― 吉本興業謝罪合戦の「核心」はどこにあるのか?
いうまでもなく、吉本所属芸人の独立はありなのか?そこが最大の争点です。数年前にジャニーズを辞めたSMAPの3人が結局TV界から事実上の締め出しをくらったことでネットか映画にしか活躍の場が持てない・・・・そんなことが吉本を辞める芸人にも起きることが目に見えていることが彼らがあれだけ不満を持ちながらも吉本に寄生している理由です。
私がこれだけ簡単な文にまとめたことを、誰もはっきり言えないことで、あれだけぎこちない形で収拾がつかない騒動になっています。
一度、吉本の釜の飯を口にしたら最後、絶対に抜け出れない。抜けるときは芸能界を去るとき。この譲れない掟がある限り、同じところで堂々巡りが起きるだけなので、誰が社長をやるかとかは、殆ど関係のないことです。
吉本四天王のうち、一人は既に引退して、あとはダウンタウンと明石家さんまがどういう反応をするのか?私ははじめから松本と明石家が「独立肯定」にまわることは予期していました。彼らは二人とも吉本デビューでありながら全国に照準を絞っていたので吉本に居続ける気などさらさらなかった。そして浜田は昔から「自分のいる世界がそもそも反社会」だということを理解しているので滅多な発言はせず時代の流れをよみながら誰が道理を動かせるか力の方向を占っている。
― 山本太郎は政権がとれるのか?
よく誤解している人がいると思うので、私が正解をいいます。私はなにを隠そう、山ちゃんの大ファンだったのです。彼の出演シーンをあつめて山本太郎ハイライト動画を作りかけたこともあります。震災の前の話ですが。私は彼が徳川綱吉と同じ種類の病気だと考えています。
病気、といっても正常に戻さないといけない病気もあれば、病気から生まれた世界観や行動学を武器に何らかの価値を社会の中でプロモートしていけるようないい意味での脱線につながる場合もあります。私はその後者だといっているのです。
彼は海外に出て行って頭がおかしくなって帰ってきた、人です。似た例は、たとえば石原真理子、ドリアン助川みたいなのがいますね。でも再度言い直すと、おかしくなったことをそれまでできなかったことの実現のためにあるキッカケだと考えれば病気も意味を持ってくるのです。だから、私は彼の病気を「行動を支える信心(宗教心)」のあらわれだと理解しております。
彼のいう「政権」云々は、彼が「れいわ新選組」というオチャラケ企画から卒業してからでないとなんとも言えませんね。今のところネット弱者によって支持されているわけであり、「デフレ20年からの脱却」の先にどれだけ有権者に夢を描かせることができるか、その決定的なビジョンがありません。ていうか、それなしに選挙にでてきて、一体、彼はなにがしたんですかね?
― 青葉君の小説はどこで読めますか?
神様はいるよ。きっといるよ。神様は知ってるよ。きっと知ってるよ。
人間のアイデアは神様が気まぐれにビビッと発生させているだけだよ。
お金儲けのために神様に貰ったアイデアを自分のもののようにして商売
するのはいけないよ。きっといけないんだよ。僕は神様のために神様の
くれたアイデアを実らせ神様にお返しをするために小説を書いたのさ。
神様のためだけに