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2019年5月08日00時16分 〜
記事 [政治・選挙・NHK260] 増税の前にトランプの要求を断れ、このバカタレが!!  
増税の前にトランプの要求を断れ、このバカタレが!!
https://85280384.at.webry.info/201905/article_70.html
2019/05/07 11:40 半歩前へ

▼増税の前にトランプの要求を断れ、このバカタレが!!

 トランプは大統領選挙での「再選」しか眼中にない。すべての照準をそこに合わせている。

 北朝鮮問題に熱心なのも過去の米国大統領がだれもやらなかった“歴史的偉業”を成し遂げたとの賞賛が欲しいだけ。

 弾道ミサイルが米国に飛んでこない限り、極東の核がどうなろうとトランプには関係ない。

 トランプがアヤブイのは「カネに弱い」ことだ。カネ次第でどうにでも転ぶ。政策もへったくれもない男だ。カネの話をすると機嫌がいい。

 トランプはステーツマンなどと言う結構なものではなく、不動産屋のオヤジに過ぎない。

 安倍晋三の顔を見ると「兵器を買え、戦闘機も買え」と迫る。

 安倍も安倍で、言われたら、「ハイ、承知しました」と安請け合い。使い物にならないステルス戦闘機など買ってどうするのか? 支払いは誰がするのか?

 安倍ポチのツケを、国民が払わされてはかなわない。カネがないから、消費税を増税すると言い出した。

 増税する前にトランプの要求を断れ、このバカタレが!!


































http://www.asyura2.com/19/senkyo260/msg/499.html

記事 [政治・選挙・NHK260] <安倍と小沢の一騎打ちなら、小沢が勝つ!>小沢首相、天木外相の誕生で日本は世界を正しく主導できる  天木直人 

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小沢首相、天木外相の誕生で日本は世界を正しく主導できる
http://kenpo9.com/archives/5926
2019-05-07 天木直人のブログ


 週刊ポストが「小沢一郎 わが平成政界秘録」というスクープ証言インタビュー記事を二回に分けて連載している。

 これは国民必読のインタビュー記事だ。

 特に今日発売の週刊ポスト(5月17日・24日薫風合併特大号)の記事は必読だ。

 平成の政争を生き抜いてきた今の政治家たちは、おそらくこのインタビュー記事を、目を皿にして読んでいるに違いない。

 それを承知で語っているに違いない小沢の言葉には、嘘はないだろう。

 この言葉の中に、いまの政治が、ここまでどうしようもない安倍一強政治になり果てたのか、その行き詰まりのすべてがある。

 今や、「ポスト安倍は安倍だ」と言われるほど、日本の政治は人材不足になった。

 ならば、いまこそ小沢を一度首相にさせてみたい。

 この小沢一郎のインタビュー記事を読めば、小沢が好きな者はもとより、嫌いな者も、そう思うだろう。

 残念ながら、現実はその可能性は限りなく小さくなりつつある。

 しかし可能性がまったくないことはない。

 どうしたらそれが可能か。

 それは、小沢一郎を知らない今の野党の若い政治家たちが、小沢と共に民主党政権を経験した政治家たちすべてに引退を迫り、彼らだけで、派閥やしがらみを超えて、小沢一郎の下で一致団結することだ。

 その時こそ、本物の野党共闘ができる。

 安倍政権と反安倍政権の一騎打ちが出来る。

 そして安倍と小沢の一騎打ちなら小沢が勝つ。

 そして私が小沢なら、天木に外交を任せるだろう。

 小沢総理、天木外相の誕生で日本は世界を正しく主導できる。

 安倍総理、谷内正太郎・国家安全保障局長コンビの負の外交遺産を葬り去ることができる(了)



小沢一郎氏「平成の元号案は竹下さん小渕さんと僕で決めた」
https://www.news-postseven.com/archives/20190422_1357242.html
2019.04.22 07:00  週刊ポスト NEWSポストセブン


政界のキーマンが「平成」について語る

 小沢一郎。47歳で自民党幹事長に就任、政治改革を掲げて党を飛び出すと、自民党と対決して細川連立政権、民主党政権と2回の政権交代の立役者となった。これまで決して政治史の舞台裏を語ることがなかった小沢が、平成日本を変えた数々の場面で何が行なわれ、どんな葛藤があったのかを「歴史の証言者」として初めて明らかにした。(文中一部敬称略)

◆「平成」誕生の真実(1989年1月)

〈新元号「令和」の発表と前後して、30年前の「平成」元号決定の過程が明らかにされてきたが、触れられていない秘話がある。有識者会議で3案の中から「平成」が選ばれた──とされるが、実はその前に「結論」は出ていたという。昭和天皇が崩御した1989年1月7日、首相・竹下登、官房長官・小渕恵三とともに官邸に詰めていた官房副長官・小沢一郎は、その経緯を知る唯一の生き証人だ。〉

小沢:僕自身は元号に関心がさほどなかったけれど、(官僚を通じて)最終的に総理のところに上がってきたのは2案でした。「どっちにしましょうか」と。それで、竹下さんと小渕さんと僕の3人で「どうする?」となった。

──3人だけで?

小沢:その段階ではもう役人を入れる必要がなかった。学者の先生が選んで、2案まで絞り込まれていたからね。上がってきた2案は、「平成」と「化成」でした。

──1字目が「平」か、それとも「化」か。

小沢:文化という言葉もあるし、(日本で最初の)大化という元号にも使われているんだから、化という字が悪いわけじゃない。けれども、3人とも「化けるより、平らかになるほうがよかろう」という単純な判断で平成を選びました。


「平成おじさん」と呼ばれた小渕氏(時事通信フォト)

──当時の有識者懇談会には「平成」の他に「修文」と「正化」の3案が示され、平成に決まったと伝えられている。

小沢:あの時もそんな会議をやったのかな……それくらい僕は(元号選びに)関心がなかったんだな(笑い)。でも、僕は「化成」っていう案は覚えています。「修文」とかは全く知らない。

〈平成の元号は、昭和天皇崩御の慌ただしい中で選考が行なわれた。元号選定に関わった的場順三・元内閣内政審議室長も「急いで決める必要があったから、本命の平成に誘導した」と当時を回想している。

 有識者会議前に竹下、小渕、小沢の政権中枢の3人で「平成」と「化成」という候補から平成が決まり、有識者会議では「平成」に誘導するために、頭文字が昭和のSと重なる“当て馬”の2案を追加して提出された―─小沢と的場の証言を重ね合わせると、そうした経緯が浮かび上がってくる。〉

●聞き手・レポート/武冨薫(ジャーナリスト)

※週刊ポスト2019年5月3・10日号



小沢一郎氏「海部政権は本当の『消去法』で発足した」
https://www.news-postseven.com/archives/20190425_1357632.html
2019.04.25 07:00  週刊ポスト NEWSポストセブン


海部政権誕生の秘話を語る

 自由党の代表・小沢一郎氏。47歳で自民党幹事長に就任、政治改革を掲げて党を飛び出すと、自民党と対決して細川連立政権、民主党政権と2回の政権交代の立役者となった。これまで決して政治史の舞台裏を語ることがなかった小沢が、平成日本を変えた数々の場面で何が行なわれ、どんな葛藤があったのかを「歴史の証言者」として初めて明らかにした。(文中一部敬称略)

◆前代未聞の総理選び(1989年8月)

〈平成元年(1989年)の政界は激動で始まった。6月にリクルート疑獄で竹下内閣が総辞職。急遽後継総理となった宇野宗佑も女性問題と参院選大敗で、わずか2か月にして退陣した。危機的状況に陥る中、誰もがノーマークだった海部俊樹に白羽の矢が立った。〉

小沢:安倍(晋太郎)さん、宮沢(喜一)さん、渡辺みっちゃん(美智雄)、みんなリクルートで総裁になれない。だから、各派閥の事務総長クラスで相談することになった。僕は事務総長ではなかったけれど、梶さん(梶山静六)に『お前も来い』と呼ばれて会議に加わった。

 でも、誰が考えても適当な総裁候補がいない。仕方ないから、当選年次の古い人から順番に名前を挙げていきました。最初は海部さんなんて誰も考えていなかったけれど、年次をみるとぴょこっと出ている(当時10回生)。河本派という弱小派閥で、人柄がいいから敵もいない。“よし、これでいこう”となったんです。

──消去法で決まった。

小沢:今考えれば、面白いというか、あり得ない選び方でしたね。もちろん竹下さんや金丸さんに相談したとは思うけど、その会議で事実上決まった。海部さんにしてみれば棚ぼたというか、青天の霹靂というか、ね。

〈「海部総裁」が決まると、最大派閥の竹下派から“お目付役”“影の総理”として幹事長を出すことになった。宇野内閣では、竹下派七奉行(小渕恵三、梶山静六、橋本龍太郎、羽田孜、渡部恒三、奥田敬和、小沢一郎)で長男格の橋本龍太郎が幹事長を務めていたが、参院選大敗で引責辞任したばかりだった。〉

小沢:突然、金丸さんに呼ばれて『お前がやれ』って言われました。でも、僕は(七奉行では)一番若かったから、「梶さんを先にやらせてくれ」と推した。梶さんもその気でいて、「俺が幹事長で、お前(小沢)を育てる」みたいな感じだったから。でも、「駄目だ」って言われたんです。

──金丸から?

小沢:うん。「お前だ」って。それでどうしようもなくて、党本部へ龍ちゃんを訪ねていって、「実は(金丸)会長から、やれって言われたんだけれど……」って相談したら、「まぁ、やるならやれよ」って。龍ちゃんもそう言わざるを得ないけれど、難しい顔をしてたなぁ。

 僕は梶さんとは同期当選だから、それまで一心同体でやってきたんだけど、それで(幹事長になれなくて)梶さんは心が弱っちゃった。僕も困ったけどしょうがないと割り切るしかなかった。

●聞き手・レポート/武冨薫(ジャーナリスト)

※週刊ポスト2019年5月3・10日号



小沢一郎氏と政治改革「海部氏が金丸氏にビビらなければ…」
https://www.news-postseven.com/archives/20190428_1358928.html
2019.04.28 07:00  週刊ポスト NEWSポストセブン


金丸氏は「政治とカネ」で失脚(時事通信フォト)

 自由党の代表・小沢一郎氏。47歳で自民党幹事長に就任、政治改革を掲げて党を飛び出すと、自民党と対決して細川連立政権、民主党政権と2回の政権交代の立役者となった。これまで決して政治史の舞台裏を語ることがなかった小沢が、平成日本を変えた数々の場面で何が行なわれ、どんな葛藤があったのかを「歴史の証言者」として初めて明らかにした。(文中一部敬称略)

◆萎んだ海部首相の「重大な決意」(1991年9月)

〈政権発足から約2年、倒閣運動に追い詰められた海部俊樹首相は、「重大な決意」と口にする。解散・総選挙を打つという意味だ。ところが閣議を招集しようとした直後に、突然断念し、総辞職の道を選ぶ。この翻意については、これまで「金丸、竹下、小沢が話し合い、土壇場で解散を諦めさせた」といわれてきた。が、小沢は「それは違う」と明かす。〉

小沢:その件で3人で集まったことはない。そもそも僕は政治改革を進めたかったから、むしろ「解散すればいい」と思っていました。だが、あの時に北海道かどっかにいた金丸さんが電話で「冗談を言うな」というようなことを言ってきて、海部さんがびびった。

──総理が決断していたら、尊重するつもりだったのか。

小沢:綸言(りんげん)汗のごとし。あそこまで喋った以上は突っ走るべきでした。総理が決断したら、もう誰が何を言おうが止められない。ところが、海部さんがびびっちゃって、それで辞めちゃったんでしょう。

──金丸は「やりたいなら、やればいいじゃないか」と語ったとされる。

小沢:僕が第一報を聞いた時は、“そんなふうに金丸さんが話すだろうか”と疑問に思ったんだけれどもね。でも、海部さんは“非常に怒っている”という意味にとらえたんでしょう。

 自分を総理にしてくれた御大が怒っている。これはもう(総理であることを)否定された──みたいに受け止めたんじゃないかな。でも、海部さんが強く出ていたら、金丸さんも言葉通り、「どうしてもやりたいなら、やれ」ってなっていたかもしれない。

●聞き手・レポート/武冨薫(ジャーナリスト)

※週刊ポスト2019年5月3・10日号



小沢一郎氏が今こそ明かす宮沢内閣誕生前の「小沢面接」真相
https://www.news-postseven.com/archives/20190430_1358949.html
2019.04.30 07:00  週刊ポスト NEWSポストセブン


海部政権から宮沢政権への交代劇(時事通信フォト)

 小沢一郎氏は、47歳で自民党幹事長に就任、政治改革を掲げて党を飛び出すと、自民党と対決して細川連立政権、民主党政権と2回の政権交代の立役者となった。これまで決して政治史の舞台裏を語ることがなかった小沢が、平成日本を変えた数々の場面で何が行なわれ、どんな葛藤があったのかを「歴史の証言者」として初めて明らかにした。(文中一部敬称略)

◆「小沢面接」の真相(1991年10月)

〈海部(俊樹)内閣は総辞職し、自民党はまたも後継首相選びに入る。リクルート事件の“禊”が済んだということで、総裁選には宮沢喜一、渡辺美智雄、三塚博の3派閥領袖が名乗りをあげた。

 一方、小沢は幹事長辞任後に経世会の会長代行に就任し、金丸―竹下―小沢のトロイカが政治を牛耳る「金竹小」時代が始まっていた。そこで起きたのが「小沢面接」である。年長の3人を呼びつけて総裁の資質を問い質すという構図は、「傲岸不遜な小沢」のイメージを世間に印象づけた。〉

小沢:あれはもともと、一対一(での面談)のつもりで、「私から話を伺いに行きます」と言った。そうしたら「私たちは候補者だから、有権者に挨拶に行くのは当たり前です」と言うから、「それでは(私の事務所で)お待ちします」となった。それがマスコミでは「小沢面接」ってなってしまったんです。「自分(小沢)から行くと言っていた」と世間に説明してくれたのは渡辺みっちゃんだけ。宮沢さんは何も言わなかった。

──ともあれ、その面談で後継総理が決まった。

小沢:それが違うんです。3人に話を聞いた後、金丸さんから「竹下、小沢、来い」って呼ばれてね。

 今だから言うけれど、僕は「面白いから、渡辺みっちゃんにしましょう」と言ったはずです。すると金丸さんも「いいな、いいな」って言い出して、いったんは3人でみっちゃんを翌日の派閥総会で推薦しようと決めた。それで「渡辺総理」は決まりのはず。

 ところがそれなのに、翌日の朝、金丸さんから「ちょっと2人来い」となった。すると行った途端に、「すまん」って謝るんです。金丸さんが、竹下さんと僕に握手して「すまんけど、宮沢にしてくれ」となった。

──何があったのか。

小沢:わかりません。

──理由は説明されたのか。

小沢:説明なんかしないよ、あの人は。“(宮沢を)応援してやってくれ”って頼むだけ。竹下さんと僕は顔を見合わせるしかありませんでした(苦笑)。

●聞き手・レポート/武冨薫(ジャーナリスト)

※週刊ポスト2019年5月3・10日号



小沢一郎氏「宮沢喜一さんなんか選ぶんじゃなかった」の真意
https://www.news-postseven.com/archives/20190430_1358964.html
2019.04.30 07:00  週刊ポスト NEWSポストセブン


権力闘争の舞台裏を明かした

 小沢一郎氏は47歳で自民党幹事長に就任、政治改革を掲げて党を飛び出すと、自民党と対決して細川連立政権、民主党政権と2回の政権交代の立役者となった。これまで決して政治史の舞台裏を語ることがなかった小沢氏が、平成日本を変えた数々の場面で何が行なわれ、どんな葛藤があったのかを「歴史の証言者」として初めて明らかにした。(文中一部敬称略)

◆金丸逮捕と経世会支配の崩壊(1992年8月)

〈宮沢(喜一)内閣が発足してから10か月、政界に激震が走る。東京地検特捜部が政治資金規正法違反で金丸信に対する強制捜査に乗り出したのだ。最大派閥・経世会は一気に分裂に向かって走り出した。〉

小沢:その時になって“だから宮沢さんなんか選ぶんじゃなかった”って僕は言ったんです。当時の政治資金規正法では、政治団体の代表者は政治家本人ではなくて、ほぼ秘書がやっていた。だから絶対に政治家が捜査対象にならないようになっていた。

 ところが金丸さん本人に捜査が伸びるというので、僕は官邸に電話して「おかしいじゃないか! なんで金丸さんだけが対象になるのか」って。でも、宮沢さんが電話に出なかったから、官房長官だった加藤紘一に猛抗議した。宮沢さんは見て見ぬ振りをしたんです。

──宮沢政権が捜査を黙認した。

小沢:経世会がまとまってノーといえば、そうはならなかったと思います。宮沢さんも言うことを聞くしかない。だけど宮沢さんは、竹下さんや梶さん(梶山静六)たちが捜査を止める気はないようだと察知していたから、僕が抗議しても聞かなかった。

──その頃の金丸―竹下の関係は微妙だったのか。

小沢:最初は僕も全然わからなかったけど、竹下さんは金丸さんが面白くなかったんです。金丸さんが一番上と思われていたけれど、“俺だ”っていう思いがあったんじゃないかな。だけど、竹下さんは金丸さんをある意味利用して総理になった経緯があるから、表立っては言えない。金丸さんに忸怩たる思いを感じていたんでしょう。そして金丸さんに目をかけられていた僕に対しても。

──竹下は金丸事件を利用したのか。

小沢:そこまでは思わないけれど、まぁ静観したということ。僕は、「これはおかしい」って(竹下にも)連絡したけれど、梨の礫だった。官邸、検察、そして竹下、梶山と、何らかの連携があったんでしょう。

●聞き手・レポート/武冨薫(ジャーナリスト)

※週刊ポスト2019年5月3・10日号



「僕は安倍晋三君が憎らしいわけじゃない」と小沢一郎氏
https://www.news-postseven.com/archives/20190502_1358976.html
2019.05.02 07:00  週刊ポスト NEWSポストセブン



 小沢一郎氏は「剛腕」とも呼ばれた政治家だ。そんな彼が、平成日本を変えた数々の場面で何が行なわれ、どんな葛藤があったのかを「歴史の証言者」として初めて明らかにした。ここでは、金丸信氏が政治資金規正法違反で政治の世界から失脚した後の話だ。(文中一部敬称略)

◆「安倍晋三首相を見ると親父のことを思い出す」(1992年8月)

〈金丸信失脚後、経世会は派閥の主導権をめぐって竹下登と小沢が対立。竹下・梶山静六らは新会長に小渕を推し、小沢は羽田孜を擁立して激しい多数派工作を展開する。〉

小沢:双方が拮抗していたから、このままだと派閥が分裂してしまう。それで僕は竹下さんに、「それじゃ俺は羽田を取り下げるから、あなたも小渕を一旦降ろしてくれ。白紙に戻したうえで、最終的に話し合いで小渕にすればいい」と持ちかけました。そしたら竹下さんの答えは「ノー」だった。

──どういう理由で?

小沢:面白くなかったんだろうね、僕が幹事長になった時点から。会長人事はもともと俺が決めることであって、お前(小沢)が口を挟む筋合いではないという気持ちだったのかもしれない。

〈両勢力の折り合いは付かず、反竹下勢力は派閥を割って小沢―羽田グループ(改革フォーラム21)を結成する。〉

小沢:竹下さんも梶山さんも、僕のほうについてくるのは5、6人だろうと軽く見ていたから強気だったんじゃないかな。ところが、大勢になっちゃったからたまげたんでしょう。竹下さんが派閥議員に直接、「小沢に付いていくな」と説得していたほど。それでも44人が僕らについてきました。


小沢一郎氏の評価は(時事通信フォト)

──派閥を割ったときの気持ちは。

小沢 事ここに至ればもうしょうがない。そう割り切るしかありません。竹下さんが表に出てきちゃったのは、金丸さんが引退してから。金丸さんがいたら、ああはならなかった。あとは、安倍晋太郎さんが生きていれば話は違ったかもしれない。

──安倍晋太郎は別派閥(清和会)だが?

小沢:金丸さんが僕を幹事長にした時、党内で最初に賛成してくれたのは晋太郎さんでした。僕をかわいがってくれたという意味では、竹下さん以上かもしれません。僕が官房副長官の時、幹事長だった晋太郎さんには、何かあるとすぐ「小沢、来い」と幹事長室に呼ばれ、面倒を見てもらいました。だから、僕は(晋太郎の息子の)晋三君が憎らしいわけじゃない。総理としてどうしようもないから、いろいろ言うんだけど、今も晋三君の顔を見ると、親父さんを思い出して不思議な気分になるんだよね(笑い)。

──小沢グループが離党しなければ、自民党政権は続いていたと思うか。

小沢:今も続いてますよ。僕だって、本当に自分のことだけ考えるなら、ずっと自民党にいればこんな楽なことはなかった。だって事実上、経世会はみんな僕についてきてくれたから。

●聞手・レポート/武冨薫(ジャーナリスト)

※週刊ポスト2019年5月3・10日号



小沢一郎氏が振り返る「宮沢倒閣」から細川護熙政権まで
https://www.news-postseven.com/archives/20190504_1358985.html
2019.05.04 07:00  週刊ポスト NEWSポストセブン


総選挙で新生党が大躍進(時事通信フォト)

 小沢一郎氏は「剛腕」として知られる。様々な平成政治でその剛腕をふるった小沢氏は、宮沢喜一内閣誕生や細川護熙内閣誕生にも影響を与えた。これまで決して政治史の舞台裏を語ることがなかった小沢が、平成日本を変えた数々の場面で何が行なわれ、どんな葛藤があったのかを「歴史の証言者」として初めて明らかにした。(文中一部敬称略)

◆宮沢倒閣と8会派連立工作(1993年6月)

〈宮沢喜一首相はテレビ番組で「政治改革を実現する」「この国会でやる」と口にしたものの、与党の反対の中で断念する。小沢―羽田グループは自民党を離党して新生党を立ちあげ、宮沢内閣不信任案に賛成。「小沢の乱」は成り、不信任された宮沢首相は解散に踏み切る。

 総選挙で自民党は過半数を割り、非自民政党による連立工作が始まる。一方、自民党でも野党転落を防ぐべく、YKK(山崎拓、加藤紘一、小泉純一郎)が中心となって日本新党の細川護煕代表を首相に担ぐ構想を練っていたが、先手を取ったのは小沢だった。〉

小沢:(細川の)担ぎ合いなんか全然ありません。僕は、選挙が終わってすぐぐらいに、もう細川さんの了解を取っていたから。

 最近、山崎拓さんとしばらくぶりで飲んだんだけど、彼らも細川さんを説得しようと考えたが、すでに時遅しだったと言ってました。

──細川をどう口説いた?

小沢:何ていうことはない。「あなたは、総理だ」と。「あなたが総理になって、自民党政権を変えなくてはいけない」と。新党さきがけ代表の武村正義は自民党との連立志向だったから、ものすごく抵抗しましたが、「自民党と連立したら政治改革なんてできなくなる」と言いました。細川さんは「一晩、考えさせてくれ」と。翌日かな、「武村とも話して、わかりました」となった。

〈総選挙から22日後、非自民・非共産の8会派による細川政権が発足。55年体制が崩壊し、自民党が結党以来初めて下野した瞬間だった。〉

◆短命に終わった細川政権(1994年4月)

〈細川内閣は翌年の通常国会で政治改革法案を成立させ、小選挙区制導入が決まった。しかし、政治改革を旗印に集った8会派は、同法案成立の目処が立つと、急速に結束が乱れていく。1994年2月に細川護煕首相は税率7%の「国民福祉税」を突然に発表するが、与党内からの猛反発を招き、今度は突然撤回する。国民福祉税の発表は、「小沢と斎藤次郎・大蔵事務次官が筋書きを書いた」と批判された。〉

小沢:(筋書きを書いたのは)その通りですよ。やらなきゃいけないと。ところが細川さんは会見で税率7%の根拠を質問されると「腰だめの数字です」って、そういう言い方をした。政策というのは、「こうした根拠があって、この数字です」と説明して、了解を求めなきゃいけません。それなのに「腰だめ」なんて言っちゃったもんだから……。

──その後、自民党から佐川急便事件(1992年に発覚した東京佐川急便の前社長らの特別背任事件に絡み、細川が1982年に東京佐川急便から1億円を借り入れていたことが判明)を厳しく追及される中、細川は4月に突然辞める。あなたは辞意を聞いていたのか。

小沢:知りませんでした。“(細川は)何をしでかしたんだ?”と思ったくらいだから。佐川からカネを借りていたとかいう噂話は耳にしていたけれど、そんな深刻な話ではないように認識していたから、パッパと辞めてしまって……。細川さんはかっこよく辞めようとしたんでしょう。潔く辞めれば、また人気が出ると思ったんじゃないかな、想像するに。

──再登板を考えていた。

小沢:そう思う。でも、権力闘争というのはそんな甘いもんじゃありません。

──“産みの親”として、細川政権が戦後政治で果たした役割をどう評価するか。

小沢:それは大きいと思います。絶対に崩れないと思っていた自民党政権が倒れたんだから。15代も続いた徳川幕府が戊辰戦争で敗れた(のと同じ)。しかしまぁ、細川政権は鳥羽伏見で勝ったのに、すぐ盛り返されてしまった(笑い)。

●聞き手・レポート/武冨薫(ジャーナリスト)

※週刊ポスト2019年5月3・10日号



小沢一郎氏が明かす「禁断の自社連立」「村山内閣」舞台裏
https://www.news-postseven.com/archives/20190506_1358994.html
2019.05.06 07:00  週刊ポスト NEWSポストセブン


自社さ連立で村山政権誕生(時事通信フォト)

 小沢一郎。47歳で自民党幹事長に就任、政治改革を掲げて党を飛び出すと、自民党と対決して細川連立政権、民主党政権と2回の政権交代の立役者となった。これまで決して政治史の舞台裏を語ることがなかった小沢が、平成日本を変えた数々の場面で何が行なわれ、どんな葛藤があったのかを「歴史の証言者」として初めて明らかにした。(文中一部敬称略)

◆禁断の自社連立(1994年6月)

〈細川護熙首相退陣後に羽田孜内閣が誕生するが、社会党や新党さきがけは連立を離脱し、自民党が提出した内閣不信任案の賛成に回る。羽田は解散を決意したが、小沢は「解散したら小選挙区制が白紙に戻る」と止めた──というのが定説とされる。〉

小沢:羽田さんは確かに「解散する」と言ってました。不信任案可決のすぐ後に俺は官邸に行って、「どうするんだ?」って言ったら、「解散するしかない」と。僕は(新生党の)党本部に電話を入れた。「解散だ。準備しろ」って。

──あなたが解散にストップをかけたのでは?

小沢:止めてません。逆に「選挙の準備をしろ」と指示したんだから。ところが翌日の明け方になるにつれて、羽田さんの様子がおかしくなっていった。選挙になれば惨敗すると分かっていた野党の社会党が“いったん総辞職してくれれば、次の首班指名ではみんなで羽田に入れる”と持ちかけてきたわけです。

──羽田は、それを鵜呑みにして総辞職したのか。

小沢:不信任しておきながら、次は入れるなんて、嘘に決まっています。僕は羽田さんに「そんなことあり得ない、馬鹿じゃないか」って言ったんだけど……。

〈羽田内閣の退陣後、自民党は社会党党首の村山富市を首班に担ぐ。小沢ら非自民勢力は、自社連立に反対して自民党を離党した海部俊樹を擁立し、首班指名選挙にもつれ込んだ。2年前の与野党が入り乱れて手を結ぶ、異例の構図だ。小沢は自民党と社会党が組むことを想定していたのか。〉

小沢:話は聞いていましたが、あり得ないと思っていました。驚くべきことです。まぁ、昔から裏(国会対策)では「なあなあ」でやってきた関係だったんだけれども、表向きは対立をしてきた。だから、いくら何でも表で組むとは思ってもいませんでした。

── 一方、あなたは海部を立てた。

小沢:羽田さんをもう一度担ぐ道は総辞職の時点で消えていました。社会党が自民党に取り込まれた以上、自民党を割る以外に政権を取る手段はない。すると、西岡武夫さんが「海部さんはどうだ」と。海部さんは「政治改革しようとしたが実現できずに辞任した」という立場だから、「本人が承知してくれるならよかろう」となった。

 ところが、なかなか返事がない。国会会期の終わり間際になってようやく、海部さんから「受ける」という返事が来た。自民党では中曽根康弘さんはじめ「社会党の総理なんてとんでもない」という意見が多かったから、切り崩しの時間がもう少しあれば勝てた。早く海部さんが(離党の)腹を決めてくれてたら……ね。

──「自民か、非自民か」が明確だった細川政権誕生と違い、この時の「村山vs海部」の首班指名選挙は、従来の政党の組み合わせが入り乱れる複雑な権力闘争に映った。本質は何と何が戦っていたのか。

小沢:政界の改革派と守旧派。新体制を志向する我々と、旧体制を維持しようとする自社さ。アンシャン・レジーム(旧体制)の中に成り立っていた自民党と社会党が「このままでは自分たちが危ない」となって、表立って手を結んだ。しかし村山内閣の後、すぐに社会党は潰れた。政治の筋道を通さないからそういう結果になるんです。

●聞き手・レポート/武冨薫(ジャーナリスト)

※週刊ポスト2019年5月3・10日号



小沢一郎氏が語る新進党の解党「公明は自民に脅されていた」
https://www.news-postseven.com/archives/20190507_1365567.html
2019.05.07 16:00  週刊ポスト NEWSポストセブン


新進党両院議員総会で新党首に就任した小沢一郎氏(左端)を祝福する海部俊樹氏(中央)と羽田孜氏(時事通信フォト)

 1994年(平成6年)に小選挙区制度が導入され、政界は否応なく2大政党への再編に向かい始めた。自民党は橋本龍太郎内閣で単独政権に返り咲き、小沢一郎は新生党、日本新党、民社党、公明党(衆院のみ)の反自民勢力を結集して新進党を旗揚げ(党首は海部俊樹、副党首は羽田孜、小沢は幹事長)。本格的な2大政党が出現したかに見えた。

 だが、新進党は小沢と盟友の羽田が争った党首選で内部対立が深刻化し、1996年10月の総選挙に敗北。結党わずか3年で解党に至る。当時の舞台裏を小沢が明かした。(聞き手/ジャーナリスト・武冨薫)

小沢:もともとは羽田さんとの党首選挙なんてやる必要はなかったんです。僕だけじゃなくてみんなが「羽田党首、小沢幹事長でいいよ」と。ところが、羽田さんの周りの連中が、幹事長も代えると言い出した。

 渡部恒三さんが心配して羽田さんに「お前が代表、小沢が幹事長。元通りのそのままじゃないか」と言ったんだけど、羽田さんがうんと言わなかった。恒三さんもさじを投げた格好になって代表選になりました。

──結果は小沢圧勝だった。

小沢:敗れた羽田さんは、興志会という派閥をつくりました。僕が羽田さんにいくら執行部に入ってくれって言っても、羽田さんはまた嫌だって言う。羽田さんの周りが、何かあるたびに反対だとわあわあ言って足を引っ張る。

 1996年の総選挙は70選挙区が1万票以内の僅差の負けだったから、党内が一枚岩で戦ったら十分勝てていた。羽田さんが素直にしていれば選挙に勝ってまた総理になれたのに。

〈新進党結成には、「政教一致」批判がある公明党を吸収して創価学会を2大政党体制に取り込むという小沢の狙いがあった。学会取り込みに危機感を感じた自民党は、国会で創価学会名誉会長・池田大作の証人喚問を要求し、新進党分裂工作を展開した〉

──公明党を取り込んだ狙いは。

小沢:ヨーロッパでも、宗教を背景にした政党はある。それぞれの個人の精神的な思いというところにとどまっていればいいと思います。

 けれども、公明党は実質的に創価学会の意思決定で指示されていたところが問題だった。だから、創価学会の出先機関では駄目だと、あくまでも独立した政党にならなきゃならないと、そのためには(他の政党と)一緒になるのが一番いいという話だったんです。

──ところが選挙に負けて。

小沢:創価学会の意思が強く出てきた。自民党に脅されたんです、池田大作・名誉会長を喚問すると。

──解党の決断は国民にも衝撃だった。

小沢:あれは、僕が壊したみたいに言われるけど、そうじゃないんです。

 選挙に負けたといっても、議席数は大して減ってない。だけど、細川(護煕)さんが党を出ると言い出した。羽田さんも出ると。創価学会もそういう傾向だし、それじゃどうしようもない。みんな自由にしろとなっただけ。細川さんと羽田さんが出るという話が新進党解散の一番の理由でした。

(文中一部敬称略)

※週刊ポスト2019年5月17・24日号

※続きはトップ紙面CDEをご覧ください。


































http://www.asyura2.com/19/senkyo260/msg/500.html

記事 [政治・選挙・NHK260] 悠仁さまを「刺そうと思った」 机に刃物、中学侵入の男供述(産経)
悠仁さまの中学校への侵入容疑で逮捕され、大塚署に入る自称・長谷川薫容疑者=29日午後、東京都文京区(宮崎瑞穂撮影)

悠仁さまを「刺そうと思った」 机に刃物、中学侵入の男供述
5/8(水) 7:07配信 産経新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190508-00000507-san-soci

 秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁さまが通われるお茶の水女子大付属中学校(東京都文京区)で、悠仁さまの机の上に刃物が置かれた事件で、建造物侵入容疑で逮捕された住居・職業不詳の長谷川薫容疑者(56)が「(悠仁さまを)刺そうと思った」などと供述していることが7日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁捜査1課は長谷川容疑者が悠仁さまに危害を加える目的で校舎内に侵入したとみて調べている。

 捜査関係者によると、長谷川容疑者は調べに対し、悠仁さまの机の上に果物ナイフを置いたことを認め、「天皇制や、皇位継承のあり方に不満があった」という趣旨の供述をしているという。事件数日前から都内のホテルに滞在してナイフなどを購入しており、1日の代替わり直前のタイミングを狙って犯行を計画していたとみられる。

 長谷川容疑者は4月26日午前10時50分ごろ、事前に購入したヘルメットなどで工事業者に変装し、大学の敷地内にある中学校の校舎に侵入。悠仁さまのクラスが授業で不在の間に、悠仁さまの机の上に粘着テープでアルミ棒に巻き付けた果物ナイフ2本を置き、約20分後に大学の正門から逃走した。

http://www.asyura2.com/19/senkyo260/msg/501.html

記事 [政治・選挙・NHK260] 自公維改憲=貧乏&移民を消耗兵化=米軍下請け兵に 
自公維改憲=貧乏&移民を消耗兵化=米軍下請け兵に
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51969909.html
2019年05月08日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


日本特別会計資金を蒸発させ ハゲタカ&米国の蒸留酒となってしまった

日本経済の米国富への吸引は 安倍チャンネルの端末ボタン操作で
言い換えれば 日本株の空売りで自由自在に懐へ入る

昨日の米中貿易摩擦をネタにたった数時間で コマツ6301は時価総額2.5兆円
の10% 2500億円が消された
日本株 300円下落でこうなる
こうしてハゲタカ経済は五右衛門ぶろの蓋を平気で抜き去るのだ

***

日米安保は 安倍政権の 頭脳核兵器融合が進み
核兵器迄をも完全下請け化が進みつつある

頭脳核保有はマジックのネタ化しており
ヒミツだが 無から有は生まれない 
六ケ所村からは「核=プルト君」のニオイがアチコチから

頭のテッペンからなら 足のつま先にまで 米日安保は要求する
ことになる 改憲で

***

貧乏は罪悪であり 贖罪しなければ 幸福な生活はさせない
貧乏人を圧縮梱包し製品化する 人間家畜化だ

米国の兵隊システムだとそうなる
最下層兵で一定期間人間洗浄をおこない
不法移民 借金国民 犯罪国民をクリーニングする

改憲したら日本もこうなる
自衛隊を下層国民ロンダリング装置&下層移民化装置とする

現在は 有用移民しかOKでない
改憲からは無用移民こそ必要なのだ

日米安保で熱戦参加し 一番危険な突撃消耗兵
を 蜘蛛の糸の下にしがみつかせてこそ
金持ちたちは 心からわが身の幸せを噛みしめホレボレできる
から 地獄をながめてこそ 天国ウレシなのだから

芥川龍之介は其処をついたのだが
金持ち中毒化した 米国&日本の上澄み国民たちの本能は
どうにもとまらない



http://www.asyura2.com/19/senkyo260/msg/502.html

記事 [政治・選挙・NHK260] 景気基調判断が悪化に改定され消費税増税は凍結へ(植草一秀の『知られざる真実』)
景気基調判断が悪化に改定され消費税増税は凍結へ
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-c727df.html
2019年5月 8日 植草一秀の『知られざる真実』


10連休が終了し、2019政治決戦・夏の陣が始まる。

参議院議員通常選挙を軸に、衆参ダブル選の可能性をはらみながら事態が進行する。

戦局を左右する核心は消費税増税である。

5月13日に3月の景気動向指数が発表される。

3月の景気動向指数は4月26日に発表された鉱工業生産指数が前月比0.9%減少したことを受けて、企業活動をめぐる7つのデータのうち5つが悪化して前月比でマイナスになる。

景気動向指数の基調判断は、1月と2月の「下方への局面変化」から「悪化」に変化する見通しである。

「悪化」は日本経済が景気後退局面に移行したことを示唆するものになり、2013年1月以来、6年2カ月ぶりのことになる。

政府による景気の基調判断は5月下旬に閣議決定される月例経済報告を待たねばならない。

公表日程は未定である。

5月20日に1−3月期GDP統計が発表される。

実質GDP成長率はマイナスになると予想される。

同時に2018年度の実質GDP成長率も発表されるが、限りなくゼロに近い数値、場合によってはマイナス数値が発表される見通しである。

海外要因では米中通商協議が焦点であるが、米中交渉が大詰めで波乱含みの展開に移行している。

すべてを総合して、安倍首相は消費税増税を再々延期する可能性が高い。

3度目の延期になるが、今回は「延期」でなく「凍結」とする可能性が高い。

このまま消費税増税に突き進む場合、安倍自民党は参院選で大惨敗することになるだろう。

2016年の前回参院選で安倍自公政権は改選議席121のうち、69議席を獲得した。

与党補完勢力の大阪維新も7議席を獲得した。

合計76議席を獲得している。

自公維以外の勢力の獲得議席は45議席にとどまった。

安倍内閣が消費税増税を強行する場合、自公維で76議席を獲得することは不可能である。

参院改憲勢力は大幅減少することになる。

安倍首相は在任期間中の業績として憲法改定を実現することを目論んでいる。

この目論見が完全に崩壊することになる。

したがって、消費税増税が延期ないし凍結される可能性は極めて高いと考えらえれる。

私は昨年秋の段階からこの見通しを一貫して示し続けてきた。

『日本を直撃する「複合崩壊」の正体』(ビジネス社)
https://amzn.to/2PPBhAE

『金利・為替・株価特報』=TRIレポート
http://www.uekusa-tri.co.jp/report/index.html

6月末にはG20首脳会議が日本で初めて開催される。

世界経済の下方リスクが認定され、日本は議長国として日本経済の成長持続に責任を持たねばならないとして、消費税増税凍結を提示することになるのだろう。

本音は単なる選挙対策である。

日本の主権者多数は安倍政治を終焉させたいと考えている。

安倍政治は日本の主権者多数に利益を付与していない。

第2次安倍内閣発足後の6年半の経済パフォーマンスは最悪である。

大企業の利益は増加したが、労働者の実質賃金が5%も減少した。

格差は拡大するばかりであり、生活苦にあえぐ主権者が激増の一途を辿っている。

この現状を踏まえれば、2019政治決戦によって政治の流れを変えることが必要である。

そのためには、安倍政治に対峙する勢力が明確な政策公約を明示して、この旗を掲げて選挙を戦うことが必要だ。

その政策の旗とは

原発稼働停止、消費税減税、最低賃金全国一律1500円実現だ。

政策を明示して主権者に連帯を呼びかけるのだ。

党派の結合が大事なのではなく、安倍政治に対峙する政策の明示が重要であり、その政策の旗の下に主権者が結集することが重要だ。



http://www.asyura2.com/19/senkyo260/msg/503.html

記事 [政治・選挙・NHK260] 外国人観光客が増えただけでいいのか/政界地獄耳(日刊スポーツ) 


外国人観光客が増えただけでいいのか/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201905080000112.html
2019年5月8日8時12分 日刊スポーツ

★長い連休を旅の時間にあてた方も多いだろう。国内でも外国人観光客の多さに驚くとともに、日本人が観光地とは思わないような場所まで多くの外国人に楽しんでもらっているようだ。08年に観光庁が設置され日本は観光立国に向け国を挙げて動いてきた。来年の東京オリンピック、25年の大阪万博などの大都市を軸としたビッグイベントもさることながら各地方自治体の努力で海外からの観光客は増加の一途だ。政府観光局の数字によると今年3月の訪日観光客数は276万人余り(推定値)。政府の20年の来日観光客目標の4000万人が達成できるか否かが焦点といわれる。その意味では政府のインバウンド政策は成功としたといえる。

★一方でこの4月から移民政策ともいえる外国人労働者の受け入れが拡大された。人手不足を補うという目的でさまざまな労働力として外国人が求められたものの、大学が留学生を受け入れる中で留学生たちが集団で行方不明になるなど、極めてずさんで安価な労働力への偏重も目立つ。

★そしてもうひとつ、毎日新聞の指摘によると外国人在留者の子弟教育が問題化しているという。「日本の公立学校(小中高と特別支援学校)に通い、学校から『日本語教育が必要』と判断されたにもかかわらず、指導を受けられていない外国籍児らが全国で1万400人に上っている」という。日本語が分からず授業が理解できない「無支援状態」の児童生徒が、全国に広がっているというのだ。ちょっと来るだけのお金を落としていく観光客は大歓迎。いささか非合法でも安価な労働力となる外国人は歓迎。だが、さまざまな理由で日本に住む在留外国人やその子供たちへの教育は知らん顔でいいのか。一方、そこに手厚い保護を与えれば、今度は国内にある朝鮮学校への支援を拒む自治体は整合性も問われよう。いずれにせよ外国人受け入れに関して、つまり移民とそれに準ずる問題の総合的な全体像が描けていない中で、観光客が増えただけでは意味がないのではないか。(K)※敬称略













http://www.asyura2.com/19/senkyo260/msg/504.html

記事 [政治・選挙・NHK260] 大メディアが黙殺する「倉敷民商弾圧事件」の“異常”さ 二極化・格差社会の真相
      


大メディアが黙殺する「倉敷民商弾圧事件」の“異常”さ 二極化・格差社会の真相
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/253324
2019/05/08 日刊ゲンダイ


写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 先月25日、岡山市内で「倉敷民商弾圧事件」全国連絡会の総会が開かれた。私も参加して、事件の異常さと、来るところまで来たこの国の現在地を、改めて思い知った。

「倉敷民主商工会」(岡山県倉敷市)の事務局長である小原淳、事務局員の須増和悦、禰屋町子3氏が税理士法違反などの容疑で次々に逮捕・起訴されたのは、2014年の1月から3月にかけてのことである。税理士資格がないのに会員企業の確定申告書類を作成し、または脱税を手助けしたと決めつけられた。3人は、会員企業が集計した数字を入力したり、計算ソフトで正確な税額を出しただけで税理士業務など行っていないし、そもそも脱税の事実自体が存在しなかったとして、無罪を主張した。

 だが、小原、須増の両氏は昨年6月に最高裁で有罪が確定。禰屋氏については控訴審が1審の有罪判決を破棄して差し戻すという異例の展開を見せているが、弁護団は楽観していない。

 彼らはおそらく冤罪だ。脱税事件の立件には「たまり」が欠かせない。庭に隠されていた裏金とか、プールされた土地や株式などといった“動かぬ証拠”のことだが、国税局の査察官は法廷で、この事件に「たまり」はない、と証言している。税理士ではない職員がむしろ日常的に申告書類の作成に携わっている青色申告会が刑事責任を問われないのはなぜか。徴税当局と協力協定を結んでいるからではないのか。

 もともと日本の税理士制度は、グローバルスタンダードに程遠かった。だから税理士たちは、新憲法下にあっても、戦前戦中の税務代理士制度を引き継いだまま、“徴税権力の下請け”としての役割を色濃くさせている。

 戦後の重税反対運動を母体に旗揚げされた民商は、したがって目の敵にされてきた。現在は全国に600組織、18万人会員。納税者の権利擁護を掲げて、自主記帳、自主計算、自主申告を勧める彼らには、税理士業務の代行など、基本理念と相いれない行為なのだ。

 彼ら3人を逮捕し、取り調べたのは、なぜか岡山県警の公安部だった。勾留期間も禰屋氏が428日間、他の2人は184日間。あのカルロス・ゴーン氏は2カ月でも国際的な関心を集めたが、倉敷民商事件はマスコミにも黙殺されたまま。

 逮捕や起訴が消費税率8%への引き上げ直前に行われたタイミングにも注目されたい。民商は消費税の不公平きわまりない本質を批判し、増税に強く反対している、代表的な団体なのである。



斎藤貴男 ジャーナリスト
1958年生まれ。早大卒。イギリス・バーミンガム大学で修士号(国際学MA)取得。日本工業新聞、プレジデント、週刊文春の記者などを経てフリーに。「戦争経済大国」(河出書房新社)、「日本が壊れていく」(ちくま新書)、「『明治礼賛』の正体」(岩波ブックレット)など著書多数。














http://www.asyura2.com/19/senkyo260/msg/505.html

記事 [政治・選挙・NHK260] 「働く女性の不満で専業主婦の年金半減」記事に批判殺到!『逃げ恥』脚本家も「女性同士の対立にすり替え」と(リテラ)
「働く女性の不満で専業主婦の年金半減」記事に批判殺到!『逃げ恥』脚本家も「女性同士の対立にすり替え」と
https://lite-ra.com/2019/05/post-4702.html
2019.05.08 「働く女性の不満で専業主婦の年金半減」記事が炎上 リテラ

     
     マネーポストWEBより


「働く女性の声を受け「無職の専業主婦」の年金半額案も検討される」

 ゴールデンウイーク中に出たこんなタイトルのネットニュースをめぐって、女性たちが一斉に怒りの声をあげている。

 問題の記事は、「週刊ポスト」2019年5月3・10日号の記事を、系列の「マネーポストWEB」がネットニュースに転載。政府が年金制度における「第3号被保険者」の改革を検討していることを伝えたものだ。

「第3号被保険者」というのは、会社員や公務員など厚生年金や共済組合に加入している「第2号被保険者」に扶養されている配偶者のことで、本人は保険料を支払わないが基礎年金を受け取ることができる。一般的にはサラリーマンを夫にもつ「専業主婦」であるケースが多いが、厚労省は社会保障費削減のために、その人たちからも保険料を徴収する、もしくは支払う年金を半減させる案などを検討しているらしいのだ。

 たしかに、「第3号被保険者」については以前から専業主婦優遇、女性の社会進出を阻むという批判があった。しかし、日本の専業主婦はさまざまな事情で無給の家事労働を押し付けられ、やむなく専業主婦をしている女性も多いうえ、自分で自由になるお金を持っていない人がかなりの割合いる。そんな状況で、保険料を徴収するとか、年金を減らすなどというのは、“弱者切り捨て”以外の何物でもないだろう。

しかし、今回、女性たちの怒りを買ったのは、政策そのもののひどさだけではない。「マネーポストWEB」がこの「第3号被保険者」切り捨て検討の記事に冒頭で紹介した「働く女性の声を受け「無職の専業主婦」の年金半額案も検討される」というタイトルをつけ、こんな解説を書いたからだ。

〈第3号については共稼ぎの妻や働く独身女性などから「保険料を負担せずに年金受給は不公平」という不満が根強くあり、政府は男女共同参画基本計画で〈第3号被保険者を縮小していく〉と閣議決定し、国策として妻たちからなんとかして保険料を徴収する作戦を進めている。〉

 そう、「第3号被保険者」切り捨ての理由を「共稼ぎの妻や働く独身女性などの不満」のせいにしたことについて、激しい批判の声があがっているのだ。ツイッターではこんな怒りの声があふれている。

〈「働く女性の不満」て具体的にどの調査だ? 「働く女vs専業主婦」ドロドロ女の戦いプロレスショーを物陰から仕掛けて年金減らしを目くらまそうとしてんじゃねえ。年金株に突っ込んでスッたの誰だ。〉

〈働く女性と「無職の専業主婦」は敵対していない。たまたま働けていたり、たまたま専業主婦しているだけ。私もたまたま働いてるけど、職場に託児所がなければ「無職の専業主婦」だったかもしれない。ただそれだけのことで女性の人生が左右されてしまってるんだよ。そんなのおかしい。〉

〈働く女性の声なんてさらさら無視で今後も聞く気もないくせに、こんな風に利用するってマジで最低だと思う〉

■瀧波ユカリと野木亜紀子も「働く女性vs専業主婦」対立扇動を批判

 さらに、「#働く女性の声」というハッシュタグも拡散し、つっこんだ批判の声も上がった。

〈自分達の政策の失敗を、ありもしない妄想で「他人(働く女性)の声」のせいにするの止めてくれませんか?そんな事思ってないです。家事がどのくらい大変か、独身働く女の私も親の介護してるから分かってる。「僕ちゃん達無能でした」と正々堂々と謝れよ。だからって許すわけじゃない。#働く女性の声〉

〈#働く女性の声 が専業主婦の人を不公平だなんて思わないのは、女性が働く事の難しさを皆んな何かしら体感してるからだよ。
今私が働けてるのは、旦那の仕事が転勤ない、残業もほぼない、常に育児の当事者でいてくれる、両実家が近い、保育園受かった、会社が必要としてくれてるしサポートしてくれる…〉

〈いやもう、今1番ビックリしてるのは働く女性でしょ。急に「あいつが無職の専業主婦の年金半分にしろって言いました」って指差されてるんだから。 言ってねー思ってねー!むしろ専業主婦で家事と育児(場合によって介護)のプロしてる方々には尊敬しかないわ! 減らすな正当な報酬を出せ! #働く女性の声〉

〈「働く女性vs専業主婦」などと寝言を言う前に8年分の賃金データが廃棄された件についてきちんと国会で追及し、制度設計の見直しに繋げてほしい。祝賀ムードでスルーされているけれどとんでもないニュースだ。#働く女性の声〉

〈若者vs高齢者とか『働く女性』vs専業主婦とか、子持ちvs子なしとか…とにかく自分達の失策を市民同士の対立構造に持ってこうとする政府にキレてる。#働く女性の声〉

〈政治家のおじさんが年金溶かしたのを誤魔化すために働く女性と無職の専業主婦の対立を煽ってるようだけれど、働けと言いながら子育ては女の責任にして「女は生む機械」とか女性議員に「(そんなこといいから)はやく結婚して子供生め」ってヤジってたの私たちは決して忘れてないから。 #働く女性の声〉

 一般のユーザーだけではない。この問題には、著名人や文化人も怒りの声をあげている。たとえば、『臨死!!江古田ちゃん』などで知られるマンガ家・瀧波ユカリはツイッターに〈「専業主婦vs働く女性」って対立構造作るのやめろ、ドチャクソ迷惑〉と投稿した。

 また、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』で無償の家事労働を押し付けることを「愛情の搾取」と表現するなど、ジェンダーの問題を描いてきた脚本家の野木亜紀子氏もこうツイートしている。

〈これ元記事がマネーポストというポスト系の雑誌で『共稼ぎの妻や働く独身女性などから「保険料を負担せずに年金受給は不公平」という不満が根強くあり』が作文の可能性もあるが、少なくとも自分はそんな不満聞いたことがない。それよりも8年分の統計が破棄されたことに不満があるよ。〉

〈この記事、財源の不足が問題なのに「働く女性の根強い不満がある」と、あたかも女性同士の問題であるかのようにすり替えられているから疑問なのです。働く女性vs専業主婦という対立構造を勝手につくり、問題を矮小化しないでほしい。というわけで働く女性として異を唱えているのです。〉

■厚労省の官僚がブリーフィングで使っていたすり替えと詐術

 何から何まで、彼女たちの言う通りだろう。そもそも、今回、「第3号被保険者」の保険料徴収の背景にあるのは年金制度の破綻と財源不足だ。責任は、政策や資金運用に失敗した国にあり、専業主婦にはなんの責任もない。

 また、ツイートにもあったように、専業主婦は望んでそうなっている人だけではない。労働環境の男女格差や育児との両立、親の介護などの問題から外で働きたくても物理的に働けないという女性も少なくないのだ。

 しかも、自民党政府はこれまで、「女は家庭を守るもの」として、専業主婦を奨励し、女性の社会進出を阻んできたのではなかったか。

 それを、自分たちの政策失敗を棚に上げ、働く女性たちの不満によって専業主婦の年金を削減するかのようにすり替え、「専業主婦VS働く女性」の対立に矮小化するとは……。

 しかも、取材してみると、これは「ポスト」が勝手に書いているわけではなさそうだ。厚労省の官僚が新聞やテレビ向けのブリーフィングで実際に「働く女性の間には不公平という不満もあり」などという解説を行い、それが「ポスト」に伝わったと見られる。

 卑劣な女性の分断は政府の作戦だったというわけだが、しかし、頼もしいのは、多くの女性がこんな詐術に踊らされることなく、本質を見極め、きちんと批判の声をあげていたことだ。

 国民をいつでも踊らせられると思っていたら、大間違いである。

(編集部)


























http://www.asyura2.com/19/senkyo260/msg/506.html

記事 [政治・選挙・NHK260] 夏前に起きる改憲のリスク? 安倍はW選でも勝てない(世相を斬る あいば達也)
夏前に起きる改憲のリスク? 安倍はW選でも勝てない
https://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/f4f2a2a7075469daed71503261f962ec
2019年05月08日 世相を斬る あいば達也


10連休で、頭、身体、そして財布もズタズタだ。おそらく、多くの日本人の大人はいい迷惑の日々を送っていたに違いない。

当然のように、ブログも2週間ほど手つかずだったが、一応、ニュースは見聞きしていたので、浦島太郎にはなっていない。

今夜は疲労困憊なので、いま一番気になることに関するコラムと特集記事をピックアップしたので、通読願いたい。

最近は、衆参同日選云々で政治ニュースは騒がしいが、安倍自民が、この夏に、衆参同日選を行ったとして、現在の改憲勢力、衆参2/3議席以上の議席を確保することは、相当困難と考えている。

つまり、参議院選単独であろうが、衆参同日選であろうが、衆参2/3議席確保は、あまりにも不確実だと思う。 :現在の衆参2/3議席確保は奇跡のような偶然であり、もう二度と、日本の政治シーンに現れない現象だとも考えられる。

と、いうことは、安倍官邸が、確実に「改憲」をしたいのであれば、現在の衆参2/3議席がある6月下旬までに、衆参本会議で議決できるよう、現行法の解釈を“閣議決定”等々の手を使い、捻じ曲げてでも強行採決する可能性があるのではないかと危惧している。

少なくとも、上記のような強硬手段を選択しないと、日本会議等改憲宗教右派勢力を見え見えで裏切ることになり、安倍晋三の命運は、心身ともに抹消される危険すらあるのではないのか。

「憲法審査会」云々の決まりごとが明確ではないだけに、一気呵成、一夜にして「改憲」が姿を表すリスクがあることを、頭も片隅に置くべきだろう。

参議院選単独でも、衆参W選挙でも、現在の衆参2/3議席以上の結果は望めないわけで、八百長が得意な政権なのだから、必ず何か仕掛けてくると考えておくべきだ。


≪「いまの改憲論はフェイク」憲法学者・樋口陽一氏の危惧


憲法学者の樋口陽一さん=2019年4月17日午後3時50分、東京都港区、江口和貴撮影

 新天皇の即位から3日目で迎えた憲法記念日。日本国憲法の第1章が定めた象徴天皇制とは、政府と国民にどのような態度を求める制度なのか。また、9条に自衛隊を明記する憲法改正が必要だと訴えている安倍晋三首相の問題提起は妥当なのか。憲法が直面する課題について、日本を代表する憲法学者・樋口陽一さんに聞いた。

     ◇

 ――この国では今、憲法改正にこだわる首相が長期政権を維持しています。安倍晋三首相は今度は、自衛隊を憲法に明記する改憲が必要だと訴え始めました。

 「今ある自衛隊の存在を書き加えるだけなら大きな変更ではないのではないかという意見も聞きます。書き加えるという行為の持つ法的な意味について理解が足りないと感じますね。基本的な法原則の一つに『後(のち)の法は先の法を破る』があります。ある法規範にそれまでと違うことを書き加えたら、前からあるルールは失効するか意味を変えるという原則です」

 「憲法9条の条文は削らないまま単純に自衛隊の存在を書き足したら、場合によっては残った現在の条項は失効する恐れがあるのです。戦争放棄をうたった1項と、戦力不保持を定めた2項です」

 ――今ある平和憲法の原則を手放す改憲をするのと、同様の行為になりかねないのですか。

 「そうです。軍備拡大への歯止めがなくなり、あらゆる戦争を遂行できることになりかねません。そういう認識をきちんと共有しないまま提起されている今回の改憲論は『政治的な主張』と呼べるレベルのものではありません。フェイク(虚偽)です」

 ――自衛隊を書き込むタイプの改憲案が、もしフェイクでなく、政治的な主張になりえるとしたら、その条件とは何でしょう。

 「たとえば、専守防衛を原則として集団的自衛権の行使には厳格な制限をかけた自衛隊であることをきちんと明示する。そんな改憲案を提示すれば、私自身は賛成しませんが、一応フェイクではなく一つの政治的主張にはなるでしょう。しかしそんなことを書き込もうという姿勢はうかがえません」

 ――自衛隊を書き込む改正について国民投票が行われたら、賛否はどうなると見ますか。

 「予測はしませんが、単なる個人的な見方を言うならば、現政権の下、安倍晋三氏とその周辺が旗を振る形での改憲ということであれば、幅広い支持には至らず挫折するでしょうね。言葉を積み重ねることで公共社会に共通の枠組みを築き続けていく――そういった文明社会の約束事をあまりに軽んじる政治家たちだからです」

 ――日本社会は新しい天皇を迎えました。国民主権の日本国憲法下では2回目の経験になります。憲法と天皇制についていま気になっていることは何ですか。

 「元号は元々は中国の伝統ですね。帝王が時間を支配し、歴史を支配するという意味が元にあります。それを国民主権の今の日本の状況に当てはめるとどうなるでしょう。仮に国民主権が時間を支配し、歴史を支配するとして、その際の国民主権とは具体的には何か。制度的に言えば有権者・国会・内閣ということでしょう」

 「そう考えると、今回のように内閣の長が元号の決定過程で非常に目立ったことをしても、国民主権の論理から外れているというわけではありません。しかし、それで本当によいのか」

 「日本国憲法は天皇を国民の統合の象徴と定めています。新天皇は後世『令和天皇』と呼ばれる存在であり、元号とは、国民がその名で天皇を歴史の中に記憶することになるものです。そうした場面に無遠慮な介入はしないよう、政権はもっと自覚すべきだったと私は考えます。『安倍さんが決めた元号だから私は使わない』という人が現れてはいけないのです」

 「もし『国民の支持で首相になったのだから、私がすべてを決めて何が悪いのか』という首相がいたとすれば、それはあしき国民主権です。ヒトラーが権力を掌握していく際の論理だったのですから。国民主権という言葉を使うときにはそういうリスクがあることを知っておくべきでしょう」

 ――樋口さんは長年、「個人の尊厳」の大事さを説いてきました。個人の尊厳という考えは日本社会に根づいたでしょうか。

 「もともと根づくのは難しいものだと思います。自分自身の考えを基準にして生きるというのは、生きにくいことだからです。周囲から浮いてしまうことは避けた方が暮らしやすいと人間は考えがちです。社会の心性で見ても日本は、個人というものを表に出すことが難しい社会の一つです」

 ――国民は「個人として尊重される」と憲法13条は規定しています。他方、2012年に発表された自民党の憲法改正草案はその部分を「人として尊重される」に変えました。樋口さんはなぜ、「人」ではなく「個人」と書くことが大事だと考えるのですか。

 「集団のために自分の意見を殺して犠牲になることを『人として価値がある』とみなす傾向があるからです。日本の歴史を振り返っても、その傾向は強く見られます。『個人』を尊重することの大事さは失われていません」

 ――第2次世界大戦での敗戦を機に現憲法が施行されて、3日で72年になります。日本国憲法は戦後日本に根づいたでしょうか。

 「ほかの政治課題より憲法改正の方を先にして進めてほしいという意識は国民の間にはない、と私は見ています。その傾向は戦後という時代を通じて大筋では変わっていないでしょう」

 「政治の世界を見ても、55年体制と呼ばれる時代は日本国憲法が根づきつつあった時期だと思います。リベラルデモクラシー(自由民主主義)が大事だという認識を基盤に、日本国憲法へのコンセンサス(合意)が緩やかに共有されていました」

 ――55年体制は1955年に始まり、89年の冷戦終結を経て90年代に終わっています。憲法が社会に根づきつつある傾向は20世紀で終わってしまったのですか。

 「いえ、違います。たとえば11年に起きた東日本大震災という悲劇的な危機状況の下で、そのことは確認できたと思います」

 「一つ目はボランティア活動として、組織に依存しない『個』の連帯が見られたことです。憲法13条にうたわれる『個人』が、誰にも命令されずに実践しました」

 「二つ目は、明仁天皇と美智子皇后(当時)の一連の言動が、象徴天皇制を定めた憲法第1章の一つの表れとして人々の記憶に刻まれたことです。三つ目は、泥まみれで救助にあたる自衛隊員を被災者のおばあちゃんが拝んでいたという話です。専守防衛の枠の中で、外に攻めていくことも内に銃を向けることもせず、国民の生活防衛を果たしてきた。そんな自衛隊の長年の積み重ねが背景にあります。憲法9条の定着です」

 「危機的な局面であるからこそ、そこにある憲法コンセンサスが見えてきたのです。憲法が根づきつつある状況は決して失われてはいません。もちろんこれは希望ではあるけれど、希望を超えた現実でもあると思っています」

 ――3・11の翌年に誕生したのが今の安倍政権です。樋口さんはこの間、国会周辺にも出て近代立憲主義の大事さを訴えましたね。

 「憲法改正草案を出した12年以降、自民党は5回の国政選挙で勝利し、それを正当化の根拠にしています。そうした状況だからこそ、それでも権力は抑制的に使われるべきだという近代立憲主義が存在意義を強めたのです。たとえ時の民意が圧倒的に支持した場合であっても、権力が自己抑制しなければいけない局面はあります」

 ――世界で今、日本国憲法はどういう位置にいるのでしょうか。

 「憲法から『先輩国が逃げ出す』風潮に直面していると思います。明治以降の日本が憲法を考える際のお手本にしてきた欧米で、憲法から逃げ去る傾向が見られる現象です。典型はトランプ大統領の米国でしょう。ほかならぬ西欧デモクラシーの総本山で、反リベラル化が進んでいるのです」

 ――日本がお手本になる時代がやって来たのでしょうか。

 「逆でしょう。米国には、日本よりはるかに強靱(きょうじん)な『政権への抵抗の岩盤』が形作られてもいます。強権政治が台頭したとされるポーランドやハンガリーにも反発する力は現れている。政権の金権腐敗を追及するジャーナリストが暗殺された東欧スロバキアでは、抗議する人たちの中から、45歳の政治家としては素人に近い女性が大統領選挙で当選しました」

 「日本では、遠くから見れば表面的には大きな波風が立っていないように見えるのかもしれませんが、フェイクが横行し、すべての議論の前提である『言葉が持つはずの意味』が失われています。深層で何かが溶解し始めた状況、頑丈だと思われてきたものが崩れ去り始めている感覚があります」

 「人口の減少、財政の破綻(はたん)、国としての友人がいない日本の姿……。ぼけっとしていていいのか、と言いたくなります。これは決して自虐ではありません」(聞き手 編集委員・塩倉裕)

     ◇

 〈ひぐち・よういち〉 1934年生まれ。東京大学名誉教授。「いま、『憲法改正』をどう考えるか」など著書多数。「立憲デモクラシーの会」の共同代表にも。
 ≫(朝日新聞)



≪憲法改正を訴える日本会議の「危ない」正体
「宗教右派の統一戦線」が目指すもの



日本会議としては、同じ方向を向く安倍政権下こそが改憲の最大チャンスだそう(撮影:田所千代美)

政権と密接な関係を持ちつつ、憲法改正を訴える任意団体「日本会議」。取材を続けるジャーナリストが、近著でその危険性を明らかにした。

安倍政権のコアな応援団となっている日本最大の右派組織、日本会議を端的にどう評すべきか。先ごろ上梓した『日本会議の正体』(平凡社新書)を取材・執筆しつつ考えたのだが、ある雑誌で対談した先輩記者・魚住昭さんの言葉に膝を打った。「宗教右派の統一戦線」。魚住さんはそう評した。そのとおりだと私も思う。

1997年5月、当時の2大右派組織──日本を守る会と日本を守る国民会議が合併する形で日本会議は発足した。現会員は約3万8千人、日本会議に呼応する日本会議国会議員懇談会に名を連ねる衆参両院議員も約280人を数えるに至り、組織の役職などには右派系の著名文化人、学者、財界人らが就いてきた。初代会長はワコール会長だった塚本幸一氏。2代目会長は石川島播磨重工業会長だった稲葉興作氏。3代目会長は元最高裁長官の三好達氏。現会長は杏林大学名誉教授の田久保忠衛氏。

しかし、組織運営の中枢を担うのは新興宗教団体・生長の家に出自を持つ元活動家の面々である。

■地道で執拗な右派運動

強調しておかねばならないが、現在の生長の家は政治とのかかわりを絶っており、日本会議となんの関係もない。だが、戦前に谷口雅春が創始した生長の家は、右派色の強い新興宗教として知られ、戦中は軍部の戦争遂行を賛美して教勢を拡大した。戦後もその姿勢は長く変わらず、60年代には生長の家政治連合(生政連)を結成して政界進出を果たす一方、右派の学生組織として生長の家学生会全国総連合(生学連)も立ち上げ、全国の大学を席巻した全共闘運動に対峙させた。

ここに集った元活動家がいま、日本会議の中枢を牛耳っている。事務総長として組織実務を取り仕切る椛島有三氏。政策委員として理論構築などを担う百地章(日本大学教授)、伊藤哲夫(政治評論家)、高橋史朗(明星大学特別教授)の各氏。伊藤氏は安倍首相のブレーンに数えられ、現在は首相補佐官に就く衛藤晟一参院議員もかつては生学連の活動家だった。

同じく生学連の元活動家で、現在は評論家、作家として幅広く活動する鈴木邦男氏はこう断言した。

「日本会議の大もとは、生長の家だと僕も思います」

   

彼らは全共闘運動と対峙する中で組織運動のノウハウを身につけ、ある種の「宗教心」に突き動かされて地道な、そして執拗な右派運動をつづけてきた。とはいえ、彼らに巨大な資金力や動員力があるわけではなく、強力に下支えしているのが神社本庁を筆頭とする神社界と、数々の右派系の新興宗教団体である。なかでも全国に8万以上の神社を擁する神社界のパワーは圧倒的だ。しかも戦前・戦中期、国家神道にもとづいて厚く庇護された神社界には、戦前回帰願望に似た復古思想がくすぶっている。

■「武道館一杯」の動員力

その頂点に君臨する神社本庁は、自らの政治団体である神道政治連盟(神政連)などを通じて右派政治家や日本会議を支援している。私の取材に応じてくれた神政連神奈川県本部長で、師岡熊野神社(横浜市港北区)の宮司・石川正人氏は、日本会議などが主催する集会の費用などを神政連が応分負担していると明かし、その動員力を次のように語っている。

「例えば『武道館を一杯にしましょう』というなら、それはすぐにできることだと思います」 ──つまり1万とか2万とか?

「その単位なら普通に(動員)できると思います」

読者の多くは奇妙に思うかもしれない。いったいなぜ、神社本庁を筆頭とする神社界は、新興宗教などとタッグを組んで日本会議を支えるのか、と。これについても石川氏はこう明かしてくれた。

「多くの(新興宗教の)教祖は、ありがたいことにお伊勢さん(伊勢神宮)を大事にするし、地域のお宮さんを大事にしましょうとおっしゃってくれている」 ──そうした新興宗教も日本会議や神政連の活動を下支えしていると。

「下支えしていますよ。日本会議の活動も、いろいろな宗教団体とか、あとは自衛隊のOB会や日本遺族会などが力になっている。動員面では、まさに神社界と宗教教団です」

実をいうと、こうした宗教右派の内部には従来、改憲論ひとつをとっても、「教理問答=カテキズム」と称される主張の相違があった。例えば生長の家の開祖・谷口雅春は、占領下につくられた現憲法は「無効」であり、明治憲法を「復元」すべきだと訴えた。その主張を絶対視する者には、現憲法の「改正」など許し難いものに映る。こうした小異を措(お)いて大同に就こうと結成されたのが日本会議だった。まさに“宗教右派の統一戦線”というにふさわしい。

もちろん、宗教団体や宗教家が政治運動をしてはならないわけではない。しかし、宗教団体や宗教家の政治活動は政教分離を侵しかねず、「宗教心」に駆動された日本会議の運動と主張は、実際に近代民主主義社会の大原則を容易に踏みにじる。

その兆候は、事務総長・椛島氏の主張にも端的に見てとれる。長年にわたって椛島氏が率いた右派組織、日本協議会・日本青年協議会の機関誌「祖国と青年」には、こんな“アジ文”がいくつも掲載されてきた。

< 今日の日本は、祭政一致の日本の国家哲学を政教分離の思想によって否定する思想風潮がある。(略)政教分離思想によって、祭政一致の国家哲学を否定することは(略)、まさに歴史を冒涜する愚挙と言わねばならない >(同誌90年8月号)

< 天皇が国民に政治を委任されてきたというのが日本の政治システムであり(略)、主権がどちらにあるかとの西洋的二者択一論を無造作に導入すれば、日本の政治システムは解体する。現憲法の国民主権思想はこの一点において否定されなければならない >(同誌93年4月号)

政教分離や国民主権の否定。さらには過大なまでの国家重視と人権の軽視。プンプンと漂う天皇中心主義と自民族優越主義=エスノセントリズム。宗教学者の島薗進氏(東京大学名誉教授)はこう警鐘を鳴らす。

「停滞期において不安になった人びとは、アイデンティティを支えてくれる宗教とナショナリズムに過剰に依拠するようになる。戦前の場合、国体論や天皇崇敬、皇道というようなものに集約されました」 ──それはやはり危ういと。

「ええ、非常に危ういと思います。かつては“危ない勢力”と認識された者たちが、いまや立派に見えてしまっている。これは驚くべきことです」

■各地の神社で改憲署名

そう、少し前まで日本会議に集うような宗教右派は、極論を唱える「危ない勢力」と認識されていた。だが、中国の経済成長などで日本の国際的地位が相対的に低下し、国内でも格差や貧困が広がり、不安や焦燥が社会を覆うなか、日本会議的な主張に共感する層はうっすら広がっている。何よりも安倍政権の存在が彼らを勢いづけている。

椛島氏は、安倍政権誕生後の運動について、こんなふうに語ったこともある。

「日本会議は阻止・反対の運動をする段階から、価値・方向性を提案する段階へと変化した」

その日本会議が現在、総力を挙げて取り組んでいるのが改憲に向けた運動である。戦後体制を憎悪する日本会議にとって、現憲法は唾棄すべき戦後体制の象徴であり、同じ方向を向く安倍政権下こそが改憲の最大チャンスと捉えている。フロント組織である「美しい日本の憲法をつくる国民の会」を立ち上げて発破をかけ、1千万人を目指して全国各地の神社の境内でも改憲賛成の署名集めが行われたほどだ。本稿執筆時点では参院選の結果は不明だが、その結果次第では改憲が具体的な政治スケジュールに上ってくる。戦後70年の歩みは、現政権と“宗教右派の統一戦線”によって突き崩されてしまうのか。時代の大きな分水嶺である。

   

(ジャーナリスト・青木理)

【日本会議の役員を代表者などが務める宗教団体】
神社本庁 、伊勢神宮 、熱田神宮、 靖国神社、 明治神宮、 岩津天満宮 、黒住教 、大和教団、 天台宗 、延暦寺、 念法眞教、 佛所護念会教団 、霊友会、 国柱会、 新生佛教教団 、崇教真光 、解脱会

※アエラ編集部が2016年1月、日本会議との関係が取りざたされている宗教団体に取材・アンケートした。無回答でも、日本会議のホームページなどで確認できた団体は掲載した。
≫(東洋経済ONLAINE:本の紹介:AERA 2016年7月18日号)



















http://www.asyura2.com/19/senkyo260/msg/507.html

記事 [政治・選挙・NHK260] 悠仁さまを「刺そうと思った」と「キの字」男!  
悠仁さまを「刺そうと思った」と「キの字」男!
https://85280384.at.webry.info/201905/article_82.html
2019/05/08 10:38 半歩前へ

▼悠仁さまを「刺そうと思った」と「キの字」男!

 「(悠仁さまを)刺そうと思った」と、悠仁さまの机の上に刃物を置いた男。今どき、こんな「キの字」がいることにゾッとした。幼い悠仁さまを襲うなどもっての外だ。絶対に許してはならない。

 糾弾されるべきは

 東日本を地獄に突き落とし、数十万人の福島の人たちの故郷を奪い、人生を狂わせた東電ではないか?

 原発は安全だと言って放射能をまき散らした経産省や、原子力マフィアではないか?

 国家を私物化する権力者ではないか?

************************************

 秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁さまが通われるお茶の水女子大付属中学校で、悠仁さまの机の上に刃物が置かれた事件で、建造物侵入容疑で逮捕された住居・職業不詳の長谷川薫容疑者(56)が「(悠仁さまを)刺そうと思った」などと供述していることが7日、捜査関係者への取材で分かった。

 庁捜査1課は長谷川容疑者が悠仁さまに危害を加える目的で校舎内に侵入したとみて調べている。

 捜査関係者によると、長谷川容疑者は調べに対し、悠仁さまの机の上に果物ナイフを置いたことを認め、「天皇制や、皇位継承のあり方に不満があった」という趣旨の供述をしているという。

 事件数日前から都内のホテルに滞在してナイフなどを購入しており、1日の代替わり直前のタイミングを狙って犯行を計画していたとみられる。 (以上 産経)






















http://www.asyura2.com/19/senkyo260/msg/508.html

記事 [政治・選挙・NHK260] これ、すごい!若者のデモが議会を動かしイギリス下院が温暖化防止宣言! しんぶん赤旗は国際面で大きく報じたが、他の大メディアは報道したのか!



記事本文はこちら ⇒

英下院が温暖化防止宣言 自然環境の回復訴え/若者のデモ 議会動かす
しんぶん赤旗 2019年5月4日【国際】
https://www.akahata-digital.press/article/article/20190504-0701

 英国下院は1日、環境・気候変動非常事態を宣言しました。宣言は、地球に破壊的な影響をもたらす1・5度の気温上昇を避けるために、温室効果ガスを2030年までに10年比で45%削減、50年までに実質排出量をゼロにすることが必要だと強調し、英政府も自然環境回復のために、行動すべきだと訴えています。(片岡正明)

 今回の宣言は、法的に政府に具体策を強要するものではありませんが、環境活動家たちが求めてきたものです。環境団体「絶滅への反乱」は、「(国会議員たちは)スタート地点に立った」と評価しました。

 宣言案を提出した労働党のコービン党首は、下院の討論の席上、若者が気候変動対策を求め、デモをしていると指摘。「気候変動で失うものが大きいのは若い世代であり、気候変動は政治家が扱う最も重要な問題だ。時間を浪費することはできない」と強調。採択後に「大きな前進だ」と語りました。

 英国の環境運動団体は、各地方でも気候変動非常事態の決議をあげるよう運動。すでに、スコットランド、ウェールズ両自治政府議会、ロンドン、マンチェスター、ブリストルなどの大都市を含め多くの自治体議会が決議をあげています。

 「絶滅への反乱」はゴーブ環境・食料・農村相にも要請しましたが、ゴーブ氏は「非常事態」という言葉を使うのを避け、失望を買っていました。

 欧州の各都市で高校生、大学生などが、「将来のための金曜日」と銘打ち、気候変動阻止を掲げて連続的に街頭に繰り出しています。この運動の始まりとなったスウェーデンの高校生グレタ・トゥンベリさんも、英議会で演説し、環境問題への取り組みを求めていました。


http://www.asyura2.com/19/senkyo260/msg/509.html
記事 [政治・選挙・NHK260] 誰か安倍氏を止めろ。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/05/blog-post_57.html
5月 08, 2019 日々雑感(My impressions daily)

<安倍晋三首相が北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との会談に前提条件を設けないと明言し、対話に前のめりな姿勢を鮮明にした。北朝鮮は米国や中国、韓国、ロシアなどと対話を進めており、日本が「置き去り」になることへの焦りがにじむ。ただ、前提としていた「拉致問題の進展」を前面から引っ込めることは、リスクも伴う>(以上「毎日新聞」より引用)


 安倍氏の外交はことごとく失敗に帰している。彼は政府専用機に経済界の腰巾着とマスメディア界の「スシロー」たちを同乗させて、歴代総理では群を抜く最多の世界漫遊記を繰り広げてきたが、その成果として何があっただろうか。

 対米関係も歴代総理と比べて、あれほどリボ払いでポンコツ兵器を爆買いしたにも拘らず、安倍政権が米国と特別良好という関係でもない。ロシアのプーチンとしてファーストネームで呼び合う仲だと自慢していたが、北方領土交渉では3000億円の「着手金」を盗られただけだ。

 中国の習近平氏が手招きしたと大喜びに、尻尾が千切れんばかりに振って擦り寄っているが、同じような失敗を繰り返すのは目に見えている。そして突如として浮上した日朝首脳会談だ。

 安倍氏が米朝首脳会談の際にトランプ氏に口を継いでもらった返答として「それほど切望しているなら、会ってやっても良いよ」という金正恩氏の返答に気を良くして「俺は会いに行くぞ、そして拉致問題を劇的な解決に導き支持率を上げる」と息巻いているようだが、金正恩氏がその条件として「戦前・戦中の賠償金」として数兆円をフッ掛けようと手薬煉ひいていることをご存知だろうか。

 誰か安倍氏を止めないか。彼が外交の場に出しゃばって成功したためしがない。金満家日本の無能な総理としてカネをばら撒いてきただけだ。

 どの国だってタダで大金を「投資」するといわれれば、下にも置かない持て成しをする。それを「俺も一廉の人物になった」と勘違いしている。トランプ氏とゴルフをして「俺はドナルドともランウドを回る大物だ」と勘違いしている。彼の下手なゴルフを見れば、誰だって一文どころか二文も三文も安く見る。それが安倍氏には分かっていない。

 これ以上日本の国益を安倍無能外交で棄損してはならない。拉致問題は人命がかかわるだけに、失敗は許されない。これまで北朝鮮とろくなチャンネル作りをしてこなかった不勉強な受験生が「アンチョコ」を手に入れたからと、受験会場へ走り込もうとしている。

 誰か安倍氏を止めてくれ。



http://www.asyura2.com/19/senkyo260/msg/510.html

記事 [政治・選挙・NHK260] つくられた明治<本澤二郎の「日本の風景」(3308)<宇都宮徳馬遺言=明治を見直せ!>
https://ameblo.jp/honji-789/entry-12459783610.html
2019-05-08 09:24:22 honji-789のブログ

<宇都宮徳馬遺言=明治を見直せ!>

 父親が戦前の陸軍大将、本人は戦後の国際的政治家として、名誉など放り投げて国民のための平和軍縮政治を貫いた宇都宮徳馬さんの遺言の一つが「明治(史)を見直す必要がある」という至極もっともなものだった。

 「作られた明治」「嘘の明治」ゆえに、意図的に「明るい明治」へと修正され、とどのつまりは破局を迎えた。それでも反省することなく、戦後はそれが小説ともなって、今日では極右・保守勢力の政府によって、人々に盲目的に受け入れさせ、安倍内閣下、堂々と主張されてきた。近代合理主義を排した神話の明治史、それが天皇は神という偽りの皇国史観なのだが、昨年は政府によって明治150年祭が、憲政記念館で仰々しく催されている。

 宇都宮さんの遺言は正しい。明治の官僚たちが悪用した神話の歴史が、あたかも現実であるかのように、教育勅語と国家神道・大日本帝国憲法によって、人々の精神を狂わせたものが、ふたたび田布施の内閣によって公然化されている。

 異様な皇位継承劇に166億円。タイの戴冠式は30億円。おかしいと思わないのか。

<清和会OBは、いまだ神話の世界の日本と嘆く>

 戦後の伊勢神宮を、地元三重県警本部長として見聞した渡辺一太郎さんは、その後、千葉県警本部長、千葉県副知事、参議院議員になって、筆者と出会うのだが、彼は伊勢神宮の隠された秘密を明かしてくれた。

 そこへと参拝したのは、安倍だけではなかった。枝野も、である。やはり何かがあるのだろう。

 ここに参拝する人間の精神は、民主主義と相いれない。覚醒した皇族にも、同じ思いをする者が少なくないだろう。

 政権の中枢を見聞してきた清和会OBは、20年ほど前に「覚醒した」といい、それは「明治は神話なる非合理を軸につくられたもの。天皇史も神社神道も。万世一系も史実に反する。その先に象徴天皇制もある。今日の合理主義・民主主義の時代に、神話を押し付けようとしても、到底無駄なことだ」となる。

 民主主義を学んだ自由と平等の人間には、到底受け入れがたい天皇制ということになるしかないだろう。少なくとも知識人は、みな知っているが、右翼の暴力が怖くて沈黙している日本である。

  さすがに今回は「安倍晋三が作った令和」が発覚すると、人々が声を上げ始めた。皇位継承儀式における憲法違反を指摘する専門家の声が、次々と表面化してきている。神話を否定した日本国憲法と神話の天皇制が一致することなどないのだから、当然のことであろう。

<神話から卒業する21世紀>

 皇室を自由自在に操ることで、政権を継続させ、あわよくば神話を否定する憲法を破壊する安倍・田布施の野望が、露見してきたことで、目を覚ます国民が増えてきている

 学問を志している人たちは当然のことながら、歴史を学ばなかった若者たちも、覚醒してきている。

 ネットでは、皇室の醜聞が次々と報じられて、それぞれが炎上している。およそ国民にとって無縁の皇室も身近になってきた、との効果も見られる。

 それはともかく、神話を武器に右翼活動する輩は、21世紀に生き延びることは容易ではないだろう。

2019年5月8日記「東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/19/senkyo260/msg/511.html

記事 [政治・選挙・NHK260] 安倍、発言が180度転換。改憲のため急ぐ会談。実現すれば、米ロにも北朝にもお貢ぎすることに。(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/28289112/
2019-05-08 09:37

 前記事『安倍、北朝鮮への方針を変更。条件つけずに会談を希望。米ロ依存で実現目指すも、足元見られるかも』のつづきを・・・

 安倍官邸が、何とかして早期に日朝会談を実現させようと、必死になっている。(@@)

 安倍首相は、できれば7月の参院選前に日ロ平和条約を締結し、北方領土返還の道筋をつけることで、支持率ぐ〜んとアップ。参院選の圧勝して、憲法改正発議に持ち込みたかったのであるが。日ロ交渉は完全に暗礁に乗り上げたため、この目標を実現するのは極めて困難になりつつある。
^^;

 となれば、残された手段はあと一つ。参院選or衆参同時選の前に、日朝首脳会談を実現して、1人でも2人でも拉致被害者を救済し、支持率をアップさせることになるわけで。

 <本当はこれと改憲は関係ないはずなのだけど>悲願の改憲実現のために、もうなりふり構わず、日朝会談の実現のために米国やロシアをはじめ、アチコチに頼み込んでいるのである。<前回も書いたように、自分はまともに交渉できるパイプを持っていないのでね。(-"-)>

* * * * *

『政府、日朝首脳会談呼び掛けへ 拉致進展前提とせず

 政府は日朝首脳会談の無条件開催に応じる用意があるとして、北朝鮮に早期実施を呼び掛ける方針を固めた。北京の大使館ルートなどあらゆるレベルの接触を通じ「条件を付けずに金正恩朝鮮労働党委員長と直接向き合う」とした安倍晋三首相の意向を伝達する。政府関係者が7日、明らかにした。

 拉致問題の進展を首脳会談の「前提条件」としてきた従来の交渉方針を転換した形。首相の呼び掛けに、金氏がどう対応するかが焦点となる。

 会談の無条件開催について、政府は大使館の公式ルートのほか、国際会議の場を利用した高官接触や、首相側近による非公式協議を通じて伝達することを想定している。(共同通信19年5月7日)』

* * * * *

 安倍首相は、ついに長年、主張していた日朝会談に対する方針も変更して、前提条件をつけずに会いたいと言い出した。とりあえず、こちらの要望は言わず、そちらの要望をききますよってことだ。

 菅官房長官は、昨日の会見で何人もの記者から「方針変更か」ときかれて、やんわりと否定しながらムッとしていたのだけど。後述するように、完全に方針変更なのである。(**)

『菅長官 会談は「拉致解決のため」、“北と無条件会談"方針転換は否定

 安倍総理が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)党委員長と無条件で会談する考えを示したことをめぐって、菅官房長官は、会談は拉致問題などの解決のためのものとして方針転換ではないと強調しました。

 「(安倍首相は)拉致問題の解決に向けて相互不信の殻を破り、次は自分自身が金正恩委員長と直接向き合うとの決意を従来から述べていた。条件をつけずに会談実現を目指すとは、そのことをより明確な形で述べたもの」(菅義偉 官房長官)

 日朝首脳会談をめぐって安倍総理はこれまで、「拉致問題の解決に資する」ことを前提としていたことから、「無条件で向き合う」という今回の発言は方針転換と捉えられています。

 これに対し菅長官は、“会談は拉致や核・ミサイル問題の包括的解決のため”とするこれまでの方針を示して、こうした見方を打ち消したものです。(TBS19年5月7日)』

 これは昨年6月の記事なのだが。今からまだ1年も立っていない時のことだ。

 安倍首相は、拉致被害者の家族に会って、実に強気の姿勢で、北朝鮮との首脳会談を行う場合の条件について語っているのでるある。(**)

『【日朝首脳会談】安倍晋三首相「次は私の番だ」「私はだまされない」 拉致被害者家族に決意 日朝会談「拙速にはやらない。被害者すべて帰すならば行く」とも

 安倍晋三首相は14日、北朝鮮による拉致被害者家族会と首相官邸で約50分間面会し、日朝首脳会談について「首脳会談をこちらがやりたいといえば、足元を見られる」と述べ、会談時期などを慎重に見極める考えを示した。同席した複数の関係者が明らかにした。

 首相は面会で、日朝首脳会談の時期や場所などについては「機微に触れる」として一切明かさなかったが、「私は北朝鮮にだまされない。1994年から拉致問題に取り組んできたが、何度もだまされてきた。北朝鮮のだましの手口は分かっている」と強調した。拉致問題に加えて核・ミサイル問題の包括的な解決が、経済支援の前提条件になるとの認識を重ねて示したという。

 また、12日にシンガポールで行われたトランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の米朝首脳会談について「トランプ氏は、私が拉致問題に関して伝えたことを率直に金氏に言ってくれた。次は私の番だ」と説明した。「日本が北朝鮮と直接向き合い、拉致問題を解決していく決意だ」とも語った。

 出席者の一人が「(交渉を)慌てないでください」と発言すると、首相は「拙速にはやらない。北朝鮮が被害者をすべて帰すといったら(北朝鮮に)行く」と述べたという。

 米朝の接近により北朝鮮に対する経済制裁などの圧力が緩むとの懸念については「圧力を緩めてはダメだ。中国、韓国も制裁を緩めてはならない」と繰り返した。

 一方、トランプ氏が12日夜の電話会談で安倍首相に「金氏はオープンだ。今後は非核化と同時に拉致問題の交渉も進めていかねばならない。ビッグプレーヤーとしてかかわってほしい」と述べたことが分かった。「百パーセント、シンゾーを信頼しているから、一緒にやっていこう」とも述べたという。政府高官が明らかにした。(産経新聞18年6月15日)』

* * * * *

 安倍首相は、これまでも「拙速にはやらない。被害者すべて帰すならば行く」と言っている。
 
 首相は、北朝鮮が被害者ひとりひとりを小出しにして来て、そのたびに、なんらかの金銭や支援を要求する方法をとる可能性があることを警戒。

 拉致した者のリスト、現状をすべて提出し、生存者を一気に返還するという合意ができたなら、自分が北朝鮮に出向き、迎えに行くという形を考えていたようである。^^;

 また、安倍首相の超保守派は、北朝鮮にはあくまで上から出ることをモットーにしているので、
拉致被害者の返還をお願いしたり、見返りに多額の支援や金銭を支払うことに大きな抵抗を覚えてるいるし。<小泉元首相が被害者の返還に当たって多額の支援や金銭の支払いを行なったとされることを大批判しているからね。>

 で、「首脳会談をこちらがやりたいといえば、足元を見られる」などと言って、こちらからは積極的に動かず、ずっと突っ張っていたのだ。(-"-)

 近いうちに、北朝鮮に支払うかも知れない額についても、考えてみたいのだが。

 安倍首相は、トランプ大統領やプーチン大統領にもしつこく日朝会談が実現できるように協力を依頼しているわけで。

 もし会談が実現したら、その見返りに、日本はまた米国やロシアに多額のお貢ぎをせざるを得なくなるし。これから本格化する日米貿易交渉でも、かなりの譲歩を迫られるに違いない。(-"-)

 これは鳩山由紀夫氏の見解なのだが。mewは由紀夫氏をすご〜く評価しているわけではないのだけど、この記事に書かれていることは実に的を射てると思うし。9割り方、賛成だ!(・・)

『鳩山元首相、安倍首相の外交姿勢を批判「何一つ成果をあげていない」

 鳩山由紀夫元首相(72)が5日、ツイートを更新。安倍晋三首相(64)が外交問題で窮地に立たされている現状とその背景、今後の課題、それでも日本国内では支持されている理由について連続投稿で持論を展開した。

 鳩山氏は「北朝鮮問題では完全に蚊帳(かや)の外に置かれていた安倍首相が、金正恩委員長と会談する用意があると言い出した」と切り出し、「なぜ言い出したのか、それは彼は何一つ外交で成果を上げることが出来ず、北方領土問題も簡単に解決できないと分かったからだろう。足許を見られたら、外交は高くつくのではないかと懸念する」と一刀両断。金委員長との会談を掲げる背景には、ロシアとの北方領土問題の解決に見通しが付ず、停滞している苦しい状況があるとした。

 さらに、鳩山氏は「安倍首相が北朝鮮に行って金正恩委員長と会談するとどうなるか。一番喜ぶのはトランプ大統領だろう。俺が言ってやったから会談ができたと。それで安倍首相はトランプ大統領に借りを作ったことになり、日米貿易交渉で日本は借りを返さなければならなくなる。車と農業、危ないのは農業のほうではないか」と指摘。北朝鮮での会談が実現しても、その先に米国からの圧力によって日本の農業が窮地に陥ると予測した。

 鳩山氏は「海外に出て色んな外国人と話すと分かることがある。プーチンやトランプにあれだけ子ども扱いされているのに、なぜ安倍首相は日本で支持されているのかと、良く聞かれる」と、安倍首相の海外における立ち位置とは反比例して、日本での支持率の高さについて言及。「私は一つは野党の存在感が薄いこと、もっと深刻なことは、メディアが安倍さんを忖度して、真実を報道しないことだと答えている」と理由を説き、報道の在り方に問題提起した。(デイリースポーツ19年5月5日)』

* * * * *

 先ほどの産経新聞の記事に『トランプ氏が安倍首相に「金氏はオープンだ。今後は非核化と同時に拉致問題の交渉も進めていかねばならない。ビッグプレーヤーとしてかかわってほしい」と述べたことが分かった。「百パーセント、シンゾーを信頼しているから、一緒にやっていこう」とも述べたという。政府高官が明らかにした』と記されていたのだが。

 mewはトランプ氏は、安倍氏をビッグネームだとも、100%信頼しているとも思っていないし。<安倍はその話をすることで、自分はビッグネームだと思おうとしているのよね。>

 正解は鳩山氏の言っているように「プーチンやトランプにあれだけ子ども扱いされているのに、なぜ安倍首相は日本で支持されているのか」だと思うし。

 外国から「おかしい」と思われないためにも、早く、子ども扱いされている安倍首相の支持率をど〜んと低下させるべきだと。北朝鮮との会談の仕方も、きちんとウォッチしておくべきだと思うmewなのだった。(@@)

  THANKS 



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記事 [政治・選挙・NHK260] 平成の天皇と国民との間に回路、あるいは絆ができあがった 保阪正康 日本史縦横無尽(日刊ゲンダイ)
 


平成の天皇と国民との間に回路、あるいは絆ができあがった 保阪正康 日本史縦横無尽
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/253325
2019/05/07 日刊ゲンダイ


「退位礼正殿の儀」で、お言葉を述べられる天皇陛下(現在は上皇)/(代表撮影)

 令和の時代がこの5月1日から始まった。新しい天皇のもとで、どういう時代になるのか、平成とはどのような違いがあるのか。どうあれ元号は天皇の性格や行動によってある程度の肉づけがされていく。4月30日の憲政史上初の「退位礼正殿の儀」が行われ、それを受けて5月1日には、皇位の証しでもある剣と璽などを受け継ぐ「剣璽等承継の儀」が行われた。

 こうした儀式によって、平成の天皇は上皇になり、皇后は上皇后となった。皇太子は正式に126代の天皇となり、雅子妃は皇后としてその役目を果たすことになる。一連の儀式はその大半がテレビで放映された。今回の改元は先帝の崩御とは異なった形であり、国民も大いに沸き立った。いわばフィーバーともいうべき現象を生んだ。東京・渋谷の街頭では30日から1日にかけてカウントダウンの現象も見られ、いささかはしゃぎすぎともいうべき状態になった。

 この改元の儀式を通して、私たちは何を見極めるべきかをより精緻に検証していきたい。30日の平成の天皇は退位の儀式で極めて意義深いお言葉を残された。全文で150字余になるのだが、この中に次の一節があった。引用しよう。

「即位から30年、これまでの天皇としての務めを、国民への深い信頼と敬愛をもって行い得たことは、幸せなことでした。象徴としての私を受け入れ、支えてくれた国民に、心から感謝します」

 この一節を残して、平成の天皇は皇太子にその座を譲ったことになるのだが、この内容を分析していくと、平成の天皇は充足感を味わいながら、その座を引いたとの実感が見てとれる。この意味は、天皇と国民との間に回路、あるいは絆ができあがったということだ。天皇は国民を「深い信頼と敬愛」をもって見つめている。国民は天皇を「象徴としての私」、つまり象徴天皇を受け入れている。その強い絆を最後のお言葉とすることで、平成という時代に幕を下ろしたのである。そのことをより深く考える必要がある。



保阪正康 作家
1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。









http://www.asyura2.com/19/senkyo260/msg/513.html

記事 [政治・選挙・NHK260] <隠蔽>安倍総理の上皇陛下への「不敬誤読」、大手マスコミが一切触れず!ネットでは今も批判と波紋が拡大中! (ゆるねとにゅーす)
【隠蔽】安倍総理の上皇陛下への「不敬誤読」、大手マスコミが一切触れず!ネットでは今も批判と波紋が拡大中!
https://yuruneto.com/abe-hukei/
2019年5月7日 ゆるねとにゅーす

※キャプチャー



「退位礼正殿の儀」安倍首相発言に右翼団体・一水会が激怒

「末永くお健やかであらせられますことを願って“い”ません」――。4月30日に行われた「退位礼正殿の儀」で、安倍首相が「国民代表の辞」として挨拶した際、「已(やみ)ません」を「己(い)ません」と誤読したことに対し、右翼団体「一水会」が激怒している。

安倍首相の発言を受け、一水会は公式ツイッターに〈安倍総理が、4月30日の天皇陛下の退位礼正殿の儀で「天皇皇后両陛下には末永くお健やかであらせられます事を願って已みません・・あらせられます事を願って(已)いません」とやってしまった。これでは意味が逆。問題は、官邸HPから映像削除したこと。潔く字を間違えたこと認め不見識を謝罪せよ〉と投稿した。

〜省略〜

【日刊ゲンダイ 2019.5.7.】



































安倍総理の「願っていません」発言を一切伝えようとしない日本のマスコミの姿に凝縮される、「国民洗脳(愚民化誘導)社会」の実態!

↓安倍総理の本質を見事に浮き彫りにした、世紀の「不敬誤読」。


出典:YouTube

※キャプチャー
https://yuruneto.com/abe-hukei/






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記事 [政治・選挙・NHK260] 日本の明仁天皇:その生涯と遺産 (DW English)


(Japan's Emperor Akihito: his life and legacy)
https://www.dw.com/en/japans-emperor-akihito-his-life-and-legacy/a-48119012


アジア


日本の明仁天皇:その生涯と遺産


日本で新しい治世が始まり、明仁天皇は現代性と思い遣りという遺産を残した。30年の治世の間、彼は既存の君主像に挑み批判と称賛の双方を招いた。





日本の明仁天皇の治世は火曜日に正式に終わり、多くの日本国民は政治・経済の動揺に特徴付けられた彼の「平成」時代を振り返っている。

この時代に日本の景気は減速し、世界第2位の経済大国の地位を中国に明け渡す一方で、国家債務は前例ない迄に増大した。また、平成時代には17人の首相を見たが、2年を超えて続いたのは4人だけだった。多くの日本国民はこの時代を「失われた数十年」と呼んでいる。

それでも、このような不確実な時代に明仁天皇と妻の美智子氏は不変性と信頼の源を日本社会に提供した。2人は自然災害の被害者たちを慰め、また、人道主義者としての模範を示し、第2次世界大戦の記憶を保持することにより日本の道徳意識の象徴となった。


さらに読む:日本の天皇は退位に先立ち平和な治世を強調する


日本の君主制を定義し直す


1989年、明仁氏が菊の玉座に上がったとき日本の皇室は危機に在った。日本の第2次世界大戦敗戦後、日本の天皇は神聖な神のような人物ともはや見なされなかった。明仁氏の父・裕仁天皇は戦後に玉座を日本の国民に近づけようと試みたが、天皇に対する日本の伝統的な畏敬の念は超えるべき溝として余りに大きかった。


さらに読む:日本には戦時中の過去について「コンセンサスがない」


変化を模索して、裕仁氏はイギリスの立憲君主を真似ようとした。彼は児童書作家の米国人エリザベス・グレイ−ヴァイニング氏を息子の家庭教師に選び、新しい種類の天皇が育つことを願った。グレイ−ヴァイニング氏は、外国の理想や欧州における君主制の理解を明仁氏に教え込むことが出来た。

明仁氏は最終的に美智子という名の中流階級の女性と結婚することになる。2人は自宅で子供たちを育て、彼らを学習のためにイギリス・オックスフォード大学に送った。



1969年の明仁氏と美智子氏の結婚写真


国民のための天皇


天皇になると、明仁氏は日本の天皇制を変えたいと考えた。彼は玉座に就くと、自分は日本国民の幸せを常に考え、天皇の在り方を現代日本に合ったものにしていくと述べた。

明仁氏は妻と共に日本国民との関係を優先させて、一般国民の前に頻繁に姿を見せた。1991年の火山噴火の後、明仁氏と美智子氏は普段着で被災地に行き被災者たちを慰めた。日本の保守派はその行動に衝撃を受けたが、メディアや日本国民は強い好感を持った。


さらに読む:天皇退位の先例ができることを危惧している日本の保守派たち(投稿者による和訳


夫婦は皇室の役割を定義し直した。2人は惨事の被害者に会い、老人ホームや障害者福祉施設の人々を訪ねた。2人は行く先々で心からの温かな歓迎を受け、明仁氏は日本国民統合の象徴となった。

「平成時代には社会的不平等が増大し、多くの人々が絶望して人生を見失っていたので、この新しいスタイルは好意的に受け入れられた」と、名古屋大学の日本の君主制の専門家・河西秀哉氏は述べた。



明仁氏は第2次世界大戦集結70周年に際し後悔の言葉を表明した


他のアジア諸国との和解


また、明仁氏は父が遺したものとも戦わねばならなかった。帝国日本陸軍は父の名の下にアジアの半分を奪い取った。今日でも、日本の保守エリートたちは日本が戦争中に引き起こした苦痛に対して責任を取ることや謝罪することを渋る。

明仁氏は法律上は政治的な発言を禁じられていたが、初の海外旅行先としてインドネシアと中国を訪問することにした。中国では、彼は日本の武力侵略に遺憾の意を示すとともに中国文化の成果を称え、さらに、日本文化が中国からどれだけの恩恵を受けているかについて述べた。


さらに読む:裕仁氏の戦時中の回顧録が275,000ドルで売れる



国家主義者の安倍晋三・日本首相は2015年の第2次世界大戦終結70周年のスピーチで「遺憾」という言葉を使うのを避けたが、その時、天皇は自らスピーチを行い日本の「深い反省」について語った。

「単刀直入に言えば、明仁氏は平成時代の多くの日本の首相よりも熱心に諸隣国との和解に取り組んだ」と、東京・ドイツ日本研究所の歴史学者トルステン・ヴェーバー氏は述べた。



明仁氏と美智子氏の後継者:日本の皇太子徳仁親王と皇太子妃雅子氏


また、明仁氏と美智子氏はフィリピンや太平洋の島々の米国と日本の戦場を訪問した。法律のために明仁氏は直接的な謝罪は出来なかったが、彼は常に注意深く言葉を探して全ての戦争の犠牲者のために後悔の念と祈りを表明した。


明仁氏の例に倣う


日本の君主制の専門家たちによれば、明仁氏は健康が優れずまた余りにも高齢だと言う日本の保守派からの圧力のために早期に玉座を辞した。明仁氏は自身の治世の遺産について、また、日本の君主制について自ら作り上げた姿を守ることについて心配していると述べていた。

「明仁氏は自身の活動を色あせぬうちに息子に伝えるために早期に退位したいと考えた」と専門家の河西氏は述べた。2月、日本の玉座を継承する皇太子徳仁親王は両親の仕事を続けるとの決意を述べた。


この話題の音声・動画

日本の天皇が退位をほのめかす


発表 2019年4月30日
記者 マーティン・フリッツ(東京)
関連テーマ アジア日本


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(投稿者より)

「日本の君主制の専門家たちによれば、明仁氏は健康が優れずまた余りにも高齢だと言う日本の保守派からの圧力のために早期に玉座を辞した。」"According to experts on Japan's monarchy, Akihito abdicated the throne early due to pressure from Japanese conservatives who say his health is failing and that he is too old." 実際はこの記述と違ったと記憶していますが、既に終わったことです。今上様がどうなさるかは御自身でお決めになられるでしょう。

「夫婦は皇室の役割を定義し直した。2人は惨事の被害者に会い、老人ホームや障害者福祉施設の人々を訪ねた。2人は行く先々で心からの温かな歓迎を受け、明仁氏は日本国民統合の象徴となった。」"The couple redefined the role of the imperial family. They met with victims of tragedy and visited people in retirement homes and handicapped care centers. They found a warm-hearted reception everywhere they went and Akihito became a symbol of Japan's national integration." 憲法1条の規定によりそうなったとは書かれていません。上皇様は御自身の御努力で象徴天皇としての地位をお勝ち取りになられたのだと拝察いたします。

上皇陛下・上皇后陛下のこれまでのお働きに感謝を申し上げ、今後の安寧をお祈り申し上げます。





http://www.asyura2.com/19/senkyo260/msg/515.html
記事 [政治・選挙・NHK260] 日本の新天皇、徳仁氏はどのような人物か? (RFI)


(Qui est Naruhito, le nouvel empereur japonais?: RFI)
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20190501-est-naruhito-nouvel-empereur-japonais-ere-reiwa


日本徳仁安倍晋三歴史


日本の新天皇、徳仁氏はどのような人物か?


記者 ヘイケ・シュミット


発表 2019年5月1日・更新 2019年5月1日15:29




玉座に上る直前の徳仁天皇と妻・雅子氏、東京・皇居にて。
Kyodo/via Reuters



5月1日水曜日、日本は新たな「令和」の御代に入った、「令和」とは「調和」と「美」という意味だ。徳仁天皇は最初のスピーチで「国と国民統合の象徴」の責務を果たす決意を述べるとともに、常に「国民に寄り添い」続けることを約束した。

徳仁氏は僅か6分間の儀式で剣・鏡・玉(鏡は伊勢にあるようだ)を受け取り、これらの「神器」を持つことにより彼は126代の天皇となった。この内気ですらある慎み深い男性は 正装姿がいつも少しぎこちなく髪の分け目がきちんと脇で揃っているが、彼は千年続いてきた制度の近代化を成し遂げる器量を持つのか?伝統の重みを持つ世界最古の王朝の自由化を果たせるのか?

「彼は聡明な人物だが、皇室の厳格な枠組みの中で育った男性でもある」と、東京で政治と皇室を間近に追いかける日刊紙ル・モンドの東京特約記者フィリップ・メスメール氏は考える。「もし彼が天皇制の機能に変化を吹き込むことになっても、それは『日本風』に、つまり、彼の父がそうしたように小さな段階の積み重ねになるだろう。」

「この59歳の男性はかなり慎重だ」というのが、日本を題材にしたフィルム"les années rouges"[『赤い歳月』でしょうか?日本赤軍を扱ったドキュメンタリーのようです:投稿者]のディレクター、ミカエル・プラザン氏の見立てだ。「しかし、その慎重さは今や、戦後憲法と本質的に結び付けられ、その憲法によって生まれながらに確立された役割の一部だ。この憲法により裕仁天皇は特権的な立場、特に、その神聖な地位から突き落とされた。このため、この人物がいかなる方法によっても日本の政治に口出しすることは認められないし、同様に、政治的な意見を表明することも認められない。」



雅子妃と結婚する際の皇太子時代の徳仁天皇、1993年6月9日。
AFP/Toshifumi Kitamura



テニス愛好家でヴィオラ奏者


テニス愛好家にしてハイカーでありヴィオラ奏者でもある徳仁氏は両親によって育てられた初めての親王だ。彼の父・明仁氏はまだ侍従や守り役に任せられていた。また、彼は初めて外国で学問を修めた。皇太子はイギリス・オックスフォード大学で1983年から1985年までの2年間を過ごした。彼はそこで自由を味わい、パブで友人たちとグラスを交わすのを楽しみ、18世紀のテムズ川の河川交易について論文を著している。

なぜなら、徳仁氏は水や海の道、地上の道に強い熱意を抱いているからだ。自伝で明かしたように、彼はそのようにして皇族たる呪縛から逃れている。「私は自由に外出する機会が殆どないので、道路は私にとって未知の世界に向けた貴重な橋だ。」

今日、彼は全ての人が飲料水を得るための国際会議で定期的に発言している。「彼の父は国内の弱者の人々に自身の膨大な威光を貸し与えることに人生のかなりの時間を過ごしてきた」と、ポートランド大学の日本専門家ケネス・ルオフ氏は分析する。「徳仁氏は、国際社会で最も弱い人々が苦しむ問題に人々の注意を向けたいのだ。それはきれいな水を得ることだ。」



当時皇太子だった明仁上皇と妻・美智子氏、そして、徳仁・文仁・清子の3人の子供。1969年9月。
日本国外務省



徳仁氏は記憶する義務を守る


新天皇は歴史にも強い熱意を抱いている。日本軍が中国や朝鮮に与えた苦痛に対して、「深い反省」を絶えず表明してきた父・明仁氏のように、徳仁氏は平和主義者を自負し記憶する義務を守っている。そのため、彼は第2次世界大戦終結70周年に当たる2015年に、「日本の悲惨な歴史を体験のない人たちに正しく伝える」よう呼び掛けた。

「彼は、強い謙虚な気持ちで記憶を維持し歴史を考えることが大切だと表明していた」と、国立東洋言語文化学院日本学部の政治学准教授ギブール・ドラモット氏は述べる。「このように根っからの平和主義者なので国民は大いに喜んでおり、国民全体がその姿に自らの平和を愛する心を見出している。」

しかし徳仁氏は、自分が細いロープの上を進むことになることを承知している。定められた通りの役割を敢えて離れた場合には、国家主義者の安倍晋三首相を敵に回す恐れがある。これは慎重さを要する任務だと、日刊紙ルモンド特約記者のフィリップ・メスメール氏は考える。「ゆとりの部分が非常に小さいので、通常、彼が一般国民の議論に加わることは全く不可能だ。」


徳仁氏と雅子氏は「国民と苦楽を共に」したいと考えている


それでも2004年には、徳仁氏は配偶者・雅子氏の人格を抑え付けるような慣習を非難し、宮廷に小さな革命を起こした。このマルチリンガルの元外交官は宮廷によって課せられた厳しい諸規則に苦しみ、その後、玉座の継承者となる男子を産むようにとの圧力を正面から受けた(彼女が男子を産むことはなかった。娘・愛子氏は現在17歳だ)。夫は既に予告していた。公務はだんだんと女皇が果たすようになると。

それでも、2011年の福島の大事故の被害者の枕元まで出向いた明仁氏と美智子氏に倣い、夫婦は「国民と苦楽を」共にすると約束した。国民の近くにいること、現代社会の現実に王朝を近づけること−これが徳仁氏と雅子氏の大きな課題だ。







http://www.asyura2.com/19/senkyo260/msg/516.html
記事 [政治・選挙・NHK260] 政治部に続き、「社会部よ、お前もか」と叫びたい!  
政治部に続き、「社会部よ、お前もか」と叫びたい!
https://85280384.at.webry.info/201905/article_79.html
2019/05/08 06:14 半歩前へ

▼政治部に続き、「社会部よ、お前もか」と叫びたい!

 東京・池袋で暴走した乗用車に母子がはねられて死亡した事故で、警視庁が車の安全性を検査した結果、アクセルとブレーキに異常は見つからなかったことが7日、捜査関係者への取材で判明した。

 車を運転していた旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(87)は同庁の任意の調べに「アクセルが戻らなくなった」と説明していた。

 その後、同庁がメーカーの担当者とともに車を調べたところアクセルなどに異常はなかったという。  (以上 毎日新聞)

************************************

 こんなことは今さら記事にするまでもなく、とっくに分かっていたことだ。そんなことよりなぜ、飯塚幸三を逮捕しないのか?白昼、都心の繁華街を100キロ超のスピードで交差点に突っ込み31歳の母親と幼い子供を跳ね飛ばしたら、100%、現行犯逮捕だ。

 なぜ、逮捕しないのか? 

 マスコミはどうしてこの点を追求しないのか?

 毎日新聞は当初、飯塚幸三の名前を伏せて「87歳の男性」と報道。次に「飯塚幸三さん」、ときた。そしてネットから「ひき逃げ犯になんでサン付けするのか」と激しい突き上げを受け、「飯塚幸三元院長」となった。

 どうして、そこまで「気を使う」のか? 飯塚幸三が元官僚だったからなのか?ひき逃げにそんなものは無関係だ。大臣であろうが寺の坊主であろうが逮捕すべきは逮捕するのが警察ではないのか?

 毎日新聞は朝日やNHK、読売、共同通信などとともに警視庁主要記者クラブ「七社会」のメンバーだ。だからどこも警視庁とツーカーなのではないか?

 政治部の内閣記者会の体たらくに続いて、「社会部よ、お前もか」と叫びたい。




























http://www.asyura2.com/19/senkyo260/msg/517.html

記事 [政治・選挙・NHK260] 安倍首相の日朝会談“無条件”に北は「入国禁止」解除を要求(日刊ゲンダイ)
 


 


安倍首相の日朝会談“無条件”に北は「入国禁止」解除を要求
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/253425
2019/05/08 日刊ゲンダイ


軍事訓練を視察する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(C)ロイター/ KCNA

 安倍首相が突然言いだした「無条件での日朝会談」について、北朝鮮が「実現のためには、日本がまず人的往来を認めるべきだ」との意向を持っていることが分かった。8日の東京新聞が報じた。

 日本政府は2006年10月、北朝鮮による初の核実験を受け、独自制裁で北朝鮮籍の人物の入国を原則禁止。14年7月には北朝鮮が拉致問題調査委員会を設置したことで解除したが、16年2月の弾道ミサイル発射を機に再び入国禁止とした。

 こうした制裁の解除が本格的な日朝交渉の条件と示した形だ。北朝鮮関係筋はさらに「安倍首相は無条件とは言うが、拉致問題をどう扱うのか」と疑問を示しつつも、「来年には東京五輪も控えている」と指摘。入国禁止を早急に解除するべきだと訴えたという。



北朝鮮、入国禁止解除を要求 関係筋 日朝会談へ条件
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201905/CK2019050802000151.html
2019年5月8日 東京新聞 朝刊

 【北京=城内康伸】安倍晋三首相が条件を付けずに日朝首脳会談の実現を目指す発言をしたことを巡り、北朝鮮関係筋は、日朝関係改善のためには「日本がまず、人的往来を認めるべきだ」と本紙の取材に明らかにした。日本政府が北朝鮮籍の人物の入国を原則禁止としている独自制裁の解除が、本格的な日朝交渉の条件との考えを示したとみられる。ただ、日本政府に正式に伝えられたかどうかは明らかでない。

 日本政府は二〇〇六年十月、北朝鮮による初の核実験を受け、独自制裁で北朝鮮籍の人物の入国を原則禁じた。一四年七月には、北朝鮮が日本人拉致問題の調査委員会を設置したことで解除に応じたが、一六年二月、北朝鮮の弾道ミサイル発射への制裁措置として、再び入国禁止とした。

 北朝鮮関係筋は「今すぐかどうかは別として、(日朝)政府間の正式な対話は重要だ。そのためには、人的往来を制裁に加えてはならない」と強調。「(来年には)東京オリンピックも控えている」と指摘し、入国禁止を早急に解除するべきだと訴えた。

 北朝鮮は入国禁止の解除を信頼構築の一環と位置付けているもようだ。

 拉致問題については「既に解決済みだと言うのではなく、朝日関係をしっかりと結んでいこうということだ」と述べ、本格交渉が始まれば、北朝鮮が議論に応じる可能性に含みを持たせた。

 一方、別の北朝鮮関係筋は、安倍氏が「金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長と条件を付けずに向き合わなければならない」と述べたことに関し、「首相の真意はどこにあるのか。無条件とは言うが、拉致問題をどのように扱うつもりなのか」と疑問を投げかけた。北朝鮮の安倍政権に対する不信感は根強く、首脳会談の実現は依然見通せない。

<北朝鮮に対する日本の独自制裁> 拉致問題や核・ミサイル問題の解決を迫るため、日本政府が国連安全保障理事会の決議とは別に実施している制裁。「ヒト・モノ・カネ」を対象とした措置で、北朝鮮籍保有者の原則入国禁止のほか、北朝鮮を相手とする輸出入の全面禁止、関係船舶の入港禁止措置などがある。
















http://www.asyura2.com/19/senkyo260/msg/518.html

記事 [政治・選挙・NHK260] 歴史に残る平成天皇の退位式で、世紀の大失敗(不敬誤読)をやらかした安倍氏は、上皇陛下に詫びた上、桜田・前五輪大臣同様、最低でも総理大臣を辞めるべき(新ベンチャー革命)
歴史に残る平成天皇の退位式で、世紀の大失敗(不敬誤読)をやらかした安倍氏は、上皇陛下に詫びた上、桜田・前五輪大臣同様、最低でも総理大臣を辞めるべき
https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/37824178.html
2019/5/8(水) 午前 11:10 新ベンチャー革命 2019年5月8日 No.2336


1.平成天皇退位式において安倍氏がやらかした世紀の大チョンボ(不敬誤読)を大手マスコミは全く報道しない、日刊ゲンダイを除いて・・・

 本ブログではすでに、歴史に残る平成天皇退位式において安倍氏がやらかした世紀の大チョンボ(不敬誤読)について取り上げています(注1)。

そしてマスコミの中では、唯一、日刊ゲンダイが本件を報道していますが(注2)、その他の大手マスコミは一切、報じていません。

 安倍官邸がNHKを筆頭に、大手マスコミに何らかの通達を出しているのでしょう。もし違反したら、それなりの意趣返しが行われることを大手マスコミは怖れているのでしょう。

 本件、桜田・前五輪大臣の無神経発言と比べても、到底、看過できない重大な大チョンボ(不敬誤読)です。

 そのため、ネット住民は、これを大手マスコミが報道しないことを問題にし始めています(注3)。

2.安倍氏本人は、自分がやらかした世紀の大チョンボを自覚しているはず

 安倍氏や麻生氏は、コネと裏口で人生を過ごしてきた世襲政治家の代表であり、幼少時から青年期に掛けて、まともに勉強していないため、基礎学力が身についていないのは明らかです。

 今の日本社会では、小中高や大学で公平な試験が行われて、それらをクリアした国民が、それなりのポストについていますが、安倍氏や麻生氏など世襲議員に限って、コネと裏口で小中高や大学の関門をすり抜けることが可能なのです。

世襲議員でも、まともな人もいますが、安倍・麻生コンビは違います。

 そして、この現実を多くの国民はもう知っています。

 この二人は、生まれが普通だったら、とても、出世できないレベルなのです。

 麻生氏も、漢字が読めないのがばれて、失脚した過去がありますが、安倍氏も、遂にその時期が到来しています。これ以上、恥をかかないためにも、麻生氏同様、即刻、首相を辞任すべきです。

3.われらネット住民は、麻生氏同様、安倍氏が首相を辞任するまで、安倍氏の不敬誤読を追及し続けるべき

 安倍官邸は、安倍氏の粗相をマスコミに報道させなければ、ネット住民もそのうち忘れてくれるはずとタカを括っているのでしょう。

 それならなおさら、本件をもみ消すことはできません。

 今の状態は、安倍氏が、あろうことか、上皇陛下に許されざる大失敗をやらかしていて、それを国民が問題視しているのに、安倍官邸は、それをなかったことにして、もみ消そうとしているわけです。

 しかしながら、国民は安倍氏の世紀の大失敗を目撃しているのです。

 にもかかわらず、これを強引にもみ消そうとすることは、事件が起きて、多くの人がそれを目撃しているのに、警察がまったく動かないのと同じです、到底、許されません。

 いずれにしても、野党はこれを国会で追及して、安倍氏に対して、責任を取らせるべきです、あの桜田氏ですら、責任を取って、大臣を辞任しています。

 安倍氏も、桜田氏と同様、最低でも、大臣(総理大臣)を辞めるべきです。

注1:本ブログNo.2333『デンデンセイゴの安倍氏は、あろうことか、歴史に残る平成天皇退位式で取り返しのつかない非礼行為に走った:上皇ご夫妻の末永いご健康を願っていないと口走ってしまった!』2019年5月5日
https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/37821182.html

注2:阿修羅“「退位礼正殿の儀」安倍首相発言に右翼団体・一水会が激怒「不見識を謝罪せよ」(日刊ゲンダイ)”2019年5月7日
http://www.asyura2.com/19/senkyo260/msg/485.html

注3:ゆるねとにゅーす“【隠蔽】安倍総理の上皇陛下への「不敬誤読」、大手マスコミが一切触れず!ネットでは今も批判と波紋が拡大中!”2019年5月7日
https://yuruneto.com/abe-hukei/



http://www.asyura2.com/19/senkyo260/msg/519.html

記事 [政治・選挙・NHK260] 墜落のステルス機、破片1枚に必死 日米異例の捜索続く〜今後の調達への影響も/朝日デジ
墜落のステルス機、破片1枚に必死 日米異例の捜索続く〜今後の調達への影響も/朝日デジ
編集委員・土居貴輝、佐藤武嗣 2019年5月8日05時00分
https://www.asahi.com/articles/ASM4V5563M4VULZU00H.html?iref=comtop_8_05

航空自衛隊の最新鋭ステルス戦闘機F35Aが三沢沖で墜落してから間もなく1カ月。防衛省は7日、部品の一部を発見したと発表したが、機体の一片でも中国などの手に渡れば、最先端技術が盗まれかねないとして日米が必死の捜索活動を続けている。墜落の原因はいまだ不明で、今後の調達への影響も想定される。

 「『かいめい』が得た情報を元に『ファン・ゴッホ』が海底を確認したところ、5月3日以降、フライトデータレコーダー(FDR)の一部を含むF35Aの部品が確認された」。岩屋毅防衛相は7日の会見で、本格的な海中探査を開始して以降、初めて機体の部品の一部を発見したと明らかにした。

 航空自衛隊三沢基地(青森県)の東約135キロ付近の海域で先月9日、空自機F35Aが墜落して以降、自衛隊と米軍は、機体の捜索に躍起になっていた。

 5月3日、防衛省の要請で派遣された文部科学省所管の国立研究開発法人「海洋研究開発機構」の研究船「かいめい」のソナーが水深約1500メートル付近の海底で、海底の隆起や岩石とは異なる「物体」の存在を捕捉した。

 「墜落したF35Aの機体の可…
http://www.asyura2.com/19/senkyo260/msg/520.html

記事 [政治・選挙・NHK260] 「馬毛島」所有企業 防衛省に売却交渉の打ち切りを通告(日刊ゲンダイ)


     


「馬毛島」所有企業 防衛省に売却交渉の打ち切りを通告
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/253427
2019/05/08 日刊ゲンダイ


鹿児島県西之表市の馬毛島(C)共同通信社

 米空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)の移転候補地の鹿児島県馬毛島の大半を所有するタストン・エアポート社(東京都)が、防衛省との売却交渉を打ち切っていたことが分かった。8日の朝日新聞が報じた。

 日米両政府は2011年、現在は東京都硫黄島で行われているFCLPを馬毛島に移すことで合意。国と同社の間で今年1月、160億円で売買することでいったんは話がまとまった。しかし、2月の臨時株主総会で前社長が解任された後、両者の関係が悪化。同社によると、2月に立石勲社長が就任して以降、防衛省側は面会にも応じていない。そのため同社は防衛省に対して「売却する方針を断念し、別案を選択する方針を固めることにした」と7日付の文書で通告したという。



馬毛島所有会社「縁切られた」 国に交渉打ち切り通告
https://digital.asahi.com/articles/ASM575JPPM57UTIL02N.html
2019年5月8日05時00分 朝日新聞


馬毛島。奥は種子島=2017年1月、鹿児島県西之表市、朝日新聞社ヘリから、長沢幹城撮影

 米空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)の移転候補地とされる馬毛(まげ)島(鹿児島県)について、島の大半を所有するタストン・エアポート社(東京都)が、防衛省との間で進めていた売却交渉を打ち切ると同省に通告したことが分かった。両者は1月、160億円で売買すると合意したが、2月に同社の社長が交代した後、関係が悪化。今春ともされていた正式契約は見通せなくなった。

 関係者によると、交渉打ち切りは、中村吉利・地方協力局長宛ての7日付の文書で通告された。

 同社は文書で、2月に立石勲社長が就任して以降、防衛省側が面会に応じず、前社長と防衛省との合意内容も確認できないなどと主張。「防衛省から縁を切られたものと受け止め、売却する方針を断念し、別案を選択する方針を固めることにした」という。「別案」の詳細は明らかにしていない。

 日米政府は2011年、現在の硫黄島(東京都)にかわって馬毛島でFCLPを行うと合意。だが土地の評価額をめぐり、国と同社の間に大きな開きがあった。

 昨年10月、前社長のもとで交渉は一気に進んだが、2月の臨時株主総会で前社長が解任された。交渉が再び難航するとの見立てが政府内にあった。(古城博隆)













http://www.asyura2.com/19/senkyo260/msg/521.html

記事 [政治・選挙・NHK260] 総理にしてはいけない政治家ランキング 2位に枝野氏と茂木氏(NEWSポストセブン)
総理にしてはいけない政治家ランキング 2位に枝野氏と茂木氏
https://www.news-postseven.com/archives/20190508_1366377.html
2019.05.08 16:00  週刊ポスト2019年5月17・24日号 NEWSポストセブン



「将来のエース」の評価は?

 永田町ではいよいよ「ポスト安倍」に向けた動きが喧しくなり、メディアにもさまざまな名前が取り沙汰される。だが、それを見る国民の目は冷めている。3月に行なわれた産経・FNNの世論調査では、約7割が「ポスト安倍」の具体的名前を聞かれて「いない」と答えているという現実がある。

 では発想を転換し、こう問うてみるのはどうだろう。「総理にしてはいけない政治家は誰か」──政治のスペシャリストの答えからは、逆説的に「令和時代の総理の条件」が浮かび上がってきた。

 令和の時代にはどんな総理が生まれ、この国をどこに向かわせるのか。

 永田町では「岸破義信」(岸田文雄氏、石破茂氏、菅義偉氏、加藤勝信氏)と呼ばれるポスト安倍世代の政治家たちをはじめ、「次の次」をうかがう河野太郎氏や小泉進次郎氏、「初の女性首相候補」としては野田聖子氏、稲田朋美氏、小渕優子氏など多くの名前があがっている。

 だが、政治ジャーナリストの田中良紹氏は「人材が乏しい」という。

「総理になるには天の時、地の利、人の和が必要とされ、運に左右される。また、政治家は何かを契機に大化けする可能性もある。それだけに、現在の資質でその政治家の将来の可能性を判断することには抵抗があるが、令和の首相候補とされる顔ぶれを見て寂しい現実を突きつけられる」

 総理となるべき資質と資格がない人物が国を率いれば新しい時代に国民は不幸になる。平成の時代に国民はさんざんそのことを思い知らされた。

 そこで本誌は政治家OBや政治学者、評論家、ジャーナリストなど30人にアンケート調査し、「令和の総理にしてはいけない政治家」をあげてもらった(投票者1人つき3人まで回答)。


日本をダメにする「令和の総理」候補(共同通信社、時事通信フォト)

◆しょせんはナンバー2

 ダントツの票を集めたのは人呼んで「タカ派のマドンナ」、稲田朋美氏(14票)だった。

 安倍首相に目をかけられ、当選3回で規制改革担当相として初入閣。以来、自民党政調会長、防衛相と出世街道を走ってきたが、周知のように防衛省不祥事の迷走答弁で事実上更迭された。ところが、その後も首相の後押しで自民党総裁特別補佐兼筆頭副幹事長に抜擢され、議員連盟「女性議員飛躍の会」を立ちあげるなど“女性議員のリーダー”として再浮上している。政治学者の後房雄・愛知大学教授が指摘する。

「思想的理由で安倍首相の特別な庇護を受け、首相候補に育てようと抜擢されながら、行政組織の掌握でも、社会的な説明責任の点でも、とても政府のトップの器ではないことを露呈した」

 評論家・古谷経衡氏は主義・思想面でも見るべきものはないと評した。

「彼女は南京百人斬り訴訟(日中戦争時に「百人斬り」をしたと虚偽の報道をされたとして旧日本軍将校2人の遺族が毎日新聞、朝日新聞などに損害賠償などを求めた)の弁護団で一躍保守論壇の寵児になったが、その歴史観はネット右翼の範疇を出ていないように見える」


「タカ派のマドンナ」稲田朋美氏(共同通信社)


茂木敏充経済再生担当相(時事通信フォト)

 ワースト2位は同票(7票)で、枝野幸男・立憲民主党代表と茂木敏充・経済再生相。枝野氏は菅内閣の官房長官として東日本大震災の対応にあたった。

「野党をまとめる能力がないのに政権運営ができるとは思えない。福島第一原発事故当時の『ただちに人体や健康に影響はない』発言を聞いた時に、国民の命と生活を守る政府のトップになってはいけない政治家だと思った」(政治ジャーナリスト・藤本順一氏)

 茂木氏は自民党竹下派の会長代行で、次の総裁選への出馬が有力視されている。

「政策能力はもの凄く高いが、人望がないから仲間がいない。桜田義孝・前五輪相が答弁を間違った時も閣僚席で大笑いしていたが、自分は頭がいいから他人が幼稚に見えるんだろう。人望は総理に必要な資質だが、いつの間にか備わるものではない」(政治評論家・屋山太郎氏)

 奇しくも茂木氏に投票した全員が「人望」を理由に挙げた。


次期首相の呼び声も高い菅義偉官房長官

 4位(6票)には菅義偉・官房長官、岸田文雄・政調会長、石原伸晃氏という3人の次期総理候補が並んでランクイン。ポスト安倍の最有力とみられている菅氏にも多くの注文が付いた。

「安倍政権のナンバー2として、総裁選出馬する前にやるべきは安倍政治の総括。それができなければ総裁候補の資格はない」(毎日新聞客員編集委員・松田喬和氏)

「しょせんはナンバー2でトップに立つ政治家ではない。政策的にも、彼が導入したふるさと納税は故郷とは無関係に物欲しさに納税させ、人間を卑しくさせた」(元参議院議員・筆坂秀世氏)

 前回総裁選で出馬を見送った岸田氏には“戦わない姿勢”を疑問視する声が強い。


前回の総裁選には出なかった岸田文雄政調会長だが…(時事通信フォト)

「安倍首相からの政権禅譲が岸田の基本戦略と見える。しかし、首相とは憲法改正など政治路線が異なるのだから、戦わない者は去るべし」(外交ジャーナリスト・手嶋龍一氏)

 最近出番がない石原氏がこの2人と並んで久々に登場した。


最近は少々出番が少ない石原伸晃氏は?(時事通信フォト)

「彼は何か起きたときに反応が恐ろしく鈍い。発言も軽い。オヤジ(石原慎太郎)が大きすぎて、オヤジが引っ込んだら存在感がなくなった。総理が務まる人物とは思えない」(屋山氏)

 安倍首相のライバル・石破茂氏は1票差の7位(5票)で追う。


石破茂元幹事長も首相候補の1人(時事通信フォト)

「石破氏はいつも正論を言う。憲法改正でも9条2項を削除すべきとか。だが、できることを着実に進めるのが総理の重要な能力。石破氏が総理になれば正論を押し通して反発に遭い、物事が進まない。内閣は長持ちしないだろう」(ジャーナリスト・長谷川幸洋氏)

 ちなみに「岸破義信」のもう一人、加藤勝信・自民党総務会長(13位)は、「官僚の狡さを身につけ、厚労相時代の責任逃れのうまさには目を見張った。国益を担える人物ではない」(元経産官僚・古賀茂明氏)との評だ。

 自民党内で「ポスト安倍」を目指す政治家に加え、野党第一党の党首まで上位に名を連ねるのだから、人材不足がよくわかる。















http://www.asyura2.com/19/senkyo260/msg/522.html

記事 [政治・選挙・NHK260] 厚労省の民営化ガイドライン案 水質管理の丸投げや料金値上げの自由を盛り込む (長周新聞)
長周新聞 2019年5月7日
 
 水道民営化を促進する改定水道法の10月施行に向け、安倍政府が「水道施設運営権の設定に係る許可に関するガイドライン案」を明らかにした。改定水道法は昨年12月に強行成立させたが、料金高騰や水質悪化を招いた海外の事例もあり、全国で批判が噴出した。だが厚生労働省は2月に第1回水道施設運営等事業の実施に関する検討会を開始した。そして先月24日に開いた第3回目の検討会でガイドライン案を示した。そこには水質管理など水道事業の重要業務をみな営利企業に丸投げし、自由な料金値上げを認める内容を盛り込んでいる。
 
 厚労省主導の検討会は大学教授や日本政策投資銀行関係者など8人で構成し、オブザーバーには内閣府民間資金活用事業推進室参事官も入っている。改定水道法は水道施設を自治体が保有したまま民間事業者に運営権を売りとばす「コンセッション方式」の導入が柱だ。だが「コンセッション方式」導入時に必要な「厚労相の許可」の基準はまだ決まっていない。その基準を具体化するのが検討会の役目である。
 
 「コンセッション方式」は「業務委託」や「JR型の民営化」とは異なる。「業務委託」は水道施設は自治体が所有し、自治体が委託料を払って部分的な業務を民間企業に任せる方式で、民間企業が得る利益は制約される。また施設ごと所有する「JR型の民営化」は、自然災害で施設が破損すれば巨額な復旧費が避けられないというリスクがつきものである。
 
 こうした営利企業が参入を渋る要因をとり除いたのが「コンセッション方式」だった。それは水道施設を使って自由にもうけることを参入企業に認め(水道料金はみな企業の収入になる)、大規模災害で水道施設が破損してもその復旧費は地方自治体(税金)に被せる仕組みである。それは「全国民に安全な水を供給する」ことを要にしていた水道法の規制を瓦解させ、日本の水道事業を営利企業、とりわけ外資の草刈り場に変貌させる性質を持っている。
 
 厚労省が第3回目の検討会で示したガイドライン案は、コンセッション方式について「地方公共団体が水道事業者」という位置づけを維持したまま「水道施設運営権」のみ民間事業者に「設定できる」と明記した。そして自治体側が担当する任務として「経営方針の決定、議会への対応、認可の申請・届け出、供給規定の策定、給水契約の締結、国庫補助の申請、水利使用許可の申請」等をあげた。他方、営利企業が実施可能な事業としては「水道施設の整備(施設更新、修繕)、施設管理(水道施設の運転・管理、水道施設の維持・点検、給水装置の管理、水質検査)、営業・サービス(料金設定・徴収)、水道の開栓・閉栓、危機管理(応急給水、被災水道事業者への応援)」等を示している。
 
 コンセッション導入後の水道料金設定関連では原価について「人件費、薬品費、動力費、修繕費、受水費、減価償却費、資産消耗費、公租公課、その他営業費用の合算額」を列記した。原価には役員報酬や株主配当を含んでおり、無制限の水道料金値上げを野放しにする内容である。
 
 さらに料金は3〜5年ごとに見直し、物価変動分や人口減少(水道料金を規定する分母となる)もその都度、水道料金に転嫁する方向である。改定水道法は水道料金について「健全な経営を確保することができる公正妥当な料金」と規定し、改定前の「適正な原価に照らし公正妥当な料金」という規定を変えている。
 
 さらに「費用分担」の項では「被害が大規模で事業運営へ多大な影響がある等、水道施設運営権者が合理的な経営努力を行ってもなお負担しきれないと考えられるものは原則として水道事業者等」と規定している。これは大規模な災害が起きれば水道事業者である自治体が復旧費を負担すると定める内容だ。こうして日ごろは民間営利企業が水道施設を使って着実に利益を上げる体制を保障したうえ、大規模災害が起きれば、その復旧費はみな自治体に負担(税金)をかぶせる方針が露わになっている。
 
 厚労省は5月15日に開く第4回目の検討会でこのガイドライン案の論議をおこない、パブリックコメントをへて決定する青写真を描いている。
 
 しかし国が強引に改定水道法を成立させ、コンセッション導入の基準策定を進めても、地方自治体レベルで具体化が進まなければ水道民営化はできない。すでに県議会が反対決議をした県も出ている。熊本、神戸、青森、秋田などのように市長が水道民営化反対を表明した自治体もある。安全で安価な水道事業を守るためには全国各地での世論喚起と行動が重要になっている。
 
https://www.chosyu-journal.jp/shakai/11659
http://www.asyura2.com/19/senkyo260/msg/523.html
記事 [政治・選挙・NHK260] 圧力は何処へ行った?今じゃ無条件で対話をお願いします(テヘ)(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2019/05/post-8270f2.html
2019.05.08


あれだけどこの国へ行っても国連でも、圧力・圧力・圧力・・・

しつこいくらいに圧力一辺倒を他国に対して呼び掛けていた。


呼びかけられた国も支援をして貰わなければいけないし、本意ではないしで、目を白黒させていただろう。

安倍首相にとって「北朝鮮へ圧力を掛けましょう」それが生きがいだったはず。

声高に「会談のための会談は意味がない」とも言っていた。

ところがどうだ、最初に韓国、次に米国が対話路線に切り替えると、あっさり、持論である「圧力一辺倒」声が少なくなってきた。

今では、拉致進展前提とせずと無条件で対話をお願いします。に切り替わってしまった。

政府、日朝首脳会談呼び掛けへ 拉致進展前提とせず
                5/7(火) 18:51配信  共同通信  

>政府は日朝首脳会談の無条件開催に応じる用意があるとして、北朝鮮に早期実施を呼び掛ける方針を固めた。北京の大使館ルートなどあらゆるレベルの接触を通じ「条件を付けずに金正恩朝鮮労働党委員長と直接向き合う」とした安倍晋三首相の意向を伝達する。政府関係者が7日、明らかにした。

ありゃあ・・・・ネトウヨどうする!

安倍首相同様、圧力が足りない、悪辣な北とは対話なんか必要ないと言っていなかった?

ところがネトウヨの星の64歳児は、あっさり方針転換。

官邸御用ジャーナリストの安積明子でさえ
>拉致問題の解決を前提としないで、なぜ日朝首脳会談を行う必要があるのでしょうか。

と言っている。
安倍支持者たちの多くは、北朝鮮とは国交断絶しかないという発想だったよな。。。。

それほどこの手のひら返しの方針転換は、支持していた方もあ然呆然じゃないのか。

ネトウヨ、親分の突如の手のひら返しにはしご外された。

この期に及んでも
>慌ててはいけない、落ち着いて冷静に対処してほしい。
こちらが条件をつけなくても、相手が条件をつけるかもしれない。


とのんきに構えている信者がいるが、拉致被害者家族の方の心境や残された時間を考えたことがあるのか。

6年半も政権の座にいて、やっている感だけで国民を惑わしてきた首相のどこを支持するのか。

報ステの後藤謙次氏がいみじくも語っていたが,、「プーチン大統領が金正恩氏と会い、日本だけが取り残されてしまった。またトランプ大統領の気が変わってしまうかもしれない。さらに参院選。今のところ外交成果がない中で、対北朝鮮で先頭に自分が走っている姿勢をアピールする。」とまで言われる始末。

対北朝鮮、先頭に走っている姿勢どころか、会談をしていないのは安倍首相だけだ。

それでなくても周回遅れなのに、今更、無条件で対話をお願いしますと言っても、足元みられるだけじゃないのか。

私は、とにかく参議院選挙へ向けて、やってる感を全開にしていると思っている。

やっている振り・やっている感で、参議院選挙を有利にしようとしている安倍首相。

ゲスの極みだな。。。。。




http://www.asyura2.com/19/senkyo260/msg/524.html

記事 [政治・選挙・NHK260] 小室圭さんは「弁護士になるとは言っていません」 バイキングでミッツ「今さらこんな青臭いことを...」(J-CAST)

小室圭さん(2017年撮影)

小室圭さんは「弁護士になるとは言っていません」 バイキングでミッツ「今さらこんな青臭いことを...」
5/7(火) 21:08配信 J-CASTニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190507-00000012-jct-ent

 2019年5月7日に放送された情報番組「バイキング」(フジテレビ系)が、秋篠宮家の長女・眞子さまとの婚約延期問題を抱えている小室圭さんについての特集を放送した。

 この日、番組では「ニューヨーク現地緊急取材 小室圭さん目撃情報続々 立ち寄る店はリーズナブル!? 」と題し、小室さんの米・ニューヨークでの留学先の周辺について行った取材の結果を放送。学生寮についての情報や、餃子パーティーに参加したなどの動向について触れた後、「ニューヨークは弁護士が飽和状態」と、ニューヨークで弁護士をするには多数の困難が伴うとの現地の声を紹介した。それに加え、特集の最後には番組スタッフが小室さん側の弁護士から聞いた話として、小室さんの最新の気持ちが紹介されたが、それに対し、スタジオで驚きが広がる事態となった。

■「彼は今ライフプランを作っている最中です」

 「ちょっと気になるメッセージがあるんですけど」と怪訝な表情を浮かべつつ、番組司会の坂上忍さん(51)がスタジオ内のディスプレイに視線を向けると、スタッフが聞いた話として小室さんの最新の気持ちが文章で表示された。それによると、

  「(小室さんは)弁護士になるとは言っていません。彼は今ライフプランを作っている最中です」「メディアの方は勘違いしています。小室さんは弁護士資格の取得を目指していると言ってますが、弁護士になるとは言っていません。今彼がどんな仕事をするのかは決まっていません。例えば、どこかの企業に就職するとか、もしかしたら起業するかもしれない。少なくとも今から医者になるとか農業をやるとかは選択肢にはないですが」(句読点は編集部が加筆、以下同じ)

 とのメッセージがスタジオ内のディスプレイに表示された。

 これを見た出演者たちからは一様に驚きの声が上がった。秋篠宮さまと20年の親交があるという、ジャーナリストの江森敬治さんは、

  「(婚約)内定の会見の時も、『将来のことは2人で決めたい』ということで、結婚後の具体的な話には触れてなかったですよね。ですから、そういう意味でも(将来が未定というのは)あり得るのかなとは思っていましたけども......少し不安です」

 と回答。また、弁護士の清原博さんは、ビザの問題はあるとしつつも「弁護士になるのかどうかすら分からないとなると、一体この人は何になるのか?」と渋い表情。また、パネリストで女優の安藤和津さん(71)は、「(弁護士にならないと)ニューヨークに行ったのが逃げたのかと思えてしまう」とツッコミを入れるなど、「出演者総ズッコケ」とでも言える状況となった。

「YOUは何しにアメリカへ」
 番組はいったんCMに入り、CM明けには再度、小室さん側の弁護士からのメッセージとして、ではなぜ小室さんはニューヨークに行ったのかについての説明が流れた。それによると、

  「彼は今、ライフプランを作っている。アメリカでの3年間でさまざまな人と出会い、経験を得ている。彼自身の人生の視野を広げている最中」

 とのメッセージがディスプレイに表示された。これに対してもスタジオはズッコケ気味で、坂上さんは、「ここに来て、どうしていいか分からなくなった」と困り顔。また、パネリストのヒロミさん(54)は、

  「アメリカではもしかしたら視野が広がるかもしれないけど、日本ではこの(留学中の)3年間で(視野が)すんごい狭くなるからね」

 と、ウンザリ気味に指摘。また、ミッツ・マングローブさんも「今さらこんな青臭いことを言う人が、よく婚約(内定会見)したなと思う」と、あきれていた。

 確かに、弁護士資格を取得すべく勉強中ということは、「弁護士になる」ということが決まったわけではない。ただ、小室さんの腰の据わらなさに驚いた視聴者も多かったようで、「これで結婚させてくれとか舐めてんの?」「YOUは何しにアメリカへ」といったツッコミがネット上に相次いだ。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

http://www.asyura2.com/19/senkyo260/msg/525.html

記事 [政治・選挙・NHK260] 交通事故を起こしてすぐに逮捕される者と逮捕をされない者の不条理。(かっちの言い分)
交通事故を起こしてすぐに逮捕される者と逮捕をされない者の不条理。
https://31634308.at.webry.info/201905/article_8.html


今日、大津で園児の列に車が飛び込み、園児2人死亡 15人搬送が病院に搬送された。2歳児がメインという。運転していた女2人がすぐに逮捕された。この交差点はT字路で、運転をしていた二人の女性は信号は青だったと述べている。これが正しいとすると、直進車が優先する。もう一人の車は右折しようとして直進車にぶつかり、その直進車が針路を外れ信号待ちの園児たちに衝突したらしい。直進して引いた車が直接の加害車であるが、ぶつけられてことからある意味被害者という見方も出来る。どちらの車も、ブレーキ跡が無かったということで、二人とも自分の進路が優先と思ってブレーキを踏まなかったと思われる。

どこの地域の警察も理由の如何に関わらず、人をひいた運転者はすぐ逮捕される。これで思い出されるのが、池袋で母子を減速もせずひき殺した旧通産省工業技術院長の飯塚幸三氏は逮捕もされていない。ネット情報では退院後も逮捕されないと言われている。 事故当初は、飯塚氏は息子にアクセルペダルが戻らなかったと述べているそうだ。しかし、事故調査の担当者からは以下の記事のように「アクセル踏み間違いか 乗用車機能検査で異常なし」と結論が出されている。これは、完全に飯塚氏の過失である。それが逮捕されないのは、明らかに警察権力に対して何らかの力が働いていることは明らかである。何らかの力とは、検察、警察を動かすことが出来るの政権に近い筋であると思っている。

こんな話をすると、必ず政府筋がそんなことをすることないという意見が出てくる。しかし、今の安倍政権は、加計、森友を見ても全く信頼出来ない。伊藤しおり氏を準強姦した事件がもみ消された話は象徴的な話である。

やはり、少なくとも今の安倍氏を首相から降りてもらわない限り、法治国家の体を成さない。不条理は解決されない。


池袋事故、アクセル踏み間違いか 乗用車機能検査で異常なし
5/7(火) 19:06配信

 東京・池袋で乗用車が暴走し、母子2人が死亡した事故で、乗用車の機能検査の結果、アクセルとブレーキに異常がないと判定されたことが7日、捜査関係者への取材で分かった。運転していた旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(87)は事故当初、「アクセルが戻らなくなった」と説明していたが、警視庁はアクセルとブレーキの踏み間違いが原因の可能性が高いとみて捜査している。

 警視庁は7日までに飯塚元院長の自宅などを自動車運転処罰法違反容疑で家宅捜索した。元院長は入院しており、回復を待って事情を聴く方針。

http://www.asyura2.com/19/senkyo260/msg/526.html

記事 [政治・選挙・NHK260] 4代目会津小鉄会会長 高山登久太郎 「うちの若いもんとしてはね、だいたい同和関係が70%ですわ」






http://www.asyura2.com/19/senkyo260/msg/527.html
記事 [政治・選挙・NHK260] 安倍晋三は市中引き回しの上に磔さらし首だ!  
安倍晋三は市中引き回しの上に磔さらし首だ!
https://85280384.at.webry.info/201905/article_84.html
2019/05/08 12:43 半歩前へ

▼安倍晋三は市中引き回しの上に張り付けさらし首だ!

 先月30日に行われた「退位礼正殿の儀」で、安倍晋三が「国民代表」として挨拶した際、とり返しがつかない誤読を犯した。

 まさか、意図的とは思わないが、前代未聞の「首相が犯した不祥事」である。


 「末永くお健やかであらせられますことを願ってやみません」というところを、あろうことか、「末永くお健やかであらせられますことを願って“い”ません」と発言した。

 信じられない言葉だ。

 時代が時代なら、「不敬罪」で市中引き回しの上に磔さらし首ものだ。

 官僚が事前に用意した原稿を読むだけだが、晋三は、何をとち狂ったか、「已(やみ)ません」を「己(い)ません」と言った。「已」の字が読めないのだ。

 こんな愚かな首相は世界中探しても見つからない。アホ、バカでは済まされない。

 当然、騒ぎになった。その途端、官邸のホームページから問題の映像が消えた。削除したのである。

 安倍晋三は謝罪するどころか、「知らぬ顔の半兵衛」を決め込んでいる。

日刊ゲンダイがこう批判した。
 ネット上でも「こんな人生最大の舞台で、普通の神経なら読み合わせ位はしてくるだろう。彼等の天皇を利用できれば良いという姿勢が現れている」「極めて厳粛な場で、自身で原稿を作成せず、読む練習すらしていない」とケチョンケチョンだ。

 安倍は過去にも「云々」を「でんでん」、「背後」を「せご」などと誤読している。バカの見本だ。


























http://www.asyura2.com/19/senkyo260/msg/528.html

記事 [政治・選挙・NHK260] 年金改悪で保険料徴収 ついに専業主婦も安倍政権に怒り声(日刊ゲンダイ)
     


年金改悪で保険料徴収 ついに専業主婦も安倍政権に怒り声
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/253387
2019/05/08 日刊ゲンダイ


安倍政権は専業主婦を完全に敵に回している(C)日刊ゲンダイ

「#無職の専業主婦」「#働く女性の声」――というハッシュタグがバズっている。きっかけは「週刊ポスト」(5月3・10日号)の、<「サラリーマン妻の“特権”を奪え!」第3号からの保険料徴収計画>という年金についての記事だ。

 今年は、5年に1度「公的年金制度」の検証作業を行う年。すでに政府は、男女共同参画基本計画で<第3号被保険者を縮小していく>と閣議決定している。「第3号被保険者」とは、乱暴に言うと、夫の厚生年金に加入しているため、年金保険料を支払わずに基礎年金を受け取れることができる専業主婦のことだ。

 安倍政権は、この専業主婦から保険料を徴収しようとアノ手コノ手の作戦を進めている。そのひとつが、パート主婦の厚生年金加入の適用要件を大幅に緩和することだ。現行の月収要件「8万8000円以上」を、「6万8000円以上」に緩和する計画を進めている。月収6万8000円なら、ほとんどのパート主婦が「第3号被保険者」から「厚生年金」に移行し、保険料を払うことになる。月収6万8000円の場合、保険料は月額8000円程度だ。

「週刊ポスト」が、<「無職の専業主婦」は年金半減も>とセンセーショナルに伝えたこともあって、専業主婦を中心に、安倍政権が進めようとしている年金改定に対して怒りの声がネット上に噴出しているのだ。

<専業主婦の年金半額にするより政治家の給料半額にした方がいいんじゃないか?><働きたい専業主婦が働けるようにまずは保育園全入達成を!><お?これはついに国が正面切って宣戦布告してきたって事ですか?><この法案、調べれば調べるほど日本の未来に不安になってくね。少子化は私たちのせいじゃないし、年金15億溶かしたのも専業主婦じゃない>

 安倍政権は専業主婦を完全に敵に回している形だ。

 経済ジャーナリストの荻原博子氏はこう言う。

「安倍政権は“女性活躍”“1億総活躍”などとスローガンを掲げていますが、本心は、女性を人手不足を補うため労働力や社会保障を支える要員にしようと考えているのではないか、と多くの女性が不信感を持っているのだと思います。それに、いまや文字通りの専業主婦は、ほとんどいませんよ。皆、生活が苦しくてパートに出ている。安倍政権はそのパート主婦を一網打尽にするつもりなのでしょう」

 主婦が安倍政権にどんな審判を下すのか、参院選は見モノだ。






















http://www.asyura2.com/19/senkyo260/msg/529.html

記事 [政治・選挙・NHK260] 女性天皇を阻む安倍首相と右派のヤバすぎる主張!「神武天皇のY染色体は男系男子だけ」「種が違うと困る」(リテラ)
女性天皇を阻む安倍首相と右派のヤバすぎる主張!「神武天皇のY染色体は男系男子だけ」「種が違うと困る」
https://lite-ra.com/2019/05/post-4703.html
2019.05.08 女性天皇を阻む安倍と右派のヤバい主張!  リテラ

    
    以前から“女系天皇反対”の立場を公言してきた安倍首相(首相官邸HPより)


 天皇の代替わりで、女性天皇・女性宮家の是非が注目を浴びている。菅義偉官官房長官は1日、「女性皇族の婚姻等による皇族の減少等は皇族方のご年齢から先延ばしにできない重要な課題であると認識している」と延べ、今秋以降に皇位継承の安定化についての検討を本格化させる意向を示した。

 皇位継承権は皇室典範で“男系男子”に限ると定められている。しかし、戦後から男系男子の皇位継承者はみるみる減少。徳仁天皇が即位した今、皇位継承権を持つ皇族は、秋篠宮文仁親王とその長男の悠仁親王、明仁上皇の弟(天皇の叔父)である常陸宮正仁親王の3人だけ。若い世代に限れば現在12歳の悠仁親王ただひとりで、将来的に男児が生まれなければゼロになる。このままでは断絶するのは火を見るより明らかだろう。

 他方、世論は女性天皇の誕生を歓迎している。各社世論調査を見ても、79%が女性天皇に「賛成」(共同通信)と「反対」を圧倒。女性宮家についても50%が「賛成」(「反対」37%、朝日新聞)などと前向きな数字が出ている。

 いったい安倍首相はどうするつもりなのか。周知の通り、安倍首相は以前から“女系天皇反対”の立場を公言してきた。小泉政権下で「皇室典範に関する有識者会議」が設置され、女性宮家創設の議論が盛り上がったときも、当時官房長官だった安倍は「反対派」の急先鋒として小泉首相を押しとどめ、第一次安倍政権では女性宮家の議論を封印した。その後、民主党野田政権が女性宮家創設議論を復活させたが、安倍が政権に返り咲くとまたもや「白紙化」を宣言した。

 そもそも、現皇室典範で継承権を認める“男系男子”とは、簡単に言うと“血縁をすべて父方で辿れば(男系の)天皇に行き着く皇族の男性”ということだ。安倍は下野時に〈皇室の伝統と断絶した「女系天皇」には、明確に反対である〉として、こう語っている。

〈(前略)女性宮家を認めることは、これまで百二十五代続いてきた皇位継承の伝統を根底から覆しかねないのである。
 いうまでもないことだが、二千年以上にわたって連綿と続いてきた皇室の歴史は、世界に比類のないものである。そして皇位はすべて「男系」によって継承されてきた。その重みを認識するところからまず議論をスタートさせなければならない。
 仮に女性宮家を認め、そこに生まれたお子様に皇位継承権を認めた場合、それは「女系」となり、これまでの天皇制の歴史とはまったく異質になってしまうのである。男児が生まれたとしても、それは天皇系の血筋ではなく、女性宮と結婚した男性の血統、ということになるからだ。〉(「文藝春秋」2012年2月号)

 ようするに、初代・神武天皇の血統を受け継ぐのは男系の男子しかおらず、それこそが「万世一系の皇統」=「万邦無比たる神国日本の天皇」であるというのだ。そもそも神武天皇自体が架空の存在であるわけで、その万世一系という理屈自体、歴史学的に破綻しているとしか言いようがないのに、この時代錯誤はなんなのだろうか。

 しかし、間違えてはいけないのは、この言い分は別に安倍首相のオリジナルというわけではない、ということだ。というよりも、日本会議系や極右文化人のコピペと言ったほうがいいだろう。たとえば、安倍首相の“ブレーン”のひとりと言われる八木秀次麗澤大学教授は〈私は安倍さんに男系継承について、レクチャーした経験もあり、安倍さんは私と同じ考えをお持ちであると思います〉としたうえで〈男系継承は、天皇陛下の権威の源です〉と宣言している(「文藝春秋」2013年3月号)。

■「神武天皇のY染色体」「種が違うと困る」“男系派”のヤバすぎる理屈

 日本会議ら極右勢力が男系男子にこだわる理由は、これこそが、戦前日本の侵略戦争の支柱となった国体思想を支えるものであるからに他ならない。事実、八木氏や故・渡部昇一氏などの“男系派”はそのアナクロな価値観をむき出しにしてきた。

〈天皇にはそのお役割の重要性とともに、その大前提として、神話に由来し、初代の神武天皇以来一貫して男系の血だけで継承されてきた血統原理に基づくゆえの、他に代わる者がいないというご存在自体の尊さがある。さらにいえば、陛下には天皇の位にいらっしゃること自体に十分意義があり、在位なさることで既にお役割を十分に果たしているとも言える。〉(八木氏、「正論」16年10月/産経新聞社)

〈皇室の継承は、@「種」(タネ)の尊さ、A神話時代から地続きである──この二つが最も重要です。
 歴史的には女帝も存在しましたが、妊娠する可能性のない方、生涯独身を誓った方のみが皇位に就きました。種が違うと困るからです。たとえば、イネやヒエ、ムギなどの種は、どの田圃に植えても育ちます。種は変わりません。しかし、畑にはセイタカアワダチソウの種が飛んできて育つことがあります。畑では種が変わってしますのです〉(渡部氏、「WiLL」2016年9月号/ワック)

 人間を「種」とか穀物に見立てる感性、個人の人格を完全に否定して「男系の血」だけが尊いのだと言い張るグロテスクさ……。

 結局、彼らの本音は「万世一系が揺らぐようなことがあってはならない。それだけを考えればいい」(渡部氏)というものなのだ。なお、八木氏に言わせれば「神武天皇のY染色体を継承できるのは男系男子だけ」らしいが、現実に男性のY染色体を辿って行き着くのは“神話”ではなく類人猿だ。完全にカルトである。

 また、例の“なんちゃって皇族芸人”こと竹田恒泰サンも「天皇というのは血以外の何物でもない」などと豪語する“男系派”の急先鋒。あきれることに、徳仁天皇の娘である愛子内親王を差し置いて、こんなトンデモまでぶっている。

「皇室典範って皇室は養子をとることができないって規定があるんですね。だから旧皇族の男系の男子から養子をとることが可能だというふうに変えるわけです。(中略)民法は赤ちゃんで養子をとれるようになってるんですね。成人していてもいいし、なんなら夫婦養子でもいいんです。そこまで広げればいくらでも(男系男子が)できる。しかもですね、旧皇族はこれからどんどん子どもが生まれてきます。私の周辺でもいとこ連中どんどん子どもが生まれて、その旧宮家、11宮家のうち、若い世代がどんどん子どもが生まれてきています」(テレビ朝日『朝まで生テレビ!!』2016年8月26日放送)

■「旧皇族の男系男子を養子にしろ」竹田恒泰を天皇にしていいのか

 つまり竹田サンは、70年以上も前に皇籍離脱をした旧宮家の、10親等以上離れている赤ん坊を皇室の養子に迎えろというのだ。ちなみに確認しておくと、“明治天皇の玄孫”と紹介される竹田サンは、実際のところ明治天皇の子女の家系なので“明治天皇の男系の玄孫”ではない。男系で辿ると実に南北朝時代にまで遡らなければならないらしい。現天皇家とは“男系的にほとんど他人”と呼んで差し支えないだろう。

 なお、竹田サンは5月1日に出演した『AbemaPrime』(AbemaTV)でも「女性宮家には絶対反対」と鼻息を荒くして、こんな持論を述べていた。

「もし数年前に女性宮家の制度ができていたらですね、今ごろ小室圭さんは皇族になっていた可能性があるんですね。今年の一月のお正月の一般参賀で、あそこに小室さんがいて手を振っていたかもしれないわけで。小室さんがいいか悪いかは別にして。何が言いたいかって言うと、民間出身の男性が皇族になるっていうのは我が国の2000年以上の歴史のなかで一例もないんですね。(中略)ですから眞子内親王殿下、佳子内親王殿下がご結婚後も皇族に残っていただける、そこだけみるとなんか良さそうですけど、じゃあそのね、旦那さんを皇族にしますよと、誰でもいいんですか?と。もしかしたらこれ、小室さんかもしれないわけで」

 いや、コレ、完全にブーメランだろう。じゃあ竹田サンが天皇になるのはいいんですか?と聞きたくなるではないか。個人的には小室さんが皇族になるより竹田サンが皇族になるほうが断然ヤバいと思うが……。

 まあ、小室さんは置いておくとしても、ようするに、「神武天皇のY染色体」なるカルト的発想や「旧宮家の皇籍復帰」というような考え方が意味しているのは、逆に、今の皇室がどんな存在であろうと、ある日突然、竹田恒泰のような人物が「男系男子」というだけで天皇になるかもしれない、ということだ。

 まさにトンデモとしかいいようのない政策だが、しかし、これまでの安倍首相の言動からすると、この「旧宮家の皇籍復帰」という可能性が最も高いことになる。実際、政府の検討開始が秋以降としているのは、参院選(あるいは衆参同日選)前に国民に支持されている女性天皇に消極的な姿勢を示したら、選挙結果に悪影響を与えてしまうことを懸念しているからではないか、ともいわれている。

■右派勢力と改憲でバーター「条件付き女性天皇容認」に舵切る可能性も

 しかし、一方、永田町では別の見方も流れている。安倍首相が情勢によっては、「女性天皇と改憲推進をバーターにする」かたちで、「女性天皇容認」に舵を切るのではないかというのだ。全国紙官邸担当記者が語る。

「安倍首相の男系主張は、根っこからあるものではなく、自分の支持者である右派勢力のコピペにすぎませんからね。たとえば、参院選前に支持率が低下すれば、日本会議らの反対論に配慮しつつ、『女性宮家は作らないが、女性天皇は男系男子が出てくるまで継承権を暫定的に認める』というような条件付きの女性天皇容認を示唆し、それを政権浮揚に利用する可能性もある。下手をしたら、女性天皇を争点にして衆院を解散する、なんてこともありうるかもしれない。とにかく、安倍首相にとって重要なのは支持率と憲法改正勢力を維持すること。実際、明仁天皇の生前退位のときにも支持基盤である右派からの反発を知りつつ、世論の大多数が賛成とみるや容易く転向し、代替わりで支持率は一気に上向きムードになった。今回も情勢によっては、二匹目の土壌を狙って皇室議論を政権維持に利用することは十分ありうるでしょう。そして、右派勢力には『必ず改憲を実現させるから』と改憲とバーターで批判を抑え込む、という作戦をとるんじゃないでしょうか」

 たしかに、安倍首相と右派勢力の関係、連中の似非伝統主義者ぶりを考えれば、「改憲推進と女性天皇容認のバーター」の可能性は十分にあるだろう。

 だが、いずれにしても、安倍首相が皇室の未来を考えているということではない。逆だ。「令和」の政治的パフォーマンスを見てもわかるように、この宰相にとって重要なのは権力維持と憲法改正であり、そのために利用できるものはなんでも利用するし、不都合ならば平気で問題をなかったことにしてしまう。ゆめゆめ騙されてはならない。

(宮島みつや)
















http://www.asyura2.com/19/senkyo260/msg/530.html

記事 [政治・選挙・NHK260] 唐突な豹変 安倍晋三「北朝鮮直談判」の謎解きと勝算(日刊ゲンダイ)
 


唐突な豹変 安倍晋三「北朝鮮直談判」の謎解きと勝算
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/253384
2019/05/08 日刊ゲンダイ 文字起こし


北朝鮮を巡りトランプ米大統領との電話会談後、記者団の取材に応じる安倍首相(C)共同通信社

 勝算があるのか。強まる“蚊帳の外”批判を打ち消す妄言なのか。またぞろ人気取りの打ち上げ花火なのか。安倍首相が唐突に打ち出した「無条件で日朝首脳会談」が波紋を広げている。

 安倍は6日夜、トランプ米大統領と電話会談。北朝鮮による日本人拉致問題解決に向けて、「私自身が金正恩朝鮮労働党委員長と条件を付けずに向き合わなければならない」と話し、前提条件なしで日朝会談の開催を模索する考えをトランプに伝えたという。核・ミサイル開発に猛進してきた北朝鮮に対し、安倍は「最大限の圧力」を叫んで対北強硬路線の急先鋒に立ち、「国難」呼ばわりで散々政治利用してきた。日朝会談実施の前提条件として拉致問題の進展を挙げてきたのが一転、方針の大転換である。安倍は電話会談後のブラ下がり取材でも、こう大見えを切った。

「拉致問題を解決するために、あらゆるチャンスを逃さない。私自身が金氏と条件を付けずに向き合わなければならない。あらゆるチャンスを逃さない決意で、この問題の解決に当たっていく」

 伏線は産経新聞(3日付)のインタビューだ。官房副長官として同行した2002年の小泉訪朝を機に5人の拉致被害者が帰国して以降、事態が進展しない状況を「問題解決に向けて当初から取り組んできた政治家として痛恨の極みであります」とし、こう続けていた。

「まずは現在の日朝間の相互不信の殻を打ち破るためには、私自身が金委員長と直接向き合う以外はない。ですから、条件をつけずに金委員長と会い、率直に、また虚心坦懐に話し合ってみたいと考えています」

小泉訪朝から17年、“拉致の安倍”前進なし

 安倍政権は、国連人権理事会に11年連続で提出してきた北朝鮮に対する非難決議案を今年は見送り、19年版外交青書では核・ミサイル問題で「圧力を最大限まで高めていく」という表現も削除。あの手この手で北朝鮮に秋波を送ってきた。対立を深めて一触即発の危機を招きかねない圧力よりも、対話を模索する方がいいに決まっている。しかし、小泉訪朝から17年だ。“拉致の安倍”でのし上がって首相の座を射止め、第2次政権発足以降も拉致問題を最重要課題に掲げながら、本気で北朝鮮と向き合ってきたとは思えない。その後、誰ひとり帰国を果たしていないばかりか、北朝鮮の脅威をひたすらにあおり、憎悪を量産してきた現実がある。

 拉致被害者家族会の事務局長だった蓮池透氏はこう言う。

「本音を言えば、何を今さらという思いがないわけではありません。ですが、無条件であろうが何だろうが、北朝鮮と首脳会談を開けば膠着した現状を打開する可能性が生まれる。歓迎します。ただ気になるのが、実現の可能性がどれほどあるのかということ。安倍首相の〈向き合わなければならない〉という言い回しがどこか空疎な印象を受けますし、〈金氏と条件を付けずに向き合わなければならない〉とは言っても、金正恩氏が会談に応じる見通しが立っているのかどうか。史上初の米朝首脳会談以降、安倍首相は同じようなフレーズを繰り返すものの、時期には一切言及しない。オオカミ少年のようにも見える。安倍首相に〈本当に日朝首脳会談を実施できるのですか?〉と聞いてみたいです」

 この急展開に被害者家族には動揺が広がる。米ワシントンで開かれた拉致問題をテーマにしたシンポジウムに参加した横田めぐみさん(拉致当時13)の弟の横田拓也さん(北朝鮮による拉致被害者家族会事務局長)は、報道陣に「(安倍の)全拉致被害者の即時一括帰国があるというスタンスは何も変わっていないと思う」と話すにとどめていた。

 拉致被害者も、その家族も高齢化が進む。場当たりの無定見首相に振り回された拉致被害者家族の悲劇は語るにあまりある。


ワシントンで拉致問題解決を訴える横田拓也さん(中央右)/(C)共同通信社

サボタージュ露呈の覚悟があるのか

 それにしても、イケシャーシャーと「私が向き合う」などと、よくぞ言えたものだ。そもそも、日朝対話をオジャンにしたのは、ほかならぬ安倍自身なのである。拉致問題に詳しい国際ジャーナリストの太刀川正樹氏は言う。

「安倍首相は拉致被害者12人全員の帰国を“公約”していますが、14年のストックホルム合意に基づく拉致被害者の再調査で北朝鮮が示したのは〈8人死亡、4人未入国〉との結果。ほかに複数の生存者情報が提示されたようですが、安倍首相が救出を訴える象徴的な存在の横田めぐみさんは含まれていなかった。〈めぐみさん死亡〉という従来結果が覆らなかったため、安倍政権は再調査報告書の受け取りを拒み、政府代表団団長を務めた当時のアジア大洋州局長は間もなく在ジュネーブ国際機関日本政府代表部特命全権大使に異動した。その後、拉致問題はたなざらしにされたのです」

 北朝鮮が核実験や弾道ミサイル発射を強行したことを契機に安倍政権は16年2月に独自制裁を強化。反発した北朝鮮が再調査を全面中止した。安倍政権が生存する被害者をガン無視した疑いも濃厚だ。拉致被害者の田中実さん(失踪当時28)と特定失踪者の金田龍光さん(同26)が妻子とともに平壌で暮らしているとの情報がストックホルム合意を交わすより前に伝えられていたとも報じられている。

「北朝鮮は〈拉致問題は解決済み〉の立場です。安倍首相の〈条件を付けずに向き合う〉という言葉を額面通りに受け取れば、再調査結果を拒否しないと理解するでしょう。そうなれば安倍首相の長年のサボタージュが白日の下にさらされることになる。その覚悟が安倍首相にあるのでしょうか」(太刀川正樹氏=前出)

北方領土交渉は「前提なし」で頓挫

 安倍が出し抜けに頭から突っ込むポーズを見せているのは、“外交の安倍”の化けの皮が完全に剥がれたからだ。

「われわれの世代で解決する」と息巻いたロシアとの北方領土返還交渉は1ミリも動かず、プーチン大統領から「前提条件なしで、年内に平和条約を締結しよう」と押し込まれ、カネを差し出して、言うがままに譲歩を重ねた揚げ句、事態は70年以上も後退。拳を振り上げた中国包囲網でこじれた中国との関係改善は牛の歩み。安倍の歪んだ歴史観に端を発し、日韓関係は悪化の一途だ。日韓合意に基づく慰安婦財団の解散や元徴用工賠償、レーダー照射問題などを抱え、こじれにこじれている。いまやトランプにすがり、金正恩に頭を下げるしかなくなった外交無策に対する総括が必要である。

 元外交官の天木直人氏は言う。

「安倍首相は本気で死中に活を求めようとしているのでしょうか。北朝鮮が4日に発射した飛翔体についても、これまでは制裁強化の一本やりだったのに言及を避けている。日朝交渉の最大のポイントは拉致問題です。対話が再開すれば避けては通れませんが、すぐに白黒をつける必要はありません。被害者家族が現地入りして徹底的に調査し、納得のいく結論を得るには何年もかかるでしょう。どうしたって拉致問題解決には時間を要する。日朝会談が実現しただけで安倍政権は大きな得点を稼ぎ、対話が継続している間もポイントを稼げるのです」

 今になって北朝鮮との直談判をブチ上げたのは、姑息な計算ゆえである。













 



http://www.asyura2.com/19/senkyo260/msg/531.html

記事 [政治・選挙・NHK260] 今夏「衆参ダブル選挙」濃厚か? 解散タイミング最適であるワケ〈AERA〉 
今夏「衆参ダブル選挙」濃厚か? 解散タイミング最適であるワケ
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190507-00000064-sasahi-pol
AERA dot. 5/8(水) 17:00配信 AERA 2019年5月13日号より抜粋


吉本新喜劇の舞台でG20の開催をPRした安倍晋三首相(左から2人目)/2019年4月20日、大阪市中央区 (c)朝日新聞社


今後の主な政治日程(AERA 2019年5月13日号より)


 安倍晋三首相が夏の参議院選挙と同時に、衆議院の解散総選挙を行う「衆参ダブル選挙」に打って出るのではないかという見方が強まっている。一体なぜなのか。

*  *  *
「最後に何かありますか?」

 4月24日の自民党総務会。手をあげたのは村上誠一郎・元行政改革担当相だった。

「財政が大変ななか2度も増税を延期したのに、軽々に再延期を口にするのはいかがなものか」

 安倍晋三首相の最側近の一人、萩生田光一・自民党幹事長代行の発言のことだ。4月18日にインターネット番組「真相深入り!虎ノ門ニュース」に出演した萩生田氏は「景気が非常に回復傾向にあったが、ここへきて日銀短観を含めて、ちょっと落ちている」「崖に向かってみんなを連れて行くわけにはいかない」などと発言し、増税延期もあり得るとの見方を示した。

 また、「(消費増税を)やめるとなれば、国民の了解を得ないといけない」などとも述べ、衆院解散にも言及している。

 村上氏の発言に、中野正志参院議員が声を上げた。

「(萩生田)幹事長代行の考えは、党の幹部として当然のことです。非難するにあたらない」
 一方、声を出して村上氏の意見に同意する者はいなかった。

「私が口火を切らないと誰も何も言わず、議論にもならない。増税に向けた軽減税率やポイント還元の対応はすでに始まっており、今さら中止となれば国民も怒るだろう。OECD(経済協力開発機構)にも財政再建のためには将来的に20〜26%への消費税引き上げが必要と指摘されたばかりだ」

 村上氏は本誌の取材に語気を強め、続けた。

「財政も金融も外交も行き詰まり、国と地方の借金は1300兆円。膨れ続ける社会保障も次の世代にツケを回して運営している。目先の選挙対策のためだけの増税撤回など許されない」

 首相の最側近と歩調を合わせるかのように、4月22日には菅義偉官房長官が衆参ダブル選の可能性を問われ、「首相がやるといえばやる」と発言。夏の参議院選挙に向け、永田町が一気に騒がしくなっている。

 今年は統一地方選挙と参議院選挙が重なる12年に一度の選挙イヤー、「亥年」。亥年の参院選は自民党の苦戦が目立つ。統一地方選で首長や地方議員が力を出し切り、参院選がおろそかになるためとも言われる。象徴的だったのが2007年で、第1次安倍政権が惨敗した。

「12年前を少し思い出してしまう」(林芳正前文部科学相)ような出来事も起こっている。

 4月5日に塚田一郎・前国土交通副大臣が、10日夜には桜田義孝・前五輪担当相が失言問題で相次ぎ辞任。失言や事務所費問題で5人の大臣が次々に辞任・交代する「辞任ドミノ」が起き、参院選に惨敗した前回の亥年選挙がダブってくる。自民党の中堅議員が言う。

「桜田氏の失言はこれが初めてではないが、今回の判断は早かった。参院選の前哨戦とも言える衆院補選(大阪12区、沖縄3区)に少しでも影響が出ないようにしたのだろう」

 しかし結果は両選挙区ともに敗退。その焦りから「増税延期」や「衆参ダブル選」という声が出始めているのだろうか。

 ただ、ある官邸関係者は補選の結果を「想定通り」と話す。

「どちらも自民党が最も弱い選挙区で、党内の世論調査で負けることはわかっていた。弔い合戦の大阪は3月までは自民党が優勢だったが、知事と市長のクロス選で流れが変わった」

 負けることがわかっていたなら、なぜ安倍首相まで応援に入ったのか。官邸関係者は続ける。

「勝つための応援ではなく自民党大阪府連の顔を立てただけ。一方、吉本新喜劇に出演したのはG20の交通規制への理解を呼びかけると同時に、憲法改正でタッグを組む日本維新の会に『選挙応援だけに来たわけではない』と伝える狙いがあった」

 参院選に向けた世論調査も出揃いつつある。ある自民党幹部は全体の状況をこう表現した。「そこそこ、自民はいい戦いをしている」

 政治ジャーナリストの鈴木哲夫さんは「桜田氏らの辞任も10連休ですっかり忘れられる」と話す。そして、連休明けからは「安倍劇場」が続く。

「5月に入れば令和の祝賀モードで、5月末にはトランプ大統領が来日。6月に大阪で開かれるG20では安倍首相がホストを務め、テレビは安倍首相一色。野党が出る幕もなく、自民党の支持率は上がるでしょう。リスクを冒してまで衆参ダブル選挙をする必要はないのでないか」

 それでも、自民重鎮などからは、衆参ダブル選挙を推す声が上がっている。安倍総理と近い亀井静香・元金融担当相は8日の「深層NEWS」(BS日テレ)に出演し、「安倍首相がバカではない限りはやる」と発言。同じ番組に出演した古賀誠・元幹事長も「このタイミングを逸したら、解散を打って出るタイミングは難しくなるんじゃないか」などと話している。自民党の閣僚経験者はこう話す。

「安倍総理が消費税増税前に解散できなければ、次のタイミングは東京オリンピックの後になるだろう。それでは任期いっぱいまで務めてもレームダックだ。憲法改正も無理だろう」

 衆参ダブルに打って出るのか、出ないのか。安倍総理の本心はどこにあるのだろうか。

 今年1月、衆参ダブル選挙にいち早く言及した人物がいる。安倍総理の盟友として知られる甘利明・選挙対策委員長だ。永田町関係者は「甘利の発言は安倍総理の意向と考えて間違いない」と断言する。

「首相は甘利氏を経済閣僚などで起用したいが、過去のスキャンダルを追及されることも考え、選対委員長にした。ただこれは消去法的な人事ではなく適材適所。安倍総理は自分で選挙を仕切りたいが、二階俊博幹事長に言えない。そこで二階幹事長の同期の甘利氏を使っている」

 政治評論家の森田実さんも衆参ダブル選挙になると見ている。今の野党ではどう見ても政権交代など望めないからだという。

「党利党略で解散する不意打ち選挙では野党は候補者を揃えられず、勝てるわけがない。衆参ダブルとなれば、なおさらだ」

(編集部・澤田晃宏)













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