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2020年1月18日00時15分 〜
記事 [政治・選挙・NHK268] 次世代通信技術5Gのもつ危険性に目をつむる日本政府(NET IB NEWS)
いまさらですが本当にこわい5Gの脅威がこの春から始まります。

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https://www.data-max.co.jp/article/30922

2019年08月13日 07:06

次世代通信技術5Gのもつ危険性に目をつむる日本政府

国際政治経済学者 浜田 和幸 氏


次世代通信規格「5G」を日本でも導入するというが、心配の種が尽きない。2020年春からの本格導入を目指し、総務省はNTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンク、楽天モバイルへ電波(周波数帯)を割り当てた。去る4月10日のことだった。


日本も他人事ではない

 メディアでの報道も加熱しており、現行の4Gと比べ、「通信速度や容量が100倍以上になる」といったメリットが強調されている。たとえば、「スマートフォンに2時間の映画をたった3秒でダウンロードできるようになる」といった具合だ。

 はたまた、将来的には自動車の自動運転や医師による遠隔診断や手術にも応用できるとのこと。とはいえ、現行モデルのスマホでは5Gサービスは利用できない。新たな端末を購入する必要もあるし、データ量が増えるので通信料金も上がるだろう。通信機器メーカーや通信業者にとってはおいしい話に違いない。

 しかし、日本では5Gが人体におよぼす健康被害の危険性が無視されているのが気がかりだ。なぜなら、本年4月2日、ベルギーの首都ブリュッセルでは5Gの導入を禁止する措置が発表されたからだ。ほかの欧州諸国でも追随する動きが出始めており、イタリア政府はすでに5Gの使用を制限する裁判所の決定を告知しているほどである。

 実は、これらの国でも欧米諸国では5Gに対する規制を強化する動きが加速している。不思議なのは、こういった動きが日本ではまったくと言っていいほど報道されないということだ。海外では、前述のベルギーやイタリア以外の、スイスのボード市やアメリカのサンフランシスコ市でも同様の決定が相次いでなされている。日本だけが能天気に構えていて大丈夫なのか。そもそも欧米諸国が5Gを警戒しているのはなぜなのか。その理由を検証する必要があるだろう。

 答えは簡単で、5Gの基地局がスマホに送信する電磁波が人体に悪影響を与えることが各国の医療関係者の研究によって次々と明らかになってきたからだ。5Gにともなって発生する電磁波は「新たな環境と人体に対する汚染」との受け止め方が広がりつつあることは、日本にとっても他人事ではないはずだ。

欧米各国は危険視

 2019年から2020年にかけて、5G用の衛星がアメリカと中国を中心に2万機以上も打ち上げられる予定である。現在軌道上を周回する通信衛星の数が10倍以上に増えることになる。そして地上には200mおきに基地局が設置される。そうした膨大な数の基地局から出される電磁波がスマホを通じて利用者の肉体に接触、侵入し、健康被害をもたらす可能性が指摘されているのである。

 欧州各国では遺伝子組み換え作物(GMO)の人体への悪影響に鑑み、その使用を厳しく制限してきたが、新たに5Gに関しても人体への悪影響を防ぐために使用禁止や制限措置を取り始めたわけだ。

 その根拠に挙げられているのは、2005年から始まった欧米各地の医療・研究機関での「マウスを使った電磁波の人体への影響」に関する研究結果だ。

 この研究結果により人の皮膚や目、そして生殖能力への悪影響が懸念されている。実際に、すでに5Gの基地局が設置された周辺では相次いで住民の健康被害が報告されている。

 最もよく聞かれる問題は不眠症や偏頭痛である。たとえば、スイスのジュネーブで暮らすヨハン氏は11年間ニューヨークで芸術活動を続けた後、故郷のジュネーブに帰ってきた。そして半年後に住居のそばに5Gのアンテナが設置され、それ以来、夜眠れなくなったという。曰く「生まれてこの方、電子機器に囲まれてきたが、眠れないということはなかった。ところが、今では自宅にいるとオーブンのなかに閉じ込められたような気持ちになる。安心できず、幽霊に囲まれているような気分に襲われる」。

 そうした体験をフェイスブックで紹介すると、近隣の住民からも「最近、この近所に5G用のアンテナが3本立てられた。それ以来、頭痛や疲労感がひどい」といった悩みが殺到するようになったという。ヨハン氏自身も静脈洞炎に苦しむ毎日だ。その原因が5Gの電磁波との診断は出されていないが、何らかの関連があることは疑いようがない。

 そこで彼らは市役所や電磁波被害者の救済活動を行うNGOに連絡を取り、改善に向けての問題提起を行うようになった。こうした人的被害を受け、ヨーロッパでは「緑の党」や「人間の絶滅に対抗する市民」と銘打った環境保護団体などが、5Gの実態調査や被害救済活動を始めている。

 すでに紹介したが、ベルギーのブリュッセルでは5Gの実験、導入が全面的に禁止されることになった。また、同じ時期、スイスでは放射線のもたらす健康被害を調査するシステムが完成するまで、新たな5Gの設置は延期する方針が決定された。

2019年08月14日 07:15

https://www.data-max.co.jp/article/30923
無視できない5Gの影響

 アメリカでも同様の動きが見られるようになった。ハーバード大学を退官した応用物理学のロナルド・パウエル博士は「環境保全トラスト」のウェブサイト上に論文を発表し、「5Gの人体への悪影響を防ぐには地域コミュニティから5Gを排除するしかない。被害を軽減する方法はない。5Gの導入を中止するのがベストの選択だ」と主張する。

 米「フォーブス」誌の報道によると、「ニューハンプシャー州では州議会において5Gの健康への影響を調査する委員会の設置が決まった。また、カルフォルニア州のサンフランシスコ市近郊のミル・バレーでは昨年、新たな5G基地局の設置が禁止された」。ニューヨーク州のシラキュース市では住民の訴えに応じて、5Gアンテナの安全性を検証するため、現場での立ち合い検査の実施が認められた。

 もちろん、5Gを推進する側のAT&Tやベライゾン・コミュニケーションズなど通信事業者は連邦通信委員会(FCC)に働きかけ、5Gの安全性を盛んにアピールしている。通信事業者団体のCTIAの運営する「携帯電話に関する健康相談」サイトでは「5Gには健康上のリスクはない」と断言。とはいえ、その根拠に挙げられているデータは1996年の実験結果に基づくもの。しかも、人体への影響を試験すると称して使われたのは、大人サイズのプラスティック製のマネキンであった。

 さらにいえば、1996年当時の通信アンテナや携帯から出る放射性電波であれば、現在導入が進む5Gとは比較にならないほどの低周波である。4Gの場合、周波数は6GHzであるが、5Gとなれば30〜100GHzになる。一般の市民がこれほど高い周波数に晒されるのは前代未聞のこと。

 また、5Gが発するミリメーター波(MMW)も懸念材料になっている。なぜなら、この種のMMWはアメリカの国防総省が開発したもので、空港での危険物監視モニターに使われているのみならず、暴徒の鎮圧に際しても警察が使っている電子銃(ADS)そのものであるからだ。要は、もともと5Gは武器として開発が始まった技術なのである。実は、WiFiも同様で、その起源は1950年代に遡る。秘密裡に開発が始まった電磁波兵器に欠かせないのがWiFiであった。

 そうした背景もあるせいか、通信機器や電波がもたらす危険性について、ヨーロッパでもアメリカでもさまざまな検証や研究が繰り返されている。当たり前といえば、当たり前のことである。現実に、5Gが原因と思われる健康被害が発生しており、医学関係者の間でも「無視できない」との見方が広がっていることは承知の事実にほかならない。

ロシアも健康被害に理解を示す

 しかも、興味深いことにロシアでも似たような動きが出てきている。旧ソ連時代からアメリカとの間で冷戦を通じて電磁波兵器の開発ではしのぎを削ってきたロシアである。プーチン大統領の出身母体であるkgBでも、狙った相手をピンポイントで殺傷する強力な電磁波兵器開発はお手のもの。そうした技術的蓄積があるためか、5Gに至らなくとも通信機器を介した電磁波のもたらす健康被害については十分な理解を示している。

 そのせいか、2011年の時点でロシア政府の放射線防御委員会は「18歳以下は携帯電話の使用を禁止する」との勧告を発布したほどだ。もちろん、大半の若者たちは政府のお達しなど馬耳東風であろう。しかし、表向きは、電磁波のもたらす健康被害に対してロシア政府も関心を寄せていることを明らかにしているのである。

https://www.data-max.co.jp/article/30924
人体におよぼす影響

 残念ながら、日本ではこうした視点からの研究も対策もまったくと言っていいほど講じられていない。「後の祭り」にならないことを祈るばかりだ。便利さだけを売り込むのではなく、それにともなうリスクをきちんと開示することが求められる。

 そこで、欧米の研究者の間で進められている5Gの健康への影響に関する調査の一部を紹介してみたい。日本での議論の呼び水になれば幸いである。

 まずはイスラエルのアリエル大学で物理学を教えるベン・イシャイ博士による5Gが人体の発汗作用におよぼす影響に関する実験である。それによれば、「5Gネットワークが使用する周波数は人体内の汗が流れる管に徐々にではあるが破壊的な影響を与える」とのこと。ということは、人間の皮膚や臓器にも悪影響をおよぼすことは避けられないだろう。汗が皮膚を通じて流れ出る管はらせん状になっているが、5Gの発する30〜100GHzの周波数はこうした管に影響をもたらすため、発汗作用が異常をきたし、体温調整のための発汗作用が機能しなくなる恐れが出てくるというわけだ。

 より注目すべき研究はワシントン州立大学の名誉教授で生化学の専門家マーティン・パル博士による「5Gのもたらす電磁波が人体におよぼす影響」である。無線放射線や電磁波の専門家でもある同博士によれば、「5Gの電磁波は人間の生殖能力、脳、心臓機能に影響をもたらし、最終的には遺伝子(DNA)にも作用を与える」とのこと。

 同博士の実験によると、妊娠中の牛が電磁波を発する基地局の近くにいると、生まれた子牛が白内障に罹る可能性が高くなることが判明した。253頭の子牛のうち、32%に当たる79頭が白内障に罹患。基地局からの距離にも影響はあるのだが、100mから199mの範囲内にいたメス牛から生まれた子牛にはそれ以上の距離にいた場合よりも高い確率で重度の白内障が見つかったという。

 もともと5Gはアメリカの国防総省が冷戦時代に旧ソ連との電子戦争を想定して開発した。いわば、「誘導性の電磁波兵器」なのである。自立型の装甲車を走らせる際に必要とされる電磁波用のレンズとして開発が進められたもの。その意味では通信用ではなく、あくまで兵器としての使用を前提としたものであった。

 当然、非殺傷兵器としても応用が期待されていた。警察が暴徒化したデモ参加者や群衆を排除する目的で開発されたもので、ミリ単位の電磁波を発する。照射されても死に至ることはないが、照射された瞬間には火炎に包まれたような衝撃を受けることになる。

 もちろん、こうした電磁波を恒常的に浴びていると、人体は突然変異を起こす可能性が高まる。すぐには変化が起きないにしても、次世代になってから細胞内に異常が見られるようになり、最終的に突然変異に見舞われることになるとの指摘もあるほどだ。

 加えて、発がん性の恐れも指摘されている。世界保健機関(WHO)では携帯電話用の電波塔の発する電波は発がん性のレベルは「2b」としている。しかし、研究者のなかには5Gの電磁波は発がん性のレベルは「1」と、最も高いリスクがあると判定している。問題は、現在広く普及している2G、3G、4Gの使用している電磁波でも脳への悪影響は確認されているわけで、今後5Gがどのような健康被害をもたらすものか。早急な調査と研究が必要とされるということは論を待たないはずだ。

 従来の4Gと比較すれば、5Gの電波の浸透力は格段に強化されることになる。その結果、外部から発せられる電磁波は簡単に住居やビルの壁をすり抜けるため、頑丈な防御壁でもないかぎり、我々は知らない間に1日24時間、人体をむしばむ電磁波を被爆することになりかねない。レンガやコンクリートの壁などは防御の役目を果たさないといわれる。

5Gは本当に必要か?

 国際機関でも5Gの危険性については対策を求める声が出始めている。国連職員であったクレア・エドワーズさんによれば、「過去20年間で地球上から昆虫の80%が死滅した。もし5Gが本格稼働すれば100%が死に絶えるだろう。昆虫の次は動物、そして人間も同じ運命をたどる」。彼女は在職中に国連のアントニオ・グレーテス事務総長に繰り返し進言をしたという。しかし、巨大な組織は簡単には動かない。そのため、彼女は職を辞し、民間の立場で5Gのリスクについて講演をし、一般市民に警鐘を鳴らす道を選び、各地で啓蒙活動に取り組んでいる。

 すでに述べたが、アメリカも中国も5Gの普及と覇権を賭けて通信衛星の打ち上げに余念がない。計画されているだけで、2万機を超える衛星が打ち上げられる。500万Wの電磁波が地上の基地局目がけて降り注ぐ。しかも、基地局だけに限らず、地上の動物や人間にも容赦なく降り注ぐことにもなるだろう。

 そのような宇宙空間から大量に降り注ぐ電磁波が人体に影響をもたらさないわけがない。ここで思い起こされるのはアスベストやヒ素公害である。今でこそ、アスベスト訴訟を通じて人体への発がん作用など悪影響が認知されるようになったが、当初、建築に使われ始めたころには「人体には無害」と説明されていた。

 その点、2010年、英国の保険会社ロイズ社が驚くべき報告書をまとめた。それは無線通信技術とアスベストを比較したもの。今から9年も前に出されたものだが、さすが世界最大の保険会社である。同社のリスク分析チームは5Gのもたらす危険性について当時から注目していたというわけだ。

 その結果、ロイズは大手の通信事業会社から5G導入に関連する保険の引き受けを要請されたのだが、すべて拒否したのである。5Gのもたらす健康被害額が膨大になり、とても保険事業としては採算が合わないとの判断を下している。実に冷静な対応であったと思われる。

 とはいえ、日本でも世界各地でも5Gの普及に向けての基地局の整備は着々と進んでいる。また来年になれば、スマホの買い替えも一気に進むに違いない。しかし、5Gの電磁波が人体や自然環境におよぼす影響については、残念ながら日本においてはまったく問題視されていない。

 今では、子どもから大人までスマホ中毒症に陥っている日本人。健康や命を犠牲にしてまで大容量、超高速の通信サービスが必要かどうか、改めて立ち止まって熟考する時ではないだろうか。


(つづく)


<プロフィール>
浜田 和幸(はまだ・かずゆき)
国際未来科学研究所主宰。国際政治経済学者。東京外国語大学中国科卒。米ジョージ・ワシントン大学政治学博士。新日本製鐵、米戦略国際問題研究所、米議会調査局などを経て、現職。2010年7月、参議院議員選挙・鳥取選挙区で初当選をはたした。11年6月、自民党を離党し無所属で総務大臣政務官に就任し、震災復興に尽力。外務大臣政務官、東日本大震災復興対策本部員も務めた。16年7月にネット出版した原田翔太氏との共著『未来予見〜「未来が見える人」は何をやっているのか?21世紀版知的未来学入門〜』(ユナイテッドリンクスジャパン)がアマゾンでベストセラーに。
年7月にネット出版した原田翔太氏との共著『未来予見〜「未来が見える人」は何をやっているのか?21世紀版知的未来学入門〜』(ユナイテッドリンクスジャパン)がアマゾンでベストセラーに。


http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/880.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 秋元司議員逮捕、議員5人に現金報道「カジノ疑獄」 特捜部が狙う「本丸」は菅官房長官(デイリー新潮)

 ※週刊新潮 2020年1月16日号






秋元司議員逮捕、議員5人に現金報道「カジノ疑獄」 特捜部が狙う「本丸」は菅官房長官
https://www.dailyshincho.jp/article/2020/01160800/?all=1
1/16(木) 8:00配信 デイリー新潮 週刊新潮 2020年1月16日号掲載


元自民党の衆院議員・秋元司前環境副大臣

「カジノ疑獄」特捜部の本丸と隠し玉(1/2)

 久方ぶりに「バッジ」、すなわち現職の国会議員を仕留めた東京地検特捜部。ただし今回の「カジノ疑獄」、登場人物こそ多いものの、飛び交うカネは「100万」「300万」と、特捜事件にしてはセコい。これでは幕引きできない特捜部が狙う「本丸」と「隠し玉」とは。

 ***

 紙袋に入れた羊羹と現金300万円を手渡す――。そんなやり取りが、自民党の秋元司衆院議員(48)の議員会館の部屋で堂々と行われたとすれば、何とも「前時代的」である。その一方で目下、東京地検特捜部の取調べにおいても、次のような「泥臭い」会話が交わされているという。

「容疑を否認している秋元議員に対し、特捜部の検事は“全て認めて人生をやり直せ”などと切々と説いています」(社会部デスク)


カジノ疑獄の経緯

 昨年12月25日に逮捕された秋元議員。容疑は収賄で、贈賄容疑で逮捕された中国企業「500ドットコム」の顧問だった紺野昌彦ら3人から現金300万円を受け取った他、北海道留寿都(るすつ)村への家族旅行の費用計約70万円を負担してもらった、というものである。

 現金を受けとったのは2017年9月で、旅行は昨年2月。「500」社は留寿都村でのカジノを含む統合型リゾート施設(IR)への参入を目指しており、17年8月から昨年10月までIR担当の内閣府副大臣を務めていた秋元議員を「頼った」というわけだ。

 週刊新潮1月2・9日号では、秋元議員が昨年春、美人妻と双子の子供をハワイに「高飛び」させていたことを報じたが、

「秋元さんの奥さんは、秋元さんの怪しいタニマチがこちらで催した年越しのカウントダウンパーティーに来ていましたよ。手作りのケーキを持ってきていたようです。その前日には泥酔し、“夫はハメられた”と泣いていたそうです」(ハワイ在住の関係者)

 ハメられたかどうかはさておき、かの特捜部が手がける事件にもかかわらず、取り沙汰されるカネの額が数億、数千万円という単位ではなく、300万円、70万円などと少額なところにいささか寂しさを感じるのは事実で、どう逆立ちしても巨悪というより、小悪党の逮捕にしか見えない。しかし、特捜部の「本気度」は徐々に明らかになる。

 秋元議員が逮捕されたのと同じ日、特捜部は自民党の白須賀貴樹衆院議員や勝沼栄明前衆院議員の地元事務所を捜索。2人は17年12月、秋元議員とともに中国の深センにある「500」社の本社を訪問していた。

 また、逮捕翌日にはパチンコチェーン店「ガイア」の本社も捜索。同社は「コンサルタント料」として、秋元議員の元秘書が代表を務める芸能会社「ATエンタープライズ」に月20万ほどを払っていたことが分かっている。

「特捜部の捜査手法といえば、綿密に『見立て』を設定した上で、筋道立ててゴールに向かって進めていくものでしたが、今回の事件の捜査を指揮する森本宏特捜部長のやり方は全く違う。捜査の過程で名前の挙がった人物や会社に全く遠慮することなく片っ端からガサをかけていく様を見て、“まるでブルドーザーみたいだ”という声も上がっています」(先の社会部デスク)

 そして迎えた新年元日、衝撃的な記事が朝日新聞の1面に掲載される。

〈「国会議員5人に現金」IR汚職、中国企業側が供述 検察、符合するメモ押収〉

 そんな大見出しの記事によると、秋元議員以外の5人の衆院議員にそれぞれ100万円前後の現金を配った、と供述しているのは、贈賄容疑で逮捕された「500」社顧問で元沖縄県浦添市議の仲里勝憲。この記事では国会議員の実名は伏せられていたが、2日後の1月3日、今度は読売新聞が同じ内容を議員の実名で報道。

 それによると問題の5人は、自民党の岩屋毅前防衛相(大分3区)、船橋利実議員(比例北海道)、中村裕之議員(北海道4区)、宮崎政久法務政務官(比例九州)、日本維新の会の下地幹郎議員(比例九州)で、

「岩屋前防衛相はIRを推進する超党派の議員連盟の幹事長で、それ以外の4人はいずれもIR誘致が検討された地域を地盤としています」(地検担当記者)

 読売の記事によると、特捜部はこの5人を昨年末に任意で事情聴取したという。こうして、秋元議員の逮捕によって幕を開けた今回の事件は「カジノ疑獄」の様相を呈し始めたのだ。もっとも、名前を報じられた5議員のうち、下地議員以外の4人は「500」社側からの現金授受を否定しているから、特捜部は今後、「詰め」の捜査を求められよう。

苫小牧にもアプローチ

 ともあれ、ここへきて事件の登場人物が多くなって頭が混乱してきた、と感じている方は多いだろう。そんな方のために、ここで事件の全体像と特捜の狙いについて整理しておきたい。

「特捜部の捜査の今後の方向性については、次の四つのルートが想定されます」

 事情に詳しい法曹関係者はそう語る。

「まず一つめは、現在、マスコミ報道の中心になっている、秋元議員や白須賀議員に加え、名前が浮上した5人の議員のうち、岩屋前防衛相以外の4人のルート。だが、IR議連の幹部である岩屋前防衛相以外の4人は、必ずしもIR利権の本流ではなく、どちらかといえば、贈賄側の紺野に繋がる人脈に過ぎません」

 二つめは「大阪カジノルート」。「500」社が、ギャンブル依存症対策研究への助成や啓発を担うNPO法人「依存学推進協議会」とともにシンポジウムを開催していたことはすでに報じられている。「500」社は17年に行われたシンポジウムの経費の他、年間数十万円の研究協賛金も出していたという。

「『500』社からカネが流れていたこのNPO法人の主要メンバーは、大阪府・市のIR推進会議のメンバーと被っている」(同)

 三つめは特捜部が狙う「本丸」とも言えるルート。

「すでにIR議連幹部の岩屋前防衛相の名前は浮上していますが、カジノ利権の本丸といえば大阪、横浜、北海道の苫小牧などに関わりを持つ菅義偉官房長官。今回の事件で特捜部が菅長官の周辺にまでダメージを及ぼす可能性はある」

 今の段階では留寿都が取り沙汰されているものの、北海道IRの有力候補地と言われていたのは苫小牧である。特捜部が秋元議員の事件に着手する直前の昨年11月末、北海道の鈴木直道知事はIR誘致断念を表明して周囲を驚かせたが、

「この判断の裏には、地検の動きを察知した菅長官周辺で水面下の動きがあったと見られます。菅長官や鈴木知事にとって留寿都はあくまで枠外に過ぎず、本流は苫小牧とそこに連なるIR事業者などです。今回の事件で逮捕された紺野の人脈の一端は、苫小牧にもアプローチしていたことが分かっています」(同)

 一方、特捜部には「隠し玉」もある。それが四つめの「パチンコルート」だ。

(2)へつづく

特集「『100万』『300万』では幕引きできない! 『カジノ疑獄』特捜部の『本丸』と『隠し玉』」より



IR疑獄、特捜部が狙う隠し玉は「業界1位のパチンコチェーン」 秋元議員と深い関係
https://www.dailyshincho.jp/article/2020/01170800/
1/17(金) 8:00配信 デイリー新潮 週刊新潮 2020年1月16日号掲載


元自民党の衆院議員・秋元司前環境副大臣

「カジノ疑獄」特捜部の本丸と隠し玉(2/2)

 中国企業「500ドットコム」から現金を受け取った容疑で秋元司衆院議員(48)が逮捕された事件では、さらに5人の国会議員の名が取り沙汰されている。「詰め」を行う東京地検特捜部の捜査の方向性には、“隠し玉”として「パチンコルート」があるという。

 ***

 しかもその「主役」は、今回の事件を巡って特捜部の捜索を受けたパチンコチェーン店「ガイア」ではなく、

「店舗数で業界1位を誇る『ダイナム』社です。秋元議員との関係の深さで言えば、ガイアよりもダイナムのほうが数段上。2016年にはダイナム社が秋元議員のパーティー券を90万円分購入。17年はダイナム社及びダイナムジャパンHDが100万円分、18年はダイナムジャパンHDが60万円分のパーティー券を購入している」(事情に詳しい法曹関係者)

 さらに、

「秋元議員は、ダイナム社の元社長が10年ほど前に立ち上げた『ワンアジア財団』なる謎の組織の顧問にもなっている。この団体は表向き“アジア共同体の創成に寄与する”と謳っているものの、なぜか顧問にはカジノ利権に関わる多数の国会議員が名を連ねている不可思議な組織。(現金授受が報じられた)岩屋(毅)前防衛相も顧問の一人です」(同)

 特捜部がダイナム社に注目しているのは、こうしたことだけが理由ではない。同社と秋元議員は、カジノを巡って持ちつ持たれつの関係にあった可能性が浮上しているのだ。

「パチンコチェーン店大手の中で最もカジノ参入に積極的なのがダイナムで、つい最近、カジノ用のマシーンを開発してリリースしたばかりです。12年、ダイナムは香港証券取引所にパチンコホール運営会社として初めて株式を上場。マカオのカジノ関連会社に出資するなどしてこれまでノウハウを積み上げてきました」(パチンコ業界関係者)

 先の法曹関係者によると、

「ダイナムの目的はあくまで日本でのカジノに参入すること。秋元議員については現在、国内のカジノ誘致候補都市に対して、ダイナムが何らかの形で事業に関われるよう有形無形の働きかけをしていた、との疑惑が浮上しています」

破れかぶれ解散

 果たして今後、特捜部はどのように切り込んでいくのか。国会が始まる今月20日頃にはある程度見えているだろうか。

「すでに現時点で、今回の事件が安倍政権に与えた打撃はかなり大きい。何しろ、IR法案の強行採決に踏み切った自民と維新の議員が業者からカネをもらっていた、と実名で報じられたわけですからね。本当にこのままカジノを推し進められるのか」

 と、政治部デスク。

「現在、支持率が40%を切っているのは朝日の世論調査だけですが、今後、他紙の調査でも40%を切った上に、国会で批判に晒され続けたら、“もうダメだ、もたない”となって破れかぶれ解散もあるかもしれません」

 もっとも、与党を攻める野党を巡っても、

「検察はバランスを取るため、野党議員も狙っているといいます」(同)

 事態は混沌とし、「カジノ疑獄」の推移だけではなく、国会での攻防からも目が離せないのだ。

特集「『100万』『300万』では幕引きできない! 『カジノ疑獄』特捜部の『本丸』と『隠し玉』」より





http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/881.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 菅官房長官は窮地、安倍首相も共倒れ 飛び交う政界怪情報(日刊ゲンダイ)



菅官房長官は窮地、安倍首相も共倒れ 飛び交う政界怪情報
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/267710
2020/01/17 日刊ゲンダイ


菅官房長官(C)共同通信社

 昨年7月の参院選でウグイス嬢買収などの公選法違反容疑が濃厚となり、捜査のメスが入った自民党の河井克行前法相(衆院広島3区)と妻の案里参院議員(広島選挙区)の釈明には地元もドッチラケだ。広島地検から事務所など関係先の家宅捜索を受けて15日夜、急きょぶら下がり取材に応じた。疑惑浮上以降、臨時国会を休み通した2人は2カ月ぶりに別々に姿を見せ、「捜査」を理由に夫婦仲良く説明から逃げた。これには地元有権者からも「しらじらしい」「ケジメとして夫婦そろって辞めたほうがいい」などと厳しい声が上がっている。

 辞任、雲隠れ、家宅捜索に発展した前法相夫妻の買収容疑だが、ガサ入れで終わりか、逮捕はあるのか。ぶら下がりを終えた案里が、シテヤッタリとばかりにニタリと笑みを浮かべていたのも気になるところだ。

 参院選で案里陣営はウグイス嬢に法定上限の2倍にあたる1日3万円の報酬を支払ったほか、案里が支部長を務める自民党支部が陣営の一員として選挙活動をした男性会社員に対し、約86万円を支払った疑惑もある。地検の捜索は夫婦の事務所や自宅のほか、克行の実家にまで及んだ。克行の元秘書で、案里が当選後に秘書に就いた男性も違法報酬の支払いに関わった疑いで自宅の捜索を受けた。

 地検は昨年末、選挙運動に関わった人たちを任意で事情聴取し、携帯電話の提供なども受けたという。一部のウグイス嬢は任意聴取に対し、法定上限額の倍額を受け取ったと証言している。

ゴーン逃亡の汚名返上で高まる本気度

 元検事で弁護士の落合洋司氏は言う。

「かなり大掛かりなガサ入れをしたことからも、広島地検は河井夫妻の刑事責任追及を視野に入れて動いていると見ています。こうした事案で自宅の捜索は珍しくありませんが、河井前法相の実家までガサ入れしている。本気度がうかがえます。世間の注目も高い事案ですし、お茶を濁すような結果になれば強い反発を受けるのは覚悟しているでしょう。日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告の国外逃亡を許し、検察は散々叩かれている。何とか汚名返上を図りたいという高検や最高検レベルの組織的な意向が働いている側面もあるのではないか」

 運動員買収に案里が直接関与していなくても、選挙運動で一定の立場や役職を担った人物や親族らが買収の罪に問われ、有罪判決が確定するなどすれば「連座制」が適用される。案里の当選は無効になり、議員バッジを失う。夫妻が立件され、運動員買収の指示が認定されれば一発アウトだ。


プロンプターをガン見しながら改憲に意欲(C)日刊ゲンダイ

コトの始まりは安倍の私怨

 もっとも、コトは河井夫妻の醜聞にとどまらない。広島県議だった案里の国政進出を後押ししたのは、安倍首相や菅官房長官だ。参院広島選挙区は当時、岸田派重鎮で現職の溝手顕正元国家公安委員長の地盤だったが、改選定数が増えて2人区になったことから官邸主導で2人目を擁立。白羽の矢が立った案里が野党議員の次に滑り込み、溝手は落選の憂き目に遭った。

「2007年の参院選で惨敗した安倍総理が続投にこだわった時に、防災担当相だった溝手さんは公然と批判し、野党時代にも『もう過去の人』とこき下ろした。総理はその恨みを決して忘れていません。溝手さんには参院議長の道があったのに、それも総理の反対で実現しなかった。そうした中、ポスト安倍を狙う岸田政調会長を追い落とすため、案里氏をモーレツに支援したのが菅長官。総理と長官がそろって選挙区入りして支持を訴えたことで、もくろみ通りに溝手さんははじき出されてしまった」(自民党関係者)

 政権トップとナンバー2の猛プッシュにより晴れて夫婦ともに国会議員となった河井夫妻。論功行賞なのかご祝儀なのか、克行は念願の初入閣を果たし、法の番人となって世間ににらみを利かせるはずが、違法選挙がバレる恥さらし。筋立てに広がりのないマンガのような展開である。

 いずれにしても、マトモな説明もできない前大臣の任命責任、選挙で異常な肩入れをした政治責任、首相夫妻が疑惑のド真ん中にいる桜を見る会疑惑、成長戦略の目玉が聞いて驚くIR汚職も加わり、通常国会は大荒れ必至。もはや菅は終わり、もちろん安倍も共倒れ――。そうした怪情報が永田町に飛び交っている。

予算委立ち往生で破れかぶれ解散

 通常国会の召集は週明けの20日。次から次へと噴出する政権のスキャンダルに野党は手ぐすね引いている。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう言う。

「野党は追及材料をかなり集めているようです。今年度の補正予算、来年度の予算を通すために安倍首相は予算委員会に出席せざるを得ない。相当厳しい局面に立たされることになるでしょう。果たして予算委で持つかどうか」

 立憲民主党などの野党の国対委員長は河井夫妻に対し、衆参両院の政治倫理審査会で説明するよう求める方針で一致。16日に開かれた衆院議院運営委員会の理事懇談会で、野党は克行と菅原一秀前経産相(衆院東京9区)が国会で事実関係を説明する必要があると要求。与党から提案された22、23日の各党代表質問の実施に反発し、両者は折り合わず、継続協議となった。克行の影に隠れているが、菅原の悪事も忘れてはいけない。

 昨年9月の第4次安倍再改造内閣発足から1カ月、臨時国会開会から1週間。克行と同じく初入閣した菅原に公選法違反疑惑が浮上。選挙区内の有権者にカニやメロンをはじめ、香典まで配っていた疑惑が報じられ、辞任に追い込まれた。その1週間後に辞任した克行同様に疑惑について語らず、臨時国会を休み続けて議員の立場にとどまっている。克行と菅原はそれぞれ「菅グループ」を取り仕切り、菅が閣僚にねじ込んだ側近だ。

 菅案件で言えば、「懐刀」と称される和泉洋人首相補佐官の公金不倫疑惑が報じられ、大臣を務めて以来、牙城の総務省でも醜聞が表沙汰になった。かんぽ生命の不正販売をめぐり、事務次官が「郵政のドン」と呼ばれたOBの日本郵政副社長に行政処分情報を漏洩していたことが発覚し、ともに辞職する羽目になった。謀ったかのように、菅周辺に異変が相次いでいる。

「週刊現代」(1月11・18日号)は「最高実力者・菅官房長官はこうして殺された」と題し、「令和おじさん」の愛称で時の人となり、ポスト安倍に急浮上した菅に対し、安倍が嫉妬の炎を燃やした顛末をこう書いている。

〈6月、突然、無派閥議員の勉強会「令和の会」が菅をトップとして立ち上げられたことが報じられる。「菅派結成か」と永田町は騒然となった。

「総理を刺激したみたいだね。『何なんだろうね、あれ』とかなり怒った表情で言っていましたから」(自民党の重鎮議員)〉

 内閣改造に合わせた党役員人事で、安倍が練っていた岸田政調会長の幹事長就任を菅が阻止したことからさらに不信感が強まったという。

〈「安倍さんは自分より人気がある人は大嫌いなんだよ。今まではギブアンドテイクで菅さんを利用してきたけれど、幹事長人事の件で、警戒心が最大になった(安倍側近)〉

 巷間、相次ぐ手下の不祥事、桜の迷走で菅の政治生命はオシマイとみられているが、首相も当然、血祭りだろう。

「菅長官は定例会見で桜疑惑の火消しに回るでもなく、ただただ対応しているのは、安倍夫妻の問題だからと突き放しているからではないか。長官が肩入れしているIRの問題炎上を少しでも食い止めたいからではないのか。そんなうがった見方が広がっています。一方で、予算委の立ち往生を見越した麻生副総理や二階幹事長はリセット解散をあおっている。要するに、みな自分の延命しか頭にない。ここにきて、補正予算成立後の破れかぶれ解散説が流れ始めています」(与党関係者)

 解散に打って出れば、衆院でも自公与党は3分の2勢力を失い、改憲で求心力を保ってきた安倍の命運はついえるだろう。マトモな有権者にしてみれば、望むところだ。
















 



http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/882.html

記事 [政治・選挙・NHK268] ディストピアを現実化 安倍政権の正体を忘れてはいけない それでもバカとは戦え(日刊ゲンダイ)
 


ディストピアを現実化 安倍政権の正体を忘れてはいけない それでもバカとは戦え
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/267723
2020/01/18 日刊ゲンダイ


事実の方を歪めていく(C)日刊ゲンダイ

 安倍政権がまた公文書を改ざんした。もはや反国家的な犯罪組織と言っていい。菅義偉は事実を認め(1月14日)、内閣府が昨年11月に国会に「桜を見る会」の推薦者名簿を提出した際に、推薦した部局名を隠す加工をしていたと明らかにした。「極めて不適切な対応で、今後、このような行為を厳に慎むよう内閣府に徹底した」とのこと。菅はつい先日(1月9日)にも、招待者名簿の廃棄記録を内閣府が残していなかった件について「文書管理の徹底を指示した」などと言っていたが、アホにも限度がある。腐敗した組織の幹部が指示しても意味がない。第三者が徹底的に検証すべきだ。

 近代の悪はどのような形で現れるか。ジョージ・オーウェルの近未来小説「一九八四年」の主人公の仕事は公文書の改ざんである。「党」にとって都合が悪い過去の事実を抹消し、新たに歴史を捏造する。そこでは、言葉の破壊活動が継続的に行われる。たとえば強制収容所を「歓喜キャンプ」と言い換える。「党」の目的は国民の思考を止めることだ。

 これは全体主義国家のパロディーだが、こうしたディストピアをそのまま現実化したのが安倍政権だった。安保法制騒動では憲法の解釈をひっくり返し、最後には首相補佐官が「法的安定性は関係ない」と言い放った。一連の安倍晋三事件では、省庁をまたがる形で公文書改ざん、日報隠蔽、データ捏造などが行われ、嘘とデマ、プロパガンダが連日のように社会に垂れ流された。連中が説明を拒絶し、証拠隠滅を図ろうとするのには理由がある。これまでも時間稼ぎをして新しいトピックを打ち出すことで逃げ切ってきたからだ。

 だからわれわれは何度も思い出さなければならない。「桜を見る会」には、統一教会の関係者、悪徳マルチ商法の「ジャパンライフ」会長、反社会的勢力のメンバー、半グレ組織のトップらが呼ばれていた。安倍と周辺の一味は税金を使って支援者を接待し、後援会関係者による前夜祭の明細書も隠蔽。「反社」の定義も勝手に変更した。嘘と現実の矛盾が生まれ、整合性が取れなくなれば、現実のほうを歪めていく。今回の改ざんも、「推薦者名簿は廃棄済み」という国会答弁との整合性を図るためだった。安倍政権は日本の敵であるだけではなく、人類の敵、文明の敵である。


【写真特集】40カット一挙公開 疑惑の2019年「桜を見る会」
【写真特集】2018年「桜を見る会」では総裁3選“支持固め”疑惑が



適菜収 作家
1975年生まれ。作家。ニーチェの「アンチクリスト」を現代語訳した「キリスト教は邪教です!」、「ゲーテの警告 日本を滅ぼす『B層』の正体」など著書40冊以上。購読者参加型メルマガ「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。











http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/883.html

記事 [政治・選挙・NHK268] イクメン」進次郎、安倍後継レースから脱落か 育休宣言に批判、環境相の実績にも疑問符/東洋経済・msnニュース
イクメン」進次郎、安倍後継レースから脱落か 育休宣言に批判、環境相の実績にも疑問符/東洋経済・msnニュース
泉 宏
2020/01/18 07:20
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%ef%bd%a2%e3%82%a4%e3%82%af%e3%83%a1%e3%83%b3%ef%bd%a3%e9%80%b2%e6%ac%a1%e9%83%8e%ef%bd%a4%e5%ae%89%e5%80%8d%e5%be%8c%e7%b6%99%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%81%8b%e3%82%89%e8%84%b1%e8%90%bd%e3%81%8b-%e8%82%b2%e4%bc%91%e5%ae%a3%e8%a8%80%e3%81%ab%e6%89%b9%e5%88%a4%ef%bd%a4%e7%92%b0%e5%a2%83%e7%9b%b8%e3%81%ae%e5%ae%9f%e7%b8%be%e3%81%ab%e3%82%82%e7%96%91%e5%95%8f%e7%ac%a6/ar-BBZ4s1c?ocid=iehp

「自民党のプリンス」と呼ばれる小泉進次郎環境相が、「ポスト安倍」の有力候補者リストから消えつつある。

 環境相としての初入閣から4カ月が過ぎたが、政界での評価は低迷が目立つ。国民の間では「将来の首相候補」としてなお高い人気を維持しているが、与党内では「まずは閣僚としての経験と実績を積むのが先」との声が支配的だ。

育休取得宣言に「芸能人気取り」の声

 1月17日未明には妻でフリーアナウンサーの滝川クリステルさんが第一子を出産した。それに先立つ15日に育休取得を宣言し、「久しぶりの進次郎劇場復活」(自民幹部)となった。ただ、これまでと違ってネットには「芸能人気取り」などと批判的なコメントがあふれている。

 2009年の初当選以来、政界随一の人気者として順風満帆だった小泉氏にとって、環境相就任直後の国際会議などでのいわゆる「セクシー発言」や「ポエム発言」がつまづきの始まりだった。国内外で「具体性に欠け、意味不明の言動」(閣僚経験者)との批判が吹き出したからだ。

 その後の臨時国会でも、それまで厳しく批判してきた森友学園問題での公文書改ざんなどについての野党の質問には、「担当外で答弁は控える」など、答弁メモの棒読みに終始。閣僚会見やインタビューなどでも、閣僚就任前のメリハリのある発言は影を潜めている。

 閣僚は内閣の方針に従うのが義務ではあるが、担当外の問題について政治家として意見を表明することまでは制限されていない。にもかかわらず「逃げやはぐらかしの答弁ばかりが目立つ」(自民幹部)ことで好感度も薄れ、ポスト安倍候補をめぐる各種世論調査での人気度も、数字的にはピーク時から半減という状況となっている。

 これに追い打ちをかけるように、一部週刊誌が独身時代の既婚女性との不倫疑惑やそれに絡む政治資金疑惑を報じた。小泉氏は「(政治資金は)法令にのっとって適正に処理していると認識している」と答える一方、不倫疑惑には「個人の事柄については話さない」とダンマリを決め込んだ。

 入閣前の小泉氏は、政権の不祥事などについて気の利いた表現で辛口の意見を発信し続けてきただけに、「小泉さん、あなたもか」(週刊誌記者)と失望の声が上がっている。

長男誕生で「イクメン宣言」

 その小泉氏が久しぶりに華やかなスポットライト浴びたのが待望の長男誕生と、それに伴うイクメン宣言だ。出産に立ち会ったという小泉氏は、17日午前の閣議後、「とてもうれしく安心した。母子とも元気なことが何より」と満面の笑顔で喜びを語った。これに先立ち、15日午前の環境省の働き方改革関連会合で、第一子出産に合わせて育児休暇を取得する意向を表明した。

 具体的には生後3カ月までの間に、合計2週間程度を育児に充てるという。国会議員や閣僚には育児休業の規定がなく、現職閣僚が育休を取得するのは「きわめて異例」(政府筋)のこと。小泉氏は「大臣としての職務上、一般の会社員のようにまとまった期間を休むのは困難だ」として、国会や閣議出席などの公務を最優先し、閣僚としての仕事に支障が出ない範囲で育休取得や時短勤務などを実施する考えだ。

 これに関し、イクメン知事として育休問題の相談相手となってきた三重県の鈴木英敬知事は15日、小泉氏とのメールのやり取りの中で「育休中は子供のお風呂担当になるとの報告があった」と明かした。

 菅義偉官房長官は15日の記者会見で「小泉環境相の取り組みが、官民を問わない男性の育児参加促進によい影響を及ぼすことを期待したい」と好意的に評価した。その一方、自民党の森山裕国対委員長は「人それぞれの考えだと思うので、特にコメントしない」と突き放し、山口那津男公明党代表も「環境相という重要な責任を持つ立場。よく配慮し、各方面の理解を得たうえで、最終的な判断をしてもらいたい。まずは職員が育児休暇を安んじてとれる環境を整えるのがやるべき仕事では」とくぎを刺した。

 野党側からは「勤務時間が定まっていない閣僚は、時間をやりくりすればいいだけなので、(育休宣言は)的外れだ」「不倫疑惑などの週刊誌報道から目をそらすのが目的では」などの厳しい声が上がった。ネット上では「#小泉進次郎 育休」のスレッドが立ち、育休制度がない国会議員は休んでも歳費が満額支給されることも踏まえて、「育休中のサラリーマンに100%の給与保障はないのに」などと炎上した。

 小泉氏は環境相として「本業の環境行政では目立った実績をあげていない」(政府筋)のは否定できない。2019年12月の第25回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP25)では、地球温暖化対策を妨げているとして国際環境NGOが日本に期間中2度、化石賞を授与したが、 その理由は小泉環境相がCOP25の場で「地球温暖化対策での石炭火力削減策では思い切った提案をできなかった」からだとされる。

 その小泉氏は仕事始めの1月7日、テレビ電話を通じて環境省職員らに年頭の訓示を行った。職員の移動や待機時間を省くため、小泉氏の発案で実現したもので、与党内からは「これが環境相として初の実績」(閣僚経験者)との声も出た。

 小泉氏は訓示の中で、業務効率化の重要性を強調し、「打ち合わせなどにはテレビ会議やメールを最大限活用するとともに、副大臣や政務官に代わりに公務に出席してもらうことも検討している」と語ったが、これも「育休宣言の布石」(自民幹部)と揶揄されている。

結婚後は「妻ファースト」の毎日

 そうした中、イギリスのタイムズ紙は1月2日付の「2020年の世界をつくる『注目株の20人』」の1人に小泉氏を選んだ。ただ同紙は、「(小泉氏は)自信に満ちた態度で、いかにもお金をかけていそうな髪形をし、華やかな結婚相手がいる」との紹介と合わせて、「リベラル志向のクールなオーラを維持しながら、保守的な政権で権力を握った抜け目ない政治家」などと皮肉交じりに評し、「今年は彼が試される1年になる」と結んでいる。

 2019年夏の結婚後から小泉夫妻の日常生活を追い続ける有力週刊誌などは「小泉氏にとっては、妻ファーストの日々だ」(編集幹部)と指摘する。小泉氏は結婚後も基本的には東京・赤坂の議員宿舎住まいだが、いわゆる新婚生活は妻の滝川さんが独身時代から暮らすマンションが中心とされる。議員宿舎は動物の飼育が禁止されているため、毎日愛犬の世話をしている滝川さんと過ごすには妻の自宅しかないからだ。

 さらに、横須賀の実家への出入りも、「年末年始は極めて限られていた」(関係者)とされる。「『横須賀には住まない』という滝川さんの意向を尊重した」(同)のが理由とみられている。大臣として初の年越しも妻の自宅で、「滝川さんの家族に囲まれた、マスオさん状態の大晦日」(同)などと報道されている。

 こうしてみると、小泉氏への注目度はまだまだ高く、「取り上げれば視聴率も稼げる」(民放テレビ幹部)。ただ、入閣前と違って「『政治家・小泉』ではなく、『タレント・小泉』としての言動ばかりが取材対象となっている」(小泉氏周辺)のも事実。政界での口さがない向きは「今の状態は、結婚や出産を切り売りしている芸能人と同じ」(閣僚経験者)と突き放す。

 たしかに、ここにきて中央紙などが小泉氏の言動を報道する際は、政治面ではなく、社会面などでの囲み記事が多い。「メディアは小泉氏の環境行政での活動にはあまり興味がない証拠」(自民長老)で、「当面注目されるのは、閣僚としてのイクメンぶり」(同)となることも間違いない。それだけに、小泉氏に課せられた「ポスト安倍もにらんでの天才子役から成熟した大人の政治家への脱皮」(自民幹部)という道筋は、簡単にはひらけそうもない。


「自民党のプリンス」と呼ばれる小泉進次郎環境相が、「ポスト安倍」の有力候補者リストから消えつつある。

 環境相としての初入閣から4カ月が過ぎたが、政界での評価は低迷が目立つ。国民の間では「将来の首相候補」としてなお高い人気を維持しているが、与党内では「まずは閣僚としての経験と実績を積むのが先」との声が支配的だ。

育休取得宣言に「芸能人気取り」の声

 1月17日未明には妻でフリーアナウンサーの滝川クリステルさんが第一子を出産した。それに先立つ15日に育休取得を宣言し、「久しぶりの進次郎劇場復活」(自民幹部)となった。ただ、これまでと違ってネットには「芸能人気取り」などと批判的なコメントがあふれている。

 2009年の初当選以来、政界随一の人気者として順風満帆だった小泉氏にとって、環境相就任直後の国際会議などでのいわゆる「セクシー発言」や「ポエム発言」がつまづきの始まりだった。国内外で「具体性に欠け、意味不明の言動」(閣僚経験者)との批判が吹き出したからだ。

 その後の臨時国会でも、それまで厳しく批判してきた森友学園問題での公文書改ざんなどについての野党の質問には、「担当外で答弁は控える」など、答弁メモの棒読みに終始。閣僚会見やインタビューなどでも、閣僚就任前のメリハリのある発言は影を潜めている。

 閣僚は内閣の方針に従うのが義務ではあるが、担当外の問題について政治家として意見を表明することまでは制限されていない。にもかかわらず「逃げやはぐらかしの答弁ばかりが目立つ」(自民幹部)ことで好感度も薄れ、ポスト安倍候補をめぐる各種世論調査での人気度も、数字的にはピーク時から半減という状況となっている。

 これに追い打ちをかけるように、一部週刊誌が独身時代の既婚女性との不倫疑惑やそれに絡む政治資金疑惑を報じた。小泉氏は「(政治資金は)法令にのっとって適正に処理していると認識している」と答える一方、不倫疑惑には「個人の事柄については話さない」とダンマリを決め込んだ。

 入閣前の小泉氏は、政権の不祥事などについて気の利いた表現で辛口の意見を発信し続けてきただけに、「小泉さん、あなたもか」(週刊誌記者)と失望の声が上がっている。

長男誕生で「イクメン宣言」

 その小泉氏が久しぶりに華やかなスポットライト浴びたのが待望の長男誕生と、それに伴うイクメン宣言だ。出産に立ち会ったという小泉氏は、17日午前の閣議後、「とてもうれしく安心した。母子とも元気なことが何より」と満面の笑顔で喜びを語った。これに先立ち、15日午前の環境省の働き方改革関連会合で、第一子出産に合わせて育児休暇を取得する意向を表明した。

 具体的には生後3カ月までの間に、合計2週間程度を育児に充てるという。国会議員や閣僚には育児休業の規定がなく、現職閣僚が育休を取得するのは「きわめて異例」(政府筋)のこと。小泉氏は「大臣としての職務上、一般の会社員のようにまとまった期間を休むのは困難だ」として、国会や閣議出席などの公務を最優先し、閣僚としての仕事に支障が出ない範囲で育休取得や時短勤務などを実施する考えだ。

 これに関し、イクメン知事として育休問題の相談相手となってきた三重県の鈴木英敬知事は15日、小泉氏とのメールのやり取りの中で「育休中は子供のお風呂担当になるとの報告があった」と明かした。

 菅義偉官房長官は15日の記者会見で「小泉環境相の取り組みが、官民を問わない男性の育児参加促進によい影響を及ぼすことを期待したい」と好意的に評価した。その一方、自民党の森山裕国対委員長は「人それぞれの考えだと思うので、特にコメントしない」と突き放し、山口那津男公明党代表も「環境相という重要な責任を持つ立場。よく配慮し、各方面の理解を得たうえで、最終的な判断をしてもらいたい。まずは職員が育児休暇を安んじてとれる環境を整えるのがやるべき仕事では」とくぎを刺した。

 野党側からは「勤務時間が定まっていない閣僚は、時間をやりくりすればいいだけなので、(育休宣言は)的外れだ」「不倫疑惑などの週刊誌報道から目をそらすのが目的では」などの厳しい声が上がった。ネット上では「#小泉進次郎 育休」のスレッドが立ち、育休制度がない国会議員は休んでも歳費が満額支給されることも踏まえて、「育休中のサラリーマンに100%の給与保障はないのに」などと炎上した。

 小泉氏は環境相として「本業の環境行政では目立った実績をあげていない」(政府筋)のは否定できない。2019年12月の第25回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP25)では、地球温暖化対策を妨げているとして国際環境NGOが日本に期間中2度、化石賞を授与したが、 その理由は小泉環境相がCOP25の場で「地球温暖化対策での石炭火力削減策では思い切った提案をできなかった」からだとされる。

 その小泉氏は仕事始めの1月7日、テレビ電話を通じて環境省職員らに年頭の訓示を行った。職員の移動や待機時間を省くため、小泉氏の発案で実現したもので、与党内からは「これが環境相として初の実績」(閣僚経験者)との声も出た。

 小泉氏は訓示の中で、業務効率化の重要性を強調し、「打ち合わせなどにはテレビ会議やメールを最大限活用するとともに、副大臣や政務官に代わりに公務に出席してもらうことも検討している」と語ったが、これも「育休宣言の布石」(自民幹部)と揶揄されている。

結婚後は「妻ファースト」の毎日

 そうした中、イギリスのタイムズ紙は1月2日付の「2020年の世界をつくる『注目株の20人』」の1人に小泉氏を選んだ。ただ同紙は、「(小泉氏は)自信に満ちた態度で、いかにもお金をかけていそうな髪形をし、華やかな結婚相手がいる」との紹介と合わせて、「リベラル志向のクールなオーラを維持しながら、保守的な政権で権力を握った抜け目ない政治家」などと皮肉交じりに評し、「今年は彼が試される1年になる」と結んでいる。

 2019年夏の結婚後から小泉夫妻の日常生活を追い続ける有力週刊誌などは「小泉氏にとっては、妻ファーストの日々だ」(編集幹部)と指摘する。小泉氏は結婚後も基本的には東京・赤坂の議員宿舎住まいだが、いわゆる新婚生活は妻の滝川さんが独身時代から暮らすマンションが中心とされる。議員宿舎は動物の飼育が禁止されているため、毎日愛犬の世話をしている滝川さんと過ごすには妻の自宅しかないからだ。

 さらに、横須賀の実家への出入りも、「年末年始は極めて限られていた」(関係者)とされる。「『横須賀には住まない』という滝川さんの意向を尊重した」(同)のが理由とみられている。大臣として初の年越しも妻の自宅で、「滝川さんの家族に囲まれた、マスオさん状態の大晦日」(同)などと報道されている。

 こうしてみると、小泉氏への注目度はまだまだ高く、「取り上げれば視聴率も稼げる」(民放テレビ幹部)。ただ、入閣前と違って「『政治家・小泉』ではなく、『タレント・小泉』としての言動ばかりが取材対象となっている」(小泉氏周辺)のも事実。政界での口さがない向きは「今の状態は、結婚や出産を切り売りしている芸能人と同じ」(閣僚経験者)と突き放す。

 たしかに、ここにきて中央紙などが小泉氏の言動を報道する際は、政治面ではなく、社会面などでの囲み記事が多い。「メディアは小泉氏の環境行政での活動にはあまり興味がない証拠」(自民長老)で、「当面注目されるのは、閣僚としてのイクメンぶり」(同)となることも間違いない。それだけに、小泉氏に課せられた「ポスト安倍もにらんでの天才子役から成熟した大人の政治家への脱皮」(自民幹部)という道筋は、簡単にはひらけそうもない。
http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/884.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 河井夫妻“選挙買収”捜査本腰へ急展開 落選議員が検察援護 焦る「安倍官邸」(日刊ゲンダイ)
 

 


河井夫妻“選挙買収”捜査本腰へ急展開 落選議員が検察援護
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/267716
2020/01/17 日刊ゲンダイ


バッジに届くか(C)共同通信社

 河井克行前法相と案里参院議員夫妻が、昨年7月の参院選で違法な報酬をウグイス嬢に支払っていた疑惑で、検察の捜査が急展開だ。河井夫妻の背後にチラつく安倍官邸に“忖度”し、検察が捜査の手を緩めるのではとみられたが、事態は一転。検察が本腰を入れざるを得ない事情が出てきた。捜査は立件まで進むのか。官邸周辺が焦り始めている。

  ◇  ◇  ◇

 広島地検は15日、河井夫妻の地元事務所の家宅捜索に入ったが、それにとどまらず、夫妻の自宅や案里氏の秘書2人の自宅など、少なくとも計6カ所ガサ入れしたことが判明。克行氏の実家にまで入ったというから、「本気でバッジを狙っている可能性がある」(司法記者)という見方が浮上してきた。

「夫妻側は選挙中、ウグイス嬢に公職選挙法の規定を超える報酬を支払ったと指摘されているが、検察の“本丸”は別にあるようだ。案里氏が代表を務める自民党支部から男性運動員の口座に約86万円の報酬が振り込まれた一件です」(前出の司法記者)

 案里氏の支部は、陣営の一員として選挙に関わった男性運動員に約86万円を拠出。男性は受領を認めている。公選法は、ウグイス嬢など単純な労務を担う事務員を除き、ビラ配りなどに従事する選挙運動員への報酬支払いを禁じている。

「男性への報酬は公選法違反が濃厚。ウグイス嬢がらみの疑惑より、こちらの方が振り込み履歴などの『物証』があるので、検察にとって立件しやすい案件」(前出の司法記者)なのだという。

 支部の会計責任者らの買収行為が有罪確定すれば、案里氏は「連座制」が適用され当選無効となる。

 この状況に鼻息が荒くなっているのが、昨夏の参院選の広島選挙区で案里氏に敗れた溝手顕正前参院議員だという。

「案里氏が当選無効になれば、早ければ4月に補欠選挙が実施されることになる。溝手氏はそこで雪辱を果たす気満々だそう。そもそも、溝手氏の『牙城』だった広島選挙区(2人区)に案里氏を2人目候補として送り込んだのは、官邸周辺。溝手氏は過去に安倍首相を猛批判し、首相の恨みを買ったからです。何としてでも返り咲きたい溝手氏サイドは、案里事務所から違法な報酬を受けたウグイス嬢らを“囲っている”との情報もある。多くの『証言』を得ている可能性もあります」(地元関係者)

検察にも「お家事情」が

 溝手サイドから強い“材料”を提供されれば、検察は動かざるを得ないというわけだ。加えて検察を本気にさせているのが、組織内部の“お家事情”だ。

「官邸は次の検事総長に、“コントロール”が利く黒川弘務東京高検検事長を据えたい意向だった。ところが、ある問題でその目はなくなったようだ。検察庁法の規定で、検事長以下のポストは定年が63歳。黒川氏は2月8日に63歳を迎える前に検事総長に就任しておかなければならないが、現職の稲田伸夫検事総長に退任の気配がない。稲田氏は次期検事総長に、林真琴名古屋高検検事長を充てる意向を持っているというから、このままでは黒川氏は退官が確実。現場は『反黒川』を示すため容赦なくバッジ捜査に動いているとみられている。官邸の意向を気にすることなく、法に従って捜査を進めることができるというわけです」(前出の司法記者)

 官邸周辺は河井夫妻について話題にすることすら嫌がっているというから、相当ビビっているに違いない。
















http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/885.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 安倍4選論を笑う<本澤二郎の「日本の風景」(3552)<改憲はったり発言にかこつけた右翼マスコミの無責任記事>
安倍4選論を笑う<本澤二郎の「日本の風景」(3552)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/22996222.html
2020年01月11日 jlj0011のblog


<改憲はったり発言にかこつけた右翼マスコミの無責任記事>

 安倍4選論が、一部右翼マスコミが喧伝している。理由は昨年暮れの記者会見で「改憲を私の手でやり遂げる」とはったりをかましたことから、4選狙いと宣伝したものだが、目の前の1月20日からの予算国会の先が見えない。冒頭解散は依然として消えていない。

 野党弱体化の分断がしたはっきりしたことから、再び冒頭解散は浮上しているものの、かつての勢いはない。スキャンダルまみれと公明党創価学会の失墜も、悲願の3分の2議席確保は危うい。

 ゴルフ休日をたっぷりとらないと、体調管理さえままならない。安倍家の家庭騒動も、精神を悪化させている。安倍4選論を笑うしかない。

<死に体論に必死で抵抗した記者会見引用>

 「私の手で9条改憲をやり遂げる」と叫んだことに、永田町や平河町、信濃町で興奮した者は一人もいないだろう。「いつもの枕詞に過ぎない」というのが、大方の受け止め方であろう。第一、日本国民の多数は安倍改憲による戦争体制に反対している。

 沈下する一方の公明党は、ポーズに過ぎないが、改憲に慎重論を繰り返している。同党は冒頭解散どころではない。

 以下の状況の下では、文字通りの死に体政権である。党内や右翼から「中国の国賓招待反対」の声さえ上がっている。安倍4選論は、ためにする安倍・御用記者の作文にすぎない。

<清和会も四分五裂、二階も菅も失墜>

 安倍の足元の細田派からして、四分五裂、バラバラである。90余人の派閥だといいながら、入閣するのは、ごく一部の側近ばかりだから、派内の空気は乱れ切っている。

 「安倍に忠誠を尽くすのは、女性の幹事長代行くらいだ。代行から入閣した萩生田文科相は、大学入試問題でミソをつけて元気がない。派内はガタガタ」と清和会OBは指摘している。

 人事の直後に法相と経済産業相の二人が公選法、政治資金規正法違反で首を斬られた。その責任は安倍・菅・二階の3人だが、今もって誰も責任を取っていない。「無能・無責任内閣を露呈したままだ」と非難されている。

 二人を押し込んだ菅官房長官と二階幹事長の足腰も弱り切ってしまって、取り巻きの記者団に声を荒げるという、哀れな姿態をさらけ出している。

 内閣支持率の大幅ダウンを契機に、新聞テレビも元気が出てきたことも、北風が安倍と菅・二階に吹きまくり始めた。 

<日本会議ひとりわめく>

 要するに、先にふれたように安倍4選論を吹聴しているのは、極右の秘密結社の日本会議のみ。「日本会議の広報担当者の桜井という女性は、ベトナム華僑の反共主義者」ということも分かってきた。

 靖国神社・伊勢神宮・出雲大社などの神社神道が主体であるが、そこに統一教会、生長の家などカルト天皇狂がまとわりついている日本会議。ただし、資金面を財閥が面倒を見ている、との分析もある。

<安倍の公金横領事件追及>

 安倍の支持率低下の元凶は、政府の「桜を見る会」を、実際は安倍の公金横領よろしく、詐欺師や入れ墨やくざ、地元の運動員ばかりを、国の功労者として招待していたことが発覚した。

 この事件発覚は共産党など野党の成果だが、事件の性格からして一般の市民もよく理解できるところから、支持率が落下したため、安倍の衝撃は大きかった。引き続き通常国会冒頭から「桜」追及が開始される。

 従来の追及と異なる点は、野党が一本化して、集中して問題を効果的に責め立てる。これに世論が強く期待していることも注目点だ。 

<カジノ汚職で緊張する二階と菅と公明党>

 安倍スキャンダルは、次いで安倍内閣が公明党国交相と強行したカジノ法の汚職事件が発覚したことだ。カジノ法に世論は反対したが、3分の2で押し切ったとの経緯がある。

 すでに当選3回の秋元という国会議員が逮捕され、それ以外の議員に対する検察の事情聴取も行われている。贈賄側の中国企業関係者は、賄賂の時期と金額を明かしているため、金を懐に入れた議員は逃げることができない。

 事件は拡大するかもしれない。ただし、安倍事件に蓋をするための検察捜査、との見方もある。ただし、新聞テレビはこぞって報道を強めている。カジノ法強行に熱心だった菅と二階の周辺もあわただしい。 

<ゴーン国策捜査疑惑>

 そこに降ってわいたカルロス・ゴーン被告のレバノンへの逃亡事件が発生、世論はこの事件の行く方に振り回されている。

 ゴーンは「日本政府と日産のクーデター」と記者会見でぶちまけたが、裏付けるように安倍が、日産がゴーン追放をやらないので、日本政府が強行した、と受け止められかねないコメントを、1月8日夜の宴席でぶちまけた。

 一転してゴーン事件は、日本の司法制度のみならず、日本政府と財閥一体の事件化と両者の腐敗・汚職構造を暴露してしまった。野党は、新たな追及の材料を手にしたことになる。

<「予算国会」乗り切れず>

 以上のことだけでも、難問山積の安倍スキャンダル内閣・腐敗自民党と決めつけられるだろう。

 清和会OBは「予算国会を乗り切ることは不可能。文字通りの死に体政権」と断じている。筆者も素直に受け止めようと思う。

 安倍4選論がいかに荒唐無稽であるか、小学生でも理解できるだろう。「私の手で、9条改憲を成し遂げる」という言葉を信じる国民は少ない。五輪花道引退論は、かなり甘い見通しであろう。

<ストレスで悪化する持病の行く方>

 政治屋の健康問題は報道しない、という自主規制をしている新聞テレビは、それゆえに安倍の健康問題について報道しない。

 議会質問中によく便所へと抜け出す安倍の姿を、特にNHKは映さないようにしている。彼の持病を伏せるようにしている。確かに、大腸炎治療のいい薬が見つかったとはいえ、ストレスに耐えられる特効薬はない。

 安倍家の騒動だけでも厳しい。一番の薬は、政府専用機での遊びのような外遊である。屁理屈をつけての外遊を、昨日からイラン、イラクではないサウジアラビアに飛んだ。

 中東訪問で一息つけるだろうが、通常国会は甘くない。冒頭解散のゆくえはともかく、足元は来年秋の4選どころでない。

2020年1月12日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/886.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 上海のマフィアの手策として台湾のTSMC経由で日本の電子馬術を中国に売りさばく孫正義の野望

孫正義は日本の技術を中国に売り払うために、上海のチンパンの手先と組み、台湾の新唐技研(TSMC)と組み悪どい工作を行っている。
https://www.youtube.com/watch?v=_nY2amhXhXg
パナソニックの窒化バリウム電池部門を売り払い危険性について、深田萌絵はその危険性を告発している。
http://fukadamoe.blog.fc2.com/blog-entry-4246.html
安倍の売国政治に馴らされて日本人は甘すぎる。
http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/887.html

記事 [政治・選挙・NHK268] あらためて小泉氏の資質を疑う。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2020/01/blog-post_18.html
1月 18, 2020 日々雑感(My impressions daily)

<育児休暇取得で注目される小泉環境相に、長男が誕生した。

小泉環境相は、17日午前、無事に生まれて安心したと喜びの心境を語った。

小泉環境相は「きょう1月17日深夜、無事に元気な男の子が誕生したことを父親としても心からうれしく、ほっとしている。生まれたばかりで、病院から直行している形で、父になる実感は、これから湧いてくるんだろうなと」と述べた。

小泉環境相は、妻でフリーアナウンサーの滝川クリステルさんの出産に立ち会い、母子ともに元気だと明かした。

そのうえで、今後3カ月の間に通算2週間分の育休を取得することをめぐり賛否があることについて、「どんなことでも、今までと違う前例のないことをやるときは、批判はつきもの。賛否両論あるのも受け止めながら、公務最優先、危機管理を万全、そういったもとに、しっかりと育休の時間を確保していきたい」と述べた>(以上「FNN Prime」より引用)


 夫が「育児休暇」を取るべき、との論調が日本のマスメディアに溢れている。小泉氏が妻の出産を機に二週間程度の「育児休暇」をとることに賛同の嵐だ。

 しかし、いかがなものだろうか。誰でも「育児休暇」を取るのが良いことだ、とする風潮は危険ではないだろうか。たとえば中東へ派遣される海上自衛隊員の中に嬰児を持つ夫はいないのだろうか。

 たとえば若い首相が就任し、妻が出産して「育児休暇」をとるとしたらどうだろうか。たとえば防衛大臣が長期間「育児休暇」をとったらどうだろうか。

 なぜ臨時的に小泉氏は環境相を退任して、代役を選定して「育児休暇」をとる措置をとらなかったのだろうか。あるいはマスメディアに沸騰している「育児休暇」は公務をこなしながら、片手間にチョイチョイッと出来る程度のものだとでも考えているのだろうか。
 そうだとしたら、むしろそのことの方が「育児」を小馬鹿にしてはいないだろうか。

 安倍氏は内閣組閣以前に小泉氏が結婚報告と同時に彼の妻が懐妊していることを知らされていた。それでも敢えて小泉氏を環境相に任命した。「育児休暇」騒動が持ち上がる人は百も承知だったはずだ。

 それとも環境相はいてもいなくても国家の大事には関係ないからどうなろうと構わない、とでも思っていたのだろうか。小泉氏は「二週間程度だから、」と公務に影響ないかのような発言をしているようだが、育児休暇がたったの二週間とは呆れる。

 育児が誕生から「二週間」でどうにかなるものでないことは常識ではないか。少なくとも離乳するまで、母親の負担は相当なものだ。もちろん独り立ちするまで、子の育成は目が離せない。二週間程度の短期休暇を「育休」などと騒ぐ方がどうかしている。

 すべてに於いて、小泉氏がとる措置は中途半端だ。その程度の「休暇」ならことさら「育児休暇」などと表明すべきではなかった。この人は中身よりも目立つことが好きな御仁のようだ。決して政治家にしてはならない、むしろお笑い芸人に適している人物ではないだろうか。



http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/888.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 次期東京都知事は、関東大震災に備えて、危機管理のできる実務家を選ばなくてはいけない。この意味で小池百合子知事の続投は、東京都民に大きな災いとなるので、止めた方がよい(板垣 英憲)
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/61717e8b8b634e7c065a599dcdbc913e
2020年01月17日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 1月20日の通常国会(150日間)を間近に控えて、安倍晋三首相の政局運営が早くも迷走しつつある。安倍晋三首相を支えてきた麻生太郎副総理兼財務相が13日、「長きにわたって一つの民族」などと発言、14日閣議後の会見で陳謝したものの、北海道内のアイヌ民族の間からは批判や憤りの声が相次いでいるからだ。森喜朗元首相が、「日本は神の国」と発言して、内閣が吹っ飛んだのが思い出される。麻生太郎副総理兼財務相は、「未曾有」発言で「漢字が読めない首相」とレッテルを貼られて、演説文の漢字に平仮名をふったのも束の間、「カタカナ」にまで平仮名をふっているという話が広がり、首相として資格が疑われて、退陣に追い込まれた。選挙区では、演説カーの上から、有権者に向かって、「下々の皆さん」と発言し、顰蹙を買ったのは有名だ。今回の「長きにわたって一つの民族」などと発言したのは、日本の先住民族であるアイヌ民族を無視する発言の根底には、明確な「差別意識」がある。こんなアホな政治家を再び首相にしては、海外から日本国民が笑われる。同じように、東京都知事選挙(6月18日に告示、7月5日投開票)は、関東大震災に備えて、危機管理のできる実務家を選ばなくてはいけない。この意味で小池百合子知事の続投は、東京都民に大きな災いとなるので、止めた方がよい。これは、上皇陛下の側近である吉備太秦の預言である。以下、続く



http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/889.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 桜の名簿、官邸の名を消して国会に提出&菅、官僚に責任押し付ける+河井夫妻の説明に与野党から反発(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/28804101/
2020-01-17 01:58

 桜を見る会の招待者の資料に関して、いかにも安倍内閣らしい不当な行為が行なわれていたことがわかった。(@@)

 内閣府が昨年11月、参院予算委員会の求めに応じて「桜を見る会」参加者の推薦者名簿を提出した際、ある推薦者(功績者)を推薦した部局名が消されて空白になっていたのだが・・・。

 推薦者名簿の原本には、推薦部局名が「閣総」(=「内閣官房内閣総務官室総理大臣官邸事務所」)と記載されていたことが判明したのだ。(゚Д゚)

<写真がコチラに。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200116-00000043-mai-pol.view-000

 この「功績者」は官邸事務所の依頼を受けて、招待者に推薦されたのであるが。国会に提出する2日前、内閣官房の大西証史審議官が衆院内閣委員会で、官邸事務所を含む内閣総務官室の推薦者名簿は「残っていない」と答弁していたとのこと。

 しかも、内閣府の担当者は「官邸事務所の推薦枠だと誤解を受けかねないと判断して、国会提出資料を用意する際に白く塗りつぶした」と言うのである。(-"-) <またまた都合の悪いことは改ざん、隠蔽したわけね。^^;>

 菅官房長官は14日の会見で、関係者を処分する意向を示していたのだけど。野党の議員の中には、内閣府あ行政文書に関して違法なものも含め、不適切でズサンな管理を行なっていたことに対して、内閣官房のTOPである菅長官が責任をとって辞職すべきだと主張している人がいる。<mewも、そうすべきだと思う。(・・)> 

* * * * *

『内閣府は16日の参院予算委員会の理事懇談会で、「桜を見る会」の推薦者名簿の推薦部局を隠して国会に提出していた問題について、加工が提出前日に行われたことを明らかにした。加工した理由については、最終的な推薦部局と名簿記載の部局が異なる記載だったため、との従来の政府の説明を繰り返した。

 理事懇は非公開。立憲民主党の蓮舫・野党筆頭理事によると、内閣府の大塚幸寛官房長が「一部異なるものを国会に提出し、多大なるご迷惑をおかけした。おわびしたい」と陳謝した。

 内閣府は昨年11月22日、推薦部局名が「内閣官房内閣総務官室総理大臣官邸事務所」などと記載されていた推薦者名簿の1人分について、部局名の記載を消し、参院予算委理事懇談会に提出した。大塚氏によると、提出前日の21日に人事課長と課長級参事の判断で加工したといい、大塚氏は「知らなかった」という。

 政府は、昨年11月20日の衆院内閣委で、内閣総務官室の推薦者名簿は「残っていない」と答弁しており、答弁に合わせて加工した可能性が指摘されているが、大塚氏は否定した。蓮舫氏は「常識的に考えたら、答弁が虚偽だったことが明らかになるから消したとしか思えない」と批判した。【東久保逸夫、古川宗】(毎日新聞20年1月16日)』

『野党、菅長官の辞任要求 桜名簿の公文書法違反

 立憲民主党など主要野党は15日の国対委員長会談で、首相主催「桜を見る会」の問題をめぐり、公文書管理法に違反する取り扱いがあったことを認めた菅義偉官房長官の辞任を求めることで一致した。

 20日召集の通常国会で厳しく追及する方針だ。

 桜を見る会をめぐっては、招待者名簿を行政文書ファイル管理簿に記載していないなど法令違反が判明した。立憲の安住淳国対委員長は会談後、記者団に「官房長官の責任は極めて重い。看過できない」と批判した。(時事通信20年1月15日)』 

 しかし、菅長官は、これも安倍内閣らしいことに、役人に責任を押しつけて、自らは責任をとるつもりはないようだ。(ーー゛)

『『桜を見る会」名簿の加工 「最終的な責任者は内閣府人事課長」

 菅義偉官房長官の16日午後の記者会見では、内閣府が国会に提出した「桜を見る会」の推薦者名簿の一部を消す加工をしたのが人事課長ら2人と明らかにされたことについて質問が出た。「誰の指示だったのか」と問われた菅官房長官は「最終的な責任者は課長」と指摘。「求められたものを出さない意図はなかったが、結果的には極めて不適切だった」と述べた。【政治部、統合デジタル取材センター】(以下、有料、毎日新聞1月16日)』
 
* * * * *

 もう少し詳しく報じている記事もアップしておこう。

『桜を見る会「推薦・官邸事務所」政府が隠す 名簿の国会提出時 関係者処分へ

 内閣府が昨年11月、参院予算委員会に「桜を見る会」参加者の推薦者名簿を提出した際、原本にあった推薦部局名を削除していた。内閣府の人事課職員が文書を加工して削除したが、予算委には加工について説明しなかった。菅義偉官房長官は14日の記者会見で「極めて不適切な対応で、厳正に対処する」と述べ、関係者を処分する考えを示した。

 加工されたのは、昨年の各省庁の推薦者をとりまとめた名簿のうち、「功績者」として推薦された1人分。毎日新聞が情報公開請求で入手した推薦者名簿の原本には、推薦部局名が「内閣官房内閣総務官室総理大臣官邸事務所」「閣総」と記載されていた。しかし、政府が昨年11月22日に参院予算委理事懇談会に提出した資料では、いずれも削除されて空欄になっていた。

 内閣府によると、この「功績者」は官邸事務所の依頼を受けて、内閣府人事課の枠で推薦したという。菅氏は会見で「最終的な推薦者は内閣府人事課なので、それと異なる記載を消して、その旨を(国会側に)説明もしなかった」と釈明。内閣府の担当者は「官邸事務所の推薦枠だと誤解を受けかねないと判断して、国会提出資料を用意する際に白く塗りつぶした」と述べた。

 ただ、国会提出の2日前の昨年11月20日には、内閣官房の大西証史審議官が衆院内閣委員会で、官邸事務所を含む内閣総務官室の推薦者名簿は「残っていない」などと答弁した。答弁との整合性をとるために国会提出資料を加工した可能性がある。内閣官房の組織である官邸事務所の推薦者が、別組織である内閣府の枠に含まれたのも不自然だ。内閣府は「官邸事務所は毎年招待者を推薦するわけではなく、今年の推薦者も1人だったので、相談の上で内閣府人事課の枠で処理した」と説明した。菅氏は会見で「今後、このような行為を厳に慎むよう内閣府に徹底した」と述べた。

 桜を見る会を巡っては、2017年度まで5年間の招待者名簿が行政文書ファイル管理簿に記載されず、廃棄記録も残っていないことが発覚しており、内閣府による公文書管理のずさんさが次々と露呈している。菅氏は、招待者名簿が行政文書ファイル管理簿に未記載だった問題について、「11年と12年は開催直前に桜を見る会が中止になり、招待者名簿を管理簿に掲載せずに廃棄した。その(違法な)取り扱いが13年以降も漫然と引き継がれた」と述べ、「事務的な記載漏れ」としていた従来の説明を変更した。

 桜を見る会は首相主催で原則として毎年開かれてきたが、民主党政権時代の11年は東日本大震災、12年は北朝鮮のミサイル対応のために中止になった。菅氏は「11〜12年も内閣府は招待の準備をしていた。当時のルールでは(作成した)招待者名簿は管理簿に記載すべきだった」と説明。安倍政権下で開催された13〜17年の招待者名簿についても「公文書管理違反の扱いが漫然と引き継がれていた」と述べた。【秋山信一、青木純】(毎日新聞20年1月14日)』

 ところで、15日に広島地検が、自民党の河井克行前法務大臣と妻で参院議員の河井案里氏の事務所を公職選挙法違反の疑いで、捜索にはいったのだが。
 同地検は、16日には河井克行氏の克行議員の元秘書の自宅も捜索を行なったという。

『河井案里議員の秘書宅も捜索 公選法違反で広島地検

 去年の参議院選挙を巡る公職選挙法違反の疑いで15日に河井克行前法務大臣と妻の案里議員の事務所の家宅捜索を行った広島地検は、16日未明まで秘書の自宅でも捜索を行いました。

 広島地検は15日に克行議員の元秘書で、参院選で案里議員陣営の車上運動員を取り仕切っていた男性秘書の自宅などで7時間に及ぶ捜索を行いました。関係者によりますと、広島地検が15日に行った河井議員夫妻の事務所の家宅捜索の容疑は、この男性秘書が去年7月の参院選で車上運動員に上限を超える日当を支払った公職選挙法違反の疑いだということです。地検は運動員や陣営関係者の証言と合わせ、立件できるかについて慎重に検討する方針です。(ANN20年1月16日)』
 
 報道によれば、『自民党の河井克行前法相の妻、案里参院議員の昨年7月の参院選を巡る公選法違反事件で、一部の車上運動員が報酬の法定上限額の倍額を受け取ったと広島地検の任意聴取に説明している』とのこと。(共同通信20年1月15日)』

 また昨日も書いたように、河井克行氏に頼まれて、妻の選挙を手伝ったという男性も、80万円以上受け取ったことを認めていることから、あとは裏づけとなる物証がどこまで集められるかが鍵になるのではないかと思う。<ウグイス嬢に対して、2回に渡って費用を払ったことを示す書面(領収書?)は既に見つかっているとの情報もあり。>

* * * * *

 河井夫妻は15日夜、克行氏、案里氏が別々にぶら下がり会見に応じたのだが。克行氏は、法務大臣を辞めた時には、違反を指摘された事実に関して「根も葉もないことだ」と強く否定し、「説明責任を果たす」と言っていたのに、今回は「捜査に協力する」の一点張りで、事実を否定せず。

 案里氏も「根も葉もないことか?」との質問に、「しっかりと捜査機関で捜査をしていただく」と答えるだけにとどめ、夫妻とも、説明責任を果たそうとしない上、今回は、違法行為の疑いを否定すらしなかったわけで。与野党から批判の声が出ている。(~_~;)

『河井夫妻の釈明会見に与野党反発「説明になっていない」

 昨夏の参院選で車上運動員をめぐる公職選挙法違反(買収)の疑いで、広島地検から家宅捜索を受けた自民党の河井案里参院議員(広島選挙区)と、夫で前法相の克行衆院議員(広島3区)が15日夜に急きょ開いた釈明会見に対し、与野党から厳しい声が上がった。

 両氏が公の場に姿を見せたのは約2カ月半ぶり。別々に記者の取材に応じたが、捜査を理由に「コメントは控えたい」と繰り返すだけで離党や議員辞職を否定。案里氏は「日本を変えたい」などと語った。

 立憲民主党の安住淳国会対策委員長は16日、「およそ説明になっていない」と批判。「自民党が責任を持ってきちんと説明をしないと国会は始まらない。物理的な抵抗も含めて、あらゆる手段を駆使して実態解明をしたい」と強調した。同日の参院議院運営委員会理事会で、野党側はそうした意向を与党に伝えた。

 両氏の会見の報道機関への周知が開催直前だったことから、立憲の蓮舫副代表は「夜中に突然、今から会見をするというのはとても姑息(こそく)な説明のあり方だ」と批判した。

 与党からも、事件の内容に全く踏み込まない説明に「何のためにやったんだ」(自民幹部)との声が上がった。公明党の山口那津男代表は「事実関係を一番ご存じなのは本人だ。説明責任を尽くす努力を期待したい」として更なる説明を求めた。(河合達郎)(朝日新聞20年1月16日)』

 野党は、河井夫妻に、衆参両院の政治倫理審査会で説明するよう求める方針を決めた様子。ふつうなら、安倍自民党は、20日の通常国会開催をスムーズに迎えられそうにないのだが。

 安倍官邸&自民党に、「都合の悪い要求は無視」されないように、野党の追及をメディアにしっかり後押しして欲しいと願っているmewなのだった。(@_@。

 THANKS



http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/890.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 片山さつき氏が都知事選出馬に色気?動画で小池都知事批判(日刊ゲンダイ)
 


片山さつき氏が都知事選出馬に色気?動画で小池都知事批判
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/267711
2020/01/18 日刊ゲンダイ


ヤル気あり?(本人のユーチューブから)

 とうとう、元テニス選手・松岡修造(52)の名前まで挙がるほど、現職・小池百合子知事(67)の対抗馬が見つからない7月の東京都知事選。

 なんと、ここにきて自民党の片山さつき前地方創生相(60)の名前が浮上している。

 都知事に色気か――と、臆測が流れているのは、自らアップした動画のなかで“小池批判”と受け取られる発言をしているからだ。

 片山氏は、15日に動画をアップ。新年早々、2時間半にわたって「豊洲市場」を視察している。動画の視聴者が<音量が低すぎて聞こえません。画像が台無しです>と書き込むほど、聞き取りづらいが、ネット上にある“文字起こし”されたモノを見ると、豊洲市場で働く業者と次のような会話を交わしている。

業者「都知事がさ、選挙に当選したのは、こっちに来るのに反対で当選したんでしょ?」

 とうとう、元テニス選手・松岡修造(52)の名前まで挙がるほど、現職・小池百合子知事(67)の対抗馬が見つからない7月の東京都知事選。

 なんと、ここにきて自民党の片山さつき前地方創生相(60)の名前が浮上している。

 都知事に色気か――と、臆測が流れているのは、自らアップした動画のなかで“小池批判”と受け取られる発言をしているからだ。

 片山氏は、15日に動画をアップ。新年早々、2時間半にわたって「豊洲市場」を視察している。動画の視聴者が<音量が低すぎて聞こえません。画像が台無しです>と書き込むほど、聞き取りづらいが、ネット上にある“文字起こし”されたモノを見ると、豊洲市場で働く業者と次のような会話を交わしている。

業者「都知事がさ、選挙に当選したのは、こっちに来るのに反対で当選したんでしょ?」

片山「公約破りですね……」

業者「公約破りですね、本当にもう」

片山「東京の人は優しいから……」

 動画には、業者から「お願いします。あなたに期待しています」と頼まれた片山氏が、「はい」と答える場面も出てくる。

 本人がどこまで都知事選を意識しているのかは不明だが、ネットには<小池さんの失敗を攻撃材料にした上で「豊洲市場を再生する」という選挙戦術でしょうか><下調べやって乗り込んでる。そして冒頭ではあっさり「公約破り」と口にして現知事批判。けっこうやる気?>などと書き込まれている。

 果たして、都知事選への出馬はあるのか。政治評論家の有馬晴海氏はこう言う。

「片山議員は、埼玉県知事選の時も、候補者として名前が挙がっています。通常、自民党の参院議員は、閣僚を1回しかやれない。すでに地方創生相をやった片山議員は、この先、大臣のイスは回ってこないかもしれない。都知事に限らず、次のステップを考えている可能性はあります」

 片山事務所に取材を申し込んだが、「議員本人は事務所にいない。連絡も取れない」とのことだった。

 小池百合子VS片山さつき――このバトルになったら、凄まじいことになりそうだ。


片山さつきが豊洲移転「東京卸売市場」を視察!




































http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/891.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 憲法9条を平気で足蹴にした悪魔・安倍晋三! 
憲法9条を平気で足蹴にした悪魔・安倍晋三!
https://85280384.at.webry.info/202001/article_161.html
2020年01月17日 半歩前へ

 安倍晋三は16日、自民党本部で国会議員や地方議員らを対象にした憲法講座で、「時代にそぐわない部分は改正を行っていくべきではないか。その最たるものが憲法9条だ」と言い放った。

 コヤツはいまだに首相の椅子に居座っている。ならば、正真正銘の日本の最高責任者、内閣総理大臣だ。れっきとしたコウムインである。

 公務員の基本は日本国憲法の順守である。率先垂範して憲法を守るべき者が日本の最高法規である憲法を足蹴にするとは不届きそのもの。断じて許してはならない。

 そもそも、国民は現在の平和憲法を大切に思っている。

 先ごろ天に旅立った医師の中村哲さん。この方は戦乱のアフガニスタンの荒廃した土地に灌漑を設け、緑の実り豊かな大地に蘇らせたアフガンの英雄だ。

 その中村さんが「こちらに来て見て初めて日本憲法の有難さに気が付いた。憲法にどれほど助けられたか知れない。憲法は私の宝、日本の宝だ」と平和憲法に感謝した。

 戦争放棄をハッキリと謳った日本の憲法を世界がまぶしいまなざしで見つめ、認める。

 憲法は私たち日本人の「誇り」である。その証拠に、マスコミの世論調査では、どこの結果も憲法擁護が多数を占める。

 そんな日本の宝の改憲など国民は望んでいない。

 気がふれた安倍晋三だけが「早く改憲しろ」と叫ぶ。

 そんな「気違いの野望」に付き合わされてはかなわない。



安倍総理が憲法改正に重ねて意欲

2020/01/16 テレ東

安倍総理大臣は自民党の会合で講演し、憲法改正への意欲を改めて語りました。

また、会合の中で安倍総理は、去年の臨時国会で、2年ぶりに衆議院の憲法審査会で自由討議が行われことなどを挙げて、憲法改正に向けた「大きな変化」だと強調しました。

20日に召集される通常国会では、IR=カジノを含む統合型リゾートを巡る汚職事件や総理主催の「桜を見る会」を巡って、与野党の攻防が予想されていて、憲法改正議論が進むかは見通せません。






























http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/892.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 小泉進次郎氏「育休」に批判殺到 “不倫隠し”が完全に裏目(日刊ゲンダイ)
 

 


小泉進次郎氏「育休」に批判殺到 “不倫隠し”が完全に裏目
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/267767
2020/01/18 日刊ゲンダイ


記者会見する小泉環境相(C)共同通信社

 17日、第1子が生まれ、「元気な男の子が誕生してうれしい」「出産に立ち会えて良かった」と語った小泉進次郎環境相(38)。

「育休には賛否両論あると思いますが、前例のないことをやる時に批判はつきものだ」と、予定通り「育休」を取ると宣言した。

 妻・滝川クリステル(42)の出産から3カ月のなかで「2週間分」取得するという。

 進次郎氏本人は、「育休」を一大ニュースにすることで、人妻と不倫し、“不倫ホテル代”を政治資金から支払っていたスキャンダルを“帳消し”にする作戦だったらしい。しかし、完全に裏目に出ている。ネット上では、進次郎氏の「育休」に対して激しい批判が飛び交い、「政治資金」を使った人妻との不倫疑惑も蒸し返される始末だ。

 本来、祝福の言葉であふれてもおかしくないのに、閣議後の会見でも、「育休については情報発信するのに、自身の不倫疑惑や政治資金について語らないのはダブルスタンダードではないか」と問い詰められている。

 珍しく、有名人からも批判が噴出。痛烈だったのは、女優の遠野なぎこ(40)だ。15日放送の「バラいろダンディ」(TOKYO MX)のなかで、こうぶった切っている。

 <そもそも不倫疑惑があった人に(育休で)家にいてほしいですか。2週間も><2週間くらいすれば、ほかの芸能人のスキャンダルが出るから(自分の話題は)消えていくと思っているんじゃないの>

 政治評論家の本澤二郎氏が言う。

「育休を取得するのは、いいことだと思います。でも、政治家の務めは、自分が育休を取得するのではなく、多くの国民が安心して子育てできるように制度を整えることのはずです。しかも、世間の目をスキャンダルから遠ざけようという魂胆がミエミエです。ネットで批判の嵐が吹き荒れているのは、『自分だけいい気なものだ』『まず不倫疑惑を説明しろよ』という怒りがあるのだと思います」

 子供が生まれても不倫疑惑は帳消しにならない、ということだ。



大臣初!進次郎氏が“育休宣言”自民幹部たちは・・・
2020/01/15 ANN



小泉進次郎環境大臣が、以前から検討していた育児休暇の所得を15日に表明しました。現職の大臣としては初めてのこの育休に賛否が渦巻いています。

 小泉環境大臣:「色々考えた結果、これまで言ってきた通り公務最優先、危機管理万全という条件で、母親の負担が大きい出産から3カ月の間で、国会や閣議など重要な公務の時間を除いた時間のなかで、業務に支障のないように柔軟に通算2週間、育休を取得したいと考えています」

 小泉大臣が15日、ついに育休取得を宣言しました。

 小泉環境大臣:「私の育休をきっかけに、環境省のなかでも皆が臆することなく、育休を取得しやすい働き方が進むことを期待しています」

 去年、フリーアナウンサーの滝川クリステルさんと結婚。クリステルさんは、まもなく出産を迎えます。小泉氏は自民党厚生労働部会長、環境大臣と役職を務めるなかで、自身の育児休暇について言及してきました。

 小泉環境大臣:「『(育休を)検討しています』と、そう言っただけで、こんなに世のなか色んな賛否両論含めて騒ぎになるということが日本て堅いね、古いね」

 育休取得を発表後、すぐにブログも更新。こんな心境も吐露。

 小泉環境大臣:「妊娠・出産によってホルモンバランスが崩れ、産後の孤独な育児によって『産後うつ』になる方が約10%もいる、ショッキングな事実を知りました。私自身、妻の様子を隣で見ていて、率直に育休を取りたいと思うようになりました」

 小泉大臣はメールやテレビ電話などで必要な業務を行い、副大臣や政務官に任せられる部分は任せつつ、育児に臨むといいます。

 30代女性:「男性が、共働きの世のなかで育児に参加するのは良いことだと思う」

 70代男性:「国で選ばれたそういう方ならば、育児休暇くれという前に、ちょっとその前に働いて下さいよと」

 ネットでも賛否両論。

 ネットの声:「育児の大変さが分かるはず。反対する人たちに負けるな」「育休の間、現場にどんなサポートがあるのかも、日本では重要」

 自民党内では・・・。

 自民党・石破元幹事長:「きちんと公務をパーフェクトにこなせ、生まれてこられる赤ちゃんの育て方にお父さんである進次郎さんもきちんと携わり、なおかつ一般の男性方々が育休取ろうということを加速するような、そういう絵に描いたようにすべては満足できないかもしれないけど、それを目指していくこと自体に批判する立場に私はおりません」
 しかし、20日に国会開会を控えるなか、森山国対委員長は・・・。

 自民党・森山国対委員長:「いつでしたっけ・・・(出産予定日)」

 記者:「2月とか、早ければ今月だと思います」

 自民党・森山国対委員長:「賢明な小泉大臣のことでございますから、国会の審議等々に影響のない形で休暇をお取りになるんだろうと思いますが、それはそれなりの、それぞれの人のお考えだと思いますので」

 また、ある自民党幹部は・・・。

 ある自民党幹部:「国会議員は苦しいことを率先してやらないと。



小泉進次郎環境相とクリステルさんに長男誕生 会見

2020/01/17 FNN

小泉進次郎環境相は今朝の閣議後の会見で、17日未明に長男が誕生したことを明かした。

小泉環境相は、「出産に立ち会えてよかった。母子ともに健康で何より」と語った。

小泉氏は2019年8月、タレントの滝川クリステルさんと結婚。
1月の第一子誕生に合わせ「育休」を取得する考えを表明していた。

























http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/893.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 東京オリンピックは今も55年前も汚職と利権で支離滅裂だったという興味深い記録がある

2020年夏にあると予想されている、東京オリンピックは利権と汚職の塊で、日本人は報道がないので知らないが、余りに汚いので中止になりそうだ。その前触れがマラソンの札幌変更通告だし、築地市場の移転地の重金属汚染と、選手村の放射能汚染を恐れ、外国選手たちは参加拒否を始めたらしい。カジノ利権を日本に持ちこむために、口実として利用されただけだから、都知事は何人も不祥事で交代しているし、不正行為は追及されずに蓋をされたままだから、何時中止になってもおかしくない。
http://www.peters.jp/ba/future_direction/52.html
東京誘致に巨額の裏金が動き、安倍はフクシマに関して大ウソをつき、東京五輪は汚れ果てているが、それは55年前も同じであった。国民は過去のことを忘れてしまい、目の前で進行している五輪準備が、まともだと思い込んでいるが、自民党政権による利権あさりで食い荒らされており、参考になることが半世紀前に書かれて、最近になって電子版で公開された、『アポロンのコンステレーション』に記録として鮮やかに残っている。
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%85%E8%B7%AF%E3%81%A8%E5%88%87%E6%89%8B%E3%82%92%E3%82%81%E3%81%90%E3%82%8B%E4%B8%8D%E6%80%9D%E8%AD%B0%E3%81%AA%E4%B8%96%E7%95%8C-%E3%82%A2%E3%83%9D%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E5%B7%BB-%E3%82%A2%E3%83%9D%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E5%B7%BB-%E8%97%A4%E5%8E%9F%E8%82%87-ebook/dp/B0818696F7/ref=sr_1_5?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E8%97%A4%E5%8E%9F%E8%82%87&qid=1579343634&s=books&sr=1-5
「さわりの部分の貼り付け」
「***7−7
1964年の東京オリンピックの開催は、地方公務員や民間企業を始め、国鉄で働いていた青年技術者が、全力を傾けて努力した成果で、誠実に生きる日本人たちだった。そこに結集した青年たちは、貧しくても戦後の復興の中で、真剣に働く意欲に満ちており、日本で初めて催す国際行事が、成功するように全力を挙げて貢献し、協力に喜びを感じる人たちだ。
だが、政界の上層部は腐敗しており、オリンピック開催を利用し、人気取りに使おうとしていたので、権力を如何わしい者が囲み、利権にしようと妄動し続けていた。敗戦から二十年近くにわたり、東京の復興が遅れていた理由は、1947年から12年間も都知事をやった、内務官僚の安井誠一郎の責任だ。警察畑を体験していたので、安井知事は混乱期の治安面では、一応の手腕を発揮していたが、都市改革では無能で汚職が蔓延し、都庁は「伏魔殿」と呼ばれた。
しかも、彼自身が利権あさりに熱心で、都心部の運河の外堀を埋め立て、そこを宝箱にする錬金術師で、限られた緑地が激減した。橋の下は地下の商店街になり、銀座の一等地にショッピング街が生まれ、その上に高速道路を走らせ緑に代わりコンクリートが聳えた。
しかも、江戸時代に作ったお濠や運河は、緑の少ない町に水と土を提供し、寛ぎを与える空間だった場所だが、安井都知事はそれを埋め立てた。そこにセメントで固めた建造物を作り、都市の皮膚呼吸を停止させて、かさぶただらけにした代わりに、商店街や歓楽街で活性化を試みた。
だから、東京は賑やかな街になったが、雑踏は緩和しなかったし、都市のインフラ整備は遅れていた。
そこに誘致したのがオリンピックで、利権の巣窟になっていた都庁は、伏魔殿としてガタガタ状態であり、都民の不満の高まりを恐れ、安井知事は任期半ばで辞任を表明して、後任の都知事の人選が始まった。だが、日本版のタマニー・ホールと呼ばれ、汚職が蔓延する都庁に乗り込み、清潔な都政を求めて息巻いていた、市民運動を相手にする者は、そう簡単に見つからなかった。
そこで、選ばれたのが医者の東竜太郎で、彼は教授だがスポーツマンとして、国際五輪組織委員会(IOC)の役員であり、東京の顔としては適任だった。だが、こんな状況で火中の栗を求めて、都知事になる気はなかったし、幾ら説得しても辞退し続けたので、政府は奥の手を使うことにした。
そこに登場したのが川島正次郎で、彼は岸信介前首相の右腕だったし、自民党幹事長を務めた実力者だから、祭典に一兆円の五輪予算を提示した。しかも、役人として最高権力を持ち、内閣官房副長官を務めていた、鈴木俊一を副知事に付けるから、行政は副知事に任せてしまい、オリンピックの広告塔になれば良いと、東を説得して都知事に立候補させた。

***7−8
このオリンピック作戦は成功して、宣伝と不正の組み合わせで、東竜太郎が都知事に当選したが、政治に素人の学者の限界が、至る所で露呈しただけであり、都民の不満が盛り上がった。そのために四年の任期が来て、次の選挙に勝つ見込みがなくなり、保守派の政治家は困惑に陥った。なにしろ、東京の大改革を求めていた市民は、革新的な知事の誕生のために、全力を挙げて取り組んでいたので、東知事の再選は疑問視された。
東知事はオリンピックを強調して、盛大に行う都政を訴えたし、革新派の坂本勝候補は市民のために、清潔な都政の実現を呼び掛け、正面から両候補がぶつかり合うことになった。選挙は接戦で予断は許されず、日ごとに白熱化して激突し、勝つために総力を上げたから、悪質な買収行為が予想された。
激突による泥沼合戦を防ぐために、選挙管理委員会はルールを作り、選挙活動における管理を行い、不正行為の防止を図ろうとした。物量を使う選挙運動の防止用に、選挙ポスターの規格を統一し、枚数制限をすることにより、切手大の証紙を両陣営に渡して、ポスターに貼ることが決まった。
ところが、この証紙が大量に偽造され、東候補のポスターに貼られて、規定の数倍のポスターが氾濫し、ルール違反が選挙を冒涜した。これは公正の精神を踏みにじるものであり、オリンピックの主催者としては、似つかわしくない汚い行為であり、自民党の選挙対策本部の責任者が、ニセ証紙の使用容疑で逮捕され、続いて大量の検束者を出した。
オリンピックを一年半後に控えた、1963年春の都知事選挙の時に、どうしても政府寄りの知事の手で、東京大会を開きたいと考え、ニセ証紙を使う不正選挙が行われた。何が何でも選挙に勝つために、政府は偽証紙を準備したのであり、保守派は悪質な選挙違反の手を使い、東知事東知事の再選が実現した。
だが、安井前知事の弟が公安委員長で、鈴木副知事も警察畑だから、買収はもみ消し工作で処分され、違法行為の追及はウヤムヤになった。これはあからさまな選挙干渉であり、オリンピックを都知事として、開催するための不正であり、都民の希望は踏みにじられ、弦一郎は公共善の不在を感じた。
しかも、責任追及や糾弾は行われず、オリンピック準備は進められ、東京が生まれ故郷だったので、弦一郎は目撃した政治不正に対し、江戸っ子として許せないと激怒した。そして、こんな不正と腐敗が横行し、暴政が罷り通っている国を見限り、脱藩しようと決意をして、清冽な空気が支配している、アルプスの山頂に挑むために、日本からの脱藩に踏み切った。

***7−9
こうした汚い手口を使うのは、自民党では日常茶飯事であり、それが長年にわたる政権を維持した秘訣で、普通の日本人が幾ら誠実でも、権力者は腐敗して汚れ切っていた。弦一郎は若い江戸っ子として、不正の横行を憎んでいたので、卑劣な手段を使った新都知事に、強烈な苛立ちを感じていた。
 だが、同じような悪質な不正行為は、前建設大臣だった河野一郎が、オリンピック担当大臣に就任し、工事の全体を陣頭指揮して、建設利権で荒稼ぎしたことで、東京大会は食い荒らされた。彼は政権党のボスの中曽根と組み、地下帝国のマフィアと手を結び、汚れた献金を喜んで受け取り、派手にカネをかき集めていたが、誰もこうした汚職を追及しなかった。
農林水産部門は汚職の巣窟で、灰色の霧が晴れたことがなく、この収賄の名人がオリンピックを控え、一生一代の荒稼ぎに意欲を燃やした。かつて農林大臣として君臨した時は、政府の補助金が最大の役所で、北洋漁業と砂糖を舞台に資金を作り、河野は汚職大臣として有名だった。
選手村や競技場などの施設を始め、高速道路や下水道整備などで、オリンピック準備に関連した事業は、工事規模が一億円を越えると、総ての許可が建設大臣の決裁を必要とした。1962年夏から1964年夏まで、建設大臣を勤めていた河野一郎は、その地位を最大限に活用して、巧妙にワイロをかき集めたお陰で、職権を利用して溜めた金は、数十億円に達すると噂された。
そして、東京大会が開幕する二か月前に、オリンピック担当大臣になり、その地位を利用した最後の仕上げに、東京の伏魔殿に踏み込んだ。札付きの政治家による指揮を受け、利権の草刈り場になった状態で、東京大会は華々しく開幕した。
強引で人目を揮らない犯罪が、政府の上層部を包み込んで、開幕式の祝典を目の前にした時期に、汚職追及が火の手が上がりかけ、国民の反発が盛り上がろうとした。だが、対外イメージの低下を防ぐために、政府が全力を挙げてもみ消し、検察もメディアも沈黙して、汚職の摘発は尻切れトンボで終わった。
 余りにも貪欲で浅ましい姿で、政治家たちが利権漁りに明け暮れ、税金を盗み取ろうとしている様子は、若者の正義感を強く刺激して、そうした祖国の状況に憎悪を感じさせた。そこには贈り与える徳がなく、ただ奪い取る劣悪な精神が渦巻いて、亡国に至る病を感じさせていた。
それに対し、技術者や地方都市の役人は、開会式に間に合うように頑張り、高速道路や新幹線の開通に、寝る間も惜しんで努力しており、オリンピックの開会の日に間に合わせて、自己犠牲の精神で努力を集中した。それは彼らの優れた仲間や上司たちが、戦争で死んだのを目撃して、責任感の強い者から率先して死んだ、尊い事実があったことを思い、生き残った者が彼らの身代わりに、責任を果たそうと考えたのである。・・・」
半世紀だっても同じように、オリンピックが権力者によって利権に使われ、食い荒らされているのだから救いがない。

http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/894.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 「オマエの有り金はいくらだ?正直に白状しろ!」と安倍政権! 

画像補足https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200117-00050268-yom-pol



「オマエの有り金はいくらだ?正直に白状しろ!」と安倍政権!
https://85280384.at.webry.info/202001/article_174.html
2020年01月18日 半歩前へ

 安倍晋三政権は、恐ろしいことを企んだ。国民一人一人の懐に手を突っ込んで「預貯金の額を探り出そう」というのだ。

 何のために、なぜ、オカミがそこまで踏み込んで調べ上げようとするのか? 真の目的はなんだ?

 社会主義国家でもこんな恐ろしいことはしないだろう。

 私の知る限り、世界史に例がない。

 戦時中の日本で戦争に使う弾丸が無くなり、家庭で使っている鍋や釜、はてはお寺の釣り鐘まで供出させたことがあった、と親から聞いた。

 この記事を読んでいて、ふと、そのことを思い出した。

**********************

 高市総務相は17日、マイナンバーと金融機関の預貯金口座を連結する制度の義務化について、財務省と金融庁に検討を要請した。

 安倍政府は、2021年の通常国会での共通番号制度関連法改正を視野に、20年中に具体策をまとめる方針だ。

 個人資産を正確に把握し、脱税や生活保護の不正受給などを防ぐ狙いだ。

 高市氏は「義務化により、相続や災害発生時の預貯金引き出しの負担軽減ができるように検討をお願いした」と述べ、利便性向上にもつなげる考えを示した。 (以上 読売)













http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/895.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 安倍内閣は最低。自分たちの意向を全て官僚の罪にする。(かっちの言い分)
安倍内閣は最低。自分たちの意向を全て官僚の罪にする。
https://31634308.at.webry.info/202001/article_15.html

桜の会の招待名簿、推薦名簿を行政文書ファイル管理簿に記載するのを怠ったということで、幹部6人に厳重注意をしたという。官僚の組織というのは上意下達が原則である。上の意向を勝手にやることはない。今回の桜を見る会の招待、推薦名簿の廃棄、記録管理は誰が考えても官僚が自分だけの考えでやることはない。もし、本当に勝手にやっているとすれば、注意のレベルの罰則では済まない。減給、降格である。

それにしても官僚も哀れである。政治家が悪いことをしても官僚が責任を取る。しかし、見かけ上のことだとわかる。ちゃんとその代わり昇進という代償を払っている。悪いことをする代わりに昇進というご褒美が与えられる。森友事件の佐川然り、山口のレイプ事件をもみ消した中村然りである。政府によって完全に国の規範を崩壊させた。

「桜」幹部6人厳重注意 内閣府、名簿の未記載・削除
https://mainichi.jp/articles/20200118/ddm/041/010/104000c
 毎日新聞2020年1月18日 東京朝刊
 首相主催の「桜を見る会」の招待者名簿、推薦者名簿の管理を巡り、内閣府は17日付で、人事課長経験者の内閣府審議官ら幹部計6人を厳重注意の矯正措置とする処分にした。このうち5人は2011〜17年度に人事課長を務め、招待者名簿を政府の行政文書ファイル管理簿に記載するのを怠った。

http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/896.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 桜名簿、官僚6人の処分は形ばかり+案里の出馬のきっかけは安倍の私怨か+伊方原発で運転差止の仮処分(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/28805674/
2020-01-18 07:46

 最初に、いいニュースを一つ。"^_^"

 広島高裁が17日、四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転を差し止める仮処分を決定をしたというのだ。(・o・)

 この仮処分は、伊方原発が接している瀬戸内海の島に住む3人の山口県民の要求に応じたもの。2017年3月に山口地裁岩国支部は差し止め請求を認めず、高裁に抗告していた。

 広島高裁は、住民が主張していた地震や火山の危険性、活断層の存在などに対して、四国電力の対応が不十分だとして、差し止め請求を認めた。
 
<何か安倍政権になってから、政府よりの判決が多かった感じがあったのだけど。(司法まで安倍官邸の支配下にあるのかという声が出ていたほどで。)去年ぐらいから、チョット風向きが変わりつつあるかも?司法の大きな使命の一つは、権力なき弱者を救うことにあるのだし。今回の判決も、日本の実情を科学的な視点からとらえた上、住民の危険性、不安に配慮しよい判決だと思う。(・・)>

『愛媛県にある四国電力の伊方原発3号機の運転差し止めを求めた仮処分の即時抗告審で、広島高裁は17日、住民側の請求を認めて、運転を認めない仮処分の決定を下した。

 主な争点となったのは、“地震”や“火山”などがどう影響するのか。住民側は、原発付近に大きな断層があり、大地震が発生すれば、甚大な被害が出ると主張。また、約130キロの地点にある阿蘇山が噴火した場合の危険性を主張していた。

 広島高裁の森一岳裁判長は、“地震”について、活断層がある可能性は否定できないとしたうえで、「断層から原発の敷地まで2キロ以内と認められる。四国電力は十分な調査をしないまま、活断層が存在しないとし、原子力規制委員会が問題ないと判断したもので、その過程に、誤りや欠落があったと言わざるを得ない」とした。“火山”については「阿蘇山が最大規模の噴火をした場合、四国電力が想定している噴出量は過小であって、そのような過小な想定を前提とした、原子力規制委員会の判断も不合理である」とした。

 伊方原発3号機は、定期検査のため、先月から運転を停止しているが、仮処分はすぐに効力が生じるため、検査が終了しても稼働できない見通しとなっている。四国電力は「運転停止を命じる決定が出されたことについて極めて遺憾であり、到底承服できるものではない」としている。(ANN20年1月17日)』

『運転差し止めの期間は、同支部で係争中の3号機の運転差し止め訴訟の判決言い渡しまでとした。四国電は不服申し立てをする方針を明らかにした。

 3号機は、19年12月から定期検査に入り、現在は停止中。3月末の送電再開を予定しているが、計画に影響を与えそうだ。(中国新聞20年1月17日)』

 住民側の弁護団事務局長を務める中村覚弁護士は「阪神大震災から25年のこの日に、地震を理由とした決定を裁判所が出してくれた」と感慨を込めていたとのこと。(毎日1.17)

 それこそ日本は活断層だらけで。、どの地域に震度6〜7レベルの震災が起きても不思議はないと言われているのだから。<昨日も南海トラフの地盤がずれていたことが発表されたばかりだし。>

 良識ある司法、行政、立法に関わる人々、何よりできるだけ多くの国民が、脱原発を目指してくれるといいな〜と改めて思ったmewなのである。(**9

 そして、「桜を見る会」の話を・・・

 昨日の記事に書いたように、菅官房長官や内閣府は、ようやく「桜を見る会」の招待者名簿の管理が法違反であったことを認めることに。

 また、今週には、内閣府が国会に提出した推薦名簿の一部(「閣総」=「内閣官房内閣総務官室総理大臣官邸事務所」)の文字を勝手に消したことが判明した。

 mewは、これらの違法行為が判明した以上、少なくとも内閣官房TOPの菅官房長官は責任をとって辞職すべきではないかと。「桜を見る会」の前夜祭や招待者に関して様々な問題、疑惑のある内閣TOPの安倍首相も、辞めてもいいのではないかと思うのであるが。

 内閣府は17日、首相主催の「桜を見る会」に関する文書を公文書管理法などに違反して不適切に取り扱ったとして、歴代の人事課長6人を処分したとのこと。

 ネット・ニュースのタイトルに「6人を処分」とあったので、「お〜っ」と思いながら見てみたら、全員、厳重注意処分を受けるにとどまっており、「は〜(sigh)」という感じだった。_(_^_)_、<これは公務員の処分6段階の中で、一番軽いものだ。>

 安倍内閣は、これで招待者名簿に関する調査や処分が終わったとして、早く幕引きをはかりたいのだろうけど。そうは行くまい。(・・)

『歴代人事課長6人を厳重注意 「桜」文書の不適切管理 内閣府

 内閣府は17日、首相主催の「桜を見る会」に関する文書を公文書管理法などに違反して不適切に取り扱ったとして、歴代の人事課長6人を厳重注意処分とした。

 これを受け、6人は今夏の賞与も減額される。

 野党は20日召集の通常国会で、「桜を見る会」の問題を引き続き追及する方針。安倍政権としては、召集前に一定のけじめを付ける必要があると判断したとみられる。

 処分を受けたのは、現職の吉岡秀弥人事課長のほか、いずれも元人事課長で内閣府の田和宏内閣府審議官、井野靖久経済社会総合研究所長、小野田壮賞勲局長、嶋田裕光政策統括官、野村裕経済社会総合研究所総括政策研究官。

 内閣府によると、吉岡氏は昨年11月に「桜を見る会」の推薦者名簿を国会に提出した際、推薦部局欄にあった「内閣官房内閣総務官室」との記載を白塗りで消していた。内閣府は「極めて不適切」と処分理由を説明している。

 内閣府は公文書管理法などに違反し、2011〜17年分の招待者名簿を行政文書ファイル管理簿や廃棄簿に記載していなかった。田和氏ら5人は当時、名簿の管理責任者だった。(時事通信20年1月27日)』 

* * * * *

 また菅長官は、内閣府が「わからない。記憶にない」と説明しながら、実は昨年12月から管理簿への未記載などを把握していたと発表した。<「自分は報告を受けていなかった」とも。(-_-;)>

『菅官房長官は午後の記者会見で、内閣府の担当部署が管理簿への未記載を把握したのは先月17日だったことを明らかにしたうえで、「私が公文書管理法違反に該当するとの報告を受けたのは今月10日だ」と述べました。

 そのうえで記者団が「内閣府が、すぐに菅官房長官などに報告しなかったのは、行政機関として不適切ではないか」とただしたのに対し、菅官房長官は「内部的に報告すべきだった」と述べ、問題を把握した時点で速やかに報告すべきだったという認識を示しました。(NHK20年1月17日)』

 蓮舫氏が、このように怒っていたのだが。官邸もグルになっての隠蔽作戦だった可能性は否定できないと思う。

『国会答弁で内閣官房の推薦者名簿は全部廃棄したと、衆議院でも参議院でも言った翌日に、院に提出していた資料ですから、そこに内閣官房の推薦者名簿が残っていたら、答弁がうそだった、虚偽だったということが明らかになるから消したとしか思えない」(立憲民主党 蓮舫 参院議員)
(TBS20年1月16日)』

 最後に、公選法違反で地検の捜査を受けている河井夫妻の話を・・・。

 広島地検は15日に、自民党の河井克行衆院議員(前法務大臣)、妻の案里参院議員の事務所などを、公選法違反の容疑で捜索。

 また秘書などの自宅を捜索したり、克行氏の元秘書を含め、妻の選挙に関わった秘書に一斉に事情聴取を行なったという報道も出ていた。

 広島地検も、ここまで動いた以上、立件しないわけには行かないだろう。(・・)

 ただ、20日に通常国会が始まれば、現職議員は不逮捕特権があるので、河井夫妻を逮捕しにくくなる。2ヶ月以上も雲隠れしていた河井夫妻が、15日には東京に出て来ていて<妻はまだ「適応障害」の疾病中だというのに?>、20日からの国会に出席する意向を示していたのも、不逮捕特権を意識してのことかも知れない。^^;

 まあ、別に夫妻を逮捕しなくても、捜査を続けて起訴をすることはできるし。秘書が有罪になれば、連座制によって、当選が無効になるのだけど・・・。

 もし広島地検が、河井夫妻を逮捕をするために不逮捕特権の例外となる「院の許諾」を求めた場合、果たして多数を握って決定権がある安倍自民党は、どのように対応するのか。mewは、その点にも注目している。

* * * * *

 というのも、河井克行氏はもともと菅長官の側近で、安倍首相とも懇意の仲だし。それもあってか、安倍・菅氏らの官邸サイドは、昨年の参院選で、かなり強引に妻の案里氏に出馬をさせたからだ。(@@)

 参院選の広島選挙区には、もともと自民党の溝手顕正氏、無所属(国民党)の森本真治氏の2人の現職議員がいて、次の参院選もこの2人で決まりだと見られていた。

 しかし、安倍自民党は、2人区の選挙区で勝ち目のあるところは、2人の候補を立てるべきだという党の方針を強調して、県連や溝手氏らの反対を押し切って、河井案里氏の擁立を決めたのであるが。

 実は、そこまで強引に2人めの候補を立てたのは、安倍氏や菅氏が、溝手氏を好んでいなかったからだ。<安倍氏は、かつて恩を感じたお友達はずっと大切にするが、かつて嫌悪感や恨みを覚えた人は、どんどん排除するのよね。^^;>

『「県連の反対を押し切って、官邸主導で2人目の擁立を決めたのは、溝手さんへの嫌がらせとしか思えない。2007年の参院選で惨敗した安倍総理が続投にこだわった時に、防災担当相だった溝手さんが公然と批判したことや、野党時代にも『もう過去の人』とこき下ろされた恨みを総理は忘れていない。本来なら溝手さんには参院議長の道があったのに、それも総理の反対で実現しませんでした」(岸田派議員)(日刊ゲンダイ19年7月10日)』

<『2012年2月25日の読売テレビの番組で、早期の話し合い解散を主張した安倍晋三元首相[15] について、「もう過去の人だ。主導権を取ろうと発言したのだろうが、執行部の中にそういう話はない」と述べ、不快感を示した。』wikipediaより>

 参院選中には、安倍首相&菅長官も、現地で応援。(一応、溝手氏の応援もしたらしいけど。)自民党の広島県連や支持団体が分裂する中、河井陣営にかなり肩入れしていたと言われている。^^;<河井氏らも期待に応えて、何とか当選したいと、優秀なスタッフ集めに力を入れていたとの話も。>

 その結果、森本真治氏が1位で当選。自民2名で票が割れる中、河井案里氏が2位になって初当選。参院で当選5回(30年)を続けていた溝手氏は、2位の河井氏と少差ながら落選することになったのである。_(。。)_

 そのような経緯を考えると、安倍・菅の官邸サイドは河井氏を擁護したいところであるのだが。

 自民党の議員の中には、河井夫妻を強く批判している人が少なくないことから、官邸の対応の仕方によっては、安倍、菅コンビの方にも非難の目が向けられるおそれがあるのではないかな〜(期待込み)と思うmewなのだった。(@_@。

 THANKS



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記事 [政治・選挙・NHK268] 伊方原発差し止め命令が示す裁判所良心のともしび(植草一秀の『知られざる真実』)
伊方原発差し止め命令が示す裁判所良心のともしび
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2020/01/post-a3b544.html
2020年1月18日 植草一秀の『知られざる真実』


愛媛県の四国電力伊方原発3号機について、1月18日、広島高裁が運転を当面認めない決定を示した。

日本の司法に残されているかすかな良心が機能した。

裁判所判断は裁判官の属性によって方向が変わる。

2009年から2011年にかけて日本を揺るがした小沢一郎衆議院議員の政治資金管理団体を巡る政治資金規正法違反疑惑事案でも、東京高裁の小川正持裁判官と飯田喜信裁判官との間でまったく異なる判断が示された。

この問題については元検事で弁護士の郷原信郎氏が詳細な解説を公開されている。

「「刑事裁判の絶対権力者」による「ざまあ見ろ」判決の傲慢」
https://bit.ly/3ag7nNf

石川知裕元衆議院議員などを有罪とした東京地裁の登石郁郎裁判官、東京高裁の飯田喜信裁判官の判断は失当と言うほかない。

裁判所が政治権力の手先になっている典型的な事例である。

したがって、裁判所の判断を絶対視しないことが重要だ。

裁判所が有罪の判断を示しても無実潔白のことは数多く存在し、裁判所が無罪としても実は無実ではないことも数多く存在する。

裁判所の判断を「ひとつの判断」として受け止める、「裁判所判断の相対化」が重要だ。

今回、広島高裁が伊方原発の運転差し止めを命じる判断を示した。

「法と良心に基づく」適正な判断であるが、この判断がいつ覆されるか分からない。

裁判官の人事権は内閣に握られている。

内閣総理大臣が権力を濫用する者であるときには、裁判所判断が著しく歪められる。

今後の動向に十分な警戒が必要だ。

裁判所が政治権力の意向に反する判断を示す場合には傾聴が必要だ。

裁判官の人事権を内閣が握っている。

裁判官が政治権力の意向に反する判断を示す場合には、それなりのたしかな根拠と決意があると考えられる。

裁判官が自分の利益だけを考えるなら、政治権力の意向に反する判断を示さないだろう。

我が身のリスクを冒して政治権力の意向に反する判断を示すには、重大な決意と強い根拠があると捉えるべきである。

伊方原発の運転差し止めを命じる決定を示した広島高裁の森一岳裁判長は65歳での定年退官を控えている。

これも「法と良心に基づく適正な司法判断」が示される上で好都合な事情であったのかも知れない。

森一岳裁判長は、「原発のすぐ近くに活断層がないとは言い切れず、地震対策に誤りがある」、「火山噴火への備えも想定が小さすぎる」と判断した。

福島第一原発の事故を受けた新規制基準に沿って進められている電力会社の安全対策、およびそれを認めてきた原子力規制委員会の判断に疑問を突きつけた。

山口県内の住民が運転差し止めを求めたことについて、山口地裁岩国支部は昨年春にこれを却下した。

住民は即時抗告し、今回、広島高裁が申し立てを認める判断を示した。

この決定に対して四国電力は不服申し立てをする方針を明らかにした。

伊方原発3号機に対しては、2017年12月に広島高裁が阿蘇山での数万年に一度起こる巨大噴火「破局的噴火」のリスクを理由に運転差し止めを命じたことがある。

火砕流が原発に到達するリスクを指摘し、新規制基準に合格させた規制委の判断を不合理とした。

しかし、2018年9月の異議審で同高裁が一転して運転を認めた。

今回も異議が申し立てられ、広島高裁が別の裁判官によって判断が覆えされる可能性がある。

2014年に福井県の関西電力大飯原発3、4号機運転差し止めを命じた樋口英明元福井地裁裁判長が、「原発を審理する裁判官に与える心理的影響はものすごく大きい」と語ったと朝日新聞が報じている。

樋口氏は今回の決定について

「再稼働を認める判断が続いているにもかかわらず、活断層と火山の両方で原発を止める判断を下した影響は大きい。

原子力規制委員会の判断が原発の安全性を確保する内容になっているか、踏み込んで判断した。

前例主義に終止符を打った」

と評価し、差し止めを命じた森一岳裁判長について

「前例主義にとらわれず事件と率直に謙虚に向き合い、自分の頭で考える裁判官だ」

と話したと朝日新聞が報じている。

良質な裁判官がわずかながらも存在していることは吉報だが、裁判所の最終判断は政治権力によって歪められることが多い。

原発稼働を推進する政治そのものを刷新することが必要不可欠になっている。



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記事 [政治・選挙・NHK268] 仲介役のはずが…ポンペオ米国務長官に無視された安倍首相 トランプvsイラン 狂気の泥仕合(日刊ゲンダイ)
  


仲介役のはずが…ポンペオ米国務長官に無視された安倍首相 トランプvsイラン 狂気の泥仕合
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/267721
2020/01/18 日刊ゲンダイ


UAEのムハンマド皇太子(右)と握手(C)ロイター

 トランプ大統領がイランとの核合意を一方的に破棄して強硬姿勢を見せたため、ヨーロッパ各国はアメリカと一線を画す対応を取り始めている。人の言うことを聞かず「トランプ・ワールドには3種類の人間しかいない」と豪語するトランプ大統領である。

「3種類」とは何か?

「第1は自分と身内。第2は部下や使用人。第3は敵」というから、まさに「トランプ・ファースト」だ。彼は自国の諜報機関も信用せず、CIAやNSAの専門家を「学校に戻って勉強し直せ!」と罵倒を繰り返したほどだ。

 そんな身勝手な人物にヨーロッパの指導者は背を向け始めている。ソレイマニ司令官の暗殺では珍しく足並みを揃えてアメリカの横暴に反発。「イランも問題だが、トランプはもっと問題だ」との共通認識に至った。

 そのためヨーロッパ連合(EU)のボレル外相はイランのザリフ外相をブリュッセルに招き、ソレイマニ司令官暗殺後の対応を協議した。実はザリフ外相はイラン問題を討議する国連の場に出向こうとしたが、アメリカはビザ発給を拒否。ザリフ外相がニューヨークを訪問できなかったという経緯がある。これがトランプ政権のやり方だ。

 こうしたトランプ大統領にドイツもフランスも手を焼いている。アメリカに拠点を構える「ドイツ・マーシャル・ファンド」のコレット上級顧問はこう言っている。

「ヨーロッパはトランプ大統領に愛想を尽かしている。アメリカ軍が中東から撤退しても、トランプ大統領が要求するようにヨーロッパが穴埋めをする保証はない」

 核合意からの離脱で導火線に火をつけながら、そのツケをヨーロッパに回すトランプ流には同意できないというわけだ。

 ソレイマニ司令官の暗殺直後、ポンペオ国務長官は「電話外交」に終始した。ヨーロッパやアジアからの孤立を避けるため、司令官の殺害に至った経緯を説明しようとしたのだ。彼は中国をはじめイギリス、ドイツなど十数カ国と国連の責任者に電話をかけまくり、各国に応分の責任分担を求めた。ところが日本はまったく無視されてしまった。あれだけアメリカとイランの仲介役を要請していながら、日本は蚊帳の外というわけだ。

本気ならイランを訪問すべき

 にもかかわらず、安倍首相は11日から15日までサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、オマーン3カ国を歴訪した。日本らしい「平和外交」だというが、もし本気でイランとアメリカの仲介役を果たす覚悟があれば、今こそイランを訪問すべきであろう。それをせず、何ら切り札もなく、周辺国を夫人同伴でなぞるような姿勢では、アメリカからもイランからも信頼を失うだけだ。(つづく)

(国際政治経済学者・浜田和幸)













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記事 [政治・選挙・NHK268] <やらせた方に処分が無いのがおかしい!>歴代人事課長6人を厳重注意 「桜」文書の不適切管理 内閣府<トカゲの尻尾切り!> 








歴代人事課長6人を厳重注意 「桜」文書の不適切管理 内閣府
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200117-00000120-jij-pol
1/17(金) 18:43配信 時事通信

 内閣府は17日、首相主催の「桜を見る会」に関する文書を公文書管理法などに違反して不適切に取り扱ったとして、歴代の人事課長6人を厳重注意処分とした。

 これを受け、6人は今夏の賞与も減額される。

 野党は20日召集の通常国会で、「桜を見る会」の問題を引き続き追及する方針。安倍政権としては、召集前に一定のけじめを付ける必要があると判断したとみられる。

 処分を受けたのは、現職の吉岡秀弥人事課長のほか、いずれも元人事課長で内閣府の田和宏内閣府審議官、井野靖久経済社会総合研究所長、小野田壮賞勲局長、嶋田裕光政策統括官、野村裕経済社会総合研究所総括政策研究官。

 内閣府によると、吉岡氏は昨年11月に「桜を見る会」の推薦者名簿を国会に提出した際、推薦部局欄にあった「内閣官房内閣総務官室」との記載を白塗りで消していた。内閣府は「極めて不適切」と処分理由を説明している。

 内閣府は公文書管理法などに違反し、2011〜17年分の招待者名簿を行政文書ファイル管理簿や廃棄簿に記載していなかった。田和氏ら5人は当時、名簿の管理責任者だった。 










http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/900.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 立憲・国民合流問題 枝野代表が20日で打ち切る考え 



立憲・国民合流問題 枝野代表が20日で打ち切る考え
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20200118-00000015-ann-pol
1/18(土) 11:20配信 ANN



 立憲民主党の枝野代表は国民民主党が通常国会が召集される20日に合流の方針を決めなければ、協議を打ち切る考えを改めて示しました。

 立憲民主党・枝野代表:「一つの政党になるということについてはこの間、少なくとも私どもとしてはなし得る可能なすべてのことを提示しています。それで難しいようであれば国会も始まりますので、違う道を選ぶべきだというふうに我々は結論を出しています」

 国民民主党は20日、立憲民主党との合流を巡って議員総会を開きます。枝野代表はこの会合で結論が出なければ協議を打ち切る方針です。ただ、国民民主党は合流に積極的なグループと反対するグループの2つに事実上、分裂している状態で、結論は見送られる公算が高まっています。














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