24. 2019年8月17日 00:00:09 : 5q9UJQMzvk : VzYzaHgwdVQ1Y2M=[4]
木村俊雄氏の分析は簡単に述べると炉心流量が0になり地震直後に炉心溶融が始まったと結論している。
まずはこの冷却剤の流れを参照
https://www.iwanami.co.jp/kagaku/kimura_suppl12.pdf
スクラム直後に主蒸気隔離弁(MSIV)閉になるので蒸気主口ノズル/給水ノズル閉鎖されるので冷却材の流れは、圧力容器下部(下側矢印)から上昇して燃料(崩壊熱)で温められた冷却剤は上部側から(上部矢印)シュラウド側外部側ジェットポンプに流れ圧力容器下部に自然循環する、木村俊雄氏によればすべてのポンプが停止しても自然対流で1時間当たり2000トンの流量がある。
ジェットポンプB系(他の系統もだいたい同じ挙動している)
https://www.iwanami.co.jp/kagaku/kimura_suppl3-2.pdf
運転時は約9000トン/hでスクラム直後流量は下がって3000トン/hで一気に-4000トンになっている(木村氏の解説では外部電源から非常発電機に切り替わった時の瞬間停電で誤作動したと分析その後4000トン/hのスパイクがあるがこれも誤作動の可能性あり)、問題は次の瞬間に2000トン/hに上がってその後は0のまま推移している、
非常用復水器の系統
http://www.link-21.com/atomicenergy/images/photo16.jpg
非常用復水器で冷やされた冷却剤は圧力容器の再循環ポンプB系統から注水されジェットポンプに流れ圧力容器下部に循環する流れが止まった。(心肺停止状態)
1号機は炉心緊急炉心冷却系統は作動していないので地震直後から冷却が喪失したことになる、再循環系統Bの配管損傷が考えられる。
元東電社員木村俊雄さんの証言(10分頃から核心の解説)
https://www.youtube.com/watch?v=xiHLOZTOF9Q
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/791.html#c24