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2019年9月11日00時30分 〜
記事 [政治・選挙・NHK265] ヘソが茶を沸かす「安定」「挑戦」 今必要なのはアベノミクスの破壊と粛清(日刊ゲンダイ)



「安定」「挑戦」内閣改造の笑止 必要なのは破壊と粛正
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/261595
2019/09/10 日刊ゲンダイ 文字起こし ※タイトルは紙面による


大失敗の経済政策は問題にもされず…(政府与党連絡会議であいさつをする安倍首相)/(C)共同通信社

 11日に行われる内閣改造。これまで「危機突破内閣」「仕事人内閣」「全員野球内閣」などと、空疎なネーミングをつけてきた安倍政権。今回は「安定と挑戦」の布陣にするのだという。

 しかし、「安定」と「挑戦」とは、ヘソが茶を沸かすというものだ。すでに政権発足から6年半。大企業の内部留保だけが膨れ上がり、肝心の実質賃金は上がらず、個人消費はどんどんヘタっているのに、なにが「安定」なのか。まさか、庶民が疲弊している、この状態のまま「安定」させるつもりなのか。

 もはや、アベノミクスが失敗に終わったことは、誰の目にも明らかだ。OECDの統計によると、2018年の日本人の賃金は、過去21年間で8%も減り、先進国の中で唯一、マイナスだったという。アメリカは81%も増え、イギリスも92%増だった。フランスもドイツも韓国も伸びている。どこもかしこも庶民の賃金は上がっているのに、日本だけが8%もダウンしているのは、どう考えても経済政策の失敗だろう。

 とくに、6年半もつづけた愚策“アベノミクス”の失敗が決定的だった。大企業が「円安」による見せかけ上の利益を貯め込む一方、非正規雇用を増やして人件費を削ってきたのだから話にならない。

 この期に及んでも安倍政権は、「景気は緩やかに回復している」などとテキトーなことを口にしているが、足元の景気も悪化しはじめている。経済評論家の斎藤満氏がこう言う。

「財務省の“法人企業統計”によると、今年4〜6月に企業が払った人件費は44・4兆円でした。これは前年同期に比べて0・7%の減少です。推移を見ると、昨年7〜9月は4・2%のプラス、以降、10〜12月は3・1%増、今年1〜3月が1・6%増と減速をつづけ、ついに4〜6月期にマイナスに落ち込んだ。景気が後退しているのは明らかです」

個人を犠牲にして大企業を儲けさせてきた

 アベノミクスが失敗に終わった原因もハッキリしている。

 そもそも、アベノミクスは、3本の「矢」を放つ予定だったはずである。まず、第1の矢である「異次元の金融緩和」と、第2の矢である「財政出動」をカンフル剤として放ち、満を持して3本目の矢である「成長戦略」をぶっ放すことで日本経済を高度成長させる計画だった。

 ところが、6年半経っても、肝心要の第3の矢が1本も飛ばないのだから、ホンモノの好景気になるはずがない。行き詰まった安倍政権は「カジノ」を「成長戦略」のひとつにしているのだから、どうしようもない。いったい、どこに「バクチ」を成長戦略に掲げる国があるのか。

 結局、安倍政権がやったことは「異次元緩和」によってマネーをジャブジャブにすることで“株高バブル”を演出し、“円安誘導”して輸出大企業をボロ儲けさせただけだ。トリクルダウンは、起きる気配もない。

「『世界で最もビジネスしやすい国を目指す』と安倍首相が訴えていた通り、アベノミクスの本質は、いかに大企業にとっていい環境をつくるかということです。個人を犠牲にして、大企業の利益を拡大させてきたのがアベノミクスです。たとえば“円安誘導”は、輸出企業の利益を底上げしますが、庶民は輸入物価が高騰して生活が苦しくなる。

 異次元緩和による低金利にしても、企業は金利負担が減り、低利でお金を借りられるメリットがあるが、個人は預貯金の利子が減ってしまう。なにより露骨なのは“労働政策”です。大企業が、安い労働力を酷使できるようにしてきた。賃金の安い非正規雇用の比率は、いまや37%に達している。そうした6年半のアベノミクスの累積が、460兆円という大企業の内部留保です」(斎藤満氏=前出)

 日本のGDPの60%は、個人消費である。個人のフトコロが温まらないのだから、景気が良くなるはずがない。


国民に背を向ける経産省(C)日刊ゲンダイ

シナリオライターが経産省では絶望

 6年半やっても成果が上がらない「アベノミクス」を、これ以上つづけても、結果は同じだ。庶民の暮らしは絶対に良くならない。むしろ疲弊していくだけである。

 安倍政権は「安定」と「挑戦」などとほざいているが、いま必要なのは、アベノミクスの「破壊」であり、庶民生活を犠牲にしてきた戦犯の「粛清」だろう。このまま愚策をつづけられたら、日本経済も国民生活も大変なことになる。

 アベノミクス失敗の“A級戦犯”は、経産官僚だ。「経産省内閣」と揶揄されるほど、安倍政権では、内政も外交も経産官僚が仕切っている。各省庁の事務次官さえアゴで使い、霞が関を支配している“官邸官僚”も、経産省出身者で占められている。「むかし陸軍、いま経産省」である。

 最悪なのは、経産省がブチ上げたプランは、ことごとく失敗していることだ。経産省が「成長戦略」のひとつとして進めてきた「原発輸出」は、まったく日の目を見ていない。トルコ、ベトナム、イギリス、リトアニア、アメリカ……と売り込んだが、すべて頓挫している。官民ファンド「産業革新投資機構」は、1億円の報酬をめぐって醜い内紛まで起こすありさまだ。

 さらに、人工知能、自動走行、水素社会……ともっともらしく「成長戦略」を打ち出しているが、原発輸出と同様、いずれも成果を上げていない。

 シナリオライターが無能なのだから、安倍政権から「成長戦略」が出てくるわけがない。

 政治評論家の森田実氏が言う。

「かつて旧通産省の官僚は、国民生活を良くしたい、という気持ちが強かった。ところが、経産官僚は国民に背を向けている。向き合っているのは、官邸と大企業とアメリカだけです。その象徴が、庁舎内の全執務室に鍵をかけたことです。本来、役所は国民にオープンであるべきです。以前は、気軽に立ち寄れた。民間人が顔を出すことで情報も知恵も得られます。なのに、外部の声をシャットアウトしている。これでは成長戦略だって出てきませんよ」

国民の15%が相対的貧窮の異常事態

 安倍首相も、日銀の黒田総裁も、経産官僚も、アベノミクスの失敗を認めようとせず、責任を取ろうともしないが、絶対に見過ごしてはダメだ。

「トリクルダウンだ」「まだ道半ばだ」などと、この6年半、さんざん庶民を犠牲にしてきたのに、最近はアベノミクスという単語さえ口にしなくなっているのだから、ふざけるにも程がある。

 アベノミクスの失敗によって、いまや貯蓄ゼロ世帯は31%に達し、年収300万円以下の人が40%もいる。国民の15%が相対的貧困に陥っている状況である。大企業の内部留保が460兆円と7年連続過去最高を更新しているのに、庶民だけが苦しむのは、誰が考えたっておかしい。

 よくも安倍政権は、「安定」と「挑戦」などとシレッと口にできるものだ。立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)が言う。

「参院選でも安倍首相は、アベノミクスという単語をほとんど口にしませんでした。アベノミクスの成果に有権者の注目が集まり、選挙の争点になったらマズイと考えたのでしょう。“韓国叩き”と“改憲”に血道を上げているのも、アベノミクスから国民の目をそらしたい、という理由もあるはずです。しばらくは、内閣改造に注目が集まると計算もしているはず。でも、どんなに目をそらせても、生活が良くなるわけではない。国民も目くらましに乗らないようにすべきです」

 これ以上、亡国政策をつづけさせてはいけない。庶民生活は大変なことになる。













 



http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/429.html

記事 [政治・選挙・NHK265] <菅野完氏「今回の内閣改造はひどいな」>「スキャンダルまみれの人ばっかり選んで入閣させてるように見える」 






内閣改造 閣僚19人の全容固まる 小泉氏は環境相で初入閣
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190910/k10012074811000.html
2019年9月10日 21時29分 NHK



11日発足する第4次安倍第2次改造内閣の19人の閣僚の顔ぶれとポストがすべて固まりました。自民党の小泉進次郎氏は環境大臣として初めて入閣することが内定しました。

環境大臣で初入閣する小泉氏は、衆議院神奈川11区選出の当選4回で、38歳。党内の派閥には所属していません。

復興政務官や党の筆頭副幹事長などを務めたあと、去年10月に党の厚生労働部会長に就任し、政府が目指す全世代型の社会保障制度の実現に向けた提言をまとめました。

父親は小泉純一郎 元総理大臣で、党の若手のホープのひとりとして将来が期待されていて、各種の世論調査でも、総理大臣候補の1人として名前があげられます。

先月には、フリーアナウンサーの滝川クリステルさんとの結婚を総理大臣官邸で明らかにして話題となりました。

38歳での入閣は、34歳で少子化担当大臣に起用された小渕優子氏、37歳で郵政大臣に起用された野田聖子氏に次いで、戦後3番目の若さとなります。

安倍総理大臣としては発信力に定評があり知名度の高い小泉氏に、経験を積ませるとともに、改造内閣の清新さをアピールするねらいもあるものと見られます。

また新たに、
▼国家公安委員長に武田良太氏、
▼一億総活躍担当大臣に衛藤晟一氏、
▼復興大臣に田中和徳氏、
▼科学技術担当大臣に竹本直一氏、
▼地方創生担当大臣に北村誠吾氏の起用が内定しました。

このほか、
▼法務大臣に河井克行氏、
▼文部科学大臣に萩生田光一氏、
▼農林水産大臣に江藤拓氏、
▼経済産業大臣に菅原一秀氏、
▼国土交通大臣に公明党の赤羽一嘉氏、
▼経済再生担当大臣に西村康稔氏、
▼オリンピック・パラリンピック担当大臣に橋本聖子氏が内定しています。
初入閣は13人と、安倍内閣では最も多くなります。

また、
▼総務大臣に高市早苗氏、▼厚生労働大臣に加藤勝信氏が再入閣します。

さらに、▼外務大臣に茂木経済再生担当大臣、▼防衛大臣に河野外務大臣がそれぞれポストを変えて起用されるほか、▼麻生副総理兼財務大臣と▼菅官房長官は、留任が内定していて、改造内閣の19人の閣僚の顔ぶれとポストがすべて固まりました。

一方、自民党役員人事では、▼二階幹事長、▼岸田政務調査会長の再任と、▼総務会長に鈴木オリンピック・パラリンピック担当大臣、▼選挙対策委員長に下村博文氏の起用が決まっているほか、▼幹事長代行には、稲田朋美 筆頭副幹事長が起用されます。

安倍総理大臣は11日午前、自民党の役員人事を行ったうえで、午後、第4次安倍第2次改造内閣を発足させることにしています。



























































関連記事
安倍が文科相に抜擢した萩生田光一こそ問題だらけのタマネギ男だ! 加計問題で圧力、教育勅語礼賛、テレビ局に圧力文書…(リテラ)
http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/424.html

安倍首相が内閣改造で菅原一秀を経産相にするトンデモ 愛人に「女は25歳以下」「子供を産んだら女じゃない」のモラハラ男(リテラ)
http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/428.html




http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/430.html

記事 [政治・選挙・NHK265] ボルトン追放=安倍不要 トランプは南北と仲良く 
ボルトン追放=安倍不要 トランプは南北と仲良く
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51975134.html
2019年09月11日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


ボルトンが粋がって ハノイ会談をつぶした

ポンペオは 西川社長のように ゴーンの・もとへ・トランプのスリヨリ虫だから
トランプ様様となるがみえみえ

北朝鮮を村八分にしないというトランプに
村九分にしろ! といいかえし
ふざけんな!クビだ!
大あらすじはこんなことだろう

***

とんちんかんな マスコミには悪意がある
自分たち=安倍政権の不都合なニュースは 🙈=国民には消す

ボルトン解任 千葉大停電 GDP世界最低へ 
そして
香港検察礼賛 安倍内閣を吉本に拍手させ 🐒国民を洗脳する
デンスケ賭博民主主義が 安倍政権だ

***

ハノイ会談はトランプのシナリオどおり動くだろう
おそろしいことになる

@北朝鮮制裁一部解除
A南北米経済協力
B南北米中相互査察で武力削減
9月末会談ならこうなる

これが嫌で文を蹴るわ殴るわ大騒ぎだった日本黒幕組合が負けたのだ
日本政治は 脳腐敗が進行し 何をやってもとんちんかん迷走してしまう
ぼんくら政治内閣へ改造する おおこわ!





※詳しくはこちらで
<きょうのトップニュース!>遅きに失したボルトン更迭  天木直人 
http://www.asyura2.com/19/kokusai27/msg/370.html





http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/431.html

記事 [政治・選挙・NHK265] <きょうのトップニュース!>遅きに失したボルトン更迭  天木直人 :国際板リンク 
<きょうのトップニュース!>遅きに失したボルトン更迭  天木直人 

http://www.asyura2.com/19/kokusai27/msg/370.html



http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/432.html

記事 [政治・選挙・NHK265] インフラ大混乱…台風直撃で高まる東京五輪の中止リスク(日刊ゲンダイ) 



インフラ大混乱…台風直撃で高まる東京五輪の中止リスク
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/261598
2019/09/10 日刊ゲンダイ


台風15号で成田空港は「陸の孤島」、これでは五輪競技はムリ(C)共同通信社

 9日未明から昼にかけて関東を縦断した台風15号。千葉市や羽田空港などでは観測史上1位となる最大瞬間風速を観測し、関東に上陸した台風の中でも統計開始以来、最強クラスとなった。来年の東京五輪は台風襲来でも競技日程はキツキツ。「お・も・て・な・し」とは真逆の“強行軍”となりかねない。

 気象庁によると、台風15号は9日未明に千葉市で最大瞬間風速57・5メートルを観測。記録的な暴風雨の影響で、千葉県君津市では送電線の鉄塔2基(57メートルと45メートル)が倒壊した。東京電力によると、千葉や神奈川などを中心に1都6県で最大約93万軒の停電が発生。全面復旧は10日以降にずれ込む見通しだ。

 首都圏の在来線は、始発から午前8時ごろまで運休。運転開始後も、ダイヤの乱れにより、入場規制が相次いだ。成田空港では一時、交通機関が全面ストップして利用客1万3000人が足止め。「陸の孤島」と化した。

■大会期間中に台風が上陸したら?

 史上最強クラスの台風の猛威をまざまざと見せつけられたが、台風直撃のリスクは来年も変わらない。問題は、台風が来年の東京五輪を直撃した場合だ。

 大会期間は7月24日から8月9日、パラリンピックは8月25日から9月6日だ。台風の発生・上陸のピークが7〜9月であることを考えると、台風が五輪を直撃する可能性は十分ある。

「1951年の統計開始から7月と8月に首都圏に上陸した台風は7個です。9月が3個なので、7〜9月にかけて首都圏に上陸する台風の数は平均してそんなに変わりません」(気象庁天気相談所)

 大会期間中に台風が上陸したら、首都圏のインフラがマヒし、観戦目的の訪日客らが右往左往することは間違いない。実際、台風15号で鉄道ダイヤが乱れたことにより、日本語の構内アナウンスが理解できずに途方にくれる訪日客もいた。

 最悪の場合、台風による停電で熱中症のリスクが高まり、観戦客やボランティアがぶっ倒れる恐れがある。競技日程にも影響する可能性が高い。

 五輪憲章は原則として、<オリンピック競技大会の競技実施期間は16日間を超えてはならない>と明記している。台風が近づいても競技日程を消化するため“強行軍”に突っ走ったら、陸上競技において猛烈な嵐の中、追い風参考記録で世界新記録が続出する前代未聞の五輪になるかもしれないのだ。

■日本の気候環境を考慮していない

 台風が五輪を直撃した場合のシミュレーションについて、大会組織委に問い合わせると次のような回答だった。

「スケジュール進行に影響を及ぼす事象がある場合、個々の状況にあわせて、組織委員会、IOC・IPC、国際競技団体などで協議を行い、遅延、延期、前倒しなどを判断します。閉会式前に競技を再設定することができない場合には、IOC・IPCが中止を決定します」(戦略広報課)

 要するに、具体策は想定の範囲外で、競技の中止についてはIOC・IPCの判断に丸投げというワケだ。五輪に詳しいスポーツライターの谷口源太郎氏が言う。

「IOCも組織委も日本の気候環境を全く考慮していません。問題は、台風だけではなく、暑さや福島原発事故による放射能汚染まで多岐にわたります。日本の気候環境を考えれば、7、8月に五輪を開催する方がおかしい。選手やスタッフの生命をないがしろにしている証左ですよ」

 自然の猛威を甘く見ていると痛い目に遭う。

























http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/433.html

記事 [政治・選挙・NHK265] 安倍政権7年お友達総決算内閣/政界地獄耳(日刊スポーツ)


安倍政権7年お友達総決算内閣/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201909110000191.html
2019年9月11日9時46分 日刊スポーツ


★先週末から10日までの間に今日11日の内閣改造・党役員人事の大半が固まった。内閣改造といえば小泉内閣の途中までは官邸前の庭に報道機関の組閣のテント村が並んだことが懐かしい。事前に決まって、ぽろぽろとリークがあれば、えんび服を車のトランクに積んで間違って官邸に入っていく議員もいなくなるというものだ。組閣の人事合戦はマスコミの闘いの場ではなくなり、大本営を待つものに変わっていった。

★さて、骨格の人事はそのままに内閣改造というより、入れ替え・組み替えの結果、党幹事長代行・萩生田光一を文科相に、首相補佐官・江藤拓が農水相、外相・河野太郎は防衛相。外相には経済再生担当相・茂木敏充がそれぞれ横滑りする。その経済再生担当相には官房副長官・西村康稔が充てられる。首相補佐官・衛藤晟一と党総裁外交特別補佐・河井克行が初入閣する見通し。参院幹事長に内定している世耕弘成に代わり経産相の後任には元財務副大臣・菅原一秀を調整中。五輪相・鈴木俊一は総務会長で三役入りを果たす。

★党選対委員長・甘利明は税調会長、選対委員長には憲法改正推進本部長・下村博文を充てる。他にも議運委員長・高市早苗の総務相返り咲きなどが言われている。いずれも首相お気に入りの皆さんの内閣、議会、党の人事の使いまわしや問題を先送りにしたまま退任し説明責任も果たさず、ほとぼりを冷まして素知らぬ顔で入り込む者、がんばった論功行賞の対象者など、安倍内閣7年のシャッフル内閣と言えそうだ。この人事には安倍内閣最後という思いが込められているのではないか。安倍内閣ではないと起用されないようなお方も入閣するようで、その思いが強いのではないか。とにかく韓国の法相人事にはあれだけ国民挙げて賛否を言うのに、自国の閣僚人事には論評しないメディアと国民も不思議だ。(K)※敬称略



【報ステ】内閣改造前夜…小泉進次郎氏が初入閣へ
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20190910-00000075-ann-pol
9/10(火) 23:30配信 ANN



 11日に行われる内閣改造で、自民党の小泉進次郎厚生労働部会長が環境大臣として初入閣することが決まった。

そのほか河井総裁特別補佐も初入閣。法務大臣に内定した。

そして、安倍総理と思想信条が近い衛藤総理補佐官が一億総活躍担当大臣に、菅原元財務副大臣が経済産業大臣に決まった。

萩生田幹事長代行は文部科学担当大臣に就くことが決定した。

また、当選回数を重ね、入閣待望組の田中和徳氏、武田良太氏、竹本直一氏、北村誠吾氏の入閣も決まった。

そして、高市元総務大臣と加藤元厚労大臣が再登板となる。

内閣の骨格を残しつつ、そのほかのポストは大幅に入れ替わり、初入閣13人は安倍政権で過去最多となる。

側近の重用が目立つ一方、石破派からの起用はゼロだった。

























http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/434.html

記事 [政治・選挙・NHK265] 米国トランプ大統領から、安倍氏は脅せば何でも言うことをきく人間と見下されている:メキシコ国境の壁の建設費まで、日本国民の血税を拠出させられるとはもう絶句!(新ベンチャー革命)
米国トランプ大統領から、安倍氏は脅せば何でも言うことをきく人間と見下されている:メキシコ国境の壁の建設費まで、日本国民の血税を拠出させられるとはもう絶句!
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/2904039.html
2019年09月10日 新ベンチャー革命 2019年9月10日 No.2457


1.米トランプは、傀儡化している安倍氏をATM代わりに利用するつもり

 本ブログでは、安倍政権下の日本は、米国戦争屋に闇支配されていると観ていますが、それを証拠付ける事例がまたまた飛び出しました。

それは、米トランプの公約となっているメキシコ国境の壁建設費に関するモノです。この壁を米国民の血税でつくるとなれば、多くの米国民は怒るでしょう。

そこで、トランプの発想では、この万里の長城的な壁の建設費を間接的に、われら日本国民の血税で一部負担させようと企んでいるという仰天情報です(注1)。

 トランプのアイデアでは、在日米軍駐留費の一部を削って、上記の壁建設に充てるというものです。

 ところが、在日米軍駐留費は日本が負担しているので、結局は、われら日本国民の血税が回りまわって、メキシコ国境壁に化けるということです。

2.米国人は、安倍氏のように逆らわない人間に対して、際限なくつけあがってくるのが常

 さて、筆者は過去、16年半に及ぶ米外資の日本支部勤務を経験していますが、その経験に依れば、米国人はおとなしくしていると、際限なくつけあがってくるということです。

 トランプの尻に敷かれている安倍氏は、トランプから完全に舐められているのは明らかです。

 このような関係になると、トランプのような横暴な米国人はドンドン、つけあがってきます。

 その延長線上にて、メキシコ国境壁の建設費用を可能な限り、属国・日本に出させようという発想が出てくるのです。

 親分肌のトランプから見れば、安倍氏は単なる小僧であり、脅せば震え上がるとしか観ていないのです、ほんとうに情けないことです。

3.今の安倍氏は、自分のクビをつなぐためには、手段を選ばず、トランプ親分の言うことは何でもきく

 筆者から見ると、安倍氏はまったく外人慣れしていないド素人の日本人です(注2)。

 そして、安倍氏のクビを握っているのは、日本を闇支配する米国戦争屋ですから、トランプと米戦争屋がつるんで、安倍氏を彼らの手のひらで弄んでいるのです。

 彼らは日頃から、こう言っているでしょう、“日本のアベはチョロいから、ちょっと脅せば、すぐにカネを出す”と。そして遂に、彼らはメキシコ国境壁の建設費まで日本に出させようとしているのです。

 このような状況に置かれている安倍氏がまともな人間だったら、国民に申し訳ないという気持ちが優先して、首相の地位を自ら降りるはずです。

 にもかかわらず、かつての福田元総理と違って、安倍氏は平気でトランプの言いなりになって、平気で国民を欺くのです。

 われら日本国民は、安倍氏がこのような人間であることをよく認識すべきです。

注1:阿修羅“在日米軍基地から430億円 日本の税金がメキシコの壁建設に(日刊ゲンダイ)”2019年9月10日
http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/403.html

注2:本ブログNo.2327『今の安倍氏は、韓国・文大統領に比べて、外人応対のド素人であることがばれた:米トランプにとって、安倍氏はポチ以下、警戒の対象でしかない!』2019年4月29日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/2019-04-29.html




http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/435.html

記事 [政治・選挙・NHK265] 台風15号の甚大被害、復旧遅れ深刻化も、安倍政権は内閣改造に夢中でほったらかし! 関係閣僚会議も総理指示もなし(リテラ)
台風15号の甚大被害、復旧遅れ深刻化も、安倍政権は内閣改造に夢中でほったらかし! 関係閣僚会議も総理指示もなし
https://lite-ra.com/2019/09/post-4964.html
2019.09.11 台風15号の被害・復旧遅れも安倍政権は内閣改造に夢中 リテラ

        
        内閣改造に夢中で首相官邸インスタでも今回の災害には触れず…


 首都圏を直撃し甚大な被害をもたらした台風15号だが、直接的な被害だけではなく、深刻なのは、いまだ停電や断水が続き、復旧の目処が立っていないことだ。

 東京電力は、10日夜時点では、11日中にはすべて復旧させるとしていたが、今日になって「本日中の復旧見通しは立っていない」と守勢した。猛暑のなか、きのう千葉県では二人が熱中症で死亡したとみられ、このまま停電・断水が長引けば、さらに犠牲者が出る可能性が高い。

 ところが、信じられないのは、安倍政権が台風災害の対策、被害をほったらかしにしていることだな。

 菅官房長官は9日午前の会見で「政府一丸となって被害状況の把握に努めるとともに、災害応急対策等に全力で取り組んでいるところ」などと語ったが、口先だけだ。

  何しろ、今回の台風について非常災害対策本部はおろか、関係閣僚会議すら開いた形跡がないのだ。

 安倍首相動静を見ると、台風が迫っていた9月8日日曜日は、午前中に下村博文・元文科相の次男の結婚披露宴に出席したあと、15時すぎには富ヶ谷の私邸に帰宅。そのあとは麻生太郎財務相が遊びに来て1時間半ほど滞在し夕方17時すぎに帰っただけ、私邸でのんびり過ごしている。

 甚大な被害が少しずつ判明してきた9月9日月曜日も同様だ。台風被害に関係ありそうなのは、10時8分からたった5分間、沖田芳樹内閣危機管理監、関田康雄気象庁長官から報告を受けたくらい。あとは米国でNSC関係者と会談した薗浦健太郎首相補佐官、世耕弘成経済産業相など韓国への圧力を担う経産省関係者と面談しただけで、18時28分には自宅に帰っている。

 そして、復旧が予想以上に遅れていることが問題化し始めた9月10日も、閣議のあと、会ったのは麻生財務相、谷内正太郎国家安全保障局長、北村滋内閣情報官、防衛省の槌道明宏防衛政策局長、大塚海夫情報本部長だけ。19時41分に自宅に帰っている。

 言っておくが、台風については、こういう対応が普通というわけではない。実際、8月の台風10号のときは、8月14日、16日に関係閣僚会議を開き、「先手の対策を」と指示していたし、7月の台風5号のときも20日に国民への情報提供や避難支援などの対策についての「総理指示」を出し、22日には関係閣僚会議を開き「政府一体で対策を」と指示していた。

 ところが、今回の台風15号については、関係閣僚会議も開いてないし、総理指示も出していないのだ。

 さらに、冒頭で指摘したような停電や断水の復旧の見通しが立たないことで、国民の生命が危機にさらされる状態になっているのに、安倍首相はいまだ、経産省や国交省などの担当省庁に、ハッパすらかけていない。

 こうした首相の姿勢は当然、担当大臣や官邸にも伝播している。本来なら経産大臣は電気の復旧のための陣頭指揮をとるべきだが、世耕経産相は9日に安倍首相と面談しても、メインの話題は対韓国圧力のこととみられる。9日19時頃にようやく、東電に対し早期完全復旧、電源車の配備供などを指示したとツイートしたが、きのう午前、東電の復旧計画をリツイートしたのを最後に、今日は韓国を攻撃するツイートを連発している。経産省の役人たちも東京電力に任せきりで、焦っている様子はまったくない。

■去年の西日本直撃台風でも安倍首相は新潟県知事選の応援演説

 まったく信じられないが、これはもちろん、安倍首相自体が韓国への圧力と内閣改造の人事に夢中だからだ。実際、安倍首相はこれまでも、自分の関心があるイベントが別にあるときは、それがどんなにくだらないものでも、災害対策を無視してそっちを優先してきた。

 たとえば、2014年2月に起こった山梨県の豪雪では、その最中に支援者らと赤坂で天ぷら料理に舌鼓を打っていたし、同年の広島土砂災害では「災害応急対策に全力で取り組む」と宣言したあと、富士桜カントリー倶楽部で日枝久・フジテレビ会長(当時)や笹川陽平・日本財団会長らとゴルフを楽しみ続けた。

 さらに2015年の関東・東北豪雨では、孤立して救助を待つ人びとや不明者も多数いたというのに、インターネットテレビ「言論テレビ」に生出演して櫻井よしこや田久保忠衛・日本会議会長とともに安保法制の必要性をアピール。

 2017年も、G20首脳会談出席のための外遊中に九州北部豪雨が発生したが、G20閉会後も外遊を続行。緊急性もない外遊から帰国しなかったのは、加計問題追及の閉会中審査に出席したくないからなのは見え見えだった。

 そして、2018年7月西日本豪雨災害のときの「赤坂自民亭」。このとき5日午後には気象庁が「厳重な警戒が必要」と異例の緊急会見を開き、同日数十万人に避難勧告が出されていたにもかかわらず、5日夜、総裁選の票集めのために、「赤坂自民亭」なる内輪の宴会に参加。6日夜にも公邸で、総裁選のために無派閥議員取り込みのための会合を行っている。甚大な被害がすでに広がっていた6日土曜日午後〜7日日曜日の時点でさえ非常災害対策本部の設置をスルーして、7日朝に15分だけの関係閣僚会議をやっただけでさっさと私邸に帰るなど、66時間も災害を放置していた。

 さらに赤坂自民亭への批判もさめやらぬ2018年9月、関空など西日本を直撃した台風。台風直撃の翌日、平成最大規模の約50万軒で停電が続き、関空にも多くの人が取り残されているなか、安倍首相はなんと総裁選の票固めのため、新潟県に。ホテルの宴会場で開催された「安倍総裁の3選を実現する新潟県民の集い」に出席したのだ。

 もう何度も指摘したことだが、ようするに安倍首相が大事にしているのは、自分の権力維持と極右思想実現、そしてお友だちとの付き合いだけであって、国民の生命のことなんて微塵も考えていないのである。だから、他に何もないときは、“俺はやってるぜ”アピールとして災害対策を大仰に指示するが、自分の関心事が別にあるときは、途端に災害をないがしろにしてしまうのだ。

 今回の内閣改造で小泉進次郎が入閣することで、またぞろ、安倍内閣の支持率が上がるだろうが、こんな首相のもとでは自分の生命がどんどん危険にさらされるということに、いい加減気づくべきではないか。

(編集部)



















http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/436.html

記事 [政治・選挙・NHK265] 進次郎氏“サプライズ初入閣”の裏に安倍首相「3つの思惑」(日刊ゲンダイ)





進次郎氏“サプライズ初入閣”の裏に安倍首相「3つの思惑」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/261665
2019/09/11 日刊ゲンダイ


結婚報告会見での小泉進次郎議員と滝川クリステル夫妻(C)共同通信社

 永田町では「入閣ナシ」が既定路線とみられていた小泉進次郎氏が、一転、環境相に就任することになった。10日夕方の時点でさえ〈小泉進次郎氏の入閣は見送られる〉と速報したメディアもあったほどのドンデン返し、大サプライズだった。

「進次郎氏の『育休宣言』は入閣拒否のサインと受け止められていました。一方、安倍首相も、過去2回の総裁選で石破氏に投票した進次郎氏にいい感情を持っていない。滝川クリステルさんとの結婚を機に、女子アナ好きの女遍歴もバレ、入閣すればスキャンダルが出る可能性が高く、安倍首相周辺も『今回は見送り』と言っていました」(自民党関係者)

 それなのに安倍首相が進次郎氏入閣に舵を切った背景には、「3つの思惑」がありそうだ。

1.お友達隠し

 萩生田光一氏ら官房副長官や首相補佐官の経験者が5人も初入閣し、自民党内でも「お友達の在庫一掃」と揶揄する声が上がる。再入閣でも高市早苗氏や加藤勝信氏は安倍首相に近い。そんな中で、進次郎氏は批判をかわすのに格好の存在。目くらましになる。

2.石破つぶし

「安倍首相は石破氏だけは絶対に次の総裁にさせたくない」(安倍首相周辺)。今度の内閣と党三役には、岸田氏、菅氏、加藤氏、茂木氏、河野氏ら「ポスト安倍」に名前が挙がる面々が揃った。これに、世論調査で「次の首相」のトップに挙がることもある進次郎氏を加えることで、石破氏の目を完全につぶす考えだという。進次郎氏も入閣によって“石破離れ”せざるを得ない。

3.年末総選挙のブラフ

 世論人気の高い進次郎氏の入閣で、安倍首相はいつでも解散総選挙が打てる態勢をつくった。

 噂される11月解散12月総選挙の可能性を見せることで、野党を揺さぶる狙いがある。

 一方の進次郎氏。過去に入閣が取り沙汰されても、打診を断ってきたのに、なぜ今回は受けたのか。それも、復興や地方創生、厚労ならまだしも、環境相は進次郎氏が思い入れの強いポストでもない。

「後ろ盾になっている菅官房長官が『今回は入った方がいい』と進次郎氏にアドバイスしたようです。結婚の報告を官邸で行った経緯もある。結婚を機に守りに入ったというか、主流派に乗った。今後を考えて計算高く、立ち回ることにしたのでしょう」(官邸事情通)

 やはり進次郎氏も、“出世”にはやり、権力になびく、フツーの議員だったということだ。










http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/437.html

記事 [政治・選挙・NHK265] 外相交代は日本全面譲歩のメッセージなのか(植草一秀の『知られざる真実』) 
外相交代は日本全面譲歩のメッセージなのか
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2019/09/post-394c78.html
2019年9月11日 植草一秀の『知られざる真実』


内閣改造が実施された。

第4次安倍内閣で2度目の内閣改造である。

麻生太郎副総理・財務相、菅義偉官房長官以外が入れ替える大幅改造で、初入閣は2012年12月の第2次安倍内閣発足後で最多の13人。

安倍首相は11日午前に開いた自民党役員会で「新体制のもとでわが党の長年の悲願である憲法改正を党一丸となって力強く進めていく」と述べた。

38歳の小泉進次郎氏の入閣が決定されたのは、メディアが改造を大きく取り上げるように仕向けるための話題提供であると見られる。

安倍内閣は韓国敵視政策を推進しているが韓国問題に関わる主要閣僚には安倍首相の韓国敵視姿勢に従順に従う人物が配置された。

韓国に対して「無礼である」との無礼な発言を示した河野太郎氏は外相から防衛相に横滑りになった。

韓国海軍によるレーダー照射問題を日本政府がことさら大きな問題として取り扱っているが、軍事情報に詳しい田母神俊雄元航空幕僚長は、軍事演習におけるレーダー照射は日常的に行われているもので、危険性も低く、取り立てて大きく騒ぎ立てるような問題ではないとの見解を示している

しかし、日本政府があたかも韓国が日本に軍事挑発したかのように騒ぎ立ててきたが、その防衛問題の担当に安倍首相に取り入るために行動する河野太郎氏が起用された。

河野氏はかつて原発に否定的な発言を示していたが、その発言を完全に消滅させている。

自分の出世のためには信念も思想も捨てるという行動様式が示されている。

韓国との友好関係構築に努めるべき外相として、対韓国関係の改善ではなく、韓国に対する敵対的対応を強めたのは安倍首相に対する阿(おもね)りであると判断される。


経済財政担当相の茂木敏充氏が主要閣僚の外相に起用された。

日米FTA交渉を早期に妥結させたことが評価されたと報道されているが、この報道自体が日本のメディアの堕落を意味している。

TPPや日米通商交渉で、日本が唯一得ることができる可能性がある分野が日本の自動車輸出の関税撤廃だった。

ところが安倍内閣は2013年3月に、TPP交渉への参加を米国政府に認めてもらうための交渉で、この権利を放棄した。

日本の対米自動車輸出には売れ筋のSUVなどで25%、普通自動車で2.5%の関税が課せられている。

関税撤廃のTPPを謳うなら、この関税撤廃を確定することが必要不可欠だ。

日本の農産品輸入関税を一気に引き下げる譲歩を示すなら、少なくとも自動車関税の撤廃を決定しなければ明白な片務条約、片務協定ということになる。

ところが、安倍内閣はTPP交渉に参加させてもらう条件交渉の場となった日米事前協議で、普通自動車は14年間、SUV等は29年間、関税をまったく引き下げないことを受け入れてしまった。

この時点でTPPは完全な売国条約となることが確定したのである。

それでも、このときの交渉では普通自動車は25年目に、SUV等は30年目に関税を撤廃することが取り決められた。

30年後には自動車の技術環境が激変し、日本の自動車輸出が存在するかどうかわからない。

その環境下で、遠い未来の関税撤廃が曲がりなりにも盛り込まれた。


ところが、今回の日米FTA交渉では米国の自動車輸入関税引き下げ、撤廃が完全消去された。

米国が日本からの自動車輸入の関税率を一切引き下げないことが決定されたのだ。

それだけでなく、トランプ大統領は日本からの自動車輸入に対して追加的な制裁関税を発動する可能性があることを明言した。

これが茂木経財相が妥結させたという日米通商交渉の実態である。

日米FTAは1858年に締結された日米修好通商条約以来の不平等条約であると言わざるを得ない。

茂木敏充氏は時代が時代なら、外相に抜擢されるどころか桜田門あたりを歩いているときに斬殺されてもおかしくないような実績を示したと言える。

外相を「無礼である」発言の河野太郎氏から、屈辱協定妥結を実現させた茂木敏充氏に交代させたことは、日本が今後、外交において徹底的な譲歩を示すというメッセージを示したものであるかも知れない。

日本は韓国に対する敵視政策を撤回して、韓国との相互理解、相互尊重の方向に舵を切るべきである。

安倍害交は、米国に対しては「ひれ伏す屈辱害交」を展開する一方、韓国に対しては無礼な傲慢害交を展開しているから、対米交渉で示したひれ伏し害交の姿勢が対韓国害交で示されるかどうかには疑義が残るから、今後の対応姿勢の変化の有無を注視する必要がある。

文科相、法相に安倍首相の側用人が起用された。安倍首相の歴史修正主義が補強される可能性が高い。当面は新入閣閣僚の各種スキャンダルが探索されることになるだろう。日本が道を誤らぬために必要なことは内閣改造でなく政権交代である。

次の衆院総選挙に向けた戦術確立を急がねばならない。





http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/438.html

記事 [政治・選挙・NHK265] この内閣改造は正真正銘在庫一掃セール&一度隠れてほとぼり冷めて出て来た指名手配犯(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2019/09/post-bfedb4.html
2019.09.11


この内閣改造、今までどうしても閣僚に入れなかった議員と、過去、不祥事を起こして表舞台から去ったかに見せかけて、どさくさに紛れて復活した両極端になった感じがしてならない。

それだけではどうしようもないので、目玉として客寄せパンダの進次郎を入れて、いかにも仕事をやっているかのような華やかなところを見せたかったか。

進次郎が登場するだけで、メディアがこぞって持ち上げてそれ一色になることを政権は良く知っている。

進次郎ネタで、他の閣僚への疑惑を隠すことができる事を考えての進次郎人選に見えて仕方がない。

>最多初入閣「お友達ねぎらい内閣」と批判も
        9/11(水) 12:14配信 日テレNEWS24

>安倍首相は11日、内閣改造と自民党の役員人事を行う。政権の骨格は維持する一方で、小泉進次郎議員を環境相に起用するなど政権発足以来、最多の13人を初入閣させる。

>しかし、安倍首相に近い議員の登用が目立ち党内から「お友達ねぎらい内閣」との批判や「入閣待機議員の在庫一掃だ」という声も出ている。安倍首相は「安定と挑戦」を掲げており、38歳と若く、知名度の高い小泉氏を「挑戦」の象徴として内閣のイメージアップをはかる狙いもありそうだ。


まさに在庫一掃セールだ。

都議選が終わったら会見をやると言った下村は未だに会見もせず、URへの口利きをして大臣室で現金授受、会見を開き、調査結果をしかるべきタイミングで公表すると言いながら大臣は辞任したものの、突如睡眠障害に掛かり入院をして、調査結果の公表はうやむやのままだった甘利。

最近、やたら目立ちたがるツィートをすると思っていたら、要職への道が開けていたからか。

忘れやすい国民は、過去の事を忘れていると思って、そろそろほとぼりが冷めたかと思っての人事かもしれない。

忘れていない人もいるけどね(笑)

そして安倍気持ち悪いくらい安倍首相を持ち上げて来た腰ぎんちゃく西村、そして加計学園関係者の萩生田もポストに論功行賞で押し込んだし、停波発言の高市も復活させたし、あとは能無しではあるが、一応は大臣就任条件を満たしている待機組の在庫を一掃を考えないとな。。。。

てな感じかな?(笑)

あれ、三原じゅん子は? どうなった?

あれだけゴマすり、ヨイショして持ち上げて来たのに。。。あんなに頑張ったのに、

いかにも入閣か?と言うリークは、ガセネタだったか。。。

しかしあの重婚騒動、セクハラ発言の菅原一秀が、いけしゃあしゃあと表舞台に出てくるようでは、世も末だな。

衛藤晟一も危険人物だし。

この人もすぐに馬脚を現すだろうけど、腐臭漂う恥知らず内閣だというのだけはよくわかった。

安倍政権は本当に国民を馬鹿にしているし、まともな人材がいないことがよくわかる。

まさか、甘利や下村が復活して、テレビを騒がした菅原が表舞台に出て来られるとは。

やっぱり加計問題で話題をさらった萩生田の重用、ゴマすりで名高い西村も追随は、このお友達政権の特徴だ。




http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/439.html

記事 [政治・選挙・NHK265] 小泉進次郎研究

小泉進次郎、
小泉純一郎の次男
2008年(平成20年)に父・純一郎が政界引退を表明して、進次郎を後継候補に指名する。自由民主党の公認を受け、2009年(平成21年)の第45回衆議院議員総選挙に神奈川11区から出馬し、初当選。

2010年1月の時点で衆議院では内閣委員会、総務委員会、安全保障委員会に所属し、自民党では遊説局長代理、青年局次長、外交副部会長、財務金融副部会長、環境副部会長などの役職を兼務して、外交、財務金融、環境の3つの部会に所属していた。同年10月には自民党学生部長、新聞出版局次長にも併せて就任した。

2011年10月に自民党青年局長、国会対策委員会委員に就任した。
2013年9月30日、青年局長を退任し内閣府大臣政務官(経済再生、経済財政、環太平洋経済連携協定(TPP)等担当[13])兼復興大臣政務官に就任した。

2015年10月23日、自民党農林部会長に就任[14]。同年12月、政府が2015年度補正予算案に、低所得の年金受給者に一人あたり3万円を支給する臨時給付金を盛り込む方針について、「軽減税率対策として6000億足りない。一方で臨時給付金の4000億は簡単に出る。これが国民にどう思われるか。」と主張、これらがきっかけとなり、2016年2月、若手議員の視点からの議論を期待して、自民党財政再建に関する特命委員会の下に、「2020年以降の経済財政構想小委員会」が設置され、小泉は事務局長に就任した。

消費税と社会保障

2017年4月13日、13日、小泉は日本経済新聞のインタビューに応じ、将来の社会保障制度について「真の全世代型にする」と述べた。「自民党が高齢者偏重を助長してきた面もある」という指摘に対しては 「これは政治の責任がある。60歳以上は投票率が7割、20代は3割くらいの中でどちらの声が大きいか。全ての予算の裏にはそういった人たちがいる。ここと真剣に向き合っていかないといけない。こども保険はその覚悟の表れでもある」と主張。「消費税率を引き上げる選択肢はないのか」という疑問に対しては「8%から10%に上がるのは2年後だ。使い道は決まっている。新しいことをやるには10%以上の消費増税の話を決め、理解を得て執行されない限りできない。何年かかるのか。筋論として消費税はそうだと思うが、現実的な解としてはない」と答えた。経済学者の田中秀臣は、小泉は財務省の消費増税路線やその背景にある財政再建主義に親和的であると評している。

こども保険と教育国債

自民党内で浮上した教育国債案については、「次世代への負担のつけ回し」と批判的な立場を取る[31]。代案として社会保険料に上乗せして徴収する「こども保険」を提唱した[31]。

(以上ウィキペディアからの引用)

小泉純一郎の息子と言う訳で自民党内では初めから好意的に対処されていて、大臣などには付かなかったが、自民党内の政策の中枢に関わってきた。

10年も前は、進次郎がどの様な方向へ進むかは不明であった。
だが、その若手政治家としての面持ちが大衆に人気があり、知らぬ間にホープの様になってきた。
自民党幹部も、進次郎の人気を充てにするようになってきた。
その進次郎の正体は!

>農業政策

TPPに関しては、TPPの悪弊を省みることなく、逆に日本の農家の競争力を高め農産物輸出に活路を見出せという、理想論に終始している。
日本の農業の競争力を高めるために農業への企業参加も奨励している。
農業の問題は、そのように国際競争力を高めることで解決できる事だけではない。
国土、保全、第一次産業の労働者の保護などには関心を持たない。
進次郎の言う通りにいていれば、極、一部の企業が生き残るだけで大半の農家は破滅する。
それが解らないのが進次郎。

根本は新自由経済論者であるのだ。
弱者救済は論理の上だけで、実際の成り行きには責任を取らない。
今まで、この様にやってきて、格差が広まった日本があるのであり、権力者が若返り使う言葉が違っても騙されることなかれ。

次に社会保障間径の話であるが、小泉の理論は、

>リスクの個人化に軸足を置き格差・貧困を是正すると言うことである。
争原理を重視し、「自助」を強調することから、縦軸は「リスクの個人化」傾向を示していると言えるでしょう。
リスクの個人化などと言う面倒くさい表現を使っているが、要するに社会福祉も自己責任の範囲を広げようというもの。
具体的には、進次郎が、小委員会でまとめたのが
>「人生100年時代の社会保障へ」という提言でした。ここでは主に3つのポイントが示されています。

第1が「勤労者皆社会保険制度」の導入。正規・非正規にかかわらず、企業で働くすべての労働者が社会保険に加入できるようにするというものです。

第2は「人生100年型年金」。年金支給開始年齢を柔軟に選択できるようにし、働いている間は保険料を納入する。70歳を超えて働ける人は、支給を遅らせることが可能となるとしています。

第3は「健康ゴールド免許」の導入。健康管理・維持に努めた人の保険料負担を軽減することで、医療費を削減しようとするものです。

これに加えて、2017年3月には「こども保険」の導入が提案されました。企業と勤労者から集める社会保険料を0.1〜0.5%上乗せし、これを財源として現行の児童手当に月額5000〜2万5000円増額して支給するというものです。

また小泉は、自民党内で言われていた「教育国債」に強く反発します。国債は恒久財源ではない。これ以上、国債を増やすわけにはいかない。財政再建を進めなければならない。

要するに、根本的には市場主義に任せ、困窮するリスクは個人の責任とし、費用のかかる老人福祉は極力切り詰めて行こうとする、人非人。

自民党の幹部連中でも表向きには言わないことを
それを堂々と言っているのに、何故、一般人には解らない。

弱者の味方の様に摩り替えている、奴の口舌を見破らねばならない。

格差の原因、貧困原因は構造的なものであり、個人の責任では解決できないことが、大問題となっているのに、それを見ようとしないどころか、正反対のことを美辞麗句を連ねて主張する。

それが、小泉進次郎!

この10年に間に、純一郎よりも、余程危険な奴になりさがった。
こんな奴に権力を渡してはならない。

その進次郎が入閣するそうだ!


メンテ


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Re: 小泉進次郎研究 ( No.1 )
日時: 2019/09/10 21:10名前: 天橋立の愚痴人間 ID:yFyGhwmU

以前の記事をUPします。


【年金75歳?】自民党若手の提言が怖すぎる!「74歳まで現役」「社会保障の見直し」

「“65歳から高齢者”はやめよう」小泉議員ら提言


 自民党の小泉進次郎議員ら若手議員が、高齢者に偏った社会保障の見直しを目指して「65歳からは高齢者はもうやめよう」などとする提言を発表しました。

 「65歳が高齢者の時代ではない。15歳から64歳までの生産年齢人口労働力、現役世代だという定義も 100年時代ではこのままではいかない。国の形をかえるという発想につながる」(自民党 小泉進次郎 衆院議員)

 小泉議員らによる「2020年以降の経済財政構想小委員会」がまとめた提言では、人口減少社会を迎える中、「“65歳からは高齢者”はもうやめよう」「現役世代の定義そのものから変えていく」、そして、「それは働き方、生き方、教育の位置づけ、そして社会保障を見直すことにつながる」などと訴えています。提言のタイトルは、「レールからの解放」となっています。

 「制度的、社会慣行的な、そういったレールだけではなくて、既存の概念、常識と言われるものさえも疑って、大きな概念としてのレールと解釈してほしい」(自民党 小泉進次郎 衆院議員)

小泉の言い分。

>今、労働力が減る減ると言われている。このままだったら2045年には52%にまで減少するが、仮に18歳から74歳という年齢幅を、私の中ではより今の社会にフィットしている(と考えるが)、生産年齢人口として見てみると、意外に平気じゃないか、景色が違うぞと。

上の事を態々言いだす目的は、

>政府が狙っているのは、現在65歳の年金支給開始年齢を最終的に「75歳」まで大幅に引き上げることだ。

であり、小泉は、その先兵として動いているのだ。


(引用終わり)

74歳からの年金!

そんなものは年金とは言わないぜ!

この様な馬鹿な事を言う奴が出てきた。

政治とは何か、国家とは何かと言う事の本当の意味を知らず、職業として政治に絡んでいるクソが考える事。

進次郎について、別スレッドで、その若さゆえに従来の自民党政治に反省を加えるものと、期待していた分があるが、それは大変な勘違い。

従来の自民党議員よりもさらに悪い。

政治と言うものの使命すら自分勝手に取り違えている。

私はすでに72歳、自営業をしているが年々売り上げが減り、少ない年金でもなければ生きていけない。

年金を期待する多くの人は、経済的に困っている人間。

体力も70代と60代では相当違ってくる。

それに合う仕事を国家が保障してくれるなら、仮に病気に倒れても生活費を保障してくれるなら、体力の続く限り働いてやろう。

ただ単に財政上の都合で年金の支給を75歳からだと。

我が国の年金制度は、40年ほどかけて61歳から受給できる計算で始まったものであろう。

それを賦課方式と言う出鱈目な運用で計算通りいかなくしたのは自民党政治ではなかったか。

75歳以上にならないと支給されない年金に誰がどれだけ恩恵を受けるのか。

75歳までに死んでいく多くの人たちの立場はどうなる。

75歳で年金を支給されても2、3年で死んでいく人たちに安心感、満足感があると言うのか。

50年間も年金を掛けさせておいて、それくらいの見返りを提供するのが国家のやる事か。

こんな事が、よくも自民党の若手議員の間で話されているものだ。

小泉進次郎はヒトラーにも相当する人非人。

こんな奴に台頭されては日本が滅ぶ。

こんな奴が入っている自民党を消去しなければならない理由が増えた。

こういう発想を一度でもした人間は、すべての問題で同じことをする。

絶対に許してはならない。

親父の純一郎 安倍晋三 

等よりも、ずっと危険であり、即刻、鞭打って追い出さねばならない。

メンテ

Re: 小泉進次郎研究 ( No.2 )
日時: 2019/09/11 12:06名前: 天橋立の愚痴人間 ID:xJOw/qW.

小泉進次郎は、

何故

駄目なのか!

奴には哲学がない。

自民党で多くの部署を歴任し

見識を付けたつもりであろうが

その見識とは、事務能力に過ぎない。

奴が考えている施策を見れば

それが解る。

困難を逃げる道を探しているだけで

理想を求めて困難を突破するという気概がない

その気概があれば

解決の方向は違ったものとなる。

可能性を求め、新しいものを模索もするし

新たな手段に挑戦することもする。

進次郎には

それがない。

思想家ではない

政治家でもない


根本的な

何かが欠けているのだが

国民に人気があると言う。

それが解らないのだなあ

国民には。

メンテ

小泉進次郎と農林中金の話し ( No.3 )
日時: 2019/09/11 18:24名前: 天橋立の愚痴人間 ID:l.3P.PU6

小泉進次郎と農林中金

「農林中金の貸し出し残高のうち農業に回っているのは0.1%。だとしたら要らない」
小泉進次郎・自民党農林部会長が1月13日、茨城県内の農業関連の施設を視察した際に放ったこの一言が、波紋を呼んでいる。この指摘は、父親譲りとも言うべきか、単純明快に今の日本の農業の課題を言い当てていると感じる。
農林中金は農協金融(JAバンク)の頂点にある組織である。全国の農家は農協に口座を持っており、普段の決済に活用したり、預金したりしている。全国の農協の窓口に集まった金は、各県単位にある「信用農業協同組合連合会(県信連)」経由で農林中金に吸い上げられる。
そして農林中金は、農家から吸い上げた資金や市場から調達した資金をリスクマネーに投資する。海外からは農林中金は「日本最大級の投資ファンド」と見られている。小泉氏が指摘するように、農家にはほとんどのお金を貸していないのだ。

以上が小泉の言い分である。

ところが、どっこい。
私は京都北部の田舎町で自営しているものであるが、20年ほど前に住宅ローンを借りて新築することにした。
地方の信用金庫を相手にローンの相談をしたが、条件がなかなか煩い。
そこで農協を思いつき話をしてみたところ、当方の条件に応じてローン契約を素直に応じてくれた。

元々、農協と言う組織は、地域の農家を助けるために作られたもの。
農家でなくても地域住民には優しく接してくれる。
信用金庫や銀行が、徐々に貸し出しのハードルを上げているのと大違い。
なによりも接客態度からして違う。

農協と言う組織は、建前は農協の組合員を対象としているので、この機会に3万円を払って組合員になった。
このような、実際は農業をしてない組合員も相当な数になっているらしい。
農協は地域と共にある様子は、生命保険の支払いなども、生命保険を掛けていた人が死亡すれば農協から声を掛けてきてくれる(私の実父で経験すみ)。
私は、火災保険でも年金受給でも農協を利用することにしている。

銀行などの、単なる金貸しなど相手にしない。
農協がサービスを充実できるのも、農協の元締め農林中金があってこそである。
小泉のバカタレは、このような事をしらず、農林中金不要論を巻くし立てる。

要するに、新自由主義者は、末端の構成員の幸せなど眼中にないのだ。

農協は信用金庫よりもずっと、庶民の金融機関であるのだ。

純一朗に郵便局を取られ、進次郎に農協を潰されてたまるものか。

あの若造に日本を乗っ取られてたまるものか!

悧巧そうに振舞っているが、奴は真実を知らない馬鹿である。



http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/440.html

記事 [政治・選挙・NHK265] けじめつけぬ文化の蔓延<「戦犯」にはきっちりと責任を負わせることが重要 コラム狙撃兵・長周新聞>
けじめつけぬ文化の蔓延
https://www.chosyu-journal.jp/column/13080
2019年9月11日 コラム狙撃兵 長周新聞


 日韓関係が冷え込むなか、先日、読者でもある在日朝鮮人2世のSさんに「ホルモンでも食べに来ないか」と声をかけていただき、少しでもその心情に近づくことができればとの思いで20代の記者たち幾人かと繰り出した。日が落ち辺りがすっかり暗くなった頃に訪ねると、ホルモン専門店を経営するSさん夫妻は温かく迎えてくれた。奥にある小部屋で一同ギュウギュウ詰めになりながら小さな卓を囲んだ。ホルモン焼き専用のガス鉄板にどっさりと豪快に乗っけられていくホルモンをひっくり返し、口に頬張り、箸休めにはお手製のキムチを頂き、甘く香ばしい煙がくゆる室内で忌憚のない話を聞かせてもらったのだった。

 なぜ日本国内にこれほど多くの在日朝鮮人がいるのか? 意識して考え始めたのは小学校4年生くらいだったろうか。同じクラスに通名ではあったが在日朝鮮人の友人がおり、年下にも年上にもいた。ある日、父親が会社を経営している1歳下の女の子の自宅に、右翼団体が「朝鮮人は朝鮮に帰れ!」と街宣をしかけていたことがあった。授業中の教室にも「○○は朝鮮に帰れ!」のけたたましいコールが響き、その日の子どもたちは心がざわついてとても勉強どころではなかった。通学路にも面していたため、「黒い車がいるので気をつけて帰るように」と教室で先生から聞かされたものの、誰が何のために「朝鮮に帰れ!」と叫んでいるのか尋ねても口を濁すような感じで要領を得ない。1つ下の女の子の心情やいかばかりかと心配もしながら、友人たちと帰路についたのだった。

 子どもたちのなかでは友だちは友だちであり、日本人であろうが朝鮮人であろうが、国境を意識して関係を切り結ぶことなど基本的になかった。「あの子は在日だぞ」「あの子も在日だぞ」「“あっちの人”っていうんだぞ」などと蔑視するような会話の元は大概が親からの受け売りであり、「だから何なのだろうか?」と受け入れがたい差別意識に反発もしつつ、なぜ日本国内にこれほど多くの在日朝鮮人がいるのか? とくに下関の街に多いのか? なぜ日本人は同じ人間でありながら上から目線で在日朝鮮人を見下しているのか? そのことについて在日の人人はどう思っているのか? 在日の人人は日本でどのような思いをして生きているのか? なぜ? なぜ? を考え始めるとキリがないものでもあった。

 徴用工問題は三菱重工業を訴えたものだが、近場を見ても麻生財閥が8000人近い朝鮮人徴用工を働かせていた筑豊の麻生炭鉱しかり、山口県では宇部市の長生炭鉱(水没事故で137人の朝鮮人労働者が犠牲になった。遺骨収集すらされていない)しかり、収容所のような劣悪なたこ部屋に朝鮮人労働者を囲い込み、「人権」という言葉など入り込む余地すらないような環境で奴隷的労働に従事させていた事実はかき消すことなどできない。三菱重工業に限らず、麻生のような地方財閥に至るまでが朝鮮人労働者をこき使って戦争経済の受益者となり、今につながる資本の原始的蓄積を遂げたのである。

 「国を奪い、家族を奪い、生命を奪い、言葉を奪い、名前を奪い、すべてを奪っていった。日本の帝国主義ほど野蛮なものはない」−−。時折豪快な笑いも交えつつ語るSさんの言葉は重いものがあった。そして同時に、決して屈服などしていない在日朝鮮人として誇りや強さを目の奥の鋭い眼差しに感じたのだった。私たちのような20〜30代の記者たちが、日本人として知らなければならない歴史の真実を丹念に掘り起こし、嫌韓ブームなるものは「いい加減にせい!」と声を大にして指摘しなければならないのだと強く思った。朝鮮人を虐げた為政者の側の意識に染められて一緒になって対立を煽ったり、「お爺ちゃんは悪くない」の安倍晋三や麻生太郎と精神世界を共有し、彼らのルーツを正当化するのに加担するわけにはいかないのである。

 あの大戦で侵略をおこなった軍国主義の為政者どもが、近隣諸国に対して74年前のけじめをつけぬまま今日に至っている。戦後もシレっと息を吹き返して責任をとることなく、今度は原爆を投げつけたアメリカに絶対服従しながら、旧植民地に対しては占領者意識丸出しのまま今日に至っているのである。統治機構しかり、メディアしかり、ドイツのように徹底的に打倒されて然るべき連中が、戦後のアメリカによる占領統治の都合から再登用され、現在につながる屈折した隷属国家をつくりあげてきた。

 そして、けじめをつけない文化はいまやあちこちで開花し、例えば福島爆発事故についても東電の幹部は誰一人として逮捕されず、原発を推進した自民党政治家たちも誰一人として責任を問われず、逃げ切りをはかる。モリカケしかり。睡眠障害の甘利明しかり。小汚い斡旋利得罪疑惑の政務官しかり。「桜の国の腹切り文化」はどこへやら。けじめもなく、ろくでもない政治状況、経済状況が蔓延している。アベノミクスが弾けた後も、おそらくけじめなどつける気はさらさらないのだろう。どの世界にあっても、「戦犯」にはきっちりと責任を負わせることがいかに重要であるか、そのことを深く考えさせる。反省がない者が開き直るのだ。 

武蔵坊五郎



http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/441.html

記事 [政治・選挙・NHK265] 沖縄の政治家は保守も革新も瀬長亀次郎の残像を残している ファクトチェック・ニッポン!(日刊ゲンダイ)



沖縄の政治家は保守も革新も瀬長亀次郎の残像を残している ファクトチェック・ニッポン!
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/261611
2019/09/11 日刊ゲンダイ


沖縄の現状を訴えた後、ギターを弾き熱唱する玉城デニー同県知事(右は政治家の瀬長亀治郎=沖縄タイムス/共同通信イメージズ)

 夕暮れ時、大阪・大正区の広場で集まった人々の視線を浴びる男性。ギターを弾き、熱唱する。

「And darling,darling,stand by me……」

 よく通る声がほろ酔い気分の観衆の耳に心地よく響く。

「凄い! 知事とは思えない!」

 隣にいた若い女性のグループが興奮して話していた。そう。人々の驚きの視線を浴びるこの男性は知事だ。沖縄県の玉城デニー知事(59)。歌唱力に動揺していた人々も、1曲終わる頃にはアンコールの大合唱。結局、知事は2曲歌って壇上から降りた。

 9月8日、玉城知事は大阪を訪れて沖縄の現状を訴えた。1時間、メモひとつ見ずに集まった大阪市民ら300人に語り掛けた。政府と対峙する基地問題について、自分の言葉だけで語り続ける姿も珍しいのだが、更に驚かされたのがその後の熱唱だった。講演会場近くで行われていたエイサー祭りに参加して披露した。そうした知事の姿に斬新さを感じつつ、その昔過ごした沖縄に思いを馳せた。

 私はNHK記者時代に大田昌秀県政の沖縄を取材した。米兵による少女暴行事件が起きた時だ。苦悩の表情を浮かべる知事の姿しか記憶にない。総理官邸で時の橋本総理と対峙する日の朝、「立岩君、私は琉球を代表して会うんだよ」と言った時の苦渋の表情を今も覚えている。

 翁長知事もそうだった。「沖縄の人を見くびったらいけませんよ」と本土に向かって言った時、それは沖縄の歴史を背負った政治家の信念から出た言葉だった。彼らの姿には、沖縄のある政治家の姿がだぶる。瀬長亀次郎。

 瀬長は、アメリカ占領下の沖縄で米軍に立ち向かい、ウチナンチューの権利を訴えた。投獄され被選挙権を奪われても屈しない。国会議員になると、時の佐藤総理に沖縄の怒りをぶつけた。その生涯は上映中の映画「米軍が最も恐れた男 カメジロー 不屈の生涯」に詳しいが、沖縄の政治家は保守も革新も、どこかに瀬長の残像を残していたと思う。それはある意味、沖縄の政治家の凄みでもあった。

 しかし玉城知事は、そういうものとは別の存在のようにも感じられる。「不屈」といった重苦しさが似合わない。では、玉城知事は、どう考えているのか? 壇上から降りてマスコミ各社の取材が終わったところで話を聞いた。

「もちろん、翁長さんの思いを受け継いでいますし、本土とは異なる沖縄の知事が持つ特殊な立場も理解しているつもりです。そのプレッシャーで押しつぶされそうになったこともあります」

 いささか失礼な質問に真剣な表情で言葉を探す玉城知事。

「辺野古で頑張っているおじぃやおばぁが言うんですよ、『憎しみや怒りだけだと続かない』って。それは僕もそう思う。そこに感動があったり笑いがあったり、時に歌があって踊りがあって、そうやって、沖縄の思いをもって頑張り続ける。それは必ずしも僕のスタイルと意識しているわけではないけど、そう言われれば、僕のスタイルなのかもしれない」

 そう口にした知事の目が凄みを帯びた。一瞬、そこに瀬長の残像を見た。その表情に明らかに「不屈」という2文字が読みとれた。ふと、知事の歌が頭をよぎった。stand by me……。ああ、と思った。これは沖縄とともに立ってほしいという知事のメッセージだったのだ。沖縄のリーダーに流れる思いは変わっていない。否、更に政府にとって厄介な存在になっている。

 ※コラムへの感想や意見は以下のアドレスへ。
  tateiwa@seedsfornews.com



立岩陽一郎
ジャーナリスト、1967年生まれ。91年、一橋大学卒業後、NHK入局。テヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクなどを経て2016年12月に退職し、17年からフリーランスとして活動。現在は調査報道を専門とする認定NPO運営「ニュースのタネ」編集長。アメリカン大学(米ワシントンDC)フェロー。毎日放送「ちちんぷいぷい」レギュラー。ニコニコ動画でも「ファクトチェック・ニッポン」の配信を開始。







http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/442.html

記事 [政治・選挙・NHK265] 日本、3年連続で最下位=教育への公的支出割合−OECD(時事ドットコム)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019091001091&g=soc
時事ドットコムニュース 2019年09月10日19時34分

 経済協力開発機構(OECD)は10日、2016年の加盟各国の国内総生産(GDP)に占める教育機関への公的支出割合を公表した。日本は2.9%で、比較できる35カ国中最も低く、3年連続で最下位となった。
 公的支出割合のOECD平均は4.0%。最も高いのが6.3%のノルウェーで、5.4%のフィンランド、5.3%のベルギーとアイスランドが続いた。
 教育機関別に見ると、日本は小中学校と高校の公的支出の割合が92%で、OECD平均の90%を上回っていたのに対し、大学などの高等教育は31%で、平均の66%を大きく下回った。
 OECDの担当者は、「多くの国が高等教育に対する支出を増やしているが、日本の支出は横ばいで、他の国々に後れを取っている」と指摘した。

http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/443.html

記事 [政治・選挙・NHK265] 原田環境相の「最後っ屁」の処理を担わされる小泉新任環境相。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/09/blog-post_11.html
9月 11, 2019 日々雑感(My impressions daily)

<福島第1原発から出る放射性物質トリチウムを含んだ処理水について原田義昭環境相が「(海に)放出して希釈するしか方法がない」と発言したことを受け、福島県の漁業関係者からは10日、憤りの声が広がった。

 一貫して海洋放出に反対してきた県漁業協同組合連合会(県漁連)の野崎哲会長は、「立場上、軽率な発言だ」と批判。処理水の処分方法は政府の小委員会が時間をかけて検討してきたことから、「冷静な議論を行ってほしい」と求めた。

 いわき市の小名浜魚市場の運営に携わる小名浜機船底曳網漁業協同組合の柳内孝之理事は、「(小委員会で)議論が進む中で『これしか方法がない』と決めつけるのは、(やり方が)間違っている」と憤る>(以上「時事通信」より引用)


 環境相の発言とは思えない。放射性物質トリチウムを含んだ処理水について「(海に)放出して希釈するしか方法がない」と発言するとは。環境を守るべき環境省トップが環境汚染を容認するとは驚くしかない。

 そもそも原発は環境を放射能汚染するのではないか、と常々危惧されてきた。それに対して日本政府は放射能物質は厳格に処理され、環境を汚染することはない、と繰り返してきた。福一原発爆発事故により、大量の放射能が空気中に飛散して東日本を広範囲に汚染し、大量の汚染水を未処理のまま福一原発構内に大量の貯水タンクを設置して貯蔵して来た。

 そもそも汚染水は処理プラントを設置して、各種放射能核種を除去した後に海洋放出するとしていた。しかし幾たびか設置した処理プラントは不調になり、ついには核種除去を諦めたのか「汚染水処理プラント」が順調に稼働している、との報道は皆無になっている。

 ここにも日本のマスメディアが腐り切っている証拠が露わではないか。なぜ「放射能汚染水処理プラント」が機能しているのか、それとも機能していないのかを「続報」として報道しないのだろうか。

 あるいは放射能汚染水処理プラントで放射能核種を順次除去して放射能汚染水を安全基準を満たす水準にまでした上で海洋放出する、という処理工程を放棄しているのか。恐らくそうなのだろう、安倍自公政権が内閣改造により首を切られる前日に原田環境相が飛んでもない発言をしたのは安倍氏により「トカゲの尻尾」になれと命じられた無能環境相の最後の姿なのだろう。

 それを受ける形で新任環境相になるのが小泉進次郎氏だという。以前の総裁選で安倍氏ではなく石破氏に投票したことに対する安倍氏の嫌がらせなのだろうか。原田氏の「最後っ屁」の置き土産を処理するのが環境相としての小泉氏の初仕事になった。

 ナンヤカヤと誤魔化してきた安倍自公政権の辻褄を合わせるのが最後の安倍内閣閣僚たち仕事になるだろう。ただ彼らにとって好都合なのは日本のマスメディアがボンクラ揃いだということだ。テレビも原田環境相の発言を大きく取り上げて問題化する局はないそうだ。無責任な安倍政権にとって報道機関の「真実報道」の役割を放棄して、政権御用広報機関に堕したマスメディアばかりだから、安倍内閣の「滞貨一掃閣僚」たちは枕を高くしてふんぞり返ることだろう。それでも日本国民の過半数は安倍自公内閣を支持しているのだろうか。



http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/444.html

記事 [政治・選挙・NHK265] 小泉純一郎元首相の次男・小泉進次郎党厚生労働部会長が、「環境相」として初入閣するとの速報があったその日、小泉純一郎元首相の信じがたい近況が政界と官界をかけめぐる。真偽のほどは?(板垣 英憲)
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/b8928587bfc50614c27566e8a0a627fb
2019年09月11日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 安倍晋三首相は9月11日、第4次安倍晋三再改造内閣を発足させる。「9.11」は、米国同時多発テロ事件が、18年前の2001年9月11日に起きた忌まわしい記念日だ。トランプ大統領は8月30日から、国防総省(ペンタゴン)と米軍、米CIA反ブッシュ派を使い、米国同時多発テロ事件を起こした真の計画・実行者(ジョージ・W・ブッシュ元大統領とその一味、小泉純一郎元首相とその一味)の粛清を進めてきた。第4次安倍晋三再改造内閣では、小泉純一郎元首相の次男・小泉進次郎党厚生労働部会長が、「環境相」として初入閣するとの速報があった。しかし、上皇陛下のごく近くにいる吉備太秦の情報によれば、小泉純一郎元首相の信じがたい近況が政界と官界をかけめぐったという。



http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/445.html

記事 [政治・選挙・NHK265] 小泉が民主政をぶっ壊した9.11〜仲間を裏切って小泉についた安倍が、超保守中心の内閣改造(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/28567736/
2019年 09月 11日 

【全米テニス・車いす部門・・・女子シングルスでは、第2シードの上地結衣が決勝に進出したものの、第1シードのデフロート(蘭)に6−4,1−6,4−6で逆転負けしてしまい、2年ぶり3度目の優勝を逃した。(デフロートは今季GS4つを制覇。上地とは14勝14敗の戦績で、来年のGSやパラでも最大のライバルになりそうだ。(・・)

 上地もいつの間にか25歳。体力的に大変な時もあると思うけど。新たに取り入れた速攻攻撃テニスに手応えを感じていたとのことなので(錦織くんと一緒ね)、東京パラで最高の力が出せるようにガンバ! o(^-^)o】

 今日は、9.11ですね〜。(・・)

 9.11というと、2001年のNYテロを思い出す人も多いのではないかと思うけど。mewの場合は、ついつい2005年の9.11「日本の民主政がぶっ壊された日」も思い出さずにはいられない。(ノ_-。)

 そう2005年9月11日は、あの小泉首相(当時)が行なった郵政解散による「超劇場型総選挙」の投開票日だったのだ。_(。。)_

 思えば、小泉純一郎氏は「自民党をぶっ壊す」と過激なアピールをして総裁選に当選。さらに郵政民営化を含め、「抵抗勢力をぶっ潰す」と豪語していたわけで。政治家が乱暴な言葉遣いを堂々とするようになったのは、この人の影響が大きいかも。<N国とかね。>

 でも、mewは、よもや小泉自民党があの衆院選で、とんでもない戦法を用いて勝利するとは、しかも日本の民主政をぶっ壊してしまうとは、当初も思いもしていなかったのだ。(-"-)

 だって、郵政民営化に賛成している国民なんて、2〜3割もいなかったのだ。<というか、国民の関心は薄く、郵政民営化が何なのかわかっている人も、あまりいなかった。^^;>

 それこそ、自民党の議員の中にも、本当に全面的な民営化に賛成していた人はおそらく2〜3割もいなかったのだから。(~_~;)

* * * * *

 ところが、小泉首相は強引に自民党内で法案を通して、国会に提出当初は衆参とも反対すると見られていたものの、裏工作により衆院で翻意する議員が続出して、ぎりぎりで可決。参院で反対多数と否決されたのに対して、何と小泉首相が衆院の解散に打って出たのである。(・o・)

 この時点で、政界やメディアの大部分は(いわゆる政治評論家も)、小泉自民党が惨敗すると予想していた。そもそも国民が郵政民営化には興味がないし。しかも、一国の首相が、自分が作りたい法案を国会で否決されたから解散するなんていう、こんな非民主主義的な暴挙を国民が支持するわけはないと考えたからだ。(・・)

 しかも、小泉首相は、「この選挙は郵政民営化に賛成か、反対か」を問う選挙だと主張。<マニフェストに色々書いてあるのに。>

 民営化法案に反対する議員は公認せず。その選挙区には、刺客を送るという「劇場型」の戦略を用いて、それを面白がるメディアと国民(B層)の関心を買うことで大勝利をおさめ、民営化法案を成立させたのである。

<B層=具体的なことはよくわからないが、小泉純一郎のキャラクターを支持する層。小泉ブレーンの広告会社が分類し、このB層をターゲットに支持や票を集める戦略を考えたのよね。(-"-)>

 そう。小泉純一郎氏は、単に「民主政をぶっ壊した」だけでなく、今、問題になっている「政治ポピュリズム」を拡大させた人でもある。(ーー)

 見た目のいい人や目立つ人、話が面白いorうまい人が、強い言葉で威勢のいいことを言ったり、興味深い話をしたりして、ふだん、あまり政治に関心のない人を取り込んで。何かよくわからないけど、応援しちゃおうかなという思いを抱かせて、票を集めるというやり方だ。(-"-)

 ちなみに、安倍晋三氏を含む日本会議系の超保守仲間は、ずっと小泉首相が唱える郵政民営化に強く反対していた。(・・)

 しかし、党内では、小泉氏を出している森派の会長(森元首相)などがウラで動いていたようで、
安倍氏らの一部の議員は翻意して、賛成に回ることに。
 結局、衆院では、自民党から反対37票・棄権14票と造反者が出たものの、賛成233票・反対228票という僅差で可決した。(-"-)

<この時、超保守派のドン・平沼赳夫氏らは、自民党の離党を覚悟しながら堂々と反対票を投じていて、mewは敵ながらアッパレと思った。・・・すごく印象的だったのは、安倍氏が本会議場のすみで、弟分の城内実氏に賛成に回るように説得していた姿がTVカメラに映されていたことだ。(でも、城内氏は森派で唯一、反対。刺客の片山さつき氏を送られて選挙に負けることに。12年に復党し、安倍内閣で副大臣などを任されている。^^;>

 そして、小泉首相は、この郵政国会や解散で、小泉陣営について活動した安倍氏の姿勢を評価し、何の閣僚経験もないまだ51歳の安倍氏を内閣官房長官に抜擢。ポスト小泉候補に引き上げたのである。^^; 

<安倍氏は、森派で「いずれ総理に」と期待されていたこともあり、森内閣、小泉内閣で内閣官房副長官に就任。その後、幹事長→幹事長代理(降格)、官房長官を務めたものの、一度もふつ〜の国務大臣(省庁系)などをやったことがない。>

* * * * *

 安倍氏は2000年から副官房長官として官邸にはいり、森首相、小泉首相などのやり方をじっと見て来たわけだが。やはり05年の郵政総選挙のインパクトは強かった様子。

 06年に初めて首相になった時には、うまく行かなかったが。07年に首相を退任した後、5年以上にわたり、色々と反省や研究を行なったそうで。もっと自分を前に出すことを、心がけるようになった。

 実際、12年の総裁選や衆院選では、以前より強い言葉で自己主張したり、敵対する相手を強く批判したりするようになったのがわかった。何と、今では、「悪夢の民主党政権」なんて言い方までする、トンデモない首相になっている。(-"-)

 もう一つ、安倍首相が二次政権になって、自分らしさを発揮するようになったのが人事のやり方だ。(・・)

 安倍氏は、派閥や待機組の意向は、あまり重んじることはせず。ともかく、絶対的に自分の味方になって、何があっても支えてくれる人を重視することに。
 特に安倍内閣の要となる菅官房長官と麻生副総理は、12年末以来、7年間、替えずにいる。(++)

 さらに、お友達内閣と呼ばれても、気にせず。自分が会長を務める超保守議連「創生日本」の役員を中心に、日本会議系の超保守議員を優遇。そして、その残りを、メディアの目を引くような女などの人材に当てている。^^;

 安倍首相は、今日9月11日に、第4次の内閣改造&党人事を行なうとのこと。

 官邸があえてリークしているのか、何だか最近、情報がダダ漏れで、もう全ての閣僚や党役員の名が出揃っている感じなのだけど。

<三原じゅん子ちゃんの名が、消えちゃったのだけど。身体検査とかスキャンダル検査に引っかかっちゃったのかしらん?^^;>

 安倍首相は、これが最後の内閣改造になる可能性もあるだけに、今回は、思い切って、創生日本の超保守仲間を使うことにしたようにも見える。

 特に、このブログに何度も名前を出て来たような、安倍首相の盟友、側近、弟分・妹分などは、何かしらの閣僚や党要職の候補に名が挙がっている。

 これは2012年夏のものなので、やや古い資料なのだけど。「創生日本」の役員の名を、アップしておこう。(・・)

<ちなみに、麻生副総理もメンバーのひとり。萩生田光一氏もメンバーなのだが、この時は、落選中だったので役員に選ばれていない。^^;12年時のメンバーを*1にアップしとく。13年に40人ぐらい増えたという記事を読んだ。>

『創生日本 役員 

会長 安倍晋三

会長代行中曽根弘文

会長代理長勢甚遠、山本有二、古屋圭司

副会長鴨下一郎、菅義偉、塩崎恭久、下村博文、岩屋毅、高市早苗、世耕弘成

幹事長衛藤晟一

副幹事長新藤義孝、高木毅、梶山弘志、西村康稔、江藤拓、古川禎久、山本一太、有村治子、
山谷えり子

事務局長加藤勝信

事務局長代理稲田朋美

事務局次長徳田毅、城内実、岡田直樹、西田昌司、義家弘介、丸川珠代

最高顧問平沼赳夫            (wikipediaより)』

* * * * *

 もう既に、閣僚や党要職についている人も多いのだけど。今回は、オールスターっぽい人選になりそうな感じが。

 安倍首相は、彼らと共に、日本の戦後体制&現憲法を壊して、明治〜戦前のような日本の政治体制を作り、アジアで一番、世界のTOP国になるべく、富国強兵策を進めたいと考えていて。近時は、改憲実現のため、TVやネットなどを活用して、新たに国民を取り込む戦略を実行し始めているのようなのだけど。

 どうか今度は、国民がB層戦略のようなものに引っかかることなく、しっかりと「安倍政権&改憲にNO!」を突きつけて欲しいと切に願っているmewなのだった。(@@)

 THANKS



http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/446.html

記事 [政治・選挙・NHK265] 「でがらしお友達内閣」にコメントなし、と山本太郎! 
「でがらしお友達内閣」にコメントなし、と山本太郎!
https://85280384.at.webry.info/201909/article_120.html
2019年09月11日 半歩前へ

 山本太郎、健在なりだ。四の五のゴタクを並べず、たった3行、字数にして100文字で安倍改造内閣をぶった斬った。

 太郎のこの、形がいい。スカッとする。われらの信頼に足る男である。

 これがコメントの全文だ。簡潔にして明瞭。

******************************

 「マスコミから談話が出ていないのは『れいわ』だけだと言われましたので、コメントします。でがらしお友達内閣に関してのコメントは特にございません。そんなことより、千葉の復旧に政府として全力を注いでください」






2019.9.11山本太郎 代表談話 「第4次安倍第2次改造内閣について」
https://v.reiwa-shinsengumi.com/comment/3518/
2019年9月11日 れいわ新選組



マスコミから談話が出ていないのは「れいわ」だけだと言われましたので、コメントします。

でがらしお友達内閣に関してのコメントは特にございません。

そんなことより、千葉の復旧に政府として全力を注いでください。














http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/447.html

記事 [政治・選挙・NHK265] 安倍首相、国民が願ってもいない憲法改正に固執、4選も二階幹事長に言わせる。(かっちの言い分)
安倍首相、国民が願ってもいない憲法改正に固執、4選も二階幹事長に言わせる。
https://31634308.at.webry.info/201909/article_11.html?1568205292

安倍首相の在位は歴代2位になって、衆議院選挙までには歴代1位になること間違いない。したがって、これを達成しないと決して退任はしない。新内閣が発足し、その目玉が小泉進次郎ということで、NHKニュースは小泉オンパレードである。挙句の果てに、官邸で出来婚発表の映像を延々と流す。その際、将来の総理大臣と持ち上げる。本当に反吐が出る。官邸でお披露目することで、世間体の悪い出来婚の週刊誌的な扱いを回避させた。その進次郎が問題発言した原田環境大臣更迭の後釜になると予想したことがピタリと当たった。

安倍首相は、新内閣の記者会見で「必ず憲法改選」を成し遂げると述べた。世論調査で政府にやってほしいことは、社会保障、景気経済で憲法改正などは五番手程度、誰も憲法など望んでいない。誰も望んでいないものを自分の趣味、権力で改正しようとしている。もう異常で偏執者である。また、二階幹事長は幹事長にしてもらったお礼の意味かまた約束か、安倍総裁の4選の話をし出した。安倍氏は3選までと述べているが、4選のお膳立て出来れば、性格的きっとやるだろう。なぜ、これだけ人気があるのか全く分からない。歴代最悪の首相と思っている。この政権を倒すことは野党が選挙に勝てばいい。既存の野党では絶対に勝てない。期待出来るのは「れいわ」が自民の選挙区を食うしかない。


二階自民党幹事長 安倍総裁4選支持「決意固めたら党挙げて支援」
毎日新聞2019年9月11日
 11日の自民党人事で再任された二階俊博幹事長は、新役員の記者会見で、安倍晋三首相(党総裁)の総裁4選について「総裁が決意を固めた時は、国民の意向に沿う形で党を挙げて支援したい」と述べた。


http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/448.html

記事 [政治・選挙・NHK265] 安倍「売国外交」を誰か止めろ。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/09/blog-post_60.html
9月 11, 2019 日々雑感(My impressions daily)

<成算のない外交交渉など、みせられる国民のほうがつらい。北方領土問題がそれだろう。

 先週、ロシアで行われた安倍首相とプーチン・ロシア大統領との会談、案の定、領土問題で何の進展も得られなかった。大統領は強硬姿勢を崩さぬばかりか、日本の神経を逆なでするような言動を弄した。日本側が、国後、択捉返還を事実上断念するという大きな譲歩をしているにもかかわらずだ。11月に再び首脳会談を行うというが、歯舞、色丹2島の返還すら困難な状況になってきた中で、日本側にどんな打開案があるというのだろう。従来の方針を放擲した昨年の「シンガポール合意」は取り返しのつかない事態をもたらしたというべきだろう。

首脳会談の朝、色丹の企業に祝辞

 日ロ首脳会談は9月5日、東方経済フォーラムが開かれたロシア・極東のウラジオストクで行われた。

 日本外務省の発表によると、両首脳は平和条約問題について、未来志向で作業をすることを確認。交渉責任者である両国の外相に対して「双方が受け入れられる解決策を見つけるための共同作業」を指示したという。

 これだけでは領土問題に進展があったのか判然としないが、プーチン大統領は、会談後のフォーラム全体会議で、1956(昭和31)年の日ソ共同宣言をもとに平和条約締結をめざす従来の考えに言及した。その一方で、「この問題は2国間だけに関係するものではない。軍事、安全保障に関する問題もある。日本の米国を含む第3国に対する義務を考慮しなければならない」と述べ、領土問題解決には日米安保条約が障害になるという認識をあらためて強調した(9月6日付け読売新聞)。

 大統領はこれに先立って9月5日未明、ロシア企業が色丹島に建設した大規模水産加工施設の稼働開始式典にビデオ中継で参加、「給料のよい雇用が極東で生まれることは重要だ」と祝辞を送った(同)。

 これから首脳会談を行うというその朝に、自らが不法占拠を続け、返還要求をはねつけ続けている日本の北方領土での工場建設を祝うというのは、挑発、いやがらせといわれてもやむをえまい。

 8月には同じ北方領土の択捉島をメドベージェフ首相が訪れ、開発事業を視察している。
 こういうロシア側の態度を見る限り、あらためて先方には領土を返還する意思がみじんもないと判断せざるをえない。

首相はリップサービスにつとめたが

 安倍首相は会談で、大統領がビデオ祝辞を送ったことに対して、「我が国の立場を伝達した」(外務省)というが、強く抗議したのか、日本の立場を言っておく程度だったのか明らかではない。抗議なら抗議と、外務省は説明するだろう。

 首相は、フォーラムで「ゴールまで、2人の力で駆けて、駆けて、駆け抜けようではありませんか」(9月6日付け、毎日新聞)とプーチン大統領に呼びかけた。ずいぶんと甘い言葉だが、首相は、クリミア併合を契機にG8サミット(主要国首脳会議)を追放されたロシアの復帰に賛成する意向も表明した。これに対する大統領の言葉が、すでに触れた日米安保に関する大統領の発言だった。

 こんな中で11月にチリで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議にあわせて再び会談するというが、河野外相はどんな準備作業をするのだろう。絶望的な状況であるにもかかわらず、日本側が交渉をずるずる続けるのはもはや、みていて痛々しいとすら感じる。

不法占拠されている島へ観光ツアー

 首脳会談では、北方領土での共同経済活動について、「精力的に取り組んでいくことを確認した」という。領土問題が解決する見通しが立たない中で共同経済活動だけを続けるのは理解できないが、もっと驚いたのは、その一環として北方領土への「観光パイロットツアー」の10月実施で合意したことだ。

 不法占拠されているところに物見雄山にでかけること自体、議論はあろうが、それは置くとして、日本の領土である北方4島を訪問するのに、なぜロシア側と協議する必要があるのか。「日本は北方4島を領土をロシア領と認めている」と思わせることにつながらないか。もちろん、「日本の法的立場を害するものではない」ということを先方に明確に伝えたうえでのことだろうが、相手はロシアだ。つけこまれるようなことは避けたほうがいい。このツアーを「悪い冗談」と評したメディアがあった(9月6日付け産経新聞「主張」)が、そのとおりだろう。

昨年のフォーラムが方針転換の原点

 「東方経済フォーラム」は毎年開かれており、昨年はプーチン大統領が、「前提条件なしの平和条約締結」を提案、これが伏線となって、昨年11月のシンガポール合意につながった。

 合意は、1956年の「日ソ共同宣言」を交渉の基礎として加速させるという内容で、「日ソ共同宣言」は、戦争状態の終結、歯舞、色丹両島の日本への引き渡しなどが盛り込まれている。

 「国後」「択捉」両島の名前はないため、これを基礎の交渉することは、「2島返還」を意味すると受け取られた。実際、安倍首相も国会などで「私たちの主張をしていればいいということではない。それで(戦後)70年間まったく(状況は)変わらなかった)と述べ、「4島返還」要求を放棄して「2島返還」へと舵を切ったことを事実上認めた。日本政府の一貫した要求からの大転換であり、本来なら国会を解散して国民の信を問う必要があるくらいの大問題だった。

 共同宣言には国後、択捉の名こそ入らなかったが、その交渉過程で交換された松本俊一全権(当時)とグロムイコ外務次官(同、のちのソ連外相)との書簡で、間接表現ながら両島の返還交渉に言及されている。時代を下って1993(平成5)年の細川護熙首相とエリツィン・ロシア大統領(いずれも当時)による「東京宣言」にも帰属を解決すべき問題として、4島が明記された。

 シンガポール合意はこうした事実に故意に目をつぶっているといわざるをえない。

ロシアの強硬姿勢の背景に内政問題

 安倍首相は、方針変更によってロシアが2島の返還に応じてくると楽観視していたようで、「私とプーチン大統領の手で必ずや終止符を打つ」と大見えを切っていたが、事態は全く違った方向に進んだ。

 2019年に入ってから、ロシアは返還どころか、態度をさらに硬化させた。

 1月にモスクワで行われた外相会談でラブロフ外相は、北方領土について「第2次大戦の結果、ロシア領になった」などと歴史をねじ曲げる暴論を披歴。プーチン大統領も3月、ロシア紙のインタビューに対し「(領土交渉の)勢いは失われた」「日本は米国との(安保)条約から離脱しなければならない」などと見当違いの不当な要求を突きつけ、「2島返還」による解決が幻想であったことを日本側に思い知らせた。

 ロシアがかたくなな姿勢に戻ったのは、国内経済の低迷などでプーチン政権への国民の不満が高まっていることがあると指摘されている。厳しい国内事情が領土という大きな問題での妥協を許さないということであり、今後もこうした姿勢を貫いてくると予想される。

奪われたものを取り返すのが唯一の解決

 産経新聞は9月6日付け「主張」で、「どうして席に着いたのか」という見出しで、「安倍首相は原点に戻って日本固有の領土である北方4島すべての返還を目指してもらいたい」との見解を伝えたが、正鵠を得ているというべきだろう。「主権放棄」に等しい国後、択捉の断念から従来の正当な方針に立ち返るにはいい機会だろう。そのうえで、「プーチン後」をじっくりと待つという方法もあろう。

 プーチンがなおしばらく権力の座にとどまるとみられる一方で、元島民が高齢化していることなどを考えれば、急ぐべきだという主張もあろうが、主権放棄、独立国の尊厳を失いかねない事態になってもいいのかとの反論もあるだろう。

 北方4島は、かつて一度も外国領になったことのない日本固有の領土だ。第2次世界大戦で日本が降伏した直後のどさくさに乗じて、ロシアが武力で不法に占拠、今にいたっている。

 今回、両首脳は「双方が受け入れられる解決策」で合意した。プーチン大統領は過去に、「引き分け」による解決に言及したことがある。笑止千万というべきだろう。

 自分の家からものを強奪した盗っ人が「お互いにいいようにしよう」といっても誰が相手にするか。すぐに警察に引き渡すだろう。極端な例えかもしれないが構図はそう違わない。日本が奪われたものを取り戻すことこそ、唯一の公正な解決方法であり、ロシアに何かを与えることや、「引き分け」など、絶対にあってはならない>(以上「WEDGE infinity」より引用)


 少々長いが、先の日ロ首脳会談に関する「マトモ」な論評にやっとお目にかかったので引用させて頂いた。是非とも精読して頂きたい。

 そこで明確になるのは安倍外交の完全なる失敗だ。少なくとも対ロ外交は安倍氏により1956年の段階まで後退した。日ロ平和条約締結に近づいたのではなく、むしろ絶望的ともいえるほど遠ざかってしまった。その元凶は安倍氏だ。

 安倍外交は素人外交も極まる。それ以前にも鈴木氏なる御仁が「ムネオハウス」まで進呈して北方領土返還を引き離してしまった。その上「二島返還論」などと言う世迷いごとまで口走ったのだから、彼は売国奴と批判するしかない。なぜ北海道民は北海道民の安全保障を棄損している売国奴を当選させるのだろうか。

 プーチン氏は北方領土にミサイル基地を建設したではないか。それが日本国民の税金で「ムネオハウス」を建ててあげた見返りだ。ロシアに「太陽策」は通じない。ロシアには北風を吹き続けさせて北方領土維持にウンザリさせるしかない。

 日本は毅然として「北方四島一括返還なくして日ロ平和条約締結はない」との基本姿勢を貫き、「平和条約が締結されていない国に経済援助などあり得ない毛」との正論を押し通すべきだ。

 経済界の儲け第一主義の守銭奴たちに惑わされてはならない。彼らはロシアの天然ガスや石油を手に入れて金儲けしたいだけだ。金儲けのためなら国家の誇りや北方領土などどうでも良い連中だ。安倍氏は経済界の三下に成り下がって「商売外交」に専念しているようだが、政治家としてあるまじき売国行為だ。

 最後に上記論評の最後の段を引用しておく。「自分の家からものを強奪した盗っ人が「お互いにいいようにしよう」といっても誰が相手にするか。すぐに警察に引き渡すだろう。極端な例えかもしれないが構図はそう違わない。日本が奪われたものを取り戻すことこそ、唯一の公正な解決方法であり、ロシアに何かを与えることや、「引き分け」など、絶対にあってはならない」。



http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/449.html

記事 [政治・選挙・NHK265] 安倍・麻生vs菅・二階…改造人事で繰り広げられた暗闘(日刊ゲンダイ)





安倍・麻生vs菅・二階…改造人事で繰り広げられた暗闘
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/261669
2019/09/11 日刊ゲンダイ


幹事長続投でシナリオは狂った(左からー 安倍首相と麻生副総理。菅官房長官と二階幹事長は急接近に…)/(C)日刊ゲンダイ

 11日の内閣改造・自民党役員人事。安倍首相は早々に「安定と挑戦の布陣」とキャッチフレーズを付け、麻生副総理兼財務相、菅官房長官、二階幹事長の骨格3人の留任が「安定」の象徴だと解説されているが、実態は違う。裏では安倍首相・麻生氏vs菅氏・二階氏の暗闘が繰り広げられていた。

■幹事長続投でシナリオ狂う

 今度の人事の肝は「幹事長」で、安倍首相は二階氏を外すつもりだった。しかし、改憲を睨んだ公明党とのパイプ維持などで、結局、二階氏を続投させざるを得なくなったという。

「つまり人事は最初からシナリオが狂ったということです。さらに、菅氏の子飼いの若手が二階派に入会するなど、菅氏と二階氏が急接近している。安倍首相は強い警戒感を抱いています」(安倍首相周辺)

 菅氏と二階氏の接近は「ポスト安倍」を見据えたものだ。二階派は所属議員が46人いるものの後継者が不在。菅氏は無派閥ながら“実質菅派”という議員が50人ほどいる。「令和おじさん」で人気上昇の菅氏と「ポスト安倍」で組めば、100人の一大勢力になる。

 安倍首相と麻生氏は、こうした動きに敏感に反応した。8日の日曜に麻生氏が安倍首相の私邸を訪問。1時間半にわたって会談しているのだ。

「安倍首相は人事について真っ先に麻生氏と打ち合わせするので、既に話は終わっていたはず。日曜に改めて会ったのは、二階氏の幹事長留任と菅・二階連合の攻勢という予定外の事態となり、巻き返しを図る必要が出てきたからでしょう」(前出の安倍首相周辺)

 実際、きょうの人事でその巻き返しが具体的に表れた。閣僚人事では「党務や閥務の経験を積ませるべき」とされていた麻生派の河野太郎外相が横滑りで防衛相に残った。党役員人事でも、麻生派の鈴木俊一五輪相が総務会長に起用されることになった。鈴木氏は麻生氏の義弟でもある。

 麻生派の甘利明選対委員長が、絶大な利権を握る税調会長となり、後任の選対委員長には、安倍首相の出身派閥である細田派の下村博文憲法改正推進本部長が就く。幹事長代行は細田派の稲田朋美元防衛相だ。安倍首相と麻生氏の側近たちが幹事長の“お目付け役”となるわけだ。

 そのうえ、初入閣組には過去の安倍政権で官房副長官だった萩生田光一氏と西村康稔氏、首相補佐官だった衛藤晟一氏と江藤拓氏と河井克行氏という5人の安倍首相“お友達”がズラリである。

「長く続くと権力は腐敗するという典型。『安定』を求め、麻生氏、菅氏、二階氏の3人を長期にわたって要職に置いた末に、菅氏、二階氏の“裏切り”という代償を招いたということ。『安倍・麻生』『菅・二階』という二重構造の権力闘争の結果、ますます国民不在の人事になってしまった感があります」(政治評論家・野上忠興氏)

 1強政権の末路である。











http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/450.html

記事 [政治・選挙・NHK265] 安倍首相、無届けで加計学園「名誉客員教授」兼職の萩生田氏を「文科大臣」に起用(Business Journal)
安倍首相、無届けで加計学園「名誉客員教授」兼職の萩生田氏を「文科大臣」に起用
https://biz-journal.jp/2019/09/post_118341.html
2019.09.11 文=編集部 Business Journal


萩生田光一文部科学大臣(写真:AP/アフロ)


 安倍晋三政権の内閣改造・自民党役員人事が波紋を呼んでいる。党役員人事では、二階俊博幹事長、岸田文雄政調会長、森山裕国会対策委員長が続投、新たに鈴木俊一総務会長と下村博文選挙対策委員長の就任が発表された。

 内閣改造で“サプライズ人事”と話題になっているのが、小泉進次郎環境大臣の誕生だ。小泉大臣といえば、言わずとしれた小泉純一郎元首相の次男で現在38歳、戦後3番目の若さで初入閣を果たした。8月にはフリーアナウンサーの滝川クリステルさんとの結婚を発表し、来年には父親になることも明らかにされている。

 かねて「ポスト安倍の有力候補のひとり」と言われており、結婚発表時には安倍首相と菅義偉官房長官に報告し、首相官邸で取材に応じたことから、「これで入閣が確実」との声も上がる一方で、「いや、まだ早すぎる」との見方も浮上していた。結果的に、安倍首相は“自民党のプリンス”を閣内に置く決断をしたことになる。その狙いは、なんなのだろうか。

「目前に控えた消費増税が政権にとって向かい風になるのは確実。そのため、稀代の人気者を登用することで、世間の目を少しでも景気停滞ムードから逸したいという狙いが見え隠れします。つまり、小泉大臣を政権の“広告塔”として利用するということでしょう。

 いずれにせよ、これから話題は『進次郎のお手並み拝見』といった方向に向かうでしょうからね。2009年に初当選した小泉大臣は現在、衆議院議員4期目。これまで、復興政務官や党筆頭副幹事長、党厚生労働部会長などを務めてきましたが、政治家としての具体的な成果はなきに等しい。そのため、『知名度と雰囲気だけで、ついに大臣ポストを射止めたのはすごい』と皮肉る声も上がっています。

 閣僚のなかでは環境相は無難なポストと見られがちですが、東京五輪が来年に迫るなか、福島の原発問題を抱える日本にとっては重要な役職です。10日には、原田義昭環境相が記者会見で、福島第1原発の放射性物質トリチウムを含んだ処理水について『思い切って(海洋に)放出して希釈する(しか選択肢がない)』『その後の風評被害対策が極めて重要だ』と思い切った発言をしており、後任の小泉大臣は非常に重いバトンを渡されたといえます」(週刊誌記者)

 除染処理を行った後の処理水については政府としての正式な方針が決まっておらず、内閣改造による交代直前とはいえ、現職閣僚の言及は異例といえる。福島第1原発の処理水は敷地内のタンクで保管されているが、すでにタンクは900基を超えており、今も増え続けている。一方で、原田氏が言及した「海洋放出」については、当然ながら漁業関係者らが反発しており、小泉大臣がどのような手腕を見せるか注目されるところだ。

 ちなみに、小泉大臣の入閣について、前東京都知事の舛添要一氏は10日にツイッターで「本人のためにはもう少し下積みをしたほうがよい」「首相は内閣の人気アップを、無能な閣僚は自分への注目が減ることを、TVはワイドショーネタの提供を、役人は大臣を政策実現に利用できることを喜ぶ。これを衆愚政治と呼ぶ」と指摘している。

■側近の重用に「極右政権」の声も

 小泉大臣ばかりが注目されているが、今回の内閣改造では菅官房長官と麻生太郎副総理兼財務大臣が留任する一方で、安倍政権では過去最多の13人が初入閣しており、萩生田光一文部科学大臣(前党幹事長代行)、衛藤晟一1億総活躍担当大臣(前首相補佐官)、西村康稔経済再生担当大臣(前官房副長官)ら、側近の重用も目立つ。

 特に、安倍首相の最側近とされていた萩生田文科相は、学校法人「加計学園」の獣医学部新設への関与が国会で問題になるなか、同園が運営する千葉科学大学の名誉客員教授を務めるにあたって、大臣規範で定められている兼職の届け出をしていなかったことなどが物議を醸した経緯がある。

 そのためか、元文部科学事務次官の前川喜平氏は10日の時点で「やっぱり萩生田文部科学大臣か。ひどいことになるだろう。彼の議員会館の事務職には、教育勅語の大きな掛軸が掛けてあった」とツイッターで暴露している。

 また、加藤勝信厚生労働大臣と高市早苗総務大臣はいずれも返り咲きとなり、安倍政権は“総仕上げ”ともいえる布陣を敷いてきたことになる。これについて、元朝日新聞記者で7月の参議院議員選挙では立憲民主党から出馬した山岸一生氏は10日に「『日本会議内閣』の誕生です。これを『極右政権』と評価しなくて何を極右と呼ぶのか」「野党もメディアも国民もなめられています」とツイッターで警鐘を鳴らしている。

「安定と挑戦」を掲げた第4次安倍再改造内閣は、どのような船出となるのだろうか。

(文=編集部)





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