算である。成立させてはならない悪法なのだ。したがって、予算を人質にする野党戦略が、正しい国会対策である。

 違憲予算の成立を許してはならない。審議ストップという当たり前の国会対策を貫く野党でなければ、日本国民の期待に寄り添うことはできないだろう。そうして解散に追い込むのである。

<四方八方から鋭い槍で突きさせ!>

 ともかく野党に天が味方している。国民・主権者が味方に付いている。地の利・時の利・天の利を手にした方が、必ず勝つ。解散に追い込む野党が2020年国会の特徴なのだ。

 国民が、追及して欲しい材料は山ほどある。逃げるだけの政府は、防戦一方である。腐敗した安倍の五体に向かって、鋭い槍を突き刺せば、腐って異臭を放つ鉄の仮面を貫くことが出来るだろう。

 老いた金亡者の自民党、衰弱した公明党創価学会には、内部からの突き上げが激しい。木更津の戦争遺児や沖縄の野原善正だけではない。創価大学OBや古参の公明党元議員らも、裏切り集団と化した執行部を、激しく突き上げている。

<ストロング・ナショナリストは日本とアジアの恥>

 戦後の日本は、財閥主導の天皇制国家主義を排して、世界の一員として国際社会に復帰したものである。国連はしかと見据えている。

 国家主義や国粋主義は、人類の敵である。ゾンビとなって復権したA級戦犯の岸の延長路線を、世界は許さない。

 ストロング・ナショナリストなどはもってのほかで、日本とアジアの恥である。野党の健闘を祈りたい!

2020年1月21日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)




http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/138.html

記事 [政治・選挙・NHK269] ゴーン氏出国が衝撃だった「もう一つの理由」 郷原信郎(郷原総合コンプライアンス法律事務所 代表弁護士)
ゴーン氏出国が衝撃だった「もう一つの理由」
https://news.yahoo.co.jp/byline/goharanobuo/20200120-00159608/
1/20(月) 9:30  郷原信郎 郷原総合コンプライアンス法律事務所 代表弁護士


レバノンで会見を行ったゴーン氏(写真:ロイター/アフロ)


 私は、2018年11月19日のゴーン氏逮捕の直後から検察捜査を批判し、昨年12月31日に同氏が保釈条件に違反してレバノンに出国したことが明らかになった後も、違法な出国自体は容認できないものの、ゴーン氏の事件は極めて特異な経過を辿ってきた特異な事件であり、一般的な刑事事件と同様に扱うべきではないと主張し、検察の捜査や保釈への対応・公判の長期化の見通し等の逃亡の背景となった様々な問題を指摘してきた。

 その中で、私が、これまでは明らかにしてこなかったことがある。それは、昨年11月から12月にかけて、ゴーン氏に直接インタビューし、その内容を含む著書を4月に予定されていた公判までに出版する予定だったことだ。

 私は、ゴーン氏の事件に関しても検察の捜査や対応を批判してきたが、それはあくまでもマスコミ報道で事件を把握したもので、それらの報道は、基本的に検察からのリーク・日産自動車からのリークが元になっていた。ゴーン氏自身の言い分や反論を本人から聞いた上で、私なりに、ゴーン氏の事件の本質を見極め、客観的に評価・論評した本を書こうと考えた。

 ちょうど、昨年春から議員会館で「人質司法」の勉強会を主宰した知人の元参議院議員の夫人が在日フランス人の公的代表の立場にある関係だったことから、ゴーン氏の紹介を受けることができ、ゴーン氏にインタビューを申し入れたところ、応じてくれた。5回にわたり、計10時間以上インタビューし、事件のことやその背景と考えられる事情、ゴーン氏の考え方などについて詳しく話を聞いた。

 著書の出版は、大手経済書出版社から行う予定だった。ゴーン氏への質問の準備のために、かつては名経営者と高く評価されたものの、1年前の逮捕からは一転して「独裁」「私物化」と批判されてきたゴーン氏の経営手法や日産自動車の経営状況などについて、経済記者との議論も重ねた。私としては、ゴーン氏の事件とその背景に関する真相解明のためのインタビューが行えている手応えがあった。

 最後のインタビューが12月27日の午後だった。この日は、最初の起訴・再逮捕・勾留延長請求却下・特別背任での再逮捕など、事件の節目ごとのゴーン氏の受け止めを聞いた。しかし、それまで、事件や日産のことについて雄弁に語ってくれていたのとは違い、若干、言葉数が少なかった。私としては、ゴーン氏が、日本の刑事司法手続に関して直接体験し、最も印象に残っていることだと思っていたので、意外だった。

 12月31日の朝、「私は、今、レバノンにいる」というニュースを聞いた時には、何が起こっているのかわからなかった。その僅か4日前に、ゴーン氏は私の目の前にいた。日本で裁判を受けることを当然の前提に、事件のことや背景について話をしてくれていたゴーン氏がどうしてレバノンにいるのか。

 しかし、ゴーン氏の不法出国が事実であることが、その後の報道で明らかになった。私には、12月27日の最後のインタビューの場面が脳裏に浮かんだ。その日のゴーン氏は、それまでより言葉少なだった。「国外逃亡」という、その直後のことで「心ここにあらず」だったのかもしれない。

 私は、膨大な労力とコストをかけてインタビューをし、ゴーン氏の英語の話を日本語化し、何とか、4月公刊に間に合わせるべく、執筆も進めていた。私にとっての2020年は、東京五輪の年というよりは、日本で始まるゴーン氏の裁判に向けて、私なりに事件の真相・本質に迫り、私の論評を加えた著書を公刊することが最大のイベントとなるはずだった。私のライフワークでもある検察改革・刑事司法改革に少しでもつなげることができるのではないかと思っていたし、ゴーン氏が私のインタビューに応じてくれたのも、それを期待したからだろうと思っていた。

 ところが、ゴーン氏の出国によって、そういう私の目論見はすべて白紙に戻り、出版企画も中止となった。

 しかし、それから、私なりに、現実に起きていることを受け止めることにし、彼が、なぜ、日本での裁判を免れ、逃亡したのか、自分なりに考えて意見を述べていかなければならないと思った。 

 私にとって、インタビューのことをどう取り扱うかは難しい問題だった。最初の保釈の後、記者会見をしようとした途端に再逮捕されたこともあり、日本にいる間のゴーン氏は、公判が始まるまでは記者会見やマスコミ対応などは行わないという方針だった。私がインタビューを行っていることや、その内容も、著書が完成するまでは公にしない約束だった。

 1月13日に、知人を通じて、レバノンにいるゴーン氏と連絡をとることができ、テレビ電話でインタビュー内容の取り扱いなどについて確認した。ゴーン氏は、インタビューの内容は私の方で自由に使うことを了承してくれた。また、その際、出国を決意した理由や、想定していた成功確率に関する私の質問にも答えくれた。

 ゴーン氏の話では、2020年9月に特別背任の公判を開始すると言っていたのが、検察に言われて裁判所が突然意向を変え、2021年か2022年まで公判が開始されないことになったということだ。「迅速な公判」という刑事司法の基本原則が全く守られていないことに大きな失望を感じたことと、妻と息子と会えない保釈条件について何度も変更請求したが、結局、特別背任の裁判が始まる2021年か2022年まで会えないことになったことが、出国を決意した理由だという。

 そして、その決意の際に考えていた「成功確率」については、「計画時には100%成功させるという計画を立てたが、計画を立てた段階で予想できない事態が最後の最後に起きることもあるので、それを考慮に入れると75%の成功率と思っていた。しかし、そのリスクをとる気持ちがあった。」と答えた。

 特別背任の公判開始が2021年〜2022年だとすると、公判は、当然、通訳入りの証人尋問となり、その他にも訴訟書面の英訳の手間などに要する時間などを考えれば、3件の特別背任の公判は最低でも一件1年はかかる。そうなると、審理期間は、1審で5〜6年、控訴審、上告審を含めると10年程度かかることになり、その間、ゴーン氏は「日本に抑留」されることになる。そして、少なくとも2〜3年は妻、息子と会うこともできない。

 そういう状況への絶望から、「25%」という少なくないリスクをとってまで、ゴーン氏は違法な出国を決断した。それによって、私にとっては大変残念なことに、同氏の日本での裁判の可能性は事実上、なくなった。

 先週、ゴーン氏のインタビューを行っていたことについて、いくつかのメディアの取材に答えた。小学館の週刊ポストは、昨年12月にゴーン氏と面会した際、日本での理解者として、東大の田中亘教授とともに私の名前を挙げていたとして取材を求めてきた。「ビデオニュース」の神保氏の取材には、宮台真司氏も交えてゴーン氏事件とレバノン逃亡について詳しく語っていたので、追加でビデオインタビューに応じた。そのほかにも刑事司法について多くの問題意識を共有する共同通信の編集委員や、自動車業界や日産自動車について豊富な取材経験を有する東洋経済の記者の取材にも答えた。今後も、私のゴーン氏インタビューの趣旨を理解してくれるメディアの取材には答えていきたいと思う。

 「未完」に終わってしまったが、私は、コンプライアンスの視点から企業の在り方を考える者として、そして刑事実務家として刑事司法と検察の在り方を考える者として、全力を挙げて、ゴーン氏のインタビューに取り組んできた。そこで、ゴーン氏が語ったこと、主張したことの中には、私が疑問に思った点、意見が異なる点も少なからずあった。それらを、自分なりに整理し、これまでの私の事件に対する見方と照らし合わせていけば、日産自動車とゴーン氏をめぐる事件について本質に迫る手がかりが得られるように思う。

 平成から令和へという時代の節目で起きた日産自動車・ゴーン氏事件は、日本の経済史にとっても、刑事司法の歴史にとっても、21世紀の重要な事象として後世に語り継がれるであろう。その歴史が、少しでも事件の本質を反映したものになるよう、今後も私の役割を果たしていきたいと思う。



郷原信郎
郷原総合コンプライアンス法律事務所 代表弁護士

1955年、島根県生まれ。東京大学理学部卒。東京地検特捜部、長崎地検次席検事、法務省法務総合研究所総括研究官などを経て、2006年に弁護士登録。08年、郷原総合コンプライアンス法律事務所開設。これまで、名城大学教授、関西大学客員教授、総務省顧問、日本郵政ガバナンス検証委員会委員長、総務省年金業務監視委員会委員長などを歴任。著書に『告発の正義』『検察の正義』(ちくま新書)、『「法令遵守」が日本を滅ぼす』(新潮新書)、『思考停止社会─「遵守」に蝕まれる日本』(講談社現代新書)など多数。



脱走直前にゴーン氏は元特捜検事に何を語っていたのか
https://www.videonews.com/interviews/20200117_gohara/
2020年1月20日 ビデオニュース・ドットコム

脱走直前にゴーン氏は元特捜検事に何を語っていたのか・郷原信郎氏(弁護士)






ゲスト 郷原信郎氏(弁護士)
番組名 インタビューズ(2020年1月20日)

 元日産会長のカルロス・ゴーン氏の日本脱出は今も謎に包まれているが、実はゴーン氏は11月から脱走直前の12月末までの間、都合5回、時間にして延べ10時間にわたり、弁護士の郷原信郎氏と都内で密かに会っていた。恐らく郷原氏は、守秘義務が課される弁護団以外で、ゴーン氏の逮捕以来最も長く氏の話を聞いた人物となるはずだ。

 両者の会合はゴーン氏の裁判が始まる2020年4月をメドに、郷原氏がゴーン氏に何度かインタビューを行い、その内容に郷原氏自身が論評・分析を加えた著書を出版するというのが、その趣旨だった。

 元検事で特捜部の経験もある郷原氏がゴーン氏と最後に会ったのは、ゴーン氏が日本脱走計画を実行に移す2日前の12月27日だったという。その時、ゴーン氏からは一切、脱走を匂わすような発言はなかったという。ただ、今振り返って見ると、それまでのインタビューでは非常に熱心に自らの立場を雄弁に語っていたゴーン氏が、その日だけは今ひとつ「心ここにあらずの感」があったという。

 ゴーン氏は数ある保釈条件の中でも、キャロル夫人と会えないことが一番辛いと言っていたそうだ。ゴーン氏の特別背任事件の公判が、金融商品取引法違反事件の公判の結審後に始まることが決まったのが、12月25日の公判前整理手続きの場だったことが、弁護団の高野隆弁護士のブログなどによって明らかになっている。キャロル夫人は特別背任事件の関係者として被告のゴーン氏との面会が禁止されていることから、25日のこの決定によって、キャロル夫人とのこの先何年も会えないことが確定的となった。郷原氏とゴーン氏の5回目のインタビューが27日、そしてその2日後の29日にゴーン氏は国外脱出計画を実行に移している。

 10時間にわたるインタビューの中で郷原氏はゴーン氏から事件について、これまで表に出ていない話をいろいろ聞いていたが、ゴーン氏とはあくまで著作のためのインタビューという約束だったので、その内容については沈黙を続けてきた。しかし、1月13日になってゴーン氏からインタビュー内容を公表することの承諾を得られたので、その内容の公表に踏み切ったと郷原氏は言う。

 著書の出版については、ゴーン氏の国外逃亡によって当初予定していた出版社が出版を断念したため、現時点では未定だという。

 ゴーン氏は脱走直前まで郷原氏に何を語っていたのか、郷原氏にジャーナリストの神保哲生が聞いた。




http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/139.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 菅原前経産相「耳から汗会見」が物語る窮地の“逃走本能”(日刊ゲンダイ)



菅原前経産相「耳から汗会見」が物語る窮地の“逃走本能”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/267870
2020/01/21 日刊ゲンダイ


追い込まれていた証拠(C)日刊ゲンダイ

「当局から要請があればしっかりとお答えをして、誠意をもって協力を申し出たい」――。経産相辞任から約3カ月。菅原一秀衆院議員が20日、やっと公の場に姿を現した。

 菅原氏は国会内で記者団に「ご迷惑をかけたことをおわびする」と謝罪したものの、地元有権者へのメロン・カニ配布や秘書が選挙区内で香典を渡した疑惑についてはダンマリ。告発されたことを理由に挙げ、「コメントを控える」を連発した。

 中身のない弁明に終始しながらも、口ほどに“窮地”を物語っていたのが菅原氏の目や表情だ。記者から「聴取を受けているのか」「いつ疑惑について説明するのか」――と突っ込まれると、額からは大量の汗が噴出。目は今にも泣きだしそうにウルウルし始め、徐々に充血した。

 驚きだったのは、額だけでなく耳からも汗がしたたり落ちたことだ。

 かつて、猪瀬直樹元都知事が医療法人「徳洲会」グループから5000万円を受け取った問題を都議会で問い詰められた時も、耳の裏からポタポタ落ちる汗がスーツのエリを濡らした。復興相時代に“パンツ泥棒”や香典配布疑惑を国会で追及された高木毅衆院議運委員長も、額や耳からあふれ出る汗を拭いながら答弁していた。

 耳から汗――。尋常でない発汗はいったい何を意味するのか。臨床心理士の矢幡洋氏に聞いた。

「いわゆる『闘争・逃走反応』です。ヒトは戦うか、逃げるかの選択を迫られた時、身体に熱を帯びます。いわばエンジンがかかっている状態です。体温調整のために耳たぶに血液が流れ、赤くなり、発汗したのでしょう。記者の質問に『逃げなければいけない』と、身体が本能的に準備をしていたと考えられます」

 菅原氏は「捜査に支障がないようにしたい」と疑惑の説明を拒否したが、検察が本腰を入れるかは疑問だ。

「カニやメロンなどの贈答疑惑は3年の公訴時効を過ぎています。また、香典配布の件を捜査し始めたら、他の議員の疑惑も調べなければいけないのでキリがない。検察が本気で切り込むとは考えにくいでしょう」(永田町関係者)

 会見で「適切な時期に説明する」と断言した菅原氏。逃げ切りは許されない。


【ノーカット】“説明責任”菅原前経産大臣 議員辞職を否定

2020/01/20  テレ東NEWS

公職選挙法で禁止されている秘書の香典持参疑惑が報じられ、経済産業大臣を辞任した自民党の菅原一秀衆議院議員が20日、国会内で報道陣の取材に応じ、「残された任期、職責を全うしたい」と述べ、議員辞職や離党を否定しました。

30分近くに及ぶ会見で、疑惑についての詳しい説明はありませんでした。

会見の様子をノーカットでお届けします。

















http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/140.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 嫌韓の声はどこから生まれたのか/政界地獄耳(日刊スポーツ)
嫌韓の声はどこから生まれたのか/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202001210000076.html
2020年1月21日8時59分 日刊スポーツ


★韓日議員連盟の姜昌一(カン・チャンイル)会長(与党・共に民主党)が9日に、自民党幹事長・二階俊博と日韓議員連盟幹事長・河村建夫らを訪ね、日韓関係の打開策に向けた議論をした。そこで二階は「国会が閉会すれば、今年の夏に1000人規模の訪韓団で訪れる」と伝えたという。89年から行っている大訪中団「長城計画」をほうふつとさせるプランだが、長城計画も自民党で、時には民主党政権で旧田中派が軸に続いている大規模訪中団計画で、財界、国会議員などが参加している。

★この動きに対してネットでは厳しい声が相次いでいる。「次の選挙で落ちろ」「これのどこにどういう日本の国益があるのか二階に説明させろ」「未来の事考えるならあの最悪な国とは関係を絶つべきなんだよアホが。またこの先何十年も反日相手にしていく気か」「完全に間違ったメッセージになる」「片道切符で行け」と勢いづいた。

★河村も訪韓し、調整を続けているが文喜相・韓国国会議長の旧朝鮮半島労働者問題に対する韓国大法院判決に対する提案に河村が理解を示すと、同様に激しい声が多数寄せられた。河村は「誤解があったとすれば本意ではない」と声明を出して収拾を図るが、いかにネット世論が嫌韓一色になっているかが分かる。ただ、その声が政権の対応から生まれたことだということも忘れてはならない。政府の強硬姿勢と、それを支持する自民党議員たちの感情に任せた発言が国民に浸透した悪例だ。一方、この文提案には韓国世論も賛成の2倍近い反対を示していて、両国の政治家同士の知恵だけでは解決できる環境とは言い難い。両国の外交の失敗と言わざるをえない。(K)※敬称略




http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/141.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 安倍政権を逆境に追い込んでいるのは文春砲(米国CIAの先手):安倍氏の後継候補は河野氏か石破氏ではないか(新ベンチャー革命)
安倍政権を逆境に追い込んでいるのは文春砲(米国CIAの先手):安倍氏の後継候補は河野氏か石破氏ではないか
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/5582200.html
新ベンチャー革命2020年1月21日 No.2575


1.疑惑の渦中にいる河井夫妻と菅原議員は、国会をさぼっても、給与もボーナスも満額支給とは腹立たしい限り

 2020年度の通常国会が始まり、安倍自民の疑惑議員である河井夫妻と菅原議員がオモテに出ざるを得なくなって、やむなく、テレビに出ています。

 彼らは、疑惑が発覚して、数ヶ月も仕事をさぼって、雲隠れしていました。にもかかわらず、給料もボーナスも満額支給されているそうです。

 この原資は、われらから国がふんだくっている血税です。

 しかしながら、上記、疑惑議員には、その意識は皆無のようです、到底、許せません。

2.河井氏と菅原氏の共通性は、ともに文春砲(CIAと繋がる文藝春秋社の爆弾記事)に落とされている点にある

 上記、河井氏も菅原氏もペイペイの議員ではなく、昨年秋の内閣改造で、安倍氏が重要閣僚に任命した議員です。

 にもかかわらず、彼らは入閣直後にたちまち、辞任しましたが、そのキッカケをつくったのは、ともに、週刊文春(文藝春秋社)の文春砲(爆弾記事)です。

 さて、本ブログでは、文藝春秋社は、70年代のロッキード事件の頃から、日本を闇支配する米国戦争屋CIAジャパンハンドラーと秘かに繋がっていると観ています(注1)。

 こうして観ると、ときの政治家はことごとく、米国CIAジャパンハンドラーから監視されていると思われます。

 このことから、安倍・菅ラインは、すでに、米国CIAジャパンハンドラーから失脚工作のターゲットにされていることがわかります。

3.米国CIAジャパンハンドラーの目論見は、安倍政権を崩壊させ、石破氏と河野氏の間で後継競争させる魂胆か

 今の安倍・菅ラインは、明らかに、逆境に晒されています。彼らに対する失脚工作の黒幕は、日本を闇支配する米国戦争屋のCIAジャパンハンドラーの対日工作部隊ではないでしょうか。

 アベ友マスコミがいくら、安倍内閣の支持率を粉飾しても、米国CIAジャパンハンドラーの方は、安倍氏が、国民からの信頼を失っていることに気付いています。そして、彼らはすでに、安倍氏に見切りをつけているのではないでしょうか。

 当初、彼らは小泉ジュニアを買っていたのですが、メッキがはがれて、今では、小泉ジュニアは彼らからすでに見放されたと観るべきです(注2)。

 彼ら米国CIAジャパンハンドラー連中が目論むポスト安倍の後継者は、やはり、英語の堪能な河野氏ではないでしょうか(注3)。

 ただし、これとて、まだ確定しているわけではないでしょうが、少なくとも、安倍政権は、近々、崩壊させられるということです。

 米国CIAジャパンハンドラーの懸念は、安倍政権を崩壊させた後、自民党員からの人気が高い・石破氏がポスト安倍の後継者になることです。なぜなら、石破氏は、元々、経世会系の議員であり、非・親米だからです。

 ちなみに、2012年の自民総裁選では、ほんとうは石破氏が勝っていた可能性が大です。その証拠に、1回目の投票では石破氏が勝ったのは事実です。

そこで、米国CIAジャパンハンドラーは、すでに、人気の高い石破氏への説得に入っているかもしれません。

 いずれにしても、近々、安倍政権は崩壊して、石破氏と河野氏の後継競争が開始されそうです。

注1:本ブログNo.2516『かつて安倍氏を自民総裁に持ち上げたのも、今、安倍氏にレッドカードをちらつかせているのも、文藝春秋社を先手に利用する米国CIAなのか』2019年11月10日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/4287552.html

注2:本ブログNo.2557『米国CIAの放った文春砲が、ポスト安倍の首相候補・小泉ジュニアを直撃:彼は日本を闇支配する米国戦争屋から早くも見捨てられるのか』2019年12月27日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/5397367.html

注3:本ブログNo.2572『戦後日本を闇支配する米国戦争屋は、国民人気のない安倍氏の後継首相として、河野防衛大臣(米ジョージタウン大卒)を想定しているのではないか』2020年1月16日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/5543289.html


関連記事
毎日新聞世論調査 次の首相「石破氏」19% 安倍氏13%、小泉氏6% IR「再考を」63% 内閣支持率は横ばい 
http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/135.html





http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/142.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 施政方針演説「いつも通り、うすっぺらい」れいわ山本氏 
施政方針演説「いつも通り、うすっぺらい」れいわ山本氏
https://digital.asahi.com/articles/ASN1N6W40N1NUTFK02C.html
2020年1月20日 20時57分 朝日新聞


日本記者クラブでの記者会見に応じる、れいわ新選組の山本太郎代表

れいわ新選組・山本太郎代表(発言録)

 施政方針演説があった。いつも通り、うすっぺらいということ以外、申し上げることはない。この7年間、政権を担当しながら、デフレ脱却も行えない。お金の量は増やしたが、そのお金が世の中に回るような財政出動は、ほぼなされていない。揚げ句の果てには、一番最後に憲法改正の話が出てきた。憲法改正を無理やり選挙の争点にすることで、これまでの失策に関してあまり目が向かないような選挙の争点づくりをいまからやっているように感じた。権力の私物化に対してけじめを取る、事実関係を明らかにすることが重要だ。(20日、記者会見で)












http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/143.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 「いつも通り薄っぺらい」、山本太郎が施政方針演説を批判 高橋清隆の文書館
会見に応じる山本氏(2020.1.20参院議員会館内で筆者撮影)


元記事http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2025303.html
Net IB News https://www.data-max.co.jp/article/33658?rct=nation


 れいわ新選組の山本太郎代表は20日、安倍首相の施政方針演説について「いつも通り薄っぺらい」と表現し、7年かけてもデフレ脱却できない経済財政運営を酷評するとともに、障害者施策についても「政治利用はするが予算は付けない」と批判した。


 安倍氏は同日、衆参両院本会議で行った施政方針演説で「あきらめの壁は、完全に打ち破ることができた」などと7年間の経済政策の成果を自賛する一方、一億総活躍社会に関連して「障害のある皆さんが、世界で最も生き生きと生活できる国・日本を、皆さん、共に創り上げようではありませんか」とぶち上げた。


 この演説について山本氏は「いつも通り薄っぺらい。7年間政権を担当しながら、デフレ脱却もできない」と酷評。異次元の金融緩和でベースマネーを増やしただけで、財政出動が伴わないことや、2度の消費増税が個人消費を冷やしていることをやり玉に挙げた。


 「その7年間をこれから取り戻すという内容に聞こえないし、挙げ句に憲法改正みたいな話も出してきた。失策に目が向かないよう、選挙の争点づくりを今からやられてるのかな」と皮肉った。安倍氏は演説の最後、「歴史的な使命を果たすため、憲法審査会の場で、共に、その責任を果たしていこう」と述べている。


 党として今国会で重点を置きたいことについて、「彼らが権力を握るときの錦の御旗だった経済政策が失敗した。十分でなかった。私たちは人々の生活が底上げできなかったことにクローズアップできたら」と述べ、対案として消費税の減税・廃止を求めていく考えを示した。


 さらに、同党所属の舩後靖彦(ふなご・やすひこ)・木村英子の両参院議員が求める重度障害者向け介護サービスの通勤・就労時の公的支援に触れ、「就労にも道が開かれるとの情報が入ってきたが、結果、開かれなかった。施政方針演説でも触れたり、政治利用はするが、予算付けるということは大きくしない。五輪ホスト国としても障害者権利条約を批准している国としても、その点に関し、しっかり当事者から求めていく」と改善を訴えた。


 安倍内閣は2019年8月の閣議で「通勤にかかる障害者への継続的な支援や、職場における支援の在り方などについて、現在、厚生労働省で必要な検討を行っている」などとする答弁書を決定。NHKが報じたが、2020度予算に同費用は盛り込まれていない。



冒頭、筆者の質問に答える山本氏。
質問内容:
@冒頭解散がなかったことへの分析
A開会前、舩後・木村両氏にどんな激励をしたか
B23日からの四国・中国地方ツアーの意図

http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/144.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 午後8時のスーパーに人だかり! そこで何が起きたか? 
午後8時のスーパーに人だかり! そこで何が起きたか?
https://85280384.at.webry.info/202001/article_213.html
2020年01月21日 半歩前へ

 安倍晋三の顔色をうかがいながら日銀(黒田総裁)が今の大規模な金融緩和策を維持することを決めた。

 消費税率の引き上げ後、駆け込み需要の反動が一部でみられるものの、景気は「基調としては緩やかに拡大している」と、これまでと同じ判断を示し、今後の動向を見極めることにした。

 どこが「景気が緩やかに拡大」しているのか? あなたの周り?の景気はいいか? 私の懐は毎日が「大寒」だ。

 景気がいいなら、もっと物が売れるはずだが、そんな声は聞こえてこない。

 5、6日前に夜、近所のスーパーに行った。大勢人が集まっている一角があったので「何だろう?」とそばに行った。

 午後8時を過ぎると、総菜が50%引き、肉や魚、寿司や弁当類も半額になるそうだ。それで、そこだけが混んでいたのである。

 これからも分かる通り、庶民はギリギリで生活している。「景気が拡大」などといい加減なことを言うものではない。




http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/145.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 安倍「世界の真ん中で輝く日本、希望にあふれ誇りある日本を創り上げる」妄想披露(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2020/01/post-a10957.html
2020.01.21


安倍首相の施政方針演説

>世界の真ん中で輝く日本、希望にあふれ誇りある日本を創り上げる。その大きな夢に向かって、この7年間、全力を尽くしてきました。夢を夢のままで終わらせてはならない。今日ここから、皆さん、ともにスタートを切ろうではありませんか

あれまあ。。。。

これだけ落ちぶれても「世界の真ん中で輝く日本」とか、「希望にあふれ」とか。。

どこの国の話なんだろう。

あれか?ひょっとして戦時中の「欲しがりません勝つまでも」ってやつか?

それとも「武士は食わねど高楊枝」でやせ我慢せよというやつか?

安倍首相の演説、異次元の世界のただただ空疎な演説だった。 それに対して盛大な拍手を送る自公議員。

ひやあ〜この国は、とうとう北朝鮮と同クラスになったか。

気持ち悪い。


東方経済フォーラム全体会合で安倍首相がプーチン大統領に熱い視線を送って「君と僕は、同じ未来を見ている。行きましょう。ロシアの若人のために。そして、日本の未来を担う人々のために。ゴールまで、ウラジーミル、2人の力で、駆けて、駆け、 駆け抜けようではありませんか。」の気持ち悪いポエム演説を思い出してしまった。

しまった!

どうも施政方針演説と言い、同じ人物が原稿を書いているな。

空疎で陳腐で、自分の書いたポエムに自己陶酔しているような。


原稿を書いた官僚も安倍首相も現実を直視しろよ!

今の日本がどうなっているかを。

国民生活がどれだけ疲弊しているかを。


到底、希望が持てる状態でも光り輝いている状態でもないのは各種データが物語っているし。

しかも、7年間もやって来てまだ夢物語で、これからスタートって?

もう嫌だよ。絶対に嫌だ。

なんでまた、一からやり直しでスタートを切らなければいけないんだ?

ドヤ顔して原稿を読む安倍首相の変な趣味に付き合わされる国民はたまったものではない。

この悲惨な国の状態から脱却するには、安倍首相に退陣してもらうほかない。

そして、安倍首相につき従い、公僕意識を失った官僚たちの総とっかえだ。

最低でもこれくらいな事をやらないと日本を救えないまでの状態になっている。

そして国民も目を覚まさないと。。。

今日は本当の独り言になってしまった(笑)



http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/146.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 演目を次々と変えるだけで、もうウンザリの安倍寄席に「お後が宜しいようで」と野党は準備せよ。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2020/01/blog-post_77.html
1月 21, 2020 日々雑感(My impressions daily)

<第201通常国会が20日召集され、安倍晋三首相は衆参両院の本会議で施政方針演説を行った。首相は、内閣の最大のチャレンジと位置づける全世代型社会保障制度に関し「本年、改革を実行する」と表明し、憲法改正は「歴史的使命」と訴え、与野党に議論の進展を求めた。一方で、首相主催の「桜を見る会」やカジノを含む統合型リゾート(IR)事業を巡る汚職事件、昨年10月の2閣僚の辞任など、政権が抱える疑惑や不祥事には一切言及しなかった。野党は首相の姿勢を批判し、疑惑を国会論戦で徹底追及する方針だ>(以上「毎日新聞」より引用)


 またまた目先を変える安倍寄席の始まりだ。安倍氏は終始一貫して政策を貫徹したことは一つもない。ただ確実にあるとすれば国民に負担を強いる消費増税10%だけだ。

 安倍氏は何かにつけて「改革」を訴えるが、本当に彼は保守政治家なのだろうか。それとも戦後日本は改革すべきことだらけの誤った制度ばかりの国なのだろうか。

 憲法を改正しなければ一体何が困るのだろうか。自衛隊を銘記する、というが、憲法規定を遵守して政治を行ってこなかった結果、現実と憲法が乖離した辻褄を「憲法改正」で合わせようとするのは如何なものだろうか。

 安倍氏が「閣議決定」で「解釈改憲」せずに「「戦争法」の制定が必要だ、そのために憲法改正する」と訴えるのなら、安倍氏の発言にい擦っていの正当性を見出さないでもない。しかし勝手に亡国内閣で「改憲」して、それで閣議決定した「安倍憲法」に日本国憲法を合わせる、という安倍氏の改憲表明はおぞましいほどのパラドックスだ。

 また「内閣の最大のチャレンジと位置づける全世代型社会保障制度に関し「本年、改革を実行する」と表明した」というが、これも言葉先行の中身が何もない「政策」表明に過ぎない。中身が何もない言葉だけだから、国民には何のことだかサッパリ解らない。

 ただただ勇ましい「内閣の最大のチャレンジと位置づける全世代型社会保障制度」という言葉が踊っているだけだ。社会保障は社会的弱者を救済する制度だから、「全世代的」と謳わなくても元々社会保障は全世代型だ。

 もしも安倍氏が社会保障とは障碍者年金を含めた「年金」や教育補助制度などと考えているとしたら大問題だ。年収900万円以下の私立高校へ通う指定への補助も社会保障の一環だ。しかし年収900万円までの家庭の子弟が私立高校へ通うのにまで補助が必要なのだろうか。

 ただ口先でアドバルーン(まさしく「中身のない政策」という意味では「アドバルーン」は正鵠を得ている)を打ち上げる前に、安倍氏は「桜を見る会」招待客疑惑やIR疑惑に答えるべきだ。それ以前の「モリ カケ」疑惑も解明は終わっていない。次々とアドバルーンを打ち上げる、まるで演目が次々と替わる安倍寄席を国民は観劇させられているようだ。

 ただ安倍寄席のお代は国民負担の消費増税で、帰途に就く国民には年金減額という「重い足」でしかない。一内閣一命題として、安倍氏はアホノミクスの総決算をすべきではないか。

 まさに日本の金融機関はマイナス金利により崩壊しようとしている。アホノミクスの最大の損失は金融機関の崩壊だ。それは竹中氏の主導により破綻した長銀に二兆円ともいわれる多額の公的資金を注ぎ込んだ挙句、外資によって僅か10億円で買い取られた悪夢を想起させる。

 安倍自公亡国政権は構造改革という売国政策の総仕上げに、日本の銀行を束にして外資に叩き売りをしようとしているかのようだ。それがアホノミクスの帰結だとするなら、安倍氏こそ日本経済の足腰が立たないほど破壊した「売国政治家」との名称を冠するしかないではないか。

 演目を次々と変えるだけで、もうウンザリの安倍寄席に「お後が宜しいようで」と野党は準備せよ。「お山の大将ゴッコ」をいつまで続けるつもりなのか。反・グローバル化で一致結束しなければ、日本は滅びの坂道を転がり落ちるだけだ。最低でも「国民の生活が第一」の政治へ向かって消費税5%減税の旗印の下に結集すべきだ。



http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/147.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 安倍、五輪でごまかす悪政と諸問題&演説で実名出した移住者、既に県外って+菅原も説明、辞職せず(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/28810110/
2020-01-21 04:57

 20日、今年度の通常国会が開会され、安倍首相が施政方針演説を行なった。(・・)

 今回の施政方針演説は、まさに通りいっぺんに方針を述べたもので、不都合な「桜を見る会」やIRの問題などには全く触れず。<なかったことに、しちゃうのね。^^;>「国のかたちに関わる大改革を進めていく。今こそ実行の時だ」と政権総仕上げへ決意を表明した。

 特に全世代型社会保障制度の実現に意欲を示しており、「現役世代の負担上昇に歯止めをかけることは待ったなしの課題だ」して、一定の所得がある75歳以上の高齢者の医療費負担増などを実現したいと訴えていた。<結局、国民の負担が増えるということね。(ノ_-。)>
 
 演説は、案の定、東京五輪のことから始まり、「本年のオリンピック・パラリンピックもまた、日本全体が力を合わせて、世界中に感動を与える最高の大会とする。そして、そこから、国民一丸となって、新しい時代へと、皆さん、共に、踏み出していこうではありませんか」と国民に呼びかける形をとっていたのだが。

 何だか、今年の夏までは、東京五輪の方に国民の注目を集めて、政治や安倍自民党がらみの諸問題を忘れてもらい、政権運営を乗り越えようとするような意図を感じてしまった。(~_~;)

<相変わらず、とってつけたように「復興五輪」という話をしていたのだが。結局、東日本大震災は、重要な競技や行事にはあまり関与していないし。アンダーコントロールされているはずの汚染水対策は、345億円も投じた凍土壁が十分には機能していない上、先日は冷却材の一部が漏れる事故が起きるなど、コントロールに不安が。汚染水を放出するか否かも大きな問題になっている。>

* * * * *
 
 悲願の憲法改正については、公明党などから言われたせいか、今回はやや控えめで。「新たな時代を迎えた今こそ、未来を見つめ、歴史的な使命を果たすため、憲法審査会の場で共に責任を果たしていこう」と。そして、「改憲案を示すのは国会議員の責任ではないか」と与野党に呼び掛けていたのだが。

 前から何度も書いているように、国会議員には、自ら改憲案や国会発議を行なう「義務」や「責任」ではないし。改憲は、あくまでも国民を主体に行なうべきで、首相はもちろん、国会議員が主導すべきものでもない。(ーー゛)

* * * * *

 ちなみに安倍首相(のスピーチライター)は、政策論を行なう時には、やたらに特定の人物を名(無名の国民)を出して、「どこどこの何々さんは、こんなことを実現しました」という実例を挙げながら、演説を行なうことが多いのだが・・・。

<今回の演説も、「五輪史上初の衛星生中継。世界が見守る中、聖火を手に、国立競技場に入ってきたのは、最終ランナーの坂井義則さんでした」と始まった。>

 地方創生のところでは、東京から島根に移住して、パクチー栽培に取り組む、Hさんの話が出て来た。

「『地域みんなで、手伝ってくれました』地域ぐるみで若者のチャレンジを後押しする環境が、Hさんの移住の決め手となりました。」

 しかし、Hさんは今、島根にはいないという。(・o・)
 
『安倍晋三首相の20日の施政方針演説で地方創生の好事例として若者の起業支援による移住対策を紹介する中で取り上げられた島根県江津市の男性は、昨年末に県外へ転居していた。市は、国から事前にデータ照会を受けたが、男性のことが演説に盛り込まれているとは知らなかったという。(中国新聞20年1月20日)』(全文は*1に) 
 
 mewは、首相のスピーチライター、官邸スタッフは、演説に個人の名や具体例を出す際には、きちんと調べて、本人にも確認、同意をとっていると思っていたのだけど。(個人情報だからね〜。)本人に失礼だし、生活に影響を及ぼす可能性もあるかも知れないし。かなり問題のある失敗だと思う。(`´)

 当然にして、野党各党からは批判が続出。与党幹部のヨイショが、ちょっと滑稽にさえ思えるほどだった。

『野党、「不誠実」と一斉批判 与党は「堂々たる演説」と評価 施政方針

 安倍晋三首相の20日の施政方針演説について、立憲民主党など主要野党は、首相主催「桜を見る会」やカジノを含む統合型リゾート(IR)をめぐる汚職事件に触れなかったことを「不誠実」などと一斉に批判した。

 
 立憲の福山哲郎幹事長は、桜を見る会などを引き合いに「何ら謝罪も言及もないのはあまりにも不誠実で国民をばかにしている」と非難した。

 国民民主党の玉木雄一郎代表は「永遠の道半ばに磨きがかかった演説。そろそろ成果が出てもいいが達成したという話はなかった」と皮肉った。

 共産党の志位和夫委員長は「桜の『さ』の字も、カジノ汚職の『か』の字もない。首相自身の責任が直接問われているにもかかわらず自覚が全くない」と訴えた。れいわ新選組の山本太郎代表は首相が憲法改正に言及した点に触れ「失策に目が向かないような選挙の争点づくりを今からやっている」と述べた。

 日本維新の会の馬場伸幸幹事長は「自民党が一日も早く憲法改正原案を提案していただくことを期待したい」と語った。

 自民党の二階俊博幹事長は「堂々たる発言だった。われわれも懸命に頑張りたい」と強調した。公明党の山口那津男代表は「国会議員に積極的に働き掛ける演説ぶりが印象に残った」と指摘。その上で、2019年度補正予算案などの成立に全力を挙げる考えを示した。(時事通信20年1月20日)』  

* * * * *

 mew同様、「五輪開催を高らかにうたうことで疑惑を隠してはならない」という考えの人もいるようだ。

『五輪強調は「疑惑隠し」 首相演説、識者が批判

 2020年の通常国会が20日、開会した。安倍晋三首相は施政方針演説で冒頭から東京五輪・パラリンピックを取り上げ「夢」や「希望」を強調したが、首相主催の桜を見る会を巡る問題やカジノを含む統合型リゾート(IR)事業に絡む事件など、数々の疑惑には触れなかった。識者からは「五輪を疑惑隠しに使ってはいけない」「長期政権の弊害だ」と厳しい声が上がる。

 「五輪開催を高らかにうたうことで疑惑を隠してはならない」と強調するのはジャーナリストの大谷昭宏氏。「まずは身を正すべきだ」と話す。法政大大学院の白鳥浩教授は「政権が長いほど、すり寄ってくる勢力が出てくる」と指摘した。(共同通信20年1月20日)』 

 ところで、今日20日には、昨年秋に公選法違反の疑惑を報じられて経産大臣を辞任した菅原一秀衆院議員が、3ヶ月ぶりに姿をあらわし、ぶら下がり会見を行なった。(@@)

 菅原氏も、河井夫妻同様、3ヶ月の間、国会もずっと欠席して、雲隠れしていたのだけど。こちらは「睡眠障害」であったと説明した。

<河井案里氏と丸山穂高氏は「適応障害」だったけど。そう言えば、やはりお金の問題で16年に経済財政大臣を辞任した安倍側近の甘利明氏が、「睡眠障害」を理由に国会を丸ごとお休みしてたっけね。(~_~;)

 本当にそうであるなら止むを得ないけど。安易にこのような病名を口実に使われると、本当に障害で苦しんでいる人が「仮病や口実ではないか」と疑われるなど迷惑を与えることになるので、やめて欲しい。(-"-)>

* * * * *

 しかも、菅原氏も河井夫妻と同じパターンで、告発状が出ていると報道があったので、捜査に支障を来たすため、今は説明できないと、説明はスル〜。でも、「国会議員は辞職しない」とのこと。(・o・)

『菅原前経産相、国会内で謝罪 公選法違反疑惑 離党や議員辞職は否定

 公設秘書が選挙区内の有権者に香典を渡したことが公職選挙法違反と指摘された問題などで辞任した菅原一秀前経済産業相(58)=衆院東京9区=が20日、国会内で記者団の取材に応じた。菅原氏は「心からおわびする」と謝罪しつつ、自身の政治とカネを巡る問題についての詳細な説明は避け、自民党離党や議員辞職はしない考えも示した。

 菅原氏は「告発状が出されたと報道で聞いている。当局から要請があれば真摯(しんし)に対応したい。その上で適切な時期を見て再度説明したい」と話し、具体的な説明を避けた。離党や辞職は「考えていない。残された任期、職責を全うしたい」と述べた。

 菅原氏を巡っては、メロンやカニなどの贈答品を選挙区内の有権者に配ったり、秘書が選挙区内の支援者の通夜で香典を出したりしたとされる疑惑が報じられ、昨年10月25日に閣僚を辞任。当時、記者団に「自分が通夜に出るつもりだったが、台風19号の対応で行けなかった。結果として秘書が香典を出し、私も翌日に持って行った」と説明していた。【立野将弘、南茂芽育】(毎日新聞20年1月20日)』

* * * * *

 また、河井案里氏について、こんな記事が出ていた。

『2019年参院選を巡り、公職選挙法違反容疑で地元事務所が家宅捜索を受けた自民党の河井案里参院議員(46)=広島選挙区=が20日の参院本会議を前に登院し、国会内で参院自民幹部と面会して国会活動を再開するとあいさつ。「国会に大変迷惑をかけた」などと伝えて陳謝した。

 疑惑を巡っては、案里氏の男性公設秘書が広島地検の任意の聴取に、車上運動員への報酬に関して違法性を認識していたと説明していることが判明している。男性秘書はかつて、案里氏の夫で自民党の河井克行前法相(56)=衆院広島3区=の公設秘書も務めていた。案里氏は記者団に「秘書がいつどのように聴取されているかは一切知らされていない。弁護士の助言もあり、秘書との接触は一切行っていない」と述べた。(同上)』

 疑惑のあった議員、特に元閣僚は、国会復帰に関しては、安倍官邸や自民党幹部にお伺いを立てたと思うのだが。国会が始まる時点で、逮捕されていないし。年を越して、かなりほとぼりも冷めて来たのではないかということで、OKが出たのかも知れない。^^;

 しかし、野党やメディア、何より国民は「政治とカネ」で疑惑を呈されながら説明をしない議員、(閣僚は任命責任もね)を、決して許容してはいけないと思うし。「桜を見る会」やIR問題(心の中ではモリカケ問題も)に関しても、「ほとぼりが冷めたと思うなよ!」と言いたいmewなのだった。(@_@。

 THANKS


安倍首相の施政方針演説の起業支援で紹介の男性、既に島根県江津市から転居していた
1/20(月) 21:28配信中国新聞デジタル

 安倍晋三首相の20日の施政方針演説で地方創生の好事例として若者の起業支援による移住対策を紹介する中で取り上げられた島根県江津市の男性は、昨年末に県外へ転居していた。市は、国から事前にデータ照会を受けたが、男性のことが演説に盛り込まれているとは知らなかったという。

 施政方針演説では、同市が取り組んできた若者の起業支援に触れ、1例として2016年に東京からIターンし、農業の会社を別の男性と共同で起こした男性の実名を挙げて紹介。首相は「地域ぐるみで若者のチャレンジを後押しする環境が(男性の)移住の決め手となりました」と述べた。

 一方で関係者によると、男性は昨年末にこの会社を辞め、既に江津を離れていた。個人的な事情という。

 市によると、首相が演説で示した市の人口増減のデータなどに関する国からの問い合わせには昨年末に回答していた。



http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/148.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 安倍首相が施政方針演説でフェイク! 地方創生支援策の成功例として実名を出した移住男性が既に仕事を辞め転居していた(リテラ)
安倍首相が施政方針演説でフェイク! 地方創生支援策の成功例として実名を出した移住男性が既に仕事を辞め転居していた
https://lite-ra.com/2020/01/post-5217.html
2020.01.21 安倍首相が施政方針演説でフェイク! 地方創生の成功例として リテラ

    
    首相官邸HPより


 昨日おこなった施政方針演説で、やたら「夢」だの「希望」だのといったフレーズを連発し、ことごとくオリンピックの話題を政策とつなげた安倍首相。これには当然ながら「東京五輪の政治利用だ」という声があがっているが、よりにもよって施政方針演説で中身がスカスカの政策を五輪の話題でごまかすなどというのは、安倍政権の無能っぷりを象徴するかのようだ。

 この五輪の政治利用にかんしては別稿でお伝えするのでそれをお待ちいただきたいが、じつは昨日の施政方針演説をめぐって、信じられないような事実があきらかになった。

 安倍首相は施政方針演説のなかで地方創生について言及し、ある男性の実名を出しながら、Iターンの事例を紹介した。だが、それがフェイクまがいだったというのだ。

 いったい安倍首相は何と語っていたのか。まずは該当部分のスピーチを引用しよう。

「東京から鉄道で7時間。島根県江津市は『東京から一番遠い町』とも呼ばれています。20年以上、転出超過がつづき、人口の1割に当たる2800人が減少した町です。
 しかし、若者の起業を積極的に促した結果、ついに一昨年、転入が転出を上回り、人口の社会増が実現しました。
 ◯◯◯◯さんはパクチー栽培をおこなうため、東京から移住してきました。農地を借りる交渉をおこなったのは、市役所です。地方創生交付金を活用し、起業資金の支援を受けました。農業のやり方は地元の農家、販路開拓は地元の企業が手助けしてくれたそうです。
『地域みんなで、手伝ってくれました』
 地域ぐるみで若者のチャレンジを後押しする環境が、◯◯さんの移住の決め手となりました。
『地方にこそ、チャンスがある』。そう考え、地方に飛び込む若者を、力強く応援してまいります」(注:伏せ字の部分は演説では実名)

 普通に演説を聞けば、この移住した男性の話は現在進行形のように思える。だが、中国新聞デジタルが昨晩、こう銘打って記事を配信したのだ。

「安倍首相の施政方針演説の起業支援で紹介の男性、既に島根県江津市から転居していた」

 この記事によると、中国新聞の取材ではこの男性は〈昨年末に県外へ転居〉しており、さらに〈昨年末にこの会社を辞め、既に江津を離れていた。個人的な事情という〉と伝えているのだ。

 言っておくが、施政方針演説というのは政府のこれからの1年の基本方針を示すためにおこなわれる重要なものだ。そして安倍首相は、この男性のエピソードを地方創生の企業支援政策の“成功例”として紹介した。それが〈個人的な事情〉とはいえ、すでに会社を辞めて土地も離れていたのだ。この男性個人の選択や理由はどうあれ、地方支援の政策の成功例として持ち出すのは、どう考えても不適切だろう。しかも、男性が辞めたことに一切触れないで、『地方にこそ、チャンスがある』などといった政策宣伝につなげるのは、フェイクとしか言いようがない。

 それにしても、安倍首相はなぜこの男性の話を実名で持ち出したのか。中国新聞の記事では、市は〈首相が演説で示した市の人口増減のデータなどに関する国からの問い合わせには昨年末に回答していた〉というが、〈男性のことが演説に盛り込まれているとは知らなかった〉という。

 施政方針演説というメディアも大々的に伝えるスピーチだというのに、安倍官邸は事実関係を調べていなかったのだろうか。演説では引用したとおり、安倍首相は実名を挙げただけではなく、男性の「地域みんなで、手伝ってくれました」というコメントまで紹介していた。しかし、もし、実名を挙げた男性に安倍官邸側が直接取材したのなら、普通は退社や県外に移った事実を知らされるはずで、こんな紹介の仕方にはなっていないだろう。

 ということは、コンタクトはとっており事実関係も知らされていたが、それを無視してスピーチに使用したか、あるいは安倍官邸側は男性に取材もせず、過去にメディアで取り上げられた二次情報をもとにスピーチをつくった。そういうことではないか。

 当たり前だが、どんなかたちであれ、この男性には何の非もない。しかし、もし安倍官邸側が事実を知りながら無視したり、そもそも取材もしていないとなれば、これは大問題だ。

■プライバシーを盾に「桜を見る会」招待者公表を拒否しながら、演説で一般人の実名

 こんなありえないことが起きてしまうのが、安倍政権の怖さなのだ。実際、安倍首相には、スピーチや国会答弁で虚偽・フェイクまがいの話を喧伝してきた“前科”がある。

 たとえば、安倍首相が9条に自衛隊明記する改憲の理由としてしきりに持ち出していた、「自衛官が息子に『お父さんは違憲なの?』と目に涙を浮かべながら言われた」というエピソードがそうだ。安倍首相はことあるごとにこのエピソードを取り上げ、「自衛隊の幹部から聞いた」「ある自衛官から聞いた」と語ってきた。

 しかし、国会で小中学校と自衛隊駐屯地のそばで育ったという立憲民主党の本多平直衆院議員が「こんな話が出たことがない」と質疑のなかで述べると、安倍首相は血相を変えて「私が嘘を言うわけないじゃないですか!」と喚き立て、「資料を出せと言うんであれば出させていただく」と大見得を切った。

 ところが、その後の衆院予算委員会で、安倍首相は出すと言っていた資料も出さず、「防衛省担当の総理秘書官を通じて、航空自衛隊の幹部自衛官から伺った話」と答弁。つまり、「自衛隊の幹部から聞いた」「ある自衛官から聞いた」と語ってきたのに、実際には又聞きだったことがわかったのだ。

 しかも、本サイトが調べたところ、「お父さん違憲なの?」のネタ元だと思われる元自衛官の話が「正論」(産経新聞社)に掲載された2017年6月と同時期に、同じような話が極右界隈で語られはじめていた。ちなみに安倍首相が9条に自衛隊を明記する改憲案をぶちあげたのは同年5月。ようするに、改憲案を正当化するために、改憲勢力や自衛隊出身の右派論客などが古いエピソードを持ち出した疑いがあるのだ(過去記事参照)。

 雑誌などで語られていたような話を「自分が直接聞いた話」だと嘘をついて国会答弁やスピーチで平気で繰り返し、改憲の道具に使う──。大前提として、「お前の父ちゃん憲法違反!」などといじめられた子どもがほんとうにいるのだとしたら、おこなうべきはいじめの解消・解決。そのエピソードを持ち出して改憲の理由にすること自体がどうかしているのだが、ともかく、これが安倍首相の常套手段なのだ。しかも、そのやり口はスピーチライターを含む側近たちに完全に広がり、官邸全体の方法論と化している。

 こうした状況を踏まえると、今回の施政方針演説の問題もさもありなんと言わざるを得ないが、今回の演説でもうひとつ指摘しておきたいのは、安倍首相の「個人情報」の考え方だ。

 安倍首相は「桜を見る会」問題では、招待者について「個人に関する情報」だと言い張ってすべての回答を拒否している。それは自ら招待されたことを宣伝材料にしていたジャパンライフ会長の件についても同じで、当人が招待されたとあきらかにしているにもかかわらず、安倍首相はやはり「個人に関する情報なので回答は差し控える」の一点張りだ。

 事ほどさように「個人情報」の保護遵守を言い募るのに、一方では国会の演説でカジュアルに一般人の実名を挙げて、結果このような騒ぎを巻き起こす……。結局、安倍首相の言う「個人情報」に対する認識とはこの程度のもので、都合が悪いときの隠れ蓑でしかないのだ。

 威勢のいい言葉や美辞麗句を並べ立て、中身が空っぽだっただけではなく、地方創生の成功例として語った話が実際にはフェイクまがいだったというこの疑惑。安倍首相に説明が求められることは言うまでもない。

(編集部)













http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/149.html

記事 [政治・選挙・NHK269] 「桜を見る会」廃棄されたはずの内閣府資料あった 2014〜19年の招待者数も公表(毎日新聞)
「桜を見る会」廃棄されたはずの内閣府資料あった 2014〜19年の招待者数も公表
https://mainichi.jp/articles/20200121/k00/00m/010/300000c
毎日新聞 2020年1月21日 21時21分(最終更新 1月21日 23時10分)


安倍晋三首相主催の「桜を見る会」で、乾杯する安倍首相(後列左)、公明党の山口那津男代表(同右)、菅義偉官房長官(中列右から3人目)=東京都新宿区の新宿御苑で2019年4月13日、代表撮影

 内閣府は21日、首相主催の「桜を見る会」を巡り、規定の保存期間が過ぎ、廃棄対象だった2011〜13年の関連文書が残っていたことを明らかにした。参院予算委員会の与野党筆頭理事に報告した。14〜19年の招待者数の内訳を記した文書も新たに示した。これまで招待者数の概数しか説明していなかった。

 いずれも内閣府総務課が、紙媒体でファイルにとじて保管していた。立憲民主党など野党は廃棄対象文書が存在していたため、政府が既に廃棄したと主張する「招待者名簿」も残されている可能性があるとみて追及している。

 11〜13年の関連文書は、開催要領、飲食物提供などの委託業者との契約書、決裁文書、他省庁への依頼文書など。この後に開かれた野党の追及本部ヒアリングで、内閣府の担当者は「保存期間を経過し、廃棄していると考えた。廃棄を前提に対外的に説明した」と述べ、国会で誤った説明をしたことを認めた。そのうえで「きちんと探さずに対応してしまった。極めて不適切だった」と陳謝した。

 野党議員は「(同じファイルに)招待者名簿もあるのではないか」とただしたが、担当者は「明確に否定する」と答えた。菅義偉官房長官は21日の記者会見で、内閣府のずさんな公文書管理について「確認不足で、不適切な対応だ」と指摘したが、「公文書管理法に反する取り扱いではない」とも述べた。

 新たに判明した14〜19年の招待者数の内訳を示した文書によると、19年の会の招待者数は1万5420人。「各界功績者(総理大臣等)」と記された欄の招待者数は8894人だった。政府がこれまで、約1000人と説明してきた安倍晋三首相の推薦枠、約1000人としている副総理・正副官房長官の推薦枠、約6000人の自民党関係者の推薦枠がここに含まれているとみられる。

 「各界功績者(総理大臣等)」は、15年は7385人、16年は7605人、17年は7595人、18年は9494人と増加傾向。特に、18年は前年より1899人も増えていた。増加分の多くは安倍首相の推薦枠の可能性もある。18年は自民党総裁選が行われ、首相が総裁3選を果たしていた。【浜中慎哉】
















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