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2019年2月14日00時16分 〜
記事 [政治・選挙・NHK257] 心愛さん死亡事件で児相を批判しても何の解決にもならない ファクトチェック・ニッポン!(日刊ゲンダイ)
       


心愛さん死亡事件で児相を批判しても何の解決にもならない ファクトチェック・ニッポン!
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/247352
2019/02/13 日刊ゲンダイ


亡くなった栗原心愛さんの自宅前に手向けられた花束(C)共同通信社

 千葉県野田市の小学4年生、栗原心愛さんが亡くなった事件に衝撃を受け、心を痛めている人は多いだろう。政府も対策に乗りだすという。ただ、千葉県柏児童相談所と野田市教育委員会の対応に批判が集中している状況が続く以上、何も変わらない。

 もちろん、児童相談所と市教委の対応は批判されても仕方ない。しかし、制度を抜本的に見直さずに批判ばかりすることは、もう終わりにしたい。

 今後の対策を考える上で、アメリカの状況は参考にできるかと思う。ひと言で言うと、強い権限ということになる。アメリカで生活している時、子供が地元の学校に通う手続きがなかなか進まず、地域の教育委員会に通ったことがある。

「ご主人、そうした威圧的な言葉を使われるのであれば、警察官を呼ばねばなりません」

 苛立った私が少し言葉を荒らげた際、女性担当者からこう言われた。委員会の対応に緩慢さが見えたこともあり、私は無意識に苛立ちを見せていたのだろう。すぐに謝罪して改めたが、そのまま「なんだ、その態度は!」などと言おうものなら逮捕されていただろう。

 これはアメリカでは、他の役所の窓口でも同じだ。机を叩いて威圧的な対応をとれば警察官を呼ばれる。自由なアメリカで? と驚かれるかもしれない。しかし、アメリカでは公的な職業に就く人の保護は極めて重視されている。仮に日本でもこうした規則が徹底されていれば、市教委の職員が恐怖を感じて誤った対応をとることはなかっただろう。

■相談所に十分な調査権限を

 児童相談所にあたる組織としてアメリカにあるのは「CPS」。Child Protection Serviceだ。日本と同じで各地方政府の機関だ。ただ、名称に「守る」という言葉が使われている点で明らかなように、生易しい組織ではない。まず、虐待が疑われるケースについての調査権限を持っている。日本では、警察との連携の必要性が以前から指摘されており、それは重要なことだが、常に警察が児童相談所の求めに応じて動いてくれるわけではない。児童相談所自体に十分な調査権限を持たせないと、子供を守ることは難しい。

 心愛さんの件では、児童相談所が一時保護を解除して自宅に帰したことが批判されている。ただ、CPSは基本的に、子供は自宅に帰す方針としている。子供にとって自宅が最善の環境だからだ。では、虐待をどう防ぐのか? CPSは、虐待が疑われる人物こそ取り除く必要があるとしている。心愛さんのケースでいえば、父親の勇一郎容疑者が家を出なければならないということだ。では、日本の児童相談所は勇一郎容疑者に「家を出て、心愛さんに近づくな」と命じる権限があるのか? 残念ながら、ない。

 アメリカのCPSがこれだけ強硬な措置を行うのは、子供への性的迫害が深刻だからという側面もある。しかし、これが日本で起きていないと言えるだろうか? 顕在化していないだけではないのか?

 安倍総理は国会で、「関係省庁の連携の強化」「緊急的な子供の隔離」「虐待の恐れのある子供の情報の取り扱いの見直し」などと語った。しかし、いずれも抜本的とは言い難い。このままでは何の解決にもならない。



立岩陽一郎
ジャーナリスト、1967年生まれ。91年、一橋大学卒業後、NHK入局。テヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクなどを経て2016年12月に退職し、17年からフリーランスとして活動。現在は調査報道を専門とする認定NPO運営「ニュースのタネ」編集長。アメリカン大学(米ワシントンDC)フェロー。毎日放送「ちちんぷいぷい」レギュラー。
















http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/504.html

記事 [政治・選挙・NHK257] 池江璃花子・白血病、桜田五輪相が「がっかり」発言…安倍首相は「適材適所」と評価し辞任させず(Business J)
池江璃花子・白血病、桜田五輪相が「がっかり」発言…安倍首相は「適材適所」と評価し辞任させず
https://biz-journal.jp/2019/02/post_26674.html
2019.02.13 文=編集部 Business Journal


桜田義孝大臣(写真:日刊現代/アフロ)


 競泳の池江璃花子選手が白血病を患っていることを公表した件で波紋が広がっている。池江選手は2月12日にツイッターで白血病という診断を受けたことを明かした上で、「私自身、未だに信じられず、混乱している状況です。ですが、しっかり治療をすれば完治する病気でもあります」と心境を吐露した。そして、今後は治療に専念することを明らかにした。

 競泳女子のエースである池江選手は、来年に迫る東京オリンピックの金メダル候補として期待されているだけに、日本はおろか世界が驚きに包まれている。過去に白血病を罹患した俳優の渡辺謙はツイッターで「前を向いて焦らずにしっかり治療に専念してください。祈っています」とエールを送っており、池江選手と同じ18歳で白血病を発症し克服した女優の吉井怜は「強い人だと思う。目標に向かって、一日も早い復帰を願っています」と同じくツイッターで発言している。

 池江選手の公表を受けて、日本骨髄バンクにはドナー登録の手続きなどの問い合わせが相次いでいるといい、インターネット上には「ゆっくり休んで完治を最優先にしてほしい」「18歳の女性が病気を公表するのは勇気がいることだったはず」といった声が相次いでいる。

 一方で、桜田義孝大臣(東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当)の発言に批判が殺到している。桜田大臣は12日に記者団に対して「金メダル候補で、日本が本当に期待している選手なので、がっかりしている。早く治療に専念してがんばってもらいたい。また、元気な姿を見たい。1人リードする選手がいると、みんなつられて全体が盛り上がるので、その盛り上がりが若干、下火にならないか心配している」とコメントした。

 池江選手の体調を気遣ってはいるものの、「がっかり」「盛り上がりが下火にならないか」といった物言い対して「白血病と戦う18歳の女性にかける言葉じゃない」「大臣としてではなく人として最低」「今すぐ辞任してほしい」「日本の恥」「メダルファーストで選手をモノ扱いしていることの表れ。まさにメダル優先主義」と批判の声が相次いでいるのだ。

 立憲民主党の枝野幸男代表は13日に開かれた会合で「この6年あまりの政治の象徴ではないか」と追及しており、同じ会合で国民民主党の玉木雄一郎代表も「今の安倍政権の体質を典型的に表している。罷免を求めたい」と批判した。また、国際政治学者の三浦瑠麗氏はツイッターで「何事も自分目線で発言してきたツケ」「やはり思いやりと自らの客観視は大事だ」と指摘するなど、大炎上している。

 桜田大臣といえば、2018年10月の初入閣以来、失言や迷言を繰り返してきた。18年11月の参議院予算委員会では、五輪関連の国家予算について「1500円」と回答、「なぜ(五輪相に)選ばれたかは私にはわかりません」などと発言して話題になった。また、サイバーセキュリティ戦略担当大臣も兼務する立場ながら、国会答弁で「自分でパソコンを打つことはない」「USBがなんであるかもわからない」などと発言したほか、「スマホは極めて便利なので1日何回も使っている」と開き直り、一連の言動が海外メディアでも報じられる騒動となった。

 過去に国会で「レンポウ議員」と名前を間違えられたことのある立憲民主党の蓮舫副代表は、「この大臣はもはや論外。五輪を担う資格さえないし、人としてどうなの」とツイッターで痛烈に批判している。

「安倍晋三首相が2月10日の自民党大会で『悪夢のような民主党政権』と発言したばかりなので、タイミングとしては最悪でした。案の定、野党の一斉反発を招き、有権者からは『桜田の五輪相こそ悪夢』との声もあがっています。ましてや、安倍首相は昨年10月の内閣改造で閣僚人事について『適材適所』と語っていますからね。再び任命責任を問われても仕方ありません。

 そもそも、桜田氏は入閣前から“お騒がせ議員”として知られていました。13年には東京電力の福島第一原子力発電所事故で発生した放射性廃棄物の処理について、『福島の東電施設に置けばいい』と発言、下村博文文部科学大臣(当時)から口頭注意を受けています。16年には、韓国の従軍慰安婦について『職業としての売春婦で犠牲者ではない』という主旨のコメントをして批判を浴び、すぐに撤回に追い込まれました。

 そのため、内閣改造の際は同じく初入閣で知名度の高い片山さつき内閣府特命担当大臣に注目が集まっていましたが、『最初にやらかすのは桜田大臣では』とささやかれていたものです」(週刊誌記者)

 桜田大臣は2月13日の衆議院予算委員会で「配慮を欠いた」としてお詫びと撤回を表明したが、野党の辞任要求は拒否した。永田町の喧騒はともかく、池江選手には治療に専念してほしいというのが日本中の思いだろう。

(文=編集部)































http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/505.html

記事 [政治・選挙・NHK257] 日本は輸出総額“世界4位”だが1人当たりの輸出額は世界44位 日本復活への「処方箋」(日刊ゲンダイ)
 


日本は輸出総額“世界4位”だが1人当たりの輸出額は世界44位 日本復活への「処方箋」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/247357
2019/02/13 日刊ゲンダイ


勤労統計不正で謝罪する根本厚労相(C)共同通信社

 国の統計データを巡り、役所ぐるみの改ざんが明らかになっている。

「日本では問題の本質を真剣に分析せず、適当な数字を見つけてくると、都合よく解釈することがよくあります。特に、学者にその傾向が強い。いろいろな数字を引っ張ってきて、“日本は素晴らしい国だ”という結論が出ると、そこで思考が停止してしまうのです」

 典型的な日本人の勘違いが、「日本は輸出大国だ」という思い込みだ。

「確かに日本の輸出総額は世界4位です。輸出額が多いと知ると、国民は『やっぱり日本はすごい』と思ってしまいます。しかし、数字のウラに何があるかの方が重要なのです。輸出額は世界4位であっても、それはあくまで“総額”であって、人口1人当たりに直せば世界44位です。対GDP比ではさらに下がって世界117位です」

 輸出総額の世界1位は中国で、その額は2兆1570億ドル(2017年)。2位が米国の1兆5760億ドル、3位がドイツの1兆4010億ドル。ずっと離されて、日本が6833億ドルで4位に入っている。人口14億人の中国が1位で、先進国の中では米国に次いで人口の多い日本が4位になるのは当たり前なのだ。

 ただし、人口1人当たりの輸出額になると、日本は約5359ドルでしかなく、1万7061ドルのドイツの3分の1もない。1万1325ドルの韓国にすらダブルスコアで負けているのだ。もっとも、米国は日本よりさらに少なくて4857ドル。米国が世界一の経済大国でいられるのは、人口が継続的に増えていることが大きいといえる。

「日本の学者は、米国ばかりを見る癖があります。しかし、2060年までに人口が25・2%増える米国は内需だけで十分ですが、日本は32・1%も減少します。日本はこれまで以上に輸出を増やすことは自然な流れです」

 輸出大国という思い込みと同様、技術先進国という幻想もある。「iPhoneは日本製の部品がなければ作れない」と自慢げに語る人は多いが、アフリカのケニアでiPhoneを手にした人が、「部品メーカーはどこかな」と気にするだろうか?

「江戸時代に『何百人も乗せて空を飛ぶ機械をつくるんだ』と言えば、『おまえはバカか』と言われたでしょう。しかし、実際にその発想を持った人物がいたのです」

 江戸後期に浮田幸吉がジョージ・ケイリー(グライダーの開発者)に先駆けて有人滑空実験を行っていたとされるし、明治時代には二宮忠八がライト兄弟より早く有人飛行機を設計していた。

「昔の日本には、スケールの大きい経営者がいたのです」



デービッド・アトキンソン
1965年、英国生まれ。オックスフォード大学卒。小西美術工藝社社長。ゴールドマン・サックス時代、日本の銀行の不良債権の実態を暴いて注目される。新著「日本人の勝算」(東洋経済新報社)を出版。











http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/506.html

記事 [政治・選挙・NHK257] 加計誘致の今治市が大臣就任祝賀会で地方公務員法違反の疑い(文春オンライン)


加計誘致の今治市が大臣就任祝賀会で地方公務員法違反の疑い
http://bunshun.jp/articles/-/10729
2/13(水) 16:00配信 週刊文春 2019年2月21日号 「週刊文春」編集部 文春オンライン


 学校法人「加計学園」の岡山理科大獣医学部の誘致に成功した愛媛県今治市。その今治市の菅良二市長や同市の職員らが、地方公務員法違反の疑いがあるパーティを開催していたことが「週刊文春」の取材で分かった。


菅良二市長 ©共同通信社

 今治市を巡っては、市教育委員会が市内の小、中、高校に対し、加計学園の獣医学部新設に関する市民説明会への動員を呼びかけていたことが公務員の政治的中立性に抵触しかねないと指摘されてきた。

 今回、問題となっているパーティとは今年1月26日、愛媛県今治市内のホテルで開催された山本順三国家公安委員長(64)の大臣就任祝賀会。山本氏も国会などで、加計学園の獣医学部新設問題への関与が取り沙汰された一人だ。このパーティには地元の有力者約250人が招かれ、フランス料理のフルコースが振る舞われたという。

 ところが、小誌が入手した案内状によれば、祝賀会の<お問合わせ先>は、<今治市総務調整課>。領収書には、参加費1万円を領袖した事務取扱者として課長名の判子が押されていた。

 菅市長は「私が発起人だから職員にやらせてね……。政治活動ではなく大臣の祝賀会です」と回答。市総務調整課は「祝賀会は政治活動ではなく儀礼的なものでございます」「地方公務員法の政治行為の制限に該当するものでもございません」などと回答した。

     
     パーティの案内状

 一方、大臣はどう答えるか。山本氏を直撃した。

――祝賀会の事務に従事した市職員は地方公務員違反にあたるのでは?

「ちょっとよく分からない。確認してみます。私が主催したわけではなく招待して頂いただけです」


警察トップの山本大臣 ©文藝春秋

――特定の政治家を、政治的中立性が求められる地方公務員が応援することは問題あるのでは?

「そんなこと全くない! 何が問題あるのかこっちが聞きたいわね」

 元東京地検特捜部検事の郷原信郎弁護士が指摘する。

「本来公務員は政治的中立性が求められ、職務として祝賀会の事務を担った市職員は、政治的行為を制限した地方公務員法に違反することは明らか。命令に逆らえず政治的活動に従事したとすれば、市長のパワハラと言えます。そして国家公安委員長という職務を務める山本大臣も道義的な責任は問われるでしょう」

 警察を管理する国家公安委員長の就任祝いが、違法の疑いのあるパーティーだったことは論議を呼びそうだ。

 2月14日(木)発売の「週刊文春」では、山本氏の大臣祝賀会の様子や、山本氏と加計学園との関係などについて詳報している。








































http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/507.html

記事 [政治・選挙・NHK257] 沖縄県民投票が象徴 この国の“形だけ”独立と民主主義(日刊ゲンダイ)
 


沖縄県民投票が象徴 この国の“形だけ”独立と民主主義
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/247407
2019/02/13 日刊ゲンダイ


米国隷従で環境破壊(C)共同通信社

 いよいよ、14日辺野古米軍新基地建設の賛否を問う沖縄県民投票が告示される。24日の投開票日には恐らく反対票が圧倒するだろうが、そうした投票結果を突きつけても、基地建設を阻止できる保証はない。埋め立て海域がマヨネーズ並みの軟弱地盤と判明し、設計変更に追い込まれても暴力的に土砂を投入。新基地建設に固執する暴走政権に民意をくみ取る正常な判断を期待するだけムダである。

 既に新基地建設計画の破綻は明らかだ。設計変更では、水面下最大90メートルの軟弱地盤に6万本以上の「砂杭」を打ち込む工事を検討しているが、国内の作業船が砂杭を打ち込める深さは最大70メートルしかない。

「それだけでも無謀な計画なのに、辺野古新基地は普天間基地より狭すぎて代替施設になり得ない。その上、沖縄県の試算だと、工期はあと13年かかり、工費は2.5兆円と当初計画の10倍に跳ね上がる。軍事的にも経済的にも合理性はゼロ。先週、県主催のフォーラムで説明を求めても、政府側も沖縄防衛局も自民党県連も顔を出さない。県民投票直前でも賛成派すら納得させる材料がないことを認めたようなものです。それでも土砂投入で既成事実だけを積み上げる政権を許す国を、民主国家と言えるのでしょうか」(沖縄国際大大学院教授の前泊博盛氏)

 完成するか分からない新基地建設に邁進する政権の姿こそ、この国に民主主義がないことを象徴している。安倍首相が新基地建設にシャカリキなのは、民意より“宗主国”の米国との同盟関係を重視していることの証明でもある。


民意の沸騰がカギ(C)共同通信社

いずれ底をつく税金献上と主権放棄の実情

 この6年間で安倍政権は米国兵器を爆買い。これまで以上に隷従関係を強めてきた。複数年度に分けて払う「兵器ローン」の残高も膨らみ続け、新年度予算案では5兆円を突破。年間の防衛費に匹敵するローン返済に追われ、国内の防衛企業に一時は支払い延期を要請したほど。2019年度は約2兆円を返済するが、同時に2.6兆円のローンが追加発生する自転車操業に陥っている。

 爆買い兵器が日本の防衛に役立つのかすら、疑わしい。典型例がイージス・アショアの導入だ。取得額は当初見積もりの約800億円から現時点で1基約1340億円、2基で約2679億円に膨らんだ。配備候補地は、秋田市の新屋演習場と山口県萩市のむつみ演習場。北朝鮮が弾道ミサイル実験を重ねていた17年に、官邸がトップダウンで導入を決めた。

 北朝鮮が弾道ミサイルでハワイを攻撃した場合、津軽海峡上空を飛翔する。新屋はその軌道の近く。グアムに放てば中国・四国地方の上空を飛んでいく。むつみは、その軌道のほぼ真下だ。

 つまり、本土防衛など建前。イージス・アショア導入は、米太平洋軍司令部があるハワイと在沖海兵隊の移転先であるグアムを守るため。米国にシッポを振るのが目的なのだ。

「米朝の緊張は緩和し、ロシアからも攻撃転用を疑われる中、イージス・アショア導入の意義は薄れています。23年に運用開始を目指していますが、米国からの納入時期は目標に過ぎず、配備はさらに遅れる公算が高い。その間の国際情勢次第で、日本だけが緊張緩和の流れに逆行することになりかねません。イージス・アショアの配備がロシアや中国を刺激し、本土が狙われる危険も増す。もはや無用の長物です」(法大名誉教授・五十嵐仁氏=政治学)

 米国の言い値で右肩上がりの取得費に加え、30年間の維持・運用に約1954億円もかかる。この調子で税金を献上したら、いくら消費増税を重ねても国家予算が底をついてしまう。

■治外法権状態も黙って指をくわえるのみ

 さらに、安倍には日本の主権を放棄した「日米地位協定」を見直すつもりがさらさらない。

 昨年1月に沖縄で相次いだ米軍機のトラブルを受け、整備状況の確認のため、当時の小野寺防衛相は普天間基地への自衛官派遣を国会で表明したが、10カ月後に撤回。国内のトラブル対応のため、基地の立ち入りすら許されないのも、地位協定が阻んでいるからだ。

 3条で、米側が在日米軍基地の管理などに「必要なすべての措置を執ることができる」と規定。日本側は米側に事前申請し、許可を得なければ米軍基地には一歩も入れない。

 日本と同じく米国と同盟関係にある独伊両国は相次ぐ米軍機の事故を受け、1990年代に協定を見直し。ドイツは協定に立ち入り権を明記し、緊急時は事前通告なしで立ち入り可能に。イタリアは自国の司令部の下に米軍基地を置き、司令官は基地の全区域に立ち入り自由となった。

 国民が危険な目に遭えば、協定見直しに動くのが普通の国なのに、安倍は黙って指をくわえているのみ。国内法の及ばない治外法権状態を容認し続けている。前出の前泊博盛氏はこう言った。

「地位協定の弊害は、安倍政権の政策にも及びます。東京五輪までに訪日客4000万人突破の目標のため羽田空港の国際線の発着数を増やす計画ですが、地位協定で米軍の管制権が守られた『横田空域』の壁が立ちふさがる。日ロ平和条約交渉でも北方領土を返還した場合、ロシア側は地位協定に基づいて米軍が基地を置く可能性を懸念。プーチン大統領には『辺野古新基地の建設状況から判断すると、日本での米軍基地設置に関し日本政府がどの程度の主権を持っているのか疑わしい』と公言される始末です。政策遂行の邪魔となり、他国の首脳の放言に反論もできず、金科玉条のごとく地位協定を尊重する国は世界を見渡しても日本しかありません」

■とどのつまり米軍と揉めるのが面倒なだけ

 地位協定を長年研究してきた法大教授の明田川融氏は昨年2月、全国知事会の米軍基地負担に関する研究会で、日本が見直しに消極的な理由をこう推察。@内容が多岐にわたり関係自治体や省庁など利害団体間の調整が複雑A日本が改定を求めれば米国と地位協定を結んでいる他国にも波及する――だから「日本政府が自粛してきたのではないか」というのだ。

 トドのつまり、この政権は米国と揉めるのが面倒なだけ。長いモノには巻かれろの奴隷根性で、米国の真の軍事パートナーとなるべく、解釈改憲で集団的自衛権を容認。憲法より日米同盟と地位協定を尊重し続ける首相が、今さら自民党大会で改憲をホザくとは、アホらしくなってくる。

 元参院議員の平野貞夫氏らは先月、「内乱罪を既遂した首謀者」として、安倍を最高検に追加告発。告発状で〈辺野古米軍新基地建設強行を、安倍氏個人の目的のために、憲法の諸条文に反し、憲法の定める統治の基本秩序を壊乱することを目的として暴動をなし、内乱をなしている〉と指摘した。この表現がしっくりくるほど、憲法破壊の米国隷従首相を担ぐ国には民主主義など、もともとないも同然なのだ。

「かくなるうえは、全国の人々が沖縄の痛みを自分のことと捉え、県民投票を大いに盛り上げるしかありません。海外メディアの注目を集めるほど、不平等な主権侵害の実情を高らかに訴える。米国は曲がりなりにも民主主義国で、民意に支持されなければ軍隊は外国に駐留できないことを理解している。民族主義者を自称する人ほど、エセ保守首相が黙認する屈辱的状況を、米国に民意として突きつけて欲しい」(五十嵐仁氏=前出)

 独伊両国で地位協定の改定が実現した背景には、国民世論の怒りの沸騰があった。沖縄県民投票は米国に主権侵害の見直しを迫り、ポチ政権を退陣に追い込む大チャンスでもある。






















 



http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/508.html

記事 [政治・選挙・NHK257] 「ちっちゃな首相だ!」 民主党政権は本当に悪夢だったのか(フジ)「もう一度悪夢を見てもらえばいい」小沢から国民が脅される
「ちっちゃな首相だ!」 民主党政権は本当に悪夢だったのか
2/13(水) 17:18配信 ホウドウキョク
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190213-00010011-houdoukvq-pol



1.安倍発言への反応が面白い
2.やっぱり一番が小沢さん
3.まだ民主党政権を許していない


【「取り消しなさい」「取り消しません」】


安倍首相の「民主党政権は悪夢だった」発言。 是非はともかく、 発言に対する旧民主党幹部の皆さんの反応が、 人それぞれで面白かった。


まず外相を務めた岡田克也さん。 昨日の予算委では 「取り消しなさい」「取り消しません」 と安倍首相とガチンコ対決だった。 安倍さんが「少なくともバラ色ではなかった」とムキになると、 岡田さんも終了後「ちっちゃな首相だ」と言い返し、 お互いやや大人げなかった。


官房長官、経産相などを務めた枝野幸男さんは、 「あの時代は自殺者が減るなど良くなった部分も多々ある」 と比較的おとなしい反論。 というか悪夢という前提を認めているようにも聞こえた。


【小沢氏「もう一度悪夢を」】


ダントツに面白かったのは、 やはりこの人、幹事長だった小沢一郎さん。


「もう一度悪夢を見てもらえばいい」だって。 これは本来、 「安倍さんにとっては悪夢だっただろうから、 もう一度安倍さんに悪夢を見てもらおうじゃないか」 という趣旨。 ただ、これ、普通の国民が聞いても、小沢さんから、もう一度悪夢見てもらうぞ、 と脅されているように感じますよね。


【国民は民主党政権を許してはいない】


さて、では実際に民主党政権は悪夢だったのだろうか。 私も含め国民が民主党政権に夢を見たのは事実だ。 ただその夢が少し大きすぎたのではなかったか。


だから辺野古移設や、子ども手当、消費税など、 選挙前と後のあまりのギャップの大きさに、 「悪夢」だと思った人もいただろう。


6年も政権を続ける「勝ち組」の安倍さんが、 「悪夢」呼ばわりするのは大人げないかもしれない。


民主党政権の人達からすれば、 良いこともやったんだし、 改革は時間がかかるんだから、 もう少し温かい目で見てほしい、 ということだろう。


ただ国民の多くが、未だに民主党政権を許してないのも、 また事実なのだ。


【執筆:フジテレビ 解説委員 平井文夫】


FNN

http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/509.html

記事 [政治・選挙・NHK257] 「ロシアが北方領土を不法占拠」というのも"半嘘"だ?(サンデー毎日) 
「ロシアが北方領土を不法占拠」というのも"半嘘"だ?
http://mainichibooks.com/sundaymainichi/column/2019/02/24/post-2218.html
サンデー毎日 2019年2月24日号


牧太郎の青い空白い雲/706

 世の中、アチコチに「半分は嘘(うそ)!」が転がっている。

 例えば北方領土問題である。第二次世界大戦で(事実上)日本の敗戦が決定的になった1945(昭和20)年8月8日午後5時(モスクワ時間。日本時間午後11時)、ソ連の外務大臣は日本に対して宣戦布告した。

 駐ソ連日本大使はモスクワから「宣戦布告の報」を外務省へ打電するが、モスクワ中央電信局の妨害で、この情報は日本に伝わらない。1時間後、ソ連軍は進軍を開始。日本がポツダム宣言の受諾を決めた後の9月5日にかけて、北方領土に上陸し、占領した。(日本人から見れば)いかにも「汚い行為」である。その結果、北方領土は現在に至るまで、ソビエト社会主義共和国連邦、継承したロシア連邦が実効支配している。

    ×  ×  ×

 この「汚い行為」に対し「北方領土は日本固有の領土だ! ロシアが北方領土を不法占拠している」というのが日本の主張。しかし、これも怪しい。

 45年8月14日、日本はポツダム宣言を受諾したが、この宣言には「日本国ノ主権ハ本州、北海道、九州及四国並ニ吾等ノ決定スル諸小島ニ局限セラルヘシ」とある。つまり、本州、北海道、九州、四国以外の地域を日本固有のものと主張することを放棄した。

 当時の米国大統領・ルーズベルトはヤルタ会談で、ソ連の対日参戦を求め、この時、千島をソ連領とする!と提言している。ソ連の参戦は「北方領土占領」が前提だった。

 しかも、51年のサンフランシスコ平和条約には「日本国は、千島列島並びに日本国が1905年9月5日のポーツマス条約の結果として主権を獲得した樺太の一部及びこれに近接する諸島に対するすべての権利、権原及び請求権を放棄する」とあり、千島列島と南樺太を放棄しているのだ。

 この事実を踏まえると、日本が「ロシアが不法占拠している」と主張するのは("大嘘"ではないけど)「半嘘」ではあるまいか?

 もちろん、サンフランシスコ平和条約は「千島列島」の地理的な範囲をはっきりと定めていないから、歯舞(はぼまい)群島、色丹(しこたん)島、国後(くなしり)島、択捉(えとろふ)島は即「ロシアの領土!」というわけでもないが......。

    ×  ×  ×

 領土を巡る主張はいつも「半分ホントで半分ウソ」である。

 1644年、徳川幕府が作成した『正保御国絵図』には、松前藩が支配している蝦夷(えぞ)地として北海道本島、樺太、千島列島、国後島や択捉島が記載されている。これを根拠に「日本の領土」と主張する向きもある。確かに、幕府は調査団を派遣しているのはホントだが、この頃、択捉島に住んでいたのは日本人ではなくアイヌだった。つまり「半嘘」なのだ。歴史的なことを言い出したら、ロシア側にも「言い分」がいくつもあるだろう。でも、ロシアの歴史も多分「半嘘」だろう。言ってみれば、領土交渉はいつの時代でも「半嘘」と「半嘘」の戦い。だから、両者、折り合えない。

    ×  ×  ×

 厚生労働省の統計不正問題で、永田町は大揺れなのだが、そんなことは棚に上げ、安倍首相は「ロシアとの平和条約締結」に血道を上げている。

 プーチン大統領の機嫌を大事に(たとえ「半嘘」であっても)、主張しなければならない「4島返還」をあっさり捨てて「2島返還」で手を打とうとする。「北方領土を取り戻した首相」として歴史に名を残したいのか? ちょっと心配だ。

 安倍さんに「悪意」はない、と思う。問題はご本人が「俺は外交が上手だ」と勘違いしていることだ。世界を股にかけ、諸外国にカネをばら撒(ま)いていれば、海外から「外交上手」と称賛される。カネをもらえば、お世辞を言うのは当たり前だ。

 現実は違う。安倍外交は対ロシア、対韓国、対中国、対北朝鮮......すべての面で失敗している。でも、本人は「外交の安倍」と思い込んでいる。

 この安倍さんの「勘違い」はプーチン大統領にとってもトランプ大統領にとっても、北朝鮮にとっても、中国にとっても、好都合なのだ。「カネを配るのが外交」と勘違いする安倍さんをおだてていれば儲(もう)かる。

 ロシアは安倍政権が北方領土問題を争点に衆参ダブル選挙に打って出るのを期待している。「安倍さんは外交上手」と勘違いする日本人が自民党を支持すれば、思う壺(つぼ)?

 ともかく「半嘘」と「半嘘」がぶつかり合う領土問題は「お坊ちゃまの安倍さん」には荷が重い。



http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/510.html

記事 [政治・選挙・NHK257] <疑惑浮上!>本多議員「お父さん、憲法違反なの?」これ実話ですか? 安倍首相、マジギレ!「私が言っていることを嘘だと!」












本多平直 立憲民主党・無所属フォーラム 予算委員会 衆議院 2019 02 13

※43:30〜本多議員「お父さん、憲法違反なの?」と言われて… 再生開始位置設定済み





























http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/511.html

記事 [政治・選挙・NHK257] 政府発表の統計は都合よく操作されていると思った方がいい 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ)
  


政府発表の統計は都合よく操作されていると思った方がいい 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/247414
2019/02/14 日刊ゲンダイ


「攻めの農政」もアベノミクスの柱のひとつ(C)日刊ゲンダイ

 農水省が8日、2018年の農林水産物・食品の輸出額が前年比12%増で過去最高の9068億円に達したと発表した。安倍晋三首相はかねて「攻めの農政を展開して輸出を1兆円に増やす」ことをアベノミクスの柱のひとつとして掲げてきたので、その目標に近づきつつあるのは、何はともあれ、めでたいことではある。

 しかしここにも、統計の捏造ではないけれども、都合のいいように数字を操作して、安倍政権が農政に熱心で着実に成果を上げつつあるかの印象をつくり出す作為が働いている、と野党の農林系議員が指摘する。第1に、総額の伸びだけでなく中身をよく見なければならない。品目別の額で多い方から10位までを挙げると、アルコール飲料、ホタテ貝、真珠、ソース混合調味料、清涼飲料水、さば、牛肉、なまこ、菓子、たばこで、食品加工製品と水産品(真珠はここに入る!)、それに畜産品としての牛肉がほとんどで、ここまでには農産品はたばこだけ。土に生えるものとしては13位の緑茶、16位のりんごが続く。

「攻めの農政」という言葉でくくって総額が増えていると言うと、「安倍政権も農業で頑張っているんだ」という印象が醸されるが、実態はだいぶ違う。これをもし安倍に問えば「いや『農林畜水産業と食品加工産業』と全部列記するわけにはいかないので、まとめて『農政』と言っているだけで他意はない」と弁解するだろうが。

 さらに第2に、この中には原材料を輸入に頼っているものが多い。

 アルコール類の3分の1を占める日本酒は国産米からできるが、ビールなど麦を使う酒は、ほとんどが輸入品を加工する。うどん・そうめん・そば、味噌、醤油、菓子類なども同様。農水省は自給率統計の時には、例えば輸入穀物飼料に頼っている食肉は国産にカウントしないので、その分だけ自給率は下がるような数字の取り方をするが、輸出統計の時は輸入原材料頼りのものも国産であるかにカウントして、輸出額を大きく見せているのである。

 そういうわけなので、政府が発表する統計というのは多かれ少なかれ“大本営発表”というか、政府の都合のいいように操作されたものだと思ったほうがいい。それを見破るには、メディアによる要約を信じないで自分で発表の原資料に当たってみることである。



高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。















http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/512.html

記事 [政治・選挙・NHK257] 脅しに近い甘利明のブラフ/政界地獄耳(日刊スポーツ)
脅しに近い甘利明のブラフ/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201902140000093.html
2019年2月14日7時47分 日刊スポーツ


★10日の自民党大会後、党選対委員長・甘利明は「野党が選挙のためだけに『野合』をするのであれば、勝つためにあらゆる手段を取る」と述べ、同日選実施の可能性を示唆した。「何があってもいいように備えてほしい」(昨年12月1日)、「参院選が近づき、非常に厳しい状況になった場合、突破する手だてとしてはある。可能性はかなり低いと思うが、ゼロではない」(1月15日)と年末から甘利は同様の発言を繰り返しており、衆参同日選挙の火種としてくすぶっている。

★本来、党幹事長ですら解散は首相の専権事項として軽々に発言したりはしないし、誤解を生むような発言でミスリードすること、また首相の先を行く発言は控えるものだが、金銭疑惑で閣僚を辞任し、国会から雲隠れした男は今では首相を超える発言で復権している。この発言について自民党内では誰も苦言を呈さない。きっと首相・安倍晋三と盟友が申し合わせて発言しているのだろうとしているからだろう。ただ、この野党への揺さぶりがひょうたんから駒になることがあるから首相以外が発言すべきものではないのだ。この件に関しては公明党代表・山口那津男が危険な火種になるとの認識で苦言を呈し甘利をけん制している。

★こういったブラフは観測気球というより脅しに近い。「日頃から油断するな」なら常在戦場で、選対委員長の役割だろうが、それ以外は余計な発言だ。野党にまとまりが生まれ、参院選に勝機が見えればダブル選あるぞというが、それは野党へのけん制にはならない。11日、立憲民主党代表・枝野幸男は「解散を打つならしっかりと受けて立つ決意だ。衆院選の候補者発掘も精力的に進める」と逆手に取った。焦点は4月21日の大阪と沖縄の補選の結果だろう。野党が勝てば同日選挙は消え、与党が勝てば同日選ありうるべしだろう。それまでの甘利発言はあまり意味がない。(K)※敬称略



















http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/513.html

記事 [政治・選挙・NHK257] 桜田五輪担当相「がっかり」発言に 「五輪憲章読んでない」答弁も 野党攻撃、与党も冷ややか(毎日新聞)
「桜田五輪担当相「がっかり」発言に 「五輪憲章読んでない」答弁も 野党攻撃、与党も冷ややか
2/13(水) 19:59配信

 桜田義孝五輪担当相が競泳の池江璃花子選手の白血病公表について「がっかりしている」と12日に発言したことを受け、野党は閣僚の資質を疑問視して反発した。桜田氏は13日の衆院予算委員会で発言を撤回して陳謝したが、与党からも「桜田さんじゃなく、(池江選手)本人や家族が一番がっかりしている」(公明党の石田祝稔政調会長)などと冷ややかな声が上がった。

 安倍晋三首相は予算委で「池江さんは治療に専念し、一日も早く元気な姿を見せてほしい」と強調したが、共産党の穀田恵二国対委員長は記者会見で「論評に値しない。桜田氏が閣僚の資質を欠いているのは、既に明らかだ」と切り捨てた。国民民主党の玉木雄一郎代表は「(桜田氏の発言は)閣僚がかける言葉か。政権の体質を表している。罷免を求める」と訴えた。

 自民党幹部は「桜田氏は配慮が足りない」と批判。桜田氏の所属する自民二階派議員も「(がっかりと)思っても言ってはダメだ」と突き放した。

 一方、五輪の根本原則を定めた五輪憲章について予算委で問われた桜田氏は「話は聞いているが、自分では読んでいない」と明かした。不安定な答弁ぶりはこの日も続き、「今までの分も挽回できるよう一生懸命、職務に努めたい」と自らを鼓舞する場面もあった。

 桜田氏は昨年10月の内閣改造で初入閣。昨年の臨時国会ではサイバーセキュリティーの担当にもかかわらず、「自分でパソコンを打たない」と答弁し、立憲の蓮舫氏を「れんぽう議員」と言い間違えるなど、発言がたびたび問題化している。【浜中慎哉、遠藤修平】」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190213-00000072-mai-pol
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/514.html

記事 [政治・選挙・NHK257] 資質というよりも常識を欠く桜田義孝五輪相。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/02/blog-post_80.html
2月 14, 2019 日々雑感(My impressions daily)

<桜田義孝五輪相は13日の衆院予算委員会で、国際オリンピック委員会(IOC)が定める五輪の基本原則「五輪憲章」について「読んでいない」と述べた。国民民主党の階猛氏の質問に答えた。

 桜田氏は、五輪憲章に関する理解を問われ、「話には聞いているが、自分では読んでいない」と答弁。その後は「五輪の根本原則、規則、付則、細則を成文化したもの」などと事務方の用意した紙を読み上げた。

 憲章にある五輪の目的を問われると「詳細のものは用意していない」。階氏は憲章では「人間の尊厳」がうたわれていると指摘し、「池江選手への発言はこれをまったく理解していない。五輪の根本的な理念もわかっていなくて大臣が続けられるのか」と批判した>(以上「朝日新聞」より引用)


 資質を欠くというよりも常識を疑う人物が国会議員に当選し、大臣にまでなっていることにまず驚く。それは桜田義孝五輪相のことだ。

 競泳女子の期待の星の池江選手が白血病を発症していたことに関して、「がっかりした」と、先ず金メダル獲得がダメになったことを残念に思うかのような感想を述べたという。それは資質がないというよりも、人としての常識を疑われるレベルの発言だ。それが誰であろうと白血病を患っていたと知ったら、先ず病気を気遣い一日も早い平癒を願うのが人としてのあり方だ。

 以前にも桜田義孝氏はサイバー担当大臣として「PCを触ったこともない」と発言して物議を醸した。PCを触ったこともない人物がサイバー攻撃の何たるかを知っているとは思えない。

 国際社会でも大問題となっているだけでなく、サイバー攻撃が米中貿易戦争の引き金ともなっている。現代社会は「情報戦争」でもあるからだ。その情報のカギを握っているのがネットであり、その電脳空間の中でPCに侵入して窃盗や業務妨害を働くサイバー犯罪の仕組みを知らずしてサイバー犯罪を防ぐ手立てのイロハすら理解できないだろう。

 桜田義孝五輪相を常識を欠くと批判したが、そのような人物を担当大臣に任命した総理大臣の「任命責任」はどうだろうか。大嘘を平気で吐き、日本を実質的に衰退させているにも拘らずアベノミクスと自らの身内経済政策を誇ってみたり、安倍氏の常識も大いに疑わしい。

 「解釈改憲」で憲法違反を平気で行う安倍氏が憲法改正発議を行う、と繰り返し発言している様は噴飯もの、というよりもオザマシさすら感じる常識が破綻した性格異常者ではないかと疑う。

 そのような性格異常者を与党の中にも野党の中にも散見するのはなぜだろうか。彼らは選挙で選ばれた国民の代表のはずだが、一般的な日本国民よりも常識で劣る人物がバッジを付けて赤絨毯を踏んでいるのに驚く。

 まず、国民が公職選挙候補者に常識を求めなければならない。党の公認だとか宗教団体の推薦だとかいう前に、人として「大丈夫」な人なのかを確認しなければならない。一定の常識を備え、一定の学識を備えた人物なのかを確認しなければ駄目だ。

 いや、その前に選ぶ側の国民がマスメディアの世論誘導や世論操作に騙されないだけの常識を持たなければならない。圧倒的多数の労働者や多くの国民が貧困化している現状をしっかりと認識すれば、悪政を行っている安倍氏が政権の座に六年有余も座っているはずがない。

 国民を騙す根本的な装置がマスメディアだ。彼らはスポンサーたる企業の広報機関であり、経営審査をする政権の広報機関に堕した広報機関でしかない。彼らが報じる情報の内容をすべて疑った方が良い。

 最も信頼できる「情報」は肌感覚だ。いかにマスメディアが政府広報機関として「イザナギ景気」超えを宣伝しようと、肌感覚で「オカシイ」と感じたらネットで統計の基となる数字を確認することだ。

 金メダル確実視される競泳女子の星の白血病報道に、担当大臣として獲得する金メダルの数を心配したのは愚の骨頂だ。なぜ人として病気を気遣う配慮が出来なかったのだろうか。池江さんの一日も早い平癒を心から願うのが人としての常識だ。



http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/515.html

記事 [政治・選挙・NHK257] 麻生太郎副総理兼財務相は、来日した世界銀行の次期総裁候補に指名されているデービット・マルパス米財務次官に、余計な発言…
麻生太郎副総理兼財務相は、来日した世界銀行の次期総裁候補に指名されているデービット・マルパス米財務次官に、余計な発言をしたため、政治生命を失いかねないという
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/622170ed82400eb62a9cea240eec3e90
2019年02月14日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 トランプ大統領が世界銀行の次期総裁候補に指名されているデービット・マルパス米財務次官が来日して、麻生太郎副総理兼財務相と会談をした。マルパス財務次官支持を要請した麻生太郎副総理兼財務相は会談終了後に記者に向けて、「強力な候補者として評価している」などと発言した。だが、問題はその次の麻生太郎副総理兼財務相の発言である。「どのような候補者が出るかわからない。情勢を見させてもらう」と述べた。さらにその次には、「中国の向けなどへの融資を段階的に縮小し、必要性の高い発展途上国に振り向けるなどの世銀改革をしてくれ」と要請したという。しかし、天皇陛下のごく近くにいる吉備太秦によると、「麻生のこれらの余計な発言は、2つの意味でかなり致命的だ」という。ズバリ言えば、政治生命を失いかねないということだ。



http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/516.html

記事 [政治・選挙・NHK257] 菅官房長官がうっかり本音? 東京新聞記者の質問は「取材じゃなく『決め打ち』」(J-CAST)首相に続き官房長官もキレる
「菅官房長官がうっかり本音? 東京新聞記者の質問は「取材じゃなく『決め打ち』」
2/13(水) 13:32配信

 東京新聞社会部の望月衣塑子(いそこ)記者を指すとみられる「特定の記者」が、菅義偉官房長官の定例会見で「問題行為」を行っているとして、首相官邸が記者クラブに対して「問題意識の共有」を求める文書を送っていた問題は、2019年2月12日の衆院予算委員会でも取り上げられた。

 国民民主党の奥野総一郎氏は質問に立ち、取材の段階で事実関係と異なる質問を封じることについて「民主主義国家としてあってはいけない」などと指摘した。これに対して、菅氏は「取材じゃないと思いますよ?『決めうち』ですよ」と反発。望月氏が意図的に事実と違う発言を記者会見で行っているとの見方を示した形で、閣僚としては異例の反応だ。

■過去に9回にわたって東京新聞に抗議
 奥野氏は、質問が事実と異なっているのであれば記者会見の場で反論すべきだと指摘した上で、
「取材の段階において、こういう紙(記者クラブに対しての文書)を出して、事実に反することを聞くな、というのは、私は、民主主義国家としてあってはいけない」
などと官邸の対応を批判した。

 菅氏はこの指摘に先立つ奥野氏とのやり取りで、望月記者が18年1月の会見で、デビッド・ケイ国連特別報告者との面会を「政府側がドタキャンしたという経緯があった」と質問したが、菅氏への面会依頼の事実がなかったことなど、事実関係に誤りがある質問が他にもあったことを指摘。過去に9回にわたって東京新聞に抗議し、一部については「事実誤認があった」といった回答があったことを明かしている。菅氏はこういった経緯を念頭に、
「取材じゃないと思いますよ?『決めうち』ですよ。事実と異なることを記者会見で、それも、事前通告も何もないわけですから。私だってすべて承知しているわけじゃありませんから...。しかし『ドタキャンした』とかですよ、午前中質問(編注:「発言」の言い間違いだとみられる)していないことを、(午後の会見で)『こういう発言があったけど』。それはいくらなんでもやりすぎじゃないでしょうか。お互いにルールを守って、この記者会見は行われるものだろうと思っています」
などと語気を荒げた。

■岩屋防衛相「これまで説明してきた事実についてご承知なく質問を」
 岩屋毅防衛相は、個別の事例は挙げなかったものの、
「沖縄の件について、毎回記者クラブで質問があって、丁寧にお答えさせていただいているつもりだが、突然お越しになって、これまで説明してきた事実についてご承知なく質問を重ねた。それでもしっかりお答えをしたが、やはり記者会見というのはある意味真剣勝負。十分に事実を把握して準備してきてから、ご質問いただければありがたい」
などとして望月記者の取材姿勢を非難した。

 菅氏の発言から一夜明けた2月13日午前の記者会見では、望月記者は統計不正の問題で質問したのに続いて、米軍普天間飛行場を名護市辺野古へ移設する工事での土砂投入で、土砂に赤土が混じっている可能性について質問した。望月記者は
「防衛省が現場の土砂のサンプル提供を拒否しているのは長官もお分かりだと思うが、長官自身が直接現地に行き、ご自身の目で赤土が混じっているか確認し、もし赤土が混じっているなら、(沖縄)県に数年前の検査結果ではなく、今投入中の土砂の性状検査に応じるよう指示するつもりはないのか」
などと菅氏らの現地視察を要求したが、菅氏は
「仮定のことに対する質問はお答えを差し控えます」
とのみ答えた。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190213-00000002-jct-soci
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/517.html

記事 [政治・選挙・NHK257] ログトップ 桜田に五輪担当大臣を辞任を求める!池江発言含め、五輪にマイナス+安倍のアイパッド発言に疑問(日本がアブナイ)
https://mewrun7.exblog.jp/28007454/
2019-02-14 04:13

【テニスのABNアムロ(500)がスタート。大腿部の負傷で全豪の準々決勝を棄権した7位の錦織圭が、第1シードで3週間ぶりに試合に出場し、36位のエルベール(仏)と対戦。久々だった上、相手のサーブ+αがよかったこともあって、ちょっと苦戦したが。3−6,6−1,6−4で勝利した。
 錦織もツイッターで池江璃花子に「ご本人と同じ立場になることはできませんが、心から応援させてください」と。そして自分の負傷休養の経験の話も折りませながら「先はまだまだ長いので、ゆっくりで大丈夫です」と応援メッセージを送っていた。(・・)

 池江もツイッターで、多くのメッセージに感謝の意を示すと共に「私は神様は乗り越えられない試練は与えない、自分に乗り越えられない壁はないと思っています。もちろん、私にとって競泳人生は大切なものです。ですが今は、完治を目指し、焦らず、周りの方々に支えて頂きながら戦って行きたいと思います」「必ず戻って来ます」と力強いコメントを発していた。(^-^)

 ところで、実は12日は、夜に池江のニュースを知るまでは、「大坂なおみがサーシャ・コーチと契約解除」のニュースに超ビックリして、mew周辺では「一体、何故?」「何でこのタイミングで?」と邪推ごっこで盛り上がっていたのだけど。<方針やコーチの仕方、人間としての接し方の問題か。お金その他、契約の問題かなどなど。(実際はもっと具体的にね。^^;)>果たして真相は、そして今後の大坂への影響はいかに。
 ちなみに大坂なおみは、今週の大会は肩の痛みで欠場している。(~_~;)】

* * * * *

 12日、もう一つ、驚いたというより、腹立たしいことがあった。(-"-)

 あの桜田五輪担当大臣が、競泳の池江璃花子選手が自らが白血病であると公表したことに関して問われ、こんな発言をしていたからである。(゚Д゚)

 「金メダル候補で、日本が本当に期待している選手なので、がっかりしている。早く治療に専念して頑張ってもらいたい。また、元気な姿を見たい。1人リードする選手がいると、みんなつられて全体が盛り上がるので、その盛り上がりが若干、下火にならないか心配している」

  桜田氏は、麻生副総理に次ぐ「失言大魔王」で。入閣前からアレコレあったし。昨年、五輪&サイバーセキュリティ担当大臣として入閣してからも、次々と問題発言を連発してヒンシュクを買っている&当ブログでも何度か取り上げている人なのだが・・・。

 前も書いたけど。mewは、この人に五輪担当大臣をやって欲しくない!(**)

 こんな人が東京五輪を担当する日本政府の代表だと思ったら、選手も関係者もやる気がなくなって、ヘボ大臣につられて全体が盛り下がっちゃうよ!(`´)

 いや、正直なところ、それはもちろん関係者の中には大きなショックやダメージを受けている人は多いはずで。仕事やビジネスの面から考えて「これでメダルが減る」「日本チームとして、リレーに出るのは厳しいかも」とか、「出場種目が多いので期待していたのに、水泳の競技場の売り上げが下がる」「五輪アピールできる注目の若手有力女子選手が減る」とか危惧して、早く対策をとらなければと思っている人は少なからずいると思うけど。<スポンサーも含めて、かなりの額が絡んでいると思うし。>
 でも、みんな、今はそれはぐっと心の奥に閉まって、「まずは本人の回復が一番だ」と。彼女の分を何とかカバーしようと思うし。本人もそれを認識していて、感謝の言葉と共に、「必ず戻る」と治療に取り組む前向きな姿勢を示しているわけで。そこに新たな勇気や覚悟や大きな力が生まれると思うのに。(・・)

 ところが、よりによって、五輪担当の大臣が公の場で取材に応えて、そんなことを言ってしまうなんて。あり得ないでしょ〜。(>_<)<しかも、こういう人に限って、本当のショックとか実質的なダメージとか受けないんだよね。(-"-)>

 桜田氏は、13日の衆院予算委員会の質疑で、この発言について問われ「『がっかりしている』、『盛り上がりが若干下火にならないか心配だ』という部分については配慮を欠いたと思い、お詫(わ)びをし、撤回したい」と陳謝、撤回し、辞任も否定したとのこと。

 安倍首相は、昨日も国会で「桜田大臣は、五輪招致においても全力を尽くしてきた。任命したときの考えは適任であると考えている」と擁護して、辞任や罷免を否定していたのだけど。
 仮に五輪招致で力を発揮して(本当に発揮したのかは不明)、当時は適任だと考えたとしても。五輪開催の準備、運営は異なる分野だし、現時点では、どう見ても不適任なのは明らかではないだろうか?(・・) 

 昨日の質疑でも「五輪憲章」についてきかれて「話には聞いているが、自分では読んでいない」とか答弁してるし。(-"-) <あ、もしかして五輪担当は森元首相の言うことをきくのと、建設利権のパイプがある方が重要だってこと?(~_~;)>

 もしかしたら、安倍っちのことだから、参院選後に内閣改造して外せばいいやとか思っているのかも知れないけど。このあとも問題ある言動が続いたら、(話が国民にもわかりやすいことが多いだけに)ただじゃ済まないように思う(++)<この際、桜田くんと共に沈んでもらうのもいいけどね。^^;>

* * * * *

『NHKの報道によると、桜田氏は12日、「日本が本当に期待している選手なので、がっかりしている。早く治療に専念して頑張ってもらいたい。盛り上がりが若干、下火にならないか心配している」などと記者団に述べた。

 「下火」発言について、桜田氏は衆院予算委員会で「池江選手が水泳界をリードするとともに、他の選手の目標となる選手である趣旨を述べたものだ」と釈明した。

 国民民主党の岡本充功氏に「なぜ失言が多いのか」と問われると、「私にはよくわかりません」と答えた。(朝日新聞19年2月12日)』

『桜田五輪相が発言撤回、母が白血病だった議員が追及

 桜田義孝五輪相は13日の衆院予算委員会で、競泳の池江璃花子選手の白血病公表について「本当にがっかりしている」「盛り上がりが下火にならないか」と発言した自身の発言を「配慮を欠いた」とし、「おわびをして撤回させていただく」と述べた。「治療最優先で頑張ってほしい」とも述べた。

 白血病での闘病経験があり、奇跡的に元気になったという母親を持つ立憲民主党会派の寺田学議員が、白血病と戦う患者と家族の大変さを、とつとつと説明した。
 ときおり涙声になりながら「大臣にとって選手はメダルを取るだけのコマなのか」と責任を追及したのに対し、桜田氏は紙を読みながら、反省の弁を述べた。寺田氏は「怒りに震える」と、声をふるわせた。

 寺田氏に、「あなたは五輪を担当する資格はまったくない」と辞任を求められたが、桜田氏は「職務を全力でまっとうする」と、辞任要求を拒否した。「今までの分を、挽回できるよう、一生懸命務めたい」と繰り返した。(日刊スポーツ19年2月13日)』

『安倍総理大臣は、「桜田大臣は、まさに五輪招致においても全力を尽くしてきた1人で、そうした経験も生かしながら、来年のオリンピック・パラリンピックを成功させるために力を尽くしてもらいたい。今回は厳しい批判があることは受け止めないとならないと思うが、任命したときの考えは適任であると考えており、今回のこともしっかりと反省しながら職務を果たしてもらいたい」と述べました。(NHK19年2月13日)』

 12日、もう一つ驚いた国会答弁があった。

『安倍首相「スマホ持っていない」

「桜田義孝五輪担当相は持っているが、私はスマートフォンを持っていない」。
 安倍晋三首相は12日の衆院予算委員会で、消費税増税に伴う景気対策となるキャッシュレス決済のポイント還元をめぐる質疑の中で、こう明らかにした。

 予算委では国民民主党の後藤祐一氏が、ポイント還元について高齢者には使いにくいなどと問題点を指摘。これに対し、首相は自身の体験に触れつつ「スマホを持っていないから、iPad(アイパッド)でQRコード(決済)をやった。先入観のある方は多いだろうが、お年寄りにとっても簡単だ」と説明した。(時事通信19年2月12日)』 

<そうそう。前出の桜田大臣は、サイバーセキュリティ戦略も担当しているにもかかわらず、「パソコンは打たない」「USB、わからない」と答弁して問題視されているのだが。その桜田氏でさえ、「スマホは便利なので、毎日使っている」と、わざわざ得意げに国会でスマホを掲げていたのよね。^^;>

 いや、別に安倍首相がスマホを持っていようといまいと、構わないんだけどね。(・・)

 でも、「スマホを持っていないから、iPad(アイパッド)でQRコード(決済)をやった。お年寄りにとっても簡単だ」というところがチョット・・・。

 お年寄りの中に、スマホよりもiPad(or同種の小型タブレット)を使っている人、ましてや日ごろの買い物の時に持ち歩いている人って、そんなにいるんだろうか?(・o・)

* * * * *

 安倍政権は、今秋の消費税率アップの対応策として、カードその他のシステムを用いて、キャッスレスによる支払いをした人には何%かのポイントを還元することを考えている。<去年は2%って言ってたのに、最近5%還元とか言い出してたりして。それも赤字で国民にツケ?(・・)>

 日本は欧米アジア諸国よりキャッシュレス化が遅れているため、2%ポイント還元をエサにすることによって、消費税率アップの痛みを軽減すると共に、中小の企業や一般の商店、そして中高年層の国民にキャッシュレス・システムを導入させ、拡大して行きたいと考えているからだ。(~_~;)
<関連記事・『カードで2%還元のウラ〜安倍が来秋に消費税率10%を発表。同時にキャッシュレス化推進』>

 中でも政府は、誰でも簡単に使える電子マネーや、カードも不要なスマホなどを利用したペイ・システムを普及させようと懸命になっていて。今月2日、安倍首相がキャッシュレス利用をアピールするために、わざわざ戸越銀座商店街(品川区)で体験アピールに行ったばかりなのだ。

『首相はまず、コンビニで電子マネーを作成し、鮮魚店でこれを使って刺し身を購入。この後、生花店でスマートフォンのQRコードを用いた決済サービスを利用し、花束と鉢植えを買った。首相はQRコード決済について「初めてだったので緊張したが、意外と簡単だった」と語った。(時事通信19年2月2日)』

 でも、安倍首相は、本当はスマホを使ったわけではないのね。<付き人か何かにSNSや連絡用で使うiPadを持たせているのかもね。>それに、まだ64歳と若いのに、スマホも電子マネーも使ったことがなくて、決済でもつい緊張しちゃうわけで。
 それで、果たして、安倍氏より恒例の人も多い中高年層が、この秋から急にキャッシュレス決済になじんで、日常的に使用できるものなのかな〜?(・・)

 パソコンを使ったことがない人が、サイバーセキュリティ戦略担当大臣をやっているのも、マジ問題なんだけど。クレジットカード以外、キャッシュレス決済をしたことがない首相が、バラまきつきの手段も込みでキャッシュレス政策を進めるのもいかがなものかとmewなのだった。(@@)

  THANKS



http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/518.html

記事 [政治・選挙・NHK257] 元民主党の岡田氏から“なんと小っちゃい総理か”と揶揄された安倍氏(新ベンチャー革命)
「新ベンチャー革命2019年2月13日 No.2256
 タイトル:元民主党の岡田氏から“なんと小っちゃい総理か”と揶揄された安倍氏:日本を闇支配する米国寡頭勢力にとっては、実に好都合な総理に過ぎない
 
1.元民主党の岡田氏と安倍氏の国会でのやりとりで、安倍氏のレベルがまたも露呈した
 
 昨日、2019年2月12日、国会にて、安倍氏と元民主党幹事長の岡田氏のやりとりが行われて、テレビニュースでそのシーンが全国に放送されました。
 
 岡田氏は、安倍氏が“民主党政権時代は悪夢だった”と、総理大臣の立場で公言したことに、怒り心頭になって発言撤回を迫ったのです。ところが、安倍氏は撤回する気はないと国会で公言しています(注1)。
 
 安倍氏は、こういう発言がどういうことを意味するのか、まったく理解できていないことを国民に晒してしまったのです。
 
2.2009年に政権交代が起きて民主党政権を誕生させたのは、民主党ではなく国民であることが理解できない安倍氏
 
 安倍氏にとって、2009年に民主党政権が誕生したのは悪夢だったのかもしれませんが、このとき民主党政権が誕生したのは、国民の投票で決まったことであって、民主党が勝手に、自民党から政権を奪い取ったわけではありません。
 
 安倍氏のアタマには、そのような観点がハナから欠落しているということです。
 
 そこには、2009年に、なぜ、国民は自民党を政権の座から引き摺り降ろしたのかという反省はカケラもありません、その意味からも、まさに彼はサイコパスそのものです(注2)。
 
 要するに、安倍氏は民主主義の何たるかを根本から理解できていないという正体をみずから国民に晒したわけです。
 
 今の日本の不幸は、民主主義国・日本において、民主主義の何たるかを知らない点において良い子の小学生以下である人物が、あろうことか、総理大臣の座にもう6年も居座っているという悲惨な現実です。
 
3.岡田氏のいうように、安倍氏は小っちゃい総理そのもの
 
 上記、岡田氏は、安倍氏を“なんと小っちゃい総理か”と、ため息まじりでつぶやいていましたが、その意味は、ズバリ、安倍氏の精神年齢が低いという意味でしょう(注3)。
 
 筆者個人は、前々から、安倍氏はサイコパスとみなしてきましたが(注2)、サイコパスが間違って指導者の座につくと、恐ろしいことになるとすでに指摘しています。
 
 上記、岡田氏と安倍氏のやりとりから、安倍氏のような人物は一刻も早く、総理を辞めさせなければならないと再度、痛切に感じました。
 
4.安倍氏は、日本国民のためにはならないが、日本を闇支配する米国寡頭勢力にとっては、好都合な首相なのかもしれない
 
 本ブログでは、戦後の日本は、米国戦争屋を含む米国寡頭勢力に闇支配されていると観ていますが、安倍氏を6年も総理の座に就かせているのは、国民ではなく、彼ら米国寡頭勢力です。
 
 そして、その安倍氏は確かに、日本国民よりは、米国寡頭勢力のために働いています。
 
 米国寡頭勢力にとって、属国日本の首相が、国民から尊敬されるような立派な人格の持ち主では困るのです。
 
 その結果、彼らの属国・日本においては、安倍氏のような“小っちゃい”人物の方が、首相として好ましいということです。
 
 いまだに、安倍自民を支持する国民は、再考すべきです。
 
注1:産経ニュース“「小さな首相だ」 立民、岡田克也氏が「悪夢」撤回拒否の首相を批判”2019年2月12日
https://www.sankei.com/politics/news/190212/plt1902120015-n1.html
 
注2:本ブログNo.2252『あらゆる組織にとって最悪なのは、サイコパスが間違って指導者の座につくことだそうだ:安倍政権下の日本はこのまま行くと、恐ろしいことになる!』2019年2月7日
https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/37720583.html
 
注3:Happination“精神年齢が低い人の脳内公開!本気で嫌われる人の特徴3つ”2018年12月27日
https://happination.jp/mentally-immature
https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/37728230.html

http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/519.html
記事 [政治・選挙・NHK257] 安倍晋三が「ガッカリ五輪相」の更迭を拒否した! 
安倍晋三が「ガッカリ五輪相」の更迭を拒否した!
https://85280384.at.webry.info/201902/article_135.html
2019/02/14 10:59 半歩前へ

▼安倍晋三が「ガッカリ五輪相」の更迭を拒否した!

 安倍晋三は衆院予算委員会で、池江璃花子選手の白血病公表に対し「本当にがっかり」と発言した五輪相の桜田義孝について、「しっかりと職務を果たしてもらいたい」と発言して野党の更迭要求を拒否した。

 池江璃花子と言えば世界に知れた水泳界の新星だ。当然,IOCなど五輪関係者は知っている。世界中のアスリートが知っている。

 その五輪が来年、東京で開かれる。担当大臣がガンを告白し、入院中の18歳の池江璃花子に「ガッカリした」と言った。

 安倍晋三は「ガッカリ五輪相」を引き続き担当相として使うと断言した。

 世界の目など「どこ吹く風、屁の河童だ」と、気にしていない。




















http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/520.html

記事 [政治・選挙・NHK257] 亥年選挙+衆参ダブル選挙の現実味、与野党歓迎も「不利なのは野党」(AbemaTIMES)「あっても全く驚かない」と専門家
亥年選挙+衆参ダブル選挙の現実味、与野党歓迎も「不利なのは野党」
2/14(木) 7:02配信 AbemaTIMES
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190214-00010000-abema-pol

 安倍総理が民主党政権時代を「悪夢」と表現したことに対し、12日の国会で当時の中心人物の1人だった岡田氏が安倍総理と批判合戦を繰り広げた。

 民主党政権で副総理や外務大臣を務めた岡田氏が取り上げたのは、10日に行われた自民党大会での安倍総理の「悪夢のような民主党政権が誕生した。あの時代に戻すわけにはいかない」という発言。

亥年選挙+衆参ダブル選挙の現実味、与野党歓迎も「不利なのは野党」

 岡田氏は「私たちは自民党の歴代政権の重荷も背負いながら政権運営をやってきた」と発言の撤回を求めたが、安倍総理は「少なくともバラ色の民主党政権でなかったことは事実だろうと言わざるを得ない。なぜ民主党という名前を変えたのか。自民党は名前を変えようとは思わなかった。私たち自身が反省して生まれ変わらなければならないという大きな決意をした。皆さんは民主党というイメージが悪いから恐らく名前を変えられたんだろう」と反論。岡田氏は「驚いた。あなたが本当に自民党政権時代の反省をしたのであれば、あんな言葉は出てこないはず。今の発言はまったく了解できない。取り消しなさい」と再度撤回を求めたが、安倍総理も「取り消しなさいと言われても取り消さない」と返すなど応酬を繰り広げた。

亥年選挙+衆参ダブル選挙の現実味、与野党歓迎も「不利なのは野党」
今年は「亥年選挙」
 今年は「亥年選挙」と言われ、4月に4年ごとの統一地方選、夏に3年ごとの参院選がある年。選挙が重なり組織が疲弊することから、与党に不利となる傾向があるとされている。前回2007年の亥年選挙では、第1次安倍政権の「消えた年金」問題で自民党は惨敗している。

亥年選挙+衆参ダブル選挙の現実味、与野党歓迎も「不利なのは野党」

 さらに、参院選に合わせて衆院選も行う「衆参ダブル選挙」も囁かれている。自民党の甘利選挙対策委員長は、9日までに「野党の動向によっては、参院選に合わせた衆参ダブル選挙を安倍総理に提案した」「野党が選挙のためだけに野合するなら、勝つためにはどんな提案も必要」とコメント。対する立憲民主党の枝野代表は11日、「解散を打つなら受けて立つ決意。衆参ダブル選挙は脅しにならない。やってもらえるならありがたい」と強気の発言。また、自由党の小沢共同代表は12日、「安倍総理にはもう一度悪夢を見てもらうしかない」と述べ、再度の政権交代実現に執念をみせている。

 過去に衆参ダブル選挙が行われたのは1980年と1986年の2回のみ。東京工業大学准教授の西田亮介氏は「選挙が盛り上がって関心が高まり、投票率が上がる傾向にある」と説明しつつ、「今年は統一地方選と参院選という2つの大型選挙がある。組織に依存する自民党が不利だと言われるが、立憲民主党は全国に地方支部を作れていなく、民主党政権以後、野党の地方勢力もとても弱くなっているのが現状。野党側の組織が完成するのを待つよりかは、いま衆参ダブル選挙を仕掛けた方が有利だとの与党の見立てがある」と指摘する。

亥年選挙+衆参ダブル選挙の現実味、与野党歓迎も「不利なのは野党」

 そうした中での枝野氏の強気発言については「こう言うほかないのでは。2000年代の政権交代の状況を見ると、参院選できちんと議席を確保して、そこを足がかりに衆院選に出ていくという傾向がある。そういう意味では、衆参ダブル選挙で厳しくなるのは野党ではないかという印象は拭いきれない。候補者も当然強い政党から出たいので、2つ選挙をやると野党には候補者を十分に立てられるのかという心配も残る」と述べた。

 それらを踏まえ、衆参ダブル選挙の実現性については「35%。あっても全く驚かない」との見方を示した。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)

http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/521.html

記事 [政治・選挙・NHK257] 産経大阪本社に立ち入り検査=高額景品で新聞契約−府消費生活センター(時事)
産経大阪本社に立ち入り検査=高額景品で新聞契約−府消費生活センター
2/14(木) 11:55配信 時事通信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190214-00000054-jij-soci

 産経新聞の販売店が高額な景品で長期契約の勧誘を行っていたのは景品表示法に違反する疑いがあるとして、大阪府消費生活センターが同法に基づき、産経新聞大阪本社(大阪市浪速区)を立ち入り検査していたことが14日、分かった。

 
 関係者によると、大阪府内にある産経新聞の販売店は、高額な景品と引き換えに1人暮らしの高齢者らに長期の新聞購読契約を勧誘。解約を申し出たところ、高額な解約金を求められたとして、府などに苦情が寄せられていたという。

 景品表示法は、商品に見合わない高額景品を用いた勧誘を禁じており、これまで府は販売店に改善を指導していた。

http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/522.html

記事 [政治・選挙・NHK257] 急所を突かれると興奮する安倍首相の性癖 なぜ不正な調査が長年続いたのか(PRESIDENT Online)
急所を突かれると興奮する安倍首相の性癖 なぜ不正な調査が長年続いたのか
https://president.jp/articles/-/27644
2019.2.13  新聞社説を読み比べる ジャーナリスト 沙鴎 一歩 PRESIDENT Online


アベノミクスは「統計」をいじって成果を装ったのか

厚生労働省の「毎月勤労統計」の不正問題をめぐって、国会で論戦が続いている。2月4日の衆院予算委員会では、安倍晋三首相が「統計をいじってアベノミクスをよくするなんて、できるはずがない」と激怒するシーンが映された。

立憲民主党の小川淳也議員の質問に答えたもので、昨年の“もりかけ疑惑”でも、国会で野党に痛いところを追及されると、安倍首相は興奮して声を荒らげる。野党の追及が的を射ているから一国の首相という立場を忘れ、思わず興奮してしまうのだろう。安倍首相の性癖である。

小川氏は2015年10月の経済財政諮問会議で、麻生太郎副総理兼財務相が毎月勤労統計について発言したことを取り上げた。厚労省はこのときの麻生氏の発言を受けてすぐに動いたというが、小川氏はそこを質した。


自民党大会で演説する安倍晋三首相=2月10日午前、東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪(写真=時事通信フォト)

「いい数字を出せ」という政治的圧力はあったのか

小川氏によると、同諮問会議で麻生氏は「(499人以下の中小)企業サンプルの入れ替え時にデータの変動があるとされている。改善策を検討してもらいたい」と話し、この発言を“指示”と捉えた厚労省は中小企業に加え、都内の従業員500人以上の事業所の調査データを補正するため、プログラムを改修した。その結果、2018年の月ごとの名目賃金上昇率が実態より高くなった、というのだ。

小川氏は「不正調査の背景には『いい数字を出せ』という政治的圧力があった」と追及。だが、麻生氏は「統計の精度向上の話をしただけだ」とかわした。安倍首相は前述した答弁に加え、「安倍政権が偽装しようとしたという結論ありきだ」と抗議する姿勢をみせた。

麻生氏の3年半前の発言が毎月勤労統計にどう具体的に影響を与えたのか。そのからくりはまだよく分からないが、どうやらキーマンは麻生氏らしい。

焦点のひとつは「実質賃金」と「総雇用者所得」の違い

この国会論戦では、物価変動を加味した「実質賃金」と、国内の労働者の所得を合計した「総雇用者所得」の違いが焦点のひとつになっている。

実質賃金を重視する野党側は2018年の毎月勤労統計の調査事業所のうち、前年の2017年も調査対象となっていた共通事業所に絞って算出してデータ化し、「9カ月もマイナスだ」と追及している。

これに対し、安倍政権側は「総雇用者所得は、名目でも実質でもプラスで、アベノミクスの成果だ」と主張している。

野党の追及と安倍政権の主張のどちらが正しいかは専門家によく調べてもらいたいが、アベノミクスによって株式などの金融資産をもつ富裕層が恩恵を受け、給与所得に頼る大半の国民が景気のよさを実感できていないことは確かである。焼鳥屋で一杯やっていて「お客が減っている」と店主から愚痴を聞く回数は、増えるばかりである。

「子どもを産まなかったほうが問題」が本音ではないか

キーマンは麻生氏と書いたが、2月6日付の朝日新聞がこんな社説を掲載している。

朝日社説は皮肉を込めて「発言を撤回し、陳謝したが、むしろこれが、偽らざる本音ではないのか」と書き始める。偽らざる本音とは、だれの何を指しているのか。

麻生氏の「年を取ったやつが悪いみたいなことを言っている変なのがいっぱいいるが、それは間違い。子どもを産まなかったほうが問題なんだから」という発言を指す。麻生氏は3日の地元、福岡県芦屋町での国政報告会で少子高齢化に絡んでこの発言をした。しかし4日の衆院予算委員会で野党から「不妊治療を行い、つらい思いをしている人もいる。極めて感度の低い、不適切な発言だ」と批判され、発言を撤回した。

麻生氏は2014年にも同様の発言をして、やはり批判を受け、釈明している。麻生氏は懲りない性格なのだ。確信犯と言われても仕方がない。共産党の小池晃書記長は「麻生太郎さんの辞書には『反省』という言葉はない」と批判していたが、まさしく猿でもできる反省が全くできないのだから、「財務相としての適格性を疑わざるを得ない」(小池氏)と批判されて当然である。

一連の発言については、プレジデントオンライン編集部が「ウケ狙いで弱者を嗤う"失言大魔王"麻生氏」という記事(2月8日付)を出している。是非、一読してほしい。

安倍首相が憎い朝日は、自民党も嫌う

「子どもを産むか産まないかは、個人の自由な選択によるもので、政治家が口をはさむべきではない。加えて、麻生氏の発言は、子どもを持てない人への配慮を欠き、少子化の責任を個人に転嫁しようとするものだ。看過できない」

朝日社説は麻生氏を糾弾し、さらに自民党をも批判する。

「非正規雇用が増え、低賃金や将来不安から、結婚や出産をためらう人たちがいる。子育てをしながら働ける環境も十分ではない。少子化の危機が叫ばれながら、抜本的な対策を怠ってきたのは、長年政権の座にあった自民党ではないか」

朝日社説が安倍政権を嫌っているのは分かっていたが、自民党をも毛嫌いするようになったようだ。

ただ沙鴎一歩の目には、安倍政権嫌いが高じるあまり、本来分けて論じるべき対象の与党自民党までを毛嫌いしているように見える。これでは坊主憎ければ袈裟まで憎いという構図だ。

朝日社説は「個人の生き方を支援するというよりも、国力の維持のために出産を奨励する。自民党の政治家からはむしろ、戦前の『産めよ殖やせよ』を思わせる発言が後を絶たない」とも指摘し、過去の自民党議員らの問題発言をいくつか取り上げたあと、「安倍政権は『全世代型の社会保障』を掲げ、子育て支援にも力を入れるというが、一連の発言をみれば、人権と多様性を尊重し、子どもを産み育てやすい社会を本気で築こうとしているのか疑わしい」と訴える。

もちろん、国力維持のためだけに子供を産むことを求めるのは問題だが、深刻な少子化を解決できる妙案が安倍政権にないから無理もない。だから「産めよ殖やせよ」という落とし穴にはまってしまうのだ。

ここは朝日社説が安倍政権に代わって政策を示すべきではないだろうか。

不正調査問題の解明には及び腰と言わざるを得ない

話を毎月勤労統計の問題に戻そう。

2月5日付の朝日社説はここぞとばかり、冒頭から手厳しく批判する。

「政策決定の基礎となる統計に対する信頼が大きく揺らいでいる。政権与党は口では再発防止を誓うが、前提となる厚生労働省の毎月勤労統計の不正調査問題の解明には、及び腰と言わざるを得ない。これでは行政への信頼回復はおぼつかない」

見出しも「統計不正解明 政権与党の本気を疑う」である。

この朝日社説では手始めに「与党は、厚労省の大西康之・前政策統括官(局長級)ら、野党が求める関係者の参考人招致を拒否した」と指摘する。

そのうえで主張する。

「政策について責任をもって説明するなら現職である必要もあろうが、目的は過去の経緯をつまびらかにすることである」

朝日社説の成果かどうかは分からないが、その後、大西氏の参考人招致は2月8日の衆院予算委員会などで実施される。

新聞の読者は「調査報道」を期待している

朝日社説は次に厚労省の特別監察委員会を槍玉に挙げる。

「厚労省の特別監察委員会がわずか1週間でまとめた報告は、その後、第三者性が疑われ、再検証を余儀なくされている。誰が検証を急がせたのか、この間の経緯も焦点だ」
「予算委には、監察委の委員長を務める樋口美雄労働政策研究・研修機構理事長が出席したが、野党の質問に『独立行政法人の理事長として招致された。答弁は差し控えたい』と繰り返した。監察委の委員長として改めて証言を求める必要がある」

当然、だれがなぜ検証を急がせたのかについての解明は必要だし、拒む監査委の委員長に証言を強いることも重要だろう。ただ、朝日新聞自らが取材力を駆使した調査報道によって解明する努力も怠ってはならない。新聞の読者はそこに期待しているからだ。

形ばかりの検証で幕引きを急いでいるのではないか

不正調査問題を追及する朝日社説は、攻撃のその手を緩めない。

2月8日付社説でも「統計不正検証 この態勢では不十分だ」との見出しを掲げ、真相解明のために政府が総務省に新たに発足させた検証チームをこう批判する。

「できるだけ大ごとにしたくない。そんな意識で、場当たり的に対応しているように見えてならない。検証態勢の根本的な見直しが必要だ」
「政府自体が真相究明に後ろ向きではないかと見られている時に、違う役所とはいえ、職員同士による検証にどこまで理解が得られるだろう。形ばかりの検証で幕引きを急いでいるのではないか、とみられないやり方を考えることが重要だ」

「根本的見直し」といい、「幕引きを急ぐ」といい、手厳しい批判の言葉が並ぶ。安倍首相を嫌う朝日社説は、とことん統計不正の問題を追及する気なのだ。

安倍政権批判を続ける朝日社説の絶好の攻撃材料

朝日社説は2月9日付けでも「統計不正審議 国会は責任を果たせ」(見出し)と主張する。

朝日社説は「統計不正問題をめぐる国会審議で、野党側が求めてきた厚生労働省の大西康之・前政策統括官の衆院予算委員会への招致が実現した」と書き出しながら、「大西氏の招致は真相究明の一歩に過ぎない。過去の経緯を知る当事者なども呼び、国会は引き続き解明に努めるべきだ」と訴える。

そのうえでこれまでの経緯を簡単に説明する。

「今回の統計不正が発覚したのは昨年12月13日、総務省の統計委員会が、毎月勤労統計で本来は全数調査のはずの大規模事業所のデータに不審点があることを指摘したことがきっかけだ」
「厚労省の統計部門の責任者だった大西氏は、この時期に不正を把握し、5日後に次官級の幹部らに報告したことなどを説明した」

朝日社説は「ならばこの頃には、問題が単なる統計調査のルール違反にとどまらないことを厚労省は認識できたはずだ」と指摘し、「雇用保険や労災保険の過少支給の可能性に気付いたのは年末の27日になってからだと言うが、本当なのか。この間の対応に問題はなかったのか。引き続き解明が必要だ」と主張する。

統計不正問題は、安倍政権批判を続ける朝日社説の絶好の攻撃材料となっている。それだけ問題が大きく、根深いからである。

アベノミクスに成果があったのか、なかったのか

その勢いに乗せられ、朝日社説を2月5日付から9日付まで4本も取り上げてしまった。最後は2月9日付の読売新聞の社説を取り上げてみよう。

読売社説はその後半部で次のように解説している。

「政府は18年1年間の毎月勤労統計を発表した。賃金の伸びに物価変動の影響を加味した実質賃金は、前年比0・2%増だった。東京都で行われていた不適切な抽出調査の数値を補正している」
「野党は、調査対象の事業所を入れ替えなければ、実質賃金はマイナスのはずだ、と主張し、共通事業所に絞った調査結果を公表するよう要求している」
「取りようによって統計は様々な見方ができるだろう。経済の実態を客観的に把握し、冷静な政策論戦を心がける必要がある」

要はアベノミクスに成果があったのか、それともなかったのかだ。実質賃金がマイナスでなく、本当に伸びているのか。野党の言い分が正しいのか。野党の求める共通事業所に絞った調査だと結果はどうなるのか。

「不正調査」と書かずに「不適切調査」とする読売らしさ

疑問が次々と湧いてくる。そこを読売社説は「取りようによって……」と逃げてしまう。新聞の顔である社説である以上、きちんと解説して説明してほしいと思う。

読売社説は中盤で「勤労統計の調査・検証は、厚労省の特別監察委員会が引き続き行い、新たに問題が発覚した賃金構造基本統計の検証は、総務省が担うことになった」と書き、その後で主張する。

「なぜ不適切な調査が長年続いたのか。隠蔽はあったのか。政府は態勢を整え、過去の経緯や背景を解明した上で、再発防止策を講じねばならない」

この主張にはうなずける。

しかし読売社説は、朝日社説のように「不正調査」とは書かずに「不適切調査」と書く。その辺りに「安倍政権擁護の新聞だ」と批判される読売らしさがにじみ出ている。

(写真=時事通信フォト)



































http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/523.html

記事 [政治・選挙・NHK257] 安倍首相「自衛隊募集に6割以上の自治体が協力拒否」は嘘、本当は9割が協力していた! でも安倍は嘘認めず逆ギレ(リテラ)
安倍首相「自衛隊募集に6割以上の自治体が協力拒否」は嘘、本当は9割が協力していた! でも安倍は嘘認めず逆ギレ
https://lite-ra.com/2019/02/post-4546.html
2019.02.14 12:05 安倍首相「自衛隊募集に6割以上の自治体が協力拒否」は嘘だった リテラ

    
    党大会での安倍首相(自民党HPより)


 どうしてこうもすぐにバレる嘘をつくのか。安倍首相は「自衛隊員募集に6割以上の自治体が協力を拒否している。だから改憲が必要」と国会や自民党大会で力説していたが、それが大嘘だったからだ。

 安倍首相は10日におこなわれた自民党大会で、こう述べた。

「残念ながら、新規(自衛)隊員募集に対して、都道府県の6割以上が協力を拒否しているという悲しい実態があります。地方自治体から要請されれば自衛隊の諸君はただちに駆けつけ、命をかけて災害に立ち向かうにもかかわらずであります。皆さん、この状況を変えようではありませんか。憲法にしっかりと自衛隊と明記して、違憲論争に終止符を打とうではありませんか」

 これまでは「自衛隊を合憲とする憲法学者はわずか2割」「そのせいで自衛隊員の子どもがいじめられている」などと言って憲法に自衛隊を明記する改憲が必要だと訴えてきたのに、今度は「自治体が自衛隊員募集に協力しないから改憲」って……。しかも、これは自民党大会で言い出したのではなく、1月30日の衆院本会議でも、自民党・二階俊博幹事長の代表質問への答弁でも同様の主張を繰り出していた。

 だが、この「自衛隊員募集に都道府県の6割以上が協力を拒否している」というのは事実とまったく違い、「実際は9割が協力」していると昨日の朝日新聞や毎日新聞が報じた。

 防衛省はおもに18歳と22歳を対象にして自衛隊への勧誘活動をおこなうため、市町村にその名簿を「紙媒体または電子媒体」で提出することを求めている。つまり、安倍首相が言った「都道府県」というのは間違いだったわけだが、2017年度は全市区町村のうち「紙媒体または電子媒体」で提出したのが約36%だったことが、安倍首相の「6割以上が協力拒否」発言の根拠であるらしい。

 しかし、12日の記者会見で岩屋毅防衛相は、その6割の市町村も「3割は(自治体が)該当情報を抽出して閲覧」「2割は防衛省職員が全部を閲覧して自ら抽出しなければならない」「1割はそういう協力もいただけていない」と発言(毎日新聞13日付)。ようするに、自治体の約9割は、住民基本台帳の閲覧を認めていたというわけだ。

 しかも、名簿を紙媒体や電子媒体で提出していなかった「都内の自治体」が『報道ステーション』(テレビ朝日)の取材に対して、「そもそも自衛隊からは『閲覧』しか求められていない」と答えていた。

 これらを見ても明らかなように、安倍首相がいった「6割以上の都道府県が協力を拒否している!」というのは大嘘。安倍首相はインチキに基づいて自治体を攻撃し、それを改憲の理由にしているだけなのである。

 だが、驚いたことに、昨日の衆院予算委員会でこの問題が取り上げられると、安倍首相は誤りを頑として認めず、逆に「閲覧だけでは協力ではない」「報道は誤りだ!」などとがなり立てはじめたのだ。

「全体の6割以上の自治体は法令に基づく防衛大臣の求めに応じず、資料を提出していません。自衛隊はこれまで4万回を超える災害派遣をおこない、助けを求める自治体があればいかなる事態にも直ちに駆け付け、献身的な働きをおこなっています。これに対して、これに対して、募集に対する現状は、まことに残念と、まことに残念と言わざるを得ません」

 災害時には駆け付けてやっているのに、自衛隊募集で名簿を提出しないとは何事か──。安倍首相はそう怒りを見せたが、一体何様のつもりだ。災害現場で救助や復旧活動に携わる自衛隊員の働きを、安倍首相は見返りを求めるためのものだとでも言うのか。

■「閲覧は協力じゃない」「報道は誤りだ」と開き直った安倍首相

 しかも、安倍首相は続けて、こうまくしたてた。

「住民基本台帳法に基づく閲覧は文字通り、見るだけ。そこに見に行って、写しの交付はこれ、おこなわれません。写しの交付はおこなわれない。複写もできませんから、膨大な情報を自衛隊員が手書きで書き写しているということであります。これも含めてですね、きょうの報道は一部、私はそういう意味では誤りだろうと、こう思うわけでございますよ? それも協力を得ているということで勘定されてしまってますから、あの報道は誤り。あの報道は誤りであります」
「6割以上の自治体において協力を得られていないというのが真実、ファクトであります」

 紙や電子媒体で提出せず、閲覧だけなんてけしからん。そんなものは「協力」とは言わない! ……安倍首相はそうキレたのだ。

 失踪した外国人技能実習生の聴取票の問題では「プライバシー保護」を盾にしてコピーを禁じ、野党議員に一枚一枚手書きを強要したくせに、今度はプライバシー保護などまるで無視して紙や電子媒体で提供しない自治体を“非国民”であるかのように糾弾するとは──。

 だいたい、自治体からの情報提供の根拠としている自衛隊法施行令には「紙媒体または電子媒体で提供すること」などとは書かれておらず、法学者の園田寿・甲南大学法科大学院教授も「自衛官募集のために住民基本台帳の情報を自治体が紙などで提供するのは法的根拠がない。住民基本台帳法で禁止する『個人情報の目的外利用』にあたり、違法だ」「個人情報を扱う規定は同(自衛隊)法にも施行令にもなく、これらを根拠に提供を求めるのは拡大解釈だ」と指摘している(朝日新聞2016年3月22日付)。このように、自衛隊が自治体に名簿の提供を迫ることに対しては個人情報保護上の問題を指摘する専門家は多いが、安倍首相はそうした指摘にはまったく目を向けないのである。

 しかも、昨日の国会ではテレビ中継が入っていなかったせいか、安倍首相はこのあとヒステリーを全開にした。

■「パパは憲法違反?」発言の根拠を問われ、「私が嘘を言うわけない」

 安倍首相が何度も改憲の理由として語ってきた「自衛隊員が『お父さん憲法違反なの?』と息子に尋ねられ、そのとき息子は目に涙を浮かべていた」という耳タコ話について、立憲民主党の本多平直議員が「実話ですか?」「駐屯地のそばで育ったが私の実感と違う」「国会で『自衛隊は憲法違反の疑いがある』などと取り上げている政治家って誰だと思うか」と、その根拠を追及すると、安倍首相はまたもこうキレはじめたのだ。

「本多委員はですね、私が言っていること、嘘だって言っているんでしょう? それは非常に無礼な話ですよ! 嘘だって言ってるんでしょう、あなたは! 本当だったらどうするんです、これ。これあなた、嘘だって言っているんだから! こんなに時間を使って私に対して嘘だと言っているというのは、極めて酷い話だと思います」
「あまりにもですね、全面的に人格攻撃ではないかと思う」

 大前提として「お前の父ちゃん憲法違反!」といじめられた子どもがほんとうにいるのだとしたら、おこなうべきはいじめの解消・解決であって、憲法改正ではない。そのエピソードをもち出して改憲の理由にすること自体がどうかしているのだが、その上、少し突っ込んだ質問をされただけで「嘘だと言ってる! 人格攻撃だ!」と怒鳴り散らす……。挙げ句、安倍首相はこう叫んだ。

「私が嘘を言うわけがないじゃないですか!」
 
「あそこのサンゴ」発言やアベノミクス偽装の実態が暴かれつつあるというのに、言うに事欠いて「私が嘘を言うわけがない!」。この幼稚でヒステリックな総理大臣と何か議論するなどということは、どだい無理なのだろう。

 しかし、今回、安倍首相が改憲の道具にもち出してきた「自衛隊員募集に協力を拒否する自治体が6割以上もいるから憲法改正が必要」という主張は、非常に危険なものだ。個人情報の扱いとして違法が指摘されている自衛官勧誘のための名簿提出を「協力しない自治体が悪い」と糾弾し、さらに自衛隊募集のための個人情報提出に反対する市民を槍玉にあげて恫喝する──。これはまさに、戦争に協力しない国民や組織を政府が全体主義で糾弾した、戦中のやり方にそっくりだからだ。

 安倍改憲がいかに恐ろしいものか。今回の問題は、さらにそれを浮かび上がらせたと言っていい。この主張を安倍首相が取り下げる気配もないため、今後も注意が必要だ。

(編集部)


首相、改めて「6割の自治体が求め応じず」 自衛官募集
https://digital.asahi.com/articles/ASM2F3QZ9M2FUTFK00D.html
2019年2月13日12時09分 朝日新聞


衆院予算委で、立憲民主党の本多平直氏の質問に対する答弁内容に関して、野田聖子委員長(右手前)に注意される安倍晋三首相(前列右端)=2019年2月13日午前11時9分、岩下毅撮影

 安倍晋三首相は13日の衆院予算委員会で、自衛官の募集について「6割以上の自治体は法令に基づく防衛相の求めに応じず、資料を提出していない。募集に対する協力の現状は誠に残念と言わざるを得ない」と述べた。立憲民主党の本多平直氏の質問に答えた。

 防衛省は自衛官募集のために、主に18歳と22歳の住所や氏名を「紙または電子媒体」で提出するよう市町村に要求している。防衛省の求め通りに名簿を提出しているのは約36%だが、実際には9割近い自治体が住民基本台帳の閲覧や書き写しを認めている。

 首相は「住民基本台帳法に基づく閲覧は見るだけで、写しの交付は行われない。膨大な情報を自衛隊員が手書きで書き写している。これは協力していただけないと考えるのが普通だ」と主張した。



本多平直 立憲民主党・無所属フォーラム 予算委員会 衆議院 2019 02 13

※28:00〜自治体の自衛官募集協力関連質疑




























関連記事
首相「隊員募集、6割が協力拒否」発言、実際は9割協力
<少なくとも今は憲法9条改憲は必要ない、と気づく!>安倍首相の自衛隊募集発言を歓迎する 天木直人 
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/493.html






















http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/524.html

記事 [政治・選挙・NHK257] 繊細さのない失言だが 桜田大臣の発言はアホだなあと思うが、全国民でバッシングするほどのことじゃないと小林よしのり
2019.02.14(木)
繊細さのない失言だが
https://yoshinori-kobayashi.com/17537/

桜田大臣をバッシングすることが絶対正義になっている。
共謀罪のときの法務大臣も酷かったが、自民党議員はああいう古い感性のおっさん・じいさんが多いから、繊細さのない言葉づかいをするのだろう。
アホだなあと思うが、全国民でバッシングするほどのことじゃない。

わしは東京五輪にはあまり関心がなく、NHK大河ドラマも東京五輪が題材だと聞いて、見ないことにした。
今から五輪五輪と大騒ぎで、外国人が来るから、外ヅラ良くしようとコンビニからエロ本撤去など、色々やり出すことが不愉快でならない。
外国人ばっかり気にして、オモテナシで国内の影の部分を消滅させようとするデオドラント化も不愉快だ。

だが、それでも池江璃花子選手の白血病にはショックを受けた。神も仏もないなと嘆いた。
池江選手が回復して、五輪に出られるのなら、少しは東京五輪にも関心を持ってもいい。

誰だって池江選手には同情し、心配してるんだから、同情=正義になって、失言ひとつも許すまじと全体主義になってしまうのも不健全だろう。
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/525.html

記事 [政治・選挙・NHK257] 安倍氏よ、結果責任を取りなさい。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/02/blog-post_23.html
2月 14, 2019 日々雑感(My impressions daily)

<厚生労働省の「毎月勤労統計」の不正問題をめぐって、国会で論戦が続いている。2月4日の衆院予算委員会では、安倍晋三首相が「統計をいじってアベノミクスをよくするなんて、できるはずがない」と激怒するシーンが映された。

立憲民主党の小川淳也議員の質問に答えたもので、昨年の“もりかけ疑惑”でも、国会で野党に痛いところを追及されると、安倍首相は興奮して声を荒らげる。野党の追及が的を射ているから一国の首相という立場を忘れ、思わず興奮してしまうのだろう。安倍首相の性癖である。

小川氏は2015年10月の経済財政諮問会議で、麻生太郎副総理兼財務相が毎月勤労統計について発言したことを取り上げた。厚労省はこのときの麻生氏の発言を受けてすぐに動いたというが、小川氏はそこを質した。

小川氏によると、同諮問会議で麻生氏は「(499人以下の中小)企業サンプルの入れ替え時にデータの変動があるとされている。改善策を検討してもらいたい」と話し、この発言を“指示”と捉えた厚労省は中小企業に加え、都内の従業員500人以上の事業所の調査データを補正するため、プログラムを改修した。その結果、2018年の月ごとの名目賃金上昇率が実態より高くなった、というのだ。

小川氏は「不正調査の背景には『いい数字を出せ』という政治的圧力があった」と追及。だが、麻生氏は「統計の精度向上の話をしただけだ」とかわした。安倍首相は前述した答弁に加え、「安倍政権が偽装しようとしたという結論ありきだ」と抗議する姿勢をみせた。

麻生氏の3年半前の発言が毎月勤労統計にどう具体的に影響を与えたのか。そのからくりはまだよく分からないが、どうやらキーマンは麻生氏らしい。

この国会論戦では、物価変動を加味した「実質賃金」と、国内の労働者の所得を合計した「総雇用者所得」の違いが焦点のひとつになっている。

実質賃金を重視する野党側は2018年の毎月勤労統計の調査事業所のうち、前年の2017年も調査対象となっていた共通事業所に絞って算出してデータ化し、「9カ月もマイナスだ」と追及している。

これに対し、安倍政権側は「総雇用者所得は、名目でも実質でもプラスで、アベノミクスの成果だ」と主張している。

野党の追及と安倍政権の主張のどちらが正しいかは専門家によく調べてもらいたいが、アベノミクスによって株式などの金融資産をもつ富裕層が恩恵を受け、給与所得に頼る大半の国民が景気のよさを実感できていないことは確かである。焼鳥屋で一杯やっていて「お客が減っている」と店主から愚痴を聞く回数は、増えるばかりである>(以上「PRESIDENT online「急所を突かれると興奮する安倍首相」」より引用)


統計数字の折れ線グラフを見ていると、ある時突然「断線」したかのように変化する時がある。その時に何らかの「操作」がなされたと思えば間違いないだろう。

株価の日経平均でも安倍自公政権下で「日経平均を経済実態と合わせるため」と称して平均値を取る企業の入れ替えを行って業績が好調なIT企業を平均統計を計算するサンプル企業に入れた。果たして日経平均はハネ上がったが、そのことを断るマスメディアはなかったし、以前のサンプル企業だったとした場合の平均値を示すマスメディアは皆無だった。

マスメディアによる世論誘導はこのようにしてなされる。だからマスメディアとしては「誘導した事実はない」と反論するだろう。政府広報の情報そのままを報道しているに過ぎないと。

しかし、それが世論誘導の手口だ。自らアベノミクスを誇る場合に安倍氏が取り上げた数字は「株高」と「失業率」の二つだけだ。他にも景気を占う数字はたくさんある。最も的確に景気動向を反映する古典的な数字はエンゲル係数だが、政府がエンゲル係数を報じたことは皆無だ。なぜならエンゲル係数は安倍自公政権下で上昇しているからだ。

第二次安倍自公政権の六年有余の平均GDPの伸び率は1%前後だ。それを経済成長している、と強弁するのが安倍氏の常套手段だが、国際比較では世界のGDPが平均で3%前後成長しているため、日本の世界のGDPに占める割合は低減している。

第二次安倍自公政権が始まった当初、世界のGDPの4.6%を占めていたが、2018年は4.1%になり今年にも4%を割り込みそうだ。それほど日本は衰退の一途をたどっている。それが正しい安倍自公政権の「政治結果」だ。

安倍氏は「政治は結果だ」と常々口にしている。安倍自公政権下で日本経済は確実に衰退し、日本国民は貧困化している。政治が結果なら、安倍氏は自らの非力を詫びて直ちに退陣すべきだ。

それが「結果責任」を果たす者の責任の取り方だ。いつまでも無能な者が政権の座に居座ると国民が迷惑する。



http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/526.html

記事 [政治・選挙・NHK257] 私が嘘を言う訳ない(小笠原誠治の経済ニュースゼミ)
私が嘘を言う訳ない
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51765075.html
2019年02月14日 小笠原誠治の経済ニュースゼミ


 国会でのやりとりです。


立憲民主党・本多平直衆院議員「(安倍首相が)下関の講演で、『お父さん憲法違反なの』と言われて、自衛官の息子さんが涙を浮かべていたという話をしているが、これは実話なのか」

安倍首相「実話であります」、「防衛省から聞いた話であります」

本多衆院議員「わたしの実感と違うんですよ。わたしは、小学校中学校とずっと自衛隊の駐屯地のそばで育ち、たくさん自衛官の息子さんがいて、こんな話が出たことがないんですよ」

安倍首相「本多議員は、わたしの言ったことはうそだと言っているんでしょ。それは非常に無礼な話ですよ。うそだって言ってるんでしょ、あなたは」、「本当だったらどうするんですか、これ」

本多衆院議員「いつどこで聞いたんですかって聞いてるんですよ。例え話なのか実話なのかと聞いただけじゃないですか」

安倍首相「こういう話をですね、わたしがうそ言うわけないじゃないですか」



 安倍総理の言葉にどれだけ説得力があるというのでしょう?

 殆どの国民は、嘘をいう訳ないというよりも、いつも嘘ばっかりついているではないかと思っていることでしょう。

 違います?

 東京新聞の記事です。


安倍晋三首相は13日の衆院予算委員会で、毎月勤労統計の調査対象事業所の入れ替えに伴うデータ変動を巡り、厚生労働省の担当者が、2015年当時の首相秘書官に説明をしていたことを明らかにした。首相は「(秘書官から同省担当者へ)実態を適切に表すための改善の可能性など、問題意識を伝えた」と答弁。一方で「私からどうなってるんだと指示したことは全くない」と語った。

 野党は今後、厚労省の誰がどの首相秘書官に、どちらの求めで説明に行ったのかといった詳しい経緯など、国会審議で追及する構えだ。(共同)



 LITERAの記事です。


政府の統計調査問題で、衝撃的な証言が出てきた。2018年1月から調査手法を変更したことで賃金伸び率を上振れさせた「アベノミクス偽装」の疑いが濃厚となっているが、じつはこの調査手法の変更をめぐって、安倍官邸、そして菅義偉官房長官が深く関与していたことを裏付けるような証言を、10日付けの東京新聞が報じたのだ。

 証言をおこなったのは、厚労省が2015年6月に発足させた「毎月勤労統計の改善に関する検討会」(以下、検討会)の委員。「毎月勤労統計」調査の変更について議論がおこなわれたこの検討会において、「議事録には残っていない休憩中の雑談」で、厚労省の職員からこんな話があったというのである。

「サンプルを(全数)入れ替えるたびに数値が悪くなるそれまでのやり方に官邸か、菅(義偉官房長官)さんかが『カンカンに怒っている』と言って厚労省職員は検討会の最初から相当気にしていた

 官邸、あるいは菅義偉官房長官が、「毎月勤労統計」で賃金伸び率が悪くなることに怒り心頭だった──。ようするに、厚労省は安倍官邸、菅義偉官房長官の逆鱗に触れたことに恐れおののき、挙げ句、中立公正であるべき委員にまでそのことを伝えていた、というのだ。

 本サイトでは何度も伝えてきたように、勤労統計の調査手法変更については、2015年10月16日の「経済財政諮問会議」において、安倍首相同席のもと、麻生太郎財務相が「毎月勤労統計については、企業サンプルの入替え時には変動があるということもよく指摘をされている」「ぜひ具体的な改善方策を早急に検討していただきたいとお願いを申し上げる」と指示を出し、この鶴の一声によって調査手法の変更は進められてきた。

 だが、それよりも4カ月前に、安倍官邸あるいは菅義偉官房長官自らが“悪い数字”が出ることに業を煮やし、厚労省職員をどやしつけていた──。これが事実なら、安倍官邸による直接の政治的介入・圧力によって「アベノミクス偽装」がおこなわれたということになる。とんでもない話だ。

(中略)
 
●安倍官邸の意向? 麻生発言の直後、厚労省は調査手法を変更

 しかも、厚労省はこのあと官邸と示し合わせたような露骨な動きに出る。検討会が終了してちょうど1カ月後の10月16日、例の麻生発言が飛び出すと、厚労省は統計委員会に調査手法の変更を諮問、統計委員会がこれを承認したのだ。

 この不可解さを、小川議員は本日の予算委員会でこう述べている。

「統計委員会は本来、統計法によって申請主義をとっている。各省が申請してはじめて統計委員会で審査する。ところがこの時期、未諮問審査事項という聞き慣れない概念がつくり出されている。つまり『長年、諮問していないやつはオレたちから指示するぞ』というトップダウンの形式にまでなって、結果として厚労省の検討会をすっ飛ばすかたちで結論にいたっている」

 安倍官邸、菅官房長官が「カンカンに怒っ」たことで、厚労省は“答えありき”で検討会を立ち上げ、委員からは慎重な姿勢が出たものの、さらに麻生財務相の発言で政治主導の統計改革がはじまった──。どうみても、安倍官邸による政治的圧力が、アベノミクス偽装、賃金偽装を生み出したとしか考えられないだろう。

 しかも、本日の予算委員会の質疑では、小川議員がもうひとつ、重要な指摘をおこなった。それは、2018年1月からの調査手法の変更において、常用雇用者の定義から日雇い労働者を外していた件だ。

 小川議員は2月4日の同委でもこの問題を取り上げたが、そのときの説明によれば、勤労統計調査では月18日間勤務した日雇い労働者は常用雇用者に含めて計算をおこなっていた。ところが、2018年1月からの調査手法の変更によって、常用雇用者から日雇い労働者を除いたというのである。

 その上、本日の質疑で小川議員は、日雇い労働者を含めていた場合、数字はどうなっていたかを独自に試算。2月8日に厚労省が発表した2018年の現金給与総額は1人当たり月平均32万3669円(公表値)であり、名目賃金は1.4%増、物価を勘案した実質賃金で0.2%増だったが、日雇い労働者を含めて試算したところ、現金給与総額は32万2100円、名目賃金が0.9%増、実質賃金ではマイナス0.3%減になるというのである。

●安倍首相は日雇い労働者外しを知っていたのに「初めて聞いた」と大嘘

 賃金が低い日雇い労働者を外せば、賃金伸び率は当然高く出る。そのために日雇い労働者を意図的に外したとしか考えられない。「アベノミクス偽装」のためには、この国を確実に支えている日雇い労働者を労働者と見なさない──まったく下劣としか言いようがないが、さらに上をゆく下劣さを見せつけたのは、安倍首相だ。

「日雇いが外れたということも含めてですね、この統計との関係について、いま、私もはじめて小川委員のご説明を伺いながら理解を進めているところ」

 何を言うやら。前述したように、小川議員は2月4日の予算委員会質疑でも日雇い労働者を雇用者から外して計算していたことを指摘し、「賃金高めに出るんじゃありませんか」と徹底追及をおこなった。実際、小川議員がこの日、政治主導による統計改革について時系列を追って追及したところ、安倍首相は「まるで私たちがですね、統計をいじってアベノミクスを良くしようとしている、そんなことできるはずがないじゃないですか。そんなことできるはずがないんですよ」とキレていたではないか。それとも、「森羅万象担当」総理は、都合の悪い話は何も聞こえないとでも言うのだろうか。



 如何でしょうか?

 忖度という言葉が流行りましたが…

 実態は、そんなものではなく恫喝なのです。先ず、権力者が怒って見せる、と。その上に人事権を握っていることを強く認識させる、と。
 
 そうすると、ルールも慣例もへったくれもなくなるのです。

 これが安倍流の官僚操縦術。

 私が嘘をいう訳ないじゃないですか。

 アベシンゾウがそう言えばいうほど、事実がどうであったか分かるのです。


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http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/527.html

記事 [政治・選挙・NHK257] 室井佑月「なんのためのニュース?」〈週刊朝日〉
        
室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。「小説新潮」誌の「読者による性の小説」に入選し作家デビュー。テレビ・コメンテーターとしても活躍。自らの子育てを綴ったエッセー「息子ってヤツは」(毎日新聞出版)が発売中


       
       イラスト/小田原ドラゴン


室井佑月「なんのためのニュース?」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190213-00000009-sasahi-pol
AERA dot. 2/14(木) 7:00配信 週刊朝日  2019年2月22日号


 作家・室井佑月氏は、報道が政府のPRになっている現状に釘を刺す。

*  *  *
新聞を読むとき、政府発表と書いてあったら注意しよう。政府が嘘をついているかもしれないし。

 テレビの報道も注意しよう。新聞の報道を鵜呑みにし、そのまま流しているだけかもしれない。

 1月29日、テレビをつけていたらこんなニュースが流れていた(あえてどこのテレビ局かいわないわ)。

「景気回復『いざなみ景気』超え 戦後最長か」

 だって。

「政府は景気回復が戦後最長となった可能性が高いと発表した」

 小泉政権時代の「いざなみ景気」を超えた。それに今回は、企業収益が過去最高となり、雇用や所得環境も大幅に改善している……とかなんとか。

 そりゃあ企業は儲かったかもしれないけれど、内部留保を貯めまくるだけ。

 このニュースは誰のために流しているんだろう。景気って、誰のために使われる言葉なんだろう。

 年々、社会保障費は上がっていくし、賃金の伸び率は悪い。

 失業率が低くなったのは、少子高齢化だからじゃん。お年寄りや、子育て中の女性も働かなきゃ食べていけないからじゃないの? 最低限の生活もままならない非正規労働者ばっか増えているしさ。

 だいたい、個人消費は頭打ちになっているんだよ。景気が良かったら、個人消費はもっと伸びるだろうに。

 つーか、ほんとうに景気がゆるやかでも回復しているのなら、企業がこんなにガメツク金を貯め込むわきゃないわい。

 近い将来、ドボンと落ちることを予想しているから、金を貯め込んでいるんじゃないの?

 深読みすれば、まったく明るいとは思えないこのニュース。なんのためのニュースなのか?

 そういえば、北方領土の「2島返還プラスα」ってどうなった?

 いっとき、テレビが盛んにそういってたじゃん。2島ならすぐにも返ってきそうな勢いで。1月22日の日ロ首脳会談以降、ほとんど報道しなくなったけど。

「中国包囲網」はどうなった? 安倍首相が何十カ国も外国を訪問し、そういってお金をばらまいていたやつ。

 そうそう、北朝鮮の拉致問題は? あるメディアが「日本は米国と北朝鮮の重要な橋渡し役」になるとかいってたんだよ。トランプさんに倣って、勇ましく拳を振り上げた安倍首相だったが、トランプさんはその後、あっさり対話を選んだ。橋渡し役だったこの国は、アメリカから大量に武器を買わされただけ。

 メディアでは「外交のアベ」と盛んに宣伝してたけど、結局、その報道って、昭恵夫人と飛行機のタラップを上がっていく姿とか、各国の偉い人たちと並んでいる姿とか、そんなん。

 中身がないから、その後の展開を報道できないのかもしれないが、大事なのはその後の展開。中身がなかったら、なかったと報道しなきゃダメじゃん。だから、報道が政府のPRみたいになる。





































































http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/528.html

記事 [政治・選挙・NHK257] やはり“首相案件”「毎月勤労統計」賃金カサ上げのシナリオ 早い段階から首相秘書官が暗躍(日刊ゲンダイ)
 


やはり“首相案件”「毎月勤労統計」賃金カサ上げのシナリオ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/247476
2019/02/14 14:50 日刊ゲンダイ


何でも言いなり(左から厚労省の定塚官房長、大西前政策統括官)(C)日刊ゲンダイ

「毎月勤労統計」の賃金かさ上げは「首相案件」――。2018年1月に突然、調査方法が変更され、賃金がカサ上げされることになった「毎月勤労統計」。やっぱり、安倍首相周辺が関与していたことが発覚した。

 13日の衆院予算委で安倍首相は、企業サンプルの入れ替えにより数値が大きく変動することについて、15年の段階で、当時の首相秘書官が厚労省の役人から説明を受けていたことを明らかにした。

 質問した財務省出身の大串博志議員(立憲民主)は「秘書官の耳に入るということは、役所では“総理ご関心事項”と言うんですよ」と語った。14日の衆院予算委で、厚労省と接触したのは、中江元哉首相秘書官(現・財務省関税局長)で、15年3月末だったことが明らかになった。この後、統計の“見直し”は一気に進んだ。

核心を突かれムキになった安倍首相

 15年10月の経済財政諮問会議で、麻生財務相は「サンプル事業所の入れ替え時に変動がある。改善方策を早急に検討していただきたい」と「毎勤」の調査方法にケチをつけた。その結果、毎勤統計の500人未満事業所の抽出調査は「総入れ替え方式」から「一部入れ替え方式」に変更され、18年から実施された。入れ替えは3年ごとに行われる。

 “総入れ替え”すると、倒産直前の企業や生まれたての企業など低賃金の企業が多く含まれるため、賃金は低く出る。そこで、“一部入れ替え”に変更し、賃金を上振れさせたのだ。

 調査方法の変更には統計委員会の委員などから異論もあったが、「首相案件」だから、ゴリ押しできたのである。

 大串議員に追及された安倍首相はムキになって言い返した。

「2015年は平和安全法制で1000問質問を受けた。これ以外は持ってこないでという状況だった。統計なんかに関心を示すわけないじゃないですか。根本的に知りませんから」「毎勤は毎月見ませんよ」

 核心を突かれるとムキになるのが安倍首相の特徴である。

 政治評論家の山口朝雄氏が言う。

「統計見直しに、早い段階から首相秘書官が動いていたということは重要です。麻生財務相のみならず、安倍首相自身が大きな関心を持っていたということです。森友、加計のケースと同じで『首相案件』だったから、官僚が忖度し、普通なら無理なことでも進んでいったのでしょう」

 どんな力が働いたのか――徹底解明すべきだ。






統計不正:大串博志・立憲 2/13衆院・予算委


























http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/529.html

記事 [政治・選挙・NHK257] たしかに鳩山内閣は悪夢の民主党政権だった(植草一秀の『知られざる真実』)
たしかに鳩山内閣は悪夢の民主党政権だった
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2019/02/post-2f7c.html
2019年2月14日 植草一秀の『知られざる真実』


2月10日の自民党大会で安倍首相が、

「我が党の敗北で政治は安定を失い、そして悪夢のような民主党政権が誕生した」

と発言した。

品格を欠く発言であるが、安倍首相にとっては文字通り

「悪夢のような民主党政権」

だったのだと推察できる。

2009年9月の鳩山内閣誕生は画期的な政権樹立だった。

戦後の日本政治を刷新する方向性が明確に示されていた。

日本を支配し、権益をほしいままにしてきた既得権勢力にとって鳩山内閣の誕生は、まさに「悪夢」だったのだ。

このために、鳩山内閣は既得権勢力の総攻撃を受けた。

既得権勢力は目的のためには手段を問わない、卑劣で不正な人物破壊工作を展開し続けてきた。

そのために、画期的な鳩山内閣はわずか8ヵ月で破壊されてしまったのである。

日本の「国のかたち」について、私は2010年に上梓した

『日本の独立』(飛鳥新社)
https://amzn.to/2DF8Ixt

に詳述した。

米国が支配する日本。

その米国支配の手先として官・業・政・電が既得権勢力として権益をほしいままにしてきた。

この構造を明らかにした。

鳩山内閣は米国、官僚機構、大資本による日本支配構造を根幹から刷新しようとした。

そのために既得権勢力の卑劣で不正な総攻撃を受けたのである。

米官業のトライアングル、政電を加えた悪徳ペンタゴンによる不当な日本支配に終止符を打つことを目指した鳩山内閣が、安倍首相にとって最悪の悪夢であったことは想像に難くない。

私たちはいま、鳩山内閣の適正な再評価を求められている。

来る2月16日(土)に友愛政治研究会主催シンポジウムが開催される。

一人でも多くの市民の参加を求めたい。

公開シンポジウム「脱 大日本主義のすゝめ」

主催:友愛政治研究会
後援:村山首相談話を継承し発展させる会

期 日:2019年2月16日(土)
   18:30〜21:20(開場18:00)
会 場:東京都文京区民センター3階会議室(3A)
参加費:1,000円(資料代として) 
※事前申し込みは不要になりました。

「友愛政治研究会」は、下記のような形で公開シンポジウムを開催します。共通テーマは、「脱大日本主義のすゝめ」です。対米従属を深めながら軍事大国化を進めようとする、今の日本政治のあり方を根本から問い直す機会にしたいと思っています。一人でも多くの皆様方のご参加をお待ちしています。

フライヤーはこちら
https://bit.ly/2S1C6TD

●プログラム●
司会者:木村 朗(鹿児島大学)

T 研究会代表からの開会のご挨拶(18:35〜19:00)
  鳩山由紀夫(東アジア共同体研究所所長)
  「いまなぜ脱大日本主義なのか」

U 個別報告:(19:00〜20:20) 各20分

 ・川内博史(衆議院議員)「日本の主権を取り戻す」
・植草一秀(政治経済学者)
 「『シェアノミクス』政策連合による市民政権樹立の方策」
・纐纈厚(明治大学)
 「朝鮮半島問題と日本の植民地責任―明治150周年と植民地主義の未精算」
・高良鉄美(琉球大学教授)
「『大』と『帝』の憲法と東アジア」(スカイプ中継の予定)

U 質疑応答:(20:30〜21:10)

W 閉会の挨拶(21:10〜21:20)
  藤田高景(村山首相談話を継承し発展させる会・理事長)

一人でも多くの主権者の参加を求めたい。

そして、3月2日(土)にはオールジャパン平和と共生主催の総決起集会が開催される。

消費税廃止へ!
2019政治決戦必勝!総決起集会
ガーベラ革命で共生社会を実現しよう

日 時 2019年3月2日
    午後1時開場 午後1時半開会
会 場 日本教育会館一ツ橋ホール
    地下鉄メトロ神保町駅A1出口徒歩2分
参加費 無料

ご案内状は
https://bit.ly/2X0tUXI

フライヤーは
https://bit.ly/2GHnRRX

3月2日午後1時半、神保町日本教育会館一ツ橋ホールに集結ください。




http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/530.html

記事 [政治・選挙・NHK257] <偽造、捏造、安倍晋三の演説>爺ちゃんが私の手を握って「晋三さん、応援しちょるけ。故郷を守っておくれよ」と言った…













































http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/531.html

記事 [政治・選挙・NHK257] 池江選手に冷酷な言葉 桜田大臣「ガッカリ」は安倍政権の象徴(日刊ゲンダイ) 
    


池江選手に冷酷な言葉 桜田大臣「ガッカリ」は安倍政権の象徴
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/247474
2019/02/14 日刊ゲンダイ


桜田義孝五輪担当相(C)共同通信社

 なぜ即刻、辞任せず、安倍首相も更迭しないのか――。桜田義孝オリンピック担当相に批判が殺到している。池江璃花子選手の白血病公表に対して、体調を気遣う前に東京五輪への影響を心配し、「本当にガッカリしている」「盛り上がりが若干、下火にならないか心配だ」と、冷たく言い放ったのだから当然である。突然の宣告にも前を向き、懸命に病魔と闘っている18歳の女性にかける言葉じゃないだろう。

 この男は一体、どういう神経をしているのか。池江の祖母が、「水泳なんてやんなくていいから、とにかく長生きして」「オリンピックなんてもう出なくていい。生きていてくれさえすれば」とコメントしているのに、よくも「盛り上がりが下火にならないか心配」などと冷酷な言葉を口にできたものだ。

 さすがに、野党も「本当に心ない発言だ。罷免に値する」と、きのう(13日)の国会で更迭を要求している。

 ところが、桜田大臣本人は「職務を全うするつもりだ」と辞める気はサラサラない。安倍も「しっかり職務を果たしてもらいたい」と更迭要求を拒否。その揚げ句、自民党の森山国対委員長は、桜田発言を「全体的に見るとご理解いただける発言だった」と正当化しているのだから信じられない。

 それもこれも、桜田大臣の発言は、安倍政権の体質を裏返したものだからだ。立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)がこう言う。

「安倍政権の発想は、スポーツ選手にしろ、一般国民にしろ、その人物が国家の役に立つかどうかというものです。国民一人一人の幸せは関係ない。『LGBTには生産性がない』と訴えた杉田水脈議員が典型です。麻生財務相も、高齢者や病人など、社会で活躍することが難しい人に税金を使うことを嫌悪している。安倍首相が『女性活躍』を掲げているのも、国家のために子どもを産み、仕事もしろということでしょう。だから、国威発揚のためにオリンピックで活躍できないのは残念だ、という発想になってしまうのだと思います」

 安倍政権が続く限り、国民のための政治は行われない。

























http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/532.html

記事 [政治・選挙・NHK257] 安倍首相の悪夢のようだ発言は嘘。(かっちの言い分)
安倍首相の悪夢のようだ発言は嘘。
https://31634308.at.webry.info/201902/article_14.html


安倍首相が党大会で、地方自治体の自衛隊員の募集に60%しか協力してくれていないと述べた。その理由は、憲法で自衛隊を明記していないからで、だから憲法を改正して自衛隊を明記すべきという論理だ。
人間、嘘は言えないものだ。その実態は自治体の90%は募集に際して協力しているというのだ。自衛隊に応募出来る住民名簿の閲覧を拒否はしていないということだ。自衛隊から申請があれば台帳は見られるということなのだ。


民主党時代は「悪夢のようだ」と述べたと言ったことも嘘がばれてきた。日刊ゲンダイ紙が検証の記事を出している。


良好な経済指標ズラリ 民主党政権は本当に“悪夢”だったか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/247482


これを見ると、民主党時代の方が、良好な経済指標がズラリあるということだ。
以下に記事を抜粋した。


『実質賃金が今より高かった。民主党政権(2010〜12年)の実質賃金の平均賃上げ率は2.59%で、第2次安倍政権(13〜18年)は半分以下の1.1%だ。経済アナリストの菊池英博氏によると、第2次安倍政権の発足以降、実質賃金は年平均で15.8万円もダウンし続けているという。』



■「庶民には暮らしやすかった」
 都合の悪い数字はいじり、大本営発表で見せかけの景気回復を演出する。それがアベノミクスの本質ではなかったか。鳩山政権で過去最高の11位を記録した「報道の自由度ランキング」も、17年には72位まで順位を落としてしまった。

 民主党政権の経済政策は、決して間違っていたわけではない。内閣府の「暦年実質GDP」のデータを比べると、民主党政権は10年の489.6兆円から12年の519.2兆円まで6.1%も伸ばした。東日本大震災があったにもかかわらずだ。一方の安倍政権は17年の530.1兆円まで2%程度しか成長していない。16年にGDPの算出方法を変更してカサ上げしても、実質成長は民主党政権に遠く及ばないのだ。


「GDPの6割を占める個人消費が、民主党時代は増えていました。個人を犠牲にして資産家や大企業を儲けさせる安倍政権よりも、勤労者の生活を重視する民主党の経済政策の方が、国民は暮らしやすかったと思います」(斉藤満氏)  


評論家の斎藤氏は民主党時代の方が健全であった点が多いという。民主党時代に株価が下がり、安倍内閣が発足以来、株が上がったと安倍氏は宣伝しているが、老後の年金を湯水のように投入し、人為的に上げたのだから当たり前のことなのだ。今や、余りに巨額な投資額なので、株を売ったら株が暴落するので、利益確定も出来ない状態になっている。


安倍首相は、本当に平気で嘘を言う。また事実を隠蔽する。こんなことをやっても良心の呵責もない。恐れを知らない。このまま任せていれば取り返しのつかないことになる。



http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/533.html

記事 [政治・選挙・NHK257] 良好な経済指標ズラリ 民主党政権は本当に“悪夢”だったか(日刊ゲンダイ)
 


良好な経済指標ズラリ 民主党政権は本当に“悪夢”だったか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/247482
2019/02/14 日刊ゲンダイ 文字起こし


党大会の発言が物議(C)日刊ゲンダイ

「悪夢のような民主党政権」――。10日の自民党大会で安倍首相が発した言葉が物議を醸している。予算委員会で発言の撤回を求めた岡田克也元民主党代表に対し、安倍首相は「経済政策について主に批判させていただいている」と、アベノミクスが成功しているかのように話していたが、経済指標で比べても、民主党政権の方がよかった事例がたくさんあるのだ。

 まず、実質賃金が今より高かった。民主党政権(2010〜12年)の実質賃金の平均賃上げ率は2.59%で、第2次安倍政権(13〜18年)は半分以下の1.1%だ。経済アナリストの菊池英博氏によると、第2次安倍政権の発足以降、実質賃金は年平均で15.8万円もダウンし続けているという。

 財務省の法人企業統計を見ると、アベノミクス以降、企業が稼ぎを人件費に回す割合の「労働分配率」は下がり続け、17年度は66.2%と43年ぶりの低水準だった。一方で、企業の内部留保は6年連続で過去最高額を更新。17年度は446兆円にまで膨れ上がった。民主党が下野した12年度の304兆円から、労働者に分配せず、142兆円も増やしてきたのだ。

 安倍首相がひとつ覚えで「史上初めてすべての都道府県で1倍を超えた」と威張る有効求人倍率にしても、民主党政権の上昇トレンドを受け継いだ恩恵が大きい。

「リーマン・ショックの影響で、09年1〜3月期の経済指標は軒並み大幅なマイナスでした。有効求人倍率も09年に0.47に落ち込んだが、民主党政権で回復し、12年に0.80まで戻したところで安倍政権にバトンタッチしました」(経済評論家・斎藤満氏)

 それに、雇用が増えればいいというものでもない。総務省の労働力調査によれば、安倍政権で非正規雇用が220万人も増え、全体の37.3%を占める。年収200万円以下のワーキングプアも100万人以上増えている。

 おかげで、「貯蓄ゼロ世帯」も増加の一途。金融広報中央委員会の調査では、2人以上世帯の貯蓄ゼロ世帯は17年に31.2%と過去最悪を記録。18年はなぜか22.7%に大幅改善したが、これは調査方法を変更したからだという。

■「庶民には暮らしやすかった」

 都合の悪い数字はいじり、大本営発表で見せかけの景気回復を演出する。それがアベノミクスの本質ではなかったか。鳩山政権で過去最高の11位を記録した「報道の自由度ランキング」も、17年には72位まで順位を落としてしまった。

 民主党政権の経済政策は、決して間違っていたわけではない。内閣府の「暦年実質GDP」のデータを比べると、民主党政権は10年の489.6兆円から12年の519.2兆円まで6.1%も伸ばした。東日本大震災があったにもかかわらずだ。一方の安倍政権は17年の530.1兆円まで2%程度しか成長していない。16年にGDPの算出方法を変更してカサ上げしても、実質成長は民主党政権に遠く及ばないのだ。

「GDPの6割を占める個人消費が、民主党時代は増えていました。個人を犠牲にして資産家や大企業を儲けさせる安倍政権よりも、勤労者の生活を重視する民主党の経済政策の方が、国民は暮らしやすかったと思います」(斉藤満氏)  

 民主党政権は、自民党や既得権者にとっての悪夢だったということだ。
















http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/534.html

記事 [政治・選挙・NHK257] 尾張おっぺけぺー‏氏面白すぎ!「自衛官の子ども」答弁から安倍晋劇場へと(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2019/02/post-7a25.html
2019.02.14


これぞ抱腹絶倒と言うものを見せていただいた。

尾張おっぺけぺー‏氏、面白すぎ!

安倍首相の国会答弁で物議をしている「自衛官の子供」答弁。


なぜ安倍首相は常に、いかにも同情を誘うような逸話を答弁す
るのだろうと、いつも疑問に思ってきた。

誰がいつ安倍首相にお涙頂戴発言をするのか、誰だって疑問
に思うだろうから、立憲民主党の本多議員もその旨の質疑をし
たのだろうが、安倍首相、突如切れてしまった。

>本多議員
総理の憲法改正の理由として、自衛官の息子さんが『お父さん
、憲法違反なの?』と。これ実話なんですか?


安倍首相
>これ実話であります

その間、色々やり取りがあって
安倍首相
>本多議員はわたしが言っていることをウソだと言ってるんでし
ょ、それは非常に無礼な話ですよ。
ウソだと言ってるんですよ、あなたは。ホントだったらどうするん
ですか、これ。…ウソを言うわけないじゃありませんか


そしてとうとう、「人格攻撃だ」まで持ち出す安倍首相。

日本一の嘘吐き大魔王に嘘を言うわけないって言われたってそ
れこそ誰が信じられる?(笑)

安倍首相、いつも以上にテンションがあがっていて激高してい
たが、私、一部始終を見ていたが、本多は安倍首相が嘘を言っ
ているとは言っていなかった。

安倍首相は、本多が自分の(安倍首相)発言を嘘呼ばわりして
いると、勝手に被害妄想に陥って、「本多議員は私の発言を嘘
だと言っているんですよ」
と一人で暴走しまくり。

何度聞き返しても、本多は安倍首相の発言を疑ってはいたが、
嘘だとは一切言ってなかった。

しかし何故ここまで切れるんだろう。

気の短い男だ。


そこからの発想を飛ばしたのが、尾張おっぺけぺー‏氏で安倍
首相が何度となく演説の中で利用して来た「胸に刻んだ爺ちゃ
んの言葉」
動画。お笑い安倍晋劇場の始まり始まり・・・・

尾張おっぺけぺー‏氏



もう、今までで一番笑ってしまった。

特に、ゴツゴツした手だったお爺さんが実は鎌で指を落としてい
た話になると、え?あれ?指無くしていたの?みたいな。。。

他にも、「給料あがったから、晩酌が発泡酒からビールに変わっ
たよー!」
パターンがあって、これも何度となく使いまわす安倍。

色んな演説中に、こうも同じ語句を使いまわしていたら、「自衛
官の子供」
答弁だって本当に実話なのかどうか、誰だって疑問
に思うだろう。

私は「自衛官の子供」発言だって何度となく聞いた覚えがある。

別に実話なら実話でそれでよいし、野党議員に聞かれたことに
冷静に答えればいいだけの話で、これだけ激高するとかえって
痛いところを突かれたから、それを隠すために逆切れしたので
はないかと思われてしまうのではないか。

とにかく安倍首相の場合、日常的に息を吐くように嘘が口を突
いて出てくる人物だから、「話半分」以下で聞く必要がある。



http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/535.html

記事 [政治・選挙・NHK257] 小沢一郎「野党結集の最終章は,国民が自公に替わるかたまりと受け取る姿」(銅のはしご)


小沢一郎「野党結集の最終章は,国民が自公に替わるかたまりと受け取る姿」
https://4472752.at.webry.info/201902/article_7.html
2019/02/14 12:53 銅のはしご


2月12日(火)定例会見

小沢 一郎
参院選での争点,消費税減税
✑ 安倍さんの言ってたことがまったく嘘っぱちで,現実には実質所得が減っているということも明らかになりました

✑ 私は税制としての消費税に反対ではありませんが,共通の認識としては,今年の増税は,絶対にやるべきではない。 経済,すなわち国民の皆さんの生活にとって,よろしくない。 上げるべきではない

✑ 個人の消費需要を大きくするためには,所得を上げること。 そういう意味で減税というのは,非常に効果的な方法であります。 あとは,どういう方策と組み合わせるかちゅうことですね


野党結集と統一名簿
✑ 2年半前の参議院選挙でも1人区は全部一本化した。 だけど与党に3分の2獲られた。 だから候補者を一本化するだけじゃダメだと僕は言ってるんだよ

✑ 2009年は投票率70%もあった。 そのあとは52〜53%だ。 国民がどう受けとめるか,その姿を野党は見せてやんなくちゃならない。 単に候補者1人にしただけでは,勝てない。 もっと密接な統一体を作って戦わないと,ほんとの力出ないし,国民がそう受け取らないんだよ。 国民が自公に替わるかたまりがなんとなくできたねと思えるかたまりを作らないと,ほんとうに国民の支持は集まらない

✑ 枝野さんが最初から(結集に向けての統一名簿に)OKなら,それで全部解決なんだよ。そうじゃないから今こういう方法で,いずれ枝野さんにも賛成していただけるような状況にしたい


国民民主党と第1回の会談と「最終章」
✑ 今日は具体的な政策論に入ったわけではありません。 今後の段取り,今週中にもう1回やりましょうということになりました。 次から具体的な協議に入って国民民主党の基本政策のパンフの順序にしたがいながらやりましょうということになりました

✑ 今回の統一会派は第1歩,第1章。 最終は立憲民主党,社民党も含めての結集,これが最終章ということであり,橋下さん云々ということが(野党結集の)最終章ではありません


安倍首相発言「2009年に悪夢のような民主党政権が誕生した」
✑ 彼にとっちゃ,そうでしょうや。
<会見場・笑。山本代表・笑>
うん。そりゃあ,もういちど悪夢を見てもらわにゃならない
<会見場・大笑い。山本代表・笑>

https://www.youtube.com/watch?v=5VKWq-WkBJo
28:47


【2019年2月12日】
小沢一郎代表・山本太郎代表
定例共同記者会見


司会 青木 愛 副代表 ; まず冒頭,両代表からご挨拶がありますでしょうか。では,小沢代表からお願いいたします。

小沢 一郎 代表
 じゃあ私のほうからご報告いたします。 先ほど国民民主党と第1回の政策協議の会談を持ちました。 代表同士でもってやるということで取り決めておったんですが,その前座として,露払いとして平野幹事長がお伺いしたいということで,それはもうもう結構ですということで話をいたしました。

 今日は具体的な政策論に入ったわけではありません。 1つは今後の段取り,今週中にもう1回やりましょうということになりました。 それから政策の協議については,国民民主党の基本政策のパンフの順序にしたがいながらやりましょうということになりました。

 今日はそういう段取りやら何やらの話で,次から具体的な政策論に,協議に入っていこうということで終りました。 報告は以上です。

司会 青木 愛 副代表 ; はい,ありがとうございます。 山本代表からは? よろしいですか?

山本 太郎 代表
 はい,ありません。

司会 青木 愛 副代表 ; それでは記者の皆さんからのご質問をお受けさせていただきたいと思います。 社名とお名前を添えて,よろしくお願いいたします。 どなたかございますでしょうか。

フリーライター・片田 ; 両代表に。 2月1日の参議院の代表質問で,山本代表が消費税減税を野党の共通政策として掲げることに改めて言及された。 小沢代表は,消費税の導入にあたって竹下内閣でずいぶん功績のあった方だと思っているが,現役の政治家のなかでは最も消費税に詳しい小沢代表から,このタイミングで今,消費税を減税するということを野党の共通政策にすることについての見解を。 消費税を減税する政策で参院戦を戦うことについての見解も。 それを受けて改めて山本代表の見解も。

小沢 一郎 代表
 (減税について)誰が言ったって?

フリーライター・片田 ; 山本代表です。

小沢 一郎 代表
 ああ,その前のこと,先週のことか。

フリーライター・片田 ; 2月1日です。

小沢 一郎 代表
 消費税については,何度も言ってるとおり,私は税制として反対してるちゅうわけではありません。

 ただ,今年の増税は,今日(こんにち)の状況のなかで絶対やるべきではない,と思います。

 もちろんほかの財政政策あるいは国の大きな経済対策等のなかで,必要であればさらに減税ということも,消費税のですね,それも大きな材料になる。 支援材料に緊急浮揚の支援材料になることは間違いない。

 それはなぜかと言えば,国民の個人個人の負担が少なくなるからです。

 所得が,実質所得が,安倍さんの言ってたことがまったく嘘っぱちで,現実には減っているということも明らかになりました。

 そういう意味で,個人の消費需要を大きくすること。 そのためには,所得を上げること。 そういう意味での減税というのは,非常に効果的な方法であります。

 だからあとは,どういう方策と組み合わせるかちゅうことですね。 いずれにしても,共通の認識としては,今年の増税は経済にとっても,すなわち国民の皆さんの生活にとっても,よろしくない。 上げるべきではない。 そう思います。

山本 太郎 代表
 ありがとうございます。 今の地盤沈下した人びとの生活を考えれば,やはり消費税を上げるっていうこと自体,もうあり得ないし,私は,凍結ってのが厳しいんじゃないかと。 もうすでに8%っていうところでも悲鳴が上がっている状態だと思います。

 で,すべての税収の滞納うちの6割が消費税って言われるところで,もうすでに欠陥税制であるんだろうっていうふうに私は思っています。

 この消費税については,必ずしも絶対にダメだと,要は消費税の存在自体がダメだっていうことではないんだろうと。 おそらく今,金融緩和と財政出動ってことをセットにしていくってことをやっていくならば,そのうちインフレになったときに,引き締めってことが必要になってきますから,そのときには消費が過熱し過ぎてる場合とかっていうときには有効になるんだろうなとは思います。 まあ,そのときでも,まずは大金持ちからいただくっていうことが,私の考えなんですけれども。 そういう使い方も消費税はできる一方で,現状を見てみれば,減税というものが いちばん多くの人びとを救うことになるだろうというふうに思っています。

IWJ ; 両代表に。 1月28日の有楽町の街宣で,国民民主党・玉木代表が統一会派について(野党共闘の)第1章だと仰ったが,そのあと2月7日の Abema TV の橋下徹氏の番組で,小沢代表が最後に橋下さんに対して 「全野党をまとめるリーダーと。 やるならそうしてほしい。 実務は我々がやるから,国民に対するアピールの面で役割を果たしてほしい」 と仰った。 この発言は,第1章に続くものだということでよろしいでしょうか。 山本代表には,これをご覧になったかどうかと,それについてどうお考えかを。

小沢 一郎 代表
 今回の統一会派は第1歩,第1章ということであるとすれば,最終は立憲民主党,社民党も含めての結集,これが最終章ということでありまして,橋下さん云々ということが最終章のあれ(=結集の姿)ではありません。

 もちろん私は彼の言ってること,端的に言うと政権を獲らなきゃ,権力を獲らなきゃ,我々の言ってることはただの絵空事に過ぎないと。 権力取らなきゃ何もできないんだと。 もっとそれに精力を集中すべきだという意見には,賛成です。 もう1つは,民主主義にはポピュリズムの要素が どうしても必要だと。 それも賛成です。

 だからそういう意味での彼の考え方には同意いたしておりますけれども,今回の統一会派そしてそれに続く最終章は,今言ったとおりのことで,橋下さん云々がそれに直接関係あるわけではありません。

山本 太郎 代表
 すいません,2番目の質問がちょっとよく分からなかったんですけど,最初のはその番組を見たかってことですよね。 見ていないです。 で,2つ目,何でしたっけ?

IWJ ; 橋下徹氏を全野党をまとめるキーマンにという その小沢代表の発言に対して,いかがでしょう。

山本 太郎 代表
 いろんな人と手をつなぐっていうことで,政権を獲っていくという考え方なんだろうと思います。 ただ,橋下さんと手を組むということで,ハレーションは起こる可能性はあるだろうと。 だからその橋下さんという存在が動く,という部分ではなく,今の野党が結集していけるならば,いちばん良い形になるんだろうなとは,私は思います。

France10 ; 平成の御代ももうすぐで終わりです。両代表に。この平成の時代の象徴として歩まれた今上陛下についてどう思われるか。 少し前になるが今上陛下のお誕生日のメッセージを聞いてどうお考えになったか。

小沢 一郎 代表
 陛下のことについては,とやかく言うのはよろしくないと思いますし,そういう立場ではありません。 ただ私は,昭和天皇も今日(こんにち)の平成天皇も立派な天皇陛下だと思ってます。

山本 太郎 代表
 そうですね,まあ,あのう,ほんとうにこの国に生きる人びとに心を寄せて陛下はご活動されてきたんだっていうことを,あらゆる場面で...何だろうな...見てきたっていうような平成だったかなというふうに思います。

毎日新聞 ; 国民民主党との政策協議について,今後具体的なものに入るということだったが,自由党側から国民民主党に対して何を求めるのか。 もし現時点でお考えがあれば,両代表から。

小沢 一郎 代表
 君も,両方のパンフ見てもらえば分かるとおり,ほとんど違いがないんだよ。 表現は多少違うけれども。 これは,ほかの野党にも,立憲(民主党)もそうだろうし,社民党もほぼ似たり寄ったりの話だと思う。 ですから特別どうこうちゅうことはありませんが,お互いに若干その表現の仕方が違ったり,アプローチの仕方が違ったり,ということがありますから,そういうところの調整かなというふうに思ってます。

山本 太郎 代表
 そうですね,内容については小沢代表が先方といろいろお話し合いをされるということなので,今どうなるかってことに関しては,ちょっと分からないです。 私からはコメントがしようがないっていうところです。

フリーランス記者・ホッタ ; 小沢代表に。 先ほどの言葉で立憲(民主党)と社民ということで,そのあとに共産党というのがなかった。 今もいろいろなことで,共産党がなかったが,これは忘れたのでしょうか。

小沢 一郎 代表
 今は,野党の結集ということを,一体化を,僕は進めてます。 共産党がその一体化のなかに入ることは,現時点では無理だと思います。 私はもう一歩だよ,入れ,と言ってるんですけども,そこまではまだ共産党も決断できていないと思います。
 ですから今で言えば4野党,無所属もおりますけれども,の結集ということでやってます。

日刊スポーツ ; 小沢代表に。2月10日(日)自民党大会で安倍総理が過去の民主党政権に関して 「悪夢のような」と発言した。 そういう表現をしたことについての見解を。

山本 太郎 代表
(小沢代表に安倍首相発言を説明)
「わが党は(2007年の)参議院選挙におきまして惨敗をいたしました」 「そして,あの悪夢のような民主党政権が誕生しました」

小沢 一郎 代表
 誰が (言ったの)?

山本 太郎 代表
 安倍総理が,自民党の党大会で。

小沢 一郎 代表
 悪夢のように思ったって? 自分が?

日刊スポーツ ; 「悪夢のような民主党政権が」 という表現を使った。

小沢 一郎 代表
 彼にとっちゃ,そうでしょうや。
<会見場・笑。山本代表・笑>
 そりゃあ,もういちど悪夢を見てもらわにゃならない。
<会見場・大笑い。山本代表・笑>

司会 青木 愛 副代表 ; ほかに質問ございますでしょうか。 できれば初めての方でお願いいたします。

時事通信 ; 国民民主党との政策協議に入るにあたって,集団的自衛権の行使を一部容認した安全保障関連法制に反対という立場か,認識を確認したい。

小沢 一郎 代表
 まだ個別の議論はしておりません。 だけど先ほど言ったように両党の基本的な考え方は,私は違ってないと,そう思ってますので,それも協議のなかで解決できると思います。

フリーライター・片田 ; 両代表に。自由党と国民民主党の統一会派が実現して野党共闘に向けて国民主権者の注目も高まっていると思うが,永田町で起きていることとは別に1人ひとり主権者国民が野党共闘を前に進めるために何かできることはあるとお考えでしょうか。 どういったことをすればいいんでしょうか。

小沢 一郎 代表
 僕はいつも言うんだけども,野党結集して一体となって頑張れっちゅう声が,聞きゃあ,皆そうなんだけども,聞かれて喋んじゃ,ダメだ。 自分たちが主権者であり,選ぶほうなんだから。

 自分たちから,自分の近所にいる野党の議員に言えばいい。

 それを全然あまり言わないんだ,日本人ちゅうのはね。 だから,そういう声をどんどん上げればいいと。

 たとえば,立憲(民主党)の支援者のなかで8割から9割は,皆一緒になってやれと言ってると,ある調査では出てる。 それなのに,いやそれはまだできないって立憲(民主党)の指導部は言ってるわけだ。

 それがほんとうに国民の声なら,枝野さんなり誰なりに,立憲(民主党)の人たちに,皆言えばいいの,地元で。 早く皆一緒になって力を合わせてやんなさいよと。 そうすればいっぱい支援が,支持が増えるよということを,国民が。 大きな運動しろつったって,できないから。

 そんなことより,自分が1票入れた人に言えばいいのよ。

 それを日本人は消極的と言うか,億劫がってって言うか,小心って言うか,言わない,なかなか。 それが国民はダメだというふうに,いつも僕は言っています。 政治家もダメだけど,それを選んでる国民がもっとダメだ。 もっとしっかりしなさいと言いたいですね。

山本 太郎 代表
 普段,街頭でも言ってるんですけど,政治家も政党も信じるなって言ってるんですよ,私を含めて。 なので,やはりいくら支持政党があったとしても,支持している政治家がいたとしても,そのお尻をたたき続けるということは,絶対的に必要だと,有権者として,この国のオーナーとして,それがやるべき仕事なんだということを,もう1回皆で共有する必要があるかなというふうに思ってます。

毎日新聞 ; 国民民主と政策協議で今週中にもう1度お会いになるということだが,いつごろまでに連携を結ぶのか両代表が考えるスケジュールを。

小沢 一郎 代表
 いつごろまでって期日を限るわけじゃないけれども。 あなた方も考えてほしいんだけれども,4月は地方選挙もあり,沖縄の(衆院3区)補欠選挙もある。 大阪の選挙もある。

 我々の立場で言えば,ずっと自由党で一生懸命やってて,選挙直前になって自由党じゃありませんでしたって話では,困っちゃうでしょうが。

 だからそこは,ちゃんと十分に事前に活動のなかでやっていけるような期間があるような形で,できるだけ速やかに合意ができりゃあいいなと,そう思ってます。

司会 青木 愛 副代表 ; それでは今手を挙げていただいている方でそろそろ終わりにさせていただけますか。

フリーランス記者・ホッタ ; 1月20日に千葉県 我孫子市市長選挙・投開票があった。 めずらしく立憲野党5党 (自由,立憲民主,国民民主,共産,社民) が手を結び,そのほか市民ネットと野田佳彦さんが加わって推薦した。

 相手は,正直言っていろいろと問題のある桜田大臣の子分だった我孫子現職市長だが,これで負けました。 野党側の候補者(飯塚誠氏)は,とてもいい人で49歳,働き盛り。 市議4期目の途中で来た男です。 相手は4期目を目指した現職市長で61歳(自公推薦)。

 それで小沢さんの理論である野党が結集すれば勝てるということと,投票率を上げれば勝てるという枝野さんの理論について。

 投票率は40・86%で,前回32・52%より驚異的に上がった。 しかしながら約7500票の差で負けた。
〔星野順一郎 26,082 飯塚誠 18,663〕

 枝野さんも入った,野田佳彦さんも入った,福島瑞穂さんも入った。 共産党の小池さんも入った 。盛り上がったんですけれども,こういった結果になった。

小沢 一郎 代表
 国民民主党は入らなかったの?

フリーランス記者・ホッタ ; 国民民主党は奥野総一郎さん(比例南関東ブロック・衆院議員)しかいなくって。

小沢 一郎 代表
 誰? 奥野?

フリーランス記者・ホッタ ; はい。 街宣を土曜日にやらせてくれと言ったんですけれども,いろいろとお客さんがいてできないと。 事務所で励ましに来てくれと言ったら,それはできないと言って断った。 そういうことはあったが形式上は5党が推薦したが,負けた。 選挙の2大理論である小沢さんの野党が結手すれば勝てるということと 枝野さんの投票率を上げて眠ってる人を起こしてくれば勝てるというのが。 候補者はとてもいい人だと私は思いました。 負けました。それについて。

小沢 一郎 代表
 今の君の話を聞くと,野党が本当に結集してないじゃないか。 だから負けたんだよ。 それから,41%じゃダメですよ。 もっと投票率上げなきゃ。 ということは,関心が割合なかったのかもしれないけれども。 まあ,地方選挙よりもね,この新興地帯のね,住宅街ね,新住民だ,要するにね。 そこはね,地方選挙より国政選挙のほうが投票率高いんだよ,原則的に。 だからそういう意味で地方,地元ちゅう意識が,割合都市化したところには少ないのかもしれないけども。

 いずれにしても,まだまだそういうゴチャゴチャしてるようじゃ,ほんとの結集じゃあない。 だから僕はダメだつってるんだよ,それだけじゃ。

 それから41%でも,これダメだ。 もっと上げなくちゃダメだ。 それがほんとうに結集すれば,もっと上がるよ。 だからいつ応援に行ってもいいとか悪いとかなんて,そんなこと言ってるようじゃ,もうほんとのあれ(=結集)じゃあないから。 だから負けたんだよ。

フリーランス記者・ホッタ ; 山本さんと小沢さんの応援○○○○

小沢 一郎 代表
 俺が行ったからってダメなんだよ,そういうまとまり方じゃあ。

 だから僕は言ってんだよ 。2年半前の参議院選挙でも 1人区は全部一本化したと。 だけど与党に3分の2獲られたと。 だから一本化するだけじゃダメだ,つってるんだよ。

 もっと密接な統一体を作って,それで戦わないと,ほんとの力出ないし,国民がそう受け取らないんだよ。 そのバラバラの政党の単なる推薦だけでは。

 だから国民が,自公に替わるかたまりがなんとなくできたねと,そう思えるようなかたまりを作らないと,ほんとうに国民の支持は集まらない。

 だから2009年は70%もあった,投票率。 そのあとは52〜53%だ。 そこはね,国民がやっぱり,どう受けとめるか,その姿を野党は見せてやんなくちゃならない。 単に候補1人にしただけでは,勝てない。

司会 青木 愛 副代表 ; それでは最後の質問とさせていただきます。

France10 ; 2点伺いたい。 1点目は小沢代表に。 枝野幸男代表は参議院選挙での野党の統一名簿に関して質問されたとき「迷惑です」と4回,5回くらい言って統一名簿には否定的だ。 どうお考えか。 もう1点は両代表に。 国民民主党と政策の擦り合わせをしていくと思うが,今の国民民主党の原発政策は2030年代までに原発ゼロつまり2039年までに原発ゼロを目指すと言っていて,原発即ゼロの自由党とは原発政策が異なる。 原発政策で共通点を見出せるのか。

小沢 一郎 代表
 枝野さんが今現状では,そういうふうな認識なの。 だから今の方法を俺が取ったんだよ。 枝野さんが最初からOKなら,それで全部解決なんだよ。

 分かる? そうじゃないから今こういう方法で,いずれ枝野さんにも賛成していただけるような状況にしたいと。 こういうことだよ。

 それから何だっけ? ああ,原発。 それはもうこれからまた協議することですので,今日は具体的な話は一切してないですから。 原発が賛成だと,原発推進というならもう話になりませんけれども,考え方としては原発はNOという考え方ですから,あとは具体的にどう進めていくかということですから,これは協議のなかで合意できると思ってます。

山本 太郎 代表
 先週の記者会見でもお話をさせていただいたんですけれども,端的に言いますと国民民主党の議員のなかに電力側から,しかも原子力側からの応援を受けている議員って何人いるんですかねってことなんですよ。 その数と それ以外の人たちの数,そう考えたら,原発をなくしていくということに関して合意していくことは,そんなにハードルが高いことじゃないだろうと私は思ってます。 そこにほかの野党が結集してくるってことになってくると,じゃあそのなかで原発を続けたい人がどれぐらいいるんですかって話になったとしたら,やはり大勢のほうの方針というものが形になっていくんだろうというふうに私は思ってます。

司会 青木 愛 副代表 ; はい,ありがとうございました。時間となりましたのでこれで記者会見を終わらせていただきます。



http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/536.html

記事 [政治・選挙・NHK257] メダルは国のためなのか 桜田暴言で露呈“醜悪五輪”の正体(日刊ゲンダイ)
 


メダルは国のためなのか 桜田暴言で露呈“醜悪五輪”の正体
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/247472
2019/02/14 日刊ゲンダイ 文字起こし


アスリートは客寄せパンダの発想(C)共同通信社

 安倍政権の本性がまたも浮き彫りになった。舌禍常連の桜田五輪相が袋叩きに遭っている。東京五輪で活躍が期待される競泳女子エースの池江璃花子選手の白血病公表を受け、「金メダル候補で、日本が本当に期待している選手なので、ガッカリしている」「1人リードする選手がいると、みんなつられて全体が盛り上がるので、その盛り上がりが若干、下火にならないか心配している」と配慮のかけらもない暴言を吐いたのだから、当然だ。人ひとりの生命よりも、東京五輪の成功。そういう頭でもない限り、いくら軽薄な人間でもこんな失言はしないだろう。

 野党も非難ゴウゴウだ。立憲民主党の枝野幸男代表は「大変な病気でここまで頑張ってこられたお嬢さんが苦悩の中にいることに寄り添えない。この6年余りの政治の象徴ではないか」と政権を批判。国民民主党の玉木雄一郎代表も「10代のひとりの女性が命に関わる病に直面した時に、五輪相がかける言葉がそれなのか。今の安倍政権の体質を典型的に表している」と罷免を求めた。

「国民の生命を守り抜く」は口先だけ

 きのう(13日)の衆院予算委員会は紛糾し、野党が桜田氏の辞任を要求したが、本人は「配慮を欠いたと思うので、おわびをし、撤回する」「職務を全うできるよう努める」と型通りの答弁で拒否。安倍首相も「五輪招致に全力を尽くしてきた。五輪を成功させるよう全力を尽くしてほしい」と罷免要求を突っぱねた。

 高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)は言う。

「桜田五輪相の発言は辞任に値します。政治家うんぬんの前に人間性が疑われる。にもかかわらず、謝罪して撤回すればオシマイ。安倍首相は〈国民の生命と財産を守り抜く〉というフレーズを好んで使いますが、やはり口先だけなのでしょう。アスリートを東京五輪というパフォーマンスの客寄せパンダとしか見ていないのがハッキリしました」

 桜田氏は文科副大臣時代、福島原発事故で発生した放射性物質を含むごみ焼却灰を巡り、「原発事故で人の住めなくなった福島に置けばいい」と放言。

 サイバーセキュリティー担当を兼務しながら「自分でパソコンを打つことはない」「USBが何かは分からない」と失言したこともあった。衆院予算委では、五輪の根本原則を定めた五輪憲章について「話には聞いているが、読んでいない」と居直り。桜田氏に大臣の資質が欠けているのは明らかだが、問題の本質はそれにとどまらない。桜田暴言が投げかけたのは安倍政権の東京五輪に対する姿勢、醜悪五輪を巡る数々の疑問である。


JOC武田会長の釈明会見は質疑ナシ、7分で終わる(C)日刊ゲンダイ

「コンパクト五輪」総経費は3倍増

 開催が1年半後に迫った東京五輪は招致段階からデタラメだった。

 2013年9月にブエノスアイレスで行われたIOC総会の五輪招致最終プレゼンで、安倍は世界が懸念した福島原発事故の汚染水について、「アンダーコントロール」と大ボラを吹いた。「世界一コンパクトな五輪」と売り込みながら予算は雪だるま式に増え、東京都、大会組織委員会、国が負担する総経費は約2・3兆円に膨れ上がっている。招致段階の3倍増だ。新国立競技場の「ザハ案」の白紙撤回、旧エンブレムの盗作騒動も起きた。「立候補ファイル」で〈この時期の天候は晴れる日が多く、且つ温暖〉とアピールしたのも真っ赤な嘘。開催期間は7月24日から8月9日まで。環境省が「運動は原則中止」とする31度以上になる日が昨夏は7日もあり、熱中症で死者が続出したほど、殺人猛暑の真っただ中である。アスリートが直面するリスクをまったく考えちゃいない。

 汚れた五輪のトドメは、招致を巡るJOCの竹田恒和会長の贈賄疑惑だ。竹田が理事長を務めていた招致委員会がシンガポールのコンサル企業に支払った資金180万ユーロ(約2・3億円)がIOC委員への賄賂だった疑いがあるとして、仏検察当局が捜査を進めている。JOCは弁護士らによる調査チームを立ち上げて報告書をまとめ、国内法や仏刑法、IOCの倫理規定に違反しないと結論付けたが、竹田の容疑が立証されれば五輪憲章違反となり、IOCに五輪返上を命じられかねない。それに伴う膨大な費用負担は日本が負うことになる。

 国際社会を騙し、巨額の税金を投入し、そのツケがあちこちで露呈している東京五輪は何のために、誰のためにやるのか。

「安倍政権にとって、東京五輪は目的を達成するための政権浮揚の道具。都合のいい政権維持装置ということです」(五野井郁夫氏=前出)

 まさに、パンとサーカスである。その主眼は「五輪が開催される2020年に憲法改正を目指す」と安倍が“宣言”したように、9条に自衛隊を明記する改憲だ。

 強まる一方の世論を無視し、「憲法学者の7割以上が自衛隊を違憲と言っている」の次は、「都道府県の6割以上が新規隊員募集への協力を拒否している」と大嘘を並べて改憲機運を高めようとしている。メダルの数を競う五輪はナショナリズムを高める絶好の機会にほかならない。

目標「金30個」世界3位を達成

 東京五輪は“史上最多”のオンパレード。史上最多の33競技339種目を実施し、世界のアスリート1万人以上をかき集める。会場は神奈川、千葉、埼玉など9道県に分散する広域開催だ。JOCは金メダル獲得目標を史上最多の30個に設定。山下泰裕選手強化本部長は「30個を獲得できれば、世界3位は達成可能だ」と言っていたが、日本が獲得した過去最多の金メダル数は64年東京大会と04年アテネの16個。メダル量産を目指し、スポーツ庁の競技力向上事業予算は右肩上がりで、19年度は大台突破の約100億円となり、この5年で2倍以上になった。

 メダルは国のためなのか。職務に真摯に向き合わず、不快感だけをまき散らすこの無能大臣は何のためにいるのか。

 五輪相が新設されたのは、第2次安倍政権が発足した12年12月。担当大臣は64年東京大会と72年札幌大会でも設置されたが、いずれも開催決定後2〜3年後のことで、招致決定前の新設は極めて異例だった。初代は下村博文文科相が兼任。加計問題では関与と闇献金疑惑が持ち上がり、自民党憲法改正推進本部長として必死で改憲の旗振りをするアベ側近だ。2代目の遠藤利明元大臣は組織委会長の森喜朗元首相の子分で、3代目の丸川珠代元環境相は“アベの一声”でテレ朝アナウンサーから転身した子飼い。4代目の鈴木俊一元環境相は義兄が麻生財務相の“コネ入閣”。5代目の桜田氏は二階派の大臣待機組で、滞貨一掃人事で初入閣した。

 揚げ句が桜田氏の暴言だ。バカを絵に描いたようなアベ友のハク付けのために、無理やりポストをつくったようなもの。どこもかしこも、国政の私物化である。大新聞は揃って東京五輪オフィシャルパートナーに名を連ね、テレビはお祭り騒ぎでひと儲けする皮算用だ。大メディアをグルにして、メダル取りで国威発揚を目論む「いかがわしさ」と「おぞましさ」が浮かび上がってくる。政治評論家の本澤二郎氏は言う。

「民主主義の根幹である公文書改ざんの次は統計偽装が疑われている。マトモな先進国であればとうに内閣総辞職に追い込まれている事態なのに、内閣支持率が下がらない。官邸に飼い慣らされ、政権批判に及び腰の大メディアにも責任があります。野党の体たらくも歯がゆい。安倍首相の盟友の麻生財務相が〈ナチスの手口に学んだらどうか〉と発言して物議を醸しましたが、ヒトラーはベルリン五輪でナショナリズムをあおり、国威を発揚して侵略戦争に突っ走った。安倍首相の言動は、どうしてもヒトラーとダブって見えてしまいます」

 安倍首相の暴走をいつまで見過ごすのか。メディアと野党が踏ん張れば、世間も目が覚める。































 



http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/537.html

記事 [政治・選挙・NHK257] <間違いなく安倍首相は戦後最悪の首相である!>それでも大きくならない韓国国会議長の天皇謝罪発言問題 天木直人




それでも大きくならない韓国国会議長の天皇謝罪発言問題
http://kenpo9.com/archives/5612
2019-02-14 天木直人のブログ


 韓国の文喜相国会議長が天皇謝罪要求発言をしたと言う第一報が流された時、私は書いた。

 これは本来なら大問題になる発言だが、日韓関係をこれ以上悪化させることは得策ではにないと思い始めた安倍首相は、対応を抑制するだろうと。

 そして、そのようになりつつあった。

 ところがである。

 発言をした張本人の文喜相国会議長が、驚くほど強硬な態度を見せた。

 これはさすがの私も意外だった。

 撤回を拒否したのにも驚いたが、なぜ大きな問題になるのか、安倍首相が出て来て騒ぎ出すのは到底理解しがたい、とまで言ったのだ。

 名指しをされて批判することに最も怒る安倍首相だ。

 内心、怒り狂っただろう。

 そして今上天皇を戦犯の子呼ばわりした発言には、さすがの日本国民も反発するだろう。

 私も不快に思った。

 しかし、それでも私はこの韓国国会議長の発言が、日韓関係を決裂させるまでには至らず、収束に向けた動きにならざるを得ないと思う。

 なぜか。

 それは韓国国会議長の発言が、その表現はともかくとして、歴史認識として正しいからだ。

 韓国を植民地化し、人権を蹂躙した歴史的事実がある限り、それを行った側は反論できないのだ。

 本来ならば日本の中からその言葉が出て来なくていけなかった。

 しかしそれはタブーだった。

 そう思っていても言えなかったし、今でも公然とは言えない。

 しかし韓国側にタブーはない。

 まさしく文喜相国会議長にはそういう発言ができるのだ。

 そう発言できる資格があって自制はできる。

 一度言えばわかると封印は出来たはずだ。

 私もそう願っていた。

 しかし、撤回しない、大騒ぎする日本の方が悪いと、本当の意味で本音を言ってしまったのだ。

 しかもただの韓国人ではない。

 国会議長がそう開き直ったのだ。

 行く着くところまで行ったのだ。

 しかし もしここで安倍政権が本気で反論すれば日韓関係は崩壊し、安倍政権の命取りになる。

 だから安倍首相は、「謝罪と撤回を求める」と国民の手前怒って見せるが、それ以上の手を打てないし、打つつもりはない。

 それを知っているからこそメディアも本気で韓国国会議長の発言を糾弾しようとしない。

 ひとり産経だけが厳しいが、産経がいくら厳しくても、産経だから、で終わってしまう。

 つまり産経がガス抜きの役割を演じているのだ。

 かくてこの問題は、お互いに不満を残しながら落としどころを見つけるしかない。

 すべては間違った歴史認識を振りかざした安倍首相の責任である。

 問題を解決すべき立場の首相が、問題を次々作り出している。

 間違いなく安倍首相は戦後最悪の首相である(了)



「多くの国民が怒り」“戦犯の息子”と韓国の議長
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20190213-00000058-ann-pol
2/13(水) 17:15配信 ANN



 韓国の国会議長が「天皇は戦争犯罪の主犯の息子」と発言したとされる問題で、取材したメディアがその音声を公開した。このまま、日韓の新たな火種となるのだろうか。

 自民党・中山泰秀議員:「この韓国の国会議長は、私どもの憲法では象徴とされている天皇を政治に改めて引っ張り込もうと画策をしてらっしゃるのかと」

 安倍総理大臣:「多くの国民が驚きかつ怒りを感じたんだろうと思います。甚だしく不適切であり、また同議長はその後も同趣旨の発言を繰り返している」

 問題発言について、そもそも韓国側からはこう説明されていた。

 河野外務大臣:「国会議長は7日でしたか一度、発言をされ、その後、議長の秘書室から様々、説明を発出され、韓国政府からも議長の発言が本意ではない形で報道されたというような説明がありました」

 本意ではない形の報道とは…。実際の文喜相(ムン・ヒサン)国会議長の音声を公開したメディアによると…。

 韓国・文国会議長の発言内容(ブルームバーグから):「日本を代表する天皇が(謝罪)してほしいです。まもなく退位されるそうですし、その方は戦争犯罪の主犯の息子ではありませんか」

 これに対し、日本側はすでに5回抗議して謝罪と撤回を求めている。だが、韓国側から明確な謝罪はないという。

 そんななか、またしても…。

 韓国JTBC:「文喜相議長の発言を日本政府が連日、批判しています。争点化しようとしているように見えます。文議長側は私たちの取材で、今までの立場に変わりはないと述べました」

 現在、アメリカを訪れている文国会議長は日本政府が謝罪と発現の撤回を求めていることに対して「謝る事案ではない」と話した。文国会議長は「私の持論で10年前から話してきたことだ」と説明。「菅官房長官や安倍総理が出てくるのは到底、理解できない」と日本側を批判したという。

 韓国メディア:「文議長は明仁天皇を『戦争犯罪の主犯の息子』と称したことについては、該当インタビューで重要な位置にいる指導者の真心こもった謝罪を強調する脈絡から出た表現と説明した」



韓国国会議長 慰安婦問題発言の謝罪と撤回を拒否
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190213/k10011813411000.html
2019年2月13日 15時29分 NHK


動画→https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190213/k10011813411000.html





韓国のムン・ヒサン(文喜相)国会議長は、慰安婦問題をめぐり、天皇陛下が謝罪すれば解消されるなどと述べた自身の発言に対し、日本政府が謝罪と撤回を求めていることについて、「なぜこのように大きな問題になるのか、到底理解できない。謝罪することではない」などとして拒否しました。

韓国のムン・ヒサン国会議長が先に、慰安婦問題をめぐり、天皇陛下が謝罪すれば解消されるなどと述べたことについて、安倍総理大臣は「甚だしく不適切な内容を含み、極めて遺憾だ」などとして謝罪と撤回を求めています。

韓国国会の報道官によりますと、これについてアメリカを訪問中のムン国会議長は記者団に対し、「なぜこのように大きな問題になるのか、安倍総理大臣まで出てきたことは、到底理解できない」と述べたということです。

そのうえでムン国会議長は「謝罪することではない。私がした話は持論であり、根本的な解決方法だと今でも考えている」と述べ、日本政府が求める謝罪と撤回を拒否したということです。

ムン氏は革新系与党の重鎮

去年7月に韓国の国会議長に選出されたムン・ヒサン氏は73歳。

当選回数は6回に上る革新系の与党「共に民主党」の重鎮です。

2003年、ノ・ムヒョン(盧武鉉)政権の発足とともに、大統領の最側近の秘書室長に就任したのに続いて、2004年から4年間にわたって、韓日議員連盟の会長を務めました。

さらには、おととし、9年ぶりの革新政権となるムン・ジェイン(文在寅)政権が誕生した直後には、ムン大統領の特使として日本を訪問し、安倍総理大臣と会談するなど、韓国の政界では「知日派」の1人と位置づけられてきました。

一方、ムン氏は率直な物言いでも知られ、去年12月には記者会見の中で、慰安婦問題をめぐる日韓合意に関連して、「元慰安婦が望むのはカネではなく、安倍総理大臣の謝罪のひと言だ。なぜ、それができないのか」などと発言しました。

また、太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題で、韓国の最高裁判所が日本企業に賠償を命じる判決を言い渡したことについても、「判決は韓国国民ならば受け入れるしかない。正しいとか間違っているということではなく、守らなければならない」と述べ、あくまで判決を尊重すべきだという考えを強調していました。

韓国世論は日韓関係への関心低い

韓国では、日韓関係の悪化に危機感を募らせる外相経験者や元駐日大使らが「国交正常化以降、最悪の状況だ」として、ムン・ジェイン政権に前向きな対応や、日韓首脳のシャトル外交の再開、それに民間交流の推進などを促す意見を新聞に寄稿する動きも見られます。

しかし、先月行われた世論調査によりますと、韓国政府に求める日本政府への対応としては、「より強硬に対応すべき」が45.6%、次いで「現在の対応が適切」が37.6%を占めたのに対し、「自制すべき」は12.5%にとどまりました。

一方で、ムン政権が北朝鮮との関係改善を最優先課題に位置づけるとともに、国民の間で懸念が強い経済政策に全力を挙げる姿勢を強調する中、日韓関係に対する韓国世論の関心は低いのが実情です。

13日朝の韓国の主要な新聞も、ムン・ヒサン(文喜相)国会議長や安倍総理大臣の発言について、いずれも1面や社説では扱わず、国際面などで淡々と伝えるにとどまっています。

ただ、日本の植民地支配からの独立運動が始まった日から来月1日で100年、その翌月にも朝鮮半島出身の独立運動家たちが上海に韓国臨時政府を発足させてから100年の節目が控えており、韓国国内でナショナリズムが高まる可能性も指摘されています。

専門家が懸念「底が見えない」

韓国政治を長年研究している東京大学大学院の木宮正史教授は、NHKとの電話インタビューで、最近の日本と韓国の関係について「いちばん心配なのは底が見えないことだ」として、改善の兆しすら見いだせない現状に懸念を示しました。

そのうえで「日韓が、『自分のほうに正義がある』と主張し、あらゆる局面で相手に負けられないと考えている。お互いに妥協ができない状況だ」と述べ、解決は容易ではないと指摘しました。

関係悪化のきっかけとなった「徴用」をめぐる問題で、韓国政府から対応策が示されないことについては「韓国の世論が日本に対して妥協することへの強い拒否感がある。そのため、韓国政府は日本政府との約束と世論の双方をどう尊重させるか悩んでいて、解決策が見つかっていない」と述べ、板挟みになっている韓国政府の立場を分析しました。

また木宮教授は、日韓関係の悪化は北朝鮮の非核化をめぐる対応や安全保障環境などに悪い影響を及ぼすとして、お互いの利益を確保するためにも両国が協力すべきだと強調しました。

そして、韓国から日本への観光客や日本企業に就職する若者が近年増加するなど、日韓の民間交流が活発になっていることを指摘し、「韓国語が周りで飛び交い、私たちにとって韓国という存在が近くなり、顔の見える関係になっている。反日だけではない、さまざまな関係から日韓関係を考えてほしい」と話していました。




























http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/538.html

記事 [政治・選挙・NHK257] 竹内結子主演ドラマ『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』の女性蔑視がひどい! 伊藤詩織さんやはあちゅうの性被害告発も揶揄
竹内結子主演ドラマ『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』の女性蔑視がひどい! 伊藤詩織さんやはあちゅうの性被害告発も揶揄
https://lite-ra.com/2019/02/post-4547.html
2019.02.14 09:37 『スキャンダル専門弁護士』が伊藤詩織さんやはあちゅうを揶揄  リテラ

    
    『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(番組HPより)


 ここ最近、民放のドラマでは、政権の不正やセクハラ事件などを風刺・批判するような動きが起きている。たとえば『相棒』(テレビ朝日)では安倍政権の暗部を彷彿とさせるようなシークエンスが随所にちりばめられ、昨年放送された『アンナチュラル』(TBS)でも安倍首相御用ジャーナリストの山口敬之事件を想起させる場面が展開されるなど、女性蔑視を批判する目線が貫かれており大きな話題となった。これらは、安倍政権の言論圧力の結果、報道部門がすっかり萎縮し忖度している状況のなか、ドラマというフィクションで一矢報いようとするテレビ人の良心と言っていいだろう。

 そんななか、今クールでも、現実社会で起こった事件や社会問題を彷彿とさせる内容を盛んに織り交ぜている連続ドラマがある。竹内結子主演の『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(フジテレビ)だ。危機管理・スキャンダル対策が専門という異色の弁護士・氷見江(竹内結子)が依頼人のトラブルを解決していくという一話完結もので、『相棒』や『アンナチュラル』のような権力批判、社会風刺が展開されるのではと期待したが、しかし、これが真逆のトンデモドラマなのだ。とくに1月17日放送の第2話は、現実社会でも問題となったある社会問題をモチーフにしていたが、その切り口は呆然とするものだった。

 ドラマの概要はこうだ。氷見のもとに大手広告代理店「D cide」からの依頼があった。同社のトップクリエイター谷正輝(波岡一喜)が契約社員の女性にセクハラをしたとして週刊誌に告発された。これをきっかけに女性たちによるデモが起こるなど社会問題に発展、そのため谷は人事部長の藤原貴美子(国生さゆり)とともに、氷見に事態の沈静化を依頼する。谷はセクハラなど事実無根だと訴えるが、しかし被害女性である佐藤瑠璃(成海璃子)は、谷からのセクハラ・パワハラについてこう訴えた。

「上司に夜中、呼び出されて朝まで正座をさせられたことありますか?」
「上司に『仕事をクビになりたくないならひざまずけ』って言われたこと、ありますか?」

 大手広告代理店「D cide」を舞台にしたトップクリエイターによる女性スタッフへのセクハラ。さらに正座などのエピソードを見ると、どうしてもあの一件を想起せざるを得ない。そう、はあちゅうが電通時代に先輩クリエイターの岸勇希氏から受けたセクハラ・パワハラ告発の一件だ。

 はあちゅうへのセクハラ・パワハラが始まったのは2010年3月頃のこと。岸氏ははあちゅうを深夜に突然、電話で「俺の家にこれから来い」と命令、またあるときは「今すぐ飲みの場所に来い。手ぶらで来るな。可愛い女も一緒に連れてこい。お前みたいな利用価値のない人間には人の紹介くらいしかやれることはない」などの暴言を吐いたという。さらに呼び出されて自宅に行くと、黙って正座をさせられたこともあったという。

 また、ドラマでは当初匿名だった被害者女性が、その後顔出しで実名告発しネットでバッシングを受ける様子も描かれ、さらに告発本『ブラックダイアリー』の出版を予定するというエピソードも出てくる。これは、明らかにジャーナリスト・山口敬之氏からの性暴力被害を訴えた伊藤詩織さんの『Black Box』(文藝春秋)を意識したものだ。

 つまり、ドラマは電通を舞台にしたはあちゅうのセクハラ・パワハラ事件、そして伊藤詩織さんの性的暴行事件を合体させてモチーフにしたと思われるが、しかしこれら女性の性被害問題に一石を投じるものかと思いきや、ドラマは予想を超えたとんでもない展開を見せる。

■セクハラ被害告発を金儲け・売名行為と揶揄

 たとえば、被害者女性は週刊誌にパワハラ・セクハラを告発するのだが、そこに乗り込んだ氷見は編集者とこんなやりとりをするのだ。

編集者「セクハラ、パワハラは被害者がそう感じたらそうなんです。彼女は契約を切られた際に被害者意識を持ったってことでしょうね」
氷見「“被害者”って言葉は強いですからね」
編集者「その武器があれば大抵大丈夫です。部数稼ぐためにちょっとアレンジしてあげればオッケー」

 まるでセクハラ告発を商売にしているようなやりとりだが、それだけでない。ドラマでは、ほかにも「いまだったら彼女は世の中を変えるヒロイン」などと、セクハラ被害者を揶揄するようなセリフが盛んに飛び出す。

 そして被害女性が顔出ししたことで、過去の写真などが暴かれると、弁護士事務所でそれを見たスタッフたちが「ネットのみなさんが探し出してくれました」「ちょっとあざと過ぎましたよね」と、実名告発に対してあたかも売名行為のように批判し、嘲るのだ。

 さらにドラマは、被害者女性が加害者の谷と交際していたのではないかと疑い、被害者にそれを詰問するという信じがたいストーリー展開になる。マツエクサロンにいた被害者女性に、水川あさみ演じる弁護士・与田知恵が「付き合ってたんですか、谷さんと。フラれた腹いせで、セクハラを訴える人もいますからね」と詰め寄るのだ。すると被害者女性はそれを認めた上で、「別れ話をしたら部署を移動させられたことは立派なセクハラ」だと主張。この被害女性の主張は当然のものだが、しかし与田はマツエク中の被害者を見て吹き出し、「その顔で言われてもね。フフフフ」と小馬鹿にして笑う。

 クラクラする展開だが、さらに最終解決方法として氷見は加害者男性の谷と被害者女性を同席させ、こんな会話をする。

氷見「お二人はお付き合いされてたんですか? 優秀なクリエイターが若い彼女に捨てられてその未練から嫌がらせをした。そんな恥ずかしいことは人には言えませんよね? でも、谷さん、交際していたことを認めればあなたの状況はこれ以上悪くはならないと思いますが」

 いやいや、交際していたからといってパワハラやセクハラが免責されるなんてありえないし、そもそも加害者側の弁護士が、被害者と加害者を同席させることじたい、被害者を萎縮させる信じがたいもの。しかも氷見は2人の付き合っていた頃の思い出話をさせ、その挙句、谷と被害者女性にこんな口論をさせる。

谷「お前に 俺の苦労がわかんのかよ!」

被害者「苦労なんかしてたっけ?」

谷「したっつうんだよ!」

(略)
谷「お前だって地位と名誉が欲しくて必死になって近づいてきたんだろうが」

被害者「踏み台にもならなかったけどね」

(略)

被害者「別れたいって言ったら私を異動させて。そのくせ夜中に仕事だって呼び出して正座させて、罵倒して。歯向かったらクビにするって脅して!」

谷「こっちは会社にも切られて暴露本まで出すとか言われて。それに比べたらお前のほうがましだろ!」

 加害者男性は明らかに上司と部下という支配関係を背景に女性を脅したり不当に異動させたりしているにもかかわらず、過去の交際を持ち出し、セクハラ・パワハラをまるで単なる痴情のもつれかのように矮小化する。あまりにもふざけた展開だが、さらに氷見はこう畳み掛けるのだ。

「いい加減にしてください。そもそも これは周りを巻き込まなくてもお二人が話し合えば解決できる問題じゃないんですか?」

「セクハラがあったことは事実です。でも それを利用して人を貶め、まわりを振り回す必要までありますか? 冷静に考えてください。谷さんとの素敵な思い出もあるんじゃないですか?」

 クラクラするような不見識なセリフの数々。パワハラ・セクハラは、過去の恋愛関係や素敵な思い出で軽減されるものではないし、恋愛関係の破綻を恨み、自分の地位を利用して女性を不当に異動させるというパワハラは、2人で話し合って解決する個人的な問題などではまったくない。そのような大きな不利益を被った女性がそれを訴えるのは正当な行為だ。にもかかわらず、それを「セクハラを利用して人を貶め」などと非難するのは、まるで財務省セクハラ問題のときの麻生太郎財務相ではないか。にわかには信じがたいかもしれないが、ドラマではこうした氷見の言動を批判的に描いているのではなく、ヒーローとして描いているのだ。

 そしてドラマは、告発本の出版中止という最大のミッションを氷見が成し遂げて、大団円を迎えるのだが、その経緯も酷い。2人が恋人関係にあったことを知った氷見が、そのネタを週刊誌にリークし掲載させたことで、発売直前だった告発本『ブラックダイアリー』は出版中止に追い込まれるのだ。

 何度でも言うが、たとえ加害者と被害者が恋愛関係にあっても、パワハラやセクハラが許されたり矮小化されるものではない。しかしドラマでは恋人関係がことさら強調され、しかもそれが被害者側の“落ち度”のように描かれている。まるで性被害に対して声をあげたことじたいが間違いだったかのように。

 実際、現実社会でも、セクハラやパワハラを告発した女性に対し、「売名行為」「女性が誘った」「女性にも落ち度があった」などと卑劣なバッシングが起こり、性被害を矮小化しようとする動きが起こっているが、ドラマ『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』は、こうした風潮を正当化し、差別を煽り、さらに勇気を持って告発しようとする被害者を萎縮させ、告発を封じようとしているとしか思えないものだ。

■「ババア」「告発女性は性格悪い」と女性蔑視のオンパレード

 しかもこのドラマ、セクハラ事件そのもの以外でも随所に女性蔑視のシーンやセリフのオンパレードなのだ。

 たとえば代理店の内情を知るため、氷見たちが代理店社員と合コンまがいの飲み会をセッティングし、色仕掛けでその実情を聞き出す。また、セクハラをもみ消すのは国生さゆり演じる女性人事部長で、ヒステリックで高圧的なパワハラ人物として描かれる。さらに被害者への謝罪を頑なに拒む人事部長に対して「谷さんに気があんじゃないの?」などというゲスの勘ぐりまで挿入される。その上、中川大志演じるイケメン弁護士・藤枝に人事部長を接待させるのだが、その際、藤枝は事務所で氷見たちに向かってこんなセリフを吐くのだ。

「おーい! ババアども! 俺はな、ババアを楽しませるため弁護士になったんじゃない!」

 ほかにも「昔は パワハラもセクハラも当たり前だった」「人事のババア」「甘えたことを言ってくる女たち」「要は元カノ(被害者女性)が性格悪かったって話でしょ」など、問題を矮小化し、まるで被害者に非があるかのようなあるまじきセリフさえ平然と飛び出すのだ。

 なぜこんな時代錯誤なドラマをつくったのか、フジテレビの意向はまったく不明だが、しかしこれだけは明らかだろう。わざわざ、はあちゅうのセクハラ・パワハラ事件、そして伊藤詩織さんの性的暴行を彷彿、モチーフとした上で、その被害者女性たちを貶める。女性の性的被害の訴えを個人的関係に貶め、バカにする──。

 さらに問題なのは、実際に起こった事件をモチーフとしたことで、はあちゅうや伊藤詩織さんとドラマの被害者女性が一体化してしまい、彼女たちまでもがあたかも金儲けや売名行為をしたという印象操作にさえなってしまっていることだろう。

 しかも『スキャンダル弁護士』は、この回以降も、フィギュアスケート選手に対する枕営業の強要や、有名女性コメンテーターが受けたDVなど女性をめぐる問題を題材にしているのだが、いずれもそれらの問題を矮小化し、女性蔑視の目線で貫かれているのだ。

 せめてもの救いは視聴率が極端なまでに低く、多くの人の目に触れていないということだが、しかし、これほどまでに意識の低いフジテレビが、その終焉を囁かれるのも納得というものだろう。

(林グンマ)













http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/539.html

記事 [政治・選挙・NHK257] 本当に「悪夢のような民主党政権」だったのか? 否である!  
 


本当に「悪夢のような民主党政権」だったのか? 否である!
https://85280384.at.webry.info/201902/article_139.html
2019/02/14 23:28 半歩前へ

▼本当に「悪夢のような民主党政権」だったのか? 否である!

 安倍晋三は「悪夢のような民主党政権」と口を開けば、親の仇のように前任の民主党政権をののしり、批判する。

 すべて悪いことは民主党政権のせいにする。安倍晋三の尻馬に乗って民主党たたきをしたのがマスコミだ。

 民主党政権は素人集団だ、実行力ゼロなど、これでもかと言わんばかりに、新聞、テレビ、週刊誌までが民主党政権の悪口を書き立て報道した。急先鋒は産経、読売、週刊文春だった。

 大衆は単純なものだ。煽られるとすっかりその気になって民主党政権を「悪者」とみる。そして気が付けば大衆が先頭を切って民主党政権を「デビル」に仕立てていた。

 一度レッテルを張られると「前科者」同様の扱いを受ける。民主党に「あの」がついて「あの民主党」が、となる。

 本当に民主党は安倍晋三が扇動したような「悪夢のような民主党政権」だったのか? 答は 否である。

 そのあたりについて日刊ゲンダイが明らかにした。安倍政権よりもずっと良かったことがデータで示された。

 自民党は「悪魔のような安倍政権」である。

 もうひとつ、私が言いたいことがある。夕刊紙の日刊ゲンダイは実によくやっている。人員も調査網も日刊ゲンダイの数百倍、数千倍揃ったNHKや朝日、読売、毎日新聞がなぜ、このような調査をしないのか?

 野田のボンクラによって民主党政権が崩壊した後、メディアが日刊ゲンダイのような調査をし、報道していたら、民主党をデビル扱いする「間違った世論」は形成されなかっただろう。

 その結果、「敵失」で自民党だけが「得」をし、安倍政権が長く続くことになった。

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ここからは日刊ゲンダイの記事だ。

 安倍晋三は「経済政策について主に批判させていただいている」と、アベノミクスが成功しているかのように話していたが、経済指標で比べても、民主党政権の方がよかった事例がたくさんあるのだ。

 まず、実質賃金が今より高かった。

 民主党政権(2010〜12年)の実質賃金の平均賃上げ率は2.59%。
第2次安倍政権(13〜18年)は半分以下の1.1%だ。

 経済アナリストの菊池英博によると、第2次安倍政権の発足以降、実質賃金は年平均で15.8万円もダウンし続けている。

 財務省の法人企業統計を見ると、アベノミクス以降、企業が稼ぎを人件費に回す割合の「労働分配率」は下がり続け、17年度は66.2%と43年ぶりの低水準だった。

 一方で、企業の内部留保は6年連続で過去最高額を更新。17年度は446兆円にまで膨れ上がった。民主党が下野した12年度の304兆円から、労働者に分配せず、142兆円も増やしてきたのだ。

 安倍がひとつ覚えで「史上初めてすべての都道府県で1倍を超えた」と威張る有効求人倍率にしても、民主党政権の上昇トレンドを受け継いだ恩恵が大きい。

  「リーマン・ショックの影響で、09年1〜3月期の経済指標は軒並み大幅なマイナスでした。有効求人倍率も09年に0.47に落ち込んだが、民主党政権で回復し、12年に0.80まで戻したところで安倍政権にバトンタッチしました」(経済評論家・斎藤満)

 それに、雇用が増えればいいというものでもない。総務省の労働力調査によれば、安倍政権で非正規雇用が220万人も増え、全体の37.3%を占める。年収200万円以下のワーキングプアも100万人以上増えている。

 おかげで、「貯蓄ゼロ世帯」も増加の一途。金融広報中央委員会の調査では、2人以上世帯の貯蓄ゼロ世帯は17年に31.2%と過去最悪を記録。18年はなぜか22.7%に大幅改善したが、これは調査方法を変えたからだ。

 都合の悪い数字はいじり、大本営発表で見せかけの景気回復を演出する。それがアベノミクスの本質ではなかったか。

 鳩山政権で過去最高の11位を記録した「報道の自由度ランキング」も、安倍晋三になっての17年には72位まで順位を落としてしまった。

 民主党政権の経済政策は決して間違っていたわけではない。

 内閣府の「暦年実質GDP」のデータを比べると、民主党政権は2010年の489.6兆円から2012年の519.2兆円まで6.1%も伸ばした。

 東日本大震災があったにもかかわらずだ。

 一方の安倍政権は17年の530.1兆円まで2%程度しか成長していない。

 16年にGDPの算出方法を変更してカサ上げしても、実質成長は民主党政権に遠く及ばないのだ。

 「GDPの6割を占める個人消費が、民主党時代は増えていました。個人を犠牲にして資産家や大企業を儲けさせる安倍政権よりも、勤労者の生活を重視する民主党の経済政策の方が、国民は暮らしやすかったと思います」(斉藤満)  

 民主党政権は、自民党や既得権者にとっての悪夢だったということだ。













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