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2019年1月22日時分 〜
コメント [政治・選挙・NHK256] 安倍首相やつるの剛士も愛読宣言! 百田尚樹『日本国紀』に今度は「Yahoo!知恵袋」からの“コピペ疑惑”が浮上(リテラ) 赤かぶ
3. 2019年1月22日 00:10:35 : mrlI2OpSis : HM1TbK7kgrY[154]
私たちではなくあなた百田尚樹はうそつきの妄想家、デマ扇動家です。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/517.html#c3
記事 [経世済民130] ZOZOTOWNが象徴する日本の低賃金労働 派遣や非正社員に過度に依存する企業体質からの脱却を ZOZO非正規率は67%

ZOZOTOWNの非正社員比率は67%

派遣や非正社員に過度に依存する企業体質からの脱却を

藤田孝典 | NPOほっとプラス代表理事 聖学院大学人間福祉学部客員准教授
1/20(日) 17:11
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月旅行への予定を表明する(株)ZOZO前澤友作社長(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ)

ZOZOTOWNの非正社員比率は約67%と高い
昨日はZOZOTOWNにおける派遣労働者や非正規労働者の問題に焦点を当てた。

多くの方から反響があり、足元の労働者を大切にするべきではないか、利益を労働者に還元するのは当たり前ではないか、月に行ったりお年玉企画するより賃金上げろ、など多数の賛同もいただいた。

実態を見れば、なぜZOZOTOWNが利益を上げられて、前澤社長などが豪遊できるのか見えてくる。

その内容については僕がZOZOTOWNの非正規労働者の賃上げにこだわる理由ー日比谷公園年越し派遣村の教訓と派遣労働者ーを参照いただきたい。

2018年の有価証券報告書によれば、(株)ZOZOは2,764名の従業員のうち、1,860名が派遣等の非正社員である。

平均なので実態としてもう少し多いと思うが、単純に計算してみると、非正社員比率は約67%と極めて高い。

派遣労働、非正規雇用に依存している経営といえる。((株)ZOZO有価証券報告書2018)

ZOZOは労働者3人のうち2人は派遣を含む非正社員で成り立っている。

非正社員と比べて賃金も高く、安定雇用である正社員の少なさは特徴的だ。

日本の労働者のうち、非正規労働者は37,3%(厚生労働省2018)である。

ZOZOTOWNの非正社員比率67%という数字は異様に高いことがわかる。平均の1,8倍だ。

前澤社長を含む役員、株主などへ利益を配当するために働く現場は、非正規雇用に支えられていることは明らかだ。

時給1,000円程度の大量の非正社員の奮闘があり、低賃金労働者を使いながら利益を上げるビジネスモデルと言える。

何度もいうが、儲かっていないから賃上げできないのではない。

一部上場企業で衣料品のネット販売最大手のリーディングカンパニーでこの有り様である。

なかには、正社員や無期雇用への転換を希望する者もいるはずだし、後述するように生活苦のなかで働いている労働者もいるだろう。

今後、読者の方には前澤社長の豪遊ぶりがメディアで映し出された際に、彼の足元にいる非正規雇用で働く労働者の姿、そこへの想いを寄せてほしいと思う。

生存すら難しいワーキングプアの増加と非正規労働問題
いまでは非正規労働者の数は2,036万人にもおよぶ。

30年前と比較しても、正社員の人数は一貫して横ばいであるが、非正規労働者の数だけ増え続けている。

ざっくりいえば、平成にあたる30年間の経済対策や雇用政策で増えたのは正社員ではなく、非正社員だけだった。

平成期を象徴する非正社員の急増を受けて、同時に増え続けるのはワーキングプア(働いている貧困層)、相対的貧困率である。

日本の相対的貧困率は15,7%であり、子どもの貧困は13,9%とOECD先進諸国ではともに高い水準にある。

なかでもひとり親世帯(主は母子世帯)の相対的貧困率は、50,8%と世界最悪の水準を記録している。

特に、シングルマザーは8割以上が働いているのにも関わらず貧困なのである。

その就労形態で多いものは派遣、パートなどの非正社員だ。

要するに、企業による非正社員、派遣労働の拡大は確実にワーキングプアや子どもの貧困を生み出し、社会に深刻なダメージを与え続けている。

シングルマザーの母が低賃金ゆえに仕事を掛け持ち(ダブルワーク)し、子どもと向き合う時間がなくて、虐待に発展する事例も散見されている。

全国で拡大する子ども食堂や無料の学習支援塾ができたとしても、根本的な親の所得が上がらなければ貧困は改善しない。

社会問題の背景にワーキングプアを含む労働問題が横たわっている。それを生み出してきたのは企業の低賃金労働者に依存する甘えだろう。

生活困窮の相談に至る方の多くも非正社員を経験し、貯蓄や資産形成のゆとりすらない中で働かされている人々だ。

企業は一貫してゆとりがあるにも関わらず、安定雇用を増やさないできた。そのツケが全国各地で噴出している。

このように、まさに平成期は非正社員と貧困の急拡大の時代だった。

新興産業におけるZOZOTOWNが、いくら新しさを打ち出しながらパフォーマンスを展開しても、結局はこの30年間の雇用構造を打破するには至っていない。

むしろ、率先して雇用構造に甘え、非正社員に依存する形態で利潤を上げて、労働者に還元しないのは残念というほかない。

このように非正社員とワーキングプアを生み出しているのは日本の企業なのである。

ここに向き合わない限り、次の時代に人々が安心して働き、暮らせる社会にはなり得ないだろう。

例えば、ZOZOTOWNに限らず、「非正社員の多い会社」トップ500ランキング(東洋経済)でも指摘される企業やその労働組合には、日本社会のワーキングプアや子どもの貧困を生み出す構造をどうしていくのか、大きな責任があることを自覚してほしい。

普通に働いたら普通に暮らせるように、そろそろ日本の雇用構造を転換していきたいものである。

ZOZOTOWNから非正社員に甘えて、誰かが豪遊するのではなく、共に豊かになる働き方を提示し、日本社会をリードしていく存在になってほしいものだ。

https://d31ex0fa3i203z.cloudfront.net/wp/wp-content/uploads/2018/06/1803_yuho.pdf
https://www.mhlw.go.jp/content/000179034.pdf
https://toyokeizai.net/articles/-/214094


藤田孝典
NPOほっとプラス代表理事 聖学院大学人間福祉学部客員准教授
1982年生まれ。埼玉県越谷市在住。社会福祉士。首都圏で生活困窮者支援を行うソーシャルワーカー。生活保護や生活困窮者支援の在り方に関する活動と提言を行う。NPO法人ほっとプラス代表理事。聖学院大学客員准教授(公的扶助論など)。反貧困ネットワーク埼玉代表。ブラック企業対策プロジェクト共同代表。元・厚生労働省社会保障審議会特別部会委員(生活困窮者自立支援法)。著書に『貧困クライシス』(毎日新聞出版 2017)『貧困世代』(講談社 2016)『下流老人』(朝日新聞出版 2015)『ひとりも殺させない』(堀之内出版 2013)共著に『知りたい!ソーシャルワーカーの仕事』(岩波書店 2015)など多数。

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https://news.yahoo.co.jp/byline/fujitatakanori/20190120-00111785/


僕がZOZOTOWNの非正規労働者の賃上げにこだわる理由ー日比谷公園年越し派遣村の教訓と派遣労働者ー
藤田孝典 | NPOほっとプラス代表理事 聖学院大学人間福祉学部客員准教授
1/19(土) 18:22
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新習志野駅でZOZO派遣労働者に語りかける

ZOZOTOWNとのこれまでのやり取り
僕は(株)ZOZOの前澤友作社長が1,000億円近くかけて月に行く予定という記事を昨年見てしまった。

その後、Twitterで「月に行く金があるなら非正規雇用などの労働者へ還元すべき」「資本家が利潤をあげられるのは労働者がいるため」など、資本家や企業の言動に対する反対姿勢を貫いてきた。

様々な論点はあるが、一番追求してきたのは、得られた利潤を労働者に還元し、足元の労働者の処遇改善を先にしろ、ということである。

そういうと決まって「ZOZOは待遇がよい」「社員の満足度も高い」「外野が勝手に騒ぐな」「前澤社長の資産と会社資産を一緒にするな」などの意見が飛んでくる。

まずZOZO「給料一律同額」に驚き。平均年収と社員のホンネは?など多くの記事でも指摘されているが、(株)ZOZOは基本給が一律でボーナス支給も一律だそうだ。悪口や競争原理をなくすためだというが、そもそも意味が分からない。

正社員でも一律の賃金に不満があれば賃上げ要求をすべきである。

さらに、彼らのいう社員のなかには、派遣労働者や非正規労働者は含まれていない。派遣労働者の時給は1,000円程度であり、社員と一律ではない。

ZOZOをめぐる報道や記事は、前澤社長を含む「光」の部分が多く、「影」として存在し、裏方で支えている派遣労働者には一切焦点が当てられていない。この間、ZOZOの派遣労働者に焦点化された記事は一本もない。

社長らの自己愛や承認欲求を満たすために派遣労働者が利用され、その存在を軽視するならば企業の社会的責任をどれだけ行っているといっても形式的と言わざるを得ないだろう。

僕はここを一番問題視してきている。

ZOZOの幹部社員含めて、聞いていないことは自ら情報公開するにも関わらず、派遣労働者数やその人々の処遇は全く公開していない。

隠したい意図があるにしてもあまりにも露骨すぎる。

実情を語る20歳代男性の派遣労働者と労働組合メンバー
僕は直接、ZOZO派遣労働者と話したり、交流させてもらってきている。

例えば、新習志野の倉庫作業をしている20歳代男性の時給も1,000円であり、時給を上げてほしいという声が現場からも聞こえてくる。

現代日本の雇用構造を象徴する正社員と非正規社員の待遇差別、処遇差別が足元にある。

もちろん、日本に広がっているワーキングプアや子どもの貧困、若者の貧困がここから派生することは言うまでもない。

ZOZOBASEと描かれた輸送バス
正社員は一律で給与保障されているが、現場の配送を担う倉庫で働く労働者は派遣労働、外国人労働だ。

ZOZOBASEと描かれたバスにそのような労働者が乗せられ、毎日毎日倉庫に行き来させられていた。

僕は大みそかの12月31日に労働組合メンバーと派遣労働者に語りかける街宣活動をおこなったが、労働者は年末年始も昼夜を問わず働いていた。

ZOZO派遣労働者に配布した街宣チラシ
社長や社員がどれだけパフォーマンスをおこなおうが、企業活動を支えているのは間違いなく低処遇の派遣労働者や外国人労働者である。

これが日本のリーディングカンパニーを支える構造上の欠陥である。誰かを犠牲にして利潤をあげるシステムが出来上がっている。

他にも僕の主張は拝啓、ZOZO前澤友作様「1億円バラマキ、本当に下品です」の記事にもまとめているので参照いただきたい。

ZOZOに関連して「光」の部分にマスメディアも偏りすぎであり、ZOZOの工場や倉庫への潜入取材など含め、もう少しまともなジャーナリズムを発揮すべきだろう。

なぜ僕はここまでZOZOTOWNにこだわって是正を求めているのか、と言えば、日比谷公園年越し派遣村の教訓があるからだ。

 

日比谷公園年越し派遣村とは何だったのか
日比谷公園年越し派遣村の年末年始から10年が経過した。

日比谷公園年越し派遣村は、リーマンショックに起因する製造業派遣などの派遣労働者、非正規労働者が大量に職を失い、住まいや食事を求めて、厚生労働省前の日比谷公園に集まった現象だった。当時26歳だった僕の目には衝撃的な光景だった。

当時の派遣労働者たちも企業利益のために毎日懸命に働いていたが、少し業績に陰りが見えるとゴミのように捨てられた。

さらに、それらの派遣労働者を支援するはずの福祉事務所すら、働ける年齢の人には生活保護支給を拒絶していた。

よりどころを失った労働者が「我々は人間だ。ゴミではない。」と語る言葉は、当時の派遣村の現場で何度か聞いた当事者の発言だった。

日比谷公園年越し派遣村では、製造業を中心として、一部上場企業であるリーディングカンパニーの多くが派遣労働者を大量に使って利益を上げている構図が「見える化」された。

景気が良いとされて目立つ企業も多かったにも関わらず、一瞬の変化で派遣労働者は路頭に追い出された。

そのときも、派遣労働者や非正規労働者は企業において「雇用の調整弁」といわれてきた。

いつでも簡単に捨てられる存在として語られ、必要悪な存在だと説得させられてきた。

正社員は人件費、派遣労働者は物品費、委託費として計上する企業もあるくらい、人間として尊重された存在には未だになっていない。

日本は極めて正社員と派遣社員との分断が著しい社会になっている。

日比谷公園年越し派遣村での「見える化」から10年経っても、日本の派遣労働は大きく減ることがなかった。

不安定な働き方である非正規雇用はむしろ増え続けている。

わたしたちの社会は、日比谷公園年越し派遣村の教訓から何を学んできたのだろう。

派遣労働者の差別的待遇に慣らされてきていないだろうか。

派遣労働者はこれほどの数で必要だろうか。

派遣労働者を自社で直接雇用することはできないだろうか。

そもそも労働者派遣法は廃止すべきではないだろうか。

差別的処遇を拡大する人材派遣会社が多い国として恥ずかしくないか。

ぜひ多くの人に(株)ZOZOを下から支える労働者がどんな状況にあるか注目し、派遣労働を含む労働者の実態に関心を持っていただきたい。

幸いにもヤマトHD、営業益2倍に 18年4〜12月期 ネット通販拡大、人手不足対応も進む(日本経済新聞2019年1月16日)という記事が配信された。

派遣労働者や非正規労働者を直接雇用し、賃上げをおこなった場合に営業益が拡大し、人手不足への解消策にもなっているというものだ。

もちろん、汎用性が効くものかは検証が必要だが、(株)ZOZOのように派遣労働者や非正規労働者を大量に使用している場合、その処遇改善は企業の業績などにも長期的に作用してくるだろう。

僕は(株)ZOZOが憎いのではない。企業活動を懸命に下支えしている労働者に報いるべきだと述べている。

(株)ZOZOによるリーダーシップに引き続き期待しているし、労働問題を共に改善していきたいものである。

昨年から問題提起を繰り返してきた。そろそろリーディングカンパニーとして、明確に答えを出す時期は来ているはずである。
https://news.yahoo.co.jp/byline/fujitatakanori/20190119-00111650/


 

藤田孝典2019年01月21日 17:02

ZOZOTOWNが象徴する日本の低賃金労働


個別の労働問題から産業全体の働きやすい仕組みづくり

ZOZOTOWNが象徴する低賃金労働市場
昨日はZOZOTOWNがいかに低賃金労働者、派遣労働者に依存して事業が成立しているか、を指摘させていただいた。

この指摘に関しては、ZOZOTOWNの非正社員比率は67%ー派遣や非正社員に過度に依存する企業体質からの脱却をーを参照いただきたい。

これを受けて「アパレル業界は非正規が多いのは当たり前」「必要以上に賃金を支払ったら事業は成り立たない」「低賃金労働者を利用して利潤を上げて何が悪い」などという反応もある。

これらのどれもが企業や資本側の論理を代弁していることに気づくだろう。

一切、そこで働く労働者の暮らしや生活が考えられていないことは明らかだ。

当たり前であるが、労働者の生産活動がなければ、何も私たちに必要な生産やサービス供給がされない事実を抑えるべきだろう。

そのうえで、その賃金構造や雇用構造が正しいと言えるのだろうか。

いまの構造が正しいと是認するのであれば、今後も低賃金労働者や非正規労働者は増え続けることを容認することにもなる。

少なくとも非正社員比率の引き下げや労働分配率の引き上げが必要だという前提がなければ、現在の労働問題は改善しない。

ZOZOTOWNの問題が非正規雇用に依存する産業全体を象徴しているのであれば、なおさら、改善の旗手として奮闘してもらわねばならない。

企業は労働者に限らず、公共施設、道路や水道、大気などを大量に利用しながら、生産活動を行う。

日本社会が疲弊している場合には、応分の負担をするのは当然であり、その構造の改革に着手しなければ社会問題は解決に向かわない。

非正社員やワーキングプアが増えると日本社会、日本経済は衰退する
まず日本社会がどうなっているのか、実態からみてほしい。

昨日は相対的貧困率の高さ、子どもの貧困率の高さ、ひとり親世帯の貧困率が先進諸国最悪の水準であることなどをお伝えした。

その背景にあるのは、働いても貧困であるというワーキングプアである。

なかでもワーキングプアは、非正規雇用で働く2,036万人のところに集中的に表れている。

時給もZOZOTOWN同様に1,000円前後という働き方は珍しくない。

さらに、2,036万人が非正規雇用で働いている社会なので、その労働環境に慣らされているのかもしれないが、本当に企業は非正規雇用でしか労働者を雇用できないのだろうか。

景気回復していることに実感がないという労働者が多いことも非正規雇用が多すぎることと無関係ではないだろう。

賞与や福利厚生の支給が十分ではない非正規雇用がいくら増えても、労働者は幸せになれないことは明らかだ。

そもそも、それほど人件費を削って、その利潤はどこに消えているのだろうか。

(株)ZOZO前澤社長の利益構造を見てみるだけで興味深いはずである。

もちろん資本家の投資による資本金、生産拠点がなければ、労働者は働いて賃金を得る手段がない。

一方で、資本家も労働者がいなければ配当益や資本を回収して儲けることもできない。

いうまでもない資本主義の事実である。この構造を修正しながら、双方が豊かで幸せになることは今よりも可能であろう。

だからこそ、歴史的に見ても現在に至るまで、資本と労働者は交渉し、時には敵対しながら激しく富の分配をめぐる闘争を繰り返してきた。

現在は労働組合が弱く、労働者が結束して交渉する機会も乏しい。ましてや派遣等の非正規雇用であればなおさらだ。

大半が交渉し賃上げすることを忘れた労働者と言ってもいいかもしれない。職場に労働組合がないことも珍しくないだろう。

要するに、経済成長をしようがしまいが、企業の利益が上がろうが下がろうが、団体交渉をして賃上げ要請をしなければ、労働者の生活は良くならないのである。

(株)ZOZOは増益を続けてきたわけだが、どれだけ働いてきても時給1,000円の労働者の給与は据え置きか微増である。

賃上げ要請をしない労働者の富は、資本に回され、単に資本層の生活を潤すだけである。

前澤社長の生活を見ていて分かりやすいまでに理解が進むだろう。

(株)ZOZOを繰り返し取り上げるのは、その現代の雇用構造の欠陥を端的に表してくれているからだ。

労働者のもとに今よりも賃金が回らなければ、日本経済の消費は回らない。日本経済を回しているのは相変わらず6割の個人消費である。

貧困や格差も広がり続けてしまうことになる。社会保障費も不足が続いてしまうだろう。

本記事を読んでいただいた方は是非、労働組合やユニオンに関心を持ってほしいし、労働組合を通じて自分の賃上げや暮らしを良くする取り組みに参画してほしい。自分が豊かになることは社会が豊かになることである。

労働者が豊かになれば、社会は間違いなく豊かになるのだから。

※Yahoo!ニュースからの転載

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非正規労働者非正規雇用ZOZOTOWN
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コメント [カルト20] 東京・米・反トラ女性大行進。イエベが一人もいない、ただのソロス監修デモサックスである。 ポスト米英時代
3. 2019年1月22日 00:16:06 : i8YKwYaY9E : Pke6nbH1Pmw[74]
@296demo
反トランプのデモはNHK他テレビで見た。
反安倍デモはツイッターで見た。
ここは何処?

@tibinoshin
昨日は、全米で女性たちによる反トランプ行進があったんだ。
日本でも、安倍やめろデモあったんだけど、新聞には載ってないみたい。
日本のこともちゃんと報道してほしい。

http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/247.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK256] 内政大失態で内閣総辞職カウントダウン始動(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
19. 2019年1月22日 00:17:57 : y1zcW1BJ1s : E4i5wKFvgrE[1]
田母神元航空幕僚長が「韓国の行動は問題ない」と言ったら、在日呼ばわりで袋叩きされてた
安倍一味は勝手に日本国政府を名乗るな 恥をさらしてこれ以上日本国民の名誉を傷つけるな 
国賊の安倍一味よ
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/439.html#c19
コメント [政治・選挙・NHK256] 高知県はもともと内閣支持率が低い地域なので、高知県で低かったからといって、全国の内閣支持率が落ちていると考えるのは誤り 完璧帰趙
15. 2019年1月22日 00:19:27 : mrlI2OpSis : HM1TbK7kgrY[155]
高齢者に固定電話ばかりかけずに一度誰もが検証できる方法で支持率を調査してみれば。

街頭で支持率を聞いてみればよい。クソマスコミは決してやらない。やるとすれば大量にサクラを動員する方法しかないからな。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/498.html#c15

コメント [政治・選挙・NHK256] 市民の抗議のハンストをパンストかぶって揶揄するフィフィ、下卑たやつ!(まるこ姫の独り言) かさっこ地蔵
13. 2019年1月22日 00:21:18 : 9Q20QtBg7k : mtxCpRSECKU[1]
ケント・ギルバードや、デーブ・スペクターのようなCIAの廻しモン腐れゲー人って事だな。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/472.html#c13
コメント [政治・選挙・NHK256] 枝野代表 沖縄の県民投票「拒否した首長等を提訴し、損害賠償払わせるべきだ」「憲法改正、国民投票を自治体拒否も認めるのか」 赤かぶ
18. 2019年1月22日 00:23:53 : 9Q20QtBg7k : mtxCpRSECKU[2]
過去のtowがなんか負け惜しみいってるな。

伊勢神宮と靖国神社の区別もつかんようなヤツには、枝野の言葉の意味を半分も理解してはいないよ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/433.html#c18

記事 [カルト20] 亡国のイージ・侵略宇宙人の日本滅亡化計画<南海トラフ地震と緊急事態条項の罠>

太陽を盗んだ男
https://www.youtube.com/watch?v=vbI1rPRlARM
230,181 回視聴

勝手にしやがれ
https://www.youtube.com/watch?v=VZbADPnLklI
2,266,379 回視聴

カサブランカダンデイ
https://www.youtube.com/watch?v=U4nQBDFgGAE
28,511 回視聴

にくみきれないろくでなし
https://www.youtube.com/watch?v=xGuCtbDVCLs
279,429 回視聴

沢田研二 TOKIO      904,096 回視聴
https://www.youtube.com/watch?v=YWd-g_I-jKs


さらば 宇宙戦艦ヤマト ヤマトより愛をこめて
https://www.youtube.com/watch?v=fXTs8tPz3eU
442,239 回視聴

野獣死すべし
https://www.youtube.com/watch?v=UcCCORuEEHQ

リップバンウインクル(Story Of Rip Van Winkle)58,937 回視聴

https://www.youtube.com/watch?v=n5PeIOZDyvk

蘇る金狼
https://www.youtube.com/watch?v=SbZeyQB5b4Y

爆裂都市 バースト・シティ(予告編)
https://www.youtube.com/watch?v=jGAy0qt6ZCI

バトルロッカーズーセルナンバー8   5,837 回視聴
https://www.youtube.com/watch?v=JJ4ursoKJc4

爆裂女子 BURST GIRL-  23,269 回視聴 ←最近のグループ
https://www.youtube.com/watch?v=joMTu0aM4qA

モッズ 激しい雨が      1,071,917 回視聴
https://www.youtube.com/watch?v=jY67bI3RIeY

モッズ 夜のハイウェイ   29,770 回視聴
https://www.youtube.com/watch?v=Vv5rf2PPDkE

モッズ ごきげんRADIO   221,218 回視聴
https://www.youtube.com/watch?v=-wbjSU2_avM


チェッカーズ ジュリアに傷心  6,198,724 回視聴
https://www.youtube.com/watch?v=cl5I-Hgtkgc

HITENTION LOVE 石井竜也 197,754 回視聴
https://www.youtube.com/watch?v=AfKOAwrUoOE

Blondie - Call Me 2,606,889 回視聴
https://www.youtube.com/watch?v=E2EoqW-tkcg

ルパン3世 エンデイングテーマ  チャーリーコーセー     41,588 回視聴  
https://www.youtube.com/watch?v=RoPDW_WjaFY

セーラー服と機関銃            
https://www.youtube.com/watch?v=qE97QIt5R08

大沢よしゆき CONFUSION
https://www.youtube.com/watch?v=T-jQ1Itppz0

モーニング娘 『LOVEマシーン』
https://www.youtube.com/watch?v=6A7j6eryPV4


ウルトラマン                  
https://www.youtube.com/watch?v=zXtC0mX_4T8

ウルトラセブン 「史上最大の侵略」             
https://www.youtube.com/watch?v=iCuz2D7br78

<史上最大の侵略>
私は ウルトラセブンとしてこの太陽系第三惑星の地球に来ていた。

その中でも、この日本という極東の島国では、首相官邸が、

侵略宇宙人に支配される事態になっていた。

「亡国のイージ●」という侵略宇宙人に、首相官邸は完全に支配されていた。

頭の極端に悪い 総理大臣が 不正な選挙によって選出されていた。

驚いたことに小学4年生の漢字も読めない「頭脳」の持ち主であった。

「おい なんで 総理大臣が、「成」の漢字を書けないんだ?」
「なぜでしょう。」

「もしかしたら、人間もどきなんじゃないのか?」

「人間もどき」ってなんですか?

「人間もどき」っていうのは、DNA技術を使ってつくった「クローン人間」のことだ。

「いや 人間もどきなのか どうかはわかりません」

完全に、総理大臣は、この悪質な宇宙人の「亡国のイージ●」星人に頭脳をコントロールされていた。

<頭の弱い総理の代わりに 頭脳役をつとめている亡国のイージ●星人>

亡国のイージ●侵略宇宙人は、南海トラフ地震を引き起こすつもりだった。

ウルトラセブン
「やめろ 亡国のイージ●」

亡国のイージ●星人
「は は は 止めるものなら止めてみろ 南海トラフ地震をな」

<南海トラフ地震を引き起こすために 震源地に穴を掘らせる特殊船を派遣させている
亡国のイージ●星人>

すでに、亡国のイージ●侵略宇宙人は、南海トラフ地震を引き起こすべく、

「ちきゅう号」を 政府の力を背景にして「地震を調査するため」だという名目のもと、

南海トラフ地震の震源地まで10キロメートルの穴を掘らせるために派遣していた。

セブン「このままでは核爆弾をあとで、この掘った穴に落とされて設置されてしまっては

終わりだ」「この穴を掘ったあとに、潜水艦で近寄られて 爆弾を穴に投下されてしまっ

ては日本は終わってしまう」

亡国のイージ●星人「はっはっはっ止めてみろ ウルトラセブン。南海トラフをな。」

セブン「貴様、いつ南海トラフ地震を引き起こすつもりだ」

亡国のイージ●星人「選挙のときだ。選挙のときに、南海トラフ地震を引き起こせば、

西日本は壊滅状態になり、選挙の開票も数日ストップするだろう。そのストップしたと

きに、夜に 投票箱をすりかえてしまえばよいのだ。

そして「非常事態だ」として、「憲法」に「緊急事態条項」を入れるのだ。

「緊急事態条項さえ 憲法に入れてしまえば、永久に 政権は 我々侵略宇宙人のも

のだ。永久に選挙はなく、永久に 政権交代はしない。」

セブン「貴様、緊急事態条項を 憲法に入れるために、南海トラフ地震を引き起こそうと
しているのか」

亡国のイージ●星人「ははは いまさら気づいたのか。」

<なぜいつも亡国のイージ●侵略宇宙人は官邸にいるのか>

亡国のイージ●侵略宇宙人は、なぜいつも首相官邸にいるのかというと

検察が亡国のイージ●を逮捕しようとしてきたらすぐに 頭の弱い総理の

代わりに、人事権を使って、検察幹部の首をはねてしまうためだった。

<日本人官僚を、亡国のイージ●星人が、人事権で支配するための内閣人事局>

そしてこの極東の島国の日本という国では、「内閣(侵略)人事局」という奇妙な

部局が勝手に作られていた。

官邸にいる亡国のイージ●侵略宇宙人が、優秀な官僚の人事権を握るためだった。

この亡国のイージ●星人が推進する、日本の国家資産を売り飛ばすような政策に賛同しな

い まともな官僚を次から次へと左遷させていた。

亡国のイージ●星人「はっはっはっ 我々の日本侵略計画に逆らうような官僚は

次から次へと、左遷してやる」

いつも 亡国のイージ●侵略宇宙人が立案して 頭の弱い総理に提案して、

閣議決定をさせてしまうことで 日本人にとって何も良いことのない

種子法廃止、水道を外資の保有にしてしまう法案、残業代をゼロにしてしまう法案、

一月に100時間まで残業をさせられる法案などが次から次へと 強行採決されていた。

<新たなエネルギー源の水道を外資に売り飛ばす亡国のイージ●侵略宇宙人>

亡国のイージ●侵略宇宙人は、日本の水道を すべて、侵略宇宙人の保有にしてしまおうと画策していた。

<不正な選挙で日本を占領するために仕掛けられるダブルトリプル選挙>

そして、次の選挙では、不正な選挙をやるために 衆院選と参院選、そして大阪知事選、

大阪市長選と、ダブル トリプル選挙で行うことを、この侵略宇宙人同士で画策していた。
亡国のイージ●星人

「ダブル選挙やトリプル選挙をやれば、選挙管理委員がすごく忙しくなって不正のチェ

ックができなくなるから、我々侵略宇宙人による不正選挙がばれないからな。

そして ダブル選挙にすれば、人材不足になるから 

我々侵略宇宙人が選挙ソフト作成を手がけている選挙メーカーと選挙ソフト会社から

の人材派遣が、大量に採用させられる。そうすれば

いくら不正が行われてもばれないからな。 ははははは」

セブン「貴様 どうやって 選挙不正を行っているんだ」

「ほう、ウルトラセブン、どうやって我々が不正な選挙を行っているのかを知りたいのか?」

同じ宇宙人として、君を尊敬して、教えてあげよう。

まず、票を500票ごとにバーコードを使って、電子データにするのだ。

そして、その電子データ化された票を、候補者や党名を入れ替えて計算したりして

我々侵略宇宙人に都合の良い政党や候補者を当選させるのだ。

期日前投票箱をすりかえる手法もあるがな。


彼ら侵略宇宙人は、いかにして、国家を自分たちの支配下にしてしまうかということだけに関心があった。地球人を奴隷化する計画があった。

絶対絶命な時を迎えていた。地球人はこのまま滅亡するのか?

巨大な不正選挙に対して、人類存亡をかけた戦いが始まろうとしていた。

<つづく>

http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/250.html

コメント [政治・選挙・NHK256] 水道民営化の仕掛人は悪徳業者の竹中平蔵だった!  赤かぶ
5. 2019年1月22日 00:27:25 : 9Q20QtBg7k : mtxCpRSECKU[3]
コイツこそ、ブタ箱にぶち込まないと、日本の損失だよ。

コイツの命など、虫けらどころかバクテリア分の価値も無い。虫けらやバクテリアは嫌がるかもしれんが、処断して、虫けらとバクテリアの餌にした方が世界のためだ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/512.html#c5

記事 [経世済民130] 近づく不況の波 フリーランサーができる7つの備え 外国人が驚くサブウェイ大量閉店、デフレ不況「少し高め」飲食店売上不振へ
キャリア・教育 2019/01/21 08:30
近づく不況の波 フリーランサーができる7つの備え
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Forbes JAPAN 編集部 , FORBES JAPAN
世界38カ国、800万人が愛読する経済誌の日本版


simona pilolla 2 / Shutterstock.com

1980年代、米飲料大手ペプシコの爆発的な成長を率いたウェイン・キャロウェイ元最高経営責任者(CEO)は「屋根を修理するのに最も良いタイミングは太陽が出ているときだ」と語った。

世界経済では、これからも太陽が輝き続けるだろうか? 株式市場は長い間かんしゃくを起こしているし、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)や中国の関税への懸念がニュースをにぎわせて、大手の銀行や証券会社の多くは悲観的な見方を強めている。

米CNBCテレビは「米ウォール街の経済専門家のほとんどは、不況は2020年以降まで起きないといまだに信じているが、株式市場が急落するにつれ、経済状況や高値について不安を募らせている」と報じている。

では、賢いフリーランサーたちは今、不況に対してどのような備えをしているのだろうか? フリーランスの仕事の多くは、顧客企業にとって不可欠なものだ。しかし、フリーランサーが経済停滞に備え、リスのごとく木の実を集めるべき理由は3つある。

・不況になると企業はコストを削減し、必要不可欠ではない投資を排除・中断する。優秀なフリーランサーでさえ、仕事の機会が減るかもしれない。

・情報技術(IT)への支出増加は、フリーランスの急速な成長や、「アップワーク(Upwork)」のような人材仲介サイトの出現と密接に結びついているが、この相関関係は悪い方向に働くこともある。過去の不況時のように、経済が減速するにつれてテクノロジーへの支出は減る傾向にあり、テック系フリーランスへの支出も減る。

・フェイスブックのショーン・パーカー元社長が出資するシンクタンク、経済イノベーショングループ(EIG)の調査では、経済状況が悪化するにつれ、ミレニアル世代のフリーランスに対する熱意が衰える可能性が示唆されている。EIGによると、ミレニアル世代は起業にあこがれる一方で、リスクの少ない生活を好む傾向にある。調査対象のミレニアル世代の中で、人生で成功を収めるにはリスクを取り、進んで失敗を受け入れることが重要だと答えたのは71%、起業を考えたことがあると答えたのは62%だったが、一方でキャリア向上には企業で出世階段を上ることが最善だと考える人も44%いた。また、起業がキャリアアップに最善だとしたのはわずか2%だった。

経済専門家の予想よりも早く来るかもしれない不況に備え、フリーランサーができることは次の7つだ。
次ページ > フリーランサーができる7つの備え

1. 家計面での備えをする

金融情報サイト「ナードウォレット(NerdWallet)」のライター、アリス・ホルブルックは、3つのアドバイスを紹介している。1つ目は支出を減らし、仕事の激減に備えた十分な貯蓄をしておくこと。2つ目は、投資先を整理し、可能な部分でリスクを減らすこと。3つ目はローンや借金を減らすことだ。

2. ビジネスの棚卸しをする

ビジネスを厳しく見直し、変化が必要な部分を特定する。全ての専門分野には最盛期があり、今が変化を起こすべき時かどうかを見極める必要がある。ビジネスは財務面からみて正しく整理されているか? 備品やマーケティングなどに金を使い過ぎていないだろうか?

人材仲介サイトを活用している場合、そのサイトを使うことで自分が設定した目標を達成できたかどうかを考える。ビジネス構築のために登録するサイトを変更したり、新たに追加したりする必要はあるだろうか? 最後に、顧客に提示する料金も見直そう。料金値上げのタイミングは決して逃すべきではないが、高額にし過ぎて仕事をもらえないようになってはいけない。

3. 顧客からフィードバックを得る

得意先の顧客にフィードバックを求めよう。「私を雇っている理由は何ですか?」「私を雇わないのはどういう時ですか?」と聞くのは居心地が悪いかもしれないが、得意先があなたのことをどう考えているのか、市場でどう認識をされているのかに関して重要な情報が得られる。そして次に、「御社のフリーランスチームの重要メンバーであり続けるため、身につけたり改善したりする必要があるスキルは何ですか?」と聞こう。

4. 人脈を見直し、拡大する

これを機に、自分が持つネットワーク、そしてビジネスを生み出す人間関係の質を見直し、評価し、向上させよう。米ビジネス誌アントレプレナー(Entrepreneur)によると、ネットワーキング(人脈作り)はビジネス成長に欠かせない能力だ。あなたには、得意先との円滑な関係を強化・活用しつつ、ビジネス拡大のため新たな顧客層にアクセスできるような質の高い人脈があるだろうか?

5. 需要増の分野で新たな専門性を身につける

テック系フリーランスの需要が特に高い分野としては、(1)ロボット工学とIoT(モノのインターネット)、(2)人工知能(AI)と機械学習、(3)ブロックチェーン、(4)データサイエンスの4つがよく挙げられる。しかし、需要が伸びているのはITだけではない。自分の専門が何であれ、良い仕事を集め続けられるようなスキルを身につけておこう。

6. 自己開発に投資する

フォーブス寄稿者のウィリアム・アルダは「教育には金がかかるが、フリーランサーにはその費用を支払ってくれる企業は存在しない。しかし、職業能力の開発は必要不可欠であることは、ミレニアル世代の87%も証言している」と述べている。自己育成を怠れば、市場での競争力は必ず下がってしまう。

7. (現時点で)本当にフリーランスが合っているのか自問する

あなたがフリーランスをしていた感情的・経済的な理由は、ここ数年の好景気にあるかもしれない。多くのフリーランサーは経済状況悪化の見通しにより、正規雇用や、より長期的な契約を考えるようになる。

私は以前、とても実入りの良いコンサルティング業を捨て、大手銀行の人事担当上級副社長および最高学習・人材責任者のパートタイム職に就いた。2人の息子が大学に通い、グレートリセッション(2000年代後半に始まった大不況)が迫る中、これはその時点で家族のために正しい決断だった。それから6年後、私はフリーランスを再開した。
<

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編集=遠藤宗生

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https://forbesjapan.com/articles/detail/25039

 
記事
MONEY VOICE2019年01月20日 15:48
外国人が驚く日本のサブウェイ大量閉店、デフレ不況で「少し高め」の飲食店が売上不振へ 1/2


サンドイッチ店「サブウェイ」をFC展開する企業が破産しました。外国人はこのニュースに驚くでしょう。日本では「ほんの少し高め」の価格でもう売れないのです。(『ニューヨーク1本勝負、きょうのニュースはコレ!』児島康孝)

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日本と海外のサブウェイに大差はない。違うのは国民の景況感か…
アルペン、昭文社など「希望退職」募集が続々
最近、希望退職の募集や閉店が目立ってきました。

日本では、依然として、デフレ不況が続いているわけです。いくら失業率が低いとか、株価が高いと言っても、不況の深刻化は隠しようがありません。

アルペンの300人希望退職、地図・ガイド本の昭文社の希望退職などが話題になっているように、
業績悪化にともなうリストラが本格化しています。

また先日は、苦戦が伝えられていたサンドイッチチェーン「サブウェイ」の首都圏のフランチャイズ、エージー・コーポレーションが破産。

また、これまで経営は盤石とみられてきたサンマルクカフェなどを展開するサンマルクも、業績の変調で株価が大幅安となっています。

「ほんの少し高め」の価格で、もう売れない
大塚家具は言うに及ばずで、つまり、超デフレ価格よりも、少し「高め」の価格で展開する企業が軒並みダメージを受け、売上低迷の影響が出てきているのです。

吉野家も、そうですね。

「高め」といってもほんの少しで、日本の消費者が、そのほんの少しについていけなくなってきているわけです。

不振にはそれぞれ理由があり、超デフレ価格でうまくやっている企業もあります。

実際のところ日本は、本当は人手不足ではなくて、雇用がだぶついており、可処分所得が上がらずに、むしろ厳しさを増しているわけです。

たぶん、外国人は「サブウェイ」不振に驚く
サブウェイの日本での不振には、おそらく外国人は驚くでしょう。

「日本人には、サブウェイでも高いのか?」と、こんな感じでしょう。

NYに長期滞在しますと、サブウェイは、たいへん重宝します。

だいたい、駅周辺の目立つところにあったりしますし、どの商品がいくらか、価格が明瞭です。接客も、きっちりしています。

確かに立地は、外国のサブウェイの方が、いい場所にあります。これは日本では、スタバ、タリーズ、ドトール、マックなどとの立地争いが厳しいためでしょう。

外国では、日本みたいに全部そろっているというのは少ないですから、おのずとサブウェイがいい場所を押さえることができるのでしょう。

日本と海外のサブウェイに大差はない ≫

日本と海外のサブウェイに大差はない
NYの食事では、デリのようなセルフタイプでも、10ドル以内というのはなかなかないのです。

デリでもすぐに10ドルは超えてきますし、レストランとなれば、それほど良い所ではなくてももっとしますから、サブウェイは安さで目立つわけです。それで、だいたい、どこのサブウェイも人気を集めているわけです。

日本での不振については、内装の問題を指摘されたりしています。

確かに日本国内での比較ではそうなのですが、外国の人気店のサブウェイが特に良いかというと、店舗は日本のサブウェイと同じような感じなのです。

おそらく唯一、違う点は、外国の場合、作る側の店員さんがアバウトで、客側もアバウトで満足し、それでいて、店員さんが楽しそうに美味しそうなサンドを作ってくれるということですね。

日本では、双方が律儀すぎるということがあるのでしょう。

話が長くなりましたが、外国の場合、日本のようにデフレが激しくないので、NYなどのサブウェイは、レストラン価格との比較で十分に競争力があるということです。

スターバックスは「場所貸し」要素が大きい
こう書くと、日本でも「スタバはお客さんが多いではないか」という話になるのですが、スタバは、仕事や勉強をする客が多い滞在型となっていますから、飲食店と言うよりも、「場所貸し」要素が大きいですね。

また、日本のスタバが、世界的に見ても大きく進化しているのも確かです。

日銀の株価かさ上げで、デフレをごまかし
結局、日本のデフレ不況は、戦後最悪レベルで激しいものとなっています。

しかし、日銀が株式(ETF)を大量に買ったりして、株高などでごまかしているということです。

先日、ダイヤモンド・オンラインの記事で、日銀が「大株主」になる企業100社ランキング!(2017年9月21日配信)をみかけたのですが、驚くべきデータが紹介されていました。

2017年8月末時点で、ファーストリテイリングの浮動株では、63.2%を日銀が保有しているとのこと。また、日銀が浮動株の2割・3割保有しているという企業がずいぶん出ていました。

それで、この記事は2017年のデータなのですが、その後も日銀は1日に約700億円とか株式ETFを買う日もありますから、どんどん、さらにもっと保有が増えているわけですね。

「日本はデフレ不況」という国民感覚が正しい…
日銀の株式ETFの購入がなければ、自然な日経平均の株価は、かなり低いはずです。

「株価が高いから、景気は良い」という話にしているわけで、これは、株価をゆがめて景気認識をゆがめているわけです。

こういうわけですから、実際のところは、日本のデフレ不況が激しいというのは、国民感覚や、街中の様子の方が正しいと言えるでしょう。

いくら、日銀が株価だけを持ち上げてみたところで、デフレ不況は隠しようがないということでしょう。

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コメント [政治・選挙・NHK256] <人はみな、心を揺さぶられる言葉で奮い立つ!>辺野古阻止の歴史的スローガンをつくろうではないか  天木直人  赤かぶ
1. 2019年1月22日 00:27:54 : aRUkcy5r4E : gFE3t0sjiQc[1]
海没戦死者が眠る鎮魂の海に土砂をぶちまける鬼畜集団自衛隊は、
帝国皇軍が戦後軍事企業のためにひり出した詐欺集団である。
辺野古で海没戦死者の墓標に土砂をぶちまける鬼畜集団自衛隊をみれば、
帝国皇軍がアジア各地でどれほど残虐なことをしたか分るはずだ。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2012-03-19/2012031915_01_1.html

●国民が慈しみ守って来た海没戦死者が眠る辺野古の美海に土砂を投入するなど、まともな人間なら出来ない、
墓標を足蹴にする自衛隊・防衛省は最早人間の集団とは言えない、。
軍事企業のためなら青い海に眠る海没戦死者をも平気で冒涜する犬畜生以下の暴力犯罪集団である。
http://www.geocities.jp/yu77799/worldwar2/Philippines3.html
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/519.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK256] 高知県はもともと内閣支持率が低い地域なので、高知県で低かったからといって、全国の内閣支持率が落ちていると考えるのは誤り 完璧帰趙
16. 2019年1月22日 00:29:11 : 2FOSukKJfI : rRlUD7YvIXs[39]
これ、三年前の記事だけど地方紙の支持率比較してる。
これが地方の実態じゃないの?

カレイドスコープ Tue.2016.02.02
安倍政権の支持率は4倍以上も膨らませている
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-4116.html
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/498.html#c16

コメント [原発・フッ素50] <東京新聞・一面トップ!>福島事故直後 11歳少女、甲状腺に推計100ミリシーベルト被ばく 放医研で報告  赤かぶ
24. 茶色のうさぎ[-9499] koOQRoLMgqSCs4Ks 2019年1月22日 00:29:30 : ZV5pTlkBgY : _zMoKnyCjmk[1]

>北朝鮮がアメリカのラムズフェルドが役員をしていたスイスの

 ↑ ネオコン官僚主義www

 ロシア、中国だって、官僚主義と思います。 腐敗してんだよー♪ 共産党、日本も。ぺっ♪

>簡易的なGM計測器で100ということは…

 ↑ 機種によって違うと思います。 校正の係数があると思います。

 ビキニのマグロでは、100カウントで廃棄したと思います。

 まぁ、専門家、岡野博士、木村真三先生なら正確と思います。

 なお、1cps=60cpm 1Bq=1cps ですね。 うさぎ♂


http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/804.html#c24

記事 [経世済民130] 中国28年ぶり低成長、長期化に3つの不安 中国の苦境はそう簡単に脱せない
中国28年ぶり低成長、長期化に3つの不安

小平 和良
日経ビジネス副編集長
2019年1月21日
100%

全1266文字

(写真=shutterstock)
 中国の景気悪化が鮮明になってきた。中国国家統計局が1月21日に発表した2018年の国内総生産(GDP)は実質で前年比6.6%増えた。成長率は17年から0.2ポイント縮小し、天安門事件の影響があった1990年以来28年ぶりの低い成長率となった。

 景気減速の兆候は以前からあった。14日に中国汽車工業協会が発表した2018年の新車販売台数は前年比2.8%減の約2808万台と、こちらも28年ぶりに前の年を割り込んだ。「トヨタを中心に日系自動車メーカーの販売はいいが、全体的には厳しくなっていると感じる」。中国で勤務する日系自動車メーカーの関係者はこう語る。

 スマートフォンの販売も低迷。日本電産の永守重信会長は業績下方修正の会見で「尋常ではない変化が起きた」と中国減速の影響を強調した。

 中国では昨年秋ごろから、IT企業を中心にリストラや採用の絞り込みが始まっているとの情報が出ていた。そんな中、米ブルームバーグは18日、中国ネット通販最大手のアリババ集団が採用した人材の就業を一部凍結し、出張費を削減していると報じた。アリババ側は中国のSNSで「人材を採用しないわけでない」などと反論しているが、中国の減速を印象づけた。

 問題は減速がどこまで続くかだ。GDPの発表を受けて中国や日本の株式市場に大きな影響はなかった。中国政府の2018年の成長率の目標は6.5%。市場にとって28年ぶりの低成長は織り込み済みだった。政府は景気刺激策を打ち出しており、2019年後半には景気が上向いてくるとの見方もある。

 だが先行きを楽観できない不安要因もある。1つは当然ながら米中貿易戦争の行方だ。中国の景気は米中貿易戦争の影響が出始めた昨年秋以降に落ち込みがはっきりし始めた。米国の目的が単に米国の対中赤字を減らすことにとどまらず、長期的な中国の台頭を抑えることにあるならば、両国の対立は容易に解決できないことになる。

 2つ目は不動産に頼った経済成長が取りづらくなっている点だ。中国の都市部の成長は不動産投資による面も大きい。だが、大都市では不動産の高騰による負の影響も大きくなってきた。中小の都市では需要があるか分からないマンションやビルが立ち並んでいることも少なくない。「バブルの破裂」とまではいかなくても、不動産開発によるGDPの底上げと資産効果による消費の伸びを期待することは難しい。

 3つ目はインフラ投資だ。政府はインフラ投資を増やすことで景気を刺激しようとしている。しかし、地方政府の債務問題は深刻で、野放図に増やすことはできない。以前のように、地方政府が投資会社を作り、資金を調達する手法も制限されている。

 米国との貿易戦争はともかく、不動産やインフラ投資については以前から指摘されてきた問題ではある。中国政府は経済成長や国民生活を損なわないように改革を進めようとしているが、問題は残ったままだ。昨年末、中国は改革開放から40年の節目を迎えた。戦後の日本を上回る急成長を遂げた中国はこれから本格的にそのひずみと対峙しなければならない。
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00002/012100019/

 

2019年01月21日 10:38
中国の苦境ヒロ

日本電産の永守重信会長が「尋常ではない変化が起きた。46年経営を行ってきたが、月単位で受注がこんなに落ち込んだのは初めて」(日経)と語っています。日本を代表するカリスマ経営者の一人、そして発言にあまりぶれがない永守会長からこのような言葉が出てくることは驚愕であります。いったい、何が起きたのでしょうか?

日本電産はモーターの会社で、あらゆるモーター分野を手掛けますが、その中でも自動車向けモーターが落ち込み、特に中国向けは11月に前年同期比3割減になったというのです。また、中国向け省エネ家電のモーターも11-12月にやはり3割落ち込んだと記者会見で述べています。

その頃は確かに米中の通商、貿易戦争がはじまり、心理的な圧迫感がありましたが、中国経済の転機はもっとはるか前から起きていた中でアメリカがさらに背中を押したと考える方がすんなりとしています。

中国のGDPを見ると発表ベースでは2007年の14%成長がピークで2018年成長率は6.5-6.6%程度と見られています。ただし、これらの数字は昔からの指摘されている通り相当「盛られている」とされ、1か月ぐらい前に中国の専門家から実態の成長率は1%台と報じられ、その後すぐにその報道が削除されています。

なぜ、中国は停滞期に入ったのでしょうか?5つや6つぐらいすぐに理由は上がるでしょう。その一つに共産党主導型経済運営の破綻が見えてきた点を今日は指摘したいと思います。中国の人口14億人のうち共産党員は9000万人程度いるとされます。共産党員は国家に背くことなく、臣僕である点において中国国家における保守派と言えます。そこで政府、ないしその影響下にある会社が何かを購買する場合を考えてみましょう。A社とB社という選択肢があり、A社は共産党員の会社でB社は非共産党員であればA社で買おう、ということを国家主導で行うのであります。

例えばアリババの創業者、ジャック マー氏が実は共産党員だったということが12月頃に驚きをもって報じられていましたが、国家の成り立ちと同社の成長ぶりからすれば当然であったと言えます。これがもたらす弊害とは自由競争が阻害され、14億の人口に基づく潜在能力を実質1億足らずの公平感を欠いた経済に頼ることに他なりません。つまり、残り13億人を格差し、その持てる能力は埋もれ、将来も確約されたものではない、ともいえるのです。

これは習近平国家主席が主導する権力型国家運営が機能しないことがいよいよ表面化してきたことを物語っているかもしれません。2007年頃までは北京五輪、上海万博で中国が絶頂期にあり、都市部で人が不足し、地方労働者が出稼ぎに来るスタイルはごく当たり前でした。私も当時それを実際に目にしました。

今は作りすぎた製品や住宅にもかかわらず、沿岸部では欧米の価格を凌駕するような物価水準をつけるのはどう考えてもつじつまが合わないものでした。その上、見せかけの雇用確保を通じて安定政権運営をするため、従業員の首は切れない(正確には切りにくい)制度を強化し、否が応でも製造を進め、在庫の山を築くのです。

その在庫に日本電産のモーターも採用されていた、ということであります。その在庫の山をトランプ大統領が揺すり、崩れたことが永守会長の「尋常ではない変化」という発言につながるのでしょう。

中国が陥っている罠とはかつてソ連が破たんした原因の一つである計画経済において世の需要と供給を無視した政府主導のコントロールと同様としても過言ではありません。ここでは説明は省きますが、計画経済は経済がインキュベーション(孵化)状態のときには機能します。また極度な不況の時にも機能します。(それ故、ソ連は1930年代の大不況を計画経済で上手く乗り切った唯一の主要国です。)

勿論、ソ連の計画経済と今の中国経済とは根本が違いますが、結果として同様の道のりを歩んでいるように見えます。その共通点とは経済を国家運営の手段としていることであり、市場の需給を放置している点でしょう。

中国の苦境はそう簡単に脱せないように見えます。

では今日はこのぐらいで。

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https://blogos.com/article/352396/
http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/674.html

記事 [経世済民130] 日本の金融スキャンダル(櫻井ジャーナル)
日本の金融スキャンダル
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201901210000/
2019.01.22 櫻井ジャーナル


 第2次世界大戦で日本が降伏して3年後、東京大学の学生だった山崎晃嗣は友人たちと東京都中野区で金貸しを始めた。「光クラブ」である。

 まだ社会が混乱している中、彼らは多額の資金を調達することに成功するが、1949年7月に物価統制令違反で山崎は逮捕され、出資者の信頼を失う。その年の11月に山崎は青酸カリを飲んで死んだ。光クラブの残党は名古屋、そして京都へ流れたと噂されている。

 この事件は小説の題材になり、例えば三島由紀夫は『青の時代』、高木彬光は『白昼の死角』という作品を残している。『白昼の死角』は1979年に映画化された。

 戦後の混乱期に大儲けした高利貸しに森脇将光なる人物もいる。慶応大学を中退して日本橋で金貸しを始め、政界に深く食い込んでいた。造船疑獄などのスキャンダルにも名前が出てくる。金貸しの過程で入手した情報を記した森脇メモは有名だ。石川達三が九頭竜川ダム汚職事件を描いた小説『金環食』にも登場している。この作品は1975年に映画化された。

 森脇の後、1980年代までそれなりの存在感を示していた高利貸しが何社かあり、やはり政界にもつながっていた。そうした会社へは必然的に政界の秘密が集まるが、そうした情報は韓国の独裁政権へ流れていたとも噂されている。

 1980年代の半ばには投資ジャーナルや豊田商事が詐欺容疑で摘発される。投資ジャーナルは証券投資、豊田商事は金の地金を使って資金を集めていた。

 豊田商事の会長だった永野一男は1985年6月18日に自宅マンションで刺殺される。その日に逮捕されるという情報を聞きつけ、集まっていたマスコミ取材陣の目の前での凶行だった。投資ジャーナルを率いていた中江滋樹が逮捕されたのはその翌日、19日のことである。

 永野の手元には多額の資金が集まっていたはずだが、住んでいたマンションはそれに見合っているとは思えない代物で、奇異に感じた人もいた。セキュリティがしっかりしていれば、そうした事態にはならなかったはず。豊田商事が集めた資金の相当部分は某大物政治家へ流れていたとも噂されている。

 その1985年、フジテレビが放送を始めた「夕やけニャンニャン」内のアシスタントで女子高生だった「おニャン子クラブ」が人気を博す。その仕掛け人が秋元康。後に秋元は商工ファンド出身の人物らとAKBを作り上げることになる。





http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/675.html

コメント [政治・選挙・NHK256] 早とちり小池知事…都が鑑定の“バンクシー作品”には型紙が(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
4. 2019年1月22日 00:34:21 : 5OzOFYMUDs : LV8VexQ9lAM[465]
『<バクシーさん>へのお願い…<ウソツキしんちゃん>の“誉め殺しレクイエ”を是非とも描いてよ。』

出来ないんだったら、オイラがやるよ?
多少は出来が悪くっても、堪忍ね?
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/513.html#c4

コメント [政治・選挙・NHK256] 安倍首相やつるの剛士も愛読宣言! 百田尚樹『日本国紀』に今度は「Yahoo!知恵袋」からの“コピペ疑惑”が浮上(リテラ) 赤かぶ
4. 2019年1月22日 00:42:59 : 3SLJ3TeOko : 160OGAP9n6M[24]

安倍首相やつるの剛士も愛読宣言! と言ふだけで以下にレベルの低いバカ本か

分かりそうなものだが。そのうちにAmazonで¥1で出るだろうが何年も売れない

だろうね。 百田せんせえのは、どれもネトウヨの自慰本だわ。



http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/517.html#c4

コメント [政治・選挙・NHK256] 安倍政権、崩壊寸前! <高知新聞・世論調査>内閣支持率26% 不支持率49.7% 自民支持者“安倍離れ” 第2次で最低  赤かぶ
23. 前河[1298] kU@JzQ 2019年1月22日 00:50:59 : gL0zQkpwJ2 : aWdso7z3oOY[99]
ははは、タマちゃんはカタブツなのか?それは真面目に答えてるのか?

まだわからないんだ?


初めは演出してるかと思ったが本当にわからないようだな。

相手の言いたい事を察知する=裏の意味を読めってことだよ

それがわからければ国語の添削は出来ないんだよタマちゃん。

君の言うように新聞社だから客観的表現を使う事しか出来ない。しかし、新聞社にも言いたい事があるんだよ。

だから、「早く引っ込め」の代わりに「崩壊寸前」と書くのさ。

世の中は建前と本音があるだろ。建前が「崩壊寸前」。本音が「早く引っ込め」だ。

何十年も生きてればわかるだろ。

まあ、早く引っ込めには確かに感情的な部分もあるが、実績がなく評価出来ないというのは事実だから、あながち気分だけの感情ではなく、ダメ政治に対する不満の表れ=安倍への評価だな

だから、ただ単に本音を言い換えた言葉尻にからんで突っ込んで質問しても意味がないんだよ。

建前の言葉に「証明しろ!期日を言えよ!いつだ!」って突っ込んでも意味がないんだよ。子供じゃないんだから(^^)わかるかな。

中身よりもコミュニケーション能力の話ね。


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/409.html#c23

コメント [カルト20] タマ・印がまもなく三位、中印がワンツーで米を抜くのは来年、鬼畜米英より中露印との同盟が大事である。 ポスト米英時代
6. 2019年1月22日 00:53:26 : i8YKwYaY9E : Pke6nbH1Pmw[75]
昔流行った写真家・藤原新也のインドの衝撃写真
「ニンゲンは犬に食われるほど自由だ」
・・・っていうのがありましたね。

ああいう世界が今後、失われてゆくと。。。
無常を感じつつ、今度は日本が死体だらけになったりして、悪い夢。
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/249.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK256] 安倍政権、崩壊寸前! <高知新聞・世論調査>内閣支持率26% 不支持率49.7% 自民支持者“安倍離れ” 第2次で最低  赤かぶ
24. 前河[1299] kU@JzQ 2019年1月22日 01:07:35 : gL0zQkpwJ2 : aWdso7z3oOY[100]

>今後、「崩壊寸前」という言葉は使わず、「早く引っ込め」と言いなさい。

主観を客観的な表現で主張することは、場合によってはある程度はこの社会で許されてるんだよ(立場や組織の役割や性質などにもよるが)


「言いなさい」じゃなくて、「あなたが察知しなさい」って話ね。やはり安倍みたいだな。自分中心なんだな。自分を回りに合わせろよ

君が決めることじゃないんだよね。己の立場をわきまえよう。


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/409.html#c24

コメント [政治・選挙・NHK256] 市民の抗議のハンストをパンストかぶって揶揄するフィフィ、下卑たやつ!(まるこ姫の独り言) かさっこ地蔵
14. 2019年1月22日 01:08:31 : SpNfY9a0Sk : urq4rrJh@9c[21]
新潟から東京に移動になった担当者、過去に東京で同じ半グレ・メンバーと
同じようなメンバー強制従属システムを、遂行していたそうで、わざわざ
新潟に派遣して事件を起こさせたのは、反安倍、反ファシズム、反原発の
地方を狙った、嫌がらせ、ネガティブ・キャンペーンの一環、という可能性
が大
案の定、安倍官邸、原理研(統一教会=日本会議)世耕が構築した、世論誘導
ネット工作組織、常時監視、反安倍、反自公維新、反ファシズム、反原発の
世論弾圧、封じ込めの対象、2chだか5chで、新潟=陰湿な地域だと
無理筋の印象操作のための書き込みを一斉に展開させておりますな

電通もバーニングも、すべて安倍自公維新ファシズム不正選挙政権の弾圧支配
を後押し、安倍官邸が司令頭で、犯罪が行われても、支配下に組み込まれた
検察や警察は、犯罪捜査追及どころか、逆に事件の隠蔽工作に全力を傾ける
という、正に安倍暗黒マフィアのやりたい放題、まさしく犯罪天国・美しい国
偽・日本

https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=186781

NGT48山口真帆襲撃事件で、その今村支配人も暴行事件の加害者! 〜文春はストーカー化したファン集団を飼い、運営は犯行グループとズブズブ
2019/01/21 7:00 PM メディア, 芸能界 / *事件, 日本国内, 社会, 竹下氏からの情報

竹下雅敏氏からの情報です。
 冒頭の動画の11分〜15分30秒をご覧ください。驚くべきことを言っていますが、情報の精度はかなり高いと思います。
 NGT48山口真帆襲撃事件で、今村支配人も暴行事件の加害者ではないかと思っていましたが、動画での発言と冒頭のツイートの内容を見ると、その可能性が高いように感じます。
 文春は、スキャンダルを入手するために、ストーカー化したファン集団を飼っていました。運営は犯行グループとズブズブで、彼らに「かぶりつき席」などの“ライブチケットを横流し転売”して、おそらく利益を折半していたとみられます。
 最後のツイートには、 「接待(枕)、転売、闇取引(文春)」と書かれています。これは、事件の中心人物とみられる「いなぷぅ」(稲岡龍之介氏)が書き込んだもの。
 接待(枕)と書かれているように、「半グレ いなぷぅ軍団」は、アイドルを使った売春斡旋業を行っていたようです。おそらく、利益は運営と折半していたのでしょう。転売というのは、ライブチケットだけではなく、アイドルの住所やビデオなどだと思われます。また、文春には、自分の思い通りにならない女の子のネタを提供していたのではないでしょうか。
 “続きはこちらから”の上の動画をご覧になると、この半グレ集団の犯罪の一端を垣間見ることができます。下の動画は、 25秒〜1分20秒をご覧になると、彼らが運営と組んで、日常的に何を行っていたのかがよくわかります。
(竹下雅敏)

【許永中の甥っ子、許平和が暴露。】フジテレビとNGT48の今村悦朗の関係とは?いなぷぅ (稲岡龍之介)?が15万円払って寝た相手?絢瀬花梨 (あやせかりん)が特定される。なんJ民を襲ったスキニー火消し隊も
引用元)
NEET THE WORLD 19/1/19

11分頃から、今村支配人の話になります。

語っているのは、イトマン事件で有名になったフィクサー、許永中 (きょえいちゅう)の甥っ子だと言われている許平和 (きょうひらかず)さんです。
以下要約。

今村支配人は、もともとは東京の、NGT48とは別のアイドルグループを担当していた。
その時、ヤクザと一緒のゴロツキみたいな大学生たち (半グレ いなぷぅ軍団)がアイドルを追っかけ回していた。
(中略)
女の子に対し、今村支配人は、「俺があいつらを寄せ付けないようにしてやるから、俺の言うことを聞け。股を開け」と言ってヤッてた。
実は裏では半グレ(ゴロツキ)と、支配人は組んでいたのだ。アイドルを襲わせるのも支配人。それを助けるのも支配人。
(中略)
そういうことをしていたのがバレて、新潟に飛ばされた今村支配人は、そのまま、半グレ集団も一緒に新潟にまで連れて行った。
結局、東京でやってたことと同じことを新潟でして、山口真帆さんが暴露したために事件が発覚した。
(中略)
バーニングの偉いさんの息子が稲岡龍之介。
元々AKBは、秋元康と半グレ集団が作り上げたもの。もともとそんなもの。そこに入ってしまったのが不幸。

(以下略)
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/472.html#c14

コメント [政治・選挙・NHK256] <第2次安倍政権、初の日ロ共同会見でバレた!>プーチン大統領、安倍首相と記者のヤラセ質疑に呆れて「大溜息!!」 赤かぶ
29. 2019年1月22日 01:12:21 : BmL6IoOqnk : YIAePmHCnZY[8]
安倍はバカのくせに恥知らず
こんなのが総理大臣の時点で国益を損なってる
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/467.html#c29
コメント [カルト20] ポニョ・トラがペロシの外遊阻止、日本時間朝五時に重大発表。だそうである。 ポスト米英時代
39. 2019年1月22日 01:14:48 : SpNfY9a0Sk : urq4rrJh@9c[22]
ポスト氏が、どうしてこの、NGT48の事件を、取り上げないのか
これはある意味、CIAや統一教会そちらサイドか、そうでないのか
のリトマス試験紙ではないのだろうか
まったくコメントもされないのは、不思議なわけですよ
櫻井ジャーナルさんが、取り上げておりますし、そちらサイドのCNNですら
ニュースで報じている、日本の、日本人の置かれた現状を一番端的に現わして
いる事件と、隠蔽工作ではないですか


14. 2019年1月22日 01:08:31 : SpNfY9a0Sk : urq4rrJh@9c[21] 報告
▲△▽▼
新潟から東京に移動になった担当者、過去に東京で同じ半グレ・メンバーと
同じようなメンバー強制従属システムを、遂行していたそうで、わざわざ
新潟に派遣して事件を起こさせたのは、反安倍、反ファシズム、反原発の
地方を狙った、嫌がらせ、ネガティブ・キャンペーンの一環、という可能性
が大
案の定、安倍官邸、原理研(統一教会=日本会議)世耕が構築した、世論誘導
ネット工作組織、常時監視、反安倍、反自公維新、反ファシズム、反原発の
世論弾圧、封じ込めの対象、2chだか5chで、新潟=陰湿な地域だと
無理筋の印象操作のための書き込みを一斉に展開させておりますな

電通もバーニングも、すべて安倍自公維新ファシズム不正選挙政権の弾圧支配
を後押し、安倍官邸が司令頭で、犯罪が行われても、支配下に組み込まれた
検察や警察は、犯罪捜査追及どころか、逆に事件の隠蔽工作に全力を傾ける
という、正に安倍暗黒マフィアのやりたい放題、まさしく犯罪天国・美しい国
偽・日本

https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=186781

NGT48山口真帆襲撃事件で、その今村支配人も暴行事件の加害者! 〜文春はストーカー化したファン集団を飼い、運営は犯行グループとズブズブ
2019/01/21 7:00 PM メディア, 芸能界 / *事件, 日本国内, 社会, 竹下氏からの情報

竹下雅敏氏からの情報です。
 冒頭の動画の11分〜15分30秒をご覧ください。驚くべきことを言っていますが、情報の精度はかなり高いと思います。
 NGT48山口真帆襲撃事件で、今村支配人も暴行事件の加害者ではないかと思っていましたが、動画での発言と冒頭のツイートの内容を見ると、その可能性が高いように感じます。
 文春は、スキャンダルを入手するために、ストーカー化したファン集団を飼っていました。運営は犯行グループとズブズブで、彼らに「かぶりつき席」などの“ライブチケットを横流し転売”して、おそらく利益を折半していたとみられます。
 最後のツイートには、 「接待(枕)、転売、闇取引(文春)」と書かれています。これは、事件の中心人物とみられる「いなぷぅ」(稲岡龍之介氏)が書き込んだもの。
 接待(枕)と書かれているように、「半グレ いなぷぅ軍団」は、アイドルを使った売春斡旋業を行っていたようです。おそらく、利益は運営と折半していたのでしょう。転売というのは、ライブチケットだけではなく、アイドルの住所やビデオなどだと思われます。また、文春には、自分の思い通りにならない女の子のネタを提供していたのではないでしょうか。
 “続きはこちらから”の上の動画をご覧になると、この半グレ集団の犯罪の一端を垣間見ることができます。下の動画は、 25秒〜1分20秒をご覧になると、彼らが運営と組んで、日常的に何を行っていたのかがよくわかります。
(竹下雅敏)

【許永中の甥っ子、許平和が暴露。】フジテレビとNGT48の今村悦朗の関係とは?いなぷぅ (稲岡龍之介)?が15万円払って寝た相手?絢瀬花梨 (あやせかりん)が特定される。なんJ民を襲ったスキニー火消し隊も
引用元)
NEET THE WORLD 19/1/19

11分頃から、今村支配人の話になります。

語っているのは、イトマン事件で有名になったフィクサー、許永中 (きょえいちゅう)の甥っ子だと言われている許平和 (きょうひらかず)さんです。
以下要約。

今村支配人は、もともとは東京の、NGT48とは別のアイドルグループを担当していた。
その時、ヤクザと一緒のゴロツキみたいな大学生たち (半グレ いなぷぅ軍団)がアイドルを追っかけ回していた。
(中略)
女の子に対し、今村支配人は、「俺があいつらを寄せ付けないようにしてやるから、俺の言うことを聞け。股を開け」と言ってヤッてた。
実は裏では半グレ(ゴロツキ)と、支配人は組んでいたのだ。アイドルを襲わせるのも支配人。それを助けるのも支配人。
(中略)
そういうことをしていたのがバレて、新潟に飛ばされた今村支配人は、そのまま、半グレ集団も一緒に新潟にまで連れて行った。
結局、東京でやってたことと同じことを新潟でして、山口真帆さんが暴露したために事件が発覚した。
(中略)
バーニングの偉いさんの息子が稲岡龍之介。
元々AKBは、秋元康と半グレ集団が作り上げたもの。もともとそんなもの。そこに入ってしまったのが不幸。

(以下略)
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/244.html#c39

コメント [政治・選挙・NHK256] 辺野古埋め立て軟弱地盤に対して政府設計変更を県に申請予定。(かっちの言い分) 一平民
3. 2019年1月22日 01:15:49 : 5OzOFYMUDs : LV8VexQ9lAM[466]
『埋立建設修正計画を<県に申請>した地点で、工事は一時中断を“法的に”余儀なくされる。』

どんな公共工事だって同じ事なんだよーん。
“産廃”“放射能廃棄物”“環境汚染”“自然環境破壊”等々は、厳しく管理・統制されるべき仕組みは、建前上取りあえずは整ってはいるが、実際の「運用上」は抜け穴だらけ、データ改竄だらけ、裁量だらけの<ヘドロ状態>なのである。
つまり、<我がジャパ〜ン>は、立憲民主主義・法治国家としての「体」をなしていないのである。
その諸悪の根元が<アメポチ族>であることは、明々白々っである。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/511.html#c3

コメント [カルト20] タマ・印がまもなく三位、中印がワンツーで米を抜くのは来年、鬼畜米英より中露印との同盟が大事である。 ポスト米英時代
7. 2019年1月22日 01:15:52 : 55Camyj3tY : ReBmR_aHCgo[1]
ああ、あった 霊場は外国ではなかったか
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/249.html#c7
コメント [政治・選挙・NHK256] <やっぱりな。官邸が関与してたのか>宮崎政久議員と松川宜野湾市長は首相官邸で面談。2週間後に県民投票への不参加を表明。 赤かぶ
14. 2019年1月22日 01:30:11 : y6cDhKDQIg : wXZHHTqCLXU[1]
シオ二ストNWOグローバリストのロスチャイルドの縁戚・麻生が
わざわざ「ナチスに学べ」と朝鮮カルト統一教会政治版・日本会議の席上で
発破を掛けていたのですから手段は選びません
下記のNGT48の事件の実態と、捜査と隠蔽工作、犯罪組織、暴力団、警察、検察、マスコミ、すべて安倍官邸とそれをアシストする電通の支配下に置かれている
わけです
安倍麻生ナチスに学ぶ日本会議、超国家主義(ここでいう国とは本来の日本では
なく外資グローバリストや戦争屋のために売国活動に血道を上げる朝鮮カルト
組織が不正な手段で乗っ取り牛耳る偽の日本)推進勢力のメンバーや息の掛かった
ものが、国会議員のみならず地方議員や地方自治体行政トップを占めておりますので、こうした国民の人権無視の暴挙を働くのは、当然なわけです


39. 2019年1月22日 01:14:48 : SpNfY9a0Sk : urq4rrJh@9c[22] 報告
▲△▽▼
ポスト氏が、どうしてこの、NGT48の事件を、取り上げないのか
これはある意味、CIAや統一教会そちらサイドか、そうでないのか
のリトマス試験紙ではないのだろうか
まったくコメントもされないのは、不思議なわけですよ
櫻井ジャーナルさんが、取り上げておりますし、そちらサイドのCNNですら
ニュースで報じている、日本の、日本人の置かれた現状を一番端的に現わして
いる事件と、隠蔽工作ではないですか


14. 2019年1月22日 01:08:31 : SpNfY9a0Sk : urq4rrJh@9c[21] 報告
▲△▽▼
新潟から東京に移動になった担当者、過去に東京で同じ半グレ・メンバーと
同じようなメンバー強制従属システムを、遂行していたそうで、わざわざ
新潟に派遣して事件を起こさせたのは、反安倍、反ファシズム、反原発の
地方を狙った、嫌がらせ、ネガティブ・キャンペーンの一環、という可能性
が大
案の定、安倍官邸、原理研(統一教会=日本会議)世耕が構築した、世論誘導
ネット工作組織、常時監視、反安倍、反自公維新、反ファシズム、反原発の
世論弾圧、封じ込めの対象、2chだか5chで、新潟=陰湿な地域だと
無理筋の印象操作のための書き込みを一斉に展開させておりますな

電通もバーニングも、すべて安倍自公維新ファシズム不正選挙政権の弾圧支配
を後押し、安倍官邸が司令頭で、犯罪が行われても、支配下に組み込まれた
検察や警察は、犯罪捜査追及どころか、逆に事件の隠蔽工作に全力を傾ける
という、正に安倍暗黒マフィアのやりたい放題、まさしく犯罪天国・美しい国
偽・日本

https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=186781

NGT48山口真帆襲撃事件で、その今村支配人も暴行事件の加害者! 〜文春はストーカー化したファン集団を飼い、運営は犯行グループとズブズブ
2019/01/21 7:00 PM メディア, 芸能界 / *事件, 日本国内, 社会, 竹下氏からの情報

竹下雅敏氏からの情報です。
 冒頭の動画の11分〜15分30秒をご覧ください。驚くべきことを言っていますが、情報の精度はかなり高いと思います。
 NGT48山口真帆襲撃事件で、今村支配人も暴行事件の加害者ではないかと思っていましたが、動画での発言と冒頭のツイートの内容を見ると、その

可能性が高いように感じます。
 文春は、スキャンダルを入手するために、ストーカー化したファン集団を飼っていました。運営は犯行グループとズブズブで、彼らに「かぶりつ

き席」などの“ライブチケットを横流し転売”して、おそらく利益を折半していたとみられます。
 最後のツイートには、 「接待(枕)、転売、闇取引(文春)」と書かれています。これは、事件の中心人物とみられる「いなぷぅ」(稲岡龍之介

氏)が書き込んだもの。
 接待(枕)と書かれているように、「半グレ いなぷぅ軍団」は、アイドルを使った売春斡旋業を行っていたようです。おそらく、利益は運営と

折半していたのでしょう。転売というのは、ライブチケットだけではなく、アイドルの住所やビデオなどだと思われます。また、文春には、自分の

思い通りにならない女の子のネタを提供していたのではないでしょうか。
 “続きはこちらから”の上の動画をご覧になると、この半グレ集団の犯罪の一端を垣間見ることができます。下の動画は、 25秒〜1分20秒をご覧

になると、彼らが運営と組んで、日常的に何を行っていたのかがよくわかります。
(竹下雅敏)

【許永中の甥っ子、許平和が暴露。】フジテレビとNGT48の今村悦朗の関係とは?いなぷぅ (稲岡龍之介)?が15万円払って寝た相手?絢瀬花梨 (あ

やせかりん)が特定される。なんJ民を襲ったスキニー火消し隊も
引用元)
NEET THE WORLD 19/1/19

11分頃から、今村支配人の話になります。

語っているのは、イトマン事件で有名になったフィクサー、許永中 (きょえいちゅう)の甥っ子だと言われている許平和 (きょうひらかず)さんです


以下要約。

今村支配人は、もともとは東京の、NGT48とは別のアイドルグループを担当していた。
その時、ヤクザと一緒のゴロツキみたいな大学生たち (半グレ いなぷぅ軍団)がアイドルを追っかけ回していた。
(中略)
女の子に対し、今村支配人は、「俺があいつらを寄せ付けないようにしてやるから、俺の言うことを聞け。股を開け」と言ってヤッてた。
実は裏では半グレ(ゴロツキ)と、支配人は組んでいたのだ。アイドルを襲わせるのも支配人。それを助けるのも支配人。
(中略)
そういうことをしていたのがバレて、新潟に飛ばされた今村支配人は、そのまま、半グレ集団も一緒に新潟にまで連れて行った。
結局、東京でやってたことと同じことを新潟でして、山口真帆さんが暴露したために事件が発覚した。
(中略)
バーニングの偉いさんの息子が稲岡龍之介。
元々AKBは、秋元康と半グレ集団が作り上げたもの。もともとそんなもの。そこに入ってしまったのが不幸。

(以下略)
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/464.html#c14

コメント [政治・選挙・NHK256] 個人情報の警察への筒抜けはTカードだけの問題か?   赤かぶ
1. 2019年1月22日 01:33:44 : o3QrDJ9g1w : 4hlkJk4rXAQ[602]
朝日新聞を読んでればSNSどころかスマホゲームを経由した監視までしていることも既報だ。
ネトウヨは朝日新聞を読まないからいかん。
たまに神がかり的ホームランを打つ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/520.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK256] 日ロ首脳会談を前に「2島決着案検討」!! 戦略・戦術なき安倍お友だち外交の成れの果て!!(くろねこの短語) 赤かぶ
16. 2019年1月22日 01:33:54 : 3BLj0tAbOA : SKPINbDs3v8[21]

この投稿自体が無意味で単なるフェイクだろう。
理由はこれ見たら分かる。

2 <第2次安倍政権、初の日ロ共同会見でバレた!>プーチン大統領、安倍首相と記者のヤラセ質疑に呆れて「大溜息!!」 赤かぶ

要するにあなたは責任のある立場の人間では無い。
他人が書いた原稿の通りに読んでいるだけで質問する大マスコミ関係者もヤラセ。
こんな状態が丸分かりなのになぜ真面目に受け答えする必要があるのか意味の無い事だろう。
こんなフェイク丸出しの投稿に反応する方も可笑しい。

ところでプーチンの立場で物事を考えた事があるんですか。
現在世界は変な方向に向かわせたい
(つまりアメリカを巻き込んで世界第三次大戦でピカドンを光らせたい連中がワッセワッセとご活躍の真っ最中)。
こんなところにピンボケの連中が大勢行って実に実りの無いような話を貴重な時間を割いて話し合いしている雰囲気を作ろうと目論んでいるだけでしょう。

イスラエルはレバノン方面から空体地ミサイルとか巡行ミサイルを発射してドンバス周辺にいるイラン軍を攻撃している。
現在2日ほど連続攻撃の真っ最中で約30発ほどシリアの邀撃ミサイルで破壊されているそうです。
ロシアの軍人やイランの軍人が数名死亡で負傷者も出ている。
これはYUTUBEでも現在配信されています。
もしイスラエル人が運転している戦闘機が撃墜されたらアメリカに声かけて世界大戦へと発展させる思惑が見え見えのヒツコサらしい。
おまけに化学兵器を送り込んで人殺しのシリア大統領がまた使ったという大キャンペーンまで行うつもりらしくてネタもバレている。
これには昔シリアを植民地にしていたフランスがホイホイのるつもりでイギリスも同じく同意しているそうです。
トランプの意思無関係でシリアでの戦争をなんとしても終わらせたくないという悪意がミエミエ。
シリア北東部では米軍撤退では無くて武器弾薬を満載したトラックを100台ほど移動させたらしい。
二股膏薬の公明党のようなクルド民族を煽ってシリア政府軍とあくまで戦えと命令しているらしい。
さらにブラックウオーター現アカデミーの傭兵連中を送り込んでクルドと一緒に戦ってシリア北東部の油田地帯を守りアメリカに奉仕しろそうすればお前らのクルド国家を作ってやると言っているそうです。
このクルドの連中はトルコで迫害されて逃げてきた根無し草の民族でこの地を支配する権利は無いそうです。
これにトルコが怒ってクルド人と場合によってはアメリカ、フランス、イギリス軍を巻き添えにしてやるとも言っているらしい。
で現在エルドアンは急遽プーチンのところに出張中らしい。
米軍は現在シリア国境地帯のイラク領内に無断で米軍基地を増設中らしい。
つまりシリア、イラク、イランに至る油田地帯を全部占領したいらしい。

これが現在世界のフェイクニュース関係者からは一切流れないというか流さない内容の情報なんだそうです。

嘘か本当かご自身でご確認して下さい。
余りにも180度違う内容なので戸惑うかもしれませんがポケーと騙されるよりましだと思えばご確認。
つまり世界第三次大戦を起こして人類を80から90%ほど抹消させたいと考えている狂人は確かにいるようです。
こんなところにデンデンが言ったらどうなるか少し考えたら簡単に分かる。

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/490.html#c16

コメント [政治・選挙・NHK256] 早とちり小池知事…都が鑑定の“バンクシー作品”には型紙が(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
5. 2019年1月22日 01:36:56 : quMKleKEOA : apQvoj4eROs[966]
あれは本物だということにして
「実験用ネズミ(日本人)が放射能を浴びてるので傘をさしましょう」と解釈してやればいいのではないか

そしたらニュースからも消えるだろう

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/513.html#c5

コメント [原発・フッ素50] 東電の「3つの誓い」が笑える やっていることは真逆 ADRをどんどん打ち切り  魑魅魍魎男
5. 2019年1月22日 01:41:03 : qW5770aSac : k9XcZ01CpGM[1488]
実際に東電がやっていることは、

1.最後の一人まで賠償貫徹
-> そうするふりをするだけです。適当に切り捨てます。
(安倍首相の「最後のお一人まで年金をお支払いしていきます」と同じ
詐欺師の常套句)

2.迅速かつきめ細やかな賠償の徹底
-> だらだらと長引かせ、相手が諦めるか死ぬのを待ちます。
  相手の主張にあらゆる難癖をつけ、賠償を回避します。

3.和解仲介案の尊重
-> 和解仲介案は完全に無視、こちらの都合で勝手に打ち切ります。
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/802.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK256] ゴーン事件が特捜部にとって組織の存亡をかけた戦いになる理由(ダイヤモンド・オンライン) 赤かぶ
2. 2019年1月22日 01:42:04 : mrlI2OpSis : HM1TbK7kgrY[156]
裁判所は特捜検察の仲間、証拠なしで有罪にできる。それをやる。

小沢一郎秘書、佐藤栄佐久元福島県知事、美濃加茂市長賄賂、いずれもまともな物的証拠はない。三井環元検事も同様。

日本の裁判制度はとうの昔から崩壊している。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/492.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK256] 内政大失態で内閣総辞職カウントダウン始動(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
20. 2019年1月22日 01:44:24 : iMHyMmSbu2 : 4WMx6nsFcDM[104]
「北方領土」ではない「南クリル諸島」だよ、国際的には
「日本海」の事を韓国が「東海」と呼ぶのと同じ事を日本政府はやっている
「竹島」を「独島」と呼ぶのと同じことでもある
非常に無様だとは思わないか
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/439.html#c20
コメント [政治・選挙・NHK256] レーダー照射問題「我が方に理がある」 立憲・枝野氏(朝日新聞) 完璧帰趙
5. 2019年1月22日 01:45:58 : xdHExBRMFM : JQ7XAIT4xEw[1]
https://news.biglobe.ne.jp/international/0121/jj_190121_6460537805.html

韓国、深い遺憾=照射音は「実体不明」
1月21日(月)20時11分 時事通信


 【ソウル時事】韓国国防省の崔賢洙報道官は21日、韓国駆逐艦による海上自衛隊哨戒機への火器管制レーダー照射問題で、防衛省が日韓の実務者協議を打ち切る方針を示したことに「深い遺憾」を表明した。防衛省が発表した「音」については「探知日時、方角、電波の特性などが確認されておらず、実体の分からない機械音だ」と批判した。
 韓国側はこれまで、人道的な救助活動中の駆逐艦に哨戒機が脅威を与える「低空飛行」をしたと主張。崔氏はこうした立場を繰り返し、日本側に「謝罪を重ねて求める」とも強調した。 
**********

↑日本の防衛省がなぜ突然事態の究明を避け、「逃げ」を謀ったのかは↓記事に原因の究明ができる。


*********
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20190118001900882
哨戒機接近時に韓国警備艇のレーダーも稼働 日本が誤認か
2019.01.18 14:49


【ソウル聯合ニュース】韓国海軍の駆逐艦が海上自衛隊のP1哨戒機に火器管制レーダーを照射したと日本が主張する問題で、哨戒機が駆逐艦に接近した際、駆逐艦と共に北朝鮮漁船の救助活動を行っていた韓国海洋警察の警備艇もレーダーを稼働していたことが18日、分かった。警備艇が稼働したレーダーを駆逐艦の火器管制レーダーと誤認した可能性があるとの見方が出ている。

 韓国軍の消息筋は「当時、(海洋警察の)警備艇もレーダーを稼働し、(北朝鮮の漁船を)探索していたのは事実」として、「(日本が照射されたと主張するレーダーの)周波数が公開されれば、どこからのものかが分かる」と明らかにした。

 軍事専門家らは駆逐艦が運用していた探索レーダー(MW08)の電波か、海洋警察の警備艇のレーダーの電波を日本の哨戒機が駆逐艦の火器管制レーダーと誤認した可能性があるとの見方を示していた。

 海洋警察の警備艇に搭載されているレーダーは探索・火器管制の兼用で使用されている。駆逐艦の探索レーダーは周波数帯域がGバンドのため、火器管制レーダーと誤認する可能性がほぼないが、警備艇のレーダーは火器管制レーダーと同じIバンドを使うため、誤認する可能性があるという。

 韓国国防部の関係者は日本側と海洋警察の警備艇のレーダーについても議論したかについて、「日本がまずレーダー情報を公開しなければならない」として、「まだ警備艇のレーダー稼働問題を議論する段階ではない」と述べた。

 今後の日本側との協議日程に関しては「まだ決まっていない」としながらも「対話の扉を開いている」と強調した。

kimchiboxs@yna.co.kr
********
↑記事に関する情報は日本のフェイクソースニューズ垂れ流しメディアには全く取り上げられていない(笑)。とんでもないインチキ詐欺師ども。卑怯かつ卑劣極まりない手合い。恥を知れ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/496.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK256] <今度こそ、安倍内閣を解散・総選挙に追い込め!>ここまで来れば辺野古を阻止できない我々が悪いと言う事になる 天木直人  赤かぶ
2. 赤かぶ[3151] kNSCqYLU 2019年1月22日 01:47:07 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[1617]












http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/505.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK256] <今度こそ、安倍内閣を解散・総選挙に追い込め!>ここまで来れば辺野古を阻止できない我々が悪いと言う事になる 天木直人  赤かぶ
3. 赤かぶ[3152] kNSCqYLU 2019年1月22日 01:48:42 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[1618]









http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/505.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK256] 翼賛的な芸術家は批判されず 異を唱える人がパージされる 三枝成彰の中高年革命(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
13. 2019年1月22日 01:50:04 : BlCN1i8ER2 : 5cpb6FiCIys[2]
芸術家の、こうした直截的な言論活動は、とても大事で意義のあることです

芸術家や芸能人が、それぞれ、自分の思いや意見を、こうして公に明確に

語りかけたり、発信することを、否定したり、批判したりするのは、間違いです

芸術家は、芸術のみで生きているわけではありません

芸術に、自分の思いや考えを託することを望まない方も、おりますし

そうした行為と本来、相容れない芸術が存在することも事実です

影響力を有する著名な芸術家や芸能人が、発信する語る思いや意見や考えや

呼びかけが、社会を、人々を正したり、覚醒させたり、より良い方向に

導いてくれることは、大変望ましいあり方です

何より、マスコミや検察や警察そして自衛隊までもを、支配下に置き

自分たちファシストの軍国化人権剥奪国民遺棄暴政を正当化し

国民に押し付け弾圧する安倍自公維新不正選挙政権下ではなおのこと

必要とされているのです

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/455.html#c13

コメント [政治・選挙・NHK256] <今度こそ、安倍内閣を解散・総選挙に追い込め!>ここまで来れば辺野古を阻止できない我々が悪いと言う事になる 天木直人  赤かぶ
4. 赤かぶ[3153] kNSCqYLU 2019年1月22日 01:50:24 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[1619]









http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/505.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK256] <今度こそ、安倍内閣を解散・総選挙に追い込め!>ここまで来れば辺野古を阻止できない我々が悪いと言う事になる 天木直人  赤かぶ
5. 赤かぶ[3154] kNSCqYLU 2019年1月22日 01:53:06 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[1620]









http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/505.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK256] <今度こそ、安倍内閣を解散・総選挙に追い込め!>ここまで来れば辺野古を阻止できない我々が悪いと言う事になる 天木直人  赤かぶ
6. 赤かぶ[3155] kNSCqYLU 2019年1月22日 01:56:08 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[1621]



http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/505.html#c6
記事 [戦争b22] 韓国側の謝罪がなく、日韓の溝をより深めた韓国海軍のレーザー照射音を異例の公開・・首相官邸(かいけつニュース速報)
韓国側の謝罪がなく、日韓の溝をより深めた韓国海軍のレーザー照射音を異例の公開・・首相官邸
https://gansokaiketu-jp.com/kaiketukeijiban/kaijyou-jieitaiki-P1heno-kankokugunno-lazer-shoushajiken-kankei-sokuhou/light.cgi?

電子戦の「機密」、異例の公開 =首相官邸、探知音で幕引き−韓国軍レーダー照射
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019012101132&g=soc


韓国駆逐艦から海上自衛隊P1哨戒機が火器管制(FC)レーダー照射を受けた問題で、防衛省は21日、P1の電子戦の能力が知られかねない探知音の異例の公表に踏み切った。P1の電波受信能力だけでなく、同じFCレーダーを台湾、タイ、カナダなどが使用しており、同省はオペレーションに影響が出ないよう「ナマの音」を一部加工して、ホームページ(HP)上に公開した。政府関係者によると、照射問題の一連の対応は「音の公開」を含め首相官邸主導だったという。


 防衛省によると、2回にわたる実務者協議で日本側は収集したデータと、韓国駆逐艦の火器管制レーダーの使用記録などを突き合わせ共同で検証することを提案したが、韓国側は拒否。同省は「協議継続はもはや困難」と判断。証拠の切り札の「探知音」まで公表したものの、照射問題をめぐる約1カ月に及ぶ日韓の応酬は、着地点が見えないまま幕引きとなる。

 ◇「探知音」、機密の塊
 「めちゃくちゃすごい音だ」。防衛省が昨年12月28日に公開した映像では探知音を聴いたP1のクルーが音の大きさを表現する場面があったが、探知音自体は伏せられていた。音の強弱と駆逐艦からの距離を解析すれば感度が分かり、P1にどの程度、電波収集能力があるかも推測できるからだ。それだけに自衛隊OBは「韓国側が歩み寄る可能性はないのに、機密の塊の探知音まで出すのか」と驚く。

 今回、防衛省は公表した「音」が既に公開されている映像のどの部分に当たるかは「機密保全」を理由に明らかにしなかった。自衛隊関係者によると、専門家が音と合わせて映像を見れば、どのタイミングでFCレーダーを受信しているかP1の能力と警戒監視のオペレーションが分かるからだという。

 海自によると、FCレーダーの電波はピンポイントで標的に絞って追尾するため指向性があり、変換された音は大きく連続性があり、途切れることはない。公開された「音」は、18秒間甲高い音が続く。

 P1には「ESM」と呼ばれる電子戦支援装置があり、受信した電波の周波数や波形、信号の強弱が画面に表示され、電波は音に変換される。「センサーマン」と呼ばれるクルーがヘッドホンを付け、担当している。防衛省幹部は公開に当たり「生の音を専門家が聴けばパルス幅や信号の特性などFCレーダーの細部が分かる。同じFCレーダーを使う第三国に迷惑を掛けることになるため、音を一部加工した」と説明した。

◇情報戦、溝深まり終結
 昨年12月20日に照射問題が発生した当時、自衛隊内では「韓国海軍が謝罪するよう、制服組同士で協議する時間をもう少し作るべきでは」との声もあった。しかし、首相官邸の強い意向を踏まえ照射翌日に公表され、海自関係者は「この時点で自衛隊の手を離れ、完全に政治問題になった」と話す。2013年の中国艦船による護衛艦への火器管制レーダーの照射では、発生から6日後に公表されただけに、今回は対応の違いが際立つ。

 自衛隊幹部は「青瓦台(韓国大統領府)マターになれば、謝罪する退路が断たれることが分かっていたはずだ」と、韓国軍の対応を残念がる。ホームページでの発信を含め日韓の「情報戦」が繰り返されたが、両国の溝だけが深まった。(時事通信社編集委員 時事総研 不動尚史)。(2019/01/21-21:34)
http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/518.html

コメント [政治・選挙・NHK256] Tカードが知らぬ間に個人情報を警察に提供!   赤かぶ
9. 2019年1月22日 02:03:53 : o3QrDJ9g1w : 4hlkJk4rXAQ[603]
手続きしたらもう安心、と思うか?
急激に普及したものには総て権力のバックがある。
例えばLINE。
漏れているどころか監視が目的のハッキングツールであって、韓国に本社を置くのは法的問題をかいくぐるためだ。
アメリカのガンタナモ収容所みたいな脱法行為である。

例えばデリヘル業者はたいていLINEが使えるだろ。
LINEなら傍受が困難と宣伝されてから一気に導入が進んだ。
もちろん嘘で、位置情報や通話情報から何から何まで全てがサーバーに抜ける。
どうすればそういう監視の網を回避できるのか、もちろん方法は多々あるが基本は使わないことだ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/503.html#c9

コメント [原発・フッ素50] <東京新聞・一面トップ!>福島事故直後 11歳少女、甲状腺に推計100ミリシーベルト被ばく 放医研で報告  赤かぶ
25. 2019年1月22日 02:04:35 : l2Cbs1U4sQ : pSHJXXlXYTs[3]
学者でなくとも、人間という‟動物の勘”で被爆犠牲者を隠蔽し続けていることが
東京新聞がこのように文字にしてくれたことで、福島で事故の後、何が起こっているか!再認識出来ると思う。
この子はどうしているだろう?
そして、親御さんは?
怒りより、打っていると涙が出てくる。
自分の家族だったらどうだ!
福島の被爆し、甲状腺ガンで手術後、移住じゃない!疎開!疎開だ!している学童がいるんだ!

安部自民党山口公明党は獄門台だ!
ホントに!こいつらは悪党だ!
それを支持しているんだ自民党、公明党創価の支持者は。

http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/804.html#c25

コメント [カルト20] 東京・米・反トラ女性大行進。イエベが一人もいない、ただのソロス監修デモサックスである。 ポスト米英時代
4. 2019年1月22日 02:08:32 : EajBt52zE2 : htZHU9yZ7D8[1]
>>2

一万人ということは、日本円で一人につきバイト料一万円として、一億円

安倍が外遊でばら撒くカネも当然、ファイブアイズ英米陣営の反トランプ

ヤラセキャンペーンに使われていることだろう

英国訪問で確か安倍が40億円、献上したと報道されていた

トランプは、もしも米国の改革を実現したいのならば

獅子身中の虫、安倍自公転覆クーデターを真っ先に実行しなくてはならない筈だが

http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/247.html#c4

記事 [戦争b22] 自衛隊機へのレーダー照射事件で、防衛省の日韓の実務者協議を打ち切る方針に、韓国国防省が日本に謝罪を求める被害者すり替えの
自衛隊機へのレーダー照射事件で、防衛省の日韓の実務者協議を打ち切る方針に、韓国国防省が日本に謝罪を求める被害者すり替えの反論(かいけつニュース速報)
https://gansokaiketu-jp.com/kaiketukeijiban/kaijyou-jieitaiki-P1heno-kankokugunno-lazer-shoushajiken-kankei-sokuhou/light.cgi?

韓国、深い遺憾=照射音は「実体不明」
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019012100967&g=int

【ソウル時事】韓国国防省の崔賢洙報道官は21日、韓国駆逐艦による海上自衛隊哨戒機への火器管制レーダー照射問題で、防衛省が日韓の実務者協議を打ち切る方針を示したことに「深い遺憾」を表明した。防衛省が発表した「音」については「探知日時、方角、電波の特性などが確認されておらず、実体の分からない機械音だ」と批判した。

 韓国側はこれまで、人道的な救助活動中の駆逐艦に哨戒機が脅威を与える「低空飛行」をしたと主張。崔氏はこうした立場を繰り返し、日本側に「謝罪を重ねて求める」とも強調した。(2019/01/21-20:12)
http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/519.html

コメント [政治・選挙・NHK256] 安倍政府は憲法の国民投票不参加を認めるか?  赤かぶ
11. 2019年1月22日 02:10:19 : IJjjrLkBu1 : Tp0IihGPIW0[3849]
   国民投票どころか通常の国政選挙にも、不参加の自治体が出現する可能性を造ってしまったと言える。
  なぜなら、不参加の理由として、一に世論が二分する、二に事務的予算が捻出出来ないとされているからだ。
  世論が二分三分するのが問題なら、国政選挙は与党か野党かの大激戦で多くの地元民の意識の違いが明確になる。投票は無記名だが、与野党激突ともなれば二分し二大政党制を目指していれば尚更だ。
  だが世論が二分するからと言って公選制度を取らない国があるとすれば、国民から徴税する租税国家である以上、公金を独裁者が独占する途上国並みである。
  世論の二分三分を遺憾だとする考え方では国民代表議会制度を採用することは出来ず、公選システムそのものの否定であるところ、そもそも対立候補を蹴落として公選で職務に就いた市長が公選制を否定することは有り得ない。
  第二に、予算が用意出来ないとのことだが、県が予算は配分すると言っているなら実施可能である筈だから、要は職員を出せないという事しか無い。
  市議会や市長の判断で公選選挙事務への職員の出動を拒否できる事が明らかになった以上、国が予算を出すと言っても職員の出動には市議会や市長の判断が優先し、国民投票のみならず通常の選挙行為でも、自治体によっては職員を出せないとの理由で選挙事務を拒否する事が可能となる。
  尤も今や選挙事務はムサシ等の民間に丸投げする等選挙も民営化しているから、予算が無いとは、選挙請負事業者に払う金が無いという事だろう。
  よって、無記名投票でありながら結果の二分を恐れ、かつ選挙請負事業者に払う予算が無い、この二点の理由を以て県民投票が出来ないならば、当然国民投票も国政選挙も、市議会と市長の裁量が無ければ不可能である。
  今後は市単位で有権者が対立するとか予算が採れないとかで公選システムの履行が左右されることになったのは、ある意味中央政府の政策の縛りから地方が自由になったということでもあろう。
   中央政府への忖度は無用となり、世論を二分する恐れの有る改憲騒動にも巻き込まれないで済む市も出て来るということだ。
  
  
    
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/473.html#c11
コメント [カルト20] ジャッジメント:これ・・・・・どう見る? チベットよわー
2. チベットよわー[1469] g2CDeINig2eC5oLtgVs 2019年1月22日 02:11:39 : PiLqis80OY : vul47KNEra4[457]

大人が集団で路上をハイハイと這いずり回るのは、昭和時代のフジテレビ「オレたちひょうきん族」でやっていたカマヘンライダー以来のことだ。

お笑いタレントがナンセンスの極みを表現するために芸事としてやっていたことを、中国人は実際の勤務時間に労働として行うのである。

これが現実だ。古今東西のユーモアの価値観が磨かれ集約された島国日本。その日本のお笑いの覇権企業である吉本興業の史上1,2位を争う天才といわれる明石家さんまが通用しない世界が共産圏なのである。

エノケンこと昭和前期の代表的な喜劇役者であった榎本健一が活躍した時代には「子供と動物にだけはエノケンもかなわない」といわれたという。

微妙なユーモアを扱うためのプレパラートたる「常識」の通じないのは子供と動物、それに精神障害界という特殊カテだけではない。一部の旧ソ連や中国人がいる。

私は以前、中国人が8月33日と書いているのを偶然目にした。初等教育を受けていない貧農村の出身でなく、ヨーロッパ留学者を複数出すような特権階級の40代である。

私「お前はcommon senseがない」
中国人「あなたはmathematical thinking がない」

つまり中国人が自分が正しく我々の常識が間違っていると主張するのである。こちらが8月33日を8月31+2=9月2 に読み替えるべきだというのだ。

これが漫才の台本として受ければいいのだろうが、お笑いにさえならない。15億人が多数決で勝ってしまうために、常識は普通に長江を下っていくのである。


http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/246.html#c2

コメント [原発・フッ素50] インフルエンザで急死する人が増えている (3) 予防接種したのに罹患した人が多い  魑魅魍魎男
3. 2019年1月22日 02:12:22 : qW5770aSac : k9XcZ01CpGM[1489]
ニュースになるのは集団感染で亡くなった人だけ。
肺炎や脳症を起こして亡くなった個人は報道されないが、
これだけツイートがあるのだから、かなりの数になるはず。

「老人施設でインフル集団感染 兵庫・淡路島で7人、京都で1人が死亡」
(毎日新聞 2019/1/21)
https://mainichi.jp/articles/20190121/k00/00m/040/247000c
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/792.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK256] FNN世論調査 安倍内閣を「支持する」47.9%(フジテレビ) 完璧帰趙
8. 2019年1月22日 02:15:55 : o3QrDJ9g1w : 4hlkJk4rXAQ[604]
無駄だ。マスゴミの発表した支持率なのだから無論全て嘘だ。高知の支持率だってあんなに高いわけがない。

今回フジが出した数字だが、つまりABE48だということだ。
AKB48の選挙なみの信憑性であるという示唆だろう。
安倍は終わった。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/497.html#c8

コメント [政治・選挙・NHK256] <人はみな、心を揺さぶられる言葉で奮い立つ!>辺野古阻止の歴史的スローガンをつくろうではないか  天木直人  赤かぶ
2. 2019年1月22日 02:28:27 : quMKleKEOA : apQvoj4eROs[967]
>「土地に杭を打ちこむ事は出来ても、我々の心に(魂に)杭を打たせない」

なんだかヴァンパイア主役の映画(インタビューウィズとか)の宣伝文句みたい

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/519.html#c2

コメント [カルト20] ジャッジメント:これ・・・・・どう見る? チベットよわー
3. チベットよわー[1470] g2CDeINig2eC5oLtgVs 2019年1月22日 02:29:21 : PiLqis80OY : vul47KNEra4[458]

2番目の動画について。


子供の命を救った黒人女性の勇気ある行為を讃えるニュースが流れていた。私も動画をチラ見しただけでそれを信じ、「自分なら咄嗟にこんなことができるだろうか?」と内省を余儀なくさせられたものである。

手品とかその手のものは簡単に見破ってしまい、周囲の人間と同じだけの余興を味わうことのできない可哀想な奴は結構いるわけで、こういうシニカル族にとっては、この手の美談は唾棄するためにあるようなものであり、マスコミの作り上げた「自己犠牲の美しい弁慶ダイブ」は一瞬で崩されてしまった。

車が人をはねてしまう衝撃のために、冷静な客観性を失ってしまったオバカな人は私も含めて結構いたはずである。

これと同じ錯覚がこれからまた起こるであろう暴動・動乱の際に再現されないか、それを戒めるための予行演習だと私はみなすことにしている。

簡単な例を出すなら、「中国から日本を救え」といって日の丸を背負ってやっきになっているのが、ただの反日朝鮮人だったりすることがよくある、そんなことだ。


http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/246.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK256] 翼賛的な芸術家は批判されず 異を唱える人がパージされる 三枝成彰の中高年革命(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
14. スポンのポン[10645] g1iDfIOTgsyDfIOT 2019年1月22日 02:32:12 : YLRU9o6eFk : 5LmaSTbmkbI[955]
  
  
>>12.

>その辺の発想が無いよ、米軍撤退だの閉鎖だの良いけど、
 その分の防衛費は今の10倍は要るだろうから重税になってもいい訳かな?

■アホらしい嘘八百ですね。
 何の根拠もありませんね。

 仮に百万歩譲って
 君が言うとおりに防衛費が十倍になるとしても
 それで日本国の尊厳と日本国民の誇りを守り、
 世界のどの国とも対等に発言できるなら
 安いものではないのか。

 他国の軍隊に守ってもらうことは一個の独立国として
 そもそも恥ずかしいことだと君は思わないのか。

 右翼という名のインチキ愛国者には、
 その辺の発想が無いのか。 
 
  
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/455.html#c14

記事 [経世済民130] <真逆だ!真っ先に原発を止めるべき!>電力“余剰”問題が深刻化…国、原発再稼動で太陽光発電事業者の退場を推進 :政治板
政治板リンク

<真逆だ!真っ先に原発を止めるべき!>電力“余剰”問題が深刻化…国、原発再稼動で太陽光発電事業者の退場を推進 

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/483.html



http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/676.html

コメント [政治・選挙・NHK256] <安倍外交の「やってる感」、ここに極まれり!>次の日程を決めて来るだけで終わる今度の日ロ首脳会談  天木直人  赤かぶ
4. 赤かぶ[3156] kNSCqYLU 2019年1月22日 02:41:15 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[1622]















http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/495.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK256] 早とちり小池知事…都が鑑定の“バンクシー作品”には型紙が(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
6. 2019年1月22日 02:48:33 : quMKleKEOA : apQvoj4eROs[968]
× 「実験用ネズミ(日本人)が放射能を浴びてるので傘をさしましょう」と解釈してやればいいのではないか

○ 「実験用ネズミ(日本人)が放射能を浴びてるので傘をさしましょう」とバンクシー氏が提案していると解釈してやればいいのではないか
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/513.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK256] 囁かれる冒頭解散説。野党は「消費税撤廃」を旗印にせよ<菅野完氏>(ハーバー・ビジネス・オンライン) 赤かぶ
1. 2019年1月22日 02:58:22 : GsRDye71bY : WScoavIZ26g[65]
解散ね。ありえる。あれだけ隣国の脅威を煽っているし、ネトウヨはする移民法なんて忘れてる。また安倍自民党が大勝利か。消費税撤廃なんて非現実的。せめて引き下げだ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/521.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK256] 首相の姓を? 永田町に飛び交う新年号に「安」採用プラン(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
36. 2019年1月22日 03:00:29 : qW5770aSac : k9XcZ01CpGM[1490]
新元号は「忖度」がいいだろう。今年は忖度元年。

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/436.html#c36
コメント [政治・選挙・NHK256] 「中国が攻めてくる〜」という妄想 (読む・考える・書く) HIMAZIN
59. 2019年1月22日 03:39:30 : uiYDyP3aBY : ajvJ0Octkrs[1]

何も知らされていない、お花畑のみなさんが本当にうらやましい。
ほんの一例だが…、
http://ktymtskz.my.coocan.jp/J/aircraft/chaina1.htm
1937年の上海:日本軍の中国にたいする攻撃のあとには、悲惨な光景が数多く見られた。。。
…と説明されている、泣いている赤ちゃんのこの写真も、捏造だったと最近たまたま知った。
この赤ちゃんの周りには、撮影スタッフがいたのだが、その周りの景色は切り取られた。
その撮影スタッフの一人が、赤ちゃんを抱えて瓦礫の中に置いて、出来上がった写真がコレであった。
この捏造写真は、まだカワイイ方かもしれない。
マッチポンプ式。
自分達が虐殺し、その写真を他国のせいにしてバラまく。
毎度毎度の常套手段。
それらの捏造写真を証拠写真にデッチ上げ、いまだに日本人がやったと言い張っている。
言い張って止まないだけでなく、世界中の人々にエンドレスに触れ回り、常に日本を貶め続けている…
…今、現在進行形で。
やった者勝ち・言った者勝ちの世界には、もう辟易だ。
御天道様は、み〜んな御見通しで知っているのはわかっている。
わかっているが、そればかりに頼って何もしないと、現実世界ではヤリタイ放題にやられ、
知らないうちにいつの間にか日本を食べ放題…になってしまわないだろうか? 
昔の日本人に守られて今があるのに、今の日本人は将来の日本人を守っているのだろうか? 
今は首相官邸主導で、なんとかかんとか他国の悪意を撃ち返しているようだ。
政財官が一体となってできれば、どんなに良いことか…。
…まあ今の時代は、あまりにやり方がヒドイと、国内も海外も少しづつ気付き始めているかもしれない。
この世の中の『弱肉強食・善肉悪食』という、何ともうんざりするシステムは、一体全体…
何処から涌いて出てくるのだろうか?
まったくもって、できることなら ”GO TO HEEEEELL!” と、面と向かって言ってやりたい。

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/448.html#c59
コメント [政治・選挙・NHK256] 「中国が攻めてくる〜」という妄想 (読む・考える・書く) HIMAZIN
60. 2019年1月22日 03:47:49 : uiYDyP3aBY : ajvJ0Octkrs[2]

政財官界そして増すゴミに巣食っている

親グローバリスト・反日左翼の輩を

白昼のもとに炙り出すためにも、

スパイ法が必要だ。

それを拒む輩はスパイだと覚えたし!


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/448.html#c60

コメント [政治・選挙・NHK256] 「中国が攻めてくる〜」という妄想 (読む・考える・書く) HIMAZIN
61. 2019年1月22日 03:51:49 : uiYDyP3aBY : ajvJ0Octkrs[3]

東京都知事は、

ユダヤ人なのにナチスにユダヤ人を売った

ジョージ・ソロスと懇意にしている。

なかよしだっていうことだよ。


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/448.html#c61

コメント [カルト20] 宮崎駿とマイケル・ジャクソンは親戚? 事実は小説より奇なりを地で行くマルグリット・デュラス  れめく
30. れめく[151] guqC34Kt 2019年1月22日 04:11:25 : Bv85p9gH9E : 3v_AL5n6Crs[1]
>こどもは社会の宝で皆で育てる、って事なのだ

宇宙人(科学の種族トバルカイン)もそういう社会で生きている。彼らはUFOを作り、テレポートしたり、思考を読んだり、生物・無生物を分子の次元で操ることも出来るほど科学が進んでいるが、社会制度、家族構成はアマゾンの少数部族と変わらない。だから全員で数百人くらいしかいない。資本主義を信じている現代人は金がなければUFOみたいなものを作れないと考えているが、宇宙人は金が無いからこそUFOを作り、宇宙にも行ける。

科学の種族トバルカインのことを少々説明しています↓

http://p.booklog.jp/book/124616/read
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/243.html#c30

コメント [政治・選挙・NHK256] 「中国が攻めてくる〜」という妄想 (読む・考える・書く) HIMAZIN
62. 2019年1月22日 04:35:53 : uiYDyP3aBY : ajvJ0Octkrs[4]

https://twitter.com/sumerokiiyasaka/status/1086958131832188928

韓国人ジャーナリストの崔碩栄氏:
韓国の高校の教科書に徴用工で虐待された朝鮮人の写真として載せたものが、
実は日本人であることを産経新聞が一昨年記事を載せたのにも拘らず、
この教科書が未だに訂正されずに現在も使用されている…。
ーーーーーーーーーーーーーー
韓国映画「軍艦島」のPRで使われた炭鉱労働者の写真も日本人。
この写真は地元では結構有名な写真で、「筑豊の100年」に掲載されている。
ーーーーーーーーーーーーーー
1987年12月にソ連機が沖縄、沖永良部島・徳之島の上空を領空侵犯した際に、
空自戦闘機が、2度にわたって、実弾警告射撃を行いました。
ソ連は謝罪し、関係者を処分しました。
やはり、断固とした態度を示すことは大事です。
ーーーーーーーーーーーーーーー
これを見て中国の教科書を思い出しました。
済南事件で虐殺された日本人女性の検死写真が、
今の中国の教科書に「731部隊の虐殺行為」として
載っています。
ーーーーーーーーーーーーーー

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/448.html#c62

コメント [原発・フッ素50] <東京新聞・一面トップ!>福島事故直後 11歳少女、甲状腺に推計100ミリシーベルト被ばく 放医研で報告  赤かぶ
26. 茶色のうさぎ[-9501] koOQRoLMgqSCs4Ks 2019年1月22日 04:49:31 : ZV5pTlkBgY : _zMoKnyCjmk[2]

 ↓ 浪江町だって、800mSvだー♪www 1歳児
https://plus.google.com/u/0/photos/photo/100544952774176085060/6649031349355940418

 ↓ 35:00〜見てね♪ 床次真司
http://www.at-douga.com/?p=4999 <大人だって、経口+吸入=200mSvです。

 ↓ 文科省、経産省、犯罪です。 ヨウ素131による「初期・内部被曝データ」を意図的に隠蔽して、
http://www.at-douga.com/?p=7284

結論: 菅直人、志位和夫 ←犯罪者ですね。ぺっ♪

 いちばん、悪質なのは、日本共産党、志位和夫と思います。 ←殺せ♪ぺっ うさぎ♂


http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/804.html#c26

コメント [政治・選挙・NHK256] 木村草太氏「各市は一刻も早く、投票事務の執行に掛かるべき!」 県民投票への不参加問題 市の主張、法律論にならず 赤かぶ
23. 2019年1月22日 05:09:28 : uiYDyP3aBY : ajvJ0Octkrs[5]

ならず者国家には、日本は毅然とした態度で!

対ソ連軍領空侵犯機警告射撃事件 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/対ソ連軍領空侵犯機警告射撃事件

対ソ連軍領空侵犯機警告射撃事件:
1987年(昭和62年)12月9日に沖縄本島上空および沖永良部島・徳之島の上空を領空侵犯した
ソビエト連邦軍Tu-16偵察機に対し、航空自衛隊那覇基地所属(当時)のF-4戦闘機が、
自衛隊史上初となる実弾警告射撃を行った。

1987年(昭和62年)12月9日午前11時頃、ソ連軍の偵察機4機が日本の防空識別圏を越えたため、
那覇基地からF-4EJ戦闘機2機が緊急発進(スクランブル)した。ソ連機のうち3機は針路を変更した。
午前11時20分頃Tu-16P バジャーJ 1機が北へ転進し、沖縄本島上空へ接近。
警告射撃の許可が下りたため、午前11時24分、1回目の領空侵犯の際に警告射撃を実施。
ソ連機は一度領空から離脱した後、午前11時41分頃再び領空へ侵入したため、再度警告射撃を行った。
日本政府はソ連政府へ抗議し、ソ連は悪天候と計器故障による事故と発表。
また、搭乗員を処分したことを公表した。


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/478.html#c23

コメント [カルト20] シャン・通貨リセットだの徳政令だのは連中の撹乱。泥棒を泥棒と指摘し続けるのみという事である。 ポスト米英時代
16. はろー[1588] gs2C64Fb 2019年1月22日 05:15:26 : mQ6twE86XU : ZkcGVIoNYeM[2]
>>15 どーもありがとね。
いいかもな、それ。お花畑はいいねー

http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/245.html#c16
コメント [カルト20] 東京・米・反トラ女性大行進。イエベが一人もいない、ただのソロス監修デモサックスである。 ポスト米英時代
5. 2019年1月22日 05:28:29 : o3QrDJ9g1w : 4hlkJk4rXAQ[605]
なんで、日本で反トランプのデモが起きるのか。
誰が組織したのか。
普段は何をしているのか。

誰だって疑問に思う。
メキシコにキャラバン流入。
かと思えばパイプラインの穴開け爆発事故。
アメリカだけでなく日本でもなぜかデモ行進。
トランプがメキシコ国境にこだわり、ソロスが猛烈に妨害しているのは移民とはまた別の理由がありそうだ。
ソロスは理念や道義に金を出す奴ではないからな。
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/247.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK256] 安倍政府は憲法の国民投票不参加を認めるか?  赤かぶ
12. 罵愚[7109] lGyL8A 2019年1月22日 05:39:47 : uz7lDD2pDc : EjeLi5CyXwY[534]
 日本国憲法第96条に規定された憲法改正国民投票に対して、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設の賛否を問う県民投票条例は、地方自治体の条例に基づくもので、この住民投票に法的拘束力はなく、過去には投票結果と逆の展開をたどった例もある。
 同列に議論することはできないのではなかろうか?

 投稿者のレベルが試されていて、公衆トイレの落書きレベルに落としてしまう投稿は、残念に思う。

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/473.html#c12

コメント [政治・選挙・NHK256] 囁かれる冒頭解散説。野党は「消費税撤廃」を旗印にせよ<菅野完氏>(ハーバー・ビジネス・オンライン) 赤かぶ
2. 2019年1月22日 05:48:57 : KWXli9A9GU : WNClHE7NYOc[4]
 そうだったか、消費税は平成元年スタートだったか。確かに、消費税の導入と日本の景気減退は軌を一にする。

 消費税の導入、その後の税率アップに伴い、法人税の大企業優遇(減税)、累進課税の緩和が進んだことも忘れてはならない。収入のパイが小さい庶民が消費税で苦しむ一方で、大企業および大企業正社員、もろもろの高額所得者ら“持てる者”の生活はわが世の春を謳歌するようになった。
 我ら庶民にすれば、バブル時代の末端クラスにも恩恵があって、ささやかなリッチ気分にも預かることのない景気沈滞の流れに巻き込まれていった。一気の貧乏ではないが、真綿で首を絞められるような、じわじわと迫ってくる生活苦。

 消費税を撤廃し、法人税や、金持ちの税負担を増やす累進課税システムを昭和の時代に戻せばいいじゃないかと、単純に考える。
 あのころは民間企業の社員の方が公務員よりも年間所得収入は高かった。
 いまは逆。改ざん、隠ぺい、嘘のつきっぱなしの官僚様をはじめ、役所に行けばだらだら時間つぶしのように働いている(働いているのか?)地方公務員の連中の方が、高額収入の生活を送る。
 国家収入の分配の再考。アメリカからインチキ戦闘機を大量購入して、国家の財政が苦しいなんて、片腹痛い。

 公務員優遇の弊害が顕著になっている。官僚、役人どもは政治家の言いなりになっていまの豊かな生活を守るために、「公僕」としての矜持を忘れてしまった。
 かつての社会主義国家のように役人天国になったら、国は終わる。政治家のいい加減さをチャックする気構えが高額収入によって消え、日々の生活に安住する日和見になっている。

 菅野氏の言うように、冒頭解散はあり得るかもしれない。でも、わたしの周りの庶民の政治意識の低下も目を覆う。解散総選挙があっても…の不安はある。
 もし、また自民・公明が勝ったら、日本は完璧に終わる。
 庶民には「怒れ!」と声を出して言いたいが、声を出したところで何が変わるのかと厭世気分になっている者がいる。声を上げるのが面倒くさいとあきらめている者もいる。維新を野党と考える情弱な者もいる。

 飛躍する例えだが、アメリカのアレクサンドリア・オカシア・コルテスのような、庶民を勇気づけてくれる感動的な弁舌で、社会の変化を予感させてくれる政治家が日本にもほしい。彼女は28歳。彼女の今後に注目したいが、アメリカの民主主義の底の深さと躍動を感じる。
 日本のコルテス。橋下のようなインチキ弁舌でなく、厭世気分になり、あきらめの境地にもいる日本の庶民の魂を揺さぶる弁舌で世論を喚起する野党政治家の出現を望む。
 当たり前のことだが、「正義」を正面から訴える人間は強い。彼であっても、彼女であっても、そんな人間にひとは付いていく。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/521.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK256] 個人情報の警察への筒抜けはTカードだけの問題か?   赤かぶ
2. 2019年1月22日 05:58:57 : vopBsAEHwo : KEj3qWOfJC0[211]

個人情報ビジネスを行う他の会社への見せしめのため、顧客はCCCから一斉に引き上

げて潰すのが良かろう。

ビジネスモラルの欠損だから、反社会勢力にも渡す可能性は有り得る。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/520.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK256] 「中国が攻めてくる〜」という妄想 (読む・考える・書く) HIMAZIN
63. 罵愚[7110] lGyL8A 2019年1月22日 06:06:55 : uz7lDD2pDc : EjeLi5CyXwY[535]
 大東亜戦争や東西冷戦期とおなじような戦争が、近未来の米中のあいだで起きるなんて、想像力の欠落の証明にしかならない。たしかに、支那の共産党政権のウィグルやチベットに行っている迫害や、台湾外交や、国内の人権派迫害をみていると、その手法は前世紀の遺物に他ならないのだが、一方で、一帯一路構想に基づく植民地建設構想は、現代支那に独特な新秩序建設に見える。
 隣国としての日本から眺める印象も、左右を問わず、旧来の冷戦期の思想的背景にとらわれたものは、陳腐で、役立たずだといえよう。つまり、事実を冷静に、客観的に直視して、分析する態度が重要になる。
 議論は、そこからはじまるのだろう。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/448.html#c63
記事 [原発・フッ素50] (宮崎・特集)Next調査班 『多死社会』火葬場が足りない (宮崎放送・YAHOOニュース)
「【宮崎・特集】Next調査班 『多死社会』火葬場が足りない」
(宮崎放送・YAHOOニュース 2019/1/18)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190118-00010000-mrt-l45

ネクスト調査班は、人生の最後を締めくくる火葬場についてです。首都圏ではニーズの高まりから火葬までに1週間待つケースもあり、火葬場不足が深刻化しています。宮崎県内の現状はどうなのでしょうか。

■ 『多死社会』

このグラフは、内閣府が発表している死者数の推移。高齢化がピークを迎える2040年に向け右肩上がりだ。ピーク時の死者数は、2016年度より37万人増えて167万人と推計。まさに『多死社会』を迎えつつある。

こうした中、人生の最後を締めくくる葬儀の中である問題が・・。

■ 火葬場が足りない

(ふじもと美誠堂・藤元一生社長)「お亡くなりになる方が増えていく中で、どうしてもやはり火葬場が満室になるケースが出てきているんですね」

宮崎市の火葬場、市葬祭センター。ここには12の火葬炉があり、1日最大16件の火葬が可能となっているが、死者が増える冬や夏は、混み合うという。
このため、火葬時間から逆算して葬儀が朝8時から行われたり、空きがなく市外の火葬場を利用せざるを得ないケースも出てきている。

(市民)「去年もそういうことがあったんで葬儀日程がだんだん遅れるんですよ、それがちょっとね。なかなかこれから大変ですよ」「(朝)8時って、お葬式の時間とは思わない。私自身は迷惑をかけずに死にたいと思うけど、どうもそうはいかないみたい」

実際に母親の葬儀で市外の施設を利用した宮崎市の男性に話を聞いてみると。

(西都市の施設を利用した宮崎市の男性)「宮崎市の火葬場の方ではちょうどその日が重なってまして、いっぱいだっていうことで、その日は難しいということで」

1日待てば宮崎市での火葬が可能だったが、暦の関係でさらに遅れることが見込まれたため、西都市の施設の利用を決めたという。

■ 区域外からの利用は料金が3倍 それでも区域外からの利用は多い

2015年西都市に建設された火葬場「再生の杜」。施設は、西都市など1市5町で運営。区域外から利用する場合、利用時間が限定されるほか、料金も通常の3倍を要する。

しかし、一定数の利用があり、昨年度は宮崎や延岡、都城など区域外から71件の利用があった。

県内にある火葬場は現在、11か所で1日当たりの最大火葬件数は、あわせて102件。

一方で、県内の死者数は2001年以降、1万人を超えていて、昨年度は1万3799人に上っている。
こうした現状に葬祭業者は。
(ふじもと美誠堂・藤元一生社長)「亡くなる方が多い状況が向こう50年以上ずっと続くという、そういう予想がなされておりますね。将来的には少し考えていかないといけないところに来てますね」

■ 火葬炉を増設していく自治体も

今後さらに加速する超高齢社会に向け、宮崎市は、対策をどう考えているのか。

(宮崎市生活安全課・春山優課長)「人員体制を増やすとか、火葬回数を増やすというようなことでですね、現在の火葬炉で十分対応可能だと考えております。今後の課題としましては、稼働して22年が経過しているので施設の老朽化による改修等の検討をしていかなくてはいかないと考えております」

宮崎市のシミュレーションでは、火葬のピークとなる2040年からの5年間で、年間平均およそ5300件の火葬を想定。今後、増加の状況をみて、火葬の回数を増やすことなどを検討したいとしている。

一方、延岡市や西都市では、火葬場の老朽化に伴う建て替えに合わせて、火葬炉を増設。今後の火葬件数増加を踏まえた対応をとった。

まもなく迎える多死社会。

(市民)「遺体をずっと安置して、それがいいのか荼毘に早く伏してあげた方がいいのかっていうのは個人差だとは思うんですけど、いたし方ないかなと」「人の命ですからね、いつおしまいになるか誰も知りませんから仕方ないでしょう、なかなかこれから大変ですよ」

今後、火葬場がスムーズに運営できるかは不透明だ。

------(引用ここまで)------------------------------

相変わらず高齢化で火葬が増えるというデタラメを言っていますが、
長生きをするから高齢化社会になったのであって全く矛盾しています。

団塊の世代は現在70歳前半で寿命が来るのは10年以上先の話です。
しかもその数は他の世代のせいぜい5割増ぐらいですから、
火葬場が少し混雑する程度ですむ話なのです。
火葬を何週間も待つような状態には決してならないはずです。

火葬の大混雑が起きているということは、70代、あるいはそれより若い世代が
ものすごい勢いで亡くなっているということにほかなりません。
もちろん原因は放射能被ばく以外に考えられません。

福島から遠く離れた宮崎県でさえ火葬が混雑していることに驚きますが、
沖縄ですら汚染食品の流通で健康被害が顕著になっているのですから、
宮崎で死者が増えても何の不思議もありません。


(関連情報)

「高齢化で火葬件数が増加 自治体が対策急ぐ (NHK)」 (拙稿 2018/2/10)
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/411.html

「老朽化した福島市斎場の建て替え 現在6基の火葬炉が10基に」 (拙稿 2017/10/13)
http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/801.html

「いよいよ多死社会が到来 火葬場は友引の日返上でフル稼働 それでも10日待ちは当たり前」
(拙稿 2016/11/30)
http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/857.html

「火葬場大混雑は高齢化や火葬場不足のせいではない 放射能被ばくによる大量死が原因だ」
(拙稿 2016/2/10)
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/820.html

「政府は人口統計を改ざん、人口急減を隠している」 (拙稿 2017/4/20)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/799.html

「チェルノブイリ事故死者100万人はごく控えめな推測 実際は1500万人以上 
福島事故も同じだろう」 (拙稿 2016/8/2)
http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/245.html

http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/807.html

コメント [政治・選挙・NHK256] 木村草太氏「各市は一刻も早く、投票事務の執行に掛かるべき!」 県民投票への不参加問題 市の主張、法律論にならず 赤かぶ
24. 2019年1月22日 06:52:07 : iMHyMmSbu2 : 4WMx6nsFcDM[105]
>>23
国連常任理事国のロシアにとっては「日本こそがならず者国家」なんだよ
君の見解は日本だけでしか通用しないものだ
国際社会は、彼ら国連常任理事国の論理で動いているのだ・・・日本の論理ではなく
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/478.html#c24
コメント [政治・選挙・NHK256] 今度は「消えた雇用労災保険」か?〜厚労省の不適切調査で給付減額に。安倍内閣も知ってた可能性あり(日本がアブナイ!) 笑坊
3. 2019年1月22日 07:01:06 : yhqgtQH9sI : mPRqr01Fkuw[1012]

☆☆私はアベです。
偽造(ぎぞう)、捏造(ねつぞう)、安倍ゲリゾーのアベです❗

以前、政界の一寸法師と言われた「荒井広幸」が「雇用保険」は天下りの温床になっていて
巨額のお金が積み上がっているとTVで吐露していた❗

☆☆☆60年間続いた自民党政権時代、国民の年金を湯水の如くハコモノに流用し、アホ安倍政権になってからはGPIFで大損失を出し、そのツケを「年金カット法」で国民に押し付ける❗

☆☆☆官僚機構が私物化する「特別会計」❗
その特別会計会計に群がる、米国、大企業、官僚、財界etcがこの国を支配している。
まさに汚物❗
この「一般会計」の三倍はある「特別会計」から積み上がったお金を放出すれば
「消費税増税」など全く必要なし❗
☆☆どこまで国民から搾取すれば気がすむのか❗
☆☆どこまで腹黒い議員集団なのだ❗
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/500.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK256] 日本は人生100年の長寿社会を実現できるか?  エコノミスト(星の金貨 new) 赤かぶ
1. 2019年1月22日 07:07:26 : ILPZzvwnjY : vmkQ3umtLyA[20]
100歳まで他人の助け、介護施設のお世話にならず 自分の世話は自分

でできる人は少ないだろう。

寝たきり、自分のことは他人まかせ、それでも100歳まで生きる人はいる。

これを老朽化と言わず何という。

人間も動物でも、物でも老朽化する。 つぶれる。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/523.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK256] 古賀茂明「安倍政権の屋台骨を揺るがす毎勤統計不正 二度目の予算案修正か?」〈dot.〉 赤かぶ
4. 2019年1月22日 07:09:14 : y8L9kVYhoA : 3ORG0D6ep2g[82]
情けないね、こんな国が「世界の中心で輝く、美しく、素晴らしい民族の国」だなんてね。

ネトウヨを始めとする日本会議というカルト集団というのは、典型的な「自分に大甘、他人には厳しく」の連中だ。

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/514.html#c4

コメント [政治・選挙・NHK256] <賃上げ偽装> 麻生財務大臣が暗黙の指示、安倍首相も同席(田中龍作ジャーナル) 赤かぶ
6. 2019年1月22日 07:10:23 : TEA64QPQVk : WXHnhDeb5xQ[4]
恣意的な運用も自由自在なサンプル調査だ
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/510.html#c6
コメント [政治・選挙・NHK256] 最新の世論調査で 立憲民主党の支持率が大幅減で わずか6%と最低レベルに 共産も減  自民は35.2%に上昇 公明も増加 真相の道
52. 地下爺[4614] km6Jupbq 2019年1月22日 07:26:16 : 4Exlh1atJU : wgVA0Rqr7Fk[441]
管理人さま
担当 さま


 うんこバエやチンカスの道に対しては 適切な 言葉使いだと思います。

 うんコバエやチンカスの道 以外に対しては 礼節に即したコメントをされていると思いますよ。


>おい、バカウヨでアベウヨのチンカスの道よ^^
 アベのアホが北方領土を2島返還で決着しようとしてるよな^^

 4島返還という悲願達成のために尽力してきた先人達に対する冒涜じゃないのか^^
 立民の支持率如きで有頂天になってないで、アベの売国行為にコメントしてみろ^^
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/461.html#c52

コメント [政治・選挙・NHK256] <やっぱりな。官邸が関与してたのか>宮崎政久議員と松川宜野湾市長は首相官邸で面談。2週間後に県民投票への不参加を表明。 赤かぶ
15. 地下爺[4615] km6Jupbq 2019年1月22日 07:40:50 : 4Exlh1atJU : wgVA0Rqr7Fk[442]
10.楽老 さま


  教えていただき ありがとうございました。

  それだと 繰り上げ当選 の仕組みじたいの見直しが必要かも知れませんネ。

  沖縄の人が 選んだ 人間ではないのですからネ。



http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/464.html#c15

記事 [原発・フッ素50] あんぽ柿の汚染がひどい 空気中の放射性物質が付着するからだろう 干しイカなども要注意 

[画像] 加工食品等の放射性物質検査結果について(福島県) (一部引用)

「あんぽ柿及び干し柿等の「カキ」を原料とする乾燥果実の加工自粛要請について」
(福島県ウェブサイト 2018/10/3)
http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/292403.pdf

 乾燥させて製造するあんぽ柿や干し柿については、乾燥させることにより放射性物質濃
度が高まり、食品衛生法の基準値(100Bq/kg)を超えるおそれがあることから、福島県で
は平成23年度から毎年度、あんぽ柿及び干し柿の試験加工を行い、放射性物質検査を実
施して、市町村ごとに加工の可否を判断しているところです。
 
 県北地方4市町(福島市、伊達市、桑折町、国見町)につきましては、平成23年度以
降毎年度、加工自粛を要請してきました。本年度についても試験加工品24検体を検査し
た結果、伊達市産のあんぽ柿3検体、干し柿3検体から食品衛生法の基準値(100Bq/kg)
を超える放射性セシウムが検出されました。

 県としましては、福島市と伊達地域(伊達市、桑折町、国見町)は同一出荷団体による
管理の下、地域内で原料柿の流通や製品の出荷・販売が行われていることを踏まえて、福
島市・伊達地域を広域的な一つの地帯区分として取扱い、下記の4市町で本年産出され
る「カキ」については、あんぽ柿及び干し柿等の乾燥果実としての加工を差し控えるよ
う、本日、各市町村及び生産者団体等に要請いたしました。

 なお、下記の4市町では、福島県あんぽ柿産地振興協会が定める加工可能な区域・ほ場
や製品の検査基準を満たした生産者に限り、あんぽ柿の出荷を可能としています。

 今後、他の市町村で産出された「カキ」についても検査を実施し、10月17日頃に結
果を公表する予定です。


1 検査方法について
同一ほ場で採取された「カキ」を、生柿(原料柿)と試験的に加工したあんぽ柿及び
干し柿の3区分で検査し、産地の市町村ごとに当年度産「カキ」を原料とする乾燥果実
の加工可否を判断しています。

2 加工自粛を要請した市町
福島市、伊達市、桑折町、国見町

3 検査結果
別紙のとおり

4 検査機関
原料柿: 農業総合センター
あんぽ柿、干し柿: 衛生研究所

-------(引用ここまで)--------------------------

あんぽ柿や干し柿から放射性廃棄物の管理基準100Bq/kgの2倍以上の汚染が
いくつも見つかるとは、もう悪夢でしかありません。

乾燥させることにより放射性物質濃度が高まって基準を超えると言っていますが、
原料柿では「検出せず」にもかかわらず、あんぽ柿や干し柿でセシウムが検出されている例もあり、
乾燥中に空気中に浮遊する放射性物質が付着しているのはまちがいないでしょう。

干し柿のほか、干しイカなど屋外で干したものは要注意です。


(関連情報)

「福島・あんぽ柿・出荷始まる、食べて大丈夫? (めげ猫「タマ」の日記)」 
(阿修羅・赤かぶ 2018/12/7)
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/631.html

「食品中の放射性セシウム検査のまとめ(10月2週)―福島県伊達市産あんぽ柿は
歴代2位のセシウム汚染―(めげ猫「タマ」の日記」 (阿修羅・赤かぶ 2017/10/12)
http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/799.html

「福島の干し柿、あんぽ柿から基準値超セシウム(10/2 福島民友)」 (阿修羅・赤かぶ 2014/10/3)
http://www.asyura2.com/14/genpatu40/msg/549.html

「洗濯物の屋外干しは危険! 24時間干しただけで5ベクレル。干し柿は420ですから。(乖離のぶろぐ)」
(阿修羅・赤かぶ 2012/11/21)
http://www.asyura2.com/12/genpatu28/msg/773.html

「恐るべき空気汚染 東京・葛飾区で1ヶ月放置の窓を拭いたタオルからセシウム合算119Bq/kg検出」
(拙稿 2018/1/2)
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/295.html

「あんぽ柿」 (ウィキペディア)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%82%E3%82%93%E3%81%BD%E6%9F%BF
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/808.html

コメント [政治・選挙・NHK256] 早とちり小池知事…都が鑑定の“バンクシー作品”には型紙が(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
7. ぢっとみる[522] gsCCwYLGgt2C6Q 2019年1月22日 07:50:56 : LLC16YRhF6 : 2yUQTAqpjc8[522]
自作自演だったってことになってたら、
もっとオモロかったのに。
「スタッフが型紙を購入疑惑」とか出ちゃって、
お決まりのように、
「ワタシはワカリマセン。スタッフが勝手にやったことです。そのスタッフは既に退職しています」
などなど。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/513.html#c7
コメント [原発・フッ素50] あんぽ柿の汚染がひどい 空気中の放射性物質が付着するからだろう 干しイカなども要注意  魑魅魍魎男
1. 2019年1月22日 07:51:37 : qW5770aSac : k9XcZ01CpGM[1491]
う〜む、、、、

「故郷の干し柿、登頂の疲れを癒す登山家の田部井淳子さん」
http://rambling.jp/hoshigaki/

https://twitter.com/WarisO128/status/468833093244051457
(ナマニク・オン・ウニ)
@Ryukonbu 阿藤快の好きな食べ物は魚とかまぼこと干し柿
12:18 - 2014年5月20日
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/808.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK256] 直木賞受賞『宝島』が突きつけた「沖縄問題」の本質! 沖縄問題から逃げ続けるマスコミ、『zero』は直木賞報じず(リテラ) 赤かぶ
4. 2019年1月22日 07:51:50 : EL7dXfxldQ : p31CGAYnRso[3]
林真理子はアベと仲良しグループの端くれのようなモンで、古市を見棄てたように思えるがな。

去年の『西郷どん』の原作者だし、今回のこの行動は、辺野古を見せられた高須のように逃げを打ったようにも思える。その意味では狡賢く、小賢しい。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/502.html#c4

コメント [政治・選挙・NHK256] 古賀茂明「安倍政権の屋台骨を揺るがす毎勤統計不正 二度目の予算案修正か?」〈dot.〉 赤かぶ
5. 2019年1月22日 07:56:45 : eQHpkW1P7s : 0hMQcQYsWyM[309]
>>4んさん

 マッタク同感です。

 
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/514.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK256] 高知県はもともと内閣支持率が低い地域なので、高知県で低かったからといって、全国の内閣支持率が落ちていると考えるのは誤り 完璧帰趙
17. 2019年1月22日 07:58:44 : EMY8rEqI32 : MV79BJ6ZPKY[1]
おかしくないか?

だいたい、この三春とかいうウヨが載せてる支持率地図では支持率45%以上の県は2つか3つしかないのに、どうして大手ゴミの(全国の)支持率は今現在も45%以上もあるのか?

>なぜなら、世論調査は国政選挙のたびに厳しくその妥当性を検証されるからです。

全然妥当性なぞ検証されてもいないし、たとえ疑問の声があってもスルーされるだけじゃん。

ここでぼくは何度も何度も書いた。

2017年衆院選の比例得票率は、自民33.28%、立民19.88%、希望17.36%

ところが最新のNHK政党支持率では、自民35.2%、立民6%、1%

なんなんだ、この差・乖離は?

もちろん、支持率はイコール得票率ではない。

しかし、なんで自民党はプラスになり、野党は大幅マイナスになるのか?

比例で立民に入れた人が、2年後の今は自民支持になったとでもほざくか?


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/498.html#c17

コメント [政治・選挙・NHK256] 高知県はもともと内閣支持率が低い地域なので、高知県で低かったからといって、全国の内閣支持率が落ちていると考えるのは誤り 完璧帰趙
18. 2019年1月22日 08:01:20 : EMY8rEqI32 : MV79BJ6ZPKY[2]
上記訂正

立民6%、国民1% 
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/498.html#c18

コメント [原発・フッ素50] ついにあの中川恵一准教授も膀胱がんに 原因は内部被ばくだろう  魑魅魍魎男
24. 2019年1月22日 08:04:44 : qW5770aSac : k9XcZ01CpGM[1492]
しきりに日本人男性の3人に2人はがんになると言っているが、
それは90歳まで長生きしたときの話ね。
自分の職場を見回しても、がんになる人は3人に2人もいないわけで。

「私自身がんになって(3) 自ら異常を見逃したのは魔が差した」 
(日刊ゲンダイ・ヘルスケア 2019/1/19)
https://hc.nikkan-gendai.com/articles/245769

放射線治療や緩和ケアの臨床を34年も行っています。厚生労働省のがん対策推進協議会委員、文部科学省の「がん教育」の在り方に関する検討会委員などの公職も務めてきました。
 講演などでは、「日本人男性の3人に2人が、がんになる時代。がんになることも前提にした人生設計が必要」などとお話ししてきましたが、まさか自分が膀胱がんになるとは……。心のどこかで「自分は、3人に1人のがんにならない方」と思っていたのでしょう。その事実を突きつけられたときは、正直、ショックでした。
 すでにお話しした通り、脂肪肝のフォローで自分で定期的にエコー検査をしていて、左の尿管が膀胱につながる「尿管口」の近くに15ミリくらいの腫瘍を見つけたのです。すぐに妻に電話で「膀胱がんになった」と電)1したのを覚えています。当然かもしれませんが、妻は私以上に動揺しており、電話口で泣かれてしまいました。
 スマートフォンで写真を撮り、すぐに後輩の泌尿器科専門医にメールを送りました。
「泌尿器科 ○○先生 当直の勤務中ですが、自身の膀胱をエコースキャンしてみたところ、添付のように腫瘍と思われる所見がありました。勝手なお願いで恐縮ですが、先生の初診をあす以降、できるだけ早急にお願いしたいと存じます」
 泌尿器科医からはすぐに返事がありました。
「エコー所見を拝見致しましたが、確かに膀胱腫瘍を否定できない所見だと思います。他には、膀胱三角部の隆起の一部を見ている可能性などがあるかと思いますが、左右差があるとすればやはり腫瘍を第一に考えます。いずれにしても膀胱鏡を含めた精査が必要と考えます」

■2年前のエコーにズバリ
 今、振り返ってみれば、一種のリップサービスだったと思います。そのメールには、エコー検査の所見が、がんではない可能性についても触れられていましたから。
 人間弱いもので、確定診断を下す膀胱の内視鏡検査を受けるまで、がんではないような気になっていたのも事実です。妻にも「がんではない可能性もある」とも話していました。
 淡い希望はかなわなかったわけですが、医師として「早期の膀胱がんなら手術で治る」という知識はありましたから、妻ほどの動揺はありません。それだけに「がん=不治の病」のイメージで泣き続ける妻を帰宅して落ち着かせるのは、少し大変だったことを覚えています。
 過去のデータを見直してみると、2017年6月の自己エコー検査で、膀胱がんの所見がハッキリと見て取れました。なぜ、その時点で内視鏡検査を受けなかったのでしょうか……。自分でも分かりませんし、今となっては、魔が差したとしか言いようがありません。患者さん+同じミスをしていたら、医療訴訟で訴えられていたかもしれません。
 私自身の経験で何となく思うのは、生物は自分の病気や死を意識しないようにプログラムされているような気がします。


http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/737.html#c24

コメント [政治・選挙・NHK256] <人はみな、心を揺さぶられる言葉で奮い立つ!>辺野古阻止の歴史的スローガンをつくろうではないか  天木直人  赤かぶ
3. 地下爺[4616] km6Jupbq 2019年1月22日 08:08:20 : 4Exlh1atJU : wgVA0Rqr7Fk[443]

 私 今 ポケット版「のび太」という生き方 横山泰行著 出版:アスコム を

 呼んでいます。そこから引用します。


 >のび太のように、絶対自分で叶えるんだと、夢の実現に乗り出すこと。
  
  夢を思い続けるために、諦めない意志を強力に持ち続けること。

  この2点がなければ、 夢は叶いません。


 沖縄の人には これが あります。 たぶん 日本で最初に アメリカからの

 自主独立を 果たすのは 沖縄の人達 だと 思います。 本土も 続こう!!



http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/519.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK256] 売国奴・安倍氏に領土問題を扱わせてはならない。(日々雑感) 笑坊
4. ぢっとみる[523] gsCCwYLGgt2C6Q 2019年1月22日 08:19:21 : LLC16YRhF6 : 2yUQTAqpjc8[523]
平和条約なんて結んでも、後々問題の種になるかもしれないのに。

どうせ“また”アメリカ様に嗾けられれば、
やりに行かなきゃならないし、
さんざん“臣民”に悪感情、敵愾心を植え付け、
それを煽って自己への求心力として利用してきたくせに。
まず、両国民の間に平和条約を喜ぶような風も吹いていないのに。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/499.html#c4

コメント [原発・フッ素50] <東京新聞・一面トップ!>福島事故直後 11歳少女、甲状腺に推計100ミリシーベルト被ばく 放医研で報告  赤かぶ
27. 年金少な[455] lE6L4I@tgsg 2019年1月22日 08:20:18 : uXbIqU2ftY : 1cd2ToLEeTU[131]
 日本の政府・行政は 終末のソ連より 酷い と言うことじゃないかな

 末期症状でしょ
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/804.html#c27

コメント [政治・選挙・NHK256] 安倍首相やつるの剛士も愛読宣言! 百田尚樹『日本国紀』に今度は「Yahoo!知恵袋」からの“コピペ疑惑”が浮上(リテラ) 赤かぶ
5. 地下爺[4617] km6Jupbq 2019年1月22日 08:21:07 : 4Exlh1atJU : wgVA0Rqr7Fk[444]


 Wikipedia や Yahoo の コピー本 なら 

 1円 で買える となると いいかも知れない。

 紙 は いいな。。。。

                     by チカ爺



http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/517.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK256] 翼賛的な芸術家は批判されず 異を唱える人がパージされる 三枝成彰の中高年革命(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
15. 2019年1月22日 08:23:06 : axHiCq3DwE : JTagOk@Rzt0[129]
国土の半分が放射能に汚染されて、汚染の元凶の原発が林立する日本を、忌避はしても侵略しようとする国は無いだろう。例え侵略しても核のごみ処理場ぐらいにしか用途は無い。それに原発は時限装置付きの超巨大核爆弾だ。リスクを犯して侵略するではないだろう。原発がある以上、防衛費ゼロでも全く不安はないだろう。ただ、我々国民は、ジワジワと放射能に侵される健康不安はあるが。

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/455.html#c15
コメント [政治・選挙・NHK253] 羽鳥慎一モーニングショー(テレビ朝日)の偏向報道に対しスポンサーのハウス食品に意見を申し入れた! スーパーチクリ虫
53. 2019年1月22日 08:25:04 : 1DypLZTfdQ : 2CNHUqkwZS8[1]
今日の中国動画

「他人の席を我が物顔で「覇座」中国で社会問題に」

戦前の駆逐米英の同じ、この番組は中国と戦争させたいのですか????

http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/539.html#c53

コメント [政治・選挙・NHK256] <真逆だ!真っ先に原発を止めるべき!>電力“余剰”問題が深刻化…国、原発再稼動で太陽光発電事業者の退場を推進  赤かぶ
19. 年金少な[456] lE6L4I@tgsg 2019年1月22日 08:28:27 : uXbIqU2ftY : 1cd2ToLEeTU[132]
 無害の再生エネルギーへの転向もできない 政府自民党

 これだけでも 終わっているけど 終わらない 居座り続けている というよりも

 その自民党を支持し続けていることに 首を傾けすぎて 回らない現状である
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/483.html#c19

コメント [政治・選挙・NHK256] 突然、職場に連絡!生活再建を妨害する市役所!  赤かぶ
1. 2019年1月22日 08:29:07 : UxlElC34EQ : iVSAcw2qWi0[103]
声なき小市民の最低限の権利を守るため、このようなことをする市役所名は公表すべきだ。

私は、鳥取市在住だが、今は2期目となる市長が、最初の選挙に出た時の公約に滞納税金問題の解消を挙げていた。

滞納税金の回収のために市長になると公言ずる神経に痺れたが、何の批判も湧かなかったことを思い出す。

我々は、益々、奴隷化しているのだろう。

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/518.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK256] 日本は人生100年の長寿社会を実現できるか?  エコノミスト(星の金貨 new) 赤かぶ
2. 2019年1月22日 08:30:38 : tY4iEMAPW6 : IrEukkjBOHc[29]
⇒《最後に、民間企業は年功序列制度を廃止すべきです。》

賛成ですが…
(1)なぜ「民間」に限定するのかが不明
(2)さらに言えば…なぜ「社会」全体に広げないのかが不明

まず隗より始めよです。「長幼の序」自体をあなたが廃止してみてはいかがでしょうか?
下への言い方に合わせると軋轢があるので、すべての人間に丁寧語で話すのです。
新人にも「〜さん」づけ。社長にも「〜さん」づけ。子どもにも「〜さん」づけ。
天皇にも「〜さん」づけ。
すべてを平等にするのです(それができないのであれば、民間企業に何かをやらせるべきではないですね)。
相手に強要するものは、最低でも自分ができることにしましょう。

それから100歳はしみったれてます。ドーンと1000歳にしましょう。

SENS研究財団デ・グレイ博士
http://www.exponential.jp/?p=219
https://www.ted.com/talks/aubrey_de_grey_says_we_can_avoid_aging/transcript?language=ja#t-1352609

Google バイオベンチャー Calico
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/01/post-9423.php
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/523.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK256] <安倍外交の「やってる感」、ここに極まれり!>次の日程を決めて来るだけで終わる今度の日ロ首脳会談  天木直人  赤かぶ
5. ぢっとみる[524] gsCCwYLGgt2C6Q 2019年1月22日 08:32:08 : LLC16YRhF6 : 2yUQTAqpjc8[524]
日ロ首脳会談?
一方に“脳”も無いのに?
せいぜい…

アルゼンチンでアキブー夫人がタンゴを踊ろうとしたのに、
結局は“オカチ”フラメンコになってしまったのを受けて、
晋e三閣下もお得意の“姑息”ダンスなぞを是非とも披露すべきだ。
今回もアキブー夫人が(暇つぶしに)同行するなら、
百万円の入った封筒、
もしくは、お気に入りの植物の葉っぱを思う存分振り回して、
ニホン国の新しき伝統と呼ぶに相応しい“ウソツカヤ”を舞うべきだ。
本場の鑑識眼は鋭いが、これにはニホン国の威信が掛かっているのだ。
上演時間に余裕があるならば、
“ウソツキー”と“ウソツカヤ”の
“パッパラ”パ・ドゥ・ドゥも披露するが良い。

それにしても残念なのは、今回ロシア側が
「民間企業トップの参加を拒否」ということで、
みずほ銀行のエライさんとその下部達による
“借りんか”の合唱を披露できないことだ。
そのような事態でなければ、
セカイ中を駆けずり回り“援助/支援”の名の下に、
カネを貸しておいて大威張りで踏ん反り返る、
奴ッポンの経済力を見せつけてやれたものを。

イルゼ・リエパによる「ルースカヤ」
(チャイコフスキー作「白鳥の湖」より「ロシアの踊り」)
https://youtube.com/watch?v=mlrS5iy8jvU

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/495.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK256] 早とちり小池知事…都が鑑定の“バンクシー作品”には型紙が(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
8. 2019年1月22日 08:40:33 : o3QrDJ9g1w : 4hlkJk4rXAQ[606]
宣伝として見たらどうか。
バンクシーなんか誰も知らん。
この騒ぎで初めて知ったという人間が99%を占める。
とすると、これは?
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/513.html#c8
コメント [政治・選挙・NHK256] <真逆だ!真っ先に原発を止めるべき!>電力“余剰”問題が深刻化…国、原発再稼動で太陽光発電事業者の退場を推進  赤かぶ
20. 国難に鉄槌を[21] jZGT74LJk1OSxoLw 2019年1月22日 08:45:24 : NWiQuQN0hc : 6[75]
自民党はやくざと同一だ!
政党の体をなしていない。
親分アメリカが必死の状態なのに、
国民よりも親分助けるための棄民政党だ!
支持団体であった農民達も見捨て、自分たちの良いように政権運営している。
原発もしかり。
何のために続けるのか?
意味がない。
電力会社も、東電のように窮地に追い込まれる時が必ずやってくる。
そのときも、自分たちのことしか考えず、地域住民のことはそっちのけ。
家族も真っ先に返し、ヨウ素剤も優先して使ってしまう。
大変たちの悪い会社に過ぎない。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/483.html#c20
コメント [政治・選挙・NHK256] 安倍政権、崩壊寸前! <高知新聞・世論調査>内閣支持率26% 不支持率49.7% 自民支持者“安倍離れ” 第2次で最低  赤かぶ
25. 2019年1月22日 08:54:13 : EFwmXo8lzg : wPpazEWgnMI[34]
>24

 多摩散人です。

じゃあ、今後「崩壊寸前」を見たら、「それは建前で、本音は早く引っ込めという意味ですね。つまり、当分続くという意味ですね」って書けばいいのかな。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/409.html#c25

コメント [政治・選挙・NHK256] デニー知事、県民投票3択を検討 与党全会一致条件に(沖縄タイムス)デニー知事が「どちらとも言えない」の3択案を容認へ 完璧帰趙
1. 2019年1月22日 08:56:20 : phv6YK6Nf6 : m2RrlXAr_uE[7]
>>元山仁士郎
>>。ヨ全県実施の政治的環境が整うなら改正に柔軟に対応する」

おまえ、思いっきり日寄ってるじゃねえか。
ハンスト辞めたとたんにこれかよ。

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/525.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK256] 権力の犬となる民間企業を許さない(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
1. 2019年1月22日 08:59:21 : dyIlwZfFK6 : g6Li4NSxUEk[6]
コチラもどうぞ。

ファミリーマートが共通ポイント「Tポイント」運営会社の株式売却を検討している
引き金を引いたのは、ファミマがTポイントに加えて、楽天とNTTドコモの共通ポイントを採用する方針を固めたことにある。
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00001/01549/

ソフトバンク・ヤフー
長期契約者特典をTポイントからPayPay残高に変更!来年4月から
https://iphone-mania.jp/news-234232/

こういう不祥事ネタがあると、「切り」やすいよねぇ…
まぁ、許されないことをしたのだから、自業自得ですけど。

植草氏、がんばってください。応援しております。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/522.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK256] 日ロ平和条約のエサに釣られたのか、突如2島決着案を言い出す安倍(まるこ姫の独り言) かさっこ地蔵
3. 安倍を辞めさせる会[1594] iMCUe4LwjquC34KzgrmC6Ynv 2019年1月22日 09:02:28 : FAt0kYWxVo : ylcjRTfmBXc[1554]
安倍の思考回路は常に選挙に役立つか否かの支店に立つ。また自分の周りの要望に応えることにより居心地がいいことを行う。自分の周りと言えば側近もさることながら、財界人である。経済諮問会議だけでなく、いろいろなパーティーで要望を取り上げてきたのである。その結果として国民生活は破壊されてきたことを、マスコミは全く知らされていないので、内閣支持率は高止まりしているのである。いやこの内閣支持だって怪しいことは怪しいのだが。基幹調査でさえいじるのだからなんの検証も必要のない内閣支持率をいじるぐらいお手のものだろう。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/504.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK256] <賃上げ偽装> 麻生財務大臣が暗黙の指示、安倍首相も同席(田中龍作ジャーナル) 赤かぶ
7. ゆでガエル[225] guSCxYNLg0eDiw 2019年1月22日 09:05:18 : AKqTUYeE3E : 2XCUw8ov7Ms[10]

■ 国民を守る意思のない政府

東北産の野菜やお米などから放射線が検出されています中にはキロ当たり100ベクレル超という
核ゴミとして処理しなくてはならないほどの汚染が確認されたものもあり今や40以上の国々が
東北産の食品を輸入禁止にしているのです

それにもかかわらず政府は安全基準をされに緩めようとしているのです
このように国民を守るという国本来の機能と共に道徳や倫理が安倍自公政権はすでに崩壊しています


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/510.html#c7

コメント [カルト20] シャン・四時間質疑応答のプーに呆れられるカンペ男、フジサックス・そんな馬鹿の支持率48。だそうである。 ポスト米英時代
6. 2019年1月22日 09:06:48 : fCZ83cf8p2 : ZyE@@HR5cDA[4870]
w飛行機にもありましたか、なら四国霊場も48の短縮コース作れませんか、時々お寺代表のミス○◎寺が集まって阿含の星祭りみたいに護摩バンバン焚いてほら貝に合わせて踊り狂えば世界遺産が向こうから押しかけ指定させてくれと騒ぐハズ//ヤ、やめてくだサイ、お大師様に叱られ、イヤ、ちょっと聞いてくる  ヨリ
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/248.html#c6
コメント [カルト20] シャン・四時間質疑応答のプーに呆れられるカンペ男、フジサックス・そんな馬鹿の支持率48。だそうである。 ポスト米英時代
7. 2019年1月22日 09:10:40 : fCZ83cf8p2 : ZyE@@HR5cDA[4871]
 ↑ ナントカ真理教みたいなのはダメ//大霊言降りマシタ
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/248.html#c7
コメント [昼休み54] ゴーン逮捕で仏マクロンの謀略を潰した日本政府 中川隆
140. 中川隆[-12813] koaQ7Jey 2019年1月22日 09:12:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22225]

ゴーン前会長は「ウソばかり」 日産側、13億円送金に
1/22(火) 5:06配信 朝日新聞デジタル

ゴーン前会長と中東日産関係者の主張


 日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(64)がサウジアラビアの実業家に約13億円を不正送金したとされる特別背任事件で、前会長が送金の正当性を裏づける実業家の「業務」として挙げた「地元代理店との紛争解決」や「サウジ当局との面談設定」について、日産関係者が東京地検特捜部の調べに対し、「いずれも事実ではない」と証言していることが、関係者への取材でわかった。

 前会長の2回目の保釈請求に対し、東京地裁は実業家らと口裏を合わせて証拠隠滅する恐れを改めて考慮して判断するとみられる。

 前会長は今月8日に開かれた勾留理由の開示手続きで、実業家ハリド・ジュファリ氏との関係を説明。日産子会社「中東日産」(アラブ首長国連邦)からジュファリ氏の会社に2009〜12年に送金した約13億円は「極めて重要な業務を推進してくれた相応の対価」だと正当性を主張した。具体的な業務として、サウジの販売代理店との紛争解決の支援▽サウジ当局との面談の設定▽サウジに自動車工場を建設する支援――などを挙げた。

 一方、中東日産の関係者らは特捜部の調べに「ウソばかりだ」と反論しているという。サウジの販売代理店は、経営不振を理由に契約解除されたことを不服とし、損害賠償を求めて日産を訴え、シンガポールで係争中だという。中東日産関係者は「解決していないし、ジュファリ氏は何もしていない」と証言。代理店は2万台以上の在庫を抱え、「解決どころか大被害を被った」とも訴えているという。

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/323.html#c140

コメント [政治・選挙・NHK256] 内政大失態で内閣総辞職カウントダウン始動(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
21. 2019年1月22日 09:17:48 : ktHJTw4A0A : 3D0PCQJmwpY[304]

協議を打ち切った安倍、

あっという間に、メディアから、「レーダー照射問題」が消える。

撤収もすばやい。

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/439.html#c21

コメント [政治・選挙・NHK256] 「中国が攻めてくる〜」という妄想 (読む・考える・書く) HIMAZIN
64. 2019年1月22日 09:19:13 : HJnkquSZKs : QkhaQCfgSFo[3]
アメリカシンクタンクの分析でも指摘してるけど、
中国の台湾統一が2020年〜25年以内
尖閣の奪取が2045年〜2050年以内
中台、日中ともに現行の軍事バランスが崩れる目安。

台湾に至っては戦争行為も含む選択肢があると中国は明言してる(前政権)
一度危機(年数失念)があり、台湾の陳水扁元総統が軍備を拡充した事により
台湾の統一及び戦争は現在2020まで延びたが、今後伸ばせるか不明。

いずれにせよ、台湾が何らかの形で統一されれば
シーレーンに中国軍が展開されるのは当然の話で、
海運輸を外交カードに使われる。
中国が一方的に封鎖する事が可能になるのが台湾統一。

そうなれば次は確実に沖縄。
沖縄は中国の属国で日本に奪われたと論文を掲載した人民日報は、
政府政党の意向が色濃い機関誌で掲載年も2015年と近年。

現政権を1ミリも支持する気はないけど、
無警戒にはお花畑を通り越して呆れるしかない。

国際裁判で尖閣諸島は日本のものと結果が出てるにも関わらず
現在進行形、中国は関係なく領海侵犯を繰り返してる。
火種はあるけど物事には順番がある。
日本は台湾が統一されてもお花畑を貫くべきだと言うだろうから、
平和ボケもここに極まれり。

親中だと小馬鹿に紹介されるフィリピンのドゥテルテ大統領だけど
言うべき事とやるべき事はやっているし、覚悟もみせている。

https://www.newshonyaku.com/philippine/china/20180212
「中国に対してと同様、我々はアメリカと戦争をすることなどできない。
静かにしているしかない」
「だが、経済水域から何かを取っていくような相手に対しては、
海軍に攻撃させる」

戦争をしろとは誰も言わない。
毅然とした態度で伝えない舵取りしか出来ない政治家では危ういし、
お花畑も同じくらい危うい。

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/448.html#c64

コメント [政治・選挙・NHK256] 安倍内閣経済政策評価は最低ランクのF(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
10. 安倍を辞めさせる会[1595] iMCUe4LwjquC34KzgrmC6Ynv 2019年1月22日 09:21:12 : FAt0kYWxVo : ylcjRTfmBXc[1555]
伊藤博文内閣以来最低の内閣です。町内会のレベルである。それを支持している国民は三流でしかない。でも近いうち自分がアホやったことを知らされることだろう。毎日の生活に追われているからそんな政治のことなんかにかまってられないというのが本音かもしれないが、それは違うと言いたい。政治を本来の姿にしなければいくら個人的にがんばっても賽の河原であることを知るべきだ。安倍はなぜ辞めたくないかと言えば簡単である。真実が暴かれるからである。それは自民党内閣であるか否かは問わない。安倍の行状を暴かなければ立ち行かなくなるからである。民主党内閣が誕生したとき自民党の悪事を暴くかと思いきや自民党の政治手法を真似ることをしてしまった。国民も一度の失敗で野党はダメだと決めつけてはいけない。あの安倍ですら失敗を糧に今日があるではないか。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/470.html#c10
コメント [カルト20] シャン・通貨リセットだの徳政令だのは連中の撹乱。泥棒を泥棒と指摘し続けるのみという事である。 ポスト米英時代
17. 2019年1月22日 09:22:08 : fCZ83cf8p2 : ZyE@@HR5cDA[4872]
>>15
メルヘンだなア〜☆   いい転生先が決まってヨカッタヨカッタ☆ 
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/245.html#c17
コメント [戦争b22] 自衛隊機へのレーダー照射事件で、防衛省の日韓の実務者協議を打ち切る方針に、韓国国防省が日本に謝罪を求める被害者すり替えの 怪傑
1. 2019年1月22日 09:26:54 : UqCA3xfesN : pCUNhPQPQvs[3]
日本側が求めてきた日韓の実務者協議を、今になって打ち切る方針というのは、後ろめたいものがあって逃げたと言われかねないのでは。
はじめから、専門家で問題を話し合っていけばよかったものを、ことを大きくして今になって勝手に打ち切るというのはね。国際的なフェアな評価に耐えられないと認めたも等しいように思えるが。
http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/519.html#c1
コメント [経世済民130] ZOZOTOWNが象徴する日本の低賃金労働 派遣や非正社員に過度に依存する企業体質からの脱却を ZOZO非正規率は67% うまき
1. 2019年1月22日 09:34:46 : mrlI2OpSis : HM1TbK7kgrY[157]
コンビニも同じ、本部の正社員、名ばかりオーナー、アルバイト店員、ほとんどが非正規社員。

実際、販売、外食で働いている人の大半は非正規、アルバイトでこの人たちは低賃金でありこのことによってこの業界は「利益を得ているのが実態。
http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/672.html#c1

コメント [戦争b22] 韓国側の謝罪がなく、日韓の溝をより深めた韓国海軍のレーザー照射音を異例の公開・・首相官邸(かいけつニュース速報) 怪傑
1. 2019年1月22日 09:35:23 : UqCA3xfesN : pCUNhPQPQvs[4]
韓国に押されっぱなしとの被害妄想にとりつかれた安倍首相が、この時とばかりに韓国に頭を下げさせたかっただけなのでは。
ここで、日本側から協議打ち切りを言い出したのは、国際的な評価に耐えられないから逃げたと取られるでしょう。少なくとも、韓国側はそのように国民に説明し支持を得ようとするでしょう。
また、まずっちゃったね。
http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/518.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK256] 木村草太氏「各市は一刻も早く、投票事務の執行に掛かるべき!」 県民投票への不参加問題 市の主張、法律論にならず 赤かぶ
25. わ寺アホ集団平和が命[-62] gu2Om4NBg3qPV5Jjlb2YYYKqlr0 2019年1月22日 09:36:43 : kxk7MnCbWU : S0swXCpT_BE[-3530]
>投稿者 赤かぶ 日時 2019 年 1 月 20 日 20:30:05
>HarukaMinon@HarukaMinon2 5市長の主張を論破!ノックアウトにしている!「不参加方針の市の主張は、いずれも法的な事務遂行義務を否定する法律論になっていない。各市は、一刻も早く、投票事務の執行に取り掛かるべきだ。」2019年1月20日

アホらし、宜野湾市民の思いを法律論でつぶそうっていうのかい?

>木村草太

とは・・・

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%A8%E6%9D%91%E8%8D%89%E5%A4%AA

>首都大学東京大学院社会科学研究科法学政治学専攻・都市教養学部法学系教授

であって、法学の専門家ではないんですね。

都市教養学部って、どんな学部なのかなあ??

法律で住民の思いをつぶそうという中央官僚の御用教授にお伺いを立てているのかな、デニーは???

デニーは、決して市民の気持ちなんか考えていない、県(組織)が市(細胞)を支配する、という共産党員だったんですね。

今になって分かる沖縄県知事選の「知られざる真実」ですか!

デニーは共産党員であって、自由党の幹事長として選挙に出たが、実質的にCIA工作員として、オザワンの米軍工作を手伝った、オザワンの別荘はCIA共産党が利用する「集会所」だったんだ!!

ホント、あほらし!!!

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/478.html#c25

コメント [カルト20] シャン・通貨リセットだの徳政令だのは連中の撹乱。泥棒を泥棒と指摘し続けるのみという事である。 ポスト米英時代
18. はろー[1589] gs2C64Fb 2019年1月22日 09:37:15 : uFCT5UT0Y6 : Gxib1H9DNVQ[752]
>>6 ご参考
シャン・本澤・小泉の薩摩田布施と安倍の長州田布施、大覚・安倍に質問すると稲川から返事。稲川キムチもサックスなのである。 ポスト米英時代

(ハンドルネームをクリックすると全コメント一覧出ます。
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http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/245.html#c18

コメント [原発・フッ素50] あんぽ柿の汚染がひどい 空気中の放射性物質が付着するからだろう 干しイカなども要注意  魑魅魍魎男
2. 2019年1月22日 09:37:29 : 53wVq7Y1lU : tGpGHuavSH8[148]
福島県の取り組みはいいですね
科学的な測定により、きちんと公表することに好感が持てますね
もっと他県でもこのようなきちんとした検査をやってもらいたいですね

なんの根拠もなく、ただ「風評被害だ」と騒ぐよりも
安全性をアピールするいい方法だとおもいます。


ただ、自主検査(米や魚)はどうにでも信頼性がないですからね
公的機関だと検体を処理できないことがあるでしょうね


http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/808.html#c2

コメント [カルト20] シャン・通貨リセットだの徳政令だのは連中の撹乱。泥棒を泥棒と指摘し続けるのみという事である。 ポスト米英時代
19. 2019年1月22日 09:39:20 : uFCT5UT0Y6 : Gxib1H9DNVQ[753]
失礼しました。
こちらです。

シャン・本澤・小泉の薩摩田布施と安倍の長州田布施、大覚・安倍に質問すると稲川から返事。稲川キムチもサックスなのである。 ポスト米英時代
http://www.asyura2.com/18/cult19/msg/577.html


http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/245.html#c19

コメント [政治・選挙・NHK256] 社説[県民投票 調整大詰め]投票権の確保に全力を(沖縄タイムス) 選択肢を「どちらとも言えない」の3択にする案を支持する 完璧帰趙
1. 2019年1月22日 09:39:45 : CzYJx39lTc : FaXl5LfuFC0[1330]

「安倍チルドレン」の宮崎は「人権に無知」をさらけ出した。

それに従う「安倍友自治体首長」も「人権に無知」をさらけ出した。

こう言う輩っが「幹部を占領している自民党が「人権に無知」をさらけ出した。

『人権無視の自民党』−−−−これが自民党の選挙のキャッチフレーズ

来たる参議院選、自民党のキャッチフレーズに「注目」しよう。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/524.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK256] デニー知事、県民投票3択を検討 与党全会一致条件に(沖縄タイムス)デニー知事が「どちらとも言えない」の3択案を容認へ 完璧帰趙
2. 2019年1月22日 09:41:20 : Is68LRz3xI : jIxinXUzE@4[1]
また真相の道か
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/525.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK256] 嬰児の餓死に日本社会の「貧困」を思う。(日々雑感) 笑坊
3. 2019年1月22日 09:42:56 : IXP8eKUhLM : Y_t1FrpbgD0[47]
⇒《家族四人暮らしでその嬰児が餓死するとは一体いかなる状況なのだろうか。いい年をした容疑者の両親がいて、なぜ公的機関に援助を申し出なかったのだろうか。》
⇒《長男と長女もいるが、児童相談所に預けられている。夫はいないという。》
⇒《「ミルクを買うお金がなく、十日前からあげていなかった。」》

両親がいるけど、いっしょに住んでいるのは父親(58)だけ。子どもを病院に連れていったのは、別居中の母親(51)ということですかね…

この場合、民生委員はどんなアドバイスをするのだろう…
父親に対し「生活保護に入ってください」とアドバイスするのが適切だったのかな…
そして、長男、長女の分も出してあげて、父親、千葉侑さん、長男、長女、双子の6人分の生活保障をしてあげて、親子3代で生活するのが適切だったような気がします。

もしくは「双子は赤ちゃんポストに預けなさい」ですかねぇ…
いずれにせよこれほどの貧困は自助努力などで何とかできるレベルではないので、命を救えたのは公的援助だけでしょう。

千葉侑さんをさっさと不起訴にして、適切な公的援助を与えてあげてください。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/509.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK256] 日本で現実に起きた話だ。残酷過ぎる。悲し過ぎるー。 <「お金なくミルク買えず」2カ月男児死亡 母親逮捕>  赤かぶ
28. 罵愚[7111] lGyL8A 2019年1月22日 09:47:26 : uz7lDD2pDc : EjeLi5CyXwY[536]
>>23
 ご理解を感謝いたします。★阿修羅♪のゆがんだ言語空間のなかで、あなたのような素直なレスに出合うと、ほっとした気分になります。
 そのうえで、わたしの主張を補完しておきますと、死亡した乳児の周囲には両親や家族が同居していたのですから、そこからの支援のなかった事実が原因と責任の第一順位は、議論の余地がないところでしょう。さらにその周辺には、近隣周辺があり、地方自治体の支援や監視があり、もっと外側にが国家の福利厚生があるのですから、議論は近縁から外側にひろげていくのが自然な流れだと思ういます。
 そこの順番をとり違えて、最初から人類愛だの世界平和だなんて大ぶろしきを広げて、安倍政権の福祉政策に縮めていく ★阿修羅♪の話法には、違和感を禁じえません。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/437.html#c28
コメント [カルト20] シャン・通貨リセットだの徳政令だのは連中の撹乱。泥棒を泥棒と指摘し続けるのみという事である。 ポスト米英時代
20. 2019年1月22日 09:48:50 : fCZ83cf8p2 : ZyE@@HR5cDA[4873]
  

    散りぬべき  時知りてこそ  

              世の中の

            花も花なれ    人も人なれ

                             //細川ガラシャ
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/245.html#c20

コメント [カルト20] シャン・通貨リセットだの徳政令だのは連中の撹乱。泥棒を泥棒と指摘し続けるのみという事である。 ポスト米英時代
21. 2019年1月22日 09:56:08 : fCZ83cf8p2 : ZyE@@HR5cDA[4874]

    春の名残はごもっとも    なれど散り際こそ肝要にございます   

  御代さま      さ、お覚悟を
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/245.html#c21

コメント [政治・選挙・NHK256] 「拡散願います!」と叫ぶ声!「拡散します」と私 <市民の口をふさぐ 安倍政権!!!> 赤かぶ
19. 罵愚[7112] lGyL8A 2019年1月22日 09:56:27 : uz7lDD2pDc : EjeLi5CyXwY[537]
 爺さん、よくもまぁ、そのとぼけ顔を、恥ずかしげもなく、わたしのまえにさらけ出せるもんだなぁ〜…HNを変えれば、恥はかき捨てか(笑)。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/426.html#c19
コメント [政治・選挙・NHK256] 日本は人生100年の長寿社会を実現できるか?  エコノミスト(星の金貨 new) 赤かぶ
3. 2019年1月22日 09:57:36 : bmPp7Yj7NA : qoHyUw2dMV4[65]
そんなに働くことが重要か、必要か疑問が多いと思う。一層豊かになりたい人もいれば、さほど豊かでなくても良い人もいる。自動化やAIで富を広げようという人もいれば、完全ではなくても自給自足的な生活を望むものもいる。寝たきりに近い状態でも百歳までいきたいと願う人もいれば、さほど長く生きなくても自分の足で動ける状態で死を迎えてよいと思う人もいる。
 で、平均的な人はどう感じているかといえば、かなり両者ともに多かろう。無理に、社会を進展すべきものとしてあまりにも考えすぎでいるのではないか、文化の発展をあまりに無批判に求めるべきものと考えているのではなかろうか。
 今の社会はいくつかに分かれて当然で、でも完全に分けることが望まれない以上、いろいろな文化を共存させていく知恵が求められているのではなかろうかと思う。
 結論は国家の政策はあまりにも標語的であってはならないということ、もっと
ゆっくりと議論しつつ、動かすことで国家の行動が大きすぎてはならないのだと思う。

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/523.html#c3
コメント [お知らせ・管理21] 2019年01月 削除依頼・投稿制限・等管理スレ。突然投稿できなくなった方も見てください。 管理人さん
56. 中川隆[-12812] koaQ7Jey 2019年1月22日 09:58:40 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22225]

地域板の昔のスレが上手く表示されませんがどうなっているのでしょうか?


アイヌ儀式:「イヨマンテ」禁止通達を52年ぶりに撤廃(毎日新聞) 茶々 - 阿修羅掲示板
www.asyura2.com/0601/ishihara10/msg/478.html



http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/544.html#c56

コメント [カルト20] シャン・通貨リセットだの徳政令だのは連中の撹乱。泥棒を泥棒と指摘し続けるのみという事である。 ポスト米英時代
22. はろー[1590] gs2C64Fb 2019年1月22日 09:58:50 : uFCT5UT0Y6 : Gxib1H9DNVQ[754]
月影の 
いたらぬ里は 
なけれども
眺むる人の 
心にぞすむ

          法然上人
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/245.html#c22

コメント [お知らせ・管理21] 2019年01月 削除依頼・投稿制限・等管理スレ。突然投稿できなくなった方も見てください。 管理人さん
57. 中川隆[-12811] koaQ7Jey 2019年1月22日 10:00:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22225]
>>56
すいません、表示されました。
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/544.html#c57
コメント [政治・選挙・NHK256] レーダー照射問題「我が方に理がある」 立憲・枝野氏(朝日新聞) 完璧帰趙
6. 罵愚[7113] lGyL8A 2019年1月22日 10:01:16 : uz7lDD2pDc : EjeLi5CyXwY[538]
 この枝の発言は、自虐サヨクの崩壊現象であって、自然な流れだと思う。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/496.html#c6
コメント [政治・選挙・NHK256] 辺野古埋め立て軟弱地盤に対して政府設計変更を県に申請予定。(かっちの言い分) 一平民
4. 雅則[829] ieuRpQ 2019年1月22日 10:02:14 : TGu8WvQwI : 6oF4AFKMaeY[66]
日米政府は、中国は、人権侵害だ、北朝鮮は、人権侵害だと世界に叫ぶが。沖縄で起きていることは人権侵害だ。アメリカ合衆国が影に隠れて日本政府菅政権を中心に日露の平和条約締結阻止、朝鮮半島終戦阻止。中国の恐怖を煽り。沖縄を弾庄。中国に利している。等報道で言いがかりをつけ。噓つき政権沖縄と韓国が敵国扱い。日韓共に在韓米軍、在日米軍が居る。菅政権は政権維持に命懸けでしがみ付き今や世界平和の敵である。国民の皆さん恥ずかしくないのか。こんな日本で。選挙で菅を落とせ。菅政権を止めよう。辺野古の米軍基地造りを止める為に。時間は十分にある。与党も野党もない。人権を守れ。辺野古に米軍基地が無くても、世界平和は可能です。戦争放棄の平和憲法が平和な世界の実現を目指す指針に成る。沖縄は憲法9条を守る平和国家。日本が吸収される予感がする。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/511.html#c4
記事 [近代史3] アイヌのシャーマニズム

アイヌのシャーマニズム

アイヌのシャーマンの治療分野として大きく以下のジャンルがある。

1.ウェインカラ(透視・千里眼)
霊的障害(サイキック・アタックなど)、心的要因、具体的要因を透視して呪術を施したり、その障害の具体的な治療方法で対応するもの。「空」の境地に入るといわれる。

2.トゥス
治療師のトレンカムイ(憑き神)や患者の先祖などを降ろし、トゥスクル(トゥスする人)の肉体をそれらに支配させ、病因や治療の方法を託宣いただくもの。 いわゆる「トランス状態」に持っていくため、トゥスクルの神憑りの間の記憶はないらしい。

3.ウェポタラ
祈祷師による呪術に準すると考えられる。魔実的要素が濃い。

4.フッサラ
悪霊の嫌う薬草や植物などをを用いて祈りと共に病人に憑く悪霊を追い払うもの。 ウェンカムイ(悪霊)払い。

6.薬物療法(単品・複数のアレンジの治療法)
多くは、民間伝承によるが、霊的なアドバイスにより薬草は個別性に応じて配合するらしい。 筋骨格系、神経系に働きかけ、歪みの矯正、身体のバランス保持やリラクセーションをはかる。 カイロ、整体、指圧、マッサージなどのボディワークの概念を含むとされる。

9.テクマウ(手当て療法)
カムイへ祈り、行う手当て療法。外気功に対応するらしい。

これらの秘儀の継承は家系的に受け継がれるのもと、臨死体験し、魂が持っている要素を引き出し秘儀を授かることが多い。


REF034 二風谷アイヌのウェポタラ 1     Ainu
Exorcism Rites Uepotara in Nibutani, Hokkaido: 1         N.G.Munro D-2
13'00" 1933 白黒サイレント
94011001 (ORG・RETAKE)(Hi8), 92090202 93052603 (AGFA版・字幕無・チセノミと混)(Hi8), 96030801 (非復元版・日本語字幕・チセノミ混)(β-CAM)     

帰化スコットランド人医師N.G.マンローは、第二次大戦前、二風谷アイヌへの医療と健康改善につくしながらアイヌ研究を続けた。その中で撮影され、生前未完成に終った悪霊払いの儀礼の記録、オリジナル版その1(原版16mm)。エカシの祈祷(アッツシ、イナウ)、儀礼(庭先、家の脇:樹の枝)、治療(庭先・川岸、数種類のイナウ)、樹に祈祷(刀、着物を治療に使用)、火のついた草束を患者がくぐる、エカシの踊り(イナウ、刀の使用)、女性の踊り


REF048 二風谷アイヌのウェポタラ 2      Ainu
Exorcism Rites Uepotara in Nibutani, Hokkaido: 2     N.G.Munro D-2
15'00" 1934 白黒 サイレント
92090202 93052603 (チセノミと混じっている)(Hi8)     

N.G.マンローの悪霊払いの儀礼の記録、オリジナル版その2(原版35mm)   

川辺での治療、家の脇での呪い・治療、織物(糸紡ぎ、アットゥシを織る)、揺り篭の子供をあやす、赤ん坊を背負う、頭にのせたものを運ぶ、炉端の周りに集まり食事をする、女性の踊り、輪舞(男女)

http://tokyocinema.net/far-eastlist.htm


不思議なアイヌの超能力


アイヌの霊の世界 (小学館創造選書 56)を取り上げたいと思います。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%8C%E3%81%AE%E9%9C%8A%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C-%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E9%A4%A8%E5%89%B5%E9%80%A0%E9%81%B8%E6%9B%B8-56-%E8%97%A4%E6%9D%91-%E4%B9%85%E5%92%8C/dp/4098200562


著者の藤村さんは、アイヌ研究の第一人者で、
現在は北海学園大学の名誉教授ですが、
以前、開拓記念館の研究員をなさっていたときに
主に道東各地のアイヌ文化に関してフィールドワークを実施し、
さまざまな長老の方々と語り合う中で徐々に受け入れられ、
その本質に触れていくことができるようになったということでした。

この本の中で「憑き神」について述べられているところを要約しますと、


・誰にでも憑き神は憑いている。

・憑き神は人が生まれるとともにこの世にやってきて、
 その人が死ぬとその霊共々あの世に返っていく。

・先天的に憑いて来る霊には2種類あり、1人から最大3人で-ある。

・後天的に憑く霊は4種類ある。
 非常事態(たとえば病気)などのときに助けに来たりする霊もいれば、わるさする霊もいる。

・個人以外に人間の集団に憑く神もある。家系や村などの集団組織ごとにいる。

・同じ憑き神が複数の人を渡り歩くことはない。

・その人の動きやしぐさを観察すると、その人の憑き神がわかったりする。

・憑き神を知るためには「トゥス(シャーマン)」のところへ言ってみてもらうと判明する。

・その個人が成長するとともに憑き神も成長し、老化する。


…などなど、という感じですね。

現代スピリチュアリズムで言うところ「守護霊」とは同じ雰囲気のところもあれば、
そうでないところもありますが、大きな差異が見られるわけではない、とも思います。
「わるさする神もいる」、ということですから、それは「憑依霊」として分類されますね。

「守護霊」というと、なんでもかんでも守ってくれるもの、と勘違いしそうですが、
「その人(集団)の成長を助けてくれる見えない存在・神さま」と考えるほうがあっているようですね。


そして、それらの憑き神などの存在を、
普段は意識できないように、この世界もできているわけですが、
どうもこれはちゃんといるんだなーと感じる体験ができるのが、
上記にもあったシャーマン的な特異能力を発揮するような人に出会ったときですね。

http://www.donavi.com/contents/column/spiritual_nonaka/023/


本の中に「不思議なアイヌの超能力」という章があり、
そこには巫術行為(トゥス)の系統について述べられています。


 ・トゥスは世代世襲制である。家系をはずれてトゥスができるようになる人はいない。

 ・母親がトゥスをする人であって、子供が誰もできない場合、
  母方の兄弟の子供にできる人が現れたりする。

 ・例えば、姉がトゥスをよくする人で、その姉が急死した場合、
  ぜんぜんできなかった弟が代行する場合などもある。


ということで、霊能力には家系が非常に大切と言うことも分かります。

そういえば有名な霊能者さんのお話を聞くと、ご先祖様が霊能者をやっていた方もいらっしゃいますし、
そのままでなくても、お医者さんだったり神主さんお坊さんだったり、という方が多いような気も致します。

そうするとその方の拝む対象や、浄化の仕方なども自然とその系統を受け継いでいくようです。


また「ノイポロイクシ」と呼ばれる能力もあるそうで、
著者の藤村さんがご存知でそれができるという方はお二人いて、まずある古老の方は、


 ・あるときに「頭痛」がして、そうすると五分以内に来客が来ることがわかる。

 ・その来客も遠方から来る見知らぬ人に限って起こる。

 ・必ず頭痛する部位が、頭の右か左に偏り、
  左の場合は位の高いような大切なお客であるし、右の場合は並の人である。

 ・「はげしい頭痛」がある場合は、とてつもなく偉い人の来客である。


ということであり、もう一人のおばあさんの場合は、


 ・来客する1時間か30分くらい前に頭痛が走る。

 ・荒々しい頭痛の場合は女性の来客で、緩やかなときは男性の来客である。

 ・訪問理由の概略と来客の年齢まで分かる。


という感じで、来客に関して分かるという共通点はあるものの、
細部の情報の伝わり方はそれぞれ違うようなのですね。


それで、「どうして分かり方がちがうのか?」というのは、
私の考えでは、おそらく頭痛が走るようなやり方で、その方々の「憑き神」、
つまり「守護霊」さんたちが教えているのからなのではー?と思うわけですね。
つまり、憑き神さんたちとその受け取る人の能力差によって、
サインの受け渡し方法が違うのだろうと思うのです。

ですから、いろいろ便利そうだからと
若い人などが興味本位で超能力を伸ばそうとしてもそうならないのは、
きちんとそれぞれの憑き神さんが受け取る人の能力や人格を配慮して、
受け取る準備ができている人のみに、お知らせを送っているためと思われます。


ちなみに後のおばあさんの場合は、嫁いだ先のお姑さんがそういう能力があった方で、
離婚した後、自分の故郷に帰ってからご自分にも能力が出てきた、ということですから、
霊能力には実際の血のつながりだけでなく、さまざまなご縁も非常に大切なのかもしれませんね。


そのほか、この本にはカラスの鳴き方でもって来客や死別、
向かいの家でご馳走がある、それが自分の家に回ってくるか、こないか(笑)、
天気のよしあし、豊漁の有無などもわかる、ということですから、
カラスさんもいろいろ考えておしゃべりしているものなのだなーとも思いますが、
今ではすっかり忘れられている以心伝心的なコミュニケーションがあったおかげで、
昔の人々も厳しい自然の中で生き延びて来られたのかもしれないと思いましたね。
http://www.donavi.com/contents/column/spiritual_nonaka/024/


アイヌ文化の中のスピリチュアル的な行為の代表としては、
ツス(降霊現象)とウエインカラクル(観自在・千里眼能力)が挙げられるかと思います。

要するに、恐山のイタコさんのような力のある方が村の中にいて、
何か問題が起こるとお伺いを立ててことなきをえた、ということですね、
いわゆる「シャーマン」がいたわけです。

具体的にはどのような感じだったかということで、
今でも活躍中の方がいらっしゃればよいのですが、
なかなか「アイヌ式」などと謳っておやりになっていらっしゃる方は居ないようなので、参考文献として


『アイヌお産ばあちゃんのウパシクマ―伝承の知恵の記録』
 青木愛子 述 長井博 記録
   樹心社 1983年 新版2001年 ¥2000+税

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4795224803/reborn0a-22/250-1298541-7861852

の記述をお借りしますね。

『ウエインカラをするためのカムイノミ等の儀式形式は何もない。
対座する相手と話をしながら、相手の過去や未来のことが見えてしまうのである。

これは目の前にいる相手でなければならないということはなく、
電話に出ている1千キロ離れた相手であってもかまわないし、
今どこに居るかわからない人のことであってもかまわない。
想うと見えてしまうのである。

…病人が来て愛子の治療を受ける。
治療の謝礼として金子(きんす)を包みに入れて差し出す。

開封せずに中の金額がわかる。その金子を借金してきたこともわかる。
貧しい家庭の様子まで見える。財布の金額もわかってしまう。
こうなると貧しい人からは謝礼を受け取れないということになる。

牧場主が1〜2ヶ月後に出産予定の子馬の性別を知りたがる。
生まれる時の様子が見えるので、雄か雌かわかる。

商売の運勢を見てもらいに人が来る。
その商売で動くおかねの様子が見える。
ついでにその人の浮気の様子まで見えてしまう。』


…ということで、この本に出て来る青木さんも、
なかなかお見通しな方だったようですねー。
見たくなくても見えてきてしまう、とのことですから、
とても霊感がおありの方だったようです。

それで、そのような能力というのも、
青木さんの場合は、若い頃に死の淵を彷徨ったことから始まったようですね。

臨死体験をして、あちらの世界へ行きかけたのだが、
「お前はまだやりのこしたことがある!」とかなんとか
守護天使さんのような方に言われて舞い戻ってきたら、
いつのまにかそのような能力が付いていた、という体験談も良く聞きますよね。

また強制的に臨死体験をするようなことをして霊感を高める修行は、
各地の伝統宗教などにも良く見られますね。

ネイティブアメリカンの方などでは
呪術師見習いがひとりで少しだけの食糧を持って荒野をさまよい、
精霊の声の導きを待つ、といういわゆる「ヴィジョンクエスト」などもあり、
ほんとに命がけで行なったようです。

ただ共通しているのは、「見える」ようになるということは、
自分ひとりの力で行なっているわけではないと言うことですね。
ただ、聴きに来る方は「その人自体がエライ先生」と言う風に祭り上げやすくなってしまうので、
霊能者自身も勘違いしやすい、道を誤りやすい、という弱点もあるようです。

そのような能力があっても青木さんのようにずっと謙虚な姿勢を保つというのは
霊能者自身にとっても難しいでしょうから、様々な人にできるだけ救いの手を差し伸べると言う事と共に、人間的にバランスを保つというのは、この世に学びにきている大きなテーマかもしれません。
http://www.donavi.com/contents/column/spiritual_nonaka/020/


アイヌ最後のシャーマン_青木愛子フチは「ウエインカラ」ができたそうです。

それは何かというと「千里眼」ですね。

「陰部まで見える」って書いてありましたから、よっぽど見えたそうです、でも見たくない人のも見えて困ったと思いますが。それはがんばってようやっと女湯覗けたらおばあちゃんだらけだった(小6の修学旅行にて)、という感じでしょうか?(^^;)

まぁつまり彼女は数少ない本物のアイヌ霊能者「ウエインカラクル」だったのですね。


たとえばある方が見てもらいに来て、封筒にお金をいただく、そうするとあける前に金額がわかる、そしてそのお金は借金したものだということが見える、だとするとなかなか受け取れない、というような感じだったそうです。

この方は10年位前までご存命だったそうですから、なかなか現代の神人のようだったんだなぁーって思いますね。

あとは「ツス」といって神がかりになることですね、イタコさんのようになることがおできになったようです。

それでその「イタコ」という言葉の語源もアイヌ語にあるようで「イタック(言葉)オイナ(宣託)」の変化だそうです。

それでははー出てきました、アイヌ語で「守護霊さん」というのは「トレンペヘ」って言ったそうです、「憑き神」っていうことですね。

だいたいどんなに凡人でも3人くらい憑いていて、守っているようです。自分の子供の憑き神は大体見ていれば親がわかったそうですが、わからん場合はこういう人に頼んでみてもらったそうです。ご先祖様がどうとかもですね、沖縄ではユタさんがそうですね。

そして書いてあります。


『一人ひとりが持っている光(注:オーラ?)が見える。

明るい人、非常に明るい人はごく少なく、暗く見える人が多い。

何も見えないほど暗い人もある。

暗い人の過去現在をウエインカラしてみると、詐欺、泥棒、異性関係の乱れている様子、売春や覚せい剤、物欲の強い様子等が見える。


ウテキアニ(愛)の精神で生きようとしている人は明るく、無慈悲な人、愛のない人は暗く見えると解釈している。

現在財宝をたくさん所有しているかどうかということとは関係なく、その光の量が見えてしまう。』


ということですね。自分なんかは細かいことは見えないですが、おそらくこの光の量というのは良くわかるんだと思うんですね、ですから、自分が遠くから見ていてもそれは結構良くわかるので占いができるんだと思いますし、あまりはずさないのかな?って思うんです。でももっとはっきりわからないとあかんなぁーっては思いますね(^^)。
http://blogs.yahoo.co.jp/fy3on3/6770078.html


ウテキアニ(育みわかちあう愛) 青木愛子ババの一周忌に思う

1989年の秋、日本列島の「気の文化」を考える上で、また日本人の生き方を見つめ直す上でも国内の先住民族・アイヌの伝統文化を学ぶことが最も重要なことだと考えた津村喬さんから、「アイヌ自然医学を訪ねて」という研修名で私と連れ合いにコーディネートをしてほしいという要請があった。 

その前年、私は一年近くアイヌの人達と仕事をしたおかげで、道内のかなりの数のアイヌの人達と知り合っていた。とりわけアイヌ語でカムイノミ(神事)のできるエカシ(長老)や伝統的な女の手仕事を身に付けているフチ(おばあさんの尊敬語)との出会いは強烈で、北海道で生まれ育ってはいたものの今まで実際には知る機会がなかった目に見えない世界・魂の領域を私が意識するようになれたのもこの頃からだった。

 ぜひ年内に第一回目を実施したいという津村さんからの要請を引き受けてはみたものの具体的な提案はなく、全てこちらにおまかせ方式。これは大変な課題を背負ってしまったと悩みつつも、自分が出会い感動したアイヌのコスモロジーをなんとか他の人達にも伝えたいという気持ちがいわば私のエネルギーになっていた。

 アイヌの伝統文化の根幹に学ぼうとするならばシャーマニズムは不可欠なものだが、沢山出会ったアイヌの人達から今もシャーマンがいるという話は一度も聞いたことがなかった。よく考えてみれば、和人がいっきにおしよせた明治以降、厳しい同化政策が一方的に進む中でアイヌの信仰やシャーマニズムの世界は特に差別の対象にされてきたのだから、私が知り合ったアイヌの年輩者達がそれらの事を今でもそう簡単に口にすることはできなかったのだろう。

はたして薬草や呪術的な世界に精通したシャーマンは今も存在しているのだろうか。

どういう組み立て方にしようかと考えあぐねた私は、「アイヌ自然医学」というテーマの研修をするならばやはりこの本しかないと思ったのが『アイヌお産ばあちゃんのウパシクマ(樹心社)』だった。

これは札幌在住の写真家で伝承医学研究家の長井博さんが記録した本で、アイヌの伝統医術の世界、とりわけ人間の誕生・出産に関するコスモロジーが青木愛子ババを通して驚くほど豊かに語られていた。

アイヌに関する書籍は次々出版されていたが、この本のように一人の実在するシャーマンの口から伝承医術が具体的に語られている内容のものは当時これ一冊といってよかった。

 表紙の言葉をそのまま紹介すると

「青木愛子はアイヌコタンに代々続いた産婆の家に生まれ、古代から継承されて来た産婆術(イコインカル)、診察・治療のための特殊な掌(テケイヌ)、薬草(クスリ)、整体手技、あるいはシャーマンとしての技量をも駆使して(ウエインカラ ツス ウエポタラ)、地域住民の心身健康の守り役、相談役として活躍している。

本書は十年にわたって愛子の施療の実際を見、その言葉の一つ一つを丹念に記録して、アイヌの信仰と文化の実態に迫った伝承の知恵の書。」

と書かれていた。

 研修の核となりうる存在はこの人だと思ったもののいっさいの噂を耳にしたことがなかった当時の私は、もしかしたら亡くなっているのではという不安をいだきながら大急ぎで愛子ババ探しを始めた。しかし、意外にも出会いは短距離で実現した。ババは二風谷に健在で、親しくしていた樺さんの母方の叔母さんにあたるというのだ。

「連れては行くが、それから先の話は自力でやるように。」と樺さんに念をおされながら私達が訪ねて行ったのは研修実施一ヶ月前の事だった。

初めて訪ねて行った時の愛子ババは、すでに産婆としての現役時代を終えてはいたものの、鋭い眼光でいきなり「アイヌのモンキー見物に来たのか!」と煙草をふかしながら言った。

参ったなあと思うほどこちらを見透かすような強い眼力と迫力で、こういう人には素直にしなくてはと思った途端、

「なしてそんな青っちょろい顔してる。」とババは連れ合いに向かって言いながら自分の近くに手招きした。

私達がそばににじりよるとババはポイと煙草をほおってよこした。

「いいから二回吸ったらババさよこせ。」。

連れ合いが言われるままに煙草を吸いババに戻すと、今度はババがまたその煙草を一口大きく吸い、薪ストーブの焚き口を開けて火の神様にアイヌ語でなにやら祈りはじめた。私達にはアイヌ語は解からなかったが、何か連れ合いのために神々にお願いしてくれているということはよく伝わりありがたい気持ちになった。


 この時、愛子ババは私達と初めて会ったのにもかかわらず、連れ合いが帝王切開かつ仮死状態で生まれ、決して丈夫とはいえない体で育ち、一ヶ月前に母親を癌で亡くしたせいで身も心も疲れており、父親も病弱で心配の種であることなどを瞬時にして感じとっていた。

質問などいっさいなしで、ババの心の中には連れ合いのことが色々観えてしまっていた。ババはこういうふうにいろいろ観えてしまうことを“胸の知らせ”と言っていたが、初対面で私達はいきなりシャーマンが持つウエインカラ(千里眼)の力を思い知らされた。

 祈り終わるとババはすぐに

「ババのこと信じるか。」

とたずね、私達が信じますと心からそう思って答えると、

「ババのことを信じてこの薬草がなくなるまで煎じて飲めば丈夫になる。間違いないから。」

と言いながら部屋中にぶら下がっている薬草の中から連れ合いに必要なものを選び、無造作に渡してよこした。そして何度も

「あんたのためにやる薬だから他の人には絶対やるんじゃないよ。信じて飲めば効くんだから。」

と言った。

その時ババが連れ合いのために選んだ薬草は、ヤマニンジンとシケレベ(きはだの木の実)、キトピロ(行者ニンニク)だった。

この日、私達はアイヌのシャーマンがウエインカラ(千里眼)と薬草術によって人を癒やすことを身をもって体験した。そしてババは一ヶ月後に研修で訪ねて来る人達にも会うことを約束してくれた。

 再び二風谷を訪れるまでの間、連れ合いはババの薬草を毎日煎じて飲み、どのくらいからか記憶はさだかではないが一ヶ月後には慢性的な下痢が止まり、血色の良い顔になっていた。

生まれつき胃腸が弱いせいか下痢状態の便があたりまえだった彼にとってこれは画期的なことで、どんなに沢山食べても痩せていた体に少しづつ肉がつきはじめていた。


■89年12月、慌ただしい師走の隙間をぬうようにして「アイヌ自然医学を訪ねて」の第一回研修ツアーは実施され、冬〜夏〜秋〜春と季節を変えながら4年続き、5年目は京都気功会の企画として、さらに翌年は春なお寒い道北の白樺樹液採集の森を訪ねつつ通算6年間行なわれ、延べ120人余りの人達が参加した。

 研修内容は毎回かならず二風谷を訪ねて愛子ババと歓談することをはじめ、大長老の葛野エカシや亡くなった織田フチ、木幡エカシ、当時まだ国会議員ではなかった萱野茂さん、杉村京子フチ、千歳コタンのフチ達、その他多くのアイヌの人達の様々な協力に支えられた。チプサンケ(舟おろしの祭り)やラォマップ・カムイノミ(伝統漁法による鮭迎えの儀式)にも参列させてもらった。

また、不治の病いを愛子ババに助けられ、それ以後伝承医学の研究をライフワークにされている長井博さんには、ほとんど毎回お話を聞かせていただいた。


しかしなんといってもこの研修の核となったのは愛子ババである。回を重ねるごとに急速に体調を崩していったババは、入退院を繰り返し、こんどは無理かなと思っていても不思議に研修ツアーの時は自宅に戻っていて皆に会い続けてくれ、毎回参加者とババとの間にはなにかしらのドラマが生まれた。

 ババはウエインカラでその人の不幸や心の傷を観てとると、「かぁわいそうにぃ〜。」と独特の言い方と眼差しでその人を包んだ。いきなりとも言えるその愛の癒しに沢山涙を流した人達がいた。

「いつまでも空家(独身)にしとかないで、もっと素直になれ。幸せになんないばだめだ。」と言われた人。

「真っ直ぐいけ。真っ直ぐいってどんとぶつかれ。」と言われた人。

「あとはここ(胸のチャクラを指差して)、ここの窓を開けばいいだけ。すぐそこまできてるんだから。」と言われた人。

「今のこの人と一緒になれば幸せになるから。」と言われて翌朝すぐに相手の所に行って結婚を決めた人。


ババは終始一貫して皆に最愛の人を見つけ、結婚して幸せな家庭を育むようにと言っていたが、大宇宙の法則からしてそれが自然な営みなのだから自然に逆らわずに生きることが一番だと説いていた。

 また、ババは参加者の何人かの手を握り、ほんの少し手相を観てはその人の不幸や具合の悪さをいったん自分に引き受けその人を癒した。

「なんともない。だいじょうぶだから頑張って。」とババに言われた人は、手を握られている間に悪い手相が消えていた。不思議な話だが本当だ。

ババの説明によるとその人を癒そうとする時、その人の病いや悩みをババはいったん我身に引き受け、その後自力あるいは自分の憑き神様達の力で、引き受けた悪いものを自分の外に祓い落とすのだそうだ。 

皆と歓談しているうちにフゥーフゥーと肩で大きく息を吐きながら、水をがぶがぶ飲むこともしばしばで、

「憑いてた悪いもん引き受けてやったしょ。したから火照って、火照ってどうもなんないしょ。」

と私に耳打ちしながら着ている物を次々脱いで肌着一枚になったこともあった。


こうした“いったん我身に引き受ける癒し”の行為にはものすごいエネルギーを必要とし、歳をとり体が弱ってきたババにはだんだんそれがしんどくなっていた。それにもかかわらずババは自分に助けを求める人が傍らにいれば、たとえ相手が無意識でもつい手を差し伸べ悪いものを引き受けてしまっていた。

 愛子ババは、優れたイコインカラクル(助産婦)であり、ツスクル(降霊能力者)であり、ウエインカラクル(観自在者)であり、薬草や整体を含める各種療術師であった。カムイノミ(神儀)やウエポタラ(まじない)も行ない、さらにはウェプンキネ(看取り)も行なっていた。その人がさわやかにあの世へと旅立つことができるようにその人のトゥレンペヘ(憑き神)と話し合ったりしながら臨終に立ち会うこともしていた。

 これについては昨年9月に出版された『女と男の時空: /ヒメとヒコの時代(藤原書店)』という本の中で、旭川医科大学助教授の松岡悦子さんが「魂を見守る人」というタイトルで愛子ババのことを書いている。84年から88年までの4年間に松岡さんが愛子ババのもとに通って話を聞いたもので、これを読むと愛子ババを通して知るアイヌのシャーマンの役割とは、総じて「魂を見守る」ということなのがよく解る。

助産を意味するイコインカルは見守るという意味であり、臨終を看取るウェプンキネということばも見守るという意味なのだそうだ。

つまり愛子ババは直接的には生まれてくる赤ちゃんや死にゆく人を見守りながら、この世とあの世とを行き来する魂を見守る役目をはたしてきた。そしてこれまでアイヌのコタン(共同体)には、愛子ババのようなシャーマンがかならずいて人々の健康と生と死を見守ってきたのだ。


■私達が「アイヌ自然医学を訪ねて」という研修ツアーをきっかけにして愛子ババと出会った時、ババはすでに現役時代を終えて少しづつあの世へ旅立つ準備を始めていたともいえる。八人の子宝に恵まれ、皆無事に成人してはいたものの私と同じくらい歳の末の娘さんは不治の病いで病院生活が長く、どんなに他人を癒すことができても我が子にその力は効かないのだとババは時々シャーマンの運命を悲しそうに語った。

 私達は6年間、ババと一緒に食事をし、歓談し、研究者のような質問をさけ、ただただ一年に一度皆でババに会うのを楽しみとした。「たまげたなあ。皆、心のきれいな人ばっかしでないの。」とババは大きな目を見開いて言い、かならず皆のためにアイヌ語で祈ってくれた。津村さんが愉気をしてあげるととても気持ちが良いと喜び、「先生こんどいつ来る?。ババの生きてるうちにもう来ないっしょっ。」とわざとだだっ子のように言うのが口癖だった。

 そんなババが第4回目春の時には一緒に山に入り、子供の時よく遊んだというカンカンの沢まで行った。途中茂みの中に生まれてまもなく亡くなったお父さんの霊が姿を現わし、ババはうわさ通りの立派な風貌だとすごく喜んだ。その日の夕方、ババは今まで自分が祝い事の儀式の際、神々と交信するために用いてきたトゥキ(お椀)とトゥキパスイ(捧酒箸)を参加者全員の前で津村さんに贈った。

唐突にお祈りを始め「このトゥキをシサムのツムラに贈るのでカムイよどうかそれを許して祝ってください。」というような内容の祈りが終わると、なんの説明もなしにいきなり津村さんにあげるから持って帰れと言った。津村さんが驚いて「こんな大事なものはいただけない。」と断わると、「甥っこや娘らが持つよりも先生んとこさいくほうが生きる(トゥキが)から。祝い事にしか使ってこなかったんだよ。なしてさっさとしまわない。」とババは相変わらず乱暴な口のききかたをし、隣りにいる私になぜ津村は受け取らないのかと目で言った。ババは津村さんを代表にこうして自分のもとに集い、自分からの一方的な愛だけでなくお互いに癒し合う交わりを本当に喜んでくれていたのだ。

そしてこれから先も手渡した神器が愛と幸せを祝う働きをなしていくようにとババは願っていた。恐縮している津村さんをうながしてババからの贈り物を受け取ってもらいながら、私は全員がこの神器と共に大事な心をババから託されたという実感を抱いた。


■ババがあの世へ旅立ってからも、時々私にはあの独特な話し声が聞こえてくる。

「自分が今までこうして生きてこれたのも、愛のおかげさ。こんな田舎の、それもうんと昔に、なしてババに愛子なんて名前ついたのさ。“愛”でしょ。愛のために生きる人になれって、愛をみんなさ伝える人になれって、どっか上の方(神様)でババの親にそういう名前をつけさせたのさ。

アイヌもシャモ(和人)も全国世界中、神の道は一つなんだよ。“ウテキアニ(註:ウ・互いに テク・手 イ・それを アニ・執る)”さ。解かるかい。

こうやって(自分の両脇にすわった人の手を握り)あんたもあんたも(目で一同に手をつなぎ合うよううながす)ほらこうすれば伝わってくるっしょ。これがウテキアニ。これが愛でしょ。」。研修ツアーで遠くから訪ねて来た皆にババが一番伝えたかった話だ。

 癒しにおいて大切なのは超能力や技術よりもむしろ愛だということは、愛子ババだけでなく多くのヒーラーが語っていることで、気功でもそれは同じことだろう。世界が健康でなければ個人の健康もないという立場も愛を基にしてこそ成り立つものだ。

自分では何も書き残すことのなかった愛子ババは直接触れ合った私達に、大切なものの伝え方、遺し方を教えてくれた。ババの愛に包まれた者は、また自分が出会った人にその愛を手渡していけば良いのだと思う。今は神戸で暮らすババの神器が、協会のこれからの活動の中で、津村さんのそして私達の人生の中で、愛と幸せを祝うことができるようにと祈りたい。
http://www2.comco.ne.jp/~micabox/grugru/aiko1.html


青木愛子の人となりを簡単に紹介するならば、収入になるかどうかの問題は置くとして、アイヌ世界のプロフェッショナルとしてのイコインカルクル(助産婦)であり、ツスクル(降霊能力者)であり、ウエインカラクル(観自在者)であり、クスリや生体を含める各種療術師であるといえよう。

…巫女の側面としては、ツス(降霊現象)とウエインカラ(千里眼)がある。ツスは昭和二十一年五月(三十二歳)に始まり、ウエインカラは章は三十年(四十一歳)、癌の手術で死にかけた時から始まっている。

例えば人生相談のものが来て、すでに他界している先祖の霊にお伺いしたいというようなことで、愛子の肉体に死者の霊を降ろして語らせる現象をツスと呼ぶ。

ウエインカラ、いわゆる千里眼で何でも見えるようになると、人生相談の者が来てもツスをする必要がなくなり、もっぱらウエインカラして見るようになる。巫女として、他の種々のカムイノミ(神儀)やウエポタラ(まじない)等も行う。


というわけで、愛子さんも小さいころから能力があってということではなく、途中からよくわかるようになって来た方のようですね、さらに、女系の方は代々そのような能力をお持ちの方のようです。

では実際にはどのような感じでわかったかというと、

距離と時間を越えて見える

ウエインカラをするためのカムイノミ等の儀式形式は何もない。対座する相手と話をしながら、相手の過去や未来のことが見えてしまうのである。

これは目の前に居る相手ではなければならないということはなく、電話に出ている一千キロ離れた相手であってもかまわないし、今どこに居るかわからないある人のことであってもかまわない。想うと見えてしまうのである。

…病人が来て愛子の治療を受ける。治療の謝礼として金子(きんす)を包みに入れて差し出す。開封せずに中の金額がわかる。その金子を借金してきたこともわかる。貧しい家庭の様子まで見える。財布の金額もわかってしまう。こうなると貧しい人からは謝礼を受け取れないということになる。

牧場主が1〜2ヵ月後に出産予定の子馬の性別を知りたがる。生まれるときの様子が見えるのでオスかメスかわかる。
商売の運勢を見てもらいに人が来る。その商売で動くお金の様子が見える。ついでにその人の浮気の様子まで見えてしまう。

…例えば、一緒に居る人たちには見えないのだが、愛子にだけは大蛇が沼に居るのが見える。

死者の霊が見える。例えば愛子の親しい友人が交通事故で死亡した。死亡してから四十九日目の間は、その友人の例が愛子のところに遊びに来るのが見えて、対話する。愛子にとっては日常的なことなので恐ろしいという気持ちは起きない。

四十九日が来ると、すでに死亡しているその友人の親族の霊が友人の霊と一緒に現われて歌をうたったりする様子が見え、その声も聞こえる。これは四十九日で終わる場合である。


またオーラはこのように見えていたようで、大変興味深いですねー。


一人一人が持っている光が見える。明るい人、非常に明るい人はごく少なく、暗く見える人が多い。何も見えないほど暗い人もある。

暗い人の過去現在をウエインカラしてみると、詐欺、泥棒、異性関係の乱れている様子、売春や覚醒剤、物欲の強い様子等が見える。

明るく見える人をウエインカラしてみると、他人に対して尽くしている様子が見える。ウテキアニ(愛)の精神で生きようとしている人は明るく、無慈悲な人、愛のない人は暗く見えると解釈している。現在財宝をたくさん所有しているかどうかということとは関係なく、その光の量が見えてしまう。


と、なるほど、私も光の量が違うということは良くわかるようで、くすみが内ない人ほど良い人ですよね、しかし、もともと心が温かい人でも、さまざまなストレスがたまっているとその周りにくすみがたまっていってしまって、そのストレスを発散できていない状態が長い間続くと、もともと明るい朗らかな方もふさぎ込むようになってしまったり、ガンコになってお酒に走ったりというわけで、オーラの明るさというのはまず非常に重要かつわかり易いその方の性格、状況の指標になったりしますよねー(^-^)。

ですので、まずスピリチュアルなこと学び、またそれを人生上で活用していくときに、オーラがわかるのとわからないのでは結構差がつくような感じも、実は致しますね。

「そんなオーラなんて普通の人がわかるようになるはずがな〜い!レインボーブリッジも封鎖できませ〜ん!」

とあきらめてしまうのは簡単なのですが、まぁ自分としては自分が一応わかるようになったということは、もっと霊感体質で、かつ慈善的な活動なさっているような人はたくさんいらっしゃるわけですから、そのような方もうまくその能力を特に難しいことを学ばなくても活用できるようになる時代が来ると思うのですね。
http://www.uranaiblog.net/user/fy3on3/fy3on3/62550.html


歴代継承者について 本書より引用


この本の原稿締めきり間近になって、愛子からこれまでになかった伝承記憶を思い出して語られ、また筆者が再度フィリピンを訪れて確認した事実により、これまでの原稿をそのままにした上で、更に歴代継承者の項を設けたい。この部分を加えることによって歴代の輪郭がよりはっきりしてくるかと思う。


初代の産婆は1756年(宝暦6年)頃、現在のフィリピン共和国・バギオシティー、ラクナムの地、ルソン島北部山岳地方を支配したイゴロット族の聖地アシュラムで生を享けている。

この初代に産婆や薬草等の治療の技術、及び信仰について授けたのは、アシュラムの開祖である

ティエンチンイー(天静一)という名前の男性であった。ツスの中で初代の霊が名乗っている

天静一の名は、実は初代その人の名前ではないことがはっきりした。初代は降霊現象(ツス)の中で、自分の名前を名乗っていないというのが事実である。


天静一は、中国人名のようだが、現在までの筆者の調査によっても、その出身地は不明のままになっている。現在までに判明していることは、船でルソン島に渡りついた異国人である。

薬草その他の治療の技術にすぐれた男で、彼が瞑想の地と定めて住みついた場所が、後にアシュラムと呼ばれるようになったようだ。この地方はイゴロット族の居住域で、天静一はイゴロット族を中心にして周辺の少数民族の畏敬を集めた人物であったようだ。


初代の産婆はそのアシュラムから北海道まで渡って、シトシというアイヌレヘ(アイヌ語名)のシャモと結婚している。シトシはコタン(村)の人々をトバットミ(強盗集団)から護る役目等を持ち、初代の方は産婆や子育ての技術、薬草等の治療術を生かしながら、夫婦で北海道各地のアイヌコタン(村)を巡回した。


初代81歳の時に訪れたヤマモンベツコタン(現・沙流郡門別町庫富)が最後の地となる。初代は、アトイサムという名のシャモの老婦人のチセ(家)に身を寄せている内に急に容体が変化し、おせわになったその老婦人にテケイヌ(診療・治療のための特殊な能力を持つ掌)を継承して他界した。

この時、初代を追って来ることになっていた夫のシトシは、まだコタンに到着していな
かった。この時の老婦人、シャモの女性が二代目継承者になるのであるが、初代との間には血縁関係のないことを、念を押しておきたい。


この二代目アトイサムは出生地不明、1775年頃に生を享け、1855年頃に他界したようだ。

初代からの教育的伝承はほとんど受けておらず、カムイノミ(神儀)の儀式的な継承のみであった。アトイサムは自分の子供に継承せずに、1851年頃に生れたまだ幼ない孫に三代目するカムイノミを行ない、他界している。やはり実践教育的な継承の期間が、ほぼなかったといえる。

三代目ハイネレの夫はアイヌ語名・門別アンリケチュウという名で、比較的若くて他界したと伝えられている。シャモであったようだ。

四代目は、三代目ハイネレの第二子長女・ウコチャテクが継承して、20歳頃に13歳年上の貝沢ウトレントクと結婚している。ウトレントクの父親はウカリクン、母親はシュトラン、祖母カシテクン、二風谷地方の古いニシバの家系であったようだ。


五代目継承者の愛子は父ウトレントク、母ウコチャテクの第七子四女である。以上を簡単に整理すると、青木愛子に伝わるアイヌイコインカル(助産術)やテケイヌ等は、ルソン島のイゴロット族のアシュラム(聖地)から運ばれていることになる。

アシュラムの方にはヒーリング(心霊技術)が歴代継承され、既に他界したが、トニー・アグパオアが現れて、その手術の真偽が世界的な話題になったようだ。

真偽の問題を論ずる趣味は筆者にはないが、聴診器も注射もメスも使わずに手当てを
行なう特殊な掌をアイヌ語でテケイヌと呼ぶことを報告しておきたい。


二代目、三代目はヤマモンベツコタンに、四代目、五代目は二風谷に定住した。初代以降五代目まで、アイヌの信仰と文化の中で人生を送っている。

しかし、アイヌと結婚した者は、現在までの調査では四代目ウコチャテク一人が判明しているだけである。

http://www.aritearu.com/Influence/Native/NativeWorld/Books/Upashikuma.html


青木愛子さんについては

アイヌ民族 (朝日文庫) (文庫)
本多 勝一 (著)
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%8C%E6%B0%91%E6%97%8F-%E6%9C%9D%E6%97%A5%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%9C%AC%E5%A4%9A-%E5%8B%9D%E4%B8%80/dp/4022613572

でも詳細に紹介されています。




http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/181.html

コメント [近代史3] アイヌのシャーマニズム 中川隆
1. 中川隆[-12810] koaQ7Jey 2019年1月22日 10:04:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22225]

アイヌの宗教

アイヌの人々が考える宇宙は、この世とあの世とからなる。人間は死ぬとあの世へ旅立つが、そこではあの世での新しい生活がある。そこで一生を終えるのと、またこの世に戻ってくる。この世とあの世とは、同じ生活が営まれているが、季節や昼夜は反対である。

 霊魂 この行き来するものが霊魂であるが、この世にあるすべてのものに霊魂が宿っているとされている。

 アイヌにとってのカミ観念 そうした霊魂のうち、火や雷、地震、津波などの自然現象、クマやオオカミ、トリカブトなどの強い力を持った動植物など人間の意のままにならないもの、力を持ったもの、不思議もの、役に立つもの、あるいは恐ろしいものが、神として崇められ、畏れられた。神は崇められるだけではない。神として崇められた霊魂は、人間世界へなんらかの恩恵をもたらすことで、返礼する。


__________


アイヌとカムイ

アイヌ民族の伝統的な世界観では、カムイは動植物や自然現象、あるいは人工物など、あらゆるものにカムイが宿っているとされる。一般にカムイと呼ばれる条件としては、「ある固有の能力を有しているもの」、特に人間のできない事を行い様々な恩恵や災厄をもたらすものである事が挙げられる。そして、そういった能力の保持者或いは付与者としてそのものに内在する霊的知性体がカムイであると考えられている。

カムイは、本来神々の世界であるカムイ・モシリ (kamuy mosir) に所属しており、その本来の姿は人間と同じだという。例えば下記のアペ・フチ・カムイ (ape huci kamuy, 火の老婆のカムイ) なら赤い小袖を着たおばあさんなど、そのものを連想させる姿と考えられている。そしてある一定の使命を帯びて人間の世界であるアイヌ・モシリ (aynu mosir) にやってくる際、その使命に応じた衣服を身にまとうという。例えばキムン・カムイ (kim un kamuy, 山にいるカムイ)が人間の世界にやってくる時にはヒグマの衣服(肉体)をまとってくる。言い換えれば我々が目にするヒグマはすべて、人間の世界におけるカムイの仮の姿ということになる。

名称ではキムン・カムイ、コタン・コロ・カムイ (kotan kor kamuy, 集落を護るカムイ、シマフクロウ) 、レプン・カムイ (rep un kamuy, 沖にいるカムイ、シャチ) のように、「ーカムイ」などのように用いられる。

また、カムイの有する「固有の能力」は人間に都合の良い物ばかりとは限らない。例えば熱病をもたらす疫病神なども、人智の及ばぬ力を振るう存在としてカムイと呼ばれる。このように、人間に災厄をもたらすカムイはウェン・カムイ (wen kamuy, 悪しきカムイ) と呼ばれ、人間に恩恵をもたらすピリカ・カムイ (pirka kamuy, 善きカムイ) と同様に畏怖される。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A0%E3%82%A4


原始宗教


1) アニミズムとアニマティズム


山崎
「アニミズムとは、動植物から、山や川や海といった無生物、 雨や風や雷などといった自然現象に至る万物に、霊的存在〔霊魂・神霊・精霊・妖精など〕を認める信仰だ」。


ルナ
「つまり自然の万物、万象を生命化するのがアニミズムなのね」。


山崎
「そうだね。もっとも原始的な宗教で、神の観念はこのアニミズムから生じたとされるよ」。


ルナ
「やがて、太陽、山、海、風などが が神格化されて多神教の神になったのね」。


山崎
『アニミズムより以前に、アニマティズム(プレ・アニミズム)が存在したという説もある。

アニマティズムとは、万物に内在する生命力や活力に対する信仰で、ここから神の観念が生じたとも言われている。山や海や太陽などといった人間の力を超える存在に対し、おそれかしこむ心情を抱くこと。火や水の浄化力を信じて禊(みそぎ)したり火祭を行うこと。鏡や剣に霊力がそなわるという考え。これらはアニマティズムに通じていると言えるんじゃないかな。

なお、呪術さらには宗教そのものが、超自然的存在を動かすことを目的としていて、アニマティズムの発展と考えられるよ』。


ルナ
「いずれにしても、かつて人間は、人智を超えた自然神秘や驚異を神と見なしたということね」。
「最初にアニミズム説を唱えた人は?」。


山崎
『エドワード・バーネット・タイラー(1832〜1917・オックスホード大学初代人類学教授)というイギリスの人類学者だ。タイラーは主著「原始文化」で、神や霊魂の観念、呪術、祖霊崇拝などといった宗教現象となっている人間の意識をアニミズム〔ラテン語のアニマ(霊魂・生命・気息の意)から〕と定義し、これこそが最も原始的な宗教の形で、ここから死霊崇拝などを経て多神教へと発展し、さらに一神教へと進化したと述べたそうだ』。


ルナ
「当然、一神教の立場の人たちから激しい批判を受けたでしょうね」。山崎「そのとおりだ」。


山崎
『なお、タイラーは最初に「文化」の概念を明らかにした人としても知られている。彼は、文化や文明は、人間が獲得した知識、信仰、芸術、慣わしなどといった能力や習慣の複合体であるとしている。また、世界各地に同じような神話が見られることから、文化は伝播すると主張したようだね。のちには、世界の諸文化を、野蛮、未開、文明の3つに分け、文化の進化主義をとったというよ』。


ルナ
「アニマティズムを主張した人は?」。


山崎
『タイラーの弟子の マット〔1866〜1943・イギリスの人類学者。オックスフォード大学学長〕だ。彼によると、人類が霊魂や精霊の観念をもったのは、智恵がかなり発達してからだという。例えば「雨よ。やんでくれ」と雨に呼びかけるのは、雨に霊魂が存在していると見ているのではなく、雨を生命そのものとみなしているというのがマットの主張だ』


ルナ
「なるほど」。


山崎
『それからマットは、メラネシアやポリネシアといったオセアニアの島々の原住民が持つ「マナ」の観念を自説の裏付けとしていて、アニマティズムは、マナイズムともいうよね』。


B、マ ナ

ルナ
「マナって?」。

山崎
「自然、人工物、人間、神、祖霊、死霊などあらゆる存在が持つと考えられている超自然的な力だ。広く太平洋諸島にみられる観念だという」。


山崎
『例えば「彼が勇士なのは、マナを有する槍を持っているからだ」とか「彼の土地に作物がよく育つのは、マナを有する石を持っているからだ」とか「マナを持てば家畜が増える」とか「酋長は多くのマナを所有している」などと言われるものだね。

マナの特徴は、その人やそのものに固有な力ではなく、付け加えたり、取り除くことができるということ、また勝手に他のものに伝わっていくということにある。だから、槍や網などの道具類、また病人や疲労した人に、マナを注入することで、望ましい状態にすることができると考えられている。

マナを得ることが利益ももたらすので、人々は強力なマナを得ようと様々な努力をするというよ。
マナの観念は、イギリスの人類学者・カトリックの宣教師 コドリントン(1830〜1922)の著書「メラネシア人」によって世界に紹介されている。彼は、マナとは“転移性を有する超自然力”と定義している。このマナが学会の注目を集めたのは、マナのような超自然力こそが、宗教の原初であり、あらゆる宗教の本質であると考えられたことからなんだ』。


ルナ
「“超自然力を獲得するための努力”なら、修験道では、山岳を霊力が強い場所とみなし、そこで修行すれば霊験(れいげん)を得るとしている。この霊験という超自然力を得て、加持祈祷を行なう人が修験者だわ」。


山崎
『修験道には“転移性を有する超自然力”の観念もみられるよね。
密教では、宇宙の根本仏の大日如来と合一することで即身成仏を目指す。これも超自然力を手にするための努力だ。
護摩木や供物を火の中に投じ、煩悩を焼き尽くす「護摩」という修法には、火を超自然的な浄化力とみなす観念がみられるね。
また日蓮系においては、日蓮の著した曼荼羅にはすごい功力(くりき)があるとされていて、これを拝み題目(南無妙法蓮華経)を唱えることで、自己の仏性が顕現され、大変な功徳が得られると信じられている。

古神道では「禊」(みそぎ)は、身削ぎ(心身の浄化)だけでなく、霊注ぎ(みそぎ)の意味もあるなんて言われる。水の持つ超自然的な浄化力やエネルギーを信じるものだね。
「神籬」(ひもろぎ・巨木)や「磐座」(いわくら・巨岩石)に、神が依りつくという考えは、超自然力の転移だ。
神道では、巫女(みこ)や神輿(みこし)に神霊が宿ったり(転移)するし、お祓(はら)いなんていうのは、まさに超自然的な力で災いを除く呪術だよ』。


ルナ
「一神教の神も超自然力をそなえた全知全能の神だわ」。


山崎
『一神教においては、人間が神の力を獲得することは説かれないけど、生前に奇跡をなした人を「聖人」という称号を与えて崇めるカトリックの「聖人崇拝」なんてのは、特定な人間に超自然的な力を認めるものだし、
「教会には神より聖霊が与えられていて、秘蹟(サクラメント)の効果は、聖職者に聖霊が宿るから可能である」なんていうカトリックの教義にもマナ的観念がみられる』。


ルナ「カリスマ(ギリシャ語。神の賜物の意)という語も、本来、キリスト教の言葉で、神から与えられた奇跡、呪術、予言などを行なう力をさすというわ」。


山崎『イスラム教神秘主義のスーフィズムでは、すぐれたスーフィー(神秘主義者)は、人々の願望をかなえるバラカという特別な呪力を得ていて、聖者として崇拝の対象となる。


バラカは死後も存続し、ムハンマドや聖者たちの遺体、遺品、墓石などにバラカがあり、これらを拝んだりすると様々な功徳があるとされている』。


ルナ『スーフィズムの聖者崇拝は、カトリックの「守護聖人」(特定の職業や地域などを守護すると崇められる聖人や天使)に対する信仰と近いわね』。


山崎『こうした宗教の源となったアニマティズムというのは、おそらく人類が超自然的な力を恐れ、危害を避けたいと願うと同時に「その力を味方にしたい」と考えたことから生まれたのかもしれないよね』。ルナ「はい」。


C、呪 術


ルナ『「呪術」も超自然的な力を動かすことで目的を達成しようとするものでしょ』。


山崎『呪術は、雨乞いのように人や社会に有益なことを目的とする「白呪術」と、人や社会に災いが起きることを目的とする「黒呪術」に分けられ、黒呪術には、密教の「調伏」〔ちょうぶく・明王などを本尊として、怨敵や魔障を降伏(ごうぶく)させる修法〕や「丑(うし)の時参り」なんかがよく知られている』。


ルナ『丑三つの刻(午前2時半頃)、社寺の樹に、呪う相手のわら人形を取り付けて、呪文を唱えながら五寸釘を打ち込むのが「丑の時参り」ね。よく白衣に身をまとった女性が、わら人形に釘を打つ姿が漫画に描かれたりするわ。


釘を人形の頭に打てば、相手の頭を痛めつけ、手足に打てば手足を痛めつけられる。満願の日までに人に見られると効果がないとか、目撃されたらその者を殺さないと自分が死ぬとか言われているわよね』。


山崎「黒呪術には、この他、写真に針を刺したり、相手の名前を書いた板に釘を打って海に流したり、足跡に釘を打ったり、相手の髪の毛を手に入れて呪うなどの方法があるようだね」。


ルナ『「お百度参り」は、白呪術になるのかしら?』。


山崎『そうだね。百度参りは、平安時代にはじまり、中世以降に一般に浸透したそうだ。特定の社寺に100回参詣し祈願するものが、のちに1日に100度参詣する形式となったそうだよ。


拝殿で祈願すると、そこからお百度石に戻り、そこからまた拝殿に行き祈願することを100回繰り返す。これを、お百度を踏むと言うんだけど、数を間違えないように、小石や小枝や竹べらが用意されていたり、お百度石の壁面にそろばんのようなものが備え付けられていたりするよね』。


ルナ「宗教がどちらかというと、超自然的な存在への帰依や服従であるのに対して、呪術は人間の力によって超自然的な力を動かそうという意識が強いようね」。


D、シャーマニズム T


ルナ「シャーマンが、トランス(恍惚)状態、神がかり状態となって、神や霊といった超自然的存在の言葉を語るシャーマニズムも古いタイプの宗教でしょ。邪馬台国の女王 卑弥呼もシャーマンだったというし」。


山崎『シャーマンは、ツングース語(シベリア東部・中国東北部に住むツングース系諸民族の言語)のシャマン(霊媒師)に由来するという。


日本のシャーマンの代表が、民間巫女(みこ)の「イタコ」(東北)と「ユタ」(沖縄)だね。巫女は、神社で神に仕える神社巫女〔かつては処女をあてた〕と、民間巫女に大別されるんだけど、民間巫女は、口寄せをするところに特徴がある』。


ルナ「巫女の語源は?」。山崎「不明だが、神の子を意味するみかんこの転、貴人の子を敬って称したものなどと言われているよね」。


ルナ「口寄せって、死霊を招いて神がかり状態となり霊の意志を語るのよね」。


山崎『口寄せには、ルナの言った「死口」(しにくち)の他、神霊を寄せる「神口」(かみくち)、生霊を寄せる「生口」(いきくち)があるそうだ。個人によってどれを得意とするかがあるみたいだね』。


ルナ『神や死者・さらには未来人・宇宙人など交信する「チャネリング」は、現代版の口寄せといったところね』。


山崎『シャーマンは、口寄せ(霊との交信)ばかりでなく、とり憑いた悪い霊を除く「除霊」。さまよっている霊を浄化(成仏)させる「浄霊」。またそれらにより、病気を治したり、災いを除くこと。


さらには、予言、占い、前世や過去世をいいあてること。悩み事相談なんかもするよね。悩み事相談の答えは「現在の不幸は、○代目前の先祖への供養が足りないために、その先祖が苦しんでいるのが原因です」とかいうものだ』。


ルナ「最近では、スピリチュアルカウンセラーなんていう連中が登場したど、彼らのしていることは、民間巫女と基本変わらないわね」。


山崎『それから未開社会では、青年期に夢や幻覚で見た鷲や熊などの動物霊を、個人の精霊(守護霊)としたり、日本のように祖霊信仰を持つ社会では、先祖の霊が子孫を加護するという思想があるようだけど、シャーマンは、守護霊と関係が深いようだ。


世界的に見てシャーマンになるには三つの型があるとされるよ。1つは、代々シャーマンの家系で守護霊が継承される世襲型。


1つは、召命型。これは、守護霊に選ばれた者が、巫病(ふびょう)にかかり、夢や幻覚で守護霊を見たり、幻聴で守護霊の声を聞くなど心身に異常をきたす。選ばれてしまったら本人の意志で拒絶することは困難で、拒否すると異常が激しくなり死ぬこともある。先輩シャーマンの指導によりシャーマンになると異常は消え、守護霊に守られるというもの。


もう一つは、修行型といって自分の意志や親族などのすすめにより師のシャーマンのもと修行し、呪文やトランス状態になることなどを学び、最後に守護霊を依り憑かせる儀式をうけてシャーマンになるというもので、このとき陶酔や幻覚のなかに現れた霊体が守護霊となるというものだ。


守護霊は、神霊であったり、先祖の霊であったり、精霊(鷲や熊などの動物霊)であったりするらしい。シャーマンと守護霊が夫婦や主従の関係とされたり、守護霊に眷属(けんぞく・家来)がいて、シャーマンは守護霊の力により眷属を使うことができるとされている場合もあるというよね』。


E、シャーマニズムU〔イタコ〕


山崎「イタコは、東北の津軽、南部〔岩手県と青森県下北半島と北秋田にまたがる地域。狭義には盛岡をさす〕の民間巫女だ。語源は、アイヌ語のイタク(語る)に愛称のコが付いたという説や、戒名を板に書いて祀るので板コである等の説がある。下北半島の恐山〔おそれざん・879mの火山。宇曾利山(うそりざん)ともいう〕を聖地とするよね」。


ルナ「恐山?」。


山崎『恐山は、862年に 慈覚大師 円仁(延暦寺3代座主。天台宗山門派の祖)が地蔵尊を祀ったことに始まると伝承される。菩提寺(円通寺地蔵堂)があり、比叡山、高野山とともに日本三大霊場とされるよ。


菩提寺は1536年に 聚覚(じゅかく)が再建して以来、山腹の円通寺〔曹洞宗。1522年、宏智聚覚(こうちじゅかく)の開山。南部氏の開基(資金的な開山)。本尊 釈迦如来〕の管理となっている。


宇曾利湖というカルデラ湖を中心に、周囲に朝比奈岳、円山、大尽山、釜臥山などの山々がある。周囲の山々は、八葉(はちよう・8つの花弁)蓮華の花弁をあらわしているとされる。いたるところに硫気孔があり、音を立てて硫気を吹き出していて、三途の川、賽の河原、八大地獄などもあり、死霊信仰と地蔵信仰が習合した霊場だ。


死者の集まる山として7/20〜24日の大祭には、参詣や観光でにぎわい、数珠を手にしたイタコによる口寄せが境内のいたるところで行われる。こ2恐山の大祭や、津軽半島 金木町川倉の地蔵盆には、沢山のいたこが集まるという』。


ルナ「イタコには盲目の女性が多いと聞くけど?」。


山崎『天台宗の寺院でも養成しているところがあるそうだが、普通、盲目の女性が少女のときに師のもとに弟子入りし、経文、祈祷、筮竹(ぜいちく)による占いなどを学ぶことが多いというよね。


独立のときにカミ憑(つ)けという神婚式を行い自分を守護する神や仏をもらうらしい。彼岸や盆に死者の供養として口寄せをする他、病気治しのオッパライ(お祓い。猫や馬や蛇などが描かれているイタコ絵馬を用いて病気の原因を占ってオッパライの祈祷を行う)をしたり、オシラサマを祀ったりするというよ』。


【 オシラサマ… 東北地方の民間信仰の神様。多くは30pほどの桑の木2本に男女や馬の顔などを彫ったり書いたりして、おせんたくと呼ぶ布を着せ、家の神、農耕神、養蚕神としたもの。神棚の祠におさめる。春秋の祭の日には祠から出しておせんたくを着せ替えたり、本家の老婆が祭文(さいもん・祭のときに神にささげる祈願や賛嘆の心を表したことば)を唱えるという。


イタコが行う土地も多くオシラサマを両手で持って舞わせながら祭文を唱える。イタコがオシラサマを舞わせたり、少女がオシラサマを背負って遊ばせることをオシラアソバセという。】


F、シャーマニズム V〔ユタ・御杖代〕


ルナ「ユタというのは、聞いたことがないけど…」。


山崎『ユタは、沖縄本島を中心に南西諸島で活動する民間巫女で、女性がほとんどだが男性もいるというよ。語源は不明だが、左右にゆためくことからとか、あらぬことを口ばしるので、ゆた口やゆたゆん(よくしゃべる意)からきたなどと考えられている。


ノロ〔祝女。地域の祭祀を取りしきり、御嶽(うたき)を管理する女性神官。世襲制で、かつては琉球王国より任命された〕が神官であるのに対し、ユタはシャーマン(霊媒師)だ』。


ルナ「沖縄では、女性が祭祀の中心なのね」。山崎「そうだ」。


山崎「ユタは、多くは幼少から病弱で霊能力を持つ者がなる。宿命によってなるのであり一般人はなれないとされるよ」。


ルナ「イタコが修行型であるのに対し、ユタは召命型なのね」。


山崎『幼児期に不思議な精神体験をし、その後、神ダーリ(巫病・神よりユタになるよう与えられる病気)にかかり、精神的に不安定な状態となり、死者と交信したり、予言を語ったり、異常な行動をするという。神の指示に従うことで精神が安定し、異常行動はなくなり、ユタとしての能力が現れてくるというよ。


その後、御嶽(うたき)を巡り、自分の守護神を見つけこれをのり移りさせて、最終的には弟子入りして学ぶという』。


【 御嶽… うたき・おたけ・沖縄県において、神社および鎮守の森に相当する聖地。多くは森の空間。山そのものや島そのものであることもある。


宮古(宮古島など)や八重山地方(石垣島・西表島・竹富島など)では、過去に実在したノロの墓が御嶽となっているものも多く。そのノロは地域の守護神として祀られているという。


社殿はなく、本殿にあたる最も神聖な場所をイベ、イビ、ウブ等と呼び、イベ石という自然石を祀る。イベ石は、古神道の磐座(いわくら)にあたり、神が降臨する場である。


イベには、香炉、線香、ロウソクなどが置かれ、酒や供物が供えられる。琉球王国時代、御嶽は完全に男子禁制で、現在でも、イベには、ノロ(祝女)・ニーガン(根神)・ツカサ(司)等の女性神役しか近づくことはできないという御嶽も多い。


≪ ニーガン… 村の草分け的な家を ニーヤ(根屋)と呼び、その主人(村の長)が ニーンチュ(根人)、主人の姉妹が ニーガン(根神)である。ニーガンは ノロの支配下にあり、村の祭祀を行った。


ツカサ… 宮古、八重山地域には ノロの名称はなく、ノロに代わって村落の祭祀を司る神女。≫


また、大きな御嶽では、人々が御嶽の神を歓待して歌ったり踊ったりするための「神あしゃぎ」(神が足をあげる場=腰を下ろす場の意味という)と呼ばれる四方が吹き抜けの建物が設けられていることもある。


鳥居がある御嶽も見られるが、これは明治の「皇民化政策」による結果。明治初期には、宗教政策の一環として御嶽を神社化する動きもあったが、影響は一部にとどまっている。


御嶽に祀る神は、村落共同体の祖霊神、太陽神、土地神、水神、火の神、農耕神、鍛冶の神、航海神、竜宮神、英雄神など様々。普通、それぞれの御嶽には、これを崇拝する集団がいて、代表者の女性神役を中心に定期的に豊作祈願や悪霊払い等がなされている。


現在でも新しい御嶽が出来たり、逆に統合されたり、放置されるなどしているという。なお、村落や地域の人々が、加護や繁栄を祈願する場所を「うがんじゅ」(拝所)と総称する。うがんじゅの多くは御嶽であるが、他に霊石や洞穴などの場合もある。】


ユタを守護する神(守護霊)は、多くは何代か前の先祖が多いが、観音菩薩などとする者もいるらしい。ユタは、自分の守護神が他人のそれより霊力が強いことを誇りとするそうだ。


ユタによる死霊の口寄せを「マブイワカシ」(マブは霊魂の意。本来は守護する意)という。人により、琉球王朝時代の死霊を呼び出すのを得意としたり、死んで間もない者の霊を得意とするなどの違いがあるらしい。この他、身体から抜け出した生霊を戻して病気を治す「マブイグミ」なんかを行うそうだ。


また、教義も戒律もないことから、ユタの祭壇には、仏教、神道、キリスト教などの偶像なんかが一緒に並べられているそうだ。また、副業としてユタを行なっている者も多いというよね。


また沖縄には、沖縄県には「医者半分、ユタ半分」ということわざがあり、ユタが千〜2千人(5千人とも)いて、多くの人たちがユタと関わりを持ち、結婚相手、結婚の日取り、運勢、転居、ノロなどの神役の選定、家庭の不和などの悩み事について占ってもらうそうだ。


さらに明治以後、移民によりブラジル、アルゼンチン、ペルーなどにも広がり、当地のユタの判示(占いの答え)を受け、沖縄に祈願にくる人もいるというよ。


しかし、不安を煽るような事を言っては、お金を騙し取るユタも多く、社会問題になることも多い。


また、中央集権化や近代化を目指す支配者層は、ユタの存在は、脅威や障害とみなされ、琉球王国以来「世間を惑わす」として、幾度も弾圧、摘発を受けている。近代以降も、明治期のユタの禁止令、大正期のユタ征伐運動、昭和10年代(戦時体制下)のユタ弾圧といった迫害を受けている』。


ルナ「日本初の統一王朝とされる邪馬台国〔初代神武天皇が創始した大和朝廷以前に存在。3世紀半ば頃〕の女王 卑弥呼(ひみこ)は、鬼道(幻術、妖術)に通じた巫女(シャーマン)であったとされるでしょ」。


山崎「飲食を給し、用件を伝えるただ一人の男子と婢(ひ・女の奴隷)千人が仕えていたとされ、弟が卑弥呼の神託に従って政治や軍事を担当していたというよ」。


ルナ「古代の祭祀って女性が中心だったのかしら?」。


山崎『古代の祭祀では、未婚の女性(処女)を神聖視したそうだ。神の妻とされた女性が神がかりして、神の言葉を伝えてきたようだね。例えば、斎宮〔さいぐう・斎王(さいおう・いつきのみこ)〕は、天皇の代わりに伊勢神宮に入り、天照大神に仕えた内親王(未婚の皇女)や 女王(じょおう・天皇の2世(孫)以下の女子)で、天皇即位のさいに選ばれたという。10代 崇神(すじん)天皇のときにはじまり96代 後醍醐天皇(在位・1318〜1339)のときまで続いたとされる。


〔崇神の年代についてはよく分かっていない。3〜4世紀とする説もある。また、崇神天皇を初代天皇とする説や、神武(初代)=崇神とする説、神武=応神(10代)=崇神とする説もある〕


皇祖神の天照大神(あまてらすおおみかみ・太陽の女神)の御神体である「八咫鏡」〔やたのかがみ・「天の岩戸開き」の神話に由来する鏡〕は、天皇のもとにあったが、崇神天皇のとき、恐れ多いとして、大和の笠縫邑(かさぬいむら)に移して、皇女 豊鍬入姫命(とよすきいりひめのみこと)が仕えた。


しかし、その後も天照の霊魂(みたま)が荒ぶったことから、姫が「御杖代」(みつえしろ・自らが天照の霊魂が宿る者)となり、丹波(京都中部)、大和(奈良)、木乃国(和歌山)、吉備国(岡山)を21年間巡っている。


さらに11代垂仁天皇のとき、年老いた豊鍬入姫命に代わり、垂仁の皇女 倭姫命(やまとひめのみこと)が、御杖代となり、新たな鎮座の地を求め、伊賀、淡海(おうみ)、美濃、尾張を巡り、伊勢の五十鈴(いすず)川のほとりに来たとき、天照が「常世(とこよ)の浪(なみ)が重浪(しきなみ)帰(き)する国なり」といたく気に入ったとして神殿が建てられた。これが伊勢神宮だよ。


天照の霊魂が皇居を出て、最終的に伊勢神宮に鎮座するまでに、25ヶ所もの社(宮)に祀られたとされ、これらの場所は「元伊勢」と呼ばれているよ。〔1つの元伊勢に、現在あるいくつかの神社が候補地としてあげられていたりする〕


また、日本武尊〔やまとたけるのみこと・12代景行天皇の第3皇子。14代仲哀天皇の父。小碓命(おうすのみこと)〕は、東北征討の途中、伊勢神宮に立ち寄り、おばで斎宮の倭姫命より、草薙剣を授かっているよ』。


【 草薙剣… 天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)ともいう。八咫鏡、八坂瓊勾玉(やさかにのまがたま)とともに、歴代天皇の三種の神器、皇位継承の証とされる。天照の弟の須佐之男命(すさのおのみこと)が、八岐大蛇(やまたのおろち)を退治したときに、大蛇のしっぽから出てきた剣。】


このような女性中心の祭祀形態は、神の言葉を伝えるという巫女の役割が形骸化されてゆき、巫女が男性神職の補助的存在になって失われていったと考えられているよね。だから沖縄の祭祀は、古代日本の宗教形態を最もとどめていると言えるかもしれないね』。


G、フェチニズム


山崎『マナの観念と似るものに「フェチニズム」というのがある。アニミズムやアニマティズムとともに宗教の原初形態の1つとされている。現在では、自然崇拝やアニミズムが宗教の原初であるという説が有力だが、かつては、フェチニズムから、アニミズム、多神教へと発展したという説も唱えられたそうだよ』。


ルナ『「フェチ」と言うと、異性全体ではなく、髪の毛とか、足とか、耳とかいった身体の一部や、靴下とか、下着とかといった所持品に、愛着を示すことでしょ』。山崎「そうだね。下着どろぼうや、毛皮(異性の象徴となるモノ)を着ていない女性とは、性交できないなんてのがいい例だ」。


山崎「フェチニズムは、もともとは特定の自然物や人工物に神秘的な力、超自然的な力が内在すると信じ、崇拝するものだよ。アフリカの未開社会をはじめ各地でみられるというよ。物神(フェティシュ)崇拝とか、呪物崇拝と訳される。


語源は、フェチコに由来する。15世紀後半、西アフリカと交易をしたポルトガルの航海者たちが、西アフリカの海岸地域で、原住民が、歯や爪、木片や貝殻や石などを、髪の毛に包んでお守りにして身に付けていたり、剣や鏡や玉、首飾り、臼などを崇拝しているのを見て、


カトリック信者が、聖者たちの遺物や護符をフェチコ(呪符や護符の意)として崇拝しているのと同じとみたところからきているそうだ。


フェチニズムの語を最初に使ったのは、フランスの比較民俗学者で思想家(ヒューマニスト)の シャルル・ド・ブロス(1709〜77)の著書「フェティシュ諸神の崇拝」だとされるよ』。


ルナ「偶像(仏像やキリストの画像)や十字架、曼荼羅、御札やお守り…。これらは広い意味で、フェチニズムと言えるわね」。


H、トーテミズム


山崎「ルナは、トーテムポールを知っているかな?」。ルナ「学校の校庭にあったわ。公園にもみられるわよね。鳥とか動物とか、人間の顔などが彫刻されている柱でしょ」。


山崎『トーテムポールは、カナダ西海岸部から北西アメリカのネイティブ(インディアン)諸族が製作するもので、トーテム〔家系をあらわす紋章。動植物など〕や、彼らのもつ伝説や物語の登場人物を表現したものというよ。


家屋から独立して建てられる独立柱、家屋の正面に建てられる入り口柱、家を支える柱また家の内部の飾りとして建てられる家柱、墓地に特定の個人を記念するために建てる墓標柱、特別な出来事(戦いなど)を記念して建てられる記念柱などがあるようだ。但し、これらは、崇拝の対象ではないというね』。


ルナ「トーテムって何?」。


山崎『氏族の先祖として崇拝する特定の動植物だね。動植物ばかりでなく、自然物、人工物、自然現象などの場合もあるようだ。


トーテムという語は、オジブワ族〔アメリカおよびカナダのネイティブの部族。アメリカでは3番、北米全体でも4番の人口〕の「彼は私の一族の者だ」という言葉に由来する アルバート・ギャラティン〔1761〜1849・アメリカの民俗学者。言語学者。政治家(財務長官を務めた)。アメリカ民族学会の設立者〕の造語だと言われているよ。


トーテミズムは、トーテムを崇拝する信仰だ。この信仰は、はじめネイティブアメリカン(アメリカインディアン)で発見され、のちに世界各地、とくにオーストラリア、オセアニア諸島、アフリカ、インドなどにも見られることが明らかになったそうだ。


オーストラリアには、各氏族のトーテムをあわせると、その数4千にもなる部族があったり、日、月、雲、雪、雨、火、水、季節などもトーテムとなっている部族があったり、安眠、下痢、嘔吐、性交などがトーテムとなっている部族があったり、男がコウモリで、女がキツツキというように、氏族でなく性によるトーテムを持つ例がみられたりするそうだ。


また、メラネシアには、各氏族が、鳥1種、樹木1種、動物1種というように複数のトーテムを持つ部族があったり、インドには、短刀、割れた瓶、トゲの付いた棒、腕輪、パン切れなどもトーテムとなっている部族があったり、


アフリカには、トーテムは牛だけで、各氏族のそれは、赤牛とか乳牛といった牛の種類や、舌、腸、心臓といった身体の部位で区別する部族があったり、アメリカ北西部には、個人が特定のトーテムを持つ例(但しこれは守護霊であるとする考えもある)もみられるというよ。


ほとんどの場合、トーテムとトーテム集団との結びつきの由来を物語る神話が存在するそうだ。また、トーテムは部族や氏族の先祖として畏敬され、殺したり食べたりしてはいけないとされていて、触れたり、見たりすることもタブー(禁忌)とする例もあるという。


一方で、禁忌をともなわない例も多く、トーテム動物は、トーテム集団の者に好意を持っていて、撃たれて食べられることを望んでいるとする例もあるそうだ。トーテム集団の人たちの姿や性格は、トーテム動物に似ているなどとも言われるらしい。


また、同じトーテムを持つ氏族の者同士の結婚は許されないというよね』。


I、アニミズムと神道


ルナ「日本の神道って、アニミズム的要素を割合と濃くとどめていると言えるような気がするけど…」。


山崎『そうだね。経済先進国において、純粋にアニミズム的要素を濃く残している宗教は、日本の神道以外にないかもしれないよ。


アニミズムとは自然の万物に、精霊や霊魂(みたま)が宿るという信仰だね。巨樹、森、山、太陽、月、あるいは、雨や風などの自然現象に精霊が宿るといった信仰だ。


前述したとおり、山、太陽、月、雨、風、雷などが神格化されて、神道のような多神教の神になったとされる。


インドのヒンズー教も多神教ではあるけど、仏教同様、輪廻や解脱を説き哲学性が強いうえ、カースト制度をも包含し、社会への影響は計り知れない。また中国の道教も多神教であるけど、まじない的要素が強いし、人間神も多いからね』。


山崎「ルナはどんなところに、神道にアニミズム的要素が色濃く残っていると感じたのかな?」。


ルナ「そうね-。仏教では仏像が本尊とされたりするけど、神道では神像がほとんど見らないわ。もちろんこれは一神教のような偶像崇拝の禁止とは違うでしょ…」 。


山崎「そこに、神道が自然崇拝を残している感じを持たせるわけだね。ルナにそう感じさせるのは、おそらく社(やしろ)が、本尊を拝む場ではなく、万物、自然を対象とする拝殿って感じがするからかもしれないね」。ルナ「確かにそうね」。


ルナ「鏡や玉や剣が御神体とされるところにもアニミズムの要素が感じるけど…」。


山崎『なるほど。おじさんが、神道がアニミズム的要素を色濃く残すと思うのには、神道がタマ(魂)とカミ(神)の観念が結びついた信仰だからというのもある。


古代の日本人は、言葉には言霊(ことだま)、木には木霊(こだま)、人には人霊(ひとだま)、稲には稲霊(いなだま)、船には船霊(ふなだま)が存在すると考えたそうけど、


天照大神の御神体(ごしんたい・神霊を象徴するもの)=御霊(みたま)を「八咫鏡」(やたのかがみ)とするのなんかは、まさにタマとカミの結びつきを示していよね。


さらに、神道の神、つまり日本神話の神には、ギリシア神話でみられる理念神〔勝利、自由、秩序、愛などの理念を神格化した神。日本神話ではこれといった理念神は登場しない〕がみられず、自然神が多いことも、神道にアニミズム的要素が色濃く残っている根拠の1つになると思うよ』。


ルナ『秩序の神という理念神がみられないのは、古代の日本人が、天体の運行から、花の一生に至るまでの全ての自然現象に、規則性や秩序性を感じ、


自然の摂理こそが、全ての秩序であり、理念であるとみていたからかもしれないわね』。山崎「なるほど」。


山崎「それから、例えば、八幡神社の祭神の八幡神は、応神天皇(15代天皇。5世紀頃)のことだとされている。このように神社の祭神はみな自然神なわけではない。でも、一般の人は、地域の神社は、その祭神に関わりなく、そこの地域や住民を守る 産土(うぶすな)神、鎮守神、氏神であると認識しているよね。ここにもアニミズム的要素がみられるだろうね」。


J、多神教と一神教


山崎『アニミズムやアニマティズムの信仰の対象が、やがて神格化されて、自然神が誕生した。自然神の誕生は、多神教の誕生でもある。


自然神とは、山や川、太陽や月、雷や風といった自然、天体、気象現象を神格化したものだ。アイヌの熊など神聖視される動物も自然神の一種と言える。


その後、人間神や文化神や理念神も誕生する。人間神とは、民族や氏族の統合の象徴で、祖先神や氏神といったものだ。


例えば、奈良の春日大社の祭神 天児屋根命〔あねのこやねのみこと・天照大神(あまてらすおおみかみ)が、天の岩屋にかくれたとき、祝詞(のりと)を奏して出現を祈った。のちに邇々芸命(ににぎのみこと)の天孫降臨につきしたがった神の1人。祝詞の神。子孫は大和朝廷の祭祀を司った〕は、


朝廷の祭祀を司った中臣(なかとみ)氏と、中臣氏から分れた藤原氏〔中臣鎌足が大化の改新の功により藤原姓を賜ったことにはじまる〕の氏神だ。


【 春日大社… 710年の平城京への遷都後まもなく、藤原不比等が、武神の建御雷神(たけみかづちのかみ)を春日山の浮雲峰に祀ったのにはじまり、786年に、称徳女帝の命で、藤原永手(ながて・不比等の孫。左大臣)が山麓に移し、建御雷神とともに、祖神の天児屋根命をあわせて祀った。この他、祭神は、武神の経津主神(ふつぬしのかみ)、比売神(ひめがみ)。】


祖先神や氏神は、子孫に律法をさずけたり、子孫を守護する神だね。


歴史や伝説の英雄なども神格化されている。家康は、日光東照宮に、東照大権現〔権現とは、権(かり)に現れた神の意。神仏習合思想で、インドの仏・菩薩が、日本の衆生を教化するために、仮に神の姿をとって現れたという意味〕として祀られている。


この他、人間神の例として、明治神宮は、明治天皇を祭神としている。天満宮の祭神の天神さんは、菅原道真だね。


文化神は、屋敷神、かまどの神、音楽神、学芸神といった生活や文化を司る神だ。


理念神は、勝利、秩序、自由、愛などの理念が、神格化されたものだ。アメリカの自由の女神。ギリシア神話の秩序と正義の女神 テミスや、運命の3女神 モイライ。


最高神のゼウスも雷神であると同時に、人間社会の秩序を支配している。また、バラモン教の宇宙の根本原理ブラフマン(梵)を神格化した ブラフマー(梵天)は、自然神と理念神の性格をもっていると言えるよね。


多神教では、時代がすすむにつれ、神の間に上下関係や支配被支配関係が生まれ、多くの神のなかから最高神が誕生したり、主要な神がトリオで最高神の位置を占めるようになってくる。


3神トリオの例としては、ギリシア神話で世界を3分する ゼウス(天)、ポセイドン(海)、ハデス(冥府)の兄弟。ヒンズー教の ブラフマー(創造)、ビシュヌ(維持)、シバ(破壊)。


古事記の最初に登場する造化3神〔天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、高御産巣日神(たかみむすひのかみ)、神御産巣日神(かみむすひのかみ)〕。


黄泉(よみ)の国から帰った伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が海で禊(みそぎ)して生まれた三貴子〔天照大神(あまてらすおおみかみ)、月読命(つくよみのみこと)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)〕などがあげられる。


多神教には、特定の最高神は存在せず、祭儀の目的(福徳・病気平癒・長寿・悪霊退散・和合・祈雨など)にかなった神を最高神とするものもある。


つまり、その場に適した神を、交替で最高神とする信仰で、これを交替神教というそうだ。


リグ・ヴェーダ(バラモン教の聖典ヴェーダの最初部)時代のバラモン教はこれにあたる。密教の別尊曼荼羅〔 密教U 曼荼羅T 分類 〕もこれに属すると言えるよ。


また、多神教でも特定の一神をとりわけ強く信仰するもの、多神教と一神教の中間に位置するものもあるらしい。


一神教の成立については、多神教より発展したという説や、一神教こそ宗教の原初の形態で、多神教は一神教が退化して誕生したという説もあけど、これらはほとんどかえりみられない。


最も支持されているのが、創唱者によって創造されたという説だ。一神教にも、他の集団が崇拝する神を容認するが、自分たちは特定の神しか拝まないというものと、他の神は一切認めないという立場があり、古代イスラエルのヤーウェへの信仰は、前者だね』。


K、汎神論。理神論


ルナ『アニミズムって、一切が神、宇宙や自然すべてが神という「汎神(はんしんろん)論」に通じているわよね』。


山崎「そうだね。ただ汎神論に2種類あるんだよ」。ルナ「2種類?」。


山崎「一切が神というのと、神が一切というやつだ」。ルナ「同じように思えるけど…」。


山崎「一切が神となると、ルナもおじさんも、そこに転がっている石も、あそこに立っている木も神ということだね。すると神という言葉は飾りものにすぎない。形容詞にすぎないってことになる。これは神がいないのと同じだというので“無神論”というんだよ」。ルナ「なるほど」。


山崎「これに対して、神が一切というと、ルナも私も、そこの石も木も、宇宙のすべてが、じつは神の影のような存在で、実際は、本体の神しか存在しないことになるね。だからこっちは“無宇宙論”というのさ」。


ルナ『無神論は多元論。無宇宙論は一元論ね。一神教は「神」と「神の創造物の宇宙」の二元論にあるから、一切が神という多元論や、神が一切という一元論は否定されるでしょ』。


山崎「そうだね。汎神論を、無神論、無宇宙論と立て分けて論じるようになったのも、一神教の立場から、汎神論を否定するためになされたことと想像できる」。


ルナ「いつ頃から汎神論について色々論じられるようになったの?」。


山崎『スピノザが“神即自然”(即はそのままの意)という「理神論」を説いてからだというよね』。


ルナ「理神論?」。


山崎『17〜18世紀のヨーロッパに登場した神学だ。世界の根源としての神の存在は認めるが、これを人格的な神とは考えない立場さ。理神論者たちは、イギリス国教会(聖公会)の説く、神の啓示(おつげ)、神の奇跡、秘儀(サクラメント)などの神秘的要素、超自然的要素を否定し、


神による天地創造以後の世界においては、自然に内在する法則を把握することは可能であり、宗教的真理は自然から理性によって把握できると主張したんだよ。このため、理神論は、自然宗教や理性宗教と呼ばれているんだ』。


ルナ「理性宗教と自然宗教って反対のような感じだけど、キリスト教の世界観では同じなのね」。


山崎『イギリスの思想家 トーランド〔1670〜1722・論争をまきおこす多くの著書のため、迫害され諸国を放浪。貧困のうち死去。「キリスト教は神秘ならず」は処女作〕が「キリスト教は神秘ならず」(1696)を公刊すると、それに反論する国教会側とのあいだに論争が起きたというよ。


トーランドは、信仰が理性に反してはならず、キリスト教の教義は理性に反しないと主張し、教会の伝統的な秘儀を厳しく攻撃したそうだ」。


ルナ「でも、キリスト教の教義を、理性で把握できるという主張もおかしいわよね」。山崎「結局そこが一神教の世界で育った思想家の限界ということなんだろうね」。


L、スピノザ。必然と偶然


山崎「理神論者で最も有名なのが、オランダの哲学者・神学者の スピノザ(1632〜77)だ」。ルナ「スピノザ?」。


山崎『スピノサの両親はポーランドからオランダに移住した裕福なユダヤ商人で、スピノザは、ユダヤ人学校でヘブライ語や聖書を学び、その後、ユダヤ教の神学を研究したそうだ。


しかし批判的な見解をもつに至り、ユダヤ教会から永久的に破門され、学問の研究に生涯を終えたようだね』。ルナ「そうなんですか」。


山崎『スピノザは、まず神を万物の内在的原因と考え、超越的原因ではないとして“神即自然”と主張したんだ」。ルナ「汎神論ね」。


山崎『そして、神は唯一無限の実体である。精神界、物質界の全ての事物、事象は、神の諸様態である。


神の本性は、絶対・無限で、属性を無限に持つ。精神も身体も神の属性の1つにすぎない。と考えたんだ』。


ルナ「これは汎神論の無宇宙論ですね」。


山崎『そうだね。神による一元論さ。さらに、一切は神に内在する必然性(必ずそうなる)によって生成されるので、人間の自由意志や偶然(たまたまそうなる)は全く存在しないとしているよ。


スピノザによると、自由意志と理解されている心像や言語は、じつは単なる身体の運動にすぎないというよね』。


ルナ「決定論、運命論ね」。


山崎「但し、彼は、個の本質に、自己保存の衝動(コナトゥス)を認めている。その上でこのコナトゥスを乗り越えるには、神による必然性を理性によって認識し、この認識を他者と共有する必要があると唱えているよ」。


ルナ「ここに理神論的な思想があるのね」。


山崎『スピノザの真の自由とは、理性を通して、自己を含む全ての存在が、神の必然性の中にあることを洞察し、人間が神を通して思考できていることを知ることだという。


そして、これが最高の善であり道徳あるというのが、彼最大の主張で、これを「神への知的愛」と呼んでいるよ』。


ルナ『デカルト(1596〜1650)の「我思う、ゆえに我あり」を、根拠のない宗教的信念から否定しているわね』。


山崎『さらに「神への知的愛」とは、神が、神の一様態である人間を介して、自分(神)自身を愛することであり、人間は神の一様態であるから、神への愛は人間への愛でもある。


人間は、神が、自分自身を認識し、愛し、満足する行為に参与することで、最高の満足を得ることができると主張するよね』。


ルナ「感情については?」。


山崎『感情には、感覚的な受動感情と、理性的な能動感情があり、欲望の決定が、不完全な受動感情でなされたとき、人間は自らの環境にふりまわされ支配されている状態にある。能動感情により決定されているとき、人間は自由であるとしているよ』。ルナ「なるほど」。


山崎「そして、以上のような理神論の立場から、聖書はあくまで民衆を導く信仰の書であり、科学や哲学の書ではない。聖書にある奇跡を現実の出来事として教えるのは、信仰を迷信におとしめる行為であると主張したそうだ」。


ルナ「スピノザも色々と考えたようだけど、結局、センスのない服をおかしくアレンジしたみたいになっちゃってるわね」。


山崎「もともとオカルトにすぎないものに、色々と理屈をつけたからおかしなものになってしまったということだね」。ルナ「はい」。


山崎「無宇宙論や唯心論〔全ての事物、事象は、心という本体よりあらわれた影であり、本来 心の他に存在しない〕は、神あるいは心を唯一の真理とする一元論だ。一元論の場合、1つの存在だけが真理なんだから、その1つがよほどしっかりとした根拠を持たないと、スピノザみたいに哲学ではなく神学みたいになっちゃうよね」。


ルナ「全てに仏性があるという仏教の立場は、一切が神という無神論と同じだと思うけど…」。山崎「そうだね。仏教は無神論的宗教と言えるね」。


ルナ『スピノザが「全ては必然」という運命論の立場にあるのに対して、仏教はそうではないですよね。すると、仏教って全ては偶然だというの?」。


山崎「仏教でも偶然はあり得ないとみるよ。但し、それは全てを必然とみるからではなく、全ての結果に原因があるという因果の法則の立場からだ」。


ルナ「なるほど。まず因果の法則によって偶然は否定されるわけね」。


山崎『それから一神教では、宇宙は唯一絶対の神によって創造されたとするけど、これに対して仏教では、全ては、因(結果を生じさせる直接的な因。原因)と縁(因を助けて果を生じさせる間接的な因。助因)が、一瞬一瞬 和合して成り立っているという「縁起」を説く』。


ルナ「全てが関係性によって成り立っている。全てが相互依存の関係にあるということね。全ては神の御心という運命論とは違うわ」。


山崎『仏教における、森羅万象の本質は変化だよ。変化しないものはないという「空」だ。空は、縁起と表裏一体の関係にあり、あらわれた果にまた新たな因と縁が加わると、たちまち変化するので、新たな因や縁をつくってゆくことで、未来はいくらでも変えてゆけるという可能性の哲学でもあるんだよ』。


ルナ「空は可能性の哲学なのね。運命論や決定論、つまり全ては必然で決まっているというのとは逆の立場ね。すると、偶然でもなく必然でもないというのが仏教の立場になるわ」。山崎「そういうことだ。 全てが関係性によって成り立っているというのが仏教だ」。


M、アイヌの信仰 T〔アイヌ人〕


ルナ「アイヌの意味は?」。山崎「アイヌ語で人間を意味するそうだ」。


ルナ「そもそもアイヌ人とは?」。山崎「東アジアの古種族で、歴史的には、北海道を中心に、樺太南部、千島列島、本州の東北部を生活圏にしていた人たちだ」。


山崎『現在では、日本とロシアという2つの国に分断されて生活する少数民族で、日本では北海道を中心に、東京他の都市部でも生活しているというよ。その数3万人を超えるとも、北海道内には2万3千人がいるともいうが実際のところ正確な数はよく分かっていないようだ。


これはアイヌと名乗ることができない人がいるからだというよね。またこれらの人たちのほとんどが、日本人との混血によって人種的な特質は薄れているらしい。


なお、アイヌは、他のモンゴロイドに比べて、彫りが深かったり、体毛が濃かったりといった身体的特徴から、コーカソイドに近いという説が広かった時期があったそうだ。のちに、アイヌ=縄文人近似説が主流となっている』。


ルナ「縄文人近似説?」


山崎『この説によると、≪縄文時代、日本列島を含む東アジア一帯には、南方系の人々が住んでいた。およそ5千年前、シベリアの北方系の人々が東アジアに拡大をはじめた。2300年前には、九州北部から日本列島に侵入してきた。彼らが弥生人である。本土の大部分は弥生人によって占められ、わずかに北海道に残った縄文人がアイヌの人々になった。現代日本人は、平均として、およそ北方弥生系7〜8割、南方縄文系2〜3割の比率で混血している≫ということらしい。


〔縄文時代… 今から約1万6500年前(前145世紀)〜約3千年前(前10世紀)。弥生時代… 前10世紀中頃(異論もある)〜3世紀中頃〕


室町中期から江戸後期にかけては、和人(アイヌの立場から日本人を指す語)の抑圧に対して、しばしばアイヌの武装蜂起が起きている。秀吉、家康から松前氏が蝦夷の支配権を認められた後にも、大規模な蜂起が起き、これを収拾することで、松前氏は実質的な支配権を確立したそうだ。


アイヌ人は、食糧や生活に必要な素材のほとんどを狩猟〔エゾシカ・ヒグマ・アザラシ・トド・オットセイなど〕、漁労〔サケ、マス、ニシン、シシャモなど〕、植物採集により得ていたんだ』。


【 シシャモという言葉はアイヌ語のスサム(柳の葉の意)に由来する。神の国の柳の葉が人間の世界に落ちて魚になったとされる。サケは、カムイ・チップ(神の魚)と呼ばれ、サケの回帰性を神が与えてくれたものとみなした。】


ルナ「木の皮の繊維で織った和服に似たアイヌの民族衣装をアツシ(アットゥシ)というわよね」。山崎「アツシには、オヒョウあるいはシナノキの内皮を使うそうだ」。


山崎『しかし明治政府が成立し、多くの和人が移住してくると、森林は伐採され、原野は耕作地となり、狩猟や漁労の権利も奪われてしまったという。これにより彼らは、採集民としての生活が維持できなくなったという。


明治政府は、アイヌの農民化とともに、皇国臣民化を図ったというよ。以来、政策によって日本文化への同化を強いられ、固有の文化を失っていったそうだ。とくにアイヌ語は、日常の会話で全く使われなくなったそうだ。


近年までアイヌに対する根強い差別や偏見があったが、現在では、物質的、精神的ともに、日本人と全く同じ生活を営んでいて、民族としてのアイヌはすでになく、せいぜいアイヌ系日本人となっているともいう人もいるよね』。


ルナ「北海道や東北を、蝦夷地(えぞち)と言うでしょ」。山崎「蝦夷とは、大和朝廷によって異族視されていた北方に住む土着民に対する呼称で、蝦夷地は、時代によりその地域は変化しているよね」。


山崎『アイヌも、近世には、蝦夷(えぞ)と呼ばれたそうだ。アイヌという言葉が一般化したのは明治以降だという。蝦夷は、古代には「えみし」と読み「毛人」とも書かれたらしい。また「えみし」の転訛から「えびす」とも読まれたそうだ。えぞと読むようになったのは平安中期以降だというよ。


えみし、えぞの語源については様々な説があるが、一説によると、アイヌ語の雅語(日常語に対して文章語をいう)の「エンチュ」(人間の意)に由来するという。他には、本来の意味は「田舎(辺境)の勇者」であったという説などがあるようだ』。


N、アイヌの信仰 U〔カムイ〕


ルナ「アイヌの信仰ってどのようなものなの?」。


山崎『まず、ユーカラという神話的叙事詩がある。ユーカラは吟唱するもので、「カムイ・ユーカラ」(神謡)と「人間のユーカラ」(英雄叙事詩)の2つに大別される。また、鳥獣、植物、火、風などの神々が自らの身の上を語るカムイ・ユーカラ(神謡)、人間の祖先神が自らの功績を語るオイナ(聖伝)、人間の英雄(主にポンヤウンペという少年)の戦闘や愛などの体験記であるユーカラ(英雄詞曲)、主人公が女性のマト・ユーカラ(婦女詞曲)の4つに分けられたりする。


カムイ・ユーカラやオイナによれば、アイヌ神話の国造りの神は、コタン・コル・カムイ〔コタンは村や里や集落。カムイは神や神霊の意〕で、この神は巨人神で鯨を串刺しにしてあぶったりする。妹神とともに、大海に陸地をつくり、山や川、人間、動物、植物などを創造し、天上界に帰ったとあるそうだ。


天上界は神々の生活の場〔カムイ・モシリ〕で、ここの支配者は、カント・コル・カムイ〔雷神カンナカムイと同一とする説もある〕で、この神の指示によって、地上世界の創造されたという。


アイヌの世界観には、神々の世界(カムイ・モシリ)、人間の世界(アイヌ・モシリ)、死後に行く(ポクナ・モシリ)があり、死後に行く世界は、地上と同じ様相をしていると考えられていて、主神的な存在は見られないそうだ。


天上界から人間界〔アイヌ・モシリ〕に、生活の知恵や文化を授けた神は、アイヌラックル(人間的な神の意)という始祖神(アイヌ人の祖)で、オキクルミ、アエオイナカムイ、オイナカムイ、オキキリムイの別名を持つ。


この神は、脛(すね)の中に、稗(ひえ)の種を隠して、地上に降り、人間に穀物を授け、狩猟、漁労、耕作、薬草につていの知識、家や舟の作り方、彫り物、機織り、刺繍、神の祀り方や祈りの詞(ことば)などの信仰の儀礼、争いごとの解決法など生活の全てを教えたという。また地上の悪神を退治している』。


ルナ「日本語の神とカムイ〔神威や神居と当て字する〕は関係あるの?」。山崎「共通の祖先語から生まれたという説もあるようだよ」。


山崎「そのカムイ(神霊)が、動植物や自然現象、さらには人工物など、あらゆるものに宿っているというのがアイヌの世界観だね」。ルナ「アニミズムね」。


ルナ「他はどのような神がいるの?」。


山崎『太陽(チュプカムイ)、雨乞い(ホイヌサバカムイ)、雷(カンナカムイ)、狩猟(ハシナウックカムイ)、幣柵(ヌサコルカムイ)、月、風、雪、山、川、湖、草木、鳥獣、魚、虫、火、舟、疱瘡などの神々が祀られるという。


カムイ・ユーカラでは、これらの神々が、自分の来歴や体験などを語り、人間に対する位置づけや祀られるゆえんなどを明らかにしているそうだ。


水の神(ワッカ・ワシ・カムイ)や、魚(チェプコルカムイ)を与えてくれる川の神(ペトルンカムイ)はとくに重要で、また多くの祭儀では、火の神(アぺ・カムイ)がとくに尊ばれるというよ。火の神は人間の言葉を神の言葉に変えて、諸神に伝えてくれるため、どんなカムイに祈りを捧げる場合でも、原則としてアペ・カムイへの礼拝がともなうそうだ。


舟や家をつくる材料となるシランパ・カムイ〔樹木の神霊。樹木の集合である山をも意味した〕には、材料となる良い樹木には良いカムイが、ならない樹木には悪いカムイがいるとみなしたそうだ。


家にも、家の守護霊(チセコロカムイ・家の東北角に存在)、囲炉裏の霊〔アペ・フチ・カムイ。アペは火、フチは老婆の意味で、老婆の姿をした神〕、夫婦の霊(エチリリクマッ・家に入って入口すぐ右の柱に存在)などがいるとされたという。


また、陸、海、空のそれぞれに、最も重要な動物神がいる。陸ではキムン・カムイ(山にいる神)であるヒグマ、海ではレプン・カムイ(沖にいる神)であるシャチ、空ではコタン・コル・カムイ(集落を護る神)であるシマフクロウだ。他には、鹿の霊(ユッコルカムイ)、狐の霊(キムンシラッキ)なども信仰されたようだ。


さらに、人間に幸をもたらすピリカ・カムイ(善きカムイ)と、人間に災をもたらすウェン・カムイ(悪しきカムイ)がいる。流行病や天災は、悪しきカムイとされる。疱瘡(天然痘)や流行病を司る神は、パヨカカムイまたはパイカイカムイといい、この神の射た矢の音を聞いた者が疱瘡になるそうだ』。


O、アイヌの信仰 V〔イオマンテ〕


ルナ「イオマンテ(熊神送りの祭儀)ってよく聞くけど…」。


山崎『イは「それ(神霊)を」、オマンテは「行かしめる」の意味で、飼育した子熊(ヒグマ)を殺し、その霊魂であるカムイを神々の世界(カムイ・モシリ)に送り届ける祭儀だというよ。なお、親熊を狩りで殺した場合、その場で解体し、霊を送るけど、これはカムイ・ポプニレ(カムイを発動させる意)というそうだ。


カムイ・ポプニレは、祭壇を設えてヒグマの頭部を祀る。これは、殺された直後の獣(熊以外の動物も)のカムイ(霊魂)は、両耳の間に留まっているので、これを神々の世界に送り返すからだというよ。


但し、人間を傷つけたり殺したりした熊は、細かく刻んで大地にまいたり、ゴミと一緒に燃やしてしまい、ポプニレを行わないため、こうした熊の霊魂は神の世界に帰れないそうだ。


春先、まだ冬眠から目覚めない熊を狩ると、冬ごもりの間に生まれた子熊がいる場合がある。この子熊を集落に連れ帰って飼育する。はじめは、人間の子供と同じように家の中で育てるそうだ。1、2年ほど育てた後に、集落をあげての盛大な祭儀(イオマンテ)を行う。


花矢(木を装飾的に削ってつくった矢)を射かけ、最後に本物の矢を心臓に打ち込み、さらに丸太の間に首を挟んで屠殺するそうだ。遺骸は一定の様式に従い、頭だけを残して解体される。頭部はポプニレ同様、イナウ(木幣)や酒を供え、祈りを捧げて、霊魂を神々の世界に送り返す。肉は人々にふるまわれるそうだ。


アイヌの人たちは、イオマンテを行うことにより、再び熊神が、自然の恵み(毛皮や肉)をもって、人間の世界に訪れてくれると考えたらしい。


なお、熊神の他、主要な動物神〔シマフクロウ・キツネ・タヌキ・カラスなど〕を送る場合もイオマンテと呼ばれ、クジラやシャチを対象とするイオマンテもあるそうだ。一部の地域では、シマフクロウ〔北海道には130羽しかいない。日本では1971年に国の天然記念物。93年に希少野生動植物種に指定〕のイオマンテが重視されるという』。


翔「イオマンテは、生贄(いけにえ)を神に捧げて守護を願うというものや、人間の罪を動物に着せてあながわせるといった贖罪信仰とも違うみたいだね」。


山崎『アイヌの信仰は、アニミズム的な側面が強い。自然物、人工物、人間に関わるものであれば全てに神霊(カムイ)が存在すると信じられていた。神と霊との関係は、樹を切るときには、その霊を森の神に送り返すといったもので、同様に、使わなくなった食器は、捨てずに特定の場所にもっていき、器や皿の霊を神の世界へ送り返す。葬式では、死者の霊とともに副葬品の霊が他界へ行くように、副葬品を壊したり破ったりするそうだ。イオマンテもこうしたところからきていることが分るよね。


カムイは、カムイ・モシリという神々の世界からやってくる。このカムイ・モシリは、天上界にあると考える場合と、山の獣であれは山の奥に、鳥であれば天界にあるといったように生活の場から想定される場合とがあるようだ。


カムイ・シモリでは、カムイは、人間と同じ姿で、人間と同じように、料理をしたり、彫り物をしたり暮らしているが、人間には見ることができないという。カムイが人間界になにかの理由(シマフクロウなら村を護るため)でやってくる場合、人間に見える衣装を身に付ける。火のカムイなら赤い衣装を、クマなら黒い衣装を身に付ける。これが人間には炎に見えたり、毛皮に見えたりするそうだ。


クマは毛皮と肉という土産をもって、気に入った人間の家を訪れる。狩猟はこれを迎える行為だというよ。本人が心が美しいと熊が好意をもって訪問してくる。猟運とはこれをいうそうだ。


なお、熊やキツネを先祖とする家も多いそうだけど、これをトーテムの残存とするかどうかについては考えが分かれているらしい』。


P、アイヌの信仰 W


翔「偶像は作られたの?」。


山崎『アイヌの信仰は、神殿やら神の像やらは作らない。祭儀では、イナウを用いる。例えばイオマンテでは、熊神の祭壇を中心に、森の神、水の神、狩猟の神、氏神、農業神、祖霊などの祭壇が設けられるそうだけど、祭壇とは、イナウを立てる並べる柵だというよ。

また祭壇は、家の脇にも設けられていて、祭儀ごとに酒を供え、祈りを捧げるそうだ。


【 イナウ… 木幣(もくへい)。通常は、ヤナギを使用。ミズキや、キハダ(ミカン科)で作られたものは上等とされ、肌が白いミズキのイナウは天界で銀に、黄色いキハダのイナウは金に変るとされる。捧げる神によって種々の形がある。

一例をあげると、直径が3センチほどのヤナギやミズキの枝を採集し、70センチほどの長さに切り、皮を剥ぎ、乾燥させる。乾燥したら、表面を削り、先端部あたりにふさふさと飾りたらす。イナウ作りはアイヌの男性の大切な仕事とされ、イオマンテなど重要な祭儀には、泊りがけで集い、イナウを作成したという。】


また、アイヌには神官のような人は存在せず、成人男性であれば誰でもカムイへの儀礼ができなければならないという。一方、女性はふつう火の神以外には祈りを捧げられないそうだ。参加できない祭儀も多いようだ』。


Q、アイヌの信仰 X〔コロボックルと日本人の起源〕


翔『「コロボックル」ってアイヌの説話に登場する小人だよね』。


山崎『地面を50センチくらい掘って屋根をかけた竪穴住居に住むというよね。また、コロボックルとはフキの葉の下に住む人の意味で、フキの葉の下に2〜3人(10人とも)入れる大きさだそうだ。


漁が得意で、笹の葉を合わせて作った舟で漁に出て、多くの舟が力を合わせてニシンなどを捕り、クジラも捕るそうだ。北海道の原住民で、アイヌの家にやってきて物品を交換したりするという。


人類学者の 坪井正五郎〔1863〜1913・東大理学部教授。日本人類学会の創設者〕が、1887年(明治20)に「コロボックルは日本列島の先住民で、アイヌに追われた」と主張し、「日本人の先住民はアイヌである」(当時の主流の説)と主張した 小金井良精〔よしきよ。1858〜1944・東大解剖学部教授。日本解剖学会の創設者〕と激しい論争を展開したそうだ。


これを「コロボックル論争」「アイヌ・コロボックル論争」という。この論争によって、日本人の起源の研究が飛躍的に進歩したというよ。


小金井は、人骨の実証的研究から坪井の間違えを証明し、彼の「アイヌ先住民説」は、修正をなされながらも現在に至っている。つまり、アイヌは縄文人の血を最も直接的に引き継いでいるとみられている。沖縄の人たちも、縄文人の血を濃く受け継ぐ民族だといわれている。


しかし小金井は、縄文時代の先住民のアイヌは、弥生人(日本人)が海外から渡来したことによって、北へと追いやられたと考えたが、これはその後の研究によって、弥生人も基本的には縄文人に由来することが分り、間違えのようだ。


縄文人は、本州では、大陸から農耕文化が入ることによる生活の変化や、西からの遺伝的影響によって体質を大きく変えて弥生人となったが、北日本では、北からの遺伝的影響を受けながらも、漁猟採集を中心とした生活が続き、本州ほど体質を変化することなくアイヌとなったというのが現在の見方のようだね。


なお、縄文人は、2〜3万年前(後期旧石器時代)に、アジア大陸から陸橋を渡ってやってきたモンゴロイド系の集団が、海面が上昇したことで、日本列島に長期に亘って閉じ込められ、その結果、特殊化したものだというよ』。
http://shinri809.com/sono13.html

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/181.html#c1

コメント [リバイバル3] 中川隆 _ 心理学、大脳生理学、文化人類学、文化関係投稿リンク 中川隆
43. 2019年1月22日 10:05:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22225]
アイヌのシャーマニズム
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/181.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/807.html#c43
コメント [近代史3] アイヌのシャーマニズム 中川隆
2. 中川隆[-12809] koaQ7Jey 2019年1月22日 10:07:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22225]

アイヌの医療


癌に効くアイヌの薬草

アイヌ民族の薬草

@原因不明の病気に冒された人(中川註 長井博さん)がいた。

その人は色々な方法での治療を受けたが効果が見られなかった。

そこでからはアイヌの産婆で治療も上手な不思議な霊能力のあるおばあさん(中川註 青木愛子さん)の治療を受けることにした。


その治療とは自然のリズムと一体になる生活を送るというものだった。

日の出前に起床、徒歩一分程の沢の湧き水で顔を洗い、散策する。

家に戻るとおばあさんが処方した煎じ薬を飲む。


それに用いられた薬草はキハダの実(シケレペ)と、フッキソウ(ユクトパキナ)が主であった。そして甚だしい苦痛が訪れた時にはおばあさんの先祖に当たる紙や水野神に祈りながら手当を行う。すると不思議にも苦痛は去るのだという。そのようにして彼は徐々に回復した。

彼の回復はすべての薬草のお陰とは言えないが、おばあさんのところへ来なかったら彼は死んでしまっていただろう。


Aアイヌ民族伝承の薬草で抗ガン剤を作ろうとのことで研究が進められている。

131種の植物のエキスを抽出し、培養した人の肺ガン細胞3種で抗ガン活性を検査した。3種類のガン細胞すべてに強い抗ガン活性を示したのは、ナナカマドやチシマアザミなど4試料。2種類に効いたのはオニシモシケなど2試料。1種類にも43試料が有効だった。しかし、植物の部位や獲る時期、場所によって効き目は全く異なるため、まだまだ研究が必要である。

※抗ガン活性=ガン細胞を殺す働き
http://www.hokuyo-h.kushiro.ed.jp/j/08/04/pair%20project/ainu.html


アイヌの薬草治療は、同じように風邪の症状を発症していても、その方達の身体を観て、薬草も同じものを与えなかった。 つまり、ほとんど同じ症状であるにも関わらず、使用する薬草は、それぞれにほとんど異なっていたそうです。

しかも、それほど時間をかけずに回復し、症状の部分の回復だけではなく、身体全体の体力が上がっていくのも同時進行だったそうです。
http://yumikosan.biz/column/column001.html


アイヌ民族の知恵 薬草に抗がん作用 道立衛生研と北大が共同研究班

北海道新聞 2004/03/24


★アイヌ民族の知恵 薬草に抗がん作用 道立衛生研と北大が共同研究班

 アイヌ民族が食料や薬などに用いてきた植物のうち、四十七種類に、がん細胞を殺す(抗がん活性)作用があることを二十三日までに、道立衛生研究所(札幌)と北大の共同研究班が突き止めた。

特に高い抗がん活性を示したチシマアザミとナナカマドについて活性物質を特定する分析作業を進めており、がん治療の新薬開発につながる可能性もあるという。

 抗がん剤開発では、植物などから抗がん活性のある物質を探す試みも盛んで、共同研究班は、アイヌ民族が薬などに利用してきた植物ならば、有益な物質を見つけられる確率も高いとみて二年前、研究を始めた。

 文献などからアイヌ民族が薬などに用いた百八十三種類の植物を選び、葉や根などの部位に分けてエキスを抽出。これを培養したヒトの肺がん細胞三種類にそれぞれを加え、がん細胞を死滅させるかどうかで、抗がん活性の有無を判断した。

 三種類のがん細胞すべてに抗がん活性を示したのは、アイヌ民族が薬に使ったというチシマアザミの葉と茎、解熱剤として使われたナナカマドの若葉、それにエゾノサワアザミの根とシャクの根。このうち抗がん活性物質がほかの研究者によって突き止められているシャクと、希少種のエゾノサワアザミの二種類を除いた二種類について、今夏ごろまでに活性物質の特定を終える予定だ。


アイヌの薬草で抗がん剤を 49種に効き目確認

 アイヌ民族伝承の薬草で抗がん剤をと、札幌市の北海道立衛生研究所と北海道大が、研究を進めている。既に49種の薬用・食用植物に抗がん活性(がん細胞を殺す働き)を確認。来年3月末までに物質を特定するが、新抗がん剤の誕生につながる可能性もある  

3種類の肺がん細胞すべてに強い抗がん活性を示したのはナナカマドの若葉、チシマアザミの茎など4試料。
 
アイヌは、ナナカマドをかゆや茶に入れて解熱剤に、チシマアザミはかっけ治療薬として服用した。ほかは下痢やせき止め、止血など幅広いが、植物を採る時期や場所で効き目は全く異なる。  

北大大学院の井上勝一助教授は「高齢者向けに穏やかで有効なものを開発したい」と話している。
2004/04/02 19:20 【共同通信】


薬草として知られるオニシモツケとクサノオウは二種類のがん細胞に、ハマナスなどは一種類のがん細胞に効き目があったといい、研究班は、これらのなかにも有望な活性物質が含まれている可能性があるとみて、今後、分析を行いたいとしている。
http://www.ikkando.com/saisin-jyoho/saisin-jyoho1.html
http://www.iph.pref.hokkaido.jp/Kankobutsu/Shoho/annual55/n02.pdf


幸霊 奇霊 祓へ給へ 清め給へ 守り給へ
幸はへ給へ 照らし給へ 導き給へ

掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神  ◇       ミ ◇     祓へ給ひ清め給へと
筑紫の日向の橘の          ◇◇   / ̄| ◇◇.   まをすことを聞こし召せと
小戸の阿波岐原に        ◇◇ \  |__| ◇ ◇    恐み恐みもまをす。
禊ぎ祓へ給ひし時に           彡 O(,,゚Д゚) /.       
なりませる祓へ戸の大神たち       (  P `O      
諸々の禍事・罪・穢れあらむをば    /彡#_|ミ\    
                           


春からの贈り物 -行者ニンニクを採りに-
http://www.youtube.com/watch?v=pQFSAATJDAU&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=qMMmyG5H81Q&feature=related

奥深い源流に生えるギョウジャニンニク
http://www.youtube.com/watch?v=KomsIsmJh6M&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=cpZGklBhz6g&feature=related


「行者ニンニクは生活習慣病の予防効果が高い」2009年2月18日(水) 10:40

先日とはまた別に農学博士 西村弘行教授よりいただきましたレジュメをここで紹介させていただきます。

今回も行者ニンニクの薬効のすばらしさが研究報告されています。

報告の中には、

•インフルエンザなどへの抗菌作用
•胃潰瘍や十二指腸潰瘍、ガンの予防・改善
•脳梗塞や心筋梗塞など動脈硬化症の予防効果
•血糖値を低下させる作用
•ダイエット効果
•高脂血症や動脈硬化、糖尿病、また脳梗塞から回復
•発ガン予防効果や各種のアレルギー症状の解消

など数多くの効能が報告されています。


北海道は薬効高い野草の宝庫
「行者ニンニクは生活習慣病の予防効果が高い」

北海道東海大学工学部教授 西村弘行


清冽な水と寒暖の差の大きい北海道は薬効高い野草の宝庫 

 春(といっても、北海道では三月の末ごろからですが)、山野で雪が融け始め、春の陽光がさんさんと地面を照りつけるようになると、これまで眠っていた野草が一斉に目を覚まします。北海道の冬は厳しいですが、北方系の植物たちにとっては事情が違います。冬の間は植物たちの多くが眠っていますから、雪の下の大地も眠っています。植物たちが眠り、大地も休息している間に土の中では微生物たちが活躍します。微生物たちは、秋に落ちた枯れ葉や枝を分解して土にかえします。この分解物こそが植物たちにとって最高の栄養源になります。

 雪の下のほぼ半年間、微生物たちによってこの作業が繰り返され、春の陽光で目覚めるころの大地は、たっぷりの栄養源とたっぷりの雪解け水とで大きくふくらんでいます。そこへ暖かな春の陽光が降り注げば、その温度で雪解け水が水蒸気化し、水蒸気の上昇とともに土がほぐされ軟らかくふっくらしてきます。これが微生物や陽光によって作られた滋養豊富な大地なのです。

 北海道は自然に恵まれ、植物の種類も多く、食べられる山菜がたくさんあります。私たちが食べるフキノトウ、カタクリ、ウド、モミジガサ、タランボ、行者ニンニクなどの山菜は香りが高く、各種の健康機能を持っています。

 牛肉や豚肉、卵、牛乳、お茶、野菜、果物…これらの食物は、人間が改良して作ったもので、本来ある野生の原種ではありません。山菜は数億年の昔から命をつないできた生命力あふれる気の強い食物です。「春の味覚」、山菜を食すことは健康を維持するばかりではなく、季節の食生活にうるおいを与えてくれます。

 北海道は野草の宝庫ですが、その中でも、人気度、味、薬理効果などの面からみても北海道を代表する野草で、まさに「健康野草の王様」行者ニンニクについてお話しましょう。


行者ニンニクの血液浄化、代謝改善作用はすごい!

 行者ニンニクはユリ科ネギ属の多年草で、その仲間にはタマネギ、ニンニク、ニラ、長ネギ、ラッキョウなどがあります。見るとスズランのような茎葉部の形をしており、根はノビルやアサツキの根に似ています。日本では北海道に多く自生し、修行僧、すなわち行者が隠れて食べては体力をつけていた…という逸話と、匂いがニンニクに近いことから「行者ニンニク」の名が付けられたといわれています。

 主要成分は各種の硫黄を含んだ化合物(含硫化合物)で、二次代謝産物として薬効が豊富です。まず、非常に強力な抗菌作用が判明しており、インフルエンザ、膣炎などの炎症を抑制あるいは防止する効果があるとされています。さらにアリシン及びアリシン由来の関連物質には、腫瘍細胞の増殖を抑制したり、アルコールによる胃粘膜の損傷を予防したりする効果があることが明らかになっています。

つまり、アリシンは細胞の再生に寄与し代謝を活性。胃潰瘍や十二指腸潰瘍、ガンの予防・改善に有効と認められています。アリシンから由来する成分、トルスルフィド類やビジルジチイン類も注目の生理活性物質でしょう。これら含硫化合物は、血液を濁らせる酸化型悪玉コレステロールや血栓の生成を抑制するなど血液の浄化作用に優れています。すなわち脳梗塞や心筋梗塞など動脈硬化症の予防効果が高いと考えられます。

 また、行者ニンニクの匂い成分である含硫化合物のなかには血糖値を低下させる作用を持っています。同じ薬効は行者ニンニク中に元々含まれる含硫アミノ酸にもあることが確認されています。

 さらにこれら含硫化合物には脂質代謝改善効果があり、行者ニンニクを食べることにより体脂肪の燃焼効果によって、運動持続性を増したり、ダイエット効果も期待されます。

 これは行者ニンニクの強力な血液浄化力を裏づけるエピソードなのですが、あるとき少年が行者ニンニクを十五本食べて鼻血をだしてしまいました。なぜかといえば、血液がサラサラとなり勢いよく流れすぎたため。そのときは、いや、さすがに行者ニンニク、もの凄い血液浄化力だと感心したものです。

 行者ニンニクは生でよし、煮てよし、焼いてよしの山菜です。お花見のジンギスカンに入れると最高ですが、食べる量は五本以下が最適です。これだけでも、かなりの効果が期待できるでしょう。事実、行者ニンニクをよく食べるようになったことで、高脂血症や動脈硬化、糖尿病、また脳梗塞から回復した例があると聞きます。また、免疫賦活活性や抗アレルギー活性が高いため、行者ニンニクを食べると発ガン予防効果や各種のアレルギー症状の解消に役立つケースも多いそうです。

 こうした薬効も二次代謝産物という北の大地からの贈り物があればこそ。「北海道の野草には薬となる成分がぎゅーっと詰まっている」との評判から、近年、行者ニンニクを筆頭に北の野草の病理学的研究や機能性食品の開発が盛んです。新たな「薬食同源」の供給地として、今後、北海道への関心、注目が高まることは間違いありません。
http://www.mytokachi.jp/ktpr/entry/8


西村弘行

 私とギョウジャニンニクとの出会いは、1969(昭和44)年4月に北海道大学農学部農芸化学科の助手として札幌に赴任して以来でした。

 私には、神奈川県で寺の住職をしている叔父がいまして、その叔父は俳人でもあり全国の文学者とお付き合いがありました。その叔父から、北海道へ行くならと、今は亡き詩人・アイヌ民族研究家の更科源藏氏を紹介いただいたのです。

 更科先生は、私が植物学を勉強していることを聞き、アイヌ民族の植物に対する考え方などを詳しく話してくださいました。

 私は感動し拝聴しましたが、アイヌ民族が食用にする珍しい野草にひかれました。「アイヌネギ」と言っていましたが、どんな野草なのかわかりませんでした。さっそく大学の図書館へ行って牧野富太郎先生の植物図鑑で調べました。しかしその時は、その野草の実態がわかりませんでした。

 結局、山菜の本で調べたところ、正式な名称を「ギョウジャニンニク」ということがわかりました。その名の由来は、昔、修行僧である行者たちが雪解けの頃、山野で修行中にこっそり食べて体力をつけたといわれており、行者が食べるニンニクに近い匂いのする植物にちなんで、牧野富太郎先生が付けられたのだそうです。

 このようにしてギョウジャニンニクと出会った私は、その後もギョウジャニンニクを中心に、北海道に自生する薬効性のある植物について研究を続けてきました。1986(昭和41)年には、北大農学部の八鍬利郎名誉教授を会長に、私と北大付属農場の中嶋博教授が事務局を担当し、「ギョウジャニンニク研究会」を発足しました。その二年後に、広く北海道内に自生する薬効性のある野草、あるいは北方冷涼地域に適した外来作物についても扱うことにして、名称を「北方系機能性植物研究会」に変更しました。

 この「北方系機能性植物研究会」は、超高齢化社会を迎える今日的状況から、一般消費者が望む「安くて」「安全で」「おいしい」健康維持食品の開発が大きな課題になるという視点で、産学官が総合的に取り組んでいるものです。北海道の一次産業にどう付加価値をつけるか、生産者と加工業者が一体となった一・五次産業の確立に貢献することを目的としています。

 さて、北海道は自然に恵まれ、植物の種類も多く、食べられる山菜がたくさんあります。一説によると、その種類は600種以上あるだろうと言われ、現在はそのうちの一割弱40〜50種類ぐらいは食べているようです。

 このように豊富な野草の中で、北海道を代表する山菜はどれかと問いますと、北海道の人たちなら、ためらうことなく「ギョウジャニンニク」と答えます。

 ギョウジャニンニクは数ある野草の中でも、人気度、味、薬理効果などの面からみても、北海道を代表する健康野草で、まさに「健康野草の王様」といっても過言ではありません。

 ギョウジャニンニクの薬効をあげていけば、まず脳梗塞・心筋梗塞などの動脈硬化症の予防です。血液をサラサラにしたり、血管を丈夫にする働きがあります。中性脂肪・コレステロールの低下、血糖値の上昇を抑制する効果も明らかになっています。

 これは、臨床実験でも明らかで、毎日100gのギョウジャニンニクを食べさせて3日おきに採血して検査したところ、抗酸化力が高まっていました。動脈硬化症の予防だけでなく、一度こうした病気になった人の病後食としてもいいでしょう。

 ギョウジャニンニクの主要成分は、におい成分のもとになっている含硫アミノ酸で、特に量的に多いのが、エネルギー代謝に重要なアリインです。含硫アミノ酸のアイリンは、酵素アリナーゼの作用でアリシンが作られ薬理活性物質に変化していきます。アリシンは強い抗菌作用があり、その抗菌性によって肺結核、インフルエンザなどを防止する効果があるとされています。

 さらにニンニクやギョウジャニンニクのがん予防効果が注目されています。新鮮なニンニクには、胃がんに対する予防あるいは胃のがん細胞の増殖を阻害することが科学的に明らかにされています。アリシンをはじめとした硫化アリル類が、発がんを予防したり、がん細胞の増殖を抑えることは、さまざまな研究によって報告されています。

 昔から言われている疲労回復・滋養強壮作用は、ビタミンB1と結合することによってさらに効果が高まるので、肉や卵と合わせるとさらに効果を持続させます。
 滋養強壮はもちろん、がんの予防・抑制にも効果があるギョウジャニンニクは、まさに驚異の野草といえるでしょう。
http://www.genki-e.jp/prevention/prevention03.html


行者にんにく(キト、プ草)

『キトは食糧、背骨といってトゥレプと共にアイヌにとって大事な食べ物です。

体にとにかく様々な効能効果があります。
虚弱体質の方にはたくさん食べさせます。
また風邪薬にもなるし、便秘、脚気、肺病、なでも効ききます。

山のものは神さんが人間のために地上に降ろされた食べものであり、薬なんです。だから神様に感謝して、食べる分だけいただき、 また来年もここに授けてくださいってお祈りして、根は必ず残して撮るんですよ。』

日当たりのよい斜面のキトは、太くておいしいのです
生で食べたり子のみの長さに切って おハウ(お汁)にいれ、塩味で食べます
青葉のない冬の保存食としても最高です。

クキが少し固くなった五月の下旬〜六月にかけて花も葉も根元から一緒に大量にとり、洗わずにザクザクと1.5cmくらいに刻みます
1.5cmぐらいに切ったキトを乾燥させてサラニャにいれてブに蓄えておきます
起用するときはざるにいれて一晩水につけて戻し、おハウに放つのです

またご飯を炊いたとき後に上にのせ、まぜるときに熊の油をいれるのはイオマンテに欠かせない大御馳走なのです

キトは別名プ草と呼びますが、キト、キトビロは北海道北部および樺太でのことですが、日本語でいう『祈祷びる』からきているともいわれています

また、和名を『行者にんにく』となづけたのは植物学者牧野富太郎博士で、行者が荒行に耐えるため食べたと解するのかもしれません

キトの別名フラルイキナ(烈しい匂い)とは独特のにおいのあるところから来ています。実際のこれを食すると2日間はニンニク臭の強烈版の匂いで周囲の方を圧倒してしまいます。

アイヌの人々は、キトの強くて烈しい刺激臭に病魔も近づけぬと信じ、伝染病が流行したときに、必ず戸口や窓につるしたのです

癌予防、冷え、感染症予防にとても効果があると言われています。

今回のアイヌ薬草採りで、死ぬ思いをしたのは、このキトの群生がほとんど断崖絶壁にあるためだったのです
http://wagoiryou.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/11-a586.html
http://wagoiryou.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/12-7d9b-1.html
http://wagoiryou.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/13-df85.html
http://wagoiryou.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/14-fad7.html
http://wagoiryou.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/15-5023.html


行者にんにくのレシピ 210品
http://cookpad.com/search/%E8%A1%8C%E8%80%85%E3%81%AB%E3%82%93%E3%81%AB%E3%81%8F

ギョウジャニンニクの選び方と保存方法や料理
http://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/Gyoujyaninnniku2.htm


行者にんにく ネット販売


【楽天市場】 行者にんにく
http://search.rakuten.co.jp/search/mall/-/%E8%A1%8C%E8%80%85%E3%81%AB%E3%82%93%E3%81%AB%E3%81%8F-304653/p.1-s.1-sf.0-st.A-v.2


北海道下川町近郊産天然行者にんにく のーすもーる北海道の森
天然行者にんにく(アイヌネギ)
500g入 3,080円(税込・配送料無料)
http://www.northmall.jp/ainunegi/index.htm

行者にんにく  300g
2,400円 消費税込・送料別
http://www.sansaiya.com/sansai/gyouja.html

単価 4000円/1kg
http://www.sansaikinoko.com/ninniku-index.html


ぷくさ 行者にんにく焼酎 標茶町 By酒匠&北海道ソムリエ 鎌田孝
http://www.youtube.com/watch?v=KkKyZxQ9QUs


乙類焼酎 ぷくさ
原材料:米、米麹、行者にんにく
内容量:720ml
定 価:1,575円税込(送料別)


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1パック(250g入真空パック)
定価:1,400円税込(送料別)
※時期により商品の無い場合がありますので、ご注文の際にご確認ください。


ご購入方法は電話・ファックスにてお問い合せ下さい。

(株)小野商店
〒088-2301 北海道川上郡標茶町旭2丁目2番5号
TEL 015-485-1345
FAX 015-485-1346
http://www9.plala.or.jp/pukusa/pukusa.html
http://www9.plala.or.jp/pukusa/gyoujya.html


強烈!行者にんにく焼酎「ぷくさ」

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行者にんにくの独特な風味とどことなく甘く感じる呑み口はなかなかの出来栄え!

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「行者にんにく」は臭くて苦手と言っても我慢!(笑)
これは思わずにやにや笑えるほど

しっかりちゃんと行者にんにくの風味か利いています。

昔風に言うなら「パンチが効いてる!」
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あなたも一度挑戦してみる価値はあります!
道東方面にお越しの際はお土産にお勧め!

最近では小樽や道内観光各地にこのクサーーーイ焼酎が勢力拡大中!

あなたも「行者人にんにく」に魅せられてはみませんか!?

発売元:北海道観光物産興社 
札幌市白石区南郷通15丁目北6-18 TEL 011-864-3131
製造元:落合酒造 宮崎県宮崎市大字田吉348 TEL 0985-51-6636
http://dosyocyu.exblog.jp/7554728


エント茶 ネット販売 宮本酋長売店

アイヌの人たちが日常お茶のように飲んでいた薬草茶です。

日常のお茶や粥の香り付けにも使われていた薬草で、解熱や発汗、利尿作用があるとされ、風邪や二日酔いの薬としても効果があると言われています。

アイヌの人たちは山猟や沖漁に行く時、徳利の栓をこの茎ですると何日たっても水の味が変わらないということで利用していました。


エント茶 540円
原材料 シソ科のナギナタコウジュ(アイヌ語で”エント”)
内 容 ティーパッグ10個入り(説明書付)
http://www.shiraoi.net/net-shop/91_161.html


アイヌ伝統食研究グループ・ポロトの母さんの会 代表 大須賀るえ子さん(北海道食づくり名人)により、”キハダの実のクッキー”と”エントのミルクティー”づくり、また、昔話風にアイヌの食文化について語られました。


”キハダ”は、落葉広葉樹の高木です。

黄色い内皮は黄柏と呼ばれ、苦味のある健胃整腸薬として古くから有名ですが、アイヌも多く利用してきた重要な植物の一つです。

写真上がエント、下の黒い実がキハダの実

”エント”はナギナタコウジュ(シソ科の植物)のことで、解熱や発汗、利尿の効果があることから、風邪や二日酔いの薬として全草を煎じて飲むほか粥に炊いても食べたという。また、強い臭いが病魔を遠ざけると考えられていました。


エント茶はハーブティーのようでとても香りがよく、美味しいお茶で、来会されるお客様にも好評です。

昨年の我々の観光商品モニターツアー時にも、ポロトの母さんの会のエント茶とおにぎりが振る舞われましたが、おにぎりもエントで炊いたもので、絶品でした。
http://ameblo.jp/shokokai-shiraoi/entry-10057856143.html


詳細は


『アイヌの食事・アイヌの自然療法』

食物によし悪しなし! 柴田流健康長寿の14か条  健康リスクを回避する、食肉生活のススメ (PRESIDENT )へのコメント  
http://www.asyura2.com/09/health15/msg/550.html

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/181.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK256] デニー知事、県民投票3択を検討 与党全会一致条件に(沖縄タイムス)デニー知事が「どちらとも言えない」の3択案を容認へ 完璧帰趙
3. 2019年1月22日 10:08:22 : x2hGeD3d3A : 6gK8sssmUzU[153]
日本人ではないな。このおかしなペンネームはw、無職珍走の道だなw
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/525.html#c3
コメント [カルト20] シャン・通貨リセットだの徳政令だのは連中の撹乱。泥棒を泥棒と指摘し続けるのみという事である。 ポスト米英時代
23. 2019年1月22日 10:14:23 : fCZ83cf8p2 : ZyE@@HR5cDA[4875]

 
      御代さま、この期に及んでお見苦しい様はお名に恥じまする

    せめて潔いご最期を  さ、  御代さま!
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/245.html#c23

コメント [政治・選挙・NHK256] デニー知事、県民投票3択を検討 与党全会一致条件に(沖縄タイムス)デニー知事が「どちらとも言えない」の3択案を容認へ 完璧帰趙
4. 2019年1月22日 10:16:56 : meSrPQwR5s : Oi41K8C1SAA[6]
「Yes/No」をハッキリさせたいなら、4択のほうがよいのでは?
辺野古新基地建設「賛成、やや賛成、やや反対、反対」
まぁ、いずれの聞き方でも「反対」が一番多くなるような気もしますが…
(オール沖縄にとっても、どの地区がどの程度「反対」「やや反対」なのか、細かく情報がとれるでしょう。今後の選挙対策として、潰していく対象地区の優先順位ができる気もします…(もうあるのかな…))
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/525.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK256] 枝野代表 沖縄県民投票、対抗手段は「リコールと損害賠償請求訴訟」  赤かぶ
29. おじゃま一郎[6759] gqiCtoLhgtyI6phZ 2019年1月22日 10:17:51 : hiHWbsJjro : 8dY5d0SQz@w[6]
政治家は、権限があるので法的手段に訴えることを言うべきではない。
こういうところに枝野の政治家としての限界が見える。

http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/482.html#c29
コメント [カルト20] シャン・通貨リセットだの徳政令だのは連中の撹乱。泥棒を泥棒と指摘し続けるのみという事である。 ポスト米英時代
24. 2019年1月22日 10:20:47 : fCZ83cf8p2 : ZyE@@HR5cDA[4876]
 
    御辞世ならば自ら御歌いあそばすのが習いに御座います

  これ短冊と筆、墨をここに        さ、御代さま  ささ、

     

     
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/245.html#c24

コメント [政治・選挙・NHK256] 糸数慶子氏、社大党に離党届 参院選での高良鉄美氏擁立に反発(沖縄タイムス) 完璧帰趙
1. 2019年1月22日 10:23:17 : meSrPQwR5s : Oi41K8C1SAA[7]
まぁ、悔しいお気持ちはお察しいたしますが…
共産も社民も「社大党の決定に従う」としたのですよね…

これで立候補でもしたら、「自民党から金をもらっての野党分裂刺客」と認定されちゃいますよ…
さすがにそれはないでしょうが…
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/526.html#c1

記事 [近代史3] アイヌの食文化

アイヌの食文化


【アイヌ料理】オハウを作ってみた
http://www.nicovideo.jp/watch/sm10293618


平取町 アイヌ料理 
http://www.youtube.com/watch?v=LruBb1DBPFI


アイヌ料理 画像
http://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%8C+%E6%96%99%E7%90%86&hl=ja&lr=lang_ja&tbs=lr:lang_1ja&prmd=imvns&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=_K9dUL-fGIOdmQXF94DwBQ&ved=0CC4QsAQ&biw=1030&bih=892

▲△▽▼

アイヌ人の食事は汁ものが主食で、その具は殆ど山菜や雑穀類。

要するに、完全菜食では味付けが難しいので、肉や魚を少しだけ入れて山菜や雑穀類を食べ易くしたという事ですね。

アイヌ人の様な狩猟民は牧畜民の欧米人の様には肉を沢山食べないのです。

アラブ人の様な遊牧民もミルク、ヨーグルトが主食で肉はハレの日にしか食べません。

従って、毎日肉を食べる欧米人や日本人は「人類本来の食生活」から大きく離れています。アメリカ人に極端な肥満が多いのはホルモン剤で育てた牛の肉を食べるからですね。


▲△▽▼

今の日本では、お金を出しさえすれば、世界中のどんな食べ物でも手に入れることができます。しかし私たちの置かれた環境に感謝し、そこから得られる糧に満足して生きてきたアイヌの人々の暮らしと、 今の暮らしを比べると、アイヌの人々の暮らしのほうがずっと豊かであったのではないかと思えます。

ここでは、アイヌの人々の食文化をご紹介したいと思います。


アイヌの食文化


アイヌの人たちには、主食にあたるものはありません。

一汁一菜といえば、和食であれば汁物・おかず1品にご飯ですが、アイヌ料理では、そのまま汁物1品とおかず1品のことを指します。お米は日常食ではなく、儀式の際に大量に使われるおさけを作るための大切な材料として利用されていました。


神(カムイ)の自然と生きる生活


アイヌの人たちは自然のすべてのものを、神(カムイ)としてあがめ、日々信仰の中に生きてきました、したがって儀式に欠かせないお酒は大変貴重なものでした。
その原料となる米も大変大切にされ、普段の食を満たすために使われることはほどんどありませんでした。

食事の回数は1日に2〜3回、で季節や労働の内容によって変わることもありました。

アイヌの人たちにとって、大地は神(カムイ)の肌であり、大地にはえている草や木は神の衣服にあたります。むやみやたらと木を切り倒したり、大地をけずって畑を耕すということはしませんでした。

農耕をおこなわなくとも、ふんだんにある自然の木の実や植物を自分たちが必要な分採取し、食していたのではないかと思われます。


厳しい北海道の自然の中で生き抜く食の知恵


厳しい北海道の気候のなかで生活していたアイヌの人々は寒さに大変強い民族だといわれています。 冬の期間、ビタミンなどの補給に必要な植物の補給ができません。そのためアイヌの人々は、タラなどの魚の肝臓から「魚油」をとり、保存食として利用していたようです。

「魚油」はビタミンを大量に含む優れた栄養食品であり、植物が採れない期間、利用されていたようです。

その他に、ビタミンが豊富ですぐに熱に変わる脂肪をたくさんとっていたこと、
細ンしておいた山菜をふんだんに使っていたこと、そして何よりも、食事は大変うす味で、減塩食だったことがきびしい冬も元気に過ごせた理由だといわれています。


アイヌの食の紹介


チェプオハウ(魚汁)


アイヌの人たちには、私たちのご飯やパンのような 「主食」にあたるものはありません。

一汁一菜といえば、和食であれば汁物・おかず1品にご飯ですが、アイヌ料理では、そのまま汁物1品とおかず1品のことを指します。

お米は日常食ではなく、儀式の際に大量に使われるお酒を作るための大切な材料として利用されていました。
http://www.town.shiraoi.hokkaido.jp/ka/sankei/syokuzai/ainu.html#ainu2


オハウ ohaw(煮込み汁)

獣肉や魚肉、山菜、野菜を鉄鍋で煮込んだ汁物。単なるスープに留まらず、鍋料理とも言えるほど具沢山の汁物で、「主食」が存在しない狩猟・漁労民族であるアイヌの食生活の中心を成す料理だった。現在、北海道の郷土料理として名高い石狩鍋、三平汁の起源とも言われている[2]。

具材に特に決まりはないが、大体以下の様な方法で調理される。


1.鍋に水を張り、獣骨や小魚の焼き干しを入れて火にかけ、出汁を取る。

2.大まかに切り分けた肉、魚を入れて煮る。乾肉、乾魚の場合は時間をかけて煮る。この際、アクは取り除かない。

3.野菜は根菜などの煮えにくいものから入れ、つぎに繊維の多い山菜、そして葉物野菜を入れる。それらが柔らかくなるまで煮込む。

4.動物性脂肪、魚油、少量の塩で味を整え、最後に風味付けとして焼き昆布の粉末、乾燥させたプクサ(ギョウジャニンニク)をふりかける。


※肉のアクが気になるようであれば、後から入れる野菜や薬味に吸わせる。


中心となる具材からそれぞれ

「チェプオハウ」(cep ohaw 魚汁)、
「カムオハウ」(kam- 肉汁)、
「カムイオハウ」(kamuy- 熊汁)、
「キナオハウ」(kina- 野菜汁)

などと呼ばれていた。ニリンソウは汁と相性が良いため「オハウキナ」(ohawkina 汁の草)と呼ばれ、具材として特に好まれていた。


ラタシケプ rataskep(野草による煮物や和え物)
直訳すれば「混ぜたもの」。山菜や野菜、豆類を柔らかく汁気が無くなるまで煮込み、軽く潰してから獣脂、魚油、少量の塩で味を整えた料理。 日常食としても作られるが、儀式の供物や振る舞いには欠かせない、ハレ食である。


使用する材料によって限りない種類がある。


シケレペキナラタシケプ sikerpekina rataskep
乾燥させたシケレペキナ(ヒメザゼンソウ)を湯で戻してから、弱火で数時間、汁気が無くなるまで炊く。食べやすい大きさに刻み、獣脂と塩少量で味を整える。


プクサラタシケプ pukusa rataskep
豆を柔らかくなるまで炊き、プクサ(ギョウジャニンニク)の茎を加えてさらに炊く。獣脂と塩で味を整える。 チスイェラタシケプ cisuye rataskep 初夏に採集したチスイェ(アマニュウ)で作る。豆を炊いて柔らかくなったところにチスイェを加えてさらに炊き、獣脂と魚油で味を整える。


かぼちゃラタシケプ kampoca rataskep
豆を柔らかくなるまで炊き、切干にして保存しておいた南瓜を水で戻して入れ、さらに炊く。南瓜が煮崩れたところで、塩と魚油で味を整える。香辛料としてシケレペ(キハダ)の実をふりかける。


チポロラタシケプ cipor rataskep
「チポロイモ」とも呼ばれる料理。馬鈴薯は皮ごとゆでる。別の鍋にチポロ(筋子)を入れ、弱火で潰しながら半煮えにする。茹で上がった馬鈴薯は皮をむいて厚切りにし、先ほどの煮えたチポロを入れ、塩を加えてよく混ぜる。


ニセウラタシケプ nisew rataskep
ニセウ(どんぐり)は殻を取り、渋皮つきのまま数回ゆでこぼしてアクを抜く。ここにあらかじめ水戻ししておいた豆を水と共に入れ、沸騰したら煮汁を捨てる。再度水を注いで全体が柔らかくなるまで煮込み、玉蜀黍の粒を入れてさらに煮る。好みの柔らかさになったら米の粉を入れ、全体を練り上げる。塩と脂で味を整え、出来上がり。


サヨ sayo(粥)

ピヤパ(稗)やシアマム(米)で炊いた薄い粥。大抵は穀物のみで炊かれるが、山菜などを炊き込む場合もある。農耕民族のような「主食」としての粥ではなく、脂こい汁物や焼肉、焼き魚で腹を満たしたのち、「口直し」として茶のようにすすられるものである。そのため脂気が混じらないように、それ専用の小鍋で炊かれる。盛り付けの際も、掬うカスプ(お玉杓子)は汁用とは別のサヨカスプ(粥杓子)を用い、汁の味が混ざらないよう気を配った。


このサヨには、以下の種類がある。


トゥレプサヨ turep sayo
トゥレプ(オオウバユリ)から澱粉を採集した際の澱粉滓を醗酵させた保存食オントゥレプ(on turep)を入れた粥。まず硬く乾燥したオントゥレプを臼で搗き砕き、水で戻す。水の沈殿物で直径3センチほどの団子を作り、稗の薄い粥に入れてさらに炊く。

トゥレプの球根の鱗茎を入れた粥も、同じ名前で呼ばれる。


イルプサヨ irup sayo
オオウバユリのイルプ(澱粉)を団子にして入れた粥。


エントサヨ ento sayo
山菜の一種であるエント(ナギナタコウジュ)を入れた粥。独特の香気が好まれる。


サッシラリサヨ satsirari sayo
トノト(どぶろく)を作ったときにできるシラリ(酒粕)を、粥に入れる。


キキンニサヨ kikinni sayo
キキンニ(エゾノウワミズザクラ)の皮を入れた粥。


チポロサヨ cipor sayo 米で粥を炊き、チポロ(イクラ)を入れる。生イクラを使ったチポロサヨは、秋にしか食べられないごちそうである。それ以外の季節は、サッチポロ(sat cipor 乾燥筋子)を入れた粥を作る。


シト sito(団子)


チセ内部に飾られた漆器類。儀礼の際はシトやトノト(どぶろく)を盛り付ける。(北海道開拓記念館)

団子。名称の「シト」は、大和言葉でペースト状にすりつぶした生の穀物や団子をさす「しとぎ」と同系統とされている[1]。かつて穀物の精白や製粉を臼による手作業でこなしていた時代は、その手間ゆえに贅沢な食品。日常の食品としてよりも、イオマンテ(熊送り)やイチャルパ(祖霊祭)その他、ハレの日の供物やご馳走して作られることが多かった。


材料はメンクル(黍)、ムンチロ(粟)、シアマム(米)。時代が下がればエモ(馬鈴薯)、カンポチャ(南瓜)も材料として加わった。日本の草餅と同じく、ノヤ(ヨモギ)を混ぜ込んだ「ノヤシト」も春の味として好まれていた。


作り方は以下の通り

1.精白された穀物を一晩水に漬ける。水から上げたのち、一晩水を切る。

2.穀物を臼に入れ、数人でイウタウポポ(杵搗き歌)を唄い調子を取りながら搗いて粉にする。

3.出来上がった粉を湯で練上げ、直径7、8センチ、厚さ1センチほどの大きさに丸める。

4.大鍋に沸かした湯で、鍋底に焦げ付かないように注意しながら茹で上げる。


茹で上がったシトは、供物にするならばそのままシントコ(sintoko 漆塗りの桶)、パッチ(patci 木鉢)、オッチケ(膳)に盛り付けるか、ミズキの串に刺した巨大な串団子「ニッオシト」にして神前に捧げる。

人間が食べる際は、チポロ(イクラ)を半潰しにしたものか、焼いた昆布を砕き、脂で練ったタレをつける。


チタタプ citatap(肉や魚のたたき)

チタタプというアイヌ語を訳すれば、「チ・タタ・プ」(ci-tata-p 我々が・たくさん叩いた・もの)。その名の通り、魚のたたきである。


以下は、代表的な作り方。

1.鮭のアラ、頭、白子をイタタニ(丸太を輪切りにして作った俎板)に乗せ、鉈のような重みのある刃物で刻み、叩く。

2.ペースト状になるまで叩いたら葱、メンピロ(ノビル)、プクサ(ギョウジャニンニク)のみじん切りを薬味として加える。

3.焼き昆布と塩で味を整える。


鮭以外でも、スプン(ウグイ)、ウッタプ(カスベ)、イチャニウ(マス)、チマカニ(カジカ)などあらゆる魚、さらにユク(鹿)、キムンカムイ(ヒグマ)、モユク(狸)、イソポカムイ(兎)、さらにルオプ(シマリス)などの獣肉も刻んで薬味を加え、チタタプに加工された。老いた獣の肉は固いことが多いので、チタタプに加工すれば食べやすい。


これらのチタタプの鮮度が落ちた場合は、つみれのように汁に入れる。


イオマンテ(iomante)の際は、熊の脳のたたき、「チノイペコタタプ」が作られる。

材料は熊のほほ肉、脳味噌、葱、塩。儀式で飾り付けた熊の頭から脳味噌を取り出し、あらかじめゆでて刻んだ熊の頬肉と混ぜる。薬味として葱を効かせ、塩で味付けする。熊送りの際しか作られない貴重な料理なので、量も少ない。儀式を司るコタンの有力者から、掌に直に下賜される[2]。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%8C%E6%96%99%E7%90%86

▲△▽▼


アイヌ民族の「食」


かつて、アイヌ民族の暮らしを支える営みは、森や川、海などの自然を基盤とした狩猟、漁労、採集、農耕であり、それで得た産物を使いおこなわれた交易でした。
季節を通して暮らしに必要なものを入手します。

北の地に長い冬が終わりを告げるころ、森では雪解けの水をたっぷりと吸い込んだ木々が芽吹き、ギョウジャニンニクやニリンソウ、フキなどの山菜を採り、川ではイトウ漁がはじまります。

森の緑が濃くなる頃、畑にはアワやヒエを蒔き、初夏、オオウバユリの鱗茎からデンプンを採取する。真夏の沖ではメカジキ漁、川ではマス漁がおこなわれます。

秋、川では遡上する鮭を迎える祈りとともにサケ漁が解禁され、森ではキハダやクルミなどの木の実やきのこを採取しました。

一面を雪に覆われる冬は山猟の季節、シカやキツネ、テンなどを追い、それらの良質の毛皮は交易品としても利用されてきました。


「かつて」という時間は結構あいまいでひとりひとり微妙にイメージする時代が違います。例えば100年とか150年前のことなのか、つい10年前のことなのか、個々の時間軸の捉えかたでイメージされる時代はさまざまです。しかし、アイヌ民族の文化を紹介する様々な冊子やインターネットなどで得られる情報の多くが、上記のような生活でありますが、これは現代のアイヌの人々の生活ではなく、いわゆる私たちアイヌ民族にとって一番身近な伝統の時代の文化なのです。

食に関していえば、食材も豊富で、和食からフレンチ、イタリアン、中華などいろいろな食文化に溢れた時代現代であるにも関わらず、ことアイヌ民族の食文化に関しては、ある一定の時代の枠のなかに閉じ込めた、今なお何の変化もしていないかのようなイメージで語られることは少なくありません。

文化を考える時、その時間軸を外してしまうことでさまざまな誤解や偏見を生むことがあるので気を付けたいものですね。


(1)料理のアイヌ語名

・オハウ(ルル) 汁もの

アイヌ料理の中で一番ポピュラーというか基本的なメニューに「オハウ」や「ルル」と呼ばれる、塩と油(脂)で味付けをした、具のたくさん入ったスープがあります鹿肉を使ったものは「ユク(鹿)オハウ」「ユクル」、山菜がたくさん入っているものは「キナ(野草)オハウ」、「キナルル」などと呼ばれます。


・ラタシケプ(ボツボツ) 煮込み?あえもの?

山菜類、野菜類や豆類などからつくる料理で、数種類の材料を混ぜ合わせて煮るものが多く、味付けには油脂や塩が用いられます。ほとんど汁気のない料理で、「オハウ・ル(汁もの)」「サヨ(粥)」「チサッスイェプ(ご飯)」以外の料理のほとんどが「ラタシケプ」に相当します。

ラタシケプ種類も多く、その素材は地域や家庭によっても違いがあります。日常食として食べたり、儀礼など祭事のごちそうとしてもつくられます。

・ その他 ・チタタプ(たたき?) ・サヨ(粥) ・シト(団子)

・チサッスイェプ(飯) ・ルイペ(解けるもの) ・フイペ(生のもの)他
(2)調味料について(甘み、しょっぱみ、酸味、からみ、薬味)

・油=脂:タラ、イワシ、サメ、アザラシ、シカ、クマ、※(甘いもの)

・海水(を使用したという事例もあった)、

・塩

・昆布、魚の焼き干し、骨、※(だしをとる際に多く使われる)

・植物=キハダの実、チョウセンゴミシ、ヒメスイバ、サンショウ、ヤマブドウ
ヒメザゼンソウ、ミツバ、ギョウジャニンニク、ナギナタコウジュ等々)

・その他 樹液(イタヤカエデ、クルミ、樺)
みそ、しょうゆ


(3)スム(油)

アイヌの料理に油は欠かすことのできない調味料のひとつです。甘みをだすために使われるほか、ビタミンが豊富なので栄養のバランスやエネルギー源としても大切なものです。陸獣、海獣、鳥、魚など植物以外のいわゆる動物性の脂(油)が使われました。油の常温での形は、固形、液体のものがあります。


●魚油の形状:常温で液体。

魚油の種類:イワシ油、ニシン油、タラ油、サメ油、マンボウ油
油の採取:


@肝臓だけを煮る。空鍋に肝臓を入れじっくり焦げないように弱火で煮る。脂分がしみだしたら、ザルや晒布などで濃す。何度か繰り返すことできれいな油が取れる。

A湯を沸かした鍋に肝臓を入れ煮る。油が浮いてきたら、上の部分を杓子ですくい、息を吹きかけながら油と水分をわける。

B魚全体を鍋で煮る。油が浮いてきたら上の部分を杓子ですくい、息を吹きかけながら油と水分をわける。


●陸獣油の形状:常温で固形、又は半固形

油を採る陸獣の種類:クマ、シカ、タヌキ、

油の採取:

@ 脂身だけを煮る。空鍋に薄切りにした脂身を入れ、焦げないように
火にかける。油分がしみだしたら、別容器にとる。

A湯を沸かした鍋に骨(骨は割って髄が溶け出しやすいようする)や脂身などを入れ煮る。油が浮いてきたら、上の部分を杓子ですくい、息を吹きかけながら油と水分をわける。


(4)食材の確保について

・狩猟 ・漁撈 ・採集 ・農耕 ・交易

※江戸時代すでに栽培されていた作物
粟、稗、黍、麦、大豆、小豆、などの雑穀及び豆類
蕪、ジャガイモ、大根、葱、カボチャなどの野菜類
※移入品 米、塩、みそ、糀 等


(5)食材の保存法

@乾燥 (茹でて乾燥、焼いて乾燥、生で乾燥、発酵させて乾燥、寒干)
A燻製 (乾燥に関連する)
B塩蔵 ほとんどされなかた
C冷凍 冬の一定期間
D土に埋ける 冬の一定期間(凍れないよう)


例えば:

肉の保存 茹でて乾燥
魚の保存 寒干、焼いて乾燥
山菜の保存 生で乾燥、茹でてから乾燥、醗酵させて乾燥
木の実の保存 生のまま乾燥
穀類の保存 乾燥
根菜類 乾燥、凍れさせて粉にして乾燥
油の保存 海獣や陸獣の内臓(胃、膀胱 など)


・当日のメニュー

1)チェプオハウ(鮭のスープ)
2)チマチェプ(焼き鮭)
3)メンクルチサスイェプ(イナキビご飯)
4)ペネコショイモ(凍れ芋)
5)エントウセイ(ナギナタコウジュのお茶)


・チエプオハウ(魚汁)の作り方

材 料:・サケ ・ジャガイモ ・大根 ・昆布 ・人参 ・長ネギ ・他山菜
・ギョウジャニンニク ・塩 ・タラの油

作り方

1)大根、人参、ジャガイモは皮をむいて適当な大きさに切り、鍋に入れて煮る。

2)野菜が煮えたらサケを適当な大きさに切って入れる。この時、肝臓などがあれば一緒に入れる。

3)サケが煮えたら塩と油で味付けする。(内臓が入る場合は油をあまり入れなくてよい。)

4)昆布はカリカリに火にあぶって揉み砕いたものを入れ、乾燥したギョウジャニンニク、ネギも鍋に入れ、蓋をして蒸す程度にさっと煮たせて出来上がり。


・メンクルチサスイェプ(イナキビご飯)の作り方

材 料:・米 ・イナキビ ・塩 ・油

作り方1)米とイナキビをといで、塩、油を適量いれて炊く。

※水量はふつうにご飯を炊くよりも少し多めが良い。


・ペネコショイモ

材 料:・ペネコショイモ ・片栗粉 ・砂糖 ・塩 ・油


作り方

1)冬の間外で凍れさせたジャガイモを乾燥させたペネコショイモを水にもどし、何度か水を取り替え、晒しの袋などに入れ水切りをしておく。

2)水切りをしたペネコショイモに、片栗粉を混ぜて練り、砂糖と塩で味を調え適当な大きさの団子にし、フライパンに油をひき、焼く。

http://www.coleman.co.jp/event/winter/bbw_0903.pdf?PSID=o3jdhodr7852t7umu9quo1j6h6

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2010.2.12 アイヌの伝統食をまるごと体験!オントウレプ食べてみよう 


昨年7月に手稲山でオオウバユリの根を採取し、みんなでデンプン作りをしました。
http://teinesato.blog.so-net.ne.jp/2009-11-13-5


オオウバユリのアイヌ語名を「トウレプ」といいます。デンプンをとったあとのオオウバユリの根の繊維を発酵させ、乾燥させたものを「オントゥレプ」といいます。アイヌで保存食として利用されていました。

今回も安田千夏さんに講師をお願いしました。


「昔のアイヌの冬の暮らし」についてクイズを交えてお話いただきました。つくづくアイヌは究極のサバイバル術のエキスパートだと感心するエピソードばかりでした。アイヌの男性のたくましさは素敵だなあ〜〜とうっとり・・・なかでも「クマにであったらどうするか?」の本の紹介とエピソードはびっくりでした


このドーナツ型の物体が繊維を発酵させたものです。これから乾燥させるのです。


実は乾燥させたものは3個あったのですが、(かちかちに乾燥したものはなんとも動物の糞のようないでたちなのですが)2個紛失してしまいました。これは乾燥したものを細かく削っているところです。


本当は削ったものを水に浸しておくとボウルの底にデンプンが沈殿するのです。それをスプーンなどでお粥に落とすとトゥレプサョ(ウバユリ粥)になる・・・はずでした・・

1個では少なすぎてデンプンは取れなかったので今回は急遽、イナキビ入りのお粥、アイヌの人が食べていた「魚の汁」(チェプオハウ)と「シバレイモ」(ペネコショイモ)団子をつくることになりました。


「魚の汁」(チェプオハウ)です。今回は鮭を使用した三平汁です。鱈なども内臓ごと使っていたようです。

当時、塩は交易で手に入れなければならなかったので貴重だったようです。実際食べていたものはかなりの薄味だったようです。私達は現代風にアレンジしたいただきました。ポイントはギョウジャニンニク」(プクサ)とあぶった昆布を砕いていれるところです。


調理風景です。


これが「シバレイモ」(ペネコショイモ)です。真冬に外に出しておき凍ったジャガイモを水で何度もアクだししたものです。みなさん少し凍ってしまったジャガイモを食べたことがありますか?すこしクセのある匂いがします。

あんな感じです。


砂糖を少し加えて団子状にしてホットプレートで焼きます。これはとても美味しかったです!もちもちっとしていて焼くと香ばしくほんのり甘く・・また食べてみたいです。


完成しました


いただきま〜〜す

前回のオオウバユリの採取から7ヶ月、採取→加工→調理の過程をみんなで学ぶことができました。

昔のアイヌの人たちは食べ物を粗末にすることなく最後の最後まで智恵をしぼり使い切る究極のエコの精神を持っていたんだなあ・・と尊敬します。そして食べ物になる植物の子孫が絶えることがないようにルールをつくって採取していたことも学ぶことができました。自然、食べ物、いのちに感謝する気持ちが自然にわきあがってきます。

いのちを身近に感じ、感謝し生きていきたいです。
http://teinesato.blog.so-net.ne.jp/2010-05-07

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アイヌの人々は肉を食べる場合には動物の新鮮な内臓を例外として、生で食べることはあまりありませんでした。

肉を食べる場合にはほとんどの場合、汁ものに入れて煮たものや焼いたものを食べていました。

魚類を食べる場合には串に刺したものを焼いて食べたり、天日などで乾燥させたりしたものを汁ものに入れて煮たものを食べていました。獲ったサケを冬期に屋外で凍らせてそのまま食べることもありました。


ラタシケプは山菜や蔬菜、豆類などを汁気が無くなるまでしっかりと煮込んで魚脂や獣油、海水などを使って味付けを施して鳥獣肉、魚肉は使いません。

カッコウの初鳴きを合図として、一年分の山菜を採って乾燥させて収蔵し終えたところに、夏がやってきて畑仕事が始まります。昔のアイヌには稲作は行われていなかったのですがアワやヒエあるいはイナキビのような穀類と豆類、蕪などを昔から栽培していました。

山の物ではヤマブドウやクロミノウグイスカグラ(ハスカップ)のような果実は生で食べましたが、山菜類は魚や肉などと一緒に汁に入れて煮込んだり、お粥やご飯などと一緒に炊いたりして食べるものでした。

雑穀類を焚いたチサッスイェプや雑穀類を焚いて焦がして作ったスウケプ、シト(団子)などはイオマンテのように大きな儀礼の時に食べられる特別料理であって祖先や神々も一緒に食べて、楽しむとされていました。
http://www.islanddistinctiveoccasions.com/hokkaidob/


アイヌ語でオハウもしくはルルという魚や鳥獣肉、山菜などの具が沢山入った汁ものを主食としていました。

入れる材料によって多くのバリエーションをもっています。

副食として食べられていたものはアイヌ語でサヨというお粥でその種類もヒエ粥、アワ粥、ギョウジャニンニク、ウバユリの繊維質、イクラ入りの粥などのバリエーションがあったそうです。

他にはアイヌ語でラタシケプという山菜や野菜の煮込んだもの、焼き魚、穀物の団子のように多くの種類の料理があります。

調味料に使われるのは、メインは塩でしたが、寒冷地であることからカロリー補給や味を柔らかくすることを目的として油脂を多用しました。
http://www.islanddistinctiveoccasions.com/hokkaidob/hokkaidoba.html

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アイヌ生活文化再現マニュアル
http://www.frpac.or.jp/kodomo/html/bunka/bunka_main.html


 私たちのいう「自然」に食糧(しょくりょう)を求めていたアイヌの人たちは、一年の多くを食糧採取(しょくりょうさいしゅ)に費(つい)やしました。特に、野生植物は、一度で取り尽くしてしまうようなことはせず、必ず「根」を残し、次の年の分を確保(かくほ)しながらの採取でした。四季折々(しきおりおり)にとれる野生植物や動物、魚介類(ぎょかいるい)は家族の食卓(しょくたく)にのぼるとともに、長い冬の間の食糧(しょくりょう)として、また、飢饉(ききん)などに備(そな)えるために蓄(たくわ)えられました。

 調理(ちょうり)には、「煮(に)る」「焼(や)く」「炊(た)く」という方法が用いられました。主食として、山菜をベースに、動物の肉や魚を入れて煮(に)たオハウ、ルルがありました。オハウは、用いる材料によって、チエプオハウ(サケを入れた汁)、プクサオハウ(ギョウジャニンニクを入れた汁)、カムオハウ(動物の肉を入れた汁)などと呼ばれました。

 副食(ふくしょく)には、アワやヒエなどの穀物(こくもつ)を煮たサヨ、山菜を汁(しる)気がなくなるまで煮込(にこ)んだラタシケプがあり、生の動物の肉や魚は、串にさして焼いて食べました。また、季節によっては、「生で食べる」こともありました。


プクサ(ギョウジャニンニク)

焼(や)いて干(ほ)したウグイ。夏にとれた魚は、焼いて天日(てんぴ)で干(ほ)し、貯蔵(ちょぞう)した(新ひだか町アイヌ民俗資料館蔵)。

儀礼(ぎれい)の際(さい)の食事

   クマやシマフクロウの霊送(れいおく)りや祖先供養(そせんくよう)、婚礼(こんれい)や葬礼(そうれい)などのときには、普段(ふだん)の食事に加えて、雑穀類(ざっこくるい)を炊いたもの、団子(だんご)など特別な料理がつくられました。一年に数回しか味わうことのできないこの特別な料理は、人間だけでなく、祖先(そせん)や神々もともに食べ、ともに楽しむものでした。


いまに伝える

   江戸時代の終わりころになると、アイヌの人たちも野菜(やさい)をつくるようになり、多くの料理に用(もち)いられました。また、明治以降(めいじいこう)、本州からの移住者(いじゅうしゃ)の増加(ぞうか)とともに、アイヌの人たちを取り巻(ま)く環境(かんきょう)も大いに変化し、食生活もまた大きく変化しました。その一例として、調味料(ちょうみりょう)の使用などがあります。現在、北海道内各地でつくられる料理もこのころにつくられたものを基本としています。チエプオハウやラタシケプなどといった料理の多くは、日常の料理として、あるいは儀礼(ぎれい)の際(さい)の料理として盛(さか)んにつくられており、その伝統(でんとう)はいまに伝わっています。


食事の様子(『蝦夷嶋図説』函館市中央図書館蔵)


チエプオハウ
ラタシケプ
 

クマの霊送(れいおく)りのときにつくられる料理。神とともに人間も楽しむ(財団法人アイヌ民族博物館蔵)
http://www.frpac.or.jp/kodomo/html/hito/taberu/taberu.html


アイヌ料理 春〜夏
http://www.frpac.or.jp/kodomo/html/bunka/tabemono2/tabemono.html

アイヌ料理 秋〜冬
http://www.frpac.or.jp/kodomo/html/bunka/tabemono/tabemono.html


アイヌは人間の力が及ばないもの、自然の恵みを授(さず)けてくれるもの、生きていくうえで欠かせないものなどを、神[カムイ]として敬っていました。自然界の神々―火の神、水の神、山の神、集落の神、森の神、狩猟の神、穀物(こくもつ)の神等―に感謝し、神々が与えてくれた恵みとして、食材を必要な分だけいただきます。

 秋は豊かな実りの季節でした。川では遡上する鮭を捕え、山では木の実を採集し、狩りで動物の肉を手に入れて食べました。冬や飢饉(ききん)に備えて保存食も加工しました。

 動物からとった油脂(ゆし)や、塩などを調味料として使い、肉や魚、山菜などを入れた汁物[ルル]、ヒエ・アワなどのおかゆ、煮物(にもの)などが食べられていました。

 今回は、料理を作る場所として、『旭川市博物館分館アイヌ文化の森 伝承(でんしょう)のコタン チセ』を使用しました。アイヌの伝統的な住居には、炉(いろり)が切られており、火種を絶やさなかったといわれています。

 古くから集落のあった石狩川の周辺には、豊かな自然があり、食材は、家の周りで容易に調達できました。現在では都市化の影響もあり、身近で手に入れることが難しくなっています。今回、食材を調達するにあたり、旭川近郊の山々はもとより、遠方まで出かけて集めたものもあります。

 本マニュアルは、杉村京子さんが、親の世代から学んだ、秋から冬にかけての食材を用いた料理を紹介します。

 自然に抱かれ、チセで暮した時代に培われた習慣や知恵は、様々な社会変化の影響を受けながら、独自の文化として生き続けています。

 なお、食材を採集する時期は、旭川地域を目安にしています。
http://www.frpac.or.jp/kodomo/html/bunka/tabemono/tabemono_hajimeni.html


杉村さんが子供の頃、大人に連れられて山へ出かける時、弁当は持ちませんでした。器と塩を持って行き、その場で材料を調達(ちょうたつ)しておつゆを食べたと言います。

「アイヌのおつゆには、肉か魚介類が欠かせない。」

と杉村さんは言い、山菜だけではなく、カワシンジュガイ(カラスガイ)などを捕(と)って入れました。

家では秋から冬にかけて獲(と)った鹿や熊の肉、鮭なども乾燥保存しておき、
夏でも山菜と一緒におつゆに入れて食べました。

アイヌの料理では、このような汁物が主食でした。

 これは、キト、セリ、ニリンソウなどの山菜と、乾燥保存した鮭を入れた塩味のおつゆです。

 杉村さんが親達から聞いた話では、かつて塩は交易(こうえき)[ウイマム]で手に入れていたので貴重品でした。濡(ぬ)らした箸(はし)の先にわずかな塩をつけ、器に盛ったおつゆに混ぜて食べたと言います。

 アイヌは素材の味を活(い)かした料理を作り、あまり濃い味付けをしませんでした。
http://www.frpac.or.jp/kodomo/html/bunka/tabemono2/tabemono_column_02.html


現在では、一年中、新鮮な食材を入手できるようになり、採集や保存に手間をかけなくても良い時代になりました。

 また、身近に自然が少なくなったことも影響(えいきょう)して、杉村さんも昔ながらの料理を作って食べる機会が減りました。

 しかし、杉村さんが親達から学んだ料理は、ほかに代え難(がた)いものとして、現在も杉村さんの心に刻まれています。 杉村さんは言います。

 「あるおばちゃんが、おれらは小さい時から、おつゆに魚でも肉でもたくさん入れて食べたもんだけど、今の人はそういうことができない。おれらはうまいものばかり食ったもんだと言ってたけど、ほんとにそうだわ。

今、これだけのおいしいもの毎日食べられないよ。まずおいしい、昔のものは。自然のものを自然のまま、こしらえて食べる。体にはいいし、おいしいし。」


 神々を敬(うやま)い、自然に抱かれて暮らしてきたアイヌにとって、物がない時代にこそ味わうことのできた豊かさもあったのです。  
http://www.frpac.or.jp/kodomo/html/bunka/tabemono2/tabemono_owarini.html


 「ウタリの食べものはね、ほとんどが薬。自然のものを食べるから、体に良いものばかりだった。戦争中、終戦後、(食料が乏しい時代でも)ウタリには栄養失調の者はいなかった。」

 杉村さんは、アイヌのことを、仲間・親戚(しんせき)を意味するウタリという言葉で表現するのを好みます。病人や高齢(こうれい)で山へ行けない家庭のためにも食べものを集めて分け与え、集落全体がひとつの家族のようにして、助け合って生きて来たと言います。

 食材の採取にあたっては、昔ほど身近に自然がなくなり、山奥へ行かなければ採れなくなったものもあります。 杉村さんは、その原因のひとつに乱獲(らんかく)を挙げて言います。

 「ウタリは、山へ行って物をいただいて来る時、10本しかなかったら、7本だけいただいて、あとの3本は残してくる。動物も虫も魚もいる、人間だけではない。そういう習慣が一番大切だと思います。

ウタリは山から余分に持ってきて捨てることは一切しなかった。それをみんなに教えたいと思う。分かって欲しい。」


 食は、親子や地域のコミュニケーションに欠かせない要素でもありました。特に熊送りの時などは近所の人達も集まって、大勢で楽しく料理をしたり、食事をしました。そうした中で、アイヌの伝統文化は、親から子へと語り継がれてきたのです。
http://www.frpac.or.jp/kodomo/html/bunka/tabemono/tabemono_owarini.html


イオマンテ−熊の霊送り[料理編]
http://www.frpac.or.jp/kodomo/html/bunka/ryouri/ryouri.html


 狩猟採集(しゅりょうさいしゅう)を生業(せいぎょう)としていたアイヌは、狩猟(しゅりょう)の対象など生活の中で深い関わりを持つ動物をカムイ(神)として敬(うやま)い、その魂を大切に取り扱ってきました。

 「イオマンテ」とは「動物の魂をカムイモシリ(神の国)へ送る」という意味で、広く動物神の霊送りの名称として使われる場合がありますが、一般的には「飼い熊の霊送り儀礼」を指す言葉として知られています。春先のヒグマ猟(りょう)で、母熊と共に生まれたばかりの子熊を手に入れると、人々はカムイから養育を任された名誉あることと考え、授(さず)かった子熊を大切に育てました。そして1〜2年ほど飼育した後には、その魂をカムイモシリへ送り帰す盛大な儀式が、集落をあげて営(いとな)まれてきたのです。

イオマンテは、カムイを敬(うやま)い、日常生活の中で常にカムイの存在を意識してきた人々が、たくさんのお土産を持たせて子熊の魂を送ることでその再訪(さいほう)を願い、食料の安定供給を求めるという、アイヌにとって最も重要な伝統儀式のひとつです。イオマンテは、明治以降の同化政策による生活環境の変化などにより、次第(しだい)に行われなくなりました。

 今回のイオマンテの料理の再現は、道南の白老地方に伝わる儀式の際の特別な料理です。アイヌ民族博物館が平成元年から数回にわたり実施したイオマンテの料理を参考に制作します。(写真1)
http://www.frpac.or.jp/kodomo/html/bunka/ryouri/ryouri_hajimeni.html


イオマンテの儀式は寒い時期に行われるため、料理の材料はそれまでに採取(さいしゅ)され、プとよばれる食料庫に保存されてきたものが中心となります。イオマンテでは

「熊が神の国へ土産として持ち帰るためのごちそうの数々」、また

「宴(うたげ)の際、神と一緒に来客が食べるごちそう」

と、普段にない種類と量を女性たちが用意することになります。

 イオマンテの儀式において、アイヌの人たちは熊を「殺す」という観念(かんねん)は全くありません。熊の毛皮をまとい、肉を身につけ、

「神の国から、人間の国へ遊びにきた神を、もとの神の国へ送り返す」

という考えから、祭儀(さいぎ)が行われてきました。その神をもてなすためのごちそうとして料理が作られるのです。(写真155、156)
http://www.frpac.or.jp/kodomo/html/bunka/ryouri/ryouri_owarini.html


カムイオハウ

イオマンテでつくられる料理には、あらかじめ儀礼の前に作られるものと儀礼の進行に伴って作られるものとがあります。このカムイオハウは、儀礼のなかで熊の解体が終わると、その肉の一部を使用して作られます。(写真2)

 カムイオハウには熊肉、ギョウジャニンニク、ダイコン、ニンジン、ネギ、塩を使います。(写真3)

 熊肉を適当な大きさに切り、湯通しをして、熊肉のアクを取り除きます。(写真4)
 
 熊肉に火が通ったところで一度鍋から取り出します。これで熊肉の下準備が完了しました。(写真5)
 
 野菜の下準備です。火が通りやすいように適当な大きさに切り、煮込みます。(写真6)
 
 茹(ゆ)でてアクを取り除いた熊肉は、食べやすいように一口大に切ります。(写真7)
 
   野菜の火の通り具合をみて、鍋に熊肉を入れます。全体をかき混ぜながら、材料に火が通ったところで塩を入れて味付けます。(写真8) 

 刻(きざ)んだネギと、乾燥したギョウジャニンニクの葉を入れて仕上げます。ギョウジャニンニクはアイヌ語でプクサとよばれ、保存する際は、茎と葉に分けて細かく切って乾燥させます。(写真9、10)  

材料が全部入ったところで、強火でひと煮立ちさせて完成です。(写真11、12)  
 カムイオハウは供物として祭壇(さいだん)の前に供えられるほか、宴(うたげ)の席で客にふるまわれます。

 この他、熊肉などを使ってつくる重要な料理にチノイペコタタプ(熊の頬の肉と脳のあえもの)があります。この料理は、他の料理と違い男性の手で作られます。作られる量も少量のため、皿などに盛り付けず、エカシなど主だった男性だけに配られます。材料は、熊の脳、熊の頬肉、ネギ、塩です。作り方は、頬肉をあらかじめゆでておき、まな板の上でみじん切りにして脳と混ぜ合わせます。これに、細かく刻(きざ)んだネギを入れ、塩で薄く味付けします。
http://www.frpac.or.jp/kodomo/html/bunka/ryouri/ryouri_01_kamuiohau.html


 トノト

 トノトは、神々に捧(ささ)げる御神酒(おみき)です。酒もイオマンテには欠かせず、1週間から10日ほど前から仕込み始めます。(写真13)

 仕込みには、魔よけのため、マキリ、イナウル、チエホロカケプを用意します。

右からマキリ、イナウル、チエホロカケプ(写真14)

 酒はトノトカラシントコとよばれる樽に仕込まれます。(写真15)

 酒樽を包むための毛布やキナとよばれるゴザ、そしてキナを縛るタラという縄を用意します。

 こうじ(麹(こうじ)・カムタチ)を混ぜるためにサカエナムテプという器とエンピリという道具を用意します。

 酒の材料にはヒエと麹(こうじ)を使います。ヒエはアイヌにとって最も古い作物で酒の原料として重要なものです。麹(こうじ)はヒエとほぼ同じ量を用意します。
麹(こうじ) (左)とヒエ(右) (写真18)


 最初にヒエのお粥(かゆ)を作ります。
 鍋に湯をわかし、用意したヒエを入れます。
 ヒエを鍋の中でゆっくりとかき混ぜながら、火を通します。(写真21)

 鍋にヒエを入れ終わったら、蓋(ふた)をしてお粥(かゆ)を作ります。お粥(かゆ)といっても柔らかすぎないように、ほんの少し水分が残るくらいに炊き上げます。(写真22)

 炊き上がったヒエをサカエナムテプに移し替えます。(写真23)
 ヒエをサカエナムテプ全体にのばし、人肌になるまで冷まします。(写真24)
 ヒエが冷めてから、麹(こうじ)を入れます。(写真25)

 発酵がうまく進むように、ヒエと麹(こうじ)をムラなくまんべんに混ぜ合わせます。(写真26)

 麹(こうじ)と混ざり合ったヒエを樽に移します。樽に移しながら、さらに混ぜ合わせます。(写真27、28)

 火の神に祈りを捧(ささ)げます。

 「火の神よ 今日の仕込みのため お移しいたしますのを どうぞ お許しください」

という言葉を述べながら、真っ赤になったオキを2つとりあげます。(写真29、30)

 オキを仕込んだヒエの上にのせます。


 「火の神よ あなたの力で このヒエが よいお酒になりますよう どうぞ お守りください」

と祈ります。(写真31)

 オキを移し、火の神への祈りを終えた後、樽にふたをしてヒエを寝かせます。
 発酵(はっこう)をうながすため、毛布で一度樽を包み込んでからゴザを巻きます。(写真32)

 ゴザを巻きつけます。(写真33、34)

 樽のふたの上にイナウルを巻きつけたマキリをのせます。 これは仕込んだ酒に魔物が近づかないように、という願いが込められています。(写真35)  

       
 最後にゴザの上部をすぼめてタラで縛り付けます。
 樽の上部にはチエホロカケプをさします。これも魔よけのためです。(写真36)
 樽は、神窓の近くの左座(ひだりざ)に置きます。ヒエが発酵(はっこう)して酒になるのを待ちます。(写真37)

仕込みの終わった樽を前に、火の神においしいお酒ができますよう守護(しゅご)してくださいと再び祈りを捧(ささ)げます。(写真38)

仕込み終わったヒエは、イオマンテの前日まで何度か状態をみながら樽の中をかき混ぜ、発酵(はっこう)を促します。タラを解き、ゴザを外して樽の中を静かにかき混ぜます。(写真39、40)

こうしてイオマンテが行われる前日を待つのです。(写真41)

まつりの前日、酒漉(さけこ)しをします。ゴザを解いてふたを取り、仕込みの際に入れたオキを取り出します。(写真42、43)

取り出したオキは、炉の中へもどし、火の神に立派な酒が出来るよう見守ってくれたことへの感謝をあらわす祈りを捧(ささ)げます。(写真44)

酒漉(さけこ)しをするため、別の樽にサケヌンパニとよばれる棒を4本「井桁(いげた)」に組んだものを置きザルをのせます。仕込んだ酒をサケピサツクといわれる柄杓(ひしゃく)でザルにあけていきます。(写真45)

仕込んだ酒はもろみの状態です。

ザルにあけたもろみを、手で擦(す)り込むようにして漉(こ)します。ザルをゆすったり、ザルの底をこすったりもします。(写真46)

こうしてザルで漉(こ)されたもろみはトノト、ヒエで作った酒になります。(写真47、48)

酒漉(さけこ)しの過程で、パッチとよばれる器を用意します。(写真49)

酒漉(さけこ)しでザルに残る酒粕(さけかす)をシラリといいます。シラリはパッチに盛られ、神への祈りであるカムイノミに使われます。(写真50)

酒漉(さけこ)しが終わったザルは洗わずに戸口に持っていき、戸口のそばの守り神であるアパサムシペカムイに祈りを捧げながら、ザルを当てて、付着した酒粕(さけかす)を落とします。シラリを戸口の神の方へ飛び散らせます。

 シラリを神に捧げ、実りの多い年であるようにという願いがこめられています。(写真51)

 酒漉(さけこ)しに使ったザルなどの道具を洗い終わったタライの水は玄関先にまき、

「戸口の神様も、近くを往来する神様も飲みたい神様がいたら、どうぞみんなで分けて飲んでください」

と言葉を添(そ)えます。

イオマンテの前日、トノトがこうして出来上がります。(写真53)

再(ふたた)び樽をゴザで覆(おお)い、神窓(かみまど)の左座(ひだりざ)に置き、翌日のイオマンテを待つのです。(写真54、55)
http://www.frpac.or.jp/kodomo/html/bunka/ryouri/ryouri_02_tonoto.html


シト

シトは米やイナキビなどで作る団子です。(写真56)

材料は米、イナキビ、もち米の粉(つなぎ用)です。
米、イナキビを研いで水に一晩漬け置き、ザルに上げ、水切りしておきます。

米 (写真57)
イナキビ (写真57)
 
 米とイナキビをそれぞれ臼(うす)に入れて杵(きね)で搗(つ)き、粉にします。
 イウタといわれる杵搗(きねつ)きは、2〜3人で唄で拍子をとりながら交互に搗(つ)いていきます。(写真58)
   
ある程度搗(つ)いたところで、搗(つ)いた米を器に移します。(写真59)
 
杵搗(きねつ)きと同時に、搗(つ)いた米やイナキビは、順次ふるいにかけ、粉状になったものと、まだ粗(あら)いものにふるいわけます。(写真60)
 
まだ粗(あら)いものは再び臼(うす)にもどし、さらに搗(つ)いて粉にしていきます。

 こうして全てが粉になるまで杵搗(きねつ)きが繰り返されます。(写真61)  
米の粉にお湯を注ぎます。

 ヘラで混ぜ合わせてから、じっくりと手でこねていき、耳たぶほどのかたさに練(ね)り上げます。

イナキビも同様にお湯を注いで混ぜ合わせ手で練(ね)っていきます。(写真64)
練(ね)り上げる際、つなぎとしてもち米の粉を使います。イナキビに混ぜ、ほどよいかたさに練(ね)り上げていきます。(写真65)
 
練(ね)った米やイナキビで団子を作ります。(写真66)  

団子の形は用途(ようと)によって違います。

 直径3〜4cmに丸めたシトは、イオマンテの時、撒(ま)くものです。(写真67)  
 平たい円盤状に作るシトは、直径6cmほどのものと10cmほどの大きめのものとがあります。(写真68)
 
大きめの円盤状のシトには中央に穴をあけるものとそうでないものがあります。(写真69)
 
鍋でお湯を沸かし、シトを入れ、茹(ゆ)でていきます。
シトは茹(ゆ)であがると湯に浮いてきます。  

 茹(ゆ)であがりまでおよそ15分です。

 ザルに上げ、冷まして米とイナキビのシトの完成です。(写真71)

 直径6〜7cmの小さい方の円盤状のシトはパッチに盛り付けます。パッチに山盛りになるように盛り付けていきます。

 これは、家の中へ招きいれた熊の神や先祖への供(そな)え物とするシトです。(写真72、73)

 丸いシトも同様にパッチに盛り付けていきます。このシトはイオマンテのとき、エカシたちによるカムイノミが終わった後、神(熊)の上にクルミなどと一緒に撒(ま)かれ、皆で拾(ひろ)います。

「みなが楽しんで拾(ひろ)いあえば、神もまた楽しい」

とされているのです。(写真74、75)

ひと回り大きめの円盤状のシトは、その両側を切り、オツチケとよばれるお膳(ぜん)に積んでいきます。

 切ったシトは、縦と横方向交互(こうご)になるように積みます。このシトも供(そな)え物として使われます。(写真76、77)

穴をあけたシトは串に刺して神に持たせるお土産(みやげ)となります。串はミズキを削って作られたものを使い、12個のシトを通します。(写真78、79、80)

串のダンゴをイナウルで包みます。(写真81)
 
 包み込んだあと両端と中央を縛り、さらに両側にイナウルを撚(よ)りあわせた紐(ひも)を結んで完成させます。この串のダンゴは、祭壇(さいだん)に飾り付け、神へのお土産(みやげ)とするのです。(写真82、83)
http://www.frpac.or.jp/kodomo/html/bunka/ryouri/ryouri_03_sito.html


スケトウダラの利用

 タラは干して食べるほか、肝を煮詰めて脂(あぶら)をとり、料理の時の調味料として用います。(写真84)

 タラをさばいて肝臓を取り出します。(写真85、86)

 身の方には切り込みを入れておきます。(写真87)

 切り込みに紐(ひも)を通して、2尾をつなげ、竿に干して乾燥させます。(写真88、89)

 タラの脂(あぶら)の作り方です。取り出した肝を鍋に入れます。(写真90)

 鍋を火にかけ肝を煮詰めます。(写真91)

 煮詰めていくと黄金色のエキスがしだいに出てきます。

 肝が焦げ付かない程度に弱火でじっくり煮詰めます。(写真92)

 脂(あぶら)が出きったところで、ザルで濾(こ)します。

 濾(こ)した脂(あぶら)はビンなどに移し替えて保存します。タラの脂(あぶら)は調味料として料理に使います。(写真94、95、96)
http://www.frpac.or.jp/kodomo/html/bunka/ryouri/ryouri_04_suketoudara_01.html


スケトウダラの塩煮

干したタラで塩煮を作ります。(写真97)

 3〜4週間干したタラは、背びれなどを切り落とし、下ごしらえをします。(写真98)

 下ごしらえしたタラを鍋に入れ、たっぷりの水で煮込みます。(写真99)
 いったん沸騰させた後、塩で味付けをし、弱火にして時間をかけじっくりと煮込んでいきます。

 じっくり煮込んだタラは骨まで軟らかくなります。(写真100、101)

 出来上がったスケトウダラの塩煮を、お膳(ぜん)に盛り付けます。干したスケトウダラの味が十二分に生かされた料理です。白老地方のイオマンテでは必ず作られてきた料理のひとつです。(写真102、103)
http://www.frpac.or.jp/kodomo/html/bunka/ryouri/ryouri_04_suketoudara_02.html


ボツボツ

ボツボツの材料はカボチャ、マメ、トウモロコシ、シケレペ(キハダの実)、砂糖、塩、タラの脂(あぶら)です。(写真104、105)

シケレペはキハダの実で、秋に黒く熟したものを採取します。胃痛、喘息(ぜんそく)などの薬として用いられることもあります。(写真106)
 
マメとシケレペはあらかじめ煮込んでおきます。

材料のカボチャは生のものがあればそれを使うが、多くはリンゴの皮を剥(む)くようにかんぴょう状にしたものを乾燥させ保存しておいたものを使います。(写真108)
 
生のカボチャは皮を剥(む)き適当な大きさに切って、水から煮ます。(写真109)  
 カボチャに火が通り柔らかくなったところで、下ごしらえしたマメとシケレペをカボチャに加え、さらに煮込みます。(写真110)
 
ゆでておいたトウモロコシも加え、かき混ぜながら煮込んでいきます。

 調味料として砂糖とタラの脂(あぶら)を入れ、味付けをします。十分にかき混ぜながら味を馴染(なじ)ませます。最後に塩を少し加えて味を調え、かき混ぜながら水が無くなるまで弱火で煮続けます。(写真111、112)
 
ボツボツ、又は「カンポチヤラタシケプ」とよばれ、白老地方の代表的なラタシケプのひとつです。(写真113)
http://www.frpac.or.jp/kodomo/html/bunka/ryouri/ryouri_05_botubotu.html


チポロラタシケプ

チポロラタシケプは筋子、ジャガイモ、塩を使います。(写真114)

カムイチエプとよばれるサケは、アイヌにとってもっとも重要な食料です。秋に大量に捕獲(ほかく)したサケは冬を越すための保存食にされます。(写真115)

生の筋子を用いたラタシケプは、サケが遡上(そじょう)する時期限定の料理で、上等なごちそうといえます。

 チポロとは筋子のことです。(写真116)
 
 取り出した筋子は、お湯と塩を使い筋をとります。(写真117)  

 お湯に塩を入れてかき混ぜた後、筋子をその中に入れ、ほぐしていきます。(写真118、119)

 ほぐした筋子を、一度ザルにあけます。(写真120)
 
 再度お湯に塩を入れかき混ぜ、ぬめりなどを取りきれいにします。こうして筋子の下ごしらえをしておきます。(写真121、122)
 
 ほぐした筋子を鍋に入れて火にかけます。焦げ付かないようにゆっくりとかき混ぜながら火を通します。(写真123)

 塩で味付けし、さらにじっくり火を通します。
 
 筋子をすりつぶすのには、チポロニマというすりこぎ棒付きのこね鉢(ばち)を使います。(写真124)
 
火が通った筋子をチポロニマに移し、すりこぎで押し付けるようにしながらすりつぶしていきます。(写真125)
 
ジャガイモは皮をむいてふかしておきます。ふかしたジャガイモを鍋の中でつぶします。(写真126)

 ジャガイモを十分につぶしたところで、鍋に筋子を入れて和えると、チポロラタシケプの完成です。(写真127、128、129)
http://www.frpac.or.jp/kodomo/html/bunka/ryouri/ryouri_06_tiporo.html


シケレペキナラタシケプ

シケレペキナラタシケプには乾燥させたシケレペキナ、塩、タラの脂(あぶら)を使います。 
シケレペキナとはヒメザゼンソウのことです。山で採取したあと茹(ゆ)でて、乾燥させ保存しておきます。(写真130、131)

 いったん水にもどしたヒメザゼンソウを洗い、鍋に入れ火にかけます。初めは中火で、その後は弱火で数時間かけてじっくりと煮込みます。(写真132)

 煮汁を十分に吸収させ、水気がほとんど無くなるまで煮込みます。
 
煮込んだヒメザゼンソウを鍋から取り出します。

 イタタニとよばれるまな板の上で、適当な長さに切っていきます。(写真134)  
 切ったヒメザゼンソウを再び鍋にもどし、味付けにタラの脂(あぶら)、塩を入れ、かきまぜながら火を通します。(写真135)
 
 できあがったシケレペキナのラタシケプをパッチに入れ、神に供(そな)えます。(写真136)
http://www.frpac.or.jp/kodomo/html/bunka/ryouri/ryouri_07_sikere.html


シケレペラタシケプ

 シケレペラタシケプは、シケレペ(キハダの実)、マメ、塩、タラの脂(あぶら)を使ったラタシケプです。

 乾燥させ保存しておいたシケレペ(キハダの実)を、水に浸(ひた)して戻し、火にかけて煮込みます。

 煮えたところで、あらかじめ煮ておいたマメを鍋に入れます。(写真140)
 
 塩、タラの脂(あぶら)を加えて味を整えます。(写真141)
 
 火が通ったら鍋をおろし、キハダの実とマメをいっしょにすりつぶしていきます。(写真142)
http://www.frpac.or.jp/kodomo/html/bunka/ryouri/ryouri_08_sikere.html


いなきびご飯、ひえご飯

かつて、アイヌにとって農耕による生産物は貴重な食料で、特に米をふんだんに使うのはイオマンテなど儀式のときの特別なごちそうでした。

 いなきびご飯には、イナキビ、米、マメ、塩を使います。(写真144、145)

 マメをあらかじめかために煮ておき、鍋にイナキビと米を入れて混ぜ合わせ、塩とマメを加えます。

 鍋を火にかけ、最初は強火で炊き上げていきます。(写真147)

 沸騰したら弱火にします。
 
 弱火でじっくり炊き込みます。(写真148)
 
 炊き上がったご飯にタラの脂(あぶら)を適量入れ、混ぜ合わせて味付けし、完成です。(写真149、150、151)
 
ひえご飯も同様に作ります。(写真152、153、154)
http://www.frpac.or.jp/kodomo/html/bunka/ryouri/ryouri_09_inakibigohan.html


アイヌ料理「ハルコロ 」


今年(2011年)の5月22日開店の北海道以外では唯一のアイヌ料理の専門店です。「ハルコロ」とは「お腹いっぱい食べれる」という意味のアイヌ語です。

2009年11月7日に赤字のため閉店した中野区新井にあったアイヌ料理店「レラ・チセ」のコンセプトを受け継ぎ一部のスッタッフが開店させたお店です。テーブル3つにカウンターという小さなお店ですが、木調で手作りのぬくもりが感じられるお店です。アイヌ民族の情報発信基地にもなっているようでいろいろなパンフレットやポスターが貼ってあります。

場所は新大久保のコリアンタウンや渚総研からもほど近いJR総武線大久保駅南口から徒歩1分の焼き鳥屋の跡地。以前はこのあたりには屋台村もあり飲食店街として栄えていたのに最近はすっかり寂れてしまいました。

今回の注文は「鹿丼」¥900-と「オハウ」(鮭汁、チェプ汁)¥200-です。

アイヌ料理を食べるのは白老に行ったとき以来なので何年ぶりだろうか。。。

鹿肉。。。久しぶりに食べるジビエ料理(獣肉料理)です。

「鹿丼」は、やや固めの牛肉のような味わい。以外と油分が多い。寒い地方の料理なせいか味付けは濃い目です。

「オハウ」は(鮭の切り身、タマネギや人参、大根、長ネギなど鮭がちょっと少ないのが気になったけど、野菜が豊富で塩味であっさりしています。これは安いです。


鹿肉料理はちょっと高い気がしますが、食材としての入手のいにくさを考えるとまぁこんなところでしょうか。。。

鹿肉や鮭、行者にんにく、コマイなどの食材を使った料理が多いのですが、ぜひ熊肉のレパートリーも増やして欲しいですね。

お客の入りがすごく少なかったのがちょっと気になります。

せっかく復活させたアイヌ文化の東京の拠点です。前身の「レラ・チセ」のように赤字や経営不振を理由に閉店させないよう活発なイベントスペースとしての機能やワークショップなど情報発信基地としての機能を期待したいです。

琉球王国の沖縄料理店は東京にたくさんあるのに、アイヌ民族のアイヌ料理店はなぜ東京には一軒しかないんだぁ!
なぜ、北海道出身者にアイヌ民族のことを聞いても何にも知らんのかぁ〜という素朴な疑問が以前からありました。

アイヌ民族の文化は少数民族とはいえ日本の貴重な文化遺産です!日本人として絶対に守っていかなければなりません!


::::::::::::::::::::::::以下リンク先からの転載です:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

大久保にオープンしたその名は「ハルコロ」。「お腹いっぱい食べれる」という意味のアイヌ語です。

JR総武線大久保駅南口から徒歩1分のところに開業。カウンター席と浦川治造さんお手製のテープル席が3つ。木の温もりが感じられる素敵なお店です。鹿肉やキトピロ(行者ニンニク)、鮭の料理を味わうことができます。レラチセの閉店から1年半、東京ではアイヌ料理を食べれるお店はなかったので、今日は久しぶりに行者ニンニクを味わった。

レラチセでも働いていた照代さん、レラチセの創業にも関わっていたお母さんのタミエさんを囲みいい時間。子どもたちが輪唱をし、千葉さんのトンコリが鳴り、タカハシは気持ちよく酔い粗相をしました。ごめんなさいだったけど、嬉しい酔いでした。


レラ・チセは、日本の東京都内にかつて存在したアイヌ料理店。
店名はアイヌ語で「風の家」の意味である。

1993年の「国際先住民年」を契機として、全国からの募金で、1994年に東京都新宿区の西早稲田で開業する。2000年に東京都中野区新井に移転する。

アイヌ料理の店であるが、エゾ鹿のステーキ「ユク」や鮭の背わたの塩漬け「メフン」、いも団子「ムニニイモ」がメニューにあった。鹿肉カレーや鮭カレー、熊肉の焼肉を食べられることもあった。アイヌ語教室の開催など、首都圏のアイヌ文化継承の拠点となった。ライブもあった。中野区新井の店は三階建てであった。かつては、昼と夜の営業が行われときもあったが、全体を通して午後6時からの営業となっていた。不況の中で売上が減少し赤字経営が続いた。2009年11月7日閉店した。
http://blogs.yahoo.co.jp/nagisa_aoi21/60786274.html


「ハルコロ 」(HaruKor)

・住所: 東京都新宿区百人町1-15-3
・電話: 03-3366-6400


JR大久保駅南口より徒歩1分
JR新大久保駅より徒歩3分
大久保駅から120m


地図
http://www.mapion.co.jp/m/35.69657318_139.70171817_8/v=m2:%E3%83%8F%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%AD/
http://tabelog.com/tokyo/A1304/A130404/13126529/dtlmap/


営業時間
[月〜金]17:00〜24:00(L.O.23:00)
[土・日]16:00〜24:00

ランチ営業、夜10時以降入店可、夜12時以降入店可、
不定休 日曜営業
http://r.tabelog.com/tokyo/A1304/A130404/13126529/


ハルコロは、日本の東京都内に2011年5月に開店したアイヌ料理および北海道料理の店。 2009年11月に閉店したアイヌ料理の店『レラ・チセ』の共同経営者の女性の一人とレラ・チセでも働いていた娘が、閉店した焼き鳥屋の後を借り受け、2011年5月22日に開業する。

メニューに、鹿肉料理が含まれ、アイヌ料理もいくつかある。居酒屋もかねている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%AD


新宿「ハルコロ」 母の志継ぎ、店きりもり
2011.10.01 朝日新聞朝刊

この夏、東京・新宿でアイヌ民族の女性が亡くなった。宇佐タミエさん。69歳。北海道外で唯一とされるアイヌ料理店を三女の照代さん(39)と再開させた矢先だった。「民族の文化と誇りを守りたい」。料理を通して伝えてきた母の志は、娘が受け継ぐ。

JR大久保駅近くの新宿区百人町の一角。約8坪の店のメニューには、ジャガイモやカボチャの団子「シト」や「鹿天」などアイヌ伝統の料理や創作料理が並ぶ。カウンターのすみに、孫に囲まれてほほえむタミエさんの写真があった。

 北海道釧路市で生まれ育ったタミエさんは40歳のころ、離婚を機に一男四女の子供をつれて上京。ビルの清掃や店員など、時には三つの仕事を掛け持ちして育て上げた。首都圏のアイヌ民族の団体「レラ(風)の会」に子どもをつれて参加し、歌や踊りを学ぶうち活動にものめり込んだ。

 1994年、同会がアイヌ料理店「レラ・チセ」(風の家)を早稲田に開いた。タミエさんは仕込みを受け持ち、照代さんも店に立った。アイヌの味を伝え、広げる。「アイヌであることに誇りを持っている」と語っていた。

 だが、店はその後、中野に移転し、2009年には経営難で閉店した。沈み込むタミエさんを見て、照代さんは「母の生きがいを取り戻し、みんなが集う場をもう一度つくろう」と決意。閉店した焼き鳥屋の後を借り受けた。店名の「ハルコロ」はアイヌ語でハル(食べ物)コロ(持つ)という意味。「食べ物に困らないように」という願いを込めた。

 開店前日の今年5月21日。タミエさんは店で5人の子どもと9人の孫、1人のひ孫に囲まれた。アイヌ語で「サザエさん」を輪唱する孫たちに、タミエさんは目を細めた。サケを具にした「オハウ」(汁)などで腕もふるった。

 しかしタミエさんは6月30日夕、突然、脳出血で倒れ、息を引き取った。照代さんは「母の分も長く、店を続けたい。やがてはアイヌ語やムックリ(口琴)などを学ぶ場にもしていきたい」と話している。

 ハルコロについて北海道アイヌ協会は、道外で唯一のアイヌ料理店ではないかという。
http://blogs.yahoo.co.jp/nagisa_aoi21/60786274.html


やはり「レラ・チセ」の後継店だった「ハルコロ」 2012-04-15

 夏頃にマイミクさんから教わったのか、大久保駅南口に鹿肉などが食える「北海道料理の店」があるとのことで、
大久保「ハルコロ」
(http://r.tabelog.com/tokyo/A1304/A130404/13126529/)
へ。


 まずは鹿煮込みと鹿肉の餃子。

 それから、から揚げのような「鹿天」。

 鹿肉のジンギスカン風。

あと鹿から離れて秋鮭のルイベ。

次の水タコ刺ともども、冷凍だけど口の中で解かすと地味が美味しい。

最後は「オハワ」というアイヌ風野菜汁。


 店内にはアイヌの人達が常連客として集っているし、昔早稲田に開業していた「レラ・チセ」について書かれた本もあるので、退店後に調べてみたら案の定、この店はかつて「北海道以外では日本唯一のアイヌ料理店」として斯界に著名だった「レラ・チセ」の後継店でした。資料

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%81%E3%82%BB

によると、「レラ・チセ」は、1994年に西早稲田で開業、2000年に早稲田界隈では惜しまれつつ中野区新井に移転するまで、「早稲田グルメ」の有名店として早大学内雑誌や学生媒体にも数多く掲載。移転直前の頃にσ(^^)も食べには行きましたが、すぐ足が不自由になり正座が困難になったσ(^^)にとって、土間の店は狭苦しくて快適な食事場所とは言えず、常連の座に就くほど通うには至りませんでした。
 リーマンショックなどの不況による赤字のため2009年11月閉店、しかし昨年5月、「レラ・チセ」の共同経営者が大久保に現在の「ハルコロ」を開店するも6月に急逝。現在店は「レラ・チセ」時代から店に出ていた娘が後を継いで切り盛りしているとのこと

 「レラ・チセ」時代には熊肉も入荷があればメニューに乗っていたが、今夜直接聞いた所では現在は扱っておらず、また客単価もよくある通り「食べログ」平均予算より高く5000円越えでしたが、内容を考慮すればコスパは許容範囲だと思いました。人数が集まれば鍋なども受注してくれるでしょう。職場から近い?ので思いつきで再訪も可能性高そうです。
http://ameblo.jp/armarius/entry-11223435985.html


▲△▽▼

日本人の様な農耕民よりインディアンやアイヌの様な狩猟採集民の方が味覚が発達しているんですね。

因みに、アングロサクソンは氷河時代に氷河に閉じ込められて腐った肉ばかり食べていたから味覚ゼロです。

世界の料理ではアイヌ料理が飛びぬけた No.1だというので間違いありません:


なぜ日本食は世界で人気があるのか _ ネイティブアメリカン料理
http://www.asyura2.com/12/idletalk40/msg/487.html

アメリカ人には食べ物の味がわからない
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/765.html

イギリス人は美味しい材料でわざと不味く作る
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/768.html

フランス人はバゲット(フランスパン)が一番好き
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/766.html

ドイツ人はお腹がいっぱいになれば食べる物は何でもいい
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/767.html

4000年の歴史を誇る 本場中華料理は不味くてとても食えない
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/864.html


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/182.html

コメント [政治・選挙・NHK256] 囁かれる冒頭解散説。野党は「消費税撤廃」を旗印にせよ<菅野完氏>(ハーバー・ビジネス・オンライン) 赤かぶ
3. 2019年1月22日 10:24:29 : CzYJx39lTc : FaXl5LfuFC0[1331]

安倍の「私利、私欲の解散」は衆議院議長大島理森が「警告」を発している。

2018-07-31
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/521.html#c3

コメント [リバイバル3] 中川隆 _ 食べ物、農業関係投稿リンク 中川隆
11. 2019年1月22日 10:24:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22225]
アイヌの食文化
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/182.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/812.html#c11
コメント [カルト20] シャン・通貨リセットだの徳政令だのは連中の撹乱。泥棒を泥棒と指摘し続けるのみという事である。 ポスト米英時代
25. 2019年1月22日 10:27:51 : fCZ83cf8p2 : ZyE@@HR5cDA[4877]

  御代さま、今なら裏木戸より逃れて高野山にお隠れあそばす方策も  ただ その際は二度と当屋敷へのお戻りはまかりなりませぬ  二つに一つに御座います
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/245.html#c25
記事 [近代史3] シベリアの狩猟文化 _ 黒澤明 「デルス・ウザーラ」 から見た”精霊信仰”

シベリアの狩猟文化 _ 黒澤明 「デルス・ウザーラ」 から見た”精霊信仰”


デルス・ウザーラ 1975年 日本ヘラルド映画

動画
https://www.youtube.com/watch?v=Va2-eEm0qEI
http://yume551.com/foreignfilm/52421.html


監督 黒澤明

脚本 黒澤明, ユーリー・ナギービン, 井手雅人

原作 ウラジミール・アルセーニェフ

音楽 イサーク・シュワルツ

撮影 中井朝一, ユーリー・ガントマン, フョードル・ドブロヌラーボフ


キャスト

アルセーニエフ - ユーリー・ソローミン
デルス・ウザーラ - マクシム・ムンズク
スベトラーナ・ダニエルチェンコ
オレンチエフ- アレクサンドル・ピャトコフ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%A9

デルスウザーラ:人と自然との共存
http://shindenforest.blog.jp/archives/69104203.html


デルス・ウザーラ

シベリアの大自然の中で自由に生きた後で文明によって殺された実在の人物です。

シベリアの厳しい大自然の中で自然に敬意を表しながら自然と調和して生きてきた一人の男デルス・ウザーラの半生を黒澤明監督はソ連・日本の合作として映画化しました。

黒澤監督は、この話の企画を30年間ずっと温めてきて自殺未遂の後でようやく実現した渾身の作品です。


自然とは何か、人と自然の関係とは、文明とは何か、
心に響く実話に基づいた話です。


こちらの写真は実際の原作者であるアルセーニエフとデルス。
http://livedoor.blogimg.jp/shindenforest/imgs/8/1/810494e5.jpg


ストーリーは次の通りです


ロシアの地質学者(原作者)のアルセーニエフは、当時ソビエト連邦にとって地図上の空白地帯だったシホテ・アリン地方の地図製作の依頼を政府から受けました。
彼は、コザック兵たちで編制された探検隊を率いてその地に赴きます。


アルセーニエフ隊が、夜営をしている所に一人の猟師がやってきました。

彼の名は、デルス・ウザーラ。

シホテ・アリン地方のゴリド族出身で、デルスは、妻や息子たちを天然痘で亡くしてから、天涯孤独の身となり文明からは一歩離れてシベリアの自然の中で暮らしていました。


文明の利器は、唯一父から譲り受けた古い銃でした。


デルスは、この探検隊との出会いによってアルセーニエフのガイドとして同行することになります。


デルスは、

太陽を一番の人として、
すべての存在、火も水も、シベリアトラも鳥もすべて人として対等にそして敬意を払い、接していました。


動物の足跡からその状態もわかり、風や湿度の様子で気象も予測できます。


自然と一体化して暮らすデルスのおかげで
探検隊は、自然の猛威から何度も助けてもらいます。

猛吹雪に襲われた時にも、
的確なデニスの行動によって
アルセーニエフは命を助けてもらいます。

またデルスは自分たちが作った小屋を立ち去るときに次に来るであろう見知らぬ人のために薪やマッチなどを置いて残してあげていました。

自然の中で生き抜くためにはどんな存在に対しても優しく接する習慣がついていました。

自然とあらゆる存在に敬意を持ち、シベリアの大自然を熟知し、自然と調和をとりながら
その中で力強く生きているデルスはアルセーニエフの心に響く存在となり、やがて無二の親友となっていきます。

そして

無事にシベリアの厳しい冬を乗り越えて、アルセーニエフたち探検隊は任務を果たし、
ウラジオストクの街へ帰ります。

この時にアルセーニエフは、デルスも一緒に都会へ来て楽に暮らすことを提案します。

でも、デルスは自然と共にいることを選びます。


アルセーニエフは、デルスとの再会を約束して別れます。


そして、五年後アルセーニエフは再びシホテ・アリン地方へと任務でやってきます。

そこでアルセーニエフはデニスと再会することになりますが すべての状況は大きく変わっていました。

アルセーニエフは、再びデルスと行動を共にします。

悪質な中国人猟師たちによる落とし穴の罠や山賊の襲撃など、自然に敬意を払うことのないお金儲け目的の人種がこの地に入り込んでいました。

さまざまな困難に陥りながらも、今回もデルスの活躍により探検隊は無事に任務を果たしていきます。


でも、デルスは年老いていました。
野生の勘も判断力にも衰えが見え始め視力も落ちていました。


ある日、探検隊は、野性のトラと遭遇します。
デルスは、そこでついトラを撃ってしまいます。

森の神の化身としてのトラを不用意に撃つことなど、いままでのデルスでは考えられない行動でした。


デルスは、

「トラを殺したことによって森の精霊たちが怒る。」

と大いに軽はずみな行動に出てしまったことを後悔します。

さらに、完璧なほどの銃の腕前を誇っていたデルスも歳と共に急速に視力が低下した影響で、狙った所に正確に撃つことが出来なくなり猟師としての自信までも完全に失ってしまいます。

何もかもうまくいかない自分に腹を立てどんなことにも怒りっぽくなってしまいます。


もう猟師としてシベリアで生きることはできないのかもしれない。
失意のどん底にいたデルスはアルセーニエフの申し出によって、都会ハバロフスクの彼の家で一緒に暮らすことにしました。


デルスは、慣れない都会でアルセーニエフの優しい妻とデルスのことが大好きな息子とともに暮らし始めます。

厳しい自然界とは違い、飢えや寒さもない都会での生活。


でも、デルスは銃を撃つこともできず自然と対話することも無くなり外で寝ることもできない。


薪や水までお金を出して買わなければならない生活がすべてを自然の恵みから授かってきたデルスには理解できません。

暖炉の薪を調達しようとデルスは公園の木を伐り警察に逮捕されてしまいます。

デルスには何もかも不自然な規則で制約された都会の暮らしには限界が来ていました。


アルセーニエフも、デルスをこれ以上都会に留めることはよくないことを理解します。


せめてデルスが森へ戻っても不自由の無いようにと
旅立ちの日に衰えた視力でも猟ができるようにアルセーニエフは、最新式の銃をデルスにプレゼントします。

その後すぐにアルセーニエフに連絡が入ります。


「あなたの名詞を持つ男が死体で発見されました」という内容でした。

街を出ようとしたデルスは、贈られた最新式の銃を持っていたために
強盗に遭い、銃を奪われ、殺されてしまったのです。


文明によって助けてあげたはずの銃がきっかけでデルスは殺されてしまいました。

自然界ではどんな時にでも無駄に生き物を殺すことはなかったデルス。

自然界の摂理から離れてしまった都会の怖さを理解していませんでした。


アルセーニエフは文明的な生活が便利で自然界へ帰るデルスにも文明の利器を持たせた結果が裏目に出てしまいました。


そしてデニスが埋められた墓の場所は後日木をすべて伐採され開発されて墓がどこだったのかさえわからなくなってしまいます・・・

黒沢明監督は、デルスについて次のように語っています。

「デルスのように自然の中でたったひとり暮らしている人間、
自然をとても大事にし、尊敬し、怖れも持つ。
その態度こそ、いま世界の人々がいちばん学ばなければならないところです。」


現在でもデルスの生まれ故郷の人たちは自然を尊びシャーマニズムを信仰し
特に火と水には畏敬の念を持つ民族として知られています。

自然界の火水(かみ)。

デルスの生き方は
自然を尊いものとしすべての生き物、すべての存在に敬意を払い
必要最低限生きていくのに必要なものだけを自然から利用させてもらう。

http://livedoor.blogimg.jp/shindenforest/imgs/9/e/9eafb2c2.jpg


まるで昔の日本人
昔の世界各地の先住民のような生き方です。

多くの人が神性さを見失っているのは、本物の自然界との正しい関係を自ら断ち切ったことが大きな原因です。

太陽の暖かさと心の温かさ、大空に広がる空気と肺の空気、母なる海の水と身体の水分、
河の水流と血液の流れ、身体を構成する素材と大地も、全く同じものであることを理解していない人がほとんどなのです。

英語では、自然のNatureも自分の中にある本性のNatureも同じ単語で表されます。

これは本来一致していなければならないものだからです。
http://shindenforest.blog.jp/archives/69104203.html


デルスウ・ウザーラ―沿海州探検行 (東洋文庫 (55)) – 1965/11/1
アルセーニエフ (著), 長谷川 四郎 (翻訳)
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%87%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%82%A6-%E3%82%A6%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%A9-%E6%B2%BF%E6%B5%B7%E5%B7%9E%E6%8E%A2%E6%A4%9C%E8%A1%8C-%E6%9D%B1%E6%B4%8B%E6%96%87%E5%BA%AB-55-%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%82%A8%E3%83%95/dp/4582800556/ref=pd_sim_74_1?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=MPMGEBM0R8EVN8X4EHZX

長い旅、冒険です 投稿者Cafe Red Sky2007年4月8日

1906年4月、ロシアの若き兵隊長(著者のアルセーニエフ)が、ウラジオストックを出発し、日本海に面する沿海州(ウスリー地方)の調査・探検にでた。

仲間は、9名の兵士、植物学者、学生である。

さらに、デルスウという特別な仲間がいる。彼は、狩猟を行いタイがの中で一人で生きてきた自然人である。

日本海を経由して、沿岸、山岳地帯、タイガを越え、何度かの危険にあい、探検は続く。旅の終わりは、翌年の1月である。鉄道に乗って、ハバロフスクに帰宅する。

自然の様子、現地の人との遭遇が、客観的に具体的に描写されている。内容が濃く、読み応えのある自然地理学・紀行文学です。

次のような目次を見返すだけで、探検の様子が伝わってきます。

「出発、ジギト湾のほとり、行進開始、山地にて、洪水、、、、トラの襲撃、旅の終わり、、」


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最高!ナチュラリスト必読。 投稿者garbanzo2004年12月7日

時は20世紀はじめ、ロシアでは近代化に押され、旧体制が崩壊せんとする時期だ。
著者アルセニーエフは軍務を帯びて沿海州に調査旅行に出かける。
その折に案内役を勤めたのが標題のデルスウ・ウザーラ氏である。

デルスウ氏は、沿海州を広く旅した経験をもち、また自然の中で生きる術を身に付けている。
足跡や焚き火の跡からまるで目で見たかのように状況を再現する能力や、観天望気の才、動物の様子から先の季節を予想することもできる。

これらはアボリジニやアメリカ原住民のような「霊的」な人種にしかできないことのようについ思ってしまうが、自然の中にひとが点在していた時代には、当然皆が持っていた力だったのだろう。

著者の自然科学に対する造詣も浅いものではないが、デルスウ氏にはかなわない。

景色が浮かぶような描写は訳者の腕に負う部分も多そう。
植物の記述など詳細にもズレがない。
これほどの本が一般に流布していないのが、不思議。←私が知らなかっただけ?
ナチュラリスト、山好き、冒険好きの方には特におすすめ。

ウラディミール・アルセーニエフ(露: Влади́мир Кла́вдиевич Арсе́ньев, 1872年8月29日 - 1930年9月4日)はロシア極東地域の探検家である。

1910から1918年までハバロフスク博物館長をつとめる。
また、シベリア植物の数多くの種を書き記した最初の人物であると言われている。

アルセーニエフの著書「デルス・ウザラ(英語版)」(ロシア語: Дерсу Узала)に感銘を受けたゴーリキーは、アルセーニエフに手紙を書きロシア国立出版所から出版することを勧める。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%82%A8%E3%83%95


2007.02.19 死後80年たって、明らかになった、デルス・ウザーラの作者、アルセーニエフの遺書


世界的に有名な 『デルス・ウザーラ』 のを執筆したロシア人研究家、 ウラジーミル・アルセーニエフ氏の遺書が、 このたび、明らかになり、 話題を呼んでいます。

アルセーニエフ氏は、 地理学、 民俗学の研究者であり、 旅行家で極東ロシアの探検を行った人物としてよく知られています。

そのアルセーニエフ氏が、 自分の死後、 森のなかに埋葬されることを望んでいた記述が見つかりました。 それも、本人の死後80年もたった、 今見つかったのです。

この遺書は、 モスクワの古本屋に流れ込んだ、 本人の蔵書にはさまれていたところを偶然に見つかったのだそうです。 亡くなる前、アルセーニエフ氏がつけていたメモは数奇な運命をたどりました。アルセーニエフ氏がなくなったあとの1930年、書付は影も形もなく消えてしまったのです。そして、つい最近、時の流れに色あせたその書付は、ロシア極東国立太平洋大学の学長の手に渡りました。細かい字がびっしりと並んだその書付を読んだゲンナージイ・トゥルモフ学長は、古い本の間にはさまれた、この書付をみたとき、わが眼が信じられなかったとして、次のように述べています。

「見つかった手紙は、にせものである可能性もありました。筆跡を鑑定する専門家にかけようとおもったくらいです。ところが、筆跡をみた鑑定士たちは、これはホンモノにまちがいようがないと断言しました。遺言をしるしたその手紙には、

『私を葬る際は、墓地ではなく、森の中に埋めてくれるよう、心のそこからお願いします』

と書かれていたのです」

アルセーニエフは、つぎのような文句を墓標に刻むようにと、その文面に記してもいました。

「私は、私よりも前に、この沿海地方を探検した人たちの足跡をおって旅をした。
この人々は、もうずいぶん前に死に出(しにで)の旅に向かって去っていった。

今度は私の番だ。旅人よ、足を止め、ここに腰かけ、休むといい。私を恐れることはない。
私もおまえとおなじように、疲れたものだ。
いま、わたしには、とわの、そして、まったくの安寧が訪れている。
ウラジーミル・アルセーニエフ」

こんなふうにアルセーニエフは自分の墓標に刻む文面まで、考えていたのです。

遺言は発見されてから、ウラジオストックのロシア極東国立太平洋大学にある博物館へと送られました。ここは、アルセーニエフがかつて勤務していたところです。

アルセーニエフがタイガに葬られることを望んでいたということは、何も驚くことではありません。アルセーニエフは、生前にすでに、「極東のコロンブス」という異名で呼び習わされていたくらいで、探検家としてのそのあくなき探究心、そして、手つかずのロシアの新たな土地をさらに深く分け入りたいという好奇心が、人々の驚嘆をかっていたのでした。

歩兵士官学校を卒業し、帝国軍の将校となったアルセーニエフは、こどものことから旅に憧れをいだいていました。

1900年代のはじめ、アルセーニエフは、南沿海地方の地形、地質、軍事上、統計上の研究を行うため、数度の探検旅行を行います。

アルセーニエフの行ったこうした大掛かりな探検は、ぜんぶで12回以上に及びました。
このおかげで、サヒテ=アニーニャ山脈から、ウスリー地方、カムチャッカ、コマンドル諸島、そしてハバーロフスクまでの、ロシア極東の、ほぼすべての土地の調査が完成されたのです。

アルセーニエフは、130以上にもおよび学術的、文学的エッセーを残しています。

そうしたエッセーには、ロシアの東の果てに住む少数民族たちの、生活習慣、手工芸、民間信仰について書かれており、大いに興味をそそられます。

そのなかでも、『デルス・ウザーラ』は、こうした少数民族が命や自然に対し、どんな特異な接し方をしているかを描き出し、多くの読者に独自の世界を開きました。

この『デルス・ウザーラ』はのちに1975年、黒澤明監督によって映画化され、日本だけでなく、世界の名作映画のひとつと称され、多くの感動を呼んでいます。

さて、アエルセーエフの遺書は、彼の死後あきらかにされなかったので、ウラジオストックの普通の墓地に葬られました。本人の意思にそって、埋葬をしなおすかどうか、この問題はまだ決着がついていません。アルセーニエフが葬られた古い墓地に、木々がおいしげり、ほぼ森に近い状態になっていることから、近い親戚筋や彼の伝記を書いた作家たちは、くちぐちに、「故人の意思を自然がくみとったのではないか」と話しているそうです。
https://jp.sputniknews.com/japanese.ruvr.ru/2007/02/19/417844/


【デルス・ウザーラ】 - 『アイヌへの文化の伝播』2014/09/07

 先日、礼文島でオホーツク文化に触れ、昔観た映画のことをを思い出した。
その映画の題名は『デルス・ウザーラ』といった。
黒沢明が監督をした日ソ合作映画だった。

1975年公開、自分が二十歳代前半であった。
同年のアカデミー賞 外国語映画賞を受賞している。

この映画はウラディミール・アルセーニエフという実在の人物が著した同名の探検記録に基づいている。

アルセーニエは旧ソ連の軍人で、ロシア極東地方の調査、地図作成にたずさわった。
旧ソ連の間宮林蔵のような人である。

そこで案内役を引き受けたのが、先住民のゴリド人(現ナナイ人)である『デルス・ウザーラ』であった。

デルスは家族を失い、一人森林で漁師として生きていた。
デルスはその調査隊の案内で超人的な洞察力を発揮する。

微かに残された動物や人の足跡から、また小鳥のなき声などから様々な情報を読み取る。
また動物のような鋭敏な臭覚をもっている。

まるで大自然界でのシャロックホームズのようで、わくわくドキドキされられた。
また、大自然の中で培われた、昔からの風習を引き継いでいた。

その中の一節。

 【デルスが焚火の傍らに座って歌っている。

彼の姿の半分は焚火であかあかと照らされ、もう半分は、青い月の光に照らされて、まるで、赤いのと青いのと、二人の人間が座っているように見える。

アルセーニエフ、来て、その姿を見て立ち停まる。

デルスは傍らに斧と銃を置き、焚火の前に座って、手にしたナイフで木の小枝を胸で支えて、それをナイフで削りながら、静かに歌っている。
その歌は、単調で、憂鬱で、もの悲しい。

彼は、木を削りとるのではなく、削りかけては木に残しておくので、それは一ツ一ツまくれて、ちょうどサルタンの王冠のような形になる。

それを彼は右手に持ち、歌をやめて空間の何物かに、何か質問して、耳を傾けている。
緊張して耳を傾けているが、河の音意外には何も聞こえない。

すると彼は、右手に持った棒を火の中に投げ、小さな空缶をとり出し、瓶からウオトカを注ぎ、それに人さし指をひたして、四方の土にはじき飛ばす。

それから、タバコの葉やほした魚や肉、青い布、新しい中国の履物やマッチの箱などを火に投げ入れた。

そして、ふたたび何かを叫び、そして耳をすます。
どこかずうっと遠くで、夜の鳥の鳴く声が聞こえる。

アルセーニエフ、それを見て近づく。
その足音に、デスルは頭を上げて見る。
その眼は深い悲しみをたたえている。

アルセーニエフ、そのデルスと向かい合って座る。
沈黙・・・・。

デルス、話はじめる。

『カピタン!あすこ、わしの女房、子供、死んでる』

デルスは森を指さす。
そして、火を見つめて、ぽつんと言う。

『・・・・・天然痘・・・・・』

デルスは深く頭を垂れる。

『村の人、天然痘、怖い。女房、子供、小屋一緒に燃やした!』

アルセーニエフ、慄然として、慰める言葉もなく、ただデルスを見つめる。


デルス
『わし、昨夜、悪い、夢、見た。
こわれた、小屋、その中に、女房、子供、。
みんな、凍え、食べ物、ない。
だから、わし、ここ、来た。
みんな、やった』

月の光だけが、アニセーニエフとデルスを青く照らす・・・・・・・。】


 悲しい場面である。

ここで自分が注目したのが、デルスの祈りの所作である。

なんとアイヌの祈りの儀式である『カムイノミ』と似ていることであろうか!

デルスがナイフで造る、削り屑を付けたままの小枝。
これはアイヌの『イナウ』そっくりである。

そして、ウオトカを四方にはじき飛ばす所作。

アイヌはこれを木製のヘラである『イクパスイ』でおこなう。
歌うように祝詞を唱えながら。

ナナイ人であるデルスはハツングース系である。

アイヌがツングース系の民族から大きな文化的影響を受けたことは、ここからも分かる。
またナナイ人は魚肉を日本人と同じように生で食べる習慣をもつ、数少ない民族でもある。


 さらにこれは映画の場面にはないが、原作にはスキーの場面もえがかれている。

アルセーニエフはツングース系のウデヘ人とビキン川の近でイノシシ狩をする。
ビキン川はウスリー川へ注ぎ、そのウスリー川はアムール川につながりオホーツク海へ流れ込む。

その際、ウデヘ人はスキーを使用したという。
他の文献によると、スキーの滑走面には鹿の皮がはられるようだ。

スキーでイノシシを負い回し、疲れて動きが鈍くなったところを槍で仕留めるのだ、
1907年のことのようだ。

以前、大阪外国語大学教授だった松下唯夫という方の、トゥバ族の滑走面に動物の皮をはったスキーについての調査を御案内したことがあった。

トゥバ族はテュルク系ではあるが、スキーにおけるつながりに興味がわく。
かつてバイカル湖周辺からシベリア極東まで数千Kmにわたる、広大な文化圏が存在したのだろうか?

そして、それはアイヌへつながるのか?


 礼文島で偶然見た、マッコウクジラの歯で造られた一個の小さな女性像が、40年前に観た映画に自分をいざなってくれた。
http://midomidotacnet.blog.fc2.com/blog-entry-117.html



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映画「デルス・ウザーラ」から見た”精霊信仰”

先週の実現塾で1974年に上映された黒澤映画「デルス・ウザーラ」を観た。目的はこの間、実現塾でもポイントになっている観念原回路に相当する精霊の存在を少しでも捉えたいという目的。上映は2時間。デルスの捉えた精霊を捉えられただろうか?何とか記事にしたいと思い、今日はデルスの捉えた精霊を書いておきたい。

映画の中でデルスはシカや鳥や動物たちを「人」と呼ぶ。また、火や水や山も「人」と呼ぶ。あの人いい人、あの人怒っている。あの人喜んでいる。火が静かに燃える状態を見て心地よく火の傍に居る。デルスにとっては全ての自然界にあるものは「人」であるわけだ。

対象に同化する時に「人」と相手を捉える。つまり人に語りかけるように動物や火や水に語りかける。語りかけ、相手からのメッセージを看守する。言葉にならない相手の思い、状態を捉える。それが精霊信仰の交信の一つである。

ここから共認の事を考えてみたい。共認を最初に作り出したサルは同類であるサルを相手に共認を試み、相手の表情、動作から察知し、「相手も同じなんだと」共感する事で安心し、共認形成した。

人類もサルから深化したわけで最初は同じように共認で外圧に対抗した。ただ、地上に降りた人類は極限的に厳しい外圧環境に遭遇し、共認機能だけで突破する事ができず、生存を脅かす全ての対象(自然界)に対してサル時代から唯一獲得してきた機能=「共認機能」を使って対象にひたすら同化しようとした。

つまり人類の共認機能とはそのほとんどが、人だけでなく人以外のものに向けられたのだ。それが自然現象への同化であり、水や火や土、雨や嵐、石ころまで同化対象になった。万物に同化の眼差しを向け、その摂理をひたすら読み解いた先に見えたのが精霊であり、それを生きるエネルギーに昇華させたのが精霊信仰であった。

この映画ではデルスが精霊の使いである「トラ」を射撃で殺した事で、デルスの生きる意欲がどんどん衰弱する。狩猟の腕が落ち、山で生きて行く事ができなくなり都会に移り住むが、結局都会でも馴染めず山に戻り、命を落とす。トラを撃ったことが、自らの生命を取り上げた事に繋がる思想。それこそが精霊信仰の正体だと思う。

自然とはデルスにとって究極の対象であり、生かされている存在。その中で自らの生きていく意欲も主体性も生まれていた。トラを撃つことはその生かされている自然に背いた事になり、自然界からしっぺ返しを受ける、最早生きてはいけないとなっていく。自ら生きようとしても既に生きる気力がなくなりやがて肉体能力を殺ぎ取り奪っていく。


精霊信仰とはこうも言い換えることができる。

つまり、生きる意欲を生み出す源泉であり、主体性を作り出す動力である。究極の生命力である自然界に同化しているのだから、その同化対象から多くの強さ=エネルギーを得ている。その強さの象徴がトラであり、アイヌであれば熊なのだ。

現代に引きつけて、我々の主体性を作り出しているものは何だろう?

現代の精霊とは何なんだろう?その疑問は当然起きたが、このデルスの不屈の精神、生命力と肩を並べるような存在は現代人にはたぶんない。

しかし、現代の精霊をとてつもなく大きな存在、捉えなければいけない

大きな対象と考えれば、「人々の意識」「社会の意識」「自然の摂理」等が浮かび上がってくる。我々のやる気を生み出している「人々の役に立ちたい・・・」「だから新しい活力を創出する事実の発掘」⇒「新理論の追求」そこに現代の精霊は存在するのではないか。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=327736


【言語の進化】3.人類最初の観念は「精霊」。「精霊」こそ、観念の原点である。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=314762 

      歩行訓練→踊り→性充足(闘争から解脱充足へ後退)
      ↑     ↓  ↓  祈 り→感謝
      ↑     ↓  ↓  ↑ ↓ ↑
  どうする? → トランス状態で追求→精 霊→何?→何で?


恒常的に生存の危機に晒されていた人類は、唯一の武器である共認機能に先端収束して、不整合な自然世界に問いかけ続け(=対象を凝視し続け)、その果てに遂に自然の背後に「精霊」を見た。人類が万物の背後に見たこの「精霊」こそ、人類最初の観念である。

しかし、観念そのものは、単なる記号にすぎず、それ自体は意味を持っていない。観念≒言葉の意味は、もっぱら言葉を発する前の追求回路=観念原回路の中にある。

換言すれば、観念回路そのものはデジタル回路にすぎない。それは、本能や共認機能を動員して形成されたアナログな追求回路(=観念原回路)に直結して、はじめて意味を持つ。重要なのは、言葉ではなく、言葉以前の伝えたい内容=何らかの意識なのである。

従って、受験勉強のように、「どうする?」発の根源的な追求回路を駆動させることなく、観念回路だけを作動させても、単なる知識としての観念が蓄積され、暗記脳が形成されてゆくだけで、そんな観念は使いこなすことが出来ないし、現実には何の役にも立たない。

なお、万物の背後に「精霊」を見るのも「物理法則」を見るのも、共に五感を超えた認識機能=観念機能の産物であり、五感対象の背後に措定した観念であるという意味では基本的に同じ認識である。

人類が最初に見た「精霊」は、おそらく生命力の塊のようなものだったろう。

しかし、それが言葉として発せられた時、おそらくその言葉は「ぴかぴか」とか「くるくる」というような擬態語だっただろう。そして、その擬態語には、生命の躍動感が込められていたに違いない。

人類の最初の言葉が擬態語や擬音語であったことは、乳児が発する言葉からも、又(最後まで侵略による破壊を免れた)縄文語→日本語に残る擬態語・擬音語の多さからも伺うことができる。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=314762



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中部シホテ-アリン 地図
http://www2m.biglobe.ne.jp/ZenTech/world/map/russia/World_Heritage/Central_Sikhote_Alin.htm


中部シホテ-アリン(Central Sikhote-Alin)は、ロシアの極東連邦管区沿海地方のウラジオストクの北東のシホテアリニ山脈にある世界遺産(自然遺産)です。

シホテアリニ山脈は、ロシア極東の沿海地方からハバロフスク地方に位置し、ウラジオストクの北東から日本海沿いに900キロメートルにかけて伸びる山脈です。

タイガと亜熱帯の動植物の種族が交じり合った異色の温帯林が手付かずのまま残され、アムールトラやアムールヒョウなど絶命津の危機に瀕した貴重な動物も生息しています。


シホテアリン自然保護区

シホテアリン自然保護区の名前は知らなくても、黒澤明監督が映画化したロシア文豪アルセーニエフの探検小説「デルス・ウザーラ」ならご存じの方も多いのではないでしょうか?

この小説の舞台となったのが、ロシア連邦東部、沿海地方に広がるシホテアリン自然保護区です。
http://www.shiretoko.or.jp/project/shihotearin.html

極東ロシアのトラ生息地に新たな国立公園が誕生!
http://www.wwf.or.jp/activities/2015/12/1295904.html


ビキン川流域と新しい国立公園 地図
https://www.wwf.or.jp/activities/assets_c/2015/12/20151204ac14-20613.html


2015年11月3日、極東ロシアのビキン川流域の116万ヘクタールにのぼる森林が「ビキン国立公園」として指定されました。

針葉樹と広葉樹が混じるこの豊かな森は、シベリアトラの全個体数の1割が生息する場所であると同時に、先住民の人々の重要な生活な場でもあります。今回の国立公園の制定では、その豊かな自然が守られるだけでなく、ロシアで初めて国立公園における先住民の人々の権利も明確に保障されました。

ビキン川流域に広がる「ロシアのアマゾン」

極東ロシアには、針葉樹と広葉樹が混じる豊かな森が広がっており、そこにはシベリアトラ(アムールトラ)やアムールヒョウを頂点とする多様な野生生物が生息しています。

そんな極東ロシアの森の中でも、「ロシアのアマゾン」と称されるほど広大な原生林が残っているのがビキン川流域です。

ビキン川流域の森林は、シホテアリン山脈の西側に広がっており、これまでに商業伐採の手が入ったことがないため、今でも極東ロシアのタイガ(北方林)の森が残っています。

そして、この広大な森は、シベリアトラの個体数の1割にあたる50頭前後が生息する場所であると同時に、この地の先住民であるウデヘとナナイの人々の生活の場でもあります。

WWFは10年以上にわたり、先住民の人々とともにビキン川流域の保全プロジェクトを実施し、独自の自然と伝統的な生活様式の保護に取り組んできました。

2010年には、ビキン川流域の森林生態系の高い価値が世界的に認められ、ユネスコの世界自然遺産候補にも挙げられています。

こうしたことから、2013年11月と2015年4月の2度にわたり、プーチン大統領はビキン川の中上流域を連邦政府の保護区とするよう大統領令を出しました。

ついに国立公園設立!

そして、2015年11月3日、ロシア連邦政府はビキン国立公園設立の法律に署名。

沿海地方ビキン川流域の116万ヘクタール(秋田県の面積とほぼ同じ)以上の森林が国立公園として保護されることになりました。

「ビキン川流域は、チョウセンゴヨウと広葉樹が混じる原生林とそこに生息するシベリアトラだけでなく、そこに住む先住民の人々も含めて、独自の生態系や文化を形成しています。

先住民の伝統と原生の自然が全体として、広大な1つの保全対象となっています」

ビキン国立公園の設立により、豊かな自然だけでなく、先住民であるウデヘとナナイの人々の生活の場も今後、守られていくことになります。

パベル・スリャンズィガ氏は、ビキン国立公園が設立されたことについて、次のように述べています。

「ビキン国立公園が設立されたことで、ビキン川流域の自然が保護されることになりました。これは、先住民の利益に大きく資するものです。

ビキン川とその流域に広がる森林は、ウデヘとナナイの人々が伝統的な生活をおくる母なる自然なのです。
http://www.wwf.or.jp/activities/2015/12/1295904.html



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ナナイ(ゴリド)
ナナイ(Nanai)は、ツングース系の民族。

ナナイはかつてはゴリドと呼ばれ、ロシア軍人、ウラディミール・アルセーニエフの『デルス・ウザラ』の主人公に描かれている。

(黒澤明が1975年に日ソ合作で監督した映画『デルス・ウザーラ』の原作である。)

分布は主にアムール川(黒竜江)流域で、ロシア国内に約1万人で、中国国内にも居住している。2004年人口調査時の中国国内人口は約4640人。中国国内のナナイはホジェン族(Hezhen;赫哲、拼音: Hèzhéホーチョ)と呼び、55の少数民族の一つとして認定されている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%8A%E3%82%A4


ナナイ人

ナナイ人は古くからアムール川とその支流ウスリー川(烏蘇里江)や中国のスンガリー川(松花江)の合流する地域に住んでいます。

人口約1万2千人に及ぶ「ナナイ」という民族は伝統的には漁業を生業の基礎にしてきたツングース系の北方少数民族です。

ナナイ族は、川からとれる魚を食料にするばかりではなく、魚の皮は靴や衣服をつくるるために巧みに活用しています。

シャーマニズムを信仰するナナイ人は熊に対する信仰も重視し、とりわけ小熊を一定期間飼育し、その霊を山の神のもとに返す『熊送り儀礼』を年に一回行っています。

シャーマニズムやクマ送りの儀礼、口琴など、アイヌ文化との共通点が多いです。

ナナイ人に人種的に最も近い民族は、中国最東端の同江市、撫遠、饒河付近に暮らしている民族ホジェン族です。その人口は約4500人余りと中国の少数民族の中では際立って少ないです。
http://www.intour-khabarovsk.com/ja/toursja/tours_out_city/149-.html



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アムール流域の考古学
仙台での講演から     V.N. コピチコ(ハバロフスク教育大学)
http://www.geocities.jp/putniki/amur/zatsugaku/archeology.htm

 
 ハバロフスク地方は,82万5千km2の面積がある。このような広大な領域は,酷烈な北方性気候から,温和な南方性気候に至るまで,さまざまの異なった気候帯を擁しており,その多様性は,植物相や動物相にも反映している。ここでは,動物界の北方と南方の代表者,たとえばヘラジカ,アカシカ,トラ,クマ,ジャコウネコ,イノシシ,クロテン,テンを,ともに見ることができる。
 この地方の特殊な自然地理学的条件と,動物相の多様性は,先史・古代人類の生活の種々の面に本質的な影響を及ぼした。自然条件は,原始人類の新しい地域への進出経路と定着のテンポを規定した。環境の特殊性が,この地方の住民の生活や経済構造の形成に重要な役割を演じたのである。

 ロシア極東における最古の人類は,きわめて早く,大体シベリアと同じ時期に出現した。ハバロフスク地方の領域内でのもっとも早い人類の活動の足跡は,旧石器時代に遡る。ウリチ地区のボゴロツコエ村の近くのアムール河岸からは,最古の人類のハンドアックスが発掘されている。これは心臓型をした頑丈な道具で,周縁に両面加工により作られており,幅の広い下部は握りとなっている。こうした万能工具で,人々は叩き割ったり,切ったり,掘り返したりしていたのである。学者たちは,最初の人類がハバロフスク地方に現れたのは,15万年以上前のことと見ている。

 アムール河下流に左方から注ぐ支流であるアムグン河の流域の,ポリーナ=オシペンコという集落からほど近いところにある古代人の住居址は,後期旧石器時代のものである。ここには,約2万5千年前から1万5千年前にかけて,人が住んでいた。彼らは大きな河床礫で工具を作っていたが,それは一端だけを打ち欠いたもので,表面は未加工のままである。当時,人々はすでに火を獲得していた。この地方の古代の住民は狩猟・漁労に従事し,クルミ,イチゴ,キノコなどの食用植物を採集していた。人々はあまり大きくない集団をなして居住していた。

 早期新石器時代。この時期,人類はある程度の発展を遂げた。弓矢を発明し,犬を飼いならしたのである。石器製作技術伝統は,1万2千〜1万年前にハバロフスク地方に住んでいた人々の間でも保たれていた。こうした伝統は,ハバロフスク市一帯に分布する遺跡にもっとも明瞭に表れている。アムール河右岸の高い段丘で発見された古代人の住居址は,一時的なものであった。というのは,人々は動物の群の後を追って移動していたからである。

発掘の結果,河の石を積んで作った,著しく焦げたあとのある炉跡が,10基以上も見つかった。炉跡の周囲には石器を製作するときに出る屑が集中していた。ここで人びとが石器を作っていたのである。石器の大部分は,扁平な円礫の片面に幅広く大きな剥離を施したものである。これは石斧−スクレイパー状石器と名づけられているが,それは斧とスクレイパーの機能を果たしたからである。石斧を使って,古代人は森と水の恵みをきわめて幅広く利用し,雨や寒さを避ける住居を建て,各種の狩猟・漁労用の仕掛けを作っていた。こうした道具の助けを借りて作られた丸木舟も,漁労に使われていた。

 狩猟には,木葉形尖頭器が使われた。これは万能の道具で,戦闘用の短剣としても,狩猟用のナイフとしても用いられ,槍や投げ槍の先端に取り付けられることもあり,これによってより効率的に狩猟を行うことができるようになった。ガーシャ遺跡の発掘の際に,世界最古の土器の一つが発見されたが,これは12,930年前のものである。平底深鉢で器壁と底部の土器で,内面は条痕文が施されている。


ハバロフスク郊外のノヴォトロイツク発掘現場にて

ハバロフスク考古学博物館に展示されている石器

 
 ハバロフスク地方では,7千〜4千年前の新石器時代の住居址も発掘されている。これらの住居址は,旧石器時代のものよりもはるかに大きく,この地域の人口が増えたことを物語っている。

こうした遺跡は,アムール本流や他の河川・湖のそばに分布している。集落は多人数が集居するもので,竪穴式の大型住居からなっている。竪穴の長さは,さしわたし10〜15mにも達する。これほどの基礎を築くためには,多くの人力が必要である。新石器時代には,人々はこうした住居に定住していた。

定住生活を営むためには,アムールの人々は恒常的かつ豊富な食物供給源を必要とした。そうした供給源の一つとして,大河沿いおよび沿海に分布する集落にとって重要であったのは,漁労である。

特定の季節になると,シロザケ,カラフトマスなどの遡上性の海水魚が,産卵のために河を遡ってくるので,漁民はさほど時間を費やさずに,村の一冬分の食物を貯えることができた。新石器時代の集落で,考古学者たちは漁網用の錘を大量に発見している。漁網はイラクサで編まれたが,この伝統は,アムールでは20世紀に至るまで保たれていた。アムールの漁民は,世界にさきがけて,ルアー(魚を捕らえるための仕掛けの一種)の発明という重要な進歩をなしとげた。

漁労と並んで,この地方の新石器時代の住民にとって重要であった経済活動は,冬季における鳥獣の狩猟で,それは肉の他に,防寒衣を作るために必要なあらゆる原料をもたらした。

新石器時代には土器も発展を見せ,装飾が施されるようになった。新石器時代の人びとは,手の込んだ華麗な文様で土器を飾ったが,ほとんど同じような文様が,現在のアムール流域の少数民族の衣服や,木やシラカバの皮で作ったさまざまの装飾品にも認められる。

新石器時代の文様には顕著ないくつかの様式があり,それは多少の変化を伴いつつも,今日まで受け継がれている。

第一は縦方向のジグザグ文で,これは歯のついたこてのようなもので刻まれる。

第二は「アムール編目文」で,漁民にとっては自然なことであるが,明らかに網を模しており,ただ編目文は手の込んだ複雑な形になっている。

第三の,もっとも特徴的な文様は,渦巻き文である。
このはっきりした渦巻き文は,平行に走る何本かの縦方向のジグザグ文の地文の上につけられ,容器全体を覆っている。

 アムール流域の人々は,当時としてはかなり発展した共同体経済を営み,複雑な社会組織と,芸術を含む豊かな文化を有していた。

ハバロフスク地方における新石器時代の芸術の遺産としてあまりにも有名なのは,シカチ=アリャン村一帯に見られる岩絵である。シカチ=アリャンには合わせて150ほどの絵がある。

中でも多彩で独特なのは,人面画である。それらは仮面のように見え,一つ一つに特徴があり,きわめて表現力に富む。上部は幅広く,目は大きく,開いた口から二本の大きく鋭い歯が突き出しており,顎は狭くて丸い。こうした顔つきはサルを思わせる。卵形や楕円形の顔もあり,そのうちのあるものは,釣り上がった目と,はっきりと石を穿ってある円い瞳,そして太い不明瞭な鼻をもっている。

シカチ=アリャンの顔絵は,死んだ人々の顔,つまり祖先たちの霊を描いたものである。

こうした恐ろしげな人面画と並んで,玄武岩の大岩の上には,獣,鳥,ヘビなどの動物の絵も見ることができる。

人面画は,土器の赤い顔料が塗られ磨かれた内面にも見られる。彫刻としては,現在のアムールのナーナイ人の娘を思わせる顔つきをした,若い女性の小像が挙げられよう。

 初期鉄器時代。アムール流域における工具は,最初の一千年紀のはじめにあらたな時代を迎えた。

人々は河や湖のそばの小高い場所に住んでいた。

長期間存続した集落は,20〜40の住居が,明確な秩序をもたずに並んだものである。

住居は方形の竪穴で,その上に上屋構造が乗っていた。面積は50ないし200m2で,中央に炉があり,また床には多くの貯蔵穴が開けられていた。

金属器はこうした集落址からは稀にしか見つからない。それは青銅製の装飾品(多くは数珠),鉄製の刀子や斧,そして耕作用の土掘り具の先端部である。道具の大部分は相変わらず石器であった。この時代には,磨製の石鏃やナイフ,石斧も出現した。この時代の特徴的な石器は,礫で作られたもので,漁網の錘とか,穀粒を挽くための石皿,鍬などである。

 この文化に属する集落では,土器は普遍的に見られる。これらの土器はろくろを使わずに作られ,表面は赤い顔料が塗られ,磨かれている。内側には沈線文や押型文で文様が施されている。器種は形も大きさもさまざまで,用途によって,非常に小さな玩具から,大きなものとしては食品・穀物の保存用容器まである。

紀元前6世紀以降になると,アムールの人々の間に鉄器が普及した。
鉄からは工具と武器が作られた。

武器としては,鏃,鎧のさね札,短剣がある。また漁業用の鉤や,針,バックルも発見されている。青銅器としては,ボタンや各種の装飾品がある。

アムール流域の人々の生活に鉄が広汎に入り込んだとはいっても,石製の工具がすたれたわけではなく,集落址に引き続き見られる。それはたとえば,鍬・石皿・棒状の磨石・杵のような種々の農具である。斧,手斧,鏃は大部分が研磨されている。

古代人は骨も加工しており,骨製の弓の外板,鏃,鎧の札,針,玩具が見つかっている。

集落址からの発掘品の中には,大きな器具を模したミニアチュア土器もあり、それは子供の玩具である。ハバロフスクの周辺でも,子供の揺りかごや舟とか,さまざまの形のミニアチュア土器が見つかっている。


 土器は,形状の上でも,また文様に関しても多様である。
土器の外面は,貼りつけ文,沈線文,押型文の手法でつけられた文様で飾られている。
ときには外面に赤い顔料が施されていることもある。

注目に値するのは,アムールの早期鉄器時代の土器が,日本の弥生文化の土器と類似していることである。

学者たちは,大陸と日本列島の間に交流が存在したと見なしている。
経済も多角化し,牧畜・農耕・狩猟・漁労・採集が複合的に営まれるようになった。


 靺鞨。紀元後第一千年期の前半,ハバロフスク地方の境域に,靺鞨族が出現する。

このトゥングース系の人々は,アムールに現れると,先住のパレオアジア系の人々を追いやり,一部は吸収同化した。

靺鞨人は,生活の痕跡をこの地方に数多く残した。靺鞨人の築いた集落は,土塁と濠で固められている。住居は地表から半メートル近く掘り下げられていた。上屋構造の基礎となる柱は,住居の四隅に立てられ,中央にも何本かの柱があって,かまどの周囲を四角く取り巻いていた。

上屋構造はシラカバの皮で覆われ,さらに土がかぶせられていた。
住居の中央にある煙出しの穴が,入口を兼ねていた。

埋葬には長方形の土壙墓が用いられたが,この土壙墓は埋葬の前に焼かれた。
多くの場合,埋葬は複葬であった。墓には死者が生活に必要とするさまざまの品物が供えられ,またウマやブタの犠牲も捧げられた。


 7世紀,靺鞨族は統合され,渤海国を形成した。

ロシア極東において靺鞨文化の継承者となったのは,女真人である。
この時代の遺跡は,沿海地方とアムール流域に見られる。

ハバロフスク地方は,「服属していない」北方女真人の居住地域に含まれていた。彼らは,この時代の考古学的遺物を大量に残している。それは,たとえば巨大な土塁と濠で固められた城砦である。こうした城砦は,たやすく近づけない要害の地に築かれた。

城砦と並んで,女真人が同族を葬った墓地も見つかっている。葬法から見て,墓は三つのタイプに分けられる。

火葬,二次葬(まず死者をどこか別の場所に葬り,後に遺体を一族の墓地に移す),風葬である。

墓からは大量の品物が見つかるが,それは女真人にシャマニズムが存在したという見解を裏づけるものである。

つまりそれは,死者は別の世界で生きつづけ,この世界で必要とする品物はそこでも役立つという信仰の表れである。

女真人の文化は,ナナイ,ウリチ,ウデヘのようなアムール流域の諸民族の文化が発展する土台となった。


ブラゴベーシェンスク郊外コンスタンチーノフカ付近にあった女真人の城砦跡。
中央の盛り上がった部分が土塁で、外側に壕があったそうだ。
(Samovar記)

この城砦の正門付近で発見されたと説明を受けた大きな錠前(ブラゴ教育大秘蔵)。その後、この城砦は満州人も利用しており、錠前の年代特定に興味が注がれた。

 
 17世紀において,アムール流域と沿海地方の住民は,ダウル,ジュチェル,ナトク,アチャン,ゴリディク,ギリヤークの諸種族からなっていたが,現在の研究者は,これらをそれぞれエヴェンキ,ナナイ,ウリチ,オロチ,ネギダール,ウデヘ,ニヴフの前身と見なしている。

アムール上流域に住むダウルとジュチェルの主な生業は,農耕であった。
彼らはまた,ウマ・ウシの飼育や手工業も行っていた。

アムール中下流域,アムール河口一帯およびサハリンの住民にとっては,漁労が第一位を占め,陸上での狩猟と海獣狩猟がこれに組み合わされていた。

彼らの間では,鍛冶,造船,縄編み,獣皮・魚皮加工などの手工業技術がかなり高い水準に達していた。


 ロシア人は17世紀なかばにアムールに行き当たった。

最初にアムールを航行したのはヴァシーリー=ポヤルコフである。彼の率いる一隊は,1643年にヤクーツクから遠征を開始し,1644年にアムールに達して,河口まで下った。

ポヤルコフがヤクーツクに帰りついたのは1649年である。彼はアムール河畔にロシア人の最初の砦,アルバジンを築いた。ロシア人がアムールに出現したことで動揺した満洲人は,ロシア人を追い払おうという企図を実行に移し,二度にわたってアルバジンを包囲した。二度目の包囲の後,ロシア人は満洲人との間で最初の露中条約に調印する。

ロシアと中国の国境を確定する条約は,1858年と1860年に調印された。1858年にアイグン条約が結ばれると,同じ年に17世紀のロシアの探検家の名をとったハバロフスクの建設が始まったが,この都市は急速に発展して,ロシア極東の中心となったのである。
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アムール靺鞨文化の石像    D.P.ボロティン** Samovar・訳
http://www.geocities.jp/putniki/amur/zatsugaku/sekigan.htm


 同類のものが無く、それが製作された数も少なく、くわえて高い芸術性を有する考古学的対象物に取り組む事は大変大きな喜びである。数年前に、そんな貴重な遺物がブラゴベーシェンスク国立教育大学考古学研究室のコレクションに加わった。それは戦士の頭部の立体彫刻(石像)である。
 
 鉄器時代及び中世のアムール川流域の住民には、石を芸術的に加工する伝統は定着していなかった。

よく利用されたのは、金属(これからは多数の興味深い装飾品が考案された)、木、白樺の樹皮などであり、石とは別な材料であった。

石から造り出されたものは、小さな耳飾り、首飾り、作業用具だけであり、しかもこれらを造り出すためには、特別な熟練が必要とされた。

すなわちこの石像を作る事が出来たのは、このような伝統と石の特別な芸術的加工方法を知っていた職人だけである。そんな才能のある人が約一千年も前のアムール川中流域に住んでいたのである。

 大変残念なことであるが、石像は遺跡発掘の作業中に発見されたのではなく、アムール州コンスタンチーノフカ村の村はずれで、農民が土地を耕している最中に全く偶然に発見したものである。発見した農民はとても驚いたが、発見した後におよそ20 年ほど自宅に置いておいた。やがてこの石像の存在はアムール川流域の古代史の熱心な研究者、地元の郷土史家であるA.N.Korobko の知るところとなり、ブラゴヴェシチェンスク国立教育大学・歴史学部へ引き渡されたのである。

 B.S.Sapunov とN.N.Zaitsev、この論文を執筆した私ボロティンは、石像が出土した場所を訪れて、石像が発見され、今は農作業で破壊されてしまった遺跡は靺鞨文化トロイツコエグループに属する墳墓であると判断した1。しかし、私たちの方法では、この石像の所属する文化圏や年代を正確に判定することは困難であり、以下に述べる事は多くの問題を解決するための出発点にしかすぎない事を理解していただきたい。

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* ОБЪЕМНАЯ СКУЛЬПТУРА АМУРСКИХ МОХЭ, ТРАДИЦИОННАЯ КУЛЬТУРА ВОСТОКА АЗИИ,
Выпуск четвертый 2002 г.(『東アジア伝統文化』第4号(アムール国立大学:ブラゴヴェシチェンスク国立教育大学:ロシア科学アカデミーシベリア支部・極東支部考古学共同研究室、2002 年。
** 著者ボロティンП.Болотин, Д.П 氏は、ブラゴヴェシチェンスク国立教育大学・歴史学部・文献学部学部長 (Декан Историко-филологического факультета Благовещенского Государственного Педагогического Университета )。


1 ロシア科学アカデミーの資料によれば、アムール流域をめぐる初期鉄器時代と中世時代の流域文化の流れは、

ウリリスク文化(урильская культура)

→タラカン、ポリツェフ、テバホフ文化(талаканская, польцевская,тэбаховская культуры(全てポリツェフ時代)

→ミハイロフスク文化、ブレア遺跡グループ、靺鞨文化ナイフェリド及びトロイツコエグループ、アムール女真文化(михайловская культура, бурейская гру�>>p памятников, найфельдская и троицкая гру�>>� мохэской культуры, культура амурских чжурчжэней)

→ウラジーミル文化(владимировская культура)

であり、最初の四つは初期鉄器時代に含まれ、残りは中世時代に含まれる。

http://www.philosophy.nsc.ru/journals/humscience/3_98/05_NEST.HTM を参照。

戦士頭部の石像 三面図
(V.ゼーヤ川とブレヤ川、ブラゴヴェシチェンスク周辺の探訪 写真22 参照)
http://www.geocities.jp/putniki/amur/zatsugaku/sekigan.htm

 石像(彫刻)は頭にかぶり物をした人物の頭部であり、大きさは高さが39.5cm、基底部の直径が12cm、最大幅が15cm である。材質はきめの細かい玉石であり、同様な玉石は現在でも墳墓から2〜3km離れた場所を流れるアムール川の左岸で目にする事が出来る。

彫られた顔は、おそらく原材料の形や芸術的な構想によってこのような形となったのだと思われるが、不自然なほど長い。石像は基準線をもとにして作られ、研磨が加えられている。顔面と頭部のかぶり物の細部にはくっきりとした凹凸がある。

この作品を残した芸術家は、作業中に玉石表面の大部分を除去したので、(もとの自然な)コブ状の表面は彫刻の基底部分にのみ残っている。


 顔は全く左右対称をなしていて、明らかに男性、厳しい顔立ちをした男の顔である。大きな丸みのある目の部分がふくらんで、表面から出ていて、瞳は無い。その部分には目をちょうど半分割している細い水平な線がくっきりと入っている。目の上には眉毛が、鼻筋のほうへ寄って突起した点で表現されている。鼻は細く、少し尖っており、鼻孔部は若干広がっている。鼻は顔面を丁度左右半々に分けている中心線のようである。そして突き出た唇で示された口許は小さい。顔全体の輪郭は頭部のかぶり物で隠されていて、頬骨のラインから顎だけが露わになっておいるが、顎は尖っている。

 以上のようなアウトラインである石像を観察すると、その横顔は扁平で、横幅との調和がとれており、明らかにモンゴロイド系(アジア系)人種に属する人がモデルである。

                           

 顔を覆っているかぶり物を、我々は鎖帷子(甲冑)のプレートで出来た兜であると解釈している。

プレートは山部と溝部がほぼ同じ幅で交互に連続している。多分これは石材に凹凸を描出して甲冑プレートのラインを示す最も良い方法なのだろう。かぶり物は構造的には本来の兜の部分と鎖帷子の部分に分割される。装飾的に兜は鼻梁から続く中心線によって二つの半球に分けられている。中心線が特別に示されているわけではないが、一定の角度で向き合うプレートの境目が中心線である。前面上部には眉毛の上に薄い切り込みで表現された兜のへりがある。鎖帷子は兜とは明確に分けられており、鎖帷子は兜で保護されていない頭部の一部分を覆う平行プレートのラインで表現され、ラインは頬骨のレベルまで彫られ、首までは達していない。


 プレートを組んだ兜は、中世には極東以外では広く知れ渡っていた。職人たちは戦士にいろんな戦闘帽を提案したが、時々それらの中には様々な技術や伝統文化の影響を確認できるものがある。

しかし、アムール川流域で発見される兜は、薄い鎖帷子のプレートだけで構成された兜がほとんどで、他の構造の兜は今のところ発見されていない。

現在に至るまで、靺鞨、女真、ヂュチェル2、ウラジーミル文化の担い手だった部族をめぐり約1000 カ所の埋葬地が発掘されているが、最初の兜の遺物はアムール女真文化に属するコルサコフスキー墳墓から、V.E.Medvedev の手で発見された。

兜の山の部分とその上部突端は長く、プレートの一方の端に対して広がって半弧形になっていた。プレートは、おそらく革紐で互いに結ばれていたようだ。鎖帷子も鉄片で構成されていたが、長さは短く、形状は違っていた。


 二番目に発見された中世の兜は、アムール川中流域の部族に関連している。
その戦闘用遺物は、シャプカ墳墓の発掘の際に発見されたものである。
これは最初の、そして今のところ唯一の復元可能なアムール川流域で発見された中世の兜である。

それはコルサコフスキー墳墓の兜とは相違していて、兜の山の部分と、その上部突端には様々な小さなプレートが組み込まれていた。予想されてはいたが、鎖帷子は無かった。

この兜がどの民族文化に帰属するかについての解釈は様々に行われている。
E.N.Derevyanko は、この兜はアムール女真文化に含まれるとしたが、S.P.Nesterov とI.Y.Slyusarenko は、シャプカ墳墓がナイフェリトであるとして、兜は靺鞨文化に帰属すると判断している。

                              

 アムール川流域の諸民族の間には、鉄製プレートで出来た兜が19 世紀まで見かけられた

。L.I.Shrenkは学術調査の過程で、そのような兜をギリヤーク人(ニブヒの旧称)のところで目撃し、それを詳細に記述し描写した。

V.E.Medvedev の見解では、それはコルサコフで発見された兜と全ての点で似ていて、この分野の研究者たちがギリヤークの兜は女真のものであると言う事が可能となった。私もその主張には十分に根拠があると考えている。


 ギリヤーク人たちはL.I.Shrenk に対し、兜は(甲冑と一緒に)満洲から入手したと話した。

19 世紀のギリヤーク人にとって、現在確定しているロシア国境付近の境界を通行する事は難しかった。満洲とは地理的な概念であり、「満洲」には農耕が始まったアムール川下流域の諸民族が含まれていた。

19 世紀のアムール川流域で農耕をしていたのは、アムール川の両岸に住んでいた満洲人たちであり、これより以前のこの地域には、彼らの祖先だったヂュチェルや女真が住んでいたのである。

 シベリアや極東の諸民族の間では、甲冑は遺産として相続され、とても大切にされていたという事を考えるならば、甲冑の最初の所有者はアムール川またはスンガリ川(松花江)の女真であったという説を無視する事は出来ない。

くわえて17〜19 世紀の極東地域では、兜の進化の流れが論理的完結をむかえていた。
日本の武将が被った兜の本体部分はプレートで出来ており、外面的にはコルサコフスキーの兜に似ているが、プレートを繋ぐ紐用の穴は無く、プレートは互いに接合され、固いドーム型になっている。

 この石像のかぶり物、兜は、分別のある顔立ちをしている石像の人物の顔にマッチしている。この人物の顔は大変に個性的であり、その形は劇場のマスクを被ったような、どこにでもあるような形ではない。

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2 ロシアの百科事典には、

「ヂュチェル(Дючер)は1 万1 千人程度の少数民族で、17 世紀には現在のアイグン〈愛琿〉からサラプリスコエ地区(ハバロフスク地方)までのアムール川沿い、及びウスリー川とスンガリ川(松花江)下流域に住んでいて、しばしばナナイ人とウリチ人の祖先とみなされた。

ヂュチェルは定住民族で、農耕、牧畜、漁業、狩猟に従事していた。

宗教はシャーマニズムであり、ヂュチェルの子孫はナナイ、ウリチ、その他の少数民族の一員となった。」

と見える。

おそらくこの男性は過去には名の知られた人物であったであろう。もちろん、芸術的な解釈としてであるが、顔立ちから勇敢さ、厳しさ、意志の強さ、支配欲といった性格がうかがわれる。おそらく生前はそのような性格を持った人物であったと思われる。しかし一方では、閉じた大きな丸い目によって象徴的に表現された顔の表情には、不自然と思えるほどの安穏さが感じられるのである。

                             


 ところで、隣接地域である中国や女真の石像は、一般的に全身像が彫られているのに対して、この石像はどうして全身ではなく、特に頭部だけが彫刻されたのであろうか?

 多くの民族の解釈では、顔には人間または何かの霊の内面的本質が現れている。

変身しようとする役者や儀式を執り行う人は、その本質が変わり得ると思われるマスクをかぶる。

このように、頭部は人間の象徴であり、他の人々と区別するものであり、この石像も固有の特徴を有している。


 靺鞨とその子孫である女真族や満洲人たちがシャーマニズムの信奉者であった事から、石像について別の解釈をする事も可能である。

「シャーマン」という言葉はツングース語に語源を持っている。

ツングース・満洲グループ内のどの民族がシャーマニズムを日常の慣習の中に取り入れたのかと言う事を解明するのは難しいが、エベンキ族がロシア人たちにシャーマニズムについての情報をもたらし、この情報がロシアからヨーロッパの学者たちに伝えられた。


 シベリアや極東の別の部族では、人間には成長するに従って幾つかの霊が宿り、それらの霊は人体とは別に存在していると理解していた。

しかし、人間の霊が存在している所は、一般的には頭部と胸部であった。

L.Y.Shternberg の資料によれば、ニブヒは彼らの三つの霊は頭部に宿っていると見なしていた。

E.A.Kreinovich の情報では、彼らは霊を血液と髪に宿していた。

エベンキ、オロチョン族の理解では、


「人間には生きている間に一つではなく、幾つかの霊が宿った。

誕生した時点ではオミの霊が宿り、それはシジュウカラとして現れた。

しかし赤子が成長し、歩き始め、話し始めると、オミの霊はヘヤンの霊に変わった。

人間はこの霊と共に一生を過ごした。

外見上、ヘヤンの霊は宿った先の人間のコピーであり、その人間の胸に存在していた。

その人間が死を迎えると、ヘヤンは飛び去った。

死んだ人間にはヘヤンの霊の代わりにムグドィの霊が宿った。」


とされている。


 人間が死んだ後に、多くの民族はシャーマンの手助けで死者との交流を継続しようとした。

ナナイ人たちは、交流のために特別な人形を製作し、それらにいつも食事を供え、タバコを与え、寝かせ、服を着せたりしなければならなかった。

もしも人間が故郷から遠く離れて逝ってしまったり、その死体を埋葬する事が不可能だった場合は、特別な人形が作られ、死者に対して行われる埋葬の儀式と同じ事が人形に対して行われた。

A.V.Smolyak は、「死者の体を埋葬する事が不可能な場合の人形の埋葬式」は、アムール川下流域の全ての部族に共通の事であったと判断している。

衣服の一部(ベルトなど)が描かれた馬の小骨も同様な役割を果たしたと仮定する事ができる。

トロイツコエ様式の記念碑群の墳墓では何度も同様な発見があった。
もしも何回も行われたであろう埋葬式用の人形が木製、あるいは他の腐りやすい材料で作られていたとすれば、それが地中で長い間残されている事は出来なかったはずであり、その場合、考古学者たちは墓には遺体が埋葬されているのではなく、象徴的なもの、又は追悼墓碑だと結論づける。

 このような理由から、発見された頭部の石像は、故郷を遠く離れて死んだ戦士の霊を慰める役割を果たしていたものであると推定する事が出来るが、この推定は、千年以上にわたる歴史の中で、アムール川流域諸民族が有していた習慣にも合致するものである。

石に彫られた埋葬用人形は、非凡な才能を備え、実在した具体的な故人への敬意を表現したものではないであろうか。

                            5

 石像が該当する地層外で発見された事から、この石像の目的に関して別の仮説も述べておく必要がある。

それは墳墓の上の記念碑だったという解釈である。

墓の上に石柱を立てるという伝統はアムール川流域には無い。しかし、ザバイカル(バイカル湖以東の山地)やモンゴルでは、垂直に立てられた石で出来た墓は初期鉄器時代から広く利用されていた。

バイカル湖の東側へ入ったトロイツコエの靺鞨を通じて、伝統が大きく変化し、それがアムール川中流域へ入ってきたという説を排除すべきではない。

しかしながら、ザバイカル地方の石柱はとても大きく、地中に穴を掘って建てられており、この推測は仮説以外のものではない。

I.A.Lopatin は、ゴルド人(ナナイ人)の墓上の碑を記述し、その中で次のような風習を指摘している。

「囲われた墓の上に小さな棒杭が立てられ、その杭の上端にはセオンがくっきりと表現される。」

しかしI.A.Lopatin によれば、セオンは地上に住む霊であり、人々を助けるか、又は害を及ぼす。

その表現された姿には人間の霊は宿っておらず、人間を原型として作られたことも無かったと言う。


 この石像に似ているものとしては、西シベリアのブロンズ製のマスク、これも兜をかぶった頭部があある。

このマスクは、おそらく偶像の上の飾り物として使われていたようであるが、ここで取り上げている戦士の石像とは、使用材料が別であること、兜が全く違った構造であること、発見された場所が地理的に遠いことなどから一般的な事項を基にした類似点の比較以上のことは出来ないであろう。

 石像に彫られた兜の構造分析、コルサコフスキーとシャープカの墳墓から出土した戦闘帽などから、この石像は、靺鞨・女真の文化的伝統に属するものととみなされる。

そして少し具体的になった年代は、紀元一千年の末である。

石像の思想的役割の解明はより困難な事であるが、石像をめぐる諸問題の解明が進められていくならば、又、石像に対して新たな解釈が加えられる事は充分にあり得るのである。
http://www.geocities.jp/putniki/amur/zatsugaku/sekigan.htm




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Samovarの旅ページ

ハバロフスク アムール川流域の中心都市です。
http://www.geocities.jp/putniki/

タイガ 流域の南方に広がるタイガの紹介です。
http://www.geocities.jp/putniki/

ゼヤ川水系 アムール川の支流であるゼア川流域地区の様子です。
http://www.geocities.jp/putniki/

アムール川の船旅 ハバロフスクから間宮海峡へ至る船旅の紹介です。
http://www.geocities.jp/putniki/

    ナナイ博物館に展示してあったシャーマンの衣装(上)
           とナナイの民族衣装の模様(下)
http://www.geocities.jp/putniki/amur/funatabi/funatabiphoto/Shaman.htm

 コピチコ先生の教え子であるナナイ人の郷土史家マキシムさんが博物館内を案内し説明してくれた。

ナナイの衣装には水の世界の代表である龍、蛇、トカゲ、蛙などが描かれている。

中でも虎は森の世界の王様だそうで、存在感が大きい。

またたいがいの衣装には樹木模様がほどこされており、根から下が過去、幹は現世、枝から先は未来を表しているそうで、それがナナイの宇宙観のようである。
http://www.geocities.jp/putniki/amur/funatabi/funatabiphoto/Shaman.htm






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「最後のシャーマン」  岩画に見る呪術世界 アムール川(ロシア)
http://www.47news.jp/47topics/river/2013/06/242626.html


 11月から4月までの半年間、アムール川(中国名・黒竜江)は厚い氷に覆われる。シベリアのタイガ(針葉樹林帯)を貫く大河は全長約4400キロ、植物プランクトンをオホーツク海に運び、世界有数の好漁場を育む。海に注ぐ真水は北海道に着岸する流氷の“生みの親”となる。

 日本との関わりは深い。20世紀には、ロシア革命後の日本のシベリア出兵、第2次大戦後のソ連による旧日本兵のシベリア抑留など、アムール川流域は日本とロシアがせめぎ合う舞台となった。


  ▽象形文字の起源

 アムール川流域の大陸と日本の北方は1万年以上前の先史時代から交流があったのではないか―。書家、岡本光平(64)は漢字のルーツを追って調査を続ける中で、北海道・東北文化の源流のひとつがシベリアにあると考えるようになった。

 岡本は中国や韓国、モンゴルなどの岩に彫られた絵「岩画(がんが)」を象形文字の起源とする仮説を立て、それを補強するために現地調査を重ねてきた。ロシア極東ハバロフスク郊外シカチアリャン村で、アムール川の河原にある岩画群を見て「アムールの岩画の先に見えるのは北海道、東北の北方文化だ」と確信した。

 シカ、鳥、ウマ、竜、人面など150点以上が岩に彫られ、作製時期は最も古いものは推定で約1万4千年前。鬼面のような人の顔からは呪術的な世界も垣間見える。

 実は、北海道余市町のフゴッペ洞窟にも岩画はある。ここに描かれた舟とシカチアリャン村の岩画にある舟は酷似している。「アムールの流れに乗って北海道や東北にたどり着き、同化して日本列島人となった人々がいたのではないか」。東北地方伝統の鹿踊りがシベリアのシャーマンの所作と似ていることなども踏まえた岡本の推論だ。


  ▽デルス・ウザーラ

 シカチアリャン村の人口は約300人、住民の大多数を占める少数民族ナナイは顔つきが日本人ととても似ている。アムール川の漁労で生計を立て、かつてはサケの皮でつくった衣服や靴をまとっていた。ロシアに約1万2千人、中国では赫哲(ホジェン)と称され約4500人が住む。黒沢明監督が映画化した「デルス・ウザーラ」は実在したナナイの猟師を描いた作品だ。

 シカチアリャン村の博物館長でナナイの女性、スベトラーナ・オネンコ(57)は「北海道のアイヌと大陸のナナイは先祖が同じだと思う。岩画だけでなく民族衣装の模様も似ている」と話す。

 フゴッペ洞窟の岩画にある魚がシカチアリャン村の岩画では描かれていないことが謎とされてきた。オネンコは「魚を描くと神様が『魚は十分に足りている』と思って川に魚の恵みを与えなくなる。人々はそれを恐れた」というナナイの伝承を語り“謎解き”をする。

 村で最大の岩画は体長115センチのオオツノジカだ。ユーラシア大陸でも最大級の岩画とされる。「北斗七星の化身」と言い伝えられ、子宝に恵まれない男女が誕生を祈願する。シカの頭や腹などに触れて願いをかけることでその部位の病気が快癒するとも信じられ、祈りの場となっている。

 だが、ナナイの伝統的な精神文化にも変化の波が押し寄せる。


  ▽「土が痛がる」

 今年3月11日、アムール河岸のベルフニー・ネルゲン村でナナイの「最後のシャーマン」オリガ・キリャ(92)が死去した。娘エカテリーナ・ベリディ(62)は「母の生年月日はかつてソ連政府が割り当てた。実際は100歳を超えていたかもしれない」と言う。

 ナナイのシャーマンは自ら奏でる太鼓の音を通じ、川や空、森、トラ、オオカミなど大自然の精霊たちと対話する。精霊の声を聞き、人々を守る特別な存在として村人の畏敬を集めてきた。

 ソ連政権は1940〜50年代、「病気治療と称して金を巻き上げる」「占いと称してうそをつく」詐欺師としてシャーマンを逮捕、粛清した。ナナイの作家コンスタンチン・ベリディ(78)は「こうしてシャーマン文化の土壌が壊された。ソ連時代は記録に残らない歴史が多い」と指摘、キリャの死は「ナナイ文化の大きな損失」と嘆く。

 最後のシャーマンの死は地元で報道もされなかった。村役場幹部のナナイ女性エレーナ・アクタンコ(49)は「古い世代はシャーマンのお告げを信じるけど、若い世代は全く関心がない。もうシャーマニズムの時代ではない」と言う。

 娘によると、キリャ自身が生前「シャーマンは私が最後。もう誰も私の言うことを信じなくなった」と宣言していた。キリャは「地球は一人の人間と同じ。軍事実験や放射能のせいで土が痛がっている」とも話していたという。(文・写真、平林倫、敬称略、年齢などは2013年4月17日現在)
  


•ロシア極東ハバロフスク郊外シカチアリャン村で、オオツノジカの岩画を示す地元の博物館長スベトラーナ・オネンコ。奥は凍結したアムール川(共同)

•アムール川沿いのベルフニー・ネルゲン村の少数民族ナナイの幼稚園児と先生。
記者の来訪に民族衣装を着て迎えてくれた。一部の高齢者を除き、自らの言語ナナイ語を話せる人はいないという(共同)

取材メモ

「金父子」目撃談も

 ハバロフスク地方には、アムール川やその支流の河岸に計4カ所の岩画群がある。ロシア政府は最大規模のシカチアリャン村の岩画群について、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産登録を目指している。

 ただ、岩画は自然劣化に加えて観光客による破壊、周辺部分へのペンキによるいたずら書きなどが多発しており、保存対策が急務となっている。

 シカチアリャン村の数キロ下流のアムール河岸には、北朝鮮の総書記だった金正日の生地といわれるビャツコエ村がある。北朝鮮の公式報道では総書記の出生地は北朝鮮の白頭山だが、ビャツコエ村ではソ連軍の部隊幹部を務めたという父親で主席だった金日成との「若き日の金父子」の目撃談が今も語り継がれている。
http://www.47news.jp/47topics/river/2013/06/242626.html




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2014-03-01 エヴェンキ族ノート

1.

ビハル州のガンジス河沿いの町サヒブガンジの南にあるラジマハール丘陵には、北方ドラヴィダ語のひとつマルト語を話す焼畑耕作民マーレル人(パーリア族)が住んでいる。

1963年、若き研究者佐々木高明と山田隆治は彼らの村にテントを張って調査した。

彼らの間にはシャーマニズムがある。

シャーマン(デマノという)は、たとえば翌年の焼畑の場所を決めるプジャ(儀礼)で、ハトを供犠したあと、太鼓を叩いてデマノを神懸りさせる。そして彼が言う神のことばを司祭役のマンジーが聞き取り、村人に伝える(佐々木高明:156f., 195f.)。

デマノは儀礼において重要な役割を果たしているにもかかわらず、村内におけるその地位は高くなく、司祭マンジー(日本式に言えば審神者(さにわ)であろう)よりずっと低い。

マーレル人では太鼓があるようだが、ムンダ人(オーストロアジア語族)など北部・中部インドのシャーマンは、箕で米をふるいながらトランス状態に入るという(エリアーデ:下197)。

箕は、マーレル人の間でも収穫儀礼に供物をいれるのに使われるなどしており、この地域の儀礼に欠かせないようだ。

シャーマニズムは世界中にある宗教形態だが、特にシベリアで発達している。

「シャーマン」の語もツングース系諸民族の間の「シャマン、サマン」に由来する。

それがこの宗教者を表わす一般的な名称になったのは、単にヨーロッパ人の旅行者・研究者がツングースの儀礼に接して記述するのが早く、それが広まったというだけの偶然だが、しかしその名の語源については考えさせられる。

それは仏教の「沙門」(男性修行者・出家者、パーリ語:samaņa、サンスクリット語:śramaņa)に起源するのではないかという説があるのだ(エリアーデ:下328ff.)。

仏教僧を表わすこの語は、中央アジアのトカラ語やソグド語にも入っていた。

ツングースの精霊の名(たとえばブルハン)はモンゴルや満洲族起源であり、モンゴルや満洲族はラマ教からそれを受け入れた。シロコゴロフはツングースのシャーマニズムを「仏教に著彩されたシャーマニズム」だと考える(同:下331)。

エリアーデの結論は、「南方の影響は、実に、トゥングースのシャーマニズムを変化させ、かつ豊かなものとした。−しかしトゥングースのシャーマニズムは仏教の所産ではない」(同:下331)。

「シャマン」=「沙門」起源説には反対もあるが、シロコゴロフとエリアーデが一致して支持するなら、傾聴しなければならない。


シャーマニズムは、周辺のシベリア諸民族のもとでと同じく、ツングース民族文化の重要な構成要素である。

トゥゴルコフとエリアーデによってそのやりかたを見よう。


「シャーマンの衣裳の細部は、いろいろなエベンキ人の集団によって異なっている。

十八世紀のウダ=エベンキ人のシャーマン衣裳は、多数の革紐、小さな鐘、小鈴、ビーズ飾り、金属板の飾りが下げられた長い「ハラート」、それに同じく長くて、これも小さい革紐の下がった胸当て、さらにいま一つリスの尾を縫いつけた柔かいかぶりものとその上にかぶるトナカイの角のついた鉄の帽子、の三つからなっていた」(トゥゴルコフ:188)。

その重さは30キロもあった。そして、「木の撥で打ち鳴らす手太鼓に合わせて、シャーマンは、呪文をとなえたり、踊るのであった。

エベンキ人の太鼓は卵型をし、鳥と獣の色つきの図が描かれていた。
木撥のかわりにシャーマンによっては、乾かしたクマの足を使っていた」。

「シャーマンの歌はカムラーニエの際、シャーマンが遠くに旅したことを示している。

彼は急流を渡り、山をよじ登り、密林をくぐりぬけ精霊と決闘を交えなくてはならないのであった。

道中の大部分をシャーマンは鳥になって「飛んでいく」と考えられていた」(同:189)。


「トゥングースのシャーマンは数多く色々な機会に呼ばれて、その能力を発揮する。

病人の魂を探しに行くにしろ、悪霊を追い払うにしろ、彼は病気治療には必要欠くべからざるものであり、かつ魂の導き手である。

彼は犠牲を天界や冥界に持って行く。
その社会全体の精神的平衡をしっかりと維持するのはシャーマンにしかできぬ仕事である。
病気、不幸、不作などが部族を脅かすことがあれば、彼はその原因をつきとめて正常な状態に戻すのである。

トゥングース人は近隣の部族よりも悪霊−冥界の霊、この世にいる霊などおよそ無秩序なるものの主犯人すべて−にかなりの重要性を認めているから、ごく普通の巫儀(病気、死、神々への供犠など)に加え、何かちょっとでも霊と交わったり、霊を抑える必要のある事が起こるたびに、簡単な「小さな巫儀」を頻繁に行なう」(エリアーデ:上304f.)。


1940年代、あるオロチョンの猟師が病気になって生死の境をさまよっていたとき、関烏力彦という女性シャーマンは「ジツゥニン」という儀式を行ない、あの世へ行って病人の霊魂を奪い返した。

シャーマンは「静かに地面に横になり、飲食を摂らず、両眼を閉じて、身体を静止させて、小声で話したり、神歌を歌ったりして、霊魂をあの世へ行かせる」。

「彼女の左右両側には、各一人の男性が伴をして横になり、二神(助手)になる。関烏力彦シャーマンは寝言のように神語を話し、二人の二神を通じて人々に起きたことを告げる。すなわちシャーマンの霊魂があの世へ行く経過を説明する。


「ジツゥニン」の儀式を行なう時には、関烏力彦シャーマンの愛犬は彼女のお伴をして、彼女の頭の前に腹這いになり、静かに微動だにしない。この時、この犬はすでに神犬となっていて、その魂は主人に付き従ってあの世へ行き、シャーマンが鬼神と闘うために協力する。

関烏力彦の長女孟鬧傑が、当時彼女の母親が話すのを聞いたところによると、あの世に行くには、九つの山・九筋の河を乗り越えなければならない、

各道には鬼神が守っていて、通らせない。
ゆえに、あの世へ行くには、知恵と超能力を持っていなければならない。
それがあれば、いろいろな困難と危険を克服することができる。

鬼神に勝つことができて、はじめてあの世へ到達する。

当時、孟弾刻(病人)の霊魂はすでに八つの山を乗り越え、八筋の河を過ぎて、まもなくあの世の入り口に到達しようとしていたので、関烏力彦シャーマンの霊魂は急いで追いつこうとした。

道の関門を過ぎる時に、妖怪・子鬼たちはみな阻むので、関烏力彦シャーマンの神犬はその妖怪・子鬼を咬み殺し、主人のために障碍を除いた。

この時、シャーマンの身体のそばで横になる神犬の身体は左右に揺れ動き、前の爪で力一杯に地を掻き、後ろ足は後方に向かって伸び、まるで戦っているようである。神犬のこのような行動は。オロチョン語で「アンクゥアニン」と呼ばれる。

シャーマンの霊魂があの世に行くとき、シャーマンの側の二神は「ザロチン」と呼ばれる行動を始める。すなわちシャーマンに合わせて、シャーマンの話を復唱する。

シャーマンがいくつかの山を乗り越え、いくつかの河を越えて、どのような鬼神に遭遇し、どのような神が、彼女を危地から脱するのを助けてくれたか、そして神はなにを求めているかなどを、人々に告げる。

二神の話によって、人々は神の要求を知り、恭しく獣の肉・獣の血・酒などのお供え物を捧げる。

長い時間を経て、関烏力彦シャーマンの身体はゆっくり動き始め、震え始めて、神歌を唱える声も大きくなる。

この時、人々は急いで彼女を助けて、彼女に神帽をかぶせると、関烏力彦シャーマンは神がかりになり始めて、その動きはゆっくりしたものからしだいに速くなり、穏やかなものから狂ったように激しくなる。

鼓の音は天地を震え動かし、神服上のリボンはすべて飛び舞う。

神がかりが終わると、神を送る儀式を行ない、シャーマンの魂があの世へ行く儀式のすべてがやっと終わる。

このシャーマンの儀式を経て、孟弾刻の病気はよくなった」(王・関:61ff.)。


さて、ではそのツングースである。

2.

浜田市南郊の山腹にたつ島根県立大学には、高名な言語学者にしてアルタイスト、服部四郎教授旧蔵書の寄贈を受けた「服部四郎ウラル・アルタイ文庫」がある。

ツングースは、エヴェンキとかオロチョンと自称する狩猟採集民をロシア人が呼んだ名前で、トルコ、モンゴルと並ぶアルタイ諸語の3つのグループのひとつをその南方派の満州語グループとともに形成しているから、服部文庫にはもちろんツングースに関する文献が相当数所蔵されている。居住地域の関係上、露文が多い。

服部四郎自身、戦前北満ハイラルに言語調査のため長期滞在していたとき、彼らを調査したことがある。

「昭和九年ホロンバイルに滞在していた頃、私は三河地方奥の興安嶺にヤクート人が居ると云ふことを時々耳にした」。
「ヤクート」に実際会った話も日本人から聞いた。

ヤクート人はテュルク系の牛馬飼養民で、彼らの住むサハ自治共和国は、首都ヤクーツクを中心にスタノヴォイ山脈の北から北極海まで広がっており、その境界は満州国の国境から300キロ離れている。

不思議に思ったのは、「道案内に連れて行つたオロチョンがヤクートと自由に話をすると云ふ点であつた。何となればヤクート語は土耳古系の言語であり、オロチョン族は通古斯系だから、彼等が母語で話し合つたのなら通じない筈だ。

而もロシヤ語に堪能な赤木氏には全然わからない言葉だつたと云ふからロシヤ語ではあり得ない。

オロチョンには蒙古語の多少出来るものがあるから蒙古語で会話したのだらうか?
この点が甚だ疑問で腑に落ちなかつたのだが、…

蘇聯領の余り遠からぬ所にヤクート自治共和国もあるのだから満州国領にヤクートが居ることも可能性のない事ではないと、ヤクートの存在自体は疑はないで居た。日本へ帰るまでにヤクート語の話されるのを一度でも聴いて見たいものだなあなどと思つてゐたのである」(服部:1)。

そうしているうち、三河地方へ自動車旅行する機会を得た。

その地方の中心ナイラムトへ行くと、「全く偶然にも明日ヤクート人が山から出て来て(それは一年に数へる程しかない事だが)、こゝから数里離れたドゥオーワヤと云ふ部落で物々交換をする。

日本側からはM、H両氏が行かれる事になつてゐるから一緒に行つて見られては如何と云はれるので、同行させて頂く事に決定した」(同:.2)。

そこで会った「ヤクート人」は35、6歳の青年だった。


「私は尋ねた。

「あんたは蒙古語が出来ますか?」

 之は蒙古語だった。… するとこのヤクートは当惑の面持でM氏の方を眺めるのである。
今度はロシヤ語で同じ質問を発する。そこで、


「いや全然出来ません」

「オロチョンと会話が出来るか?」

「出来ます」

「彼等とは何語で話すか?」

「ヤクート語で話します」

「オロチョンはヤクート語が出来るか?」

「彼等の言葉がヤクート語に似てゐます」


 こゝに至つて私は当惑した。ヤクート語とオロチョン語が似て居る?」(同:4)

彼の住むテントへ行ってみることにした。

「馴鹿や老人達はドゥオーワヤの上流三露里の地点に待つてゐると云ふ。
村には馴鹿が来られないためと、ヤクート自身にも村の空気が悪くて気持が悪いからだと。
村と云つても二十戸位のものであつた!」(同:4)


氏はさっそく言語調査にとりかかった。

「ロシヤ語を媒介として、数詞から始めて思付く単語を筆記して行つた。所が最初に調べた数詞によつて、彼等の言語が計らずも通古斯系のものなることが明かとなつたが、調査を進めれば進める程それは明瞭となつた。私は屡ゝ鉛筆を投げて膝を打つた。

ヤクート語ではないことが充分にわかつたので、嬉しさの余りすぐその場で之を同行の人々に報告したのであるが、期待しない結果を惹起した。M氏とH氏が之に対して非常に不愉快な様子なのである。

そして彼等が「ヤクート」であることを再三言明される。領事さんは「之は大発見だ」と小声で云はれたきり、表向きには味方して下さらない。私は妙な孤独の立場に置かれた。そして凡ての人が真理を愛し得るのではない事を身にしみて感じた。

両氏の中のどちらかの方が、彼等は近頃ロシヤ領より移住して来たものですよと私に云はれる許りでなく、私の眼前でヤクート人にまで叱る様な口調でその意見を押し附けて居られるのを私は悲しげに眺めてゐた。

 併し私は機会を見て、この「ヤクート人」と次の会話をするのに成功した。

 年上の男に対し「自分の言葉で自分自身をどう云ふか?」

 答「エヴェンキ!」

 男二人に対し「何処で生れたか?」

 答(二人とも)「此処」

 男二人に対し「老婆は?」

 答「此処で生れた(山奥を指しつゝ)。吾々はずつと前から此処に住んでゐる。」

 若い男に対し「自分等で自身をヤクートと云ふか?」

 答「云はない。ロシヤ人がさう云ふだけだ。」

 私のノートには右の様に筆記してある。

彼等が自分自身をヤクートと云ふのは、さう云へば外国人にはわかり易いと思つてゐるからなのだ」(同:6f..)。


「五族協和」の満州国に、赤いソ連から逃れてきた珍しいヤクート人まで住んでいることが特務機関員にはあらまほしかったのであろうが、真実はどなれば変わるものではない(あるいは当時の日本軍ではどなれば変わったのかもしれない)。

ロシアからやってきたこと自体はそのとおりだ。
しかしロシア革命後に来たのではなく(革命後満州に流れ込んできたいわゆる白系露人と違って。

なおこの調査行の舞台三河地方は白系露人・コサックのコロニーである)、それ以前である。ロシア語もでき、ロシア正教を受け入れてもいた。ただヤクートではなかっただけで。

ちなみに「ヤクート」の名は、隣人であるツングース(エヴェンキ)が彼らを呼んでいた「ヤコ」「ヨコ」からロシア人が呼ぶようになった名前で、自称はサハである。

なお、ヤクートは同じ時期の北サハリンにはいた。
エヴェンキとともに、毛皮商人としてやってきたのである(シロコゴロフ1941:179)。

「ヤクート」でなくとも、「オロチョン」がすでに十分にエキゾチックであった。

「オロチョン」の名はなかなかに人口に膾炙してたものの、その実態については一般には知られていなかった。

たとえば、仏教学者長尾雅人は戦中の昭和18年内蒙古のラマ教寺院を調査したが、そのときの旅の汽車でとなりあわせた北満駐屯の日本兵からいろいろおもしろい話を聞いたうちに、「オロチョンは人間を喰う食人種だ」という風説を耳にしている(長尾:19)。


「エヴェンキ」は彼らの自称で、それが民族呼称になった。漢字では「鄂温克」。

中国で「鄂倫春(オロチョン)」と呼ばれている人たち以外はみなこれが自称だ。

今は遊牧民、農牧民となっているソロンもそう自称する。

シロコゴロフによれば、語根「エヴェ」に動作の主体を表わす接尾辞「ンキ」がついた形だという(シロコゴロフ1941:97)。

「オロチョン」は「トナカイ(オロン)を飼う人」、または「山頂に住む人」の意だとされるが、大興安嶺・小興安嶺に住む中国の「鄂倫春」は、トナカイを飼わず、馬を飼う。彼らも昔はトナカイを飼っていたと伝える。

自称でもあり、他民族がそう呼ぶ他称でもあって、現在彼らが独占する形になっている「オロチョン」の名は、かつてはいま別の名で呼ばれている集団にも他称としてつけられていた。

トナカイ・エヴェンキもそうだし、エヴェンキとは同系別族のサハリンに住むウイルタ(トナカイ飼養民、旧称オロッコ)も、ロシア人によって「オロチョン」と呼ばれていた。

網走の「オロチョンの火祭り」は、戦後南樺太がソ連領になったとき、ウイルタの一部も日本人やアイヌとともに北海道に移住したのだが、その彼らの歌舞を見せる催しとして始まったものである。

「ツングース」はロシア人がエヴェンキを言う名前で、ヤクート人がそう呼んでいたのをロシア人が取り入れたもので、つまり「ヤクート」と逆の関係だ。

以下「ツングース」と言うときは、狭義にエヴェンキのことを指す場合と、広義にツングース諸語を話す民族一般を指す場合がある。


このオロチョン(とモンゴル)は日本の民族学者を鍛える場であった。
彼らを調査した人々は、のちに日本民族学のビッグネームとなった人たちばかりである。

鳥居竜蔵(オロチョン狩猟民には遭遇しなかったが、ソロンや遊牧エヴェンキの調査はしている)、秋葉隆、泉精一、京大大興安嶺探検隊の今西錦司・梅棹忠夫・川喜多二郎・吉良竜夫たち、それに服部四郎も。モンゴルまで広げれば、江上波夫や石田英一郎などの名前がそれに加わる。

騎馬民族征服王朝説や照葉樹林説、霊長類学や文明の生態史観など、戦後の学界をにぎわせた諸学説の源に海拉爾と張家口(西北研究所)がある、という図だ。

(不思議なことに、身近な異族のアイヌはそうではない。

沖縄については、民俗学のほうを大いに鍛えた。柳田国男の「沖縄発見」以前と以後で日本民俗学はさまがわりした。)

3.

エヴェンキとはどんな人たちか。トゥゴルコフの書いた「身上書」を見てみよう。

「名称 ツングース。現称エベンキ。

ヤクート人など隣接地域の住民は、かれらをツングースとよんでいた。

現在、かれらが自称する「エベンキ人」が公式名称として用いられている。


 人口 2万5000人。


 居住面積 

約700万平方キロメートル(日本の面積の20倍近い)シベリアの全面積の約7割を占める。


 居住域の境界 

西部はエニセイ川左岸、東部はオホーツク海沿岸およびサハリン、北部は北極圏、南部はアムール川ないしモンゴリアと中国東北部の中部。

 言語 

エベンキ語。アルタイ語系のツングース・満州語に属す。
この言語のほかに各地方でロシア語・ブリヤート語・ヤクート語その他の言語も使用している。


 生業 

本来は、狩猟・トナカイ飼養。

若干の地区では、馬・ラクダ・牛・羊の飼養。

副業は、漁労・採集・海獣狩猟。現在はさらに、野菜栽培・畜産業(乳牛・肉牛飼育など)


 生活様式 

トナカイ飼養者と馬飼養者は遊牧生活。
トナカイを飼わない漁労者は定住生活。
両者の中間に属する者は、半定住。

現在、エベンキ人の大部分は定住生活に移行している。

 世界の他の民族から区別する最も大きな特徴 少数の人々で他に例を見ない広い領域を占めていること」(トゥゴルコフ:6)。

これを「文化人類学事典」(弘文堂、1994)で補えば、

「エヴェンキの生業の中では狩猟がすべての基礎をなしている。

彼らの狩猟対象は、食肉用として野生トナカイ、オオシカ、ノロ、クマなどがあり、毛皮用として、リス、テン、キツネなどがある。

現在は銃が使われるがその普及前は弓矢・槍が使われた。
各種わな類も広く使われる。

漁撈と海獣狩猟は副次的であるが、河岸や海岸の住民の間では重要であった。

エヴェンキのトナカイは主に輸送用であり、飼育頭数も概して少ない(多くても1家族当たり100頭内外)。荷駄用・騎乗用に使われることが多いが、北部の森林ツンドラ地帯の住民の間では橇も使われる。

南部では牛馬の牧畜の影響で搾乳も行われる。

エヴェンキの物質文化は木材と皮革を主体としている。

住居は毛皮または白樺の樹皮で覆った円錐形のテントが広く使われ、衣類の多くは毛皮を縫い合わせて作られる。

布は中国人、モンゴル人、ロシア人などとの交易でもたらされた。

ナイフや鏃、槍の穂先となる金属製品も多くは交易でもたらされたが、かれらも鍛冶技術を持ち。作り直すこともした。

土器はなく、容器の多くは木や木の皮でつくられた。


かれらの社会は多くの父系の氏族に分かれ、氏族外婚が厳しく守られていたが、狩猟組織はそれに関係なく結成されることが多く、獲物を近隣の者に分配するという慣習も励行された。


宗教ではシャマニズムが有名で、またよく発達しており、少数の大シャマンを頂点とする階層があり、儀式用の衣装も多くの装飾がほどこされていた。

しかし、他方でクマ、オオカミ、フクロウ、カラスなどの動物や自然の主への崇拝・儀礼もあり、これらの中にはシャマニズムとのつながりの薄いものもあった。

ロシア人との接触で多くの者がキリスト教化したが、革命後の宗教活動はそのほとんどが衰退した」(佐々木史郎)。


シベリアには17世紀におよそ36000人ほどいたと推定されている(フォーシス:66)。

1979年の統計では、ソ連に約27300人、1978年に中国に約13000人とされているが、ただし後述するようにその8割は同族と言うにはやや問題のあるソロン族で、同族ながら別立てのオロチョンは約3200人を合わせても減った勘定になる。

とにかく絶対数において非常に少ない。居住地域の広大さと、それに反比例する人口の少なさ。

北方の苛烈な気候はそもそも人間の生存に適していない。
そして近代以前、気候や生態的条件はこの地域に農耕や牧畜(トナカイ以外の)を許さなかった(ヤクート人が牛馬の飼育をしているのは例外である)。

人は狩猟採集によってしか生きることはできず、その狩猟は、農耕はもちろん、牧畜に比べても人口を養う力が非常に弱いのである。


エヴェンキの狩人をイメージしたければ、アルセーニエフの「デルスー・ウザーラ」を見ればいい。

黒沢明が映画化したことでも有名なあの探検記の主人公デルスーは、アルセーニエフが沿海州のシホテ・アリン山地を探検したときに同行したゴリド(ナナイ)族の狩人で、エヴェンキではないが同じツングース系の民族である。


彼らは痕跡解読の達人である。

「デルスーは黙って歩き、冷静にすべてを眺めていた。

私はすっかり風景に感心していたが、彼は人間の手先のとどく高さのところで折られている小枝を観察し、その小枝の曲げられている方向によって、彼はその人間の歩いていった方向を知った、また折られた部分の鮮度によって、その行なわれた時間を判定したり、その人間の履物などを推定したりしていた。

何か私にわからないことがあって、疑問を表明すると、彼は私に言ったものだ。

「なんだ、あんた、何年も山あるき、わからないか」

 私にはわからないことが、彼には単純明快だった。

ときどき、私が何か見つけようと、いかに希望しても、なんにも見つけなかったところに、彼は何ものかの足あとを見てとった。

で、彼は老いたるアカシカの雌と一歳仔がそこを通ったことを見てとった。

彼らはシモツケソウの葉をむしりとって、それから何かにおどろいたらしく、大急ぎで逃げていったのだった」(アルセーニエフ:上246)。


「翌日の午前、じっさい、デルスーはわれわれに追いついた。

彼はわれわれ一行に起こったことを、足跡によってよく知っていた。
われわれが休息した場所を、彼はみていた。

また、われわれが一カ所に長く立っていたことを知っていた。
それはちょうど小路がきれた場所だった。

そこでは私がほうぼうへ路さがしに人をやったことを、彼はみていた。

ここでは兵士の一人が靴をかえた。また地上にちらばっている血のついたぼろ切れや綿屑から、誰かが足に怪我をした−などを彼はみてとっていた。

私は彼の観察能力になれていたが、兵士らにはそれは意外な新発見だった。
彼らはおどろき、めずらしそうにゴリドに目を見はっていた」(同:下39)。


「私がなんらかの明白な足跡を見逃したりすると、デルスーは私をからかって、頭をふり、こう言った。

「フム! 子供と同じ。子供みたいに歩き、頭をふる。

目あり、何も見えない。わからない。

まったく、こんな人、町に住む。シカさがさなくてもいい。
食べたいもの、買う。ひとりで山に生きる、できない。−すぐ死んでしまう」


 そう、彼の言ったとおりだ。数千の危険が密林では単独旅行者を待ちかまえている。

そして、いろんな足跡をときあかすことのできる者だけが、この闘争から勝利者として出ていくことができるのである」(同:上247)。


このような観察の習性は、伝達に使うこともできる。

「文字はもたなかったが、エベンキ人は一定の記号の体系を作りあげた。

たとえば、そこの木の小枝に一かたまりのコケが置いてあり、そのコケの上に細い若木の先端が置いてあると、エベンキ人ならだれでも、ここの若木の先端の指す方向に、狩で倒した獲物を隠してあるということを悟るのだ。

また、タイガの中で家畜が行方不明になったときなど、その動物の頭をシラカバの皮に描いて捜索を乞うサインとすることもあるという。…

小枝に刻み目を入れて自分たちの行動を伝えることもある。

たとえば、ハコヤナギの樹皮に小枝が斜にはめ込まれ、その先端が上を向いていたとする。

それは、ここに、少し前まで人がいたのだが、ずっと遠くへいってしまったことを示している。

小枝の刻み目が五つなら五「ヌルギー」。

一ヌルギーというのはトナカイに乗って一日に移動できる距離だから、このサインを残した人たちは、ここから五日の道のりのことろに行ったのだ」(トゥゴルコフ:68f)。


京大の大興安嶺探検隊によると、手紙を送ることもできたという。

「オロチョン道が出あうところにはよく、シラカンバの皮にかきつけたロシア文字の手紙が、木の枝にはさんで地面につき立ててあった。

これらの手紙は、通りすがりの者の手によって、つぎからつぎへと場所をうつされ、ついに目的地まではこばれるしくみになっているのである。

たとえはてしない樹海のなかに分散していても、かれらのあいだには、いつでもよく連絡がたもたれ、いま誰がどの地点にいるかということを、すべての者がたがいによく知りあっており、ほかの家族の移動の道すじも、手にとるようにおぼえていた」(今西:383f.)。


エヴェンキにはデルスーのような狩りの名人がたくさんいた。

リスのような毛皮獣は、毛皮に傷がつくと値が下がる。

1930年代に「ある狩人のとった300枚1束のリスの毛皮は、どのリスも頭を撃たれていた」(トゥゴルコフ:30)。

永田珍馨は「1キロさきの雑草の動きで動物の種類をみきわめ、20メートルほどもある高い赤松の梢で、実を求めて走り回るリスの頭だけをねらい」、確実にしとめる彼らの腕前に驚嘆している(永田:78)。

彼らの間には、撃ち取った獲物の肉は、狩猟に参加した者もしなかった者も含め、同じ部落(キャンプ)の人間みなで分け合うという不文律がある。


「翌朝、デルスーははやばやと帰ってきて、シカをとったから、その肉を野営地へ運んでくるのに、馬をかしてくれ、と私に頼んだ。…

 午前十時頃、デルスーは肉を運んできた。

彼はそれを三等分して、一つを兵士らに、一つを旧信徒に、一つを近所の小屋に住む中国人たちに分配した。兵士らがそれに抗議した。

「いかん」デルスーが反撥した。

「わしら、そうできん。みんなにやるんだ。ひとりでみんなとる、わるい」


 この原始共産観念が、彼のあらゆる行為に、いつも一筋の赤い線のように通っていた。

自分のとってきた獲物を、彼は民族を問わず、隣人みなに等分に与え、自分はそれと同じ分け前をとったのである」(アルセーニエフ:下16f.)。


社会は安全保障の体系である。

北の狩猟民は死と隣り合わせに生きている。
冬の山の中の狩りは、農耕とは比べものにならぬほど危険に満ちている。
不猟が重なれば、荒天が続けば、死がすぐそばに歩み寄る。

そんな彼らにとって、狩りに参加しなかった集落成員にも平等に肉を分配するという形での相互扶助は生存のために不可欠で、この習慣(ニマトという)を続けているうちに血肉と化したのであろう。

生きんがためという背景事情を差し引いても、利己的なふるまいの氾濫にうんざりしているわれわれには実に魅力的だ。
「森のシャーロック・ホームズ」と呼びたくなる痕跡の解読能力とともに。


チュームと呼ばれる彼らの天幕は、木を円錐形に組み、その上に白樺の樹皮や毛皮をかぶせたもので、いちばん上は煙出しのために空けられていた。

移動のときは樹皮や毛皮だけ持っていき、木組みはその場に残しておく。
あとから来たほかの者が使ってもいい。


京大大興安嶺探検隊の支隊は、途中から持参のテントをやめて、若木を切ってこのオロチョン式チュームをたてることにした。

「この案は大成功だった。なかに陣取ってみると、感じはひろびろとして、立つこともできた。荷物はすべて手のとどくところにあり、われわれ五人が、まるでオロチョン一家のようにくつろいでも、さしてきゅうくつではなかった。…

キャンプのあとには。オロチョンの移動したあとのような、しかしそれよりはすこし手ぎわのわるい円錐形の骨ぐみが、つぎからつぎへとのこされていった。

ほんもののオロチョンたちは、いつかはこの骨ぐみをみて、眼をまるくしていぶかしがることだろうと、われわれは腹をかかえた」(今西:228)。


なに、眼を丸くしはしないだろう。北満のロシア人も干草刈りの出作り小屋としてエヴェンキ式の天幕を立てていた(Lindgren1930:528)。

土地のことは土地の者に学べ。

シベリアのロシア人は寒地適応度の高いツングース式の長靴や手袋などを取り入れたし、焚火のしかたもエヴェンキにならった。

「薪を火の上に積むのではなく、扇状に横に並べる方法で、ずっと燃料を節約して強い火力を得ている。…

このような焚火の横に寝ていて、冬に凍死したという話を私は聞いたことがない」(トゥゴルコフ:105)。


貯蔵庫を作っておくこともある。

「ツングースの全ての群団に於いて、食料や衣服や何らかの器具が必要なものは、何人でも貯蔵庫が見つかり次第その品を取り出すことが許されている」(シロコゴロフ1941:575)。

「通例その家族以外の者が貯蔵庫から物を取出せば、これを旧に返すことになっていたが、夏季に悪くなることのある肉だけは例外である」(同:576)。

これも相互扶助の一形態である。


容器や袋は白樺の樹皮や獣皮で作る。これならば軽いし、落としても割れない。
自給もでき、重くて壊れやすい土器や陶器とちがい、移動生活に適合している。

食事の際の慣習として、

「普通の食事の時は、食物の一部を天に向かってはね上げ、地に落とし、火に投入してから、馬神像につけてこれを拝むのであるが、出猟にあたっては別に二椀を設けて一を馬神に、一を家神に供えて大猟を祈ってから食事する。

また出猟中は食事前必ず山神にその一部を捧げる意味で地に捨てるのである」(泉:22)。


酒を飲むときも同様である。

長老格の者が「酒を火にそそぎ、なにやらとなえると、ほかの者もこれにつづき、さらに茶碗の酒を指先で四方にはじき神々にささげる」(永田:109)。

オロチョンは酒ばかりでなくタバコも好み、人が出会ったときのあいさつにもタバコが用いられる。

「客ある時はまず客の煙管をもらって、煙草をつめて火を点じて進め、次に客は家族の煙管を一つ一つ受け取ってこれに自分の煙草をつめて火を点じて返す」(泉:22)。

人の好きなものは神も好みたまうべしとてか、山の中の神霊にもタバコを供える。

たとえば山神パイナチアの祭祀として、

「一本の高い老樹を選び出し、その樹皮を削り、そこに人の顔形を描き入れて、紅布でこれを覆う。

狩人がそこを通り過ぎるときに、煙草に火を点けて捧げ、酒を供え、叩頭し、獲物を山神へと捧げる。

そして馬の尻尾、あるいはたてがみの毛を数本ほど切ってその付近の木に縛り付ける。
遠くに猟へ出かける時には必ずこれを行なう」(王・関:172)。


名前のタブーについて、(エヴェンキの1氏族である)マネグル族を調査したマークはこう書いている。

彼らは「成人となった同族の名をいかなることがあっても人に告げることがない。

もし誰かがマネグル族に向ってこれをたずねることがあれば、「お前さんのたずねるのはこれこれの人物の息子か父か親戚だ」と答える。

それ以上に正確な回答をうけることは絶対にできない。

この奇異な習慣は年少者にたいしては適用されない。

年少者の名前についてならばどのマネグル族にたずねても即座に答えるのである。

マグネル族が自分の名を尋ねられた場合には沈黙して答えないか、全然別の名をもって答えるのが普通である」(マーク:145)。


トナカイについては、「異境雑話」にある中川五郎治の観察を引こう。

エトロフ島番所につとめていた1807年にロシア人に捕えられ、オホーツクに連れて行かれた五郎治は、そこを逃亡、ヤクーツクを経てイルクーツクへ至り、1812年に松前に帰着した。

彼がたどった道は北方ツングースのただ中であった。彼はツングースを「トングシ」と呼んでいる。

「鹿(オレニ、一名サハタ)、毛色種々にして白きもの斑なるもの、灰色のものもあり、腹多く白し、トングシ、之に乗るには左足をオレニの尻の上へ掛け、鞍壺へ飛乗る也。予等乗るに、トングシの膝を台にし、夫江足を掛け乗馬の如く鞍へ力を入れば、鞍翻(ひっくりかえ)る也。

トングシ、鹿に乗るには右よりす。魯西亜にて馬に乗るには皆左方よりす。
故に右よりするものはトングシ也とて大いに笑ふ。

鹿は一日、エツテ、宿に着すれば皆放ち遣る也。
其時、鹿、雪中に鼻を差入、嗅ぐ、而してモーハという苔の在所を自ら掘て之を喰ふ。飼葉の世話する事もなき也」(加藤1986:147f.)。


「夏は青草を喰ふ。人の小便を至て好む。若し人、途中にて尿すれば、此鹿、荷を駄し人を載せながら争ひ集って嘗む。…

(トナカイは)腹の上には乗らず、前足の上に小き鞍体の物を置き、皮の腹帯一筋かけて乗る也。鞍持ち至て悪しく、初て乗時には隙なく落つる故、左手に綱を取り、右手に雪杖を持て乗る也」(同:148)。

乳搾りもするけれど、牛などと違いそれによって生活を立てるわけではない。
トナカイは運搬手段・交通手段であった。

そういうものとしては馬がいるが、草原の動物である馬は牧草のないタイガの中では生きられない。
体格も積載量も馬には劣るが、トナカイ苔の生えているツンドラ地帯および凍土層の上の樹海の中では、トナカイこそよい交通手段なのである。

彼らの足のつくりも森の中を歩くのに適していて、林中を行くなら馬よりずっと速い。

ただし、オロチョン族はトナカイを飼わず、馬を飼う。
トナカイ苔の南限に近い北満ではトナカイ飼養がむずかしく、逆に草原には近いので、馬飼養に移ったのだろう。

トナカイを飼うエヴェンキを漢人は「使鹿部」、馬を飼うオロチョンを「使馬部」と呼んだ(「使犬部」もあり、これは犬橇を用いるアムール川下流のナナイなどを指す)。


狩猟は男の仕事で、トナカイの世話は女の仕事であった。

エヴェンキ族の間では男女の分業が厳格に守られていた。

言うまでもない女の仕事の第一はお産であるが、それは産屋でする。
家族の幕居のそばに小さな幕居を立てて、そこで行なうのだ。
潔めが終わるまでそこにとどまる。

育児・炊事も女性の肩にかかる。

男女の分業は、馬オロチョンの場合「男の仕事は出猟、獲物の処理、交易、薪割り等であり、女の仕事は子馬の飼育、放牧馬群の監視、馬乳搾り、馬乳加工品製造、白樺材の器具、衣服等の製作等である」(泉:28)。

トナカイ飼養民の場合馬とトナカイがいれかわる。
皮を剥ぐのは男の仕事で、なめすのは女の仕事になる。

シャーマンには男も女もいる。

狩りは山野を跋渉し、冬の森の中に野宿したり、2日も3日も待ち伏せをしたりと、体力も集中力も、知識も技能も必要なたいへんな仕事であるが、狩りに出ないときのエヴェンキの男はキャンプで怠惰にのらくらしている。

キャンプでの毎日の仕事はほとんど女の肩にかかっている。

仕事の男女分業が厳格なためだが、しかしいつも忙しいわけではなく、「ツングース族の間では、五時頃にはどこかの家々(極く普通のツングース族の幕舎)に、数人の人々が必ず集まっている。

其所では彼女等に恰も欧羅巴の交際社会に於けるように、お茶を飲み、そしてあらゆる種類の事について話をしている。

それらの風習、仕方、そして特に彼等が流行や風聞などに払っている関心は、欧羅巴人のそれらに類似していることは、真に驚くほどである。

或る有名な旅行家はツングース族を"La noblesse de la Sibérie"(シベリアの貴族)と呼んでいるほどである」(シロコゴロフ1967:222)。


食用や販売用の果物を採集するのも女性の仕事である。

それをさがしに森へ入ったとき、「婦人達は往々、果物や漿果を極めて好む熊に遭うことがある。しかし実際上からいえば、熊は決して婦人達を襲うことがなく、時としてはこれに一顧も与えず、これと並んで漿果を食べつゞけることもある。
もし熊が襲って来れば、婦人達は極めて敏捷に防ぐのである」(シロコゴロフ1941:518)。


彼らの生活を支える狩りの獲物は主に鹿であるが、熊狩りも行なった。
しかし熊には畏敬の念をもっていた。

熊は「父の兄を意味する「アマハ」と尊称された」(大塚:114)。

熊狩りは冬に行なう。

熊の穴に棒を突っ込んで目覚めさせ、熊が怒って穴から頭を出したところを鉄砲で撃つ。

「狩人は獣の中で、クマを獲ったときだけ「ボタール」という。これは、弾が当たったという意味であるが、クマを撃ち斃したことを、直接あらわすことばではない」(同:216)。

熊の肉で「スウヴァー」という特別な粥が作られるが、それを食べはじめる前に、「ひとりひとりが「カァー、カァー、カァー」と、カラスの鳴き声をまねるのが決まりである。その理由をたずねると、だれもが分からないという。

オルグヤより北方のモー河で育ったひとりの狩人は、「俺が食うんじゃないぞ、ロシア人が食うんだぞ」と言ってから食べるそうだ」(同:217)。


「格別な霊力をもつ森の支配者であるクマの骨は、宴のあと大切に残さず集められ、ほかの獣のばあいにはなされない、霊送りの儀礼が手厚く執り行なわれるのである。

頭骨・頸骨・脊椎骨・肋骨・四肢骨など、おもだった骨はすべて骨格どおりに順序だてて、ていねいに細いヤナギの枝で苞状につつまれ、他人の眼につきにくい森に持って行く。/そこに二本の柱を立てて、人の高さほどの位置に横木をわたす。この横木に骨の包みを縛りつけるが、頭骨は陽がのぼる東の方に向いていなければいけない。

これによって、クマの霊は森に還ってゆき、そこで「骨からの再生」をはたして、ふたたび人間たちの前に毛皮の衣服を着てあらわれると信じられていた」(同:217f.)。

アイヌの熊送りにも連なる北方狩猟民の熊崇拝のあらわれである。


狩猟民である彼らは、恵みとして獲物を与えてくれる「森の主」「獣の主」を信じていて、それに基づく儀礼もあった。

「昔エヴェンキ族はシンケーレーヴーン(毛皮すなわち獲物を追う)という狩猟儀礼を全氏族的規模でこぞって催し、それを氏族の聖所、ブガドという聖なる岩もしくは樹木の傍らで行なった、狩人たちは毛皮外套に身を包んでトナカイやオオシカの群をあらわし、動物ダンスをすることによって、群を氏族の猟区に誘い込む。彼らは動物を仕とめたしぐさをして、この無言劇を終える。

そのほか小さな動物の木偶を配して、密林全体の光景をミニチュアで再現し、集団狩猟のおきてを例示する。

シャマンもまたこの儀礼的な狩猟準備に参加する彼は神おろしの儀を行なって聖なる氏族岩ブガドの下に住む動物の女主人のところに脱魂状態のうちに到達する。

ここでシャマンは、この動物の女主人が巨大な牝オオシカあるいは牝の野生トナカイの姿をして大群の中にいるのに気がつく。その許しを得て、シャマンは自分の氏族の猟区につれて来た群から動物を捕える。

類話によっては、この女主人を老婆としており、エスキモーのセドナと同様、シャマンはどの皮シャツにいるしらみをとってやらなければならない。

そのすきにシャマンは彼女の脇の小さな革袋から、密林獣の毛を数本盗んで、自分の氏族の猟区にふりまくと、たちまち野獣に変わる」(ポドカーメンナヤ・ツングースカ川地方。フリートリッヒ:121)。


このような無言劇や踊りを伴う狩猟儀礼は、シベリアの、たとえばレナ川上流シシキノの岸壁画を思い起こさせる。

そこには石器時代から17・8世紀まで、その時代のその地の住人によって絵が描きつがれてきた。

その中には動物の絵、なかんずく狩りの主要な獲物であった鹿の絵が多い(オクラードニコフ)。

その中のどれかは彼らの祖先によって描かれたかもしれない。絵に描くことも呪術のひとつであっただろう。

絵に描けば、対象を自分の力の下におくことができる。


 なお、エヴェンキの踊りは輪踊りである。

1843年にミッデンドルフが見たオホーツク海沿岸のツゴール川のエヴェンキの踊りは、熱狂的なものだった。

「最初小さな輪をつくる。その輪は、男女が交互にならび、それには非常に年とった老人も入っている。… 手をつなぎ側方へ足を移動するだけの単調な踊りがはじまった。

ほどなく、しかし輪の踊りは活気をおびてきて、とんだりはねたりする動作になり、全身がゆれ、顔はほてり、叫び声は歓喜にみち、互いに相手の声を圧倒しようと大声をはり上げた。

毛皮の半外套(毛皮上着)を脱ぎすて、腰当て(すねあて)も脱ぎすてた。

最後は狂気が一同をとりこにした。何人かのものは、なおもそれにあらがおうとしたが、もうすでにその中の一人の首がかすかに拍子をあわせて、右へ左へと揺れはじめる。と突然、強固な堰が破れたかのごとく、見物人が踊りの輪の中に突入する。踊りの動作はまったくばらばらになり、騒然となって、歌は絶叫と化す。

フルヤー、フルヤー−フーゴイ、フーゴイ−、ヒョーギー。ヒョーギー−フムゴイ・フムゴイ−ヘーカ・ヘーカ−アハンデー・アハンデー−ヘールガ・ヘールガ。

ついに踊りの輪はつかれ切って乱れ、足はいうことをきかず、声もかれはてる」(トゥゴルコフ:121)。


彼らの狩りは、夜の天空にも神話的に映される。

大熊座は宇宙のオオシカ=ホグレンである。

「ホグレンはある時天のタイガの藪から出てきて、山の頂に太陽があるのを見つけると。そこへ行って、太陽をつかまえ、藪の中に持ち去った。そのために、真中の世界は夜になった。

人間たちは驚き、度を失い、何をすべきか、どうなったのか分からなかった。
真暗闇のなかで暮らすのは大変だった。恐ろしいし寒い。だが、どうやってこの災いから逃れるべきか誰も分からなかった。

その時、人間たちの中で英雄マインが名乗りをあげた。足に軽いスキーをはくと、彼はホグレンの足跡を追った。真夜中に追いつくと、巨大な弓で矢を放ち、射止めた。善良な英雄はホグレンから太陽を奪って、真中の世界に昼をとり戻した。

しかし、英雄自身はもはや人間たちのもとに帰ることができず、天に留まり、昼と太陽の守護者、生命の源泉となった。

それ以来、地上では昼と夜の交替が起こる。すなわち、ホグレンが明るく暖かな太陽をつかんで、天のタイガの藪の中に持ち去る度に、善良な英雄マインは滑りの良い翼スキーをつけ、オオジカの後を追いかけ。真夜中にこの宇宙の獣に追いつくと、明るい太陽、すなわち昼を人間たちのために奪い返すのである。


この伝承では大熊座のひしゃくの四つの星はホグレンの脚、柄の三つの星はマインとマインの放った二本の矢と考えられている。すなわち、最後の。もっとも遠い星がマイン、その次はマインが疾走中に大弓から放ち、獲物を外れた一本目の矢、ひしゃくに近い三つ目の星がホグレンを射止めた二本目の矢である」(荻原:122)。

天の川については別の伝承がある。

「宇宙の熊アンギは天空を東から西へ太陽のオオジカ(トナカイ)を追いかけ、それに追いつき、そして殺す。天の川はアンギのスキーの跡である。大熊座は熊にまだ食べられていないオオジカの脚である、オオジカを食べてしまうと、熊は最後には体がひどく重くなって、辛うじて足をひきずって行った。それで、天空の西の方では道は一本でなく、二本残った」(同:122)。


彼らの宇宙観は、世界を三層に考えていた。

最高神と他の神々が集う天上界、人々が日常暮らしている中間の世界、死者の魂の宿る地下の世界に。

それは氏族河の上流・中流・下流とも観念された。

中流には生きている氏族員が、下流には死んだ氏族員が住んでいる。

上流には将来この世に現われる氏族の魂が大きな天幕に住んでいる(フリートリッヒ:115)。

シャーマニズムは、そのことば(「シャマン」)にしてからがツングース語であり、周辺のシベリア諸民族のもとでと同じく、ツングース民族文化の重要な構成要素である。これについては前述した。


19世紀から20世紀の初めにかけての彼らは、こういう人々であった。

4.

エヴェンキは今も私たちを鍛えつづける。


研究は資料がなければできない。当たり前のことであるが、それはつまり、資料によって研究が規定される、ということでもある。基づく資料によって結ばれる像は異なるのである。

エヴェンキ族の研究には、民族学・言語学、歴史学、考古学などが関係する。歴史学は史料・古文献により、考古学は発掘された遺跡や出土物により、現在学としての言語学や民族学は現地調査の報告によって進められる。

それを総合する必要があるわけだが、そのとき上の事情をよくわきまえておかなければならない。相互参照はもちろん必要だが、しかしできるだけ、文献史料なら文献史料自体、考古学資料なら考古学資料自体によって解読されるべきで、安易に性格のまったく異なる隣接分野と突き合わせてはならない。

まずそれぞれの領域で尽くしてから始まるのだ、ということを忘れてはならない。それぞれに方法が異なるのだから、安直な突き合わせは安直な結論しかもたらさないだろう。

戦前に大きくはばたいた日本の東洋学は、かなりの部分が漢字をアルファベットにする作業であった。驚くべき大量の文献の堆積は、中国史とその周辺史にとって宝の山である。

ただし、それは表音文字でない漢字で書かれている。漢族については漢字でいい。しかし異族異域の固有名詞は何を表わしているのか、それをまず解読しなければならない。

土地の比定、族名の比定、人名の比定を重ね、読み解いていく基礎工事をまずほどこす必要がある。かつ、漢文文献を近代語に「翻訳」する場合、それら特有の思考法、コンテクスト、「語法」や「文法」(社会的歴史的な)に通暁しなければならない。

その点で日本人は有利な立場に立っていた。欧米人はやはり漢字文献読解の力でも量でも一歩落ちるし、当時の中国人は伝統的な学問に縛られていて、この分野に弱かったから。それが日本、なかんずく京都を支那学・東洋学のひとつの中心にした。

日本における東洋学のパイオニア白鳥庫吉は、たとえば匈奴は何民族かという問いに対し、記録に残る断片的な彼らの言語資料、固有名詞や役職名などを手がかりに、それを近現代の言語学資料で解き、匈奴はモンゴル系である、などという答えを出した。

考えてみればすぐわかるとおり、この方法はおかしい。千年前二千年前から言語も民族も移り変わっているだろうに、昔の名称を変化を経たあとの近代の辞書中の単語と突き合わせて施した解釈で出した結論は信頼できるのか。

それはもっともな論難だが、しかしほかに何も参照できるものがなければ、無理筋気味の力わざもやむをえない。しかし、そういう「英雄時代」のあとでは、それぞれの分野での研究を突き詰めたのちに相互参照するのが本道である。


エヴェンキの研究においては、日本は有利な位置を占めている。

ロシア・中国は実際にエヴェンキ族を国民にかかえ、それは研究に非常に有利だ。特にエヴェンキ族の大半をかかえるロシアは。

だが、為政者として「当事者」であることのデメリットも同様に存在するわけで、そうでないことによる客観性が、離れた国々にはある。

また、ロシア始め欧米は漢文史料にうとい。逆に、中国は漢文史料と漢字に縛られすぎる。固有名詞の漢字表記もわずらわしいが、普通名詞についても、長すぎる漢字の伝統がすべての語に含意を与えるので、独特のやりにくさがある。

即し、かつ離れる距離があるのは大きなメリットだ。実は「当事者」でもあった。満州国時代には現地調査もできた。だから、外にはロシア・欧米の研究成果と中国の伝統を踏まえ、内には八百万の神々や神懸りを今もどこかで信じていて、「森の民」(国土の3分の2が森だ)でもある日本人は、彼らを理解するためのいい条件を備えている。


エヴェンキに関して言えば、明清時代以前に記録はない。中国人には宿痾があり(おそらく不治の病だろう)、何でも中国にある/あったと考える。だからもちろんエヴェンキについても中国の古史書の中に発見できると信じている。だが、その点はよく検討されなければならない。

「アジアの書記官」中国の史官たちは、周代以来厖大な量の歴史記録をせっせと積み上げてきた。漢字で。その古記録のうちには周辺の民族についても山ほど記述があるわけだが、しかしそれらは基本的に受身の記録である。

朝貢に来た部族、侵攻してきた部族の記録がほとんどで、それをしない部族についてはせいぜい伝聞であり、それ以上の記述はない。要するに、農耕・牧畜を行ない、首長がいて、軍事行動を起こすことができ、国家を形成しているかその手前の状態にあるものの記録と、彼らから得た偏見まじりの伝聞ばかり、ということだ。

狩猟・漁労・採集、トナカイ飼育(馬飼育)、円錐形テントによるタイガ・ツンドラ地域の移動生活、風葬、氏族制と族外婚、シャーマニズム、無土器などがエヴェンキ民族を形成する指標的な文化要素である。

少なくともこれだけの文化要素の複合がなければエヴェンキ民族とは言えない。そして、古記録中にそれぞれの文化要素についてはさまざまな記載があるが、この複合をもつものについてはない。

明清時代以前の古文献中、関係がありそうなのは断片的な文化要素の記述にとどまる。

トナカイについては、「新唐書回鶻伝」にある記事が最古らしい。いわく、「太宗の時代に、能くみずから〔唐に〕通交した北狄としては、さらに烏羅渾があり、これは烏洛候または烏羅護ともいい、京師の東北六千里ばかりの地にあたり、東は靺鞨西は突厥、南契丹、北は烏丸に達するが、だいたいの習俗はみな、靺鞨と同じである。烏丸はあるいは古丸ともいう。/また鞠〔という部族〕があり、あるいは裓ともいい、抜野古の東北に住んでいた。〔その地方には〕木はあるが草はなく、地面には苔が多い。〔その地方には〕羊と馬はおらず、「人は鹿をやしなうこと牛馬のごとし。ただ苔にみを食す」(松田:294)。

その〔鞠の〕風習としては、車に乗り、また、鹿の皮で衣をつくり、木を集めて家屋を造り、尊い者も卑しい者もいっしょに住む」(「回鶻伝」、佐口透訳注、騎馬民族史2:447。1個所松田氏により訂正した)。

トナカイを飼うのならたぶんエヴェンキの祖先だろうが、きわめて断片的な伝聞である。

「契丹の別類」室韋という集団はおもしろい(「室韋・契丹・奚伝」、田村実造訳注、『騎馬民族史』1)。

「北史室伝」によれば、「その言語は庫莫奚・契丹・豆〔莫〕婁と同じである」(p.291)が、南室韋・水室韋・鉢室韋・深末怚室韋・大室韋と五部に分かれるうちの、大興安嶺の西にあったと思われる大室韋は、「言語は通じない」(騎馬民族史1:294)。

「新唐書室韋伝」によれば、「その言語は靺鞨語である」(同:291)。「旧唐書」では9、「新唐書」では20余部に分かれるとされ、そのうちには史書中「モンゴル」の初出である「蒙兀/蒙瓦部」もある。

つまり言語を異にし、生業も異なるらしい雑多なグループをその中に含んでいるわけだ。

「父母が死ぬと男女はあつまって哭くこと三年。屍は樹上に置く」(「魏書失韋伝」、同:290)という風葬の習俗や、「貂皮を多くとる。… 男女とも、みな白い鹿皮の上衣と袴を着る」という記述にはエヴェンキと似た点も見出せるが、農耕牧畜民である点で決定的に違う。

「多くの粟や麦および穄がある」(同:291)。
羊はおらず、馬は少なく、豚や牛が多い。「牛車にのり」(同:292)、「麯で酒をつくる」(同:291)。

しかし、以下の記述には注目するべきだ。

「契丹の北のかた三千里にある」南室韋から「北方へ十一日ゆくと北室韋(水室韋であろう)に至る。〔北室韋は〕九部落にわかれ、吐紇山をめぐって住んでいる。その部落の大酋長は、乞引莫謹賀咄と号す。各部には、莫何弗が副としている。気候はもっとも寒く、雪が深くて馬の背を没するほどである。

〔人びとは〕冬は山に入って穴居生活をするが、牛畜は凍死するものが多い。麞や鹿が多い。〔人びとは〕狩猟を本務とし、肉を食い毛皮を着る。氷を割って水中に没し網で魚や鼈をとる。地には積雪が多く、〔人びとは〕穴に落ちこむのをおそれて木〔そり〕にのって進み、おとし穴があると止まる。みな貂を捕えるのを仕事とし、狐や貂の毛皮を冠り、魚皮を衣る。

また北へ行くこと千里で鉢室韋に至るが、〔その部落の人びとは〕胡布山のもとに住んでいて、人口は北室韋より多く、幾部落あるか知れない。樺の皮で屋舎をおおう。そのほかは北室韋と同俗である」(「北史室韋伝」、同:293)。

さまざまな集団の寄り集まりらしく思えるこの室韋の中、特に北室韋と鉢室韋の中には、ダウールとかソロンの祖先のような部族も数えられていたかもしれない。

「徴税はなく、狩猟はつねに衆をよび集めて行ない、おわるとみな散居する。互いに臣属することがない。ゆえに部人は猛悍で戦闘を喜んだが、ついに強国となることはできなかった」(「新唐書室韋伝」、同:301)。

ダウールは、1643年に探検に来たポヤルコフの報告に、

「彼等はゼーヤ河およびシルカ河沿岸に六種の穀物を作っていた。
即ち大麦、燕麦、稷、蕎麦、豌豆、亜麻である。

同地方にはまた胡瓜、罌粟、大豆、蒜、林檎、梨、胡桃等も生長する。彼等の有する家畜は馬、牛、豚(極めて多し)等で鶏も亦飼っている」(池尻:224)

とある。農耕牧畜を営むかたわら狩猟・漁撈も重要な生業であり、エヴェンキと関係の深い彼らの祖先は、室韋の中にきっといただろう。だが、純粋な狩猟民であるエヴェンキはその中に含まれてはいまい。

氏族制と族外婚については、たとえば「後漢書烏桓伝」にも見ることができる。

「その性格はたけだけしく頑固で、怒れば父や兄すらも殺したが、しかしついにその母親には、危害を加えなかった。そのわけは、母親には肉親の一族があり、〔もし母親を殺せば、復讐を受けることを免かれないが、これに反して〕実の父や兄は〔殺しても〕一族の者から報復を受けなかったからである」(「烏桓・鮮卑伝」、河内良弘訳注、騎馬民族史1:155)。


1712−15年、清朝からカスピ海北方のトゥルグート汗のもとへ使した満洲人トゥリシェンの旅行記「異域録」には「ソロン人」への言及が多々あるが、「ソロン」の名で指しているのは明らかにシベリアのエヴェンキ族である。

エニセイスクにロシア人、ブリヤート人とともに住んでいる「ソロン人」(トゥリシェン:53)は、もちろんいま中国で「ソロン(索倫)」と呼ばれている人々ではありえないが、清代の「索倫部」ということなのだろう。

それには山中に住む狩猟民を指す「鄂翁喀拉索倫(エオンコル・ソロン=ダウール語で:野生ソロン)」という集団もあった(シロコゴロフ1941:120)。

「ロシア人は、ソロン人のことを、カムニハンともトゥングースとも呼んでいる。

ソロン人は馴鹿を飼っているが、その色は薄白く、体の形は驢馬や騾馬に似ている。ソロン人は荷を積んだり、車につないで牽かせたりして使う」(同:57。カムニハンはブリヤート人がエヴェンキを呼ぶ名前)。

そして、シベリアの狩猟漁撈に従事するソロン人からは毛皮、狩猟漁撈をしないソロン人からは金を貢納させている(同:87)。清国内のソロン人やダフール人は蝶鮫を貢物としている(同:123)。

一方で、使いの者の出身地のさらに向こう(黒竜江中流域)には「ビルラ(ビラルチェン)、使犬国(ゴリド/ナナイ)、モニイル(マネグルであろう)、グルイル、などという部族」がいて、毛皮を貢物とすると言っている(同:125)のを見れば、同じくツングースであるこれらの諸族とソロンとは区別されているようだ。

この例をもって推せば、ある族名(ここでは「ソロン」)のうちに、似てはいても生業において来歴において相違も大きい集団(エヴェンキ)が含められてしまうのはよくあることである。

その一方で、今日の民族学知識に照らせば同族であるはずの集団が別族のようにあげられる(ここではエヴェンキ=ソロンと別立てにされたビラルチェン、マネグル)。

割合新しく正確な清代でそうならば、まして元明以前の古記録はそうだろう。

後述「開原新志」にある「乞烈迷」(ギリミ)には今日のギリヤーク(傍白:今の公称はニヴヒだが、これは大陸側の彼らの自称であり、サハリンに住む者は「ニグヴン」を自称とするのだから、そうは言わないサハリンの人々まで「ニヴヒ」で標準化するのはどうか。「ギリヤーク」でいいんじゃないか。

でなければ「ニヴヒ」「ニグヴン」の2つに分けるか)以外の民族も含まれているようだし(ギリヤークは「吉里迷」と別字で書かれる)、「西伯利東偏紀要」(1885年)には、「費雅喀」(フィヤカ:ギリヤーク別称)と別に「済勒彌」(ギリミ)を挙げ、「松花江ノ両岸ハ旧ト費雅喀人ノ居ル所為リ、今ハ則チ俄倫春・奇勒爾二族ヲ合シ、凡ソ江沿ニ遷居スル者、済勒彌ト統称ス」(和田:495)としているのを見てもいい。

そのように明らかな異族がひとつにまとめられているのは、しかるべき理由があってのことかもしれないと考えてみていい。あるいは単にその史料の書き手の恣意によるのかもしれず、そこはよく吟味されなければならない。


明清時代を見ると、「大明一統志」に引かれた元代の地誌「開原(開元)新志」にある「乞烈迷」(ギリミ:ギリヤークを指すナナイの呼称)の四種のうち、「北山野人」は「鹿ニ乗リテ出入ス」(和田:467)。明末の「遼東志」には、「鹿ヲ養ヒ、乗リテ以テ出入ス。海驢・海豹・海豬・海牛・海狗ノ皮ヲ水産ス」(同:478)と、海獣狩猟を業とすることが書いてある。

これはオホーツク海沿岸に住むエヴェンキに近いエヴェン(ラムート)族の祖先かもしれない。

乾隆時代の「皇清職貢図」には「鄂倫綽」(オロチョン)の名が見える。いわく、

「近海之多羅河・強黔山ニ游牧ス。男女皆披髪跣足、角鹿(即ち馴鹿)ヲ養ヒ魚ヲ捕フルヲ以テ生ト為ス、居ル所魚皮ヲ以テ帳ト為ス、性懦弱、歳ニ貂皮ヲ進ム」(同:480)。

「多羅河」はアムール河口の西でオホーツク海に注ぐトゥグル河であろうとされる。

「鄂倫綽」は「吉林通志」にも言及される。「奇勒爾」(キレルKiler、アムール地方のツングース系諸族が新来のツングース族を称した語)は寧古塔の東北二千余里の所にいるが、そこは「即使鹿ノ鄂倫春遊牧スル処所、職貢図ニ所謂鄂倫綽ナル者是也、有使馬・使鹿二部、使鹿ハ使馬之外ニ在リ」云々(同:490)。


清代からエヴェンキの歴史時代が始まる、と言っていい。

姿の見えないエヴェンキたちが、このへんからようやく見えてくる

みずからが南方ツングースである清朝はエヴェンキ族の分布地の南縁を実効支配していたので、情報も正確になってくるし、ロシア人による記録も出てくるので、それと対照しつつ論じることができるのだ(ごくわずかながら日本人の記録もある)。

それまでは漢文史料の独占状態であるから、漢文史料の性格を斟酌しつつ読み解いていく作業となり、記述の背景や事情や意図や誤解半解や漢人文化特有の偏向など、さまざまなものがからんでいるのでわずらわしい。見方が複眼となるこのあたりからすっきりしてくる。

19世紀になると、特に1854−56年のシュレンクの探検以降は、完全に「断片的古記録」から「体系的民族誌の時代」に移行する。


清代とは、明代から組織化が進んできた毛皮貢納体制が完成する時代である。
ロシアのシベリア進出も毛皮を求めてのことだった。
気の毒な貂の災厄が東西から国家的に追い求められた。

貂皮は紀元前から文明世界に知られていたが、美しいその毛皮は北の果てからもたらされるものだから貴重だった。紀元100年ごろの「説文解字」に、貂は「鼠の属なり、大にして黄・黒。胡の丁零国より出づ」とあるように、北方の遊牧民がそれをもたらしていた。

遊牧民中北辺の者がみずから狩ることもあったろうが、彼らのさらに北の森の中に住む狩猟民から得ていたにちがいない。それを交易する「セーブルロード」はたしかに存在していた。モンゴル高原を通り「北荒」に至る唐代の「参天河汗道」は貂皮を税として維持されていた(松田:309,311f.)。

タイガの狩猟民もかなり昔からユーラシア商業に連なり、北の森にない物資を得ていたのである。

オロチョン族の猟師は、ダウール人や漢人、ロシア人の「アンダ」(友人)と商売関係を結んでいた。

定期的に開かれる交易市(バクジョール)での物々交換の相手であり、またオロチョンが必要に迫られて村を訪ねたときは必ず自分のアンダの家に泊まり、アンダも親戚の訪問のようにこれをもてなすし、毛皮をもたずに前借りを求められてもこころよく応じる。

計算にうといオロチョンとの取引は大きな利益になるからである。
この関係でオロチョンは金銭に直せば大損をしているのだが、金銭の外にある彼らにも一応のメリットがあるシステムだから続いたのであろう。


17世紀、ロシアがアムール河岸に暴力的に進出してきたとき、清朝は、アムール川の北にいてロシア人の襲撃を受けていたダウール族とソロン族を嫩江地域に移住させた。1650年の頃である。

彼らの安寧のためでもあり、彼らから食料を略奪して調達していたロシア人から糧道を断つ目的でもあった。

そして、ロシア人をアムール地方から駆逐し、ネルチンスク条約(1689)を結んでこの地方を清朝領と確定させた康熙帝の頃から、布特哈八旗を始め、ダウール人、ソロン人とともにオロチョン人も八旗軍に組織された。布特哈八旗は打牲部とも言われる。狩猟する者をもって編成されたのでこの名がある(池尻:51ff..)。

ロシアでも同じ頃、「友好的な」ツングースとブリヤートの氏族から徴兵してロシア人を支援する予備隊として使ったという。のちにザバイカル地方のツングースとブリヤートのコサック連隊となった(フォーシス:115,189)。

満州国時代の日本軍も、山野を自分の庭のごとく知り尽くし、射撃に秀でた彼らを、来るべきソ連との戦いに利用すべく訓練を施していた。中露の伝統に忠実だったのだ。

軍には「文化に浴せしめず即ち原始生活の維持。帰農せしめず。特殊民族としての隔離。阿片厳禁。白麺厳禁。独立自活の道を講ずる、即ち依存生活の排撃等」という指導要領があったという(中生:234)。


アヘンのことも書いておかなければならない。

「彼らの言によると、だいたい次の二点から阿片を用いるようになったとのことである。

(1) 厳寒期出猟露営の際、これを服用すると、酒と異なって身体のしんから暖まって睡眠を取りやすくなる。

(2) 不猟で食物がないとき、阿片は空腹感を麻痺させる不可思議な力を持っている。

以上の理由から阿片を常用することとなり、その後は中毒者となり、禁断症状がおきると、身体のあらゆる面に圧迫感を感じ、涙・唾液などが止めどもなく流れ、あくびを連発する」(泉:21)。

「阿片服用は一人前になって出猟しうる男子の当然の権利であり、誇りでもある」(同:21)から、泉の調査した1936年に25歳以上の男子では81パーセントがアヘンを常用していた。

ただ、彼らはアヘンを吸わず、生のまま食うので、生理的な悪影響は少ないという。

この悪習は清朝末期に漢人苦力から入ってきたものであるが、日本軍はみずからの指導要領に反してそれを利用していた。

永田がオロチョンの調査に行ったとき、特務機関を訪ね、オロチョンを掌握する方法を聞くと、機関員はこともなげに、「それは簡単だ。彼らが手にいれにくい阿片を利用することだ。これさえあれば何でもないよ」と即答したという(永田:17)。

こういう陶酔への溺れやすさが彼らの致命的な弱点かもしれない。民族を滅ぼしかねない過度の飲酒癖や、煙管があいさつの小道具とまでなった愛煙癖と並べて考えるべきである。すべて農耕定住民が彼らを籠絡すべく山にもたらしたものであった。

あるいは、シャーマニズムの本質でもあるエクスタシーがそこに関係しているのかもしれない。

また、シャーマニズムを信奉するシベリアの諸民族の間には、不意の刺激に対する過敏なヒステリー反応(いわゆる「極北ヒステリー」)がよく見られたことを想起しておこう。これらの嗜好はそういう諸連関の中に置いてみてもいい。


考古学は、結局のところ「石と骨の学問」である(もっと言えば、「学問的墓暴き」、「穴を掘って穴を見つける作業」)。定住して、しかるべき大きさの構造物を作り、墓を掘って埋葬をする集団でないと、考古学の網にはかかりにくい。エヴェンキのような天幕で移動する小集団は、あらかじめそこから漏れるようにできているようなものだ。

竪穴式住居にも住むことはあったようだが、死体は風葬、つまり樹上に置き朽ちるにまかせて墓を作らず、土器もなく、石器の道具類ぐらいしか残さなかったツングースの祖先を、考古学調査で発見することはむずかしい。

鉄器を使っていても(彼らの間には鍛冶師がいる)、その生活形態は「歩く旧石器時代」なのだから。

オクラードニコフは新石器時代末期のシルカ川洞穴遺跡や紀元前1800−1300年ごろのグラズコヴォ文化の遺跡出土の人骨がエヴェンキ人に酷似するというが(加藤1994:35f.,43f.)、土器をもち埋葬をする文化なら、今のエヴェンキ狩猟民に直接結びつくことはない。

定住民からタイガの移動狩猟民が析出したとも考えることはできるが、それは仮説にすぎず、証拠はない。

定住民集団から流出する個人や集団はあったに違いないが、流入していく先には、生活技術の体系に裏打ちされた文化を伝承してきた狩猟民の集団がいたのだから。

たとえば記録のある近世に牧畜民ヤクートがトナカイ飼養民の社会に流入し、生業は受け入れながら言語はヤクート化した例のようなことは史上何度もあっただろう。

だが、重要なのは太古からの連続のほうであって、中期旧石器時代から人類はシベリアに広がっていたが、それはもちろん狩猟採集民である。こちらが本質的な問題で、それがエヴェンキかどうかは二義的な問題だ。

土を掘る考古学では、「土」が特権的である。葬法には土葬・水葬・火葬・風葬があるが、「骨の学問」である考古学は、骨を残す土葬をよりどころとする。

風葬は偶然骨が残ったときだけしか研究されない(しようがない)。
器具においても土器陶器が卓越する。

木や皮のように朽ちてしまうものはそもそも資料として例外的にしか存在しないし、金属器は金属器時代以前にないのはもちろんだが、以降も、有機物ほどではないが腐食の問題があり、それが多少のさまたげになる。

朽ちずに残り、加工しやすいため形や文様で分類しやすい土器は、考古学の寵児である。だからそのふたつをもたないエヴェンキは、その存在自体が考古学の手から逃れるためにあるようなものだ。

土器のない文化は、ひとつは先土器文化であるが、「非土器文化」もあるわけだ。

移動生活に不便(重い上に壊れやすい)な土器をもたないのもひとつ、しかしインドのような高度な文明地域でも、金属器を好み陶器をほとんど使わないなどということがある。インドは「土器陶器の専制」を相対化してくれる。


歴史学や考古学がこうである。つまり、彼らの歴史について憶測以上のことは言えない、ということだ。そういうふうに学問の網の目をすりぬけるというのはすばらしいことのように思える。すべからくわれらのごとくあるべし、と筆をもつ人たちは考える。われらのようでなければ、われらのようにならねばならない、と。だがそうではないのだ。そのことをエヴェンキは示している。


いま、そのエヴェンキの民族文化は死滅に瀕している。

中国では、恐るべき漢族の厖大な数に圧倒されて、その海に水没せんとしている。

定住を強制され、狩猟を禁じられ、銃を取り上げられた。

狭苦しい日本から見れば広大な興安嶺の森も、漢族の植民と林業開発の波をかぶれば狭い。野生動物も減った。

オロチョンの娘は同族の男と結婚したがらないそうだ。
飲んだくれで、酔えば妻を殴り、農業など定住生活に不適合とくれば、誰が好んで結婚するだろうか。それはもう末期の姿である。

だが、なぜ彼らは酒を飲むのか思いやってもいい。
女が飲んだくれの男を避けるのと同じくらいの道理は、酒を飲む男のほうにもたぶんある。アルコール中毒やそれに起因する変死は中国政府の政策による強制定住のあと激増した(思2000b:19)。

オロチョン自治旗におけるオロチョンの平均寿命は47.5歳(!)である(麻:116)。

文字のない彼らのことばも若年層では話せない者が増えている(文字化されておらず、学校で教えられていないのも話者が減っている一因だが、それは妙な話だ。ロシアでは文字化されているのだから)。

20歳以下のトナカイ・エヴェンキ人の80パーセントがエヴェンキ語が話せない(思2000b:6)。

もともと絶対数が少ないのだから、今の高齢者たちが世を去った後には、定住の村々にはもとオロチョンだった漢族を見ることになるだろう。
民族意識だけは残るかもしれないが(たぶん残る)、それ以外は漢族と区別のつかない人々を。

それはシャモたちがアイヌにしたことでもあった。

「彼らの最大の欠点は怠惰である」と言われている(トゥゴルコフ:43)。

だが、ソ連時代初頭のヤクート北方委員会の報告が言うとおり、「これは、寄生的・ブルジョワ的怠惰ではなく、別の生活習慣および経済条件の産物である。

原住民の生活の一つの面である休息中のみをみて、他の面を見落としている。

つまり、この休息期間によって、いま一つの狩猟の際の極端なエネルギーの消耗−緊張、長時間の忍耐、厳しい寒さ等々による−に適応できる比類ない力を呼び起すのである」(同:45)。

それにはさらにもうひとつの側面があるだろう。
生きていくのに必要なだけの獲物をとり、獲り過ぎないという調整の側面も。

移動生活を送る狩猟採集民である彼らは、定住民の病である「富の蓄積」の強迫におかされていない。

食べていけて、その上に少しばかり余裕があればいい。

だが、蓄積がないということは、「食べていくこと」をむずかしくする。

被狩猟動物の減少は狩猟者である彼らの飢餓につながるから、過剰な狩猟の抑制は死活的に重要である。

そんなエヴェンキは、定住民の、たとえば漢人の狩猟者たちが動物がたちまち絶滅してしまうようなやり方で狩りをするのを憎んでいた(シロコゴロフ1941:198)。

現在中国ではエヴェンキに狩猟が禁じられている。おかしな話だ。
狩りを禁じなければならないほど野生動物が減ってしまったのは彼らのせいではなく、その逆なのに。


ロシアの状況はこれよりずっとましである。
シベリアははるかに広大で、ロシア人は少ない。本来の住地でもある。
その「少なさ」はしかし相対的なもので、絶対的に少ないエヴェンキの人口から見れば絶対的に多い。

集団化(コルホーズ化)はソ連のほうが中国よりずっと早く、死滅したシャーマニズムは中国でより長く残っていた。

現在シベリアで狩猟やトナカイ飼育を行なっている者は少数民族人口の1割以下である。

銃や弾丸は管理され、狩猟は免許制で、許可された頭数以上を獲ってはならない。シベリアが、世界がいかに広くとも、わずか数万の狩猟民を容れるほどに広くない。

それでも中国よりましなのは、面積の広さとともに、あるいはそれ以上に、長く寒い冬や北の大地の広さに感覚が同調しているロシア人のメンタリティに、エヴェンキと似たものがあるからかもしれない。

特にコサックには。リンドグレンが指摘するように、山と平地に棲み分けている北満のコサックとエヴェンキの間には相互に敬意や親愛の感情があった(Lindgren1938)。

中国人にとってはロシア人も北狄で、その意味で同一範疇であろう(たとえばこんな例:

支那人は「露西亜移住民や、稀には原住民のツングースにとって甚だ魅力ある獲物となる場合が非常に多い … 何時も黄金を携帯していた支那人を追捕し殺害することは、ある時期に於いて地方商業の重要な部門であったのである」! シロコゴロフ1941:174)。

狩猟民は生態系の正当な構成員である。「肉食動物」としてその地域の食物連鎖の頂点に立つ。

彼らを養えるほどの獲物の棲む広いテリトリーを必要とし、獲物の数が許す個体数以上は生存できない。

農耕が(そして牧畜が)生態系の「異物」であるのとはまったく違うありかただ。農耕はことの性格として生態系を改変するし、さらに進めば破壊する。

いわんや工業は。

狩猟が地球にとって正常な細胞であるのに対し、農耕はガン細胞なのである。

今そのガン細胞は地表を覆い尽くさんばかりだ。

アムールトラが絶滅に瀕している。人間はそれを保護しようとする。

同じ「肉食動物」の狩猟民も絶滅に瀕しているが、狩猟民以外の人類はその死滅をうながす。彼らから狩猟を取り上げることで。

人間が馬以下だった先の戦争を思い出す。人間の兵卒は一銭五厘の令状でかき集められるが、軍馬の調達はずっとむずかしく、大切にされていたのではなかったか。動物園のトラが酒びたりになっている光景を想像するべきかもしれない。

彼らは、彼ら同士あるいは近隣の狩猟民との間では争いがあったし、攻められれば反撃したにしても、征服戦争をするわけでなし(できるわけもないが)、それ以外には何も問題を起こさなかったのに、歴史は彼らの民族文化に退場を命じている。われわれの残念な歴史は、ただ前へと進む。
http://d.hatena.ne.jp/agarih/20140301


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/183.html

コメント [リバイバル3] 中川隆 _ 心理学、大脳生理学、文化人類学、文化関係投稿リンク 中川隆
44. 2019年1月22日 10:33:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22225]
シベリアの狩猟文化 _ 黒澤明 「デルス・ウザーラ」 から見た”精霊信仰”
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/183.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/807.html#c44
コメント [政治・選挙・NHK256] 日ロ首脳会談を前に「2島決着案検討」!! 戦略・戦術なき安倍お友だち外交の成れの果て!!(くろねこの短語) 赤かぶ
17. おじゃま一郎[6760] gqiCtoLhgtyI6phZ 2019年1月22日 10:33:40 : hiHWbsJjro : 8dY5d0SQz@w[7]
>安倍政権幹部は「現実的とは言えない」

サンフランシスコ講和条約で、日本は国後・択捉の領有権を放棄したのだから
当然である。ロシア(ソ連)が条約に署名してないとはいえ、
この二島の領有権を主張することは、サンフランシスコ講和条約の
署名国にたいし、条約の不履行を宣言することになる。

もし、領有権を主張したいのなら、サンフランシスコ講和条約署名50か国を
集めて、領有権条項の修正に同意してもらう手続きをとらねばならない。



http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/490.html#c17

コメント [カルト20] シャン・通貨リセットだの徳政令だのは連中の撹乱。泥棒を泥棒と指摘し続けるのみという事である。 ポスト米英時代
26. 2019年1月22日 10:38:34 : fCZ83cf8p2 : ZyE@@HR5cDA[4878]

  ちょっと5ちゃんでアッサリした茶漬け食ってくる〜☆
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/245.html#c26
コメント [政治・選挙・NHK256] 水道民営化の仕掛人は悪徳業者の竹中平蔵だった!  赤かぶ
6. 2019年1月22日 10:40:21 : CzYJx39lTc : FaXl5LfuFC0[1332]

「下駄屋の小僧」がK大教授になった。

これを「自民党を壊す 小泉純一郎」が「御し易し」と引き上げたのが、

間違いの素。

小泉純一郎の責任は『重大』
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/512.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK256] 辺野古沖に軟弱地盤 政府が春にも埋め立て設計変更着手へ 県は承認しない方針(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
11. 2019年1月22日 10:42:54 : MwqM2u5ylY : dQ69spG4nR8[484]
しなくてもいい事を膨大な無駄な税金と時間を使ってする安倍晋三と菅官邸、何の為?と菅に問えばいつも同じ日米同盟と抑止力の為、という馬鹿の一つ覚えの答えをする、沖縄には極東一の嘉手納基地がある、そこに普天間の飛行機を移せばと言う案も最初あったそうだが米軍の利権の為、官僚と企業の利権の為にも新基地を造ろうとしている、米軍基地を何故日本の税金で土地も提供しなければならないのか、もう十分日本中に米軍基地は存在している、何が日米同盟か、日米地位協定の中身を見れば一目瞭然、同等の立場の人間が言う言葉だ。未だにアメリカの植民地、奴隷国が何を言う。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/501.html#c11
コメント [政治・選挙・NHK256] 2島の面積は4島の7%。でも、安倍は2島返還のため、プーチンに好条件提示で交渉するのか(日本がアブナイ!) 笑坊
1. 2019年1月22日 10:44:58 : UqCA3xfesN : pCUNhPQPQvs[5]
日ソ共同宣言を基にするということは、お土産(経済支援など)をいっぱい持ってきたら、2島を渡してあげる、つまり2島マイナスαしかないことは、共同宣言文書を普通の契約書としてみれば当然でしょう。
4島も2島プラスαもあり得ません。そんなことしたら、大統領はロシア国内に説明できないでしょう。
とにかく、実態がロシアが占有しているのだから、時間の経過はロシア有利。100年もたてば、経緯などどでもよく、日ソ共同宣言も死んだ文書になって、歴史的事実として4島とも完全にロシア領土になるだけでしょう。
日本の主張してきた「4島一括即時無条件返還」なんて、単なる政治的なスローガンでしょう。これについては、鈴木宗男氏の理解・説明は的を得ているでしょう。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/529.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK256] 攻めどころ満載国会 野党どう出る?/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
5. 2019年1月22日 10:50:58 : uNDSKAys4E : 15KJ9uKnWdM[123]
選挙戦では序盤に野党候補へのデマ・ネガキャンが蔓延し、期日前投票で与党が有利に票を稼いでいた。
しかし、これだけ政府の失政・疑惑が出揃うと、選挙序盤戦でネトウヨなどのデマを封じ込めることも可能だろう。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/493.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK256] 2島の面積は4島の7%。でも、安倍は2島返還のため、プーチンに好条件提示で交渉するのか(日本がアブナイ!) 笑坊
2. 2019年1月22日 10:51:28 : Kj0lobMl3I : wD2ZY5ew4YQ[8]
孫崎享氏
「エリツィンはブッシュ大統領などの支援で出来た政権です。エリツィン政権は厳しい経済混乱。立て直しに米国は独、日の資金協力を求めたが、日本は領土問題があると消極的。この状況下、解決しなくても、資金出すのに害にならないように協議をするよう日露に働きかけ。真に返還考えていたかは不明。」
https://twitter.com/magosaki_ukeru/status/1087343588386586624

冷戦思考は要りません。北方領土も要りません。
ゼロ島返還で、日ロ平和条約をお願いします。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/529.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK256] 木村草太氏「各市は一刻も早く、投票事務の執行に掛かるべき!」 県民投票への不参加問題 市の主張、法律論にならず 赤かぶ
26. 2019年1月22日 10:52:15 : XjaoR19YI6 : 59gcGwpUK54[1]

さて?^^

デニー知事の=県民投票について^^

さらなる憲法違反箇所が=あるとの指摘だが^^

それはdと=思いつかない^^


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/478.html#c26

コメント [政治・選挙・NHK256] 沖縄県民投票 投票権を求め参加拒否の5市を提訴(かっちの言い分) 一平民
10. 2019年1月22日 10:54:11 : iMHyMmSbu2 : 4WMx6nsFcDM[106]
沖縄が日本の民主主義の最前線になってしまっているな
先の戦争の際といい、沖縄の方にばかり負担をかけてしまい本当に申し訳なく思う
沖縄の人たちにこんな酷い仕打ちをする自公政権や霞ヶ関の面々は、本当に人の心を持っているのか、とさえ思う
私たちにも何か出来る事がないのだろうか
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/475.html#c10
コメント [政治・選挙・NHK256] <やっぱりな。官邸が関与してたのか>宮崎政久議員と松川宜野湾市長は首相官邸で面談。2週間後に県民投票への不参加を表明。 赤かぶ
16. れめく[152] guqC34Kt 2019年1月22日 10:57:47 : Bv85p9gH9E : 3v_AL5n6Crs[2]
宮崎とか西田とか初めて知ったけどイヤな顔ですね。リーダーは顔が良くなければならない。学歴や肩書きを振りかざしたり、宗教家のように狂った能書き垂れなくても、顔は万人が見れば優れていると理解できる。
良い顔とはイケメンがどうとかじゃなく、人好きがする、威厳のある顔のこと。顔がよければ、赤ちゃんが見ても、無学なものが見ても、犬が見ても優れていると分かる。イヤな顔の宮崎や西田は優れていない。悪い顔の通り、悪い発言しかできない。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/464.html#c16
コメント [政治・選挙・NHK256] レーダー照射問題「我が方に理がある」 立憲・枝野氏(朝日新聞) 完璧帰趙
7. 2019年1月22日 11:00:28 : 0kvLO6zmSU : zDbTbr2jRUc[24]
安倍の息のかかった、政治家、官僚や役所などすべて、嘘と捏造の世界から得られた情報をもとにして、「わが方に理がある」という旧帝国陸軍か海軍的言い回しで、枝野は何を訴えたいのか?

枝野は自分の口先で国民を踊らせることができると錯覚している、詐欺師的政治家であることが、どんどん、はっきりしてきた。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/496.html#c7

コメント [政治・選挙・NHK256] デニー知事、県民投票3択を検討 与党全会一致条件に(沖縄タイムス)デニー知事が「どちらとも言えない」の3択案を容認へ 完璧帰趙
5. 真相の道[4392] kF6RioLMk7k 2019年1月22日 11:03:27 : lKEz1hlf2w : 2zbd@nB2O7U[966]
  
> デニー知事、県民投票3択を検討 与党全会一致条件に(沖縄タイムス)デニー知事が「どちらとも言えない」の3択案を容認へ  
     
  
デニー知事のリーダーシップのなさには驚きですね。
  
3択というあいまいなもにするのなら、もっと声を聴くために5択にしたほうがいいのでは?
  
例えば下記の選択肢にする。
   
     
辺野古への移設は、
  
@ 沖縄県と国、米国は辺野古移設でかつて合意しているので、移設は当然である

A 普天間基地の危険性除去のため、一刻も早辺野古へ移設すべき

B 日本の安全保障のためには必要なので辺野古へ移設すべき
 
C どっちでもいい
 
D 辺野古移設は反対 普天間住民の危険性など知ったことではない
   
  
以上の5択で県民投票という名前のアンケートを取ってください。
   
   
  
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/525.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK256] <安倍外交の「やってる感」、ここに極まれり!>次の日程を決めて来るだけで終わる今度の日ロ首脳会談  天木直人  赤かぶ
6. 2019年1月22日 11:03:57 : CzYJx39lTc : FaXl5LfuFC0[1333]

自民党の「4島一括返還」の筋で、「論議を報道」してきたマスコミが、

「安倍外交」の大転換に慌てている。

後戻り出来ない論点を「どう説明するか?」−−−−−見ものである。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/495.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK256] <安倍外交の「やってる感」、ここに極まれり!>次の日程を決めて来るだけで終わる今度の日ロ首脳会談  天木直人  赤かぶ
7. 2019年1月22日 11:05:41 : 3ah459lR8Q : BQKXrt2t@gY[959]
>5
あははー
あんたにだけウクライナから
歌のプレゼントするよ
https://www.youtube.com/watch?v=ixZew9Xp6dY
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/495.html#c7
コメント [政治・選挙・NHK256] 直木賞受賞『宝島』が突きつけた「沖縄問題」の本質! 沖縄問題から逃げ続けるマスコミ、『zero』は直木賞報じず(リテラ) 赤かぶ
5. スポンのポン[10646] g1iDfIOTgsyDfIOT 2019年1月22日 11:05:42 : YLRU9o6eFk : 5LmaSTbmkbI[956]
 
 
■『news zero』は見る価値ゼロ。
 
 
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/502.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK256] 枝野代表 沖縄県民投票、対抗手段は「リコールと損害賠償請求訴訟」  赤かぶ
30. 2019年1月22日 11:07:39 : MwqM2u5ylY : dQ69spG4nR8[485]
国民の意思を無視し税金も政治も私物化している政権が何の反省もせず、国会軽視、したい放題と税金バラマキ,外遊三昧しかしていない政権が選挙を意識しての行動とはとても思えない。不正を疑うのは可笑しいと言うなら何故欧州の様に人の手で集計させないのか、何故ムサシを使い続けるのか、何故再開票を認めないのか、疑問に答えられないなら不正を疑われても仕方ない、総務省自ら率先してしようとしない。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/482.html#c30
コメント [政治・選挙・NHK256] 安倍首相やつるの剛士も愛読宣言! 百田尚樹『日本国紀』に今度は「Yahoo!知恵袋」からの“コピペ疑惑”が浮上(リテラ) 赤かぶ
6. 前河[1300] kU@JzQ 2019年1月22日 11:07:41 : gEILUBiAMY : PEKZ@Q5Y1Jk[51]
百田とかつるのとかって人間の深さを何も感じないね。

浅はか単純脳の典型………元々安倍がそうだからなあ。

類は友を呼ぶ

思慮深い人か、短絡脳かって、顔や話し方や振る舞いに出るよね

西村、杉田、稲田、宮崎………とかっていかにもって顔だしな。


http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/517.html#c6

コメント [カルト20] シャン・四時間質疑応答のプーに呆れられるカンペ男、フジサックス・そんな馬鹿の支持率48。だそうである。 ポスト米英時代
8. 2019年1月22日 11:12:28 : JcQZQi2xVE : FMWzHwsfQe4[5]
この記事、100%そう!
ふ・つ・う いい年になれば、自分がどの程度の脳みそでぇ、自分の愚かさ、馬鹿をを知るし、アへやアッウやスダレジジイって、自分のバカを知らないバカが一番!困るんだよ。
どっかの小さな企業なら被害も少ないが、いくら、殖民地国家でも海を越えて、近所付き合いがあるだろう。
貿易、流通で究極的には我ら植民地現地人の生活に直結し、打撃を受けるんだよ。
国内外でも、大手新聞、TV、ラジオとかマスコミに出ている、綺麗な、時々汚いオヤジもいるが、彼等は政界と直結しているから、庶民とかけ離れた浮ついた事、ベラベラと〜
ア〜ァ 何か、気の晴れることないすっか!?

http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/248.html#c8
コメント [政治・選挙・NHK256] <第2次安倍政権、初の日ロ共同会見でバレた!>プーチン大統領、安倍首相と記者のヤラセ質疑に呆れて「大溜息!!」 赤かぶ
30. ぢっとみる[525] gsCCwYLGgt2C6Q 2019年1月22日 11:14:11 : LLC16YRhF6 : 2yUQTAqpjc8[525]
ロシア大統領府のページでは、
(ロシア語以外の言語の通訳の部分はカットされているが)
この動画だけではなく大統領の公式動画が全て見られる。
しかも普通画質と高画質の二種類から選んでダウンロードする事ができる。
音声のみのファイルも用意されている。
ロシア語の書き起こしの他に、英語訳も用意されているが、
世界中でニホンの首相の“寝言”を重要視するような人は、
皆無とは言えないまでも、極々少数であるであろうと思われるので、
それだけが気休めとも言えるが、
ロシア人を含むロシア語話者には、
我が国の“恥部”が丸見えということが
“耐エ難ク忍ビ難イ”。
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/467.html#c30
コメント [政治・選挙・NHK240] TOKYO MXが『ニュース女子』打ち切りも他局やネットで番組続行! “DHCがバックにいる”と開き直る出演者(リテラ) 赤かぶ
223. 2019年1月22日 11:17:46 : A96ZCrmWDk : Dij1rZwCSkY[1]
▼ネットのヘイトスピーチで少年を侮辱、投稿者に初の刑事罰

ネットのヘイトスピーチで少年を侮辱、投稿者に初の刑事罰  監獄にぶち込まれないのは不満・・・ - 高比良正明(タカヒラマサアキ) | 選挙ドットコム
https://go2senkyo.com/seijika/158530/posts/39445
略式命令を受けたのは、「写楽・・・支那・韓国朝鮮の真実『写楽』ブログ 日本が大好きでアンチ&排除支那韓国朝鮮ブログ」(タイトルは当時)の管理人だ。
また、この「写楽」に限らず、ネット上では匿名掲示板をはじめとし、同様の書き込みが大量にされていたという。
弁護団は川崎署に侮辱罪での告訴状を提出。12月20日に川崎簡易裁判所が略式命令を下し、2019年1月に確定した。
ジャパンタイムスでは、名前も出ている。

In rare ruling, court fines Japanese man who anonymously posted hateful anti-Korean remarks against teenager | The Japan Times
https://www.japantimes.co.jp/news/2019/01/16/national/crime-legal/rare-ruling-court-fines-man-anonymously-posted-hateful-anti-korean-remarks-teenager/
http://archive.is/abu9l

TOKYO MXが『ニュース女子』打ち切りも他局やネットで番組続行! “DHCがバックにいる”と開き直る出演者(リテラ) 赤かぶ
http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/643.html#c215
【大型集中連載】沖縄フェイクを追う〜ネットに潜む闇〜

知事選中傷、自動で拡散 ネットの「ボット」機能 全体の4.8%、瞬時発信 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-855847.html
知事選に偽情報、誰が? 2サイトに同一人物の名前 連載「沖縄フェイクを追う ネットに潜む闇」〈1〉〜覆面の発信者(上) - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-856174.html
報道機関に「怪情報」 5日後にはブログ掲載 連載「沖縄フェイクを追う ネットに潜む闇」〈2〉〜覆面の発信者(下) - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-856507.html
「炎上」で閲覧増 ネットギーク、基地抗議を侮辱 連載「沖縄フェイクを追う ネットに潜む闇」〈3〉〜収益目的で攻撃(1) - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-856797.html
記事拡散 膨らむ利益 報酬は能力で階級分け 連載「沖縄フェイクを追う ネットに潜む闇」〈4〉〜収益目的で攻撃(2) - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-857498.html
姿現さぬサイト運営者 中傷記事、自ら多数執筆か 連載「沖縄フェイクを追う ネットに潜む闇」〈5〉〜収益目的で攻撃(3) - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-857754.html
元執筆者、報復恐れ 「運営者情報ばらすな」 連載「沖縄フェイクを追う ネットに潜む闇」〈6〉〜収益目的で攻撃(4) - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-858198.html
知らぬ人から「死ね」 記事にされ標的、提訴へ 「沖縄フェイクを追う ネットに潜む影」〈7〉〜収益目的で攻撃(5) - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-859192.html
部品落下「自演だろ」 恣意的編集で悪意凝縮 連載「沖縄フェイクを追う ネットに潜む闇」〈8〉〜まとめサイト(1) - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-859835.html
「笑い」ヘイト助長 人傷つける意識薄める 連載「沖縄フェイクを追う ネットに潜む闇」〈9〉〜まとめサイト(2) - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-860313.html
責任問われる差別記事 裁かれた「保守速報」 連載「沖縄フェイクを追う ネットに潜む闇」〈10〉〜まとめサイト(3) - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-860621.html
転載でも法的責任 差別認定 賠償命じる 連載「沖縄フェイクを追う ネットに潜む闇」〈11〉〜まとめサイト(4) - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-860921.html
差別サイト 広告消失 企業の取り下げ広がる 連載「沖縄フェイクを追う ネットに潜む闇」〈12〉〜まとめサイト(5) - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-861233.html
2紙は外患誘致罪 ブログ主宰者が告発状 連載「沖縄フェイクを追う ネットに潜む闇」〈13〉 ヘイトの増幅(1) - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-861710.html
弁護士に懲戒請求 ブログ呼び掛け961通 連載「沖縄フェイクを追う ネットに潜む闇」〈14〉〜ヘイトの増幅(2) - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-862184.html
ブログ読者「洗脳された」 発信拠点 気配なく 連載「沖縄フェイクを追う ネットに潜む闇」〈15〉〜ヘイトの増幅(3) - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-862709.html
攻撃対象 次第に拡大 懲戒請求、大半は50代超 連載「沖縄フェイクを追う ネットに潜む闇」〈16〉〜ヘイトの増幅(4) - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-863649.html
「国策」が生む差別 問題とどう向き合うか 連載「沖縄フェイクを追う ネットに潜む闇」〈17〉〜ヘイトの増幅(5) - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-863959.html
:more
沖縄フェイクを追う〜ネットに潜む闇〜 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
https://ryukyushimpo.jp/special/entry-858008.html

〈時代の正体〉「政治装った差別」 日本第一党のヘイト街宣に市民ら抗議の声|カナロコ|神奈川新聞ニュース
http://www.kanaloco.jp/article/383636

フェイスブック、独で選挙不正防止とAI検証の取り組み開始 | ロイター
https://jp.reuters.com/article/facebook-germany-idJPKCN1PF042
ザッカーバーグ氏、FBは「根本的にDNA変化」 - WSJ
https://jp.wsj.com/articles/SB12137271547251483742904585028111034991420

安倍政権のサンゴ移植フェイク発言〜怠慢司会者の罪「ボーっと仕事してんじゃねーよ!」:データ・マックス NETIB-NEWS
https://www.data-max.co.jp/article/27331

TOKYO MXが『ニュース女子』打ち切りも他局やネットで番組続行! “DHCがバックにいる”と開き直る出演者(リテラ) 赤かぶ
http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/643.html#c223

http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/643.html#c223

コメント [カルト20] シャン・通貨リセットだの徳政令だのは連中の撹乱。泥棒を泥棒と指摘し続けるのみという事である。 ポスト米英時代
27. 2019年1月22日 11:21:01 : okYIEeje0U : uKF0pkE_pb8[174]
連中の得意の仄めかし戦略、下記のような嫌がらせが、この阿修羅、カルト板、ポスト投稿文を舞台に、繰り広げられているということになります
フリーメイソン英国グラバーの手先として利用された坂本竜馬が暗殺されたのも
連中に使い捨てられたと判断するのが自然です

3.百軒 2015年06月04日 22:33

>フリーメイソンは階級によって暗殺(裏切ったorしくじった)のされ方が決まっているそ
うです。RAPT氏の読者対談で語られていました。

ああ、そうなんですか、あと情報を知りすぎた、人物も最終的に使い捨てにされるという話
もありますよ、エホバの創設者のラッセル氏は儀式殺人でした、あと福沢諭吉氏も最終的に
使い捨てにされる予定でしたね、情報を知りすぎた者も暗殺されるとのことです。


要するに、「私がいずれ殺されるだろう」と暗に仄めかしているわけですね。こんなことをよく平気で書きますね。

私もレイズナーさんのブログをちょくちょく見ていますが、それを分かってこんなことを書いて、私に嫌がらせしようという魂胆でしょうか。

この「百軒」という人はたびたびレイズナーさんのブログに現れては、私の悪口を書き散らしていますが、この人のせいでレイズナーさんの評価も

かなり下がっており、私のところにレイズナーさんの人格を疑うようなメールも多数寄せられています。

いくら熱心にブログを書いたとしても、コメント欄にこのようなコメントが並ぶと、その人の評価まで落ちてしまうということです。

いずれにせよ、私は今後、この「百軒」という人に対しては厳しい態度を取らざるを得ません。

こういう人間は、多分、私とレイズナーさんとの仲を裂こうとしているのだろうと思いますね。そうやって、分断工作をしているわけです。

とにかく私がこの世のカラクリをほぼ解いてしまったので、裏社会の人たちは冷や冷やしているし、陰謀論マニアは私のことをやっかんでいます。

とにかく、そういう人がやたらと目につきます。

やっかむのは自由ですが、「あいつは殺される」みたいな非常識なことをコメントに書く人が許されていいわけがありません。

これはまさに脅迫行為であり、下手すると警察沙汰になりかねないものです。

05 6月 フリーメーソンの情報を知りすぎた者も暗殺されてしまうそうです。本当かどうか確かめてみましょう。

ある有名陰謀論者はフリーメーソンなど存在しないと言っていますが、はっきり言って、フリーメーソンは存在します。日本にもきちんと存在して

います。

−−−−−−−−−−−−−−−−(以下、こちらから転載)

日本では、フリーメイソンがある種の秘密結社的な性質を持つ団体だったため、戦前は活動を行うことはできませんでした。

戦後はGHQ総司令官のマッカーサーを始め多数の軍人がフリーメイソンだったこともあり、積極的な設立活動が行われました。

そのころのフリーメイソンの会員としては首相にもなった鳩山一郎がいます。

日本グランド・ロッジは、戦前は海軍OBの団体だった水交社の跡地にありますが、現在はフリーメイソン(正確には財団法人の東京メソニック教会

)が所有権を持っており、東京メソニックビルを取り囲む形になっている、メソニックMT38、39ビルも所有しています(森トラストが信託契約でテ

ナントの募集や家賃の徴収を行っている)。

日本には2,000人程度のフリーメイソンの会員がいると言われていますが、その大半は米軍関係者のようです。アメリカとは違って、日本でのフリー

メイソンの存在は大きなものではありません。

−−−−−−−−−−−−−−−−(転載ここまで)

r_a-4

〈メソニックビル〉


このようにフリーメーソンとは、空想や想像の産物ではありません。紛れもなく現実に存在している団体です。

なのに、これを存在しないという有名陰謀論者がこの世には存在します。呆れてものも言えません。その有名陰謀論者とはリチャード・コシミズと

言います。

ここ最近、彼はその素性を暴かれてしまったため、今や開き直ってこんな対談を企画したみたいです。


○WONDER EYES STORE / 船瀬俊介×ベンジャミン・フルフォード×リチャード・コシミズFACT666講演会 (6/6)

しかも、驚くなかれ、このフリーメーソンは今や「一般財団法人」として政府から公認され、「内閣府」の管轄下に置かれています。フリーメーソン「日本メイソン財団」の公式ホームページを見れば、それがすぐに分かります。

○Masonic Foundation of Japan

これを見てお分かりの通り、この「日本メイソン財団」は先ず最初(昭和25年)に文部省の管轄下にあり、その後(昭和30年)、厚生省の管轄下に移りました。そして現在、「内閣府」の管轄下へと移動したようです。

で、前にも「宮城ジョージ」さんの対談でもお話しました通り、安倍晋三もフリーメーソンの上位の人物であるという情報がネットに流れています。


○RAPT×読者対談〈第五弾〉フリーメーソンの儀式と報復の方法。

もしこの話が本当だとしたら、このフリーメーソンを単なる「友愛団体」であると考えることはできません。明らかに不法(違法)な団体です。

にもかかわらず、そんな怪しげな団体が「内閣府」の管轄下にある……。

だから、フリーメーソンなど存在しないと言ったり、フリーメーソンはただの友愛団体だと言ったりする人が後を絶たないのでしょう。そうやって、我々を煙に巻こうとするわけですね。

恐らくそのような弁解じみたことを言う人は、フリーメーソンと何かしら関わりがある人たちなのでしょう。少なくとも、私はそう疑っています。

第一、この世で起きる様々な事件は、明らかにフリーメーソンとの関連性が疑われるものが多いです。

http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/245.html#c27

コメント [政治・選挙・NHK256] 囁かれる冒頭解散説。野党は「消費税撤廃」を旗印にせよ<菅野完氏>(ハーバー・ビジネス・オンライン) 赤かぶ
4. 2019年1月22日 11:24:05 : jTGagB6vZA : NtbOPfpfGws[2]
消費税撤廃は現実性がない。必ず自民は財源は?とくる。そうすれば野党は無責任だと云う反撃となる。

それより「延期」でなく「10%の延期反対」といくべきではないか?
「凍結」は政権をとってからの話だ。

今「凍結」を言えば敵に塩を与える結果となるだろう。要注意だ!
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/521.html#c4

コメント [原発・フッ素50] <東京新聞・一面トップ!>福島事故直後 11歳少女、甲状腺に推計100ミリシーベルト被ばく 放医研で報告  赤かぶ
28. 2019年1月22日 11:24:30 : j9sQ2I38wg : 5IjqOSjtuwA[1]
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=57887

[竹下雅敏氏]安倍首相がフリーメーソンであることを示す写真と不正選挙との関わりについて 〜フルフォード週報12/11〜
2013/12/13 10:34 PM

竹下雅敏氏からの情報です。
 これは極めて興味深い写真です。この写真で安倍首相がフリーメーソンであることがはっきりとわかります。文中に安倍首相がキャロライン・ケネディーの上位だとありますが、私の直観でもその通りで、安倍のフリーメーソンでの位階は32位階、キャロライン・ケネディーは30位階です。参考のために書いておくと森喜朗元首相が33位階で、フリーメーソン日本ロッジのトップです。7月29日の記事のコメントで、今回の不正選挙はフリーメーソンが関わっていると指摘したのですが、選挙の結果とこの写真を見れば、それが本当だったとわかるでしょう。
 7月29日の時点で私のコメントを見た多くの人は、馬鹿げた妄想だと思った人も多いでしょうが、リチャード・コシミズ氏の一連の不正選挙に対する追及、そしてフルフォード情報によれば、日本のフリーメーソンが不正選挙を追求する愛国者たちと和解協議を望んでいるということ、そして今回のこの写真を考え合わせれば、私の言っていることが事実だとわかると思います。
 今回のケースのように私の発言の真偽がある程度確認が取れるのに、数か月かかることも多いのです。シリア問題では2年近くかかっています。細かい状況の変化を捨象すれば、ほとんどの予測がその通りになっていると思います。
(竹下雅敏)

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https://ameblo.jp/jicchoku/entry-11727387857.html

http://stat.ameba.jp/user_images/20131209/14/jicchoku/1b/89/j/o0496036912775311439.jpg

http://stat.ameba.jp/user_images/20131209/14/jicchoku/30/00/j/o0495036812775311438.jpg


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[宇宙への旅立ち]大阪住吉区の府営住宅7階からの転落殺人事件は安倍カルトの不正選挙の証拠隠滅工作だった! 〜自民党の大物議員が頂点に


2013/07/29 6:24 PM NWO(新世界秩序), 不正選挙 / *政治経済, 事件, 国内政治, 国家工作・諜報, 竹下氏からの情報, 竹下雅敏氏


竹下雅敏氏からの情報です。
これはスルドイ。この通りでしょう。
ただ、殺したのは別の組織のようです。リチャード・コシミズ氏はすぐに犯人が誰かわかるでしょう。よくブログ上で写真を上げていますから。
それと、今回の不正選挙ですが、統一や創価ではなく、フリーメーソンのようです。
自民党の大物議員が頂点にいますので…。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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大阪住吉区の府営住宅7階からの転落殺人事件は安倍カルトの不正選挙の証拠隠滅工作だった!
記事配信元)
宇宙への旅立ち 13/7/29
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http://japan.kantei.go.jp/96_abe/actions/201311/20kennedy_e.html

http://japan.kantei.go.jp/96_abe/actions/201311/__icsFiles/afieldfile/2013/11/21/20kennedy_02t_1.jpg?w=360

またM15によると、示された握手は首相をケネディの上位におくことを示している。また、二つの丸めら得た杖と言う意味の中に性的な意味合いも含んでいる。

さらに、この握手は異教の神バルカンと関連している。バルカンは雷、光、火と関連している。古代にはバルカンへの貢物には人間の犠牲が含まれていた。

http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/804.html#c28

   

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