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2018年12月23日00時25分 〜
記事 [政治・選挙・NHK255] 対米貿易自主権を堅持せよ。(日々雑感(My impressions daily))
https://okita2212.blogspot.com/2018/12/blog-post_36.html
12月 22, 2018

<米通商代表部(USTR)は21日、日米両政府が新たに始める「物品貿易協定(TAG)」について、22項目の交渉方針を公表した。通貨安誘導を制限する「為替条項」のほか、農産品、自動車の市場開放などを日本に求めるとした。日本政府は為替を議題としない考えで、両国の思惑の違いが改めて鮮明になった。

 米国の貿易関連法では、実際に交渉を始める30日前までに具体的な方針を公表することを義務づけている。公表を受け、来年1月下旬からTAG交渉を始めることが可能になった。方針には、モノの貿易やデジタル貿易、投資なども列挙した。

 為替では、「不公正な競争上の優位性を得るために、日本が為替レートを操作するのを防ぐ」と明記した。USTRが10日に開いた公聴会では、米国の労働組合などから日本銀行による金融緩和で円安が進み、日本製品の価格競争力が高まったことへの不満が出ていた>(以上「読売新聞」より引用)


 日米貿易交渉を日本政府はTAG(物品貿易交渉)だと言い張っていたが、米国政府は当初から日米FAT協定だと言っている。今回の米国側からの交渉方針を見る限りでもTAGとは到底思えない。

 米国は投資や知的財産に関する事項まで交渉範囲に入れている。あるいは為替まで言及しているのか、日本政府が「為替まで交渉事項に取り上げるのには反対する」と暗に米国が為替まで交渉範囲に入れていることを認めているではないか。

 そうした批判記事を一行も書かない読売新聞をはじめ、日本のマスメディアには呆れ返る。TAGにしろFTAなしろ呼び方は何でも良い、問題とすべきは交渉事項にラチェット条項やISD条項が盛り込まれるのか否かだ。

 実質的な「ヒト モノ カネ」の自由な往来を「壁を築くことに忙しい」トランプ氏は認めないだろうが、上記二項が盛り込まれるとなると大問題だ。米韓FTAを結んだ韓国がどうなっているか、日本の政治家や識者は少しは勉強してはどうだろうか。

 日本の貿易自主権を堅持するために、日米TAGだろうがFTAだろうが、交渉に入ることに反対する。経済植民地にされてから騒いでも遅い。



http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/363.html

記事 [政治・選挙・NHK255] 安倍予算、ついに100兆の大台突破でやりたい放題。防衛費5兆2千も過去最大、米兵器を買いまくり( 日本がアブナイ! )
https://mewrun7.exblog.jp/27753777/
2018-12-23 00:06

【いよいよ全日本フィギュアがスタート。女子SPは予想通り、そこそこレベルの高い混戦モードに。(第1,2グループから3Aとか60点台とか出るしー。(・o・))
 何かミスしたらアウトという緊張感の中、今年、五輪やファイナルに出ていた宮原知子と坂本花織はさすが自己ベストを出して来たし。去年もいいとこまで来ていた三原舞衣と樋口新葉も期待通りの演技。<新葉ちゃんのSP、いいよね!(^^)>
 GPF優勝した紀平梨花は、前日から気にしてた靴の緩みの調整がうまく行かなかったようで。3Aで転倒し、5位と出遅れた。でも、フリーで3Aが2つ決まれば逆転可能かな。
 尚、ジュニアで印象深かったのは長縄和奏。応援している人は本郷理華は勝負かけてるんだけど。ジャンプが決まらずきつい状況。フリーで頑張って欲しい!o(^-^)o p.s.コーチ修行中の安藤美姫が大庭雅の振付師として登場。オトナの女性っぽい、なかなかいい作品だったかも。】

* * * * *

 とえいあえず、予算のことも取り上げておこう。(・・)

 安倍首相は、残り3年の任期、もう「何でもあり」の体制にはいっている。(@@)

 すべて思い通りというわけにも行かないだろうが。自分のやりたいことはできるだけやる。そのための予算は、強引にでもとる。
 本当に国民が予算を必要としていることなんて、どうでもいい。支持を増やすため、ジャマものをだまらせるためには金をバラまく・・・という感じだ。(ーー) 

<何だか昔の自民党みたいで。協力的な議員の地元や関連する方面には、公共事業費などを積極的に配ろうとしている感じ。(世界で言うと、味方につけたい国にお金をバラまいてるし。
 でも、自民党はもちろん、識者や国民の多くがこのことを批判しないとなれば、やりたい放題になっちゃうんだよね。もっと税金の使い道をチェックしないと。(-_-;)>

 その結果、安倍内閣が21日に閣議決定した来年度の一般会計予算は、7年連続増加で、何と史上初の100兆円台に。(゚Д゚)
 税収は上がるものの、3割以上を借金のままだ。^^;

 安倍首相は当初、2020年までに財政赤字をなくす(プライマリーバランスを黒字化にする)と言っていたのに、今年にはいってから2025年に目標を変更。たぶん、本人は将来のために少しでも早く財政を健全化させようなんて気はないのだ。(-_-;)

 そして予算の中でも、安倍二次政権にはいって、5年連続でどんどん増えているのが、防衛費だ。(**)
 今年は過去最大の5兆2574億円に。しかも、一部の費用を補正予算に回して、実態より少なく見せているという。^^;

 安倍内閣は、総額5000億円近く(それ以上?)かかる可能性がある陸上型の迎撃ミサイル(イージスアショア)の導入を決定。
 また、護衛艦を空母化することなども考えて、(トランプが買ってくれと言って来た)F35を今後、105機を買うことも決めた。

 今までタカ派の政治家や防衛省関係者がやりたかったけど、平和主義維持の考えや国民の目、予算の都合もあってなかなかできなかったこと買えなかったものも、安倍内閣なら大丈夫だから、どんどん買っちゃえ〜という感じがある。(ーー)

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『初の大台101.4兆円 来年度予算案を閣議決定
12/21(金) 10:29配信 朝日新聞デジタル
 
 政府は21日、2019年度当初予算案を閣議決定した。一般会計の総額は101兆4564億円と、7年連続で過去最大を更新し、初めて100兆円を超えた。税収は29年ぶりの過去最大を見込み、新たな借金にあたる新規国債は9年連続で減らすものの、3割以上を借金に頼る状況は変わっていない。

 総額を押し上げたのは、来年10月の消費増税に備えた臨時の対策だ。キャッシュレス決済をした買い物客へのポイント還元策に2798億円、住宅の購入支援に2085億円、プレミアム商品券に1723億円を計上。重要インフラの機能を高める緊急対策として1兆3475億円も盛り込み、対策の総額は2兆280億円に膨らんだ。

 歳出の3分の1を占める社会保障費も34兆587億円と、18年度当初予算より1兆円以上増えた。高齢化で医療や介護などの費用が4768億円増加。さらに消費増税の増収分を使う幼児教育の無償化や低所得の年金生活者への給付金、低所得の高齢者の介護保険料の軽減などに計4808億円を投じる。

 防衛費も5兆2574億円と、5年連続で過去最大になった。新しい「中期防衛力整備計画」の実行に必要な経費が膨らんだほか、新しい「防衛計画の大綱」(防衛大綱)で加わった宇宙やサイバーなど新領域に対応する費用も加わった。

 一方、歳入面では、税収が景気回復や消費増税で62兆4950億円に増え、過去最大だったバブル期の1990年度の60・1兆円を上回ると見込んだ。さらに、預金保険機構の利益剰余金のうち8千億円を国庫に納付させるなど、異例の対応で「税外収入」も積み増す。これで、新規国債の発行額は32兆6598億円と9年連続で減るが、歳入全体に占める借金の割合は32・2%と、厳しい財政状況が続く。

 政府は21日、総額2兆7097億円の18年度第2次補正予算案と、19年度の税制改正大綱も閣議決定した。


■<解説>予算案「小手先の数字合わせ」

 平成最後の予算編成でも財政再建は進まなかった。消費増税に備えた対策は大盤振る舞いが目立ち、国民の負担を伴う歳出改革は選挙を前に先送りされた。政府は新たな借金を減らしたと強調するが、財政上の異例のやりくりを駆使して、見せかけの財政再建を演出しただけに過ぎない。

 増税対策は検証が不十分なまま、効果が疑問視されるポイント還元策やプレミアム商品券などが次々と盛り込まれ、公共事業も積み増された。

 社会保障改革も、公定価格を市場価格にあわせる薬価改定や介護保険料の段階的引き上げなど、もともと決まっていたものが大半だ。廃止予定だった後期高齢者医療制度の特例を一部存続させるなど、消費増税と同時期に負担増になる歳出改革はことごとく見送られた。防衛費は一部の費用を補正予算に回して、実態より少なく見せている。

 政府は毎年、新規国債の発行減を理由に財政再建は進んでいると説明する。だが、今回は預金保険機構の剰余金を活用するなど、異例の対応で新規発行額を減らしており、減額幅も消費増税による増収分1・3兆円を下回る。小手先の数字合わせではなく、真正面から改革に向き合わなければ、財政再建はいつまでたっても進まない。(笹井継夫)(朝日新聞18年12月21日)』

『「米の言い値」拡大続く 防衛費5年連続過去最大 19年度予算案

 2019年度の防衛予算案は5兆2574億円(前年度比663億円増)で、5年連続で過去最高を更新した。政府が18日に閣議決定した中期防衛力整備計画で、過去最大に設定された19年度から5年間の防衛費の大枠27兆4700億円を反映した。陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」2基分の取得経費は1757億円。ヘリコプター搭載型で海上自衛隊最大の護衛艦「いずも型」2隻の事実上の「空母化」改修に向けた調査費7000万円を計上した。

 敵の巡航ミサイルや航空機の位置情報を味方同士で共有する「共同交戦能力(CEC)」システムの米軍との共同運用を視野に導入する新型早期警戒機「E2D」9機の取得経費1940億円、通常離着陸型の最新鋭ステルス戦闘機「F35A」6機の追加取得経費681億円をそれぞれ盛り込んだ。

 防衛関係予算の膨張の要因の一つとされる米政府からの有償軍事援助(FMS)は7013億円で対前年度比2911億円の大幅増。イージス・アショアやF35など米国製最新鋭装備品の購入が相次いだためだ。FMSは米側の提示する「言い値」の受け入れが条件で、契約額は12年末の第2次安倍政権発足後に急増し、19年度予算案では旧民主党政権時の12年度(1381億円)の5倍に達している。

 岩屋毅防衛相は21日の記者会見で、過去最大となった防衛費について「防衛装備品は事態が切迫してから取得を目指しても長時間かかる。平素から必要な防衛力を作ることが大事だ」と述べた。いずも型の改修と短距離離陸・垂直着陸型のF35Bの艦載は、憲法に基づく日本の防衛姿勢の基本方針「専守防衛」を逸脱すると指摘されており、増え続ける防衛費と共に、来年の通常国会での論戦の焦点となりそうだ。【木下訓明】(毎日新聞18年12月21日)』

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『F35戦闘機、105機購入へ うち42機は「空母」向けのF35B

 政府は航空自衛隊の主力戦闘機F15の非近代化機の後継に決めた米国製ステルス戦闘機F35を105機購入する方針を固めた。うち42機は新たに導入する短距離離陸・垂直着陸型F35Bとする。F35は既に購入を決めている42機と合わせて計147機体制となる。F35Bについては、18日の閣議決定を目指す来年度から5年間の防衛予算の大枠を示す新しい中期防衛力整備計画(中期防)に、42機のうち半数程度の購入を盛り込む。

 F35は戦闘機では最新鋭の「第5世代」とされ、レーダーで早期発見されにくい高いステルス性と、これまでの空自戦闘機にはない高性能センサーを搭載。早期警戒管制機やレーダー、艦艇などとの情報共有ができる。日本ではF4戦闘機の後継機として通常離着陸型のAタイプを運用している。大量購入には、中国、ロシア両軍の日本周辺海空域での活動活発化に対抗すると共に、トランプ米大統領による米国製装備品の購入拡大要求に応える狙いがある。

 政府は現在201機あるF15のうち、追加改修で最新機能を搭載できない非近代機99機の後継機としてF35を購入する方針を自民、公明両党に示し、了承を得ている。短距離離陸・垂直着陸型のBタイプは海上自衛隊の「いずも型」護衛艦を事実上「空母化」した改修艦での運用を想定している。

 ただ、F35は1機あたりAは100億円、Bはさらに高額な150億円とされており、計105機の購入で総額1兆2600億円以上となる見込みだ。(毎日新聞18年12月13日)』

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 自民党政権が続く限り、しかも、自民党の中でも安倍首相のようなタカ派の政権が続くことになれば尚更、日本の防衛費はどんどん増額され、国民の生活を圧迫することになるおそれが大きいし。
 一般会計予算も含め、もっと国民のことを考えてお金を使ってくれる政権を望みたいと思うmewなのだった。(@@)

  THANKS



http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/364.html

記事 [政治・選挙・NHK255] 安倍政権は沖縄県予算を削り、言うことを聞く市町村には県を通さず政府から直接金をばら撒く。(かっちの言い分)
安倍政権は沖縄県予算を削り、言うことを聞く市町村には県を通さず政府から直接金をばら撒く。
http://img.asyura2.com/x0/d9/7411.jpg


天皇陛下の誕生日を迎えて、平成最後のお言葉を述べられた。何度も、言葉をつまされ、聞いている方も涙した。この中で沖縄の話が述べられている。沖縄は訪問地の中でもダントツの11回も訪問されている。沖縄について「実に長い苦難の歴史」をたどってきたと述べた。この長い歴史とは、琉球時代も含まれているが、同じ時代を過ごした沖縄戦は最も心を痛めていると思われる。「沖縄の人々が耐え続けた犠牲に心を寄せていくとの私どもの思いは、これからも変わることはありません」と述べられている。今また、県民の総意が潰されて、辺野古の海が埋められている。


東京新聞が沖縄振興予算の経緯をグラフ化している。図のように自公推薦の仲井真知事を最高にして、翁長知事、玉城知事とどんどん予算を下げている。やることが実に汚い。天皇陛下の言葉からすると、沖縄の心をさらに土足で踏みにじるような耐え難い仕業である。


特に政府の汚いやり口として、記事には『県内市町村の事業を国が直接支援する「沖縄振興特定事業推進費」として三十億円を新たに予算化。基地問題で対立する県を頭越しにして、国の方針に協力するよう市町村に促すための予算ではないかとの批判を受ける可能性がある。』書かれている。自民の政府側に立つ市町村には、特別に政府がご褒美を上げる裏口ルートである。こんなことをやるのは如何にも倫理観、道徳観のない安倍政権だからだ。本当に早く変えなければならない。


沖縄振興「底値」3010億円 19年度予算案
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201812/CK2018122202000126.html
2018年12月22日 朝刊

 政府は沖縄関係予算を前年度当初と同額の三千十億円とした。沖縄県の玉城(たまき)デニー知事は概算要求額三千百九十億円の「満額確保」を求めていた。米軍普天間(ふてんま)飛行場(宜野湾(ぎのわん)市)移設に伴う名護市辺野古(へのこ)の新基地建設を巡って対立する玉城氏の要求額を認めない一方、前年度当初を割り込むことは避けた。ただ、政府は二一年度まで三千億円台を維持すると約束しており、底値に近い水準。
 政府は沖縄関係予算を「沖縄振興予算」と呼ぶ。

 このうち、沖縄県内の自治体が使い道を自由に決められる「一括交付金」について、県側は増額を求めていたが、前年度より九十五億円減の千九十三億円となった。一方、県内市町村の事業を国が直接支援する「沖縄振興特定事業推進費」として三十億円を新たに予算化。基地問題で対立する県を頭越しにして、国の方針に協力するよう市町村に促すための予算ではないかとの批判を受ける可能性がある。
 沖縄関係予算について、政府は、辺野古埋め立てを承認した仲井真弘多(なかいまひろかず)氏が知事だった一四年度に三千五百一億円を計上していたが、新基地建設に反対する翁長雄志(おながたけし)氏(故人)が知事に就任して以降は減額傾向となっていた。一九年度予算案は、玉城氏が知事に就任してから初めて編成された当初予算。
 宮腰光寛沖縄北方担当相は二十一日の記者会見で「厳しい財政状況だが、従来の政府方針通り三千億円台を確保できた」と強調。新基地問題を巡る対立が影響したかどうかについては「直接は関係ない」と述べた。 (島袋良太)


http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/365.html

記事 [政治・選挙・NHK255] 天皇陛下としての最後の誕生日の御会見。(日々雑感(My impressions daily))
https://okita2212.blogspot.com/2018/12/blog-post_23.html
12月 23, 2018

<【天皇陛下】この1年を振り返るとき、例年にも増して多かった災害のことは忘れられません。集中豪雨、地震、そして台風などによって多くの人の命が落とされ、また、それまでの生活の基盤を失いました。新聞やテレビを通して災害の様子を知り、また、後日幾つかの被災地を訪れて災害の状況を実際に見ましたが、自然の力は想像を絶するものでした。命を失った人々に追悼の意を表するとともに、被害を受けた人々が一日も早く元の生活を取り戻せるよう願っています。

 ちなみに私が初めて被災地を訪問したのは、昭和34年、昭和天皇の名代として、伊勢湾台風の被害を受けた地域を訪れた時のことでした。

 今年も暮れようとしており、来年春の私の譲位の日も近づいてきています。

 私は即位以来、日本国憲法の下で象徴と位置付けられた天皇の望ましい在り方を求めながらその務めを行い、今日までを過ごしてきました。譲位の日を迎えるまで、引き続きその在り方を求めながら、日々の務めを行っていきたいと思います。

 第2次世界大戦後の国際社会は、東西の冷戦構造の下にありましたが、平成元年の秋にベルリンの壁が崩れ、冷戦は終焉(しゅうえん)を迎え、これからの国際社会は平和な時を迎えるのではないかと希望を持ちました。

 しかしその後の世界の動きは、必ずしも望んだ方向には進みませんでした。世界各地で民族紛争や宗教による対立が発生し、また、テロにより多くの犠牲者が生まれ、さらには、多数の難民が苦難の日々を送っていることに、心が痛みます。

 以上のような世界情勢の中で日本は戦後の道のりを歩んできました。終戦を11歳で迎え、昭和27年、18歳の時に成年式、次いで立太子礼を挙げました。その年にサンフランシスコ平和条約が発効し、日本は国際社会への復帰を遂げ、次々と我が国に着任する各国大公使を迎えたことを覚えています。そしてその翌年、英国のエリザベス二世女王陛下の戴冠(たいかん)式に参列し、その前後、半年余りにわたり諸外国を訪問しました。

 それから65年の歳月が流れ、国民皆の努力によって、我が国は国際社会の中で一歩一歩と歩みを進め、平和と繁栄を築いてきました。昭和28年に奄美群島の復帰が、昭和43年に小笠原諸島の復帰が、そして昭和47年に沖縄の復帰が成し遂げられました。沖縄は、先の大戦を含め実に長い苦難の歴史をたどってきました。皇太子時代を含め、私は皇后と共に11回訪問を重ね、その歴史や文化を理解するよう努めてきました。沖縄の人々が耐え続けた犠牲に心を寄せていくとの私どもの思いは、これからも変わることはありません。

 そうした中で平成の時代に入り、戦後50年、60年、70年の節目の年を迎えました。先の大戦で多くの人命が失われ、また、我が国の戦後の平和と繁栄が、このような多くの犠牲と国民のたゆみない努力によって築かれたものであることを忘れず、戦後生まれの人々にもこのことを正しく伝えていくことが大切であると思ってきました。平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに、心から安堵(あんど)しています。

 そして、戦後60年にサイパン島を、戦後70年にパラオのペリリュー島を、更にその翌年フィリピンのカリラヤを慰霊のため訪問したことは忘れられません。皇后と私の訪問を温かく受け入れてくれた各国に感謝します。

 次に心に残るのは災害のことです。平成3年の雲仙・普賢岳の噴火、平成5年の北海道南西沖地震と奥尻島の津波被害に始まり、平成7年の阪神・淡路大震災、平成23年の東日本大震災など数多くの災害が起こり、多くの人命が失われ、数知れぬ人々が被害を受けたことに言葉に尽くせぬ悲しみを覚えます。ただ、その中で、人々の間にボランティア活動を始め様々な助け合いの気持ちが育まれ、防災に対する意識と対応が高まってきたことには勇気付けられます。また、災害が発生した時に規律正しく対応する人々の姿には、いつも心を打たれています。

 障害者を始め困難を抱えている人に心を寄せていくことも、私どもの大切な務めと思い、過ごしてきました。障害者のスポーツは、ヨーロッパでリハビリテーションのために始まったものでしたが、それを越えて、障害者自身がスポーツを楽しみ、さらに、それを見る人も楽しむスポーツとなることを私どもは願ってきました。パラリンピックを始め、国内で毎年行われる全国障害者スポーツ大会を、皆が楽しんでいることを感慨深く思います。

 今年、我が国から海外への移住が始まって150年を迎えました。この間、多くの日本人は、赴いた地の人々の助けを受けながら努力を重ね、その社会の一員として活躍するようになりました。こうした日系の人たちの努力を思いながら、各国を訪れた際には、できる限り会う機会を持ってきました。

 そして近年、多くの外国人が我が国で働くようになりました。私どもがフィリピンやベトナムを訪問した際も、将来日本で職業に就くことを目指してその準備に励んでいる人たちと会いました。日系の人たちが各国で助けを受けながら、それぞれの社会の一員として活躍していることに思いを致しつつ、各国から我が国に来て仕事をする人々を、社会の一員として私ども皆が温かく迎えることができるよう願っています。また、外国からの訪問者も年々増えています。この訪問者が我が国を自らの目で見て理解を深め、各国との親善友好関係が進むことを願っています。

 明年4月に結婚60年を迎えます。結婚以来皇后は、常に私と歩みを共にし、私の考えを理解し、私の立場と務めを支えてきてくれました。また、昭和天皇を始め私とつながる人々を大切にし、愛情深く3人の子供を育てました。振り返れば、私は成年皇族として人生の旅を歩み始めて程なく、現在の皇后と出会い、深い信頼の下、同伴を求め、爾来(じらい)この伴侶と共に、これまでの旅を続けてきました。

 天皇としての旅を終えようとしている今、私はこれまで、象徴としての私の立場を受け入れ、私を支え続けてくれた多くの国民に衷心より感謝するとともに、自らも国民の一人であった皇后が、私の人生の旅に加わり、60年という長い年月、皇室と国民の双方への献身を、真心を持って果たしてきたことを、心から労(ねぎら)いたく思います。

 そして、来年春に私は譲位し、新しい時代が始まります。多くの関係者がこのための準備に当たってくれていることに感謝しています。新しい時代において、天皇となる皇太子とそれを支える秋篠宮は共に多くの経験を積み重ねてきており、皇室の伝統を引き継ぎながら、日々変わりゆく社会に応じつつ道を歩んでいくことと思います。

 今年もあと僅(わず)かとなりました。国民の皆が良い年となるよう願っています>(以上「朝日新聞」より引用)


 本日は翌年春に天皇陛下が譲位なさるために、今年が最後の天皇陛下としての誕生日だ。偶然にも天皇陛下と同じ日に誕生した私にとっても、今年は天皇陛下と同じ日の誕生日を迎える最後の日となった。

 上記記事の天皇陛下の「会見全文」を拝読するとき、天皇陛下がいかに国民と共にあられるかが解かり深く心を打たれる。悠久の歴史を刻む民族国家としての日本の国柄に世界に冠たるものがあるのもひとえに天皇陛下の存在による。

 天皇皇后両陛下が先の大戦の激戦の地を訪れられ、多くの命を失った人たちへの慰霊の旅を続けて来られたことも深く心に残る。もとより日本を度々襲った災害により被災した人たちを労わり、復興への励ましのご訪問も同じ日本国民として、どれほど勇気づけられたことだろうか。

 武人たちが武力により天下を切り従えた時代であっても、その時々の権力者たちも天皇を崇拝してきた。決して自らが皇帝になろうとして、天皇家を絶滅させようとはしなかった。それが日本の国柄を特徴づけている。

 天皇陛下は少年時代に終戦を迎えられ、戦後社会で成長されて国際社会へ復帰する日本の苦難の歴史とともに歩まれて来た。政治的発言を極端に控えられるお立場から、安倍自公政権に関して一切言及されないが、自らの立場と思いを「私は即位以来、日本国憲法の下で象徴と位置付けられた天皇の望ましい在り方を求めながらその務めを行い、今日までを過ごしてきました」とのお言葉に凝縮して表明された。

 つまり自らの地位は日本国憲法により規定されたもので、いかにして憲法に規定された「象徴」としての天皇として勤めるべきかを模索された日々だったのではないかとご推察する。それは暗に「解釈改憲」に基づき憲法規定を蔑ろにして自衛隊を「専守防衛の武力組織」から「普通の軍隊」に変貌させようとしている安倍自公政権に対する批判ではないだろうか。

 即位の年にベルリンの壁が崩壊して東西冷戦が終息したことに言及されたのも世界平和を希求する強い意志の表れではないだろうか。日本は帝国主義と植民地主義の暗黒の人類史を終息させた「有色人種」の国だ。

 先の大戦は有史以来続いてきた「奴隷」人類史を終わらせるために日本が欧米列強に立ち向かった「奴隷解放戦争」だった。確かに戦争には敗れたが、それにより地球上から植民地は一掃され、欧米列強による「有色人種への奴隷」支配は1960年代までで終息した。日本国民は自虐史観の固い殻に閉じ籠るよりも、世界平和を希求する国民として、胸を張って軍産共同体が暗躍して民族を対立させ宗教対立を煽って紛争の種を撒き続ける現行世界の「支配体制」を終わらせなければならない。

 地球儀俯瞰外交などというチンケな政治姿勢ではなく、戦争なき人類世界の構築へ日本は貢献すべきだ。それが日本国民から政治権力を付託された政治家の使命だ。それと同時に平和を希求される天皇陛下の祈りでもある。

 平和とは戦争のない状態だけを指すのではない。すべての人類が人として人権を尊重され、人がすべての人の人権を尊重する世界のことだ。政治とは「経世済民」を旨とすべきだ。人類はいかなる独裁者も必要とはしない。

 キリストは豪邸に住まわれていたか。マホメッドは独裁政治権力の限りを尽くしていたか。仏陀は暖衣飽食を望まれていたか。なぜ彼らの教えを現代に告げる者たちは開祖たちと異なる暮らしをしているのか。

 宗教は決して人類を救済しない。千年以上も続く宗教間対立がそれを如実に表している。人類を救済するのは人類だけだ。世界平和は全人類が心から希求しなければ決して実現できない。前人類が強い医師で世界兵をを希求しない限り、酒池肉林を望む一握りの亡者たちにより紛争の種は蒔き散らかされ、人類は永遠に「戦乱の暗黒人類史」から解脱できないだろう。そうしたことを前段で暗に天皇陛下は発言されている。



http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/366.html

記事 [政治・選挙・NHK255] 日本政府IWC脱退表明は逆効果 鯨肉大幅減という皮肉な未来(日刊ゲンダイ)
 


日本政府IWC脱退表明は逆効果 鯨肉大幅減という皮肉な未来
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/244333
2018/12/23 日刊ゲンダイ


9月に行われたIWC総会(C)共同通信社

 世間の反対を押し切って国際捕鯨委員会(IWC)からの脱退を表明した日本政府。今後は沿岸での商業捕鯨を再開していくというが、脱退による影響は予想以上だ。

 水産庁が今年2月に公表した「平成28年度食料需給表」によると、鯨の国内生産量は3000トン、輸入量は1000トンだ。対して、国内消費は3000トンなので残りの1000トンは在庫として保存されている。要するに、いまでも鯨肉は十分足りているのだ。これ以上、漁獲量を増やしたところで、在庫が増えるだけなのではないか。

 日本政府は2010年に、IWCから日本の沿岸での商業捕鯨を認める妥協案も提示されたが、捕獲枠を巡って合意には至らなかった。日本に鯨肉を輸出するノルウェーはIWC加盟国だが、独自に捕鯨枠を設け、商業捕鯨を再開している。沿岸での商業捕鯨を再開するのにIWCを脱退する必要性もないのだ。

 なのに、なぜ国際的な反発を買ってまでIWCから脱退する必要があるのか。

 バカみたいなのは、IWCから脱退することで、かえって鯨肉の生産量が減る可能性があることだ。環境ジャーナリストの佐久間淳子氏はこう話す。

「商業捕鯨再開と聞くと、漁獲量が増えると思いますが、むしろその逆です。IWCからの脱退によって、日本は南極海や北西太平洋でおこなってきた調査捕鯨が国際法上できなくなり、さらにIWCに残るノルウェーやアイスランドからの輸入もできなくなります。鯨の供給量は大幅に減少するでしょう。どうして脱退という選択をしたのかワケがわからないです」

 今回の脱退は、自民党の二階幹事長が主導したらしいが、後から「こんなはずではなかった」と悔やむことになるのではないか。























http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/367.html

記事 [政治・選挙・NHK255] ネトウヨは何が楽しくて毎日過ごしているのだろうか?  
ネトウヨは何が楽しくて毎日過ごしているのだろうか?
https://85280384.at.webry.info/201812/article_226.html
2018/12/23 半歩前へ

▼ネトウヨは何が楽しくて毎日過ごしているのだろうか?

 ネトウヨと言う人種は、相当、性根がひん曲がった輩が多いらしい。産経新聞が首切り予定との投稿を流したところ、さっそくケチをつけてきた。それほど気になるなら「自分で調べろ。人の情報に頼るな」、とお説教をしてやろうかと思ったが、話す価値がないのでやめた。

 彼らは何が楽しくて毎日過ごしているのだろうか?理屈も分からなくて安倍晋三を支持。しかし、安倍が改憲して、徴兵を強いたらネトウヨはもろ手を挙げて参加するだろうか?

 そんな度胸はないだろう。仮に戦争にでもなれば、真っ先に逃げるのがネトウヨだ。愛国心などと言うケッコウなものは持ち合わせていない。

 「右翼とは何か」 

 右翼を名乗るなら、橋川文三の著書ぐらいは目を通したのだろうな。そんな名前は聞いたことがない? バカ者!それも分からず、「右翼」を名乗るとはおこがましい。恥を知れ!

 ネトウヨとはそんなレベルだ。ただ「カッコイイ」と錯覚して、ガヤガヤ言っているだけではないか。彼らにとっては一種のお遊び。だからお遊戯をして、楽しくはしゃいでいる。

 産経を仲間と勘違いしているところこがオカシイ。いくら産経でも、キミたちは「その他大勢」扱いだ。新聞を拡張したり、購読して読むわけでなし。ワーワーがなり立てるが何の役にも立たないことを知っているからだ。

 単なる火事場の野次馬。「邪魔だからどけ」と蹴散らされたらひとたまりもない。

 そんなことをするヒマがあったら、困っている人の手助けをしてあげたらどうだ。そうすれば「有難うございます」と感謝されよう。

 人間は、人に後ろ指をさされるよりも、感謝されるようになった方がいいのではないか。その方が人生が楽しい。 




http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/368.html

記事 [政治・選挙・NHK255] <米、「車・農業・薬価・為替」に矛先 対日貿易交>ここまで不当な要求されても日米同盟を止めると言わない日本  天木直人 








ここまで不当な要求されても日米同盟を止めると言わない日本
http://kenpo9.com/archives/4672
2018-12-23 天木直人のブログ


 あれは確か9月のはじめごろだったと思う。

 トランプ大統領はこれから始まる日米貿易交渉についてこう警告した
と報じられたことがあった。

 「(通商問題で)どのぐらい(対価を)払わなければならないかを伝
えた途端、(晋三との緊密な関係は)終わるだろう」と。

 つまり、さすがの日本も同盟関係を止めると言い出すだろう、それほ
ど米国の要求は厳しいものになると脅かしたのだ。

 それから3か月ほどたって、ついに米国の要求の正体が明らかになった。

 きょう12月23日の各紙が一斉に報じた。

 米通商代表部(USTR)は21日、日本との二国間貿易協定の交渉開始に向け、その「交渉目的」を公表したと。

 その内容を見ると、安倍政権の言う「物品貿易協定」(TAG)というのは真っ赤な嘘で、非関税障壁やサービス分野をも含む包括的な自由貿易協定を目指すものだ。

 為替操作の禁止や、対中貿易制限と言った、日本の主権を否定するものまで含まれている。

 トランプ大統領が予告した取りのトンデモない要求である。

 ところが、そのトランㇷ゚大統領さえも予想できなかったことがある。

 それは日本の反応だ。

 メディアのどこを読んでも怒りだす論調はない。

 まるで、こんな不当な要求でも、日米同盟は揺るがない、揺るがしてはいけない、といわんばかりだ。

 これまでも、譲歩に譲歩を重ねて乗り切ってきた。

 来年の1月末から始まる交渉も、我慢強く耐えるしかないと言わんばかりだ。

 これが日本なのだ。

 トランプ大統領が安倍首相を好きになるはずである(了)



米、「車・農業・薬価・為替」に矛先 対日貿易交渉
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39314380S8A221C1EA3000/
2018/12/22 21:50 日経新聞

【ワシントン=河浪武史】米通商代表部(USTR)は21日、日本との新たな貿易交渉に向けて22分野の要求項目を議会に通知した。自動車貿易の改善や農産品の関税引き下げを盛り込んだほか、薬価制度や為替問題にも矛先を向け、難題となりそうだ。通信や金融などサービス分野も協議するとしており、「物品貿易協定」(TAG)と主張する日本側との温度差が早くもにじむ。



米国の貿易関連法では、貿易協議に入る30日前に、USTRが米議会に「交渉目的」を通知する必要がある。21日の通知によって、米国は制度上2019年1月下旬から日本と正式に貿易協議を開始できる。米国は強硬な交渉スタイルで知られるライトハイザーUSTR代表が協議を主導し、日本は茂木敏充経済財政・再生相が交渉役となる。

USTRは対日貿易協議の交渉目的として22項目を列挙した。真っ先に挙げた「物品貿易」では「対日貿易赤字の削減」を優先課題と明示し、自動車や繊維、医薬品、通信機器などの品目を具体的に挙げて、輸入規制の見直しなどを要求した。

日本が警戒するのは、自動車の対米輸出に数量制限を課されることだ。数量規制は世界貿易機関(WTO)ルール違反だが、米国は韓国との交渉で、鉄鋼の対米輸出を直近の7割に抑える厳しい数量制限を盛り込んだ。カナダやメキシコにも自動車の輸出に数量制限を設けるよう要求した。

21日公表した「交渉目的」では、数量規制のような具体的な手法に触れなかった。環境・安全基準など「非関税障壁の引き下げ」を求めたのが目立つ程度だ。ただ「輸出制限はライトハイザー氏の得意技」(日本の通商担当者)で、「数量規制についての懸念は常に残る」(経済産業省幹部)。

農業分野は「関税の引き下げ」を明確に盛り込んだ。日米は9月の首脳会談で「日本の農産品の市場開放は環太平洋経済連携協定(TPP)など過去に結んだ経済連携協定での合意が限度」と確認した。

農林水産省幹部は「今まで米国が主張してきた内容から大きく外れたものではない」と受け止めているが、米政権には「TPP以上の譲歩を日本に求める」(パーデュー農務長官)という声が早くも浮かぶ。1月以降の交渉では「TPP並み」が攻防ラインとなる。

「医薬品や医療機器に公正な手続きを求める」。米政権の「交渉目的」には、わずか数行だが日本が神経をとがらせる項目が入った。文言は「透明で公正な規制によって、米国製品が完全に日本市場にアクセスできるようにする」と抽象的だが、日本の当局者は「薬価制度の見直しに切り込むつもりだ」と警戒する。

米国ではがん治療薬などが極めて高額だ。ただ、政府が薬価を決める日本は、財政を圧迫する新薬の価格を下げやすくする制度に変えた。高額医薬品を日本でも販売したい米製薬会社は一斉に反発。トランプ氏も米製薬会社に対し、米国内の薬価引き下げを求める一方、海外で収益を上げやすくする「取引」を持ちかけており、薬価問題は日米交渉の火種となる。

円ドル相場に影響しかねない為替条項も要求するとした。円売り介入を制限されれば、円が投機的な売り買いにさらされた際、通貨当局は対処しづらくなる。トランプ政権に影響力を持つ米自動車業界は、円安を武器とした日本車の輸出攻勢を恐れており、日本側に為替条項の導入を厳しく突き付ける。

為替条項について日本側は受け入れない構えだ。条項の具体的な内容がどうであれ、合意文書に入ると、トランプ政権が日銀の金融緩和をけん制するといったリスクも排除できなくなる。「貿易量と為替の相関は薄まっている」(国際金融筋)ことなどを今後の交渉で訴える構えだ。

「対米協議は包括的な自由貿易協定(FTA)ではなく、物品に限った交渉だ」。安倍政権は繰り返しそう説明してきたが、USTRは通信や金融などサービス分野も「交渉目的」に明確に盛り込んだ。日米の思惑の違いは交渉前から浮き彫りで「米国第一」を掲げるトランプ政権のペースで協議が進む懸念もある。




































http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/369.html

記事 [政治・選挙・NHK255] 天皇陛下がお言葉「平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに、心から安堵」 : 国民も日米安保と米軍基地に感謝を
                「平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに、心から安堵」 
     
    
    
      
■ 天皇誕生日に 天皇陛下がお言葉 「平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに、心から安堵」 国民も日米安保と米軍基地に感謝を
  
下記が天皇位陛下のお言葉からの引用です。
  
『そうした中で平成の時代に入り、戦後50年、60年、70年の節目の年を迎えました。先の大戦で多くの人命が失われ、また、わが国の戦後の平和と繁栄が、このような多くの犠牲と国民の弛みない努力によって築かれたものであることを忘れず、戦後生まれの人々にも、このことを正しく伝えていくことが大切であると思ってきました。平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに、心から安堵しています。』

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181223-00010001-wordleaf-soci&p=2
  
  
平和を愛する今上陛下のお気持ちが伝わってきます。
   
この日本の平和が今後も続くよう、日本の安全保障体制を継続、改善していく必要があります。
      
    
    
■ 日本に平和をもたらしている日米安保、米軍基地、自衛隊  国民も日米安保に感謝を
     
   
日本が大戦後戦争に巻き込まれず、平和を享受できたのは、平和を愛する国民と安定した自民党政権が築き上げてきた日本の安全保障体制の大きな成果です。

その日本の安全保障体制の根幹は、日米安保、米軍基地、自衛隊による抑止です。
  
抑止こそが安定した平和をもたらす最大のツールなのです。

ただのネズミは喰われてしまうが、ハリの強力なハリネズミなら喰われない。
これを日本は実践し、平和を維持してきたのです。
  
そのハリネズミの強力なハリとなっているのは、軍事同盟である日米安全保障条約です。
  
集団的自衛権により、米国が日本の国防に全面的に協力する。 
核を保有する米国がそう宣言している。 
この宣言により、軍事侵略国家は日本を侵略できないのです。
  
  
  
■ 共産党独裁主義の中国は 尖閣諸島はおろか沖縄本島まで中国の領土だと宣言  チベットやウィグルのように軍事侵略されないのは日米安保と米軍基地の成果
  
  
共産党独裁主義の軍事侵略国家・中国は、尖閣諸島はおろか沖縄本島まで中国の領土だと宣言しています。
  

中国商務省の役人、軍の将校、大手新聞などが、沖縄は中国の領土であるとはっきりと主張している。
報道に厳しい中国で、公的機関の上層部がそのように発表しているわけですから、これは中国の大本営発表と言えます。(下記参照)

http://www.asyura2.com/12/senkyo133/msg/529.html
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/651.html
http://www.asyura2.com/12/bd61/msg/175.html
  
  
軍事侵略国家・中国は、米国との軍事同盟や米軍基地のなかったチベットやウィグルに軍事侵略し、中国領にしてしまった。
第二次大戦後、世界が平和に向けて動いているさなかに‥。(下記参照)

http://www.asyura2.com/13/senkyo147/msg/694.html
   
  
中国のような軍事侵略国家から身を守るためには、日本は日米安保、米軍基地、自衛隊を今後もより強固にしていく必要があるのです。
  
   

http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/370.html

記事 [政治・選挙・NHK255] 諜報機関の火遊び  グローバル経済の限界が望むもの(世相を斬る あいば達也)
諜報機関の火遊び  グローバル経済の限界が望むもの 
https://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/62bf3cbd16ce4850dbfac859844973ba
2018年12月23日 世相を斬る あいば達也


安倍政権の、対アメリカへの、慌てふためいた振舞いを見ていると、残念ながら、見出しのように思わざるをえないのが現実だ。安倍首相の場合、あまりにも、その態度が赤裸々なので、喜悲劇に見えてくる点、余計に物悲しい。仮に、政権が石破になろうが、枝野になろうが、本質的には変らないのがリアルな答えである。日米同盟が日本の外交安保の基軸だと言う限り、常につきまとう、ケツ舐め外交国家だと云うことになる。

アメリカが凋落傾向にあるとは言うものの、まだまだ世界の覇権を握っている以上、致し方のない処世術だと言えるのだが、本来であれば、その凋落度に応じて、その立ち位置を少しずつシフトして行っても良さそうだが、観察する限り、より深い方向に、コミットしているように見えている。このような現象は、安倍政権特有の現象なのか、アメリカ側のプッシュが強くなっている所為なのか、そこが、よく見えてこない。

それに、安倍政権は、アメリカのどの勢力の話に合わせて動いているのか、単に、トランプ大統領の、言うがままに動いているのか、ジャパンハンドラーズらに動かされているのかさえ判らない。米国製の装備品を買い込む態度は、明らかに、トランプ大統領への配慮を感じるが、日産・ゴーン逮捕で動いた東京地検特捜部の動きにも、トランプ大統領が関与しているという事実は確認出来ない。自衛隊制服組が欲しがってもいない、米国製の装備品の購入は、宝の持ち腐れに終始するだろうし、意味不明だ。

ところで、日産・ゴーン氏の逮捕と孟晩舟ファーウェー副会長逮捕劇には、対フランス、対中国と云う側面以上の問題が内在しているという観測もある。ゴーン逮捕は、日仏の日産を巡る主権争いの枠内に嵌め込むと、まったくの勘違いに陥る危険もありそうだ。大きな枠組みでは、アメリカの覇権の凋落に呼応して動きだそうとしている「EU」への警鐘が内在しているように思える。

マクロン仏大統領は、トランプ大統領の身勝手なNATO軍維持費用の負担増を嫌い、NATO軍に代わってEU軍の創設を主張していることへの警鐘として、日産をルノーから引きはがそうという動いているように見せかけていると見ることも出来る。時と場合によっては、GMが日産を買っても良いくらいの仕掛けに出ているようにも見える。日産の西川社長程度に、ゴーン告発などの勇気があるとは思えない。安倍官邸のレベルでも、このような事件で、東京地検特捜部を動かせるとは思えない。

やはり、アメリカ側の諜報機関経由のミッションが、地検特捜部に齎されたと考えるのが自然だ。5アイズと言われる英米豪加ニュージーランドの諜報機関の連携は密で、このルートで、今回の一連の事件は起きているように思える。メルケルが抜けたあと、英国が離脱したEUのリーダーは、マクロンになる。このマクロンは、生意気にも、米国抜きでもEUは生きていける的態度に終始している。トランプが見逃しても、諜報機関は連続性が基本なので、マクロン大統領を、米国覇権を脅かす危険分子と見做した可能性はある。

丁度、鈴木宗男、小沢一郎が東京地検特捜部に狙われたのと同じような構図だが、世界に跨っているので、見えにくいだけなのだ。そこで、次にファーウェーの副社長逮捕の方の話だが、これも極めて異様な逮捕劇だ。カナダは、アメリカに頼まれて、孟晩舟ファーウェー副会長を逮捕した件だが、イラン制裁違反の疑い容疑だが、やはり容疑は曖昧なままだ。対中制裁の一環の、でっち上げ容疑にも思えるが、木を見ず森を見ようとすると、親中に傾くEUへの警鐘と云う点で、マクロン仏大統領に行きつく。

まぁ、書いていながらも、どこかで、五里霧中な面は拭えないのだが、なにやらキナ臭い。「米中戦争」を、両国のトップは、まったく望んでもいないのに、国家機関の一部の暴走で、両国が戦わざるを得ない状況に追い込まれるという現実は考えておいた方が良い。日米開戦前夜にも、似たような状況はあるわけで、国家間と云うものは、双方望まぬ戦争に突入していく歴史が繰り返されている。単なるEUへの警鐘が、対中制裁と云う状況と相まって、米中間に、必要以上の不信感が強まり、僅かなほころびが大事に至るリスクは存在する。

EU対米英国の冷たい睨みあいの中に、中国ファーウェーが引きこまれ、日産を失うルノーと云う構図フランスが引きこまれる。このような大きな構図は、おそらく、既存の組織が死なずに生き残り、ミッションの取り消しもないままに、ミスマッチで大事が起きてゆく、歴史の偶発とでも言うものか、不思議な事件の連鎖なのだ。もしかすると、韓国軍のレーダー照射事件も、引き金の一つになるのだろう。世界的経済循環だったグローバル経済の行き詰まりが、このような一触触発の世界的構図を提供しているのかもしれない。年末、年明けと、世界同時株安が連鎖し続ければ、金融マネーが望むものは、ひとつしか残されていない。



http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/371.html

記事 [政治・選挙・NHK255] 憲法を超える存在とされる「日米合同会議」・・・「日本は本当に主権国家なのか?」とプーチンに皮肉られるわけだ!! 
憲法を超える存在とされる「日米合同会議」・・・「日本は本当に主権国家なのか?」とプーチンに皮肉られるわけだ!!
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-8c81.html
2018年12月23日 くろねこの短語


 辺野古埋め立てに抗議するホワイトハウス署名は17万筆を超える勢いだそうで、いかにたまりにたまった怒りが渦巻いているかということだ。でも、そのはけ口がこの国にはない。どんなに民意が「NON」を叫んでも、ペテン政権は聞く耳持ちませんから。それどころか、「全力で埋め立てを進める」なんて官房長官が国民に宣戦布告しちまうんですから、暴動が起きないのが不思議なくらいだ。

 だからこそのホワイトハウス署名なんだろうけど、でもよく考えてみるとこれって結局のところ日本に主権はないってことを暗に証明しているようなものなのかもね。見方によっては宗主国のアメリカに直訴しているようなものだと言えなくもない。

 実際、憲法を超える存在と言われる非公開の「日米合同会議」なんてのがありますからね。月2回開かれているとされるこの会議は鳩山ポッポもその存在を知らされず、結局は煮え湯を飲まされたとも噂されている。そりゃあ、プーチンに「日本は本当に主権国家なのか?」と皮肉られるわけだ。

【痛烈】露プーチン氏が「辺野古基地建設強行」に触れ、安倍政権に苦言!「日本は本当に主権国家なのか?」…領土交渉のマズさに日本政府は”完全沈黙”!
※下段に全文転載

 いわばタブーとも言える「日米合同会議」について、なんとテレビ朝日『報道ステーション』がリポートしている。

 1日早いクリスマスプレゼントということで、見逃した方は是非ご視聴ください。自民党政権の歴史はアメリカの傀儡政権の歴史でもあることがよくわかる。


憲法を越える存在!?非公開の日米合同委員会 20161206 houdoustation




【痛烈】露プーチン氏が「辺野古基地建設強行」に触れ、安倍政権に苦言!「日本は本当に主権国家なのか?」…領土交渉のマズさに日本政府は”完全沈黙”!
https://yuruneto.com/putin-henoko/?fbclid=IwAR1P-PUlVVOsuwOxvJLna2Fcwc7Uk5ouDwySCXTjCVdUqcQxa9t_ruoTfgE
2018年12月22日 ゆるねとにゅーす

※キャプチャー



プーチン大統領「在日米軍問題抜きに最終決定難しい」

【モスクワ大前仁】プーチン露大統領は20日の記者会見で、日本との平和条約と在日米軍の問題について「平和条約を結んだ後にどうなるのかは分からないが、この問題を抜きにして最終的な決定を下すことは非常に難しい」と述べた。ロシアは日ソ共同宣言(1956年)に基づき歯舞群島や色丹島を日本に引き渡す場合でも、米軍が両島に展開しないという保証を求めており、プーチン氏がこの点を改めて強調した形だ。

プーチン氏は対日問題に関する発言の最後に「日本との平和条約を結べるよう真摯(しんし)な努力を続けていく」との原則も繰り返した。

日本が配備する米国製のミサイル防衛(MD)システムに関し、プーチン氏は「防衛目的だと(いう日本の説明)は信じていない。システムは攻撃能力を備えている」と語った。ロシアは、日本が配備予定の陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」にも懸念を表明している。

また、沖縄県の玉城デニー知事や住民の反対にもかかわらず、米軍普天間飛行場の移設計画に伴い同県名護市辺野古沿岸への土砂投入が始まったことについて「日本の主権のレベルを疑ってしまう」と批判的な見解を示した。

【Yahoo!ニュース(毎日新聞) 2018.12.20.】


安倍政権の急所突く プーチン「辺野古問題」に言及の衝撃

「日本は本当に主権国家なのか」――。

ロシアのプーチン大統領から仰天発言が飛び出した。20日に開いた年末恒例の大規模記者会見で、北方領土を日本に返した場合に米軍基地が置かれる可能性について、「日本が決められるのか、日本がどの程度主権を持っているのか分からない」と指摘したのだ。

驚いたのはその先で、基地問題で主権を行使できていない実例として、ナント、米軍普天間飛行場の辺野古移設についてこう言及した。

「知事が基地拡大に反対しているが、(日本政府は)何もできない。人々が撤去を求めているのに、基地は強化される。みんなが反対しているのに計画が進んでいる」

〜省略〜

21日の会見でプーチン発言について聞かれた菅官房長官は「コメントは控える」と逃げた。情けないことに、日本政府は反論もできず、ダンマリを決め込んでいる。

「1月に日ロ首脳会談を控え、下手に反論してロシア側を刺激したくないのでしょう。北方領土問題を抱える一方で日米同盟は崩せず、立ち往生している。しかし、本当にトランプ大統領と世界一仲がいいのなら、『武器をたくさん買うのだから、辺野古基地建設はやめよう』と言えば済む話です。それで、北方領土には米軍基地を置かないと明言してもらえば、ロシアとの交渉も進められます。ロシア疑惑で急所を握られているトランプ大統領は乗ってくる可能性がある。それができないのなら、首相が誇る米ロ首脳との信頼関係はマヤカシということです」(天木直人氏)

〜省略〜

【日刊ゲンダイ 2018.12.20.】


北方領土交渉方針 明らかにしない考え 菅官房長官

北方領土交渉をめぐりロシアのプーチン大統領が日本はアメリカの意向を考慮せざるをえないのではないかという認識を示したことに関連し、菅官房長官は記者会見で、日本政府の方針を交渉の場以外で発言すれば悪影響が懸念されるとして、明らかにしない考えを示しました。

〜省略〜

そのうえで、菅官房長官は、「わが国の交渉方針や考え方について、交渉の場以外で発言することは交渉に悪影響を与えるおそれがあるので、お答えすることは差し控えたい」と述べました。

【NHK NEWS WEB 2018.12.21.】


































※キャプチャー





http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/372.html

記事 [政治・選挙・NHK255] 天皇陛下の記者会見(宮内庁)[平成30年の天皇誕生日に際して]


http://www.kunaicho.go.jp/page/kaiken/show/25


天皇陛下の記者会見


<英文>


会見年月日:平成30年12月20日


会見場所:宮殿 石橋の間




記者会見をなさる天皇陛下


宮内記者会代表質問


問 天皇陛下として迎えられる最後の誕生日となりました。陛下が皇后さまとともに歩まれてきた日々はまもなく区切りを迎え,皇室は新たな世代が担っていくこととなります。現在のご心境とともに,いま国民に伝えたいことをお聞かせ下さい。


天皇陛下


この1年を振り返るとき,例年にも増して多かった災害のことは忘れられません。集中豪雨,地震,そして台風などによって多くの人の命が落とされ,また,それまでの生活の基盤を失いました。新聞やテレビを通して災害の様子を知り,また,後日幾つかの被災地を訪れて災害の状況を実際に見ましたが,自然の力は想像を絶するものでした。命を失った人々に追悼の意を表するとともに,被害を受けた人々が1日も早く元の生活を取り戻せるよう願っています。

ちなみに私が初めて被災地を訪問したのは,昭和34年,昭和天皇の名代として,伊勢湾台風の被害を受けた地域を訪れた時のことでした。

今年も暮れようとしており,来年春の私の譲位の日も近づいてきています。

私は即位以来,日本国憲法の下で象徴と位置付けられた天皇の望ましい在り方を求めながらその務めを行い,今日までを過ごしてきました。譲位の日を迎えるまで,引き続きその在り方を求めながら,日々の務めを行っていきたいと思います。

第二次世界大戦後の国際社会は,東西の冷戦構造の下にありましたが,平成元年の秋にベルリンの壁が崩れ,冷戦は終焉しゅうえんを迎え,これからの国際社会は平和な時を迎えるのではないかと希望を持ちました。しかしその後の世界の動きは,必ずしも望んだ方向には進みませんでした。世界各地で民族紛争や宗教による対立が発生し,また,テロにより多くの犠牲者が生まれ,さらには,多数の難民が苦難の日々を送っていることに,心が痛みます。

以上のような世界情勢の中で日本は戦後の道のりを歩んできました。終戦を11歳で迎え,昭和27年,18歳の時に成年式,次いで立太子礼を挙げました。その年にサンフランシスコ平和条約が発効し,日本は国際社会への復帰を遂げ,次々と我が国に着任する各国大公使を迎えたことを覚えています。そしてその翌年,英国のエリザベス二世女王陛下の戴冠式に参列し,その前後,半年余りにわたり諸外国を訪問しました。それから65年の歳月が流れ,国民皆の努力によって,我が国は国際社会の中で一歩一歩と歩みを進め,平和と繁栄を築いてきました。昭和28年に奄美群島の復帰が,昭和43年に小笠原諸島の復帰が,そして昭和47年に沖縄の復帰が成し遂げられました。沖縄は,先の大戦を含め実に長い苦難の歴史をたどってきました。皇太子時代を含め,私は皇后と共に11回訪問を重ね,その歴史や文化を理解するよう努めてきました。沖縄の人々が耐え続けた犠牲に心を寄せていくとの私どもの思いは,これからも変わることはありません。

そうした中で平成の時代に入り,戦後50年,60年,70年の節目の年を迎えました。先の大戦で多くの人命が失われ,また,我が国の戦後の平和と繁栄が,このような多くの犠牲と国民のたゆみない努力によって築かれたものであることを忘れず,戦後生まれの人々にもこのことを正しく伝えていくことが大切であると思ってきました。平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに,心から安堵あんどしています。

そして,戦後60年にサイパン島を,戦後70年にパラオのペリリュー島を,更にその翌年フィリピンのカリラヤを慰霊のため訪問したことは忘れられません。皇后と私の訪問を温かく受け入れてくれた各国に感謝します。

次に心に残るのは災害のことです。平成3年の雲仙・普賢岳の噴火,平成5年の北海道南西沖地震と奥尻島の津波被害に始まり,平成7年の阪神・淡路大震災,平成23年の東日本大震災など数多くの災害が起こり,多くの人命が失われ,数知れぬ人々が被害を受けたことに言葉に尽くせぬ悲しみを覚えます。ただ,その中で,人々の間にボランティア活動を始め様々な助け合いの気持ちが育まれ,防災に対する意識と対応が高まってきたことには勇気付けられます。また,災害が発生した時に規律正しく対応する人々の姿には,いつも心を打たれています。

障害者を始め困難を抱えている人に心を寄せていくことも,私どもの大切な務めと思い,過ごしてきました。障害者のスポーツは,ヨーロッパでリハビリテーションのために始まったものでしたが,それを越えて,障害者自身がスポーツを楽しみ,さらに,それを見る人も楽しむスポーツとなることを私どもは願ってきました。パラリンピックを始め,国内で毎年行われる全国障害者スポーツ大会を,皆が楽しんでいることを感慨深く思います。

今年,我が国から海外への移住が始まって150年を迎えました。この間,多くの日本人は,赴いた地の人々の助けを受けながら努力を重ね,その社会の一員として活躍するようになりました。こうした日系の人たちの努力を思いながら,各国を訪れた際には,できる限り会う機会を持ってきました。そして近年,多くの外国人が我が国で働くようになりました。私どもがフィリピンやベトナムを訪問した際も,将来日本で職業に就くことを目指してその準備に励んでいる人たちと会いました。日系の人たちが各国で助けを受けながら,それぞれの社会の一員として活躍していることに思いを致しつつ,各国から我が国に来て仕事をする人々を,社会の一員として私ども皆が温かく迎えることができるよう願っています。また,外国からの訪問者も年々増えています。この訪問者が我が国を自らの目で見て理解を深め,各国との親善友好関係が進むことを願っています。

明年4月に結婚60年を迎えます。結婚以来皇后は,常に私と歩みを共にし,私の考えを理解し,私の立場と務めを支えてきてくれました。また,昭和天皇を始め私とつながる人々を大切にし,愛情深く3人の子供を育てました。振り返れば,私は成年皇族として人生の旅を歩み始めて程なく,現在の皇后と出会い,深い信頼の下,同伴を求め,爾来じらいこの伴侶と共に,これまでの旅を続けてきました。天皇としての旅を終えようとしている今,私はこれまで,象徴としての私の立場を受け入れ,私を支え続けてくれた多くの国民に衷心より感謝するとともに,自らも国民の一人であった皇后が,私の人生の旅に加わり,60年という長い年月,皇室と国民の双方への献身を,真心を持って果たしてきたことを,心から労ねぎらいたく思います。

そして,来年春に私は譲位し,新しい時代が始まります。多くの関係者がこのための準備に当たってくれていることに感謝しています。新しい時代において,天皇となる皇太子とそれを支える秋篠宮は共に多くの経験を積み重ねてきており,皇室の伝統を引き継ぎながら,日々変わりゆく社会に応じつつ道を歩んでいくことと思います。

今年もあと僅かとなりました。国民の皆が良い年となるよう願っています。











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(投稿者より)

ANNの動画を付しました。字幕があれば分かりやすいです。

人生は旅、芭蕉が述べた通りです。陛下の旅は「平和の巡礼」として世界に知られています。災害の被災者・障害者・海外の日本人や日本に住む外国人の方々について、お言葉では特にお述べになっています。世界が平和であるために、国が一つであるために、国民が幸せであるために、生涯を掛けた旅だったと思います。

位は降りられても人生は続きます。弥栄をお祈り致します。






http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/373.html
記事 [政治・選挙・NHK255] <天皇陛下、平成最後の誕生日>声を震わせ「天皇としての旅を終えようとしている…平和への思い語る」感動の声、続々! 

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サンデーモーニング 2018年12月23日

※10:33〜 平成最後の天皇誕生日…陛下のお言葉 再生開始位置設定済み 
























天皇陛下、平成最後の誕生日 涙声で「国民に感謝する」
https://digital.asahi.com/articles/ASLD54D0JLD5UTIL01Q.html
2018年12月23日00時00分 朝日新聞


85歳の誕生日を前に記者会見に臨む天皇陛下=2018年12月20日、皇居・宮殿「石橋の間」、代表撮影

 天皇陛下は23日、85歳の誕生日を迎えた。事前の記者会見では、来年4月末の退位を見据え「天皇としての旅を終えようとしている」「支え続けてくれた多くの国民に衷心より感謝する」と涙声で語った。象徴としての歩みを振り返り、「譲位の日を迎えるまで、引き続きその在り方を求めながら、日々の務めを行っていきたい」と述べた。

 誕生日前の会見は即位翌年の1990年からほぼ毎年行われてきたが、今回が最後となった。在位中の会見としても最後となる見通しで、陛下は約16分間、何度も感極まり、言葉を詰まらせながら思いを語った。

 戦争を経験した天皇として、平和への思いに時間をかけた。戦後の平和や繁栄が多くの犠牲で築かれたことを忘れず「戦後生まれの人々にも正しく伝えていくことが大切」とし、「平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに、心から安堵(あんど)しています」と語った。

 また、皇太子時代を含めて11回にわたり訪れた沖縄について「実に長い苦難の歴史」をたどってきたと言及。皇后さまと歴史や文化を理解するよう努めてきたといい、「沖縄の人々が耐え続けた犠牲に心を寄せていくとの私どもの思いは、これからも変わることはありません」と述べた。

 心に残ることとして、平成の時代に多発した自然災害を挙げた。多くの死者や被害があったことに「言葉に尽くせぬ悲しみを覚えます」。ボランティア活動など、人々の間に助け合いの気持ちや防災の意識が高まってきたことに勇気付けられると述べた。

 来年4月に結婚60年を迎える皇后さまとの歩みも振り返った。「深い信頼」のもとで伴侶との旅を続けてきたと述べ、「長い年月、皇室と国民の双方への献身を、真心を持って果たしてきたことを、心から労(ねぎら)いたく思います」と感謝の気持ちを明かした。

 最後に、代替わり後の新時代に言及。新天皇となる皇太子さま、皇嗣(こうし)となる秋篠宮さまについて「皇室の伝統を引き継ぎながら、日々変わりゆく社会に応じつつ道を歩んでいくことと思います」と語った。(島康彦)



天皇陛下、最後の記者会見「国民に衷心より感謝」
https://www.nikkansports.com/general/news/201812230000011.html
2018年12月23日1時18分 日刊スポーツ

天皇陛下は23日、85歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち、皇居・宮殿で記者会見し「天皇としての旅を終えようとしている今、象徴としての私の立場を受け入れ、支え続けてくれた多くの国民に衷心より感謝する」と述べた。約4カ月後の退位の日まで「憲法で象徴と位置付けられた天皇の望ましい在り方を求めながら、日々の務めを行っていきたい」と決意も語った。

宮内庁によると、来年4月30日に退位する陛下が今後、記者会見に臨む予定はなく今回が最後の機会。約20分の会見中、陛下は感極まった様子で何度も声を震わせ、国民や共に歩んできた皇后さまに感謝やねぎらいの言葉を掛けて、半生を振り返った。

1989年に即位し戦後50、60、70年の節目を天皇として迎えた。会見で「わが国の戦後の平和と繁栄が多くの犠牲と国民のたゆみない努力によって築かれたものであることを忘れず、戦後生まれの人々にもこのことを正しく伝えていくことが大切であると思ってきた」と強調。「平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに、心から安堵(あんど)している」と打ち明けた。

11歳で終戦を迎え、サンフランシスコ平和条約が発効した1952年に18歳で立太子の礼を挙げたと自らの歩みを回顧。皇后さまと共に11回も足を運んだ沖縄県に対し「沖縄の人々が耐え続けた犠牲に心を寄せていく私どもの思いは、これからも変わることはない」と語った。戦没者の慰霊のため米自治領サイパンやパラオ、フィリピンを訪れたことも「忘れられない」と振り返った。

東日本大震災などで多くの犠牲が出たことは「言葉に尽くせぬ悲しみを覚える」とし、ボランティアや防災への意識が高まってきている現状は「勇気づけられる」とした。「障害者をはじめ困難を抱えている人に心を寄せていくことも大切な務めと思い、過ごしてきた」とも明かした。

会見の最後は家族に言及。来年4月で結婚60年を迎える皇后さまとは「深い信頼のもと、共に旅を続けてきた」とし「考えを理解し、立場と務めを支えてくれた」「皇室と国民の双方への献身を真心を持って果たしてきたことを心からねぎらいたい」と涙声で語った。

新天皇となる皇太子さまと皇位継承順1位の「皇嗣(こうし)」になる秋篠宮さまには「皇室の伝統を引き継ぎながら変わりゆく社会に応じて歩んでいく」と信頼を寄せていた。

会見は20日に行われた。(共同)



天皇陛下として最後の記者会見、皇后さまねぎらう
https://www.nikkansports.com/general/news/201812230000158.html
2018年12月23日8時11分 日刊スポーツ


涙で声を詰まらせながら記者会見される天皇陛下=皇居・宮殿(代表撮影)(共同)


59年4月、「結婚の儀」を終え、沿道を埋めた人たちの前を馬車でパレードされる天皇、皇后両陛下(共同)


10年8月、結婚前に出会った思い出のコートでテニスを楽しまれる天皇、皇后両陛下(共同)


世界地図を見ながら、これまで訪れた国を振り返られる天皇、皇后両陛下=皇居・御所(宮内庁提供)(共同)

天皇陛下は23日、85歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち、皇居・宮殿で記者会見し「天皇としての旅を終えようとしている今、象徴としての私の立場を受け入れ、支え続けてくれた多くの国民に衷心より感謝する」と述べた。宮内庁によると、来年4月30日に退位する陛下が今後、記者会見に臨む予定はなく、今回が最後の機会。陛下は自身の半生を振り返りながら、何度も声を震わせられた。

最後の記者会見に臨んだ陛下は、こみ上げる涙をのみ込むように、何度も感極まった様子を見せた。国民や、共に歩んできた皇后さまに感謝やねぎらいの言葉を掛けつつ、約4カ月後の退位の日まで「憲法で象徴と位置付けられた天皇の望ましい在り方を求めながら、日々の務めを行っていきたい」と決意を語った。

約20分の会見は、陛下の「集大成」ともいえる内容だった。11歳で終戦を迎え、サンフランシスコ平和条約が発効した1952年に18歳で立太子の礼を挙げたと自らの歩みを回顧。平和への願い、災害における被災者に寄り添ってきた思いを述べられたほか、皇后さまと共に11回も足を運んだ沖縄県に対しては「沖縄の人々が耐え続けた犠牲に心を寄せていく私どもの思いは、これからも変わることはない」と語った。

最後は家族にも言及した。来年4月で結婚60年を迎える皇后さまとは「深い信頼のもと、共に旅を続けてきた」とし「皇室と国民の双方への献身を真心を持って果たしてきたことを心からねぎらいたい」と涙声で語った。新天皇となる皇太子さまと「皇嗣(こうし)」になる秋篠宮さまには「皇室の伝統を引き継ぎながら変わりゆく社会に応じて歩んでいく」と、信頼を寄せた。



宮内庁幹部も天皇陛下会見に涙「最後にふさわしい」
https://www.nikkansports.com/general/news/201812230000161.html
2018年12月23日8時51分 日刊スポーツ

天皇陛下は23日、85歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち、皇居・宮殿で記者会見し「天皇としての旅を終えようとしている今、象徴としての私の立場を受け入れ、支え続けてくれた多くの国民に衷心より感謝する」と述べた。宮内庁によると、来年4月30日に退位する陛下が今後、記者会見に臨む予定はなく、今回が最後の機会。

宮内記者会からの質問は「現在のご心境と共に、いま国民に伝えたいことをお聞かせください」の1問だけだった。質問が宮内庁に提出されたのは11月中旬。以来、陛下は側近が用意したこの1年の活動記録の資料を参考にしながら、自らじっくりと時間をかけて、回答を書き記したという。宮内庁幹部は会見後、「最後にふさわしい内容で、歴史的会見だった」と目を潤ませた。


天皇陛下85歳 平成最後の誕生日会見=宮内庁提供映像(2018年12月23日)

THE PAGE(ザ・ページ) 2018/12/22 に公開
天皇陛下は23日、85歳の誕生日を迎えられ、これに先立つ記者会見で「平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに心から安堵しています」と振り返った。陛下は2019年4月30日に退位されるため、平成最後の誕生日会見となった。

【会見動画】天皇陛下85歳 平和と災害、平成を振り返る
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181223-00010000-wordleaf-soci



「天皇としての旅を終えようとしている今…」 会見全文
https://digital.asahi.com/articles/ASLDP43M6LDPUTIL011.html
2018年12月23日00時00分 朝日新聞


85歳の誕生日前の記者会見で、声を詰まらせながら話す天皇陛下=2018年12月20日、皇居・宮殿「石橋の間」、代表撮影

 20日に行われた天皇陛下の会見の全文は以下の通り。

     ◇

 《問》天皇陛下として迎えられる最後の誕生日となりました。陛下が皇后さまとともに歩まれてきた日々はまもなく区切りを迎え、皇室は新たな世代が担っていくこととなります。現在のご心境とともに、いま国民に伝えたいことをお聞かせ下さい。

 【天皇陛下】この1年を振り返るとき、例年にも増して多かった災害のことは忘れられません。集中豪雨、地震、そして台風などによって多くの人の命が落とされ、また、それまでの生活の基盤を失いました。新聞やテレビを通して災害の様子を知り、また、後日幾つかの被災地を訪れて災害の状況を実際に見ましたが、自然の力は想像を絶するものでした。命を失った人々に追悼の意を表するとともに、被害を受けた人々が一日も早く元の生活を取り戻せるよう願っています。

 ちなみに私が初めて被災地を訪問したのは、昭和34年、昭和天皇の名代として、伊勢湾台風の被害を受けた地域を訪れた時のことでした。

 今年も暮れようとしており、来年春の私の譲位の日も近づいてきています。

 私は即位以来、日本国憲法の下で象徴と位置付けられた天皇の望ましい在り方を求めながらその務めを行い、今日までを過ごしてきました。譲位の日を迎えるまで、引き続きその在り方を求めながら、日々の務めを行っていきたいと思います。

 第2次世界大戦後の国際社会は、東西の冷戦構造の下にありましたが、平成元年の秋にベルリンの壁が崩れ、冷戦は終焉(しゅうえん)を迎え、これからの国際社会は平和な時を迎えるのではないかと希望を持ちました。

 しかしその後の世界の動きは、必ずしも望んだ方向には進みませんでした。世界各地で民族紛争や宗教による対立が発生し、また、テロにより多くの犠牲者が生まれ、さらには、多数の難民が苦難の日々を送っていることに、心が痛みます。

 以上のような世界情勢の中で日本は戦後の道のりを歩んできました。終戦を11歳で迎え、昭和27年、18歳の時に成年式、次いで立太子礼を挙げました。その年にサンフランシスコ平和条約が発効し、日本は国際社会への復帰を遂げ、次々と我が国に着任する各国大公使を迎えたことを覚えています。そしてその翌年、英国のエリザベス二世女王陛下の戴冠(たいかん)式に参列し、その前後、半年余りにわたり諸外国を訪問しました。

 それから65年の歳月が流れ、国民皆の努力によって、我が国は国際社会の中で一歩一歩と歩みを進め、平和と繁栄を築いてきました。昭和28年に奄美群島の復帰が、昭和43年に小笠原諸島の復帰が、そして昭和47年に沖縄の復帰が成し遂げられました。沖縄は、先の大戦を含め実に長い苦難の歴史をたどってきました。皇太子時代を含め、私は皇后と共に11回訪問を重ね、その歴史や文化を理解するよう努めてきました。沖縄の人々が耐え続けた犠牲に心を寄せていくとの私どもの思いは、これからも変わることはありません。

 そうした中で平成の時代に入り、戦後50年、60年、70年の節目の年を迎えました。先の大戦で多くの人命が失われ、また、我が国の戦後の平和と繁栄が、このような多くの犠牲と国民のたゆみない努力によって築かれたものであることを忘れず、戦後生まれの人々にもこのことを正しく伝えていくことが大切であると思ってきました。平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに、心から安堵(あんど)しています。

 そして、戦後60年にサイパン島を、戦後70年にパラオのペリリュー島を、更にその翌年フィリピンのカリラヤを慰霊のため訪問したことは忘れられません。皇后と私の訪問を温かく受け入れてくれた各国に感謝します。

 次に心に残るのは災害のことです。平成3年の雲仙・普賢岳の噴火、平成5年の北海道南西沖地震と奥尻島の津波被害に始まり、平成7年の阪神・淡路大震災、平成23年の東日本大震災など数多くの災害が起こり、多くの人命が失われ、数知れぬ人々が被害を受けたことに言葉に尽くせぬ悲しみを覚えます。ただ、その中で、人々の間にボランティア活動を始め様々な助け合いの気持ちが育まれ、防災に対する意識と対応が高まってきたことには勇気付けられます。また、災害が発生した時に規律正しく対応する人々の姿には、いつも心を打たれています。

 障害者を始め困難を抱えている人に心を寄せていくことも、私どもの大切な務めと思い、過ごしてきました。障害者のスポーツは、ヨーロッパでリハビリテーションのために始まったものでしたが、それを越えて、障害者自身がスポーツを楽しみ、さらに、それを見る人も楽しむスポーツとなることを私どもは願ってきました。パラリンピックを始め、国内で毎年行われる全国障害者スポーツ大会を、皆が楽しんでいることを感慨深く思います。

 今年、我が国から海外への移住が始まって150年を迎えました。この間、多くの日本人は、赴いた地の人々の助けを受けながら努力を重ね、その社会の一員として活躍するようになりました。こうした日系の人たちの努力を思いながら、各国を訪れた際には、できる限り会う機会を持ってきました。

 そして近年、多くの外国人が我が国で働くようになりました。私どもがフィリピンやベトナムを訪問した際も、将来日本で職業に就くことを目指してその準備に励んでいる人たちと会いました。日系の人たちが各国で助けを受けながら、それぞれの社会の一員として活躍していることに思いを致しつつ、各国から我が国に来て仕事をする人々を、社会の一員として私ども皆が温かく迎えることができるよう願っています。また、外国からの訪問者も年々増えています。この訪問者が我が国を自らの目で見て理解を深め、各国との親善友好関係が進むことを願っています。

 明年4月に結婚60年を迎えます。結婚以来皇后は、常に私と歩みを共にし、私の考えを理解し、私の立場と務めを支えてきてくれました。また、昭和天皇を始め私とつながる人々を大切にし、愛情深く3人の子供を育てました。振り返れば、私は成年皇族として人生の旅を歩み始めて程なく、現在の皇后と出会い、深い信頼の下、同伴を求め、爾来(じらい)この伴侶と共に、これまでの旅を続けてきました。

 天皇としての旅を終えようとしている今、私はこれまで、象徴としての私の立場を受け入れ、私を支え続けてくれた多くの国民に衷心より感謝するとともに、自らも国民の一人であった皇后が、私の人生の旅に加わり、60年という長い年月、皇室と国民の双方への献身を、真心を持って果たしてきたことを、心から労(ねぎら)いたく思います。

 そして、来年春に私は譲位し、新しい時代が始まります。多くの関係者がこのための準備に当たってくれていることに感謝しています。新しい時代において、天皇となる皇太子とそれを支える秋篠宮は共に多くの経験を積み重ねてきており、皇室の伝統を引き継ぎながら、日々変わりゆく社会に応じつつ道を歩んでいくことと思います。

 今年もあと僅(わず)かとなりました。国民の皆が良い年となるよう願っています。







































http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/374.html

記事 [政治・選挙・NHK255] 追い詰められた特捜 「人質司法」批判に大博打の吉凶<後> これは国策捜査なのか 黒幕は誰なのか :経済板リンク 
追い詰められた特捜 「人質司法」批判に大博打の吉凶<後> これは国策捜査なのか 黒幕は誰なのか(日刊ゲンダイ)

http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/262.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/375.html

記事 [政治・選挙・NHK255] 共産、商品名挙げ増税対策批判(共同通信)「参院選に向け存在感をアピール」って違うでしょう。変な物を変と言っているだけです
「共産、商品名挙げ増税対策批判
12/23(日) 17:02配信
 共産党が、来年10月の消費税率10%への引き上げを巡る政府の増税対策への批判に力を入れている。具体的な商品名や店名を挙げて複雑な制度の問題点を浮き彫りにし、来年の統一地方選、参院選に向け存在感をアピールする狙いだ。

 「リポビタンDの消費税は10、8、5%、オロナミンCは8、6、3%。訳が分からない」。小池晃書記局長は講演などで繰り返す。

 軽減税率とキャッシュレス決済によるポイント還元の組み合わせ次第で、実質的な税率負担が5段階に分かれる。オロナミンCは飲料品のため軽減税率の適用を受けるが、医薬部外品であるリポビタンDは対象にならない。」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181223-00000065-kyodonews-pol
http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/376.html

記事 [政治・選挙・NHK255] 天皇陛下 沖縄を愛してる・・安倍政権 知らん顔 
天皇陛下 沖縄を愛してる・・安倍政権 知らん顔
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51963231.html
2018年12月23日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


沖縄の人々が耐え続けた犠牲に心を寄せていく(=愛)との私どもの思いは
これからも変わることはありません
退位会見で

***

安倍政権は 象徴天皇制とは「猿轡天皇制」と勘違いしているように
思えてしまう

あのローラ発言やデニー知事対応にも ある
冷たい(フン!)を伴う知らん顔だ

安倍政権は天皇陛下を敬愛しているか
日本の商売右翼は天皇陛下を敬愛しているか

日本の右翼は天地逆転している
森友籠池夫妻は 
安倍政権を商売右翼と見限った途端刑務所に入れられた

自称右翼は(安倍政権を含む)
キンチョールを吹きかけるか タンスにゴンか
蚊取り線香か カヤをつるさなければ
刺されてしまう 吸われてしまう

巨大害虫化した安倍政権は
象徴天皇制を刺し 吸血し 邪魔者は刑務所にぶち込む

その証明が
沖縄をいじめてはいけない
戦争をしてはいけない
との訴えを上品に包んだ
わが天皇陛下の退位ご会見だ






天皇陛下きょう誕生日 声震わせ感謝の思い
動画→https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20181223-00000006-nnn-soci
12/23(日) 1:07配信 NNN

天皇陛下は23日、85歳の誕生日を迎えられた。来年春に退位を控え、平成最後の誕生日会見で、陛下は、今の心境をこみ上げる思いとともに述べられた。

「平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに、心から安堵(あんど)しています」

天皇陛下は、85歳の誕生日にあたっての記者会見で、天皇としてのこれまでを振り返りながら、戦後の日本の道のりとともに、苦難の歴史を歩んだ沖縄や平和への思いを述べられた。また、在位中にたびたび起きた自然災害に対する悲しみ、長く心を寄せてきた「障害者スポーツ」や「日系の人たち」への思いについても、これからの願いを込めて語られた。

そして、共に歩んできた皇后さまと、国民に対して、声を震わせながら感謝の気持ちを伝えられた。

「結婚以来皇后は、常に私と歩みを共にし、私の考えを理解し、私の立場と務めを支えてきてくれました」「天皇としての旅を終えようとしている今、私はこれまで、象徴としての私の立場を受け入れ、私を支え続けてくれた多くの国民に衷心より感謝するとともに、自らも国民の一人であった皇后が、私の人生の旅に加わり、60年という長い年月、皇室と国民の双方への献身を、真心を持って果たしてきたことを、心から労(ねぎら)いたく思います」「そして、来年春に私は譲位し、新しい時代が始まります」「新しい時代において、天皇となる皇太子とそれを支える秋篠宮は共に多くの経験を積み重ねてきており、皇室の伝統を引き継ぎながら、日々変わりゆく社会に応じつつ道を歩んでいくことと思います」

宮内庁によると、陛下は、これが最後の記者会見になるという思いで臨まれたという。

23日、皇居では一般参賀が行われ、陛下が集まった人々の前でお言葉を述べられる。


































http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/377.html

記事 [政治・選挙・NHK255] 「マスゴミ」などと言う輩は間違いなくネトサヨだ!  
「マスゴミ」などと言う輩は間違いなくネトサヨだ!
https://85280384.at.webry.info/201812/article_230.html
2018/12/23 15:41 半歩前へ

▼「マスゴミ」などと言う輩は間違いなくネトサヨだ!

「マスゴミ」などと言う輩は、間違いなくネトサヨだ。元はネトウヨが使った言葉。

それを恥ずかしげもなく、平気で真似して口にする愚か者たち。

ネトサヨよ、その「マスゴミ」が提供する情報がなければ、お前たちは身動きが取れないのではないか。

ネットがある? バカ者! 

ネットの情報源は99・999%メディアだ。

ネトサヨは極めて知的レベルが低い。

今でも世論調査を「ねつ造」だと主張。

ところが、内閣支持率が急落すると、「ねつ造」とわめかない。なぜだ? どうして? 

「急落はねつ造だ」とわめけ!

所詮、ネトサヨはこのレベル。

これで一人前に安倍晋三を批判するからお笑いだ。

愚か者の代名詞となったネトサヨは、「200まで生きるに違いない。



http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/378.html

記事 [政治・選挙・NHK255] まったく違う天皇陛下の「寄り添う」と、安倍首相の「寄り添う」(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2018/12/post-23dd.html
2018.12.23

天皇陛下が、誕生日に先立ち会見を行われたが、誰もが深い
感銘を覚えたのではなかろうか。

時折、声を震わされられ、声を詰まらせられ、平成を振り返られ
たが、天皇として人間としてこれほど素晴らし方はいらっしゃら
ない。

思わず、見ている方まで涙が出て来た。

天皇陛下・皇后陛下は、「日本の良心」と言っても過言ではない
程、言葉だけではなく実行してこられた。

改めて尊敬の念に駆られた。

時おり声を詰まらせ“天皇としての旅”ふり返られる・・・天皇
陛下がご在位中最後の誕生日【全文】

               12/23(日) 0:00配信  FNN PRIME

>昭和28年に奄美群島の復帰が、昭和43年に小笠原諸島の
復帰が、そして昭和47年に沖縄の復帰が成し遂げられました。

>沖縄は、先の大戦を含め実に長い苦難の歴史をたどってき
ました。

>皇太子時代を含め、私は皇后と共に11回訪問を重ね、その
歴史や文化を理解するよう努めてきました。
沖縄の人々が耐え続けた犠牲に心を寄せていくとの私どもの
思いは、これからも変わることはありません。


本当に心が洗われるようだ.。

これほどまでに沖縄の歴史を良く知っていらっしゃるし、沖縄の
現状も良く知っていらっしゃる。

政治的発言をしない天皇としては精いっぱいのコメントで、それ
でいて、すべての部分で安倍政権にしたら耳が痛いような内容
であふれていた。

サンモニで青木氏が
>(陛下のお言葉)災害、沖縄、反戦、外国人労働者にも触れ
られている。
世界的に歴史修正主義者が横行していて、日本の場合、政権
にもその気配が結構強いんじゃないかという中で、天皇がこう
いう常識的な、まともな発信者となっているのが、逆に日本社
会の病を映し出している。


本当にそう思う。

天皇陛下の思考は、至極まっとうで常識的な発言で、しかも国
民へのが溢れていた。素晴らしい。

安倍政権の国民への目線とは月とスッポン。

特に、沖縄に寄り添うと言う言葉とは裏腹に、徹底的に沖縄に
嫌がらせをし、いたぶって来たのが安倍政権だ。

安倍政権は沖縄を都合のよいように利用して来たがそれに便
乗して、同胞を誹謗中傷し罵倒してきたのがネトウヨで。

まるで、イジメの現場を見ているような感じだ。

支え合わなければいけない国民が、一方を差別し権力の味方
をする。

腐臭が漂っている。

沖縄県民を、国民として考えて来たとは思えない程、沖縄の民
意を無視して来たのが安倍政権で、安倍首相、よくも「沖縄県民
に寄り添う」
なんて言葉を軽々しく口にできるものだ。

寄り添うとは対極にある人間が、沖縄に寄り添うという。

頭の中身を覗いてみたいほど、心にもない発言を連発してきた。

そして悪政を実行して来た。


天皇・皇后両陛下は、右・左のレベルでは計れない、ヒューマニ
ズムの塊の方だと、あらためて実感した。




http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/379.html

記事 [政治・選挙・NHK255] 明仁天皇“最後の誕生日会見”は明らかに安倍政権への牽制だった! 反戦を訴え、涙声で「沖縄に寄り添う」と宣言(リテラ)
明仁天皇“最後の誕生日会見”は明らかに安倍政権への牽制だった! 反戦を訴え、涙声で「沖縄に寄り添う」と宣言
https://lite-ra.com/2018/12/post-4445.html
2018.12.23 明仁天皇“最後の誕生日会見”で安倍政権を牽制 リテラ

    
    宮内庁HP『天皇陛下お誕生日に際し(平成30年)』より


 それは、まさに右傾化する日本と安倍政権に向けて天皇が発したメッセージだった──。本サイトでは昨日の記事で、天皇在位中最後の誕生日を迎えた明仁天皇が、安倍官邸のプレッシャーをはねのけて、戦争や沖縄への思いを国民に向けて語るのではないかと書いた。だが、きょう公開された記者会見の内容は予想以上だった。明らかに安倍政権の政策や態度を危惧し、強く牽制するような発言を繰り返したのだ。

 明仁天皇は、途中、何度も言葉をつまらせ、ときに涙声になりながら、自らが天皇として皇后とともに歩んできた道のりを振り返るかたちで、戦後の平和と反戦にかける思い、戦争の犠牲の大きさを正しく伝える姿勢、沖縄への気持ち、日本人だけでなく外国人への心遣い、そして日本国憲法における「象徴」の意味などについて語ったのだ。

 なかでも印象的だったのが、安倍政権による“いじめ”と言える状況が苛烈を極める沖縄への強い言及だ。

 周知の通り、先の沖縄知事選では、逝去した翁長雄志前知事の遺志を継ぎ、辺野古新基地建設に明確にNOを示した玉城デニー氏が当選した。だが、安倍政権はこの沖縄の“民意”を無視して辺野古の海への土砂投入を強行。しかも、「辺野古移設反対なら普天間基地の返還はない」という卑劣な二択を迫り、基地に反対する人々を恫喝している。

 そんな状況のなか、明仁天皇は「沖縄に心を寄せていく」ことを訴えた。1952年4月28日のサンフランシスコ講和条約の発効(本土の主権回復)から、沖縄の復帰までに、20年の歳月を要したことを振り返ったうえで、あらためて「沖縄は、先の大戦を含め実に長い苦難の歴史をたどってきました」と、本土から見捨てられてきた歴史を強調。「皇太子時代を含め、私は皇后と共に11回訪問を重ね、その歴史や文化を理解するよう努めてきました」と続けたあと、声を震わせ、会見場を見やりながら、こう力を込めた。

「沖縄の人々が耐え続けた犠牲に心を寄せていくとの私どもの思いは、これからも変わることはありません」

「心を寄せていく」ことを強調したのは、明らかにいまの日本政府による沖縄切り捨てを意識してのものだろう。「先の大戦を“含め”実に長い苦難の歴史」、「沖縄の人々が“耐え続けた”犠牲」という言い回しからも、それが本土に“捨て石”とされた沖縄戦のみを指すものではないことは明白だ。

 本サイトでも何度か紹介してきたように、もともと、明仁天皇の沖縄にかける思いは極めて強いものがある。現在も米軍基地の押し付けという「犠牲」を強い、県民の基地反対の意思を潰そうとしている安倍首相の姿がその目にどう映っているかは想像にかたくない。

 実際、2013年の4月28日、安倍首相の肝いりで行われた「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」にあたっては、政府側の説明に対し「その当時、沖縄の主権はまだ回復されていません」と反論し、出席に難色を示していたという。また、皇太子時代の1975年に沖縄を初訪問したときには、火炎瓶を投げつけられるという事件が起きたが、事前に「何が起きても受けます」と覚悟を決めていた現在の明仁天皇は、その日の夜、こんな談話を公表した。

〈払われた多くの犠牲は、一時の行為や言葉によってあがなえるものでなく、人々が長い年月をかけてこれを記憶し、一人一人、深い内省の中にあって、この地に心を寄せ続けていくことをおいて考えられません〉

 在位中最後となった今年の訪問も含め、沖縄を11回訪れた明仁天皇。天皇としての最後の誕生日会見で、あらためて、「沖縄の人々が耐え続けた犠牲に心を寄せていくと宣言したことは、現在も政府が沖縄を虐げていることを深く憂慮する発言に他ならないだろう。

■平和と反戦を語り「正しく伝えることが大切」と歴史修正主義の動きを戒め

 踏み込んだのは沖縄問題だけではない。会見では時間をかけて平和と反戦への思いを語ったのだが、そのなかには、安倍政権が扇動している歴史修正主義に釘を刺すくだりもあった。

 前述した沖縄への言及の直後、明仁天皇は「そうした中で平成の時代に入り、戦後50年、60年、70年の節目の年を迎えました。先の大戦で多くの人命が失われ、また、我が国の戦後の平和と繁栄が、このような多くの犠牲と国民のたゆみない努力によって築かれたものであることを忘れず……」と述べ、一層力を込めながらこう続けたのだ。

「……戦後生まれの人々にも、このことを正しく伝えていくことが大切であると思ってきました。平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに、心から安堵しています」

 日本は戦後、戦争によって直接的に人を殺すことも殺されることもなく、平成の時代を終えようとしている。だが、それを継続していくには、戦争の加害と被害の記憶を継承するのみならず、「正しく伝えていくことが大切」と諭したのである。

 周知の通り、安倍首相は慰安婦問題や南京事件など戦時中の国家犯罪を打ち消そうとする動きを加速させ、歴史教育に対する介入を強めてきた。明仁天皇が、戦争の歴史を、単に「伝えていく」というのではなく、あえて一歩踏み込んで「“正しく”伝えていく」と形容したのは、こうした安倍首相による歴史修正へのカウンターとしか思えない。

■外国人労働者問題についても言及、安倍政権と対照的な姿勢を

 来日する外国人に対する言及も目を引いた。誕生日会見の後半、明仁天皇は「今年、我が国から海外への移住が始まって150年を迎えました」と切り出した。これだけでも「明治維新150年」を打ち出す安倍政権とは対照的だが、天皇は続けて、日系の人たちが外国で助けを受けてきたことに触れながら「それぞれの社会の一員として活躍していることに思いを致しつつ、各国から我が国に来て仕事をする人々を、社会の一員として私ども皆が温かく迎えることができるよう願っています」と述べた。

 明仁天皇は、今年11月の美智子皇后との私的旅行のなかでも、静岡県の浜松市外国人学習支援センターを訪問し、外国人やボランティアたちと直接話す機会を設けた。こうした日本社会の一員として安心して暮らせるようにとの思いは、やはり、安倍政権が先日の国会で、外国人労働者を安価な労働力としか扱わず、人間としてのケアをまったく考慮しない入管法改正案を強行したことの対比として映る。

 いずれにしても、会見での言葉をひとつひとつ見ていくと、明仁天皇は淡々と平成30年のあゆみを振り返ったのではなく、戦争の歴史と近年の社会状況を強く意識し、覚悟をもって“最後の会見”に臨んだことがよくわかる。

 昨日の記事でも解説したように、踏み込んだ“護憲発言”を行なった2013年の誕生日会見以降、安倍官邸は宮内庁の締め付け、皇室へのプレッシャーを強化し、天皇・皇后のリベラルな発言を封じ込めようとしてきた。結果として、ここ数年の天皇誕生日の会見内容が、トーンダウンしていたことも事実だ。だが、そんななかにあって今回、天皇は“安倍政権への箴言”を敢然と繰り返したのである。それは何より、官邸からの圧力に抗してでも、人々に伝えねばならなかったからだろう。

■日本国憲法下の「象徴」であることを強調したのも国家元首化への牽制

 実際、自身の退位については会見の序盤と最終盤で2回触れていたが、それもまた“天皇と立憲民主主義の関係”を確認することで、安倍首相や自民党、極右勢力が目論む「天皇の元首化」などの復古的改憲を暗に批判するものだった。

「私は即位以来、日本国憲法の下で象徴と位置付けられた天皇の望ましい在り方を求めながらその務めを行い、今日までを過ごしてきました。譲位の日を迎えるまで、引き続きその在り方を求めながら、日々の務めを行っていきたいと思います」

「天皇としての旅を終えようとしている今、私はこれまで、象徴としての私の立場を受け入れ、私を支え続けてくれた多くの国民に衷心より感謝するとともに、自らも国民の一人であった皇后が、私の人生の旅に加わり、60年という長い年月、皇室と国民の双方への献身を、真心を持って果たしてきたことを、心から労いたく思います」

 明仁天皇は、日本国憲法で位置付けられた「象徴」としての天皇を国民が「受け入れ」たことに謝意を表した。これは、象徴天皇が国民の同意が必要な存在であることを示唆したともいえるだろう。そして、この憲法にふさわしいあり方を皇后とともに模索し、今後も求め続けると宣言した。その天皇像が皇太子にも引き継がれるよう望んだ。最後はほとんど涙ながらだった。

 言い換えればこれは、“国民と憲法あってこその天皇”だと自戒することに他ならない。戦前日本において、国民は「天皇の赤子」とされた。政治権力は、皇室を逆らうことのない絶対的権威として戦争に利用した。「国民に衷心より感謝」した平成の天皇は、それとは真反対のメッセージを込めたのだった。

 いよいよ平成が終わる年がやってくる。退位に際した記者会見は行われないという。政治は日々不穏な色彩を濃くしている。明仁天皇のメッセージをどう受け止めるかは、わたしたちひとりひとりにかかっている。

(編集部)




























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記事 [政治・選挙・NHK255] 中国情報機関のトップが秘密裏に来日! 
中国情報機関のトップが秘密裏に来日!
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2018/12/23 16:34 半歩前へ

▼中国情報機関のトップが秘密裏に来日!

 海外でのスパイ活動や国内での密告など公安関係を一手に握っている中国情報機関のトップが秘密裏に東京にやって来た。安倍政府の広報媒体と化した読売を通じて外部に漏らした。

 それにしても何のためにやって来たのか?

 貿易摩擦にとどまらず、日増しに米中関係が悪化。IT技術を駆使したサイバー攻撃は世界一と言われる中国。国家の機密情報が盗み取られた米国の危機感は半端ではなく、相当深刻だ。

 そうした中で米国最大の同盟国である日本に足を踏み入れた目的は何か?

 敵情視察か、それとも日米の分断か? 

 五輪テロ対策での意見交換などはあくまでも表向きの理由。菓子折りの包装のようなもので、誰も信じていない。

**********************

 中国の情報機関トップの陳文清チェンウェンチン・国家安全相が10月末〜11月初旬に極秘で来日し、公安調査庁など日本側の情報当局や外務省の幹部らと面会したことがわかった。

 一連の接触では、2020年東京五輪と22年の北京冬季五輪を見据えたテロ対策での連携や、情報当局間の交流強化を確認し、北朝鮮情勢についても意見交換した。  (以上 読売)






















http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/381.html

記事 [政治・選挙・NHK255] 「安倍政権と対極の天皇陛下」とサンモニの青木理!  
「安倍政権と対極の天皇陛下」とサンモニの青木理!
https://85280384.at.webry.info/201812/article_236.html
2018/12/23 20:02 半歩前へ

 日曜日、サンモニのウオッチャー、大野章さんが投稿した。改憲を掲げる安倍政府に対し、政治的発言を封じられている天皇陛下は、憲法を前面に平和の重要性を常に訴えてこられた。

 天皇・皇后両陛下及び皇太子ご一家は、日本の「護憲の象徴」となった。

その陛下についてサンモニの出席者が感想を語った。

*****************

大野章さんの投稿(原文のまま)

 サンデーもーモーニングが冒頭と『風をよむ』(写真C)で「天皇誕生日」をとりあげました。

 各コメンテーターの発言を要約して紹介します。

◎姜尚中さん(写真D):「『象徴』へのこだわりは、『国家主義』への強い拒否感の表れだと思う。『国民統合の象徴』という憲法の規定を常に感じた30年だったろう。小学校6年生の書道で『平和国家の建設』と書かれたそうだが、平和憲法への思いは人一倍強いものがあると思う。」

◎大崎麻子さん(写真E):「幼少時の家庭教師・ヴァイニングさんの影響も強いと思う。『民主主義・自由・平等』の精神が血肉となっている。」

◎安田菜津紀さん(写真F):「8月の終戦記念日で、大戦への深い反省を述べられているが、人間天皇としての生き方の模索が感じられる。」

◎青木理さん(写真G):「いろいろなご苦労が感じ取れる。『憲法の尊重擁護義務』に最も忠実な方で、憲法を変えて国家主義へ向かおうとする安倍政権の対極でもある。『人間』を強く感じる。」



サンデーモーニング 2018年12月23日

※19:48〜 青木理氏、コメント 再生開始位置設定済み
※お勧め 1:41:25〜 風を読む  1:50:58〜 青木理氏らコメント 
 5:57〜 平成最後の天皇誕生日 陛下が述べられたのは 












































http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/382.html

記事 [政治・選挙・NHK255] 2019年トランプリスク暴発の可能性が高まる(植草一秀の『知られざる真実』) :国際板リンク 
2019年トランプリスク暴発の可能性が高まる(植草一秀の『知られざる真実』)

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記事 [政治・選挙・NHK255] 消費税オロナミンCは8、6、3%?わけがわからないと小池晃!  
消費税オロナミンCは8、6、3%?わけがわからないと小池晃!
https://85280384.at.webry.info/201812/article_237.html
2018/12/23 20:20 半歩前へ

▼消費税オロナミンCは8、6、3%?わけがわからないと小池晃!

 共産党が、来年10月の消費税率10%への引き上げを巡る政府の増税対策への批判に力を入れている。具体的な商品名や店名を挙げて複雑な制度の問題点を浮き彫りにし、来年の統一地方選、参院選に向け存在感をアピールする狙いだ。

 「リポビタンDの消費税は10、8、5%、オロナミンCは8、6、3%。訳が分からない」ー。小池晃書記局長は講演などで繰り返す。

 軽減税率とキャッシュレス決済によるポイント還元の組み合わせ次第で、実質的な税率負担が5段階に分かれる。オロナミンCは飲料品のため軽減税率の適用を受けるが、医薬部外品であるリポビタンDは対象にならない。

**********************

 安倍晋三は気が狂っているのではないか。各省庁が勝手なことを言い出した。2万円でチケットを買えば2万5000円分の買い物が出来る。

 母子家庭や年金生活の高齢者でポンと2万円出せるものがどれほどいると考えているのか?

 金持ちは、ますます得をして、貧乏人は、おこぼれの預かれず、さらに格差が広がる。

 気違い政権は何を考えているのか?



























http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/384.html

記事 [政治・選挙・NHK255] いま、爆発的に売れている放射能汚染地図がこれだ! :原発板リンク 
いま、爆発的に売れている放射能汚染地図がこれだ!  

http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/695.html



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記事 [政治・選挙・NHK255] 『サンジャポ』でホリエモン、デーブ、西川史子がローラを「不勉強」「操られている」と攻撃! 不勉強はお前らだ(リテラ)
『サンジャポ』でホリエモン、デーブ、西川史子がローラを「不勉強」「操られている」と攻撃! 不勉強はお前らだ
https://lite-ra.com/2018/12/post-4446.html
2018.12.23 ホリエモン、デーブ、西川史子がローラを「不勉強」と攻撃! リテラ


12月23日放送『サンデー・ジャポン』(TBS)より


 辺野古の新基地建設工事の一時中止を求める署名を呼びかけたローラに対するバッシングが止まらないなか、本日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS)でもこの問題が取り上げられた。だがやはりここでも、ローラへの批判が飛び出した。

『サンジャポ』では、最初の話題としてローラの署名問題を取り上げたが、まず口火を切ったのは、デーブ・スペクターだ。

 デーブは19日にTwitterで〈ローラのキャラ設定は迷走中〉と投稿していたのだが、デーブはまずローラのことを「どこに住んでいるのかわからない、何になりたいのかわからない。結局仕事はCMタレント」だとした上で、「リスクの高い発言はすべきかどうか」と指摘。こうつづけた。

「タレントが政治的発言をすべきかどうかという議論はありますけども、議論自体は古いと思うんですけども、ローラの立場を考えると必然性を感じない。そして辺野古の場合は、エコとか良いと思うんですよ。だけど、辺野古の場合は、じゃあ代案はどうなの、工事止めてそのあとどうするの、普天間の返還どうなるんですか、まったくないんですよ」

 その上、デーブは「ローラのインスタは英語が完璧すぎる」と言い出し、SNSでの発信においてローラが「チームを組んで」おり、それで「感化されている」可能性があると示唆。「アメリカで考え方が変わることはあるが、そこまで普通いかない」などと述べた。

「CMタレントがリスクの高い政治的発言をするのはよくない」って、まるで金勘定にしか興味がない芸能プロダクションの経営者のような発言だが、言うに事欠いてもち出したのが、「対案を出せ」「普天間は返還されなくていいのか」論と、“誰かに操られているに違いない”という陰謀論……。さながらケント・ギルバートの後を追うようなネトウヨ脳を開陳したのである。

 だが、こうしてローラを非難したのは、デーブだけではなかった。さらに輪を掛けてローラの行動を批判したのは、西川史子と堀江貴文だ。

 西川は、デーブと同様にこう主張した。

「沖縄の問題って環境問題だけではないですから、やっぱり普天間どうするの、これからどうするのっていう、そこの話まで考えて言っているんであればいいと思います。でも、ただ『沖縄の海をきれいに』ってそれは政治家だって誰だって思いますよ。みんな思うことですよ。だけどそうじゃなくて、こうしたらいいんじゃないですか? ってところまであるんだったら、やっぱり芸能人であろうが誰であろうが発言するのは自由だと思うんですよ」

 解決策がないなら発言するな──。しかも、この西川の意見にテリー伊藤が「辺野古の問題にかんして言ったことは勇気がある。そこが大事なわけで」と言うと、西川は「そんな勇気いらないですよ! おかしいですよ、それは!」と激昂。その後も「(ローラは)辺野古にかんして何も解決策言っていないですよ!」「辺野古の問題については、もっと勉強して、ちゃんと言うべきですよ!」と声を張り上げたのだ。

 これには爆笑問題の太田光が「(ローラが)勉強しているかしていないか、わからないよ」と突っ込んだが、西川はどうして決め付けるのだろう。たとえば、ローラはこれまでもプラスチックごみによる海洋汚染問題などについて発信をおこなってきたが、その投稿内容からはローラが関心をもってかなり情報を収集していることが伺える。

 そもそも“辺野古の海をきれいに”という呼びかけの、どこが不勉強だと言えるのか。新基地建設工事がおこなわれている辺野古沿岸域は、沖縄県の「自然環境の保全に関する指針」でもっとも厳正な保護をはかる区域とするランク1に指定されているエリアであり、そんな場所で環境破壊の工事を進めることに異議を唱えることは当然、正当性がある。

■政府の言い分を鵜呑みにしてローラを攻撃するホリエモン、デーブ、西川史子こそ不勉強

 しかも、デーブや西川は「ローラは普天間をどうするのかを考えていない」などと言うが、本サイトの既報の通り(百田尚樹がローラを「牝ガエル」呼ばわり! 辺野古反対署名めぐり安倍応援団がデマと詐術だらけのローラ攻撃)、「辺野古反対なら普天間固定だ」というのは安倍政権が言いふらしている詐術にほかならず、政府は辺野古に新基地をつくったあとも普天間から基地をなくすとは約束すらしていない。現に、米政府は普天間返還に対して那覇空港の滑走路使用など8つの条件をつけており、昨年6月、当時の稲田朋美防衛相も「前提条件が整わなければ、(普天間)返還とはならない」と国会で答弁しているのである。

 さらに、政府は辺野古崎南側で土砂投入をはじめているが、当初、先に埋め立てを開始する予定だった大浦湾側には軟弱地盤があり、この改良工事をおこなわなければ基地は建設できない。実際、昨日には防衛省が大浦湾側の護岸工事を見送る方針であることが判明した。ようするに、地盤にかんする追加の調査結果もまだ出ていない上、設計変更が必至なのはあきらかな状態なのだが、こうした問題を無視して「対案出せ」「解決策がない」などと言うデーブや西川のほうこそ「不勉強」だ。

 しかし、このリアリストを気取りながら実際には「普天間ガー」という馬鹿のひとつ覚えしか言わない不勉強極まりないデーブや西川に、ホリエモンが追随。「政治的発言をするのは全然いいと思うんですよ。ただ、言った以上は、その発言に責任をもちましょうね、っていう話で、まあ影響力が結構あるじゃないですか。で、だいたい芸能人が言いがちなことなんですよ。簡単だから」などと発言。まるでローラやりゅうちぇるといった芸能人たちが今回、署名の呼びかけをおこなったのは“安易な発想”だと批判したのである。

 挙げ句、ホリエモンはこうも述べた。

「(ローラが)あの発言をすることによって、あの問題は膠着するんですよ。だから膠着させることが僕はベストだと絶対に思わないんで」
「辺野古は埋め立てたほうがいいと思っている派です」

 つまり、政府が強行する新基地建設の足を引っ張る発言をするな、とホリエモンは言うのだ。

 工事を進めることの正当な理由をひとつも挙げられないのに、“きれいな海を守りたい”という明確で正当性のある主張をおこなったローラに対して、「問題を膠着させるな」と言うとは……。ホリエモンはたんに政府の代弁者でしかない。

 まったく酷い主張と言うほかないが、しかし、番組ではこうした意見に反論も出た。

 たとえば、藤田ニコルは、「ローラさんがつぶやいてくれたきっかけで、私もその問題を知ることができましたし、ローラさんいろいろつぶやいているじゃないですか。それきっかけで知ることがめちゃくちゃあります、若い世代にとっては」と、ローラによる発信の意味の大きさについて言及した。

■爆笑・太田光は「すべての表現は政治的メッセージを含んでいる」とローラを擁護

 さらに、藤田に対して杉村太蔵が「政治的発言をするときに、よく『若いくせに』『モデルのくせに』とか『タレントのくせに』とかさ、言う人いるじゃない。まったく気にする必要ないと思うよ」と言うと、藤田は「そうやって言われるから、何も言えないっていう状況」と本音を吐露。すると、杉村は「民主主義ってさ、いまあなたが思っていること、感じたこと、それを言う権利があるんだから!」と訴え、「『解決策がないなら言うな』なんてまったく(間違っている)」と吠えた。

 また、太田光も、ローラに対する「政治的発言をするな」というバッシングについて、こう指摘した。

「よく芸能人が政治的発言をするなって言うんだけど、とくに我々は時事ネタやってて『お笑いのくせに』とか言われるんだけど、すべての表現っていうのは政治的なメッセージ含んでいますよ」

 その上で太田は、ローラが身を置くファッション業界は、とりわけデザイナーの政治的メッセージがショーやコレクションで展開されていることを踏まえ、「その場所にローラがいて、ましてや世界的なファッション業界に打って出ようという意識があるなら、こういう意識をもつのは当たり前のこと」だと指摘。

 そして、テリー伊藤は、西川らの「不勉強」という非難に、こう反論した。

「西川さんは勉強不足って言うかもしれないけど、(ウーマンラッシュアワーの)村本(大輔)は最初に発言したときって勉強不足だった。彼自身もそう言っているわけね。でも、やることによって、どんどんどんどん彼なりのね、いろいろ考えているんだよ。だから、『勉強不足だから発言するな』っていうのは、すごく失礼な話ですよ! 誰しも勉強の途中なんだから」

 まさにテリーの言うとおりだろう。実際、前述したように、藤田ニコルはローラの投稿がきっかけで辺野古の問題を知ることができた。問題が広く共有化されたという意味だけでも、ローラの果たした役割は大きい。それを、「辺野古か普天間か」という安倍政権が勝手に設定した二項対立を振りかざして「不勉強」と罵り、「問題を膠着させるな」と政府の代弁で恫喝するだけのデーブや西川、ホリエモンは、ようするに影響力のあるローラを黙らせたいだけではないか。

 太田は最後に、ローラに対して政治的発言をするなと言う者たちについて「たんなるガヤだから、気にすることは全然ない」と述べてコーナーを締めたが、番組はローラを、いや、政府方針に刃向かう意見をなんとか貶めようとする「ガヤ」がいかに多いかをあぶり出す結果となった。しかし、繰り返すが、「辺野古か普天間か」は問題のすり替えに過ぎない。「不勉強」なのは誰なのかは、あきらかだろう。

(編集部)






























































http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/386.html

記事 [政治・選挙・NHK255] 民に寄り添う陛下の人柄に触れ胸を熱くした人々!  
民に寄り添う陛下の人柄に触れ胸を熱くした人々!
https://85280384.at.webry.info/201812/article_240.html
2018/12/23 23:06 半歩前へ

▼民に寄り添う陛下の人柄に触れ胸を熱くした人々!

陛下は、天皇として最後の記者会見に臨まれた。

多大な犠牲の末に築いた尊い「平和」への思い。

先の大戦で、日本で唯一、悲惨な地上戦を繰り広げ今も基地に苦しむ「沖縄」への思い。

陛下を陰で支え続けた美智子「皇后」への思い・・・。

そうした思いが走馬灯のように駆け巡り、陛下は時に涙をこらえ、声を詰まらせ、絶句した。

テレビで会見の模様を見た国民の多くが陛下の人柄に触れ胸を熱くした。

陛下は天皇として再び、会見に臨むことはない。

 映画監督の池谷薫が言った。「今日85歳になられた天皇陛下の記者会見。戦争や皇后との歩みに触れると何度も涙ぐまれた。沖縄、広島、長崎、サイパン、フィリピン、パラオ、ベトナム… 戦地慰霊の旅を自分の責務として続けられた平成天皇。

 その傍らにはいつも天皇である夫を気遣う美智子さまの姿があった。「長い年月、皇室と国民の双方への献身を真心を持って果たしてきたことを心から労いたく思います…感謝の言葉に感動した」。

 ネットに投稿した女性は「天皇陛下の最後の記者会見をテレビで拝見して感動しました」と次のように続けた。

 「時に言葉が詰まり、声が震えるのですが、陛下のご本心が良く理解できました。象徴天皇としていかにご努力されてきたか! そして、平和を求め国民に感謝されてきたかが判ります。政治家では到底及ばぬ会見でした」―。

























http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/387.html

   

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