23日、自宅を出て司法省に向かうバー司法長官(バージニア州)=ロイター
ロシア疑惑報告書、24日にも議会説明 米司法長官/日経新聞
トランプ政権 北米 2019/3/24 16:32
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42844600U9A320C1MM8000/
【ワシントン=永沢毅】バー米司法長官は23日、2016年米大統領選にロシアが介入した「ロシア疑惑」を捜査したモラー特別検察官の報告書概要を議会に提出するための調整を続けた。ロイター通信によると、司法省は24日にも議会に説明する見通し。野党の民主党は機密扱いとなっている報告書の全容の公開を改めて要求した。
バー氏やローゼンスタイン司法副長官は23日、司法省内で報告書の内容を精査し、どの部分を議会や一般公開するかの作業を進めた。米メディアによると、司法省は同日中の報告見送りを決めて議会に通知した。22日にモラー氏から報告書を受け取ったバー氏は、その概要にあたる「主要な結論」を23日にも議会に通知するとしていた。
民主のペロシ下院議長は23日、同僚議員あての文書で報告書の概要では「不十分」と指摘し、全文の公開が必要との立場を表明した。党下院議員との電話会議では、公にしないことを前提にした司法省による少人数の議員への説明には応じない考えを示した。
報告書では、16年米大統領選におけるトランプ陣営とロシアの共謀や、トランプ大統領が疑惑の捜査を妨害した疑いについてどのような判断が示されたのかが焦点だ。ホワイトハウスは報告書の内容について23日の時点では説明を受けていないという。
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