シャンゼリゼ通りで燃料税引き上げに抗議のデモ 一部が暴徒化/nhk
2018年11月24日 23時05分https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181124/k10011722451000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_007
フランスのパリ中心部の観光名所、シャンゼリゼ通りで、ガソリン価格の高騰などに抗議するデモの一部が暴徒化し、20人近くがけがをする事態となっています。
フランスではガソリンや軽油の価格が高騰しているとして、政府が予定している燃料税の引き上げに抗議しようと今月17日からデモが続けられています。
24日、パリ中心部の観光名所シャンゼリゼ通りでは、デモのシンボルとなっている作業用の黄色いベストを着た人たちが集まり、内務省によりますとおよそ8000人の参加者が通りを占拠しました。そしてこのうち一部が警官隊に石やカフェのイスなどを投げて暴徒化したため、警官隊が催涙弾を撃ったり放水したりして、双方が衝突する事態となりました。
内務省などによりますとこの衝突でこれまでに20人近くがけがをしたほか暴力的な行為をしたなどとして42人を拘束したということです。
フランスのマクロン大統領はツイッターに「警官を襲った人々は恥を知るべきだ。この国で暴力は許されない」と投稿し強く非難しました。
今回のデモではエッフェル塔や凱旋門といった主要な観光名所が相次いで閉鎖されたほか、地下鉄やバスなども一部運休するなど影響が広がっています。
http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/612.html