解説文が衝撃的な内容です。
(部分転写開始)
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https://www.youtube.com/watch?v=xpr6NSEjtCk
(動画)
2017/06/02 に公開
アカデミー主演女優賞を獲得した『コールガール』や『帰郷』、SFカルトフィルムの傑作『バーバレラ』、J・Lゴダール監督の『万事快調』で知られる世界的女優ジェーン・フォンダ。この動画は1977年10月6日『The Tonight Show』にフォンダが出演した際、司会者・コメディアン・俳優であるジョニー・カーソンの質問に答え、アメリカ政府による違法監視・嫌がらせとそれにまつわる裁判について語ったものです。フォンダは1970年からベトナム戦争中の反戦・平和運動をきっかけにFBI・CIAに監視され、悪名高い非道なコインテルプロ(Counter Intelligence Program)作戦の被害者となっていました。後にフォンダへの監視に関するファイルが公開されると、危険分子と見なす証拠となる事実は全くなかったにもかかわらず、フォンダにはコードネームが付けられ、「破壊活動分子」や「アナーキスト」といった呼び方もなされていたことがわかりました。このコインテルプロでは、アメリカ政府が平和活動家などに対し、政治活動の監視・盗聴・言動の密告はもちろん、令状なしの家宅捜査、対象者の信用低下工作、犯罪容疑をねつ造しての検挙、時には殺害行為まで行っていたのです。コインテルプロ作戦のもと、FBI・CIAはフォンダに常軌を逸した監視・尾行・不審電話・盗聴・郵便物の無断開封・不当逮捕・拘留をはじめとした執拗な嫌がらせを行っていました。フォンダは自伝で次のように語っています。
『FBIは1970年から1973年まで私を監視し、「中傷して抹殺」し、「私の個人的かつ職業的な地位を傷つける」ために諜報活動の手法を用い、憲法で保障された私の権利を侵したことを認めた』「ジェーン・フォンダ わが半生 (下)」p116
最終的にフォンダについては、2万ページに及ぶファイルが作成されました。この動画でフォンダは、コインテルプロに関する訴訟を起こしたのは、ニクソン政権が行っていた破壊工作がいかなるものだったかを国民に伝えるためには、法に訴える以外に手段がなかったと語っています。この訴訟で、国務省、IRS、財務省、そしてホワイトハウスがフォンダに関するファイルを保管していた事が明らかになったほか、CIAがフォンダの郵便物の無断開封を行っていた事も判明しました。CIAが合衆国国民の郵便物を無断開封していたことを認めたのは、フォンダの裁判が初めてでした。この動画で触れられているように、FBIはフォンダの銀行との取引明細書を取得していましたが、これは書類なしで行われていたようです。盗聴については、国家安全保障局(NSA)がフォンダの電話を違法に盗聴し、その内容を録音したものを活字にし、ニクソン大統領はもちろん、キッシンジャーなどの政府高官にも配布していたことが明らかになっています。FBIは、刑法に対する侵害がないかぎり捜査できない組織なのですが、この時FBIは平和運動を潰そうとしていた軍や財務省秘密検察局、NSAと組んで、反政府的扇動罪等の罪でフォンダを逮捕することを考え、こうした活動を行っていたのです。
ヌーヴェル・ヴァーグの傑作『勝手にしやがれ』で知られるジーン・セバーグ、公民権運動の英雄マーティン・ルーサー・キングもコインテルプロ被害者です。ジーン・セバーグはこの悪質極まりないプログラムにより破滅に追い込まれ、謎の死を遂げています。コインテルプロは公式には1970年代に終了していることになっていますが、その後も被害は相次ぎ、現在でも秘密裡に続けられているとの指摘が絶えません。
友人・家族・仲間との離間工作、盗聴、郵便物の無断開封、尾行、中傷ばらまき、自宅への不法侵入、対象者になりすました手紙の送付、毒物の投与、不適切な薬物の投与というコインテルプロの基本スキームは異常そのものですが、日本でも長く妄想と考えられていた「集団ストーカー」とかなり似通っている点があります。長い間、陰謀論や妄想と片づけられてきたこの集団ストーカーは、コインテルプロを拡張し、ネット上の徹底監視に新たなテクノロジーを加えた、現代版と言えるものです。現在、集団ストーカーは世界中で被害が急増しています。何の罪もない正常な人から精神病病扱いされるような発言を引き出し、社会的に抹殺するという信じがたい、異常な迫害が全世界で行われ、多くの人が自殺・破滅に追い込まれています。なお、集団ストーカーのスキームはどこの国でもほぼ同じで、政府や公権力が無視を決め込んでいるケースが多いことから、この犯罪の計画・実践の主体は、国・政府もしくは何らかの巨大な犯罪組織(国を超えて連帯する宗教・民族・政治的勢力)による市民へのテロリズム・無差別な暗殺行為・非道な人体実験の可能性が高いと考えられています。
実際NSA、FBI、CIAの内部通報者ら複数の人物の被害告白・加害体験の証言により、現代のテクノロジーを駆使した「集団ストーカー」が実際に行われている可能性が高いことがわかってきました。内部告発者たちは集団的嫌がらせはもちろん、被害者たちが訴える信じがたい兵器の存在ー精神病様の症状を引き起こす兵器についても実際に存在し、使用されていると明言しています(元 CIAのロバート・ダンカン氏など)。またFBIやCIAのみならず、各国諜報機関はどこも同じような手法を使い、多かれ少なかれ、秘密裡の監視と非合法かつ非道な嫌がらせ、思想弾圧などの人潰しを行ってきたことがわかっており、日本で行われている集団ストーカーも、どういった団体が実行犯であるのか、政府や警察機構の関与は本当にあるのか、究明が行われています。なお、現在日本で行われている集団ストーカーについては、被害者には急進的な左翼は少なく、右寄りの人物が対象になっているとも言われています。被害者たちにはいずれも危険な性向も精神病の傾向は少なく、普通の生活を送っていたという市民が多いようですが、悪評を流され、トラブルをでっちあげられるうちに、実際に他人とトラブルが起きたり、精神を病んでしまう人、実際に犯罪的な行為に走ってしまう人もいると言われています。このため、被害者を追い詰め、自滅させることを目的としているという指摘も長年なされてきました。
コインテルプロ・集団ストーカーは、巨大な権力による異常な思想統制・社会的抹殺行為であり、超監視社会時代における悪質な監視の最終形態の現れと言えます。エドワード・スノーデンのリークで一躍知られることとなったオンライン上の完全監視はもちろん、IoTやドローン、顔認証・音声捕捉機能のついた監視カメラ・電化製品など、監視ツールは急激に増えています。
FBIはフォンダやセバーグのほか、俳優ではポール・ニューマン、作家・文学者ではアレン・ギンズバーグ、パール・バック、ジョン・スタインベック、アーネスト・ヘミングウェイ、音楽家ではジョン・レノンなど、非常に多くの著名人を秘密裡に監視してきました。日本でも著名な作家が加入している日本ペンクラブなどが公安組織の監視対象になっていることがわかっています。著名人は影響力が大きいため、一般人よりも不当な監視の餌食になりやすいのです。なお現在のNSAなどによる通信傍受などをはじめとする大量監視は、特定人物ではなく国民全員が監視対象となっており、著名人はもちろん、一般人のプライベートなオンライ上のやりとりも監視の対象になっています。前述のアメリカの所有する大量監視ツールは「エックスキー・スコア」と呼ばれていますが、このツールが日本側に渡っていることが、NHK「クローズアップ現代」の報道で明らかになりました。日本でも秘密裏の大量監視が行われている可能性は高いと言えます。一方、政府の関与についてはわからず、政府や監視社会政策批判の裏側で暗躍する犯罪集団の存在の可能性も否定できません。
なお、英語では「集団ストーカー」は「Gang Stalking」「Organized Stalking」と言います。「Targeted Individuals」と呼ばれる無数の集団ストーカー被害者たちがSNSなどで被害を訴えているほか、NSAの内部告発者らを招いた学会「Covert Harassment Conference」などを開催しており、被害への理解を求める活動が行われています。巨大な権力の関与が指摘されているため、報道されることは非常に稀ですが、アメリカでは複数の放送局がこの問題を取り上げています。日本ではメディアが集団ストーカーの加害組織に利する報道を行うことが非常に多いことから、隠ぺいに関わっているとの指摘も少なくありません。日本という国の支配構造や本当の権力のありかについて、国民一人一人が真剣に考察していく必要があるのではないでしょうか。