「南相馬『妊婦』...セシウム検出されず 地元食品を7割超が敬遠」 (福島民友 2019/7/21)
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20190721-398539.php
南相馬市立総合病院の医師らでつくる研究チームが、2012(平成24)年4月〜16年2月の間、南相馬市の妊婦の内部被ばくを測定した結果、放射性セシウムが検出された人は一人もいなかった一方、多くの人が地元食品を消費することをちゅうちょしていたことが分かったとする研究成果をまとめた。20日までに英医学誌「BMJ Open」に発表した。
研究チームは、12年4月〜16年2月に同病院でホールボディーカウンターによる内部被ばく検査(参加は任意)を受けた妊婦579人のデータを分析。結果、全ての妊婦からセシウム134、セシウム137は検出されず、検出限界未満だった。一方、内部被ばく検査時に妊婦に行った食品の消費行動についてのアンケートによると、スーパーで本県産か県外産かを見て食品を購入するという回答が12年時点で78.4%、15年時点でも75.0%に上った。
研究チームはこれらの結果から、「原発事故後の妊婦の内部被ばくは極めてわずかであるにも関わらず、多くの妊婦が依然として地元の農産物を消費することへの懸念を持っていた」と指摘。「市場に流通している地元の農産物の汚染はほぼ存在しない。今後は内部被ばくの危険性について妊婦に科学的な理解を促進することが大切」としている。
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セシウム検出されずと言っても、検出限界をはっきりさせないと意味がありません。
以前の情報では検出限界が300Bqと異様に高く、これでは大半が不検出になってしまい
測定の意味がありません。
WBCではアルファ、ベータ核種は測定できないし、ガンマ核種も体の奥深くにあるものは
検出不可能です。
尿検査のほうがより確実ですが、内部被ばくの実態がバレるので絶対にやろうとしません。
住民が地元の食品を避けていることがこの報告でも明らかになりました。
当たり前でしょう。
汚染のひどい南相馬では、健康な赤ちゃんを産むことも育てることも不可能です。
(関連情報)
「【実録】3.11以降、日本人全員が内部被ばくしている! 検査を受けてわかった衝撃的事実
(TOCANA)」 (拙稿 2017/1/24)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/355.html
「南相馬市原町区の方々の尿検査結果-膀胱がんが懸念されるレベル (ちくりん舎)」
(拙稿 2018/5/8)
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/717.html
「東京・目黒在住の方がツイッターで内部被曝を報告」 (拙稿 2015/7/13)
http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/408.html
「驚愕!!南相馬市立総合病院の患者数が公表される
原発事故前とくらべ成人甲状腺がんは29倍、白血病は10倍に上昇」 (拙稿 2018/10/9)
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/393.html
「助産婦としての被爆後 岡村ヒサ子さん(全文書き出し)ピカに灼かれて
(みんな楽しくHappyがいい♪) 閲覧注意」 (阿修羅・赤かぶ 2016/8/24)
http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/356.html
「チェルノブイリハート:福島なら翌年から、東京なら4−5年後から、脊柱側弯症・
多指症・兎唇などの奇形児と堕胎の増加」 (阿修羅・ポリーテイアー 2011/11/7)
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/253.html
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/739.html