2019年07月02日
韓国のチキン屋 解雇されたサラリーマンが開業
http://www.thutmosev.com/archives/80281289.html
失業者はチキン屋を開業するが、不況で廃業する人が多い
画像引用:韓国屋台のおすすめメニューは?人気のご当地グルメを食べ歩き! | TRAVEL STARhttps://travel-star.jp/posts/6150
もの悲しい韓国のチキン屋
「チキン」といえば欧米や日本では臆病者や若造みたいなスラングだが、韓国では意味が違っている。
韓国ではそこら中にチキンの屋台があり、苦労人風のおやじが肉を焼いている。
なぜ苦労人おやじがチキンを焼くことになるのかが韓国独特で、チキン屋台をやっているのは失業者が多い。
最近は衛生上の理由などから屋台が少なくなり、チキンチェーン店や個人経営店が増えた。
チキン屋店舗を開業するには約500万円ほどかかり、屋台より高額だが警察に取り締まられず固定客が見込める。
そんなにチキン屋ばかりであっても売れないと思うが、100mごとにたこ焼きや粉もの屋がある大阪に近い。
韓国人は肉がとても好きで、今から1500年以上前の半島系渡来人が日本にイノシシを持ち込んで肉を食べていたそうです。
焼肉として牛や豚が有名だが、揚げた鶏肉もタレをつけて非常によく食べる。
日本のフライドチキンや揚げ鶏は塩コショウの味しかしないが、韓国のチキンは甘辛などのタレで食べる。
日本でいえば焼き芋や焼きトウモロコシ、たい焼きのような感覚で、韓国人はフライドチキンをむしゃむしゃ食べる。
そうした国民食なので、韓国では失業したらチキン屋をやるのが定番であり、もの悲しい表情の親父がチキンを焼いている。
韓国には終身雇用が最初からなく、サムスンなどのエリート社員でも40代で解雇されます。
解雇されると賃金が低い会社に就職するが、次々に首になって最後にやるのがチキン屋なのです。
韓国チキン屋の事情
韓国は今、国家破産した1997年や世界経済危機の2008年に匹敵する不況で、実質失業率が10%以上に達しています。
消費も衰退し消費者はチキンすら買えなくなり、チキン屋の廃業が増加している。
全国約8万7000店ものチキン店のうち8000店が毎年閉店するが、6000店が新規開業している。
韓国のコンビニ店舗数は3万4376店でこちらも飽和状態なのだが、チキン屋はその2倍以上もある。
韓国のチキンは配達してもらって2人前2000円くらいと、不景気にしては安くない。
韓国人1人当たりの肉消費量は豚肉24.3キロ、鶏肉15.4キロ、牛肉1.6キロで牛肉はほとんど食べていない。
日本人は牛肉7キロ、豚肉14.9キロ、鶏肉13.6キロで牛肉を好むのが表れています。
中国は牛肉3.7キロ、豚肉32キロ、鶏肉11.4キロで豚肉が突出して多く鶏肉は少ない。
韓国は文政権が所得倍増政策のようなことを実施し、最低賃金が日本並みに多くなった。
すると企業は人を雇わなくなり、失業率が倍増し最低賃金以下で雇える日雇いに切り替えた。
チキン屋にも人件費高騰の影響があり、アルバイトを雇えず廃業した店が多い。
アルバイトをしたい人は大勢いるのに、最低賃金が高いので雇えず、雇っても赤字になっている。
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