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2019年8月13日00時23分 〜
記事 [政治・選挙・NHK264] 杉田水脈議員が勝共連合ダミー団体の集会で講演も、「存じ上げません」  鈴木エイト(ハーバー・ビジネス・オンライン)
杉田水脈議員が勝共連合ダミー団体の集会で講演も、「存じ上げません」
https://hbol.jp/199090
2019.08.12 鈴木エイト ハーバー・ビジネス・オンライン


勝共連合ダミー団体主催の会で講演する杉田水脈議員(杉田議員のTwitterより)

 参院選を控えた今年4月から6月にかけ、3人の自民党国会議員に統一教会(世界平和統一家庭連合)との関係が発覚した。

 同教団系政治組織・国際勝共連合のダミー団体が主催する会で講演した杉田水脈衆議院議員を始め、日韓トンネル推進イベントでは日本の国会議員を代表して柳本卓司参議院議員が挨拶、同教団系政治団体の大会では西村明宏衆議院議員が代表世話人を務めた。

 各議員の事務所に質問書を送付、2人の議員から回答を得た。

勝共連合ダミー団体の講演会で講師をした杉田水脈



 4月28日、杉田水脈議員は熊本県で「青少年を守る家庭の在り方」と題した講演を行った。会場は県下の展示場・グランメッセ熊本、講演会を主催したのは『KPF社会教育委員会(一般社団法人熊本ピュアフォーラム)』なる団体。



 熊本ピュアフォーラムは当連載第10回「家庭教育支援法制定をめぐる勝共連合の策動<政界宗教汚染〜安倍政権と問題教団の歪な共存関係・第10回>」で報じたように、事務局長を国際勝共連合熊本県本部代表者の稲富安信が務めており、同連合のダミー団体と目されている。2016年10月の設立記念講演会では、同連合本部の青津和代本部長が講演している。

 杉田は講演後のパネルディスカッションにもパネラーとして自民党の地方議員らと出席しており、当日夜に開催された『「杉田水脈・衆議院議員」歓迎懇談会』でも主賓の扱いを受けた。

 杉田は2016年に「幸福の科学や統一教会の信者の方々にご支援、ご協力いただくのは何の問題もないのですが、どうしても宗教団体の名前が出ると日本国内では過剰に反応して「バックに宗教団体がいるのでは」と言った憶測が飛び交い、苦情や問い合わせが事務所にあります。ので、その都度このように否定します」とツイートしている。



質問には迅速に回答してくれた杉田議員

 さらに、杉田議員事務所には秘書として統一教会関係者が入りこんでいるとの情報もあったため、併せて同日、杉田議員の事務所に質問事項を送信した。

 質問書では熊本ピュアフォーラムが国際勝共連合のダミー団体であることを指摘した上で「講演会に参加した経緯」「ダミー団体との認識」「統一教会・勝共連合からの支援の有無」「秘書に同教団関係者がいるとの情報」「統一教会が起こしてきた社会問題への見解」「自民党安倍政権が統一教会と深い付き合いを続けている現状への見解」について尋ねた。

 GW明けの5月7日、杉田水脈事務所から回答があった。

1.講演会に参加した経緯
→ 昨年お招きいただいた熊本での講演に、今回の主催者の方が参加しておられたことを機にご依頼をいただきました。パネリストには地元の地方議員の方々も参加されること、主催代表者様が過去に県の教育長をされていたこと、地元国会議員が主催団体の顧問をされておられること等を勘案し、参加することを判断いたしました

2.熊本ピュアフォーラムが統一教会・勝共連合のダミー団体であることについて
→ 存じ上げません

3.統一教会・勝共連合・世界平和連合からの支援について
→ 物的支援、人的支援を受けたことはありません。個人の方々の講演への参加、著書のご購入、SNSのフォロー等につきましては承知しておりません

4.杉田事務所の秘書に同教団の関係者
→ そのような事実はございません

5.統一教会が起こしてきた社会問題への見解
→ 報道等でしか存じ上げませんが、もし法に反するような活動があれば、司法の場において判断されるべきことかと存じます

6.自民党安倍政権が統一教会と深い付き合いを続けている現状への見解
→ そのような事実は存じ上げません

 回答を踏まえ、翌8日、追加の質問を送信した。

1.主催団体の顧問をしている地元国会議員の名前
2.2016年8月のツイートにあった「幸福の科学や統一教会の信者の方にご支援、ご協力いただくのは何の問題もない』との文言の「ご支援」「ご協力」の事例・実例


 翌日、回答があった。

1.「主催団体の顧問を務める地元国会議員」について
→ 主催団体様からいただいた情報ですので、主催団体様にご確認いただきたく存じます


熊本県選出の自民党国会議員、この中に熊本ピュアフォーラム顧問が(自民党HPより)

2.幸福の科学や統一教会の信者からの「ご支援」「ご協力」の事例・実例
→ 講演会への参加、著書購入、SNSのフォローや投稿等のほか、選挙における投票行動などを想定。これらの方々がご指摘の(またはその他の)宗教団体等の関係者であるかどうかを、当方では関知や調査のしようがありませんし、いかなる宗教団体に所属する方であっても、これらの行為をお控えくださいと要請することもできません。また、これらの行為の有無に関わらず、杉田の政治活動や政策にご賛同いただいている方々は、等しく「支援者」であると認識しております。同様に、いかなる宗教団体に関係しておられる方であっても、杉田の政治活動や政策に賛同しないでくださいと排除するつもりはございません。従って、当該のツイートにつきましては「政治活動や政策にご賛同いただき、講演に参加したり、著書をご購入いただいたり、SNSをフォローしてくださったり、選挙で投票してくださる方々の中には、特定の宗教の関係者の方もいらっしゃるかもしれませんが、特定の宗教団体から組織的に物的支援や人的支援を受けたことは一切ありません。」という意味であるとご理解いただければと存じます

統一教会が支援した候補を応援

 7月の参院選で杉田は、統一教会の支援を受けた北村経夫候補の応援弁士として全国を飛び回った。大宮で開かれた北村の個人演説会ではやはり統一教会の名称変更に尽力した下村博文とともに会場の半分以上を占めた教団信者から大喝采を浴びている。(参照:安倍首相肝いりの候補、北村経夫参議院議員の演説会に統一教会信者が大量動員<政界宗教汚染〜安倍政権と問題教団の歪な共存関係・番外編>)

教団系イベントで国会議員代表として挨拶した柳本卓司

 5月21日、参議院憲法審査会会長の柳本卓司参議院議員(当時、2019年7月28日に政界引退)が、衆議院第二議員会館で開かれた『日韓親善交流 日韓トンネル推進 議員・有識者・韓国言論人懇談会(主催:日韓トンネル推進全国会議)』に出席、日本側の国会議員を代表して挨拶した。


https://www.facebook.com/yanagimototakuji/posts/2818226138249040


日韓トンネル推進イベントへの参加をSNSで報告する柳本卓司議員(当時・柳本議員のFBより)

 同会では国際ハイウェイ財団会長を兼任する徳野英治日本家庭連合会長やUPF天宙平和連合会長を兼任する梶栗正義国際勝共連合・世界平和連合会長も主賓として挨拶しており、完全な教団イベントだ。

 2018年8月10日にも衆議院第一議員会館で同懇談会が開かれており、当時の教団サイドの報道資料から、柳本が出席していたことが確認できる。

 柳本の事務所に『日韓トンネル推進懇談会』に参加した経緯、同教団の反社会性についての見解、反社会的教団と懇意にしてきた道義的責任、政界引退後も関係を続けるか、との設問事項が含まれた質問書を送ったが、期限までに回答はなかった。

統一教会系政治集会で代表世話人をした西村明宏

 6月9日、仙台国際センターで「激動の二〇一九年 日本の行くべき道 安全保障フォーラム 宮城県大会」が開かれた。主催は統一教会の関連団体・アジアと日本の平和と安全を守る宮城県フォーラム。同教団の徳野英治会長が平和大使協議会会長の肩書きで講演を行った。

 この統一教会イベントで宮城県代表世話人を務めたのが自民党の西村明宏衆議院議員だ。清和会に属し自由民主党宮城県支部連合会会長を兼任する西村議員の事務所に質問書を送信したが回答がなかったため後日電話取材を行った。


西村明宏衆議院議員が代表世話人を務めた統一教会関連政治団体主催のイベント案内

 電話口に出た西村議員の政策秘書は「地元の会合ですね。多分出席したと思う」「うちとしてはその日朝から晩までびっしりの会合の中の一つという認識」と同大会への出席を認め、西村議員が代表世話人になった経緯についてこう弁明した。

「認識としては地元の会合なので都合がつけば行くようにしている。前の会長、世話人代表が亡くなった何かでお辞めになり(西村が)今、県連会長をやっていることから、肩書きがある議員で誰か箔の付く人ということでうちに話が来た。うちのスタンスは何でもかんでも陳情含め軽く受けるものではないが、特に他意もなく、そういう経緯と聴いている。深い繋がりとかそういうのは特にない」

 さらに、統一教会や勝共連合と特に懇意にしているというわけではなくこれまでに支援を受けたり秘書等スタッフにも教団関係者はいないとした上で「ご承知のようにこの勝共連合は勝手連で勝手に応援されるところもあるみたいなので、そこはちょっと窺い知らずなところもある」と含みを持たせた。

 勝共連合のロビー活動についてはこう言及。

「議員会館には横並びで情報提供という形で案内を持って来ている。活発にやられている団体という認識」


西村明宏議員の公式サイトより

 当該大会と統一教会との関係については「もちろん。だってこの名前自体がそういう組織じゃないですか」と認識があったことを明かした。 

 今後については「私のレベルでは無責任なことは言えない。経緯が経緯だけに県連会長というのもあって、任期が終わればまた分からない。会合の出欠もその時の判断になると思う」と語った。

 統一教会と関係のある議員だと見られてしまうことについては「迷惑ですけどね、うちには。迷惑というのは当該団体に迷惑ということではなく効果と逆効果でいろんな賛否のご意見を受けることが本人してみれば他意はないのに、とそういう意味で迷惑」と“迷惑”を連発。

 統一教会に関し、霊感商法などの問題がある団体だの共通認識を西村議員と秘書は持っているのかと訊くと、明言を避けこう続けた。
「そこは問題があるかどうかというのは確証がないので。いろんな言われていることも自分でたとえば私が見たわけではないし、その証拠が何か手元にあるわけではないので、そこは迂闊に判断できない」

 教団の責任を認定する確定判決などの判例は判断材料にはならないのかと尋ねると「今の段階ではそこまでの判断はちょっとできない」と曖昧な返答。

 そして「ある意味決めつけは怖いかなと思う部分もある。慎重に今後判断していかなくてはと思っている」と回答を締めくくった。

勢いづく菅義偉官房長官の“傘下議員”たち

 様々なところに触手を伸ばす統一教会の策動が伺える。次稿では、参院選で発覚した新たな動きを踏まえ、今後の政界と問題宗教団体の関係性を検証し、存在感が増した菅義偉官房長官周辺の動きに焦点を当てる。
(文中敬称略)

<取材・文/鈴木エイト>
鈴木エイト
すずきえいと●やや日刊カルト新聞主筆・Twitter ID:@cult_and_fraud。滋賀県生まれ。日本大学卒業 2009年創刊のニュースサイト「やや日刊カルト新聞」で副代表〜主筆を歴任。2011年よりジャーナリスト活動を始め「週刊朝日」「AERA」「東洋経済」「ダイヤモンド」に寄稿。宗教と政治というテーマのほかに宗教2世問題や反ワクチン問題を取材しトークイベントの主催も行う。共著に『徹底検証 日本の右傾化』(筑摩選書)





























http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/424.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 立憲民主党の票はれいわ新選組に流れたのか(三春充希(はる) ☆みらい選挙プロジェクト)
第25回参院選精密地域分析 Part1
立憲民主党の票はれいわ新選組に流れたのか

三春充希(はる)☆みらい選挙プロジェクト
2019/08/12


第25回参院選(2019年)比例代表の地域分析を行います。第一回は、おそらく多くの人が気になっているはずの、れいわ新選組の分布から見ていきます。特に前回衆院選の立憲民主党の票がれいわ新選組に流れたのかといったことについて、現時点で可能な範囲で検討していきます。

■れいわ新選組の勢力分布:全国

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れいわ新選組得票率 第25回(2019年)参院選比例代表

まず得票率の分布を見てみましょう。この分布からは、れいわ新選組が全国的に広く票を得ているということが読み取れます。

都道府県別で得票率が高かったのは東京(7.95%)、沖縄(7.28%)、神奈川(5.74%)でしたが、そうした地域だけが突出した地盤となっているわけではありません。

れいわ新選組は結成されてからわずか3か月で参院選をむかえました。候補者の選定はさらに遅かったため時間もなく、全国の隅々を回れたわけではありません。また、全国的な組織を持つわけでも当然ありません。

それにもかかわらず、各地の有権者に情報が伝わり、動いた人がこれだけいたということは注目に値するのではないでしょうか。

■関東地方を拡大

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れいわ新選組得票率・関東地方 第25回(2019年)参院選比例代表

関東地方を拡大してみると、東京23区からは渋谷区、杉並区、世田谷区を中心とする地盤が見えてきます。これらの地域は、23回参院選(2013年)で山本太郎が東京都選挙区に出馬したときの地盤でもあるのでした。

また、神奈川県では葉山、逗子、鎌倉の得票率が抜け出しています。ここは48回衆院選で立憲民主党の得票率が高かった地域でした。

■得票率が上位の自治体

https://d2l930y2yx77uc.cloudfront.net/production/uploads/images/13569483/picture_pc_ce2115689333f5db32bf9e9667e8050c.png
れいわ新選組 得票率上位自治体

上の表は、日本の1896市区町村を得票率で序列化し、上位40位までを表示したものです。最も多いのは東京ですが、沖縄の市町村も軒並み上位となっています。

■立憲民主党の得票率との関係

さて、詳しくは立憲民主党の地域分析の記事に書きますが、立憲民主党は48回衆院選(2017年)と比べ、25回参院選(2019年)では得票数を後退させています。その一方、共産党や社民党は大きな変化が見られないため、れいわ新選組に票が移動したという推測が成り立ちます。

このことについてきちんと考えるには、明推協(明るい選挙推進協会)の意識調査が大きな手掛かりとなるはずなので、厳密にはその公開を待つ必要があります。なのでここからは、地域分析の観点から可能な範囲で検討をしてみましょう。

@ 2017年・立憲民主党(全国)

https://d2l930y2yx77uc.cloudfront.net/production/uploads/images/13567323/picture_pc_b34e41e35bcb48703882959ed0bdf651.png
立憲民主党得票率 第48回(2017年)衆院選比例代表 

A 2019年・立憲民主党+れいわ新選組(全国)

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立憲+れいわ得票率 第25回(2019年)参院選比例代表

@には48回衆院選(2017年)の立憲民主党の得票率の分布を、Aには25回参院選(2019年)の得票率について、立憲民主党とれいわ新選組を合算した分布を示しました。青森県など個別の事情があるところを除けば、二枚の地図はよく一致します。

B 2017年・立憲民主党(関東)

https://d2l930y2yx77uc.cloudfront.net/production/uploads/images/13568080/picture_pc_d8facd14eb3b4b5a84c170aaa1bb5f43.png
立憲民主党得票率・関東地方 第48回(2017年)衆院選比例代表 


C 2019年・立憲民主党+れいわ新選組(関東)

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立憲+れいわ得票率・関東地方 第25回(2019年)参院選比例代表

また、BとCは、立憲、れいわ両党の主要な地盤にあたる関東地方の結果です。やはり一致度は極めて高いというよりほかにありません。特に埼玉から神奈川に至る4つのピークが再現されてくることは驚きです。

また沖縄は過去に民主党や民進党が浸透できなかった地域の一つでしたが、立憲民主党になって大幅に得票率が伸びています。しかし今回の参院選では、沖縄はれいわ新選組の得票率が高く、立憲民主党は大幅に票を減らしました。こうした点からも、立憲民主党かられいわ新選組へ票の移動が起こったことが示唆されます。

立憲民主党かられいわ新選組への票の移動があったのなら、それはなぜ、どのようにして起こったのでしょうか。

■れいわの「利害関係者」

https://d2l930y2yx77uc.cloudfront.net/production/uploads/images/13570631/picture_pc_8b228fa629d2fe6f0d4b8d5ee0163ffd.png
サラリーマン新党得票率 第13回(1983年)参院選比例代表

かつて日本には、サラリーマンの利害を代弁しようとした政党がありました。「スーツ代を必要経費に」と訴えたその党は、最初の比例代表選挙で次ような勢力の分布を示しました。

極めて強い都市型の傾向です。それはもちろん、この党の利害関係者であったサラリーマンが都市部の存在だったからにほかなりません。

しかし、山本太郎のたちあげた新党は、単なる東京地盤や都市地盤というわけではなく、全国的に広く票を得ることになりました。都市部の浮動票を取り込んだだけではないということは、れいわ新選組を考える上で重要なポイントであるはずです。もちろんそうしたことにはネット選挙の普及も無縁ではないでしょう。しかしながら、いくらネット選挙が普及したところで、かけるべき言葉がとどくべき人に届かなければ、票が動くことはないはずです。

今回の参院選でれいわ新選組が躍進を果たした時、この政党がポピュリズムであるといったたぐいの議論が各所でなされました。しかしながらそのほとんどは、山本太郎がどういう状況にいる人たちの声の代弁者になろうとしたのかという基本的なことを置き去りにした形式的かつ表面的といえる話でした。

どんな政治勢力であっても、それを理解し議論するためには、その政治勢力がどのような人たちの利害を実現しようとしているのかという事をおさえている必要があります。

では、れいわ新選組が利害を実現しようとした層はどこにあったのでしょうか。山本太郎が代弁しようとしたのはどのような人たちだったのでしょうか。

山本太郎が掲げた一つ一つのこと――それは、この社会で本当に困っている人たちに向けられているものでした。

例えば消費税ゼロについて。消費税が関わってくるのは全ての国民ですが、それをゼロにするということで最も恩恵を受けるのは貧しい人たちにほかなりません。

そして体に重いハンディキャップを抱えた2人。シングルマザー、コンビニ問題の関係者、かつてホームレスだった人……こうしたみんなが当事者で、現在の社会が抱える問題を体現しているんだといって候補者を並べ、「新しい時代に新しく選ばれるものたち」として、彼は新党を作りあげたのです。

「消えてしまいたい、死にたい、そう思ってしまう世の中のほうが間違ってんですよ」と山本太郎は訴えかけました。

そういう言葉が響く人たちが、れいわ新選組の利害関係者だったのです。そしてそういう人たちは全国にいました。

ぼくは以前、「なぜ投票率はこんなにも低いのか? なぜ無党派層はこんなにも多いのか? それは『ある時』に始まった」という記事のなかで、次のように書いたことがあります。

   終身雇用が崩壊し、労働者の権利が後退し、非正規化が進み、ブラッ
   ク企業が野放しにされ、多くの人たちが、安定した雇用の中で結婚し
   て子供を育てるという従来の生活スタイルを作ることができなくなっ
   ていったのです。社会に出ていく時にいつもそういう展望を描けない
   道へ進まざるを得なかった人たちがいました。政治はそれに対して無
   力であり、政治に距離を置く層や、政治に失望した層が多く生まれま
   した。

   一つの側面から言うならば、今の無党派層の多さや投票率の低さは、
   それが降り積もった結果にほかならないのです。バブル崩壊以降の日
   本の30年の停滞が、日本の社会の中にそういう一つの集団を作った
   ともいえます。そういう人たちを社会の中に取り戻すという事をでき
   なければ、日本の社会が再び元気を取り戻すことはあり得ません。政
   治的な停滞や経済的な停滞を破ることはありえません。

   政治はこの無党派層にたいして光を与える必要があります。政治が無
   党派層に光を与え、無党派層がそのような政治家に力を与えることで、
   未来は大きく変わりうるはずです。

こうした無党派層――単なる政治的な無関心とは違う、新しく降り積もった層としての無党派層にむけてこれだけの言葉を放ったのは、もしかしたられいわ新選組が初めてかもしれません。

もちろん今回の参院選では投票率の上昇がみられていないので、まだ届きうるはずの多くの人に訴えが届いているわけではないのでしょう。

けれど下に示すような出口調査の結果(NHK)には、やはりこの党の特殊性があらわれているようです。投票者がこのような年齢分布をしている政党は他には見られません。

https://d2l930y2yx77uc.cloudfront.net/production/uploads/images/13573780/picture_pc_b25af6b3e0f2cfcacede4743341f70e1.png
NHK出口調査・年齢別投票先(れいわ新選組)

あるいはこれは、前回の衆院選のときに「立憲民主党はあなたです」というのを聞いて動いた層であるのかもしれません。あのときに、それまで無党派層だった人たちが淡い期待を持って反応した分だったのかもしれません。そこに向けてより強い言葉をかける存在が現れたら、そちらに動くのも頷けます。

前回衆院選の立憲民主党の勢いは、従来の民主党や民進党の支持層とは異なった人たちをとりこむものでした。「政治が無党派層に光を与え、無党派層がそのような政治家に力を与える」ということを考える以上、その選挙運動は称賛に値するものです。今回のれいわ新選組の選挙もまた、そうであるのに違いありません。

https://note.mu/miraisyakai/n/n07237a363319
http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/425.html

記事 [政治・選挙・NHK264] <カオス>上杉隆氏が「N国」の幹事長に就任!立花孝志氏「僕は上杉隆の子分です」→ネットでは上杉氏に失望の声相次ぐ!(ゆるねとにゅーす)
【カオス】上杉隆氏が「N国」の幹事長に就任!立花孝志氏「僕は上杉隆の子分です」→ネットでは上杉氏に失望の声相次ぐ!
https://yuruneto.com/uesugi-nkoku/
2019年8月12日 ゆるねとにゅーす


※キャプチャー



N国幹事長に上杉隆氏 立花党首「彼が実際、全部動いている」

〜省略〜

「NHKから国民を守る党」は10日の臨時総会で、ジャーナリストの上杉隆氏を党幹事長に据えることを決めた。立花孝志党首が「上杉氏を幹事長に迎え入れる」と提案、拍手で了承された。

〜省略〜

【ハフポスト(朝日新聞) 2019.8.11.】


親分・上杉隆氏N国党幹事長に就任“ダブルたかし”でNHKをぶっ壊す!

〜省略〜

旋風を起こしているN国党に、さらなる嵐を呼ぶ男が加わる。立花氏が「僕は上杉隆の子分です」と言ってはばからない上杉氏を党ナンバー2に当たる幹事長の要職に迎え入れる。

上杉氏はNHK報道局に勤務歴があり、その後、故鳩山邦夫元総務相の秘書、NYタイムズ記者を経て、ジャーナリストに。NHKの海老沢勝二会長(当時)を追及し、NHK問題に切り込んだ第一人者で知られる。そんな上杉氏の行動に触発され、立花氏もNHKの不正経理を内部告発し、ジャーナリストに転身していた。

偶然にも2人は2016年の都知事選に出馬。敗れはしたが、候補者を公平に扱わない在京テレビ局の偏向報道が放送法に抵触しているとして、是正を求めて共同戦線を張った関係でもある。上杉氏は既に渡辺喜美参院議員との新会派結成などを橋渡ししていた。

立花氏は本紙の取材に「上杉さんはこの世界に詳しく、人脈がある。国会運営のイロハ、政治家・官僚とのつながり、秘書たちの教育と全面的にやってもらいたい」と話した。一方、上杉氏は「私も日本の放送行政のおかしさを取り上げてきた。20年来の付き合いから立花さんの純粋なNHK改革をお手伝いしようと前向きに考えている」。

〜省略〜

【@niftyニュース(東スポWeb) 2019.8.9.】
































上杉隆氏が、異様なカルト政党・N国の幹事長に就任!立花代表と渡辺喜美氏との”橋渡し”にも尽力か!


出典:阿修羅

※キャプチャー


●過去参考記事:民進と希望の合流劇の裏側を朝日新聞が報道!小池・前原両氏に加え、連合神津氏や上杉隆氏が同席!「排除の論理」は上杉氏が提言か!?



※キャプチャー






http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/426.html

記事 [政治・選挙・NHK264] マツコの「気持ち悪い」発言にN国立花氏が激怒!MXに突撃!→「マツコがパニックになって番組を降りるそうです」と”勝利宣言”!(ゆるねとにゅーす)
マツコの「気持ち悪い」発言にN国立花氏が激怒!MXに突撃!→「マツコがパニックになって番組を降りるそうです」と”勝利宣言”!
https://yuruneto.com/matuko-tatibana/
2019年8月12日 ゆるねとにゅーす


※キャプチャー



N国・立花党首 MX「5時夢」生出演のマツコ突撃「パニックでマツコが番組を降りたいと…」と話し去る

〜省略〜

立花氏は、7月29日の放送でマツコが同党について「この人たちがこれだけの目的のために国政に出られたら、それで税金を払われたら、受信料もそうだけど、そっちの方が迷惑だし、一体これから何をしてくれるか判断しないと。今のままじゃ、ただ気持ち悪い人たちだから」「(票数が伸びた理由?)さぁ。冷やかしじゃない?もちろん受信料を払うことに対して疑問を持っている、真剣にそう思っている人もいるだろうけど、何か、ふざけて入れている人も相当数いるんだろうなぁとは思う」「ちょっと宗教的な感じもあると思うんだよね。NHKぶっ壊す教みたいな」などと発言したことに対し、同党に投票した有権者を侮辱したことは許し難いと、怒りをあらわ。MXに対し、反論を機会を与えよと要求した。

立花氏は生放送中からスタジオの外で“演説”。オンエア中、マツコらが座るスタジオ後方のガラスに、同党の旗が映り込む一幕も。途中、番組側はブラインドを下ろし、同党を“シャットアウト”した。

立花氏は生放送終了後のマツコを出待ち。多くの人が集まり、警察出動の一幕も。警察官に対し「毎週月曜日に来るよ」と告げた。

その後、立花氏は内部情報が入ったとし「マツコ・デラックスがパニックになって、番組を降りると言っているそうです」と発言。

〜省略〜

「辞めるということは、自分が悪いと認めるということでしょ。何かパニックになっているらしいです。『マツコ・デラックス、パニック。もう番組降ります』という内部情報が来ています」

〜省略〜

【スポニチアネックス 2019.8.12.】














「反NHK」と「YouTuber」の手法を巧みに取り入れ、熱狂的ファンを量産!「法治国家の原則」をも堂々と否定するN国のヤバさ


出典:NHKから国民を守る党

※キャプチャー
https://yuruneto.com/matuko-tatibana/




http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/427.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 衆院選候補者調整「協力する」=山本太郎〜改憲は非常に危険だ。寝言は寝てから言ってほしい」と/時事通信・msnニュース
衆院選候補者調整「協力する」=山本太郎れいわ新選組代表インタビュー 〜改憲は非常に危険だ。寝言は寝てから言ってほしい」と/時事通信・msnニュース
2019/08/12 16:33
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e8%a1%86%e9%99%a2%e9%81%b8%e5%80%99%e8%a3%9c%e8%80%85%e8%aa%bf%e6%95%b4%e3%80%8c%e5%8d%94%e5%8a%9b%e3%81%99%e3%82%8b%e3%80%8d%ef%bc%9d%e5%b1%b1%e6%9c%ac%e5%a4%aa%e9%83%8e%e3%82%8c%e3%81%84%e3%82%8f%e6%96%b0%e9%81%b8%e7%b5%84%e4%bb%a3%e8%a1%a8%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc/ar-AAFD4j4?ocid=iehp

 れいわ新選組の山本太郎代表は時事通信のインタビューに応じ、次期衆院選への対応に関し、他の野党と共闘することになれば候補者調整で協力していく考えを示した。消費税率を5%に戻す方向で一致することを条件に挙げた。

 山本氏は先の街頭会見で衆院選への候補100人擁立を宣言。これについて「それは(れいわ)単独でやる場合だ。野党が共闘していくなら協力する」と述べた。ただ、「政策の一致が必要」と強調。「消費税5%(に戻す)減税で一致できるなら共闘に積極的に参加したい」と語った。

 安倍晋三首相が狙う憲法改正に関しては「現行憲法も守っていないのに(首相が)改憲を言い出すのは非常に危険だ。寝言は寝てから言ってほしい」と述べ、協力に否定的な考えを示した。

 沖縄の基地負担軽減については、米軍普天間飛行場(宜野湾市)閉鎖と辺野古移設中止を主張。在沖米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)に相当する額を日本が一定期間、負担する代わりに、米本土への基地移転を促すよう米側と交渉すべきだとした。 
http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/428.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 愚政根源は 石破・小西・有田・辻元・石垣の保身 
愚政根源は 石破・小西・有田・辻元・石垣の保身
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51973969.html
2019年08月13日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


この議員たちこそ
言ってることとやってることが違う
振り込め詐欺の 出し子の役目を果たし

悪親分 安倍・枝野たちに
国民から詐取した票を献上してる

***

これが現実だ
じぶんの 心の空洞を見ようとしない
みれば 内なる罪を認めてしまうから=死ぬからだ
死んだふりをし 悪組織のコップから這い出ようとしない

石垣よ小西よ有田よ辻元よ
落選したり投獄されたり転向したり 
傷と共に生きてる からと
傷を誤魔化す為が人生ではないはずだ

傷だらけの 船後さんが木村さんが 頑張ってるんだぞ!
山本太郎に救いをもとめ 脱出せよ
参加せよ

あなたたちの 孤独の喜びが 世間の地獄を生んでいる
ずるい人間を自覚せよ
えらそうなことをいうなら えらくなれ逃げるな!



http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/429.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 破壊と殺戮への道を避けたい韓国政府が日米に抵抗するのは当然(櫻井ジャーナル) :国際板リンク 
破壊と殺戮への道を避けたい韓国政府が日米に抵抗するのは当然(櫻井ジャーナル)

http://www.asyura2.com/19/kokusai27/msg/163.html



http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/430.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 安倍政権になって日本地位の最も重要な学術環境が急速に劣化。(かっちの言い分)
安倍政権になって日本地位の最も重要な学術環境が急速に劣化。
https://31634308.at.webry.info/201908/article_12.html?1565650393

現在、歴代のノーベル賞受賞者が、資源の無い日本の資産を生み出す教育、研究環境が急速に他国に遅れ出していると警告している。その理由は、安倍首相という、学究という概念、考えが薄いトップが歴代最長の政権を担っているからと思っている。ひたすら、軍事力を増強しようとしている。外交の安倍と言いながら、ひたすら関係を悪化させている。外交機能が全く機能していない。ロシアとの北方領土の話もベドジェーネフ首相の北方領土訪問で完全に後退した。韓国との軋轢も山本太郎に言わせれば子供の対応と言われている。

なぜ、こんな前文を書いたかというと、資源を持たない日本が何故ここまで発展してきたかは、教育により優秀な人材を育ててきたからだ。特に、工業、医学、理学の学際的な技術力の結晶であった。それが今や、国の見識の不足で、軍事費には兆円レベルで増大させているが、大学等の研究には逆に予算を削って来ている。これは正に、こんな世界と無縁、無関心の安倍という人物がのさばっているからと思っている。

ノーベル賞受賞者の野依氏は大学院教育に「憲法の精神が守られていない」と述べている。大学の研究環境が急速に悪化しているからだ。特に博士課程に行っても就職先では逆に門戸が狭まる始末である。博士課程を修了し、そのまま大学で研究をするポストドクターの予算も他の国と較べて少ない。研究論文の引用数は、2003-2005年には、1.米国、2.日本、3.ドイツ、4.中国が、2013-2015年には1.米国、2.中国、3.ドイツ、4.日本と低下している。安倍のような政権が続けば、さらに低下するのは目に見えている。

日本の経済は、上記の教育、研究土壌(基盤、基礎)の上に成り立っていた。その基盤が揺らいできている。大学では博士を取っても就職先が無いとは誠に悲しい状況である。「足の裏の米粒」という自虐的な言葉がある。「取らなければ気持ちがわるいが、とっても食べられない」という意味だ。こんな風潮は打破しなければならない。こんな風潮は、国のトップの掛け声一言で変えることが出来る。軍事国会ではなく、学術立国と言えば世の中がらりと変わる。負の遺産をひたすら作り続けている原発国家からドイツのように再生エネルギー国家と言えばガラリと変わる。

もうそろそろ、そういう世の中にしなければならないのだ。そう思わないですか?そうおもいなら、それを変えてくれる政権を選ぶしかないのです。


ノーベル賞・野依さん、大学院教育に「憲法の精神が守られていない」

日本の大学院教育について「憲法の精神が全く守られていない」と危機感を示した野依良治・科学技術振興機構研究開発戦略センター長=東京都千代田区で2019年7月24日、竹内紀臣撮影
 日本の大学院が不人気だ。大学院(修士課程・博士課程)に通う学生数は2011年の25万759人をピークに減り、最近は23万人台が続く。特に、修士課程から博士課程への進学者が大幅減、博士課程で定員割れが相次いでいる。米国や英国など研究開発費が多い国のうち、日本だけが人口当たりの博士号取得者が減る傾向にあるとの調査結果も明らかになった。若者にとって研究者が魅力的な進路ではなくなっているといえる。

第1部 博士/4 「足の裏の米粒」と皮肉 企業が敬遠、就職先少なく /京都
https://mainichi.jp/articles/20190806/ddl/k26/040/434000c

 毎日新聞2019年8月6日
 「結婚や将来のことを考えると、就職しかなかった」。京都大の文系の修士課程2年の男子院生は学者を志して一度は博士課程進学を検討したが、同じ研究室の先輩が経済的に困窮したり、論文を出せずに疲弊する現実を目の当たりにし、かじを切った。「理系と違い、文系の院生はせいぜい統計の技術があるぐらいで、学部生と変わりはない。同じ技能なら若い方が有利。博士まで進んでしまうと、後戻りができなくなる」
 博士号はいつからか「足の裏の米粒」と表現されるようになった。意味するところは「取らなければ気持ちがわるいが、とっても食べられない」。


http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/431.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 北朝鮮の短距離ミサイル試射を容認するトランプ米国は日本防衛の役に立っていない。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/08/blog-post_13.html
8月 13, 2019 日々雑感(My impressions daily)

<北朝鮮が7月25日以降、国連安全保障理事会の決議に反して短距離弾道ミサイルなどの発射を連続して強行している。トランプ米大統領は「短距離であれば問題ない」とし、日韓両国も抑制的な対応にとどめているが、韓国紙は米韓首脳の放任が北朝鮮をこうまで増長させたと批判。米紙もトランプ氏の対応の甘さに警鐘を鳴らし、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との「個人的外交」の危うさを指摘した。

   ◇

 □韓国 東亜日報
 ■米韓の放任が許した北の横暴


 韓国紙の中では、北朝鮮が6日に新型短距離弾道ミサイルを発射する前日に、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、輸出管理の優遇対象国除外を決めた日本政府に対抗し、「南北協力で平和経済が実現すれば、一気に日本に追いつける」と発言していたことに注目、文氏の対北政策の見通しの甘さを危ぶむ論調が目立った。

 朝鮮日報は7日付社説で、北朝鮮が2週間内に4回も繰り返したミサイルなどの発射で、その都度、発射場所や飛距離、高度を変えたことを挙げて「いつどこでもミサイル防衛網を避け、韓国全域を攻撃できるとの脅迫だ」と指摘した。

 さらに、北朝鮮は6日に外務省の報道官談話で、5日から始まった米韓合同軍事演習を非難し、「南朝鮮(韓国)は殴られるような行為を控えるのが賢明だろう」と脅しつけた。そんな中、金正恩朝鮮労働党委員長への“ラブコール”を続け、国家安全保障会議(NSC)にも出席しなかった文氏に対し、社説は「軍の統帥権者として国家防衛義務を放棄しているとの疑問を提起せざるを得ない」と批判した。

 文氏にとって選挙に生かせるカードが「南北融和ショー」と「韓日貿易戦」しかないという事実を、金氏は承知の上で、米国を説得して制裁を解除しろと圧迫しているとも分析。韓国が言う通りに動かなければ「今後、さらなる“パワハラ”に出る可能性がある」と解説した。

 東亜日報の7日付社説は、北朝鮮が5月以降、いずれも新型の、短距離弾道ミサイルを指す「戦術誘導兵器」や「大口径操縦放射砲(多連装ロケット砲)」の試射と称する挑発を6回も重ねたことから、兵器開発のための試験発射を「事実上、仕上げた」との見方を示した。にもかかわらず、トランプ米大統領は「短距離は問題ない」と意に介さず、文政権は「注視する」とだけコメントして口を閉ざしている。社説は「弾道ミサイルであれ、新型ロケット砲であれ、ひとまず短距離なら、新兵器の開発・生産を容認するお墨付きを与えたことにほかならない。北朝鮮の狙いもこれだった」と読み解く。

 北朝鮮は談話で、米韓が「防御的」とする演習に対抗し、「われわれも防衛に必須の威力ある手段を開発、実験、配備せざるを得ない」と強調。米韓をなめてかかったような主張で、社説は「北朝鮮は韓米両国を手なずけることに成功した」と論じた。

 今後の非核化交渉も思い通りに運ぼうとし、いざとなれば、テーブルを蹴るのも辞さないと言わんばかりの態度がにじむ。北朝鮮をこうまで増長させたのは、北朝鮮指導者との歴史的会談や南北融和に前のめりになった米韓両首脳を置いてほかにいない。

 社説は「南北協力を通じた平和、それを通したもう一つの勝利というおまけを夢見る理想主義の裏には、こうした思いもよらない欺瞞(ぎまん)的な現実がある」と警鐘を鳴らしている。(ソウル 桜井紀雄)

   ◇

 □米国 ワシントン・ポスト
 ■崩壊した近隣への脅威縮小論


 米紙ウォールストリート・ジャーナルは、北朝鮮が先月来3回目のミサイルなどの発射を強行した直後の2日、「試験発射は北朝鮮に実利をもたらす」と題した解説記事を掲載した。

 記事は「一連の発射の目的は米国に圧力をかけ、非核化交渉が再開した際の譲歩を引き出すことにあると広く認識されているが、兵器を研ぎ澄ますなどの実利も北朝鮮にもたらしている」と説き、「トランプ大統領の甘い対応は、北朝鮮に(荒行も不問に付してしまう)外交的バッファー(緩衝装置)を与えている」と警鐘を鳴らした。

 具体的には、トランプ氏が短距離弾道ミサイルの発射なら問題なしとし続けるなら、仮に米軍による北朝鮮の空爆が行われる際、精度が高まった北の短距離ミサイルが韓国の24基の原発を標的にしてくると指摘し、「米国が強い姿勢で臨まないのなら、北朝鮮は(交渉が再開するまで)試験発射をおそらくさらに重ねる」と予測した。

 米紙ワシントン・ポスト(電子版)は2日、解説記事で「北朝鮮のミサイル試験発射が、トランプ氏の金(正恩)氏との個人的外交の危うさを増大させている」と説いた。

 これまでトランプ氏は、金氏と良好な関係を築いたおかげで北朝鮮がミサイル試験発射を中断させ、日本や韓国が北から受ける脅威も縮小したと主張してきたが、論拠が崩壊したというわけだ。短距離弾道ミサイルは米国には届かなくても、日本や韓国は射程内である。トランプ流に「短距離は、多くの国が実験している」で片づけられる問題ではない。

 記事では、トランプ氏が7月31日にホワイトハウスで、過去に米朝首脳会談開催の候補地として挙がったモンゴルのバトトルガ大統領と会談したことなどを根拠にモンゴルでの次回首脳会談開催を示唆している。大統領再選に向けて外交的成果を強調したいトランプ氏は、何としても北朝鮮との決裂は避けたいのだろう。だが、4回目の発射直後の6日に北朝鮮外務省が発した報道官談話は強烈だ。

 「コミュニケーションのセンスを持ち合わせない輩(やから)との実りのない疲れるだけの対話ならもうこりごりだ」>(以上「産経新聞」より引用)


 産経新聞が掲載した北朝鮮による短距離弾道ミサイルの相次ぐ試射に対する韓国と米国の味方を韓国紙「東亜日報」と米国紙「ワシントン・ポスト」の社説を引用する形で窺うことが出来る。

 それによると韓国は北朝鮮の短距離弾道ミサイルの試射をトランプ米大統領が「短距離であれば問題ない」と容認しているからに他ならない、と不満の意を漏らしている。ワシントン・ポストは仮に米軍による北朝鮮の空爆が行われる際、精度が高まった北の短距離ミサイルが韓国の24基の原発を標的にしてくると指摘している。その指摘は日本への原発攻撃にも当てはまるのではないか。

 トランプ氏の再選を目指す大統領選を有利に進めるために「金正恩氏との個人的な交誼」を前面に出す戦略なら、今後とも日本に対する北朝鮮の軍事的脅威は増すだろう。それは日本の利益のためにならない。

 韓国の利益を考えても、金独裁体制が強化されるミサイル開発は望ましくないだろう。文大統領は政権維持装置として「南北融和ショー」と「韓日貿易戦」しかないため、北朝鮮に強い敵対姿勢を示せないでいる。

 むしろ文大統領は北朝鮮に対する「制裁」破りの「瀬取り」を軍を使って国家ぐるみで行っていたフシすらある。それが自衛隊機レーダー照射問題の本質だという見方もある。

 そうした文大統領の南北融和策に対して、東亜日報は社説は「南北協力を通じた平和、それを通したもう一つの勝利というおまけを夢見る理想主義の裏には、こうした思いもよらない欺瞞(ぎまん)的な現実がある」と文大統領の政治路線の危険性を指摘している。

 なぜ米国はトランプ氏の明らかな対北・外交戦略の失敗を指摘しないのだろうか。ワシントン・ポストが指摘する通り「短距離弾道ミサイルは米国には届かなくても、日本や韓国は射程内である。トランプ流に「短距離は、多くの国が実験している」で片づけられる問題ではない」という論理が米国政府内に見られないのはなぜだろうか。

 トランプ氏の米国が極東の安全保障に消極的だとしたら、日本国内で日米同盟の実効性に対する会議の声が上がらないとも限らない。北朝鮮の短距離ミサイル試射を放置する米国に安倍自公政権が沈黙を保っているのはトランプ発言の真意を測りかねているからなのだろう。

 しかし日本の論壇がワシントン・ポスト並みのマトモな状況分析能力を持つなら「これまでトランプ氏は、金氏と良好な関係を築いたおかげで北朝鮮がミサイル試験発射を中断させ、日本や韓国が北から受ける脅威も縮小したと主張してきたが、論拠が崩壊したというわけだ。短距離弾道ミサイルは米国には届かなくても、日本や韓国は射程内である」とのワシントン・ポストが掲載した社説程度の安倍自公政権に対する米国追従外交が日本を危険に陥れている、との批判記事が掲載されても良いはずだ。

 北朝鮮の短距離ミサイル試射を容認する米国との日米安全保障は決して日本の安全を保障するものではない。役立たずの用心棒に広大な軍事基地と巨額費用を支払う意味があるのか、日本国民は真剣に考える時ではないだろうか。日本の安全は日本国民が守るしかない。米軍との「同盟関係」強化よりも、自衛隊の増大・強化こそが日本の安全にとって必要なのではないだろうか。




http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/432.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 図に乗るN国党、マツコの批判に激怒してTV局を襲撃して、言いたい放題。警察まで出動(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/28516579/
2019年 08月 13日

【8月にはいって、早くもフィギュア・スケートの新シーズンが始まっている。(@@)

 滋賀で行なわれたげんさんサマーカップ・・・女子は、横井ゆは菜(19)が優勝。坂本花織(19)はSP6位から新フリー「マトリックス」で追い上げるも2位。そして男子は友野一希(21)が3連覇。mewが応援している山本草太(19)は2位に終わった。^^; 

 ただ、草太くんは骨折から順調に回復しているようで、今回、4回転サルコウも取り入れ、ジャンプのレベル・アップをはかっているようだ。"^_^"とはいえ、世界はもう何種類も4回転を跳ぶ時代になっていて。それこそ、羽生は4アクセル、宇野は5回転を目指しているわけで。この2人次いで世界上位にはいれそうな若手が育っていないだけに、皆にはもう少しガンバって欲しいところだ。(**)

 その5回転を目指している宇野昌磨(21)は、6月にスケートを始めた幼少期からず〜っと習って来た山田満知子&樋口美穂子コーチのもとを離れることを決意。ロシアで合宿をしたり、日本の合宿に参加したりしていたのだが、結局、これぞというコーチが見つからなかったのか(or希望するコーチとの間で、話がまとまらなかったのか)、今シーズンをメイン不在のまま迎えることになり、世間を驚かせている。<ジャンプは本田武史コーチに見てもらっているらしい。>

 3月の世界フィギュアで表彰台を逃した&羽生になかなか勝てないことから、練習環境やスケートの取り組み方を大きく変えたいと考えているようで、気持ちはと〜ってもわかるのだけど。あまり自分の心や体にムリな負担をかけ過ぎないように注意して欲しいと思うmewなのである。<せめて近くでアドバイスしてくれる人がいるといいんだけどな〜。いるのかな〜?(・・)>】

〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜

 NHKから国民を守る党が、見事なほどに、図に乗り始めている。(-"-)

 国政政党になったからには、TV、ネット、紙媒体などアチコチのメディアで取り上げられて、賞賛だけでなく批判も含めて、アレコレ言われるのは当然のことだし。自分に批判的なコメントを出した人に対して、激しい怒りを示したり、反論のために議論の時間を設けろと強引要求したりするのもいかがなものかと思うのだけど。

 N国党の立花代表は、マツコ・デラックスが7月29日にTOKYO MXの「5時に夢中」の中で、N国党のことを、「一体これから何をしてくれるか判断しないと、今のままじゃね、ただ気持ち悪い人たちだから」「ふざけて入れている人も相当数いるんだろうな」「ちょっと宗教的な感じもあると思うんだよね」などと批判的なコメントしたことに激怒。

 「マツコ・デラックスをぶっ壊す!」と同番組などでの反論の場を要求。さらに、8月11日には、ちょうどマツコが番組に出演している最中に、MXテレビの前で抗議の演説を行なったことから、警察まで出動する騒動に発展したという。(゚Д゚)

<mewは、マツコが言っていたことは、かなり的を射ていると思った。「気持ち悪い」という表現を連発したことを不快に感じる人もいるかも知れないが。でも、立花代表は「何か変、奇妙だ」「おかしい、気持ち悪い」などと思われることも覚悟で(むしろ、そう思われても印象に残すことを狙って)、あのような政見放送を作ったのではないかと察する。>

 おまけに戦争発言で維新を除名になったため、N国党にはいった丸山議員まで、ツイッターでマツコや坂上忍の批判を行なっているとのこと。(~_~;)

 どうかN国党に投票した人、同党を支持している人には、そろそろ、この党がいかにヒドイところなのか気付いて欲しいと思うmewなのである。(**)

<NHKの運営面や受信料のとり方などには、確かに問題があると思うし。それを指摘するのは、国民にとってもいいことだと思うけど。その前に、自分たちが国政を担う政党の議員であることを、きちんと認識すべきでは?これじゃあ、ヘイトおかやってる政治団体みたい。「何でもあり」じゃないんだよ。(・・)>

『N国、マツコを「ぶっ壊す!」と批判…原因になったTV「気持ち悪い」発言とは

 NHKから国民を守る党の立花孝志代表(51)が、マツコ・デラックス(46)がTOKYO MX「5時に夢中!」に出演した際に、同党について「気持ち悪い」などと発言したとして、批判を強めている。

 対決姿勢を鮮明にする動画を連続投稿し、最新の投稿動画でも、「マツコ・デラックスをぶっ壊す!」「うちの党に投票してくれた有権者をバカにしたからです」「気持ち悪いとか、そういう表現を公共電波でやった」と批判。同番組などでの反論の場を求めた。

 7月29日放送の「5時に夢中!」でのマツコの発言は以下。

 【N国について】

 あの、これからじゃないですか。この人たちが本当にこれだけの目的のために国政に出られたら、これで税金払われたら、受信料もそうだけど、そっちのほうが迷惑だし、一体これから何をしてくれるか判断しないと、今のままじゃね、ただ気持ち悪い人たちだから。

 (票数が伸びた要因を聞かれ)

 さあ…なんだろう、冷やかしじゃない?もちろん受信料払うことに対して疑問を持っている、真剣にそう思ってる人もいるだろうけど、ふざけて入れている人も相当数いるんだろうなと。

 逆に言うと(政見放送で)真面目にNHKの受信料問題について語ったとして、そしたらここまで話題になったかとなると難しいから。あの気持ち悪い政見放送で効果が出たという意味もある。

 ちょっと宗教的な感じもあると思うんだよね。NHKぶっ壊す票みたいな。(まねをしながら)ちょっと気持ち悪い、この人も気持ち悪いんだけど、女性がやる、何人かすごい人もいた。結局こうやって、楽しんで見ちゃってる側面もある。騒いじゃってる時点で彼らの思うつぼなのでは。(デイリースポーツ19年8月11日)』

* * * * *

『N国・立花党首 MX「5時夢」生出演のマツコ突撃「パニックでマツコが番組を降りたいと…」と話し去る

 タレントのマツコ・デラックス(46)に侮辱されたと憤慨しているNHKから国民を守る党の立花孝志党首(51)が12日夕、東京・半蔵門のTOKYO MXを訪れ、同局「5時に夢中!」(月〜金曜後5・00)の月曜コメンテーターを務めるマツコに突撃した。(中略)

 立花氏は生放送中からスタジオの外で“演説”。オンエア中、マツコらが座るスタジオ後方のガラスに、同党の旗が映り込む一幕も。途中、番組側はブラインドを下ろし、同党を“シャットアウト”した。

 立花氏は生放送終了後のマツコを出待ち。多くの人が集まり、警察出動の一幕も。警察官に対し「毎週月曜日に来るよ」と告げた。

 その後、立花氏は内部情報が入ったとし「マツコ・デラックスがパニックになって、番組を降りると言っているそうです」と発言。「降りるのが本当だったら、もう帰るから、君、ちょっと聞いてきてよ。マツコ・デラックスが来週から出ないんだったら、もう帰るよ。それ、確認してきてよ。本人かわいそうでしょ、降りると言っているんだから」と関係者に依頼した。

 「辞めるということは、自分が悪いと認めるということでしょ。何かパニックになっているらしいです。『マツコ・デラックス、パニック。もう番組降ります』という内部情報が来ています」

 午後6時15分頃、「これ以上、お巡りさんに迷惑を掛けるわけにいかないので。これで来週出るということなら、とことん、やりましょう。本人パニックのようなので、僕は弱っている人をイジるのは嫌なので。もうマツコさんがパニックで番組辞めたいと言っているので、帰ろうと思っているんですが」と聴衆からの質問を受け付け、マツコとの“直接対決”はせず、その場を去った。(スポニチアネックス19年8月12日)』

『同局1階スタジオでマツコが番組に生出演しているのがガラスごしに見える場所で、立花氏は「投票した人を侮辱するのは許せない」「報道番組なら公正中立。そういう番組でないなら、政治に対するコメントをしないでいただきたい」と訴えた。

 マツコや同番組側が、立花氏の反論をスルーしていると指摘し「公共電波を使ってやったのだから、見解を示せ」と怒り。ボルテージがあがり、スタジオ内に向かって「権力の犬、ワンワン!」と毒づく一幕もあった。

 最後は「マツコ・デラックスをぶっ壊〜す!」と気炎をあげていた。(デイリースポーツ19年8月12日)』

<尚、マツコが番組を降りるという情報は確認されていない。(・・)>

〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜

『丸山穂高氏 マツコ、坂上の名前挙げ批判「反論されないと高括りテキトー政治発言」

 NHKから国民を守る党に入党した丸山穂高衆院議員が12日、ツイッターに新規投稿。「だいたいマツコ・デラックス氏にしても、坂上忍氏にしても、自分たちは批判や反論されないからと高を括って、公共電波でテキトーな政治発言しているのが問題」と批判した。

 「政治的コメントは勿論言論の自由」としたうえで「ネット時代で相手からの反撃など自らへのリスク返りも当然に。最終は世論や法の世界。当然なことなんだが」と記した。((デイリースポーツ19年8月12日)』

<丸山くんと言えば、5月に衆院でキミの糾弾決議を行なう前に、キミに反論の機会を与えようと思ったら「適応障害」だって診断書出して逃げたくせに。もう「適応障害」は直ったなら、せめてちゃんと会見をして、自分の行なった発言に関して、世間に説明すべきだと思うのに。

 (mewから見ると、オモテに出ずに陰に隠れてという感じで)やたらにツイッターで好き勝手なことをほざいているのは、国会議員としてかなり見苦しいかも。(-"-)>

* * * * * 

 まあ、マツコが言っているように「結局こうやって、楽しんで見ちゃってる側面もある。騒いじゃってる時点で彼らの思うつぼなのでは」・・・と思うのでね。
 
 たぶんマツコや「5時に夢中」の番組も、できるだけN国党のことは放っておくつもりではないかな〜と思うんだけど。

 ともかくN国党が、あまり図に乗り過ぎて、まっとうにやっている世界にダメージを与えないように、メディアや国民がもっと厳しい目でウォッチしておく必要があるのではないかと思うmewなのだった。(@@)

p.s. 実は参院選の前に「マツコはアンチ安倍改憲だから、下手すると、そろそろ叩かれるかも」と言っていた人がいたのだけど。何かジャニーズ批判したとかで週刊誌に取り上げられたようだし。N国・立花なんぞに襲撃されるし。何だかな〜という感じのmewなのである。_(。。)_>

  THANKS



http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/433.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 「シンゾーのオヤジはカミカゼ・パイロット」「カミカゼのパイロットはドラッグでもキメてたのか?」(トランプ大統領)。この発言にも、ペテン総理は「完全に一致」しているのか!!(くろねこの短語)
「シンゾーのオヤジはカミカゼ・パイロット」「カミカゼのパイロットはドラッグでもキメてたのか?」(トランプ大統領)。この発言にも、ペテン総理は「完全に一致」しているのか!!
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-83b932.html
2019年8月13日 くろねこの短語


 世の中はお盆休みとかで、新聞・TVもまるでやる気がないようで、ニュースも夏枯れ。そんな中、大手メディアがまったくスルーしているニュースがある。なんでも、トランプが資金調達パーティで初老の小学生・ペテン総理との会話を引き合いにして、質の悪いジョークをぬかしてたってね。

「トランプ大統領は安倍首相との関税貿易における会話を、日本語訛りの真似をしながら紹介。その上で安倍首相との友情について話し、安倍首相の父親である安倍晋太郎氏が第二次世界大戦中に神風特攻隊のパイロットであったことにも言及しました」

「トランプ大統領は安倍首相に『カミカゼのパイロットは酔っ払ってたかドラッグでもキメてたのか?』と冗談半分で尋ね、これに安倍首相も『いいや、彼らはただ祖国を愛していただけだ』と応えたことを披露」

「このやりとりを紹介した後、トランプ大統領は『単に愛国心のためだけに片道燃料の飛行機で軍艦に突っ込んでくって想像してみろよ!(Imagine they get in a plane with a half a tank of gas and fly into steel ships just for the love of their country!)』と揶揄しています」

 凄いよね。これが、ペテン総理の口癖の「完全に一致」している同盟国の大統領の発言ですよ。もっとも、ドラッグのくだりは実際にあったことで、ベトナム戦争でも米軍兵士は興奮剤を使用していたようだけど、さすがに「ペテン総理の父親がカミカゼ」ってのは笑っちまう。ていうか、これってペテン総理のオヤジはもちろんのこと、“英霊”を明らかに小バカにしてるよね。ここはキッチリと抗議すべきところだと思うけど、読売も産経もどうしたどうした。

「カミカゼのパイロットは酔っ払ってたかドラッグでもキメてたのか?」トランプ大統領が安倍首相との会話をジョークネタに



 しかしまあ、ここまで下品なヤンキーと「完全に一致」しているペテン総理ってのもロクでもないってことだ。この2人の日米会談って、おそらくとんでもないオヤジトークで、悪い冗談を言い合ってるだけなんだろうなあ・・・と妄想すると、背筋が寒くなる狂気の夏の朝である。



「カミカゼのパイロットは酔っ払ってたかドラッグでもキメてたのか?」トランプ大統領が安倍首相との会話をジョークネタに
https://www.excite.co.jp/news/article/Buzzap_58224/
2019年8月11日 14:55 BUZZAP!  エキサイトニュース



一昨年には「リメンバー・パールハーバー」発言もあったトランプ大統領。終戦の日を目前に不穏当なジョークをかましたことが報じられました。詳細は以下から。

◆トランプ大統領が神風特攻隊をジョークネタに

2017年には来日前日に公式ツイッターアカウントで「リメンバー・パールハーバー(真珠湾を忘れるな)」とつぶやいたことで物議を醸したアメリカ合衆国のトランプ大統領。


Thank you to our GREAT Military/Veterans and @PacificCommand.
Remember #PearlHarbor. Remember the @USSArizona!
A day I’ll never forget. pic.twitter.com/CMkB0kTkSc
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) November 4, 2017


今度は自らの資金調達パーティで安倍首相との会話を引き合いに出し、神風特攻隊をジョークのネタにしたことが報じられています。

トランプ大統領は安倍首相との関税貿易における会話を、日本語訛りの真似をしながら紹介。その上で安倍首相との友情について話し、安倍首相の父親である安倍晋太郎氏が第二次世界大戦中に神風特攻隊のパイロットであったことにも言及しました。

トランプ大統領は安倍首相に「カミカゼのパイロットは酔っ払ってたかドラッグでもキメてたのか?」と冗談半分で尋ね、これに安倍首相も「いいや、彼らはただ祖国を愛していただけだ」と応えたことを披露。

このやりとりを紹介した後、トランプ大統領は「単に愛国心のためだけに片道燃料の飛行機で軍艦に突っ込んでくって想像してみろよ!(Imagine they get in a plane with a half a tank of gas and fly into steel ships just for the love of their country!)」と揶揄しています。

◆実際には、神風特攻隊には覚醒剤が与えられていた

なお、トランプ大統領の「カミカゼのパイロットは酔っ払ってたかドラッグでもキメてたのか?」という問いは冗談半分だったかもしれませんが、実際は覚醒剤を使用したケースが少なからず存在しています。

大日本帝国時代の日本では覚醒剤が開発され、太平洋戦争の始まる1941年に大日本製薬が「ヒロポン」を発売しました。神風特攻隊の隊員にはヒロポンと茶の粉末を混ぜて固めた「突撃錠」という錠剤が(全員ではなくとも)与えられてた事が知られています。







      

つまり父親からどう聞かされていたにせよ、安倍首相の「彼らはただ祖国を愛していただけだ」という回答は事実に基づいていないことになります。

「カミカゼのパイロットは酔っ払ってたかドラッグでもキメてたのか?」トランプ大統領が安倍首相との会話をジョークネタに】を全て見る




























http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/434.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 秋国会は政権批判防止の閣議決定から?/政界地獄耳(日刊スポーツ)
秋国会は政権批判防止の閣議決定から?/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201908130000049.html
2019年8月13日7時46分 日刊スポーツ


★10日、参院選期間中に札幌市で行われた首相・安倍晋三の街頭演説にやじを飛ばすなどした聴衆が北海道警の警察官に現場から排除された問題で反対する市民らのデモが行われた。また6日、道議会常任委員会でもこの問題が取り上げられ、道警本部長・山岸直人が「現場のトラブル防止の観点から措置を講じた」と説明。だが法的根拠の説明はない。

★ただ、道警の説明は、はなはだ説得力に欠ける。街頭演説で「増税反対」と声を上げた女子大生のとっさの判断による録音でのやりとりでは、道警(以下、警)「いきなり声上げたじゃん」、女子大生(以下、女)「なにそれ、犯罪なわけ?」警「取り押さえたんじゃなくて、やめよ」女「腕つかんで取り押さえたじゃん」警「それは取り押さえじゃないんだよ」女「じゃあ日本語が違うんだ、あなたたちと」警「法律に引っかかっているとかじゃなくて」。この法に基づかない問答が続くが、聞いていると現場のトラブルを巻き起こしているのは道警ではなかろうか。

★もしかしたら、それ以外のやりとりや犯罪要件を道警は知っていたり持っていたりするかもしれないが、いずれにせよ排除という名の連行に山岸が言うだけの説得力はない。選挙中の街頭演説で「増税反対」で私服や制服の警官に取り囲まれただけで民主国家の住民はその異様さに緊張するはずだ。当然、首相を応援する人たちの声やプラカードにおとがめはないとなれば、唯一、住民、市民、国民をその場から排除するにはそれなりの法的根拠が必要だ。無論、道警はじめ、警察がそれを無視して超法規を行使したか、秋までには法律を作ってやじのみならず、政権批判防止法でも作るなら、予行演習とでもいえよう。それを間違いだったと正し、謝罪するチャンスが6日の道議会だったにも関わらず道警は突っ張った。秋の国会ではまず政権批判防止の閣議決定からか。こわーい。(K)※敬称略








190715 ヤジって排除された人の末路






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記事 [政治・選挙・NHK264] 日本人がコケにされた!トランプは唾棄すべき人種差別者! 
日本人がコケにされた!トランプは唾棄すべき人種差別者!
https://85280384.at.webry.info/201908/article_77.html
2019年08月13日 半歩前へ

 安倍晋三、キミはここまでコケにされてもまだトランプの後について尻尾を振るつもりか?

 安倍の日本流英語のイントネーションをバカにして真似をしたトランプという男は礼儀をまったく心得ない無礼なヤツだ。

 安倍晋三がバカにされたというより、公衆の面前で日本人が差別されたに等しい。不快感を抑えることが出来ない。

 逆に、トランプが日本語を話せば、日本人のような発音ができるのか?

 大統領の資格なし。と言うより人間失格だ。下品、下劣極まりない。

 トランプは唾棄すべき人種差別者だ。

************************************

 【ワシントン共同】米紙ニューヨーク・ポストは12日までに、トランプ大統領が9日の選挙資金パーティーで、安倍晋三首相や韓国の文在寅大統領の「なまりのある英語」をまねして同盟国首脳らをやゆする一方、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との良好な関係を誇示したと報じた。

 パーティーはニューヨーク郊外で開催。同紙によると、トランプ氏は約500人の参加者を前に、日米首脳会談で貿易交渉を巡るやりとりを安倍氏の発音をまねて冗談交じりに紹介した。また、韓国についても、自身の厳しい交渉ぶりに文氏がどう屈服したか物まねをして説明した。






















http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/436.html

記事 [政治・選挙・NHK264] <受信料訴訟から一転、防戦!>NHK「怖さある」 勢いづくN国、視聴者の不満一手に(朝日新聞)




NHK「怖さある」 勢いづくN国、視聴者の不満一手に
https://digital.asahi.com/articles/ASM8C6WNYM8CUCLV002.html
2019年8月13日11時24分 朝日新聞


NHK放送センターの前で報道陣の取材に応じる「NHKから国民を守る党」の立花孝志代表=8日午後、東京都渋谷区


NHK放送センター=東京・渋谷

 「NHKから国民を守る党」(N国)が、NHKに揺さぶりをかけている。選挙で議席を得た民意を後ろ盾に、連日テレビに露出。受信料を払った人だけがNHKを視聴できるようにするスクランブル放送導入の主張を拡散させている。公共放送の存在意義を否定する動きにNHKは対応に苦慮している。なぜ、ここまでの騒動になったのか。

 N国を放送でどう扱うべきか――。NHK関係者によると、報道の現場では秋の臨時国会を前に、そんな議論が起きているという。

 7月の参院選で1議席を得たN国の選挙区合計の得票率は3・02%。公職選挙法が定める「政党」要件を満たした。比例区の得票率が4・55%のれいわ新選組や、社民党と比べても遜色ない。NHKはN国の放送での取り扱いについては、表向き「報道機関としての自主的な編集権で決める」としているが、NHK関係者によると、これまでの基準で行けば、れいわや社民が「日曜討論」に出演したり、報道番組に登場したりするなら、N国も同様に取り扱うことになるという。

 だが、同党は2013年の結党以来、「NHKをぶっ壊す」を旗印に、受信料を払った人だけがNHKを視聴できるようにするスクランブル放送の導入を政策の中核に据えている。

 そうした主張は、国民が広く公平に受信料を負担することで、特定の利益や視聴率に左右されずに全国に番組を届けるという、NHKの考える公共放送の存在意義をひっくり返すものと言える。参院選では政見放送が法で義務づけられ、N国も取り上げざるをえなかったが、今後は慎重な対応が求められる。あるNHK幹部は、選挙を通じた民意の後ろ盾があるにせよ、「(N国の主張を)放送することでスクランブル化への注目が高まり、自分で自分の首をしめる結果になりかねない」と懸念する。

勢いづくN国、メディア露出も増加

 そんなNHKをよそ目に、当のN国は参院選後メディア露出を高め、NHKへの揺さぶりを強める。

 今月8日、元職員だった党首の立花孝志氏は古巣のNHKを訪問した。参院議員会館の事務所に設置したテレビの受信契約を結ぶため、自ら作成した「放送受信契約書」を職員に提出したのだ。その後議員会館で会見し、契約は結ばれたとの認識を示しつつ、受信料自体は「全額は支払わない」などと主張。一連の行動は民放がニュースとして取り上げた。

 N国は、参院選以前は、政見放送や、受信料の集金現場で職員らに抗議する様子をユーチューブで動画配信し、数十万〜数百万の再生回数を稼ぐなど、ネットを通じた支持獲得に力を入れてきた。だが、公党の要件を満たしたことで、テレビ各局が報道や情報番組、バラエティーなどで相次いで紹介。メディア露出が飛躍的に高まった。調査会社ニホンモニターによると、7月22日〜8月5日に「N国」に関する放送時間は、147番組17時間に上る。

 高まるN国の露出に、NHKには同党や放送のスクランブル化などについて意見や問い合わせが寄せられているという。内容や件数は公表していないが、関係者によると「受信料を払っていない人がいるのは不公平」「(N国を)放置していいのか」などの声があるという。

 そのため、NHKは今月9〜11日、総合テレビで、受信料制度への理解を求める異例の3分番組を放送。松原洋一理事が出演し「NHKは引き続き受信料制度の意義や公共放送の役割を丁寧に説明し、公平に受信料をお支払いいただくよう努めてまいります」などと呼びかけ、火消しに躍起だ。

 今回の事態について、別のNHK幹部は不安を隠さない。「視聴者が抱くNHKへの潜在的な不平不満が今回の動きを機に、一気に噴出する怖さがある」

「視聴者との対話の場をなくした帰結」

 なぜN国がここまで認知され、主張が拡散したのか――。ジャーナリストの神保哲生さんは、N国のPR戦略の巧みさを指摘する。

 神保さんは、NHKへの視聴者の不満は、多種多様だと指摘。報道姿勢に政権寄りを感じて不満を抱く人がいたかと思えば、NHKのドキュメンタリー番組に政権批判を感じ取り、不快に思う人もいる。そんな同床異夢の不満を、「NHKをぶっ壊す」という聞こえのよい言葉で広く回収しようとしたとみる。

 また「奇抜なパフォーマンスで人々の耳目を集めたかと思えば、スクランブル放送の導入など具体的な政策の中身も提示する。その使い分けは巧みだ」とも。

 今回の騒ぎは、NHKが自ら、視聴者との対話の場をなくした帰結だとみるのは、立教大学の砂川浩慶教授(メディア論)だ。

 NHKでは2004年に制作費の着服などの不正が噴出し、受信料の支払い拒否が発生。1年で400億円近い減収を招いた歴史がある。そんな過去を引き合いに「かつては不払いという形で、視聴者が不満をNHKにぶつけられる場があった」。

 だが、受信料の訪問集金を原則廃止して口座振替などに切り替えたことや2006年以降に多発した受信料訴訟、一昨年の受信料制度を合憲とした最高裁判決などを背景に、NHKが、半ば強引に不払いできないよう押さえつけたことで、対話の場が消失。NHKへの不満が行き場を失い蓄積され、そこをN国にすくい取られたと考える。

 「NHKは時間がかかっても、視聴者と対話する回路を増やす取り組みを進めないと、今後ますますN国に批判や不満をすくいとられるだろう」(河村能宏、真野啓太、定塚遼)



















http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/437.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 落語家・立川談四楼さん「今の自民党はカルトに近い」 注目の人 直撃インタビュー(日刊ゲンダイ)


落語家・立川談四楼さん「今の自民党はカルトに近い」 注目の人 直撃インタビュー
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/260069
2019/08/13 日刊ゲンダイ


落語家の立川談四楼氏(C)日刊ゲンダイ

 総理大臣の通算在職日数が11月に桂太郎(2886日)を抜き、憲政史上最長に達する安倍首相だが、長期政権に伴う「弊害」も指摘されている。霞が関の役所にみられる人事をタテにした「忖度」だ。その傾向は官僚組織にとどまらない。メディアや芸能界でも、政権批判の声を上げた出演者は次々と表舞台から去った。“物言えば唇寒し”の風潮が社会に広がる中、ツイッターで真正面から鋭い政権批判を続けているのがこの人だ。今の日本を取り巻く政治状況の問題などについて聞いた。

  ◇  ◇  ◇

 ――連日のようにツイッターで政権批判しています。もともと政治に対する興味、関心が深かったのですか。

 政治に興味を持ったのは師匠の談志(故・立川談志)が参院議員(1971〜77年)だったからです。選挙の時は遊説も手伝い、当選後の6年間は何度も議員会館に通いました。入館受付のチェックが厳しくてね。いつ何時、何の目的で、誰を訪ねるのかを面会証に書くのですが、目的に「稽古」と書いたら、怒られて「陳情」と書き直したなんて笑い話もあります。参議院会館ですら、そうなんですから、官邸の入館記録がないなんてことはあり得ないんです(笑い)。

 ――談志さんは無所属から自民党に入党していますね。

 談志の師匠だった小さん(落語協会8代目会長の柳家小さん)が佐藤(栄作元首相)さんに口説かれたため、自民党に入ったわけですが、そのおかげで、かばん持ちだった私も当時の自民党政治家をたくさん見ました。ある時、談志が銀座の店で飲んでいたら、若き日の中曽根さんがさっそうと近づいてきて、こう話し掛けました。「これは松岡先生(談志の本名)。こちらで飲んでいると聞き、近くを通りましたので、ご挨拶に」と。そう言ってビールを談志のグラスにつぐと、さっと引き揚げました。あの大勲位が、一介の新人議員に挨拶ですよ。当時の自民党の懐の広さ、深さを肌で感じて、自民党って、格好いいなあと実感しましたよ。

 ――その師匠の古巣である自民党に辛口ですね。

 談志が政界を引退した後、政治の世界をしばらく離れていたわけですが、再び、関わるきっかけは2011年3月の東日本大震災です。特に福島原発事故でした。あの時は民主党政権だったのですが、ひどいなと感じたのは野党だった自民党が激しく与党攻撃していたこと。今は与野党関係なく、一丸となって問題解決に取り組むべき時だろうと思っていました。しばらくして、自民党は再び政権の座に就き、安倍政権となったのですが、相変わらず誹謗中傷の類いの野党攻撃を続けている。それを見ていて、ちょっと待てと。これは俺の知っている自民党じゃあねぇ。そう思いました。

安倍さんは戦争をしたがっているとしか思えない

 ――かつての自民党と今の安倍政権は違うと。

 全く違いますね。今の自民党は保守でも何でもなく、カルトに近いでしょう。談志の友人だった(評論家の)故・西部邁先生は、第1次政権の安倍首相に「保守とは何ぞや」と随分とレクチャーしたそうですが、「とうとうご理解いただけなかった」と嘆いていましたから。

 ――歴代自民党政権と安倍政権が特に異なる部分はどこでしょう。

 かつての自民党総裁、政権は、改憲や安保に対して、今よりもずっと慎重な姿勢でした。田中角栄元首相は「戦争を知らない世代が政治の中枢となった時は危ない」と言っていましたが、まさに(戦争を知らない世代の)安倍さんの言動を見ていると、どう見ても戦争をやりたがっている、戦前に戻りたいとしか思えない。大日本帝国の影がちらつきます。戦争すれば、今度は勝つと本気で思っているのではないでしょうか。憲法も知らないでしょう。押し付けられたみっともない憲法とか言って、好き勝手にいじれると思っていますからね。これまでの自民党は敵ながらあっぱれという愛嬌がありましたが、安倍さんにはそういった愛嬌が感じられません。

 ――自分の知っている愛嬌ある自民党を取り戻したいという思いから、歯に衣着せぬ物言いでバンバン発信している。

 今の自民党は俺が知っている自民党じゃあないし、このまま黙って死ぬのは嫌だから、言いたいことは言ってやろうと。そう思って始めたのがツイッターの発信です。私は真正の保守であり、かつての自民党を壊した今の政権は許し難く、大嫌いと思って発信しています。厳しめに言わないと伝わらないし、共感を得られません。


6割近くの国民が改憲に反対(C)日刊ゲンダイ

落語はもともと庶民のガス抜きであり反権力

 ――師匠の談志さんも「黙っていたら世間は知らない。発信しないといけないし、生半可な発信ではダメだ」という姿勢でしたが、今の芸能界で政権批判の声は少数です。

 落語はもともと庶民のガス抜きであり、反権力です。お殿様や侍を揶揄し、いじり倒している噺はたくさん残っていますからね。もっとも江戸時代の初期のころは、やり過ぎて島流しになった人もいますが。別にデマやデッチアゲを言っているわけじゃない。若手からも「師匠、そんなこと言っていいんですか」と聞かれますが、私は「いいに決まっている」「むしろ仕事だ」と答えています。戦時中、戦意高揚のための国策落語がありました。隣の若旦那が出征する噺とか。しかし、落語には一番合わないんですよ。戦争よりもバクチやオンナの方がいいというのが落語の世界ですから。将来、今以上に独裁政権化が進んで、再び「国策落語」の時代に逆戻りなんて冗談じゃありません。


選挙は馬券を買う「娯楽」と考えればいい

 ――首の皮がつながったというのか、安倍政権は参院選で改憲勢力の3分の2を得られませんでした。

 ほっとしていますね。そもそも、自民党内でもまとまっていない改憲案が、庶民に伝わるはずがないでしょう。世論調査でも6割近くの国民が改憲に反対し、選挙でも(勢力は)3分の2に届かなかった。それなのに安倍さんは「改憲議論をすべきではないかという国民の審判が下った」などと言っている。改選前と比べて9議席も減らした自民党についても「勝った」です。思わず、ツイッターで〈安倍さんあなた、字が読めないのは知ってたけど、算数もからっきしなんだね〉と書き込んでしまいました。

 ――その参院選では、山本太郎氏率いる「れいわ新選組」の応援演説に立ちました。

 私が勝手に思っていることですが、自分と同じように彼(山本)も福島原発事故後、反原発を掲げて俳優から政治家に転じた人物であり、当時から注目していました。彼のいいところは徹底しているところ。例えば、消費税増税も凍結なんて生ぬるいことを言っていてはダメで、廃止です。中途半端では、国民、有権者に響かないのです。それを一番強く訴えていたのが彼で、街頭演説でも支持者の応援の本気度というのか、熱気が違っていました。ちょっと聴いてやろうか、という姿勢じゃない。一揆でも起きるのではないか、という熱気を久しぶりに見ましたね。

 ――山本氏本人は落選してしまいましたが。

 落選したことで逆にニンマリしているんじゃないですか。これで衆院選に挑めると。それに参院選で当選した「れいわ」の2人は、国会にいるだけで絶大な効果をもたらすでしょう。バリアフリーがどう進められるか、国会はどう運営されていくのか。日本のみならず世界中が注目している。まさに民主主義の可視化と言っていい。

 ――「れいわ」は参院選で台風の目になりましたが、投開票日前に取り上げるメディアは、ほとんどありませんでした。

 山本氏の街頭演説の場はめちゃくちゃ盛り上がっていて、そこにカメラがずらりと並んで映しているから、オンエアがいつかと尋ねると、「開票後です」と。なんだよ、それって、思いました。現場の記者やカメラマンは「れいわ」の熱狂を肌で感じてるわけでしょう。政党要件を満たしていないとか、いろいろ理由はあるのでしょうが、社会現象として取り上げるべきだった。選挙を堅苦しく捉える必要はないんです。馬券を買うのと同じ娯楽だと。そう思って「れいわ」も放送事故扱いにしてオンエアすればよかった。何か問題が起きたとしても、国民が擁護したと思いますね。

(聞き手=遠山嘉之/日刊ゲンダイ)

▽たてかわ・だんしろう(本名は高田正一) 1951年、群馬県生まれ。群馬・太田高校卒業後の1970年3月、故・立川談志に入門し「寸志」。75年11月に二つ目に昇進後、「談四楼」を名乗る。83年、談志とともに落語協会を脱会し、立川流に。同年11月に真打ち昇進。「もっとハゲしく声に出して笑える日本語」(光文社)、「師匠! 」(PHP研究所)など著書多数。


































http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/438.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 非常識さ・異常さが際立つN国党首、マツコをぶっ壊すと堂々宣言、怖ッ!(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2019/08/post-559c27.html
2019.08.13


怖すぎる!薄気味悪い。。。。

公党の代表が、芸能人とは言え民間人を、自分の癇に障った発言をしたとして、マツコ・デラックスをぶっ壊すと言い出した。

この人、こういう時だけ、他の誰よりも行動力が異常に早い。

TOKYO MX「5時に夢中!」のスタジオ外に押しかけて、出演中のマツコへの嫌がらせなのか、一方的な演説を始めたんだと。

立花N国党首、マツコをぶっ壊す!生放送中のスタジオ前で大演説
       8/13(火) 5:30配信   スポニチアネックス

>NHKから国民を守る党の立花孝志党首(51)が12日、東京都千代田区のTOKYO MXのスタジオ前を訪れ、同局の番組でN国を批判したタレントのマツコ・デラックス(46)に猛反撃した。マツコが生放送の情報番組「5時に夢中!」(月〜金曜後5・00)に出演するすぐ外で「投票した有権者をばかにするな!」と大声を張り上げた。

>マツコは7月29日放送の同番組で、N国について「気持ち悪い人たち」「ふざけて入れた人も相当いると思う」「宗教的」と否定的な見方を示した。これに立花氏が激怒。反論の機会を求めて同番組への出演を要望し、この日の“出待ち”をユーチューブの動画で予告していた。


私もマツコと同じく、ふざけて投票した人もいると思うし、N国党の政見放送を見ていると、本当にこれで立候補したよな?と思うよう政治に何の関心もないなふざけた発言をしている候補者ばかりで、当の立花だって、下ネタ全開で「カーセックス」を連呼していた。

気持ち悪いと思われても仕方がないし、あんなハチャメチャなN国に票を投じた人だってある意味「宗教的」ではある。

しかし憲法で決められた「表現の自由」をなんと思っているのか、この人は。

しかも公権力を持った人間がなぜ批判を嫌がるのか分からない。

公党の代表が、その程度の批判でいちいち目くじら立てる方がどうかしている。

国民の税金で賄われている国会議員が、一民間人を「ぶっ壊す!」と。

公党の代表がこの非常識極まるオゾマシイ態度は、戦争屋丸山しか相手にしないよね。

この人は権力をはき違えている。

本来なら、民間人の声に聴く耳持ってこその国会議員だろうに、脅迫とか恫喝とか。。。

私には異常者に見える。

批判している人はマツコだけではないのに、ターゲットを絞っての出没は、炎上商法かもしれないが、こんなのが国会議員で年間何千万円もの歳費が支払われ、特権を持つのは、ものすごい理不尽であり不条理であり、納得がいかない。

その行動は異常にしか見えないし、特定の人に執着するさまも気持ち悪い。
私のブログに去年の7月から粘着しているハエがいるが、今の社会の壊れ振りと重なる。

ちなみに、1年以上も当ブログに住み着いているハエは、全く読まれないコメントをほとんど毎日書き続けて来る。

相手にされていないのが分かっていても、粘着するハエ。

立花との共通点が多そうだ。


以前、N国党の演説中に「嘘吐き!」とヤジを飛ばした人を見咎めて、立花以下、そこにいた全員でしつこくしつこく追っかけて行く動画を見たが、本当に気持ち悪かったし、怖かった。

追っかけられた人は、この夜は悪夢にさいなまされたのではないかと思うほど、異常な粘着質ぶりだった。

下手したら精神に異常をきたしたかもしれない

ネット時代の選挙の弊害がN国党に集約されている。




http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/439.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 米国トランプと親しいことを売りにしてきた安倍氏は、トランプから本音ではコケにされていることにすら気付いていない!:まともな人間なら恥ずかしくて、とっくに総理を辞任しているはず(新ベンチャー革命)
米国トランプと親しいことを売りにしてきた安倍氏は、トランプから本音ではコケにされていることにすら気付いていない!:まともな人間なら恥ずかしくて、とっくに総理を辞任しているはず
https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/37882973.html
2019/8/13(火) 午後 3:28 新ベンチャー革命 2019年8月13日 No.2430


1.米トランプが、内輪のパーティーにて、ポロッと本音でもらした対・安倍観とは

 最近、トランプの内輪のパーティーかなんかで、トランプの本音の対・安倍観が飛び出したようです、それが、米マスコミ経由で公になっています(注1、注2)。

 トランプはこのパーティーで一杯入っていて、クチが軽くなっていたのでしょう。

 トランプは、内輪のスピーチがまさか、対外報道されることはないとタカを括っていたと思われます。ところが、これが報道されてしまったのです。

 このトランプの対日観や対安倍観は、まさに、彼の本音でしょう。

 少なくとも、安倍氏はトランプからまったく、一目を置かれていないと言うことです。

2.安倍氏のトランプへの接し方は、外人慣れしていない素人の日本人と同レベル

 安倍氏は若い頃、南カリフォルニア大に行っていますが、大学付属の語学研修クラスに在籍していたようですが、恐らく、正式に入学できず、2年くらいで帰国しています。

 ウィキによれば、安倍氏は大学に入学したことになっていますが、恐らく、正式入学ではなく、科目等履修生だったのではないでしょうか。

 米国の大学の場合、日本と違って、入学することは比較的容易ですが、卒業は簡単ではありません。安倍氏の場合、卒業できる見込みがないと判断されて、科目等履修生で終わったと思われます。

 いずれにしても、安倍氏は南カリフォルニア大を卒業してはいません。それのみならず、安倍氏はかつて、学歴詐称していた可能性が高いのです(注3)。

 もしそうなら、安倍氏が外人慣れしていない一般日本人と同レベルなのは十分、納得できます。

3.たたき上げの米トランプから見ると、なぜ、安倍氏が6年以上も総理大臣をやっていられるのか、理解できないのだろう

 米トランプも決して、インテリとは言えず、粗野なタイプですが、かつてのブッシュ・ジュニア大統領のように、親の七光りで大統領になった人物ではありません。

 そのようなトランプから見て、安倍氏は、知性も教養もなく、国家のトップに立てる器量が欠落していると見える可能性が大です。

 アメリカ白人としてのトランプが、日本人・安倍氏を見て、もっとも嫌悪するであろうことは、安倍氏のトランプへの慇懃無礼な接し方です。

 安倍氏は外人慣れしていない一般日本人によくある、外人コンプレックスの持ち主です。このような日本人と接する白人アメリカ人は、おかしくもないのに、常にヘラヘラ笑っている日本人に対し、ある種の嫌悪感というか、猜疑心を抱くのです。

 その結果、何を考えているのかわからない、安倍氏のような日本人を彼らはバカにしたり、敬遠したりするようになります。

 安倍氏の方は、自分はトランプと親しいと感じていても、トランプの方はまったく、そう思っていないのです。

 そのようなウラの真の関係が、今回、全世界にばれてしまったということです。

 このような安倍氏が日本国総理大臣で居続ける限り、日本全体がアメリカに舐められることになります。

 安倍氏が自分を客観視できるくらい、まともであれば、恥ずかしさに耐えられなくて、一刻も早く、総理を辞任するはずです。

 にもかかわらず、いまだに、平気で総理の座に居座っているのはまさに、ハダカの王様そのものなのです。

注1:阿修羅“「シンゾーのオヤジはカミカゼ・パイロット」「カミカゼのパイロットはドラッグでもキメてたのか?」(トランプ大統領)。この発言にも、ペテン総理は「完全に一致」しているのか!!(くろねこの短語)”2019年8月13日
http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/434.html

注2:阿修羅“日本人がコケにされた!トランプは唾棄すべき人種差別者!”2019年8月13日
http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/436.html

注3:本ブログNo.2024『今の国会で露呈している安倍氏のウソつきの本性には年季が入っている:モリカケ疑惑にとどまらず、南カリフォルニア大留学歴から「美しい国へ」という著作まですべて疑ってかかるべき』2018年5月15日
https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/37334902.html



http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/440.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 森友取材でNHKを追われた記者が「『NHKをぶっ壊す』に賛同しない」理由とは そもそも、NHKをぶっ壊している人物は他にいる  相澤 冬樹(文春オンライン)


森友取材でNHKを追われた記者が「『NHKをぶっ壊す』に賛同しない」理由とは そもそも、NHKをぶっ壊している人物は他にいる
https://bunshun.jp/articles/-/13352#photo_1
2019/08/12 相澤 冬樹 文春オンライン

「NHKをぶっ壊す」……強力なメッセージだ。NHKには常に批判がつきまとう。権力寄りだという批判、あるいは左翼や反日に偏っているという批判、両側から批判にさらされる。受信料で成り立つ公共放送の宿命でもある。

立花氏の「N国党」は、なぜ支持を集めたのか?

 だが、元NHK職員の立花孝志氏が「NHKから国民を守る党」(N国党)の党首として掲げた「NHKをぶっ壊す」というスローガンは、これまでの批判とはまったく異なる意味合いを持つ。具体的な公約としてはNHKの放送のスクランブル化を掲げているが、それは公共放送ではなくなることを意味するので、事実上、公共放送NHKの解体と同じである。

 もっとも、立花氏がN国党を立ち上げた6年前は、さほど注目を集める存在ではなかった。東京都知事選で「NHKをぶっ壊す」と連呼したことが関心を呼んだが、政治勢力として注目を集める存在とは言えなかった。


NHKを退職して、現在は大阪日日新聞で記者を務める相澤冬樹氏。著書に『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』 ©文藝春秋

 潮目が変わったのは、この4月の統一地方選挙だ。47人が立候補し26人が当選した。これは立派な政治勢力だ。その勢いで7月の参院選にうって出た結果、立花氏が初当選して国会に議席を得ただけではなく、政党要件を満たす得票を集めた。

 その後は、「戦争発言」で日本維新の会を除名された丸山穂高衆議院議員を入党させ、渡辺喜美参議院議員と新会派を組むなど、意表を突く手を次々に繰り出し、すっかり注目の的になっている。

 一体何が潮目を変えたのだろう? 私は、NHK自体ではないかと思う。私がNHKで森友事件の取材をしていたおととしから去年にかけて、上層部から相次いだ、政権に不都合なニュースに対する圧力。私がNHKを辞めた後も「政権忖度」どころか「政権ヨイショ」とでも言うべきおかしな報道が続いている。

 これは視聴者の目にも明らかだから批判は当然強まる。そのことが「NHKをぶっ壊す」と叫ぶ立花氏とN国党への支持を集める格好になったのではないか?

NHKをぶっ壊す「な」!

 N国党に投票したというある人に聞いたところ、「ぶっ壊す」に賛同するわけではないが、今のNHKのありようはおかしい、制度を変えた方がいい、そういう意味で投票したと話していた。まさか当選するとは思わなかったとも……。同じように「お灸を据える」意味合いでN国党に投票した人は少なくなかろう。

 そんな、一躍「時の人」になった立花氏から、私にフェイスブックで友達申請が届いた。去年、私がNHKを辞めて間もない頃だ。森友事件取材のさなかに記者を外されてNHKを辞めた、という経緯から、お仲間だと思われたのだろう。だが、私のスローガンは「NHKをぶっ壊すな」だ。「な」の一字が加わるだけで意味合いは正反対になる。だから申請にはお答えしていない。


8月1日、初登院したN国党の立花孝志参院議員と渡辺喜美参院委員 ©AFLO

 もっとも、私の「NHKをぶっ壊すな」は、立花氏やN国党に向けたものではない。私が「ぶっ壊すな」と言っている相手は、今のNHKの上層部である。彼らが今のNHKのおかしな報道を許し、そのことが視聴者の批判を集め、N国党の躍進を招いている。つまり彼らこそNHKをぶっ壊そうとしているのである。自分たちの在職期間さえよければ、後はどうなってもいいと考えているとしか思えない。彼らに比べれば私の方がよっぽどNHKを愛している。

「ネットで課金」への賛同は得られるのか?

 私は常々、既存メディアの中で生き残る可能性が最も高いのはNHKではないかと考えている。それは受信料という強固な経営基盤に支えられているからだ。既存メディアはおしなべてネットメディアに押されている。その点、NHKがネットでの同時配信を始めようとしているのは、将来的にネットで受信料を集めようとしているのだろう。NHKはラジオからテレビ、そしてBSと、時代に即して受信料の性質を変えてきた。その流れに乗ることができれば、今後もNHKの経営は安泰だ。

 しかしこれは受信料を負担する視聴者の皆さまの支持があってのことだ。この内容なら受信料を払ってもよい、と思って頂けるかどうかにかかっている。ましてネットで課金となると、余計にハードルは高くなる。ところが今のNHKの報道で、広くあまねく受信料への理解を得ることができるだろうか?


渋谷にあるNHK放送センター ©iStock.com

 NHKは政治に弱い、とよく言われる。それはそうだ。今の放送法の規定では、NHKの最高意思決定機関である経営委員会の委員は、衆参両院の同意を得て内閣総理大臣が任命。予算は毎年、国会の承認が必要だ。人事とカネを握られたら組織は弱い。露骨に報道に介入する政権になったらなおさらだ。

政治に弱いNHKは、まるで『国営メディア』

 私の高校新聞部仲間で、放送業界に詳しいメディアコンサルタントの境治は、N国党とNHKについての「現代ビジネス」の記事「『NHKから国民を守る党』が、本気でNHKを激変させてしまう可能性」で次のように書いている。

〈政治からの圧力に弱い放送局を「公共メディア」として認めることはできない。ということは、NHKの受信料を国民みんなが負担するためには、NHKのしくみを変える必要があるのだ〉

〈「国営メディア」ではなく「公共メディア」と名乗るからには、国会や政権と完全に切り離された存在となるべきだ〉

〈そこを乗り越えないとNHKの未来はないと私は思う〉

 まったく同感だ。私は、受信料に支えられた「公共メディア」NHKは日本にとって必要だと考えているし、今後も存続してほしいと願っている。だが今のままでは無理だろう。

 放送法を改正し、人事とカネを政府与党から独立させるべきだ。そうすれば、NHKにいる、志と意欲と能力の高い記者やディレクターやその他大勢の職員たちが、いいニュース、いい番組を出し続けてくれるに違いない。それしか道はないと思う。そうしないと本当に「NHKをぶっ壊す」ことになりかねない。








































http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/441.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 法が掲げる「理想」とは 違背し続ける政権/全国新聞ネット・msnニュース
法が掲げる「理想」とは 違背し続ける政権/全国新聞ネット・msnニュース
全国新聞ネット
2019/08/13 12:01
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e6%86%b2%e6%b3%95%e3%81%8c%e6%8e%b2%e3%81%92%e3%82%8b%e3%80%8c%e7%90%86%e6%83%b3%e3%80%8d%e3%81%a8%e3%81%af-%e9%81%95%e8%83%8c%e3%81%97%e7%b6%9a%e3%81%91%e3%82%8b%e6%94%bf%e6%a8%a9/ar-AAFJi59?ocid=iehp

 ことしも暑い夏がめぐってきた。74年前の夏、想像の中のオキナワ・ヒロシマ・ナガサキはあまりにも悲惨だ。

 国内でも戦地でも、人の命は軽かった。戦争は人を人でないものとして扱い、人を人でないものに追い込んだ。

 いったい誰がこのような事態を招来したのか。過去に対する追及を先鋭化させたい気持ちに駆られるが、ここでは現在形の疑問に向き合いたい。

 戦後日本はどこを原点として、いまどんな座標にいるのか。それは肯定できるのか。

 妥協や揺り戻しはあったにせよ、出発点の一つは1946年11月に公布された現行憲法であろう。日本国憲法の戦争に対する考え方は、いま争点になっている9条よりも、前文によくあらわれている。 

 前文は最初に国民主権を宣言する。次の段落がいわゆる恒久平和主義だ。

 「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」

 平和主義は各国の人々への信頼に基礎を置く。誰も戦争なんかしたくない。世界の人々も平和を愛し、公正と信義を大切にしたいと思っている。それを信じようと。

 文中に「人間相互の関係を支配する崇高な理想」とある。崇高な理想とはなにか。あとに続く文章が、それを明らかにする。

 「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」

 専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠になくすこと。全世界の人々が一人残らず、恐怖と欠乏から解き放たれ、平和のうちに生きること。それが崇高な理想だ。

 その理想が国家間の原理としてでなく「人間相互の関係」として語られていることに、注目したい。公的な関係だけでなく、職場や学校や家庭を含めたあらゆるレベルで、それは求められる。ハラスメントや虐待、体罰、いじめといった侵害行為はもちろん、夫が妻を、親が子を管理したり支配したりすることも、憲法の掲げる理想に反するのだ。

 憲法前文の次の段落は、国際関係の原則をこう宣言する。

 「いずれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならない」「この法則に従うことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立とうとする各国の責務である」

 戦後の日本が目指したのは、人と人、国と国が平等に、信頼に基づいて構築される社会だった。力によって保たれる平和や均衡は、恐怖や専制・圧迫を伴う。それはまた戦争への道に続いている。そのことを当時の日本人は、悲痛な経験とともに学んでいた。

 いま韓国との間で起きていることは、こうした憲法の理想や国際関係の基本に反していると思う。

 安倍晋三首相は原爆忌の6日、広島市で記者会見し、韓国との関係について「(元徴用工問題で)日韓請求権協定に違反する行為を韓国が一方的に行い、国際条約を破っている。約束を、まずはきちんと守ってほしい」と要求したという。

 徴用工問題は1965年の日韓請求権協定によって解決済みというのが、日本政府の立場だ。そこで韓国政府も同じ考え方に立って、元徴用工の人たちの個人としての請求権を否定するよう求めている。ここに政府と市民の関係についての、日本政府の考え方がよく示されている。

 それを確認するために、米軍・普天間飛行場の辺野古移転にかかわる日本政府の考え方と行動を参照したい。

 辺野古移転を基本的に規定しているのは、米国からの用地・施設の提供要請に対して日本側に拒否権のない日米地位協定である。そのうえ、辺野古移転は既に米国に約束してしまっている。だから沖縄県民や、県民に共感する沖縄以外の人がどんなに反対しても、やり遂げなければならない。全国から警察力を動員し、座り込みをする人たちを強制排除してでも。

 このようなやり方を正当とする今の日本政府にとって、国家間の約束を優先しない韓国政府はおかしいということになる。中国や朝鮮半島の人々を連れてきて、非人間的で劣悪な、ほとんど生存ぎりぎりの条件で働かせたケースもあったことへの、真摯な反省や謝罪を示すことなく、国家間の約束の履行だけを要求する。

 しかし、このような考え方と行動は、あらゆる関係において専制や圧迫があってはならないとする憲法の思想に違背するだろう。

 憲法が掲げる理想を「現実を見ない空論」などと批判するのは自由だ。だが、厳然としてそのような憲法があり、99条が閣僚や議員を含むすべての公務員に憲法遵守義務を課している以上、政権がそれを公然と否定する行動を選ぶことは許されないはずだ。

 日韓関係や沖縄の基地問題だけではない。軍事費を止めどなく膨張させ、5兆円を突破していることも、力による安全保障を否定する憲法理念を逸脱している。

 この夏、戦争に関わる一連の行事を、季節の儀礼としてやり過ごさず、戦後の原点を踏まえて、現在を直視する機会にしたい。(47ニュース編集部・共同通信編集委員佐々木央)

http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/442.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 全国の原発を即時停止せよ。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/08/blog-post_55.html
8月 13, 2019 日々雑感(My impressions daily)

<福島第一原発事故から8年。

 大事故を受けて、一時は「稼働中の原発はゼロ」という状態にもなったが、新しい安全基準(「新規制基準」)が定められ、現在、国内で7基の原発が稼働中だ(玄海原発4号機、川内原発1・2号機、大飯原発4号機、高浜原発3・4号機、伊方原発3号機)。

 2013年に定められた「新規制基準」について、電気事業連合会はこう説明している。

「東京電力(株)福島第一原子力発電所の事故では地震の後に襲来した津波の影響により、非常用ディーゼル発電機・配電盤・バッテリーなど重要な設備が被害を受け、非常用を含めたすべての電源が使用できなくなり、原子炉を冷却する機能を喪失しました。この結果、炉心溶融とそれに続く水素爆発による原子炉建屋の破損などにつながり、環境への重大な放射性物質の放出に至りました。こうした事故の検証を通じて得られた教訓が、新規制基準に反映されています」

元東電社員が突き止めた本当の事故原因

 要するに、「津波で電源を喪失し、冷却機能を失ってメルトダウンが起こり、重大事故が発生した」ということだ。

 この点に関して、津波の規模が「予見可能だったか、想定外だったか」という議論がなされてきた。しかし双方とも「津波が事故原因」という点では一致し、多くの国民もそう理解している。

 ところが、「津波が原因」ではなかったのだ。

 福島第一原発は、津波の襲来前に、地震動で壊れたのであって、事故原因は「津波」ではなく「地震」だった――“執念”とも言える莫大な労力を費やして、そのことを明らかにしたのは、元東電「炉心専門家」の木村俊雄氏(55)だ。

 木村氏は、東電学園高校を卒業後、1983年に東電に入社、最初の配属先が福島第一原発だった。新潟原子力建設所、柏崎刈羽原発を経て、1989年から再び福島第一原発へ。2000年に退社するまで、燃料管理班として原子炉の設計・管理業務を担当してきた“炉心屋”である。

 東電社内でも数少ない炉心のエキスパートだった木村氏は、東電に未公開だった「炉心流量(炉心内の水の流れ)」に関するデータの開示を求め、膨大な関連データや資料を読み込み、事故原因は「津波」ではなく「地震」だったことを突き止めた。

「津波が来る前から、福島第一原発は危機的状況に陥っていた」

「事故を受けて、『国会事故調』『政府事故調』『民間事故調』『東電事故調』と4つもの事故調査委員会が設置され、それぞれ報告書を出しましたが、いずれも『事故原因の究明』として不十分なものでした。メルトダウンのような事故を検証するには、『炉心の状態』を示すデータが不可欠となるのに、4つの事故調は、いずれもこうしたデータにもとづいた検証を行っていないのです。

 ただ、それもそのはず。そもそも東電が調査委員会に、そうしたデータを開示していなかったからです。そこで私は東電にデータの開示を求めました。これを分析して、驚きました。実は『津波』が来る前からすでに、『地震動』により福島第一原発の原子炉は危機的状況に陥っていたことが分かったのです」

 7基もの原発が稼働中の現在、このことは重大な意味をもつ。「津波が原因」なら、「津波対策を施せば、安全に再稼働できる」ことになるが、そうではないのだ。

 木村俊雄氏が事故原因を徹底究明した「福島第一原発は津波の前に壊れた」の全文は、「文藝春秋」9月号に掲載されている>(以上「文芸春秋」より引用)

 2011年3月に福一原発が水蒸気爆発などを起こして未曽有の放射能飛散により東日本の広範囲を放射能汚染した。その事故原因を東電などは「総電源喪失」により原子炉冷却装置が停止したからだ、と「津波被害」を福一原発事故の原因としていた。

 しかし当時から私はこのブログで「津波」により総電源喪失以前に「地震」により原子炉は深刻なダメージを受けていた、と「地震原因説」を主張していた。なぜなら原子炉は核反応の熱を「水蒸気」として取り出すために無数の細管が原子炉内に差し込まれているからだ。

 あらゆる物質にはそれぞれ固有の振動周期がある。質量の大きな釣鐘状の原子炉には比較的長周期の固有振動周期があると想定されるが、微細な細管は極短の振動周期と想定される。その二つの物質が原子炉壁で接している。そのため東日本を襲った地震で原子炉と細管の振動周期が干渉しあって細管が破断したと十分に想定される。

 その証拠に地震直後に福一原発のオペレーションルームでは操作盤の様々な警告の赤色ランプが点滅し、警戒音が鳴り響いていたという証言がある。そのため原発職員が慌てて原発建屋から撤退したという。それは津波が福一原発を襲い掛かる以前のことだ。

 元東電「炉心専門家」の木村俊雄氏(55)が事故原因を徹底究明し「津波が来る前から、福島第一原発は危機的状況に陥っていた」との結論を出した。詳しくは文芸春秋9月号に掲載されている。

 ここで何が重要かといえば、上記引用分内にもある通り、津波により総電源喪失が原発事故の本質なら「津波対策」を十分に行えば「原発は安全」だという六つ論になる。しかし地震で原子炉が深刻な状況に陥っていた、とすれば原発そのものの安全性に関わる。

 全国各地で原発が再稼働されているが、それらは本当に安全性が確保されているのか、と問い直されなければならない。まさしく南海トラフなどの大地震が近々あると想定されている地域の伊方などの原発が稼働されているが、それを是とした裁判所の決定は正しいのか、と問い直されなければならない。

 あくまで裁判官も原子炉の専門家ではない。東電などのゴマカシた福一原発広告所や資料で判断したに過ぎない。これほど危険なことはないだろう。しかも地域住民が「阿蘇大噴火も想定される」から稼働停止すべきとの請求を「大噴火するという証拠がない」との原告不利益の判決を下した。むしろ原発事故が広範囲の地域環境と住民に深刻な影響を与えることを考慮するなら「大噴火しないという証拠がない」から稼働停止の請求を認める、との判決を下すべきだった。

 マスメディアは木村俊雄氏の渾身の事故原因追及論文を原発事故報道の鏡とすべきだ。政府原発事故調査委員会報告や東電の報告などだけを信用するのではなく、東電に未公開だった「炉心流量(炉心内の水の流れ)」に関するデータの開示を求めたジャーナリストが一人でもいただろうか。政府発表の段階で官房長官に東電に未公開だった「炉心流量(炉心内の水の流れ)」に関するデータの開示を求める発言をした記者が一人でもいただろうか。

 真実に少しでも近づこうとする記者魂を持つジャーナリストは皆無になってしまったようだ。少なくとも官邸記者クラブに詰めるエリート記者たちにそうした記者(汽車)は見られなくなった。居るのは官邸発表の記事を運ぶ「トロッコ」たちだけだ。自ら動くのが「汽車」で、官製記事を運ぶだけの記者を「トロッコ」と呼ぶ。



http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/443.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 参議院選挙が終わって噂通り、米中貿易戦争で売れなくなら農産物を買わされる日本。(かっちの言い分)
参議院選挙が終わって噂通り、米中貿易戦争で売れなくなら農産物を買わされる日本。
https://31634308.at.webry.info/201908/article_13.html?1565694956

参議院選挙が終わり、トランプ大統領が安倍首相に対して、選挙前に言われた通り、米農産品の巨額購入を要求していること明らかにされた。先日、海に落ちた戦闘機100機以上で1兆円以上、陸上イージスアショア数千億円を買うことを約束している。この手の購入は、まるで自分の財布から安倍首相の一存で出すようだ。それなら文句は言わないが、このお金は税金である。本当にこの男、湯水のように金をばら撒く。外国に外交と称して遊説し、援助金をばら撒く。もう10兆円以上になっている。今国会も開かれず追及も出来ない。

農産物数百億円レベルという。今米国からの農産物は米中の関税の掛け合いで中国への輸出が完全ストップしている。トランプ大統領は当初から想定済みで、その穴埋めに日本買わそうとしている。尻尾を振るだけのポチを主人に持つ国民は、汚い尻の尻ぬぐいをしなければならない。子供時代からお金に困ったことのない男に国家財布は任せられない。

この件、以下のツイートが出されている。

小沢一郎(事務所)‏認証済みアカウント @ozawa_jimusho
『予想通り参院選が終わってから、どんどんこの手の話が出てきている。政権に都合の悪い情報を、躊躇なく隠蔽、操作するという意味では、この国は戦前と何も変わっていない。よほどしっかりしないと、誰も責任はとらず、やりたい放題やられる』

小池晃‏認証済みアカウント @koike_akira
『これが「素晴らしい発表ができる」と言っていた中身なのか! 米大統領、安倍首相に農産品購入要求 』

この件について、批判のツイートは小沢一郎事務所、小池氏だけのようだ。立憲、国民も文句もないようだ。
こんな金は、政治を支持している自民、公明の国民に負担してもらいたいものだ。

米、日本に農産品購入要求 対中輸出減の穴埋めか
https://www.iwate-np.co.jp/article/kyodo/2019/8/13/322875
 【ワシントン共同】トランプ米大統領が安倍首相に対し、米農産品の巨額購入を直接要求していたことが13日、分かった。対中国輸出が貿易摩擦で減少しており、穴埋めを求めた形。これまでの会談でトランプ氏は大豆や小麦など具体的な品目を挙げたとされ、米政権は対日貿易赤字の削減を目指して進めている日米貿易交渉の枠組みとは別に購入を迫っているという。日米両政府の関係者が明らかにした。
 貿易交渉への悪影響を警戒する日本政府は本格的に対応を検討。具体策は固まっていないが、アフリカ食料支援の枠組みを活用し、輸送費を含め数億ドル(数百億円)規模で購入する案が政府内で浮上している。


http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/444.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 日航123便と軽井沢の首相<本澤二郎の「日本の風景」(3403)<自衛隊機との接触の可能性が高い>
https://ameblo.jp/honji-789/entry-12505706388.html
2019-08-13 12:35:10 honji-789のブログ

<在京政治部長会とのゴルフを止めて上京した中曽根康弘>

古いメモが見つかった。1985年8月13日、在京政治部長会と中曽根康弘首相との軽井沢ゴルフコンペ中止とある。勘違いしていた。予定通りゴルフに興じていれば、大変なことになっていたろう。

 日航123便が群馬県御巣鷹山の尾根に墜落した時間は、報道によると、8月12日午後6時56分。そのころ各社政治部長は、軽井沢のホテル、多分西武経営のホテルについて、風呂で汗を流して中曽根懇談をしていたころである。官房長官も同行していたろうから、藤波孝生か後藤田正晴ということになろう。乗客・乗務員520人という飛行機事故としては大惨事の最中、政治部長と首相官房長官が懇談会を開いていたことになる。

 翌日のゴルフコンペのため、午後9時ごろにはお開きになったろうから、それまでに123便墜落の報は届いていなかった?届いても大惨事という場面をだれも想像さえできなかったことになる。

<犯人は自衛隊機との接触か?>

 墜落原因は飛行機の最後部の垂直尾翼の破損である。事故調査委員会はメーカーのボーイング社の工事ミスでごまかしてしまったようだが、多くの関係者は疑問を抱いている。

 ミサイルの誤射という説もあるようだが、これは無理があろう。自衛隊の訓練機の異常接近による接触事故であろう。事故の1年後に自衛隊員の自殺が絶えない。自責の念に耐えられず自害したものか。

 事故原因に自衛隊機を結び付けないと、なかなか説明がつかない。

<真相を知る人物は今も生きて100歳>

 不思議なことは、事故当日の夜、首相は軽井沢のホテルに滞在していた。単純な航空機による大惨事だけなら、ヘリコプターで御巣鷹山に急行して、人命救助に奔走するところであるが、それがなかった。

 ホテルからあれこれと指示していたのかもしれない。それはできる限り時間稼ぎをして、現場に関係者を接近させないようにしていた?

 8月12日深夜から翌13日にかけての、各方面の行動に不可解な点が少なくない。自衛隊隠しと捉え兼ねられない。当時の首相は中曽根である。まだ元気だという。真相を知る人物である。

<自衛隊機との接触の可能性が高い>

 米機によるミサイル誤射、同じく自衛隊機によるミサイル誤射もゼロではないだろうが、まずありえないことである。

 自衛隊機が猫がじゃれつくように民間機に接近し、123便の垂直尾翼を破損させた可能性が高い。他方、123便の機長は振り切ろうとして左右に旋回、接触したものか。むろん、非は自衛隊機である。

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=339374

<横田ー羽田大増便ー成田ーオスプレイは大丈夫か>

 余談になるが、来年3月から羽田空港の発着便が大幅に増えることになる。東京五輪向けというのだが、極端に羽田に集中するため、成田は貨物航空専用になりかねない。

 米軍横田基地の空域が大手を振っているため、狭い都心の空域に民間機が集中することになる。空の渋滞地区である。

 大騒音によって都心の生活環境は、著しく悪化する。住宅の資産価値も大きく減ることになる。住みにくい物価高の東京は、空の渋滞と騒音で住みにくくなる。沖縄の普天間へと落下するだろう。

 ともかく横田の米軍機と木更津のオスプレイと成田、そして狭い空域になれない外国の民間機の東京の上空は、とても安全とは言えない。

 日航123便の教訓は生かされてはいない!

2019年8月13日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/445.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 安倍首相が三谷幸喜監督の映画試写会に登場し対談、政治風刺も手がける三谷監督がなぜ?“アベ友”中井貴一が仕掛人か(リテラ)
安倍首相が三谷幸喜監督の映画試写会に登場し対談、政治風刺も手がける三谷監督がなぜ?“アベ友”中井貴一が仕掛人か
https://lite-ra.com/2019/08/post-4898.html
2019.08.13 安倍に政治利用された三谷幸喜監督の映画 リテラ

    
    安倍晋三Twitterより


 10月召集予定の秋の臨時国会で、ついに憲法改正案の提示をめざす安倍首相。9月に予定されている内閣改造での小泉進次郎議員の閣僚入りもほぼ決定とみられており、内閣支持率を上げて一気に改憲へ持ち込む計画だ。

 そして、その計画の一環として、安倍首相は先日も自分のPRのために“芸能界利用”に出た。

 というのも、安倍首相は11日、東京・有楽町にある東宝本社でおこなわれた三谷幸喜監督の最新作『記憶にございません!』の試写会に登場。さらに試写会後には三谷監督と懇談までおこなったのだ。

 この『記憶にございません!』はフジテレビ開局60周年を記念した映画で、9月13日に全国公開されるもの。ストーリーは、国民から嫌われ、史上最低の支持率を叩き出した総理大臣・黒田啓介が記憶喪失となり、金と権力に目がない悪徳政治家から善良で純朴な普通の「おじさん」に変貌する……というコメディ作品で、主人公の総理大臣を中井貴一が演じるのだという。

 記憶喪失になるから『記憶にございません!』というタイトルなのだろうが、それにしたってどうしても思い返されるのは、柳瀬唯夫・元首相秘書官のこと。柳瀬氏は加計学園の獣医学部新設をめぐる今治市職員らとの面会について、国会で「お会いした記憶はまったくございません」「記憶にほんとうにございません」などと連発。その後、「本件は、首相案件」と書かれた愛媛県文書が出てくるなど外堀が埋まり、しぶしぶ面会の事実を認めた。ようするに、安倍首相を庇って「記憶にございません!」を連呼し、国民を欺いたのだ。

 しかし、そんな事実を安倍首相はまるで無視。映画鑑賞後におこなわれた三谷監督との懇談の様子を、メディアはこんなふうに伝えた。

〈鑑賞後に三谷氏から感想を問われた安倍氏は開口一番、「記憶にございません」と答え、周囲の笑いを誘った〉(朝日新聞デジタル11日付)
〈首相は鑑賞後に懇談した三谷監督に「(現実とは)全く別世界だから、楽しんだ」と感想を語った〉(時事通信11日付)
〈三谷作品ファンという安倍首相は終始笑顔で、「中井さんのもっと悪い首相が見たかった」と逆リクエストも〉(サンケイスポーツ12日付)

 さらに、三谷監督が「ムッとしなかったですか」と尋ねると、安倍首相は「一瞬しましたけど」と笑いながら回答したといい、「(映画を見て)何か身につまされるみたいなことは?」という質問には「(映画の首相が記憶をなくす前の)悪い総理の時代に、消費税を上げるというのがちょっとこう、かすったなと」と語ったという(前出・朝日新聞より)。

 余裕しゃくしゃくの姿勢でニコニコと会話を楽しむ首相──。無論、安倍首相はこの試写会後、さっそくSNSに三谷監督と談笑する写真や握手を交わす写真をアップ。メディアも笑顔で映画の感想を述べる安倍首相と三谷監督の様子を無批判に取り上げたのだった。

 ウンザリするような光景だが、これが支持率アップのためのPRであることは疑いようもない。今年に入って安倍首相はTOKIOや大泉洋、高畑充希といった芸能人と会食してはその模様をSNSに投稿。関ジャニ∞の村上信五のインタビューに応じたり、はたまた官邸に吉本新喜劇メンバーを招いたりで、そのたびに大きな話題となってきた。ようするに、タレントを利用し、自分の好感度アップのためのPRに勤しんでいるのだ。

■三谷映画には「こんな人たちに」演説を彷彿とさせるシーンもあるのに

 実際、今回の試写会出席も、今月2日に代官山の高級イタリアン「リストランテASO」で中井貴一をはじめ、奥田瑛二や笹野高史と会食した際、この映画の話題となり、安倍首相が鑑賞を希望したことがきっかけだったという。

 中井といえば、安倍首相とは成蹊大学の同窓で、熱烈な安倍応援団だった津川雅彦とともに安倍首相と会食を繰り返してきた、津川亡きいまは芸能界きっての“アベ友”。つまり、自身の主演作を安倍首相のPRにまんまと差し出したというわけだ。

 憲法改正を全面に押し出す安倍首相と、そのための好感度アップの活動に手を貸す俳優──。恐れていたことが着々と進行していると言わざるを得ないが、今回、もっともガッカリさせられたのは、そこに三谷幸喜までもが乗っかったことだろう。

 三谷は、低支持率の内閣の立て直しに田村正和演じる首相が奮闘するコメディドラマ『総理と呼ばないで』(フジテレビ/1997年放送)の脚本など、これまでも政治コメディ作品を手掛けてきた。なかでも、1992年初演の舞台『その場しのぎの男たち』では1891年に起こった大津事件をめぐる明治政府の要人たちの「その場しのぎの」利己的なふるまいを描き、初演・再演時には「現政権を思わせるリアリティがある」と評されたこともある。

 実際、今回の『記憶にございません!』にも、安倍首相と重なるシーンはある。たとえば、中井演じる総理は、市民に向かって「このクソ野郎が!」と叫び、その際に市民に投げ込まれた石に頭をぶつけて記憶喪失になる。──このシーンで想起するのは、2017年の東京都議選の街頭演説で、「辞めろ」コールが起こるなかで安倍首相が「こんな人たちに負けるわけにはいかない!」と市民に言い返し、指差したあの場面だろう。

 しかも、安倍首相との懇談の場でも、三谷監督はこんなふうに語ったという。

〈映画での記憶喪失の原因は、消費税増税などに怒った国民が投げた石に頭を直撃されたため。そんな設定を意識してか三谷氏は「安倍首相に見てほしかった」(と話した)〉(前出・サンケイスポーツ)

■安倍首相を皮肉った映画が結果的に安倍首相のイメージアップに

 つまり、あきらかに三谷監督は、安倍首相を意識した上で本作をつくったと思われるのだが、危険を感じずにはいられないのは、それが結果的に安倍首相の「イメージアップ」に転換してしまうことだ。本作では、記憶喪失になったことで中井演じる総理は政治と向き合うようになり、国を変えたいと心を新たにしてゆくという。ようするに、「良い総理」になるのである。

 そして、三谷本人も、本作の製作が発表された際に、こんなコメントを寄せている。

「政治風刺がしたいわけではありません。あえて言うなら政治ファンタジーでしょうか」

 市民を指差して、自分を批判する市民を「こんな人たち」と呼んで分断をはかるという独裁丸出しの事実を想起させるシーンを埋め込みながら、「政治風刺がしたいわけではない」「政治ファンタジー」をつくったと述べる三谷監督。──とてもじゃないがファンタジーに昇華させるわけにはいかない現実をファンタジーにすることで、それは結果として現実の悪政を矮小化し、現実に悪政をおこなっている政治家の好感度を上げてしまうのではないか。

 現に、三谷監督は今回、映画のPRを超えて安倍首相のPRに利用されることをわかっていながら、試写会後の懇談に応じ、がっちり握手まで交わしている。「政治ファンタジー」作品の宣伝が、すでにリアルな政治・権力に組み込まれてしまっていることの意味を、はたして三谷監督はどう考えているのだろう。

 三谷氏は2011年に作・演出を手掛けた舞台『国民の映画』で、ナチス政権下における映画人たちの反骨が描かれていたなどと高い評価を受けた。しかしいまの状況は、まさに自身が権力に利用される映画人になってはいないか。

 メディアも一体となって無批判に繰り出される安倍首相の政権PR。大衆娯楽に接近する権力の恐ろしさについて、もはや受け取る側が警戒するしかないのだろう。

(編集部)

















































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記事 [政治・選挙・NHK264] “進次郎効果”を利用…永田町で急浮上「11月解散説」に現実味 在任期間が歴代1位になった瞬間に…(日刊ゲンダイ)



“進次郎効果”を利用…永田町で急浮上「11月解散説」に現実味
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/260184
2019/08/13 日刊ゲンダイ


小泉進次郎議員の入閣が目玉人事になるのは間違いない(C)日刊ゲンダイ

 客寄せパンダの面目躍如だ。テレビをジャックした小泉進次郎衆院議員の結婚発表劇は、あらためて注目度の高さを見せつけた。早くも永田町では、“進次郎効果”を利用した11月解散説が浮上している。

「進次郎議員の“結婚フィーバー”によって、秋の内閣改造が一般国民からも注目される。進次郎氏の入閣が目玉人事になるのは間違いない。復興担当相か、官房副長官あたりに抜擢するのではないかとみられています。官房副長官は首相の視察や出張にも随行するため、安倍総理と進次郎が並んでテレビに映る機会が増えれば、支持率アップにつながるでしょう。官房長官の不在時には、代わって会見を任される立場でもある。そのたびに進次郎のニュースが流れれば、政権にとってPR効果は絶大です」(自民党関係者)

 安倍首相自身、進次郎のオヤジの小泉内閣で官房副長官を務め、平壌訪問などに同行。そこで脚光を浴びたことが首相に上りつめるきっかけとなった。進次郎氏を副長官に就ければ、メディアは大ハシャギで安倍首相と小泉家のストーリーを取り上げ、進次郎氏の「首相への道」を喧伝するだろう。

 そうやって国民の注目と期待を集めておいて、安倍首相が11月解散、12月総選挙に打って出る可能性が高まったというのだ。

■首相在任期間1位というレガシーを手に

「この先、安倍首相が優位に立って解散を打てるタイミングは限られている。景気の減速が確実視されている来年の五輪後は難しいでしょう。11月解散なら、10月の消費税増税の悪影響を示す経済指標もまだ出ていないし、ポイント還元や軽減税率などの低所得者対策も政権のアピール材料に使えます。何より、10月から11月にかけて予定されている新天皇の即位関連行事は、海外からも要人をたくさん招き、国民の祝賀ムードは選挙に向けた追い風になる。勝てるタイミングという意味では、絶好の解散チャンスと考えているはずです」(政治評論家・有馬晴海氏)

 秋の臨時国会は10月4日ごろの召集になるとみられているが、10月22日には、天皇が高御座に立って国内外の賓客に即位を宣明する「即位礼正殿の儀」が執り行われる。その後は首相夫妻主催の晩餐会など、数日間に及ぶ「饗宴の儀」が続く。しかも、祝賀パレードはわざわざ自民党本部の前を通るルートに変更された。そして、11月14日の「大嘗祭」で即位関連行事が一段落した後が、想定される解散のタイミングだ。

「折しも、11月19日に安倍首相の在任期間が歴代最長の桂太郎に並びます。それまでは、進次郎議員の人気を利用しながら安全運転に徹し、歴代1位というレガシーを手にしたら、いよいよ憲法改正に本腰を入れるため、解散総選挙に打って出る可能性は大いにあります」(有馬晴海氏)

 安倍首相にとっては、12月の選挙は負け知らずというジンクスも味方だ。秋の臨時国会は、11月20日を境に政局になる。それまでに野党が共闘態勢を整えられなければ、国威発揚の五輪をエンジンにして、この国は一気に改憲に向かって走りだすことになる。










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記事 [政治・選挙・NHK264] 「れいわ」「N国」の“はらはら感覚”に見える政治の希望と失望(ダイヤモンド・オンライン)
「れいわ」「N国」の“はらはら感覚”に見える政治の希望と失望
https://diamond.jp/articles/-/211194
2019.8.13 5:35 仲正昌樹:金沢大学法学類教授 ダイヤモンド・オンライン
 

Photo:JIJI


 参院選挙後、初の臨時国会で、重度の障害がある「れいわ新選組」(れいわ)の2議員のための議席改修工事が行われ、介護費用の負担の在り方が議論されるなど、これまで政治で関心が向けられなかった問題がさっそく動き出した。

 参院選で自民・公明の与党は得票率を減らし野党にも勝利感がないなかで、唯一、“躍進”したのがれいわと、「NHKから国民を守る党」(N国)の2つの新党だ。

 両党は政治的立場が対照的なように見える半面で似ているところも多い。

 今後、日本の政治にどういう変化を生み出していくのか。政権を担い得る政党へと成長するには、どういう条件をクリアする必要があるのか。

躍進の武器になった
既成政党と違う感性


 れいわとN国の最大の共通点は、これまでの政治の常識からすると、ふざけているとしか思えないネーミングセンスである。

 NHKの受信料の強制徴収や報道姿勢に不満を持つ人は少なくないだろうが、その極めて限定的な目標を政党名にして本格的に国政選挙に打って出るとは、なかなか想像できないことだった。

 また、自分たちが勇猛果敢であることを、有名な武将や武士の集団で例えるというのは、日本の政治家が好んでやることだが、それを党名にまではしない。ましてや幕府を守るために勤王の志士を弾圧した新選組を名乗るのは、大きな変革を目指す新党には不利とも考えられる。「れいわ」の党名も従来の発想からは出てこないものだ。

 ただし、最近のアニメ番組とか、山本太郎代表がかつて原田左之助を演じたNHKの大河ドラマでは、新選組は正義の味方の役割だ。

 現代のテレビ文化から生まれた逆張り的なセンスと、長州(山口県)を選挙区とする安倍首相が支配する現体制を退治するというような意味合いを込めて、「新選組」を名乗ったのだろう。

「しんせん(新鮮)」という響きも考慮に入れているかもしれない。

 こうした両党のヘンなところにこだわったネーミングは、NHKの「日曜討論」のような場で、フォーマルな装いで礼儀正しく冷静な調子で、バランスの取れた政策を語ることで国民の信頼を得る、という姿勢を取ってきた既成政党の感性とは相容れない。

 しかしツイッターや動画を軸とするネットを舞台にした選挙戦では、インパクトのある党名で視覚・聴覚的に印象に残りやすいメッセージを発信し続けた。

 それに加えて、政治のプロとは思えない、変わった経歴の人たちを候補に立てるという戦術はかなり効果的だったようだ。

 既成政党の場合、比例区などにはかなり知名度の高い人を候補者に並べるし、その応援に来る議員でも、街頭演説などでも党の方針に即してほぼ決まり切った内容を語るのが通例だ。よほどの個人的なファンでない限り、聴衆は退屈である。

 それに対して「NHKをぶっ壊す!」とか「消費税をゼロにしろ!」といった過激なメッセージの下で、あまり見たことがないタイプの候補者がアピールする様子は、はらはらさせる感覚を与える。

 注目を集めるための下準備ときっかけさえあれば、一定の期間注目を集め続けやすい。

組織が整っていない
自由度、素人くささを逆手に


 党組織が整っていないことは、通常はデメリットだが、その分、自由度が高いともいえる。しがらみがない、従って忖度の必要もないことを、素人くささをあえて見せることでアピールすることもできる。

「N国」の候補者たちの語り方は、いわゆる政治家っぽい演説慣れした語りではないが、1つのことにオタク的に一生懸命取り組んでいるという印象を与えた。

 野党側は、地方区で「反自民」の統一候補を擁立して戦ったが、共同戦線を重視するあまり、野党間の政策の違いなどを目立たせないように、お互いに忖度し合っている様子が報道されたこともあって、挑戦者としての「新鮮さ」を失った。

 森友・加計学園問題で自民党と官僚の「忖度する体質」を批判してきた野党だったが、選挙戦では自らそれに重なるイメージを有権者に抱かせてしまった感がある。

 これとは逆に、「れいわ」は山本代表が、反自民の合従連衡のフィクサーのようなイメージが染みついた小沢一郎氏と袂を分かったことは、「れいわ」のしがらみのなさをアピールするのに成功した一因だろう。

 山本代表は街頭遊説で役者としての特性を生かし、路上ライブのようなパフォーマンスで聴衆の心をつかんだことが話題になったが、どぶ板選挙が基本と考える小沢氏のような古いタイプの大物と組んでいたら、相手を立てないといけないので、それほど自由にやれなかったかもしれない。

 加えて、当選確実といわれた東京選挙区からの出馬を他候補に譲って自分は比例に回り、しかも重度の障害者である他の2人の候補を自分より上位に置いたことは、ある種の潔さを印象付けることになった。

 N国が、NHKのスクランブル放送化を実現すれば解党すると宣言していることも、悪ふざけのようだが、潔さと取れなくもない。こうした潔さのイメージは既成政党にはないものだ。

国会の“共闘”では好対照
節操なく連携と野党と一線


 しがらみのなさ、品のなさを売りにする点では似ている両党だが、それを目的実現のためにどう生かしていくかという点ではむしろ対照的だ。

 選挙後、国会内の院内会派結成など、他党との共闘をめぐる動きは正反対だ。

 N国は、NHKのリベラルな報道姿勢に不満を持つ保守層の支持を取り込んだが、問題発言や内紛が原因で所属政党を離れた保守系の議員に入党や連携を働きかけ、7月30日には渡辺喜美参議院議員と新会派「みんなの党」を結成した。

 理念や政策は違っても、NHKのスクランブル放送化さえ賛成してくれれば、あとはどうでもいいという姿勢だ。これこそが永田町の現実だとばかりに開き直って、節操のなさなどは意に介さずやりたいことだけをする、アイロニカルな戦略だといえる。



 それに対して、れいわは、左派としての立場ながら、野党勢力とは距離を置いた路線を進もうとしているように見える。

「消費税ゼロ」「奨学金チャラ」「最低賃金1500円の政府保証」「公務員増加」「デフレ脱却給付金の一律給付」「食料自給率100%を目指しての一次産業への個別所得補償」など、共産党でさえ言い出せないような大胆な再分配・積極財政政策を打ち出している。

 平和憲法の下での社会主義体制の実現を最終目的に掲げ、あらゆる政策で自民党と対決してきた、「55年体制左翼」の硬直化したイメージとは一線を画し、福祉と積極財政による経済成長を両立させるというポジティブな左派として自らを演出しているようだ。

 れいわに左派寄りの無党派層の票を奪われたとされる立憲民主党は、消費増税については凍結すべきとの主張だが、10%への増税の方針を決めたのが、前身の民主党政権時代であり、将来的にどうするかは示していない。

 同じく旧民主党系の国民民主党も凍結の方針を示したうえで、不況時には減税も経済政策の選択肢の1つだとしているが、どういう状況になったとき、どれだけ減税して、どれくらいの効果が見込めるのか具体的なことは言っていない。

 両党とも、持続可能な成長のための戦略を掲げながら、一方で税制の見直しによって財政健全化への道筋を付けることを基本政策に掲げている。そのため消費税を今後、どうするかを、簡単に答えることができず、政策の重点がはっきりしない。

 共産党は消費税を3%まで下げることを可能としているが、その前提として、共産党の伝統的な主張である軍事費大幅削減と、大企業、高所得者への増税に加えて、公共事業の段階的半減を掲げている。

 しかし、この政策は、「コンクリートも人も〜本当の国土強靭化、ニューデイールを〜」という標語のもと、公共事業拡大の方向を示唆する、れいわの政策とは対立する。

 安全保障政策でも、れいわと野党との溝は深い。

 れいわは、米軍基地の辺野古移転には明確に反対しているが、その一方で、これまでと同額の費用負担の継続を前提に、対等な同盟関係を目指して、移転先について再交渉するとしている。

 経済的・社会的弱者に徹底的に寄りそう姿勢を見せながら、戦後日本の左派に共通だった日米安保と資本主義に敵対するトーンを緩め、イデオロギー的硬直性を感じさせにくくしている点では、野党の中でも共産党や社民党にとっても強力なライバルにもなり得る。

問われる政策の整合性
追い風は2つの潮流


 ただ、れいわにしてもN国にしても、主張や政策があまりにもいいとこ取りなので、いつかは壁に直面する局面がくるはずだ。

 今後も注目が集まり続け、例えば、政権政党の一翼を担う可能性や、山本代表を、かつての反自民連立政権の細川首相のような候補にしようとする声が大きくなれば、政策全体の整合性をきちんと検証しようとする試みがなされるようになり、ネットを中心としたイメージ戦略だけでは乗り切れなくなるだろう。

 TPP協定、PFI法、水道法、カジノ法、入管法、特定秘密保護法、国家戦略特別区域法、派遣法、安全保障関連法、テロ等準備罪……を「トンデモ法」と呼んで、「一括見直し・廃止する」、と大ざっぱに言い切っているが、それに代わるどういうビジョンがあるのかは、語られていない。

 選挙戦では、こうした個別問題に突っ込みすぎると、従来のリベラル・左派との違いが見えにくくなるという戦略的判断があったのかもしれないが、政治を担う主流になろうとすれば、避けられない課題だ。

 きちんと理論武装できていなければ、勢いを失い、目玉である消費税廃止や財政政策に関して、結局は、立憲民主党などとの間での政策調整が図られ、輝きを失い、普通の野党にならざるを得ないかもしれない。

 ただ、いまのところ、れいわに味方しそうな、国際的な政治・経済思想の潮流が2つある。

 1つは、消費税増税反対のリフレ論者たちを中心に支持が広がっているアメリカのMMT(現代貨幣理論)と、れいわの政策の類似性だ。

 MMTというのは、貨幣の本質は政府による信用創出であり、貨幣発行権限を独占する政府は、自国通貨建ての国債であれば、景気悪化やハイパーインフレを恐れることなく、原則無制限に発行できるはずなので、積極的な財政政策によって完全雇用を目指すべきとする理論だ。

 たとえインフレ傾向が強まっても、増税や新たな債券発行で民間部門から余剰な貨幣を引き上げることで、制御できるという。

 この主張を掲げる政治家では、民主的社会主義者を自称し、単一支払者制度による国民皆保険、公立大学の無償化、連邦政府による雇用保証などを掲げて、民主党の大統領選レースに名乗りを挙げているサンダース上院議員やその弟子ともいえるオカシオ=コルテス下院議員らが有名だ。

 サンダース氏らは、MMT第一人者であるステファニー・ケルトンニューヨーク州立大学教授の助言を受けて、自らの政策構想に取り込んでいる。

 インフレ目標2%に達するまでは、国債を発行し続けることができるとする、れいわの財政政策は、これに対応しているよう見える。

 もう1つの潮流は、近年、スペイン語圏諸国やギリシアなどで台頭してきた、民意を背景として「反グローバリズム(+反米)・反緊縮」を推し進めようとする左派ポピュリズムと呼ばれる流れである。

 自らの債務危機を逆手にとってEUと交渉したギリシアの急進左派連合、ベーシックインカムの導入やEU加盟国の主権を制限するリスボン条約の廃止、国民経済を侵食する自由貿易協定からの離脱などを掲げるスペインのポデモスなどがよく知られている。
  
 サンダース上院議員も左派ポピュリストといわれ、アルゼンチンのクリスチーナ・キルチネル前大統領のように、民間の年金基金や石油会社の国営化、子ども手当、LGBTの権利拡大などの政策で成功を収めた例もある。

右派ポピュリズムに
対抗するには理論的裏付けを


 こうした左派ポピュリズムを、トランプ大統領などによる排外主義的な右派ポピュリズムに対抗する、新たな政治の可能性として高く評価する論客も出てきている。

 ラディカル・デモクラシーの理論家、エルネスト・ラクラウやシャンタル・ムフ氏らがそうだ。

 民主主義国で構造的に生じる文化的少数派の排除の問題を解決するには、多数派に対する文化的闘争を仕掛け、人民のアイデンティティを絶えず再編することが必要だと主張し、左派ポピュリズムを、人々の政治的想像力を活性化し、社会的公正さに目覚めさせる運動として哲学的に意義付けている。

 日本でも、ムフ氏の『左派ポピュリズムのために』とラクラウ氏の『ポピュリズムの理性』の邦訳が昨年末から今年にかけて刊行されている。

 MMTや左派ポピュリズム論が日本で市民権を得れば、「れいわ」は、両者を代表する政党としての地位を確立し、知識人たちから幅広く支持されるようになるかもしれない。

 もちろん、れいわ自身がMMTと左派ポピュリズムについてしっかり研究し、専門家との議論を積み重ね、単に左派にとって口当たりのいい思いつきを並べているだけではないことを証明しなければならない。

 単なる「ポピュリスト」と開き直って、難しい議論を回避すれば、民族感情に直接、訴える右派ポピュリズムに勝つことはできないだろう。

(金沢大学教授 仲正昌樹)

















http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/448.html

記事 [政治・選挙・NHK264] 小沢一郎(事務所)「予想通り参院選が終わってから、どんどんこの手の話が出てきている」米大統領、安倍首相に農産品購入要求 




米、日本に農産品購入要求 対中輸出減の穴埋めか
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019081301002314.html
2019年8月13日 18時54分 東京新聞


トランプ米大統領(ゲッティ=共同)、安倍晋三首相

 【ワシントン共同】トランプ米大統領が安倍首相に対し、米農産品の巨額購入を直接要求していたことが13日、分かった。対中国輸出が貿易摩擦で減少しており、穴埋めを求めた形。これまでの会談でトランプ氏は大豆や小麦など具体的な品目を挙げたとされ、米政権は対日貿易赤字の削減を目指して進めている日米貿易交渉の枠組みとは別に購入を迫っているという。日米両政府の関係者が明らかにした。

 貿易交渉への悪影響を警戒する日本政府は本格的に対応を検討。具体策は固まっていないが、アフリカ食料支援の枠組みを活用し、輸送費を含め数億ドル(数百億円)規模で購入する案が政府内で浮上している。
















































http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/449.html

   

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