「大学の使命」千葉商科大が日本初“自然エネ100%”を達成
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2019/03/01 日刊ゲンダイ (千葉商科大学のHP) 千葉商科大学(千葉県市川市、原科幸彦学長)が、日本で初めて大学の消費電力を100%自然エネルギーにしたことを27日、発表した。 地球温暖化対策に取り組んできた同大は、2003年から学内に太陽光発電を設置。13年には千葉県野田市に所有していた野球場跡地にメガソーラー発電所を開設。さらには照明のLED化、消費電力が大きく古い自動販売機を学生協力のもと撤去し、省エネを図った。また発電事業のため学外に16年6月にエネルギー会社を創業、地元金融機関から資金調達し環境省からも補助金を取得している。それらの取り組みの結果、直近1年(18年2月〜19年1月)の大学の発電量が、大学の消費電力量を上回った。 原科学長は、大学が発電に取り組むかについては「やる気の問題」だけだと話す。 「これは大学の使命です。日本は(活用できる)自然エネルギーが世界でトップクラス。アジアのモデルにもなれる。近場でエネルギーをつくる地域分散型エネルギーは将来必要です」と意気込みを語った。 20年度にはガスの使用もやめて、オール電化で100%を目指す。
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