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2019年7月04日00時01分 〜
記事 [政治・選挙・NHK262] 山本太郎は日本のバーニー・サンダースか (朝日新聞社 論座)
山本太郎は日本のバーニー・サンダースか
左派ポピュリズムと中道リベラルの「戦略的互恵関係」

大井赤亥 東京大学非常勤講師(政治学)
論座 2019年07月03日 より無料公開部分を転載。

https://image.chess443.net/S2010/upload/2019070300005_1.jpg
支持者とともに国会に初登院した山本太郎氏=2013年8月2日

 現代政治を捉える一つの指標として、「左派ポピュリズム」という言葉が広がっている。移民排斥や保護貿易を掲げた右派ポピュリズムは、イギリスのEU離脱やアメリカでのトランプ政権誕生を生みだした。その一方で、同じく反グローバリズムを基調としながらも、平等や社会的公正を重視する左派ポピュリズムも各国で台頭している。

 左派ポピュリズムとは、ベルギー生まれの政治学者C・ムフによれば、自由民主主義の枠組の内部にありながら、政治的敵対線の引き直しを通じて「人民」の集合的アイデンティティを再構築し、新しい左派のヘゲモニーを打ち立てる戦略だとされる(注1)。事実、欧州各国が採用する緊縮財政に反対して、2010年以降、スペインのポデモス、イギリスのコービン、アメリカのサンダース、フランスのメランションなど、民衆的人気に依拠してラディカルな政治ヴィジョンを提示する左派勢力が活発化しているのだ。

 しかし同時に、排外主義や保護主義の高まりに対して、これらの左派ポピュリズムが伝統的な中道リベラル勢力とどのような関係を構築するか、各国ごとに模索が続けられている。ここでは、左派ポピュリズムと中道リベラル勢力とのあるべき関係をめぐり、2016年アメリカ大統領選におけるサンダースとヒラリー・クリントンとの関係を参考にしながら、日本政治における山本太郎と既存野党との戦略的互恵関係の可能性を探りたい。

(注1)C・ムフ、山本圭・塩田潤訳『左派ポピュリズムのために』明石書店、2019年、67頁。

■サンダースと左派ポピュリズム

 ムフによれば、アメリカはポピュリズムという用語が肯定的に使われてきた政治社会であり、サンダースの戦略は「明らかに左派ポピュリズムのそれである」。他方、2016年大統領選でそのサンダースと民主党候補の座を競ったヒラリーは中道リベラルを代表する政治家であり、両者はそれぞれ、既存の政治システムの根本的変革を迫る「敵対的左派」(サンダース)と、既存政治の枠内において改良を模索する「調整型リベラル」(ヒラリー)という二つの選択肢を象徴的に示すものであった(注2)。

 かねてからアメリカ政治における「はぐれ者(outsider)」を自認してきたサンダースは、大胆な急進的提案を掲げて2016年大統領選に登場し、一躍旋風を巻き起したのは記憶に新しい。大企業への課税強化、15ドルの連邦最低賃金、学費無償の大学創設、5年間で1兆ドルの公共投資による1300万人の雇用創出といった政策は、そのまま山本太郎の政策と驚くほど重なっている。当初は「記念受験ならぬ記念立候補」(パトリック・ハーラン)と評されたサンダースも、今や2020年大統領選における民主党の主要候補に位置づけられており、この間のアメリカ政治のダイナミズムを感じさせる。

(注2)大井赤亥「『トランプ以後の世界』におけるオルタナティヴのために」『現代思想』、第45巻第1号、青土社、2017年1月、231‐233頁。

https://image.chess443.net/S2010/upload/2019070300005_4.jpeg
ヒラリー・クリントン氏

■ヒラリーの苛立ちと中道左派の宿命

 他方、ヒラリーの基本政策は中間層の復活と国民皆保険制度の創設であり、日本でいえばかつての民主党の長妻グループに等しく、政治の利害調整を比較的労働者寄りに行おうとする選択肢であった。このようなヒラリーのスタイルは、既存政治の内部に留まるという意味で「保守的」でありつつも、多様な社会運動の要求を包摂し、それらを制度の内側に反映させるという点で中道リベラルの柔軟性を示すものでもあった。

 では、大統領選におけるサンダースとヒラリーとの関係はどのようなものだったろうか。ヒラリーは大統領選を振り返った自著『何が起きたのか?(What Happened)』(光文社、2018年)においてサンダースへの感情を極めて ・・・ログインして読む
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https://webronza.asahi.com/politics/articles/2019070300005.html
http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/675.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 安倍首相が党首討論で夫婦別姓とLGBTの権利保護に「NO」…しかも自分でNO表明したのに「印象操作だ」と逆ギレ!(リテラ)
安倍首相が党首討論で夫婦別姓とLGBTの権利保護に「NO」…しかも自分でNO表明したのに「印象操作だ」と逆ギレ!
https://lite-ra.com/2019/07/post-4814.html
2019.07.03 安倍首相が党首討論で夫婦別姓とLGBTの権利に「NO」 リテラ


「原発の新増設は認めない」に一人だけ挙手しなかった安倍首相(日本記者クラブより)


 選択的夫婦別姓について「経済成長とは関わりがない」と暴言を吐いたばかりの安倍首相だが、本日おこなわれた日本記者クラブでの党首討論会(自民、公明、立憲民主、国民民主、共産、日本維新の会、社民の7党)で、その性差別的姿勢がはっきりとあきらかになった。しかも、その姿勢を自分で表明しておいて「印象操作だ!」と逆ギレしてごまかす、総理大臣とは思えない醜態を晒した。

 それは、記者団からの質問に答える党首討論会第二部の最後。記者からの質問に挙手で回答する方式でいくつか質問が投げかけられたときのことだ。

 まず、質問のひとつ目は「女系天皇を認めてもよいと思う方」。これに賛成を示して挙手したのは共産党の志位和夫委員長と社民党の吉川元幹事長だけだった。

 さらに、「原発の新増設は認めないという方は挙手してください」と質問されると、安倍首相を除くすべての党代表者が挙手。与党である公明党の山口那津男代表も隣に座る安倍首相の様子を伺いながら最後に手を挙げていた。安倍首相だけが手を挙げず、手持ち無沙汰に書類をペラペラとめくるのみ。そして、公明党の山口代表が「再稼働は認めるが新増設は認めない」と説明すると、安倍首相も慌ててなぜかこうつづけた。

「あの、自民党も政府もですね、現時点で想定は、新増設については想定していないということであります」
「新増設をしないというなかにおいて、エネルギーの安定供給を、わたしたちはエネルギーミックスを立てているということ」

「新増設はしない」と言うのなら、山口代表と同じように「新増設を認めない」として挙手すればいい。なのに、なぜかそうはしない安倍首相。これはようするに、新増設する気があるということではないのか。

 この挙手による賛成・反対の意志表示の方法で、安倍自民党の不都合な問題に対するペテン師的態度が露わになったといえるが、さらに刮目すべきのはこのあと。その後の質問では、安倍自民党が覆い隠そうとしている問題点への姿勢がよりはっきりしたからだ。

「選択的夫婦別姓を認めるという方は挙手してください」

 この質問に、やはり安倍首相を除くすべての党代表者が挙手。山口代表も手を挙げ、安倍首相だけが「選択的夫婦別姓を認めない」としたのだ。

 つまり、先日は「経済成長とは関わりがない」と夫婦別姓の議論から逃げた安倍首相だったが、この直球の質問に安倍首相は居心地の悪そうにヘラヘラと笑いを浮かべるだけ。そもそも夫婦別姓を認める気がないことをはっきりと示したのである。

 これだけではない。つづいてなされた質問は、こういうものだった。

「LGBTの法的な権利を与えるというのを認めるという方は」

 この質問に対し、今度は安倍首相と山口代表以外が挙手。またも安倍首相の多様性を否認する姿勢が浮き彫りとなったのだ。

 しかも、手を挙げなかった安倍首相は、すぐさまこんなイチャモンをつけはじめた。

「これですね、あまりにもね、ちょっとね、単純化してショーみたいにするの、やめたほうがいいですよ」
「政策的なね、政策的な議論をちゃんとしないとですね、イエスかノーかということでは政治はないですから。どういう議論をしているんだ、いまの段階で答えられなくても直ちにノーではないんですから、それはね、それは印象操作するのはやめたほうがいいと思いますよ。何か意図を感じるんだけど。何かそういう意図を感じるな」

 いやいや、大前提として党首討論会の開始前には“イエスかノーかで質問することもある”と前置きされていたし、なによりもこれは「印象操作」でも何でもない。選択的夫婦別姓や LGBTの権利保障という問題は「政策的な議論」ではなく、基本的人権にかかわる問題として「イエスかノーか」で姿勢を示せるものだからだ。

 つまり、安倍自民党が多様性を認めない、基本的人権を疎かにする姿勢であることが明確になった結果、安倍首相は「印象操作だ!」「意図を感じる」などとわめき立てることしかできなかったのである。

 この幼稚な態度には、御用ジャーナリストのひとりである読売新聞の橋本五郎氏でさえ、「安倍さんは説明されたわけでしょ? 説明なしにただ手を挙げろと言っているわけじゃありませんから。それで説明をされたわけですから」「簡単に賛成・反対とはいかない問題なんだって、逆にわかったじゃないですか」となだめたほど。これに対し、安倍首相は「……ありがとうございます」と述べ、挙手による質問コーナーは終わった。

■「ViVi」の自民党広告「多様性」は嘘だったことが党首討論で丸わかり

 まあ、都合が悪くなると、すぐに「印象操作だ」とわめき立てる安倍首相の恥知らずぶりはともかく、ジェンダーや性的マイノリティについて、安倍首相がいかに差別的な考えを持っているかはこれでよくわかったはずだ。

 安倍自民党は「ViVi」Web版のタイアップ企画で、「ViVi」公認のインフルエンサー「ViVi girl」が寄せた「Diversity」(いろんな文化が共生できる社会に)というメッセージをあたかも自民党のメッセージであるかのように拡散させたばかりだが、実際には、性的マイノリティの権利保障も、女性の人格権を認めず社会的に不利益をもたらす夫婦同姓を見直すこともしないというのだ。

 本サイトでは昨日の記事でも、安倍首相が下野時代に「夫婦別姓は家族の解体を意味します。家族の解体が最終目標であって、家族から解放されなければ人間として自由になれないという、左翼的かつ共産主義のドグマ(教義)。これは日教組が教育現場で実行していることです」(「WiLL」ワック2010年7月号)と発言するなど、夫婦別姓反対の急先鋒だったことを紹介したが、それはいまも変わらないのである。

 LGBTについても同様だ。杉田水脈議員による「LGBTには生産性がない」発言が大問題になったために、なんとなくLGBTを認めているふりをしているが、杉田議員をずっと庇いつづけているように、安倍首相のLGBTへの考え方は杉田議員と変わりはない。

 にもかかわらず、金にあかせて、「多様性」を訴える若い女性たちのメッセージをあたかも自民党が理解しているかのようなふりをして、詐欺的PRを展開する。その悪質なやり口には呆れ返るしかない。

 安倍首相は、社会的弱者の権利を認めるか認めないかという設問に「印象操作だ!」と難癖をつけたが、印象操作をしていたのはどっちだ、という話だろう。

 しかし、安倍首相の卑劣な本質はまだまだこんな程度なものではない。今晩は、『報道ステーション』(テレビ朝日)や『news23』(TBS)、『news zero』(日本テレビ)でも各党党首・代表者による討論がおこなわれる。またも安倍首相が不都合な質問に「印象操作だ!」「意図を感じる」などと言い出すことはないか、しかとチェックしたいと思う。

(編集部)











































http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/676.html

記事 [政治・選挙・NHK262] <凄すぎ>山本太郎氏、「比例3位」での立候補を表明!自ら落選してでも船後氏・木村氏を国会へ送り込む作戦!まさかの「捨て身戦術」にネットも騒然!(ゆるねとにゅーす)
【凄すぎ】山本太郎氏、「比例3位」での立候補を表明!自ら落選してでも船後氏・木村氏を国会へ送り込む作戦!まさかの「捨て身戦術」にネットも騒然!
https://yuruneto.com/yamamototarou-hirei/
2019年7月3日 ゆるねとにゅーす

※キャプチャー



山本太郎氏は比例で出馬、れいわは比例特定枠を使用

今回、れいわ新選組は、東京選挙区で立候補者を立てつつ、比例区特定枠を使う。そして難病のALSの当事者で全身まひギタリストとして活動する、介護サービス事業の株式会社アース副社長の舩後靖彦氏(61)を1位、脳性まひで重度障害がある、全国公的介護保障要求者組合・書記長などを務める木村英子氏(54)を2位として、山本代表は3位となる。

山本代表は「山本が議員で居続けるためには、2人を上げたうえで自分も票を獲得しないといけない。私が、このような動きをしているのは自分の議席を守るためじゃない。6年前の1議席を獲得できたのは市民のお力。同じように勝ち取る1議席で良いのか? 納得できない。より議席を獲得できる市民の力を示す必要があると思う」と訴えた。

〜省略〜

【日刊スポーツ 2019.7.3.】



【参院選】山本太郎、決死の特攻出馬 自らの議席と引き換えに虐げられた者の解放目指す

この男は自分が国会議員の議席を失っても、虐げられた人々を解放する政治を実現させるつもりだ。

〜省略〜

特定枠の2人(木村氏、ふなご氏)が優先的に当選するため、山本太郎が国会議員を続けるには、れいわ新選組から比例区で3人以上を当選させなければならない。

それには330〜350万票が必要となる。全国的な組織のない れいわ新選組 が、 それだけのメガ票を獲るのは、至難の業である。

「凄まじい勢いで国家の破壊が進んでいる。当事者を国会に送り込むのは喫緊の課題」。山本は常に力説する。

〜省略〜

山本が比例で当選し、れいわ新選組が5議席を獲得すれば、れいわは法的に政党として認知される。

NHKが嫌がっても日曜討論にれいわを出さざるを得ない。党首討論にも出席できる。

政党助成金が得られ、活動資金も潤う。革命が一歩進むのだ。

だが山本が落選するようなことになれば、虐げられた人々は一筋の光を失う。

【田中龍作ジャーナル 2019.7.3.】

































自らの議席を失ってでも、「社会弱者候補者」を国会に送り込む戦略を決断!山本太郎議員の「捨て身の作戦」にネット上も話題沸騰!

生きていて良かったと思える社会を_れいわ新選組代表 山本太郎街頭演説 2019年5月2日神戸・三ノ宮マルイ前より








出典:YouTube


※キャプチャー
https://yuruneto.com/yamamototarou-hirei/





http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/677.html

記事 [政治・選挙・NHK262] ISに加わる渡航計画か 元教授ら5人を書類送検/nhk
ISに加わる渡航計画か 元教授ら5人を書類送検/nhk
2019年7月3日 17時05分テロ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190703/k10011980811000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_017

過激派組織IS=イスラミックステートに加わるためシリアに渡航しようとしたとして警視庁は、外国に対して私的に戦闘行為をする目的で準備することを禁じた、刑法の私戦予備の疑いで、北海道大学の元学生や同志社大学の元教授ら5人を書類送検しました。この容疑が適用されるのは初めてです。

書類送検されたのは、北海道大学の30代の元学生や、イスラム研究家で同志社大学の50代の元教授など、合わせて5人です。

警視庁によりますと、5人は共謀して5年前の平成26年8月ごろ、当時、シリアで勢力を拡大させていた過激派組織IS=イスラミックステートに戦闘員として加わるためにシリアに渡航する計画を立てたとして、外国に対して私的に戦闘行為をする目的で準備することを禁じた、刑法の私戦予備の疑いが持たれています。

5人のうち2人が戦闘員として加わる計画で、IS側に連絡したり、支援依頼を行ったりして、航空券を購入していたということです。

これまでの調べに対し、元学生は「過激派組織IS=イスラミックステートの戦闘員として働こうとしていた」と説明しているということです。

警視庁によりますと、この容疑が適用されるのは初めてです。

平成26年には、フリージャーナリストの後藤健二さんら2人がISに拘束されて殺害されたほか、よくとしにはジャーナリストの安田純平さんが武装組織に拘束されました。

http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/678.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 「山本太郎は特定枠の外、本気見せる時だ!これが、れいわ新選組だ!」<出馬前夜、10人そろい踏みで総決起!> 










れいわ新選組💕ボランティアの集い!@永田町🐾 2019.7.3

※冒頭から12分ほど、ご覧ください。 山本太郎代表「山本太郎は東京選挙区から出ません」
47分過ぎ「これが、れいわ新選組だ!御用改めである!」


※01:31〜 文字起こし

ありがとうございます。本当に、本当にですね、皆さんの暖かい応援によってですね、
まさかの2億円超えというところまできました。

ありがとうございます。えっと、これはですね、山本太郎に対しての評価という部分では
なく、これは今の政治に対しての不信感であり、そして変えていってほしいという全国の
皆さんの熱い熱い気持ちが表れていると思います。ありがとうございます。

ですけれども、3億集まったら10人立てますというお約束をしました。

まだ、3憶には到達していませんが、このままいけば3億は集まるだろうということで
10人の仲間を作ることができまして、ありがとうございます。

こんな反応のいい客って見たことないわ。

これも芸人殺しですよ、はっきり言ってね。ありがとうございます。

話戻りたいと思うんですけれども、この10人の仲間たち、後ほどですね、皆さん、
ご挨拶いただこうと思うんですけれども、先ずどのような形でこの10人で戦っていくの
かということを皆さんに先ず、お知らせしていきたいと思います。

本当にギリギリになって、ギリギリになってしまって申し訳ありません。

普段からですね、力を貸してくださっている、いつも支えてくださっている皆さんには
一番にお伝えしなきゃならないんですけれども、ほんとバタバタの中で、ギリギリの中で
おそらくメールで届いたりとか。いろんな形でへキャッチされた方がいらっしゃると思う
んですけれども。どのような形でやっていくかっていうことなんですけれども、

山本太郎は東京選挙区から出ません。

ここに関しては、おそらくいろんな皆さんの中でもご意見があると思います。

必ず1議席を守るというよりも1議席獲得可能性を狙うんであるならば、東京が確実で
しょう。

けれども東京で1議席。で、その他で全国でやると。

山本が東京で戦い、その他のメンバーは全国比例をっていう話になった場合に、これ東京
の1議席と全国の1議席、これ取れるかどうかわかりません。

つまり何かというと政党要件、2パーセントの得票というところも難しくなる可能性があ
るということですね。

だから、なぜならば、れいわ新選組っていう名前は4月10日から始まってるんですよ。

この間に、全国的にこれが浸透したかといったら私は浸透していないという判断です。

れいわ新選組よりも、まだ浸透している名前ってなんだったら山本太郎しかなかったんで
すね。

うっははははは。

山本太郎という名前を使って、それで最大化し、山本太郎という名前で票が集まったとこ
ろで仲間をどんどん上げていくということができるならば、これ2013年の時とは状況
が変わると思うんです。

とにかく、その1議席を守れというような戦いになるならば、私、今回こんなことをやっ
てません。

東京から素直に出てます。

そうじゃない。6年前、なんとか風穴を開けたいと思って多くの方々に力を貸していただ
いて私は東京選挙区から出て議席をいただいた。

でも6年前と同じ戦いをやるつもりは、私にはさらさらないんですよ。

どうしてか?その1議席があったとしても世の中の壊れていくスピードは緩められなかっ
たじゃないですかってことですよ。

これはガス抜きでしかないってことです。

残念ながら、冷めた意見を言えばやはりその数は増やしていくしかないと。

じゃあ、その数を増やすためには最大ができるような、みんなで運動を作っていくしかな
いという考え方です。

比例で山本太郎が経ちますが、今回ですね、特定枠というような枠組みが作られました。

(中略、動画参照)

※7:11〜 文字起こし

今回、れいわ新選組で、どなたが特定枠に入るのかということをご紹介したいと思います。

もうご存知の方もいらっしゃると思いますが、出ますか?

ありがとうございます。

木村英子さんです。

生まれて早い時期に玄関から落ちてしまい、そして重度障害者になってずっと施設の中で
暮らしていた。

そして、初めて社会に出たのが19歳。あまりにも、その広さに、あまりにもその人の多
さにびっくりしてしまったっていうようなエピソードを持たれる方です。

そして、もうひと方、できてますかね。

できてますか?ありがとうございます。

舩後靖彦さんです。特定枠です。

難病ALS当事者。

はい、全身麻痺ギタリストという新しい分野ですね、これね。

そのような方が気も持たれているのが舩後靖彦さん。

この2名の方々に特定枠に入っていただいて、山本太郎は特定枠の外。ということです。

つまり何かと言いますと、この2人が受からないことには山本太郎は受かれないということです。

いや、それぐらいやるだろう!って話ですよ、

本気見せる時だろう!ってことですよ!本気。ね。

上等ですよ。背水の陣。結構です、結構です。

身を切る改革って、こういうことを言うんじゃないのか!って話ですよね!


ありがとうございます。

つまりですね、より一層、皆さんには、お力添えいただかなくてはならない。

皆さん一人ひとりが候補者に成り代わって、一緒にやっていってもらわなきゃなんない。

皆さん、お一人の力でも十分大きいんですけれども、これじゃ到達できない。

もっともっと、横に広がっていくってことをやっていただきたい。

6年前の戦い方とは大きく違う。でもこの6年間で大きく一人ひとりが、この世の中を変
えるために一歩を踏み出すということを、また始めませんかってことなんです。力貸して
くれますか。

ありがとうございます。ありがとうございます。

全員比例なのっていうことなんですけれども、そうではございません。

選挙区で出てくださる方がいらっしゃいます。

山本太郎が抜けた、その部分をその票を引き継いでいただける方、この方です。

お願いします。ご登場ください。

野原善正さんです。

(文字起こし終わり)


山本太郎氏は比例で出馬、れいわは比例特定枠を使用
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201907030000585.html
2019年7月3日17時39分 日刊スポーツ


れいわ新選組の参院選の公認候補として舩後靖彦氏を紹介する際、涙で声を詰まらせる山本太郎氏(撮影・村上幸将)


れいわ新選組の参院選の公認候補として会見に臨み、涙で立候補への思いを語る渡辺照子氏(撮影・村上幸将)

山本太郎参院議員(44)が参院選公示日前日の3日、都内で2度の会見を開き、参院東京選挙区からは出馬せず、比例区で出馬すると発表した。その上で今回の選挙から導入される、政党が定めた順位で当選者が決まる「比例特定枠」の制度を使って立候補すると明らかにした。

比例特定枠とは、全国的な支持基盤を有するとはいえないが、国政上、有為な人材あるいは民意を媒介する政党が、その役割を果たす上で必要な人材が当選しやすくなるように優先的に当選人となるようにする制度。通常の比例区は政党内で個人名の得票数が多かった順に当選者が決定するが、特定枠の場合は、記載された候補者を上位とする。特定枠に入った候補者は、自らの選挙戦ができない。

今回、れいわ新選組は、東京選挙区で立候補者を立てつつ、比例区特定枠を使う。そして難病のALSの当事者で全身まひギタリストとして活動する、介護サービス事業の株式会社アース副社長の舩後靖彦氏(61)を1位、脳性まひで重度障がいがある、全国公的介護保障要求者組合・書記長などを務める木村英子氏(54)を2位として、山本代表は3位となる。

山本代表は「山本が議員で居続けるためには、2人を上げたうえで自分も票を獲得しないといけない。私が、このような動きをしているのは自分の議席を守るためじゃない。6年前の1議席を獲得できたのは市民のお力。同じように勝ち取る1議席で良いのか? 納得できない。より議席を獲得できる市民の力を示す必要があると思う」と訴えた。その上で、目標の議席について「10人、全員勝たせたいが、5議席は行きたい」と語った。舩後氏と木村氏に関しては「国政上、有為な人材と考えている」と語った。【村上幸将】





















































http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/679.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 矛盾だらけの消費増税強行 安倍首相で日本経済は地獄行き 参院選で「ノー」の審判を(日刊ゲンダイ)
 


矛盾だらけの消費増税強行 安倍首相で日本経済は地獄行き
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257475
2019/07/03 日刊ゲンダイ


延期が自然(2016年6月、消費税増税の再延期を正式表明する安倍首相)/(C)共同通信社

 1日に発表された6月の日銀短観と内閣府の消費動向調査は、企業と消費者の冷え切ったマインドをクッキリ浮き彫りにした。さらに驚くのが、今回の結果が過去2回の増税延期直前の調査より、断然悪いということだ(別表)。安倍首相は、自ら延期した時よりも悪い経済状況なのに、増税を強行しようとしているのだ。

  ◇  ◇  ◇

 6月日銀短観は、大企業製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)が前回3月から5ポイント下落のプラス7となった。2四半期連続の悪化で、2年9カ月ぶりの低水準だった。

 安倍政権は10%への消費増税について、予定していた15年10月と17年4月を2回延期している。今回同様、実施予定時期の4カ月前の短観(大企業製造業のDI)を調べてみた。

 15年6月は、前回比3ポイント増のプラス15、16年12月は前回比4ポイント増のプラス10だった。

 内閣府の6月消費動向調査は、消費者心理を示す消費者態度指数(2人以上の世帯)が前月から0.7ポイント低下の38.7となった。9カ月連続の悪化で、14年11月以来4年7カ月ぶりの低水準だ。

 延期前を見ると、15年6月は前月比0.3ポイント増の41.7、16年12月は前月比2.2ポイント増の43.1だった。

■参院選で「ノー」の審判を

 両調査とも延期した時の数字は、今回より絶対値がいいだけでなく、前期比プラスになっている。

 つまり、景気が上向き傾向だったのだ。それでも安倍首相は、景気停滞を心配して増税延期を決断したのである。

 延期した時よりも数字も傾向も悪化しているのに、増税断行はまったくつじつまが合わない。そんなことをしたら日本経済がメチャクチャになるのは目に見えている。そのことは延期した安倍首相自身がわかっているはずだ。立正大客員教授の浦野広明氏(税法)が言う。

「消費者は、すでに昨年末から長期間、幅広い商品の値上げラッシュに悲鳴を上げている。また、2000万円問題をきっかけに、年金など将来不安もかつてないほど抱いています。今回の2つの調査の数字を含めてどの角度から見ても、10%への引き上げは絶対にやってはいけないタイミングです。10月が近づき、あきらめムードも出てきていますが、7月21日の参院選で増税ノーの審判を明確に下せば、10月の増税延期は十分間に合います。野党は、消費増税の可否を最大の争点にして、参院選を戦うべきです」

 民意の力で増税をはね返せるか。
















http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/680.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 秋田に続き山口でも批判噴出 陸上イージス、報告書巡り/msnニュース
秋田に続き山口でも批判噴出 陸上イージス、報告書巡り/msnニュース
朝日新聞社
2019/07/04 09:00
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e7%a7%8b%e7%94%b0%e3%81%ab%e7%b6%9a%e3%81%8d%e5%b1%b1%e5%8f%a3%e3%81%a7%e3%82%82%e6%89%b9%e5%88%a4%e5%99%b4%e5%87%ba-%e9%99%b8%e4%b8%8a%e3%82%a4%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%82%b9%e3%80%81%e5%a0%b1%e5%91%8a%e6%9b%b8%e5%b7%a1%e3%82%8a/ar-AADONap?ocid=iehp#page=2

陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の山口配備をめぐり、岩屋毅防衛相は3日、村岡嗣政知事らに謝罪した。秋田配備に関する調査報告書でデータのずさんな取り扱いが相次いだこともあり、山口でも批判が噴出。地元の理解を得る見通しは立っておらず、配備に向けた難しさは増している。

 岩屋防衛相は3日午前、山口県庁を訪れた。「秋田県への説明データに大きなミスがあり、山口県の皆様にも大変ご心配をかけた」。村岡知事のほか、配備を計画する陸上自衛隊むつみ演習場がある萩市の藤道健二市長、演習場に隣接する阿武町の花田憲彦町長らに謝罪した。

 「町をあげて反対している状況は全く変わっていない。到底、地元の理解を得たとは言えない」。花田町長は強い口調で訴えた。岩屋氏は手元の用紙にメモを取りながらうなずき、「もう一度、しっかり調査し、ご理解いただけるように努力をしていきたい」と答えるしかなかった。

 秋田市の陸自新屋演習場を適地とした調査報告書は、山の高さを実際より高く記載し、電波調査の数値も転記ミス。津波対策の必要性を書いていない、など信頼性が揺らぐ事態になった。むつみ演習場の報告書でも、レーダー電波の照射方向にある高台の標高が国土地理院のデータと異なっていたことが発覚。報告書は、いずれもデジタル地球儀「グーグルアース」に基づいて作られていた。

 花田町長の反対姿勢に対し、村岡知事や藤道市長は賛否を明らかにしていない。その村岡氏も「不安や懸念が多くある。精緻(せいち)な数字、正確なデータで丁寧な説明を行っていただきたい」と注文。藤道氏は「信頼を揺るがしかねない」と不満を述べた。藤道氏は、電磁波の人体への影響などを市独自に検証する方針で、米軍がイージス・アショアを実戦配備しているルーマニアを訪れ、調査することも検討している。

 秋田配備では、佐竹敬久知事が6月27日の記者会見で「白紙に戻してもう一回やったほうが早道」と主張したばかり。山口でも厳しい現実を突きつけられた防衛省の幹部は「何をしても役所の信頼がない。期限を決めずに丁寧に進めるしかない」と漏らす。(林国広、金子和史)
http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/681.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 公明党は与党の役割を果たしているか?/政界地獄耳(日刊スポーツ)
公明党は与党の役割を果たしているか?/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201907040000138.html
2019年7月4日8時13分 日刊スポーツ


★公明党代表・山口那津男が時事通信のインタビューで「与党として政治の安定を確保した上で、これからの内外の重要課題を乗り越えたい。政治の安定か混乱かということが争点になる」と答え、現政権では政治の混乱はなく、野党に渡すと政治の混乱が起こり得るとの見解を示した。無論安定的な政治を行うことを目標に掲げることに異論はない。ただ、6年間の自公政権がそれほど安定的で問題なかったといえるかと問いたい。

★この間に安保法制など憲法に抵触する可能性のある、まさに国論を二分するテーマや森友・加計学園疑惑、公文書改ざんや隠蔽(いんぺい)、年金2000万円問題。その混乱を与党の数の力で封じ込めただけではないか。その際、公明党が毅然(きぜん)とした態度で自民党に臨んだかをなかなか思い出すことはできない。あえて言うならば政治の安定があれば目をつぶるべきだろうか。政治のいささかの混乱の前に改めるべきところを改める態度を与党は真摯(しんし)に示しただろうか。稚拙な野党の攻勢に甘んじてやり過ごすことに公明党は加担しなかったか。

★その意味では既に政治は混乱している。もしこれだけの国民の不安を承知でこの状態を「安定」というのならば相当の認識不足ではないか。公明党には与党でいながら自民党の暴走を止める役割を国民は期待している。不規則発言を繰り返す閣僚たちをたしなめる程度の役割を託しているわけではない。選挙の時だけ改革を唱えるが自民党に毅然と対峙(たいじ)する公明党に期待したい。この認識では20年にわたる与党ボケと言われかねない。参院の選挙戦は長い。与党・公明党の動きを注視したい。(K)※敬称略









http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/682.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 『news23』党首討論で安倍首相の醜態一部始終! 自民党フェイク本配布問題で悪あがき、ルール無視に小川彩佳は…(リテラ)
『news23』党首討論で安倍首相の醜態一部始終! 自民党フェイク本配布問題で悪あがき、ルール無視に小川彩佳は…
https://lite-ra.com/2019/07/post-4816.html
2019.07.04 党首討論で安倍が「野党デマ攻撃本」配布問題に大慌て! リテラ

    
    『news23』での党首討論(TBSニュースHPより)


 本日、公示日を迎えた参院選。昨日には日本記者クラブや民放のニュース番組で党首討論がおこなわれたが、またも安倍首相は醜態を晒しつづけた。とくに酷かったのが、『news23』(TBS)だ。

 同番組では、まず最初に街の声をVTRで紹介し、年金2000万円問題への不安や「軍事より社会福祉を」といった街頭インタビューを放送。そのなかで厚労省が2日に発表した「国民生活基礎調査」で1世帯あたりの平均所得が4年振りに減少したことなどを示したのだが、安倍首相は「現役世代の勤労所帯は月3万円増えている」と反論。「一回の発言は40秒まで」というルールを超過し、司会の小川彩佳キャスターから「40秒経ちました」と制止されたのだが、しかし安倍首相は「大切なことなので」とルールを無視して持論を展開。再び「ルールはお守りいただけたら」と言われても話をつづけた。

 その上、小川キャスターに「国民生活基礎調査」で生活が「苦しい」と感じる世帯が全体の57.7%にも達していることを突きつけられても、安倍首相はそのことをまるで無視。「一方で内閣府の調査では75%が『いまの生活に満足している』、これは過去最高の数字です」と言い、別の調査結果を持ち出して、話をすり替えてしまったのだ。

 本サイトでも過去記事で指摘しているが(https://lite-ra.com/2018/09/post-4228.html)、安倍首相が持ち出した内閣府の「国民生活に関する世論調査」はかなりバイアスがかかっていると言われているシロモノだ。一方、今回発表された「国民生活基礎調査」は厳しい生活を余儀なくされている人が増えていることを裏付けるものとなった。だが、安倍首相はこうした不都合なデータから背を向け、ひたすら論点をずらしつづける始末。

 そんななかでも、とくに安倍首相が恥ずかしすぎる論点ずらしに出たのが、例の“野党&メディア攻撃まとめ”トンデモ本問題が取り上げられたときだ。

『news23』では、小川キャスターが「選挙戦を前にちょっと刺激的な資料が出回っている」と言い、一冊の冊子を取り出した。本の名は『フェイク情報が蝕むニッポン トンデモ野党とメディアの非常識』だ。

 これは本サイトでも紹介したように(https://lite-ra.com/2019/06/post-4784.html)、自民党本部が参院選を前に党所属の国会議員に「演説用資料」として配布している本で、“立憲民主党の枝野幸男代表は革マル派に近い”だのといったネトウヨが流布しているデマ攻撃そのまんまの文章や、野党党首らを醜く描いたイラストを掲載する一方、安倍首相を誰だかわからないほどに美化したイラストとともに礼賛するなど、とても政権与党が配布しているとは思えないレベルの冊子。

 しかも、この冊子は「terrace PRESS」なるサイトからピックアップされた記事を加筆・修正したものを掲載しているというのだが、このサイトは意図的にgoogleの検索に引っかからないようにするタグが埋め込まれているだけでなく、運営者情報さえも記載されていないのだ。

 ともかく、安倍自民党はネトウヨフェイクニュースの総決算のような冊子を「演説用資料」として議員に配るという信じられない言動に出ているわけだが、『news23』では、この冊子に掲載された醜く描かれた野党党首や美化された安倍首相の挿絵をフリップで紹介。番組アンカーの星浩氏は「総理、これ国会議員に20部ずつですかね、配られているということですが、ご覧になられたことありますか?」と質問したのだが、対する安倍首相は、こんなことを言い出したのだ。

「あの、党本部でですね、いろんな冊子を配っていますが、あの、私、いちいちそれを見ておりませんので、まったく知らないんですが。無責任だと言えば、無責任だと思いますよ」

■フェイク野党攻撃本に乗っかって「枝野は無責任」と主張を始めた安倍

 テレビや新聞でも取り上げられて問題になっているのに、党を代表する総裁が「見てない」「知らない」って。しかし、まあ一応はこういう冊子を配ることを安倍首相も「無責任」だと認めるのか……と思いきや、じつはこの安倍首相が言った「無責任」というのは、問題の冊子のなかからフリップに抜き出された「枝野代表の無責任を嗤う」という見出しのこと。ようするに、安倍首相はトンデモ冊子の主張をそのままテレビで肯定してみせたのである。

 フェイクを振りまくトンデモ冊子を配布したことの責任はおろか、冊子と同じように「(枝野代表は)無責任だと思いますよ」とテレビの党首討論で言い出す総理大臣……。もはや絶句するしかないが、さらに驚いたのはこのあと。安倍首相は枝野ディスのあと、間髪入れずに、こうつづけたのだ。

「たとえば、立憲民主党と言いながらですね、憲法9条について統一候補を選んでいるにもかかわらず、共産党は『自衛隊、違憲だ』って言ってますね。で、枝野さんは合憲だと言っている。立憲なんだから、憲法の根本、安全保障の根本じゃないですか。それなのに、それを横に置いておいて統一候補っておかしいでしょ。とくに、福井県においては立憲民主党は候補者を擁立しない、島根、鳥取もそうですよね。共産党の候補者を、応援している。枝野さんに訊きたいんですけど、枝野さん、福井県に住んでいたら、共産党の候補者に入れるんですか?」

 冊子の話だったのに、いつのまにか野党共闘に難癖をつけはじめる──。まさしくトンデモ冊子を地でゆく安倍首相の話のすり替えぶりに、さすがにスタジオは一瞬ポカンと無言になったほど。そして、“いや、話が違うだろ”といった感じで一気にスタジオがざわつき、小川キャスターも元の話題を戻そうとしたのだが、安倍首相はその進行を遮り、こうまくし立てた。

「ちょっとねえ、そのマンガ(挿絵)なんかより、大切なことじゃないですか」

「マンガなんかよりも」って、アンタたちが配っている冊子なのに……。こうして安倍首相は必死になって野党統一候補が問題だと叫びつづけたのだが、一方の枝野代表は「生活防衛こそがいまの国民のみなさんのいちばんのテーマであり、その点で一致している」「安保法制は違憲であり変えるべきだということできちっと合意している」と冷静に反論、「何もどこか指摘されるような問題があるとはまったく思っておりません」と淡々と返答した。

■志位「自民党は出所不明の文書を議員に配るのか」のツッコミに安倍は…

 だが、安倍首相の暴走は止まらない。「それは違いますよ! ちょっと待って、ちょっと!」「すいません! いまの、いまの大切な点なんです!」などと声を上げ、星氏の進行をシャットアウト。これには共産党の志位和夫委員長も「自衛隊違憲か合憲かという点では立場は違うが、いま問われているのは合憲か違憲かではない。安保法制という立憲主義を壊して憲法違反の法律をつくったことは許せないということで一致している」と枝野代表と同様に強調。さらに冊子について「もうコメントは要らないと思う」としながら、「出しているところはテラスプレスっていうんですか? 出所不明ですよ。安倍さんね、出所不明の文書をね、自民党の本部として国会議員に配るんですか? これ一点を取ってもね、ほんとうに選挙を真面目にやる資格がないと言われてもしようがないですよ」と安倍首相を諭したのだが、安倍首相に聞く耳はなく、またもこう喚いた。

「先程申し上げましたように、私、読んでないですから、反論のしようがないんですよ。いま、いきなり言われたんですが、そんな似顔絵なんかよりもですね、中身についてちゃんと……じゃあ憲法だったら憲法の論争をしましょうよ、星さん!」

 わかりやすいまでに露骨に慌てふためき、何が何でも冊子の話からずらすために野党共闘批判を繰り返す安倍首相。まるでそれが野党の急所であるかのように安倍首相はワンワン吠えるのだが、他方、枝野代表は「私、福井県民なら野党統一候補に投票します」とあっさり返答。それでも安倍首相は「立憲民主党、立憲主義なんでしょ? それを横においておくというのは極めて無責任」などと暴走を止めようとはしなかった。

 自分の党が配布した冊子が問題になっているのに、とにかくそれを無視し、自分の言いたいことだけを言いつづける……。これにはほとほと呆れたように、冊子で攻撃対象となっている野党側も「こういう冊子はやめてくださいよ」(国民民主党・玉木雄一郎代表)、「この冊子については、反省してくださいよ」(志位委員長)と述べるに留まり、“ゆ党”たる日本維新の会の松井一郎代表までもが「出所不明のものをね、まあ自民党も配るのはこれは大人げないと」と苦言。

 しかし、松井代表はつづけて「大事な参院選挙の党首討論で、出所不明のアレをね、本をね、TBSが、TBSが取り上げてやるような話なんかなと、思いますけどね」とメディア批判で安倍首相をフォロー。安倍首相も「私も知りませんよ! 必要ないでしょ! 何のために! くだらなすぎますよ!」と興奮し、この冊子の話題は終わったのだった。

■議論を「学級崩壊」状態にしたのは安倍なのに玉木の発言を「学級崩壊になるから」と制止 

 いかがだろう。もはや安倍首相の態度は無責任というようなレベルではないことがわかっていただけるかと思うが、じつはこのあとも安倍首相は、日米貿易交渉でトランプ大統領との「密約」があるのではないかと追及する玉木代表に「密約だ、密約だって言うのは勝手ですけど、じゃあ、なんか証拠でもあんの?」とガラの悪さを露呈。その上、こんな台詞まで吐いたのだ。

「私がしゃべってるあいだ、玉木さん、静かにしていただけますか? 学級、崩壊した学級みたいになっちゃいますから」

 さんざん話題をずらしてギャンギャン吠えて学級崩壊状態だったお前が言うか……という話だが、これが日本の総理大臣の姿なのだから笑うに笑えない。ただひとつたしかなのは、安倍首相こそが自民党が配布したトンデモ冊子を実践・体現する者だということだ。

 きょうからの選挙戦でも安倍首相は、国民が不安を抱く年金問題では恣意的な解釈をした都合のいいデータを並べ立てて粉飾し、またぞろ野党批判を街角でがなり立てるのだろう。こんな低レベルかつ国民と向かい合わない政権与党でいいのか。有権者は冷静な判断をしていただきたいものだが……。

(編集部)


参院選直前TBS党首討論 20190703 NEWS23





















































http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/683.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 「日米安保」破棄発言は安倍首相とトランプの出来レースか(日刊ゲンダイ)


 


「日米安保」破棄発言は安倍首相とトランプの出来レースか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257473
2019/07/04 日刊ゲンダイ


似た者同士の安倍首相とトランプ米大統領(C)JMPA/稲葉訓也

 トランプ米大統領が、G20サミット(20カ国・地域首脳会議)閉幕後の会見で語った日米安全保障条約の「見直し・破棄」発言。日本政府高官は「(トランプは)条約内容の正確な理解を欠いている」などと発言の打ち消しに奔走したが、この日本政府の対応こそ「正確な理解を欠いている」だろう。というのも、安倍首相自身が国会で、トランプと同様、安保条約の見直し、破棄は自由にできる――という趣旨の発言をしていたからだ。

「この条約(日米安保条約)は米国が了解しなければ破棄できない条約であったものを米国に了解をさせて改定したのが60年の安保改定でありまして、現在は我々がこれは破棄をしようと思えば破棄できる条約に変わったわけでございます」(13年5月の参院予算委)

「1960年の改定までは、旧安保条約のままでは、両国が承認しなければこの条約をやめることができない、つまり、アメリカがやめていいよと言わなければ極めて不平等な条約がそのままずっと続いていくという状況にあったわけでございまして、それを変えまして、日本がこれはやめようと思えばやめられる、そして米国がやめようと思えばもちろんやめられるわけであります」(15年7月の衆院特別委)

 ともに安倍首相の国会発言で、今も会議録にきちんと残っている。つまり、トランプの条約に対する理解の有無は関係なく、日米いずれかが「安保条約や〜めた」となれば、いつでも見直し・破棄できる、と安倍首相自らが繰り返し認めていたワケだ。

 そうであれば今回のトランプ発言に対しても、日本政府は「やめようと思えばやめられる」と毅然と構えていればいい。それなのに「破棄の可能性」を示唆された途端、「フェイクニュース」「正確に理解していない」などと、右往左往しているからみっともない。

 トランプにしてみれば、「いつでも条約破棄に応じられる日本が嫌がっている。これはディール(取引)外交に使える」と考えるのは当然ではないか。沖縄国際大大学院の前泊博盛教授(日米安保論)は「例えるなら、相手から突然、離婚を切り出された夫婦のよう。オロオロして困っている日本政府を見たトランプ政権が、今後の日米貿易交渉の材料に使うのは容易に想像がつく」と言い、こう続ける。

「もっとも、トランプ大統領の発言は、安倍首相とのデキレースの可能性もあります。トランプ大統領にとっては『安保条約の片務性を改善するには武器を買え』となるし、安倍首相にしてみれば『双務性にするには日本の武力強化しかない』と、さらに改憲のペダルを踏み込む理由にもなる。いずれにしても、トランプ大統領の思い付き発言ではないことを注意する必要があります」

 ハガティ駐日大使は2日、都内で開かれた講演で、トランプ発言に触れた際、改善策として日本の「防衛費増」や「米国製防衛装備品」の購入などを挙げたという。すでに米国の揺さぶりは始まっているのだ。













http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/684.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 山本太郎、第一声!「どうして野原善正さんが東京から立候補? それは公明党がちゃんと仕事してないからだ!」









参院選 れいわ新選組 山本太郎 街頭演説 第一声(2019/07/04)

※動画再生 画面の「この動画は YouTube でご覧ください。」をクリック


れいわ野原善正氏 第一声で公明山口代表倒せコール
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201907040000385.html
2019年7月4日14時8分 日刊スポーツ


東京・新宿駅西口地下で第一声を行った、れいわ新選組で東京選挙区から立候補した野原善正氏(右)と山本太郎代表(撮影・村上幸将)

山本太郎氏(44)が代表を務める政治団体「れいわ新選組」から参院選東京選挙区に立候補した、沖縄創価学会壮年部の野原善正氏(59)が、参院選が公示された4日、東京・新宿駅西口で第一声を行った。

前日3日に、比例区に転出しての立候補を表明した山本氏に代わり、東京選挙区で立候補した野原氏は、立候補の理由について、辺野古新基地建設の問題を東京を含め全国の国民の問題として考えて欲しいからだと訴えた。「そろそろ、米軍基地の受け入れを、他の都道府県に平等に引き受けてもらう議論がなされても良いのではないか? いつまで他人の不幸の上に、自分の幸せを築くのか? どうか沖縄の痛みを、他人の痛みじゃなく、自分の痛みとして真剣に考えていただくことを希望します」。

また、24歳で入信し今年で35年となった創価学会と、公明党に対しても、その現状を厳しく批判した。

「立党の精神は大衆とともに戦い、大衆とともに死んでいくのが原点。自民党と連立を組んで20年…うまみに浸り、民衆救済の精神を忘れ去った」

「安保法制に賛成した結果、自衛隊の海外派遣ができるようになり、共謀罪にも参加した。民衆を弾圧するような法案を通すのは、どう考えてもおかしい。自民党の歯止め役のはずが、暴走している。平和思想と真逆の方向に進んでいるとしか思えない。危険…絶対に止めないといけない」

「良識ある創価学会の皆さん、いつまで善人の沈黙を続けるのですか? 正しい者は正しい、間違っている者は間違っていると声を上げて欲しい」

東京選挙区では、公明党の山口那津男代表(66)との対決となる。

山本氏は、野原氏が第一声を行った午前11時段階で立候補への書類が整っておらず、応援演説の立場で野原氏にエールを送った。

「東京の、山口那津男様が出る選挙区で、野原さんが立候補! ガチンコでケンカするんですよ! ならぬものは、ならぬ! ガチンコでケンカできる、本気の大人が今、東京都から立候補したんですよ! こんな面白い選挙、過去にあっただろうか?」

その上で、山本氏は「消費税、廃止にしませんか? 税金が必要なら、まずは金持ちから取れ! 沖縄の声を聞け! 都会の皆さんにも考えていただきたい」と訴えた。【村上幸将】















http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/685.html

記事 [政治・選挙・NHK262] エボラを輸入して武蔵村山市に保管する理由…update5:原発板リンク







原発板リンク



http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/686.html
記事 [政治・選挙・NHK262] 安倍政治への“終止符”を問う参院選公示 争点は年金&消費税(日刊ゲンダイ)


安倍政治への“終止符”を問う参院選公示 争点は年金&消費税
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257555
2019/07/04 日刊ゲンダイ


安倍首相は福島市の「福島あづま果樹園」で第一声/(C)日刊ゲンダイ

 第25回参院選が4日公示され、21日の投開票に向け17日間の選挙戦が始まった。2012年末から6年半余りにわたる安倍政権の“独裁・隠蔽政治”に終止符を打てるかどうかが問われる。

「政治の安定」を掲げ、改選議席の過半数確保を目指す自民・公明の与党に対し、野党は消費増税や年金制度、憲法改正などが争点に、全国で32ある「1人区」で統一候補を擁立するなどして対抗する。

 立憲民主党の枝野幸男代表は、東京・新宿区のJR新宿駅東南口で第一声。10月からの消費税率10%への引き上げに反対し、老後資金2000万円不足問題を踏まえ、公的年金制度の在り方も追及した。国民民主党の玉木雄一郎代表は静岡県掛川市掛川城公園、共産党の志位和夫委員長はJR新宿駅西口、日本維新の会の松井一郎代表は大阪市の高島屋大阪店前、社民党の吉川元幹事長はJR新宿駅南口でそれぞれ支持を訴えた。

 安倍首相は福島市、公明党の山口代表は神戸市でそれぞれ第一声を上げた。公職選挙法改正により今回の改選数は124議席、選挙後の定数は245議席となる。与党が目標とする改選過半数は63議席だが、安倍首相は勝敗ラインを「与党で非改選も含めた過半数」と低く設定しており、与党53議席でクリアできる。



参院選公示 370人が立候補 選挙戦スタート
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190704/k10011982151000.html
2019年7月4日 16時35分 NHK



第25回参議院選挙が4日公示され、NHKのまとめによりますと、午後4時現在、選挙区と比例代表合わせて370人が立候補を届け出ました。安倍政権に対する評価や消費税率引き上げの是非、それに、年金制度や憲法改正などを争点に、17日間の選挙戦に入りました。

参議院選挙の立候補の受け付けは、選挙区が各都道府県の選挙管理委員会で、比例代表が総務省の中央選挙管理会で行われていて、午後5時で締め切られます。

NHKの午後4時現在のまとめによりますと、全国45の選挙区には74人の定員に対し、215人が立候補しました。

政党別に見ますと、
▽自民党が49人
▽立憲民主党が20人
▽国民民主党が14人
▽公明党が7人
▽共産党が14人
▽日本維新の会が8人
▽社民党が3人
▽れいわ新選組が1人、
▽安楽死制度を考える会が9人
▽NHKから国民を守る党が37人
▽オリーブの木が6人
▽幸福実現党が9人
▽労働者党が6人
▽諸派が1人
▽無所属が31人となっています。

一方、定員50の比例代表に名簿を提出したのは13の政党と政治団体で、届け出順に、
▽共産党が26人
▽自民党が33人
▽オリーブの木が4人
▽社民党が4人
▽公明党が17人
▽国民民主党が14人
▽日本維新の会が14人
▽幸福実現党が3人
▽立憲民主党が22人
▽労働者党が4人
▽NHKから国民を守る党が4人
▽安楽死制度を考える会が1人
▽れいわ新選組が9人で合わせて155人が立候補しました。

このうち、今回から導入された「特定枠」で立候補したのは、
▽自民党が2人
▽労働者党が1人
▽れいわ新選組が2人の合わせて5人で、政党があらかじめ決めた順位に従って優先的に当選が決まります。

この結果、選挙区と比例代表をあわせた立候補者は370人で、前回3年前の候補者より19人少なくなっています。

このうち女性は104人で、全体に占める割合は28.1%と、これまでで最も高くなっています。

今回の参議院選挙は1票の格差を是正するため、定数を6増やすなどとした法改正が行われたことを受け、前回よりも3議席多い124議席をめぐって争われます。

選挙戦全体の勝敗のカギを握るとされる、全国に32ある定員が1人の「1人区」では野党5党派が候補者を一本化し、32すべての選挙区で自民党の候補と野党の統一候補が対決する構図となりました。

今回の選挙では、6年半におよぶ安倍政権の評価が問われることになり、自民・公明両党が安定的な政権基盤を維持できるのか、それとも野党側が反転攻勢に向け、勢力を拡大できるのかが焦点となります。

また、自民・公明両党と日本維新の会など、憲法改正に前向きな勢力が非改選の議席を合わせ、改正の発議に必要な3分の2の議席を維持できるかどうかも焦点です。

選挙戦では10月の消費税率引き上げの是非や年金制度、それに憲法改正などを争点に激しい論戦が交わされる見通しで、21日の投票日に向けて17日間の選挙戦に入りました。

経団連と経済同友会がコメント

参議院選挙が公示されたことを受けて、経団連と経済同友会はそれぞれコメントを発表しました。

このうち経団連の中西会長は「産業構造が急速に変化し、国際情勢も激動する中、日本経済を新たな成長のステージに発展させるとともに、日本が中心となって世界規模の課題解決を主導していく必要がある。そのためには、政治の安定が不可欠であり、今回の参議院選挙は新しい『令和』の時代を切り拓く上で極めて重要な選挙だ」としています。

また、経済同友会の櫻田代表幹事は「我が国が直面している課題をしっかりと直視し、選挙戦を通じて、新時代に目指すべき国のかたちについて、国民的議論が深まることを望む。特に財政再建や社会保障などについては痛みを伴う改革が必要で、国民の将来不安解消に向け、各党が財源の裏付けや工程表を示しつつ、政策を競いあうことを期待する」としています。













http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/687.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 櫻井よしこ氏が“安倍麻生道路”忖度発言の自民党参院候補・塚田一郎氏を応援演説 野党候補・打越さく良氏に事実歪曲の攻撃(リテラ)
櫻井よしこ氏が“安倍麻生道路”忖度発言の自民党参院候補・塚田一郎氏を応援演説 野党候補・打越さく良氏に事実歪曲の攻撃
https://lite-ra.com/2019/07/post-4815.html
2019.07.03 横田一「ニッポン抑圧と腐敗の現場」58 櫻井よしこが忖度発言の塚田一郎応援演説で、野党候補に事実歪曲攻撃 リテラ

    


 明日、参院選が公示されるが、“安倍応援団”ジャーナリストといわれる櫻井よしこ氏が応援演説で事実を歪曲した野党攻撃を行い、批判の声が上がっている。

 櫻井よしこ氏といえば、安倍首相の推し進める憲法改正運動の旗振り役であるだけでなく、自ら主宰するインターネット番組「言論テレビ」でも安倍首相をさかんに擁護し、最近でも月刊誌「Hanada」(飛鳥新社)8月号で「無責任野党と朝日新聞に問う 安倍総理、大いに語る」と題するロング対談をするなど“首相の広報官役”も果たしている。

 ところが、その櫻井氏が6月25日、塚田一郎参院議員(参院選新潟選挙区予定候補)の集会に登場し、応援演説を行ったのだ。

 塚田議員といえば、今年4月、山口県下関市と北九州市を結ぶ道路整備をめぐって、「安倍晋三総理大臣から麻生副総理の地元への、道路の事業が止まっている」「私はすごくものわかりがいい。すぐ忖度する」「今回の予算で国直轄の調査計画に引き上げた」と、忖度による安倍首相、麻生太郎財務相への利益誘導を公言。責任を取って国交副大臣を辞任したばかりだ。

 一応、ジャーナリストを名乗っておきながら、そんな候補者の応援演説を引き受ける感覚には首を捻りたくなるが、もっと問題なのはその内容が、事実を歪曲していることだ。候補者に関して虚偽の事実を公にすることは、「虚偽事項公表罪(公職選挙法235条第2項)」違反に当たる可能性がある。

 櫻井氏は塚田議員の対抗馬である野党統一候補で弁護士の打越さく良氏に対してこう批判した。

「(参院選の)新潟の場合は塚田さんと打越さんの一騎打ちです。この中で『自衛隊をなくして皇室をなくす』という打越さんがいいと思う人はいるはずがない。(参加者から『そうだ!』『負けてられないよ!』という声)。負けてられないけれどもお父さん、今ね、調査すると、打越さんのほうが少し有利なのですって。恥ずかしくない? (参加者から『恥ずかしい!』との声)だから、これを一日も早く逆転しないといけない。逆転して、そして、さらに彼女に打ち勝って、選挙の当日にはすごい票差でこっちが勝たないといけない。(大きな拍手)皆さん、打越さんに聞きましょう。『あなたは皇室のことをどうなさるおつもり?』『自衛隊を解散するのですか?』。聞いて下さい。だって共産党が一生懸命支援をしている」

 しかし櫻井氏が放った「『自衛隊をなくして皇室をなくす』という打越さん」という発言は、フェイクの可能性が高い。というのも筆者は打越氏の集会を取材しているが、予定候補本人はもちろん応援演説をした共産党の国会議員からも、櫻井氏が言うような“自衛隊をなくす”や“皇室廃止”の訴えなど聞くことはなかったからだ。

 また打越氏の出馬会見を報じた5月11日の産経新聞でも、打越氏の5本柱の政策が紹介されているが、「(1)格差と差別のない社会(2)地域経済の躍進(3)原発ゼロ(4)暮らしの安心・安全確保(5)新時代の平和政策」という政策であり、“自衛隊解散”も“皇室廃止”も入っていない。

 念のため打越氏の選対関係者にも問い合わせたが、「打越氏が街頭演説で自衛隊解散や天皇制廃止を訴えたことはない」と否定しているし、さらに櫻井氏は演説のなかで、打越氏がいつどこで「自衛隊をなくして皇室をなくす」という発言をしたのかの根拠を示すことはなかった。

■櫻井よしこ氏が塚田議員の対立候補・打越さく氏を攻撃した演説の中身

    
    応援演説をする櫻井氏(撮影・横田 一)


 さらに唖然としたのは、慰安婦に関する櫻井氏の発言だ。少し長くなるが、その部分の演説を引用しよう。

「そして今度の参院選挙でも塚田さんは圧倒的に勝たないといけない。(拍手)打越さんという方、立派な頭のいい弁護士さんなのだと思うのです。私は、打越さんがどういうことを仰っているのかをやっぱりきちんと調べようと思いまして、彼女のいろいろ書いたもの、発信したものを見てみました。
 おかしなことが書いてあるのです。これは、2016年9月21日付のネットサイト『LOVE PIECE CLUB』というところに打越さんが書いてありますね。ここで慰安婦の問題について書いています。『かなりリベラルと信頼する友人たちからも“慰安婦って朝日新聞のねつ造なのでしょう”と言われてビックリすることも多い』と彼女は書いています。これは、2016年9月21日のネットサイト『LOVE PIECE CLUB』に書いたものです。

 さあ朝日新聞といえば、慰安婦問題で大誤報をしました。で、『間違っていた』ということを彼らは認めましたよね、それが2014年8月5日と6日の紙面です。本当に、こんなに一面も二面も三面も使って大検証をしました。朝日新聞が報道した慰安婦関連記事、吉田清治さんという職業的詐欺師がいた。朝鮮半島に行ったことはないのに、息子さんがちゃんと言っています。『うちのオヤジは済州島なんか行ったことがありません』。にもかかわらず、『戦時中、軍に命令されて済州島に行って若い女性たちを慰安婦狩りをして、何百人も泣き叫ぶ女性たちを連れて行って慰安婦にした』という嘘を書いた人が吉田清治さん。朝日新聞がこのことを大きく取り上げた。そこから慰安婦問題に対する本当に深刻な誤解が始まったのです。朝日新聞はこの吉田清治さんに関する一連の記事の全てを虚偽であるとして訂正をして取り消しました。これが2014年8月5日と6日です。
 ところが打越さんの書いた先ほどの記事、これは2016年9月21日です。朝日新聞は2014年8月に取り消している。ところが彼女は、それから2年以上後に2016年9月になって、自分の友達が『慰安婦問題、朝日のねつ造でしょう』ということを書いたのをビックリしたと言っている。でも2年以上も前に朝日新聞が大訂正をした。『慰安婦問題、吉田清治、嘘でした』と訂正したことに対して、彼女はどう思っているのでしょうか。『お友達が“朝日新聞のねつ造でしょう”とお友達が書いたことにビックリした』と言っているのです。そんなこと(“朝日新聞のねつ造でしょう”)は当たり前で、(打越氏が)ビックリしたことに私たちのほうがビックリした。(参加者から『バカじゃないの』の声)

 打越さん自身がやっぱりすごくリベラルで左で、現実を見ることを拒否しているのかも知れないとさえ、私は思いました。いずれにしましても、この共産党を含めた野党が応援する打越さんの政治的立場というのはどこまで信用して良いのか。打越さん自身が極めてリベラルで左かかっている考え方を、どこまで私たちは支持できるのか。信用も出来ないし、支持も出来ないのではないかしら?(大きな拍手)」

■朝日の吉田証言誤報を、朝日が慰安婦をねつ造したかのようにすり替えた櫻井氏

 これは、明らかに打越氏の記事の一部分をすり替え、事実を歪曲した発言だ。たしかに、朝日新聞は慰安婦を暴力で強制連行したとする吉田清司氏の証言を誤報だとして、取り消した。しかし、その際、右派メディアや歴史修正主義者は、あたかも、慰安婦制度そのものが存在せず、朝日新聞が慰安婦問題全体をでっちあげたかのような間違った認識を広めた。

 打越氏が「慰安婦って、朝日新聞の捏造なんでしょ」と友人に言われて「びっくりした」と書いているのは、そのことであり、朝日新聞の吉田清司氏関連記事の誤報を否定したわけではない。

 念のために、櫻井氏が問題にしている打越氏の記事も紹介しておこう。『LOVE PIECE CLUB』に発表された「歴史修正主義にのみこまれる危機に瀕している」という表題の記事は、以下のようなものだった。

「『歴史戦』と称して、日本の右派が『慰安婦』問題をはじめとする、植民地主義や戦争責任を否定する歴史修正修正主義のメッセージを発信する動きが活発になっている。『海を渡る「慰安婦」問題――右派の「歴史戦」を問う』(岩波書店、2016年)を読めば、第2次安倍政権成立後、現在では、その動きは『一部の右派によるもの』と見くびっていることは到底できない状況にあることがわかる」「能川元一による第一章は、歴史教育に対する歴史修正主義的な攻撃は1997年前後が転機であったという(中略)」

「能川は、安倍と右派論壇との密接な関係をデータをもって明らかにする。具体的には、2000年2月号から12年10月号までの間に、ポスト小泉の自民党総裁経験者である福田康夫や麻生太郎、谷垣禎一、そして安倍の、雑誌『正論』や『諸君!』(後に『WiLL』)での登場回数を比較する。その間、安倍は『正論』に20回、『諸君!』『WiLL』に17回登場。これに対し、福田は全くなし、麻生は『諸君!』に、谷垣は『正論』に、それぞれ1回の登場のみ。安倍は、07年の首相退任から2度目の党総裁就任までの期間も、『正論』に11回、『諸君!』『WiLL』に10回も登場。安倍は右派論壇から待望された総理大臣なのだ。
能川は、右派論壇の『歴史戦』言説の特徴をまとめてくれる。それはまず、『圧倒的な物量作戦』。まさに『声が大きい方が勝つ』を実践している。通常、アカデミズムやジャーナリズムは、『新規性』という価値に拘束され、同じ内容の繰り返しは忌避される。しかし、『歴史戦』の観点からは、新規性に価値を置かない。そのため、右派メディアとそれらのメディアとの間に情報発信量の著しい非対称性が生じてしまい、市民は否認論にならされてしまっている、という。確かに…。かなりリベラルと信頼する友人たちからも、『慰安婦って、朝日新聞のねつ造なんでしょ?』と言われてびっくりすることも多い。『声が大きい』戦略の威力は侮れない」

 打越氏はまさに、朝日の誤報を利用して慰安婦問題全体を否定する、櫻井氏たちのような歴史修正主義の動きに警鐘を鳴らしたのである。そうした打越氏の記事全体の主旨を紹介した上で批判をするのならまだしも、実際には、“友人が信じ込んだ慰安婦朝日ねつ造説”が「当たり前の」であるかのように訴えた上で、それを「びっくりした」と批判的に捉えた打越氏を、極左で現実直視回避癖の疑いがあると指摘、塚田氏への支持を呼びかけたのである。

 櫻井氏は、これまでも福島瑞穂氏や元朝日新聞記者・植村隆氏について、発言や記述のねつ造をして攻撃したことが明らかになっている。植村氏のケースでは訴訟にも発展した。

 弁護士である打越氏がこの櫻井氏の応援演説に対して、どんな批判や反論をするのか、注目される。

(横田 一)
















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記事 [政治・選挙・NHK262] 露骨な国民騙しの美辞麗句 安倍自民の公約は嘘ばかり<上>許しがたい「弱者の味方」ヅラの「富裕層優遇」(日刊ゲンダイ)


露骨な国民騙しの美辞麗句 安倍自民の公約は嘘ばかり<上>
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257551
2019/07/04 日刊ゲンダイ


ウソつき(C)共同通信社

 第25回参院選が4日公示され、21日の投開票に向け、17日間の“選挙の夏”が始まった。

 安倍首相は「政治の安定」を訴え、改憲の争点化に躍起だが、冗談じゃない。もっと言えば今回の争点は、野党が強調する「老後資産2000万円問題」や「消費増税」でもない。これらのテーマも重要だが、もっと大事な焦点がある。

 6年半に及ぶ「嘘も100回つけば真実になる」を地で行く詐欺師政権に、国民はまた騙されるのか。それとも今度こそ詐欺に気付き、目を覚ますのか。それこそが、最大の争点である。

 今度の選挙でも露骨な「国民騙し」と「争点隠し」のオンパレード。ペテン政権の公約はハッキリ言って、「全て詐欺かイカサマだ」と言っていい。

  ◇  ◇  ◇

「学者の会」が列挙した安倍政権の社会保障はウソだらけ

 どの世論調査でも「重視して欲しい政策」でトップの「年金など社会保障」も自民の公約は嘘だらけ。堂々と「高齢者の皆さんが安心して暮らせる社会保障」とうたうが、それが絵空事だと露呈したのが「2000万円問題」ではないか。

 麻生金融担当相は「政府の政策スタンスと異なる」と問題の報告書の受け取りを拒否したが、これに「年金の給付水準が下がっていくことは、2004年の年金改革の際、すでにデザインされていた」と、毎日新聞の2日付夕刊で指摘したのは社会保障に詳しい東大名誉教授の大沢真理氏だ。

 大沢氏は「安全保障関連法に反対する学者の会」の呼びかけ人。将来の給付が減るからこそ政府の社会保障国民会議は08年、「社会保障の機能強化」を図り、年金制度への信頼回復が必要との報告書をまとめた。

 その認識は2度の政権交代後も共有されてきたが、安倍政権は根底から覆した。

 昨年の「骨太の方針」で、機能強化から「基盤強化」に方針転換。費用の抑制や適正化・効率化など、信頼回復とは正反対の身勝手な内容だ。

 社会保障給付費の対GDP比も、2012年度の22・06%から2016年度は21・68%と安倍政権下で低下。

 前出の毎日記事で、大沢氏は〈高齢化が進み、対GDP比への上昇圧力となるのに、下がっている。こんな事態は他国に例を見ません〉と批判。今年の「骨太の方針」の社会保障政策についても、〈書いてあることは「70歳まで働け」「病気になるな」「要介護になるな」「お上に頼るな」の4点に要約できます〉と語っていた。

「学者の会」の大沢氏が列挙した事実だけでも、「高齢者の安心」なんて公約は真っ赤な嘘。安倍政権の弱い者いじめの実態がよ〜く分かる。


儲けるのは…(C)日刊ゲンダイ

就職超氷河期支援の欺瞞、偽善

 選挙直前に今年の「骨太の方針」に盛り込んだ「就職氷河期世代支援」も欺瞞に満ちている。

 氷河期世代を「人生再設計第一世代」と言い換える「上から目線」がネット炎上したように、多くの国民は安倍政権に「おまえらが言うな」と怒っている。その上、氷河期世代の正規雇用化の数値目標は、3年間で30万人増。昨年の非正規労働者の数は前年比84万人増の2120万人に上る。今さら30万人増なんてスズメの涙にもならない。

 そもそも氷河期世代は長期不況下に、小泉政権の製造業への派遣解禁で生み出された“国策の犠牲者”だ。その小泉政権で幹事長や官房長官など要職を歴任、総理に駆け上がったのが安倍である。氷河期世代の生活をメタメタにした張本人が救済者気取りの「印象操作」とはヘドが出る。労働問題に詳しい法大教授の上西充子氏はこう言う。

「安倍首相は以前、『この国から非正規という言葉を一掃する』と豪語しましたが、その決意の結果が低いハードルとは情けない。達成可能な数字で“やっている感”を演出している感じです。氷河期世代の暮らしを安定させるなら、公営住宅の整備や非正規から正規への転換を促進すべき。少なくとも有期雇用の非正規の無期転換ルールを強化し、『雇い止め』の恐怖を取り除けば非正規の発言力は必ず増す。何もしない政権の救済方針は氷河期世代をビジネスの道具にしているように見えます。規制緩和で派遣労働者を増やし、大手製造業や派遣会社を儲けさせ、今度は安定した職に就くための職業訓練と称して派遣会社に国の予算を回す。そのカネを不安定な雇用環境の人々に直接、渡した方がよっぽど救われます。これでは氷河期世代を食い物にした二重搾取です」

 救済者の顔をした“銭ゲバ”に騙されてはいけない。


恩恵ゼロ(C)日刊ゲンダイ

許しがたい「弱者の味方」ヅラの「富裕層優遇」

 自民が公約に掲げる「子供の未来・安全に、大胆に投資」の目玉策「幼児教育・保育の無償化」もデタラメの極みだ。

 無償化で入園希望者が殺到すれば待機児童問題はさらに深刻化し、恩恵を受けられるのは運良く子供を預けられた世帯だけとなりかねない。

 待機児童を抱え、本当に苦しい世帯は、恩恵ゼロだ。

 しかも、年間7764億円もの予算が投入するのに、その恩恵は富裕層に偏る。

 保育所の利用料などは既に保護者の所得に応じて減免されているためで、内閣府の試算によると、低所得の住民税非課税世帯には、予算の1%しか配分されない仕組みなのだ。

「安倍政権の弱者救済策は“誇大広告”ばかり。たとえば『同一労働同一賃金』は、厚労省が『正規と非正規の労働者の間で不合理な格差があってはならない』と定めたガイドラインに法的拘束力はない。2年前に定めた『全国平均の最低賃金1000円』も、ずっと『早期に』と目標を立てながら、いまだ達成できていません。家計第一で、暮らしと労働の安定を訴える野党に“ウチらもやっています”とポーズを示す『争点隠し』を図っているのでしょう。こうした“言葉のゴマカシ”は安倍政権の常套手段とはいえ、あまりにも姑息すぎます」(上西充子氏=前出)

 中身スカスカの暮らしの救済策で、「弱者の味方」ヅラとは本当に許しがたい。













 




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記事 [政治・選挙・NHK262] 選挙に行って悪徳消費税増税をやめさせる(植草一秀の『知られざる真実』)
選挙に行って悪徳消費税増税をやめさせる
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-d97247.html
2019年7月 4日 植草一秀の『知られざる真実』


政治の姿は国民の姿を表している。

政治の劣化は国民の劣化の反映であると受け止めなければならない。

メディアは参院選が公示日を迎えているのに、政治問題に時間を割かない。

幸いなことに人的被害が拡大しなかった大雨だが、この状況に見合わない時間を大雨問題に割いている。

既得権勢力は、主権者ができるだけ政治問題に関心を持たないようメディアに指令している。

できるだけ投票率が高まらないように情報誘導することをメディアに指令している。

だから、メディアが選挙の争点に関する論争に時間を割かない。

7月3日に実施された日本記者クラブ主催の党首討論会などは、恰好の報道番組素材である。

原発増説、選択的夫婦別姓、LGBT権利基本法について賛否を挙手で示すよう記者が求めた。

回答はYES、NO、どちらでもない、の三つに一つだ。

沖縄の県民投票でYES、NOの二択ではダメだとの意見があり、どちらでもない、が選択肢に加えられた。

党首討論会でははじめからどちらでもないが用意されていた。

安倍首相が質問に答えればいいだけの話だ。

「決められる政治」などと叫んでいた安倍首相だから三つの選択肢から「決められない」というのがおかしい。

安倍首相は「印象操作」だと逆ギレして騒ぎ出した。

政治の劣化の象徴だ。

報道番組にうってつけの素材だったが、報道各社は被害の拡大しない大雨情報だけを延々と垂れ流す。

「国民の劣化」と記述したが、正確に表現すれば、政治権力がマスメディアを支配して誘導している「国民の劣化」なのだ。

今回の参院選最大の争点は

消費税増税の是非だ。

主権者の生活を直撃する政策である。

消費税増税でむしり取られるお金は年間で5.7兆円。

軽減税率が導入されるが、その他増税策もあり、国民負担が年間5.2兆円増加する。

政府はポイント還元など2.3兆円の対策を講じるが、これは単年度の措置だ。

10年で考えると国民の負担増加は52兆円。

2.3兆円の対策を講じたところで国民の負担増は50兆円だ。

欧州などで消費税率が高いと言われるが、生活必需品は非課税である。

普通の市民が普通に暮らす限り、重い消費税負担は発生しない。

これに対して日本の消費税は庶民から金をむしり取るための制度である。

軽減税率と言うが8%の税率が据え置かれるだけだから「据え置き税率」と表現するべきだ。

ちんけな複数税率で混乱が拡大するばかりだ。

安倍首相の政治に欠けているのは「愛」である。

正確に言うと、弱い立場に追い込まれている人々への愛がない。

「自分に対する愛」だけはてんこ盛りだ。

「自己愛」の強さは歴代随一。

「今だけ、金だけ、自分だけ」の「三だけ教」信者は必ず選挙に行く。

この比率が主権者全体の25%だ。

この25%が必ず選挙に行って、国会議席の7割を占有している。

この状況を打破するには、残りの75%の人が必ず選挙に行くことが必要だ。

選挙に行って庶民いじめの消費税増税を潰す。

日本の主権者の力が試されている。

メディアは徹底して、主権者が選挙に行かないことを誘導するだろう。

これを見抜いて、意地でも選挙に行ってやると考えねばならない。

多くの野党に魅力がないのは事実だが、だからと言って参政権を放棄してしまうと、「三だけ教」によって日本が私物化される状況が持続する。

野党が候補者を一本化した1人区では野党の一本化候補に投票するべきだ。

比例区では、もっとも正しい政策を明示している政党に投票するべきだ。

メディアは「れいわ新選組」を一切報道しなくなるが、1.消費税廃止、2.最低賃金全国一律1500円、3.原発稼働即時ゼロ、を明確に公約に明記しているのは「れいわ新選組」だけだ。

主権者は必ず選挙に行って、もっとも正しい政策公約を明示している政党に、必ず清き一票を入れよう。

25%の「三だけ教信者」に私物化されてしまっている日本政治を主権者の手に取り戻すには、75%の主権者が必ず選挙に参加することが必要だ。

この行動があれば、間違いなく日本政治を正すことができる。



http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/690.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 「 イエスかノーかは印象操作」 by安倍晋三、出た!ネトウヨ脳の印象操作論が!(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2019/07/post-e974ac.html
2019.07.04


まったく安倍首相らしいネトウヨ脳だ。

参議院選挙を前にした党首討論会でイエスかノーかで挙手をさせるのは印象操作だと言い出した。

ネトウヨも全く同じで、何かあると「印象操作」を連発する。

安倍首相もそのお友達もネトウヨ脳に侵されているのか、本当に短絡的だ。

首相「イエスかノーかは印象操作」 党首討論で挙手せず 手法に疑問
              7/3(水) 15:57配信  毎日新聞

>参院選を前に3日にあった日本記者クラブ主催の党首討論会で、クラブ側から該当する場合に挙手を求められた質問で、「原発の新増設を認めない」「選択的夫婦別姓を認める」の2項目で、安倍晋三首相のみ手を挙げなかった。また、「LGBTなど性的少数者への法的権利を認める」については、安倍首相と公明党の山口那津男代表の2人が挙手しなかった。

>ただ、これらの質問については、安倍首相は「政策的な議論をしなければならない。政治はイエスかノーかではない。今の段階で答えられなくても直ちにノーではない。印象操作をするのはやめてほしい」と苦言を呈した。


只一人、ニヤニヤ笑っている人がいる。



どうしてこんな場面で笑えるのかが分からない。

イエスかノーかは、トップに立つ人間の重要な決断じゃないか。

そして議論を進めるための基本的な考えじゃないのか。


他党の党首は手を上げているが、自公の政策上、手を上げないと言う選択肢もあると思う。

自分達にどうしてもと言う信念があれば、他党がどうあれ、自民党はこう思う、公明党はこう思うと説明するのが公党のトップの在り方だと思うしその責任がある。

それを司会者に求められたら、印象操作だと言う。

どれだけネトウヨ脳なんだか。。。。


短い時間の制約がある中で、安倍首相の都合の良いダラダラ長い言い分ばかり聞く訳にはいかず、イエス・ノーはきわめて合理的なやり方だと思うが。

>選択的夫婦別姓を認めるという方は挙手をお願いします」

これなんか認めるか認めないかの択一じゃないのか。

自民党は夫婦別姓に根強く反対している党であり、ここでバレたら世間の反発を買うと思っているのがミエミエの安倍首相の卑怯な態度。

自民党には柔軟な姿勢が一切ない。

為政者を縛るための憲法を、為政者の権力を増大させる改正をすることに関してはものすごく柔軟だが、国民生活を生きやすくする柔軟な姿勢が皆無の党で、世界の潮流から完全に乗り遅れている。

国会を見ていても、必ず今の段階で答えられないとはぐらかすのが安倍首相のやり方だが、そんな優柔不断な考えで逃げているとしか思えない人に国の行く末を任せられるのか。

国会であれ、党首討論であれ、その時点で自分はどう思っているのか、きちんと表明するのが政治のトップとして必要な条件だと思うが。

聞かれた事にきちんと向き合わず、はぐらかすだけの安倍首相。

安倍首相は自民党支持者やすべて安倍礼賛のネトウヨばかりではなく、きちんと政権運営を見ている国民がいる事を忘れているのか、事あるごとにかつての民主党政権を引き合いに出して誹謗中傷を繰り返す。

殆どが自民党政権下の日本で、たった3年の民主党政権を目の敵にするのはなぜなのか。

必要以上に他党を貶めているが、安倍政権はある意味民主党政権より劣る。

自民党支持者ばかりではなく、野党の後ろにも多くの国民がいる事に考えが及ばないのだろうか。

安倍首相の中では自民党支持者じゃないと国民に非ずと言う事なのか。。。

それにしても討論をすればするほど、安倍首相の稚拙な人間性が見えてくる。

首相として人間としての器の小ささは如何ともしがたく。。。。

どうしてこんなに国民への視点が無く、弁もお粗末な総理を、「他党よりましだ」とか「他に人材がいない」と思えるのか。

討論を聞いていたらすぐわかるが、他党の党首の方が安倍首相の何倍も頭が良く弁が立つし、国民生活を心配している。




http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/691.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 次期参院選では、2017年の都議選のように、自民が大敗する可能性がある:れいわ新選組が都民ファーストの会と同様に浮動層の受け皿になるかもしれない(新ベンチャー革命)
次期参院選では、2017年の都議選のように、自民が大敗する可能性がある:れいわ新選組が都民ファーストの会と同様に浮動層の受け皿になるかもしれない
https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/37864522.html
2019/7/3(水) 午後 5:30 新ベンチャー革命 2019年7月3日 No.2390


1.安倍氏に毛嫌いされている朝日新聞はなぜ、安倍自民を応援しているのか

 本ブログ前号(注1)にて、朝日新聞が参院選を控えて、若者の安倍自民支持が多いと報じている話題を取り上げました。

 ネットでは、朝日の特集記事は、安倍自民が、若者層を取り込むキャンペーンとして秘かに依頼したのではないかという指摘があります(注2)。

 いまどき、新聞や週刊誌を読んでいるのは中高年以上であり、大半の若者は読まないのではないでしょうか。

 朝日のネット記事も有料ですから、若者はそこにアクセスしないでしょう。

 もしそうなら、上記、朝日の特集記事を若者の多くは読まないわけであり、この記事を見て、自分も安倍自民候補に投票しようと思う若者はほとんどいないということになります。

 上記の記事作成に奔走した朝日の記者は、骨折り損のくたびれもうけなのではないでしょうか。

2.今、話題の“れいわ新選組”はいまどきの若者の投票受け皿となるのか

 昨日、筆者の家の郵便受けにも、れいわ新選組のビラが投げ込まれていました。ということは、れいわ新選組は全国規模で、広報活動を展開していることを意味します。

 2億円超の寄付金が集まったそうですから、全国規模の広報活動が可能だということです。

 ネットアクセスする若者は、みんな、れいわ新選組を知っていると思われますが、あまりネットアクセスしないで、テレビや新聞の情報しか見ない国民は、ほとんど知らないのではないでしょうか、なぜなら、大手マスコミは、れいわ新選組をまったく、取り上げないからです。

 さて、日本全国には、上記、朝日の記事で取り上げた安倍自民支持の若者が無限に潜んでいると思われます。

 このような若者は、筋金入りの固定的な安倍自民支持者ではないわけですから、次期参院選までに、れいわ新選組の存在を知れば、簡単に投票先を安倍自民候補から、れいわ新選組候補にチェンジしそうです。

 そう言えば、2017年の都議選のとき、安倍氏の一言“あんな人たちに負けるわけにはいかない”が都民を激怒させ、自民が大敗し、小池都知事のつくった都民ファーストの会が大勝しています(注3)。

 この例からわかるように、れいわ新選組が、うまくやれば、都民ファーストの会と同様、安倍自民を大敗させることも可能でしょう。

3.安倍自民を消去法で支持する国民は、受け皿ができれば、瞬く間に投票先をチェンジする

 電通の世論調査では、いつも、安倍内閣支持率が50%前後となっていますが、世論調査会社から電話を受けた人の話では、反自民を明確にした国民は、調査対象からはずされるようですから、安倍内閣支持率の世論調査結果はまったく、信用できません。安倍自民の固定支持層は、有権者の20%前後でしょう(注4)。

 そして、この厳しい現実を安倍自民はすでに知っているでしょう。

 次期参院選にて、安倍自民が恐れているのは、既成の野党ではなく、むしろ、新党のれいわ新選組の方ではないでしょうか。

 有権者の大半は、固定的な安倍自民支持層ではなく、いわゆる浮動層ですから、野党が嫌いで、安倍自民を消去法で支持すると答えている国民の多くは、受け皿の新党であるれいわ新選組に1票投じる可能性は大です、2017年都議選において都民ファーストの会が大勝したように・・・。

注1:本ブログNo.2389『朝日新聞の調査によれば、日本の貧困層の若者はみんな、安倍自民を漫然と支持している:彼らはなぜ、自分が貧乏なのかまったくわかっていない!』2019年7月2日
https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/37863883.html

注2:ネットゲリラ“日本の余命はあと三ヶ月”2019年7月3日
http://my.shadowcity.jp/2019/07/post-15393.html

注3:2017年東京都議会議員選挙
https://ja.wikipedia.org/wiki/2017%E5%B9%B4%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E8%AD%B0%E4%BC%9A%E8%AD%B0%E5%93%A1%E9%81%B8%E6%8C%99

注4:本ブログNo.2233『高知新聞の安倍内閣支持率は26%、NHKのそれは43%:NHKは、国民はアホーだと言っている等しい、国民を舐めるにもほどがある!』2019年1月19日
https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/37693946.html




http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/692.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 「いま行われている政治は裏切りだ」 れいわ・山本代表(朝日新聞)
朝日新聞デジタル 2019年7月4日20時20分

https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190704002056_comm.jpg
新宿駅で第一声を上げる「れいわ新選組」の山本太郎代表=2019年7月4日午前11時6分、東京都新宿区西新宿1丁目、江口和貴撮影

 いま行われている政治は完全に皆さんへの裏切りだ。20年以上続くデフレを続けてきたのは、明らかに自民党の経済政策の誤りの連続なのではないか。格差は広がり続けるばかり。この資本主義の格差の広がりを是正できるのは、政治という存在なのではないか。

 消費税は増税ではない。腰の引けた野党が言っているような、凍結でもない。減税しかない。20年以上続くデフレから脱却するためには、景気を良くする必要がある。消費が喚起されなくてはならない。強制的な物価の引き上げで実質賃金も下がり、お金がなくて物が買えないという状況を解消するためには、まず強制的に物価を引き下げる。つまりは消費税減税をまずする。これが何よりも必要だ。(東京・新宿駅前)

https://www.asahi.com/articles/ASM743HVWM74UTFK010.html


新着ニュース一覧

首相の演説日程、また非公表 抗議活動・ヤジを懸念?(7/4 20:25)
党首第一声 「いま行われている政治は裏切りだ」 れいわ・山本代表 (7/4 20:20)
党首第一声 「安倍政権下で国民の暮らし壊された」社民・吉川幹事長 (7/4 20:20)
党首第一声 「今の時点での消費税増税は安易だ」 維新・松井代表 (7/4 20:20)
党首第一声 「安倍政治サヨナラの審判下す選挙に」共産・志位委員長 (7/4 20:20)
党首第一声 「正直な政治と生活の安心取り戻そう」 国民・玉木代表 (7/4 20:20)
党首第一声 「政治のバージョンアップ、皆さんと」 立憲・枝野代表 (7/4 20:20)
党首第一声 「世界であつれき、日本が対話で協調を」公明・山口代表 (7/4 20:20)
党首第一声 「力合わせ、政治の安定を確保していく」自民・安倍総裁 (7/4 20:20)
 
http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/693.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 室井佑月「そして歴史はくり返す?」〈週刊朝日〉

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室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。「小説新潮」誌の「読者による性の小説」に入選し作家デビュー。テレビ・コメンテーターとしても活躍。自らの子育てを綴ったエッセー「息子ってヤツは」(毎日新聞出版)が発売中


       
       イラスト/小田原ドラゴン


室井佑月「そして歴史はくり返す?」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190703-00000007-sasahi-pol
AERA dot. 7/4(木) 7:00配信 週刊朝日  2019年7月12日号


 作家・室井佑月氏は、「非正規労働者」を官僚が言い換えたことについて、疑問を呈する。

*  *  *
 6月21日付の東京新聞にこんな記事が載った。

「格差隠し 言葉すり替えか」という見出しの。

 発言があったのは19日の野党合同ヒアリング。厚生労働省の伊沢知法年金課長が非正規労働者への厚生年金適用について説明する中で「最近『非正規というふうに言うな』と大臣から言われている」と述べ、「フルタイムで働いていらっしゃらないような方々」と言い換えた。

 言い換えで、非正規労働者の境遇が改善するわけでもない。所得が正規より低く、国民年金であろう非正規労働者の老後資金の問題まで出てくるとヤバいから? その前日、朝日新聞デジタルに、「『年金給付水準の低下』原案から削除 財政審が配慮か」という記事が載った。「財政制度等審議会(財務相の諮問機関)が麻生太郎財務相に提出した建議(意見書)で、原案にあった『将来の年金給付水準の低下が見込まれる』『自助努力を促すことが重要』との文言が削除されていたことがわかった」という。

 こちらも、財政審がでたらめな話し合いをしていたというのでもなく、言葉を削除しただけで、なんら我々の未来の状況が変わるわけでもない。

 厚労省の職員や財政審委員の方々が置かれている立場もわかる。安倍首相や麻生大臣はおっかないのだ。逆らうにはそれなりの覚悟がないとできないに違いない。

 けど、考えて欲しい。あの二人は、これからお金に苦労することなんてないんだろうと思われる。その逆で今回、無いことにされた、無いことにされそうな人々がたくさんいる。問題があるのにその問題を無視することは、問題の渦中にいる人たちに対し、勝手にしろといっているのとおなじことだ。彼らの場合、それは死活問題となる。

 政治家の選挙と人の命、どちらが大事かはいうまでもない。本来、政治とは世の中の弱者を救うためのものではないのか?

 森友学園、加計学園、自衛隊の日報問題、金融庁の報告書の受け取り拒否、財政審の意見書の言葉隠し……。公的な文書の改ざんや隠蔽は、書こうと思えばまだまだある。それがどんなに危険なことであるか。どんなに愚かなことであるか。

 権力者への過剰な忖度もそうだ。この国は戦後、陸海軍や内務、外務、大蔵各省など、日本のあらゆる組織が公文書を焼いてしまった。当時の閣議でそうせよと決めたことだ。

 その結果、戦争を美化するものや歴史修正主義者が生まれた。国が強いた個人に対する酷いことや、都合の悪い記録が消されたことは大きい。

 今は、国のために血を流せと発言する政治家まで現れた。国のことをまず考えろと。統治するものにとってその考えが浸透するのは、楽に違いない。

 そして、弱者は見殺しにされる。酷いことだと思っても、声をあげづらい世の中ができあがる。















































http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/694.html

記事 [政治・選挙・NHK262] れいわ新選組、山本代表比例順位3位。そこに山本氏の決意と自信が見える。(かっちの言い分)
れいわ新選組、山本代表比例順位3位。そこに山本氏の決意と自信が見える。
https://31634308.at.webry.info/201907/article_4.html?1562242896

参議院選挙が今日告示された。各党の代表がマスコミに出て、それぞれの主張を行っている。この中にれいわ新選組はいない。山本代表から、選挙区、比例区の割り振りが発表された。創価学会壮年部の野原氏が東京選挙区で、山本代表は比例区に回る。そこで驚いたのが、山本氏は比例順位が3位としたことだ。1、2位は、以下の人である。

ふなご やすひこ氏
難病ALS当事者

木村 英子氏
全国公的介護保障要求者組合・書記長
全都在宅障害者保障を考える会・代表
自立ステーションつばさ・事務局長

山本氏としては、相当のリスクを負った決断である。個人的には比例で3人とはそう簡単な話ではない。準備期間、運動期間が十分あればかなり浸透するだろうが、マスコミの露出度がまだ十分ではない。ふなこ氏、木村氏は通るだろう。もし、そうなったら国会の設備、装備が大きく変わらなければならない。ふなこ氏も木村氏も車椅子、ベット車となり、それらの器具が入れる、稼働出来るように整備しなければならない。国会がそういう意味でも改革されることになる。

山本氏以下の4位以降の名簿順はどうなっているのか?蓮池透氏、やすとみ氏どうなるのか。大変である。10人の内で5名が入れば奇跡に近いと思われる。5人当選すれば政党となる。そうなれば、次期衆議院選挙でまた大きく変わるだろう。山本氏ほどまあまあの無い人である。なら、がりがりの左派かというと、超現実主義者、元自民党最年少幹事長であった小沢氏の片腕であった人である。山本氏の目指す政治は、左右の主義ではなく、上下主義が基本である。つまり、富めるものに対する貧するものの立場である。強者に対する弱者の立場である。多数に対する少数者の立場である。

「れいわ」が増えることは、弱者、貧する者の反乱が起こり日本の政治が変わるきっかけを与える。

http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/695.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 参議院選挙で日本を安倍自公亡国政権から国民の手に取り戻そう。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/07/blog-post_65.html
7月 04, 2019 日々雑感(My impressions daily)

 今日が参議院選の告示日だという。盛り上がりに欠けるのは政権選択選挙でないためなのかも知れない。あるいは安倍自公政権が徹底して国会を閉会して各種審議をしなかったためなのか。

 それとも野党が結局統一公約の一つとして作れなかったという「野党ゴッコ」に野党が終始したからなのか。つまり野党が連合戦線を組まない限り安倍自公政権が安泰だという状況に変わりないからだ。

 シラケ切った国民世論で選挙になるのだろうか。相変わらず安倍氏は消費増税10%を公約にして、その見返りに最低年金を年6万円上げる、と息巻いている。月額に直せば5000円だ。5000千円など、今どきの中学生でも喜ばない。

 なぜ最低年金を生活保護費以上にする、と公約する政党が一つもないのだろうか。暮らせない年金は死ぬまで働け、もしくは働けなくなったら「死ね」ということに他ならない。

 ネットでは年金問題を世代間戦争であるかのように考える若者が多いが、若者はいつまでも若者ではない。いつかは高齢者となり誰もが体に不具合を抱えるようになる。そうした時に「年金なんて当てにならない」と嘯いていられるのか。

 そして消費税を10%にしなければ福祉財源がないとはおかしな話だ。国民から徴収する税は何のために使われているのか。国家予算に占める割合で福祉予算が最大だとしても、それ以外の使途に何があるというのか。国土保全と防衛費でせいぜい使っている予算は十数兆円だ。

 公債費と称する国債金利の支払いがある、というが、支払金利の半分は日銀に入り、その大半は余剰金として国庫へ返還される。つまり公債費の約半分は見せかけに過ぎない。

 そうしたレトリックに満ちた国家予算をマスメディアが解剖して解説しようとしない。そして公債費が国家予算を圧迫する、と飛んでも理論を展開する。米国から入って来たMMT理論をマジメに解説するマスメディアが皆無なのも財務省の報道管制なのかと疑ってしまう。

 日本国民は肝心な所を知らされないで、嘘にまみれた「テレビ解説」に騙されて、亡国政権に他ならない安倍自公政権の存続を許してきた。これからも日本をグローバル化政治に委ねて衰退させるのか、それとも日本を日本国民の手に取り戻すのか、それが問われる選挙だ。



http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/696.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 日本の未来を語らない安倍晋三首相の存在感は丸で無く、山本太郎参院議員が、「れいわ新選組」を立ち上げ、「3億円」の浄財(献金)を短期間に集めて、全国的に人気上昇中だ(板垣 英憲)
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/fab9b24de7ed063f106a328f3d527397
2019年07月04日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 「一日も早く安倍の顔を見ないでも済む日常にして欲しい」−両親の介護を抱えて忙しい女性軍の率直な印象である。最近は、「反社会的集団」との関係を糾弾されて、「無期限謹慎処分者」を出した吉本興業のお笑い芸人と区別がつかなくなった安倍晋三首相のことだ。国民有権者に好印象を植え付けようと懸命なのは、よくわかるけれど、「昭和の妖怪」と呼ばれたのは、祖父・岸信介元首相だったけれど、「令和の溶解=解けて無くなる」のは、安倍晋三首相だ。「孫悟空」のドラマに出てくる「妖怪変化」によく似ている。7月3日午後1時5分からの「党首討論会」(日本記者クラブ、NHK)の印象であった。5党首の真ん中にいて、日本の未来を語らない安倍晋三首相の存在感は丸で無く、司会者が、森友学園問題を追及したとき、「印象操作するな」と色をなして怒ったときの興奮状態だけが、最も印象的だった。山本太郎参院議員が、「れいわ新選組」を立ち上げて、一般の国民有権者から、「3億円」の浄財(献金)を短期間に集めて、4日公示・21日投開票の参院議員選挙に突入し、全国的に喝采を集めて、俄然人気上昇中だ。



http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/697.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 民主党の社民党化<本澤二郎の「日本の風景」(3364)<ゆでガエル気分の労働貴族の連合か>
https://ameblo.jp/honji-789/entry-12490005788.html
2019-07-04 10:37:57 honji-789のブログ

<ゆでガエル気分の労働貴族の連合か>

 人間は耐える動物であるが、それも限界がある。日本人にとって、それは10%消費税と姥捨て山の年金制度である。このことに点火すれば、日本列島は動くだろうが、政府与党にとって幸いなことは、野党がゆでガエルのように変革羽が働こうとしていないことだ。昨日、民主党の支持母体ともいえる連合人事が明らかとなった。現状維持という。労働貴族化して久しい連合に期待するほうが間違いなのだろう。安倍晋三が、内心してやったりと舌打ちした7月3日となった。民主党を名乗る二つの政党の社民党化・米粒政党を予感させる?今日7月4日は参院選公示の日である。

<組合組織率17%の戦わない労組に明日はない>

 「連合の罪と罰」(データハウス)を書いて、もう何十年だろうか。

 60年代、70年代を膚で感じて生きてきた日本人の多くは、社会党を支え、国民に寄り添った総評が、本当に懐かしい。いまや思い出でしかないが、総評こそが、国民生活に根を張った労働者の組織であった。

 これをぶち壊した人物は、まだ生きている。中曽根康弘とナベツネら極右・国家主義の面々である。

 今朝ほど電話してきた友人は「連合の組織率17%。話にならない。労働組合の苦労や責任について何もわかっていない」といって嘆いた。戦わない労組と政党に明日はないだろう。

<地に落ちたままのナベツネ下の日本記者クラブ>

 「おかしい」というのは、連合だけではない。言論の殿堂である日本記者クラブにもいえる。

 ナベツネの意向が反映されて久しい日本記者クラブに、なにがしかの評価できるものは正直ない。言論の自由を確保するという観念さえ欠落してしまった、というよりは、悪しき極右権力の宣伝に堕してしまっている、と見られている。

 当初、理解できなかったが、マスコミを「マスゴミ」と表現されるようになっていることに腰を抜かしたものである。

 権力を監視するという一線を守れないジャーナリズムは、テレビどころか新聞のほとんどに及んでいる。そう信じている国民は、日刊ゲンダイを買ったらいい。

 若いころのナベツネを面倒を見ていた宇都宮徳馬さんは、店頭販売の日刊ゲンダイを、わざわざ国会の事務所で購読していた。

<アベ宣伝一色の党首討論会と酒のつまみの野党党首>

 昨日午後、NHKが生放送した党首討論会は、相変わらずのナベツネ流のそれだから、さしたる視聴率とはいえなかったろう。ナベツネの子分の言動は、いつもながら聞くに堪えなかった。米民主党の大統領候補選びに肩を並べるどころではなかった。

 これも偶然なことに雨天で外に出ることができない。ソファに寝転んで、ラジオを聞いてしまったための評価である。

 結論を言うと、アベ宣伝一色の党首討論会だった。党首対等であるべきだが、そうしなかった。アベ宣伝になるように仕組まれたルールでの、実にみっともよくない討論会だった。

 野党党首は差別されていた。酒のつまみ程度でしかなかった。確かアベが震えるモリカケ醜聞質問は、たったの1回だけだった。TBS山口強姦魔質問は、今回も出なかった。

<改憲宣伝ばかりでF35追及はゼロ>

 清和会OBは「10%消費税は10年変わらない、と公約した小僧の約束を、国民はどう受け止めたのであろうか。10年後にまた上げるというわけだから話にならない」と怒った。10年後を予測できる日本人は一人もいない。

 「消費税をゼロにして消費の拡大を図れ」という正論をだれも質問しなかった言論人は、相当の高給取りに違いない。2000万円問題無縁の記者たちばかりだった。

 深刻化している年金問題の追及も少なかった。日本記者クラブの安倍よりの成果である。とことん追及すれば、野党壊滅の危機はなくなるのだが、代表質問者に反骨のジャーナリストはいなかった。

 日本の福祉を崩壊させている元凶は、超軍拡の安倍政治である。象徴が「空母出雲」やF35、イージスアショアなど莫大な武器購入にあるのだが、この点を追及した野党党首も記者クラブ代表質問もなかった。国民と乖離しているのは、政党とマスゴミということになろうか。

 韓国との経済戦争と選挙の関連での追及は、即極右の歴史認識にあるのだが、それもなかった。

 「皇位継承の166億円、100億円近いG20工作に呑み込まれた日本記者クラブか。まともではない」との事情通の吐き捨てるような評価を、民衆はどう評価するであろうか。

2019年7月4日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/698.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 安倍、守りと逃げの姿勢が目立った党首討論。都合悪いと「印象操作」と文句。野党共闘で一撃を(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/28441879/
2019年 07月 04日

 今日7月4日、参院選が告示された。21日に投開票される。

 細かい議席数の話は、また追々書いて行きたいと思うのだが・・・。mewの目標が「安倍自民党の議席を一つでも多く減らすこと」であることは言うまでもない。(**)

 昨年、自民党の選挙区の都合によって、参議院議員の定数が全体では248に増えることに。そのため、今回の改選数も125に増加する。(-"-)

 自民党は6年前の参院選で予想外の大勝をして過去最高の65議席を獲得したのだが。(現有は66議席)今回は、そこまでの勝利は困難だと判断しており、最悪でもマイナス10議席程度におさえたいと考えているようだ。^^;

<安倍総裁は、とりあえず控えめに、自公与党で過半数の議席をとることを目標に掲げている。これだと当選者が20人以上減ってもいいわけで。ハードル低過ぎ〜。(>_<)>

 昨日3日には、日本記者クラブで与野党6党の党首討論が行なわれたのだが。自民党の安倍総裁は、かなり守り&逃げの姿勢をとっているように見えた。(・・)

 冒頭に掲げたボードでは「安定した政治」と記述。もうこれぞという売り物がなくなってしまったせいか、今後、自民党がいかに国民にとってプラスの政策を行なって行くかというよりも、この6年の実績をアピールする方に力を入れるしかない感じが。<今後は尚更に経済成長を期待できないしね〜。(-_-;)>

 あとは、ともかく野党の批判、野党共闘の問題点などを取り上げて、相手の勢いをダウンさせるという戦法に出ていたように思えた。(ーー)

<たとえば、またどこかのTVでやるかも知れないが。安倍自民党は以前から、自衛隊を違憲だとする共産党と他の野党が選挙で共闘するのはおかしいと批判しており、今回もその点をしつこく突っつくつもりの様子。立憲党の枝野代表に「福井県で出馬する共産党候補に投票するのか」と細かいことをきいたりとか。たぶんニコ動やTBSの討論でもきいてた。)TBSでは、枝野氏は「野党統一候補には投票する」ってきっぱり答えていたのだが、それでいいと思う。(++)>
 
 唯一、憲法改正(特に9条)には前向きな姿勢を示していたけど。連立を組む公明党が改憲(特に9条)消極的だし。(維新も9条より教育無償だし。)国民も改憲への関心はそう高くはないので、チョット浮いてしまう感じが。(~_~;)

 そして自分にとって都合の悪い質問は、(国会と同様に)論点をずらして、きいてもいないことを語って、とりあえず逃げる。

 森友学園の問題に触れると「朝日新聞が〜」と言い出したり、いくつかの政策についての賛否を問うと「印象操作だ〜」と文句を言って、話をそらす形で逃げようとするわけで。

 その光景は、ひとりの国民として、ちょっと情けないような感じもしたし。野党やメディアがしっかりと問い詰めて、ずっこな逃げ切りを阻止して欲しいと思う。(**)

<たとえば、記者クラブが、各党首に女系天皇や原発の新増設、選択的夫婦別姓などの賛否について挙手を求めたら、安倍総裁は挙手をせず。「政治はイエスかノーかではない。政策的な議論をしなくてはならない」「何か意図を感じるなあ」「印象操作はしないでほしい」などと文句をつけて、賛否をきちんと明らかにしようとしなかった。

 ちなみに、これらのテーマは国民や野党では(公明党もかな?)賛成が多いのだけど、自民党、特に超保守派には反対が多いので、安倍総裁は立場的に答えるのが難しくって。結局、都合が悪い質問なのよね。(-"-)>

<公明党って確かに小さな声をよく聴いているのだけど。結局、国政では自民党の大きな声に負けちゃうのが困りもの。>

『「年金」「憲法」「消費税」 与野党党首らが論戦

 参議院選挙の公示を4日に控え、与野党の7人の党首らが都内に集まり、討論に臨みました。年金や憲法など、どんな論戦となったのでしょうか。

 日本記者クラブの討論会に集まった7党の党首ら。まずは、選挙で訴えたいテーマを掲げました。

 「我が党の主張は、『政治の安定』を訴えていきたい」(自民党 安倍晋三総裁)

 「国民の声を聴くということ。この小さな声を聴く力があるということが、政治に信頼と希望を生む」(公明党 山口那津男代表)

 「残念ながら、生活の不安を抱えている方がたくさんいる。皆さんの生活を防衛するための第一歩を示す選挙にしていきたい」(立憲民主党 枝野幸男代表)

 「アベノミクスに代わるアベノミクスの次の政策として、『家計第一』の経済政策を訴えたい」(国民民主党 玉木雄一郎代表)

 「暮らしを支える社会保障を築く。大学の学費は直ちに半分無料を目指す。財源は富裕層と大企業への優遇税制を正して賄う」(共産党 志位和夫委員長)

 「2012年、自民党、公明党、民主党で、復興増税ならびに消費税増税が決定された。身を切る改革なくして消費税増税、これを止めていきたい。凍結していきたい」(日本維新の会 松井一郎代表)

 「今、必要なことは、憲法を変えることではなく、憲法をうまく活かすこと。これを強く訴えていきたい」(社民党 吉川元幹事長)

 この後、各党首らは個別に質疑を行う形で論争を行いました。玉木代表は年金問題で安倍総理に挑みます。

 「(厚生労働省の調査で)公的年金だけで収入100%という方が51.1%。生活が苦しいという方も半数を超えている。本当に貧困高齢者を救うことができるのか」(国民民主党 玉木雄一郎代表)

 「いかに1人1人に着目しながら支援をしていくのかということの中で、我々は消費税を活用して、年最大6万円、低所得の方に支給をしていく」(自民党 安倍晋三総裁)

 一方、安倍総理は、立憲民主党などが進める野党共闘について、政策が異なる政党が統一候補を立てるのは「不誠実」と枝野氏をけん制しました。

 「当面問われている最重要の課題は、生活防衛である。生活防衛という観点においては、5党1会派が完全に一致している」(立憲民主党 枝野幸男代表)

 公明党の山口代表は、安倍総理が目指す憲法改正について、慎重姿勢を改めて繰り返しました。

 「与野党を超えて、議論をしっかり深めて、国民の認識を広めることが大事」(公明党 山口那津男代表)

 消費税率について安倍総理は、10月に予定される10パーセントへの引き上げ以降は、自分の政権で引き上げることは「まったく考えていない」と訴えました。最後に各党首らは、女系天皇や原発の新増設などの賛否について挙手を求められましたが・・・

 「あまりにも単純化して、ショーみたいにするのはやめた方がいい。政策的な議論をしないと。イエスかノーかということでは政治ではない」(自民党 安倍晋三総裁)

 参院選挙は4日公示。各党の論戦がいよいよ始まります。(TBS19年7月3日)』

 安倍総裁は森友学園の問題についてきかれ、こんな風に対応をした。^^;

<ちなみに「安倍晋三記念小学校」というのは、朝日新聞の捏造ではなく、もともと籠池理事長(当時)が話していたこと。寄付金払い込みの用紙にも、当初、「安倍晋三記念小学校」と記されていた。学校名のことは、籠池氏本人が国会でも語っている。(・・)でも、ウヨはとりあえず「朝日新聞が〜」って言えばOKだと思ってるのよね。^^;>

『安倍首相「直接関与の証拠なし」=モリカケ問題、朝日を批判【19参院選】

 安倍晋三首相は3日の日本記者クラブ主催の党首討論会で、森友・加計学園問題を振り返り、「国会で相当議論し、私も真摯(しんし)に答弁した。その結果、私も妻も直接関わっていたという証拠が何一つなかったのは事実だ」と述べ、潔白だったと強調した。
 
 首相は、森友学園側が新設予定だった小学校に関し「朝日新聞は『安倍晋三(記念)小学校』があったという記事を書いたが、訂正していない。自分たちが間違えたことは全く関係ないという姿勢はおかしい」と批判した。 

 一方、日本維新の会の松井一郎代表は、北方領土を戦争で奪還する趣旨の発言などをした丸山穂高衆院議員(除名)ら党関係者の不適切な言動が続いたことを踏まえ、候補者選定に万全を期すと表明。同時に「われわれは小さな政党だから、とんでもないと言われるような人が目立つが、どの政党にもそういう人たちはいる」と指摘した。(時事通信19年7月3日)』

* * * * *

 そして、質問方法に文句(言いがかり?)をつけていた件に関して。

『安倍首相「印象操作しないで」討論会でぼっち状態

 安倍晋三首相(自民党総裁)は3日、都内の日本記者クラブで行われた7党の党首などによる討論会で、挙手によって賛成か反対かを示すよう求めた質問形式に対し、「印象操作はしないでほしい」などと、不満を表明する場面があった。

 女性天皇や女系天皇を認めるかどうかや選択的夫婦別姓の導入、原発の新増設は認めない、LGBT(性的少数者)の法的権利を認めるかどうかについて、クラブ側が質問、7人に挙手で賛否を示すよう求めた。

 その結果、原発新増設、選択的夫婦別姓の質問については首相だけが手を挙げずに、「ぼっち」の状態に。連立与党を組む公明党の山口那津男代表との間でも、賛否が割れる形になった。LGBTの質問については、首相と山口氏以外が、挙手で賛成を示した。

 首相は「政治はイエスかノーかではない。政策的な議論をしなくてはならない」「何か意図を感じるなあ」と、質問の方式に進行に注文を付けたが、クラブ側は、質問の内容についてきちんと説明しているとした上で「説明をしないで挙手してほしいと言っているのではない」と応じた。

 首相は「今の段階では答えられなくても、直ちにノーではない」とも訴えた。(日刊スポーツ19年7月3日)』

 でもって、当ブログでは、参院選の期間中、アンチ安倍&自民党として、積極的に彼らをディスって行くと共に、いいな〜と思う政党や候補者をプッシュして行きたいと考えているmewなのである。(@@)

 THANKS



http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/699.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 創価学会 池田後継者は山口か野原か 殺人オーラの中 


創価学会 池田後継者は山口か野原か 殺人オーラの中
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51972397.html
2019年07月04日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


野原善正(令和新選組)
擁立会見をみた 彼は 腹と目が座り 声が太い

@
創価学会は軍隊組織でもあるが 野原氏は沖縄創価学会の30%を切り崩し
デニー知事誕生になった
A
創価学会=池田氏であり 池田看板を利用し 
打算権力が池田の体内を汚染しつくした 
B
スマホで山口記名撮影を強要する事態は必ず問題化する
ユーチューブでもツイッターでも ボタン告白簡単すぎるから
C
創価学会対立組織顕正会が参戦するだろう
ポストに入った機関新聞の主張は 難病克服が大黒柱記事だから
更に太郎は野原氏は仏教界の魂をゆすぶる

令和新選組には人だかりができる
公明党は山口は動員力がある

東京のど真ん中 有楽町で今日から
プロレスでない がちんこの
池田後継者は山口か野原かだ

野原は裏がないから 聞こえがいい
山口は弁護士だから 口が廻る
どうなることやら



れいわ新選組🐾秋葉原!2019年7月4日

※6:13〜 野原善正候補演説 再生開始位置設定済み















http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/700.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 露骨な国民騙しの美辞麗句 安倍自民の公約は嘘ばかり<中>改憲争点と言いながら、勝敗ラインは過半数という身勝手(日刊ゲンダイ)


露骨な国民騙しの美辞麗句 安倍自民の公約は嘘ばかり<中>
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257552
2019/07/04 日刊ゲンダイ 文字起こし


(自民党令和元年政策パンフレットより)

改憲争点と言いながら、勝敗ラインは過半数という身勝手

「目標が〈与党で過半数〉でどうやって改憲できるのか」――。

 3日の日本記者クラブ主催の党首討論会で代表記者に突っ込まれた安倍は、「与党ということではなくて、与野党で3分の2を形成する努力をしていきたいと言っている」とグニャグニャ。

 安倍は、参院選で改憲を公約に掲げ、憲法審査会での国会審議に応じない野党をヤリ玉に挙げて、「議論しない政党か、正々堂々と議論する政党か、それを選ぶ選挙だ」とエラソーにブチ上げたクセに、勝敗ラインは、非改選含め与党で過半数。公明党が目標の13議席取ると仮定すると、自民は改選67議席から27減らしても到達可能だ。改憲発議に必要な3分の2(86議席)に遠く及ばない。

 40議席でも勝利という低いハードル設定は自信のなさの表れ。議席を減らした後の“安倍降ろし”への予防線だが、本気で改憲を目指すなら、有権者に堂々と訴え、3分の2議席維持を訴えたらどうだ。

「争点の年金問題は安倍首相にとっての“鬼門”。そこで改憲論議を持ち出し、争点隠しを狙っているのでしょう。それに手を貸しているのがメディアで、討論会などで、必ず改憲をテーマに取り上げます。国民の関心が高い年金や消費税などのテーマの時間を削って改憲を扱うのは、安倍首相の争点隠しに加担していることにもなります」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法)

 安倍の身勝手さを許してはいけない。


中身はスカスカ(C)共同通信社

非正規、中小企業にとっては地獄の1丁目から2丁目に

 党首討論会でアベノミクスの行き詰まりを問われた安倍は、「380万人の雇用を新たにつくった。金融政策によって雇用がつくられた」と強弁。公約集にも性懲りもなく「アベノミクス6年の実績」を列挙しているが、安倍政権下で庶民生活が苦しくなったのは周知の事実だ。

 実質賃金は0.7%下落。非正規雇用は220万人も増え、年収200万円以下のワーキングプアも100万人以上増えている。賃金は下がり、不安定雇用を増やしただけなのだ。

 その批判に、安倍はこれまで総雇用者所得が増えたと反論してきたが、2日発表の「国民生活基礎調査」によると、17年の1世帯当たりの平均所得は前年比8万円も減っている。生活が苦しくて働きに出ても世帯所得は減っているのが実態なのである。

 さらに、今、中小企業は完全に失速している。世界経済減速、消費低迷、人手不足、賃上げ圧力、原材料高騰――。6月日銀短観の中小企業・製造業の業況判断指数は7ポイント悪化のマイナス1に。16年9月以来のマイナス圏に落ちてしまった。

 安倍が株価をつり上げ“好景気”を演出しても、非正規や中小企業はすでに「地獄の1丁目」に立たされている。

「このタイミングで消費税を10%に上げると大変なことになります。昨年来の値上げラッシュで悲鳴を上げている中の増税で、ワーキングプアの方は生きていくのも大変になる。不況下で、真っ先にクビを切られるのも非正規です。輸出・大企業は外需で乗り越えられても、体力のない中小企業は太刀打ちできないでしょう」(経済評論家・斎藤満氏)

 非正規や中小企業は「地獄の2丁目」行きを余儀なくされる。


女性議員は少数派だが…(C)日刊ゲンダイ

明治への憧憬政権が女性活躍とうたう大笑い

 安倍は口を開けば「女性の活躍」「女性が輝く社会」と女性が喜びそうなスローガンを連発し、参院選の公約パンフレットにも「指導的地位に占める女性の割合を3割にする」などと掲げている。

 しかし、本気で「女性活躍」など考えていないことは明らかだ。

 ホンネが表れたのが先月30日に行われたネット党首討論だ。立憲民主の枝野代表に「選択的夫婦別姓は女性の社会参画に不可欠ではないか」と詰め寄られるや、「(夫婦別姓の是非は)いわば経済成長とは関わりがないというふうに考えています」と明言を避けた。

 さすがにこの安倍発言には、ネット上で批判が噴出。〈経済成長の役に立たないのなら女性の権利はどうでもいいと思ってるわけですね〉〈選択的夫婦別姓という人権で考えないとならない問題を、「経済成長としての課題ではない」という理由でまともに対応しない人物が推進する男女共同参画社会とは〉と痛烈だ。

「安倍首相の正体見たりです」とは元衆院議員で政治学者の横山北斗氏。

「彼のホンネは経済界のために女性を働かせて労働力不足を補いたいということ。何でもいいから女性に働きに出てもらいたいのです。そのために『女性の活躍』みたいな進歩的に聞こえる言葉を使い、女性票の獲得にも利用しようという魂胆です」

 安倍自民党の本音は時代の進歩ではなく、歴史の逆戻りなのだ。

「自民党議員の多くは、女性より男のほうが上だという考えが意識の根底にあるのです。だから妻が夫の姓を名乗る社会を存続させたい。江戸時代や明治時代のような女性が男に帰属する社会に戻したいというのが本音です」(横山北斗氏)

 3日の党首討論では「選択的夫婦別姓を認める」という項目で、安倍だけが手を挙げなかった。「女性活躍」は歴史の大ウソ。騙されてはならない。







 



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記事 [政治・選挙・NHK262] 「安倍政権支持」の空気(朝日新聞)
朝デジまとめ
作成:2019年7月3日

第2次安倍内閣の発足から6年半。さまざまな不祥事に揺れ、野党から厳しい批判を受けながらも支持率は一定の水準を保ち続けている。なぜか。ゆるやかに漂う「安倍政権支持」の空気を追った。(全3回)

[1] 若者 「政治が助けてくれるとは思えない」
朝日新聞デジタル 2019年7月1日08時00分 石川瀬里、渡辺洋介

https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190630001689_comm.jpg
自民党総裁選最後の街頭演説に集まった支援者たち=2018年9月19日、東京・秋葉原、仙波理撮影

「僕が生きていけているので」 若者に際立つ安倍政権支持

 毎日欠かさずチェックするのは株価のチャート。米国の雇用統計も注視する。空き時間は外国為替証拠金取引(FX)の勉強に充てる。新聞もテレビもネットニュースも見ない。都内の男性(25)は、ベンチャー系のマーケティング会社で働く。「貯金しても無駄。今は借金してでもFXにつぎ込みたい」

 率直に聞いてみた。政治に対して、どう思うのか。「安倍さんはがんばっているんじゃないですか?」。なぜ。「うーん、なんでだろう……」。そして、しばらく考えてから言った。「僕が生きていけているので。それに日経平均株価もいいし」

     ◇

 安倍内閣の支持率は、18〜39歳の男性で際だって高いのが特徴だ。朝日新聞の世論調査で過去3年の平均をみると、18〜29歳の男性は57・5%、30代男性は52・8%。男女の全体は42・5%だった。さらに、閣僚らの不祥事が起きても、この世代の支持率は一時下がってすぐに回復する。

 社会保障などで将来に回されたツケを負担する若い人々が、いまの政治を支持する理由を知りたい。そう思って街角で話を聞き続けるうちに出会ったのが、この男性だった。

 生まれ育ったのは、東京から北…こちらは有料会員限定記事です。残り:1171文字/全文:1729文字


[2] 貧困 「あれこれ言う前に自分を鍛えなきゃ」
朝日新聞デジタル 2019年7月2日05時00分 一色涼、福井悠介

https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190701004481_comm.jpg

この貧困、自己責任だもの 格差認め自民支える若者たち

 深夜。東京・銀座のブランドショップ。華やかな服やカバンが並ぶ、客の消えたフロアに作業服を着た男たちが集まってきた。モップを構え、日が昇るまでに床や壁を磨き上げる。アルバイト代として支払われるのは、5時間で約7千円。朝方、スーツを着た人の波に逆らって、寮に戻る。バイトの同僚と2人部屋。コンビニやスーパーで買う弁当とビールが「唯一のぜいたく」だ。

 中村克利さん(36)は、そんな暮らしをして6年になる。地元・徳島市の高校を出て塗装業に。山口県の自動車工場でも働いたが、リーマン・ショックのあおりで雇い止めになり、東京へ出てきた。「自分は貧困層だと思う」と言う。東京五輪後にいまの仕事が減り、もしクビになれば「ホームレスかも」と不安が消えず、ハローワークにも通っている。

 その中村さんの投票先は自民党だ。「この先どうなるかわからない。自民が引っ張っていれば、よくはならないけど悪くもならない」と言う。

 総務省の調査によると、2018年の非正規雇用は10年前と比べ350万人あまり増え、約2120万人となった。働き手に占める割合は約38%と過去最高の水準にある。背景には、バブル崩壊後の雇用情勢の悪化や自民党が進めた規制緩和などがある。

 格差の拡大や貧困を、政治の問題とは感じないのか、と尋ねた。

 「仕方ないって思う。自分がこ……こちらは有料会員限定記事です。残り:1031文字/全文:1581文字


[3] 元野党支持者 「少なくとも決められる政治ですから」
朝日新聞デジタル 2019年7月2日19時46分 岡戸佑樹、角拓哉、柏樹利弘

https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190702002904_comm.jpg
参院選の選挙戦最終日、最後の訴えを聞く有権者ら=2016年7月、東京都内

働く現場 「自民じゃだめなのか」 長年野党支えてきたが

 愛知県東海市の川上貴士さん(77)が市立勤労センターを訪れたのは、6月下旬のこと。参院選に向けた自民党支部の総会に出席するためだった。

 川上さんは自民支持を公言する。しかし、かつては市内の製鉄所に勤め、約50年にわたり野党に投票してきた。

 考えが変わったという。

 東海市は鉄の街だ。自動車や航空産業に主要部品を供給する鉄鋼メーカーの工場がひしめく。その労働組合の力が強く、過去20年以上、国政ではほぼ毎回、野党系候補が自民候補を上回ってきた。

 組合員だった川上さんも、現役時代は協力を惜しまなかった。市議選で何人もの組合員が立候補すれば、自宅のげた箱に候補者の顔写真を貼り、家族に覚えさせ、票をふり分けた。

 連日の残業、徹夜、休日返上……こちらは有料会員限定記事です。残り:1091文字/全文:1399文字

https://www.asahi.com/special/matome/abe_mood/?iref=comtop_8_08
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記事 [政治・選挙・NHK262] プリンス初の会員制ホテル 軽井沢に 一口1338万円(朝日新聞)
2019年7月4日16時23分

 プリンスホテル(東京)が長野県軽井沢町に8日オープンする会員制リゾートホテルの報道関係者向け内覧会が3日にあった。同社初の会員制ホテルで、主に国内の富裕層をターゲットにしている。

 軽井沢浅間プリンスホテルの敷地内に25億円をかけて設けた。戸建てのヴィラタイプ15棟と、ホテルの客室を転用した48室があり、いずれも複数の会員で利用する。

 ヴィラは木造平屋建て床面積約80平方メートル。リビングや寝室、浴室、キッチンなどを備え、6人まで利用できる。共有制の会員権(権利期間35年)180口を販売中で、現在の募集価格は1口1338万8千円。他に年会費16万2千円、一室1泊2万3760円。

https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190703001682_commL.jpg
会員制ホテル(ヴィラタイプ)の寝室=長野県軽井沢町

 ホテルの客室を改装した48室は30〜85平方メートルで、1〜4人用がある。576口を販売しており、募集価格は393万円。こちらは権利期間(15年)が終われば一部が返還される預託制になっている。他に年会費11万8800円、利用料金は大人1人1泊4536円。

 このほか、敷地内に新たに温泉棟を設けた。

 この日は、西武ホールディングスの後藤高志社長やプロフィギュアスケーターの荒川静香さんらがテープカット。後藤社長は「軽井沢は日本を代表するリゾート地。これを皮切りに会員制ホテル事業を全国で展開し、富裕層やアクティブシニアのニーズに応えていきたい」と話した。(土屋弘)

https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190703001685_commL.jpg
テープカットをする西武ホールディングスの後藤高志社長(中央)と荒川静香さん(右)ら=長野県軽井沢町

https://i.socdm.com/a/1/1550/1466023/20190703093954-685fdd7e81788d.jpg
袋とじ画像 (このメディアにはセンシティブな内容が含まれている可能性があります。)

https://www.asahi.com/articles/ASM7345KGM73UOOB00B.html
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記事 [政治・選挙・NHK262] 安倍政権のネット戦略は国民の弱みを突いてうまい 政治リテラシーの欠如から生まれる権威への接近 (朝日新聞社 論座)
安倍政権のネット戦略は国民の弱みを突いてうまい
政治リテラシーの欠如から生まれる権威への接近

勝部元気 コラムニスト・社会起業家
論座 07月04日 より無料公開部分を転載。

https://image.chess443.net/S2010/upload/2019070400009_2.jpeg
安倍政権が東京・秋葉原で支持を集めるのはなぜか?

 安倍首相が芸能人との会食を重ね、その様子をSNSにアップしていることについて、前回の記事『芸能人と安倍首相の仲良し演出会食は何が問題か』では、首相の側と芸能人(および芸能事務所)の側から、それぞれ蜜月を演じることのメリットを探りました。

https://webronza.asahi.com/culture/articles/2019070300009.html
芸能人と安倍首相の仲良し演出会食は何が問題か

■混沌とした時代で芸能人も権威を欲している

 今回は、さらにマクロの視点で社会全体を捉えたいと思います。とりわけ、注目したいのが、権威主義の広まりです。多様化が進み、社会の流動性が高まる中で、自身の存在にお墨付きを与えてもらえるような分かりやすい権威を欲する権威主義が近年強まっています。この傾向は芸能人も決して例外ではないようです。

 たとえば、昨今のジャニーズ事務所のタレントがこぞって有名大学に進学するのも、大学という一種の権威を獲得することで、今後見通しの効かない時代に対する備えにしているとも考えられます。

 この傾向はネット上のインフルエンサーも同様です。彼らは一見新しい価値観を持っている人々のように思うかもしれませんが、彼らのSNS投稿には、先輩成功者の権威を自分の評価に利用している場面が少なくありません。昨今流行りのオンラインサロンでも、イベントゲストの権威を利用して自身のブランド構築に利用している例が非常に多くあります。

 先日、カリスマ編集者として人気を誇るインフルエンサーが、「権力者飲み!!権力こそ自由!」とTwitterでつぶやいていたのが典型例だと思います。多様で混沌とした時代だからこそ、自身の成功を分かりやすく“枠づけ”してもらえる権威が少しでも欲しいのでしょう。

■オタク層の「2匹目のドジョウ」を狙っている?

 それに加えて、市民の側も政治的権威を強く欲しているのではないでしょうか? その典型例がオタク層です。2008年に麻生太郎元総理が漫画『ローゼンメイデン』を羽田空港で読んでいたという「目撃談」がインターネット上で話題となり、麻生氏はオタク界隈で「ローゼン麻生」「ローゼン閣下」と呼ばれるようになりました。

 これを機にオタクの自民党支持は広がったと言われています。株式会社ドワンゴ(麻生氏の甥で株式会社麻生の代表取締役社長である麻生巌氏が2005年から取締役を務めている)が運営する動画サイト「ニコニコ動画」はオタク層をメインターゲットとしています。ここは、内閣支持率の世論調査も行っており、他の媒体に比べて支持率が概ね高い位置にあり、かつモリカケ問題等で他の調査が下落した際にも、下落せず一定の高さを保っています。

 安倍首相は、国政選挙の際に、大きく喝采を受けられる東京・秋葉原での演説を好み、一部メディアからは「聖地」と呼ばれていますが、秋葉原が「自民党支持の街」となったのも、このローゼン麻生の件以来ではないでしょうか。

 確かに麻生氏は漫画を読むのは好きだと公言しているものの、「ローゼンメイデン」は「立ち読みしただけ」と言っていますし、そもそも自民党政権はオタク層にとって都合の良い政策を並べているわけでは決してありません。

 それなのに、「自分たち(が好む文化)を、権威ある人が受け入れてくれた!」という親近感から、これを機にオタク層の一部がごそっと自民党を支持率するようになりました。特に「今まで社会の中で陰の存在だった」という自意識が強い彼らには、有力政治家が立ち読みしたというだけでもとても嬉しかったに違いありません。

 もちろん、自民党はこれを狙ったわけではないと思いますし、他にも要因は様々あると思うのですが、結果的に「麻生氏とローゼンメイデンの“会食”的接近」の効果は絶大だったと言えるでしょう。

 ここから分かるのは、「エンタメを好むファンの側も権威との接近を求めているのではないか?」ということです。自分の好きな芸能人やコンテンツに権威付けしてもらうと、自分自身も認められたと感じ、権威を与えてくれた人に対して好感を持つのではないでしょうか。

 そのような中で、安倍政権が「2匹目のドジョウ」として芸能やお笑いファンにターゲットを定め、政策を消したうえで、ただ「権威」との距離が近いイメージを提供するのは、安倍首相自身、著名人、そのファンにとって「三方よし」で、実に効果的な戦略と言えます。

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「権威」に寄りかかるネット上のインフルエンサーも少なくない Photo: garagestock/Shutterstock.com

■国民の政治リテラシー向上しか道はない

 このように表に出る人間もそれを支える側も権威を欲する時代の流れの中で、会食した個別の芸能人に対して、「権力者の犬になった!」と批判をしても、あまり意味がないように感じます。

 芸能人にとっては、批判の声に従っておとなしくするよりも、それを気にせず権威に寄り添ったほうが自身の仕事のプラスになる面が大きいのですから、残念ながら権威主義的な政治と芸能の癒着は今後も続くどころか、ますます広がっていくことでしょう。

 では、どうすれば、この権威主義的な傾向を変えられるのでしょうか? 確かに権力を分散させて、「一強」という強い権威が生じないようにすることは理論上最も効果的です。選挙であれば、より幅広い政党の議席獲得が重要です。

 ですが、2019年7月1日から3日にわたって連載された朝日新聞の『「安倍政権支持」の空気』を見ても分かるように、既に権威主義に深く陥って、政権与党を支持する国民が、新たな選択をするのは難しいように感じます。

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記事 [政治・選挙・NHK262] 「民主党政権の悪夢」の呪縛を解き放て 野党共通政策を具体的に掲げて与党に迫り、取り込ませる。そのリアリティが勝利の鍵だ (朝日新聞社 論座)
「民主党政権の悪夢」の呪縛を解き放て
野党共通政策を具体的に掲げて与党に迫り、取り込ませる。そのリアリティが勝利の鍵だ

保坂展人 東京都世田谷区長 ジャーナリスト
論座 2019年07月04日


■「自己責任」を繰り返したシンルグマザー

 あれは、17〜18年前のことでした。

 ある言葉をめぐって、夜遅くまで、平行線の議論をしていたことを思い出します。

 彼女はシングルマザーで子育ての最中、お子さんには障がいがありました。会話を重ねていくと 「自己責任なんです。私は社会に救済は求めません」「ここで頑張るかどうか、すべては自分の責任です」と繰り返しました。

 彼女は何度も「自己責任」を強調しました。

 「ひとりで生きられないから、社会保障があるんです。自力で頑張ることも大事ですが、社会的支援を受ける必要がある時もあるんです。何もかも『自己責任』にしてしまえば、政治や行政は何のためにあるんですか」と私は問いかけました。

 「そう考える人はその人の自由。私は、社会に期待しません。すべては、自己責任だと思います」と彼女は絶対に譲りませんでした。

 エンドレステープのように、「自己責任」を語り続ける彼女に対して、私は「社会的連帯」や「相互扶助」を説きましたが、かたくなに受け入れてもらえませんでした。

 「自己責任…か。どうして、この4文字に収斂してしまうんだろう」

 私は、固い岩盤のような彼女の価値観にはねかえされ、角度を変えながら対話を試みました。

 「痛みをともなう構造改革」を呼号する小泉純一郎首相が高い支持率を誇っていた頃の話です。現在のように「自己責任」という言葉が氾濫する前で、私はこの4文字をどうしも飲み込めずに異物感を覚えて、妙に耳に残り続けたことを覚えています。

■貧困層に広がる「自己責任」論とあきらめ

 そして、あの時の彼女のような考え方をする人たちは、増え続けました。

 当時は、国会で小泉首相と「日本社会に『格差と貧困』があるのかどうか」と議論していた時代でした。今や、日本社会に「貧困と格差」が拡大していったことは、誰もが認めるようになりました。

   「この貧困、自己責任だもの 格差認め自民支える若者たち」
   (2019年7月1日・朝日新聞デジタル)
    総務省の調査によると、2018年の非正規雇用は10年前と比べ350万
   人あまり増え、約2120万人となった。働き手に占める割合は約38%
   と過去最高の水準にある。背景には、バブル崩壊後の雇用情勢の悪
   化や自民党が進めた規制緩和などがある。
    格差の拡大や貧困を、政治の問題とは感じないのか、と尋ねた。
   「仕方がないって思う。自分がこうなったのは自分が考えた結果だ
   から」。返ってきたのは、そんな言葉だった。

 この記事には、「自己責任論を肯定するかどうか」という調査結果が紹介されています。

    早稲田大学の橋本健二教授(社会学)の分析によれば、「格差が広
   がってもかまわない」と考える人の割合は、この10年間で各所得層
   で増えた。しかも増加率は貧困層で最も高く、貧困層の4人に1人は、
   我が身にふりかかる不利益を受け入れている。そして、貧困層の4割
   は自己責任論を肯定する。

 政治に多くを期待しない、だがかろうじて維持している「現在の生活」が瓦解するようなら、現政権と自民党を支持するという声につながります。

 また、その傾向と結びついて、若年層や非正規労働で「格差と貧困」の渦中にある人々が、その原因を「社会のルール変更」である政府の政策に求めることなく、「自己責任」とあきらめて政権与党以外の選択肢を求めないという価値観が広がったことが、長期政権を支えています。

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党首討論会で発言する立憲民主党の枝野幸男代表=2019年7月3日、東京都千代田区

■希薄な「野党の存在感」

 乾いた諦念と現状追認のムードが広がったのは、安部晋三首相がいつまでも口にする「悪夢のような民主党政権」の記憶と、「それよりはまし」という大衆意識がいまだに強いからと言われていました。

 「民主党政権の失敗」「それよりはまし」という単純化されたイメージがここまで長続きしているのは、「野党の存在感」が希薄であったことと裏表の関係にあります。

 参議院選挙は4日に公示されました。17日間の選挙戦が始まります。

 この選挙を通して、野党党首が街頭演説やコメントで発する「言葉」によって、一見すると磐石に見える「現状追認」の壁を突き崩せるかどうか情勢は急転します。待たれているのは「怒りの言葉」であり、「現状を突き破ろう!」という魂を揺さぶるメッセージだと思います。

 有権者の日常的心情には、「怒りの表出」を阻害する「自己責任」のロックが複数かかっています。そもそも「政治」と「自分の生活」は無関係だとさえ感じている人も多数です。

 「ちょっと待てよ。投票で世の中って変わるかもしれないな」と一陣の風が錆びついてしまったロックを外すためには、遠くから聞こえてくる「国民の皆様」的な一昔前の「政治家言語」は無力です。

■与党に政策を取り込ませて実現する

 野党であれば、政権批判は当然のことです。

 ただし「100」「0」で政策の正当性を争うような単純化は避けるべきだと思います。与党は長期政権維持のため、「貧困と格差」の問題も含め、政策の微修正を続けているからです。

 「評価するべきところはよしとして、足らざるところを指摘して変更させる」。これが政治のリアリズムです。

 3年前の参議院選挙を前に、私は次のように書きました。

   『野党の「共通政策」で政治は変わる』(ハフポスト・2016年4月16日)
    一般的には野党共闘に「共通政策」を期待しても無駄ではないか、
   与党が圧倒的多数の国会では、とくに議席の3分の2を与党が抑え
   ている衆議院の解散がなければ参議院で与野党比がかわったところ
   で大きな変化はない、「野党の共通政策が実現する可能性はゼロ」と
   考えている人が多いのではないでしょうか。
    結論から言えば、野党が「共通政策」で結束した時には、政府・
   与党の国政運営に多くの影響を与えるのです。その前兆が、「保育
   園落ちた」の波紋が広がった保育園待機児童問題の展開や、「給付
   型奨学金」創設への動きです。参議院選挙直前というこの時期に、
   党としてはなるべく対立軸を鮮明にさせない「抱きつき」(クリン
   チ)で争点化をさせまいという意図も見えます。

 これまでに、野党が政策要求することで、世論に火がつく前に、政府・与党がこれを取り込んで実現するということは、何度もありました。

 参議院選挙は政権選択選挙ではありませんが、野党が共通政策を練り合わせた結果、実現していくプロセスが見えてくれば、野党の存在意義は十分に示せるのではないでしょうか。

 もちろん「獲得議席」は重要です。ただ、「与党100」「野党0」という価値軸と、批判勢力は文句を言うだけで何ひとつ実現しないという刷り込みこそ、野党の議席増を抑え込んできたものの正体だと見抜くべきです。

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党首討論会で発言する自民党の安倍晋三総裁=2019年7月3日、東京都千代田区

■党派を超え一致する工夫

 ここでは一例をあげます。

 参議院選挙が終わると、10月に消費税増税と共に、幼児教育・保育の無償化が実施される予定です。「少子化対策」や「子ども・子育て支援」は政府・与党にとっても重点化している政策のはずです。

 私は、2017年9月の特別区区長会で、国民健康保険料について次のように発言しました。

    現在、少子化問題は選挙でも各党共通の関心事だと思うが、国民健
   康保険料の均等割額が、事実上の「人頭税」となっていることを問題
   にしたい。たとえば、子どもひとりあたり49500円だが、2人いれば
   99000円、3人なら148000円とはねあがっていく。子どもの数が多け
   れば多いほど多額の保険料を徴収する仕組みは少子化対策と逆行して
   いて、変更するべきだ。

 「子どもの数が多くなるほどに、減免されるのではなく、人数分はねあがる算出方式を変更せよ」という私の問題提起は、23区の区長でつくる特別区区長会でたびたび議論となりました。そして、統一要望事項に入れようということになり、2018年8月には特別区区長会から国に対しての「平成31年度国の施策及び予算に関する要望書」となって提出されました。

 「多子世帯への支援など、子育て世帯の経済的負担を軽減するため、子どもに係る均等割保険料の軽減措置を始めとした制度の見直しをすること」と、多子世帯に対しての国民健康保険料の均等割額の軽減を明確に求めています。

 自治体の現場を預かる首長の立場から見ても、明らかな矛盾だと指摘している「均等割額×子どもの数」という人頭税方式が深刻な少子化を迎えている今日、正当化できる論理はどこにもないはずです。

 特別区の区長も、国政与党に近い立場の保守系無所属が多く、野党系出身の首長はそう多くはありません。ただ、これはおかしいよねという点で一致したという具体例です。

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党首討論会で、意見を述べる各党の出席者=2019年7月3日午後、東京都千代田区

■野党は「社会的連帯」の社会政策を示せ

 「抜本改革」の手前の改善、修正に狙いを定めて政策焦点化する、国政選挙ならではの大きな論戦の中で、選挙結果にかかわらず実現がはかられていく――野党側にこうしたリアリズムが宿り、着々と仕事が進められるという存在感が出てくれば、長期政権を支えてきた「民主党政権の悪夢」という「封印」はポーンと外れるはずです。

 7月21日には参議院選挙の投票が行われます。私たちの生活が「よりまし」となるための提案と論戦こそ、待たれているのではないでしょうか。

 今回の参議院選挙では、全国の1人区で「野党統一候補」が立ちました。与党側は「政治の安定」という名の現状維持で議席を確保しようとしていますが、野党各党を代表する統一候補がこの間の長期政権を支えてきた「自己責任」の呪縛を解き放ち、「社会的連帯」「相互扶助」の社会政策を具体的に示して、「格差と貧困」の連鎖を断ち切る道筋を描くだけで、選挙後の政治を大きく塗り替える可能性があります。

https://webronza.asahi.com/politics/articles/2019070300006.html
http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/705.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 記者クラブ制度に胡坐をかく者たちへの警告だ。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/07/blog-post_71.html
7月 04, 2019 日々雑感(My impressions daily)


<内閣官房と女性記者の攻防をハードに描いた映画「新聞記者」が143館で公開され、「アラジン」や「スパイダーマン」とともに興行収入ランキングでトップ10入りした。現実の政治問題を想起させる内容だ。製作過程と、日本では久しく本格的な政治エンターテインメント映画が作られなかった背景を取材した。


 配給会社によると、「新聞記者」は先月28日の公開から3日間で約4万9800人を集め、興行収入6232万円を上げた。都市部では満席の館もあったという。


 映画の粗筋はこうだ。東都新聞に「大学の新設」に関する秘密文書が匿名で届き、吉岡(シム・ウンギョン)が取材を始める。もう1人の主人公、内閣情報調査室の杉原(松坂桃李)は反政府的な人物のスキャンダル作りをしている。ある日、杉原が慕う先輩官僚が自殺。彼は「大学の新設」に関わっていた。


 企画から手がけた河村光庸プロデューサーは「かぞくのくに」「あゝ、荒野」などの話題作を送り出してきた。2017年、東京新聞の望月衣塑子記者の新書『新聞記者』を読み、映画製作を決意した>(以上「朝日新聞」より引用)


 菅官房長官が東京新聞の望月衣塑子記者を嫌っているのは周知の事実だ。官邸記者会見での質問が執拗だとか、通告していない質問を乱発するとか、批判を行い望月氏に対して質問を制限しているともいわれている。


 それに対して官邸記者クラブが団結して菅官房長官に記者会見では積極的な情報開示を求める要求をしたと、寡聞にして知らない。記者クラブ制度によって、日本のマスメディアは腐り切ってしまったかのようだ。


 記者クラブ制度とは限られたマスメディアの記者だけが「優先的」に記者会見場に入れ、限られたマスメディアだけが「記者クラブ」という部屋が与えられて自由に「記者証」で入退館ができる、という特権が付与される。


 そうした微々たる優先的な特権のためにマスメディアが委縮し、記者が官房長官の説明を垂れ流すだけの「広報機関」に成り下がっているのが現状ではないだろうか。なぜなら消費増税10%に際して、クレジットカードで「食料品」を購入すれば5ポイント還元する、というニュースに対して、なぜ記者たちは会見場で「食料品に対する消費税を5%にすれば済む話ではないか」という質問をしないのだろうか。


 食料品を購入する場でクレジットカードを使用できる店舗は限られている。そしてクレジットカードを持てる人も限られている。すべての日本国民がクレジットカードを持っているわけではない。ことに退職した高齢者や就職していない学生たちがクレジットカードを持つのは基本的に困難だ。


 そうした差別的な税制を記者会見で問題にしなかった記者たちとは一体どの立場で会見場の椅子に座っているのだろうか。彼らの背後には日本国民がいて、日本国民に事実を報道する、という使命感を持っているなら、全員が望月氏と同様に本質的な回答を得るまで執拗な質問を繰り返すはずではないか。


 記者クラブに所属するマスメディアの記者たちの目にはチンケな特権にしがみつく哀れな自身の姿が見えないのだろうか。日本国民の沸々としたマスメディアに対する怒りが「新聞記者」が143館で公開され、「アラジン」や「スパイダーマン」とともに興行収入ランキングでトップ10入りしたというニュースになって現れた。日本のマスメディア関係者は日本国民の静かな怒りに対して、真摯に反省すべきだ。そして自分たちの手で記者クラブ制度を廃止すべきだ。



http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/706.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 安倍政権とNHKの蜜月は民主主義を破壊しないか 内閣支持率が落ちない背景に、権力と一体化する政治報道 (朝日新聞社 論座)
安倍政権とNHKの蜜月は民主主義を破壊しないか
内閣支持率が落ちない背景に、権力と一体化する政治報道

徳山喜雄 ジャーナリスト、立正大学教授
論座 2019年07月04日 より無料公開部分を転載。

https://image.chess443.net/S2010/upload/2019070200008_1.jpg
籾井勝人・前NHK会長(左)と安倍首相=2014年3月12日

 「NHKと政権の距離」をめぐって批判が絶えない。経営委員会の委員長や委員の人事、さらに会長人事を政権の肝いりでおこない、6年半を超える第2次安倍晋三政権下、NHKへの影響力が増し、NHK側も忖度をつづけているように映る。その実例を本稿で縷々述べるが、社会に大きな影響力を持つ公共放送で、民主主義のインフラといえるNHKと安倍政権の蜜月。参院選を間近に控える日本を、どの方向へと導いていくのであろうか。

■政治記者が政権スタッフのごとく目を光らせる

 NHKと政治権力との関わりについて昨今の動きを振り返りたい。

 たとえば、昨秋の翁長雄志・前沖縄県知事の県民葬で、菅義偉官房長官が首相の弔辞を代読したとき、参列者から「ウソつき」「帰れ」などの怒号が1分間以上にわたって響き渡った。このシーンを民放は放送したが、NHKは流さなかった。同じく昨秋の沖縄県知事選で、玉城デニー氏を「当選確実」とする速報を他メディアより1時間半遅れで伝えた。これまでのNHKの選挙報道では、考えられないことだ。

 安倍首相は1月6日放送のNHKの討論番組「日曜討論」に出演。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への基地移設をめぐり、埋め立て予定海域へのサンゴ移植はされていないのに、「サンゴは移している」と発言。NHKはこの内容の真偽を確かめないまま放送し、誤報となった。収録から放送まで丸1日以上あり、チェックする余裕があったが、首相の言葉を唯々諾々と流しただけだった。

 加計学園問題をめぐっては、前川喜平・前文部科学次官に最初にインタビューし、「総理のご意向だ」という文書があるとの証言を証拠とともに得たが、いまだに放映していない。その後、他メディアが報じることになった。森友学園問題では、特ダネを放った大阪放送局の司法記者の相澤冬樹氏が記者職を外され退社している。相澤氏は昨年12月、「安倍官邸vs.NHK」を出版。スクープの放送後、東京の報道局長が「なぜ出したんだ」と激怒したと記されている。

 「NHKと政権の距離」問題を語りだすと、枚挙にいとまがない。NHKの政治記者が、まるで安倍政権のスタッフのごとく放送内容に目を光らせているかのようだ。政権にかかわる報道をみるかぎり、「公共放送」なのか「国営放送」なのか、区別がつかないありさまだ。NHKは根本的に考え直さなければならないだろう。

■編集権と人事権を一手に握る会長

https://image.chess443.net/S2010/upload/2019070200008_4.jpeg
百田尚樹氏

 このようなことが起こる背景には、NHKの予算は国会承認で、経営委員会の人事は衆参両院の同意のうえで首相が任命するという事情があり、政治家とりわけ政権中枢に弱い面がある。さらに会長が編集権と人事権を一手に握り、絶大な力を持っているが、その会長人事が政権の影響下で行われる。

 たとえば、第2次安倍政権の発足後、政権は2013年11月、安倍首相に近い作家の百田尚樹氏や埼玉大学名誉教授の長谷川三千子氏ら4人をNHKの経営委員会に送り込んだ。翌14年、会長に三井物産の副社長をしていた籾井勝人氏が就任。籾井氏は ・・・ログインして読む
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https://webronza.asahi.com/national/articles/2019070400006.html
http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/707.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 消費税を廃止しても財政破綻はない! “借金大国ニッポン”の真っ赤な嘘(週刊女性)
消費税を廃止しても財政破綻はない! “借金大国ニッポン”の真っ赤な嘘
https://www.jprime.jp/articles/-/15503
2019/7/4 週刊女性2019年7月16日号


※写真はイメージです


 2019年10月に引き上げが迫る消費税は大きな選挙争点。10%への負担増を公約に明記した自民党に対し、野党は増税凍結でおおむね一致。山本太郎代表が率いる政治団体「れいわ新選組」にいたっては、消費税廃止を訴え、旗揚げから約2か月で2億円もの寄付を集めて参院選の「台風の目」となっている。

 '14年、'16年と2度延期された消費増税は今度こそ「3度目の正直」となるのか? あるいは、凍結や廃止が可能なのか? 経済アナリストの森永卓郎さんが解説する。

富裕層は実質的に消費税を払っていない

「口実ができたら消費増税の再延期もありえると思います。現に、政府にとって好都合な条件がそろいつつある」

 政府は「リーマン・ショック級の出来事がない限り増税する方針」というが、すでにそれ以上の危機にあると指摘。

「リーマン・ショックで低迷が続いたころの世界経済は3・3%の成長率でした。ところが、国際通貨基金(IMF)が出した今年の世界経済見通しでは3・3%、米中貿易戦争の影響から、もう0・3%下がるかもしれないと言われています。世界銀行の見立ては2・6%です。世界的に見ればリーマン後より経済状態が悪化しているのです。

 加えて、五輪バブルがもうすぐはじけます。東京オリンピックの施設整備が終わり、建設需要のピークは過ぎて、今後は下がる一方。こうした要因が重なって日本経済は夏以降、急速に落ちていくでしょう。消費税を上げるには最悪のタイミングです」

 もし消費増税を再延期したとしても、「トランプ大統領と習近平国家主席がケンカしたせい」と言えば、アベノミクスの失敗を問われないですむというわけだ。

 そんな危機の最中に消費税を上げれば、日本経済はさらにデフレ脱却から遠のく。加えて消費税には、低所得者ほど負担が大きくなる「逆進性」の問題が指摘されている。

「そればかりか、富裕層は実質的に消費税を払っていません。結婚披露宴まで経費で落としたのはカルロス・ゴーン被告ぐらいでしょうが、彼らはたいてい自分の会社を持っていて、生活費の大部分を経費に計上しています。仕入れ控除の仕組みを利用すれば、還付金までもらえる。逆進性どころの話ではありません」

 そもそも、なぜ消費税の引き上げが必要なのか? 国は「財政健全化と全世代型社会保障の実現」を理由に上げる。

「消費税を社会保障のために使うというのは詭弁です。社会保障は税金で支えるイメージかもしれませんが、実際には、財源の6割が社会保険料でまかなわれています。厚生年金と健康保険の負担は労使折半が原則なのに、消費税を払うのは消費者だけ。しかも増税分は大企業や富裕層の減税に向けられています。

 '05年度には30%だった法人税率は'17年度には23・4%に。その結果、いまでは446兆円もの内部留保を抱え込み、なおかつ減税まで受けているありさま。スウェーデンでは社会保険料の個人負担率が日本の半分で、企業負担は日本の2倍です。日本でも同じようにするか法人税率を元に戻せば、消費税は下げられます」

“借金大国ニッポン”は嘘

日本は借金大国で、少子高齢化により社会保障費が逼迫し、消費税を引き上げなければ国の財政が破綻する……。消費税をめぐる議論では、こんな話をよく耳にするものだが、森永さんは「真っ赤な嘘です。みんな財務省にダマされています」とバッサリ。

 例えば、国債の金利。信用度に応じて金利が決まるのは国債でも同じ。そのため財政破綻したギリシャでは国債に40%の金利がついた時期もあった。現在、日本国債はマイナス金利で、これは健全財政の証だと森永さんは言う。

「日本政府は、表向きは1469兆円もの借金をしていますが、一方で986兆円の資産を持っています。つまり借金と預金を両建てしているような状態。資産から負債を差し引くと、483兆円のマイナスに。ただし'16年度のGDPは538兆円なので、国が抱える本当の借金はGDPの9割程度になります。これは欧米とほぼ同水準で、借金大国ではなく、普通です」

 財政状況が普通なのに、どうして日本の国債は世界一低金利なのか? それには、こんな仕掛けがあるという。

「いまの日本では、日銀が国債を買い入れて、その代金として日本銀行券を支払っている状況。これを金融緩和と言います。この経済政策を安倍首相はとてつもない規模でやりました。国債を持っている国民には金利を支払い、10年たてば元本も返済しなければいけませんが、国債を日銀券にすり替えた瞬間に利払いや元本返済の必要がなくなる。つまり政府の借金が消えてしまうというわけです」

 この「消える借金」の累積は現在、450兆円ほどにのぼるという。前述した国の実質的な負債483兆円と相殺すれば借金は33兆円になる。

「無借金と言ってもさしつかえのない状態。消える借金を経済用語で通貨発行益と言いますが、これを考慮すれば、日本の財政は健全で、消費税を上げる必要はまったくない。廃止したところで実は何の問題もありません」

《PROFILE》
森永卓郎さん 経済アナリスト、獨協大学教授。三和総合研究所(現・三菱東京UFJリサーチ&コンサルティング)などを経て現職。各メディアで活躍中























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