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2019年5月29日00時15分 〜
記事 [政治・選挙・NHK261] 日本推理作家協会賞の贈呈式でも幻冬舎批判!「実売部数公表の謝罪」だけでは済まない幻冬舎と見城徹の問題点(リテラ)
日本推理作家協会賞の贈呈式でも幻冬舎批判!「実売部数公表の謝罪」だけでは済まない幻冬舎と見城徹の問題点
https://lite-ra.com/2019/05/post-4739.html
2019.05.28 日本推理作家協会賞の贈呈式でも幻冬舎批判! リテラ

    
    幻冬舎ホームページより


 幻冬舎社長の見城徹氏が『日本国紀』を批判した作家・津原泰水氏の実売部数を晒した問題は、見城社長と幻冬舎が謝罪した現在でも、厳しい批判の声が上がり続けている。

 27日に日本推理作家協会賞の贈呈式があったが、『日本国紀』の幻冬舎から出版されている『凍てつく太陽』で同賞を受賞した作家・葉真中顕氏が受賞挨拶でこの問題に言及した。

 朝日新聞デジタル(5月28日付)の記事によると、葉真中氏は実売部数をツイッター上で公表(後に削除)したことに対して、「非常に問題があるということについては同じ思いの方が多いと思う」としたうえで、ネットなどで上がった「実売を言うことの何が悪いんだ」という支持の声についても問題視。版元と作家の信頼関係や情報の非対称性を無視していると指摘したという。

 葉真中氏は、見城社長の実売晒し直後に、ツイッターで〈版元の社長が揉めてる作家の著作の部数を実売込みで公開するとか、完全に一線越えてる。作家の言い分への反論だとしても、こんなやり方はない〉と見城社長を批判していた。

 だが、幻冬舎から出版された自分の作品への賞の贈呈式でも、この問題から逃げずに、改めて批判の姿勢を明らかにした勇気は、賞賛に値する。

 しかも、同記事によると、葉真中氏は「本音とされる部分を露悪的に暴露して、誰かを馬鹿にすること、差別することを喜ぶような風潮や空気は間違いなく存在してしまっている」という懸念も表明していたという。これは、間違いなく今回の『日本国紀』と実売部数晒しの本質にもつながる問題と言っていいだろう。

 もっとも、こうした批判の声の一方で、見城社長や百田尚樹氏は相変わらずだ。百田氏の朝日新聞インタビューについては、先日の記事で伝えたが、28日発売の「ニューズウィーク日本版」(CCCメディアハウス)の特集では百田氏とともに、見城社長がインタビューに登場。Wikipediaからのコピぺ問題について、こんな発言をしていた。

「こちらにやましいことは一切ない。ある全国紙から何度も、コピペ問題について取材依頼が来ましたが、応じるまでもなく、どうぞ好きに書いてくださいというのがこちらの考え。ウィキペディアを含めてさまざまな文献を調べたことは当然、あったでしょう。だけど、そこからのコピペで、これだけ多くの読者を引きつけられるものは書けない。この件も百田尚樹だから批判が出るのでしょう。(首相の)安倍さんと近いとか、そんなことが大きな理由じゃないですか」

 このインタビュー、津原氏の出版中止問題が発覚する前に取材されたものだが、“多くの読者が引きつけられているんだから、コピぺなんてない”という倒錯した主張は見城氏の本質と言っていいだろう。こうした「売れるもの=絶対的な善」という価値観が実売部数晒しにつながったのだ。

 しかも、見城社長と幻冬舎には、実売部数晒しへの謝罪でも今回のインタビューでも触れていない問題がある。それは、幻冬舎が津原氏に『日本国紀』批判をやめるよう圧力をかけ、最終的に津原氏の文庫本『ヒッキーヒッキーシェイク』出版を中止に追い込んでしまったという問題だ。

■担当編集者の個人的判断とは思えない津原氏への圧力と出版中止決定

 実は、この表現の自由の侵害行為こそ、今回の騒動のもっとも大きな問題なのだが、見城氏や幻冬舎はそのことにいまもまだ謝罪していないのだ。

 圧力の事実がなかったわけではない。見城社長は、当初、〈こちらからは文庫化停止は一度も申し上げておりません。担当者はずっと沈黙していましたが、あまりのツイートの酷さに「これでは私が困ります」と申し上げたところ「それでは袂を分かちましょう」と言われ、全く平和裡に袂を分かったのが経緯です〉などとツイートしていた。

 しかし、津原氏は本サイトの取材やツイッターで反論。担当編集者から1月8日に突然、連絡を受け、津原氏のツイッター上の『日本国紀』批判が社内で問題になっていることを知らされ、誰が文句を言っているのか迫ると、担当は「営業部長」であると答えたことなどを明かしている。そして、その担当から同日、送られてきた〈会社に来て、いろいろ考えてみましたが、『ヒッキーヒッキーシェイク』を幻冬舎文庫に入れさせていただくことについて、諦めざるを得ないと思いました〉という、事実上の出版中止通達のメールを公開している。
 
 いずれにしても、幻冬舎側が『日本国紀』批判を止めるよう津原氏に要求し、津原氏がそれに応じなかったため、出版中止に至ったたというのは紛れもない事実だ。

 しかも、見城社長は「担当編集者が」などと責任を押しつけているが、もちろん担当編集者個人の判断などでないことは明らかだ。幻冬舎の説明によれば、文庫本出版中止にあたっては、それまでにかかった制作費を幻冬舎が負担し、他社から文庫化された場合のロイヤリティも放棄したという。こんな自社に不利益をもたらす決済を担当編集者だけでできるはずがないだろう。

 今回の津原氏の文庫本出版中止は、当たり前だが幻冬舎という組織の意思だ。強い発言力をもった誰かが担当編集者に「津原氏の『日本国紀』批判を止めさせろ」と迫り、出版中止もその人物が判断していると考えるべきだろう。

■津原泰水が幻冬舎担当から出版中止通達を受けた一週間後に有本香が

 しかも、もうひとつ気になることがある。それは、『日本国紀』に編集者として参加している安倍応援団の有本香氏が、津原氏に対しておこなったツイートだ。

 2018年の末頃から、有本氏と津原氏は『日本国紀』をめぐって応酬を繰り広げていた。ところが、年明けになって、有本氏がいきなり津原氏に対してこんなリプライをとばしたのだ。

〈文庫でしたかしら、近々、幻冬舎から出るという先生の新作。楽しみにしていますが、発売はいつですか?〉

 有本氏がこのリプを飛ばしたのは2019年1月14日。津原氏が担当編集者から文庫本出版中止の通達を受けてからわずか1週間足らずのことだ。津原氏は12月、有本氏との応酬のなかで、現在、文庫化作業が進行中であることを明かしていたが、なぜそれから1カ月たって、突然、文庫本のことを持ち出し、「発売はいつですか?」などと聞いたのか。

 5月、津原氏の文庫本出版中止が公になったあと、百田氏は朝日新聞のインタビューで「騒動については僕も実際のところは知りませんけど、幻冬舎の担当者が困って『ちょっと批判を抑えてくれないか』と言ったところ、津原さんは『その気はない』と。担当者が『そりゃ困る』となると、津原さんの方から『それならもう出さない』というようになったと聞いていますけどね」と答えている。有本氏は、津原氏が執拗だったせいだなどと開き直って攻撃を続けていた。

 いずれにしても、実売部数晒しがクローズアップされる一方で、文庫本出版中止という今回の騒動の最大の問題点は、その経緯がまったく検証されていない。出版の生命線である言論の自由を守るためにも、幻冬舎内でいったい何が起きたのか、きちんと検証する必要があるだろう。

(編集部)



http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/356.html

記事 [政治・選挙・NHK261] トランプ爆弾発言で判明 首脳会談で7月衆参W選の“密約”(日刊ゲンダイ) 
 


トランプ爆弾発言で判明 首脳会談で7月衆参W選の“密約”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/254844
2019/05/28 日刊ゲンダイ


トランプ大統領は、TPP水準を尊重などこれっぽっちもない/(代表撮影)

「米国はTPP(環太平洋経済連携協定)に縛られない」――。27日行われた安倍首相、トランプ大統領による「日米共同記者会見」で、トランプから驚きの「爆弾発言」が飛び出した。

  ◇  ◇  ◇

 爆弾発言が出たのは共同記者会見の終盤。民放記者が安倍首相に対し、日米貿易協定に触れ、「農産品の関税について、TPP水準が最大限である日本の立場に変わりがないか」と質問。安倍首相は「昨年9月の日米共同声明を大前提に、日米双方がウィンウィンに……」などと答えていたのだが、そこに「私からも付け加えたい」と割って入ったトランプは仏頂面のまま、一気にこうまくし立てた。

「私はTPPと関係がない。何も縛られていない。TPPは(米国の)自動車産業を破壊していただろう。製造業を破壊していただろう。他の多くの国と違ってアメリカは縛られていない」

「米国はTPP(環太平洋経済連携協定)に縛られない」――。27日行われた安倍首相、トランプ大統領による「日米共同記者会見」で、トランプから驚きの「爆弾発言」が飛び出した。

  ◇  ◇  ◇

 爆弾発言が出たのは共同記者会見の終盤。民放記者が安倍首相に対し、日米貿易協定に触れ、「農産品の関税について、TPP水準が最大限である日本の立場に変わりがないか」と質問。安倍首相は「昨年9月の日米共同声明を大前提に、日米双方がウィンウィンに……」などと答えていたのだが、そこに「私からも付け加えたい」と割って入ったトランプは仏頂面のまま、一気にこうまくし立てた。

「私はTPPと関係がない。何も縛られていない。TPPは(米国の)自動車産業を破壊していただろう。製造業を破壊していただろう。他の多くの国と違ってアメリカは縛られていない」

 この答えは驚きだ。昨年9月に日米両政府が公表した「日米貿易協定のための共同声明」では、農産品について〈TPPなど過去の経済連携協定で約束した市場アクセスの内容が最大限であるとの日本の立場を米国も尊重〉となっていたからだ。ところが、トランプは、TPP水準を尊重する気など、これっぽっちもないらしい。

〈日本との貿易交渉で大きな進展があった。農産品と牛肉は大変な影響がある。7月の選挙の後、大きな数字を期待している〉

 トランプは26日もツイッターにこう投稿した。これを受け、国民民主党の玉木代表は〈国民に対する説明は全く避けて、その一方で日米間では何か裏取引をしている。少なくとも重要なことの決定と発表は参院選の後にするような、国民をだますようなことはやめてもらいたい〉とカンカン。まさにその通りだが、「TPP水準守る気なし」というトランプのホンネがバレた今、日本の農家の懸念や怒りが日米両政府に向かうのは確実だ。

 仮に参院選をノラリクラリ乗り切ったところで、日米貿易交渉が安倍政権にとって今後の大きな“足かせ”になるのは避けられない。農家の怒りが日本全国に広がれば、トランプが意欲を示す日米貿易協定の「8月決着」はムリだ。

 トランプがツイッターで「July elections(7月の選挙)」と複数形で表現したことに対し、「衆参同日選を示唆したのではないか」との臆測が出ているが、農家の怒りが日本全国に広がる前に「衆参同日選」に踏み切ってしまえ――と、安倍首相、トランプが水面下で“密約”していても不思議じゃない。

「とにかく、安倍首相、トランプ大統領は選挙に勝つことしか頭にない。そのためには何でもやるのでしょう。衆参同日選を仕掛けて勝利すれば、少なくとも3年間は国政選挙はないわけで、農家の反発をかわすことが出来るし、いざとなれば、農家に対して補助金を出してごまかすこともできる。(同日選に踏み切る)可能性はあります」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法)

 国民そっちのけの密約首脳会談なんて聞いたことがない。有権者をバカにするにもホドがある。










http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/357.html

記事 [政治・選挙・NHK261] トランプ大統領来日報道 政権“政治ショー”に手を貸したメディア(しんぶん赤旗)/「首脳外交」にあらずして、「接待外交」。相撲もNHK も私物化。



 

トランプ大統領来日報道
政権“政治ショー”に手を貸したメディア

しんぶん赤旗 2019年5月28日【2面】

 「血税でナイスショットにハッケヨイ」。25日付「朝日」の川柳欄ですが、トランプ米大統領が国賓として来日、安倍首相とゴルフ、大相撲観戦、炉端焼き―と日米首脳の親密ぶりを、これでもかと伝えた各メディア。トランプ大統領来日を参院選に向けた“外交ショー”として最大限利用したい安倍首相の思惑に手を貸した格好です。

NHKの異常さ

 27日午前、トランプ大統領夫妻と天皇夫妻との会見はじめ各行事をどのテレビ局も一斉に生中継するなか、やはり異常さが目立ったのは、NHKです。

 25日午後5時すぎ、トランプ大統領が羽田空港に到着すると、大相撲中継に割り込んで速報したのをはじめ、26日のゴルフ場や炉端焼き店への移動をその都度、上空からの映像を含め生中継する熱の入れようです。27日の「ニュース7」は、予定していた「ファミリーヒストリー」を吹っ飛ばして、時間枠を拡大、「宮中晩さん会」などを中継しました。

 その一方で、肝心なことは伝わりません。トランプ大統領が、ゴルフ場での昼食後のツイッターで、「日本との貿易交渉で大きな進展が得られつつある」としたことや、炉端焼き店での夕食会の冒頭、「貿易や軍事など、さまざまなことを話した。とても生産的な一日だった」と語ったことについて、その持つ意味について、深く解説した報道はみられませんでした。

言い分だけ紹介

 たとえば、NHKの岩田明子解説委員は、26日の「ニュース7」や27日のお昼のニュースなどに何度も登場、「親密な関係のアピールになったようだ」「安倍首相は、日米の絆は強固であることを示したいと言っていた」などと、安倍政権の言い分を伝えるだけでした。

 一方、26日のTBS系「サンデーモーニング」では、ジャーナリストの青木理氏が、升席の買い占めとか、「常軌を逸しているのではないか」とのべ、武器の爆買いとかに「目を向けないといけないのではないか」と指摘。政治学者の白井聡さんが「アメリカの属国だよねと見られている限り、日本の存在が重く見られることは決してないでしょう」とのべたことには注目したい。

 トランプ来日を参院選への政治利用の場としたい安倍首相の思惑は明々白々なのに、それを無批判に垂れ流すメディアの姿勢、あり方が問われました。

 (藤沢忠明)


http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/358.html
記事 [政治・選挙・NHK261] また始まった!自民党別動隊の連合が野党共闘にクレーム! 
また始まった!自民党別動隊の連合が野党共闘にクレーム!
https://85280384.at.webry.info/201905/article_270.html
2019/05/29 01:06 半歩前へ

▼また始まった!自民党別動隊の連合が野党共闘にクレーム!

 夏の参院選福井選挙区(改選数1)の野党統一候補が中央の調整で共産党公認の山田和雄氏(51)に決まったことを受け、立憲民主党、国民民主党、社民党、連合福井の代表が5月25日、対応を協議した。

連合福井は「政策や考え方が違うため統一候補を応援できない」とし、3党は無所属での出馬を申し入れることで一致。協議後、共産党福井県委員会に結果を伝えた。

 連合福井の横山龍寛会長は「連合本部の方針を確認した結果、連合福井としては共産候補は応援できない。無所属で出馬した場合でも同じだ」と明言した。

 参院選福井選挙区では自民現職で、経済産業政務官の滝波宏文氏(47)が再選を目指している。 (以上 福井新聞)

****************************

 グズグズ言っているが連合は、野党統一候補を推せないということは自主投票、つまり自民党候補に1票投じるというわけか。

 連合と係っているようでは真の野党共闘など有り得ない。毎回このパターンだ。連合の反響意識は日本会議と変わらない激しさだ。敵対関係にあると思っているのではないか?

 こんな”腐った玉子”とは、決別すべきだ。連合は実体のない幽霊組織である。ここから推薦をもらって得票を期待しているならお門違い。

 ハッキリ言って連合は自民党の別動隊だ。とりわけ安倍政権とは蜜月。賃上げも野党に頼まず安倍に頼んでいる。原発も再稼働派だ。

 立憲民主党と国民民主党は連合との「へその緒」を断ち切った方がいい。

 連合と決別宣言をすれば、無党派層の票が期待できよう。野党は連合より市民をパートナーに選ぶべきだ。



















http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/359.html

記事 [政治・選挙・NHK261] 安倍首相の外交無力を隠すフェイクニュースに騙されるな 金子勝の「天下の逆襲」(日刊ゲンダイ)
 


安倍首相の外交無力を隠すフェイクニュースに騙されるな 金子勝の「天下の逆襲」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/254848
2019/05/29 日刊ゲンダイ


ご機嫌取りの接待漬け(初優勝した朝乃山に「米国大統領杯」を渡すトランプ米大統領=右)/(C)JMPA

 北朝鮮問題を巡り、“蚊帳の外”の安倍首相が焦って日朝首脳会談の「無条件実施」を表明したが、米朝会談の物別れを受けて安倍が“橋渡し役”を果たすとするNHKの岩田明子解説委員の“フェイク解説”には驚いた。

 そもそも、Jアラートを鳴らしまくり、断交を叫んでおいて、前提条件なしで会うと言ったところで会談できるはずがない。しかも、「前提条件なし」は北方領土返還交渉を巡る対ロ外交の失敗で実証済みだ。日本のメディアは2島返還が実現するかのように煽ってきたが、全くのウソだった。

 米中貿易バトルと日米通商協議を巡る報道もフェイクだらけ。ファーウェイを干上がらせれば米国の完全勝利で、日本は米国の尻馬に乗っていれば万事うまくいくかのように報じられている。コンピューターの先端分野のクラウド事業ではアマゾン、グーグル、マイクロソフトなどの米事業者が強いが、中国ではアリババが強い。

 次世代通信規格の5Gで最も特許を取得しているのはファーウェイなど中国企業で、スウェーデンのエリクソンとフィンランドのノキアを合わせると全体の半数超え。アジアやアフリカでは次々に通信網が敷かれ、中国の政治的、経済的影響力は圧倒的だ。

 こうした状況に慌てたトランプ政権は大統領令まで発してファーウェイ排除に動いているが、国家レベルで同調しているのは日本と豪州くらい。このままでは、世界が米国圏と中国圏に分断されかねない。一方のファーウェイは、傘下のハイシリコンから半導体供給を増やし、自前調達で対抗する戦略だ。

 このような状況では、米国追従で漁夫の利が得られることはない。日本経済は半導体や電子部品などの対中輸出で支えられてきたが、米中バトルの影響で大きく減少に転じ、先端技術の開発もできずに青息吐息。他方で、北米への自動車輸出でしのぐが、トランプの格好の標的とされている。

 トランプを「令和初の国賓」として招いたが、参院選前までに日米FTA交渉のひどい内容がばれるのは避けたい。そこでゴルフだ、相撲観戦だと、ご機嫌取りの接待漬けにする。しかし、こんな「おもてなし」が通用するわけもなく、間もなく馬脚を現すだろう。

 安倍の外交無力によって、日本は輸出先まで失いつつある。現実をしっかり注視しないと、メディアに騙される。



金子勝 慶応義塾大学経済学部教授
1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業。東京大学大学院 博士課程単位取得修了。 法政大学経済学部教授を経て。2000年10月より現職。TBS「サンデーモーニング」、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。『資本主義の克服 「共有論」で社会を変える』集英社新書(2015年3月)など著書多数。新聞、雑誌にも多数寄稿している。

























http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/360.html

記事 [政治・選挙・NHK261] 犠牲者を悼んだ大統領、触れない安倍首相/政界地獄耳(日刊スポーツ)
犠牲者を悼んだ大統領、触れない安倍首相/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201905290000081.html
2019年5月29日7時50分 日刊スポーツ


★28日午前、首相・安倍晋三と来日中の米トランプ大統領は神奈川県横須賀市の海上自衛隊横須賀基地で、今後軽空母に改修される護衛艦「かが」に乗艦して、海上自衛隊と米海軍の隊員を激励した。それぞれ、ヘリコプターで甲板に乗艦した両首脳は日米同盟の強固なきずなについて触れ、首相は「日本の自衛隊と米軍が深い友情で結ばれていることをともに喜び合いたい」とし、「祖国から遠く離れた地でわが国と地域の平和と安全を守り、日米同盟の抑止力を高める在日米軍の皆さん、そしてその最高司令官であるトランプ大統領に敬意を表するとともに、改めて感謝を申し上げたい」と述べ、最後には自衛隊最高指揮官、内閣総理大臣、安倍晋三と訓示を締めくくった。

★トランプは訓示の中で同日朝、川崎市登戸で起きた小学生らが男に刺された事件に触れ、「被害者とその家族のために深く悲しんでいる」と朝の事件に触れた。首相は官邸に戻ってから13時54分、「大変痛ましい事件で、幼い子供たちが被害に遭ったことに強い憤りを覚える。子供たちの安全を何としても守らなければならない」と初めて事件に触れている。

★時系列に見てみよう。事件発生、119番入電が朝7時45分。メディアに速報が流れたのが8時12分。両首脳のかが乗艦が10時34分。横須賀と同じ県内である川崎市で起きた出来事への対応と反応の素早さに大きな差が出た。日米同盟を強調し、米大統領と護衛艦上で安全保障の強固なきずなを示したかった首相だが、国民の生命についての反応が鈍く安全保障は軍事力だけではないことをトランプに教わった形だ。ただ事件発生から訓示まで十分時間があり、トランプが触れているのに首相が触れなかったのは恥ずかしい出来事だ。原稿に書かれていなくとも政治家であり首相として一言は言えたはずだ。国民の命を守る使命を帯びる国のリーダーとしての最低限の礼節を欠いたといえる。トランプから国の指導者のあるべき姿を示された首相は国民からどう見られたか。(K)※敬称略




















http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/361.html

記事 [政治・選挙・NHK261] トランプ大統領「万葉集」スピーチに驚きの声 「ずいぶん手のこんだ挨拶文を...」  :この気配りは信頼の強さであり 安倍外交の成果
            トランプ大統領「万葉集スピーチに驚きの声 あのトランプがここまでの気配りを  
            日米トップの信頼関係の強さ  
  
  
  
[私のコメント]
  
    
     
■ トランプ大統領「万葉集」大伴旅人、山上憶良スピーチに驚きの声 あのトランプがここまでの気配りを  
  

> 令和最初の国賓として迎えられたトランプ米大統領が2019年5月27日夜、新天皇・皇后両陛下主催の宮中晩さん会に出席した。

> 天皇陛下のあいさつを受け、トランプ氏は新元号の典拠とされた「万葉集」について触れた。その手の込みように驚きの声が上がっている。

> 大伴旅人、山上憶良に言及

> トランプ氏はスピーチの中で、令和が万葉集第5巻「梅花の歌32首」の序文から2字を取られていることを踏まえ、その歌人についても触れた。

> 「令和がその由来をもつ万葉集の第5巻には、2人の歌人によって書かれた文章の中に、この瞬間に関する重要な洞察を与える記述があります。
その歌人の一人は、大伴旅人ですが、春がもつ潜在的な可能性について書いています。もう一人の歌人は山上憶良で、1人目の歌人の良き友人であり、家族や将来の世代に対する私たちの厳粛なる責任を想起させます。これらはいずれも古来の叡知から受け継がれてきた美しい教えです」(27日、NHKウェブ版)
  
  
上記のトランプ大統領による宮中晩さん会スピーチには驚きました
元号「令和」の典拠について詳しく言及したのです。
万葉集とその中で「令和」にまつわる歌人、大伴旅人と山上憶良に言及し、「古来の叡知から受け継がれてきた美しい教え」と称賛。  
  
ワンマンのトランプ大統領にこんな気配りができるのかと正直驚きました。
  
このトランプ大統領の気配りスピーチには、ネットでも驚きと感嘆の声が多く上がっています。

> 「形式的では無い、すごく意味の込められたメッセージ、と感じた...」
>「トランプのスピーチの原稿を書いた人は深く勉強してきたな」
>「ほうほう、万葉集の具体的内容にまで踏み込むとは、米のスタッフもずいぶん手のこんだ挨拶文作ったものだ」
>「トランプ大統領が万葉集を出してくるとは予想外。元号繋がりで、上手く話持っていったなあ」
  
   
  
■ トランプ大統領のここまでの気配りは 安倍・トランプの強い信頼関係があってからこそ 安倍外交の大きな成果
  
  
あのトランプ大統領が日本に対してここまでの心配りをするとは‥。
もちろん、外交部門や在日米国大使館からの提案があったのでしょう。
  
重要なのは、その提案を、つまり万葉集というトランプ大統領にとってはなじみがまったくなく、ややこしいと感じるであろう話をスピーチに盛り込む決断をトランプ大統領がしたことです。
儀礼的な通り一辺倒なスピーチでも問題なかったにもかかわらず‥。
これは日本への、そして安倍総理への大きな気配りです。
   
その大きな要因が安倍・トランプの信頼関係の強さにあることは言うまでもありません。
安倍総理は、トランプの大統領選勝利直後にトランプタワーでトランプに会うという行動の早さをみせました。
もちろん世界の大物政治家でトランプ当選後はじめてあったのは安倍総理。
これで両者は意気投合。(安倍総理のうまさがあったのでしょうが‥)

以降、トランプに物申せるのは、安倍総理しかいないというほどまでの信頼関係を構築することができたのです。
(下記参照)
  
  
『外交、経済、すべてにかなり頓珍漢なトランプに、毎回一から説明しなければならず、さすがに安倍さんがうんざりして外務省に、
「トランプにちゃんと事前にレクするように米国側に言ってくれ」
と文句を言ったことがあった。
外務省はその通りホワイトハウスに伝えたが答えは
「悪いがトランプは俺らの言うことは聞かない。だからシンゾーさんよろしくお願いします」
ということだったという。』
https://www.fnn.jp/posts/00046112HDK
  
  
このようにトランプ大統領の安倍総理への信頼は極めて強いものがあります。
それが今回のトランプ大統領の国賓訪問、上記スピーチに繋がった。  
  
その結果日米の関係、そして日米同盟が極めて強固であることを世界中に発信することができた。
これは、安全保障上、外交上、日本にとって大きな国益です。

この件は安倍外交の大きな成果です。
    
  
   
[記事本文]
   
   
令和最初の国賓として迎えられたトランプ米大統領が2019年5月27日夜、新天皇・皇后両陛下主催の宮中晩さん会に出席した。

天皇陛下のあいさつを受け、トランプ氏は新元号の典拠とされた「万葉集」について触れた。その手の込みように驚きの声が上がっている。

大伴旅人、山上憶良に言及

トランプ氏はスピーチの中で、令和が万葉集第5巻「梅花の歌32首」の序文から2字を取られていることを踏まえ、その歌人についても触れた。

「令和がその由来をもつ万葉集の第5巻には、2人の歌人によって書かれた文章の中に、この瞬間に関する重要な洞察を与える記述があります。その歌人の一人は、大伴旅人ですが、春がもつ潜在的な可能性について書いています。もう一人の歌人は山上憶良で、1人目の歌人の良き友人であり、家族や将来の世代に対する私たちの厳粛なる責任を想起させます。これらはいずれも古来の叡知から受け継がれてきた美しい教えです」(27日、NHKウェブ版)

「梅花の歌32首」は歌人・大伴旅人が自宅で開いた歌会で詠まれた歌をまとめたもので、序文「初春の令月にして気淑よく風和らぎ」の作者については大伴旅人、山上憶良などの説がある。

トランプ氏が万葉集の教えに言及したことについては、ツイッターでは驚きの声が散見される。

「形式的では無い、すごく意味の込められたメッセージ、と感じた...」「トランプのスピーチの原稿を書いた人は深く勉強してきたな」「ほうほう、万葉集の具体的内容にまで踏み込むとは、米のスタッフもずいぶん手のこんだ挨拶文作ったものだ」「トランプ大統領が万葉集を出してくるとは予想外。元号繋がりで、上手く話持っていったなあ」

28日朝放送の情報番組「モーニングショー」(テレビ朝日系)で羽鳥慎一アナウンサーがこの話題に触れると、同番組に出演した宮内庁の元職員で、皇室ジャーナリストの山下晋司さんは

「おそらく安倍総理といろいろ話をしてこういうスピーチになったんでしょうね。そうとしか思えないですよね」

と指摘していた。

http://news.livedoor.com/article/detail/16528806/


http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/362.html

記事 [政治・選挙・NHK261] 「改選6」参院東京に7人擁立 そこに隠された恐るべき戦略 「NHKから国民を守る党」の内幕(日刊ゲンダイ)
 


「改選6」参院東京に7人擁立 そこに隠された恐るべき戦略 「NHKから国民を守る党」の内幕
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/254840
2019/05/29 日刊ゲンダイ


「NHKをぶっ壊す!」と立花代表(C)日刊ゲンダイ

「私の公約はただ一つ。NHKを、ぶっ壊す!(ニッコリ)」

 そんなワン・イシューで選挙を戦う政治団体が、地方選挙で着々と勢力を拡大していることをご存じだろうか?

 この政治団体は、2013年6月設立の「NHKから国民を守る党」(N国)。代表はNHKの元職員で、05年4月に「週刊文春」でNHKの不正経理問題を内部告発した立花孝志氏(51)だ。

 N国は今年4月の統一地方選に47人の候補を擁立。半数を超える26人を当選させ、一時は39人の地方議員を抱えるまでに急成長した。

 その後、5人を除名。立花代表を含む2人の現職が別の選挙に立候補するために辞職するなど出入りは激しいが、5月26日現在も32人の勢力を誇っているから驚きだ。

 国民なら誰もが知っている「NHK」の大看板。N国はその知名度を「借景」することで、新興勢力ながら有権者の間に浸透してきた。いや、正確には浸透していなくても、気になる名前だから初見の有権者の目も引く。勢力拡大の背景には、現在のNHK受信料制度に対する国民の根強い不満があるだろう。

 特筆すべきはN国の選挙に対する姿勢だ。N国を設立した13年当時、立花代表は筆者にこう語っていた。

「選挙における最終目標は、6年後の参議院議員選挙で議席を獲得することです。国政に議席を持たなければ、我々の公約は実現できません。そのため、参院選までに行われる選挙のスケジュールを全部洗い出して、選挙に出続けます」

 立花代表は予定される選挙の日程を次々と筆者に説明。落選すればすぐに引っ越し、立候補に必要な「3カ月の居住要件」を満たして選挙に出続けると宣言した。そしてこの夏、N国は参院選に10人を擁立して国政に初挑戦する。その内訳は、全国比例3人、東京選挙区7人。東京の改選数は6だから異例中の異例だが、そこには恐るべき戦略があった。

「7人が同時刻に立候補を届け出て、ポスター掲示場の枠を7連続で確保します。そこに『N』『H』『K』『を』『ぶっ』『壊』『す』と並べます」(立花代表)

 法的には十分可能だ。

 (つづく)



畠山理仁 フリーランスライター
1973年、愛知県生まれ。早大一文在学中の93年から雑誌を中心に取材・執筆活動を開始。関心テーマは政治家と選挙。2017年に著書「黙殺 報じられない“無頼系独立候補”たちの戦い」(集英社)で第15回開高健ノンフィクション賞を受賞。














http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/363.html

記事 [政治・選挙・NHK261] (独自)国民民主・山井氏が離党へ 異例...国対幹部が会期中に/FNNプライムオンライン

【独自】国民民主・山井氏が離党へ 異例...国対幹部が会期中に/FNNプライムオンライン
FNN.jpプライムオンライン
2019/05/29 06:15
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e3%80%90%e7%8b%ac%e8%87%aa%e3%80%91%e5%9b%bd%e6%b0%91%e6%b0%91%e4%b8%bb%e3%83%bb%e5%b1%b1%e4%ba%95%e6%b0%8f%e3%81%8c%e9%9b%a2%e5%85%9a%e3%81%b8-%e7%95%b0%e4%be%8b%e5%9b%bd%e5%af%be%e5%b9%b9%e9%83%a8%e3%81%8c%e4%bc%9a%e6%9c%9f%e4%b8%ad%e3%81%ab/ar-AAC2XrE?ocid=iehp


国民民主党の山井国対委員長代行が、離党の意向を固めたことが、FNNの取材でわかった。

関係者によると、山井氏は、6月上旬にも離党届を提出する考えで、当面は、無所属で活動する方向だという。

国会会期中に国対幹部が離党するのは異例で、夏の参議院選挙を控え、支持率が低迷する国民民主党には打撃となるとみられる。

http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/364.html

記事 [政治・選挙・NHK261] 野党連合は消費減税を掲げて選挙に臨め。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/05/blog-post_33.html
5月 29, 2019 日々雑感(My impressions daily)

<自民党の甘利明選対委員長は27日のBS日テレ番組で、10月の消費税増税について「延期はもうない」と明言した。萩生田光一幹事長代行が先月、延期論に言及した際、安倍晋三首相から「それはない。そんなことは言っていない」と確認したと明らかにした。延期はリーマン・ショック級の事態が起きた場合だけだと説明を受けたという。

景気後退があっても「追加対策で十分対応できる」とも指摘した。

衆参同日選の可能性に関しては「99パーセントない」と述べ、否定的な見方を重ねて示した>(以上「日経新聞」より引用)


 安倍氏は消費増税の延期はないと表明した、という。野党連合が戦う絶好のスローガンが出来たではないか。野党連合は経済成長を力強いものとするため「消費税を5%に減税します」と謳えば良い。

 そうすればマスメディアは慌てふためいて「人気取り政策だ」と批判の大合唱を展開するだろう。「財源は〜」といつものお決まり批判を突き付けるだろう。しかし、そうした手法に臆してはならない。

 「消費減税5%」の財源は日本の未来だ。再び世界平均を上回る経済成長を取り戻せば、税収は確実に増える。むしろ消費増税10%を実施する方にこそ「財源」を求めるべきだ。なぜなら消費増税10%実施後に日本は深刻なデフレ不況に陥るからだ。むしろ増税して税収減になる可能性の方が高いから、消費増税10%の財源説明を政府に求めるべきだ。

 消費減税5%を野党連合が掲げるために、旧・民主党国会議員諸氏はかつて消費税10%を掲げた愚かな政策を撤回して、消費増税に反対した小沢氏とその仲間に石礫を投じて民主党から追放したことを詫びるべきだ。

 民主党政権の立役者を追放して、民主党を奪った枝野某が大きな顔をしているが、彼も民主党大敗の戦犯の一人だ。なせ国民・有権者はこうした似非・野党国会議員の再選を許すのだろうか。有権者にマトモな政策判断能力のなさこそまず問題にすべきだろう。

 ともあれ、安倍氏が消費増税の延期はないと断言した。軽減税の適用などと、たった一年かそこらしか適用しない軽減税のポイント還元のためにカード読み込み器などを設置し、ネット回線を引き込み、田舎の個人商店までもカード会社と契約を結ばせるなどといった悪政を強制する「お為ごかしポイント還元」制度の創設に協力するマスメディアの報道ぶりには呆れかえる。

 なぜマスメディアは「クレジットカード支払い5ポイント還元よりも、5%消費税カットの方が簡単ですよ」という論陣を一切張らないのだろうか。世論操作の道具に堕した腐り切ったマスメディアの正体が露わになっているではないか。



http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/365.html

記事 [政治・選挙・NHK261] 安倍晋三首相は、トランプ大統領と海上自衛隊横須賀基地を訪れ、いずも型護衛艦「かが」乗艦し、「日米同盟は、これまでになく強固になった」とアピール、中国を敵視、牽制した(板垣 英憲)
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/4c4072b1bffe854b9795e9fbab3dfd07
2019年05月29日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 全国各地の映画館では、「空母いぶき」(監督: 若松節朗、原作者:かわぐちかいじ)が絶賛上映中だ。自衛隊の海外派遣を厳に戒めた後藤田正晴元副総理の「専守防衛論」に則ったストーリーである。その最中、安倍晋三首相は5月28日午前、トランプ大統領と海上自衛隊横須賀基地(神奈川県横須賀市)を訪れ、停泊中のいずも型護衛艦「かが」(事実上、「空母」に改修が決まっている)に乗艦し、「日米同盟は、これまでになく強固になった。この艦上に、われわれが並んで立っていることがその証しだ」と国際社会にアピールするとともに、中国を敵視し、牽制した。これは、世界が3つの連邦体制(ユーラシア連邦、太平洋・インド連邦、アメリカ連邦)によって、新しい秩序を形成しつつある動きについて、まったく無関心であるという証拠でもあった。つまり国際政治家ではないということだ。



http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/366.html

記事 [政治・選挙・NHK261] 166億円の収支<本澤二郎の「日本の風景」(3329)<F35を105機調達のアベ日本会議内閣を世界一と絶賛>
https://ameblo.jp/honji-789/entry-12464683776.html
2019-05-29 08:46:45 honji-789のブログ

<死の商人丸出しのトランプ大統領>

 皇位継承費166億円の一部も支出したであろう、国賓トランプの収支が判明した。国賓とは名ばかりのワシントン「死の商人」は、一連の行事の締めくくりの場面で、やはり本領を発揮してアベら右翼の日本人を感動させ、むろんのこと本人も大満足してエアーフォースワンの人となって、昨日午後、羽田国際空港から帰国の途に着いた。皇室活動では、政教分離に厳しい目を向ける皇后と秋篠宮が光った。原始宗教の祭祀をやめて、アベの外遊に代わって世界を飛んではどうか。雅子さんにお似合いだ。

<F35を105機調達のアベ日本会議内閣を世界一と絶賛>

 アベとトランプの5月28日は、小泉純一郎の地元・横須賀で日米の艦船に乗り組んで、好戦派らしい行動と演説で、お互い興奮してすごした。その日に川崎市で悲惨な事件が起きていたが、犯人に宗教的な絡みがなかったのかどうか。

 それにしても、なぜ自衛艦「かが」に乗船したのか。理由は空母「出雲」の二隻目の空母化が決まっていたのだ。知らなかった。恐ろしい速度で戦争する日本へと自公内閣は舵を切っていたのである。

 この空母の艦載機が、米国の最新鋭のステルス戦闘機F35Bである。いまや欠陥機で有名なのだが、トランプは「日本はF35を105機調達する。これは同盟国で一番だ」と絶賛した。

 憲法に違反する攻撃機105機の値段は、1兆円を軽く超えるのだが、アベは茂原のゴルフ場で「しっかりと確約した」のであろう。そのことをトランプは公然と世界に発信した。実は、中国向けに、といっていい。

<ワシントンの鷲=武力威嚇の平和=令和か>

 一度取材で、ワシントンのホワイトハウス前を見学したことがある。そこで平和運動家のおばさんから「Peace」と絵具で描かれた、小さな石を1ドルで買った。大事に玄関に置いてあるのだが、米国の平和運動家にとって、ホワイトハウスは、時に戦争屋・死の商人の出先機関なのだ。

 アメリカのシンボルである鷲は、鳩を食い殺す獰猛な鳥である。

 トランプは、素朴にも、武器の威嚇による平和を、日米の海軍兵士に向かって吠えた。日米艦船で中国を抑え込むというのである。これは日本国憲法が、憲法前文で日本政府に禁じているが、日米の戦争屋には通用しなかった。

 勘ぐると、令和の真意がどこにあるのかが、見えてくるだろう。令和とは軍事力による平和構築ということなのだ。令に美しさ・寛容さはない。命令であろう。新聞も議会も沈黙しているのが危険きわまりない。

<おまけは参院選後に広島級の爆弾投下を公約>

 ゴルフ場でのやり取りの、もう一つの重大な件は貿易不均衡問題である。そこでアベは、近く強行する衆参同時選挙のことで、トランプに哀願した。「頼むから8月の選挙後にしてほしい」「わかった。そのかわりに米国の農業・牛肉業者を満足させるよ。いいなッ」

 事情通は、広島級の爆弾投下に匹敵するものになろう、と分析している。

 日本の農業団体・酪農団体がパニックに陥るような事態を、トランプ自身が共同会見で暴露、アベに釘を刺したのだ。アベの心臓が止まりそうな、唯一の場面だった。

<中国と北朝鮮脅威論の偉大なアベ成果>

 トランプとアベの進軍ラッパに対して、多くの国民は真っ青である。5・3の憲法集会には、6万5000人が東京の会場を埋めた。平和を願う国民は、むろんのこと圧倒的である。新聞テレビが真っ当であればだが、不幸にして現在は、財閥と右翼に屈してしまったマスコミだ。

 そうして6年有余の中国と北朝鮮脅威論を喧伝させてきた政治的効果は、これまた絶大である。拉致問題の効果は少なくない。

 現在の日本は、多くが貧困大国化におびえて生活している。年金の支給年齢はぐんぐん引き上げられている。戦争屋は民意を軽視している。超軍拡路線は、9条解体狙いでもある。

 6年間の脅威論で一部の国民の精神は壊れてしまっている。そのことが超軍拡を可能にさせているのであろうが、事実は誠に恐ろしい事態なのだ。

<それでも枝野の野党バラバラで壊滅へ>

 重大なことは、それでも同時選を目前にして、打つ手なしの野党の体たらくである。野党第一党の枝野はA級戦犯になろうとしている点である。

 何度も指摘しているが、この人物の感度には閉口するばかりだ。平和を欲する国民をイラつかせている。壊滅的敗北を予見できないのか。

 166億円の効果でもあろうが、なんとも情けない。野党がバラバラでは、自公の3分の2確保は確実であろう。アベの心臓を止めることはできない。

 歴史を知らない世代、歴史を教えない教育が、アベを支援してしまっていることでもある。

2019年5月29日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/367.html

記事 [政治・選挙・NHK261] 天皇は平和望むも、安倍は空母上で日米兵を前に軍事同盟をアピール+丸山は出張聴取も拒否(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/28345857/
2019年 05月 29日 

【テニスの全仏・・・昨日は第一シードの大坂なおみが1回戦で90位のシュミドローバ(スロバキア)と対戦したのだが。「人生で一番緊張した」そうで、1セットめは体が動かず、ミスを連発して1ゲームもとれず。(゚Д゚) 2セットめも最後でリードされ「まさかの1回戦敗退か〜」と覚悟するようなピンチに陥ったのだが。こういう場面になると、今度は相手も緊張するもので、ミスが多くなり第2セットはタイブレークでゲット。これで相手はがっくり、逆に大坂はペースを取り戻し、結局、0−6,7−6,6−1で2回戦進出を決めた。(・・)
 でも、2回戦の相手は元女王・アザレンカ。ハードな対戦になりそうだ。^^;<錦織も明日の2回戦は、地元で人気の元TOP10・ツォンガと対戦することに。強い精神力が必要になりそうだ。>
 また、女子では、故障&不調のためランクダウン。全豪で22大会連続GSの出場が途絶えてしまった238位の奈良くるみは、今大会、予選から勝ち上がり、日没延長のため2日がかりで1回戦を戦って、ヤクポビッチ(スロベニア)に7−5、5−7、6−3で勝利し、2年ぶりに初戦を突破した。(~~)】
 
* * * * *

 トランプ大統領夫妻は、昨日28日の朝、国賓としてホテルで天皇夫妻の見送りを受けたあと、横須賀へ。 

 安倍首相夫妻と“事実上の空母”に改修されることが決まっている護衛艦『かが』に乗艦して視察。さらに、格納庫部分で待機していた500人の自衛官、米軍兵を前に言葉を述べた。(・・)

<トランプ大統領は、ここでも日本がF35を105機購入し、空母に搭載して米国の防衛に貢献することなどを、しっかりと強調。^^; あとイヴァンカ夫人のイエローの大きな柄の洋服にちょっとギョッ。(@@)>

 新天皇は、前日の晩餐会で「今日の日米関係が、多くの人々の犠牲と献身的な努力の上に築かれていることを常に胸に刻み」「世界の平和と繁栄に貢献していくことを切に願っております」と挨拶をしていたのだが。

 安倍首相は、中国や韓国、北朝鮮に対して、日米の軍事同盟を見せ付ける意図もあって、今回のイベントを行なっているのは明らかで。また「今上天皇の心、安倍知らず」になりそうだ。(-"-)

 mewとしては、どうせならワイドショーに最後まで、安倍&トランプ夫妻の護衛艦の乗艦の様子や勇ましい訓示の中身、1兆円以上かかるF35購入の話など、安倍政権のアブナさもしっかりと国民に伝えて欲しかったのだけど。
 
 昨日の朝、川崎市の登戸で、スクールバス登校をしようとしている小学生を殺傷する痛ましい事件が発生。<子供を狙う犯行はマジで腹が立つ。被害者の方々には心からお見舞い申し上げたい。子供たちの心のケアもしっかりして欲しい。>

 で、やむを得ないことだが、ニュースやワイドショーの大部分は、その事件をメインで扱うことになったので、安倍首相は、ある意味では一般国民にあまり見せたくない場面を見られずに済んだかも知れない。(~_~;)

* * * * *

 先に、新天皇の晩餐会での挨拶の一部を。新天皇も父である上皇の思いを引き継ぎ、強く平和を願うメッセージを送り続けてくれそうだ。"^_^"

『トランプ大統領御夫妻が、前回の御訪問の折にお会いになった上皇陛下は、天皇として御在位中、平和を心から願われ、上皇后陛下と御一緒に、戦争の犠牲者の慰霊を続けられるとともに、国際親善に努められました。今日の日米関係が、多くの人々の犠牲と献身的な努力の上に築かれていることを常に胸に刻みつつ、両国の国民が、これからも協力の幅を一層広げながら、揺るぎない絆(きずな)を更に深め、希望にあふれる将来に向けて、世界の平和と繁栄に貢献していくことを切に願っております。』(全文は*1に)

『安倍首相と来日中のアメリカのトランプ大統領は、海上自衛隊最大の護衛艦「かが」を視察した。

 両首脳は護衛艦「かが」の格納庫で、日米合わせて500人の隊員を前に訓示し、強固な日米同盟をアピールした。

 安倍首相「日米両国の首脳がそろって、自衛隊・米軍を激励するのは、史上初めてのことであります」「日本の自衛隊と米軍が、私たちと同様、深い友情で結ばれていることを、ともに喜び合いたいと思います」

 トランプ大統領「日本は105機のF35ステルス戦闘機を購入すると発表した。これによって、日本は同盟国の中でも、最大規模の軍を持つことになるだろう」

 日本政府関係者は今回の視察について、「中国や北朝鮮に対する抑止力になる」と意義を強調している。

 一方で、護衛艦「かが」は今後、アメリカの最新鋭ステルス戦闘機F35Bが離着艦する事実上の「空母」に改修される方針。日本政府はF35を新たに105機購入する方針で、これだけで1兆円を超える防衛予算が必要になる。トランプ大統領は安全保障における日本への協力が、アメリカの貿易赤字の削減につながるとの考えを示している。

 貿易赤字を防衛費で埋めることについて、野党からは「軍産複合体に国民の貴重な税金を貢いでいるとしかみえない」と批判の声も上がっている。

 トランプ大統領はこれで一連の日程を締めくくることになる。異例のおもてなしを展開した安倍首相だが、その先に日本の利益があるのか、明確な説明が求められる。(ANN19年5月28日)』

* * * * *

『トランプ氏、海自護衛艦に乗艦=米大統領初、安倍首相「強固な同盟」

 安倍晋三首相とトランプ米大統領は28日午前、海上自衛隊横須賀基地(神奈川県横須賀市)を訪れ、停泊中のいずも型護衛艦「かが」に乗艦した。

 米大統領が海自護衛艦に乗り込むのは初めてで、日米両首脳は自衛隊と在日米軍の隊員を激励。首相は「日米同盟は、これまでになく強固になった。この艦上に、われわれが並んで立っていることがその証しだ」と国際社会にアピールした。

 両首脳は艦内の格納庫で、約500人の日米隊員を前に訓示。首相は「日米両国の首脳がそろって自衛隊、米軍を激励するのは史上初めてのことだ」と指摘。同艦を改修して米国製の最新鋭ステルス戦闘機F35Bを運用する計画に触れた上で「地域の平和と安定に一層、寄与していく」と訴えた。

 首相にはトランプ氏に米国製の防衛装備品の大量調達が貿易不均衡是正につながると印象付ける狙いもありそうだ。トランプ氏は「日本は同盟国の中でも、最大規模のF35戦闘機群を持つことになるだろう」と歓迎。「首相は強い決意で日本の防衛能力を高めようとしている。米国の安全を高めることに貢献している」と評価した。(時事通信19年5月28日)』

『安倍晋三首相がトランプ米大統領の来日を締めくくる舞台として海上自衛隊の護衛艦「かが」を選んだのは、法の支配に基づく秩序を脅かす中国に対し、揺るぎない日米同盟を強く印象づけるためだ。

 28日午前10時半、かがの飛行甲板に米大統領専用ヘリ「マリーンワン」が着艦した。先に到着していた首相がトランプ氏に歩み寄って握手を交わすと、両首脳は並んで艦上を歩いた。海自護衛艦隊司令官や呉地方総監を歴任した池田徳宏元海将は「日米の首脳が『かが』に並び立つ姿ほど中国にとってやっかいな画(え)はないはずだ」と語る。(産経新聞19年5月28日)』

 ちなみに、安倍内閣は護衛艦「いずも」も空母化することに決めたのだが。「いずも」は今月、インド洋での仏豪米との共同訓練に参加していたりもするわけで。

 日本は、安倍政権下でどんどん戦争へのアブナイ道を歩んでいるのである。(-_-;)

『日仏豪米がインド洋で共同訓練 中国牽制 22日まで

 海上自衛隊は22日までの日程で、フランス、オーストラリア、米国の各国海軍とインド洋で共同訓練を実施している。日仏豪米4カ国の共同訓練は初めて。各国海軍との連携を強化するとともに、南シナ海などで海洋進出を先鋭化する中国を牽制(けんせい)する狙いがある。

 訓練は日仏の共同訓練に米豪が加わる形で実現した。事実上の空母化が決まった海自護衛艦「いずも」や仏原子力空母「シャルル・ドゴール」に加え、豪潜水艦、米ミサイル駆逐艦など計10隻が参加。スマトラ島西方の海空域で対潜水艦戦や搭載ヘリの相互発着艦などの訓練を行う。

 海自とシャルル・ドゴールの訓練も初めて。防衛省幹部は「仏海軍がインド太平洋地域に積極的に関わる意義は大きい」と歓迎している。海自は今月3〜9日にも南シナ海などで米国、インド、フィリピン海軍と共同訓練を行った。(産経新聞19年5月20日)】

* * * * *

 最後に、「戦争」発言、「女」発言で問題になっている丸山穂高衆院議員に関する続報を少しだけ。

 丸山氏は、衆院の議事運営委員会の理事会が本人からの聴取を行なうために呼んだところ、「」で「2ヶ月の療養が必要」だという診断書を提出して、理事会を欠席した。(-"-)

 理事会は、本人のところに出向いて話をきこうと考えたのだが、本人はそれも「医療機関と相談」した上で困難だと拒否。そこで理事会は、とりあえず、ビザなし交流に関わった外務省などの政府機関に説明を求めることにしたという。^^;

『丸山氏発言、政府に報告求める=衆院議運委、本人は「対応困難」

 衆院議院運営委員会は28日の理事会で、日本維新の会を除名された丸山穂高氏が戦争による北方領土奪還に言及した問題に関し、内閣府と外務省の幹部を30日の理事会に招致することを決めた。

 発言のあった北方領土への「ビザなし交流」に同行していた職員からの聴取結果について報告を求め、事実関係を確認する。

 議運委は、体調不良を理由に理事会への出席を拒んだ丸山氏に対し、高市早苗委員長と与野党の筆頭理事による出張尋問を打診していた。だが、丸山氏は28日、秘書を通じて「医療機関と相談したところ、対応は現時点で困難である」と回答した。(時事通信19年5月28日)】

 以前にも少し書いたが。このような形をとると、安倍内閣にとって都合の悪いもの(丸山氏本人)は隠したままで、政府関係者からの話だけで、現場の状況確認や結論決定などを行なってしまうことになるようにも思われ・・・。
 
 トランプ大統領との「貿易に関する合意を、選挙後まで先送り」するという密約の件もそうだけど。ここから選挙に向けて、国民が、安倍官邸&自民党の都合の悪いことをしっかり見極める力が本当に重要になるな〜と思うmewなのだった。(@@)

  THANKS


「トモダチ作戦…忘れることはないでしょう」宮中晩餐会での天皇陛下お言葉全文
5/27(月) 20:30配信 産経新聞

 トランプ米大統領夫妻を歓迎する宮中晩餐(ばんさん)会での天皇陛下のお言葉の全文は次の通り。

 この度、アメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプ閣下が、令夫人と共に、我が国を再び御訪問になりましたことを心から歓迎いたします。

 特に、私が皇位を継承してから最初の国賓として、今宵(こよい)、大統領御夫妻を晩餐会の席にお迎えすることができ、嬉(うれ)しく思います。

 我が国が、鎖国を終えて国際社会に足を踏み出したのは、今から百六十五年前の一八五四年に、貴国との間で日米和親条約を締結したことに始まります。それ以来、日米両国とその国民は、様々な困難を乗り越え、相互理解と信頼を育み、今や太平洋を隔てて接する極めて親しい隣国として、強い友情の絆(きずな)で結ばれております。特に近年、両国の関係が、政治や経済にとどまらず、芸術、文化、スポーツ、最先端技術など、幅広い分野で深みを増していることを、喜ばしく思います。また、日米両国が困難な時に互いに助け合える関係にあることは大変心強く、取り分け、八年前の東日本大震災の折に、二万人を超える貴国軍人が参加した「トモダチ作戦」を始め、貴国政府と貴国国民から、格別の温かい支援を頂いたことを、私たちは決して忘れることはないでしょう。

 貴国と皇室との交流の歴史にも、また特別なものがあります。私の祖父である昭和天皇は、香淳皇后と御一緒に、一九七一年、御即位後初めての外国御訪問の途次に立ち寄られたアラスカにおいて、ニクソン大統領御夫妻より、そして、一九七五年に御訪米をされた折には、フォード大統領御夫妻より、それぞれ歓迎を頂きました。また、私の両親である上皇上皇后両陛下も、皇太子時代の一九六〇年に初めて貴国を公式訪問された折には、アイゼンハワー大統領御夫妻始めの歓待を受けられたほか、御即位後の一九九四年には、国賓として、クリントン大統領御夫妻をはじめ貴国の国民から手厚くおもてなしいただいたと伺っています。

 私自身の貴国との最初の思い出は、一九七○年の大阪万博であり、当時私は十歳でしたが、月の石を間近に見たことや、チャールズ・リンドバーグ飛行士に、水上飛行機シリウス号の操縦席に乗せていただいたことを、今でも鮮明に覚えています。その後、一九八五年に、英国留学の帰途、貴国を初めて長期に訪れた折には、レーガン大統領から温かくお迎えいただきました。マンハッタンの摩天楼、サンフランシスコやニューオリンズの街並み、グランドキャニオンの威容など、都市や自然のスケールの大きさと多様性に強い印象を受けたことが懐かしく思い起こされます。皇后も、幼少の時期をニューヨークで、また、高校、大学時代をボストン郊外で過ごしており、私どもは貴国に対し、懐かしさと共に、特別の親しみを感じています。

 トランプ大統領御夫妻が、前回の御訪問の折にお会いになった上皇陛下は、天皇として御在位中、平和を心から願われ、上皇后陛下と御一緒に、戦争の犠牲者の慰霊を続けられるとともに、国際親善に努められました。今日の日米関係が、多くの人々の犠牲と献身的な努力の上に築かれていることを常に胸に刻みつつ、両国の国民が、これからも協力の幅を一層広げながら、揺るぎない絆(きずな)を更に深め、希望にあふれる将来に向けて、世界の平和と繁栄に貢献していくことを切に願っております。

 日本は、今、緑の美しい季節を迎えています。大統領御夫妻の今回の御滞在が、楽しく、実り多いものとなることを願うとともに、お二方の御健勝、そして、アメリカ合衆国の繁栄と貴国国民の幸せを祈り、杯を挙げたく思います。



http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/368.html

記事 [政治・選挙・NHK261] 小沢一郎を入れた国民民主党が 崩壊へ進む  山井国対委員長代行や 階猛衆院議員が 離党へ  小沢一郎の 負のパワーが酷い
               小沢一郎の負のパワーが酷い  国民民主党が崩壊に進む   
          
     
       
      
■ 小沢一郎を入れた国民民主党が崩壊へ進む  山井国対委員長代行や階猛衆院議員が離党へ
  
  
国民民主党が内紛で崩壊に向かっています。

何と国民民主党・国対委員長代行が離党へ。
国対幹部が会期中に離党へ進むのは極めて異例です。(下記)

『【独自】国民民主・山井氏が離党へ 異例...国対幹部が会期中に』
https://www.fnn.jp/posts/00418388CX
  
  
国民民主党は他にも階猛衆院議員が離党を表明しています。

『国民民主・階議員が離党表明 小沢氏合流に反発』
https://www.fnn.jp/posts/00417521CX
  
  
  
■ 国民民主党の重鎮議員が続々と離党へ  小沢一郎の負のパワーが酷い
  
   
上記階議員の離党表明記事にある通り、原因は小沢一郎を国民民主党に入れたことにあるようです。
 
小沢一郎の負のパワーは酷いですね。  
重鎮議員がやめてしまう、小沢一郎の破壊力。  
  
小沢一郎がここまで国会議員から嫌われるのには大きな理由があります。
詳しくは下記を参照してください。

『気をつけろ! 小沢と組んだら 党破滅』 
http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/163.html



http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/369.html

記事 [政治・選挙・NHK261] 安倍首相がトランプに1兆2千億円で大量購入約束「F35戦闘機」に欠陥か! 日本でも米でも墜落、米監査院が問題視(リテラ)
安倍首相がトランプに1兆2千億円で大量購入約束「F35戦闘機」に欠陥か! 日本でも米でも墜落、米監査院が問題視
https://lite-ra.com/2019/05/post-4740.html
2019.05.29 安倍がトランプに1兆2千億円購入約束「F35戦闘機」に欠陥か リテラ

    
    護衛艦「かが」訪問も(首相官邸HPより)


 世界に嘲笑されるような過剰接待を繰り広げたトランプ来日。しかも、その成果とやらは、トランプ自身が明かしたように“農産物の関税大幅引き下げ交渉を参院選後まで引き延ばす”というシロモノで、いかに安倍首相が国民を舐めきっているかが露呈させるかたちとなった。

 だが、安倍首相がトランプ大統領に媚びへつらう一方、国民の生活を苦境に追い込もうとしているのは、貿易問題だけではない。それは、武器の大量購入問題だ。

 27日の首脳会談後、トランプ大統領は満足げにこう語った。

「日本は米国の防衛装備の最大の買い手となった。新たなF35ステルス戦闘機を105機購入すると発表した。米国の同盟国のなかで日本がもっともF35を保有することになる」

 日本がアメリカから105機もの“爆買い”を約束しているF35Aの価格は、一機あたり100億円以上。このお買い上げにより、約1兆2000億円を超える予算を注ぎ込むのだという。また、F35Bも42機を取得予定だ。

 さらに、トランプ大統領にセールスされるがまま導入を決めたイージス・アショアは関連費用含め2基で2350億円と発表されているが、実際には〈基地建設費なども含めれば8000億円近くに達する見込み〉(「週刊朝日」2018年11月9日号/朝日新聞出版)という。

 こうした爆買いによって、アメリカからの有償軍事援助(FMS)による兵器購入契約の額は2012年度が1381億円だったのに対し、安倍政権下でどんどんと膨らみつづけ、2018年度は5倍もの6917億円にまで増加。昨年末に閣議決定された「中期防衛力整備計画」では、2019から2023年度に調達する防衛装備品などの総額は、なんと約27兆4700億円程度と過去最高水準に達した。

 昨年9月の国連総会出席後の締めくくり記者会見で、トランプ大統領は「私が『日本は我々の思いを受け入れなければならない。巨額の貿易赤字は嫌だ』と言うと、日本はすごい量の防衛装備品を買うことになった」と得意気に語ったが、武器の大量買いの原資は言うまでもなく国民の血税である。

 さらに問題なのは、購入した武器のローンだ。2019年度の防衛費は過去最大5兆2574億円だが、アメリカから買い上げた兵器と国産装備品を合わせると、そのローン残高は2019年度で5兆3000億円を超える。つまり、過去最大を更新しつづけている年間の防衛予算よりも、ローン残高のほうが大きくなっているのだ。

 貿易問題を交渉力によって打開するのではなく武器の大量購入でお茶を濁す──。しかも、これで農産物や自動車の関税問題を解決できているわけではなく、トランプ大統領が今回の来日で述べたように、参院選が終わればトランプが喜ぶ結果を出さざるを得なくなってしまった。結局、過剰接待の成果とは、参院選後に関税大幅引き下げという先延ばし工作でしかなく、党利党略のために国民の税金を使い、借金を増やしてまで大量の武器購入がなされるのだ。

 まったくふざけるな、という話だが、もうひとつ、忘れてはならない問題がある。それは、F35の安全性の問題だ。

 今年4月9日、航空自衛隊三沢基地に配備されていたF35Aが、青森県沖で墜落した。F35の墜落事故は、B型機が昨年9月にアメリカで起こっており、今回の日本での事故は2例目。搭乗していた細見彰里3佐は依然行方不明のままだ。

■アメリカの政府機関も「F35は深刻な欠陥を抱えている」と危険を指摘

 これまでもF35をめぐっては安全性に疑問が投げかけられてきたが、そんななか、米政府監査院(GAO)は4月にF35についての報告書を公表。そこでは“F35は深刻な欠陥を抱えている”と指摘されているのだ。

 東京新聞5月23日付け記事によると、報告書では「危機的で安全性や重要な性能を危険にさらす」というカテゴリーに分類される欠陥が、昨年版の報告書で指摘された111件のうち13件が未解決だとし、運用試験がはじまった昨年12月以降も新たに4件が判明。〈コックピットの画面がフリーズし、ソフトウエア修正のため運用試験開始が遅れた〉や〈明かりの少ない夜間飛行でヘルメット装着型のディスプレーが不鮮明になる〉などと具体例が報告されており、記事では〈パイロットの生命維持装置(LSS)の問題も、未解決の欠陥だ〉と指摘。酸素欠乏など身体に問題が起きた事例がじつに35件も発生しているというが、〈政府やメーカー、医師による調査チームが発足したが、原因を特定できていない〉としている。GAOは「今後数年解決しない問題もある」というのだ。

 また、5月に公表された昨年9月の米海兵隊F35Bの墜落事故についての報告書では、さらに昨年4月の開発試験終了時点で900以上の欠陥があり、いまも800以上も欠陥が残っていると指摘されている(しんぶん赤旗5月15日付)。

 しばらく解決しない深刻な欠陥を抱えているとアメリカの政府機関が公表しているものを、1兆円以上も注ぎ込んで計147機も取得する──。しかも、安倍首相は墜落事故直後におこなわれた4月の首脳会談でも、事故の問題を取り上げることなく、むしろF35Aの105機購入をトランプ大統領にあらためて約束したのである。

 国民の税金投入と自衛隊員の身の安全の確保など、まるでお構いなし。だが、それも安倍首相にとっては当然の話だ。

■安全性おかまいなし、先制攻撃できるおもちゃがほしい安倍首相

 先日、安倍首相は「サイバー攻撃を受けただけで武力行使可能」と、とんでもない答弁をおこなったばかりだが、安倍首相の本音は、とにかくどんな口実を使ってもいいから先制攻撃ができるようにしたい、ということだ。

 そして、その象徴が、防衛大綱と中期防衛力整備計画で明記された、海上自衛隊の「いずも」型護衛艦を改修して事実上「空母化」する問題だ。この「空母化」の話は、そもそも「F35Bの導入が始まりだった」と防衛省幹部が証言をおこなっている(東京新聞1月4日付)。なし崩しに専守防衛の否定、先制攻撃の容認を進めたい安倍首相には、トランプ大統領による「バイ・アメリカン」のセールスは、貿易赤字の問題以前に、まさに意に適ったものでもあるのだ。

 そんなに武器を買う金があるなら、安倍首相自身が「国難」と呼ぶ少子高齢化問題などに投じるべきところはいくらでもあるが、メディアに跋扈する安倍応援団は「安倍外交の成功」などと喧伝している。しかし、その外交の実態は、交渉によって国益を守るどころか、「選挙後」への先延ばしと引き換えにまんまと売り渡し、国民の税金を使って「戦争のできる国づくり」に着々と歩みを進めているだけ。一体、これのどこが「安倍外交の成功」だというのだろうか。

(編集部)



















http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/370.html

記事 [政治・選挙・NHK261] <日経の社説は、間違っている!>誰が首相になっても日米同盟は続けろと書いた日経社説の衝撃  天木直人








誰が首相になっても日米同盟は続けろと書いた日経社説の衝撃
http://kenpo9.com/archives/6013
2019-05-29 天木直人のブログ


 トランプ国賓訪日が終ったきょう5月29日の日経新聞の社説を見て驚いた。

 その社説は、トランプ訪日の最大の成果は「日米の友好関係はかつてなく緊密」であると宣言した事だったと書いている。

 そして、中国の海洋進出などによって国際情勢は極めて不安定になっているので、日米が世界の安全保障の基軸を担うべきだと書いている。

 まるで今度のトランプ国賓訪日の裏にあるトランプ大統領と安倍首相の思惑通りの社説だ。

 しかもそれだけではない。

 トランプ大統領は気まぐれだから不安定だ。

 日米が中核となり。価値観を共有する国とのネットワークを築くことは、世界の多くの安保のプロに支持されている。

 だから、政治の気まぐれが入る余地はない。

 そう書いたうえで、こう締めくくっている。

 「政治の気まぐれが入る余地は本来、ほとんどないはずだ。誰が首脳でも揺ぎ無い日米同盟を築きたい」と。

 この社説は、米国との関係がよければ、その他の国との関係などどうでもいい、と言ったあの小泉元首相を彷彿させる迷社説である。

 しかも、日本最大の大手経済専門紙がここまで日米同盟礼賛の記事を書いたのだ。

 この社説と同じ考えの人が経済界の多数なら、新党憲法9条は彼らに広がらない。

 しかし、よく考えたほうがいい。

 日米同盟とは日米軍事同盟のことだ。

 そして米国と軍事同盟を続ける限り、日本は対米従属から逃れる事は出来ない。

 日本に外交は不要になる。

 そんなことが正しいはずがない。

 日経の社説は間違っているのだ。

 世論がそのことに気づくようになるまで、新党憲法9条の必要性を訴え続けていく(了)



[社説]誰が首脳でも続く日米同盟に
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45376030Y9A520C1SHF000/
2019/5/28 19:01 日経新聞

さまざまな話題を振りまいたトランプ米大統領の来日劇の最大の成果は、「日米の友好関係はかつてなく緊密」(共同宣言)だと再確認したことだ。中国の海洋進出などによって、国際情勢は極めて不安定になっている。「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、日米が世界の安全保障の基軸を担う意義は大きい。


 安倍首相(手前中央)の出迎えを受け、海上自衛隊の護衛艦「かが」に乗艦したトランプ米大統領(同左)=28日午前、神奈川県横須賀市の海上自衛隊横須賀基地(代表撮影)

「米海軍艦隊と同盟国の海軍艦隊が並んで司令部を置く世界で唯一の港だ」。神奈川県横須賀市沖で海上自衛隊の護衛艦「かが」に降り立ったトランプ氏はこう強調した。日米同盟の強固な枠組みを内外に印象付けるのに、格好の舞台回しだった。

「かが」は近く、戦闘機F35Bが離着艦できる事実上の空母に改修される。トランプ氏は「この地域とより広い領域を複雑な脅威から防衛する」と評価。安倍晋三首相は「地域の平和と繁栄の礎にしないといけない」と訴えた。

日本滞在中、トランプ氏は北朝鮮に拉致された被害者の家族とも会い、問題解決に尽力する姿勢を示した。日米首脳会談では安倍首相が提唱する「前提条件なし」の日朝首脳会談の開催を支持する考えを表明した。日朝会談実現のハードルはなお高いが、日米の共同歩調は金正恩委員長に一定のメッセージになったはずだ。

ただ、令和初の国賓に招いたことを含め、安倍政権が芝居がかった行事を繰り広げた背景には、気まぐれなトランプ氏の視線をどうすれば日本に向けさせることができるのか、という日本側の不安心理も見え隠れした。

米中の覇権争いをはじめとする世界のパワーゲームの多くは一朝一夕に決着はつくまい。トランプ政権や安倍政権という時間軸を超えて考えるべき課題である。

日米が中核となり、価値観を共有する国とネットワークを築く国際地図は、世界の多くの安保のプロに支持されている。政治の気まぐれが入る余地は本来、ほとんどないはずだ。誰が首脳でも揺るぎない日米同盟を築きたい。














http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/371.html

記事 [政治・選挙・NHK261] 望月衣塑子『安倍晋三大研究』から(内田樹の研究室)
   


望月衣塑子『安倍晋三大研究』から
http://blog.tatsuru.com/2019/05/28_0558.html
2019-05-28 mardi 内田樹の研究室


東京新聞の望月衣塑子さんと特別取材班による『安倍晋三大研究』(KKベストセラーズ)の中で望月さんと対談をしている。その中の私の発言の一部を「予告編」として掲載する。

今回のトランプ来日の「異例の接待」に安倍政権の従属的本質が露呈したが、その仕組みについても私見を述べている。

 安倍さんがつく嘘には、「シナリオがある嘘」と「シナリオのない嘘」の二つがあるみたいですね。とっさに口を衝いて出た「シナリオがない嘘」から始まって、「シナリオのある嘘」へと移ってゆく。

 もろもろ不祥事のきっかけは、首相の意図せざる失言です。「それは言ってはダメ」ということを不用意に洩らしてしまう。その場で自分を大きく見せようとしたり、相手の主張を頭ごなしに否定するために「言わなくてもいいこと」を口走ってしまう。その点については自制心のない人だと思います。「その点についてはさきほどは間違ったことを申し上げました。お詫びします」とちょっと頭を下げれば済むことなのに、頑強に誤まったことを拒否する。

 性格的に自分の非を認めることがよほど嫌なんでしょうね。だから、明らかに間違ったことを言った場合でも、「そんなことは言っていない」「それは皆さんの解釈が間違っている」と強弁する。「立法府の長です」なんていう言い間違いは、国会で平身低頭して謝らないと許されない言い間違えですけれど、これについても絶対に謝らなかったですね。間違いを認めず、勝手に議事録を改竄した。

「立法府の長」とか「私や妻が関係していれば」発言がその典型ですけれど、不用意なことをつい口走ってしまう。その失敗を糊塗するために、官僚が走り回って、つじつまを合わせて、もともと言ったことが「嘘ではないこと」にする。首相の不作為の「言い損ない」がまずあって、それをとりつくろうために官僚たちが「シナリオのある嘘」を仕込む。第二の嘘には間違いなく「シナリオライター」がいると思います。誰か「嘘の指南役」がいて、「こういうステートメントでないと、前言との整合性がとれないから、これ以外のことは言ってダメです」というシナリオを誰かが書いている。(...)

 こういう違法行為で最終的に罪に問われるのは、実行犯である官僚たちなわけですよね。政治家はあくまで「私は知らない。そんな指示を出した覚えはない」と言い張る。それに、官僚たちにしても、たしかに具体的な指示を聞いたわけではないんです。上の人間に皆まで言わせず、その意向を察知して、「万事心得ておりますから、お任せください」と胸を叩くようなタイプでないと出世できない。だから、「忖度」というのは政治家と官僚が「阿吽の呼吸」で仕事をしている限り、原理的にはなくなることはないと思います。
(...)

 首相の「とにかく非を認めるのが嫌だ」という頑なさは常軌を逸していると思います。でも、人は失敗を認めないと、誤りの修正ができない。失敗を認めない人は同じ失敗を繰り返す。過去の失敗だけでなく、これから取り組む政治課題についても、自分の能力が足りないから「できない」ということ言いたくない。だから、「できもしない空約束」をつい口走ってしまう。人格的な脆弱性においてここまで未成熟な為政者をこれまで戦後日本にはいたことがない。このような為政者の登場を日本の政治プロセスは経験したことがないし、予測してもいなかった。だから、そういう人間が万一出て来た場合に、どうやってこの為政者がもたらす災厄を最小化するかという技術の蓄積がない。

 アメリカは、その点がすぐれていると思います。デモクラシーというのは、つねに「国民的な人気があるけれど、あきらかに知性や徳性に問題がある人物」を大統領に選んでしまうリスクを抱えている。アメリカでは、建国の父たちが、憲法制定時点からそのリスクを考慮して、統治システムを設計した。「問題の多い人物がたまたま大統領になっても、統治機構が機能し続けられる」ようにシステムが作られている。

『アメリカのデモクラシー』を書いたアレクシス・ド・トクヴィルがアメリカを訪れたときの大統領はアンドリュー・ジャクソンでした。トクヴィルはジャクソンに面会して、このように凡庸で資質を欠いた人物をアメリカ人が二度も大統領に選んだことに驚いていますけれど、同時に、このような愚鈍な人物が大統領であっても統治機構が揺るがないアメリカのデモクラシーの危機耐性の強さに対して称賛の言葉を書き記していました。

 いまでもそうだと思います。ドナルド・トランプは知性においても徳性においてもアメリカの指導者として適切な人物とは思えませんけれど、とにかくそれでもアメリカのシステムは何とか崩れずに機能している。議会や裁判所やメディアが大統領の暴走を抑止しているからです。

 アメリカ人は政治に大切なものとして「レジリエンス(復元力)」ということをよく挙げますけれど、たしかに、ある方向に逸脱した政治の方向を補正する復元力の強さにおいては、世界でもアメリカは卓越していると思います。そして、いまの日本の政治過程にいま一番欠けているのは、それだと思います。復元力がない。

 日本の場合、明治維新以後は元老たちが総理大臣を選んできました。非民主的なやり方でしたけれど、「国民的人気はあるけれど、まったく政治的能力のない人間」が登用されるというリスクは回避された。戦後の保守党政治でも、「長老たち」の眼鏡にかなう人物でなければ首相の地位にはつけなかった。でも、そういう「スクリーニング」の仕組みはもう今の自民党では機能してないですね。(...)

 彼の生育環境がどうであったか、どのようなトラウマを抱えていたのか、そういったことを心理学的に分析することは安倍政治を理解するためには、いずれ必要になると思います。でも、問題は彼の独特のふるまいを説明することではなくて、嘘をつくことに心理的抵抗のない人物、明らかな失敗であっても決しておのれの非を認めない人物が久しく総理大臣の職位にあって、次第に独裁的な権限を有するに至っていることを座視している日本の有権者たちのふるまいを説明することの方です。いったい何を根拠に、それほど無防備で楽観的にしていられるのか。僕にはこちらの方が理解が難しい。どうして、彼のような人物が政治家になれ、政党の中で累進を遂げ、ついに独裁的な権限をふるうに至ったのか、それを可能にした日本の統治機構と有権者の意識の方に関心がある。

 これは安倍晋三という政治家個人の問題ではなくて、日本のデモクラシーの制度の問題だからです。この六年間、ずっと政権批判をしてきましたけれど、最終的に、安倍晋三という個人を分析してもあまり意味がないというのが僕の得た結論です。彼を「余人を以ては代え難い」統治者だと見なしている多くの日本人がいるわけですけれど、そのような判断がいったいどういう理路をたどって成立するのか、その方に僕は興味がある。安倍さんはいずれどこかの時点で首相の地位を去る。でも、彼を独裁的な権力者にして担ぎ上げた政治体制と国民意識がそのあとも手つかずで残るなら、いずれ第二第三の安倍晋三が出てくることを防ぐ手立てがない。(...)

 彼を担いでいるのは「対米従属マシーン」という政官財学術メディアを巻き込んだ巨大なシステムです。彼らは日本の国益よりアメリカの国益を優先的に配慮することによって、アメリカから「属国の代官」として認証されて、その地位を保全されている。清朝末期にいた「買弁」と機能的には同質のものです。

 ただ、清末の買弁が自分たちは「悪いこと」をしているという犯意があったのに対して、日本の対米従属マシーンのメンバーたちにはその意識がありません。彼らは「アメリカの国益を優先的に配慮することが、日本の国益を最大化することだ」ということを本気で信じているか、あるいは信じているふりをしている。だから、主観的には罪の意識はないのです。日本のために、国土と国民を守るためにアメリカに従属していることのどこが悪い、と自分を正当化することができる。

 もともとこの仕組みは「対米従属を通じての対米自立」というきわめてトリッキーな戦後日本の国家戦略の産物だったわけです。最終目的はあくまで「対米自立」だった。吉田茂の時代から田中角栄の時代まで、サンフランシスコ講和条約から、沖縄返還まで、その軸はぶれていないと思います。

 でも、安倍政権では、もう「対米自立」は国家目標としては掲げられていない。「対米従属という手段」がどこかで自己目的化した。対米従属マシーンのメンバーであることによって国内での高い地位と高額の収入を約束されている限り、彼らにしてみたら、対米従属はエンドレスで続いて欲しい「ステイタス・クオ」であるわけです。

 ふつうの国の統治者は自国益を最優先するけれど、安倍政権は自国益よりもアメリカの国益のほうを優先する。日本国民から吸い上げた税金をアメリカの軍隊や企業にどんどん注ぎ込む。日本の国内産業の保護育成を犠牲にしても、アメリカの企業のために市場を開放する。アメリカの国際政策はどんな不細工なものでももろ手を挙げて賛成する。世界を見渡してみても、これほどアメリカにとって便利な政府は存在しない。だから大事にして当然です。(...)

 アメリカにとって、安倍晋三というのは一面ではきわめて好都合な政治家だけれども、危険な政治家でもある。集団的自衛権を発動して、アメリカの海外派兵の「二軍」として働くこと、アメリカ製の武器をどんどん買ってくれること、巨額の「ホスト・ネーション・サポート」予算で米軍基地を維持拡充してくれることなどは米軍にとっては大変好ましいことでしょうけれど、そういう日本の「軍事優先」がどこかで節度を超えて、軍事上のフリーハンドを要求するようになると、それはアメリカにとっては東アジアに新たなリスク・ファクターが出現することを意味する。

 もし、改憲が「アメリカから押し付けられた憲法」を否定するだけでなく、アメリカの統治原理そのものを否定することを意味するとしたら、ホワイトハウスもいい顔はしないでしょう。その点では、アメリカは必ずしも一枚岩ではない。日本を実質的に支配しているのは「アメリカ」というより、端的に米軍とそれにつらなる軍産複合体です。対米従属といいますけれど、実質的には日米合同委員会を通じて日本をコントロールしているのは米政府ではなく在日米軍です。そして、米軍の意向は必ずしもアメリカ人すべての意向ではない。当たり前です。現に、『ニューヨークタイムズ』のようなリベラル系のメディアは一貫して安倍内閣のナショナリズムや改憲志向や慰安婦問題への取り組みを批判してきた。

 改憲で日本が平和主義を捨てることを望んでいる隣国はアジアにはいません。改憲を強行すれば、当然中国韓国はじめてアジア諸国との外交関係は緊張する。そのようにして西太平洋の地政学的安定を損なうことをおそらく多くのアメリカ人は望んでいない。

 アメリカからすれば「いまで十分」ということだと思います。平和主義国家としては桁外れの防衛予算を組んで、アメリカ製の兵器を買ってくれている。これ以上好戦的な国になってもらうことはない。アメリカの本音は、「日本は黙ってアメリカの言うことを聞いていればよい」ということに尽くされると思います。

 僕たちは忘れがちですけれど、アメリカにとって日本は太平洋戦争で二九万人のアメリカ兵を殺した国です。日本では『鬼畜米英』はもう死語ですけれど、『リメンバー・パールハーバー』は今でもアメリカでは感情喚起力のあるスローガンです。日本は属国だけれど、かつての敵国なのです。属国として厳しい支配下においているのは、ほんとうのところはこの「おべっかつかい」を信用していないからです。この感情的な非対称を日本人は忘れているんじゃないですか。

























http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/372.html

記事 [政治・選挙・NHK261] 接待するには理由(わけ)がある(長周新聞コラム)
「接待するには理由(わけ)がある
コラム狙撃兵2019年5月29日

 アメリカ大統領のトランプが令和初の国賓として招待され、属国の為政者としてポストを保障されている者たちが甲斐甲斐しく税金で接待に勤しんでいた。相撲観戦に炉端焼き、宮中晩餐会、ドナルド&晋三で既に定番となった毎度のゴルフなど、その過剰な大歓迎ぶりには世界のメディアも唖然として「米大統領に媚びを売る日本の為政者」への認識を深めたようだ。しかし、そもそも何のためにあそこまでやる必要があったのだろうか?
 
 大統領選ではヒラリー勝利を確信して動いていたために、大慌てでゴルフクラブを握りしめて就任前のトランプに会いに行ってご機嫌をとったが、日本の為政者たちの米国の権力者に対するへりくだり方ときたら、とにかく異常なのである。原爆を投げつけられて感謝している者のDNAとでもいおうか、そのことによって戦後も戦争犯罪の罪を問われぬまま七光りたちに至るまでポストを与えられ、占領統治の駒として国を売り飛ばした者の性根が2代3代と引き継がれて今日に至っているのである。軽薄かつ経年劣化もしながら−−。こうした染みついた親分子分の関係、宗主国と属国の関係が続き、ロシアに向かっては「戦争しないとどうしようもなくないですか?」というような者や「右」を自称する者に限って、大概アメリカにはひれ伏しているのが現実である。沖縄基地問題で同じように「アメリカと戦争しないとどうしようもなくないですか?」と発言する政治家など見たためしがないように、奴隷根性が叩き込まれた彼らは、恐らく鞭で打たれても米国にだけは喜んで媚びを売りに行くのである。日本人がレイプされようが、米軍機が墜落しようが、首都圏の制空権を握られようが、黙って従うのが習わしなのだ。

 ところで、このトランプの訪日で注目されるのは、首脳会談後の共同会見やツイッターでトランプがのべた「8月に大きな発表がある」「7月の選挙まで待ったら、貿易交渉で大きな進展がある」という内容だ。参院選の後に日米貿易交渉の重大な発表があるというのである。選挙前に話したら安倍政府に不利になるので、選挙後に話すというのは、それだけ有権者が激怒するような日本社会にとって重大な打撃が加わるであろう話が舞台裏で進行していることを示している。選挙後に発表する、つまり実は話はほぼついているけれど、あとは発表のタイミングの問題でしかなく、当面は選挙を乗りこえたいと切望している安倍政府に「貸し」をつくって協力し、与党ポストを保障してあげるという意味にほかならない。「5月合意」を延期したいと願っていた安倍政府が必死になって接待三昧でもてなし、曖昧模糊とした状態で煙に巻こうとしたところ、「8月に発表だぜ!」と圧を加えて帰っていったと見なすのが自然だ。
 
 日米の関係は極めて一方的であり、独立国として対等といえるような代物ではない。戦後74年の全過程がそうであり、近年では米国が作成した年次改革要望書やアーミテージ&ナイ・レポートといった政策指南書を丸写しして、日本国内の政治・経済・軍事政策にいたるまでが実行されている始末である。貿易交渉だけは対等であるなどというペテンを誰が信じるというのだろうか。トランプの要求を丸呑みさせられ、選挙を乗り切るためにあれやこれやで機嫌を取って誤魔化している。その顔があのツーショットである。
吉田充春」
https://www.chosyu-journal.jp/column/11835
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/373.html

記事 [政治・選挙・NHK261] 野党は「日米首脳会談の密約」を国会で暴け。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/05/blog-post_78.html
5月 29, 2019 日々雑感(My impressions daily)

<昨年9月に日米両政府が公表した「日米貿易協定のための共同声明」では、農産品について〈TPPなど過去の経済連携協定で約束した市場アクセスの内容が最大限であるとの日本の立場を米国も尊重〉となっていたからだ。ところが、トランプは、TPP水準を尊重する気など、これっぽっちもないらしい。

〈日本との貿易交渉で大きな進展があった。農産品と牛肉は大変な影響がある。7月の選挙の後、大きな数字を期待している〉

 トランプは26日もツイッターにこう投稿した。これを受け、国民民主党の玉木代表は〈国民に対する説明は全く避けて、その一方で日米間では何か裏取引をしている。少なくとも重要なことの決定と発表は参院選の後にするような、国民をだますようなことはやめてもらいたい〉とカンカン。まさにその通りだが、「TPP水準守る気なし」というトランプのホンネがバレた今、日本の農家の懸念や怒りが日米両政府に向かうのは確実だ。

 仮に参院選をノラリクラリ乗り切ったところで、日米貿易交渉が安倍政権にとって今後の大きな“足かせ”になるのは避けられない。農家の怒りが日本全国に広がれば、トランプが意欲を示す日米貿易協定の「8月決着」はムリだ。

 トランプがツイッターで「July elections(7月の選挙)」と複数形で表現したことに対し、「衆参同日選を示唆したのではないか」との臆測が出ているが、農家の怒りが日本全国に広がる前に「衆参同日選」に踏み切ってしまえ――と、安倍首相、トランプが水面下で“密約”していても不思議じゃない。

「とにかく、安倍首相、トランプ大統領は選挙に勝つことしか頭にない。そのためには何でもやるのでしょう。衆参同日選を仕掛けて勝利すれば、少なくとも3年間は国政選挙はないわけで、農家の反発をかわすことが出来るし、いざとなれば、農家に対して補助金を出してごまかすこともできる。(同日選に踏み切る)可能性はあります」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法)

 国民そっちのけの密約首脳会談なんて聞いたことがない。有権者をバカにするにもホドがある>(以上「日刊ゲンダイ」より引用)


 安倍氏の「嘘」は今に始まったことではない。かつて民主党政権を倒した総選挙でも「TPP絶対反対」と叫んでいたが、選挙に勝やTPP参加に舵を180°切った。

 後は「嘘」だけではなく、「隠蔽」や「改竄」など何でもアレ、の安倍自公政権だ。これほど最悪の政権が倒れないで国民の支持を得ている理由は簡単だ。マスメディアまで政府広報機関に成り下がって「嘘」や「隠蔽」や「改竄」のやりたい放題だからだ。

 トランプ氏との「怪しげな首脳会談」と、その後の記者会見を見れば一目瞭然だ。トランプ氏は極めて正直に「7月の参議院選挙後(「選挙」は複数形だった!!)まで自動車関税の引き上げは実施しない」と述べ、「それにあわせて農業なども日本との交渉は大きな進展があるだろう」と農業分野の日本市場開放を自動車輸出とバーター取引していることを明らかにした。

 しかし日本のマスメディアは鈍感なのか馬鹿なのか、トランプ氏の発言をスルーしている。「選挙」が複数形なら「衆参同日選」を安倍氏がトランプ氏に耳打ちしたのは間違いない。日本語なら単数形か複数形かに拘らないが、英語ならそうはいかない。トランプ氏は正直に複数形で「選挙」を語り、この夏に衆参同日選であることをバラした。

 日本のマスメディアは腐り切っている。なぜ政権を鋭く追及しないのだろうか。消費増税10%という重大な増税を目前にした衆参同日選挙は日本国民にとって重大事だ。

 国民は総力を結集して日本を取り戻すために「安倍自公政権」を倒さなければならない。国民を欺き国民を貧困化させる安倍自公政権にこれ以上日本の政治を委ねるわけにはいかない。野党連合はトランプ氏と安倍氏の「密約」を国会で暴き、記者会見で「選挙」の複数形をスルーし、選挙後の日米農業貿易がTPPに縛られない、それ以上のものになることを安倍氏が容認しているとみられる記者会見でのトランプ氏のイレギュラー発言を徹底追及すべきだ。

 安倍自公政権の「嘘」を放置し、日米首脳会談の「密約」に少しも切り込まないマスメディアをも徹底批判すべきだ。



http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/374.html

記事 [政治・選挙・NHK261] トランプの「8月妥結」否定も 茂木大臣に“二枚舌の前科”(日刊ゲンダイ)
 


トランプの「8月妥結」否定も 茂木大臣に“二枚舌の前科”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/254922
2019/05/29 日刊ゲンダイ


TAGで“ご飯論法”だった茂木経済再生相だけに(ライトハイザー米通商代表と会談)/(代表撮影)

 日米貿易交渉についてトランプ米大統領が「(参院選後の)8月に発表することになる」とブチ上げたことに対し、政府は火消しに躍起だ。

 ライトハイザー米通商代表のカウンターパートである交渉責任者の茂木敏充経済再生相は、28日の閣議後記者会見で、「できるだけ迅速に協議を進めたいという期待感を述べたものだと理解している」と発言。「8月妥結」を打ち消し、今後も閣僚級や事務レベルで協議が行われるとの認識を示した。

 だが、こんなの信じちゃいけない。「参院選まで待って」というのは日本側からの要望だし、茂木大臣の二枚舌には“前科”がある。

■「TAG」で典型的な“ご飯論法”を

 悪名高いトンデモ造語「TAG(物品貿易協定)」のことだ。昨年9月の日米共同声明で2国間の貿易交渉の名称が「TAG」とされたものの、英文には「TAG」の文字はなかった。そのうえ、ペンス副大統領ら米側は「日本とのFTA(自由貿易協定)交渉」と呼んでいたから大問題になった。

 当時、茂木大臣は会見などで「協定はあくまで物品貿易に限定されたもので、FTAとは異なる」「TAG交渉は、基本的に物品を対象にするものであることについて、日米間で齟齬があるわけではございません」と疑惑を完全否定していた。

 ところが、である。今年3月4日の参院予算委員会で、野党に質問されると茂木大臣はこう答弁したのだ。

「私は物品だけとは言っていない。『基本は物品』であり、そのうえで物品と同じタイミングで早期に結果が出るものは交渉の対象になりうる」

 半年前の自身の発言をあっさり反故。それでも「基本は物品」と言い張るところが屁理屈の極みだが、ネット上では安倍政権お得意の“ご飯論法”の典型とも揶揄された。

「今回のトランプ訪日に合わせ、ライトハイザー通商代表も来日。茂木大臣と会談しています。茂木氏は『依然、日米の立場には隔たりがある』などと交渉は継続のようなことを強調していますが、『TAG』と強弁して恥をかいた二の舞いにならなきゃいいんですが。トランプ大統領に『参院選後に合意』と暴露されたことは痛い。農業票に響きかねません」(自民党関係者)

 もう騙されない。







http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/375.html

記事 [政治・選挙・NHK261] 野党5党、参議院30選挙区候補者一本化、残り2選挙区も1本化合意(かっちの言い分)
野党5党、参議院30選挙区候補者一本化、残り2選挙区も1本化合意
https://31634308.at.webry.info/201905/article_27.html

国民民主の小沢氏が当初から野党候補の一本化を主張していたが、今日の知らせは野党候補の一本化を願っていた国民にとって、嬉しい知らせであった。残りは宮崎、鹿児島の調整らしいが最終的に一本化することは決めた。全選挙区で一本化となる。全ての選挙区で野党が取れるとは限りないが、少なくとも5分5分以上の可能性が出てきた。

衆議院選挙区の選挙区も加速させることで一致したという。不信任案を出すことについては、今後各党の党首と相談するという。なぜなら、安倍首相がそれを理由に信を問う可能性に言及しているからだ。少なくとも出すとしても、衆議院の一人区の選挙区をある程度まとめなければ出せないだろう。衆議院は政権選挙である。5党をまとめるのは大変である。細かい話をすれば絶対にまとまらない。安全保障も各党考え方は違う。しかし、安倍政権の安保法制の前の対局では、野党の違いは無くなる。原発ゼロの方向性は一致する。安倍政権の政策に対しての対局とすれば自ずとまとまってくる。


野党、新たに19選挙区で一本化 夏の参院選1人区巡り
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019052901001570.html
2019年5月29日 14時15分

 立憲民主など野党5党派の党首らが29日午後、国会内で会談し、夏の参院選で32ある1人区に関して、新たに19選挙区の候補者を一本化することで合意した。既に決定した11選挙区を含め一本化は計30選挙区になった。残る宮崎、鹿児島両選挙区は調整が難航しており、統一候補として擁立できるか不透明な情勢だ。
 党首会談では、衆参同日選に備え、衆院小選挙区に関する協議を加速させることでも一致した。立民の枝野幸男代表は、内閣不信任決議案提出を巡り「政治状況によって相談させてもらう」と述べた。各党は了承した。
 宮崎では野党5党派の候補が不在のため、無所属候補の擁立を探る。
(共同)


http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/376.html

記事 [政治・選挙・NHK261] 相撲協会は今後も座布団投げを刑法犯罪とするのか(植草一秀の『知られざる真実』)


相撲協会は今後も座布団投げを刑法犯罪とするのか
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-6b9ab3.html
2019年5月29日 植草一秀の『知られざる真実』


なんともやりきれない事件が発生した。

登戸で幼い児童ならびに父兄を狙う無差別殺傷事件が発生した。

犠牲になった方のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方、家族の方々にお見舞いを申し上げる。

4月には横断歩道を渡っていた少女と母親が猛スピードで信号無視した暴走車にひき殺されるという痛ましい事件も発生している。

登戸の事件で犯人は自殺を図り死亡したが、池袋の事件では犯人が逮捕もされていない。

日本の警察、検察、裁判所の堕落と腐敗が極めて深刻である。

犯人に逃走の恐れや証拠隠滅の惧れがなくても警察は被疑者を逮捕する。

逮捕自体に懲罰の意味が持たされているからである。

ところが、警察、検察の運用が恣意的であり、法の下の平等が確保されていない。

日本の警察、検察には不当で巨大な裁量権が付与されている。

その裁量権とは、

犯罪が存在するのに無罪放免にする裁量権と

犯罪が存在しないのに、無実の個人を犯罪者に仕立て上げる裁量権である。

この裁量権が警察、検察の天下り利権と直接的に結びついていると同時に、政治的な不正運用の原動力になっている。

権力の側の犯罪は不正に無罪放免とされる。

その一方で、政治的な敵対者は無実潔白であるのに犯罪者に仕立て上げられる。

これが日本の刑事司法の現状である。

トランプ大統領が来日して3泊4日の旅程を終えた。

安倍内閣は徹底的な媚びへつらい外交を展開した。

それにもかかわらず、トランプ大統領は日米通商協議において、日本からの譲歩を獲得し、また、兆円単位の商談を確定させた。

ただ媚びへつらうだけで、米国に何も言うことができない日本外交。

これが安倍外交の真髄であることが改めて確認された。

メディアは安倍内閣の広報機関と堕して、適正な論評を示すことすらできない。

安倍内閣はトランプ大統領の大相撲観戦を組み込んだ。

媚びへつらい外交の一環である。

日本相撲協会は伝統、しきたりを重んじるとしながら、安倍内閣の命令にただ従うばかりだった。

伝統やしきたりを極めて軽視する団体であることが判明した。

何よりも驚異を与えたのは、国技館で配布された注意事項である。

日本相撲協会は来場者に対し、「座布団投げ」を禁止し、暴行罪で処罰されることがあるとする警告ビラを配布した。

ビラには、「場内で座布団等の物を投げるなどの行為を行った場合は退場の上、処罰されることがありますので、絶対にしないでください」

と明記された。

さらに赤い文字で、

「《刑法第208条暴行罪》二年以下の懲役もしくは三十万円以下の罰金または拘留もしくは科料」と明記され、

座布団投げは「相撲競技観戦契約約款第8条」の「禁止行為」に該当するとし、行った者には今後の入場券を販売しない「出入り禁止」も予告された。

大相撲の座布団投げは、横綱が敗れた際や大一番で番狂わせが生じた場合などに起きる行為で、江戸時代、ひいきの力士に羽織を投げたことに起源を持つ相撲観戦の醍醐味とされるもの。

この「座布団投げ」を刑法犯罪だとして禁止するビラを配布したのである。

日本相撲協会が相撲興行の運用を変更して、座布団投げを刑法犯罪として処理することを決定し、これを周知徹底したのなら理解は可能である。

そうであるなら、今後の相撲興行においては、一貫して、この方針を維持するべきである。

今後、座布団投げを行った観客に対して退場処分の上、刑事告発を行う必要がある。

「座布団投げ自粛」をトランプ大統領が相撲観戦に訪れたことに伴う「特例の措置」とするのなら、トランプ大統領観戦に伴う「特例」としての「お願い」としてビラを配布すべきだった。

今後の興業で「座布団投げ」を刑法犯罪として取り扱う方針が確定せず、トランプ大統領の安全を重視するなら、トランプ大統領の貴賓席での観戦を要請するべきだった。

相撲協会は力士による殺人未遂事件が明らかになったにもかかわらず、この事件を警察に届け出た貴乃花親方の行為を徹底的に糾弾、攻撃してきた組織である。

その組織が、座布団投げを刑法犯罪として処理することを宣言したことの意味は重い。

今後の相撲興業において座布団投げを刑法犯罪として処理しないなら、相撲協会の日和見姿勢が糾弾されなくてはならない。



















http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/377.html

記事 [政治・選挙・NHK261] こんなフザケタ判決はない!国家の犯罪!  
こんなフザケタ判決はない!国家の犯罪!
https://85280384.at.webry.info/201905/article_273.html
2019/05/29 15:06 半歩前へ

▼こんなフザケタ判決はない!国家の犯罪!

 障害を理由に不妊手術を強制された−。非人道的な旧優生保護法を仙台地裁は28日、「違憲」と認めつつ、原告の賠償は退けた。

 国家の罪と呼んでもいいほどだ。1948年に施行された同法は、超党派の賛成で成立した。「不良な子孫の出生を防ぐ」目的で、遺伝性疾患や精神障害の人に本人の同意がなくても不妊手術ができる内容だった。

 仙台地裁は「幸福の可能性を一方的に奪い去り、個人の尊厳を踏みにじるもので、誠に悲惨」と述べ、同法を「違憲」と断定した。

 ところが、損害賠償の請求権が消える除斥期間(20年)を既に経過したという理由で原告の訴えを退けた。こんなバカな話はない。あまりに杓子定規な考え方ではないか。

 最も重い責任は、非人道的な法をつくった立法府の国会、問題を知りつつ放置してきた行政、つまり日本政府にある。

 強制手術の後に体調不良に苦しんだり、結婚の機会を奪われた人がいる。被害は時間を経ても積み重なっている。  (以上 東京新聞)

******************

 こうした強制不妊手術の「優生思想」は、

 ヒトラーのナチスがユダヤ人や障害者を抹殺するために実施した政策だ。

 日本にこの優生保護法が導入された背景にはこんな事情があった。

 敗戦後に中国大陸や南方から多数の兵士らが引き揚て来た。

 その後の出産ブームで人口が急増。その対策として登場したのが中絶の容認と障害者への不妊手術を名目とした断種だった。

 ひと言で言って人減らし、人口抑制が目的。ムチャクチャな法律だ。

 実父による中学生の娘への性交に「お咎めなし」とした判決と言い、日本の司法は狂っている。



旧優生保護法は違憲 強制不妊訴訟で判決 賠償は認めず
https://digital.asahi.com/articles/ASM5X4T78M5XUTIL03C.html
2019年5月28日19時00分 朝日新聞


原告の請求棄却を受け「不当判決」の旗を出す弁護士=2019年5月28日午後3時3分、仙台市青葉区、小玉重隆撮影

 旧優生保護法の下で知的障害を理由に不妊手術を強制されたのは違法だとして、宮城県内の60代と70代の女性が国に損害賠償を求めた訴訟の判決が28日、仙台地裁であった。中島基至裁判長は法律が憲法に違反していたと判断しつつ、手術から20年の「除斥(じょせき)期間」を過ぎて損害賠償を請求する権利が消滅したと判断。国会が、賠償するための法律を作らなかったことについての責任も認めず、原告の請求を棄却した。

 原告側は控訴する方針。旧優生保護法(旧法)を巡っては全国7地裁に計20人が提訴し、判決が言い渡されたのは初めて。

 判決はまず、子どもを産むかどうかを自ら決定できる「性と生殖に関する権利(リプロダクティブ・ライツ)」が、幸福追求権などを規定した憲法13条によって保障されていると判断。不妊手術を強制された原告らは幸福を一方的に奪われ、「権利侵害の程度は極めて甚大」と指摘し、強制不妊に関する旧法の規定は違憲、無効だと判断した。

 そのうえで、「不法行為から20年が経過すると、特別の規定が設けられない限り、賠償請求権を行使することができなくなる」ことを前提に賠償責任を検討。旧法が1996年に改正されるまで存続したことや、手術を裏付ける証拠の入手が難しいなどの事情を考慮し、「手術を受けてから20年が経過する前に損害賠償を求めることは現実的に困難で、立法措置が必要不可欠だ」と述べた。

 一方、具体的な立法措置は国会の裁量に委ねられると判示。国内ではリプロダクティブ・ライツをめぐる法的議論の蓄積が少なく、司法判断もされてこなかった事情を重視し、「立法措置が必要不可欠ということが国会にとって明白だったとはいえない」として、国の賠償責任を否定した。

 原告側は「除斥期間を形式的に適用することは国家賠償請求権を保障した憲法に反する」とも主張したが、判決はこれも退けた。

 新里宏二弁護団長は「承服しがたい判決だ。もっと事実を積み上げ、勝訴に向けて努力していく」と話した。

 強制不妊手術をめぐっては今年4月、国会で被害者に一時金320万円を支給することを柱とした法律が成立。ただ、旧法の違憲性を前提としておらず、国の責任も明記されなかった。(志村英司、山本逸生)

判決理由の骨子

・性と生殖に関する権利(リプロダクティブ・ライツ)は憲法によって保障される。不妊手術を強制する旧優生保護法はこれを侵害し、違憲だった

・手術から20年たっており、損害賠償を請求する権利は消滅した

・日本ではリプロダクティブ・ライツをめぐる法的議論の蓄積がなく、補償のための立法が明白に必要だったとまではいえない。法律を定めなかった国会に賠償責任はない

     ◇

 〈おことわり〉 朝日新聞は、旧優生保護法による不妊手術の被害者への一時金支給を定めた法律を「救済法」と表記してきましたが、今後は「一時金支給法」とします。



















http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/378.html

記事 [政治・選挙・NHK261] トランプ再選75〜79認知症確率15%へ 
トランプ再選75〜79認知症確率15%へ
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51970813.html
2019年05月29日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


73才前後の6月が誕生日のトランプ大統領です

@些細なことで怒りっぽくなった
A周りへの気づかいがなくなり頑固になった
B自分の失敗を人のせいにする
C「このごろ様子がおかしい」と周囲から言われた
これが情緒が毀れてしまう 認知症の症状です
おだやかでなくなるのです
統計ではこの年齢層では15%です

認知症検査に該当するレベルの いつでもどこでも大騒ぎするトランプ大統領

ただ良性での威張りたいだけなのかは わかりませんが
口にした途端「お前はクビ!でていけ!バカヤロー!」となりそうで
誰も怖くて言えません

***

@問題なのは 大統領しか決断できない 核兵器に近づこうとしていることです
兵器開発 実験が大好きなようです
A更に 戦争仕掛け人 咬みつき犬ボルトンを飼育していることです
Bもっと恐怖なのが 安倍政権を調教してしまったことです

もうすぐ狂った時代に入ります
安倍政権も「核」が大好きで魔力に近づく為「原発マジック」での核保有に向かっています

核兵器をトランプと共有すれば
中国=地球を抹殺できます

ロシアンルーレットの引き金を 15%認知症トランプと共有していこう
としてしまうのです



http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/379.html

記事 [政治・選挙・NHK261] 日本の競争力は世界30位、97年以降で最低 IMD調べ(日経新聞) :経済板リンク 
日本の競争力は世界30位、97年以降で最低 IMD調べ(日経新聞)

http://www.asyura2.com/19/hasan132/msg/492.html



http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/380.html

記事 [政治・選挙・NHK261] <事態は、深刻である!>日程の最後で正体を見せた今度のトランプ国賓訪日の本当の目的  天木直人 












日程の最後で正体を見せた今度のトランプ国賓訪日の本当の目的
http://kenpo9.com/archives/6011
2019-05-29 天木直人のブログ


 わざわざ4日もかけ、中国や韓国に立ち寄ることもなく、日本だけを訪問してトンボ帰りしたトランプ国賓訪日の目的は何だったのか。

 ゴルフから始まって、大相撲観戦、炉端焼き夕食など、まるで観光に来たのではないかと野党は批判する。

 もちろん、そうではない。

 トランプが観光だけで日本に来るはずがない。

 令和になってはじめての国賓として新天皇に謁見し、そして日米首脳会談を行うことが目的だ。

 しかし、象徴天皇への謁見は儀礼的なものであり、安倍首相との会談も、すべて参院選後に先送りすることを合意しただけの中身の無いものだった。

 今度のトランプ大統領の訪日の本当の目的は一体何だったのだろう。

 その事を、最後の最後で見事に教えてくれた。

 日本を離れる直前にトランプ大統領が訪れた場所はどこか。

 それは、やがて空母に改修される自衛隊の護衛艦「かが」の艦上であり、米軍強襲揚陸艦「ワスプ」の艦上である。

 いずれも安倍首相を従えている。

 そして、そこでトランプ大統領は自衛隊や米兵の前でこう演説をぶった。

 いまや日米同盟は最強であり、米国からのF35機の大量購入は、日米の安全保障をさらに強めるものだと。

 安倍首相を脇に立たせてそう演説したトランプ大統領の姿を見て、これこそが今度のトランプ国賓訪日の隠された本当の目的だったと確信した。

 もはや日本は引き返す事が出来ないほど米軍に支配されようとしている。

 日本の自衛隊は米軍の指揮下に置かれ、自衛隊は使いこなせん高額な装備をどんどんと米国に買わされ、そして末永く米国と中国の覇権争いの最先端に立たされることになる。

 そして、誰一人、その深刻さに気づくことなく、日米同盟強化の方向に流されていく。

 いや、知っていても、もうどうにもならないと、あきらめているのだ。

 事態は深刻である。

 はたして国民はどこまでそのことに気づいているだろう。

 誰かがその流れを変えなくてはいけない。

 いまこそオリーブの木を成功させてこの国の政治の中に、憲法9条を国是とすべきだと訴える政党、政治家を輩出しなければいけないのである(了)



日米協力の象徴 「並び立つのがその証」と安倍総理
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20190528-00000069-ann-pol
5/28(火) 17:45配信 ANN



 令和初めての国賓として訪日したトランプ大統領だったが、際立ったのは皇后雅子さまのおもてなしぶりだ。

 両陛下にいとまごいしたトランプ大統領が次に足を向けたのは、神奈川県横須賀基地に停泊する海上自衛隊最大の護衛艦「かが」だった。ここで安倍総理大臣と合流。一行を乗せた地面が突然、沈んだと思ったら、大勢の自衛官が待つ艦内に現れた。アメリカの大統領が日本の護衛艦に乗るのは初めて。歴史的なことなのだ。

 実は、この護衛艦「かが」は今後、事実上の空母へと造り変えられる。そこにはアメリカから大量購入する最新鋭のステルス戦闘機F35Bが搭載される予定だ。両首脳そろってのかが視察。それは安全保障面でも経済面でも日米の緊密な協力の象徴となるのだ。

 「かが」に続いて訪れた自分の国の強襲揚陸艦「ワスプ」でとにかく上機嫌な様子を見せたトランプ大統領。日本での4日間によほど満足したのだろうか。28日午後1時すぎ、68時間の滞在を終えて大統領は帰国の途に就いた。



【報ステ】トランプ大統領 護衛艦『かが』に乗船
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20190528-00000080-ann-pol
5/28(火) 23:30配信 ANN



 アメリカのトランプ大統領は滞在最終日の28日、“事実上の空母”に改修されることが決まっている護衛艦『かが』に乗艦した。

トランプ大統領は「日本は新型戦闘機F35を105機購入する意向を示してくれた。日本はF35を最も多く保有する同盟国になる」と語った。

安倍総理は「日米同盟は私とトランプ大統領のもとでこれまでになく強固なものになった」と述べた。

トランプ大統領は、すぐ近くに停泊するアメリカ海軍の強襲揚陸艦『ワスプ』も訪問。

かがとワスプは、対中国を念頭にした合同訓練を重ねていて、28日の視察は中国をけん制する狙いもある。
















http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/381.html

記事 [政治・選挙・NHK261] 浮かれている場合か?日本の競争力が、とうとう世界30位に!1997年以降で最低(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2019/05/post-94a571.html
2019.05.29


アベノミクスは成功していたのではなかったか?

ところがこの数字は何なのか。

去年より5つも順位を下げて30位。しかも過去最低。


日本の競争力は世界30位、97年以降で最低 IMD調べ
      経済 東南アジア ヨーロッパ 北米 2019/5/29 4:11

>スイスの有力ビジネススクールIMDは28日、2019年の世界競争力ランキングを発表した。日本の総合順位は30位と前年より5つ順位を下げ、比較可能な1997年以降では過去最低となった。企業の生産性の低さや経済成長の鈍化などが理由で、アジアの中での地盤沈下も鮮明になっている。

>日本は判断基準となる項目別で、「ビジネスの効率性」が46位と低く、ビッグデータの活用や分析、国際経験、起業家精神は最下位と厳しい。


数字はこれだけ下げているのに、安倍首相とその周辺だけは、アベノミクスが成功して、景気が上向いていると言っている。

この人達の中では庶民とは違う世界があるようだ。

メディアも安倍・トランプ狂騒劇を朝から晩まで流し続けないで、きちんと現実を報道したらどうなのか。

安倍首相の場合、トランプ訪日は莫大な税金を使った選挙対策のための茶番劇だ。

権力者と言う存在は、自分のアピールの為に税金を使おうと思えばいくらでもできる。

歴代の総理はやらなかったのだろうが、安倍首相の場合、恥も外聞もなく選挙の為のアピールに血眼になっている。

すごい人物が首相になったものだ。

国会の予算委員会を開かず、芸能人と会食をし、桜を見る会では芸能人とどんちゃん騒ぎ、トランプとゴルフ、相撲観戦、炉端焼きと、見せる事をし続ける安倍首相。

そうすれば好感度が上がると信じているのだろう。

劇場型政治を実践しているのか安倍とその周辺は。

現に相当乗せられている人がいる。


ヤフコメなど見ていると、トランプと対等に接した安倍さんはよくやっているなんて思っている人が多数いる。

それにしてもこの、アホらしい世紀のお祭り騒ぎを企画した安倍首相の黒幕は、日本人の程度を良く熟知している。

メディアも加担しているのか、トランプと安倍の一挙手一投足を無批判に流し続ける。

トランプの訪日も選挙対策だし、安倍がトランプ招待も選挙対策。

ゴルフや相撲観戦、炉端焼きを、隅から隅まで流していかに日米が親密かを演出する。

そして気持ち悪いのは、安倍首相が、ねえ、あなたと言う感じで首をかしげて、「ドナルド」と呼びかける。

相撲観戦では、安倍支持者の金ばあさんが熱狂してトランプに握手を求める図も、鳥肌が立ったが、「ドナルド」も鳥肌。

いわゆる、「サブいぼ」ってやつ(笑)

保守を自認している人が、米国の大統領にあれだけミーハーになれるとは。

そうこうして華々しい現実逃避している間に、日本の経済はどんどん斜陽化している。

気付いていないのは国民だけと言う話だ。




http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/382.html

記事 [政治・選挙・NHK261] 歴史的転換の政治ショー 自衛隊はトランプの軍隊なのか(日刊ゲンダイ)
 


歴史的転換の政治ショー 自衛隊はトランプの軍隊なのか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/254920
2019/05/29 日刊ゲンダイ 文字起こし


護衛艦「かが」を視察し、日米の隊員に訓示(安倍首相夫妻とトランプ米大統領夫妻)/(代表撮影)

 ゴルフ、相撲、晩さん会――と、嵐のような「3泊4日」のトランプ来日がやっと終わった。

 さすがに世界のメディアは、安倍首相の卑屈な“接待外交”に呆れ返ったようだ。米テレビは「安倍首相の取り入り方が目を引く」と小バカにしていた。

 意外にも「トランプ来日」の結果は、安倍政権にとっても誤算だったという。

 せっかく大相撲観戦をセットしたのに、AP通信が「いくぶん退屈そうに見えた」と伝えたように、トランプ大統領はニコリともしなかった。

 しかも、あれほど丁寧に接待したのにトランプ本人は“心ここにあらず”。来年の大統領選の方が気になっていたらしく、滞在中もライバルになりそうな民主党のバイデン前副大統領の悪口をツイッターで連発していた。

 なにより最大の誤算は“密約”をばらされたことだという。

 ゴルフが終わった26日午前、トランプは「日本との貿易交渉で大きな進展を得つつある。とくに農業と牛肉の分野だ。多くの成果は7月の選挙後まで待つ」とツイッターに投稿。さらに、27日の日米首脳会談の冒頭で「8月に素晴らしいことが発表される」と明らかにした。

 要するに、参院選後、日本が大幅に譲歩することが約束されているということだ。もともと「安倍―トランプ」の間に“密約”があることは公然の秘密だったが、よりによって国賓として招待された日本でバクロした形だ。さすがに、安倍周辺も頭を抱えている。

 トランプ側は最初からバクロするつもりだったとみられている。

「3泊4日をゴルフと相撲の物見遊山で終わらせたら、さすがにトランプ大統領も支持者から『遊びに行ったのか』と批判されてしまう。最初から『8月には大きな発表がある』と、訪日の成果を誇るつもりだったのでしょう。恐らく、6月に行われる首脳会談でも同じことを口にするつもりだと思う。公式の場で2回も明言されたら、安倍首相も逃げられない。参院選後、日本が大幅譲歩するのは間違いないでしょう」(法大名誉教授・五十嵐仁氏=政治学)


もはや自衛隊もトランプ米大統領の軍隊(C)共同通信社

アメリカと一緒に戦争をする宣言

 まったく、3泊4日の大騒ぎはなんだったのか。あれだけ媚びて接待したのに“密約”をバクロされるとはバカ丸出しである。ただ、日米首脳会談を「中身なし」「空っぽ」の政治ショーだったと片づけるのは簡単だが、見過ごせないのは、締めくくりのイベントとして行われた護衛艦「かが」の視察だ。

 ゴルフも相撲も、ただのお遊びだが、この護衛艦視察だけは、重大な意味を持っている。

 安倍とトランプは、28日午前、横須賀基地を訪れ、停泊中のいずも型護衛艦「かが」に乗艦。日米の隊員500人を前に訓示した。アメリカの大統領が自衛艦に乗艦するのも、日米首脳がそろって自衛隊と米軍を激励するのも初めてのことだ。

 護衛艦「かが」は、同型艦「いずも」とともに空母化されることが決まっている。「いずも」は2017年5月、安保関連法に基づく米艦防護を初めて実施し、2隻の護衛艦は「自衛隊と米軍の一体化」を象徴する存在となっている。

 なぜか大新聞テレビは問題にしていないが、日米トップが「かが」に乗艦して両国の隊員に訓示したのは、この先「日米一体」となって世界中で戦うと宣言したようなものだ。少なくとも、アジアの周辺国がそう受け取ったのは間違いない。

 軍事評論家の前田哲男氏がこう言う。

「護衛艦『かが』の視察はシンボリックです。最大の護衛艦であり、海上自衛隊のエースです。しかも、空母化され、アメリカから購入する最新鋭ステルス戦闘機F35を搭載することが予定されている。アメリカにとって『かが』の空母化は、2つのメリットがあります。日米が一体となって中国に軍事的圧力をかけることが可能になり、さらに、F35を日本に大量に買わせることができます。安倍首相にとってもアメリカの対中戦略に貢献することになり、トランプ大統領が呼びかける“バイ・アメリカン”に応えることになる。日米首脳の『かが』視察が、世界に“日米一体化”を見せつける結果になったのは確かでしょう」

 解釈改憲によって「集団的自衛権」を「合憲」にしてしまった安倍政権は、いつでもアメリカのために戦争をするつもりでいる。「かが」の視察は、そのデモンストレーションみたいなものだ。「かが」視察は、歴史の転換と呼ぶべき出来事だったと考えた方がいい。

国是の「専守防衛」も風前の灯

 それでなくても、安倍政権のスタート後、日本の国是である「専守防衛」までないがしろにされはじめている。護衛艦「かが」と「いずも」の空母化だけでなく、保有する兵器も、多くの国民が知らない間に“防衛的な兵器”から“攻撃的な兵器”に移行している。

 たとえば、これまで主力だった戦闘機F15は、対地・対艦攻撃力がない“空中戦専門”の戦闘機だった。ところが、アメリカからF35を購入するなど、すべて対地・対艦攻撃が可能な“戦闘攻撃機”に切り替えはじめている。

「これまで“空中戦専門”のF15が主力だったのは、航空自衛隊の任務が他国の軍用機に日本の領空を侵犯させないことだったからです。まさに専守防衛です。ところが、F35は敵基地や敵艦隊に巡航ミサイルを撃ち込むことができる極めて攻撃能力の高い戦闘機です。憲法違反が疑われる“敵地攻撃能力”がある。驚くのは、すでに42機の配備を決め、昨年末105機の追加購入を決めていることです。追加費用は機体だけで総額1兆2000億円。147機という数は、アメリカに次いで世界第2位の保有数です。他国が警戒しているのは間違いないと思います」(前田哲男氏=前出)

 3泊4日の「トランプ来日」でハッキリ分かったことは、安倍には国益を守るつもりがほとんどないということだ。日米貿易交渉も、参院選が終わったら大幅譲歩する“密約”があることがバクロされた。いずれ自衛隊もアメリカに差し出すつもりなのだろう。もはや、自衛隊もトランプの軍隊になっているのではないか。

「安倍―トランプという組み合わせは、とても日本の利益になるように思えません。安倍外交は、まるでアメリカファーストです。日米貿易交渉では農業を中心に大きく譲ることが予想され、F35も爆買いしています。ここまで尽くしてくれれば、トランプ大統領も悪い気はしない。大手メディアは“安倍・トランプ”蜜月を強調していますが、本当は、ただへつらってご機嫌を取っているだけでしょう。北朝鮮の金正恩委員長と話し合うことも、イランに行くことも、アメリカに指示されたからではないのか。世界を見渡して、これほどアメリカにとって便利な政府はないと思います」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法)

 NHKを筆頭に、ゴルフと相撲は大々的に報じていたが、安倍・トランプによって日米同盟がどうなるかまったく伝えようとしなかった。

 気づいた時、この国は取り返しのつかないことになっているのではないか。













 



http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/383.html

記事 [政治・選挙・NHK261] 安倍氏は日本を闇支配する米国戦争勢力の傀儡政治家だが、米国トランプは自立している大統領:トランプにとって安倍氏は日本国民を裏切る売国政治家にしか見えない(新ベンチャー革命)
安倍氏は日本を闇支配する米国戦争勢力の傀儡政治家だが、米国トランプは自立している大統領:トランプにとって安倍氏は日本国民を裏切る売国政治家にしか見えない
https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/37841864.html
2019/5/29(水) 午後 7:05 新ベンチャー革命 2019年5月29日 No.2355


1.日本を闇支配する米国戦争屋は、もともと、安倍氏を、彼らの属国・日本の傀儡総理として、それほど評価していなかった

 安倍氏は2006年に一度、総理になっていますが、このときは1年で辞任を余儀なくされています。

なぜなら、安倍氏は米戦争屋から評価されず、強引に総理の座から引き摺り下ろされたからです。

 ところで、当時の安倍氏はなぜ、このとき、総理になれたかというと、前任の小泉氏が後任として、安倍氏を事実上、指名したからに過ぎません。

 日本を闇支配する米国戦争屋は、小泉氏を非常に気に入っていました。なぜなら、米戦争屋にとって、小泉氏は徹底した隷米政治家であって、愛国心の欠如する売国奴の日本国総理だったからです。ところが、小泉氏は、今の安倍氏と違って、国民をだまして隷米総理を続けることに罪悪感があって、それに耐えられなくなって、2006年、自ら辞任したのです。

 そして、当時の小泉氏は安倍氏を後継者に指名したのです。米戦争屋はそのため、安倍氏が総理をやることをやむなく容認したのです。

 小泉氏がこのとき、安倍氏を推薦したのは、同じ、清和会所属だったからに過ぎませんでした。

 ところが、米戦争屋は当時の安倍氏が、彼らの傀儡総理として小泉氏より能力的に劣ることがわかって、2007年、安倍氏を強引に引き摺りおろしたのです。

2.2012年末、安倍氏が二度目の総理にしてもらう条件は、徹底して米戦争屋の言いなりになることだった

 2012年暮れ、安倍氏は二度目の総理になれましたが、当時の米戦争屋が安倍氏に要求した条件は、米戦争屋の対日要求を何でも呑むことだったと本ブログでは観ています。

 そして、その通り、安倍氏は米戦争屋の要求なら何でも、言うことをきく隷米総理としてこれまで振る舞ってきました。

 その結果、安倍氏は、6年以上も総理をやっていられるのです、なぜなら、米戦争屋から引き摺り下ろされることがなくなったからです。

3.安倍氏の大誤算:米国トランプ政権になっても、安倍氏は米戦争屋の言いなりになる隷米総理を続けたこと

 2016年の米大統領選の際、安倍氏の予想に反して、ヒラリー(米戦争屋の傀儡)ではなく、ヒラリーの宿敵・トランプ(米戦争屋の傀儡ではない)が大統領になりました。

 一方、安倍氏の方は、トランプ政権になっても、これまで通り、米戦争屋の言いなりになることを続けたのです。しかしながら、トランプは米戦争屋の傀儡ではありませんでした。ところが、安倍氏にはそれがわからず、トランプに対しても、これまで通り米戦争屋の言いなりとなる隷米総理を続けたのです。

 ここに、安倍氏の致命的な誤算があったということです。

4.トランプは、米戦争屋の言いなりになる安倍氏をまったく評価していない

 米戦争屋の傀儡ではないトランプから見て、日本国民を犠牲にしてでも、米戦争屋の要求を優先する安倍氏は、人間としてまったく尊敬できないし、評価できないはずです。

 さて、世間には“敵ながらアッパレ”という言葉がありますが、トランプにとって、本音では、安倍氏をまったく、評価できないし、まさにもう嫌悪を対象ですらあります。

 トランプから見て、今の安倍氏は愛国心が欠如している売国奴そのものに見えるでしょう。

 その意味で、アメリカファーストを売りにする愛国者的トランプから見て、安倍氏は日本国民を平気で裏切る売国奴にしか見えないのではないでしょうか。

このままでは、今後、トランプvs安倍の日米首脳会談はもう成り立たないでしょう、なぜなら、トランプは売国奴・安倍氏を人間として嫌悪しているからです。その証拠に、今回、トランプは安倍氏がいかに売国奴かを日本国民にばらしたのです。このようなトランプの配慮に気付かない日本人がいるとすれば、その日本人はもう、どうしようもなく鈍感だと言うことです。



http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/384.html

記事 [政治・選挙・NHK261] 菅義偉は官房長官「失格」、その「任」にあらず!  


菅義偉は官房長官「失格」、その「任」にあらず!
https://85280384.at.webry.info/201905/article_274.html
2019/05/29 21:00 半歩前へ

▼菅義偉は官房長官「失格」、その「任」にあらず!

 菅義偉官房長官は29日の記者会見で、首相官邸報道室長による会見時の質問妨害があるとして、見解を重ねて尋ねた東京新聞記者に対し、「その質問だったら指しません」と語り、質問を受け付けない考えを示した。

 菅氏は「ここはそうしたことを質問する場ではない。(会見は内閣)記者会主催なので、記者会に申し入れてください」などと説明した。

 28日の会見でも同記者は質問妨害の有無を確認し、菅氏は「そんなことはあり得ない」と答えていた。

 一方、同記者が日朝首脳会談に関する質問に切り替えると、菅氏は「いちいちお答えしません」と述べた。 (以上 時事通信)

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 この応対はない。菅義偉は官房長官「失格」、その「任」にあらず、である。

 官房長官の主な仕事は「記者の質問に応える」ことだ。

 首相官邸には政治、経済、外交、文化、スポーツから主な事件・事故に至るまで、ありとあらゆる重要な情報が集まる。

 なぜか?

 日本の最高権力者が陣頭指揮を執る場所だからである。

 米国に例えるならホワイトハウスだ。ここでは記者が連日、痛烈な質問を浴びせる。それに一々、応えるのがスポークスマンの役目だ。

 官邸のスポークスマンは官房長官。記者の質問から逃げていては仕事にならない。

 ましてや「あの記者は鋭い質問、聞かれてまずいことを聞くからキライ」は通用しない。



※前日、5月28日の記者会見からご覧ください






























































http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/385.html

   

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