24歳「NHK集金人」が見た悲惨。集金先で「ぶっ殺す」と言われ…
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bizSPA!フレッシュ 2/7(木) 8:47配信
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世の中にはさまざまなブラック企業があります。しかし、仕事が原因で殺されそうになった経験を持つ人は少ないのではないでしょうか。
今回お話を伺った増田隆さん(仮名・24歳)は、そんな貴重な(?)経験がある一人。増田さんが新卒で入社したのは、NHKの放送受信料の回収を行う委託会社でした。
1年3か月勤めた後、昨年9月に転職したそうですが、当時のことを振り返り「もう一生やりたくないですね。人に嫌われる仕事なので…」と話し始めました
■友だちや親にも言えなかった仕事
「大学生のときに友だちの家で飲んでいて、夜にチャイムが鳴ったんです。友だちが『あー、NHKだから出なくていいよ』って。嫌われる仕事ということはなんとなく知っていました。なので、いざ自分がその仕事をやることになったら、友だちや親にも言えないし、仕事中に知り合いに会いたくないので、県外の営業所を転々としていました。」
1年間で博多、北海道、岡山の3営業所を回ったという増田さん。毎日14〜22時まで、多い日は300軒以上のお宅を自転車で訪問していたそうですが、やはり遅い時間に行くと怒られることも多かったとか。
「とくにお酒を飲んで酔っ払っている人は、歯止めがきかなくなってしまうので怖いです。そうなってしまうと受信料もなかなか払ってもらえないので、本当にメンタルが強い人でないと続かない仕事だと思います。」
なかでも北海道で起こったある出来事は、初めて死を身近に感じた瞬間だったと語ります。
■男性のおどしに言い返したら逆効果…
「21時くらいにお宅を訪ねたら、玄関が開くと同時に40代後半くらいの男性に『何時だと思ってんだ』と怒鳴られました。
ごもっともなのですが、こちらも仕事なのでと説明すると、部屋の奥からゴルフクラブを持ってきて、床をガンガン叩きながら喚き散らし始めたんです。まるで怒り狂うゴリラのようでした。しかも酔っ払っていて呂律が回っていないので何も聞き取れない」
本当に暴力を振るう度胸もないくせに、脅そうとしているだけに違いないと思った増田さんは、男性のおどしにひるむことなく言い返したそう。ところがそれが火に油を注いでしまいます。
「『僕を殴っても何の解決にもならないですし、むしろ慰謝料のほうが高くつきますよ』って、ちょっと嫌味っぽく言い返したら、ものすごく怒らせてしまいました。ろれつが滅茶苦茶な罵声を叫び浴びせられ、靴箱の上に置いてあった木彫りの熊を手に取ると振りかざしてきたんです」
思わず「うわっ」と目をつぶった増田さん。その瞬間、「やめなさい!」という奥さんらしき女性の声が聞こえてきます。
■木彫りの熊をゴルフクラブで破壊
「助かったと思ったのも束の間。『うるせーこいつだけはぶっ殺す』って、手に持っていた木彫りの熊を床に叩きつけ、ゴルフクラブで砕き始めたんですよ。熊の首が吹っ飛んだ瞬間、『あ、殺される』と感じて逃げました」
慌てて会社に戻り上司に報告した増田さんは、なんとか担当を外してもらえることに。幸い怪我はなかったものの、この出来事がきっかけとなり転職を考え始めるようになります。そして極めつけとなるような出来事が起きます。
■血も涙もない上司にウンザリ。退職を決意
「生活保護受給者など一部の人は支払いの免除制度がありますが、基本的にお金がないからという理由だけでは免除はできないんです。以前シングルマザーから回収したことがあったのですが、後から罪悪感がわいてくるんですよ。
ある時は『本当にお金がないんです。ごめんなさい、ごめんなさい』って謝る母親から、『今、5000円でも払っておいたほうが後々ラクですよ』と言ってお金を回収しました」
しかし、帰り道に「子ども小さかったな」「この5000円が今月の生活費だったのかもしれない」と罪悪感が湧いてきたそうです。
「でも上司は『俺らが上にいくためには必要な犠牲だから』という考え方で、本当に心が抉られる仕事だな」と思い、増田さんは退職を決意しました。
■退職願を出すと“辞職防止マニュアル”が発動
しかし、職場が人手不足なのか、簡単にはやめさせてもらえなかったそうです。
「辞職防止マニュアルがあったんです。自分の直属の上司にやめたいと伝えると、引き止められるのですがそれを断ると、さらに上司の上司と話さないといけない。それをクリアするとさらにまたその上司と話し合いになり、しかも約束の日になると都合が悪くなったからと先延ばしにされる」
どうやら職場には「何か月以内に何人やめると、次の昇進はないというルールがあった。上司も引き止めるのに必死ですよね」とか。しかし、増田さんは仲の良かった上司からマニュアルの話を聞いていたため、直接人事部に掛け合いすんなりやめられたそうです。
■気弱な社員は夜逃げが当たり前に
一方で、マニュアルの存在を知らず上司の引き止めを断れない、気弱な社員は夜逃げが当たり前になっていたとか。
「気の弱い人は売上も取れないし、上司に言いくるめられ、やめられず、負のループに陥ってしまうんですよ。売上を出せないと怒られることもあるのですが、やめたいと言うと『もうちょっと頑張ろうぜ、お前ならできるよ』って、アメとムチですよね」
それでまた頑張るも、売り上げが上がらずまた怒られる。当然、昇進もできないので給料も上がらない。そんな負のスパイラルに絡め取られるそうです。
「社員は寮生活をしているのですが、そういう人はもう夜逃げをするしかないんですよね。朝起きたら同僚がいなくなっていたということが多々ありました。また、深夜まで練習や会議があり、環境はきついし寝かせてもらえないし、やめたくても、やめさせてもらえず、うつ病になった同期もいました」
「もう一生やりたくないですね、心がえぐられる仕事なので」と話す増田さん。ブラック会社をやめる前には上司と仲良くなって、辞職防止マニュアルなど何か裏工作がないかこっそり聞き出しておくといいかもしれませんね。
<取材・文/西川未紗 イラスト/zzz(ズズズ)@zzz_illust>
bizSPA!フレッシュ 編集部
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— rein (@rein_rainydoll) 2019年2月7日
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— めてお@仮想通貨垢 (@Redmeteor_777) 2019年2月7日
殺されなかっただけ有難いと思えw
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— 鉄兵【黒メ】 (@SkySumida) 2019年2月7日
これが本当で、罪悪感があるなら
情報をNHKから国民を守る党に教えるのもありでは?
2、3年以内には自称NHK集金人本当にどこかで殺されそう(笑)
誰も悲しまないがね(笑)
こんな思いをしてまでNHKの受信料は続けなきゃいけないモノなんですかね?
— ピカタロウ@副業システムエンジニア (@piccataro) 2019年2月7日
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だからNHK委託の仕事に就職や委託業務契約するのはやめましょう。#NHK集金
— ムーディ小十郎 (@tkjpapa) 2019年2月7日
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