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2019年9月15日00時30分 〜
記事 [政治・選挙・NHK265] <れいわが始まる 山本太郎 全国ツアー>スケジュール変更!!開催地拡大!!<第一弾・北海道>




街頭演説・イベントスケジュール
https://v.reiwa-shinsengumi.com/schedule/
2019年9月14日 れいわ新選組


※画像クリック拡大

※注目!スケジュール変更!!!※

れいわが始まる 山本太郎 全国ツアー

【第一弾・北海道】
9月18日(水)〜9月28日(土)

北海道ツアーで、足を運ぶ場所を追加することに伴い、
スケジュールが大幅変更となります。

なお、国会情勢などの動きによりスケジュールが急遽変更・中止となることも予めご了承ください。

<ツアースケジュール(予定)>

9月18日(水)【利尻島】
ポスター貼り 14:30
利尻富士町総合交流促進施設「りぷら」前集合

9月19日(木)【礼文島→稚内】
@ポスター貼り 11:00
香深港フェリーターミナルエブリイマート前集合
Aおしゃべり会 19:30
稚内総合文化センター会議室A

9月20日(金)【網走】
@ポスター貼り 15:30 
ケンタッキーフライドチキン網走店前集合
Aおしゃべり会 18:30
オホーツク・文化交流センター会議室A

9月21日(土)【釧路】
★街頭記者会見 14:00
釧路駅南口

9月22日(日)【釧路】
ポスター貼り 13:00
セブンイレブン釧路寿町店前集合

9月23日(月)【根室】
@ポスター貼り 14:00 
セブンイレブン根室大正町店前集合
Aおしゃべり会 18:30 
根室市総合文化会館第2講座室

9月24日(火)【札幌】
★街頭記者会見 18:30 
札幌駅南口広場

9月25日(水)【旭川】
★街頭記者会見 18:30 
旭川駅南口広場

9月26日(木)【旭川】
ポスター貼り 13:00
ローソン神楽2条店前集合

9月27日(金)【帯広】
★街頭記者会見 17:00
帯広駅北口

9月28日(土)【帯広】
ポスター貼り 10:00
ローソン帯広西2条南十六丁目店前集合

【注意事項】
@ ポスター貼りにご参加の方は、掲載時刻通りに集合お願いします。歩きやすい服でお越しください。スタッフと1軒1軒お宅を訪問し、ポスター掲示依頼をします。
A おしゃべり会は、ご家族、お友達などお誘いあわせの上お越しください。告知にご協力ください。

★街頭記者会見にご協力いただける方は、掲載時刻2時間前に現地集合でお願いします。機材設営のお手伝い、物販・寄附ブースの準備などにお力を貸してください。

ツアー訪問先の地域の皆様、ぜひお力を貸してください!

ご協力いただける方は、okada@taro-yamamoto.jp (担当:岡田) までご連絡ください。
(特に、稚内・根室・網走の方、お願いいたします)

なお、党本部となる新たな場所で、9月17日(火)に事務所開きを行う予定です。場所は東京・赤坂見附になります。
詳細は追ってお知らせいたします。

ここに掲載している情報は最新ではない可能性がございます。お出かけ前に各Twitterをご確認いただけますようお願いいたします。










http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/540.html

記事 [政治・選挙・NHK265] 危険な本性見せた安倍政権 萩生田文科相という挑戦人事 クビを取らなければいつか来た道へ一直線(日刊ゲンダイ) 



危険な本性見せた安倍政権 萩生田文科相という挑戦人事
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/261855
2019/09/14 日刊ゲンダイ 文字起こし


よりによって(C)ロイター

 内閣支持率は55・4%で、前回から5・1ポイント増。内閣改造を「評価する」は50・9%で、「評価しない」の31・4%を上回った――。共同通信の世論調査の結果には改めてメディアの罪深さを痛感する。今回の組閣の本質をまるで伝えようとしないからだ。

 本質とは憲政史上最悪の“極右お友達”内閣。ロクでもない組閣は突っ込みどころ満載だが、看過できないのはゴリゴリの「歴史修正主義者」の抜擢人事だ。中でも驚愕は萩生田光一衆院議員の初入閣。よりによって文科相に起用するなんて、萩生田の危なすぎる本性と過去を知れば正常な神経なら、とてもじゃないができっこない。

 萩生田が安倍首相の「側近中の側近」で、加計疑惑のキーマンだとは大メディアもさすがに報じてはいる。加計学園の獣医学部新設を巡るライバル「京都産業大外し」で、萩生田が〈広域的に〉〈限り〉の文言を加えるよう内閣府に指示したと、文科省の公開メールで名指しされた。「10/21萩生田副長官ご発言概要」と題した文科省の内部文書でも、〈官邸は絶対やると言っている〉〈総理は「平成30年4月開学」とおしりを切っていた〉と文科省に伝えたことが記されていた。

 本人は関与を全面否定するが、萩生田は落選中に加計学園傘下の千葉科学大客員教授を務め、報酬を得ていた。その上、自身のブログに安倍、加計孝太郎理事長と3人でバーベキューを楽しむ写真を掲載していたクセに、安倍と加計氏の友人関係すら知らなかったとシラを切った。度肝を抜かれる厚顔ぶりだ。

教育勅語を事務所に飾る歴史観のゆがみ

 自分の最側近として文科省に圧力をかけた疑惑の人物を、あろうことか文科相に就けるとは、安倍の神経は完全にイカれている。

「あえてこのポストに就けたのは、安倍首相の勝手な加計疑惑終結宣言です」と指摘するのは、元文科官僚で京都造形芸術大客員教授の寺脇研氏だ。こう続ける。

「就任会見で萩生田氏は『私の名前を使って省内の調整を図った人たちがいたのだろう、と当時の(文科)副大臣たちから報告を受けた』と新たに説明しましたが、当時の文科省内に萩生田氏の名を借りてまで、加計学園の獣医学部創設を推進したがった人はいません。むしろ、担当局長以下は全員、行政がゆがめられると感じていた、と当時の次官だった前川喜平氏が証言しています。文科省に責任をなすりつけるヒドイ言い訳です」

 輪をかけて大きな問題は萩生田の歴史認識だ。この点をメディアはちっとも伝えない。前川氏は10日、自身のツイッターに〈彼の議員会館の事務職(所=原文ママ)には、教育勅語の大きな掛軸が掛けてあった〉と投稿したが、萩生田は戦前回帰を目指す「日本会議」を支援する「日本会議国会議員懇談会」の中心メンバーで、とりわけ関わりが濃い。

 教育勅語を事務所に飾るような、ゆがんだ歴史観に基づき、安倍と一心同体となって歴史教科書を“自虐史観”とあざけり、血道を上げて歴史教育をネジ曲げてきた歴史修正主義者――。

 それがメディアの伝えない萩生田の本性である。


スリーショットにもシラを切り(ブログ「はぎうだ光一の永田町見聞録」から)

教育現場に歴史修正を迫るネトウヨ意識

 2013年に安倍が「伝統、文化の尊重や愛国心、郷土愛について書き込んだ改正教育基本法の精神が生かされていない」と教科書検定をクサすと、その意向に沿って萩生田はフル回転。安倍の指名で自民党「教科書検定の在り方特別部会」の主査に就き、部会を主導した。

 部会は検定でアジア諸国への歴史的配慮を義務付けた「近隣諸国条項」を見直し、「自虐史観に立つなど、多くの教科書に問題となる記述がある」と批判を展開した。

 さらに教科書会社の社長や編集責任者を“召喚”し、南京事件や慰安婦問題などの記述について“尋問”。140分にわたり「南京事件の犠牲者数は事件自体がなかったという説も含めてさまざまある」「慰安婦について、旧日本軍の強制性をうかがわせる表現が強い」などと迫った。

 教科書関係者が「戦争への反省の視点を薄めようとしているのは明らか」と危惧しても、萩生田は「日本ってとんでもない国だという、そういう洗脳教育みたいなのは、もうやめてもらいたい」と、ネトウヨ意識ムキ出しで反論してみせた。

 安倍政権は結局、学習指導要領の解説改定や検定基準の厳格化によって教科書の記述を変え、「近隣諸国条項」を骨抜きにすると、萩生田は朝日新聞の取材に「もう、近隣諸国条項の使命は終わった」と勝ち誇った。

 萩生田は文科省の科学研究費助成事業も標的に据える。政権に批判的な大学教授や徴用工問題の研究にも支給されているという、自民党の杉田水脈衆院議員やジャーナリストの桜井よしこ氏らのバッシングに便乗。フリーライターの加藤直樹氏のフェイスブックによると、萩生田は日本会議系のパーティーで「日本をおとしめる研究に科研費を与えるのは問題だ」とあいさつしたという。

クビを取らなければいつか来た道へ一直線

 いずれ科研費も大臣の恣意的な判断で支給されるようになり、教育現場に歴史修正主義を押しつけかねない。前出の寺脇研氏はこう言った。

「文科省の大臣室には長年、森有礼初代文部相の『自警』の書が飾られています。教育行政の大権を有する責任は重く、私情を挟むことを戒める意味が込められた書です。萩生田氏はその書を教育勅語に掛け直すのではないかと心配になります。また、今回の組閣では文科副大臣2人のうち1人を内閣府副大臣と兼務させた。安倍政権は内閣府に大学改革担当室を設置。官邸主導で教育行政を牛耳り、『スゴイぞ日本』教育に染め上げる狙いでしょう。その先兵役として文科相に据えたのが、萩生田氏なのです」

 今年の萩生田は安倍の意をくみ、改憲まっしぐら。野党無視の「ワイルドな憲法審査」、大島理森衆院議長を巡る「有力な方を議長に置いて、憲法改正シフトを国会が行っていくことは極めて大事」と暴言、放言を連発している。

 メディアにも平気で圧力を加える。14年末の総選挙直前に安倍が生出演した「NEWS23」で街頭インタビュー内容にキレると、2日後に当時、自民党筆頭副幹事長として在京キー局に「選挙報道の公平中立」を求める恫喝文書を送りつけた。

 安倍にシッポふりふりの危険な腰巾着が教育行政を担う狂気をメディアはなぜ伝えないのか。安倍の「挑戦」の真意を記事にしなければ、内閣改造への好感も当然だ。

「安倍首相は批判は覚悟の上で、イタチの最後っ屁とばかりに本性をあらわにした印象です。13年12月の靖国参拝以降、欧米メディアに歴史修正主義者と非難され、鳴りを潜めましたが、開き直って改憲と共に歴史修正にも『挑戦』するのでしょう。野党もここが正念場です。萩生田氏を徹底追及し、絶対にクビを取る覚悟でなければ戦後体制はひっくり返り、この国はいつか来た道へと一変しかねません」(法大名誉教授・五十嵐仁氏=政治学)

 国民も安倍の最後の挑戦状を決意を持って受け止めなければダメだ。










http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/541.html

記事 [政治・選挙・NHK265] 「怒りや憎しみで何を解決できるの」浅草でフリーハグをした韓国人女性の思い

「怒りや憎しみで何を解決できるの」浅草でフリーハグをした韓国人女性の思い


9/14(土) 20:44配信

BuzzFeed Japan


「怒りや憎しみで何を解決できるの」浅草でフリーハグをした韓国人女性の思い


フリーハグを行なったスヨンさん (画像)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190914-00010000-bfjc-soci.view-000

浅草で日韓友好のためにフリーハグをした1人の韓国人女性がいる。

昨年9月から日本にワーキングホリデーで滞在していた、スヨンさん(25)だ。

フリーハグ動画「日韓関係最悪でも韓国人がフリーハグをしてみた」
https://www.youtube.com/watch?v=w-0aY2Y_diY

動画は、このようなスヨンさんの思いで始まる。

「最近の韓国では、日韓友好を声に出して言えない雰囲気が漂っています。でも、私はそんな雰囲気を変えたい。今私たちが感じている怒りや憎しみで何を解決できるでしょうか?」

スヨンさんに、日韓友好やフリーハグにかける思いを聞いた。【冨田すみれ子/ BuzzFeed Japan】


「こんな状況なのにありがとう」


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190914-00010000-bfjc-soci.view-001
多くの人がフリーハグに応じた (画像)

8月、スヨンさんは韓国の伝統衣装を身につけ「私は韓国人です。一緒にハグしませんか」「Free Hugs みんな大好き」と書かれた紙を持って、浅草の路上に立った。

フリーハグをするために、韓国・大邱にある実家からチマチョゴリ(韓服)を郵便で送ってもらったという。その際、両親と話すと、特に父親は「両国関係がこんな状態なのに」と心配し、フリーハグ実行も反対されたという。

日本でも実際に、毎日ニュースや雑誌で嫌韓を煽るような内容が目立っていた。スヨンさんは2015年から日本や韓国で何度もフリーハグをしてきたが、今回はそのような状況もあり「少しは不安だった」。しかし、そのような思いは実際に路上に立つと、消え去った。

多くの人が日韓友好のために笑顔でハグに応じてくれ、「こんな状況なのにありがとう」「危ないのに、気をつけてね」と優しく声をかけてくれたという。
.

日韓の架け橋に

「なんでここまでになってしまったんだろうと悲しく思います。でも、だからこそフリーハグをやろうと思いました」

日韓関係についてスヨンさんはそう、BuzzFeed Newsに語った。

すでに他界しているが、スヨンさんの祖母は日本出身だという。そのような理由もあり、中学の際に必修科目だった第二外国語で日本語の学習を始め、次第に日本が好きなっていった。

大学生では静岡の大学に1年間留学し、その後も日本に戻りたいと思い、昨年9月からワーキングホリデー制度を利用して沖縄・宮古島で働いていた。

現在は、日本の大学院に進学するために、故郷・大邱に戻って勉強しているという。大学院では日韓関係について学び、将来は日韓や東アジアの架け橋となるような仕事をしたいという。

BuzzFeed Japan

「怒りや憎しみで何を解決できるの」浅草でフリーハグをした韓国人女性の思い


心斎橋で行なったフリーハグ (画像)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190914-00010000-bfjc-soci.view-002

「反韓デモ」の隣の通りで実施

スヨンさんは、世界各国でフリーハグをしている日本人男性、桑原功一さんと共に2015年末、京都で初めてフリーハグを行なった。同年は日韓の国交正常化50年の節目だったが、その頃も日韓関係は「過去最悪」と言われていた。それでも、多くの人がハグをしてくれた。

その後もスヨンさんはフリーハグを継続しており、2016年には大阪・心斎橋で、「反韓デモ」の隣の通りで実施。「信頼」を表現するために目隠しをし、ポスターには「私は韓国人です。今日、隣の通りでは、ヘイトデモが行われています。でも私はあなたを信じます」と書いた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190914-00010000-bfjc-soci.view-003
フリーハグをするスヨンさん (画像)

実際にフリーハグで思いが届いた経験

毎回、多くの人がハグをしてくれ、温かい言葉をかけてくれるが、中には歴史や政治について、きつい口調でスヨンさんに言ってくる人もいたという。

一方で、「韓国が嫌い」「反韓」と言ってくる人でも、スヨンさんのフリーハグの活動で歩み寄りをみせてくれた人もいた。ある日本人男性はスヨンさんのハグの動画を見て、スヨンさんにメッセージを送信したという。

メッセージには「私が韓国が大嫌い」と書かれていたが、スヨンさんの活動を応援したいという内容で、その後、スヨンさんがハグを行なった際には、実際に会いに来てくれ、応援の手紙までくれたという。

やはり、男性はまだ韓国政府については好感を持っていないというが、人と人の交流は別だ。今では、スヨンさんは親しみを込めて、その男性を「お父さん」とよんでいるという。

さらに、フリーハグの活動は、スヨンさんのもっと身近な人の考えまで変えた。スヨンさんの両親だ。

スヨンさんによると、両親はもともと、政治や歴史的な問題から「日本が好きではなかった」という。しかし、「危険だ」と反対しながらも、スヨンさんがフリーハグの活動をしたりしている姿を見て、日本に住むスヨンさんに会いに来てくれたりしたという。

国単位で見て、その国が嫌い、その国の人が嫌いという人は「その国の人に会ったことがなかったり、その国の友達がいない人が多いのではないでしょうか。直接会って経験することで変わる人もいます」。スヨンさんは、フリーハグを続ける理由をそう語る。

フリーハグは「一番簡単な平和構築手段」

スヨンさんが登場するフリーハグの動画の多くを撮影したのが、世界各国でフリーハグを続ける、桑原功一さんだ。

今回、浅草で撮影をした桑原さんは、スヨンさんのハグについて「彼女がこうやって行動を起こしてくれることによって、韓国人でも日韓友好を願い行動を起こしている人が実際にいるということを知ってもらいたい」と話す。

桑原さんは「今の日韓関係のニュースを見ていると『韓国人は日本人のことが嫌いなんだな』と日本人はつい思いがちです」と指摘。しかし韓国人であるスヨンさんがハグを路上で行い、その姿を動画を通して見てもらうことで「その誤解を解くことができる一助となるのではないかと思います」とした。

各国でフリーハグを行う桑原さんは、8月、ソウルで行われた「NO安倍」デモでフリーハグを行なった。ハグをした際に置かれたポスターには、韓国語でこう書かれた。

「今、NO安倍集会が行われています。日本では、これが反日デモと報じられ、韓国人全員が日本人を嫌いと思ってしまう人もいます。しかし、私はそうは思いません」

「日本には日韓友好を願う多くの市民がいます。韓国にも日韓友好を望む多くの方がいると思っています。私はみなさんを信じます。みなさんは私を信じてくれますか?もしそうなら、ハグを」

動画には桑原さんをハグする多くの集会参加者の姿が写っている。

桑原さんはフリーハグについてこう話す。

「フリーハグは誰でもできて、今すぐに始められる一番簡単な平和構築手段だと思います。今の世の中、人々を分断するような活動や憎しみを煽るような活動が増えているような気がします」

「 私はどうすれば仲良くなるか、一緒に笑いあえるか、繋がりあえるかを考え、この活動を続けていこうと思います」



http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/542.html

記事 [政治・選挙・NHK265] 電通人形劇団内閣「大臣たち」は「他脳」で動く 
電通人形劇団内閣「大臣たち」は「他脳」で動く
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51975279.html
2019年09月15日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


内閣改造しました
自分は囁く秘書の言う通りに喋る「操り人形大臣」だと 
自覚することが最も大事な「能力」です

そうです バカだから務まるのです

***

原発なんかどうでもいいのです
後ろの言うう通り 前に動くのです

バカしかできなのです ばかばかしくて

みなさんが右翼という「街宣右翼」は星条旗を振ります
理由は「日本を護って下さる」という屁理屈です

これが代表右翼瀬戸氏のブログ抜粋です
右翼・民族派出身者の中でも、デモで星条旗を掲げるのは本当に少ないが、私はそれをやって来ました。
仲間の集会でも私は星条旗を掲げてきた

***

民主主義のネジはバカになり緩んでしまいました
ボルトも腐り朽ちてます

今の日本は「ペンキボロボロ偽装民主主義」です
みなさんが
これをいうと 村八分になりますよ

小泉進次郎氏は米国CIAジャニーズ帰りですから 別格扱いされるのです



http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/543.html

記事 [政治・選挙・NHK265] れいわが始まる 山本太郎 全国ツアー (第一弾・北海道)(かっちの言い分)
れいわが始まる 山本太郎 全国ツアー 【第一弾・北海道】
https://31634308.at.webry.info/201909/article_14.html?1568503702


れいわが始まる。北海道の皆さんは幸せです。多くの心ある道民の方が盛り上げて下さい。北海道にもれいわ議員が生まれるように。
そのためには、共産の協働作業が必要です。


以下は共産党との共同会見の動画です。


れいわの山本太郎氏と共産党との共同会見。



れいわが始まる 山本太郎 全国ツアー
【第一弾・北海道】
9月18日(水)〜9月28日(金)


北海道ツアーで、足を運ぶ場所を追加することに伴い、
スケジュールが大幅変更となります。


なお、国会情勢などの動きによりスケジュールが急遽変更・中止となることも予めご
了承ください。


<ツアースケジュール(予定)>
9月18日(水)【利尻島】
@ポスター貼り 14:30
利尻富士町総合交流促進施設りぷら前集合


9月19日(木)【礼文島→稚内】
@ ポスター貼り 11:00
香深港フェリーターミナルエブリーマート前集合
A おしゃべり会 19:30
稚内総合文化センター会議室A


9月20日(金)【網走】
@ ポスター貼り 15:30 
ケンタッキーフライドチキン網走店前集合
A おしゃべり会 18:30
オホーツク文化交流センター会議室A


9月21日(土)【釧路】
★街頭記者会見 14:00
釧路駅南口


9月22日(日)【釧路】
@ポスター貼り 13:00
セブンイレブン釧路寿町店前集合


9月23日(月)【根室】
@ポスター貼り 14:00 
セブンイレブン根室大正町店前集合
A おしゃべり会 18:30 
根室総合文化会館第2講座室


9月24日(火)【札幌】
★街頭記者会見 18:30 
札幌駅南口広場


9月25日(水)【旭川】
★街頭記者会見 18:30 
旭川駅南口広場


9月26日(木)【旭川】
@ポスター貼り 13:00
ローソン神楽2条店前集合


9月27日(金)【帯広】
★街頭記者会見 17:00
帯広駅北口


9月28日(土)【帯広】
@ポスター貼り 10:00
ローソン帯広西2条南十六丁目店前集合

http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/544.html

記事 [政治・選挙・NHK265] 初入閣に桜田級が4人。2人が早くも問題発言+諫早湾の開門無効を最高裁が破棄。菅も喜ぶ(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/28574450/
2019年 09月 15日 

 安倍第4次内閣に初入閣した議員には、あの失言大王の桜田義孝元五輪担当大臣を次ぐ「桜田級」の大臣が4人もいるという。(@@)

『政府・与党内で言動やスキャンダルを懸念される新閣僚も少なくない。10月から始まる国会審議では、野党の厳しい追及を受けそうだ。

 「『桜田級』が4人もいる。国会が始まると大変だ」。自民党幹部は新閣僚の顔触れについて、昨年10月の改造で初入閣を果たしたものの、今年4月に失言で辞任した桜田義孝元五輪担当相を引き合いに、危機感を募らせた。

 政府内では田中和徳復興相、武田良太国家公安委員長、竹本直一科学技術担当相のイニシャルを取って、「3Tが特に不安」(安倍晋三首相周辺)との声が漏れる。

 田中氏が代表を務める政治団体は、かつて暴力団の関連会社にパーティー券を販売。竹本氏は「(力士は)普通のことがあまりできない」と述べて釈明に追われた。武田氏に対しても「発言が危ない」(党幹部)との見方がある。

 北村誠吾地方創生担当相は11日夜の就任記者会見で、政策に関する質問に「これから勉強する」「前任の大臣から引き継ぎを受けていない」などと返答に窮し、不安な一面を早速のぞかせた。(時事通信19年9月13日)』

* * * * *

 13日、78歳の竹本直一科学技術担当&IT担当大臣が、自身のホームページに関して、早速「???」の発言を行ない、「大丈夫か」というツッコまれる事態になった。^^;

『竹本IT相「なぜロックされているか分からない」 自身の公式HP閲覧不能で

 「なぜロックされているかよく分からない」――。11日の内閣改造で初入閣した竹本直一IT・科学技術担当相(78)が13日の記者会見で、こうぼやいた。自身の事務所公式ホームページが閲覧できない状態が続いていることを受けたもので、「見ようと思っても見られない」(竹本氏)という。

 竹本氏の事務所によると、閲覧不能になったのは数カ月前から。「ツイッターなどで活動報告をしており、問題ない」と判断し放置していたという。

 竹本氏は会見で「事務所のホームページを管理している会社からロックをかけられた状態になっている。早く復旧してくれと言っている」と述べた。(毎日新聞19年9月13日)』

『入閣を機に閲覧を試みた人が多かった模様で、ネット上で竹本氏の年齢と絡めて「IT(情報通信技術)担当相も兼ねているのに大丈夫か」などの書き込みが急増した。事務所は「早急に復旧したい」としている。(毎日新聞19年9月12日)』

* * * * *

 これを受けて、国民党の玉木代表は、国会で竹本氏の資質を追及する考えを示した。

『IT相の資質追及へ=玉木国民代表

 国民民主党の玉木雄一郎代表は13日、竹本直一IT政策担当相の公式ホームページが閲覧できなくなっていることについて「悲劇というか喜劇だ。デジタル社会をつくる日本にとって本当に大丈夫かなと正直思う」と述べ、秋の臨時国会で竹本氏の資質を追及する考えを示した。(時事通信19年9月13日)』

 また14日には、北村誠吾地方創生担当大臣が、地元・長崎のダム建設に関して「誰かが犠牲(になり)、協力して役に立つことで世の中は成り立っている」と発言。反対派の住民から反発を呼びそうだ。

『長崎のダム建設「誰かが犠牲に」 北村創生相発言、住民の反発も

 北村誠吾地方創生担当相は14日、長崎県佐世保市で記者会見し、一部住民が反対している同県川棚町の石木ダム建設計画について、生活の維持のためには住民の犠牲はやむを得ないとの認識を示した。「誰かが犠牲(になり)、協力して役に立つことで世の中は成り立っている」と発言した。

 ダムは1962年に北村氏の地元佐世保市の水不足解消や、川棚町の治水を理由に県などが計画。予定地の土地明け渡し期限が11月に迫っており、反対派住民の反発が強まるのは必至だ。

 会見で北村氏は「人がそれぞれの立場と生き方の中で、自分自身の何かを犠牲にして生きていると思う」と持論を述べた。(共同通信19年9月14日)』

〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜

 相変わらず、長崎では自民党主導の大型事業を何とか実現しようとしているようなのだが・・・。
 その長崎の諫早湾の水門に関して、最高裁がmew的にはいい意味で予想外の判断を行なった。(**)

 国と長崎県は、1950年代に、農地の拡大や水害対策のため、諫早湾に堤防を作り、干拓事業を行なうことを計画。地元の漁業者や住民などが強く反対したものの、1989年になって着工。1997年に、ついに水門を閉じるに至った。

 これに対し、地元の漁業関係者、のりの養殖業者などが、漁業や養殖、自然への影響を訴え提訴。2010年12月に福岡高裁が開門命令を出した。かねてから閉門に反対していた当時の菅直人首相は上告せず、この開門命令が確定したのだが。安倍首相に代わって、国が14年1月、この命令の「無効化」を求めて訴訟を起こし、改めて開門を封じようとしたのである。<開門命令が有効だとされると、国は漁業者に多額の賠償金を払う義務が生じる。^^;>
 
 1審の佐賀地裁は「無効化する事情はない」として国が敗訴。2審は、漁業者が「開門を請求する権利も失われた」と判断し、国に逆転勝訴を言い渡したため、漁業者側が上告していたのだが。

 正直、最近の最高裁を見ていて、「どうせ、今回も国側(というか安倍政権側?)を勝たせるんだろうな〜と思ってたら、国勝訴とした2審・福岡高裁判決を破棄し、審理を同高裁に差し戻したのである。(・o・)

* * * * *

『国営諫早湾干拓事業(長崎県)を巡り、国が漁業者を相手取って潮受け堤防排水門の開門を強制しないよう求めた訴訟の上告審判決が13日、最高裁第2小法廷であった。菅野博之裁判長は、開門を強制できないとして国勝訴とした2審・福岡高裁判決を破棄し、審理を同高裁に差し戻した。

 同事業では、1997年の堤防閉め切り以来、開門を求める漁業者と開門に反対する営農者がそれぞれ国を相手に訴訟を起こし、「開門」と「開門せず」の相反する司法判断が並び立つ「ねじれ状態」となっている。この日の判決は、司法判断が「開門せず」に統一されるかが焦点だったが、審理が差し戻されたため、法廷闘争はさらに長期化する見通し。
 今回の訴訟は、2010年12月にいったん確定した開門命令について、確定判決後に事情が変わったとして、国が14年1月、「無効化」を求めて起こした。

 同年12月の1審・佐賀地裁は「無効化する事情はない」として国敗訴とした。一方、昨年7月の2審判決は、漁業者が開門を求めた当時の漁業権の免許が切れ、「開門を請求する権利も失われた」と判断し、国に逆転勝訴を言い渡したため、漁業者側が上告していた。

 国は、確定した開門命令に基づき、開門まで漁業者らに1日90万円の制裁金を支払う義務を負っており、これまでに支払った総額は10億円以上となっている。(読売オンライン19年9月13日)』

 この裁判の報告集会には、当時、開門命令を受けた菅直人氏元首相が、しっかり駆けつけていたとようだ。<このように政策的に筋を通すところは、いいと思うのよね。>

『最高裁判決は「差し戻し」 諫早湾開門訴訟ねじれ解消ならず

 排水門の開放をめぐり長年争われた諫早湾の法廷闘争が最終局面を迎えましたが、開門するのか、しないのか、結論は先送りとなりました。

 諫早湾干拓の潮受堤防の開門を命じた確定判決の“無効化”をめぐり争われている裁判の上告審が13日開かれ、最高裁判所は、福岡高裁に差し戻し、審理をやり直す判断を下しました。

 注目の判決を前に、最高裁の前には多くの開門派の漁業者や支援者が集まりました。

 佐賀県の漁業者 平方 宣清 さん 「多くの生き物が死にました。国も認めない、裁判所も認めないということになったら、本当に私たちの訴えるところはどこにあるのか」

 1997年、「ギロチン」と呼ばれた全長約7キロの堤防で閉め切り大規模な農地をつくった諫早湾干拓事業。

 しかし、その後漁業者が漁業不振を理由に開門を求めた一方、農業者は、農地に塩害などの恐れがあるとして開門に反対して裁判を起こし、「開門」と「開門を禁じる」相反する2つの司法判断が出され、法廷闘争は長期化しています。

 13日、最高裁で開かれた裁判は、2010年に開門を命じた福岡高裁の確定判決に従わない国が、開門を強制しないよう求めた「請求異議訴訟」の上告審です。

 ことし7月、最高裁は口頭弁論を開き、開門派と国側それぞれの主張を聞いていて、13日、最高裁の第2小法廷は、福岡高裁に差し戻して審理をやり直す判決を下しました。

 開門派 馬奈木 昭雄 弁護団長 「かろうじて司法の信頼が保たれたと評価している。10年で(漁業権の)権利が消滅することはない。開門の権利はあると判決は明言している」

 漁業者 島原市 中田 猶喜 さん「がっかりして帰らなくていいから、ともかく、きょうは良かった。ここでその方向性を示してほしかった。有明海の再生のためにはどういう方法がとれるのかを」

 報告集会には、2010年に福岡高裁で「開門」の判決が確定した当時の総理大臣、菅直人さんも駆けつけました。

 開門派を支援する 菅 直人 元首相 「ある意味、当然の判決ではないかと感じている」

 一方、「開門」しないよう求めていた農業者は。

 干拓地で農業を営む 笹田 栄一 さん 「私達が入るときに「開門しない」ということで入っていますんで、それがまたずっと何年になるか、はっきり決めてほしい。もちろん開門しないということ私達は願っているし、そう思っている」(テレビ長崎19年9月13日)』

 既に干拓地で農業を行なっている人もいることから、現在の状況の判断、利益衡量などの面で難しい部分もあるとは思うけど。

 そもそもこの件も、ずっと国政を支配していた自民党政権が(政官財+地方で癒着して、大型工事による利益の分配を続けて来た自民党政権が)、1980年代にはもう干拓事業は必要なくなっていた上、予算も不足していたのに、もう引き返せないと過去の計画を強引に実行に移したことに問題があるわけで・・・。

 諫早湾及びその周辺の地域・海域の自然の保護のためにも、今後、また自民党政権による不要な大型事業計画のゴリ押しを防ぐためにも、何とか開門にこぎつけて欲しいと願っているmewなのだった。(@@)

  THANKS



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記事 [政治・選挙・NHK265] 河野太郎は防衛相の横滑りに「格下げだ」と難色示し抵抗(日刊ゲンダイ)



河野太郎は防衛相の横滑りに「格下げだ」と難色示し抵抗
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/261858
2019/09/15 日刊ゲンダイ


河野太郎防衛相(C)ロイター

河野太郎(防衛大臣・神奈川15区・当選8回・56歳)

 経済再生相だった茂木が、日米貿易交渉「大枠合意」の“ご褒美”で希望していた外相に横滑りし、河野は玉突きで押し出された。当初、党務か閥務という話もあったが、閣内残留は「対韓外交で強硬な河野が大臣を外れるのは、韓国に誤ったメッセージを送ることになる」のが理由とされる。

「外相を続けたかった河野さんが、『防衛相への横滑りは格下げだ』と難色を示して抵抗したため、菅官房長官が説得したそうです」(自民党関係者)

 外相に執着したのは、好きなだけ外遊できるからだろう。たいした成果がなく「スタンプラリー」と揶揄されても、どこ吹く風。2年間の訪問先は延べ122カ国・地域に上り、チャーター機代の今年度予算は昨年度の6倍(4億2000万円)にまで膨らんだ。

 それでもチャーター機では不満らしく、退任直前の会見で、“おねだり”し続けてきた外相専用機について、「来年の概算要求に入れられなかったのは心残りだ」と未練タラタラだった。

●ハト派は誤解

 1963年、神奈川県生まれ。米ジョージタウン大卒業後、86年に富士ゼロックス入社。日本端子へ再就職した後、96年に初当選。家族は妻と長男。祖父は河野一郎元副総理、父親は洋平元衆院議長という3世議員だ。

 父・洋平がハト派だったため“誤解”されるが、本人は1回生の時に「安倍さんの集団的自衛権論に賛成します」と安倍事務所を訪ねている。

●変節漢

 脱原発を掲げたり、外務省を「害務省」と批判するなど、かつての歯に衣着せぬ発言を、閣僚に起用されるにつれ封印。「ポスト安倍」を意識し、すっかり変節した。

 13日の会見でも、「脱原発の考えについて現在は?」と質問されると、「所管外です」「結構です」「閣僚ですから」と言って、逃げるように会見場を去った。

●フォロワー99万人

 頻繁にツイッターを更新し、1日10回以上の投稿はザラ。フォロワーは99万人(13日現在)に達する。外遊時に“観光”写真を上げるなどして炎上も多数。

 防衛省の来年度予算の概算要求は、今年度比1・2%増の5兆3223億円と6年連続で過去最高を更新した。防衛費の膨張は、米朝融和により必要性に疑問符が付く上、配備先も決まらない地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」や欠陥だらけで事故頻発の米国製ステルス戦闘機「F35」などの“爆買い”が原因の一端である。

 かつて自民党の無駄撲滅プロジェクト座長として、「頂いた税金を無駄遣いするわけにはいきません」と息巻いていたのが河野だ。無用な武器に切り込むチャンスだが、変節を遂げたイエスマンには、どだい無理な相談だ。










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記事 [政治・選挙・NHK265] 飲み会帰りのタクシー代を公金で支払っているのでは? 下関市長、市議会議長の公務用タクシー券使用について(長周新聞)
飲み会帰りのタクシー代を公金で支払っているのでは? 下関市長、市議会議長の公務用タクシー券使用について
https://www.chosyu-journal.jp/yamaguchi/13102
2019年9月15日 長周新聞


 下関の夜の歓楽街で生業を営んでいる関係者やタクシー運転手たちから、「下関市長や下関市議会の議長、副議長ときたら、夜中に自宅へ帰るのにタクシーチケットを好きなように使っている」「いったいどうなっているのだろうか?」という疑問が寄せられたため、本紙は4月から半年間かけてこの実態調査を進めてきた。取材過程で事態を問題視し、解明のために協力を申し出てくれた有志と記者たちで調査チームをつくり、広く市民にもわかるように調査報告書を作成したので紹介する。この連載は情報公開等によって現在進行中の調査もあるため、その都度明らかになった事実を公表し、「私用で使ったタクシー代を市民の税金で支払っているのではないか?」との市民が抱いている疑問が払拭されるまで検証していく。

調査の発端

 市長や市議会議長等の公務用タクシー券使用について、おかしいのではないかという情報が複数の市民の方から寄せられた。その要旨は
 ▽市や議会のトップが公務で使用すべきタクシー券を私用に使っているのではないか。
 ▽夜遅く飲んで帰るのに税金(公務用タクシー券)を使っている。このようなことは許されないはずだし、許すべきではない。
 ▽公私混同で許されないことであり、事実を調査して不正が確認されたら(正しく使ったことが証明できないなら)そのお金は市に返還させるべきである。
 ▽議長、副議長以外の人が公務用タクシー券を使っているようである。
 ▽徹底的に調査し、当事者の意見も聞いたうえで市民に公表してほしい。
 などであった。

 このような市民の疑問、意見に応えるため、市に対し公文書の閲覧請求と関連課所等への聞きとり調査などをおこなった。

 今回、市長、副市長、議長、副議長、教育長分の調査をおこなったが、まず、議長、副議長分について調査結果を公表することとした。

 なお、この記事をご覧になられた市民、関係者、読者の皆様の率直なご意見ご感想をお待ちしています。是非、お寄せください。

T)議長、副議長の公務用タクシー券の使用について

 現在、議長、副議長は職務上、常勤に近い勤務が求められているため、それぞれに専用の公用車があり、専任の運転手(市職員)がついている。

 「自宅〜市役所〜会議・会合等の公務場所〜自宅」と、通勤や公務のための移動には基本的に公用車を使用している。

 公務用タクシー券は、やむを得ない理由で公用車が使えない時、あるいは公用車を使うよりタクシーを使った方が効率的である等の場合に使用するもので、公用車の代わりに使用すべきものである。

 使用基準については成文の規定はないが、議会事務局は「公務(市役所の行事等)と用務(議長として他団体と会うなどの仕事)に使用する」ということであった。「公務と用務に使用する」という説明は「用務」の定義が不明確である。「用務」とは「議長として他団体と会う」ということだったが、それは公務と考えても問題はないと思うし、それで公務以外のケースがあるのだろうか。他団体とはどのような団体を指しているのか。他団体の内容によっては問題が生じることもある。公務用タクシー券を幅広く利用しても良いようにしようとしているように思える。

 いずれにしろ、議長、副議長の公務用タクシー券使用の実態が明らかになったとき、それが公務・用務として市民の理解を得られるものなのか。とくに、「用務」の実態がどのようなものであるか。その点が今後の焦点であり、最大の問題点である。

 また、タクシー券の交付について議会事務局は「その日に必要と思われる枚数を正副議長の運転手に預け、運転手が帰る際に毎回渡すようにしている」とのことである。

U)議長、副議長等のタクシー券使用の実態とその問題点

 議長、副議長の使用状況を確認するため、市議会に対して「公務用タクシー券使用に関する公文書」の閲覧を請求した。これに対して「市議会事務局借上自動車使用内訳」と、その基となる使用済みタクシー券を閲覧し、確認することができた。また、公務・用務に使用されたかどうかを確認するために「公務及び用務に関連して使用したことが確認できる市議会議長、副議長及び市会議員に対する案内(出席依頼)の文書等の閲覧請求をおこなった。これに対しても、文書の閲覧ができ、文書を確認することができた。


情報公開で出てきたタクシーチケットの一部

 さらに、公務・用務に関連して使用したことに漏れがないよう、「文書はないが公務・用務に使用したことが分かっているもの」があれば公務・用務名等を教えてもらいたい旨要請した。これに対して、議会事務局から次のような要旨の回答があった。

 「案内文書等がない日はすべて用務をおこなった日である。用務については議会を代表して各種団体(JCなど)との意見交換、要望、それらを聞くことも議会の重要な用務と考えている。その用務については議長としての用務であり、公務ではないのでスケジュール管理までする必要はないと考えている。従って、案内文書がない日はすべて用務をおこなった日であるが、用務の管理まではおこなっていないため回答できない」。

 議会事務局として、苦しい答弁をせざるを得なかったのかもしれないが、驚くべき答弁である。スケジュール管理をしていないのなら私用に使ったかもわからないのに、なぜそれが用務のために使ったといえるのか。使用目的が分からないのに、なぜ用務に使ったといえるのか。理解できない回答であった。

 この回答ではよくわからないので、再度、議会事務局に「議長、副議長の公務以外のスケジュールは管理していないというのにどうして用務と判断したのか。議長、副議長に聞いて確認したのか。用務と判断した根拠を知りたい」旨を質問したところ、次のような回答であった。

 「用務は把握していないが、公金なので私用に使わないでほしいということはお願いしている。ご本人も自覚されているという前提で判断している。もう一点は、迎えに行って送り届けるというのが大前提にある」。

 要するに、「議長や副議長が公金でタクシー代を支払っているから私用ではないはずだ」ということのようで、本末転倒である。下関市議会では、このような理屈がおかしいとは思わないのだろうか。これでは市民の誰もが公務用タクシー券が私用にも使われているに違いないと思うだろう。

 議会事務局とすれば精一杯の苦しい回答をしたのだろう。しかし、「用務」がせめて月に1〜2回程度なら議会の言う「用務」も多少は理解できるが、以下にのべるように14カ月間で69回分、約49万円ものタクシー代が使用目的も分からない「用務」という名のもとに支払われているという使用実態と考え合わせると、とても市民の理解は得られない。

 また、議長として他団体等と会って話をしたり要望を聞くことも重要だと力説するが、そのことを全否定はしない。重要性も時によって、あるいは相手によってあるだろう。しかし、議長は日中、時間もある、車もある。他団体から来てもらうこともできるし、行くこともできる。夜の10時、11時に会わなければならない必然性はないはずだ。

 議会事務局の説明にある「迎えに行ったから送り届けるというのが大前提にある」という考えが、公用か私用かが問題になっている本件タクシー券使用問題に関して、どのような説明になるのかよく理解できない。今の下関市議会の体質、あり方からすると、「迎えに行ったから送り届けなければならない」というような考え方を持ち出すことによって、不適正な支出を容認し、拡大することにつながるのではないかと危惧(ぐ)する。今の下関市議会では、変な理由をつけて例外的、特例的にでもいったん認めると、それを一般的な例として悪用することにつながっている例が多多見受けられる。

 議会としては、議長、副議長にとっての「用務」の重要性を力説したいようだが、平成31年4月に本件調査に入ってからの林議長の用務件数がどのような推移を見せるのか興味深いところである。議長として重要な「用務」が、タクシー券の使用状況を調査されているからといって、減少するようなことはないとは思うが。

 下関市議会の公務用タクシー券に対する考え方とその使用状況をみると、公金支出の適法性、適正性の前提条件となる用務の判断が、まったくできていないことがわかる。

 また、このようなあいまいな概念を持ち出すことが、議長、副議長の公金の適正な使用を阻害し、不適正支出拡大の原因になっているのではないか。

 議会から提出された上述の諸資料を基に、正副議長のタクシー券の使用実態をまとめたものがこの調査報告書である。

 平成31年2月27日に正副議長の交代があった。調査期間(平成30年1月分〜令和元年8月分)のうち、平成31年2月27日までの14カ月間は戸澤議長、亀田副議長で、その後は林議長、吉田副議長に交代している。

 このため、まず戸澤、亀田正副議長分の使用実態を調査、公表し、その後に林、吉田正副議長分について調査、公表することとした。

1 戸澤、亀田前正副議長の使用実態について

 戸澤、亀田前正副議長の使用実態をまとめたものが別表1である。14カ月分の掲載は紙面の都合上無理なので、平成30年3月分、6月分、9月分を示すこととした。



 タクシー券は別表1の使用目的欄に記載されている会合等に出席した、いわゆる「公務」にともなって使用したものであるということである。使用目的欄に記載がないものはすべて「用務」のために使用したものであるというのが議会事務局の説明である。

@戸澤前議長の使用の実態と問題点


戸澤昭夫・前議長

 戸澤前議長の平成30年1月から31年2月27日までの約14カ月間の使用実績を集計したものが別表2である。

 ▽使用回数と使用金額はいくらか。また、それは公務・用務(以下「公務等」という)に関連して使用されたのか。

 使用実績を見てまず驚くことは、議長専用車があるにもかかわらず、その使用回数と金額の多さである。約14カ月間で約82万円。月平均で約5万8000円である。月額8万円をこえる月が4カ月もある。そして市民にとってもっとも重要であり、最大の関心事である「公務等のため」に使われたことが確認できる文書等があまりに少ないことである。



 使用目的を確認することができなかったもの、即ち公務等で使用したことが確認できなかったもの(議会の説明による「用務」)が、使用回数114回のうち69回(61%)、支出金額82万2130円のうち49万2900円(60%)となっている。回数でも金額でも約6割が公務等に関連して使用したと確認できないまま公費で支出されていることになる。

 また、たとえ公務等を証する文書があったとしても、乗車区間や乗車時間の如何によっては、公務等との関連性が薄くなる。場合によっては、公務等とは無関係と考えざるを得ないケースもあり得る。そこで、乗車区間と乗車時間をみてみると、

 ▽乗車区間、乗車時間はどうなっているのか。

 戸澤議長の乗車区間と乗車時間は、豊前田や唐戸から夜遅く乗車しているものが大部分である。

(つづく)

※紙面にて連載が終了した後に続きは掲載します。




http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/547.html

記事 [政治・選挙・NHK265] れいわ山本太郎代表が馬淵氏らと衆院選へ連携確認(日刊スポーツ)




れいわ山本太郎代表が馬淵氏らと衆院選へ連携確認
https://www.nikkansports.com/general/news/201909130001113.html
2019年9月13日21時48分 日刊スポーツ


無所属の馬淵澄夫元国交相(左)がつくるグループの勉強会で講演するれいわ新選組の山本代表(共同)

れいわ新選組の山本太郎代表は13日、無所属の馬淵澄夫元国土交通相がつくる元国会議員らのグループ会合で講演し、馬淵氏らと連携を図る意向を示した。「暴走を続ける政治を方向転換させられるよう力を合わせたい」と述べた。

れいわは次期衆院選での政権交代実現に向け、100人規模で候補を擁立する方針で、山本、馬淵両氏の共闘に注目が集まりそうだ。

山本氏は講演で、10月の消費税増税が低所得者の生活をさらに苦しめることになると主張。衆院選勝利を目指し、共産党も含めた野党各党が協力する必要性を訴えた。

馬淵氏は会合で、山本氏が野党共闘の条件に挙げる消費税率5%への引き下げに関し「(共闘の)大きな旗の一つになる」と理解を示した。年内の衆院解散・総選挙もあるとして、態勢構築を急ぐよう求めた。

会合は馬淵氏と2017年衆院選で落選した野党議員らでつくる政治団体「一丸(いちがん)の会」の例会で、福島伸享元衆院議員ら約20人が出席した。(共同)













http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/548.html

記事 [政治・選挙・NHK265] 『モーニングショー』玉川徹が「嫌韓本じゃない」とお詫びした本を検証! ほとんどはやっぱり“嫌韓・ヘイト本”だった(リテラ)
『モーニングショー』玉川徹が「嫌韓本じゃない」とお詫びした本を検証! ほとんどはやっぱり“嫌韓・ヘイト本”だった
https://lite-ra.com/2019/09/post-4972.html
2019.09.15 玉川徹が「嫌韓本じゃない」とお詫びした本はやっぱり嫌韓本 リテラ

    
    9月12日、「嫌韓本」の問題を取り上げた『モーニングショー』


 テレビや出版界で吹き荒れる“嫌韓扇動”の嵐。数は少ないながら、一部のマスコミからも、こうした安倍政権の「嫌韓キャンペーン」にまる乗っかりした企画に懸念を表明したり、メディアに冷静さを求める論調が出始めた。たとえば、9月5日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)は、玉川徹氏の「そもそも総研」のコーナーで、「週刊ポスト」(小学館)の韓国ヘイト特集を入り口にして、巷間に溢れかえる「嫌韓本」の問題を取り上げた。

 番組は、旧ユーゴスラビアの民族紛争関連の取材などで知られ、『さらば、ヘイト本!』(ころから)の共著もあるノンフィクション作家・木村元彦氏をスタジオに招き、出版界が売上げ目当てで“嫌韓扇動”に走る現状に警鐘を鳴らした。

 木村氏は「韓国のことを批判するというか、非常に扇情的なタイトルをつくったうえで、視聴率をあげるという。テレビも同じような問題をはらんでいると思うんです」と指摘。玉川氏は、戦中に主戦論を煽った新聞が部数を伸ばしたことを振り返りながら、「メディアに関わっている人間には責任があると思います。無駄に国民感情を煽っちゃいけないと僕は思っています」と述べてコーナーを締めくくった。この“嫌韓バブル”のなか、出版メディアによる安易な扇動を真っ向から批判し、テレビ業界にも冷静さと自制をうながした特集の内容は評価されるべきだ。

 ところが、この嫌韓本特集の1週間後、12日放送の『モーニングショー』が視聴者に「お詫び」する事態になった。「そもそも総研」の冒頭で玉川氏がこう述べたのだ。

「先週の『そもそも総研』で嫌韓感情とメディアの関係について放送したんですけれども、そのなかで嫌韓本がなぜ作られて、売られるのかという内容を議論しました。その際に、モニターに本を映したんですけれども、ここに映っている本は、あくまで韓国に関する本とか、文在寅政権を批判する本でした。嫌韓本について討論をしていたので、そのときにこの映像が流されると、視聴者のみなさんは、この本が嫌韓本かというふうな誤った印象を受けてしまったと思われます。その点について、極めて不適切でした。関係者のみなさま、視聴者のみなさまにお詫びいたしたいと思います。すみませんでした」

 これは、5日放送の嫌韓本特集内の討論のなかで、スタジオのモニターにチラッと映し出された韓国関連の書籍8冊のことを言っているのだが、案の定、ネトウヨたちは目の敵にしている玉川氏の「お詫び」に大喜び。Twitterでこんな快哉を叫んでいる。

〈嫌韓本なんて無い、あるのは、韓国、真実暴露本だけ(笑www〉
〈要は、玉川が嫌韓本と文政権批判本の区別も出来ない白痴ってだけでしょ?〉
〈嫌韓本なんて存在自体が嘘。韓国について事実を書くとなぜ嫌韓本になるのかな?〉
〈玉川徹の存在自体が不適切なのでは?そもそも嫌韓本などない。日本政府もマスコミも嫌韓を煽ってない。韓国がどういう国で、日本に何をしているのかを言ってるだけ〉

 ようするに、ネトウヨたちは『モーニングショー』の「お詫び」にかこつけて、「日本に嫌韓本はない」などと強弁しているわけだが、結論から言えば、番組はこんな訂正など出す必要などなかった。

 なぜならば、本サイトがあらためて読んで検証したところ、これらの書籍はほぼすべて、明らかに読者の“嫌韓感情”を煽りに煽る嫌韓本に他ならなかったからだ。

 まず、5日放送でスクリーンに映し出されたのは以下の8冊だ。

武藤正敏『文在寅という災厄』武藤正敏(悟空出版)
高橋洋一『韓国、ウソの代償 沈みゆく隣人と日本の選択』(扶桑社)
高山正之『韓国とメディアは恥ずかしげもなく嘘をつく』(徳間書店)
鈴置高史『米韓同盟消滅』(新潮社)
峯岸博『韓国の憂鬱』(日本経済新聞社)
呉善花『韓国を蝕む、儒教の怨念 反日は永久に終わらない』(小学館)
櫻井よしこ、洪熒『韓国壊乱 文在寅政権に何が起きているのか』(PHP研究所)
藤井厳喜、古田博司『韓国・北朝鮮の悲劇 米中は全面対決へ』(ワック)

 このうち、最低限のバランス感覚とジャーナリズムが担保されているのは、峯岸博・日経新聞編集委員兼論説委員がソウル支局長時代に書いた『韓国の憂鬱』ぐらいで、他の7冊は単に「あくまで韓国に関する本とか、文在寅政権を批判する本」では決してない。ことば巧みに韓国への悪感情を誘導するのはもちろん、なかには韓国人や在日コリアンへの差別や偏見を助長する「ヘイト本」と断じる他ないものもあった。

■高橋洋一も櫻井よしこも嫌韓本出版、「WiLL」版元の嫌韓本は性的マイノリティを「異常」呼ばわり

 たとえば、元産経新聞社会部次長・高山正之氏の『韓国とメディアは恥ずかしげもなく嘘をつく』を見てみよう。以下はまごうことなきヘイトデマであり、本来ならば引用すら憚れるのだが、そのグロテスクさを示すためにあえて引用したい。

〈支那人が喉から口までラッパ状にして己の意見を主張する。朝鮮人は相手を言い負かすために喧嘩腰の喋り方をする。〉
〈一連の事件から理解できるのは韓国人たちはもはや仏像を壊すだけでなく生身の日本人をぶっ壊したいネガティブ・エネルギーに身を焦がしているという事実だ。〉
〈民意は今、韓国人のノービザを嫌がっている。彼らをノービザにした途端、全国の神社仏閣が荒らされ、仏像が盗まれ、油で汚され、吉田邸は放火された。在日の指紋認証もやめたらその四カ月後に世田谷で一家四人殺しが起きた。
 まず韓国人のビザを復活し、特別永住者を含め犯罪人を追放したい。その次は支那人の入国を禁止したいと民意は思っている。〉

 念のため言っておくが、2009年の旧吉田茂邸火災の原因は漏電とみられており、「韓国人が放火した」というのはネット上のデマだ。あげく、未解決の世田谷一家殺害事件の犯人を「在日」と決めつけ、韓国人を日本から追放せよと扇動する。ヘイトスピーチ以外のなにものでもない。

 呉善花『韓国を蝕む、儒教の怨念』も、典型的な韓国ヘイト本だ。著者の呉善花氏は右派の評論家で、これまで『なぜ「反日韓国に未来はない」のか』(小学館)、『日本人は中韓との「絶交の覚悟」を持ちなさい』(石平、黄文雄との共著/李白社)など多数の嫌韓本を送り出してきた“ヘイトメイカー”である。

 その呉氏が今年8月に出版した『韓国を蝕む、儒教の怨念』は、タイトルからして、ベストセラーになってしまったケント・ギルバート氏のヘイト本『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』(講談社。詳しくは過去記事参照https://lite-ra.com/2017/10/post-3544.html)の後釜を狙った臭いがプンプンしてくるが、実際、読んでみると、やっぱり「儒教」をダシにしてひたすら韓国の人々をバッシングする構成になっている。

 いくつか例示しておこう。呉氏は〈韓国人の「血のつながり」はどんな民族よりも高貴で聖なるものだと価値観付けていくことになります。こうして、自民族が他の民族に優越するというナルシシズム、自民族優越主義、視野狭窄の自民族中心主義を自ずと生じさせていくのです〉と書いている。ようするに“自己チュウな民族”“自惚れた民族”だと決めつけているのだが、こんなのどこの国のナショナリストにも共通するもので、それこそ「韓国人は〜」のかわりに「日本の右派は〜」に置き換えたほうがしっくりくる。

 さらに、同書第3章のタイトルは〈「虚言癖−盗用癖」の民族病理〉。この時点で、朝鮮半島の人々を民族でひとくくりにし、“嘘つき”“盗人”とレッテル貼りをする差別扇動に他ならないが、本文でもこうまくし立てている。

〈韓国の犯罪で、偽証罪が世界的に群を抜いて多いことはよく知られていますが、なぜそんなことになるのでしょうか。親族・友人を助けるためには嘘をつくこと、「虚言と欺瞞」を弄することが善であるという教育を受けた、古くからの「身内正義」の考え方があるからにほかなりません。こうして、「嘘をたいしたことと思わない社会の風潮」が蔓延していきます。〉
〈韓国の社会では、嘘をついたり人を騙して人に危害を与えたことが発覚しても、なんら責任をとろうとはせず、またその責任を厳しく問おうとはしない傾向がまことに強いのです。
 そればかりか、騙されないようにしなかった本人の責任だ、騙されるとはなんてバカなんだといわんばかりの非難を浴びることにすらなり、諦めて泣き寝入りするほかないことがきわめて多いのです〉

「嘘つきが韓国人の国民性」というのは、ヘイト本の典型的な物言いだが、この本の場合はさらに矛盾だらけで無茶苦茶だ。呉氏は〈韓国の犯罪で偽証罪が世界的に群を抜いて多い〉というなら、なぜ「韓国社会は嘘の責任を取らなくていい」ということになるのか。偽証罪に問われているのだから逆だろう。このロジックでいうなら、嘘の責任をとらなくていいのは、むしろ国会で嘘をついても、政治家や官僚が偽証罪に問われることなどない日本社会のほうではないか。ようするに、呉氏は“韓国は嘘をついて当たり前の社会”というようなヘイトデマをひねりだすために、あれやこれやをこじつけているに過ぎないのである。

■元韓国大使で徴用工訴訟の当事者企業顧問だった武藤氏の狡猾な加害事実ズラシ

 程度の差こそあるが、他の本も似たり寄ったりと言っていい。表向き「韓国という国家」や「文在寅政権」を批判しているだけのように振る舞っていても、いつの間にか「朝鮮人は〜」「韓国人は〜」などと民族や国籍を一括りにして、「嘘つき」だの「犯罪を犯す」「病気」などと、ネガティブな「性格」「感情」「気質」の持ち主と認定する。たとえば、鈴置高史『米韓同盟消滅』にはこんなくだりが出てくる。

〈韓国人は突然に自信を付け、世界は自分の思うようになると信じ込んだ。〉
〈韓国人はもう「反日」ではない。彼らを突き動かすのは「日本を卑しめたい」との衝動なのだ。〉
〈世界中の人々が「韓国の方が日本よりも偉い」と言い出すまで、世界を舞台にした卑日運動は収まらないだろう。韓国人が中二病にかかっている限りは。〉

 あるいは、「人種差別ではない」「国民性の話はしていない」などと予防線を張ったうえで、陰謀論やレッテル貼りを展開することにより、読者が韓国(人)を「日本(人)の敵」に認定するよう誘導していく本もあった。高橋洋一『韓国、ウソの代償』のこのくだりなどは典型だろう。

〈自民党の中には「やはりスパイ活動防止法を作ったほうがいい」という意見がだんだん増えている。
〔中略〕
 実はマスコミには意外と外国人が多い。筆者の知る限り、NHKにも在日外国人は多い。だから反対するのかもしれない。もちろんその中には在日韓国人だっているし、出版社にも結構多いはずだ。〉
〈国民性の話はあまりしたくないが、韓国は小が大に事える、強い勢力に付き従うという「事大主義」に取り憑かれている。これは完全に半島根性で、強いものに巻かれて弱いものに強く出る。だからずっと中国に依存してきた。〉

 同じ右派陣営の差別扇動言説を無批判に紹介し、「だとすると」などと言葉を継いで悪印象を強めていく手法も、嫌韓本の定番中の定番だ。櫻井よしこ、洪熒『韓国壊乱 文在寅政権に何が起きているのか』では、櫻井氏がこんなことをもっともらしく語っている。

〈櫻井 日本では「韓国が慰安婦問題で虚偽を大きく騒ぎ立てる心理の背景に『中国が一番で、韓国が二番、日本が三番』というような儒教的な華夷秩序があるのではないか」と指摘する人もいます。韓国人のほうが日本人より優れているという通念と自負心、自尊心を満たすために、日本を貶め続けることが必要ではないか、と。ところがもし、本当にそんな考え方が通るのだとすれば、そういう世論の前に、事実はどこかへ飛んで行ってしまう。事実や合理性を離れ、印象や思い込みによる言動が強くなります。〉

 また、これらの本には、歴史修正主義を振りまくものも含まれているが、そこにも朝鮮への蔑視・差別意識がダダ漏れになっている。極右ヘイト雑誌「WiLL」の版元ワックから出版された『韓国・北朝鮮の悲劇』は、右派評論家の藤井厳喜氏と古田博司・筑波大学院教授の対談本だが、こんなやりとりがある。

〈古田 日本が朝鮮半島を植民地にしたと言われるでしょう。でも、日本が朝鮮にいった時は国庫が空でした。そして、王様が「好きにはからえ」と言って、五人の大臣に国を丸投げした。これは記録に残っています。その結果、日本に併合された。だから侵略でも何でもない。
 藤井 自壊です。
 古田 日本からすれば、そんなころに関与したというのは不運としか言いようがないんですがね。
 藤井 ある意味では日本は朝鮮を助けたけれど、その助け方が間違っていたと思います。何が間違っていたかというと、朝鮮人をまともな近代的国民にしようという「変な考え」を持ったことです。〉

 ちなみに、藤井氏はこの対談本で性的マイノリティへの差別意識もむき出しにし、積極的に差別の扇動すらしている。〈たとえば同性愛者が基本的に人間として価値が劣るわけではありません〉と予防線を張りつつ、こう述べている。

〈ただ、異常か正常かといったら、それは異常です。異常だからまた楽しいのだろうと思う。倒錯の世界は快楽があるらしいし、その人たちから快楽を奪ってはいけません。〉

 そして性的マイノリティの結婚について〈ご本人が幸せならいい〉とエクスキューズを入れつつ差別語まで使ったうえで、こう断じる。

〈しかし、子供には「あの人たちはちょっと普通ではない」ということが教えられないといけない。私はそれだけだと思います。〉

 いかにこの種の本が差別肯定の思想に根ざしているかがわかるというものだ。

 最後に、元韓国大使であった武藤正敏氏が今年7月に出した『文在寅という厄災』にも触れておこう。最近、テレビのワイドショーへ毎日のように出演しては韓国バッシングの言説を垂れ流している武藤氏。実は2017年まで、徴用工訴訟の当事者である三菱重工の顧問であることが発覚し、その客観性が著しく疑われている。

しかも、武藤氏は2017年に『韓国人に生まれなくてよかった』(悟空出版)というヘイト丸出しのタイトルの本をヘイト出版社から出版しているのだが、今回、『モーニングショー』が紹介した『文在寅という厄災』はその“実質的続編”と呼べる内容だ。

 同書の特徴を簡潔に述べれば、慰安婦問題や徴用工問題など日韓両国の諸問題について、かたや安倍政権の対応の問題点やグロテスクな「嫌韓キャンペーン」はネグりながら、ひたすら「文在寅が悪い」と強く批判することに尽きる。その点だけで言うと、読者の韓国(人)に対する悪感情を煽ることを主眼とするティピカルな嫌韓本とは少し違うのだが、しかし、この本の問題は別のところにある。

 たとえば、同書は〈日本人なら、「韓国はいいかげん感情的な反日をやめ、普通の国なってほしい」と思う〉などとして、“「どうぞお互い利用できそうなところを利用しましょう」という「用韓・用日」の関係”にすべきと主張。武藤氏はこれを「ドライ」「合理的」などと自賛する。

 だが、そこからは戦前日本と韓国の加害・被害関係の史実がすっぽりと抜けおちている。慰安婦問題も徴用工問題も、その根源は、大日本帝国による侵略と人権侵害にある。だが、この本を読むと、武藤氏はその本質を読者に忘却させようとしているように感じるのだ。

〈そもそも歴史に断絶はないのである。韓国人はよく日本人に「歴史を勉強せよ」と言う。確かに日本人は戦前の歴史をもっと勉強すべきだとは思う。ただ、韓国も、戦後の日本が韓国の経済発展に協力した歴史を知るべきである。そうすれば、日本をより客観的に見ることができるはずだ。〉
〈韓国人に正義があるように、日本人にも正義はある。一度謝ったことをひっくり返してさらなる謝罪を求める行為は、少なくとも日本人にとっては正義のかけらもない「信義にもとる行為」なのである。〉

 実のところ、こうした言説は加害事実の矮小化・相対化でしかない。ネトウヨ的感性の増長を呼び込み、他の嫌韓本のような「嘘つき」「わがまま」というレッテル貼りにお墨付きをあたえることになるだろう。

 いずれにしても、『モーニングショー』が“嫌韓本ではない”と「お詫び」した書籍のほとんどは、実際には大衆の劣情を刺激しようとする嫌韓本、あるいは差別を扇動するヘイト本そのものだった。

おそらく紹介した8冊のうちの1冊か2冊の版元か著者から抗議が来たのだろうが、しかし、だったら『モーニングショー』は、一冊一冊を検証して、どれが嫌韓本、ヘイト本で、どれがそうでないのかをきちんと追及すべきだったのではないか。

 それを、面倒だからと8冊を一括りにして「ここに映っている本は、あくまで韓国に関する本とか、文在寅政権を批判する本でした」と謝罪してしまうのは、嫌韓ヘイト本にお墨付きを与えたのも同然だ。

それは、番組で取り上げた書籍に対してだけではない。現在の日本にはその何十倍もこの種の本や雑誌が溢れている。それらをすべて認めてしまうことにもなりかねない。

視聴率目当てで嫌韓を煽る他のワイドショーとは、一線を画しているように見える『モーニングショー』だが、こんな対応では、同じ穴のムジナとみられてもしようがないだろう。

(編集部)














http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/549.html

記事 [政治・選挙・NHK265] 来月10月に秋の臨時国会が始まれば、安倍氏が加計学園疑惑で野党からの厳しい追及に晒されるのは間違いない:潰瘍性大腸炎が悪化してまたも電撃辞任表明か(新ベンチャー革命)
来月10月に秋の臨時国会が始まれば、安倍氏が加計学園疑惑で野党からの厳しい追及に晒されるのは間違いない:潰瘍性大腸炎が悪化してまたも電撃辞任表明か
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/2986177.html
2019年09月15日 新ベンチャー革命 2019年9月15日 No.2462


1.次期国会での加計学園疑惑追及の再燃で、安倍氏はいよいよ、年貢の納め時か

 この9月11日に内閣改造人事を終えたばかりの安倍氏にとって、深刻な問題が浮上しています。それは前号(注1)でも指摘したように、あの加計学園認可をめぐる不正疑惑追及の再燃化です。

 多くの国民は、安倍氏の圧力で、加計学園獣医学部(愛媛県今治市)が不当に認可され、100億円規模の国費が不正に投入されたとみなしているでしょう。

 今回、それを裏付ける内部資料が愛媛県のミスで公表されてしまったのです。

 この10月、秋の国会が始まれば、この問題が再燃するのは間違いありません。

2.安倍氏はわがままな育ちをしているので、限度を超えるストレスが掛かると、自分勝手に突如、すべてを放り出した過去がある

 さて、その安倍氏は、2006年に一回目の首相になっていますが、1年後の2007年9月、突如、辞任表明しています。

 このとき、安倍氏が辞任表明したのは2007年9月12日ですが、その年の8月27日に内閣改造を行っています。すなわち、安倍氏は内閣改造をやって、わずか2週間後に辞任表明したのです、なんという無責任男でしょうか。

 要するに、安倍氏は感情で動くので、このような無責任なことを平気でやるのです。

今回、この9月11日に安倍氏は内閣改造人事を発表していますが、近々、突如、辞任表明するサプライズの可能性は決してゼロではないのです。

今回はこの10月初めに、国会が召集される可能性が大ですが、この冒頭に、突如、辞任を表明するサプライズの可能性は決してゼロではありません。

 なぜなら、次期国会で、安倍氏にとっては悪夢でしかない、加計問題追及が再燃するのは必至だからです。

3.潰瘍性大腸炎の持病を持つ安倍氏は、限度を超えるストレスに耐えられない

 2007年9月の安倍氏の電撃辞任の後に、本人は潰瘍性大腸炎の持病が悪化したことを明かしています。

 首相職は、激務ですから、持病もちの政治家には到底、務まらないのです。

 今の安倍氏は、特効薬・アサコールで持病を押さえて、もう6年以上も激務をこなしていますが、本人に掛かるストレス次第では、病気が悪化する可能性もあります。

 この10月、国会にて加計疑惑が再び俎上にのぼって、野党から厳しい追及が始まったとき、果たして、安倍氏はストレスに耐えられるのでしょうか。

 2007年に、安倍氏が経験した悪夢を思い出して、安倍氏はまたも電撃辞任で、職務を放り出す可能性があります。

注1:本ブログNo.2461『愛媛県の確信犯的ミスで、今治の加計学園獣医学部の不正がばれた:次期首相候補・小泉ジュニアもデビューしたので、安倍氏は潰瘍性大腸炎を再発させて再度、電撃辞任するしかない』2019年9月14日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/2971656.html


関連記事
詐欺師加計学園の証拠はここにある<黒塗り忘れ文書>(ネットゲリラ)
http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/527.html





http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/550.html

記事 [政治・選挙・NHK265] 日本を歪める権力癒着マスメディアの罪(植草一秀の『知られざる真実』)
日本を歪める権力癒着マスメディアの罪
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2019/09/post-569f83.html
2019年9月15日 植草一秀の『知られざる真実』


メディアの毒が目に余る。

私たちが得る情報の大半がマスメディア経由である。

日々、さまざまな出来事がある。

しかし、それぞれの個人がその出来事を自分の力で把握することはできない。

メディアが提供する情報によって出来事の存在を知る。

メディアが伝えなければ存在する出来事もなかったことと同じになる。

他方で、メディアがある出来事を巨大に、そして繰り返し伝えると、その出来事が巨大であるとの印象が植え付けられることになる。

内閣改造が行われたが、そのタイミングは、千葉県の主権者が生命の危機に直面しているさなかだった。

電気が途絶え、水道、ガソリン、通信が遮断されたところに酷暑が襲った。

酷暑を避ける方法がなく、複数の主権者が命を失った。

政府の対応が遅れ、いまなお10万単位での停電が続いている。

内閣改造を延期して、内閣が指揮を執り、主権者の生命を守るべき局面だった。

メディアがこの指摘を繰り返し報道したなら、主権者全体に安倍内閣に対する厳正な視線が形成される。

これが事態を改善させる原動力になる。

ところが、メディアは千葉県の深刻な事態を伝えず、内閣改造のお祭り騒ぎに加担した。

小泉進次郎氏が入閣した情報を誇大に宣伝し続けている。

小泉進次郎氏が偉大だから小泉進次郎氏に対する主権者の認識が広がったのではない。

メディアが10年間にわたって小泉進次郎氏の誇大宣伝を続けてきたから小泉氏に対する認識が拡大してきただけだ。

まったく同じことが橋下徹氏にあてはまる。

橋下氏が誇大な存在感を得た唯一の理由は、メディアが橋下氏を誇大宣伝し続けてきたことにある。

つまり、メディアは無から巨大を創作できるし、巨大を無に帰すこともできる。

常磐道であおり運転を行った人物が誇大に取り扱われた一方で、4歳男児が横断歩道を青信号で歩行しているときに警視庁新宿署のパトカーに跳ね飛ばされて殺害された事件の報道は断片的なものしか存在しない。

どちらの事件がより重大であるかは一目瞭然だ。

あおり運転を肯定する考えは毛頭ないが、横断歩道を青信号で歩行していた男児を跳ね飛ばして殺害する事案が重大であることは明白だ。

パトカーは道路交通法第41条に違反している。

また、道路交通法72条にも抵触した可能性がある。

しかも、横断歩道を青信号で歩行していた男児が死亡した。

当然のことながら、刑事事件として立件する必要がある。

しかし、その情報が一切伝えられていない。

新宿署のパトカーは薬物検査の尿検査の検体を運送していたとのことだが、赤信号を直進する際の安全確認を行えないような緊急事態にはなかったと考えられる。

小泉進次郎氏の業績を精査するなら報道にも意味があるのかも知れない。

しかし、そのような姿勢は垣間見られず、小泉氏を大きく報道する事由は存在しない。

むしろ、安倍首相が側用人とも言える人物を多数閣僚として、あるいは、自民党役員として起用した点に吟味するべき点が山積している。

甘利明氏、下村博文氏は政治資金の不正疑惑を十分に晴らしていない。

韓国の法務大臣就任について朝から晩まで報道し続けている日本のマスメディアが、自民党役員や安倍内閣閣僚に登用された人物の政治資金疑惑を朝から晩まで報道し続けないことがはるかに不自然である。

市民の思考、判断が、メディア報道によって完全に歪められてしまっている。

インターネット上には優れた正しい情報が存在するが、その情報にアクセスできる主権者の数が限られている。

大多数の主権者はマスメディアの不正な情報操作の餌食にされてしまっている。

日本政治が歪んでしまっている重大な背景の一つが、メディアの歪みである。

テレビの視聴率1%は瞬時に100万人に情報を届ける意味を持つ。

100万人への情報伝達は、1000人の集会を1000回実行して達成できる成果である。

テレビの影響力は圧倒的に強い。

このテレビが全国放送5社とNHKの6社に独占されてしまっている。

この問題を深刻に受け止めなければならない。




http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/551.html

記事 [政治・選挙・NHK265] 小泉政権を茶化して笑いを取るこんな時代もあった、今はたった一つのヤジでも拘束(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2019/09/post-55f910.html
2019.09.15


やっぱり日本はものすごく、息苦しい国になっていた。

毎日生きていると「政権に忖度するテレビや新聞」が日常になって、人々の感性が鈍感になっているのにそれに気づくことさえなくなっているが、小泉政権下でのこの政権をネタにしてお笑いを取る手法はスゴイし、誰も政権批判が特別だとは思っていなかったと分かる。

権力を持っている方も、今のように目くじらを立てない。

今と思うと、まだまだ大らかだったんだな。。。。

精神的なゆとりが残されていたのかもしれない。


小泉政権下では、政権を茶化しても風刺してもユーモアとして受け取られていた。





いや〜、久しぶりに大笑いをすることができた。

あまりに当たっているので笑いが陰にこもらず清々しくさえある。

当時は、政権を痛烈に批判しているのに、庶民のささやかな抵抗をはっきり表明できる、笑いの文化は正常に動いていた。。

ザ・ニュースペーパーは、今では表舞台では政治ネタをやれないのではないか。

少しでも権力批判と取れるような講演会は、初めから断られるようだし。

特に公共の対応が酷すぎる。

猫も杓子も、忖度・忖度・忖度・・・・・


つい数年前までは空気は良かったのに今はここまで来ている。

芸能人、政治語れば干される不安 政権側は寄ってくるが
  河村能宏、西村綾華 真野啓太、黒田健朗、定塚遼  2019年7月24日17時13分 朝日新聞

>仕事を干されるかもしれない。そんな不安と隣り合わせで政治への発言を続ける俳優がいる。一方で、体制に従順な政治的振る舞いは抵抗なく社会に受け入れられる土壌もある。

芸人も、権力に対峙して笑いを取る訳でもなく、権力と仲良くして分け前を頂く時代だ。

だから見ていても権力批判がご法度だと分かるし、お笑いのキレが悪い。

腹の底から笑えない。

安倍首相ネタはネタの宝庫だが、それをネタにしたらテレビに出られない。

本当にテレビで安倍ネタを披露したら、周りが凍り付いてしまうのではないか。

大体が安倍政権下では、いくら選挙演説でもヤジや異論は当たり前だという感覚がまったくない。。

野党の選挙演説では聞き苦しいヤジでも飛ばし放題で、警察もわざわざ介入する事はないが、安倍政権、特に安倍首相が演説をしていてヤジが一つでも飛ぶとすぐさま警察が介入してくる。

それは安倍首相の国民に対する姿勢が公権力に反映しているから、ここまで警察がうるさく介入してくるのだろう。

ヘイトデモには警察が総動員で守っているのに、「増税反対」と言っただけで警察に拘束される。

慣れてしまったからか驚かない人も多いかも知れないが、明らかに異常な世界だ。

これが「美しい国」の正体だよね。



http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/552.html

記事 [政治・選挙・NHK265] 入れ墨やくざ排除・追放は天の声<本澤二郎の「日本の風景」(3435)<AERAがあぶりだした二人の新大臣は失格>
https://ameblo.jp/honji-789/entry-12525504987.html
2019-09-15 10:07:16 honji-789のブログ

<AERAがあぶりだした二人の新大臣は失格>

 久しぶりに朝日新聞が元気を出してきた。雑誌「AERA」で新閣僚の二人が犯罪集団の入れ墨やくざと深く関係している事実を突き止めて、報道していることをネットで確認した。本誌でも堂々と流すべきだろう。国民は期待している。

 小沢一郎事務所も、この事実をネットで怒りのコメントを出している。志位・枝野・玉木の声も聴きたい。入れ墨やくざを恐れたり、ひるんだりしてはならない。法務検察と安倍晋三を徹底追及しなければならない。

 それに驚くべきことは、武田良太なる人物は、警察を監視する国家公安委員長である。これでは警察の末端までが例の「中村格」レベルということになろう。けしからん人事である。安倍の心臓の強さにあきれる。

 いま房総半島の木更津市では、やくざ浜名に強姦・性奴隷の挙句に殺害された「木更津レイプ殺人事件」の被害者の戦争遺児が、地獄で泣き叫んでいることに、日本政府と自公両党は深刻に留意すべきであろう。

<9・9大災害から6日目視察の公明・国交相も失格>

 その公明党だが、国交省利権を略奪して7年にもなるのだが、昨日のネットニュースで、何とかという新大臣が房総半島にやってきた、と報じた。

 生きるか死ぬかとの数時間を強要された、ハリケーン並みの強風雨から6日目である。なぜ政府・国交相が、これまで放置してきたか、その理由は、菅の記者会見で判明した。彼は「豪雨災害」と発言していた。豪雨+風速70メートルを知らない大バカ者である。住宅も揺れ動く風速70メートルを、安倍も菅も知らない。筆者は体験した。本心から恐怖でおののいた。本当である。

 気象庁は、嘘をつかないで、正確な数字を、頭のよくない官邸に知らせる義務があろう。強く訴えたい。

<やくざまがいの千葉県知事も失格>

 およそ理性・知性と無縁な人物を、知事に推薦した自公両党と、そンな人物を支持した一部の県民に猛省を促したい。やくざまがいの人物を首長にすると、それは自業自得というものである。まだ視察さえしていない。

 君津市の水源地に1万トン以上の東電福島の放射能汚染物質投機させた森田健作なる人物は「自衛官の息子」と清和会OBが教えてくれた。産廃場はやくざまがいの業者が抑えているという。東電福島もやくざが仕切って、暴利をふところに入れている。人間は、出自と信念が関係している。安倍も同じである。

 森田のノーテンキぶりに、さすがの千葉県民も驚いたであろう。

<やくざまがいの屋根業者が房総半島に押し寄せてきている!>

 木更津もそうだが、館山や南房総などの屋根被害は甚大である。そこへと悪徳業者が入り込んでいる。川崎の方からもはいりこんでいるのだが、事情通は「やくざまがいの業者」と指摘している。

 見方によると、やくざの稼ぎ時というのである。

 被害に驚いてか、昨日の木更津市の有線放送は「暴利業者」への注意と、それに対して「警察と相談するよう」呼びかけていた。

 房総半島の選挙に対岸の横須賀からやくざが大挙して押しかけてくるという話は、ずいぶん前に小泉純一郎秘書に教えられた。

 金に相当する票が出ないため、田畑を取られたという秘話は、千葉三郎の秘書に聞いている。

 やくざとやくざ関連の議員や秘書に陳情すると、骨までしゃぶられるという現実に、無知な市民は、今も少なくない。

<やくざ代議士秘書と同運転手の衆参議員も失格>

 新天皇即位に関連して日本に訪問した米大統領は、千葉県茂原市のゴルフ場で遊んだ。接待したシンゾウを、そこへと案内した人物はやくざまがいの国会議員だった。

 やくざを研究していくと、普段は無視してきた事柄が予想外に多いことがわかる。警察はすべて知っているが、ほとんどを無視している。いまの警察の悪しき体質である。

 やくざの接待を受けて平然としている日本の警察であることに、最近は驚かされてばかりいる。世の知識人は、身内に被害者が現れるまで気づかない。筆者もその一人だった。

 今回の台風被害で露呈したことは、政府・自治体の対応のいい加減さであるが、そこにはやくざや、やくざまがいの人物の存在が壁となっていることがわかる。千葉県には、やくざ関連の議員が二人も存在して、安倍にまとわりついている。自公体制には、やくざが活躍する土壌がある。

<覚醒し、恥を知る有権者になる好機>

 やくざと連携する国家公安委員長など二人の大臣が、いま判明した。安倍とやくざの関係も露呈している。麻生はどうか。徹底して洗ったらいい。「右翼とやくざは一体である」とは、元警視総監の秦野章が筆者に教えてくれた。

 ことによると、全員が問題議員・失格者となる可能性も出てきた。

 この機会に、国民すべてが覚醒して、恥を知る日本人として、清き一票を行使する好機であろう。

 野党の国政調査権と新聞テレビの報道関係者で、やくざ退治は可能である。警察庁は証拠を握っている。警察庁と公安委員会を国会に呼んで、つるし上げるだけで、成果を出すことができる。

 警視庁丸棒担当幹部は「やくざ撲滅は可能」と青木愛参院議員秘書に豪語したという。「やればできる」のだ。やらないのは、政治屋が防御しているという不思議日本である。

<青木愛参院議員を君津・富津・木更津から出馬要請の声>

 うれしい情報が山本太郎の応援団から届いてきた。房総半島の善良な市民が、やくざ退治に青木愛参院議員を擁立しようとの動きが出てきた、というのである。

 もともと、この地区は千葉3区として知られてきた。たとえば大蔵大臣を長く経験した財政家の水田三喜男は、やくざ代議士の浜田幸一に対抗する組織・

立水会を立ち上げた。

 城西大学は水田が設立した大学で知られる。彼は旧制水戸高時代は、柔道の選手として、陸軍大将・宇都宮太郎の長男・徳馬のボデーガードを務め、共に京都帝国大学に進んだ。

 二人は護憲リベラルとして生涯を終えている。水戸高の後輩が、警察官僚となった後藤田正晴。田中角栄の意向を受けて、改憲派の中曽根康弘内閣の官房長官に就任するや「わしの目の黒いうちは改憲をさせない」と豪語して、その約束を守った。

 水田の立水会の復活に青木愛が王手をかけた!ようだ。ひょっとして彼女、日本のジャンヌダルクになるかもしれない。

<千葉県警はやくざと手を斬って「木更津レイプ殺人事件」解決を> 

 問題は、千葉県警・同公安委員会の対応である。民意を体現していないことが、徳洲会医療事故死事件捜査で判明してきている。

 「木更津レイプ殺人事件」こそが、正真正銘のやくざ強姦・凶悪事件である。

 戦争未亡人が3000余人の産婆業で蓄えた、わずかな資金で確保した旧馬来田中学校前の住宅と土地は、事件後、他人名義になったらしく、遺族も逃亡して姿を見せない。やくざのドーカツに屈してしまったものか。

 やくざ撲滅のうねりが、やくざの街で表面化してきて当然である。筆者は3000余人の中の一人である。

 自公体制を崩壊させる契機となる「やくざ撲滅」、やくざ支配から解放される千葉県・房総半島へ生まれ変わる好機にしなければならない。

 新聞人や警察官の中に、必ず一本のローソクを灯す勇者が現れるだろう。その時を迎えてきている。

2019年9月15日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/553.html

記事 [政治・選挙・NHK265] 『スシローと不愉快な仲間たち』第5話 スシロー、小泉進次郎・クリステル結婚でなぜか「僕は政治記者」宣言の巻(リテラ)
『スシローと不愉快な仲間たち』第5話 スシロー、小泉進次郎・クリステル結婚でなぜか「僕は政治記者」宣言の巻
https://lite-ra.com/2019/09/post-4973.html
2019.09.15 安倍応援団をぶった斬るマンガ連載 マンガ『スシローと不愉快な仲間たち』第5話 リテラ



安倍首相の心の声を代弁する御用評論家、陰謀論全開で政権批判者を攻撃するネトウヨ文化人、中立のふりしてこっそり政権の味方をするどっちもどっちコメンテーター……。メディアを跋扈する安倍応援団を、ツイッターでも人気のまんが家・ぼうごなつこが、笑い飛ばします。

第5話では、本連載のタイトルにもなっている御用ジャーナリスト・田崎史郎氏そっくりのキャラが、ポスト安倍のご主人様としておさえている小泉進次郎と滝川クリステルの結婚について、自慢げに裏話を披露。そんななか飛び出した驚きの発言とは……。ちなみに今回はほぼ実話です。
(編集部)




【編集部注】
このマンガはフィクションです。
ちなみに本物の田崎史郎氏も、8月8日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)で政治記者宣言したあと、前日進次郎に直電して聞き出したという交際開始時期について解説していました。

【プロフィール】
ぼうごなつこ
1974年、神奈川県生まれ。まんが家・イラストレーター。
『子どもの心に寄り添って〜被災した子どもの心のケア』『よくわかる緊急事態条項Q&A』『知ってはいけない 隠された日本支配の構造』『女政治家の通信簿』などでまんが・イラストを担当。
ホームページ:http://bogonatsuko.blog45.fc2.com
ツイッター:nasukoB



http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/554.html

記事 [政治・選挙・NHK265] 絵空事の核燃料サイクル、今やニュース価値なし? フランス発「アストリッドの開発計画停止」報道に日本マスコミは淡泊 :原発板リンク 
絵空事の核燃料サイクル、今やニュース価値なし? フランス発「アストリッドの開発計画停止」報道に日本マスコミは淡泊(論座・朝日新聞)

http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/887.html



http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/555.html

記事 [政治・選挙・NHK265] 覚せい剤逮捕の元経産省キャリア官僚公判で明らかになった異常な残業時間「仕事に行くために覚せい剤を打った」(wezzy)
覚せい剤逮捕の元経産省キャリア官僚公判で明らかになった異常な残業時間「仕事に行くために覚せい剤を打った」
https://wezz-y.com/archives/69227
2019.09.14 wezzy


「Getty Images」より


 今年4月に覚せい剤取締法違反(密輸、使用)の罪などで逮捕、のちに起訴された経済産業省の元課長補佐、西田哲也被告(28)に対して、東京地裁は9月10日、懲役3年、執行猶予5年(保護観察付き・求刑懲役3年6月)の判決を言い渡した。

 西田被告は今年4月、覚醒剤約20グラムが入っている国際スピード郵便1個を米国から取り寄せ自宅で受け取ろうとしたほか、東京都内の自宅で覚醒剤を使用したという。逮捕直後の経産省への家宅捜索では注射器が押収されており、西田被告が勤務中に覚せい剤を使用していたこともわかっているが、こちらは起訴されていない。

 判決で三浦隆昭裁判長は、西田被告が覚せい剤を入手し使用したことについては「単なる快楽目的とは異なる」として執行猶予判決が相当だとした。「仕事の影響でうつ病を発症し、治療を受けるなかで、強い効き目を求め覚醒剤に手を出した」という西田被告の供述を踏まえての判断となる。

■「仕事に行くために覚せい剤を使った」

 8月に開かれた公判で、逮捕前の壮絶な勤務状況が、西田被告や彼の父親から語られていた。

 東京大学を卒業し2013年に経済産業省へ入省したのち、資源エネルギー庁へ配属された西田被告だったが、ここでの業務が彼の社会人人生を狂わせる。

 「残業が多かった。終電で帰れたら早いほう。ときにタクシーで帰宅していた」と、情状証人として出廷した父親は語る。そのうち、うつ病を発症した西田被告に対し父親は「実家に帰ってきてしっかり療養したら、と何回も言いました」というが、西田被告はそれを固辞した。

 逮捕について父親は「兄から電話がかかって知った。ネットニュースに哲也が出てると。そのあとNHKニュースでも観て……。大変驚いて信じられない、夢を見ている感じ」と、寝耳に水だったと語った。

 「いまは薬物依存治療のため、週に5日、クリニックに通っています。体調には異常なく、なかなか笑顔は出ませんが、普通通りに生活できており、眠れないなどはなく、毎朝起きて、クリニックに通っています」

 西田被告はまず薬物依存についての治療を行っており、それを両親が見守り支えていることも明かした。父親の尋問後、西田被告も、うつ病に至った背景、そこから覚せい剤に手を出した経緯を次のように語っている。

 「数年前からうつ病になり、症状が年々悪化し、通勤が困難になりました。しかし、どうしても仕事に行きたい。ひどい抑鬱状態を改善して仕事に行くために覚せい剤を使うようになりました」

■月に300時間の残業

 資源エネルギー庁から経済産業省の製造産業局自動車課に配置換えとなった2015年、西田被告はうつ病を発症した。それには資源エネルギー庁時代の激務が影響していたようだ。

 「当時は残業がかなり多く、月に150……多いときは月に300時間。帰れない日もありました。1週間泊まり込みも……。緊張感と責任でなんとか耐えていましたが、通勤時に車が走っているのを見て、轢かれたらどれだけ楽かと考えたこともあります。自動車課に移ってからの残業は月100時間程度でした」

 自動車課でも残業時間は多いが、資源エネルギー庁での尋常ではない残業時間の多さが、西田被告の精神を追い詰めたのか。

 「当時の医師から、過労の状況は、当時、緊張感があって耐えられたが、移動で時間的余裕ができて、それまでのストレスがかかったのではないかと言われました」

 うつ病が悪化する中、西田被告は数カ月単位の休みを3回取得したが、病状は改善しなかった。薬の量は増えてゆく。 

 「正直、悪くなる一方で、今に至るまで通院しています。抗うつ剤や眠剤など……中には強い薬もありました。より効果が強いものを求めるようになり、ベタナミンが処方されるようになりました」

 それでも完全には回復しない。その次に西田被告が目をつけたものがリタリンだった。うつ病ではリタリンは処方されないため、これをネットで購入するようになる。

 そんな生活を送る中、上司から「今度休みを取るときは休職扱いにして、その後は配置換えにしよう」という提案をされた。この提案が、強い薬に手を出し回復を焦っていた西田被告を、さらに焦らせたようだ。

 「私としては当時の自動車課で働きたいと思っていましたが追い詰められて、なんとか仕事に行かないといけない、と……。自動車課で働くか、休んで異動するか、その二択を迫られていた、藁にもすがる思いで手を出した」

 こうして今年2月、覚せい剤に手を出してしまった。使用頻度も高く、1日2回の頻度で毎日使用。経済産業省のトイレや会議室でも注射器を用い、自己の体内に摂取していた。

 「朝起きて、出勤前に注射で打っていました。起きたらまず打つ……。覚せい剤を使った時の抗うつ状況改善……言っちゃ悪いけど、これをやれば一番よくなると思い、打っていました」

 うつ病の悪化を食い止め、休職を避けたいとの思いから手を出した覚せい剤だった。それは何よりも、仕事にやりがいを感じ、仕事を続けていきたいと強く思っていたからだろう。

 だが、働き方改革などを推し進める中、国家公務員がこれほどの激務にさらされている状況に矛盾を感じざるを得ない。少なくとも西田被告にとっては、違法薬物に手を出さなければ仕事を続けられない、と追い詰められるほど、過酷な就労状況だった。彼以外にも、こうした環境で働き続けている者がいるのではないかという疑いも湧く。

 西田被告の公判が報じられることで、彼が置かれていた過酷な状況が広く知られることとなった。今回の件で経済産業省は5月31日付で、西田被告を懲戒免職処分としたが、これで一件落着ではなく、改めてその職場環境を見直す機会ではないだろうか。


高橋ユキ
傍聴人・フリーライター。2005年に傍聴仲間と「霞っ子クラブ」を結成(現在は解散)。著作に「木嶋佳苗 危険な愛の奥義」(高橋ユキ/徳間書店)など。好きな食べ物は氷。
twitter:@tk84yuki




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記事 [政治・選挙・NHK265] ノモンハンの教訓 「顔」がない組織の不条理

 作家の村上春樹さんの長編小説「ねじまき鳥クロニクル」はノモンハン事件が題材だ。

 1939年、旧満州とモンゴルの境界を巡り旧日本軍の関東軍と旧ソ連・モンゴル軍が凄惨な戦いを繰り広げた局地戦争である。

 村上さんは40代前半、滞在していた米プリンストン大学の図書館で事件の本を読み込んだ。日本から2千キロも離れた大草原の戦場跡に足を運んでもいる。

 その体験と事件へのこだわりを紀行文「ノモンハンの鉄の墓場」に書いている。戦後日本の平和な「民主国家」も<表面を一皮むけば、そこにはやはり以前と同じような密閉された国家組織なり理念なりが脈々と息づいているのではあるまいか>と。

<曖昧な責任と決定>

 39年4月。関東軍は「満『ソ』国境紛争処理要綱」に基づく作戦命令を出した。

 要綱は作戦参謀の辻政信少佐が起案した。紛争が起きた場合、武力行使でソ連軍の出ばなをくじき越境しての攻撃もいとわない。国境が不明確な地域では現地司令官が国境を認定できる―。越権行為をも辞さない強硬策だった。

 内部には慎重な意見もあった。だが参謀には辻が兄のように慕う服部卓四郎中佐ら気脈を通じた人物が多く、異論を押し切った。

 紛争不拡大の方針だった東京の陸軍参謀本部は曖昧な態度に終始した。関東軍の作戦日誌には統帥が機能していなかったことを物語る記載がある。要綱には参謀本部から正式な指示や意見はなく「個人的に」2人の参謀から同意を得ただけだったというのだ。

 責任や経緯が不明確なまま重大な意思決定がなされた。

 日本側はハルハ河を国境と主張しソ連側はその東側にあると譲らない。6月、ハルハ河を越えたモンゴルの小部隊を日本側が撃退。関東軍は部隊を派遣、ソ連も正規軍を投入し衝突が拡大する。

 日本側は当初、戦いを優勢に進めた。だが戦力は歩兵が中心で明治時代の銃器を使っていた。ソ連軍は多数の戦車を動員。近代化した装備が威力を発揮した。

 さらにソ連はシベリア鉄道などを使い軍事力を欧州からノモンハンに大規模移動させていた。

 情報は在ソ日本大使館付武官が関東軍と東京の参謀本部に報告した。しかし関東軍参謀はソ連軍撃退に燃えているところに水を差す消極論と退けた。参謀本部も関心を示さず危機感は乏しかった。

 8月20日、ソ連軍の総攻撃が始まる。ソ連は23日にはドイツと不可侵条約を締結。ヒトラーの脅威をひとまず払拭したスターリンはこの戦いに傾注した。

 9月16日、停戦協定が成立。死傷者は双方合わせて約4万人に上った。国境線はソ連側の主張が通り日本は事実上敗北した。

 <日本軍はその先入観に合致するよう現実を歪曲する傾向があった。それに反する証拠は受け入れなかった>。戦後、旧日本軍人約400人をインタビューして大著「ノモンハン」を書いたアルビン・クックス(米国)の指摘だ。

<教訓学ばず破滅へ>

 上司に諌言したゆえに処分を受けたり、敗北の責任を問われ自決に追い込まれたりしたのは、死地をくぐり抜けた現場の連隊長だ。本来なら独善的な判断で兵士を犠牲にした参謀こそ厳しく処断されるべきだった。懲罰的な人事は行われたが、陸軍エリートの辻や服部らはほとぼりが冷めると大本営参謀に昇格した。

 陸軍省の研究委員会は翌40年に報告書をまとめた。最大の教訓は低水準の火力戦能力の向上と指摘しつつ「国軍伝統の精神威力をますます拡充する」としている。

 補給など兵たんや情報の軽視、根拠なき希望的観測、精神主義の偏重…。学ぶべき教訓に背を向けたまま日本軍は太平洋戦争に突入し日本を破滅させた。

 村上さんは紀行文「ノモンハンの鉄の墓場」をこう締めくくっている。僕らがそこで発見するのは僕ら自身じゃないのか、と。そして「忘れないこと」の大切さを語りかけている。

 福島原発事故で東京電力は大津波に襲われる可能性を示す子会社の試算結果を受けながら対策をとらなかった。原発を推進した国は誰も責任を取らないまま再稼働や原発輸出政策を進めている。

 「顔」がない責任の曖昧な組織の不条理はこれに限らず身近にもあろう。向き合うのは私たち自身を鏡に映すことでもある。

(9月15日)


信濃毎日新聞コラム「あすへのとびら」 2019年9月15日
https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20190915/KT190914ETI090006000.php
http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/557.html

記事 [政治・選挙・NHK265] 韓国への過度な執着は日本衰退の象徴 嫌韓バッシングに耽溺し世界に取り残される可能性も(wezzy)
韓国への過度な執着は日本衰退の象徴 嫌韓バッシングに耽溺し世界に取り残される可能性も
https://wezz-y.com/archives/69226
2019.09.14 wezzy


「Getty Images」より


 政府が韓国に対する事実上の輸出規制に踏み切ったことをきっかけに、国内は韓国をバッシングする記事で溢れかえっている。あるWebメディアでは、人気記事ランキングのほとんどすべてが韓国ネタだったこともある。

 一連の状況を冷静に眺めると、日韓両国とも相手国に対して異様なまでの執着を示していることがわかる。多くの日本人にとって、韓国との貿易を制限することは魂を揺さぶる大きなニュースのようだが、日本の輸出総額に占める韓国の割合は低く、日韓の産業構造も大きく変化している。誤解を恐れずに言えば、韓国との貿易など、大して重要なテーマではなくなっている。

 日本は、米国と中国への輸出で何とか経済を成り立たせている状況であり、米中貿易戦争の激化は、日本にとって危機的な出来事といってよい。韓国とのいざこざにかまけている暇などないというのが現実なのだが、多くの日本人にとってその認識は薄いようだ。

■日韓両国は空前の大騒ぎ

 日本政府は、半導体の製造に不可欠とされるフッ化ポリイミド、レジスト、フッ化水素の3品目の輸出について、7月4日から個別に審査を行う方式に変更した。これに加えて、8月28日からは、韓国をホワイト国(輸出管理を厳格に実施している国)のリストから外すという措置も実施している。

 3品目については軍事転用が可能で、原則として個別許可が必要なものだが、韓国に対しては優遇措置を設けていたことから、簡便な手続きで輸出することができた。しかし、今後は個別の案件ごとに許可を申請する必要があるため、日韓貿易の停滞が予想されている。

 直接、輸出の規制にならない製品についても、購入先によっては許可が必要となるが、これを回避するためには相手国がホワイト国に認定されている必要がある。韓国がホワイト国から外れると、韓国への輸出が煩雑になり、貿易が停滞する可能性がある。

 日韓両国では、この措置をめぐって、それこそ上を下への大騒ぎとなっている。日本の論者は、韓国は日本がいないとやっていけない国であり、今回の措置は韓国経済に大きな打撃を与えると主張している。一部からは、今後、韓国との関係を清算すべきだといった過激な意見も聞こえてくる。一方、韓国は韓国で、貿易制限を行えば日本側が苦しい立場になると主張しているほか、日韓の対立は日本企業にとって大きな損失だと主張している。

 確かに特定の製品について輸出入を制限する措置を加えた場合、当該製品を扱っている企業にとっては大打撃となるだろう。だが経済全体で見た場合、両国にどの程度の影響が及ぶのかは、経済全体に占める輸出入の比率や両国の産業構造によって大きく変わってくる。

■日本と韓国は双方にとってそれほど重要な国ではなくなっている

 2018年における日本の輸出入の総額は約164兆円となっているが、このうち韓国との輸出入が占める割合は全体の5.7%に過ぎない。日本にとって最大の貿易相手国は中国であり、輸出入の21.4%が中国向けである。次いで米国(14.9%)、ASEAN各国(15.2%)、EU各国(11.5%)と続く。

 日本にとって韓国は隣国であり、かつては日本と韓国の産業構造は相互依存的だった時代もあるが、今では、重要な貿易相手国ではなくなっており、貿易制限で大騒ぎするような話ではない。では韓国にとって日本はどのような国だろうか。

 韓国全体の輸出に占める日本向けの割合は4.7%、全体の輸入に占める日本の割合は11.5%となっている。確かに韓国のほうが、日本からの輸入に依存する割合が高いが、それでも貿易全体を考えると、中国や北米の重要性が高いことに変わりはない。このところ韓国の輸出が急減しているが、それは日韓関係ではなく、米中対立による中国の景気悪化が原因である。

 以前の韓国メーカーは、日本メーカーから基幹部品を輸入し、安い労働力を生かして、安価な最終製品を大量生産していた。韓国メーカーは日本メーカーがないと部品を確保できないし、日本メーカーは韓国という輸出先がないと売上高を維持できなかった。つまり日本と韓国の産業は一体となっていたわけだが、ここ十数年で基本構造は大きく変わった。

 韓国メーカーは自前で部品を開発できるようになり、付加価値の低い部品については東南アジアから輸入するようになっている。日本も同様に東南アジアで部品を調達するケースが増えており、日本と韓国のやり取りは減少した。もちろん韓国メーカーの中には、依然として基幹部品を日本メーカーから調達しているところがあり、日本メーカーの中にも、韓国が主な輸出先というところもあるだろう。だが、貿易全体、経済全体の問題を考えた場合、日韓の関係はあまり重要なものではなくなっているのが現実なのだ。

 むしろ筆者が危惧しているのは、韓国との問題ばかりに気を取られ、米中関係という日本にとってもっとも重要なテーマがおざなりにされてしまうことである。

■日本にとって大事なのは米国と中国

 先ほど説明したように、日本経済における中国と米国の存在感は極めて大きい。金額ベースでは中国との関係がもっとも密接ということになるが、モノの流れに着目すると少し違った様子が見えてくる。中国に輸出された日本製品の一部は、中国で使われるのではなく、中国の工場で製品として組み立てられ、米国に輸出されている。つまり中国を経由して米国の消費者が購入しているケースが少なくないのだ。

 さらにいうと、中国が米国に再輸出せず、中国が自ら使用する目的で輸入している代表的な製品は工作機器や製造装置といった機械類である。これは中国が世界の工場として、主に米国向けの製品を製造するために必要なものである。

 つまり米国の景気がスローダウンすると、米国向けの輸出が減るだけでなく、中国を経由して米国に輸出される製品の輸出も減少し、生産量の減少から、中国メーカーが購入する機械類の輸出も減少するという、日本にとっては輸出減少ドミノが発生してしまう。

 日本人の多くは、米国の景気に対してあまり関心を持っていないが、実は米国の景気が良いのか悪いのかは、わたしたちの生活を左右する重要事項なのである。

 米国はリーマンショック以降、めざましい成長を実現しており、日本はその恩恵をフルに受けてきた。これまでは、米国の好景気が今後も続くのかということだけが焦点だったが、トランプ政権の誕生によって状況は変わった。トランプ氏は、自ら中国との貿易戦争に乗り出しており、米国経済の不確実性はこれまでになく高まっている。

■米中関係、米朝関係への関心は薄い

 米国が中国との貿易に高い関税を課したことで、中国企業の米国向け輸出が大きく減少。中国企業が今後の生産計画を見直したことから、日本電産やファナックなど、日本メーカーは大きな影響を受けた。もし米中が妥協できない場合には、いよいよ関税の影響が米国にも及んでくるため、米国の消費も低迷する可能性がある。こうした事態に陥った場合、日本経済への打撃は相当なものとなるだろう。

 中国は米国との対立を受けて、輸出依存をやめ内需型経済へのシフトを模索している。もし中国が本格的に内需経済に舵を切った場合、日本から中国に輸出できる製品の種類も変わることになり、日本企業は迅速な対応が求められる。これはかなり切迫した事態であり、韓国との争いなどに時間を取られている場合ではないというのが現実なのだ。

 しかも今回の韓国側の動きは、米韓同盟を弱体化させるものであり、米朝交渉の行方にも大きな影響を与える。もし韓国で文在寅政権が継続し、その間に米朝交渉がまとまった時には、日本にとってやっかいな事態となるかもしれない。

 だが国内は、相変わらず韓国バッシングに終始しており、米中関係や米朝関係への関心は薄い。気がついた時には、世界経済の動向や、米中関係、米朝関係が大きくシフトしており、一気に時代に取り残されることも十分にありえるだろう。

 あまり考えたくはないが、衰退していく国というのは、こういう形で周囲が見えなくなり、そして時代への対応力を失っていくのかもしれない。



加谷珪一
経済評論家。東北大学工学部原子核工学科卒業後、日経BP社に記者として入社。野村證券グループの投資ファンド運用会社などを経て独立。経済、金融、ビジネスなどの分野で執筆活動を行う。億単位の資産を運用する個人投資家でもある。




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