NTDTVJP
2019/11/24
北京市で #ペスト 患者2人が見つかったことが報じられた後、当局はこの件に関するメディアの報道と民間の情報の統制を始めました。11月18日にある北京市民が、北京で見つかった感染者は、当局が発表した2人だけではないと吐露しています。また内モンゴルでは新たな腺ペスト患者が見つかりました。
11月18日、匿名の北京市民が新唐人テレビに対し、北京市で発生したペスト罹患者(りかんしゃ )の数は政府発表の2例だけではないと明かしました。
匿名の北京市民
「私は北京市民で、北京宣武医院で働いている学友にあの(ペストの)件で電話をかけ、まず(感染者数は)政府が発表した2例だけなのかと尋ねてみた。すると彼は、病院にはかん口令が敷かれているが、実際は6例のはずだと答えた。だがこの件は外部に漏れないよう数日前から口止めされている。SARSの流行当時と同じように、まずはこの件を多くの人に知らせたくないのだ」
11月12日、北京朝陽医院で内モンゴルからきた患者2人の肺ペスト罹患が確認されてから、インターネットで北京児童医院と宣武医院でもペストを思わせる症状の患者がいるとの情報が流れました。しかし北京市当局は直ちに「北京市で新たなペスト患者は出ていない」と発表してこれを否定し、同日さらにメディアが宣武医院の写真を掲載して、すべての診察は正常に行われていると報じました。