ワシントンに追い詰められているベネズエラ
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2019/02/post-4d8e.html
2019年2月23日 マスコミに載らない海外記事
2019年2月18日
Paul Craig Roberts
今日(ワシントン誕生日の祝日=2月第3月曜)フロリダで、マドゥロを非難して、ワシントンによる制裁や、ベネズエラ通貨に対する攻撃でベネズエラ人に押し付けられた困難を、全て彼の責任にする、共和党や民主党や海外移住キューバ人やベネズエラ人や、アメリカ・マスコミを構成する宣伝ファシスト戦争省による全面攻撃が行われている。「リベラルな」NPRさえもが、同じファシスト戦争屋原稿を読んでいる。NPRは、制裁や、アメリカとイギリスの中央銀行に愚かにも託したベネズエラの金を窃盗していることや、アメリカの融資を受けるNGOから資金供給され、組織された抗議が、アメリカのマスコミが決して言及しないマドゥロ支持の群衆と比べればずっと少ないことに触れずに、ベネズエラについて報じるのに成功している。言い換えれば、NPRは、もう一つの売春宿旅団に過ぎない。
アメリカ在住キューバ人は、何年にもわたってキューバを略奪し、カストロにキューバから放り出された腐敗したバティスタ郎党の子孫なのを、アメリカ人は忘れているか、決して知らないのだ。アメリカ在住ベネズエラ人は、自分たちのためでなく、国民のための政治をするチャベスに適応できなかった金持ちエリートで、彼らの一部は、CIAによる失敗した反チャベス・クーデターに関係していた。これらアメリカ在住者全員、帰国して金儲けをしたがっている、ワシントンによる乗っ取りのサクラ以外の何ものでもない。
民主党とマスコミと軍安保複合体が大統領の座から追い出そうと試みているトランプが、マドゥロを大統領の座から追い出す取り組みに加わるのを見るのはがっかりだ。
ヨーロッパの、そして米州機構のワシントン家臣連中が全ての真実をすっかり捨て去り、ワシントンの嘘に歩調を合わるのを見るのはがっかりだ。
欧米文明で、嘘が、国内、国際政策の全ての局面を独占しているのにはがっかりだ。真理は根絶されている。
Paul Craig Robertsは元経済政策担当財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニューズ・サービスとクリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼 の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。
記事原文のurl:https://www.paulcraigroberts.org/2019/02/18/venezuela-under-washingtons-gun/
----------