原発事故被ばく論文撤回へ、同意得ず個人データ使用
https://www.nikkansports.com/general/news/201901140001083.html
2019年1月14日21時12分 日刊スポーツ
東京電力福島第1原発事故後、福島県伊達市の住民の個人被ばく線量を分析した論文に本人の同意が得られていないデータが使われていた問題で、市が著者の早野龍五東京大名誉教授らに再解析に必要なデータを提供しない方針であることが14日、分かった。早野氏らは同意が得られている分で再解析し論文を修正する考えだったが、データが得られないため論文の撤回が避けられない状況となった。
市の担当者は共同通信の取材に対し「住民の信頼を得られる見込みがないため、データを再提供する考えはない」と回答。早野氏は「市から正式な通知が来ていないので、見解は差し控える」としている。
論文は宮崎真福島県立医大講師との共著で、英専門誌「ジャーナル・オブ・レディオロジカル・プロテクション」に2016年12月と17年7月の2回に分けて掲載された。「ガラスバッジ」と呼ばれる個人線量計で市民を対象に11〜15年に測定した外部被ばく線量を分析し、空間線量や人が生涯に浴びる放射線量との関係を調べている。論文の基になったデータは、15年に伊達市が提供、早野氏らは解析後、廃棄したとしている。
専門家から論文に対する指摘を受け、早野氏らは「生涯被ばく線量に関し、累積線量を3分の1に評価する誤りがあった」として昨年11月に専門誌に修正を求めた。また、市の人口の約9割に当たる約5万9千人のデータが使用されたが、約2万7千人分は研究への使用について同意が得られていないことが判明した。
専門誌は今月14日までに「データの一部は適切な同意がなく使われた可能性がある」「計算の誤りがあり、主要な結論に影響する可能性がある」としてホームページ上で懸念を表明した。
この問題に関し、伊達市は近く第三者による調査委員会を設置し経緯を検証する。(共同)
原発事故被ばく論文撤回へ、同意得ず個人データ使用 (日刊スポーツ) https://t.co/RCfLbe7H57
— Q (@q_pyo) 2019年1月14日
伊達市はデータの再提供しないってよ〜。早野教授、さあ、どうなさる〜? https://t.co/Pi0jAJfLI6
— やいちゃん (@picoyai) 2019年1月14日
伊達市が非協力に転じた事実が早野論文の問題点は「計算間違い」といったレベルのものではないことを雄弁に物語っている。早野氏は研究者として踏まえるべき最低限のルールをあまりにも逸脱した。論文の撤回で終わる問題ではなく、御本人の真摯な自省と総括を期待したい。https://t.co/94b8MYOg7U
— toriiyoshiki (@toriiyoshiki) 2019年1月14日
伊達市がへたれたのか、これは。/福島・被ばく論文、撤回不可避に 伊達市からデータ再提供得られず | 2019/1/14 - 共同通信 https://t.co/us3S15JUSl
— 伺か with kawahara (@bochi_bochi_888) 2019年1月14日
早野氏の論文撤回不可避に。
— イシカワ(頑張らないし頑張れない) (@ishikawakz) 2019年1月14日
当然の結果ですが、全容解明が必要です。
福島・被ばく論文、撤回不可避に 伊達市からデータ再提供得られず: 福島民友https://t.co/QCP1u3h6fX
「市の担当者は共同通信の取材に対し「住民の信頼を得られる見込みがないため、データを再提供する考えはない」と回答」
宮崎早野論文、同意データの再提出を求めるとおっしゃってたけど、そもそも無理筋だったでしょう…そうではなくて現状の疑問に回答すべき。> 福島・被ばく論文、撤回不可避に 伊達市からデータ再提供得られず | 2019/1/14 - 共同通信 https://t.co/Trd9m9byaF
— おしどりマコ (@makomelo) 2019年1月14日
福島・被ばく論文、撤回不可避に
— きむらとも (@kimuratomo) 2019年1月14日
●市の担当者「住民の信頼を得られる見込みがないため、データを再提供する考えはない」
●早野氏「市から正式な通知が来ていないので、見解は差し控える」
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👇元々こういう人たち。彼らにとって住民は「材料」。住民の味方なんかじゃ無い。 https://t.co/tWQOO0TYRc