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2019年2月23日07時44分 〜
記事 [カルト20] 「ゴキブリ・サンデーモーニング」 関口宏も、ガンにかからないと、拉致被害問題における、安倍晋三に”痛烈批判”をしないのか





前記事


米朝首脳会談じゃなくてね おまえが朝鮮に行け!!って話しだろ 平和ボケが、日本人の「メディア・リテラシー」を破壊してる件
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/390.html




爽やかなBGMで、毎週、毎週、落ち着いた、日曜の朝を提供する、


「サンデーモーニング」。



でも、あとは、ここと、朝日のTVタックル。


この2つが、なくなれば、もう脅威の番組は、無くなるのだ。



なにより、小泉進次郎が、首相になったら、


TVタックルと、この、サンデーモーニングが、進次郎を、巧妙に、ヨイショすることは、


100% 確実なわけだから。



岸井成格


与良正男


後藤謙次


田中秀征



この4人は、この、サンデーモーニングで、さんざん、小泉改革を、賞賛したわけだから・・・。


小泉政権時代が、終わってもな。




話しを、変えよう。


以前にも、話しをしたが、


安倍晋三は、2007年の参議院選で、惨敗したのに、


それでも、首相を辞めないで、その首相の座に、居座り続けようとしていた。



89年の、自民惨敗でも、宇野首相は、すぐ辞めたし、


98年の、自民敗北でも、橋本首相も、すぐ辞めたし、


それでも、安倍晋三は、37議席という、惨敗をしたのに、ぜんぜん辞める姿勢を、見せなかったのだ。



そこで、NEWS23の、筑紫哲也。


まあ、筑紫哲也も、若干、グローバリストっぽい人だったが、


その、2007年の、参議院選挙の、前に、


ガンにかかったのだ。



それから、番組には出なくなったが、


筑紫哲也は、安倍晋三の、往生際の悪さに、激怒して、


急遽、番組に出て、病院から、電話で、安倍晋三に、怒鳴りまくったのだ。



「なんで、惨敗したのに あんた、辞めないのか!」


と。



筑紫哲也は、クールで、静かな男だったが、


あれだけ、激怒したのは、NEWS23では、過去なかったことだった。



だから、筑紫のような、「金持ちで、勝ち組の、司会者や、ジャーナリスト」というのは、


そうやって、自分が、ガンにかかったりして、窮地に陥らないと、


真のジャーナリズム精神というものが、目覚めないことが、明らかになったのだ。




そして、朝日(テレビ朝日)や、毎日(TBS)が、


安倍を批判してるって言う人がいるけど、


いつも、いつも、どうでもいい批判だけは、するんだよ。


本当に、大事な批判は、なんにもしないんだよ。



実際、安倍は、去年の総裁選で、


「総裁選が終わったら、すぐに日朝首脳会談を開いて、拉致被害者奪還に、励みます。」


って言ったのに、


なんにも、やらなかった。


約束を、ほごにしたのだ。



それで、じゃあ、その朝日(テレビ朝日)、毎日(TBS)は、


そのことで、安倍に、批判をしたかというと、


なんにも、批判をしなかったんだよ。


なんにも、批判をしなかったの。



ね。どうでもいい批判は、ちょこちょこするの。


でも、ほんとに大事なことに対しての批判というのは、


朝日(テレビ朝日)、毎日(TBS)は、なんにもやらないんだよ。




だから、堀ちえみ。じゃなくて、


この、関口宏や、ビートたけしこそ、


ほんとは、舌ガンに、かからないと駄目なんだよ。



関口宏や、ビートたけしこそが、


舌ガンに、かからないと駄目なんだよ。


そうでしょう。



なんで、堀ちえみみたいな、苦労人が、


あの若さで、ガンにかかって、



関口宏や、ビートたけしのような、「老人・老害」は、


ガンに、かからないんでしょう。



「老害」ゆえだ。




朝日や毎日は、森友・加計で、安倍を批判した。と言う人は、


以下の、記事を読んで下さい。


安倍自民が憲法改正の話題を出すと、モリカケ問題も出てくる
http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/878.html


(ただ、この記事は、アドレスを貼ると、見れないように、朝鮮人管理人が、細工をしやがったから、見れなかった場合は、タイトルを、グーグルで検索してから、見て下さい。)



以上になりますが。






http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/395.html

コメント [原発・フッ素51] 福島産の食品 社員食堂で使って 復興相が経団連に要請 (NHK) 魑魅魍魎男
11. 2019年2月23日 07:44:26 : FG1WwtMRXm : VWN3ZHJkZElnQ2s=[2]
いやいや>>9さん
やはりココは、国民の代表である国会議員さんにモリモリ食べてもらわないと
風評被害の払拭なんかできませんぞ!
ことに赤坂自民亭では、酒・米・肉・魚・野菜のすべてをご当地産にすべきでしょう。
3年も経てばすべての疑いは払しょくされるのではないか。
 
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/114.html#c11
コメント [政治・選挙・NHK257] 「記者が国民の代表とする根拠を示せ」官邸側が東京新聞に要求(西日本新聞)-「記者は民間企業の一員。国民の代表は国会議員」 JAXVN
2. 2019年2月23日 07:45:17 : xIZJVSd54A : MWtUYlJ4bDNlTGM=[1]

「不正統計や不正世論誘導で選ばれた国会議員者が国民の代表とする根拠を示せ」といいたい。
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/813.html#c2
コメント [カルト20] 「ゴキブリ・サンデーモーニング」 関口宏も、ガンにかからないと、拉致被害問題における、安倍晋三に”痛烈批判”をしないのか マシマヒロト
1. 2019年2月23日 07:45:32 : Cs76Ha53eU : THF6Mzc0S0hTd3M=[1]


「ゴキブリ・サンデーモーニング」 関口宏も、ガンにかからないと、拉致被害問題における、安倍晋三に”痛烈批判”をしないのか



http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/395.html#c1

コメント [経世済民131] 世界3大投資家ジム・ロジャーズが全財産を失って知った「失敗の教訓」(PHP Online 衆知) 赤かぶ
6. 空虚[1840] i_OLlQ 2019年2月23日 07:46:35 : 4LEmOLL6BM : aUpZZzJFNnloWS4=[3]
マジな話、くじらがジムおじさん使って

仕掛けてるなんて、トーシローなら

思うけどなぁ〜。

全財産スッテ、具体的にどう銭工面したかが最大の関心事じゃね?

愚民・低層民にわwww。

村上ファンドみてぇ〜な?

ロケット花火のドザエモンみてぇな〜?
http://www.asyura2.com/19/hasan131/msg/227.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK257] 社会主義は帰ってくるのか 21世紀によみがえる「大きな政府」  うまき
8. 2019年2月23日 07:47:02 : hE3PRSoheQ : aDMueWFCSkFsbkU=[10]

 ま〜〜ね  結局 自民党は 何もしないから

 日本は 見殺し国家になるのだろう 

 安倍を見ていると 安倍だけ 身内だけ 仲間だけの 独裁国家的な 効率政府になってる様だ
 
 いまの状態をみれば 健康な老人を育てることよりも 

 病気になった老人を 医療機関(老人介護)でもって 必死にフォローしている様なもので
 医者は 過労で倒れるまで 働かされている
 
 ===

 老人の一人一人を 個別で介護するのではなく AIによって 大量に均質に介護するべき時代だ
 
 老人の体の健康度は 医師が監理するのではなくAIが監視して AIが作る食料で健康を維持する

 ===

 どうすれば? どうなるのか? を調べ上げるのは AIなら容易いことだ

 AIに 入力するのは 検査技師でも良いが ウエアラブルな医療機器でもできる

 医師が診断するよりは AIが 常時監視するほうが はるかに 生産性がある
 
 ===

 つまり 老人介護とは 老人の 日常をどのようにサポートすべきかという ことなのだ
  
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/810.html#c8

コメント [カルト20] 「ゴキブリ・サンデーモーニング」 関口宏も、ガンにかからないと、拉致被害問題における、安倍晋三に”痛烈批判”をしないのか マシマヒロト
2. マシマヒロト[106] g32DVoN9g3GDjYNn 2019年2月23日 07:47:17 : Cs76Ha53eU : THF6Mzc0S0hTd3M=[2]


(ブログURL)
ttps://blog.goo.ne.jp/shomintou/e/91ce6f37ec59b5db577fe0b616db21e2



http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/395.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK257] 自衛隊車両の新規開発から手引くとコマツ!  赤かぶ
5. 2019年2月23日 07:49:10 : XEVb0d3sLE : djhTbnJzejRwams=[4]
民生品メーカーの衣を着ていても、
いつでも兵器は造ることが出来る。

採算に合わない開発費しか出さない防衛省に
嫌気がさしたのだろう。

未亡人製造機などには惜しげも無くバラ撒いても
国内には回したくないでは、開発など出来ない。

正面切っての方向転換に拍手。
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/808.html#c5

コメント [原発・フッ素51] 福島の主婦が追及!「政府の被曝基準論文」の不正疑惑  (女性自身)  魑魅魍魎男
3. 2019年2月23日 07:50:24 : xIZJVSd54A : MWtUYlJ4bDNlTGM=[2]

 これも、不正か。 アベ政権で不正じゃないことがあるのか?

 不正じゃないことが、あるほうが不思議だ。
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/115.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK257] ウーマン村本「テレビは真実を伝えてない」に宇賀なつみアナが涙浮かべ同意、一方、羽鳥慎一は黒い本性全開で全否定(リテラ) 赤かぶ
36. 2019年2月23日 07:53:09 : BwNF6yynlQ : eC9MN0Fha0lCa2c=[2]
羽鳥への批判は理解できる。しかし、真実は表面だけ見ていては分からない。この「そもそも総研」に限らず出演者・スタッフは何時間も前に集まって必ず打ち合わせをしている。そして「そもそも総研」のこのテーマについては、出演者もかなり神経を使ってきたことだろう。それは・・・

それは、報道番組が愚劣な娯楽番組になっているという告発のテーマであり、ジャーナリズムが広告業者・権力者に支配されていることを暗に告発するテーマだからだ。したがって、羽鳥・高木・宇賀らの発言も「十分に検討された末のシナリオに沿った発言である」と見るべきであり、>>25,26,28さんの見方が妥当だと思う。それが現在、TV局の置かれた悲惨な現状である。

問題とすべきは「TV局を支配する構造」の問題であり、その結果として生じている「報道統制(プレスコード)」の問題であり、敗戦後から続く疑似民主主義(贋作民主主義、民主化詐欺、偽装民主主義)という「支配構造・支配体制」の問題である。ホントなら、

__そもそもメディア関係者が政権中枢と飲食を重ねる国にジャーナリズムはあるのか?_____とか
__そもそも広告料を電通が独占し、番組内容にまで介入するのは許されるのか?________とか
__そもそも出演者の発言が気に入らないからと言って、時の政治権力が停波で脅して圧力をかけ、
__電通が「出演させるな」「クビにしろ!」など、人事に介入することが許されるのか?____とか

__そもそも報道の自由度が72位と評価された理由はどこにあるのか?____________とか
__信じられないほど高い内閣支持率・政党支持率は本当に調査した結果なのか?________とか
__選挙の公正を疑う裁判が沢山あるけど、そんな大事な裁判がどうして報道されないのか?___とか
__そもそも記者クラブはどうしてフリーのジャーナリストを排除するのか?____________

___など、報道の在り方や日本のジャーナリズムが機能しているかなど、民主主義の根幹を問うテーマを取り上げるべきだろう。しかし、そんなことをしたらスタッフ全員が首になるか追放されることになるだろう。もしかしたら偽装自殺で抹殺されるかもしれない。「そう言えば、○○さんは悩んでいたみたいですねー」てな感じ。てなわけで、何年も玉川とチームを組んで仕事をしてきた羽鳥がバカであるはずもなく、「ヒール役の羽鳥君も よく耐えて 頑張った!」__と見ている。
_______________________________________________

>日本一の悪徳企業「電通」をいまだ知らない人へ・・・No,15
http://www.logsoku.com/r/newsplus/1329914977/
電通は、日本最大の広告代理店です。特にテレビ広告などを不当に独占的に受け持ち、暴利を貪っています。
01.テレビ各社の大株主に株式会社電通がいる
02.全テレビ番組に必ず広告代理店の社員が配置されている
03.ゴールデン番組の広告枠は電通が買い取っている
04.毎日見るニュース番組は社団法人「共同通信社」の配信記事で電通が筆頭株主
05.広告業には一業種対して一社(一業種一社制)と言う公正取引上の規則があるが電通は守っていない
公正取引委員会の竹島一彦委員長は「電通に対して否定的」な発言をしたため「第二の竹島問題」と言われた
06.電通が一極支配しているのでテレビ各社に出演する有名人は全て電通批判ができない
07.大手芸能事務所も事実上電通の傘下(暴力団も)
08.毎日見る新聞、雑誌、ラジオ、テレビはほとんど電通を意識して書かれたパブ記事(記事広告)が大半である
09.日本唯一の視聴率調査会社「ビデオリサーチ」は元々電通の内部部局で、旧調査局である外資系視聴率調査会社「ニールセン」はビデオリサーチの視聴率調査は嘘ばかりと言い残し2000年に撤退 。故石原裕次郎は電通の支配下であるビデオリサーチを疑いニールセンを信用していたことを自伝で告白
10.現在も電通はビデオリサーチの発行済株式の約35%を保有し、役員も多数出向
11.視聴率は、全体的にかさ上げされて、数字が盛られて発表されている。占有率のほうが重要。
12.電通のドン、成田豊は、韓国産まれ。近年、韓国に大いに寄与したとのことで、韓国から最高等級の勲章を受賞
13.「コネ通」と呼ばれるほどコネ入社が多いことで有名。つまり、実態は無能社員ばかりの三流企業
14.不自然すぎる韓流ゴリ押しの真犯人は、電通。
15.売春アイドルAKBをゴリ押しで利益誘導。スキャンダルも揉み消し。 >

>みんなが知らない「日本の支配構造」
http://rakusen.exblog.jp/iv/detail/?s=22922833&i=201509%2F19%2F00%2Fe0069900_02503226.jpg

>報道されない不正選挙裁判__約 2,480,000 件 (0.53 秒)
https://www.google.com/search?client=firefox-b-d&q=%E5%A0%B1%E9%81%93%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E4%B8%8D%E6%AD%A3%E9%81%B8%E6%8C%99%E8%A3%81%E5%88%A4

********おまけ**************
>整形美が大半のAKB・その裏で売れる為に行われてきた【枕営業】-
https://matome.naver.jp/odai/2141714943230983301
_______________________________________________

http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/789.html#c36

コメント [政治・選挙・NHK257] 「記者が国民の代表とする根拠を示せ」官邸側が東京新聞に要求(西日本新聞)-「記者は民間企業の一員。国民の代表は国会議員」 JAXVN
3. 2019年2月23日 07:54:52 : U7EOGoSwoA : b2tQSlBvWkJYRy4=[1]
2>> 【不正統計や不正世論誘導で選ばれた国会議員者が国民の代表とする根拠
    を示せじゃ」


   それじゃじゃ、選挙して議員選んでもいみないじゃないか。

   具体的代替案はあるのか? そんなものすぐ出るわけないし

   外野席の阿修羅でゴジャゴジャ言ってもなにもかわらんな。

   君のような立派な人物が立候補してくれ。  

http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/813.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK257] 「記者が国民の代表とする根拠を示せ」官邸側が東京新聞に要求(西日本新聞)-「記者は民間企業の一員。国民の代表は国会議員」 JAXVN
4. 2019年2月23日 07:55:03 : b8XgO7Z5tw : OUc5Y05RM1B5R2c=[1]
不正投票の証拠を示せよ、妄想教のキチガイ野郎。^^
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/813.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK257] 「記者が国民の代表とする根拠を示せ」官邸側が東京新聞に要求(西日本新聞)-「記者は民間企業の一員。国民の代表は国会議員」 JAXVN
5. 2019年2月23日 07:55:18 : XEVb0d3sLE : djhTbnJzejRwams=[5]
メディアは、政権からの圧力を媒体を通じて
つぶさに報道すべき。

つけあがらせるだけだから
隠してはダメだ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/813.html#c5

コメント [原発・フッ素51] 福島産の食品 社員食堂で使って 復興相が経団連に要請 (NHK) 魑魅魍魎男
12. 茶色のうさぎ[-9748] koOQRoLMgqSCs4Ks 2019年2月23日 07:56:57 : nip1y0qeCg : elNLQm5td0U5NFE=[2]

 うむー♪

 やっぱ、日本共産党、高級官僚がー♪ 悪い!!ぺっ♪

 国家公務員、労働組合なんて、、廃止しろー♪ぺっ

 赤旗、志位和夫 ←殺せー♪ぺっ 東京、吉良よし子 ←落選させろー♪ぺっ

 共産党、地方議員は応援してね。ぷっ♪ 長文省略 うさぎ♂


http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/114.html#c12

コメント [政治・選挙・NHK257] 「会見は国民のためにある」と東京新聞編集局長!  赤かぶ
12. 2019年2月23日 07:57:14 : yhqgtQH9sI : YlRMQ1M4N3F5cGM=[1]
☆☆私はアベです。

☆☆偽造(ぎぞう)、捏造(ねつぞう)、安倍晋三(ゲリゾー)のアベです❗
☆☆この「スダレハゲ菅」は本当は情報公開しなければいけない「機密費=(国民の血税)」を使って
↓↓↓
☆☆☆政治・選挙・NHK255] 沖縄の基地建設に反対の「市民監視に357億円」を浪費!  赤かぶ
↓↓↓

☆☆☆☆パリでは「富裕層優遇」「燃料費高騰」で13万人規模のデモがおきました❗
しかし日本ではどうして自公政権下で重法案がいくつも「強行採決」や「国民の年金」が株に注ぎ込まれているにもかかわらず国民の暴動が起きないか?ご存知ですか???
それは
↓↓↓
「スダレハゲ菅」が機密費=(国民の血税)で「沖縄辺野古」や「沖縄高江」に全国から集めた機動隊を動員し「反対住民」を力ずくで排除しまくっています❗
☆☆☆☆刑事司法とメディアの腐敗が「歴代最悪、最低=安倍内閣の存続」の根源❗

☆☆☆☆「スダレハゲ菅」のお仕事は
❶「使いたい放題の機密費」で「第四の権力=マスメディアのトップ」や「経団連のトップ」
に毒を食らわせ報道弾圧すること❗
❷「使いたい放題の機密費」を使って、世界で一番おとなしい「日本人のデモ」を過剰警備で阻止すること❗
❸「記者会見」では馬鹿の一つ覚えの「問題ない!」「指摘には当たらない!」を
壊れたレコードのように繰り返すこと❗
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

>海外では国民の暴動は当たり前なのに❗

☆☆☆「良識ある日本国民」はデモで民意をあらわしたくても
日本には「結集できる場所」もなければ
「世界で一番おとなしい日本国民のデモ」を「スダレハゲ菅」は「使いたい放題の機密費」を使って「過剰警備」で阻止しています❗

「スダレハゲ菅」「クソ安倍政権」❗「良識ある国民」を愚弄するのもいい加減にしろ❗
「スダレハゲ菅」国民の血税「機密費」の情報公開しろぉ~~~~~❗


http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/777.html#c12

記事 [原発・フッ素51] 泊原発「活断層否定できず」 原子力規制委〜審査がさらに長期化する可能性が/nhk
泊原発「活断層否定できず」 原子力規制委/nhk
2019年2月23日 4時05分北海道で震度6弱https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190223/k10011825271000.html?utm_int=news-culture_contents_list-items_002

北海道電力泊原子力発電所の敷地内の断層について、原子力規制委員会は、22日の会合で「活断層であることは否定できない」という見解を示しました。今後、北海道電力がこの断層に活動性がないと証明できなければ、泊原発の審査はさらに長期化する可能性があります。

泊原子力発電所の再稼働の前提となる原子力規制委員会の審査では、敷地内にある断層が13万年前から12万年前以降にできた将来、動く可能性がある「活断層」かどうかの評価が最大の焦点となっています。

これまで北海道電力は「活断層ではない」と主張していますが、原子力規制委員会は22日開かれた会合で、議論の対象となっている断層のひとつについて、示されているデータでは根拠が不十分だと指摘しました。

そのうえで「活断層であることは否定できない」という見解を示しました。

新しい規制基準では、活断層の上に原子炉建屋など重要な施設の設置を認めていません。北海道電力は、今回、活断層であることが否定できないとされた断層の上に重要な施設はないとしていますが、今後の審査で、敷地内の断層に活動性がないと証明できなければ、申請から5年以上たっている審査がさらに長期化する可能性があります。

http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/116.html

コメント [政治・選挙・NHK257] 統計不正で新たに「官邸関係者」明記の圧力メールが発覚! 安倍首相「いったん戻れ」の理由はこれだったのか(リテラ) 赤かぶ
15. 2019年2月23日 07:58:58 : HRQ9JKbU0M : NW9LYTIyZ3pDUkU=[1]
東京新聞等ごく一部のメディアを除いて、ほとんどのメディアは、民主政治を希求する国民にとってこれほど重要な案件を、積極的に広く国民に報道しない。
最低か!
ゴミ糞汚物メディアめが!
何のために存在しているのか、ゴミ糞汚物メディアめが!
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/804.html#c15
コメント [政治・選挙・NHK257] 報道の側が「片棒を担ぎ始めた」自壊の構図!   赤かぶ
15. 楽老[278] inmYVg 2019年2月23日 08:00:07 : QHkUDaloVM : ZjhxY3RmLkFlOU0=[4]
>12.OFh0Y3E3aHJsb3M=:共同に「誤解を生じる」と指摘し、記事を修正させた加盟紙はどこか? ある種の犯人探しが面白い。
>14.:共同通信(社団法人)の分担金額が一番多いのが、あの放送局だという話もあるし、共同にプレッシャーもかけられる。

確かに
是非とも知りたいナ
共同に圧力をかけた忖度社を

   
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/807.html#c15

コメント [政治・選挙・NHK257] 激化する自民党「内部抗争」田畑“ゲス”議員の離党で火に油(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
5. 2019年2月23日 08:01:26 : ecAZsodHcQ : TDl2Q0gucGhRRkU=[5]
利権互助団体なんて各集団が満足している間は盤石だが、
欲に限りがないので、いずれは簡単に瓦解する。

ただ、表紙を替えて延命を図るので要注意。
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/809.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK257] 自衛隊車両の新規開発から手引くとコマツ!  赤かぶ
6. 2019年2月23日 08:01:42 : FTVWLPwUQk : Ym5UZTRrQ2RuMC4=[6]
防衛省はアメリカから買う兵器は言い値で買う。べらぼうに高い。内訳もない。買う金がなくても後年度負担という名のローンで買う。
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/808.html#c6
コメント [政治・選挙・NHK257] 「記者が国民の代表とする根拠を示せ」官邸側が東京新聞に要求(西日本新聞)-「記者は民間企業の一員。国民の代表は国会議員」 JAXVN
6. 2019年2月23日 08:06:25 : CzYJx39lTc : WmRkYlpQOHpRUk0=[7]

>>01さんのコメントに賛成。

『1. 2019年2月23日 07:43:56 : I11qjbLg9o : OFh0Y3E3aHJsb3M=[3] 報告

 東京新聞以外のメディアも怒れ!

 菅に質問しても面白い。「あなたは国民を代表している国会議員ですか? 根拠

を示せ」と。

 菅は「選挙」と答えるかなぁ。

 としたら、東京新聞は発行部数と答えればいい。

 菅の得票数って幾ら? 10万票を超えるくらい? で、東京新聞の発行部数は

50万部前後。東京新聞は名古屋の中日新聞グループだから、中日新聞系列の発行

部数を全部足すと300万部近く行く。

 菅よりもはるかに国民の支持を得ている。

 違う? 官邸の“圧力質問”に対する答えはこれでいいんじゃない。 』

http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/813.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK257] 国民民主党、自由党との話し合いで原発ゼロの復活を努力。(かっちの言い分) 一平民
11. 2019年2月23日 08:07:28 : G8pg0pL4va : UzJMamVhMWJiV1k=[1]
野党の覇権争いに火をつけたのが小沢自由党代表、火に油を注いでいるのが石破やアントニオ、巻き込まれたのが立民、対岸で(裏で焚きつけながら)ほくそ笑んでいるのが阿部官邸。
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/798.html#c11
コメント [政治・選挙・NHK257] 日本性奴隷史観<本澤二郎の「日本の風景」(3252)<自民党代議士・田畑毅の強姦事件はやくざの手口> 笑坊
1. 2019年2月23日 08:08:25 : hE3PRSoheQ : aDMueWFCSkFsbkU=[11]
 
 日本は 今でも 犯罪国家だ 犯罪的な政治国家なのだ

 ===

 広島の 警察署の内部で起こった8千万の盗難でさへ 犯人を検挙しなかった
 本人自殺(他殺かもしれない)で 一件落着になりそうだ
 警察の発表は 到底信じられないし いろんな噂が出ている様だから 
 噂の方が 正しいのだろう 何しろ 本人が 死ぬのを待っていたらしいが
 その人の 名前さへ 公表されていないのだから 自殺者が いたのかいないのかさへ不明だ
 
 ===

 特殊詐欺と分かっていながら 警察は逮捕しないのだから 警察が 詐欺師を擁護しているとしか
 思えない
 
 ===

 安倍から 安倍一族から 仲間から やくざ・詐欺師に至るまで 誰も逮捕されない
  

 

http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/815.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK257] 国民民主党、自由党との話し合いで原発ゼロの復活を努力。(かっちの言い分) 一平民
12. 2019年2月23日 08:11:02 : G8pg0pL4va : UzJMamVhMWJiV1k=[2]
>上 失礼、安部官邸の間違い

http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/798.html#c12
コメント [政治・選挙・NHK257] 日本性奴隷史観<本澤二郎の「日本の風景」(3252)<自民党代議士・田畑毅の強姦事件はやくざの手口> 笑坊
2. 2019年2月23日 08:11:28 : hE3PRSoheQ : aDMueWFCSkFsbkU=[12]

 おそらく 中国には 日本の様な 詐欺師は いないだろう

 見つかれば 死刑になるのではなかろうか??
 
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/815.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK257] 毒饅頭 大日本アベノミクス もうどうにもとまらない  赤かぶ
1. 2019年2月23日 08:11:49 : m0XPoac9e3 : MU5WOTJZNlIwUmM=[1]
こやつの口調、珍歩と同類だな。
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/812.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK257] 原発事故避難 国、東電賠償命令。まだ司法の中には行政に毒されていない裁判官がいる。(かっちの言い分) 一平民
8. 2019年2月23日 08:12:24 : bc0qCBGY5c : NjJ6bnltam16ZVE=[1]
   
  
 
安倍の犯罪を隠すために虚偽報道に終始して
関東圏の人を被爆させたNHKに対する訴訟を起こすべきとき

『(5年以上前から)ずっと汚染水垂れ流してたけど隠してました』
NHKは海外に向けこっそり報道、日本国内向けには一切報道せず
http://pd.kzho.net/1550786496146.jpg

受信料で巨額な東電債を購入、東電ずぶずぶNHK
http://pd.kzho.net/1550786496425.jpg


19/02/22(金) 07:01:36
https://kzho.net/jlab-giga/

  
   

http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/738.html#c8

コメント [原発・フッ素50] 立憲民主党よ、原発争点で勝つには、福島原発事故で公害が起きてることを証明しないと無理だ。頑張れ! 命を大切に思う者
54. 茶色のうさぎ[-9750] koOQRoLMgqSCs4Ks 2019年2月23日 08:12:25 : nip1y0qeCg : elNLQm5td0U5NFE=[0]

 まぁ、これだけの証拠だから、裁判でも勝てるね。ぷっ♪

 なお、国政選挙では、共産党、志位和夫は、安倍の別働隊だから注意してね。

 やっぱ、現実的には、立憲かなー♪

 ボク? 理想主義w 社民、自由、立憲の順番。 福島さん💛 太郎ちゃんwww

 なお、立憲から立候補の、マコさんだけは、、当選させろー♪ 応援♪ うさぎ♂


http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/882.html#c54

コメント [政治・選挙・NHK257] 報道の側が「片棒を担ぎ始めた」自壊の構図!   赤かぶ
16. 2019年2月23日 08:16:53 : ABPExKQ6Vk : REhURHl6ZS52bm8=[1]
>1. 日本の終わり
>あらゆる面で劣化
>もう落ちていくだけだ

明治維新そのものがテロによる国家転覆だった

町衆の田布施が下級武士に潜り込み
伊藤博文がグラバー邸で着着とテロのシナリオをかいていた

その後応仁の乱を沈下させ日本独自の安定した文化をはぐくんで来ていた
中国はアヘンで西洋が支配に成功したが日本は落とせなかった

そこで武士によるテロを画策した

偽天皇をつくり錦の御旗をかけさせ
それまでの安定していた日本を崩すことに成功した

その後皇居は吉原状態になり子だねのない大正天皇が子を生み
顔の違う兄弟ができた

今の安部はテロのそれまでの日本を消耗し尽くした結果だろう

テロの末裔はこのようなもの

西洋の東洋支配の結果だろう
西洋文化なんてこのくらいの程度のものだろう

http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/807.html#c16

コメント [政治・選挙・NHK257] 日本性奴隷史観<本澤二郎の「日本の風景」(3252)<自民党代議士・田畑毅の強姦事件はやくざの手口> 笑坊
3. 2019年2月23日 08:17:25 : hE3PRSoheQ : aDMueWFCSkFsbkU=[13]

 犯罪者集団 安倍一族を 完全に擁護した 麻生は ご褒美として
 
 水道の民営化で 水道事業の 美味しい所だけを 法律まで作って 

 
 強奪するようだ
 
 この法律の 面白いところは 美味しくない所は 食べなくても良い という

 強盗犯にとっては 夢の様な 法律だ
 
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/815.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK257] アントニオ猪木参院議員が国民民主党会派入りを表明、その陰で安倍晋三首相と昭恵夫人が居酒屋「UZU」を舞台に、反社会的勢力 笑坊
3. 2019年2月23日 08:17:58 : m0XPoac9e3 : MU5WOTJZNlIwUmM=[2]
ヘタガキだからどこまでホントかは判らん。

エーカゲンなモンがタマに当たるというから、読めないんだよな。
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/800.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK257] 役人に責任転嫁で幕引?統計不正「官邸関与陰謀説」の笑止(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
12. 2019年2月23日 08:18:27 : FTVWLPwUQk : Ym5UZTRrQ2RuMC4=[7]
役人諸君、よく見ておけ、いつまでも安倍や麻生そして菅についていってもろくな目には合わない。奴らは利用した人間を簡単に切り捨てる。

真実を話せない仕事ならもうやめておけ。命懸けで安倍を守った佐川は日本中に恥をさらして切り捨てられた。公文書を書き換えさされた財務省の役人は自殺に追い込まれた。

いずれにせよ安倍も麻生もまもなく権力の座を失うのだよ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/784.html#c12

記事 [スポーツ1] 香田誉士史 4.5. 日刊スポーツ

暗くて地味で情けなかった/香田誉士史4


2/22(金) 6:01配信

日刊スポーツ

暗くて地味で情けなかった/香田誉士史4


05年夏2連覇を達成した駒大苫小牧ナインは田中(中央)を中心に大喜び。手前は松橋


95年の赴任当初、全国屈指の強豪だったアイスホッケー部やサッカー部が肩で風を切る横で、室蘭地区予選すら突破できない駒大苫小牧野球部は目立たなく、香田の言葉を借りれば「暗くて、地味で、情けなかった」。そんな情けないチームを形にするには、どうしたらいいのか。技術がないなら、せめて恥ずかしくない態度を身に付けさせたい、と考えた。

【写真】 香田誉士史氏

自転車で球場まで移動する時に2人乗りはしない。カバンや靴はきれいに並べて置く。返事、あいさつはきちんとする。「野球はすぐにうまくなれないけど、そういう部分は変われるだろ」。駒大苫小牧といえば、大きな声でのあいさつ、道具を扱う際の気配りなど、今や道内一と言っていい。むしろ徹底されすぎていて怖いくらいだが、土台はこの頃に作られた。

24歳の熱血監督と甲子園など夢にも思わなかった高校球児の距離は、簡単には縮まらなかった。それでも、当時の話になると、香田の表情はパッと輝く。

香田 あの頃が一番面白かったな。あいつらのおかげで勉強になったし、あのスタートがあったから、その後もあった。

赴任して2年目の96年夏、さっそく結果が表れた。室蘭地区で春の北海道大会を制した苫小牧工を撃破し、13年ぶりに南北海道大会へ駒を進めたのだ。南北海道大会では初戦突破も、準々決勝で北海に2−3で敗退。紙一重の勝負だった。勝った北海は、甲子園出場を決めた。

香田 悔しくて、球場を出る時に泣いていた。あの時、甲子園との距離が見えた気がした。泣きながらも明確な自信が湧いてきた。

97年以降、駒大苫小牧は室蘭地区を勝ち上がり南北海道大会の常連となっていく。道具を一切使わない駒苫名物の想定練習や人さし指を掲げるNO・1ポーズ、そして雪上ノック。あふれ出るアイデアが全国制覇への道を加速させた。

当時、北海道でしのぎを削った指導者たちが香田を語る時、必ずと言っていいほど口にするのが「徹底力」や「反骨心」という言葉だった。同じ71年生まれで古豪・北海の監督として16年夏の甲子園で準優勝した平川敦(46)は言う。

平川 駒苫といえば、やっぱり機動力。野球自体が違った。リードの出方、走るタイミング、ベース前の加速の仕方、ランナーの意欲も常に全力。熱くて、激しくて、泥臭い。

フライでも、走者は次の塁にスライディングをしてからベンチへ戻った。守備のミスを想定しているからだ。「あんな無駄なことをさせて、どうするんだ」。あざける人もいたが「常にやっているから、とっさにできる」と平川は思っていた。

一瞬でも、諦めない。夏の甲子園で常勝を誇った04〜06年の3大会は、14勝のうち逆転勝ちが8試合。5点差、6点差もはね返した。もちろん、運はあった。驚くような投手起用がはまり、監督のサインミスを選手が救った。勝機では吹奏楽部員が奏でるチャンステーマに乗って、一気に相手をのみ込む猛攻撃。その戦いぶりは、香田がチームへ注ぎ込んだ信念を如実に表し、勝利の女神を魅了した。(敬称略=つづく)【中島宙恵】

(2018年1月30日付本紙掲載 年齢、肩書などは掲載時)


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190222-00485581-nksports-base


駒苫以外のイメージ沸かないでしょ/香田誉士史5


2/23(土) 6:01配信

日刊スポーツ

駒苫以外のイメージ沸かないでしょ/香田誉士史5


17年11月、西部ガスの新球場で打撃練習を見守る香田監督


その日の天気予報は雨だった。香田は駒大苫小牧の監督として01年夏、03年春と甲子園出場を果たしたが、いずれも1点差で初戦敗退。迎えた03年夏のことだった。初戦の倉敷工(岡山)戦は序盤から打線がつながり大量8点をリードも、試合前のノックから降り出していた雨が次第に強まり4回途中で降雨ノーゲームに。翌日、仕切り直しの一戦で敗れた。

【写真】05年夏2連覇を達成した駒大苫小牧ナインは田中を中心に大喜び

香田 勝ちが欲しくて欲しくて…。選手ではなく、俺自身が気持ちを切り替えることができなかった。俺は甲子園で勝てない監督なのか、勝負師にはなれないのかっていう劣等感に押しつぶされそうだった。

降雨ノーゲームで甲子園初勝利が流れてから1年後、04年夏の初戦を控えた甲子園の室内練習場は、妙な熱気に包まれていた。現駒大苫小牧監督で、当時主将だった佐々木孝介(3年)の手には、前年悔し涙を流した卒業生からの手紙があった。「甲子園での悔しさは、甲子園でしか晴らせない」。ミーティングの様子を練習場の隅で聞いていた香田は、選手よりも号泣していた。

佐々木 僕らは「香田信者」でした。監督の不器用で繊細な部分が、選手に伝わってくるんです。勝った日の夜は必ず宿舎のホールでニコニコして「熱闘甲子園」を見ていましたね。

泣いたり、笑ったり。威厳のある監督ではなかったかもしれない。それでも、香田が口にする「全国制覇」は、いつも本気だった。04年夏、初戦の佐世保実(長崎)戦でようやく甲子園勝利監督となった香田は、一気に頂点に上り詰めた。大会史上最高打率で初優勝したメンバーは全員、北海道出身者だった。

初優勝から3年後、香田は監督を辞し、翌08年に駒大苫小牧を去った。「指導者として情けなかった」との思いをかみしめて。05年には57年ぶりの夏の甲子園2連覇を果たしたが、部内で相次ぐ不祥事にチームは何度も空中分解しかけた。06年、それでも夏に3年連続で甲子園の決勝へ進んだ。南北海道大会まで主将を務めた田中将大(現ヤンキース)がエースだった。決勝で演じた斎藤佑樹(現日本ハム)擁する早実(西東京)との2日間にわたる熱戦は、球史に残る名勝負として語り継がれている。

香田 もめ事が多くて、選手には寂しい思いをいっぱいさせてしまった。将大の存在が大きかった。あいつの精神力は無条件に強い。それを見せつけられた。

「ほんの遊び心で」入学時には捕手だった田中を公式戦に登板させた頃が、懐かしく思えた。最後の夏は胃腸炎に苦しみながらも絶対エースとして君臨した右腕に、感服した。

高校球界と決別し、時は流れて昨年11月、福岡に拠点を置く社会人野球の西部ガスで監督に就任した。実に10年ぶりの「監督」復帰だった。

香田 高校野球という舞台で、俺が別の高校の監督をしているイメージは湧かないでしょ。踏み出せない。怖さもある。それに、経験したことのないステージで試したかった。

新たな道を歩み始めたが、甲子園の思い出が色あせたわけではない。

再び、時を準優勝した06年夏に戻そう。閉会式後のことだった。早実・和泉実監督(56)の胴上げを見届けた選手たちが「監督、胴上げ、お願いします」と集まってきた。ひっそりと甲子園で行われた、もう1つの胴上げ。香田の体が、宙を舞った。

香田 あいつらとはわかり合えなかったと思っていたけど、体が浮いた瞬間、全てが吹っ飛んだ気がして、涙ボロボロだった。優勝した時より、涙が止まらなかった。

「薄っぺらい」と感じていた教え子たちとの絆は、しっかりとつながっていた。「奇跡の夏」が、終わった。(敬称略=おわり)【中島宙恵】

(2018年1月31日付本紙掲載 年齢、肩書などは掲載時)


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190223-02170440-nksports-base

http://www.asyura2.com/09/sports01/msg/574.html

コメント [原発・フッ素51] 福島産の食品 社員食堂で使って 復興相が経団連に要請 (NHK) 魑魅魍魎男
13. 2019年2月23日 08:21:57 : yX0et7IdDg : VVRvN2c5QzY4VXM=[1]
風評被害を無くす為には まず関係各省庁、東電、マスコミの社員食堂で使ってから
民間企業に協力を求めるのが普通。
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/114.html#c13
コメント [政治・選挙・NHK257] 激化する自民党「内部抗争」田畑“ゲス”議員の離党で火に油(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
6. 楽老[279] inmYVg 2019年2月23日 08:22:18 : QHkUDaloVM : ZjhxY3RmLkFlOU0=[5]
自民の内部抗争を蟻の一穴天下の破れとしなければならない。

田畑変態議員を辞職させれば二階派の横暴を抑えることにも、路中チュウ変態議員の台頭も抑制できる。
魔の3回生問題を大きく取り上げて政界浄化を

    

http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/809.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK257] <いまの小沢一郎ならうってつけだ!>小沢一郎はいますぐアントニオ猪木と訪朝すべきである  天木直人  赤かぶ
10. 2019年2月23日 08:22:58 : m0XPoac9e3 : MU5WOTJZNlIwUmM=[3]
>8

猪木だけじゃ無く、その猪木に憧れレスラーになったけど、政治家にはなれなかった高田延彦もだよ。自分達が格闘技でメシを食えるのは、平和な時代だからという事を知ってから、リベラルになった。

一方で政治家になった元レスラーは、アベの下僕で、国賊朝鮮野郎の長州力の弟子の馳浩、格好良い女を棄てた神取忍、小沢と郷土に刃向かったザ・グレート・サスケという具合に、ロクなのがいない・・・・・・。


http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/791.html#c10

コメント [政治・選挙・NHK257] 報道の側が「片棒を担ぎ始めた」自壊の構図!   赤かぶ
17. 地下爺[5076] km6Jupbq 2019年2月23日 08:24:09 : 4Exlh1atJU : RXkveWhSL05OSms=[8]
             ↑↑


  ほんと もう駄目な 気がする。  

  でも 大丈夫 立ち直れる と思う。


  人は 何時だて 人を 愛することができる。
  
  だから 立ち上がることが できる。

 神バラードの3曲!! 玉置浩二 あなたに 君がいないから メロディー
 https://www.youtube.com/watch?v=ewetRw2ar10&list=RDdEmR3CYBigo&index=6
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/807.html#c17

コメント [政治・選挙・NHK257] 先ほどの北海道厚真町の地震は苫小牧での炭酸ガスの地中貯留実験CCSによる人災と呼ばざるを得ないと鳩山由紀夫元首相 完璧帰趙
55. 2019年2月23日 08:24:33 : vNk4RlcvHk : Nlc2Ry9lQS92Lms=[12]
地震予告が米国から来る理由〜ベクテル社というボーリング会社が工事に参加した所で地震が起こる

るいネット

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=247224
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/782.html#c55

コメント [政治・選挙・NHK257] 統計不正で新たに「官邸関係者」明記の圧力メールが発覚! 安倍首相「いったん戻れ」の理由はこれだったのか(リテラ) 赤かぶ
16. 2019年2月23日 08:25:59 : HRQ9JKbU0M : NW9LYTIyZ3pDUkU=[2]
こんな嘘とでたらめで塗り固める権力者の横暴さで民主的に行われるべき行政がネジ曲げられる現実があっても、広く国民に伝えられなく、その横暴さがやりたい放題黙殺されている。
権力者と二人三脚をしながら日本をぐちゃぐちゃにして日本の富を奪いとることを目論んでいる半島系の悪徳宣伝屋。
その半島系の悪徳宣伝屋に広告で奴隷化されてしまい、国民にとっては公害のようなゴミ糞メディア。
そんな構図のもと、権力者の横暴さに国民はやりたい放題にやられっぱなしだ。
日本に民主社会を担保しようと思うなら、いの一番に取り組むべきことは、“半島系の悪徳宣伝屋退治”だと思うぜ!
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/804.html#c16
コメント [政治・選挙・NHK257] 統一名簿「可能性は1%」=立憲会派の岡田元外相(時事)「国民・立憲の統一名簿は事実上不可能」と岡田氏 完璧帰趙
23. 2019年2月23日 08:29:26 : 0cTbGR7B5c : dE4zWUhJejh0YU0=[1]
統一名簿といっても2012年分裂前の民主党に戻るだけ。それで選挙に勝てると思う根拠がわからない。
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/802.html#c23
コメント [政治・選挙・NHK257] 「記者が国民の代表とする根拠を示せ」官邸側が東京新聞に要求(西日本新聞)-「記者は民間企業の一員。国民の代表は国会議員」 JAXVN
7. 楽老[280] inmYVg 2019年2月23日 08:30:59 : QHkUDaloVM : ZjhxY3RmLkFlOU0=[6]
>1.OFh0Y3E3aHJsb3M=:

面白い考え方ですね。
『官邸の“圧力質問”に対する答えはこれでいい』絶賛同意

   
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/813.html#c7

コメント [政治・選挙・NHK257] 統計不正の“単独犯”務まるか?中江元秘書官のポンコツ伝説(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
9. 2019年2月23日 08:32:55 : CzYJx39lTc : WmRkYlpQOHpRUk0=[8]

【阿修羅も官邸に不利な拍手を妨害】

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http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/797.html#c9

コメント [政治・選挙・NHK257] 「記者が国民の代表とする根拠を示せ」官邸側が東京新聞に要求(西日本新聞)-「記者は民間企業の一員。国民の代表は国会議員」 JAXVN
8. 2019年2月23日 08:34:34 : NNHQF4oi2I : WXhzeVFYNXV5aGc=[1]
小選挙区制度の欠陥だ


  立候補試験くらいは 選挙に必要
安倍の様な 学歴詐欺の排除 が必要
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/813.html#c8

コメント [政治・選挙・NHK257] 安倍官邸へのソンタクは報道の自殺行為!  赤かぶ
8. 2019年2月23日 08:36:20 : m0XPoac9e3 : MU5WOTJZNlIwUmM=[4]
もうメディアは死んでるよ、ハナから機能しないじゃないか。

その死んだメディアの情報鵜呑みにしてる珍歩が云うことか。
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/783.html#c8

コメント [政治・選挙・NHK257] 桜田“遅刻”大臣で審議中断 国会はまるでガキのケンカの場(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
2. 2019年2月23日 08:38:43 : m0XPoac9e3 : MU5WOTJZNlIwUmM=[5]
ゲンダイなんかに云われたくは無いと桜田とバグは思ってるかも知れないが、時間を守らない、しかもちゃんと謝罪しないというのは、相手に「こいつは誠心誠意が無いな」と社会常識の無さを暴露してるんだよ。

アホバグも社会常識が無いから、安倍の味方するんだろうが。
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/795.html#c2

記事 [近代史3] 雅子という女は凄い女 _ 気に入った相手とは手当たり次第という感じ _ 男性経験は20人は超えている

それにしても雅子という女は凄い女です。
気に入った相手とは手当たり次第という感じです男性経験は20人は超えている
https://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/68610e019843f20695a65523fb7823aa


それにしても雅子という女は凄い女です。気に入った相手とは手当たり次第という感じです
白人か黒人かも噂に出ない人数を合わせれば男性経験は20人は超えていると思います。


2018年4月26日 木曜日

◆【雅子妃】男性遍歴B婚約直前まで行った福田元総理の孫;越智隆雄現自民党衆議院議員 2015年4月3日 伏見顕正の政経塾と四柱推命


皆さんお元気ですか?

また出来てきました雅子の昔の男(笑)たたけば埃の出る女ならず、【たたけば昔の男が出る女】です。

越智隆雄という男は、福田赳夫元総理の娘が大蔵官僚の越智道雄に嫁ぎできた子で、孫に当たります。

同じく福田赳夫の孫で、チノパンの夫となった横手真一と同じく、慶應の幼稚舎から慶應義塾大学の経済学部までというコースは全く同じです。

就職も横手真一は三菱銀行(のちゴールドマンサックス)越智隆雄は住友銀行(後父越智道雄の秘書)というのも似ています。

祖父の赳夫が小和田恒を可愛がっていたこともあり、幼少の頃から小和田家と越智家は家族ぐるみの付き合いをしていました。

小和田家と越智家は一緒にスキーに行ったり、雅子の母の小和田優美子が、着物に「福」の字を入れて、福田家に忠誠を誓うようなこともしていました。

その中で年の近い雅子と隆雄は次第に親しくなり、雅子が外務省に入ったころに結婚を視野に入れた真剣な交際を始めました。

特に雅子がイギリスのオクスフォード大学に留学中に、隆雄も「フランスのエセック大学に留学したいと言い出し、父親の道雄から「なんでフランスなんだ?」と聞かれて「好きな女がイギリスにいるから」と答えたそうです。

そして二人は、ドーバー海峡をお互い行ったり来たりして逢瀬を楽しみます。

わざわざ、イギリスから海峡を渡って隆雄に会いに来て、「お茶と食事がすんだらさようなら〜」なんてことは常識的に考えて無いでしょう。お互い愛を確認しあったことは想像に難くありません。

しかし、気になるのはこの英国留学中の雅子の男関係です。

オクスフォードに一緒に留学したT氏と深い関係に落ちていました。

また白人男性との交際もありました。

少なくても三股はかけていたことになりますね(驚)

凄い女です。性欲が強いのはよくわかりますが、三人の男とのスケジュール管理もしっかりダブルブッキングしないようにやっていたのでしょう。

一人とSEXしているときに他の二人にばれないように完璧にやっていたんですね。

確かにこの時期男同士がかち合ってトラブルという話は聞きませんでした。

こういう能力はあるんですね(笑)

こんな雅子でも越智隆雄は真剣に愛していました。

二人とも帰国後に、越智家の方から、プロポーズしたのですが、小和田家は断っています。この辺の事情は、雅子入内後に、落ちとの関係を週刊文春や写真誌が掲載してたたいていました。

なぜなら、ハーバート→東大→外務省という箔付けが完了した今、一度断られた皇太子妃に名乗りを上げる環境が出来上がっていたからです。

皇室に食い込み権力と権勢欲を握りたい小和田恒がそのチャンスを逃すわけはありません。

また1988年当時に大勢いたお妃候補も、皇太子のちびで不細工な容貌で、早々と他の男と婚約したり、結婚したりして逃げ、残っていた候補も、ここが重要なところですが、創価学会が一人ずつスキャンダルを捏造し、辞退に追い込んでいました。

最終時点で残っていたのは、雅子と久邇(くに)晃子さんとタレントで皇太子のアイドルだった柏原好恵の三人でした。

柏原は早々に逃げるために「ヌード写真集」などを出して、自分が候補から抜けるように工作しました。

最後は雅子と久邇(くに)さんでした。

宮内庁は久邇(くに)さんを押していましたが、そこに皇族の小和田のトロイの木馬の高円宮夫妻が出てきて、自宅で皇太子と雅子を合わせたり、外務省の小和田の後輩の柳谷謙介が自宅を提供して二人を合わせたりして、水面下の工作をやり、女性経験のない皇太子は雅子にころっとつかまってしまいました。

久邇(くに)さんの方も着物まで準備して、待っていたところに、皇太子側が勝手に雅子内定記者会見を開いて、宮内庁と両殿下を出し抜きました。

小和田―高円宮―創価学会―外務省の連携工作にしてやられた【朝鮮女雅子入内事件】です。

それにしても雅子という女は凄い女です。気に入った相手とは手当たり次第という感じです

今も白人国家の元首があいさつに来たら出迎えに出ますが、黒人国家の元首が来たら絶対に出てきません。アメリカ時代に、黒人の子供を堕胎した経験がトラウマになっていて、出てこれないそうです。

名前が出た男だけでかなりの人数がいますから名前やイニシャル、白人か黒人かも噂に出ない人数を合わせれば男性経験は20人は超えていると思います。

雅子は、祖父から水俣病患者の怨念父から創価学会関係の邪気を受け継いで皇室に入りました。逆に言うと婚約を破棄された越智隆雄は変な悪霊を持ち込まれずラッキーだったかもしれません。

それでは越智隆雄の命式を見てみましょう。


(私のコメント)

たまたま「雅子妃 男性遍歴」でググると多くの記事が出てきます。皇室を侮辱するようなすざましい記事なのですが、名誉毀損で消されることもなくネットで読むことができます。本当の話かどうかは私にはわかりませんが、このようなことはマスコミで報道されることはないようだ。

最近では、眞子さまの相手の小室圭氏との話題がありましたが、小室氏にもいろいろと良からぬ噂話があるようで、成り行きが注目されます。皇太子と雅子妃が結婚されたのは1993年であり、インターネットは普及しておらず、情報はマスコミがほとんどコントロールしていた。だから雅子妃の男性遍歴が広まる事はなかったようだ。

「株式日記」でも雅子妃のことは何度か書きましたが、外務省と創価学会関係に関してであり、男関係のことはまだ知らなかった。ネットでこのような事が書かれても名誉毀損で消されないのは、明らかな事実もあるからであり、越智隆雄現自民党衆議院議員との仲は公然の事実だったようだ。

記事にもあるように、「その中で年の近い雅子と隆雄は次第に親しくなり、雅子が外務省に入ったころに結婚を視野に入れた真剣な交際を始めました。」という事ですが、しかし、「二人とも帰国後に、越智家の方から、プロポーズしたのですが、小和田家は断っています。」という事です。

相手としては、今は国会議員をしている福田元総理の孫なのだから相手に不足はないはずだ。つまり小和田家としては最初から皇太子の嫁の座を狙っていたわけだ。そして、「ハーバート→東大→外務省という箔付けが完了した今、一度断られた皇太子妃に名乗りを上げる環境が出来上がっていたからです。」ということで小和田恒の野望はかなった。

私は当時はテレビで報じる程度のことしか知らなかったが、ネット化社会になって雅子妃や小和田恒の良からぬ噂を「株式日記」で何度か書くようになった。気の毒なのは皇太子であり、20人もの男性遍歴のある雅子にしてみれば皇太子を手玉に取ることは簡単だっただろう。

記事では、「残っていた候補も、ここが重要なところですが、創価学会が一人ずつスキャンダルを捏造し、辞退に追い込んでいました。」とありますが、スキャンダルの巣窟とも言える雅子が残り、多くの他の候補が創価学会にスキャンダルを捏造されたとありますが、本当なのだろうか。

皇太子妃ともなれば、マスコミの注目の的となりますが、テレビでは一切このような事が報道されなかったのは、やはり創価学会の影響があるのだろうか。雅子妃は結婚後はひきこもり状態となり公務ができない状況ですが、やはり後ろめたい過去があるからだろうか。皇太子はこの事をどこまで知っているのだろうか。

皇室に雅子妃が入ったことで、天皇家は亀裂が入って影が差しているような感じですが、皇太子が女を見る目がなかったことが原因なのだろう。「宮内庁は久邇(くに)さんを押していましたが、」とありますが、そのほうがよかったように思える。顔つきからして皇太子と合いそうの思える。

一番悪いのは小和田恒であり、強引に雅子を皇室に送り込むことに成功した。それができたのも創価学会などのバックがあったからでしょうが、皇太子が天皇に即位した後の日本はどうなるのだろうか。雅子皇后が本性を表してくるかもしれない。

https://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/68610e019843f20695a65523fb7823aa

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/265.html

コメント [政治・選挙・NHK257] ウーマン村本「テレビは真実を伝えてない」に宇賀なつみアナが涙浮かべ同意、一方、羽鳥慎一は黒い本性全開で全否定(リテラ) 赤かぶ
37. 2019年2月23日 08:40:45 : hE3PRSoheQ : aDMueWFCSkFsbkU=[14]

 AKBの枕営業?? 

 確かに あると思うのだが それは 電通が撒いた「エサ」だと思うな〜〜
 一流企業の社長に AKBの少女を抱かせて 写真を撮って 社長を脅すと

 餌に食いついた社長を 押さえれば 電通のコマーシャルは 半分 成功した様なものだ
 
 ===

 しかし それだけでは 社長も警戒して 食いつかないので 超有名人の女優が
 ファミリーパーティーを開いて 一回で落とすのではなく 徐々に落としていく
 手法を取っているのでは なかろうか??
 

 
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/789.html#c37

コメント [政治・選挙・NHK257] 小沢の狙い 参議院選挙で安倍退陣 石破と大連立  赤かぶ
24. 2019年2月23日 08:42:02 : 1gfy8eT9pc : ZkQ4VHBvd01mdjI=[2]
田中派復活である。
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/787.html#c24
コメント [政治・選挙・NHK257] 「記者が国民の代表とする根拠を示せ」官邸側が東京新聞に要求(西日本新聞)-「記者は民間企業の一員。国民の代表は国会議員」 JAXVN
9. 2019年2月23日 08:45:19 : bTk1ejWc0U : YmpySC5VcTAwUi4=[2]
その通り 国会議員が表で選ばれたといいうのなら
記者は発行部数で選ばれた

記者はむしろ国民の代表として
国民の知りたいこと、国民に知らさなければならない質問をしなくては
いけないという気概を持たなくてはいけない

さもなければ権力やスポンサーの意見を伝えるだけの御用記者となる
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/813.html#c9

コメント [政治・選挙・NHK257] 暴露!辺野古移設でも普天間は返還されない?  赤かぶ
3. 2019年2月23日 08:45:28 : GUaDIbwXwo : c1Z4Y0psZU1CMTY=[1]

「国家」という言葉に失礼。

「国家」という言葉のみでは、民主主義か否か、公正公平か否か、などの意味は含まれていない。

「植民地放送協会」「経団連放送協会」などの方がベター。
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/803.html#c3

コメント [経世済民131] 「2050年の日本は犯罪大国になる」とジム・ロジャーズが予測する理由(ダイヤモンド・オンライン) 赤かぶ
31. 2019年2月23日 08:48:16 : wDouMfijsM : WllhMjNKMzVSYmM=[1]
30年も先の話なんて 分からない

つまらない予測だ

その時になってみないとわからないだろう

心配したってしょうがない、

にさんにち すれば忘れてしまう話だ。

東京オリンピック後のほうが気になる



http://www.asyura2.com/19/hasan131/msg/229.html#c31

コメント [政治・選挙・NHK257] <いまの小沢一郎ならうってつけだ!>小沢一郎はいますぐアントニオ猪木と訪朝すべきである  天木直人  赤かぶ
11. 2019年2月23日 08:49:24 : 1gfy8eT9pc : ZkQ4VHBvd01mdjI=[3]
まさに「アジア平和党」である。自民党は「アジア分断党」になる。
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/791.html#c11
コメント [近代史3] 雅子という女は凄い女 _ 気に入った相手とは手当たり次第という感じ _ 男性経験は20人は超えている 中川隆
1. 中川隆[-11916] koaQ7Jey 2019年2月23日 08:51:21 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[58]

知らぬが仏、まあ知恵遅れの皇太子にはわからないだろうな(嘲笑い)


2019.02.23
皇太子殿下の“誕生日会見”を拝して——秋篠宮殿下との違い
https://rondan.net/16492#comment-4602


Contents

1 皇太子として最後のお言葉
2 明るい前向きな内容
3 女性宮家、皇族復帰に言及
4 秋篠宮殿下の大嘗祭発言にについて
5 雅子さまのご体調は快復傾向に
6 愛子さまとのコミュニケーションも順調
7 まとめ


皇太子として最後のお言葉

本日、2019年2月23日は、皇太子殿下が、皇太子として迎える最後の誕生日です。来年のこの日は新天皇の誕生日となります。

この日を迎え誕生日会見が開かれ、皇太子殿下は、天皇に即位するお気持ちを率直に述べられました。

先の秋篠宮殿下の誕生日会見が「大嘗祭を簡素に」とか「眞子さまと小室圭さんの婚約はこのままではできない」など物議と波乱を呼ぶ内容でしたが、今回の皇太子殿下の会見は温和でとても明るい前向きな内容でした。順調な家庭事情を反映しているかもしれません。

東宮家におかれては、雅子さまの適応障害や、愛子さまの不登校など、その歩みは必ずしも平たんではありませんでした。しかし御代替わりを間近に控え、皇太子殿下の威風と仁徳がますます増しているように思えます。

これが天皇になる人間の宿命でしょうか?


関連記事皇太子殿下、お誕生日会見「全文」
2019年2月23日
明るい前向きな内容

皇太子殿下は、4月末で譲位される両陛下のこれまでの歩みに感謝しながら、自身が即位したならば両陛下にならい「国民を思い、国民のために祈」り、「国民に常に寄り添い、人々と共に喜び、あるいは共に悲しみながら、象徴としての務めを果たして」いくと仰りました。


これからのことを思うと、とても厳粛な気持ちになりますが、引き続き自己研鑽(けんさん)に努めながら、過去の天皇のなさりようを心にとどめ、国民を思い、国民のために祈るとともに、両陛下がなさっておられるように、国民に常に寄り添い、人々と共に喜び、あるいは共に悲しみながら、象徴としての務めを果たしてまいりたいと思います。ま

皇太子殿下誕生日会見(2019.2.23)
また、少子化や高齢化の問題について言及され、諸外国の経験や知識を参考にしながら、この問題について考えていくことが必要な時代になっていると言及され、「今後は、この多様性を、各々が寛容の精神をもって受け入れ、お互いを高め合い、更に発展させていくことが大切になっていく」という諸外国との調和を重要視する発言もありました。

女性宮家、皇族復帰に言及

また皇族が極端に減るなかで、時代に合った対応が必要ではないかとの発言。


皇室の将来像についての御質問については、男性皇族の割合が減り、高齢化が進んでいること、また、女性皇族は結婚により皇籍を離脱しなければならないということは、将来の皇室の在り方とも関係する問題です。ただ、制度に関わる事項については、私からこの場で言及することは控えたいと思います。……

同時に、その時代時代で新しい風が吹くように、皇室の在り方もその時代時代によって変わってくるものと思います。私も、過去から様々なことを学び、古くからの伝統をしっかりと引き継いでいくとともに、それぞれの時代に応じて求められる皇室の在り方を追い求めていきたいと思います。

具体的な内容についてもちろん言及されませんでしたが、増え続ける公務に対応するためにも、女性宮家や、旧家の皇族復帰などを検討してほしいとの皇太子殿下の願いを感じ取ることができます。


秋篠宮殿下の大嘗祭発言にについて

また昨年の秋篠宮殿下発言では、大嘗祭を簡素にすべきと発言し、「聞く耳を持たなかった」と宮内庁に対して異例の発言をされました。

この発言内容が陛下や皇太子殿下とどの程度共有されているのか疑問だったのですが、皇太子殿下は政府の決定に理解を示しました。


即位に関わる一連の皇室行事の在り方については、平成のお代替わりの折の前例を踏まえ、政府において十分な検討を行った上で決定したものと理解をしております。また、様々な事項の決定については、私も折々に説明を受けてきております。したがいまして、今回政府が決定をした内容について、私がこの場で何か述べることは控えたいと思います。

政治的発言にならぬよう細心の注意を払われている様子がうかがえます。

雅子さまのご体調は快復傾向に

また適応障害など苦労されていた雅子さまの体調も快復系にあるとのことです。


活動の幅が、少しずつではありますが、着実に広がってきていることを、本人もうれしく思っておりますし、私も共にうれしく思います。……

雅子には、これまで、私や愛子のことにもいろいろと良く心を配り、私の活動を支えてきてくれています。私も、できる限り力になり、雅子を支えていきたいと思っております。

夫婦仲はとても良いようです。秋篠宮ご夫婦は、小室圭さん問題をめぐって夫婦仲が記紀であるとも報じられているのと対照的ですね…。(関連記事)

また将来的な国際的な仕事を務める可能性があるそうです。


今は体調の快復に一生懸命取り組んでおりますし、将来的には自分としてできることが見つかることを、私も心から願っておりますが、現在は、そういうものを少しずつ模索しているような段階なのではないかと思います。雅子自身もいろいろ海外での経験もありますし、このグローバル化の時代にあって、国際的な取組など本人だからできるような取組というのが、今後出てくると思います

今度こそ是非、前向きに頑張っていただきたいと思います。

愛子さまとのコミュニケーションも順調

また登校拒否や拒食症が心配された愛子さまも、順調に成長されているようで、親子のコミュニケーションも多いとか。


イートンでのサマースクールや修学旅行、学校の課題など、普段から、愛子から私たち二人にいろいろと話をしてくれていますし、大事な事柄については、その都度相談に来ることもあります。今後とも、大学への進路といった将来のことやその時々の悩みなどについて、相談を受けることもあると思いますが、親として、本人の気持ちをしっかりと聞きながら、良い助言ができればと思っております。

この点についても眞子さまとのコミュニケーションが殆どないという秋篠宮殿下と非常に対照的です。

まとめ

このように皇太子殿下の会見は、即位に向け、明るい未来に向けて準備万端であることを実感されます。

秋篠宮殿下の会見とは異なり、これを聞く人すべてが安堵できる、そんな内容でした。

思えば殿下は、雅子さまにプロポーズする際に「一生掛けて僕が全力で雅子さんをお守りします」と仰ったそうですが、雅子さまが慣れない皇室生活に心身疲弊した際には「それまでの雅子のキャリアや、そのことに基づいた雅子の人格を否定するような動きがあったことも事実です」と異例のプライベート発言をされ、プロポーズの言葉通り雅子さまを全力で守りました。

このようなエピソードは皇太子殿下の高い人徳を象徴するものです。騒がれていた雅子さまと愛子さまの状況も改善しつつあり、御代替わりにむけ準備万端であるように思えます。

明るい次の時代を願います。
https://rondan.net/16492#comment-4602
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/265.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK257] <いまの小沢一郎ならうってつけだ!>小沢一郎はいますぐアントニオ猪木と訪朝すべきである  天木直人  赤かぶ
12. 2019年2月23日 08:53:11 : 1gfy8eT9pc : ZkQ4VHBvd01mdjI=[4]
高田延彦も合流せよ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/791.html#c12
コメント [政治・選挙・NHK257] 安倍ゴマすりNHKに再び「受信料拒否!」の猛抗議!   赤かぶ
30. 2019年2月23日 08:56:40 : WEvdxkJJRQ : ZlBXcm9YZDk2V0E=[1]
昨日9時の沖縄住民投票妨害報道はひどかった。そこまでするかと目を疑った。NHKの存続は国民洗脳機関として危険極まりない。日本が30年も成長しないのもNHKの存在が大きく作用している。最近のNHKはニュースでさえ民法に劣る、吉本や外タレばかりで日本人はいないのかと聞きたくなる。大金がどこかにダダ洩れなのかもしれない。
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/781.html#c30
コメント [政治・選挙・NHK257] 統一名簿「可能性は1%」=立憲会派の岡田元外相(時事)「国民・立憲の統一名簿は事実上不可能」と岡田氏 完璧帰趙
24. 今日にでも[148] jaGT@oLJgsWC4A 2019年2月23日 09:02:11 : RjEdXMlQ0s : c0x0WGY3QU1Lby4=[1]
76歳爺ではない。壮年だ。爺か爺でないかは年齢では決まらない。感覚センスの問題だ。小沢いう。「比例の一本化それがどれほどのものか それはよくわかっている。」それは士気の問題だ。国民の前に野党の本気度を伝えることだ。練りらいは相乗効果だ。

小沢氏の頭の中はあべおろしにすべて集約されている。私的な功名心や格好なんかどうでもいい。

雑魚は如何に手を尽かそうと雑魚だ。雑魚が鯛になるためには 権力をもたない野党が本気になること。その本気度を随所に示すこと。一本化はそのことを国民の前に示す手段である。星取票と誤解されている。
是か剛腕小沢の凡てであろう。その場その場で剛腕ぶりを見ることになる。およそ民主党にはないものかもしれない。
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/802.html#c24

コメント [政治・選挙・NHK257] 先ほどの北海道厚真町の地震は苫小牧での炭酸ガスの地中貯留実験CCSによる人災と呼ばざるを得ないと鳩山由紀夫元首相 完璧帰趙
56. 2019年2月23日 09:02:52 : axHiCq3DwE : L21CRURiYWN6NC4=[6]
ひょっとして、鳩山氏の発言を大勢の書き込み者(多分数十名の書き込み請負者?)がエキセントリックに人格攻撃でバッシングするのは、CCS実験が地震を起こしたという不確かな氏の自論のことではないのかも知れない。CCSと地震の関連性は全く無いのかもしれないし、無関係であって欲しいと思うが。問題は十数年も前から秘密裏に進められていたCCS実験が白日のもとに晒され、多くの国民の知るところとなったことではないのか。実験は地下深くだが、地上には多くの住民が暮らしている。もし、万が一大量に充填したガスが漏れ出したら広範囲に渡り酸欠状態になる可能性も無くはない。住民の安心、安全な暮らしを脅かす事態も想定可能だ。国民や住民に何ら説明も無く、秘密裏に行うような実験では無いと思うが。実験の安全性についての関係個所の説明を望みます。
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/782.html#c56
コメント [政治・選挙・NHK257] 社会主義は帰ってくるのか 21世紀によみがえる「大きな政府」  うまき
9. 2019年2月23日 09:04:37 : bTk1ejWc0U : YmpySC5VcTAwUi4=[3]
とりあえず、原発マネーや経産省の利権の片棒を担ぐ貴方こそ
貴方の言う「大きな政府」を体現しているのではないのでしょうか?


http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/810.html#c9

コメント [政治・選挙・NHK257] 先ほどの北海道厚真町の地震は苫小牧での炭酸ガスの地中貯留実験CCSによる人災と呼ばざるを得ないと鳩山由紀夫元首相 完璧帰趙
57. 2019年2月23日 09:06:46 : vNk4RlcvHk : Nlc2Ry9lQS92Lms=[13]
鳩山由紀夫さんのツイートから

「道警は科学的データも調べないで厚真町地震と苫小牧のCCS実験は無関係でデマと認定した。国会論戦で中越地震・中越沖地震はCCSによって引き起こされた可能性があるとされ、長岡のCCSは中止となったのであろう。更に北大の研究者が地震誘発の可能性があると論文を書いている。道警は命を守ってほしい。」 / Twitter

https://mobile.twitter.com/hatoyamayukio/status/1098927704261386242


国会論戦で中越地震・中越沖地震はCCSによって引き起こされた可能性があるとされ、長岡のCCSは中止となったとある様に根拠のないものでは決して無いと思われます。

家屋が倒壊したり、多くの人が帰宅出来ない様な実害が発生している事象に、無根拠のもので無いしっかりした、根拠をあげて発言している内容であり、かつて総理であった人のツイートである。

何の確認もせずにイキナリ、デマと決めつける作為的な対応に、不自然さを感じるのは、恐らく私ばかりでは無いだろ。

様々な情報を出しあって、再検討は、命を預かる、警察機構の義務である。

この様な重要な判断は警察では無理かも知れない。国会予算の審議の中等で再度国会でチェックし直すべきだと思う。


http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/782.html#c57

コメント [原発・フッ素51] 福島産の食品 社員食堂で使って 復興相が経団連に要請 (NHK) 魑魅魍魎男
14. 2019年2月23日 09:08:02 : eQHpkW1P7s : Li5jYUI0RzNET2c=[2]
 経団連は団体として「原発推進」であり、福島は「安全」と言っているんだから、復興大臣が要請しなくとも「自ら進んで福島産利用を推進する」のが本来の在り方と思うぞ。東電はもちろん経団連加入企業だから、言わずもがな、というところ。加盟企業は有力企業数百社(もっと多いかも)だから、福島さん農水産物などあっという間に消費できると思うぞ。

 ついでに推進官庁も、当然ね。
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/114.html#c14

コメント [政治・選挙・NHK257] 統一名簿「可能性は1%」=立憲会派の岡田元外相(時事)「国民・立憲の統一名簿は事実上不可能」と岡田氏 完璧帰趙
25. ゆでガエル[259] guSCxYNLg0eDiw 2019年2月23日 09:08:43 : vDlqav8xSY : eUZtZWdOYlp6bFU=[11]

■ 野党でないのに野党のふりをする人々(議員政党)

与党が資本家(ハゲタカ外資等)と好き勝手に法律を作ると国民の不満が募ります
そこで政治家と資本家は相談して偽物の野党を作ります

そうやって国民の不満はいったん解消されるのですが資本家(国際金融資本等)に都合のよい法律を作る時には
偽物の野党(立憲民主党維新の会など)と与党である自公は互いに協力するのです

このように野党でないのに野党を偽装して国民を騙す集団を【衛星政党】と言います

http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/802.html#c25

コメント [経世済民131] 高まる世界成長懸念、株式アナリストも不吉な分析 世界景気後退、社債市場最大の懸念 米金融当局、利上バイアス 資産縮小終了 うまき
2. 2019年2月23日 09:11:06 : fCZ83cf8p2 : YzI0bTRWZmk2Mms=[2]
 り; 輪転機回して  株価と財政もたせても   破滅はいづれやってくる
http://www.asyura2.com/19/hasan131/msg/233.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK257] 自衛隊車両の新規開発から手引くとコマツ!  赤かぶ
7. 2019年2月23日 09:13:05 : D6CB3A1MbU : bktKUUNVeUMuci4=[1]
アメリカにはホイホイ金を出したり
成果を簡単に差し出したり
日本人や日本の産業にはまるで回さない

これって、防衛産業だけでなく、
医療の研究開発から、基礎研究、製造、家電、エンタメ、コンテンツに至るまで
日本人や日本の産業にはまるで回さないだろw

不思議な国だよなぁー

http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/808.html#c7

記事 [カルト20] 反原発派のことを、「ノイジーマイノリティー」(雑音的少数派)と言った、小泉進次郎に対して、なにも怒らない反原発派の人間性





反原発派の人間のことを、「ノイジー・マイノリティー」(雑音的少数派)と言った、小泉進次郎に対して、なにも怒らない反原発派の人間性





まず、大手マスコミが、このことに対して、案の定、なにも批判をしなかったし、


このことを、取り上げることさえ、しなかった。


あんたらが好きな、同じ、反原発派の、朝日新聞もだ。



ましてや、こともあろうか、ラジオNHKなどは、早朝のニュース番組で、


この、小泉進次郎が発した、「ノイジー・マイノリティー」という言葉を、ふざけるような感じで、真似たのだ。



NHKを解体しなければいけない理由は、いくつもあるが、


このことも、その中の1つだ。



案の定、もう、さっそく、朝日を始めとする、マスコミは、


進次郎に対して、親近感ベタベタなのだ。



そして、それは、マスコミだけじゃない。


反原発・反戦争といった類の、「日教組的サヨク」も、


小泉家の人間が、好きなのだ。



「日教組的サヨク」ね。


「日教組的サヨク」=反原発・反戦争



進次郎に、


「ノイジー・マイノリティー」(雑音的少数派)とが言われて、


怒らないどころか、


小泉家を愛するとか、


何を、考えてるのか・・・・・。


反原発派の人間は。



なんだかなぁ。



なんだかねぇ・・・。



このことに限らず、反原発派の人間は・・・・・。



言っとくけど、原発に関しては、安倍政権より、


進次郎政権のほうが、原発再稼動の、加速が強まると思うよ。



原発に関しては、安倍政権なんか、6年もやってるのに、


ほんのちょっとしか、稼動させてないでしょう。



でも、進次郎政権になったら、


まず、マスコミは、もう、原発のことは、報道をしなくなると思うよ。


全くしなくなるか、かなり控えるようになるかの、どっちかでしょう。



さっきも言ったけど、なんていったって、朝日を始めとするマスコミは、


「進次郎ラブ」なんだから。



そういうことです。






http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/396.html

コメント [政治・選挙・NHK257] 安倍ゴマすりNHKに再び「受信料拒否!」の猛抗議!   赤かぶ
31. 2019年2月23日 09:13:51 : O4pUfLwvsA : T1BlbkkwdDkuVEk=[1]
30氏とまったく同じ気持ちです。

 ここ数年のNHKのひどさときたら何も言う気になれない。
ニュースだめ、バラエテイだめ、アナウンサー能力低下気弱さ顕著。
全体として「媚び」を売る雰囲気一杯で聞き苦しい。
 NHKはGHQが宣伝媒体として作った組織だから、ま、この
状態は目的に沿った姿勢という事だろう。
今まで信頼してきた我々が馬鹿だったのだ。

しかし、実態がはっきりしたことはいい。


http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/781.html#c31

コメント [カルト20] 反原発派のことを、「ノイジーマイノリティー」(雑音的少数派)と言った、小泉進次郎に対して、なにも怒らない反原発派の人間性 マシマヒロト
1. 2019年2月23日 09:14:10 : Cs76Ha53eU : THF6Mzc0S0hTd3M=[3]


反原発派のことを、「ノイジーマイノリティー」(雑音的少数派)と言った、小泉進次郎に対して、なにも怒らない反原発派の人間性



http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/396.html#c1

コメント [カルト20] 反原発派のことを、「ノイジーマイノリティー」(雑音的少数派)と言った、小泉進次郎に対して、なにも怒らない反原発派の人間性 マシマヒロト
2. マシマヒロト[107] g32DVoN9g3GDjYNn 2019年2月23日 09:15:42 : Cs76Ha53eU : THF6Mzc0S0hTd3M=[4]


(ブログURL)
ttps://blog.goo.ne.jp/shomintou/e/525cdc67b4b2d17e1325bd201f004f2a



http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/396.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK257] 統一名簿「可能性は1%」=立憲会派の岡田元外相(時事)「国民・立憲の統一名簿は事実上不可能」と岡田氏 完璧帰趙
26. jk[1078] goqCiw 2019年2月23日 09:18:56 : qyjLKDKN06 : WEdzUFpscmRpckU=[1]
長年の歴史を持ち、独自の政策を追求する共産党には、小沢氏も尊重し統一名簿の強い要求はしてないですね。

現状の他の野党は民主党が政権を獲得した時に閣僚として内閣に加わり政権担当の経験者でもある。

その野党が一体となって、もう一度安倍独裁政権打倒の為に闘う体制として、小沢氏は統一名簿を方式を提案している。その方が国民に政権奪還を目指す野党の姿勢が明確になり、より支持を獲得するのではと。

あの、連合でさえ小沢氏の考えに賛同したと報道されていますね。

立憲民主党の参加を強く要望する・・・・・
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/802.html#c26

コメント [経世済民131] 生活保護費の過酷な「召し上げ」が福島市で頻発するナゾ(ダイヤモンド・オンライン) 赤かぶ
5. 2019年2月23日 09:20:12 : z0SQdjEyNM : WUxPTXhZaFdKYWM=[1]
謎でもなんでもない、余裕がなくなってきたのだ。
衣食足りて礼節を知る
衣食に事欠けばなりふり構わなくなってこざるを得ない。

税金をある所から取らず、無い所から剥がすので
無い所は益々税金を取れない状態に落ち込んでいる
乞食の群れから税収を上げようとするような愚を政府はやろうとしているのだ。
http://www.asyura2.com/19/hasan131/msg/242.html#c5

コメント [カルト20] ドン・プログラム担当既に死亡、北海道震度6。サックスし過ぎである。 ポスト米英時代
11. 2019年2月23日 09:20:35 : fCZ83cf8p2 : YzI0bTRWZmk2Mms=[3]
>>1
わざわざ地中に海水や炭酸ガスを入れて地球を刺激する意味がわからない
というかアレしかないわけで即止めてほしい  
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/393.html#c11
コメント [国際25] ベネズエラ石油戦争について語られていないこと(マスコミに載らない海外記事) 赤かぶ
4. 2019年2月23日 09:23:59 : KyPgZPlu8Y : U0EzUDRXcC5YdzY=[4]
こんにちは、02です。03さんの投稿に関連するツイートを紹介します。

shamo1937‏ @shakushain_
https://twitter.com/shakushain_/status/1098952792234815488
現在ベネズエラで「CIAの傭兵」として多極主義国家の破壊扇動に奮闘中の田中ブロック龍作の現地レポートから「レイシズムの匂いがする」とのツイを見たが、「天皇陛下」などと言っている時点で気づけ。

よーすけ‏ @yoshimichi0409
https://twitter.com/yoshimichi0409/status/1099019756105916416
↓米国のベネズエラ干渉を容認するトンデモ記事を出している田中龍作氏は小沢支持者で天皇制にも肯定的姿勢を以前から表明してきた反共リベラル記者。彼を左翼扱いする方がどうかしている。そんな彼を持ち上げる日共も同じ穴の狢であろう。

●紹介する順を逆にしましたが、その方がよいかと思いまして。何度も書いていますが、日本共産党は「民主集中制」を採用しているため、上が決めた方向に末端の党員まで従わなくてはならない。この「民主集中制」と言うのは、中国共産党や、かつてのソ連共産党も採用していた。共産党と呼ばれる政党の根幹なのです。

これに対して社会党や、社民党は、根本原則(憲法を護り、活かします。原発廃止。核兵器なくします。など)を守れば、自由に意見を述べられます。西欧の社会民主主義政党は、どこも同じです。だから派閥が生まれる。民主集中制の日本共産党には、派閥がありません。異なる考え方を認めないのです。

そもそも日本共産党の入党には、党員二人の推薦が必要です。その時点で、異なる意見を認めないのです。確かに党は割れませんけどね。社会党は、かつて中ソ対立がひどかった時代。党内が親ソ派と親中派に割れましたから。うちが子供の頃でしたが、自分で判断してソ連側につきました。それでモスクワ放送を聴いていたのです。
http://www.asyura2.com/19/kokusai25/msg/479.html#c4

コメント [政治・選挙・NHK257] 「記者が国民の代表とする根拠を示せ」官邸側が東京新聞に要求(西日本新聞)-「記者は民間企業の一員。国民の代表は国会議員」 JAXVN
10. 2019年2月23日 09:26:08 : vNk4RlcvHk : Nlc2Ry9lQS92Lms=[14]
>「記者が国民の代表とする根拠を示せ」官邸側が東京新聞に要求
2/22(金) 10:23配信


この言葉は菅義偉官房長官が国会議員である驕りから発せられた言葉である。

国会議員とは公務員に過ぎない公僕である。総理ですら同様である。選挙で選出されたにせよ、税金を報酬としてのあてがわれ、年金すら国民の金で賄われている存在である。つまり国民の僕なのだ。

一方で、記者は主権者国民の、目であり、耳であり、口であり、鼻であり、頭でもあり、体でもあるのだ。
すなわち国民へ正確な情報を感知して、聞いて、問い合わせ、嗅ぎ分けて、考えて、判断して、それを記事にして、主権者国民に届ける重要な役目を担っているのである。

ただ単に、政府の伝言の伝達者で、記者は有ってはならないのである。

主権者国民への正確な情報の伝達者である記者は、主権者国民に不可欠な、情報の窓口なのだ。国民と不可分な存在だ。

その役割を担う人は国民の代表と言えるだろう。
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/813.html#c10

コメント [政治・選挙・NHK257] 自衛隊車両の新規開発から手引くとコマツ!  赤かぶ
8. 楽老[281] inmYVg 2019年2月23日 09:28:08 : QHkUDaloVM : ZjhxY3RmLkFlOU0=[7]
身の丈に合った防衛政策を
採算が合わなければドンドン止めればよい。
メンテも止めてよし

朝鮮半島の非核化や宇宙空間を飛ぶ弾道ミサイルなぞ
日本の防衛には何の関係も無い

必要なのは周辺諸国との和解だ。
ベトナムを見習え
対米戦争、中越戦争にも負けず
韓国のようにグダグダ言う事もなく
戦争で対峙した相手国と和解し、世界の平和に貢献する。

外交の安倍より、遥かに実績を上げている。

    
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/808.html#c8

コメント [政治・選挙・NHK257] 「記者が国民の代表とする根拠を示せ」官邸側が東京新聞に要求(西日本新聞)-「記者は民間企業の一員。国民の代表は国会議員」 JAXVN
11. 2019年2月23日 09:32:01 : bcPComYcDA : cDBjYXRMWjNrdW8=[1]
>東京新聞が「記者は国民の代表として質問に臨んでいる」と主張すると、
>官邸側は「国民の代表とは選挙で選ばれた国会議員。貴社は民間企業であり、
>会見に出る記者は貴社内の人事で定められている」との反論があったという。

======= 国民の代表とは選挙で選ばれた国会議員 ==========
__ホントに公正な選挙で選ばれたのか? 偽造捏造改竄の結果ではないのか?___

民主主義を担保するものは、情報公開・ジャーナリズム活動と公正な選挙だわな。
でもって安倍自公政権は、さんざん情報の隠蔽・公文書偽造・捏造・改竄をやってきたわけだ。
それなのに、総務省が管轄する国政選挙だけは捏造も改竄もインチキもないって、言えるのかね?

選挙では、投票箱が閉鎖されると同時に「お前が国難!の自民圧勝!」という選挙結果が腐敗メディアから流されているわけだ。だーかーらー選挙が公正に実施されているのか、安倍政権の得意とする「偽造・改竄をやっているんじゃないのか?」と疑い、再開票を求める裁判が激発するのは当然なわけだ。

だから東京新聞を始めとした各社と野党各党は、再開票を求める裁判について質問すべきだろう。で、安倍政権・総務省・選挙管理委員会は、それに答える義務があり、裁判所は再開票を命じて選挙が公正であったか、選挙結果に改竄がなかったかどうかを有権者・国民の前に明らかにすべきだろうさ。違うかね? ま、支持率も総務省も選挙結果も裁判所も含め、全てがインチキだということは、バレバレなんだけどね!

>支持率は捏造である__約 3,730,000 件 (0.37 秒)
https://www.google.com/search?client=firefox-b-d&q=%E6%94%AF%E6%8C%81%E7%8E%87%E3%81%AF%E6%8D%8F%E9%80%A0%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B

>報道されない不正選挙裁判__約 2,480,000 件 (0.53 秒)
https://www.google.com/search?client=firefox-b-d&q=%E5%A0%B1%E9%81%93%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E4%B8%8D%E6%AD%A3%E9%81%B8%E6%8C%99%E8%A3%81%E5%88%A4


http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/813.html#c11

コメント [政治・選挙・NHK257] 自衛隊車両の新規開発から手引くとコマツ!  赤かぶ
9. 2019年2月23日 09:33:19 : DDEDkCtB4U : ZW9TcE05elZta28=[5]
世界ではトヨタ・テクニカルが武装勢力から絶大な信頼を得ているではないか。
考えるにあれで十分だ。
またはハンビーでも買え。

http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/808.html#c9
コメント [経世済民131] 日本の株式市場が世界の中で「置いてきぼり」になっている背景 業績予想、下方修正の企業が相次ぎ(現代ビジネス) 赤かぶ
3. 2019年2月23日 09:34:48 : bmPp7Yj7NA : N3E0bkUuQnJ0bjY=[2]
あの名門東芝は消滅してしまうのだろうか。
政官財にある日本の少なからぬトップ人が、悪しきサラリーマンにすぎず、大胆な運営や適切な現状認識の可能な人材でないことを明確にしているのだろうか。

・・・2月13日に発表した2018年度の業績予想は、営業損益が、11月8日時点の目標600億円から400億円も少ない200億円に下方修正された。原因は、グループの半導体装置メーカー「ニューフレアテクノロジー」の「のれん減損」(178億円)と、送変電・配電部門の大型案件における追加コストの引き当て(170億円)である。
 決算を説明した平田政善代表執行役専務は、2つの減益要因を「一過性のもの」と説明し、ニューフレアの減損については「交通事故のようなもの」と表現した。

・・・だが、起死回生を狙った再生計画は、発表からわずか3カ月後に営業損益の見通しが400億円も下振れた。もはや経営になっていないと見るべきだろう。

 うるさ型の海外ファンドは、車谷会長の取締役不信任をちらつかせて、東芝に自社株買いを促した。車谷会長に抗う術はなく、東芝は7000億円を上限とする自社株買いを決めた。虎の子のフラッシュメモリー事業を売却して得た資金の3分の1は、強引な増資に付き合ってくれたファンドの懐に転がり込むことになった。

 ファンドはこれからも「事業や資産を売って株価を上げろ」と要求してくるだろう。これからしばらく、東芝は玉ねぎの皮を剥くように1枚、また1枚と事業や資産を売却していき、最後は消滅してしまう。・・・・・
https://blogos.com/article/359744/?p=2

http://www.asyura2.com/19/hasan131/msg/198.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK257] 統一名簿「可能性は1%」=立憲会派の岡田元外相(時事)「国民・立憲の統一名簿は事実上不可能」と岡田氏 完璧帰趙
27. ゆでガエル[260] guSCxYNLg0eDiw 2019年2月23日 09:37:12 : vDlqav8xSY : eUZtZWdOYlp6bFU=[12]

この衛星政党は一党独裁国家によくある体系でナチス政権などでも存在しました

現在の安倍自公政権下では日本の心 希望 維新の会 枝野菅岡田等を擁する立憲民主党もその範疇に入ります

その定義はいずれも政権獲得の意識を放棄している事です

そのいい例がかっての民主党で小沢氏が成し遂げた政権交代を菅 野田等が即刻民主党政権を崩壊させました


http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/802.html#c27

コメント [経世済民131] 日本の株式市場が世界の中で「置いてきぼり」になっている背景 業績予想、下方修正の企業が相次ぎ(現代ビジネス) 赤かぶ
4. 2019年2月23日 09:41:58 : bmPp7Yj7NA : N3E0bkUuQnJ0bjY=[3]
↑3です。
すみません、投稿中に回線切断をしてしまい、次の元文のタイトルを示すセンテンスが欠けてしまいました。(もしかしたら、参照を示す区切り文字が悪かったのかもしれません。) 最初の3行が当方の意見で、そけから先が次ぎのタイトル文です。よろしく。


"新潮社フォーサイト2019年02月22日 再生も無理「東芝」消滅へのカウントダウン - 大西康之"
http://www.asyura2.com/19/hasan131/msg/198.html#c4

コメント [Ψ空耳の丘Ψ62] 人口削減のあたらしいフェーズ 113:変化の時 8 ビル・ゲイツの軽井沢別荘問題とロスチャイルド家のうごきをみる あのに
1. あのに[235] gqCCzILJ 2019年2月23日 09:47:35 : dsnj6pKthE : d3V3elV2c3Q0eTI=[1]
訂正

https://www.youtube.com/watch?v=gDp1TTZkeTc#t=17m27s

http://www.asyura2,com/12/warb10/msg/261.html

https://www.youtube.com/watch?v=gDplTTZkeTc#t=17m27s

http://www.asyura2.com/12/warb10/msg/261.html
http://www.asyura2.com/16/bd62/msg/562.html#c1

コメント [国際25] 英国の有事が3月末に迫っていて、国内はメチャメチャ状態、エリザベス女王を含めて、ロイヤルファミリーは海外に逃げる準備… 笑坊
25. 2019年2月23日 09:51:12 : iMHyMmSbu2 : dEtGQXl6U0s2NkE=[1]
>>22
アーサー王伝説の敵方がサクソン人だからね
ぶっちゃけ、アーサー王伝説というのは、ローマ人の王国が内乱とサクソン人の侵攻によって滅亡する物語だから
内容的には、ローマ人とフランク人が内輪もめしているのをサクソン人の国に突け込まれていた、当時のヨーロッパの情勢を皮肉った内容だと言われているな
だから、架空の人物であるランスロットがフランク人なのも、ちゃんとした理由があるわけだ
http://www.asyura2.com/19/kokusai25/msg/465.html#c25
コメント [政治・選挙・NHK257] 大阪都構想“クロス選”脅し不発 松井知事に市民ドッチラケ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
10. 2019年2月23日 09:54:44 : SG4e9aRTHs : ZVVIZmUzSXVUc1U=[4]
漫才やってんじゃねーぞ!!
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/761.html#c10
コメント [近代史3] 美智子妃も雅子妃もアメリカが皇室と天皇制を破壊する為に送り込んだスパイなのか? 中川隆
11. 中川隆[-11915] koaQ7Jey 2019年2月23日 09:59:43 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[59]

元正田美智子さん、成婚国会承知せず、アメリカで発表された不可解 2016-03-10
https://ameblo.jp/kusanagi-turugi-2014/entry-12137728773.html


元正田美智子さん、あなた一体何者? 成婚国会承知せず、アメリカで発表された不可解 

031回国会 内閣委員会 第5号
昭和三十四年二月六日(金曜日)
    午前十時十九分開議

敗戦後まだ14年しか経過していない時点での国会です。GHQの残存影響力がまだ甚大であったころ。この点に留意。サンフランシスコ講和条約 発効とともに連合国軍最高司令官総司令部は活動を形の上で表面上停止したのは昭和27年4月。

要点

 

昭和34年内閣委員会議事録より)

【国会も何ら御結婚について知らされておりません。】

皇室会議が開かれたのは(昭和34年)十一月二十七日でございますが、その前

★十一月二十四日に、宮内庁は公電をもって【館林=正田本家、正田醤油】に通知しております。

皇太子妃決定は公式発表の十日前、つまり十一月十七日のニューズウイークが最初に配信した。

BB:日本の皇室の成婚がまずアメリカで発表された面妖さ、背後のGHQ.

皇太子妃決定に関して小泉信三・田島前長官などが先頭に立ち、総理大臣はその報告を受けるだけで、なんら疑問をさしはさむ余地がなかった。

それでも「信仰」の問題は気になった。(岸信介元総理大臣)

BB;気にして当然、として気にしたのは正解だったのです。しかし、内閣置き去りに宮内庁が(その実GHQ勢力が)一方的に整えた成婚でした。

国民も国会も何も知らされておらず、しかも皇室会議が一度だけ開かれたのみ。

結局皇室会議を一度開きまして、決定をやったのは既成事実をただ承認しただけ、椎熊前副議長などに聞きますと、その日に正田家の家系その他いろい ろ書類を渡されて、それにただ無言で賛成しただけだというふうにも聞いておるのであります。

BB;GHQ決定だから誰も逆らえません。

要するに、「正田美智子さん」という人について、実は国民も総理大臣も、どんな出自の人でどんな考えを持ち、どんな性格なのかという事を全く知ら されていなかったんですよ。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ここまで 

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/031/0388/03102060388005a.html

○内海委員長 これより会議を開きます。

○平井委員 日本の天皇制が始まりまして、天皇または王様――あるいは外国の王様のごときは戦争をして、勝って王様になるというのが通例でございますが、日本の天皇制の場合、やまと民族の中心として天皇がおわしますというような観念であったのでありますが、長官は皇統連綿と続いて、たとい徳があろうとなかろうと天皇は皇統連綿として続いているのだ、あるいは非常に人格が高くてやまと民族の中心としてふさわしいお方が日本の中心になられておった、このいずれをおとりになりますか、お聞きしたい。

○宇佐美説明員 わが国の天皇制は世襲の制度でございまして、しかもその天皇の位につかれる方がやはり国民の崇敬の中になるようなりっぱな方であってほしいというのが国民の念願であろうと思います。

○平井委員 また北畠親房卿は「君は尊くましませど、民を苦しむれば天これを許さず」、こううたっております。 略

BB;昔からふさわしからぬ者は、天皇の地位には就けなかった。今が
異常なのです。これも、うがてば暗愚の皇太子でも、長男なら即位できる仕組みは、GHQの皇室典範関与が疑われます。

○宇佐美説明員 略 いろいろ一口に天皇制の民主化ということがいわれるのでございますが、そういう意味における民主化ということでございまして、やはり一般市民と全部同じになるという形式的な問題ではないと思います。

○平井委員 昔は先帝陛下がおなくなりになりますれば、皇位をお継ぎになる皇太子は、少くとも一年ないし三年の高座の行事をやられて、これならば民族の中心になり得るという確信がなかったならば、即位をしなかった ということを読んでおりますが、その昔の日本の天皇制に比べて、敗戦とはいえ、今日天皇制を維持するとするならば大きな差があると思いますが、この点長官はどう考えられますか。略

○宇佐美説明員 昔のいわゆる皇太子のお地位というものは、立太子の儀式によってその方に皇太子というものがきまったのでございます。必ずしも現在のような長子相続という形ばかりではなかったのでございます。その意味におきまして立太子ということは非常に重要な意味があったわけでございます。現在におきましては、法制上当然長子相続ということが定められておるわけでございまして、

○平井委員 略 象徴といえば、少くとも全国民の崇拝されるべき皇太子でなければならぬ。しかも立太子の式を終了された。しからば宮内庁長官として、あるいはおそばについておる人としては、民族の象徴にふさわしい教育、ふさわしい姿にさせることが職責ではなかろうか。そうならなければ、民族のより場もない。将来の日本を考えたときに、一体どうなるか、これは人ごとでない、日本民族の問題でありますから、

BB:「日本民族の問題」とまで、皇太子(今上)の資質に不安と疑念がもたれています。その疑念もゆえないことではなかった、と現在の言動を拝すれば、思わざるを得ませんね。

特に宮内庁長官はこの点をほんとうに真剣に考えなければ、これが一角がくずれていった場合には、宮内庁はもちろん要りません。宮城開放の問題も近く起ることは当然の話でありますが、現在のあり方が新憲法にふさわしい、あるいは日本民族が非常に尊崇して、喜んで天皇制を護持されると思われておるかどうか、この点を長官にお尋ねいたします。

○宇佐美説明員 略 今のような新しい憲法のもとにおける皇室におきましては、皇室の方々の御行動というものが非常に大事であると考えております。そういうような意味におきまして、皇太子殿下の御教育と申しますか、御研さんを願うことは、われわれとしても非常に強いわけであります。人を作るということは容易なわざではございませんけれども、われわれといたしましては、大きな一つの職責と考えておる次第であります。

BB;職責失敗して現在に至る。

○平井委員  略 しかし民族の象徴という観点から見まして、もしも天皇陛下が皇后陛下と銀座を毎晩散歩しておる、あるいは自分のしたいことをするということになっても、民族が尊敬をし崇拝をすると思われておるかどうか。

もしも伝え聞くように、皇太子殿下が軽井沢のテニス・コードで見そめて、自分がいいというようなことを言うたならば、ここにおられる代議士さんの子供と変りない。私の子供と変りない。これが果して民族の象徴と言い得るかどうか私は知りませんが、あなたから進言をされたものか、皇太子殿下が自分で見そめられたものか、この点をお尋ねしたい。

BB:テニスコートで見そめたはある意味事実です。ただし出会いは偶然ではなく、GHQ勢力延長クリスチャンたちによって仕組まれました。ある作意による仕掛けがあったこと、雅子妃の場合と同じです。

○平井委員 長官の説明を了としますが、われわれ、世上というか、宮内庁係の新聞記者連中ともよく知っておりますし、いろいろ聞くところによれば、小泉さんと田島さんが非常な推薦者であった、あとはむしろそう賛成をなさらなかった、これはどうだか知りません。世上の話でございます。そこで小泉さんあたりの教育の仕方がいいと言う人もあるし、悪いと言う人もある。私、小泉さん、田島さんがどういう意味で強硬に推薦されたか知りません。推薦する方にもまた考えはあると思いますが、非常な推薦をして、ついに宇佐見長官も同意をしたというふうに聞いておりますし、また東宮御所において、皇太子殿下が学友を集めてわあわあ言うた結果とうとうきまったのだというようなことが、御婚約の後にぼつぼつ週刊朝日などに載るようになりましたときの責任や重大なるものがあると思いますが、この点長官いかがお考えになりますか。

○宇佐美説明員 今度の御選考につきまして、皇太子殿下の御教育に顧問として参画しておられる小泉博士あるいは前長官であります田島氏や、その他の方々といろいろ御相談したことは事実でございます。略


○平井委員 略 将来日本の天皇制が傾いた場合に大へんな問題になるので、私は国民代表として言うておかぬと困ると思うのですが、まず参考に申し上げておきますが、私が先般いなかに帰りましたとき、非常な天皇崇拝者のおばあさんがこういうことを言った。先生、日本も天皇制はしまい(注 終わり)ましたね、だから金持ちのお嬢さんをもらったのだろう、そういうふうに心から言うのであります。そういう年寄りが全国津々浦々に非常に多い ということも長官は知らなければならぬ。いずれ天皇陛下になられるのでありますから、民族の象徴として、今日の皇太子がそれにふさわしいお方にならぬときは、日本はしまえるのですよ。

今日われわれ中共だとかソ連だとか言っておるけれども、内輪でしまえる(終わる)のですからこれは冗談じゃない。

BB:その「冗談じゃない」ことが起こりつつあるのが今です。内に巣食う白蟻が天皇と皇后であったという、GHQ製作のホラー大作「戦後皇室物語」です。

小泉さんあたり少しどうかしておられますまいか。よほど慎重に考えてくれなければ困る。もう皇室の尊厳というものは、小学校の本にもないし、だんだんなくなってくる。

略 九千万の象徴となられる方だから心配をしておるのであります。その点義宮の結婚と非常な違いがあるということも考えなければならぬ。

そういう場合には退位をされるといえば別でございますけれども、英国とは日本の皇室はかなり違った立場に置かれておるのでございます。英国ならば恋は自由でありますから、恋をなさい、そのかわり国民はあなたを養いませんよ、どうぞなさって下さいというようなことになると思いますけれども、

BB:「養いませんよ」という状態に、今なっています。


○平井委員 略 皇太子殿下の教育というものは、一般の学習院の生徒と別でなければならぬ。昔なら上御一人といわれたのです。一般の学習院の生徒並みに教えたのではこれは絶対に象徴になれない。われわれが欲しない点、またできない点、国民では及ばないという教育があると思います。

略 昔、北畠親房などはこれはもう け飛ばしおったという話です。たたきまくって教育をされたということも聞いておるが、あまりにも自由奔放な教育をされておるのじゃないか。そういうことからきて皇太子殿下の感覚が違ってくる。

BB:一議員の当時の卓見に、うなだれるのみ。

 ○高瀬委員  略 国会も何ら御結婚について知らされておりません。公式発表の十日前、つまり十一月十七日のニューズ・ウィークには事こまかに、全部私は翻訳して持っておりますが、「皇太子の恋」という表題で詳細に報道されております。結局知らないのは国民だけだ。 略

BB;GHQ作のラブストーリーが日本には「テニスコートの恋」というタイトルで、
逆輸入されたわけです。本当におかしな話。アメリカには関係のない、日本の
皇室の話なのに。誰よりもいち早くアメリカが知っていた、という事実。

略 皇室会議というものはただ一度しか開かれていない。結局皇室会議を一度開きまして、決定をやったのは既成事実をただ承認しただけ、椎熊前副議長などに聞きますと、その日に正田家の家系その他いろいろ書類を渡されて、それにただ無言で賛成しただけだというふうにも聞いておるのでありますが、こういうふうになりますと、皇室会議などというものは非常に形式的なものであって、国民や国体と重大な関係にある皇太子妃を決定するということは、あまりにも非民主主義的なやり方じゃないか。皇室会議というものは非常に形式的なものになって、たった一回、既成事実を承認するというだけになってしまったのでは、皇室会議のあり方としては非常に危険じゃないか、こういうふうに思うのであります。

特にたとえば皇室典範の第三条を見てみますと、世継ぎの方、皇嗣に重大な事故があるときは、皇室会議の議によって皇位継承の順序を変えることができる、

BB:皇太子がこれに該当します。それを国民の多くが知りつつあります。後は総理の決断だけ。

こういうふうに述べてあります。従ってこの皇室会議を開くのは、議長であるところの総理大臣ではありますけれども、形式的には宮内庁がイニシアチブをとることになりますから、これが非民主主義的に運営されるということになりますと、非常に重大な結果を及ぼすと思うのであります。

○菊池委員 略 私は、皇太子が平民の娘をそのきさきとして選ばれたことを非常に喜んでおります。平民であろうが新平民(注 部落民)であろうが、粉屋の娘であろうが何であろうが差しつかえないと私は考えておるのであります。

略 その婚約の過程においていろいろの謀略、策略が行われておるということが、最近の週刊雑誌やその他の刷りものにおいて世間に流布され、これによって国民が非常な疑惑を抱いて、国民の頭は割り切れないような感じになっておるのであります。


 まず第一にお伺いしたいのは、この婚約の前に、美智子嬢は二十五人の見合いをしておられた。そして最後に波多野という青年と婚約、これを破棄して皇太子の方に振りかえたというようなことが流布されております。週刊雑誌に出ておりますが、これは事実でありましょうかどうか。

宇佐美説明員 非常にりっぱな方で、従前にもいろいろ結婚のお申し込みがあったように伺いますけれども、お尋ねのようなことは全く聞いたこともございません。

BB:宮内庁はこう答えるしかないでしょうが・・・・見合い25回は知りませんが、美智子さんが婚活に熱心で15歳から、公職追放を免れた、ということはGHQ側の人間が主催する、エリート男性とのお見合いダンスパーティに常連として参加しています。

○菊池委員 片一方にそういう婚約がありながら、これを破棄して婚約をするということは、世俗、人情に反し、道義をじゅうりんし、将来の国民の象徴たるべき人を作り上げるにはふさわしいことではないと思うのでございます。そういう婚約者があるかどうか、その点をお伺いいたしたい。波多野という青年です。

宇佐美説明員 全くないものと考えます。

BB;「ない」と明言せず、出来ず? 「考えます」とは、つい出た本音?

○菊池委員 もう一つ重大なことは、この婚約を運ばれた方々、運動に当られた方々が全部カトリック教徒である。

BB:委員に、当時はありがちにキリスト教への認識が薄く、十把一からげに
カトリック呼ばわりしてしまったので、せっかく肉薄しながら逃げられています。
答える宇佐美さんもクリスチャンだった。

前の田島長官もカトリック教徒であり、それから宇佐美長官もカトリック教徒であり、小泉信三氏もカトリック教徒であり、それからしゅうとになられる正田英三郎氏もカトリック教徒である。それから最高裁判所長官の田中耕太郎氏もカトリック教徒である。カトリック教徒の一連のからくりによってこの婚約が運ばれたという説が流布されておるが、これはいかがであるか、承わりたい。

○宇佐美説明員 略 ただ出身せられた聖心学院というのはカトリック系の学校でありますが、御本人は洗礼を受けておられない。

BB:もはや、この嘘は成立しないでしょう。

あるいはカトリックが将来皇室に対して何らか影響を持たないかという心配をせられた方々が世上あるということは聞いたことがございます。しかし、もちろん美智子さんは洗礼を受けておられませんし、学校当局においても非常に慎重な態度をとっておられまして、この問題に対しては何ら御心配はないと考えるのでございます。従って、過去においてこの問題についてカトリック系の陰謀があったなどということは全然根拠がございません。

BB:「カトリックに陰謀があった」という説が当時にはあったということですね。
そして、それは事実でした。拙ブログ主が、キリスト教が手段として使われ、キリスト教信徒がGHQの手先として動いたのを掴んだのは、この情報を知る前です。

○菊池委員 もう一つ、この御結婚の話について、天皇皇后両陛下を初め皇族の方々がみな反対されたという説が流布されております。皇室会議が終りまして、その報告を宇佐美長官から天皇陛下に申し上げると、天皇陛下は怒られたお顔で、ふんまんやる方ないお顔で一言も発せられなかったというようなことも流布されておりますが、これはいかがでありますか。

○宇佐美説明員 今回の御結婚につきまして、御両親陛下であります両陛下その他皆様の御反対があって、進め得られるものではございません。

BB:進め得られます。背後にGHQがいれば。

ましてやただいま申されたようなデマは、取るに足らぬものと私は思います。

○宇佐美説明員  略 昔の規定によりますと、天皇は皇族を監督するというような規定もございました。今はございません。

BB:監督の義務を外してしまったのも、おそらくは憲法と同じく皇室典範を作らせた、GHQの意図でしょう。放置するほうが、バカ皇太子やバカ皇族が現れる確率が高くなるのですから。


反日韓国人、韓 昇洙(左)と、潘基文(右)に取り込まれた皇太子。

皇后陛下は、安倍総理の靖国神社を厳しく批判、捏造慰安婦を称して「性奴隷と言うべき」と言い捨てたヒラリー・クリントンと親密。

皇后も、強制の慰安婦がいたという捏造を信じこんでいらっしゃいます。

ヒラリー・クリントン曰く、

「韓国を見ろ。韓国人も経済開発をして民主主義を成し遂げる過程で多くの問題に直面した。これは一夜になるものではない」

米民主党の大統領候補であるヒラリー・クリントン前国務長官が27日、 4番目の選挙戦であるサウスカロライナ州のプライマリー(予備選挙)を控えて24日に開かれたタウンミーティングで、突然韓国について言及した。
「(中略)」

・・・・・・・・・・・・・・

親韓まで、反日クリントンと皇后陛下はシェア。

日本がなければ、韓国の急速発展はなかったものを。
皇后とクリントン。賢そうで、実はそうでもないのも共通項。


思われているほど偏差値は高くない聖心女子大(名門ですが)は、
敗戦後明らかにGHQの息がかかっています。(卒業生全員が、
カトリック左翼だという意味ではありません。GHQは日本/皇室弱体

化の手段としてキリスト教を用いました)

開校は1916年ですが、敗戦を機に1948年、新学制により聖心女子大学として発足。初代学長はエリザベス・ブリッドですが、この女性は、
皇太子(今上)洗脳係としてGHQが送り込んだ、バイニング夫人と
同じ船で来日。GHQの息がこの女性にもかかっていたと思っても、
ほぼ間違いはないでしょう。

元国連難民高等弁務官の緒方貞子は新制大学の第一期生。愛子天皇擁立論加担者で、女性宮家創設の知識人会議に皇后陛下の お声がけで参加。愛子天皇擁立論加担者。

緒方貞子は男女同権のフェミニズムでも皇后と同じ価値観。
日本は難民を受け入れるべきと主張しています。
日本にはすでに、政治難民・経済難民をルーツに持つ在日という名の、難民を60万人も受け入れさせられているのに。

◆マッカーサーが仕掛けた戦慄の時限装置


http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20091124/197024/?rt=nocnt


皇太子明仁の誕生日になぜA級戦犯が処刑されたのか?

・・・・・・・・・・・・

著者の猪瀬直樹は、ろくでもないところもある男ですが、この件に
関する考察は正確です


欧州の王室は見抜いていた「貴賤結婚」の娘。賤しい出自だと。

長いこと、皇太子妃とも書いてもらえず、「その妻 正田美智子」扱い。
雅子さんも同じく、賤しい出自の娘との認識。

紀子妃は、最初から正当な出自と認められています。

知らぬは日本人ばかり。日本人でも、成婚前後の国民(現在80歳以上)は、相当数が気づいていましたね。仕組まれた成婚、ふさわしからぬ嫁であることを。


◆参考ブログ伏見顕正(あきまさ)の「時を斬るブログ」様より

http://blog.goo.ne.jp/duque21
【重要事実発覚】自称皇后堤美智子の母、正田富美の戸籍ロンダリング、無限拡散希望 

投稿するべきかどうか悩みましたが、私は佐賀出身です。美智子妃殿下のお母さんの副島さんは本当の武士の副島さんではありません。

ご成婚が決まった時、副島さんのお宅に来られ、戸籍を買いたいと言われたそうです。

副島さんは断られました。どこの馬の骨とも知らぬ副島さんが武士を名乗るとは。
ましてや多久は炭鉱の町。非常に部落出身者が多く、副島さんの生家も誰も多久の人たちは知りません。

武家の家ならば、高齢の人ならば知っているはず。いろいろな噂がありますが、佐賀の人は知っていますよ。

美智子さんの従妹たちも当時はたくさんいらっしゃったし、成婚が決まり皆東京に行ってしまったけど、話は聞いています。

https://ameblo.jp/kusanagi-turugi-2014/entry-12137728773.html


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/262.html#c11

コメント [政治・選挙・NHK257] 「記者が国民の代表とする根拠を示せ」官邸側が東京新聞に要求(西日本新聞)-「記者は民間企業の一員。国民の代表は国会議員」 JAXVN
12. 2019年2月23日 10:05:48 : bTk1ejWc0U : YmpySC5VcTAwUi4=[4]
不祥事があるとフセイセンキョがあらわれて長文コピペを張る
まるでフセイセンキョと同じような陰謀論であるかのように印象操作するため


http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/813.html#c12

コメント [政治・選挙・NHK257] 社会主義は帰ってくるのか 21世紀によみがえる「大きな政府」  うまき
10. 2019年2月23日 10:07:09 : IFaPRjAu9c : Q2c3QWpObmFzV2s=[1]
>>2
全然タイマンじゃないらしい
https://youtu.be/60mnFmTNkkg?t=471
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/810.html#c10
コメント [政治・選挙・NHK257] 自衛隊車両の新規開発から手引くとコマツ!  赤かぶ
10. 佐助[6547] jbKPlQ 2019年2月23日 10:07:43 : z5Sx38n0Sg : VHN1VmMvUE9LZS4=[5]
日米軍事同盟の見直しがいる,日米地位協定・治外法権・日米安保などの見直しもしなければならない。それも腐った原発を仕入れ,日本列島をプルトニウム列島にしようと企んだ米国,バカのように呪われた,この国の政治家永田町と霞が関はおかしいことにまだ気付いていない。

採算の合わない新規開発は手引くでなく,研究開発費のコスト高でやめざるえなくなったのでしょう。不正統計の影響はもっと深い。

ケケ中のねずみ講信念による新自由主義経済システムが導入されてから,砲弾・トンネルや自衛隊車両の他にも,開発費が止められ,多くの組織を解散してきたが,アベノミクスでとうとうここまできたか。まだ底がある。

戦車をキャタピラに取られたときからやめたらと思っていたが,研究開発費が止められてから,もう日本は終わると感じていたが,自民党・公明党・民主党・霞が関の日米軍事同盟固執が痛い。

自衛隊車両の新規開発といえば軽装甲機動車(LAV)やNBC(核・生物・化学)偵察車だけでないでしょう,既成の建機車両はどうするのだろうか?まだ認識できないとこがある。

ただ,今回の信用縮小恐慌で,日本の大企業のトップを入れ替え,産業ごとに巨大な企業が誕生していくことは避けられない。日本の企業は方向性を失わないことだ。

その方向性の一つは
エンジンレスの産業革命路線に乗り遅れないこと,本命は電子電池電源です。

もう一つは,基軸通貨ドルの一極集中終焉と複数通貨制(多極化)にならないと,経済・政治・文化の混乱は沈静化しません。

でもさ,600人の自衛隊員一人一人運転技術指導したときに,あの目の輝き忘れることはない,喉から血がでたこともある。それでも必死に覚えようとするあの気迫に圧倒されたものだ。今の若者には,わたしが何をいっているのか意味不明だろう。

http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/808.html#c10

コメント [政治・選挙・NHK257] 先ほどの北海道厚真町の地震は苫小牧での炭酸ガスの地中貯留実験CCSによる人災と呼ばざるを得ないと鳩山由紀夫元首相 完璧帰趙
58. 2019年2月23日 10:08:10 : vNk4RlcvHk : Nlc2Ry9lQS92Lms=[15]
参照下さい

にゃんちゅうさんのツイートから

昔は普通に人工地震を新聞やニュースで取り上げてました。 なぜか阪神淡路大震災の3年前からピタッと報道されなくなった。

https://t.co/KFa6tyajUq」 / Twitter
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/782.html#c58

コメント [政治・選挙・NHK257] 先ほどの北海道厚真町の地震は苫小牧での炭酸ガスの地中貯留実験CCSによる人災と呼ばざるを得ないと鳩山由紀夫元首相 完璧帰趙
59. 2019年2月23日 10:10:37 : KIOKola4A3 : dXJXMnQuRzU2NGM=[1]
道警内部に地質学や地震学の権威が存在するとも思えないしな
従来の狭い知識、常識で安易にデマ認定したとしか思えない

http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/782.html#c59
コメント [近代史3] 美智子妃も雅子妃もアメリカが皇室と天皇制を破壊する為に送り込んだスパイなのか? 中川隆
12. 中川隆[-11914] koaQ7Jey 2019年2月23日 10:18:19 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[60]

衆議院会議録情報 第031回国会 内閣委員会 第5号

第031回国会 内閣委員会 第5号
昭和三十四年二月六日(金曜日)
    午前十時十九分開議
 出席委員
   委員長 内海 安吉君
   理事 岡崎 英城君 理事 高瀬  傳君
   理事 高橋 禎一君 理事 平井 義一君
   理事 前田 正男君 理事 受田 新吉君
      今松 治郎君    植木庚子郎君
      菊池 義郎君    小金 義照君
      始関 伊平君    田村  元君
      富田 健治君    橋本 正之君
      船田  中君    保科善四郎君
     茜ケ久保重光君    石橋 政嗣君
      柏  正男君    中原 健次君
 出席国務大臣
        国 務 大 臣 伊能繁次郎君
 出席政府委員
        法制局長官   林  修三君
        法制局次長   高辻 正巳君
        防衛庁参事官
        (長官官房長) 門叶 宗雄君
        防衛庁参事官
        (経理局長)  山下 武利君
 委員外の出席者
        宮内庁長官   宇佐美 毅君
        専  門  員 安倍 三郎君


     ――――◇―――――
○内海委員長 これより会議を開きます。

 総理府設置法の一部を改正する法律案を議題とし、これより質疑に入ります。質疑の通告がありますので、順次これを許します。平井義一君。

○平井委員 皇居造営審議会を設置する件につきまして、宇佐美宮内庁長官にお尋ねをいたします。皇居を造営するかしないかという問題に関しまして、まず長官に天皇制のあり方について所感を承わりたいと思いますが、天皇制といえば神武以来の天皇制でございますので、非常に長期にわたりますので、これを三つに区切って所感を承わりたい。神武天皇から孝明天皇まで、明治天皇から終戦までの天皇制、終戦になって新憲法のもとに作られた天皇制、この三段階に分けて、天皇制のあり方について長官の所感を承わりたいと思います。


○宇佐美説明員 天皇制のことにつきまして御質問があり、歴史的に大へんに古いところからの考え方を述べろということでございますが、私どもは日本の歴史を振り返って、わが国において天皇を中心にした一つの日本民族の国家が発展してきたものと考えております。これを明治以降におきまして一つの近代国家として新しい憲法制度のもとに、はっきりと国法的にも規定的に定められて参った特徴があると思うのであります。しかし明治制の憲法というのは、今さら申し上げるまでもなく天皇主権という立場において制定せられたものでございますが、新憲法によりまして国の象徴としてのお立場であり、主権は国民にあるという建前に立って、いわゆる民主主義国家の建設を行われたと考えるのであります。私どもは現憲法の趣旨に基いて今後発展していくべきものと考えておるわけであります。


○平井委員 日本の天皇制が始まりまして、天皇または王様――あるいは外国の王様のごときは戦争をして、勝って王様になるというのが通例でございますが、日本の天皇制の場合、やまと民族の中心として天皇がおわしますというような観念であったのでありますが、長官は皇統連綿と続いて、たとい徳があろうとなかろうと天皇は皇統連綿として続いているのだ、あるいは非常に人格が高くてやまと民族の中心としてふさわしいお方が日本の中心になられておった、このいずれをおとりになりますか、お聞きしたい。


○宇佐美説明員 わが国の天皇制は世襲の制度でございまして、しかもその天皇の位につかれる方がやはり国民の崇敬の中になるようなりっぱな方であってほしいというのが国民の念願であろうと思います。


○平井委員 続日本紀でしたかに「武烈天皇は性さがなくましまし、悪しきというてなさざるはなし。ゆえにここに皇統絶えにき。」と出ておりますが、そこで日本の皇統は絶えております。ところが民族の中心がないというので、当時のやまと民族が非常に心配をされていろいろ徳の高い人を探した結果、河内の国の山奥に非常に崇高なお方がおられた。その人をその次の天皇に中心として迎えた。これが孝昭天皇でございます。そういうふうで非常に徳の高い、民族の中心としてふさわしい方が中心となられ、これを親として崇拝をしておったということは長官も御承知のことと思います。また北畠親房卿は「君は尊くましませど、民を苦しむれば天これを許さず」、こううたっております。

そういうことで常に天皇と国民は一体の姿であられたということも長官は御承知の通りと思うのであります。そこで孝明天皇は、いよいよ王政復古の声が日本に立ち始めまして、当時御承知のごとく日本は徳川幕府によって支配をされておった。そのときも孝明天皇は「すましえぬ水にわが身は沈むともにごしはせじなよろづ国民」、これは若くして世を去られたとも聞き、あるいは切腹したとも私は承わっておる。明治天皇は幼少にして非常に苦労をされた。その結果明治天皇が王政復古の後に明治大帝とまで崇拝をされておるのであります。その後明治天皇は欽定憲法をしかれて、ほんとうに天皇主権のもとに天皇と国民は一体である。すなわち「罪あらばわれを咎めよ天つ神民はわが身の産みし子なれば」、全く一体の姿で来たのであります。その点から見まして日本の天皇制は諸外国と違って、ほんとうに天皇と国民が親子の姿であり、一体の姿であるところに天皇独裁ということでなく、ほんとうに国民と天皇といったような、決して天皇はオール・マイテイでないと私は考える。すべて民の世論、民の声を聞かれて、これで政治を行なったということが日本の天皇制の姿でなければならぬと思います。

従いまして天皇は国民の親であり、ほんとうの中心である。それが戦争がだんだん敗戦の姿をたどって終戦になる。国民の中にはあるいは戦犯、あるいは数百万の戦死者を出しておる。国民の親であるべき天皇は近代天皇でありますが、いかなる親としての行動をされたか、これは私は強く追及をすることもいたしませんが、だんだん敗戦後に天皇制に対する観念が薄らいできておるということは長官も御承知と思います。しかも皇室の尊厳について今日の日本の姿、あるいは日本の青少年の気持、これを考えて今後の天皇制、皇室の尊厳がどうあらなければならぬか、過去のことでなくこれからの天皇制でよろしゅうございますが、皇室の尊厳、今後の天皇制のあり方、これに対してどういう確信を持たれ、どういう天皇制のあり方がいいと思われるか、この点を一つ長官にお伺いいたしたいと思います。


○宇佐美説明員 ただいま平井委員がるるお述べになりました点につきましては、私どもきわめて同感いたすところでございます。常に皇室が国民とともにあられるということ、昔から皇室の念願とされ、その実現に心を砕かれたのであろうと考えるわけでございます。いろいろ機構上の変化があるといたしましても、皇室と国民との関係というものは、常に皇室は全国民のために行動せられるということであろうと思うのでございます。明治憲法時代の憲法上の地位に基く諸制度と変りました今日におきましては、やはりそこに新しい憲法に基く皇室のあり方というものが立っていかなければならないと考えております。もとより先ほど申しましたような基本的な問題は変らないと思いますが、この現われというものは常にその方向に向って進むべきものであると思います。天皇の御位地は、今は政治あるいは文化それぞれの長という意味ではもちろんございません。国民の統合の中心ということにあられるわけでありまして、そういうような立場から国民の進歩とともに皇室もまた歩かなければなりませんけれども、常に国民の大多数とともにおられるということが必要であると思うのでございます。いろいろ一口に天皇制の民主化ということがいわれるのでございますが、そういう意味における民主化ということでございまして、やはり一般市民と全部同じになるという形式的な問題ではないと思います。やはり国民の象徴としてのお立場というものははっきりお持ちにならなければならないと考えますし、国民もまた、そういうわが国民、民族の象徴であるということに対する尊敬もあるのが当然であろうと私どもは思うのでございます。皇族と国民が相親しみ、その間におのずからな尊敬があって、ともに日本国の発展のために尽されるというお姿が将来の考え方の基本であろう、かように考えております。


○平井委員 昔は先帝陛下がおなくなりになりますれば、皇位をお継ぎになる皇太子は、少くとも一年ないし三年の高座の行事をやられて、これならば民族の中心になり得るという確信がなかったならば、即位をしなかったということを読んでおりますが、その昔の日本の天皇制に比べて、敗戦とはいえ、今日天皇制を維持するとするならば大きな差があると思いますが、この点長官はどう考えられますか。戦争が負けたからどうでもいいのだというふうに考えておりますか。


○宇佐美説明員 昔のいわゆる皇太子のお地位というものは、立太子の儀式によってその方に皇太子というものがきまったのでございます。必ずしも現在のような長子相続という形ばかりではなかったのでございます。その意味におきまして立太子ということは非常に重要な意味があったわけでございます。現在におきましては、法制上当然長子相続ということが定められておるわけでございまして、昔の立太子とただいま行われます立太子の意味は非常に違っておると思うのでございます。昔のような行き方につきましても一つの方法でございますが、同時に、そこに政治的なあるいはいろいろな紛淆も起り得るのであります。私どもは、そういうことが皇室に行われませずに、現在のようなはっきりとした皇室典範に基いてそれが行われることが明確であり、紛淆を来たさずにいけるものであると考えておるわけであります。


○平井委員 終戦後に、御承知の通り日本は、国民として非常によりどころがない。せめて天皇制は維持されたのでありますから、これが一つの希望であり、よりどころであったと思うのであります。新憲法のもと国民の象徴となられたのでありますが、象徴ということの解釈は非常にむずかしいと思うのでありますが、象徴といえば、少くとも全国民の崇拝されるべき皇太子でなければならぬ。しかも立太子の式を終了された。しからば宮内庁長官として、あるいはおそばについておる人としては、民族の象徴にふさわしい教育、ふさわしい姿にさせることが職責ではなかろうか。そうならなければ、民族のより場もない。将来の日本を考えたときに、一体どうなるか、これは人ごとでない、日本民族の問題でありますから、特に宮内庁長官はこの点をほんとうに真剣に考えなければ、これが一角がくずれていった場合には、宮内庁はもちろん要りません。宮城開放の問題も近く起ることは当然の話でありますが、現在のあり方が新憲法にふさわしい、あるいは日本民族が非常に尊崇して、喜んで天皇制を護持されると思われておるかどうか、この点を長官にお尋ねいたします。


○宇佐美説明員 私どももただいまお述べになりましたようなことを深く考えておるつもりでございます。今のような新しい憲法のもとにおける皇室におきましては、皇室の方々の御行動というものが非常に大事であると考えております。そういうような意味におきまして、皇太子殿下の御教育と申しますか、御研さんを願うことは、われわれとしても非常に強いわけであります。人を作るということは容易なわざではございませんけれども、われわれといたしましては、大きな一つの職責と考えておる次第であります。


○平井委員 皇太子殿下の御結婚につきましてお尋ねいたしますが、新憲法のもと恋は自由でございますから、皇太子殿下も人間だから恋をするだろう、こうおっしゃるでしょう。それもまことにけっこうでございましょう。しかし民族の象徴という観点から見まして、もしも天皇陛下が皇后陛下と銀座を毎晩散歩しておる、あるいは自分のしたいことをするということになっても、民族が尊敬をし崇拝をすると思われておるかどうか。私は決してこの御結婚に反対をするものではありませんけれども、要するに、もしも皇太子殿下、天皇が民族の象徴とするならば、国民の声によって――いろいろお相手を探したけれどもなかった、民間からぜひもらっていただきたいとあなたから進言をされて御結婚あそばすならば、これは民族の声である、ほんとうに国民の声でありますから、私は大歓迎でございますが、もしも伝え聞くように、皇太子殿下が軽井沢のテニス・コードで見そめて、自分がいいというようなことを言うたならば、ここにおられる代議士さんの子供と変りない。

私の子供と変りない。これが果して民族の象徴と言い得るかどうか私は知りませんが、あなたから進言をされたものか、皇太子殿下が自分で見そめられたものか、この点をお尋ねしたい。


○宇佐美説明員 皇太子様の御婚約の実際についてのお尋ねでございます。これは世上いろいろ間違って伝わっておりますので、ただいま御質問がありましたので、私はこの機会にはっきり申し上げておきたいと思います。

 今回の御婚約につきましては、数年前からいろいろ準備を事務的に進めておったのでございますが、もちろんその選考の方針その他につきましても、皇太子殿下御自身はもちろん、両陛下のお考えも伺って、われわれとしては慎重にいたしておったわけでございます。殿下御自身の御性格も非常に慎重な方でございまして、御自身の義務というようなことにつきましては、はっきりとお考えをお持ちになっている方でございます。

今回の御内定になりました方につきまして、世上で一昨年あたりから軽井沢で恋愛が始まったというようなことが伝えられますが、その事実は全くございません。もちろん軽井沢でテニスを一、二度なさったことは事実でございます。しかしそれ以上の交際があったわけではもちろんございませず、この御婚約につきましても、その当時は何らそういう方がわれわれのあれにも入っておりません。しかしいろいろ候補者を選考して参りました過程におきましても、殿下に一々ごらんに入れているわけでございます。昨年の春ごろからいよいよ何人かの候補者をしぼって御相談申し上げ、そのうちからわれわれも御推薦申し上げ、殿下も冷静な観察をなさって御決心になったわけでございます。

世上伝わるようなうわついた御態度というものは、私どもは実際において全然お認めすることはできません。むしろ非常に老成された考え方を持って注意深く進められたのでありまして、このことはあの当時の発表後におきましても私どもは外に向ってもはっきり申しております。世上そういうふうに伝わっておることは事実と反していると私は考えます。なかなか先に出ますとあとから幾ら申しても徹底をいたしませんで、この点は非常に残念でございます。ただいま御質問をいただきましたのは、私としましてはむしろありがたいことでございます。


○平井委員 長官の説明を了としますが、われわれ、世上というか、宮内庁係の新聞記者連中ともよく知っておりますし、いろいろ聞くところによれば、小泉さんと田島さんが非常な推薦者であった、あとはむしろそう賛成をなさらなかった、これはどうだか知りません。世上の話でございます。そこで小泉さんあたりの教育の仕方がいいと言う人もあるし、悪いと言う人もある。

私、小泉さん、田島さんがどういう意味で強硬に推薦されたか知りません。推薦する方にもまた考えはあると思いますが、非常な推薦をして、ついに宇佐見長官も同意をしたというふうに聞いておりますし、また東宮御所において、皇太子殿下が学友を集めてわあわあ言うた結果とうとうきまったのだというようなことが、御婚約の後にぼつぼつ週刊朝日などに載るようになりましたときの責任や重大なるものがあると思いますが、この点長官いかがお考えになりますか。


○宇佐美説明員 今度の御選考につきまして、皇太子殿下の御教育に顧問として参画しておられる小泉博士あるいは前長官であります田島氏や、その他の方々といろいろ御相談したことは事実でございます。しかしながらこの間においてだれが反対をし、だれが強く推したということはございません。非常にこれは大事なことでありまして、一人の懸念もないということを私は慎重に考えて進めたわけでございます。こういうような点につきまして、私は内容について外に言ったこともございません。いろいろな憶測が出るようでございますが、これは全く事実と違うものと存じております。


○平井委員 これはなかなか大事な問題でございます。将来日本の天皇制が傾いた場合に大へんな問題になるので、私は国民代表として言うておかぬと困ると思うのですが、まず参考に申し上げておきますが、私が先般いなかに帰りましたとき、非常な天皇崇拝者のおばあさんがこういうことを言った。

先生、日本も天皇制はしまいましたね、だから金持ちのお嬢さんをもらったのだろう、そういうふうに心から言うのであります。そういう年寄りが全国津々浦々に非常に多いということも長官は知らなければならぬ。いずれ天皇陛下になられるのでありますから、民族の象徴として、今日の皇太子がそれにふさわしいお方にならぬときは、日本はしまえるのですよ。今日われわれ中共だとかソ連だとか言っておるけれども、内輪でしまえるのですからこれは冗談じゃない。小泉さんあたり少しどうかしておられますまいか。よほど慎重に考えてくれなければ困る。

もう皇室の尊厳というものは、小学校の本にもないし、だんだんなくなってくる。そういうお方を国民が崇拝して、宮内庁まで置いてああいう広いところで生活をする必要はないではないかというような段階まで行きはしないかと、私は非常に心配して言うのであります。長官は世上に伝わっておることはうそであるというけれども、一年前のテニスの写真を出したり、遊ぶところを写してみたり、ああいうことはあなたの責任ですよ。国民は決して喜んでいはしない。

それを国民は非常に御結婚には賛成だ、いよいよ皇室も民主主義になったのだ、こういうふうにもろ手をあげて喜んでいるというふうに考えることは、私は大きな間違いだと考えます。しかし婚約が整ってもう式も近まったのでありますから、これに対して私はとやかく言いませんけれども、英国の例によりましても、これは皇帝にならなければ心配はない。恋愛は自由ですから。私は退位して会社にでも勤めましょうということになると、われわれは一口も差しはさみません。九千万の象徴となられる方だから心配をしておるのであります。その点義宮の結婚と非常な違いがあるということも考えなければならぬ。

そういう場合には退位をされるといえば別でございますけれども、英国とは日本の皇室はかなり違った立場に置かれておるのでございます。英国ならば恋は自由でありますから、恋をなさい、そのかわり国民はあなたを養いませんよ、どうぞなさって下さいというようなことになると思いますけれども、日本はそこまで言わぬが、それだけに国民の気持というものは、あなた方が想像されるのとちょっと違いはすまいかと考えておりますので、今後の皇太子のあり方、今度婚約されるお方のあり方、写真等、これは宮内庁の宣伝と申しますか、そういうことについては特に私は留意をしなければならぬと思う。

これは共産党であったら大歓迎です。要するに天皇制のあり方、皇室の尊厳ということをもう少し高める上において、何かあなた方は研究をされておりますか、まだ何も考えておりませんか。将来どういうふうに日本のこの皇室というものを持っていきたいというお考えですか、この点一つ。これはあなたが長官のときですから大へんな問題になる。将来問題になったときに、私があそこで質問したがその通りになったと言わないように一つ心がけ、また今後あなたとしては、どういうふうに天皇制を持っていき、皇室の尊厳を高めていくというお考えであるか。


○宇佐美説明員 先ほど御指摘になりました殿下の今回のことについての御態度は、先ほど私がはっきり申し上げた通りでありますが、おきまりになりました以上は私どもはやはり将来殿下と妃殿下がほんとうの愛情を持って、りっぱに結ばれていかれるということをわれわれは望むものであります。しかし今御指摘になりました御行動についてはわれわれも非常にこまかい点まで注意をいたしております。最近の週刊雑誌等を見ましても、そういった問題についてわれわれも国民の疑惑が起らないように、いろいろ報道関係にもお話し申し上げたのですが、雑誌を見ますと、宮内庁は反動化したというようなことを盛んに座談会でも言っておりますけれども、国民に筋の通った報道というものはやはりなければいけない、どういう生活をなさるかということは当然なければならないと思いますけれども、むやみに追いかけ回されるということについては、われわれとしても心外でございます。そういう点で、殿下の御行動については慎重な注意をいたしておるわけであります。しかし昔のようにすべてを不自由なと申しますか、当然あっていいことまで押えるということもどうかという気がいたします。殿下が伸び伸びと自身の立場を思いながら御成長を願いたいとわれわれは思うわけであります。やたらに何でもかでも押えるということもどうかと思います。ただりっぱな地位に対する御自覚から、すべての行動をよく考えていただいて、われわれもそれをお助けして、ほんとうに国民の将来の象徴としての素質を十分伸ばしていただきたいということでございます。これは大きな政策とか、そういうことが表面に出ることではなく、日々の行動が重なってそこに現われていくものと思います。私は日々のことにつきましても、東宮職のおそばにおります者にもちろんるる申しますし、小泉博士も皇室の将来ということとあわせて考えてやっていただいておりますが、私もよく国会における御質問等も伝えますし、私の考えも始終述べておるわけでございます。

 なお今後の皇室のあり方につきましては、御指摘の通りに、ほんとうに真剣に慎重に私どもは考えなければならぬ。そういう問題について、ただ宮内庁の組織だけで考えていいのか。その間において世論を聞き、いろいろな立場から検討すべきはもちろんであります。そういう点についてもいろいろ今考えつつあるところでございます。まだ申し上げる程度にまとまりませんけれども、将来のためにこれはほんとうに考えていかなければならぬというふうに思っております。


○平井委員 皇室は、御承知の通りわれわれ国民と実は違うのでありまして、これは昔なら天皇学でございますが、今日の教育係というものの教育は、われわれ国民と違った立場においてされなければならぬと思うのであります。これはわれわれのようにちょっと代議士に立ちたいとか、金がほしいとか、名誉がほしいということ、全く教育に要らぬのであります。ほんとうに欲も得もない、ほんとうに人間の象徴としていかれればいいのでありますから、その教育は今あなたがおっしゃるように、あまり何もかにも押えるということではなく、民族の象徴にふさわしい教育、それを小泉さんはちょっとはき違えておりはしませんか。

国民らしく育てるということが小泉さんの教育の方針では困る。これは事実欲も得も要らない、選挙の必要もなければ何も要らぬのですから、その点の教育はあなたが小泉さんに教えてやって、皇太子殿下の教育というものは、一般の学習院の生徒と別でなければならぬ。昔なら上御一人といわれたのです。一般の学習院の生徒並みに教えたのではこれは絶対に象徴になれない。われわれが欲しない点、またできない点、国民では及ばないという教育があると思います。そういう教育を教えない限り――ただ昔と違って自由である、自由に教育をするのであるという行き方もありましょう。自由主義者の中にはありましょうけれども、そこは一つあなたが小泉さんあたりに教えてやって、一般の生徒とは違う立場においての昔なら天皇学、今日なら皇太子殿下の教育というものをされなければ、これは象徴として国民が崇拝するかどうかわからなくなってしまう。早い話が、皇太子殿下が銀座へ遊びに行かれる、友だちと一ぱい飲みたい、そういうことになったら、これは民族の象徴ということは絶対に言えない。天皇は常に大自然とともにあらねばならぬ。そうしなければ英国の国体と同じになるのですよ。日本の天皇というものは、常にもう大自然、どこから見ても富士山の姿のように拝まなければならぬというぐらいのあり方でなければ、国民は崇拝しませんよ。そういう点から見て、いま少し厳格な教育をされたらどうですか。昔、北畠親房などはこれはもうけ飛ばしおったという話です。たたきまくって教育をされたということも聞いておるが、あまりにも自由奔放な教育をされておるのじゃないか。そういうことからきて皇太子殿下の感覚が違ってくる。自分の将来民族の象徴としての感覚が狂ってくる。どうもこのごろはわれわれが考えても――われわれは子供のときから天皇一本で育ってきた、教育を受けてきた者でも、ちっとおかしいではないか。まして終戦後の教育を受けた青少年は、全くそういうことがなくなってしまう。

 そこで議題にありますところの皇居の造営ということになれば、これは非常にむずかしい。あなた方の教育いかんにより、天皇のあり方いかんによって、造営ができるかできぬかになるのです。お互いが天皇制護持者だから、何でもかんでも皇居を作れというふうなわけにはいかぬようになっておるのです。それを一つ長官は十分考えていただきたい。もしも教育があまり芳ばしくないというなら、小泉さんあたり入れかえたらどうですか。そんなことこそ民主主義だ。いつまでも、勤まっても勤まらぬでも、この人間をそこにつけておくということが一番封建的ですよ。もし皇太子殿下の教育係でも、これはちょっとあなたが悪いと思ったら、あなた方が入れかえたらいいじゃないですか。それが今日のあり方でございます。昔ならばかでも何でも一ぺんひっついたら、宮内省におればやめさせられなくなっておった。今日ではどんどんやっていいのですから、そういう新体制に切りかえていって、よりよく皇太子を教育するというふうにされなければ、天皇陛下は何もおっしゃらぬのですから、あなたがそういうふうに判断をしなければ、今後の、遠き将来というか近き将来というか、日本に変動が起った場合には、あのときの長官は宇佐美さんであったということになれば、あなたの人格はりっぱであるけれども、やはり時にぶつかればあなたの責任になりますから、その点、あなたが十分研究をされ、努力をされて、やはり皇室の尊厳を残していくというふうに努力をされなければならぬと私は思いますし、また皇太子殿下においても、これはあなたが直接進言できるのかどうかわかりませんけれども、十分そこを自覚されて、やはり国民の崇拝するに足る人間になってもらいたい。これは人間というか、昔は神様だったのです。御承知の通り明治憲法のもとにおいては、神聖にして侵すべからず。今日人間になったというだけで、やはり象徴ですから、象徴ということについての私の解釈が合うかどうか知りませんけれども、私は民族の象徴ということになれば、天皇は、国民が貧しければ貧しいものを食べ、国民の政治、経済に伴って生活をしていかれる、ああ陛下は銀座にも行かれぬし、映画も見られぬ、これはわれわれはひとしく崇拝しなければならぬという気持になっていくと思うのでありまして、民族の象徴というのはただ看板だけで、あとはわれわれ国民と同じ行動をとってよろしいのであるというふうに考えたならば、象徴とは言えないと私は思いますが、あなたは象徴ということをどう解釈されますか。


○宇佐美説明員 終戦後今まで皇室に対する一般的ないろいろな批判が行われて参りましたが、この大きな流れというものは、やはり一言で言われるような民主化、もっと自由にしてあげなければいけないのじゃないか、あるいは今おっしゃったような、銀座にもおいでになればいいし、喫茶店にもおいで願えばいいじゃないか、そういう議論が割合に多かったと思います。しかし私は決してそうは思っておりません。やはりすべて普通の国民と同じ生活をするということでは、ほんとうの象徴としての国民の尊敬を集め、親愛を得られることにはならない。それは、ある意味において自由が一部ないともいえます。しかしそれはやはり国民の中心となって、象徴としてお過ごしになるには当然負われるべき御責任であり、御義務であると思います。そういうことでなければ、何らわれわれと差がなくなってしまう、私は常にそう思うわけであります。最初に申し上げたような意見はいろいろございますし、いわゆる雲の上に上る行き過ぎた行き方は、もちろん直していくベき点があれば直さなければならぬのでございますけれども、やはりそこにはきぜんとしたことがなければ、秩序は保たれませんし、また尊敬や親愛というものも生まれてこないと私は常に考えております。そういう御修養もなさらなければなりませんし、そういう義務ということもしっかりとお持ちを願わなければならぬと私は考えております。しかしそういう点は御幼少のときからおそばの者が、そういういろいろな進言に対しては気持よく胸を開いてお受けになることをほんとうによく申し上げ、われわれが、あるいはそばの者が申し上げることは、よく御反省になる方だと私は思っております。もとよりまだお年もお若いことですし、御修養願うべきことは多々あるわけであります。小泉博士は、常に皇室の将来を最も心配しておられる一人だと私は考えております。しかし具体的にどういうことをということについては御相談もございますし、私も遠慮なく意見を申し上げておるわけであります。今後においても、そういったことについては最善を尽したい。今回のことにつきまして、大きなことを申すと仰せになるかもしれませんが、私が責任をとって済む事態ではない、それ以上の大きな事態であるというふうに考えて参ったつもりでございます。不敏でございますけれども、この覚悟だけはいたしておるつもりであります。


○平井委員 最後にお尋ねなりお願いをして終りたいと思いますが、御結婚式も近いのでありますから、今の長官の御説明で私は納得いたしましたが、なお宮内庁から国民が納得するようにしていただきたいと思うのと、これは長官に幾らわれわれが質問してもしようがないが、皇太子殿下並びに宮様のおつきの人は、悪ければ取りかえなければ教育というものはよくなりません。あなたが見はからつて、これはあまりよくないと思われる人はどんどん取りかえられて、そうしてりっぱな教育をされる方をお入れになって――今の人がいいか悪いか知りません。悪いと言う人もあり、いいと言う人もあるが、取りかえて教育をなさらぬと、将来非常に大きな問題が起るのではないか。天皇制のあり方ということは、日本の政治、経済あるいは世界の動静に従ってあらなければならぬと私は思うのであります。従って皇居造営の問題におきましても、まだ審議会はできないのでありますけれども、もしも審議会ができましたならば、時代に即応して、かつて三井、三菱の大財閥が十万坪の屋敷に住んでおったのが、今日一万坪の住居におるということを参考にして、今日の皇居のあり方はどういうふうでなければならないかというふうに、率先宮内庁は研究をされていかなければ、これまた非常な難関に到達すると思うのでありますから、日本の情勢、世界の情勢、東南アジア未開地のところにクーデターがあり、いろいろある世界の動向をよくながめて、ひとり日本だけが昔の風習ではいかれない、日本の皇室はこうあらなければならないという見地から、まず率先してあなたの方で案を立てられなければ、将来禍根を残すと私は思うのであります。どうか皇居の造営の問題につきましても、あなたの方で十分考えられて、先手を打つといってはおかしいのでありますけれども、この程度でよかろうとか、あるいはこうした方が今の日本の皇室にふさわしいのであるということを十分考えられてお作りにならなければ、将来禍根を残す。東宮御所の御造築のごときも、間組が一万円で引き受けた、こういう崇拝組も日本にはあります。また家がなくて困っておる国民もある。私は間さんに言いたい。そういう金があるならば、住宅のない人に建ててやったらどうかと間さんに言いたいが、あまり私は懇意でないから言うておりません。そういうお方もあるが、それが全部でないことも考えなければならない。そういう人もおります。いなかの年寄りの八十、九十の人は、日本が戦争に負けたことも知らないという人もおりますから、そういうことを十分考えて、あなたの方で考慮されて、現在の世の中にふさわしい皇居の造営を計画していただきたい。同時に今後の皇室の尊厳並びに天皇制のあり方を十分研究されなければ、日本の将来にいかなる変動が起るかわからぬということを肝に銘記して、今後長官としてりっぱに職責を全うされるようにあなたにお願いを申し上げて、私の質問を終ります。


○内海委員長 受田新吉君。


○受田委員 私は宮内庁長官並びに法制局長官並びに総理大臣にかわって御出席いただく官房長官に相次いでお尋ねを申し上げたいと思います。それは皇室に関係した事項で、今、平井議員よりお尋ねになった諸問題を別の角度からお尋ねしてみたいと思います。

 私は最初に、日本の天皇制というものが新憲法で国民の象徴とされているということに一応うなずき、またこれを支持していく一人であります。ただここで問題となるのは、天皇の御地位というものに対して、新しい憲法が保障する基本的人権、いわゆる憲法の第三章に掲げられてある基本的人権と矛盾する面が相当起っておらないか。この点が第一のお尋ねの問題であります。具体的に申し上げますが、新憲法は天皇を人間天皇として宣言せられておる。そういう意味からいうならば、その人権もまた十分尊重をするという意味で、象徴としての天皇の権威を傷つけない限度におけるゆとりある人権尊重のあり方が示されておらなければならぬと思います。一例をあげますが、天皇はいつまでも天皇の御地位におられなければならないということになると、非常に窮屈なお感じをなさることもあろうと思うのです。従って、たとえば皇太子が成年に達せられ、あるいは御結婚をされる。そして十分後継者として天皇の地位を守ってもらえるということになり、また天皇御自身も、一般でいうならば定年退職に当られるくらいの年配になられる、こういうことになるならば、天皇の御退位の自由ということが一応認められていいのではないかと思うのでございますが、この問題は、宮内庁としては、また法制局としては、どういう御見解を持っておられましょうか。


○林(修)政府委員 ただいまの問題は、非常に重要な問題であると思います。これは御承知の通りに、新憲法が当時の帝国議会において審議された際に、あるいは現行の皇室典範が法律案として議会で審議された際にも、非常に議論されたところでございまして、いろいろの角度から御議論があったわけであります。しかし当時の政府として、皇室典範にこういう制度を認めなかった理由としては、次のようなことがいわれております。現在の憲法は、もちろん皇位継承のことにつきましては法律に規定を譲っております。法律である程度のことは書き得る範囲のことがあるはずでございます。しかしこれは憲法第一条が、天皇は日本国の象徴とし、それからその地位が日本国民の総意に基くというこの規定、それから第二条に皇位は世襲のものである。こういう規定と離れて、ただいまの問題を議論することはできないと私は思うわけであります。なるほど新憲法によって人間天皇としての地位はできましたけれども、しかしそれだからといって、一般の人と同じようにこれを扱うわけにはもちろんいかない。やはりこの象徴たる地位、あるいは国民の総意に基くこの地位というものと相いれない範囲におけるもの、そこに制約があることは当然だと思うわけであります。これはやはり皇位というものは世襲のものである。それから古来ずっと一つの系統で受け継がれてきているということと、それからそこに天皇が過去においてはもちろん譲位ということはあったわけでございます。そういうことはありましたけれども、ただいま申し上げたような御地位、それからこの天皇のそういう象徴たる地位から考えまして、御自分の発意でその地位を退かれるということは、やはりその地位と矛盾するのではないか、これはやはり幾多過去の例からいっても、いろいろ弊害があったこともございます。これは一言で申しまして、天皇には私なく、すべて公事であるという考え方も一部にあるわけであります。やはり公けの御地位でございますので、それを自発的な御意思でどうこうするということは、やはり非常に考うべきことである。そういうような結論から、皇室典範のときに、退位制は認めなかったのであるということを、当時の金森国務大臣はるるとして述べておられます。この問題は、実は皇室典範の審議されたときの帝国議会においては、皇室典範の論議の半分ぐらいを占めております。そういうことで政府案が通過したような関係であります。その当時における政府側の見解は、ただいま直ちに変更するほどの理由は私はないと思っております。従いまして今、受田先生のおっしゃったようなことも確かに一つの議論としてはあることと思いますけれども、軽々にこれはきめられない、かように考えております。


○受田委員 私はこの新しい憲法や皇室典範の審議の際の問題を今持ち出しておるわけではない。当時は天皇のお立場が戦犯としての批判を受けようとされたり、戦争責任が追及されたりという渦中にあられた。しかし今日はようやく世界の情勢も落ちついてきたし、日本の復興もほぼでき上ってきたという段階になって、しかも世継ぎになられる皇太子が御結婚されるという段階になられるということになるならば、もうそうした戦犯論議とかその他の戦争責任問題を乗り越えた新しい段階にきて、この問題を考えなければならぬ時期にきておると思う。ことに現在の天皇は二十才になられたときに摂政になられて、自来すでに四十年に近い間を、まことに筆舌に絶する苦労をされておられる。ことに大東亜戦争の責任などという問題になってくると、御自身も非常に痛切に感じておられる。しかしあの大東亜戦争を締めくくる終戦というところへ踏み切られたのは今の天皇であられた。そういう意味からも、私は今の天皇御自身がその悲劇的運命の中に苦労されて今日に及んでおられることを思うときに、皇太子が御結婚されて、一人前の世継ぎとしてもりっぱな資格を備えられておるということになるならば、ここに終戦直後の混乱の中で論議された憲法論議や皇室典範論議とは別の意味で皇室典範は法律でありますので、この法律を改正して、天皇の退位の自由を認めてあげるということが、新憲法の第三章に掲げられた基本的人権の尊重の条項にも合致するものだと思う。従って象徴の尊厳を傷つけないで、後継者がりっぱにおられる場合に、皇室会議の議を経て退位をすることができる、そういう考え方は、私は成り立つと思う。この問題は、新しくそういう事態に遭遇しておるという気持を私は持っておるので、新しく検討をすべき段階ではないかと思う。昔のものを引っぱり出して、今ごろまだ依然として古い感覚で、憲法、皇室典範の論議をされた終戦直後の空気をそのまま今に持ち込むということは、どうも時代感覚のずれはなはだしいものありと認めざるを得ない。いかがですか。


○林(修)政府委員 決してその当時のいわゆる戦犯論議とかいうこととの関連のみで申しておるのではございませんので、やはり確かに受田先生のおっしゃるような基本的人権の尊重ということもございますけれども、憲法第一条、第二条等で規定しております象徴たる地位、あるいは国民の総意に基く地位、皇位世襲の継承ということと切り離して、この問題は解決できないと実は思っております。従いましてやはりそういう今おっしゃったようにいろいろ個々的の場合には、いろいろの事情が起ることはございましょうけれども、今おっしゃることであれば、結局制度としてそれを認めろということになるわけでありますが、この制度として認めろということは、国民の総意に基く御地位、象徴である御地位ということを考えますと、私はそう適当なものではない、過去の歴史を見ましてもそういうことは適当なものではないのじゃないかということも考えるのであります。あるいはこれは制度として認めれば、皇位継承の順位に異動を来たすこともあり得るわけであります。そういうことから考えまして、これはやはり慎重に扱わなければならない、軽々にきめられない問題だと思います。


○受田委員 もちろん軽々にきめるべき問題ではないでしょう。しかし世襲制度というこの憲法第二条の規定によっても、世襲には間違いないわけです。だから隠居する制度も考えられておるのですから、御隠居なされるという形になればいいわけです。従って世襲制度というこの憲法第二条の規定に矛盾する形にはならないわけです。お世継ぎがちゃんと成年に達しておられる、御自身も定年に達しておられるということになれば、当然そういう自由を認めてあげるという規定が、しかもそれが皇室会議という一応の機関の議を経てきめられるわけでありますから、軽々にきめるわけではありません。こういう制度を考えて差し上げることが、憲法の精神にマッチした皇室典範の改変であると思う。

 もう一つそれに関連して、天皇の行為の自由ということにもしばしば問題が起ってくる。たとえばただいまの陛下は、弟さんの秩父宮がなくなられるときに、ぜひ臨終の弟宮を見舞いに行こうとされたときに、ついに宮内庁は見舞いを押えたといわれる。ただいまの皇后は、お母さんの倶子さんがなくなられるというときに、これまたついにお母さんの臨終にもおもむかせしめられなかったという、おそるべき人権侵害をやっておると私は聞いておる。肉親の死に宮内庁がそういう圧力を加えて、人情の自然と美しさを押えるという、こういうことは一体どういうところに原因があるか、そういうことは絶対なかったかどうか、その事情をこの際あわせてお伺いしておきたい。


○宇佐美説明員 前段の陛下の自由な御意思に基く御退位ということにつきまして、法制局長官からお答えがございました。私も全く同様に考えておるわけでございます。現在の場合のみを考えるのでなく、日本永久の将来のことを考える場合に、自由なる御意思による御退位というようなことを、その象徴たる位地から見て、常に国民が全部異論なく認めるかという問題は、いろいろな将来のことを考えますと、容易なことではない。私どもはこれにつきましてすぐ御賛成を申し上げる気持になれないのでございます。

 また後段の御質問でございますが、これは宮中のいろいろな昔からの風習がございます。今の陛下は、そういう点について勇敢に直すべきものは直すお気持でございます。われわれといたしましても、そういう御趣旨に基いて、自然にそういった点につきまして十分考慮をいたしております。御指摘になりましたような点につきましては、われわれは宮内庁において阻止をしたというようなことは全然ございません。事実不幸にしてお間に合いにならなかったということでございます。


○受田委員 そういうお間に合いにならなかったというようなことで、その場をごまかすべきものではないと私は思う。こういうことは、お工合の悪い肉親がおられる場合に、自由にお見舞いができ、その臨終に立ち会われるという努力を、宮内庁がなぜなさらないのです。間に合わなかったのだという言い分は、はなはだ重大な問題だと思うのです。宮内庁としてそういう人情の美しさを押えるような措置をされたと解釈しても、これはやむを得ないじゃありませんか。今度皇太子が結婚される正田さんの場合でも同じことです。つまりこういう場合に正田家が非常に心配しておられる問題として、そうした人間としての自由性を圧迫される点はないかという点がおそらくあったと思う。そういうことについて宮内庁としては、人間としての美しさ、人情の自然というものを十分尊重して、一切こういう問題については人権を侵害するようなことはない、今後は絶対にさようなことはしないということをお約束できますか、まずそれを伺っておきます。


○宇佐美説明員 皇室の方々が、御両親その他の御不幸の場合にお見舞いなさることを、われわれは阻止するというようなことは考えてもおりません。しかし実際の場合に、やはり象徴としてのお立場から、今の例でなくても、そうあそばしたくてもなされないときもあろうかと思います。そこはやはり外から見ますと自由を押えているとわれわれは考えるわけであります。


○受田委員 九重雲深きあたりの一般国民に理解できないような形の宮内庁の措置は、やはり感心できません。宮内庁としては、そういう問題についてはもうあけっぱなしで、たとえばお見舞いに行かれるのに途中の警戒の問題などがあるとかいうことを気がねされて、肉親の死にも会うことができないというような御心配があるならば、そういう問題についてはあたたかい心組みをもってお役目の方をやられればいい。そういうことを十分含んで、何らか一般国民との間を隔離申し上げるような形のないように、一つ宮内庁としては御努力願いたいと思う。

 私はもとに話を戻しますが、もう一つこの御退位の問題に関係するのですけれども、もし退位の自由を認めたならば、皇位継承の順序にも問題があると今長官が仰せられました。これは私はどこに問題があるかということをお尋ねしてみたいのですが、たとえば皇族から、皇位継承の地位にある皇族の身分を離れるという申し出があったという場合のことですが、いかがですか。


○林(修)政府委員 これは仮定の問題ですから、そのつもりでお聞き願いたいと思いますが、かりにそういう制度がございました場合に、たとえば天皇が退位せられる、そのときに実は皇子がおられない、従って皇位継承が皇弟に行ったという場合に、あとから皇子が生れるという場合のことを考えれば、いろいろ問題があると思う。これは過去においても日本の国史を見れば問題があったと思う。そういうことも一つの形態としては考えられるということを申し上げたのであります。


○受田委員 私は、後継者がはっきりして御本人も相当の年令に達しておられる、こういう場合に皇室会議の議を経てきめられるのだと申し上げているわけです。皇子もおられない、もう本人はおやめになった、そのあとに皇子が生れた、そういう仮定の問題を今持ち出したら皇室会議の議が通りますか。皇室会議の議を経るということになれば、やはりそこにはっきりした後継者がおられる、天皇の長期にわたる御苦労に対してもいたわりの気持をもって御退位をお認めするという形になる場合です。そうでない場合には皇室会議の議は通りませんから、あなたの御懸念の問題は解決するのではありませんか、私はそう思うのですが、いかがですか。


○林(修)政府委員 先ほどから申し上げております通りに、今受田先生のおっしゃることは、やはり制度としてそういう制度を設けたらどうかというお話でございます。従いましてそれはやはり皇室典範の中にそういう規定を取り入れることになるわけであります。そうなればこれは一つの制度として将来に向っての問題になります。いろいろなことももちろん考えなければならないことになるわけであります。そういうことを考えてみました場合に、今の自発的な御退位の制度というものが、果して天皇の世襲制、皇室の世襲制、皇子の世襲制、あるいは天皇の象徴たる地位、あるいは国民の総意に基くという国民の信念から見た考え方、そういうところにマッチするであろうかどうか、これはやはり相当疑問のあるところだと思う。今、受田先生のおっしゃるような御議論ももちろんあることと思いますが、それに反対する議論も相当強い根拠を持っていると思います。従いまして私どもとして今簡単にそういうことに踏み切る決心はないわけであります。むしろ先ほど宮内庁長官が言われました通りに、簡単には賛成できない、こういうことでございます。


○受田委員 あなた方は天皇のお立場というものを考えていかなければならない。そこで、あなた方だけの御都合で、天皇の人権をいつまでも侵害していくことは問題だ。だから御用学者という立場であるなら仕方がない。しかしながらもっと純粋な理論的な立場でものを考えていく、あるいは日本の将来を考えてこう解釈したいというような、あなた方はやはりある程度の余裕のある解釈をしなければならぬ。

 もう一つ、これに関係するのですけれども、女帝です。皇族女子には皇位継承権がないわけですが、この皇族女子の皇位継承権を容認するという典範の改正というものは、これは決して差しつかえないわけです。今の憲法では男女平等である。憲法の十四条で、法のもとの平等、貴族の禁止、栄典というところにも、人種、信条、性別云々で差別されないことになっている。そういうところからいっても、国民の象徴だけを差別するということがあり得ますか。そういう意味からも新憲法の精神にのっとって、皇族女子の皇位継承権を認めるということは、私は当然考えられていいことだと思う。いかがですか。


○林(修)政府委員 これも皇室典範のときに議論されたところでございまして、一応議論済みのことだと私は思っております。重ねて申し上げますけれども、確かに憲法では男女平等、あるいは婚姻における男女平等、あるいは相続についての男女平等の原則をきめております。しかしこれはむしろ普通一般の家であれば、昔のような家の制度はもちろんないわけでありますから、主として財産相続についての男女平等でありますが、皇位あるいは象徴たる地位というものは、必ずしも今申しました民法上の相続と同じように考えるわけにはいかない問題が一つあります。そのほかにやはり古来の日本の国民の一つの総意と申しますか、国民の信念と申しますか、つまり男系相続ということで実は一貫して参っておるような状況でございます。従いまして男系相続ということを認める以上は、女帝を認めれば、そこで男系は断絶するわけです。別の系統に移動するということになってくるわけであります。そういうことから一つの問題点がある。また女系による相続を認めれば、これは別の問題でありますけれども、やはり日本のいろいろの古来の国民の感情あるいは現在における国民の感情からして、果していかがであろうかという問題があるわけであります。また過去における女帝の例、日本には幾つかの女帝の例がございますが、これはいろいろな特殊な事情に基いた例だと思っております。そういうところから、やはりこれは慎重に考えるべき問題だということで、皇室典範のときにもその問題はいろいろ話題に上りながら、そういう規定はされなかった。その事情を今直ちに――おしかりを受けるかもしれませんが、そういう事情を今直ちに解消するだけの事由はないのじゃないかと思っております。


○受田委員 この問題は、どうも男系相続が日本の伝統であるからなどという古くさい考えで御答弁されておるようでありますが、すでに英国においてもそういう制度が長期にわたって保持されている。ただ英国の制度には、女帝の場合には男子の兄弟がおらぬというような場合に、女子だけだというようなときに、女帝ができておるわけでありますけれども、一応程度の差はありましても、皇位の継承権に女子の相続権というものは認められておる。こういうところから見て、世界の大きな流れというものを見たときに、昔の古い伝統を今ごろ持ち出されて、男系相続が日本の伝統などというこの論議は、どうも法制局長官としてまずい論議じゃないか。新憲法の精神というものを――ここにおられた自民党の方の中にも、退位の自由と女帝は大賛成だという意見が出ておる。そういうふうな意見が……(「反対だ」と呼ぶ者あり)与党は分裂状況です。そういうことからも皇室典範に対して、もう少し人権を尊重し、象徴としての権威を傷つけない限度において人権を尊重するという配慮をなさるべきではないか。特に宮内庁長官とされても、そうした宮内庁の事務を担当される責任者として、常に日本の将来、国民の皇室に対する感情等の問題を十分洞察して、長い目で見た日本の皇室の将来への見通しを持った努力をしておかれないと、思いがけないところから、今回の御結婚を契機として、皇室に対する重大な国民の悪感情が起ってきたりするおそれが私はあると思うのです。そういう意味から、少くとももう少し大衆と溶け込んだ皇室という、同時に象徴としての立場は保持されるような配慮を払いながらという気持は必要でございますが、そういう努力をしておかれないといかん、かように思うのです。

 そこで、三笠宮に例をとりますけれども、三笠宮が紀元節に対する見解を表明されたというので、中にはこういう三笠宮のような皇族がおられては、皇室の尊厳に関係するから、皇族をやめてもらおうじゃないかという意見がある。宮御自身も皇族をやめたいというお気持を表明されたとも承わっておるのであります。宮が、皇族が、そういうことを発言されたということについて、これを政治問題として見ようとするならば、それはけしからぬじゃないか、皇位の継承予定者がそういうことではいかぬじゃないかという議論が成り立つかと思いますけれども、宮の学者としての良心から叫ばれたこの言葉に対してかれこれ議論する。自民党の諸君の中にそういう声があるわけです。そういうものに対して宮内庁としては、また法制局としては、皇族の身分にある者の発言について、何か常に注意をしておるとか、あるいは圧力を加えておるとかいうことがあるのかないのか、また三笠宮の皇族を離脱したいという気持を持っておられるという表明があったことがあるのかないのか、これも一つお答え願いたいと思います。


○宇佐美説明員 三笠宮様のことについてのお尋ねでございます。殿下は、終戦と同時に軍籍を離れられまして、将来のために東大にお入りになって歴史を御勉強になっておられます。非常に熱心に御勉強になっておるのであります。しかし私は、皇族であられることがまず第一でございまして、国民は学者になっていただくということにおいて皇族におなりを願っておるのじゃないと思います。やはり皇族としてのお立場、義務というものを第一にお考え願うべきであると思います。同時に、お仕事として御勉強になり、それを通じて国家、社会に貢献されるということも私はけっこうだと思う。しかしそれはあくまで学問的なことでありまして、そのお地位から申しまして、政治的問題に関与されていかれるということ、どうも私どもとしては御賛成できないと思います。そういうことにつきまして私も殿下とお話を申し上げておることがございますけれども、しかし今お話しになりましたような皇族の籍を云々ということは、何も私は伺ったことはございません。いろいろ著書等も御発表になるようであります。私といたしましては、もっと慎重な御態度を希望しておるところであります。


○受田委員 宮内庁長官、えらいかたくお考えですが、三笠宮は、紀元節の問題などについても、これは天皇一家の、皇室の私事であるという見解を表明され、これを国民の行事として取り上げることについての意見を持っておられるわけなんです。そういうことについて、これが政治的な見解であり、学者としての立場では行き過ぎだというような御注意を申し上げるということは、これはどうかと思います。皇族の御発言は何事もそれではできないということになる。純粋な御意見も述べられないということになる。それが多少でも述べられると、すぐどこかにひっかかるというような問題であれば、何事もこれは発言できないということになる。これこそ人権侵害もはなはだしいものになってくる。こういうことについて、もっと自由な気持で皇族としての立場を御自身が十分考えておられるのですから、もし皇族の立場をお考えにならなければ、もう皇族を離脱されることになるのですから、そこは成年に達せられて、しかも良識を持たれたりっぱな三笠宮の御言動に対して、一々御注意申し上げ、おしかり申し上げるということは、私は宮内庁長官としては行き過ぎだと思う。そうなりますと、皇族の身分に生まれた人は、そういう発言やらすべての行動にわたって非常に不幸な立場になる。(「もちろんだよ」と呼ぶ者あり)そういうことこそ人権侵害なんです。私が今申し上げていることは、あらゆる面に不幸な立場に追い込むということでなくて、許される限度内の御自由を認めてあげる、新憲法の御自由を認めてあげるという努力もしておらないで、すべてワクの中にはめ込んで、非常に窮屈な生活をさせていくというようなことは、お役人たちのとるべき道ではないと私は思っておる、そういうことを私は今指摘して、人権の尊重を可能な限りにおいて認める努力をしてあげるという、その配慮を希望しているわけなんです。これはもちろんと言われるかもしれないが、皇族の身分にあり、あるいは天皇の御地位にある人は、あらゆる角度からその人間性の豊かな暮しを押えられるということになる。いかがでしょうか、こういう点について、高い立場から今後の皇室のあり方、皇族の立場というものについての配慮をどうすべきかということについて、何かあなたはお考えになっていらっしゃることはないでしょうか。


○宇佐美説明員 重ねてのお尋ねでございますけれども、一つの学問をせられましてある結論に達せられるということは、これはだれも押えることはできません。またそれを周囲の人に多少お漏らしになるというようなこと、それもいけないとは思っておりません。しかしながらそのお考えが、言葉は悪うございますが、左右いずれにしろ政治的な問題になり、皇室に非常に影響するというようなことを国民が心配するときには、慎重な態度をとらるべきであるということは私は誤まりないと思います。


○受田委員 左右いずれにせよ、それが政治的な方向へ行ったとおっしゃっているのですが、三笠宮御自身としてはそういう政治的な気持はみじんもないわけなんです。そういう問題を政治的にこじつける人々がおり、それを悪意にとる人々がおるわけなんです。この問題は、つまり三笠宮の言動に対しての影響力というものを、外部から不純に利用しようということになるわけなんです。あなたはむしろその外部を押え、宮の考えておられることは正しいのだ、学問の研究の自由は尊重しなければならぬという立場で、特に政府与党の諸君などに厳重に御注意される方が、むしろ筋が通ると思う。

 もう一つ、皇室典範の規定の中で、退位の問題にも触れてきたのですが、天皇が崩ぜられたあとへ新しい天皇が即位されることによって元号が変るわけなんですが、その元号がどういうふうに変るかということは法律では規定してない。これはもし御退位が実現され、あるいは天皇がなくなられたという場合に、どういう規定が用意がされておるのか、法制局長官から一つ伺います。


○林(修)政府委員 御承知の通りに、これも旧皇室典範には規定があったと思います。それが新しい皇室典範を規定するときには、皇室典範のきめる事項ではなかろうということではずされておるわけであります。そこで残っておりますものは多少問題がございますが、明治初年の行政官布告というものがあるわけであります。しかしいずれにいたしましても元号の問題は、確かに天皇の御退位あるいは天皇がおなくなりになったあとの新しい天皇の即位という問題と相関連する問題でございますけれども、これは今の憲法のもとにおいて、そういう新しい元号を立てるということは、私はやはり法律できめるべき事項だろうと思っております。これはかつて新憲法施行当時、そういうような法案も予定されたこともあったようでございますが、当時の占領軍政策の事情でもってこれは消えております。その後御承知かと思いますが、当時の参議院の文教委員会において、いわゆる西歴紀元を採用したらどうかということも御議論になったこともございます。そういうようなこともございますが、いろいろな事情を考えて、これは将来のことでございますが、元号制をどう立てていくかということについては、法律をもってきめるべき問題である。かように考えまして、一応そういうことは私ども考えなくてはならないというふうに思っております。


○受田委員 元号の問題を考えなければならぬという御意見のようでございますが、これは西歴を用いるとか、いろいろなことがあるにしても、日本の立場からの特別な規定を設けておくということは大事なことだと思っております。大へんおそれ多い話ですが、天皇がいつなくなられても、ちゃんとした用意をされておくということが必要だと思う。

 あとお二人御質問があるので、最後に一言お尋ねしておきますが、今度の御結婚につきましても、天皇の国事事項としての御結婚の儀式と、天皇の御一家あるいは皇太子御自身の個人的な御儀式というものがある。こういう国事の儀式あるいは個人の儀式というものの限界線は、一体官内庁としてはどういう形でおとりになっておられるのか。もちろん国事に伴う費用というものは当然国会の承認で出されるものでありますけれども、国会の承認を要しなくても済む支出の面もありますので、そういう限界線をはっきりしておいていただきたい。今回の御儀式の中で国事として取り扱える儀式と、皇室の私事として取り扱える儀式の分別をちょっとお聞かせ願いたい。


○宇佐美説明員 今回の御結婚に関しまして、御婚約、いわゆる御結納のことから式の終りますまでいろいろの計画、すでに済みましたものもございますが、今後進められるものも研究中でございまして、こまかい点を今検討中でございますが、大綱につきましては、過日の閣議の決定におきまして、当日行われます結婚の儀と朝見の儀、それから引き続き行われます祝宴の儀が、国の儀式として行われるということが正式に決定になったわけでございます。そのほかの儀式につきましては、実は旧来の諸規定をもとにいたしまして、なるべく簡素に行う、あるいは時代に即するようにするという趣旨のもとに整備をいたしているわけであります。いろいろございます中で、特に国の儀式として考えましたものは今申しました三つでありまして、結婚の儀というのは、これはあくまで両殿下が誓い合われるという結婚の中心をなすものであります。朝見の儀と申しますのは、両陛下に両殿下が正式に会われてあいさつをされるという意味のものでございまして、これは前回の立太子礼、成年式礼の際にも国の儀式として行なったので、その例に従ったわけであります。最後の祝宴と申しますのは、天皇陛下が内外の人に御披露をなさるという公的なものとして、これを国の儀式の一つに入れたわけであります。その他お内輪でなさいますもの、あるいは皇室の御例によって神宮その他に参拝されるということは、一切内輪のこととしていたしたわけであります。


○内海委員長 高瀬傳君。


○高瀬委員 実は赤城官房長官においでを願いたいと申し上げてあったのですが、それはどうでしょうか。


○内海委員長 赤城さんは参議院の本会議に行っておりまして……。


○高瀬委員 実は私は皇室会議のあり方について私の所見も述べ、あるいは内閣あるいは宮内庁の意向も伺いたい、こういうことであるのであります。特に今回の皇太子殿下の結婚に関しまして、皇室会議のあり方について一言お伺いしたい。そして私の所見も述べたい、こういうのであります。もちろん前提条件として、私は皇太子妃が今回きまりまして、御成婚があるということについて、日本国民として心からお喜びを申し上げておる一人でございますから、そういう点は誤解のないようにお願いしたい。

 私は皇室のあり方というものについて、平井君などと意見が違うかもわかりませんが、敗戦直後陛下もおっしゃったように記憶しておるのでありますけれども、つまり英国の皇室のようなあり方、これが日本としては非常に望ましいということを陛下がおっしゃったように記憶しておるのであります。御承知のように私から申し上げるまでもなくいイギリスは今日存在しておるところの君主制の国家の典型的、代表的のものであると言ってもいいのでありまして、皇室と国民とが真に一体になっておるということは事実のようであります。従って敗戦後、日本が民主主義の国家として再出発した際に、英国流の皇室のあり方、あるいは英国流の議会の運営のあり方、あるいは英国流の国民と皇室の関係、こういうものを陛下は理想にしておられたのではないか、そういうふうに拝察される節があるのでございます。しかし現在必ずしも皇室と国民とが一体になっておるとは私は思えない点もございます。たとえば、これは言葉のあやでありますから、こんなことは理由にはならぬかもしれませんが、菊のカーテン、こういうような言葉をよく耳にいたします。従って現在の皇室に対する国民の感情というものは、今回の皇太子妃の選定に当りまして、端的にこれらの点を現わしておる点がなきにしもあらず、一般の世論というものは非常にお祝いを申し、私もその一人でありますが、必ずしもそればかりではない。先ほど平井君もちょっと触れたようであります。しかも憲法の第一条に明記してあります通り、天皇は日本国民統合の象徴でありますから、皇室と国民とが密接なつながりを持つということは当然でございますし、天皇御自身ももちろんそういうふうにお考えになっておると私は拝察いたします。ところが現在の、特に今回の結婚で国民感情から多少離れているような印象がある。これは実は私はあの発表の形式とか、そういうものをかれこれ言うのではありませんが、実際のところ皇太子妃の選定に当りまして、宮内庁の宇佐美さん初め関係者は長い間大へん御苦労になったと思うのです。この点私は敬意を表しておりますが、国会も何ら御結婚について知らされておりません。公式発表の十日前、つまり十一月十七日のニューズ・ウィークには事こまかに、全部私は翻訳して持っておりますが、「皇太子の恋」という表題で詳細に報道されております。結局知らないのは国民だけだ。私はこういう問題がありましたときに、宮内庁に電話をかけまして、宇佐美さんは当時お留守でありましたが、そういう事実があるかどうか、私はそれを尋ねたのでありますが、電話に出た人は相当の方だと思いましたが、全然知らないというお話でございました。それはいろいろ都合があったかもしれませんが、現在結納もかわされた今日ならば、その辺のいきさつを相当詳細に御報告を願って、そうしてやはり国会の記録に残しておく必要がある。これはやはり一つの国事でございますから、その点はぜひとも――先ほど、いろいろうわさされておるような事実はないとか、断片的におっしゃったようでございますが、ニューズ・ウィークにいろいろなことが書いてあります。特にこれは恋愛という言葉を盛んに使っております。たとえば「二人は恋愛中だが、果して因襲に刃向って結婚ができるだろうか、これが事情を知っている連中がもう何カ月も抱いている疑問である。」というようなこと、それから「皇太子が正田美智子さんに初めて会ったのは軽井沢のテニス・コートである。」それから、非常に反対があったということも載っております。「反対は大へんなものだ。一番驚いたのは米国の占領下に皇室を除いて爵位を全廃された元の公爵、伯爵、子爵、男爵などであった。天皇の義妹に当られる秩父宮妃のお母さんの松平信子前子爵夫人を先頭に、華族たちは皇族出の他の候補者を立てて運動したが、民主化がとうとう皇位にまで及んだことに一斉にろうばいした。」こんなことが書いてあります。これはもちろん単なるニュースでありますから、私はその信憑性のいかんは知りませんけれども、特にあのとき宇佐美長官もおっしゃったと思うのですが、あれは恋愛ではない、たとえば結婚は相互の合意のみによって成立し、相互の協力によって打ち立てなければならないという憲法の条章そのものとは関係がない、普通の恋愛ではないのだということを非常に強調されたようでございます。従ってこういうような問題について、先ほど長官も非常にいい機会を与えてもらって感謝すると言われましたが、私はやはり国家の一つの重大な国事でございますから、こういう点についても詳細に系統的にいきさつを説明されて、国会の記録に残しておく方がよかろう、私はこういうふうに考えるので申し上げているようなわけであります。ここで一問一答をして宇佐見さんをどうこうしようというのではございません。

 それから、特に私の念頭に浮びましたことは、皇室会議というものはただ一度しか開かれていない。結局皇室会議を一度開きまして、決定をやったのは既成事実をただ承認しただけ、椎熊前副議長などに聞きますと、その日に正田家の家系その他いろいろ書類を渡されて、それにただ無言で賛成しただけだというふうにも聞いておるのでありますが、こういうふうになりますと、皇室会議などというものは非常に形式的なものであって、国民や国体と重大な関係にある皇太子妃を決定するということは、あまりにも非民主主義的なやり方じゃないか。皇室会議というものは非常に形式的なものになって、たった一回、既成事実を承認するというだけになってしまったのでは、皇室会議のあり方としては非常に危険じゃないか、こういうふうに思うのであります。特にたとえば皇室典範の第三条を見てみますと、世継ぎの方、皇嗣に重大な事故があるときは、皇室会議の議によって皇位継承の順序を変えることができる、こういうふうに述べてあります。従ってこの皇室会議を開くのは、議長であるところの総理大臣ではありますけれども、形式的には宮内庁がイニシアチブをとることになりますから、これが非民主主義的に運営されるということになりますと、非常に重大な結果を及ぼすと思うのであります。従ってこれは宮内庁だけを責めるわけには参りません。政府の重大なる責任でもあると思いますが、一体こういうような点で、ただ既成事実だけを皇室会議に形式的にかけて、たった一回だけの会議でああいう重大な国事をきめるということが果していいのかどうか、その点が非常に私は重大だ、こう思うのであります。

 それからもう一つ、こういうような問題について、これは例は違いますけれども、イギリスなどの例をとってみますと、たびたび非公式の閣僚会議などを開いております。たとえば私はここにノーマン・バリメインの書いた「ザ・ストーリイ・オブ・ピーター・タウンゼント」という本を持っておりますが、これによりますと、あのプリンセス・マーガレットがタウンゼントと婚約するときに、非常に衆人環視の中で国民が納得するような状態でああいう問題を解決したようであります。従ってその当時のサー・アンソニー・イーデンはたびたび閣僚会議を開き、あるいはカンタベリー大僧正とも相談をし、あるいは上院の枢密院議長のソールスベリー卿などとも相談をして、慎重な手続をとってあのプリンセス・マーガレットの問題を解決した。私は当時ロンドンにおりました。非常にその点の合理的な国民と密着したやり方について、敬意を表して帰ってきた一人なのであります。従ってそれと比較して、この皇太子妃のきめ方が一回の皇室会議できまる。しかも私は、きょう内閣側からだれも出ておりませんが、この皇室会議の構成自体についても非常に疑問を持っております。両院の議長、副議長が出ているが、副議長というものは議長が事故あるときにだけこれを代理するものであって、院を代表して出るとすれば議長だけでいい、こういうような点も私の聞きたい点でございますが、答弁する人がおりません。

 そこで私は、この皇室会議の構成についても疑問があるし、ああいう皇位継承をきめるような重大な皇室会議というものはもっとたびたび開くなり、あるいは内閣と連絡するなり、そういうふうにして国民が納得するような状態であの御結婚をきめていただいたらなおよかったのじゃないか、こう思いますが、これらに対する宮内庁の見解、それから内閣の見解、それから宮内庁は内閣などとどういうふうな折衝をされたか、小泉という人は皇太子殿下の先生でありましょうけれども、大体田島、小泉などという方だけがイニシアチブをとって、きまったものを総理大臣に報告し、総理大臣はただ正田美智子さんの信仰の問題だけをお聞きになったというふうにしかわれわれは受け取れない。それの前にたびたび閣僚会議を開くなり、あるいは皇室会議を開くなり、こういうふうにして念には念を入れてきまったものならば私は非常にけっこうだと思うのですが、われわれ国民はその点は全然知らされてない。知らないのは国民だけだという結果になったわけであります。十一月十七日のニュースでこういうこともちゃんと出ているわけであります。それで私は電話をかけた。

 しかも十二月六日号の「エコノミスト」に日本の皇室と題して、宮内庁の役人の各位には非常に痛いことを書いてあるのであります。これは読むとはなはだ妙なことになりますが、一応読んでみましょう。「古くからの皇室の伝統のうち、残っているものは天皇一家が守っているよりも、むしろ皇室の役人が守っているといった方がいい。宮内庁の役人の数は一万人から一千人に激減したが、依然強力である。彼らは野心を持たず、別に悪い人間ではないが、強い義務感に縛られる傾向があるので、時代に取り残されがちである。彼らは渉外のセンスがないので、他の官庁のより進歩的な役人たちからきらわれ、一般国民から疑惑の目で見られている。」これは非常にお気の毒ですが、これはただ書いてあるので、私の意見ではございませんから……。「皇太子の婚約発表の際、発行部数の多い日刊紙「読売」は十一月二十八日の社説で辛らつに論じている。「天皇を独占することによって特権を維持しようとする暗い勢力が、かたくなに民衆への接近を妨げていたのである。皇太子の婚約は、これらの人たちの態度に対して、痛烈な反省のむちを与えたものと言ってよい」以上の言葉は、正しいと思っていることをやってきただけの役人たちにとって、やや点が辛いかもしれない。だが、大ていの日本人は、宮内庁の官僚が皇太子に、一般民間人と決して結婚させないと考えてきたが、今では皇太子みずからがこれら官僚に分を知らしめることによってのみ、自分の望みを貫徹したと信じ、皇太子の勇気ある行為に対して、熱烈な拍手を送っていることは事実だ。」というのであります。非常に長くかかりましたが、こういう批評もあるのでございますから、私は宮内庁の、特に皇室会議なんかに対するやり方に対して反省を促したい、こういうことでございます。

 それから先ほど三笠宮の問題で受田君からお話がありましたが、私は少くとも皇族方というものは政治的にもあらゆる点で中立性を持って、インパーシャルでなければいけないと思うのです。特に選挙権もない、被選挙権も行使されない、こういう地位にあるのでありますから、やはり政治的な影響のあることは発言されない方がいいと思うのであります。そういう点で宇佐美長官が率直に三笠宮におっしゃったことは私は正しいと考えております。従って今後も三笠宮殿下の学問のいろいろ結論とかなんとかを、そういうふうな中立の立場にある特殊な皇族方は、ぜひとも積極的に発表されないことを望む一人でございます。

 自分の意見だけを長々と述べましたが、これらについて実は内閣並びに宮内庁の意見を拝聴したい。特に私は宇佐美さんを責めるよりも、国家組織法によりましても、宮内庁は内閣の一つの庁になっておるのでありますから、内閣委員会としては赤城官房長官の臨席を願って、この点の所見をはっきりと聞く必要があると確信いたしておるのでありますが、どういうわけか来ない、それでは答弁を得ることもできませんが、宇佐美さんに一つ所見をお伺いしたい。


○宇佐美説明員 きわめて多岐にわたっての御質問でございます。今回の御結婚に対しまして、もう数年前から、私が長官になる前からいろいろな準備が始まっておった、調査があったわけであります。もちろんその調査につきましては先ほどもちょっと申し上げましたように、これは御両親陛下としても御心配になることであり、皇太子様自身のお考えということもございまして、十分お考えも伺いながら方針を立てて参ったわけであります。もとより御選考の基準と申しますものはこれは皇太子様の妃殿下にふさわしい方ということで、御健康にしろ何にしろ最上級、お尋ねがあればそう申し上げるよりほかないわけでございます。しかし現実の場合にはそういったすべて万全を備えるということはなかなか困難でございます。ただ国会においても各報道が漸次現われるにつれまして、ほとんど毎国会ごとに宮内庁の考えの御質問がございました。それにつきましてはお尋ねに従って、われわれは考えるところを率直に申し上げて参ったつもりでございます。その当初の考えは国会でもお答え申し上げたと思いますが、そういった諸要件がすぐれた方であられるのはもちろんでございますけれども、その御選考の範囲というものについてもお尋ねがあったわけでございます。御承知の通り前の皇室典範におきましては、皇族の結婚は皇族または華族に限るという規定がございました。それが新しい憲法に従ってできました新しい皇室典範におきましては、憲法の精神によって、華族制度はもちろん貴族の制度というものが廃止されたのでございます。従って、皇族男子の御結婚につきましては、何ら法制的には制限はございませんけれども、やはり皇室自体が長い歴史を持ったお家でありまするし、旧来の範囲から選考が始まるというのが、むしろ常識的であるということをわれわれも考えておったのでありますが、しかしそういったときにも、ときによっては、その範囲外に出ることもあり得る。御質問の中にも、全国民を対象にして選べというようなこともしばしば伺ったわけであります。われわれとしてはそういうようなことでお答えしたと記憶するのであります。実際の選考に当りますると、やはり終戦後の各家庭生活の変化でございますとか、あるいは優生学的な見地からの制限でありますとか、いろいろな点でなかなかむずかしい問題に逢着いたしました。従って、第一段の方針から一歩出るということにつきましても、実に時間をかけて慎重に考えたわけでございます。単純に考えたわけではなかったのであります。しかし実際問題といたしまして、一般と申しましても、どこでもいいというわけではございません。やはり日本の良識のあるりっぱな家庭ということを考えなければなりません。これのうちからまた候補を選ぶということにつきましては、相当苦心をいたしたわけであります。だんだんそれをしぼって参りまして、何人かの候補をあげ、殿下にもよく御説明をして、私どもの申し上げることと殿下の御決心も合致いたしまして、ことしになりましてようやく進行するようになったわけであります。その間私どもといたしましては、前内閣あるいは現内閣におきましても、総理大臣にはそういった経過を申し上げ、それからそういった大きな根本の方針の変更等についても説明申し上げて参ったのであります。

 皇室会議を開きますことは、先ほど仰せになりました通りに、議長たる内閣総理大臣の招集でございます。もちろん一国の官吏としての立場、議長としての立場から、私どもといたしましては、過去においても十分な御連絡と御意見を伺うということには意を配って参ったつもりでございます。そういうことで皇室会議が開会せられたわけでございます。実際先ほどお述べになりました通り、皇室会議を開くにつきましても、実は皇室会議が設置せられましてから第二回の例であります。第一回は御承知の通りに、新憲法の実施の当時に多くの皇族が下られまして、そのときが一回で、第二回であります。私といたしましてもこの取扱いについては、内々皇室会議の委員であられる方の御意見も聞きながらやったつもりであります。会議が開かれまして、できるだけ経過と資料を申し上げ、私といたしましては、世上でいわれまするいろいろな不安と申しますか、心配ということも率直に申し上げて、御説明をしたわけであります。その結果、満場一致でおきめをいただいたのであります。ただ今回の問題を離れて、将来のことを考えます際に、先ほど摂政の場合の例をお引きになりましたが、要するに結婚の場合におきましては、あくまで憲法の原則と申しますか、これは新しい憲法ばかりでなく、従前からも、これは人間の本質であろうと思いますが、結婚される方の合意がなければならぬわけでございます。事前にいろいろなものを多くの人が公式に論議をして、これを配合するというものではなかろうと思っております。皇室会議におきまする皇族男子の御結婚、将来も起るのでございますが、これはやはり両性、両方の合意というものがなければ、皇室会議の議にはならないのではないかというふうに思います。こういった選考の経過というものを国民に周知させてやるということは、その事柄の性質上、私は避けねばならないことだと考えております。その間においていろいろ派生的な問題が起りますし、人権の問題にも及ぶことであろうと思います。ただ皇室会議に慎重に審議を願うという意味から申しまして、私も今の皇室会議があのままでいいかどうかということは、実は今回当りまして、いささか考えたことでございます。今回の現実のことを申すのではなく、全体を進める上において、たとえば御結婚会のような重大なことを進めます際に、今の制度のままでいいかどうかということは多少私も考えました。まだこうしたらいいのではないかという結論はここで申し上げかねますけれども、単に御結婚のことばかりでなく、摂政の選定等いろいろ重大なことを議する制度でございますから、慎重に検討しなければなりませんが、私も正直に申し上げて、多少当時は考えて、幾らか申したこともございます。そういうような点から考えますと、皇室制につきましても、御発言のようなことが一つあるのかもしれません。どういうふうにしたらば、ほんとうに事を運ぶに容易であって、しかも慎重な審議を尽せるかという行き方について、将来検討すべきものであろう、こう考えます。申し落したことがあるかと思いますが、以上でございます。
○高瀬委員 私は別にこれ以上伺うことはありませんが、実はこういうふうな重大な国事というものは、やはり国会というものは国民の代表というか、国権の最高権威のところですから、こういうことはやはり内閣において公式に国会に報告があってしかるべきものだと思うのです。それは宇佐美さんに申し上げてもなんでありますが、私はその点を特に官房長官に念を押しておきたかったのでありますが、おりませんから、委員長を通してこれをお願いします。委員長、いいですか。特にこういう問題については、やはり公式に国会に内閣が報告する義務があると思うのです。そういうことを特に私は確かめたかったのですけれども、おりませんから、委員長を通してお願いいたします。それから、特に皇室会議のあり方ということについては、宇佐美長官もいろいろ考えておられるようでありますから、内閣においても慎重に考える必要がある。うまくいったときはいいのですが、いろいろ事が紛糾した場合に、あんなやり方、ほんとうの形式的な、イエスかノーかというようなやり方では、非常に国民が安心しない。私はこういう考えでございますから、どうぞ御善処方を要望いたしまして終ります。


○内海委員長 柏正男君。


○柏委員 今までの各委員の御質問を聞きまして、私もいろいろと考えさせられる点がございます。私は、国民の大多数は、自民党の委員さんの言われるような意味で皇太子の御成婚を考えてはいないのではないか、もっと明るい、朗らかな気持でこの御成婚を迎えておる、これが実態ではないかと感ずるものでございます。そうでなければ、これからの天皇制、これからの皇室というものに対して、私どもは安心ができないというように思います。そういう立場において私は、今度の皇太子の御成婚を契機として新しい皇室制度というものが自然に生まれてくるのではないか、そういう感じをいたしておるものでございますが、そういう観点から以下の質問をやってみたいと思います。

 今回の皇太子の御成婚は、皇太子御自身があるいはどの程度に意識されておったかはわかりませんけれども、古い封建的な皇室制度から、新しい時代に即した皇室制度に移っていこうというようにお考えになっておるのではないか、そういうように私どもは感ずるものでございます。すなわち従来の皇太子妃の選定方法と今度は、これが一変してしまっておる。皇太子みずからが、今までは日本民族の上に立つ皇室というようなものから、日本民族の中に溶け込んでいく皇室というような姿に変っていっている。古い意味の皇室制度というものは厳としてやはり中にはあるのでございましょうが、それに挑戦するように今度の新しい御成婚がわいてきておる。これに私ども国民の大多数は明るい希望をつないでおるのではないか、そういうように私は思います。しかしこういう御成婚の問題をまた違った意味で、何か皇室の尊厳を傷つけるように考えておる人たちも、今までの質問の中に出ておりますので、むしろ私どもは意外に思うくらいでございます。私どもは、戦後に民主主義の教育を受けられました皇太子が、身をもってこの時代の流れの中で、封建的なものではない、民主的なものを打ち立てよう、それを実践しようとしておられることに対して、ほんとうに力をかして、皇太子のお考えになる道を実現さしてあげねばならない、そういうように感じます。その意味におきまして、私どもはこのたびの御成婚の式につきましても、ほんとうにそういう皇太子のお気持がどの程度現わされておるだろうか、そういう点について、尊厳というよりもかえって、もっと違った意味合いの心配を感じております。しかしその点について先はほど長官からお話もございましたので、重ねて御質問する必要もないわけであります。皇太子が御婚約をされ、御婚礼の式をあげられて新しい生活にお入りになるという場に入ったわけでございますが、そのことはまた新しく次の天皇としての生活への第一歩でございます。そういう意味からして、果して皇太子のこれからの生活設計が、皇太子の意図されるような、国民の中に溶け込んでいくような皇室というようなものを、これからの生活設計の中に宮内庁としてお考えになっておるかどうか。そういう点について、新しい皇居の造営の問題とか、あるいは皇居の開放論とかいうふうなものと関連を持って、宮内庁ではどういうふうにお考えになっておるか、御見解を承わっておきたいと思います。


○宇佐美説明員 このたびの皇太子様の御婚約が、国民の大多数に非常に明るい気持を与えておるという点は、各種の面から見て間違いのないことだと私も考えております。しかし国の内外を通じまして、こういう問題にそれぞれの立場から他の意見を持ち、あるいは心配をなさる方があるということは、これまた間違いのないことだろうと思います。過去のこういった大きな問題につきましても、常にあったことであります。ただ先ほど来、非常に真情を披瀝しての御質問がございましたが、そういった一部における――将来のために御質問があったことと私はありがたく拝聴しておるわけであります。今回の御結婚がこれによってすぐどうなるということでなく、私が常に申しますように、御結婚は第一歩であります。今後これをスタートとしてりっぱな御家庭を作り、皇室の中心に立っていだたくということこそ願うべきことであろうと思います。そういうような点につきまして国民もまた相協力して、そうしてお互いに日本の将来のために進んで行くべきものであるということを考えるものでございます。われわれそのお手伝いをする立場におります者といたしましては、よく将来のこと、あるいは国民の気持を洞察して、日々そういうような問題を具体的な問題で現わしてこたえていきたいというふうに考えておるわけであります。


○柏委員 今の御答弁で私ども考えております明るい皇太子の御成婚ということに対して、皇室を初め関係者その他においても同じく考えておられることが私どもよくわかるのでございます。それだけに私は、こういう明るい日本の皇室を、再び昔のような菊のカーテンの中に追い込んでしまう、雲の上に押し上げてしまうというような形にならないように、これから天皇側近の皆さん方において特に留意をしていただきたい、そういう感じをいたしております。また正田美智子さんは民間人として宮中に入られるわけでございますから、それだけにいろいろと因襲のあるところにお入りになるので、心配もおありだろうと思います。国民もひとしくそのことを心配しております。普通の家庭でも家風の違うところに参りますと心配でございますが、それ以上の心配を国民がひとしく持っておる。この御成婚がうまくいかないようなことでもあったならば、その責任は一体どこに出てくるだろう。私ども国民のひとしく願うところは、この御成婚がやはりともにしらがの生えるまで、ほんとうに偕老同穴のりっぱな御生涯を送られますように、これを願っております。しかし宮中はなかなかむずかしいしきたりもあるそうで、先ほどお話のありましたように、肉親の方にも会いに行けないというような、あるいはおいでにならなかったというようなことがあるというようなことを聞くだけでも、胸のふさがるような思いがいたします。そういう点から人間美智子さんが人間としての生活を、これからの生涯を宮中において平穏無事にお過ごしになれるように、皆様方、特に御配慮を願いたいという気がいたします。

 その次に私の申し上げたいことは、従来とは異なって民主主義の教育を受けた天皇の時代がくる。今までのような帝王学を身につけられた天皇ではなくして、民主主義を身につけて、ほんとうに人間天皇として初めから教育された方が天皇の地位につかれ、国民統合の象徴としておふるまいになるという、今までと違った新しいケースができていく。その意味におきまして、決して帝王学が天皇に必要なのでなくして、良心至上主義に徹した、りっぱな人間としての天皇をお作りになっていくということこそ私どもは願いたいのでございまして、天皇が特別の教育を受けて、人間とかけ離れた者になっていかなければならないというお考えを持っておられるような発言に対しては、私どもはどうしても賛同いたしかねる。今の小泉さんがやっておられるような教育の仕方をこそ、私ども国民の大多数の者が、ほとんど全国民と言っていい、すべての人々がそういうことを願っているのではないか。今の皇太子に対して私ども日本民族が希望をかけ、期待をかげておるゆえんのものは、りっぱな人間としてすくすくと成長しておる純真な人である――そう頭脳明晰だというような感じをみんな持っておりません。そうでないが、人間としては実にりっぱな皇太子が、この次には天皇になられるのだというところに、日本民族の希望があるのだ、そういうふうに声なき国民の声というものを私ども感ずるものでございます。それだけに曲げられた教育をされていくというようなことはなるべくチェックしていただいて、今のようなりっぱな民主主義の教育を身につけられた天皇ができていかれることをお願いいたしたいと思っております。今まで明治憲法のもとにおきましては、確かに天皇は最終の決定権者でございました。それだけに私どもは最終の決定権者である天皇に対しましては、ほんとうに人間としての能力の最善なるものを要求しなければならなかったと思います。ある意味におきましては、明治天皇は確かに人間としても私らが考えられる能力の面から見ましても、最上級のお方であらせられたと思います。しかしそれに続く大正、昭和におきましては、明治天皇に求めた最上級のものを求めることは不可能であったと思います。明治憲法のようなほんとうの天皇制のもとにおきましては、天皇の人間としての能力が問題になっておったと思います。しかしながら新憲法におきましては、天皇はもうすでに最終の決定権者ではありません。その意味におきまして私は天皇が最終の決定権者でないそういう事態に即して、天皇が生物学をおやりになろうと、歴史学をおやりになろうと、それは天皇の自由であり、天皇もその意味において人間として十分にお好きな道をお進みになってけっこうだと思います。しかしながら私どもは天皇が国の象徴であるという点から見まして、皇室の天皇はいつもりっぱな状態であるようにおしつけを願いたいと思うのでございます。その意味からいきますと、先ほど受田委員からもお話がございましたが、現天皇におかせられては少しく身体的障害というようなものもこのごろはおありになるのではないかという懸念を私どもは感ずるのでございます。たとえば最近にございました開会式当日の天皇の御様子を見ましても、顔色はなはだすぐれられない、あるいは御歩行においてもまだ五十何才のお方にしてはしっかりされていない、言語もあまりきちっとされていないというような点から見ますと、あるいは天皇御自身に身体的障害というようなものでもおありになるのではないかという懸念さえ持つものでございます。かりにもしそういう事態でもございますものならば、皇室典範にも憲法にも規定されております摂政を置かれるということを、当然に宮内庁あるいは側近において何らかの形でお考えを願うことが出てくるのではないかという感じがいたします。そういう意味で今は一つの段階に来ておる。先ほど天皇退位のお話もございましたが、退位はいろいろの面でもし実現できないといたしましても、摂政を置かれるということは、憲法においても皇室典範においても定められておることでございますから、その限度においてこの際皇太子の御成婚を一つの機会にして、摂政を置かれるということについて何らかお考え合せになったようなことがございますかどうか、そういう点について伺いたいと思います。


○宇佐美説明員 皇太子殿下の明るい御結婚について、こういった気持を発展して明るい皇室、明るい国ということにつきましては、先ほど申し上げました通り私どもが今日がスタートで、この気持がほんとうに実りますように努めるべきものであると考えております。明治時代と現在におきましては、天皇の地位も変って参り、明治、大正、昭和と比較いたしまして、そのときの国家の情勢、社会の情勢、そういった諸制度、あるいはおそれ多いことでございますが、各天皇の御人格またそれぞれ御特徴があることと思います。常に同じ方ということはあり得ないわけでございます。日本将来のためにこの新しい感じ、国民とともに進まれるというお気持を大いに今後発展すべきであるということにつきましては、私どもそういうことで努めて参りたいと思います。ただお述べになりました陛下の御健康につきましては、最近数年間おかぜもおひきになったことございません。何ら御支障ございません。従ってただいまお述べになりましたようなことは夢にも考えたことはございません。


○柏委員 健康の点につきましては、おそばにおられる皆さん方の方がいつもごらんになっておられるので、かえってお気づきにならないのではないかというようなことさえ私どもは考えます。私どもはほんとうにときたま天皇にお目にかかるわけでございますが、ときたまのものであるがゆえになお、過去数年来の健康がお悪いのじゃないかという懸念を持つものでございます。そういう点は民間でございますればすぐ、顔色が悪いよ、人間ドックにお入りなさいということが言えるのでございますが、そういう精密検査というようなことをおやりになったことがございますか。


○宇佐美説明員 両陛下初め皇太子様、皆様方の御健康につきましては侍医が数名おりまして、常に拝診をいたしております。一切御心配ないことと存じます。


○柏委員 それではその点は私ども安心いたしますが、次に憲法改正の問題と天皇制との関連につきまして、現在憲法調査会においては第三委員会か何かでもって、すでにこういう問題は取り上げられていると思っております。こういう現在の流れの中におきましては、天皇制が憲法改正の問題の中に取り上げられるときに、昔の天皇制に返していくというような力が非常に多く動いております。民主主義政治への反動の形として、憲法改正と天皇制の問題とが結びついております。そういう状態ではございますが、しかしながら私どもが皇室の永遠の安泰という点を考えますと、現在皇太子御成婚において見られるような、すなわち皇室が今までの菊のカーテンをはずして、国民と一緒に溶け込んでいくというような姿、また先ほどお話のございました三笠宮の紀元節反対の態度と申しますか、お話というものが、かえって国民には皇室を身近なものとして感じさしていく。ある一部の人は、皇族の身分でそういうことを言うのはけしからぬというように言われるかもしれませんが、国民の大多数は、そうじゃない、なかなか三笠宮様は公平にものをお考えになっておる、皇室をして誤まらしめないようなものの考え方を持っておられるのだというように感じておるのじゃないかと私どもは考えるものでございます。そういうように、いろいろな意味合いから見まして、皇室が菊のカーテンをみずからおはずしになって、国民に溶け込もうという状態にありますだけに、この憲法改正の問題の中に天皇制が昔の姿になって返っていくというようなことは、かえってひいきの引き倒しになっていくのではないかということを私どもはおそれます。そういう意味で、宮内庁としては、こういうことに対して積極的に、天皇制をどういうようにするのか、あるいはまた将来においてもっと違う形に変えていこうとするのか、また皇室会議のようなものにそういう問題をかけて考えてみるというようなことがありますものかどうか、そういう点についてお話を承おりたいと思います。


○宇佐美説明員 憲法改正と皇室というものとの関係についてのお尋ねでございますが、現に政府では憲法調査会を設置せられまして調査の途中でございます。それはわが国としてきわめて大きな、全国民が関心を持つ政治的な問題でございまして、特に皇室のお世話をいたしております宮内庁といたしまして、そういう問題についてただいま意見を申し上げることは適当ではないと私どもは考えております。ただ歴史というものは昔のままには返らぬ、そのままには返らぬということを私はいつも考えております。


○柏委員 では最後に、実は私は昨日あるところから印刷物を届けられたのですが、その中に非常に不敬なことが書いてありますので、ちょっとそれを御披露します。その中には、粉屋の娘が殿下と呼ばれるようになり、さらに陛下というように敬われるということ自体からして、皇室の尊厳がなくなる、国民の尊崇というものが薄くなるのではないか、天皇制がそういう点から廃止されるのではないかというようなことを書いた印刷物を受け取りましたが、そういう点を考えますと、私どもは全く反対の考えを持っておるものでございます。これらは明らかに国粋主義の――昔国粋主義というのがございましたが、そういう国粋主義というか、あるいは右翼的といいますか、そういう非常に偏向したところではそういう考え方を持っておるということが考えられるのでございます。そういうことは、天皇を神格化しようという考えがあればこそ、今のような言葉が出るのでございまして、こういう考え方は、伊勢神宮を特殊化していこうとか、あるいは二月十一日の紀元節の復活をしようとかいうようなことに対する一連の連なりのある考え方であるといわざるを得ないと思っております。こういうことは、一つの皇室への忠誠のように見受けられるのでございますが、ほんとうはただひいきの引き倒しになっていく。皇室の永遠の安泰のためには、皇太子妃の選定に見られますような民主的な皇太子の考え方の方向が、私は実に大事な方向ではないかと考えます。そういう意味におきまして、宮内庁におきましても歴史の進み方に歯車を合せて、新しい社会制度がどういうように変革をいたしましても、永遠に日本民族とともに繁栄していける皇室制度を確立する。単なる目の前に見えるものだけでなくして、永遠に日本民族とともに生きていく皇室制度というものについて深くお考えを願って、国民の上に特殊な存在として作っていくという考え方よりも、もっと国民の中に溶け込んで、日本民族のほんとうの象徴として伸びていくというように一つお考え願い、新しい皇室制度もお考えいただくようにお願いいたしまして、この質問を終りたいと思います。


○内海委員長 次に菊池義郎君。


○菊池委員 宮内庁長官にお尋ねいたしますが、この皇太子殿下の御成婚につきまして諸説ふんぷんとして、国民はいろいろの誤解を抱いておるのでございます。私は、皇太子が平民の娘をそのきさきとして選ばれたことを非常に喜んでおります。平民であろうが新平民であろうが、粉屋の娘であろうが何であろうが差しつかえないと私は考えておるのであります。こういう点において、私は欣快にたえないと考えておりますが、その婚約の過程においていろいろの謀略、策略が行われておるということが、最近の週刊雑誌やその他の刷りものにおいて世間に流布され、これによって国民が非常な疑惑を抱いて、国民の頭は割り切れないような感じになっておるのであります。この際それが事実であるかいなかを長官から明確に発表されて、そうして流説の真偽を明らかにして下さるならば、国民は晴れやかな気持になり得ると思うのであります。私はもう時間がございませんので、端的にせんじ詰めて要点々々だけ申し上げますから、長官も簡単にお答えを願いたい。

 まず第一にお伺いしたいのは、この婚約の前に、美智子嬢は二十五人の見合いをしておられた。そして最後に波多野という青年と婚約、これを破棄して皇太子の方に振りかえたというようなことが流布されております。週刊雑誌に出ておりますが、これは事実でありましょうかどうか。


○宇佐美説明員 非常にりっぱな方で、従前にもいろいろ結婚のお申し込みがあったように伺いますけれども、お尋ねのようなことは全く聞いたこともございません。


○菊池委員 片一方にそういう婚約がありながら、これを破棄して婚約をするということは、世俗、人情に反し、道義をじゅうりんし、将来の国民の象徴たるべき人を作り上げるにはふさわしいことではないと思うのでございます。そういう婚約者があるかどうか、その点をお伺いいたしたい。波多野という青年です。


○宇佐美説明員 全くないものと考えます。


○菊池委員 もう一つ重大なことは、この婚約を運ばれた方々、運動に当られた方々が全部カトリック教徒である。前の田島長官もカトリック教徒であり、それから宇佐美長官もカトリック教徒であり、小泉信三氏もカトリック教徒であり、それからしゅうとになられる正田英三郎氏もカトリック教徒である。それから最高裁判所長官の田中耕太郎氏もカトリック教徒である。カトリック教徒の一連のからくりによってこの婚約が運ばれたという説が流布されておるが、これはいかがであるか、承わりたい。


○宇佐美説明員 関係なさった方々がどういう宗教であるかということは、私調べたことはございませんので、責任を持ってお答えいたしかねますが、私がカトリック教徒であるなどということはとんでもない間違いであります。ただ出身せられた聖心学院というのはカトリック系の学校でありますが、御本人は洗礼を受けておられない。あるいはカトリックが将来皇室に対して何らか影響を持たないかという心配をせられた方々が世上あるということは聞いたことがございます。しかし、もちろん美智子さんは洗礼を受けておられませんし、学校当局においても非常に慎重な態度をとっておられまして、この問題に対しては何ら御心配はないと考えるのでございます。従って、過去においてこの問題についてカトリック系の陰謀があったなどということは全然根拠がございません。


○菊池委員 もう一つ、この御結婚の話について、天皇皇后両陛下を初め皇族の方々がみな反対されたという説が流布されております。皇室会議が終りまして、その報告を宇佐美長官から天皇陛下に申し上げると、天皇陛下は怒られたお顔で、ふんまんやる方ないお顔で一言も発せられなかったというようなことも流布されておりますが、これはいかがでありますか。


○宇佐美説明員 今回の御結婚につきまして、御両親陛下であります両陛下その他皆様の御反対があって、進め得られるものではございません。ましてやただいま申されたようなデマは、取るに足らぬものと私は思います。


○菊池委員 さらに、皇室会議が開かれたのは十一月二十七日でございますが、その前十一月二十四日に、宮内庁は公電をもって館林に通知しております。こういうことは、皇室会議を無視し、皇室典範を無視し、国民を愚弄するもはなはだしき行動であるといわれても弁解の余地はないと思うのでありますが、この点はいかがでありましょう。


○宇佐美説明員 皇室会議の前に館林に電報を打ったなどということは、思いもよらぬことであります。ましてや館林に宮内庁がどうして電報を打つか、了解に苦しむところであります。


○菊池委員 別の問題に移りますが、東宮御所の造営であります。われわれは、赤坂離宮がありますので、国会図書館がドイツ大使館の跡に建ちますと、そこへ国会図書館を移して、東宮殿下が移られるものと考えておりました。ところが、もうその国会図書館の引っ越しまでそう長くもないのに東宮御所を建てるということは、費用は少いといたしましても、国民に与える影響がいかにもおもしろくないと思うのであります。それで、こういうことについては長官から天皇陛下にも進言し、東宮御所の造営は見合せて、御所ができてから赤坂離宮に引っ越されてはどうかというくらいのことはおっしゃられてもよかったのじゃないかと思いますが、この点はいかがでございますか。


○宇佐美説明員 御質問の趣旨は、皇居の建設と皇太子殿下の御所の関係でございますか。赤坂離宮でございますか。


○菊池委員 東宮御所です。


○宇佐美説明員 赤坂離宮が国会図書館に移管されまして、今国会図書館の所管になっておるわけでございます。それがあるのに東宮御所を作るのはおかしいじゃないかという御質問のように伺いましたが……


○菊池委員 引っ越しまでしんぼうせられてはどうかということです。


○宇佐美説明員 国会図書館がいつ新しいところに移られて、あとどうなるかということはまだきまっておらないことでございます。しかも一方皇太子様の御殿というのは、お一人でも非常に狭いのでありまして、御結婚を控えましてどうしても早く建設しなければならないという事情に迫られてお願いいたしたわけであります。あるいは世上説をなしで、皇居ができないのに東宮様の御所を作るのは早いのじゃないかという説を聞いたこともございますけれども、しかし実際の必要に迫られていたしたことでございます。御了承をいただきたいと思いますし、もう一つは、今国会図書館の入っております赤坂元離宮は、住居としてはとうてい使いにくいところでございます。これだけは申し上げておきたいと思います。


○菊池委員 そうすると、赤坂離宮ががらあき状態になったときには何に使うのですか。


○宇佐美説明員 現在国会図書館の所管でございまして、その後につきましてはどう措置されるか、まだはっきり決定はいたしておりません。しかしながらあれを国会図書館に移管いたしましたときに、皇室経済会議にかけておるわけでございますが、そのときの議事録を見ますると、希望としては、国会図書館が不要になりましたときは皇室の用に供するようにしてもらいたいという希望は出ておる。しかしそのあとのことはまだはっきりきまっておるわけではございません。


○菊池委員 そうしますと、東宮御所を今度新築するということは、要するに結婚のためにというだけでございますか。


○宇佐美説明員 現在お一人だけで外交団にお会いになりますとか、そのことでも困っております。また御結婚になりますればいよいよそれが激しくなるわけでございます。そういう全般的の考慮からいたしたわけでございます。


○菊池委員 国民の中には、家なくして困っております数百万の同胞がありますし、また失業者も三百万もあるということですが、そのくらいなら皇居を利用することもできようし、今の仮御所を利用することもできましょうし、どうにでもできると思いますが、皇室に限ってはそういう融通がきかぬものでございましょうか。


○宇佐美説明員 皇居の中の諸建物もきわめて狭隘でございます。またそういうわけで彼此融通すると申しましても簡単でございません。お述べになりましたように、国民の生活を重視しますならば、いろいろ問題もございましょう。しかし私どもといたしましては、昨年来国会の慎重な御審議を経て予算をいただいておるわけでございます。


○菊池委員 間組から七千万円の工事を一万円で受けると好意的に言ってきた。ああいう話は喜んで受くべきではないかと思いますが、いかがでございましょうか。向うはせっかく寄付しようと言っておるのに……。


○宇佐美説明員 東宮御所の建設につきまして、御審議になりました通りに、宮内庁の予算に上って、それを建設省に全部委託してございます。建設省が入札その他を進めておられることでございます。この間の問題につきましては、そういう申し出をせられた方の純粋なお気持をわれわれはもちろん疑いたくはございません。そういう意味で申すわけではございませんが、そういった全国民の上に立っておられる皇太子様、皇族、皇室の方々としては、一人の方の恩恵を多く受けるということはできない。これは憲法のいろいろな条章から見てもはっきり出ていることだと思います。


○菊池委員 最近皇居の移転論が盛んに行われて、読売新聞あたりで取り上げて議論まで起しておりますが、私は欧州あたりの宮城を見て、日本の皇居は世界の名城であると考えております。イタリアのローマ城、シナの北京城、エジプトのカイロ城を見ましたが、外観の美において日本の宮城に及ぶものはない。あそこから皇居を取りのけたら、世界の使臣は楽しみに来るのでありますから、彼らは失望するだろうと思います。宮城の上空の空気が悪いとかなんとか言っておりますが、それなら下町のあんな空気の悪いところに住んでおる何百万の住民は、死んでもいいのかということになるのであります。長官はこの皇居移転論についてどうお考えになりますか。また陛下はこれについてどういうお考えを持っておられますか。それを伺いたい。


○宇佐美説明員 皇居は戦災によって焼失いたしまして、その後事務所の一部を使って今日に至られたわけであります。講和条約ができましてから諸外国からの使臣もふえますし、国賓その他来訪者も非常に多く、国の力の充実とともにそういった行事も非常に多くなっております。前から国民の中におきましても、早く皇居を作るべきではないかということが盛んにわれわれの耳にも入って来るわけでございます。しかし陛下の従前までのお気持と申しますのは、戦後の国民の生活上の困苦をしのばれまして、常に先憂後楽というお気持から、今までこういう問題について触れることを私どもにはお許しにならなかったのが事実でございます。しかしいずれかはこれは建てなければならないという問題が起って参るわけでございます。われわれとしてもいろいろ調査をいたしておったわけであります。しかしその過程におきまして、皇居の位置その他についていろいろな意見が昔からございます。最近起ったわけではございません。新しく皇居を作るといたしますれば、その位置とかあるいは今までしばしば熱烈に出ております、国民が献金をしたいという各地における希望、その他建築のやり方につきましてもずいぶんいろいろな意見を申されます。ほんとうに全国民の皇居として考えるということにおきましては、単に宮内庁だけで事務的に結論をつけてしまうということは適当でないということで、今回皇居造営審議会を作り、広く御意見も聞いて、その上で慎重に進めたいというふうに考えておるのであります。ただ私どもはこの問題を解決するについては、宮殿あるいはお住居、あるいはまた陛下の御日常の模様でありますとか、世間でいわれます各種の条件を考え、しかも単に理想論でなくて、日本の経済にも合う点を考えなければならないというふうに考えております。私どもは今の皇居は一つも手をつけてはいけないというような考えはもちろん持っておりません。そういった意味におきまして、これは将来のために慎重に考えなければならない問題でありまして、単純な開放論という問題については、私は直ちに賛成いたしかねる次第でございます。


○菊池委員 つまり開放ということは、あの宮城から皇居を移転することでございますが、あの宮城から皇居を別のところに移転するということについて、長官はどうお考えになりますか。これをお伺いしているのです。現在の宮城内に皇居を置いた方がいいとお考えになりますか。ほかのどこかに移転した方がいいとお考えになりますか。陛下はこれについてどういうお考えを持っておられますか。その点をお伺いしたいと思います。


○宇佐美説明員 私どもの今までの事務的な調査では、諸種の条件から見て宮城内に作るということでいろいろな資料を集めつつございます。しかし今お尋ねのありました陛下がどうお考えになっているかは、審議会を作ろうという前に申し上げる時期でないというふうに私は考えております。


○菊池委員 結婚式に招待する外国の使臣の席順はどういうふうになるのですか。


○宇佐美説明員 今回の御結婚式において、多少他国の例もございますが、特派使節というものは前例によって受けないということでございます。ただ外交使節、外国使臣というものは、おそらく祝宴にお招きがあるだろうと思います。その席順ということでございますが、これはおのずから国際慣例によって、外務省とよく打ち合せたものがございます。おそらくそれによることだと思います。


○菊池委員 英国のエリザベス女王の戴冠式に皇太子が行かれたときに、その座席が実に右を見ても左を見ても黒人種ばかりであった。それで皇太子は憤慨されたということであった。今度の結婚式においては、英国の大使だけは黒人種の中にまぜてすわらせてもらいたいと思います。その点どうでしょうか。


○宇佐美説明員 皇太子様が戴冠式においでになって、そういう御感想を漏らされたということは、私は聞いたことはございません。席順はおのずから国際慣例があるので、今のようなまぜるということは、どうも解しかねることだと思います。


○菊池委員 それから結婚式が昔ながらの衣冠束帯、これはどうも南方の風俗のようで、世界各国に何となく日本が野蛮国のような印象を与えやすいと思うのであります。衣冠束帯というものはやめにして、最近の流行の洋風で一切がっさいやってしまったらどんなものですか。


○宇佐美説明員 過去の歴史に基かないで、新しくここでものを考えるとなれば、あるいはその場所柄も考えていろいろな案も立とうと思います。やはり皇室は一つの伝統に立っておられる、こういった大きなおめでたい儀式、結婚式場の場所柄を考えましても、やはりこれに合った服装をなさるべきだと思います。祝宴その他のときの服装は、これはまだはっきり決定いたしておりませんけれども、殿下が洋装をなさるか、あるいは妃殿下になられる方が和服になさるか、そういう点は今慎重に考えつつございます。


○菊池委員 別のことでございますが、皇太子殿下にしても陛下にしても、政治、経済学をさっぱり研究せられないで、生物学ばかり研究しておられるのでございますが、これからは皇太子にも政治、経済の学問を熱心にさせ、国際情勢も勉強させなければならぬというように私は考えておるのです。生物学の研究ばかりではどうも心配だと思う。日本が第二次大戦に突入したのも、天皇陛下が国際情勢を知らないで生物学ばかり研究して、カエルの目玉やホタルのしりばかりいじっておられた結果、とうとう軍部に押し切られて、ああいう悲惨な目に日本を陥れたのでございますが、これを考えるにつきましても、やはり天皇というものには政治経済学をしっかりやっていただかなければならぬと思うのでありますが、そういう点は長官はどうお考えになりますか。


○宇佐美説明員 ただいまの御発言は私どもはきわめて意外で、私どもはそういう認識は全然持っておりません。特に陛下や皇太子様が生物学ばかりというようなことは、全く根拠のないことでございます。現に外交問題については、毎週のように外務省の専門家に聞いておられます。経済問題についても、時々その道の人を呼んで聞いておられますし、皇太子様も御勉強になっておられます。皇太子様も今後だんだん学校を出られまして、そういう政治、社会、あらゆる問題についての御認識を深めていただく方針のもとに現に進めつつございます。御安心をいただきたいと思います。


○菊池委員 それから天皇という名称でございますが、外国語に訳しようがないそうですね。ヘブン・エンペラーというような訳はない。天皇という実に古めかしい、いかにも新興宗教のような名前で、われわれは聞き苦しいのでありますが、何とかこれを改めて――日露戦争当時には、宣戦の詔勅にも、大日本帝国皇帝となっていました。皇帝とか大帝というように現代語に改めてはどうかと思いますが、そういうことについて長官に何か構想はございませんか。


○宇佐美説明員 天皇ということにつきましての御発言でありますが、長い歴史と、現代の憲法、日本国民の大多数の感情から、そういうことは、私はないものと考えておるのでございます。


○菊池委員 さらに宮内庁の機構でありますが、一万人から現在は千人近くに減らされている。けれども、世界の宮廷を見ましても、千人もの吏員を擁している宮廷はどこにもない。日本がこういう貧弱な国家でもって、千人近くの吏員を擁しておるということは、いかにも不均衡であると思うのでありますが、これを敗戦の今日において、また陛下も今までの大権を失われた今日におきましては、そうたくさんの吏員は必要はないと思う。これは二分の一でも、あるいは五分の一でも私は間に合うのではないかと思いますが、これを大々的に削減して、三分の一ぐらいに減らす、そういったお考えはございませんでしょうか。


○宇佐美説明員 宮内庁の陣容につきましては、今仰せになりましたが、終戦当時においては約六千二百名でございました。現在千人以下でございます。もっとも六千といううちには、農林省に移管いたしました帝室林野局、それからただいまの国立博物館、学習院等、仕事とともに移ったものを除きましても、当時の三分の一でございます。終戦後十回以上にわたって徹底的に一人々々の仕事の内容を見て、減らしてきたわけであります。しかもわれわれといたしましては、中の配置転換につきましても、急不急を見ながら極力増員を避けていたしておるわけであります。われわれとしまして、終戦後とあまり変らないいろいろの諸施設を擁して、三分の一以下の人で全力をあげてやっておる状況でございます。外国との比較もございましたが、イギリスの王室等につきまして、幾ら向うへ行って調べてもなかなか実はわからない。しかし最近統計年鑑等を見ましても、課長ぐらいの幹部だけでも四百人、その下は幾らいるかわからないのであります。そういうようなことで、数というのは全国に散っている御陵七百八十カ所の管理まで含んでのことであります。私どもは現在の状況が多過ぎるということは現在考えておりません。しかし将来事務の必要によって――たとえば外国関係が非常にふえつつございますけれども、増員もいたしておりません。それは中のやり繰りをしてやっておるような実情でございます。


○菊池委員 千人ということは外務省とほぼ匹敵しているのでありますが、外務省にほぼ匹敵するぐらいの人員を擁するということは、今の宮内庁としてはあまりにも多過ぎると考える。この点一つ御工夫を願いまして、私の質問は終ります。


○内海委員長 高橋禎一君。


○高橋(禎)委員 もう時間もだいぶおそいようですし、あともう一人いらっしゃいますから、簡単に今日の委員会で出ました問題に関連して、長官に二、三お伺いをいたしておきたいと思います。

 私は宮内庁に対して非常な理解者といいますか、同情者といいますか、そのお立場を理解して、ほんとうにお気の毒だ、かような感情がわいてくるのであります。と申しますのは、昭和二十年、敗戦後占領政治の時代、これは日本の天皇制に対するいわば革命期といいますか、国民の天皇制に対する考え方が非常に動揺をした時代であります。ところが独立いたしました今日においても、一部には天皇制を否認するような考え方の人もありましょう。それからまた一部には、今の憲法の表現しておる天皇が日本国の象徴である、日本国民統合の象徴であるという、そういう言葉をもってしたのでは、まだいわゆる天皇制に対しての表現としては不徹底であるといったような考え方の人もありますでしょうし、天皇制についての考え方はいろいろあるわけであります。その間にあって、憲法は天皇制を認めているわけでありますから、天皇制を擁護し、憲法を守っていこうということに非常に関係の深いお仕事をしておられる宮内庁としては、なかなか仕事のやりにくい面があると思うのであります。しかしそのむずかしいことは、国民大多数は承知しているわけでありますから、憲法その他の法制の精神に従って、強い信念を持って私はお仕事をやっていただきたいと思うのであります。

 そこで、それに関連いたしましてお尋ねをいたしますが、天皇、摂政については、憲法に憲法擁護の義務を明らかに規定をしているのであります。御承知の通り第九十九条に、「天皇又は摂政」云々は、「この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」こういうように規定しておりますから、私は天皇御自身は、天皇制を擁護していこうということに対しての国家的な大きな責任をやはりお持ちになっておるように思われるのであります。ところが一般の皇族の方は、一体どういうふうな御関係にあられるか。お尋ねいたしますのは、国民全体が憲法を尊重し、憲法の認めている天皇制を守らなければならない責任があると思いますが、皇族の方々は、いわゆる普通国民と同じような意味においてであるか、あるいはまた天皇と格別御関係の深い方々であるから、天皇に準じての立場において天皇制を擁護していく責任をお持ちになっているのであるかどうか、その点についてのお考えがありましたらお聞かせ願いたいと思います。


○宇佐美説明員 皇族のお立場の御質問でございますが、現在の皇室典範におきまして皇位継承権の義務をになう方、皇室として法律的にも、その経済的な面においても、いろいろな規定があるわけであります。それはあくまで皇位継承権者としての責務であろうと思います。それだけに国家的な配慮がなされておる。従ってそういうお立場でございますから、よけい中立な立場におられて、それぞれの立場においで国のためにお尽しになるということであろうと思います。昔の規定によりますと、天皇は皇族を監督するというような規定もございました。今はございません。またその経済の立て方の問題、あるいはそこに勤めます職員の問題にいたしましても、あの規定のできましたのがまだ占領下の時代でございまして、占領軍の方のいろいろな意向も相当多く入ってきたのではないかと想像されます。今から見ますと、いろいろ実情に合わないような点もあろうかと思いますが、そういう点のはなはだしいところは多少訂正を国会でお願いしたこともございます。そういうような意味で、皇族という方が、やはり天皇の御一族と申しますか、そういうお立場から今申し上げましたようなふうに、りっぱな行動をしていただくようにわれわれは念願をするわけでございます。


○高橋(禎)委員 今長官のお話のありましたように、やはり皇族は一般国民とは異なった立場において、天皇制を擁護していくという責任があると私は思っておるのであります。そういうことになりますと、その責任を果されるために、やはり教育の問題も起ってくると思うのであります。学校教育、それから世間でいうその他の社会教育と言ってはちょっと表現が正しくないかもしれませんが、学校教育以外の教育によって、その線に沿ってほんとうにその職責を果されるようなことが必要であると思うのでありますが、皇族の方の教育に関して、宮内庁ではどういうふうな配慮がなされておるか、また制度上どうなっておるか、それについてお尋ねいたしたいと思います。


○宇佐美説明員 皇族と申し上げましても、陛下の御膝下にあらせられます未成年であられる方は、清宮様だけであります。そのほかの方はすでに成年に達しまして、学校を出て、それぞれ研修を積んでおられるわけであります。そのほか秩父、高松、三笠宮関係は、すでに相当のお年でございまして、一家をなされておりますので、特に私どもは教育というような面について何らいたしておりません。ただ三笠宮様のお子様が御五方おられますが、これは御両親が慈愛の目でもって教育なさっております。まだお小さいのでございまして、宮内庁としてはただいまのところ特に御方針なり、いろいろなことについて申し上げたこともございません。その御家庭において今御教育をお進めになっておるわけであります。まだ上の方が中学でいらっしゃる程度でございます。


○高橋(禎)委員 天皇それから皇族の点については今のお答えによりましてわかりましたが、今度は皇族でない、いわゆる御親族の方々については、これはもう一般の国民と同じであるか、あるいはまた先ほど来お話のあったような立場にあられる方々の親族であるという立場で、宮内庁としては、いわゆる皇室を守り、そして日本の天皇制、すなわちそれは憲法ということになりますが、守っていくために格別の配慮がなされておるか、あるいはそうでないか、その点いかがですか。


○宇佐美説明員 ただいま仰せの通りに、皇族でおられて御結婚等によってすでに皇族の籍を離れられておる、あるいは新憲法と同時に皇族籍を離れられた各宮家、あるいはその他の御親族の関係は、今お話のございます通りに、これは一国民としてのお立場でございまして、宮内庁でとやかく干渉すべきではございません。ただわれわれ皇室の私的な面についてのお手伝いをいたしておりますから、何か御連絡でありますとか、何かの御希望等がございますれば、お世話するときもございますが、これはあくまで役所の仕事ではありません。


○高橋(禎)委員 天皇及び皇族の方々が、先ほど来話に出ました人間としての幸福な生活を送っていただくように、国民は一人残らず念願しているわけであります。さらにその上に憲法上りっぱな立場にあられるのでございまして、またそれが確立擁護されていくということを、国民の大多数が念願しているわけでありますから、国民のその気持を尊重し、それを失望さすといったようなことのないように、私どもは現在のごとく将来もあっていただきたいということを念願しているわけでありまして、やはりそれには教育という問題が非常に関係があると思いますので、それらについても特段の御配慮が願いたい。また法制上必要なものについては、やはりその制度を確立する必要もあると思いますので、それらについてお考えがあれば伺いたいと存じます。

 次に、今度は物的設備の問題であります。皇居運営に関しての審議会設置法が提案されているわけでありますが、私どもりっぱな皇居の造営されることを希望する者の一人でありますが、ただこの場合に考えなければならぬと思いますことは、私、外国をちょっと回ってみましたところから受けた印象、あるいは日本の歴史及び現在残存している有名建築等を見まして、りっぱな建物というものが何かそこにやはり人間に対して大きな影響を与え、意味を持っているということを痛感しているわけであります。従ってやはり日本の国の象徴としての天皇のお住居なり、または憲法上認められておるお仕事をなさる関係、それからさらに国際的な影響というようなことを思いますときに、私は日本的な、そして非常にりっぱなものを造営されることが必要だ、いたずらに外国式のまねをしただけの建物で、バラックのような印象を与える。とても外国のまねをしましても、外国の宮殿のような大きなものを作るということはなかなか容易でない。それにまねをして洋間を作っても、それがまた貧弱であるということではいかぬので、やはり天皇制はその制度そのものが日本のいい伝統といいますか、国民の気持の現われでありますから、天皇がお住まいになりあるいはお仕事をなさる場所というものも、やはりそういう考えをくんでやられる必要がある。もちろんこういうことについては審議会等において十分検討されることであると思いますけれども、それらについての資料、お考えというようなものを、十分国会あるいは審議会等に出していただくようにされることがいいと私は考えておるのでありますが、それらについてはどういうふうなお考えでしょうか。


○宇佐美説明員 将来建設さるべき皇居の様式等についての御発言でございますが、私どももいたずらにヨーロッパのまねをする必要はないのじゃないか、私参ったのではございませんが、宮内庁から調査いたしました報告を見ましても、非常に歴史的なものが多いのでございまして、とうていそれをそのまままねることができないのは当然でございますし、日本で建てます以上は、日本の建築の技術と日本的な現代の建築最高の技術を合せて取り入れてやるべきだろう。もちろん様式等は周囲の風光その他にもよることでございますし、なお大ぜいの方が入られることでありますから、利用の面からも十分考えなければならぬ。またこれは何事でもそうでございますが、やはり質素にやってはどうかということ、いや豪華でやれという説もありましょうが、しかし宮殿と申しますか、皇居としてふさわしいものでなければならないと私は思っております。また昭和のほんとうにいい建築だといわれるような工夫をしなければならないというふうに思っております。


○高橋(禎)委員 では最後に同じようなことになりますけれども、希望を述べておきます。こういう問題については、いろいろの意見が出ますが、ただそのときに出た雑然とした思いつき等に押し流されるというのではなくて、憲法の認めておる天皇制を守るために、私はやはり皇居というものの規模その他が非常に影響すると思うのでありまして、人の問題、物的設備の問題等を十分総合的に考えて、大いに天皇制を守っていこう、憲法を守っていこう、そういう考えで一つ進めていただきたいということを特にお願いをいたして、私の質問を終ります。

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/031/0388/03102060388005a.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/262.html#c12

コメント [カルト20] リテラ・長妻の追及に立ち往生する厚労大臣、いったん戻れと野次った安倍。語るに落ちるとはこの事である。 ポスト米英時代
7. 2019年2月23日 10:18:37 : Ye6rWhFDQo : aTBYYW50UldiZDI=[3]
与党の議員、官僚たちは、バカ殿様を担いで歴史的なコメディーを演じていることを悟れないのか。
政治家などは優秀な人たちの集団?なんだろうが、政治家などはアホしかならないものである。
このアホの中のバカに仕える官僚も少しは考えてみたらどうか。
後々の人にバカにされるのは決定的である。
日本の政治状況はコメディになっている。
こんな状態では市井の人々の生活は苦しくなるのが当然である。
市井の人々を支配する人の一人舞台である。
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/391.html#c7
コメント [近代史3] 美智子妃も雅子妃もアメリカが皇室と天皇制を破壊する為に送り込んだスパイなのか? 中川隆
13. 中川隆[-11913] koaQ7Jey 2019年2月23日 10:20:19 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[61]

平井義一 (政治家、没年不明) - Wikipedia


平井 義一(ひらい ぎいち、1913年3月 - 没年不明)は、日本の政治家。元衆議院議員(5期)。


経歴

東京都出身。明治大学法学部卒。東京地方専売局に勤務した後、計理士となり、麹町区議、東京市会議長秘書を歴任する。1947年の第23回衆議院議員総選挙で福岡4区から日本自由党公認で立候補して初当選。以来5期務める。

第4次吉田内閣で郵政政務次官に就任する。1955年の保守合同により自由民主党衆議院議員となる。

1960年の総選挙で落選。その後も複数回総選挙に出馬したが、いずれも及ばず、国政復帰はならなかった。

このほか横綱審議委員、日本プロレス協会長などを務めた。

1972年にはシングル「部隊長」(キングレコードに製造を委託した自主製作盤。品番:NCS-387)で歌手デビューもしている(B面は神田たかし「青年の歌」)。

参考文献
『議会制度百年史 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E4%BA%95%E7%BE%A9%E4%B8%80_(%E6%94%BF%E6%B2%BB%E5%AE%B6)
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/262.html#c13

コメント [政治・選挙・NHK257] 桜田“遅刻”大臣で審議中断 国会はまるでガキのケンカの場(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
3. 罵愚[7190] lGyL8A 2019年2月23日 10:20:23 : uz7lDD2pDc : N2NMZUNTbUh2M0U=[5]
 3分の遅刻に、片手をあげて「ゴメン、ゴメン」の謝罪は、ジョーシキの範囲だと思うが、5時間のつるし上げと、予算審議の延長を勝ち取って、鼻息を荒くしている野党議員たちをながめながら、この先生たちは、なにを目的に予算審議をしているのだろうか? の疑問は消しきれなかった。
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/795.html#c3
記事 [カルト20] Qアノンの暗号 ディープステートは滅んだ
アメリカのプロバスケの試合で、プロバスケの花形ザイオン(ZION)選手が履いていたナイキの靴が壊れて怪我をした。そして、オバマが試合後に、ツイッターで「ウィリアムソン選手の早い回復を祈る」とコメントした。普通の人なら見逃すようなニュースだが、これにはいろいろな示唆が含まれている。

これは良いフェイクニュースだ。作られたニュースだが、善によって作られている。Qアノンが庶民に贈る暗号のようなものだ。つい最近、ブッシュ元大統領が、政府閉鎖によって無給で働くセキュリティーサービスのメンバーにピザを配った件(くだり)の第二弾である。では暗号を解読しよう。

「ナイキ」は勝利の女神ニケの英語読みである。そのナイキの靴が壊れた。そしてZIONという名の花形選手が怪我をした。ZIONはシオニストにかけている。シオニストすなわちディープステートである。つまり暗号の内容としては「ディープステートは勝利の女神に見放された」「ディープステートの主要メンバーは身体的な打撃を受けている」ことを示している。処刑されたのかな?

イヤミなギャグとして、Qアノンは簒奪したオバマのツイッターアカウントを用いて「ZION選手(ディープステート主要メンバー)の早い回復を祈る」と述べさせた。Qアノンがオバマのツイッターアカウントを用いたのは、収監中のオバマが泣き叫びながら「誰か助けてくれ」と許しを乞うていることの示唆だ。

TVに使用されたオバマのフッテージは過去の資料映像に過ぎない。編集技術ってすごいね、という話。今現在、収監されて苦しんでいる男が今尚健在に見えるんだからw
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/397.html

コメント [近代史3] 美智子妃も雅子妃もアメリカが皇室と天皇制を破壊する為に送り込んだスパイなのか? 中川隆
14. 中川隆[-11912] koaQ7Jey 2019年2月23日 10:26:01 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[62]

それにしても、正田家と美智子さんの うさん臭さを国会で追及した平井議員の消息が不明って…怖いですね。


これでも皇后擁護? やり放題になった乱脈皇室 2015-12-02
https://ameblo.jp/kusanagi-turugi-2014/entry-12101934575.html


それにしても、美智子さんのうさん臭さを国会で追及した平井議員の消息が不明って…怖いですね。


こちらは↓数ヶ月前から保存していた資料なのですが、


第三十一回 国会衆議院 内閣委員会
昭和三十四年二月六日(金曜日)午前十時十九分開議
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/031/0388/03102060388005.pdf


言及するには「続日本記」まで解読、その他勉強と関連資料集めがたくさん必要で一日延ばししている内に、不定期更新になってしまいました。

絶句するような、大変なことも述べられています。

いつ、きちんと学び解析できるか分かりませんので、とりあえず第一級「資料」として皆さまにご提示します。この記録もこの所、ぼちぼち表に出始めていはいるようだし。

これに併せて、美智子さまが大左翼政党社会党に支持されての入内であったことを、ぜひご記憶ください。またカトリック団体からの応援があったことも。

こちらの国会記録を通読してまず思ったのが、皇室への敬意は昔のほうが強かったと一般に思い込まれていますが、戦前はともかく戦後の数年間は皇室への国民への視線は非常に厳しく現在より冷静であったようです。

そして、巧妙になし崩しにことは運ばれて、現在は皇室の権力が危険水域に達するまで強大になっています。天皇陛下による、内閣に無断のイミョンバク元大統領への親書による接触で友好・謝罪訪問願い、

日本最大の巡視艇を私用に改造してのパラオ行き決行(政府は反対)、皇太子による習近平夫人への接触、創価学会イベント参加、池田大作氏の息子との会食、皇后陛下による従軍慰安婦問題への関与、A級戦犯発言、九条の会加担、元GHQメンバー賛美・・・・他、政府と国民の意向は無視して天皇皇后の「私情」正確には皇后の意志優先で「やりたい放題」になっているのが現在の皇室です。

要するにOSS発GHQの描いた10年がかりのシナリオ通りにことは運び、間もなく日本解体皇室弱体化劇は、エンディングを迎えようとしています。OSS3年間、GHQ7年間をプラスして10年間をかけて練り上げた完璧に近いシナリオです。

そこに、秋篠宮殿下による、シナリオライター(OSS、GHQ)の予想外の
ドンデン結末が付け加えられるかどうかが、今後の皇室のひいては日本の新たな物語の幕開けになるか、亡びへの序章となるか、でしょう。

政治も含め今の流れのまま、事が進むなら日本は変質して、もはや日本という国は消滅してしまうでしょう。

OSSは日本の精神性瓦解、GHQは日本の軍事力解体と2本の柱はありますが両者の目的はむろん通底してそれぞれ存在していました。いえ、過去形ではなくOSS発GHQの埋め込んだ自己増殖を続けるウィルスは現在も作動中、その目的を今や果たしつつあります。

安倍総理による後三年間の政治の安泰と、秋篠宮殿下の表舞台への御登場を切に望む次第です。

(お断りしておきますが以前から弊ブログでは安倍総理100%の支持者ではないことは繰り返し表明、批判すべきはして来ています。ただ現実厳しき中、この現実を踏まえつつ、現時点では他にいない以上安倍総理を推すしかないと思っています)

「君は尊くましませど、民を苦しむれば天これを許さず」

これを弊ブログ主は手を変え品を変え、訴え続けてきたわけです。
自称保守が、凝り固まって見ようとしない点。
昔から「民を苦しむる」天皇はいたからこその、北畠親房卿の言葉です。

*北畠親房

北畠 親房(きたばたけ ちかふさ)は、鎌倉時代後期から南北朝時代の公卿。著書の『神皇正統記』で名高い。

昔は、宮中に自浄作用がありました。だから不適格の皇太子や天皇が排除され、現在まで皇統を繋いできたのです。

現代、自浄作用は廃絶されました。雅子さん入内により、小和田王朝自虐史観王国が外務省創価派により形作られ、しかし小和田王朝成立の背後には、正田美智子さん入内により始まった、OSS発GHQによる皇室壊しが始まり、民の気づかぬ内に皇室への批判は公にはいつしかご法度とされ、政治家もこの分野には口をつぐんで硬直するようになってしまいました。

第三十一回 国会衆議院 内閣委員会の記録を 読めば解るように、昔は実に発言が自由、批判も可能だったのです。
「不敬」の一言で発言を封じられる今が異常なのです。
思考停止保守というのは、まさしくGHQ勢力の思う壺、皇室を崇めているようで、実は貶め弱体化したい勢力の催眠術にむざむざかかっています。


「(皇太子の地位は)必ずしも現在のような長子相続という形ばかりではなかったのでございます」

これも現代日本人が知らないことの一つではないでしょうか。思えば長子相続に何らの意味はなく、有能なほう、海外にお出ましになられた時の風采も押し出しも含めて決められるべきでしょう。

秋篠宮への委譲を主張するものに対して「不敬」呼ばわりする思考停止層は、歴史を知らぬと言うべきでしょう。

うがてば、長子相続制度の設定はGHQ勢力の目論見であった可能性もあるかもしれません。
A級戦犯の絞首刑を今上(当時は少年としての皇太子)にぶつけ、お前もいうことを聞かねば吊るすぞと脅しをかけ、更にはバイニング夫人による洗脳と、当時の長子である皇太子を洗脳したわけですから、それをさしおいて弟君に即位されたりすると、計画が覆るので、長子と限定させたとも(可能性として)考えられます。

「先生、日本はもう、しまいましたね」
皇室尊崇の老婆がこう言った、と。見抜いていたと言わざるを得ません。その尊崇故に老婆には却って見えるものがあったということではないですか?

現代も同じこと「尊崇故に」物申すのです。批判無き輩は皇室を真剣には思っていません。

「もう皇室の尊厳というものは・・・・だんだんなくなって来る」

その通りになっていますね。「不敬」という言葉を錦の御旗に、口封じしてその結果、国民の尊崇を得られない皇室に成り果ててているわけです。たかが庶民の粉屋の娘が、女帝として今は宮内庁も天皇も従え、皇室の頂点に君臨していますが、その皇室は政府の意志すら無視して、ことを決行するようになっています。韓国大統領への友好願い親書、巡視艇の私的改造、使用他。

それらを糊塗するがごとき、被災地訪問。これは昭和になって始まったことであり、しかし被災地に必ずしも心を沿わせてのご訪問ではないことに、国民は気づき始めています。鬼怒川の氾濫がきっかけでした。
まだ混乱の最中に、護衛の車を連ね人々を引き連れて乗り込まれ、ただお辞儀するだけの、プロモーション映像制作のためのパーフォーマンス。

しかも皇后陛下は、朝鮮式挨拶であるコンスのポーズでのお辞儀です。


「今少し厳格な教育をされたらいかがですか」

これは当時の皇太子(今上陛下)のことで、当時の言動を拝すれば「よくぞ言ってくださった」と思われます。軽薄極まりなく、朝9時から勤務して夕方5時には終わり、後は家庭生活を大事にしたい、などと。だったら、皇籍離脱してご自身でお稼ぎ遊ばせ、と当然なりますね。学習院大学を落第したのに、特別措置で「学業終了」として卒業扱いにしてもらったお方の頭脳で、何を考えられるやら。


特権と富は手放さず、権利は庶民と同じ生活形態を望む・・・・・現在の皇太子の在り方そのままです。元凶は天皇陛下にあり、ひいては皇后陛下にあります。

そして1959年(昭和34年)の頃は、民が「もっとまともな教育を」と宮内庁に注文がつけられていたのです。それも国会の場で! 今なら考えられませんね。一切の批判を許さず、という偏頗な形に持って来られ、それは決して皇室の健全な存続に資することはありません。

批判すればよってたかって「不敬」の連呼。こと皇室問題に関しては北朝鮮にさせられてしまいました。


三笠宮は皇族でありながら、神武天皇を否定するということは当然男子一系否定、つまりは自己否定なのですから、皇籍は離脱なさるべきだと思いますね。

皇族であるアイデンティティを否定しながら皇族として、無為の暮らしを送りつつ、大枚の国費を受け取りながらのありようは欺瞞です。あまつさえ、南京大虐殺の肯定。

今上陛下による、先祖に朝鮮人がいる発言も必ずしも歴史の定説とはならざることを含めて、言ってはならぬことをお弁えではありません。今上陛下も三笠宮もこの基本の禁句を心得ていらっしゃいません。


「美智子嬢は25人の見合いをしていられた」

「最後に波多野という青年と婚約。これを破棄して皇太子のほうに振り替えた」

宮内庁側は否定していますが、否定せざるを得ませんね。
むろん、当時の週刊誌の記事をまるごと信じるわけではありませんが、国会という言質が取られたら厄介な場で、見合い25回、25回目の婚約者が波多野、と極めて具体的な回数と名前が出てきていることに留意は必要でしょう。

「美智子嬢」が15歳から、見方によってはいささか下品な婚活パーティに出ていたことは既報の通り。主催者がGHQ寄りの人物である可能性についても触れました。15歳でエリート男子を狙っての婚活なら、25回見合い歴はない話ではないでしょう。三島由紀夫との見合いも否定する人がいるようですが否定の論拠は曖昧です。

拙ブログが最近掴んだ、入内にあたっての関係者がすべてプロテスタントかカトリックのキリスト教徒であるという事実が、当時も不可解に思われていたのですね。「カトリックの陰謀」と表現されていますが「カトリック(プロテスタントも含む)を日本と皇室弱体化ツール」として使ったのはGHQです。

ただこの時代にGHQを口にしたら、その地位から(場合によっては命さえ)消されかねない状況ではあったかもしれません。一番の恐怖はこれもGHQが日本弱体化の尖兵として使った朝鮮人が束になっての親、子供への押しかけ、恫喝であったでしょう。彼らが特権を奪い取るにあたっての、常套手段です。

美智子さまご成婚時は、GHQが表向き引き上げてから7年間が経過していますが、GHQが愛国者をバサバサ刈り取って残った自虐史観売国奴が国のあちこちを仕切っていました。雅子妃の父親、小和田恒氏が外務省におけるその典型です。だから形としてのGHQは解体しても、去った後GHQ勢力は根強く日本に残り、定着しました。

美智子さまの父上正田英三郎氏もカトリック教徒だったのですね。

冨美夫人との出会いが双葉高等女学校の「礼拝」であった、というから美智子さまの母、冨美さんもカトリック教徒だったということでしょう。
臨終洗礼とされていることに、拙ブログは疑問を呈してきました。
美智子さま入内にあたって、一族郎党全員カトリック教徒であることが解ると、当然美智子さまの信仰にも疑義が及ぶので、自らは受洗していないことにしたのではないか、と。

祖父母の代から一族郎党全員カトリック教徒(ブログ主独自の調査で現在ミャンマー在住の、正田姓を名乗るお身内の方もカトリックだと掴んでいます)の中、美智子さまだけ違うというのは無理があるのではないでしょうか。洗礼はまずお受けになられている・・・・つまり入内にあたって、嘘をつかれた可能性があるかもしれません。いや、相当濃厚にカトリック教徒として胸に十字架を抱いたままの入内ではなかったかと、考えるほうが自然でしょう。


信仰を密かに抱かれていなければ、その後のカトリックへの明らかに頻繁な接触が説明出来ません。
美智子さまは、大変な嘘をつかれての入内と拙ブログ主は心証的には色濃くそう思っています。

朝日新聞記者により、発表されたカトリック信徒を思わせるベール姿が公開された時、わっと泣き崩れた美智子さま。勝ち気な美智子さまが泣き崩れるほどの衝撃は、自らがカトリック教徒だったからではないのですか?

もしそうでないのなら、違いますと答えればいいだけのこと。

嘘をついての入内を今更難詰しても、現実を変える力はありませんが、皇后なるお方が政府と国民、そして昭和天皇皇后両陛下を裏切って、皇太子妃となった方かもしれないということは、国民は知っておくべきでしょう。

仮にカトリック教徒でないとしても、頻繁なるカトリック教徒たちとの交流、教会行き、ローマ法王への傾斜など、神道の祭祀王の妻としての立ち位置は著しく損ねていらっしゃいます。合唱練習を名目に母校への月一回の訪問は、敷地内にある聖堂で礼拝なさるためではないのですか?

私的お出ましにも、護衛の車10台が付き従うと仄聞します。そのつど大きなお金が出て、年間通算すると莫大になるでしょう。九条の会の音楽家の追悼コンサートへのお出ましも、公のお金が費やされています。

言葉を変えれば皇后の「反日左翼活動」に私たちが営々と時に苦しみながら納めている税金が、いとも安易に使われているということです。

美智子さまは、象徴であるということに対して何やら小難しい理屈を述べて、象徴であることは出来ないと言っていらっしゃいますが、そんな言い分は、屁理屈と申します。

ことは簡単でたとえば、浮世の政治的なイベントにお出にならぬこと。
あの大戦への言及、憲法に対するお考えなど、国民の世論を二分するそのどちらかへ加担などなさらないことなのです。

象徴であらんとすることは、何をすべきということではなく、してはならぬということをお守りになることです。

こんな簡単なことがお分かりにならない愚昧さ。


美智子さまの入内に関して皇族全員が反対という説は否定されていますが、しかしながら「全員」賛成という説のほうが首肯出来かねます。

不自然ですよ、美智子さまも雅子さまも入内にあたって周辺では強い反対に取り囲まれながら、皇室会議においては一人の反対もなく、すんなり決定。

双方、きちっと調査がなされれば絶対あり得なかった、と言いきってもいいほど
「瑕疵」のある縁談なのに。


外国先行報道、あるいは報道先行で既成事実化して現実周辺では
反対論が渦巻いているのに、皇室会議では反対者ゼロで通過の
不自然さも小和田雅子さん入内の時と同じ手口ですね。

他幾つも、新たな発見がある国会記録かと思われます。
読んでみてください。平成の世の皇后陛下を論じるにあたって
後世相当役に立つ資料だと思われます。それゆえ他の資料のように
押し隠しておきたいでしょうが、国会記録抹殺まではさすがに出来かねたのでしょうか、国民にとっては幸いなことでした。

後世の評価はおそらく前代未聞、希代の悪女皇后となるかと思われます。

その悪辣さにおいて美智子さま。無能力なダメさかげんにおいては雅子さま。
いずれも皇室の歴史上、突出した黒歴史として末代まで残ることでしょう。
そしてそれを支持した、愚かしい民衆が保守の名で存在していたことも。

備考 田島道治宮内庁長官(無教会 派)、宇佐美毅宮内庁長官(クエーカー)などもクリスチャンと、拾えますが決定的データは今のところ拾えないでいます。いずれにしても美智子さまの入内に絡んで動いた人々にキリスト教関係者が偶然の確率超えて以上に多いのは事実。荒っぽく言えば、宮内庁はクリスチャンと創価学会の巣窟となっているかもしれません。

美智子妃入内にあたってはキリスト教が背後に。
雅子妃入内にあたっては、創価学会。

・・・・・・・・ここまで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


追記 読者さまよりコメ欄に寄せられた情報。


WiLL 1月号に、『皇后の真実』 工藤美代子 著 の書評があります。
元産経新聞記者の方が書かれていますが、最後の方の記述にびっくりしました。
この方が記者時代、皇后に直接関わった高名な二人から、激しい皇后批判を別々に聞き驚いたそうです。
口外していないけれど、今でも忘れられないということですから、ぜひどこかで書いていただきたいものです。

・・・・・・・・・・・・・・ここまで

逝去の後、少しずつでも結局全部語られ、さらされそうです。

更に追記 コメ欄への読者さまからの書き込み

質問に立った自民党議員は、昭和の憂国の臣だと思います。
天皇の本道・本質を明らかにし、すでに始まった劣化と将来迎える危機を鋭く指摘して下さった自民党議員に感謝とお詫びを申し上げたい思いで、どのような方なのか少し調べてみました。

《平井義一衆議院議員 自民党》
平井議員の深い洞察には改めて感服します。議員生命賭けての質

疑だったと思います。
しかし平井議員が憂慮されたとおりになってしまい、今、泉下からご覧になって何を思われていらっしゃるか。

平井議員は「吉田学校=吉田茂派閥」のメンバーで、第四次吉田内閣で郵政政務次官就任。その他に横綱審議委員や日本プロレス会長(893大親分複数が役員になっていたので警察に解散命令出された後の一新人事で会長就任)等務めた形。

入内するところまでは、吉田茂はミテコ押しだったはずなので、退陣後といえども親分に逆らったのですから…(後に御所でのプッツン振りを知り、アンチミテコになったとか)
義一さん、真の国士でいらっしゃいます。
この後の選挙は落選が続きそのまま引退されていますので…逆風吹いたかなぁ?
没年も判らないなんて、悪の藩屏に抑え込まれたのか?

写真中央が平井氏(横審時代でしょうか。元関脇北の洋・緒方昇氏宅とのこと)
h ttp://members3.jcom.home.ne.jp/abashirikai/jpeg/tuitou-3.jpg


《菊池義郎衆議院議員 自民党》
菊池議員に至っては、質問をするために、この回のみ町村金吾議員(故町村信孝議員の父上)と交代して委員になっています。
美智子さんの疑惑はもとより。国会図書館設立に尽力した人なので、赤坂離宮内の図書館廃止の件を取り上げたかったのでしょう。

せっかく、見合い25回で婚約者有り、入内チームがカトリック教徒(正確にはキリスト教徒と言うべき)だらけと良いところを突いていても。宇佐美長官に揚げ足取られたり突っ込みの甘さから、週刊誌報道の火消しに終わり、残念に思います。でも、当時から胡散臭さは知られていた事を記録に残してくださいました。

衣冠束帯では南方の風俗のようで野蛮国と見られやしないかとか、英国女王戴冠式では皇太子が黒人の中に座らされたので、婚礼では英国大使は黒人来賓の間に座らせろだの……_| ̄|○ (宇佐美長官の気持ち)
猪突猛進、一言居士、「黒潮に吼える男」という小説になっただけはあるオモロイおっちゃんです。平井議員と初当選当時から同期でしたが、菊池議員はこの後も当選を続け、叙勲もされています。

更に追記

尚、
菅原研究室の国会議員白書から両議員の議員歴を、
wikipediaから大方のプロフィールを把握し、さらに検索して確認しています。

平井議員の写真は"たぶん"ご本人ではないかと?……程度です。

平井義一議員
http://kokkai.sugawarataku.net/giin/r00419.html

菊池義郎議員
http://kokkai.sugawarataku.net/giin/r00139.html

菊池議員題材の小説
『黒潮に吼える男』上野登史郎著/三彩社刊
八丈島出身の自民党きっての硬骨漢・衆議院議員、菊池義郎の伝記小説。物語は彼の出生から国会議員になるまでが、明治時代の政治(大熊重信などとの交流)や文化(島村抱月や須磨子などとの交流)、そして島の様子がイキイキと描かれていて面白い。島抜けしてからの一徹な苦学生活、普通選挙実施や元老廃止などの演説運動、さらには議員になってからの私学振興議員連盟を作ったり、国会図書館などを作ったりと紹介されている。
h ttp://www.muse.dti.ne.jp/~squat/fiction.htm


それにしても、平井議員の消息が不明って…怖いですね。
https://ameblo.jp/kusanagi-turugi-2014/entry-12101934575.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/262.html#c14

コメント [政治・選挙・NHK257] 激化する自民党「内部抗争」田畑“ゲス”議員の離党で火に油(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
7. 2019年2月23日 10:27:00 : WJfBckkeXQ : bEJvblA2S2Z5QTI=[1]
>総理に近いジャーナリストの暴行疑惑は揉み消しても、田畑氏の件は放置したのか。

「揉み消しても」って認めちゃってるよ・・・
 
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/809.html#c7

コメント [経世済民131] 「2050年の日本は犯罪大国になる」とジム・ロジャーズが予測する理由(ダイヤモンド・オンライン) 赤かぶ
32. 2019年2月23日 10:29:54 : eK5zIKReG6 : REZyNFhPQUQ0WlE=[1]
とっくに犯罪大国に成り下がってるがな。
特に政治家共は逮捕無用の犯罪人だからな。
そいつらが仕切ってる分犯罪国家を加速させてるわ。
マイルドヤンキーなぞ将に犯罪奨励してるようなものではないか?
こんな日本に誰がした?・・・・・・・・・・・
http://www.asyura2.com/19/hasan131/msg/229.html#c32
コメント [経世済民131] ブレグジットは英自動車産業の終わりとなるのか?(Forbes JAPAN) 赤かぶ
4. 2019年2月23日 10:30:44 : KyPgZPlu8Y : U0EzUDRXcC5YdzY=[5]
こちら豪州はイギリス連邦ですが、本国よりいち早く自動車産業が消滅しました。道路交通はイギリスと同じ自動車左側通行ですが、タイでつくられた自動車が多く輸入されています。各メーカーがタイに進出しており、今や同国は世界有数の自動車生産国になっています。

イギリスは、かつて世界の七つの海を支配する巨大帝国でしたが、それを背景に自動車生産の大半を輸出していて、1950年代は世界最大の自動車輸出大国でした。その市場の全部を取ったのが日本です。東アフリカでも、かつてイギリス車が優勝し続けていたサファリ・ラリーに日産フェアレディ240Zで殴り込みをかけ、見事優勝。続いて豪州でもザザンクロスラリーで三菱ランサーが優勝。これでイギリス車の時代は終わりました。

フェアレディ240Z 11号車 1971年 サファリラリー優勝車
https://www.youtube.com/watch?v=aVCJXH7fRSo

三菱 ランサー1600GSR Mitsubishi Lancer (A70)の輝かしい走り
https://www.youtube.com/watch?v=DUp_1rEELNg

大半の輸出先を失い、経営危機に陥ったイギリス民族資本系メーカーは、1968年に大合同を行い、ブリティッシュ・レイランド・モーターに集中合併されます。これにより生き残りを図りましたが、第一次石油危機の煽りを受け、1975年に倒産。労働党政権が国有化し、BLカーズとして存続させることにしました。

日本車はイギリス本土にまで輸出されるようになり、世界自動車戦争は「イギリス本土決戦」と言う、第二次世界大戦と全く逆の様相を呈したのです。イギリス側は、日本に対し市場占有率を11%に抑えると言う条件を出しましたが、輸出先を日本メーカーに取られた欧州大陸自動車メーカーがイギリスでの販売を強化し、群雄割拠状態となりました。

その後、イギリスはサッチャー新自由主義政権が発足し、産業競争力強化と称して日本のホンダにBLへの資本参加をさせ、更にホンダ・バラードを現地生産させました。BLに対しては分割民営化を行ない、高級車部門のジャガーを売却。トラック部門をボルボに売却。残りをオースチン・ローバーとして存続させたものの、新車開発は完全にホンダ主導となりました。

ホンダはオースチン・ローバー向け新型車の開発に人的資源と資金を投入したために、日本国内でブームになってきたミニバン、SUVの新型車を出せず、他社にシェアを取られて経営危機に転落。このため、オースチン・ローバー改めローバー・カーズから手を引くことにしました。その時の決断がなければ、今頃ホンダは他社のブランドになっていたでしょう。

ローバーはドイツのBMWが買収し、その時にミニを独立させたのです。しかし毎年1,000億円もの赤字を出し続け、本体の倒産の危機に瀕したBMWは、損切りのためにイギリスの地元の投資家に、僅か1ポンドで売却。民族資本系メーカーの末裔は、それから間もなく倒産しました。

●イギリスの自動車生産は、サッチャー新自由主義政権の時代に、貿易摩擦回避のために現地生産進出したホンダ、日産、トヨタが支える構図になりましたが、アメリカ勢のGMヴォクスホールも、アメリカ本国の経営危機からフランスのプジョー・シトロエンに売却。クライスラーは1978年に同じくプジョー・シトロエンに売却して撤退しています。しかしイギリス特有の品質の悪さが足を引っ張り、存続できずにレイトン工場を閉鎖。このことから、ヴォクスホールの工場も、いずれ閉鎖は確実です。

日本の大正時代からイギリスで自動車をつくり続けるフォードも、本体の経営不振から乗用車生産を縮小しつつあり、エンジン生産をとりやめると決定。エンジンがなくなれば、いずれ乗用車の車体組み立てもなくなります。そもそもフォードの乗用車が全然ダメ。フィエスタもモンデオも、最低の評価です。

豪州ではフォードは最後まで自動車生産を続けましたが、やめた途端にシェア激減です。地元の雇用を創出していたから、我慢して乗っていた層が逸走したからです。うちもフォード持っていましたが、いい機会だと思って廃車にしました。フォードが自慢できるのは、長い歴史だけかな。後は全然ダメですよ。日本からも撤退ですか。やっぱり !

●BLからサッチャー新自由主義政権によって分離売却されたジャガーですが、同じく売却されたランドローバーも一緒にフォードが買収。しかし主な市場のアメリカで日本の高級車レクサスにぼろ負けして全然売れず、フォードは売却したんです。それが、よりによってイギリスが散々搾取した植民地インドの自動車メーカー、タタ・モータース。

タタはイギリス生産を残して存続させましたが、モデルチェンジに失敗して個性的なデザインを失い、販売が激減。更に品質の悪化も進み、世界的なSUVブームなのにランドローバーは全然売れず、遂に労働者4,500人の首切りをするそうです。企業規模を考えると、これは企業の存続に関わるレベル。このことから、タタはジャガー・ランドローバーの存続をあきらめたと推測されています。

イギリスは、いよいよオーストラリアと同じように自動車生産から撤退することになりそうですね。いや、まだモーガンがあるじゃないか。

2019 Morgan Plus 4 - Exterior and Interior Walkaround - 2018 Paris Motor Show
https://www.youtube.com/watch?v=JIG8QQN05sw

Showdown: Aston Martin V8 Vantage S vs. Morgan Aero Coupe - CAR and DRIVER
https://www.youtube.com/watch?v=mkeaRYrXwV8

時代遅れの価値観の自動車ですね。時代は電気自動車なのに。
http://www.asyura2.com/19/hasan131/msg/235.html#c4

コメント [政治・選挙・NHK257] 「記者が国民の代表とする根拠を示せ」官邸側が東京新聞に要求(西日本新聞)-「記者は民間企業の一員。国民の代表は国会議員」 JAXVN
13. 2019年2月23日 10:32:43 : EJ7uEYgYI6 : RDlqZnQySWc3azY=[2]
多くの人が思っているように今の選挙が正しい民意を表せるものとは成っていない以上、今の選挙方法で勝ったからと言って威張る官邸はいかがなものか。
東京新聞の言い分の方が真っ当であると思う。
答えにくい質問を封じる菅さんはもう少し?謙虚になれないものか。
巨大な権力を握ってしまって物の道理が見えなくってしまっている。
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/813.html#c13
コメント [近代史3] 美智子妃も雅子妃もアメリカが皇室と天皇制を破壊する為に送り込んだスパイなのか? 中川隆
15. 中川隆[-11911] koaQ7Jey 2019年2月23日 10:32:55 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[63]

それにしても、正田家と美智子さんの うさん臭さを国会で追及した平井議員の消息が不明って…怖いですね _ 2

これが、現代皇室の現実。ブサヨの巣窟に現れた皇后陛下 2016-06-22
https://blog.goo.ne.jp/sitihenge994/e/319d1c927965be306fdfa254b877efdd

正田美智子さんの入内にまつわり、キリスト教徒のみが関わっていることのうろんさをついた国会議員が当時いました。

1959年2月 国会で平井義一議員が正田美智子入内の胡乱さと出自を問い詰める。
その2ヶ月後の1959年、正田美智子入内。
その翌年の総選挙で、今まで5期落選したことのなかった平井義一落選。

天皇皇后の左翼化

皇后陛下が、左翼の連中や組織と親密であられることにテーマを
絞るつもりで書き始めたのですが、結果的に今までの「総まとめ」ともいうべき
記事になったようです。志ある方は保存なさってください。

左翼の巣窟に出入りの皇后陛下

http://www.asahi.com/articles/ASJ6673Z7J66UCVL01Y.html 

反日左翼「九条の会」秋山ちえ子さんお別れの会 皇后陛下が会場に
皇后陛下の入内には戦勝国GHQがからんでいます。入内前に、正田家とGHQの要人とがアメリカ産小麦粉利権を介在に癒着していたのは、事実です。
客観的史料があります。

やっぱり!! 正田家とGHQの癒着。美智子さま入内を仕組んだGHQ 

そして美智子さんの父親は、アメリカ産小麦粉の宣伝マンとして
GHQの協力要員でした。

日本の国会が知らなかった正田美智子さんの婚約が、アメリカで先に報じられたのはそういう理由です。入内にまつわり、キリスト教徒のみが関わっていることのうろんさをついた国会議員が当時いました。今は亡き平井義一氏ですが、おそらく議事録に残っていること以上の闇を承知していたと思います。
よく殺害されなかったことです。しかし・・・・・

1959年2月 国会で平井義一議員が正田美智子入内の胡乱さと出自を問い詰める。

その2ヶ月後の1959年、正田美智子入内。

その翌年の総選挙で、今まで5期落選したことのなかった平井義一落選。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E4%BA%95%E7%BE%A9%E4%B8%80_(%E6%94%BF%E6%B2%BB%E5%AE%B6)

【重要】 これでも皇后擁護? やり放題になった乱脈皇室

元正田美智子さん、あなた一体何者? 成婚国会承知せず、アメリカで発表された不可解

平井氏の他に、正田美智子さんの入内に不可解な点ありとして国会で疑義を表明した議員が2人もいたことは、脳裏に刻みつけておきましょう。

国会ですよ? 末代まで発言が残る場。軽々に言えることではありません。まして、国中が操作されて世紀のご成婚に浮き立っている時に、議員生命を賭けて成婚とやられ放題の宮内庁に疑問を呈した議員たちが3人いたということです。

なんと、社会党が支援していた美智子さま 

皇室史上初の民間妃の誕生は、異教徒の男女同権主義者である左翼思想の女性の入内をも意味していました。去ったはずの、GHQによる皇室と日本弱体化施策が本格的作動し始めたのが、正田美智子さんの入内の年であり、この年日本は伊勢湾台風が荒れ狂いました。

そして嫁いだお相手は、多感な少年時代にGHQに生涯忘れ得ない恫喝を受けた、今上陛下でした。当時皇太子であったその人の、誕生日めがけて時計の針がピクリと動いた瞬間から、東条英機らいわゆる「戦犯」が吊るされて行ったのです。GHQの言外の脅しは明白でした。
「お前もアメリカに逆らうなら、吊るすぞ。父親もな」。
そして、言うところの戦犯28名の処刑を決定、公表されたのが「父親」昭和天皇の誕生日だったのです。これも言外の恫喝です。恫喝であると同時に罪悪感の刷り込み。「お前と、お前の父親のせいで、こいつらは首をくくられるのだぞ」と。

http://hon.bunshun.jp/articles/-/226

いえ、恫喝は言外ではなく直接浴びせられたかもしれません。
昭和天皇を何度となくGHQ本部に呼びつけたほどのマッカーサーです。

当時の皇太子は「ジミー」と戦勝国名で呼ばれ、GHQが差し向けたバイニング夫人が張り付き、洗脳に明け暮れました。神道思想の破壊です。

破壊教育を受けた皇太子というよりはジミーに、異教徒の平民の娘があてがわれ相乗効果で皇室の神道的なるもの、そして伝統がなし崩しに壊されていくことをGHQは見越していました。皇后も幼児洗礼をもしお受けならマリア・テレジア・カテリーナなどというお名前をお持ちでしょうから、ジミーとはお似合いの夫婦でしょう。皇后のカトリック洗礼に関しては、(幾つもあるにせよ)傍証でしか示せません。
しかしながら、実は皇太子と平民の娘との成婚ではなく、ジミーとマリアとの婚姻だったのだと踏まえるとその後の皇室伝統の、あっという間の壊れように得心が行きます。

もともとルーズベルトのOSSの頃から、日本を共産化する計画がありました。
ルーズベルトの死去により、共産化は免れましたがそれと同等の、日本破壊ウィルスをGHQは日本の国体に仕込んでいきました。

NHKはいまだその体質を引きずるGHQの宣伝局であり、外務省には反日思想の者たちが跋扈。公職追放で、まともな日本人は追われ、反日であるほど、出世階段を駆け上り、その代表格が雅子妃の父、小和田恒氏です。
小和田雅子さんという、皇室にはおよそ馴染むはずもない女性の入内もまた、
偶然ではありません。

皇室には、バイニング夫人とカトリックという異教とワンセットで正田美智子さんが送り込まれ、現在に至ります。神道の祭祀王の家に嫁いでからも元正田美智子さんはカトリックを捨てませんでした。そのことは、皇祖神を奉じるには至らなかった・・・・・いえ、基本のところでないがしろになさった、ということです。
ご本人がいかほど、自覚されているかどうかは知りません。しかしながら、
GHQの目論見は100%成功でした。いえ皇室の伝統破壊と共に、アメリカ産小麦粉の売りつけの目論見通りであったので、一石二鳥、200%の成功でしょう。

今上陛下が実は学習院の講義について行けず、ご卒業なさってないという事実を国民は知りません。

学習院を落第した天皇陛下は左翼でいらっしゃいますか

悪い頭で政治と歴史、憲法を語られるな両陛下と皇太子 

乏しき頭脳で政治外交、史観を語られませぬよう、両陛下

天皇が必ずしも頭脳俊敏でなくてもよろしいのです。
しかしながら、敏いとは言えぬ頭脳にバイニング夫人、そして伴侶である元正田美智子さんという異教徒から、思想上の決定的洗脳を受け続け、更に将来の天皇たる者は政治学科に進まねばならぬところ、進めなかった父親より頭脳の働かない皇太子殿下が、両親から口移しで「GHQ作の平和憲法護持」という左翼思想を受け継ぎ、現在に至ります。

天皇と皇太子共に、脳細胞の不活発なところに女帝と化した皇后から洗脳を受け続け、さらにその不活発な脳で考えた政治外交上の言動は、国を損ないます。政治関与それ自体が、ご自身が護持を唱えられる憲法に反する行為なのですが、その矛盾をお解りではありません。

天皇も皇太子も頭がよろしくはない、という現実をまずは正視しましょう。ということは、周辺の者がしっかりと舵取りをしなければならないのですが、しかしその舵は今や女帝として皇室ヒェラルキーの頂点に君臨する左翼皇后の手に握られています。その皇后陛下も、巷間思い込まれているほどにはご優秀ではありません。聖心女子大学は名門ですが、偏差値は高くはありません。

大変言いづらいことをズバリいいます。頭のさしてよくない左翼が3人固まったのが、今の皇室です。行き過ぎた言動を止めるものは皆無です。

随分粗っぽい総括ですが、細目は過去記事に資料を添えながら具体的に提示してあります。

皇室に男女同権思想は馴染みません。民間では極端な男女不平等が、本来の皇室です。なぜなら夫婦である以前に、夫は神とつながる者、神道の大祭祀王であるからです。対等ではあり得ないし、生理出産を伴う女性に、この国最大の神官は務まりません。
しかし、溺愛の皇太子の系譜である愛子内親王を天皇にしたいというのが、GHQ仕込みの男女同権主義者・皇后陛下の執念であり、左翼お仲間を引き入れつつあれこれ画策していらっしゃいます。

左翼の巣窟に出入りの皇后陛下

http://www.asahi.com/articles/ASJ6673Z7J66UCVL01Y.html

4月6日に99歳で亡くなった、放送ジャーナリストの草分けで評論家の秋山ちえ子さんのお別れの会が6日、東京都千代田区の日比谷松本楼で開かれた。聖路加国際病院名誉院長の日野原重明さんや脚本家の小山内美江子さんらのほか、秋山さんと親交のあった皇后美智子さまが会場を訪れ、遺族らと言葉を交わした。

BB:秋山ちえ子氏がそもそも反日左翼の旗振り的オピニオンリーダーでしたが、
小山内美江子、反戦歌の森山良子他歴然たる左翼思想の人たちばかり。更に、仰天すべきことには、反日慰安婦問題の張本人である河野洋平が発起人代表を務めているという凄さ。

皇后陛下が、韓国側と左翼たちが捏造した慰安婦問題を信じこんでいらっしゃるさまは、それこそ「九条の会」の鶴見俊輔により、具体的に語られています。

会では、発起人代表の河野洋平元衆院議長が「父の河野一郎と秋山さんは信頼しあっている仲で、インタビュアーとして日本一だと言っていた」とあいさつ。

さすがに息子の河野太郎は、安倍内閣の清濁人事の濁のほうながら閣僚なので、出て来ていませんが、本来なら売国父息子としてこの場にいるべき人間です。

 秋山さんは毎年8月15日の終戦記念日に、上野動物園で戦時中に餓死させられたゾウの童話「かわいそうなぞう」をラジオ番組で朗読。会の終わりには2002年の収録分が流され、「地球上のすべての生物の命を守るために、ことを解決するのに戦争というものを手段に使うことのないことを祈りながら読ませていただきます」と語る秋山さんの声と朗読に、参列者は聴き入った。

ゾウの話は胸を打ちますが、そのことと日本が防衛的に無力で無防備であっていいということと何の因果関係もありません。そこがなぜ解らないのか、いつものことながら左翼と言われる人たちの奇妙なまでの頭の悪さを思わずにはいられません。
夏になると、震え声で反戦詩を朗読する大根女優・吉永小百合も同類です。
問題は、中国韓国北朝鮮で反戦詩など読まれないことです。読めば投獄、下手すりゃ処刑。日本の反戦運動は彼らがせせら笑いながら歓迎するところ。

 30年来の親交がある司会の大沢悠里さんは「秋山さんは一貫して戦争反対を訴え続けてきた。私たちはこの心をずっと受け継いでゆく覚悟が必要だ」と締めくくった。

戦争に賛成の人間など、武器商人か一握りのマニャックな戦闘愛好者しかいませんよ。誰しも平和は恒久的な願いなのです。問題は「戦争反対」と唱えていない国が至近に3カ国あり、折あらば日本人の命と国土が狙われているということなのです。

 夜には皇后美智子さまも会場を訪れ、展示された秋山さんの遺品などを見たり、遺族や発起人らと言葉を交わしたりした。

・・・・・・・・・・抜粋ここまで

社会的にはその存在が希薄になっていた秋山ちえ子の逝去と、そのマイナーなお別れの会を即座に嗅ぎつけ駆けつける皇后陛下。左翼ネットワークの親密な一員でいらっしゃるからです。

皇后陛下は上記の左翼運動家たちのまごうことなき、共感者であり仲間であるということなのです。それ以前に皇后陛下の政治思想の表明など、
とんでもないことがいつ許されるようになりました?この方の入内以来です。

▼「男性には戦争をしたがる人がいる」
「戦争の悲惨さを知らない政治家が憲法9条をなくそうとしている」

と売国左翼新聞朝日新聞「天声人語」で紹介された秋山ちえ子氏をはじめ、以下が皇后陛下のブサヨ仲間です。

▼左翼鶴見和子の会にもお忍び出席した皇后

 和子=鶴見和子(元・共産党員)

>和子さまの三回忌に、美智子妃殿下の御臨席をいただき、
>内山さんが宮中に御礼の記帳に行く予定の所、
>皇后様から「鶴見和子病床日記」持参で参内するようにとの連絡があり、
>宮中大変奥深くのお部屋で、一対一の四〇分の御下問で、緊張のし続けでした。との事でした。

ttp://www.php.co.jp/magazine/voice/?unique_issue_id=12369
(Voice 2008年9月号)
上坂冬子〈対談〉鶴見俊輔 158p

> 美智子皇后は姉の和子に対して、彼女の学友だった女官を通して
> 「宮中まで来てほしい」とお呼びになったことがありました。
> そのとき、「あなたがこのあいだの講演で慰安婦の問題を取り上げてくださって、
> とてもありがたかった」とおっしゃった。(略)

上坂冬子の対談相手、鶴見俊輔は皇后のシンパ鶴見和子の弟であり、市民運動組織「ベ平連」メンバーで、共産党支持。

皇后は九条の会の左翼音楽家・三善晃氏にも熱心に肩入れ、そして「日本も難民を引き受けるべき」などと、日本がすでに60万人の朝鮮人難民を抱えてあえいでいるのも知らぬげに反日国連をバックに、押し付けてくる緒方貞子も皇后の左翼お仲間で、女帝擁立肯定の皇室典範変更のための有識者会議には、皇后がこの人を押し込んでいます。

森村桂の軽井沢の家では社会党・党員と交流も。

敗戦後の日本を、もっと弱体化させるためGHQがキリスト教を、なかんずくカトリックをツールとして用いたことは事実ですが、カトリックすべてがそうだとは言いませんが、皇后と同じく「カトリック左翼」と名付けたい一派がいるのは事実です。

「憲法九条にノーベル賞を」という演題で講演したのは、カトリック教会の光延神父で、そのお仲間には、岡田大司教や高見大司教という人らがいるようです。

h ttp://www.jesuitsocialcenter-tokyo.com/?page_id=4979
この光延神父が、HPで述べた言葉を引用します。

《《実際、日本は第2次世界大戦以後の68年間、戦争で他国民を誰一人殺すことなく、また一人の自国民も死なせることがありませんでした。》》

あらゆる(日本の)左翼は頭が悪い、悪くなければ日本では左翼はやってられない、というのが拙ブログ主の持論ですが、上記の神父の言葉の馬鹿さ加減は、読者の皆様はお解りですよね。

この神父の脳裏には、北朝鮮への拉致被害者も竹島をめぐって殺戮され、半島に強制連行されて虐待され、そして死者も出た日本人船員約4千名の存在はないのです。

そしてこれらの、カトリック左翼ともいうべき神父たちと皇后陛下が昵懇であるという現実を国民は直視すべきでしょう。

捏造慰安婦問題で日本を追求する「女性国際戦犯法廷」の拠点はカトリック教会です。副題は「性国際戦犯法廷」です。この場合の戦犯とは、日本ですね。
とんでもない反日とカトリックが結びついているということであり、これもまたGHQの目論見通りです。

反米を唱える左翼ですらGHQ製作の憲法を後生大事にするのだから、占領政策はここでも大勝利です。

日本の武力放棄をほくそ笑んで喜ぶのは、中国、韓国・北朝鮮だけであるという
現実がなぜ見えないのでしょうね。

そして皇后陛下は、「憲法九条にノーベル賞を」という、カトリック界における“九条の会”もお仲間だということであり、憲法改正を掲げ、女性天皇の布石になる女性宮家の創設に反対する安倍政権には、アンチであり、皇陛下も皇太子殿下もそれに従っていらっしゃる、とこういうことです。

「マスコミ9条の会」も、皇后はシンパです。

2004年6月10日

井上ひさし 梅原 猛 大江健三郎 奥平康弘 小田 実 加藤周一 澤地久枝 鶴見俊輔 三木睦子さん九人による「九条の会」アピールが出されました。

東京では「新聞OB九条の会」「出版OB九条の会」「民放九条の会」「映画人九条の会」「音楽九条の会」

「所沢マスコミ文化九条の会」 「憲法九条にノーベル賞をの会」

・・・・・・・・惨状を来しています。

軽井沢九条の会を支援する牧師

http://karuizawa9.exblog.jp/

表立って、九条の会の理念を「平和憲法護持」という形で発信されるのは
天皇陛下ですが、皇后陛下も違う形でメッセージを出されています。

79歳のお誕生日、宮内記者会の質問に文書で次のように回答。

「五月の憲法記念日をはさみ、今年は憲法をめぐり、例年に増して盛んな論議が取り交わされていたように感じます。主に新聞紙上でこうした論議に触れながら、かつて、あきるの市の五日市を訪れた時、郷土館で見せて頂いた『五日市憲法草案』のことをしきりに思い出しておりました。

長い鎖国を経た19世紀末の日本で、市井の人々の間に育っていた民権意識を記録するものとして、世界的にも珍しい文化遺産ではないかと思います」

・・・・・・・・・ここまで

要するに、憲法改正派の唱える「GHQによる押し付け憲法」説へのアンチテーゼです。事実護憲派の左翼にこの言葉は賛美され、利用されています。

しかしながら、英語からの拙い翻訳文である現在の醜い日本語の憲法が戦勝国による押し付けである事実がいかに美辞麗句を連ねたとて消えるわけではなく、GHQ憲法に関わった白洲次郎の慟哭の告発記録があります。

雅子妃とともに反日組織である国連、国連大学に入り浸っていらっしゃる皇太子は、両陛下の仰る通りに、お言葉をなぞるだけです。オウム。腹話術の人形。

皇太子殿下 平成26年 2014年お誕生日

皇太子の政治発言 朝鮮日報が大喜び 

http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/77824c824a67a7da9a0b85660cfd4223 

(抜粋)憲法に関しては、昨年末天皇陛下も触れられましたが、「戦後、連合国軍の占領下にあった日本は」という出だしで、憲法の成立した由来を語られましたが、皇太子殿下の文言は、はっきり憲法順守。すなわち憲法改正反対ということかと思われます。

・・・・・・・・・・ここまで

皇太子もアンチ安倍政権だということを、意味します。
今度の選挙は、憲法改正が争点の一つですが、平和憲法護持の
天皇皇后皇太子は、その選挙に影響を及ぼす発言をずーっと
続けているということなのです。それがいつから許される日本になりました?
皇后陛下の入内以来です。

問題は、天皇皇后両陛下と皇太子殿下のご発言に喜び勇んでいるのが、まっとうな国民ではなく朝鮮日報だということでしょう。無論「朝鮮日報」はあらゆる反日メディアと勢力の表象として記号化して記しました。

天皇及び内廷皇族が、GHQ発反日左翼史観をベースに語っていらっしゃる現実を、国民は冷静に直視すべきでしょう。

秋篠宮文仁親王殿下と紀子妃に、このたぐいのご発言がないことに、一筋の光明を見る思いがすると同時に、皇位は秋篠宮殿下と悠仁親王殿下に渡るべきだと考えます。

本来当然のことながら左翼は皇室不要論、侮蔑の対象です。

http://mid.parfe.jp/kannyo/sukuukai/seimei-houkoku/tirasi-syomei/H18-5-13-asiya.pdf#search='%E7%9A%87%E5%90%8E+%E4%B9%9D%E6%9D%A1%E3%81%AE%E4%BC%9A'  

左翼コメンテーター 大谷昭宏も関わっている「九条 おおさかの会」で
行われた、天皇皇后愚弄芝居です。

その左翼がなぜ、最近共産党はじめ両陛下に擦り寄って来ているのか。
両陛下が自分たちの仲間だと、知ったからです。

九条の会の作曲家の追悼に、わざわざ静養先から駆けつけた皇后陛下。

皇后陛下は「アカ」でした 

左翼皇后と、愉快なブサヨフェミのお仲間たち 

男女同権主義者であった、憲法作成者の一人であったGHQ元メンバー、ベアテ・ゴードンへの皇后の思い入れは、よく知られたことで彼女の追悼式にはわざわざメッセージを出しています。

天皇陛下や皇太子殿下のように、直接的な表明はなさいませんが、皇后陛下は折に触れその言動により、九条護持の左翼思想を表明していらっしゃいます。
これ以上明白なお立場表明はないのに、しかし思い込みが国民の目を遮っています。

生来聡くはあられない天皇陛下と皇太子殿下を陣頭指揮、現在の左翼皇室を作り上げたのは皇后陛下であらせられます。

かつて皇室には、自浄能力がありました。廃太子、という形で、あるいは天皇の入牢、島流しという形で。今はチェック機構を失い(これとてGHQの仕掛けでしょう)やり放題です。

となれば、皇室の腐敗と歪みは国民が指摘するしかないではありませんか。
不敬という名の下に、批判一切許さずというのであれば、それは北朝鮮の社会機構と何らかわりなく、マンセーの対象が天皇皇后というだけのこと。それも敗戦後すっかりその実質を喪失し、左翼運動家夫婦と化した相手への盲目的崇拝です。実のところ、それが都合がいいのは天皇制否定の左翼と、中韓だけであり、天皇陛下への尊崇が国の要と心得ている人たちこそが、現状を憂えているということです。

不敬という言葉が成立していた時代には、皇室自体が自浄能力を有して、
悪しき因子は排除していた、今チェック機能はない、ということを忘れないようにしましょう。

あなたがもし、安倍政権支持派なら天皇皇后皇太子はあなたにアンチのご存在です。

◆GHQと皇后陛下 フェミニストとしての美智子様と皇室は共存し得るかhttp://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/b0b5919d022a094f259e8305c60b13f2

◆資料  皇后陛下、その精神を形作った生い立ちと環境

http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/7c9cffa819831b24bbfbd63d9f8eb57b

◆ご慈愛仮面で言葉も仮面 《転載ご自由に》http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/95e08f125aa7af66013af19b1e216a00

◆人権蹂躙「子供を産むな」発言は、いったい誰? 

http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/fdbfcdb2fe41a09f9b9d1a4ca385f1d6


https://blog.goo.ne.jp/sitihenge994/e/319d1c927965be306fdfa254b877efdd
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/262.html#c15

コメント [経世済民131] 「まんぷく」効果で日清「チキンラーメン」売り切れ店続出 袋麺よりカップ麺が人気(デイリー新潮) 赤かぶ
7. 2019年2月23日 10:34:14 : eK5zIKReG6 : REZyNFhPQUQ0WlE=[2]
どこぞの大企業や政権様でも持ち上げないと金儲けも出来んのかね?
イラネッチケーは?
かってのイラネッチケーでもCM拒否と言う筋は貫いていたのだがね。

http://www.asyura2.com/19/hasan131/msg/237.html#c7
コメント [政治・選挙・NHK257] 望月記者「公然とハラスメント。恥ずかしくないのか!」<東京新聞、検証と見解!>1分半の質疑中 計7回遮られる  赤かぶ
34. 前河[1495] kU@JzQ 2019年2月23日 10:38:24 : ITg8WTqi2s : Ry4wZi9HSGNWRVk=[1]
>菅官房長官が警察組織に望月記者の身辺調査を指示!

これは本当なら許される事ではないし、そもそも警察組織がアホはスダレハゲのいうことを聞くだろうか?

命令を受けてもバカバカしくなるんじゃないかな?まじめで真っ当な警察官ならね。

「俺はスダレハゲの言う事を聞くために警察官になったんじゃない!」というプライドがあるだろう。

大体、国民の関心事を記者は質問する。望月記者の質問は極々当たり前の行為。

この程度の質問で記者を敵視して身辺調査とは頭がおかしい。なんならこんな命令を出す官房長官は異常=国民の敵だとみなし、菅を身辺調査した方がいいんじゃないか?どうみても菅の方が異常。

検察、警察は正義感による独立性を発揮して、異常な安倍政権の関係者の身辺調査をすべきでは?

望月さんは庶民の味方。味方を調べてはいけない。安倍菅は庶民の敵。こちらを調べるべき。


http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/741.html#c34

コメント [政治・選挙・NHK257] 先ほどの北海道厚真町の地震は苫小牧での炭酸ガスの地中貯留実験CCSによる人災と呼ばざるを得ないと鳩山由紀夫元首相 完璧帰趙
60. 2019年2月23日 10:40:28 : vNk4RlcvHk : Nlc2Ry9lQS92Lms=[16]
人工地震は1953年の新聞記事に〜
- 日本は日本らしく我々は我々らしく!
- Yahoo!ブログ

https://blogs.yahoo.co.jp/sewayakimaman/12105293.html



以前は人工地震の記事は結構沢山書かれていた事が、こちらのブログで確認出来ます。

それが、いつの間にか記事にならなくなって、阪神大震災

報道機関がどこからコントロールされていそうである。

ここでも、見えないダークマターの存在が疑われる。
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/782.html#c60

コメント [近代史3] 美智子妃殿下の実家の正田家は同和部落出身なのか? 中川隆
52. 中川隆[-11910] koaQ7Jey 2019年2月23日 10:41:10 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[64]

正田家と美智子さんの うさん臭さを国会で追及した平井議員の消息が不明って…怖いですね。


元正田美智子さん、成婚国会承知せず、アメリカで発表された不可解 2016-03-10
https://ameblo.jp/kusanagi-turugi-2014/entry-12137728773.html

元正田美智子さん、あなた一体何者? 成婚国会承知せず、アメリカで発表された不可解 


031回国会 内閣委員会 第5号
昭和三十四年二月六日(金曜日)
    午前十時十九分開議

敗戦後まだ14年しか経過していない時点での国会です。GHQの残存影響力がまだ甚大であったころ。この点に留意。サンフランシスコ講和条約 発効とともに連合国軍最高司令官総司令部は活動を形の上で表面上停止したのは昭和27年4月。

要点

 

昭和34年内閣委員会議事録より)

【国会も何ら御結婚について知らされておりません。】

皇室会議が開かれたのは(昭和34年)十一月二十七日でございますが、その前

★十一月二十四日に、宮内庁は公電をもって【館林=正田本家、正田醤油】に通知しております。

皇太子妃決定は公式発表の十日前、つまり十一月十七日のニューズウイークが最初に配信した。

BB:日本の皇室の成婚がまずアメリカで発表された面妖さ、背後のGHQ.

皇太子妃決定に関して小泉信三・田島前長官などが先頭に立ち、総理大臣はその報告を受けるだけで、なんら疑問をさしはさむ余地がなかった。

それでも「信仰」の問題は気になった。(岸信介元総理大臣)

BB;気にして当然、として気にしたのは正解だったのです。しかし、内閣置き去りに宮内庁が(その実GHQ勢力が)一方的に整えた成婚でした。

国民も国会も何も知らされておらず、しかも皇室会議が一度だけ開かれたのみ。

結局皇室会議を一度開きまして、決定をやったのは既成事実をただ承認しただけ、椎熊前副議長などに聞きますと、その日に正田家の家系その他いろい ろ書類を渡されて、それにただ無言で賛成しただけだというふうにも聞いておるのであります。

BB;GHQ決定だから誰も逆らえません。

要するに、「正田美智子さん」という人について、実は国民も総理大臣も、どんな出自の人でどんな考えを持ち、どんな性格なのかという事を全く知ら されていなかったんですよ。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ここまで 

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/031/0388/03102060388005a.html

○内海委員長 これより会議を開きます。

○平井委員 日本の天皇制が始まりまして、天皇または王様――あるいは外国の王様のごときは戦争をして、勝って王様になるというのが通例でございますが、日本の天皇制の場合、やまと民族の中心として天皇がおわしますというような観念であったのでありますが、長官は皇統連綿と続いて、たとい徳があろうとなかろうと天皇は皇統連綿として続いているのだ、あるいは非常に人格が高くてやまと民族の中心としてふさわしいお方が日本の中心になられておった、このいずれをおとりになりますか、お聞きしたい。

○宇佐美説明員 わが国の天皇制は世襲の制度でございまして、しかもその天皇の位につかれる方がやはり国民の崇敬の中になるようなりっぱな方であってほしいというのが国民の念願であろうと思います。

○平井委員 また北畠親房卿は「君は尊くましませど、民を苦しむれば天これを許さず」、こううたっております。 略

BB;昔からふさわしからぬ者は、天皇の地位には就けなかった。今が
異常なのです。これも、うがてば暗愚の皇太子でも、長男なら即位できる仕組みは、GHQの皇室典範関与が疑われます。

○宇佐美説明員 略 いろいろ一口に天皇制の民主化ということがいわれるのでございますが、そういう意味における民主化ということでございまして、やはり一般市民と全部同じになるという形式的な問題ではないと思います。

○平井委員 昔は先帝陛下がおなくなりになりますれば、皇位をお継ぎになる皇太子は、少くとも一年ないし三年の高座の行事をやられて、これならば民族の中心になり得るという確信がなかったならば、即位をしなかった ということを読んでおりますが、その昔の日本の天皇制に比べて、敗戦とはいえ、今日天皇制を維持するとするならば大きな差があると思いますが、この点長官はどう考えられますか。略

○宇佐美説明員 昔のいわゆる皇太子のお地位というものは、立太子の儀式によってその方に皇太子というものがきまったのでございます。必ずしも現在のような長子相続という形ばかりではなかったのでございます。その意味におきまして立太子ということは非常に重要な意味があったわけでございます。現在におきましては、法制上当然長子相続ということが定められておるわけでございまして、

○平井委員 略 象徴といえば、少くとも全国民の崇拝されるべき皇太子でなければならぬ。しかも立太子の式を終了された。しからば宮内庁長官として、あるいはおそばについておる人としては、民族の象徴にふさわしい教育、ふさわしい姿にさせることが職責ではなかろうか。そうならなければ、民族のより場もない。将来の日本を考えたときに、一体どうなるか、これは人ごとでない、日本民族の問題でありますから、

BB:「日本民族の問題」とまで、皇太子(今上)の資質に不安と疑念がもたれています。その疑念もゆえないことではなかった、と現在の言動を拝すれば、思わざるを得ませんね。

特に宮内庁長官はこの点をほんとうに真剣に考えなければ、これが一角がくずれていった場合には、宮内庁はもちろん要りません。宮城開放の問題も近く起ることは当然の話でありますが、現在のあり方が新憲法にふさわしい、あるいは日本民族が非常に尊崇して、喜んで天皇制を護持されると思われておるかどうか、この点を長官にお尋ねいたします。

○宇佐美説明員 略 今のような新しい憲法のもとにおける皇室におきましては、皇室の方々の御行動というものが非常に大事であると考えております。そういうような意味におきまして、皇太子殿下の御教育と申しますか、御研さんを願うことは、われわれとしても非常に強いわけであります。人を作るということは容易なわざではございませんけれども、われわれといたしましては、大きな一つの職責と考えておる次第であります。

BB;職責失敗して現在に至る。

○平井委員  略 しかし民族の象徴という観点から見まして、もしも天皇陛下が皇后陛下と銀座を毎晩散歩しておる、あるいは自分のしたいことをするということになっても、民族が尊敬をし崇拝をすると思われておるかどうか。

もしも伝え聞くように、皇太子殿下が軽井沢のテニス・コードで見そめて、自分がいいというようなことを言うたならば、ここにおられる代議士さんの子供と変りない。私の子供と変りない。これが果して民族の象徴と言い得るかどうか私は知りませんが、あなたから進言をされたものか、皇太子殿下が自分で見そめられたものか、この点をお尋ねしたい。

BB:テニスコートで見そめたはある意味事実です。ただし出会いは偶然ではなく、GHQ勢力延長クリスチャンたちによって仕組まれました。ある作意による仕掛けがあったこと、雅子妃の場合と同じです。


○平井委員 長官の説明を了としますが、われわれ、世上というか、宮内庁係の新聞記者連中ともよく知っておりますし、いろいろ聞くところによれば、小泉さんと田島さんが非常な推薦者であった、あとはむしろそう賛成をなさらなかった、これはどうだか知りません。世上の話でございます。そこで小泉さんあたりの教育の仕方がいいと言う人もあるし、悪いと言う人もある。私、小泉さん、田島さんがどういう意味で強硬に推薦されたか知りません。推薦する方にもまた考えはあると思いますが、非常な推薦をして、ついに宇佐見長官も同意をしたというふうに聞いておりますし、また東宮御所において、皇太子殿下が学友を集めてわあわあ言うた結果とうとうきまったのだというようなことが、御婚約の後にぼつぼつ週刊朝日などに載るようになりましたときの責任や重大なるものがあると思いますが、この点長官いかがお考えになりますか。

○宇佐美説明員 今度の御選考につきまして、皇太子殿下の御教育に顧問として参画しておられる小泉博士あるいは前長官であります田島氏や、その他の方々といろいろ御相談したことは事実でございます。略


○平井委員 略 将来日本の天皇制が傾いた場合に大へんな問題になるので、私は国民代表として言うておかぬと困ると思うのですが、まず参考に申し上げておきますが、私が先般いなかに帰りましたとき、非常な天皇崇拝者のおばあさんがこういうことを言った。先生、日本も天皇制はしまい(注 終わり)ましたね、だから金持ちのお嬢さんをもらったのだろう、そういうふうに心から言うのであります。そういう年寄りが全国津々浦々に非常に多い ということも長官は知らなければならぬ。いずれ天皇陛下になられるのでありますから、民族の象徴として、今日の皇太子がそれにふさわしいお方にならぬときは、日本はしまえるのですよ。

今日われわれ中共だとかソ連だとか言っておるけれども、内輪でしまえる(終わる)のですからこれは冗談じゃない。

BB:その「冗談じゃない」ことが起こりつつあるのが今です。内に巣食う白蟻が天皇と皇后であったという、GHQ製作のホラー大作「戦後皇室物語」です。

小泉さんあたり少しどうかしておられますまいか。よほど慎重に考えてくれなければ困る。もう皇室の尊厳というものは、小学校の本にもないし、だんだんなくなってくる。

略 九千万の象徴となられる方だから心配をしておるのであります。その点義宮の結婚と非常な違いがあるということも考えなければならぬ。

そういう場合には退位をされるといえば別でございますけれども、英国とは日本の皇室はかなり違った立場に置かれておるのでございます。英国ならば恋は自由でありますから、恋をなさい、そのかわり国民はあなたを養いませんよ、どうぞなさって下さいというようなことになると思いますけれども、

BB:「養いませんよ」という状態に、今なっています。


○平井委員 略 皇太子殿下の教育というものは、一般の学習院の生徒と別でなければならぬ。昔なら上御一人といわれたのです。一般の学習院の生徒並みに教えたのではこれは絶対に象徴になれない。われわれが欲しない点、またできない点、国民では及ばないという教育があると思います。

略 昔、北畠親房などはこれはもう け飛ばしおったという話です。たたきまくって教育をされたということも聞いておるが、あまりにも自由奔放な教育をされておるのじゃないか。そういうことからきて皇太子殿下の感覚が違ってくる。

BB:一議員の当時の卓見に、うなだれるのみ。

 ○高瀬委員  略 国会も何ら御結婚について知らされておりません。公式発表の十日前、つまり十一月十七日のニューズ・ウィークには事こまかに、全部私は翻訳して持っておりますが、「皇太子の恋」という表題で詳細に報道されております。結局知らないのは国民だけだ。 略

BB;GHQ作のラブストーリーが日本には「テニスコートの恋」というタイトルで、
逆輸入されたわけです。本当におかしな話。アメリカには関係のない、日本の
皇室の話なのに。誰よりもいち早くアメリカが知っていた、という事実。

略 皇室会議というものはただ一度しか開かれていない。結局皇室会議を一度開きまして、決定をやったのは既成事実をただ承認しただけ、椎熊前副議長などに聞きますと、その日に正田家の家系その他いろいろ書類を渡されて、それにただ無言で賛成しただけだというふうにも聞いておるのでありますが、こういうふうになりますと、皇室会議などというものは非常に形式的なものであって、国民や国体と重大な関係にある皇太子妃を決定するということは、あまりにも非民主主義的なやり方じゃないか。皇室会議というものは非常に形式的なものになって、たった一回、既成事実を承認するというだけになってしまったのでは、皇室会議のあり方としては非常に危険じゃないか、こういうふうに思うのであります。


特にたとえば皇室典範の第三条を見てみますと、世継ぎの方、皇嗣に重大な事故があるときは、皇室会議の議によって皇位継承の順序を変えることができる、

BB:皇太子がこれに該当します。それを国民の多くが知りつつあります。後は総理の決断だけ。

こういうふうに述べてあります。従ってこの皇室会議を開くのは、議長であるところの総理大臣ではありますけれども、形式的には宮内庁がイニシアチブをとることになりますから、これが非民主主義的に運営されるということになりますと、非常に重大な結果を及ぼすと思うのであります。

○菊池委員 略 私は、皇太子が平民の娘をそのきさきとして選ばれたことを非常に喜んでおります。平民であろうが新平民(注 部落民)であろうが、粉屋の娘であろうが何であろうが差しつかえないと私は考えておるのであります。

略 その婚約の過程においていろいろの謀略、策略が行われておるということが、最近の週刊雑誌やその他の刷りものにおいて世間に流布され、これによって国民が非常な疑惑を抱いて、国民の頭は割り切れないような感じになっておるのであります。


 まず第一にお伺いしたいのは、この婚約の前に、美智子嬢は二十五人の見合いをしておられた。そして最後に波多野という青年と婚約、これを破棄して皇太子の方に振りかえたというようなことが流布されております。週刊雑誌に出ておりますが、これは事実でありましょうかどうか。

宇佐美説明員 非常にりっぱな方で、従前にもいろいろ結婚のお申し込みがあったように伺いますけれども、お尋ねのようなことは全く聞いたこともございません。


BB:宮内庁はこう答えるしかないでしょうが・・・・見合い25回は知りませんが、美智子さんが婚活に熱心で15歳から、公職追放を免れた、ということはGHQ側の人間が主催する、エリート男性とのお見合いダンスパーティに常連として参加しています。

○菊池委員 片一方にそういう婚約がありながら、これを破棄して婚約をするということは、世俗、人情に反し、道義をじゅうりんし、将来の国民の象徴たるべき人を作り上げるにはふさわしいことではないと思うのでございます。そういう婚約者があるかどうか、その点をお伺いいたしたい。波多野という青年です。

宇佐美説明員 全くないものと考えます。

BB;「ない」と明言せず、出来ず? 「考えます」とは、つい出た本音?

○菊池委員 もう一つ重大なことは、この婚約を運ばれた方々、運動に当られた方々が全部カトリック教徒である。

BB:委員に、当時はありがちにキリスト教への認識が薄く、十把一からげに
カトリック呼ばわりしてしまったので、せっかく肉薄しながら逃げられています。
答える宇佐美さんもクリスチャンだった。


前の田島長官もカトリック教徒であり、それから宇佐美長官もカトリック教徒であり、小泉信三氏もカトリック教徒であり、それからしゅうとになられる正田英三郎氏もカトリック教徒である。それから最高裁判所長官の田中耕太郎氏もカトリック教徒である。カトリック教徒の一連のからくりによってこの婚約が運ばれたという説が流布されておるが、これはいかがであるか、承わりたい。

○宇佐美説明員 略 ただ出身せられた聖心学院というのはカトリック系の学校でありますが、御本人は洗礼を受けておられない。

BB:もはや、この嘘は成立しないでしょう。

あるいはカトリックが将来皇室に対して何らか影響を持たないかという心配をせられた方々が世上あるということは聞いたことがございます。しかし、もちろん美智子さんは洗礼を受けておられませんし、学校当局においても非常に慎重な態度をとっておられまして、この問題に対しては何ら御心配はないと考えるのでございます。従って、過去においてこの問題についてカトリック系の陰謀があったなどということは全然根拠がございません。

BB:「カトリックに陰謀があった」という説が当時にはあったということですね。
そして、それは事実でした。拙ブログ主が、キリスト教が手段として使われ、キリスト教信徒がGHQの手先として動いたのを掴んだのは、この情報を知る前です。

○菊池委員 もう一つ、この御結婚の話について、天皇皇后両陛下を初め皇族の方々がみな反対されたという説が流布されております。皇室会議が終りまして、その報告を宇佐美長官から天皇陛下に申し上げると、天皇陛下は怒られたお顔で、ふんまんやる方ないお顔で一言も発せられなかったというようなことも流布されておりますが、これはいかがでありますか。

○宇佐美説明員 今回の御結婚につきまして、御両親陛下であります両陛下その他皆様の御反対があって、進め得られるものではございません。

BB:進め得られます。背後にGHQがいれば。

ましてやただいま申されたようなデマは、取るに足らぬものと私は思います。

○宇佐美説明員  略 昔の規定によりますと、天皇は皇族を監督するというような規定もございました。今はございません。

BB:監督の義務を外してしまったのも、おそらくは憲法と同じく皇室典範を作らせた、GHQの意図でしょう。放置するほうが、バカ皇太子やバカ皇族が現れる確率が高くなるのですから。


反日韓国人、韓 昇洙(左)と、潘基文(右)に取り込まれた皇太子。

皇后陛下は、安倍総理の靖国神社を厳しく批判、捏造慰安婦を称して「性奴隷と言うべき」と言い捨てたヒラリー・クリントンと親密。

皇后も、強制の慰安婦がいたという捏造を信じこんでいらっしゃいます。

ヒラリー・クリントン曰く、

「韓国を見ろ。韓国人も経済開発をして民主主義を成し遂げる過程で多くの問題に直面した。これは一夜になるものではない」

米民主党の大統領候補であるヒラリー・クリントン前国務長官が27日、 4番目の選挙戦であるサウスカロライナ州のプライマリー(予備選挙)を控えて24日に開かれたタウンミーティングで、突然韓国について言及した。
「(中略)」

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親韓まで、反日クリントンと皇后陛下はシェア。

日本がなければ、韓国の急速発展はなかったものを。
皇后とクリントン。賢そうで、実はそうでもないのも共通項。

思われているほど偏差値は高くない聖心女子大(名門ですが)は、
敗戦後明らかにGHQの息がかかっています。(卒業生全員が、
カトリック左翼だという意味ではありません。GHQは日本/皇室弱体

化の手段としてキリスト教を用いました)

開校は1916年ですが、敗戦を機に1948年、新学制により聖心女子大学として発足。初代学長はエリザベス・ブリッドですが、この女性は、
皇太子(今上)洗脳係としてGHQが送り込んだ、バイニング夫人と
同じ船で来日。GHQの息がこの女性にもかかっていたと思っても、
ほぼ間違いはないでしょう。

元国連難民高等弁務官の緒方貞子は新制大学の第一期生。愛子天皇擁立論加担者で、女性宮家創設の知識人会議に皇后陛下の お声がけで参加。愛子天皇擁立論加担者。

緒方貞子は男女同権のフェミニズムでも皇后と同じ価値観。
日本は難民を受け入れるべきと主張しています。
日本にはすでに、政治難民・経済難民をルーツに持つ在日という名の、難民を60万人も受け入れさせられているのに。

◆マッカーサーが仕掛けた戦慄の時限装置


http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20091124/197024/?rt=nocnt


皇太子明仁の誕生日になぜA級戦犯が処刑されたのか?

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著者の猪瀬直樹は、ろくでもないところもある男ですが、この件に
関する考察は正確です

欧州の王室は見抜いていた「貴賤結婚」の娘。賤しい出自だと。


長いこと、皇太子妃とも書いてもらえず、「その妻 正田美智子」扱い。
雅子さんも同じく、賤しい出自の娘との認識。

紀子妃は、最初から正当な出自と認められています。

知らぬは日本人ばかり。日本人でも、成婚前後の国民(現在80歳以上)は、相当数が気づいていましたね。仕組まれた成婚、ふさわしからぬ嫁であることを。

◆参考ブログ伏見顕正(あきまさ)の「時を斬るブログ」様より

http://blog.goo.ne.jp/duque21
【重要事実発覚】自称皇后堤美智子の母、正田富美の戸籍ロンダリング、無限拡散希望 


投稿するべきかどうか悩みましたが、私は佐賀出身です。美智子妃殿下のお母さんの副島さんは本当の武士の副島さんではありません。

ご成婚が決まった時、副島さんのお宅に来られ、戸籍を買いたいと言われたそうです。

副島さんは断られました。どこの馬の骨とも知らぬ副島さんが武士を名乗るとは。
ましてや多久は炭鉱の町。非常に部落出身者が多く、副島さんの生家も誰も多久の人たちは知りません。

武家の家ならば、高齢の人ならば知っているはず。いろいろな噂がありますが、佐賀の人は知っていますよ。

美智子さんの従妹たちも当時はたくさんいらっしゃったし、成婚が決まり皆東京に行ってしまったけど、話は聞いています。

https://ameblo.jp/kusanagi-turugi-2014/entry-12137728773.html



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衆議院会議録情報 第031回国会 内閣委員会 第5号
第031回国会 内閣委員会 第5号
昭和三十四年二月六日(金曜日)
    午前十時十九分開議
 出席委員
   委員長 内海 安吉君
   理事 岡崎 英城君 理事 高瀬  傳君
   理事 高橋 禎一君 理事 平井 義一君
   理事 前田 正男君 理事 受田 新吉君
      今松 治郎君    植木庚子郎君
      菊池 義郎君    小金 義照君
      始関 伊平君    田村  元君
      富田 健治君    橋本 正之君
      船田  中君    保科善四郎君
     茜ケ久保重光君    石橋 政嗣君
      柏  正男君    中原 健次君
 出席国務大臣
        国 務 大 臣 伊能繁次郎君
 出席政府委員
        法制局長官   林  修三君
        法制局次長   高辻 正巳君
        防衛庁参事官
        (長官官房長) 門叶 宗雄君
        防衛庁参事官
        (経理局長)  山下 武利君
 委員外の出席者
        宮内庁長官   宇佐美 毅君
        専  門  員 安倍 三郎君


     ――――◇―――――
○内海委員長 これより会議を開きます。

 総理府設置法の一部を改正する法律案を議題とし、これより質疑に入ります。質疑の通告がありますので、順次これを許します。平井義一君。

○平井委員 皇居造営審議会を設置する件につきまして、宇佐美宮内庁長官にお尋ねをいたします。皇居を造営するかしないかという問題に関しまして、まず長官に天皇制のあり方について所感を承わりたいと思いますが、天皇制といえば神武以来の天皇制でございますので、非常に長期にわたりますので、これを三つに区切って所感を承わりたい。神武天皇から孝明天皇まで、明治天皇から終戦までの天皇制、終戦になって新憲法のもとに作られた天皇制、この三段階に分けて、天皇制のあり方について長官の所感を承わりたいと思います。


○宇佐美説明員 天皇制のことにつきまして御質問があり、歴史的に大へんに古いところからの考え方を述べろということでございますが、私どもは日本の歴史を振り返って、わが国において天皇を中心にした一つの日本民族の国家が発展してきたものと考えております。これを明治以降におきまして一つの近代国家として新しい憲法制度のもとに、はっきりと国法的にも規定的に定められて参った特徴があると思うのであります。しかし明治制の憲法というのは、今さら申し上げるまでもなく天皇主権という立場において制定せられたものでございますが、新憲法によりまして国の象徴としてのお立場であり、主権は国民にあるという建前に立って、いわゆる民主主義国家の建設を行われたと考えるのであります。私どもは現憲法の趣旨に基いて今後発展していくべきものと考えておるわけであります。


○平井委員 日本の天皇制が始まりまして、天皇または王様――あるいは外国の王様のごときは戦争をして、勝って王様になるというのが通例でございますが、日本の天皇制の場合、やまと民族の中心として天皇がおわしますというような観念であったのでありますが、長官は皇統連綿と続いて、たとい徳があろうとなかろうと天皇は皇統連綿として続いているのだ、あるいは非常に人格が高くてやまと民族の中心としてふさわしいお方が日本の中心になられておった、このいずれをおとりになりますか、お聞きしたい。


○宇佐美説明員 わが国の天皇制は世襲の制度でございまして、しかもその天皇の位につかれる方がやはり国民の崇敬の中になるようなりっぱな方であってほしいというのが国民の念願であろうと思います。


○平井委員 続日本紀でしたかに「武烈天皇は性さがなくましまし、悪しきというてなさざるはなし。ゆえにここに皇統絶えにき。」と出ておりますが、そこで日本の皇統は絶えております。ところが民族の中心がないというので、当時のやまと民族が非常に心配をされていろいろ徳の高い人を探した結果、河内の国の山奥に非常に崇高なお方がおられた。その人をその次の天皇に中心として迎えた。これが孝昭天皇でございます。そういうふうで非常に徳の高い、民族の中心としてふさわしい方が中心となられ、これを親として崇拝をしておったということは長官も御承知のことと思います。また北畠親房卿は「君は尊くましませど、民を苦しむれば天これを許さず」、こううたっております。

そういうことで常に天皇と国民は一体の姿であられたということも長官は御承知の通りと思うのであります。そこで孝明天皇は、いよいよ王政復古の声が日本に立ち始めまして、当時御承知のごとく日本は徳川幕府によって支配をされておった。そのときも孝明天皇は「すましえぬ水にわが身は沈むともにごしはせじなよろづ国民」、これは若くして世を去られたとも聞き、あるいは切腹したとも私は承わっておる。明治天皇は幼少にして非常に苦労をされた。その結果明治天皇が王政復古の後に明治大帝とまで崇拝をされておるのであります。その後明治天皇は欽定憲法をしかれて、ほんとうに天皇主権のもとに天皇と国民は一体である。すなわち「罪あらばわれを咎めよ天つ神民はわが身の産みし子なれば」、全く一体の姿で来たのであります。その点から見まして日本の天皇制は諸外国と違って、ほんとうに天皇と国民が親子の姿であり、一体の姿であるところに天皇独裁ということでなく、ほんとうに国民と天皇といったような、決して天皇はオール・マイテイでないと私は考える。すべて民の世論、民の声を聞かれて、これで政治を行なったということが日本の天皇制の姿でなければならぬと思います。

従いまして天皇は国民の親であり、ほんとうの中心である。それが戦争がだんだん敗戦の姿をたどって終戦になる。国民の中にはあるいは戦犯、あるいは数百万の戦死者を出しておる。国民の親であるべき天皇は近代天皇でありますが、いかなる親としての行動をされたか、これは私は強く追及をすることもいたしませんが、だんだん敗戦後に天皇制に対する観念が薄らいできておるということは長官も御承知と思います。しかも皇室の尊厳について今日の日本の姿、あるいは日本の青少年の気持、これを考えて今後の天皇制、皇室の尊厳がどうあらなければならぬか、過去のことでなくこれからの天皇制でよろしゅうございますが、皇室の尊厳、今後の天皇制のあり方、これに対してどういう確信を持たれ、どういう天皇制のあり方がいいと思われるか、この点を一つ長官にお伺いいたしたいと思います。


○宇佐美説明員 ただいま平井委員がるるお述べになりました点につきましては、私どもきわめて同感いたすところでございます。常に皇室が国民とともにあられるということ、昔から皇室の念願とされ、その実現に心を砕かれたのであろうと考えるわけでございます。いろいろ機構上の変化があるといたしましても、皇室と国民との関係というものは、常に皇室は全国民のために行動せられるということであろうと思うのでございます。明治憲法時代の憲法上の地位に基く諸制度と変りました今日におきましては、やはりそこに新しい憲法に基く皇室のあり方というものが立っていかなければならないと考えております。もとより先ほど申しましたような基本的な問題は変らないと思いますが、この現われというものは常にその方向に向って進むべきものであると思います。天皇の御位地は、今は政治あるいは文化それぞれの長という意味ではもちろんございません。国民の統合の中心ということにあられるわけでありまして、そういうような立場から国民の進歩とともに皇室もまた歩かなければなりませんけれども、常に国民の大多数とともにおられるということが必要であると思うのでございます。いろいろ一口に天皇制の民主化ということがいわれるのでございますが、そういう意味における民主化ということでございまして、やはり一般市民と全部同じになるという形式的な問題ではないと思います。やはり国民の象徴としてのお立場というものははっきりお持ちにならなければならないと考えますし、国民もまた、そういうわが国民、民族の象徴であるということに対する尊敬もあるのが当然であろうと私どもは思うのでございます。皇族と国民が相親しみ、その間におのずからな尊敬があって、ともに日本国の発展のために尽されるというお姿が将来の考え方の基本であろう、かように考えております。


○平井委員 昔は先帝陛下がおなくなりになりますれば、皇位をお継ぎになる皇太子は、少くとも一年ないし三年の高座の行事をやられて、これならば民族の中心になり得るという確信がなかったならば、即位をしなかったということを読んでおりますが、その昔の日本の天皇制に比べて、敗戦とはいえ、今日天皇制を維持するとするならば大きな差があると思いますが、この点長官はどう考えられますか。戦争が負けたからどうでもいいのだというふうに考えておりますか。


○宇佐美説明員 昔のいわゆる皇太子のお地位というものは、立太子の儀式によってその方に皇太子というものがきまったのでございます。必ずしも現在のような長子相続という形ばかりではなかったのでございます。その意味におきまして立太子ということは非常に重要な意味があったわけでございます。現在におきましては、法制上当然長子相続ということが定められておるわけでございまして、昔の立太子とただいま行われます立太子の意味は非常に違っておると思うのでございます。昔のような行き方につきましても一つの方法でございますが、同時に、そこに政治的なあるいはいろいろな紛淆も起り得るのであります。私どもは、そういうことが皇室に行われませずに、現在のようなはっきりとした皇室典範に基いてそれが行われることが明確であり、紛淆を来たさずにいけるものであると考えておるわけであります。


○平井委員 終戦後に、御承知の通り日本は、国民として非常によりどころがない。せめて天皇制は維持されたのでありますから、これが一つの希望であり、よりどころであったと思うのであります。新憲法のもと国民の象徴となられたのでありますが、象徴ということの解釈は非常にむずかしいと思うのでありますが、象徴といえば、少くとも全国民の崇拝されるべき皇太子でなければならぬ。しかも立太子の式を終了された。しからば宮内庁長官として、あるいはおそばについておる人としては、民族の象徴にふさわしい教育、ふさわしい姿にさせることが職責ではなかろうか。そうならなければ、民族のより場もない。将来の日本を考えたときに、一体どうなるか、これは人ごとでない、日本民族の問題でありますから、特に宮内庁長官はこの点をほんとうに真剣に考えなければ、これが一角がくずれていった場合には、宮内庁はもちろん要りません。宮城開放の問題も近く起ることは当然の話でありますが、現在のあり方が新憲法にふさわしい、あるいは日本民族が非常に尊崇して、喜んで天皇制を護持されると思われておるかどうか、この点を長官にお尋ねいたします。


○宇佐美説明員 私どももただいまお述べになりましたようなことを深く考えておるつもりでございます。今のような新しい憲法のもとにおける皇室におきましては、皇室の方々の御行動というものが非常に大事であると考えております。そういうような意味におきまして、皇太子殿下の御教育と申しますか、御研さんを願うことは、われわれとしても非常に強いわけであります。人を作るということは容易なわざではございませんけれども、われわれといたしましては、大きな一つの職責と考えておる次第であります。


○平井委員 皇太子殿下の御結婚につきましてお尋ねいたしますが、新憲法のもと恋は自由でございますから、皇太子殿下も人間だから恋をするだろう、こうおっしゃるでしょう。それもまことにけっこうでございましょう。しかし民族の象徴という観点から見まして、もしも天皇陛下が皇后陛下と銀座を毎晩散歩しておる、あるいは自分のしたいことをするということになっても、民族が尊敬をし崇拝をすると思われておるかどうか。私は決してこの御結婚に反対をするものではありませんけれども、要するに、もしも皇太子殿下、天皇が民族の象徴とするならば、国民の声によって――いろいろお相手を探したけれどもなかった、民間からぜひもらっていただきたいとあなたから進言をされて御結婚あそばすならば、これは民族の声である、ほんとうに国民の声でありますから、私は大歓迎でございますが、もしも伝え聞くように、皇太子殿下が軽井沢のテニス・コードで見そめて、自分がいいというようなことを言うたならば、ここにおられる代議士さんの子供と変りない。

私の子供と変りない。これが果して民族の象徴と言い得るかどうか私は知りませんが、あなたから進言をされたものか、皇太子殿下が自分で見そめられたものか、この点をお尋ねしたい。


○宇佐美説明員 皇太子様の御婚約の実際についてのお尋ねでございます。これは世上いろいろ間違って伝わっておりますので、ただいま御質問がありましたので、私はこの機会にはっきり申し上げておきたいと思います。

 今回の御婚約につきましては、数年前からいろいろ準備を事務的に進めておったのでございますが、もちろんその選考の方針その他につきましても、皇太子殿下御自身はもちろん、両陛下のお考えも伺って、われわれとしては慎重にいたしておったわけでございます。殿下御自身の御性格も非常に慎重な方でございまして、御自身の義務というようなことにつきましては、はっきりとお考えをお持ちになっている方でございます。

今回の御内定になりました方につきまして、世上で一昨年あたりから軽井沢で恋愛が始まったというようなことが伝えられますが、その事実は全くございません。もちろん軽井沢でテニスを一、二度なさったことは事実でございます。しかしそれ以上の交際があったわけではもちろんございませず、この御婚約につきましても、その当時は何らそういう方がわれわれのあれにも入っておりません。しかしいろいろ候補者を選考して参りました過程におきましても、殿下に一々ごらんに入れているわけでございます。昨年の春ごろからいよいよ何人かの候補者をしぼって御相談申し上げ、そのうちからわれわれも御推薦申し上げ、殿下も冷静な観察をなさって御決心になったわけでございます。

世上伝わるようなうわついた御態度というものは、私どもは実際において全然お認めすることはできません。むしろ非常に老成された考え方を持って注意深く進められたのでありまして、このことはあの当時の発表後におきましても私どもは外に向ってもはっきり申しております。世上そういうふうに伝わっておることは事実と反していると私は考えます。なかなか先に出ますとあとから幾ら申しても徹底をいたしませんで、この点は非常に残念でございます。ただいま御質問をいただきましたのは、私としましてはむしろありがたいことでございます。


○平井委員 長官の説明を了としますが、われわれ、世上というか、宮内庁係の新聞記者連中ともよく知っておりますし、いろいろ聞くところによれば、小泉さんと田島さんが非常な推薦者であった、あとはむしろそう賛成をなさらなかった、これはどうだか知りません。世上の話でございます。そこで小泉さんあたりの教育の仕方がいいと言う人もあるし、悪いと言う人もある。

私、小泉さん、田島さんがどういう意味で強硬に推薦されたか知りません。推薦する方にもまた考えはあると思いますが、非常な推薦をして、ついに宇佐見長官も同意をしたというふうに聞いておりますし、また東宮御所において、皇太子殿下が学友を集めてわあわあ言うた結果とうとうきまったのだというようなことが、御婚約の後にぼつぼつ週刊朝日などに載るようになりましたときの責任や重大なるものがあると思いますが、この点長官いかがお考えになりますか。


○宇佐美説明員 今度の御選考につきまして、皇太子殿下の御教育に顧問として参画しておられる小泉博士あるいは前長官であります田島氏や、その他の方々といろいろ御相談したことは事実でございます。しかしながらこの間においてだれが反対をし、だれが強く推したということはございません。非常にこれは大事なことでありまして、一人の懸念もないということを私は慎重に考えて進めたわけでございます。こういうような点につきまして、私は内容について外に言ったこともございません。いろいろな憶測が出るようでございますが、これは全く事実と違うものと存じております。


○平井委員 これはなかなか大事な問題でございます。将来日本の天皇制が傾いた場合に大へんな問題になるので、私は国民代表として言うておかぬと困ると思うのですが、まず参考に申し上げておきますが、私が先般いなかに帰りましたとき、非常な天皇崇拝者のおばあさんがこういうことを言った。

先生、日本も天皇制はしまいましたね、だから金持ちのお嬢さんをもらったのだろう、そういうふうに心から言うのであります。そういう年寄りが全国津々浦々に非常に多いということも長官は知らなければならぬ。いずれ天皇陛下になられるのでありますから、民族の象徴として、今日の皇太子がそれにふさわしいお方にならぬときは、日本はしまえるのですよ。今日われわれ中共だとかソ連だとか言っておるけれども、内輪でしまえるのですからこれは冗談じゃない。小泉さんあたり少しどうかしておられますまいか。よほど慎重に考えてくれなければ困る。

もう皇室の尊厳というものは、小学校の本にもないし、だんだんなくなってくる。そういうお方を国民が崇拝して、宮内庁まで置いてああいう広いところで生活をする必要はないではないかというような段階まで行きはしないかと、私は非常に心配して言うのであります。長官は世上に伝わっておることはうそであるというけれども、一年前のテニスの写真を出したり、遊ぶところを写してみたり、ああいうことはあなたの責任ですよ。国民は決して喜んでいはしない。

それを国民は非常に御結婚には賛成だ、いよいよ皇室も民主主義になったのだ、こういうふうにもろ手をあげて喜んでいるというふうに考えることは、私は大きな間違いだと考えます。しかし婚約が整ってもう式も近まったのでありますから、これに対して私はとやかく言いませんけれども、英国の例によりましても、これは皇帝にならなければ心配はない。恋愛は自由ですから。私は退位して会社にでも勤めましょうということになると、われわれは一口も差しはさみません。九千万の象徴となられる方だから心配をしておるのであります。その点義宮の結婚と非常な違いがあるということも考えなければならぬ。

そういう場合には退位をされるといえば別でございますけれども、英国とは日本の皇室はかなり違った立場に置かれておるのでございます。英国ならば恋は自由でありますから、恋をなさい、そのかわり国民はあなたを養いませんよ、どうぞなさって下さいというようなことになると思いますけれども、日本はそこまで言わぬが、それだけに国民の気持というものは、あなた方が想像されるのとちょっと違いはすまいかと考えておりますので、今後の皇太子のあり方、今度婚約されるお方のあり方、写真等、これは宮内庁の宣伝と申しますか、そういうことについては特に私は留意をしなければならぬと思う。

これは共産党であったら大歓迎です。要するに天皇制のあり方、皇室の尊厳ということをもう少し高める上において、何かあなた方は研究をされておりますか、まだ何も考えておりませんか。将来どういうふうに日本のこの皇室というものを持っていきたいというお考えですか、この点一つ。これはあなたが長官のときですから大へんな問題になる。将来問題になったときに、私があそこで質問したがその通りになったと言わないように一つ心がけ、また今後あなたとしては、どういうふうに天皇制を持っていき、皇室の尊厳を高めていくというお考えであるか。


○宇佐美説明員 先ほど御指摘になりました殿下の今回のことについての御態度は、先ほど私がはっきり申し上げた通りでありますが、おきまりになりました以上は私どもはやはり将来殿下と妃殿下がほんとうの愛情を持って、りっぱに結ばれていかれるということをわれわれは望むものであります。しかし今御指摘になりました御行動についてはわれわれも非常にこまかい点まで注意をいたしております。最近の週刊雑誌等を見ましても、そういった問題についてわれわれも国民の疑惑が起らないように、いろいろ報道関係にもお話し申し上げたのですが、雑誌を見ますと、宮内庁は反動化したというようなことを盛んに座談会でも言っておりますけれども、国民に筋の通った報道というものはやはりなければいけない、どういう生活をなさるかということは当然なければならないと思いますけれども、むやみに追いかけ回されるということについては、われわれとしても心外でございます。そういう点で、殿下の御行動については慎重な注意をいたしておるわけであります。しかし昔のようにすべてを不自由なと申しますか、当然あっていいことまで押えるということもどうかという気がいたします。殿下が伸び伸びと自身の立場を思いながら御成長を願いたいとわれわれは思うわけであります。やたらに何でもかでも押えるということもどうかと思います。ただりっぱな地位に対する御自覚から、すべての行動をよく考えていただいて、われわれもそれをお助けして、ほんとうに国民の将来の象徴としての素質を十分伸ばしていただきたいということでございます。これは大きな政策とか、そういうことが表面に出ることではなく、日々の行動が重なってそこに現われていくものと思います。私は日々のことにつきましても、東宮職のおそばにおります者にもちろんるる申しますし、小泉博士も皇室の将来ということとあわせて考えてやっていただいておりますが、私もよく国会における御質問等も伝えますし、私の考えも始終述べておるわけでございます。

 なお今後の皇室のあり方につきましては、御指摘の通りに、ほんとうに真剣に慎重に私どもは考えなければならぬ。そういう問題について、ただ宮内庁の組織だけで考えていいのか。その間において世論を聞き、いろいろな立場から検討すべきはもちろんであります。そういう点についてもいろいろ今考えつつあるところでございます。まだ申し上げる程度にまとまりませんけれども、将来のためにこれはほんとうに考えていかなければならぬというふうに思っております。


○平井委員 皇室は、御承知の通りわれわれ国民と実は違うのでありまして、これは昔なら天皇学でございますが、今日の教育係というものの教育は、われわれ国民と違った立場においてされなければならぬと思うのであります。これはわれわれのようにちょっと代議士に立ちたいとか、金がほしいとか、名誉がほしいということ、全く教育に要らぬのであります。ほんとうに欲も得もない、ほんとうに人間の象徴としていかれればいいのでありますから、その教育は今あなたがおっしゃるように、あまり何もかにも押えるということではなく、民族の象徴にふさわしい教育、それを小泉さんはちょっとはき違えておりはしませんか。

国民らしく育てるということが小泉さんの教育の方針では困る。これは事実欲も得も要らない、選挙の必要もなければ何も要らぬのですから、その点の教育はあなたが小泉さんに教えてやって、皇太子殿下の教育というものは、一般の学習院の生徒と別でなければならぬ。昔なら上御一人といわれたのです。一般の学習院の生徒並みに教えたのではこれは絶対に象徴になれない。われわれが欲しない点、またできない点、国民では及ばないという教育があると思います。そういう教育を教えない限り――ただ昔と違って自由である、自由に教育をするのであるという行き方もありましょう。自由主義者の中にはありましょうけれども、そこは一つあなたが小泉さんあたりに教えてやって、一般の生徒とは違う立場においての昔なら天皇学、今日なら皇太子殿下の教育というものをされなければ、これは象徴として国民が崇拝するかどうかわからなくなってしまう。早い話が、皇太子殿下が銀座へ遊びに行かれる、友だちと一ぱい飲みたい、そういうことになったら、これは民族の象徴ということは絶対に言えない。天皇は常に大自然とともにあらねばならぬ。そうしなければ英国の国体と同じになるのですよ。日本の天皇というものは、常にもう大自然、どこから見ても富士山の姿のように拝まなければならぬというぐらいのあり方でなければ、国民は崇拝しませんよ。そういう点から見て、いま少し厳格な教育をされたらどうですか。昔、北畠親房などはこれはもうけ飛ばしおったという話です。たたきまくって教育をされたということも聞いておるが、あまりにも自由奔放な教育をされておるのじゃないか。そういうことからきて皇太子殿下の感覚が違ってくる。自分の将来民族の象徴としての感覚が狂ってくる。どうもこのごろはわれわれが考えても――われわれは子供のときから天皇一本で育ってきた、教育を受けてきた者でも、ちっとおかしいではないか。まして終戦後の教育を受けた青少年は、全くそういうことがなくなってしまう。

 そこで議題にありますところの皇居の造営ということになれば、これは非常にむずかしい。あなた方の教育いかんにより、天皇のあり方いかんによって、造営ができるかできぬかになるのです。お互いが天皇制護持者だから、何でもかんでも皇居を作れというふうなわけにはいかぬようになっておるのです。それを一つ長官は十分考えていただきたい。もしも教育があまり芳ばしくないというなら、小泉さんあたり入れかえたらどうですか。そんなことこそ民主主義だ。いつまでも、勤まっても勤まらぬでも、この人間をそこにつけておくということが一番封建的ですよ。もし皇太子殿下の教育係でも、これはちょっとあなたが悪いと思ったら、あなた方が入れかえたらいいじゃないですか。それが今日のあり方でございます。昔ならばかでも何でも一ぺんひっついたら、宮内省におればやめさせられなくなっておった。今日ではどんどんやっていいのですから、そういう新体制に切りかえていって、よりよく皇太子を教育するというふうにされなければ、天皇陛下は何もおっしゃらぬのですから、あなたがそういうふうに判断をしなければ、今後の、遠き将来というか近き将来というか、日本に変動が起った場合には、あのときの長官は宇佐美さんであったということになれば、あなたの人格はりっぱであるけれども、やはり時にぶつかればあなたの責任になりますから、その点、あなたが十分研究をされ、努力をされて、やはり皇室の尊厳を残していくというふうに努力をされなければならぬと私は思いますし、また皇太子殿下においても、これはあなたが直接進言できるのかどうかわかりませんけれども、十分そこを自覚されて、やはり国民の崇拝するに足る人間になってもらいたい。これは人間というか、昔は神様だったのです。御承知の通り明治憲法のもとにおいては、神聖にして侵すべからず。今日人間になったというだけで、やはり象徴ですから、象徴ということについての私の解釈が合うかどうか知りませんけれども、私は民族の象徴ということになれば、天皇は、国民が貧しければ貧しいものを食べ、国民の政治、経済に伴って生活をしていかれる、ああ陛下は銀座にも行かれぬし、映画も見られぬ、これはわれわれはひとしく崇拝しなければならぬという気持になっていくと思うのでありまして、民族の象徴というのはただ看板だけで、あとはわれわれ国民と同じ行動をとってよろしいのであるというふうに考えたならば、象徴とは言えないと私は思いますが、あなたは象徴ということをどう解釈されますか。


○宇佐美説明員 終戦後今まで皇室に対する一般的ないろいろな批判が行われて参りましたが、この大きな流れというものは、やはり一言で言われるような民主化、もっと自由にしてあげなければいけないのじゃないか、あるいは今おっしゃったような、銀座にもおいでになればいいし、喫茶店にもおいで願えばいいじゃないか、そういう議論が割合に多かったと思います。しかし私は決してそうは思っておりません。やはりすべて普通の国民と同じ生活をするということでは、ほんとうの象徴としての国民の尊敬を集め、親愛を得られることにはならない。それは、ある意味において自由が一部ないともいえます。しかしそれはやはり国民の中心となって、象徴としてお過ごしになるには当然負われるべき御責任であり、御義務であると思います。そういうことでなければ、何らわれわれと差がなくなってしまう、私は常にそう思うわけであります。最初に申し上げたような意見はいろいろございますし、いわゆる雲の上に上る行き過ぎた行き方は、もちろん直していくベき点があれば直さなければならぬのでございますけれども、やはりそこにはきぜんとしたことがなければ、秩序は保たれませんし、また尊敬や親愛というものも生まれてこないと私は常に考えております。そういう御修養もなさらなければなりませんし、そういう義務ということもしっかりとお持ちを願わなければならぬと私は考えております。しかしそういう点は御幼少のときからおそばの者が、そういういろいろな進言に対しては気持よく胸を開いてお受けになることをほんとうによく申し上げ、われわれが、あるいはそばの者が申し上げることは、よく御反省になる方だと私は思っております。もとよりまだお年もお若いことですし、御修養願うべきことは多々あるわけであります。小泉博士は、常に皇室の将来を最も心配しておられる一人だと私は考えております。しかし具体的にどういうことをということについては御相談もございますし、私も遠慮なく意見を申し上げておるわけであります。今後においても、そういったことについては最善を尽したい。今回のことにつきまして、大きなことを申すと仰せになるかもしれませんが、私が責任をとって済む事態ではない、それ以上の大きな事態であるというふうに考えて参ったつもりでございます。不敏でございますけれども、この覚悟だけはいたしておるつもりであります。


○平井委員 最後にお尋ねなりお願いをして終りたいと思いますが、御結婚式も近いのでありますから、今の長官の御説明で私は納得いたしましたが、なお宮内庁から国民が納得するようにしていただきたいと思うのと、これは長官に幾らわれわれが質問してもしようがないが、皇太子殿下並びに宮様のおつきの人は、悪ければ取りかえなければ教育というものはよくなりません。あなたが見はからつて、これはあまりよくないと思われる人はどんどん取りかえられて、そうしてりっぱな教育をされる方をお入れになって――今の人がいいか悪いか知りません。悪いと言う人もあり、いいと言う人もあるが、取りかえて教育をなさらぬと、将来非常に大きな問題が起るのではないか。天皇制のあり方ということは、日本の政治、経済あるいは世界の動静に従ってあらなければならぬと私は思うのであります。従って皇居造営の問題におきましても、まだ審議会はできないのでありますけれども、もしも審議会ができましたならば、時代に即応して、かつて三井、三菱の大財閥が十万坪の屋敷に住んでおったのが、今日一万坪の住居におるということを参考にして、今日の皇居のあり方はどういうふうでなければならないかというふうに、率先宮内庁は研究をされていかなければ、これまた非常な難関に到達すると思うのでありますから、日本の情勢、世界の情勢、東南アジア未開地のところにクーデターがあり、いろいろある世界の動向をよくながめて、ひとり日本だけが昔の風習ではいかれない、日本の皇室はこうあらなければならないという見地から、まず率先してあなたの方で案を立てられなければ、将来禍根を残すと私は思うのであります。どうか皇居の造営の問題につきましても、あなたの方で十分考えられて、先手を打つといってはおかしいのでありますけれども、この程度でよかろうとか、あるいはこうした方が今の日本の皇室にふさわしいのであるということを十分考えられてお作りにならなければ、将来禍根を残す。東宮御所の御造築のごときも、間組が一万円で引き受けた、こういう崇拝組も日本にはあります。また家がなくて困っておる国民もある。私は間さんに言いたい。そういう金があるならば、住宅のない人に建ててやったらどうかと間さんに言いたいが、あまり私は懇意でないから言うておりません。そういうお方もあるが、それが全部でないことも考えなければならない。そういう人もおります。いなかの年寄りの八十、九十の人は、日本が戦争に負けたことも知らないという人もおりますから、そういうことを十分考えて、あなたの方で考慮されて、現在の世の中にふさわしい皇居の造営を計画していただきたい。同時に今後の皇室の尊厳並びに天皇制のあり方を十分研究されなければ、日本の将来にいかなる変動が起るかわからぬということを肝に銘記して、今後長官としてりっぱに職責を全うされるようにあなたにお願いを申し上げて、私の質問を終ります。


○内海委員長 受田新吉君。


○受田委員 私は宮内庁長官並びに法制局長官並びに総理大臣にかわって御出席いただく官房長官に相次いでお尋ねを申し上げたいと思います。それは皇室に関係した事項で、今、平井議員よりお尋ねになった諸問題を別の角度からお尋ねしてみたいと思います。

 私は最初に、日本の天皇制というものが新憲法で国民の象徴とされているということに一応うなずき、またこれを支持していく一人であります。ただここで問題となるのは、天皇の御地位というものに対して、新しい憲法が保障する基本的人権、いわゆる憲法の第三章に掲げられてある基本的人権と矛盾する面が相当起っておらないか。この点が第一のお尋ねの問題であります。具体的に申し上げますが、新憲法は天皇を人間天皇として宣言せられておる。そういう意味からいうならば、その人権もまた十分尊重をするという意味で、象徴としての天皇の権威を傷つけない限度におけるゆとりある人権尊重のあり方が示されておらなければならぬと思います。一例をあげますが、天皇はいつまでも天皇の御地位におられなければならないということになると、非常に窮屈なお感じをなさることもあろうと思うのです。従って、たとえば皇太子が成年に達せられ、あるいは御結婚をされる。そして十分後継者として天皇の地位を守ってもらえるということになり、また天皇御自身も、一般でいうならば定年退職に当られるくらいの年配になられる、こういうことになるならば、天皇の御退位の自由ということが一応認められていいのではないかと思うのでございますが、この問題は、宮内庁としては、また法制局としては、どういう御見解を持っておられましょうか。


○林(修)政府委員 ただいまの問題は、非常に重要な問題であると思います。これは御承知の通りに、新憲法が当時の帝国議会において審議された際に、あるいは現行の皇室典範が法律案として議会で審議された際にも、非常に議論されたところでございまして、いろいろの角度から御議論があったわけであります。しかし当時の政府として、皇室典範にこういう制度を認めなかった理由としては、次のようなことがいわれております。現在の憲法は、もちろん皇位継承のことにつきましては法律に規定を譲っております。法律である程度のことは書き得る範囲のことがあるはずでございます。しかしこれは憲法第一条が、天皇は日本国の象徴とし、それからその地位が日本国民の総意に基くというこの規定、それから第二条に皇位は世襲のものである。こういう規定と離れて、ただいまの問題を議論することはできないと私は思うわけであります。なるほど新憲法によって人間天皇としての地位はできましたけれども、しかしそれだからといって、一般の人と同じようにこれを扱うわけにはもちろんいかない。やはりこの象徴たる地位、あるいは国民の総意に基くこの地位というものと相いれない範囲におけるもの、そこに制約があることは当然だと思うわけであります。これはやはり皇位というものは世襲のものである。それから古来ずっと一つの系統で受け継がれてきているということと、それからそこに天皇が過去においてはもちろん譲位ということはあったわけでございます。そういうことはありましたけれども、ただいま申し上げたような御地位、それからこの天皇のそういう象徴たる地位から考えまして、御自分の発意でその地位を退かれるということは、やはりその地位と矛盾するのではないか、これはやはり幾多過去の例からいっても、いろいろ弊害があったこともございます。これは一言で申しまして、天皇には私なく、すべて公事であるという考え方も一部にあるわけであります。やはり公けの御地位でございますので、それを自発的な御意思でどうこうするということは、やはり非常に考うべきことである。そういうような結論から、皇室典範のときに、退位制は認めなかったのであるということを、当時の金森国務大臣はるるとして述べておられます。この問題は、実は皇室典範の審議されたときの帝国議会においては、皇室典範の論議の半分ぐらいを占めております。そういうことで政府案が通過したような関係であります。その当時における政府側の見解は、ただいま直ちに変更するほどの理由は私はないと思っております。従いまして今、受田先生のおっしゃったようなことも確かに一つの議論としてはあることと思いますけれども、軽々にこれはきめられない、かように考えております。


○受田委員 私はこの新しい憲法や皇室典範の審議の際の問題を今持ち出しておるわけではない。当時は天皇のお立場が戦犯としての批判を受けようとされたり、戦争責任が追及されたりという渦中にあられた。しかし今日はようやく世界の情勢も落ちついてきたし、日本の復興もほぼでき上ってきたという段階になって、しかも世継ぎになられる皇太子が御結婚されるという段階になられるということになるならば、もうそうした戦犯論議とかその他の戦争責任問題を乗り越えた新しい段階にきて、この問題を考えなければならぬ時期にきておると思う。ことに現在の天皇は二十才になられたときに摂政になられて、自来すでに四十年に近い間を、まことに筆舌に絶する苦労をされておられる。ことに大東亜戦争の責任などという問題になってくると、御自身も非常に痛切に感じておられる。しかしあの大東亜戦争を締めくくる終戦というところへ踏み切られたのは今の天皇であられた。そういう意味からも、私は今の天皇御自身がその悲劇的運命の中に苦労されて今日に及んでおられることを思うときに、皇太子が御結婚されて、一人前の世継ぎとしてもりっぱな資格を備えられておるということになるならば、ここに終戦直後の混乱の中で論議された憲法論議や皇室典範論議とは別の意味で皇室典範は法律でありますので、この法律を改正して、天皇の退位の自由を認めてあげるということが、新憲法の第三章に掲げられた基本的人権の尊重の条項にも合致するものだと思う。従って象徴の尊厳を傷つけないで、後継者がりっぱにおられる場合に、皇室会議の議を経て退位をすることができる、そういう考え方は、私は成り立つと思う。この問題は、新しくそういう事態に遭遇しておるという気持を私は持っておるので、新しく検討をすべき段階ではないかと思う。昔のものを引っぱり出して、今ごろまだ依然として古い感覚で、憲法、皇室典範の論議をされた終戦直後の空気をそのまま今に持ち込むということは、どうも時代感覚のずれはなはだしいものありと認めざるを得ない。いかがですか。


○林(修)政府委員 決してその当時のいわゆる戦犯論議とかいうこととの関連のみで申しておるのではございませんので、やはり確かに受田先生のおっしゃるような基本的人権の尊重ということもございますけれども、憲法第一条、第二条等で規定しております象徴たる地位、あるいは国民の総意に基く地位、皇位世襲の継承ということと切り離して、この問題は解決できないと実は思っております。従いましてやはりそういう今おっしゃったようにいろいろ個々的の場合には、いろいろの事情が起ることはございましょうけれども、今おっしゃることであれば、結局制度としてそれを認めろということになるわけでありますが、この制度として認めろということは、国民の総意に基く御地位、象徴である御地位ということを考えますと、私はそう適当なものではない、過去の歴史を見ましてもそういうことは適当なものではないのじゃないかということも考えるのであります。あるいはこれは制度として認めれば、皇位継承の順位に異動を来たすこともあり得るわけであります。そういうことから考えまして、これはやはり慎重に扱わなければならない、軽々にきめられない問題だと思います。


○受田委員 もちろん軽々にきめるべき問題ではないでしょう。しかし世襲制度というこの憲法第二条の規定によっても、世襲には間違いないわけです。だから隠居する制度も考えられておるのですから、御隠居なされるという形になればいいわけです。従って世襲制度というこの憲法第二条の規定に矛盾する形にはならないわけです。お世継ぎがちゃんと成年に達しておられる、御自身も定年に達しておられるということになれば、当然そういう自由を認めてあげるという規定が、しかもそれが皇室会議という一応の機関の議を経てきめられるわけでありますから、軽々にきめるわけではありません。こういう制度を考えて差し上げることが、憲法の精神にマッチした皇室典範の改変であると思う。

 もう一つそれに関連して、天皇の行為の自由ということにもしばしば問題が起ってくる。たとえばただいまの陛下は、弟さんの秩父宮がなくなられるときに、ぜひ臨終の弟宮を見舞いに行こうとされたときに、ついに宮内庁は見舞いを押えたといわれる。ただいまの皇后は、お母さんの倶子さんがなくなられるというときに、これまたついにお母さんの臨終にもおもむかせしめられなかったという、おそるべき人権侵害をやっておると私は聞いておる。肉親の死に宮内庁がそういう圧力を加えて、人情の自然と美しさを押えるという、こういうことは一体どういうところに原因があるか、そういうことは絶対なかったかどうか、その事情をこの際あわせてお伺いしておきたい。


○宇佐美説明員 前段の陛下の自由な御意思に基く御退位ということにつきまして、法制局長官からお答えがございました。私も全く同様に考えておるわけでございます。現在の場合のみを考えるのでなく、日本永久の将来のことを考える場合に、自由なる御意思による御退位というようなことを、その象徴たる位地から見て、常に国民が全部異論なく認めるかという問題は、いろいろな将来のことを考えますと、容易なことではない。私どもはこれにつきましてすぐ御賛成を申し上げる気持になれないのでございます。

 また後段の御質問でございますが、これは宮中のいろいろな昔からの風習がございます。今の陛下は、そういう点について勇敢に直すべきものは直すお気持でございます。われわれといたしましても、そういう御趣旨に基いて、自然にそういった点につきまして十分考慮をいたしております。御指摘になりましたような点につきましては、われわれは宮内庁において阻止をしたというようなことは全然ございません。事実不幸にしてお間に合いにならなかったということでございます。


○受田委員 そういうお間に合いにならなかったというようなことで、その場をごまかすべきものではないと私は思う。こういうことは、お工合の悪い肉親がおられる場合に、自由にお見舞いができ、その臨終に立ち会われるという努力を、宮内庁がなぜなさらないのです。間に合わなかったのだという言い分は、はなはだ重大な問題だと思うのです。宮内庁としてそういう人情の美しさを押えるような措置をされたと解釈しても、これはやむを得ないじゃありませんか。今度皇太子が結婚される正田さんの場合でも同じことです。つまりこういう場合に正田家が非常に心配しておられる問題として、そうした人間としての自由性を圧迫される点はないかという点がおそらくあったと思う。そういうことについて宮内庁としては、人間としての美しさ、人情の自然というものを十分尊重して、一切こういう問題については人権を侵害するようなことはない、今後は絶対にさようなことはしないということをお約束できますか、まずそれを伺っておきます。


○宇佐美説明員 皇室の方々が、御両親その他の御不幸の場合にお見舞いなさることを、われわれは阻止するというようなことは考えてもおりません。しかし実際の場合に、やはり象徴としてのお立場から、今の例でなくても、そうあそばしたくてもなされないときもあろうかと思います。そこはやはり外から見ますと自由を押えているとわれわれは考えるわけであります。


○受田委員 九重雲深きあたりの一般国民に理解できないような形の宮内庁の措置は、やはり感心できません。宮内庁としては、そういう問題についてはもうあけっぱなしで、たとえばお見舞いに行かれるのに途中の警戒の問題などがあるとかいうことを気がねされて、肉親の死にも会うことができないというような御心配があるならば、そういう問題についてはあたたかい心組みをもってお役目の方をやられればいい。そういうことを十分含んで、何らか一般国民との間を隔離申し上げるような形のないように、一つ宮内庁としては御努力願いたいと思う。

 私はもとに話を戻しますが、もう一つこの御退位の問題に関係するのですけれども、もし退位の自由を認めたならば、皇位継承の順序にも問題があると今長官が仰せられました。これは私はどこに問題があるかということをお尋ねしてみたいのですが、たとえば皇族から、皇位継承の地位にある皇族の身分を離れるという申し出があったという場合のことですが、いかがですか。


○林(修)政府委員 これは仮定の問題ですから、そのつもりでお聞き願いたいと思いますが、かりにそういう制度がございました場合に、たとえば天皇が退位せられる、そのときに実は皇子がおられない、従って皇位継承が皇弟に行ったという場合に、あとから皇子が生れるという場合のことを考えれば、いろいろ問題があると思う。これは過去においても日本の国史を見れば問題があったと思う。そういうことも一つの形態としては考えられるということを申し上げたのであります。


○受田委員 私は、後継者がはっきりして御本人も相当の年令に達しておられる、こういう場合に皇室会議の議を経てきめられるのだと申し上げているわけです。皇子もおられない、もう本人はおやめになった、そのあとに皇子が生れた、そういう仮定の問題を今持ち出したら皇室会議の議が通りますか。皇室会議の議を経るということになれば、やはりそこにはっきりした後継者がおられる、天皇の長期にわたる御苦労に対してもいたわりの気持をもって御退位をお認めするという形になる場合です。そうでない場合には皇室会議の議は通りませんから、あなたの御懸念の問題は解決するのではありませんか、私はそう思うのですが、いかがですか。


○林(修)政府委員 先ほどから申し上げております通りに、今受田先生のおっしゃることは、やはり制度としてそういう制度を設けたらどうかというお話でございます。従いましてそれはやはり皇室典範の中にそういう規定を取り入れることになるわけであります。そうなればこれは一つの制度として将来に向っての問題になります。いろいろなことももちろん考えなければならないことになるわけであります。そういうことを考えてみました場合に、今の自発的な御退位の制度というものが、果して天皇の世襲制、皇室の世襲制、皇子の世襲制、あるいは天皇の象徴たる地位、あるいは国民の総意に基くという国民の信念から見た考え方、そういうところにマッチするであろうかどうか、これはやはり相当疑問のあるところだと思う。今、受田先生のおっしゃるような御議論ももちろんあることと思いますが、それに反対する議論も相当強い根拠を持っていると思います。従いまして私どもとして今簡単にそういうことに踏み切る決心はないわけであります。むしろ先ほど宮内庁長官が言われました通りに、簡単には賛成できない、こういうことでございます。


○受田委員 あなた方は天皇のお立場というものを考えていかなければならない。そこで、あなた方だけの御都合で、天皇の人権をいつまでも侵害していくことは問題だ。だから御用学者という立場であるなら仕方がない。しかしながらもっと純粋な理論的な立場でものを考えていく、あるいは日本の将来を考えてこう解釈したいというような、あなた方はやはりある程度の余裕のある解釈をしなければならぬ。

 もう一つ、これに関係するのですけれども、女帝です。皇族女子には皇位継承権がないわけですが、この皇族女子の皇位継承権を容認するという典範の改正というものは、これは決して差しつかえないわけです。今の憲法では男女平等である。憲法の十四条で、法のもとの平等、貴族の禁止、栄典というところにも、人種、信条、性別云々で差別されないことになっている。そういうところからいっても、国民の象徴だけを差別するということがあり得ますか。そういう意味からも新憲法の精神にのっとって、皇族女子の皇位継承権を認めるということは、私は当然考えられていいことだと思う。いかがですか。


○林(修)政府委員 これも皇室典範のときに議論されたところでございまして、一応議論済みのことだと私は思っております。重ねて申し上げますけれども、確かに憲法では男女平等、あるいは婚姻における男女平等、あるいは相続についての男女平等の原則をきめております。しかしこれはむしろ普通一般の家であれば、昔のような家の制度はもちろんないわけでありますから、主として財産相続についての男女平等でありますが、皇位あるいは象徴たる地位というものは、必ずしも今申しました民法上の相続と同じように考えるわけにはいかない問題が一つあります。そのほかにやはり古来の日本の国民の一つの総意と申しますか、国民の信念と申しますか、つまり男系相続ということで実は一貫して参っておるような状況でございます。従いまして男系相続ということを認める以上は、女帝を認めれば、そこで男系は断絶するわけです。別の系統に移動するということになってくるわけであります。そういうことから一つの問題点がある。また女系による相続を認めれば、これは別の問題でありますけれども、やはり日本のいろいろの古来の国民の感情あるいは現在における国民の感情からして、果していかがであろうかという問題があるわけであります。また過去における女帝の例、日本には幾つかの女帝の例がございますが、これはいろいろな特殊な事情に基いた例だと思っております。そういうところから、やはりこれは慎重に考えるべき問題だということで、皇室典範のときにもその問題はいろいろ話題に上りながら、そういう規定はされなかった。その事情を今直ちに――おしかりを受けるかもしれませんが、そういう事情を今直ちに解消するだけの事由はないのじゃないかと思っております。


○受田委員 この問題は、どうも男系相続が日本の伝統であるからなどという古くさい考えで御答弁されておるようでありますが、すでに英国においてもそういう制度が長期にわたって保持されている。ただ英国の制度には、女帝の場合には男子の兄弟がおらぬというような場合に、女子だけだというようなときに、女帝ができておるわけでありますけれども、一応程度の差はありましても、皇位の継承権に女子の相続権というものは認められておる。こういうところから見て、世界の大きな流れというものを見たときに、昔の古い伝統を今ごろ持ち出されて、男系相続が日本の伝統などというこの論議は、どうも法制局長官としてまずい論議じゃないか。新憲法の精神というものを――ここにおられた自民党の方の中にも、退位の自由と女帝は大賛成だという意見が出ておる。そういうふうな意見が……(「反対だ」と呼ぶ者あり)与党は分裂状況です。そういうことからも皇室典範に対して、もう少し人権を尊重し、象徴としての権威を傷つけない限度において人権を尊重するという配慮をなさるべきではないか。特に宮内庁長官とされても、そうした宮内庁の事務を担当される責任者として、常に日本の将来、国民の皇室に対する感情等の問題を十分洞察して、長い目で見た日本の皇室の将来への見通しを持った努力をしておかれないと、思いがけないところから、今回の御結婚を契機として、皇室に対する重大な国民の悪感情が起ってきたりするおそれが私はあると思うのです。そういう意味から、少くとももう少し大衆と溶け込んだ皇室という、同時に象徴としての立場は保持されるような配慮を払いながらという気持は必要でございますが、そういう努力をしておかれないといかん、かように思うのです。

 そこで、三笠宮に例をとりますけれども、三笠宮が紀元節に対する見解を表明されたというので、中にはこういう三笠宮のような皇族がおられては、皇室の尊厳に関係するから、皇族をやめてもらおうじゃないかという意見がある。宮御自身も皇族をやめたいというお気持を表明されたとも承わっておるのであります。宮が、皇族が、そういうことを発言されたということについて、これを政治問題として見ようとするならば、それはけしからぬじゃないか、皇位の継承予定者がそういうことではいかぬじゃないかという議論が成り立つかと思いますけれども、宮の学者としての良心から叫ばれたこの言葉に対してかれこれ議論する。自民党の諸君の中にそういう声があるわけです。そういうものに対して宮内庁としては、また法制局としては、皇族の身分にある者の発言について、何か常に注意をしておるとか、あるいは圧力を加えておるとかいうことがあるのかないのか、また三笠宮の皇族を離脱したいという気持を持っておられるという表明があったことがあるのかないのか、これも一つお答え願いたいと思います。


○宇佐美説明員 三笠宮様のことについてのお尋ねでございます。殿下は、終戦と同時に軍籍を離れられまして、将来のために東大にお入りになって歴史を御勉強になっておられます。非常に熱心に御勉強になっておるのであります。しかし私は、皇族であられることがまず第一でございまして、国民は学者になっていただくということにおいて皇族におなりを願っておるのじゃないと思います。やはり皇族としてのお立場、義務というものを第一にお考え願うべきであると思います。同時に、お仕事として御勉強になり、それを通じて国家、社会に貢献されるということも私はけっこうだと思う。しかしそれはあくまで学問的なことでありまして、そのお地位から申しまして、政治的問題に関与されていかれるということ、どうも私どもとしては御賛成できないと思います。そういうことにつきまして私も殿下とお話を申し上げておることがございますけれども、しかし今お話しになりましたような皇族の籍を云々ということは、何も私は伺ったことはございません。いろいろ著書等も御発表になるようであります。私といたしましては、もっと慎重な御態度を希望しておるところであります。


○受田委員 宮内庁長官、えらいかたくお考えですが、三笠宮は、紀元節の問題などについても、これは天皇一家の、皇室の私事であるという見解を表明され、これを国民の行事として取り上げることについての意見を持っておられるわけなんです。そういうことについて、これが政治的な見解であり、学者としての立場では行き過ぎだというような御注意を申し上げるということは、これはどうかと思います。皇族の御発言は何事もそれではできないということになる。純粋な御意見も述べられないということになる。それが多少でも述べられると、すぐどこかにひっかかるというような問題であれば、何事もこれは発言できないということになる。これこそ人権侵害もはなはだしいものになってくる。こういうことについて、もっと自由な気持で皇族としての立場を御自身が十分考えておられるのですから、もし皇族の立場をお考えにならなければ、もう皇族を離脱されることになるのですから、そこは成年に達せられて、しかも良識を持たれたりっぱな三笠宮の御言動に対して、一々御注意申し上げ、おしかり申し上げるということは、私は宮内庁長官としては行き過ぎだと思う。そうなりますと、皇族の身分に生まれた人は、そういう発言やらすべての行動にわたって非常に不幸な立場になる。(「もちろんだよ」と呼ぶ者あり)そういうことこそ人権侵害なんです。私が今申し上げていることは、あらゆる面に不幸な立場に追い込むということでなくて、許される限度内の御自由を認めてあげる、新憲法の御自由を認めてあげるという努力もしておらないで、すべてワクの中にはめ込んで、非常に窮屈な生活をさせていくというようなことは、お役人たちのとるべき道ではないと私は思っておる、そういうことを私は今指摘して、人権の尊重を可能な限りにおいて認める努力をしてあげるという、その配慮を希望しているわけなんです。これはもちろんと言われるかもしれないが、皇族の身分にあり、あるいは天皇の御地位にある人は、あらゆる角度からその人間性の豊かな暮しを押えられるということになる。いかがでしょうか、こういう点について、高い立場から今後の皇室のあり方、皇族の立場というものについての配慮をどうすべきかということについて、何かあなたはお考えになっていらっしゃることはないでしょうか。


○宇佐美説明員 重ねてのお尋ねでございますけれども、一つの学問をせられましてある結論に達せられるということは、これはだれも押えることはできません。またそれを周囲の人に多少お漏らしになるというようなこと、それもいけないとは思っておりません。しかしながらそのお考えが、言葉は悪うございますが、左右いずれにしろ政治的な問題になり、皇室に非常に影響するというようなことを国民が心配するときには、慎重な態度をとらるべきであるということは私は誤まりないと思います。


○受田委員 左右いずれにせよ、それが政治的な方向へ行ったとおっしゃっているのですが、三笠宮御自身としてはそういう政治的な気持はみじんもないわけなんです。そういう問題を政治的にこじつける人々がおり、それを悪意にとる人々がおるわけなんです。この問題は、つまり三笠宮の言動に対しての影響力というものを、外部から不純に利用しようということになるわけなんです。あなたはむしろその外部を押え、宮の考えておられることは正しいのだ、学問の研究の自由は尊重しなければならぬという立場で、特に政府与党の諸君などに厳重に御注意される方が、むしろ筋が通ると思う。

 もう一つ、皇室典範の規定の中で、退位の問題にも触れてきたのですが、天皇が崩ぜられたあとへ新しい天皇が即位されることによって元号が変るわけなんですが、その元号がどういうふうに変るかということは法律では規定してない。これはもし御退位が実現され、あるいは天皇がなくなられたという場合に、どういう規定が用意がされておるのか、法制局長官から一つ伺います。


○林(修)政府委員 御承知の通りに、これも旧皇室典範には規定があったと思います。それが新しい皇室典範を規定するときには、皇室典範のきめる事項ではなかろうということではずされておるわけであります。そこで残っておりますものは多少問題がございますが、明治初年の行政官布告というものがあるわけであります。しかしいずれにいたしましても元号の問題は、確かに天皇の御退位あるいは天皇がおなくなりになったあとの新しい天皇の即位という問題と相関連する問題でございますけれども、これは今の憲法のもとにおいて、そういう新しい元号を立てるということは、私はやはり法律できめるべき事項だろうと思っております。これはかつて新憲法施行当時、そういうような法案も予定されたこともあったようでございますが、当時の占領軍政策の事情でもってこれは消えております。その後御承知かと思いますが、当時の参議院の文教委員会において、いわゆる西歴紀元を採用したらどうかということも御議論になったこともございます。そういうようなこともございますが、いろいろな事情を考えて、これは将来のことでございますが、元号制をどう立てていくかということについては、法律をもってきめるべき問題である。かように考えまして、一応そういうことは私ども考えなくてはならないというふうに思っております。


○受田委員 元号の問題を考えなければならぬという御意見のようでございますが、これは西歴を用いるとか、いろいろなことがあるにしても、日本の立場からの特別な規定を設けておくということは大事なことだと思っております。大へんおそれ多い話ですが、天皇がいつなくなられても、ちゃんとした用意をされておくということが必要だと思う。

 あとお二人御質問があるので、最後に一言お尋ねしておきますが、今度の御結婚につきましても、天皇の国事事項としての御結婚の儀式と、天皇の御一家あるいは皇太子御自身の個人的な御儀式というものがある。こういう国事の儀式あるいは個人の儀式というものの限界線は、一体官内庁としてはどういう形でおとりになっておられるのか。もちろん国事に伴う費用というものは当然国会の承認で出されるものでありますけれども、国会の承認を要しなくても済む支出の面もありますので、そういう限界線をはっきりしておいていただきたい。今回の御儀式の中で国事として取り扱える儀式と、皇室の私事として取り扱える儀式の分別をちょっとお聞かせ願いたい。


○宇佐美説明員 今回の御結婚に関しまして、御婚約、いわゆる御結納のことから式の終りますまでいろいろの計画、すでに済みましたものもございますが、今後進められるものも研究中でございまして、こまかい点を今検討中でございますが、大綱につきましては、過日の閣議の決定におきまして、当日行われます結婚の儀と朝見の儀、それから引き続き行われます祝宴の儀が、国の儀式として行われるということが正式に決定になったわけでございます。そのほかの儀式につきましては、実は旧来の諸規定をもとにいたしまして、なるべく簡素に行う、あるいは時代に即するようにするという趣旨のもとに整備をいたしているわけであります。いろいろございます中で、特に国の儀式として考えましたものは今申しました三つでありまして、結婚の儀というのは、これはあくまで両殿下が誓い合われるという結婚の中心をなすものであります。朝見の儀と申しますのは、両陛下に両殿下が正式に会われてあいさつをされるという意味のものでございまして、これは前回の立太子礼、成年式礼の際にも国の儀式として行なったので、その例に従ったわけであります。最後の祝宴と申しますのは、天皇陛下が内外の人に御披露をなさるという公的なものとして、これを国の儀式の一つに入れたわけであります。その他お内輪でなさいますもの、あるいは皇室の御例によって神宮その他に参拝されるということは、一切内輪のこととしていたしたわけであります。


○内海委員長 高瀬傳君。


○高瀬委員 実は赤城官房長官においでを願いたいと申し上げてあったのですが、それはどうでしょうか。


○内海委員長 赤城さんは参議院の本会議に行っておりまして……。


○高瀬委員 実は私は皇室会議のあり方について私の所見も述べ、あるいは内閣あるいは宮内庁の意向も伺いたい、こういうことであるのであります。特に今回の皇太子殿下の結婚に関しまして、皇室会議のあり方について一言お伺いしたい。そして私の所見も述べたい、こういうのであります。もちろん前提条件として、私は皇太子妃が今回きまりまして、御成婚があるということについて、日本国民として心からお喜びを申し上げておる一人でございますから、そういう点は誤解のないようにお願いしたい。

 私は皇室のあり方というものについて、平井君などと意見が違うかもわかりませんが、敗戦直後陛下もおっしゃったように記憶しておるのでありますけれども、つまり英国の皇室のようなあり方、これが日本としては非常に望ましいということを陛下がおっしゃったように記憶しておるのであります。御承知のように私から申し上げるまでもなくいイギリスは今日存在しておるところの君主制の国家の典型的、代表的のものであると言ってもいいのでありまして、皇室と国民とが真に一体になっておるということは事実のようであります。従って敗戦後、日本が民主主義の国家として再出発した際に、英国流の皇室のあり方、あるいは英国流の議会の運営のあり方、あるいは英国流の国民と皇室の関係、こういうものを陛下は理想にしておられたのではないか、そういうふうに拝察される節があるのでございます。しかし現在必ずしも皇室と国民とが一体になっておるとは私は思えない点もございます。たとえば、これは言葉のあやでありますから、こんなことは理由にはならぬかもしれませんが、菊のカーテン、こういうような言葉をよく耳にいたします。従って現在の皇室に対する国民の感情というものは、今回の皇太子妃の選定に当りまして、端的にこれらの点を現わしておる点がなきにしもあらず、一般の世論というものは非常にお祝いを申し、私もその一人でありますが、必ずしもそればかりではない。先ほど平井君もちょっと触れたようであります。しかも憲法の第一条に明記してあります通り、天皇は日本国民統合の象徴でありますから、皇室と国民とが密接なつながりを持つということは当然でございますし、天皇御自身ももちろんそういうふうにお考えになっておると私は拝察いたします。ところが現在の、特に今回の結婚で国民感情から多少離れているような印象がある。これは実は私はあの発表の形式とか、そういうものをかれこれ言うのではありませんが、実際のところ皇太子妃の選定に当りまして、宮内庁の宇佐美さん初め関係者は長い間大へん御苦労になったと思うのです。この点私は敬意を表しておりますが、国会も何ら御結婚について知らされておりません。公式発表の十日前、つまり十一月十七日のニューズ・ウィークには事こまかに、全部私は翻訳して持っておりますが、「皇太子の恋」という表題で詳細に報道されております。結局知らないのは国民だけだ。私はこういう問題がありましたときに、宮内庁に電話をかけまして、宇佐美さんは当時お留守でありましたが、そういう事実があるかどうか、私はそれを尋ねたのでありますが、電話に出た人は相当の方だと思いましたが、全然知らないというお話でございました。それはいろいろ都合があったかもしれませんが、現在結納もかわされた今日ならば、その辺のいきさつを相当詳細に御報告を願って、そうしてやはり国会の記録に残しておく必要がある。これはやはり一つの国事でございますから、その点はぜひとも――先ほど、いろいろうわさされておるような事実はないとか、断片的におっしゃったようでございますが、ニューズ・ウィークにいろいろなことが書いてあります。特にこれは恋愛という言葉を盛んに使っております。たとえば「二人は恋愛中だが、果して因襲に刃向って結婚ができるだろうか、これが事情を知っている連中がもう何カ月も抱いている疑問である。」というようなこと、それから「皇太子が正田美智子さんに初めて会ったのは軽井沢のテニス・コートである。」それから、非常に反対があったということも載っております。「反対は大へんなものだ。一番驚いたのは米国の占領下に皇室を除いて爵位を全廃された元の公爵、伯爵、子爵、男爵などであった。天皇の義妹に当られる秩父宮妃のお母さんの松平信子前子爵夫人を先頭に、華族たちは皇族出の他の候補者を立てて運動したが、民主化がとうとう皇位にまで及んだことに一斉にろうばいした。」こんなことが書いてあります。これはもちろん単なるニュースでありますから、私はその信憑性のいかんは知りませんけれども、特にあのとき宇佐美長官もおっしゃったと思うのですが、あれは恋愛ではない、たとえば結婚は相互の合意のみによって成立し、相互の協力によって打ち立てなければならないという憲法の条章そのものとは関係がない、普通の恋愛ではないのだということを非常に強調されたようでございます。従ってこういうような問題について、先ほど長官も非常にいい機会を与えてもらって感謝すると言われましたが、私はやはり国家の一つの重大な国事でございますから、こういう点についても詳細に系統的にいきさつを説明されて、国会の記録に残しておく方がよかろう、私はこういうふうに考えるので申し上げているようなわけであります。ここで一問一答をして宇佐見さんをどうこうしようというのではございません。

 それから、特に私の念頭に浮びましたことは、皇室会議というものはただ一度しか開かれていない。結局皇室会議を一度開きまして、決定をやったのは既成事実をただ承認しただけ、椎熊前副議長などに聞きますと、その日に正田家の家系その他いろいろ書類を渡されて、それにただ無言で賛成しただけだというふうにも聞いておるのでありますが、こういうふうになりますと、皇室会議などというものは非常に形式的なものであって、国民や国体と重大な関係にある皇太子妃を決定するということは、あまりにも非民主主義的なやり方じゃないか。皇室会議というものは非常に形式的なものになって、たった一回、既成事実を承認するというだけになってしまったのでは、皇室会議のあり方としては非常に危険じゃないか、こういうふうに思うのであります。特にたとえば皇室典範の第三条を見てみますと、世継ぎの方、皇嗣に重大な事故があるときは、皇室会議の議によって皇位継承の順序を変えることができる、こういうふうに述べてあります。従ってこの皇室会議を開くのは、議長であるところの総理大臣ではありますけれども、形式的には宮内庁がイニシアチブをとることになりますから、これが非民主主義的に運営されるということになりますと、非常に重大な結果を及ぼすと思うのであります。従ってこれは宮内庁だけを責めるわけには参りません。政府の重大なる責任でもあると思いますが、一体こういうような点で、ただ既成事実だけを皇室会議に形式的にかけて、たった一回だけの会議でああいう重大な国事をきめるということが果していいのかどうか、その点が非常に私は重大だ、こう思うのであります。

 それからもう一つ、こういうような問題について、これは例は違いますけれども、イギリスなどの例をとってみますと、たびたび非公式の閣僚会議などを開いております。たとえば私はここにノーマン・バリメインの書いた「ザ・ストーリイ・オブ・ピーター・タウンゼント」という本を持っておりますが、これによりますと、あのプリンセス・マーガレットがタウンゼントと婚約するときに、非常に衆人環視の中で国民が納得するような状態でああいう問題を解決したようであります。従ってその当時のサー・アンソニー・イーデンはたびたび閣僚会議を開き、あるいはカンタベリー大僧正とも相談をし、あるいは上院の枢密院議長のソールスベリー卿などとも相談をして、慎重な手続をとってあのプリンセス・マーガレットの問題を解決した。私は当時ロンドンにおりました。非常にその点の合理的な国民と密着したやり方について、敬意を表して帰ってきた一人なのであります。従ってそれと比較して、この皇太子妃のきめ方が一回の皇室会議できまる。しかも私は、きょう内閣側からだれも出ておりませんが、この皇室会議の構成自体についても非常に疑問を持っております。両院の議長、副議長が出ているが、副議長というものは議長が事故あるときにだけこれを代理するものであって、院を代表して出るとすれば議長だけでいい、こういうような点も私の聞きたい点でございますが、答弁する人がおりません。

 そこで私は、この皇室会議の構成についても疑問があるし、ああいう皇位継承をきめるような重大な皇室会議というものはもっとたびたび開くなり、あるいは内閣と連絡するなり、そういうふうにして国民が納得するような状態であの御結婚をきめていただいたらなおよかったのじゃないか、こう思いますが、これらに対する宮内庁の見解、それから内閣の見解、それから宮内庁は内閣などとどういうふうな折衝をされたか、小泉という人は皇太子殿下の先生でありましょうけれども、大体田島、小泉などという方だけがイニシアチブをとって、きまったものを総理大臣に報告し、総理大臣はただ正田美智子さんの信仰の問題だけをお聞きになったというふうにしかわれわれは受け取れない。それの前にたびたび閣僚会議を開くなり、あるいは皇室会議を開くなり、こういうふうにして念には念を入れてきまったものならば私は非常にけっこうだと思うのですが、われわれ国民はその点は全然知らされてない。知らないのは国民だけだという結果になったわけであります。十一月十七日のニュースでこういうこともちゃんと出ているわけであります。それで私は電話をかけた。

 しかも十二月六日号の「エコノミスト」に日本の皇室と題して、宮内庁の役人の各位には非常に痛いことを書いてあるのであります。これは読むとはなはだ妙なことになりますが、一応読んでみましょう。「古くからの皇室の伝統のうち、残っているものは天皇一家が守っているよりも、むしろ皇室の役人が守っているといった方がいい。宮内庁の役人の数は一万人から一千人に激減したが、依然強力である。彼らは野心を持たず、別に悪い人間ではないが、強い義務感に縛られる傾向があるので、時代に取り残されがちである。彼らは渉外のセンスがないので、他の官庁のより進歩的な役人たちからきらわれ、一般国民から疑惑の目で見られている。」これは非常にお気の毒ですが、これはただ書いてあるので、私の意見ではございませんから……。「皇太子の婚約発表の際、発行部数の多い日刊紙「読売」は十一月二十八日の社説で辛らつに論じている。「天皇を独占することによって特権を維持しようとする暗い勢力が、かたくなに民衆への接近を妨げていたのである。皇太子の婚約は、これらの人たちの態度に対して、痛烈な反省のむちを与えたものと言ってよい」以上の言葉は、正しいと思っていることをやってきただけの役人たちにとって、やや点が辛いかもしれない。だが、大ていの日本人は、宮内庁の官僚が皇太子に、一般民間人と決して結婚させないと考えてきたが、今では皇太子みずからがこれら官僚に分を知らしめることによってのみ、自分の望みを貫徹したと信じ、皇太子の勇気ある行為に対して、熱烈な拍手を送っていることは事実だ。」というのであります。非常に長くかかりましたが、こういう批評もあるのでございますから、私は宮内庁の、特に皇室会議なんかに対するやり方に対して反省を促したい、こういうことでございます。

 それから先ほど三笠宮の問題で受田君からお話がありましたが、私は少くとも皇族方というものは政治的にもあらゆる点で中立性を持って、インパーシャルでなければいけないと思うのです。特に選挙権もない、被選挙権も行使されない、こういう地位にあるのでありますから、やはり政治的な影響のあることは発言されない方がいいと思うのであります。そういう点で宇佐美長官が率直に三笠宮におっしゃったことは私は正しいと考えております。従って今後も三笠宮殿下の学問のいろいろ結論とかなんとかを、そういうふうな中立の立場にある特殊な皇族方は、ぜひとも積極的に発表されないことを望む一人でございます。

 自分の意見だけを長々と述べましたが、これらについて実は内閣並びに宮内庁の意見を拝聴したい。特に私は宇佐美さんを責めるよりも、国家組織法によりましても、宮内庁は内閣の一つの庁になっておるのでありますから、内閣委員会としては赤城官房長官の臨席を願って、この点の所見をはっきりと聞く必要があると確信いたしておるのでありますが、どういうわけか来ない、それでは答弁を得ることもできませんが、宇佐美さんに一つ所見をお伺いしたい。


○宇佐美説明員 きわめて多岐にわたっての御質問でございます。今回の御結婚に対しまして、もう数年前から、私が長官になる前からいろいろな準備が始まっておった、調査があったわけであります。もちろんその調査につきましては先ほどもちょっと申し上げましたように、これは御両親陛下としても御心配になることであり、皇太子様自身のお考えということもございまして、十分お考えも伺いながら方針を立てて参ったわけであります。もとより御選考の基準と申しますものはこれは皇太子様の妃殿下にふさわしい方ということで、御健康にしろ何にしろ最上級、お尋ねがあればそう申し上げるよりほかないわけでございます。しかし現実の場合にはそういったすべて万全を備えるということはなかなか困難でございます。ただ国会においても各報道が漸次現われるにつれまして、ほとんど毎国会ごとに宮内庁の考えの御質問がございました。それにつきましてはお尋ねに従って、われわれは考えるところを率直に申し上げて参ったつもりでございます。その当初の考えは国会でもお答え申し上げたと思いますが、そういった諸要件がすぐれた方であられるのはもちろんでございますけれども、その御選考の範囲というものについてもお尋ねがあったわけでございます。御承知の通り前の皇室典範におきましては、皇族の結婚は皇族または華族に限るという規定がございました。それが新しい憲法に従ってできました新しい皇室典範におきましては、憲法の精神によって、華族制度はもちろん貴族の制度というものが廃止されたのでございます。従って、皇族男子の御結婚につきましては、何ら法制的には制限はございませんけれども、やはり皇室自体が長い歴史を持ったお家でありまするし、旧来の範囲から選考が始まるというのが、むしろ常識的であるということをわれわれも考えておったのでありますが、しかしそういったときにも、ときによっては、その範囲外に出ることもあり得る。御質問の中にも、全国民を対象にして選べというようなこともしばしば伺ったわけであります。われわれとしてはそういうようなことでお答えしたと記憶するのであります。実際の選考に当りますると、やはり終戦後の各家庭生活の変化でございますとか、あるいは優生学的な見地からの制限でありますとか、いろいろな点でなかなかむずかしい問題に逢着いたしました。従って、第一段の方針から一歩出るということにつきましても、実に時間をかけて慎重に考えたわけでございます。単純に考えたわけではなかったのであります。しかし実際問題といたしまして、一般と申しましても、どこでもいいというわけではございません。やはり日本の良識のあるりっぱな家庭ということを考えなければなりません。これのうちからまた候補を選ぶということにつきましては、相当苦心をいたしたわけであります。だんだんそれをしぼって参りまして、何人かの候補をあげ、殿下にもよく御説明をして、私どもの申し上げることと殿下の御決心も合致いたしまして、ことしになりましてようやく進行するようになったわけであります。その間私どもといたしましては、前内閣あるいは現内閣におきましても、総理大臣にはそういった経過を申し上げ、それからそういった大きな根本の方針の変更等についても説明申し上げて参ったのであります。

 皇室会議を開きますことは、先ほど仰せになりました通りに、議長たる内閣総理大臣の招集でございます。もちろん一国の官吏としての立場、議長としての立場から、私どもといたしましては、過去においても十分な御連絡と御意見を伺うということには意を配って参ったつもりでございます。そういうことで皇室会議が開会せられたわけでございます。実際先ほどお述べになりました通り、皇室会議を開くにつきましても、実は皇室会議が設置せられましてから第二回の例であります。第一回は御承知の通りに、新憲法の実施の当時に多くの皇族が下られまして、そのときが一回で、第二回であります。私といたしましてもこの取扱いについては、内々皇室会議の委員であられる方の御意見も聞きながらやったつもりであります。会議が開かれまして、できるだけ経過と資料を申し上げ、私といたしましては、世上でいわれまするいろいろな不安と申しますか、心配ということも率直に申し上げて、御説明をしたわけであります。その結果、満場一致でおきめをいただいたのであります。ただ今回の問題を離れて、将来のことを考えます際に、先ほど摂政の場合の例をお引きになりましたが、要するに結婚の場合におきましては、あくまで憲法の原則と申しますか、これは新しい憲法ばかりでなく、従前からも、これは人間の本質であろうと思いますが、結婚される方の合意がなければならぬわけでございます。事前にいろいろなものを多くの人が公式に論議をして、これを配合するというものではなかろうと思っております。皇室会議におきまする皇族男子の御結婚、将来も起るのでございますが、これはやはり両性、両方の合意というものがなければ、皇室会議の議にはならないのではないかというふうに思います。こういった選考の経過というものを国民に周知させてやるということは、その事柄の性質上、私は避けねばならないことだと考えております。その間においていろいろ派生的な問題が起りますし、人権の問題にも及ぶことであろうと思います。ただ皇室会議に慎重に審議を願うという意味から申しまして、私も今の皇室会議があのままでいいかどうかということは、実は今回当りまして、いささか考えたことでございます。今回の現実のことを申すのではなく、全体を進める上において、たとえば御結婚会のような重大なことを進めます際に、今の制度のままでいいかどうかということは多少私も考えました。まだこうしたらいいのではないかという結論はここで申し上げかねますけれども、単に御結婚のことばかりでなく、摂政の選定等いろいろ重大なことを議する制度でございますから、慎重に検討しなければなりませんが、私も正直に申し上げて、多少当時は考えて、幾らか申したこともございます。そういうような点から考えますと、皇室制につきましても、御発言のようなことが一つあるのかもしれません。どういうふうにしたらば、ほんとうに事を運ぶに容易であって、しかも慎重な審議を尽せるかという行き方について、将来検討すべきものであろう、こう考えます。申し落したことがあるかと思いますが、以上でございます。
○高瀬委員 私は別にこれ以上伺うことはありませんが、実はこういうふうな重大な国事というものは、やはり国会というものは国民の代表というか、国権の最高権威のところですから、こういうことはやはり内閣において公式に国会に報告があってしかるべきものだと思うのです。それは宇佐美さんに申し上げてもなんでありますが、私はその点を特に官房長官に念を押しておきたかったのでありますが、おりませんから、委員長を通してこれをお願いします。委員長、いいですか。特にこういう問題については、やはり公式に国会に内閣が報告する義務があると思うのです。そういうことを特に私は確かめたかったのですけれども、おりませんから、委員長を通してお願いいたします。それから、特に皇室会議のあり方ということについては、宇佐美長官もいろいろ考えておられるようでありますから、内閣においても慎重に考える必要がある。うまくいったときはいいのですが、いろいろ事が紛糾した場合に、あんなやり方、ほんとうの形式的な、イエスかノーかというようなやり方では、非常に国民が安心しない。私はこういう考えでございますから、どうぞ御善処方を要望いたしまして終ります。


○内海委員長 柏正男君。


○柏委員 今までの各委員の御質問を聞きまして、私もいろいろと考えさせられる点がございます。私は、国民の大多数は、自民党の委員さんの言われるような意味で皇太子の御成婚を考えてはいないのではないか、もっと明るい、朗らかな気持でこの御成婚を迎えておる、これが実態ではないかと感ずるものでございます。そうでなければ、これからの天皇制、これからの皇室というものに対して、私どもは安心ができないというように思います。そういう立場において私は、今度の皇太子の御成婚を契機として新しい皇室制度というものが自然に生まれてくるのではないか、そういう感じをいたしておるものでございますが、そういう観点から以下の質問をやってみたいと思います。

 今回の皇太子の御成婚は、皇太子御自身があるいはどの程度に意識されておったかはわかりませんけれども、古い封建的な皇室制度から、新しい時代に即した皇室制度に移っていこうというようにお考えになっておるのではないか、そういうように私どもは感ずるものでございます。すなわち従来の皇太子妃の選定方法と今度は、これが一変してしまっておる。皇太子みずからが、今までは日本民族の上に立つ皇室というようなものから、日本民族の中に溶け込んでいく皇室というような姿に変っていっている。古い意味の皇室制度というものは厳としてやはり中にはあるのでございましょうが、それに挑戦するように今度の新しい御成婚がわいてきておる。これに私ども国民の大多数は明るい希望をつないでおるのではないか、そういうように私は思います。しかしこういう御成婚の問題をまた違った意味で、何か皇室の尊厳を傷つけるように考えておる人たちも、今までの質問の中に出ておりますので、むしろ私どもは意外に思うくらいでございます。私どもは、戦後に民主主義の教育を受けられました皇太子が、身をもってこの時代の流れの中で、封建的なものではない、民主的なものを打ち立てよう、それを実践しようとしておられることに対して、ほんとうに力をかして、皇太子のお考えになる道を実現さしてあげねばならない、そういうように感じます。その意味におきまして、私どもはこのたびの御成婚の式につきましても、ほんとうにそういう皇太子のお気持がどの程度現わされておるだろうか、そういう点について、尊厳というよりもかえって、もっと違った意味合いの心配を感じております。しかしその点について先はほど長官からお話もございましたので、重ねて御質問する必要もないわけであります。皇太子が御婚約をされ、御婚礼の式をあげられて新しい生活にお入りになるという場に入ったわけでございますが、そのことはまた新しく次の天皇としての生活への第一歩でございます。そういう意味からして、果して皇太子のこれからの生活設計が、皇太子の意図されるような、国民の中に溶け込んでいくような皇室というようなものを、これからの生活設計の中に宮内庁としてお考えになっておるかどうか。そういう点について、新しい皇居の造営の問題とか、あるいは皇居の開放論とかいうふうなものと関連を持って、宮内庁ではどういうふうにお考えになっておるか、御見解を承わっておきたいと思います。


○宇佐美説明員 このたびの皇太子様の御婚約が、国民の大多数に非常に明るい気持を与えておるという点は、各種の面から見て間違いのないことだと私も考えております。しかし国の内外を通じまして、こういう問題にそれぞれの立場から他の意見を持ち、あるいは心配をなさる方があるということは、これまた間違いのないことだろうと思います。過去のこういった大きな問題につきましても、常にあったことであります。ただ先ほど来、非常に真情を披瀝しての御質問がございましたが、そういった一部における――将来のために御質問があったことと私はありがたく拝聴しておるわけであります。今回の御結婚がこれによってすぐどうなるということでなく、私が常に申しますように、御結婚は第一歩であります。今後これをスタートとしてりっぱな御家庭を作り、皇室の中心に立っていだたくということこそ願うべきことであろうと思います。そういうような点につきまして国民もまた相協力して、そうしてお互いに日本の将来のために進んで行くべきものであるということを考えるものでございます。われわれそのお手伝いをする立場におります者といたしましては、よく将来のこと、あるいは国民の気持を洞察して、日々そういうような問題を具体的な問題で現わしてこたえていきたいというふうに考えておるわけであります。


○柏委員 今の御答弁で私ども考えております明るい皇太子の御成婚ということに対して、皇室を初め関係者その他においても同じく考えておられることが私どもよくわかるのでございます。それだけに私は、こういう明るい日本の皇室を、再び昔のような菊のカーテンの中に追い込んでしまう、雲の上に押し上げてしまうというような形にならないように、これから天皇側近の皆さん方において特に留意をしていただきたい、そういう感じをいたしております。また正田美智子さんは民間人として宮中に入られるわけでございますから、それだけにいろいろと因襲のあるところにお入りになるので、心配もおありだろうと思います。国民もひとしくそのことを心配しております。普通の家庭でも家風の違うところに参りますと心配でございますが、それ以上の心配を国民がひとしく持っておる。この御成婚がうまくいかないようなことでもあったならば、その責任は一体どこに出てくるだろう。私ども国民のひとしく願うところは、この御成婚がやはりともにしらがの生えるまで、ほんとうに偕老同穴のりっぱな御生涯を送られますように、これを願っております。しかし宮中はなかなかむずかしいしきたりもあるそうで、先ほどお話のありましたように、肉親の方にも会いに行けないというような、あるいはおいでにならなかったというようなことがあるというようなことを聞くだけでも、胸のふさがるような思いがいたします。そういう点から人間美智子さんが人間としての生活を、これからの生涯を宮中において平穏無事にお過ごしになれるように、皆様方、特に御配慮を願いたいという気がいたします。

 その次に私の申し上げたいことは、従来とは異なって民主主義の教育を受けた天皇の時代がくる。今までのような帝王学を身につけられた天皇ではなくして、民主主義を身につけて、ほんとうに人間天皇として初めから教育された方が天皇の地位につかれ、国民統合の象徴としておふるまいになるという、今までと違った新しいケースができていく。その意味におきまして、決して帝王学が天皇に必要なのでなくして、良心至上主義に徹した、りっぱな人間としての天皇をお作りになっていくということこそ私どもは願いたいのでございまして、天皇が特別の教育を受けて、人間とかけ離れた者になっていかなければならないというお考えを持っておられるような発言に対しては、私どもはどうしても賛同いたしかねる。今の小泉さんがやっておられるような教育の仕方をこそ、私ども国民の大多数の者が、ほとんど全国民と言っていい、すべての人々がそういうことを願っているのではないか。今の皇太子に対して私ども日本民族が希望をかけ、期待をかげておるゆえんのものは、りっぱな人間としてすくすくと成長しておる純真な人である――そう頭脳明晰だというような感じをみんな持っておりません。そうでないが、人間としては実にりっぱな皇太子が、この次には天皇になられるのだというところに、日本民族の希望があるのだ、そういうふうに声なき国民の声というものを私ども感ずるものでございます。それだけに曲げられた教育をされていくというようなことはなるべくチェックしていただいて、今のようなりっぱな民主主義の教育を身につけられた天皇ができていかれることをお願いいたしたいと思っております。今まで明治憲法のもとにおきましては、確かに天皇は最終の決定権者でございました。それだけに私どもは最終の決定権者である天皇に対しましては、ほんとうに人間としての能力の最善なるものを要求しなければならなかったと思います。ある意味におきましては、明治天皇は確かに人間としても私らが考えられる能力の面から見ましても、最上級のお方であらせられたと思います。しかしそれに続く大正、昭和におきましては、明治天皇に求めた最上級のものを求めることは不可能であったと思います。明治憲法のようなほんとうの天皇制のもとにおきましては、天皇の人間としての能力が問題になっておったと思います。しかしながら新憲法におきましては、天皇はもうすでに最終の決定権者ではありません。その意味におきまして私は天皇が最終の決定権者でないそういう事態に即して、天皇が生物学をおやりになろうと、歴史学をおやりになろうと、それは天皇の自由であり、天皇もその意味において人間として十分にお好きな道をお進みになってけっこうだと思います。しかしながら私どもは天皇が国の象徴であるという点から見まして、皇室の天皇はいつもりっぱな状態であるようにおしつけを願いたいと思うのでございます。その意味からいきますと、先ほど受田委員からもお話がございましたが、現天皇におかせられては少しく身体的障害というようなものもこのごろはおありになるのではないかという懸念を私どもは感ずるのでございます。たとえば最近にございました開会式当日の天皇の御様子を見ましても、顔色はなはだすぐれられない、あるいは御歩行においてもまだ五十何才のお方にしてはしっかりされていない、言語もあまりきちっとされていないというような点から見ますと、あるいは天皇御自身に身体的障害というようなものでもおありになるのではないかという懸念さえ持つものでございます。かりにもしそういう事態でもございますものならば、皇室典範にも憲法にも規定されております摂政を置かれるということを、当然に宮内庁あるいは側近において何らかの形でお考えを願うことが出てくるのではないかという感じがいたします。そういう意味で今は一つの段階に来ておる。先ほど天皇退位のお話もございましたが、退位はいろいろの面でもし実現できないといたしましても、摂政を置かれるということは、憲法においても皇室典範においても定められておることでございますから、その限度においてこの際皇太子の御成婚を一つの機会にして、摂政を置かれるということについて何らかお考え合せになったようなことがございますかどうか、そういう点について伺いたいと思います。


○宇佐美説明員 皇太子殿下の明るい御結婚について、こういった気持を発展して明るい皇室、明るい国ということにつきましては、先ほど申し上げました通り私どもが今日がスタートで、この気持がほんとうに実りますように努めるべきものであると考えております。明治時代と現在におきましては、天皇の地位も変って参り、明治、大正、昭和と比較いたしまして、そのときの国家の情勢、社会の情勢、そういった諸制度、あるいはおそれ多いことでございますが、各天皇の御人格またそれぞれ御特徴があることと思います。常に同じ方ということはあり得ないわけでございます。日本将来のためにこの新しい感じ、国民とともに進まれるというお気持を大いに今後発展すべきであるということにつきましては、私どもそういうことで努めて参りたいと思います。ただお述べになりました陛下の御健康につきましては、最近数年間おかぜもおひきになったことございません。何ら御支障ございません。従ってただいまお述べになりましたようなことは夢にも考えたことはございません。


○柏委員 健康の点につきましては、おそばにおられる皆さん方の方がいつもごらんになっておられるので、かえってお気づきにならないのではないかというようなことさえ私どもは考えます。私どもはほんとうにときたま天皇にお目にかかるわけでございますが、ときたまのものであるがゆえになお、過去数年来の健康がお悪いのじゃないかという懸念を持つものでございます。そういう点は民間でございますればすぐ、顔色が悪いよ、人間ドックにお入りなさいということが言えるのでございますが、そういう精密検査というようなことをおやりになったことがございますか。


○宇佐美説明員 両陛下初め皇太子様、皆様方の御健康につきましては侍医が数名おりまして、常に拝診をいたしております。一切御心配ないことと存じます。


○柏委員 それではその点は私ども安心いたしますが、次に憲法改正の問題と天皇制との関連につきまして、現在憲法調査会においては第三委員会か何かでもって、すでにこういう問題は取り上げられていると思っております。こういう現在の流れの中におきましては、天皇制が憲法改正の問題の中に取り上げられるときに、昔の天皇制に返していくというような力が非常に多く動いております。民主主義政治への反動の形として、憲法改正と天皇制の問題とが結びついております。そういう状態ではございますが、しかしながら私どもが皇室の永遠の安泰という点を考えますと、現在皇太子御成婚において見られるような、すなわち皇室が今までの菊のカーテンをはずして、国民と一緒に溶け込んでいくというような姿、また先ほどお話のございました三笠宮の紀元節反対の態度と申しますか、お話というものが、かえって国民には皇室を身近なものとして感じさしていく。ある一部の人は、皇族の身分でそういうことを言うのはけしからぬというように言われるかもしれませんが、国民の大多数は、そうじゃない、なかなか三笠宮様は公平にものをお考えになっておる、皇室をして誤まらしめないようなものの考え方を持っておられるのだというように感じておるのじゃないかと私どもは考えるものでございます。そういうように、いろいろな意味合いから見まして、皇室が菊のカーテンをみずからおはずしになって、国民に溶け込もうという状態にありますだけに、この憲法改正の問題の中に天皇制が昔の姿になって返っていくというようなことは、かえってひいきの引き倒しになっていくのではないかということを私どもはおそれます。そういう意味で、宮内庁としては、こういうことに対して積極的に、天皇制をどういうようにするのか、あるいはまた将来においてもっと違う形に変えていこうとするのか、また皇室会議のようなものにそういう問題をかけて考えてみるというようなことがありますものかどうか、そういう点についてお話を承おりたいと思います。


○宇佐美説明員 憲法改正と皇室というものとの関係についてのお尋ねでございますが、現に政府では憲法調査会を設置せられまして調査の途中でございます。それはわが国としてきわめて大きな、全国民が関心を持つ政治的な問題でございまして、特に皇室のお世話をいたしております宮内庁といたしまして、そういう問題についてただいま意見を申し上げることは適当ではないと私どもは考えております。ただ歴史というものは昔のままには返らぬ、そのままには返らぬということを私はいつも考えております。


○柏委員 では最後に、実は私は昨日あるところから印刷物を届けられたのですが、その中に非常に不敬なことが書いてありますので、ちょっとそれを御披露します。その中には、粉屋の娘が殿下と呼ばれるようになり、さらに陛下というように敬われるということ自体からして、皇室の尊厳がなくなる、国民の尊崇というものが薄くなるのではないか、天皇制がそういう点から廃止されるのではないかというようなことを書いた印刷物を受け取りましたが、そういう点を考えますと、私どもは全く反対の考えを持っておるものでございます。これらは明らかに国粋主義の――昔国粋主義というのがございましたが、そういう国粋主義というか、あるいは右翼的といいますか、そういう非常に偏向したところではそういう考え方を持っておるということが考えられるのでございます。そういうことは、天皇を神格化しようという考えがあればこそ、今のような言葉が出るのでございまして、こういう考え方は、伊勢神宮を特殊化していこうとか、あるいは二月十一日の紀元節の復活をしようとかいうようなことに対する一連の連なりのある考え方であるといわざるを得ないと思っております。こういうことは、一つの皇室への忠誠のように見受けられるのでございますが、ほんとうはただひいきの引き倒しになっていく。皇室の永遠の安泰のためには、皇太子妃の選定に見られますような民主的な皇太子の考え方の方向が、私は実に大事な方向ではないかと考えます。そういう意味におきまして、宮内庁におきましても歴史の進み方に歯車を合せて、新しい社会制度がどういうように変革をいたしましても、永遠に日本民族とともに繁栄していける皇室制度を確立する。単なる目の前に見えるものだけでなくして、永遠に日本民族とともに生きていく皇室制度というものについて深くお考えを願って、国民の上に特殊な存在として作っていくという考え方よりも、もっと国民の中に溶け込んで、日本民族のほんとうの象徴として伸びていくというように一つお考え願い、新しい皇室制度もお考えいただくようにお願いいたしまして、この質問を終りたいと思います。


○内海委員長 次に菊池義郎君。


○菊池委員 宮内庁長官にお尋ねいたしますが、この皇太子殿下の御成婚につきまして諸説ふんぷんとして、国民はいろいろの誤解を抱いておるのでございます。私は、皇太子が平民の娘をそのきさきとして選ばれたことを非常に喜んでおります。平民であろうが新平民であろうが、粉屋の娘であろうが何であろうが差しつかえないと私は考えておるのであります。こういう点において、私は欣快にたえないと考えておりますが、その婚約の過程においていろいろの謀略、策略が行われておるということが、最近の週刊雑誌やその他の刷りものにおいて世間に流布され、これによって国民が非常な疑惑を抱いて、国民の頭は割り切れないような感じになっておるのであります。この際それが事実であるかいなかを長官から明確に発表されて、そうして流説の真偽を明らかにして下さるならば、国民は晴れやかな気持になり得ると思うのであります。私はもう時間がございませんので、端的にせんじ詰めて要点々々だけ申し上げますから、長官も簡単にお答えを願いたい。

 まず第一にお伺いしたいのは、この婚約の前に、美智子嬢は二十五人の見合いをしておられた。そして最後に波多野という青年と婚約、これを破棄して皇太子の方に振りかえたというようなことが流布されております。週刊雑誌に出ておりますが、これは事実でありましょうかどうか。


○宇佐美説明員 非常にりっぱな方で、従前にもいろいろ結婚のお申し込みがあったように伺いますけれども、お尋ねのようなことは全く聞いたこともございません。


○菊池委員 片一方にそういう婚約がありながら、これを破棄して婚約をするということは、世俗、人情に反し、道義をじゅうりんし、将来の国民の象徴たるべき人を作り上げるにはふさわしいことではないと思うのでございます。そういう婚約者があるかどうか、その点をお伺いいたしたい。波多野という青年です。


○宇佐美説明員 全くないものと考えます。


○菊池委員 もう一つ重大なことは、この婚約を運ばれた方々、運動に当られた方々が全部カトリック教徒である。前の田島長官もカトリック教徒であり、それから宇佐美長官もカトリック教徒であり、小泉信三氏もカトリック教徒であり、それからしゅうとになられる正田英三郎氏もカトリック教徒である。それから最高裁判所長官の田中耕太郎氏もカトリック教徒である。カトリック教徒の一連のからくりによってこの婚約が運ばれたという説が流布されておるが、これはいかがであるか、承わりたい。


○宇佐美説明員 関係なさった方々がどういう宗教であるかということは、私調べたことはございませんので、責任を持ってお答えいたしかねますが、私がカトリック教徒であるなどということはとんでもない間違いであります。ただ出身せられた聖心学院というのはカトリック系の学校でありますが、御本人は洗礼を受けておられない。あるいはカトリックが将来皇室に対して何らか影響を持たないかという心配をせられた方々が世上あるということは聞いたことがございます。しかし、もちろん美智子さんは洗礼を受けておられませんし、学校当局においても非常に慎重な態度をとっておられまして、この問題に対しては何ら御心配はないと考えるのでございます。従って、過去においてこの問題についてカトリック系の陰謀があったなどということは全然根拠がございません。


○菊池委員 もう一つ、この御結婚の話について、天皇皇后両陛下を初め皇族の方々がみな反対されたという説が流布されております。皇室会議が終りまして、その報告を宇佐美長官から天皇陛下に申し上げると、天皇陛下は怒られたお顔で、ふんまんやる方ないお顔で一言も発せられなかったというようなことも流布されておりますが、これはいかがでありますか。


○宇佐美説明員 今回の御結婚につきまして、御両親陛下であります両陛下その他皆様の御反対があって、進め得られるものではございません。ましてやただいま申されたようなデマは、取るに足らぬものと私は思います。


○菊池委員 さらに、皇室会議が開かれたのは十一月二十七日でございますが、その前十一月二十四日に、宮内庁は公電をもって館林に通知しております。こういうことは、皇室会議を無視し、皇室典範を無視し、国民を愚弄するもはなはだしき行動であるといわれても弁解の余地はないと思うのでありますが、この点はいかがでありましょう。


○宇佐美説明員 皇室会議の前に館林に電報を打ったなどということは、思いもよらぬことであります。ましてや館林に宮内庁がどうして電報を打つか、了解に苦しむところであります。


○菊池委員 別の問題に移りますが、東宮御所の造営であります。われわれは、赤坂離宮がありますので、国会図書館がドイツ大使館の跡に建ちますと、そこへ国会図書館を移して、東宮殿下が移られるものと考えておりました。ところが、もうその国会図書館の引っ越しまでそう長くもないのに東宮御所を建てるということは、費用は少いといたしましても、国民に与える影響がいかにもおもしろくないと思うのであります。それで、こういうことについては長官から天皇陛下にも進言し、東宮御所の造営は見合せて、御所ができてから赤坂離宮に引っ越されてはどうかというくらいのことはおっしゃられてもよかったのじゃないかと思いますが、この点はいかがでございますか。


○宇佐美説明員 御質問の趣旨は、皇居の建設と皇太子殿下の御所の関係でございますか。赤坂離宮でございますか。


○菊池委員 東宮御所です。


○宇佐美説明員 赤坂離宮が国会図書館に移管されまして、今国会図書館の所管になっておるわけでございます。それがあるのに東宮御所を作るのはおかしいじゃないかという御質問のように伺いましたが……


○菊池委員 引っ越しまでしんぼうせられてはどうかということです。


○宇佐美説明員 国会図書館がいつ新しいところに移られて、あとどうなるかということはまだきまっておらないことでございます。しかも一方皇太子様の御殿というのは、お一人でも非常に狭いのでありまして、御結婚を控えましてどうしても早く建設しなければならないという事情に迫られてお願いいたしたわけであります。あるいは世上説をなしで、皇居ができないのに東宮様の御所を作るのは早いのじゃないかという説を聞いたこともございますけれども、しかし実際の必要に迫られていたしたことでございます。御了承をいただきたいと思いますし、もう一つは、今国会図書館の入っております赤坂元離宮は、住居としてはとうてい使いにくいところでございます。これだけは申し上げておきたいと思います。


○菊池委員 そうすると、赤坂離宮ががらあき状態になったときには何に使うのですか。


○宇佐美説明員 現在国会図書館の所管でございまして、その後につきましてはどう措置されるか、まだはっきり決定はいたしておりません。しかしながらあれを国会図書館に移管いたしましたときに、皇室経済会議にかけておるわけでございますが、そのときの議事録を見ますると、希望としては、国会図書館が不要になりましたときは皇室の用に供するようにしてもらいたいという希望は出ておる。しかしそのあとのことはまだはっきりきまっておるわけではございません。


○菊池委員 そうしますと、東宮御所を今度新築するということは、要するに結婚のためにというだけでございますか。


○宇佐美説明員 現在お一人だけで外交団にお会いになりますとか、そのことでも困っております。また御結婚になりますればいよいよそれが激しくなるわけでございます。そういう全般的の考慮からいたしたわけでございます。


○菊池委員 国民の中には、家なくして困っております数百万の同胞がありますし、また失業者も三百万もあるということですが、そのくらいなら皇居を利用することもできようし、今の仮御所を利用することもできましょうし、どうにでもできると思いますが、皇室に限ってはそういう融通がきかぬものでございましょうか。


○宇佐美説明員 皇居の中の諸建物もきわめて狭隘でございます。またそういうわけで彼此融通すると申しましても簡単でございません。お述べになりましたように、国民の生活を重視しますならば、いろいろ問題もございましょう。しかし私どもといたしましては、昨年来国会の慎重な御審議を経て予算をいただいておるわけでございます。


○菊池委員 間組から七千万円の工事を一万円で受けると好意的に言ってきた。ああいう話は喜んで受くべきではないかと思いますが、いかがでございましょうか。向うはせっかく寄付しようと言っておるのに……。


○宇佐美説明員 東宮御所の建設につきまして、御審議になりました通りに、宮内庁の予算に上って、それを建設省に全部委託してございます。建設省が入札その他を進めておられることでございます。この間の問題につきましては、そういう申し出をせられた方の純粋なお気持をわれわれはもちろん疑いたくはございません。そういう意味で申すわけではございませんが、そういった全国民の上に立っておられる皇太子様、皇族、皇室の方々としては、一人の方の恩恵を多く受けるということはできない。これは憲法のいろいろな条章から見てもはっきり出ていることだと思います。


○菊池委員 最近皇居の移転論が盛んに行われて、読売新聞あたりで取り上げて議論まで起しておりますが、私は欧州あたりの宮城を見て、日本の皇居は世界の名城であると考えております。イタリアのローマ城、シナの北京城、エジプトのカイロ城を見ましたが、外観の美において日本の宮城に及ぶものはない。あそこから皇居を取りのけたら、世界の使臣は楽しみに来るのでありますから、彼らは失望するだろうと思います。宮城の上空の空気が悪いとかなんとか言っておりますが、それなら下町のあんな空気の悪いところに住んでおる何百万の住民は、死んでもいいのかということになるのであります。長官はこの皇居移転論についてどうお考えになりますか。また陛下はこれについてどういうお考えを持っておられますか。それを伺いたい。


○宇佐美説明員 皇居は戦災によって焼失いたしまして、その後事務所の一部を使って今日に至られたわけであります。講和条約ができましてから諸外国からの使臣もふえますし、国賓その他来訪者も非常に多く、国の力の充実とともにそういった行事も非常に多くなっております。前から国民の中におきましても、早く皇居を作るべきではないかということが盛んにわれわれの耳にも入って来るわけでございます。しかし陛下の従前までのお気持と申しますのは、戦後の国民の生活上の困苦をしのばれまして、常に先憂後楽というお気持から、今までこういう問題について触れることを私どもにはお許しにならなかったのが事実でございます。しかしいずれかはこれは建てなければならないという問題が起って参るわけでございます。われわれとしてもいろいろ調査をいたしておったわけであります。しかしその過程におきまして、皇居の位置その他についていろいろな意見が昔からございます。最近起ったわけではございません。新しく皇居を作るといたしますれば、その位置とかあるいは今までしばしば熱烈に出ております、国民が献金をしたいという各地における希望、その他建築のやり方につきましてもずいぶんいろいろな意見を申されます。ほんとうに全国民の皇居として考えるということにおきましては、単に宮内庁だけで事務的に結論をつけてしまうということは適当でないということで、今回皇居造営審議会を作り、広く御意見も聞いて、その上で慎重に進めたいというふうに考えておるのであります。ただ私どもはこの問題を解決するについては、宮殿あるいはお住居、あるいはまた陛下の御日常の模様でありますとか、世間でいわれます各種の条件を考え、しかも単に理想論でなくて、日本の経済にも合う点を考えなければならないというふうに考えております。私どもは今の皇居は一つも手をつけてはいけないというような考えはもちろん持っておりません。そういった意味におきまして、これは将来のために慎重に考えなければならない問題でありまして、単純な開放論という問題については、私は直ちに賛成いたしかねる次第でございます。


○菊池委員 つまり開放ということは、あの宮城から皇居を移転することでございますが、あの宮城から皇居を別のところに移転するということについて、長官はどうお考えになりますか。これをお伺いしているのです。現在の宮城内に皇居を置いた方がいいとお考えになりますか。ほかのどこかに移転した方がいいとお考えになりますか。陛下はこれについてどういうお考えを持っておられますか。その点をお伺いしたいと思います。


○宇佐美説明員 私どもの今までの事務的な調査では、諸種の条件から見て宮城内に作るということでいろいろな資料を集めつつございます。しかし今お尋ねのありました陛下がどうお考えになっているかは、審議会を作ろうという前に申し上げる時期でないというふうに私は考えております。


○菊池委員 結婚式に招待する外国の使臣の席順はどういうふうになるのですか。


○宇佐美説明員 今回の御結婚式において、多少他国の例もございますが、特派使節というものは前例によって受けないということでございます。ただ外交使節、外国使臣というものは、おそらく祝宴にお招きがあるだろうと思います。その席順ということでございますが、これはおのずから国際慣例によって、外務省とよく打ち合せたものがございます。おそらくそれによることだと思います。


○菊池委員 英国のエリザベス女王の戴冠式に皇太子が行かれたときに、その座席が実に右を見ても左を見ても黒人種ばかりであった。それで皇太子は憤慨されたということであった。今度の結婚式においては、英国の大使だけは黒人種の中にまぜてすわらせてもらいたいと思います。その点どうでしょうか。


○宇佐美説明員 皇太子様が戴冠式においでになって、そういう御感想を漏らされたということは、私は聞いたことはございません。席順はおのずから国際慣例があるので、今のようなまぜるということは、どうも解しかねることだと思います。


○菊池委員 それから結婚式が昔ながらの衣冠束帯、これはどうも南方の風俗のようで、世界各国に何となく日本が野蛮国のような印象を与えやすいと思うのであります。衣冠束帯というものはやめにして、最近の流行の洋風で一切がっさいやってしまったらどんなものですか。


○宇佐美説明員 過去の歴史に基かないで、新しくここでものを考えるとなれば、あるいはその場所柄も考えていろいろな案も立とうと思います。やはり皇室は一つの伝統に立っておられる、こういった大きなおめでたい儀式、結婚式場の場所柄を考えましても、やはりこれに合った服装をなさるべきだと思います。祝宴その他のときの服装は、これはまだはっきり決定いたしておりませんけれども、殿下が洋装をなさるか、あるいは妃殿下になられる方が和服になさるか、そういう点は今慎重に考えつつございます。


○菊池委員 別のことでございますが、皇太子殿下にしても陛下にしても、政治、経済学をさっぱり研究せられないで、生物学ばかり研究しておられるのでございますが、これからは皇太子にも政治、経済の学問を熱心にさせ、国際情勢も勉強させなければならぬというように私は考えておるのです。生物学の研究ばかりではどうも心配だと思う。日本が第二次大戦に突入したのも、天皇陛下が国際情勢を知らないで生物学ばかり研究して、カエルの目玉やホタルのしりばかりいじっておられた結果、とうとう軍部に押し切られて、ああいう悲惨な目に日本を陥れたのでございますが、これを考えるにつきましても、やはり天皇というものには政治経済学をしっかりやっていただかなければならぬと思うのでありますが、そういう点は長官はどうお考えになりますか。


○宇佐美説明員 ただいまの御発言は私どもはきわめて意外で、私どもはそういう認識は全然持っておりません。特に陛下や皇太子様が生物学ばかりというようなことは、全く根拠のないことでございます。現に外交問題については、毎週のように外務省の専門家に聞いておられます。経済問題についても、時々その道の人を呼んで聞いておられますし、皇太子様も御勉強になっておられます。皇太子様も今後だんだん学校を出られまして、そういう政治、社会、あらゆる問題についての御認識を深めていただく方針のもとに現に進めつつございます。御安心をいただきたいと思います。


○菊池委員 それから天皇という名称でございますが、外国語に訳しようがないそうですね。ヘブン・エンペラーというような訳はない。天皇という実に古めかしい、いかにも新興宗教のような名前で、われわれは聞き苦しいのでありますが、何とかこれを改めて――日露戦争当時には、宣戦の詔勅にも、大日本帝国皇帝となっていました。皇帝とか大帝というように現代語に改めてはどうかと思いますが、そういうことについて長官に何か構想はございませんか。


○宇佐美説明員 天皇ということにつきましての御発言でありますが、長い歴史と、現代の憲法、日本国民の大多数の感情から、そういうことは、私はないものと考えておるのでございます。


○菊池委員 さらに宮内庁の機構でありますが、一万人から現在は千人近くに減らされている。けれども、世界の宮廷を見ましても、千人もの吏員を擁している宮廷はどこにもない。日本がこういう貧弱な国家でもって、千人近くの吏員を擁しておるということは、いかにも不均衡であると思うのでありますが、これを敗戦の今日において、また陛下も今までの大権を失われた今日におきましては、そうたくさんの吏員は必要はないと思う。これは二分の一でも、あるいは五分の一でも私は間に合うのではないかと思いますが、これを大々的に削減して、三分の一ぐらいに減らす、そういったお考えはございませんでしょうか。


○宇佐美説明員 宮内庁の陣容につきましては、今仰せになりましたが、終戦当時においては約六千二百名でございました。現在千人以下でございます。もっとも六千といううちには、農林省に移管いたしました帝室林野局、それからただいまの国立博物館、学習院等、仕事とともに移ったものを除きましても、当時の三分の一でございます。終戦後十回以上にわたって徹底的に一人々々の仕事の内容を見て、減らしてきたわけであります。しかもわれわれといたしましては、中の配置転換につきましても、急不急を見ながら極力増員を避けていたしておるわけであります。われわれとしまして、終戦後とあまり変らないいろいろの諸施設を擁して、三分の一以下の人で全力をあげてやっておる状況でございます。外国との比較もございましたが、イギリスの王室等につきまして、幾ら向うへ行って調べてもなかなか実はわからない。しかし最近統計年鑑等を見ましても、課長ぐらいの幹部だけでも四百人、その下は幾らいるかわからないのであります。そういうようなことで、数というのは全国に散っている御陵七百八十カ所の管理まで含んでのことであります。私どもは現在の状況が多過ぎるということは現在考えておりません。しかし将来事務の必要によって――たとえば外国関係が非常にふえつつございますけれども、増員もいたしておりません。それは中のやり繰りをしてやっておるような実情でございます。


○菊池委員 千人ということは外務省とほぼ匹敵しているのでありますが、外務省にほぼ匹敵するぐらいの人員を擁するということは、今の宮内庁としてはあまりにも多過ぎると考える。この点一つ御工夫を願いまして、私の質問は終ります。


○内海委員長 高橋禎一君。


○高橋(禎)委員 もう時間もだいぶおそいようですし、あともう一人いらっしゃいますから、簡単に今日の委員会で出ました問題に関連して、長官に二、三お伺いをいたしておきたいと思います。

 私は宮内庁に対して非常な理解者といいますか、同情者といいますか、そのお立場を理解して、ほんとうにお気の毒だ、かような感情がわいてくるのであります。と申しますのは、昭和二十年、敗戦後占領政治の時代、これは日本の天皇制に対するいわば革命期といいますか、国民の天皇制に対する考え方が非常に動揺をした時代であります。ところが独立いたしました今日においても、一部には天皇制を否認するような考え方の人もありましょう。それからまた一部には、今の憲法の表現しておる天皇が日本国の象徴である、日本国民統合の象徴であるという、そういう言葉をもってしたのでは、まだいわゆる天皇制に対しての表現としては不徹底であるといったような考え方の人もありますでしょうし、天皇制についての考え方はいろいろあるわけであります。その間にあって、憲法は天皇制を認めているわけでありますから、天皇制を擁護し、憲法を守っていこうということに非常に関係の深いお仕事をしておられる宮内庁としては、なかなか仕事のやりにくい面があると思うのであります。しかしそのむずかしいことは、国民大多数は承知しているわけでありますから、憲法その他の法制の精神に従って、強い信念を持って私はお仕事をやっていただきたいと思うのであります。

 そこで、それに関連いたしましてお尋ねをいたしますが、天皇、摂政については、憲法に憲法擁護の義務を明らかに規定をしているのであります。御承知の通り第九十九条に、「天皇又は摂政」云々は、「この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」こういうように規定しておりますから、私は天皇御自身は、天皇制を擁護していこうということに対しての国家的な大きな責任をやはりお持ちになっておるように思われるのであります。ところが一般の皇族の方は、一体どういうふうな御関係にあられるか。お尋ねいたしますのは、国民全体が憲法を尊重し、憲法の認めている天皇制を守らなければならない責任があると思いますが、皇族の方々は、いわゆる普通国民と同じような意味においてであるか、あるいはまた天皇と格別御関係の深い方々であるから、天皇に準じての立場において天皇制を擁護していく責任をお持ちになっているのであるかどうか、その点についてのお考えがありましたらお聞かせ願いたいと思います。


○宇佐美説明員 皇族のお立場の御質問でございますが、現在の皇室典範におきまして皇位継承権の義務をになう方、皇室として法律的にも、その経済的な面においても、いろいろな規定があるわけであります。それはあくまで皇位継承権者としての責務であろうと思います。それだけに国家的な配慮がなされておる。従ってそういうお立場でございますから、よけい中立な立場におられて、それぞれの立場においで国のためにお尽しになるということであろうと思います。昔の規定によりますと、天皇は皇族を監督するというような規定もございました。今はございません。またその経済の立て方の問題、あるいはそこに勤めます職員の問題にいたしましても、あの規定のできましたのがまだ占領下の時代でございまして、占領軍の方のいろいろな意向も相当多く入ってきたのではないかと想像されます。今から見ますと、いろいろ実情に合わないような点もあろうかと思いますが、そういう点のはなはだしいところは多少訂正を国会でお願いしたこともございます。そういうような意味で、皇族という方が、やはり天皇の御一族と申しますか、そういうお立場から今申し上げましたようなふうに、りっぱな行動をしていただくようにわれわれは念願をするわけでございます。


○高橋(禎)委員 今長官のお話のありましたように、やはり皇族は一般国民とは異なった立場において、天皇制を擁護していくという責任があると私は思っておるのであります。そういうことになりますと、その責任を果されるために、やはり教育の問題も起ってくると思うのであります。学校教育、それから世間でいうその他の社会教育と言ってはちょっと表現が正しくないかもしれませんが、学校教育以外の教育によって、その線に沿ってほんとうにその職責を果されるようなことが必要であると思うのでありますが、皇族の方の教育に関して、宮内庁ではどういうふうな配慮がなされておるか、また制度上どうなっておるか、それについてお尋ねいたしたいと思います。


○宇佐美説明員 皇族と申し上げましても、陛下の御膝下にあらせられます未成年であられる方は、清宮様だけであります。そのほかの方はすでに成年に達しまして、学校を出て、それぞれ研修を積んでおられるわけであります。そのほか秩父、高松、三笠宮関係は、すでに相当のお年でございまして、一家をなされておりますので、特に私どもは教育というような面について何らいたしておりません。ただ三笠宮様のお子様が御五方おられますが、これは御両親が慈愛の目でもって教育なさっております。まだお小さいのでございまして、宮内庁としてはただいまのところ特に御方針なり、いろいろなことについて申し上げたこともございません。その御家庭において今御教育をお進めになっておるわけであります。まだ上の方が中学でいらっしゃる程度でございます。


○高橋(禎)委員 天皇それから皇族の点については今のお答えによりましてわかりましたが、今度は皇族でない、いわゆる御親族の方々については、これはもう一般の国民と同じであるか、あるいはまた先ほど来お話のあったような立場にあられる方々の親族であるという立場で、宮内庁としては、いわゆる皇室を守り、そして日本の天皇制、すなわちそれは憲法ということになりますが、守っていくために格別の配慮がなされておるか、あるいはそうでないか、その点いかがですか。


○宇佐美説明員 ただいま仰せの通りに、皇族でおられて御結婚等によってすでに皇族の籍を離れられておる、あるいは新憲法と同時に皇族籍を離れられた各宮家、あるいはその他の御親族の関係は、今お話のございます通りに、これは一国民としてのお立場でございまして、宮内庁でとやかく干渉すべきではございません。ただわれわれ皇室の私的な面についてのお手伝いをいたしておりますから、何か御連絡でありますとか、何かの御希望等がございますれば、お世話するときもございますが、これはあくまで役所の仕事ではありません。


○高橋(禎)委員 天皇及び皇族の方々が、先ほど来話に出ました人間としての幸福な生活を送っていただくように、国民は一人残らず念願しているわけであります。さらにその上に憲法上りっぱな立場にあられるのでございまして、またそれが確立擁護されていくということを、国民の大多数が念願しているわけでありますから、国民のその気持を尊重し、それを失望さすといったようなことのないように、私どもは現在のごとく将来もあっていただきたいということを念願しているわけでありまして、やはりそれには教育という問題が非常に関係があると思いますので、それらについても特段の御配慮が願いたい。また法制上必要なものについては、やはりその制度を確立する必要もあると思いますので、それらについてお考えがあれば伺いたいと存じます。

 次に、今度は物的設備の問題であります。皇居運営に関しての審議会設置法が提案されているわけでありますが、私どもりっぱな皇居の造営されることを希望する者の一人でありますが、ただこの場合に考えなければならぬと思いますことは、私、外国をちょっと回ってみましたところから受けた印象、あるいは日本の歴史及び現在残存している有名建築等を見まして、りっぱな建物というものが何かそこにやはり人間に対して大きな影響を与え、意味を持っているということを痛感しているわけであります。従ってやはり日本の国の象徴としての天皇のお住居なり、または憲法上認められておるお仕事をなさる関係、それからさらに国際的な影響というようなことを思いますときに、私は日本的な、そして非常にりっぱなものを造営されることが必要だ、いたずらに外国式のまねをしただけの建物で、バラックのような印象を与える。とても外国のまねをしましても、外国の宮殿のような大きなものを作るということはなかなか容易でない。それにまねをして洋間を作っても、それがまた貧弱であるということではいかぬので、やはり天皇制はその制度そのものが日本のいい伝統といいますか、国民の気持の現われでありますから、天皇がお住まいになりあるいはお仕事をなさる場所というものも、やはりそういう考えをくんでやられる必要がある。もちろんこういうことについては審議会等において十分検討されることであると思いますけれども、それらについての資料、お考えというようなものを、十分国会あるいは審議会等に出していただくようにされることがいいと私は考えておるのでありますが、それらについてはどういうふうなお考えでしょうか。


○宇佐美説明員 将来建設さるべき皇居の様式等についての御発言でございますが、私どももいたずらにヨーロッパのまねをする必要はないのじゃないか、私参ったのではございませんが、宮内庁から調査いたしました報告を見ましても、非常に歴史的なものが多いのでございまして、とうていそれをそのまままねることができないのは当然でございますし、日本で建てます以上は、日本の建築の技術と日本的な現代の建築最高の技術を合せて取り入れてやるべきだろう。もちろん様式等は周囲の風光その他にもよることでございますし、なお大ぜいの方が入られることでありますから、利用の面からも十分考えなければならぬ。またこれは何事でもそうでございますが、やはり質素にやってはどうかということ、いや豪華でやれという説もありましょうが、しかし宮殿と申しますか、皇居としてふさわしいものでなければならないと私は思っております。また昭和のほんとうにいい建築だといわれるような工夫をしなければならないというふうに思っております。


○高橋(禎)委員 では最後に同じようなことになりますけれども、希望を述べておきます。こういう問題については、いろいろの意見が出ますが、ただそのときに出た雑然とした思いつき等に押し流されるというのではなくて、憲法の認めておる天皇制を守るために、私はやはり皇居というものの規模その他が非常に影響すると思うのでありまして、人の問題、物的設備の問題等を十分総合的に考えて、大いに天皇制を守っていこう、憲法を守っていこう、そういう考えで一つ進めていただきたいということを特にお願いをいたして、私の質問を終ります。

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/031/0388/03102060388005a.html



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平井義一 (政治家、没年不明) - Wikipedia

平井 義一(ひらい ぎいち、1913年3月 - 没年不明)は、日本の政治家。元衆議院議員(5期)。


経歴

東京都出身。明治大学法学部卒。東京地方専売局に勤務した後、計理士となり、麹町区議、東京市会議長秘書を歴任する。1947年の第23回衆議院議員総選挙で福岡4区から日本自由党公認で立候補して初当選。以来5期務める。

第4次吉田内閣で郵政政務次官に就任する。1955年の保守合同により自由民主党衆議院議員となる。

1960年の総選挙で落選。その後も複数回総選挙に出馬したが、いずれも及ばず、国政復帰はならなかった。

このほか横綱審議委員、日本プロレス協会長などを務めた。

1972年にはシングル「部隊長」(キングレコードに製造を委託した自主製作盤。品番:NCS-387)で歌手デビューもしている(B面は神田たかし「青年の歌」)。


参考文献
『議会制度百年史 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E4%BA%95%E7%BE%A9%E4%B8%80_(%E6%94%BF%E6%B2%BB%E5%AE%B6)



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それにしても、正田家と美智子さんの うさん臭さを国会で追及した平井議員の消息が不明って…怖いですね。

これでも皇后擁護? やり放題になった乱脈皇室 2015-12-02
https://ameblo.jp/kusanagi-turugi-2014/entry-12101934575.html


それにしても、美智子さんのうさん臭さを国会で追及した平井議員の消息が不明って…怖いですね。


こちらは↓数ヶ月前から保存していた資料なのですが、

第三十一回 国会衆議院 内閣委員会
昭和三十四年二月六日(金曜日)午前十時十九分開議
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/031/0388/03102060388005.pdf


言及するには「続日本記」まで解読、その他勉強と関連資料集めがたくさん必要で一日延ばししている内に、不定期更新になってしまいました。

絶句するような、大変なことも述べられています。

いつ、きちんと学び解析できるか分かりませんので、とりあえず第一級「資料」として皆さまにご提示します。この記録もこの所、ぼちぼち表に出始めていはいるようだし。

これに併せて、美智子さまが大左翼政党社会党に支持されての入内であったことを、ぜひご記憶ください。またカトリック団体からの応援があったことも。

こちらの国会記録を通読してまず思ったのが、皇室への敬意は昔のほうが強かったと一般に思い込まれていますが、戦前はともかく戦後の数年間は皇室への国民への視線は非常に厳しく現在より冷静であったようです。

そして、巧妙になし崩しにことは運ばれて、現在は皇室の権力が危険水域に達するまで強大になっています。天皇陛下による、内閣に無断のイミョンバク元大統領への親書による接触で友好・謝罪訪問願い、

日本最大の巡視艇を私用に改造してのパラオ行き決行(政府は反対)、皇太子による習近平夫人への接触、創価学会イベント参加、池田大作氏の息子との会食、皇后陛下による従軍慰安婦問題への関与、A級戦犯発言、九条の会加担、元GHQメンバー賛美・・・・他、政府と国民の意向は無視して天皇皇后の「私情」正確には皇后の意志優先で「やりたい放題」になっているのが現在の皇室です。

要するにOSS発GHQの描いた10年がかりのシナリオ通りにことは運び、間もなく日本解体皇室弱体化劇は、エンディングを迎えようとしています。OSS3年間、GHQ7年間をプラスして10年間をかけて練り上げた完璧に近いシナリオです。

そこに、秋篠宮殿下による、シナリオライター(OSS、GHQ)の予想外の
ドンデン結末が付け加えられるかどうかが、今後の皇室のひいては日本の新たな物語の幕開けになるか、亡びへの序章となるか、でしょう。

政治も含め今の流れのまま、事が進むなら日本は変質して、もはや日本という国は消滅してしまうでしょう。

OSSは日本の精神性瓦解、GHQは日本の軍事力解体と2本の柱はありますが両者の目的はむろん通底してそれぞれ存在していました。いえ、過去形ではなくOSS発GHQの埋め込んだ自己増殖を続けるウィルスは現在も作動中、その目的を今や果たしつつあります。

安倍総理による後三年間の政治の安泰と、秋篠宮殿下の表舞台への御登場を切に望む次第です。

(お断りしておきますが以前から弊ブログでは安倍総理100%の支持者ではないことは繰り返し表明、批判すべきはして来ています。ただ現実厳しき中、この現実を踏まえつつ、現時点では他にいない以上安倍総理を推すしかないと思っています)

「君は尊くましませど、民を苦しむれば天これを許さず」

これを弊ブログ主は手を変え品を変え、訴え続けてきたわけです。
自称保守が、凝り固まって見ようとしない点。
昔から「民を苦しむる」天皇はいたからこその、北畠親房卿の言葉です。

*北畠親房

北畠 親房(きたばたけ ちかふさ)は、鎌倉時代後期から南北朝時代の公卿。著書の『神皇正統記』で名高い。

昔は、宮中に自浄作用がありました。だから不適格の皇太子や天皇が排除され、現在まで皇統を繋いできたのです。

現代、自浄作用は廃絶されました。雅子さん入内により、小和田王朝自虐史観王国が外務省創価派により形作られ、しかし小和田王朝成立の背後には、正田美智子さん入内により始まった、OSS発GHQによる皇室壊しが始まり、民の気づかぬ内に皇室への批判は公にはいつしかご法度とされ、政治家もこの分野には口をつぐんで硬直するようになってしまいました。

第三十一回 国会衆議院 内閣委員会の記録を 読めば解るように、昔は実に発言が自由、批判も可能だったのです。
「不敬」の一言で発言を封じられる今が異常なのです。
思考停止保守というのは、まさしくGHQ勢力の思う壺、皇室を崇めているようで、実は貶め弱体化したい勢力の催眠術にむざむざかかっています。

「(皇太子の地位は)必ずしも現在のような長子相続という形ばかりではなかったのでございます」

これも現代日本人が知らないことの一つではないでしょうか。思えば長子相続に何らの意味はなく、有能なほう、海外にお出ましになられた時の風采も押し出しも含めて決められるべきでしょう。

秋篠宮への委譲を主張するものに対して「不敬」呼ばわりする思考停止層は、歴史を知らぬと言うべきでしょう。

うがてば、長子相続制度の設定はGHQ勢力の目論見であった可能性もあるかもしれません。
A級戦犯の絞首刑を今上(当時は少年としての皇太子)にぶつけ、お前もいうことを聞かねば吊るすぞと脅しをかけ、更にはバイニング夫人による洗脳と、当時の長子である皇太子を洗脳したわけですから、それをさしおいて弟君に即位されたりすると、計画が覆るので、長子と限定させたとも(可能性として)考えられます。

「先生、日本はもう、しまいましたね」
皇室尊崇の老婆がこう言った、と。見抜いていたと言わざるを得ません。その尊崇故に老婆には却って見えるものがあったということではないですか?

現代も同じこと「尊崇故に」物申すのです。批判無き輩は皇室を真剣には思っていません。

「もう皇室の尊厳というものは・・・・だんだんなくなって来る」

その通りになっていますね。「不敬」という言葉を錦の御旗に、口封じしてその結果、国民の尊崇を得られない皇室に成り果ててているわけです。たかが庶民の粉屋の娘が、女帝として今は宮内庁も天皇も従え、皇室の頂点に君臨していますが、その皇室は政府の意志すら無視して、ことを決行するようになっています。韓国大統領への友好願い親書、巡視艇の私的改造、使用他。

それらを糊塗するがごとき、被災地訪問。これは昭和になって始まったことであり、しかし被災地に必ずしも心を沿わせてのご訪問ではないことに、国民は気づき始めています。鬼怒川の氾濫がきっかけでした。
まだ混乱の最中に、護衛の車を連ね人々を引き連れて乗り込まれ、ただお辞儀するだけの、プロモーション映像制作のためのパーフォーマンス。

しかも皇后陛下は、朝鮮式挨拶であるコンスのポーズでのお辞儀です。

「今少し厳格な教育をされたらいかがですか」

これは当時の皇太子(今上陛下)のことで、当時の言動を拝すれば「よくぞ言ってくださった」と思われます。軽薄極まりなく、朝9時から勤務して夕方5時には終わり、後は家庭生活を大事にしたい、などと。だったら、皇籍離脱してご自身でお稼ぎ遊ばせ、と当然なりますね。学習院大学を落第したのに、特別措置で「学業終了」として卒業扱いにしてもらったお方の頭脳で、何を考えられるやら。


特権と富は手放さず、権利は庶民と同じ生活形態を望む・・・・・現在の皇太子の在り方そのままです。元凶は天皇陛下にあり、ひいては皇后陛下にあります。

そして1959年(昭和34年)の頃は、民が「もっとまともな教育を」と宮内庁に注文がつけられていたのです。それも国会の場で! 今なら考えられませんね。一切の批判を許さず、という偏頗な形に持って来られ、それは決して皇室の健全な存続に資することはありません。

批判すればよってたかって「不敬」の連呼。こと皇室問題に関しては北朝鮮にさせられてしまいました。

三笠宮は皇族でありながら、神武天皇を否定するということは当然男子一系否定、つまりは自己否定なのですから、皇籍は離脱なさるべきだと思いますね。

皇族であるアイデンティティを否定しながら皇族として、無為の暮らしを送りつつ、大枚の国費を受け取りながらのありようは欺瞞です。あまつさえ、南京大虐殺の肯定。

今上陛下による、先祖に朝鮮人がいる発言も必ずしも歴史の定説とはならざることを含めて、言ってはならぬことをお弁えではありません。今上陛下も三笠宮もこの基本の禁句を心得ていらっしゃいません。


「美智子嬢は25人の見合いをしていられた」

「最後に波多野という青年と婚約。これを破棄して皇太子のほうに振り替えた」

宮内庁側は否定していますが、否定せざるを得ませんね。
むろん、当時の週刊誌の記事をまるごと信じるわけではありませんが、国会という言質が取られたら厄介な場で、見合い25回、25回目の婚約者が波多野、と極めて具体的な回数と名前が出てきていることに留意は必要でしょう。

「美智子嬢」が15歳から、見方によってはいささか下品な婚活パーティに出ていたことは既報の通り。主催者がGHQ寄りの人物である可能性についても触れました。15歳でエリート男子を狙っての婚活なら、25回見合い歴はない話ではないでしょう。三島由紀夫との見合いも否定する人がいるようですが否定の論拠は曖昧です。


拙ブログが最近掴んだ、入内にあたっての関係者がすべてプロテスタントかカトリックのキリスト教徒であるという事実が、当時も不可解に思われていたのですね。「カトリックの陰謀」と表現されていますが「カトリック(プロテスタントも含む)を日本と皇室弱体化ツール」として使ったのはGHQです。

ただこの時代にGHQを口にしたら、その地位から(場合によっては命さえ)消されかねない状況ではあったかもしれません。一番の恐怖はこれもGHQが日本弱体化の尖兵として使った朝鮮人が束になっての親、子供への押しかけ、恫喝であったでしょう。彼らが特権を奪い取るにあたっての、常套手段です。

美智子さまご成婚時は、GHQが表向き引き上げてから7年間が経過していますが、GHQが愛国者をバサバサ刈り取って残った自虐史観売国奴が国のあちこちを仕切っていました。雅子妃の父親、小和田恒氏が外務省におけるその典型です。だから形としてのGHQは解体しても、去った後GHQ勢力は根強く日本に残り、定着しました。

美智子さまの父上正田英三郎氏もカトリック教徒だったのですね。

冨美夫人との出会いが双葉高等女学校の「礼拝」であった、というから美智子さまの母、冨美さんもカトリック教徒だったということでしょう。
臨終洗礼とされていることに、拙ブログは疑問を呈してきました。
美智子さま入内にあたって、一族郎党全員カトリック教徒であることが解ると、当然美智子さまの信仰にも疑義が及ぶので、自らは受洗していないことにしたのではないか、と。

祖父母の代から一族郎党全員カトリック教徒(ブログ主独自の調査で現在ミャンマー在住の、正田姓を名乗るお身内の方もカトリックだと掴んでいます)の中、美智子さまだけ違うというのは無理があるのではないでしょうか。洗礼はまずお受けになられている・・・・つまり入内にあたって、嘘をつかれた可能性があるかもしれません。いや、相当濃厚にカトリック教徒として胸に十字架を抱いたままの入内ではなかったかと、考えるほうが自然でしょう。

信仰を密かに抱かれていなければ、その後のカトリックへの明らかに頻繁な接触が説明出来ません。
美智子さまは、大変な嘘をつかれての入内と拙ブログ主は心証的には色濃くそう思っています。

朝日新聞記者により、発表されたカトリック信徒を思わせるベール姿が公開された時、わっと泣き崩れた美智子さま。勝ち気な美智子さまが泣き崩れるほどの衝撃は、自らがカトリック教徒だったからではないのですか?

もしそうでないのなら、違いますと答えればいいだけのこと。

嘘をついての入内を今更難詰しても、現実を変える力はありませんが、皇后なるお方が政府と国民、そして昭和天皇皇后両陛下を裏切って、皇太子妃となった方かもしれないということは、国民は知っておくべきでしょう。

仮にカトリック教徒でないとしても、頻繁なるカトリック教徒たちとの交流、教会行き、ローマ法王への傾斜など、神道の祭祀王の妻としての立ち位置は著しく損ねていらっしゃいます。合唱練習を名目に母校への月一回の訪問は、敷地内にある聖堂で礼拝なさるためではないのですか?

私的お出ましにも、護衛の車10台が付き従うと仄聞します。そのつど大きなお金が出て、年間通算すると莫大になるでしょう。九条の会の音楽家の追悼コンサートへのお出ましも、公のお金が費やされています。

言葉を変えれば皇后の「反日左翼活動」に私たちが営々と時に苦しみながら納めている税金が、いとも安易に使われているということです。

美智子さまは、象徴であるということに対して何やら小難しい理屈を述べて、象徴であることは出来ないと言っていらっしゃいますが、そんな言い分は、屁理屈と申します。

ことは簡単でたとえば、浮世の政治的なイベントにお出にならぬこと。
あの大戦への言及、憲法に対するお考えなど、国民の世論を二分するそのどちらかへ加担などなさらないことなのです。

象徴であらんとすることは、何をすべきということではなく、してはならぬということをお守りになることです。

こんな簡単なことがお分かりにならない愚昧さ。

美智子さまの入内に関して皇族全員が反対という説は否定されていますが、しかしながら「全員」賛成という説のほうが首肯出来かねます。

不自然ですよ、美智子さまも雅子さまも入内にあたって周辺では強い反対に取り囲まれながら、皇室会議においては一人の反対もなく、すんなり決定。

双方、きちっと調査がなされれば絶対あり得なかった、と言いきってもいいほど
「瑕疵」のある縁談なのに。

外国先行報道、あるいは報道先行で既成事実化して現実周辺では
反対論が渦巻いているのに、皇室会議では反対者ゼロで通過の
不自然さも小和田雅子さん入内の時と同じ手口ですね。

他幾つも、新たな発見がある国会記録かと思われます。
読んでみてください。平成の世の皇后陛下を論じるにあたって
後世相当役に立つ資料だと思われます。それゆえ他の資料のように
押し隠しておきたいでしょうが、国会記録抹殺まではさすがに出来かねたのでしょうか、国民にとっては幸いなことでした。

後世の評価はおそらく前代未聞、希代の悪女皇后となるかと思われます。

その悪辣さにおいて美智子さま。無能力なダメさかげんにおいては雅子さま。
いずれも皇室の歴史上、突出した黒歴史として末代まで残ることでしょう。
そしてそれを支持した、愚かしい民衆が保守の名で存在していたことも。

備考 田島道治宮内庁長官(無教会 派)、宇佐美毅宮内庁長官(クエーカー)などもクリスチャンと、拾えますが決定的データは今のところ拾えないでいます。いずれにしても美智子さまの入内に絡んで動いた人々にキリスト教関係者が偶然の確率超えて以上に多いのは事実。荒っぽく言えば、宮内庁はクリスチャンと創価学会の巣窟となっているかもしれません。

美智子妃入内にあたってはキリスト教が背後に。
雅子妃入内にあたっては、創価学会。

・・・・・・・・ここまで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


追記 読者さまよりコメ欄に寄せられた情報。


WiLL 1月号に、『皇后の真実』 工藤美代子 著 の書評があります。
元産経新聞記者の方が書かれていますが、最後の方の記述にびっくりしました。
この方が記者時代、皇后に直接関わった高名な二人から、激しい皇后批判を別々に聞き驚いたそうです。
口外していないけれど、今でも忘れられないということですから、ぜひどこかで書いていただきたいものです。

・・・・・・・・・・・・・・ここまで

逝去の後、少しずつでも結局全部語られ、さらされそうです。


更に追記 コメ欄への読者さまからの書き込み

質問に立った自民党議員は、昭和の憂国の臣だと思います。
天皇の本道・本質を明らかにし、すでに始まった劣化と将来迎える危機を鋭く指摘して下さった自民党議員に感謝とお詫びを申し上げたい思いで、どのような方なのか少し調べてみました。

《平井義一衆議院議員 自民党》
平井議員の深い洞察には改めて感服します。議員生命賭けての質

疑だったと思います。
しかし平井議員が憂慮されたとおりになってしまい、今、泉下からご覧になって何を思われていらっしゃるか。

平井議員は「吉田学校=吉田茂派閥」のメンバーで、第四次吉田内閣で郵政政務次官就任。その他に横綱審議委員や日本プロレス会長(893大親分複数が役員になっていたので警察に解散命令出された後の一新人事で会長就任)等務めた形。

入内するところまでは、吉田茂はミテコ押しだったはずなので、退陣後といえども親分に逆らったのですから…(後に御所でのプッツン振りを知り、アンチミテコになったとか)
義一さん、真の国士でいらっしゃいます。
この後の選挙は落選が続きそのまま引退されていますので…逆風吹いたかなぁ?
没年も判らないなんて、悪の藩屏に抑え込まれたのか?

写真中央が平井氏(横審時代でしょうか。元関脇北の洋・緒方昇氏宅とのこと)
h ttp://members3.jcom.home.ne.jp/abashirikai/jpeg/tuitou-3.jpg

《菊池義郎衆議院議員 自民党》
菊池議員に至っては、質問をするために、この回のみ町村金吾議員(故町村信孝議員の父上)と交代して委員になっています。
美智子さんの疑惑はもとより。国会図書館設立に尽力した人なので、赤坂離宮内の図書館廃止の件を取り上げたかったのでしょう。

せっかく、見合い25回で婚約者有り、入内チームがカトリック教徒(正確にはキリスト教徒と言うべき)だらけと良いところを突いていても。宇佐美長官に揚げ足取られたり突っ込みの甘さから、週刊誌報道の火消しに終わり、残念に思います。でも、当時から胡散臭さは知られていた事を記録に残してくださいました。

衣冠束帯では南方の風俗のようで野蛮国と見られやしないかとか、英国女王戴冠式では皇太子が黒人の中に座らされたので、婚礼では英国大使は黒人来賓の間に座らせろだの……_| ̄|○ (宇佐美長官の気持ち)
猪突猛進、一言居士、「黒潮に吼える男」という小説になっただけはあるオモロイおっちゃんです。平井議員と初当選当時から同期でしたが、菊池議員はこの後も当選を続け、叙勲もされています。

更に追記

尚、
菅原研究室の国会議員白書から両議員の議員歴を、
wikipediaから大方のプロフィールを把握し、さらに検索して確認しています。

平井議員の写真は"たぶん"ご本人ではないかと?……程度です。

平井義一議員
http://kokkai.sugawarataku.net/giin/r00419.html

菊池義郎議員
http://kokkai.sugawarataku.net/giin/r00139.html

菊池議員題材の小説
『黒潮に吼える男』上野登史郎著/三彩社刊
八丈島出身の自民党きっての硬骨漢・衆議院議員、菊池義郎の伝記小説。物語は彼の出生から国会議員になるまでが、明治時代の政治(大熊重信などとの交流)や文化(島村抱月や須磨子などとの交流)、そして島の様子がイキイキと描かれていて面白い。島抜けしてからの一徹な苦学生活、普通選挙実施や元老廃止などの演説運動、さらには議員になってからの私学振興議員連盟を作ったり、国会図書館などを作ったりと紹介されている。
h ttp://www.muse.dti.ne.jp/~squat/fiction.htm


それにしても、平井議員の消息が不明って…怖いですね。
https://ameblo.jp/kusanagi-turugi-2014/entry-12101934575.html

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それにしても、正田家と美智子さんの うさん臭さを国会で追及した平井議員の消息が不明って…怖いですね _ 2

これが、現代皇室の現実。ブサヨの巣窟に現れた皇后陛下 2016-06-22
https://blog.goo.ne.jp/sitihenge994/e/319d1c927965be306fdfa254b877efdd

正田美智子さんの入内にまつわり、キリスト教徒のみが関わっていることのうろんさをついた国会議員が当時いました。

1959年2月 国会で平井義一議員が正田美智子入内の胡乱さと出自を問い詰める。
その2ヶ月後の1959年、正田美智子入内。
その翌年の総選挙で、今まで5期落選したことのなかった平井義一落選。

天皇皇后の左翼化

皇后陛下が、左翼の連中や組織と親密であられることにテーマを
絞るつもりで書き始めたのですが、結果的に今までの「総まとめ」ともいうべき
記事になったようです。志ある方は保存なさってください。

左翼の巣窟に出入りの皇后陛下

http://www.asahi.com/articles/ASJ6673Z7J66UCVL01Y.html 

反日左翼「九条の会」秋山ちえ子さんお別れの会 皇后陛下が会場に
皇后陛下の入内には戦勝国GHQがからんでいます。入内前に、正田家とGHQの要人とがアメリカ産小麦粉利権を介在に癒着していたのは、事実です。
客観的史料があります。

やっぱり!! 正田家とGHQの癒着。美智子さま入内を仕組んだGHQ 

そして美智子さんの父親は、アメリカ産小麦粉の宣伝マンとして
GHQの協力要員でした。

日本の国会が知らなかった正田美智子さんの婚約が、アメリカで先に報じられたのはそういう理由です。入内にまつわり、キリスト教徒のみが関わっていることのうろんさをついた国会議員が当時いました。今は亡き平井義一氏ですが、おそらく議事録に残っていること以上の闇を承知していたと思います。
よく殺害されなかったことです。しかし・・・・・

1959年2月 国会で平井義一議員が正田美智子入内の胡乱さと出自を問い詰める。

その2ヶ月後の1959年、正田美智子入内。


その翌年の総選挙で、今まで5期落選したことのなかった平井義一落選。


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E4%BA%95%E7%BE%A9%E4%B8%80_(%E6%94%BF%E6%B2%BB%E5%AE%B6)

【重要】 これでも皇后擁護? やり放題になった乱脈皇室

元正田美智子さん、あなた一体何者? 成婚国会承知せず、アメリカで発表された不可解

平井氏の他に、正田美智子さんの入内に不可解な点ありとして国会で疑義を表明した議員が2人もいたことは、脳裏に刻みつけておきましょう。

国会ですよ? 末代まで発言が残る場。軽々に言えることではありません。まして、国中が操作されて世紀のご成婚に浮き立っている時に、議員生命を賭けて成婚とやられ放題の宮内庁に疑問を呈した議員たちが3人いたということです。

なんと、社会党が支援していた美智子さま 

皇室史上初の民間妃の誕生は、異教徒の男女同権主義者である左翼思想の女性の入内をも意味していました。去ったはずの、GHQによる皇室と日本弱体化施策が本格的作動し始めたのが、正田美智子さんの入内の年であり、この年日本は伊勢湾台風が荒れ狂いました。

そして嫁いだお相手は、多感な少年時代にGHQに生涯忘れ得ない恫喝を受けた、今上陛下でした。当時皇太子であったその人の、誕生日めがけて時計の針がピクリと動いた瞬間から、東条英機らいわゆる「戦犯」が吊るされて行ったのです。GHQの言外の脅しは明白でした。
「お前もアメリカに逆らうなら、吊るすぞ。父親もな」。
そして、言うところの戦犯28名の処刑を決定、公表されたのが「父親」昭和天皇の誕生日だったのです。これも言外の恫喝です。恫喝であると同時に罪悪感の刷り込み。「お前と、お前の父親のせいで、こいつらは首をくくられるのだぞ」と。

http://hon.bunshun.jp/articles/-/226

いえ、恫喝は言外ではなく直接浴びせられたかもしれません。
昭和天皇を何度となくGHQ本部に呼びつけたほどのマッカーサーです。

当時の皇太子は「ジミー」と戦勝国名で呼ばれ、GHQが差し向けたバイニング夫人が張り付き、洗脳に明け暮れました。神道思想の破壊です。

破壊教育を受けた皇太子というよりはジミーに、異教徒の平民の娘があてがわれ相乗効果で皇室の神道的なるもの、そして伝統がなし崩しに壊されていくことをGHQは見越していました。皇后も幼児洗礼をもしお受けならマリア・テレジア・カテリーナなどというお名前をお持ちでしょうから、ジミーとはお似合いの夫婦でしょう。皇后のカトリック洗礼に関しては、(幾つもあるにせよ)傍証でしか示せません。
しかしながら、実は皇太子と平民の娘との成婚ではなく、ジミーとマリアとの婚姻だったのだと踏まえるとその後の皇室伝統の、あっという間の壊れように得心が行きます。

もともとルーズベルトのOSSの頃から、日本を共産化する計画がありました。
ルーズベルトの死去により、共産化は免れましたがそれと同等の、日本破壊ウィルスをGHQは日本の国体に仕込んでいきました。

NHKはいまだその体質を引きずるGHQの宣伝局であり、外務省には反日思想の者たちが跋扈。公職追放で、まともな日本人は追われ、反日であるほど、出世階段を駆け上り、その代表格が雅子妃の父、小和田恒氏です。
小和田雅子さんという、皇室にはおよそ馴染むはずもない女性の入内もまた、
偶然ではありません。

皇室には、バイニング夫人とカトリックという異教とワンセットで正田美智子さんが送り込まれ、現在に至ります。神道の祭祀王の家に嫁いでからも元正田美智子さんはカトリックを捨てませんでした。そのことは、皇祖神を奉じるには至らなかった・・・・・いえ、基本のところでないがしろになさった、ということです。
ご本人がいかほど、自覚されているかどうかは知りません。しかしながら、
GHQの目論見は100%成功でした。いえ皇室の伝統破壊と共に、アメリカ産小麦粉の売りつけの目論見通りであったので、一石二鳥、200%の成功でしょう。

今上陛下が実は学習院の講義について行けず、ご卒業なさってないという事実を国民は知りません。

学習院を落第した天皇陛下は左翼でいらっしゃいますか

悪い頭で政治と歴史、憲法を語られるな両陛下と皇太子 

乏しき頭脳で政治外交、史観を語られませぬよう、両陛下

天皇が必ずしも頭脳俊敏でなくてもよろしいのです。
しかしながら、敏いとは言えぬ頭脳にバイニング夫人、そして伴侶である元正田美智子さんという異教徒から、思想上の決定的洗脳を受け続け、更に将来の天皇たる者は政治学科に進まねばならぬところ、進めなかった父親より頭脳の働かない皇太子殿下が、両親から口移しで「GHQ作の平和憲法護持」という左翼思想を受け継ぎ、現在に至ります。

天皇と皇太子共に、脳細胞の不活発なところに女帝と化した皇后から洗脳を受け続け、さらにその不活発な脳で考えた政治外交上の言動は、国を損ないます。政治関与それ自体が、ご自身が護持を唱えられる憲法に反する行為なのですが、その矛盾をお解りではありません。

天皇も皇太子も頭がよろしくはない、という現実をまずは正視しましょう。ということは、周辺の者がしっかりと舵取りをしなければならないのですが、しかしその舵は今や女帝として皇室ヒェラルキーの頂点に君臨する左翼皇后の手に握られています。その皇后陛下も、巷間思い込まれているほどにはご優秀ではありません。聖心女子大学は名門ですが、偏差値は高くはありません。

大変言いづらいことをズバリいいます。頭のさしてよくない左翼が3人固まったのが、今の皇室です。行き過ぎた言動を止めるものは皆無です。

随分粗っぽい総括ですが、細目は過去記事に資料を添えながら具体的に提示してあります。

皇室に男女同権思想は馴染みません。民間では極端な男女不平等が、本来の皇室です。なぜなら夫婦である以前に、夫は神とつながる者、神道の大祭祀王であるからです。対等ではあり得ないし、生理出産を伴う女性に、この国最大の神官は務まりません。
しかし、溺愛の皇太子の系譜である愛子内親王を天皇にしたいというのが、GHQ仕込みの男女同権主義者・皇后陛下の執念であり、左翼お仲間を引き入れつつあれこれ画策していらっしゃいます。


左翼の巣窟に出入りの皇后陛下

http://www.asahi.com/articles/ASJ6673Z7J66UCVL01Y.html

4月6日に99歳で亡くなった、放送ジャーナリストの草分けで評論家の秋山ちえ子さんのお別れの会が6日、東京都千代田区の日比谷松本楼で開かれた。聖路加国際病院名誉院長の日野原重明さんや脚本家の小山内美江子さんらのほか、秋山さんと親交のあった皇后美智子さまが会場を訪れ、遺族らと言葉を交わした。

BB:秋山ちえ子氏がそもそも反日左翼の旗振り的オピニオンリーダーでしたが、
小山内美江子、反戦歌の森山良子他歴然たる左翼思想の人たちばかり。更に、仰天すべきことには、反日慰安婦問題の張本人である河野洋平が発起人代表を務めているという凄さ。

皇后陛下が、韓国側と左翼たちが捏造した慰安婦問題を信じこんでいらっしゃるさまは、それこそ「九条の会」の鶴見俊輔により、具体的に語られています。

会では、発起人代表の河野洋平元衆院議長が「父の河野一郎と秋山さんは信頼しあっている仲で、インタビュアーとして日本一だと言っていた」とあいさつ。

さすがに息子の河野太郎は、安倍内閣の清濁人事の濁のほうながら閣僚なので、出て来ていませんが、本来なら売国父息子としてこの場にいるべき人間です。


 秋山さんは毎年8月15日の終戦記念日に、上野動物園で戦時中に餓死させられたゾウの童話「かわいそうなぞう」をラジオ番組で朗読。会の終わりには2002年の収録分が流され、「地球上のすべての生物の命を守るために、ことを解決するのに戦争というものを手段に使うことのないことを祈りながら読ませていただきます」と語る秋山さんの声と朗読に、参列者は聴き入った。

ゾウの話は胸を打ちますが、そのことと日本が防衛的に無力で無防備であっていいということと何の因果関係もありません。そこがなぜ解らないのか、いつものことながら左翼と言われる人たちの奇妙なまでの頭の悪さを思わずにはいられません。
夏になると、震え声で反戦詩を朗読する大根女優・吉永小百合も同類です。
問題は、中国韓国北朝鮮で反戦詩など読まれないことです。読めば投獄、下手すりゃ処刑。日本の反戦運動は彼らがせせら笑いながら歓迎するところ。


 30年来の親交がある司会の大沢悠里さんは「秋山さんは一貫して戦争反対を訴え続けてきた。私たちはこの心をずっと受け継いでゆく覚悟が必要だ」と締めくくった。

戦争に賛成の人間など、武器商人か一握りのマニャックな戦闘愛好者しかいませんよ。誰しも平和は恒久的な願いなのです。問題は「戦争反対」と唱えていない国が至近に3カ国あり、折あらば日本人の命と国土が狙われているということなのです。


 夜には皇后美智子さまも会場を訪れ、展示された秋山さんの遺品などを見たり、遺族や発起人らと言葉を交わしたりした。

・・・・・・・・・・抜粋ここまで

社会的にはその存在が希薄になっていた秋山ちえ子の逝去と、そのマイナーなお別れの会を即座に嗅ぎつけ駆けつける皇后陛下。左翼ネットワークの親密な一員でいらっしゃるからです。

皇后陛下は上記の左翼運動家たちのまごうことなき、共感者であり仲間であるということなのです。それ以前に皇后陛下の政治思想の表明など、
とんでもないことがいつ許されるようになりました?この方の入内以来です。

▼「男性には戦争をしたがる人がいる」
「戦争の悲惨さを知らない政治家が憲法9条をなくそうとしている」

と売国左翼新聞朝日新聞「天声人語」で紹介された秋山ちえ子氏をはじめ、以下が皇后陛下のブサヨ仲間です。


▼左翼鶴見和子の会にもお忍び出席した皇后

 和子=鶴見和子(元・共産党員)

>和子さまの三回忌に、美智子妃殿下の御臨席をいただき、
>内山さんが宮中に御礼の記帳に行く予定の所、
>皇后様から「鶴見和子病床日記」持参で参内するようにとの連絡があり、
>宮中大変奥深くのお部屋で、一対一の四〇分の御下問で、緊張のし続けでした。との事でした。

ttp://www.php.co.jp/magazine/voice/?unique_issue_id=12369
(Voice 2008年9月号)
上坂冬子〈対談〉鶴見俊輔 158p

> 美智子皇后は姉の和子に対して、彼女の学友だった女官を通して
> 「宮中まで来てほしい」とお呼びになったことがありました。
> そのとき、「あなたがこのあいだの講演で慰安婦の問題を取り上げてくださって、
> とてもありがたかった」とおっしゃった。(略)


上坂冬子の対談相手、鶴見俊輔は皇后のシンパ鶴見和子の弟であり、市民運動組織「ベ平連」メンバーで、共産党支持。


皇后は九条の会の左翼音楽家・三善晃氏にも熱心に肩入れ、そして「日本も難民を引き受けるべき」などと、日本がすでに60万人の朝鮮人難民を抱えてあえいでいるのも知らぬげに反日国連をバックに、押し付けてくる緒方貞子も皇后の左翼お仲間で、女帝擁立肯定の皇室典範変更のための有識者会議には、皇后がこの人を押し込んでいます。


森村桂の軽井沢の家では社会党・党員と交流も。

敗戦後の日本を、もっと弱体化させるためGHQがキリスト教を、なかんずくカトリックをツールとして用いたことは事実ですが、カトリックすべてがそうだとは言いませんが、皇后と同じく「カトリック左翼」と名付けたい一派がいるのは事実です。

「憲法九条にノーベル賞を」という演題で講演したのは、カトリック教会の光延神父で、そのお仲間には、岡田大司教や高見大司教という人らがいるようです。

h ttp://www.jesuitsocialcenter-tokyo.com/?page_id=4979
この光延神父が、HPで述べた言葉を引用します。

《《実際、日本は第2次世界大戦以後の68年間、戦争で他国民を誰一人殺すことなく、また一人の自国民も死なせることがありませんでした。》》

あらゆる(日本の)左翼は頭が悪い、悪くなければ日本では左翼はやってられない、というのが拙ブログ主の持論ですが、上記の神父の言葉の馬鹿さ加減は、読者の皆様はお解りですよね。

この神父の脳裏には、北朝鮮への拉致被害者も竹島をめぐって殺戮され、半島に強制連行されて虐待され、そして死者も出た日本人船員約4千名の存在はないのです。

そしてこれらの、カトリック左翼ともいうべき神父たちと皇后陛下が昵懇であるという現実を国民は直視すべきでしょう。

捏造慰安婦問題で日本を追求する「女性国際戦犯法廷」の拠点はカトリック教会です。副題は「性国際戦犯法廷」です。この場合の戦犯とは、日本ですね。
とんでもない反日とカトリックが結びついているということであり、これもまたGHQの目論見通りです。

反米を唱える左翼ですらGHQ製作の憲法を後生大事にするのだから、占領政策はここでも大勝利です。

日本の武力放棄をほくそ笑んで喜ぶのは、中国、韓国・北朝鮮だけであるという
現実がなぜ見えないのでしょうね。

そして皇后陛下は、「憲法九条にノーベル賞を」という、カトリック界における“九条の会”もお仲間だということであり、憲法改正を掲げ、女性天皇の布石になる女性宮家の創設に反対する安倍政権には、アンチであり、皇陛下も皇太子殿下もそれに従っていらっしゃる、とこういうことです。

「マスコミ9条の会」も、皇后はシンパです。

2004年6月10日

井上ひさし 梅原 猛 大江健三郎 奥平康弘 小田 実 加藤周一 澤地久枝 鶴見俊輔 三木睦子さん九人による「九条の会」アピールが出されました。

東京では「新聞OB九条の会」「出版OB九条の会」「民放九条の会」「映画人九条の会」「音楽九条の会」

「所沢マスコミ文化九条の会」 「憲法九条にノーベル賞をの会」

・・・・・・・・惨状を来しています。


軽井沢九条の会を支援する牧師

http://karuizawa9.exblog.jp/

表立って、九条の会の理念を「平和憲法護持」という形で発信されるのは
天皇陛下ですが、皇后陛下も違う形でメッセージを出されています。

79歳のお誕生日、宮内記者会の質問に文書で次のように回答。

「五月の憲法記念日をはさみ、今年は憲法をめぐり、例年に増して盛んな論議が取り交わされていたように感じます。主に新聞紙上でこうした論議に触れながら、かつて、あきるの市の五日市を訪れた時、郷土館で見せて頂いた『五日市憲法草案』のことをしきりに思い出しておりました。


長い鎖国を経た19世紀末の日本で、市井の人々の間に育っていた民権意識を記録するものとして、世界的にも珍しい文化遺産ではないかと思います」

・・・・・・・・・ここまで

要するに、憲法改正派の唱える「GHQによる押し付け憲法」説へのアンチテーゼです。事実護憲派の左翼にこの言葉は賛美され、利用されています。

しかしながら、英語からの拙い翻訳文である現在の醜い日本語の憲法が戦勝国による押し付けである事実がいかに美辞麗句を連ねたとて消えるわけではなく、GHQ憲法に関わった白洲次郎の慟哭の告発記録があります。

雅子妃とともに反日組織である国連、国連大学に入り浸っていらっしゃる皇太子は、両陛下の仰る通りに、お言葉をなぞるだけです。オウム。腹話術の人形。

皇太子殿下 平成26年 2014年お誕生日

皇太子の政治発言 朝鮮日報が大喜び 

http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/77824c824a67a7da9a0b85660cfd4223 

(抜粋)憲法に関しては、昨年末天皇陛下も触れられましたが、「戦後、連合国軍の占領下にあった日本は」という出だしで、憲法の成立した由来を語られましたが、皇太子殿下の文言は、はっきり憲法順守。すなわち憲法改正反対ということかと思われます。

・・・・・・・・・・ここまで

皇太子もアンチ安倍政権だということを、意味します。
今度の選挙は、憲法改正が争点の一つですが、平和憲法護持の
天皇皇后皇太子は、その選挙に影響を及ぼす発言をずーっと
続けているということなのです。それがいつから許される日本になりました?
皇后陛下の入内以来です。

問題は、天皇皇后両陛下と皇太子殿下のご発言に喜び勇んでいるのが、まっとうな国民ではなく朝鮮日報だということでしょう。無論「朝鮮日報」はあらゆる反日メディアと勢力の表象として記号化して記しました。

天皇及び内廷皇族が、GHQ発反日左翼史観をベースに語っていらっしゃる現実を、国民は冷静に直視すべきでしょう。

秋篠宮文仁親王殿下と紀子妃に、このたぐいのご発言がないことに、一筋の光明を見る思いがすると同時に、皇位は秋篠宮殿下と悠仁親王殿下に渡るべきだと考えます。

本来当然のことながら左翼は皇室不要論、侮蔑の対象です。

http://mid.parfe.jp/kannyo/sukuukai/seimei-houkoku/tirasi-syomei/H18-5-13-asiya.pdf#search='%E7%9A%87%E5%90%8E+%E4%B9%9D%E6%9D%A1%E3%81%AE%E4%BC%9A'  

左翼コメンテーター 大谷昭宏も関わっている「九条 おおさかの会」で
行われた、天皇皇后愚弄芝居です。

その左翼がなぜ、最近共産党はじめ両陛下に擦り寄って来ているのか。
両陛下が自分たちの仲間だと、知ったからです。

九条の会の作曲家の追悼に、わざわざ静養先から駆けつけた皇后陛下。

皇后陛下は「アカ」でした 

左翼皇后と、愉快なブサヨフェミのお仲間たち 

男女同権主義者であった、憲法作成者の一人であったGHQ元メンバー、ベアテ・ゴードンへの皇后の思い入れは、よく知られたことで彼女の追悼式にはわざわざメッセージを出しています。

天皇陛下や皇太子殿下のように、直接的な表明はなさいませんが、皇后陛下は折に触れその言動により、九条護持の左翼思想を表明していらっしゃいます。
これ以上明白なお立場表明はないのに、しかし思い込みが国民の目を遮っています。

生来聡くはあられない天皇陛下と皇太子殿下を陣頭指揮、現在の左翼皇室を作り上げたのは皇后陛下であらせられます。

かつて皇室には、自浄能力がありました。廃太子、という形で、あるいは天皇の入牢、島流しという形で。今はチェック機構を失い(これとてGHQの仕掛けでしょう)やり放題です。

となれば、皇室の腐敗と歪みは国民が指摘するしかないではありませんか。
不敬という名の下に、批判一切許さずというのであれば、それは北朝鮮の社会機構と何らかわりなく、マンセーの対象が天皇皇后というだけのこと。それも敗戦後すっかりその実質を喪失し、左翼運動家夫婦と化した相手への盲目的崇拝です。実のところ、それが都合がいいのは天皇制否定の左翼と、中韓だけであり、天皇陛下への尊崇が国の要と心得ている人たちこそが、現状を憂えているということです。

不敬という言葉が成立していた時代には、皇室自体が自浄能力を有して、
悪しき因子は排除していた、今チェック機能はない、ということを忘れないようにしましょう。

あなたがもし、安倍政権支持派なら天皇皇后皇太子はあなたにアンチのご存在です。

◆GHQと皇后陛下 フェミニストとしての美智子様と皇室は共存し得るかhttp://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/b0b5919d022a094f259e8305c60b13f2

◆資料  皇后陛下、その精神を形作った生い立ちと環境

http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/7c9cffa819831b24bbfbd63d9f8eb57b

◆ご慈愛仮面で言葉も仮面 《転載ご自由に》http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/95e08f125aa7af66013af19b1e216a00

◆人権蹂躙「子供を産むな」発言は、いったい誰? 

http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/fdbfcdb2fe41a09f9b9d1a4ca385f1d6


https://blog.goo.ne.jp/sitihenge994/e/319d1c927965be306fdfa254b877efdd


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/116.html#c52

コメント [昼休み53] 被差別部落出身の有名人は? 中川隆
43. 中川隆[-11909] koaQ7Jey 2019年2月23日 10:41:42 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[65]

正田家と美智子さんの うさん臭さを国会で追及した平井議員の消息が不明って…怖いですね。


元正田美智子さん、成婚国会承知せず、アメリカで発表された不可解 2016-03-10
https://ameblo.jp/kusanagi-turugi-2014/entry-12137728773.html

元正田美智子さん、あなた一体何者? 成婚国会承知せず、アメリカで発表された不可解 


031回国会 内閣委員会 第5号
昭和三十四年二月六日(金曜日)
    午前十時十九分開議

敗戦後まだ14年しか経過していない時点での国会です。GHQの残存影響力がまだ甚大であったころ。この点に留意。サンフランシスコ講和条約 発効とともに連合国軍最高司令官総司令部は活動を形の上で表面上停止したのは昭和27年4月。

要点

 

昭和34年内閣委員会議事録より)

【国会も何ら御結婚について知らされておりません。】

皇室会議が開かれたのは(昭和34年)十一月二十七日でございますが、その前

★十一月二十四日に、宮内庁は公電をもって【館林=正田本家、正田醤油】に通知しております。

皇太子妃決定は公式発表の十日前、つまり十一月十七日のニューズウイークが最初に配信した。

BB:日本の皇室の成婚がまずアメリカで発表された面妖さ、背後のGHQ.

皇太子妃決定に関して小泉信三・田島前長官などが先頭に立ち、総理大臣はその報告を受けるだけで、なんら疑問をさしはさむ余地がなかった。

それでも「信仰」の問題は気になった。(岸信介元総理大臣)

BB;気にして当然、として気にしたのは正解だったのです。しかし、内閣置き去りに宮内庁が(その実GHQ勢力が)一方的に整えた成婚でした。

国民も国会も何も知らされておらず、しかも皇室会議が一度だけ開かれたのみ。

結局皇室会議を一度開きまして、決定をやったのは既成事実をただ承認しただけ、椎熊前副議長などに聞きますと、その日に正田家の家系その他いろい ろ書類を渡されて、それにただ無言で賛成しただけだというふうにも聞いておるのであります。

BB;GHQ決定だから誰も逆らえません。

要するに、「正田美智子さん」という人について、実は国民も総理大臣も、どんな出自の人でどんな考えを持ち、どんな性格なのかという事を全く知ら されていなかったんですよ。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ここまで 

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/031/0388/03102060388005a.html

○内海委員長 これより会議を開きます。

○平井委員 日本の天皇制が始まりまして、天皇または王様――あるいは外国の王様のごときは戦争をして、勝って王様になるというのが通例でございますが、日本の天皇制の場合、やまと民族の中心として天皇がおわしますというような観念であったのでありますが、長官は皇統連綿と続いて、たとい徳があろうとなかろうと天皇は皇統連綿として続いているのだ、あるいは非常に人格が高くてやまと民族の中心としてふさわしいお方が日本の中心になられておった、このいずれをおとりになりますか、お聞きしたい。

○宇佐美説明員 わが国の天皇制は世襲の制度でございまして、しかもその天皇の位につかれる方がやはり国民の崇敬の中になるようなりっぱな方であってほしいというのが国民の念願であろうと思います。

○平井委員 また北畠親房卿は「君は尊くましませど、民を苦しむれば天これを許さず」、こううたっております。 略

BB;昔からふさわしからぬ者は、天皇の地位には就けなかった。今が
異常なのです。これも、うがてば暗愚の皇太子でも、長男なら即位できる仕組みは、GHQの皇室典範関与が疑われます。

○宇佐美説明員 略 いろいろ一口に天皇制の民主化ということがいわれるのでございますが、そういう意味における民主化ということでございまして、やはり一般市民と全部同じになるという形式的な問題ではないと思います。

○平井委員 昔は先帝陛下がおなくなりになりますれば、皇位をお継ぎになる皇太子は、少くとも一年ないし三年の高座の行事をやられて、これならば民族の中心になり得るという確信がなかったならば、即位をしなかった ということを読んでおりますが、その昔の日本の天皇制に比べて、敗戦とはいえ、今日天皇制を維持するとするならば大きな差があると思いますが、この点長官はどう考えられますか。略

○宇佐美説明員 昔のいわゆる皇太子のお地位というものは、立太子の儀式によってその方に皇太子というものがきまったのでございます。必ずしも現在のような長子相続という形ばかりではなかったのでございます。その意味におきまして立太子ということは非常に重要な意味があったわけでございます。現在におきましては、法制上当然長子相続ということが定められておるわけでございまして、

○平井委員 略 象徴といえば、少くとも全国民の崇拝されるべき皇太子でなければならぬ。しかも立太子の式を終了された。しからば宮内庁長官として、あるいはおそばについておる人としては、民族の象徴にふさわしい教育、ふさわしい姿にさせることが職責ではなかろうか。そうならなければ、民族のより場もない。将来の日本を考えたときに、一体どうなるか、これは人ごとでない、日本民族の問題でありますから、

BB:「日本民族の問題」とまで、皇太子(今上)の資質に不安と疑念がもたれています。その疑念もゆえないことではなかった、と現在の言動を拝すれば、思わざるを得ませんね。

特に宮内庁長官はこの点をほんとうに真剣に考えなければ、これが一角がくずれていった場合には、宮内庁はもちろん要りません。宮城開放の問題も近く起ることは当然の話でありますが、現在のあり方が新憲法にふさわしい、あるいは日本民族が非常に尊崇して、喜んで天皇制を護持されると思われておるかどうか、この点を長官にお尋ねいたします。

○宇佐美説明員 略 今のような新しい憲法のもとにおける皇室におきましては、皇室の方々の御行動というものが非常に大事であると考えております。そういうような意味におきまして、皇太子殿下の御教育と申しますか、御研さんを願うことは、われわれとしても非常に強いわけであります。人を作るということは容易なわざではございませんけれども、われわれといたしましては、大きな一つの職責と考えておる次第であります。

BB;職責失敗して現在に至る。

○平井委員  略 しかし民族の象徴という観点から見まして、もしも天皇陛下が皇后陛下と銀座を毎晩散歩しておる、あるいは自分のしたいことをするということになっても、民族が尊敬をし崇拝をすると思われておるかどうか。

もしも伝え聞くように、皇太子殿下が軽井沢のテニス・コードで見そめて、自分がいいというようなことを言うたならば、ここにおられる代議士さんの子供と変りない。私の子供と変りない。これが果して民族の象徴と言い得るかどうか私は知りませんが、あなたから進言をされたものか、皇太子殿下が自分で見そめられたものか、この点をお尋ねしたい。

BB:テニスコートで見そめたはある意味事実です。ただし出会いは偶然ではなく、GHQ勢力延長クリスチャンたちによって仕組まれました。ある作意による仕掛けがあったこと、雅子妃の場合と同じです。


○平井委員 長官の説明を了としますが、われわれ、世上というか、宮内庁係の新聞記者連中ともよく知っておりますし、いろいろ聞くところによれば、小泉さんと田島さんが非常な推薦者であった、あとはむしろそう賛成をなさらなかった、これはどうだか知りません。世上の話でございます。そこで小泉さんあたりの教育の仕方がいいと言う人もあるし、悪いと言う人もある。私、小泉さん、田島さんがどういう意味で強硬に推薦されたか知りません。推薦する方にもまた考えはあると思いますが、非常な推薦をして、ついに宇佐見長官も同意をしたというふうに聞いておりますし、また東宮御所において、皇太子殿下が学友を集めてわあわあ言うた結果とうとうきまったのだというようなことが、御婚約の後にぼつぼつ週刊朝日などに載るようになりましたときの責任や重大なるものがあると思いますが、この点長官いかがお考えになりますか。

○宇佐美説明員 今度の御選考につきまして、皇太子殿下の御教育に顧問として参画しておられる小泉博士あるいは前長官であります田島氏や、その他の方々といろいろ御相談したことは事実でございます。略


○平井委員 略 将来日本の天皇制が傾いた場合に大へんな問題になるので、私は国民代表として言うておかぬと困ると思うのですが、まず参考に申し上げておきますが、私が先般いなかに帰りましたとき、非常な天皇崇拝者のおばあさんがこういうことを言った。先生、日本も天皇制はしまい(注 終わり)ましたね、だから金持ちのお嬢さんをもらったのだろう、そういうふうに心から言うのであります。そういう年寄りが全国津々浦々に非常に多い ということも長官は知らなければならぬ。いずれ天皇陛下になられるのでありますから、民族の象徴として、今日の皇太子がそれにふさわしいお方にならぬときは、日本はしまえるのですよ。

今日われわれ中共だとかソ連だとか言っておるけれども、内輪でしまえる(終わる)のですからこれは冗談じゃない。

BB:その「冗談じゃない」ことが起こりつつあるのが今です。内に巣食う白蟻が天皇と皇后であったという、GHQ製作のホラー大作「戦後皇室物語」です。

小泉さんあたり少しどうかしておられますまいか。よほど慎重に考えてくれなければ困る。もう皇室の尊厳というものは、小学校の本にもないし、だんだんなくなってくる。

略 九千万の象徴となられる方だから心配をしておるのであります。その点義宮の結婚と非常な違いがあるということも考えなければならぬ。

そういう場合には退位をされるといえば別でございますけれども、英国とは日本の皇室はかなり違った立場に置かれておるのでございます。英国ならば恋は自由でありますから、恋をなさい、そのかわり国民はあなたを養いませんよ、どうぞなさって下さいというようなことになると思いますけれども、

BB:「養いませんよ」という状態に、今なっています。


○平井委員 略 皇太子殿下の教育というものは、一般の学習院の生徒と別でなければならぬ。昔なら上御一人といわれたのです。一般の学習院の生徒並みに教えたのではこれは絶対に象徴になれない。われわれが欲しない点、またできない点、国民では及ばないという教育があると思います。

略 昔、北畠親房などはこれはもう け飛ばしおったという話です。たたきまくって教育をされたということも聞いておるが、あまりにも自由奔放な教育をされておるのじゃないか。そういうことからきて皇太子殿下の感覚が違ってくる。

BB:一議員の当時の卓見に、うなだれるのみ。

 ○高瀬委員  略 国会も何ら御結婚について知らされておりません。公式発表の十日前、つまり十一月十七日のニューズ・ウィークには事こまかに、全部私は翻訳して持っておりますが、「皇太子の恋」という表題で詳細に報道されております。結局知らないのは国民だけだ。 略

BB;GHQ作のラブストーリーが日本には「テニスコートの恋」というタイトルで、
逆輸入されたわけです。本当におかしな話。アメリカには関係のない、日本の
皇室の話なのに。誰よりもいち早くアメリカが知っていた、という事実。

略 皇室会議というものはただ一度しか開かれていない。結局皇室会議を一度開きまして、決定をやったのは既成事実をただ承認しただけ、椎熊前副議長などに聞きますと、その日に正田家の家系その他いろいろ書類を渡されて、それにただ無言で賛成しただけだというふうにも聞いておるのでありますが、こういうふうになりますと、皇室会議などというものは非常に形式的なものであって、国民や国体と重大な関係にある皇太子妃を決定するということは、あまりにも非民主主義的なやり方じゃないか。皇室会議というものは非常に形式的なものになって、たった一回、既成事実を承認するというだけになってしまったのでは、皇室会議のあり方としては非常に危険じゃないか、こういうふうに思うのであります。


特にたとえば皇室典範の第三条を見てみますと、世継ぎの方、皇嗣に重大な事故があるときは、皇室会議の議によって皇位継承の順序を変えることができる、

BB:皇太子がこれに該当します。それを国民の多くが知りつつあります。後は総理の決断だけ。

こういうふうに述べてあります。従ってこの皇室会議を開くのは、議長であるところの総理大臣ではありますけれども、形式的には宮内庁がイニシアチブをとることになりますから、これが非民主主義的に運営されるということになりますと、非常に重大な結果を及ぼすと思うのであります。

○菊池委員 略 私は、皇太子が平民の娘をそのきさきとして選ばれたことを非常に喜んでおります。平民であろうが新平民(注 部落民)であろうが、粉屋の娘であろうが何であろうが差しつかえないと私は考えておるのであります。

略 その婚約の過程においていろいろの謀略、策略が行われておるということが、最近の週刊雑誌やその他の刷りものにおいて世間に流布され、これによって国民が非常な疑惑を抱いて、国民の頭は割り切れないような感じになっておるのであります。


 まず第一にお伺いしたいのは、この婚約の前に、美智子嬢は二十五人の見合いをしておられた。そして最後に波多野という青年と婚約、これを破棄して皇太子の方に振りかえたというようなことが流布されております。週刊雑誌に出ておりますが、これは事実でありましょうかどうか。

宇佐美説明員 非常にりっぱな方で、従前にもいろいろ結婚のお申し込みがあったように伺いますけれども、お尋ねのようなことは全く聞いたこともございません。


BB:宮内庁はこう答えるしかないでしょうが・・・・見合い25回は知りませんが、美智子さんが婚活に熱心で15歳から、公職追放を免れた、ということはGHQ側の人間が主催する、エリート男性とのお見合いダンスパーティに常連として参加しています。

○菊池委員 片一方にそういう婚約がありながら、これを破棄して婚約をするということは、世俗、人情に反し、道義をじゅうりんし、将来の国民の象徴たるべき人を作り上げるにはふさわしいことではないと思うのでございます。そういう婚約者があるかどうか、その点をお伺いいたしたい。波多野という青年です。

宇佐美説明員 全くないものと考えます。

BB;「ない」と明言せず、出来ず? 「考えます」とは、つい出た本音?

○菊池委員 もう一つ重大なことは、この婚約を運ばれた方々、運動に当られた方々が全部カトリック教徒である。

BB:委員に、当時はありがちにキリスト教への認識が薄く、十把一からげに
カトリック呼ばわりしてしまったので、せっかく肉薄しながら逃げられています。
答える宇佐美さんもクリスチャンだった。


前の田島長官もカトリック教徒であり、それから宇佐美長官もカトリック教徒であり、小泉信三氏もカトリック教徒であり、それからしゅうとになられる正田英三郎氏もカトリック教徒である。それから最高裁判所長官の田中耕太郎氏もカトリック教徒である。カトリック教徒の一連のからくりによってこの婚約が運ばれたという説が流布されておるが、これはいかがであるか、承わりたい。

○宇佐美説明員 略 ただ出身せられた聖心学院というのはカトリック系の学校でありますが、御本人は洗礼を受けておられない。

BB:もはや、この嘘は成立しないでしょう。

あるいはカトリックが将来皇室に対して何らか影響を持たないかという心配をせられた方々が世上あるということは聞いたことがございます。しかし、もちろん美智子さんは洗礼を受けておられませんし、学校当局においても非常に慎重な態度をとっておられまして、この問題に対しては何ら御心配はないと考えるのでございます。従って、過去においてこの問題についてカトリック系の陰謀があったなどということは全然根拠がございません。

BB:「カトリックに陰謀があった」という説が当時にはあったということですね。
そして、それは事実でした。拙ブログ主が、キリスト教が手段として使われ、キリスト教信徒がGHQの手先として動いたのを掴んだのは、この情報を知る前です。

○菊池委員 もう一つ、この御結婚の話について、天皇皇后両陛下を初め皇族の方々がみな反対されたという説が流布されております。皇室会議が終りまして、その報告を宇佐美長官から天皇陛下に申し上げると、天皇陛下は怒られたお顔で、ふんまんやる方ないお顔で一言も発せられなかったというようなことも流布されておりますが、これはいかがでありますか。

○宇佐美説明員 今回の御結婚につきまして、御両親陛下であります両陛下その他皆様の御反対があって、進め得られるものではございません。

BB:進め得られます。背後にGHQがいれば。

ましてやただいま申されたようなデマは、取るに足らぬものと私は思います。

○宇佐美説明員  略 昔の規定によりますと、天皇は皇族を監督するというような規定もございました。今はございません。

BB:監督の義務を外してしまったのも、おそらくは憲法と同じく皇室典範を作らせた、GHQの意図でしょう。放置するほうが、バカ皇太子やバカ皇族が現れる確率が高くなるのですから。


反日韓国人、韓 昇洙(左)と、潘基文(右)に取り込まれた皇太子。

皇后陛下は、安倍総理の靖国神社を厳しく批判、捏造慰安婦を称して「性奴隷と言うべき」と言い捨てたヒラリー・クリントンと親密。

皇后も、強制の慰安婦がいたという捏造を信じこんでいらっしゃいます。

ヒラリー・クリントン曰く、

「韓国を見ろ。韓国人も経済開発をして民主主義を成し遂げる過程で多くの問題に直面した。これは一夜になるものではない」

米民主党の大統領候補であるヒラリー・クリントン前国務長官が27日、 4番目の選挙戦であるサウスカロライナ州のプライマリー(予備選挙)を控えて24日に開かれたタウンミーティングで、突然韓国について言及した。
「(中略)」

・・・・・・・・・・・・・・

親韓まで、反日クリントンと皇后陛下はシェア。

日本がなければ、韓国の急速発展はなかったものを。
皇后とクリントン。賢そうで、実はそうでもないのも共通項。

思われているほど偏差値は高くない聖心女子大(名門ですが)は、
敗戦後明らかにGHQの息がかかっています。(卒業生全員が、
カトリック左翼だという意味ではありません。GHQは日本/皇室弱体

化の手段としてキリスト教を用いました)

開校は1916年ですが、敗戦を機に1948年、新学制により聖心女子大学として発足。初代学長はエリザベス・ブリッドですが、この女性は、
皇太子(今上)洗脳係としてGHQが送り込んだ、バイニング夫人と
同じ船で来日。GHQの息がこの女性にもかかっていたと思っても、
ほぼ間違いはないでしょう。

元国連難民高等弁務官の緒方貞子は新制大学の第一期生。愛子天皇擁立論加担者で、女性宮家創設の知識人会議に皇后陛下の お声がけで参加。愛子天皇擁立論加担者。

緒方貞子は男女同権のフェミニズムでも皇后と同じ価値観。
日本は難民を受け入れるべきと主張しています。
日本にはすでに、政治難民・経済難民をルーツに持つ在日という名の、難民を60万人も受け入れさせられているのに。

◆マッカーサーが仕掛けた戦慄の時限装置


http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20091124/197024/?rt=nocnt


皇太子明仁の誕生日になぜA級戦犯が処刑されたのか?

・・・・・・・・・・・・

著者の猪瀬直樹は、ろくでもないところもある男ですが、この件に
関する考察は正確です

欧州の王室は見抜いていた「貴賤結婚」の娘。賤しい出自だと。


長いこと、皇太子妃とも書いてもらえず、「その妻 正田美智子」扱い。
雅子さんも同じく、賤しい出自の娘との認識。

紀子妃は、最初から正当な出自と認められています。

知らぬは日本人ばかり。日本人でも、成婚前後の国民(現在80歳以上)は、相当数が気づいていましたね。仕組まれた成婚、ふさわしからぬ嫁であることを。

◆参考ブログ伏見顕正(あきまさ)の「時を斬るブログ」様より

http://blog.goo.ne.jp/duque21
【重要事実発覚】自称皇后堤美智子の母、正田富美の戸籍ロンダリング、無限拡散希望 


投稿するべきかどうか悩みましたが、私は佐賀出身です。美智子妃殿下のお母さんの副島さんは本当の武士の副島さんではありません。

ご成婚が決まった時、副島さんのお宅に来られ、戸籍を買いたいと言われたそうです。

副島さんは断られました。どこの馬の骨とも知らぬ副島さんが武士を名乗るとは。
ましてや多久は炭鉱の町。非常に部落出身者が多く、副島さんの生家も誰も多久の人たちは知りません。

武家の家ならば、高齢の人ならば知っているはず。いろいろな噂がありますが、佐賀の人は知っていますよ。

美智子さんの従妹たちも当時はたくさんいらっしゃったし、成婚が決まり皆東京に行ってしまったけど、話は聞いています。

https://ameblo.jp/kusanagi-turugi-2014/entry-12137728773.html



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衆議院会議録情報 第031回国会 内閣委員会 第5号
第031回国会 内閣委員会 第5号
昭和三十四年二月六日(金曜日)
    午前十時十九分開議
 出席委員
   委員長 内海 安吉君
   理事 岡崎 英城君 理事 高瀬  傳君
   理事 高橋 禎一君 理事 平井 義一君
   理事 前田 正男君 理事 受田 新吉君
      今松 治郎君    植木庚子郎君
      菊池 義郎君    小金 義照君
      始関 伊平君    田村  元君
      富田 健治君    橋本 正之君
      船田  中君    保科善四郎君
     茜ケ久保重光君    石橋 政嗣君
      柏  正男君    中原 健次君
 出席国務大臣
        国 務 大 臣 伊能繁次郎君
 出席政府委員
        法制局長官   林  修三君
        法制局次長   高辻 正巳君
        防衛庁参事官
        (長官官房長) 門叶 宗雄君
        防衛庁参事官
        (経理局長)  山下 武利君
 委員外の出席者
        宮内庁長官   宇佐美 毅君
        専  門  員 安倍 三郎君


     ――――◇―――――
○内海委員長 これより会議を開きます。

 総理府設置法の一部を改正する法律案を議題とし、これより質疑に入ります。質疑の通告がありますので、順次これを許します。平井義一君。

○平井委員 皇居造営審議会を設置する件につきまして、宇佐美宮内庁長官にお尋ねをいたします。皇居を造営するかしないかという問題に関しまして、まず長官に天皇制のあり方について所感を承わりたいと思いますが、天皇制といえば神武以来の天皇制でございますので、非常に長期にわたりますので、これを三つに区切って所感を承わりたい。神武天皇から孝明天皇まで、明治天皇から終戦までの天皇制、終戦になって新憲法のもとに作られた天皇制、この三段階に分けて、天皇制のあり方について長官の所感を承わりたいと思います。


○宇佐美説明員 天皇制のことにつきまして御質問があり、歴史的に大へんに古いところからの考え方を述べろということでございますが、私どもは日本の歴史を振り返って、わが国において天皇を中心にした一つの日本民族の国家が発展してきたものと考えております。これを明治以降におきまして一つの近代国家として新しい憲法制度のもとに、はっきりと国法的にも規定的に定められて参った特徴があると思うのであります。しかし明治制の憲法というのは、今さら申し上げるまでもなく天皇主権という立場において制定せられたものでございますが、新憲法によりまして国の象徴としてのお立場であり、主権は国民にあるという建前に立って、いわゆる民主主義国家の建設を行われたと考えるのであります。私どもは現憲法の趣旨に基いて今後発展していくべきものと考えておるわけであります。


○平井委員 日本の天皇制が始まりまして、天皇または王様――あるいは外国の王様のごときは戦争をして、勝って王様になるというのが通例でございますが、日本の天皇制の場合、やまと民族の中心として天皇がおわしますというような観念であったのでありますが、長官は皇統連綿と続いて、たとい徳があろうとなかろうと天皇は皇統連綿として続いているのだ、あるいは非常に人格が高くてやまと民族の中心としてふさわしいお方が日本の中心になられておった、このいずれをおとりになりますか、お聞きしたい。


○宇佐美説明員 わが国の天皇制は世襲の制度でございまして、しかもその天皇の位につかれる方がやはり国民の崇敬の中になるようなりっぱな方であってほしいというのが国民の念願であろうと思います。


○平井委員 続日本紀でしたかに「武烈天皇は性さがなくましまし、悪しきというてなさざるはなし。ゆえにここに皇統絶えにき。」と出ておりますが、そこで日本の皇統は絶えております。ところが民族の中心がないというので、当時のやまと民族が非常に心配をされていろいろ徳の高い人を探した結果、河内の国の山奥に非常に崇高なお方がおられた。その人をその次の天皇に中心として迎えた。これが孝昭天皇でございます。そういうふうで非常に徳の高い、民族の中心としてふさわしい方が中心となられ、これを親として崇拝をしておったということは長官も御承知のことと思います。また北畠親房卿は「君は尊くましませど、民を苦しむれば天これを許さず」、こううたっております。

そういうことで常に天皇と国民は一体の姿であられたということも長官は御承知の通りと思うのであります。そこで孝明天皇は、いよいよ王政復古の声が日本に立ち始めまして、当時御承知のごとく日本は徳川幕府によって支配をされておった。そのときも孝明天皇は「すましえぬ水にわが身は沈むともにごしはせじなよろづ国民」、これは若くして世を去られたとも聞き、あるいは切腹したとも私は承わっておる。明治天皇は幼少にして非常に苦労をされた。その結果明治天皇が王政復古の後に明治大帝とまで崇拝をされておるのであります。その後明治天皇は欽定憲法をしかれて、ほんとうに天皇主権のもとに天皇と国民は一体である。すなわち「罪あらばわれを咎めよ天つ神民はわが身の産みし子なれば」、全く一体の姿で来たのであります。その点から見まして日本の天皇制は諸外国と違って、ほんとうに天皇と国民が親子の姿であり、一体の姿であるところに天皇独裁ということでなく、ほんとうに国民と天皇といったような、決して天皇はオール・マイテイでないと私は考える。すべて民の世論、民の声を聞かれて、これで政治を行なったということが日本の天皇制の姿でなければならぬと思います。

従いまして天皇は国民の親であり、ほんとうの中心である。それが戦争がだんだん敗戦の姿をたどって終戦になる。国民の中にはあるいは戦犯、あるいは数百万の戦死者を出しておる。国民の親であるべき天皇は近代天皇でありますが、いかなる親としての行動をされたか、これは私は強く追及をすることもいたしませんが、だんだん敗戦後に天皇制に対する観念が薄らいできておるということは長官も御承知と思います。しかも皇室の尊厳について今日の日本の姿、あるいは日本の青少年の気持、これを考えて今後の天皇制、皇室の尊厳がどうあらなければならぬか、過去のことでなくこれからの天皇制でよろしゅうございますが、皇室の尊厳、今後の天皇制のあり方、これに対してどういう確信を持たれ、どういう天皇制のあり方がいいと思われるか、この点を一つ長官にお伺いいたしたいと思います。


○宇佐美説明員 ただいま平井委員がるるお述べになりました点につきましては、私どもきわめて同感いたすところでございます。常に皇室が国民とともにあられるということ、昔から皇室の念願とされ、その実現に心を砕かれたのであろうと考えるわけでございます。いろいろ機構上の変化があるといたしましても、皇室と国民との関係というものは、常に皇室は全国民のために行動せられるということであろうと思うのでございます。明治憲法時代の憲法上の地位に基く諸制度と変りました今日におきましては、やはりそこに新しい憲法に基く皇室のあり方というものが立っていかなければならないと考えております。もとより先ほど申しましたような基本的な問題は変らないと思いますが、この現われというものは常にその方向に向って進むべきものであると思います。天皇の御位地は、今は政治あるいは文化それぞれの長という意味ではもちろんございません。国民の統合の中心ということにあられるわけでありまして、そういうような立場から国民の進歩とともに皇室もまた歩かなければなりませんけれども、常に国民の大多数とともにおられるということが必要であると思うのでございます。いろいろ一口に天皇制の民主化ということがいわれるのでございますが、そういう意味における民主化ということでございまして、やはり一般市民と全部同じになるという形式的な問題ではないと思います。やはり国民の象徴としてのお立場というものははっきりお持ちにならなければならないと考えますし、国民もまた、そういうわが国民、民族の象徴であるということに対する尊敬もあるのが当然であろうと私どもは思うのでございます。皇族と国民が相親しみ、その間におのずからな尊敬があって、ともに日本国の発展のために尽されるというお姿が将来の考え方の基本であろう、かように考えております。


○平井委員 昔は先帝陛下がおなくなりになりますれば、皇位をお継ぎになる皇太子は、少くとも一年ないし三年の高座の行事をやられて、これならば民族の中心になり得るという確信がなかったならば、即位をしなかったということを読んでおりますが、その昔の日本の天皇制に比べて、敗戦とはいえ、今日天皇制を維持するとするならば大きな差があると思いますが、この点長官はどう考えられますか。戦争が負けたからどうでもいいのだというふうに考えておりますか。


○宇佐美説明員 昔のいわゆる皇太子のお地位というものは、立太子の儀式によってその方に皇太子というものがきまったのでございます。必ずしも現在のような長子相続という形ばかりではなかったのでございます。その意味におきまして立太子ということは非常に重要な意味があったわけでございます。現在におきましては、法制上当然長子相続ということが定められておるわけでございまして、昔の立太子とただいま行われます立太子の意味は非常に違っておると思うのでございます。昔のような行き方につきましても一つの方法でございますが、同時に、そこに政治的なあるいはいろいろな紛淆も起り得るのであります。私どもは、そういうことが皇室に行われませずに、現在のようなはっきりとした皇室典範に基いてそれが行われることが明確であり、紛淆を来たさずにいけるものであると考えておるわけであります。


○平井委員 終戦後に、御承知の通り日本は、国民として非常によりどころがない。せめて天皇制は維持されたのでありますから、これが一つの希望であり、よりどころであったと思うのであります。新憲法のもと国民の象徴となられたのでありますが、象徴ということの解釈は非常にむずかしいと思うのでありますが、象徴といえば、少くとも全国民の崇拝されるべき皇太子でなければならぬ。しかも立太子の式を終了された。しからば宮内庁長官として、あるいはおそばについておる人としては、民族の象徴にふさわしい教育、ふさわしい姿にさせることが職責ではなかろうか。そうならなければ、民族のより場もない。将来の日本を考えたときに、一体どうなるか、これは人ごとでない、日本民族の問題でありますから、特に宮内庁長官はこの点をほんとうに真剣に考えなければ、これが一角がくずれていった場合には、宮内庁はもちろん要りません。宮城開放の問題も近く起ることは当然の話でありますが、現在のあり方が新憲法にふさわしい、あるいは日本民族が非常に尊崇して、喜んで天皇制を護持されると思われておるかどうか、この点を長官にお尋ねいたします。


○宇佐美説明員 私どももただいまお述べになりましたようなことを深く考えておるつもりでございます。今のような新しい憲法のもとにおける皇室におきましては、皇室の方々の御行動というものが非常に大事であると考えております。そういうような意味におきまして、皇太子殿下の御教育と申しますか、御研さんを願うことは、われわれとしても非常に強いわけであります。人を作るということは容易なわざではございませんけれども、われわれといたしましては、大きな一つの職責と考えておる次第であります。


○平井委員 皇太子殿下の御結婚につきましてお尋ねいたしますが、新憲法のもと恋は自由でございますから、皇太子殿下も人間だから恋をするだろう、こうおっしゃるでしょう。それもまことにけっこうでございましょう。しかし民族の象徴という観点から見まして、もしも天皇陛下が皇后陛下と銀座を毎晩散歩しておる、あるいは自分のしたいことをするということになっても、民族が尊敬をし崇拝をすると思われておるかどうか。私は決してこの御結婚に反対をするものではありませんけれども、要するに、もしも皇太子殿下、天皇が民族の象徴とするならば、国民の声によって――いろいろお相手を探したけれどもなかった、民間からぜひもらっていただきたいとあなたから進言をされて御結婚あそばすならば、これは民族の声である、ほんとうに国民の声でありますから、私は大歓迎でございますが、もしも伝え聞くように、皇太子殿下が軽井沢のテニス・コードで見そめて、自分がいいというようなことを言うたならば、ここにおられる代議士さんの子供と変りない。

私の子供と変りない。これが果して民族の象徴と言い得るかどうか私は知りませんが、あなたから進言をされたものか、皇太子殿下が自分で見そめられたものか、この点をお尋ねしたい。


○宇佐美説明員 皇太子様の御婚約の実際についてのお尋ねでございます。これは世上いろいろ間違って伝わっておりますので、ただいま御質問がありましたので、私はこの機会にはっきり申し上げておきたいと思います。

 今回の御婚約につきましては、数年前からいろいろ準備を事務的に進めておったのでございますが、もちろんその選考の方針その他につきましても、皇太子殿下御自身はもちろん、両陛下のお考えも伺って、われわれとしては慎重にいたしておったわけでございます。殿下御自身の御性格も非常に慎重な方でございまして、御自身の義務というようなことにつきましては、はっきりとお考えをお持ちになっている方でございます。

今回の御内定になりました方につきまして、世上で一昨年あたりから軽井沢で恋愛が始まったというようなことが伝えられますが、その事実は全くございません。もちろん軽井沢でテニスを一、二度なさったことは事実でございます。しかしそれ以上の交際があったわけではもちろんございませず、この御婚約につきましても、その当時は何らそういう方がわれわれのあれにも入っておりません。しかしいろいろ候補者を選考して参りました過程におきましても、殿下に一々ごらんに入れているわけでございます。昨年の春ごろからいよいよ何人かの候補者をしぼって御相談申し上げ、そのうちからわれわれも御推薦申し上げ、殿下も冷静な観察をなさって御決心になったわけでございます。

世上伝わるようなうわついた御態度というものは、私どもは実際において全然お認めすることはできません。むしろ非常に老成された考え方を持って注意深く進められたのでありまして、このことはあの当時の発表後におきましても私どもは外に向ってもはっきり申しております。世上そういうふうに伝わっておることは事実と反していると私は考えます。なかなか先に出ますとあとから幾ら申しても徹底をいたしませんで、この点は非常に残念でございます。ただいま御質問をいただきましたのは、私としましてはむしろありがたいことでございます。


○平井委員 長官の説明を了としますが、われわれ、世上というか、宮内庁係の新聞記者連中ともよく知っておりますし、いろいろ聞くところによれば、小泉さんと田島さんが非常な推薦者であった、あとはむしろそう賛成をなさらなかった、これはどうだか知りません。世上の話でございます。そこで小泉さんあたりの教育の仕方がいいと言う人もあるし、悪いと言う人もある。

私、小泉さん、田島さんがどういう意味で強硬に推薦されたか知りません。推薦する方にもまた考えはあると思いますが、非常な推薦をして、ついに宇佐見長官も同意をしたというふうに聞いておりますし、また東宮御所において、皇太子殿下が学友を集めてわあわあ言うた結果とうとうきまったのだというようなことが、御婚約の後にぼつぼつ週刊朝日などに載るようになりましたときの責任や重大なるものがあると思いますが、この点長官いかがお考えになりますか。


○宇佐美説明員 今度の御選考につきまして、皇太子殿下の御教育に顧問として参画しておられる小泉博士あるいは前長官であります田島氏や、その他の方々といろいろ御相談したことは事実でございます。しかしながらこの間においてだれが反対をし、だれが強く推したということはございません。非常にこれは大事なことでありまして、一人の懸念もないということを私は慎重に考えて進めたわけでございます。こういうような点につきまして、私は内容について外に言ったこともございません。いろいろな憶測が出るようでございますが、これは全く事実と違うものと存じております。


○平井委員 これはなかなか大事な問題でございます。将来日本の天皇制が傾いた場合に大へんな問題になるので、私は国民代表として言うておかぬと困ると思うのですが、まず参考に申し上げておきますが、私が先般いなかに帰りましたとき、非常な天皇崇拝者のおばあさんがこういうことを言った。

先生、日本も天皇制はしまいましたね、だから金持ちのお嬢さんをもらったのだろう、そういうふうに心から言うのであります。そういう年寄りが全国津々浦々に非常に多いということも長官は知らなければならぬ。いずれ天皇陛下になられるのでありますから、民族の象徴として、今日の皇太子がそれにふさわしいお方にならぬときは、日本はしまえるのですよ。今日われわれ中共だとかソ連だとか言っておるけれども、内輪でしまえるのですからこれは冗談じゃない。小泉さんあたり少しどうかしておられますまいか。よほど慎重に考えてくれなければ困る。

もう皇室の尊厳というものは、小学校の本にもないし、だんだんなくなってくる。そういうお方を国民が崇拝して、宮内庁まで置いてああいう広いところで生活をする必要はないではないかというような段階まで行きはしないかと、私は非常に心配して言うのであります。長官は世上に伝わっておることはうそであるというけれども、一年前のテニスの写真を出したり、遊ぶところを写してみたり、ああいうことはあなたの責任ですよ。国民は決して喜んでいはしない。

それを国民は非常に御結婚には賛成だ、いよいよ皇室も民主主義になったのだ、こういうふうにもろ手をあげて喜んでいるというふうに考えることは、私は大きな間違いだと考えます。しかし婚約が整ってもう式も近まったのでありますから、これに対して私はとやかく言いませんけれども、英国の例によりましても、これは皇帝にならなければ心配はない。恋愛は自由ですから。私は退位して会社にでも勤めましょうということになると、われわれは一口も差しはさみません。九千万の象徴となられる方だから心配をしておるのであります。その点義宮の結婚と非常な違いがあるということも考えなければならぬ。

そういう場合には退位をされるといえば別でございますけれども、英国とは日本の皇室はかなり違った立場に置かれておるのでございます。英国ならば恋は自由でありますから、恋をなさい、そのかわり国民はあなたを養いませんよ、どうぞなさって下さいというようなことになると思いますけれども、日本はそこまで言わぬが、それだけに国民の気持というものは、あなた方が想像されるのとちょっと違いはすまいかと考えておりますので、今後の皇太子のあり方、今度婚約されるお方のあり方、写真等、これは宮内庁の宣伝と申しますか、そういうことについては特に私は留意をしなければならぬと思う。

これは共産党であったら大歓迎です。要するに天皇制のあり方、皇室の尊厳ということをもう少し高める上において、何かあなた方は研究をされておりますか、まだ何も考えておりませんか。将来どういうふうに日本のこの皇室というものを持っていきたいというお考えですか、この点一つ。これはあなたが長官のときですから大へんな問題になる。将来問題になったときに、私があそこで質問したがその通りになったと言わないように一つ心がけ、また今後あなたとしては、どういうふうに天皇制を持っていき、皇室の尊厳を高めていくというお考えであるか。


○宇佐美説明員 先ほど御指摘になりました殿下の今回のことについての御態度は、先ほど私がはっきり申し上げた通りでありますが、おきまりになりました以上は私どもはやはり将来殿下と妃殿下がほんとうの愛情を持って、りっぱに結ばれていかれるということをわれわれは望むものであります。しかし今御指摘になりました御行動についてはわれわれも非常にこまかい点まで注意をいたしております。最近の週刊雑誌等を見ましても、そういった問題についてわれわれも国民の疑惑が起らないように、いろいろ報道関係にもお話し申し上げたのですが、雑誌を見ますと、宮内庁は反動化したというようなことを盛んに座談会でも言っておりますけれども、国民に筋の通った報道というものはやはりなければいけない、どういう生活をなさるかということは当然なければならないと思いますけれども、むやみに追いかけ回されるということについては、われわれとしても心外でございます。そういう点で、殿下の御行動については慎重な注意をいたしておるわけであります。しかし昔のようにすべてを不自由なと申しますか、当然あっていいことまで押えるということもどうかという気がいたします。殿下が伸び伸びと自身の立場を思いながら御成長を願いたいとわれわれは思うわけであります。やたらに何でもかでも押えるということもどうかと思います。ただりっぱな地位に対する御自覚から、すべての行動をよく考えていただいて、われわれもそれをお助けして、ほんとうに国民の将来の象徴としての素質を十分伸ばしていただきたいということでございます。これは大きな政策とか、そういうことが表面に出ることではなく、日々の行動が重なってそこに現われていくものと思います。私は日々のことにつきましても、東宮職のおそばにおります者にもちろんるる申しますし、小泉博士も皇室の将来ということとあわせて考えてやっていただいておりますが、私もよく国会における御質問等も伝えますし、私の考えも始終述べておるわけでございます。

 なお今後の皇室のあり方につきましては、御指摘の通りに、ほんとうに真剣に慎重に私どもは考えなければならぬ。そういう問題について、ただ宮内庁の組織だけで考えていいのか。その間において世論を聞き、いろいろな立場から検討すべきはもちろんであります。そういう点についてもいろいろ今考えつつあるところでございます。まだ申し上げる程度にまとまりませんけれども、将来のためにこれはほんとうに考えていかなければならぬというふうに思っております。


○平井委員 皇室は、御承知の通りわれわれ国民と実は違うのでありまして、これは昔なら天皇学でございますが、今日の教育係というものの教育は、われわれ国民と違った立場においてされなければならぬと思うのであります。これはわれわれのようにちょっと代議士に立ちたいとか、金がほしいとか、名誉がほしいということ、全く教育に要らぬのであります。ほんとうに欲も得もない、ほんとうに人間の象徴としていかれればいいのでありますから、その教育は今あなたがおっしゃるように、あまり何もかにも押えるということではなく、民族の象徴にふさわしい教育、それを小泉さんはちょっとはき違えておりはしませんか。

国民らしく育てるということが小泉さんの教育の方針では困る。これは事実欲も得も要らない、選挙の必要もなければ何も要らぬのですから、その点の教育はあなたが小泉さんに教えてやって、皇太子殿下の教育というものは、一般の学習院の生徒と別でなければならぬ。昔なら上御一人といわれたのです。一般の学習院の生徒並みに教えたのではこれは絶対に象徴になれない。われわれが欲しない点、またできない点、国民では及ばないという教育があると思います。そういう教育を教えない限り――ただ昔と違って自由である、自由に教育をするのであるという行き方もありましょう。自由主義者の中にはありましょうけれども、そこは一つあなたが小泉さんあたりに教えてやって、一般の生徒とは違う立場においての昔なら天皇学、今日なら皇太子殿下の教育というものをされなければ、これは象徴として国民が崇拝するかどうかわからなくなってしまう。早い話が、皇太子殿下が銀座へ遊びに行かれる、友だちと一ぱい飲みたい、そういうことになったら、これは民族の象徴ということは絶対に言えない。天皇は常に大自然とともにあらねばならぬ。そうしなければ英国の国体と同じになるのですよ。日本の天皇というものは、常にもう大自然、どこから見ても富士山の姿のように拝まなければならぬというぐらいのあり方でなければ、国民は崇拝しませんよ。そういう点から見て、いま少し厳格な教育をされたらどうですか。昔、北畠親房などはこれはもうけ飛ばしおったという話です。たたきまくって教育をされたということも聞いておるが、あまりにも自由奔放な教育をされておるのじゃないか。そういうことからきて皇太子殿下の感覚が違ってくる。自分の将来民族の象徴としての感覚が狂ってくる。どうもこのごろはわれわれが考えても――われわれは子供のときから天皇一本で育ってきた、教育を受けてきた者でも、ちっとおかしいではないか。まして終戦後の教育を受けた青少年は、全くそういうことがなくなってしまう。

 そこで議題にありますところの皇居の造営ということになれば、これは非常にむずかしい。あなた方の教育いかんにより、天皇のあり方いかんによって、造営ができるかできぬかになるのです。お互いが天皇制護持者だから、何でもかんでも皇居を作れというふうなわけにはいかぬようになっておるのです。それを一つ長官は十分考えていただきたい。もしも教育があまり芳ばしくないというなら、小泉さんあたり入れかえたらどうですか。そんなことこそ民主主義だ。いつまでも、勤まっても勤まらぬでも、この人間をそこにつけておくということが一番封建的ですよ。もし皇太子殿下の教育係でも、これはちょっとあなたが悪いと思ったら、あなた方が入れかえたらいいじゃないですか。それが今日のあり方でございます。昔ならばかでも何でも一ぺんひっついたら、宮内省におればやめさせられなくなっておった。今日ではどんどんやっていいのですから、そういう新体制に切りかえていって、よりよく皇太子を教育するというふうにされなければ、天皇陛下は何もおっしゃらぬのですから、あなたがそういうふうに判断をしなければ、今後の、遠き将来というか近き将来というか、日本に変動が起った場合には、あのときの長官は宇佐美さんであったということになれば、あなたの人格はりっぱであるけれども、やはり時にぶつかればあなたの責任になりますから、その点、あなたが十分研究をされ、努力をされて、やはり皇室の尊厳を残していくというふうに努力をされなければならぬと私は思いますし、また皇太子殿下においても、これはあなたが直接進言できるのかどうかわかりませんけれども、十分そこを自覚されて、やはり国民の崇拝するに足る人間になってもらいたい。これは人間というか、昔は神様だったのです。御承知の通り明治憲法のもとにおいては、神聖にして侵すべからず。今日人間になったというだけで、やはり象徴ですから、象徴ということについての私の解釈が合うかどうか知りませんけれども、私は民族の象徴ということになれば、天皇は、国民が貧しければ貧しいものを食べ、国民の政治、経済に伴って生活をしていかれる、ああ陛下は銀座にも行かれぬし、映画も見られぬ、これはわれわれはひとしく崇拝しなければならぬという気持になっていくと思うのでありまして、民族の象徴というのはただ看板だけで、あとはわれわれ国民と同じ行動をとってよろしいのであるというふうに考えたならば、象徴とは言えないと私は思いますが、あなたは象徴ということをどう解釈されますか。


○宇佐美説明員 終戦後今まで皇室に対する一般的ないろいろな批判が行われて参りましたが、この大きな流れというものは、やはり一言で言われるような民主化、もっと自由にしてあげなければいけないのじゃないか、あるいは今おっしゃったような、銀座にもおいでになればいいし、喫茶店にもおいで願えばいいじゃないか、そういう議論が割合に多かったと思います。しかし私は決してそうは思っておりません。やはりすべて普通の国民と同じ生活をするということでは、ほんとうの象徴としての国民の尊敬を集め、親愛を得られることにはならない。それは、ある意味において自由が一部ないともいえます。しかしそれはやはり国民の中心となって、象徴としてお過ごしになるには当然負われるべき御責任であり、御義務であると思います。そういうことでなければ、何らわれわれと差がなくなってしまう、私は常にそう思うわけであります。最初に申し上げたような意見はいろいろございますし、いわゆる雲の上に上る行き過ぎた行き方は、もちろん直していくベき点があれば直さなければならぬのでございますけれども、やはりそこにはきぜんとしたことがなければ、秩序は保たれませんし、また尊敬や親愛というものも生まれてこないと私は常に考えております。そういう御修養もなさらなければなりませんし、そういう義務ということもしっかりとお持ちを願わなければならぬと私は考えております。しかしそういう点は御幼少のときからおそばの者が、そういういろいろな進言に対しては気持よく胸を開いてお受けになることをほんとうによく申し上げ、われわれが、あるいはそばの者が申し上げることは、よく御反省になる方だと私は思っております。もとよりまだお年もお若いことですし、御修養願うべきことは多々あるわけであります。小泉博士は、常に皇室の将来を最も心配しておられる一人だと私は考えております。しかし具体的にどういうことをということについては御相談もございますし、私も遠慮なく意見を申し上げておるわけであります。今後においても、そういったことについては最善を尽したい。今回のことにつきまして、大きなことを申すと仰せになるかもしれませんが、私が責任をとって済む事態ではない、それ以上の大きな事態であるというふうに考えて参ったつもりでございます。不敏でございますけれども、この覚悟だけはいたしておるつもりであります。


○平井委員 最後にお尋ねなりお願いをして終りたいと思いますが、御結婚式も近いのでありますから、今の長官の御説明で私は納得いたしましたが、なお宮内庁から国民が納得するようにしていただきたいと思うのと、これは長官に幾らわれわれが質問してもしようがないが、皇太子殿下並びに宮様のおつきの人は、悪ければ取りかえなければ教育というものはよくなりません。あなたが見はからつて、これはあまりよくないと思われる人はどんどん取りかえられて、そうしてりっぱな教育をされる方をお入れになって――今の人がいいか悪いか知りません。悪いと言う人もあり、いいと言う人もあるが、取りかえて教育をなさらぬと、将来非常に大きな問題が起るのではないか。天皇制のあり方ということは、日本の政治、経済あるいは世界の動静に従ってあらなければならぬと私は思うのであります。従って皇居造営の問題におきましても、まだ審議会はできないのでありますけれども、もしも審議会ができましたならば、時代に即応して、かつて三井、三菱の大財閥が十万坪の屋敷に住んでおったのが、今日一万坪の住居におるということを参考にして、今日の皇居のあり方はどういうふうでなければならないかというふうに、率先宮内庁は研究をされていかなければ、これまた非常な難関に到達すると思うのでありますから、日本の情勢、世界の情勢、東南アジア未開地のところにクーデターがあり、いろいろある世界の動向をよくながめて、ひとり日本だけが昔の風習ではいかれない、日本の皇室はこうあらなければならないという見地から、まず率先してあなたの方で案を立てられなければ、将来禍根を残すと私は思うのであります。どうか皇居の造営の問題につきましても、あなたの方で十分考えられて、先手を打つといってはおかしいのでありますけれども、この程度でよかろうとか、あるいはこうした方が今の日本の皇室にふさわしいのであるということを十分考えられてお作りにならなければ、将来禍根を残す。東宮御所の御造築のごときも、間組が一万円で引き受けた、こういう崇拝組も日本にはあります。また家がなくて困っておる国民もある。私は間さんに言いたい。そういう金があるならば、住宅のない人に建ててやったらどうかと間さんに言いたいが、あまり私は懇意でないから言うておりません。そういうお方もあるが、それが全部でないことも考えなければならない。そういう人もおります。いなかの年寄りの八十、九十の人は、日本が戦争に負けたことも知らないという人もおりますから、そういうことを十分考えて、あなたの方で考慮されて、現在の世の中にふさわしい皇居の造営を計画していただきたい。同時に今後の皇室の尊厳並びに天皇制のあり方を十分研究されなければ、日本の将来にいかなる変動が起るかわからぬということを肝に銘記して、今後長官としてりっぱに職責を全うされるようにあなたにお願いを申し上げて、私の質問を終ります。


○内海委員長 受田新吉君。


○受田委員 私は宮内庁長官並びに法制局長官並びに総理大臣にかわって御出席いただく官房長官に相次いでお尋ねを申し上げたいと思います。それは皇室に関係した事項で、今、平井議員よりお尋ねになった諸問題を別の角度からお尋ねしてみたいと思います。

 私は最初に、日本の天皇制というものが新憲法で国民の象徴とされているということに一応うなずき、またこれを支持していく一人であります。ただここで問題となるのは、天皇の御地位というものに対して、新しい憲法が保障する基本的人権、いわゆる憲法の第三章に掲げられてある基本的人権と矛盾する面が相当起っておらないか。この点が第一のお尋ねの問題であります。具体的に申し上げますが、新憲法は天皇を人間天皇として宣言せられておる。そういう意味からいうならば、その人権もまた十分尊重をするという意味で、象徴としての天皇の権威を傷つけない限度におけるゆとりある人権尊重のあり方が示されておらなければならぬと思います。一例をあげますが、天皇はいつまでも天皇の御地位におられなければならないということになると、非常に窮屈なお感じをなさることもあろうと思うのです。従って、たとえば皇太子が成年に達せられ、あるいは御結婚をされる。そして十分後継者として天皇の地位を守ってもらえるということになり、また天皇御自身も、一般でいうならば定年退職に当られるくらいの年配になられる、こういうことになるならば、天皇の御退位の自由ということが一応認められていいのではないかと思うのでございますが、この問題は、宮内庁としては、また法制局としては、どういう御見解を持っておられましょうか。


○林(修)政府委員 ただいまの問題は、非常に重要な問題であると思います。これは御承知の通りに、新憲法が当時の帝国議会において審議された際に、あるいは現行の皇室典範が法律案として議会で審議された際にも、非常に議論されたところでございまして、いろいろの角度から御議論があったわけであります。しかし当時の政府として、皇室典範にこういう制度を認めなかった理由としては、次のようなことがいわれております。現在の憲法は、もちろん皇位継承のことにつきましては法律に規定を譲っております。法律である程度のことは書き得る範囲のことがあるはずでございます。しかしこれは憲法第一条が、天皇は日本国の象徴とし、それからその地位が日本国民の総意に基くというこの規定、それから第二条に皇位は世襲のものである。こういう規定と離れて、ただいまの問題を議論することはできないと私は思うわけであります。なるほど新憲法によって人間天皇としての地位はできましたけれども、しかしそれだからといって、一般の人と同じようにこれを扱うわけにはもちろんいかない。やはりこの象徴たる地位、あるいは国民の総意に基くこの地位というものと相いれない範囲におけるもの、そこに制約があることは当然だと思うわけであります。これはやはり皇位というものは世襲のものである。それから古来ずっと一つの系統で受け継がれてきているということと、それからそこに天皇が過去においてはもちろん譲位ということはあったわけでございます。そういうことはありましたけれども、ただいま申し上げたような御地位、それからこの天皇のそういう象徴たる地位から考えまして、御自分の発意でその地位を退かれるということは、やはりその地位と矛盾するのではないか、これはやはり幾多過去の例からいっても、いろいろ弊害があったこともございます。これは一言で申しまして、天皇には私なく、すべて公事であるという考え方も一部にあるわけであります。やはり公けの御地位でございますので、それを自発的な御意思でどうこうするということは、やはり非常に考うべきことである。そういうような結論から、皇室典範のときに、退位制は認めなかったのであるということを、当時の金森国務大臣はるるとして述べておられます。この問題は、実は皇室典範の審議されたときの帝国議会においては、皇室典範の論議の半分ぐらいを占めております。そういうことで政府案が通過したような関係であります。その当時における政府側の見解は、ただいま直ちに変更するほどの理由は私はないと思っております。従いまして今、受田先生のおっしゃったようなことも確かに一つの議論としてはあることと思いますけれども、軽々にこれはきめられない、かように考えております。


○受田委員 私はこの新しい憲法や皇室典範の審議の際の問題を今持ち出しておるわけではない。当時は天皇のお立場が戦犯としての批判を受けようとされたり、戦争責任が追及されたりという渦中にあられた。しかし今日はようやく世界の情勢も落ちついてきたし、日本の復興もほぼでき上ってきたという段階になって、しかも世継ぎになられる皇太子が御結婚されるという段階になられるということになるならば、もうそうした戦犯論議とかその他の戦争責任問題を乗り越えた新しい段階にきて、この問題を考えなければならぬ時期にきておると思う。ことに現在の天皇は二十才になられたときに摂政になられて、自来すでに四十年に近い間を、まことに筆舌に絶する苦労をされておられる。ことに大東亜戦争の責任などという問題になってくると、御自身も非常に痛切に感じておられる。しかしあの大東亜戦争を締めくくる終戦というところへ踏み切られたのは今の天皇であられた。そういう意味からも、私は今の天皇御自身がその悲劇的運命の中に苦労されて今日に及んでおられることを思うときに、皇太子が御結婚されて、一人前の世継ぎとしてもりっぱな資格を備えられておるということになるならば、ここに終戦直後の混乱の中で論議された憲法論議や皇室典範論議とは別の意味で皇室典範は法律でありますので、この法律を改正して、天皇の退位の自由を認めてあげるということが、新憲法の第三章に掲げられた基本的人権の尊重の条項にも合致するものだと思う。従って象徴の尊厳を傷つけないで、後継者がりっぱにおられる場合に、皇室会議の議を経て退位をすることができる、そういう考え方は、私は成り立つと思う。この問題は、新しくそういう事態に遭遇しておるという気持を私は持っておるので、新しく検討をすべき段階ではないかと思う。昔のものを引っぱり出して、今ごろまだ依然として古い感覚で、憲法、皇室典範の論議をされた終戦直後の空気をそのまま今に持ち込むということは、どうも時代感覚のずれはなはだしいものありと認めざるを得ない。いかがですか。


○林(修)政府委員 決してその当時のいわゆる戦犯論議とかいうこととの関連のみで申しておるのではございませんので、やはり確かに受田先生のおっしゃるような基本的人権の尊重ということもございますけれども、憲法第一条、第二条等で規定しております象徴たる地位、あるいは国民の総意に基く地位、皇位世襲の継承ということと切り離して、この問題は解決できないと実は思っております。従いましてやはりそういう今おっしゃったようにいろいろ個々的の場合には、いろいろの事情が起ることはございましょうけれども、今おっしゃることであれば、結局制度としてそれを認めろということになるわけでありますが、この制度として認めろということは、国民の総意に基く御地位、象徴である御地位ということを考えますと、私はそう適当なものではない、過去の歴史を見ましてもそういうことは適当なものではないのじゃないかということも考えるのであります。あるいはこれは制度として認めれば、皇位継承の順位に異動を来たすこともあり得るわけであります。そういうことから考えまして、これはやはり慎重に扱わなければならない、軽々にきめられない問題だと思います。


○受田委員 もちろん軽々にきめるべき問題ではないでしょう。しかし世襲制度というこの憲法第二条の規定によっても、世襲には間違いないわけです。だから隠居する制度も考えられておるのですから、御隠居なされるという形になればいいわけです。従って世襲制度というこの憲法第二条の規定に矛盾する形にはならないわけです。お世継ぎがちゃんと成年に達しておられる、御自身も定年に達しておられるということになれば、当然そういう自由を認めてあげるという規定が、しかもそれが皇室会議という一応の機関の議を経てきめられるわけでありますから、軽々にきめるわけではありません。こういう制度を考えて差し上げることが、憲法の精神にマッチした皇室典範の改変であると思う。

 もう一つそれに関連して、天皇の行為の自由ということにもしばしば問題が起ってくる。たとえばただいまの陛下は、弟さんの秩父宮がなくなられるときに、ぜひ臨終の弟宮を見舞いに行こうとされたときに、ついに宮内庁は見舞いを押えたといわれる。ただいまの皇后は、お母さんの倶子さんがなくなられるというときに、これまたついにお母さんの臨終にもおもむかせしめられなかったという、おそるべき人権侵害をやっておると私は聞いておる。肉親の死に宮内庁がそういう圧力を加えて、人情の自然と美しさを押えるという、こういうことは一体どういうところに原因があるか、そういうことは絶対なかったかどうか、その事情をこの際あわせてお伺いしておきたい。


○宇佐美説明員 前段の陛下の自由な御意思に基く御退位ということにつきまして、法制局長官からお答えがございました。私も全く同様に考えておるわけでございます。現在の場合のみを考えるのでなく、日本永久の将来のことを考える場合に、自由なる御意思による御退位というようなことを、その象徴たる位地から見て、常に国民が全部異論なく認めるかという問題は、いろいろな将来のことを考えますと、容易なことではない。私どもはこれにつきましてすぐ御賛成を申し上げる気持になれないのでございます。

 また後段の御質問でございますが、これは宮中のいろいろな昔からの風習がございます。今の陛下は、そういう点について勇敢に直すべきものは直すお気持でございます。われわれといたしましても、そういう御趣旨に基いて、自然にそういった点につきまして十分考慮をいたしております。御指摘になりましたような点につきましては、われわれは宮内庁において阻止をしたというようなことは全然ございません。事実不幸にしてお間に合いにならなかったということでございます。


○受田委員 そういうお間に合いにならなかったというようなことで、その場をごまかすべきものではないと私は思う。こういうことは、お工合の悪い肉親がおられる場合に、自由にお見舞いができ、その臨終に立ち会われるという努力を、宮内庁がなぜなさらないのです。間に合わなかったのだという言い分は、はなはだ重大な問題だと思うのです。宮内庁としてそういう人情の美しさを押えるような措置をされたと解釈しても、これはやむを得ないじゃありませんか。今度皇太子が結婚される正田さんの場合でも同じことです。つまりこういう場合に正田家が非常に心配しておられる問題として、そうした人間としての自由性を圧迫される点はないかという点がおそらくあったと思う。そういうことについて宮内庁としては、人間としての美しさ、人情の自然というものを十分尊重して、一切こういう問題については人権を侵害するようなことはない、今後は絶対にさようなことはしないということをお約束できますか、まずそれを伺っておきます。


○宇佐美説明員 皇室の方々が、御両親その他の御不幸の場合にお見舞いなさることを、われわれは阻止するというようなことは考えてもおりません。しかし実際の場合に、やはり象徴としてのお立場から、今の例でなくても、そうあそばしたくてもなされないときもあろうかと思います。そこはやはり外から見ますと自由を押えているとわれわれは考えるわけであります。


○受田委員 九重雲深きあたりの一般国民に理解できないような形の宮内庁の措置は、やはり感心できません。宮内庁としては、そういう問題についてはもうあけっぱなしで、たとえばお見舞いに行かれるのに途中の警戒の問題などがあるとかいうことを気がねされて、肉親の死にも会うことができないというような御心配があるならば、そういう問題についてはあたたかい心組みをもってお役目の方をやられればいい。そういうことを十分含んで、何らか一般国民との間を隔離申し上げるような形のないように、一つ宮内庁としては御努力願いたいと思う。

 私はもとに話を戻しますが、もう一つこの御退位の問題に関係するのですけれども、もし退位の自由を認めたならば、皇位継承の順序にも問題があると今長官が仰せられました。これは私はどこに問題があるかということをお尋ねしてみたいのですが、たとえば皇族から、皇位継承の地位にある皇族の身分を離れるという申し出があったという場合のことですが、いかがですか。


○林(修)政府委員 これは仮定の問題ですから、そのつもりでお聞き願いたいと思いますが、かりにそういう制度がございました場合に、たとえば天皇が退位せられる、そのときに実は皇子がおられない、従って皇位継承が皇弟に行ったという場合に、あとから皇子が生れるという場合のことを考えれば、いろいろ問題があると思う。これは過去においても日本の国史を見れば問題があったと思う。そういうことも一つの形態としては考えられるということを申し上げたのであります。


○受田委員 私は、後継者がはっきりして御本人も相当の年令に達しておられる、こういう場合に皇室会議の議を経てきめられるのだと申し上げているわけです。皇子もおられない、もう本人はおやめになった、そのあとに皇子が生れた、そういう仮定の問題を今持ち出したら皇室会議の議が通りますか。皇室会議の議を経るということになれば、やはりそこにはっきりした後継者がおられる、天皇の長期にわたる御苦労に対してもいたわりの気持をもって御退位をお認めするという形になる場合です。そうでない場合には皇室会議の議は通りませんから、あなたの御懸念の問題は解決するのではありませんか、私はそう思うのですが、いかがですか。


○林(修)政府委員 先ほどから申し上げております通りに、今受田先生のおっしゃることは、やはり制度としてそういう制度を設けたらどうかというお話でございます。従いましてそれはやはり皇室典範の中にそういう規定を取り入れることになるわけであります。そうなればこれは一つの制度として将来に向っての問題になります。いろいろなことももちろん考えなければならないことになるわけであります。そういうことを考えてみました場合に、今の自発的な御退位の制度というものが、果して天皇の世襲制、皇室の世襲制、皇子の世襲制、あるいは天皇の象徴たる地位、あるいは国民の総意に基くという国民の信念から見た考え方、そういうところにマッチするであろうかどうか、これはやはり相当疑問のあるところだと思う。今、受田先生のおっしゃるような御議論ももちろんあることと思いますが、それに反対する議論も相当強い根拠を持っていると思います。従いまして私どもとして今簡単にそういうことに踏み切る決心はないわけであります。むしろ先ほど宮内庁長官が言われました通りに、簡単には賛成できない、こういうことでございます。


○受田委員 あなた方は天皇のお立場というものを考えていかなければならない。そこで、あなた方だけの御都合で、天皇の人権をいつまでも侵害していくことは問題だ。だから御用学者という立場であるなら仕方がない。しかしながらもっと純粋な理論的な立場でものを考えていく、あるいは日本の将来を考えてこう解釈したいというような、あなた方はやはりある程度の余裕のある解釈をしなければならぬ。

 もう一つ、これに関係するのですけれども、女帝です。皇族女子には皇位継承権がないわけですが、この皇族女子の皇位継承権を容認するという典範の改正というものは、これは決して差しつかえないわけです。今の憲法では男女平等である。憲法の十四条で、法のもとの平等、貴族の禁止、栄典というところにも、人種、信条、性別云々で差別されないことになっている。そういうところからいっても、国民の象徴だけを差別するということがあり得ますか。そういう意味からも新憲法の精神にのっとって、皇族女子の皇位継承権を認めるということは、私は当然考えられていいことだと思う。いかがですか。


○林(修)政府委員 これも皇室典範のときに議論されたところでございまして、一応議論済みのことだと私は思っております。重ねて申し上げますけれども、確かに憲法では男女平等、あるいは婚姻における男女平等、あるいは相続についての男女平等の原則をきめております。しかしこれはむしろ普通一般の家であれば、昔のような家の制度はもちろんないわけでありますから、主として財産相続についての男女平等でありますが、皇位あるいは象徴たる地位というものは、必ずしも今申しました民法上の相続と同じように考えるわけにはいかない問題が一つあります。そのほかにやはり古来の日本の国民の一つの総意と申しますか、国民の信念と申しますか、つまり男系相続ということで実は一貫して参っておるような状況でございます。従いまして男系相続ということを認める以上は、女帝を認めれば、そこで男系は断絶するわけです。別の系統に移動するということになってくるわけであります。そういうことから一つの問題点がある。また女系による相続を認めれば、これは別の問題でありますけれども、やはり日本のいろいろの古来の国民の感情あるいは現在における国民の感情からして、果していかがであろうかという問題があるわけであります。また過去における女帝の例、日本には幾つかの女帝の例がございますが、これはいろいろな特殊な事情に基いた例だと思っております。そういうところから、やはりこれは慎重に考えるべき問題だということで、皇室典範のときにもその問題はいろいろ話題に上りながら、そういう規定はされなかった。その事情を今直ちに――おしかりを受けるかもしれませんが、そういう事情を今直ちに解消するだけの事由はないのじゃないかと思っております。


○受田委員 この問題は、どうも男系相続が日本の伝統であるからなどという古くさい考えで御答弁されておるようでありますが、すでに英国においてもそういう制度が長期にわたって保持されている。ただ英国の制度には、女帝の場合には男子の兄弟がおらぬというような場合に、女子だけだというようなときに、女帝ができておるわけでありますけれども、一応程度の差はありましても、皇位の継承権に女子の相続権というものは認められておる。こういうところから見て、世界の大きな流れというものを見たときに、昔の古い伝統を今ごろ持ち出されて、男系相続が日本の伝統などというこの論議は、どうも法制局長官としてまずい論議じゃないか。新憲法の精神というものを――ここにおられた自民党の方の中にも、退位の自由と女帝は大賛成だという意見が出ておる。そういうふうな意見が……(「反対だ」と呼ぶ者あり)与党は分裂状況です。そういうことからも皇室典範に対して、もう少し人権を尊重し、象徴としての権威を傷つけない限度において人権を尊重するという配慮をなさるべきではないか。特に宮内庁長官とされても、そうした宮内庁の事務を担当される責任者として、常に日本の将来、国民の皇室に対する感情等の問題を十分洞察して、長い目で見た日本の皇室の将来への見通しを持った努力をしておかれないと、思いがけないところから、今回の御結婚を契機として、皇室に対する重大な国民の悪感情が起ってきたりするおそれが私はあると思うのです。そういう意味から、少くとももう少し大衆と溶け込んだ皇室という、同時に象徴としての立場は保持されるような配慮を払いながらという気持は必要でございますが、そういう努力をしておかれないといかん、かように思うのです。

 そこで、三笠宮に例をとりますけれども、三笠宮が紀元節に対する見解を表明されたというので、中にはこういう三笠宮のような皇族がおられては、皇室の尊厳に関係するから、皇族をやめてもらおうじゃないかという意見がある。宮御自身も皇族をやめたいというお気持を表明されたとも承わっておるのであります。宮が、皇族が、そういうことを発言されたということについて、これを政治問題として見ようとするならば、それはけしからぬじゃないか、皇位の継承予定者がそういうことではいかぬじゃないかという議論が成り立つかと思いますけれども、宮の学者としての良心から叫ばれたこの言葉に対してかれこれ議論する。自民党の諸君の中にそういう声があるわけです。そういうものに対して宮内庁としては、また法制局としては、皇族の身分にある者の発言について、何か常に注意をしておるとか、あるいは圧力を加えておるとかいうことがあるのかないのか、また三笠宮の皇族を離脱したいという気持を持っておられるという表明があったことがあるのかないのか、これも一つお答え願いたいと思います。


○宇佐美説明員 三笠宮様のことについてのお尋ねでございます。殿下は、終戦と同時に軍籍を離れられまして、将来のために東大にお入りになって歴史を御勉強になっておられます。非常に熱心に御勉強になっておるのであります。しかし私は、皇族であられることがまず第一でございまして、国民は学者になっていただくということにおいて皇族におなりを願っておるのじゃないと思います。やはり皇族としてのお立場、義務というものを第一にお考え願うべきであると思います。同時に、お仕事として御勉強になり、それを通じて国家、社会に貢献されるということも私はけっこうだと思う。しかしそれはあくまで学問的なことでありまして、そのお地位から申しまして、政治的問題に関与されていかれるということ、どうも私どもとしては御賛成できないと思います。そういうことにつきまして私も殿下とお話を申し上げておることがございますけれども、しかし今お話しになりましたような皇族の籍を云々ということは、何も私は伺ったことはございません。いろいろ著書等も御発表になるようであります。私といたしましては、もっと慎重な御態度を希望しておるところであります。


○受田委員 宮内庁長官、えらいかたくお考えですが、三笠宮は、紀元節の問題などについても、これは天皇一家の、皇室の私事であるという見解を表明され、これを国民の行事として取り上げることについての意見を持っておられるわけなんです。そういうことについて、これが政治的な見解であり、学者としての立場では行き過ぎだというような御注意を申し上げるということは、これはどうかと思います。皇族の御発言は何事もそれではできないということになる。純粋な御意見も述べられないということになる。それが多少でも述べられると、すぐどこかにひっかかるというような問題であれば、何事もこれは発言できないということになる。これこそ人権侵害もはなはだしいものになってくる。こういうことについて、もっと自由な気持で皇族としての立場を御自身が十分考えておられるのですから、もし皇族の立場をお考えにならなければ、もう皇族を離脱されることになるのですから、そこは成年に達せられて、しかも良識を持たれたりっぱな三笠宮の御言動に対して、一々御注意申し上げ、おしかり申し上げるということは、私は宮内庁長官としては行き過ぎだと思う。そうなりますと、皇族の身分に生まれた人は、そういう発言やらすべての行動にわたって非常に不幸な立場になる。(「もちろんだよ」と呼ぶ者あり)そういうことこそ人権侵害なんです。私が今申し上げていることは、あらゆる面に不幸な立場に追い込むということでなくて、許される限度内の御自由を認めてあげる、新憲法の御自由を認めてあげるという努力もしておらないで、すべてワクの中にはめ込んで、非常に窮屈な生活をさせていくというようなことは、お役人たちのとるべき道ではないと私は思っておる、そういうことを私は今指摘して、人権の尊重を可能な限りにおいて認める努力をしてあげるという、その配慮を希望しているわけなんです。これはもちろんと言われるかもしれないが、皇族の身分にあり、あるいは天皇の御地位にある人は、あらゆる角度からその人間性の豊かな暮しを押えられるということになる。いかがでしょうか、こういう点について、高い立場から今後の皇室のあり方、皇族の立場というものについての配慮をどうすべきかということについて、何かあなたはお考えになっていらっしゃることはないでしょうか。


○宇佐美説明員 重ねてのお尋ねでございますけれども、一つの学問をせられましてある結論に達せられるということは、これはだれも押えることはできません。またそれを周囲の人に多少お漏らしになるというようなこと、それもいけないとは思っておりません。しかしながらそのお考えが、言葉は悪うございますが、左右いずれにしろ政治的な問題になり、皇室に非常に影響するというようなことを国民が心配するときには、慎重な態度をとらるべきであるということは私は誤まりないと思います。


○受田委員 左右いずれにせよ、それが政治的な方向へ行ったとおっしゃっているのですが、三笠宮御自身としてはそういう政治的な気持はみじんもないわけなんです。そういう問題を政治的にこじつける人々がおり、それを悪意にとる人々がおるわけなんです。この問題は、つまり三笠宮の言動に対しての影響力というものを、外部から不純に利用しようということになるわけなんです。あなたはむしろその外部を押え、宮の考えておられることは正しいのだ、学問の研究の自由は尊重しなければならぬという立場で、特に政府与党の諸君などに厳重に御注意される方が、むしろ筋が通ると思う。

 もう一つ、皇室典範の規定の中で、退位の問題にも触れてきたのですが、天皇が崩ぜられたあとへ新しい天皇が即位されることによって元号が変るわけなんですが、その元号がどういうふうに変るかということは法律では規定してない。これはもし御退位が実現され、あるいは天皇がなくなられたという場合に、どういう規定が用意がされておるのか、法制局長官から一つ伺います。


○林(修)政府委員 御承知の通りに、これも旧皇室典範には規定があったと思います。それが新しい皇室典範を規定するときには、皇室典範のきめる事項ではなかろうということではずされておるわけであります。そこで残っておりますものは多少問題がございますが、明治初年の行政官布告というものがあるわけであります。しかしいずれにいたしましても元号の問題は、確かに天皇の御退位あるいは天皇がおなくなりになったあとの新しい天皇の即位という問題と相関連する問題でございますけれども、これは今の憲法のもとにおいて、そういう新しい元号を立てるということは、私はやはり法律できめるべき事項だろうと思っております。これはかつて新憲法施行当時、そういうような法案も予定されたこともあったようでございますが、当時の占領軍政策の事情でもってこれは消えております。その後御承知かと思いますが、当時の参議院の文教委員会において、いわゆる西歴紀元を採用したらどうかということも御議論になったこともございます。そういうようなこともございますが、いろいろな事情を考えて、これは将来のことでございますが、元号制をどう立てていくかということについては、法律をもってきめるべき問題である。かように考えまして、一応そういうことは私ども考えなくてはならないというふうに思っております。


○受田委員 元号の問題を考えなければならぬという御意見のようでございますが、これは西歴を用いるとか、いろいろなことがあるにしても、日本の立場からの特別な規定を設けておくということは大事なことだと思っております。大へんおそれ多い話ですが、天皇がいつなくなられても、ちゃんとした用意をされておくということが必要だと思う。

 あとお二人御質問があるので、最後に一言お尋ねしておきますが、今度の御結婚につきましても、天皇の国事事項としての御結婚の儀式と、天皇の御一家あるいは皇太子御自身の個人的な御儀式というものがある。こういう国事の儀式あるいは個人の儀式というものの限界線は、一体官内庁としてはどういう形でおとりになっておられるのか。もちろん国事に伴う費用というものは当然国会の承認で出されるものでありますけれども、国会の承認を要しなくても済む支出の面もありますので、そういう限界線をはっきりしておいていただきたい。今回の御儀式の中で国事として取り扱える儀式と、皇室の私事として取り扱える儀式の分別をちょっとお聞かせ願いたい。


○宇佐美説明員 今回の御結婚に関しまして、御婚約、いわゆる御結納のことから式の終りますまでいろいろの計画、すでに済みましたものもございますが、今後進められるものも研究中でございまして、こまかい点を今検討中でございますが、大綱につきましては、過日の閣議の決定におきまして、当日行われます結婚の儀と朝見の儀、それから引き続き行われます祝宴の儀が、国の儀式として行われるということが正式に決定になったわけでございます。そのほかの儀式につきましては、実は旧来の諸規定をもとにいたしまして、なるべく簡素に行う、あるいは時代に即するようにするという趣旨のもとに整備をいたしているわけであります。いろいろございます中で、特に国の儀式として考えましたものは今申しました三つでありまして、結婚の儀というのは、これはあくまで両殿下が誓い合われるという結婚の中心をなすものであります。朝見の儀と申しますのは、両陛下に両殿下が正式に会われてあいさつをされるという意味のものでございまして、これは前回の立太子礼、成年式礼の際にも国の儀式として行なったので、その例に従ったわけであります。最後の祝宴と申しますのは、天皇陛下が内外の人に御披露をなさるという公的なものとして、これを国の儀式の一つに入れたわけであります。その他お内輪でなさいますもの、あるいは皇室の御例によって神宮その他に参拝されるということは、一切内輪のこととしていたしたわけであります。


○内海委員長 高瀬傳君。


○高瀬委員 実は赤城官房長官においでを願いたいと申し上げてあったのですが、それはどうでしょうか。


○内海委員長 赤城さんは参議院の本会議に行っておりまして……。


○高瀬委員 実は私は皇室会議のあり方について私の所見も述べ、あるいは内閣あるいは宮内庁の意向も伺いたい、こういうことであるのであります。特に今回の皇太子殿下の結婚に関しまして、皇室会議のあり方について一言お伺いしたい。そして私の所見も述べたい、こういうのであります。もちろん前提条件として、私は皇太子妃が今回きまりまして、御成婚があるということについて、日本国民として心からお喜びを申し上げておる一人でございますから、そういう点は誤解のないようにお願いしたい。

 私は皇室のあり方というものについて、平井君などと意見が違うかもわかりませんが、敗戦直後陛下もおっしゃったように記憶しておるのでありますけれども、つまり英国の皇室のようなあり方、これが日本としては非常に望ましいということを陛下がおっしゃったように記憶しておるのであります。御承知のように私から申し上げるまでもなくいイギリスは今日存在しておるところの君主制の国家の典型的、代表的のものであると言ってもいいのでありまして、皇室と国民とが真に一体になっておるということは事実のようであります。従って敗戦後、日本が民主主義の国家として再出発した際に、英国流の皇室のあり方、あるいは英国流の議会の運営のあり方、あるいは英国流の国民と皇室の関係、こういうものを陛下は理想にしておられたのではないか、そういうふうに拝察される節があるのでございます。しかし現在必ずしも皇室と国民とが一体になっておるとは私は思えない点もございます。たとえば、これは言葉のあやでありますから、こんなことは理由にはならぬかもしれませんが、菊のカーテン、こういうような言葉をよく耳にいたします。従って現在の皇室に対する国民の感情というものは、今回の皇太子妃の選定に当りまして、端的にこれらの点を現わしておる点がなきにしもあらず、一般の世論というものは非常にお祝いを申し、私もその一人でありますが、必ずしもそればかりではない。先ほど平井君もちょっと触れたようであります。しかも憲法の第一条に明記してあります通り、天皇は日本国民統合の象徴でありますから、皇室と国民とが密接なつながりを持つということは当然でございますし、天皇御自身ももちろんそういうふうにお考えになっておると私は拝察いたします。ところが現在の、特に今回の結婚で国民感情から多少離れているような印象がある。これは実は私はあの発表の形式とか、そういうものをかれこれ言うのではありませんが、実際のところ皇太子妃の選定に当りまして、宮内庁の宇佐美さん初め関係者は長い間大へん御苦労になったと思うのです。この点私は敬意を表しておりますが、国会も何ら御結婚について知らされておりません。公式発表の十日前、つまり十一月十七日のニューズ・ウィークには事こまかに、全部私は翻訳して持っておりますが、「皇太子の恋」という表題で詳細に報道されております。結局知らないのは国民だけだ。私はこういう問題がありましたときに、宮内庁に電話をかけまして、宇佐美さんは当時お留守でありましたが、そういう事実があるかどうか、私はそれを尋ねたのでありますが、電話に出た人は相当の方だと思いましたが、全然知らないというお話でございました。それはいろいろ都合があったかもしれませんが、現在結納もかわされた今日ならば、その辺のいきさつを相当詳細に御報告を願って、そうしてやはり国会の記録に残しておく必要がある。これはやはり一つの国事でございますから、その点はぜひとも――先ほど、いろいろうわさされておるような事実はないとか、断片的におっしゃったようでございますが、ニューズ・ウィークにいろいろなことが書いてあります。特にこれは恋愛という言葉を盛んに使っております。たとえば「二人は恋愛中だが、果して因襲に刃向って結婚ができるだろうか、これが事情を知っている連中がもう何カ月も抱いている疑問である。」というようなこと、それから「皇太子が正田美智子さんに初めて会ったのは軽井沢のテニス・コートである。」それから、非常に反対があったということも載っております。「反対は大へんなものだ。一番驚いたのは米国の占領下に皇室を除いて爵位を全廃された元の公爵、伯爵、子爵、男爵などであった。天皇の義妹に当られる秩父宮妃のお母さんの松平信子前子爵夫人を先頭に、華族たちは皇族出の他の候補者を立てて運動したが、民主化がとうとう皇位にまで及んだことに一斉にろうばいした。」こんなことが書いてあります。これはもちろん単なるニュースでありますから、私はその信憑性のいかんは知りませんけれども、特にあのとき宇佐美長官もおっしゃったと思うのですが、あれは恋愛ではない、たとえば結婚は相互の合意のみによって成立し、相互の協力によって打ち立てなければならないという憲法の条章そのものとは関係がない、普通の恋愛ではないのだということを非常に強調されたようでございます。従ってこういうような問題について、先ほど長官も非常にいい機会を与えてもらって感謝すると言われましたが、私はやはり国家の一つの重大な国事でございますから、こういう点についても詳細に系統的にいきさつを説明されて、国会の記録に残しておく方がよかろう、私はこういうふうに考えるので申し上げているようなわけであります。ここで一問一答をして宇佐見さんをどうこうしようというのではございません。

 それから、特に私の念頭に浮びましたことは、皇室会議というものはただ一度しか開かれていない。結局皇室会議を一度開きまして、決定をやったのは既成事実をただ承認しただけ、椎熊前副議長などに聞きますと、その日に正田家の家系その他いろいろ書類を渡されて、それにただ無言で賛成しただけだというふうにも聞いておるのでありますが、こういうふうになりますと、皇室会議などというものは非常に形式的なものであって、国民や国体と重大な関係にある皇太子妃を決定するということは、あまりにも非民主主義的なやり方じゃないか。皇室会議というものは非常に形式的なものになって、たった一回、既成事実を承認するというだけになってしまったのでは、皇室会議のあり方としては非常に危険じゃないか、こういうふうに思うのであります。特にたとえば皇室典範の第三条を見てみますと、世継ぎの方、皇嗣に重大な事故があるときは、皇室会議の議によって皇位継承の順序を変えることができる、こういうふうに述べてあります。従ってこの皇室会議を開くのは、議長であるところの総理大臣ではありますけれども、形式的には宮内庁がイニシアチブをとることになりますから、これが非民主主義的に運営されるということになりますと、非常に重大な結果を及ぼすと思うのであります。従ってこれは宮内庁だけを責めるわけには参りません。政府の重大なる責任でもあると思いますが、一体こういうような点で、ただ既成事実だけを皇室会議に形式的にかけて、たった一回だけの会議でああいう重大な国事をきめるということが果していいのかどうか、その点が非常に私は重大だ、こう思うのであります。

 それからもう一つ、こういうような問題について、これは例は違いますけれども、イギリスなどの例をとってみますと、たびたび非公式の閣僚会議などを開いております。たとえば私はここにノーマン・バリメインの書いた「ザ・ストーリイ・オブ・ピーター・タウンゼント」という本を持っておりますが、これによりますと、あのプリンセス・マーガレットがタウンゼントと婚約するときに、非常に衆人環視の中で国民が納得するような状態でああいう問題を解決したようであります。従ってその当時のサー・アンソニー・イーデンはたびたび閣僚会議を開き、あるいはカンタベリー大僧正とも相談をし、あるいは上院の枢密院議長のソールスベリー卿などとも相談をして、慎重な手続をとってあのプリンセス・マーガレットの問題を解決した。私は当時ロンドンにおりました。非常にその点の合理的な国民と密着したやり方について、敬意を表して帰ってきた一人なのであります。従ってそれと比較して、この皇太子妃のきめ方が一回の皇室会議できまる。しかも私は、きょう内閣側からだれも出ておりませんが、この皇室会議の構成自体についても非常に疑問を持っております。両院の議長、副議長が出ているが、副議長というものは議長が事故あるときにだけこれを代理するものであって、院を代表して出るとすれば議長だけでいい、こういうような点も私の聞きたい点でございますが、答弁する人がおりません。

 そこで私は、この皇室会議の構成についても疑問があるし、ああいう皇位継承をきめるような重大な皇室会議というものはもっとたびたび開くなり、あるいは内閣と連絡するなり、そういうふうにして国民が納得するような状態であの御結婚をきめていただいたらなおよかったのじゃないか、こう思いますが、これらに対する宮内庁の見解、それから内閣の見解、それから宮内庁は内閣などとどういうふうな折衝をされたか、小泉という人は皇太子殿下の先生でありましょうけれども、大体田島、小泉などという方だけがイニシアチブをとって、きまったものを総理大臣に報告し、総理大臣はただ正田美智子さんの信仰の問題だけをお聞きになったというふうにしかわれわれは受け取れない。それの前にたびたび閣僚会議を開くなり、あるいは皇室会議を開くなり、こういうふうにして念には念を入れてきまったものならば私は非常にけっこうだと思うのですが、われわれ国民はその点は全然知らされてない。知らないのは国民だけだという結果になったわけであります。十一月十七日のニュースでこういうこともちゃんと出ているわけであります。それで私は電話をかけた。

 しかも十二月六日号の「エコノミスト」に日本の皇室と題して、宮内庁の役人の各位には非常に痛いことを書いてあるのであります。これは読むとはなはだ妙なことになりますが、一応読んでみましょう。「古くからの皇室の伝統のうち、残っているものは天皇一家が守っているよりも、むしろ皇室の役人が守っているといった方がいい。宮内庁の役人の数は一万人から一千人に激減したが、依然強力である。彼らは野心を持たず、別に悪い人間ではないが、強い義務感に縛られる傾向があるので、時代に取り残されがちである。彼らは渉外のセンスがないので、他の官庁のより進歩的な役人たちからきらわれ、一般国民から疑惑の目で見られている。」これは非常にお気の毒ですが、これはただ書いてあるので、私の意見ではございませんから……。「皇太子の婚約発表の際、発行部数の多い日刊紙「読売」は十一月二十八日の社説で辛らつに論じている。「天皇を独占することによって特権を維持しようとする暗い勢力が、かたくなに民衆への接近を妨げていたのである。皇太子の婚約は、これらの人たちの態度に対して、痛烈な反省のむちを与えたものと言ってよい」以上の言葉は、正しいと思っていることをやってきただけの役人たちにとって、やや点が辛いかもしれない。だが、大ていの日本人は、宮内庁の官僚が皇太子に、一般民間人と決して結婚させないと考えてきたが、今では皇太子みずからがこれら官僚に分を知らしめることによってのみ、自分の望みを貫徹したと信じ、皇太子の勇気ある行為に対して、熱烈な拍手を送っていることは事実だ。」というのであります。非常に長くかかりましたが、こういう批評もあるのでございますから、私は宮内庁の、特に皇室会議なんかに対するやり方に対して反省を促したい、こういうことでございます。

 それから先ほど三笠宮の問題で受田君からお話がありましたが、私は少くとも皇族方というものは政治的にもあらゆる点で中立性を持って、インパーシャルでなければいけないと思うのです。特に選挙権もない、被選挙権も行使されない、こういう地位にあるのでありますから、やはり政治的な影響のあることは発言されない方がいいと思うのであります。そういう点で宇佐美長官が率直に三笠宮におっしゃったことは私は正しいと考えております。従って今後も三笠宮殿下の学問のいろいろ結論とかなんとかを、そういうふうな中立の立場にある特殊な皇族方は、ぜひとも積極的に発表されないことを望む一人でございます。

 自分の意見だけを長々と述べましたが、これらについて実は内閣並びに宮内庁の意見を拝聴したい。特に私は宇佐美さんを責めるよりも、国家組織法によりましても、宮内庁は内閣の一つの庁になっておるのでありますから、内閣委員会としては赤城官房長官の臨席を願って、この点の所見をはっきりと聞く必要があると確信いたしておるのでありますが、どういうわけか来ない、それでは答弁を得ることもできませんが、宇佐美さんに一つ所見をお伺いしたい。


○宇佐美説明員 きわめて多岐にわたっての御質問でございます。今回の御結婚に対しまして、もう数年前から、私が長官になる前からいろいろな準備が始まっておった、調査があったわけであります。もちろんその調査につきましては先ほどもちょっと申し上げましたように、これは御両親陛下としても御心配になることであり、皇太子様自身のお考えということもございまして、十分お考えも伺いながら方針を立てて参ったわけであります。もとより御選考の基準と申しますものはこれは皇太子様の妃殿下にふさわしい方ということで、御健康にしろ何にしろ最上級、お尋ねがあればそう申し上げるよりほかないわけでございます。しかし現実の場合にはそういったすべて万全を備えるということはなかなか困難でございます。ただ国会においても各報道が漸次現われるにつれまして、ほとんど毎国会ごとに宮内庁の考えの御質問がございました。それにつきましてはお尋ねに従って、われわれは考えるところを率直に申し上げて参ったつもりでございます。その当初の考えは国会でもお答え申し上げたと思いますが、そういった諸要件がすぐれた方であられるのはもちろんでございますけれども、その御選考の範囲というものについてもお尋ねがあったわけでございます。御承知の通り前の皇室典範におきましては、皇族の結婚は皇族または華族に限るという規定がございました。それが新しい憲法に従ってできました新しい皇室典範におきましては、憲法の精神によって、華族制度はもちろん貴族の制度というものが廃止されたのでございます。従って、皇族男子の御結婚につきましては、何ら法制的には制限はございませんけれども、やはり皇室自体が長い歴史を持ったお家でありまするし、旧来の範囲から選考が始まるというのが、むしろ常識的であるということをわれわれも考えておったのでありますが、しかしそういったときにも、ときによっては、その範囲外に出ることもあり得る。御質問の中にも、全国民を対象にして選べというようなこともしばしば伺ったわけであります。われわれとしてはそういうようなことでお答えしたと記憶するのであります。実際の選考に当りますると、やはり終戦後の各家庭生活の変化でございますとか、あるいは優生学的な見地からの制限でありますとか、いろいろな点でなかなかむずかしい問題に逢着いたしました。従って、第一段の方針から一歩出るということにつきましても、実に時間をかけて慎重に考えたわけでございます。単純に考えたわけではなかったのであります。しかし実際問題といたしまして、一般と申しましても、どこでもいいというわけではございません。やはり日本の良識のあるりっぱな家庭ということを考えなければなりません。これのうちからまた候補を選ぶということにつきましては、相当苦心をいたしたわけであります。だんだんそれをしぼって参りまして、何人かの候補をあげ、殿下にもよく御説明をして、私どもの申し上げることと殿下の御決心も合致いたしまして、ことしになりましてようやく進行するようになったわけであります。その間私どもといたしましては、前内閣あるいは現内閣におきましても、総理大臣にはそういった経過を申し上げ、それからそういった大きな根本の方針の変更等についても説明申し上げて参ったのであります。

 皇室会議を開きますことは、先ほど仰せになりました通りに、議長たる内閣総理大臣の招集でございます。もちろん一国の官吏としての立場、議長としての立場から、私どもといたしましては、過去においても十分な御連絡と御意見を伺うということには意を配って参ったつもりでございます。そういうことで皇室会議が開会せられたわけでございます。実際先ほどお述べになりました通り、皇室会議を開くにつきましても、実は皇室会議が設置せられましてから第二回の例であります。第一回は御承知の通りに、新憲法の実施の当時に多くの皇族が下られまして、そのときが一回で、第二回であります。私といたしましてもこの取扱いについては、内々皇室会議の委員であられる方の御意見も聞きながらやったつもりであります。会議が開かれまして、できるだけ経過と資料を申し上げ、私といたしましては、世上でいわれまするいろいろな不安と申しますか、心配ということも率直に申し上げて、御説明をしたわけであります。その結果、満場一致でおきめをいただいたのであります。ただ今回の問題を離れて、将来のことを考えます際に、先ほど摂政の場合の例をお引きになりましたが、要するに結婚の場合におきましては、あくまで憲法の原則と申しますか、これは新しい憲法ばかりでなく、従前からも、これは人間の本質であろうと思いますが、結婚される方の合意がなければならぬわけでございます。事前にいろいろなものを多くの人が公式に論議をして、これを配合するというものではなかろうと思っております。皇室会議におきまする皇族男子の御結婚、将来も起るのでございますが、これはやはり両性、両方の合意というものがなければ、皇室会議の議にはならないのではないかというふうに思います。こういった選考の経過というものを国民に周知させてやるということは、その事柄の性質上、私は避けねばならないことだと考えております。その間においていろいろ派生的な問題が起りますし、人権の問題にも及ぶことであろうと思います。ただ皇室会議に慎重に審議を願うという意味から申しまして、私も今の皇室会議があのままでいいかどうかということは、実は今回当りまして、いささか考えたことでございます。今回の現実のことを申すのではなく、全体を進める上において、たとえば御結婚会のような重大なことを進めます際に、今の制度のままでいいかどうかということは多少私も考えました。まだこうしたらいいのではないかという結論はここで申し上げかねますけれども、単に御結婚のことばかりでなく、摂政の選定等いろいろ重大なことを議する制度でございますから、慎重に検討しなければなりませんが、私も正直に申し上げて、多少当時は考えて、幾らか申したこともございます。そういうような点から考えますと、皇室制につきましても、御発言のようなことが一つあるのかもしれません。どういうふうにしたらば、ほんとうに事を運ぶに容易であって、しかも慎重な審議を尽せるかという行き方について、将来検討すべきものであろう、こう考えます。申し落したことがあるかと思いますが、以上でございます。
○高瀬委員 私は別にこれ以上伺うことはありませんが、実はこういうふうな重大な国事というものは、やはり国会というものは国民の代表というか、国権の最高権威のところですから、こういうことはやはり内閣において公式に国会に報告があってしかるべきものだと思うのです。それは宇佐美さんに申し上げてもなんでありますが、私はその点を特に官房長官に念を押しておきたかったのでありますが、おりませんから、委員長を通してこれをお願いします。委員長、いいですか。特にこういう問題については、やはり公式に国会に内閣が報告する義務があると思うのです。そういうことを特に私は確かめたかったのですけれども、おりませんから、委員長を通してお願いいたします。それから、特に皇室会議のあり方ということについては、宇佐美長官もいろいろ考えておられるようでありますから、内閣においても慎重に考える必要がある。うまくいったときはいいのですが、いろいろ事が紛糾した場合に、あんなやり方、ほんとうの形式的な、イエスかノーかというようなやり方では、非常に国民が安心しない。私はこういう考えでございますから、どうぞ御善処方を要望いたしまして終ります。


○内海委員長 柏正男君。


○柏委員 今までの各委員の御質問を聞きまして、私もいろいろと考えさせられる点がございます。私は、国民の大多数は、自民党の委員さんの言われるような意味で皇太子の御成婚を考えてはいないのではないか、もっと明るい、朗らかな気持でこの御成婚を迎えておる、これが実態ではないかと感ずるものでございます。そうでなければ、これからの天皇制、これからの皇室というものに対して、私どもは安心ができないというように思います。そういう立場において私は、今度の皇太子の御成婚を契機として新しい皇室制度というものが自然に生まれてくるのではないか、そういう感じをいたしておるものでございますが、そういう観点から以下の質問をやってみたいと思います。

 今回の皇太子の御成婚は、皇太子御自身があるいはどの程度に意識されておったかはわかりませんけれども、古い封建的な皇室制度から、新しい時代に即した皇室制度に移っていこうというようにお考えになっておるのではないか、そういうように私どもは感ずるものでございます。すなわち従来の皇太子妃の選定方法と今度は、これが一変してしまっておる。皇太子みずからが、今までは日本民族の上に立つ皇室というようなものから、日本民族の中に溶け込んでいく皇室というような姿に変っていっている。古い意味の皇室制度というものは厳としてやはり中にはあるのでございましょうが、それに挑戦するように今度の新しい御成婚がわいてきておる。これに私ども国民の大多数は明るい希望をつないでおるのではないか、そういうように私は思います。しかしこういう御成婚の問題をまた違った意味で、何か皇室の尊厳を傷つけるように考えておる人たちも、今までの質問の中に出ておりますので、むしろ私どもは意外に思うくらいでございます。私どもは、戦後に民主主義の教育を受けられました皇太子が、身をもってこの時代の流れの中で、封建的なものではない、民主的なものを打ち立てよう、それを実践しようとしておられることに対して、ほんとうに力をかして、皇太子のお考えになる道を実現さしてあげねばならない、そういうように感じます。その意味におきまして、私どもはこのたびの御成婚の式につきましても、ほんとうにそういう皇太子のお気持がどの程度現わされておるだろうか、そういう点について、尊厳というよりもかえって、もっと違った意味合いの心配を感じております。しかしその点について先はほど長官からお話もございましたので、重ねて御質問する必要もないわけであります。皇太子が御婚約をされ、御婚礼の式をあげられて新しい生活にお入りになるという場に入ったわけでございますが、そのことはまた新しく次の天皇としての生活への第一歩でございます。そういう意味からして、果して皇太子のこれからの生活設計が、皇太子の意図されるような、国民の中に溶け込んでいくような皇室というようなものを、これからの生活設計の中に宮内庁としてお考えになっておるかどうか。そういう点について、新しい皇居の造営の問題とか、あるいは皇居の開放論とかいうふうなものと関連を持って、宮内庁ではどういうふうにお考えになっておるか、御見解を承わっておきたいと思います。


○宇佐美説明員 このたびの皇太子様の御婚約が、国民の大多数に非常に明るい気持を与えておるという点は、各種の面から見て間違いのないことだと私も考えております。しかし国の内外を通じまして、こういう問題にそれぞれの立場から他の意見を持ち、あるいは心配をなさる方があるということは、これまた間違いのないことだろうと思います。過去のこういった大きな問題につきましても、常にあったことであります。ただ先ほど来、非常に真情を披瀝しての御質問がございましたが、そういった一部における――将来のために御質問があったことと私はありがたく拝聴しておるわけであります。今回の御結婚がこれによってすぐどうなるということでなく、私が常に申しますように、御結婚は第一歩であります。今後これをスタートとしてりっぱな御家庭を作り、皇室の中心に立っていだたくということこそ願うべきことであろうと思います。そういうような点につきまして国民もまた相協力して、そうしてお互いに日本の将来のために進んで行くべきものであるということを考えるものでございます。われわれそのお手伝いをする立場におります者といたしましては、よく将来のこと、あるいは国民の気持を洞察して、日々そういうような問題を具体的な問題で現わしてこたえていきたいというふうに考えておるわけであります。


○柏委員 今の御答弁で私ども考えております明るい皇太子の御成婚ということに対して、皇室を初め関係者その他においても同じく考えておられることが私どもよくわかるのでございます。それだけに私は、こういう明るい日本の皇室を、再び昔のような菊のカーテンの中に追い込んでしまう、雲の上に押し上げてしまうというような形にならないように、これから天皇側近の皆さん方において特に留意をしていただきたい、そういう感じをいたしております。また正田美智子さんは民間人として宮中に入られるわけでございますから、それだけにいろいろと因襲のあるところにお入りになるので、心配もおありだろうと思います。国民もひとしくそのことを心配しております。普通の家庭でも家風の違うところに参りますと心配でございますが、それ以上の心配を国民がひとしく持っておる。この御成婚がうまくいかないようなことでもあったならば、その責任は一体どこに出てくるだろう。私ども国民のひとしく願うところは、この御成婚がやはりともにしらがの生えるまで、ほんとうに偕老同穴のりっぱな御生涯を送られますように、これを願っております。しかし宮中はなかなかむずかしいしきたりもあるそうで、先ほどお話のありましたように、肉親の方にも会いに行けないというような、あるいはおいでにならなかったというようなことがあるというようなことを聞くだけでも、胸のふさがるような思いがいたします。そういう点から人間美智子さんが人間としての生活を、これからの生涯を宮中において平穏無事にお過ごしになれるように、皆様方、特に御配慮を願いたいという気がいたします。

 その次に私の申し上げたいことは、従来とは異なって民主主義の教育を受けた天皇の時代がくる。今までのような帝王学を身につけられた天皇ではなくして、民主主義を身につけて、ほんとうに人間天皇として初めから教育された方が天皇の地位につかれ、国民統合の象徴としておふるまいになるという、今までと違った新しいケースができていく。その意味におきまして、決して帝王学が天皇に必要なのでなくして、良心至上主義に徹した、りっぱな人間としての天皇をお作りになっていくということこそ私どもは願いたいのでございまして、天皇が特別の教育を受けて、人間とかけ離れた者になっていかなければならないというお考えを持っておられるような発言に対しては、私どもはどうしても賛同いたしかねる。今の小泉さんがやっておられるような教育の仕方をこそ、私ども国民の大多数の者が、ほとんど全国民と言っていい、すべての人々がそういうことを願っているのではないか。今の皇太子に対して私ども日本民族が希望をかけ、期待をかげておるゆえんのものは、りっぱな人間としてすくすくと成長しておる純真な人である――そう頭脳明晰だというような感じをみんな持っておりません。そうでないが、人間としては実にりっぱな皇太子が、この次には天皇になられるのだというところに、日本民族の希望があるのだ、そういうふうに声なき国民の声というものを私ども感ずるものでございます。それだけに曲げられた教育をされていくというようなことはなるべくチェックしていただいて、今のようなりっぱな民主主義の教育を身につけられた天皇ができていかれることをお願いいたしたいと思っております。今まで明治憲法のもとにおきましては、確かに天皇は最終の決定権者でございました。それだけに私どもは最終の決定権者である天皇に対しましては、ほんとうに人間としての能力の最善なるものを要求しなければならなかったと思います。ある意味におきましては、明治天皇は確かに人間としても私らが考えられる能力の面から見ましても、最上級のお方であらせられたと思います。しかしそれに続く大正、昭和におきましては、明治天皇に求めた最上級のものを求めることは不可能であったと思います。明治憲法のようなほんとうの天皇制のもとにおきましては、天皇の人間としての能力が問題になっておったと思います。しかしながら新憲法におきましては、天皇はもうすでに最終の決定権者ではありません。その意味におきまして私は天皇が最終の決定権者でないそういう事態に即して、天皇が生物学をおやりになろうと、歴史学をおやりになろうと、それは天皇の自由であり、天皇もその意味において人間として十分にお好きな道をお進みになってけっこうだと思います。しかしながら私どもは天皇が国の象徴であるという点から見まして、皇室の天皇はいつもりっぱな状態であるようにおしつけを願いたいと思うのでございます。その意味からいきますと、先ほど受田委員からもお話がございましたが、現天皇におかせられては少しく身体的障害というようなものもこのごろはおありになるのではないかという懸念を私どもは感ずるのでございます。たとえば最近にございました開会式当日の天皇の御様子を見ましても、顔色はなはだすぐれられない、あるいは御歩行においてもまだ五十何才のお方にしてはしっかりされていない、言語もあまりきちっとされていないというような点から見ますと、あるいは天皇御自身に身体的障害というようなものでもおありになるのではないかという懸念さえ持つものでございます。かりにもしそういう事態でもございますものならば、皇室典範にも憲法にも規定されております摂政を置かれるということを、当然に宮内庁あるいは側近において何らかの形でお考えを願うことが出てくるのではないかという感じがいたします。そういう意味で今は一つの段階に来ておる。先ほど天皇退位のお話もございましたが、退位はいろいろの面でもし実現できないといたしましても、摂政を置かれるということは、憲法においても皇室典範においても定められておることでございますから、その限度においてこの際皇太子の御成婚を一つの機会にして、摂政を置かれるということについて何らかお考え合せになったようなことがございますかどうか、そういう点について伺いたいと思います。


○宇佐美説明員 皇太子殿下の明るい御結婚について、こういった気持を発展して明るい皇室、明るい国ということにつきましては、先ほど申し上げました通り私どもが今日がスタートで、この気持がほんとうに実りますように努めるべきものであると考えております。明治時代と現在におきましては、天皇の地位も変って参り、明治、大正、昭和と比較いたしまして、そのときの国家の情勢、社会の情勢、そういった諸制度、あるいはおそれ多いことでございますが、各天皇の御人格またそれぞれ御特徴があることと思います。常に同じ方ということはあり得ないわけでございます。日本将来のためにこの新しい感じ、国民とともに進まれるというお気持を大いに今後発展すべきであるということにつきましては、私どもそういうことで努めて参りたいと思います。ただお述べになりました陛下の御健康につきましては、最近数年間おかぜもおひきになったことございません。何ら御支障ございません。従ってただいまお述べになりましたようなことは夢にも考えたことはございません。


○柏委員 健康の点につきましては、おそばにおられる皆さん方の方がいつもごらんになっておられるので、かえってお気づきにならないのではないかというようなことさえ私どもは考えます。私どもはほんとうにときたま天皇にお目にかかるわけでございますが、ときたまのものであるがゆえになお、過去数年来の健康がお悪いのじゃないかという懸念を持つものでございます。そういう点は民間でございますればすぐ、顔色が悪いよ、人間ドックにお入りなさいということが言えるのでございますが、そういう精密検査というようなことをおやりになったことがございますか。


○宇佐美説明員 両陛下初め皇太子様、皆様方の御健康につきましては侍医が数名おりまして、常に拝診をいたしております。一切御心配ないことと存じます。


○柏委員 それではその点は私ども安心いたしますが、次に憲法改正の問題と天皇制との関連につきまして、現在憲法調査会においては第三委員会か何かでもって、すでにこういう問題は取り上げられていると思っております。こういう現在の流れの中におきましては、天皇制が憲法改正の問題の中に取り上げられるときに、昔の天皇制に返していくというような力が非常に多く動いております。民主主義政治への反動の形として、憲法改正と天皇制の問題とが結びついております。そういう状態ではございますが、しかしながら私どもが皇室の永遠の安泰という点を考えますと、現在皇太子御成婚において見られるような、すなわち皇室が今までの菊のカーテンをはずして、国民と一緒に溶け込んでいくというような姿、また先ほどお話のございました三笠宮の紀元節反対の態度と申しますか、お話というものが、かえって国民には皇室を身近なものとして感じさしていく。ある一部の人は、皇族の身分でそういうことを言うのはけしからぬというように言われるかもしれませんが、国民の大多数は、そうじゃない、なかなか三笠宮様は公平にものをお考えになっておる、皇室をして誤まらしめないようなものの考え方を持っておられるのだというように感じておるのじゃないかと私どもは考えるものでございます。そういうように、いろいろな意味合いから見まして、皇室が菊のカーテンをみずからおはずしになって、国民に溶け込もうという状態にありますだけに、この憲法改正の問題の中に天皇制が昔の姿になって返っていくというようなことは、かえってひいきの引き倒しになっていくのではないかということを私どもはおそれます。そういう意味で、宮内庁としては、こういうことに対して積極的に、天皇制をどういうようにするのか、あるいはまた将来においてもっと違う形に変えていこうとするのか、また皇室会議のようなものにそういう問題をかけて考えてみるというようなことがありますものかどうか、そういう点についてお話を承おりたいと思います。


○宇佐美説明員 憲法改正と皇室というものとの関係についてのお尋ねでございますが、現に政府では憲法調査会を設置せられまして調査の途中でございます。それはわが国としてきわめて大きな、全国民が関心を持つ政治的な問題でございまして、特に皇室のお世話をいたしております宮内庁といたしまして、そういう問題についてただいま意見を申し上げることは適当ではないと私どもは考えております。ただ歴史というものは昔のままには返らぬ、そのままには返らぬということを私はいつも考えております。


○柏委員 では最後に、実は私は昨日あるところから印刷物を届けられたのですが、その中に非常に不敬なことが書いてありますので、ちょっとそれを御披露します。その中には、粉屋の娘が殿下と呼ばれるようになり、さらに陛下というように敬われるということ自体からして、皇室の尊厳がなくなる、国民の尊崇というものが薄くなるのではないか、天皇制がそういう点から廃止されるのではないかというようなことを書いた印刷物を受け取りましたが、そういう点を考えますと、私どもは全く反対の考えを持っておるものでございます。これらは明らかに国粋主義の――昔国粋主義というのがございましたが、そういう国粋主義というか、あるいは右翼的といいますか、そういう非常に偏向したところではそういう考え方を持っておるということが考えられるのでございます。そういうことは、天皇を神格化しようという考えがあればこそ、今のような言葉が出るのでございまして、こういう考え方は、伊勢神宮を特殊化していこうとか、あるいは二月十一日の紀元節の復活をしようとかいうようなことに対する一連の連なりのある考え方であるといわざるを得ないと思っております。こういうことは、一つの皇室への忠誠のように見受けられるのでございますが、ほんとうはただひいきの引き倒しになっていく。皇室の永遠の安泰のためには、皇太子妃の選定に見られますような民主的な皇太子の考え方の方向が、私は実に大事な方向ではないかと考えます。そういう意味におきまして、宮内庁におきましても歴史の進み方に歯車を合せて、新しい社会制度がどういうように変革をいたしましても、永遠に日本民族とともに繁栄していける皇室制度を確立する。単なる目の前に見えるものだけでなくして、永遠に日本民族とともに生きていく皇室制度というものについて深くお考えを願って、国民の上に特殊な存在として作っていくという考え方よりも、もっと国民の中に溶け込んで、日本民族のほんとうの象徴として伸びていくというように一つお考え願い、新しい皇室制度もお考えいただくようにお願いいたしまして、この質問を終りたいと思います。


○内海委員長 次に菊池義郎君。


○菊池委員 宮内庁長官にお尋ねいたしますが、この皇太子殿下の御成婚につきまして諸説ふんぷんとして、国民はいろいろの誤解を抱いておるのでございます。私は、皇太子が平民の娘をそのきさきとして選ばれたことを非常に喜んでおります。平民であろうが新平民であろうが、粉屋の娘であろうが何であろうが差しつかえないと私は考えておるのであります。こういう点において、私は欣快にたえないと考えておりますが、その婚約の過程においていろいろの謀略、策略が行われておるということが、最近の週刊雑誌やその他の刷りものにおいて世間に流布され、これによって国民が非常な疑惑を抱いて、国民の頭は割り切れないような感じになっておるのであります。この際それが事実であるかいなかを長官から明確に発表されて、そうして流説の真偽を明らかにして下さるならば、国民は晴れやかな気持になり得ると思うのであります。私はもう時間がございませんので、端的にせんじ詰めて要点々々だけ申し上げますから、長官も簡単にお答えを願いたい。

 まず第一にお伺いしたいのは、この婚約の前に、美智子嬢は二十五人の見合いをしておられた。そして最後に波多野という青年と婚約、これを破棄して皇太子の方に振りかえたというようなことが流布されております。週刊雑誌に出ておりますが、これは事実でありましょうかどうか。


○宇佐美説明員 非常にりっぱな方で、従前にもいろいろ結婚のお申し込みがあったように伺いますけれども、お尋ねのようなことは全く聞いたこともございません。


○菊池委員 片一方にそういう婚約がありながら、これを破棄して婚約をするということは、世俗、人情に反し、道義をじゅうりんし、将来の国民の象徴たるべき人を作り上げるにはふさわしいことではないと思うのでございます。そういう婚約者があるかどうか、その点をお伺いいたしたい。波多野という青年です。


○宇佐美説明員 全くないものと考えます。


○菊池委員 もう一つ重大なことは、この婚約を運ばれた方々、運動に当られた方々が全部カトリック教徒である。前の田島長官もカトリック教徒であり、それから宇佐美長官もカトリック教徒であり、小泉信三氏もカトリック教徒であり、それからしゅうとになられる正田英三郎氏もカトリック教徒である。それから最高裁判所長官の田中耕太郎氏もカトリック教徒である。カトリック教徒の一連のからくりによってこの婚約が運ばれたという説が流布されておるが、これはいかがであるか、承わりたい。


○宇佐美説明員 関係なさった方々がどういう宗教であるかということは、私調べたことはございませんので、責任を持ってお答えいたしかねますが、私がカトリック教徒であるなどということはとんでもない間違いであります。ただ出身せられた聖心学院というのはカトリック系の学校でありますが、御本人は洗礼を受けておられない。あるいはカトリックが将来皇室に対して何らか影響を持たないかという心配をせられた方々が世上あるということは聞いたことがございます。しかし、もちろん美智子さんは洗礼を受けておられませんし、学校当局においても非常に慎重な態度をとっておられまして、この問題に対しては何ら御心配はないと考えるのでございます。従って、過去においてこの問題についてカトリック系の陰謀があったなどということは全然根拠がございません。


○菊池委員 もう一つ、この御結婚の話について、天皇皇后両陛下を初め皇族の方々がみな反対されたという説が流布されております。皇室会議が終りまして、その報告を宇佐美長官から天皇陛下に申し上げると、天皇陛下は怒られたお顔で、ふんまんやる方ないお顔で一言も発せられなかったというようなことも流布されておりますが、これはいかがでありますか。


○宇佐美説明員 今回の御結婚につきまして、御両親陛下であります両陛下その他皆様の御反対があって、進め得られるものではございません。ましてやただいま申されたようなデマは、取るに足らぬものと私は思います。


○菊池委員 さらに、皇室会議が開かれたのは十一月二十七日でございますが、その前十一月二十四日に、宮内庁は公電をもって館林に通知しております。こういうことは、皇室会議を無視し、皇室典範を無視し、国民を愚弄するもはなはだしき行動であるといわれても弁解の余地はないと思うのでありますが、この点はいかがでありましょう。


○宇佐美説明員 皇室会議の前に館林に電報を打ったなどということは、思いもよらぬことであります。ましてや館林に宮内庁がどうして電報を打つか、了解に苦しむところであります。


○菊池委員 別の問題に移りますが、東宮御所の造営であります。われわれは、赤坂離宮がありますので、国会図書館がドイツ大使館の跡に建ちますと、そこへ国会図書館を移して、東宮殿下が移られるものと考えておりました。ところが、もうその国会図書館の引っ越しまでそう長くもないのに東宮御所を建てるということは、費用は少いといたしましても、国民に与える影響がいかにもおもしろくないと思うのであります。それで、こういうことについては長官から天皇陛下にも進言し、東宮御所の造営は見合せて、御所ができてから赤坂離宮に引っ越されてはどうかというくらいのことはおっしゃられてもよかったのじゃないかと思いますが、この点はいかがでございますか。


○宇佐美説明員 御質問の趣旨は、皇居の建設と皇太子殿下の御所の関係でございますか。赤坂離宮でございますか。


○菊池委員 東宮御所です。


○宇佐美説明員 赤坂離宮が国会図書館に移管されまして、今国会図書館の所管になっておるわけでございます。それがあるのに東宮御所を作るのはおかしいじゃないかという御質問のように伺いましたが……


○菊池委員 引っ越しまでしんぼうせられてはどうかということです。


○宇佐美説明員 国会図書館がいつ新しいところに移られて、あとどうなるかということはまだきまっておらないことでございます。しかも一方皇太子様の御殿というのは、お一人でも非常に狭いのでありまして、御結婚を控えましてどうしても早く建設しなければならないという事情に迫られてお願いいたしたわけであります。あるいは世上説をなしで、皇居ができないのに東宮様の御所を作るのは早いのじゃないかという説を聞いたこともございますけれども、しかし実際の必要に迫られていたしたことでございます。御了承をいただきたいと思いますし、もう一つは、今国会図書館の入っております赤坂元離宮は、住居としてはとうてい使いにくいところでございます。これだけは申し上げておきたいと思います。


○菊池委員 そうすると、赤坂離宮ががらあき状態になったときには何に使うのですか。


○宇佐美説明員 現在国会図書館の所管でございまして、その後につきましてはどう措置されるか、まだはっきり決定はいたしておりません。しかしながらあれを国会図書館に移管いたしましたときに、皇室経済会議にかけておるわけでございますが、そのときの議事録を見ますると、希望としては、国会図書館が不要になりましたときは皇室の用に供するようにしてもらいたいという希望は出ておる。しかしそのあとのことはまだはっきりきまっておるわけではございません。


○菊池委員 そうしますと、東宮御所を今度新築するということは、要するに結婚のためにというだけでございますか。


○宇佐美説明員 現在お一人だけで外交団にお会いになりますとか、そのことでも困っております。また御結婚になりますればいよいよそれが激しくなるわけでございます。そういう全般的の考慮からいたしたわけでございます。


○菊池委員 国民の中には、家なくして困っております数百万の同胞がありますし、また失業者も三百万もあるということですが、そのくらいなら皇居を利用することもできようし、今の仮御所を利用することもできましょうし、どうにでもできると思いますが、皇室に限ってはそういう融通がきかぬものでございましょうか。


○宇佐美説明員 皇居の中の諸建物もきわめて狭隘でございます。またそういうわけで彼此融通すると申しましても簡単でございません。お述べになりましたように、国民の生活を重視しますならば、いろいろ問題もございましょう。しかし私どもといたしましては、昨年来国会の慎重な御審議を経て予算をいただいておるわけでございます。


○菊池委員 間組から七千万円の工事を一万円で受けると好意的に言ってきた。ああいう話は喜んで受くべきではないかと思いますが、いかがでございましょうか。向うはせっかく寄付しようと言っておるのに……。


○宇佐美説明員 東宮御所の建設につきまして、御審議になりました通りに、宮内庁の予算に上って、それを建設省に全部委託してございます。建設省が入札その他を進めておられることでございます。この間の問題につきましては、そういう申し出をせられた方の純粋なお気持をわれわれはもちろん疑いたくはございません。そういう意味で申すわけではございませんが、そういった全国民の上に立っておられる皇太子様、皇族、皇室の方々としては、一人の方の恩恵を多く受けるということはできない。これは憲法のいろいろな条章から見てもはっきり出ていることだと思います。


○菊池委員 最近皇居の移転論が盛んに行われて、読売新聞あたりで取り上げて議論まで起しておりますが、私は欧州あたりの宮城を見て、日本の皇居は世界の名城であると考えております。イタリアのローマ城、シナの北京城、エジプトのカイロ城を見ましたが、外観の美において日本の宮城に及ぶものはない。あそこから皇居を取りのけたら、世界の使臣は楽しみに来るのでありますから、彼らは失望するだろうと思います。宮城の上空の空気が悪いとかなんとか言っておりますが、それなら下町のあんな空気の悪いところに住んでおる何百万の住民は、死んでもいいのかということになるのであります。長官はこの皇居移転論についてどうお考えになりますか。また陛下はこれについてどういうお考えを持っておられますか。それを伺いたい。


○宇佐美説明員 皇居は戦災によって焼失いたしまして、その後事務所の一部を使って今日に至られたわけであります。講和条約ができましてから諸外国からの使臣もふえますし、国賓その他来訪者も非常に多く、国の力の充実とともにそういった行事も非常に多くなっております。前から国民の中におきましても、早く皇居を作るべきではないかということが盛んにわれわれの耳にも入って来るわけでございます。しかし陛下の従前までのお気持と申しますのは、戦後の国民の生活上の困苦をしのばれまして、常に先憂後楽というお気持から、今までこういう問題について触れることを私どもにはお許しにならなかったのが事実でございます。しかしいずれかはこれは建てなければならないという問題が起って参るわけでございます。われわれとしてもいろいろ調査をいたしておったわけであります。しかしその過程におきまして、皇居の位置その他についていろいろな意見が昔からございます。最近起ったわけではございません。新しく皇居を作るといたしますれば、その位置とかあるいは今までしばしば熱烈に出ております、国民が献金をしたいという各地における希望、その他建築のやり方につきましてもずいぶんいろいろな意見を申されます。ほんとうに全国民の皇居として考えるということにおきましては、単に宮内庁だけで事務的に結論をつけてしまうということは適当でないということで、今回皇居造営審議会を作り、広く御意見も聞いて、その上で慎重に進めたいというふうに考えておるのであります。ただ私どもはこの問題を解決するについては、宮殿あるいはお住居、あるいはまた陛下の御日常の模様でありますとか、世間でいわれます各種の条件を考え、しかも単に理想論でなくて、日本の経済にも合う点を考えなければならないというふうに考えております。私どもは今の皇居は一つも手をつけてはいけないというような考えはもちろん持っておりません。そういった意味におきまして、これは将来のために慎重に考えなければならない問題でありまして、単純な開放論という問題については、私は直ちに賛成いたしかねる次第でございます。


○菊池委員 つまり開放ということは、あの宮城から皇居を移転することでございますが、あの宮城から皇居を別のところに移転するということについて、長官はどうお考えになりますか。これをお伺いしているのです。現在の宮城内に皇居を置いた方がいいとお考えになりますか。ほかのどこかに移転した方がいいとお考えになりますか。陛下はこれについてどういうお考えを持っておられますか。その点をお伺いしたいと思います。


○宇佐美説明員 私どもの今までの事務的な調査では、諸種の条件から見て宮城内に作るということでいろいろな資料を集めつつございます。しかし今お尋ねのありました陛下がどうお考えになっているかは、審議会を作ろうという前に申し上げる時期でないというふうに私は考えております。


○菊池委員 結婚式に招待する外国の使臣の席順はどういうふうになるのですか。


○宇佐美説明員 今回の御結婚式において、多少他国の例もございますが、特派使節というものは前例によって受けないということでございます。ただ外交使節、外国使臣というものは、おそらく祝宴にお招きがあるだろうと思います。その席順ということでございますが、これはおのずから国際慣例によって、外務省とよく打ち合せたものがございます。おそらくそれによることだと思います。


○菊池委員 英国のエリザベス女王の戴冠式に皇太子が行かれたときに、その座席が実に右を見ても左を見ても黒人種ばかりであった。それで皇太子は憤慨されたということであった。今度の結婚式においては、英国の大使だけは黒人種の中にまぜてすわらせてもらいたいと思います。その点どうでしょうか。


○宇佐美説明員 皇太子様が戴冠式においでになって、そういう御感想を漏らされたということは、私は聞いたことはございません。席順はおのずから国際慣例があるので、今のようなまぜるということは、どうも解しかねることだと思います。


○菊池委員 それから結婚式が昔ながらの衣冠束帯、これはどうも南方の風俗のようで、世界各国に何となく日本が野蛮国のような印象を与えやすいと思うのであります。衣冠束帯というものはやめにして、最近の流行の洋風で一切がっさいやってしまったらどんなものですか。


○宇佐美説明員 過去の歴史に基かないで、新しくここでものを考えるとなれば、あるいはその場所柄も考えていろいろな案も立とうと思います。やはり皇室は一つの伝統に立っておられる、こういった大きなおめでたい儀式、結婚式場の場所柄を考えましても、やはりこれに合った服装をなさるべきだと思います。祝宴その他のときの服装は、これはまだはっきり決定いたしておりませんけれども、殿下が洋装をなさるか、あるいは妃殿下になられる方が和服になさるか、そういう点は今慎重に考えつつございます。


○菊池委員 別のことでございますが、皇太子殿下にしても陛下にしても、政治、経済学をさっぱり研究せられないで、生物学ばかり研究しておられるのでございますが、これからは皇太子にも政治、経済の学問を熱心にさせ、国際情勢も勉強させなければならぬというように私は考えておるのです。生物学の研究ばかりではどうも心配だと思う。日本が第二次大戦に突入したのも、天皇陛下が国際情勢を知らないで生物学ばかり研究して、カエルの目玉やホタルのしりばかりいじっておられた結果、とうとう軍部に押し切られて、ああいう悲惨な目に日本を陥れたのでございますが、これを考えるにつきましても、やはり天皇というものには政治経済学をしっかりやっていただかなければならぬと思うのでありますが、そういう点は長官はどうお考えになりますか。


○宇佐美説明員 ただいまの御発言は私どもはきわめて意外で、私どもはそういう認識は全然持っておりません。特に陛下や皇太子様が生物学ばかりというようなことは、全く根拠のないことでございます。現に外交問題については、毎週のように外務省の専門家に聞いておられます。経済問題についても、時々その道の人を呼んで聞いておられますし、皇太子様も御勉強になっておられます。皇太子様も今後だんだん学校を出られまして、そういう政治、社会、あらゆる問題についての御認識を深めていただく方針のもとに現に進めつつございます。御安心をいただきたいと思います。


○菊池委員 それから天皇という名称でございますが、外国語に訳しようがないそうですね。ヘブン・エンペラーというような訳はない。天皇という実に古めかしい、いかにも新興宗教のような名前で、われわれは聞き苦しいのでありますが、何とかこれを改めて――日露戦争当時には、宣戦の詔勅にも、大日本帝国皇帝となっていました。皇帝とか大帝というように現代語に改めてはどうかと思いますが、そういうことについて長官に何か構想はございませんか。


○宇佐美説明員 天皇ということにつきましての御発言でありますが、長い歴史と、現代の憲法、日本国民の大多数の感情から、そういうことは、私はないものと考えておるのでございます。


○菊池委員 さらに宮内庁の機構でありますが、一万人から現在は千人近くに減らされている。けれども、世界の宮廷を見ましても、千人もの吏員を擁している宮廷はどこにもない。日本がこういう貧弱な国家でもって、千人近くの吏員を擁しておるということは、いかにも不均衡であると思うのでありますが、これを敗戦の今日において、また陛下も今までの大権を失われた今日におきましては、そうたくさんの吏員は必要はないと思う。これは二分の一でも、あるいは五分の一でも私は間に合うのではないかと思いますが、これを大々的に削減して、三分の一ぐらいに減らす、そういったお考えはございませんでしょうか。


○宇佐美説明員 宮内庁の陣容につきましては、今仰せになりましたが、終戦当時においては約六千二百名でございました。現在千人以下でございます。もっとも六千といううちには、農林省に移管いたしました帝室林野局、それからただいまの国立博物館、学習院等、仕事とともに移ったものを除きましても、当時の三分の一でございます。終戦後十回以上にわたって徹底的に一人々々の仕事の内容を見て、減らしてきたわけであります。しかもわれわれといたしましては、中の配置転換につきましても、急不急を見ながら極力増員を避けていたしておるわけであります。われわれとしまして、終戦後とあまり変らないいろいろの諸施設を擁して、三分の一以下の人で全力をあげてやっておる状況でございます。外国との比較もございましたが、イギリスの王室等につきまして、幾ら向うへ行って調べてもなかなか実はわからない。しかし最近統計年鑑等を見ましても、課長ぐらいの幹部だけでも四百人、その下は幾らいるかわからないのであります。そういうようなことで、数というのは全国に散っている御陵七百八十カ所の管理まで含んでのことであります。私どもは現在の状況が多過ぎるということは現在考えておりません。しかし将来事務の必要によって――たとえば外国関係が非常にふえつつございますけれども、増員もいたしておりません。それは中のやり繰りをしてやっておるような実情でございます。


○菊池委員 千人ということは外務省とほぼ匹敵しているのでありますが、外務省にほぼ匹敵するぐらいの人員を擁するということは、今の宮内庁としてはあまりにも多過ぎると考える。この点一つ御工夫を願いまして、私の質問は終ります。


○内海委員長 高橋禎一君。


○高橋(禎)委員 もう時間もだいぶおそいようですし、あともう一人いらっしゃいますから、簡単に今日の委員会で出ました問題に関連して、長官に二、三お伺いをいたしておきたいと思います。

 私は宮内庁に対して非常な理解者といいますか、同情者といいますか、そのお立場を理解して、ほんとうにお気の毒だ、かような感情がわいてくるのであります。と申しますのは、昭和二十年、敗戦後占領政治の時代、これは日本の天皇制に対するいわば革命期といいますか、国民の天皇制に対する考え方が非常に動揺をした時代であります。ところが独立いたしました今日においても、一部には天皇制を否認するような考え方の人もありましょう。それからまた一部には、今の憲法の表現しておる天皇が日本国の象徴である、日本国民統合の象徴であるという、そういう言葉をもってしたのでは、まだいわゆる天皇制に対しての表現としては不徹底であるといったような考え方の人もありますでしょうし、天皇制についての考え方はいろいろあるわけであります。その間にあって、憲法は天皇制を認めているわけでありますから、天皇制を擁護し、憲法を守っていこうということに非常に関係の深いお仕事をしておられる宮内庁としては、なかなか仕事のやりにくい面があると思うのであります。しかしそのむずかしいことは、国民大多数は承知しているわけでありますから、憲法その他の法制の精神に従って、強い信念を持って私はお仕事をやっていただきたいと思うのであります。

 そこで、それに関連いたしましてお尋ねをいたしますが、天皇、摂政については、憲法に憲法擁護の義務を明らかに規定をしているのであります。御承知の通り第九十九条に、「天皇又は摂政」云々は、「この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」こういうように規定しておりますから、私は天皇御自身は、天皇制を擁護していこうということに対しての国家的な大きな責任をやはりお持ちになっておるように思われるのであります。ところが一般の皇族の方は、一体どういうふうな御関係にあられるか。お尋ねいたしますのは、国民全体が憲法を尊重し、憲法の認めている天皇制を守らなければならない責任があると思いますが、皇族の方々は、いわゆる普通国民と同じような意味においてであるか、あるいはまた天皇と格別御関係の深い方々であるから、天皇に準じての立場において天皇制を擁護していく責任をお持ちになっているのであるかどうか、その点についてのお考えがありましたらお聞かせ願いたいと思います。


○宇佐美説明員 皇族のお立場の御質問でございますが、現在の皇室典範におきまして皇位継承権の義務をになう方、皇室として法律的にも、その経済的な面においても、いろいろな規定があるわけであります。それはあくまで皇位継承権者としての責務であろうと思います。それだけに国家的な配慮がなされておる。従ってそういうお立場でございますから、よけい中立な立場におられて、それぞれの立場においで国のためにお尽しになるということであろうと思います。昔の規定によりますと、天皇は皇族を監督するというような規定もございました。今はございません。またその経済の立て方の問題、あるいはそこに勤めます職員の問題にいたしましても、あの規定のできましたのがまだ占領下の時代でございまして、占領軍の方のいろいろな意向も相当多く入ってきたのではないかと想像されます。今から見ますと、いろいろ実情に合わないような点もあろうかと思いますが、そういう点のはなはだしいところは多少訂正を国会でお願いしたこともございます。そういうような意味で、皇族という方が、やはり天皇の御一族と申しますか、そういうお立場から今申し上げましたようなふうに、りっぱな行動をしていただくようにわれわれは念願をするわけでございます。


○高橋(禎)委員 今長官のお話のありましたように、やはり皇族は一般国民とは異なった立場において、天皇制を擁護していくという責任があると私は思っておるのであります。そういうことになりますと、その責任を果されるために、やはり教育の問題も起ってくると思うのであります。学校教育、それから世間でいうその他の社会教育と言ってはちょっと表現が正しくないかもしれませんが、学校教育以外の教育によって、その線に沿ってほんとうにその職責を果されるようなことが必要であると思うのでありますが、皇族の方の教育に関して、宮内庁ではどういうふうな配慮がなされておるか、また制度上どうなっておるか、それについてお尋ねいたしたいと思います。


○宇佐美説明員 皇族と申し上げましても、陛下の御膝下にあらせられます未成年であられる方は、清宮様だけであります。そのほかの方はすでに成年に達しまして、学校を出て、それぞれ研修を積んでおられるわけであります。そのほか秩父、高松、三笠宮関係は、すでに相当のお年でございまして、一家をなされておりますので、特に私どもは教育というような面について何らいたしておりません。ただ三笠宮様のお子様が御五方おられますが、これは御両親が慈愛の目でもって教育なさっております。まだお小さいのでございまして、宮内庁としてはただいまのところ特に御方針なり、いろいろなことについて申し上げたこともございません。その御家庭において今御教育をお進めになっておるわけであります。まだ上の方が中学でいらっしゃる程度でございます。


○高橋(禎)委員 天皇それから皇族の点については今のお答えによりましてわかりましたが、今度は皇族でない、いわゆる御親族の方々については、これはもう一般の国民と同じであるか、あるいはまた先ほど来お話のあったような立場にあられる方々の親族であるという立場で、宮内庁としては、いわゆる皇室を守り、そして日本の天皇制、すなわちそれは憲法ということになりますが、守っていくために格別の配慮がなされておるか、あるいはそうでないか、その点いかがですか。


○宇佐美説明員 ただいま仰せの通りに、皇族でおられて御結婚等によってすでに皇族の籍を離れられておる、あるいは新憲法と同時に皇族籍を離れられた各宮家、あるいはその他の御親族の関係は、今お話のございます通りに、これは一国民としてのお立場でございまして、宮内庁でとやかく干渉すべきではございません。ただわれわれ皇室の私的な面についてのお手伝いをいたしておりますから、何か御連絡でありますとか、何かの御希望等がございますれば、お世話するときもございますが、これはあくまで役所の仕事ではありません。


○高橋(禎)委員 天皇及び皇族の方々が、先ほど来話に出ました人間としての幸福な生活を送っていただくように、国民は一人残らず念願しているわけであります。さらにその上に憲法上りっぱな立場にあられるのでございまして、またそれが確立擁護されていくということを、国民の大多数が念願しているわけでありますから、国民のその気持を尊重し、それを失望さすといったようなことのないように、私どもは現在のごとく将来もあっていただきたいということを念願しているわけでありまして、やはりそれには教育という問題が非常に関係があると思いますので、それらについても特段の御配慮が願いたい。また法制上必要なものについては、やはりその制度を確立する必要もあると思いますので、それらについてお考えがあれば伺いたいと存じます。

 次に、今度は物的設備の問題であります。皇居運営に関しての審議会設置法が提案されているわけでありますが、私どもりっぱな皇居の造営されることを希望する者の一人でありますが、ただこの場合に考えなければならぬと思いますことは、私、外国をちょっと回ってみましたところから受けた印象、あるいは日本の歴史及び現在残存している有名建築等を見まして、りっぱな建物というものが何かそこにやはり人間に対して大きな影響を与え、意味を持っているということを痛感しているわけであります。従ってやはり日本の国の象徴としての天皇のお住居なり、または憲法上認められておるお仕事をなさる関係、それからさらに国際的な影響というようなことを思いますときに、私は日本的な、そして非常にりっぱなものを造営されることが必要だ、いたずらに外国式のまねをしただけの建物で、バラックのような印象を与える。とても外国のまねをしましても、外国の宮殿のような大きなものを作るということはなかなか容易でない。それにまねをして洋間を作っても、それがまた貧弱であるということではいかぬので、やはり天皇制はその制度そのものが日本のいい伝統といいますか、国民の気持の現われでありますから、天皇がお住まいになりあるいはお仕事をなさる場所というものも、やはりそういう考えをくんでやられる必要がある。もちろんこういうことについては審議会等において十分検討されることであると思いますけれども、それらについての資料、お考えというようなものを、十分国会あるいは審議会等に出していただくようにされることがいいと私は考えておるのでありますが、それらについてはどういうふうなお考えでしょうか。


○宇佐美説明員 将来建設さるべき皇居の様式等についての御発言でございますが、私どももいたずらにヨーロッパのまねをする必要はないのじゃないか、私参ったのではございませんが、宮内庁から調査いたしました報告を見ましても、非常に歴史的なものが多いのでございまして、とうていそれをそのまままねることができないのは当然でございますし、日本で建てます以上は、日本の建築の技術と日本的な現代の建築最高の技術を合せて取り入れてやるべきだろう。もちろん様式等は周囲の風光その他にもよることでございますし、なお大ぜいの方が入られることでありますから、利用の面からも十分考えなければならぬ。またこれは何事でもそうでございますが、やはり質素にやってはどうかということ、いや豪華でやれという説もありましょうが、しかし宮殿と申しますか、皇居としてふさわしいものでなければならないと私は思っております。また昭和のほんとうにいい建築だといわれるような工夫をしなければならないというふうに思っております。


○高橋(禎)委員 では最後に同じようなことになりますけれども、希望を述べておきます。こういう問題については、いろいろの意見が出ますが、ただそのときに出た雑然とした思いつき等に押し流されるというのではなくて、憲法の認めておる天皇制を守るために、私はやはり皇居というものの規模その他が非常に影響すると思うのでありまして、人の問題、物的設備の問題等を十分総合的に考えて、大いに天皇制を守っていこう、憲法を守っていこう、そういう考えで一つ進めていただきたいということを特にお願いをいたして、私の質問を終ります。

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/031/0388/03102060388005a.html



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平井義一 (政治家、没年不明) - Wikipedia

平井 義一(ひらい ぎいち、1913年3月 - 没年不明)は、日本の政治家。元衆議院議員(5期)。


経歴

東京都出身。明治大学法学部卒。東京地方専売局に勤務した後、計理士となり、麹町区議、東京市会議長秘書を歴任する。1947年の第23回衆議院議員総選挙で福岡4区から日本自由党公認で立候補して初当選。以来5期務める。

第4次吉田内閣で郵政政務次官に就任する。1955年の保守合同により自由民主党衆議院議員となる。

1960年の総選挙で落選。その後も複数回総選挙に出馬したが、いずれも及ばず、国政復帰はならなかった。

このほか横綱審議委員、日本プロレス協会長などを務めた。

1972年にはシングル「部隊長」(キングレコードに製造を委託した自主製作盤。品番:NCS-387)で歌手デビューもしている(B面は神田たかし「青年の歌」)。


参考文献
『議会制度百年史 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E4%BA%95%E7%BE%A9%E4%B8%80_(%E6%94%BF%E6%B2%BB%E5%AE%B6)



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それにしても、正田家と美智子さんの うさん臭さを国会で追及した平井議員の消息が不明って…怖いですね。

これでも皇后擁護? やり放題になった乱脈皇室 2015-12-02
https://ameblo.jp/kusanagi-turugi-2014/entry-12101934575.html


それにしても、美智子さんのうさん臭さを国会で追及した平井議員の消息が不明って…怖いですね。


こちらは↓数ヶ月前から保存していた資料なのですが、

第三十一回 国会衆議院 内閣委員会
昭和三十四年二月六日(金曜日)午前十時十九分開議
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/031/0388/03102060388005.pdf


言及するには「続日本記」まで解読、その他勉強と関連資料集めがたくさん必要で一日延ばししている内に、不定期更新になってしまいました。

絶句するような、大変なことも述べられています。

いつ、きちんと学び解析できるか分かりませんので、とりあえず第一級「資料」として皆さまにご提示します。この記録もこの所、ぼちぼち表に出始めていはいるようだし。

これに併せて、美智子さまが大左翼政党社会党に支持されての入内であったことを、ぜひご記憶ください。またカトリック団体からの応援があったことも。

こちらの国会記録を通読してまず思ったのが、皇室への敬意は昔のほうが強かったと一般に思い込まれていますが、戦前はともかく戦後の数年間は皇室への国民への視線は非常に厳しく現在より冷静であったようです。

そして、巧妙になし崩しにことは運ばれて、現在は皇室の権力が危険水域に達するまで強大になっています。天皇陛下による、内閣に無断のイミョンバク元大統領への親書による接触で友好・謝罪訪問願い、

日本最大の巡視艇を私用に改造してのパラオ行き決行(政府は反対)、皇太子による習近平夫人への接触、創価学会イベント参加、池田大作氏の息子との会食、皇后陛下による従軍慰安婦問題への関与、A級戦犯発言、九条の会加担、元GHQメンバー賛美・・・・他、政府と国民の意向は無視して天皇皇后の「私情」正確には皇后の意志優先で「やりたい放題」になっているのが現在の皇室です。

要するにOSS発GHQの描いた10年がかりのシナリオ通りにことは運び、間もなく日本解体皇室弱体化劇は、エンディングを迎えようとしています。OSS3年間、GHQ7年間をプラスして10年間をかけて練り上げた完璧に近いシナリオです。

そこに、秋篠宮殿下による、シナリオライター(OSS、GHQ)の予想外の
ドンデン結末が付け加えられるかどうかが、今後の皇室のひいては日本の新たな物語の幕開けになるか、亡びへの序章となるか、でしょう。

政治も含め今の流れのまま、事が進むなら日本は変質して、もはや日本という国は消滅してしまうでしょう。

OSSは日本の精神性瓦解、GHQは日本の軍事力解体と2本の柱はありますが両者の目的はむろん通底してそれぞれ存在していました。いえ、過去形ではなくOSS発GHQの埋め込んだ自己増殖を続けるウィルスは現在も作動中、その目的を今や果たしつつあります。

安倍総理による後三年間の政治の安泰と、秋篠宮殿下の表舞台への御登場を切に望む次第です。

(お断りしておきますが以前から弊ブログでは安倍総理100%の支持者ではないことは繰り返し表明、批判すべきはして来ています。ただ現実厳しき中、この現実を踏まえつつ、現時点では他にいない以上安倍総理を推すしかないと思っています)

「君は尊くましませど、民を苦しむれば天これを許さず」

これを弊ブログ主は手を変え品を変え、訴え続けてきたわけです。
自称保守が、凝り固まって見ようとしない点。
昔から「民を苦しむる」天皇はいたからこその、北畠親房卿の言葉です。

*北畠親房

北畠 親房(きたばたけ ちかふさ)は、鎌倉時代後期から南北朝時代の公卿。著書の『神皇正統記』で名高い。

昔は、宮中に自浄作用がありました。だから不適格の皇太子や天皇が排除され、現在まで皇統を繋いできたのです。

現代、自浄作用は廃絶されました。雅子さん入内により、小和田王朝自虐史観王国が外務省創価派により形作られ、しかし小和田王朝成立の背後には、正田美智子さん入内により始まった、OSS発GHQによる皇室壊しが始まり、民の気づかぬ内に皇室への批判は公にはいつしかご法度とされ、政治家もこの分野には口をつぐんで硬直するようになってしまいました。

第三十一回 国会衆議院 内閣委員会の記録を 読めば解るように、昔は実に発言が自由、批判も可能だったのです。
「不敬」の一言で発言を封じられる今が異常なのです。
思考停止保守というのは、まさしくGHQ勢力の思う壺、皇室を崇めているようで、実は貶め弱体化したい勢力の催眠術にむざむざかかっています。

「(皇太子の地位は)必ずしも現在のような長子相続という形ばかりではなかったのでございます」

これも現代日本人が知らないことの一つではないでしょうか。思えば長子相続に何らの意味はなく、有能なほう、海外にお出ましになられた時の風采も押し出しも含めて決められるべきでしょう。

秋篠宮への委譲を主張するものに対して「不敬」呼ばわりする思考停止層は、歴史を知らぬと言うべきでしょう。

うがてば、長子相続制度の設定はGHQ勢力の目論見であった可能性もあるかもしれません。
A級戦犯の絞首刑を今上(当時は少年としての皇太子)にぶつけ、お前もいうことを聞かねば吊るすぞと脅しをかけ、更にはバイニング夫人による洗脳と、当時の長子である皇太子を洗脳したわけですから、それをさしおいて弟君に即位されたりすると、計画が覆るので、長子と限定させたとも(可能性として)考えられます。

「先生、日本はもう、しまいましたね」
皇室尊崇の老婆がこう言った、と。見抜いていたと言わざるを得ません。その尊崇故に老婆には却って見えるものがあったということではないですか?

現代も同じこと「尊崇故に」物申すのです。批判無き輩は皇室を真剣には思っていません。

「もう皇室の尊厳というものは・・・・だんだんなくなって来る」

その通りになっていますね。「不敬」という言葉を錦の御旗に、口封じしてその結果、国民の尊崇を得られない皇室に成り果ててているわけです。たかが庶民の粉屋の娘が、女帝として今は宮内庁も天皇も従え、皇室の頂点に君臨していますが、その皇室は政府の意志すら無視して、ことを決行するようになっています。韓国大統領への友好願い親書、巡視艇の私的改造、使用他。

それらを糊塗するがごとき、被災地訪問。これは昭和になって始まったことであり、しかし被災地に必ずしも心を沿わせてのご訪問ではないことに、国民は気づき始めています。鬼怒川の氾濫がきっかけでした。
まだ混乱の最中に、護衛の車を連ね人々を引き連れて乗り込まれ、ただお辞儀するだけの、プロモーション映像制作のためのパーフォーマンス。

しかも皇后陛下は、朝鮮式挨拶であるコンスのポーズでのお辞儀です。

「今少し厳格な教育をされたらいかがですか」

これは当時の皇太子(今上陛下)のことで、当時の言動を拝すれば「よくぞ言ってくださった」と思われます。軽薄極まりなく、朝9時から勤務して夕方5時には終わり、後は家庭生活を大事にしたい、などと。だったら、皇籍離脱してご自身でお稼ぎ遊ばせ、と当然なりますね。学習院大学を落第したのに、特別措置で「学業終了」として卒業扱いにしてもらったお方の頭脳で、何を考えられるやら。


特権と富は手放さず、権利は庶民と同じ生活形態を望む・・・・・現在の皇太子の在り方そのままです。元凶は天皇陛下にあり、ひいては皇后陛下にあります。

そして1959年(昭和34年)の頃は、民が「もっとまともな教育を」と宮内庁に注文がつけられていたのです。それも国会の場で! 今なら考えられませんね。一切の批判を許さず、という偏頗な形に持って来られ、それは決して皇室の健全な存続に資することはありません。

批判すればよってたかって「不敬」の連呼。こと皇室問題に関しては北朝鮮にさせられてしまいました。

三笠宮は皇族でありながら、神武天皇を否定するということは当然男子一系否定、つまりは自己否定なのですから、皇籍は離脱なさるべきだと思いますね。

皇族であるアイデンティティを否定しながら皇族として、無為の暮らしを送りつつ、大枚の国費を受け取りながらのありようは欺瞞です。あまつさえ、南京大虐殺の肯定。

今上陛下による、先祖に朝鮮人がいる発言も必ずしも歴史の定説とはならざることを含めて、言ってはならぬことをお弁えではありません。今上陛下も三笠宮もこの基本の禁句を心得ていらっしゃいません。


「美智子嬢は25人の見合いをしていられた」

「最後に波多野という青年と婚約。これを破棄して皇太子のほうに振り替えた」

宮内庁側は否定していますが、否定せざるを得ませんね。
むろん、当時の週刊誌の記事をまるごと信じるわけではありませんが、国会という言質が取られたら厄介な場で、見合い25回、25回目の婚約者が波多野、と極めて具体的な回数と名前が出てきていることに留意は必要でしょう。

「美智子嬢」が15歳から、見方によってはいささか下品な婚活パーティに出ていたことは既報の通り。主催者がGHQ寄りの人物である可能性についても触れました。15歳でエリート男子を狙っての婚活なら、25回見合い歴はない話ではないでしょう。三島由紀夫との見合いも否定する人がいるようですが否定の論拠は曖昧です。


拙ブログが最近掴んだ、入内にあたっての関係者がすべてプロテスタントかカトリックのキリスト教徒であるという事実が、当時も不可解に思われていたのですね。「カトリックの陰謀」と表現されていますが「カトリック(プロテスタントも含む)を日本と皇室弱体化ツール」として使ったのはGHQです。

ただこの時代にGHQを口にしたら、その地位から(場合によっては命さえ)消されかねない状況ではあったかもしれません。一番の恐怖はこれもGHQが日本弱体化の尖兵として使った朝鮮人が束になっての親、子供への押しかけ、恫喝であったでしょう。彼らが特権を奪い取るにあたっての、常套手段です。

美智子さまご成婚時は、GHQが表向き引き上げてから7年間が経過していますが、GHQが愛国者をバサバサ刈り取って残った自虐史観売国奴が国のあちこちを仕切っていました。雅子妃の父親、小和田恒氏が外務省におけるその典型です。だから形としてのGHQは解体しても、去った後GHQ勢力は根強く日本に残り、定着しました。

美智子さまの父上正田英三郎氏もカトリック教徒だったのですね。

冨美夫人との出会いが双葉高等女学校の「礼拝」であった、というから美智子さまの母、冨美さんもカトリック教徒だったということでしょう。
臨終洗礼とされていることに、拙ブログは疑問を呈してきました。
美智子さま入内にあたって、一族郎党全員カトリック教徒であることが解ると、当然美智子さまの信仰にも疑義が及ぶので、自らは受洗していないことにしたのではないか、と。

祖父母の代から一族郎党全員カトリック教徒(ブログ主独自の調査で現在ミャンマー在住の、正田姓を名乗るお身内の方もカトリックだと掴んでいます)の中、美智子さまだけ違うというのは無理があるのではないでしょうか。洗礼はまずお受けになられている・・・・つまり入内にあたって、嘘をつかれた可能性があるかもしれません。いや、相当濃厚にカトリック教徒として胸に十字架を抱いたままの入内ではなかったかと、考えるほうが自然でしょう。

信仰を密かに抱かれていなければ、その後のカトリックへの明らかに頻繁な接触が説明出来ません。
美智子さまは、大変な嘘をつかれての入内と拙ブログ主は心証的には色濃くそう思っています。

朝日新聞記者により、発表されたカトリック信徒を思わせるベール姿が公開された時、わっと泣き崩れた美智子さま。勝ち気な美智子さまが泣き崩れるほどの衝撃は、自らがカトリック教徒だったからではないのですか?

もしそうでないのなら、違いますと答えればいいだけのこと。

嘘をついての入内を今更難詰しても、現実を変える力はありませんが、皇后なるお方が政府と国民、そして昭和天皇皇后両陛下を裏切って、皇太子妃となった方かもしれないということは、国民は知っておくべきでしょう。

仮にカトリック教徒でないとしても、頻繁なるカトリック教徒たちとの交流、教会行き、ローマ法王への傾斜など、神道の祭祀王の妻としての立ち位置は著しく損ねていらっしゃいます。合唱練習を名目に母校への月一回の訪問は、敷地内にある聖堂で礼拝なさるためではないのですか?

私的お出ましにも、護衛の車10台が付き従うと仄聞します。そのつど大きなお金が出て、年間通算すると莫大になるでしょう。九条の会の音楽家の追悼コンサートへのお出ましも、公のお金が費やされています。

言葉を変えれば皇后の「反日左翼活動」に私たちが営々と時に苦しみながら納めている税金が、いとも安易に使われているということです。

美智子さまは、象徴であるということに対して何やら小難しい理屈を述べて、象徴であることは出来ないと言っていらっしゃいますが、そんな言い分は、屁理屈と申します。

ことは簡単でたとえば、浮世の政治的なイベントにお出にならぬこと。
あの大戦への言及、憲法に対するお考えなど、国民の世論を二分するそのどちらかへ加担などなさらないことなのです。

象徴であらんとすることは、何をすべきということではなく、してはならぬということをお守りになることです。

こんな簡単なことがお分かりにならない愚昧さ。

美智子さまの入内に関して皇族全員が反対という説は否定されていますが、しかしながら「全員」賛成という説のほうが首肯出来かねます。

不自然ですよ、美智子さまも雅子さまも入内にあたって周辺では強い反対に取り囲まれながら、皇室会議においては一人の反対もなく、すんなり決定。

双方、きちっと調査がなされれば絶対あり得なかった、と言いきってもいいほど
「瑕疵」のある縁談なのに。

外国先行報道、あるいは報道先行で既成事実化して現実周辺では
反対論が渦巻いているのに、皇室会議では反対者ゼロで通過の
不自然さも小和田雅子さん入内の時と同じ手口ですね。

他幾つも、新たな発見がある国会記録かと思われます。
読んでみてください。平成の世の皇后陛下を論じるにあたって
後世相当役に立つ資料だと思われます。それゆえ他の資料のように
押し隠しておきたいでしょうが、国会記録抹殺まではさすがに出来かねたのでしょうか、国民にとっては幸いなことでした。

後世の評価はおそらく前代未聞、希代の悪女皇后となるかと思われます。

その悪辣さにおいて美智子さま。無能力なダメさかげんにおいては雅子さま。
いずれも皇室の歴史上、突出した黒歴史として末代まで残ることでしょう。
そしてそれを支持した、愚かしい民衆が保守の名で存在していたことも。

備考 田島道治宮内庁長官(無教会 派)、宇佐美毅宮内庁長官(クエーカー)などもクリスチャンと、拾えますが決定的データは今のところ拾えないでいます。いずれにしても美智子さまの入内に絡んで動いた人々にキリスト教関係者が偶然の確率超えて以上に多いのは事実。荒っぽく言えば、宮内庁はクリスチャンと創価学会の巣窟となっているかもしれません。

美智子妃入内にあたってはキリスト教が背後に。
雅子妃入内にあたっては、創価学会。

・・・・・・・・ここまで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


追記 読者さまよりコメ欄に寄せられた情報。


WiLL 1月号に、『皇后の真実』 工藤美代子 著 の書評があります。
元産経新聞記者の方が書かれていますが、最後の方の記述にびっくりしました。
この方が記者時代、皇后に直接関わった高名な二人から、激しい皇后批判を別々に聞き驚いたそうです。
口外していないけれど、今でも忘れられないということですから、ぜひどこかで書いていただきたいものです。

・・・・・・・・・・・・・・ここまで

逝去の後、少しずつでも結局全部語られ、さらされそうです。


更に追記 コメ欄への読者さまからの書き込み

質問に立った自民党議員は、昭和の憂国の臣だと思います。
天皇の本道・本質を明らかにし、すでに始まった劣化と将来迎える危機を鋭く指摘して下さった自民党議員に感謝とお詫びを申し上げたい思いで、どのような方なのか少し調べてみました。

《平井義一衆議院議員 自民党》
平井議員の深い洞察には改めて感服します。議員生命賭けての質

疑だったと思います。
しかし平井議員が憂慮されたとおりになってしまい、今、泉下からご覧になって何を思われていらっしゃるか。

平井議員は「吉田学校=吉田茂派閥」のメンバーで、第四次吉田内閣で郵政政務次官就任。その他に横綱審議委員や日本プロレス会長(893大親分複数が役員になっていたので警察に解散命令出された後の一新人事で会長就任)等務めた形。

入内するところまでは、吉田茂はミテコ押しだったはずなので、退陣後といえども親分に逆らったのですから…(後に御所でのプッツン振りを知り、アンチミテコになったとか)
義一さん、真の国士でいらっしゃいます。
この後の選挙は落選が続きそのまま引退されていますので…逆風吹いたかなぁ?
没年も判らないなんて、悪の藩屏に抑え込まれたのか?

写真中央が平井氏(横審時代でしょうか。元関脇北の洋・緒方昇氏宅とのこと)
h ttp://members3.jcom.home.ne.jp/abashirikai/jpeg/tuitou-3.jpg

《菊池義郎衆議院議員 自民党》
菊池議員に至っては、質問をするために、この回のみ町村金吾議員(故町村信孝議員の父上)と交代して委員になっています。
美智子さんの疑惑はもとより。国会図書館設立に尽力した人なので、赤坂離宮内の図書館廃止の件を取り上げたかったのでしょう。

せっかく、見合い25回で婚約者有り、入内チームがカトリック教徒(正確にはキリスト教徒と言うべき)だらけと良いところを突いていても。宇佐美長官に揚げ足取られたり突っ込みの甘さから、週刊誌報道の火消しに終わり、残念に思います。でも、当時から胡散臭さは知られていた事を記録に残してくださいました。

衣冠束帯では南方の風俗のようで野蛮国と見られやしないかとか、英国女王戴冠式では皇太子が黒人の中に座らされたので、婚礼では英国大使は黒人来賓の間に座らせろだの……_| ̄|○ (宇佐美長官の気持ち)
猪突猛進、一言居士、「黒潮に吼える男」という小説になっただけはあるオモロイおっちゃんです。平井議員と初当選当時から同期でしたが、菊池議員はこの後も当選を続け、叙勲もされています。

更に追記

尚、
菅原研究室の国会議員白書から両議員の議員歴を、
wikipediaから大方のプロフィールを把握し、さらに検索して確認しています。

平井議員の写真は"たぶん"ご本人ではないかと?……程度です。

平井義一議員
http://kokkai.sugawarataku.net/giin/r00419.html

菊池義郎議員
http://kokkai.sugawarataku.net/giin/r00139.html

菊池議員題材の小説
『黒潮に吼える男』上野登史郎著/三彩社刊
八丈島出身の自民党きっての硬骨漢・衆議院議員、菊池義郎の伝記小説。物語は彼の出生から国会議員になるまでが、明治時代の政治(大熊重信などとの交流)や文化(島村抱月や須磨子などとの交流)、そして島の様子がイキイキと描かれていて面白い。島抜けしてからの一徹な苦学生活、普通選挙実施や元老廃止などの演説運動、さらには議員になってからの私学振興議員連盟を作ったり、国会図書館などを作ったりと紹介されている。
h ttp://www.muse.dti.ne.jp/~squat/fiction.htm


それにしても、平井議員の消息が不明って…怖いですね。
https://ameblo.jp/kusanagi-turugi-2014/entry-12101934575.html

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それにしても、正田家と美智子さんの うさん臭さを国会で追及した平井議員の消息が不明って…怖いですね _ 2

これが、現代皇室の現実。ブサヨの巣窟に現れた皇后陛下 2016-06-22
https://blog.goo.ne.jp/sitihenge994/e/319d1c927965be306fdfa254b877efdd

正田美智子さんの入内にまつわり、キリスト教徒のみが関わっていることのうろんさをついた国会議員が当時いました。

1959年2月 国会で平井義一議員が正田美智子入内の胡乱さと出自を問い詰める。
その2ヶ月後の1959年、正田美智子入内。
その翌年の総選挙で、今まで5期落選したことのなかった平井義一落選。

天皇皇后の左翼化

皇后陛下が、左翼の連中や組織と親密であられることにテーマを
絞るつもりで書き始めたのですが、結果的に今までの「総まとめ」ともいうべき
記事になったようです。志ある方は保存なさってください。

左翼の巣窟に出入りの皇后陛下

http://www.asahi.com/articles/ASJ6673Z7J66UCVL01Y.html 

反日左翼「九条の会」秋山ちえ子さんお別れの会 皇后陛下が会場に
皇后陛下の入内には戦勝国GHQがからんでいます。入内前に、正田家とGHQの要人とがアメリカ産小麦粉利権を介在に癒着していたのは、事実です。
客観的史料があります。

やっぱり!! 正田家とGHQの癒着。美智子さま入内を仕組んだGHQ 

そして美智子さんの父親は、アメリカ産小麦粉の宣伝マンとして
GHQの協力要員でした。

日本の国会が知らなかった正田美智子さんの婚約が、アメリカで先に報じられたのはそういう理由です。入内にまつわり、キリスト教徒のみが関わっていることのうろんさをついた国会議員が当時いました。今は亡き平井義一氏ですが、おそらく議事録に残っていること以上の闇を承知していたと思います。
よく殺害されなかったことです。しかし・・・・・

1959年2月 国会で平井義一議員が正田美智子入内の胡乱さと出自を問い詰める。

その2ヶ月後の1959年、正田美智子入内。


その翌年の総選挙で、今まで5期落選したことのなかった平井義一落選。


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E4%BA%95%E7%BE%A9%E4%B8%80_(%E6%94%BF%E6%B2%BB%E5%AE%B6)

【重要】 これでも皇后擁護? やり放題になった乱脈皇室

元正田美智子さん、あなた一体何者? 成婚国会承知せず、アメリカで発表された不可解

平井氏の他に、正田美智子さんの入内に不可解な点ありとして国会で疑義を表明した議員が2人もいたことは、脳裏に刻みつけておきましょう。

国会ですよ? 末代まで発言が残る場。軽々に言えることではありません。まして、国中が操作されて世紀のご成婚に浮き立っている時に、議員生命を賭けて成婚とやられ放題の宮内庁に疑問を呈した議員たちが3人いたということです。

なんと、社会党が支援していた美智子さま 

皇室史上初の民間妃の誕生は、異教徒の男女同権主義者である左翼思想の女性の入内をも意味していました。去ったはずの、GHQによる皇室と日本弱体化施策が本格的作動し始めたのが、正田美智子さんの入内の年であり、この年日本は伊勢湾台風が荒れ狂いました。

そして嫁いだお相手は、多感な少年時代にGHQに生涯忘れ得ない恫喝を受けた、今上陛下でした。当時皇太子であったその人の、誕生日めがけて時計の針がピクリと動いた瞬間から、東条英機らいわゆる「戦犯」が吊るされて行ったのです。GHQの言外の脅しは明白でした。
「お前もアメリカに逆らうなら、吊るすぞ。父親もな」。
そして、言うところの戦犯28名の処刑を決定、公表されたのが「父親」昭和天皇の誕生日だったのです。これも言外の恫喝です。恫喝であると同時に罪悪感の刷り込み。「お前と、お前の父親のせいで、こいつらは首をくくられるのだぞ」と。

http://hon.bunshun.jp/articles/-/226

いえ、恫喝は言外ではなく直接浴びせられたかもしれません。
昭和天皇を何度となくGHQ本部に呼びつけたほどのマッカーサーです。

当時の皇太子は「ジミー」と戦勝国名で呼ばれ、GHQが差し向けたバイニング夫人が張り付き、洗脳に明け暮れました。神道思想の破壊です。

破壊教育を受けた皇太子というよりはジミーに、異教徒の平民の娘があてがわれ相乗効果で皇室の神道的なるもの、そして伝統がなし崩しに壊されていくことをGHQは見越していました。皇后も幼児洗礼をもしお受けならマリア・テレジア・カテリーナなどというお名前をお持ちでしょうから、ジミーとはお似合いの夫婦でしょう。皇后のカトリック洗礼に関しては、(幾つもあるにせよ)傍証でしか示せません。
しかしながら、実は皇太子と平民の娘との成婚ではなく、ジミーとマリアとの婚姻だったのだと踏まえるとその後の皇室伝統の、あっという間の壊れように得心が行きます。

もともとルーズベルトのOSSの頃から、日本を共産化する計画がありました。
ルーズベルトの死去により、共産化は免れましたがそれと同等の、日本破壊ウィルスをGHQは日本の国体に仕込んでいきました。

NHKはいまだその体質を引きずるGHQの宣伝局であり、外務省には反日思想の者たちが跋扈。公職追放で、まともな日本人は追われ、反日であるほど、出世階段を駆け上り、その代表格が雅子妃の父、小和田恒氏です。
小和田雅子さんという、皇室にはおよそ馴染むはずもない女性の入内もまた、
偶然ではありません。

皇室には、バイニング夫人とカトリックという異教とワンセットで正田美智子さんが送り込まれ、現在に至ります。神道の祭祀王の家に嫁いでからも元正田美智子さんはカトリックを捨てませんでした。そのことは、皇祖神を奉じるには至らなかった・・・・・いえ、基本のところでないがしろになさった、ということです。
ご本人がいかほど、自覚されているかどうかは知りません。しかしながら、
GHQの目論見は100%成功でした。いえ皇室の伝統破壊と共に、アメリカ産小麦粉の売りつけの目論見通りであったので、一石二鳥、200%の成功でしょう。

今上陛下が実は学習院の講義について行けず、ご卒業なさってないという事実を国民は知りません。

学習院を落第した天皇陛下は左翼でいらっしゃいますか

悪い頭で政治と歴史、憲法を語られるな両陛下と皇太子 

乏しき頭脳で政治外交、史観を語られませぬよう、両陛下

天皇が必ずしも頭脳俊敏でなくてもよろしいのです。
しかしながら、敏いとは言えぬ頭脳にバイニング夫人、そして伴侶である元正田美智子さんという異教徒から、思想上の決定的洗脳を受け続け、更に将来の天皇たる者は政治学科に進まねばならぬところ、進めなかった父親より頭脳の働かない皇太子殿下が、両親から口移しで「GHQ作の平和憲法護持」という左翼思想を受け継ぎ、現在に至ります。

天皇と皇太子共に、脳細胞の不活発なところに女帝と化した皇后から洗脳を受け続け、さらにその不活発な脳で考えた政治外交上の言動は、国を損ないます。政治関与それ自体が、ご自身が護持を唱えられる憲法に反する行為なのですが、その矛盾をお解りではありません。

天皇も皇太子も頭がよろしくはない、という現実をまずは正視しましょう。ということは、周辺の者がしっかりと舵取りをしなければならないのですが、しかしその舵は今や女帝として皇室ヒェラルキーの頂点に君臨する左翼皇后の手に握られています。その皇后陛下も、巷間思い込まれているほどにはご優秀ではありません。聖心女子大学は名門ですが、偏差値は高くはありません。

大変言いづらいことをズバリいいます。頭のさしてよくない左翼が3人固まったのが、今の皇室です。行き過ぎた言動を止めるものは皆無です。

随分粗っぽい総括ですが、細目は過去記事に資料を添えながら具体的に提示してあります。

皇室に男女同権思想は馴染みません。民間では極端な男女不平等が、本来の皇室です。なぜなら夫婦である以前に、夫は神とつながる者、神道の大祭祀王であるからです。対等ではあり得ないし、生理出産を伴う女性に、この国最大の神官は務まりません。
しかし、溺愛の皇太子の系譜である愛子内親王を天皇にしたいというのが、GHQ仕込みの男女同権主義者・皇后陛下の執念であり、左翼お仲間を引き入れつつあれこれ画策していらっしゃいます。


左翼の巣窟に出入りの皇后陛下

http://www.asahi.com/articles/ASJ6673Z7J66UCVL01Y.html

4月6日に99歳で亡くなった、放送ジャーナリストの草分けで評論家の秋山ちえ子さんのお別れの会が6日、東京都千代田区の日比谷松本楼で開かれた。聖路加国際病院名誉院長の日野原重明さんや脚本家の小山内美江子さんらのほか、秋山さんと親交のあった皇后美智子さまが会場を訪れ、遺族らと言葉を交わした。

BB:秋山ちえ子氏がそもそも反日左翼の旗振り的オピニオンリーダーでしたが、
小山内美江子、反戦歌の森山良子他歴然たる左翼思想の人たちばかり。更に、仰天すべきことには、反日慰安婦問題の張本人である河野洋平が発起人代表を務めているという凄さ。

皇后陛下が、韓国側と左翼たちが捏造した慰安婦問題を信じこんでいらっしゃるさまは、それこそ「九条の会」の鶴見俊輔により、具体的に語られています。

会では、発起人代表の河野洋平元衆院議長が「父の河野一郎と秋山さんは信頼しあっている仲で、インタビュアーとして日本一だと言っていた」とあいさつ。

さすがに息子の河野太郎は、安倍内閣の清濁人事の濁のほうながら閣僚なので、出て来ていませんが、本来なら売国父息子としてこの場にいるべき人間です。


 秋山さんは毎年8月15日の終戦記念日に、上野動物園で戦時中に餓死させられたゾウの童話「かわいそうなぞう」をラジオ番組で朗読。会の終わりには2002年の収録分が流され、「地球上のすべての生物の命を守るために、ことを解決するのに戦争というものを手段に使うことのないことを祈りながら読ませていただきます」と語る秋山さんの声と朗読に、参列者は聴き入った。

ゾウの話は胸を打ちますが、そのことと日本が防衛的に無力で無防備であっていいということと何の因果関係もありません。そこがなぜ解らないのか、いつものことながら左翼と言われる人たちの奇妙なまでの頭の悪さを思わずにはいられません。
夏になると、震え声で反戦詩を朗読する大根女優・吉永小百合も同類です。
問題は、中国韓国北朝鮮で反戦詩など読まれないことです。読めば投獄、下手すりゃ処刑。日本の反戦運動は彼らがせせら笑いながら歓迎するところ。


 30年来の親交がある司会の大沢悠里さんは「秋山さんは一貫して戦争反対を訴え続けてきた。私たちはこの心をずっと受け継いでゆく覚悟が必要だ」と締めくくった。

戦争に賛成の人間など、武器商人か一握りのマニャックな戦闘愛好者しかいませんよ。誰しも平和は恒久的な願いなのです。問題は「戦争反対」と唱えていない国が至近に3カ国あり、折あらば日本人の命と国土が狙われているということなのです。


 夜には皇后美智子さまも会場を訪れ、展示された秋山さんの遺品などを見たり、遺族や発起人らと言葉を交わしたりした。

・・・・・・・・・・抜粋ここまで

社会的にはその存在が希薄になっていた秋山ちえ子の逝去と、そのマイナーなお別れの会を即座に嗅ぎつけ駆けつける皇后陛下。左翼ネットワークの親密な一員でいらっしゃるからです。

皇后陛下は上記の左翼運動家たちのまごうことなき、共感者であり仲間であるということなのです。それ以前に皇后陛下の政治思想の表明など、
とんでもないことがいつ許されるようになりました?この方の入内以来です。

▼「男性には戦争をしたがる人がいる」
「戦争の悲惨さを知らない政治家が憲法9条をなくそうとしている」

と売国左翼新聞朝日新聞「天声人語」で紹介された秋山ちえ子氏をはじめ、以下が皇后陛下のブサヨ仲間です。


▼左翼鶴見和子の会にもお忍び出席した皇后

 和子=鶴見和子(元・共産党員)

>和子さまの三回忌に、美智子妃殿下の御臨席をいただき、
>内山さんが宮中に御礼の記帳に行く予定の所、
>皇后様から「鶴見和子病床日記」持参で参内するようにとの連絡があり、
>宮中大変奥深くのお部屋で、一対一の四〇分の御下問で、緊張のし続けでした。との事でした。

ttp://www.php.co.jp/magazine/voice/?unique_issue_id=12369
(Voice 2008年9月号)
上坂冬子〈対談〉鶴見俊輔 158p

> 美智子皇后は姉の和子に対して、彼女の学友だった女官を通して
> 「宮中まで来てほしい」とお呼びになったことがありました。
> そのとき、「あなたがこのあいだの講演で慰安婦の問題を取り上げてくださって、
> とてもありがたかった」とおっしゃった。(略)


上坂冬子の対談相手、鶴見俊輔は皇后のシンパ鶴見和子の弟であり、市民運動組織「ベ平連」メンバーで、共産党支持。


皇后は九条の会の左翼音楽家・三善晃氏にも熱心に肩入れ、そして「日本も難民を引き受けるべき」などと、日本がすでに60万人の朝鮮人難民を抱えてあえいでいるのも知らぬげに反日国連をバックに、押し付けてくる緒方貞子も皇后の左翼お仲間で、女帝擁立肯定の皇室典範変更のための有識者会議には、皇后がこの人を押し込んでいます。


森村桂の軽井沢の家では社会党・党員と交流も。

敗戦後の日本を、もっと弱体化させるためGHQがキリスト教を、なかんずくカトリックをツールとして用いたことは事実ですが、カトリックすべてがそうだとは言いませんが、皇后と同じく「カトリック左翼」と名付けたい一派がいるのは事実です。

「憲法九条にノーベル賞を」という演題で講演したのは、カトリック教会の光延神父で、そのお仲間には、岡田大司教や高見大司教という人らがいるようです。

h ttp://www.jesuitsocialcenter-tokyo.com/?page_id=4979
この光延神父が、HPで述べた言葉を引用します。

《《実際、日本は第2次世界大戦以後の68年間、戦争で他国民を誰一人殺すことなく、また一人の自国民も死なせることがありませんでした。》》

あらゆる(日本の)左翼は頭が悪い、悪くなければ日本では左翼はやってられない、というのが拙ブログ主の持論ですが、上記の神父の言葉の馬鹿さ加減は、読者の皆様はお解りですよね。

この神父の脳裏には、北朝鮮への拉致被害者も竹島をめぐって殺戮され、半島に強制連行されて虐待され、そして死者も出た日本人船員約4千名の存在はないのです。

そしてこれらの、カトリック左翼ともいうべき神父たちと皇后陛下が昵懇であるという現実を国民は直視すべきでしょう。

捏造慰安婦問題で日本を追求する「女性国際戦犯法廷」の拠点はカトリック教会です。副題は「性国際戦犯法廷」です。この場合の戦犯とは、日本ですね。
とんでもない反日とカトリックが結びついているということであり、これもまたGHQの目論見通りです。

反米を唱える左翼ですらGHQ製作の憲法を後生大事にするのだから、占領政策はここでも大勝利です。

日本の武力放棄をほくそ笑んで喜ぶのは、中国、韓国・北朝鮮だけであるという
現実がなぜ見えないのでしょうね。

そして皇后陛下は、「憲法九条にノーベル賞を」という、カトリック界における“九条の会”もお仲間だということであり、憲法改正を掲げ、女性天皇の布石になる女性宮家の創設に反対する安倍政権には、アンチであり、皇陛下も皇太子殿下もそれに従っていらっしゃる、とこういうことです。

「マスコミ9条の会」も、皇后はシンパです。

2004年6月10日

井上ひさし 梅原 猛 大江健三郎 奥平康弘 小田 実 加藤周一 澤地久枝 鶴見俊輔 三木睦子さん九人による「九条の会」アピールが出されました。

東京では「新聞OB九条の会」「出版OB九条の会」「民放九条の会」「映画人九条の会」「音楽九条の会」

「所沢マスコミ文化九条の会」 「憲法九条にノーベル賞をの会」

・・・・・・・・惨状を来しています。


軽井沢九条の会を支援する牧師

http://karuizawa9.exblog.jp/

表立って、九条の会の理念を「平和憲法護持」という形で発信されるのは
天皇陛下ですが、皇后陛下も違う形でメッセージを出されています。

79歳のお誕生日、宮内記者会の質問に文書で次のように回答。

「五月の憲法記念日をはさみ、今年は憲法をめぐり、例年に増して盛んな論議が取り交わされていたように感じます。主に新聞紙上でこうした論議に触れながら、かつて、あきるの市の五日市を訪れた時、郷土館で見せて頂いた『五日市憲法草案』のことをしきりに思い出しておりました。


長い鎖国を経た19世紀末の日本で、市井の人々の間に育っていた民権意識を記録するものとして、世界的にも珍しい文化遺産ではないかと思います」

・・・・・・・・・ここまで

要するに、憲法改正派の唱える「GHQによる押し付け憲法」説へのアンチテーゼです。事実護憲派の左翼にこの言葉は賛美され、利用されています。

しかしながら、英語からの拙い翻訳文である現在の醜い日本語の憲法が戦勝国による押し付けである事実がいかに美辞麗句を連ねたとて消えるわけではなく、GHQ憲法に関わった白洲次郎の慟哭の告発記録があります。

雅子妃とともに反日組織である国連、国連大学に入り浸っていらっしゃる皇太子は、両陛下の仰る通りに、お言葉をなぞるだけです。オウム。腹話術の人形。

皇太子殿下 平成26年 2014年お誕生日

皇太子の政治発言 朝鮮日報が大喜び 

http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/77824c824a67a7da9a0b85660cfd4223 

(抜粋)憲法に関しては、昨年末天皇陛下も触れられましたが、「戦後、連合国軍の占領下にあった日本は」という出だしで、憲法の成立した由来を語られましたが、皇太子殿下の文言は、はっきり憲法順守。すなわち憲法改正反対ということかと思われます。

・・・・・・・・・・ここまで

皇太子もアンチ安倍政権だということを、意味します。
今度の選挙は、憲法改正が争点の一つですが、平和憲法護持の
天皇皇后皇太子は、その選挙に影響を及ぼす発言をずーっと
続けているということなのです。それがいつから許される日本になりました?
皇后陛下の入内以来です。

問題は、天皇皇后両陛下と皇太子殿下のご発言に喜び勇んでいるのが、まっとうな国民ではなく朝鮮日報だということでしょう。無論「朝鮮日報」はあらゆる反日メディアと勢力の表象として記号化して記しました。

天皇及び内廷皇族が、GHQ発反日左翼史観をベースに語っていらっしゃる現実を、国民は冷静に直視すべきでしょう。

秋篠宮文仁親王殿下と紀子妃に、このたぐいのご発言がないことに、一筋の光明を見る思いがすると同時に、皇位は秋篠宮殿下と悠仁親王殿下に渡るべきだと考えます。

本来当然のことながら左翼は皇室不要論、侮蔑の対象です。

http://mid.parfe.jp/kannyo/sukuukai/seimei-houkoku/tirasi-syomei/H18-5-13-asiya.pdf#search='%E7%9A%87%E5%90%8E+%E4%B9%9D%E6%9D%A1%E3%81%AE%E4%BC%9A'  

左翼コメンテーター 大谷昭宏も関わっている「九条 おおさかの会」で
行われた、天皇皇后愚弄芝居です。

その左翼がなぜ、最近共産党はじめ両陛下に擦り寄って来ているのか。
両陛下が自分たちの仲間だと、知ったからです。

九条の会の作曲家の追悼に、わざわざ静養先から駆けつけた皇后陛下。

皇后陛下は「アカ」でした 

左翼皇后と、愉快なブサヨフェミのお仲間たち 

男女同権主義者であった、憲法作成者の一人であったGHQ元メンバー、ベアテ・ゴードンへの皇后の思い入れは、よく知られたことで彼女の追悼式にはわざわざメッセージを出しています。

天皇陛下や皇太子殿下のように、直接的な表明はなさいませんが、皇后陛下は折に触れその言動により、九条護持の左翼思想を表明していらっしゃいます。
これ以上明白なお立場表明はないのに、しかし思い込みが国民の目を遮っています。

生来聡くはあられない天皇陛下と皇太子殿下を陣頭指揮、現在の左翼皇室を作り上げたのは皇后陛下であらせられます。

かつて皇室には、自浄能力がありました。廃太子、という形で、あるいは天皇の入牢、島流しという形で。今はチェック機構を失い(これとてGHQの仕掛けでしょう)やり放題です。

となれば、皇室の腐敗と歪みは国民が指摘するしかないではありませんか。
不敬という名の下に、批判一切許さずというのであれば、それは北朝鮮の社会機構と何らかわりなく、マンセーの対象が天皇皇后というだけのこと。それも敗戦後すっかりその実質を喪失し、左翼運動家夫婦と化した相手への盲目的崇拝です。実のところ、それが都合がいいのは天皇制否定の左翼と、中韓だけであり、天皇陛下への尊崇が国の要と心得ている人たちこそが、現状を憂えているということです。

不敬という言葉が成立していた時代には、皇室自体が自浄能力を有して、
悪しき因子は排除していた、今チェック機能はない、ということを忘れないようにしましょう。

あなたがもし、安倍政権支持派なら天皇皇后皇太子はあなたにアンチのご存在です。

◆GHQと皇后陛下 フェミニストとしての美智子様と皇室は共存し得るかhttp://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/b0b5919d022a094f259e8305c60b13f2

◆資料  皇后陛下、その精神を形作った生い立ちと環境

http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/7c9cffa819831b24bbfbd63d9f8eb57b

◆ご慈愛仮面で言葉も仮面 《転載ご自由に》http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/95e08f125aa7af66013af19b1e216a00

◆人権蹂躙「子供を産むな」発言は、いったい誰? 

http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/fdbfcdb2fe41a09f9b9d1a4ca385f1d6


https://blog.goo.ne.jp/sitihenge994/e/319d1c927965be306fdfa254b877efdd


http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/431.html#c43

コメント [政治・選挙・NHK257] 準強姦で女性が告訴 自民“魔の3回生”田畑議員の正体と酒癖(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
10. 2019年2月23日 10:41:47 : MtrYtEHZzY : aGRleFU5cmVlaVU=[1]
>準強姦で女性が告訴 自民“魔の3回生”田畑議員の正体と酒癖(日刊ゲンダイ)

国会議員の中にはそんなのも居るんだ、ちゅうことだね!

http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/774.html#c10

コメント [社会問題9] 語られ始めた皇太子「退位論」は説得力があるか・・が、語られるだけでも適応失調の天皇家! 墨染
165. 中川隆[-11908] koaQ7Jey 2019年2月23日 10:42:15 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[66]

正田家と美智子さんの うさん臭さを国会で追及した平井議員の消息が不明って…怖いですね。


元正田美智子さん、成婚国会承知せず、アメリカで発表された不可解 2016-03-10
https://ameblo.jp/kusanagi-turugi-2014/entry-12137728773.html

元正田美智子さん、あなた一体何者? 成婚国会承知せず、アメリカで発表された不可解 


031回国会 内閣委員会 第5号
昭和三十四年二月六日(金曜日)
    午前十時十九分開議

敗戦後まだ14年しか経過していない時点での国会です。GHQの残存影響力がまだ甚大であったころ。この点に留意。サンフランシスコ講和条約 発効とともに連合国軍最高司令官総司令部は活動を形の上で表面上停止したのは昭和27年4月。

要点

 

昭和34年内閣委員会議事録より)

【国会も何ら御結婚について知らされておりません。】

皇室会議が開かれたのは(昭和34年)十一月二十七日でございますが、その前

★十一月二十四日に、宮内庁は公電をもって【館林=正田本家、正田醤油】に通知しております。

皇太子妃決定は公式発表の十日前、つまり十一月十七日のニューズウイークが最初に配信した。

BB:日本の皇室の成婚がまずアメリカで発表された面妖さ、背後のGHQ.

皇太子妃決定に関して小泉信三・田島前長官などが先頭に立ち、総理大臣はその報告を受けるだけで、なんら疑問をさしはさむ余地がなかった。

それでも「信仰」の問題は気になった。(岸信介元総理大臣)

BB;気にして当然、として気にしたのは正解だったのです。しかし、内閣置き去りに宮内庁が(その実GHQ勢力が)一方的に整えた成婚でした。

国民も国会も何も知らされておらず、しかも皇室会議が一度だけ開かれたのみ。

結局皇室会議を一度開きまして、決定をやったのは既成事実をただ承認しただけ、椎熊前副議長などに聞きますと、その日に正田家の家系その他いろい ろ書類を渡されて、それにただ無言で賛成しただけだというふうにも聞いておるのであります。

BB;GHQ決定だから誰も逆らえません。

要するに、「正田美智子さん」という人について、実は国民も総理大臣も、どんな出自の人でどんな考えを持ち、どんな性格なのかという事を全く知ら されていなかったんですよ。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ここまで 

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/031/0388/03102060388005a.html

○内海委員長 これより会議を開きます。

○平井委員 日本の天皇制が始まりまして、天皇または王様――あるいは外国の王様のごときは戦争をして、勝って王様になるというのが通例でございますが、日本の天皇制の場合、やまと民族の中心として天皇がおわしますというような観念であったのでありますが、長官は皇統連綿と続いて、たとい徳があろうとなかろうと天皇は皇統連綿として続いているのだ、あるいは非常に人格が高くてやまと民族の中心としてふさわしいお方が日本の中心になられておった、このいずれをおとりになりますか、お聞きしたい。

○宇佐美説明員 わが国の天皇制は世襲の制度でございまして、しかもその天皇の位につかれる方がやはり国民の崇敬の中になるようなりっぱな方であってほしいというのが国民の念願であろうと思います。

○平井委員 また北畠親房卿は「君は尊くましませど、民を苦しむれば天これを許さず」、こううたっております。 略

BB;昔からふさわしからぬ者は、天皇の地位には就けなかった。今が
異常なのです。これも、うがてば暗愚の皇太子でも、長男なら即位できる仕組みは、GHQの皇室典範関与が疑われます。

○宇佐美説明員 略 いろいろ一口に天皇制の民主化ということがいわれるのでございますが、そういう意味における民主化ということでございまして、やはり一般市民と全部同じになるという形式的な問題ではないと思います。

○平井委員 昔は先帝陛下がおなくなりになりますれば、皇位をお継ぎになる皇太子は、少くとも一年ないし三年の高座の行事をやられて、これならば民族の中心になり得るという確信がなかったならば、即位をしなかった ということを読んでおりますが、その昔の日本の天皇制に比べて、敗戦とはいえ、今日天皇制を維持するとするならば大きな差があると思いますが、この点長官はどう考えられますか。略

○宇佐美説明員 昔のいわゆる皇太子のお地位というものは、立太子の儀式によってその方に皇太子というものがきまったのでございます。必ずしも現在のような長子相続という形ばかりではなかったのでございます。その意味におきまして立太子ということは非常に重要な意味があったわけでございます。現在におきましては、法制上当然長子相続ということが定められておるわけでございまして、

○平井委員 略 象徴といえば、少くとも全国民の崇拝されるべき皇太子でなければならぬ。しかも立太子の式を終了された。しからば宮内庁長官として、あるいはおそばについておる人としては、民族の象徴にふさわしい教育、ふさわしい姿にさせることが職責ではなかろうか。そうならなければ、民族のより場もない。将来の日本を考えたときに、一体どうなるか、これは人ごとでない、日本民族の問題でありますから、

BB:「日本民族の問題」とまで、皇太子(今上)の資質に不安と疑念がもたれています。その疑念もゆえないことではなかった、と現在の言動を拝すれば、思わざるを得ませんね。

特に宮内庁長官はこの点をほんとうに真剣に考えなければ、これが一角がくずれていった場合には、宮内庁はもちろん要りません。宮城開放の問題も近く起ることは当然の話でありますが、現在のあり方が新憲法にふさわしい、あるいは日本民族が非常に尊崇して、喜んで天皇制を護持されると思われておるかどうか、この点を長官にお尋ねいたします。

○宇佐美説明員 略 今のような新しい憲法のもとにおける皇室におきましては、皇室の方々の御行動というものが非常に大事であると考えております。そういうような意味におきまして、皇太子殿下の御教育と申しますか、御研さんを願うことは、われわれとしても非常に強いわけであります。人を作るということは容易なわざではございませんけれども、われわれといたしましては、大きな一つの職責と考えておる次第であります。

BB;職責失敗して現在に至る。

○平井委員  略 しかし民族の象徴という観点から見まして、もしも天皇陛下が皇后陛下と銀座を毎晩散歩しておる、あるいは自分のしたいことをするということになっても、民族が尊敬をし崇拝をすると思われておるかどうか。

もしも伝え聞くように、皇太子殿下が軽井沢のテニス・コードで見そめて、自分がいいというようなことを言うたならば、ここにおられる代議士さんの子供と変りない。私の子供と変りない。これが果して民族の象徴と言い得るかどうか私は知りませんが、あなたから進言をされたものか、皇太子殿下が自分で見そめられたものか、この点をお尋ねしたい。

BB:テニスコートで見そめたはある意味事実です。ただし出会いは偶然ではなく、GHQ勢力延長クリスチャンたちによって仕組まれました。ある作意による仕掛けがあったこと、雅子妃の場合と同じです。


○平井委員 長官の説明を了としますが、われわれ、世上というか、宮内庁係の新聞記者連中ともよく知っておりますし、いろいろ聞くところによれば、小泉さんと田島さんが非常な推薦者であった、あとはむしろそう賛成をなさらなかった、これはどうだか知りません。世上の話でございます。そこで小泉さんあたりの教育の仕方がいいと言う人もあるし、悪いと言う人もある。私、小泉さん、田島さんがどういう意味で強硬に推薦されたか知りません。推薦する方にもまた考えはあると思いますが、非常な推薦をして、ついに宇佐見長官も同意をしたというふうに聞いておりますし、また東宮御所において、皇太子殿下が学友を集めてわあわあ言うた結果とうとうきまったのだというようなことが、御婚約の後にぼつぼつ週刊朝日などに載るようになりましたときの責任や重大なるものがあると思いますが、この点長官いかがお考えになりますか。

○宇佐美説明員 今度の御選考につきまして、皇太子殿下の御教育に顧問として参画しておられる小泉博士あるいは前長官であります田島氏や、その他の方々といろいろ御相談したことは事実でございます。略


○平井委員 略 将来日本の天皇制が傾いた場合に大へんな問題になるので、私は国民代表として言うておかぬと困ると思うのですが、まず参考に申し上げておきますが、私が先般いなかに帰りましたとき、非常な天皇崇拝者のおばあさんがこういうことを言った。先生、日本も天皇制はしまい(注 終わり)ましたね、だから金持ちのお嬢さんをもらったのだろう、そういうふうに心から言うのであります。そういう年寄りが全国津々浦々に非常に多い ということも長官は知らなければならぬ。いずれ天皇陛下になられるのでありますから、民族の象徴として、今日の皇太子がそれにふさわしいお方にならぬときは、日本はしまえるのですよ。

今日われわれ中共だとかソ連だとか言っておるけれども、内輪でしまえる(終わる)のですからこれは冗談じゃない。

BB:その「冗談じゃない」ことが起こりつつあるのが今です。内に巣食う白蟻が天皇と皇后であったという、GHQ製作のホラー大作「戦後皇室物語」です。

小泉さんあたり少しどうかしておられますまいか。よほど慎重に考えてくれなければ困る。もう皇室の尊厳というものは、小学校の本にもないし、だんだんなくなってくる。

略 九千万の象徴となられる方だから心配をしておるのであります。その点義宮の結婚と非常な違いがあるということも考えなければならぬ。

そういう場合には退位をされるといえば別でございますけれども、英国とは日本の皇室はかなり違った立場に置かれておるのでございます。英国ならば恋は自由でありますから、恋をなさい、そのかわり国民はあなたを養いませんよ、どうぞなさって下さいというようなことになると思いますけれども、

BB:「養いませんよ」という状態に、今なっています。


○平井委員 略 皇太子殿下の教育というものは、一般の学習院の生徒と別でなければならぬ。昔なら上御一人といわれたのです。一般の学習院の生徒並みに教えたのではこれは絶対に象徴になれない。われわれが欲しない点、またできない点、国民では及ばないという教育があると思います。

略 昔、北畠親房などはこれはもう け飛ばしおったという話です。たたきまくって教育をされたということも聞いておるが、あまりにも自由奔放な教育をされておるのじゃないか。そういうことからきて皇太子殿下の感覚が違ってくる。

BB:一議員の当時の卓見に、うなだれるのみ。

 ○高瀬委員  略 国会も何ら御結婚について知らされておりません。公式発表の十日前、つまり十一月十七日のニューズ・ウィークには事こまかに、全部私は翻訳して持っておりますが、「皇太子の恋」という表題で詳細に報道されております。結局知らないのは国民だけだ。 略

BB;GHQ作のラブストーリーが日本には「テニスコートの恋」というタイトルで、
逆輸入されたわけです。本当におかしな話。アメリカには関係のない、日本の
皇室の話なのに。誰よりもいち早くアメリカが知っていた、という事実。

略 皇室会議というものはただ一度しか開かれていない。結局皇室会議を一度開きまして、決定をやったのは既成事実をただ承認しただけ、椎熊前副議長などに聞きますと、その日に正田家の家系その他いろいろ書類を渡されて、それにただ無言で賛成しただけだというふうにも聞いておるのでありますが、こういうふうになりますと、皇室会議などというものは非常に形式的なものであって、国民や国体と重大な関係にある皇太子妃を決定するということは、あまりにも非民主主義的なやり方じゃないか。皇室会議というものは非常に形式的なものになって、たった一回、既成事実を承認するというだけになってしまったのでは、皇室会議のあり方としては非常に危険じゃないか、こういうふうに思うのであります。


特にたとえば皇室典範の第三条を見てみますと、世継ぎの方、皇嗣に重大な事故があるときは、皇室会議の議によって皇位継承の順序を変えることができる、

BB:皇太子がこれに該当します。それを国民の多くが知りつつあります。後は総理の決断だけ。

こういうふうに述べてあります。従ってこの皇室会議を開くのは、議長であるところの総理大臣ではありますけれども、形式的には宮内庁がイニシアチブをとることになりますから、これが非民主主義的に運営されるということになりますと、非常に重大な結果を及ぼすと思うのであります。

○菊池委員 略 私は、皇太子が平民の娘をそのきさきとして選ばれたことを非常に喜んでおります。平民であろうが新平民(注 部落民)であろうが、粉屋の娘であろうが何であろうが差しつかえないと私は考えておるのであります。

略 その婚約の過程においていろいろの謀略、策略が行われておるということが、最近の週刊雑誌やその他の刷りものにおいて世間に流布され、これによって国民が非常な疑惑を抱いて、国民の頭は割り切れないような感じになっておるのであります。


 まず第一にお伺いしたいのは、この婚約の前に、美智子嬢は二十五人の見合いをしておられた。そして最後に波多野という青年と婚約、これを破棄して皇太子の方に振りかえたというようなことが流布されております。週刊雑誌に出ておりますが、これは事実でありましょうかどうか。

宇佐美説明員 非常にりっぱな方で、従前にもいろいろ結婚のお申し込みがあったように伺いますけれども、お尋ねのようなことは全く聞いたこともございません。


BB:宮内庁はこう答えるしかないでしょうが・・・・見合い25回は知りませんが、美智子さんが婚活に熱心で15歳から、公職追放を免れた、ということはGHQ側の人間が主催する、エリート男性とのお見合いダンスパーティに常連として参加しています。

○菊池委員 片一方にそういう婚約がありながら、これを破棄して婚約をするということは、世俗、人情に反し、道義をじゅうりんし、将来の国民の象徴たるべき人を作り上げるにはふさわしいことではないと思うのでございます。そういう婚約者があるかどうか、その点をお伺いいたしたい。波多野という青年です。

宇佐美説明員 全くないものと考えます。

BB;「ない」と明言せず、出来ず? 「考えます」とは、つい出た本音?

○菊池委員 もう一つ重大なことは、この婚約を運ばれた方々、運動に当られた方々が全部カトリック教徒である。

BB:委員に、当時はありがちにキリスト教への認識が薄く、十把一からげに
カトリック呼ばわりしてしまったので、せっかく肉薄しながら逃げられています。
答える宇佐美さんもクリスチャンだった。


前の田島長官もカトリック教徒であり、それから宇佐美長官もカトリック教徒であり、小泉信三氏もカトリック教徒であり、それからしゅうとになられる正田英三郎氏もカトリック教徒である。それから最高裁判所長官の田中耕太郎氏もカトリック教徒である。カトリック教徒の一連のからくりによってこの婚約が運ばれたという説が流布されておるが、これはいかがであるか、承わりたい。

○宇佐美説明員 略 ただ出身せられた聖心学院というのはカトリック系の学校でありますが、御本人は洗礼を受けておられない。

BB:もはや、この嘘は成立しないでしょう。

あるいはカトリックが将来皇室に対して何らか影響を持たないかという心配をせられた方々が世上あるということは聞いたことがございます。しかし、もちろん美智子さんは洗礼を受けておられませんし、学校当局においても非常に慎重な態度をとっておられまして、この問題に対しては何ら御心配はないと考えるのでございます。従って、過去においてこの問題についてカトリック系の陰謀があったなどということは全然根拠がございません。

BB:「カトリックに陰謀があった」という説が当時にはあったということですね。
そして、それは事実でした。拙ブログ主が、キリスト教が手段として使われ、キリスト教信徒がGHQの手先として動いたのを掴んだのは、この情報を知る前です。

○菊池委員 もう一つ、この御結婚の話について、天皇皇后両陛下を初め皇族の方々がみな反対されたという説が流布されております。皇室会議が終りまして、その報告を宇佐美長官から天皇陛下に申し上げると、天皇陛下は怒られたお顔で、ふんまんやる方ないお顔で一言も発せられなかったというようなことも流布されておりますが、これはいかがでありますか。

○宇佐美説明員 今回の御結婚につきまして、御両親陛下であります両陛下その他皆様の御反対があって、進め得られるものではございません。

BB:進め得られます。背後にGHQがいれば。

ましてやただいま申されたようなデマは、取るに足らぬものと私は思います。

○宇佐美説明員  略 昔の規定によりますと、天皇は皇族を監督するというような規定もございました。今はございません。

BB:監督の義務を外してしまったのも、おそらくは憲法と同じく皇室典範を作らせた、GHQの意図でしょう。放置するほうが、バカ皇太子やバカ皇族が現れる確率が高くなるのですから。


反日韓国人、韓 昇洙(左)と、潘基文(右)に取り込まれた皇太子。

皇后陛下は、安倍総理の靖国神社を厳しく批判、捏造慰安婦を称して「性奴隷と言うべき」と言い捨てたヒラリー・クリントンと親密。

皇后も、強制の慰安婦がいたという捏造を信じこんでいらっしゃいます。

ヒラリー・クリントン曰く、

「韓国を見ろ。韓国人も経済開発をして民主主義を成し遂げる過程で多くの問題に直面した。これは一夜になるものではない」

米民主党の大統領候補であるヒラリー・クリントン前国務長官が27日、 4番目の選挙戦であるサウスカロライナ州のプライマリー(予備選挙)を控えて24日に開かれたタウンミーティングで、突然韓国について言及した。
「(中略)」

・・・・・・・・・・・・・・

親韓まで、反日クリントンと皇后陛下はシェア。

日本がなければ、韓国の急速発展はなかったものを。
皇后とクリントン。賢そうで、実はそうでもないのも共通項。

思われているほど偏差値は高くない聖心女子大(名門ですが)は、
敗戦後明らかにGHQの息がかかっています。(卒業生全員が、
カトリック左翼だという意味ではありません。GHQは日本/皇室弱体

化の手段としてキリスト教を用いました)

開校は1916年ですが、敗戦を機に1948年、新学制により聖心女子大学として発足。初代学長はエリザベス・ブリッドですが、この女性は、
皇太子(今上)洗脳係としてGHQが送り込んだ、バイニング夫人と
同じ船で来日。GHQの息がこの女性にもかかっていたと思っても、
ほぼ間違いはないでしょう。

元国連難民高等弁務官の緒方貞子は新制大学の第一期生。愛子天皇擁立論加担者で、女性宮家創設の知識人会議に皇后陛下の お声がけで参加。愛子天皇擁立論加担者。

緒方貞子は男女同権のフェミニズムでも皇后と同じ価値観。
日本は難民を受け入れるべきと主張しています。
日本にはすでに、政治難民・経済難民をルーツに持つ在日という名の、難民を60万人も受け入れさせられているのに。

◆マッカーサーが仕掛けた戦慄の時限装置


http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20091124/197024/?rt=nocnt


皇太子明仁の誕生日になぜA級戦犯が処刑されたのか?

・・・・・・・・・・・・

著者の猪瀬直樹は、ろくでもないところもある男ですが、この件に
関する考察は正確です

欧州の王室は見抜いていた「貴賤結婚」の娘。賤しい出自だと。


長いこと、皇太子妃とも書いてもらえず、「その妻 正田美智子」扱い。
雅子さんも同じく、賤しい出自の娘との認識。

紀子妃は、最初から正当な出自と認められています。

知らぬは日本人ばかり。日本人でも、成婚前後の国民(現在80歳以上)は、相当数が気づいていましたね。仕組まれた成婚、ふさわしからぬ嫁であることを。

◆参考ブログ伏見顕正(あきまさ)の「時を斬るブログ」様より

http://blog.goo.ne.jp/duque21
【重要事実発覚】自称皇后堤美智子の母、正田富美の戸籍ロンダリング、無限拡散希望 


投稿するべきかどうか悩みましたが、私は佐賀出身です。美智子妃殿下のお母さんの副島さんは本当の武士の副島さんではありません。

ご成婚が決まった時、副島さんのお宅に来られ、戸籍を買いたいと言われたそうです。

副島さんは断られました。どこの馬の骨とも知らぬ副島さんが武士を名乗るとは。
ましてや多久は炭鉱の町。非常に部落出身者が多く、副島さんの生家も誰も多久の人たちは知りません。

武家の家ならば、高齢の人ならば知っているはず。いろいろな噂がありますが、佐賀の人は知っていますよ。

美智子さんの従妹たちも当時はたくさんいらっしゃったし、成婚が決まり皆東京に行ってしまったけど、話は聞いています。

https://ameblo.jp/kusanagi-turugi-2014/entry-12137728773.html



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衆議院会議録情報 第031回国会 内閣委員会 第5号
第031回国会 内閣委員会 第5号
昭和三十四年二月六日(金曜日)
    午前十時十九分開議
 出席委員
   委員長 内海 安吉君
   理事 岡崎 英城君 理事 高瀬  傳君
   理事 高橋 禎一君 理事 平井 義一君
   理事 前田 正男君 理事 受田 新吉君
      今松 治郎君    植木庚子郎君
      菊池 義郎君    小金 義照君
      始関 伊平君    田村  元君
      富田 健治君    橋本 正之君
      船田  中君    保科善四郎君
     茜ケ久保重光君    石橋 政嗣君
      柏  正男君    中原 健次君
 出席国務大臣
        国 務 大 臣 伊能繁次郎君
 出席政府委員
        法制局長官   林  修三君
        法制局次長   高辻 正巳君
        防衛庁参事官
        (長官官房長) 門叶 宗雄君
        防衛庁参事官
        (経理局長)  山下 武利君
 委員外の出席者
        宮内庁長官   宇佐美 毅君
        専  門  員 安倍 三郎君


     ――――◇―――――
○内海委員長 これより会議を開きます。

 総理府設置法の一部を改正する法律案を議題とし、これより質疑に入ります。質疑の通告がありますので、順次これを許します。平井義一君。

○平井委員 皇居造営審議会を設置する件につきまして、宇佐美宮内庁長官にお尋ねをいたします。皇居を造営するかしないかという問題に関しまして、まず長官に天皇制のあり方について所感を承わりたいと思いますが、天皇制といえば神武以来の天皇制でございますので、非常に長期にわたりますので、これを三つに区切って所感を承わりたい。神武天皇から孝明天皇まで、明治天皇から終戦までの天皇制、終戦になって新憲法のもとに作られた天皇制、この三段階に分けて、天皇制のあり方について長官の所感を承わりたいと思います。


○宇佐美説明員 天皇制のことにつきまして御質問があり、歴史的に大へんに古いところからの考え方を述べろということでございますが、私どもは日本の歴史を振り返って、わが国において天皇を中心にした一つの日本民族の国家が発展してきたものと考えております。これを明治以降におきまして一つの近代国家として新しい憲法制度のもとに、はっきりと国法的にも規定的に定められて参った特徴があると思うのであります。しかし明治制の憲法というのは、今さら申し上げるまでもなく天皇主権という立場において制定せられたものでございますが、新憲法によりまして国の象徴としてのお立場であり、主権は国民にあるという建前に立って、いわゆる民主主義国家の建設を行われたと考えるのであります。私どもは現憲法の趣旨に基いて今後発展していくべきものと考えておるわけであります。


○平井委員 日本の天皇制が始まりまして、天皇または王様――あるいは外国の王様のごときは戦争をして、勝って王様になるというのが通例でございますが、日本の天皇制の場合、やまと民族の中心として天皇がおわしますというような観念であったのでありますが、長官は皇統連綿と続いて、たとい徳があろうとなかろうと天皇は皇統連綿として続いているのだ、あるいは非常に人格が高くてやまと民族の中心としてふさわしいお方が日本の中心になられておった、このいずれをおとりになりますか、お聞きしたい。


○宇佐美説明員 わが国の天皇制は世襲の制度でございまして、しかもその天皇の位につかれる方がやはり国民の崇敬の中になるようなりっぱな方であってほしいというのが国民の念願であろうと思います。


○平井委員 続日本紀でしたかに「武烈天皇は性さがなくましまし、悪しきというてなさざるはなし。ゆえにここに皇統絶えにき。」と出ておりますが、そこで日本の皇統は絶えております。ところが民族の中心がないというので、当時のやまと民族が非常に心配をされていろいろ徳の高い人を探した結果、河内の国の山奥に非常に崇高なお方がおられた。その人をその次の天皇に中心として迎えた。これが孝昭天皇でございます。そういうふうで非常に徳の高い、民族の中心としてふさわしい方が中心となられ、これを親として崇拝をしておったということは長官も御承知のことと思います。また北畠親房卿は「君は尊くましませど、民を苦しむれば天これを許さず」、こううたっております。

そういうことで常に天皇と国民は一体の姿であられたということも長官は御承知の通りと思うのであります。そこで孝明天皇は、いよいよ王政復古の声が日本に立ち始めまして、当時御承知のごとく日本は徳川幕府によって支配をされておった。そのときも孝明天皇は「すましえぬ水にわが身は沈むともにごしはせじなよろづ国民」、これは若くして世を去られたとも聞き、あるいは切腹したとも私は承わっておる。明治天皇は幼少にして非常に苦労をされた。その結果明治天皇が王政復古の後に明治大帝とまで崇拝をされておるのであります。その後明治天皇は欽定憲法をしかれて、ほんとうに天皇主権のもとに天皇と国民は一体である。すなわち「罪あらばわれを咎めよ天つ神民はわが身の産みし子なれば」、全く一体の姿で来たのであります。その点から見まして日本の天皇制は諸外国と違って、ほんとうに天皇と国民が親子の姿であり、一体の姿であるところに天皇独裁ということでなく、ほんとうに国民と天皇といったような、決して天皇はオール・マイテイでないと私は考える。すべて民の世論、民の声を聞かれて、これで政治を行なったということが日本の天皇制の姿でなければならぬと思います。

従いまして天皇は国民の親であり、ほんとうの中心である。それが戦争がだんだん敗戦の姿をたどって終戦になる。国民の中にはあるいは戦犯、あるいは数百万の戦死者を出しておる。国民の親であるべき天皇は近代天皇でありますが、いかなる親としての行動をされたか、これは私は強く追及をすることもいたしませんが、だんだん敗戦後に天皇制に対する観念が薄らいできておるということは長官も御承知と思います。しかも皇室の尊厳について今日の日本の姿、あるいは日本の青少年の気持、これを考えて今後の天皇制、皇室の尊厳がどうあらなければならぬか、過去のことでなくこれからの天皇制でよろしゅうございますが、皇室の尊厳、今後の天皇制のあり方、これに対してどういう確信を持たれ、どういう天皇制のあり方がいいと思われるか、この点を一つ長官にお伺いいたしたいと思います。


○宇佐美説明員 ただいま平井委員がるるお述べになりました点につきましては、私どもきわめて同感いたすところでございます。常に皇室が国民とともにあられるということ、昔から皇室の念願とされ、その実現に心を砕かれたのであろうと考えるわけでございます。いろいろ機構上の変化があるといたしましても、皇室と国民との関係というものは、常に皇室は全国民のために行動せられるということであろうと思うのでございます。明治憲法時代の憲法上の地位に基く諸制度と変りました今日におきましては、やはりそこに新しい憲法に基く皇室のあり方というものが立っていかなければならないと考えております。もとより先ほど申しましたような基本的な問題は変らないと思いますが、この現われというものは常にその方向に向って進むべきものであると思います。天皇の御位地は、今は政治あるいは文化それぞれの長という意味ではもちろんございません。国民の統合の中心ということにあられるわけでありまして、そういうような立場から国民の進歩とともに皇室もまた歩かなければなりませんけれども、常に国民の大多数とともにおられるということが必要であると思うのでございます。いろいろ一口に天皇制の民主化ということがいわれるのでございますが、そういう意味における民主化ということでございまして、やはり一般市民と全部同じになるという形式的な問題ではないと思います。やはり国民の象徴としてのお立場というものははっきりお持ちにならなければならないと考えますし、国民もまた、そういうわが国民、民族の象徴であるということに対する尊敬もあるのが当然であろうと私どもは思うのでございます。皇族と国民が相親しみ、その間におのずからな尊敬があって、ともに日本国の発展のために尽されるというお姿が将来の考え方の基本であろう、かように考えております。


○平井委員 昔は先帝陛下がおなくなりになりますれば、皇位をお継ぎになる皇太子は、少くとも一年ないし三年の高座の行事をやられて、これならば民族の中心になり得るという確信がなかったならば、即位をしなかったということを読んでおりますが、その昔の日本の天皇制に比べて、敗戦とはいえ、今日天皇制を維持するとするならば大きな差があると思いますが、この点長官はどう考えられますか。戦争が負けたからどうでもいいのだというふうに考えておりますか。


○宇佐美説明員 昔のいわゆる皇太子のお地位というものは、立太子の儀式によってその方に皇太子というものがきまったのでございます。必ずしも現在のような長子相続という形ばかりではなかったのでございます。その意味におきまして立太子ということは非常に重要な意味があったわけでございます。現在におきましては、法制上当然長子相続ということが定められておるわけでございまして、昔の立太子とただいま行われます立太子の意味は非常に違っておると思うのでございます。昔のような行き方につきましても一つの方法でございますが、同時に、そこに政治的なあるいはいろいろな紛淆も起り得るのであります。私どもは、そういうことが皇室に行われませずに、現在のようなはっきりとした皇室典範に基いてそれが行われることが明確であり、紛淆を来たさずにいけるものであると考えておるわけであります。


○平井委員 終戦後に、御承知の通り日本は、国民として非常によりどころがない。せめて天皇制は維持されたのでありますから、これが一つの希望であり、よりどころであったと思うのであります。新憲法のもと国民の象徴となられたのでありますが、象徴ということの解釈は非常にむずかしいと思うのでありますが、象徴といえば、少くとも全国民の崇拝されるべき皇太子でなければならぬ。しかも立太子の式を終了された。しからば宮内庁長官として、あるいはおそばについておる人としては、民族の象徴にふさわしい教育、ふさわしい姿にさせることが職責ではなかろうか。そうならなければ、民族のより場もない。将来の日本を考えたときに、一体どうなるか、これは人ごとでない、日本民族の問題でありますから、特に宮内庁長官はこの点をほんとうに真剣に考えなければ、これが一角がくずれていった場合には、宮内庁はもちろん要りません。宮城開放の問題も近く起ることは当然の話でありますが、現在のあり方が新憲法にふさわしい、あるいは日本民族が非常に尊崇して、喜んで天皇制を護持されると思われておるかどうか、この点を長官にお尋ねいたします。


○宇佐美説明員 私どももただいまお述べになりましたようなことを深く考えておるつもりでございます。今のような新しい憲法のもとにおける皇室におきましては、皇室の方々の御行動というものが非常に大事であると考えております。そういうような意味におきまして、皇太子殿下の御教育と申しますか、御研さんを願うことは、われわれとしても非常に強いわけであります。人を作るということは容易なわざではございませんけれども、われわれといたしましては、大きな一つの職責と考えておる次第であります。


○平井委員 皇太子殿下の御結婚につきましてお尋ねいたしますが、新憲法のもと恋は自由でございますから、皇太子殿下も人間だから恋をするだろう、こうおっしゃるでしょう。それもまことにけっこうでございましょう。しかし民族の象徴という観点から見まして、もしも天皇陛下が皇后陛下と銀座を毎晩散歩しておる、あるいは自分のしたいことをするということになっても、民族が尊敬をし崇拝をすると思われておるかどうか。私は決してこの御結婚に反対をするものではありませんけれども、要するに、もしも皇太子殿下、天皇が民族の象徴とするならば、国民の声によって――いろいろお相手を探したけれどもなかった、民間からぜひもらっていただきたいとあなたから進言をされて御結婚あそばすならば、これは民族の声である、ほんとうに国民の声でありますから、私は大歓迎でございますが、もしも伝え聞くように、皇太子殿下が軽井沢のテニス・コードで見そめて、自分がいいというようなことを言うたならば、ここにおられる代議士さんの子供と変りない。

私の子供と変りない。これが果して民族の象徴と言い得るかどうか私は知りませんが、あなたから進言をされたものか、皇太子殿下が自分で見そめられたものか、この点をお尋ねしたい。


○宇佐美説明員 皇太子様の御婚約の実際についてのお尋ねでございます。これは世上いろいろ間違って伝わっておりますので、ただいま御質問がありましたので、私はこの機会にはっきり申し上げておきたいと思います。

 今回の御婚約につきましては、数年前からいろいろ準備を事務的に進めておったのでございますが、もちろんその選考の方針その他につきましても、皇太子殿下御自身はもちろん、両陛下のお考えも伺って、われわれとしては慎重にいたしておったわけでございます。殿下御自身の御性格も非常に慎重な方でございまして、御自身の義務というようなことにつきましては、はっきりとお考えをお持ちになっている方でございます。

今回の御内定になりました方につきまして、世上で一昨年あたりから軽井沢で恋愛が始まったというようなことが伝えられますが、その事実は全くございません。もちろん軽井沢でテニスを一、二度なさったことは事実でございます。しかしそれ以上の交際があったわけではもちろんございませず、この御婚約につきましても、その当時は何らそういう方がわれわれのあれにも入っておりません。しかしいろいろ候補者を選考して参りました過程におきましても、殿下に一々ごらんに入れているわけでございます。昨年の春ごろからいよいよ何人かの候補者をしぼって御相談申し上げ、そのうちからわれわれも御推薦申し上げ、殿下も冷静な観察をなさって御決心になったわけでございます。

世上伝わるようなうわついた御態度というものは、私どもは実際において全然お認めすることはできません。むしろ非常に老成された考え方を持って注意深く進められたのでありまして、このことはあの当時の発表後におきましても私どもは外に向ってもはっきり申しております。世上そういうふうに伝わっておることは事実と反していると私は考えます。なかなか先に出ますとあとから幾ら申しても徹底をいたしませんで、この点は非常に残念でございます。ただいま御質問をいただきましたのは、私としましてはむしろありがたいことでございます。


○平井委員 長官の説明を了としますが、われわれ、世上というか、宮内庁係の新聞記者連中ともよく知っておりますし、いろいろ聞くところによれば、小泉さんと田島さんが非常な推薦者であった、あとはむしろそう賛成をなさらなかった、これはどうだか知りません。世上の話でございます。そこで小泉さんあたりの教育の仕方がいいと言う人もあるし、悪いと言う人もある。

私、小泉さん、田島さんがどういう意味で強硬に推薦されたか知りません。推薦する方にもまた考えはあると思いますが、非常な推薦をして、ついに宇佐見長官も同意をしたというふうに聞いておりますし、また東宮御所において、皇太子殿下が学友を集めてわあわあ言うた結果とうとうきまったのだというようなことが、御婚約の後にぼつぼつ週刊朝日などに載るようになりましたときの責任や重大なるものがあると思いますが、この点長官いかがお考えになりますか。


○宇佐美説明員 今度の御選考につきまして、皇太子殿下の御教育に顧問として参画しておられる小泉博士あるいは前長官であります田島氏や、その他の方々といろいろ御相談したことは事実でございます。しかしながらこの間においてだれが反対をし、だれが強く推したということはございません。非常にこれは大事なことでありまして、一人の懸念もないということを私は慎重に考えて進めたわけでございます。こういうような点につきまして、私は内容について外に言ったこともございません。いろいろな憶測が出るようでございますが、これは全く事実と違うものと存じております。


○平井委員 これはなかなか大事な問題でございます。将来日本の天皇制が傾いた場合に大へんな問題になるので、私は国民代表として言うておかぬと困ると思うのですが、まず参考に申し上げておきますが、私が先般いなかに帰りましたとき、非常な天皇崇拝者のおばあさんがこういうことを言った。

先生、日本も天皇制はしまいましたね、だから金持ちのお嬢さんをもらったのだろう、そういうふうに心から言うのであります。そういう年寄りが全国津々浦々に非常に多いということも長官は知らなければならぬ。いずれ天皇陛下になられるのでありますから、民族の象徴として、今日の皇太子がそれにふさわしいお方にならぬときは、日本はしまえるのですよ。今日われわれ中共だとかソ連だとか言っておるけれども、内輪でしまえるのですからこれは冗談じゃない。小泉さんあたり少しどうかしておられますまいか。よほど慎重に考えてくれなければ困る。

もう皇室の尊厳というものは、小学校の本にもないし、だんだんなくなってくる。そういうお方を国民が崇拝して、宮内庁まで置いてああいう広いところで生活をする必要はないではないかというような段階まで行きはしないかと、私は非常に心配して言うのであります。長官は世上に伝わっておることはうそであるというけれども、一年前のテニスの写真を出したり、遊ぶところを写してみたり、ああいうことはあなたの責任ですよ。国民は決して喜んでいはしない。

それを国民は非常に御結婚には賛成だ、いよいよ皇室も民主主義になったのだ、こういうふうにもろ手をあげて喜んでいるというふうに考えることは、私は大きな間違いだと考えます。しかし婚約が整ってもう式も近まったのでありますから、これに対して私はとやかく言いませんけれども、英国の例によりましても、これは皇帝にならなければ心配はない。恋愛は自由ですから。私は退位して会社にでも勤めましょうということになると、われわれは一口も差しはさみません。九千万の象徴となられる方だから心配をしておるのであります。その点義宮の結婚と非常な違いがあるということも考えなければならぬ。

そういう場合には退位をされるといえば別でございますけれども、英国とは日本の皇室はかなり違った立場に置かれておるのでございます。英国ならば恋は自由でありますから、恋をなさい、そのかわり国民はあなたを養いませんよ、どうぞなさって下さいというようなことになると思いますけれども、日本はそこまで言わぬが、それだけに国民の気持というものは、あなた方が想像されるのとちょっと違いはすまいかと考えておりますので、今後の皇太子のあり方、今度婚約されるお方のあり方、写真等、これは宮内庁の宣伝と申しますか、そういうことについては特に私は留意をしなければならぬと思う。

これは共産党であったら大歓迎です。要するに天皇制のあり方、皇室の尊厳ということをもう少し高める上において、何かあなた方は研究をされておりますか、まだ何も考えておりませんか。将来どういうふうに日本のこの皇室というものを持っていきたいというお考えですか、この点一つ。これはあなたが長官のときですから大へんな問題になる。将来問題になったときに、私があそこで質問したがその通りになったと言わないように一つ心がけ、また今後あなたとしては、どういうふうに天皇制を持っていき、皇室の尊厳を高めていくというお考えであるか。


○宇佐美説明員 先ほど御指摘になりました殿下の今回のことについての御態度は、先ほど私がはっきり申し上げた通りでありますが、おきまりになりました以上は私どもはやはり将来殿下と妃殿下がほんとうの愛情を持って、りっぱに結ばれていかれるということをわれわれは望むものであります。しかし今御指摘になりました御行動についてはわれわれも非常にこまかい点まで注意をいたしております。最近の週刊雑誌等を見ましても、そういった問題についてわれわれも国民の疑惑が起らないように、いろいろ報道関係にもお話し申し上げたのですが、雑誌を見ますと、宮内庁は反動化したというようなことを盛んに座談会でも言っておりますけれども、国民に筋の通った報道というものはやはりなければいけない、どういう生活をなさるかということは当然なければならないと思いますけれども、むやみに追いかけ回されるということについては、われわれとしても心外でございます。そういう点で、殿下の御行動については慎重な注意をいたしておるわけであります。しかし昔のようにすべてを不自由なと申しますか、当然あっていいことまで押えるということもどうかという気がいたします。殿下が伸び伸びと自身の立場を思いながら御成長を願いたいとわれわれは思うわけであります。やたらに何でもかでも押えるということもどうかと思います。ただりっぱな地位に対する御自覚から、すべての行動をよく考えていただいて、われわれもそれをお助けして、ほんとうに国民の将来の象徴としての素質を十分伸ばしていただきたいということでございます。これは大きな政策とか、そういうことが表面に出ることではなく、日々の行動が重なってそこに現われていくものと思います。私は日々のことにつきましても、東宮職のおそばにおります者にもちろんるる申しますし、小泉博士も皇室の将来ということとあわせて考えてやっていただいておりますが、私もよく国会における御質問等も伝えますし、私の考えも始終述べておるわけでございます。

 なお今後の皇室のあり方につきましては、御指摘の通りに、ほんとうに真剣に慎重に私どもは考えなければならぬ。そういう問題について、ただ宮内庁の組織だけで考えていいのか。その間において世論を聞き、いろいろな立場から検討すべきはもちろんであります。そういう点についてもいろいろ今考えつつあるところでございます。まだ申し上げる程度にまとまりませんけれども、将来のためにこれはほんとうに考えていかなければならぬというふうに思っております。


○平井委員 皇室は、御承知の通りわれわれ国民と実は違うのでありまして、これは昔なら天皇学でございますが、今日の教育係というものの教育は、われわれ国民と違った立場においてされなければならぬと思うのであります。これはわれわれのようにちょっと代議士に立ちたいとか、金がほしいとか、名誉がほしいということ、全く教育に要らぬのであります。ほんとうに欲も得もない、ほんとうに人間の象徴としていかれればいいのでありますから、その教育は今あなたがおっしゃるように、あまり何もかにも押えるということではなく、民族の象徴にふさわしい教育、それを小泉さんはちょっとはき違えておりはしませんか。

国民らしく育てるということが小泉さんの教育の方針では困る。これは事実欲も得も要らない、選挙の必要もなければ何も要らぬのですから、その点の教育はあなたが小泉さんに教えてやって、皇太子殿下の教育というものは、一般の学習院の生徒と別でなければならぬ。昔なら上御一人といわれたのです。一般の学習院の生徒並みに教えたのではこれは絶対に象徴になれない。われわれが欲しない点、またできない点、国民では及ばないという教育があると思います。そういう教育を教えない限り――ただ昔と違って自由である、自由に教育をするのであるという行き方もありましょう。自由主義者の中にはありましょうけれども、そこは一つあなたが小泉さんあたりに教えてやって、一般の生徒とは違う立場においての昔なら天皇学、今日なら皇太子殿下の教育というものをされなければ、これは象徴として国民が崇拝するかどうかわからなくなってしまう。早い話が、皇太子殿下が銀座へ遊びに行かれる、友だちと一ぱい飲みたい、そういうことになったら、これは民族の象徴ということは絶対に言えない。天皇は常に大自然とともにあらねばならぬ。そうしなければ英国の国体と同じになるのですよ。日本の天皇というものは、常にもう大自然、どこから見ても富士山の姿のように拝まなければならぬというぐらいのあり方でなければ、国民は崇拝しませんよ。そういう点から見て、いま少し厳格な教育をされたらどうですか。昔、北畠親房などはこれはもうけ飛ばしおったという話です。たたきまくって教育をされたということも聞いておるが、あまりにも自由奔放な教育をされておるのじゃないか。そういうことからきて皇太子殿下の感覚が違ってくる。自分の将来民族の象徴としての感覚が狂ってくる。どうもこのごろはわれわれが考えても――われわれは子供のときから天皇一本で育ってきた、教育を受けてきた者でも、ちっとおかしいではないか。まして終戦後の教育を受けた青少年は、全くそういうことがなくなってしまう。

 そこで議題にありますところの皇居の造営ということになれば、これは非常にむずかしい。あなた方の教育いかんにより、天皇のあり方いかんによって、造営ができるかできぬかになるのです。お互いが天皇制護持者だから、何でもかんでも皇居を作れというふうなわけにはいかぬようになっておるのです。それを一つ長官は十分考えていただきたい。もしも教育があまり芳ばしくないというなら、小泉さんあたり入れかえたらどうですか。そんなことこそ民主主義だ。いつまでも、勤まっても勤まらぬでも、この人間をそこにつけておくということが一番封建的ですよ。もし皇太子殿下の教育係でも、これはちょっとあなたが悪いと思ったら、あなた方が入れかえたらいいじゃないですか。それが今日のあり方でございます。昔ならばかでも何でも一ぺんひっついたら、宮内省におればやめさせられなくなっておった。今日ではどんどんやっていいのですから、そういう新体制に切りかえていって、よりよく皇太子を教育するというふうにされなければ、天皇陛下は何もおっしゃらぬのですから、あなたがそういうふうに判断をしなければ、今後の、遠き将来というか近き将来というか、日本に変動が起った場合には、あのときの長官は宇佐美さんであったということになれば、あなたの人格はりっぱであるけれども、やはり時にぶつかればあなたの責任になりますから、その点、あなたが十分研究をされ、努力をされて、やはり皇室の尊厳を残していくというふうに努力をされなければならぬと私は思いますし、また皇太子殿下においても、これはあなたが直接進言できるのかどうかわかりませんけれども、十分そこを自覚されて、やはり国民の崇拝するに足る人間になってもらいたい。これは人間というか、昔は神様だったのです。御承知の通り明治憲法のもとにおいては、神聖にして侵すべからず。今日人間になったというだけで、やはり象徴ですから、象徴ということについての私の解釈が合うかどうか知りませんけれども、私は民族の象徴ということになれば、天皇は、国民が貧しければ貧しいものを食べ、国民の政治、経済に伴って生活をしていかれる、ああ陛下は銀座にも行かれぬし、映画も見られぬ、これはわれわれはひとしく崇拝しなければならぬという気持になっていくと思うのでありまして、民族の象徴というのはただ看板だけで、あとはわれわれ国民と同じ行動をとってよろしいのであるというふうに考えたならば、象徴とは言えないと私は思いますが、あなたは象徴ということをどう解釈されますか。


○宇佐美説明員 終戦後今まで皇室に対する一般的ないろいろな批判が行われて参りましたが、この大きな流れというものは、やはり一言で言われるような民主化、もっと自由にしてあげなければいけないのじゃないか、あるいは今おっしゃったような、銀座にもおいでになればいいし、喫茶店にもおいで願えばいいじゃないか、そういう議論が割合に多かったと思います。しかし私は決してそうは思っておりません。やはりすべて普通の国民と同じ生活をするということでは、ほんとうの象徴としての国民の尊敬を集め、親愛を得られることにはならない。それは、ある意味において自由が一部ないともいえます。しかしそれはやはり国民の中心となって、象徴としてお過ごしになるには当然負われるべき御責任であり、御義務であると思います。そういうことでなければ、何らわれわれと差がなくなってしまう、私は常にそう思うわけであります。最初に申し上げたような意見はいろいろございますし、いわゆる雲の上に上る行き過ぎた行き方は、もちろん直していくベき点があれば直さなければならぬのでございますけれども、やはりそこにはきぜんとしたことがなければ、秩序は保たれませんし、また尊敬や親愛というものも生まれてこないと私は常に考えております。そういう御修養もなさらなければなりませんし、そういう義務ということもしっかりとお持ちを願わなければならぬと私は考えております。しかしそういう点は御幼少のときからおそばの者が、そういういろいろな進言に対しては気持よく胸を開いてお受けになることをほんとうによく申し上げ、われわれが、あるいはそばの者が申し上げることは、よく御反省になる方だと私は思っております。もとよりまだお年もお若いことですし、御修養願うべきことは多々あるわけであります。小泉博士は、常に皇室の将来を最も心配しておられる一人だと私は考えております。しかし具体的にどういうことをということについては御相談もございますし、私も遠慮なく意見を申し上げておるわけであります。今後においても、そういったことについては最善を尽したい。今回のことにつきまして、大きなことを申すと仰せになるかもしれませんが、私が責任をとって済む事態ではない、それ以上の大きな事態であるというふうに考えて参ったつもりでございます。不敏でございますけれども、この覚悟だけはいたしておるつもりであります。


○平井委員 最後にお尋ねなりお願いをして終りたいと思いますが、御結婚式も近いのでありますから、今の長官の御説明で私は納得いたしましたが、なお宮内庁から国民が納得するようにしていただきたいと思うのと、これは長官に幾らわれわれが質問してもしようがないが、皇太子殿下並びに宮様のおつきの人は、悪ければ取りかえなければ教育というものはよくなりません。あなたが見はからつて、これはあまりよくないと思われる人はどんどん取りかえられて、そうしてりっぱな教育をされる方をお入れになって――今の人がいいか悪いか知りません。悪いと言う人もあり、いいと言う人もあるが、取りかえて教育をなさらぬと、将来非常に大きな問題が起るのではないか。天皇制のあり方ということは、日本の政治、経済あるいは世界の動静に従ってあらなければならぬと私は思うのであります。従って皇居造営の問題におきましても、まだ審議会はできないのでありますけれども、もしも審議会ができましたならば、時代に即応して、かつて三井、三菱の大財閥が十万坪の屋敷に住んでおったのが、今日一万坪の住居におるということを参考にして、今日の皇居のあり方はどういうふうでなければならないかというふうに、率先宮内庁は研究をされていかなければ、これまた非常な難関に到達すると思うのでありますから、日本の情勢、世界の情勢、東南アジア未開地のところにクーデターがあり、いろいろある世界の動向をよくながめて、ひとり日本だけが昔の風習ではいかれない、日本の皇室はこうあらなければならないという見地から、まず率先してあなたの方で案を立てられなければ、将来禍根を残すと私は思うのであります。どうか皇居の造営の問題につきましても、あなたの方で十分考えられて、先手を打つといってはおかしいのでありますけれども、この程度でよかろうとか、あるいはこうした方が今の日本の皇室にふさわしいのであるということを十分考えられてお作りにならなければ、将来禍根を残す。東宮御所の御造築のごときも、間組が一万円で引き受けた、こういう崇拝組も日本にはあります。また家がなくて困っておる国民もある。私は間さんに言いたい。そういう金があるならば、住宅のない人に建ててやったらどうかと間さんに言いたいが、あまり私は懇意でないから言うておりません。そういうお方もあるが、それが全部でないことも考えなければならない。そういう人もおります。いなかの年寄りの八十、九十の人は、日本が戦争に負けたことも知らないという人もおりますから、そういうことを十分考えて、あなたの方で考慮されて、現在の世の中にふさわしい皇居の造営を計画していただきたい。同時に今後の皇室の尊厳並びに天皇制のあり方を十分研究されなければ、日本の将来にいかなる変動が起るかわからぬということを肝に銘記して、今後長官としてりっぱに職責を全うされるようにあなたにお願いを申し上げて、私の質問を終ります。


○内海委員長 受田新吉君。


○受田委員 私は宮内庁長官並びに法制局長官並びに総理大臣にかわって御出席いただく官房長官に相次いでお尋ねを申し上げたいと思います。それは皇室に関係した事項で、今、平井議員よりお尋ねになった諸問題を別の角度からお尋ねしてみたいと思います。

 私は最初に、日本の天皇制というものが新憲法で国民の象徴とされているということに一応うなずき、またこれを支持していく一人であります。ただここで問題となるのは、天皇の御地位というものに対して、新しい憲法が保障する基本的人権、いわゆる憲法の第三章に掲げられてある基本的人権と矛盾する面が相当起っておらないか。この点が第一のお尋ねの問題であります。具体的に申し上げますが、新憲法は天皇を人間天皇として宣言せられておる。そういう意味からいうならば、その人権もまた十分尊重をするという意味で、象徴としての天皇の権威を傷つけない限度におけるゆとりある人権尊重のあり方が示されておらなければならぬと思います。一例をあげますが、天皇はいつまでも天皇の御地位におられなければならないということになると、非常に窮屈なお感じをなさることもあろうと思うのです。従って、たとえば皇太子が成年に達せられ、あるいは御結婚をされる。そして十分後継者として天皇の地位を守ってもらえるということになり、また天皇御自身も、一般でいうならば定年退職に当られるくらいの年配になられる、こういうことになるならば、天皇の御退位の自由ということが一応認められていいのではないかと思うのでございますが、この問題は、宮内庁としては、また法制局としては、どういう御見解を持っておられましょうか。


○林(修)政府委員 ただいまの問題は、非常に重要な問題であると思います。これは御承知の通りに、新憲法が当時の帝国議会において審議された際に、あるいは現行の皇室典範が法律案として議会で審議された際にも、非常に議論されたところでございまして、いろいろの角度から御議論があったわけであります。しかし当時の政府として、皇室典範にこういう制度を認めなかった理由としては、次のようなことがいわれております。現在の憲法は、もちろん皇位継承のことにつきましては法律に規定を譲っております。法律である程度のことは書き得る範囲のことがあるはずでございます。しかしこれは憲法第一条が、天皇は日本国の象徴とし、それからその地位が日本国民の総意に基くというこの規定、それから第二条に皇位は世襲のものである。こういう規定と離れて、ただいまの問題を議論することはできないと私は思うわけであります。なるほど新憲法によって人間天皇としての地位はできましたけれども、しかしそれだからといって、一般の人と同じようにこれを扱うわけにはもちろんいかない。やはりこの象徴たる地位、あるいは国民の総意に基くこの地位というものと相いれない範囲におけるもの、そこに制約があることは当然だと思うわけであります。これはやはり皇位というものは世襲のものである。それから古来ずっと一つの系統で受け継がれてきているということと、それからそこに天皇が過去においてはもちろん譲位ということはあったわけでございます。そういうことはありましたけれども、ただいま申し上げたような御地位、それからこの天皇のそういう象徴たる地位から考えまして、御自分の発意でその地位を退かれるということは、やはりその地位と矛盾するのではないか、これはやはり幾多過去の例からいっても、いろいろ弊害があったこともございます。これは一言で申しまして、天皇には私なく、すべて公事であるという考え方も一部にあるわけであります。やはり公けの御地位でございますので、それを自発的な御意思でどうこうするということは、やはり非常に考うべきことである。そういうような結論から、皇室典範のときに、退位制は認めなかったのであるということを、当時の金森国務大臣はるるとして述べておられます。この問題は、実は皇室典範の審議されたときの帝国議会においては、皇室典範の論議の半分ぐらいを占めております。そういうことで政府案が通過したような関係であります。その当時における政府側の見解は、ただいま直ちに変更するほどの理由は私はないと思っております。従いまして今、受田先生のおっしゃったようなことも確かに一つの議論としてはあることと思いますけれども、軽々にこれはきめられない、かように考えております。


○受田委員 私はこの新しい憲法や皇室典範の審議の際の問題を今持ち出しておるわけではない。当時は天皇のお立場が戦犯としての批判を受けようとされたり、戦争責任が追及されたりという渦中にあられた。しかし今日はようやく世界の情勢も落ちついてきたし、日本の復興もほぼでき上ってきたという段階になって、しかも世継ぎになられる皇太子が御結婚されるという段階になられるということになるならば、もうそうした戦犯論議とかその他の戦争責任問題を乗り越えた新しい段階にきて、この問題を考えなければならぬ時期にきておると思う。ことに現在の天皇は二十才になられたときに摂政になられて、自来すでに四十年に近い間を、まことに筆舌に絶する苦労をされておられる。ことに大東亜戦争の責任などという問題になってくると、御自身も非常に痛切に感じておられる。しかしあの大東亜戦争を締めくくる終戦というところへ踏み切られたのは今の天皇であられた。そういう意味からも、私は今の天皇御自身がその悲劇的運命の中に苦労されて今日に及んでおられることを思うときに、皇太子が御結婚されて、一人前の世継ぎとしてもりっぱな資格を備えられておるということになるならば、ここに終戦直後の混乱の中で論議された憲法論議や皇室典範論議とは別の意味で皇室典範は法律でありますので、この法律を改正して、天皇の退位の自由を認めてあげるということが、新憲法の第三章に掲げられた基本的人権の尊重の条項にも合致するものだと思う。従って象徴の尊厳を傷つけないで、後継者がりっぱにおられる場合に、皇室会議の議を経て退位をすることができる、そういう考え方は、私は成り立つと思う。この問題は、新しくそういう事態に遭遇しておるという気持を私は持っておるので、新しく検討をすべき段階ではないかと思う。昔のものを引っぱり出して、今ごろまだ依然として古い感覚で、憲法、皇室典範の論議をされた終戦直後の空気をそのまま今に持ち込むということは、どうも時代感覚のずれはなはだしいものありと認めざるを得ない。いかがですか。


○林(修)政府委員 決してその当時のいわゆる戦犯論議とかいうこととの関連のみで申しておるのではございませんので、やはり確かに受田先生のおっしゃるような基本的人権の尊重ということもございますけれども、憲法第一条、第二条等で規定しております象徴たる地位、あるいは国民の総意に基く地位、皇位世襲の継承ということと切り離して、この問題は解決できないと実は思っております。従いましてやはりそういう今おっしゃったようにいろいろ個々的の場合には、いろいろの事情が起ることはございましょうけれども、今おっしゃることであれば、結局制度としてそれを認めろということになるわけでありますが、この制度として認めろということは、国民の総意に基く御地位、象徴である御地位ということを考えますと、私はそう適当なものではない、過去の歴史を見ましてもそういうことは適当なものではないのじゃないかということも考えるのであります。あるいはこれは制度として認めれば、皇位継承の順位に異動を来たすこともあり得るわけであります。そういうことから考えまして、これはやはり慎重に扱わなければならない、軽々にきめられない問題だと思います。


○受田委員 もちろん軽々にきめるべき問題ではないでしょう。しかし世襲制度というこの憲法第二条の規定によっても、世襲には間違いないわけです。だから隠居する制度も考えられておるのですから、御隠居なされるという形になればいいわけです。従って世襲制度というこの憲法第二条の規定に矛盾する形にはならないわけです。お世継ぎがちゃんと成年に達しておられる、御自身も定年に達しておられるということになれば、当然そういう自由を認めてあげるという規定が、しかもそれが皇室会議という一応の機関の議を経てきめられるわけでありますから、軽々にきめるわけではありません。こういう制度を考えて差し上げることが、憲法の精神にマッチした皇室典範の改変であると思う。

 もう一つそれに関連して、天皇の行為の自由ということにもしばしば問題が起ってくる。たとえばただいまの陛下は、弟さんの秩父宮がなくなられるときに、ぜひ臨終の弟宮を見舞いに行こうとされたときに、ついに宮内庁は見舞いを押えたといわれる。ただいまの皇后は、お母さんの倶子さんがなくなられるというときに、これまたついにお母さんの臨終にもおもむかせしめられなかったという、おそるべき人権侵害をやっておると私は聞いておる。肉親の死に宮内庁がそういう圧力を加えて、人情の自然と美しさを押えるという、こういうことは一体どういうところに原因があるか、そういうことは絶対なかったかどうか、その事情をこの際あわせてお伺いしておきたい。


○宇佐美説明員 前段の陛下の自由な御意思に基く御退位ということにつきまして、法制局長官からお答えがございました。私も全く同様に考えておるわけでございます。現在の場合のみを考えるのでなく、日本永久の将来のことを考える場合に、自由なる御意思による御退位というようなことを、その象徴たる位地から見て、常に国民が全部異論なく認めるかという問題は、いろいろな将来のことを考えますと、容易なことではない。私どもはこれにつきましてすぐ御賛成を申し上げる気持になれないのでございます。

 また後段の御質問でございますが、これは宮中のいろいろな昔からの風習がございます。今の陛下は、そういう点について勇敢に直すべきものは直すお気持でございます。われわれといたしましても、そういう御趣旨に基いて、自然にそういった点につきまして十分考慮をいたしております。御指摘になりましたような点につきましては、われわれは宮内庁において阻止をしたというようなことは全然ございません。事実不幸にしてお間に合いにならなかったということでございます。


○受田委員 そういうお間に合いにならなかったというようなことで、その場をごまかすべきものではないと私は思う。こういうことは、お工合の悪い肉親がおられる場合に、自由にお見舞いができ、その臨終に立ち会われるという努力を、宮内庁がなぜなさらないのです。間に合わなかったのだという言い分は、はなはだ重大な問題だと思うのです。宮内庁としてそういう人情の美しさを押えるような措置をされたと解釈しても、これはやむを得ないじゃありませんか。今度皇太子が結婚される正田さんの場合でも同じことです。つまりこういう場合に正田家が非常に心配しておられる問題として、そうした人間としての自由性を圧迫される点はないかという点がおそらくあったと思う。そういうことについて宮内庁としては、人間としての美しさ、人情の自然というものを十分尊重して、一切こういう問題については人権を侵害するようなことはない、今後は絶対にさようなことはしないということをお約束できますか、まずそれを伺っておきます。


○宇佐美説明員 皇室の方々が、御両親その他の御不幸の場合にお見舞いなさることを、われわれは阻止するというようなことは考えてもおりません。しかし実際の場合に、やはり象徴としてのお立場から、今の例でなくても、そうあそばしたくてもなされないときもあろうかと思います。そこはやはり外から見ますと自由を押えているとわれわれは考えるわけであります。


○受田委員 九重雲深きあたりの一般国民に理解できないような形の宮内庁の措置は、やはり感心できません。宮内庁としては、そういう問題についてはもうあけっぱなしで、たとえばお見舞いに行かれるのに途中の警戒の問題などがあるとかいうことを気がねされて、肉親の死にも会うことができないというような御心配があるならば、そういう問題についてはあたたかい心組みをもってお役目の方をやられればいい。そういうことを十分含んで、何らか一般国民との間を隔離申し上げるような形のないように、一つ宮内庁としては御努力願いたいと思う。

 私はもとに話を戻しますが、もう一つこの御退位の問題に関係するのですけれども、もし退位の自由を認めたならば、皇位継承の順序にも問題があると今長官が仰せられました。これは私はどこに問題があるかということをお尋ねしてみたいのですが、たとえば皇族から、皇位継承の地位にある皇族の身分を離れるという申し出があったという場合のことですが、いかがですか。


○林(修)政府委員 これは仮定の問題ですから、そのつもりでお聞き願いたいと思いますが、かりにそういう制度がございました場合に、たとえば天皇が退位せられる、そのときに実は皇子がおられない、従って皇位継承が皇弟に行ったという場合に、あとから皇子が生れるという場合のことを考えれば、いろいろ問題があると思う。これは過去においても日本の国史を見れば問題があったと思う。そういうことも一つの形態としては考えられるということを申し上げたのであります。


○受田委員 私は、後継者がはっきりして御本人も相当の年令に達しておられる、こういう場合に皇室会議の議を経てきめられるのだと申し上げているわけです。皇子もおられない、もう本人はおやめになった、そのあとに皇子が生れた、そういう仮定の問題を今持ち出したら皇室会議の議が通りますか。皇室会議の議を経るということになれば、やはりそこにはっきりした後継者がおられる、天皇の長期にわたる御苦労に対してもいたわりの気持をもって御退位をお認めするという形になる場合です。そうでない場合には皇室会議の議は通りませんから、あなたの御懸念の問題は解決するのではありませんか、私はそう思うのですが、いかがですか。


○林(修)政府委員 先ほどから申し上げております通りに、今受田先生のおっしゃることは、やはり制度としてそういう制度を設けたらどうかというお話でございます。従いましてそれはやはり皇室典範の中にそういう規定を取り入れることになるわけであります。そうなればこれは一つの制度として将来に向っての問題になります。いろいろなことももちろん考えなければならないことになるわけであります。そういうことを考えてみました場合に、今の自発的な御退位の制度というものが、果して天皇の世襲制、皇室の世襲制、皇子の世襲制、あるいは天皇の象徴たる地位、あるいは国民の総意に基くという国民の信念から見た考え方、そういうところにマッチするであろうかどうか、これはやはり相当疑問のあるところだと思う。今、受田先生のおっしゃるような御議論ももちろんあることと思いますが、それに反対する議論も相当強い根拠を持っていると思います。従いまして私どもとして今簡単にそういうことに踏み切る決心はないわけであります。むしろ先ほど宮内庁長官が言われました通りに、簡単には賛成できない、こういうことでございます。


○受田委員 あなた方は天皇のお立場というものを考えていかなければならない。そこで、あなた方だけの御都合で、天皇の人権をいつまでも侵害していくことは問題だ。だから御用学者という立場であるなら仕方がない。しかしながらもっと純粋な理論的な立場でものを考えていく、あるいは日本の将来を考えてこう解釈したいというような、あなた方はやはりある程度の余裕のある解釈をしなければならぬ。

 もう一つ、これに関係するのですけれども、女帝です。皇族女子には皇位継承権がないわけですが、この皇族女子の皇位継承権を容認するという典範の改正というものは、これは決して差しつかえないわけです。今の憲法では男女平等である。憲法の十四条で、法のもとの平等、貴族の禁止、栄典というところにも、人種、信条、性別云々で差別されないことになっている。そういうところからいっても、国民の象徴だけを差別するということがあり得ますか。そういう意味からも新憲法の精神にのっとって、皇族女子の皇位継承権を認めるということは、私は当然考えられていいことだと思う。いかがですか。


○林(修)政府委員 これも皇室典範のときに議論されたところでございまして、一応議論済みのことだと私は思っております。重ねて申し上げますけれども、確かに憲法では男女平等、あるいは婚姻における男女平等、あるいは相続についての男女平等の原則をきめております。しかしこれはむしろ普通一般の家であれば、昔のような家の制度はもちろんないわけでありますから、主として財産相続についての男女平等でありますが、皇位あるいは象徴たる地位というものは、必ずしも今申しました民法上の相続と同じように考えるわけにはいかない問題が一つあります。そのほかにやはり古来の日本の国民の一つの総意と申しますか、国民の信念と申しますか、つまり男系相続ということで実は一貫して参っておるような状況でございます。従いまして男系相続ということを認める以上は、女帝を認めれば、そこで男系は断絶するわけです。別の系統に移動するということになってくるわけであります。そういうことから一つの問題点がある。また女系による相続を認めれば、これは別の問題でありますけれども、やはり日本のいろいろの古来の国民の感情あるいは現在における国民の感情からして、果していかがであろうかという問題があるわけであります。また過去における女帝の例、日本には幾つかの女帝の例がございますが、これはいろいろな特殊な事情に基いた例だと思っております。そういうところから、やはりこれは慎重に考えるべき問題だということで、皇室典範のときにもその問題はいろいろ話題に上りながら、そういう規定はされなかった。その事情を今直ちに――おしかりを受けるかもしれませんが、そういう事情を今直ちに解消するだけの事由はないのじゃないかと思っております。


○受田委員 この問題は、どうも男系相続が日本の伝統であるからなどという古くさい考えで御答弁されておるようでありますが、すでに英国においてもそういう制度が長期にわたって保持されている。ただ英国の制度には、女帝の場合には男子の兄弟がおらぬというような場合に、女子だけだというようなときに、女帝ができておるわけでありますけれども、一応程度の差はありましても、皇位の継承権に女子の相続権というものは認められておる。こういうところから見て、世界の大きな流れというものを見たときに、昔の古い伝統を今ごろ持ち出されて、男系相続が日本の伝統などというこの論議は、どうも法制局長官としてまずい論議じゃないか。新憲法の精神というものを――ここにおられた自民党の方の中にも、退位の自由と女帝は大賛成だという意見が出ておる。そういうふうな意見が……(「反対だ」と呼ぶ者あり)与党は分裂状況です。そういうことからも皇室典範に対して、もう少し人権を尊重し、象徴としての権威を傷つけない限度において人権を尊重するという配慮をなさるべきではないか。特に宮内庁長官とされても、そうした宮内庁の事務を担当される責任者として、常に日本の将来、国民の皇室に対する感情等の問題を十分洞察して、長い目で見た日本の皇室の将来への見通しを持った努力をしておかれないと、思いがけないところから、今回の御結婚を契機として、皇室に対する重大な国民の悪感情が起ってきたりするおそれが私はあると思うのです。そういう意味から、少くとももう少し大衆と溶け込んだ皇室という、同時に象徴としての立場は保持されるような配慮を払いながらという気持は必要でございますが、そういう努力をしておかれないといかん、かように思うのです。

 そこで、三笠宮に例をとりますけれども、三笠宮が紀元節に対する見解を表明されたというので、中にはこういう三笠宮のような皇族がおられては、皇室の尊厳に関係するから、皇族をやめてもらおうじゃないかという意見がある。宮御自身も皇族をやめたいというお気持を表明されたとも承わっておるのであります。宮が、皇族が、そういうことを発言されたということについて、これを政治問題として見ようとするならば、それはけしからぬじゃないか、皇位の継承予定者がそういうことではいかぬじゃないかという議論が成り立つかと思いますけれども、宮の学者としての良心から叫ばれたこの言葉に対してかれこれ議論する。自民党の諸君の中にそういう声があるわけです。そういうものに対して宮内庁としては、また法制局としては、皇族の身分にある者の発言について、何か常に注意をしておるとか、あるいは圧力を加えておるとかいうことがあるのかないのか、また三笠宮の皇族を離脱したいという気持を持っておられるという表明があったことがあるのかないのか、これも一つお答え願いたいと思います。


○宇佐美説明員 三笠宮様のことについてのお尋ねでございます。殿下は、終戦と同時に軍籍を離れられまして、将来のために東大にお入りになって歴史を御勉強になっておられます。非常に熱心に御勉強になっておるのであります。しかし私は、皇族であられることがまず第一でございまして、国民は学者になっていただくということにおいて皇族におなりを願っておるのじゃないと思います。やはり皇族としてのお立場、義務というものを第一にお考え願うべきであると思います。同時に、お仕事として御勉強になり、それを通じて国家、社会に貢献されるということも私はけっこうだと思う。しかしそれはあくまで学問的なことでありまして、そのお地位から申しまして、政治的問題に関与されていかれるということ、どうも私どもとしては御賛成できないと思います。そういうことにつきまして私も殿下とお話を申し上げておることがございますけれども、しかし今お話しになりましたような皇族の籍を云々ということは、何も私は伺ったことはございません。いろいろ著書等も御発表になるようであります。私といたしましては、もっと慎重な御態度を希望しておるところであります。


○受田委員 宮内庁長官、えらいかたくお考えですが、三笠宮は、紀元節の問題などについても、これは天皇一家の、皇室の私事であるという見解を表明され、これを国民の行事として取り上げることについての意見を持っておられるわけなんです。そういうことについて、これが政治的な見解であり、学者としての立場では行き過ぎだというような御注意を申し上げるということは、これはどうかと思います。皇族の御発言は何事もそれではできないということになる。純粋な御意見も述べられないということになる。それが多少でも述べられると、すぐどこかにひっかかるというような問題であれば、何事もこれは発言できないということになる。これこそ人権侵害もはなはだしいものになってくる。こういうことについて、もっと自由な気持で皇族としての立場を御自身が十分考えておられるのですから、もし皇族の立場をお考えにならなければ、もう皇族を離脱されることになるのですから、そこは成年に達せられて、しかも良識を持たれたりっぱな三笠宮の御言動に対して、一々御注意申し上げ、おしかり申し上げるということは、私は宮内庁長官としては行き過ぎだと思う。そうなりますと、皇族の身分に生まれた人は、そういう発言やらすべての行動にわたって非常に不幸な立場になる。(「もちろんだよ」と呼ぶ者あり)そういうことこそ人権侵害なんです。私が今申し上げていることは、あらゆる面に不幸な立場に追い込むということでなくて、許される限度内の御自由を認めてあげる、新憲法の御自由を認めてあげるという努力もしておらないで、すべてワクの中にはめ込んで、非常に窮屈な生活をさせていくというようなことは、お役人たちのとるべき道ではないと私は思っておる、そういうことを私は今指摘して、人権の尊重を可能な限りにおいて認める努力をしてあげるという、その配慮を希望しているわけなんです。これはもちろんと言われるかもしれないが、皇族の身分にあり、あるいは天皇の御地位にある人は、あらゆる角度からその人間性の豊かな暮しを押えられるということになる。いかがでしょうか、こういう点について、高い立場から今後の皇室のあり方、皇族の立場というものについての配慮をどうすべきかということについて、何かあなたはお考えになっていらっしゃることはないでしょうか。


○宇佐美説明員 重ねてのお尋ねでございますけれども、一つの学問をせられましてある結論に達せられるということは、これはだれも押えることはできません。またそれを周囲の人に多少お漏らしになるというようなこと、それもいけないとは思っておりません。しかしながらそのお考えが、言葉は悪うございますが、左右いずれにしろ政治的な問題になり、皇室に非常に影響するというようなことを国民が心配するときには、慎重な態度をとらるべきであるということは私は誤まりないと思います。


○受田委員 左右いずれにせよ、それが政治的な方向へ行ったとおっしゃっているのですが、三笠宮御自身としてはそういう政治的な気持はみじんもないわけなんです。そういう問題を政治的にこじつける人々がおり、それを悪意にとる人々がおるわけなんです。この問題は、つまり三笠宮の言動に対しての影響力というものを、外部から不純に利用しようということになるわけなんです。あなたはむしろその外部を押え、宮の考えておられることは正しいのだ、学問の研究の自由は尊重しなければならぬという立場で、特に政府与党の諸君などに厳重に御注意される方が、むしろ筋が通ると思う。

 もう一つ、皇室典範の規定の中で、退位の問題にも触れてきたのですが、天皇が崩ぜられたあとへ新しい天皇が即位されることによって元号が変るわけなんですが、その元号がどういうふうに変るかということは法律では規定してない。これはもし御退位が実現され、あるいは天皇がなくなられたという場合に、どういう規定が用意がされておるのか、法制局長官から一つ伺います。


○林(修)政府委員 御承知の通りに、これも旧皇室典範には規定があったと思います。それが新しい皇室典範を規定するときには、皇室典範のきめる事項ではなかろうということではずされておるわけであります。そこで残っておりますものは多少問題がございますが、明治初年の行政官布告というものがあるわけであります。しかしいずれにいたしましても元号の問題は、確かに天皇の御退位あるいは天皇がおなくなりになったあとの新しい天皇の即位という問題と相関連する問題でございますけれども、これは今の憲法のもとにおいて、そういう新しい元号を立てるということは、私はやはり法律できめるべき事項だろうと思っております。これはかつて新憲法施行当時、そういうような法案も予定されたこともあったようでございますが、当時の占領軍政策の事情でもってこれは消えております。その後御承知かと思いますが、当時の参議院の文教委員会において、いわゆる西歴紀元を採用したらどうかということも御議論になったこともございます。そういうようなこともございますが、いろいろな事情を考えて、これは将来のことでございますが、元号制をどう立てていくかということについては、法律をもってきめるべき問題である。かように考えまして、一応そういうことは私ども考えなくてはならないというふうに思っております。


○受田委員 元号の問題を考えなければならぬという御意見のようでございますが、これは西歴を用いるとか、いろいろなことがあるにしても、日本の立場からの特別な規定を設けておくということは大事なことだと思っております。大へんおそれ多い話ですが、天皇がいつなくなられても、ちゃんとした用意をされておくということが必要だと思う。

 あとお二人御質問があるので、最後に一言お尋ねしておきますが、今度の御結婚につきましても、天皇の国事事項としての御結婚の儀式と、天皇の御一家あるいは皇太子御自身の個人的な御儀式というものがある。こういう国事の儀式あるいは個人の儀式というものの限界線は、一体官内庁としてはどういう形でおとりになっておられるのか。もちろん国事に伴う費用というものは当然国会の承認で出されるものでありますけれども、国会の承認を要しなくても済む支出の面もありますので、そういう限界線をはっきりしておいていただきたい。今回の御儀式の中で国事として取り扱える儀式と、皇室の私事として取り扱える儀式の分別をちょっとお聞かせ願いたい。


○宇佐美説明員 今回の御結婚に関しまして、御婚約、いわゆる御結納のことから式の終りますまでいろいろの計画、すでに済みましたものもございますが、今後進められるものも研究中でございまして、こまかい点を今検討中でございますが、大綱につきましては、過日の閣議の決定におきまして、当日行われます結婚の儀と朝見の儀、それから引き続き行われます祝宴の儀が、国の儀式として行われるということが正式に決定になったわけでございます。そのほかの儀式につきましては、実は旧来の諸規定をもとにいたしまして、なるべく簡素に行う、あるいは時代に即するようにするという趣旨のもとに整備をいたしているわけであります。いろいろございます中で、特に国の儀式として考えましたものは今申しました三つでありまして、結婚の儀というのは、これはあくまで両殿下が誓い合われるという結婚の中心をなすものであります。朝見の儀と申しますのは、両陛下に両殿下が正式に会われてあいさつをされるという意味のものでございまして、これは前回の立太子礼、成年式礼の際にも国の儀式として行なったので、その例に従ったわけであります。最後の祝宴と申しますのは、天皇陛下が内外の人に御披露をなさるという公的なものとして、これを国の儀式の一つに入れたわけであります。その他お内輪でなさいますもの、あるいは皇室の御例によって神宮その他に参拝されるということは、一切内輪のこととしていたしたわけであります。


○内海委員長 高瀬傳君。


○高瀬委員 実は赤城官房長官においでを願いたいと申し上げてあったのですが、それはどうでしょうか。


○内海委員長 赤城さんは参議院の本会議に行っておりまして……。


○高瀬委員 実は私は皇室会議のあり方について私の所見も述べ、あるいは内閣あるいは宮内庁の意向も伺いたい、こういうことであるのであります。特に今回の皇太子殿下の結婚に関しまして、皇室会議のあり方について一言お伺いしたい。そして私の所見も述べたい、こういうのであります。もちろん前提条件として、私は皇太子妃が今回きまりまして、御成婚があるということについて、日本国民として心からお喜びを申し上げておる一人でございますから、そういう点は誤解のないようにお願いしたい。

 私は皇室のあり方というものについて、平井君などと意見が違うかもわかりませんが、敗戦直後陛下もおっしゃったように記憶しておるのでありますけれども、つまり英国の皇室のようなあり方、これが日本としては非常に望ましいということを陛下がおっしゃったように記憶しておるのであります。御承知のように私から申し上げるまでもなくいイギリスは今日存在しておるところの君主制の国家の典型的、代表的のものであると言ってもいいのでありまして、皇室と国民とが真に一体になっておるということは事実のようであります。従って敗戦後、日本が民主主義の国家として再出発した際に、英国流の皇室のあり方、あるいは英国流の議会の運営のあり方、あるいは英国流の国民と皇室の関係、こういうものを陛下は理想にしておられたのではないか、そういうふうに拝察される節があるのでございます。しかし現在必ずしも皇室と国民とが一体になっておるとは私は思えない点もございます。たとえば、これは言葉のあやでありますから、こんなことは理由にはならぬかもしれませんが、菊のカーテン、こういうような言葉をよく耳にいたします。従って現在の皇室に対する国民の感情というものは、今回の皇太子妃の選定に当りまして、端的にこれらの点を現わしておる点がなきにしもあらず、一般の世論というものは非常にお祝いを申し、私もその一人でありますが、必ずしもそればかりではない。先ほど平井君もちょっと触れたようであります。しかも憲法の第一条に明記してあります通り、天皇は日本国民統合の象徴でありますから、皇室と国民とが密接なつながりを持つということは当然でございますし、天皇御自身ももちろんそういうふうにお考えになっておると私は拝察いたします。ところが現在の、特に今回の結婚で国民感情から多少離れているような印象がある。これは実は私はあの発表の形式とか、そういうものをかれこれ言うのではありませんが、実際のところ皇太子妃の選定に当りまして、宮内庁の宇佐美さん初め関係者は長い間大へん御苦労になったと思うのです。この点私は敬意を表しておりますが、国会も何ら御結婚について知らされておりません。公式発表の十日前、つまり十一月十七日のニューズ・ウィークには事こまかに、全部私は翻訳して持っておりますが、「皇太子の恋」という表題で詳細に報道されております。結局知らないのは国民だけだ。私はこういう問題がありましたときに、宮内庁に電話をかけまして、宇佐美さんは当時お留守でありましたが、そういう事実があるかどうか、私はそれを尋ねたのでありますが、電話に出た人は相当の方だと思いましたが、全然知らないというお話でございました。それはいろいろ都合があったかもしれませんが、現在結納もかわされた今日ならば、その辺のいきさつを相当詳細に御報告を願って、そうしてやはり国会の記録に残しておく必要がある。これはやはり一つの国事でございますから、その点はぜひとも――先ほど、いろいろうわさされておるような事実はないとか、断片的におっしゃったようでございますが、ニューズ・ウィークにいろいろなことが書いてあります。特にこれは恋愛という言葉を盛んに使っております。たとえば「二人は恋愛中だが、果して因襲に刃向って結婚ができるだろうか、これが事情を知っている連中がもう何カ月も抱いている疑問である。」というようなこと、それから「皇太子が正田美智子さんに初めて会ったのは軽井沢のテニス・コートである。」それから、非常に反対があったということも載っております。「反対は大へんなものだ。一番驚いたのは米国の占領下に皇室を除いて爵位を全廃された元の公爵、伯爵、子爵、男爵などであった。天皇の義妹に当られる秩父宮妃のお母さんの松平信子前子爵夫人を先頭に、華族たちは皇族出の他の候補者を立てて運動したが、民主化がとうとう皇位にまで及んだことに一斉にろうばいした。」こんなことが書いてあります。これはもちろん単なるニュースでありますから、私はその信憑性のいかんは知りませんけれども、特にあのとき宇佐美長官もおっしゃったと思うのですが、あれは恋愛ではない、たとえば結婚は相互の合意のみによって成立し、相互の協力によって打ち立てなければならないという憲法の条章そのものとは関係がない、普通の恋愛ではないのだということを非常に強調されたようでございます。従ってこういうような問題について、先ほど長官も非常にいい機会を与えてもらって感謝すると言われましたが、私はやはり国家の一つの重大な国事でございますから、こういう点についても詳細に系統的にいきさつを説明されて、国会の記録に残しておく方がよかろう、私はこういうふうに考えるので申し上げているようなわけであります。ここで一問一答をして宇佐見さんをどうこうしようというのではございません。

 それから、特に私の念頭に浮びましたことは、皇室会議というものはただ一度しか開かれていない。結局皇室会議を一度開きまして、決定をやったのは既成事実をただ承認しただけ、椎熊前副議長などに聞きますと、その日に正田家の家系その他いろいろ書類を渡されて、それにただ無言で賛成しただけだというふうにも聞いておるのでありますが、こういうふうになりますと、皇室会議などというものは非常に形式的なものであって、国民や国体と重大な関係にある皇太子妃を決定するということは、あまりにも非民主主義的なやり方じゃないか。皇室会議というものは非常に形式的なものになって、たった一回、既成事実を承認するというだけになってしまったのでは、皇室会議のあり方としては非常に危険じゃないか、こういうふうに思うのであります。特にたとえば皇室典範の第三条を見てみますと、世継ぎの方、皇嗣に重大な事故があるときは、皇室会議の議によって皇位継承の順序を変えることができる、こういうふうに述べてあります。従ってこの皇室会議を開くのは、議長であるところの総理大臣ではありますけれども、形式的には宮内庁がイニシアチブをとることになりますから、これが非民主主義的に運営されるということになりますと、非常に重大な結果を及ぼすと思うのであります。従ってこれは宮内庁だけを責めるわけには参りません。政府の重大なる責任でもあると思いますが、一体こういうような点で、ただ既成事実だけを皇室会議に形式的にかけて、たった一回だけの会議でああいう重大な国事をきめるということが果していいのかどうか、その点が非常に私は重大だ、こう思うのであります。

 それからもう一つ、こういうような問題について、これは例は違いますけれども、イギリスなどの例をとってみますと、たびたび非公式の閣僚会議などを開いております。たとえば私はここにノーマン・バリメインの書いた「ザ・ストーリイ・オブ・ピーター・タウンゼント」という本を持っておりますが、これによりますと、あのプリンセス・マーガレットがタウンゼントと婚約するときに、非常に衆人環視の中で国民が納得するような状態でああいう問題を解決したようであります。従ってその当時のサー・アンソニー・イーデンはたびたび閣僚会議を開き、あるいはカンタベリー大僧正とも相談をし、あるいは上院の枢密院議長のソールスベリー卿などとも相談をして、慎重な手続をとってあのプリンセス・マーガレットの問題を解決した。私は当時ロンドンにおりました。非常にその点の合理的な国民と密着したやり方について、敬意を表して帰ってきた一人なのであります。従ってそれと比較して、この皇太子妃のきめ方が一回の皇室会議できまる。しかも私は、きょう内閣側からだれも出ておりませんが、この皇室会議の構成自体についても非常に疑問を持っております。両院の議長、副議長が出ているが、副議長というものは議長が事故あるときにだけこれを代理するものであって、院を代表して出るとすれば議長だけでいい、こういうような点も私の聞きたい点でございますが、答弁する人がおりません。

 そこで私は、この皇室会議の構成についても疑問があるし、ああいう皇位継承をきめるような重大な皇室会議というものはもっとたびたび開くなり、あるいは内閣と連絡するなり、そういうふうにして国民が納得するような状態であの御結婚をきめていただいたらなおよかったのじゃないか、こう思いますが、これらに対する宮内庁の見解、それから内閣の見解、それから宮内庁は内閣などとどういうふうな折衝をされたか、小泉という人は皇太子殿下の先生でありましょうけれども、大体田島、小泉などという方だけがイニシアチブをとって、きまったものを総理大臣に報告し、総理大臣はただ正田美智子さんの信仰の問題だけをお聞きになったというふうにしかわれわれは受け取れない。それの前にたびたび閣僚会議を開くなり、あるいは皇室会議を開くなり、こういうふうにして念には念を入れてきまったものならば私は非常にけっこうだと思うのですが、われわれ国民はその点は全然知らされてない。知らないのは国民だけだという結果になったわけであります。十一月十七日のニュースでこういうこともちゃんと出ているわけであります。それで私は電話をかけた。

 しかも十二月六日号の「エコノミスト」に日本の皇室と題して、宮内庁の役人の各位には非常に痛いことを書いてあるのであります。これは読むとはなはだ妙なことになりますが、一応読んでみましょう。「古くからの皇室の伝統のうち、残っているものは天皇一家が守っているよりも、むしろ皇室の役人が守っているといった方がいい。宮内庁の役人の数は一万人から一千人に激減したが、依然強力である。彼らは野心を持たず、別に悪い人間ではないが、強い義務感に縛られる傾向があるので、時代に取り残されがちである。彼らは渉外のセンスがないので、他の官庁のより進歩的な役人たちからきらわれ、一般国民から疑惑の目で見られている。」これは非常にお気の毒ですが、これはただ書いてあるので、私の意見ではございませんから……。「皇太子の婚約発表の際、発行部数の多い日刊紙「読売」は十一月二十八日の社説で辛らつに論じている。「天皇を独占することによって特権を維持しようとする暗い勢力が、かたくなに民衆への接近を妨げていたのである。皇太子の婚約は、これらの人たちの態度に対して、痛烈な反省のむちを与えたものと言ってよい」以上の言葉は、正しいと思っていることをやってきただけの役人たちにとって、やや点が辛いかもしれない。だが、大ていの日本人は、宮内庁の官僚が皇太子に、一般民間人と決して結婚させないと考えてきたが、今では皇太子みずからがこれら官僚に分を知らしめることによってのみ、自分の望みを貫徹したと信じ、皇太子の勇気ある行為に対して、熱烈な拍手を送っていることは事実だ。」というのであります。非常に長くかかりましたが、こういう批評もあるのでございますから、私は宮内庁の、特に皇室会議なんかに対するやり方に対して反省を促したい、こういうことでございます。

 それから先ほど三笠宮の問題で受田君からお話がありましたが、私は少くとも皇族方というものは政治的にもあらゆる点で中立性を持って、インパーシャルでなければいけないと思うのです。特に選挙権もない、被選挙権も行使されない、こういう地位にあるのでありますから、やはり政治的な影響のあることは発言されない方がいいと思うのであります。そういう点で宇佐美長官が率直に三笠宮におっしゃったことは私は正しいと考えております。従って今後も三笠宮殿下の学問のいろいろ結論とかなんとかを、そういうふうな中立の立場にある特殊な皇族方は、ぜひとも積極的に発表されないことを望む一人でございます。

 自分の意見だけを長々と述べましたが、これらについて実は内閣並びに宮内庁の意見を拝聴したい。特に私は宇佐美さんを責めるよりも、国家組織法によりましても、宮内庁は内閣の一つの庁になっておるのでありますから、内閣委員会としては赤城官房長官の臨席を願って、この点の所見をはっきりと聞く必要があると確信いたしておるのでありますが、どういうわけか来ない、それでは答弁を得ることもできませんが、宇佐美さんに一つ所見をお伺いしたい。


○宇佐美説明員 きわめて多岐にわたっての御質問でございます。今回の御結婚に対しまして、もう数年前から、私が長官になる前からいろいろな準備が始まっておった、調査があったわけであります。もちろんその調査につきましては先ほどもちょっと申し上げましたように、これは御両親陛下としても御心配になることであり、皇太子様自身のお考えということもございまして、十分お考えも伺いながら方針を立てて参ったわけであります。もとより御選考の基準と申しますものはこれは皇太子様の妃殿下にふさわしい方ということで、御健康にしろ何にしろ最上級、お尋ねがあればそう申し上げるよりほかないわけでございます。しかし現実の場合にはそういったすべて万全を備えるということはなかなか困難でございます。ただ国会においても各報道が漸次現われるにつれまして、ほとんど毎国会ごとに宮内庁の考えの御質問がございました。それにつきましてはお尋ねに従って、われわれは考えるところを率直に申し上げて参ったつもりでございます。その当初の考えは国会でもお答え申し上げたと思いますが、そういった諸要件がすぐれた方であられるのはもちろんでございますけれども、その御選考の範囲というものについてもお尋ねがあったわけでございます。御承知の通り前の皇室典範におきましては、皇族の結婚は皇族または華族に限るという規定がございました。それが新しい憲法に従ってできました新しい皇室典範におきましては、憲法の精神によって、華族制度はもちろん貴族の制度というものが廃止されたのでございます。従って、皇族男子の御結婚につきましては、何ら法制的には制限はございませんけれども、やはり皇室自体が長い歴史を持ったお家でありまするし、旧来の範囲から選考が始まるというのが、むしろ常識的であるということをわれわれも考えておったのでありますが、しかしそういったときにも、ときによっては、その範囲外に出ることもあり得る。御質問の中にも、全国民を対象にして選べというようなこともしばしば伺ったわけであります。われわれとしてはそういうようなことでお答えしたと記憶するのであります。実際の選考に当りますると、やはり終戦後の各家庭生活の変化でございますとか、あるいは優生学的な見地からの制限でありますとか、いろいろな点でなかなかむずかしい問題に逢着いたしました。従って、第一段の方針から一歩出るということにつきましても、実に時間をかけて慎重に考えたわけでございます。単純に考えたわけではなかったのであります。しかし実際問題といたしまして、一般と申しましても、どこでもいいというわけではございません。やはり日本の良識のあるりっぱな家庭ということを考えなければなりません。これのうちからまた候補を選ぶということにつきましては、相当苦心をいたしたわけであります。だんだんそれをしぼって参りまして、何人かの候補をあげ、殿下にもよく御説明をして、私どもの申し上げることと殿下の御決心も合致いたしまして、ことしになりましてようやく進行するようになったわけであります。その間私どもといたしましては、前内閣あるいは現内閣におきましても、総理大臣にはそういった経過を申し上げ、それからそういった大きな根本の方針の変更等についても説明申し上げて参ったのであります。

 皇室会議を開きますことは、先ほど仰せになりました通りに、議長たる内閣総理大臣の招集でございます。もちろん一国の官吏としての立場、議長としての立場から、私どもといたしましては、過去においても十分な御連絡と御意見を伺うということには意を配って参ったつもりでございます。そういうことで皇室会議が開会せられたわけでございます。実際先ほどお述べになりました通り、皇室会議を開くにつきましても、実は皇室会議が設置せられましてから第二回の例であります。第一回は御承知の通りに、新憲法の実施の当時に多くの皇族が下られまして、そのときが一回で、第二回であります。私といたしましてもこの取扱いについては、内々皇室会議の委員であられる方の御意見も聞きながらやったつもりであります。会議が開かれまして、できるだけ経過と資料を申し上げ、私といたしましては、世上でいわれまするいろいろな不安と申しますか、心配ということも率直に申し上げて、御説明をしたわけであります。その結果、満場一致でおきめをいただいたのであります。ただ今回の問題を離れて、将来のことを考えます際に、先ほど摂政の場合の例をお引きになりましたが、要するに結婚の場合におきましては、あくまで憲法の原則と申しますか、これは新しい憲法ばかりでなく、従前からも、これは人間の本質であろうと思いますが、結婚される方の合意がなければならぬわけでございます。事前にいろいろなものを多くの人が公式に論議をして、これを配合するというものではなかろうと思っております。皇室会議におきまする皇族男子の御結婚、将来も起るのでございますが、これはやはり両性、両方の合意というものがなければ、皇室会議の議にはならないのではないかというふうに思います。こういった選考の経過というものを国民に周知させてやるということは、その事柄の性質上、私は避けねばならないことだと考えております。その間においていろいろ派生的な問題が起りますし、人権の問題にも及ぶことであろうと思います。ただ皇室会議に慎重に審議を願うという意味から申しまして、私も今の皇室会議があのままでいいかどうかということは、実は今回当りまして、いささか考えたことでございます。今回の現実のことを申すのではなく、全体を進める上において、たとえば御結婚会のような重大なことを進めます際に、今の制度のままでいいかどうかということは多少私も考えました。まだこうしたらいいのではないかという結論はここで申し上げかねますけれども、単に御結婚のことばかりでなく、摂政の選定等いろいろ重大なことを議する制度でございますから、慎重に検討しなければなりませんが、私も正直に申し上げて、多少当時は考えて、幾らか申したこともございます。そういうような点から考えますと、皇室制につきましても、御発言のようなことが一つあるのかもしれません。どういうふうにしたらば、ほんとうに事を運ぶに容易であって、しかも慎重な審議を尽せるかという行き方について、将来検討すべきものであろう、こう考えます。申し落したことがあるかと思いますが、以上でございます。
○高瀬委員 私は別にこれ以上伺うことはありませんが、実はこういうふうな重大な国事というものは、やはり国会というものは国民の代表というか、国権の最高権威のところですから、こういうことはやはり内閣において公式に国会に報告があってしかるべきものだと思うのです。それは宇佐美さんに申し上げてもなんでありますが、私はその点を特に官房長官に念を押しておきたかったのでありますが、おりませんから、委員長を通してこれをお願いします。委員長、いいですか。特にこういう問題については、やはり公式に国会に内閣が報告する義務があると思うのです。そういうことを特に私は確かめたかったのですけれども、おりませんから、委員長を通してお願いいたします。それから、特に皇室会議のあり方ということについては、宇佐美長官もいろいろ考えておられるようでありますから、内閣においても慎重に考える必要がある。うまくいったときはいいのですが、いろいろ事が紛糾した場合に、あんなやり方、ほんとうの形式的な、イエスかノーかというようなやり方では、非常に国民が安心しない。私はこういう考えでございますから、どうぞ御善処方を要望いたしまして終ります。


○内海委員長 柏正男君。


○柏委員 今までの各委員の御質問を聞きまして、私もいろいろと考えさせられる点がございます。私は、国民の大多数は、自民党の委員さんの言われるような意味で皇太子の御成婚を考えてはいないのではないか、もっと明るい、朗らかな気持でこの御成婚を迎えておる、これが実態ではないかと感ずるものでございます。そうでなければ、これからの天皇制、これからの皇室というものに対して、私どもは安心ができないというように思います。そういう立場において私は、今度の皇太子の御成婚を契機として新しい皇室制度というものが自然に生まれてくるのではないか、そういう感じをいたしておるものでございますが、そういう観点から以下の質問をやってみたいと思います。

 今回の皇太子の御成婚は、皇太子御自身があるいはどの程度に意識されておったかはわかりませんけれども、古い封建的な皇室制度から、新しい時代に即した皇室制度に移っていこうというようにお考えになっておるのではないか、そういうように私どもは感ずるものでございます。すなわち従来の皇太子妃の選定方法と今度は、これが一変してしまっておる。皇太子みずからが、今までは日本民族の上に立つ皇室というようなものから、日本民族の中に溶け込んでいく皇室というような姿に変っていっている。古い意味の皇室制度というものは厳としてやはり中にはあるのでございましょうが、それに挑戦するように今度の新しい御成婚がわいてきておる。これに私ども国民の大多数は明るい希望をつないでおるのではないか、そういうように私は思います。しかしこういう御成婚の問題をまた違った意味で、何か皇室の尊厳を傷つけるように考えておる人たちも、今までの質問の中に出ておりますので、むしろ私どもは意外に思うくらいでございます。私どもは、戦後に民主主義の教育を受けられました皇太子が、身をもってこの時代の流れの中で、封建的なものではない、民主的なものを打ち立てよう、それを実践しようとしておられることに対して、ほんとうに力をかして、皇太子のお考えになる道を実現さしてあげねばならない、そういうように感じます。その意味におきまして、私どもはこのたびの御成婚の式につきましても、ほんとうにそういう皇太子のお気持がどの程度現わされておるだろうか、そういう点について、尊厳というよりもかえって、もっと違った意味合いの心配を感じております。しかしその点について先はほど長官からお話もございましたので、重ねて御質問する必要もないわけであります。皇太子が御婚約をされ、御婚礼の式をあげられて新しい生活にお入りになるという場に入ったわけでございますが、そのことはまた新しく次の天皇としての生活への第一歩でございます。そういう意味からして、果して皇太子のこれからの生活設計が、皇太子の意図されるような、国民の中に溶け込んでいくような皇室というようなものを、これからの生活設計の中に宮内庁としてお考えになっておるかどうか。そういう点について、新しい皇居の造営の問題とか、あるいは皇居の開放論とかいうふうなものと関連を持って、宮内庁ではどういうふうにお考えになっておるか、御見解を承わっておきたいと思います。


○宇佐美説明員 このたびの皇太子様の御婚約が、国民の大多数に非常に明るい気持を与えておるという点は、各種の面から見て間違いのないことだと私も考えております。しかし国の内外を通じまして、こういう問題にそれぞれの立場から他の意見を持ち、あるいは心配をなさる方があるということは、これまた間違いのないことだろうと思います。過去のこういった大きな問題につきましても、常にあったことであります。ただ先ほど来、非常に真情を披瀝しての御質問がございましたが、そういった一部における――将来のために御質問があったことと私はありがたく拝聴しておるわけであります。今回の御結婚がこれによってすぐどうなるということでなく、私が常に申しますように、御結婚は第一歩であります。今後これをスタートとしてりっぱな御家庭を作り、皇室の中心に立っていだたくということこそ願うべきことであろうと思います。そういうような点につきまして国民もまた相協力して、そうしてお互いに日本の将来のために進んで行くべきものであるということを考えるものでございます。われわれそのお手伝いをする立場におります者といたしましては、よく将来のこと、あるいは国民の気持を洞察して、日々そういうような問題を具体的な問題で現わしてこたえていきたいというふうに考えておるわけであります。


○柏委員 今の御答弁で私ども考えております明るい皇太子の御成婚ということに対して、皇室を初め関係者その他においても同じく考えておられることが私どもよくわかるのでございます。それだけに私は、こういう明るい日本の皇室を、再び昔のような菊のカーテンの中に追い込んでしまう、雲の上に押し上げてしまうというような形にならないように、これから天皇側近の皆さん方において特に留意をしていただきたい、そういう感じをいたしております。また正田美智子さんは民間人として宮中に入られるわけでございますから、それだけにいろいろと因襲のあるところにお入りになるので、心配もおありだろうと思います。国民もひとしくそのことを心配しております。普通の家庭でも家風の違うところに参りますと心配でございますが、それ以上の心配を国民がひとしく持っておる。この御成婚がうまくいかないようなことでもあったならば、その責任は一体どこに出てくるだろう。私ども国民のひとしく願うところは、この御成婚がやはりともにしらがの生えるまで、ほんとうに偕老同穴のりっぱな御生涯を送られますように、これを願っております。しかし宮中はなかなかむずかしいしきたりもあるそうで、先ほどお話のありましたように、肉親の方にも会いに行けないというような、あるいはおいでにならなかったというようなことがあるというようなことを聞くだけでも、胸のふさがるような思いがいたします。そういう点から人間美智子さんが人間としての生活を、これからの生涯を宮中において平穏無事にお過ごしになれるように、皆様方、特に御配慮を願いたいという気がいたします。

 その次に私の申し上げたいことは、従来とは異なって民主主義の教育を受けた天皇の時代がくる。今までのような帝王学を身につけられた天皇ではなくして、民主主義を身につけて、ほんとうに人間天皇として初めから教育された方が天皇の地位につかれ、国民統合の象徴としておふるまいになるという、今までと違った新しいケースができていく。その意味におきまして、決して帝王学が天皇に必要なのでなくして、良心至上主義に徹した、りっぱな人間としての天皇をお作りになっていくということこそ私どもは願いたいのでございまして、天皇が特別の教育を受けて、人間とかけ離れた者になっていかなければならないというお考えを持っておられるような発言に対しては、私どもはどうしても賛同いたしかねる。今の小泉さんがやっておられるような教育の仕方をこそ、私ども国民の大多数の者が、ほとんど全国民と言っていい、すべての人々がそういうことを願っているのではないか。今の皇太子に対して私ども日本民族が希望をかけ、期待をかげておるゆえんのものは、りっぱな人間としてすくすくと成長しておる純真な人である――そう頭脳明晰だというような感じをみんな持っておりません。そうでないが、人間としては実にりっぱな皇太子が、この次には天皇になられるのだというところに、日本民族の希望があるのだ、そういうふうに声なき国民の声というものを私ども感ずるものでございます。それだけに曲げられた教育をされていくというようなことはなるべくチェックしていただいて、今のようなりっぱな民主主義の教育を身につけられた天皇ができていかれることをお願いいたしたいと思っております。今まで明治憲法のもとにおきましては、確かに天皇は最終の決定権者でございました。それだけに私どもは最終の決定権者である天皇に対しましては、ほんとうに人間としての能力の最善なるものを要求しなければならなかったと思います。ある意味におきましては、明治天皇は確かに人間としても私らが考えられる能力の面から見ましても、最上級のお方であらせられたと思います。しかしそれに続く大正、昭和におきましては、明治天皇に求めた最上級のものを求めることは不可能であったと思います。明治憲法のようなほんとうの天皇制のもとにおきましては、天皇の人間としての能力が問題になっておったと思います。しかしながら新憲法におきましては、天皇はもうすでに最終の決定権者ではありません。その意味におきまして私は天皇が最終の決定権者でないそういう事態に即して、天皇が生物学をおやりになろうと、歴史学をおやりになろうと、それは天皇の自由であり、天皇もその意味において人間として十分にお好きな道をお進みになってけっこうだと思います。しかしながら私どもは天皇が国の象徴であるという点から見まして、皇室の天皇はいつもりっぱな状態であるようにおしつけを願いたいと思うのでございます。その意味からいきますと、先ほど受田委員からもお話がございましたが、現天皇におかせられては少しく身体的障害というようなものもこのごろはおありになるのではないかという懸念を私どもは感ずるのでございます。たとえば最近にございました開会式当日の天皇の御様子を見ましても、顔色はなはだすぐれられない、あるいは御歩行においてもまだ五十何才のお方にしてはしっかりされていない、言語もあまりきちっとされていないというような点から見ますと、あるいは天皇御自身に身体的障害というようなものでもおありになるのではないかという懸念さえ持つものでございます。かりにもしそういう事態でもございますものならば、皇室典範にも憲法にも規定されております摂政を置かれるということを、当然に宮内庁あるいは側近において何らかの形でお考えを願うことが出てくるのではないかという感じがいたします。そういう意味で今は一つの段階に来ておる。先ほど天皇退位のお話もございましたが、退位はいろいろの面でもし実現できないといたしましても、摂政を置かれるということは、憲法においても皇室典範においても定められておることでございますから、その限度においてこの際皇太子の御成婚を一つの機会にして、摂政を置かれるということについて何らかお考え合せになったようなことがございますかどうか、そういう点について伺いたいと思います。


○宇佐美説明員 皇太子殿下の明るい御結婚について、こういった気持を発展して明るい皇室、明るい国ということにつきましては、先ほど申し上げました通り私どもが今日がスタートで、この気持がほんとうに実りますように努めるべきものであると考えております。明治時代と現在におきましては、天皇の地位も変って参り、明治、大正、昭和と比較いたしまして、そのときの国家の情勢、社会の情勢、そういった諸制度、あるいはおそれ多いことでございますが、各天皇の御人格またそれぞれ御特徴があることと思います。常に同じ方ということはあり得ないわけでございます。日本将来のためにこの新しい感じ、国民とともに進まれるというお気持を大いに今後発展すべきであるということにつきましては、私どもそういうことで努めて参りたいと思います。ただお述べになりました陛下の御健康につきましては、最近数年間おかぜもおひきになったことございません。何ら御支障ございません。従ってただいまお述べになりましたようなことは夢にも考えたことはございません。


○柏委員 健康の点につきましては、おそばにおられる皆さん方の方がいつもごらんになっておられるので、かえってお気づきにならないのではないかというようなことさえ私どもは考えます。私どもはほんとうにときたま天皇にお目にかかるわけでございますが、ときたまのものであるがゆえになお、過去数年来の健康がお悪いのじゃないかという懸念を持つものでございます。そういう点は民間でございますればすぐ、顔色が悪いよ、人間ドックにお入りなさいということが言えるのでございますが、そういう精密検査というようなことをおやりになったことがございますか。


○宇佐美説明員 両陛下初め皇太子様、皆様方の御健康につきましては侍医が数名おりまして、常に拝診をいたしております。一切御心配ないことと存じます。


○柏委員 それではその点は私ども安心いたしますが、次に憲法改正の問題と天皇制との関連につきまして、現在憲法調査会においては第三委員会か何かでもって、すでにこういう問題は取り上げられていると思っております。こういう現在の流れの中におきましては、天皇制が憲法改正の問題の中に取り上げられるときに、昔の天皇制に返していくというような力が非常に多く動いております。民主主義政治への反動の形として、憲法改正と天皇制の問題とが結びついております。そういう状態ではございますが、しかしながら私どもが皇室の永遠の安泰という点を考えますと、現在皇太子御成婚において見られるような、すなわち皇室が今までの菊のカーテンをはずして、国民と一緒に溶け込んでいくというような姿、また先ほどお話のございました三笠宮の紀元節反対の態度と申しますか、お話というものが、かえって国民には皇室を身近なものとして感じさしていく。ある一部の人は、皇族の身分でそういうことを言うのはけしからぬというように言われるかもしれませんが、国民の大多数は、そうじゃない、なかなか三笠宮様は公平にものをお考えになっておる、皇室をして誤まらしめないようなものの考え方を持っておられるのだというように感じておるのじゃないかと私どもは考えるものでございます。そういうように、いろいろな意味合いから見まして、皇室が菊のカーテンをみずからおはずしになって、国民に溶け込もうという状態にありますだけに、この憲法改正の問題の中に天皇制が昔の姿になって返っていくというようなことは、かえってひいきの引き倒しになっていくのではないかということを私どもはおそれます。そういう意味で、宮内庁としては、こういうことに対して積極的に、天皇制をどういうようにするのか、あるいはまた将来においてもっと違う形に変えていこうとするのか、また皇室会議のようなものにそういう問題をかけて考えてみるというようなことがありますものかどうか、そういう点についてお話を承おりたいと思います。


○宇佐美説明員 憲法改正と皇室というものとの関係についてのお尋ねでございますが、現に政府では憲法調査会を設置せられまして調査の途中でございます。それはわが国としてきわめて大きな、全国民が関心を持つ政治的な問題でございまして、特に皇室のお世話をいたしております宮内庁といたしまして、そういう問題についてただいま意見を申し上げることは適当ではないと私どもは考えております。ただ歴史というものは昔のままには返らぬ、そのままには返らぬということを私はいつも考えております。


○柏委員 では最後に、実は私は昨日あるところから印刷物を届けられたのですが、その中に非常に不敬なことが書いてありますので、ちょっとそれを御披露します。その中には、粉屋の娘が殿下と呼ばれるようになり、さらに陛下というように敬われるということ自体からして、皇室の尊厳がなくなる、国民の尊崇というものが薄くなるのではないか、天皇制がそういう点から廃止されるのではないかというようなことを書いた印刷物を受け取りましたが、そういう点を考えますと、私どもは全く反対の考えを持っておるものでございます。これらは明らかに国粋主義の――昔国粋主義というのがございましたが、そういう国粋主義というか、あるいは右翼的といいますか、そういう非常に偏向したところではそういう考え方を持っておるということが考えられるのでございます。そういうことは、天皇を神格化しようという考えがあればこそ、今のような言葉が出るのでございまして、こういう考え方は、伊勢神宮を特殊化していこうとか、あるいは二月十一日の紀元節の復活をしようとかいうようなことに対する一連の連なりのある考え方であるといわざるを得ないと思っております。こういうことは、一つの皇室への忠誠のように見受けられるのでございますが、ほんとうはただひいきの引き倒しになっていく。皇室の永遠の安泰のためには、皇太子妃の選定に見られますような民主的な皇太子の考え方の方向が、私は実に大事な方向ではないかと考えます。そういう意味におきまして、宮内庁におきましても歴史の進み方に歯車を合せて、新しい社会制度がどういうように変革をいたしましても、永遠に日本民族とともに繁栄していける皇室制度を確立する。単なる目の前に見えるものだけでなくして、永遠に日本民族とともに生きていく皇室制度というものについて深くお考えを願って、国民の上に特殊な存在として作っていくという考え方よりも、もっと国民の中に溶け込んで、日本民族のほんとうの象徴として伸びていくというように一つお考え願い、新しい皇室制度もお考えいただくようにお願いいたしまして、この質問を終りたいと思います。


○内海委員長 次に菊池義郎君。


○菊池委員 宮内庁長官にお尋ねいたしますが、この皇太子殿下の御成婚につきまして諸説ふんぷんとして、国民はいろいろの誤解を抱いておるのでございます。私は、皇太子が平民の娘をそのきさきとして選ばれたことを非常に喜んでおります。平民であろうが新平民であろうが、粉屋の娘であろうが何であろうが差しつかえないと私は考えておるのであります。こういう点において、私は欣快にたえないと考えておりますが、その婚約の過程においていろいろの謀略、策略が行われておるということが、最近の週刊雑誌やその他の刷りものにおいて世間に流布され、これによって国民が非常な疑惑を抱いて、国民の頭は割り切れないような感じになっておるのであります。この際それが事実であるかいなかを長官から明確に発表されて、そうして流説の真偽を明らかにして下さるならば、国民は晴れやかな気持になり得ると思うのであります。私はもう時間がございませんので、端的にせんじ詰めて要点々々だけ申し上げますから、長官も簡単にお答えを願いたい。

 まず第一にお伺いしたいのは、この婚約の前に、美智子嬢は二十五人の見合いをしておられた。そして最後に波多野という青年と婚約、これを破棄して皇太子の方に振りかえたというようなことが流布されております。週刊雑誌に出ておりますが、これは事実でありましょうかどうか。


○宇佐美説明員 非常にりっぱな方で、従前にもいろいろ結婚のお申し込みがあったように伺いますけれども、お尋ねのようなことは全く聞いたこともございません。


○菊池委員 片一方にそういう婚約がありながら、これを破棄して婚約をするということは、世俗、人情に反し、道義をじゅうりんし、将来の国民の象徴たるべき人を作り上げるにはふさわしいことではないと思うのでございます。そういう婚約者があるかどうか、その点をお伺いいたしたい。波多野という青年です。


○宇佐美説明員 全くないものと考えます。


○菊池委員 もう一つ重大なことは、この婚約を運ばれた方々、運動に当られた方々が全部カトリック教徒である。前の田島長官もカトリック教徒であり、それから宇佐美長官もカトリック教徒であり、小泉信三氏もカトリック教徒であり、それからしゅうとになられる正田英三郎氏もカトリック教徒である。それから最高裁判所長官の田中耕太郎氏もカトリック教徒である。カトリック教徒の一連のからくりによってこの婚約が運ばれたという説が流布されておるが、これはいかがであるか、承わりたい。


○宇佐美説明員 関係なさった方々がどういう宗教であるかということは、私調べたことはございませんので、責任を持ってお答えいたしかねますが、私がカトリック教徒であるなどということはとんでもない間違いであります。ただ出身せられた聖心学院というのはカトリック系の学校でありますが、御本人は洗礼を受けておられない。あるいはカトリックが将来皇室に対して何らか影響を持たないかという心配をせられた方々が世上あるということは聞いたことがございます。しかし、もちろん美智子さんは洗礼を受けておられませんし、学校当局においても非常に慎重な態度をとっておられまして、この問題に対しては何ら御心配はないと考えるのでございます。従って、過去においてこの問題についてカトリック系の陰謀があったなどということは全然根拠がございません。


○菊池委員 もう一つ、この御結婚の話について、天皇皇后両陛下を初め皇族の方々がみな反対されたという説が流布されております。皇室会議が終りまして、その報告を宇佐美長官から天皇陛下に申し上げると、天皇陛下は怒られたお顔で、ふんまんやる方ないお顔で一言も発せられなかったというようなことも流布されておりますが、これはいかがでありますか。


○宇佐美説明員 今回の御結婚につきまして、御両親陛下であります両陛下その他皆様の御反対があって、進め得られるものではございません。ましてやただいま申されたようなデマは、取るに足らぬものと私は思います。


○菊池委員 さらに、皇室会議が開かれたのは十一月二十七日でございますが、その前十一月二十四日に、宮内庁は公電をもって館林に通知しております。こういうことは、皇室会議を無視し、皇室典範を無視し、国民を愚弄するもはなはだしき行動であるといわれても弁解の余地はないと思うのでありますが、この点はいかがでありましょう。


○宇佐美説明員 皇室会議の前に館林に電報を打ったなどということは、思いもよらぬことであります。ましてや館林に宮内庁がどうして電報を打つか、了解に苦しむところであります。


○菊池委員 別の問題に移りますが、東宮御所の造営であります。われわれは、赤坂離宮がありますので、国会図書館がドイツ大使館の跡に建ちますと、そこへ国会図書館を移して、東宮殿下が移られるものと考えておりました。ところが、もうその国会図書館の引っ越しまでそう長くもないのに東宮御所を建てるということは、費用は少いといたしましても、国民に与える影響がいかにもおもしろくないと思うのであります。それで、こういうことについては長官から天皇陛下にも進言し、東宮御所の造営は見合せて、御所ができてから赤坂離宮に引っ越されてはどうかというくらいのことはおっしゃられてもよかったのじゃないかと思いますが、この点はいかがでございますか。


○宇佐美説明員 御質問の趣旨は、皇居の建設と皇太子殿下の御所の関係でございますか。赤坂離宮でございますか。


○菊池委員 東宮御所です。


○宇佐美説明員 赤坂離宮が国会図書館に移管されまして、今国会図書館の所管になっておるわけでございます。それがあるのに東宮御所を作るのはおかしいじゃないかという御質問のように伺いましたが……


○菊池委員 引っ越しまでしんぼうせられてはどうかということです。


○宇佐美説明員 国会図書館がいつ新しいところに移られて、あとどうなるかということはまだきまっておらないことでございます。しかも一方皇太子様の御殿というのは、お一人でも非常に狭いのでありまして、御結婚を控えましてどうしても早く建設しなければならないという事情に迫られてお願いいたしたわけであります。あるいは世上説をなしで、皇居ができないのに東宮様の御所を作るのは早いのじゃないかという説を聞いたこともございますけれども、しかし実際の必要に迫られていたしたことでございます。御了承をいただきたいと思いますし、もう一つは、今国会図書館の入っております赤坂元離宮は、住居としてはとうてい使いにくいところでございます。これだけは申し上げておきたいと思います。


○菊池委員 そうすると、赤坂離宮ががらあき状態になったときには何に使うのですか。


○宇佐美説明員 現在国会図書館の所管でございまして、その後につきましてはどう措置されるか、まだはっきり決定はいたしておりません。しかしながらあれを国会図書館に移管いたしましたときに、皇室経済会議にかけておるわけでございますが、そのときの議事録を見ますると、希望としては、国会図書館が不要になりましたときは皇室の用に供するようにしてもらいたいという希望は出ておる。しかしそのあとのことはまだはっきりきまっておるわけではございません。


○菊池委員 そうしますと、東宮御所を今度新築するということは、要するに結婚のためにというだけでございますか。


○宇佐美説明員 現在お一人だけで外交団にお会いになりますとか、そのことでも困っております。また御結婚になりますればいよいよそれが激しくなるわけでございます。そういう全般的の考慮からいたしたわけでございます。


○菊池委員 国民の中には、家なくして困っております数百万の同胞がありますし、また失業者も三百万もあるということですが、そのくらいなら皇居を利用することもできようし、今の仮御所を利用することもできましょうし、どうにでもできると思いますが、皇室に限ってはそういう融通がきかぬものでございましょうか。


○宇佐美説明員 皇居の中の諸建物もきわめて狭隘でございます。またそういうわけで彼此融通すると申しましても簡単でございません。お述べになりましたように、国民の生活を重視しますならば、いろいろ問題もございましょう。しかし私どもといたしましては、昨年来国会の慎重な御審議を経て予算をいただいておるわけでございます。


○菊池委員 間組から七千万円の工事を一万円で受けると好意的に言ってきた。ああいう話は喜んで受くべきではないかと思いますが、いかがでございましょうか。向うはせっかく寄付しようと言っておるのに……。


○宇佐美説明員 東宮御所の建設につきまして、御審議になりました通りに、宮内庁の予算に上って、それを建設省に全部委託してございます。建設省が入札その他を進めておられることでございます。この間の問題につきましては、そういう申し出をせられた方の純粋なお気持をわれわれはもちろん疑いたくはございません。そういう意味で申すわけではございませんが、そういった全国民の上に立っておられる皇太子様、皇族、皇室の方々としては、一人の方の恩恵を多く受けるということはできない。これは憲法のいろいろな条章から見てもはっきり出ていることだと思います。


○菊池委員 最近皇居の移転論が盛んに行われて、読売新聞あたりで取り上げて議論まで起しておりますが、私は欧州あたりの宮城を見て、日本の皇居は世界の名城であると考えております。イタリアのローマ城、シナの北京城、エジプトのカイロ城を見ましたが、外観の美において日本の宮城に及ぶものはない。あそこから皇居を取りのけたら、世界の使臣は楽しみに来るのでありますから、彼らは失望するだろうと思います。宮城の上空の空気が悪いとかなんとか言っておりますが、それなら下町のあんな空気の悪いところに住んでおる何百万の住民は、死んでもいいのかということになるのであります。長官はこの皇居移転論についてどうお考えになりますか。また陛下はこれについてどういうお考えを持っておられますか。それを伺いたい。


○宇佐美説明員 皇居は戦災によって焼失いたしまして、その後事務所の一部を使って今日に至られたわけであります。講和条約ができましてから諸外国からの使臣もふえますし、国賓その他来訪者も非常に多く、国の力の充実とともにそういった行事も非常に多くなっております。前から国民の中におきましても、早く皇居を作るべきではないかということが盛んにわれわれの耳にも入って来るわけでございます。しかし陛下の従前までのお気持と申しますのは、戦後の国民の生活上の困苦をしのばれまして、常に先憂後楽というお気持から、今までこういう問題について触れることを私どもにはお許しにならなかったのが事実でございます。しかしいずれかはこれは建てなければならないという問題が起って参るわけでございます。われわれとしてもいろいろ調査をいたしておったわけであります。しかしその過程におきまして、皇居の位置その他についていろいろな意見が昔からございます。最近起ったわけではございません。新しく皇居を作るといたしますれば、その位置とかあるいは今までしばしば熱烈に出ております、国民が献金をしたいという各地における希望、その他建築のやり方につきましてもずいぶんいろいろな意見を申されます。ほんとうに全国民の皇居として考えるということにおきましては、単に宮内庁だけで事務的に結論をつけてしまうということは適当でないということで、今回皇居造営審議会を作り、広く御意見も聞いて、その上で慎重に進めたいというふうに考えておるのであります。ただ私どもはこの問題を解決するについては、宮殿あるいはお住居、あるいはまた陛下の御日常の模様でありますとか、世間でいわれます各種の条件を考え、しかも単に理想論でなくて、日本の経済にも合う点を考えなければならないというふうに考えております。私どもは今の皇居は一つも手をつけてはいけないというような考えはもちろん持っておりません。そういった意味におきまして、これは将来のために慎重に考えなければならない問題でありまして、単純な開放論という問題については、私は直ちに賛成いたしかねる次第でございます。


○菊池委員 つまり開放ということは、あの宮城から皇居を移転することでございますが、あの宮城から皇居を別のところに移転するということについて、長官はどうお考えになりますか。これをお伺いしているのです。現在の宮城内に皇居を置いた方がいいとお考えになりますか。ほかのどこかに移転した方がいいとお考えになりますか。陛下はこれについてどういうお考えを持っておられますか。その点をお伺いしたいと思います。


○宇佐美説明員 私どもの今までの事務的な調査では、諸種の条件から見て宮城内に作るということでいろいろな資料を集めつつございます。しかし今お尋ねのありました陛下がどうお考えになっているかは、審議会を作ろうという前に申し上げる時期でないというふうに私は考えております。


○菊池委員 結婚式に招待する外国の使臣の席順はどういうふうになるのですか。


○宇佐美説明員 今回の御結婚式において、多少他国の例もございますが、特派使節というものは前例によって受けないということでございます。ただ外交使節、外国使臣というものは、おそらく祝宴にお招きがあるだろうと思います。その席順ということでございますが、これはおのずから国際慣例によって、外務省とよく打ち合せたものがございます。おそらくそれによることだと思います。


○菊池委員 英国のエリザベス女王の戴冠式に皇太子が行かれたときに、その座席が実に右を見ても左を見ても黒人種ばかりであった。それで皇太子は憤慨されたということであった。今度の結婚式においては、英国の大使だけは黒人種の中にまぜてすわらせてもらいたいと思います。その点どうでしょうか。


○宇佐美説明員 皇太子様が戴冠式においでになって、そういう御感想を漏らされたということは、私は聞いたことはございません。席順はおのずから国際慣例があるので、今のようなまぜるということは、どうも解しかねることだと思います。


○菊池委員 それから結婚式が昔ながらの衣冠束帯、これはどうも南方の風俗のようで、世界各国に何となく日本が野蛮国のような印象を与えやすいと思うのであります。衣冠束帯というものはやめにして、最近の流行の洋風で一切がっさいやってしまったらどんなものですか。


○宇佐美説明員 過去の歴史に基かないで、新しくここでものを考えるとなれば、あるいはその場所柄も考えていろいろな案も立とうと思います。やはり皇室は一つの伝統に立っておられる、こういった大きなおめでたい儀式、結婚式場の場所柄を考えましても、やはりこれに合った服装をなさるべきだと思います。祝宴その他のときの服装は、これはまだはっきり決定いたしておりませんけれども、殿下が洋装をなさるか、あるいは妃殿下になられる方が和服になさるか、そういう点は今慎重に考えつつございます。


○菊池委員 別のことでございますが、皇太子殿下にしても陛下にしても、政治、経済学をさっぱり研究せられないで、生物学ばかり研究しておられるのでございますが、これからは皇太子にも政治、経済の学問を熱心にさせ、国際情勢も勉強させなければならぬというように私は考えておるのです。生物学の研究ばかりではどうも心配だと思う。日本が第二次大戦に突入したのも、天皇陛下が国際情勢を知らないで生物学ばかり研究して、カエルの目玉やホタルのしりばかりいじっておられた結果、とうとう軍部に押し切られて、ああいう悲惨な目に日本を陥れたのでございますが、これを考えるにつきましても、やはり天皇というものには政治経済学をしっかりやっていただかなければならぬと思うのでありますが、そういう点は長官はどうお考えになりますか。


○宇佐美説明員 ただいまの御発言は私どもはきわめて意外で、私どもはそういう認識は全然持っておりません。特に陛下や皇太子様が生物学ばかりというようなことは、全く根拠のないことでございます。現に外交問題については、毎週のように外務省の専門家に聞いておられます。経済問題についても、時々その道の人を呼んで聞いておられますし、皇太子様も御勉強になっておられます。皇太子様も今後だんだん学校を出られまして、そういう政治、社会、あらゆる問題についての御認識を深めていただく方針のもとに現に進めつつございます。御安心をいただきたいと思います。


○菊池委員 それから天皇という名称でございますが、外国語に訳しようがないそうですね。ヘブン・エンペラーというような訳はない。天皇という実に古めかしい、いかにも新興宗教のような名前で、われわれは聞き苦しいのでありますが、何とかこれを改めて――日露戦争当時には、宣戦の詔勅にも、大日本帝国皇帝となっていました。皇帝とか大帝というように現代語に改めてはどうかと思いますが、そういうことについて長官に何か構想はございませんか。


○宇佐美説明員 天皇ということにつきましての御発言でありますが、長い歴史と、現代の憲法、日本国民の大多数の感情から、そういうことは、私はないものと考えておるのでございます。


○菊池委員 さらに宮内庁の機構でありますが、一万人から現在は千人近くに減らされている。けれども、世界の宮廷を見ましても、千人もの吏員を擁している宮廷はどこにもない。日本がこういう貧弱な国家でもって、千人近くの吏員を擁しておるということは、いかにも不均衡であると思うのでありますが、これを敗戦の今日において、また陛下も今までの大権を失われた今日におきましては、そうたくさんの吏員は必要はないと思う。これは二分の一でも、あるいは五分の一でも私は間に合うのではないかと思いますが、これを大々的に削減して、三分の一ぐらいに減らす、そういったお考えはございませんでしょうか。


○宇佐美説明員 宮内庁の陣容につきましては、今仰せになりましたが、終戦当時においては約六千二百名でございました。現在千人以下でございます。もっとも六千といううちには、農林省に移管いたしました帝室林野局、それからただいまの国立博物館、学習院等、仕事とともに移ったものを除きましても、当時の三分の一でございます。終戦後十回以上にわたって徹底的に一人々々の仕事の内容を見て、減らしてきたわけであります。しかもわれわれといたしましては、中の配置転換につきましても、急不急を見ながら極力増員を避けていたしておるわけであります。われわれとしまして、終戦後とあまり変らないいろいろの諸施設を擁して、三分の一以下の人で全力をあげてやっておる状況でございます。外国との比較もございましたが、イギリスの王室等につきまして、幾ら向うへ行って調べてもなかなか実はわからない。しかし最近統計年鑑等を見ましても、課長ぐらいの幹部だけでも四百人、その下は幾らいるかわからないのであります。そういうようなことで、数というのは全国に散っている御陵七百八十カ所の管理まで含んでのことであります。私どもは現在の状況が多過ぎるということは現在考えておりません。しかし将来事務の必要によって――たとえば外国関係が非常にふえつつございますけれども、増員もいたしておりません。それは中のやり繰りをしてやっておるような実情でございます。


○菊池委員 千人ということは外務省とほぼ匹敵しているのでありますが、外務省にほぼ匹敵するぐらいの人員を擁するということは、今の宮内庁としてはあまりにも多過ぎると考える。この点一つ御工夫を願いまして、私の質問は終ります。


○内海委員長 高橋禎一君。


○高橋(禎)委員 もう時間もだいぶおそいようですし、あともう一人いらっしゃいますから、簡単に今日の委員会で出ました問題に関連して、長官に二、三お伺いをいたしておきたいと思います。

 私は宮内庁に対して非常な理解者といいますか、同情者といいますか、そのお立場を理解して、ほんとうにお気の毒だ、かような感情がわいてくるのであります。と申しますのは、昭和二十年、敗戦後占領政治の時代、これは日本の天皇制に対するいわば革命期といいますか、国民の天皇制に対する考え方が非常に動揺をした時代であります。ところが独立いたしました今日においても、一部には天皇制を否認するような考え方の人もありましょう。それからまた一部には、今の憲法の表現しておる天皇が日本国の象徴である、日本国民統合の象徴であるという、そういう言葉をもってしたのでは、まだいわゆる天皇制に対しての表現としては不徹底であるといったような考え方の人もありますでしょうし、天皇制についての考え方はいろいろあるわけであります。その間にあって、憲法は天皇制を認めているわけでありますから、天皇制を擁護し、憲法を守っていこうということに非常に関係の深いお仕事をしておられる宮内庁としては、なかなか仕事のやりにくい面があると思うのであります。しかしそのむずかしいことは、国民大多数は承知しているわけでありますから、憲法その他の法制の精神に従って、強い信念を持って私はお仕事をやっていただきたいと思うのであります。

 そこで、それに関連いたしましてお尋ねをいたしますが、天皇、摂政については、憲法に憲法擁護の義務を明らかに規定をしているのであります。御承知の通り第九十九条に、「天皇又は摂政」云々は、「この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」こういうように規定しておりますから、私は天皇御自身は、天皇制を擁護していこうということに対しての国家的な大きな責任をやはりお持ちになっておるように思われるのであります。ところが一般の皇族の方は、一体どういうふうな御関係にあられるか。お尋ねいたしますのは、国民全体が憲法を尊重し、憲法の認めている天皇制を守らなければならない責任があると思いますが、皇族の方々は、いわゆる普通国民と同じような意味においてであるか、あるいはまた天皇と格別御関係の深い方々であるから、天皇に準じての立場において天皇制を擁護していく責任をお持ちになっているのであるかどうか、その点についてのお考えがありましたらお聞かせ願いたいと思います。


○宇佐美説明員 皇族のお立場の御質問でございますが、現在の皇室典範におきまして皇位継承権の義務をになう方、皇室として法律的にも、その経済的な面においても、いろいろな規定があるわけであります。それはあくまで皇位継承権者としての責務であろうと思います。それだけに国家的な配慮がなされておる。従ってそういうお立場でございますから、よけい中立な立場におられて、それぞれの立場においで国のためにお尽しになるということであろうと思います。昔の規定によりますと、天皇は皇族を監督するというような規定もございました。今はございません。またその経済の立て方の問題、あるいはそこに勤めます職員の問題にいたしましても、あの規定のできましたのがまだ占領下の時代でございまして、占領軍の方のいろいろな意向も相当多く入ってきたのではないかと想像されます。今から見ますと、いろいろ実情に合わないような点もあろうかと思いますが、そういう点のはなはだしいところは多少訂正を国会でお願いしたこともございます。そういうような意味で、皇族という方が、やはり天皇の御一族と申しますか、そういうお立場から今申し上げましたようなふうに、りっぱな行動をしていただくようにわれわれは念願をするわけでございます。


○高橋(禎)委員 今長官のお話のありましたように、やはり皇族は一般国民とは異なった立場において、天皇制を擁護していくという責任があると私は思っておるのであります。そういうことになりますと、その責任を果されるために、やはり教育の問題も起ってくると思うのであります。学校教育、それから世間でいうその他の社会教育と言ってはちょっと表現が正しくないかもしれませんが、学校教育以外の教育によって、その線に沿ってほんとうにその職責を果されるようなことが必要であると思うのでありますが、皇族の方の教育に関して、宮内庁ではどういうふうな配慮がなされておるか、また制度上どうなっておるか、それについてお尋ねいたしたいと思います。


○宇佐美説明員 皇族と申し上げましても、陛下の御膝下にあらせられます未成年であられる方は、清宮様だけであります。そのほかの方はすでに成年に達しまして、学校を出て、それぞれ研修を積んでおられるわけであります。そのほか秩父、高松、三笠宮関係は、すでに相当のお年でございまして、一家をなされておりますので、特に私どもは教育というような面について何らいたしておりません。ただ三笠宮様のお子様が御五方おられますが、これは御両親が慈愛の目でもって教育なさっております。まだお小さいのでございまして、宮内庁としてはただいまのところ特に御方針なり、いろいろなことについて申し上げたこともございません。その御家庭において今御教育をお進めになっておるわけであります。まだ上の方が中学でいらっしゃる程度でございます。


○高橋(禎)委員 天皇それから皇族の点については今のお答えによりましてわかりましたが、今度は皇族でない、いわゆる御親族の方々については、これはもう一般の国民と同じであるか、あるいはまた先ほど来お話のあったような立場にあられる方々の親族であるという立場で、宮内庁としては、いわゆる皇室を守り、そして日本の天皇制、すなわちそれは憲法ということになりますが、守っていくために格別の配慮がなされておるか、あるいはそうでないか、その点いかがですか。


○宇佐美説明員 ただいま仰せの通りに、皇族でおられて御結婚等によってすでに皇族の籍を離れられておる、あるいは新憲法と同時に皇族籍を離れられた各宮家、あるいはその他の御親族の関係は、今お話のございます通りに、これは一国民としてのお立場でございまして、宮内庁でとやかく干渉すべきではございません。ただわれわれ皇室の私的な面についてのお手伝いをいたしておりますから、何か御連絡でありますとか、何かの御希望等がございますれば、お世話するときもございますが、これはあくまで役所の仕事ではありません。


○高橋(禎)委員 天皇及び皇族の方々が、先ほど来話に出ました人間としての幸福な生活を送っていただくように、国民は一人残らず念願しているわけであります。さらにその上に憲法上りっぱな立場にあられるのでございまして、またそれが確立擁護されていくということを、国民の大多数が念願しているわけでありますから、国民のその気持を尊重し、それを失望さすといったようなことのないように、私どもは現在のごとく将来もあっていただきたいということを念願しているわけでありまして、やはりそれには教育という問題が非常に関係があると思いますので、それらについても特段の御配慮が願いたい。また法制上必要なものについては、やはりその制度を確立する必要もあると思いますので、それらについてお考えがあれば伺いたいと存じます。

 次に、今度は物的設備の問題であります。皇居運営に関しての審議会設置法が提案されているわけでありますが、私どもりっぱな皇居の造営されることを希望する者の一人でありますが、ただこの場合に考えなければならぬと思いますことは、私、外国をちょっと回ってみましたところから受けた印象、あるいは日本の歴史及び現在残存している有名建築等を見まして、りっぱな建物というものが何かそこにやはり人間に対して大きな影響を与え、意味を持っているということを痛感しているわけであります。従ってやはり日本の国の象徴としての天皇のお住居なり、または憲法上認められておるお仕事をなさる関係、それからさらに国際的な影響というようなことを思いますときに、私は日本的な、そして非常にりっぱなものを造営されることが必要だ、いたずらに外国式のまねをしただけの建物で、バラックのような印象を与える。とても外国のまねをしましても、外国の宮殿のような大きなものを作るということはなかなか容易でない。それにまねをして洋間を作っても、それがまた貧弱であるということではいかぬので、やはり天皇制はその制度そのものが日本のいい伝統といいますか、国民の気持の現われでありますから、天皇がお住まいになりあるいはお仕事をなさる場所というものも、やはりそういう考えをくんでやられる必要がある。もちろんこういうことについては審議会等において十分検討されることであると思いますけれども、それらについての資料、お考えというようなものを、十分国会あるいは審議会等に出していただくようにされることがいいと私は考えておるのでありますが、それらについてはどういうふうなお考えでしょうか。


○宇佐美説明員 将来建設さるべき皇居の様式等についての御発言でございますが、私どももいたずらにヨーロッパのまねをする必要はないのじゃないか、私参ったのではございませんが、宮内庁から調査いたしました報告を見ましても、非常に歴史的なものが多いのでございまして、とうていそれをそのまままねることができないのは当然でございますし、日本で建てます以上は、日本の建築の技術と日本的な現代の建築最高の技術を合せて取り入れてやるべきだろう。もちろん様式等は周囲の風光その他にもよることでございますし、なお大ぜいの方が入られることでありますから、利用の面からも十分考えなければならぬ。またこれは何事でもそうでございますが、やはり質素にやってはどうかということ、いや豪華でやれという説もありましょうが、しかし宮殿と申しますか、皇居としてふさわしいものでなければならないと私は思っております。また昭和のほんとうにいい建築だといわれるような工夫をしなければならないというふうに思っております。


○高橋(禎)委員 では最後に同じようなことになりますけれども、希望を述べておきます。こういう問題については、いろいろの意見が出ますが、ただそのときに出た雑然とした思いつき等に押し流されるというのではなくて、憲法の認めておる天皇制を守るために、私はやはり皇居というものの規模その他が非常に影響すると思うのでありまして、人の問題、物的設備の問題等を十分総合的に考えて、大いに天皇制を守っていこう、憲法を守っていこう、そういう考えで一つ進めていただきたいということを特にお願いをいたして、私の質問を終ります。

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/031/0388/03102060388005a.html



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平井義一 (政治家、没年不明) - Wikipedia

平井 義一(ひらい ぎいち、1913年3月 - 没年不明)は、日本の政治家。元衆議院議員(5期)。


経歴

東京都出身。明治大学法学部卒。東京地方専売局に勤務した後、計理士となり、麹町区議、東京市会議長秘書を歴任する。1947年の第23回衆議院議員総選挙で福岡4区から日本自由党公認で立候補して初当選。以来5期務める。

第4次吉田内閣で郵政政務次官に就任する。1955年の保守合同により自由民主党衆議院議員となる。

1960年の総選挙で落選。その後も複数回総選挙に出馬したが、いずれも及ばず、国政復帰はならなかった。

このほか横綱審議委員、日本プロレス協会長などを務めた。

1972年にはシングル「部隊長」(キングレコードに製造を委託した自主製作盤。品番:NCS-387)で歌手デビューもしている(B面は神田たかし「青年の歌」)。


参考文献
『議会制度百年史 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E4%BA%95%E7%BE%A9%E4%B8%80_(%E6%94%BF%E6%B2%BB%E5%AE%B6)



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それにしても、正田家と美智子さんの うさん臭さを国会で追及した平井議員の消息が不明って…怖いですね。

これでも皇后擁護? やり放題になった乱脈皇室 2015-12-02
https://ameblo.jp/kusanagi-turugi-2014/entry-12101934575.html


それにしても、美智子さんのうさん臭さを国会で追及した平井議員の消息が不明って…怖いですね。


こちらは↓数ヶ月前から保存していた資料なのですが、

第三十一回 国会衆議院 内閣委員会
昭和三十四年二月六日(金曜日)午前十時十九分開議
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/031/0388/03102060388005.pdf


言及するには「続日本記」まで解読、その他勉強と関連資料集めがたくさん必要で一日延ばししている内に、不定期更新になってしまいました。

絶句するような、大変なことも述べられています。

いつ、きちんと学び解析できるか分かりませんので、とりあえず第一級「資料」として皆さまにご提示します。この記録もこの所、ぼちぼち表に出始めていはいるようだし。

これに併せて、美智子さまが大左翼政党社会党に支持されての入内であったことを、ぜひご記憶ください。またカトリック団体からの応援があったことも。

こちらの国会記録を通読してまず思ったのが、皇室への敬意は昔のほうが強かったと一般に思い込まれていますが、戦前はともかく戦後の数年間は皇室への国民への視線は非常に厳しく現在より冷静であったようです。

そして、巧妙になし崩しにことは運ばれて、現在は皇室の権力が危険水域に達するまで強大になっています。天皇陛下による、内閣に無断のイミョンバク元大統領への親書による接触で友好・謝罪訪問願い、

日本最大の巡視艇を私用に改造してのパラオ行き決行(政府は反対)、皇太子による習近平夫人への接触、創価学会イベント参加、池田大作氏の息子との会食、皇后陛下による従軍慰安婦問題への関与、A級戦犯発言、九条の会加担、元GHQメンバー賛美・・・・他、政府と国民の意向は無視して天皇皇后の「私情」正確には皇后の意志優先で「やりたい放題」になっているのが現在の皇室です。

要するにOSS発GHQの描いた10年がかりのシナリオ通りにことは運び、間もなく日本解体皇室弱体化劇は、エンディングを迎えようとしています。OSS3年間、GHQ7年間をプラスして10年間をかけて練り上げた完璧に近いシナリオです。

そこに、秋篠宮殿下による、シナリオライター(OSS、GHQ)の予想外の
ドンデン結末が付け加えられるかどうかが、今後の皇室のひいては日本の新たな物語の幕開けになるか、亡びへの序章となるか、でしょう。

政治も含め今の流れのまま、事が進むなら日本は変質して、もはや日本という国は消滅してしまうでしょう。

OSSは日本の精神性瓦解、GHQは日本の軍事力解体と2本の柱はありますが両者の目的はむろん通底してそれぞれ存在していました。いえ、過去形ではなくOSS発GHQの埋め込んだ自己増殖を続けるウィルスは現在も作動中、その目的を今や果たしつつあります。

安倍総理による後三年間の政治の安泰と、秋篠宮殿下の表舞台への御登場を切に望む次第です。

(お断りしておきますが以前から弊ブログでは安倍総理100%の支持者ではないことは繰り返し表明、批判すべきはして来ています。ただ現実厳しき中、この現実を踏まえつつ、現時点では他にいない以上安倍総理を推すしかないと思っています)

「君は尊くましませど、民を苦しむれば天これを許さず」

これを弊ブログ主は手を変え品を変え、訴え続けてきたわけです。
自称保守が、凝り固まって見ようとしない点。
昔から「民を苦しむる」天皇はいたからこその、北畠親房卿の言葉です。

*北畠親房

北畠 親房(きたばたけ ちかふさ)は、鎌倉時代後期から南北朝時代の公卿。著書の『神皇正統記』で名高い。

昔は、宮中に自浄作用がありました。だから不適格の皇太子や天皇が排除され、現在まで皇統を繋いできたのです。

現代、自浄作用は廃絶されました。雅子さん入内により、小和田王朝自虐史観王国が外務省創価派により形作られ、しかし小和田王朝成立の背後には、正田美智子さん入内により始まった、OSS発GHQによる皇室壊しが始まり、民の気づかぬ内に皇室への批判は公にはいつしかご法度とされ、政治家もこの分野には口をつぐんで硬直するようになってしまいました。

第三十一回 国会衆議院 内閣委員会の記録を 読めば解るように、昔は実に発言が自由、批判も可能だったのです。
「不敬」の一言で発言を封じられる今が異常なのです。
思考停止保守というのは、まさしくGHQ勢力の思う壺、皇室を崇めているようで、実は貶め弱体化したい勢力の催眠術にむざむざかかっています。

「(皇太子の地位は)必ずしも現在のような長子相続という形ばかりではなかったのでございます」

これも現代日本人が知らないことの一つではないでしょうか。思えば長子相続に何らの意味はなく、有能なほう、海外にお出ましになられた時の風采も押し出しも含めて決められるべきでしょう。

秋篠宮への委譲を主張するものに対して「不敬」呼ばわりする思考停止層は、歴史を知らぬと言うべきでしょう。

うがてば、長子相続制度の設定はGHQ勢力の目論見であった可能性もあるかもしれません。
A級戦犯の絞首刑を今上(当時は少年としての皇太子)にぶつけ、お前もいうことを聞かねば吊るすぞと脅しをかけ、更にはバイニング夫人による洗脳と、当時の長子である皇太子を洗脳したわけですから、それをさしおいて弟君に即位されたりすると、計画が覆るので、長子と限定させたとも(可能性として)考えられます。

「先生、日本はもう、しまいましたね」
皇室尊崇の老婆がこう言った、と。見抜いていたと言わざるを得ません。その尊崇故に老婆には却って見えるものがあったということではないですか?

現代も同じこと「尊崇故に」物申すのです。批判無き輩は皇室を真剣には思っていません。

「もう皇室の尊厳というものは・・・・だんだんなくなって来る」

その通りになっていますね。「不敬」という言葉を錦の御旗に、口封じしてその結果、国民の尊崇を得られない皇室に成り果ててているわけです。たかが庶民の粉屋の娘が、女帝として今は宮内庁も天皇も従え、皇室の頂点に君臨していますが、その皇室は政府の意志すら無視して、ことを決行するようになっています。韓国大統領への友好願い親書、巡視艇の私的改造、使用他。

それらを糊塗するがごとき、被災地訪問。これは昭和になって始まったことであり、しかし被災地に必ずしも心を沿わせてのご訪問ではないことに、国民は気づき始めています。鬼怒川の氾濫がきっかけでした。
まだ混乱の最中に、護衛の車を連ね人々を引き連れて乗り込まれ、ただお辞儀するだけの、プロモーション映像制作のためのパーフォーマンス。

しかも皇后陛下は、朝鮮式挨拶であるコンスのポーズでのお辞儀です。

「今少し厳格な教育をされたらいかがですか」

これは当時の皇太子(今上陛下)のことで、当時の言動を拝すれば「よくぞ言ってくださった」と思われます。軽薄極まりなく、朝9時から勤務して夕方5時には終わり、後は家庭生活を大事にしたい、などと。だったら、皇籍離脱してご自身でお稼ぎ遊ばせ、と当然なりますね。学習院大学を落第したのに、特別措置で「学業終了」として卒業扱いにしてもらったお方の頭脳で、何を考えられるやら。


特権と富は手放さず、権利は庶民と同じ生活形態を望む・・・・・現在の皇太子の在り方そのままです。元凶は天皇陛下にあり、ひいては皇后陛下にあります。

そして1959年(昭和34年)の頃は、民が「もっとまともな教育を」と宮内庁に注文がつけられていたのです。それも国会の場で! 今なら考えられませんね。一切の批判を許さず、という偏頗な形に持って来られ、それは決して皇室の健全な存続に資することはありません。

批判すればよってたかって「不敬」の連呼。こと皇室問題に関しては北朝鮮にさせられてしまいました。

三笠宮は皇族でありながら、神武天皇を否定するということは当然男子一系否定、つまりは自己否定なのですから、皇籍は離脱なさるべきだと思いますね。

皇族であるアイデンティティを否定しながら皇族として、無為の暮らしを送りつつ、大枚の国費を受け取りながらのありようは欺瞞です。あまつさえ、南京大虐殺の肯定。

今上陛下による、先祖に朝鮮人がいる発言も必ずしも歴史の定説とはならざることを含めて、言ってはならぬことをお弁えではありません。今上陛下も三笠宮もこの基本の禁句を心得ていらっしゃいません。


「美智子嬢は25人の見合いをしていられた」

「最後に波多野という青年と婚約。これを破棄して皇太子のほうに振り替えた」

宮内庁側は否定していますが、否定せざるを得ませんね。
むろん、当時の週刊誌の記事をまるごと信じるわけではありませんが、国会という言質が取られたら厄介な場で、見合い25回、25回目の婚約者が波多野、と極めて具体的な回数と名前が出てきていることに留意は必要でしょう。

「美智子嬢」が15歳から、見方によってはいささか下品な婚活パーティに出ていたことは既報の通り。主催者がGHQ寄りの人物である可能性についても触れました。15歳でエリート男子を狙っての婚活なら、25回見合い歴はない話ではないでしょう。三島由紀夫との見合いも否定する人がいるようですが否定の論拠は曖昧です。


拙ブログが最近掴んだ、入内にあたっての関係者がすべてプロテスタントかカトリックのキリスト教徒であるという事実が、当時も不可解に思われていたのですね。「カトリックの陰謀」と表現されていますが「カトリック(プロテスタントも含む)を日本と皇室弱体化ツール」として使ったのはGHQです。

ただこの時代にGHQを口にしたら、その地位から(場合によっては命さえ)消されかねない状況ではあったかもしれません。一番の恐怖はこれもGHQが日本弱体化の尖兵として使った朝鮮人が束になっての親、子供への押しかけ、恫喝であったでしょう。彼らが特権を奪い取るにあたっての、常套手段です。

美智子さまご成婚時は、GHQが表向き引き上げてから7年間が経過していますが、GHQが愛国者をバサバサ刈り取って残った自虐史観売国奴が国のあちこちを仕切っていました。雅子妃の父親、小和田恒氏が外務省におけるその典型です。だから形としてのGHQは解体しても、去った後GHQ勢力は根強く日本に残り、定着しました。

美智子さまの父上正田英三郎氏もカトリック教徒だったのですね。

冨美夫人との出会いが双葉高等女学校の「礼拝」であった、というから美智子さまの母、冨美さんもカトリック教徒だったということでしょう。
臨終洗礼とされていることに、拙ブログは疑問を呈してきました。
美智子さま入内にあたって、一族郎党全員カトリック教徒であることが解ると、当然美智子さまの信仰にも疑義が及ぶので、自らは受洗していないことにしたのではないか、と。

祖父母の代から一族郎党全員カトリック教徒(ブログ主独自の調査で現在ミャンマー在住の、正田姓を名乗るお身内の方もカトリックだと掴んでいます)の中、美智子さまだけ違うというのは無理があるのではないでしょうか。洗礼はまずお受けになられている・・・・つまり入内にあたって、嘘をつかれた可能性があるかもしれません。いや、相当濃厚にカトリック教徒として胸に十字架を抱いたままの入内ではなかったかと、考えるほうが自然でしょう。

信仰を密かに抱かれていなければ、その後のカトリックへの明らかに頻繁な接触が説明出来ません。
美智子さまは、大変な嘘をつかれての入内と拙ブログ主は心証的には色濃くそう思っています。

朝日新聞記者により、発表されたカトリック信徒を思わせるベール姿が公開された時、わっと泣き崩れた美智子さま。勝ち気な美智子さまが泣き崩れるほどの衝撃は、自らがカトリック教徒だったからではないのですか?

もしそうでないのなら、違いますと答えればいいだけのこと。

嘘をついての入内を今更難詰しても、現実を変える力はありませんが、皇后なるお方が政府と国民、そして昭和天皇皇后両陛下を裏切って、皇太子妃となった方かもしれないということは、国民は知っておくべきでしょう。

仮にカトリック教徒でないとしても、頻繁なるカトリック教徒たちとの交流、教会行き、ローマ法王への傾斜など、神道の祭祀王の妻としての立ち位置は著しく損ねていらっしゃいます。合唱練習を名目に母校への月一回の訪問は、敷地内にある聖堂で礼拝なさるためではないのですか?

私的お出ましにも、護衛の車10台が付き従うと仄聞します。そのつど大きなお金が出て、年間通算すると莫大になるでしょう。九条の会の音楽家の追悼コンサートへのお出ましも、公のお金が費やされています。

言葉を変えれば皇后の「反日左翼活動」に私たちが営々と時に苦しみながら納めている税金が、いとも安易に使われているということです。

美智子さまは、象徴であるということに対して何やら小難しい理屈を述べて、象徴であることは出来ないと言っていらっしゃいますが、そんな言い分は、屁理屈と申します。

ことは簡単でたとえば、浮世の政治的なイベントにお出にならぬこと。
あの大戦への言及、憲法に対するお考えなど、国民の世論を二分するそのどちらかへ加担などなさらないことなのです。

象徴であらんとすることは、何をすべきということではなく、してはならぬということをお守りになることです。

こんな簡単なことがお分かりにならない愚昧さ。

美智子さまの入内に関して皇族全員が反対という説は否定されていますが、しかしながら「全員」賛成という説のほうが首肯出来かねます。

不自然ですよ、美智子さまも雅子さまも入内にあたって周辺では強い反対に取り囲まれながら、皇室会議においては一人の反対もなく、すんなり決定。

双方、きちっと調査がなされれば絶対あり得なかった、と言いきってもいいほど
「瑕疵」のある縁談なのに。

外国先行報道、あるいは報道先行で既成事実化して現実周辺では
反対論が渦巻いているのに、皇室会議では反対者ゼロで通過の
不自然さも小和田雅子さん入内の時と同じ手口ですね。

他幾つも、新たな発見がある国会記録かと思われます。
読んでみてください。平成の世の皇后陛下を論じるにあたって
後世相当役に立つ資料だと思われます。それゆえ他の資料のように
押し隠しておきたいでしょうが、国会記録抹殺まではさすがに出来かねたのでしょうか、国民にとっては幸いなことでした。

後世の評価はおそらく前代未聞、希代の悪女皇后となるかと思われます。

その悪辣さにおいて美智子さま。無能力なダメさかげんにおいては雅子さま。
いずれも皇室の歴史上、突出した黒歴史として末代まで残ることでしょう。
そしてそれを支持した、愚かしい民衆が保守の名で存在していたことも。

備考 田島道治宮内庁長官(無教会 派)、宇佐美毅宮内庁長官(クエーカー)などもクリスチャンと、拾えますが決定的データは今のところ拾えないでいます。いずれにしても美智子さまの入内に絡んで動いた人々にキリスト教関係者が偶然の確率超えて以上に多いのは事実。荒っぽく言えば、宮内庁はクリスチャンと創価学会の巣窟となっているかもしれません。

美智子妃入内にあたってはキリスト教が背後に。
雅子妃入内にあたっては、創価学会。

・・・・・・・・ここまで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


追記 読者さまよりコメ欄に寄せられた情報。


WiLL 1月号に、『皇后の真実』 工藤美代子 著 の書評があります。
元産経新聞記者の方が書かれていますが、最後の方の記述にびっくりしました。
この方が記者時代、皇后に直接関わった高名な二人から、激しい皇后批判を別々に聞き驚いたそうです。
口外していないけれど、今でも忘れられないということですから、ぜひどこかで書いていただきたいものです。

・・・・・・・・・・・・・・ここまで

逝去の後、少しずつでも結局全部語られ、さらされそうです。


更に追記 コメ欄への読者さまからの書き込み

質問に立った自民党議員は、昭和の憂国の臣だと思います。
天皇の本道・本質を明らかにし、すでに始まった劣化と将来迎える危機を鋭く指摘して下さった自民党議員に感謝とお詫びを申し上げたい思いで、どのような方なのか少し調べてみました。

《平井義一衆議院議員 自民党》
平井議員の深い洞察には改めて感服します。議員生命賭けての質

疑だったと思います。
しかし平井議員が憂慮されたとおりになってしまい、今、泉下からご覧になって何を思われていらっしゃるか。

平井議員は「吉田学校=吉田茂派閥」のメンバーで、第四次吉田内閣で郵政政務次官就任。その他に横綱審議委員や日本プロレス会長(893大親分複数が役員になっていたので警察に解散命令出された後の一新人事で会長就任)等務めた形。

入内するところまでは、吉田茂はミテコ押しだったはずなので、退陣後といえども親分に逆らったのですから…(後に御所でのプッツン振りを知り、アンチミテコになったとか)
義一さん、真の国士でいらっしゃいます。
この後の選挙は落選が続きそのまま引退されていますので…逆風吹いたかなぁ?
没年も判らないなんて、悪の藩屏に抑え込まれたのか?

写真中央が平井氏(横審時代でしょうか。元関脇北の洋・緒方昇氏宅とのこと)
h ttp://members3.jcom.home.ne.jp/abashirikai/jpeg/tuitou-3.jpg

《菊池義郎衆議院議員 自民党》
菊池議員に至っては、質問をするために、この回のみ町村金吾議員(故町村信孝議員の父上)と交代して委員になっています。
美智子さんの疑惑はもとより。国会図書館設立に尽力した人なので、赤坂離宮内の図書館廃止の件を取り上げたかったのでしょう。

せっかく、見合い25回で婚約者有り、入内チームがカトリック教徒(正確にはキリスト教徒と言うべき)だらけと良いところを突いていても。宇佐美長官に揚げ足取られたり突っ込みの甘さから、週刊誌報道の火消しに終わり、残念に思います。でも、当時から胡散臭さは知られていた事を記録に残してくださいました。

衣冠束帯では南方の風俗のようで野蛮国と見られやしないかとか、英国女王戴冠式では皇太子が黒人の中に座らされたので、婚礼では英国大使は黒人来賓の間に座らせろだの……_| ̄|○ (宇佐美長官の気持ち)
猪突猛進、一言居士、「黒潮に吼える男」という小説になっただけはあるオモロイおっちゃんです。平井議員と初当選当時から同期でしたが、菊池議員はこの後も当選を続け、叙勲もされています。

更に追記

尚、
菅原研究室の国会議員白書から両議員の議員歴を、
wikipediaから大方のプロフィールを把握し、さらに検索して確認しています。

平井議員の写真は"たぶん"ご本人ではないかと?……程度です。

平井義一議員
http://kokkai.sugawarataku.net/giin/r00419.html

菊池義郎議員
http://kokkai.sugawarataku.net/giin/r00139.html

菊池議員題材の小説
『黒潮に吼える男』上野登史郎著/三彩社刊
八丈島出身の自民党きっての硬骨漢・衆議院議員、菊池義郎の伝記小説。物語は彼の出生から国会議員になるまでが、明治時代の政治(大熊重信などとの交流)や文化(島村抱月や須磨子などとの交流)、そして島の様子がイキイキと描かれていて面白い。島抜けしてからの一徹な苦学生活、普通選挙実施や元老廃止などの演説運動、さらには議員になってからの私学振興議員連盟を作ったり、国会図書館などを作ったりと紹介されている。
h ttp://www.muse.dti.ne.jp/~squat/fiction.htm


それにしても、平井議員の消息が不明って…怖いですね。
https://ameblo.jp/kusanagi-turugi-2014/entry-12101934575.html

▲△▽▼

それにしても、正田家と美智子さんの うさん臭さを国会で追及した平井議員の消息が不明って…怖いですね _ 2

これが、現代皇室の現実。ブサヨの巣窟に現れた皇后陛下 2016-06-22
https://blog.goo.ne.jp/sitihenge994/e/319d1c927965be306fdfa254b877efdd

正田美智子さんの入内にまつわり、キリスト教徒のみが関わっていることのうろんさをついた国会議員が当時いました。

1959年2月 国会で平井義一議員が正田美智子入内の胡乱さと出自を問い詰める。
その2ヶ月後の1959年、正田美智子入内。
その翌年の総選挙で、今まで5期落選したことのなかった平井義一落選。

天皇皇后の左翼化

皇后陛下が、左翼の連中や組織と親密であられることにテーマを
絞るつもりで書き始めたのですが、結果的に今までの「総まとめ」ともいうべき
記事になったようです。志ある方は保存なさってください。

左翼の巣窟に出入りの皇后陛下

http://www.asahi.com/articles/ASJ6673Z7J66UCVL01Y.html 

反日左翼「九条の会」秋山ちえ子さんお別れの会 皇后陛下が会場に
皇后陛下の入内には戦勝国GHQがからんでいます。入内前に、正田家とGHQの要人とがアメリカ産小麦粉利権を介在に癒着していたのは、事実です。
客観的史料があります。

やっぱり!! 正田家とGHQの癒着。美智子さま入内を仕組んだGHQ 

そして美智子さんの父親は、アメリカ産小麦粉の宣伝マンとして
GHQの協力要員でした。

日本の国会が知らなかった正田美智子さんの婚約が、アメリカで先に報じられたのはそういう理由です。入内にまつわり、キリスト教徒のみが関わっていることのうろんさをついた国会議員が当時いました。今は亡き平井義一氏ですが、おそらく議事録に残っていること以上の闇を承知していたと思います。
よく殺害されなかったことです。しかし・・・・・

1959年2月 国会で平井義一議員が正田美智子入内の胡乱さと出自を問い詰める。

その2ヶ月後の1959年、正田美智子入内。


その翌年の総選挙で、今まで5期落選したことのなかった平井義一落選。


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E4%BA%95%E7%BE%A9%E4%B8%80_(%E6%94%BF%E6%B2%BB%E5%AE%B6)

【重要】 これでも皇后擁護? やり放題になった乱脈皇室

元正田美智子さん、あなた一体何者? 成婚国会承知せず、アメリカで発表された不可解

平井氏の他に、正田美智子さんの入内に不可解な点ありとして国会で疑義を表明した議員が2人もいたことは、脳裏に刻みつけておきましょう。

国会ですよ? 末代まで発言が残る場。軽々に言えることではありません。まして、国中が操作されて世紀のご成婚に浮き立っている時に、議員生命を賭けて成婚とやられ放題の宮内庁に疑問を呈した議員たちが3人いたということです。

なんと、社会党が支援していた美智子さま 

皇室史上初の民間妃の誕生は、異教徒の男女同権主義者である左翼思想の女性の入内をも意味していました。去ったはずの、GHQによる皇室と日本弱体化施策が本格的作動し始めたのが、正田美智子さんの入内の年であり、この年日本は伊勢湾台風が荒れ狂いました。

そして嫁いだお相手は、多感な少年時代にGHQに生涯忘れ得ない恫喝を受けた、今上陛下でした。当時皇太子であったその人の、誕生日めがけて時計の針がピクリと動いた瞬間から、東条英機らいわゆる「戦犯」が吊るされて行ったのです。GHQの言外の脅しは明白でした。
「お前もアメリカに逆らうなら、吊るすぞ。父親もな」。
そして、言うところの戦犯28名の処刑を決定、公表されたのが「父親」昭和天皇の誕生日だったのです。これも言外の恫喝です。恫喝であると同時に罪悪感の刷り込み。「お前と、お前の父親のせいで、こいつらは首をくくられるのだぞ」と。

http://hon.bunshun.jp/articles/-/226

いえ、恫喝は言外ではなく直接浴びせられたかもしれません。
昭和天皇を何度となくGHQ本部に呼びつけたほどのマッカーサーです。

当時の皇太子は「ジミー」と戦勝国名で呼ばれ、GHQが差し向けたバイニング夫人が張り付き、洗脳に明け暮れました。神道思想の破壊です。

破壊教育を受けた皇太子というよりはジミーに、異教徒の平民の娘があてがわれ相乗効果で皇室の神道的なるもの、そして伝統がなし崩しに壊されていくことをGHQは見越していました。皇后も幼児洗礼をもしお受けならマリア・テレジア・カテリーナなどというお名前をお持ちでしょうから、ジミーとはお似合いの夫婦でしょう。皇后のカトリック洗礼に関しては、(幾つもあるにせよ)傍証でしか示せません。
しかしながら、実は皇太子と平民の娘との成婚ではなく、ジミーとマリアとの婚姻だったのだと踏まえるとその後の皇室伝統の、あっという間の壊れように得心が行きます。

もともとルーズベルトのOSSの頃から、日本を共産化する計画がありました。
ルーズベルトの死去により、共産化は免れましたがそれと同等の、日本破壊ウィルスをGHQは日本の国体に仕込んでいきました。

NHKはいまだその体質を引きずるGHQの宣伝局であり、外務省には反日思想の者たちが跋扈。公職追放で、まともな日本人は追われ、反日であるほど、出世階段を駆け上り、その代表格が雅子妃の父、小和田恒氏です。
小和田雅子さんという、皇室にはおよそ馴染むはずもない女性の入内もまた、
偶然ではありません。

皇室には、バイニング夫人とカトリックという異教とワンセットで正田美智子さんが送り込まれ、現在に至ります。神道の祭祀王の家に嫁いでからも元正田美智子さんはカトリックを捨てませんでした。そのことは、皇祖神を奉じるには至らなかった・・・・・いえ、基本のところでないがしろになさった、ということです。
ご本人がいかほど、自覚されているかどうかは知りません。しかしながら、
GHQの目論見は100%成功でした。いえ皇室の伝統破壊と共に、アメリカ産小麦粉の売りつけの目論見通りであったので、一石二鳥、200%の成功でしょう。

今上陛下が実は学習院の講義について行けず、ご卒業なさってないという事実を国民は知りません。

学習院を落第した天皇陛下は左翼でいらっしゃいますか

悪い頭で政治と歴史、憲法を語られるな両陛下と皇太子 

乏しき頭脳で政治外交、史観を語られませぬよう、両陛下

天皇が必ずしも頭脳俊敏でなくてもよろしいのです。
しかしながら、敏いとは言えぬ頭脳にバイニング夫人、そして伴侶である元正田美智子さんという異教徒から、思想上の決定的洗脳を受け続け、更に将来の天皇たる者は政治学科に進まねばならぬところ、進めなかった父親より頭脳の働かない皇太子殿下が、両親から口移しで「GHQ作の平和憲法護持」という左翼思想を受け継ぎ、現在に至ります。

天皇と皇太子共に、脳細胞の不活発なところに女帝と化した皇后から洗脳を受け続け、さらにその不活発な脳で考えた政治外交上の言動は、国を損ないます。政治関与それ自体が、ご自身が護持を唱えられる憲法に反する行為なのですが、その矛盾をお解りではありません。

天皇も皇太子も頭がよろしくはない、という現実をまずは正視しましょう。ということは、周辺の者がしっかりと舵取りをしなければならないのですが、しかしその舵は今や女帝として皇室ヒェラルキーの頂点に君臨する左翼皇后の手に握られています。その皇后陛下も、巷間思い込まれているほどにはご優秀ではありません。聖心女子大学は名門ですが、偏差値は高くはありません。

大変言いづらいことをズバリいいます。頭のさしてよくない左翼が3人固まったのが、今の皇室です。行き過ぎた言動を止めるものは皆無です。

随分粗っぽい総括ですが、細目は過去記事に資料を添えながら具体的に提示してあります。

皇室に男女同権思想は馴染みません。民間では極端な男女不平等が、本来の皇室です。なぜなら夫婦である以前に、夫は神とつながる者、神道の大祭祀王であるからです。対等ではあり得ないし、生理出産を伴う女性に、この国最大の神官は務まりません。
しかし、溺愛の皇太子の系譜である愛子内親王を天皇にしたいというのが、GHQ仕込みの男女同権主義者・皇后陛下の執念であり、左翼お仲間を引き入れつつあれこれ画策していらっしゃいます。


左翼の巣窟に出入りの皇后陛下

http://www.asahi.com/articles/ASJ6673Z7J66UCVL01Y.html

4月6日に99歳で亡くなった、放送ジャーナリストの草分けで評論家の秋山ちえ子さんのお別れの会が6日、東京都千代田区の日比谷松本楼で開かれた。聖路加国際病院名誉院長の日野原重明さんや脚本家の小山内美江子さんらのほか、秋山さんと親交のあった皇后美智子さまが会場を訪れ、遺族らと言葉を交わした。

BB:秋山ちえ子氏がそもそも反日左翼の旗振り的オピニオンリーダーでしたが、
小山内美江子、反戦歌の森山良子他歴然たる左翼思想の人たちばかり。更に、仰天すべきことには、反日慰安婦問題の張本人である河野洋平が発起人代表を務めているという凄さ。

皇后陛下が、韓国側と左翼たちが捏造した慰安婦問題を信じこんでいらっしゃるさまは、それこそ「九条の会」の鶴見俊輔により、具体的に語られています。

会では、発起人代表の河野洋平元衆院議長が「父の河野一郎と秋山さんは信頼しあっている仲で、インタビュアーとして日本一だと言っていた」とあいさつ。

さすがに息子の河野太郎は、安倍内閣の清濁人事の濁のほうながら閣僚なので、出て来ていませんが、本来なら売国父息子としてこの場にいるべき人間です。


 秋山さんは毎年8月15日の終戦記念日に、上野動物園で戦時中に餓死させられたゾウの童話「かわいそうなぞう」をラジオ番組で朗読。会の終わりには2002年の収録分が流され、「地球上のすべての生物の命を守るために、ことを解決するのに戦争というものを手段に使うことのないことを祈りながら読ませていただきます」と語る秋山さんの声と朗読に、参列者は聴き入った。

ゾウの話は胸を打ちますが、そのことと日本が防衛的に無力で無防備であっていいということと何の因果関係もありません。そこがなぜ解らないのか、いつものことながら左翼と言われる人たちの奇妙なまでの頭の悪さを思わずにはいられません。
夏になると、震え声で反戦詩を朗読する大根女優・吉永小百合も同類です。
問題は、中国韓国北朝鮮で反戦詩など読まれないことです。読めば投獄、下手すりゃ処刑。日本の反戦運動は彼らがせせら笑いながら歓迎するところ。


 30年来の親交がある司会の大沢悠里さんは「秋山さんは一貫して戦争反対を訴え続けてきた。私たちはこの心をずっと受け継いでゆく覚悟が必要だ」と締めくくった。

戦争に賛成の人間など、武器商人か一握りのマニャックな戦闘愛好者しかいませんよ。誰しも平和は恒久的な願いなのです。問題は「戦争反対」と唱えていない国が至近に3カ国あり、折あらば日本人の命と国土が狙われているということなのです。


 夜には皇后美智子さまも会場を訪れ、展示された秋山さんの遺品などを見たり、遺族や発起人らと言葉を交わしたりした。

・・・・・・・・・・抜粋ここまで

社会的にはその存在が希薄になっていた秋山ちえ子の逝去と、そのマイナーなお別れの会を即座に嗅ぎつけ駆けつける皇后陛下。左翼ネットワークの親密な一員でいらっしゃるからです。

皇后陛下は上記の左翼運動家たちのまごうことなき、共感者であり仲間であるということなのです。それ以前に皇后陛下の政治思想の表明など、
とんでもないことがいつ許されるようになりました?この方の入内以来です。

▼「男性には戦争をしたがる人がいる」
「戦争の悲惨さを知らない政治家が憲法9条をなくそうとしている」

と売国左翼新聞朝日新聞「天声人語」で紹介された秋山ちえ子氏をはじめ、以下が皇后陛下のブサヨ仲間です。


▼左翼鶴見和子の会にもお忍び出席した皇后

 和子=鶴見和子(元・共産党員)

>和子さまの三回忌に、美智子妃殿下の御臨席をいただき、
>内山さんが宮中に御礼の記帳に行く予定の所、
>皇后様から「鶴見和子病床日記」持参で参内するようにとの連絡があり、
>宮中大変奥深くのお部屋で、一対一の四〇分の御下問で、緊張のし続けでした。との事でした。

ttp://www.php.co.jp/magazine/voice/?unique_issue_id=12369
(Voice 2008年9月号)
上坂冬子〈対談〉鶴見俊輔 158p

> 美智子皇后は姉の和子に対して、彼女の学友だった女官を通して
> 「宮中まで来てほしい」とお呼びになったことがありました。
> そのとき、「あなたがこのあいだの講演で慰安婦の問題を取り上げてくださって、
> とてもありがたかった」とおっしゃった。(略)


上坂冬子の対談相手、鶴見俊輔は皇后のシンパ鶴見和子の弟であり、市民運動組織「ベ平連」メンバーで、共産党支持。


皇后は九条の会の左翼音楽家・三善晃氏にも熱心に肩入れ、そして「日本も難民を引き受けるべき」などと、日本がすでに60万人の朝鮮人難民を抱えてあえいでいるのも知らぬげに反日国連をバックに、押し付けてくる緒方貞子も皇后の左翼お仲間で、女帝擁立肯定の皇室典範変更のための有識者会議には、皇后がこの人を押し込んでいます。


森村桂の軽井沢の家では社会党・党員と交流も。

敗戦後の日本を、もっと弱体化させるためGHQがキリスト教を、なかんずくカトリックをツールとして用いたことは事実ですが、カトリックすべてがそうだとは言いませんが、皇后と同じく「カトリック左翼」と名付けたい一派がいるのは事実です。

「憲法九条にノーベル賞を」という演題で講演したのは、カトリック教会の光延神父で、そのお仲間には、岡田大司教や高見大司教という人らがいるようです。

h ttp://www.jesuitsocialcenter-tokyo.com/?page_id=4979
この光延神父が、HPで述べた言葉を引用します。

《《実際、日本は第2次世界大戦以後の68年間、戦争で他国民を誰一人殺すことなく、また一人の自国民も死なせることがありませんでした。》》

あらゆる(日本の)左翼は頭が悪い、悪くなければ日本では左翼はやってられない、というのが拙ブログ主の持論ですが、上記の神父の言葉の馬鹿さ加減は、読者の皆様はお解りですよね。

この神父の脳裏には、北朝鮮への拉致被害者も竹島をめぐって殺戮され、半島に強制連行されて虐待され、そして死者も出た日本人船員約4千名の存在はないのです。

そしてこれらの、カトリック左翼ともいうべき神父たちと皇后陛下が昵懇であるという現実を国民は直視すべきでしょう。

捏造慰安婦問題で日本を追求する「女性国際戦犯法廷」の拠点はカトリック教会です。副題は「性国際戦犯法廷」です。この場合の戦犯とは、日本ですね。
とんでもない反日とカトリックが結びついているということであり、これもまたGHQの目論見通りです。

反米を唱える左翼ですらGHQ製作の憲法を後生大事にするのだから、占領政策はここでも大勝利です。

日本の武力放棄をほくそ笑んで喜ぶのは、中国、韓国・北朝鮮だけであるという
現実がなぜ見えないのでしょうね。

そして皇后陛下は、「憲法九条にノーベル賞を」という、カトリック界における“九条の会”もお仲間だということであり、憲法改正を掲げ、女性天皇の布石になる女性宮家の創設に反対する安倍政権には、アンチであり、皇陛下も皇太子殿下もそれに従っていらっしゃる、とこういうことです。

「マスコミ9条の会」も、皇后はシンパです。

2004年6月10日

井上ひさし 梅原 猛 大江健三郎 奥平康弘 小田 実 加藤周一 澤地久枝 鶴見俊輔 三木睦子さん九人による「九条の会」アピールが出されました。

東京では「新聞OB九条の会」「出版OB九条の会」「民放九条の会」「映画人九条の会」「音楽九条の会」

「所沢マスコミ文化九条の会」 「憲法九条にノーベル賞をの会」

・・・・・・・・惨状を来しています。


軽井沢九条の会を支援する牧師

http://karuizawa9.exblog.jp/

表立って、九条の会の理念を「平和憲法護持」という形で発信されるのは
天皇陛下ですが、皇后陛下も違う形でメッセージを出されています。

79歳のお誕生日、宮内記者会の質問に文書で次のように回答。

「五月の憲法記念日をはさみ、今年は憲法をめぐり、例年に増して盛んな論議が取り交わされていたように感じます。主に新聞紙上でこうした論議に触れながら、かつて、あきるの市の五日市を訪れた時、郷土館で見せて頂いた『五日市憲法草案』のことをしきりに思い出しておりました。


長い鎖国を経た19世紀末の日本で、市井の人々の間に育っていた民権意識を記録するものとして、世界的にも珍しい文化遺産ではないかと思います」

・・・・・・・・・ここまで

要するに、憲法改正派の唱える「GHQによる押し付け憲法」説へのアンチテーゼです。事実護憲派の左翼にこの言葉は賛美され、利用されています。

しかしながら、英語からの拙い翻訳文である現在の醜い日本語の憲法が戦勝国による押し付けである事実がいかに美辞麗句を連ねたとて消えるわけではなく、GHQ憲法に関わった白洲次郎の慟哭の告発記録があります。

雅子妃とともに反日組織である国連、国連大学に入り浸っていらっしゃる皇太子は、両陛下の仰る通りに、お言葉をなぞるだけです。オウム。腹話術の人形。

皇太子殿下 平成26年 2014年お誕生日

皇太子の政治発言 朝鮮日報が大喜び 

http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/77824c824a67a7da9a0b85660cfd4223 

(抜粋)憲法に関しては、昨年末天皇陛下も触れられましたが、「戦後、連合国軍の占領下にあった日本は」という出だしで、憲法の成立した由来を語られましたが、皇太子殿下の文言は、はっきり憲法順守。すなわち憲法改正反対ということかと思われます。

・・・・・・・・・・ここまで

皇太子もアンチ安倍政権だということを、意味します。
今度の選挙は、憲法改正が争点の一つですが、平和憲法護持の
天皇皇后皇太子は、その選挙に影響を及ぼす発言をずーっと
続けているということなのです。それがいつから許される日本になりました?
皇后陛下の入内以来です。

問題は、天皇皇后両陛下と皇太子殿下のご発言に喜び勇んでいるのが、まっとうな国民ではなく朝鮮日報だということでしょう。無論「朝鮮日報」はあらゆる反日メディアと勢力の表象として記号化して記しました。

天皇及び内廷皇族が、GHQ発反日左翼史観をベースに語っていらっしゃる現実を、国民は冷静に直視すべきでしょう。

秋篠宮文仁親王殿下と紀子妃に、このたぐいのご発言がないことに、一筋の光明を見る思いがすると同時に、皇位は秋篠宮殿下と悠仁親王殿下に渡るべきだと考えます。

本来当然のことながら左翼は皇室不要論、侮蔑の対象です。

http://mid.parfe.jp/kannyo/sukuukai/seimei-houkoku/tirasi-syomei/H18-5-13-asiya.pdf#search='%E7%9A%87%E5%90%8E+%E4%B9%9D%E6%9D%A1%E3%81%AE%E4%BC%9A'  

左翼コメンテーター 大谷昭宏も関わっている「九条 おおさかの会」で
行われた、天皇皇后愚弄芝居です。

その左翼がなぜ、最近共産党はじめ両陛下に擦り寄って来ているのか。
両陛下が自分たちの仲間だと、知ったからです。

九条の会の作曲家の追悼に、わざわざ静養先から駆けつけた皇后陛下。

皇后陛下は「アカ」でした 

左翼皇后と、愉快なブサヨフェミのお仲間たち 

男女同権主義者であった、憲法作成者の一人であったGHQ元メンバー、ベアテ・ゴードンへの皇后の思い入れは、よく知られたことで彼女の追悼式にはわざわざメッセージを出しています。

天皇陛下や皇太子殿下のように、直接的な表明はなさいませんが、皇后陛下は折に触れその言動により、九条護持の左翼思想を表明していらっしゃいます。
これ以上明白なお立場表明はないのに、しかし思い込みが国民の目を遮っています。

生来聡くはあられない天皇陛下と皇太子殿下を陣頭指揮、現在の左翼皇室を作り上げたのは皇后陛下であらせられます。

かつて皇室には、自浄能力がありました。廃太子、という形で、あるいは天皇の入牢、島流しという形で。今はチェック機構を失い(これとてGHQの仕掛けでしょう)やり放題です。

となれば、皇室の腐敗と歪みは国民が指摘するしかないではありませんか。
不敬という名の下に、批判一切許さずというのであれば、それは北朝鮮の社会機構と何らかわりなく、マンセーの対象が天皇皇后というだけのこと。それも敗戦後すっかりその実質を喪失し、左翼運動家夫婦と化した相手への盲目的崇拝です。実のところ、それが都合がいいのは天皇制否定の左翼と、中韓だけであり、天皇陛下への尊崇が国の要と心得ている人たちこそが、現状を憂えているということです。

不敬という言葉が成立していた時代には、皇室自体が自浄能力を有して、
悪しき因子は排除していた、今チェック機能はない、ということを忘れないようにしましょう。

あなたがもし、安倍政権支持派なら天皇皇后皇太子はあなたにアンチのご存在です。

◆GHQと皇后陛下 フェミニストとしての美智子様と皇室は共存し得るかhttp://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/b0b5919d022a094f259e8305c60b13f2

◆資料  皇后陛下、その精神を形作った生い立ちと環境

http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/7c9cffa819831b24bbfbd63d9f8eb57b

◆ご慈愛仮面で言葉も仮面 《転載ご自由に》http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/95e08f125aa7af66013af19b1e216a00

◆人権蹂躙「子供を産むな」発言は、いったい誰? 

http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/fdbfcdb2fe41a09f9b9d1a4ca385f1d6


https://blog.goo.ne.jp/sitihenge994/e/319d1c927965be306fdfa254b877efdd


http://www.asyura2.com/12/social9/msg/352.html#c165

コメント [政治・選挙・NHK257] 先ほどの北海道厚真町の地震は苫小牧での炭酸ガスの地中貯留実験CCSによる人災と呼ばざるを得ないと鳩山由紀夫元首相 完璧帰趙
61. 2019年2月23日 10:42:18 : vNk4RlcvHk : Nlc2Ry9lQS92Lms=[17]
どこからかコントロールされていそうである。

と 訂正します。
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/782.html#c61

コメント [政治・選挙・NHK257] 「記者が国民の代表とする根拠を示せ」官邸側が東京新聞に要求(西日本新聞)-「記者は民間企業の一員。国民の代表は国会議員」 JAXVN
14. 人間になりたい[953] kGyK1ILJgsiC6IK9gqI 2019年2月23日 10:42:48 : Igew9LiSCV : SVFzcHhMUWdwdG8=[2]

菅義偉のいっていることは安倍晋三の同類だけに、子どもの喧嘩以下の戯言に過ぎない。
国会議員が国民を代表するといっても、国民の全ての事柄を代表しているわけではない。
国会議員は、行政や立法に関して代表し、新聞記者は報道に関して代表している。
自民党の田畑毅という強姦魔は国民を代表して強姦したわけではなく、
元TBS記者の山口敬之も国民を代表してレイプしたわけではない。
記者会見は報道の問題であり、記者が国民を代表しているというのは間違いではない。
本質をズラして、はぐらかすのは安倍晋三の国会答弁と同じものだが、
そんなものは国民を代表している国会議員の仕事ではない。
本質をズラしてる暇があったら、頭にズラでもかぶってからにしろ。
 
 
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/813.html#c14
コメント [政治・選挙・NHK257] 「会見は国民のためにある」と東京新聞編集局長!  赤かぶ
13. 2019年2月23日 10:43:24 : MwqM2u5ylY : WmdFRGhUVFJRdkk=[3]
12>さんに全く同意する。「会見は国民の為」と言った臼田編集局長と東京新聞を全面的に支持応援する、コンビニで新聞を買う時は東京新聞か日刊ゲンダイしか買わない。何故か東京新聞は2部しか置いてない、それだけ国民が政治に無関心と無恥なのだ。自民党の援助を受けている読売は潰れない様にできている。最近はCМまでやりだした。
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/777.html#c13
コメント [原発・フッ素51] 福島産の食品 社員食堂で使って 復興相が経団連に要請 (NHK) 魑魅魍魎男
15. 2019年2月23日 10:48:25 : DXBwzeAHsU : UklnOWFmdGJiSHM=[1]
学校給食では飽きたらず社員食堂か 狂気の沙汰だ

放射能に無知な馬鹿が権力を握り日本人絶滅ホロコーストの出来上がり

衰退産業東芝東電日立三菱を抱える経団連も低レベル

放射能汚染食は東電が買い取り霞が関が食うのが筋だ!
アベも海外逃亡ばかりしてないで福島米や汚染食品を食え!アベの嘘で原子炉が吹き飛んだ責任を取れ!


http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/114.html#c15

コメント [政治・選挙・NHK257] 安倍ゴマすりNHKに再び「受信料拒否!」の猛抗議!   赤かぶ
32. 2019年2月23日 10:49:14 : FG1WwtMRXm : VWN3ZHJkZElnQ2s=[3]
 
こんな人たちに受信料納めるわけには行かないんです!
 

http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/781.html#c32
コメント [政治・選挙・NHK257] <辺野古阻止はこれで決まりである!>軟弱海底岩盤問題が辺野古移設を不可能にさせる事になる  天木直人  赤かぶ
1. 2019年2月23日 10:51:13 : FehvLrQ8PQ : SkZHQzZJc2lBTVU=[1]
沖縄県の民意を抹殺し、辺野古工事に大量の土砂を投入するという
無茶苦茶な暴政を強行する『安倍政権』を赦してはならぬ。

 辺野古湾の環境破壊、並びに軟弱地盤改良に70数万本の杭を打つという
破壊的・無謀な工事を強行する政権に対して、国内外に『国家転覆罪』で提訴する
のが妥当である。
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/817.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK257] 準強姦で女性が告訴 自民“魔の3回生”田畑議員の正体と酒癖(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
11. 2019年2月23日 10:55:05 : MwqM2u5ylY : WmdFRGhUVFJRdkk=[4]
自民党議員は似た様な人間ばかり、しかし不思議と自民党は元民主党の様に同じ仲間が後ろから鉄砲で打つ様な事はしない、仲間を叩きのめす元民主党とは大きな違いだ。野党はもっとお互いの意見の相違に目くじらを立てず柔軟に対処して安倍政権を倒す事だけに必死になって貰いたい。田畑の様な人間がいたら野党だったら即辞職だろう。
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/774.html#c11
コメント [政治・選挙・NHK257] 安倍ゴマすりNHKに再び「受信料拒否!」の猛抗議!   赤かぶ
33. 2019年2月23日 10:56:40 : Es5Opj1eC4 : d3ZFcG13T3IyUC4=[2]
やっぱりチコちゃんにはNHKこそ叱ってほしい
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/781.html#c33
コメント [政治・選挙・NHK257] 「会見は国民のためにある」と東京新聞編集局長!  赤かぶ
14. 2019年2月23日 10:57:50 : 7o3wNyQcJs : ejdMYzdUenpSMkE=[1]
有能な真のジャーナリストが残っていた!東京新聞こそ日本ジャーナリストの良心の最後の砦!これぞメジャー誌だ!
世界のジャーナリストが支援しているぞ!
日刊ゲンダイとともに応援するぞ!

馬鹿の太鼓持ち三馬鹿新聞潰れろ!


http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/777.html#c14

コメント [政治・選挙・NHK257] 犯した「現場」をスマホで撮った自民党衆院議員の田畑毅!  赤かぶ
11. 2019年2月23日 11:00:12 : MwqM2u5ylY : WmdFRGhUVFJRdkk=[5]
あれだけ数々の大罪を犯している安倍が総理に居座っているのだから自民党議員が何をしても強い事は言えない。片山さつきも桜田も結局は辞めないで大臣をしている。安倍、麻生、菅のしている事に比べれば何でも許されてしまう。
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/786.html#c11
コメント [カルト20] 反原発派のことを、「ノイジーマイノリティー」(雑音的少数派)と言った、小泉進次郎に対して、なにも怒らない反原発派の人間性 マシマヒロト
3. 2019年2月23日 11:01:07 : Cs76Ha53eU : THF6Mzc0S0hTd3M=[5]


(小泉進次郎 発言)


------------------------------------------------------------

「今の日本で『現役』と言えば生産年齢人口である15〜64歳を指します。でも15歳で働く人は非常に少ない一方、64歳を超えて働いている人はかなりいます。

例えば『現役』の定義を18〜74歳に変えます。今のままだと現役世代の割合は大きく減っていきますが、定義を変えれば30年先でも現役世代の割合はあまり変わりません。『景色が変われば意識が変わる』という言葉を僕はよく使いますが、ぜひ『現役』の定義を見直して人々の意識を変えたいですね」

------------------------------------------------------------


この発言を聞いた国民からは「定義を変えただけでは意味がない」「根本的な問題は放置」「貧乏人は死ぬまで働くことになる」などと懸念の声が相次いでいます。


ttps://johosokuhou.com/2019/01/20/12004/
ttp://www.minyu-net.com/news/news/FM20190103-339210.php



http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/396.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK257] そもそも総研「TVは真実を伝える為ではなく安心させる為の道具」玉川・宇賀対羽鳥・高木(まるこ姫の独り言) かさっこ地蔵
39. 2019年2月23日 11:05:12 : 5mCxh85o16 : c0xEYmt2SFJBUnM=[5]

小川アナも他局へ移籍

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6314881

テレ朝上層部も、よりリベラル路線へ軌道修正を模索しているのかも?

http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/770.html#c39

コメント [政治・選挙・NHK257] 報道の側が「片棒を担ぎ始めた」自壊の構図!   赤かぶ
18. スポンのポン[10825] g1iDfIOTgsyDfIOT 2019年2月23日 11:06:08 : YLRU9o6eFk : dUpJOXhqbEFjRlU=[5]
  
  
■安倍政権をこのままのさばらせておけば
 「8行の削除」が「8人の処刑」になる日が必ずくる。

 報道の死はそのまま民主主義の死を意味する。
 
 座して死を待つ愚者の屁理屈を聞いている時間はない。
 
 「安倍政権は民主主義を破壊するキチガイ政権だ」
 という真実を全紙が一斉に書いて国民を覚醒させることが
 報道機関としての当たり前の使命だ。
  
 

http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/807.html#c18

コメント [政治・選挙・NHK257] 「会見は国民のためにある」と東京新聞編集局長!  赤かぶ
15. 2019年2月23日 11:06:55 : 7o3wNyQcJs : ejdMYzdUenpSMkE=[2]
7. 2019年2月22日 14:58:36 : Vi8nko1H0Q : 0[629] >>
自民党議員事務所 ネット荒らし工作部隊=税金泥棒の国賊、売国奴
無能無教養無責任支離滅裂
放射能撒き散らし
財政破綻主導
捏造データ
国賊傀儡政権
国民を戦地に送って儲ける軍産寄生体


http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/777.html#c15

コメント [政治・選挙・NHK257] 社会主義は帰ってくるのか 21世紀によみがえる「大きな政府」  うまき
11. 2019年2月23日 11:14:11 : uNDSKAys4E : NmtHcnMvTHZYalE=[2]
情報の完全無料化
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/810.html#c11
コメント [政治・選挙・NHK257] “神”のつもりか安倍首相「森羅万象すべて担当」発言の仰天(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
57. 斜め中道[6049] js6C35KGk7k 2019年2月23日 11:14:38 : 460ZVzz1ys : SDZ2LjR6cm1sVk0=[1]
>>56
不安で死んだらどうかなぁ???

その後は、多分、安心できる・・・・らしいぞ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/280.html#c57

コメント [お知らせ・管理21] 即時配信メルマガのご紹介 ただし大量のメールが来ます。自分で解除できないかもしれない方は捨てアドレスで登録してください。 管理人さん
12. 管理人さん[2408] iseXnZBsgrOC8Q 2019年2月23日 11:16:42 : ZFZHYmRTRUo3YS4=[27]
2019年になり、google groupへの送信がすべてスパムメールとして保留されてしまい、いちいち1回40件づつの手作業でスパム解除しなければならない状態でした。

無料版ではこの設定をどうにもできないよ、有料に移行すれば手作業が不要になるよ、というgoogleの案内があったので有料googleグループにしてみました。

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/215.html#c12

コメント [国際24] 次期司法長官に指名されたバーはCIAの汚い仕事をしてきた人物(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
2. 2019年2月23日 11:19:38 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[8]
@バーの攻勢にミュラーが白旗 ミュラーのロシア疑惑捜査終結へAQが表舞台に立つのか? トランプ大統領がQの目の上のたんこぶダン・コーツを排除へ
.
新 ch政経
2019/02/22 に公開
https://www.youtube.com/watch?v=fPWXb5Md4AM
http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/766.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK257] <辺野古阻止はこれで決まりである!>軟弱海底岩盤問題が辺野古移設を不可能にさせる事になる  天木直人  赤かぶ
2. 2019年2月23日 11:20:33 : vopBsAEHwo : NmcvSlVTWDNkY00=[2]

原発と同じに国選のテーマだ。

政権を変えないと出来ないし、安部・菅らに米国に対峙する胆力は無い。「政権を変

えてやってくれないかな〜」が本音だろうし、人間を見れば分かる。

しかしそもそも米国に対峙するには日本の政治を纏めなければならない。野党も野党

だが、先ずは自民党の派閥領袖と公明党に迫る必要がある。二階、岸田、石破、竹下

など、沖縄を本当にどう考えているのかと。

また戦争加担のメディアは戦後、CIAに取り入ってのうのうとやったきた。一つぐ

らい沖縄にご奉公をしたらどうか!


http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/817.html#c2

コメント [テスト31] Re: 投稿テスト 開発4
1. 開発4[495] ikqUrYJT 2019年2月23日 11:21:34 : oYTreTedKJ : UTJvVW1FeTguSjI=[0]
コメントテスト
http://www.asyura2.com/14/test31/msg/843.html#c1
コメント [お知らせ・管理21] 2019年02月 削除依頼・投稿制限・等管理スレ。突然投稿できなくなった方も見てください。 管理人さん
50. 管理人さん[2409] iseXnZBsgrOC8Q 2019年2月23日 11:25:19 : ZFZHYmRTRUo3YS4=[28]
>>18
不調だった即時配信をリニューアルしました。

即時配信メルマガのご紹介 登録不要で参照・検索可能。2019年より
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/215.html

>>49
調査します。
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/546.html#c50

コメント [カルト20] 「ゴキブリ・サンデーモーニング」 関口宏も、ガンにかからないと、拉致被害問題における、安倍晋三に”痛烈批判”をしないのか マシマヒロト
3. マシマヒロト[108] g32DVoN9g3GDjYNn 2019年2月23日 11:25:27 : Cs76Ha53eU : THF6Mzc0S0hTd3M=[6]


・小泉進次郎の、「『現役』の定義を18〜74歳に変えます。 」 発言。


--------------------------------------------------------------------------------

「今の日本で『現役』と言えば生産年齢人口である15〜64歳を指します。でも15歳で働く人は非常に少ない一方、64歳を超えて働いている人はかなりいます。

例えば『現役』の定義を18〜74歳に変えます。今のままだと現役世代の割合は大きく減っていきますが、定義を変えれば30年先でも現役世代の割合はあまり変わりません。『景色が変われば意識が変わる』という言葉を僕はよく使いますが、ぜひ『現役』の定義を見直して人々の意識を変えたいですね」

--------------------------------------------------------------------------------
ttp://www.minyu-net.com/news/news/FM20190103-339210.php


はい、進次郎政権になったら、年金は、75歳以上になりますね。

もちろん、小泉家シンパの、「朝日」(テレビ朝日)、「毎日」(TBS)は、このことに、ほとんど批判はしないでしょう。

しかも、安倍政権が、少なくとも、6年2ヶ月続いていて、このままだと、9年やるでしょう。

ということは、安倍以上の、人気者の 小泉進次郎なら、その進次郎政権も、9年続くことでしょう。

小泉家の人間には、マスコミという守護神が、付くわけですから。



http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/395.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK257] 安倍ゴマすりNHKに再び「受信料拒否!」の猛抗議!   赤かぶ
34. 2019年2月23日 11:28:24 : kmy2zot2CU : bDhnVDF1dGdrS2c=[1]
NHKは最高裁判決、5年時効を隠している。裁判されたら、最高裁判決の援用を申請して、判決を出させる。NHKは2人の弁護士を使って約40万の出費。BS契約で約13万、デジタルで約10万。 裁判される確率は交通事故に逢うより低い確率でしか行われていない実態も公表しない。 不払いをする人が増えれ増えるほど又、確率がさがる。 住宅ローンを抱えていない人は、債務確定しても、放置すれば、又別の、差し押さえ請求の裁判をNHKは起こして又弁護士費用を追加で支払い、差し押さえしないと回収出来ない。 そんな無駄な事を裂ける為に、Bキャスカードを差し込まないと写らないTVを創ったが、そうすると、ほとんどの人がNHK見ないので、平均年収1800万の、NHKを維持出来なくなる為、やらない。

住宅ローンを抱えていない人は、債務確定しても、郵貯の金を全部引き出しておけば、郵貯からの差し押さえは出来ない。 NHKに把握されていない口座はそのままで良いが、把握されている銀行は、ほぼ全額ひき出しておけば、差し押さえ手続きをしても、金が無いから、差し押さえは出来ない。

 実害がある、公共インフラ電気・ガス・水道はそんな手間をかけておられないから、元を止めるが、NHKは実害が無いので、国民側からすると送りつけ詐欺であるから、給料の差し押さえ・家の差し押さえをすると又別の社会問題、寝た子を起こすNHKの存在の社会問題化に発展するので、現時点では、行われていない。

私がNHKから国民を守る党から学んだ概略です。

八百長外人相撲・NHKが相撲協会に支払う放送料、1場所5億円、年30億は高いと思いますか? 安いと思いますか? 妥当な常識の値段と思いますか???

高校野球のNHKが払う放送料は0円と聞いていますが・・・。

 

http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/781.html#c34

コメント [原発・フッ素51] 泊原発「活断層否定できず」 原子力規制委〜審査がさらに長期化する可能性が/nhk 仁王像
1. 2019年2月23日 11:29:31 : vopBsAEHwo : NmcvSlVTWDNkY00=[3]

原子力規制委、自分らの露骨なアリバイ作りだな。

地震学者の見解は既に明らかになっているので、その線に乗るか乗らないかキッカケが

欲しかったのだろう。グズグズ政権をいつまでも続けさせて手遅れにならなければ良い

が。。。


http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/116.html#c1

コメント [国際25] 同盟諸国を難渋させるトランプの中東覇権放棄〜トランプの戦略は、米国の覇権縮小と多極化を加速/田中宇 仁王像
1. 2019年2月23日 11:35:16 : 9QLJwF5irk : dFJtdTBIQ0FNQ3M=[1]
この人は徹底的にベネズエラは無視しているな。
よっぽど都合が悪いのだろう。
http://www.asyura2.com/19/kokusai25/msg/484.html#c1
コメント [カルト20] 「ゴキブリ・サンデーモーニング」 関口宏も、ガンにかからないと、拉致被害問題における、安倍晋三に”痛烈批判”をしないのか マシマヒロト
4. 2019年2月23日 11:35:18 : Cs76Ha53eU : THF6Mzc0S0hTd3M=[7]


「清和会系 首相と、マスコミ」。


小泉純一郎政権 5年5ヶ月

安倍晋三政権 8年9ヶ月

小泉進次郎政権 9年



http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/395.html#c4

コメント [政治・選挙・NHK257] 報道の側が「片棒を担ぎ始めた」自壊の構図!   赤かぶ
19. 2019年2月23日 11:35:37 : VXN9sU9UEw : WEFmSThpV3ovaTY=[1]
なぜ拍手が出来ないのでしょうか?
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/807.html#c19
コメント [国際25] 同盟諸国を難渋させるトランプの中東覇権放棄〜トランプの戦略は、米国の覇権縮小と多極化を加速/田中宇 仁王像
2. 2019年2月23日 11:36:30 : 05COWJ2Yqg : alpqWnE3Uk15dFU=[4]
なんで安倍を擁護するのかわからん。

国民の立場で世界の情勢にも乗っかれる政治家を選べばいいだけ。

米軍が出て行くまではワンチャンで安倍に期待するしかない、
つうなら1%ぐらいわかるが。

http://www.asyura2.com/19/kokusai25/msg/484.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK257] 「記者が国民の代表とする根拠を示せ」官邸側が東京新聞に要求(西日本新聞)-「記者は民間企業の一員。国民の代表は国会議員」 JAXVN
15. 2019年2月23日 11:38:58 : Nahvobpafk : Z2cuTVJlNHVhN1U=[1]
>)-「記者は民間企業の一員。

ホウ、だとしたら、「記者会見」は民間企業への便宜供与をやってるってことかい?www

アベ妻の公人か?の問題といい、この政権は公私を勝手に(自分の都合いいように)使い分けが酷すぎるね。 公的存在というグレーゾーンが在ることがある種バッファーになっているということを完無視。

公私混同と裏腹の私物化→独り占めー独裁化が進行しているってことなのだろうが。 
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/813.html#c15

コメント [政治・選挙・NHK257] 報道の側が「片棒を担ぎ始めた」自壊の構図!   赤かぶ
20. 2019年2月23日 11:41:36 : abn4ghevQs : RzhaWG0yQUVZa0U=[1]
安倍ヒットラー・ムソリーニを倒せば済むことだ。

倒さないまでは治らんわ、嘘つきペテン内閣だからな〜。

秋の選挙で、実現させましょう。

安倍−黒田は、ヒットラー、ムッソリーニのごとく運命をたどるような気がする。
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/807.html#c20

記事 [近代史3] エイゼンシュテイン イワン雷帝 (1944年,1958年)

エイゼンシュテイン イワン雷帝 Иван Грозный (1944年,1958年)


監督 セルゲイ・エイゼンシュテイン
脚本 セルゲイ・エイゼンシュテイン
音楽 セルゲイ・プロコフィエフ
撮影 アンドレイ・モスクヴィン エドゥアルド・ティッセ
公開 1944年12月30日(第1部)、1958年月日不明(第2部)
上映時間 99分(第1部)、88分(第2部)

動画

イワン雷帝 第1部(1944) – gloria.tv
https://gloria.tv/video/8GCpNUsA3CsmD9XbbD1gW2X9T

イワン雷帝第2部貴族の陰謀=エイゼンシュテイン日本語終わり25mは幻の第3部未公開あり - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=dl5OskTEFBE


▲△▽▼


キャスト

イワン4世:ニコライ・チェルカーソフ
エフロシニア・スタリツカ:セラフィマ・ビルマン
ウラジーミル公:パーヴェル・カドチニコフ
アナスタシア皇妃:リュドミラ・ツェリコフスカヤ

第1部(1944年)
16世紀半ば、帝位に就いたイワンはロシアを強力な統一国家にすべく邁進するが、それを快く思わない伯母のエフロシニアは、彼の愛する妃アナスタシアを毒殺してしまう。悲嘆にくれたイワンは退位して田舎に引きこもるが、民衆の熱い要請を受けて、再び帝位に返り咲く。

第2部(1946年)
民衆の熱い要請を受けて再び帝位に返り咲いたイワンであったが、宮廷内では依然としてエフロシニアを中心とする反イワン派の抵抗を受けていた。イワンはこの状況を打開すべく大粛清を決行する。

『イワン雷帝』(イワンらいてい 原題:Иван Грозный)は、1944年から1946年にかけて制作されたソ連映画。セルゲイ・エイゼンシュテイン監督。

“イワン雷帝”ことイヴァン4世の生涯を描いた作品。
全3部構成で制作される予定であったが、第1部は時の権力者ヨシフ・スターリンから高く評価されたものの、第2部はスターリンを暗に批判した内容であったため上映禁止となり[1]、第3部は完成されなかった。第2部のラスト数分がカラー映像になっている。


エイゼンシュテインは1928年にモスクワで行なわれた2代目市川左團次の歌舞伎初の海外公演を観劇し、大いに感銘を受けた。その影響から、第1部ではクローズアップ・ショットで主人公に見得を切らせるという、歌舞伎的な様式の演出を用いている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%AF%E3%83%B3%E9%9B%B7%E5%B8%9D_(%E6%98%A0%E7%94%BB)

▲△▽▼

『イワン雷帝 第一部』(1944)歴史映画しか撮らせてもらえなかった、かつての巨匠の晩年。 2006/10/30
https://yojimbonoyoieiga.at.webry.info/200610/article_12.html


 映画史上、とりわけ制作における重要な理論であるモンタージュ理論とその効果的な実践で、社会主義陣営のみならず、全世界の映画界、なかでも制作者全体に多大なる影響を与え、革命を巻き起こしたのはセルゲイ・エイゼンシュテイン監督でした。

 彼の代表的作品である『戦艦ポチョムキン』ではモンタージュはもちろん、シンメトリー的配置の美しさ、遠近法の利用、図形イメージの連動と象徴性などにより観客の感情を意図的にコントロールして、自らの望むとおりに政治的に誘導していくプロパガンダとしての巧妙さも手伝い、全世界的に物議を醸した作品に仕上がりました。

 それは1925年であり、彼が世界で最も重要な映画人となった時代でした。しかし時代は常に動いているのです。この後には『ジャズ・シンガー』に代表されるように、トーキー革命の波がサイレント映画と映画界全体を呑み込み、サイレント映画では重要であったモンタージュ的な手法、演劇的な大げさな演技しか出来ず、声に魅力の無い俳優たちをも一気に飲み込んでいきました。

 映画界のみならず、政治的なトレンドも20年代と40年代では全く違ったものになりつつありました。米ソを代表とする連合国対日独伊枢軸国の対立構造から、アメリカに代表される自由主義連合対プロレタリア独裁制のロシアに代表される共産主義連合に移っていきました。

 まだ戦争は終わってはいませんでしたが、余力のあった米ソにとっては「来たるべき日」に備えた準備が水面下ではしっかりと進められていました。この頃の映画を観ても解るように、アメリカ映画では日本やドイツよりもソ連を恐れていたような台詞を多く見かけます。

 こういった状況の中ではかつての世界的革命家であるエイゼンシュテイン監督は浦島太郎的な時代遅れの映画人になりつつありました。完成した作品を見ても、『戦艦ポチョムキン』並みに成功した作品は皆無であり、『十月』は酷評されました。

 またスターリン体制下での弾圧も行われていったために、のちに撮った作品の多くは歴史物になってしまい、彼が撮りたかったであろう現代劇はただの一本も撮れませんでした。

 さらに追い討ちをかけたのが『メキシコ万歳』『ベージン草原』などの度重なる制作途上での作品の撮影中止と制作そのものの中止でした。『メキシコ万歳』は70年代後半になってようやく陽の目を見ることになりました。この『イワン雷帝』にしても第二部が公開されたのはスターリンの死後でした。当然ながらエイゼンシュテイン監督も既に鬼籍に入っていました。

 では一体巨匠の最後となってしまったこの『イワン雷帝 第一部』及び第二部はどのような内容だったのでしょうか。今日は一部についてのみの記述となります。

 光と影、とりわけ影が作品に与える劇的効果の力強さは圧倒的であり、その美しさもまた健在でした。莫大な予算と人件費を惜しげもなく使いまくる凝りに凝ったセット、俳優達が着ていた豪華絢爛な衣装の美しさにも目を奪われる。

 こうした煌びやかな衣装やセットをソビエト時代の現代劇では見れないので、ロシア映画界が持っていた実力と映画への意気込みを見るには最適なサンプルかもしれません。しかし国民全体が対独戦線の状況に緊張感を持って身構えている時に、金貨で行水を受けるような冒頭の戴冠式やふかふかのベッドは嫌味でしかない。

 『アレクサンドル・ネフスキー』のような民族的かつ肉体的な美しさを表現した映画ではなく、権力側の裏切りや腐敗などをテーマに語っていくこの作品は誰に向けて制作されたのかが非常に微妙な作品でもあります。

 芸術家が監督した時代劇、それも時間と予算を湯水のように使ったそれである。過去を描いたはずのこの作品が体制固めに躍起になっていたスターリンを刺激し、エイゼンシュテイン自身が弾圧されていくのはなんとも皮肉な話である。

 この第一部での見所は前述したように影と遠近法を最大限に利用した人物の配置、シンメトリーを強く意識した構図、迫力ある城郭攻防戦などのロケ・セットと爆破、そして豪華な衣装
などが挙げられる。

 演技面ではサイレント時代の名残りのような大げさな演技を見ることになる。目で演技する俳優たちの感情表現の巧みさには恐れ入るが、歌舞伎を見るような見得の切り方には違和感がありました。サイレントならばとても解りやすい良い演技であるとは思うのですが、これはトーキー映画なのです。

 説明的な台詞がなくとも大いに楽しめるエピック映画ではあるのですが、わざとらしいクロース・アップの多用は反って興を削ぐ。派手なシーンだけではなく、このような謀略を暗示させるシーンがあることにより、作品の質と奥行きが大きく、そして深いものになっているのは承知しています。でもわざとらしい。

 一部と二部をまとめて見ても十分に楽しめる作品であることも間違いない。本来は第三部まで制作する予定だったそうですが、エイゼンシュテイン監督の死亡のためについに制作されることはありませんでした。なんやかんや言いましたが、まあ結局、僕はエイゼンシュテイン監督作品が大好きなんですよ。『戦艦ポチョムキン』も合わせて、劇場で三本まとめて一日で観てしまうくらいですから。また観たい。今度は『ベージン草原』も観たい。
https://yojimbonoyoieiga.at.webry.info/200610/article_12.html

▲△▽▼


「ひどい代物だ!」 なぜスターリンはエイゼンシュテインの『イワン雷帝』の続編を容認できなかったか 2018年1月10日
https://jp.rbth.com/history/79540-iwan-raitei-eiga

 セルゲイ・エイゼンシュテインによる最後の映画イワン雷帝の二部作は、スターリンの要請で制作されたが、それぞれ異なる運命をたどった。有名な『戦艦ポチョムキン』も手掛けたこの監督は、第一部で最高の国家賞を受賞したが、第二部は当時非常に恐ろしかったスターリンその人から激しく批判された。ロシア・ビヨンドが、エイゼンシュテイン生誕120年の前夜にこのお話を皆さんにお届けしよう。


 「…エイゼンシュテインのイワン雷帝、第二部。あなた方の中に見た者がいるかどうか知らないが、私は見てきた。あれはひどい代物だ!」ソビエトの指導者ヨシフ・スターリンは1946年8月の共産党幹部会でこう言った。エイゼンシュテインの映画の第一部が第一級のスターリン国家賞を受賞してまだ一年も経っていない時だ。映画を注文したスターリンは、ロシアの第一代ツァーリの姿が映るその映画を楽しんだ。

 第一部はイワン4世の治世の始まりを描いている。支配者が実際に雷のごとき恐ろしさを露呈し、高位の貴族層から現実の敵と潜在的な敵とを排除する残酷な政策を始めるより前の時期である。第一部では、イワンは国を偉大にすることを誓い、内外の敵と戦う。これは政治的不安定さが去った後に必要となる行動計画だった。強く自信に満ちたツァーリは彼の公約を実現させていく。国外では長年の宿敵タタール人を破り、国内では皇帝の権力を強めようとする間に貴族たちの陰謀に遭う。

“優柔不断なイワン雷帝”


 ここまではスターリンにとって何の問題もなかった。ところが、第二部では貴族たちの反対勢力の伸長が描かれ、イワンの治世中最も論争のある時期であるオプリーチニナ、つまり貴族に対する恐怖政治の時期が扱われている。エイゼンシュテインはスターリンの期待に沿う形でそれを描くことができなかった。また監督はツァーリの人格の描き方を誤ったとして嵐のような批判の矢面に立った。

 しかしイワンの表象のどこに問題があり、なぜ世界初のプロレタリア国家の指導者にとって中世ロシアの支配者を描き出すことが重要だったのか。答えのいくつかは、監督とスターリン、その他何人かのソビエト高官が出席した1947年2月の会議の議事録に見出すことができる。

 「ツァーリ・イワンは偉大で賢明な支配者だった。彼の賢明さは、彼が国家的観点に立ち、外国人を国内に入れなかったという点に表れている。...イワン雷帝はとても残忍な人物だった。彼を残忍な人間として描くことはできるが、彼がなぜ残忍でなければならなかったのか説明しなければならない。イワンに関する誤解の一つとして、彼は五大封建領主の家族を完全に虐殺してはいない。...それなら後で問題もなかったろう。...彼はもっと決断力のある人物だったはずだ。」スターリンはこう述べ、エイゼンシュテインのイワンは「優柔不断でハムレットを思わせる」と指摘している。会議に同席した有名なソビエト高官のアンドレイ・ジダノフによると、監督はツァーリを“ノイローゼ患者”にしてしまった。

中世ロシアのクー・クラックス・クラン


 ツァーリの人格の他に、エイゼンシュテインは貴族との彼の戦いについても異なる見方をしていた。スターリンによれば、イワンが敵と戦うために編成した近衛兵による連隊、オプリーチニキは“正規軍”で“先進的な軍”だった。「あなたはオプリーチニキをクー・クラックス・クランのように描いている。」スターリンはこう言って監督を叱責した。

 議事録から読み取れる限り、会話の中には珍しい一場面もある。エイゼンシュテインが、皮肉とも取れる風にソビエトの指導者に反論しているのだ。監督は、クランのメンバーが白いフードをかぶっているのに対し、映画の登場人物は黒のフードをかぶっていると答えている。

 概してスターリンは、イワンの恐怖政治に対するエイゼンシュテインの否定的な態度に賛同することができなかった。彼は、恐怖政治は当時国を強くするのに役立ち、国をばらばらにしようと画策する封建領主たちから国を守った進歩的な方策だったと主張した。


スターリンと映画

 このエピソードから、スターリンが映画に対して特に注意を払っていたことは明らかだ。「スターリンは[他のいかなる芸術形態より]映画の制作を計画することに傾いていた。彼は、現代のイデオロギー闘争という当時の政治状況の観点から特に都合の良さそうな歴史上の既成の人物像を利用するのが常だった。」有名なソビエトの作家コンスタンティン・シモノフは、スターリンの映画に対する態度をこのように説明している。よって、常に心理的な思索に耽る、弱く決断力に欠ける支配者の像は、何のプロパガンダ的役割も果たし得なかったため、スターリンにとっては全く不必要だったのだ。

 イワン雷帝の第二部の場合、監督のツァーリとその政策の描き方がスターリンの気に入らなかったのは、この映画がスターリン自身の行いを思わぬ方向に描き出していたからだと推測されることが多い。「この映画を見た人は誰でもツァーリとスターリンとを重ね合わせただろう。スターリンにとっては当然、全くもって受け入れられないことだった。」モスクワ映画博物館の元館長、ナウム・クレイマンはそう主張する。スターリンは明らかに、当時彼の肖像に使われたような、強い支配者の像を好んでいた。イワンによる弾圧も敏感な話題だった。1930年後半にスターリンの承認によってソ連中で粛清の嵐が吹き荒れ、かくも多くの犠牲者が出ていたからだ。

 この映画に関して言えば、エイゼンシュテインはそうした“誤り”を正そうとしたと言われている。しかし彼は間もなく亡くなってしまい、彼の映画の第二部は1958年になってようやく、それもディレクターズ・カット版で上演された。
https://jp.rbth.com/history/79540-iwan-raitei-eiga


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/266.html

コメント [リバイバル3] 中川隆 _ 美術・文芸関係投稿リンク 中川隆
129. 2019年2月23日 11:42:23 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[67]
エイゼンシュテイン イワン雷帝 (1944年,1958年)
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/266.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/452.html#c129
コメント [リバイバル3] 中川隆 _ 皇室関係投稿リンク 中川隆
24. 2019年2月23日 11:43:14 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[68]
雅子という女は凄い女 _ 気に入った相手とは手当たり次第という感じ _ 男性経験は20人は超えている
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/265.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/458.html#c24
コメント [お知らせ・管理21] 2019年02月 削除依頼・投稿制限・等管理スレ。突然投稿できなくなった方も見てください。 管理人さん
51. 管理人さん[2410] iseXnZBsgrOC8Q 2019年2月23日 11:45:33 : ZFZHYmRTRUo3YS4=[29]
>>49
アクセスアップ手法の全容は不明ですが可能性がある痕跡がありました。
少し時間がかかるかもしれませんが対処してみます。
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/546.html#c51
コメント [経世済民131] 「まんぷく」効果で日清「チキンラーメン」売り切れ店続出 袋麺よりカップ麺が人気(デイリー新潮) 赤かぶ
8. 2019年2月23日 11:46:07 : GJJBs1V3dY : bE1ZYm14Zi5MY0E=[1]
NHKの宣伝を阿修羅までやりだした。いよいよ終わりも近い。
日清といえば関東で作った放射能汚染食品を関西製造と偽り輸出している、と諸外国が報告しているインチキ極悪企業です。
さすが犬メディアの雄はお目が高い。
http://www.asyura2.com/19/hasan131/msg/237.html#c8
コメント [政治・選挙・NHK257] 「記者が国民の代表とする根拠を示せ」官邸側が東京新聞に要求(西日本新聞)-「記者は民間企業の一員。国民の代表は国会議員」 JAXVN
16. 2019年2月23日 11:46:51 : q1GPKuhOYo : djRuYzUwTFNjZGM=[1]

 NO14さん 
 「本質をズラしてる暇があったら、頭にズラでもかぶってからにしろ」

 冴えてる!
 スカッとした。
 「国会議員が行政や立法に関して代表なら、会見の場での報道・新聞記者は国民の代表だわサ。
 行政や立法に関して代表者がデタラメをやってるなら国民の側はこれを許すわけにはいかないのよネ。
 ズに乗ってるんじゃないよスガちゃん。



http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/813.html#c16

コメント [政治・選挙・NHK257] 激化する自民党「内部抗争」田畑“ゲス”議員の離党で火に油(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
8. 2019年2月23日 11:47:27 : abn4ghevQs : RzhaWG0yQUVZa0U=[2]
性犯罪人がこともあろうに、これが国会議員か?

なんともはや日本は、安倍の頭になったようだ。

腐ってきてる。完全に!

即、罷免が国民の意思だ。

広島・中川衆議院議員も、出馬断念に追いやられた。

首だ!首。

一億の歳費を誰が支払っている? 取り返そうぞ!


http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/809.html#c8

コメント [原発・フッ素51] 福島産の食品 社員食堂で使って 復興相が経団連に要請 (NHK) 魑魅魍魎男
16. 2019年2月23日 11:54:45 : abn4ghevQs : RzhaWG0yQUVZa0U=[3]
国会議員食堂で使ってみたらどうか?

国会議員は、福島はアンダーコントロールしていると言ってるのだから、率先垂範食堂で毎日毎日食しなさい。食べるかな? 食べないだろうな〜

池江ちゃんの白血病は、福島原発だな!

水資源が汚染されているのだ。

原発事故が起きても、毎日プールで練習にくれていたのだろう、池江ちゃん。

プールの水が汚染されていると、病気になります。
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/114.html#c16

コメント [政治・選挙・NHK257] 安倍首相は「自己愛型」か 9年前の動画“炎上”で識者が分析(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
22. 斜め中道[6050] js6C35KGk7k 2019年2月23日 11:56:05 : 460ZVzz1ys : SDZ2LjR6cm1sVk0=[2]
クズで、腐った糞ってことだろ・・・?

俺は、最近になって死刑反対論者になったんだが
さらに最近になって、
それを保留してる・・・・ような状況だなぁ〜♪
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/790.html#c22

コメント [お知らせ・管理21] 2019年02月 削除依頼・投稿制限・等管理スレ。突然投稿できなくなった方も見てください。 管理人さん
52. 管理人さん[2411] iseXnZBsgrOC8Q 2019年2月23日 11:57:09 : ZFZHYmRTRUo3YS4=[30]
>>49
ご指摘のページへのアクセスがどこから来ているのかのグラフです。

http://access.shinobi.jp/public/x70949127/#[%22qReplace%22,17950,1,%220v%22,%22d4%22,%22d%22]

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/546.html#c52

コメント [政治・選挙・NHK257] 先ほどの北海道厚真町の地震は苫小牧での炭酸ガスの地中貯留実験CCSによる人災と呼ばざるを得ないと鳩山由紀夫元首相 完璧帰趙
62. 大椎城[16] keWSxY_p 2019年2月23日 11:58:04 : CbD5crET12 : dy5iRU15eFpnc1U=[1]
問題を広く国民に知らせて、議論することは大切なことです。1つの学説があるのだからこれを冷静に検討して頂きたい。国民が安心して生活できるようにするのが国の責任です。国会で取り上げて欲しい。国は津波のこともあるので信用できないが。同じことを繰り返さないことです。
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/782.html#c62
コメント [政治・選挙・NHK257] 韓国の「反日運動」=「三・一運動」最中、安倍晋三首相は2月22日、東京・元赤坂の東宮御所を訪れ、皇太子殿下と面会… 笑坊
1. 2019年2月23日 11:58:10 : abn4ghevQs : RzhaWG0yQUVZa0U=[4]
フェークばかり聞かされると、さすがの皇太子殿下もうんざり!だったと思います。

先生が悪いね〜

アホ、馬鹿に先生だとさ、出来る訳ないわ。

そうだろう、安倍晋三。
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/816.html#c1

コメント [戦争b5] 忘れ去られた内容:NHK解説委員・長谷川氏の怪死の真相 忍
22. 2019年2月23日 11:58:12 : GJJBs1V3dY : bE1ZYm14Zi5MY0E=[2]
振り返ってみればこうして解体骨抜きにして権力に取り込んでいったことがあきらか。その過程で起きた殺人事件と言われる日が来るでしょう。
http://www.asyura2.com/10/warb5/msg/878.html#c22
コメント [政治・選挙・NHK257] 日本性奴隷史観<本澤二郎の「日本の風景」(3252)<自民党代議士・田畑毅の強姦事件はやくざの手口> 笑坊
4. 2019年2月23日 11:58:46 : WJfBckkeXQ : bEJvblA2S2Z5QTI=[2]
>盗撮こそが性奴隷の決め手なのだ。

なるほど、と思いました。
田畑の件は、交際相手ということなので、ちょっと微妙・・・男を見る目が無かったんじゃないと言いたい気持ちもありましたが、やはり勇気ある女性に感謝!!(自民党の悪事をばらしてくれて)と思います。
 
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/815.html#c4

コメント [政治・選挙・NHK257] 安倍ゴマすりNHKに再び「受信料拒否!」の猛抗議!   赤かぶ
35. 2019年2月23日 11:59:51 : gFk6sm0P2Q : bVN5aWhqU3lWV2c=[1]
今NHKが裁判を起こしているのは、NHKの契約をせずに、デジタル放送に切り替わった時に、Bキャスカードの登録するように、書かれている為、Bキャスカードの会社が実質はNHKで有る事を知らない為に、返信送付した人が、その登録が、TVを持っている証拠となり、裁判を起こされた場合は、5年時効の最高裁判決の援用を使えない為、(契約をしていない為)、全額の債務が確定させられる。

契約をして、払わないのが、奴隷国民の、現時点での最善の対抗手段であると思われる。

やくざまがいの集金人が来ても、払う意思がなければ、裁判で債務確定して請求するしかないので、払う意思がない事を伝えて、帰らなければ、不退去罪で、警察に通報すればよい。

NHKの金を払わ無いのは何の犯罪にも該当しないが。不退去罪は、刑法犯で有る為、110番通報出来る。

悪魔は4次元存在なので、悪知恵で人間を支配するので、悪魔と戦えるだけの、法律や、知識を得ないと戦えない。

3次元に留め置かれている人間が、2次元の、アニメや雑誌や、映画を自由に加工出来るように、ひとつ下の次元は、自由に操れる、加工出来るように、4次元存在の悪魔が、3次元の人間界を支配するのはたやすい現状だが、人間は本来12次元対応のDNAを持っている為、周波数変換期の、今、アセンションとか言われている今、悪魔がそれを阻止する為に総攻撃をしかけてきている。

悪魔に魂を売ったNHKと戦う気が有る人は、不払いで戦ってほしい。


http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/781.html#c35

コメント [政治・選挙・NHK257] 毒饅頭 大日本アベノミクス もうどうにもとまらない  赤かぶ
2. 2019年2月23日 12:01:24 : abn4ghevQs : RzhaWG0yQUVZa0U=[5]
黒田の馬鹿は、まだ金融緩和続けるようだ。

結果を見て、反省することも出来ないようだ。

安倍と同じだな〜

金融資本家を儲けらすためにやっているのだろうな。

国民には害はあっても益はない。このことは明らかになっている。
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/812.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK257] 「記者が国民の代表とする根拠を示せ」官邸側が東京新聞に要求(西日本新聞)-「記者は民間企業の一員。国民の代表は国会議員」 JAXVN
17. 2019年2月23日 12:03:51 : exIjNFMzzA : V05qRjl2WU9IYlk=[1]
そうかそうか。
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/813.html#c17
コメント [経世済民131] 節税保険祭り終了、怒れる国税庁が鳴らした「生保業界再編」号砲(週刊ダイヤモンド) 赤かぶ
7. 2019年2月23日 12:07:54 : abn4ghevQs : RzhaWG0yQUVZa0U=[6]
富裕税でも設けたらどうか?

フランス国民のごとく、!暴れまくる ̄国民がいる。
http://www.asyura2.com/19/hasan131/msg/240.html#c7

コメント [カルト20] リテラ・長妻の追及に立ち往生する厚労大臣、いったん戻れと野次った安倍。語るに落ちるとはこの事である。 ポスト米英時代
8. 2019年2月23日 12:11:27 : Wg6aElCu3s : Y0xYZ3UubWNYWEE=[1]
2015年8月7日 毎月勤労統計の改善に関する検討会の第5回会合では、
 阿部座長が「検討会の方向性としては、 総入れ替え方式で行うことが適当である
 ということにさせていただければと思います」、とまとめていた。

2015年9月3日 中江首相秘書官が安倍首相にこの統計調査の方法の問題を伝えた。

2015年9月4日 手計高志課長補佐が阿部座長へ
  「現在、検討会での検討結果等については 官邸関係者に説明をしている段階であります」
   と言うメールを送っていたことが明らかになった。

2015年9月14日午後早い時間 、姉崎猛・元統計情報部長が中江元哉・元首相秘書官と面談

2015年9月14日16:08 厚労省の手計高志統計情報部雇用・賃金福祉統計課長補佐(当時)が
 阿部座長へ
 「委員以外の関係者(=中江首相秘書官)と調整している中で サンプルの入れ替え方法に
ついて、部分入れ替え方式で行うべき、との意見が出てきました。」というメールを送った。

この経緯からすれば官邸の圧力は明白。
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/391.html#c8

コメント [経世済民131] 非正規労働者2120万人 全体の37.9%に てんさい(い)
4. 2019年2月23日 12:12:28 : abn4ghevQs : RzhaWG0yQUVZa0U=[7]
非正規労働組合結成が起きているようです。

当然の結果でしょう。

これが今後日本の政治を動かす力になるでしょう。

今や、今の連合は労働組合の組合ではありません。

お前らは、労働貴族か?連合幹部よ。

こんなに貧困が起こっているのに、ストライキも打たない!

一体どうなっているのだ?連合よ。
http://www.asyura2.com/19/hasan131/msg/221.html#c4

コメント [政治・選挙・NHK257] 先ほどの北海道厚真町の地震は苫小牧での炭酸ガスの地中貯留実験CCSによる人災と呼ばざるを得ないと鳩山由紀夫元首相 完璧帰趙
63. 2019年2月23日 12:12:49 : vNk4RlcvHk : Nlc2Ry9lQS92Lms=[18]
(2ページ目)「北海道地震は人災」鳩山由紀夫氏が言及した「CCS」は陰謀論なのか?
米大学や地震学者も警告、国会質問も!?

https://tocana.jp/2019/02/post_85780_entry_2.html

米・スタンフォード大学の研究チームが2012年6月に発表した論文によると、大陸内部によく見られる脆性(ぜいせい)岩石に大量のCO2を注入すると、地震発生につながる可能性が高いという。

2007年には、風間直樹参議院議員が新潟中越地震の際、CCSが地震を引き起こしたのではないかと国会で質問している。


鳩山さんがの反論を擁護する記事が出ている。
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/782.html#c63

コメント [国際25] <ベネズエラ・カラカス発>インチキと独裁の行き着く先 安倍政権が続くとこうなる(田中龍作ジャーナル) 赤かぶ
28. 2019年2月23日 12:13:27 : GJJBs1V3dY : bE1ZYm14Zi5MY0E=[3]
イラクより更に悪い。
ベネズエラは大統領選挙がある。マドゥロは選挙で選ばれている。

石油利権のために他国の政権を転覆させることを侵略戦争という。

ベネズエラには世界最大の油田がある。米石油メジャーが欲しがっている。
田中はおこぼれを貰ったな。
http://www.asyura2.com/19/kokusai25/msg/470.html#c28

コメント [政治・選挙・NHK257] 猪木議員が小沢・玉木両氏とタッグ!国民会派入り(日刊スポーツ)小沢一郎がアントニオ猪木を抱きこむことに成功 共同で会見へ 完璧帰趙
33. 2019年2月23日 12:13:35 : 1gfy8eT9pc : ZkQ4VHBvd01mdjI=[5]
立憲と支持率が逆転するんじゃないかな。
もう2・3人面白いのを取り込めば、安倍自民もウカウカしてられない。
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/742.html#c33
コメント [政治・選挙・NHK257] <辺野古阻止はこれで決まりである!>軟弱海底岩盤問題が辺野古移設を不可能にさせる事になる  天木直人  赤かぶ
3. 2019年2月23日 12:14:00 : CzYJx39lTc : WmRkYlpQOHpRUk0=[9]

これ何?拍手を妨害していないか?

『拍手完了画面


 記事情報の取得に失敗しました(記事タイトル)。


 該当データがありません。


記事タイトル:


この投稿に拍手した方は 0 名です。』

http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/817.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK257] 韓国の「反日運動」=「三・一運動」最中、安倍晋三首相は2月22日、東京・元赤坂の東宮御所を訪れ、皇太子殿下と面会… 笑坊
2. 2019年2月23日 12:23:34 : 274fU3bFzU : ZnJPTy9zTFNaYlE=[1]
皆さんは、「即位の礼」が、19世紀後半に、つまり明治時代に、曖昧な神話を元に、急きょ、拵えられたものだ、と知っていますか?

> In November 1928,Hirohito had his formal enthronement in Kyoto.・・・・The ceremony, a late nineteenth-century contrivance based on vague Shinto mythology・・・・(Yamato Dynastyより引用。)
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/816.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK257] 国際社会の中の日本:自衛隊明記がもたらす諸問題 真の憲法9条改正を目指して  うまき
1. しんのすけ99[240] grWC8YLMgreCrzk5 2019年2月23日 12:36:31 : A4AvZivHZs : WU95VlVYQVVmdmM=[2]
満州事変の張本人として 「日本を戦争への道に引きずり込んだ男」 とまで言われる石原莞爾 旧陸軍中将だが
この石原が 日本国憲法第九条を それこそ絶賛していた事実をご存じだろうか
________________________________________________

『新憲法に於て日本は戦争を放棄することになったが、その意義は実に深甚微妙である。今日までは軍事を持たぬ独立国はなかったから、日本は独立国でなくなったというのが、従来の常識から生まれる当然の結論である。日本は自衛権すらも放棄して、ただ世界の正義と良心に訴えると言う。国民の中に未曾有の惨敗によって再び立ち上がり得ないとするあきらめに陥っている者もあろうし、或いは臥薪嘗胆で今にやっつけるんだと、ひそかに決意している者もあるかもしれない。しかしこれらは何れも人類史の偉大な現段階を知らぬ者である。

 今日までいかにも軍備のない独立国はなかったが、今や世界統一の前夜に入り、戦争の絶滅してしまう次の新時代が来るのである。もはや中途半端な軍備は物の役にも立たないし、国際正義感もまた近時大躍進を見ている。我等は心から戦争放棄の偉大な意義を自覚し、身に寸鉄を帯びずしてただ正義に基づいて国を立て、むしろ全世界に対してその進むべき道を示そうとする大覚悟と大抱負を持たなくてはならない』

http://ganko1ban.jugem.jp/?eid=1558

石原莞爾は敗戦後、亡くなる直前の一九四八年一一月、インタビューに答えて(このときの映像はNHKで放送もされました)、

 「我々日本は蹂躪されても構わないから、絶対戦争放棄に徹していくべきです」

とまで言っています。

https://blog.goo.ne.jp/tgalmoh/e/bcba0364fcc5bcaa141418aca8379741
_____________________________________________

↑↑↑ なんと 「蹂躙されても構わないから」 などと、いまどきのどんな左翼論客でも絶対に口に出来ない
極端な戦争放棄論を 晩年には展開しているのである

これを読んだだけで どれほど石原が、あの戦争の結果 日本国民が味わった壮絶な苦難と惨禍に直面した結果
心の底から あの戦争を 海よりも深く後悔し 反省していたのかが良く判るのである

この記事の本文(吉田茂の答弁)でも判るように、戦争放棄は 日本人自らが選択した結果なのである
ウヨ連中は 「押しつけられた」 などと、都合の良い事ばかり言及する割には 石原莞爾の戦争放棄論なんて
都合の悪い事には絶対に 目を瞑り 耳を塞ぎ 言及しないのである 見ざる聞かざる言わざるである。


ウヨの言う事なんて 絶対に信用してはいけない 都合の良い事だけを恣意的に抜き出す癖があるから。
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/811.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK257] ニュースウォッチ9・あさって沖縄県民投票・“選択”を前に…(揺れ動くを強調?) 戦争とはこういう物
4. 2019年2月23日 12:40:40 : tNGo413UXU : TC94TjBjTUZRa00=[1]
アメリカの大統領選挙はヒラリー候補の絶対的当選の意見が多数です、犬HK。
明日の晩が楽しみた♪
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/805.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK257] 報道の側が「片棒を担ぎ始めた」自壊の構図!   赤かぶ
21. 2019年2月23日 12:40:45 : ULi8ax4tHn : UHVOdUtjUXVRUHM=[1]
たしかに削られた八行には、記者クラブの記者たちの、引いては日本のメディア全体蔓延する気分というか「習俗」が現れているようだ。

つまり、記者クラブの政治取材とは、記者たちが政治家やお役人など、お偉い方々の顔色を見、ご機嫌を伺いつつ、機嫌よく滑らかに喋って頂いたことを記事にすることなのだ。

けして、国民の納得していないことを代わって聞き糺して、ご機嫌斜めにさせたりしてはいけないということだろう。

そして下々の国民としては、お偉い方々がご機嫌のよい状態で得々と喋った内容を聞かせて頂ければそれで十分なので、それ以上を望んではいけないということなのだろう。

この国ではそれが当たり前の不文律であったのだ。あの「無作法な女記者」が現れるまでは。

しかし、さすがにそのこと自体をほのめかすようなことまで記事にしてしまっては、外国記者などの目にも触れるかもしれず、まずかったのだろうな。

http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/807.html#c21

コメント [政治・選挙・NHK257] 激化する自民党「内部抗争」田畑“ゲス”議員の離党で火に油(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
9. スポンのポン[10826] g1iDfIOTgsyDfIOT 2019年2月23日 12:42:23 : YLRU9o6eFk : dUpJOXhqbEFjRlU=[6]
  
  
■内部抗争は自民党お得意の猿芝居だ。

 こういう人間のクズを国会議員にふさわしいと認めていた
 自民党のデタラメから国民の目をそらすための猿芝居だ。
 
 田畑某が離党しようと辞職しようとそんなことはどうでもいい。

 大事なことは安倍晋三というキチガイがいつまで総理でいるか、
 自民党という詐欺師の集団がいつまで政権を持っているかだ。
 
 

http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/809.html#c9

コメント [近代史3] 雅子という女は凄い女 _ 気に入った相手とは手当たり次第という感じ _ 男性経験は20人は超えている 中川隆
2. 中川隆[-11907] koaQ7Jey 2019年2月23日 12:54:11 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[69]
2018.07.11
雅子妃|男性遍歴@外交評論家;岡本行夫
http://akimasa-fushimi.sakura.ne.jp/wp/2016/11/20/2016112020161120000000/

外交評論家;岡本行夫、外務省時代の尊敬する上司、二人の関係に怪文書が飛び交った 


今回は情報収集中に引っかかった雅子の乱脈な男性関係を具体的に斬っていこうと思います。

今から20数年前の1991年、あるニュースが週刊誌を賑わしました。

タイトルは「将来の次官候補、外務省北米一課長岡本行夫氏が退職」というもので、外務省内でエリートコースを突っ走っていて、周囲の期待も高く将来の事務次官候補と言われていた岡本氏がいきなり、不自然な止め方をした。

という趣旨の内容でした。

外務省は元々天下り先の少ない省です。ですから、一部の人を除いては、定年まで勤め上げます。その岡本氏が46歳という中途半端な年齢で、天下り先もないのに辞めるなんて・・・随分憶測を呼びました。

「上司と喧嘩したのだろう・・」とか。

しかし、出世コースを突っ走る男は上司と喧嘩するなんて馬鹿な真似はしません。

【あの世に持っていかなければならない理由】があったのでしょう。

そこでピ〜ンと来たのが外務省時代の小和田雅子です。

当時雅子は、隣の北米二課に所属してました。

バリバリ仕事する隣の課の課長の岡本に尊敬の念と憧れを抱いたのでしょう。雅子はいつも「岡本課長を尊敬している」と事あるごとに公言していたそうです。

働く女性が、同じ職場の上司を「尊敬している」と公言するのは、もっと踏み込んだ意味があります。

ちなみに岡本行夫の最初の妻は、有名バイオリニストの佐藤陽子です。

のち離婚して、「エーゲ海に捧ぐ」で有名になった池田満寿夫と事実婚しています。その恋愛経験が豊富な佐藤陽子が岡本を評して「SEXが本当に上手なの〜」と高評価をつけています。余程のテクニシャンなのでしょう。

当時独身のテクニシャン岡本と【SEX大好き雅子】が第一線を超えるのに時間はかからなかったでしょう。二人の関係は直ちに省内で有名になり、怪文書が省内を飛び交うありさまになりました。雅子が中絶したという噂が飛び交ったのもこのころです。

ただこの時の事務次官が雅子の実父の小和田恒でした。

恒としては、【雅子は皇太子に嫁がせる】という長年の野望がありましたので、娘の恋を許すわけにはいきませんでした。

「この恋を止めさせるには、岡本を止めさせるしかない。娘は皇太子に嫁がせるときにキャリアの外交官としてのブランドが必須の為辞めさせるわけにはいかない」

こう考えた小和田恒は、岡本に事務次官の目が無くなったことを告げ、退職することを勧めました。

代わりに、【一生雅子との関係を秘密にする】という条件で、退職後も、岡本の仕事を省を挙げてバックアップするという約束をしました。

そのお蔭で、岡本は外務省を退職すると、即「岡本アソシエイツ」なるコンサルティング会社を立ち上げました。

そして橋本政権の首相補佐官など、小渕内閣、小泉内閣でも外交ブレーンとして活躍しました。

その他、アサヒビール等5社の取締役を務めるなど、外務省中途退職者とは思えないほどの利権にありつけました。

しかし、彼の外交姿勢は徹底した【対米従属】なので私は評価しません。

日本をATMとしか思っていない、アメリカのジャパンハンドラー(日本の操り手)として有名な、リチャード・アーミテージ等の日本側の受け手です。

安倍総理が、対米協調しながらも、米国と対等な外交安保関係を築こうとしていますから、岡本の対米関係思考はもう古いのです。

今までの退職を飲む代わりにバックアップを惜しまずやってくれた小和田恒も一説には株の信用取引で大負けして、自己破産しているとのもっぱらの噂です。

自宅(目黒区)にも帰らずに、東宮御所に隠れ住んでいるとの説もあります。

権勢欲の強い小和田恒が世間に顔を見せないのは、余程恥ずかしいことをしたか、たいちょうがわるいかのどちらでしょう。

小和田恒が無くなれば、もう岡本をバックアップしてくれる人はいません。近いうちに仕事が無くなるでしょう。
http://akimasa-fushimi.sakura.ne.jp/wp/2016/11/20/2016112020161120000000/
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/265.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK257] <辺野古阻止はこれで決まりである!>軟弱海底岩盤問題が辺野古移設を不可能にさせる事になる  天木直人  赤かぶ
4. 2019年2月23日 12:55:30 : tNGo413UXU : TC94TjBjTUZRa00=[2]
面白いですね、この状況を防衛省は既に3年前の海底ボーリング調査でしっかりと解明して把握もしていたのでしょう、この3年間この問題に対し内部で対応を検討したのですか?

3年間も住民からの開示要求を拒み続け、それのしっかりとした対応策が出来たから開示に応じたのかと思ったら、この期に及んで未だ工事の方法も、杭の数すら開示当初から確定されていなかった、これはもう3年間も状況を把握していたが内部の対応は工事は不可能だという事で全く放棄されていたのではないか、防衛省からの隠された白旗のつもりで、どうぞサンドバックにして吊るしてあるロープが千切れるまで蹴り倒して下さいと言う合図なのだろうか?

http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/817.html#c4

コメント [近代史3] 雅子という女は凄い女 _ 気に入った相手とは手当たり次第という感じ _ 男性経験は20人は超えている 中川隆
3. 中川隆[-11906] koaQ7Jey 2019年2月23日 12:57:08 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[70]

2018.07.10
雅子妃|男性遍歴Aイラクで非業の死を遂げた奥参事官。英紙が二人の親密の中を暴露
http://akimasa-fushimi.sakura.ne.jp/wp/2016/11/21/2016112120161121000000/

今日は、雅子の男性遍歴Aです。

その相手は2003年にイラク戦争のさなか、非業の死を遂げた外務省奥克彦参事官です。

英紙はすかさず、「犯人は不明だが(米軍による)忙殺の可能性もある。

亡くなった奥参事官は、現在皇太子妃となっている雅子妃と昔から親密な仲だった」と報じました。

また出てきましたね〜(笑)

男性遍歴(笑)

しかも今度は妻子持ちだから立派な不倫ですね(笑)

いったい過去何人の男と関係を持ったんだ(怒)

当ブログで扱った中では、はっきりと名前が出ている二人だけです。

他にも東大の同級生で、一緒にオクスフォードに留学したT氏なる人物も留学中の交際も報じられていますが、名前もわからないので検証する方法がありません。きっと当ブログで把握した日本人、外国人を問わず男性経験の実際は倍の人数ぐらいあるのでしょう。

おまけに、彼女は、奥氏の死をきっかけに、主治医から、【適応障害】の診断書を引き出し、翌年の皇太子の【人格否定発言】以後、一切の公務を拒否するようになりました。

例の【人格否定発言】は、小和田恒が文章にしたのを皇太子が、何度も練習し、時には感情をあらわにする練習をして、記者会見に臨んだものでしょう。

【人格否定】などのげすな表現は、皇室や皇族にはありません。

皇室や皇族とは対極にいる極悪朝鮮人の小和田恒しか考える人間はいません。皇太子に記者会見をさせたのも小和田でしょう。

しかし、【昔の男の死】を良いチャンスとして【適応障害】とする大野裕氏筆頭にする医師団の判断も腑に落ちません。

雅子としては元々関心が無く嫌でしょうがなかった公務をさぼる良いチャンスと見たのでしょう。または、小和田恒の入れ知恵かもしれません。

この日から、我々の税金から、年収6千万円をふんだくる【公務おさぼり皇太子妃】ができ、もう12年もたっているのです。医師団がやぶ医者だといっても良い位です。

小和田に【人格否定発言】を言わせるほど、東宮にいうべきは言い、筋を通して厳しく接していたのは、当時の鎌倉節(さだめ)宮内庁長官でした。

鎌倉氏は警察官僚OBで警視総監→宮内庁長官という歴史的な王道を歩んできた人でした。昔は旧内務省系の警察官僚OBや厚労省OBが宮内庁長官を占めるのが王道であり、不文律でした。

今、長官をやっている風岡典之などは建設官僚出身で、宮内庁長官としては向いてないとして、そもそも選外でした。

亡くなった鎌倉元宮内庁長官は【東宮の天敵】といわれるほど立派に筋を通しました。しかし、その後は、小和田と創価の連合軍により、宮内庁長官は、創価信者(風岡)部落出身者(羽毛田)のような人物が続き、東宮太夫も外務省から小和田の息のかかった人物(小町)が送り込まれるようになりました。

皆【雅子の公務おさぼり】を邪魔させないためです。

それにしても雅子という女の男性経験の数には呆れます。

私の元プレイボーイとしての経験から言うと、人相鑑定すると、この女は食事して仲良くなってアルコールも入ると、ホテルに誘うと簡単についてくるタイプです。

英国の王室の妃になる人は「処女であること」が条件です。

日本皇室もそれを求めているのは、雅子が第一選考で外されたのを見ると分かります。雅子なんか、やりすぎて処女膜のかけらもなく、処女膜再生手術も不可能だったでしょう(笑)

徳仁君は結婚初夜に花嫁に出血が無いのに不信感を抱かなかったでしょうか(笑)
http://akimasa-fushimi.sakura.ne.jp/wp/2016/11/21/2016112120161121000000/
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/265.html#c3

コメント [近代史3] 雅子という女は凄い女 _ 気に入った相手とは手当たり次第という感じ _ 男性経験は20人は超えている 中川隆
4. 中川隆[-11905] koaQ7Jey 2019年2月23日 12:59:09 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[71]


2018.08.09
雅子妃|男性遍歴B婚約直前まで行った福田元総理の孫;越智隆雄現自民党衆議院議員
http://akimasa-fushimi.sakura.ne.jp/wp/2016/11/19/2016112220161122092248/

婚約直前まで行った福田元総理の孫・越智隆雄現自民党衆議院議員


また出来てきました雅子の昔の男(笑)たたけば埃の出る女ならず、【たたけば昔の男が出る女】です。

越智隆雄という男は、福田赳夫元総理の娘が大蔵官僚の越智道雄に嫁ぎできた子で、孫に当たります。

同じく福田赳夫の孫で、チノパンの夫となった横手真一と同じく、慶應の幼稚舎から慶應義塾大学の経済学部までというコースは全く同じです。

就職も横手真一は三菱銀行(のちゴールドマンサックス)越智隆雄は住友銀行(後父越智道雄の秘書)というのも似ています。

祖父の赳夫が小和田恒を可愛がっていたこともあり、幼少の頃から小和田家と越智家は家族ぐるみの付き合いをしていました。

小和田家と越智家は一緒にスキーに行ったり、雅子の母の小和田優美子が、着物に「福」の字を入れて、福田家に忠誠を誓うようなこともしていました。

その中で年の近い雅子と隆雄は次第に親しくなり、雅子が外務省に入ったころに結婚を視野に入れた真剣な交際を始めました。

特に雅子がイギリスのオクスフォード大学に留学中に、隆雄も「フランスのエセック大学に留学したいと言い出し、父親の道雄から「なんでフランスなんだ?」と聞かれて「好きな女がイギリスにいるから」と答えたそうです。

そして二人は、ドーバー海峡をお互い行ったり来たりして逢瀬を楽しみます。

わざわざ、イギリスから海峡を渡って隆雄に会いに来て、「お茶と食事がすんだらさようなら〜」なんてことは常識的に考えて無いでしょう。お互い愛を確認しあったことは想像に難くありません。

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しかし、気になるのはこの英国留学中の雅子の男関係です。

オクスフォードに一緒に留学したT氏と深い関係に落ちていました。

また白人男性との交際もありました。

少なくても三股はかけていたことになりますね(驚)

凄い女です。性欲が強いのはよくわかりますが、三人の男とのスケジュール管理もしっかりダブルブッキングしないようにやっていたのでしょう。

一人とSEXしているときに他の二人にばれないように完璧にやっていたんですね。

確かにこの時期男同士がかち合ってトラブルという話は聞きませんでした。

こういう能力はあるんですね(笑)

こんな雅子でも越智隆雄は真剣に愛していました。

二人とも帰国後に、越智家の方から、プロポーズしたのですが、小和田家は断っています。この辺の事情は、雅子入内後に、落ちとの関係を週刊文春や写真誌が掲載してたたいていました。

なぜなら、ハーバート→東大→外務省という箔付けが完了した今、一度断られた皇太子妃に名乗りを上げる環境が出来上がっていたからです。

皇室に食い込み権力と権勢欲を握りたい小和田恒がそのチャンスを逃すわけはありません。

また1988年当時に大勢いたお妃候補も、皇太子のちびで不細工な容貌で、早々と他の男と婚約したり、結婚したりして逃げ、残っていた候補も、ここが重要なところですが、創価学会が一人ずつスキャンダルを捏造し、辞退に追い込んでいました。

最終時点で残っていたのは、雅子と久邇(くに)晃子さんとタレントで皇太子のアイドルだった柏原好恵の三人でした。

柏原は早々に逃げるために「ヌード写真集」などを出して、自分が候補から抜けるように工作しました。

最後は雅子と久邇(くに)さんでした。

宮内庁は久邇(くに)さんを押していましたが、そこに皇族の小和田のトロイの木馬の高円宮夫妻が出てきて、自宅で皇太子と雅子を合わせたり、外務省の小和田の後輩の柳谷謙介が自宅を提供して二人を合わせたりして、水面下の工作をやり、女性経験のない皇太子は雅子にころっとつかまってしまいました。

久邇(くに)さんの方も着物まで準備して、待っていたところに、皇太子側が勝手に雅子内定記者会見を開いて、宮内庁と両殿下を出し抜きました。

小和田―高円宮―創価学会―外務省の連携工作にしてやられた【朝鮮女雅子入内事件】です。

それにしても雅子という女は凄い女です。気に入った相手とは手当たり次第という感じです

今も白人国家の元首があいさつに来たら出迎えに出ますが、黒人国家の元首が来たら絶対に出てきません。アメリカ時代に、黒人の子供を堕胎した経験がトラウマになっていて、出てこれないそうです。

名前が出た男だけでかなりの人数がいますから名前やイニシャル、白人か黒人かも噂に出ない人数を合わせれば男性経験は20人は超えていると思います。

雅子は、祖父から水俣病患者の怨念父から創価学会関係の邪気を受け継いで皇室に入りました。逆に言うと婚約を破棄された越智隆雄は変な悪霊を持ち込まれずラッキーだったかもしれません。
http://akimasa-fushimi.sakura.ne.jp/wp/2016/11/19/2016112220161122092248/
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