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2019年7月18日00時20分 〜
記事 [政治・選挙・NHK263] <れいわ仙台発>母親「子どもの未来がない、太郎さんに国を立て直してほしい」(田中龍作ジャーナル)
【れいわ仙台発】母親「子どもの未来がない、太郎さんに国を立て直してほしい」
http://tanakaryusaku.jp/2019/07/00020512
2019年7月17日 23:11 田中龍作ジャーナル


今の調子で国の破壊が進めば、この子たちの未来はない。=17日、仙台駅前 撮影:田中龍作=

 山本太郎の街宣には政治に取り残された人々が詰めかけてくる。それは分厚い層だ。

 17日たそがれ時の仙台駅前。最前列で腰を下ろして演説に耳を傾ける2組の親子がいた。

 3歳の息子と6歳の娘を連れた母親は「このままだと、この子たちの未来はない。太郎さんに国を立て直してもらいたい」。

 2歳の娘の手を引いてきた別の母親に「子どもの未来のために、山本太郎に国を立て直してほしいですか?」と尋ねると、母親は「それしかない」と間髪を入れずに答えた。

 そして続けた。「選挙にはずっと行ってなかったけど、今度は投票に行って山本太郎と書く。他の政治家は人間として信用できないが、太郎さんは人を大事にする」。

 安倍政権になってからの6年間で国は猛烈なスピードで破壊されていった。子どもを持つ親の世代は、掛けた年金は戻って来ないと諦めている。

 安価な外国人労働者の流入、働かせ放題、さらには雇用なき労働ウーバーの登場・・・子どもが成人した頃、まともな労働環境は皆無となっていても不思議はない。

 前出の母親は「娘がまともに就職できるなんて考えられないもの」と顔をくもらせた。
 

宮城選挙区で善戦する石垣のりこと山本太郎の「消費税廃止」共演。「選挙は祭りだ」を地で行く光景だった。=17日、仙台駅前 撮影:田中龍作=

 山本はそんな人々に「政治を変えよう」と熱っぽく呼びかける―

 「変えられるんですよ、選挙で。この国のオーナー、皆さんなんですよ。株主、皆さんなんですよ。税金の取り方だって変えられるって話ですよ」

 「いちばん重要なことは、皆さんの空気を読むことでしょ。生活を見ることでしょ。判断の基準のすべてはこの国に生きる人々のためになるか、ためにならないか」

 「権力持たせて下さい。やりますよ。力を貸して頂きたい。あぶない権力の使い方はいたしません。正しい権力の行使をいたします」。(敬称略)

 〜終わり〜

   ◇

山本太郎なき国会って、考えられますか?

風前の灯となりつつある私たちの自由と尊厳を守るために戦う・・・山本太郎の革命を、田中龍作は最後まで見届けます。



山本太郎 れいわ新選組 街頭演説 宮城・仙台駅西口デッキ 2019年7月17日

※57:17〜 石垣のりこ候補、演説 再生開始位置設定済み


































































http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/346.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 「私は山本太郎に発掘されたノンポリ」 自民党議員一家で育った25歳女子が「れいわ新選組」を推す理由(ビジネスインサイダー ジャパン
竹下 郁子  Business Insider Japan記者
2019年7月17日


参議院議員の山本太郎代表率いる政治団体「れいわ新選組」への寄付が3億円を超えた。街中での街宣活動はまるでフェスのような盛り上がりだ。

その輪の中に、自民党議員の家庭に育った25歳の女性がいた。チラシ100枚のポスティング、ポスター貼り、公選ハガキの送付、SNSでの拡散……。これまで「ノンポリ」だったという彼女が、なぜここまで「れいわ新選組」の選挙活動を支援するのか。

■初めての寄付は250円

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7月13日、東京・新宿で演説する「れいわ新選組」の山本太郎代表。

250円。

東京都内に住むAさん(25)が初めて「れいわ新選組」に寄付した金額だ。政治団体への個人献金も初めて。5月、山本太郎代表が街宣活動をしているところに偶然通りかかったのがきっかけだったという。

山本氏は演説が終わった後、自身との写真撮影の時間を設けている。マスコミでの露出が少ないため、参加者にSNSにアップして拡散してもらう戦略だ。参加者にとっても「日々の困りごと」を訴えたり、ねぎらいの言葉をかける貴重なコミュニケーションの時間になっている。

Aさんも写真撮影の列に並んだ。どうしても言いたいことがあった。

■名門海外大学院でも手取り月12万円

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「あまりにもひどい政治の中で、自分自身が参加しても何も変わるはずがないと思い込まされてる」と山本氏は参加者に問う。

Aさんは慶應義塾大学を卒業し、現在は海外で理系の大学院に留学中だ。専攻している学科は世界でトップ5に入る名門校。4月に帰国し、日本の研究機関で1年間のインターンシップをしている。華やかな経歴に見えるが、生活は厳しい。

インターン先からもらう給与は、手取りで月12万円。パートナーの男性と2人で住む賃貸住宅の家賃は月8万5000円。雇用保険はインターン先で加入しているが、住民税や国民年金は自分で納付しなければならない。年金は支払えないため、免除申請をしている。

女性は現在、修士課程。将来の夢は研究者になることだ。

 「大学生やポスドク(博士号を取得した後の任期付きの研究員)が困窮していることは社会問題として知られてきたけど、実は博士号を取るまでもすごく大変で。海外ではもっと給与があるのが一般的です。
 でも大学の教授たちに『おかしいですよ、制度を整えるよう声を上げましょう』と言っても全く取り合ってもらえなかった。怒りが爆発してたので、とにかく誰かに聞いて欲しかったんです」(Aさん)

■「政治屋」と嘲笑された私の話を聞いてくれた

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演説中もその後も、「カンパ箱」の前には行列ができる。ある参加者は「頑張ってじゃなくありがとうと声をかけたい」と話した。

山本氏はAさんの言葉にじっと耳を傾けた。特に山本氏の目の色が変わったのが、Aさんがパートナーの「治験」(薬などの安全性を人でテストすること)の話をしたときだ。

パートナーの男性も大学院生で博士課程在学中。研究の助成金で月約20万円の所得があるが、そこから社会保険料、奨学金の返済、学費などを引くと自由に使えるお金は月4万5000円しかない。学費や生活費を稼ぐため、学部生・修士課程時代は報酬の良い治験のアルバイトをしていたという。

この話を聞いた山本氏は、「後日詳しく話を聞かせて欲しい」と反応した。

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寄付の受付用紙に記入する人たち。100円玉数枚から数千円までその金額はさまざまだ。

 「教授たちに(生活が苦しいことを)話しても『まるで政治屋だね』『学会の理事長にでもなって頑張ってください』と揶揄されるだけで、恵まれていない人間は排除しても問題ないという考えが透けて見えました。でも山本さんは違った。一緒に怒ってくれて、改めて話す時間も作ってくれた。
 それまでは『反原発の人』で、何となく“色物”扱いされているイメージだったんですけど、これはちゃんと彼の政策を知らなくちゃと思いました」(Aさん)

Aさんはそのまま寄付受付の列に並び、250円を寄付した。同じ金額の野菜を買うのに、普段どれだけ悩んでいることか。

■「生産性でなんか人間の価値はかれるかよ」

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れいわ新選組は重度障害者、難病ALSの当事者を比例代表の候補に立て、優先的に当選できる「特定枠」に据えている。この日スタッフは、杖をつく参加者に飲み物が入ったクーラーBOXを椅子代わりに差し出していた。

以降、Aさんはれいわ新選組のホームページやYouTubeで山本氏の演説を見続けた。「正論」、しかも「面白い」。不可能に思える政策にも財源を示していて、Aさんが抱いていた山本氏のイメージが覆るのに、そう時間はかからなかった。何よりうれしかったのが、「社会的弱者の存在を認めていたこと」だと言う。

特に共感したのが「生産性」に関する考え方だ。「死にたくなる社会から生きていたい社会に転換させる」と呼びかけた政見放送が話題になったが、山本氏は街宣活動でも繰り返し同じメッセージを伝えてきた。

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演説には子どもを連れた参加者も多い。小学生くらいの子どもたちがじっと聞き入っている様子も見かけた。

 「あなたには生きている価値があるのか、あなたは何かの役に立っているかみたいな社会的空気の中、生きていくのを諦めてしまいそうになる。諦めてしまって、今やもう年間で2万1000人以上が自殺し、50万人以上が自殺未遂している。この数字にも表れない人たちも、たくさん苦しんでいる。その苦しさの原因は何か。生産性で人間をはかるっていうこと。生産性でなんか人間の価値はかれるかよって。じゃあ何ではかるんだって。存在ですよ。存在しているだけでも、『ありがとう』っていうような世の中作ろうじゃないかってことですよ。存在してるだけで価値があるっていう社会を作れるのが政治。そのために税金払ってるっていうような政治を作っていきましょうよ。生産性で人間の価値がはかられる世の中。その先には何が待っているか。人の命を選別するという世の中だ」(7月13日、東京・渋谷の街頭演説で)

■聞くだけで救われる演説

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若者の奨学金負担のことを話しながら涙ぐんだこともある山本氏。「わかっててやってるよもう。もうすでにみんな食われてるんですよ」と悔しさをにじませた。

Aさんと共に研究者を目指していた友人が、急に起業すると言い出しマルチ商法を勧めてくるようになったことがある。実家の家賃やきょうだいの学費を稼ぐため、常に複数のアルバイトに追われていたという。そんな友人の変節を、大手企業に就職した他の友人たちは嘲笑した。笑った友人のうち1人の手取りは月16万円だ。

 「周りを見ていてもうつ病やうつ病予備軍って本当に多いんです。原因は何でも自己責任を求める空気と貧困だと私は思っています。友人を笑った友人だって、手取りはたった16万円ですよ。私たち世代って全員弱者ですよね。
 『死にたくなる社会』は、山本さんの演説を聞くまで私の中で透明でした。国に原因があるのかもしれないとぼんやり思ってはいたけど、具体的にどこに問題があるのかまで分からなかった。
 山本太郎やれいわ新選組を支持しなくても良い。でも演説を聞くだけで救われると思って、友人たちに動画を勧めるようになりました」(Aさん)

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「政権を取りに行く」という山本氏の言葉に、拍手と歓声が起きた。

れいわ新選組は消費税の廃止、安い家賃で住める公的住宅の拡充、奨学金を借りている人たちの全額をチャラにするなどの政策を掲げている。特に演説で盛り上がるのは、消費税廃止についての説明だ。そのために必要な財源は、所得税の累進性を強化して分離課税を止め、法人税にも累進性を導入することで担保すると山本氏は言う。そしてこう問いかける。「財源は確保できました。他に心配することは何ですか? 足りないのは、皆さんが『そうなって欲しい』という気持ちじゃないですか」(7月13日、東京・新宿の街頭演説にて)。

Aさんは政策を一通りチェックした後、団体のホームページから2000円を寄付した。「自分に力が無いと思い込まされていたけど、変わるべきは社会じゃないかと思うになりました」(Aさん)。

■ノンポリがノンポリを呼ぶ

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「有権者の4割が選挙に行かない状態で、ここの人たち(参加者)とそれ以外の人たちがゆるく繋がれる何かがあれば、社会なんて変えていける」と山本氏。

Aさんは修士論文の提出を控えた多忙な時期にもかかわらず、毎日のように選挙運動に走り回っている。

チラシ100枚のポスティング、ポスター貼り、公選ハガキの送付、SNSでの情報の拡散。インターン先の共有スペースには大阪の若者たちが作成した各政党の政策比較表「#政党のアレコレ比べてみました」を貼り、選挙のことを積極的に話題に出す。

周囲はAさん曰く皆「ノンポリ」。心がけているのは、「投票先決めた? この動画見てみて」とライトに話しかけることだ。「ももクロファンが『まずはライブに行って』と勧める感覚です(笑)。太郎さんは演説が何より魅力なので」(Aさん)。

動画を見た友人たちのほとんどが好意的な反応だそう。公選ハガキを頼んだ友人16人も、1人以外は皆、快諾だった。断ってきた友人は以前「うちの企業は自民党におんぶに抱っこだから」と話していたという。

Aさんは山本太郎氏やれいわ新選組に共感が集まっているのは、「ノンポリがノンポリを呼ぶ」からだと分析している。

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「あなたを幸せにしたい」というキャッチコピーの入ったスタッフTシャツ。ボランティアも若者が目立つ。

 「私はずっとノンポリでした。だから会社のしがらみとか、多数派に投票しておけば責任を問われなくてラク、みたいな気持ちも分かるんです。
 一方でノンポリは『もっと選挙にかかわらなきゃ』という罪悪感を常に持ってる。でも報道やマニフェストを読んでもよく分からないし胡散臭く感じてたところに、理路整然とした政策と、これまで言葉にできなかった怒りとか悲しみを代弁してくれる人が現れてハマったという感じ。
 れいわ新選組は野党共闘を乱していると批判する人もいるけど、私たち山本太郎に“発掘された”ノンポリは、太郎さんきっかけで政治、他の野党にも興味を持つようになってます。むしろこれまで若者を政治から締め出してこなかったか、考えて欲しいですね」(Aさん)

■私に未来は無くても、未来への責任はある

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参議院議員の任期は6年。選挙権のない子どもたちの未来も私たちの選択に託されている。

Aさんは父親が医者、母親は専業主婦の家庭で育った。祖父は高齢で引退するまで自民党所属の地方議員だった。生活に不自由したことはなく、奨学金も利用していない。留学して自身の収入だけでは生活が苦しくなって初めて、政治や公的サービスの大切さを痛感したという。

 「私には財産も未来も無い。でももっとかわいそうなのは下の世代の若い子たち。経済など状況が悪くなることは分かってるはずなのに、自分たちが困らないからと無責任な態度でいる上の世代にすごくイライラします。私は絶対にああはなりたく無い。だからせめて自分の1票に責任を持ちたいし、周囲にもそういう人が増えて欲しくて活動してます。
 これまで国会なんて見たことなかったんですけど、今は次の国会が楽しみで仕方ないんです」(Aさん)

元自民党議員の祖父にも公選ハガキを送った。母親には「あまりのめり込まないで」と釘を刺されたそうだが、自民党員の親戚には「シングルマザーの候補者などもいて、すごく共感する」と好感触だ。

■異端扱いして得するのは誰ですか

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「テレビ中継は入っていますが放送されるか分かりません。今見て行ってください」と通行人に声をかけるスタッフたち。

山本氏に「熱狂」する支持者を嘲笑するような空気が一部にあるが、Aさんは「太郎さんはカリスマじゃない。常に私たちと同じ目線だから支持してます。そうやって候補者や支持者を“異端”扱いするのは強者の思うツボですよ」と一蹴する。

山本氏がマイクを握るれいわ新選組の街宣活動には、親子連れ、タピオカを手にした若いカップル、ヘルプマークをつけて杖をつく老人、車椅子に乗る障害者など多様な人が参加しているのが印象的だ。

演説中もその後も、寄付の受付には長蛇の列ができる。若い人も多く、Aさんのように100円玉と10円玉数枚を寄付していく人もいる。

3億円という異例の個人献金を支える彼らの姿に、声に、社会は向き合ってきたか。選挙が終わった後も続く彼らの日常を、私たち1人1人が想像してみる番だろう。

(文・写真、竹下郁子)

https://www.businessinsider.jp/post-194809
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/347.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 参院選:れいわ新選組・NHKから国民を守る党、大躍進で既存野党の議席数を上回る勢い(Business Journal)
参院選:れいわ新選組・NHKから国民を守る党、大躍進で既存野党の議席数を上回る勢い
https://biz-journal.jp/2019/07/post_109874.html
2019.07.17 文=小川裕夫/フリーランスライター Business Journal


「れいわ祭」山本太郎&全候補者街頭演説 応援に駆けつけた脳科学者・茂木健一郎氏(写真:日刊現代/アフロ)


 7月21日に投開票を迎える第25回参議院議員選挙は、消費税や年金問題、憲法改正、労働問題などが争点になっている。今年は12年に一度の地方統一選と参院選が重なる選挙イヤー。それだけに与野党両陣営が選挙戦に力を入れるが、国民の間では陣営が思っているほどの盛り上がりはない。そのため、投票率は低調に終わるとの予測が漂っている。

 低投票率とされる背景には、自民党の一強ムードに倦怠感を覚えている有権者が少なからずいることが理由だが、かといって立憲民主党や国民民主党といった野党への期待も薄いことから、投票に行く人が少ないとされる。

 そうしたムードのなか、街頭演説で既成政党を凌ぐ人を集めているのが、改選を迎える山本太郎議員が率いるれいわ新選組だ。山本氏はこれまで小沢一郎衆院議員とともに自由党代表を務めていた。自由党が国民民主党と合流したことを機に、小沢氏と山本氏は袂を分かつ。そして、山本氏はれいわ新選組を新たに立ち上げた。

 山本氏はこれまで、常識を打ち破るような議員活動を続けてきた。

「その政治活動は前代未聞、奇想天外、天衣無縫と形容されがち。そのため、永田町のしきたりから大きく逸脱することもある。それが、山本太郎アレルギーにもつながり、好き嫌いがはっきりと分かれる」(全国紙記者)

 山本氏の突拍子もない行動に眉をひそめる有権者も多い一方で、型破りな手法が熱狂的な支持者を生むことにもなった。山本氏の手法は、れいわ新選組の旗揚げにもよく表れている。山本氏は活動資金を一般市民からのカンパで募った。その額は参院選公示日までに2億円を突破する。集まった寄付金をもとに、山本氏は自身とともに立候補する9人を擁立。短期間で新党を立ち上げ、賛同するメンバーや選挙戦を裏で支えるスタッフを集めた手腕には、他党の選挙スタッフも舌を巻く。野党第一党の立憲民主党関係者は、こう評する。

「旗揚げから短期間で9人もの候補者を口説き、実際に擁立するまでに漕ぎつけた山本氏の政治力は、わが党も見習うべきものがあると思います。しかし、擁立した候補者を見ると、エッヂが利いているか、いささか奇抜すぎるように感じます」

 れいわ新選組が擁立した主な候補者は、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会の元事務局長で元東京電力社員の蓮池透氏や、女性装で知られる東京大学教授の安富歩氏、コンビニ加盟店ユニオン元執行副委員長の三井義文氏など、多士済々なメンバーが揃う。山本氏の支持者には文化人・芸能人も多く、それだけに話題も尽きない。それが、今回の参院選で台風の目とされる理由でもある。

■類まれな資金収集力

 そして、前出の立憲民主党関係者は、れいわ新選組の資金集めにも驚愕する。

「政治資金や選挙資金は、一般市民からカンパを募っても少額しか集まらないのが常です。だから、公党は政党助成金や企業団体献金などで活動資金を賄っています。発足したばかりのれいわ新選組は政党要件を満たしておらず、政党助成金はありません。また、地方議員の経験者もいないので、企業や団体からの献金もアテにできません。それなのに、これほど多額のカンパを集めるのですから、驚くほかありません」

 政党を運営するには多額の資金が必要であり、結成したばかりの新党がすぐに消えてしまう背景には、資金繰りが難しいことが一因にある。しかし、れいわ新選組の寄付金はすでに3億円を突破。

「これでも政党の活動資金としては少ないが、大半は個人からのカンパで、ここまでの金額を集めたことには、政治を変えたいという市民の心の叫びが現れているのかもしれない」(週刊誌記者)

 芸能人だった山本氏の知名度があるからこそ、多くのカンパが集まるといった指摘もあるが、そうとは言い切れないということが、実際に街頭演説に足を運ぶとよくわかる。街頭演説に集まっている人たちからは、山本氏以外の新人候補への期待の声も多く聞かれる。そして、驚くのは自民党や公明党、立憲民主党などの既存政党をはるかに上回るギャラリーを集めている点だ。集まっている支持者の熱量もハンパなものではない。

 れいわ新選組は今回の参院選で旋風を巻き起こしているといわれるが、政党要件を満たしていないために、新聞やテレビでは「諸派」という扱いにとどまる。「諸派」の場合、テレビや新聞などが主催する党首討論の場に呼ばれない。また、選挙情勢を伝えるニュース番組などでも、名前を簡単に紹介するレベルでしか取り上げられない。

 山本氏やれいわ新選組の選挙活動・政策は、NHKの政見放送ぐらいでしか見聞きできない。しかし、政見放送の時間は短い。政策などを詳しく知ることはできない。結局のところ、街頭演説に出向くか、HPなどをチェックするしかないのだ。

■NHKから国民を守る党にも勢い

 れいわ新選組と同様に、諸派でありながら話題を集めているのが「NHKをぶっ壊す」のフレーズで知名度を急上昇させているNHKから国民を守る党(N国党)だ。N国党は、今回の参院選のために旗揚げされた政党ではない。代表の立花孝志氏は以前から政治活動を続けてきた。実際、立花氏は船橋市議・葛飾区議に当選した経歴もある。立花氏のほかにも、N国党は今春の統一地方選では何人かの市議・区議を当選させている。その勢いを維持したまま参院選に突入した。

 NHKという誰もが知る名前を党名に借用しているため、N国党の名称は有権者から覚えられやすい。なによりも、訴求力は抜群にある。また、NHKの受信料支払いを拒みたいという人も多く、それらの声を代弁するN国党は勢力拡大が早かった。今回の参院選でも多数の候補者を擁立しており、うかうかしていると既存政党も足元をすくわれかねない。

 れいわ新選組やN国党に比べると、世間的な話題は少ないが、意外にも高齢者から人気を得ているのは佐野秀光氏が代表を務める安楽死制度を考える会(安楽会)だ。老後の生活資金に不安を抱える高齢者は多く、高齢者施設に入居している人、自宅で介護を受けている高齢者などは「家族に迷惑をかけたくない」という思いが強い。そのため、「実のところ、現役世代よりも高齢者のほうが安楽死に対して一定の理解を示す傾向にある」(福祉業界関係者)という。

 高齢者施設や病院などでは期日前投票が徹底されており、そうした施設で期日前投票をする高齢者を中心に、安楽会への支持がじわじわと広がっている。れいわ新選組もN国党も安楽会も「諸派」の扱い。そのため、情報拡散はネットが頼りになっている。

 これまでにも、ネットを中心にした選挙活動を展開した政党はいくつかあった。しかし、テレビ・新聞で扱われない政党は「空気」のような存在でしかなく、当選者を出すことはなかった。選挙においては、今もテレビ・新聞の影響力は絶大だ。しかし、社会環境が大きく変わり、ネット発信力はテレビ・新聞に迫るほどの力を持ち始めている。

 台風の目となっているれいわ新選組を筆頭に、N国党や安楽会といった「諸派」が勢力を拡大すれば、政治や社会は大きく動くことになるだろう。今回の参院選は、その転換点になるかもしれない。

(文=小川裕夫/フリーランスライター)







http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/348.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 紙媒体はこちら / 密着・れいわ新選組 in 仙台(写真特集) (長周新聞)

(第1話) 
紙媒体はこちら(長周新聞)
長周新聞 2019年7月17日

https://www.chosyu-journal.jp/wp-content/uploads/2019/07/f7725ff7529d9b00e57574fa4a15fe06-1-768x1025.jpg

ホームページを訪問して下さる方々より、実物の新聞紙面を見てみたいとの要望を頂きました。1部4ページ(月、水、金の週3回発行)となっています。ネットでは記事の一部を配信しております。

https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/12292

(第2話)
密着・れいわ新選組 in 仙台【写真特集】(長周新聞)
長周新聞 2019年7月17日

https://www.chosyu-journal.jp/wp-content/uploads/2019/07/DSC5005.jpg
れいわ新選組 仙台駅西口での街頭演説(17日)

 終盤戦に突入した参院選で、東北各地を巡回する山本太郎率いる「れいわ新選組」は、16日に盛岡市、札幌市、17日には秋田市、仙台市に赴き、弛緩した国政の枠を突き破る市民主人公の新たな政党を誕生させるための支援を呼びかけた。仙台駅西口での街頭演説では、演説を聞くために足を止めた多くの人たちでデッキが埋め尽くされた。立憲民主党候補で唯一「消費税廃止」を主張する石垣のりこ氏(宮城県選挙区・新人)も応援に駆けつけ、有権者の側に立ってたたかう野党をつくることを訴えた。演説に真剣に聞き入っていた聴衆からは「一次産業を守れ!」「日本は植民地じゃない!」「政権を取ってくれ!」などの激励や声援が飛び交い、午後8時を過ぎても熱気冷めやらぬ空気に包まれた。現場の写真を特集する。

https://www.chosyu-journal.jp/wp-content/uploads/2019/07/IMG_8034.jpg
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https://www.chosyu-journal.jp/wp-content/uploads/2019/07/DSC5055.jpg
https://www.chosyu-journal.jp/wp-content/uploads/2019/07/sendaipanorama2.jpg

https://www.chosyu-journal.jp/shakai/12304
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/349.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 日本の韓国に対する輸出規制で米国は「白馬の騎士」になれるのか?(櫻井ジャーナル)
日本の韓国に対する輸出規制で米国は「白馬の騎士」になれるのか?
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201907170000/
2019.07.17 櫻井ジャーナル


 安倍晋三政権が韓国に対する半導体の製造に必要な材料の輸出規制を強化、日本と韓国との関係がこれまで以上に悪化する様相を見せている。韓国政府はアメリカと話し合いを始めたようだが、元徴用工の問題と同じように、今回の問題も震源地はアメリカだろう。日本政府が独断でできるようには思えない。

 フッ化ポリイミド、レジスト、フッ化水素の輸出許可手続きを厳密化、輸出先として信頼できる国のリストから韓国を外す手続きを安倍政権は進めているのだが、その結果、韓国のサムスン(三星)電子、SKハイニックス、LGディスプレイといったメーカーはダメージを受けているのだろうが、同時にそうした企業と取り引きしてきた日本企業にとっても痛手になる。

 元徴用工の問題と半導体の問題はつながっていると韓国では見ているようだが、そう思われても仕方はない。その元徴用工の問題が注目されるようになったのは昨年(2018年)10月のこと。韓国の大法院(最高裁)が新日鉄住金に対して元徴用工へ損害賠償合計4億ウォンを支払うように命じる判決を出したのである。

 この問題に関係している日本企業はこうした展開になることは予想していたはずで、訴えられた企業は和解の道を探っていた。今後のビジネスを考えても、それが得策だ。その動きを安倍政権は潰したと言われている。

 本ブログでは繰り返し書いてきたが、明治維新から現在に至るまで日本の支配構造は基本的に変化していない。その連続性を象徴する人物がウォール街の中枢から大使として日本へ派遣されていたジョセフ・グルーだ。第2次世界大戦の前、グルーが所属するウォール街は親ファシストで、ニューディール派を敵視していた。そのため、フランクリン・ルーズベルトが大統領に当選すると、クーデターを計画したわけだ。

 関東大震災以降、グルーと緊密な関係にあるJPモルガンが日本に大きな影響力を及ぼしていた。この巨大金融資本は親ファシズムだ。この問題と向き合わないようにするため、「軍国主義」というタグが使われているのではないだろうか。

 このJPモルガンはロスチャイルドから派生した。明治維新はそのロスチャイルドを含むイギリスの支配層から強い影響を受けていた。清(中国)を侵略するためにイギリスはアヘン戦争を仕掛けたのだが、本ブログでも指摘したように、大陸を支配するための戦力がなかった。イギリスが日本の軍備増強を支援した理由はそこにある。傭兵にしようとしたのだ。そして作り出されたのが天皇制官僚国家。これが日本の国体だ。

 イギリスの手先として日本は琉球を併合、台湾へ派兵、江華島で軍事的な挑発、日清戦争、日露戦争と大陸侵略を進めていく。モスクワが革命で揺れていたとはいえ、戦争が長引けば日露戦争で日本が勝つことは難しかった。そこで、棍棒外交で有名なシオドア・ルーズベルト米大統領が仲裁のために登場してくるわけである。

 日清戦争で日本が勝利した1895年、日本の三浦梧楼公使たちは朝鮮の閔妃(明成皇后)を含む3名の女性を惨殺した。その際、性的な陵辱を加えているのだが、筆者個人の経験では、そうした日本側の行為に憤っている韓国のエリートは今でもいる。なお、暗殺に加わった三浦公使たちを日本の裁判官は「証拠不十分」で無罪にしている。その後、三浦は枢密院顧問や宮中顧問官という要職につく。

 日本でどのような教育や宣伝がなされても、少なからぬ韓国人は日本に支配されていた時代を忘れてはいない。何かの切っ掛けで、そうした感情は噴出する。今回、韓国で日本製品の不買運動が始まっているようだが、当然の結果だ。

 元徴用工の問題も日本による支配の中で生じたのであり、安倍政権の言動はそうした感情を噴出させることが目的だったとしか思えない。安倍政権には中国との関係を破壊しようとした菅直人政権と同じものを感じる。

 ロシアや中国との関係を強める韓国を引き戻すために脅しているのかもしれない。日本に脅させ、アメリカが「白馬の騎士」として登場するつもりかもしれないが、安倍政権の行動は韓国の自立を促進、ロシアや中国へ追いやる可能性がある。そうしたことがロシアや中国でも起こった。



http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/350.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 山本太郎氏と石垣のりこ氏が消費税廃止で共闘[仙台](高橋清隆の文書館)


山本太郎氏と石垣のりこ氏が消費税廃止で共闘[仙台]
http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2013285.html
2019年07月18日00:58 高橋清隆の文書館

 「れいわ新選組」から参議院比例代表に立候補する山本太郎氏(44)が17日、立憲民主党公認で宮城選挙区から立候補する石垣のりこ(44)氏の応援に仙台市内に入り、「枝野(幸男)さんのグループにいながら消費税は要らないと言ってのけた。こんな粋な人に投票を」と支持を訴えた。


寄せられた批判を紹介する石垣氏(右)。「どうして(消費税)ゼロじゃ駄目かと聞くと、モゴモゴと口ごもっちゃうんです」(2019.7.17仙台駅前で筆者撮影)

 山本氏が応援に足を運ぶ候補者は、共産党の公認か推薦の候補が多い。立憲・国民の両党が支持母体とする連合が消費税10%を主張していることが関係しているのかもしれない。そんな中、石垣氏は大阪選挙区の亀石倫子(みちこ)氏(45)に続く立憲の公認候補。2人の共通点は、党の方針に反する独自の公約を掲げていることである。

 石垣氏は5月1日、仙台市内で開いた枝野代表との街頭演説会で「消費税は要らないと思っています。よろしいでしょうか」と向けている。枝野氏は慌てて「上げない、上げない」と苦笑した。選挙の候補者用ビラにも「消費税なんか0でいい!」と明記する。

 枝野氏は旧民主党政権の2012年、野田内閣の下で自民・公明両党と結んだ3党合意に関与する。「社会保障と税の一体改革」の名の下、消費税引き上げを誓うものだ。

 改選数が2から1に減った宮城選挙区は、自民党現職の愛知治郎氏(50)と石垣氏が「激しい競り合い」と地元紙が伝える。無党派層の4割が勝敗を左右すると分析する。

 この日、山本氏は午後6時半からJR仙台駅前で開いた演説会で、20年以上続くデフレから脱却するために真っ先にやらなければならないこととして、消費税の廃止を挙げた。減税された法人税の穴埋めに使われ、個人消費を冷やすとともに中小零細企業を追い詰めてきたと指摘する。

 その上で、石垣氏に言及。「消費税凍結までしか言えなかった枝野さんのグループの中にいながら、消費税は要らないと言ってのけた。こんな粋な人に投票してください」と呼び掛けた。

 さらに、「空気は読まない、当たり前。一番重要なことは、皆さんの空気を読むこと、生活を見ること。判断の基準の全ては、この国に生きる人々のためになるかならないか。たとえグループが違っても、消費税廃止に向け、手を組めるかもしれない」と強調した。

 駆け付けた石垣氏は、野党4党と連合の共闘がまれに円滑に進んだことを報告し、「そこに今回は新選組の山本太郎さんをお迎えした。これで正真正銘、野党共闘でございます」とあいさつ。すると、「れいわに入れ」とやじが飛んだ。

 石垣氏は「そういうお声が上がるのも、何か皆さんご期待されていることがあるかもしれませんが」と、枝野氏との街頭でのやり取りで多くの批判が寄せられたことを紹介。「もう30年払い続け、当たり前になっている」「もう思考停止」などと反論した。

 5%から8%への引き上げ時の「社会保障」や、今回の8%から10%への引き上げ時の「幼児教育無償化」がうそである点を挙げ、「そこが(山本氏と)同じ考え。別に政党は関係ない。庶民の生活を考えたらそういう考えになる。野党共闘でそれを言ってもいいですよね。何遠慮しているんだって話では」と述べ、比例代表に山本氏への投票を呼び掛けた。

 山本氏は、「あなたの1票はありがたいですが、その1票を横にもう1票、もう1票広げて、圧倒的な得票差で勝たせてやっていただきたい。皆さん、必ず友達に電話してください。公明党がやってるあれですよ。F票をお願いします」と笑いを取った。


ペデストリアンデッキを埋め尽くした聴衆(2019.7.17仙台駅前で筆者撮影)


山本太郎 れいわ新選組 街頭演説 宮城・仙台駅西口デッキ 2019年7月17日

※57:17〜 石垣のりこ候補、演説 再生開始位置設定済み





































http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/351.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 「安倍辞めろ」のヤジ飛ばした男女を道警排除 首相街頭演説中/他1点(毎日新聞)

(第1話)
「安倍辞めろ」のヤジ飛ばした男女を道警排除 首相街頭演説中(毎日新聞)
デジタル毎日 2019年7月17日 19時55分(最終更新 7月17日 20時23分)

https://cdn.mainichi.jp/vol1/2019/07/17/20190717k0000m040187000p/6.jpg?1
「増税反対」と叫び、制止される女性(左から3人目)=札幌市中央区で2019年7月15日午後4時49分、岸川弘明撮影

 安倍晋三首相が札幌市中央区で15日に参院選応援のため街頭演説した際、「安倍辞めろ」などとヤジを飛ばした男女数人が、演説現場から北海道警に排除された。周囲の支持者とのトラブルはなく、安倍首相の演説が中断されることはなかった。道警警備部は「トラブルを未然防止するためで対応は適正」と説明するが、専門家は「過剰警備と感じる」と話している。

 安倍首相は同日午後4時半ごろ、JR札幌駅前で選挙カーに登壇。「安倍総理を支持します」と書かれたプラカードを掲げる支持者らを前に演説を始めた。すると、数十メートル離れた場所から若い男性が「安倍辞めろ」と連呼し、警備していた制服姿の警察官数人が男性を取り囲み、後方に引き離した。「増税反対」などと叫んだ女性も、私服姿の警察官数人に囲まれてもみ合いとなり、排除された。

 これに先立ち、安倍首相が市内にある地下道を小走りで移動した際も、大声でヤジを飛ばす若い男性がおり、私服姿の警察官数人が男性を現場から数十メートル移動させた。

 一方、安倍首相が市内の繁華街で選挙カーの上から演説した際には、中高年の男性が「安倍帰れ」などと叫び、周囲の支持者らが「おまえこそ帰れ」と叫び返すなど現場は一時騒然となったが、警察官は静観していた。

 道警警備部は、興奮した状態で繰り返し大声を出したために排除したと説明。「聴衆とのトラブルが懸念され、移動するよう声を掛けたが応じなかった」とし、通常の警察活動の一環だったとした。男性らの行動が公職選挙法違反(選挙の自由妨害)にあたるかどうかについては確認中とした上で、「移動を促したのは公選法違反を念頭に置いたものではない。ヤジを飛ばしただけで排除したわけではない」とした。

 現場の映像を見た札幌弁護士会の猪野亨弁護士は「聴衆の言動は良識の範囲で自由であり、強制的に排除するには相応の根拠が必要だ。今回は聴衆がつかみかかるような衝突しそうな雰囲気があるといった理由は見当たらず、過剰警備と感じる」と述べた。【岸川弘明、山下智恵】

https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190717/k00/00m/010/336000c

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(第2話)
知事が「非国民」と非難される「気味悪さ」 秋田選挙区どうなるか(毎日新聞)
デジタル毎日 2019年7月17日 13時35分(最終更新 7月17日 13時49分)

 秋田県の佐竹敬久(のりひさ)知事が「非国民」と非難されている。政府が秋田市に設置しようとしている陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」をめぐる防衛省のずさんな調査を批判したためだ。国の意向に異を唱えると非国民と呼ばれたのは戦前・戦中の話。その気味悪さは、与野党激突の構図となっている参院選秋田選挙区の情勢にも影響するのだろうか。【秋田支局/森口沙織・川口峻、統合デジタル取材センター/江畑佳明】

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https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190717/k00/00m/010/130000c
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記事 [政治・選挙・NHK263] 田原総一朗「“反民主的”安倍内閣と自民党の国民軽視は看過できず」〈週刊朝日〉
田原総一朗「“反民主的”安倍内閣と自民党の国民軽視は看過できず」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190716-00000100-sasahi-pol
AERA dot. 7/17(水) 7:00配信 週刊朝日  2019年7月26日号


田原総一朗(たはら・そういちろう)/1934年生まれ。ジャーナリスト。東京12チャンネルを経て77年にフリーに。司会を務める「朝まで生テレビ!」は放送30年を超えた。『トランプ大統領で「戦後」は終わる』(角川新書)など著書多数 (c)朝日新聞社


イラスト/ウノ・カマキリ


 ジャーナリストの田原総一朗氏は、現在の“自民党の大問題”を指摘する。

*  *  *
 7月21日は参議院選挙の投票日だ。

 安倍自民党は2012年12月の衆議院選挙を含めて、5回の国政選挙を行って、いずれも勝っている。

 世界の先進国で、これほど安定している国はない。

 だが、率直に言って、森友・加計疑惑以後、安倍内閣の、野党、そして国民を軽んじる態度が目立つようになっている。

 森友学園に対する国有地の売却価格がなぜ8億2千万円も安くなったのか。もしも、昭恵夫人の関わりがないというのならば、その理由を国民が納得できるまで究明すべきである。決裁文書の改ざんについても、誰も責任を取っていない。

 外国人労働者を拡充するための、出入国管理法改正についても、衆参両院とも、国会審議を極端に短くした。まともに審議すれば、問題が次々に生じて収拾がつかなくなる、と自民党は捉えていたからである。何人もの自民党幹部が、そう語っている。それに、安倍首相は、外国人労働者を拡充しても、それは移民ではないと言っている。だが、「移民」と「移民ではない」との違いについては、まったく説明がない。

 おそらく、日本会議など、安倍首相支持団体の多くが、「移民」に反対しているためだろう。

 さらに、厚生労働省の毎月勤労統計に重大な不正があったことが露呈した。500人以上の従業員を抱えている企業はすべて調査することになっているのに、04年以降、東京都については調査を3分の1に減らしていたのである。どうやら、統計にかかわる職員が4割以下に減ったためのようだが、それならば、なぜ調査の対象を3分の1に減らすと明らかにしなかったのか。

 厚労省の何人かの局長に問うと、減らしたこと自体を知らなかったということで、こうした不正を犯すことが現在の省庁では当たり前のようになっているようだ。さらに、厚労省の勤労統計では、15年以降、官邸の意向で、アベノミクスの成果が上がっていると見せかけるために、統計の取り方を変えた、という疑惑が生じたが、なぜか野党もマスメディアも途中で追及をやめている。

 そして、6月には麻生太郎金融担当相が金融庁に諮問した、65歳の夫と60歳の妻が30年生きると2千万円が必要になるという高齢者の資産形成についての報告書のデータに関して、国会で野党に追及され、「報告書に問題があり、受け取りを拒否する」と宣言した。だが、この報告書では、別のページに、このケースでは夫婦は約2500万円の貯蓄がある、と明記されているのである。

 麻生氏は、おそらく報告書をまったく読まないで、「受け取りを拒否する」と言ってしまったのだろう。私が、自民党の幹部数人に、「麻生氏はまったく間違っている。撤回させたほうがいいのではないか」と言うと、誰もが「田原さんの言うとおりだが、担当大臣に発言を撤回せよ、とは現状ではとても言えない」と答えた。

 これが、現在の自民党の大問題で、森友・加計問題あり、厚労省の統計不正問題ありと、少なからぬ自民党議員たちが思っているはずだが、それが言えなくなっているのだ。

 自民党は、自由で民主的な党ではなくなりつつある。だから、野党、そして国民を軽んじる安倍内閣の態度に議員たちは何も言えない。となると、私たち国民が言うべきことを声を大にして言わなくてはなるまい。













http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/353.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 「財務省の犯罪を見逃すな!起訴すると信じています」森友事件で検察に大阪・東京同時要請  相澤冬樹(大阪日日新聞論説委員・記者)
「財務省の犯罪を見逃すな!起訴すると信じています」森友事件で検察に大阪・東京同時要請
https://news.yahoo.co.jp/byline/aizawafuyuki/20190717-00134614/
7/17(水) 18:48  相澤冬樹 | 大阪日日新聞論説委員・記者(元NHK記者)


大阪地検前で「財務官僚を起訴すべき」と訴える木村真豊中市議(撮影・池田由利子氏)

 参院選さなかの17日。大阪地検前でプラカードを掲げアピールする人々がいた。「森友事件で財務省がしたことは犯罪だというのが、市民の常識的な感覚です。ぜひ起訴して検察の意地を見せて下さい!」


オレンジのシャツがトレードマーク(撮影・相澤冬樹)

 声を上げているのは、大阪・豊中市の市議会議員、木村真さんだ。トレードマークのオレンジ色のシャツをこの日も着ていた。

森友事件「不起訴はおかしい」という議決

 木村市議は森友事件の火付け人だ。近畿財務局が森友学園に売却した豊中市内の国有地の金額の公開を求めて、2017年2月8日に裁判を起こした。これがきっかけで8億円もの値引きが明らかになり、さらに、土地取引に関わる公文書の改ざんや廃棄も発覚した。安倍昭恵首相夫人の名前などが消されていた。財務省の佐川元理財局長ら幹部や近畿財務局の職員らが背任と公文書変造などの罪で告発されたが、大阪地検特捜部は全員を不起訴にした。


問題の土地に建つ小学校の名誉校長は安倍昭恵首相夫人だった(関係者提供)

 ところが市民から選ばれる検察審査会は「不起訴不当」と議決し、「起訴する意義は大きい」とまで表現した。この議決を受けて現在、大阪地検特捜部はこの件の再捜査を行っている。

「財務官僚らを起訴すべき」大阪と東京で同時要請

 こんどこそ財務省幹部らを起訴し、法廷で真相を明らかにしてほしい。木村市議は東京大学の醍醐聡名誉教授らと連携し、大阪と東京で同時に検察庁に対する要請を行った。


検事総長に宛てて厳正な再捜査を要請(撮影・池田由利子氏)

 要請の宛先は検察トップの検事総長。大阪の申し入れでは、値引きの根拠とされたごみがないことを近畿財務局の担当者が知っていたこと、「理事長がおっしゃるゼロ円に近づける努力を今、私しています」と発言していたことが明らかになっていると指摘。国有地を極端な低額で売却し、国に損害を与えたことは明白で、市民の常識的な感覚としては、なぜ背任罪に問われないのか理解しがたいと訴えた。また財務省による公文書の改ざんと廃棄についても、財務省自身が認めている事実で、犯罪を構成すると考えるのが当然だと指摘した。

 特捜部は事務官2人が応対。要請については「お受けしました。法律に則って判断します」としか答えなかった。木村市議が「起訴・不起訴はどこで意思決定されているのか?最高検の圧力があるのではないか?」と迫ると、「基本的に大阪地検内で判断する」と答えたという。


木村市議とともにプラカードを掲げ、忖度なき捜査を求める人々(撮影・池田由利子氏)

 すかさず木村市議は発言した。「ええかげんな扱いせんといて。圧力がないというなら、大阪地検がきちんと捜査して、粛々と起訴してほしい」

「必ず起訴すると信じています」

 要請の前後には、木村市議をはじめ10人ほどが大阪地検前でアピールを行った。掲げたプラカードには「特捜部よ!意地を見せろ!」「忖度するな!」「財務官僚を起訴すべし!」などと書かれている。


大阪地検に向かって「起訴すると信じています」と呼びかける木村市議(撮影・池田由利子氏)

 木村市議は地検の建物に向かって訴えた。「うそとごまかしと改ざんと隠ぺいがまかり通る。こんなでたらめを認めていいのですか?私たちは特捜部の奮闘に期待しています。でも、またしても不起訴なら、検察庁に対する市民の信頼は地に落ちるということを肝に銘じてください。必ず起訴すると信じています」


木村市議らの訴えは検察庁に届いたか?(背後の建物が大阪地検・撮影 池田由利子氏)

森友事件追及の急先鋒「たつみコータローさんを国会に」

 そして、進行中の参院選についても触れた。「私たちは森友事件を追及してきたたつみコータローさんを応援しています。大阪選挙区ではぜひ、たつみさんが当選して国会に戻ってほしい。そして引き続き森友事件を追及してほしいと思っています」

 この後、木村市議はたつみコータローさんの街頭演説会場に駆けつけ、ガッチリと握手。マイクを握って支援を訴えた。

 森友事件は終わらないだろう。真相を追及する人々がいる限り。

【執筆・相澤冬樹】


たつみコータローさんと握手を交わす木村市議(撮影・近田靖幸氏)


相澤冬樹
大阪日日新聞論説委員・記者(元NHK記者)

1962年宮崎県生まれ。1987年NHK記者に。山口、神戸、東京、徳島、大阪で勤務。神戸で阪神・淡路大震災を取材。大阪でJR福知山線脱線事故を取材。大阪司法記者クラブ担当の2017年に森友事件に遭遇して取材を進めるが、2018年記者を外されてNHKを退職。この時の経緯を「安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由」(文藝春秋刊)という本にまとめた。現在、大阪日日新聞に務めながらYahoo!ニュースをはじめ日刊ゲンダイや週刊文春など様々な媒体で記事を書いている。













http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/354.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 欧州も日本もアメリカのイラン制裁を支持している──米国務省が世界規模の印象操作(ニューズウィーク) :国際板インク
欧州も日本もアメリカのイラン制裁を支持している──米国務省が世界規模の印象操作(ニューズウィーク)

http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/838.html



http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/355.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 虐待被害児らの一時保護所で人権侵害 都の第三者委指摘
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190718-00000008-asahi-soci

虐待などの理由で児童相談所(児相)に保護された子どもたちが最初に身を寄せる「一時保護所」について、東京都の第三者委員が、子どもを管理するルールを「過剰な規制で人権侵害にあたる」と指摘していたことが、朝日新聞が入手した資料でわかった。一方で、定員超過や職員不足が運営に悪影響を及ぼしていることにも言及している。

 3月末に都に提出された意見書を、情報公開請求で入手した。一時保護所は児相が運営し、被虐待児や非行などの子を24時間受け入れ、保護する施設。所内での子どもたちの処遇をめぐっては、各地で問題が指摘されているが、第三者の立ち入りが極めて難しいため、具体的な問題点が明らかになることはこれまでほとんどなかった。

 意見書は、一時保護所によって実情は少しずつ異なるものの、私語禁止や会話を制約するなどのルールを課すほか、子ども同士が目を合わせることまで禁じる指導をしているところがあると指摘。職員は個人情報を話すことを制限しているだけだなどと説明しているが、「どのルールも管理思考で、子どもの人権擁護の視点に欠ける」と指摘した。

 また、ルールを守れない子どもに対して、壁に向かって食事をする▽廊下についたてを立ててその中で辞書を書き写す▽体育館の中やグラウンドを何周も走る――などが強いられている状況も報告。「ルール違反に対する指導の名の下に罰を与えているとしか言えない」「本来は内省を深める目的の個別処遇が、罰になっていないかも再検討を要する」などとした。

 子どもの権利に詳しい川村百合弁護士は「自治体によってはよい処遇をしようとしている所もあるが、東京だけの問題ではない。全国共通の課題と考えるべきだ」と指摘する。(編集委員・大久保真紀)


https://www.asahi.com/articles/ASM7K6G0SM7KUTIL04H.html

 家にいるのがつらくてここに来たはずなのに――。東京都の児童相談所の一時保護所について第三者委員がまとめた意見書には、厳しい管理ルールにつらい思いをした子どもたちの嘆きが多く記された。

虐待から子守る一時保護所、指摘された人権侵害の実態
「一時保護所に行くぐらいなら死ぬ」
 一時保護所の処遇の問題を指摘する声は、入所した子どもたちからこれまでも上がっていた。

 親からの虐待で家出し、今年、都の一時保護所で数日過ごした少女(17)は「入所の時、下着まで脱ぐように言われ、裸にして調べられた。恥ずかしかった」と振り返る。小さな部屋から出ることを許されず、トイレに行くのにも職員に断らなければならなかったという。「一時保護所には二度と行きたくない」と話す。

 この一時保護所を運営する児相によると、入所の際に、体にあざや傷がないか確かめるため、職員と1対1で下着も含めて着替えさせているという。児相は「最低限の確認と考えている。『恥ずかしい』という子がいれば記録に残し、共有している」とする。

 これについて、西日本にある児相の職員は「どんな言葉がけがあったかわからないが」と前置きした上で、「子どもが不快と感じたのなら、それを重視するべきだ」と指摘する。この児相では、幼児なら傷の有無を確認するために職員が手伝って下着も含めて着替えてもらうが、ある程度の年齢になれば傷やあざを確認する必要がある場合にはその必要性を説明し、子どもに了解をとるという。

 意見書で指摘されたような一時保護所での処遇は、都に限らない。

「ここは自由が何もない」、「さみしいし悲しい」…。意見書には、第三者委が聞き取った、子どもたちの悲痛の声が数多く記されていました。記事の後半では、そうした声のほか、各地の児童相談所の受け止めを紹介します。

 虐待を受けて関西にある児相の…

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記事 [政治・選挙・NHK263] 山本太郎に燃える国民・逃げるTV&世論調査 




19.7.17 宮城・仙台駅西口デッキ


山本太郎に燃える国民・逃げるTV&世論調査
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51972959.html
2019年07月18日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


世論調査詐欺だろう
今時固定電話なんて惰性で置いてるだけで

携帯電話が目と耳を奪っている
電車に乗れば 昔は新聞 今は携帯指送りに一変した

今日7月18日
@トレンド1位が奨学金徳政令だと 更に
A「私は山本太郎に発掘されたノンポリ」 自民党議員一家で育った25歳女子が
「れいわ新選組」を推す理由 7/17(水) 19:21配信  1〜4
B山本太郎旋風続く 週刊朝日

更にツイッターでは 発信数では 山本太郎 れいわ 比例候補たちの動画
が氾濫している

ユーチューブでは芋づる式にいつでもどこでも 太郎が
浮いていいる

***

世論調査は今時はやらない新聞TVの
安倍政権への忖度営業ネタでしかない

新聞TVは 吉本芸人のバカ話に明け暮れ 
いいところでCMを挟み アキアキイライラしてしまう
NHKBSの旅番組&歴史&精神以外は汚染麻薬でしかない
今度の参議院選挙は TV新聞がゴミ化した証明となるだろう





































http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/357.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 「カードは複数」と言うけれど/政界地獄耳(日刊スポーツ)
「カードは複数」と言うけれど/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201907180000127.html
2019年7月18日8時33分 日刊スポーツ


★日本政府が韓国に対して輸出規制を強化することに対して日韓両国とも国民感情が沸騰している。日本は国民性から製品を壊したり燃やしたりすることはないが、韓国はそれを行い日本製品の不買運動もあるという。両国のナショナリズムが燃え上がる環境は隣国同士としては決して良い状態ではない。無論、輸出規制を行使した理由があるのならば、両国が真摯(しんし)に点検すべきだ。WTO提訴はあるのか否か、またどちらに有利に働くか興味深いが、極めて国内政治向きであることも忘れてはならない。

★なぜならば、今は参院選の最中だからだ。つまり日本政府が態度を軟化させるのは来週以降になるということだろう。政府関係者が言う。「参院選の前に修正する必要はない。政府の姿勢は世論に評価をされている。そこもあって政府としては国際機関に調査を依頼するより先に、まずは当事国同士で解決の努力をするのが先決という立場。日本政府は韓国が仲裁委開催に応じ、輸出管理体制を是正するなら輸出規制を再び緩和する余地はある」という。

★日本が提案した第三国仲裁委について韓国のハンギョレ新聞は「大統領府の主要関係者は『(18日までに)特別な回答はないだろう。(日本の提案を)受け入れることはできない』と話し『日本政府の輸出規制状況に何ら変化がない状況で、被害者が同意しない解決方式を追加検討することはできない』」と付け加えた。だが日本政府も強気だ。「日本政府は証拠を押さえている。カードは複数ある」。別の政府関係者は「ずいぶん前から練ってきたプランだ。WTOに抵触しないで、韓国にも影響があるものを選んでいた」と満を持しての攻勢だという。物腰からして外務省主導ではないことはわかるが、事態の収拾まで見据えているのかといえば出たとこ勝負の感もぬぐえない。政治決着しても両国の国民感情や、今後の南北関係、転じて日朝関係の展望までできていなければ最後はカードの多い方に分があるということになる。複数のカード程度で勝てるのか。(K)※敬称略






http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/358.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 安倍政権による 韓国への輸出制裁はやはり正しい  韓国ベッタリの野党にはできない  EUも同様に韓国に輸出優遇せず
            安倍政権による 韓国への輸出制裁はやはり正しい 韓国ベッタリの野党にはできない  
      
    
    
■ 安倍政権による 韓国への輸出制裁はやはり正しい 韓国ベッタリの野党にはできない EUも同様に韓国に輸出優遇せず   
      
     
    
やはり、安倍政権による韓国への輸出制裁は適切でした。

以下が韓国への輸出制裁についてのポイント。
専門家である経産省・安全保障貿易管理課の元課長・細川氏の説明が主となっています。
  

  
[1] 韓国への具体的な輸出制裁処置
   
  
@ 7月4日から戦略物資:3品目の輸出規制
   
・7月4日より、フッ化水素、フッ化ポリイミド、レジストの大韓民国向け輸出及びこれらに関連する製造技術の移転について、包括輸出許可制度の対象から外し、個別に輸出許可申請を求め、輸出審査を行う。
  
   
A 8月中旬からの『ホワイト国』からの除外 現在パブリックコメントを募集中
  
これはキャッチオール規制に韓国を含めることを意味する。
キャッチオール規制は、兵器の開発に使われる可能性のある貨物の輸出・技術移転を行う際、その物資が禁止・規制リスト外であっても、経済産業大臣への届け出およびその許可を受けることを義務付けた制度。
非ホワイト国の場合は個別申請→個別許可となる。
    
  
    
[2] 輸出制裁の理由
   
   
@ 韓国は4年間で156件も不法輸出が発生した。(韓国政府も認めている)
  きちんと輸出規制ができていれば、せいぜい年数件。
  さらに韓国は摘発したと主張しているがそれは、不正輸出発生後に摘発されたもので、発生前ではない。
  物資が流れた発生後では意味がない。
  韓国に輸出した戦略物資の約3割が行方不明になっている。(小野寺元防衛大臣の説明)

  日本も不正輸出摘発を発表しているが、大部分が事前の審査・輸出前での摘発であり、両者は異なる。
  さらに韓国は摘発された社名・処罰内容を非公開としている。(日本は公開)
  そのため、輸出元が次の輸出で気をつけることができない。
   
   
A 上記も含めて不適切な輸出のケースがあるが、韓国に質問しても回答がない。
また、韓国はこの3年間日本が求めた協議に応じていない。
  韓国は、2018年に日韓で協議ができなかったのは日本の貿易管理課長が交代で不在で日本が拒否した
ためと発表した。
  その後、世耕大臣がそのような事実はない、課長は2017年からずっと交代せずにいるとツイート。
  韓国は勘違いだったと釈明。
  つまり、「2018年に日韓で協議ができなかったのは、日本の貿易管理課長が交代で不在で日本が拒否した
ためと」は韓国によるデマだった。
   
   
B @もAも輸出元国が独自の判断でできることがWTOで認められている。
  それらを輸出先国と協議して決めている国などない。
  逆に不正輸出が発生した場合は輸出元国の責任となり、世界から非難されることになる。
  そのため輸出優遇は慎重に行われている。 
  
  EUも韓国に輸出優遇を行なっておらず、日本の処置は正当なもの。 (元経産省・輸出管理課長 細川談)
  
以上の通りです。

立憲民主党、共産党、社民党などは、この韓国への輸出制裁を強く批判しています。
韓国ベッタリの野党(維新は除く)に、このような正当な処置はできないのです。
  
  
  

http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/359.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 大嘘を吐くな、安倍氏よ。その八(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/07/blog-post_41.html
7月 18, 2019 日々雑感(My impressions daily)

 日本国民に深刻な放射能被爆健康被害をもたらしている「福一原発事故」は2005年3月11日に安倍一次政権時代の安倍首相は「総電源停止時にはどうなるか」という質問で議論されていた。当時の安倍首相は「総電源停止はあり得ない」と明確に答弁している。

 なぜ質問の趣旨に鑑みて、原発の総点検をしなかったのだろうか。そして一次安倍政権の安倍氏は原発の40年耐用年数を20年間延長して60年にしている。これも「長寿命化」改良を加えたから大丈夫だ、と妙な答弁をしている。

 安倍氏の大嘘は根拠のない答弁で、見事に福一原発を総電源停止に陥らせ、そして溶解した核燃料が暴走することで水が水素分解して爆発する惨事を招いた。安倍氏の「総電源停止はあり得ない」という嘘が福島を中心とする「被爆国日本」を創出してしまった。

 いうまでもなく、非常発電機を原子発電所の地下に設置したことから津波により水没して使い物にならなかったのに起因している。だからディーゼル発電機を設置しているから大丈夫だ、というのなら発電機が稼働できるかどうかまで検証しておくべきだった。

 さらに、安倍氏は福一原発に関して重大な嘘を吐いている。彼は原発放射能拡散事故直後に「原発をすべて停止し、廃炉へ向けて検討する」と発言している。しかしその後各地の原発を再稼働しているのは周知の事実だ。

 安倍氏は嘘を平気で吐く。あるいは嘘を吐いているという自覚すらないのかも知れない。それは健忘症というよりも痴呆の一種だろう。到底一国の首相が務まる状態ではない。

 安倍氏は国民の命よりも企業利益を優先し、核兵器製造に必要なプルトニュウムを大量に確保していないと不安なようだ。原発稼働の動機は恐らく原発稼働によって出来るプルトニュウムが目的なのだろう。だから平気で政府は「原発は廉価な電力の発電装置だ」と大嘘を言うのだ。マスメディアも電力会社や原発に関連する大企業がスポンサーだから政府・大企業の広報機関にならざるを得ない。そうした公報複合体によって日本国民は騙されてきた。安倍氏の大嘘の片棒を担いできたのは間違いなくマスメディアだ。



http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/360.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 参議院議員選挙で自民党・公明党連立政権が、勝利したとしても、安倍晋三首相は、米トランプ大統領と韓国の文在寅大統領という二つの災難に囲まれて、前途は多難である(板垣 英憲)
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/dec5a25c03d920b124d221d9e0c9bbae
2019年07月18日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 「前門の虎、後門の狼」、安倍晋三首相は、米トランプ大統領と韓国の文在寅大統領という二つの災難に囲まれて、四面楚歌の状態にある。今回の参議院議員選挙が終われば、難問山積だ。トランプ大統領からは、「日米貿易摩擦」に晒されているうえに「40兆円よこせ」と上納を強制されており、文在寅大統領からは、「日本製品に対する不買運動」を煽られている。朝鮮半島統一・新国家「コリア」建国、韓国消滅という動きが、急ピッチで進んでいる状況下、安倍晋三首相は、「アジア外交」の舵取りが出来ず、苦しい立場に立たされている。参議院議員選挙で自民党・公明党連立政権が、勝利したとしても、前途は多難である。



http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/361.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 安倍仲間がデマ情報で民主党政権を批判&トランプが非白人女性議員を差別〜早く政権打倒を(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/28468576/
2019年 07月 18日 

 安倍首相(総裁)&超保守仲間たちは、外交も経済もダメダメで、自分たちの売り物がなくなったせいか、今年にはいってから、やたらに民主党政権の批判を連発。ついには「悪夢のような民主党政権」とまで言うようになっているのだが。^^;

 参院選の選挙活動でも、困った時は、民主党政権の批判をして、あの時代に戻ってもいいのかと訴え、何とか自民党への支持を得ようとしている。

 しかも、自民党候補の応援には、フェイク(うそ)で民主党を批判しているものもある。(-"-)

 実は安倍総裁も、参院選の応援演説で「前政権時代に『コンクリートから人へ』という無責任なスローガンによって、残念ながら防災の取り組みが置き忘れられておりました」と民主党批判を展開。で、インフラ整備のエサばらまき(利益誘導)のアピールを行なったりしているのだが。^^;

<自民党がそれまでに防災対策をきちんと行なわなっていなかったことが、東日本大震災や原発事故、西日本豪雨の大きな被害につながったことを自覚していないらしい。(-"-)>

 安倍首相の超保守仲間の愛媛県の加戸前知事に至っては、全く事実とは異なる情報を公の場で訴えて、民主党バッシングを行なっていたという。(@@)

<加戸守行氏(84)は、文科省官僚などを経て愛媛県知事に。知事時代は、超保守系のつくる会の教科書を採択。またあの加計学園獣医学部の誘致に尽力。安倍政権で急に認可がおり開学した時には、入学式の挨拶で「魔法の発言で岩盤規制を突破して認められた。魔法にかけられて存在した、出産した獣医学部」と語った。

 知事退任後は、「美しい日本の憲法をつくる愛媛県民の会」の実行委員長、日本会議愛媛県支部相談役を務めている。>

* * * **

 今月4日、参院選の自民党候補の出陣式で、加戸氏は、何と昨年の愛媛での豪雨災害の犠牲に関して「旧民主党政権が『コンクリートから人へ』と訴え、当時の民主党議員がダムの改造工事を3年間凍結した」「3年前に完成していれば、浸水被害を防止できた」と演説したとのこと。(゚Д゚)

 しかし、国交省によれば、事業は凍結された事実はないとのこと。市民団体から抗議を受けた自民党候補は、事実と異なることが判明したため、16日になって、動画のリンクと発言を掲載した事務所のブログ記事を削除したのであるが。今さら動画を削除したところで、事実だと誤解してしまった人、それを他人に広めてしまった人は少なからずいるかも知れず。

 彼らは、サヨクを打倒するためなら、ネトウヨ・レベルで、無責任にフェイクの批判話を公の場でしてしまうのである。^^;

『参院選愛媛選挙区のらくさぶろう氏、前知事発言の記事をブログから削除

 参院選愛媛選挙区に立候補している自民新人、らくさぶろう氏(54)の陣営は17日までに、加戸守行・前愛媛県知事が4日のらくさぶろう氏の出陣式で行った対立候補を批判する発言について、管理するブログなどから発言の関連記事の一部を削除した。13日に市民団体から「誤った事実に基づく発言」との指摘を受け、「誤解を招く」と判断したとしている。

 発言はあいさつに立った加戸氏が、鹿野川ダムの洪水吐(ばき)の工事が旧民主党政権下で3年間凍結されたとしたうえで、洪水吐工事が完成していれば昨年7月の西日本豪雨で犠牲者などの被害は防げたと主張。その責任が対立候補の無所属新人、永江孝子氏(59)にあると訴え、演説のネットでの拡散を自ら呼びかけていた。

 山鳥坂ダム工事事務所によると、洪水吐工事は「2010年に関連工事が始まってから一度も止まっていない」という。指摘は「ダム放流を考える大洲市民の会」(代表・奥島直道弁護士)がらくさぶろう氏の選挙事務所に文書で行い、動画配信の中止を申し入れた。陣営幹部は演説内容について「加戸氏の見解だ」としている。【木島諒子、中川祐一】(毎日新聞19年7月17日)』

『加戸前知事が誤認発言 「鹿野川ダム改造 旧民主政権凍結」

 参院選愛媛選挙区に立候補している自民党新人らくさぶろう氏の4日の出陣式で、加戸守行前知事が、洪水調節容量を増強する鹿野川ダム(大洲市)のトンネル洪水吐(ばき)の工事が旧民主党政権で凍結されたなどと事実と異なる発言をしたとして「ダム放流を考える大洲市民の会」(代表・奥島直道弁護士)が16日までに、らくさぶろう氏の選挙事務所に発言を収めた動画の発信などをやめるよう文書で申し入れた。

 動画のリンクと発言を掲載した事務所のブログ記事は16日、削除された。

 加戸氏は松山市での出陣式で「旧民主党政権が(洪水吐などのダム)改造工事を3年間凍結した」と主張。3年前に完成していれば、大洲、西予両市での犠牲者を含む浸水被害を防げたとの持論を展開した。また、凍結の結論は、当時の民主党衆院議員で参院選愛媛選挙区に立候補している無所属新人永江孝子氏が出したなどと述べていた。

 国土交通省山鳥坂ダム工事事務所によると、鹿野川ダムのトンネル洪水吐は2017年出水期からの運用を予定していたが、地質が想定よりも弱く完成・運用開始が19年6月になった。事業は凍結されていない。

 加戸氏は愛媛新聞の取材に凍結の事実がなかったことを認めた上で、民主党政権の「コンクリートから人へ」の方針でダム関連予算が大幅に減額され、改造工事が影響を受けたとした。(愛媛新聞19年7月17日)』

* * * * *

 こちらは、安倍総裁が「コンクリートから人へ」を批判している記事。

『安倍首相「前政権時代に『コンクリートから人へ』で防災置き忘れ」遊説先の三重・伊勢市で

 参院選、12日は安倍首相が与野党激突の激戦区・三重へ。民主党政権時代の政策を痛烈に批判です。

安倍首相:「今年はちょうど、あの伊勢湾台風から60年経過いたしました。前政権時代に『コンクリートから人へ』という無責任なスローガンによって、残念ながら防災の取り組みが置き忘れられておりました」

 安倍首相は、三重県伊勢市の街頭演説でこのように民主党政権を批判したうえで「インフラを整備し地域の安全をしっかりと守り抜いていく」と述べ、自民党への支持を呼び掛けました。(東海テレビ19年7月17日)』

 そもそも2011年の福島原発の事故だって、自民党政権時代に、保安院などが福島原発の津波対策を問題にしていたのに、東電が対策強化を行なわず、自民党の政府与党も放置していたことが大きな原因になっているのだし。

 各地の津波や水害の対策も、民主党が09年夏に政権をとってから考えても間に合うはずもないわけで。自民党中心の政府、自治体が放置していたツケが来たということを認識していないのだろうか?<認識しているけど、あえて不都合な部分は見ないようにしているとか。^^;>
 
 安倍二次政権からは、また昔のように政官財癒着の利益分配を行なうために、防災などを大義名分にして、国土強靭化計画をアピール。民主党政権の「コンクリートから人へ」の批判を繰り広げているのだが、その中にはデマも少なくない。

 たとえば、2015年9月の豪雨で鬼怒川(栃木)の堤防が決壊した時に、一部の自民党議員やネトウヨが「民主党政権が北関東のスーパー堤防計画を、仕分けで中止したからだ」という情報が流れたのだが。

 この計画が見送られたのは、完成までに400年以上の期間、12兆円以上の莫大な金額がかかるという試算が出て、実現不能だと判断されたからだし。しかも、鬼怒川はもともと計画の対象にはいっておらず。完全なデマ、フェイクだったのである。(-"-)
 
 フェイクで思い出したのだけど・・・。米国のトランプ大統領の差別発言のニュース、見ました〜?(・o・)
 
 トランプ大統領は、同大統領の政策を批判する民主党の女性議員たち(中南米その他系のカラード)に対して「さっさと国に戻って、犯罪の蔓延する祖国を立て直せばいい」などとツイート。

 当の女性議員たちだけでなく、与野党の多数の議員、国民の怒りや批判を買っている。(@@)

 でも、この4人の議員のうち3人は、アメリカ生まれだし。1人はソマリア難民として米国に来た人。しかし、トランプ氏はカラード(非白人)というだけで、こういう言い方をするのだ。(-"-)

<思えば、白人もヨーロッパから(逃げ出して)来た人たちなわけで。誰かいかにもヨーロッパ系のふわふわ金髪のトランプにも「さっさとヨーロッパに帰れ!」って言ってやって!(`´)>

『【報ステ】トランプ氏「出身国へ帰れ」非白人議員に

 アメリカのトランプ大統領は14日、野党・民主党議員らに対して「世界で最悪かつ最も腐敗した無能な国から来たのに、大声で政府の在り方にケチをつけている。さっさと国に戻って、犯罪の蔓延(まんえん)する祖国を立て直せばいいのに」とツイッターに投稿し、批判が広がっている。

 この大統領が発したヘイトスピーチ=差別をあおる表現は、ヒスパニック系、アフリカ系、中東系の4人の議員を標的にしたものとみられる。これに対し、民主党議員らは「これこそが人種差別」「私たちは最悪かつ最も腐敗した無能な大統領からアメリカを守るために戦っている」と強く批判している。(ANN19年7月15日)』

『トランプ大統領「アメリカが気に入らなくて、ずっと不平不満を言い続けるなら、とても簡単だ。帰ればいい。今すぐ帰ればいい。戻ってくるな。大丈夫だ」
 自らを支持する多くの白人たちが見守る前で、怒りをぶちまけたアメリカ・トランプ大統領。

 支持者らとの記念写真にも収まったこの日。名指しこそしなかったが、トランプ氏は、プエルトリコ系のオカシオコルテス議員、ソマリア難民としてアメリカに来たオマル議員、パレスチナ系のトレイブ議員、そして、アフリカ系のプレスリー議員ら、4人の民主党の女性議員を批判したとみられている。

 さらにトランプ氏は、ツイッターにも、「世界で最悪で腐敗し、無能な政府の国から来た“進歩的な”民主党の女性下院議員たちが、世界で最も偉大で最強の合衆国の人々に対して、政治のあり方を大声で指図するとは興味深い」と投稿。

 しかし、オマル議員以外の3人は、アメリカ生まれ。早速4人は、抗議の会見を開き、「白人至上主義」だとして、トランプ氏に謝罪を要求した。
 前回の下院議員選挙で初当選した4人は、歯に衣(きぬ)着せぬ物言いで、トランプ批判を繰り広げ、トランプ氏にとっては“目の上のたんこぶ”だった。(FNN19年7月16日)』

 米下院は16日、トランプ氏の言葉を「新たなアメリカ人(New Americans)と有色人に対する恐怖と憎悪を正当化する人種差別的な発言」だと非難する決議を可決した。(賛成240票、反対187票)<何か女性蔑視もはいっているよね!(-"-)>

* * * * *

 ただ、日本にもいわゆる超保守系、ネトウヨなどを中心に、他国の人を嫌悪して、「国に帰れ!」などのヘイトスピーチをする人たちがいるのも事実。<閣僚や議員の中にも、こそっと言っている人がいるかも。^^;>
 
 安倍政権にもその色が見えるのだが。<差別的なトランプとべったりだし。>政府与党が極端な国家主義、民族主義、保守思想に偏って、国をゆがめてしまわないように、国民がしっかりとコントロールしなければならないと思うmewなのだった。<まずは、安倍政権は早く終わらせないとね!>(@@)

  THANKS



http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/362.html

記事 [政治・選挙・NHK263] <東京>山本太郎の穴は誰が埋める? “四つ巴”に新人参戦 れいわが立憲票を食う可能性も(日刊ゲンダイ)
 


【東京】山本太郎の穴は誰が埋める? “四つ巴”に新人参戦
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258453
2019/07/18 日刊ゲンダイ


公明党を潰す(C)日刊ゲンダイ

【東京】(改選数6)

△△武見 敬三67自現
○○丸川 珠代48自現
○○山口那津男67公現
△○塩村 文夏41立新
△△山岸 一生37立新
 ▲水野 素子49国新
○○吉良 佳子36共現
▲▲音喜多 駿35維新
  朝倉 玲子60社新
  野原 善正59れ新

「(公明党の)山口那津男代表、待ってろよ! 買ってくれるか、俺のケンカ!」――。

 3連休初日の13日午後3時ごろ、小田急新宿駅前は、小雨の降る中、約500人でごった返した。大勢の聴衆の前で山口に“大人のケンカ”を吹っかけたのは、れいわ新選組から立候補している野原だ。公明党の支持母体・創価学会の沖縄の会員でもある。野原は、平和と福祉の理念を掲げながら、集団的自衛権の行使を容認したアベ自民の“下駄の雪”に甘んじる公明を「潰します!」と宣言した。

 もっとも、仇敵の山口は自民・丸川、共産・吉良と並んでほぼ決まり。残り3議席を巡り、自民・武見、立憲・塩村、立憲・山岸、維新・音喜多の4人で熾烈な争いが繰り広げられているが、野原が“四つ巴”に割って入れるのかどうか。

 実際、野原の演説の反応はバツグン。公明が<小さな声を、聴く力>と掲げていることについて「(辺野古新基地建設にノーを突きつけた)沖縄の大きな民意を踏み潰しておいて、何が<小さな声を、聴く力>だ! ふざけるな、公明党!」とたんかを切ると、聴衆は「そうだ!」の大合唱。朴訥とした外見とは裏腹の“過激発言”が評判で、立憲関係者からは「票が食われそう」と危惧する声が出ている。


どちらか落ちるかも(C)日刊ゲンダイ

れいわが立憲票を食う可能性も

 2013年に東京選挙区で初当選したれいわの山本太郎代表が全国比例に回ったことで、山本が獲得した67万票がどこに流れるのかもポイントだ。山本の“穴”を埋められるのか、野原本人を直撃すると、「(山本票は)どうなるか分からない。山口代表の票を切り崩したい」と気合十分だった。

 追い上げを見せる元都議の音喜多は「ラストサンデー」の14日、若者でにぎわう池袋駅東口で、比例候補とともに「ほぼアドリブ」(音喜多)という漫才調の“掛け合い演説”を披露。20代女性2人組は「何アレ、ウケる」と冷笑だったものの、手を振りながら通り過ぎる若者の姿もあった。


演説がウケない武見(右は麻生財務相)(C)日刊ゲンダイ

 一方、立憲は3連休最終日の15日、新宿アルタ前でイベント街宣を開催。都議時代にセクハラヤジ被害にあった塩村が「国会の景色(男女比)を変えたい」と訴え、元朝日新聞記者の山岸が「国会の質問王になる!」とブチ上げると、500人の聴衆は拍手喝采。トリを務めた枝野代表が「あなたの力が必要です!」と4回連呼して演説を終えると、聴衆から枝野コールが出る盛り上がりを見せたが、「無党派が維新やれいわに流れれば、2人のうちどちらか落ちる可能性がある」(野党関係者)という。

 野党候補の猛追をくらう武見は、派閥のボスの麻生財務相が駆けつけた個人演説会で「大変な激戦となっている」と危機感をあらわにした。高齢者の目立つ支援者を前に医療・福祉政策を猛アピールしたが、「演説の中身が堅くてウケない」(自民党関係者)とボヤかれている。

 投票率と無党派層の動向が、波乱を生みそうだ。

○当選圏内、△拮抗でやや優勢、▲拮抗でやや劣勢。上段は政治評論家・野上忠興氏、下段は政治ジャーナリスト・泉宏氏の予想。



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関連記事
参院選 東京・大阪選挙区の終盤情勢 東京→自、共、公、自>立、立>音喜多が激しく追い上げ、野原が続く JX通信社情勢調査
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/332.html





http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/363.html

記事 [政治・選挙・NHK263] <仙台でも、れいわ大旋風!>山本太郎「政権取る!」 石垣のりこ氏「1枚目石垣のりこ、2枚目は山本太郎でよろしく!」













【動画&文字起こし全文】山本太郎(れいわ新選組・全国比例区)×石垣のりこ(立憲民主党・宮城選挙区)19.7.17 宮城・仙台駅西口デッキ
https://v.reiwa-shinsengumi.com/activity/2010/
2019年7月18日 れいわ新選組




山本太郎 れいわ新選組 街頭演説 宮城・仙台駅西口デッキ 2019年7月17日



山本太郎:
大きな音で失礼をいたします。マイクを握っています私は参議院議員をやっておりました、山本太郎と申します。よろしくお願いします。

今から6年前、2013年東京選挙区から立候補した山本太郎。東京都民の皆さんから、66万を超える票を頂戴し、国会に送っていただきました。今回、山本太郎は東京選挙区からではなく、比例代表、2枚目の投票用紙、そこに「山本太郎」と、全国どこにお住まいの皆さんでも書いていただけるように、立候補しました。どうかお力を貸してください。

これまで山本太郎、小沢一郎さんとともにやって参りました。けれども、この春、ひとりで旗揚げを、旗揚げをしたんですね。れいわ新選組。れいわ新選組という団体を国会議員山本太郎ひとりで立ち上げた。どうして旗揚げが必要だったか? 皆さんにお聞きしたいんですけど、今、政治の場において緊張感を感じますか? いかがでしょう。

(聴衆:全くねーよ)

大きな声出したい、僕も。選挙戦後半なってきたら喉の調子が、羨ましい、その大きな声。「全くねーよ」という言葉がありました。国会の中、緊張感がない。与党側がやりたいこと全部やる。次々に。これの繰り返しが、この6年間。あまりにもひどい6年でしたよ。私が参議院の最前列で見てきたものは、残念ながらここに、足を止めて聞いてくださる皆さん、時間や用事が、用事の関係でこれを聞くこともなく歩かれる皆さん、今の政治の中からは、皆さんのことは目に入っていません。



残念ながら、コストとして捉えらえられてる。国会の中で、じゃあ、いったい何を話し合ってんだってことなんですけれども、その多くが金につながる話。金儲けにつながる話はどんどん前に進む。その一方で皆さんの生活や命や権利に関わる問題は、なかなか前に進まないという6年間でした。

でもこれ、総理大臣が2012年、第二次安倍政権始まって変わりましたよね。その最初、2013年の施政方針演説、私たちこういうことをやっていきます。そういうことを発表する場において、安倍総理が言った言葉、これに合致するんです。なんて言ったか? 世界で一番、企業が活躍できる国を目指す。世界で一番、企業が活躍できる国を目指す。おかげでどうなったか? 大企業、今や過去最高益。あのバブル超えてる。

その一方でこの国に暮らす人々どのような状況になったか?

厚生労働省調べ、国民生活基礎調査最新版。全世帯のうち生活が苦しいと言う人々57.7%。シングルマザー、生活が苦しいと答えた方8割を超える。どこに好景気きてるんですか?  企業のみ、大企業のみ、過去最高益、あのバブルを超えてて。一方でこの国に生きる多くの方々が、もう生活、地盤沈下、完全にしちゃってんですよ。20年以上続くデフレ、これによってひとりひとりの生活が削られ、ひとりひとりの人生が削られ続けた20年以上。そこに加えてこの6年間は、さらにこの国を切り売りし、あなたから搾り取るという政治しかおこなわれていないじゃないか。

こういう局面を迎えたとしても、政治に緊張感が生まれないっておかしくないですか? 圧倒的多数派です、現在の政権。野党は小数。いくらあがいたとしても、国会内のルール上、野党がいなくても話は進められるんです。審議を始めて採決までいける。強行すればそのようなことは可能。私は議論することは、議論を始める、議論の入り口に立つことは決して悪いことではない、逆にそれはやらなければいけないと考えている。けれども、その議論の中で例えば色んなとんでもない法案の中身があぶり出されたならば、その先は残された採決、その手前で実際に国会議員が少数派の野党が体を張ってでも止めるというような動きを見せることが、一番の緊張感を生む方法ではないかと思ってます。皆さんいかがお考えですか? 



例えばです。昨年、最後の国会。そこで通された法案、入管法の改正。入管法の改正って何だっていったらものすごくシンプルにいうと、今よりも安い労働者、大量に生み出せっていうような法律。その大量の安い労働者はどこから持ってくるか? 海外ですよ。海外からこの国に生きる人々よりもより安い賃金で働けるような者たちを大量にこの国で、長期間働けるようにする。これによってどんな悲劇が生まれますか? 

例えば技能実習生。技術を移転する、そんな建前だった、東南アジアの皆さん、日本の進んだ技術を学んで祖国にそれを持ち帰ってください。あなたたちの国の発展に役立てていただきたいから、という建前だったけど、結局は安い労働力を求める労働の調整弁でしかない。あまりにもひどいその労働環境の報告、いくつもされてますよね。例えば早朝から深夜まで働かされる。残業代70円程度、パスポートも携帯電話も取り上げられたりとか、数々の法令違反、該当するものあるけれども、取り締まりきれない。

アメリカの国務省からも国連からも、この奴隷労働的な扱いを止めろという趣旨の警告を何度もされてる。でもそれやめようとしない。どうして? 安い労働者いた方が企業助かるやんという話ですよ。外国から来た労働者も踏みつけて、その上にそれを大々的に長期的により大量にこの国に安い労働力を流しこむような法律が通ってしまえば、次に破壊されるのは何か? 

もともとこの国に生きてきた人たちの労働環境も壊されるの当たり前ですよね。労働環境は悪い方に合わせられて、賃金は低い方に合わせられる、そんなことになったらこの国どうなるんですか? 外国から来た労働者と、もともとこの国に生きる人々の間で衝突起きないですか? 分断起きないですか? 外国の方々とこの国に生きる人々の衝突があったとしてもそれは解決する問題にならない。なぜならば、諸悪の根源はそのような事を決めた、そのような法律を通した者たちにあるからですよね。けれども当事者たちはそこに関しては意識はいかない。俺たちの仕事を奪うあの外国人が悪いとかっていうような空気になってったとしたら、足の引っ張り合いが今よりも加速していったら、今よりもこの世が地獄っていう状況に陥りますよ。今でさえ苦しい、今でさえこの国に生きてる人たちの労働環境、しっかり守れてますか? いかに長時間働かせるか、安く働かせるか、残業だとしてもそこに対する労働の対価支払われない、サービス残業。こんなこと当たり前のようにやってる。会社が潰れないように自分が職を失わないように、そこは仕方ないかと我慢をして働かれている方々もたくさんいらっしゃる。でもこれどんどん壊されていきますよ。今でさえ今でさえ、人間を踏みつけるような働き方さしてるじゃないですか? これって誰のためですか? それを求めてんの誰? 

一番の諸悪の根源は、私、経団連、日本経済団体連合会だと思いますよ。先ほど話をした入管法、これを一番求めていたのも経団連。そして派遣法、これをどんどん解約することを求めていたのも経団連。最初に小さな穴を開けて、「特別な仕事だけですよ、特殊な仕事だけですよ」と言いながら、小泉竹中の時代に製造業まで開いた。その後も、派遣労働者がどんどん首が締まるような働き方で、解約をされていく。誰が得すんの? 非正規労働者、この国の働く人々の4割。半年後にクビにされても、文句言えない。いつまで続けられるかわからない。

そんな働き方、4割ですか? それで得するのは誰? それで首締まるの誰? それ決めたの誰? 政治ですよ。この国に生きる人たちの首が締まる。なんで首絞めんの? 企業側に利益を横流ししなきゃいけないからでしょ。一体どうして、そんな政治をおこなう? 現在の政治、政治権力、握っているのは自民党。その自民党に対して、組織票、企業献金、そういったもので後押しし続けているのが経団連も、そのうちのひとりですよ。

彼らは賢い。政治をコントロールすれば、より自分たちが儲けられるって事を知っている。だから、選挙に一生懸命。自分たちの代表者が、国会の中に多数入る。組織票や企業献金で自分たちの代弁者を国会に送る。それによって何ができる? 法律を変えられる、法律を作れる、それによって皆んなの首を絞めてきたんですよ。

じゃあ、全有権者、全有権者のうちの何割の票を持ってんだって話ですよ。自民党に集まってる票ってどれくらいなの? 全有権者の数でみたら3割程度ですよ。3割の有権者の支持を集めれば、何だってできるんですよ。例えば、大企業に対して儲けさせるために、働く人々というコストをカットさせるようなこと。先ほど私が話してきたことです。他にも、大企業にとってコストとしてもうひとつあるのが、税金ですよね。1990年には法人税50%近かったものが、今やもう20%に突入している。自分たちにより儲かるように、自分たちが利益をもっと増やすためには何をしたらいいか、政治をコントロールすればいいという、基本中の基本を彼らは愚直にやり続け、この国をコントロールし続け、ひとりひとりの首が締まっても致し方ないという考え方。これで、この国持ちますか? 

力貸して欲しいんですよ。このコントロール権を大企業側から取り戻しましょうよ。そんなことできないと思う? 自分が一票投じたところで、そんなこと無理だと思う? あなたには力があるのに、それをもう忘れてしまってる? これまで生きてきた人生の中で自分は力がある。力を合わせれば、皆んなでやれるんだってことさえも、もう頭の中からは消えてしまってる? 当たり前です。あなたには価値があるのかないのかっていうこと、常にマウンティングされるような社会の中で、自分自身が、自信をもって生きるなんて難しいことですよね。あなたには力がある。あなたがいなきゃ始まんない。皆んなで力を合わせて、コントロール権、取り戻したいんですよ。力貸してくれませんか? 



山本太郎、旗揚げした理由は何か? 小沢一郎さんとずっとやってきた。自分が1議席、自分が議員であり続けるための1議席を守るんだったら、私、小沢さんとは離れません。

そしてこの先20年、30年、ちゃんとした政治家になるために、永田町でのルール、その他必要なこと小沢さんの近くにいて、吸収できるだけ吸収したい。ステップバイステップで、政治家というキャリアを積み上げていくっていうことを考えれば、小沢さんの側で東京選挙区から出るのが普通。でもそれは選ばなかった、どうしてか?

私が1人前の政治家になる20年30年の時間を、この国が壊れていくスピードは待ってはくれないんですよ。私ひとりが、そんな自分のキャリアを考えて、ステップバイステップで進んでいったとしても、この国が壊れていくスピードは止まらないんですよ。だったら私の一議席を守る選挙じゃなくて、このややこしい1議席を、もっとややこしい議席、勢力に変えていくって事を、皆さんと一緒にこの選挙でやらせていただきたい。そのために旗揚げしたんですよ。旗揚げした理由、今言えばファンタジーのように聞こえるかもしれない。でも私はファンタジーを語るつもりはない。ひとりひとりが本当に力を合わせて横に拡がっていく。そういうことが実現した時には将来的に可能なことだと思って旗揚げをしました。何か? 

政権取りたいんですよ。私以外に、私が思うような事を実現してくれるようなリーダーがいるんだったら、私は必死でお支えします。でもどうやらそうではないようなので、自分で旗を上げるしかなかった。

政権取りにいきたいんですよ。力貸してくれませんか? 政権取りたいって山本君、今回の参議院選挙で君のグループ10人しか人出してないよね。そうなんですよ、10人しか出せてないんです。その10人が全員受かったとしても、政権を取るっていうとこまではいきません。1回の選挙でそんなことはできません。けれども、1年以内には衆議院選挙があると言われてる。そして今から3年後には、参議院選挙があると言われてる。今回の選挙で私たちのグループから数多く当選させていただき、その中で徹底的に抗う、空気読まない、永田町の論理は無視、すべての判断基準はこの国に生きる人々のプラスになるかどうか、それで私は1年間一生懸命仕事をしていけば、次の衆議院選挙では人数増やせると思ってんです。1年以内に衆議院選挙。3年以内に参議院選挙。ステップ踏んでいけるじゃないですか。その間にしっかりと仕事をしていく。そうすることによって数は増やせると思ってます。

それだけじゃない、自民党の議員の中にも本当は、今トップが考えてることは自分には受け入れられない部分があるって人たちもいるんですよ。例えばTPP、2012年の冬の選挙の時にはTPP絶対反対という立場で選挙に挑んだ自民党。政権取ったら何しました? 大推進ですよ。アメリカがいなきゃならないっていうことを散々言っておきながら、アメリカが離れてもまだTPP。その後にアメリカとの二国間協議、TPPそしてそれプラス、アメリカからも直接食われるようなことを許し続けてるんですよ。この事に関しても本当は心の中では間違ってるって思ってる自民党議員もいます。けれども、それに間違ってるとは言えない。何故か? 選挙です。選挙の時に自分の党から公認をもらえなければ自分のキャリア終わっちゃうんですよ。組織票がなければ、グループからの応援がなければ、自分のキャリア途絶えちゃうんですよ。気持ちは分かる。気持ちは分かるけど、それないんじゃないかって話なんです。

「ならぬものはならぬ」と言ってくれなきゃ困るじゃないかってことですよ。

(拍手)

行動を起こしてくれなきゃ困るってことじゃないですか。

(拍手) 

今、あなたの置かれた立場は、次の自分の仕事をどうするかっていう就活の問題じゃないんですよ。今、あなたが異を唱えないことによって、この先、その協定や法律、成立してしまった後に、この国に生きる人々が、運用の部分で首が締められる可能性があるものに対して、次の自分の公認がもらえないからってことで、押し黙ってもらっちゃ困るんですよ。

(拍手)

私はここに対しても、可能性を、可能性があると考えてます。つまり何なのか? 今回の選挙で、私たちのグループが皆さんのお力を借りて議席数が増える。それは大きなメッセージを永田町に伝えることになります。何か? 組織票などに頼らなくても団体からの票に頼らなくても、ひとりひとりの市民が力を合わせて横に繋がり議員を通そうとするプラットフォーム、それができたんだっていう話になるんですよ。

(拍手)

そういうものができたとしたらどうなるか? 自分の気持ちを殺し、間違っていることにも、賛成したりしなきゃならない。一番自分が、最初に政治家を志した時の気持ちを裏切りながらも、毎日を生きなきゃならない。だってそうしなきゃ、勝てないんだからってことですね。でもそういうところと決別したとしても、この国に生きる人々が、力を合わせて受からしてくれるようなプラットフォームがあるということになれば、こっちでやってみようかな、自分の心に正直に、一生懸命皆さんのために汗かいてみたいなって思う人も、私は流れてくると思ってます。ものすごく重要な話です。これは。

このプラットフォーム、山本太郎を率いるれいわ新選組、最初のこの結果がその後どうなるかを占う、そのような話になってます。



ぜひ力を貸していただきたい。国会を面白くしましょう。皆の注目を集めるような場所にしましょ。じゃなきゃ、世の中なんて変えられないんだから。緊張感がなさすぎる国会、それをわざわざ付き合う人いませんよ。ただでさえ忙しい。今月乗り切ったっていうギリギリのところで生きてる中で、政治にまで目を配れなんて、はっきり言って、無理だと思います。そこに対して政治が面白くなってくれば、これはコンテンツとして、エンターテイメントとしても楽しむ人が出てくる。私は入り口はこれでいいと思ってます。多くの人々が政治を監視するきっかけ、その入り口を作りたいんですよ。力貸してくれませんか? 国会を面白くしよう。政治を面白くしよう。

(拍手)

空気読まないですからね。いやや、空気読めるんですよ。空気は読めるが、読まないことにするっていう話ですからね。空気を読まない10人組が、国会の中に入った時の事を想像してみてほしい。ややこしいですよ。そんなややこしい10人が国会の中で徹底的にやるということをやれば、他の野党は何してんですかって話になりませんか? 国会の中が自然とガチンコで喧嘩する場になるって事ですよ。体張ってでも止める。緊張感が溢れる。そうすれば与党側だって、次々に法案を出して、段取り通りに進めていくなんてことが不可能になる。こういう緊張感あふれる国会を作るまず第一歩。

今回の参議院で、山本太郎率いる「れいわ新選組」にどうかお力を貸してください。そしてその先、衆議院1年以内。そして、3年後、参議院選挙。そこでも大きく拡大をしていく。一緒にやっていきませんか? 一緒につくっていきませんか? 一緒にやりたい。皆んなで作っていくもんでしょう、世の中って。(拍手)
ありがとうございます。一緒にやって行きたい。

で、山本太郎は国会に緊張感を持たせる以外に何をやるつもりだと、そうお考えになる方もいらっしゃると思います。私が政権を取ったらやりたいこといっぱいあるんですよ。もちろん政権をとらなければそれをコンプリートしていくことはできない。実現することはできない。もちろんその手前で、一歩前進ということが叶うならば、当然そこには加わって行きたい。ただ、今、私がチラシの中であったり、いろんな部分で皆さんに政策として提言させていただいているものは、私が政権を取ったらこれをするという約束です。その、その話について今からさせていただきたいと思います。



山本太郎、4月10日にひとりで旗揚げをしたれいわ新選組。今回この選挙、7月21日に投票日。その前にも期日前投票があるのは皆さんご存じだと思います。どうか力を貸していただきたい。今回の選挙、投票用紙は2枚。1枚目選挙区。皆さんのお住まいになっている地域、例えば宮城県。宮城県の代表を決めるというもの。1枚目の投票用紙はあなたの地域の代表を選ぶ。今回、私は宮城県、石垣のりこさん以外いないんじゃないかと思うんですけどいかがでしょうか? 皆さん。

1枚目の投票用紙には「石垣のりこ」、そうお書きいただきたい。そして2枚目、2枚目の投票用紙は比例代表。雑な説明をすれば、全国の代表だと思っていただいて結構です。全国どこにお住まいでも、この比例代表に立候補している人の名前を2枚目の投票用紙に書いていただける。山本太郎、今回は、2枚目の投票用紙、比例代表で立候補しています。どうか皆さん、2枚目の投票用紙、「山本太郎」とお書きください。力貸してください。では山本太郎、いったいどのようなことをやっていくのか? そのことについてお話します。

山本太郎がやりたいこと。それは、消費税は廃止。
消費税は廃止にするしかないと思ってます。

「そんな選挙だからって無理なこと言うなよ」そう思われた方もいらっしゃるかもしれない。いいえ、私は、20年以上デフレ、その中でこの国に生きる多くの方々の生活が地盤沈下した。皆んな貧しくなった。その原因、国の経済政策の誤りだったと思ってます。

その中でも諸悪の根源のひとつとして挙げられるのが、私、消費税だったと思ってるんです。この消費税を廃止にする以外、あなたの人生を引き上げたり、この国を復活させたりすることは難しいと思ってます。だから、消費税は廃止です。財源についてはもう少し後で話しますね。まず言いたいこと。今回の選挙の争点は何でしょうか? って言われた時に、憲法の改正? 当然憲法の改正は先々あるでしょ。憲法の改正が行われた時には4項目、例えば、合区の解消とか? 何言ってんですか? それ。あなたたちが選挙区合区しといて合区の解消とか意味わかんないですよって。他にも、自衛隊を明記するとか? 他にも教育に対して負担がかからないようなことだったりとか? あと緊急事態条項。この4つが挙げられてます。憲法改正の4項目。騙されないでください。

本丸は緊急事態条項ですからね。あとの三つはダミーですよ。ダミーです。緊急事態って何か? 総理大臣が「緊急事態です」って言ったら、この国、勝手にコントロールできるようになるんですよ。国会無視ですよ。法律と同じような効力、法律と同じ力を持つ、自分たちのお仲間だけで作れる、そんな政令もしけちゃうんすよね。それだけじゃない。お金。財政のことは国会通さなきゃ駄目ですよね。そんなことも自分たちで決めてしまえる。それだけじゃない。地方に対して自分たちの子会社かのように命令できる。無茶苦茶ですよ、もう。こんなもの、わけのわからないものたちが天下をとった時にそれを使われたら、とんでもないことになってしまう。世界中の独裁者が絶対に手に入れたいと思うような、魔法の杖ですよ。

緊急事態については今日、時間がないのであまり喋りません。ただ、憲法改正というのは、今回の争点ではない、私はそう思ってます。じゃあ何なんだと言われたときに、私は今回の選挙、その争点にすべきは格差だと思ってます。いかがですか? その格差の中でも一番重要なもの、格差を拡げる原因のひとつとなっているものが、私、消費税だと思ってんですよ。政府自民党、消費税に対しては増税。無茶苦茶ですよ、こんなの。一方、野党は消費税凍結。凍結って何? そのうち解凍されます。解凍された後は、そのうち上げられます。消費税増税も消費税凍結も、これ、向かっていっている将来のデザインは同じなんです、はっきり言えば。結局は消費税をこの国の財源の大きな部分として保ち続け、増税していくっていう考え方。これじゃ意味がない。

増税も凍結もない、今こそ廃止だろって。まったく描く将来のデザインは違いますからね。



じゃあ、消費税やめてどうすんだって話ですよ。消費税やめたら20兆円失われるよって。どこから賄うんですか? よく聞かれます。何を言ってんですか。消費税が導入されていなかったときは、何に頼ってましたか? 所得税と法人税ですよ。逆に、消費税が導入されることによって、所得税と法人税がどんどん下がっていってんですよ。消費税が必要な理由、皆さんに向けては社会保障のために必要だと言われる。でも、とんでもない。社会保障には一部しか使われてません。本当の目的は何かって、金持ちはもっと金持ちになるように税率下げて、大企業がもっと儲けられるように税率下げて、それで収入が減るから消費税で補填してるだけの話じゃないですか。こんな使い方ある? こんな集め方、許せる? はっきり言って、あ、でも、ひょっとしたら変わり者の方いらっしゃるかもしんない。俺は金持ちをもっと金持ちにしてやりたい。私は大企業にもっと儲けてもらいたい。彼らには減税してあげてください。私が彼らの尻拭いとして消費税を払い続けます。そんな方いらっしゃいますか? いらっしゃったら、今日、私たちスタッフを連れて牛タンでも食べに連れてっていただきたい。あなたの財布に甘えたい。そんな人は、ひとりも存在しない。当たり前ですよ。

税金の集め方、間違ってないか。税金の配分の仕方、間違ってないか。それの究極の形が消費税ですよ。税金の取り方、ルールがあります。増税がどうしても必要だと言うならば、ないところから取るな、あるところから取れよと皆さん思いませんか。

「そうは言いましても山本さん、消費税止めるんだったら、20兆円失われることについての財源をさっさと喋ってください」。そういう方もいらっしゃるかもしれない。わかりました。手短に喋ります。

財源として考えられるものは、二つだと思ってます。ひとつは税制改革。税金で賄う。そしてもうひとつは、新規国債の発行。借金が、ってよく聞かれます。でも借金の量、額によって、この国が破綻するっていうことははっきり言ってありませんよ。30年前から破綻するって言われ続けてきて、今も破綻してないんです。逆に言えば、国債金利、どんどん下がってんですよ。おかしくないですか? 借金で破綻するっていうときに、さらに借金をしようと思う者に対して、お金を貸すときには金利高く取りますか? 安く取りますか? 高く取りますよ。だって破綻するかもしれないんでしょ。

でも金利どうなってる? マイナス金利ですよ。いつ破綻するんですかってことです。一番重要なことは借金の額や量じゃないってことです。一番重要なのは、インフレにならない、目標のインフレにならないようコントロールしていくってこと。この件をしゃべりだしたら、あと20分は説明に必要なので、今日は端折ります。私には二つの財源があると考えている。ひとつは新規国債の発行、そしてもうひとつ、税。この税の方で皆さんにご説明したいと思います。

消費税を導入する前には別のもので取っていたんだよ。「じゃあ、その時代に戻りゃいいじゃないか」。一言で言えばそういう話なんです。ではどのような形でやっていくか? 所得税。所得税。金持ちであればあるほど税負担率下がるんですよ。この国の税負担率、所得税の税負担率のピークは1億円。おかしくない? だって3億円も10億円も100億円も儲けてる人いるんですよ。どうして負担率下がっていくの、1億円をピークにって。これには理由がある。株。株などの利益、金融資産からの所得、こういうもので、10億とか、100億とか、儲けてる人たちがいる。でもそこは、分離する課税になってる。分ける課税になってる。分けてどうするか。パーセンテージ低く抑えてる。こういう分離課税をやめますね。やめます。持ってれば持ってるほど、儲かれば儲かるほど負担が多くなるっていうのは当たり前の話なんですよ。



支え合いの社会の中で。多くの人々のためになっている、その誇りを思い出していただきたい。金融資産などからの所得は、分離せず、所得は所得としていただきます。所得税でいただきます。総合課税です。この総合課税にした上で、最高税率上げます。上げれば、本当に儲かってる人たちから、真っ当に税金が取れる。「そんな俺困るわ、200万しかないのに所得税上がるってことでしょ?」いやちがう、話し聞いてください。そうじゃございません。そうじゃございません。持ってるとこから取るために最高税率上げるっていうだけの話です。所得税はそういうような形にする。

そしてもうひとつ法人税。法人税どうするか?

現在、法人税はフラット。税率決められてます。大企業も中小も零細もフラット。税率決められてる。ただし、大企業には税の割引システムが80以上ある。ずるくない? 税負担が圧倒的に少なくなるような仕組みになってるじゃないかって。これで首締まるの誰? 中小零細ですよ。これを、大サービスをやめる。それに加えて、法人税にも累進制を導入します。つまりは何か? 儲かっていれば儲かっているほど、税負担は高まっていくが、儲かっていない時には税負担は低くなる。負担が少なくなる。これ一番取り方として、公平じゃないですか? いかがでしょう。

これによって息を吹き返すのは誰か? 中小企業、零細企業ですよ。自分たちの身の丈に合った税の納め方ができる。この二つ、所得税、そして法人税。この二つの税制改革をおこなえば、財源は29兆円。29兆円担保できるという試算がある。あれ? 消費税やめるのにいくらやったっけ? 20兆円。29一20は? 9兆円のおつりです。やってもいいですか? ありがとうございます。



消費税を止めるということは、この国の中小企業、零細企業にとっても本当にありがたい話だと思います。だって、税金が払えませんという税の滞納。税の滞納のうちの6割、。6割、消費税なんですよ。払えないんですよ。赤字でも払わなきゃダメなんですよ。首締まってんですよ。首締まってるどころか、このまま税上げられたら首をくくらなきゃいけないような、そんなオーナーさんもいるはずなんですよ。消費税やめたらどうなる? 中小企業、零細企業、元気になりますよ。そればかりか税制改革で税負担も減れば、これ息吹き返しますよ。

この道しかないって、このことだろって。この道しかないって、この道のことだよってことなんですよ。消費税、上がるたびにこの国の経済壊れてきた。例えば2014年4月から増税3%。3%増税されて、8%になった消費税。ここで大きく落ち込んだのが個人消費。個人の消費が落ち込んだ。これ困るんです。どうしてか。景気を良くするためには、この国の経済が成長するためには、1番大きなエンジンである個人消費が、活発にならなきゃいけないんです。けれども、消費税増税したことによって、その大きなエンジンが調子悪くなった。つまり、個人消費が冷え込んだんです。どれくらい冷え込んだか? 2014年3%増税したことによって、個人消費、8兆円下落ですよ。8兆円と言われたって額でかすぎてイメージわかない。じゃあ、リーマンショックと比べます。リーマンショックの時の個人消費の落ち込み、6.3兆円ですよ。100年に1度と謳い称されるような大恐慌と並べられた。リーマンショックで個人消費の落ち込みが6.38兆円。消費税は8兆円。リーマンショック超えてしまってるやん。あまりにも、ありえないですよ。



誰かの消費、あなたが物を買う。あなたが物を買って払ったお金は、誰かの所得に回る。当たり前の話ですよ。誰かの消費は、誰かの所得になる。当然です。じゃあ、8兆円の個人消費が落ち込んだということは、8兆円の消費が失われたということは、8兆円分の所得も失われたって話にならないですか? やってること無茶苦茶や。残念ながらこの国を愛してくれている皆さん。皆さんがこの国を愛しているほど、皆さんの事は愛していないっていうこの現実、変えられるんですよ。選挙で。この国のオーナー、皆さんなんですよ。この国の株主、皆さんなんですよ。税金の取り方だって変えられるって話ですよ。

消費税をやめる。消費税を廃止にした場合、初年度物価が5%落ちます。5%落ちたら、景気回復しますよ。完全に。消費税、これは強制的な物価の引き上げ。本当は物価が上がる時っていうのは経済が好調、賃金も上がっていく。物価も上がっていく。こういう健全な形で物価上昇につながっていくはず。でも今はそうじゃない。強制的に消費税で物価を引き上げる。一方で、皆さんの給料は上がっていない。実質の賃金は下がりっぱなし。強制的に物価を引き上げて、皆さんの実質賃金は下がりっぱなし。生活苦しいの、当たり前やんって話なんですよ。じゃあその逆をやろうって言ってるんです。消費税廃止にしたら1年目には5%物価落ちるんだったら、3%上がって8兆円を失われたってことは、5%物価が下がったらどうなるって話ですよ。景気回復この道しかないって、この話なんじゃないですか? 

「中小企業白書」というものがある。その中を見ていけば、大企業、中小企業、零細企業、従業員の数は4800万人くらい。その4800万人の従業員数の中の70%を占めるのが、中小企業、零細企業。消費税を廃止にする、税制を改革する、こういうことで1番元気になってもらわなきゃいけないのが、中小企業、零細企業でしょ。この国の屋台骨なんでしょ。多くの方々が働いてるんでしょ。やるべき道はこれじゃないかって話なんですよ。力貸してほしいんです。権力持たしてください。やりますよ。やらせて欲しいんですよ。ぜひ、力を貸していただきたい。

1枚目の投票用紙、宮城県にお住まいの皆さんには、投票用紙の1枚目には、石垣のりこ、石垣のりこ、とお書きいただきたい。消費税凍結までしか言えなかった枝野さんのグループの中にいながら、「消費税はいらない」と言ってのけた、こんな粋な人に投票してくださいよ。



空気は、読まない。当たり前。一番重要なことは、皆さんの空気を読むことでしょう? 生活を見ることでしょう? 判断の基準のすべては、この国に生きる人々のためになるか、ためにならないか。

たとえグループが違っても、消費税を廃止に向かうということで、手を組めるかもしれないですよね。なので、私からもお願いします。1枚目、宮城県の代表を選ぶ選挙区、1枚目の投票用紙には、石垣のりこ、石垣のりこ、とお書きください。よろしくお願いいたします。

そしてそして、もう1枚、投票用紙があるんです。比例代表、全国の代表を選ぶ。全国どこにお住まいであっても、宮城県であっても、青森であっても、佐渡島であっても、2枚目の投票用紙には、「山本太郎」とお書きいただけます。どうか「山本太郎」と書いてもらえませんか? お願いします。力貸してください。力貸してください。

権力取りたいんです。え? 権力取りたい? なんか危なそうだな、あいつ。そうなんですよ。権力取ったら何だって出来んですよ。例えば、公文書の改ざん、公文書の隠蔽、8年に及ぶ、データがどこいったか分かりませんっていう話、そして、自分のお友達、大企業には大減税、金持ちにも減税、より安い労働力で外国からたくさんの人を連れてきて、この国の労働環境も破壊することが出来る。それが権力なんですよ。だとするならば、その権力を取り戻して、皆さんのための政治やりましょうよ。権力持たして欲しいんですよ。やります。先頭に立たせてください。先頭に立たせて欲しいんです。お願いします。危ない意味での権力の使い方は、致しません。正しい権力の行使を進めて参りたいと思います。

もう1つ、もう1つ、やりたいことがあるんですけど、ゲストが到着したようです。この人の話にも、耳を傾けていただきたい。その語り口からも、本当に、皆さんへの愛が満ち溢れてる人だと思います。空気を読まず、「消費税はいらない」などと言ってしまう人。私、正直で大好きです、そういう人。空気読まずに国会の中でやっていきたい。そう思ってます。1枚目の投票用紙、宮城県にお住まいの方には、どうか、この方にお力を貸していただきたい。宮城県宮城選挙区から立候補、石垣のりこさんです。



石垣のりこ:
(ありがとうございます。ありがとうございます。頑張ります。)皆様こんばんは。おばんでございます。石垣のりこでございます。いや、たくさんのお集まり、そして今日このステージに呼んでいただきまして、山本太郎さん、ありがとうございます。そして、ようこそ宮城へ。

山本太郎さん、今、宮城は野党共闘で、私、参議院候補、宮城選挙区やっておりますけれども、宮城の野党共闘はね、すごいでございますよ。はい。立憲民主党、私、今回、立憲民主党でございます。そして社民党さん、国民民主党さん、共産党さん、そして連合の皆さんも含めですね、支援団体の皆さん。野党共闘、こんなにスムーズに進んでるところないんじゃないでしょうか? と、宮城の皆さん、どうでしょうか? そこに今回、れいわ新選組の山本太郎さんをお迎えした。これで正真正銘、野党共闘でございます。

(聴衆:れいわに入れ)

「れいわに入れ」というお言葉いただきましたけどもね、そういうお声が上がるのもなにかもちろん皆さんご期待されていることがあるかもしれませんけれども。



私は5月4日、初めての街頭演説をおこないました。立憲民主党の枝野代表がいらっしゃいました。そこで、私はこう申し上げました。「消費税増税なんてもってのほか。消費税なんてゼロでいい」。申し上げました。そして枝野代表に、「ですよね。」って伺いました。そしたら「上げない、上げない。」と、ちょっと慌てておっしゃいました。

そんなことがあってからですね、「消費税はゼロでいいんですか?」「ゼロだと無責任じゃないんですか?」「社会保障をどうすんですか?」「ゼロなんて言うな。」「無責任だ。」「現実的じゃない。」そういうご批判、本当にたくさんいただきました。

じゃあ、どうしてゼロじゃダメなんですか?って言うと、モゴモゴモゴってこもっちゃうんですよ。だって、「払いたくないんだったら払わなくていいけども、払わないと、次の世代にまた負担いくんでしょ」って言うんですよ。もうね、30年間ずっと払い続けてて、当たり前になっちゃってんです。もう払うことが当たり前。で、消費税じゃないと社会保障が成り立たないと、皆んな思ってらっしゃるんです。おかしい話ですよね? 

なんでこうなっちゃったんでしょうかね? もう思考停止になっちゃってる。もうそれを、私おひとりおひとり、「あなたね、他の政策はいいけどね、消費税ゼロなんて言うとね、ダメよ。皆んな離れていくわよ」、そんな風にご進言いただく方もたくさんいらっしゃいましたので、「お母様、ちょっと待ってください。消費税、今はどういう税金がまずいいですか?」って、そこから入ります。



消費税ってお金持ちよりもお金少ない人、収入の低い人により負担のかかる逆累進性の税金です。もうこれは苦しい人、より苦しめる、弱い者いじめの税制でございます。これは誰しも認めるところ、それ事実なんですから、数字が物語ってるわけですから。その上で、その税金が、この昭和の平成30年間に0から3に上がって、最初でも、社会保障なんて言ってなかったんですよね。間接税と直接税のそのバランスだなんだかんだって始まって、3%から5%に行く時に、社会保障にあてますって言って上げたんですよ。どうですか? 全然、社会保障なんかに使われてないじゃないですか。嘘つかれてますよね? 私たち。そこから今度5%から8%に上がったら、さらに経済下がっちゃったじゃないですか。大変ですよ。そこでですよ? 今度、幼児教育無償化に上げた分使うからって? 8%から10%に上げようって、どういう話ですか? 



税収の3割占めてる今の消費税、こんなに庶民に負担を強いる税金のは、どんどんどんどん税収増えてくって、私たちの生活でどんどん苦しくなっていくことと同じですよね? こんな税金許しておいていいわけないですよね? 何でゼロって言っちゃいけないんですか? なくしていいんじゃないですか? 他の税金に変えたらいいじゃないですか? あるところから持ってったらいいじゃないですか? 払えるところが払えるように、それなりにでいいんですよ。そのための政府じゃないですか? そこが同じ考えでございます。はい。だって、それって別に政党関係ないでしょ。庶民の生活考えたら、そういう考えになるんでしょ? 

だから野党共闘でそれ言ったっていいんですよね? 何に遠慮してるんだって話じゃないですか。ねえ? これ、さらに庶民の生活に直接関係ないところでは、輸出還付金、輸出還付金でございます。どんだけお金が今、大企業に消費税で戻ってきているか? これ、なかなか、まだね、公の数字は出ていないんですけど、研究してる方がいらっしゃいます。大手13社の大企業、1兆円を超える還付金、消費税、戻ってきてるんです。大変なことでございます。

ないところからは生活費、ちょこちょこ10%、今度、持っていくわけですよ。それなのに、大企業、1兆円、お金、消費税の分、戻ってくるんですよ。おかしくないですか? もう変なことだらけです。なのに中小企業は、その消費税払わなきゃいけないから、ずっと払うときまでお金貯めといて、それ、手つけられない、でも苦しいわけですよ。ねえ、あんな細かい税金。やってる方、個人事業主の方とかですね、本当に大変だと思います。皆さん、おっしゃいます。消費税さらに、今回10%で、軽減税率なんか入れてくれるなと、皆んなおっしゃいます。

問題だらけの税金、もう一度言いますよ。増税なんてもってのほかです。消費税は、ゼロでいいんです。いいんです。その分、だって、法人税はどんどん減ってるんですから。所得税もどんどん減ってるんですから。なんでお金持ち優遇して、苦労してる人がお金払わなきゃいけないのか。ねえ皆さん。皆さんのね、もう、力です。そういうことを言ってる人をちゃんと選んでいただかないと、私たち、仲間がいないと大きな声になりません。



おひとり、おひとりの、お力が必要です。ぜひ参議院選挙、私は宮城選挙区から、先ほど、山本太郎さんに1枚目は「石垣のりこ」と言っていただきました。ありがとうございます。2枚目は、れいわ新選組の「山本太郎」さん。ぜひお書きください。仲間を増やしていきたい。この仲間は政党を超えています。庶民の声です。そうじゃなきゃ、共闘していけないじゃないですか。皆んなが力を合わせていく。何のためですか? 自分たちの生活を守っていくためです。

そのためには皆さんの力が必要でございます。私は、今、戦っている相手は三代目おじいちゃんの代からの政治家です。3選している、現職です。私は、親戚に政治家はおりません。なんの地盤もなく、看板はちょっとラジオで20年喋ってただけなのでラジオ聴いてくださっていた方はご存じだと思います。ありがとう。そういう方に支えていただいている、何の組織もございません。今回、野党共闘で、市民の皆さんと一緒に支えていただいて、ようやく何とかここまでやって参りました。横一線、でももう1票。1票の差でどうなるか分かんないところまで来ております。皆さんのお力が必要でございます。どうか、どうかこの参議院選挙、宮城選挙区で皆さまのお力、お貸しいただけますでしょうか? どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございます。頑張って参ります。庶民の声を届けていく、石垣のりこ、どうぞよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。

山本太郎:
ありがとうございます。ありがとうございます。お願いしますよ、皆さん。あなたの1票をいただけることはありがたいですけれども、その1票ではなく横に拡げてください。もう1票、もう1票、拡げて。圧倒的な得票差を与えていただきたい。石垣のりこさん、石垣のりこさん。この後のスケジュールどうなってんですか? これで帰りますよね。分かりました。皆さん必ず、友だちに電話してください。公明党がやってるあれですよ。F票、F票、フレンド票。お願いしますよ。1枚目の投票用紙、「石垣のりこ」よろしくね。重ねてください。重ねてください。お願いします。石垣のりこさん。ありがとうございます。あなたの力をお借りしたい。ぜひお願いします。ありがとうございました。ありがとうございます。



ありがとうございます。皆さんに少しインフォメーションさせてください。もう一歩前に来れますか? すいません。後ろのですね、通行が少し厳しい状況にあるようです。ゆっくりでゆっくりでお願いしますね。はい、OKですよ。前は大丈夫です。はい1番最前列の方々ありがとうございます。すいません。ゆっくりと動いてください。すいません。ゆっくりです。押さないでください。ありがとうございます。

マイクに握っている私、参議院議員をやっておりました、山本太郎と申します。ひとりで旗揚げをしました。ひとりで旗揚げをし、そして今回の選挙10人の仲間とともに戦うことになっています。そして私も東京選挙区ではなく、全国から皆さんに、どこにお住まいでも名前を書いて頂けるように、「山本太郎」と書いて頂けるように、比例代表2枚目の投票用紙、そこに書いていただけるように立候補をいたしました。1枚目の投票用紙、先ほど弁舌さわやか、鮮やかな石垣のりこさんにどうか皆さんの1票、そして横に拡げていくということをぜひやっていただきたい。そして2枚目。山本太郎と、どうかあなたのお力を貸してください。よろしくお願いします。

ひとつの党だったり、ひとつのグループの中にもいろんな意見があるっていうのは、私、逆にいいと思うんですけどね。だってもう1から10まで全部一緒っつったらこれ宗教か、イデオロギーで括られた党じゃないですか? こんなの。ね? ウィングの広さと言いますか、いろんな意見があるんだよっていうところを、そういう度量のでかいところをぜひ立憲民主党さんにも見せていただきたいな〜みたいな。目は笑ってませんけどね。目笑ってません? すみません。ありがとうございます。



いい根性してるじゃないですか? 党首に向かって消費税ゼロってこと言えるんですから。ね。本当に必要なことは何か? この国に生きる人々にとってプラスになることだっていうことを、はっきりと分かってらっしゃる方だという風に思います。

山本太郎、今回は東京選挙区ではなく全国比例、比例代表、全国どこにお住まいでも「山本太郎」と書いていただけるという選挙のやり方をやっております。今回旗揚げした理由は何か? もう30分ほど前にお話しましたけれども、山本太郎、政権狙ってます。当然です。万年野党でいるために、ただただ国会議員になるためだけに選挙に出るって私にはそんなことは思いつかない。というよりもそんなことやるんだったらもっと別のことやってたいってことですよ。やはりあまりにも沈没した、地盤沈下したこの今の状況を変えていく以外方法はないと。そのためには自分が政府に入って舵取りをするということをやるしかないと思ってます。

先ほど冒頭で山本太郎がやりたいこと、消費税の廃止という話をしました。掛かる費用は20兆円。この20兆円はどこから調達するか? はい、一言で言ったら、あるところから取る。そういう話でした。所得税の最高税率を上げる。株の利益などから分離して課税されてたもの、低く抑えられてたものを特別扱いやめる。全部これは総合課税にするよ。そして法人税、法人税はフラット、税率が決められてる。でも大企業だけ抜け道がいっぱいあるね。この特別扱いやめますよ。そしてこのフラットの税制ではなくて、累進制を導入しますっていう話をしました。この累進性という話は、これ珍しい話じゃありません。トランプ政権以前のアメリカでは累進制度が導入されてました。儲かっていれば儲かっているほど税率は高まり、儲かっていない時には税負担が減る。これが一番真っ当な取り方だよね、という話を先ほどさせていただきました。この2つの税制改革によって、29兆円の財源が担保されるという試算があることもご紹介しました。じゃあ、税制改革を行えば29兆円担保できるんだから、消費税を廃止するための20兆円は問題ないよね、やってもいいですかって皆さんにお聞きしたんですね。ありがとうございます。

(拍手)

やってもいいんですか?

 (歓声)

やってもいいんですか? あ、聞こえましたよ、確かに。ありがとうございます。やらしていただきます。



やりたいことは他にもあると言いました。他に何がやりたいか。私は29兆円担保されたんだったら、そのうちの余った9兆円こんな使い方ができますって事を皆さんにお話したいんです。何かこの国がやっているサラ金、国がやってる武富士、奨学金です。奨学金ってちょっと無茶苦茶しすぎじゃないですか? 身体障がい者になって動かないっていう人のところにも取り立て行くらしいんですよ。本当に酷い。ヤクザですよ。本当に。で、現在この奨学金を借りてる人たち、そして返してる人たち、合わせて555万人、私はこの人たちをチャラにしたいんです。チャラにしたいんですよ。だっておかしいやん。勉強したいということで、借金背負わなきゃいけなくて、利息まで取られる。大学生の2人に1人が奨学金を借り、そのうちの6割から7割は利息が付くって話。でもこの利息で儲かってる人たちがいるって事です。年間350億円程。誰が儲けてる? 金融機関。金融機関に350億円差し上げるために、その利息を払い続けなければいけないような教育のシステム。間違ってるじゃないですか? いかがですか? 皆さん。

このような金融商品、若い人たちで教育を受けたいっていう人たちに対して、金融商品化してしまったのは誰か? 小泉政権時代ですよ。ろくでもないですね。今なんか、脱原発とか言ってるようですけれども、その昔のことについてもぜひ謝っていただきたいと思うんですね、私。いかがでしょうか? 労働環境、竹中と一緒にぶっ壊して、大義なきイラク戦争にも突入するようなこと数々決めてきて、まさに自民党をぶっ壊すと言いながら、この国をぶっ壊した主犯じゃないかって話ですね。「純ちゃーん」とかありがたがってる場合じゃないですよ、皆さん。戦犯ですからね、あれは。

話、戻ります。とにかく私は国の誤り、国の誤った政策によって被害を受けた方々、この方たちに私は国家賠償しなきゃいけない、つまりは奨学金はチャラってことをやらせていただきたいんです。555万人に。すると、いくらかかるか? 約9兆円。じゃあ、さっき税制改革やって29兆円が生まれ、そして消費税廃止に20兆円で余った9兆円、奨学金555万人をチャラにすることに使ってもいいですか? だって少子化が問題なんでしょ? 50年前から少子化になると言われながら、国は手を打ってこなかった。そらそうですよ。少子化が加速するようなことですよね? 奨学金のあり方って。それも無視して商品として金融機関に儲けさせるようなことを続けてきたわけだから、そりゃ少子化も加速するわねって話ですよ。少子化を何とか克服しなければならないと考えているならば、この555万人に対してのチャラを、皆さんにお許しいただきたいんです。やってもいいですか? 

大学を出て300万円、400万、500万円の借金抱えてんのザラ。大学院出て1000万円くらいの借金ザラ。でもそれ大学出て、初めて貰った初任給で住居費払って食費払って、通信費払ってって、やってって、残ったお金、それ返済しちゃったら何も残りませんよ。ひとり生きるだけで精一杯。そんな状態に多くの若者たちを巻き込んでおいて、少子化が国難? 面の皮が厚いってこういうや奴らの事言うんですよ。本当に。あまりにもありえない。やらしてください。少子化を克服するためにも、まずその第一歩として奨学金、これを私はチャラにするべきだと。

他にもやりたいことあるんです。先ほど言いました。私は20年以上続くデフレ、要は物価が安くなっていく、これが2年以上、2年以上続けば当然デフレになる、それが20年以上続いてるのがこの国なんですよ。異常です。ここから脱却する、しなければならない。(子どもの泣き声)ねえ? 大変だよ、泣きたくなるよね? おじさんも泣きたい。話戻るね。まず必要なことは、この国に生きる人々の生活の底上げ。

それだけじゃなくて、この国で苦しんでいる中小企業や、中小企業そして零細企業、この国の屋台骨を守るということ。それをしっかりとやれば当然デフレは脱却できる。そのために消費税は廃止は絶対。そして税制改革もやる。加えてやりたいことがあるんですよ。何か? 賃金上げていきたいんですよ。迷惑な人います? 賃金上げるなんてやめといてくれ、そう思われる方いらっしゃいます? 中小企業零細企業に、経営されている事業者の方だったらそう思うかもしれない。

でも安心してください。私がやる、最低賃金の引き上げは、政府補償でやりたいんですよ、政府補償で。中小零細はそしたら傷つくことないでしょう。しかもですよ、大前提として、消費税という重荷を取り除くんですよ、廃止なんです、消費税は。それに加えて税制改革をしてより中小企業零細企業も負担が減る。プラス、それらのことをやることによって、景気は上向いていくっていうことが前提にあった上で、最低賃金1500円、全国一律で、政府が補償する形でやっていきたいんです、やらしてくれません? 

当然、景気が上向いています。今よりも最低賃金というよりも賃金を多く払えるというような、中小零細は出てくると私は思ってんです。どこまで無理がないかってことは、財務省や国税庁とかが、隅々まで調べられる話ですから、嘘をついてれば分かるはずですよ。本当に無理のない形で賃上げができるところには行っていただき、足らない部分は政府が補償していく。

これをやることによって何が生まれるか? 当然、皆んな今まで買い控えしてたもの、買いたかったもの、消費に回そうとしますよね。消費税だってなくなるんですから。その上に最低賃金引き上がるって事になってれば、これ、お金を使い出しますよ。そしたらもっと、景気の好循環やってこないですか? 



それだけじゃない、これが本当の地方創生につながると私、思ってんですよ。口先だけの地方創生で、大きな予算付けたって、儲かってんのは、東京にある企業とかコンサルだけだろって話なんですよ。これじゃ意味がない。本当の地方創生を言うならば、若い人たちがわざわざ都会に出ないでいい、逆に言えば、都会で住居費、給料の半分払わなきゃ家が持てないみたいな状況になってるとこに、わざわざ行かなくていい。暮らしやすい地元で一人暮らしをしたりとか、それだけじゃない、よそから、あれっ、宮城県って住みやすいよねってことで、人が流入してくるってことも考えられますよね。全国どこで暮らしていても働けば最低賃金1500円なんだからってことですよ。これこそが本当の地方創生だって皆さん思いません?

これは失われ続けてきた20年、デフレで奪われた消費を喚起するということだけではなく、消費や投資を喚起するっていう視点だけではなく、もうひとつ重要なことがあります。この国の危機管理。安全保障を考えた上でも、一極集中であったりとか、三大都市圏に人が集中していて、地方が疲弊しまくるっていうような状況は、非常に危険なんです。例えば、日本は災害大国ですよね。豪雨、台風それ以外にも地震まである。地震もうすぐ来るぞ来るぞってテレビでは言うのにね。例えば南海トラフ、東海地震、首都圏直下、いつ来るかわかんないけどもう来るみたいですよって警鐘を鳴らし続けてる。じゃあ、これらが一連で、その災害が起こったとしたら、この国のコントロールどこでするんですか? そのバックアップができる都市、いくつあるんですかって話なんですよ。

南海トラフにおける被害想定額、20年間に及ぶ資産、1400兆円ですよ。それくらい大規模なものが来るんですよ。だとするならば、東京とか、大阪とかでかい都市だけに頼ってんのはまずいんですよ。これは、全国どこであったとしても、首都や、大都市の代わりの動きができるっていうバックアップを作る必要がある。これこそが危機管理でしょ。これこそが安全保障なんじゃないですか? いかがでしょうか? 

最低賃金1500円、全国どこにいても。それを政府が証を残す補償するというのは、一人一人の底上げをするという観点。そして、この国の一番大きな景気を良くするエンジン、消費を喚起していくということと、そして、企業側の内部留保を吐き出させるような投資もどんどん大きくなっていくっていうことだけにとどまらず、これは、災害が多発するこの国で、いろんな都市において、この国を、運営していけるような状態。そこには人の数も必要、そういうことを今から準備しておかなければならない。私はそう思うんです。やってもいいですか?これ。

他にもやらなきゃいけないこといっぱいある。あまりにも地方を軽視しすぎ、これが今の日本ですよ。なんでわざわざ東京でオリンピックすんのよ。なんでわざわざ。企業の祭典ですよ。企業が儲けるためにやるんですよ。だから皆んな、立候補する国も少なくなってんですよ。そんな中で東京でオリンピック。一部の人たちにはいいでしょ。一部のところには利益はあるでしょ。でも、そこに注ぎ込むお金あるんだったら、もっと別に注ぎ込めない? そういう話なんですね。



いいですよ。例えば国防に関して話したら、当然いろんな武器買います。ま、専守防衛という形でこの国を守っていくっていってるんだから、私は必要な物は買えばいいと思う。でも、必要のないもの、買おうとしてないかってことなんですよ。しかも言い値で、向こうの。ポンコツオスプレイ買う必要あるかって話ですよ。わざわざF35の運航の実験を、わざわざ買ってまでこの国でやってやる必要あるかってことですよ。性能が確かになってから買えよ、って話じゃないですかこれ? しかも向こうの言い値ですよ。

FMS? ねえ、その買い方、アメリカのいいなりで買わされるって。申し訳ないんですけどこの国は、アメリカ様のATMじゃないんですよ。同盟国? 同盟国っていうような名前じゃないですよ、申し訳ないですけど、これ。もう、すごい、この関係性、完全不健全ですからね。言われたとおりのことを受け入れ続けるって、これ、従属っていうんですよ。対等な関係を築いていきましょう、これから。

地方を踏みつける、散々踏みつけておいて、この先、日本の未来は明るいと思うか? 私は暗いと思う。

なのに、どうしてTPPみたいなものに入っちゃうんだ、って。どうしてトランプ大統領が、この夏の選挙終わった後にまた言うね、みたいな話になってんのみたいな。お楽しみに、みたいな。あ、これ一次産業売り払ったんちゃうか、みたいな。勝手なことやりすぎなんですよ。農家、悲惨ですよ、こんなことになったら。この国の食の安全を守ること、自給力を守ること、これこそが本当の安全保障なんじゃないですか?

中国や北朝鮮に対して、脅威がまったくないとは私も言いません。けれども、そこについての脅威は声高に、安全保障だ、安全保障だっていう割には、この国の食料の自給力が、自給率が4割切ってるっていうことに対して、これを100%以上にするべく、第1次産業に対して手厚くしろってことをどうして声高に叫ばないの? そういう人たち。おかしいね、バランス悪いね。

日本みたいな国、食べ物を外に頼ってる国をコントロールするの簡単なんですよ。食べ物止めりゃいいんだから。あっという間ですよ。ミサイルもいらない。弾もいらない。そんな危険な状況に置かれているってこと自体に危機感を持つのが普通でしょ?

私は第1次産業やられてる方々にも、この職に就いてれば子育てがしやすいとか、第1次産業やってれば暮らしやすいっていう風に手厚くしていきたいんです。これが本当の国防だと思うんですよ。皆さんやっていいですかね、そういうこと。

戸別所得補償は当たり前、それ以外にも手厚くしていく。若い人たちが、あ、農家をやれば、生産者になれば、生活意外と楽みたいだね、っていう風潮にしてかなきゃ、これ自給力なんて、自給率なんて高まっていきません。100%を超える自給率、目指していきましょう。やらしてください。やらしてください。

これらをやるためには、何が必要か? 政権取るしかないんです。政権を取るといっても今回、山本太郎、以前は東京選挙区から立候補し、今回は、東京選挙区はやめて、全国比例、比例代表で立候補。全国どこにお住まいの皆さんにも「山本太郎」と書いていただけるような戦い方でやっております。



で、今回、山本太郎率いるれいわ新選組、10人の仲間と一緒に戦ってます。ひとりは東京選挙区から立候補してくれました。そして残り9人、比例代表、山本と同じ戦い方が9人。そして、このひとり、比例代表で戦ってくれることになったのが、沖縄の創価学会員なんですよ。あっ、なんだ、山本、創価学会と合体したのか? 違います。そういうことではございません。心の底から、まっすぐに、創価学会としての務めをやってきた。けれども、今の公明党、変質しちゃったんじゃないの。創価学会の思考が、あまりにもおかしすぎるんじゃないか。そのような疑問を持ち、声を上げた、声上げた瞬間に自分のコミュニティを失う。もう来ないでくれといわれる。村八分、おかしくないですか?

おかしいものにはおかしいと、これまで信じてきたっていう教えのとおりにそれを実践したら、村八分にされてしまう。そういう集団のことをカルトって呼ぶんですよ。どうですか?

どうして沖縄の創価学会員だった、野原ヨシマサ、野原ヨシマサが東京で立候補を決めたか? 東京選挙区には、公明党代表の山口那津男さんが立候補している。つまりは、このカルトのトップと、そんなこと言っていいんかな、今、自分で言って怖なったわ。選挙終わったら集団ストーカーとか、されるんちゃうかな。話、戻ります。カルトグループのトップと、そして本物の創価学会員のガチンコの喧嘩が繰り拡げられているのが、東京選挙区なんですよ、皆さん。

人の喧嘩ほど面白い話はないでしょ。遠くでやってる喧嘩ほど面白い話ないでしょ。そういう人いますよね。野次馬っていいます。でも皆さんには、野次馬になってほしくない。東京にもしも、お友達がいらっしゃったら、東京選挙区には「野原ヨシマサ」、東京選挙区は「野原ヨシマサによろしく」と、電話していただけませんか? この中に東京に親戚とか、友達とか、知り合いいる人、どれくらいいます?

今ここにいらっしゃる方々が、今、手を挙げてくださった方々が、電話をしてもらって、3人から約束を取り付けたら、これ、むちゃくちゃおっきいことになりますよ。

ひょっとしたら、心ある創価学会の方も、たくさんいらっしゃいます。声を上げられない方々も、たくさんいらっしゃる。この票が、山口なっちゃんから野原に移り、そして選挙にもともと興味がなかった人や、皆さんがお声掛けをしてくださった方々からの票が集まれば、山口なっちゃんが落ち、野原が上がるみたいな話になったら、面白くないですか、これ。楽しみましょう。祭りなんですよ、選挙は。人の喧嘩を楽しもう。参加しよう、トークで。電話してください。電話してください。創価学会員のように電話してください。F票です。フレンド票です。どうか、お力をお貸しいただきたい。



選挙区は宮城だけじゃない、遠くにある東京でも、そうやって皆さんが、遠くから、遠くっても早いですけど、1時間半ですから。けれども、遠くからそのように選挙戦を煽っていって、一緒に盛り上げていくってことが出来る。東京選挙区が盛り上がれば、全国的に選挙への面白みが増していって、投票率が上がることにもつながる。真剣に政治を考えながら、真剣に選挙を楽しむ。いいじゃないですか。

カルトの代表VS本物の創価学会員。東京選挙区は熱いぜ。宮城は燃えてるか、宮城は燃えてるか、宮城は燃えてるか。

取り乱しました。すいません。ありがとうございます。こんな感じで盛り上がっていきたいんですよ。とんでもない、ありがとうございます。東京選挙区、野原ヨシマサ、ぜひ力を貸してください。よろしくお願いします。

今回10人の仲間を集め、山本太郎は、れいわ新選組という団体から立候補しております。

ひとりは東京選挙区、先ほどお話をしました。野原ヨシマサ。そして残る9人は比例代表、全国の代表として選んでいただけるように、9人の誰の名前でもいいです。山本太郎が嫌いでも、他にいい人見つかるかもしれません。ぜひチェックしていただきたい。この9人の名前、全国どこにお住まいでも、書いていただけます。できれば、比例代表2枚目の投票用紙には「山本太郎」「山本太郎」と書いてください。よろしくお願いします。

今回のこの挑戦、1議席を守るための戦いではないと言いました。1議席、私のことを考えれば東京選挙区から出たら、これ無難ですよ。でもそうじゃない。今回は全国比例で出てる。その理由は何か?

ややこしい人間が1議席だけじゃ意味がない。私は10人にして中に入っていきたいっていう考え。そこで身を切る改革。これが本当の「身を切る改革」ってことをやってみました。

何か? 国会に有為な人材を送るために、私は比例代表の中に、ALS難病患者のふなごやすひこさん。そしてもうひとり、重度障がい者の木村英子さんに入っていただいた。

本来ならば、比例代表の戦い方、どういう形か? 一番グループの中で票が多かった人、グループの中で一番票が多かった人が、最初に国会議員になる可能性が高まります。2番目に票が多い人は、2番目に上がる可能性がある。これが比例代表なんです。でも今年から変わった。どう変わったか? 特定枠っていうのができました。特定枠。特定枠の中に入れば、得票数は関係ない。グループの中で一番票数が少なくても、特定枠の人から先に国会議員になっていくってことです。

特定枠の1位がALSの患者。特定枠の2位は重度障がい者。私たちは他、比例代表出てるものはその外にいます。要は、山本太郎のもとに100万票以上集まれば、まずALSのふなごさんが国会議員になり、200万票以上山本太郎に集まれば、木村英子さん、重度障がい者が国会議員になる。そのあと山本太郎が国会に戻ろうと思ったら、300万票以上の票が必要になるんです。

これくらいやらなきゃ身を切る改革なんて言えないでしょ、維新の皆さん。



(拍手)

どうですか? 何を言ってんだ? あの人たちって話ですよ。でね、なぜ今、そういう方々に入っていただくのかっていうのは、日本は高齢化社会ですよね。この先加速しますよね。

多くの方々が寝たきりになる可能性がある。寝たきりになった時に、豊かな人生を送れるかって。寝たきりでも豊かな人生を送られてるんです。ALSの方。体は動かない。全身麻痺。呼吸器をつけて、食べ物も胃ろう。けれども、事業所の副社長として経営にも参画し、精神活動は旺盛。体が動かないからって、寝たきりだからって、何もないわけじゃないんだってことですよ。生きることの情熱燃やしてんだってことですよ。

でも今の社会の風潮はどうですか? 生産性でものが語られる。あなたは生きてる価値あるのか? あなたは何かの役に立っているのか? 役に立っていたら生きる価値もないのかと思わせる社会ですよね。

生きてるだけで地獄。みんな死にたくなる、そんな社会ですよ。年2万人自殺する。50万人自殺未遂。10歳から14歳までで、死因の1位が自殺なんて国、日本だけじゃないですか? 15歳から34歳までの間で、死因の1位自殺? 無茶苦茶じゃないですか。壊れてんですよ、もうこの国は。

生産性で物事が語られるならば、その先にやってくる社会は何か? 命の選別始まりますよ。何を入り口に? 医療費を入り口に。もうそろそろいいんじゃないですか? いつまでみんなに迷惑かけるんですか? そんな事で命が選別されるような社会が、この先、やってくるんじゃないかと私は危惧してる。だからこそ、寝たきり界のトップランナーに、寝たきりになってたって、豊かに生きれるんだってことを、その知見を、体が不自由でも生きていきやすいんだ、充実して生きられるんだっていうようなことを、私はその知見を国会に持っていくべきだと。今一番、国会に必要な有為な人材と言ってもいいんじゃないか。

この人たちに、まず最初に行っていただき、その後、私たちが追いかけるような形。力貸してほしいんですよ。力貸してほしいんですよ。変えていきましょうよ、みんなで。変えていくためには、宮城県に、この人が必要。石垣のりこさん。

石垣のり子:
ありがとうございます。再び石垣のり子でございます。宮城選挙区、参議院候補、野党統一候補の石垣のり子でございます。お晩でございます。ありがとうございます。太郎さん、ありがとうございます。熱い熱いメッセージ、ありがとうございます。さあ、あと30秒、お2人で。はい。

山本太郎:
もう1回言っときますよ。公明党みたいに電話してよ、みんな。選挙区は石垣のり子、そして2枚目の投票用紙、山本太郎って書いてよ。



石垣のり子:
1枚目石垣のり子、2枚目は山本太郎でよろしくお願いします。ありがとうございます。



山本太郎:
このあと、時間ある人、私たちと一緒に写真撮りましょう。拡散してほしいんです、SNSで。お金のある人、寄附ちょうだい。ありがとうございました。

※最善を尽くしておりますが、なるべく早く皆さまにお届けすることを優先するため、若干の誤字脱字はご了承ください。

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http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/364.html

記事 [政治・選挙・NHK263] れいわ新選組・山本太郎氏「世の中変わるなら捨て石上等」 注目の人 直撃インタビュー(日刊ゲンダイ)


れいわ新選組・山本太郎氏「世の中変わるなら捨て石上等」 注目の人 直撃インタビュー
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258508
2019/07/18 日刊ゲンダイ


れいわ新撰組代表の山本太郎氏(C)日刊ゲンダイ

「財政規律、財政再建と言う政治家はDV野郎です」

 21日投開票の参院選でもっとも注目されるのが、山本太郎代表が立ち上げた「れいわ新選組」の動向。テレビ中心に大手メディアが存在を黙殺する中、街頭では大勢が立ち止まり、演説に耳を傾け、寄付をする。その映像がネットで拡散され、著名人もがSNSで応援する。かつてない社会現象だ。

 ◇  ◇  ◇

 ――投開票日が迫っていますが、手応えは?

 反応はすごくいいです。公示日は(立候補)届け出がギリギリ、ポスターも張れてない、第一声でのぼりもない、選挙カーもないというスロースタートでしたが、どこへ行っても感触はいい。

 ――12日の品川駅前での街頭演説「れいわ祭」はかなりの群衆で、どんどん膨れ上がっていきました。何が有権者を引きつけていると?

 自分で聞いてみると、退屈な演説だなと思うわけです。きのう(12日)も映像を確認して吐きそうになったんです。イケてなさに。ただ、分かりやすいというのはあるんじゃないですか。山本太郎でも理解できるんだから、みんな理解できる。それ以上でもそれ以下でもない。

 それと、本気の捨て身って、なかなかないじゃないですか。僕も野原さん(東京選挙区に出馬した野原善正候補)も、世の中が変わるんだったら、捨て石上等のつもりでやっている。そういうところが伝わっているのなら、面白がる人がいるかもしれないですね。

 ――寝ている票の掘り起こしは狙い通りですか。

 今の時点で何とも言いようがないです。蓋を開けてみないと。無党派に対して他の政党は伸びしろが少ないと思うんですよ。そうした中で、伸びしろ「しか」ないのが僕たち。グラウンド・ゼロから始まっていますから。(有権者の)視界に選択肢として映ればもっと面白くなると思うんですが、ネットなどの一部のメディアでしか取り上げられない。強制的に垂れ流すテレビでは、僕らの存在は扱われない。それは想定済みで分かっちゃいるけれど、大変ですね。

 ――確かに、テレビではほぼスルーされています。

 政党要件を満たさないので扱われないようなのですが、そうは言っても、国会議員1人が旗揚げしたグループが3億円の寄付を集めて、演説会場はどこよりも盛り上がっている。ひとつの現象として取り上げられてもいいのでは、と正直思いますね。もっとも、演説内容はスポンサーサイドにとって好ましくないでしょうから。テレビは商業主義ですからね。

 ――低投票率が懸念されています。

 ハッキリ言って、みんな政治どころじゃないんですよ。「立憲主義に基づいた政治を行う」っていくら訴えても、多くの人はそれどころじゃない。生活が本当に苦しくて、目の前のことで精いっぱいという声をたくさん聞いてきました。こうした声を私よりも聞いてる先輩はいっぱいいると思うんですよ。それなのに、消費増税とか、増税凍結どまりとか。「ナニ寝言言ってんだ」ってことは、与野党に言いたいですね。

(この国の経済状況は)20年続いたデフレから脱却して緩やかなインフレみたいな話になっていますが、いまの状況でプライマリーバランスの黒字化だとか、財政規律だ、財政再建だとか言っている政治家は与野党関係なくDV野郎ですよ。

「政治に緊張感を生む存在を目指す」

 ――キツイですね。

 ここまで地盤沈下した中で財政規律だの、財政再建だのっていうのは、国民にとって暴力行為です。殺す気か、という話でしかない。消費増税を容認する人たちと、消費増税凍結を訴える人たちの未来デザインはほぼ一緒。消費税廃止を掲げる僕たちとは描く将来像が全く違う。

 凍結では、いずれ解凍されて増税に向かってしまう。消費税という大きな基幹税制を残し続けるということ。逆進性が強かろうが、中小企業の首が絞まろうが、消費税を大企業の補填に使い続けていくということ。違いは時期だけで、消費増税も増税凍結も大きく変わりません。


これだけの群衆でもテレビはスルー(C)日刊ゲンダイ

この国に生きる人への愛とカネが足りない

 ――「れいわ祭」で「政権を取りに行く」と宣言していました。

 万年野党という座を手に入れるために政治団体を旗揚げしたのではないですから。この参院選ではできれば10人、そこまでいかなくても可能な限りを議会の中に送り込んでいただいて、市民の運動から初めてできた政党としたいんです。参院選で得た議席によって、政治に緊張感が生まれるような存在をめざす。仕事をする政党だと認識してもらえれば、次の衆院選で今回より議席を増やし、3年後の参院選とステップを踏んで、その先を狙っていけると思っています。

 ――「政治に緊張感」と繰り返しています。

 国会は結局、与党のリズムで進んでいて、なりふり構わずやってくる。相手が常軌を逸しているのだから、こっちもトコトン抗わなきゃ野党は甘く見られる。例えば、委員会の強行採決で委員長を取り囲んでも、脇や後ろにいるだけで前はスカスカ。要は正面から(カメラに)撮ってもらえば抵抗している感じは出る。そういう演劇みたいなこと、やめた方がいいですよね。

 ガチンコで喧嘩をしにいく野党に変われば、与党も今のペースで物事を決められなくなる。有権者の政治に対する見方も変わり、もっと興味を持っていただけるようになる。他の野党が貴族みたいな戦い方をしていたら、僕たちと温度差が出て、有権者に「どうしてもっと必死にやらないんだ」とバレてしまうから困るわけです。僕たちの存在が緊張感を生む出発点になれればと思います。

 ――野党は本気の捨て身を見せ切れていないから、有権者の支持が高まらない。

 みんなダメだと言う気はありません。与党の中にも心ある人がいるし、でもその中で公認を得られなくなるから黙っている人たちがいる。野党の中にも素晴らしい人たちはいて、とてもじゃないけどかなわないっていう人たちが山ほどいます。けれど、ここ一番抗うべきという場面で気合が足りないというか。権力闘争なんだから、権力を奪うということに対してのこだわりや執念が感じられないってことですね。

 ―――それでも国会は「数」が必要。他の野党の仲間もつくらなきゃいけないですよね。

 国会の中はものすごくシンプルで、カネがあるか、票があるか、自分が次も議員でいられるか、が一番重要なんです。選挙が始まる前に10億円集まっていたら、現職の国会議員が動いていた可能性があると思います。そうは言いながらも、野党との関係性も重要だとは思っています。この6年間、政治をぶっ壊してきたのは与党なのですから、野党は1議席でも減らさせてはダメだし、当然、手を組んでいく人々だと思っています。

 ――投票率が低くなりそうなのは、「選挙に行っても何も変わらない」という諦めもあるように思います。

 分野の違う話ですけど、高校野球ってなぜあんなに燃えるのかというと、緊張感ですよね。1回きりの勝負をガチンコで戦わなきゃ次に上がれない。そこに磨き抜かれたテクニックを競うプロ野球との違いがある。700人以上いる国会議員のほとんどがプロの政治家。そこに高校球児みたいな集団が紛れ込んで、粗削りだけれども「ならぬものはならん」と空気を読まないでやるべきことをやる。政治が面白くなって、期待感が膨らむと思うんですよね。

 ――今の政治に足りないものは何でしょう?

 この国に生きる人々を思う気持ちですね。20年以上もデフレで、圧倒的に日本だけが成長していない。要は国からの投資がないってことです。揚げ句の果てに、貧乏になって、生産能力も低くなり、衰退国家の入り口に立っている。この20年は、この国に生きる人々への愛とカネが足りなかった歴史なんじゃないですか。衰退が加速しても、形としては国は残る。先に倒れるのは人々ですよ。

 行く末は究極の自己責任社会。生産性で人間の価値が測られるのですから、将来的に命の選別まで迫られる可能性が高いだろうと思っています。だからこそ、寝たきり界のトップランナーや重度障害者の方が国会に入ることによって、生産性で物事を語ったりとか、命の選別にブレーキをかける。それで特定枠を使ったんです。国会が真剣に取り組まなきゃいけないテーマを突き付けられるということです。

(聞き手=小塚かおる/日刊ゲンダイ)

▽山本太郎(やまもと・たろう) 1974年兵庫県宝塚市生まれ。高校在学中に「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」(日本テレビ系)の「ダンス甲子園」に出場し、芸能界入り。俳優として活躍。3・11後に反原発活動を始め、12年の衆院選(東京8区)に無所属で初出馬するも落選。13年の参院選(東京選挙区)で初当選。自由党共同代表などを経て、今年4月に政治団体「れいわ新選組」を旗揚げ。


















http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/365.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 「安倍やめろ」のヤジを警察が取締り! 産経も「刑事罰にあたる」と脅し…“選挙妨害”拡大解釈でロシア並み言論弾圧国家へ(リテラ)
「安倍やめろ」のヤジを警察が取締り! 産経も「刑事罰にあたる」と脅し…“選挙妨害”拡大解釈でロシア並み言論弾圧国家へ
https://lite-ra.com/2019/07/post-4846.html
2019.07.18 「安倍やめろ」のヤジを警察が「選挙妨害」拡大解釈で取締り! リテラ

     
     「実践的な総合訓練」 警察庁Webサイトより


 参院選投開票日を控えて全国遊説に精を出している安倍首相だが、いま、とんでもない動画がSNS上で拡散されている。

 安倍自民党は党役員の遊説会情報を特設サイトで掲載しているにもかかわらず、安倍首相の情報は一切出さないという“ステルス”遊説をつづけている。だが、それでも安倍首相の街頭演説がはじまると、聴衆から「安倍やめろ!」というヤジがどこからともなく飛び、安倍政権に反対するプラカードが掲げられるという状態が“定番”化しつつある。

 しかし、そうやって声をあげた市民が、すぐさま警察に排除されてしまう模様を収めた動画が、いま、SNS上で拡がっているのだ。

 その動画は、15日に北海道のJR札幌駅前でおこなわれた自民党の街頭演説会を撮影したもの。安倍首相は選挙カーの上でマイクを握り、北海道選挙区から立候補している高橋はるみ候補を紹介するのだが、その際、選挙カーから少し離れた正面あたりにいたひとりの男性が、こう声をあげた。

「安倍やめろー!」「帰れー!」

 すると、その声をあげている男性を、制服を着た警察官と私服警官と思われる数人の男性らがすぐさま取り囲み、男性を引きずるようにして後方へと強制的に“排除”したのだ。

 これはどう考えてもおかしい。総理大臣の街頭演説に対し、市民が怒りの声をぶつけるのは表現の自由にほかならない。

 こう言うと「公選法には選挙妨害罪がある」と主張する者がいるだろうが、選挙妨害罪について定めた公選法225条および第230条には、こう規定されているだけだ。

〈交通若しくは集会の便を妨げ、演説を妨害し、又は文書図画を毀棄し、その他偽計詐術等不正の方法をもつて選挙の自由を妨害したとき〉(225条の2)
〈選挙に関し、多衆集合して、交通若しくは集会の便を妨げ、又は演説を妨害した者〉(230条)

 一方、動画に映し出されている男性は、たったひとり、肉声で声をあげている。動画をみるかぎり、安倍首相のスピーチが男性のヤジによってストップもしていないし、そのヤジで演説が聞こえなくなるということもないように見える。ましてや、男性は道路や選挙カーの前に出て叫んだわけでも、まわりの聴衆や選挙員に狼藉を働いたわけでも、マイクを奪い取ったわけでもない。男性の行為は、公選法違反としてどれも当てはまらないのだ。

 一体、何の法的根拠があって、警察は市民を排除したのか。本サイトは16日、北海道警察本部に取材を申し込んだが、同広報課報道係の担当者は「取材には応じられない」という返事。一方、朝日新聞デジタル16日付け記事では、北海道警察警備部は「トラブル防止と公選法の選挙の自由妨害違反になるおそれがある事案について、警察官が声かけした」とコメントしている。

■弁護士も「演説妨害には当たらない」「行き過ぎた忖度」と指摘

 しかし、動画で男性はほかの聴衆と小競り合いになっているとか、そういう状況にはなっていないし、繰り返すが「選挙の自由妨害罪」に抵触した行為をおこなっていない。「表現の自由」を巡る問題に詳しい弁護士の芳永克彦氏は、公選法に定められた選挙の自由妨害罪について、こう話す。

「演説を妨害したということで、排除されたり、拘束されたりするというのは明らかに行き過ぎだと思いますね。
 北海道警は公職選挙法225条2号の〈演説を妨害し〉に当たる可能性を説明したようですが、これは単に演説を妨害すれば該当するわけではありません。条文では〈交通若しくは集会の便を妨げ、演説を妨害し、又は文書図画を毀棄し、その他偽計詐術等不正の方法をもつて選挙の自由を妨害したとき〉、つまり、偽計詐術その他不正の方法をもって選挙の自由を妨害したということが、要件になっています。
 同じ225条の1号や3号の条文を見ても、1号では「暴行若しくは威力を加え又はこれをかどわかしたとき」、3号も「威迫したとき」とあり、暴力、威力、さらう、脅かすなどの不正行為が要件になっています。
 最高裁で有罪になった判例が2つほどありますが、いずれも暴力絡み。演説者を拘束したり、押さえつけたり、という暴力が絡んだ事件なので、今回問題になっているケースとは違います。
 演説者を吊るし上げて演説できなくさせたとか、演説会場を塞いで入れなくするとか、スクラムを組んで演説者を取り囲んで聴衆が近づけなくするとか、あるいは街宣車の大音量のスピーカーで休みなくがなり立てて誰も演説を聞き取れないというような、違法性の高いケースでないと、この条文で取り締まるということは許されない、というのが私の解釈です。今回のことは安倍首相に対する忖度というのか、行き過ぎですね」

 だが、警官に排除された市民はこの男性だけではなかった。前述した朝日新聞デジタル記事によると、〈年金問題にふれた首相に対して「増税反対」と叫んだ女性1人も、警官5、6人に取り囲まれ、腕をつかまれて後方へ移動させられた〉のだという。

■安倍首相の演説妨害は排除し、山本太郎と共産党の演説妨害は放置

 増税を決め、さらには年金問題で国民の不安を煽った政府の責任者である総理大臣が、マイクを通して言いたい放題で自己正当化をはかるなか、市民が「増税反対」と意見をぶつけることの、一体何が選挙妨害だというのだろうか。

 しかし、これとよく似たケースは、安倍首相の街頭演説では前々から起こっており、実際、本サイトもそうした場面に遭遇したことがある。

 それは2016年の参院選でのこと。安倍首相がJR吉祥寺駅北口前で街頭演説をおこなうと告知され大勢の人が集まっていたのだが、安倍首相の演説がはじまる前、「安倍政治を許さない」というプラカードを掲げて歩いていた男性がSPにぴったりマークされ、走って駆けつけた警官に注意を受けて選挙カーから遠ざけるように誘導されていた。本サイト記者がその警官にどういった法的根拠で移動させたのか話を訊くと、「プラカードはデモ扱いになるので、きょうはデモは禁止なので」との説明だった。

 プラカードを掲げたら「デモ扱い」になるのなら、安倍支持者が掲げるプラカードも下ろさせるべきだが、警察がそういう注意をしているところは見たことがない。ようするに、安倍首相や政権与党である自民党に反対するプラカードやヤジだけが取り締まりの対象になっているということではないのか。

 実際、JR札幌駅前での男性が警官に強制排除される動画が拡散されるなか、SNS上では今月12日におこなわれた京都選挙区から立候補している共産党・倉林明子候補の応援に山本太郎・れいわ新選組代表が駆け付けた街頭演説において、“メガホンで演説妨害していた人が警察に守られていた”と報告する写真付きツイートに注目が集まっている。写真では、拡声器を持った男性のまわりを4人の制服警官が取り囲んでいるのだが、そのツイートでは〈警察に抗議したら刑事さんが出て来て憲法で保障されているとバッサリ〉と記述されている。

 こちらは動画がないため事実関係を確認できなかったが、もしこれが事実であるならば、警察は憲法で保障された「表現の自由」を相手によって使い分けているということになるだろう。

 現に、こうした実態を裏付けるような証言も出てきた。元北海道警察警視長で2004年に北海道警の裏金問題を告発した原田宏二氏は、昨日、こうツイートした。

〈私は捜査2課長の経験者。そもそも、選挙は国の警察の警察庁が仕切ってる。都道府県警察の選挙を仕切る捜査2課長は若いキャリアのポスト、人事は警察庁。捜査費用も国費。警察庁長官の人事は内閣総理大臣が握る。
道警が忖度するのは当然。警察は政治的に中立は幻想。〉

■産経新聞は呼びかけハッシュタグを「組織」と決めつけ「刑事罰に当たる」

 いや、安倍首相のために批判勢力を排除しようとしているのは、警察だけではない。今回の参院選では、安倍首相に反対・批判の声をあげる市民の行為を、自民党の萩生田光一・幹事長代行は「組織的に演説を妨害される方もいる」と発言。御用マスコミもその発言に倣って、安倍首相に向けられる声を“組織的ヤジ”などと表現している。

 御用メディアも同様だ。フジサンケイグループのサンケイスポーツは9日付けの記事で〈安倍首相の街頭演説に対する組織的とみられる妨害〉と記載。さらに産経新聞は「首相演説で妨害相次ぐ 聴衆に被害 公選法に抵触も」と題した記事を掲載し(13日Web版)、安倍首相の街頭演説の情報が〈「#会いに行ける国難」として拡散されて〉いると指摘。安倍首相に対するヤジについて、こう記述している

〈行き過ぎた集団によるやじなどは公職選挙法に違反し、刑事罰の対象となる可能性もある〉
〈公選法は演説妨害を「選挙の自由妨害」として刑事罰の対象にする。個人のやじは該当しないとみられるが、集団で演説が聞き取れないほどの妨害行為を行った場合は同法が適用される可能性がある〉

 産経は「組織的」などというが、いまおこなわれている「安倍やめろ」のヤジは、「組織的」なものではまったくない。

 JR札幌駅前の男性も、やはり札幌で警察に排除された女性も、いずれもひとりで声をあげていたと見られるし、今月7日におこなわれた東京・JR中野駅前での安倍首相街頭演説でも、声をあげている人の姿は多く見られたが、あらゆる場所で個別にヤジが起こっていた印象だ。横断幕を掲げた人たちでも多くて十数人〜数人規模だった。

 産経は「#会いに行ける国難」というハッシュタグで集まった市民まで「組織」扱いして「刑事罰の対象になる」などといっており、ここまでくると、いいがかりとしかいいようがない。

■違法排除の現場にはマスコミが多数いたのに、動画が拡散するまでどこも報道せず

 この産経の記事の主張についても、前述の芳永弁護士はこう疑問を呈する。

「そもそも組織的だからといって、ただちに不正ということにはならないでしょう。安倍首相に野次を飛ばしたり、抗議をしたりする人たちが多数いたとしても、それだけでは、公職選挙法225条2号違反にはならない。
 判例には〈他の野次発言者と相呼応し、一般聴衆がその演説を聞き取り難くなるほど執拗に自らも野次発言あるいは質問などをなし、一時演説を中止するも止むなきに至らしめるがごときは、この公職選挙法225条に該当する〉とありますから、聞き取りにくい人が若干いたとしても、それだけでは要件に足りないと考えるべきです。刑事犯罪にならないようなことを、公職選挙法225条で引っ掛けようというのは本末転倒でしょう」

 ようするに、産経などの御用メディアは、正当な表現行為である市民による批判の声を封じ込めるため、そして強制排除を正当化するために、「組織的な演説妨害」「刑事罰の対象になる」などと脅しているのだ。

 しかも、今回の札幌のケースを見ると、それは脅しでなく、現実になっている。

 それは、警察による違法な市民の強制排除だけではない。もうひとつ深刻なのは、この現場にはマスコミの取材陣がおり、声をあげた市民が強制排除される場面を目撃していた、ということだ。つまり、記者たちは市民を排除する警察を誰も止めなかったどころか、そのことを報道さえしなかった。動画が拡散されるまではどのメディアも記事にしなかった。

 現役の総理大臣へのヤジも許されず、それが報道もされない世界──。もはやこの国の民主主義は、政権に抗議する市民に警官が弾圧を繰り返すロシアと同じようなレベルといっていいだろう。

(編集部)




























http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/366.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 新潟で魔の3回生が秘書暴行 自民は参院選終盤で自滅の連鎖(日刊ゲンダイ)

週刊新潮 2019年7月25日号 画像クリック拡大




新潟で魔の3回生が秘書暴行 自民は参院選終盤で自滅の連鎖
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258510
2019/07/18 日刊ゲンダイ


石崎徹衆院議員(左)と三原じゅん子参院議員(C)日刊ゲンダイ

 完全な自滅だ。自民候補が劣勢の参院・新潟選挙区で、地元選出の“魔の3回生”の暴力沙汰が発覚。新潟1区の石崎徹衆院議員(35)にパワハラ、暴行を受けたとして、地元秘書が県警に被害届を提出したというのだ。18日発売の週刊新潮が報じた。

 記事によると、石崎氏は今春、秘書の運転にケチをつけ、車内で肩を何度も殴打。日頃の暴言に加え、この仕打ちに堪忍袋の緒が切れた秘書は診断書をもらい、6月頭に被害届を出したという。

 歴代の秘書も石崎氏のパワハラに耐えかね、「いざ」に備えて暴言を録音していたようで、新潮はその一部を入手し、ネットに公開。聞けば「バカ」「死ね」の連続だ。

 石崎氏本人は新潮の取材に「秘書に暴力を振るったことも、暴言もない」と否定。日刊ゲンダイの質問状には無回答だが、地元議員のスキャンダルは「忖度発言」で副大臣を辞任した塚田一郎候補の選挙戦にも大ダメージ。

 安倍首相が公示後、2度も新潟入りするなど自民は“必勝”態勢だが、当の安倍首相が16日の演説で「どうか、お父さんも恋人を誘って投票所へ」と“不倫容認”発言をやらかしたから、散々だ。

 宮城でも、野党統一候補と大接戦の愛知治郎候補の応援に駆けつけた三原じゅん子参院議員が、「『愛知』県のために必死で結果を出してきている候補」と言い間違え。候補の名前につられたのか、SNS上では「恥を知れ!」とその動画が拡散中だ。

 三重でも、自民の吉川有美候補の応援演説で地元選出の三ツ矢憲生衆院議員が、吉川氏に関し「この6年間、何をしてきたのか。一番大きな功績は子どもをつくったことだ」と暴言を吐いたばかり。その結果、野党統一候補の芳野正英氏が吉川氏を猛烈に追い上げている。

 メディアの圧勝予測による気の緩みなのか、全国各地で飛び出す自民の自滅行為の数々。投票日までに誰かが超ド級の失態を演じれば、まだ選挙の行方は分からない。







































http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/367.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 有志連合によるイラク包囲網への参加は「百害あって一利なし」〜急浮上した「有志連合」〜政府は対応に苦慮するが/田岡俊次
有志連合によるイラク包囲網への参加は「百害あって一利なし」〜急浮上した「有志連合」〜政府は対応に苦慮するが/田岡俊次
ダイヤモンド・オンライン msnニュース
2019/07/18 06:00
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e6%9c%89%e5%bf%97%e9%80%a3%e5%90%88%e3%81%ab%e3%82%88%e3%82%8b%e3%82%a4%e3%83%a9%e3%82%af%e5%8c%85%e5%9b%b2%e7%b6%b2%e3%81%b8%e3%81%ae%e5%8f%82%e5%8a%a0%e3%81%af%e3%80%8c%e7%99%be%e5%ae%b3%e3%81%82%e3%81%a3%e3%81%a6%e4%b8%80%e5%88%a9%e3%81%aa%e3%81%97%e3%80%8d/ar-AAEtril?ocid=iehp

急浮上した「有志連合」〜政府は対応に苦慮するが

 7月9日、米統合参謀本部議長ジョセフ・ダンフォード海兵大将は記者団に対し、ペルシャ湾の出入り口であるホルムズ海峡などの航海の安全確保のため「有志連合」結成を目指し関係諸国と調整中であることを表明した。11日には米国務次官補デビッド・スティルウェル空軍准将(予備役)が来日、外務省、防衛省などとイランや北朝鮮情勢につき意見交換を行った。

 これに先立つ6月24日、トランプ米大統領はツイッターで「ホルムズ海峡を主たる原油輸入路としている日本、中国などが自国の船を自ら守るべきだ」と述べた。ダンフォード統参議長の「有志連合」結成論や、スティルウェル国務次官補の訪日は、トランプ大統領の意向を受けたものだと考えられる。日本政府は対応に苦慮しているが、「イラン包囲網」に参加する「大義」はあるのか。

米・イラン対立はトランプ政権が引き起こした

 現在起きているイラン核合意をめぐる米国とイランの対立は、ひとえにトランプ政権が引き起こしたものだ。米・露・英・仏・中・独の6ヵ国とEUはイランの穏健派政府との2年以上の交渉の結果、2015年7月「イラン核合意」に達した。この合意では、イランは少なくとも15年間は、原子炉の燃料用の3.67%以上の濃縮ウランやプルトニウムを製造せず、濃縮用の遠心分離機の大幅な削減をし、その見返りにイランに対する経済制裁は解除することを定めている。

 国連安全保障理事会もそれを支持する決議をし、IAEA(国際原子力機関)は2016年1月、イランが合意を完全に履行したことを確認した。これで経済制裁は解除に向かい、話し合いによる解決の成功例となった。

 ところがトランプ大統領は2018年5月、一方的にイラン核合意離脱を宣言、経済制裁をすべて再発動した。米国はイランと取引をする外国金融機関等の企業にも制裁を再導入するとしている。それまでの対話の努力をすべてひっくり返す米国の離脱にはイランはもちろん、他の合意署名国も怒り、英、仏、独が遺憾の意を共同で表明したのは当然だ。

 このためイランは7月7日、核合意で上限とされたウラン濃縮3.67%を超えた4.5%濃縮を行うことを宣言したが、核兵器用の濃縮ウランはウラン235の比率が90%以上であり、4.5%は核兵器開発には程遠い。経済制裁が解除されないことへのイランの不満を示すジェスチャーにすぎない。

 米国はこれを「核合意違反」と非難するが、自国は核合意離脱を宣言。経済制裁を再開し、合意をほごにしたのだから、まるで契約を破棄して商品の代価は支払わず、「納入しないのは契約違反」と騒ぐようなものだ。

「日本タンカー襲撃」でも米国の主張は不自然

 6月13日にホルムズ海峡の出口であるオマーン湾で日本の国革産業が運航するタンカー「コクカ・カレイジャス」(パナマ船籍、1万9000総トン)と、ノルウェー企業が運航していたタンカー「フロント・アルタイル」(マーシャル諸島船籍、6万3000総トン)が爆発物による攻撃を受けたこの事件につき、米国は「イランに責任がある」と主張、中東地域を担当する米中央軍は「攻撃は吸着水雷(Limpet Mine)によるものだ」との声明を出した。また「イランの革命防衛隊が不発だった水雷を日本のタンカーから回収し、証拠隠滅している状況を米軍が撮影した」とする“証拠写真”を公表した。だがこの主張には極めて不自然、矛盾した点がある。

 吸着水雷は強力な磁石を付けた小型爆弾で、アクアラングを背負ったダイバーがボートや小型潜水艇で港に潜入、停泊中の敵艦船の水線(海面の線)下に取り付け、時限信管で爆発させる。

 第2次世界大戦中の1943年9月、英軍特殊部隊の14人がカヌー3隻でシンガポールの港に潜入、吸着水雷で日本の貨物船7隻を沈没、または破損させた。1945年7月には英軍の超小型潜水艇でシンガポールに潜入したダイバーが重巡洋艦「高雄」の船底に吸着水雷を付け、大亀裂を生じさせた。人が抱えて泳げるような小型水雷でも、水中では爆発の圧力が周囲の水に抑えられ、船に向かって集中するから相当な威力を発揮する。

 だが「コクカ・カレイジャス」の破孔は1回目の午前6時45分頃の爆発によるもので、右舷船尾の水線より少し上だった。その約3時間後に起きた2回目の爆発は、右舷中央部の水線よりはるかに高い位置に小さな穴を生じさせた。

 泳いで船に接近するダイバーは、目標の船の水線下には比較的容易に吸着水雷を付けられるが、泳ぎながら水線より上に爆弾を持ち上げて付けるのはシンクロナイズドスイミングより難しいし、水線下に穴をあけないと効果は乏しい。

 まして2回目の攻撃の破孔は、水面から手が届かないような高い舷側に生じている。何のために、どうやって水雷を高い場所に取り付けたか、極めて不自然な話だ。もしヘリコプターか無人機が搭載する小型のミサイルを誤射すれば、このような被害が生じる可能性がある。

つじつま合わない「証拠写真」 「反イラク感情」抱かせる狙い?

「コクカ・カレイジャス」の航海速力は14.3ノット(時速26キロ)、航行中にダイバーが泳いで水雷を取り付けるのはまず不可能だ。サウジアラビアのジュベイル港に停泊中か、あるいは10日に出港したのちカタールのムサイード港に寄港した際に付けられた、ということになる。

 複数の水雷を付けるならほぼ同時に爆発するようにするはずで、3時間もの差があるのもおかしい。「コクカ・カレイジャス」の乗組員は「砲弾のような物が飛来した」と報告している。1回目の爆発は突然だから思い違いが起きる可能性もあるが、それによる右舷後部の火災を消し、緊張しているはずだから、もし右舷にもう1個異様な物体が付いていれば気付くだろう。「砲弾のような物が飛来した」との乗組員の証言は無視できない。

 イランの巡視艇が「コクカ・カレイジャス」に接舷し、革命防衛隊員が不発の水雷を回収している」とする米軍の“証拠写真”はつじつまが合わない。不発があったか否か、は事件後はじめて分かる。事件発生後にはタグボートが駆けつけてアラブ首長国連邦のカルバ港へ曳航し、米駆逐艦「ベインブリッジ」も来て同船の乗組員を一時収容、船内の安全確認を行ったのち乗組員は元の船に戻った。多くの人々の関心が攻撃を受けた船に集中する中、イラン革命防衛隊員が船に乗り込んで証拠隠滅をはかる、と言うのは変だ。まるで火災現場に消防車やパトカーが集まる中、放火犯が現れて証拠品を回収するような話だ。この写真は13日の夜に撮影されたようで、もしイランの巡視艇が来たのなら、米国あるいは他の反イラン勢力の犯行の証拠を探そうとしていたとも考えられる。

 米国は「吸着水雷」の磁石の破片を同船から回収し「イラン軍のパレードに出ていた物と酷似している」とも発表した。だが弾道ミサイルや戦車などが行進して威容を誇示するパレードに、特殊部隊が密かに使う小型水雷のようにまったく見栄えのしない物を出すとは考えにくい。

 ポンペオ米国務長官は6月13日の記者会見で「イラン政府は日本のタンカーを攻撃、乗組員の生命を危険にさらした。安倍首相がイラン訪問中に事件を起こして日本を侮辱した」と述べた。だが「コクカ・カレイジャス」はパナマ船籍でパナマ国旗を掲げ、船尾にも船籍港の「パナマ」が書かれている。

 船の所有者は法的にはパナマ企業で、それが日本企業の子会社であることは攻撃する側には簡単には分からない。ポンペオ国務長官は、米国の対イラン強硬策への国際社会の批判が強い中、なんとか日本人に反イラン感情を抱かせ、イラン包囲網に参加させようとしている様子だ。

 米国は「イランがホルムズ海峡の封鎖を目指している」と言うが、それをすればイランは自国の原油輸出を妨げ自分の首を絞める結果となる。一方、米国はシェール・オイルの産出で石油輸出国になったから、ホルムズ海峡の閉鎖で原油価格が上昇すれば、米国を利することになるのは明らかだ。イランが軽々とそのような愚行をするとは考えにくい。

米国の虫のいい構想 「自衛隊の派遣」否定は当然

 ロイター通信によれば、ダンフォード大将が想定している「有志連合」では米軍は指揮統制や警戒監視、情報収集を行い、各国の商船はその国の艦艇が護衛するという。米海軍は護衛の艦艇を出さず、指揮だけするなら、安上がりにイラン包囲ができる虫の良い構想だ。

 だが南シナ海の人工島問題で米海軍は中国海軍と張り合っているし、米中は「貿易戦争」のさなかだ。また中国はイラン核合意からの米国の離脱、制裁再開を批判しているから中国軍艦が米軍の指揮下に入ることはまずない。

 イランは19世紀から北のロシア、南のインドを支配するイギリスの圧迫を受けたため、、日露戦争での日本の勝利を喜び、伝統的に親日だ。第2次世界大戦では中立を宣言したが、英軍とソ連軍は南北から侵攻し、イランは両国に占領された。皇帝は捕えられ島流しされて死亡した。

 日本は米国が1980年に革命後のイランと国交を断絶しても、イランとの友好関係を保ち、国交を続けてきた。イラン核合意についてもそれを支持する立場だ。

「コクカ・カレイジャス」の乗組員の報告を聞いている日本政府は、米国が「イランの犯行」と叫んでも同調せず、「誰が攻撃したのか分からない」(石井国土交通相)「予断をもって発言することは控えたい」(菅官房長官)など慎重で、中立的姿勢を示した。岩屋防衛相も6月14日「我が国の存立を脅かす恐れはない」と述べ、自衛隊の派遣を否定した。岩屋氏は7月16日にも「現時点では有志連合に参加する考えはない」と述べている。

 米国が「日本の船は日本が守れ」と海上自衛隊派遣を要求しても、日本の船会社が海外に子会社を作り、外国船籍にしている「便宜置籍」の外航船は2411隻。日本船籍の外航船はわずか219隻だから、日本船籍の船だけを守ってもあまり意味がない。政府は便宜置籍船も合わせて「日本関係船舶」と称しているが、法的にはパナマやリベリアなど、他国の主権下にある船を海上自衛隊が護衛し、必要があれば武力行使をすることが自衛権の範囲と言えるか否かは疑問だ。

 日本の船会社はパナマ等の海外子会社の株主にすぎない。外国企業への出資者の権益を守ることが自衛権行使に当たるのならば、諸外国に進出している日系企業の工場等を戦乱や暴動などの際に守るために自衛隊を派遣したり、逆に日本にある中国企業の工場を中国軍が守ることも自衛権の行使ということになりかねない。

米国を「核合意復帰」に誘導するのが良策

 仮に日本に食糧や石油などを運ぶ船が続々と撃沈され、日本国民の生存が脅かされるような事態になれば、海上自衛隊がどの国の船であろうが、日本に不可欠な物資を運ぶ商船を護衛し、通商路を確保するのは自衛の範囲だろう。だが今回の状況は岩屋防衛相も言う通り国家の存立に関わるような切迫した事態ではない。米国のオバマ政権が賛成して成立したイラン核合意に、米国が復帰さえすれば円満に解決する話だ。

 自衛隊法82条(海上警備行動)は「海上の人命、財産の保護、治安維持のため自衛隊に海上で必要な行動をとることを命ずることができる」と定めている。だが武器使用は警察官職務執行法に準じて、正当防衛等の場合以外には人に危害を加えてはならない。

 ソマリア沖での海賊退治に海上自衛隊を参加させた際、2009年に制定された海賊対処法(略称)は防護の対象を日本関係船舶に限らず、海賊行為の制止に武器使用も認めている。

 だが海賊は「私的目的」で行動するものと定義され、軍艦、公船に対して適用されない。イラン革命防衛隊は正規軍とは別組織だが、同国政府に属するから海賊ではない。

 もし日本が米国の要請に従い、ホルムズ海峡等に護衛艦、哨戒機、給油艦などを派遣するなら、新たな立法が必要だが、トランプ政権がイラン核合意から一方的に離脱し、イランと取引する他の諸国の企業にも制裁を加えるとし、空母や爆撃機を派遣して威嚇するのに協力するための新法を制定するならば「横車協力法」と言わざるを得ない。今回は「有志連合」に加わる国は少ないだろう。自衛隊を米軍の指揮下に入れて、日本にとって「百害あって一利なし」の行動を取らせるよりは、他の諸国と連携して米国をイラン核合意への事実上の復帰に誘導するよう努める方が良策であるのは明らかだ。

(軍事ジャーナリスト 田岡俊次)
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/368.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 参院選 女性の政治進出は進むのか」〜過去最高と言っても、3割に満たないわけで、私は、まだまだ努力の余地があると
参院選 女性の政治進出は進むのか」(ここに注目!)/増田剛・nhk
2019年07月18日 (木)
増田 剛 解説委員

参議院選挙の投開票日まで、あと3日となりました。
きょうは、今回の選挙で、女性の政治進出がどれだけ進むかについて、考えてみます。増田解説委員です。

Q1)
増田さん、選挙の掲示板のポスターを見ていて、最近、女性の候補者が増えたなあと思っていたんですが、実際は、どうなんでしょうか。
A1)
女性が増えているのは、事実です。今回の選挙では、女性の候補者は104人。候補者全体の28点1%で、過去最高となりました。
実は、今回の参院選は、男女の候補者数ができる限り「均等」になることを目指す法律、「政治分野における男女共同参画推進法」が施行されてから、初めての全国規模の国政選挙で、各党がどれだけ女性の候補者を擁立するかに注目が集まっていました。
ただ、過去最高と言っても、3割に満たないわけで、私は、まだまだ努力の余地があると思いますね。

Q2)
そうですよね。

A2)
そもそも法律の目標は、男女均等ですし、国民の半数は女性ですから、国民代表の国会議員も、候補者については、半数が女性になるのが、自然です。しかも、日本の女性の政治進出の状況は、世界的にみても、遅れています。日本の国会の女性議員の比率は、現在、衆議院が47人で、10点1%、参議院が50人で、20点7%です。
これをふまえ、列国議会同盟が、今年2月時点の各国議会の女性進出に関する報告をまとめました。これは、世界193か国の一院制議会または下院での女性の数を比較したもので、日本は、衆議院が対象になります。和久田さん、この調査で日本は何位だったと思いますか。

Q3)
え、真ん中くらいでは、あってほしいですね。

A3)
164位でした。G7・先進7か国では、日本以外に100位台の国はなく、断トツの最下位です。G20・主要20か国でみても、最下位でした。
ただ、私は、今回の選挙が、こうした現状を変えるきっかけになるかという観点から、様々な指標に注目しています。
例えば、市川房枝記念会・女性と政治センターのまとめによりますと、これまで参議院の選挙区で、女性の当選者を出したことがない県が、ご覧のように13もあるんです。
今回、こうした県で、どのような結果が出るのか。
そして、全体として、今回の選挙が、女性の政治進出を進める契機になるのか。注目したいと思います。

http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/369.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 戦略的投票で改憲勢力3分の2を阻止 国の命運握る17選挙区(日刊ゲンダイ)
 


 


戦略的投票で改憲勢力3分の2を阻止 国の命運握る17選挙区
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258513
2019/07/18 日刊ゲンダイ


大阪はこの2人!(C)日刊ゲンダイ

 あと3日で投開票日を迎える参院選はラストスパートに突入。いまひとつ盛り上がりに欠ける中、「投票先が決まらない」――とボヤく無党派層をターゲットに、ネット上では、棄権と死票を減らすため「戦略的投票」を呼びかける声が高まっている。

 戦略的投票の発想は極めて単純。最も投票したいと思う候補の当選・落選がほぼ確実の場合、最善の候補に投票するのではなく、次善の候補に投票するという戦術だ。要するに、「好きな候補」の当落がハッキリしていて、「嫌いな候補」と「好きでも嫌いでもない候補」が接戦の場合、「好きでも嫌いでもない候補」に票を集めることで、「嫌いな候補」を落選させることが出来る。

 貴重な1票をなるべく「死に票」にせず、「生きた票」にするための方策である。

 実際、成功例もある。31人が乱立した2016年の東京選挙区(定数6)で立憲民主党(当時は民進党)の小川敏夫参院議員は投票の3日前から、“戦略的投票”を呼びかけた。すると、当時おおさか維新の会から出馬した作家の田中康夫氏との“6位争い”を制し、約4万票差をつけて当選した。当選確実とされていた立憲の蓮舫副代表(当時は民進党)の票を小川議員に集めたことがギリギリ勝利につながった。

 今回の複数区では、自民党、公明党、憲法改正に前向きな日本維新の会などの「改憲勢力」と野党候補がつばぜり合いを演じている。

■すべては無党派層次第

 どの候補者に戦略的投票をすべきか――。日刊ゲンダイの調べによると、自公維のいずれかの候補と野党候補が最下位当選を争っているのは、北海道、千葉、東京、神奈川、大阪、兵庫、広島の7選挙区。このすべてで自公維のそれぞれの候補を破り、野党候補が当選すれば、改憲勢力が国会発議に必要な3分の2の164議席を握る可能性はなくなる。

 加えて、維新は大阪ダブル選で取り戻した勢いを失うことになり、“ゆ党”とヤユされてきた政権補完の立場も薄れる。さらに、32ある1人区のうち与野党が熾烈なバトルを繰り広げている10選挙区(別表)で野党候補がどれだけ勝つかによって、安倍1強の圧倒的状況を打ち破れるかもしれない。

「投票率が50%チョットの状況では、組織力を持つ自公の議席数を落とすことは難しい。日本では、ある候補を当選させるために投票する傾向が強いですが、特定の候補を落とすための投票行動もあっていい。だから、改憲反対運動として、改憲に前向きな議員を落とすために投票することは、有権者の意思表示のひとつの形として根付くべきです」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法)

 複数区の最終議席での野党の勝ち星と1人区での伸びによっては、自民は前回16年の獲得議席56に届くどころか、50議席を割り込む可能性もゼロではない。

 すべては投票率と無党派層の投票の動向次第だ。改憲をゴリ押しする安倍政権を倒すための戦略的投票が広まり、複数区と1人区の17議席を野党が獲得できるか。国家の命運がかかっている。











http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/370.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 安倍首相が激戦新潟で“安倍麻生道路”忖度発言の塚田一郎候補を大応援! やっぱり安倍首相は忖度議員を贔屓にしていた(リテラ)
安倍首相が激戦新潟で“安倍麻生道路”忖度発言の塚田一郎候補を大応援! やっぱり安倍首相は忖度議員を贔屓にしていた
https://lite-ra.com/2019/07/post-4847.html
2019.07.18 安倍首相が「忖度発言」候補を大応援! リテラ

     


「令和を忖度政治の時代するのか」が問われているように見えるのが、参院選新潟選挙区(改選1)。“安倍麻生忖度道路”発言で国交副大臣を辞任した現職の塚田一郎候補と、脱・忖度政治を訴える野党統一候補の打越さく良候補が激突する注目選挙区だが、「忖度議員は絶対に落選させない」と言わんばかりの安倍政権の姿勢が伝わってくるのだ。

 告示日(4日)とその翌日(5日)には、忖度された側の麻生太郎・財務大臣(自民党副総裁)と安倍首相が駆け付けたかと思うと、翌々日(6日)には政権ナンバー2の菅官房長官、そしてラストサンデー(14日)には人気抜群の小泉進次郎・厚労部会長が応援演説をしたのだ。

 自民党大物議員の連日の新潟入りにも驚くが、なりふり構わぬ応援演説にもビックリ仰天だ。5日の街宣で安倍首相がまず訪れたのは、山形県沖地震被災地の新潟県村上市。そしてライフライン復旧などの震災復興に取り組むことを約束、市内の温泉地で宿泊キャンセルが相次いでいることを受けて宿泊代や観光消費への割引対策実施を表明した直後、「皆さんの力を塚田一郎に結集をしていただくようによろしくお願いします」と訴えたのだ。

 国家予算の私物化(選挙対策への流用)ではないか。国政選挙とは関係なしに実施すべき震災復興対策を“人質”にして、自民党公認候補への投票を呼び掛けたからだ。

 16日にも安倍首相は2回目の新潟入りをして4カ所で応援演説。ここでは、山形県沖地震に伴う宿泊キャンセルが県内全域に及んでいると強調した上で、先の割引対策実施を紹介、その直後に塚田氏への支持を訴えた。

 参院選向け集会で「選挙で頑張ったところには予算をつける」と発言した二階俊博幹事長と安倍首相がぴったりと重なり合う。「全国土地改良事業団体連合会」会長の二階氏は、民主党政権が戸別所得補償制度導入で減らした「土地改良事業」(農業土木事業)予算を、第二次安倍政権下で増やした“剛腕利益誘導型族議員”だが、重要な選挙での得意技は、農業土木予算増の恩恵を受ける土地改良区関係者に自民系候補への投票を呼び掛けることだ。これを今回の参院選でも実践、6月29日の徳島での発言を毎日新聞が「二階幹事長「選挙やってくれたら予算つけるのは当たり前」」と題して報じたのだが、その6日後に二階氏を直撃して「選挙応援と予算が一体の発言を撤回しないのか」と聞いたが、「そんなことはない」と拒否した。

■安倍首相が野党候補にデマ攻撃の櫻井よしこを使って塚田候補を応援

     
     撮影・横田一

 土地改良事業費と震災復興費の違いはあるが、国家予算を私物化して選挙対策に流用、自民党支援者に優先的に回す姿勢は、二階氏も安倍首相も同じといえるのだ。

 ちなみに“安倍麻生道路”(下関北九州道路=第二関門橋)に関する忖度発言が塚田氏の口から飛び出したのも、福岡県知事選の集会。「麻生氏も推す安倍政権とパイプのある自民党推薦候補が当選すると、地元が切望する『下関北九州道路』が進みますよ」という主旨の利益誘導発言だったのだ。下関市が選挙区の安倍首相と、北九州市が中選挙区時代の選挙区だった麻生大臣を忖度した塚田氏もまた、選挙応援と予算付けの一体化を当然とする古き自民党利益誘導政治の継承者のようにみえるのだ。

 5日と16日に新潟入りした安倍首相は両日とも、ジャーナリストの櫻井よしこ氏が塚田氏の応援演説に駆け付けたことを紹介。5日の応援演説では、櫻井氏について「辛口で滅多に人を褒めない」「基本的に国会議員の選挙応援はしない」と強調、「その櫻井さんが拉致問題の解決する上においては、『塚田一郎は絶対に必要だ』という思いで、この前、新潟に来てくれた」と続けた。

 しかし、櫻井氏が新潟市の集会で塚田氏への支持を訴えたのは6月25日で、公選法に抵触の恐れもある“フェイク発言”をしたことはリテラの記事ですでに紹介した通り。打越氏が自衛隊解消や天皇制廃止を訴えているかのような虚偽の発言を櫻井氏はしたのだが、打越氏は「専門家でないので自衛隊解消や天皇制廃止を訴えてはいない。公約にもしていない」と事実無根と否定。そこで、7月14日に新潟県上越市で2回目の応援演説をした櫻井氏を直撃、「打越氏が自衛隊解消をいつ言ったのか」「ジャーナリストが嘘を言っていいのか」と聞くと、「『共産党が』と言った」と答えた。

 先のリテラの記事で問題にした櫻井氏が口にした打越氏発言(自衛隊解消と天皇制廃止)は、6月25日の集会における同氏の応援演説を録音・活字化したものだが、そのことを櫻井氏は忘れてしまったようなのだ。打越氏が言っていないことをまるで事実であるかのようにでっち上げて、それを指摘されると共産党の発言とすり替える櫻井氏は、「ジャーナリストの肩書きを使ってた煽動型選挙運動家」と呼ばれても仕方がないのではないか。

 そんな櫻井氏の応援演説を日本国の最高権力者である安倍首相が紹介、塚田氏の支持を呼びかけてもいた。16日の街宣でも安倍首相は、櫻井氏の過去2回の応援演説を紹介したのに続いて「(投開票日前日の)20日にも櫻井さんは新潟に来る」と3回目の新潟入りを予告したのだ。「安倍首相は『法律違反疑惑など関係ない。勝てば官軍だ』という考えなのか」という疑問が湧いてきたのはこのためだ。

■激戦区・新潟は「忖度政治」をこのままつづけるのかどうかが争点!

 6日に新潟入りして塚田氏支持を訴えた菅義偉官房長官も櫻井氏の応援演説を紹介、首相と足並みを揃えた。「令和おじさん」として人気急上昇の菅氏は、安倍首相の令和命名の思いを「国民の皆様は生まれながらにして持っている小さなつぼみを大きく花咲かせられる時代をつくっていきたい」と紹介してもいたので、街宣後に直撃では「令和は忖度(議員を増やすため)の時代ですか」と声をかけたが、一言も反論しないまま新幹線に乗り込んだ。

 一方の北海道・旭川出身の打越氏は「新潟生まれ、新潟育ち」を強調する塚田陣営に対抗すべく、人権派弁護士として弱者救済に取り組んできた実績をアピールした上で、中央や官邸のほうを向く忖度議員よりも県民に寄り添えると切り返し、安倍政治との政策の違いも訴えていた。

 消費増税反対はもちろん、「本気の原発ゼロ」を掲げて原発再稼動に反対。「中央から押し付けられた最たるものが柏崎刈羽原発。再生可能エネルギーの利用促進で地域経済が発展する可能性がある」と訴え、県内を回るなかで耳にした戸別所得補償制度復活を望む農家の声も紹介。二階幹事長主導で土地改良事業費が増額されたために廃止された戸別所得補償制度復活も、目玉政策のひとつとして強調していたのだ。

 12日には立憲民主党の枝野幸男代表が駆けつけて「隠蔽・改竄の安倍忖度政治を安定させていいのか」と応援演説をすると、14日にも地元選出の野党国会議員が勢揃いをして脱・忖度政治を訴えた。

「令和の時代に忖度政治を続けるのか否か」が争点に急浮上した新潟選挙区の結果が注目される。

(横田一)


20190716安倍晋三自民党総裁応援演説@かに池公園 新潟












http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/371.html

記事 [政治・選挙・NHK263] れいわ新選組のマスコミの予想は本当か?政治を面白くするために番狂わせを期待する。(かっちの言い分)
れいわ新選組のマスコミの予想は本当か?政治を面白くするために番狂わせを期待する。
https://31634308.at.webry.info/201907/article_16.html?1563455763

参議院選挙期間も今日の土曜日だけとなった。各党の候補者、政党の代表者はテレビに露出する。10名の候補者を出した「れいわ新選組」は、全くテレビには出て来ない。しかし、その活動記事は、ツイッターなどのネットでは溢れている。フォロー先として野党全般をチョイスしているが、出てくる記事の半分以上がれいわの候補者の話である。異常なほど多い。その記事には、ほとんど街宣している長短の動画が添付されている。その動画を見れば、主張が良くわかる。1時間ものの動画でも、演説の字幕が付けられているものもある。大変な労力である。明らかに、耳の聞こえない視聴者を対象とした動画である。

比例の特定枠に2名の障害者を挙げている。れいわの候補者選定における山本氏の基本的な考えや思いが現れている。比例で約300万票程度取らないと山本氏の当選は難しい。山本氏は演説の中で、私一人が当選したいのなら東京選挙区で出ればいいが、自分は政権を取ることを考えて、「れいわ」を旗揚げした。政権を取るということは、つまり総理大臣を狙っている。新聞等のマスコミ予想では、れいわは比例で100万票程度しか予想していない。東京選挙区の野原氏も7番手程度である。その分析は前回の山本氏の票は立憲、国民等に流れているということなのだろう。

ただ、今回のれいわの運動は、従来の政党調査には中々吸い上げられない選挙民層を対象している。その対象は障がい者、非正規労働者、既存政党支持者に属さない人たちを対象としている。山本氏は街宣では政治に絶望した人、生きる希望を失った人たちに向かって、そういう人にも日が当たる政治を作ろうと訴える。皆さんが株主、皆さんの声で動く政党を作ろうと述べている。

ツィッターに以下のような記事が上がっていた。山本氏の演説を聞いて、今までノンポリだった人が「れいわ」を推すようになった経緯が書かれている。このような支持者が今、続々と生まれている。マスコミの当選予想をひっくり返すような番狂わせがある可能性がある。あまり考えたくはないが、山本氏が比例で当選に届かないことがあっても、「れいわ」から当選した議員と共に次期衆議院選挙に向けて活動をするだろう。


「私は山本太郎に発掘されたノンポリ」 自民党議員一家で育った25歳女子が「れいわ新選組」を推す理由

https://www.businessinsider.jp/post-194809
参議院議員の山本太郎代表率いる政治団体「れいわ新選組」への寄付が3億円を超えた。街中での街宣活動はまるでフェスのような盛り上がりだ。
その輪の中に、自民党議員の家庭に育った25歳の女性がいた。チラシ100枚のポスティング、ポスター貼り、公選ハガキの送付、SNSでの拡散……。これまで「ノンポリ」だったという彼女が、なぜここまで「れいわ新選組」の選挙活動を支援するのか。
初めての寄付は250円
250円。
東京都内に住むAさん(25)が初めて「れいわ新選組」に寄付した金額だ。政治団体への個人献金も初めて。5月、山本太郎代表が街宣活動をしているところに偶然通りかかったのがきっかけだったという。

http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/372.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 「安倍やめろ」で即排除 首相演説を“言論封じ”で守る矛盾(日刊ゲンダイ)
 


「安倍やめろ」で即排除 首相演説を“言論封じ”で守る矛盾
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258517
2019/07/18  日刊ゲンダイ


JR札幌駅前で男性が強制排除される様子(C)共同通信社

 15日のJR札幌駅前での安倍首相の演説中、肉声でヤジを飛ばした男性が警官にいきなり強制排除された。ネット上では〈言論封じだ〉と大炎上している。

 排除された本人のソーシャルメディア「note」によると、安倍首相が好き勝手に権力を行使し、庶民生活が苦しくなる状況に怒りを感じていたところ、自分の住む札幌に安倍首相が来るというので〈直接文句を言う、またとないチャンスだ〉と演説会に向かった。

 安倍首相が話し始めても周囲からヤジは聞こえない。覚悟を決め、自分が「帰れ」「やめろー」と叫ぶと、聴衆が一瞬ざわつき、ものすごい速度で警官が駆け付けた。あっという間に体の自由が奪われ、強制的に後方に排除されたという。

「増税反対」と声を上げた女性1人も同様に排除された。

 公選法で規制される演説妨害は、演説を聞き取れなくするような行為を指す。肉声で、しかも言った瞬間での強制排除は言論封じにしか見えないが、警察は野党の演説については甘い。12日、山本太郎代表(れいわ新選組)は京都で共産候補の応援演説をした。

「演説が始まると男性が拡声器を使ってヤジを始めた。警察官がやってきたが、取り囲むだけで演説が終わるまでの約20分間ヤジは続けられた」(現場で目撃した男性)

 演説者が安倍首相だと肉声でも即排除、山本太郎氏なら拡声器でも野放しということだ。

 北海道警は「トラブルや犯罪を未然に防止するため措置を講じた。事実関係は確認中です」(広報課)と答えたが、いくら何でもやり過ぎだ。

「7日の中野駅前の安倍首相の演説で、〈安倍やめろ〉の大合唱になった。それを受けて、道警は〈ヤジがあってはならない〉と過剰に反応してしまったようです。2人もいきなり排除したのはさすがにやり過ぎだとの声が政府内からも上がっています。選挙戦最終日に予定されている首相の秋葉原演説で、ヤジにどう対応するのか官邸は頭を抱えています」(官邸担当記者)

 聴衆の声に対して、力ではなく、言葉で向き合えないものか。



<北海道>「安倍やめろ!」ヤジの市民 警察が排除の瞬間
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190717-00000001-htbv-hok
7/17(水) 11:52配信  HTB


動画→https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190717-00000001-htbv-hok



 おととい、札幌で行われた安倍総理大臣の街頭演説で、ヤジを飛ばした人をその場にいた警察官が排除した対応について、疑問の声が上がっています。

 抗議する人:「安倍やめろ!安倍やめろ!」。

15日に札幌駅前で行われた安倍総理の街頭演説の会場で、「安倍やめろ」などと男性が叫んだところ、警察官に取り押さえられてその場から排除されたほか、「増税反対」と叫んだ女性も警察官に抑えられ移動させられました。

また、歩いている安倍総理に年金問題についてのプラカードを掲げようとした女性も警察官に取り囲まれ、歩道の端に移動させられました。

抗議していた人:「安倍さんに見てもらいたかったんですけど、警察に阻まれました」こうした対応について道警は、「当時の状況を確認中」とコメントしています。

一方、映像を見た法律の専門家は「安倍総理に危害を加える行動は見られず個人が叫んだだけでは選挙妨害にはあたらない」として警察官の対応を疑問視しています。

猪野亨弁護士:「誰があそこの場所を通っても自由なはず何をしゃべっても自由なはず」「強制力をもって排除してしまうというのであれば何らかの根拠が必要なんですけれども、何を根拠にこういう形で排除したのかなというのが疑問ですよね」。
















































http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/373.html

記事 [政治・選挙・NHK263] 悪魔の消費税増税に警鐘鳴らす株式市場(植草一秀の『知られざる真実』)
悪魔の消費税増税に警鐘鳴らす株式市場
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-a26585.html
2019年7月18日 植草一秀の『知られざる真実』


反ジャーナリストの高橋清隆氏が指摘するように、マスメディアが日本をダメにしている元凶である。

2001年の小泉純一郎内閣誕生のころから、この傾向がとりわけ顕著になってきた。

メディアが政治権力の広報機関と化している。

メディアは政治権力のための存在になっている。

極めて少数の健全なジャーナリストが存在するが、偏向メディアのなかでは異質の存在であり、行動は制約されている。

日刊ゲンダイやネット上の情報発信媒体であるリテラなどが、辛うじて本来のメディアの役割を果たしている。

この状況下で日本の主権者が進路を誤らぬためには、主権者自身がメディア情報に対する適切な対応方法を身につけるしかない。

高橋清隆氏は、メディアとの接触を断つことが重要だと指摘する。

悪質情報が体内に入り込まぬよう、流入経路を遮断してしまえば、悪質情報に誘導されることはなくなるだろう。

しかし、人々は日々のニュースを求めるから、マスメディアとの接触を断ち切ることは難しい。

テレビの全国放送の場合、1%の視聴率は、100万人への伝達を意味する。

1000人の巨大な集会でも1000回開催しなければ伝えることができない人数への伝達を瞬時に実現することができる。

この影響力は計り知れない。

しかし、マスメディアは真実を伝えない。

マスメディアは人心をコントロールすることを目的に情報を流布している。

その方向は、政治権力の利益に沿う方向だ。

参院選投票日まであと3日。

投票率が抑制されると自公が有利になる。

自公に投票する主権者数は固定されている。

主権者全体の約25%だ。

この人々は雨が降ろうが、台風が来ようが必ず選挙に行く。

「今だけ、金だけ、自分だけ」の「三だけ教」信者である。

自分の利益のために必ず選挙に行くのだ。

投票率が下がると自公が多数議席を獲得する。

投票率が上がると獲得議席数は激減する。

メディアの情勢調査は、投票率が低い前提で、「三だけ教信者」の投票で、どれだけ議席が取れるのかをはじいたものだ。

その上で、メディアは投票率が上がらないように情報をコントロールしている。

なぜか、このような選挙では台風が接近する。

「三だけ教信者」以外の日本の主権者は、安倍自公政治によって生活が破壊されることを正確に認識しなければならない。

そして、生活防衛のために、必ず選挙に行って、安倍自公勢力を減らすために清き一票を投じる必要がある。

維新は安倍自公補完勢力だから、ここにも投票してはいけない。

国民民主党のなかにも「隠れ自公勢力」が存在するから、これにも気をつけなければならない。

昨日7月17日付メルマガ記事
「消費税増税による株価急落前夜の様相」
https://foomii.com/00050

を掲載したが、本日、7月18日、日経平均株価は前日比422円の急落を演じた。

株価急落は消費税増税が日本経済に与える影響に対する「警鐘」である。

本年10月に消費税増税が強行されると、日本経済は最悪の状況に陥ることになる。

深刻な不況が到来する。

その全責任は安倍内閣に帰せられることになる。

消費税増税が悪魔の政策であるのは、日本経済を撃墜するからだけではない。

消費税が庶民の生活を破壊するからだ。

所得の少ない人は所得のすべてを消費に回す。

その際に、10%の税率で税金がむしり取られる。

これほど高率徴税は存在しない。

課税所得がゼロである国民から、給料1ヵ月分のお金を巻き上げるのだ。

マスメディアの情報に誘導されずに、必ず選挙に行くべきだ。

自公の議席を減らすことが、悪魔の増税を阻止する第一歩になる。




http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/374.html

記事 [政治・選挙・NHK263] ドヤ顔で韓国叩き 常軌を逸した安倍政権の危うさ、愚かさ こんな政権を勝たせていいのか(日刊ゲンダイ)
 


ドヤ顔で韓国叩き 常軌を逸した安倍政権の危うさ、愚かさ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258509
2019/07/18 日刊ゲンダイ 文字起こし


2人揃って「俺が正しい。文句あるか」/(C)日刊ゲンダイ

 半導体材料の輸出規制強化を巡り、日韓の“口撃”の応酬が止まらない。

 韓国の文在寅大統領は15日、過去2回の見解表明より激しい口調で日本を批判。

「日本が歴史問題を経済問題と関連付けたことは、両国関係発展の歴史に逆行する」と非難し、「結局は日本経済に、より大きな被害が及ぶ」と警告した。

 日本側はすぐに反発。世耕経産相は16日の閣議後会見で、「安全保障のために輸出管理を適切に実施する観点から運用を見直すもので(徴用工問題に対する)対抗措置ではない」と反論、「(文在寅の指摘は)全く当たらないと申し上げておきたい」とボロクソだった。

 直前の12日には日韓の事務方が経産省で会合を持ったが、双方がそれぞれの言い分を主張し、反論し合う泥沼状態。韓国が24日までの再会合を要請しているが、日本側は「信頼関係が崩れた現状では開催は難しい」として拒否する方針だ。

 対立は修復不可能なほどに過熱するばかりで、軍事上の機密共有を可能にする日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の維持にも影響を及ぼす可能性まで浮上しているのである。

 それにしても、世耕の会見はヒドかった。「俺が正しい。文句あるか」というようなドヤ顔で韓国叩きだ。言葉遣いもいかにも嫌みで、「大臣の立場でいちいち反論はいたしませんけれども」と前置き。文在寅が輸出管理違反疑惑について国際機関に調査を依頼したいと発言したことについても、「何か国際機関の、どういう国際機関かよく分かりませんが、チェックを受けるような性質のものではない」と勝ち誇ったような物言いだったのだ。

 百歩譲って、韓国側の対応に問題があったとしても普通、担当大臣なら「両国にとって不幸な出来事」などと、もっと言葉を選ぶものではないのか。大臣が対立を煽ってどうするのか。

浅い思慮でパンドラの箱を開けた

「日本企業に、より大きな被害が及ぶ」という文在寅の発言はまんざら間違っていない。早速、半導体材料で、韓国とのビジネスを狙う国が出てきた。

 12日にはロシアが外交ルートを通じ、自国製フッ化水素を韓国企業に提供する意思を示していると韓国メディアが報じているし、16日には中国の化学原料メーカーが韓国の半導体メーカーからフッ化水素を受注したと中国メディアが伝えた。

 日本商工会議所の三村明夫会頭が会見で「(規制された半導体材料を)韓国は国内で自分で作るようになるかもしれない」と懸念を示していたが、現に韓国政府は自国生産へ巨額投資すると言い出してもいる。

 政府は韓国イジメで勇ましくとも、日本メーカーにとってはサムスンなどの韓国の電機メーカーは“お客さま”だ。フッ化水素などの半導体材料で日本メーカーがほぼシェアを独占しているのは、200億〜300億円程度のニッチな市場だからこそ「日本に任せられてきた」(業界関係者)のだという。

 韓国国内では日本製品の不買運動が激化し、きのう(17日)発表された韓国からの訪日観光客の最新データでは3・8%減少(前年同期比)している。国際社会も「自由貿易を否定するトランプの真似」と厳しい評価だ。

 経済ジャーナリストの山田厚史氏が言う。

「日本は自分たちの姿を国際的に外から見ることができなくなっています。今回の韓国叩きは、徴用工問題だけでなく、慰安婦問題、レーダー照射問題、天皇発言問題(韓国の国会議長が天皇に謝罪を求めた問題)の4事項を受けて、安倍親衛隊が『何とか韓国をギャフンと言わせたい』とさまざまな選択肢を練ってきたもののひとつ。経産省シナリオではありますが、通商政策担当の一部には慎重な意見もあった。

 ここへきて『対抗措置ではなく安全保障上の問題』と言い出したのは、WTOに持ち込まれたらヤバイと思っているからでしょう。もっとも、安全保障を理由にしても認められるかは微妙です。WTOはこれまで、安全保障を理由にした規制について結論を出していない。そのため通商関係の現場では、お互いにヤケドをしないよう、大人の対応をしてきたのです。日本が貿易上の規制で『ホワイト国』と『ブラック国』に分けていたことも俎上に載せられる可能性があります。安倍政権は浅い思慮で、パンドラの箱を開けてしまいました」

 冷静な判断ができず、常軌を逸している安倍政権。「俺様がいつも正しい」ならば政治など必要ないということになる。


安倍政権が国をおとしめた(差別反対のプラカードを掲げ「日本第一党」の街頭宣伝に抗議する市民)/(C)共同通信社

「弱者イジメ」でネトウヨを煽り支持を広げる

 安倍政権が狂っているのは今に始まったことではないが、驚くのは、今回の韓国に対する輸出規制強化に、世論が拍手喝采を送っていることだ。

 JNNの最新の世論調査では日本政府の措置について、「妥当だと思う」が58%、「思わない」が24%。朝日新聞では「妥当だ」が56%、「妥当ではない」は21%だった。内閣不支持層ですら43%が「妥当だ」と答えたというから、暗澹たる気持ちになる。

 背景にあるのは、1965年の「日韓請求権協定により解決済み」という理屈なのだろうが、寝た子を起こしたのは安倍の方だ。先の戦争を正当化する歴史修正主義を持ち出し、慰安婦問題に決着がついたはずの「河野談話」や侵略を謝罪した「村山談話」を見直そうとした。植民地支配の反省なく相手を見下し蔑むから、韓国側もかたくなになる。

 聖学院大教授の石川裕一郎氏(憲法)はこう話す。

「今回の輸出規制問題についてはテレビの論調が酷過ぎます。多くが『日本政府は理性的に大人の対応をしているのに、韓国側が子供っぽく感情的になっている』というもので、日韓を対等に扱うのではなく、韓国をバカにしている。それを見て、安倍政権のコアなシンパだけでなく、平均的な日本人にも韓国を見下す感情が広がってしまうことが心配です。

 安倍政権は参院選の選挙対策として韓国叩きをやっている面もあると思います。しかし選挙が終わっても、日韓両国の国民感情に大きな禍根を残す。隣国関係というのはどうしても感情的になる歴史はあるのですが、相手をバカにしたらアウトで、妥協点を探れなくなってしまうのです」

米国の家来同士が仲間割れ

 韓国を見下す姿勢は、安倍自民党が支持拡大策として利用してきた“弱者イジメ”の風潮を思い出させる。生活保護バッシングに、生産性の低い人を切り捨てる政策。安倍が国会や選挙演説で好んで繰り出す民主党政権批判もその延長線上にある。そうやってネトウヨを煽り、支持を広げ、さらにそれがネットで増殖される。狂ったゴロツキ政治がますますエスカレートしていく異様。それが今のこの国の実相だ。

 ジャーナリストの斎藤貴男氏はこう言った。

「いつまで原始人みたいなことをやっているのでしょうか。敵をつくって、差別することで、力を得る。その典型です。しかし韓国は、経済的にも今や弱い国ではない。本当に関係がこじれてしまったら、日本にとっていいことは一つもなく、ネトウヨが喜ぶだけです。

 通常は、高い地位にある人は、差別など恥ずかしくてできないものですが、安倍政権はそれをやってしまうからこそ、支持者がさらに支持をするというおかしな状態です。韓国側も感情的で大人げない部分もあるとは思いますが、国際社会は『米国の家来同士が仲間割れしている』と冷ややかですよ」

 山本太郎代表率いる「れいわ新選組」の街頭応援に立った脳科学者の茂木健一郎氏が、「日本って、他人のことをこんなに揶揄したりする人ばかりの国だったっけ? こんなにお隣の国の悪口を言ったり、意地悪するような国だったっけ?」と言っていた。日本を卑しい国におとしめた張本人が安倍政権だ。それなのに、与党優勢という選挙情勢は異常。こんな政権は絶対に勝たせてはいけないし、一日も早く引きずり降ろさなければならない。












 



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