https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%8D%B1%E9%99%BA%E7%94%9F%E7%89%A9%E3%80%8C%E8%B5%A4%E3%81%84%E3%82%AF%E3%83%AF%E3%82%AC%E3%82%BF%E3%80%8D%E8%A6%81%E6%B3%A8%E6%84%8F-%E7%94%9F%E6%81%AF%E5%9F%9F%E3%81%8C%E6%8B%A1%E5%A4%A7%E3%80%81%E4%BD%93%E6%B6%B2%E3%81%A7%E3%81%8B%E3%81%B6%E3%82%8C/ar-AAE99Eo#page=2
京都新聞社
2019/07/11 09:39
触ると水ぶくれなどの症状を引き起こす昆虫「ヒラズゲンセイ」が京都や滋賀で生息域を広げている。四国など温暖な地域で見られた種だが、生息域が年々北上してきた。専門家は見つけても触らないように呼び掛けている。
ヒラズゲンセイは、ツチハンミョウの一種で体長約2、3センチ。真っ赤な体とクワガタのような大あごが特徴で、6、7月に成虫になる。体液が有毒で、皮膚につくとかぶれや水ぶくれを引き起こすことがある。クマバチに寄生し、クマバチが好むサクラや巣を作る古い木造家屋など、多様な場所で見られるという。
生態に詳しい大阪市立自然史博物館の初宿成彦学芸員によると、もともと近畿地方には生息していなかったが、1976年に和歌山県で発見され、京都・滋賀では2009年に京都市伏見区、12年に栗東市で確認された。
現在の生息北限は、京都府南丹市や滋賀県近江八幡市とみられる。今月8日には、大津市北部の旧志賀町地域の住宅街で見つかった。捕まえた和邇小2年、高木春毅くん(7)=同市=は「新種の赤いクワガタかと思った。毒があるなんてびっくりした」と話していた。
初宿学芸員は「目立つ虫なので、特に子どもが間違って触らないよう気をつけてほしい」と呼び掛けてる。
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ヒラズゲンセイ、漢字で書くと「平頭芫青」。「平たい頭のツチハンミョウ」という意味だそうだ。
生息域が北上というのは、暖かくなって住みやすくなったんだろうね。
http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/745.html