★阿修羅♪ > アーカイブ > 2018年12月 > 17日22時33分 〜
 
 前へ
2018年12月17日22時33分 〜
記事 [経世済民130] 増加する認知症と資金トラブル、対応迫られる金融機関
ビジネス2018年12月17日 / 16:59 / 2時間前更新
アングル:
増加する認知症と資金トラブル、対応迫られる金融機関
3 分で読む

[東京 17日 ロイター] - 「電子レンジって何─」。東京都内に住む大久保英一さん(71)が、妻の由美子さん(68)に、食べ物を電子レンジで温めるように頼んだ時の返事だ。

由美子さんが認知症と診断されてまもないころだった。適切な言葉が思い出せなくなり、25年間続けた着付け教室の講師を続けることも難しくなっていた。

それ以来、介護する英一さんにとっても、由美子さんにとっても、日々の生活はさまざまな苦労がある。金銭をどう管理していくのか、ということも社会的に大きな問題の1つだ。

京都市の社会福祉士、上林里佳さんは、これまで認知症の患者が、明確な理解のないまま、自分の銀行口座から大金を引きおろす場面に何回も遭遇してきた。

例えば、ある90代の女性は、孫のひとりに、相続のために資金が必要だと思い込ませられ、合計2000万円以上の資金を複数の金融機関から引き出し、その孫に渡していた。

「9引きおろした、などと言うので、いったい何のことかと思ったが、実は札束の数のことだった」という。

明らかな経済的虐待の事例と見られたため、行政や弁護士などと相談し、歩くのもおぼつかない女性を連れて、金融機関を一軒一軒回ったという。

「一部の金融機関は、それ以上の被害を防止するための協力を惜しまず、要請後の出金は止められた。ただ、非協力的な金融機関もあり、必要な書類さえ形式的に整っていれば、出金は止められない、という姿勢だった」と上林さんは当時を振り返る。

<増える認知症患者の保有金融資産>

厚生労働省の推計では、認知症患者の数は、2012年時点で462万人。2030年には744−830万人と予想されている。全人口の6−7%に匹敵する規模だ。

経済協力開発機構(OECD)は、日本での認知症患者数が2037年に全人口の3.8%と推計。OECD加盟国の中で一番高く、加盟国平均の2.3%を大きく上回る。

第一生命経済研究所によると、2030年まで、認知症患者の保有する金融資産が215兆円に上ると予想している。

企業や金融機関も、認知症患者の保有する金融資産への対応を迫られている。

典型的な例として、取引後に認知症を理由に家族や介護者などから契約の解消を求めらるケースがある。京都府立医科大学大学院の成本迅教授は、このような事例が今後、増えると予想する。

成本教授などの調査では、既に認知症患者を抱える家族の3割程度が、無駄な金品の購入など、経済的な損失を被ったことがあると回答している。

金融機関の窓口でも、ATMの使い方がわからない顧客、同じ質問を何回も繰り返す顧客など、認知症と思われる顧客への対応を迫られることは、日常茶飯事になりつつある、と複数の金融関係者は明かす。

認知症は、脳の疾患に起因する記憶や認知能力障害の結果、日常生活が営めなくなる状態だ。アルツハイマー病が全体の3分の2ほどを占めるが、それ以外に多くの種類があり、症状も一様ではない。

多くの場合、計算や時間の認識などに障害が出ることから始まり、さらに病気の進行が進むと、場所や人の認識もできなくなるということが多い。

<対応に動き出した金融機関>

生活に不可欠な「お金」を取扱う金融機関は、認知症の患者と接する機会も多く、野村証券や三井住友信託銀行など、一部の金融機関では、社員に対する認知症対応のための研修を始めた。

「今までは、証券会社などの窓口の人が、独自に判断していた場合がほとんどだったと思う。金融機関の人と、医療的な立場の人が場を持って、知識を共有するということが重要になってくる」と慶應義塾大学医学部の三村將教授は言う。

また、城南信用金庫など都内の5信金では、認知症支援のためのNPO団体「しんきん成年後見サポート」を設立した。認知症の患者を家族に抱える預金者などの相談に応じる一方、品川区と協力しながら、成年後見人を請け負うサービスを実施している。

成年後見人制度は、介護保険と同じく2000年に導入されたものの、使い勝手が悪いとの声が多く、利用率は低い。

さらに後見人の監督に目が行き届いておらず、後見人が被後見人の資産を盗む、などの事例も後を絶たず、改善が要望されている。

内閣府の資料によると、2015年までの5年間で、3000件以上の不正が報告され、被害総額は210億円に及ぶ。

しんきんサポートでは、担当者を必ず複数にし、抜き打ち検査を行うなど、金融機関と同水準の厳格な内部管理をして不正を防止するようにしているという。

「人員を複数配置することで、コストも2倍になるが、私たちは必要なコストだと考えている」と、しんきんサポートの平森均事務局長は語る。

ただ、このサービスを営利事業として行うのは難しいという。

テクノロジーを使って、認知症の早期発見に取り組もうとしているのは、家計簿支援アプリなどを手掛けるフィンテック企業のマネーフォワードだ。

例えば、ある利用客が突然ATMから頻繁に現金を引き出すようになった場合、認知症の可能性もある。そうした場合に、それを親族などに伝える、という仕組みを開発中だ。

認知症を治す治療法は、まだ見つかっていないが、早期発見で進行を遅らせることは可能になりつつある。こうしたサービスがあれば、認知症とともに生きる人達の助けになりうる。

「認知症といっても、常にすべて何もできないわけではない。財布は使わなくなっても、一緒に旅行にも行ったし、写真も撮ったり、ということはできていた」と大久保さんは語る。実際2012年から合計3年かけて、大久保さん夫婦は東海道を歩いて制覇したという。

「今の生活は、昔思い描いていた退職後の生活とは確かに違う。でも、いま私がつきあっているのは、妻が認知症になってから、それを通じて知り合った人たちばかり。だから、今の私があるのは彼女のおかげだと感じる」──。

佐野日出之 編集:田巻一彦
https://jp.reuters.com/article/dementia-money-trouble-idJPKBN1OG0OF

http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/143.html

コメント [原発・フッ素50] 日立、英原発計画を凍結へ 安倍政権輸出案件、全て暗礁に  赤かぶ
16. 2018年12月17日 22:35:44 : 82xViKsNP6 : jGZW8kme9gs[193]
原発も オウンゴールを 積み重ね
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/666.html#c16
コメント [国際24] サウジアラビアがアメリカ同盟国ではないと想像してみよう(マスコミに載らない海外記事) 赤かぶ
1. 2018年12月17日 22:36:01 : 82xViKsNP6 : jGZW8kme9gs[194]
同盟の 名の下負わす 悪巧み
http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/791.html#c1
コメント [国際24] <パリ発>もう代議制じゃ生きてゆけない 「重要法案は国民投票に」(田中龍作ジャーナル) 赤かぶ
2. 2018年12月17日 22:36:12 : 82xViKsNP6 : jGZW8kme9gs[195]
マニフェスト 口約束の 訳が合い
http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/792.html#c2
コメント [経世済民130] 早稲田、TOEIC900点でも内定なし 高学歴就活難民のリアル(NEWS ポストセブン) 赤かぶ
3. 2018年12月17日 22:36:30 : 82xViKsNP6 : jGZW8kme9gs[196]
見栄え良さ 望み陥る 金縛り
http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/138.html#c3
記事 [経世済民130] 日銀、金融政策維持へ 高まる海外リスク点検・市場動向も注視 貿易摩擦、既にアジアに影響IMF
トップニュース2018年12月17日 / 18:49 / 4分前更新
焦点:
日銀、金融政策維持へ 高まる海外リスク点検・市場動向も注視
2 分で読む

[東京 17日 ロイター] - 日銀は19、20日の金融政策決定会合で、現行の金融緩和政策の維持を決める見通し。米中貿易摩擦や英国の欧州連合(EU)離脱問題など世界経済の先行きは不透明感が強まっており、会合では高まるリスク要因を重点的に分析・点検する。こうしたリスクを背景に不安定化している株式市場や低下を続ける長期金利など金融市場の動向も、議論になる可能性がある。

日銀の黒田東彦総裁は7日の国会答弁で、先行きの海外経済について「リスクは高まっている」と述べた。

14日に公表された12月全国企業短期経済観測調査(短観)でも、足元は市場予測を上回る強めの結果となったものの、先行きについては、米中貿易摩擦や外需鈍化への懸念から悪化見込みとなった。

海外リスクのなかで最も注目されている貿易摩擦では、米中首脳が90日間の追加関税猶予で合意し、一時休戦状態となっている。日銀は、足元で「明らかな影響は出ていない」(黒田総裁)とみているが、サプライチェーンが複雑化していることで影響の把握が難しいことに加え、問題が長期化すると「企業や家計のマインド、金融市場の不安定化を通じて影響が広がる可能性がある」(黒田総裁)と懸念しており、協議の動向を注視している。

米中貿易摩擦の他にも、ブレグジットや米景気動向と利上げの行方、中国の景気減速など、海外のリスク要因が並ぶ。

ただ、日銀では「現時点ではリスクの段階」(複数の幹部)と判断しており、世界経済は堅調との見方を維持している。会合では、こうしたリスクの強まり度合いや顕在化の可能性、それによる経済への影響などを議論する見通し。

政策委員はこうした先行きリスクの強まりを意識しながらも、現状は日銀の「見通しに沿って経済・物価情勢が推移している」と判断しており、会合では現行の金融政策を粘り強く続けていく方針が確認される見通しだ。

<長期金利のマイナス化、日銀内に「あっても一時的」の声>

軟調な株式市場や長期金利低下など、金融市場の動向も注意が必要だ。不透明な世界経済を背景に、市場ではリスクオフの動きが広がっており、株価下落や金利低下につながっている。

日本の10年物国債は17日、一時0.025%まで低下した。月初にはゼロ%台後半だった長期金利は、徐々に水準を切り下げてきた。

こうした推移について日銀は、米国長期金利の低下を受けた動きが中心と判断しているもよう。経済・物価情勢に応じた金利変動を促した7月会合の決定に沿うもので、市場機能の改善を反映していると評価する声もある。

7月会合では、それまでゼロ%を中心にプラス・マイナス0.1%程度となっていた長期金利の変動幅について「倍程度を念頭」(黒田総裁)とし、上下0.2%程度の変動を容認することを決めた。

日銀では、経済・物価情勢に応じた長期金利「ゼロ%程度」の範囲内の変動であれば、基本的にマイナスも容認する姿勢だ。

また、仮に長期金利がマイナスに沈んでも、投資家にとって長期国債をマイナス金利で保有するインセンティブは乏しいため、長期化する可能性は低いとみている。

こうした見方に反して、需給要因や市場の思惑によって行き過ぎた動きが出る場合は、国債買い入れのさらなる弾力化などオペ運営で対応する方針。

また、世界的な株安や、さらなる長期金利低下を受けたイールドカーブのフラット化が、銀行収益や年金・保険などの運用利回りの低下を招き、マインド面に悪影響を与える可能性もある。世界的な株安の動向を含め、会合では金融・資本市場の動向を慎重に点検していく考えだ。

野村総合研究所のエグゼクティブ・エコノミスト、木内登英・元日銀審議委員は、世界的な景況感の悪化を受けた米金利の動向次第では、日本の長期金利がマイナスになる可能性があるとみる。

そのうえで、米金利低下局面で日銀が長期金利低下抑制のために国債買い入れの減額を進めれば、円高・株安を誘発する可能性があると指摘。

現行のイールドカーブ・コントロール(YCC)政策という仕組み自体が、矛盾を抱えており、「長期金利が下限のマイナス0.2%程度まで低下した場合、日銀はYCC政策を放棄するしかない」と述べている。

日本の長期金利はどこまで低下し、日銀はどのような発信を行うのか。20日に会見する黒田東彦総裁の発言内容に注目が集まりそうだ。

伊藤純夫 清水律子 編集:田巻一彦
https://jp.reuters.com/article/boj-policymeeting-idJPKBN1OG0YV


 

ビジネス2018年12月17日 / 18:34 / 17分前更新
インタビュー:貿易摩擦、既にアジアに影響=IMF局長
1 分で読む

[東京 17日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)のイ・チャンヨン・アジア太平洋局長は17日、ロイターとのインタビューに応じ、米中貿易摩擦は既にアジアの景況感と投資に悪影響を及ぼしており、来年1月にIMFが世界の経済成長率予想をさらに下方修正する可能性もあると述べた。

中国への輸出依存度が高い日本と韓国が、アジアでは特に打撃を受ける可能性があるという。

局長は「投資は予想よりもはるかに弱い。私の解釈では、信頼感を通じてすでに世界経済、特にアジア経済に悪影響を及ぼしている」と発言。「世界の成長は10月時点の予想よりやや鈍いとみている」と述べた。

IMFは10月、米中貿易戦争の影響を踏まえ、今年と来年の世界経済の成長率予想をともに3.7%に下方修正した。7月時点の予想は3.9%だった。

アジアの経済成長率については、来年5.4%となり、今年の推定5.6%から減速すると予想している。

局長は、IMFが来年1月の予測見直しで、経済成長率予想をさらに引き下げる可能性があると発言。アジアだけでなく欧米でも景気減速の兆しが見られるという。

局長は「不透明感は非常に強い。不透明感というのは、上振れの可能性も下振れのリスクもあるということだ。現時点では、下振れリスクのほうがやや高い」と述べた。

中国については、過剰債務の削減など長期的な課題に対応する必要があり、対外的な逆風にもかかわらず、大規模な刺激策に頼っていないと指摘した。

局長は「(中国は景気刺激を)加速していない」とした上で「ただ貿易面の緊張がエスカレートしたり、成長率が低下すれば、刺激策を活用する用意があるという可能性は排除できない」と発言。

「我々が懸念し、我々が助言しているのは、デレバレッジといった中期的な目標が、依然として金融の安定にとって重要だという点だ」とし、「実際に刺激策の活用を試みる際は、信用の拡大よりも、財政政策を活用することを期待する」と述べた。
https://jp.reuters.com/article/changyong-rhee-imf-idJPKBN1OG0XL?il=0
http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/145.html

記事 [経世済民130] 2019年経済展望、何でもありの「ブラックスワン」原油と株の急落、市場は何を叫んで 中国、米中貿易戦争で変革促す声高まる
外為フォーラムコラム2018年12月17日 / 08:02 / 23分前更新
コラム:
2019年経済展望、何でもありの「ブラックスワン」
Jamie McGeever
4 分で読む

[ロンドン 13日] - 投資家が今後12カ月の政策や政治リスクを点検し、自分の戦略や投資計画を狂わせかねない、実のところ予測不能なイベントを見通そうとする時期が再びやってきた。

そして2019年は、可能性は低いが影響大な「ブラックスワン(想定外の出来事)」から、多少は予測可能でも影響も大きい「グレースワン」まで、いかなる可能性も排除することはできない年になりそうだ。

トランプ米大統領の弾劾。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)取りやめと残留。トランプ大統領による、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長解任。ドイツのリセッション(景気後退)入り。米中貿易戦争の解決と市場急騰。原油価格1バレル=20ドルへの暴落。

これらはすべて可能性は低いが、もし実際に起きれば世界市場に甚大な影響を与えるだろう。だが現在、世界各国の政治が過熱状況にあることや、経済や市場のサイクルの成熟度を考えれば、実は「何でもあり」なのだ。

ブレグジットを例にとろう。もし英国のEU離脱が遅れたり、延期されたり、ずるずると何年も先延ばしになったり、または完全に撤回されたりするとしたら、英ポンドはどうなるだろうか。大幅に上昇する可能性が高い。

ブレグジットの是非を問う国民投票が行われた2016年6月23日の夜、ポンドは1.50ドルの手前で推移していた。その年は、10月に1度「フラッシュ・クラッシュ」が起きたのを除くと、1.20ドルまで下落した。今週再び、1.25ドル以下まで下げている。

ブレグジットは、依然としてポンドの重石となっている。そして、離脱が遅れたり、どうにかして英国がEUに残留したりすることになった場合、ポンドは簡単に1.40ドルを上回ってしまうだろう。そして、両ケース、または国民投票のやり直しが行われる可能性は、高まっている。

ブレグジット撤回や「ソフト」なブレグジットは、イングランド銀行(英中銀)に利上げを検討させる可能性がある。そうなれば、投機筋の間で積み上がっている相当規模のショートポジションが跳ね返るだろう。

その他の国の金融政策はどうなるだろうか。

トランプ大統領は、FRBを「狂っている」だの「ばかげている」だのと呼び、パウエル議長を笑いものにしている。もしパウエル氏のFRBが来年も金融政策の引き締めを続けた場合、トランプ氏が最終的に同氏を解任することはあり得るのだろうか。

それも、まったく奇想天外な話ではない。FRBの利上げがひとたび過多になれば、長短金利のイールドカーブの逆転が起き、経済がリセッション入りして株式市場が暴落する。激怒したトランプ氏は行動に出るだろう。

そうなれば、投資家は不安になり、市場全体で不確実性とボラティリティーが高まって、「安全資産」としての米国債に需要が押し寄せ、利回りは一層下がってイールドカーブの逆転幅はより大きくなるだろう。

米国債の2年物と10年物の利回り格差は先週、逆転までわずか10ベーシスポイント以下に迫った。過去50年の間、逆イールドは景気後退の前兆となっている。今回は、そうならない可能性が十分にあるが、そのこと自体が投資家にとって「グレースワン」だろう。

米国の景気後退局面入りは、来年は想定されていない。来るとすれば、2020年になるだろう。だが来年の景気減速はあり得る。そしてそれは、特にドイツやユーロ圏も減速した場合には、原油価格を1バレル=20ドルまで引き下げるのに十分だろう。

欧州中央銀行(ECB)は3年に及ぶ2兆6000億ユーロ(約335兆円)規模の量的緩和(QE)政策を終了し、金利は少なくとも来夏にかけて現在の記録的な低水準を維持するが、利上げの軌道は堅持している。だが、もし深刻な減速が起きれば、それは難しい。

その場合は、フランクフルトの印刷局が再びフル回転することになる。だが、出資比率の調整やQEのルールがあるため、ECBが買い増すことができる国債はなくなりつつある。それでも、ドラギ総裁の指揮の下、ECBはほとんど前例のない柔軟性と意志をもって未知の領域に踏み出してきた。

米国と欧州の経済減速は、原油にとって良くない。今年初め、原油価格が1バレル=100ドルに迫るのではないかとの説が出たことを覚えているだろうか。2カ月もたたないうちに30%も急落し、この説にはまったく信頼するに足りないということが明らかになった。現在、北海ブレント原油は1バレル=60ドル程度で、100ドルと20ドルの中間の位置にある。米国産標準油種(WTI)は現在、1バレル=50ドルの水準にある。

厳密にいうと、原油は極めてもろく、20ドルになる確率の方が急なリバウンドの確率よりも高い。根本的に、現在世界では原油供給は飽和状態にあると、野村のアナリストは指摘している。そしてわずか3年前には、原油は13年で最低レベルの1バレル=20ドルで取引されていた。

銀行やブローカー、トレーダーや投資家が、来年についてあまたの予測を出している。深刻なものもあれば、それほどでもないものもある。以下に、サクソ・バンクと野村、HSBCがそれぞれまとめた「ブラックスワン、グレースワン」予測を要約した。ポジティブなものもネガティブなものもあり、統一見解には程遠いが、いずれも2019年の市場に大きなパンチを見舞う可能性がある事柄だ。

●野村

ショック1:ポピュリズムの終焉

ショック2:原油価格が1バレル=20ドルに下落

ショック3:市場の激震

ショック4:イタリアの再生

ショック5:新興国市場のデフレーション

ショック6:中国人民元の回復

ショック7:世界が成長軌道に乗る

ショック8:ユーロ圏のデフレーション

ショック9:インフレーションの衝撃波

●HSBC

<リスクイベント>

ユーロ圏の新たな危機

貿易摩擦の終息

気候変動の影響

<バリュエーションへのリスク>

米企業の収益率低下

新興国市場の改革サプライズ

ECBが型破りな新政策開始

<流動性とボラティリティーのリスク>

レバレッジのリスクと会計術

FRBの利上げ継続

債券の売り出しに買い手がつかない

確定利付債のボラティリティーが再燃

●サクソ・バンク

1. EUが「デット・ジュビリー(債務帳消し)」を宣言

2. アップルが、1株520ドルで電気自動車大手テスラを買収する「原資確保」

3. トランプ大統領がパウエル議長に「クビだ」と告げる

4. (英野党・労働党の)コービン氏が英首相になり、英ポンドと米ドルが等価になる

5. 企業への貸し渋りにより、米動画配信大手ネットフリックスが米ゼネラル・エレクトリック(GE)と同じ道を歩む

6. オーストラリアの住宅バブルが崩壊し、豪中銀が量的緩和策に乗り出す

7. ドイツがリセッション入り

8. 大規模な太陽フレアで混乱が生じ、2兆ドル規模の損害が出る

9. 気候変動を巡るパニックが広がり、世界的な交通税が導入される

10. 国際通貨基金(IMF)と世銀が、国内総生産(GDP)の計算をやめ、代わって生産性に注目する方針表明

*筆者はロイターのコラムニストです。本コラムは筆者の個人的見解に基づいて書かれています。
https://jp.reuters.com/article/global-markets-2019outlook-idJPKBN1OD0JH


 

外為フォーラムコラム2018年12月15日 / 09:25 / 2時間前更新
コラム:原油と株の急落、市場は何を叫んでいるのか
Edward Hadas
3 分で読む

[ロンドン 12日 ロイター] - 騒々しい電車の中では、声を張り上げなければ相手に届かない。こうした事実は、最近の原油価格の急落と、株式市場で1日のうちに生じる大きな変動を理解する助けとなる。

少なくとも2014年ごろには石油市場は驚くほど安定していた。

2010年12月23日の米国産標準油種(WTI)原油先物は、2008年の金融危機以来となる1バレル=90ドルを上回り、その水準を維持した。WTI価格がこの水準を再び下回ったのは、2014年10月7日である。その間の954営業日にわたり、原油価格は終値で平均1バレル=96ドルだった。この平均から20%以上の変動を見せたのは1日だけである。

価格をこれだけ安定させるには、供給側に規律が求められる。価格上昇が始まったら蛇口を開き、在庫が増え始めたら蛇口を絞る。2010年代の初め、サウジアラビアとその同盟国にはこうした規律を維持するだけの影響力があり、市場が小声でささやくだけでバランスが保たれていた。

だが昨今では、石油市場はメガフォンを使って叫んでいるようだ。わずか2カ月の間で31%も急落したのは、その最も極端な例にすぎない。先ほどと同じく直近の954営業日という期間で、最近のWTI価格を見ると平均1バレル=52ドルであり、これはほぼ現在の水準と同じだ。だが、その間の価格は大きく変動した。この平均から20%以上の乖離(かいり)を示した日数はほぼ3分の1に及んでいる。

何が起きているのかを理解するための第一歩は、コモディティー価格に関する従来の経済理論を忘れることだ。ボラティリティーの増大も、最近の価格急落も、供給コストの変化への反応ではない。そうした変化はあまりにも緩慢なので、日次の、それどころか月次の大きな価格変動を生み出すにさえ、とうてい至らないのである。

また価格の乱高下は、供給・需要の量的な変動に対する合理的な反応とはとうてい言いがたい。どちらも相対的にゆっくり変化している。過去5年間、供給・需要のいずれを見ても、年間の変化は平均2%以下である。さらに、石油の在庫には十分な柔軟性があり、何か想定外の要素があっても吸収できる。

同じ過去5年間に年間の平均価格が22%も変動したとすれば、何か別の理由があるはずだ。投機や金融コストといったテクニカルな要因も作用している。

だが、最も頼りになるのは地政学的な説明だ。世界全体、そして主要産油諸国であまりにも多くの混乱が生じているせいで、わずかな減産を促すためにも大幅な価格下落が必要になっている。

混乱のすべてを数え上げることは難しい。イランとベネズエラの生産量が政治的混乱と制裁によって抑制されているとはいえ、サウジ、ロシア、イラクといった原油輸出への依存度の高い産油国の大半では、国内からのプレッシャーに直面する独裁的な国家指導者が、減産よりも増産の誘惑に駆られている。彼らは市場からのメッセージを聞きたがらない。

主要産油国の中で最も市場への反応が鈍いのが米国だ。キャッシュフローがプラスになっている限り、市場が悲鳴を上げ始めても、米国の生産者は基本的に耳をふさいだままだ。したがって、2018年1─8月の米生産量は前年同期比で16%増だった。今や世界全体の生産量の14%を占める十分に大規模な産油国である米国が、それなりに大きなプレッシャーを加えたことで、他国は減産を強いられた。

最近の価格急落は、3歳児が注意をひくために泣き叫ぶのと同じである。ウンザリした親たちが思い知らされているように、こうした幼児の戦略はたいていの場合うまくいく。ロシアのプーチン大統領とサウジのムハンマド皇太子は小幅の減産に合意した。

実質的に、原油価格のボラティリティーは、実際の価格とは違う形で原油市場に規律を与えている。原油価格が現在の1バレル=53ドルより大幅に低い水準に落ち着いてからも、キャッシュフローがマイナスになることでグローバルな生産量が大きく削減されるまでには、非常に長い時間を要することになるだろう。方向は逆ではあるが、金融危機以前にも事情は同じだった。原油価格が1バレル=140ドルだったころ、価格を下落させるほど需要が落ち込むには時間がかかったのである。

その後、金融危機により原油市場の力学は変わった。価格が急落した後、生産量は若干減少した。そして今、価格変動そのものが需給の調整を司るようになった。産油国の財政に与えるショックの急激さが、諸国の関心を集中させている。

価格水準よりも価格変動の方が重要になっているのは原油市場だけではない。

たとえば株式市場においても、実際の株価はほとんど経済的な影響を及ぼさない。上場企業が新株発行によって調達する資金の額は、資本投資のうちわずかな部分しか占めないからだ。だが株価の変動は、それも急速で大幅な場合は特に、投資家心理の揺れを示すかなり正確な指標となっている。

産油量を維持しようと懸命になる石油生産者と同様に、中央銀行、金融機関、政治家たちが市場からのメッセージを聞きたがるとは限らない。非常に多くの国の現状に見るように、政治が特に不透明である場合、指導者らは騒音に負けないように号令をかけようとする傾向を強める。

ここ数週間の株価急落から推測すると、金融システムがひどく大きな叫び声を上げようとしているのかもしれない。
https://jp.reuters.com/article/column-oil-price-idJPKBN1OD11Q

 

 


トップニュース2018年12月17日 / 16:19 / 1時間前更新
焦点:改革開放40年の中国、米中貿易戦争で変革促す声高まる
Kevin Yao
3 分で読む

[北京 14日 ロイター] - 米中貿易戦争により、中国の起業家や政府顧問、シンクタンクから、世界2位の経済大国である自国の改革を加速させ、国から抑制されている民間セクターの開放を求める声が強まっている。

こうした変化を求める声は、中国の重要な記念日を控えて、一段と高まっているが、政府が主な政策を変更する兆しは見られない。

当時の指導者だった故トウ小平氏が「改革開放」を開始してから18日で40年を迎える。一連の画期的な資本主義的実験によって、同政策は中国の大半を貧困から脱却させ、経済大国へと変貌させた。

中国は以前から、自国のペースで広大な市場をさらに開放する意向だと明らかにしてきた。

だが、今がその時だと考える政府顧問の数はますます増えており、改革が米国との貿易摩擦を沈静化させるだけでなく、中国経済の長期的向上を確実なものにさせる、と彼らは主張している。

米国は中国に対し、産業助成金をやめて国が主導する経済モデルから転換し、自国市場を米国製品に開放し、知財窃盗や強制的な技術移転を取り締まるよう求めている。

「米国からの圧力が改革の原動力となるかもしれず、これは中国にとってチャンスとなり得る」と、中国政府のアドバイザーを務める人物はロイターに語った。「中国に対する圧力はとても大きく、われわれは長期的な準備をすべきだ」

トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は、米国が2000億ドル(約22.7兆円)相当の中国製品に対する輸入関税を、来年1月1日から現行の10%から25%に引き上げる計画を延期して、通商交渉を行う「休戦」に合意した。

今後の交渉で合意に至るには、中国は一段の市場開放や助成金の削減、知財保護の改善を含むいくつかの譲歩を迫られるだろうと政府関係者らは言う。だが、中国は自国の競争力に不可欠な産業発展計画を棒に振るつもりはない、と付け加えた。

「米国は中国に改革ペースを速めるように求めているが、それはわれわれの利益と一致する」と別の政府顧問は話す。「われわれは市場志向の改革を推進するが、急ぎすぎず、西側モデルを完全にまねるわけではない」

中国国務院(内閣に相当)はコメント要請に応じなかった。

中国は6月、以前から期待されていた金融、農業、自動車、重工業などへの外資の出資規制緩和を発表し、一段と市場開放する方針を示した。

習主席は18日、改革開放40周年を記念して演説を行う予定だと、外交筋は語った。

<国の介入>

中国共産党は2013年、第18期中央委員会第三回全体会議(三中全会)で、今後10年間の改革案の1つとして資源配分で市場が「決定的な」役割を果たすと表明。だがその後、改革のペースを巡り、中国の経済学者の間で失望が広がった。

この数カ月、あらゆるタイプの事業において共産党が存在力を強めていることへの不満が高まっている。

「依然として政府は介入しすぎる。差し当たり、緩和されていると感じたことはないし、政府が今後、緩和するとも思わない」と、江蘇省常州の産業機器メーカー「孟騰智能装備」のゼネラルマネジャー、サム・ユウ氏は言う。

「中国国内の改革を促進するには外的要因が必要だと思う」と、同氏は貿易戦争についてこう付け加えた。

著名な経済学者で中国の政策策定に携わってきた呉敬l氏は、自国の発展と転換に不可欠な改革を実行するという約束を実現するため、「より大きな政治的勇気と英知」を示すよう中国指導部に求めている。

Slideshow (2 Images)
肥大化した国有部門に対して1990年代に痛みを伴う改革を指揮した朱鎔基・元首相の息子である朱雲来氏も、北京で最近開かれた金融フォーラムで「改革・開放がなければ、社会が組織的な成長を維持することは非常に困難だろう」と同様の主張を行った。

また、中国人民銀行(中央銀行)金融政策委員会の劉世錦委員も同フォーラムで、中国の「不完全な」市場経済の向上と一段の開放に向けた改革は、対米貿易摩擦に対処する上で役に立つと語った。

<苦境に立つ民間企業>

持続的な経済成長の鍵とみられている中国民間企業の不自由さは、2008年の世界金融危機時に政府の大規模な刺激策により復活を遂げた国有企業が勢いづいているのとは対照的だ。

国有企業が民間企業を犠牲にする形で力強く成長する、いわゆる「国進民退」の傾向を強調するかのように、国有企業は今年、少なくとも民間上場企業31社の経営権をすでに取得、あるいは今後取得する計画であることがロイターの調べで明らかとなった。

そのような買収は昨年はごくわずかで、今年はその数を上回っている。

習主席は、中国経済の急激な減速を回避する対策の一環として、金融機関に対して資金提供や税制支援を約束しているが、民間企業は国有企業と対等の立場を求めている。

しかし、習主席が国有企業の活動を抑制する大胆な行動に出る兆しはほとんど見られない。

中国人民銀行の易綱総裁は10月、中国が国有企業と民間企業を対等にする「競争中立性」の原則を採用する計画だと語った。

だが、中国政府と国有企業の緊密な関係を考えると、こうした約束は単なる象徴的なものにすぎないと専門家はみている。

「改革が唯一の方法だ。過去の改革は政治に触れなかったが、もう余地は残されていない。政治変革なき経済改革では袋小路に入るだけだ」と、3人目の政府顧問は語った。

(翻訳:伊藤典子 編集:下郡美紀)
https://jp.reuters.com/article/china-market-reforms-idJPKBN1OG0LF
 

http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/146.html

コメント [経世済民130] 定年後、幸せになれない「過去の栄光にしがみ付く人」の思考パターン(ダイヤモンド・オンライン) 赤かぶ
2. 2018年12月17日 22:41:30 : 82xViKsNP6 : jGZW8kme9gs[197]
恥晒す 過去の栄光 しがみつき
http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/137.html#c2
コメント [経世済民130] 竹中平蔵氏らライザップ経営諮問委員会解散へ 結果にコミットできず〈dot.〉 赤かぶ
2. 2018年12月17日 22:41:46 : 82xViKsNP6 : jGZW8kme9gs[198]
竹中も 一枚噛んだ 落とし穴
http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/140.html#c2
コメント [戦争b22] 第二次世界大戦末期の性暴力---ロシアはドイツで何をしたか?   西岡昌紀 西岡昌紀
33. 2018年12月17日 22:43:35 : fZ1sZcYlpw : DWldRCXPMwY[1]
日本国憲法前文の中にこの件があります→「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。 」

ソ連のレニングラード包囲やドイツでの事も含まれているのだなと思いました。
いずれにしろ戦争とは愚かな行為だと思います、商売人の口車に乗せられてこれ程多くの地球市民が殺し合いをして命を落したことは。

全地球市民が戦争のからくりを学習して世界から米軍を撤退させ、これからの戦争を未然に止めなければ成りません、次は核戦争ですから全地球が破滅をします。

http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/455.html#c33

コメント [政治・選挙・NHK255] 小沢一郎(事務所)辺野古移設は「日本国民のため」と防衛相 沖縄県民は日本国民ではないと言うつもりか。もはや政治と呼べない 赤かぶ
10. 2018年12月17日 22:48:34 : 82xViKsNP6 : jGZW8kme9gs[199]
ボロが出る ツッコミ避けた つもりでも
http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/131.html#c10
コメント [政治・選挙・NHK255] 安倍政権、消費増税対策で5種類の税率が混在…国民生活はパニックで多大な負担(Business Journal) 赤かぶ
10. 2018年12月17日 22:48:51 : 82xViKsNP6 : jGZW8kme9gs[200]
面倒を わざとかけよう 弥縫策
http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/134.html#c10
コメント [経世済民130] 地球温暖化を止める費用は効果に見合わない  確実に止める技術はあるが・・・ うまき
9. 2018年12月17日 22:49:15 : JIY1sdNlGo : co7U_wqZ@s0[119]
過去のデータでは地球は何度も(もっと言えば何十回も何百回も)平均気温は上下しているが、人類が二酸化炭素を大量に排出し始めたのはほんのわずかの期間、18世紀以後。

この事実に対し人類による二酸化炭素の増加だけが地球の気温の上昇の原因だとするのは無理があるように思う。今までこの疑問に対する説得力のある説明を聞いたことはない。
http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/128.html#c9

記事 [経世済民130] 日立、スイスのABBから送配電事業を約7140億円で買収−過去最大 武田薬は格付3段階引下げ J&Jベビーパウダー危機
#買収で暗転

日立、スイスのABBから送配電事業を約7140億円で買収−過去最大
松田潔社
2018年12月17日 15:07 JST 更新日時 2018年12月17日 17:41 JST
2020年前半に株式80.1%を取得、4年目以降に完全子会社化目指す
世界トップ目指し「まだやりたいことは頭の中にある」と社長

Photographer: Bloomberg/Bloomberg
日立製作所は17日、スイスの産業機械メーカーのABBから送配電事業を買収することで合意したと発表した。総額約7140億円を投じて同事業に80.1%出資する計画で、実現すれば同社にとって過去最大の買収となる。

  2020年前半に株式を取得して連結子会社化し、新会社発足から4年目以降に完全子会社化を目指す。買収は手元資金や借入金でまかなう。取引ではファイナンシャル・アドバイザーとしてUBSとゴールドマン・サックス証券を起用しており、取得総額には約100億円のアドバイザリー費用などが含まれている。今期(2019年3月期)の業績には影響を与えないとしている。


Toshiaki Higashihara on Dec. 17Photographer: Junko Kimura-Matsumoto/Bloomberg
  東原敏昭社長は同日の記者会見で、「グローバルナンバーワンのパワーグリッド企業を獲得できてうれしい」と発言。日立としては過去最大の企業買収となるが、「値段はリーズナブル」と強調し、大事なのは日立を世界のトップリーダーにすることだと述べた。また、「まだまだやりたいことは頭の中にある」として、さらなる企業買収を模索する考えも示した。

  発電所などから工場や家庭などに電気を届ける送配電事業はABBが取り組む4事業のうちの一つ。同事業では送電網の運営や関連機器の製造なども手掛けており、約100カ所の製造拠点と200カ所の営業拠点を保有し従業員数は約3万6000人となっている。17年12月期の売上高は約100億ドル(約1兆1000億円)だった。

  日立は再生可能エネルギーや電気自動車の普及拡大に対応し、国内外で次世代エネルギー分野の収益拡大を目指す。また同社長は14年4月に就任以来IoTを駆使したデジタル・IT技術を中核とする会社に再編するため積極的な買収方針を打ち出しており、18年度までの3年間で総額1兆円規模の買収を実施する意向を表明していた。

  日立は15年6月、ABBと日本国内での高圧直流送電事業に関する合弁会社の設立を発表していた。03年に米IBMのハードディスク事業を約2300億円、15年にはイタリアの製造会社フィンメカニカの鉄道関連事業を約2600億円で取得しているが、今回の買収額はこれらを上回る。 

(会見内容を追加して記事を更新します.)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-17/PJV7Y76K50YD01


 

ムーディーズ:武田薬の格付け3段階引き下げ、シャイアー買収が影響
岡田雄至
2018年12月17日 17:45 JST
従来のA2からリスクが中程度のBaa2に
有利子負債/EBITDA倍率が他の製薬会社を大きく上回る水準に
ムーディーズ・ジャパンは17日、武田薬品工業の格付けを信用リスクが低い「A2」からリスクが中程度の「Baa2」に3段階引き下げたと発表した。総額約7兆円でシャイアーを買収で有利子負債が増加することが影響した。

  ムーディーズは5月に武田の格付けをA2に引き下げ、さらなる格下げ方向での見直し対象としていた。17日の変更を踏まえ、格付け見通しは安定的に変更した。

  同社の浅沼有紀子アナリストは同日の発表文書で、買収により武田薬の有利子負債は6倍近くに増加し、レバレッジはムーディーズが投資適格級としている製薬会社の中で「最も高い水準になる」と指摘。約3兆円有利子負債が増えることで、武田薬の総有利子負債/EBITDA倍率は5倍超と、格付けBaa以上のグローバル製薬会社の一般的な水準である2−3倍を大きく上回るとの見解を示した。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-17/PJVH9R6JIJUQ01?srnd=cojp-v2

 

コラム2018年12月17日 / 13:18 / 5時間前更新
コラム:J&Jのベビーパウダー危機、長期化する可能性
Robert Cyran
2 分で読む

[ニューヨーク 14日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米医薬品・日用品大手、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J(JNJ.N)のベビーパウダーを巡る滑石(タルク)危機は、何年も長引くことだろう。

同社が1970年代から原料滑石(タルク)の試験でベビーパウダーにアスベストが含まれていたことを数十年間把握していたとのロイター報道を受けて、同社株は14日急落し、時価総額から400億ドル(約4兆5000億円)が消えた。

J&Jは、今回の記事を「ばかげた陰謀論だ」と一蹴。「J&Jや規制当局、独立専門家は、アスベストの含有を調べるあらゆる手法を使っており、これらの手法によって判明した結果のすべてが、われわれのタルクにアスベストが含まれていないとの結論だった」と主張する。

もし歴史が道しるべになるのなら、市場の反応は過剰だったかもしれない。だが訴訟や傷ついたブランドは、そう簡単には解消しない。

同社のベビーパウダーを巡っては、タルクが健康障害を引き起こしたとして1万件以上の訴訟が起きている。今年7月には、原料に含まれるアスベストが原因で卵巣がんを発症したとして女性22人が訴えた訴訟で、ミズーリ州セントルイス巡回裁判所の陪審が同社に46億9000万ドル(約5320億円)の損害賠償支払いを命じる評決を下している。

だが市場はこの判決をほぼ無視した。同社の株価は、1月から今月13日までに5%近く上昇し、時価総額は4000億ドルに達していた。今回、その1割が吹き飛んだことは、過剰反応だったかもしれない。

投資家は、巨額和解の可能性が高まるとパニックに陥る傾向がある。米製薬大手メルク(MRK.N)が2004年、心臓発作との関連が指摘された鎮痛剤バイオックスを販売停止した際には、時価総額の27%に相当する270億ドルを失った。同社は最終的に、総額50億ドル以下を支払うことで和解した。

同様に、ドイツの製薬・化学大手バイエル(BAYGn.DE)の株価も、今年買収した米種子・農薬大手モンサントの除草剤ががんの原因になったとして訴えられていることから、150億ドルの債務を織り込んだ水準で取引されている、と米バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチは推定している。

こうした訴訟費用の負担が、早期に終わることはない。メルクは、販売停止から10年以上がたった今も、バイオックス関連の訴訟を抱えている。

だが最も修復が難しいのは、傷ついたJ&Jの評判だろう。

12月14日、米医薬品・日用品大手、ジョンソン・エンド・ジョンソンのベビーパウダーを巡る滑石(タルク)危機は、何年も長引くことだろう。J&Jのベビーパウダー。ニューヨークで2016年2月撮影(2018年 ロイター/Mike Segar/Illustration)
1980年代に、シカゴ近郊で何者かによってシアン化合物が混入された同社の鎮痛剤タイレノールを飲んだ7人が死亡する事件が発生した。これを受けて、3100万瓶を回収し、消費者に注意を促す広告を出し、異物混入を困難にするパッケージを導入したJ&Jの当時の対応は、現在でも信頼回復のための対応策の好例として米国のビジネススクールの授業でよく取り上げられている。

J&Jがもし本当に、世界中の赤ちゃんに使われている製品に関わるやっかいなデータを黙殺し続けていたとすれば、いずれ反対の例として取り上げられることになるかもしれない。

*筆者は「Reuters Breakingviews」のコラムニストです。本コラムは筆者の個人的見解に基づいて書かれています。
https://jp.reuters.com/article/johnson-johnson-cancer-breakingviews-idJPKBN1OG0BD



http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/147.html

コメント [原発・フッ素50] 日立、英原発計画を凍結へ 安倍政権輸出案件、全て暗礁に  赤かぶ
17. 2018年12月17日 22:56:28 : z2LrkLPSsU : OE9Hbc@0ZOI[4]
反原発をイデオロギーで考えてるバカが・・・・

これは、安全基準を厳しくした結果、建設費が高騰して、折り合いが
つかず撤退しただけ
その代わり変わって中国にさらわれてしまうだけ、この間もケニアで中国が調印したし
この掲示板は中国の工作員で溢れてるのが証明されたって事だね。

未だ中国は2030年に300基って目標は撤回してないし
安かろう悪かろうの原発で世界が汚染されるのは目に見えてるだろうね

http://japanese.china.org.cn/business/txt/2017-04/06/content_40567890.htm

http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/666.html#c17

記事 [経世済民130] 勤続5年で1ヵ月休暇、米企業が「表彰前倒し」に走る訳 1兆ドル規模の米レバレッジドローン市場の運命 狭まるトランプ包囲網
コラム2018年12月16日 / 09:28 / 27分前更新

勤続5年で1ヵ月休暇、米企業が「表彰前倒し」に走る訳
Chris Taylor
3 分で読む

[ニューヨーク 10日 ロイター] - かつて米国では、勤続30年を迎えた社員には金時計を贈って表彰したものだった。だが、ハダス・ストレイト氏の場合は違う。

グローバル・コミュニケーション企業アリソン・アンド・パートナーズの上級副社長である同氏は、勤続わずか5年の社員に贈られる1カ月の有給休暇から戻ったばかりだ。数週間、ケープコッドで家を借りて過ごしたという。

ニューヨークに拠点を置くストレイト氏はその間、一度も仕事のメールをチェックしなかったと断言する。

「働かなかったのは子どものとき以来」と同氏は言う。「少し不安だったけど、仕事に戻ったときはリフレッシュしている。心機一転、また仕事をする気になる」

勤続表彰を「前倒し」で受けているのはストレイト氏だけではない。米人材マネジメント協会の今年の調査によると、63%の企業が勤続を表彰して報酬を与えていることが分かった。また、報酬は年間9%増加していた。

勤続5年での表彰は、シリコンバレーのような、過酷なライフスタイルや終わりのないプロジェクトの締め切りに追われて社員が燃え尽きやすい職場文化で特に広がっている。

米ソーシャルメディア大手のフェイスブック(FB.O)は2015年から「リチャージ」プログラムを提供している。勤続5年を経過した社員は「リフレッシュしてリラックスするための連続休暇」として30日を取得することができると、同社の福利厚生担当副社長のTudor Havriliuc氏は説明した。

いったい何が起きているのだろうか。

米国の雇用状況にそのヒントは隠されている。米労働省労働統計局(BLS)によると、失業率は3.7%で歴史的低水準に近づいている。また、全米自営業者連盟(NFIB)が小規模事業主を対象に最近行った調査では、37%が求人を出しても埋まらなかったと回答している。この数字は同調査史上、最も高いという。

同時に、企業は収益を上げ続けるために賃上げには消極的だ。したがって、大規模な賃上げを行うことなく社員を表彰して在籍率を向上させる1つの方法として、勤続報酬があるのだ。

最近では勤続30年、40年の社員はほとんどいないため、働き盛りで、ライバル企業や管理職のヘッドハンターにスカウトされる可能性が最も高い勤続わずか数年の社員を表彰する企業が増えている。

<勤続記念日>

「昨今の労働市場では、求職者よりも仕事の方が多い状況であり、最高の人材を獲得しようとする競争はかつてないほど激しくなっている」と、米人材マネジメント協会の広報担当者、バネッサ・ヒル氏は指摘。「企業は、社員を入社させて働き続けてもらうためにはどのような報酬手当が最も効果的か探しており、勤続報酬を提供する企業が増えている」

勤続5年の社員が享受しているのは長期有給休暇だけではない。

企業が毎月の固定費を節約するのを助ける会社「SIB Fixed Cost Reduction」は、勤続5年の社員に5万ドル(約565万円)という高額の小切手を提供している。

「長期間、同じ仕事を続ける人はもはや少なく、多くの場合は多少の給料アップを求めて転職する。したがってこうした報酬により、転職しなくても今の会社でまだ成長できるし、もっと稼ぐことができると示せる」と、サウスカロライナ州チャールストンに拠点を置く同社のダン・シュナイダー最高経営責任者(CEO)は話す。

ほとんどの企業の場合、社員の在籍期間は2年程度だとシュナイダー氏は言う。法外な額の小切手で社員のやる気を出させることで、同社社員の平均在籍年数は現在4年に上がったという。

もちろん大金を手にした人間は使い道を誤ることもあるため、社員が勤続報酬の現金を不必要なものに使ってしまう可能性もある。

したがって、報酬で得た現金を散財するかわりに、長期的に生活状況を改善させるようなことに使った方がいいだろう。例えば、学生ローンを完済したり、住宅や結婚式の頭金に充てるべきだと、シュナイダー氏はアドバイスする。

また、もし報酬が長期有給休暇の形で贈られる場合、それをきちんと活用すべきだと、前出のハダス・ストレイト氏も助言する。

長期有給休暇の目的は要するに、楽しんで充電し、リフレッシュすることだ。休暇中、5分ごとに仕事のメールをチェックするなら、そうした目的は台無しになり、自身や雇用主を欺くことになるとストレイト氏は言う。

「勤続5年で1カ月の有給休暇をもらったと人に話すと、皆びっくりする。そのようなことは聞いたことがなかったから。休みをもらって、とても長い昼寝をしたような感じがした」

*筆者はロイターのコントリビューターで、個人的見解に基づいて書かれています。
https://jp.reuters.com/article/column-us-labor-idJPKBN1OD0QI


 


1兆ドル規模の米レバレッジドローン、市場の運命握る日本の銀行
Cecile Gutscher、Tracy Alloway
2018年12月17日 0:27 JST 更新日時 2018年12月17日 10:45 JST
• 人気を集めたローン市場、最近では資金引き揚げが目立つ
• 日本の銀行はトリプルAのCLOの4分の3を購入している可能性
日本の銀行は高債務の米企業向けローン債権の3分の1相当を購入し、同市場の規模が1兆ドル(約113兆4000億円)を超えるのを後押しした可能性がある。UBSグループの新たな推計が示唆した。
  バランスシートの弱い企業向けの融資であるレバレジッドローン。長引く低利回りの影響で、こうしたローンの市場へと、投資資金は流れた。こうした融資の債権は、金利上昇を懸念する投資家に逃避先として購入が持ちかけられ、多くの場合、投資家を保護する目的で信用を補強し、ローン担保証券(CLO)に組成された。
  ウォール街で最もホットな商品として注目されていたローンの市場にも、ひび割れが見え始めている。12日終了週には過去最大の25億3000万ドルが、レバレッジドローン・ファンドから引き揚げられた。またウェルズ・ファーゴとバークレイズは最近、4億1500万ドル規模の案件を取り下げた。シティグループが調査対象とする米レバレッジドローンのうち、額面を上回って取引されているのはわずか0.9%。つい数カ月前には70%を超えていた。
  UBSによると、日本の銀行は最上級のトリプルA格付けのCLOを購入している。同等格付けの国債より利回りが高いからだ。過去数年にこのアセットクラスに流入した資金のうち、日本の銀行が約33%を占めていたという。この需要が弱まる可能性はあるものの、日本勢からの投資は最近売りを浴びている市場に安定を与えるかもしれないと、UBSは指摘する。
  スティーブン・カプリオ氏らアナリストはリポートで、「日本勢による米ローン買いはそう簡単には崩れないだろう」と指摘する。「大半の日本の銀行は満期まで保有する。信用損失の見通しが鮮明になり、リセッションのリスクが今より大きく上昇する状況にならない限り、アウトライトの売りはかなり限られるだろう」と分析した。
  UBSのデータと分析によると、日本の銀行は格付けがトリプルA級のCLOトランシュの半分から4分の3程度を購入する可能性がある。日本勢の買いがなければ、トリプルA級CLOのスプレッドは少なくとも2014年の水準に戻る、つまり50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)拡大するだろうと、UBSが見積もった。

原題:Fate of $1 Trillion in Risky U.S. Loans May Be in Japan’s Hands(抜粋)
(最終段落に加筆し更新します.)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-16/PJQ6BQ6JTSED01?srnd=cojp-v2

 
コラム2018年12月15日 / 13:36 / 34分前更新
コラム:狭まる「トランプ包囲網」、訴追の可能性は
Tim Weiner
4 分で読む

[10日 ロイター] - 米国大統領は在任中に刑事責任を問われることはない。だが、トランプ大統領については、退任して民間人になった時点で起訴される可能性が浮上してきた。

ニューヨーク州の連邦検察官は7日、2016年の大統領選を有利に進めることを意図した口止め料の支払いが選挙資金法に違反していた、という重罪の容疑でトランプ大統領を告発した。

検察側は特に、トランプ氏の元個人弁護士で自称「黒幕」だったマイケル・コーエン被告が、トランプ氏と性的関係にあったと主張する2人の女性に口止め料を払った経緯についての詳細を明らかにして、この目的はトランプ氏を大統領選に勝たせるためであり、トランプ氏自身もこれを完全に了解していた、と主張している。

モラー特別検察官がすでに提示している文書によれば、トランプ氏が「選挙運動の開始からかなりたつ頃」、共和党の候補指名を得る直前に、モスクワで数億ドル規模に上る可能性のある不動産取引に関与していた、とコーエン被告が語ったという。

コーエン被告は、この件でトランプ氏と協議したことについて議会に偽証した容疑で有罪を宣告されている。

米国民は、今やコーエン被告が「個人1と調整しつつ、その指示を受けて(これらの違法な支払い)を行った」ことを知った。「個人1」とは米国大統領のことだ。またコーエン被告は、モスクワ不動産プロジェクトについて議会で虚偽の宣誓供述を行った時点で、ホワイトハウスや大統領の弁護士らと「緊密、かつ定期的な連絡」をとっていた。

モラー氏が率いる検察側は、モスクワ不動産プロジェクトは「ロシア政府からの支援を求め、かつそれを必要とする可能性の高い、利益の大きいビジネスチャンスだった」と記している。

その交渉は、「ロシア政府が米国大統領選挙に干渉しようと努力を続けていた時期に行われた」という。2016年6月、米民主党の全国委員会などのコンピューターネットワークに対するロシアのハッキング行為が初めて明らかになった数時間後、モスクワ不動産プロジェクトを巡る協議は中止された。

米連邦捜査局(FBI)はこの年の夏、ロシアによる選挙介入疑惑の捜査を開始した。秋に入ると捜査担当者は、ロシア攻撃に対して米国民の支援や扇動があったかどうかを注目し始めた。

そして今、私たちは、諜報戦の悪夢に直面している。お気に入りの候補者を米国大統領の座に就けようと動いたロシアの画策、そしてその副産物として当該人物が、アメリカの民主主義を傷つけ、北大西洋の同盟を攻撃しているのだ。

就任18カ月のモラー特別検察官による捜査は、トランプ大統領の就任時にまで及んでいる。モラー氏を中心とする検察当局は、トランプ氏を大統領の座に押し上げたのは、政治面だけでなく犯罪に当たる「嘘」の力だ、という明白で説得力のある論拠を構築した。

いずれ民間人に戻るトランプ氏は、いつの日か、こうした論拠や大統領による司法妨害についてモラー特別検察官が現在も継続している捜査によって、国を欺いた広汎な共謀容疑で訴追される危険がある。この法令は、はるか昔の連邦最高裁による判断によれば、「政府省庁の合法的機能をき損、妨害又は無効化することを目的とした、あらゆる共謀」を対象としている。つまり、選挙関連法や税法に対する違反、そしてあらゆる形の詐欺が対象となるのだ。

モラー特別検察官とその指揮下にあるFBI捜査官らの仕事は、この先何カ月も続くだろう。彼らはいずれ、「米国対ドナルド・J・トランプ」と銘打った、封印された起訴状を埋めるに足る事実を集めているのではないだろうか。

その起訴状は、トランプ氏が大統領の職を離れたとき、連邦裁判官によって封印を解かれる可能性がある。トランプ大統領はモラー特別検察官を妨害しようと試みるかもしれない。だが、以前も書いたように、FBI自体をクビにすることはできない。

モラー特別検察官はすでに、コーエン被告やトランプ陣営の選対本部長を務めたポール・マナフォート被告、そしてトランプ政権の大統領補佐官(国家安全保障担当)だったマイケル・フリン被告が、ロシア当局者やロシア情報機関の関係者と接触していたことについて、FBIと連邦議会に虚偽の供述をしたことを立証している。

もし、彼らがトランプ大統領の指示で虚偽の供述をしたのであれば、そのこともモラー氏の目を逃れられないだろう。

こうした嘘や、モラー特別検察官の捜査線上にある、さらに多くの嘘には、1つの共通点がある。そのいずれにも、ロシアのプーチン大統領とそのスパイ組織の影が見え隠れすることだ。

2016年、ロシアはトランプ氏の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏と娘婿ジャレド・クシュナー上級顧問に接近し、それぞれに「魅力的な餌」を提示したと見られている。トランプ・ジュニア氏には違法に入手した対立陣営の不祥事、クシュナー氏にはロシア政府との情報機関を通じたこれまた違法な連絡ルートだ。

これらは、獲物が食いつくかどうかを試すための情報機関の古典的な手法だ。そして、彼らは食いついた。彼らはFBIに電話で通報しただろうか。いや、していない。

その後、彼らはこの接触について連邦議会に虚偽の説明を行った容疑で偽証罪に問われている。つまり、大統領の家族が司法の手にかかる可能性がある、ということになる。

トランプ大統領はすべて否定している。新たな告発が明らかになったとき、彼は「大統領は完全に無罪放免だ、ありがとう!」とツイートした。国家指導者から、またもや虚偽の声明だ。ワシントンポスト紙のファクトチェック(事実確認)チームによれば、トランプ氏は大統領就任後6400回以上も国民を欺いており、モラー特別検察官、FBI、司法省をたえず激しく攻撃している。

こうした攻撃が示すように、米国における法の支配にとって、大統領は「今そこにある危機」だ。

Slideshow (2 Images)
ここで問われているのは、連邦議会、裁判所、刑事司法制度といった米国制度にトランプ大統領を制止する力があるのか、またその場合、米国の政治や司法制度に対する攻撃を理由に彼を告訴することができるのか、という点だ。

1月に入れば、新たに選ばれた下院の民主党議員は、歴代大統領が誰も体験しなかったような厳しさで、トランプ大統領の調査に取りかかるべきだろう。

大統領弾劾という問題については、ひとまず棚上げする方が得策という結論になるかもしれない。圧倒的な事実によって少なくとも20人の共和党上院議員が造反して民主党の上院議員47人に加わらない限り、重大犯罪を理由とする大統領弾劾に必要な上院3分の2の議決を確保できないからだ。

1974年にはその1歩手前まで行った。当時のニクソン大統領は、ウォーターゲート事件の司法妨害における未起訴の共謀者として名指しされた。下院では弾劾の発議が行われた。上院における主なニクソン擁護派は、ギリギリになるまで態度を変えなかった。

「動かぬ証拠」の録音テープ公開によって、ようやく、米政界で最も強硬な保守派のバリー・ゴールドウォーター上院議員がホワイトハウスに足を運び、ニクソン大統領に対して、議会にはもう彼を支持する人間はいない、と告げた。辞任するしかない、と。

当時のゴールドウォーター上院議員に相当する人物は、どこにいるのだろうか。

現在、トランプ大統領に抗う共和党議員が1人でも存在することを示す証拠は、どこにも見当たらない。彼らが沈黙を続けるならば、米国の法と制度に対する継続的な攻撃に加担していることになる。彼らも共謀者であると言うべきかもしれない。

*筆者はピュリツァー賞を受賞した著述家。著書に「CIA秘録─その誕生から今日まで」(原題:Legacy of Ashes: The History of the CIA)など。

*本コラムは筆者の個人的見解に基づいて書かれています。(翻訳:エァクレーレン)
https://jp.reuters.com/article/weiner-mueller-idJPKBN1OD1G5
http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/148.html

コメント [経世済民130] 2019年経済展望、何でもありの「ブラックスワン」原油と株の急落、市場は何を叫んで 中国、米中貿易戦争で変革促す声高まる うまき
1. 2018年12月17日 22:59:07 : jXbiWWJBCA : zikAgAsyVVk[1554]
田嶋 智太郎 2018/12/17

なおもポンドとユーロの下値余地は大きい!?ブレグジットの影響は年明け以降も尾を引く
ポンドとユーロがやけに弱いこともあり、なおもドルが底堅く推移するといった状況が続いています。英国で欧州連合(EU)離脱案が議会で承認されるためのハードルが高まっていることを受け、市場では「合意なき離脱」という最悪の事態に陥る可能性を警戒するムードが一層濃厚になってきました。

結果、ポンドの上値は重いままの状態が続き、先週10日に1.2700ドルの重要な節目をあっさりと下抜けたポンド/米ドルは、足下で一旦持ち直そうとする動きも見られるものの、目下は以前の下値サポート水準であった1.2700ドルが逆に上値抵抗として意識される状況になっています。

あらかじめブレグジットの期限というものが決められている以上、その期限ギリギリまでは適当な落としどころも見出しにくいというのが実情であると思われ、これは年明け以降もしばらく尾を引くものと見ておかざるを得ません。

「最終的には期限の延期というオプションもあり得る」と見る向きもあるようですが、延期したところで最大の懸案であるアイルランド国境問題がそれで片付くということでもないでしょう。

延期があり得るとして、それとセットになり得るのは、おそらく国民投票の再実施といったところでしょうか。もちろん、それもかなりの時間がかかることであり、その間にポンド/米ドルは2017年1月につけた1.2000ドル割れの水準を試す可能性も十分にある得るものと見ます。

ちなみに、ポンド/米ドルの上値については、ひとつに31週移動平均線(31週線)が重要であると考えられ、仮に同水準までの戻りを試す場面があれば、そこは戻り売りを検討するのも一考であると考えます。

依然米ドル強含みの展開に
一方の、ユーロについても足下では域内のさえない経済指標・景気データが相次いで出てきており、少なくともユーロ/米ドルを積極的に一段上の水準まで買い上げるといったムードではありません。実際、先週末14日に発表された独・仏とユーロ圏の「購買担当者景気指数(PMI)」はあまり思わしくない結果となりました。

ことに燃料税引き上げに対する抗議に端を発した反政府デモ「黄色いベスト運動」が打撃になったと思われるフランスの12月総合PMI速報値は49.3と、事前の予想(54)を大きく下回ったばかりか、拡大と縮小の境目である50をも下回る厳しさでした。

なお、足下のユーロ/米ドルは21日移動平均線(21日線)との攻防を続けており、先週あたりからは一目均衡表の日足「雲」の上からのプレッシャーも感じざるを得ないといった状況にあります。

また、5月以降の月足ロウソクが一目均衡表の月足「雲」下限をトレースするように推移していることも見逃せない事実で、この「雲」下限は来年4月頃まで水準を切り下げることにも要注意と言えるでしょう。ちなみに、来年4月から数ヶ月は月足「雲」下限の水準が1.1000ドルをも割り込むこととなります。

今しばらくは、やはりポンドやユーロの上値が重い状態が続くと考えざるを得ず、その意味では依然米ドル強含みの展開ということになるでしょう。米ドル高&円高で動きにくい米ドル/円ではありますが、10月4日に114.55円という年初来高値をつけた以降に形成されているミニ・トライアングルを上放れる可能性はいまだあると見られます。目先は21日線の下値サポートを確認しつつ、10月4日高値や11月12日高値を結ぶレジスタンスライン=トライアングルの上辺との位置関係を注視し続けることが重要と思われます。

年内に114.55円を上回ることができなければ、2018年の年間を通じた米ドル/円の値動き幅は過去20年のなかで最小ということになるわけですが、果たして……。

田嶋 智太郎
経済アナリスト 株式会社アルフィナンツ 代表取締役
1964年東京都生まれ。1988年慶応義塾大学卒業後、(現)三菱UFJモルガン・スタンレー証券勤務を経て独立転身。名古屋文化短期大学にて「経営学概論」「生活情報論」の講座を受け持った後、経済ジャーナリストとして主に金融・経済全般から戦略的な企業経営、引いては個人の資産形成、資金運用まで幅広い範囲を分析・研究してきた。民間企業や金融機関、新聞社、自治体、各種商工団体等の主催する講演会、セミナー、研修等の講師を数多く務め、これまでの累計講演回数は3000回前後に上る。新聞・雑誌・WEB等の連載も数あり、現在は、日経BizGate(https://bizgate.nikkei.co.jp/)にて「先読み&深読み 経済トレンドウォッチ」などの執筆を担当。ほかに、自由国民社『現代用語の基礎知識』の「貯蓄・投資」欄の執筆も手掛ける一方、定期的に日経CNBCコメンテーターも務める。
田嶋 智太郎 の別の記事を読む
バックナンバー
2018/12/03
なおも「基本米ドル強気」の見方に変わりなし!
2018/11/19
今しばらくポンドやユーロの下値リスクには要警戒
2018/11/05
米ドル/円の強気材料が足下で増えつつある!?
バックナンバー一覧

https://media.monex.co.jp/articles/-/10646

ワールド2018年12月17日 / 14:38 / 3時間前更新
イスラエル首相、豪による西エルサレムの首都認定に不満
1 分で読む

[エルサレム 16日 ロイター] - イスラエルのネタニヤフ首相は16日、オーストラリアが西エルサレムをイスラエルの首都と正式に認定したことに対し、不満を表明した。イスラエルは1967年に東エルサレムを占拠し併合、東西エルサレムを不可分と主張しているが、国際的には認められていない。

他方でアラブ諸国は、東エルサレムを将来のパレスチナ独立国家の首都としたい考え。トランプ米大統領は昨年12月にエルサレムをイスラエルの首都と認定し、パレスチナ側の怒りを買った。

豪州のモリソン首相は15日、同国として「イスラエルの国会や多くの政府機関がある西エルサレムを、イスラエルの首都と認定する」と表明。イスラエルとパレスチナの和平協定に基づき、東エルサレムをパレスチナの首都とすることを支持すると改めて確認した。

これに対しイスラエル外務省は、豪州の表明を「正しい方向への一歩」と述べ、冷ややかに反応。ネタニヤフ首相は16日の閣議前に「外務省が声明を発表した。わたしがそれに付け加えることは何もない」と述べ、詳細に触れることを拒否した。

同国のハネグビ地域協力大臣は会見で、より率直に豪州を批判。「遺憾ながら、この前向きなニュースの中で彼らは過ちを1つ犯した」とし、「(エルサレムの)街は西と東に分割されているわけではない。エルサレムは1つで、統合されている。イスラエルによる支配は永遠だ。わが国の主権は分割されることも損なわれることもない。豪州が早急に、過ちを正す方法を見つけるよう願う」と話した。
https://jp.reuters.com/article/israel-australia-jerusalem-idJPKBN1OG0E1
http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/146.html#c1

記事 [経世済民130] 異次元緩和が限界、日銀が金融不安定化の懸念認める…地銀の8割が本業赤字(Business Journal)
異次元緩和が限界、日銀が金融不安定化の懸念認める…地銀の8割が本業赤字
https://biz-journal.jp/2018/12/post_25922.html
2018.12.17 文=小黒一正/法政大学経済学部教授 Business Journal


日本銀行(撮影=編集部)


 2%物価目標を達成するため、日銀は2013年4月から異次元緩和(量的・質的金融緩和)をスタートしたが、5年を超えても、いまだに達成する見込みは立たない。現在に至るまで、2014年10月に追加緩和、2016年1月にマイナス金利を導入する等、さまざまな対策を実行してきたが、異次元緩和の限界が明らかになる一方であった。

 このような状況の中、日銀は、金融政策の重心を「量」から「金利」に移す政策変更を行うため、2016年9月下旬、「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」に舵を切り、現在に至っている。いま金融政策の重心は明らかに「金利」であり、日銀は、国債オペレーション等を通じて、短期金利をマイナス0.1%、長期金利(10年物国債の利回りに相当)を0%程度に制御する政策を実行している。

 問題はこの政策がいつまで継続できるかだ。大規模金融緩和の副作用や歪みがどこかに潜んでいないのか。筆者は少なくとも2つの副作用や歪みがあると考えている。

 第1は、財政規律の弛緩だ。通常、財政赤字の拡大や債務の累増で財政が悪化すれば、市場メカニズムで長期金利が上昇し、利払い費の増加を通じて、それは財政を直撃する。しかし、現在のところ、長期金利が上昇する気配はない。政府部門の債務残高(対GDP)は200%超も存在し、いまも増加を続けているにもかかわらず、見かけ上、日本財政は安定している。

 この理由は単純で、日銀の大規模金融緩和で長期金利の上昇圧力が抑制され、債務の利払い費が抑制できているからである。それは財政的に居心地がよい状況だが、政治的に財政規律を弛緩させ、財政再建や社会保障改革を遅らせてしまい、いつか長期金利が上昇し始めたときに顕在化する財政危機の「マグマ」を蓄積してしまう可能性がある。

■金融機関の収益悪化

 第2は、超低金利の長期化で進む金融機関の収益悪化だ。たとえば、銀行の本業は預金を集め、資金を必要とする企業等に貸し出しをすることだが、その収益は貸出金利と預金金利の「利ざや」で決まる。預金金利は短期金利、貸出金利は長期金利(10年物国債の利回りに相当)に連動する傾向があるが、日銀の大規模金融緩和により、長期金利と短期金利の「利ざや」が縮小している。この結果として、貸出金利と預金金利の「利ざや」も大幅に縮小しており、銀行など金融機関の収益が悪化している。特に、体力の弱い地域銀行の収益が急速に悪化している。

 この事実は、金融庁が2018年4月に公表した「地域金融の課題と競争のあり方」という資料からも確認できる。この資料の8ページには以下の図表があり、その本文中には「本業(貸出・手数料ビジネス) の利益は悪化を続けており、2016 年度の決算では地域銀行(106 行)の過半数の 54 行が本業赤字となっている」旨の記載がある。



 このような現状については、日銀の黒田東彦総裁も十分に認識しているように思われる。実際、先般(2018年11月5日)の講演(於:名古屋)でも、以下の旨のメッセージを発信している。

「日本銀行としても、金融緩和の継続が、貸出利ざやの縮小などによる収益力低下を通じて、金融機関の経営体力に累積的な影響を及ぼし、金融システムの安定性や金融仲介機能に影響を与える可能性があることは十分に認識している。すなわち、低金利環境や厳しい競争環境が続く中、金融機関が、収益確保のためにリスクテイクを一段と積極化すれば、将来、万一大きな負のショックが発生した場合、金融システムが不安定化する可能性がある。また、低金利環境が続くもとで、金融機関収益の下押しが長期化すると、貸出姿勢が消極化するなど、金融仲介が停滞方向に向かうリスクもある」 

「週刊エコノミスト」(毎日新聞出版/12月4日号)でも、2018年3月期の公開情報に基づき、地方銀行64行の預貸業務の収益性を分析し、その8割が赤字になっているとの試算結果を掲載している。バブル崩壊で1990年代後半に顕在化した金融危機は、納税者の負担で処理したことは多くの国民の記憶に残っているはずだ。次回はどのような形や経路で副作用や歪みが顕在化するか、現時点では筆者も予測不可能だが、マグマが滞留しつつあることは明らかであり、「金融政策の正常化」の方法につき、冷静かつ真剣な議論を行う時期にきているのではないか。

(文=小黒一正/法政大学経済学部教授)



http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/149.html

コメント [経世済民130] 日本の消費増税、痛み緩和の支出は一時的に=IMF高官 財投総額13.1兆円、財政融資追加も2年連続減=19年度計画で政府 うまき
1. 2018年12月17日 23:00:35 : jXbiWWJBCA : zikAgAsyVVk[1555]
修繕費不足で多くのマンションは“破綻”する 高まる空き家率、深刻化する管理費・修繕積立金の滞納、管理会社不信…
平田 秀俊平田 秀俊

バックナンバー
[1/3ページ]
2018年12月17日(月)

意識の高い管理組合の存在は、マンションの資産価値向上にも貢献する(写真:PIXTA)
 これまでのマンションは近所づきあいを最低限に抑えられる点が、自由気ままに暮らしたい人に評価されてきた面がある。しかし今後はそうも言っていられなくなるかもしれない。


シーアイピーの須藤桂一社長
 まず、マンションが抱える問題をおさらいしておく。マンション管理組合に特化したコンサルティングを約20年手がけてきた「シーアイピー」の須藤桂一社長が警告するのは、共有部分の老朽化した壁や床、水道管の補修などに必要な費用が足りなくなり、生活に大きな支障が出てくるという緊急事態だ。

 全国には9万〜10万程度の管理組合が存在すると見られているが、マンション政策を担う国土交通省が2014年に発表した調査結果では、回答した約2300のうち37%が管理費や修繕積立金を3カ月以上滞納する住戸を抱えていた。この調査は5年置きに実施され、直近は2019年春に最新のデータが公表される予定だが、37%という数字が悪化していてもおかしくはない。戸建ても含む空き家率は今後、急激に高まると予測されているからだ。2013年時点で13%台だったが、野村総合研究所は今年17%に迫り、10年後の2028年には25%台になると見込んでいる。

 管理費や修繕積立金の滞納で今後増えると想定されているのは、亡くなった親が住んでいたマンションの一室を子どもが相続したものの、「毎月の管理費、修繕積立金を負担するのは難しい」と放置するケースだ。売ろうにも「最寄り駅至近」という現代ニーズを満たさない物件は、販売価格を下げてもそう簡単には買い手はつかない。

 「滞納する人はそのまま払わないことが多い」と須藤社長は指摘する。管理費・修繕積立金には弁済を優先的に受ける「先取特権」という権利があり、そうした場合、管理組合はその部屋を最終的には競売にかけることが法的に可能だ。しかしそこまで至ることは少なく、結果的に泣き寝入りになる場合が多い。コストや手間、精神的負担を嫌がる管理組合がなかなか動かないからだ。

次ページ「相見積もりに突然の大幅値引きも」

 こうした状況に、「情報の非対称性」(売り手と買い手との間の情報格差)によりマンション住民が負わされる不利益が追い打ちをかける。例えば15年程度で実施される大規模修繕工事の費用は、須藤社長によると100戸規模のマンションで1億円程度が大まかな目安。ところがそうと知らない管理組合が、工事会社の2億円の見積もりに易々と応じるケースが後を絶たないという。

 確かにそれも当然だ。1億円の建築工事を発注した経験がある人は、なかなかいない。「理事が10人いる管理組合が50あったとして、自分の仕事で1億円規模の工事を発注した経験がある人は500人中1人か2人いる程度」(須藤社長)。

相見積もりに突然の大幅値引きも
 情報の非対称性が生む住民への不利益は、管理会社に支払う管理委託費にも降りかかる。管理委託には事務管理や総合設備点検などの「総合管理業務」と、日常清掃やエレベーター保守点検、植栽管理などの「専門業務」がある。そうした管理は、新築分譲時、デベロッパーの関連会社が請け負う設定になっているのが一般的で、そこに疑問を抱く人はいないだろう。

 実際はその後、管理組合で適正な手続きを踏めば管理会社を変えられるのだが、現状は管理会社自らが管理委託費を半ば自由に決められる余地が生まれている。須藤社長によれば、管理組合が動いて管理会社を変えたことがあるケースはせいぜい2〜3割程度。「管理会社は経営が安定する業態で、倒産しない」とまで言われるゆえんだ。

 あるマンションでは総合管理業務の委託費を年間730万円支払っていたが、シーアイピーが競合他社も含めて相見積もりを取ったところ、事態は一変。これまで年間730万円を請求してきた総合管理会社は390万円という驚異の値下げを提示してきたという。

 しれっと大幅に値引く会社の姿勢にはあきれ返るが、少し冷静になれば同じ商品やサービスの価格を相手によって変えることは、決して珍しい話ではないことに気づく。

 例えばコンビニで150円で売られているペットボトルの飲料は、スーパーで100円を下回ったり、観光地の自動販売機で200円に跳ね上がったりする。販売サイドが「消費者はいくらなら買うか」を見定めてプライシングした結果であり、「観光地で90円で売ったら、ビジネス失格であることは誰でも知っている」(須藤社長)。

 マンションが抱える問題についての説明が長くなった。管理費・修繕積立金の滞納による「損」も、管理会社や工事会社の言い値に応じて発生する「損」も、マンションに対する住民の積極的な参加意識の欠如が原因の一端と断じたら厳しいだろうか。マンション住民の打つ手はゼロではないのだ。後者であれば相見積もりで競争原理を働かせれば、不要な支出は抑えやすい。

 先述のケースでは、管理組合サイドからの条件として管理会社に頼む作業量を以前よりも1〜2割増やしたにも関わらず、総合管理業務・専門業務のトータルコストを約1700万円から約1000万円に圧縮できたという。滞納に対しては、ハードルは高いが法律による回収手段の仕組みが用意されていることは、先ほど書いた通りだ。

次ページ「管理に関する都条例、2020年にも施行」
管理に関する都条例、2020年にも施行
 結局、問題の解決の鍵を握るのは管理組合であり、住民一人ひとりだ。しかし業界関係者は一様にマンション住民の参加意識の低さを問題視する。マンションやそのマンションを含む街づくりについて話し合ったり、悩みを相談し合ったりする団体「江東・マンションふぉーらむ21」の小林正博会長は「自分たちの住まいにきちんと関心を持つ管理組合が機能しているマンションがある一方で、そうした意識が低いマンションも相当数ある」と話す。須藤社長も「管理組合の理事になっても、任期中はじっとおとなしくしている人が多い」と指摘。この状況が、管理会社や工事会社にとっては好都合であることは言うまでもない。

 マンション管理を巡るトラブルの増加を受けて、行政も動き出した。東京都は識者を集めて「マンションの適正管理促進に関する検討会」の実施を2018年春から重ね、11月末に最終案を受け取った。現在はマンションの管理状況についての届け出制度の条例化を検討中だ。東京都の都市整備局の担当者は「マンションは私有財産だが、都市や地域社会を構成する重要な要素でもある。マンションの管理状況の届出を義務化して管理不全に陥る事態を防ぐのが条例化の狙いだが、自分が住むマンションに対する住民の意識向上も期待している」と話す。条例化の審議は2019年の都議会で始まり、順調に進めば早くて2020年に施行されると見られる。実現すれば、都道府県レベルでは全国初の取り組みだ。

 仕事やプライベートで忙しい中、マンションの管理組合活動に時間や労力を割くのは確かに面倒だ。しかし動かなければ、10年後、20年後に困るのは自分であることを忘れてはいけないだろう。小林会長は、「1回目の大規模修繕工事では住民が無関心だったので費用がかさんだが、工事が終わった後に『もっと安く抑えることもできた』と知って後悔し、2回目の大規模修繕工事に備えて頑張って勉強している管理組合もある」と話す。

 現代は様々な情報がインターネットで容易に入手でき、知識を深められる。情報の非対称性を利用した業者のやり方を批判したり嘆いたりすることだけが、果たして賢明か。ましてや対象は大金を投じて購入した大切な我が家だ。アクションを起こさなければ、「損」を生み出す状況は何も変わらないはずだ。
https://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/221102/121300633/?ST=editor
http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/144.html#c1

コメント [経世済民130] 地球温暖化を止める費用は効果に見合わない  確実に止める技術はあるが・・・ うまき
10. 2018年12月17日 23:03:35 : LHLSyoxR1F : TRCqWLTrnp8[1]
>>09

過去の地球がどういう場所かご存知だろうか。現在と同じようにあなたや私が快適に暮らせる場所だとでもw

八億年前の地球には多細胞生物がいなかった。なぜか?寒くなると全球凍結で平均気温-40度、暑くなると南極で90度。そういう世界では細菌等の単細胞生物しか生き残れない。地球は生命の誕生から三十億年以上もそういう世界だ。多細胞生物が生存できるような環境になったのが八億年前。地球の常態から見ればほんのわずかの期間だね。

あなたは地球をネバネバスライムの世界に戻したいのか。そっちの方が地球としては普通の姿だしね。

http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/128.html#c10

コメント [カルト20] ダマスゴミ・仏デモ半減、偽イスラムテロサックスが原因、しかしイエベ運動は何人も否定できないのである。 ポスト米英時代
1. 2018年12月17日 23:03:48 : 5pYyeCd9nA : C_zQeGtrqAE[408]
大悪魔勢力は、追い詰められている。

今後の行方‏ @way_of_tomorrow
https://twitter.com/way_of_tomorrow/status/1074343245923139584
続:ビッグニュース!米議会はヒラリー等の逮捕請求‼️拡散希望‼️
⇒米国正義軍による世界の悪党排除は間も無く完了の理由がこれ🎊😇
★予告通り経済崩壊の阿鼻叫喚も始まるよ📉

米議会は、
ヒラリー、オバマ、FBIプローブの逮捕と訴追を要求する!
との記者会見の様子です⬇️
https://www.youtube.com/watch?v=k4H0xUG35XY&feature=youtu.be

今後の行方‏ @way_of_tomorrow
https://twitter.com/way_of_tomorrow/status/1074375559298277377
続2:ヒラリーなどへの起訴状は、12月5日のジョージブッシュの葬式の中で、
添付映像のごとく犯罪者各人に手渡されている‼️

被告達の顔の表情が、引き攣っているのがよくわかる😇

今後の行方‏ @way_of_tomorrow
https://twitter.com/way_of_tomorrow/status/1074359571806793728
続2:続の画像にあるような政府による資産買い上げの限界状態が
アメリカだで出なく日本もドイツも中国も世界中で同時に起きているので
今度の株などの暴落は恐ろしいのです。

画像の赤丸の状態で解る様に
世界一の国が資産売却に動いているので
世界中の景気も後退進行中📉

本当に阿鼻叫喚は近い😇

今後の行方‏ @way_of_tomorrow
https://twitter.com/way_of_tomorrow/status/1074324741878513664
続:今回の世界的原発事業廃止の狙いは、
正義軍による悪の残党仏ロス茶が持つウラン支配の破壊‼️
マクロン政権崩壊と連動させロス茶一味を殲滅させます。

その悪党の世界中のポチ達も
米国金融経済崩壊を手始めに資産を無くし
無産階級に落とされます。

来週から大暴落の理由は画像参照
怖いで〜😱

●長年続いた資本主義経済体制が崩壊する。いよいよ社会主義ですな。それで思い出した、この曲。

Vladimir Trochin - Moscow nights (1956)
https://www.youtube.com/watch?v=fRFScbISKDg

●トロリーバスが多いな。
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/142.html#c1

コメント [カルト20] シャン・ベン・大ブッシュの葬儀は格下げ、そこでヒラ小ブッシュらが起訴状を渡された、安倍への命令者はいなくなった。である。 ポスト米英時代
6. 2018年12月17日 23:05:48 : Eu35qCVlRE : ENoZqCMsIZI[3]
ヒラリー起訴の話は、七ヶ月前の出来事だと、twitterで発言している方も見受けられました
コシミズ氏がその起訴されたという情報を、ブログで取り上げていたようですが
米国ジャパンハンドラーズからの直接か、オバマやペンスや麻生らの代理人を通じた
命令伝達が中断したとしても、日本には米軍横田幕府という戦争屋ネオコンの傀儡がいまだに
居座り続けておりますし、何よりジャパンハンドラーズが押し付ける対日要望書や計画書などの
「台本」に沿って、平和や民主主義や真の愛国や人権尊重を志向し活動する人と動きを弾圧、
封じ込める基本戦略に則って、暴政の限りを尽くせばよいだけですので、何の問題もないでしょう
コシミズ氏は、これまで「陰謀論」というCIAのカモフラージュ戦術で、隠蔽ミスリード
されてきた支配権力者サイドの悪事の真相を、どんどん日本国民に知ってもらう、そのことで
日本が生まれ変わるというようなニュアンスで、言論活動を継続されおります。
ですが、ことここに至り、日本国民の大半は「七人の侍」で描かれている、農民のアイデンティティ
から寸分も変わることなく、自分と自分の家族達が生き延びる、生き永らえればそれが何より
無法者がのさばり蔓延り無法者が蹂躙し続ける暗黒社会に直面しても、最後まで自らが命を掛けて
戦うことはしない、安全と勝ち目がある程度保証されるまで、傍観者の姿勢を保ち続けている
そういう国民性だということが、はっきりとしたわけで、ただ単に認知が広まる高まるということ
だけで、何かが劇的に変わるなどというのはこの国では先ずありえないと認識致しました。
富裕層やエリート層や公務員層に小泉・竹中時代から、現在の安倍・麻生に至るまで
幾度となく暴政の現実と日本の行く末について、問題提議を行ってまいりましたが
まったく何の危機感も問題意識も有しない、自分達はなんら困窮しない、まさに傍観者の態度、高見の見物を決め込んで
暴政の現実を直視しない方達ばかり。
日本の富裕層やエリート層に属する方達からして、「七人の侍」で描かれた農民と同じ「エゴ」で
自分達さえ生き残れば、生き延びれば、国がどうなったって知ったことではない、という態度で
支配権力側に迎合しているわけですから、国が滅びるのは当然なのかもしれません。
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/137.html#c6
コメント [政治・選挙・NHK255] 安倍晋三首相が、米軍普天間基地の辺野古移設に執拗にこだわる裏に、「重要な隠し事」の疑惑、それは米軍普天間基地の地下に大量 笑坊
2. 2018年12月17日 23:07:16 : bAr1kH5c9w : ytMdpztIbTU[368]
・・

>地質調査が成立しないほど軟らかい地盤
<サンゴ礁が綺麗な小笠原トラフも同じ。

新しめのプレートは柔らかい花崗岩の上にサンゴ礁が生息する。
巨大地震で大陸棚から海溝までの花崗岩の斜面が土砂崩れになり、海底に
これで土砂が溜まることになる。
その分が上げ底になり、その高さ分の表面が持ち上げられる。
プレートの跳ね上がりで25mの津波が発生し、これに上げ底が60mだ
と、合わせて「85m」の津波になる。
これが江戸時代に八重山を襲った。

故に、西ノ島の小笠原トラフでも容易に50〜100mの津波が発生し、南
関東を襲うことが容易になる。

沖縄なんぞ、どこも軟弱ですよ。
小笠原と同様に新たしい海底火山活動によって出来てるので、まだ柔らかい
んです。

 ===================

 軍事拠点には向かない地盤ですね。

・・
http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/156.html#c2

コメント [経世済民130] 年金は破たんする!のウソ 公的年金は赤字ではない(wezzy ) 赤かぶ
12. 未来のTOW[404] lqKXiILMVE9X 2018年12月17日 23:07:30 : q9xAO9EosM : _R1c9fz5SmE[38]

>>11
「国債発行すればいいや〜」と安易な考えに陥った国は多額の国債償還費に追われ、さらなる歳出削減を余儀なくされるのであった...。

現在の国債返済額は年23兆円。当然、利子がつくので借りた額より、返す額のほうが多い。
借金とは皆そういうものだ。

年金給付は高齢化でドンドン上がる一方だが、それに合わせてドンドン国債発行しろと言うのかね。
ただでさえ日本経済が縮小している中、大金払ってたくさん国債買ってくれる人が永遠に存在するとでも言うのかねえ。
あ、まさか中国とかアメリカとか外国に頼って、利子つけて返すつもりかい?(笑)

なんというか、あんたの発想は多重債務者と同じだよねえ。
「金がないなら借りればいい」っていう。返す時には利子分増えているから損にしかならんのだが。
消費者金融の絶好のカモだな。(笑)

あらたな成長計画とか新分野開拓ならともかく、年金給付は将来なにか生み出すのかね。
「昔年金保険料もらってたが、見通しが甘すぎて足らなくなった」というだけだろうに。
国債発行しても年金不足が続く未来は変わらない訳で。問題を先送りして、目先のカネ追いかけまわしているだけじゃないかねえ。
http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/126.html#c12

記事 [経世済民130] 新築ワンルーム投資などやってはいけない!約30年間キャッシュアウトで収支マイナスに(usiness Journal)
新築ワンルーム投資などやってはいけない!約30年間キャッシュアウトで収支マイナスに
https://biz-journal.jp/2018/12/post_25956.html
2018.12.17 文=沖有人/スタイルアクト(株)代表取締役、不動産コンサルタント usiness Journal




 投資用に新築ワンルームを買った人は“ご愁傷様”だ。

 買った時点で、ほぼ損が確定しているからだ。しかし、これを購入できる人は年収が高い人でもある。テレビ局、広告代理店、国家公務員が引っかかりやすい3大職業だ。不動産の収益性が低いがゆえに、個人年収が高くないとローンを組めないからだ。なんとも皮肉な話だ。

 このローンを貸している金融機関側の論理は「新築ワンルームが儲からないことは百も承知しているが、この人は年収が高いからこそなんとか返済してくれる」という算段になっている。こんな目論見なので、メガバンクはこうした融資はしない。結果として住宅ローンよりかなり金利が高くなるが、この時点で「何かおかしい」と思ったほうがいい。そんな大損状態でも大逆転をする方法はある。今回は、その解決策を提示しておこう。

■新築ワンルームが儲からないカラクリ

 新築ワンルーム投資が損をすることは簡単に証明できる。

 まず、表面利回りが3.5%程度しかないはずだ。これに対して、金利は1.8%程度かかる。投資用マンションの値下がり率は毎年2.5%以上になる。つまり、利回り−金利−値下がり率=3.5−1.8−2.5=▲0.8%が毎年マイナスになる。キャッシュフローベースでは値下がり率(2.5%)がなくなる代わりに、元本返済と固定資産税などの合計約3%が加わり、毎年1.3%程度キャッシュがマイナスになる。3000万円の物件なら40万円のキャッシュアウトだ。これに取得・売却にかかわる諸費用が物件価格の5%以上かかり、収益性が落ちていくタイミングで追い打ちのように大規模修繕などの費用がかかる。

 ちなみに、ワンルームの管理費単価は通常のファミリータイプの2倍以上のボッタクリ状態が多い。これに気づいても、1棟の管理費を下げるのは多くの所有者の合意が必要になるので実質的には無理に近い。無関心のオーナーの相場すら知らない無知につけ込むかたちなのだ。こうして結果として数百万円のマイナスで済めばいいが、1000万円を超える人も多い。無知は非常に高くつくものだ。

 ここまで書いても、「年金代わりになる」とか「節税できている」とか、自分をなぐさめている人は多い。不動産を買う際は必ず事業収支を将来にわたって作成しなければ、何がリスクかもわからない。これを作成すると、最初の1〜2年目だけが節税効果でキャッシュフローがプラスになったとしても、その後はローン返済までの約30年間キャッシュアウトが続くことがわかる。30年後にローンが終わったとしても家賃はすでにかなり下がり、空室率は上がり、税金も取られるので、大した手取りにはならずに修繕費ばかりがかさむ。もちろん、この不動産投資のトータルの事業収支は大幅にマイナスになることはほぼ間違いない。

■“隠れ負債”がマイホーム購入に影響も

 こんな新築ワンルームを結婚前に購入してしまったら、いろいろなリスクを抱えることになる。ひとつは、マイホームを持てなくなるリスクだ。儲からない不動産を買ったら個人借り入れの信用は落ちるに決まっている。悪くすると、ブラックリストに載ったも同然だ。こうしてマイホームを買う段に隠れ負債が発覚し、満足な住宅ローンが引けなくなることがある。この隠れ債務が発覚したことで、婚約・結婚が破談になることもある。

 失敗したと思っても、ずっと物件を持っているよりも売ったほうが傷は浅くなる。そのためには、毒をもって毒を制すことをおすすめする。不動産には不動産を充てると損益は通算しやすい。そのためには自宅を購入することだ。自宅も不動産投資同様にローンを組んで購入することになる。自宅の住宅ローンの場合には「フラット35」というセーフティネットが存在する。民間の低利の変動金利が借りられなくてもフラット35は借りられる可能性がある。それに、フラット35なら自分の年収が高ければ頭金なしで物件を購入する、フルローンという方法も取れる。

■新築ワンルームの損失を自宅の利益で相殺

 ローンさえ借りられれば、独身者でも自宅を買って資産形成して、自宅の利益とワンルームの損失を相殺することができる。なぜなら、自宅は一般の不動産投資と違って、金利が安く、税制が優遇されており、値下がり幅が小さいからだ。

 金利は一般の不動産投資が約2%前後なのに対して、自宅は最低金利が0.5%ほどと低い。賃料の表面利回り3.5%から2%を引くと1.5%しか残らないが、0.5%の金利なら、3%残る。これに加えて、優遇税制で自宅の住宅ローンを組むとローン残高の1%が還付される。マイナス0.5%の金利なので、実質利回りは4%になる。投資の損失を毎年4%の利回りの自宅で相殺するのだ。

 先ほど説明したように、ワンルームの年間収支はマイナスになる。家賃よりもローン返済が多く、固定資産税もかかるので、数十万のマイナスは毎年出る。これと相殺するために、自宅の住宅ローンを組むとローン残高の1%が還付される。これは最大40万円もらえるので、これで補填できることになる。支払う税金を還付される税金で返す方法になる。このためには自宅は50平方メートル以上にしなければ、この還付の税制が受けられないので気をつけよう。

 また、売却したときの利益には不動産投資では20〜40%程度の税率がかかるが、自宅は3000万円まで無税になる。自宅で値上がり益が出やすいのは、次に買う人が自宅目的だからだ。これが投資になると、少しでも安く買いたい人ばかりなので購入価格が安くなりがちだ。しかし、自宅は気に入れば買う人が多いので、値崩れがしにくい。結果として、自宅の値下がり幅は都心部に近ければ年間1%と下がりにくくなる。不動産投資が2.5%は下がることから、ここでも毎年1.5%の差が生まれる。金利と税制の差と合わせて、かなりの差があることになる。

■新築ワンルーム投資地獄からの脱出

 自宅を買わず賃貸に住むと、表面利回りの3.5%に諸費用込みで4%近くかかる。どうせこれだけの出費をするなら、持ち家を買おう。持ち家は3.5%の表面利回りから金利0.5%を引くが、1%の還付金があり、資産価値が毎年1%と落ちない場所を選ぶことができる。こうした物件の資産性や適正価格は、筆者が主宰する無料会員制サイトである「住まいサーフィン」【※1】を見れば全物件がわかるようになっており、23万人の会員が活用している。こうなると、毎年3%相当の資産形成が自宅で可能になる。この利益で新築ワンルーム投資の損失を補填するのだ。

 通常、不動産投資した際の損得は通算することができる。今回の場合は自宅の売却益はまるごと無税でもらえる。なので、まずは自己資金をつくるために自宅の利益が出たところで売却をして手元現金をつくろう。その手元キャッシュがないと、不動産投資の損失を自分で補填し、投資ローンを全額返済することができなくなる。あくまでも、順番は自宅の益出しをした後の損失の補填ということになる。

 ここまでやれば、新築ワンルーム投資地獄から抜け出せるはずだ。あとは実行あるのみだ。不良資産の処分が終わることを祈ってやまない。
(文=沖有人/スタイルアクト(株)代表取締役、不動産コンサルタント)

【※1】
「住まいサーフィン」



http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/150.html

コメント [経世済民130] 東京23区内「格差」鮮明に…団塊世代が全員75歳以上になる「2025年問題」の衝撃(Business Journal) 赤かぶ
5. 2018年12月17日 23:09:29 : jXbiWWJBCA : zikAgAsyVVk[1556]

>団塊世代が全員75歳以上になる「2025年問題」の衝撃

単なる妄想

別に全員75歳以上になる2025が特別な年になるわけではない


http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/116.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK252] 南青山の児相建設反対住民の醜悪な差別意識は他人事じゃない! 『月曜から夜ふかし』などの地域ネタも差別を生んでいる(リテラ 赤かぶ
22. 世のすねものから[106] kKKCzIK3gsuC4ILMgqmC5w 2018年12月17日 23:09:44 : 7kXgfndORg : w4b66f4wgp8[3]
東京は所詮田舎から来た者の集まり。港区は皆徳区。東京の中の大阪やんか。大阪にゴメンナサイね。
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/583.html#c22
コメント [経世済民130] 異次元緩和が限界、日銀が金融不安定化の懸念認める…地銀の8割が本業赤字(Business Journal) 赤かぶ
1. 2018年12月17日 23:13:09 : jXbiWWJBCA : zikAgAsyVVk[1557]

日銀が副作用に言及したのは、かなり以前からであって

今更の話である上に

>バブル崩壊で1990年代後半に顕在化した金融危機は、納税者の負担で処理したことは多くの国民の記憶に残っているはずだ。次回はどのような形や経路で副作用や歪みが顕在化するか、現時点では筆者も予測不可能だが、マグマが滞留しつつあることは明らか

この異次元緩和の副作用は、バブル崩壊と、全く真逆の問題

専門家とは思えない

ほとんど妄想に基づく脅迫は、ゴシップ記事のレベル


http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/149.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK255] <東京新聞が一面トップで書いた!>辺野古阻止の起死回生策はこれだ!  天木直人  赤かぶ
14. 大慈大悲[183] keWOnJHllN8 2018年12月17日 23:14:07 : J14DdnvyEM : ska8RzfzDDc[3]
東京新聞ほんとにいい仕事です。一面なんて奇跡ですね。

トランプさんに届け。


http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/142.html#c14

コメント [経世済民126] 日本人の大半が車買えず・・・ 維持費から算出した必要年収は700万円!300万円ではバイク程度  赤かぶ
32. 2018年12月17日 23:17:08 : rO2iYcmfGA : UuowUEgFqJE[1]
 購買層がそんな状態なら販売側もそれに合わせた
価格レベルの車を出さないと販売台数が落ち込むぞ。
昔は70万円台の乗用車なんて普通にあった。
軽自動車なんてアルトやミラは40万円台だったと思う。
激安のマイティボーイなんてのもあったな。
ハイブリッドのたたき売りの時代は
もうすぐそこまで来ているぞ。
http://www.asyura2.com/18/hasan126/msg/156.html#c32
コメント [政治・選挙・NHK255] 安倍首相“お友達”財界人を怒らせた世耕経産相の官民ファンド騒動の不始末〈週刊朝日〉 赤かぶ
26. 2018年12月17日 23:19:34 : bAr1kH5c9w : ytMdpztIbTU[369]
・・
>調子に乗っていた経産省がコケ始めた。ざまーみろだ。
>経産省OBのアゴ岸やヘイト足立を見ていると反吐が出る。

<・・・たくです。同意。

 セコイが施錠したままなので、隠してる赤字は100億円なんぞとっくに超えてる
 んじゃねぇか。

 原発金儲けがとん挫した経産省。
 次はどこに利権を探すかねぇ。
 国土交通省はリニア利権、防衛相は軍需品輸出入利権、文科省は五輪利権、
 経産省は厳しいんだろうねぇ‥

・・
http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/125.html#c26

コメント [経世済民130] 年金は破たんする!のウソ 公的年金は赤字ではない(wezzy ) 赤かぶ
13. 2018年12月17日 23:20:40 : KWNe02bgVk : 9qcXti48oao[1]
GPIF運用というのは、降ろすことも解約することもできない貯金のようなものだ。
その数字が幾ら増えても意味はない。だが減ったらとっても困る。
数字がゼロになれば、もう返ってくることは永遠にないからだ。
とりあえずは、そんなどうでもいい降ろせない貯金の数字の増加よりも、
儲かっているのならば、なぜ支給年齢を上げるのか?
また、なぜ支給額を減らそうとするのか?
儲かっているなら支給額を増やすか支給対象年齢を下げればいいではないか?
なぜそうしないのか?
降ろせないからだ。
支給年齢が平均寿命を超えたならば、その年金にはもう意味はない。
死ぬまでもらえない事が決まったからだ。
それは、実質破綻しているといってもいい状態だ。
http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/126.html#c13
コメント [カルト20] 金玉・ファウェは英諜報機関、英王室の本家は蘭。とすると鬼畜米英サックスファイブアイの仲間割れがありそうである。 ポスト米英時代
2. 2018年12月17日 23:20:52 : 5pYyeCd9nA : C_zQeGtrqAE[409]
何か世界的な Q ブームに乗っかっているような。しかし戦後の日本も Q ブームでした。

ウルトラQ 東京氷河期
https://www.youtube.com/watch?v=2jYZAwbJ3YA

●桜井さん、美人ですね。

オバケのQ太郎[OP/ED]
https://www.youtube.com/watch?v=xdNjaUGXfA8

●白黒時代の Q 太郎です。

【CM】【QBBチーズ】六甲バター【ベビーチーズ】
https://www.youtube.com/watch?v=OUpTwFCZYG4

●おいしいです。
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/141.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK255] 世論調査で内閣支持率一斉下落…肝いり政策がそろって不評(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
7. 2018年12月17日 23:21:00 : 1RFEkLSxKM : GDNH4KJh0Mc[4441]
政策が不評じゃない方がおかしい
でも来年にはみんな忘れてる
日本国民は何時も悪い事を報道していないとすぐに忘れる
鶏みたいな民族になっちまったのかな?
http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/151.html#c7
コメント [政治・選挙・NHK255] 調子に乗り過ぎた安倍政権の凋落が始まる(かっちの言い分) 一平民
28. 世のすねものから[107] kKKCzIK3gsuC4ILMgqmC5w 2018年12月17日 23:22:04 : 7kXgfndORg : w4b66f4wgp8[4]
頼まれて自民党候補の選挙集会に行ったら、集まって気勢をを上げていたのはソウカのおっちゃんやオバサンだった。自民ソウカを結び付けた野中務の罪は無限大。

国税にキンタマ握られて身動きできないような宗教法人が頑張っているのだから、選挙では自公勝利は固く、勝ち組が自分のためになるのかならないのかが分からないまま、差し当たり支持するというバカ若年層が増えてゆく以上、変化はきたいできまい。
http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/124.html#c28

コメント [政治・選挙・NHK255] 沖縄出身のりゅうちぇるが「辺野古埋め立て中止嘆願署名」を紹介! 慰霊の日に語っていた米軍基地と沖縄戦(リテラ) 赤かぶ
1. 2018年12月17日 23:22:11 : 1RFEkLSxKM : GDNH4KJh0Mc[4442]
雰囲気は変だけど
まともな人だったんだな
http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/144.html#c1
コメント [カルト20] マクロン窮地→偽イスラムテロサックス、アベロン不支持逆転→札幌ビル爆発サックス、いつものスピンサックスである。 ポスト米英時代
5. 2018年12月17日 23:23:22 : E3qKxJkwdG : v8b3tneH@FA[22]
すごいよね、公明党なんてのは、まさに詐欺そのもの、CIA征倭会が小渕や小沢らの派閥を
駆逐して乗っ取った自民党が、悪党そのものなんてのはB層レベルにも明白なんだが、公明党は
平和や人権尊重を謳い文句に掲げて、善良な政党イメージで創価学会員や有権者を煙に巻いた
積もりで、CIA征倭会自民党の暴政に加担している正真正銘のワル、時代劇に出てくる表向き
善良な地主や商家や代官や住職が、その善良なイメージとは真逆の、悪の権化だって構図そのまま
だもん、赤ずきんよろしくもうテメエの悪の尻尾は、学会員も有権者も全員が知っている状況
なのに、まだテメエらの正体がバレていないつもりで、国政それも暴政に血道を上げているんだ
から、本当に馬鹿の極致
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/138.html#c5
コメント [カルト20] ダマスゴミ・仏デモ半減、偽イスラムテロサックスが原因、しかしイエベ運動は何人も否定できないのである。 ポスト米英時代
2. 2018年12月17日 23:23:48 : o3QrDJ9g1w : 4hlkJk4rXAQ[358]
蛍光黄色の腕章が日本人向きかと思う。似たようなものとして老人の交通安全用の蛍光たすきなら、今でも交通安全週間に無料で地元警察が配ってたりするから、どこの家にも1本や2本はあるのではないか。

100円ショップの自転車売り場で売っている蛍光黄色のアンクルバンド(足首を絞る用途のマジックテープ式のバンド)とか。

先日のこと、韓国人の留学生が新聞に投稿していた。韓国には徴兵があるが、必ずしも軍役に行く必要はない。消防や警察の仕事を勤めることで兵役の代りにすることもできるというのである。

彼は徴兵の時、「義務警察」に入ることを選んだ。これは兵隊になる代りに警察官となるのだが、義務警察官が投入される現場はデモの管理など民衆と直接対峙するような現場が多いという。彼は例の客船の沈没事故で高校生が大勢犠牲になった事件の時に義務警察官だったため、あの時に発生した主に被害者遺族が中心のデモへ対する警備の現場へ投入された。朴クネが男とどこかにシケこんでいたから対応が遅れたというあの騒ぎの時だ。

すると、いかに被害者遺族に同情的であっても、激しいデモ隊と直接対峙する、敵対する立場に立たされるとデモ隊に対する憎しみや反感が沸き起こり、義務警察をやめて日本に留学している今でもその意識が抜けきらないのだそうだ。抑制的な表現だがデモ一般に対する反感を持っているのは明らかな書き方だった。

これはスタンフォード監獄実験の応用だと思う。人間は権力側に立たせて強制的に群衆と対立させることで心理的に孤立する。この時、群衆は仮想敵であることから、必然的に味方は権力側の警察仲間と権力以外には存在せず、権力の走狗に変貌する。意図的にそういう心理状態になるような役割を与えて心理的変化を誘導しているわけだ。

韓国の場合は兵役として選ぶことのできる軍隊、警察、消防のうち、民衆に寄り添う仕事は最も厳しく危険な消防しか無い。前二者は権力の暴力装置であり基本的に民衆は敵だ。徴兵と兵役の真の目的とは、権力と一体化して政権を守る忠犬を作り出すことかもしれない。これは日本でも同様のはずだ。社会的に落後して疎外感を持つ層は権力にひれ伏す傾向が強い、いわゆる「肉屋を絶讃する豚」が多いのは、実は機動隊や義務警察と同様の心理によるものであって、ここに徴兵が組み合わされば何が起きるか想像がつく。日本人は従順な事大主義者だからである。
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/142.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK255] 沖縄独立はもはや絵空事ではない(読む・考える・書く) HIMAZIN
35. 2018年12月17日 23:26:36 : B5jUAVwOgo : @q0pLXaGlcw[167]
口之島沖にある平瀬から南西の島々を「琉球自治共和国」とするのはダメかな?!
http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/117.html#c35
コメント [政治・選挙・NHK255] 沖縄独立はもはや絵空事ではない(読む・考える・書く) HIMAZIN
36. 2018年12月17日 23:26:37 : 31SddFPNX2 : 0ewluXf3xMg[89]
>>33
>自分だけが正しいという典型的ネット民。

貴方自身、>>24で「反左翼の完全なネトウヨ」とか書いちゃってるけど、>>33になって、そんな事書いててバカバカしいとは思いませんか?w
歴史的事実を曲げてまで韓国にとって都合の良い歴史認識に合わせる必要はありません。
これを「差別」というのは明らかに事実に反している。
ちなみに、ネトウヨというのは、明確な根拠があって書いてます。
「ネトウヨまとめサイト」の内容に寸分の違いもない書き込みをしている連中を個人的にはネトウヨと定義しています。
http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/117.html#c36

コメント [国際24] 南北間の鉄道 共同調査は制裁の例外に 国連安保理〜年内の着工式に一歩近づいた形/nhk 仁王像
1. 2018年12月17日 23:28:27 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-10072]
[2018-12-17]

朝鮮外務省米国研究所の政策研究室長の談話

去る6月、歴史的なシンガポール朝米首脳会談で朝米両国の首脳が朝米関係の改善を確約したことは地域と世界の平和と安全保障のための意味ある出来事であり、現朝米関係はシンガポール朝米共同声明を誠実に履行していこうとする両首脳の確固たる意志に従って前進している。

しかし、このような情勢の流れに逆行して米国の悪辣な対朝鮮敵対行為が絶えず行われていることに対し、私は唖然とし、憤激を禁じ得ない。

シンガポール朝米首脳会談後の6カ月間、国務長官をはじめ米国の高位政客は毎日のようにわれわれを悪意を抱いて誹謗し、米国務省と財務省はマネーロンダリング(資金洗浄)だの、瀬取りだの、サイバー攻撃だのというさまざまな口実を設けて、わが国だけでなくロシア、中国など第3国の会社と個人、船舶におよそ8回に及ぶ対共和国制裁措置を講じた。

最近は、ありもしない「人権問題」まで取り上げて、主権国家である共和国政府の責任幹部たちを自分らの単独制裁対象リストに追加する挑発的妄動までためらわないなど、反共和国人権謀略騒動に熱を上げている。今、国際社会は朝鮮が主動的に取った非核化措置を積極的に歓迎し、米国もそれ相応に応えることを一様に要求しており、トランプ大統領自身も機会あるたびに朝米関係改善の意志を披瀝している。

まさにこのような時に、米国務省が大統領の言葉とは違って朝米関係を火と火が飛び交っていた昨年の原点状態に逆戻りさせようとやっきになっている底意が何か疑わざるを得ない。

それでも名目上の「唯一超大国」外交官であるなら、これまでの朝米関係史を通じて制裁・圧迫がわれわれに通じないということくらいは知っておくべきであろう。

積もりに積もった朝米間の対立と不信、敵対関係の中で、相手に対する威嚇と恐喝、圧迫が問題解決の方途になりえないことは自明の理であり、そのような敵対行為が招く情勢悪化が朝鮮半島はもちろん、地域と世界の平和と安全にも有益でないことは米国も知らないはずがない。

根深い朝米間の敵対関係が一朝にして解消されないことをあまりにもよく知っているので、われわれは信頼醸成を先立たせてできることから一つずつ段階別にやり遂げていく方式で朝米関係を改善していくことを主張している。

国務省をはじめ米行政府内の高位政客らが、信頼醸成とは全く縁のないわれわれに対する制裁・圧迫と人権騒動の度合いを前例なく強めることでわれわれに核を放棄するように働きかけることができると打算したなら、それより大きな誤算はなく、むしろ朝鮮半島の非核化へ向かう道が永遠に行き詰まることのような、誰も望まない結果が生じる恐れがある。

忠告するに、米国は「最大の圧迫」がわれわれには通じないことを今からでも悟ってシンガポール朝米共同声明の履行に誠実に臨むべきであろう。

チュチェ107(2018)年12月16日

平ピョン壌ヤン

http://www.naenara.com.kp/ja/news/?19+5077
http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/617.html#c1

記事 [経世済民130] 日産ゴーン“無理筋”再逮捕で国策捜査説がますます濃厚に! 特捜部と日産幹部の背後に菅官房長官、経産省の影(リテラ)
日産ゴーン“無理筋”再逮捕で国策捜査説がますます濃厚に! 特捜部と日産幹部の背後に菅官房長官、経産省の影
https://lite-ra.com/2018/12/post-4434.html
2018.12.17 日産ゴーン再逮捕で官邸、経産省主導説がますます濃厚に! リテラ

    
カルロス・ゴーン著 『ルネッサンス ― 再生への挑戦』(ダイヤモンド社)


 10日、日産自動車のカルロス・ゴーン前会長が再逮捕されたが、結局、逮捕容疑は1回目と同じ、「有価証券報告書の虚偽記載」だった。

 1回目の逮捕の際、専門家の間では「虚偽記載は形式犯にすぎず、有罪に問えるかどうか微妙。少なくともわざわざ逮捕するような容疑ではない。特捜部は虚偽記載を入り口に特別背任罪でゴーンを再逮捕するつもりなのだろう」という見方が流れていた。マスコミも検察や日産のリークに乗っかって、海外の不動産を私的に使用していたことなどを、特別背任につながる問題であるかのように大きく報道していた。

 しかし、本サイトが早い時点で指摘していたように、これらの疑惑はとても「特別背任」で立件できるような話ではなかったのだ。

「報道されていた不動産の私的使用問題は、購入した不動産が会社名義になっているため、会社への損害を立証しなければならない特別背任は難しい。特捜部もそのことはわかっていたはずです。だから、この間、マスコミに立件できない疑惑を次々流してゴーン=悪者のイメージを流布させる一方で、日産の全面協力をえて、特別背任につながるネタを必死で探していた。しかし、結局、立件できるようなネタは見つからなかった。でも、いまさら後戻りはできない。それで、同じ虚偽記載で再逮捕したということでしょう」(全国紙司法担当記者)

 しかも、この再逮捕については、「不当逮捕ではないか」という批判もある。そもそも虚偽記載容疑での逮捕については、1回目の逮捕時から「実際に報酬をもらっているわけではなく、退任後に報酬をもらう合意をしたというもの、これで有罪に問えるのか」という指摘があった。ところが、今回の再逮捕は、その1回目の逮捕と全く同じ「退任後の報酬の合意」であり、対象とする期間を2011年〜2015年3月期から、2016年〜2018年3月期に変えただけだった。検察は、「有価証券報告書は1年1回提出されるものであり、年度毎に、ひとつの犯罪が成立する」と説明しているようだが、元検事の郷原信郎氏は「Yahoo! ニュース個人」でこう指摘している。

〈仮に犯罪に当たるとしても「包括一罪」であり、全体が実質的に「一つの犯罪」と評価されるべきものだ。それを、古い方の5年と直近の3年に「分割」して逮捕勾留を繰り返すというのは、同じ事実で重ねて逮捕・勾留することに他ならず、身柄拘束の手続に重大な問題が生じる。〉

 また、今回の再逮捕によって、検察と日産の露骨な司法取引が完全に白日の下にさらされることになり、検察への強い批判の声が上がる可能性もある。

 というのも、今回の逮捕対象となったうち、直近2年の「退任後の報酬の合意」には、西川広人社長兼CEOら幹部社員の署名があった。ところが、検察はゴーン前会長と法人としての日産だけを起訴する方針と言われているからだ。

「退任後の報酬の合意でゴーンを逮捕するなら、合意のもう一方の当事者である西川社長の刑事責任も問うというのが普通。検察がそれをしないのは、明らかに西川社長らと司法取引があったということ。しかし、この司法取引は本来の趣旨に反している。こんなものを認めたら、権力争いで対立する相手を陥れることが簡単に出来るようになるよ。もし西川社長が不問に付されたら、司法取引そのものについて批判の声が上がってくるはず」(検察OB)

 実際、当初は検察リークに乗っかって、ゴーン叩きを行っていた新聞やテレビも、ここにきて、少しずつではあるが、捜査に疑問を呈する記事を掲載し始めた。

 検察がこのまま、もしもっと大きな背任や脱税を立件できなければ、ゴーンサイドに反撃を受け、公判を維持できなくなるばかりか、日産ともども、激しい批判を浴びるのは必至だろう。

「とくに今回は、フランスとの関係もあるからね。特捜部長はもちろん、地検検事正のクビが飛ぶ事態にもなりかねない」(前出・検察OB)

■クーデターの中心人物だった日産執行役員と菅官房長官の蜜月

 しかし、こうした捜査の実態を目の当たりにすればするほど、大きくなるのが、東京地検特捜部がなぜ、こんな無理筋の事件に着手したか、という疑問だろう。日産の反ゴーンチームが1年ほど前から極秘にゴーン氏の不正を調査し、特捜部に情報提供していたのは周知の事実だが、どうして特捜部は公判維持さえ危ぶまれる虚偽記載だけで逮捕に踏み切ったのか。

 その答えとして、ここにきて再び強まっているのが、安倍政権の関与説だ。

 そもそも、今回のゴーン逮捕をめぐっては当初から「国策捜査説」が流れていた。逮捕の裏には、日産、三菱自動車のルノーとの統合、海外移転を阻止する日本政府の意思があったのではないか、という説だ。

 たしかに、ルノーの筆頭株主であるフランス政府は三社を全面的に統合し、日産や三菱もフランスに移転させる計画をぶちあげていた。ゴーン氏は当初、この経営統合計画に異を唱えていたが、今年2月、ルノーCEO続投と引き換えに、態度を豹変。「すべての選択肢が考えられる」と経営統合を排除しないことを表明した。これに官邸や経済産業省が危機感をもち、検察と日産幹部らの背中を押したのではないかというものだ。

 この国策捜査説には当初、具体的な根拠は全くなかったのだが、ここにきて、安倍政権と日産クーデーター、そしてゴーン逮捕をつなぐ接点が次々と浮かび上がっているのだ。

 そのひとつが、ゴーン不正追及の動きが逐一、菅義偉官房長官に伝えられていたとの見方だ。いま、さまざまなメディアで、日産内部にゴーンの不正を調査していた極秘調査チームがあったことが報道されているが、中心人物と名指しされてるのが、専務執行役員で弁護士資格も持つマレー系イギリス人のハリ・ナダ氏と同じく専務執行役員で、広報担当を務めていた川口均氏。このコンビが最初に動いて情報を集め、弁護士、検察との間で計画を詰めていったといわれている。

 ところが、そのひとりである川口氏が、菅官房長官と非常に親しい関係にあるのだ。

「日産の本社は横浜ですから、地元選出の大物政治家である菅官房長官とは会社ぐるみで関係があるんですが、川口さんは特別です。なんでも、川口さんが横浜商工会議所の副会頭になった頃から付き合いらしいですが、この数年は、頻繁に連絡をとりあって、会食や会合を重ねていた。社内では“川口さんの後ろ盾は菅さん”というのは共通認識になっていましたから。ゴーンの件も、菅さんに事前に相談していなかったとは考えにくい」(日産関係者)

■日産クーデター組が相談していたのは自民党御用達の弁護士だった

 川口氏は、東京地検特捜部がゴーンを逮捕した直後、菅官房長官を訪ねて、逮捕の報告と謝罪を行った人物。その際、川口氏が報道陣に「菅さんは驚いた様子だった」とコメントしたことから、「わざわざ菅官房長官が知らなかったと強調したのが、逆に不自然」との声が出ていたが、逐一、菅官房長官に報告をあげ、相談していたと見るほうが自然だ。

 実際、ゴーン逮捕前から日産内部に食い込んでいたことで知られる「週刊文春」(文藝春秋)も12月6日号の記事で川口執行役員がハリ・ナダ氏と連携をとっておいたことや、菅官房長官と親しい間柄であることを強調していた。

「菅官房長官のあの冷静な対応をみても、最初から全て織り込み済みだった可能性は非常に高いと思います」(前出・全国紙司法担当記者)

 国策捜査をうかがわせる接点はまだある。日産の極秘調査チームが自民党に近い弁護士に相談をしながら、検察への告発を進めていたというのもそのひとつだ。

 この弁護士とは熊田彰英氏。特捜部出身のヤメ検だが、今年3月、森友問題の公文書改ざんで証人喚問を受けた佐川宣寿・元理財局長の補佐人として佐川氏にアドバイスをした弁護士。他にも、政治資金規正法違反に問われた小渕優子議員などを担当。“政権の守護神”“自民党御用達”といわれている弁護士だ。

「この熊田氏ともうひとり司法取引に強い弁護士が、検察との間に立って、日産幹部たちの責任が問われずに、ゴーンだけを逮捕するというスキームをつくっていったといわれています。この構図を考えると、官邸に情報が上がっていないわけがない」(全国紙政治部記者)

■経産省から送り込まれた日産取締役と、今井尚哉首相秘書官が仕掛人?

さらにもうひとり、安倍政権と「日産のクーデター」を結びつけるキーマンがいる。それは、今年6月から日産の社外取締役をつとめる経産省OBの豊田正和氏だ。豊田氏は、同省の事務次官に次ぐNo.2である経済産業審議官、内閣官房参与なども歴任した大物OBである。

 実は、ゴーン逮捕以降、豊田氏は社外取締役という立場であるにもかかわらず、新聞記者が取材に押しかけており、元朝日新聞編集員の山田厚史氏によれば〈今や「夜の広報担当」といった存在〉(ダイヤモンド・オンライン12月11日)になっているという。

 いったいなぜか。前述したように、豊田氏が日産の非常勤取締役に就任したのは今年6月。まさに、ルノーとの統合や海外移転を阻止するために、経産省が送り込んだ人物なのだ。

「日産はかつては経産省と非常に近く、有力天下り先だったんですが、ゴーン体制になって以降、経産省OBの受け入れていなかった。ところが、6月に豊田氏が突如、非常勤取締役に就任。その半年後に、ゴーン会長が逮捕された。これは、クーデターを前提にした人事としか考えられません。実際、ルノーとの交渉など、日産の今後の方向性は豊田氏が主導するといわれていますから」(前出・全国紙政治部記者)

 しかも、豊田氏は、安倍首相の側近中の側近で、やはり経産省出身の今井尚哉首相秘書官とも近い関係にあるという。

「経産省時代は大きな接点はありませんが、今井氏が資源エネルギー庁次長をつとめていたとき、豊田氏はシンクタンクの日本エネルギー経済研究所理事長として、今井氏の原発再稼働路線を全面バックアップしていた。今回のゴーン逮捕も、この今井=豊田ラインの連携プレーが大きな役割を果たしたということじゃないでしょうか。直接、検察を動かしたというのはないと思いますが、日産の海外移転を防ぎ、自分たちの影響力を復活させたい経産省が、日産のクーデター組を焚きつけた可能性はおおいにある。そして、こうした経産省や官邸の動きを察知した検察が、強引に捜査に及んだということじゃないでしょうか」(前出・全国紙政治部記者)

 いずれにしても、ゴーン逮捕は企業を私物化している経営者を“正義の見方”検察が成敗したというような単純な事件ではない。背後には、企業内の権力闘争だけでなく、政治権力の思惑も渦巻いていた。

 しかし、その結果がこんな法の公正な運用を危うくし、国際社会も巻き込んだ大混乱を招きつつある。いったいこの責任は誰が取るのだろうか。

(編集部)

















http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/151.html

コメント [原発・フッ素50] 日立、英原発計画を凍結へ 安倍政権輸出案件、全て暗礁に  赤かぶ
18. 茶色のうさぎ[-9182] koOQRoLMgqSCs4Ks 2018年12月17日 23:31:07 : 43Wm6imX6U : dej6dn7F8Uo[1]

 日本共産党は、推進派です♪w

 ↓ 赤旗: 原発輸出 リスク税金で <共産党、藤野なんて、得意満面♪wwwばか
https://www.youtube.com/watch?v=cCGoD0vTL_M
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-06-19/2015061905_03_1.html

>経産省の三分の一を占める共産党官僚と結託し・・・ <筑波大学名誉教授 中川 八洋

>「文科省官僚の多くが私の教え子」。・・・ <佐藤学東大名誉教授
http://toriton.blog2.fc2.com/blog-entry-4942.html

結論: 共産党、高級官僚の、特別会計の私物化を批判します。 天下りetc

 志位和夫 ←サギ師 市民に暗殺されても文句なんて、、 長文省略 うさぎ♂

 文科省なんて、年間20ミリ容認だよ!!ぺっ♪


http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/666.html#c18

コメント [経世済民130] 日産ゴーン“無理筋”再逮捕で国策捜査説がますます濃厚に! 特捜部と日産幹部の背後に菅官房長官、経産省の影(リテラ) 赤かぶ
1. 赤かぶ[2191] kNSCqYLU 2018年12月17日 23:31:59 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[657]






http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/151.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK255] マスコミと政府の大嘘がまたバレた!(simatyan2のブログ) 赤かぶ
1. 2018年12月17日 23:33:06 : KWNe02bgVk : 9qcXti48oao[2]
新自由主義とは、国家資本主義のことです。
金持ちが国家を使って貧乏人から収奪する主義のことを新自由主義といいます。
金持ちが個人の力でお金を搾り取って収奪する自由主義をさらにあくどくした物です。
そこが解っていないから、肉屋を支持するネトウヨ豚みたいなおかしなことになるのです。
ネトウヨ豚が幾ら努力して国家に尽くしても肉屋には成れません。
http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/161.html#c1
コメント [経世済民130] 日産ゴーン“無理筋”再逮捕で国策捜査説がますます濃厚に! 特捜部と日産幹部の背後に菅官房長官、経産省の影(リテラ) 赤かぶ
2. 赤かぶ[2192] kNSCqYLU 2018年12月17日 23:33:12 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[658]






http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/151.html#c2
コメント [経世済民130] 定年後、幸せになれない「過去の栄光にしがみ付く人」の思考パターン(ダイヤモンド・オンライン) 赤かぶ
3. 2018年12月17日 23:33:52 : rO2iYcmfGA : UuowUEgFqJE[2]
 マスゴミの方は「昔は視聴率が**%もあったんだ。」とか
「テレビが言えばウソでも皆信じて本当になったんだ。」とか
「給料はべらぼうに高かったよ。それなりの仕事をしていたから。」
と、過去を懐かしんで過ごしているのだろう。
でもとても残念ですが、今は「死に体」この有様です。
http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/137.html#c3
コメント [経世済民130] 日産ゴーン“無理筋”再逮捕で国策捜査説がますます濃厚に! 特捜部と日産幹部の背後に菅官房長官、経産省の影(リテラ) 赤かぶ
3. 赤かぶ[2193] kNSCqYLU 2018年12月17日 23:34:18 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[659]



http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/151.html#c3
コメント [戦争b22] 軍事的な挑発を強めているNATOは2019年に何をするつもりか?(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
3. 2018年12月17日 23:35:15 : B5jUAVwOgo : @q0pLXaGlcw[168]
アドレスをよく見ろ!!
 
軍事的な挑発を強めているNATOは2019年に何をするつもりか?
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201812160000/
http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/461.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK255] 伊集院静氏が指摘 今の65歳から80歳が日本をダメにした 注目の人 直撃インタビュー(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
30. 2018年12月17日 23:38:20 : JPQN5GAmys : Hc8DxOu6OB8[1]
>29
お前はコメントのまえに「私は日本人だが」をつけろと言ったろう。

日本語が理解できないのはお前がサルだからか?
http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/138.html#c30

コメント [政治・選挙・NHK255] 伊集院静氏が指摘 今の65歳から80歳が日本をダメにした 注目の人 直撃インタビュー(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
31. 2018年12月17日 23:40:42 : JPQN5GAmys : Hc8DxOu6OB8[2]
毛の三本足りないサルがしたり顔で倫理を語るのは新手のバラエティ番組か何かか。、

とっとと駆除されろサルが。
http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/138.html#c31

コメント [カルト20] ダマスゴミ・仏デモ半減、偽イスラムテロサックスが原因、しかしイエベ運動は何人も否定できないのである。 ポスト米英時代
3. 2018年12月17日 23:41:38 : mRVGSyDN2g : rDmXuupOvAw[1]
ハンガリー、「奴隷法」可決で超党派が大規模デモ 参加者1万5000人超【AFP=時事】
年400時間の残業認める「奴隷法」に抗議、デモが暴徒化 ハンガリー(CNN)

ソースがあれだけど、こういうニュースに全く反応しない阿修羅の限界を見た気がする
(裕福な)団塊ジジイのひまつぶしじゃないのかな 竹中権勢振るうも、むべなるかな
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/142.html#c3

コメント [カルト20] ネトゲ・仏のアベロンはピンチ、おっぱい軍団参戦。潰れそうな旅行会社は体験ツアーを組む事である。 ポスト米英時代
6. 2018年12月17日 23:41:52 : 5HcDVu0OA6 : @ANHHjljaTM[16]

反NWO、反グローバリストの抵抗運動を起こしているのですから、当然地球温暖化利権詐欺集団
の十八番「気象改変装置」を使って、フランス国民弾圧の「氷点下」攻撃を仕掛けてきていること
でしょう

今冬のシオニストNWOグローバリストの利権五輪の開催地も、暖冬だとか異常気象とかで全く
降雪が見込めず開催が危ぶまれていたのに、突然の大寒波が、五輪開催地を開催期間中ずっと
スッポリと覆うプログラミングで、無事開催できたのですから「地球温暖化利権詐欺集団様様の
韓国

やっぱり朝鮮半島融和政策はシオニストNWOグローバリストの利権、シナリオに基いて行われた
茶番だったのですね

トランプが本当に北朝鮮の核施設に空爆しかけていたら、これまでの核兵器開発と核兵器産業が
すべてオジャン、イランを中東のテロ国家として利用するのにも、ブッシュCIA陣営がこれまで
北朝鮮を利用してきた経緯がわるわけですから、その秘密基地を本気で破壊されたらシオニスト
NWOグローバリスト陣営にとっては、第三次世界大戦惹起をスムーズに起こせなくなると

結局北朝鮮の金はスイス留学時に、シオニストNWOグローバリストの傀儡として、洗脳教育を
施された輩、世界支配権力層の極東支配の駒
トランプ同様に日本を永久ATM扱いするのは、統一教会の教祖が主張していた日本人奴隷支配
の教義と同じですから
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/132.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK255] 台湾が韓国が赤くなる 対抗すれば日本は自滅する  赤かぶ
2. 2018年12月17日 23:42:39 : pYEkKlo1Jg : 6uVBhntNCOI[1]
>>1

新しい冷戦は始まってるよ。
そんな言葉尻捉えないで、ちゃんと論旨をくみ取りなさい。


http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/148.html#c2

コメント [原発・フッ素50] いよいよ10-20代の若い人たちも亡くなりはじめた 続報 (6)  魑魅魍魎男
14. 2018年12月17日 23:44:11 : bAr1kH5c9w : ytMdpztIbTU[370]
・・

   事故から8年でも、いまだに東日本は放射能塗れ〜東京新聞

 
★【 規制外の山形で採取・出荷のキノコ 基準超のセシウム検出 】★

  http://genpatsu.tokyo-np.co.jp/page/detail/879

 クリタケから、基準値を超える1キロ当たり147ベクレルを検出。


 東日本を含め、14県のキノコの出荷は制限されたままだんべ。
 未だにこのざまだし。
 しかも、福島県は、Cs:Sr=7:6 程度だから、何でもアウト。
 更に、Ag100m→→Cdに代わってCd塗れだしで、風評どころか
 公害垂れ流しだ。
 Csしか測定しないって、ぜぇ〜〜んぶダメだねぇ。

 =======================

 山形なんぞは福島の裏庭なんだから、放射能まみれなのは当然だんべぇ。

  吸って、食べて、幾らでもガンでもなんでもなっちゃうべぇ。

   今まで規制が無かったって、異常な世界だっぺぇ〜〜!!

     これじゃ、若い人も、子供も、どんどん病気になるべさぁ。

・・
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/661.html#c14

コメント [政治・選挙・NHK255] 伊集院静氏が指摘 今の65歳から80歳が日本をダメにした 注目の人 直撃インタビュー(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
32. 2018年12月17日 23:44:52 : iMHyMmSbu2 : 4WMx6nsFcDM[65]
「80歳から65歳まで」ですか・・・64歳児の安倍晋三を巧みに避けてますねw
http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/138.html#c32
コメント [経世済民130] 東京23区内「格差」鮮明に…団塊世代が全員75歳以上になる「2025年問題」の衝撃(Business Journal) 赤かぶ
6. 2018年12月17日 23:46:14 : KWNe02bgVk : 9qcXti48oao[3]
要介護になったってタダで生活できるわけじゃない。
それ相応の消費はしなければ生きていけない。
高齢化や少子化は本当の原因から目を逸らすダミーに過ぎない。
http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/116.html#c6
コメント [政治・選挙・NHK255] 在日米兵1人に1500万円!私たちの負担額である!   赤かぶ
5. 2018年12月17日 23:46:24 : Eje8kle4x2 : lM9gwBrcSU0[108]
アメリカではバカ高い歯列矯正も、ここ日本ではタダ同然だから、この際とばかり子供達にさせていると聞いたことがある。
至れり尽くせりの美味しい生活、アメリカでは殆どが貧困層の連中、いい暮らしが保証された日本に何時までも居たい事だろう。
アメリカの植民地だったフィリピンは、米軍から当たり前のように賃貸料を取っていた。そんな当たり前の事が出来ない不甲斐ない国が日本だ。
売国奴金丸が作った「思いやり予算」、いつまで連中に恵んでやるつもりなのか。
一人1500万?冗談じゃない。
まさにお人よしにバカが付く国が日本だ。


http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/141.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK255] 巨額税収減に負け惜しみ連発…小池知事がさらけ出した無能(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
1. 赤かぶ[2194] kNSCqYLU 2018年12月17日 23:48:56 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[660]






http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/165.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK255] 小沢一郎(事務所)辺野古移設は「日本国民のため」と防衛相 沖縄県民は日本国民ではないと言うつもりか。もはや政治と呼べない 赤かぶ
11. 2018年12月17日 23:49:36 : 0NsFApFnDg : CduRZsoPrwE[2]
アベ一味の言う「日本国民」に含まれている人は、お友達だけ。

自分は「日本国民」だ。

と思っているあなた、多分含まれてませんよ。TT
http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/131.html#c11

コメント [政治・選挙・NHK255] 巨額税収減に負け惜しみ連発…小池知事がさらけ出した無能(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
2. 赤かぶ[2195] kNSCqYLU 2018年12月17日 23:50:14 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[661]






http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/165.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK255] 巨額税収減に負け惜しみ連発…小池知事がさらけ出した無能(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
3. 赤かぶ[2196] kNSCqYLU 2018年12月17日 23:51:21 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[662]






http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/165.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK255] 伊集院静氏が指摘 今の65歳から80歳が日本をダメにした 注目の人 直撃インタビュー(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
33. 山田ミー太郎[287] jlKTY4N@gVuRvphZ 2018年12月17日 23:53:09 : vCE6gjKJ42 : qwSTr@cgjB4[2]
> 自分が困っていても、もっと困っているやつがいればそいつに分配する。
> これが品性ですよ。

ここを読んで、昔ドイツにいた頃、ベルゲン・ベルゼン強制収容所の
跡地を訪れた時のことをふと思い出した。

(アンネ・フランクの亡くなった場所として有名)

ナチス強制収容所の生き残りで、戦後に「夜と霧」を著した
精神科医のV・フランクルは、ああいう極限状態にあっても、
人間性を失わず、他者への配慮を失わなかった人たちが
少数ながらも存在した、と記している。

でも、自分も含めて大多数の人は、追い詰められると
(逆に大金を手にしたり、大きな権力を握ったりした場合も)
「品位」や「品性」なんて飛んでしまうんじゃないかな。

まあ、強制収容所なんかは極端すぎる例ではあるが、もっと身近な例としては、
人格者だと思っていた親戚が、相続になったとたん豹変して本性を露わにし、
つらい思いをさせられたこともあった。

自らの弱さや醜い部分をきちんと直視できるかということが、
「品性」「品格」を持つうえでの大前提なのかな、と思ったりもする。
http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/138.html#c33

コメント [政治・選挙・NHK255] 水道法改正の裏で…民間業者「水を止める」と住民“脅迫”(日刊ゲンダイ)  赤かぶ
6. 2018年12月17日 23:53:51 : tSI3kkFlNA : Yxucrtt6hnw[70]
こういうことになる事がわかっていて自公、維新に入れたんだから仕方ないわな。
自分も含め痛い目に合わんとわからんというこっちゃな。
http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/105.html#c6
コメント [政治・選挙・NHK255] 安倍首相“お友達”財界人を怒らせた世耕経産相の官民ファンド騒動の不始末〈週刊朝日〉 赤かぶ
27. 2018年12月17日 23:57:13 : l4F6GroD02 : Wazp23BUEIs[4]
この官民ファンド政策の中心にいるのが、原理研=統一教会の世耕

経産省潰しのプロジェクトを、命じられて遂行しているってことか

それとも、日産の件で、次なるターゲットが官民ファンドってことで

記事にあるように、利権に関わっていた原理研=統一教会の世耕が

菅の命令で証拠隠しのための尻尾切りに、動いたのか

ゴーン逮捕が、経産省と日産の仕掛けたクーデターだったと報じられて

いただけに、グローバリスト外資陣営の仕掛ける、経産省潰しのほうが

説得力があるかもしれない
http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/125.html#c27

コメント [原発・フッ素50] 日立、英原発計画を凍結へ 安倍政権輸出案件、全て暗礁に  赤かぶ
19. 2018年12月17日 23:59:14 : hsMw0SjaMk : 9pOgcMY4Xc4[2]
Nuclear Power in China

http://www.world-nuclear.org/information-library/country-profiles/countries-a-f/china-nuclear-power.aspx

China, vying with U.S. in Latin America, eyes Argentina nuclear deal

https://www.reuters.com/article/us-argentina-china-insight/china-vying-with-u-s-in-latin-america-eyes-argentina-nuclear-deal-idUSKCN1NX0FE

Russia signs nuclear deal with Argentina, competing with China

https://www.straitstimes.com/world/russia-signs-nuclear-deal-with-argentina-competing-with-china

英語だから、Google翻訳でも使って読んでみたら解るよ

>>15.

>と約束した。
>これほどの全額保障の約束を、英国の支配者達がなぜ蹴ったか?

ソースは?その協定文書なりは何処で見つけたのかな?公表されてる?
それとも君の捏造?

>それどころか、東電と政府がグルになって、確認させないための妨害工作を続けている。

君が証拠を示すべきだと思うが、それとも君が捏造か?
どういう妨害が出来るの?ネット上なら妨害しようがないわな
一旦拡散すれば消去も妨害も不可能だし、証拠を示せば良いわけ解るかな?


http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/666.html#c19

コメント [経世済民130] 日産ゴーン“無理筋”再逮捕で国策捜査説がますます濃厚に! 特捜部と日産幹部の背後に菅官房長官、経産省の影(リテラ) 赤かぶ
4. 2018年12月17日 23:59:36 : wTqrxDwRMY : vEeN2335v8Q[1867]
 
 なになに 日産を アメリカに売り渡して 「おこぼれをもらう」算段??
 

http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/151.html#c4

   前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2018年12月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。