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2019年7月25日00時09分 〜
記事 [政治・選挙・NHK263] <なかなか面白いので、ご一読あれ>第82回:選挙雑感(鈴木耕)(マガジン9)




第82回:選挙雑感(鈴木耕)
https://maga9.jp/190724-3/
2019年7月24日  言葉の海へ 第82回:選挙雑感(鈴木耕) マガジン9




 今回の選挙、いったい何だったんだろうなあ。どうも、すっきりしない感じが残っただけのような…。だけど、いろいろな現象は起きていた。気づいたことを、順不同で挙げてみよう。

◎「れいわ新選組」旋風

 ともかく、山本太郎旋風は凄かった。各地での太郎さんの演説には、驚くほど多数の人々が押しかけた。時には1万人を超えるほどの人々が、山本さんの演説を聞きに詰めかけたのだ。ぼくも新宿に出かけたけれど、その熱気は、他党の党首などを完全に圧倒していた。自民党の選挙用ペットの小泉進次郎議員だって遠く及ばない凄さだった。

 だがマスメディア、とくにテレビはほとんどこの現象を無視した。先週もこのコラムに書いたけれど、これは明らかに「ジャーナリズムの敗北」だ。街でいま起きていることや、ネット上で吹き荒れている台風の目に、なぜ注目しないのか、いや、できないのか。

 森達也さんが、山本さんの応援でこんなことを言っていた。

 「ここに、たくさんのメディアの方が取材に来ている。でもこれを、いったいいつ報道するんですか。なんで今日、このすごい熱気を報道しないんですか。選挙が終わってから、こんなことが起きていましたよと流して、いったい何になるんですか!」

 まさにその通りだと思った。選挙直後の「特番」で、エクスキューズでこの熱気の映像を流して何になるか。これを報道することで、何かが変わることを恐れていたのだろうか?

 この国のジャーナリズム、死にかけていないか。

◎翌朝のワイドショー

 ぼくは選挙特番を遅くまで見ていたので、22日は朝8時頃に起きた。早起きのカミさんが、テレビのワイドショーを見ていて、呆れ顔で言った。

 「今朝のテレビ、ずーっと吉本ばっかり。選挙のセの字も言わないのよ」

 ぼくはチャンネルをあちこち回してみたが、出てくるのはふたりの芸人さんの涙ばかり。それはそれで大きな話題だとは思うけれど、これが1時間以上も続いたのだ。カミさんじゃなくったって、呆れるよ。

 ようやく選挙の話題になったけれど、例の田崎史郎氏が出てきて、なにやらワケの分かんないことを十数分しゃべって、はい、おしまい。

 投票率がどーのこーのと言う前に、これがテレビの現状なのだということを認識する必要がある。

◎最低の投票率

 なんでもテレビのせいにするつもりはないけれど、投票率が48.8%と最低ラインの50%を割ってしまった。ここまで政治に関心が薄れれば、もう何も言うことはない。国が国民(有権者)とともに、国は滅びていくだけだろう。ハンナ・アーレントの言い方を借りれば「凡庸な悪」か。

 むろん、ほくそ笑むのは権力者たち。やりたい放題の政治ができる。何を批判されたって「国民の信をいただいている」で済ましちゃう。

 思った通り、安倍首相は「国政選挙で国民の強い支持をいただいた」と会見で強調。しかし、この結果のどこを見れば「強い支持」などと言う言葉が出てくるのだろう?

◎自民党は勝ったか

 確かに、自民公明の与党は勝った。だけど、数字はとても「勝った」と言えるようなもんじゃない。

 今回の自民党の比例区での得票数は、約1,771万票(約35.4%)だ。実は前回2016年の参院選では、約2,011万票だったのだから、240万票あまりも得票を減らしているのだ。得票率だって35%に過ぎないし、絶対得票率(全有権者に占める得票率)では、ほぼ17%でしかない。

 獲得議席数も自民党は67→57と、大きく減らしている。はたして勝ったと言えるのか。

◎改憲発議は阻止できた?

 「改憲の発議」には、衆参両院のそれぞれ3分の2の議員の賛成が必要だ。確かに今回、改憲党派の3分の2の議席獲得はならなかったが、ことはそう簡単じゃないようだ。

 読売新聞はさっそく、安倍首相が、改憲派が存在すると言われる国民民主党に向けて、一緒に「憲法議論をしようではないか」と呼びかけと報じたし、これに呼応するような声も、国民民主党内から漏れ始めている。

 この選挙で、いっそう存在感が小さくなった国民民主党の一部が、ズリズリと自民党へすり寄っていかないとも限らない。

 改憲には慎重姿勢の公明党だけれど、これまでのあの党の動き方を見れば、とても信用できるもんじゃない。肝心な場面で、いつ寝返るか?

◎争点があれば野党は勝てる

 32ある1人区のすべてで野党共闘が成立したとはいえ、選挙戦序盤では、圧倒的に自民優勢との報道が多かった。知人ジャーナリストたちからの情報でも「32区のうち5〜6区で野党が勝てるかどうか」というものだった。しかし、結果は10区で野党統一候補が競り勝った。前回は11区で野党が勝ったけれど、それに匹敵する健闘だった。

 総じて東北地方は野党共闘が強い。これは、自民党の農業政策に対する農業者たちの反発が強いためだと言われるが、むろんそれだけではない。「争点」があって、それにきちんと野党側の意見がまとまっていれば、力を発揮するということだ。

 例えば、秋田ではイージス・アショア問題。野党の寺田静候補はこの配備に厳しく反対したが、自民党の中泉松司候補はぐずぐずと口を濁して明確な判断を示さなかった。

 宮城は混沌。何しろ野党・石垣のりこ候補が「消費税撤廃」と、山本太郎さんと同じ主張で突き進んだ。立憲の枝野幸男代表も、積極的にこの主張を取り消そうとはしなかったようだ。自民の愛知治郎候補はアタフタ。大接戦だったが、野党候補が未明に当選を決めた。

 新潟では原発への態度も争点となった。野党の打越さく良候補は最初から脱原発との主張をしていたが、自民・塚田一郎候補は失言問題で追いつめられ、原発に言及する暇さえなかった。

 むろん、沖縄では辺野古工事に関する姿勢。オール沖縄の高良鉄美候補は、これを争点にしたが、自民・安里繁信候補は最後まであやふやな態度で逃げた。

 滋賀の元知事の嘉田由紀子候補は、環境問題の専門家。とくに琵琶湖を抱える選挙区だけに、この訴えが効いたようだ

 つまり、きちんとした争点を設定し、それに明確な意見を表明して選挙戦に臨めば、いかに自民優勢でもそうとうな闘いができるということ。

◎山本太郎さんがテレビ「党首討論」に参戦

 国会が召集されれば、れいわ新選組が大きな話題の的になるだろう。重い障害を持つ方が国会に登場する。それは、ほんとうの意味で「当事者」の国会への登場である。各党がどう対応するのか、鼎の軽重が問われる、というのはこういうことだろう。

 れいわ新選組は今回、比例で約228万票を獲得、政党要件である得票率2%を大幅にクリアした(得票率4.55%)。「政党」として認められ「政党助成金」の支給対象になったということだ。

 したがって、党の代表である山本太郎さんは、晴れてテレビの党首討論などに参加できることとなる(実は、政党要件クリアが党首討論や各党討論番組の参加への絶対条件ではないのだが、なぜか各マスメディアがそう決めているらしい)。マスメディアはこれまでの慣例から、山本氏を呼ばざるを得ないだろう。議員ではなくても党代表なのだから。

 歯に衣着せない山本さんが、党首討論などで、あの街頭演説で見せたすさまじい迫力を披露すれば、つまらない番組の代名詞だった党首討論だって、視聴率アップは間違いない。

 面白いことになる。

◎社民党が生き残った

 政党要件ということでいえば、社民党もギリギリ踏ん張った。政党要件2%をかろうじて獲得したのだ。ぼくはほんとうにホッとしたのだ。

 この党は、毀誉褒貶はあるけれど、やはり戦後のこの国を支えた政党であったことは間違いない。「やるっきゃない」「山が動いた」で国民的人気を得て「おたかさんブーム」を巻き起こし、平和国家のひとつの象徴になった土井たか子委員長を、懐かしく思いだす。

 ぼくは雑誌編集者時代、何度も土井さんにインタビューし、親しくしていただいた。ズバリとものを言うけれど、その平和への想いは揺らぐことがなかった。選挙でも何度も勝利し、参議院では「首相指名」を受けたこともあった。もしあの時、土井さんが首相になっていたら、この国はどうなっていただろうと、いまでもときどき思うほどだ。

 弱小政党にはなったけれど、まだまだ頑張ってほしい。社民党の政策はとてもまともだと、ぼくは思っているのだから。

◎NHKのブラック・ジョーク

 政党要件をちょっと心配な党もクリアしたようだ。それは「NHKから国民を守る党」だ。その党名の通り、「NHKをぶっ壊す」が売り物なのだが、あとは何を言っているのかさっぱり分からない。そうとう極右的主張も目につく心配な党なのだ。

 ではなぜ、この党が議席を得たのか。「争点があれば勝てる」とぼくは書いたが、この党名こそが「争点」になったのではないか。

 NHKという巨大マスメディアに対して、多くの有権者が嫌悪感を抱いていて、この党の他の主張などよく知らなくても「おお、NHKをぶっ壊してくれるのか。それなら投票しよう」という人が多かったのではないか。NHKが、それほど有権者の信頼を失っているということでもある。

 NHKは、これから党首討論番組等に、N国党の立花孝志代表を呼ばざるを得なくなる。その際に、NHKの司会者は毎回「NHKから国民を守る党」と紹介するわけだ。これはかなりのブラック・ジョークだろう。

 その場面を想像するだけで、黒い笑いが浮かぶ。

◎やはり選挙制度の問題に行き着く

 大きな問題として残ったのは、やはり「選挙制度」だろう。
 なにしろ山本太郎さんが、99万票という今回の選挙では最大の得票をしていながら落選してしまった。どう考えても納得いかない。

 この「選挙制度問題」については、先週のこのコラムできちんと書いたから、ここでは繰り返さない。だが、この山本さんの例ひとつとってみても、早急に選挙制度改革は必要だろう。

◎残念だったこと

 ぼくが今回の選挙でもっとも残念だと感じたのは、立憲民主党から比例で立候補したおしどりマコさんの落選である。彼女がおしどりケンさんと一緒に、東京電力などの記者会見などにほとんど毎回出席して、多くの疑問点を追及、それをSNSで拡散してくれた功績は半端じゃない。

 マコさんが国会で、経産省や文科省、環境省などを鋭く問い詰めてくれる場面を期待していただけに、ほんとうに残念であった。次回は必ずリベンジしてくれることを願っています。

◎ポスターが当落を分けた

 さいごに、こぼれ話をひとつ。

 東京選挙区では、最後の議席を争っていた立憲民主党の山岸一生さんが、結局、競り負けて落選。維新に敗れたのだから、まことに残念。

 しかし、彼は落ちるべくして落ちたと言える。

 山岸さんのポスターを見て「あ、こりゃダメだ」とぼくは思ったのだった。賢そうなお顔の下に経歴として「筑波大付属駒場高、東京大学卒、元朝日新聞記者」と麗々しく書かれていたのだ。いまどき「どうだ、ボクはこんなに秀才なんだぞ!」とばかりに学歴をひけらかす。そりゃ賢いかもしれないが、人としてどうなのよ。

 ぼくだけではなく、FBでも同じような感想がずいぶん書き込まれていたから、多くの人に不快感を持たれたのは間違いない。

 さすがに最後は陣営も不評に気づいたのか、経歴を削除したポスターに貼り替えられていたところもあったけれど、時すでに遅し。

 誰が作ったポスターかは知らないが、やはり「れいわ」とはセンスが違っていた。負けるべくして負けた人もいたのである。

 あまり盛り上がらなかった今回の選挙だったけれど、個別に見ていけば、それなりに興味をそそられたことがあったのです…。


鈴木耕
すずき こう: 1945年、秋田県生まれ。早稲田大学文学部文芸科卒業後、集英社に入社。「月刊明星」「月刊PLAYBOY」を経て、「週刊プレイボーイ」「集英社文庫」「イミダス」などの編集長。1999年「集英社新書」の創刊に参加、新書編集部長を最後に退社、フリー編集者・ライターに。著書に『スクール・クライシス 少年Xたちの反乱』(角川文庫)、『目覚めたら、戦争』(コモンズ)、『沖縄へ 歩く、訊く、創る』(リベルタ出版)、『反原発日記 原子炉に、風よ吹くな雨よ降るな 2011年3月11日〜5月11日』(マガジン9 ブックレット)、『原発から見えたこの国のかたち』(リベルタ出版)、最新刊に『私説 集英社放浪記』(河出書房新社)など。マガジン9では「言葉の海へ」を連載中。ツイッター@kou_1970でも日々発信中。





http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/596.html
記事 [政治・選挙・NHK263] 公明党の得票数が過去最低を記録。100万票も票を減らしていた。
公明党は、100万票も票を減らした大惨敗だった!!

 7月21日、参院選投開票が行われ、その結果、創価公明にとって衝撃的な事態が起こった。
 創価学会員は必ず投票に行くことから、投票率に関係なく一定の票がもらえるはずだった。
 実際は、学会勢力のバロメーターである比例区獲得票が、これまでの750万票平均を大幅に下回り100万票を減らしたのである。それにしても、学会執行部にとって理由が分からない突然の大幅減の衝撃は大きい。

大幅減の要因
 この大惨敗は、ここ数年、脱会者、組織離れの兆候が顕著となっていることが要因と見られる。ただそれだけでは、これほど票を失う結果にはならない。最大の要因として、山口代表が立つ東京選挙区に学会員であるれいわ新選組・野原氏が、痛烈に公明党・創価学会を批判しながら選挙戦を行ったことにある。ただの批判ではなく、山本代表、野原氏のそれは、学会員の心を覚醒するものがあり、なんとれいわ・野原票のために学会員がF取りを行っていたほどである。

 東京選挙区においては、学会、公明党の姿勢を質す演説に終始した野原氏に対し、一般有権者は政治的期待をし投票することはない。だが、その状況で21万票を獲得した。一部は学会員の票、大多数はアンチ公明票と見られ、公明批判票だけでもこれだけ集票できることを示した結果となった。
 では問題の100万減らした比例票だが、全国の学会員及びそのFらが、このれいわの演説をに触れ、公明比例区への投票を放棄したことが一番の要因ではないかと考えられる。
であるなら、たった一人の学会員が山口代表にケンカを挑み、公明創価に大打撃を与えたことになる。落選はしたものの、目論見通り、野原氏の勝ちとなったと言える。
 重ねて言うが、このケンカ、創価公明はたった一人の反旗を翻した会員に大敗北を喫したのである。

創価崩壊の始まり
 2年前の衆院選でも比例で600万票台に割り込み、続いてこの結果となったことは、学会執行部に大きな動揺を与えたことは間違いない。500万票台に落ち込むことが目前となり、その時には「学会は827万世帯いる」「学会員は増えている」の大ウソに会員は目を覚ますことになるはずだ。崩壊の流れは池田氏、原田会長にも止められない。


公明党 参院選比例区獲得票推移

2004年 862万票
2007年 776万票
2010年 763万票
2013年 756万票
2016年 757万票
2019年 653万票

https://www.soka-news.jp/saninsen2019-2.html

昨年、テレビ東京で「ワールドビジネスサテライト 創価学会の異変」と題した番組が、週刊ダイヤモンド誌でも「新興宗教の寿命」と題した特集が組まれました。

名誉会長が10年も表に姿を現さないために創価学会内部は混乱しており、創価学会は時代遅れな宗教でもあることから、求心力や集票力は低下しているそうで、経営陣は教団の方針に従わない人を除名処分にし、熱心な会員は村八分したり嫌がらせをして、組織の維持に必死とのことでした。

テレビ東京の報道は事実だったことが、今回の選挙で示された!!

http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/597.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 公明党の得票数が過去最低を記録。勧誘目的の炎上型テロは失敗か!?
創価学会は、自作自演でトラブルを起こし、デマや偽造写真、偽造書類などをばらまいて、でっち上げでつくった仮想の敵に「世の中の敵」というレッテルを貼って、これを叩くことで全国民から支持を得ようとしたものの大失敗。
炎上商法はうまくいかなかったどころか、逆効果だったようです。(当たり前だ)

なにしろ、今回の選挙では投票数が過去最低を更新し、前回よりも15%も票を減らす大・敗・北を喫した。

健全な信者は退会し、いくぶんまともな部分の残っている信者は、教団や公明党に愛想を尽かして、公明党には投票しなかった模様。

莫大な”負債”だけ負ってしまった創価学会。

延々と三流ドラマの役者を演じ続けなければならなくなってしまったようです。
話のつじつまが合わなければ馬鹿を騙せないし、証拠を残せば訴えられる、非常に短いスパンで配信する誹謗中傷ネタを考えるのも、ありとあらゆるものを偽造(話、書類、映像など)するのも一苦労です。

今回が始めてのことではなく、1960年から80年代頃にかけて起きた「言論出版妨害事件」では、創価学会・公明党を批判する本や雑誌の出版を妨害するために、出版社、書店、物流拠点を脅し、著者に集団ストーカーをして大問題になりました。
「学会批判本を扱った書店を倒産させて大勝利」と信者は狂喜。
被害者の何人かは自殺したり失踪したことから、国会で証人喚問の話が出たり、大臣が異例の声明を出し、我が国最大の言論妨害事件となりました。

1990年から2010年ごろにかけては、宗教団体「日蓮正宗」と対立してしまい、お寺の放火、銃弾誘導、住職のストーカー殺人や集団暴行が頻発して国会で問題になりました。

こちらが証拠
https://matome.naver.jp/odai/2153285695827108701

2000年行以降は、脱会者や信者と揉めた人を標的にして、集団で嫌がらせをしたり、電話盗聴するなどのストーカー行為が問題になり、こちらもやはり国会で問題になりました。被害者が毎月駅前で抗議行動を起こす事態に発展しています。

見よ、この報道の数々を
https://matome.naver.jp/odai/2153412187173818501


マエ(前科、前歴)のあるカルト宗教団体の再犯だったということです。

大方、朝鮮人の受け入れや外国人参政権を通し、学会優位な社会が出来上がるまで嘘を通せれば、と考えているのでしょう。

種も仕掛けも分かっているし、馬鹿以外は全員呆れてますよ。
公明党が過去最大の大敗北をしたのだから、アンチ創価は益々力を増してきます。
創価学会のテロ犯罪をつつかれて、潰されますよ。
早めに撤収した方が、身のためだと思いませんか?


以下、証拠資料。

公明党 参院選比例区獲得票推移
2004年 862万票
2007年 776万票
2010年 763万票
2013年 756万票
2016年 757万票
2019年 653万票
https://www.soka-news.jp/saninsen2019-2.html


【言論出版妨害事件】
1965年
ジャーナリストの梶山季之が女性雑誌に『小説・創価学会』を連載すると、梶山に抗議の投書が殺到する。雑誌編集長が嫌がらせを苦に失踪し、連載は途中で打ち切られる。

1968年
西日本新聞東京支社の隈部大蔵が『日蓮正宗・創価学会・公明党の破滅』の出版を計画する。
「日進印刷」で印刷に入る段階で創価学会側に知られ、版元を選挙区とする文部大臣から出版中止を要求されるなど、様々な圧力が加えられる。
出版元の社長が古田会頭の強硬な要請に屈し、出版前に本の内容を見せる。
社長は出版社に正体不明の者から、「暴力団を向けるぞ」と脅迫され、暴力団風の男が身辺につきまとうようになるなど、周囲からの圧力でノイローゼ状態に陥ったことなどから初版は出版されず絶版となる。後に出版社も印刷所も倒産した。
北條浩(公明党委員長)は隈部に「創価学会、公明党を批判するものに対しては、創価学会という象は、アリの一匹といえども、全力をもって踏みつぶす」と言ったとされる。

1968年
藤原弘達の著作『創価学会を斬る』の出版予告された直後から、出版元の「日新報道」社に抗議や脅迫の電話や手紙等が多数寄せられる。
藤原への手紙や電話等による嫌がらせや脅迫が始まる。
藤原は身の安全を図るため、都内のホテルを転々として出版に向け執筆を続けた。藤原の妻によれば、「段ボール箱に3 箱以上も投書が来たり、警察が子どもに警備をつけなくてはならないほど脅迫が相次いだ」という。

国会で取り上げられる
2月22日 民社党の塚本三郎が同月28日、国会で発言することが決まると、「1週間以内に立ちのかないと火をつけるぞ」などの脅迫電話がかかる。その後も事務所や自宅に「ばかやろう、殺してやる」などの脅迫の電話がかかる。塚本の家族は身の安全のために、自宅を出て、避難する。
2月25日 予算委員会で、民社党の麻生良方が特別調査委員会に、日本出版取次協会の代表、日新報道出版部の代表、潮出版社の代表、著者で藤原弘達の4人を参考人として招致。
2月28日 衆院予算委員会で池田大作の証人喚問を要求。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%80%E8%AB%96%E5%87%BA%E7%89%88%E5%A6%A8%E5%AE%B3%E4%BA%8B%E4%BB%B6


【黒い手帳裁判】

被害者が勝訴し、以下のように記者会見で述べました。

その提訴内容は大きく五つあるが、手帖奪取事件の前後に創価学会が私に対して行った具体的な人権侵害行為を整理する意味で、それを列挙しておく。

@二〇〇五年五月一四日、学会青年部幹部五名が私を脅迫して、政治評論家の活動を中止させた。これは憲法で保障された表現の自由ならびに職業選択の自由を侵す違法な行為である。

A同年六月一六日、学会幹部三名が私との会談の際、自宅を売却して二億円、三億円という莫大な金額の寄付をするよう執拗に強要した。

B創価学会は機関紙「聖教新聞」などで、私への誹謗中傷記事を継続して掲載した。これは名誉毀損にあたる。

C身元不詳の多数の人間による監視・尾行を行った。

D手帖持ち去りと家探しはプライバシーの侵害である。

ここまで手帖を奪われた事実経過を中心に述べてきたが、じつはこの手帖奪取事件の前後から、私の身辺には異変がおきていた。
それは何者かによる、私と家族への日常的な監視と尾行である。

私の自宅の近辺につねにクルマが数台常駐しており、私が外出すると、必ず尾行を開始した。それも、いくつかの場所から数台がほぼ同時に発進するので、何者かが自宅をずっと監視しており、私が玄関から出てくると、ただちに各車に指令が飛び、尾行を開始する態勢になっているらしかった。

監視や尾行ばかりではない。聖教新聞などのメディアをつかった私への誹謗中傷は限度をこえて目に余るひどさになり、それに伴って執拗な脅迫電話や嫌がらせ電話も増えた。脅迫や嫌がらせは私や家族だけではなく、遠方に住む親戚にも及んだ。業を煮やして学会首脳に「止めさせろ」と抗議に行くと、「これに耐えることが信心だ」と繰り返すばかり。あげくに話はいつのまにか寄付のことになり、「謝罪の気持ちを行いで表すには寄付しかない」と億単位の金を求められた。人の弱みにつけこんで巨額の金を要求するのだからただの強要よりたちが悪い。

まず断っておくと、私は家族に対する尾行については、手帖奪取事件と時期的に符号する。ここでは身元不詳とあえて言っておくが、複数の人々が極めて組織的に尾行を行っていたこと。また、過去の自分の経験から創価学会が尾行という手段をさまざまな場面で使っていたことを指摘するにとどめておく。

そのうで、私に対する尾行だが、ついてくるのはクルマだけではない。徒歩でくっついてくる連中が常時二〜三人、多いときには五〜六人が携帯電話で連絡をとりながら尾行してきた。
 尾行する顔ぶれは毎日同じではなく、おそらく数組のチームがあって、交代しながら行動しているようだった。かれらは、つねに連絡をとり合い、私の行くところに先回りして待機していることもある。

おまけに皮肉なことに、彼らが(証拠として)提出した録音データが改竄されていることを、高裁において暴露する端緒になったのである。
ICレコーダーの音声データはパソコンに取り込みいかようにも編集できる。コンピューターに少し詳しい人なら音声データは容易に改竄できる。
ハイテク集団を持つ創価学会なら痕跡を残さず、データを編集し直すことなど、お茶の子さいさいだろう。
http://cultbokumetsukonzetsu.web.fc2.com/04s05.html


【練馬投票所襲撃事件】

東京・練馬区の第4選挙投票所において、午後6時の投票終了時間後に創価学会員の2名が投票に訪れた。
係員が投票終了後のため投票できないことを告げると、2人が投票できなかったことを理由に当時の公明党代議士伊藤惣助丸の秘書と名乗り、数百名の学会員が投票所を取り囲んで襲撃。
女性・高齢者を含む投票立会人4人に暴言、集団暴行を加え流血させ、土下座謝罪を強要した。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%B4%E9%A6%AC%E5%8C%BA%E6%8A%95%E7%A5%A8%E6%89%80%E8%A5%B2%E6%92%83%E4%BA%8B%E4%BB%B6


公明党投票数が過去最低。勧誘目的の炎上テロは失敗か
https://okwave.jp/qa/q9638831.html
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/598.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 政党交付金「れいわ新選組」は6700万円! 
政党交付金「れいわ新選組」は6700万円!
https://85280384.at.webry.info/201907/article_264.html
2019年07月24日 半歩前へ

 やっとここまで来たか、という感である。

 山本太郎はよくがんばった。

 彼を支えたスタッフも実によく働いた。

 本気になって応援したボランティア。

 こうした力でここまでこれた。

 よう、やっと、とば口に立った。これからが本番。安倍政権打倒へ向けての本格的な戦いが始まる。

************************************

政党交付金「れいわ新選組」は6700万円!

 共同通信社は参院選の結果を受けて、2019年分の政党交付金の配分額を試算した。

 首位は自民党の176億6700万円。議席減に伴って1月1日時点の算定額より2億2700万円減少した。

 新たに政党要件を満たした「れいわ新選組」は6700万円、「NHKから国民を守る党」は5900万円だった。

 政党交付金は政党助成法上の要件を満たした政党に対する助成制度で、1月1日時点の国会議員数と衆参選挙での得票数に基づいて算定した額が、年4回に分けて交付される。途中で国政選挙があれば再算定する。 (以上 共同通信)










http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/599.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 大躍進し損ねた山本太郎・れいわ新選組に必要な事 (朝日新聞社 論座)
大躍進し損ねた山本太郎・れいわ新選組に必要な事
得票に必ずしもつながらなかった演説会場の「熱狂」。来たるべき衆院選で大切な戦略は

米山隆一 前新潟県知事。弁護士・医学博士
論座 2019年07月24日 より無料公開部分を転載。

https://image.chess443.net/S2010/upload/2019072300006_2.jpg
東京選挙区で立候補した野原善正氏(右端)、比例候補者たちと記者会見するれいわ新選組の山本太郎代表=2019年7月21日夜、東京都千代田区

■「5議席くらいいけると思ってたら……」

 参議院選挙が終わりました。結果は与党で過半数を占めるものの、与党に維新を加えた改憲勢力では3分の2を割るという中間的な結果に終わりました。

 私が選挙前に総得票の5%、300万票をとって複数の当選者をだすと予想した「れいわ新選組」は、総得票の4.5%、228万票を取得し、比例で2つの議席を獲得しました。この結果は比較的私の予想に近く、選挙直前まで存在しなかった政党である事を考えれば「躍進」と評価されていいものです。

 一方で、れいわ新選組の演説会が各地であれだけの聴衆を集めたことを考えれば、代表の山本太郎氏自身が「5議席(得票率10%程度に相当)くらいいけるかなあ思ってたら、自分も落ちちゃった」と言っている通り、党代表である山本太郎氏が落選しての当選2は、「躍進」はしたけれど、「大躍進」はしそこなった、いわば「停滞」であるとも評価できる中間的な結果であったと思います。

 れいわ新選組の「躍進」の理由は、前稿の「山本太郎・れいわ新選組が選挙で伸びる三つの根拠」http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/204.htmlで示した通り、左派ポピュリズムど真ん中の政策・理念が、現在の政治で報われていない層の心をつかみ、そこに恐縮ながら「負け組ルサンチマン」と、山本太郎氏自身の演説能力・カリスマ性が加わって、各地の演説現場で見られた「熱狂」を生み出したからだと思われます。

 では、れいわ新選組がその「熱狂」にもかかわらず、得票率10%、5議席程度の「大躍進」には至らず、(4月1日に結党した政党としては、十分多いとはいえ)得票率4.5%、2議席にとどまった「停滞」の理由は何でしょうか。

■れいわの選挙戦略に抱いた疑問

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当選確実となり記者会見で笑顔を見せるALS患者の舩後靖彦氏とれいわ新選組の山本太郎代表(右)=2019年7月21日夜、東京都千代田区

 これについては、賛否はあるでしょうが、私は率直に言って「候補者擁立戦略」が原因だと言わざるを得ないと思います。

 上記の通り、れいわ新選組はその政策・理念で熱狂的な支持者をつかみました。しかし、演説会にいかに多くの人が集まったとはいえ、一か所で数千人を超えることは稀です。得票率10%、500万票の「大躍進」を達成するためには、会場に足を運ぶほどではなく、熱狂しているわけではないけれど、「何となく共感する」位の有権者に支持を広げ、投票してもらわなければなりません。そのためには、党の政策・理念だけではなく、「誰が立候補しているのか」という候補者擁立戦略が、極めて重要になるのです。

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当選を決め、記者会見で笑顔を見せるれいわ新選組の木村英子氏(左)と山本太郎代表=2019年7月22日、東京都千代田区

 ここは間違えて欲しくないのですが、私は、重度身体障碍者である木村英子氏、舩後靖彦氏両名を「特定枠」で優先したことも、「タレント候補」と言えるような候補者を擁立しなかったことも、なにより山本太郎氏自身が当選確実な東京選挙区に立候補せず、野原善正氏を擁立したことも、その狙いやコンセプトが悪いと言う積りは毛頭ありません。「理想の高さ」という点では、素晴らしいと思います。

 しかし、残念ながら山本氏の理想とは別に、選挙には選挙の「現実」があります。こんなことを言うとがっかりされるかもしれませんが、「選挙の現実」として、候補者の王道は、今なお、「クラスのヒーロー、ヒロイン」なのです。

■票を集めるのは誰か

 繰り返し間違ってほしくないのは、これはそうでない人は候補者にふさわしくないなどと言う「適格性」の議論ではまったくなく、「誰が票を集めるか」という「結果論」「現実論」の話です。

 容姿は現実の政治を行ううえではほとんど関係ありませんが、しかし現実には、同じ条件で戦えば、やはり美男美女が票を集める結果になります。だからこそ、各候補は選挙ポスターを作るに当たっては、何百枚も撮った写真の中から最も映りのいいものを選び、中には「もはや詐欺だろう」というレベルまでフォトショップを駆使したり、写真の年代を遡ったりする候補者も出るのです。

 また、運動能力も基本的には政治を行うには無関係です。しかし、現実をみると、人はおうおうにしてたくましく、きびきび動く人を有能だと思い、票を入れます。だからこそ各候補者は、少なくともテレビカメラが回っている場面では、どんなに疲れていても、有権者のもとに全力疾走で走りますし、なかには演説のたびに意味も無くバク宙をする候補者すらいます(私です……苦笑)。

 知名度に至っては、議員になった後の活動には全く関係ありませんが、しかし現実には、人は自分が知っている名前の人に投票します。知名度の高い候補者と低い候補者が同じ条件で戦えば、多くの場合知名度の高い候補者が勝ちます。だからこそ各候補者は、少しでも知名度を上げようと選挙カーで名前を連呼し、その効果は各種の調査で立証されています。それが、選挙の現実なのです。

 れいわ新選組の擁立した候補者は、率直に言って、山本太郎氏以外は「クラスのヒーロー、ヒロイン」タイプではありませんし、知名度も非常に高いとまでは言えませんでした。この候補者擁立戦略をとる以上、コアな支持者の熱狂は得ても、その外側の、一般的な有権者に支持を広げる事は困難で、得票率、獲得議席が「大躍進」に至らず「停滞」したのは、「従来の選挙セオリー」から考えたら、あまりに当然の結果だったのです。

■想像するほど早くない理想の伝播速度

 では山本太郎氏はなぜ、このような候補者擁立戦略をとったのでしょうか。これについては、今回の結果を意図したうえで、「障碍者の政治参加に風穴を開けるため」という良い見方から、「障碍者候補者を利用し、当選後は辞職させて自らが議席を得るため」という完全に邪推と言える見方まで、さまざまな言説が飛び交いました。

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参院選後、記者会見するれいわ新選組の山本太郎代表=2019年7月22日、東京都千代田区

 しかし私は、山本太郎氏はご自身が言っていた通り、この候補者擁立戦略が示す「誰もが政治に参加できる」という氏の理想が世の中に伝播し、熱狂的支持が加速し、「大躍進」といえる10%、500万票程度の得票を得て、5議席程度の議席を獲得できるとシンプルに信じていたのだと思います。かつて野党統一候補で選挙戦を戦った私は、理想を信じる野党陣営において、これと同様の「理想の伝播速度」についての誤解、もしくは過信を山ほど見てきたからです。

 野党側の人間は、現状を変えようと願い、自らの理想が世の中に理解され、世の中を変えられると基本的に思っています。それ自体は当然で、そう思えないなら、野党をやる意味はありません。しかし、理想が人々に伝わり、現実が変わる速度は、決して自らが考える程、速くはありません。

 れいわ新選組がとった「候補者擁立戦略」の理想は、 ・・・ログインして読む
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https://webronza.asahi.com/politics/articles/2019072300006.html
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/600.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 「理不尽なことに怒ることを忘れた」 ― 有権者さんとの対話(澤藤統一郎の憲法日記)

 ようやく探し当てました。アナタですよ。アナタが加重平均的有権者その人なんです。どうしてって? いろんな指標で国民の意見分布を数値化して、それぞれの中位点を見定める。数ある中位点群のちょうど重心に位置しているのがアナタ。だから、アナタが、典型的有権者。あるいは「ザ・有権者」。有権者全体の意見を代表している。
 そのアナタにお聞きしたい。問い質すつもりも、問い詰めるつもりもありません。ひたすら、ホンネを聞かせていただきたい。どうしてアナタは、右翼につながる安倍政権を支持するんでしょうか?

なぜって? 理由が必要ですか? ただ、なんとなくですよ。そう、なんとなく。
別に熱烈に安倍さんを支持するわけじゃない。と言って、別に安倍内閣で大きな
不都合もないようだし…。今あるこの社会の空気にしたがって、自民党でいいん
じゃないかって感じ。

 ほかの政権選択肢は考えられませんか? たとえば、今の野党各党の連立政権とか、自民党以外のどこかの党を核にした政権とか。

現実味ないでしょう。世の中の仕組みは、もう固まってしまってますからね。
10年前の民主党ブームが例外現象。結局うまく行かなかったでしょ。自民党
政権が、この国の宿命みたいなもんじゃないですか。

 今回の参院選では、アベノミクスの当否が争点のひとつでした。アナタには、アベノミクスの恩恵を受けているという実感がありますか?

そんな実感は、ありませんね。でもね。アベノミクスをやめたら家計が潤うだろ
うという期待もないんですよ。だいたい、経済政策で生活が左右されるという実
感自体が乏しい。

 うーん、どうしてなんでしょう。与党と野党で、ずいぶん政策が違うように見えますが。税金を、どこからどのように取って、どのように使うか。

どんな公約を掲げた、どんな政権ができようとも、どうせ同じようなことしか
できないでしょう。政権が代わったところで、やれることの幅は小さい。世の
中の仕組みを大きく変えることなんてできっこないでしょうから。それなら、
冒険せずに無難な選択をということですね。

 でも、アナタの経済的実状で、安倍政権の年金政策や消費増税を支持することができますかね。

そりゃあ、年金には大いに関心ありますよ。受給額は多ければ多い方が良い。
でもね、所詮無理なことはできないでしょ。高齢化に少子化が重なるんだから、
我慢するところはしなけりゃね。消費税もおんなじ。税金は安いに越したことは
ないけど。それでは国がやっていけないというんだから、多少の増税はしょうが
ない。もっとも、自民党の具体的な政策は良く知りませんがね。

 安倍政権が続けば、経済でも防衛でも、アメリカに揺さぶられ、押し切られて、だんだん苦しくなりませんか。

なんだか、そうなりそうですね。トランプさんは、アメリカの利益オンリーです
からね。でも、相手がアメリカではしょうがない。そんなに極端なことにはなら
ないでしょうしね。

 安倍内閣もしょうがない、アメリカもしょうがないですか。原発再稼働はどうですか。

これもしょうがない。長年積み上げてきたことですから、将来の課題としてなら
ともかく、すぐにこれをご破算してゼロベースからのスタートは難しいでしょう。

 森友や加計問題で、安倍首相による「政治の私物化、行政の私物化」の疑惑が大きく問題になりましたね。「ウソとごまかしの安倍政権」はごめんだという声は高い。安倍さんには退場してもらった方が良いとは思いませんか。

そのときどきの報道には、腹を立ててきましたよ。確かに、安倍さんの態度は良
くない。麻生さんもヒドイ。丁寧に説明するとよく言いますが、ポーズばかり。
不誠実な人だとは思います。けっして信用できる人ではない。それでもね。ガラ
ガラポンと、政権を変えてしまうのは不安なんですね。やっぱり慎重でなくっちゃ。

 安倍さんの憲法改正提案はどうですか。

正直言って、賛成か反対かに悩みます。どうしたらよいものやら。もちろん、
戦前息苦しい時代に後戻りしたくはありません。戦争を繰り返すのは、ごめんだ。
だから、9条を変えてはならないという訴えはよく分かります。でも、「非武装
中立で国の安全が保てるか」と切り込まれると不安を感じますし、最低限の武力
は必要ではないかとも思います。それなら、自衛隊を憲法に書き込むだけという
安倍さんの提案を信じたいという気持にもなります。でもまた、「憲法をいじると
副作用が大きいぞ」と言われると、それもそうだな、と揺れ動きます。安倍さん
は信用ならぬ人ということもあります。ですから、結論を急ぐことではない。ゆっ
くりと後回しの議論で良いと思います。

 それで、アナタは結局どう投票したのですか。

どうせ自分の1票で何も変わるはずもないのですから、棄権しようかと思ってい
たんです。でも、会社の関係で投票したことを報告しなければならなかった。
だから投票には行きました。すぐに改憲ということではないでしょうから、積極
的に安倍首相不信任の投票をする必要はない。でも、万が一国会で具体的手続が
始まったら困るから、改憲発議に必要な3分の2の議席は、改憲派に与えたくは
ない。そんな私の気持ちのとおりの開票結果でしたね。

 沖縄の問題、とりわけ辺野古基地建設はどうですか。

安倍政権のやり方は強引ですね。沖縄の人はお気の毒ですよ。お気の毒ですが、
沖縄の地理的条件を考えると、沖縄への基地集中はやむを得ません。沖縄へは、
手厚い経済援助で我慢してもらうしかないのではありませんか。

 さて、選挙が終わったいま、あらためて政府や国会に一番力を入れてほしい政策として、何を望みますか?

朝日の選挙後の世論調査のとおりですよ。
まずは、「年金などの社会保障」(朝日調査38%)で、
次が、「教育・子育て」(同23%)ですね。
それから、「景気・雇用」問題、(同17%)
以上の切実な問題ばかりで、合計78%に達しますね。そんなものでしょう。
調査は5択で、4番目が「外交・安全保障」(同14%)となっています。
「憲法改正」(同3%)は最下位で、国民が憲法改正の議論を優先課題として
いるとは到底考えられません。

 なんとなく、アナタの考え方は分かりました。あれもこれも、仕方がない、しょうがない。どうせ自分の意見や行動で、政治を変えられっこない。とすると、棄権するか、空気を読んだ現状維持の投票行動になると言うことですね。けれど、身近なテーマでは安倍政権に不満はけっこうあるんですよね。このままで、いいんでしょうか。

このままで良いのかって、あんまり真剣には考えませんね。だいたい、政治とい
う分野がマイナーなんですよ。政治を熱く論じるなんて、ダサいことじゃないで
すか。「この社会で生きている以上、主観的に政治には無関心でも、客観的に無
関係ではいられない」とか、「無関心派は与党の応援団になっている」とか聞か
されるけど、胸に響かない。働くのに忙しいばかりで、政治に積極的関心を持つ
ゆとりもないんです。

 自分たちの力で社会を変えていこうって、ワクワクすることではありませんか。政治にロマンを感じませんか。

スローガンだけ並べられても、その実現のイメージを描けませんね。不平や不満
はあっても、我慢できないほどではない。それより、何かを主張して、トゲトゲ
しい雰囲気になるのがイヤですね。穏やかに暮らしたい。多少の理不尽なことに
は、怒ることを忘れてしまいましたよ。

(2019年7月24日)

http://article9.jp/wordpress/?p=13018
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/601.html

記事 [政治・選挙・NHK263] マガ9レビュー:『新聞記者』(2019年日本/藤井道人監督)
By マガジン9編集部 2019年7月24日

 歯切れが悪い。全体のトーンは暗く、語り口は抑揚に乏しい。物語が進むほどに気分は滅入っていく。

 深夜の東都新聞社に大量のファクスが届くところから物語は始まる。政府による大学新設計画。それは首相の特別案件であり、しかも大学の隠れた目的は軍事研究である疑いがある。このプロジェクトの現場責任者である高級官僚の神崎が、不正を世間に公表するため、匿名で新聞社に送ったのであった。

 公僕としてのモラルよりも上司の指示を優先した自分を責めた上での決断だったが、彼は霞が関に並ぶ省庁の建物の屋上から身を投げる。

 私は当初、この作品から、古くは『大統領の陰謀』、最近では『スポットライト 世紀のスクープ』や『記者たち 衝撃と畏怖の真実』といった映画が描く、権力からの圧力に屈しない新聞記者が真実を突き止めていくストーリーを期待していた。ニクソン大統領の指示による政敵への盗聴、カトリック教会の神父らの児童に対する性的虐待、そして政府が嘘で固めた大義をもって始めたイラク戦争……。これらの映画では、アメリカの正義漢たるジャーナリストたちが地を這うように取材を重ね、権威をふりかざす者の欺瞞を白日の下にさらすのである。

 『新聞記者』に手に汗を握る小気味よいテンポはない。行きつ戻りつ。私たちが目にするのは、たとえば、内閣情報調査室のスタッフが、政府に批判的な人物のツイートに淡々と悪罵を書き込む姿である。

 この国の民主主義は形だけでいいんだ――内閣情報調査室の現場トップの多田は、組織ぐるみの不正に異議を唱える部下の杉原にそう言って憚らず、それと同じ口調で子どもが生まれた杉原に祝いの言葉をかけながら、無表情で祝儀を渡す。不気味な口封じに抗するように杉原は職場から機密情報を持ち出し、それを受け取った日本人の父と韓国人の母をもつ新聞記者、吉岡エリカが一面でスクープする。

 しかし、吉岡エリカはボブ・ウッドワードにはなれない。権力は複雑な搦手で個人の良心を押しつぶし、自由を奪っていくのである。

 上述のアメリカ映画は、すでに真実が明かされた過去の事件を物語にしたものだ。一方、この映画は、いまこの国で起こっていることを現在進行形で追っているので、起承転結のストーリーが成り立たない。

 歯切れが悪いのはそのせいだ。しかし、それこそがこの作品を高く評価する理由である。

(芳地隆之)

https://maga9.jp/190724-4/
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/602.html

記事 [政治・選挙・NHK263] <れいわが始動!>8月1日新宿で山本太郎がみなさんに決意表明!  






8月1日新宿で山本太郎がみなさんに決意表明!
https://85280384.at.webry.info/201907/article_266.html
2019年07月24日 半歩前へ

たった3カ月で台風の目となった山本太郎と「れいわ新選組」

政党と認知された途端、メディアが山本太郎を追っかけ回す。

選挙中と選挙後 マスコミの扱いが月とスッポン以上の違いだ。

山本太郎に休みはない。次の衆院選に向けて走り出した。

そこで応援団の皆さんに太郎が決意を示したいそうだ。これは見逃せない。

************************************

「れいわ新選組」からのお知らせ

#れいわが始まる
山本太郎 街頭記者会見
8月1日(木)19時〜
東京・新宿駅西口小田急デパート前

ご家族、お友達お誘い合わせの上、ぜひお越しください。
遠方の方は、近くにお住まいのお知り合いへ広めてください!

※ボランティアでお手伝い下さる方は、18時に現地へお集まりください。 pic.twitter.com/uNWUClSUnr






















http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/603.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 危険水域!高齢者が目立った共産党の街頭演説! 
危険水域!高齢者が目立った共産党の街頭演説!
https://85280384.at.webry.info/201907/article_269.html
2019年07月25日 半歩前へ

 共産党は今度の選挙で比例区の得票を前回から153万票減らした。議席も減った。長期低落傾向に歯止めがかからない。

 党員、支持者の高齢化が加速。街宣に集まった人たちも高齢者が目立った。このままだと共産党が社民党の二の舞になるのは避けられない。危険水域に近づいている。

 フェイスブックに共産党について貴重な声が載っていた。単なる共産党批判ではなく、愛情がこもった提言だ。一般市民の多くが同意見ではないか。

******************************

(原文のまま)

こうなると共産党の存在意義が問われてくるな。

いつまでたっても「共産」の名を捨てる事が出来ず、多くの国民から

嫌悪感を抱かれ、ごくごく一部の国民からの支持しか得られていない。

 若者の党員や支持者は減りこそすれ増える事は無いので、地方の選挙応援

を見ていても高齢者ばかり。

そして今でも勝ち目の全くない選挙に立候補者を立てているので、

自民党の補完勢力と揶揄される始末だ。過去の選挙で共産党が立候補者を

立てなかったら、一体どのくらいの野党候補が勝利した事だろうか。

 言ってる事はとても素晴らしいし、実現してもらいたい事ばかり

だが、現実を正面から受け止めてみると、国民からの支持は大幅に増えるどころか、

減ってしまってるし公明党の足元にも及ばなくなってきている。

 党名を変える事から始めないと、この先も共産党に目は無いし、

共産党と言う看板を外さない限り、れいわ新撰組にとっても力強い味方には

なれないと思う・・・

 政策も文句無いし各市町村議員と国会議員の皆様が、とても素晴らしい

人達なのも知っています。それだけに残念です。



http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/604.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 記者座談会 れいわ新選組がこじあけた扉 反撃の狼煙(のろし)は上がった(長周新聞)
長周新聞 2019年7月24日


■次の衆院選に向け動き出す

 参院選が終わり「自公過半数」として政治構造には何ら変化がなかったかのような澄ました空気のなかで、またぞろ安倍政府が「次は改憲」などといい始めている。今回の選挙はれいわ新選組の台頭が物語っているように、旧態依然とした政治構造に風穴があき、潮目が変わる瞬間となったことを強く印象付けるものとなった。選挙結果は何をあらわしているのか、議席数だけでは推し量ることのできない変化について、記者座談会で分析してみた。

https://www.chosyu-journal.jp/wp-content/uploads/2019/07/DSC5821.jpg

 A まず結果をどう評価するかだが、大手メディアを見ていると「自公改選過半数」「与党勝利改選過半数」「首相 改憲議論を加速 “審判下った”」等等、まるで自民党が勝ったかのようなとりあげ方に終始している。自民党としては改選議席67から当選者は57と10議席減らしている。参議院の245議席のうち113議席へと減り、単独過半数割れに逆戻りした。比例票は前回16年の参院選から240万票減。全有権者に占める絶対得票率は16・7%。第二次安倍政権発足後の最低だ。これらは明らかに自民敗北といえる数字だ。さらに公明党の瓦解状況も顕著で、比例票は16年の前回参院選では757万票あったのが653万票と100万票も減っている。それで自公に維新を足しても改憲勢力として必要な3分の2(164議席)にも達しなかったのに、なにが「改憲議論を加速」かだ。安倍晋三の精神勝利法(阿Q正伝)的思考に引きずりこまれているかのようだ。

 にわかに「国民民主が改憲に前向きで安倍自民党と手を握る」という話もとり沙汰されているが、それはそれで欺瞞的な姿を自己暴露し、次の衆院選で審判が下されるだけだ。選挙が終われば、あとは永田町の合従連衡(がっしょうれんこう)の論理だけで物事を動かせるというなら、これほど有権者や国民を愚弄した話はない。

https://www.chosyu-journal.jp/wp-content/uploads/2019/07/31db3a2e6e5b0303fd3041b7b8360373-768x307.jpg 
2019年参議院選挙の結果

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参院選での絶対得票率

 B 立憲民主が8議席増やして改選前の24議席から32議席に増やしたのも特徴だ。そして、無所属とはいうものの野党共闘などによって自民現職を撃破した候補者たちも複数が当選を果たした。滋賀県の嘉田元知事であったり、秋田県の寺田静、山形県の芳賀道也、岩手県の横沢高徳、新潟県の打越さく良、大分県の安達澄、沖縄県の高良鉄美などがそうで、いわゆる野党系は議席を増やした。沖縄はさすがというか、オール沖縄の盤石な力を見せつけた。立憲所属ながら消費税廃止を訴えた宮城県の石垣のりこ、格闘家からの転身となった立憲の須藤元気など、新鮮な政治家も幾人かが選挙を勝ち抜いて登場した。今後の政治活動が注目されるのではないか。「自公過半数」は確かに事実ではあるが、大手紙はこの選挙で起こった変化や特徴を覆い隠すような表現として、主見出しやそで見出しまで含めて紙面を構成している印象だ。極めて巧妙な形で。

https://www.chosyu-journal.jp/wp-content/uploads/2019/07/262c8ff77585bce767da5cd6c140c293-600x546.jpg 
自民党の絶対得票率の推移

 C 何といってもこの選挙で台風の目になったのは、山本太郎が立ち上げたれいわ新選組だ。街頭から地べたを這うようにして旋風を起こした。選挙戦略としても相当にキレている印象で、街頭演説で引きつけていく力は洗練されていた。よく政治家は選挙を通じて街頭で鍛えられるというが、一つ一つの言葉への反応や空気を捉え、聴衆と向き合っていくなかであのスタイルが確立されたのだろう。他の候補者にしても不条理な政治によって苦しんできた各分野の当事者たちの演説は、気持ちも含めて伝わってくるものがあった。見事なたたかいぶりだった。街頭演説はどこでも大群衆が集まって、他の政党には真似できないほどの動員力を誇っていた。現場の空気からして自民党が組織動員で集めるのとはまるで異なっていた。熱気が違うし、「太郎頑張れ!」の思いを持った一般の人人が、老若男女を問わずに演説に聴き入っていた。みんなが本気なのだ。

https://www.chosyu-journal.jp/wp-content/uploads/2019/07/taro-768x512.jpg

 四谷本部事務所には期間中、名前を記帳してビルの中で作業をしたボランティアスタッフだけでも3700人にのぼったという。会社帰りにサラリーマンが手伝いに来たり、無数の人人が彼らを押し上げようと自分にできることを通じて支えていた。政治に期待できるものがなにもないなかで、一つの光明のように捉えられていた。困っている国民を幸せにするために政治がある−−。これは本来なら当たり前の話なのに、現実には権力者や金持ちのためだけに政治が機能し、国権の最高機関である立法府が一部の者の飼い犬に成り下がっている。そんなのおかしいじゃないか! と野良犬上等で声を上げ始めた。

 D ネット上では注目されていたものの、それだけでは上滑りする恐さもある。だからリアルに人と人がつながっていくことを意識していた。公選はがきを送ったり、実際の得票につないでいく努力を重ねた結果、立ち上げから3カ月にして国政政党としての要件を軽軽とクリアし、次期衆院選への有利な基盤をつくった。1議席でも2議席でもいい。今回の選挙はとにかく分厚い壁に穴を開けたことに意味がある。そして次の衆院選には100人規模を擁立し、さらにその次の参院選など含めて本気で政権をとりに行こうと動き出している。寄付は4億円を突破し、その後も増え続けている。政党交付金もないゼロからの旅立ちに対して3万人以上がおカネを出して支え、みんなで国政政党を立ち上げるところまでいった。すごい力だ。山本太郎の求心力もすごいが、本気でやろう! という要求が鬱積していたからこその爆発力だと思う。

 何らかの旗やスローガンを振り回して「オレがすごい! みんなついてこい!」みたいなのをいくつも見てきたが、独りよがりで誰もついていかないケースがままある。笑えないが右にも左にも実に多い。自惚れと幻想の世界を彷徨って自己の承認欲求を満たし、他者にマウントをかけて大喜びするのを生きがいにしていたが、気付いたら年老いて、社会の片隅で少数派として身を寄せ合っていた−−とか。そうではなくて、小難しいカバチ(屁理屈)を垂れるわけでなく、みんなに届く言葉でもって、みんなのためにたたかうんだという嘘偽りのない姿勢に共感があった。誰のために政治をするのか、誰のために自分たちは行動を開始したのか−−。みんなのためなのだ。これは理屈ではなく性根の話だ。

 このれいわ新選組旋風を黙殺して何が報道かと思う。彼らは明らかに地殻変動を起こしていた。その目撃者として読者や視聴者にあるがままを伝えられないというのは、ジャーナリズム失格でもあるが、同時に可哀想だなという思いしかない。開票を見守っているれいわ新選組の会場にもたくさんのメディアが来て取材していたが、「あなたたちはなぜ報道しなかったのか」と逆質問を浴びて困っていた。現場の記者たちに罪はないが、大手メディアは統一司令部の指示でもあるのかと思うほど黙殺に徹していた。

 選挙期間中は地上波、あるいは大手紙にとりあげることで旋風に風を送ってはならないという明確な意志を持っていたようだ。そして開票後になって恥ずかし気もなく「台風の目でしたね!」などと声をかける。ずるい黙殺や問題のすり替えはお家芸なのだ。

 C 山本太郎及びれいわ新選組の面面はなにを発信しているのか、本紙でも丁寧に演説内容を紹介してきたので重複は避けるが、読者のなかでも「山本太郎、いいこといってるじゃないか」「これまであまり良い印象がなかったが、実際の演説内容を読んで見方が変わった」という意見も多かった。あるいは大西つねき氏の演説も随分注目されていた。経済問題への関心は高いが、動画を見るだけだと右から左に流れてしまいがち。文字だと何度も頭を整理しながら考えられるという側面もあったようだ。

 A 困難な状況に置かれた国民のために本気でたたかう政党になるんだという気迫が世論を動かしていった。その本気度が既存政党との明確な違いであったし、他の野党の存在感が霞むほど目立っていた。野党側からは自分たちの基盤を食われると文句が出ていたが、れいわ新選組としてはそのような小さな枠のなかで支持者を奪い合うというちんけな話ではなく、「われわれは最も可能性のある選挙に行かない5割に支持を広げに行く」という戦略だった。そして実際に、これまで選挙に行ったことがない層も含めて初めの一歩を動かした。

 れいわ事務所に詰めていた電話対応スタッフ曰く、「比例票はどう書いたらいいのか?」「投票所の前まで来たのですが、どうしたらいいのですか?」「山本太郎と書けばいいのですか? れいわ新選組と書けばいいのですか?」など投票の仕方を尋ねる問い合わせが相当数あったという。つまり、選挙に行ったことがないが行ってみようと思った人たちの反応だ。

 全体としては異様なる低投票率だったなかで、どれだけの人人を動かせたのかは未知数だが、比例で228万票、うち山本太郎の個人得票だけでも99万票という驚異的な数字を叩き出した。99万票を得て落選というのもすごい話というか、選挙制度の歪(いびつ)さを映し出してもいるが、そのような選挙制度をあざ笑っているようにも見える。むしろ山本太郎が自分の議席にこだわっていないところが潔い。結果的に、本命であろう次の衆院選で再び本人自身が暴れられる。その他の仲間とともに。そして必然的に「太郎を国会へ!」の力がより強く動くことになる。おおいに大暴れして欲しいと思う。

■国民のための政治へ 選挙行かぬ5割が鍵

 D 異様な低投票率が物語っているように、5割が選挙に行かず「無関心層」などといわれている。政治不信がすごいことになっている。無関心というより、政治や選挙と切り離れた分断された層のようにも見える。この国の選挙は5割が棄権するなかで17%の自民党(今回の選挙では16%台に突入)、公明党をあわせても支持率24〜25%の勢力が国会の大半の議席を独占し、好き勝手する状況が続いている。選挙に行かない5割にアクセスした政治勢力こそがもっとも伸びしろがあり、1割でも2割でも動かしたときには巨大な山が動く。3割の支持を得たときには、自公政権など吹っ飛ぶ。そして新しい政治勢力が台頭していくことができる。この巨大な山登り? 山崩し? の端緒を切り開いて、一歩を踏み出したところに価値がある。参院選で示された支持基盤を2倍にも3倍にも、いやもっとスケール大きく捉えながら拡大していけば流れは変わる。潮目が変わると、それまでとは真反対に激流となって動き出す。一つの突破口をつくった意義は大きい。

 C 低投票率のおかげで国会の圧倒的議席を総なめにでき、寝た子を起こさない選挙によって政権与党の座が確保される。情けない話ではあるが、一強などといいながら低投票率に味をしめている。これは自民党の足腰がかつてなく弱まっているなかで一つの戦法になっている。劇場型で世論を目くらましして票をかっさらっていくか、あるいは無風状態にして、しれっと選挙を済ませてしまうかの二刀流をくり返している。なぜか? それほどまでに自民党が弱体化してしまっているからだ。しかし、そうはいっても大企業や組織の動員票で17%(今回の選挙では16%台に突入)はかつかつ組織しており、これをこえるものがいない限り一強は続く。従って、今の政治構造を土台からひっくり返したいという場合、政治勢力としては万年野党で飯を食って行ければいいというような怠慢では話にならず、選挙に行かない5割とつながっていくことにしか未来はない。そこに遠慮や忖度なしで思い切り挑戦し始めている。つまり、まだまだ伸びしろがあるということだ。

 A 自公に対抗して結集軸として存在する政治勢力がいないなかで、現状では野党が細細と分散して自民党が楽勝を決め込んでいる。政権交代が起き得るような状況の選挙ではなく、おおよその結果はこんなものだろうというのが余計にでも幻滅させ、有権者を投票所から遠ざけている。5割の有権者から見て、政治に期待が持てないという意識は現実にあるわけで、それを「無関心なのがけしからん」と敵視したところで始まらない。期待を抱かせ、心の底から応援したいと思える政治勢力が選択肢として存在していないのだ。

 よく「野党がだらしない」と書くと怒って文句をつけてくる人もいるが、与党がむちゃくちゃであると同時に、野党も馴れ合いと予定調和で出来上がっているではないか。法案が通過する際の「私たち反対してます」アピールの茶番でも、申し訳ないが嘘くささしか感じないし、学芸会みたいなものだ。そのように本気でないことが見透かされている。投げ与えられた議会制民主主義は既に壊死している。れいわ新選組の台頭は、そこを乗りこえて「本気でたたかう」ことへの共感が大きいことを示しているのではないか。

 B 民主党が大裏切りをして下野し、野田が自爆解散によって大政奉還して第二次安倍政府が6年続いた。民主党になろうが自民党になろうが、どの政党が与党になっても財界とアメリカの犬みたいな政治が実行され、原発政策、TPP、米軍基地問題、消費税増税などどれをとっても国民が苦しむ方向で事が動いていく。売国政治が止まらない。誰のために政治が実行されているのか? 現状では誰が見ても財界や米国のためであり、国民のためではない。

 その結果、例えば21世紀のこの時代に、子ども食堂が全国で爆発的に広まるほど、ご飯が食えない子どもたちが増え続けている。貧困だからだ。「北朝鮮は核開発にお金を注ぎ込んで国民を飢えさせている」などというが、北の3代目ならぬこちらの3代目・安倍晋三も大差ないではないか。トランプから武器ばかり買わされて、この国の子どもたちは飢えている。下関のある子ども食堂に行くと、2〜3日なにも食べられずに辛抱していて、カレーライスを3杯もおかわりする子どもがいた。子どもたちがお腹をすかせているような状況は、その社会を形づくってきた大人たちは恥じないといけない話だ。世が世であるだけに、地域で皆の力によって支え合って生きていこうとしているが、国民を飢えさせないのは政治の責任だ。貧困社会というが、みんながカネがなくて貧しいのと同時に、カネのある者の精神世界も貧しい。

 A 誰のために政治が機能しているか? 問題は単純だ。国民生活に思いが至らない者が国民のことなどお構いなしに政治を司っているのだ。同じように大手メディアはなぜれいわ新選組を黙殺したか? スポンサーである大企業を擁護して広告収入を得るためであり、国民に真実を伝えるという本来の任務を放棄して、食うために黙殺する。その取捨選択の基準はビジネスだ。れいわ新選組のような勢力が拡大して政権奪取でもすれば、スポンサーである大企業は困るので、飼い主である大企業や財界の安寧が損なわれないように、現状の政治構造が犯されないように機能する。誰のためにメディアが機能しているか? これも単純だ。恐らく次の衆院選でも黙殺に徹することは間違いない。しかし、そんなことは百も承知のうえで、岩盤にドリルで穴を開けていくほかない。小さな穴はあいたわけで、あとはみんなでゴリゴリこじ開けていく感じだろうか。いずれにしても今回の選挙では政党要件を満たした時点で勝利といえるわけで、次の衆院選は俄然面白みを帯びてきた。みんなして薪をくべて炎上させていけば、巨大な松明になって暗闇を照らし出せるかもしれない。

 B 今回のれいわ新選組のたたかいを支えるために、実は本紙からも複数名の記者が東京に出向き、20日間近く四谷事務所でボランティアスタッフとして参加してきた。これは応援するとかの話ではなく、みんなにとって自分自身のたたかいだという思いで参戦してきた。小倉や広島での山本太郎本人の演説で本気さと気概を感じ、これは同じ時代を生きる20〜40代として本気でいっしょにたたかわないといけない、日本社会にとっての分水嶺だと思ったからだ。くたびれた政治状況に渇を入れ、泥まみれで立ち上がっていく彼らに全力で援護射撃しなければと思ったのが動機だ。

 金銭的には無理できないなか、可能な限り負担を少なくするべく東京滞在中の住まいを世話して頂いたり、読者の皆様からの物心両面の支援に支えられて実現できた。この場をかりて感謝申し上げたい。そしてより発信力を強めるよう努力もして、煽り続けていきたいと思う。大手メディアのように大企業や権力に迎合せず、飼い慣らされずに野良犬上等で自由に書き続けていくし、なにより志を同じくする者としておおいに連帯して、次の衆院選で爆発力が生み出せるよう頑張っていきたい。あの2議席は反撃の狼煙(のろし)みたいなもので、誰もなにも満足していない。もっと大きい事を見据えて、挑戦は始まったばかりなのだ。

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https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/12489
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記事 [政治・選挙・NHK263] 読売新聞はなぜ「財務省 不起訴へ」を書いたか? 相澤冬樹(大阪日日新聞論説委員・記者)
読売新聞はなぜ「財務省 不起訴へ」を書いたか?
https://news.yahoo.co.jp/byline/aizawafuyuki/20190724-00135514/
7/24(水) 18:42  相澤冬樹 | 大阪日日新聞論説委員・記者(元NHK記者)


大阪地検前で財務官僚の起訴を求める木村市議と仲間たち(撮影・相澤冬樹)

 きょう24日読売新聞が出した「佐川元長官や財務省幹部ら、再び不起訴へ…大阪地検が捜査終結」の記事。捜査当局が捜索や逮捕など節目の判断に踏み切るときに直前に出すこういう記事を「前打ち」と呼ぶ。すぐに結果がわかることを一刻一秒を争って出すことに何の意味があるのか、という批判もあるが、私自身、NHKの記者としてこの種の前打ち記事にも力を尽くしてきた。これが担当記者の純粋な取材努力によるものならば、そして内容が真実ならば、事実を先駆けて伝えたということで賞賛したいと思う。だが、これはそういう「記者の努力」によるものなのだろうか?

読売新聞が2度「財務省不起訴へ」を前打ちした意味

 皆さん、覚えておられるだろうか?去年5月、大阪地検特捜部が森友事件で告発されていた佐川氏をはじめとする財務官僚ら全員を最初に不起訴処分にした時。あの時も、読売新聞が2週間ほど前に「不起訴へ」という前打ち記事を書いたことを。これは記者の努力なのか?

 読売大阪社会部はかつて検察取材に強かった。伝説になっているくらいだ。だが今は違う。私は当時NHK大阪放送局の司法担当記者だったが、検察取材に関して読売を怖いと感じたことはなかった。産経は警戒していたが。

 実際、読売はその前打ち記事の直前に「籠池被告 詐取認める方針」というトンデモ記事を書いている。もちろん籠池氏は一貫して起訴事実を認めていない。検察幹部もあきれかえる大誤報だ。それくらい取材ができていない新聞社が、この前打ち記事だけ取材できるということがあるだろうか?

 とするとこの記事も去年の記事も、いずれもいわゆる権力側の「リーク」ではないのかという疑念が生じる。権力側が世論の地ならしのために特定のマスコミを使って行う「リーク」。そうではないと言うなら、ぜひこの記事を書いた読売の記者に聞いてみたい。

森友事件の火付け役が黙っちゃいない!


大阪地検前で訴えかけた木村市議(撮影・相澤冬樹)

 この読売新聞の不起訴報道に鋭く反応したのが、大阪・豊中市の木村真市議だ。森友学園への国有地売却金額を近畿財務省が開示しないのはおかしいと裁判を起こし、森友事件に火を付けた当人だ。木村さんはさっそくきょう、大阪地検前で仲間たちとともに街頭宣伝活動を行った。

「国有地の安値売却は誰がどう見ても背任でしょう。これ以上ないって言っていいほどの背任でしょう。それをなぜ起訴できないんですか?そして公文書改ざん。これがどうして犯罪じゃないんですか?市民は誰も納得しませんよ。これを不起訴にしたら検察の信頼は地に落ちますよ。検事の皆さん、検事になった時の志を思い出して下さい」

 この後、木村さんは検察庁の庁舎に入って担当の事務官と面談した。木村さんたちの「読売の記事は本当なのか?」という問いかけに、担当者は「その件は何も言えません」という答えに終始したという。だが、大阪地検トップの検事正に自分たちの声を伝えてほしいという要請には「わかりました。伝えます」と答えたという。

大阪地検の検事正は公務員の背任立件経験者


大阪地検検事正はこの建物の21階にいる(撮影・相澤冬樹)

 大阪地検の検事正は北川健太郎氏。大阪地検特捜部の経験者だ。北川検事正は10年以上前、高知地検ナンバー2の次席検事だった。その時、高知地検は高知県の副知事を背任罪で起訴している。ところが北川氏が大阪地検特捜部に戻った後に、一審で無罪判決が出る。北川氏は長期応援の形で高知地検に戻り、控訴趣意書を書いた。その後、この副知事は二審で有罪となっている。

 私は、公務員の背任を立件した経験のある北川検事正なら、財務官僚らの背任事件もやってくれるのではないかと密かに期待していた。それが1度ならず2度も不起訴の決裁をすることになるのか?皆さんも注目してほしい。

 そして、読売新聞が2度に渡って「不起訴へ」を前打ちした意味を考えてほしい。私たちはそういう時代、そういう世の中に生きているということを深く注意する必要があるだろう。

【執筆・相澤冬樹】


木村市議の「起訴してほしい」の訴えは大阪地検に届いたか?(撮影・相澤冬樹)



相澤冬樹
大阪日日新聞論説委員・記者(元NHK記者)

1962年宮崎県生まれ。1987年NHK記者に。山口、神戸、東京、徳島、大阪で勤務。神戸で阪神・淡路大震災を取材。大阪でJR福知山線脱線事故を取材。大阪司法記者クラブ担当の2017年に森友事件に遭遇して取材を進めるが、2018年記者を外されてNHKを退職。この時の経緯を「安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由」(文藝春秋刊)という本にまとめた。現在、大阪日日新聞に務めながらYahoo!ニュースをはじめ日刊ゲンダイや週刊文春など様々な媒体で記事を書いている。
















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記事 [政治・選挙・NHK263] <重大局面>ボルトン米大統領補佐官が「有志連合に参加するよう」圧力!参加を決めればイランとの関係破綻は確実&日本が危険な状況に…(ゆるねとにゅーす)
【重大局面】ボルトン米大統領補佐官が「有志連合に参加するよう」圧力!参加を決めればイランとの関係破綻は確実&日本が危険な状況に…
https://yuruneto.com/bolton/
2019年7月24日 ゆるねとにゅーす

※キャプチャー



ボルトン氏、有志連合で河野外相らと協議

日本を訪問しているボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は22日、河野太郎外相や岩屋毅防衛相らと相次いで会談した。イランや北朝鮮など地域情勢をめぐって意見交換した。日本側の説明によると、ホルムズ海峡を航行する民間船舶の安全確保をめざして米国が同盟国に協力を呼びかけている有志連合などを巡って協議した。

日本外務省によると、ボルトン氏は河野氏との会談で「地域や国際社会の様々な課題について日米で緊密に連携したい」と述べた。岩屋氏との会談では「2国間の同盟を強化するうえで非常に重要な局面を迎えている」と指摘した。日本側に有志連合への協力を要請した可能性がある。

ボルトン氏は岩屋氏との会談後、記者団に「日米同盟をどのような形で前に進めるか話した。協議は数日、数週間続くだろう。結果について楽観的だ」と強調した。岩屋氏は有志連合について「具体的な中身の説明はなかった」と述べ、「政府全体で対応について考えることになる」との認識を示した。「日米同盟の役割、分担について踏み込んだ議論をしていこうという話だった」とも語った。

〜省略〜

【日経新聞 2019.7.22.】


安倍政権が参院選後にまた手のひら返し! ひた隠しにしてきた“ホルムズ海峡への自衛隊派兵”を事実上決定

やっぱり“急加速”させてきた。中東ホルムズ海峡をめぐる“自衛隊のイラン派兵”のことだ。参院選投開票翌日の22日、来日中のボルトン米大統領補佐官が、官邸の谷内正太郎・国家安全保障局長、岩屋毅防衛相、河野太郎外相と相次いで会談。日本の「有志連合」参加について具体的に話し合われたと見られている。

周知の通り、米国とイランとの緊張の高まりを背景に、トランプ米大統領はホルムズ海峡の「航行の自由確保」を名目として、軍事的な「有志連合」の結成を各国に呼びかけた。つまり、米国を中心にした多国籍軍に入って軍事行動に協力しろ、と日本も迫られているのだ。

ところが、安倍政権は姑息にも、“自衛隊の海外派遣”が参院選の争点にならないよう、この間、有志連合参加の件を徹底してはぐらかしてきた。

たとえば、菅義偉官房長官は12日の記者会見で、米国から有志連合参加の打診があったかについて「イラン情勢について日米間でさまざまなやりとりをしているが、内容は控えたい」とごまかした。また、岩屋毅防衛相は16日の会見で「現段階でホルムズ海峡へ自衛隊を派遣することは考えていない」とコメント。西村康稔官房副長官も、17日の会見で有志連合について聞かれ「米国をはじめ関係国と連携しつつ、中東における緊張緩和と情勢の安定化に向けて外交努力を継続したい」と述べるにとどめていた。

だが、すでに選挙期間中には“日本の有志連合参加”は既定路線になっていたとみて間違いないだろう。実際、12日には米国務省のスティルウェル次官補が谷内正太郎・国家安全保障局長や外務省、防衛省幹部らと会談。政府は内容について公にしていないが、これは、すでに水面下の実務的なレベルで協議されていたことに他ならない。ようするに、安倍政権は参院選に影響を与えないように、この間、国民にひた隠しにしてきたのである。

まったく、卑劣にもほどがあるが、このまま日本が有志連合へ参加することになれば、物資運輸等の後方支援や救護活動程度ではすまされないだろう。米国と安倍政権は、自衛隊を直接、ホルムズ海峡に派遣し、集団的自衛権の行使という展開にもっていこうとするのは確実だ。

〜省略〜

【リテラ 2019.7.23.】


自衛隊とイラン革命防衛隊の交戦「現実味帯びる」。米軍主導の有志連合参加が意味すること

〜省略〜

自衛隊がイランの革命防衛隊と戦う日

しかし、このアメリカの提案は、各国の参加を容易にするためのタテマエにすぎない。例えば、自国船あるいは自国企業が運航する船舶に対する警護の実施の判断は、参加各国に委ねられているとはいえ、実際そこに危険があるわけだから、警護しないわけにはいかないだろう。
また、目の前で他国の民間船が襲撃を受け、救助を要請された場合、人道的見地からして断るのは難しい。現実には、民間船舶を守らざるを得なくなる。
さらに言えば、船舶を襲撃してくる相手としては、正体不明の海賊などではなく、明確にイランのイスラム革命防衛隊が想定されている。アメリカはあくまで海域の安全を守るための有志連合としているが、現実にはイランの脅威への対処が狙いだ。

〜省略〜

いずれにせよ、こうしてまとめて振り返ってみると、ホルムズ海峡を航行する船舶への脅威は、イランからの脅威そのものであることは明らかだ。
今後またホルムズ海峡近辺で民間船舶が襲撃されるとすれば、それは革命防衛隊の犯行となる可能性がきわめて高い。とすれば、もし自衛隊がその船舶を助けようとすれば、革命防衛隊と交戦することも十分考えられるのである。

【BISINESS INSIDER 2019.7.22.】


























(例によって)選挙後に、「Bチーム」主導の有志連合参加を検討し始めた安倍政権!参加すれば、自衛隊のみならず日本国民も危険な状況に…








出典:YouTube

※キャプチャー
https://yuruneto.com/bolton/





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記事 [政治・選挙・NHK263] 山穂高議員がN国党と電撃合体か!?秋波送る立花代表と25日に会談表明/msnニュース
山穂高議員がN国党と電撃合体か!?秋波送る立花代表と25日に会談表明/msnニュース
デイリースポーツ
2019/07/24 23:24
http://www.msn.com/ja-jp/entertainment/celebrity/%e4%b8%b8%e5%b1%b1%e7%a9%82%e9%ab%98%e8%ad%b0%e5%93%a1%e3%81%8c%ef%bd%8e%e5%9b%bd%e5%85%9a%e3%81%a8%e9%9b%bb%e6%92%83%e5%90%88%e4%bd%93%e3%81%8b%ef%bc%81%ef%bc%9f%e7%a7%8b%e6%b3%a2%e9%80%81%e3%82%8b%e7%ab%8b%e8%8a%b1%e4%bb%a3%e8%a1%a8%e3%81%a825%e6%97%a5%e3%81%ab%e4%bc%9a%e8%ab%87%e8%a1%a8%e6%98%8e/ar-AAENBqt?ocid=iehp

北方領土での戦争発言や酒乱騒ぎで、糾弾決議が可決されても議員辞職を拒否している丸山穂高衆院議員が24日、ツイッターを更新。参院選比例区で当選した「NHKから国民を守る党」(以下・N国)の立花孝志代表(51)と25日に会談することを表明した。

 立花代表は当選直後からN国の党勢拡大に向けて、丸山議員に入党を呼びかけていた。その“ラブコール”を受け、丸山氏は24日夜に「明日、N国の立花さんとお会いします」とツイッターで表明。「NHKをぶっ壊す」のワンイシューで国政政党となったN国党と“電撃合体”する可能性が現実味を帯びてきた。

 丸山氏は「『1time』(笑)になるかどうか含め全てはお話し次第かと。大概、政治的にどなたとお会いするとかはオープンにしないのですが、記者さんから電話が多く、議事堂内でも記者さんらが来るなと思ったら、先方が既にマスコミにてお会いする事をお話しされたようなので」と経緯を説明した。

 政権放送で「NHK局アナが不倫路上カーセックスをしている。許さない」と連呼してネットで若い層の支持を集めた立花氏。「戦争発言」で日本維新の会を除名された後も議員活動にこだわり、SNSでの発信を続ける無所属の丸山議員にはネット民の一部から支持する声がある。「炎上覚悟」の両者が合体することで、国会の“劇薬”となるか注目される。
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/608.html

記事 [政治・選挙・NHK263] NHK早くも“排除”N国・立花代表は討論番組に出演できるのか(日刊ゲンダイ)
 


NHK早くも“排除”N国・立花代表は討論番組に出演できるのか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258958
2019/07/25 日刊ゲンダイ


政党要件を満たしたが…(立花代表が中央)/(C)共同通信社

 参院選で得票率が全国で2%以上となり政党要件を満たした「NHKから国民を守る党」。「NHKをぶっ壊す!」と公言しているからなのか、早速、立花孝志代表がNHKの討論番組から“排除”され、波紋を呼んでいる。

 NHKは22日、参院選の結果を受け、「徹底討論 有権者の審判にどう応える」を放送。各党の代表に議論してもらう趣旨のはずだが、政党要件を満たしたN国と「れいわ新選組」「社民党」の3党の代表が不在。〈社民、れいわ、N国も呼ばないとおかしいでしょう〉〈政党要件満たしているのに、NHKの謎ルール〉といった声がネットで飛び交っている。

 NHKは過去にも小政党を番組から“排除”したことがある。2015年2月当時、「得票率2%」はなかったものの、「党所属国会議員が5人」で政党要件を満たしていた「生活の党と山本太郎となかまたち」の山本共同代表が、「日曜討論」への出演を外された。山本氏は玉城デニー幹事長と共に東京・渋谷の放送センターを訪れ、徹底抗議している。

 NHKはこの時、番組への出演条件として、なぜか「得票率2%以上」と「党所属議員が5人以上」の両方を満たすことを挙げていた。つまり、政党要件を満たしているか否かは関係なく、文字通り“謎のルール”というわけだ。

 れいわの代表となった山本氏は、参院選後の会見で当時を振り返り、再度出演拒否された場合、「今度は受信料不払い運動を始めた方がいいかもしれない」と憤っていた。

 それでもNHKは、立花代表に「ぶっ壊す!」と、番組内で批判されてはたまらないと、今後も“謎ルール”でN国を“排除”する気なのか。

 日刊ゲンダイの問い合わせにNHKは、「報道機関として自主的に判断し、6党の方々に出席していただきました。参考までに、6党の自由民主党、立憲民主党、国民民主党、公明党、日本維新の会、共産党は、いずれも公職選挙法で定められた政党の要件を2つとも満たしています」と回答した。15年当時、NHKの“排除”問題を取材したジャーナリストの田中龍作氏はこう言う。

「当時取材をしていて感じたのは、NHKは都合の悪い人物を意図的に討論番組に出演させないようにしているのではないかということです。今回の一件については、官邸にとって都合が悪いのが山本氏、NHKにとっては立花氏ということでしょう。小政党も多くの民意を得ている。差別しているのだとしたら公共報道機関として許されることではありません」

 NHKの石原進経営委員長はきのう23日、立花代表の主張について「問題がある」と否定していたが、もし、恣意的に出演者を選別するなら、本当に一度ぶっ壊した方がいいのかもしれない。






















http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/609.html

記事 [政治・選挙・NHK263] ネットで信頼築いた「ふたりの太郎」/政界地獄耳(日刊スポーツ)
ネットで信頼築いた「ふたりの太郎」/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201907250000084.html
2019年7月25日9時4分 日刊スポーツ


★政治メディアは21日に投開票された第25回参議院議員通常選挙の分析に余念がないが、令和元年の参院選の特徴はNHKから国民を守る党がNHKの解体のみを目的とするように、ひとつのテーマに絞った政党や候補者が目立ったことが特徴だろう。れいわ新選組も原発反対以外の明確な政策はなく、国民のSOSに答える役目、庶民や弱者の味方が有権者の心を動かしたといっていい。ただこの2団体は参院選によって全国で得票率2%を上回ったことで、政治資金規正法や政党助成法などが適用される政党要件を満たしたことになる。

★その中で特筆すべき点は「2人の太郎」ではないだろうか。1人はれいわ新選組代表・山本太郎、もう1人は選管で誤計上され合算されたとニュースになった自民党比例代表で当選した山田太郎だ。山田は12年、みんなの党で参院議員に当選。児童ポルノ法禁止法の扱いやアニメ・マンガ・ゲームの表現の自由について政府に戦いを挑み議論してきた。2期目は落選し、今回自民党から出馬。山本の99万票には及ばないものの、自民党比例候補で2位となる54万票を獲得した。山田はその得票数を選挙前から53万票程度と予測していたという。

★2人の太郎の共通点はネットで有権者と信頼関係を作っていったことだ。テレビの取材よりも効果があることがわかる。選挙前から絶えずネットで有権者に語り掛け、今回の得票となった。これを簡単にポピュリズムで片づけることはできない。ネット選挙解禁から6年。初めてのネット議員ともいえる。もう1人付け加えるならば立憲民主党比例で7万3000票余りを獲得した須藤元気。須藤は格闘家としてのイメージだが09年に自らが立ち上げたパフォーマンスユニット、WORLD ORDERは福島の被災地など、さまざまなニュースの舞台でパフォーマンスを繰り広げ、ネットでアピールしてきたことも付け加えたい。

参院全国区や東京選挙区などではもう総合デパートのような政党や組織・団体は不要だと示した。(K)※敬称略








http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/610.html

記事 [政治・選挙・NHK263] <そもそも総研・緊急特集>れいわ旋風 山本太郎代表 生出演!「野党と手をつないで政権交代を目指したい!」









































羽鳥慎一モーニングショー 2019年7月25日 190725

※1:41:35〜 そもそも総研 山本太郎代表 生出演 再生開始位置設定済み













http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/611.html

記事 [政治・選挙・NHK263] N国「ぶっ壊す」連呼し国政へ 何が起きた、その戦略は/朝日デジ
N国「ぶっ壊す」連呼し国政へ 何が起きた、その戦略は/朝日デジ
2019年7月24日20時38分
https://www.asahi.com/articles/ASM7Q76BNM7QUTIL05S.html?iref=comtop_8_06

NHKから国民を守る党(N国)が参院選比例区で1議席を得た。候補者たちは選挙運動で、国政に関する態度は示さず、ひたすら一つのフレーズを繰り返した。「NHKをぶっ壊す」。この作戦で、選挙区で計3・02%の票を得て、国庫から政党交付金を受ける資格も得た。何が起きたのか。

 22日午前4時10分。NHKが、党代表の立花孝志氏(51)の当選確実を速報した直後だった。「勝ったぞ!」。立花氏は拳を突き上げた。「結党から6年。目標どおり国会議員になりました」。都内のビルに設けた会見場で、党所属の地方議員や参院選の候補者ら30人あまりと喜んだ。

 選挙戦で立花氏が打ち出したのは、受信料を払った人だけがNHKを視聴できるようにするスクランブル放送の実現だ。政見放送では「NHKをぶっ壊す」を連呼。NHK職員の不倫を繰り返し話題にし、「さあ、テレビの前のあなたもご一緒に『NHKをぶっ壊す』」。候補者の中には、時間内で一言も発しない男性や寸劇を繰り広げる女性もいた。動画サイトのユーチューブでも配信し、再生回数は300万回以上にのぼった。自民党が公式チャンネルにあげた安倍首相のCM再生回数(約240万回)をも上回った。

 一方で消費増税や社会保障といった課題への態度は示さず、かわりに党員の多数決で政策ごとに賛否を決める考えを掲げた。ただし「自民党がNHKのスクランブル放送をやってもいいというのなら、憲法改正に賛成する」と立花氏は22日の動画で述べている。

くら替え、選挙区擁立…すべてN国の「戦略」

 狙いどおり政党要件を満たしたことで、N国は約5900万円の政党交付金を受けとる見通しだ。立花氏は当選会見の場で早くも「ぼくが衆議院にくら替えする可能性は極めて高い」と語った。

 「くら替え」は立花氏が繰り返すPR手段だ。

 元NHK職員の立花氏は、20…
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/612.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 自民石崎氏パワハラ認める、新潟県連聴取に 進退判断へ/朝日デジ
自民石崎氏パワハラ認める、新潟県連聴取に 進退判断へ/朝日デジ
朝日新聞社
2019/07/25 09:45
http://www.msn.com/ja-jp/news/politics/%e8%87%aa%e6%b0%91%e7%9f%b3%e5%b4%8e%e6%b0%8f%e3%83%91%e3%83%af%e3%83%8f%e3%83%a9%e8%aa%8d%e3%82%81%e3%82%8b%e3%80%81%e6%96%b0%e6%bd%9f%e7%9c%8c%e9%80%a3%e8%81%b4%e5%8f%96%e3%81%ab-%e9%80%b2%e9%80%80%e5%88%a4%e6%96%ad%e3%81%b8/ar-AAEORNn?ocid=iehp

自民党の石崎徹衆院議員(比例北陸信越ブロック)が暴行したとして秘書が新潟県警に被害届を出した問題で、同党新潟県連の役員が24日、記者会見し、事情聴取に対して石崎氏が秘書への暴言を「パワハラだったと思う」と認めたことを明らかにした。今週中にも進退を判断する考えも示したという。

 同日、県連会長の高鳥修一衆院議員や同幹事長の小野峯生県議らが会見した。関係者によると、石崎氏を巡っては、県警が近く任意聴取する方針という。

 県連幹部が23日に東京都内で聴取した。石崎氏は、その際、秘書への暴行の有無について、県警の捜査が進む可能性があることを理由に「コメントできない」と明言を避けた。離党など進退に関しても「即答できない」とした一方、「できれば今週中にけりをつけたい」と話したという。

http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/613.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 小沢一郎氏「この国の恥ずかしい現実」石崎徹議員の暴行問題が選挙後に一斉報道(デイリースポーツ)
小沢一郎氏「この国の恥ずかしい現実」石崎徹議員の暴行問題が選挙後に一斉報道
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190724-00000112-dal-ent
デイリースポーツ 7/24(水) 17:29配信


国民民主党の小沢一郎衆院議員


石崎徹衆院議員

 国民民主党の小沢一郎衆院議員(76)が24日、公式ツイッターを更新。自民党の石崎徹衆院議員(35)が秘書に対して暴言や暴行を繰り返していた問題が、参院選後にテレビで一斉報道され始めたことに対して、「この国の恥ずかしい現実」と問題提起した。

 小沢氏は「選挙が終わってから、暴言音声も含めて各局、続々と報道。さすが報道の自由度ランキング67位の国である」と、週刊誌報道の時点で静観していたメディアの姿勢を皮肉を込めて指摘した。

 さらに、同氏は「肝心なことはいつも隠される。こんなんで、まともな政治が成立する訳がない。これが、この国の恥ずかしい現実。闘う以外ない」と、こうした状況に対して徹底抗戦していく構えを示した。






暴行で被害届、石崎議員の元秘書「数百発殴られた」
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20190724-00000057-jnn-soci
7/24(水) 13:15配信 TBS


動画→https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20190724-00000057-jnn-soci

 自民党の石崎徹衆議院議員から暴行を受けたとして被害届を出した元秘書の男性が、JNNの取材に応じ、「これまでに数百発殴られた」と証言しました。

 自民党の石崎徹衆議院議員の秘書だった30代の男性は車やエレベーターの中などで、石崎議員から毎日のように暴行を受けていたと証言しました。

 「殴られた・蹴られた回数を言えば何百発というレベル。まず、すぐさま表に出て来て、何が事実なのか説明責任を果たすことが大切」(元秘書の男性)

 男性は先月、医師の診断書とともに警察に被害届を出しています。

 一方、23日、石崎議員から事情を聴いた自民党新潟県連が24日、会見を開きました。

 「(石崎議員は)『ミスが続いたため感情的な言葉になった、パワハラだと思う』。暴力がなかったと断言できるかに対しては『捜査に影響があり、弁護士と相談したい』」(自民党 新潟県連 高鳥修一 会長)

 自民党を離党するかどうかなど、進退については今週中に判断したいと話したということです。新潟県警は今後、石崎議員から任意で事情を聴く方針です。(24日11:39)


































http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/614.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 夏目三久がTVの報道の仕方に問題提起。投票率の低下を憂慮+前回よりも選挙報道の時間、減る(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/28481745/
2019年 07月 25日

【参院選当日。自民党本部で、インタビューに答える安倍首相らの後ろに置かれたパネルの文字を見て、「性質(たち)の悪い冗談を・・・」とぼやかざるを得なかった。_(。。)_

 だって、パネル一面に「自民党---政治は 国民のもの」って書いてあるんですもの〜。 <はあ?(゚Д゚)>】

* * * * *

 さて、昨日の記事でも触れたように、今回の参院選の最終的な投票率は48.80%で、戦後史上2番めに低い投票率だったという。(-"-)

<特に16年から新たに選挙権を得た18,19歳の投票率は31%台とトンデモ低かった。過去の統計では、20代もここ20年にわたって、30%台で推移。30代も40%台で、全体の投票率よりは低い。^^;>

 mewは、先週の記事にこんなことを書いたのだけど。<『佑月も憂う参院選の盛り上がり、メディアの扱いの少なさ+自民・石崎の秘書、暴力受けて被害届』>

『NHKを含む在京地上波テレビ6局の参院選関連の放送時間が、前回2013年より3割近く減ったと。しかも、情報・ワイドショー系番組の減り幅は大きく、民放は6割減だったという話だ。(-"-)

 でも、もしかしたら、今回は2016年の参院選よりも、も〜っと減っているかも知れない。(@@)<先週は、ジャニーズ社長の他界、タレントによる葬儀とかもあったしな〜。^^;>』

 実際のところ、朝日新聞によれば、やはり選挙に関する放送時間は、前回より減っていた様子。しかも、「ニュース/報道」番組の減少が顕著で、前回から約3割減、民放だけなら約4割減っているという。(ノ_-。)

『「視聴率取れない」参院選、TV低調 0分の情報番組も

 参議院選挙のテレビ報道が低調だ。選挙自体が盛り上がらず、高視聴率を見込めないためと関係者はみるが、そんな常識を覆す現象も起きている。

 テレビ番組を調査・分析するエム・データ社(東京都港区)によると、地上波のNHK(総合、Eテレ)と在京民放5社の、公示日から15日までの12日間で選挙に関する放送時間は計23時間54分で、前回に比べ6時間43分減っている。とりわけ「ニュース/報道」番組の減少が顕著で、前回から約3割減、民放だけなら約4割減っている。

 公示日のテレビを見ると、NHK「ニュースウオッチ9」がトップで伝えたり、TBS系「NEWS23」と日本テレビ系「news zero」が党首討論を行ったり、午後9時以降の主な報道番組六つすべてが選挙にふれたが、翌日は六つとも報じなかった。その後も、番組によって、放送しない日があった。

 「情報/ワイドショー」は、前回より放送時間が増えたが、フジテレビ系「とくダネ!」やTBS系「ビビット」、日本テレビ系「スッキリ」など、公示日から15日まで選挙企画が全くないところも。(以下、有料・・・朝日新聞19年7月19日)』

<7月9日にジャニー社長の他界。その後、しばらくは所属タレントによる弔意コメントや葬儀の話がずっと取り上げられていたし。6月から「よしもと・宮迫らの闇営業問題」が騒がれていて、何と参院選前日には、宮迫と亮の会見が行なわれてしまったし。先週には京都アニメのスタジオの放火事件もあったし。

 芸能ネタに関しては、ワイド・ショーがそちらの方に時間をとられるのは致し方ない部分もあるとは思うけど。(正直、mewもこの2つには関心があったしね。^^;)NHKを含め、ニュース報道番組までが長々と取り上げていたのは、疑問だった。(-_-;)>

 このような、TVメディアの状況を憂慮してか、TBS系「あさチャン!」の司会を務める夏目三久さんが、昨日の放送で、吉本の問題や参院選の報道の仕方について、持論を述べたという。(@@)

「この吉本の問題をめぐっては、先週からお伝えしてきましたが、同時に参議院選挙が行われていて、参議院選挙の投票率が過去2番目に低かったということもありました。」

「日本の未来を背負う子どもたちが政治に関心を失っているというのは、大いに私たちの報道の仕方に問題があると思っていますし、私もこの後スタッフとしっかり話していきたいと思っています」

 よくぞ言ってくれた、と思う。(^^)

* * * * *

『生放送で吉本・参院報道に異論 夏目三久「そもそも検証すべきは...」

7/24(水) J-CASTニュース

 「由々しき事態だと思う」。フリーアナウンサーの夏目三久さんが2019年7月24日朝放送の報道番組「あさチャン!」(TBS系)で、参議院議員選挙の10代の低投票率をめぐって、闇営業に端を発する吉本興業の問題に割く時間の長さに触れながら、「報道の在り方」に苦言を呈した。

 連日報じられる吉本の問題。番組ではこの日も、所属タレントの加藤浩次さんが大ア洋会長に体制変更を求め、退社覚悟で直談判したことを繰り返し報道した。夏目アナの発言はその中で飛び出した。

■「私もこの後スタッフとしっかり話していきたい」

 番組が始まって1時間半が経った朝7時すぎ、夏目アナは自らにも言い聞かせるように口を開いた。

  「この問題については吉本興業内部、加藤さんと会社の問題ですから、私たちが何かを言及するというのは少しお門違いなような気がしますが」

 それでも「スポーツ新聞で今朝、いろいろと言及されていましたので、そちらをご紹介したいと思います」として、スポーツ紙各紙の記事を取り上げながら解説。だがその後、ギャラ配分の低さなどについての所属芸人のコメントをまとめたVTR明け、夏目アナはもう一度自戒を込めるように発言した。

  「そもそも検証すべきは吉本興業と反社会的勢力とのつながり、芸人さんと反社会的勢力とのつながりで、これについて検証がなされるべきだと思うのですが、私たちは今日、長い時間を使って芸人さんと吉本興業の労働環境についてお伝えしてきましたが、これについてさまざまなご意見があると思いますし、批判もあると思います」

 一呼吸置き、わずかに首をかしげる仕草を見せると突如、22日に投開票された参院選を引き合いに出した。

  「この吉本の問題をめぐっては、先週からお伝えしてきましたが、同時に参議院選挙が行われていて、参議院選挙の投票率が過去2番目に低かったということもありました。今日新たに分かったのは18〜19歳の投票率が31%あまり。これは前回の参院選より14ポイントも低いということで、由々しき事態だと思うんですよね。日本の未来を背負う子どもたちが政治に関心を失っているというのは、大いに私たちの報道の仕方に問題があると思っていますし、私もこの後スタッフとしっかり話していきたいと思っています」

「報道の携わる人の小さな良心」

 選挙権年齢が18歳に引き下げられてから初めての国政選挙となったのが16年参院選。総務省の発表によると、18〜19歳の参院選投票率は16年が46.78%、19年(速報値)が31.33%だった。有権者全体の投票率も16年の54.70%から19年は48.80%に低下したが、下がり幅は10代のほうが大きい。

 入江慎也さんが仲介役となって芸人らが反社会勢力に闇営業をしていた問題は収束の気配が見えず、参院選中も連日報道。多額のギャラを受け取っていた宮迫博之さんと田村亮さんが会見を開いて大きく注目されたのが投開票前日の20日で、投開票日の21日も関心は続いた。22日には吉本の岡本昭彦社長が5時間半にわたる会見を開いたことでやはり注目され、参院選の結果と並んで大々的に報道されている。

 今回の参院選の投票率は全年齢で見ても1995年に次いで過去2番目の低さとなった。夏目アナの問題提起はツイッター上でも反響が相次ぎ、

  「かなり覚悟を決めて話している」

  「よく言った!支持します!」

  「夏目アナ。私もそう思うよ!若者に選挙に興味を持てる報道を!」

  「夏目三久アナ、吉本の騒動に選挙の話が隠れてるのを心苦しく思うこと、そっちのが大事だと思う気持ちを可能な範囲で一生懸命自分の言葉で話した印象。報道の携わる人の小さな良心。がんばって」

  「夏目さんが静かに怒りながら『こんなことを長々放送している場合じゃない』旨のコメントしててうるっときてしまった......仕事に真摯なひとなんだなぁ...」

などといった声が寄せられている。一方で「勇気ある発言。よく言ったと思うけどその後も政治家のスキャンダル報じてたし、視聴率取ろうと煽るような内容ばかり。このままでは変わらんぜよ...」と冷静な反応もある。

 参院選報道と吉本興業問題をめぐっては、平井卓也IT担当相(科学技術、クールジャパン、知的財産、宇宙政策)も言及したことを朝日新聞が23日に報じている。同日の閣議後会見で「(編注:選挙戦の)後半は京都(アニメーション)の火災や吉本興業に取られてしまって、(参院選の)テレビ報道が極端に少なかった」とし、自身の地元でも投票率が低かったことなどを引き合いに「投票率の低下に関しては、大変心配をしている」と述べたという。』

* * * * *

 いつか機会があったら、ゆっくり書きたいのだが。10代の子供や若者たちが、今、TVのニュースに触れる時間があるとしたら、おそらく朝、学校に出かける前ぐらいだろう。<夜のニュースを見る人は極めて少ないと思う。>

 すごく昔は、朝は「NHKの7時のニュースを見ながら朝食」なんて家もかなりあったように思うし。

 また、80年代後半ぐらいからは、テレ朝系の「やじ馬新聞」に代表されるように、朝のワイド・ショーで、各局が重要なニュースを取り上げて解説する時間を設けていたので、10〜20代の若者も、大事な事項や問題は何となく目や耳にする機会があったのだけど・・・。

 いまや、朝の番組も、政治や社会のニュースはちょっとだけしか扱わず。エンタメ、スポーツ、グルメ、占いなどなどの方を多く扱うところが増えているわけで。<新聞をとってない家も増えているし。若者はネットでは興味ある分野のニュースしか見ないし。>

 このような状況が続けば、政治や社会のニュースや問題に関心のない人がどんどん増えて行くのが目に見えているだけに、もっと多くの人が夏目三久さんのように危機感を抱いて、早急に対策を講じる必要があるのではないかと思うmewなのだった。(@@)

 THANKS



http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/615.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 日韓関係の改善には韓国が歴史ファンタジーをまずやめるべきだ。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/07/blog-post_25.html
7月 25, 2019 日々雑感(My impressions daily)

<韓国産業通商資源省は24日、日本政府が安全保障上の友好国として輸出上の手続きを簡素化する「ホワイト国」から韓国を除外する方針を示していることについて、不当な措置であり、即時撤回を求めるとする意見書を日本政府に提出した。

 ジュネーブで24日に開かれた世界貿易機関(WTO)一般理事会では、韓国を支持する動きがなく、ロイター通信は「韓国は支持を取り付けることに失敗した」と報じた。

 24日は「ホワイト国」除外に関して日本政府が実施しているパブリックコメント(意見公募)の締め切り日に当たる。除外措置が実施されれば、半導体材料3品目について4日から行われている輸出管理の厳格化に比べ、自動車産業など広範囲に影響が及ぶと予想され、韓国は強く警戒している。

 成(ソン)允(ユン)模(モ)産業通商資源相は、記者会見で「韓国の輸出統制制度の未熟さや両国間の信頼関係の毀(き)損(そん)など、日本側が挙げる措置理由には全て根拠がない」と批判。日韓の経済協力の「根幹を揺さぶる重大事案」を事前協議なく通告したとして遺憾の意を表明した。「韓国政府は未来志向的な関係発展のため、いつどこでも対話する準備ができている」とも述べ、日本側に協議に応じるよう促した。

 韓国の主要経済5団体も23日に「世界経済に相当なマイナス影響を及ぼす」として措置の撤回を求める意見書を日本側に提出した。

 一方、訪韓したボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は24日、康(カン)京(ギョン)和(ファ)外相と会談し、日韓関係のさらなる悪化を防ぎ、対話を通じた外交的解決を模索する上で、意思疎通を密にすることで一致した。韓国外務省が発表した。

 ボルトン氏は、韓国大統領府の鄭(チョン)義(ウィ)溶(ヨン)国家安保室長や鄭(チョン)景(ギョン)斗(ドゥ)国防相とも会談、北朝鮮核問題などでの日米韓協力の重要性を再確認した。韓国は、深刻化する日韓対立の仲裁を米国に期待しているが、米側は、まずは日韓で解決すべきだとの立場を維持している>(以上「ロイター」より引用)


 ホワイト国の対象から韓国を外しただけ、という日本の説明は妥当性を得ている。ロイターの配信によれば「ジュネーブで24日に開かれた世界貿易機関(WTO)一般理事会では、韓国を支持する動きがなく、韓国は支持を取り付けることに失敗した」そうだ。

  成(ソン)允(ユン)模(モ)産業通商資源相は、記者会見で「韓国の輸出統制制度の未熟さや両国間の信頼関係の毀(き)損(そん)など、日本側が挙げる措置理由には全て根拠がない」と批判。日韓の経済協力の「根幹を揺さぶる重大事案」を事前協議なく通告したとして遺憾の意を表明した。「韓国政府は未来志向的な関係発展のため、いつどこでも対話する準備ができている」とも述べ、日本側に協議に応じるよう促した、というが、何処までも厚かましい限りだ。

 成氏が日韓関係を「未来志向に」というのなら、韓国内での「日帝支配時代」という言葉を禁止してはどうだろうか。まずは韓国が歴史ファンタジーから脱却して、正しい近代史を国民に教えるべきだ。

 嘘塗れの「歴史認識」を国内統治のみならず、対日関係にも持ち出すから大騒ぎを演じることになる。断っておくが、ネットの普及により日本国民の多くは「自虐史観」の欺瞞性に気付き、「朝鮮併合こそが日本国民の税により朝鮮人を近代化へと導いた」という歴史を正しく認識している。

 徴用工問題は韓国の国内問題だ。それを外交に絡めた韓国司法当局と国内政治の失態でしかない。解決策を日本に求めた文大統領の無策・無能のツケを日本に払わせようとする謀略に、日本政府も日本国民も乗らないことを明言しておく。

 韓国政府と韓国民は正しい歴史認識に立ち返るべきだ。豊富に史料が存在し、韓国政府が主導して来た歴史ファンタジーは誰でも矛盾だらけと気付く程度の悪い愚策だ。むしろ歴史ファンタジーに拘泥している限り、韓国は韓国自身が韓国民を貶めていることに気付くべきだ。

 WTOへの韓国提訴の反論としては、ホワイト国待遇を取りやめた日本の根拠を日本側は示すだけで良い。戦略物資に転用できる三品目の対韓輸出数量と、韓国内の消費数量とに齟齬があるのを明らかにすれば、第三国へ不正輸出していることは明らかで、だから輸出管理を徹底する必要があるからホワイト国待遇を取りやめた、という何処に問題があるだろうか。

 韓国こそ正しい報道と正しい歴史認識を国民に徹底すべきだ。



http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/616.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 身を捨ててこそ<本澤二郎の「日本の風景」(3385)<財閥・労働貴族・宗教貴族に対抗、貧乏人でも国会議員>
https://ameblo.jp/honji-789/entry-12497616326.html
2019-07-25 09:23:28 honji-789のブログ

<浮かぶ瀬もある 善正と太郎>

 選挙は金がかかる。その結果、今回も金持ちが国民の代表となって、利権アサリをする、財閥支援の悪しき改憲軍拡の自公政権が存続する選挙結果となってしまった。背後では不正選挙も行われているようだが、弱者は証拠をつかむことができない。そのような中での予想外の成果は、山本太郎らの、貧乏人からの浄財による選挙戦だった。貧乏人でも選挙に出られるという実績を示したことだ。

 日本の政治に新しい歴史、新風を吹き込んだのだ。「貧乏人の浄財」で天下を取れるという発想が、まさに民主主義のすばらしい点だが、それを実践で示したもので、これは既成政党が果たしえなかった見事な実績といえる。

 さらに比例で「特定枠」を利用して、政治とは無縁の二人の重度の障害者を国会議員に押し上げた、これまた快挙である。日本政治の新風は、沖縄の知事選である。玉城知事誕生の裏方の、創価学会の野原善正を東京に引きずり出して、池田大作の大衆のための平和党を、安倍のための戦争党に変質させた公明党創価学会にぶつけて、足元から揺さぶりをかけた戦略もすごい。

 池田親衛隊を政治の主役に引き上げた太郎も偉かったが、それに応じた野原善正も立派だった。

 「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」を現実に見せつけた、過去の日本政治では想定できなかった快挙である。

<財閥・労働貴族・宗教貴族に対抗、貧乏人でも国会議員>

 後世の歴史家は、今回の太郎と善正の政治成果を分析して、戦後の日本政治史に記録するだろう。その価値は絶大である。日本の民主政治の夜明けを意味する。

 過去の国会議員の多くは、財閥の配下として議員になれた。官僚は財閥の庇護のもとに自民党から出馬して国会議員になった。

 野党議員は、労働貴族が手を上げて、革新と称した。第三極が信濃町の宗教政党である。志を測定すると、労働貴族や宗教貴族が、財閥に勝っているが、民度の低い日本では、財閥支援の自民党が優位に立つ。

 貧乏人は政治とは無縁だった。この大きな壁をぶち破ったのが、山本や野原である。山本の功績は大きい。彼らが民意を体現している。

<年金福祉と消費税なしの平和軍縮反自公維勢力の大結集>

 次期衆院選挙が、新たな流れとなって、財閥と宗教・労働貴族の勢力を駆逐する、そうしなければならない。そこまで日本は落ち込んでしまった。

 年金福祉充実の日本にするためには、平和軍縮路線にギアを切り替えないと、そのための金が生まれてこない。財閥の400兆円、富裕層から税金として吐き出させるしか、国民は生きてゆけないのだから。そこまで追い詰められてしまっている弱者・貧乏人の日本なのだから。

 侵略の空母「出雲」を海底に沈没させて、帆船日本丸にするのである。自然のエネルギーで航海する日本にするのである。これこそが安全航海の秘訣である。台風が来たら、錨を下ろして通過するのを待てばいい。それだけのことである。日本国憲法の前文と9条を死守した日本丸である。

<日米対等路線=沖縄の基地撤去と北方領土返還>

 帆船日本丸は、自立する日本、独立国の日本である。

 沖縄から基地を撤去するのである。日米対等の日本である。軍事同盟の日米安保を、経済的な同盟に切り替えればいい。財閥が抵抗するだろうが、民意はこれを駆逐するはずである。

 沖縄を平和の島にすれば、ロシアは北方領土返還に応じてくれるだろう。抵抗すれば、国連の舞台で解決可能だろう。ロシアは応ぜざるを得ない。帆船日本丸は、徹底した外交重視である。武器弾薬否定国家を貫いてゆく。ここが重要である。

 国際社会や朝鮮半島、大陸の人々も、日本丸を評価するだろう。人口減は悩ましいどころか、願ってもない日本改造を約束してくれる。

<東アジアに平和と安定確保の希望社会実現>

 日本による侵略と植民地支配をした南北朝鮮の人々に対して、日本人は永遠に謝罪してゆく責任がある。ことほど責任は重い。過去を正当化しようとした自公政権の下で、日韓の対立が起きている。大義は日本にない。

 過去に欧米列強の侵略と植民地支配を受けたアフリカ・中南米諸国も、彼らに味方するため、歴史の正当化は悪魔の所業でしかない。

 帆船日本丸にアジアどころか世界の人々が、信頼を寄せてくれるだろう。各国にも帆船国が拡大するだろう。希望の日本・アジアとなろう。

<福田康夫・鳩山由紀夫・細川護熙らを擁立・受け皿に>

 反自公維の勢力結集の受け皿・帽子をどうするか。

 適任者は福田康夫・鳩山由紀夫・細川護熙らのうち、健康な人物を擁立するのである。日本列島救済の奥の手は、受け皿を人々に示せば可能なのだ。

2019年7月25日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/617.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 山本太郎、テレ朝で “放送事故”(田中龍作ジャーナル)
山本太郎、テレ朝で “放送事故”
http://tanakaryusaku.jp/2019/07/00020561
2019年7月25日 12:05 田中龍作ジャーナル


=テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」画面より=

 もう地上波テレビ局からお呼びはかからないだろう。日本政治のタブーに触れてしまったのだから。

 前参院議員の山本太郎がけさ、テレビ朝日の「羽鳥慎一モーニングショー」にスタジオ生出演した。

 今回の選挙での躍進や原発問題などについて、番組コメンテーターと話した後、つぎのように締めくくった− 

 「この国の20年―30年の間というのは、どのような政治が行われてきたかというと、完全に皆さんの生活を踏みつけて企業側にいかに利益を横流しできるかということの連続でした」

 「例えば、大企業に対して大減税、金持ちに対して大減税。その上に皆さんの働き方を壊して来た。昨年の末に決まったのは何か?大量の外国人を安い労働力としてこの国に招き入れるということ」

 「これによって首が絞まるのはだれか?皆さんなんです。今の政治は皆さんへの裏切りの連続でしかない。それを変えていける。まずは野党で手をつないで政権交代を目指したいと思います」。

 大企業がスポンサーのテレビ局で言ってはならないことを、山本太郎は言ってのけたのだ。

 経団連の下請けと堕した自民党政治への批判は、テレビ局では御法度である。山本の発言は事実上の放送事故だ。


玉木雄一郎・国民民主党代表。「(れいわの山本代表)本人に会って話がしたい。ご意向を確認したい」。=24日、定例記者会見 衆院第4控室 撮影:田中龍作=

   国民・玉木代表 消費税廃止を財源論でかわす

 番組中、「政権を取りに行く」「総理を目指す」と宣言した山本は、野党共闘について聞かれると、「消費税減税であれば手を組める」とした。

 山本に秋波を送るのは共産党の志位委員長と国民民主党の玉木代表だ。

 「消費税廃止を目指す我が党の方針には微塵のゆるぎもない」(小池晃書記局長)とする共産党は、消費税減税にすんなり納得するだろう。

 連合に支えられる国民民主は、簡単に消費税減税とはいかない。玉木代表は24日、定例記者会見で田中の質問に次のように答えた―

 「消費税を廃止するのであれば代替財源を考えていかなければいけないので、公約上の議論をすれば、廃止することだってありうる」。

 財源論で消費税を正当化するのは旧民主党(立憲、国民)の常套手段だ。

 連合の相原康伸事務局長は参院選挙直前、自民党に「消費税を10%に上げるよう」陳情した。

 玉木代表が山本太郎を抱き込みたいからといって、おいそれとは消費税減税とは言えないのだ。

 山本太郎が地上波に出たからと言って喜ぶのは早い。目指すのは「貧乏人が死なずに済む政治」が始まることだ。

  〜終わり〜




















http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/618.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 安倍氏は、自分が癒着している吉本興業にわれらの血税・100億円を提供すると勝手に閣議決定している:今回の参院選で、安倍自民に投票した国民は大いに反省すべき、他のまともな国民が迷惑する!(新ベンチャー革命)
安倍氏は、自分が癒着している吉本興業にわれらの血税・100億円を提供すると勝手に閣議決定している:今回の参院選で、安倍自民に投票した国民は大いに反省すべき、他のまともな国民が迷惑する!
https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/37875389.html
2019/7/25(木) 午前 11:45 新ベンチャー革命 2019年7月25日 No.2411


1.安倍氏は、あの吉本興業に、われらの血税・100億円を提供すると閣議決定していた?

 今、テレビ各局は連日、吉本興業のゴタゴタを報じていますが、安倍氏はナナナント、この吉本にわれらの血税・100億円を提供することを、ナナナント、国民の知らぬ間に、閣議決定していたようです(注1)。

 この会社は今、非上場企業のようですが、各テレビ局が大株主となっていますので、テレビ業界とこの吉本はズブズブの癒着関係であることがわかります。

 そして、吉本の大株主・各テレビ局の幹部は、安倍氏から接待漬けされて、完全にアベトモ化しています。

 いずれにしても、われら国民の知らぬ間に、今の安倍政権は、もう、とんでもない悪徳政権に化けており、あの安倍氏は、われらの血税を完全に私物化しています、ほんとうに許せません!

 各テレビ局が、参院選前に、上記の話題を大々的に報道していたら、安倍自民は今より、はるかに得票を減らしていたでしょう。

2.安倍氏によるわれらの血税私物化は目に余る

 安倍氏による血税私物化は、あのモリカケ事件や、今回発覚した吉本の100億円にとどまりません。JR東海のリニア新幹線にはナナナント、3兆円も提供しています(注2)。

 この人物はいったい何を考えているのでしょうか。

 どうも、国民の血税は、自分のモノと錯覚していて、勝手に使ってよいと思い込んでいるようです。

 とんだ人物が日本国総理になったものです。

3.なぜ、安倍氏はこんな自分勝手なことができるのか

 上記のような、安倍氏の血税私物化を国民が知ったら、普通はみんな怒ります、そして、安倍政権の支持率がガタ落ちするはずです。

 ところが、安倍政権と癒着する日本の大手マスコミは、安倍氏に不利な事実をそろって、スルーしますから、テレビ報道に依存する多くの国民はみんな気付かないのです。

 さらに、今の公的選挙を仕切っている悪名高い選挙屋・ムサシを安倍自民は抱き込んでいますから、選挙結果は、安倍自民の思うままになるのです(注3)。

 今回、漫然と安倍自民に投票した国民は、安倍自民の正体にみんな気付いてください。

 国民が安倍自民の正体を知ったら、安倍自民は到底、政権党になれていないはずなのです。

注1:阿修羅“「吉本興業と芸人の取引」は下請法違反〜テレビ局、政府はコンプラ違反企業と取引を継続するのか(郷原信郎が斬る)”2019年7月24日
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/575.html

注2:本ブログNo.2135『ケチって火炎瓶男・安倍氏は、アベトモ・葛西JR東海名誉会長とつるんでリニア新幹線という道楽プロジェクト建設のために、われらの血税・3兆円をドブに捨てるつもりか』2018年9月27日
https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/37534362.html

注3:本ブログNo.2410『日本において公的選挙に開票集計機が導入されたのは、選挙の効率化を口実にして、実は、米国戦争勢力の傀儡・自民党を常に政権党にしておくためとわれら国民は改めて認識すべき』2019年7月24日
https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/37874980.html



http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/619.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 北朝鮮が短距離弾道ミサイル2発を発射 日本海に向け新型か(日刊ゲンダイ) :戦争板リンク 
北朝鮮が短距離弾道ミサイル2発を発射 日本海に向け新型か(日刊ゲンダイ)

http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/758.html



http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/620.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 佐川氏が無罪放免 ブラックボックス化した検察審査会の中身(日刊ゲンダイ)


佐川氏が無罪放免 ブラックボックス化した検察審査会の中身
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/259024
2019/07/25 日刊ゲンダイ


佐川元国税庁長官(左)と開示された黒塗りの文書(C)日刊ゲンダイ

 ウヤムヤにしてはダメだ――。大阪地検が森友問題を巡り、今週中にも“容疑者”を再び不起訴にする方針を固めた。

 起訴を見送られるのは、国有地売却に関する背任容疑や決裁文書改ざんなどの有印公文書変造容疑などで告発された佐川宣寿元国税庁長官と財務省幹部ら計10人。

 大阪地検は、検察審査会(検審)による今年3月の「不起訴不当」議決を受けて再捜査したが、起訴するだけの違法性が認められないと判断。佐川元長官らは無罪放免。捜査終了となる。

「大阪地検はちゃんと捜査したのか」と首をひねりたくなるが、検審の対応にも疑問を抱かざるを得ない。一切の情報をオープンにしないからだ。

 市民団体「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」が今年4月、「不起訴不当」議決を出した直後に審査状況を記した文書の開示を請求したが、検審事務局が3カ月かけて開示したのは、墨塗りだらけのペラ紙8枚。有権者から選ばれる検察審査員の年齢はおろか、何の情報も分からないのだ。同会の八木啓代代表がこう言う。

「名前や住所などの個人情報を出せないとはいえ、審査員の記者会見も審査の議事録もないので、誰が何をどのように審査したのか不透明なのです。まさに、ブラックボックス。これまで検審にはいろんな事件で開示請求をしてきましたが、たったの8枚というのは初めてです。100枚以上出てくるのが普通でしたからね。枚数が少ない上に墨塗りなので、そうまでして隠したい何かがあるのだと勘繰ってしまいます」

 森友問題を巡り「私や妻が関わっていたら総理も議員も辞める」とうそぶいた男が今もノウノウと一国のトップに居座っている。「行政府の長」がウソつきだから、司法も腐ったか。



















関連記事
想像の斜め上を来てくれた大阪検察審査会の開示(八木啓代のひとりごと)
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/344.html


読売新聞はなぜ「財務省 不起訴へ」を書いたか? 相澤冬樹(大阪日日新聞論説委員・記者)
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/606.html






http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/621.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 参院選の結果が示す野党と労組の関係が激変している事実 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ)
 


参院選の結果が示す野党と労組の関係が激変している事実 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258959
2019/07/25 日刊ゲンダイ


どうでる?(国民民主の玉木代表)/(C)日刊ゲンダイ

 参院選の開票結果の中であまり注目されていないのは、野党と労組の関係に激変が起きている事実である。

 周知のように、1998年の第2次民主党結成で、旧社会党系やさきがけ系を中心とした第1次民主党と、小沢一郎の新進党から分かれた旧民社党系とが大合流して以来、連合労組は一貫して「民主党(後には民進党)支持」で政治との関係を形作ってきた。

 とはいえ、それはまさに呉越同舟で、官公労中心の旧総評系労組は主に旧社会党系を、民間大企業中心の旧同盟系労組は旧民社党系をそれぞれ支援し、とくに参院選比例ではそれぞれに労組幹部出身のいわゆる「組織内候補」を抱えて全国キャンペーンを張り、お互いのメンツにかけて必勝を期してきた。

 ところが2017年秋の衆院選を前に勃発した前原・小池騒動で民進党が立憲民主、国民民主、無所属に3分解してしまい、しかもその騒動に連合の神津里季生会長も一役買っていたことから混乱が始まり、結局、今回の参院選では旧総評系労組が立憲民主支持、旧同盟系労組が国民民主支持と、別の党で選挙を戦うことになった。

 結果は、立憲側が比例票792万を得て8人を当選させたうち、自治労、日教組、JP労組、情報労連、私鉄総連の労組候補5人を上位当選させたのに対し、国民側は348万票しか集められず、ゼンセン(繊維・流通など)、日産=自動車総連、関西電力=電力総連の3人を当選させたものの、東芝=電機連合、金属機械労連などは落としてしまった。電力の代表も、常にトップ当選が当たり前だったのに今回は3番目で、危うかった。


 電力と電機が比例の最上位を占めているために、民主党=民進党はなかなか思い切って「原発ゼロ」を主張しにくいという事情がずっとつきまとっていたのだが、これで立憲民主党はスッキリしてしまい、今回の公約でそれを前面に打ち出し、共産・社民両党などとも歩調を合わせられるようになった。

 他方、苦しいのが国民民主党で、野党共闘の絡みもあるので「原子力エネルギーに依存しない社会」を基本政策に掲げざるを得ない。連合はそれをやめさせれば野党連合が壊れるし、まあ目をつむって同党の比例名簿で戦うしかない。結果、どうも力が入らず、電力は入ったが東芝は落ちてしまい、原発推進圧力はこの面からも著しく弱まることになった。

 さて国民民主は野党らしくなるのか、大労組におもねるのか、再生の道がそこで分かれるだろう。



高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。























http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/622.html

記事 [政治・選挙・NHK263] WTOで日本・韓国が論戦 「日韓対立に巻き込まれたくない」との参加国も(ニューズウィーク) :国際板リンク 
WTOで日本・韓国が論戦 「日韓対立に巻き込まれたくない」との参加国も(ニューズウィーク)
http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/865.html



http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/623.html

記事 [政治・選挙・NHK263] そもそも総研の短い時間では山本太郎主張の財源を認知させるのは至難の業、ネトウヨが湧いている(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2019/07/post-543d2b.html
2019.07.25


前日からそもそも総研を楽しみにしていた。

これはやってくれるぞと、ようやく山本太郎の良さが分かるだろうと期待していたが、羽鳥パネルでの吉本のお家騒動タイムが長引いてしまって、当初予定されていた9時5分を大幅に過ぎて、そもそも総研が始まった。

結論から言うと、山本太郎の良さが半減していてもどかしい。

演説時の真の良さが伝わってこない。

山本太郎の演説はこんな程度のものではない。


でも山本太郎は番組内でモーニングショーしかオファが無かったような事を言っていた。

他局は「れいわ新選組」が社会現象化してきた事実を直視していない。

まだキワモノ的に見たくて仕方がないのだろうか。

スポーツ報知が、手ぐすね引いてこのそもそも総研をウォッチしていたのか、山本太郎の出番が終わるとすぐに記事にしていたが、山本太郎の何を知っているのか知らないが、ネトウヨが湧いて来てトンチンカンな批判ばかりしている

山本太郎氏、今後の野党共闘へ「減税は絶対に担保したい。消費税は5パーセントに戻すべき」…モーニングショー生出演 
               7/25(木) 9:50配信  スポーツ報知

>コメンテーターで同局の玉川徹氏の質問に応じる形で自身の思いを明かした山本氏。党は、参議院議員選挙で2議席を獲得したが山本氏は落選した。スタジオで今後の野党共闘を尋ねられ、政策で「少なくとも減税。もしも野党共闘で足並みを揃えなければいけないんであれば、減税は絶対に担保したいと思っています」と明かした。

それでなくても短い時間の中で、吉本騒動がどんどん時間を喰ってしまい、山本太郎の時間が余計に短くなる。

財源問題についても演説では事細かに説明していたが、そもそも総研では、消費税廃止についての細かい代替案が、全くと言ってよい程生煮え状態だった。

これだったら、選挙期間中の山本太郎の財源部分の説明を流してもらった方が良かったような気がする。

総花的な聞き方では、山本太郎の人並外れた人間力が伝わらない。

案の定、この記事に対してネトウヨと言うか、山本太郎の政治姿勢や理念を知らない人が湧いている。

>減税しても、廃止しても将来さらに不安になるのは勘弁してほしい

>やはり不況下の増税が民衆を危うい方向へ。注意。本質は極左勢力。

>耳障りの良い話をするのではなく、減税分の税金をどこから捻出するの?

>芸能界にいたから、パフォーマンスは上手だけど、中身がない。
思い付きで行動しているように思える。

>消費税減らしてもその分上乗せされるから意味ないの。減税なら住民税と所得税をやらなきゃ意味ないの。こいつ何もわかってないなって思う。


分かっていないのは、こういった近視眼的な見方をする人達だ。

番組内では、減税分の財源を説明するのは至難の業だと思うが、この人達は、山本太郎の政策についてほとんど知らないのではないか。

演説を聞いた人の多くは山本太郎の主張が荒唐無稽だと思っていないからこそ、あれだけの票が集まった。

「貧乏人に広く浅くこの国を支えてもらうのではなく、富める物に応分に負担をしてもらい支えてもらう。」

これのどこが間違っているのだろうか。

>増税せずに財源を確保して社会保障を手厚くする議論ができる政党はないんでしょうか?

だ・か・ら、それが山本太郎だという話なの!。

一度でいいから、30分程度でも山本太郎の演説を聞いてみてよ!


安倍・麻生・菅たちとは違って、人間としての器の大きさや政治に対しての熱い思いが伝わってくるから。。

そしてしがらみのない人間が改革を死ぬ気でやろうと思うなら、やれる話だ。



http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/624.html

記事 [政治・選挙・NHK263] “お気楽”首相は北のミサイル無視でゴルフ三昧の夏休み入り(日刊ゲンダイ)
    


“お気楽”首相は北のミサイル無視でゴルフ三昧の夏休み入り
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/259022
2019/07/25 日刊ゲンダイ


山梨の富士桜カントリー倶楽部でゴルフを行う安倍首相(写真は2015年)/(C)日刊ゲンダイ

 安倍首相は24日夕、夏休みのため山梨県鳴沢村にある自身の別荘に移った。29日ごろまで滞在する予定で、G20首脳会議の議長役や参院選の全国遊説の疲れを癒やすという。

 夏休み初日の25日、北朝鮮ミサイル発射の約1時間後の午前6時58分に別荘を出発。7時1分に同県富士河口湖町のゴルフ場「富士桜カントリー倶楽部」に到着した。ゴルフ場に向かった時点で北のミサイルなどお構いなしだ。

 8月1日に参院の正副議長を選出する臨時国会が召集され、安倍首相は8月24〜26日にはフランスでのG7首脳会議に出席する予定。こうした日程を縫って8月中旬にも2度目の夏休みを取るとみられている。

「老後2000万円不足問題」に悩む庶民をよそに、ゴルフ三昧の夏休みとはいい気なものだ。





































関連記事
北朝鮮が短距離弾道ミサイル2発を発射 日本海に向け新型か(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/758.html





http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/625.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 国民 離党届提出の山井氏を除籍処分 横澤氏の入党を承認/nhk
国民 離党届提出の山井氏を除籍処分 横澤氏の入党を承認/nhk
2019年7月24日 23時17分参院選
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190724/k10012007051000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_009

国民民主党は24日の総務会で、立憲民主党の会派に参加したいとして離党届を提出していた山井和則衆議院議員を除籍処分にすることを正式に決めました。

衆議院比例代表近畿ブロック選出の山井和則氏は立憲民主党の会派に参加したいとして、通常国会開会中の先月、国民民主党に離党届を提出しました。

これについて国民民主党は24日の総務会で対応を協議し、国会対策委員長代行を務めていたにもかかわらず、国会の会期中に職責を放棄したのは無責任な行為だ、などとして、離党届を受理せず、山井氏を除籍処分にすることを正式に決めました。

一方、総務会では先の参議院選挙の岩手選挙区で、野党統一候補として当選した横澤高徳氏から入党の申請が出されたことを受けて、24日付けで、横澤氏の入党を承認しました。


・(独自)国民民主・山井氏が離党へ 異例...国対幹部が会期中に/FNNプライムオンライン
 http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/364.html
 投稿者 仁王像 日時 2019 年 5 月 29 日 12:08:33: jdZgmZ21Prm8E kG2JpJGc

(NPO代表・湯浅誠と見事な連携プレー)
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/364.html#c10

・Nスペ「老人漂流社会」の深刻な実態
 http://www.asyura2.com/12/social9/msg/618.html
 投稿者 仁王像 日時 2015 年 9 月 05 日 16:12:11: jdZgmZ21Prm8E
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/626.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 慎重姿勢の公明党を改憲勢力にカウントするメディアの大罪(日刊ゲンダイ)
 


慎重姿勢の公明党を改憲勢力にカウントするメディアの大罪
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/259020
2019/07/25 日刊ゲンダイ


連立離脱の覚悟はあるのか(山口代表)/(提供写真)

 公明党の山口那津男代表はメディアに抗議した方がいいんじゃないか。

 選挙結果を受け、〈参院で改憲勢力が3分の2に4議席届かなかった〉と報じられている。改憲勢力は、自民、公明、維新などを指すが、ちょっと待った。

 24日付の読売新聞の参院選公示前アンケート調査によれば、憲法改正に前向きな当選者は、自民、維新がほぼ全員だったのに対し、公明は6割にとどまった。公明の当選者14人中、13人が回答した。

 公明の議員全体を改憲勢力に入れるのは間違っている。読売調査に基づけば、公明の改憲勢力は8人だけ。残りの6人を改憲反対に含めれば、3分の2に10議席も足りないことになる。

「メディアが公明党を改憲勢力とカウントすることで、〈あと4議席〉という報道になり、改憲派を勢いづかせることになっている。公明党には改憲に慎重な議員が多く、改憲の中身も環境権や知る権利など安倍首相が訴えている自衛隊の明記などとは質が違います。メディアは改憲勢力の報じ方を改めるべきです」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法)

 公明の比例票はジリ貧だ。757万票(16年参院選)、697万票(17年衆院選)、653万票(今回の参院選)と、選挙のたびコンスタントに50万票ペースで減らしている。6年半もの安倍政権との連立で、党の理念に反する安保法や共謀罪への全面協力が影響しているとみられる。

 公明は、安倍改憲には今のところ慎重だ。22日の自公党首会談で、安倍首相が憲法改正について「議論は行うべきというのが国民の審判だ」と言うと、山口代表は「よく分析する必要がある。結果を冷静に受け止めるべき」と一定のブレーキをかけた。

「安倍改憲に対して、連立離脱の覚悟で臨めるか。公明党にとって正念場です」(金子勝氏)

 山口代表の慎重姿勢がポーズだけなら、次の選挙は50万票減どころでは済まない。






















http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/627.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 内紛が飛び火 税金122億円が乱舞する吉本と安倍政権の癒着(日刊ゲンダイ) 



内紛が飛び火 税金122億円が乱舞する吉本と安倍政権の癒着
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/259023
2019/07/25 日刊ゲンダイ


今や政権のブレーン(大崎会長・左)と官邸でネタを披露する吉本新喜劇のメンバー(C)共同通信社

 降りかかる火の粉を振り払うかのようだ。23日の各大臣の閣議後会見は「闇営業」問題に端を発した吉本興業のお家騒動への苦情の嵐だった。

 クールジャパン戦略を担当する平井科技相が「法令順守の徹底や、きちんとした説明責任を期待せざるを得ない」と求めると、柴山文科相も「文化の健全な振興という観点から、組織のガバナンスが極めて重要になる」と指摘。他にも「企業活動において反社会勢力と付き合うことは厳に慎むべきだ」(世耕経産相)、「反社会的勢力と関わりを持つことのない体制をしっかりと築いてもらうことが大切」(鈴木五輪相)と辛辣な意見が相次いだ。

 口利き疑惑を抱える片山さつき地方創生相まで自らの説明責任を棚に上げ、岡本昭彦社長の会見について「一国民としては、すっきりしない」と漏らすほどだが、その「すっきりしない」会見の要因は安倍政権と吉本の癒着関係ではないのか。ズブズブの仲を失いたくない保身こそが5時間半に及ぶ言い訳に終始させたとしか思えない。

■ブレーンを務め、沖縄利権に食い込む

 それだけ政権と吉本との「蜜月ぶり」は濃厚だ。2013年に設立、政府が約586億円出資する官民ファンド「クールジャパン機構」は、14年と18年に吉本が関わる事業に計22億円を投入。今年4月にも同機構は、吉本がNTTと組んだ教育コンテンツ等を国内外に発信するプラットフォームの設立事業に、段階的に最大100億円を出資することを決めた。

 パワハラ体質のブラック企業が「教育事業」とはさすが吉本、笑わせてくれるが、プラットフォームの拠点となるアトラクション施設は沖縄県に設置するという。

「その沖縄の米軍基地跡地利用について有識者が集まる『基地跡地の未来に関する懇談会』の委員に今年6月、任命されたのが吉本の大崎洋会長です。7月の初会合に出席。『エンターテインメントやスポーツで世界一の島にする』といった意見が出ました」(内閣府担当記者)

 お笑い企業のトップが今や政権のブレーンを務め、沖縄利権に食い込んでいる構図である。

 宮腰光寛沖縄担当相は23日の会見で、大崎会長が委員として適正かどうか問われ、「(吉本が)沖縄国際映画祭を開催している実績も考慮し、有識者として知見をお借りしている。現時点で特段の対応は考えていない」と委員交代の考えがないことを表明した。

 大崎会長は胸をなで下ろしたに違いないが、吉本の上場廃止前最後の決算(09年3月期)で営業利益は約488億円。その4分の1相当の計122億円もの税金が転がってくれば、それこそ笑いが止まらないだろう。

■ブラック気質の似たもの同士

 吉本と安倍政権との一心同体の関係には、芸能界からも疑問の声が上がり始めた。24日のフジテレビ系番組「直撃LIVE グッディ!」で、カンニング竹山はこう意見した。

「吉本は行政にガッツリ入ったビジネスをえらいやってて、会社としてヘタを打つことができなくなっている」「こっちのビジネスをうまく回さないと、お家騒動じゃ済まなくなる」

 だから、パワハラ騒動をさっさと片付けたいというわけだ。法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)はこう指摘する。

「質問に正面から答えず、その場しのぎの言い訳でごまかす岡本社長の会見は安倍首相の答弁と同じ。権力者に抵抗できないブラック構造や隠蔽体質、トップがパワハラに気付かず、当然と受け止める姿勢など本当に吉本と安倍政権は似た者同士です。なるほど、ウマが合うわけですが、時の政権と持ちつ持たれつの関係で、世間を騒がせるブラック企業に大量の税金がつぎ込まれるなんて、許されません」

 人気取りに使える時は散々利用して都合が悪くなれば関係を断ち切る。そんなご都合主義政権のことだ。蜜月関係の吉本だってアッサリと切られかねない。











http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/628.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 「北方領土を戦争で」の丸山穂高氏「非常におもしろい政党」 N国入党打診に前向き(エヌコク党公約 「NHKのスクランブル放送化」)
「北方領土を戦争で」の丸山穂高氏「非常におもしろい政党」 N国入党打診に前向き
https://gansokaiketu-jp.com/kaiw-forum2/seiji-keizai-gaikou/Nkokutouno-kouyaku-NHK-no-Scramble-housouka/wforum.cgi?mode=read&no=7&reno=no&oya=7&page=0#7

参照先 : https://www.sankei.com/politics/news/190725/plt1907250023-n1.html
丸山穂高氏「非常におもしろい政党」 N国入党打診に前向き

先の参院選で政党要件を満たした「NHKから国民を守る党」の立花孝志代表は25日、北方領土を戦争で取り返すことの是非に言及し、日本維新の会を除名された丸山穂高衆院議員と国会内で会談し、入党を打診した。丸山氏は会談後、記者団に「非常におもしろい政党だ。NHK改革は必要だと思うので、折り合えるのでは」と前向きな姿勢を示した。支援者らと相談した上で29日にも判断する。

 会談は立花氏側から呼びかけ、1時間半以上に及んだ。立花氏は会談後「誰でもいいということではなく、丸山氏の政治家としての生き方も含めてぜひ一緒にやりたいと伝えた」と記者団に語った。「(入党の)最低限の条件はNHK改革だ。そこだけ合意を頂ければ、それ以外の条件を出さない」とも述べた。

 立花氏はまた「僕を含めて(党所属議員が)5人じゃないとNHKに出演させてもらえない。『日曜討論』に出たい」と語り、党勢拡大に意欲を示した。


http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/629.html

記事 [政治・選挙・NHK263] マスメディアの自殺行為。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/07/blog-post_67.html
7月 25, 2019 日々雑感(My impressions daily)

<国民民主党の小沢一郎衆院議員(76)が24日、公式ツイッターを更新。自民党の石崎徹衆院議員(35)が秘書に対して暴言や暴行を繰り返していた問題が、参院選後にテレビで一斉報道され始めたことに対して、「この国の恥ずかしい現実」と問題提起した。
 小沢氏は「選挙が終わってから、暴言音声も含めて各局、続々と報道。さすが報道の自由度ランキング67位の国である」と、週刊誌報道の時点で静観していたメディアの姿勢を皮肉を込めて指摘した。

 さらに、同氏は「肝心なことはいつも隠される。こんなんで、まともな政治が成立する訳がない。これが、この国の恥ずかしい現実。闘う以外ない」と、こうした状況に対して徹底抗戦していく構えを示した>(以上「デェーリースポーツ」より引用)


 日本のマスメディアが腐り切っている、と私は認識している。そり原因は「記者クラブ制度」にあるとも度々指摘している。小沢一郎氏が同じ思いを抱いていると想像に難くない。

 彼こそが腐り切った日本のマスでによって総理大臣の椅子を奪われた最大の被害者だからだ。推定無罪を無視した「政治とカネ」プロパガンダの嵐で、ついに民主党代表を退かざるを得なかった。「政治とカネ」プロパガンダは大嘘で、小沢一郎氏は「無罪」になった。罪を問われた現職の衆議院議員・元秘書は「期ズレ」という犯罪性の欠片もない「犯罪」で起訴され「有罪」となった。見事なまでの政府と司法とマスメディアの三位一体が日本の支配構造だと本性を露呈した瞬間でもあった。

 そして小沢氏が剛腕で進めるはずだったデフレからの脱却策「国民の生活が第一」の政治を享受できなかった国民が第二の被害者だ。

 民主党政権が小沢政権だったならば日本は大きく変わっていただろう。まず馬鹿げた消費増税などは間違っても実施しないだろうし、農家に対する所得の「戸別補償」ももっと議論が活発化して、国民全体が日本農業のあり方に関心を持ち、食糧安全保障にコストを掛けるべきとの合意形成も出来ただろう。

 そして国防に関しても、米国ポチ丸出しの米国製ポンコツ兵器爆買いもなかっただろう。少なくとも戦闘機などに対する日本の開発関与度がもっと上がり、日本の航空産業の勃興にもっと国が力を注げただろう。

 もちろん記者クラブ解体論者だった小沢氏により、記者会見はフリーランスにも開放されていただろう。だから愚かな菅官房長官のような特定の記者を邪険にするような非常識が官邸記者会見で演じられることもなかったはずだ。

 日本の報道の自由度が世界で72位と韓国よりも低いことを恥ずべきだ。韓国のマスメディアがトランプ氏の「日韓関係に関与」しないという発言が、「関与する」発言として韓国内で報道する、などという大嘘を吐いたと、私はこのブログでトランプ氏の発言を英語原文で示した。日本よりも報道の自由度の高い韓国のマスメディアですら韓国民を誤誘導する「嘘」報道を行う。ましてや自由度が韓国よりも低い日本のマスメディアが国民世論を「誘導」するための報道をすることは日常的に行われている、と考えない方がどうかしている。

 小沢氏が自民党衆議院議員の暴行問題を参議院選挙が終わるまでマスメディアが「報道規制」していたことに苦言を呈した。当然といえば当然ではないか。テレビも含めた日本のマスメディアは「報道規制」していたことに、いかなる弁明をするつもりだろうか。

 正しい報道とは「嘘を吐かない」だけではなく、国民が正しい判断が出来る情報を即時に伝えることでもある。選挙という国民が政治に直接関与できる機会を逸してから、政治向きの情報を流すというのは余りに国民をバカにしてはいないか。それが「ナアーンダ、政治家ってバカばかりだネ」となって政治不信を招く結果になる。それが狙いというのなら、マスメディアは政府広報機関でしかない。まさにマスメディアの自殺行為だ。



http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/630.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 佐川、財務省は再び不起訴。いやなら政権を下ろすしかない。(かっちの言い分)
佐川、財務省は再び不起訴。いやなら政権を下ろすしかない。
https://31634308.at.webry.info/201907/article_22.html?1564056975

このブログもそうだが、すっかり「れいわ」の話が盛り上がっているが、風化させてはならないのは、安倍夫妻が関わった森友事件の話である。検察審査会で不起訴不当とされ、検察がもう一度調査した結果、大阪地検が森友問題を巡り、今週中にも“容疑者”を再び不起訴にする方針を固めたと以下の記事に書かれている。検察が固めたと書かれているが、これを日刊ゲンダイが判断した訳ではなく、検察がリークしたものである。

私も会社で新聞社に製品や新技術を発表したことがあるが、発表形態には会社の方が新聞社にリークという形態が圧倒的に多い。つまり、こんないい成果が出たので是非、新聞で取り上げて発表して下さいというものである。今回の検察でもう一度調査したというが、不起訴不当が出た時期からもうそろそろ、やっぱり不正は見当たらなかったとリークしたのが実態である。検察は一切調査なんかしていないと思っている。最初の不起訴が検察の絶対に動かせない掟だからである。何故、掟と書いたのかと言うと、この事案は「安倍夫婦」の事案だからである。「安倍首相のクビ」が掛かった事案であり、当然官邸から自分の部下の管轄に指示が下されているからだ。今や検察は特に政治に絡む事案は公平であり得ない状態に陥っている。

さらに言えば、最高裁の判事全員は安倍首相の最終判子で承認されたメンバーである。もう裁判も刑事事件は別かもしれないが、政治に関係する案件は決して政府側に不利な判決が出ると期待すべきではない。ここで最高裁と書いたが、高等裁判所、地方裁判所も、最高裁判所事務総局の中で人事異動が決められている。事務総局長も内閣の任命である。沖縄県が政府との訴訟に福岡沖縄支部の地方裁判所に毎回訴状を提出しているが、未だかって県側が勝訴したことはない。それは何故か、予め人事異動で福岡沖縄支部には政府寄りの判事しかいないからだと思っている。刑事裁判は証拠というものがあるので判決も客観性が高くなる。しかし、政治に関わるものは裁判官の主観で如何様にも出来る。

この状態はブログでいくら怒っても改善されるものではない。改善しようと思えば、まずは安倍政権を下ろすことである。さらに言えば、自民党をもう一度下野させるしかない。


佐川氏が無罪放免 ブラックボックス化した検察審査会の中身
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/259024
更新日:2019/07/25 14:50
 ウヤムヤにしてはダメだ――。大阪地検が森友問題を巡り、今週中にも“容疑者”を再び不起訴にする方針を固めた。

 起訴を見送られるのは、国有地売却に関する背任容疑や決裁文書改ざんなどの有印公文書変造容疑などで告発された佐川宣寿元国税庁長官と財務省幹部ら計10人。

 大阪地検は、検察審査会(検審)による今年3月の「不起訴不当」議決を受けて再捜査したが、起訴するだけの違法性が認められないと判断。佐川元長官らは無罪放免。捜査終了となる。

「大阪地検はちゃんと捜査したのか」と首をひねりたくなるが、検審の対応にも疑問を抱かざるを得ない。一切の情報をオープンにしないからだ。

 市民団体「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」が今年4月、「不起訴不当」議決を出した直後に審査状況を記した文書の開示を請求したが、検審事務局が3カ月かけて開示したのは、墨塗りだらけのペラ紙8枚。有権者から選ばれる検察審査員の年齢はおろか、何の情報も分からないのだ。同会の八木啓代代表がこう言う。

「名前や住所などの個人情報を出せないとはいえ、審査員の記者会見も審査の議事録もないので、誰が何をどのように審査したのか不透明なのです。まさに、ブラックボックス。これまで検審にはいろんな事件で開示請求をしてきましたが、たったの8枚というのは初めてです。100枚以上出てくるのが普通でしたからね。枚数が少ない上に墨塗りなので、そうまでして隠したい何かがあるのだと勘繰ってしまいます」

 森友問題を巡り「私や妻が関わっていたら総理も議員も辞める」とうそぶいた男が今もノウノウと一国のトップに居座っている。「行政府の長」がウソつきだから、司法も腐ったか。


http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/631.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 山本太郎・れいわ代表が「モーニングショー」で吠えた! 他局の排除継続に山本は「オファーはここだけ、私は放送禁止物体」(リテラ)
山本太郎・れいわ代表が「モーニングショー」で吠えた! 他局の排除継続に山本は「オファーはここだけ、私は放送禁止物体」
https://lite-ra.com/2019/07/post-4864.html
2019.07.25 山本太郎・れいわ代表が「モーニングショー」で吠えた リテラ

    
    『羽鳥慎一モーニングショー』に出演した山本太郎氏


 選挙期間中、ほとんどテレビが無視してきたあの男が、ついに生放送で吠えた──。「れいわ新選組」(以下、れいわ)を立ち上げ、今回の参院選で“台風の目”となった山本太郎が、今朝放送された『羽鳥慎一モーニングショー』に生出演。玉川徹氏が進行を務める名物コーナー「そもそも総研」で、選挙中には放送に乗ることがなかった自身の政策を思う存分、訴えた。

 たとえば、今回比例区で特定枠で当選したALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の舩後靖彦氏と重度の障がいをもつ木村英子氏のふたりについて、こう語った。

「いまの世の中って空気的に生産性で人間をはかられるような部分ってないですか。役に立っているのかとか、あなたが何できるんだとか。その苦しさのなかで、やっぱり、生きていたくなくなるというか、消えたくなるような人たち、たくさんいると思うんです。(中略)そのなかで、生産性で人をはからせない」

「人の価値を生産性ではかる世の中が加速すると、私、命の期限というものも決めてくるんじゃないかなと思うんですね。命の期限という部分にかんして、おそらく入口は医療費っていう話になるんじゃないかと。そういう部分にかんしてのカウンターとして、やっぱり私は当事者に入っていただきたい。これから日本って高齢化していって、どんどん寝たきりの人、出てくると思うんですね。寝たきり界のトップランナーの人たちに入っていただいて、寝たきりになってからも豊かに生きてゆける、そういうことを、命の期限を設けない、生産性で物事語らせないというかたちに国会論戦していっていただきたい」

 また、れいわのユニークな候補者選びについて玉川氏から質問され、ら地位被害者家族として知られる蓮池透氏の「元東京電力社員」というプロフィールを紹介する流れで「原発即時禁止」についても語った。

 しかしなかでも極めつけだったのが、選挙戦でれいわが大きく掲げた「消費税廃止」。山本は、消費税によって消費が冷え込み賃金が上がらないという負のスパイラルに陥り、とくに若い世代で貯蓄ゼロ世帯が増加しているとし、また、消費税の増税の一方で法人税などが減税され、消費税はその減収分の補填にされている状況を指摘。消費税に代わって新規国債の発行のほか、所得税の最高税率引き上げや法人税の累進制の導入などによって29兆円の財源を確保できると訴えた。

 この消費税廃止について、野党共闘で足並みを揃えなくてはならなくなった場合は「(消費税の)減税っていうところは絶対担保したい」「最低でも5(%)に戻すべき」「消費税5%というところで手を繋げるのであれば私は全力でやりたいと思います」とし、視聴者に向かって今後について、こう宣言した。

「この国の20〜30年間っていうのは、どのような政治がおこなわれてきたかというと、完全にみなさんの生活を踏みつけて企業側に利益を横流しできるかということの連続でした。
 たとえば、大企業に対して大減税、金持ちに対して大減税。その上にみなさんの働き方を壊してきた。昨年の末に決まったのは何か。大量の外国人を安い労働力として招き入れるということ。これによる混乱によって首が絞まるのは誰か。みなさんなんです。
 いまの政治はみなさんへの裏切りの連続でしかない。それを変えていける。まずは野党で手を繋いで政権交代を目指したいと思います」

■「政党要件」を理由にれいわ新選組を取り上げなかったテレビ各局

 いずれも選挙期間中にれいわ新選組の街頭演説で山本が訴えてきた主張ばかりだが、ようやくそれが電波に乗ったのである。

もちろん、それ自体は喜ばしいことだが、しかし、同時に、これが選挙期間中から放送されていれば、さらに“れいわ旋風”は大きなものになっていたのではないか、という悔しさも感じざるをえない。

 きょうの『モーニングショー』では、最初に玉川氏が、今回の選挙戦でれいわが得票率4.55%にものぼる228万764票も獲得し、選挙に行った20人に1人が比例区でれいわに投票したことになると解説。さらに無党派数の投票率で見ると、自民党が20%だったのに対し、れいわはその半分になる10%も得たことを伝えた。

 立ち上がって3カ月ほどの新政党が、選挙期間中、ほとんどのテレビ番組に取り上げられなかったにもかかわらず、いきなりこれだけの数字を叩き出したのだ。これで、もし、きちんと、テレビが山本太郎旋風を伝えていたら、どれだけすごいブームになったことだろう。

 しかし、現実には、テレビ局は、選挙期間中、山本太郎やれいわ新選組についてほとんど取り上げなかった。理由は同党が「政党要件」を満たしていないことだったという。

「選挙期間中、各局のワイドショーや情報番組のほとんどで、『これは視聴率が取れる』と、れいわ特集の企画が持ち上がっていた。でも、『政党要件を満たしていない』という理由で、上層部にことごとく却下されてしまったようです」
(民放関係者)

 実際、投開票の翌日22日『モーニングショー』では、れいわ旋風を特集したなかで、司会の羽鳥キャスターと玉川の間でこんな会話が交わされていた。

羽鳥「本当に選挙中から、なかなか選挙中の放送って難しいので、放送できなかったんですけど、これ、放送したいなと思うくらい、もうね熱気がすごかったですよね、やっぱり」

玉川「でも政党要件とったから、今回、ね」

また、同じくテレ朝では、やはり投開票の翌日22日の『スーパーJチャンネル』が、投票率の低さについて「選挙期間中に十分な報道ができなかったテレビの罪を指摘する声もある」とし、れいわ旋風を紹介した上で、「これらの一切を私たちは満足に伝えることができなかった」と反省の弁を述べた。

■NHKも「政党要件」が理由だと説明したが、実際はただの「口実」だった

実は、あのNHKまでが選挙後、「政党要件」が理由でれいわのことを報道しづらかったと “釈明”している。24日に「れいわ旋風が問うものは」という検証記事を配信、れいわが選挙中に大きなうねりを生み出していたことを伝えるなかで〈大手メディアで、こうした動きが取り上げられることは少なかった。選挙運動を報道する際は、政党かどうかが1つの基準となるため、あくまで政治団体でしかなかった「れいわ新選組」の動きは、対象になりにくい〉と説明したのだ。

 だが、この“政党要件を満たしていなかったから取り上げられなかった”というのは、たんなる言い訳に過ぎない。

実際、選挙期間中、『モーニングショー』が唯一、れいわ新人候補の演説を放送したのだが、この件についてテレ朝広報部は毎日新聞の取材に対し、こう語っている。

「基本的に政党要件を満たす7政党を主要政党として扱っています。れいわ新選組は政党要件を満たしていませんが、現職の国会議員を有しているため、主要政党に準じた扱いをすることもあります。過去の国政選挙でも、同様の扱いをしたことはあります」

確かに党首討論などでは、政党要件を満たしていない政党を呼ぶことはないないが、情報番組やニュースの特集企画などは全く別。現職の国会議員が立ち上げたり、注目を集めている政党については、テレビが社会現象や政治的な変化と取り上げたケースはいくらでもある。

「ようするに、“政党要件”というのは、放送しないための口実なんです。山本太郎さんやれいわの場合は、政策そのものが、安倍政権を真っ向批判するものである上、原発やコンビニ問題の奴隷契約を訴える元店長など、スポンサータブーにも抵触する。だから、局の上層部は取り上げたくないんです」(前出・民放関係者)

■選挙後も山本に出演オファーなし、「地上波はこちらの1本だけだった」

しかも、このテレビのれいわ排除は、選挙期間が終わり、得票率2%以上獲得という政党要件も満たした後も続いているらしい。

きょうの『モーニングショー』では、玉川氏からテレビでこれまで取り上げられなかったことについて聞かれた際、山本はこう返していた。

「ま、あのー、どっちかというと放送禁止物体としてこれまで生きてきたので、逆にきょう地上波で呼ばれるなんてビックリなんですよ。ここにしか呼ばれてないです、私」

また、「モーニングショー」出演前にも山本は、こうツイートしていた。

〈参院選後、今のところ地上波からのオファーはこちらの一本(註・『モーニングショー』のこと)だけ。テレ朝さん、ありがとうございます。〉

 ようするに、これだけ話題になっているというのに、『モーニングショー』以外のどの番組もまだ、れいわを特集しようとも、山本を出演させようともしていないのだ。

 いや、特集企画だけではない。NHKは選挙後の22日夜に放送した各党代表出演による討論番組を開催したが、れいわや社民党、NHKから国民を守る党(N国)を排除した。これはN国を出したくないために小政党を排除したとも考えられるが、同時に“放送禁止物体”たる山本の発言を警戒した可能性もあるだろう。

 開票速報の選挙特番などでは、各局ともさすがにれいわを取り上げざるを得なかったが、多くの論調は冷ややかだった。山本が繰り広げてきた主張も無視して“消費税廃止と言うが、財源はどうするのか。公約は実現性が乏しい”などと決め付けるような報じ方をするメディアもあった。

■山本を「放送禁止物体」としてしか見ないテレビの「放送検閲装置」ぶり

 選挙期間中は政党要件を言い訳にし、選挙後は政党要件を満たして国民の支持を集めたにも関わらず、無視をする──。しかも、前述したように山本本人は「放送禁止物体なので地上波に呼ばれるなんて」と自嘲気味に語ったが、実際に放送で語った主張は「放送禁止」になるようなものではけっしてなかった。消費税問題にしろ、原発問題にしろ、わたしたちの暮らしにどんな悪影響を与えるのか、それを防ぐためにどういう対案があるのかをきちんと提示していた。

いや、それは選挙戦でも同様だった。俳優・タレント時代、山本が脱原発を訴えたときもテレビ局は仕事を干し上げ、政界に進出してからも“イロモノ”扱いしてきた。たしかに山本は天皇への直訴など過激な言動を起こしてきたことも事実だが、今回の“れいわ旋風”は、そうした過激さではなく、具体的な政策提案と「誰も殺さない社会」という明確なメッセージが多くの人びとを惹き付けたのだ。

 ところが、それでもテレビは山本を「放送禁止物体」としてしか見ず、たしかに起こっていた有権者の大きなうねりをも無視した。

 そういう意味では、山本を「放送禁止物体」と見なしているテレビこそが、安倍政権と一体になって国民の目に真実を見えなくしている「放送検閲装置」であることを浮き彫りにしたと言えるだろう。

 しかし、こんな状況に屈する山本ではない。きょうの『モーニングショー』で山本は、「最終的には当然、政権を狙いにいくということで旗揚げしました」とし、「(衆院選は)出るしかないですよね」「(衆院選で出馬するなら)自分の持っている力を最大化できるかたちでと思っています」と語った。このとき、玉川氏が「最大化」の中身について尋ねると、山本はこのように返答した。

「テレビがより取り上げざるを得ないところから出るとか」
「街頭演説とかで多くのみなさんに見ていただきましたけれども、やっぱりテレビ、基本的に垂れ流しじゃないですか。(視聴率)1%で100万人の方々がご覧になるので、やはりテレビに取り上げられて拡大していくというのが非常に重要だと思っています」

 テレビに取り上げられなければ、拡大は望めない──。その現実を痛感しているのは、ほかでもなく山本自身だ。これからは、テレビが無視を決め込むことができなくなるほど、さらに大きな波を起こしてゆくことを狙っているはずだ。

(編集部)



そもそも総研・緊急特集・山本太郎代表地上波登場2019 7 25


















http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/632.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 求心力維持に躍起 安倍首相のできもしない「改憲妄想」 野党が結束すれば、こんな政権は野垂れ死に(日刊ゲンダイ)


求心力維持に躍起 安倍首相のできもしない「改憲妄想」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/259017
2019/07/25 日刊ゲンダイ 文字起こし


本当は苦しい(C)日刊ゲンダイ

 参院選が終わった途端、安倍首相が「改憲、改憲、改憲」と前のめりなのは焦りの裏返しだ。

「少なくとも議論すべきだというのが国民の審判だ。野党は民意を正面から受け止めて欲しい」という22日の記者会見での発言は、苦し紛れの詭弁。「自民党案だけにとらわれない」「(2020年新憲法施行目標の)スケジュールにはこだわらない」と与野党に呼びかけたのも、自民党だけではどうにもならないつらさを物語っている。

 一体、「改憲を議論すべき」のどこが民意なのか。

 自公の与党に日本維新の会を合わせても、参院選で獲得した議席は改憲発議に必要な3分の2(85議席)に達しなかったし、そもそも自民党は改選前から9議席もの大幅減だ。単独過半数も失った。全有権者に占める得票割合である「絶対得票率」は18.9%でしかなく、支持は2割にも達していないのだ。それで「改憲に信任」とはよく言えたものだ。

 選挙後の22、23日に実施された世論調査でも、安倍政権の下での改憲に「反対」が「賛成」を上回っている。朝日新聞の調査では反対46%、賛成31%。共同通信でも反対56.0%、賛成32.2%だった。重視する政策で「改憲」は、朝日3%、共同6.9%とわずかしかなく最下位で、自民党支持者や安倍内閣支持層ですら同4%、同8.4%に過ぎない。つまり、世論は改憲などまったく求めていないのである。

 だから安倍が「改憲も大きな争点となった」と言い切ったことに、公明党の山口代表から「争点設定が国民に伝わっていない。議論すべきだと受け取るのは少し強引だ」と批判されるわけである。

 その公明党も改憲にはもともと消極的で、参院選結果を受け、ますます態度を硬化させそうだから安倍にとっては泣きっ面にハチ、だ。

「メディアはみな判で押したように自公維を『改憲勢力』としていますが、公明の山口代表は『我々は加憲』だとして『改憲』でひとくくりにされることに抵抗してきた。公明が本当に改憲勢力なのか、私は疑問です。参院選で公明は、選挙区と比例でともに7議席を獲得し、目標をクリアしたものの、比例は全国で653万票で、3年前から100万票も減ってしまった。基礎票とされる700万票を、一昨年の衆院選に続き、今回も割り込みました。これ以上、組織を弱体化させないため、福祉や平和の党に原点回帰せざるを得なくなるでしょう。

 安倍首相は国民民主党に秋波を送っていますが、最も改憲にNOなのは足元の公明ですよ」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)

 自民は参院で単独過半数を失い、普通の法案を通すのすら公明の協力が必要。安倍は難しい政権運営を迫られる。そんな中で「改憲に信任」とは妄言妄想の類いでしかない。


この2人が野党のキーマン(C)日刊ゲンダイ

求心力維持のための「ヤルヤル詐欺」

 それでも安倍が「改憲」で強がるのは、レームダック化を隠すのに必死だからだろう。

 安倍が改憲に固執するのは、祖父・岸信介の成し得なかった“遺志”を引き継ぐという執念であり、憲法9条を書き換えることは、安倍にとって第1次政権時代から続く悲願だ。

「これが実現できなければ、もはや安倍さんが首相の座に居続ける意味がなくなる」(自民党のベテラン議員)ため、首相を辞めない限り、「ヤルヤル詐欺」じゃないが、「改憲」を目指し続けるしかないのである。

「9月にも内閣改造が行われる」だとか、「参院選の勢いのままに秋解散か、年末解散」といった情報が流されるのも、政権の求心力維持が目的だろう。

 安倍本人も22日の会見で、「解散は今、全く考えていないが、あらゆる選択肢を排除しない」といかにも思わせぶりだった。そして、大マスコミがこれに乗っかって、垂れ流し、話題作りに一役買っている。

 改憲にしても、大メディアは安倍の意欲をそのまま報じるだけ。世論の望まない改憲など決して実現できないことを、どうしてもっとハッキリ書かないのか。安倍の応援メディアに至っては、「(世論調査で)改憲議論に『期待』66%」「参院当選者 改憲賛成61%」(いずれも24日の読売新聞)と盛り上げようとしているのだからどうしようもない。日経新聞も24日、「18〜30代だけなら改憲勢力3分の2超」という大見出しの分析を報じていたが、そこにどんな意味を見いだしたいのか。

 もっとも、いくら大メディアが応援しても、内閣改造・党役員人事が終われば、安倍の求心力低下は避けられない。

 政治評論家の野上忠興氏はこう言う。

「安倍首相が『改憲』にこだわるのは、右派のコアな支持者の求心力を維持し続けたいからでもあります。それだけ党内外での人心が離れるのを恐れている。安倍首相は表で強気の発言をする時ほど、内面でガクッときているものです。4選なんて話がありますが、今度の改造を最後と受け止めている自民党議員は少なくありません。求心力は間違いなく低下するでしょう。それを少しでも避けるため、今後もアノ手コノ手で解散カードをチラつかせるのではないか。追い込まれている証左です」

野党勝利の1人区で「共闘効果」クッキリ

 だが、早期解散なんてやれるのか。参院選の結果で注目すべきは、自民は240万票減、公明は100万票減と、3年前より比例票を大きく減らしているのに、野党はほぼ横ばいだったことだ。

 立憲民主と国民民主の比例票の合計は1139万票で、3年前の民進党が取った1175万票とさほど変わらない。ゆ党の維新を除く野党の合計でも2019万票で、3年前の2037万票とほぼ同じなのだ。

 自民は鬼門の東北1人区で2勝4敗だったが、24日の朝日新聞が興味深いシミュレーションを行っている。<32の1人区で野党統一候補の得票が、協力関係にあった野党各党の比例票の合計より14%多かった>というのである。

 協力関係にあった野党とは、立憲民主、国民民主、共産、社民、れいわ新選組のこと。きっちり手を組んで応援し合えば「共闘効果」による票の上乗せ効果は明確で、特に愛媛88%増、滋賀46%増、秋田41%増など野党候補が勝利した選挙区ほど効果が大きかった。

 これを衆院の289の小選挙区に置き換えると、当選者は、与党(自公)191、野党79、維新19となり、17年衆院選に比べ与党は35議席減らし、野党は20議席増えるという。

 1対1の対決なら野党が結束すれば与党に負けないと言われてきたが、やはりそれはクッキリで、次の解散総選挙で野党が本気で共闘すれば、安倍政権は野垂れ死にだ。

 立憲の枝野代表が共闘よりも自党の躍進を優先してきたから、参院選では“この程度”の共闘効果だったが、今後はれいわが本格的に加わる。山本太郎代表が参院選同様の“捨て身”の本気度を見せ、野党が一致団結して政権奪取に動けば、小選挙区の衆院選はオセロのように白黒が入れ替わるだろう。前出の鈴木哲夫氏が言う。

「今度の参院選で、れいわの山本代表は『野党をひとつにまとめる』という点で既存野党の尻を叩いた。立憲や共産の候補者とともに街頭に立ち、結果、立憲の宮城の候補は当選しました。これは本来、野党のリーダーとして立憲の枝野代表がすべきことで、山本代表がその手本を示したようなものです。立憲と国民で2位争いをするなんてバカげている。相手は自公です。野党共闘に成果があることがハッキリ分かったのですから、衆院選に向け、早く具体的に進めるべきです」

 その通りで、野党が選挙に備えて固まれば、負けるのが怖くなって安倍は解散できなくなる。自民党内の求心力維持のためのブラフも通用しなくなって、自壊の道へまっしぐらだろう。













 




http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/633.html

記事 [政治・選挙・NHK263] <参院選2019 7.21>山本太郎記者会見「力、合わせて、もう1回やりましょう!」 with ふなごやすひこ・はすいけ透・辻村ちひろ・三井よしふみ れいわ新選組開票センター 




【動画・文字起こし全文】
山本太郎記者会見 with ふなごやすひこ・はすいけ透・辻村ちひろ・三井よしふみ 19.7.21 29時〜 参院選2019 れいわ新選組開票センター

https://v.reiwa-shinsengumi.com/activity/2996/
2019年7月25日 れいわ新選組


れいわ新選組 開票センター 2019.7.21

※動画再生 クリック再生→この動画は YouTube でご覧ください。




山本太郎:
おはようございます。元気やな〜。もうすぐ始発が出ますよ、皆さん。ありがとうございます。ま、あの、一切後悔はないです。

(拍手)

当然ですね。ま、もちろん、あの、落ちるつもりでやってたっていう話ではないです。全く。当然のことながら10人通すつもりでやってて、まあ10人はちょっとなかなか難しい、5人くらいかなーと思って、自分も落ちたみたいな? ま、そういうところです。

でも、最初はね、東京選挙区で1でしたけど、それが今回2議席になった。

(拍手)

ね、2議席。2議席になった上に、政党要件も付いたと。

(拍手)

まあ、そこの代表やっております、山本太郎です、よろしくお願いします。すいませんね、本当、皆さんね、おはようございます。大丈夫ですか? 戻ってきてますか? ありがとうございます。というわけで、まず皆さんから何かありますか? あ、じゃあ、どうぞ。



記者:
共同通信のクロダといいます。さっきも支持者の方たちにおっしゃってはいましたが、改めて、議席維持というか、獲得に届かなかったことの受け止めと、それと、今後の衆院選含めたご意向、どういう活動をしていくかということを、まずお聞かせください。

山本太郎:
ありがとうございます。まあ受け止めですね。すべて結果が出た後に、私自身が落選をするということだけではなく、10人立候補して10人通せなかったっていうのが、もう完全に私の力不足だなという風に思ってます。それに加えて、私自身も議席を得られなかったっていうのは、非常に残念ではあります。これはもう皆さん、本当に全力で頑張っていただいた、その結果ということなので、当然、それは私の責任なんですけれども、まあ、そうは言いながらも2議席、2議席を頂戴しました。これはおそらく、政党要件持たないグループがですね、諸派が議席を獲得したっていうのは多分、新制度に移ってから初めて。その中において2議席を手に入れ、政党要件も満たしたということを考えれば、これは決して負けてはいないという風に思います。山本太郎自身、山本太郎としての議席は失いましたけれども、れいわ新選組としては、これは大きく前進したと言っても過言ではないという風に思います。

で、そうですね、今後のことなんですけれども、当然、旗揚げした理由というのはまず最初に国会の中に緊張感を生み出せるような野党勢力を作りたいと思ったことが一点。で、一番の狙いはやはり政権を取るということなので、それを考えた時にやはり、今回2議席、そして政党要件を得られたということは、非常に大きな成果であったであろうという風に思います。その中でも、国会の中に今回送ることができたのが、ALS、難病患者のふなご(やすひこ)さん、そして重度障がいをお持ちの木村英子さん。これによって日本の障がい者施策であったりとか、バリアフリーであったりとか、この先の日本の将来、すぐ近くにある将来の寝たきりという問題に関しても、大きく前進するであろうと。
山本太郎の一議席を失うことと引き換えに手に入れた物っていうのは、それとは決して比べられないほど大きなものであったと言えると思います。他、ございますか? あ、どうぞ。

記者:
日刊ムラカミです、お疲れ様でした。まあちょっと落選という、ご自身にとっては残念な結果が出て、すぐにはちょっとなかなか難しいかもしれませんが、今、政権を取りにいくっていうことをおっしゃったわけで、まあちょっと結果が出るまで言えないっていう部分もあるってことで、ただ、まあ結果が出ましたんで、たとえば衆院選のこと、あと今後の政権を取るためにですね、ご自身が必要と思うこと、動かれたいと考えていること、今、現時点で話せることがあったら教えてください。

山本太郎:
ありがとうございます。4月10日に旗揚げをし、そこからもまあ、いろんな国会活動とか、数々のことがございましたので、実質ちゃんとその選挙に向けて活動できたという日数がそんなに多くなかったと思ってます、今回。旗揚げしてから3ヶ月が経ちますが。でも今回は、この選挙が終わり、私自身が落選をしましたが、代表という立場でメディアに出る時には、党代表として当然、いろんな場面にも出れるでしょうし、そればかりでなく、そればかりでなく、例えばですけれども、全国の人々とつながりに行くということも自由に動けるようになると思います。で、そればかりでなく、もう本当に既存の政党と言いますか、公党であることで、公党であることと、例えば今回、私たちが戦った確認団体という形だったりとか、まあ諸派って言われるような状態っていうのは、全然、もう天と地ほどの差があるんですね。もう圧倒的に公党が有利っていうような選挙制度になってますから、だから、そのインセンティブ得られたっていうのは、これ、互角に戦っていくためのひとつの条件だと思ってますので、確実にこれは衆議院で大きく議席を取りにいくというような準備をしていく必要があると思います。もう始まってます、衆議院選挙は、っていう気持ちですね。

記者:
それであの、先ほどテレビさんが、各局の生中継入られる中でですね、政党要件を取られたっていうことで、衆院選、100人単位でというようなお言葉も一回伺ったかと思うんですけども、それこそプラットフォームが出来た、他の党からもどんどん声かかるかもしれない、で、選挙戦中もある自民党の大臣経験者からも激励があったという街頭のお言葉もありましたけれども、そういう、他の党から移ってくるというようなそういう動きがもし出てきたら、その辺はもうウェルカムというところでしょうか? 

山本太郎:
まあなかなか180度違うという中で一緒にやっていこうということを、どこまでできるのかというのは難しい部分があると思います。そこら辺はやはり、その方の気持ちであったりとか、っていうのをやっぱり色々コミュニケーションしていかなきゃならないだろうと、どのような方なのかっていうことですね。まあ、一番はこの国に生きる人々のために本気で仕事をする気があるかってことですね。あの、腹芸するとかそういう特技はいらないんですよ、一切。そう考えた上で一緒になれると思う方は、一緒にやっていく。

まあとにかく人数要りますから。先ほどこの会場に入って少し話し、多分、テレビ中継の時だったか、なんだか忘れましたけれども、政権を取りにいくんだと。で、衆議院には100人くらい候補者を立てないといけないことになるだろうと。政権を取るならば、ってことですね。この100っていう数字は、もちろんそこの中に野党共闘とか、色んなものが入ってくるでしょうから、立てる場所、立てない場所っていうのも話し合いの中に出てくるでしょう。だから、ある意味、この既にある政党の中においても、私たちは無視できない存在になっている、もう既にですね、政党としてってことだと思うんですけども。なので、その中でのやり取りの中で、ここは立てる、ここは立てないというような判断をされていくと思うんですけれども、そういうの一切考えない場合には、100人は擁立しなきゃいけないだろうと。政権を取りにいくんであればってことです。



ありがとうございます。他、ございますか? どうぞ。もう一回、手挙げてくださいね。彼がマイクをフォローしますから。

記者:
東京新聞のセノオと申します。今回、もう躍進と言っていいと思うんですけれども、この要因なんだとお思いですか? 

山本太郎:
要因ですか? やっぱり、そろそろ皆んな、怒る時に来てるんだと。20年以上のデフレで本当に踏みつけられて削られてっていうようなことで、本当に生活も人生も大きく変えられたような方々、たくさんいらっしゃると思うんですよね。その一方でやっぱり、そういう状況ではなく、好景気っていうものを享受されてる方々もいらっしゃると。完全にもう忖度されたような中で、皆んなに忖度するっていうようなことが政治なんだと。この国に生きる1人1人を慮るということが政治の存在意義であろう、ということに関してやっぱり賛同していただいたという部分だと思います。人々の力によって政治は変えられる、ということの、おそらく入り口に、もう一度立ったんだろうと。そういう風に思います。

記者:
れいわ新選組という集団とおっしゃってましたけど、これがもしなければですね、今回票を一票投じた方っていうのは、どこの党に入れていた方々だと思われますか? 

山本太郎:
それは分析をしてみないとわからない、というのが答えになりますけれども、そもそもなんかこう、野党から票が削られるんじゃないか、みたいな話が聞こえてますけど、そんなセコイとこ狙ってないんですね。そもそも少ないところ狙ってってどうすんだって話です。こっちが狙ってんのは一番大きな部分、要は無関心ですね。浮動票って言われるような。私自身がもう無関心のトップランナーみたいな人間でしたから、やっぱりそういう気持ちよく分かるといいますか。やはり1番政治から遠い、っていう部分に関してどうアプローチしていけるか、ということが一番私たちが考えていたことです。なのでこの先、そのパイはより大きくなりましたからね、今度の選挙で。

戦後2番目ですか? その、得票が少なかったっていう。なんか、出てましたよね、さっき、スーパー。投票率が低かったってことですか、戦後2番目に? まあ、もう、本当に政治ってどうしようもないなと思われてるような話だと思うんですね。でもそうじゃないと。皆んなの力集めたら大きくなるんだっていう、これは本当に入り口に立ったとしか言いようがないですけれども、山本の1が2になり、政党になった。で、この先の可能性っていうところに、「あなたのコントロールがしっかりと効くんです」と。「声が届くんです」っていうようなことを、有権者の方々だったりこの国に生きる人々と育んでいけたらという風に思います。

他、ございますか? あ、じゃ一番前の方。



質問者:
Taro’s NETWORKのサトウと申します。あの、後ろの席でずっと太郎さんを拝見してまして、タブーかもしれないんですけど、頭のてっぺんについて、一言いただければと思うんですが。皆んな気になってるんじゃないかなと思うんですけど。

山本太郎:
頭のてっぺんっていうと、日蓮のことですか? 

質問者:
は? なんか肌色の丸いものが。

山本太郎:
ああ、あ、なるほど。あの、ちょっと禿げてきてる部分ですね。ありがとうございます。この子を気付いたのは、この子の存在に気付いたのはおそらく今から2か月前、くらいですかね、はい。でもまだそんなにまだ大きくなってなかったので、ま、多分、この先ちょっと大きくなっていくだろうな、っていうことは感じてたんですけど。でもここら辺なので、ちょっと自分で鏡見て気付けないんですよね。あ、なんのことか分かってませんか? あの、禿です。はい。で、自分で気付い、ま、鏡見てもほら、合わせ鏡しないと見えないでしょ。だから、自分で気になってないんですよね。でもなんかこう、例えばですけど、エレベーター乗って、で、防犯カメラがあって前に画面でこの姿が後ろから映ったりとかする時に、あれ、ちょっとでっかくなってるな、みたいな。そんなたまたまのことでは確認できてたんですけど。なかなか確認はできてなかったんですが。まあまあまあ、良かったんじゃないですか。あの、腸に穴空くとか胃に穴空くじゃなくて。



質問者:
お大事になさってください。

山本太郎:
ありがとうございます。ありがとうございます。他、ございますか? あ、じゃあ、ええとそちらの、手挙げてくださいね。

記者:
NHKのコイズミです。改めて先ほど政党要件を満たしたということで、政党になられるということですけども、この新しい政党で山本さんがどういったことを目指していくのか、どういう社会を作っていかれたいか、一言改めてお願いします。

山本太郎:
ありがとうございます。ええと、もうタブーなしでいきたいってことです。多分、今の最大のタブーっていうのは、財務省であったりとか大企業であったりとかっていうことにもう忖度し続けて、その人たちに気を使わなきゃ政権なんて取れないっていう話ですね。そこに気を使うことによって誰の首絞まってんだっつったらこの国に生きる人っていうことで、もう散々な目にあってると思うんですよ。もう皆さんご存じの通りですよね。もう数十年にわたって人々を削り取ってきたっていう。その先に何があったかっつったらもう疲弊しかないです。

国は壊れない。国は存在し続ける。形骸化するかもしんないけれども、形としては残る。けど、そこに生きてる人々は確実にもうボロボロにされてるんですね、今。その状況を何とか止めたい。その状況を止めるためには、永田町を変えるとかっていう寝言を言ってたらダメなんですよ。やっぱり。永田町を中から変えるって不可能なことなんですよ、だって。だって中が茶番なんですから。そういう話じゃないってことなんです。じゃなくて皆んなで一緒にっていう、一人ひとり、一人ひとりが変えられるっていう意識に、意識を、意識に対して訴えかけるってことは私、これからの政治に必要であろうと。いくら何人かのグループで中に入ったとしてもそれはなかなか変えづらいと思います。その数を生み出す人たちとやっぱり、しっかりとリンクしていくってことが必要なんであろうと。



だからどちらかというとこう、内向きというか、外向きですね。そこをやっぱり一番重点的にやっていく。今回、私は議席を失うことになりましたけども、その外向きという部分での活動する時間は、担保されたのかなという風に思ってます。なので、衆議院の選挙というところに、衆議院選挙に近づい……、なんて言えばいいかな、衆議院選挙に向かうまでの間にしっかりと、その、人との関係を最大限に拡げていって、耕していけたらいいなという風に思うんですけれども。

まあ、どんな社会作りたいのかっつったら本当に。3ヶ月で4億円集められないですよ、普通。本当にそう思うんですよ。これは何かっつったら、もう悲鳴ですよ。「死にたくなる社会、やめてくれ」っていう。そう考えると、ううん、なんだろうな、この悲鳴、この悲鳴に対して一体何ができるのかってことを考えるのが政治であって、おそらくこれは4億円集めるっていう行為じゃなくても十分に多分聞こえてた声だと、見えてた状態だと思うんですよね。それに対しておそらく対症療法であったり微調整しかおこなえないような政治がずっと続いてきて。もう「この国の将来、少しずつ壊していくけれども、あなたたち傷つくかもしんないけれども、その都度その都度ちょっと手当するわ」だったら意味がないんですよね、まったく。救いようがないというか、救う気もないというか。

ちょっと、ごめんなさいね。朝の4時でね。まだ脳が寝てるようですね、私もね。うん。ま、あの、なんだろうな、一番わかりやすく、一番わかりすくも言えないな(笑)。ま、結局、地盤沈下するような世の中を作っておきながら、そこに対して一部何かインセンティブを与えますよ、と。例えばその定額の給付をおこないますとか。それ、たとえば対処療法じゃないですか? しかも一時的な。散々DVしといて、ちょっと抱きしめたくらいで、政治やってるような顔すんなって話なんですよ、はっきり言って。根本からの治療が必要だってことです。わかるかな。すいません。なんかすいませんね、例えばっかりで。ありがとうございます。他、ございますか? じゃ、はい、どうぞ。

記者:
ああ、すいません、朝日新聞のフジワラです。すいません、先ほどメディアの取り上げ方に関してちょっと聞いたんですけれども。ま、今回取り上げられなかったことで、候補者として議席が取れなかった部分というのをどう感じてるかっていうことと、あとその、メディアの取り上げ方の線引きを今後、代表としてどうしてしていけば、改善点などですね、あれば教えていただきたいということですね。で、あともう少し取り上げてれば、代表含め議席が伸ばせたと思っているかどうかってところを教えていただければと思います。

山本太郎:
街頭演説で出会える人々って、何人くらいなんですかね。ま、私たちの街宣であるならば1回で、おそらく数百人。多くて1000人、2000人っていうようなことがあったと思います。で、テレビは一方で、1%の視聴率で100万人じゃないですか? 圧倒的に差があるのは違いないですよね。間違いない。

街頭演説と、あとネット、この2つを使って、どれくらいの人々に拡げられるかってことと、強制的に垂れ流されるテレビを見て、それで記憶の中に刷り込まれる、その1%で100万人っていうことの影響のでかさっていうのを考えるとするならば、そりゃ当然、テレビメディアに取り上げられるっていうのは、非常に大きな力だと思います。



その中でも、あの、テレビメディアの方々でも、一瞬でも取り上げてくださった方々もいらっしゃいました。でも、やはり、その程度ではなかなか票は伸びない。だからこそ私たちは、ネットを使いながらの草の根、それでここまで 来れたってことですね。山本太郎自身は議席を失ったが、山本太郎の持っていた1議席は2議席になり、政党要件まで、手に入れることができた。ということは、これは草の根、市民の皆さんの力によって、ここまでの力を拡げることができたと。これは6年前の状況とは大きく変わっていると思います。

で、ネットで拡げられるかって話なんですけれども、私は限界があると思ってます。もう、リアルに動くか動かないのか、リアルに人が動くか動かないか、もうここだけなんです、はっきり言って。ネットはあくまでも拡散するためのツールであって、伝達するためのツールであって、そこから実際に人が動かなきゃ、あの、票は積み上げられません。で、6年前の自分たちと比べて、自分たちっていうのは、私と、そして私たちと一緒に動いてくださった方々なんですけど、6年前よりは大きく進化したといえると思います。で、もうちょっと取り上げられてれば、議席は伸ばせたかというと、そのとおりだと思います。先ほどの1%で100万人という人々の目に触れるということ、もしくは街宣の現場で、ほぼ街宣の現場でしか、目撃されないということとでは、ほんとに天と地ほどの差があるということだと思います。

で、この先、メディアが、その、メディアが取り上げる、取り上げないっていう部分に関しては、まあ、この政治っていう部分、特に選挙っていう部分に関しては当然、政党要件っていう部分にかかってくると思うんですよ。逆に言えば、またはその政党要件を言い訳に流さないことだってできるっていうのは、最大の強みであり、言い訳にされる部分でもあると思うんですけれども、それは置いておいて、それとはまったく別の現象であったりとか、何度も言いますけれども、3ヶ月の間に4億円を集める、すべて個人献金。で、どの会場に行っても、人々が熱を放出してるっていうような状況を確認できる。こういった現象としては、取り上げられると思うんですよね。あの、だってこれって、ある程度のバリューがあるものじゃないですか。バリューがあるものとしては、触れることもできるとは思うんですけど。



まあ、そのすべてひっくるめた上で、政党要件だって、政党要件満たしてないからってことで、こう区切られてきた。これに関しては、もう、なんだろう、それを決める、そういったことを決定できる人たちの、あの、姿勢が変わらない限りは無理ですよね。まあ、やすとみ(歩)さん言われてましたけども、立場主義っていう部分をやっぱり超える。報道の使命ってなんだろうかとか、伝えるってなんだろうかっていう部分を、やっぱりもう一度、考え直したりとかっていうことをしていかない限りはなかなか難しい部分だと思うんですよね。それぞれの立場もあるから、しょうがないことなんですけど。

けれども今回の選挙によって私たちは政党要件を得たので、次回からは皆さんにも、流していただけるだろうと。これ、良かったんじゃないすか。ね、いいことですよ、これは、非常に。まあ、政党要件の問題で、流せないっていうんだったら、じゃあ、こっちから政党要件取りにいきますねってことで、今回から手に入れられたということだと思います。他ございますか? 

記者:
毎日新聞のオクムラです。どうもお疲れさまでした。振り返ってみますと、1992年にできた日本新党は、設立からわずか2ヶ月で参議院選挙で政党要件を満たして、次の年には、衆議院選挙、実際に細川護熙さんが、政権を取るところまで辿り着きました。
ということを考えると今、山本さんがおっしゃった「次の衆議院の選挙で」というのはあながち夢、夢想ではないんではないかという風に感じてる有権者の方も多いんじゃないかと思うんですね。そこで山本さん、今ご自身は落選されたわけですけれども、次の選挙に向けて内心、実はワクワク楽しみにしてらっしゃるんじゃないかなと想像するんですけどもそのあたりどんな風にお感じでしょうか?

山本太郎:
今一番、私が感じていることは、眠たいってことですね。(笑)朝5時ですよ、皆さん。朝5時ですよ、本当に。まあね、しょうがないですね、これ。ちゃんと結果出るまではちょっとこれはコメントできませんって自分で言って3時間待つことになったんですからね。本当に、あの、メディアの皆さんにはご迷惑おかけしておりますけれども。

6年前の1から今この状態になった。2になり、政党要件を得たっていうことでこれは大きな前進であり、そしてその中身、どのような議員を送り込めたかってことに関してもこれは大きな、なんだろうな、日本社会に対する挑戦であり政治に対する挑戦であり、国権の最高機関にこれはその存在だけで変わらなきゃいけないっていうような人材を送り込めたと思っております。で、まぁ落選はしましたが、私自身は代表という立場ですので、メディアへの露出はもちろんのこと、おそらくこれから野党を、野党間での話し合いという時にも私は出て行くことになるんですね。ふなごさんが出て行ったとして合理的配慮で一体何時間野党会談しなきゃいけないんだって話になりますから、もちろんそういう場面に私は出て行ったりすることもあると思います。



で、何よりもやはり、まだ知られていないと思うんですね。山本太郎率いるれいわ新選組という存在を。その存在を全国の皆さんに更に知っていただいて、色々と議論をして、より今ある私たちが掲げている政策をより深めていくチャンスだとは思ってます。で、当然、何が起こるか分からないという風に思ってます。今おっしゃったような事、過去にそういうことがあったとするならば、ま、当然、今の時代にもそういうことは起こり得るだろうという風に思います。ま、元々旗揚げした理由が「政権取りにいきます」っていうこと言ってますから、そのためにはもう何でもするって気持ちです。すいません、なんかちゃんとした答えになっているかどうか分からないんですが。大丈夫ですか? 何かありますか? あ、はいどうも。他にございますか? あ、じゃあそちらの方。

記者:
すいません、フリーランスのハタケヤマです。あの選挙制度のことでちょっとお伺いしたいんですけれども、今回、かなり不利な条件の中で2議席を獲得されたということですけれども、この選挙制度のあり方について、例えば高額な供託金ですとか、そういったものについて、変えていくべきだとお考えなのか、それとも新規に参入してくる方々も同じように現在のハードルを越えて来いという風に思われるのかどちらでしょうか? 

山本太郎:
変えるべきだと思います。本当に私たちは、今回の選挙10人で戦うのに皆さんからご寄附をいただいて、非常に幸運なことに4億円集めることができました。けれどこれをまた違う人々に、政治に参加するのにそういうようなハードルを維持し続けるってのはあまりに酷だと思います。で、何よりも、ま、良いんですよ、化粧品会社の知り合いがいて何億円か借りられたりとかね、何回も言ってますけど。

そういうラッキー人脈がいる方は良いんですけど、そういう人脈を持ってる人はほとんどいないですから、ということはじゃあご寄附でお願いしますってことになったとしたら、それってやっぱり一人一人の生活の中からこう捻出されるものなので、それはダメージもありますよね。だから今回、私たちはご寄附をいただいて、2議席と、政党要件をいただきましたけれども、これがまた衆議院選挙、ということになったとしたら、ここでもやっぱりお力をお貸しくださいという話になるわけですよね。自分たちだけじゃ乗り切っていけないと、政権を取りにいくんだからということで、ってなると負担が大きくなってくるってのはやっぱりちょっと心も痛いし。

で、やっぱりある程度、それぞれの体力が回復するまでにも、時間が必要ですからね。そう考えると、でも供託金を何て言うんですかね、議員定数削減しろとか、間抜けなこと言ってる人たちいますけど。議員定数削減した時点で、要は市民側からの代表は、なかなか選びづらいってことになってきますね。っていうか、立候補もしづらいし、それだけじゃなく議員定数は数を増やしても良いけど給料減らしたりとか、やり方は、あると思うんですけど、給料は減らせませんよ。今のままじゃ。だって、選挙にお金掛かり過ぎるから。そう考えるとするなら、一番手っ取り早いのは何かっていったら、供託金というのをもう超激安にするというか、普通に先進国レベルの金額に抑えるか、あと政治に関わることに関して、お金が掛からないようにするっていうことならば、議員の数も増えて、そこにかかるコストも削れるとは私は思うんですけどね。

とにかくこの供託金制度とかっていうものは、もう一刻も早く辞めなきゃいけないってことですね。高すぎる供託金制度であったりとかってことですね。でも、これを実現するためには、政権取る以外はないので、まあ、一刻も早く政権取る以外ないかなと思ってます。

記者:
すいません、もう1問だけ。よろしくお願いします。今回2%というですね、政党要件の条件を満たしたわけですけれども、政党要件にはもう1つあって、国会議員5人以上という条件もありますね。で、この両方を満たしていないっていうことで、テレビ局が壁を作ってですね、出演依頼が来ないというような事態っていうのは、想定されていらっしゃいますでしょうか? 

山本太郎:
ありがとうございます。もうそれ、既に経験済みです。小沢さんと一緒にやってた時ですね、生活の党と山本太郎となかまたちは、5人の国会議員はいるんですが、2%持ってなかったんですよね。この2%と5人という両方がセットじゃないと無理だ、みたいなこと言ってたのがNHKです。はい。だから、NHKに対して、何度もそれに対する文書を持って訪れたりとか、しつこくやってるうちに出してくれるようになったんですね。

でもまた元に戻るでしょうね。おそらくね。その時には、次の選挙では、「ぶっ壊す」とか本当言わんとダメかもしれませんね、こっちがね。本当にね。あっちの言ってる「ぶっ壊す」じゃなくて、本当にこっちはぶっ壊しますけどね、もう。まあ何だったら、もうなんでしょうね、えっと、ごめんなさい、なんて言うんでしょ。もう、夜中やったから、夜中なんで、もうちょっと、聴取料、違うな、受信料。あ、はい、じゃカットライン作りますよ。カチッ。受信料の不払いの運動とかも始めたほうが早いかもしんないですね。並行して。そういう時には、もう。



記者:
もし、出演を断られるようなことがあればということですか? 

山本太郎:
そうですね。もしも、この2%というものを持っているにも関わらず、NHKの番組だったら、日曜討論であったりとか、色々あると思うんですけど、そういうところに、出さないっていうような、また寝惚けたこと言い出したら、今度はもう受信料を不払いということを、政党が、人々を巻き込んで、拡げていくってことも辞さないって考えてやっていきたいと思います。

記者:
ありがとうございます。

山本太郎:
地べた這いずるような思いで、皆が寄附してくれて作った政党ですからね。これはもう、皆と一緒に、直接行動、まあ平和的な。そういうものも含めた上で一緒に前に進んでいくってことをやってきたいと思います。

記者:
今のコメントは、NHKで流れると思いますか? 

山本太郎:
いや、普通のコメントでも流れないんだから、こんなコメント、特に流れないでしょって話だと思うんですね。

記者:
わかりました。ありがとうございます。

山本太郎:
ありがとうございます。すいません。あのNHKの方、責めてるわけじゃないですからね。すいません。はい。他ございますか? じゃ、どうぞ。



記者:
フリーランスの田中龍作と申します。今、毎日新聞の方が、日本新党の1993年の件だと思うんですが、日本新党の例を挙げられて、参議院で3人でスタートして、次の衆議院選挙で政権取ったと。私も、その時の日本新党の選挙の現場を見てたんですが、聴衆、聞きに来ている人たちのですね、それだとか、国民のその政党にかける真剣さは、もうれいわの方が、熱が100倍くらい上です。100倍どころか1000倍くらい上です。あの時は、単なるブームでした。この悲壮感とか、殺気が全然違う。で、このですね、この熱をどうやって維持されますか? この熱を。

山本太郎:
この熱を維持する。あの、今回の選挙で結果が出ました。で、その結果にかかわらず、皆さんの生活が改善されましたって言うんだったら、熱は冷めると思うんですけど。この選挙の結果が、どうなったとしても、この結果が出た後にも皆んなの生活は、変わらない。どころか、悪くなっていくしかないんですよ。だからこれは冷めるどころか、より熱していく方向にいくと、私は思ってます。私たちの熱さえ冷めなければってことですね。ええ。

記者:
どういう運動を続けていかれますか? 

山本太郎:
もうずっと選挙中にやってたような事、ずっとやり続けますよ。1番分かりやすく言えばね。ただ、夏のむちゃくちゃ暑い時期にそれやられると、ちょっと皆ダウンするかもしれないので、だから少し涼しくなってからやるとかということは、考えてやった方が良いなと思います。ただですね。今回の私たちの選挙に関する数的なもの、データ的なものがあるんですけど、簡単なものですね。

カンパをいただいたのは4億円です。で、このカンパをいただいた人数が3万3000人。で、公選ハガキってありますよね。公選ハガキ。あれは、法定枚数っていうのが、15万枚なんですよ。で、これを1万1000人の方々が、実際に公選ハガキをいろいろ書いてくださって、結局22万人分返ってきたんですよ。法廷枚数15万枚、なのに22万枚分返してくださったって。だからもう、それくらい上回ってるんですよね。



記者:
その話、聞いてますよ。僕。うん。

山本太郎:
あっ聞いてますか? すいません。他の方、聞いてないんで、言わしてもらいます。

記者:
どうぞ。

山本太郎:
他に、ポスター。個人ポスターが7万枚と政党ポスター2万枚の9万枚。ビラが個人、山本個人ですけども、20万枚。政策ビラ250万枚。合計270万枚。ボランティアは、もう実際は数は数え切れないほどなんですけれども、あくまでも事務所に来ていただいたボランティアは、17日間で3500人以上ということですね。

だから、この数週間の戦いの中でこれだけの数の人々が助けてくださったと。この熱っていうのは、恐らく冷めることなく、次の衆議院選に望んでいると思います。ただ山本太郎が落ちたことによって「ああ、何もなかったんだな」っていうような、短絡的な思考に繋がってしまう人もいると思うんですよ。「ああ結局、2議席しか取れなかったんだ」というような。おまけに「山本落ちたのか」っていう話にされちゃうこともあるかもしれないですけど、それとんでもないと。山本の1が2になり、政党要件。でその議員になる人々のシチュエーション。で、これから、この国の最高機関に与える影響。で、この政党要件を得たことによって、山本の活動が拡がるということを考えていただければ、これは次の衆院選にも十分期待していただける内容だと思います。

記者:
あの、では、次期衆院選で政権狙えますか? 次期。

山本太郎:
これ、何回も何回もやったら、あの、ね、国の間違った施策で倒れるとともに、私からの「寄附お願いします」で倒れる可能性ありますからね、これ。勝負は早くつけなければ駄目なんですよ。もちろん。だから次の衆議院で、政権リーチできるっていう戦い方をしていきたいです。

記者:
あの、聴衆の熱が、聴衆っていうか支持者の熱が、れいわよりも1/100低かった日本新党でさえ、政権取れたんです。

山本太郎:
ま、その熱がもっと低い自民党でも、政権握ってるってことありますけどね。そうなんです。ファンタジーにはしたくないっていう。リアルに繋げていくことで、確実に前に進んでいきたいという風に思ってます。他ございますか? じゃあ、どうぞ。

記者:
東京新聞、コマザワです。遅くまでお疲れ様でした。2点、お尋ねします。先ほども、ちょっと話題になりましたけど、国政選挙の投票率の低下というのが、どんどん止まらない状態で今回48%少々。これはどういった理由で、これだけの低投票率なったのかということと、今回、臨時国会が開会されると正副議長選挙がありますけども、当選されたお2人は投票行動について、もう既に決めておられるのかどうか伺います。

山本太郎:
ごめんなさい、投票行動?

記者:
正副議長選挙で。

山本太郎:
ああ、なるほど。はい。まだ、そこについては、話し合えてません。もう、ごめんなさい、ちょっと想定外だったんで。私自身は入るつもりだったんです。なのでそこについてはまだ話し合えていません。ただあの、おそらく、正副ってことは正が自民で副が野党第1党っていう風になると思うんですよね。そこに関して、四の五の言ったところでどうにもならないとは思うので、本当に意味のあるところでの徹底的な交戦、ということをやっていくべきだと。その正副って部分に関しては、ここは一旦、その通りに合わせてもいいんじゃないかなとは私自身は思います。でもそれは、議員になられたお二人に確認を取ったわけじゃないので、いや、ここから徹底抗戦を始めるんだってことなのであるならば違う話になるのかもしれませんけれども。ごめん、もう1点何でしたっけ。

記者:
投票率が50%切るという結果になったわけですが、これだけの数字になった理由については代表どのようにお考えでしょうか? 

山本太郎:
一つは政治どころじゃないっていう話なのかもしれないですね。選挙どころじゃない、もしくは選挙なんて知らないっていう層も、大勢いらっしゃるでしょうし。

あとはやっぱり、なんでしょうね。芸人さんの問題であったりとか? あなたの人生には直接関係ないよねっていうことにやっぱり引っ張られる部分なんじゃないですか? 吉本(興業)がブラック企業であるってことは非常に興味深かったりとか改善するべきだという気持ちはありますけれども。それとその直接、有権者の皆さんとの関わりっていうのはそんな深くないですよね。そう考えるならば、やはりテレビなどで取り上げられる時間ってことを考えるならば、今回は非常に重要な選挙だったとは思うんですけれども、おそらく選挙や政治や格差やいろんな問題にかけられる時間ほどは、ちゃうな、ごめんなさい、もとい。



まっ選挙報道薄すぎますわねって話です。えぇ、すんごい丁寧ですけどね、吉本側のお話に関しては。ものすごい詳しくやりますけど、それくらい詳しく選挙報道してるかって話ですね。NHKとかでも報道されたりとかしてるの見ましたけど、本当に見るに耐えないというか。その番組を見て、なんかこう政治について考えようとは思わない。本当に腑抜けたような番組が多かったですね、はっきり言って。逆に言ったら、忖度をする意味でのスピンコントロールを、メディア自らやってんじゃないかってことですね。特に圧力を受けなくても? 

(拍手)

っていうようなな穿(うが)った見方をしてしまいそうになるくらい、政治や選挙って部分に関して深く報道されたりとか流れることはテレビに限ってはなかったという風に思います。他ございますか。じゃ、あの、ブルーの方。

記者:
スポーツ報知の、ヒグチと申します。先ほどと言うか、3、4時間前に聞いたことと全く同じ改めて、お伺いするんですけども。次の衆院選に出られるのかどうか、というのを、ちょっとお伺いしたいんですが。ご自身がということですね。

山本太郎:
もう出るしかないんじゃないですか、これ。

(拍手)

記者:
東京で出られる? 

山本太郎:
なんですか? 

記者:
あの選挙区とかは、決められて。

山本太郎:
今からですね。

記者:
それは今から。

山本太郎:
それが一番話題性を呼んだりとか、なんかその最大化ができる形で選んでいきたいと思いますけれども。参議院で残ればどうなるだろうなとは一瞬思いました。参議院で自分が残ったとしたらそれを辞退して、っていう方法もあるなっていうのは、自分の頭の中によぎりました。最大化の一環ですけど、それは。でも実際に自分は議席を失いましたので、次の衆議院で挑戦すると。当然、その時には、メンバーも揃えて、皆さんの力を借りながら、政権を取りにいくという、気迫でいきたいなという気持ちですね。その時の選挙区はどこになるかとか、戦い方っていうことに関しては、まだ全然決まってません。



記者:
ありがとうございました。

山本太郎:
他ございますか。あ、どうぞ。

記者:
度々すみません、東京新聞のセノオです。2つ伺いたいんですけども、1つは今日これから寝られると思うんですけど、寝て起きてですね、今日、何をするかっていうのをちょっと教えていただきたいっていうのと、あともうひとつ、政権を取るっていうお話に関連して、野党と力を合わせるけれども消費税は譲らないということを先ほどおっしゃっていましたけれど、そういうことでやっていけるのか。要するに仮に政権を取れるような状況になったとして連立政権に加わらないとかそういう判断をするのか、その辺りを教えてください。

山本太郎:
まぁちょっと野党の動きがどうなるのかわからないので、そこはなかなか答えづらい部分ではあります。

結局、次は衆議院ってことになったらば、今回は消費税について凍結っていうことを掲げて戦った野党でさえも減税ってことを言い出す可能性もあると思っています、私は。じゃなきゃひっくり返せないですから。もっと参議院で捻じれが作れるくらいにまでの状況になる可能性は、減税を訴えればひょっとしてあったと思いますけど、そのカードは切らなかったわけですから。次の選挙でおそらく減税くらいまでカードを切るというようなことが出来るならば、そこは話し合いの余地はあるのかもしれません。

で、今日何するですね、まぁえっと、44歳無職になったわけですから、あぁでも一応党代表ですね、これ。違うわ。すみません。朝起きて散歩してみたいな、そういう優雅なことをやっている暇はございません。というのも議員会館内の山本太郎事務所及び議員宿舎、6年間住まわせていただいた議員宿舎、これ5日以内に退去しなければなりません。これが一番憂鬱ですね、いやほんとに。これをしながらも、自分たちはこうしていきますというような声明の発表であったりとかっていうようなことも必要になってくるでしょうから。とにかく大変ですね。だから今日何しますかって聞かれたとしても「やること多すぎて」としか答えようがない、ってという形ですかね。

記者:
街頭に立つようなことは考えていますか? 

山本太郎:
街頭も立ちたいなぁ。立ちたいけどもう倒れるかもしれませんね、引っ越しの途中で。すみませんね、街頭までたどり着けないかもしれないです、ひょっとしたらね。でも、それが今日になるのかどうかはわかりませんが街頭には立ちたい思いはありますね。ありがとうございました、ということも言いたいし。



でもまぁ、全国の街頭に立ったわけですから、その街頭を形式的に1回だけ東京のどっかでやるとかっていうのも何か不思議な感じがしますし、街頭でのご挨拶っていうのをまた全国ツアーみたいな形でやるっていう、これ毎回やっていることですけども国会が始まる前にっていうようなことも考えなきゃならないかな。でもすぐは無理ですね。とにかく何よりも今はすぐに宿舎と、そして事務所を退去しなきゃならない。あれだけ膨大な荷物がある中を一体どうしたらいいんだってことで、ひとりでパニクっております。ありがとうございます。他ございますか、どうぞ。

記者:
毎日新聞のアオキと申します。これからの国会はやはり憲法改正、相当、議論になっていくかなと思うんですけど、今の時点でどういう風に対応していくお考えなのか、などのお話してもらえたらと思います。

山本太郎:
ありがとうございます。憲法改正っていう部分に関しては、現在の勢力の中でおこなわれる憲法改正っていうのはやめたほうがいいと思っています、当然です。憲法自体、守られていませんから。健康で文化的、最低限度の生活っていうものをこの国に生きる人々にしっかりと出来るようにしなきゃいけないにも関わらず、本当に地盤沈下した状況、生活が地盤沈下した状況にさせてしまっているという時点で、もうアウトだと思いますね。

一人暮らしの20代、61%が貯蓄0とか。30代、40代も貯蓄0、もう地盤沈下完全にしているし。57.7%の全世帯が生活が苦しいと言っている状態。これ9条がどうしたとかって話もありますけど、完全に25条さえ反故にされているということを考えたならば、これ憲法変えたいって言っているのはその憲法を今、守っていない人たちですから、これは詐欺師が詐欺罪ゆるめろと言っているのと一緒です。だからそういう部分に関して議論をどうするのかってことですけれど、議論したら出口が見えますから、当然、議論に立ってしまえば、議論に立ってしまえばそれは話が進んでいくんだろうと、国会内での採決。まぁ今回アレですよね。3分の2届かなかったんですよね。っていう部分はありますけれども、結局ね、テレビにとっても特需なんですよね。会見特需、コマーシャル流し放題、流され放題。

それを考えると、やっぱりこれは、経済界と政治によって、またこの憲法を変えるってことを前に進む可能性は非常に大きいと思うんですよね。まあでもその前に衆議院選があると思うので、議論は始めたとしても、結局は最後の最後は国民投票でとめられるという部分は、あるかな。ま、洗脳されますからね。テレビに完全に。やっぱり露出の多い方に引っ張られますから、どう考えても。そう考えるとなかなか難しいと思いますけど、今の時点では憲法っていうものに対して手を入れさせるっていうのはかなり悪い選択だという風に思います。極力それをさせないっていう方向に持っていかないと。

で、4項目挙げてるうちの3つがダミーですから。結局、緊急事態条項以外、興味ないと思いますよ。それを考えると、やり方が誠実味に欠けるってことですね。そう考えると、やっぱり、憲法改正なんていうことには手を付けてはいけないという状況だと思います、今は。もしもそういう状況が生まれたとしたら、おそらく、今日議員になったふなごさんなどは牛歩ということになると思いますね、介助者を連れながら。急げとは言えませんからね。合理的配慮をお願いしますっていう話になりますよね。木村さんもそういうことになると思うので、だから、拙速な議論っていうものは、なかなかできないであろうと。当然、その重度障がいであったり難病の方々のリズムっていうものが国会の中に取り入れられなきゃならない。

そんなこと言ったら決められないじゃないかって話になりますね。民主党政権時代のようにという話なんですけど。ま、決められない政治から決められる政治へっつって、決まったことほとんど、どうしようもないことばっかりですから、そう考えたら決まらないほうがマシだって話になると思います。ま、でも、徹底抗戦をしてくれると思うんですね、今日議員になられたお二人は。本当に骨のある方々ですから。

すみません。ちょっと話が広がりましたけど。憲法改正よりも他にやらなきゃいけないことがあるだろうっていう話です。話をそらすなってことですね。



今一番この国で手を付けなくてはいけない政治的テーマ、格差であり貧困であり、人々のやっぱり、首の締まった状態をいかに自由にしてあげられるのかっていうことを、政治が本当に全身全霊で取り組まなければいけないことだと思ってます。すみません。その他ございますか。

びっくりした。ふなごさん、牛歩するとか勝手なこと言いました。その時、私、議場の中に居れないですけどね。多分なんかこう席から見てるかもしれないです。頑張れ、ふなごさんとか手を合わせながら、頑張れ、頑張れって。あ、すみません、話長くなりました。早く帰って寝てください。本当にすみません、遅くまで付き合っていただいて。ふなご先生、お疲れさまでした。おめでとうございます。ちょっと待ってください。

(拍手 ふなごさん退出)



他ございますか。大丈夫ですか。あ、どうぞ。

記者:
山口県の長周新聞と言います。お世話になります。

(拍手)

記者:
太郎さんがですね、本当に単独で立ち上げて全国を1人でまわって、有権者に直接訴えてですね、支援のお願いと寄附のお願いをされて、それに応えた今回の結果だと思うんです。そのようにして戦われてきて、ま、お疲れだと思うんですけども、今この1つの結果が出た段階でですね、あの、全国のそういった寄附をしてくださった方々、初めて知ってしてくれた方も随分いらっしゃると思うんですけども、メッセージがあれば、呼びかけていただけたらと思います。

山本太郎:
ありがとうございます。本当に身を削るような思いで私たちに託してくださった、ご寄附くださった。本当に忙しい中で少しでも自分の時間がほしいところを、私のポスターを貼ってくださったり、ビラを配ってくださったり、本当に自分のことのように、自分が候補者に成り代わって一生懸命走り回ってくださった方々が全国にいらっしゃることを私は知っています。この方々に対して、本当は10人全員当選ということを形にしたかったんですけれども、そこまでには至らなかった。これは本当に私の力不足であると。

ただ、何度も言ってますけれども、6年前に1議席しか得られなかった私及び私たち。その力が6年経って今回の選挙で2議席に増えて、政党要件を手に入れることができた。これは最大限こうしたいと思ってたものに比べれば小さく見えるかもしれないですけれども、これは今回私たちが今回の選挙で、数々憤ったこと、例えばどうしてテレビ映さないんだとか、どうしてこんなに大政党に比べてやれることが少ないんだとか、いろんな不条理っていう部分を払拭するためのカードを手に入れたと思ってます。

次の選挙からは、メディアは取り扱わなきゃいけなくなるだろうし、それだけじゃなく衆議院選挙、例えばブロック、東京ブロックに立てるならば多分、最低でも4人でも4、5人立てなきゃいけないですよね。4、5人立てなきゃいけない、エントリーするのにですね。これ政党でなければ4、5人立てなきゃその参加権が得られないんです。掛ける600万円ですけど。これはひとりでも立てることができるようになるんですよ。比例ブロックに最低これだけ立てろという数字がある中で、政党であるならば、たったひとりでもそのブロックに立候補を認められるってことですね。ということは費用が抑えられるって事です。これかなり大きなシード権に近いものを手に入れたんじゃないかという風に思います。

なので、全員当選というところにはちょっと遠く叶わないというような状態にはありますが、6年前の私たちというところの出発点から考えるならば、非常に大きな力を持つことになったんではないかと、ここに来れるように、このような状況に、このような状況で今からの戦いをさらに進めることができるっていうのは本当に皆さんのお力以外にない、そう思ってます。もう足を向けて寝れない。今日から立って寝ます。ありがとうございます。ございますか?他に。終わりです。

もう明るいよ、外。あらもう朝ですよ、皆んな。夜更かししちゃって。ありがとうございます、本当に。はすいけ(透)さん、辻村(ちひろ)さんそして三井(よしふみ)さん。いいですか? お言葉いただいて。順番に。



はすいけ透:
本当に残念でしたけれども。本当に私たちの緊急八策、れいわ八策に共鳴してくださる方々と、本当に出会えたことは本当に人生最大の幸せだと思っております。今、代表が言ったように今後、その仲間の皆さんの、もっともっと多くの方に加わっていただけるように、頑張っていくつもりでございますので、またよろしくお願いいたします。



辻村ちひろ:
ありがとうございます。私も代表と一緒でちょっと頭が眠くて、飛んでるところがあるんですけども、本当にマイナーな環境問題っていうことをテーマに戦ってきて、なんて言うんですかね。いろんなところで困ってる人たちの生の声を聞けたって事は、すごく自分の糧になりました。まだ聞かなきゃいけない声がいっぱいある。やっぱりこれはスタートラインなんだろうっていう風に思っています。出ろと言われれば、次も当然出ますし 。

(拍手)

はい。全国をくまなく歩いて、そういう問題を拾ってきて、それを国会の場に届けるというのが僕の使命だと思っています。あと最後に、ほんとに皆さんに支えていただきました。全くの無名で誰だこいつっていう感じだったと思います。ピアスなどしやがって、とんがった靴はいてって思ったかもしれませんけど、そんな奴でも皆さんに支えていただきました。ちょっと私の得票ではね、皆さんや代表を助けることができなかったって悔いが残ってますから、今度は本当にくまなく全国歩いて、少しでもお力になれるように頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします。



三井よしふみ:
もう少し取れるかなぁと思ってましたが、こういう結果になってます。まさしくコンビニは人が多いはずなのに票も入んないし、まぁコンビニのオーナーたちが仕事しすぎてるからこんなんなっちゃったんだけどね。投票行かなかった連中多いと思います。私、これ初めての国政選挙ですから、次やる時はいろいろ頭にいま計画があります。

(拍手)

でも今回のこういうね、本当にボランティアの人たち、頭下がる以上に、本当に皆さんどうしてそんなにパワーあるんですか。

(拍手)

いや逆に私からね、皆さんからね、パワーっていうか、魂もらいましたよ、本当に。本当に。ここで本当に皆さん本当にありがとうございます。今、太郎さんが、片付けしなきゃいけないって話されてましたけど、我々の望むところがね、高いから、いいですか、我々の望むところが高いんですよ。高いところに手を届けるには一回しゃがむしかないんですよ。今回しゃがんだだけだからちょっと。わかる? 俺が一番しゃがんでるけどな。これから飛び上がるためのしゃがみだと思えば、いい思い出がここにあるから、次の時、太郎さん、よろしくお願いします。皆んなまた次も頑張ろう。やるぞ!



山本太郎:
ありがとうございます。全然、私、自分が議席失ったけど、何も悲観してないですよ。それなんでかって言ったら、さっきも言っていましたけど、6年前より前進してるんですよ。これ自分が受かるためだけに東京でやって、自分が1議席得たっていうことより、全然大きなもの手に入れていると自分で思ってます。

ここからさらに拡げていけるっていう風に私は信じてて、今回、残念ながら私の力不足で皆さんを国会に送ることができなかったけれど、これは次につなげる、つなげられるという風に思ってます。ええ、だって政権取るためには候補者100人立てなきゃいけないんですよ。もちろん野党の中でいろいろ話し合いがあって、100人全員立てられなかったとしても、普通に10人集めるだけでも大変だったんですからね。そんなかでもう内定者いるってことですよ。いいじゃないですか。もっともっとたくさんの当事者を集めて、最強のグループを作って、打って出ようじゃないですか。

(拍手)

なので、まず皆さんにはとにかく休んでいただきたい。本当に。あの英気を養っていただきたい。もう近づいてます。衆議院すぐ来ると思います。こっちの準備が整う前に私だったらやる。逆にね。権力持って潰したかったら、間を置かずにやりたいと思うはずですよ。となったらこっち側の準備が整ってなきゃ、いつだってチャンスなんですよね。

お願いしたいのは一刻も早く休んで体を休めて英気を取り戻し、そして、ポスター貼ることから始めなきゃいけないんですね。本当に。ポスター貼ることから始めなきゃいけない。やっぱりポスターってすごくハードルが高くって、100軒行って1軒オッケーとか2軒オッケーとかザラなんですよ。あの100軒行ったのに1軒も貼れないってこともあるし。本人だってあれ位なんですから、本人じゃない人たちが行ったら余計です。

だから今度はちょっと今回よりも気合入れて戦わなきゃダメなんです。今回のはちょっと、助走期間が短かった。だから皆んな走り切れた。けど、今度はもっとしっかり事前に皆んなで取り組んでいきながら、やっていかなきゃなんない。

まずはポスターでしっかりと歩いて貼っていって、どこ歩いててもあいつらのポスター貼ってんなって状況になったら強いですよ。それもひとつの現象ですから。それを皆んなでまずやっていきませんか。まずは休む。その次、皆んなでポスターやっていく。やりませんか? どうでしょう? 

(拍手)



ありがとうございます。まぁまぁこれはしょうがないですよ。世の中変えるためにはね、皆で力合わせるしかないってことで、もうちょっとお付き合いしてもらわなきゃなりませんよ、これ。お願いしますね。衆議院選挙をとりあえず乗り切って、そこで大きな議席を手にして、そして、中でキャスティングボートを握るというようなことまで私たちはリーチしていかなくてはならないと。この先にはもう希望しかないよ。夢しかないよ。やっていくしかないんだからってことですね。力合わせてもう1回やりましょう。よろしくお願いします。ありがとうございます。



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