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2018年10月01日00時29分 〜
記事 [政治・選挙・NHK251] 沖縄県知事選で玉城デニー当選! 卑劣なデマ選挙でも勝てなかった安倍政権、辺野古反対の民意を示した沖縄県民(リテラ)


沖縄県知事選で玉城デニー当選! 卑劣なデマ選挙でも勝てなかった安倍政権、辺野古反対の民意を示した沖縄県民
https://lite-ra.com/2018/09/post-4286.html
2018.09.30 辺野古反対・玉城デニーが沖縄県知事当選!安倍政権の卑劣選挙に負けず リテラ

    
    当選が決まった玉城デニー新沖縄知事(公式HPより)


 翁長雄志知事が2015年の県民大会で発した「うちなーんちゅ、うしぇーてぃないびらんどー!」(県民をないがしろにするな)という力強い言葉が、いま、再び響く。──本日、投開票がおこなわれた沖縄県知事選で、亡くなった翁長知事の後継候補だった玉城デニー氏が、“安倍政権の傀儡候補”の佐喜真淳氏を破り、当選を確実にした。

 今回の知事選はまさに「県民をないがしろに」した選挙だった。本サイトでも繰り返し伝えてきたが、自民党と公明党、日本維新の会などの佐喜真陣営は、潤沢な選挙資金と組織力にものを言わせたすさまじい物量作戦を展開。自民党は企業・業界団体に、公明党は創価学会に、厳しい締め付けをおこなっただけでなく、選挙期間中におこなわれた安室奈美恵の引退前のラストライブをめぐり、菅義偉官房長官がイベントを企画したセブン-イレブン・ジャパンや音楽プロモーターを通じて“知事選にはかかわるな”と圧力をかけようとしたと報じられたほど。

 さらに、もっとも醜悪だったのが、佐喜真応援団がネット上で繰り出した、玉城氏に対するデマ攻撃だ。その詳細は過去記事に詳しいがhttps://lite-ra.com/2018/09/post-4278.html、「小沢一郎の別荘」「隠し子」などの疑惑はすべてデマであることが週刊誌報道などによって判明しているにもかかわらず、選挙戦最終盤までネット上で流布されつづけた。しかも、「小沢別荘」デマを拡散させたのは、公明党の遠山清彦衆院議員というれっきとした国会議員だった。

 このような類を見ない物量作戦とネガティブキャンペーンを繰り広げながら、佐喜真氏は見事に敗れた。普通なら、もっと大差をつけて玉城氏が勝利を収めていてもおかしくはないのだ。

 なぜ、安倍自民党と公明党がここまで総力戦を展開しながらも、敗北を喫したのか──。それは、佐喜真氏が最後まで最大の争点であった「辺野古新基地建設の是非」について明言を避け、逃げてきた結果だろう。

 玉城氏は「辺野古新基地は絶対につくらせない」と明確に訴えてきたが、対する佐喜真氏は辺野古新基地にほとんど言及することなく「普天間飛行場の早期返還」の一点張りで押し通し、告示前におこなわれたJC(日本青年会議所)主催の公開討論会では「安全保障問題は国が決めること。我々には努力の限界がある」などと発言(ちなみに、この討論会で佐喜真氏の口からは「女性の質の向上を目指す」などと女性を下に見るような発言も飛び出した)。他方、辺野古の話をしない代わりに佐喜真氏は「携帯電話料金の4割削減」などという首長にも国にもまったく権限がないデタラメな政策を打ち出すという“騙しの公約”を掲げた。

 さらに、佐喜真氏は、「対立から対話へ」というキャッチフレーズを打ち出し、プロモーション動画では、佐喜真氏と菅官房長官が対話をするシーンを織り交ぜ、佐喜真氏が菅官房長官の肩を強く叩くという猿芝居まで披露していた。

 しかし、いくら辺野古についてふれず、あたかも「菅官房長官にだって強く出られる」という印象付けをおこなっても、「早期に辺野古への移設と普天間飛行場の返還を実現する考え方に変わりはない」という考えを示してきた菅官房長官が表立って応援していることから佐喜真氏がどういう考えなのかは明々白々。「対立から対話へ」ではなく、「対立から国の言いなりへ」というのが実態だったのだ。

■安倍政権と本土メディアは沖縄県民の辺野古反対の民意を無視するな

 こうした嘘にまみれた選挙に対し、沖縄県民があらためて「辺野古新基地建設はさせない」とはっきり打ち出した玉城氏を選んだ意味は、非常に大きい。

 だが、この民意が示された選挙結果を受けて、安倍政権がさらに“沖縄いじめ”を激化させることは必至だ。なかでも、翁長知事が命を賭けた沖縄県の辺野古埋め立て承認の撤回に対しては、選挙中は見合わせていた撤回の効力を失わせる執行停止の申し立てなどをさっそくおこなうだろう。

 そして、もうひとつ大きな問題は、「本土」メディアの報道姿勢だ。米軍基地問題は沖縄県だけの問題ではけっしてなく、国全体の問題だ。にもかかわらず、今回の沖縄県知事選をクローズアップしてじっくり報じたテレビ番組はごくわずかだった。

 この背景にあるのは、基地問題を沖縄に押し付けつづける「本土」メディアの姿勢にくわえ、政権からの“圧力”に怯えたせいだろう。基地問題を争点として伝えた場合、どうしても佐喜真氏の欺瞞が露わになってしまう。そうすれば、安倍政権からどんな恫喝を受けるか──。そう考えた結果、忖度して“報道しない”という選択をとったのではないか。

「本土」メディアがこの調子では、これから玉城新知事が安倍政権と対峙し、米軍基地問題や日米地位協定について日本全体の問題だといくら訴えても、この国はいつまでも沖縄にその重荷を背負わせつづけることになる。その一方、安倍政権がさらに沖縄報道に目を光らせていくことはあきらかだ。

 今後は、沖縄の問題に向き合わない「本土」メディアの報道姿勢にも、よりいっそう注視する必要があるだろう。

(編集部)













































http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/529.html

記事 [政治・選挙・NHK251] 沖縄県知事選 玉城氏所属の自由党・小沢一郎代表「沖縄のあるべき姿訴えた」「日本の民主主義にとって、本当に大きな勝利」 


沖縄県知事選 玉城氏所属の自由党・小沢一郎代表「沖縄のあるべき姿訴えた」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181001-00000500-san-pol
産経新聞 10/1(月) 0:04配信

 
 小沢一郎代表(飯田英男撮影)

 自由党の小沢一郎代表は30日夜、沖縄県知事選で党幹事長の玉城(たまき)デニー氏が当選したことを受け「翁長雄志(おなが・たけし)知事の心をしっかりと受け継ぎ、沖縄のあるべき姿を訴えかけた姿勢が多くの県民に理解された」との談話を発表した。

 玉城氏が米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設阻止を掲げたことを踏まえ「基地問題についてはっきりとした民意が示された。国はこのことを重く受け止め反省し、しっかりと沖縄県と向き合って解決のため力を尽くすべきだ」と指摘した。



沖縄県知事選挙の結果を受けて
http://www.seikatsu1.jp/activity/declaration/20180930.html
平成30年9月30日 自由党

このたびの玉城デニー候補の勝利は沖縄の未来、そして、日本の民主主義にとって本当に大きな勝利です。応援いただいた方々に心から厚く御礼を申し上げます。

玉城候補は、翁長前知事の心をしっかりと受け継ぎ、沖縄のあるべき姿、あるべき未来について、具体的に、情熱的に、沖縄のすべての人々の心に訴えかけて参りました。こうした姿勢が多くの県民に理解された結果であると理解しております。

特に辺野古移設問題も含めた基地問題については、今回の選挙で、はっきりとした民意が示されました。国はこのことを重く受け止め反省し、これ以上沖縄に重荷を押し付けることのないよう、今度こそしっかりと沖縄県と向き合って解決のため力を尽くすべきであります。

自由党といたしましても同志であります玉城デニー新知事の県政を引き続き全力で支援して参ります。


































http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/530.html

記事 [政治・選挙・NHK251] わがことのように興奮し、喜び溢れる沖縄の勝利!
わがことのように興奮し、喜び溢れる沖縄の勝利!
https://85280384.at.webry.info/201810/article_1.html
2018/10/01 00:41 半歩前へ

▼わがことのように興奮し、喜び溢れる沖縄の勝利!

 日にちが変わって今10月1日午前零時37分を過ぎたところだ。多分、台風24号が通過中だろう。時折ものすごい突風が分厚い玄関の扉をドンドンたたき、「ドアを開けろ」と催促する。激しい雨が波打つような音がする。

 いつ停電になるか分からない。そばに懐中電灯を用意してパソコンの前に座って原稿を書いている。うなりを上げる台風も恐ろしいが、今夜は歴史的な日だから、ズルをして途中で投げ出して寝るわけにはいかない。

 みんなの興奮、喜びを皆さんにも共有してもらいたい。

 わがことのように興奮し、喜び溢れる沖縄の勝利!玉城デニーさんが勝った。創価学会の大動員に勝った。安倍晋三が死に物狂いに襲い掛かった沖縄県知事選で自民党系の候補をノックアウトした。

 その喜びがネットにあふれている。みんな、わがことのように興奮し、喜んでいる。歓喜の投稿に満ちたフェイスブックへの投稿のほんの一部を紹介しよう。

●高田宮子 この嬉しさをなんと表したらいい❣️涙が止まらない 玉城デニーさんおめでとう

●愛森泉  コンビニで赤飯のおにぎり買います!!

●弦巻吉春 権力の猛攻撃に、民主主義と平和を願う国民がかった!

●Mayako Takahashi いやーテレビの速報見てひとり万歳しました🙌
本土も沖縄に続きたいなあ

●源 理恵 こんな嬉しいことはありません! 良かった‼ 本当に良かった😃

●田中 ゆきひと 沖縄の知的良識の勝利ですね‼️

●金城 和之 ありがとうございます。田中さん。民主主義を示した県民を誇りに思います。

●高瀬毅 取材で来た長崎では、今回妻の実家に泊まっているが、沖縄県知事選挙で玉城デニー氏が勝利したことを、妻、義兄と三人で大いに喜んだ。近親者が、政治のことでお互いに共感できる幸せをかみしめる2018年9月30日。

●高瀬毅 沖縄県民、素晴らしい‼️官房長官が2度入り、小泉進次郎をつぎ込み、創価学会が死物狂いになったエゲツナイ選挙をはね返しましたね。安倍政権へのダメージは大きく、首相の求心力が低下、水面下の権力闘争が始まるでしょう。面白くなりました。いい酒が飲める。

●岡田裕 🐱🌸 玉城デニーさんが蟻と象の戦いだと言っていたけど、蟻が象を倒した❣️ カチャーシーを踊るデニーさん 🐱🌸
官邸側が47の都道府県の内のたった1県の沖縄に、金と権力を総動員した知事選。沖縄県民は札束では動きませんでした❣️ こども達の為に平和で美しい沖縄を選びました❣️

●西原扶美雄 NHKは沖縄県知事選挙速報を何でしないの?西武優勝は速報テロップ流したけど、沖縄知事選挙は無視!

●西村澄子 NHK は酷い❗FB では8時過ぎには皆さん当確を伝えてました。NHK はわざと遅らせたのかな?

●堀内 保孝 本当に良かったです。おめでとうございます皆さんご苦労様でした。

●Noboru Nakata 万歳です。現地支援に参加できてうれしいです。安倍暴走政治の終わりの始まりにしたいですね。

●松井 寛子 沖縄、デニーさん当確!!やった〜♫●●

●山田 節子 この歴史的な沖縄知事選挙を沖縄で最後までがんばれたことに感動!最後の最後まで電話。8時過ぎに、あちこちから当確出たと連絡あったけど、やきもきしながら待つ。NHKがやっと当確。仲間たちと感激のハイタッチ🤚。玉城デニーさん38万票超えた!すごい!

●佐々木 明美 大平さん、嬉しいですね😂力強く頑張れますね🙌

●大平 三千夫  良かった、本当に良かった。

●沖縄知事選での玉城デニー氏の勝利に、さしもの台風24号による雨風も弱まった感じの米子です。

●長谷部 亮 沖縄県知事選、与党敗北です。祝!!さて、悪質なデマを流布した公明党議員の政治資金問題をどんどん追及しましょう!!!

●山部 聡 嬉しいです。何もできなかったけど。思い入れのある沖縄。涙が出ます。



政権の姿勢に反感・経済政策が優先…沖縄民意、悩み抜き
https://digital.asahi.com/articles/ASL9Z6H8ML9ZTIPE019.html
2018年10月1日00時10分 朝日新聞


カチャーシーを踊り当選を喜ぶ玉城デニー氏(中央)=2018年9月30日午後9時35分、那覇市、小宮路勝撮影

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を最大の争点に行われた沖縄県知事選。有権者は悩み、揺れながら、それぞれの思いを託した。

 宜野湾市の食品卸売業、砂川大介さん(36)は、玉城デニー氏に投票した。前回の知事選では辺野古の埋め立てを承認した仲井真弘多(ひろかず)氏に入れたが、この4年間で沖縄の意見を聞こうとしない政権の姿勢に反感が募った。

 高校進学のため離島から宜野湾市に来て約20年。普天間飛行場の騒音には慣れてきたが、それでも「うるさい」と思う。米軍ヘリの墜落や部品の落下事故もあり、身の危険を感じる。

 普天間飛行場の返還は強く願うが、辺野古移設には疑問が強まった。「宜野湾市民は良くても、名護市民が困る。県民が困ることに変わりない」

 普天間飛行場の移設先とされる名護市。中学校教諭の宮城直介さん(45)も玉城氏に投票した。これまでも、選挙のたびに移設反対の候補に投票してきた。

 父親から戦争体験を聞いたことがある。3歳ぐらいの妹が栄養失調で亡くなったこと。戦火を逃れるためランドセルを背負ったまま山を走ったこと。4人の息子たちには、そんな経験をさせたくないと思う。「基地は戦争の傷痕。宜野湾市にあってほしくないし、名護市に来てほしくもない」

 北谷(ちゃたん)町の会社員、前原紀子さん(39)も玉城氏を支持した。シングルマザーとして中学3年から4歳まで3人の子を育てる。昨年12月、普天間飛行場に隣接する普天間第二小学校にヘリの窓が落ちた事故は、我がことのように胸に迫った。

 ただ、米軍の存在は否定しない。父は沖縄、弟は神奈川県内の米軍関係施設で働く。「いいアメリカさんもいる」。投票のたび基地への賛否で揺れた。

 玉城氏に投票したのは、政府と対立を続け、がんで亡くなった翁長氏の後継候補だから。自身もがんを患い、今も定期検診に通う。

 「翁長さんは命を削って物言う姿勢を貫いた。玉城さんにもその心意気があると思う」。政府と緊張関係を保つことが米軍の監視にもつながると考えている。

 一方、糸満市の飲食店経営男性(36)は佐喜真淳氏に投票した。「玉城さんだと『基地問題が最優先』という政治が続いてしまう。一度リセットしたほうがいい」と思ったからだ。

 高校卒業後、東海地方の自動車工場で期間工として働いた。沖縄出身の同僚には、借金返済のための出稼ぎ者もいた。今も周りには経済的に苦労する母子家庭もある。「僕らから下の世代にとって貧困ってリアル。基地ってそれより大事な問題ですか」。平和運動に熱心な親族から玉城氏への投票の呼びかけがあったが、あいまいな返事を続けた。

 那覇市の予備校生、新垣黎さん(18)も佐喜真氏に投票した。投票前に基地問題の様々な意見を取り上げた動画を見た。「反対を繰り返しても普天間返還は進まない」という指摘に納得できた。今、大学進学に向けて勉強中。条件のよい奨学金が得られるか不安だ。「基地よりも身近な生活に関わる政策を優先して」。生まれて初めての一票に、そんな願いを込めた。

 佐喜真氏に投票した宜野湾市のデイサービス会社事務員、諸見里裕子さん(34)は、ぎりぎりまで迷った。長女(6)は今春、米軍ヘリの窓が落下する事故が起きた普天間第二小に入学。校庭の屋根つき避難所にたびたび避難している。

 辺野古移設には反対。だが、「暮らし最優先」を掲げる佐喜真氏への期待が上回った。移設問題解決に向けた具体的な道筋が少しでも見えていたら玉城氏に入れただろう、と思う。

一票を投じた有権者の思いは

◆玉城氏に投票

南風原町 主婦 知念由紀子さん(77)

自宅上空を米軍機が飛ぶ。辺野古移設は本当の解決にならない

宜野湾市 元米軍基地従業員 岸本恵昭さん(80)

米軍に敵意はないが、これ以上の基地負担はいらない

豊見城市 元教師 宮城幸江さん(66)

翁長氏の遺志を継ぎ、ひるまず国と向き合えるリーダーが必要

浦添市 無職 具志春香さん(35)

辺野古移設への賛否を示さない佐喜真氏に怒りを覚えた

那覇市 自営業 岩瀬多枝さん(64)

自民党の大物が連日沖縄入りする佐喜真氏陣営の戦い方が不愉快

那覇市 観光業 40代女性

経済より基地を重要視した。だが、玉城氏も具体的な展望は示せていない

◆佐喜真氏に投票

豊見城市 保険代理店社員 新垣秀典さん(33)

普天間飛行場の地元市長だった佐喜真氏なら事態を打開できる

うるま市 会社員 女性(63)

基地問題は政府に任せるしかない。国との連携が大事だ

北谷町 会社員 女性(33)

正直、基地問題に疲れた。県民所得を300万円に上げる訴えに魅力を感じた

南風原町 会社員 男性(40)

基地問題はお互い意地になっている。玉城氏が勝てば膠着(こうちゃく)が続く

浦添市 元県職員 男性(75)

辺野古移設反対だが、沖縄の経済発展が期待できる。苦渋の選択

那覇市 中学教諭 男性(29)

貧困家庭が目立つ。基地問題より経済やくらしの政策が優先だ













http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/531.html

記事 [政治・選挙・NHK251] 3選後の初の大型選挙で敗れた安倍晋三の深い傷!  
3選後の初の大型選挙で敗れた安倍晋三の深い傷!
https://85280384.at.webry.info/201810/article_2.html
2018/10/01 01:19 半歩前へ

▼3選後の初の大型選挙で敗れた安倍晋三の深い傷!

 自民党総裁選で3選を果たした後の初の大型選挙で敗北した安倍晋三。さぞやショックだったに違いない。

 知事選に政権与党がなりふり構わず総力を挙げて支援した候補が敗れたことで、今後の政権運営に影響を及ぼすのは避けられない。

 台風24号の影響で投票率が下がり、創価学会などの支援を受けた自民党系候補が有利なのではなかろうかと懸念された。

 しかし、沖縄県民は正しい選択をした。

 自民党系候補は、「辺野古移設」の是非には一切触れず、県民所得の向上など経済を前面に打ち出して玉城候補を責め立てた。挙句の果てにはデタラメ情報を連発。
 
 携帯電話料金の4割削減など沖縄県政と何の関係もない話を持ち出してきた。知事にそんな権限はない。こうした、なりふり構わない争点隠しはかえって県民の反発を買った。

 官房長官や自民党幹事長が頻繁に沖縄入りしたほか、人寄せパンダで自称大物の小泉進次郎を3度も沖縄入りさせたが逆効果だった。

 自民党の相方の公明党も、5000人の創価学会員を動員してローラー作戦を展開したが及ばなかった。

 沖縄県知事選の惨敗は3選後の安倍晋三の出鼻をくじいただけでなく、今後の政局運営にも大きな影響を及ぼそう。

 同時に野党は、結束して戦えば安倍一強といわれる自民党に勝てることが証明された。今後の野党共闘に弾みがつくことを期待している。



沖縄県知事に玉城氏初当選 辺野古反対、政権打撃
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018093001001995.html
2018年10月1日 01時28分 東京新聞


 沖縄県知事選の開票状況を支援者らと見守る玉城デニー氏(中央)=30日午後8時24分、那覇市

 沖縄県の翁長雄志知事の死去に伴う知事選が30日投開票され、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する前衆院議員玉城デニー氏(58)が、移設を推進する安倍政権が支援した前宜野湾市長佐喜真淳氏(54)=自民、公明、維新、希望推薦=ら3人を破り、初当選した。翁長氏に続く反対派知事の誕生により政府の移設スケジュールに影響が出るのは必至で、政権への大きな打撃となった。投票率は63・24%で、前回選を0・89ポイント下回った。

 政権は選挙結果にかかわらず移設を進める方針だが、玉城氏は移設是非を問う県民投票を実施し反対の意思を示すなど徹底抗戦する構え。

(共同)

















































http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/532.html

記事 [政治・選挙・NHK251] 宜野湾市長は松川正則氏 仲西春雅氏に5239票差 市政を継承へ(琉球新報)-宜野湾市長は「佐喜真氏後継候補」が当選
「宜野湾市長は松川正則氏 仲西春雅氏に5239票差 市政を継承へ
10/1(月) 0:19配信

 県知事選に出馬した前職の辞職に伴う宜野湾市長選は9月30日、投開票され、前市政の継承を訴えた無所属新人で前宜野湾市副市長の松川正則氏(65)=自民、公明、維新推薦=が2万6214票を獲得し、初当選を果たした。対立候補となった無所属新人で県高校PTA連合会前会長の仲西春雅氏(57)=社民、共産、社大、自由、国民民主、立民推薦=に5239票差をつけた。

 投票率は64・26%で、16年の68・72%を4・46ポイント下回った。

 松川氏は、県知事選に出馬した前市長の佐喜真淳氏(54)とのセット戦術で、基地跡地利用や子育て、経済振興など佐喜真市政の実績を強調し、市政の継承を掲げたことが奏功した。

 辺野古移設の賛否については明言を避けたものの、普天間の一日も早い閉鎖返還や危険性の除去を訴えたことも支持を広げた。

 仲西氏は候補者人選の難航による出遅れが響いた。

 宜野湾市の当日有権者数は7万5415人(男性3万6128人、女性3万9287人)。【琉球新報電子版】」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180930-00000053-ryu-oki

こちらは「自公系候補」の勝利でした。まだまだ油断はできませんね。
http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/533.html

記事 [政治・選挙・NHK251] 沖縄敗北も粛々推進=辺野古移設―政府(時事通信)-だったらなぜあんなに沖縄知事線に入れ込んでいたのか?
「沖縄敗北も粛々推進=辺野古移設―政府
10/1(月) 4:09配信
 政府は、沖縄県知事選での与党推薦候補の敗北にかかわらず、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画を粛々と進める方針だ。

 まずは当選した玉城デニー次期知事の出方を見極めつつ、具体的な進め方を決める。

 移設工事は現在、同県による埋め立て承認撤回で止まっている。政府は近く、撤回の「執行停止」を裁判所に申し立てるとみられる。」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181001-00000006-jij-pol

「辺野古基地建設は沖縄知事選の結果に左右されない」と言うのなら、黙って見ていれば良かったでしょう。なぜあんなに入れ込んでいたのですか?
http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/534.html

記事 [政治・選挙・NHK251] 沖縄県知事選挙の勝利の次は本土でのゾンビ政治解体への勝利で母親パワーのバクロスが動く

デニー玉城沖縄県知事が誕生したので、ゾンビ退治が全国的な規模で始まり、奢りの安倍が姿を消すお化け退治が動き出した。それが偶然この時期に出版されてベストセラー入りし、第二位の地位に輝いている「ゾンビ政治の解体新書」により、祝福されることになった。しかも、嬉しいことにこの本は携帯やiPadで、無料でダウンロードして読めるので、電車の中でゲームするよりも楽しく、凄い情報が詰まったベストセラーの本が楽しめるのだ。安倍に愚弄されていた閉塞感が、みるみる吹っ飛んで消えて行き、日本人に笑顔が蘇ってくるのは確実だ。そうなると次のお化け退治の祭りはハロウィーンで、それまで安倍ゾンビ政権は果たして持つのだろうか。
https://twitter.com/924808/status/1044158576153878528
玉城沖縄県知事の勝利オメデトウ御座います。沖縄でのゾンビ胎児の提案は、時間的に間に合うことが無かったが、それでも同じ成果が沖縄県民の手で実現したので、こんな目出度いことは無かった。沖縄の基地廃止により、平和の楽園を求める人々の願いは、やれば実現するのであり、米軍基地はグアムに移転して貰う交渉をして、沖縄は戦争体制から自らを解放するのである。
http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/341.html
次は本土でのゾンビ退治を東京ですることで、その手始めは十月三日の安倍退治デモであり、ベトナム平連の小田実さんに続く文学者である、澤地さんが組織している安倍退治運動に、大きな励みになることが確実である。安倍は徴兵して戦場に送ろうと企んでおり、それに反対する若者達よ、アノニマスの仮面を付けて、戦争屋の安倍に対して抵抗の意思表示をしたらどうだろう。
http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/459.html
またデニーさんに対して強い支持をしたのは女性達であり、これからの日本を変えるのは女性達だから、女性の力が大きな存在感を示している。
https://www.youtube.com/watch?v=F-AqIByv_qU
バクロスTVの番組は素晴しいので、女性運動の推進役になることは確実である。これが新しい日本の夜明けを告げて、化け物が支配するの本の大掃除をすることで、次の世代が喜ぶ社会が日本に誕生するだろう。
http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/532.html
なりふり構わず欺瞞と隠蔽戦略を使いまくり、沖縄県民を誑かそうとした安倍政権と官邸は、無惨な惨敗を喫して支離滅裂で雨から、この沖縄に吹いた神風は、本土におけるデタラメ政治の中核に亀裂を与え、自公体制が「砂上の楼閣」であることを実証した。そうなると沖縄決戦で破れた自公大本営は、本土決戦の嘘八百を叫ぶことだろうが、ガタガタの安倍陣営は断末魔しか残っておらず、バクロスの母親の平和の声の前で自壊化するだけで、ゾンビ退治の前で醜態を演じ、安倍政権の野垂れ死にが始まることになる。極東平和をもたらす沖縄に幸いあれ。
http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/535.html
記事 [政治・選挙・NHK251] 玉城氏当確、万歳!!(日々雑感(My impressions daily))
https://okita2212.blogspot.com/2018/09/blog-post_76.html
9月 30, 2018

 沖縄県知事選で玉城氏の「当確」が出たようだ。台風一過の慶賀の至りだ。

 安倍自公政権が必死で押した佐喜真氏が敗れたのは当然と言えば当然だ。沖縄を「基地経済」と評した評論家がいるが、沖縄に落ちる基地関係のカネはたかが知れている。それよりも沖縄の一等地や、観光資源の広大なビーチや原始林を占有している米軍基地が撤退して、そこを工業立地や観光立地の拠点として生かす方が沖縄経済にとって波及効果も大きいし沖縄県の地理的・自然的特性を生かした雇用が生み出されるだろう。

 普天間基地の移設先に辺野古が埋め立てられているが、改めて沖縄県民の意思を確認すべきとして今回の沖縄県知事選挙があった。その選挙に自公政権が静観するのでもなく、官房長官や人寄せパンダなどを送り込んで散々搔き乱した。

 それが政治を行う者の態度なのだろうか。玉城氏は沖縄県を地盤とする衆議院議員で、対抗馬も沖縄県議や市町を経験した沖縄の地方政治家だ。真に彼らが政治公約を掲げて闘うべきだった沖縄県知事選を辺野古移設の「玩具」にしてしまった。なんという下劣な連中なのだろうか。

 しかし沖縄県民の「民意」は確認できた。辺野古に触れない卑怯者・佐喜真候補に辺野古移設に反対すると意思表示した玉城氏との戦いは、最初から勝負があったというべきだろう。

 沖縄県民の頬を札束で張るような「補助金」を佐喜真候補の周りで政府自公政治家がちらつかせれば選挙で勝てる、とは余りに馬鹿にしてはいないだろうか。そうした手法が通用するのは米国の下品な大統領だけだ。

 ともあれ、沖縄県知事に玉城氏が当確となって、道半ばでご逝去された翁長氏の御遺志に沿う第一歩を沖縄県が踏み出せたのに祝杯をあげたい。



http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/536.html

記事 [政治・選挙・NHK251] 火山噴火・地震国イタリアの防災庁の仕事ぶりと比べると、安倍晋三首相は、石破茂前地方創生相提案の「防災省新設案」を…
火山噴火・地震国イタリアの防災庁の仕事ぶりと比べると、安倍晋三首相は、石破茂前地方創生相提案の「防災省新設案」を「必要ない」と一蹴していたのは、情けない
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/221d6cc1cf311b7c5f283aa61cd25ac8
2018年10月01日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 火山噴火・地震国イタリアの防災庁の仕事ぶりを、テレビ朝日が9月29日午後9時54分からの「サタステ」で「ディーンが被災地取材 注目の避難所」と題して報道していた。避難民が、日ごろの生活をできるだけ失わないようにと配慮して、家族のプライバシーを守れるようにと個別のユニット30万戸を、いざという非常時のときのために常時準備しており、緊急設置、食事も普段通りのものが食べられる。ストレスを感じないようにと、ワインが振舞われている。これに比べると、日本の避難所は、学校の体育館や公民館など押し寄せてくる避難民を床に薄い布を敷いてごろ寝させている。食事といえば、握り飯やコンビに弁当。避難民からは、「毎回毎回コンビに弁当では飽きてしまう」と不満の声が漏れていた。イタリアと比べれば雲泥の差だ。自民党総裁選挙の運動期間中、石破茂地方創生相が、「復興と防災省について」と題して、防災省新設を提案していたけれど、安倍晋三首相は、「総理大臣が、指揮を執っているのだから、必要ない」と一蹴していたのが、思い出されて、情けない気分にとらわれた。おそらくは、自衛隊を出動させて人命救助させるので、それに任せていればよい、と軽く考えているのであろう。実に考えが浅い。大事なのは、避難民の被災時の処遇である。想像力のカケラもないのが最高責任者の浅はかな姿勢、態度には、絶望感しかない。



http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/537.html

記事 [政治・選挙・NHK251] 沖縄知事選、辺野古反対の玉城が大勝。安倍政権や自公の強引なやり方に反発&大きな打撃に( 日本がアブナイ! )
https://mewrun7.exblog.jp/27574857/
2018-10-01 05:12

【男子テニス・深センOP(250)ーーー西岡良仁(23)が決勝戦で67位のエルベール(仏)を7-5, 2-6, 6-4のフルセットで破り、ツアー初優勝を果たした。(*^^)v祝
 男子のツアー優勝は松岡修造(92年)・・・、そして錦織圭(08年〜11勝)以降は、なかなか出なかったのだけど。昨年、杉田祐一が、今年はダニエル太郎が優勝して。西岡で5人目。日本の男子テニスは本当に強くなったな〜としみじみ感激しているです。 (ノ_-。)<このブログでも、錦織や西岡らが10代の時から応援していたので、尚更に。>

 西岡は昨年58位まで上がるも、膝の手術のため長期休養することに。今は171位までランキングが下がってしまっているのだが。ずっと前向きに大会に出場し続けていて、徐々に調子もアップ。表彰式のスピーチで「錦織でなく、西岡です。名前を覚えてください」と観客にアピール。9月で23歳になったばかり。身長は170cmあるかないかだけど、本当に勘がよくて、よく拾うし。まだ若くてプレーの幅も広く、のびしろがいっぱいあるので、今後のさらなる飛躍が楽しみだ。(^^)
 尚、ダブルスでも、マクラクラン勉・J・ソールズベリー(英)組が優勝した。(*^^)v祝】

* * * * *

 そして、昨日9月30日、沖縄県知事選が投開票され、辺野古反対を唱える玉城デニー氏(58)が、佐喜眞淳氏(54・自公維希・推薦)に8万票の差をつけて、当選した。(*^^)v祝

 今回は、7月に急逝した故・翁長前知事の弔い合戦と言われていたのだが、玉城氏は、前回、翁長氏がとった36万票を3万票も上回る過去最多の票をゲット。玉城氏本人やその政策に対する期待、安倍政権の沖縄政策への不信感の大きさも感じさせた。"^_^"

 尚、今回は自公が、当初から、支持者に期日前投票を促して票固めをする戦術を強化。その上、投票日に台風が接近しそうだったことから、選挙管理委員会も期日前投票を勧めたこともあって、何と有権者の35%が期日前投票を行なうという異例の状況に。(・o・)
 幸い、投票日には、台風は過ぎていたのだが。最終的に、投票率は前回とほぼ変わらず、63%台だった。(++)

【確定得票数 玉城デニー 396,632票55.1%、 佐喜眞淳 316,458票 43.9%、 渡口初美 3,638票 0.5%、兼島俊3,482票0.5%・・・当日有権者数:1,146,815人 最終投票率:63.24%(前回比:-0.89ポイント)】

* * * * *

 安倍首相は、結果をきいて「残念だが、仕方がない」と言っていたとのこと。先月の総裁選で石破茂氏に党員票の数でかなり迫られ、地方での支持や党内の求心力の低下が懸念されていたのだが。安倍官邸&自民党にとって今年、最も重要な選挙だとされていた沖縄の知事選で負けたことで、さらに大きな打撃を受けることに。今後、安倍一強体制に揺らいで来るおそれがある。(~_~;)

 また公明党も、沖縄県本は辺野古反対であるにもかかわらず、中央主導で佐喜眞氏の推薦を決定。中央から党首や幹部、応援部員などを繰り出して、佐喜眞氏の選挙応援をしていただけに、ダメージが大きいのではないかと察する。^^;

 他方、玉城氏は故・翁長前知事を支持して来た保守系の沖縄政財界、共産党、沖縄社大党などオール沖縄の支援を受けて戦ったのであるが。
 中央からも、玉城氏が所属していた自由党をはじめ立民党、国民党、共産党、社民党など反安倍自民の野党が協力して応援。ここで安倍自民候補に勝ったことは、今後の国会運営、来年の地方選&参院選に向けて、大きなエネルギーになりそうだ。(・・)

 いや〜。よかった、よかった。何か政治がらみでは、久々に喜べる出来事があったという感じ。(^^) <mewは用事をしていて、その時間帯、TVを見ていなかったのだけど。何か早いところでは、8時何分かに当確が出たんですってね。(@@)>

 安倍官邸が、辺野古の工事計画を強引に進めようとする中、今年2月、名護市長選で辺野古反対派の稲嶺市長が敗れてしまって。しかも、稲嶺氏とタッグを組んで、辺野古反対を主張して来た前知事の翁長雄志氏が5月にすい臓がんの手術を受けることになって。
 
 何か沖縄の県民の間で、「もう抵抗しても無駄だ」というあきらめムードが広がっているなんて記事も少なからず出ていたし。翁長氏が病気療養のため県知事選に出られない場合、これという継承者がいないなんて話も出ていて。
 それこそ翁長氏が亡くなった時には、おそらく周辺の人たちも、「これから、どうしよう」「知事選はどうすればいいのか」ととまどう場面もあったのではないかと察する。<かと言って、もしここで負ければ、安倍自民の思うがままになるし。mewたちも心配していた。^^;>

 ところが、急に翁長氏が生前、後継候補として、玉城デニー氏を含む2人の名を挙げていた(&音声データも存在する)という話が浮上。
 当時、翁長派の中では玉城氏は候補には挙がっていなかったようなのだけど。選挙まで時間があまりなかったこともあって、みんなで玉城氏を支援することに決定。翁長氏を支持していた保守系の一部のグループが離脱したものの、中央の野党のバック・アップ体制も含めて、何とかスムーズに選挙準備が進められたことが、今回の勝利につながったと思う。(++)

 また、今回の出口調査でも『辺野古移設反対派が80.9%だったのに対し、容認派は18.7%だった』とのこと。(時事9.30)
 経済的なことを考えて、佐喜眞氏に投票した人はいるものの、大部分の県民のホンネは、今でも辺野古移設に反対なのである。(**)

* * * * *

 今回の選挙は、前回と投票率が変わらないとして、35万票をはさむ争いになると見られていた。(・・)

 前回(14年)の選挙では、投票率64%(約70万人)で、翁長雄志氏が36万票、当時の現職知事だった仲井眞弘多氏が26万票、維新の下地幹郎氏が7万票をとっていた。

 でも、今回は、翁長派だった保守系財界の一部が、オール沖縄から離脱。その分、玉城票は減って、佐喜眞票が増える。
 また、前回、自主投票だった公明党(7〜8万票?)が、佐喜眞氏を推薦。さらに維新が佐喜眞氏を推薦したことから、下地氏の7万票が上乗せできることに。そこで、自公としては、しっかり票を固めれば、最低でも35万票はとれると。あとは保守層や若年層の支持を得られれば、38万票ぐらいまで伸ばせると踏んだのではないかと察する。(・・)

 そこで、自公は支持者に期日前投票を促す(強いる?)と共に、投票した人の氏名などの届け出を要求するなどの監視、締め付けを強化。
 また、中央から菅官房長官や二階幹事長が何度も来て、政財界の関係者に(エサを見せ付けて?)支持を要請。人気のある小泉進次郎氏や今井絵里子氏などを応援に借り出したり、携帯電話料金の値下げを公約にしたりと支持拡大に努めたのだが。支持者の中には、異常な締め付けに反発を覚えたり、選挙演説を見て県民をバカにしていると不快感を覚えた人もいた様子。

 しかも、もともと沖縄の公明党は辺野古反対だったこともあり、出口調査を見ると、自民党支持者の2〜3割、公明党支持者の3〜4割は佐喜眞氏に投票しなかったようで。その結果、31万票台にとどまったのではないかと考える。(~_~;)

 他方、玉城氏の場合は、保守系グループなどが離脱して行く中、翁長氏が前回とった36万票をいかにキープするかが、大きな課題だったのであるが。
 いわゆる弔い効果もあったのか、思ったほど翁長票が離れず。また玉城デニー氏の人柄や政策に好感を抱く人たち(無党派層、特に女性)も加算。さらに自公の選挙のやり方に反感を抱いた人たちの票も加わって、何と39万票まで得票を伸ばすことができた。(++)

 また、mewもこのブログで、中央の政党はオモテに出ない方がいいと提案していたのだが。オール沖縄に配慮して、中央の野党の幹部や議員は、自公とは対照的におおぴらな形での応援を控える作戦をとったのも、功を奏したようにも思える。(・・)

『沖縄知事に玉城氏初当選 政権支援の佐喜真氏を破る

 翁長(おなが)雄志(たけし)知事の急逝に伴う沖縄県知事選が30日投開票され、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対する前自由党衆院議員の玉城(たまき)デニー氏(58)が、前宜野湾市長の佐喜真(さきま)淳(あつし)氏(54)=自民、公明、維新、希望推薦=ら3氏を破り、初当選した。過去最多得票の大勝で、県民は翁長氏が当選した前回知事選に続き、「辺野古移設」に明確なノーを突きつけた形となった。

 移設計画が浮上してから6回目の知事選。8月に急逝した翁長氏は「辺野古移設阻止」を掲げ、安倍政権と対立し続けてきた。玉城氏は当選を決めた30日夜、「辺野古に新基地を造らせないとの誓いを、ぶれずに全うしたい」と、翁長路線を引き継ぐ考えを示した。

 玉城氏は、翁長氏を支えた共産、社民両党や、労組、一部の企業人らによる「オール沖縄」勢力が後継として擁立した。翁長氏の家族も集会でマイクを握るなどして、辺野古阻止の遺志を継ぐことを訴え、沖縄に基地が集中し続ける現状の理不尽さを強調した。

 玉城氏を支援する立憲民主党の枝野幸男代表や自由党の小沢一郎代表ら野党幹部も応援に訪れた。だが、玉城氏と街頭でほとんど並ばず、党派色を抑えて無党派層も取り込んだ。

 一方、佐喜真氏は安倍政権の全面支援を受け、「対立から対話へ」をスローガンに政権との関係改善を主張。県民に根強い「辺野古反対」を意識して、移設の賛否には一切言及せず、生活支援や経済振興を前面に押し出した。菅義偉官房長官ら政府・与党幹部も続々と沖縄に入って応援。だが、辺野古移設を強引に推し進めてきた安倍政権への反発をかわせなかった。

 辺野古では埋め立て予定区域の一部を護岸で囲み終え、政府は8月にも土砂投入を始める予定だった。しかし県は8月末に埋め立て承認を撤回し、工事は中断している。政府は今後、法的な対抗措置を執り、裁判所に認められれば埋め立てを始める構えだ。(朝日新聞18年9月30日)』(関連記事*1に)

* * * * *

『無党派7割超が玉城氏に=出口調査分析−沖縄知事選

 30日投開票の沖縄県知事選で、時事通信が行った出口調査によると、支持政党なしの無党派層の73.0%が勝利した玉城デニー前衆院議員に投票した。与党が全面支援した佐喜真淳前宜野湾市長への投票は24.9%にとどまった。

 出口調査の有効回答数は867。無党派層のうち、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の県外・国外移設を求める人は90.1%に上る一方、名護市辺野古への移設容認派は9.2%だった。
 全体の有権者で見ると、辺野古移設反対派が80.9%だったのに対し、容認派は18.7%だった。容認派の8割強は佐喜真氏に投票したものの、15.4%は玉城氏を支持した。

 玉城氏は、立憲民主、共産、社民各党支持層の9割以上から得票。佐喜真氏への投票は、自民党支持層の79.8%に対し、公明党支持層は66.7%と差が出た。同党県本部は辺野古移設反対の方針を崩しておらず、3分の1が玉城氏に流れた。
 政党支持率は自民党29.2%、立憲民主党6.1%、社民党4.3%、共産党4.0%、公明2.4%と続いた。支持政党なしは49.9%だった。(時事通信18年9月30日)』

 この選挙の結果が安倍政権に及ぼす影響については、改めて書きたいと思うけど。もしかしたら、この沖縄知事選の結果が、安倍政権の崩壊を早め、日本のアブナイ状況を救う大きなきっかけになるかも知れず。
 沖縄の県民の方々に「ありがとう!」と大きな声で言いたい気持ちになっているmewなのだった。(^^)/

  THANKS


沖縄知事に玉城氏=辺野古反対、翁長県政を継承―自公系に大差、安倍政権打撃
9/30(日) 21:41配信 時事通信

 沖縄県の翁長雄志知事の死去に伴う知事選は30日、投開票された。

 米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設の是非が争点となり、翁長氏の後継で移設阻止を掲げた前衆院議員の玉城デニー氏(58)が、移設を進める安倍政権の全面支援を受けた前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)=自民、公明、維新、希望推薦=ら3人を破り、初当選した。移設をめぐって国と対立した翁長県政が継承される。

 玉城氏の得票は40万票近くに達し、1998年に稲嶺恵一氏が獲得した過去最多(37万4833票)を上回った。次点の佐喜真氏には8万票超の大差を付けた。10月4日に当選証書が付与される。

 政府側は知事選の結果に関係なく工事を進める構えだが、移設反対の民意が改めて示されたことで計画の進捗(しんちょく)に影響するのは必至。県政奪還の失敗は、自民党総裁選で連続3選を果たしたばかりの安倍晋三首相にも打撃で、来年夏の参院選に向け、与党内で首相への不満が強まる可能性がある。

 投票率は63.24%で前回を0.89ポイント下回った。期日前投票は有権者数の約35%に当たる40万6984人に上り、前回の2倍を超えた。

 玉城氏は30日夜、那覇市内で記者団に「辺野古に新基地を造らせないという誓いを全うする。県民の思いをしっかりと政府に突き付ける」と述べた。

 玉城氏は、翁長氏後継を前面に打ち出し「弔いムード」を演出、辺野古移設を「あらゆる手段で阻止する」と訴えた。国には頼らない、沖縄の自立型経済を目指すとの主張も共感を集めた。翁長氏を支えた「オール沖縄」勢力の後押しを受けて支持を広げ、国政野党の政党色を抑えたことも功を奏した。

 佐喜真氏は辺野古移設の是非には触れず、「対立から対話へ」を旗印に政府との協調をアピール。振興予算を呼び込み、県民生活向上を目指すと訴えた。自民、公明両党は党幹部が沖縄に常駐するなど異例の態勢で支援。菅義偉官房長官や自民党の二階俊博幹事長らも相次いで沖縄入りしたが、及ばなかった。

 首相は30日夜、「本当に残念だ」と自民党幹部に語った。二階氏は「敗因をよく分析し、党組織の拡充強化に努めつつ、県民の期待に応えられるようさらに研さん努力する」とのコメントを出した。 



http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/538.html

記事 [政治・選挙・NHK251] あゝ無情、佐喜眞敦! 


あゝ無情、佐喜眞敦!
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/fcba57c426444b365136721abe7078d6
2018年10月01日 のんきに介護




玉城デニー当確のニュースが流れるや、

人々が三々五々解散したのだろうな。

こんなにガラガラでは、

佐喜眞氏は、

敗者の弁さえ言えなかったろう。

玉城氏の対抗馬は、

誰でもよかった――。

その本音を垣間見て、佐喜眞氏は、

何を考えたろう。

この選挙、不正はあったのか否かと言えば、

多分あったと思う。

しかし、それを上回る支持が玉城氏に集まったから当選しえたのだろう。

その意味では、

山本太郎さんの場合に似ていると思う。






















http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/539.html

記事 [政治・選挙・NHK251] 政府は、沖縄の知事選をなかったことにするのか。NHKもぴたりと選挙報道をしていない 
政府は、沖縄の知事選をなかったことにするのか。NHKもぴたりと選挙報道をしていない
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/01285f36bdfbb1cfdf23c56f042fef6b
2018年10月01日 のんきに介護







御用メディアNHKは、

玉城デニー氏が当確と判明した時点でだろう、

選挙報道をやめ、

知らぬ顔をし出した。

そして未だに当選報道をしていない。

何と言う

陰険さだろう。



沖縄県民への最大のご褒美は、

この人のこの言葉だな。



玉城デニー VS 佐喜眞淳の闘いは、

確かにあった。

それを嘆くように百田の言葉があるわけだな。

それは、

玉城の勝利が決して無にはならない証だ。

我々は、

しっかり次へのステージに歩を進めよう。



民主主義などない日本を当たり前にしてはいけない。



















http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/540.html

記事 [政治・選挙・NHK251] Re: 3選後の初の大型選挙で敗れた安倍晋三の深い傷!  
左翼の意見は
お国のために子供を産む→いけません
米軍撤退後に沖縄県民自衛隊を入れる→反対

でした。

そして、子供が家事を担うことで、親が働きやすくすることで
一人親家庭もできるだけ社会保障をうけずに生計を立てることに
よろしくない、二宮金次郎の教科書も児童虐待だと干渉し、
無理な親子分離などを強要しようとするのも、
左翼公務員に多いのです。

これらの人たちが、生命尊重
中絶はなるべくしない方がいいというのに
大反対しているのだということを忘れないでほしいです。
彼らの守りたいのは、生好きやり逃げ男の擁護と、
孫の面倒見てもらうための男女別定年で
婚外子戸籍登録130万罰金の中国に占領されても
文句言われない女を使い分けられる性秩序なのです。



http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/541.html

記事 [政治・選挙・NHK251] 玉城デニー圧勝の理由を選対幹部が明かす「本土頼みで自滅した佐喜眞陣営、沖縄主体で勝利」〈dot.〉
玉城デニー圧勝の理由を選対幹部が明かす「本土頼みで自滅した佐喜眞陣営、沖縄主体で勝利」〈dot.〉
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180930-00000031-sasahi-pol
AERA dot. 9/30(日) 23:29配信


当選確実となり、バンザイをする玉城デニー氏(撮影/横田一)


若者たちとカチャーシーを踊る玉城デニー氏(撮影/横田一)


当選を伝える号外を持って喜ぶ玉城デニー氏(撮影/鈴木貫太郎)


「翁長知事がしっかりと築いた礎を積み上げ、多くの県民のみなさんと一緒に希望へと進んでいく。そのことを翁長知事に約束したい」

 翁長知事の死去に伴う沖縄県知事選は30日夜に投開票され、辺野古移設に反対する玉城デニー・前衆院議員が当選した。翁長県政継承への決意表明は、メディア各社で当選確実が報じられ、支援者らとカチャーシーを踊った後の言葉だった。

 激戦が予想された選挙戦だったが、フタを開ければ玉城氏の圧勝。その理由をたずねると、玉城陣営の幹部は淡々とこう話した。

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし、だね」

 言わずと知れた、プロ野球の名監督・野村克也氏の名言である。なぜ、この言葉を選んだのか。そこには、佐喜眞淳氏の陣営に3つの“ミス”があったからだという。

「一つ目はキャッチコピー。いくら翁長知事の弔い選挙だといっても、正直、勝つのは難しいと思っていた。それが、相手のキャッチコピーを聞いたときに『勝てる』と思った。佐喜眞氏のコピーは『対立から対話へ』。これはおかしいよね。沖縄に対立を持ち込んだのは本土の人間でしょう。広告代理店なのか、選挙参謀なのか知りませんが、沖縄の歴史をまったくわかっていない本土の人間が選挙やっているんだなと思った」

 二つ目が、女性票だ。出口調査では、女性票で玉城氏が佐喜眞氏を大きくリードした。ここでも佐喜眞氏は致命的なミスをおかしていた。

 9月5日、候補者による公開討論会で女性政策を問われた時、佐喜眞氏が「女性の質の向上」と話したのだ。この発言はインターネットでも拡散され、「女性は男性よりも劣っているという意味か」との批判が殺到した。結果、選挙中の情勢調査でも玉城氏は終始、女性票で優位に立った。「あの失言はボディーブローのように効いただろう」(前出の選対幹部)という。

 そして最大のミスは「人選」だ。佐喜眞陣営の選挙には、小泉進次郎筆頭副幹事長や菅義偉官房長官など、自民党の大物が次々に沖縄にやってきて、応援演説をした。これが裏目に出た。



「進次郎さんの演説を見に行ったけど、動員ばかり。得意のダジャレも滑っていたし、名護市長選の時に若者をたくさん集めた時のような熱気はなかった」(自民党関係者)

 いまや日本で最も演説会での動員力があると言われている進次郎氏。“客寄せ神話”は崩壊してしまったのか。

「崩壊というには、彼にはかわいそうかも(笑)。というのも、一緒に演説したのが菅さんで、『携帯電話料金の値段を4割下げる』と言ったからです。知事にも官房長官にもその権限はない。そんなことは誰でもわかること。『沖縄県民をバカにしているのか』と多くの人が思ったはずです」(前出の選対幹部)

 これだけではない。東京からやって来た政治家たちが、次々と沖縄で顰蹙を買った。

「ある国会議員は、世論調査でも基地問題が最大の争点になっているのに、戦争中の話をわざわざ持ち出して、『沖縄の人たちはよく戦ってくれた』という話をしました。たしかにその通りなのですが、玉砕させたのは本土の人間でしょう。沖縄の人は、本土の人がこういう“愛国漫談”をすると、トゲに触れたように敏感に反発する。なぜ、佐喜眞陣営はこんな話をするのを止めなかったのか。おそらく、安倍政権には何の意見も言えないんでしょうね。そのことがわかって自民・公明の支持者が逃げた」(同)

 そのほかにも、小池百合子・東京都知事や石破茂・元自民党幹事長など、次々に大物議員を投入したが、すべて不発に終わった。

「もちろん、野党も幹部議員が沖縄に来ましたよ。しかし、スポットで演説することはあっても、できるだけ目立たないようにした。これは、新潟県知事選で野党の党首達が一斉に演説して、新潟の人たちが反発したことの反省からでした」(同)

 沖縄主体の選挙戦を展開した玉城陣営に対し、中央とのパイプを明確にして"自滅”した佐喜眞陣営。予想以上の票差の背景には、こういった事情があったのだ。

 そして玉城氏陣営が9月22日に那覇市で開いた集会で、翁長前知事の妻、樹子(みきこ)さんがマイクを握り、「政府の権力を行使して沖縄県民を押しつぶそうとしている」と訴えたことも大きかった。

 選対幹部はこうも語った。

「デニー選対は、若い人がよく頑張った。佐喜眞選対にも若い人がいたが、こっちはみんなボランティア。給料もらったり、動員かけられたりして来ているわけではない。熱心さが違ったと思う。デニー選対の青年局は、翁長知事の息子の雄治(たけはる)くんが局長で、SNS班がネット選挙を盛り上げた。それがデニーさんの勢いにつながった」

 玉城新知事には、公約である「辺野古移設阻止」という難題が待ち受けている。若者たちと一緒に、“官邸の壁”を超えることができるのか。(AERA dot.編集部/西岡千史)






























http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/542.html

記事 [政治・選挙・NHK251] 与党“政権運営に影響” どう立て直すかが焦点(NHK)-党の幹部を相次いで送り込んだ「総力戦」で敗れた影響は少なくない
「与党“政権運営に影響” どう立て直すかが焦点
2018年10月1日 4時58分選挙
沖縄県知事選挙で推薦した候補が敗れたことを受け、与党内では、安倍総理大臣の政権運営に少なからず影響があるという見方が大勢で、2日の内閣改造などでどう態勢の立て直しを図るかが焦点となります。
翁長知事の死去に伴う沖縄県知事選挙は30日に投票が行われ、野党が支援した前衆議院議員の玉城デニー氏が、自民・公明両党などが推薦した候補らを破って初当選しました。

今回の結果について、与党内では、安倍総理大臣の政権運営への直接的な影響はないという声が出ていますが、党の幹部を相次いで送り込んだ「総力戦」で敗れただけに、少なからず影響はあるという見方が大勢です。

また、来年夏の参議院選挙で、野党側が定員が1人の「1人区」で候補者の一本化を図れば、厳しい戦いになることは避けられないという指摘も出ていて、安倍総理大臣が、2日の自民党役員人事と内閣改造でどう態勢の立て直しを図るのかが焦点となります。

これに対し、野党側は、安倍総理大臣の強引な政権運営に対する不満のあらわれだとして、政府・与党への対決姿勢を強めていく方針です。

また、参議院選挙に向けた野党連携に弾みがついたとしていて、「1人区」で候補者を一本化するための調整が加速する見通しです。」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181001/k10011652291000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_002
http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/543.html

記事 [政治・選挙・NHK251] 安倍自公政権に対する沖縄県民の意思表示は「ノー」だ。(日々雑感(My impressions daily))
https://okita2212.blogspot.com/2018/10/blog-post.html
10月 01, 2018

<玉城氏の得票は40万票近くに達し、1998年に稲嶺恵一氏が獲得した過去最多(37万4833票)を上回った。次点の佐喜真氏には8万票超の大差を付けた。10月4日に当選証書が付与される。

 政府側は知事選の結果に関係なく工事を進める構えだが、移設反対の民意が改めて示されたことで計画の進捗(しんちょく)に影響するのは必至。県政奪還の失敗は、自民党総裁選で連続3選を果たしたばかりの安倍晋三首相にも打撃で、来年夏の参院選に向け、与党内で首相への不満が強まる可能性がある。

 投票率は63.24%で前回を0.89ポイント下回った。期日前投票は有権者数の約35%に当たる40万6984人に上り、前回の2倍を超えた。

 玉城氏は30日夜、那覇市内で記者団に「辺野古に新基地を造らせないという誓いを全うする。県民の思いをしっかりと政府に突き付ける」と述べた。

 玉城氏は、翁長氏後継を前面に打ち出し「弔いムード」を演出、辺野古移設を「あらゆる手段で阻止する」と訴えた。国には頼らない、沖縄の自立型経済を目指すとの主張も共感を集めた。翁長氏を支えた「オール沖縄」勢力の後押しを受けて支持を広げ、国政野党の政党色を抑えたことも功を奏した。

 佐喜真氏は辺野古移設の是非には触れず、「対立から対話へ」を旗印に政府との協調をアピール。振興予算を呼び込み、県民生活向上を目指すと訴えた。自民、公明両党は党幹部が沖縄に常駐するなど異例の態勢で支援。菅義偉官房長官や自民党の二階俊博幹事長らも相次いで沖縄入りしたが、及ばなかった>(以上「時事通信」より引用)


 安倍氏が石破氏を破って党総裁に当選したのは同じコップの中の闘いを制しただけだ。決して全国民の投票による選挙戦を制したわけではない。

 沖縄知事選挙で安倍自公政権は総力戦を展開し、それに自民党補完政党の維新と希望の元代表の小池都知事まで駆け付け、まさしく国政選挙並み以上の選挙戦だった。

 その沖縄知事選で玉城氏が前回の翁長氏が得た票数を上回った意義は大きい。なぜなら、前回自主投票した宗教団体・創価学会が佐喜真氏支持を決め、創価学会幹部や公明党副代表まで沖縄を訪れて宗教組織の引き締めに躍起になった。

 さらに台風24号直撃の影響で投票率が前回より0.89ポイント低下する中で、玉城氏が前回の翁長氏の得票数を上回ったのは沖縄県民の勝利と評価するしかない。

 沖縄県民も新潟知事選で自公政権が押す候補者が「原発再稼働」を争点とはせず、それどころか再稼働に慎重な発言すらして選挙民を騙して当選し、その舌の根も乾かないうちに嬉々として原発所管官庁の経産省を訪れて挨拶した「格好の前例」を忘れてはいなかった。佐喜真氏が辺野古移設を争点から隠しても、自公政権とその金魚の糞たちがチョロチョロと佐喜真氏の周りで手を振れば、よほどのバカでない限り佐喜真候補が安倍氏のポチだと解るだろう。

 いかに「地域振興」と称して官房長官が佐喜真氏が当選すれば補助金を注ぎ込むぞと誘惑しても、そうした「利益誘導」が沖縄県民の福祉や生活向上にどれほど役立つのか、過去の沖縄県政支配下で3000億円注いでも一部業者だけしかカネが回らなかった経験から沖縄県民は学習していた。

 沖縄県政は沖縄県民の意思で決める、というのは地方自治の基本だ。いかに米軍基地のありようが国政マターと雖も国の一方的な都合で県政を蹂躙できないことを沖縄は全国に発信した。

 時恰も、秋田県と山口県に日本の防衛の役に立たないイージス・アショアを建設しようとしている。名目は北朝鮮のミサイル攻撃から国土と国民を守りミサイルを迎撃するため、というが、迎撃率は実験段階ですら30%でしかなかった。不意打ちの実戦ではミサイル迎撃は0%だと酷評されている代物だ。ただ米国本土攻撃のICBMに対しては「早期探知」で有効だとされている。

 そのイージス・アショアで秋田県の候補地周辺自治体は「容認」したようだが、安倍氏の選挙地盤の山口県イージス・アショア候補地周辺の町は反対決議した。前述のミサイル迎撃実験は洋上から発射した通常ミサイルを迎撃する実験だったが、マッハ7の高速で飛来するICBMをマッハ3ないし4の迎撃ミサイルで撃ち落とす可能性はゼロだという。日本への攻撃でもICBMを使ったロフティッド攻撃ではジェット戦闘機をプロペラ戦闘機で迎え撃つのと同じで、いかなるミサイル防衛網も無力だ。

 国難を煽り立て、勇ましく「対峙」すると眉を吊り上げて見せる安倍氏の猿芝居にはウンザリだ。拉致被害者全員を「トリモドス」と宣言してから六年だが、まだ安倍氏本人は一度も平壌へ行ったことすらない。そうした状況でどうやって取り戻すというのだろうか。

 米・中・露の軍産共同体が醸す「軍事的緊張感」は彼らの商売道具だ。軍産共同体にとって軍事的脅威がすべて解消されては利益共同体を「解体」するしかない。そうした米・中・露の道具立てを活用して、安倍氏も米国製ポンコツ兵器や装備品を爆買いして「軍事的緊張感」の持続に寄与している。しかし国民の税金をセッセとドブに捨てられる日本国民は堪ったものではない。奨学金の給付化や国土強靭化にこそ使われるべきだ。

 日本の「国難」は米・中・露の軍産共同体が創出したものだ。そこに割って入った北朝鮮はGDPが日本の47都道府県の一地方団体にも及ばない弱小国だ。なぜ安倍氏は堂々と政府専用機で平壌へ乗り付けないのだろうか。撃ち落とされれば、その段階で金独裁政権は終わる。だから決して撃ち落とされることもなければ安倍氏が殺害されることもない。金正恩氏の方が国際政治のイロハは安倍氏以上に熟知している。

 金正恩氏は日本の一地方自治体の「県」にも及ばないGDPの国家で米国と中国を手玉に取っている。いかに悪辣な人権無視の過酷な治世を行おうと、自身の命は大切だろう。自身の延命のためには安倍氏が行けば必ず歓待し会談する。わが身を棄てて平壌ー行く度胸もないくせに、勇ましく大言壮語するだけの口先政治家に日本国民はいつまで騙されるのだろうか。

 北朝鮮は簡単に核廃棄はしない。対決姿勢を緩和しても、金独裁政権を放棄はしない。米・中・露も北朝鮮の存在は軍産共同体にとって飯のタネだ。けっして簡単に解決させてはならないと必死だろう。

 そうした既得権益者たちの思惑に揺さぶられる沖縄と沖縄県民を日本国民が見放してはならない。現在の米国支配の日本の縮図が沖縄だ。沖縄の米軍基地の問題は日本国民すべての問題だ。



http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/544.html

記事 [政治・選挙・NHK251] 浮上した池田親衛隊<本澤二郎の「日本の風景」(3111)<玉城圧勝!自公内閣に大痛撃>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52225964.html
2018年10月01日 「ジャーナリスト同盟」通信

<玉城圧勝!自公内閣に大痛撃>
 台風一過の晴れ間のような、久しぶり痛快な気分に浸れる10月1日である。それは沖縄の知事選で、反自公候補の玉城デニー支援の公明党創価学会・池田親衛隊の面々も、同じ気分に相違ない。太田ショウコウ・山口那津男・原田稔ら、信濃町執行部と自公内閣に対して、癒しがたい痛撃を与えたのだから。池田親衛隊の健闘を称えようと思う。同時に安倍・自公の金力を跳ね返した沖縄の有権者にも、心から敬意を表したい。10月1日は中国の国慶節だ。沖縄は日中友好派の、平和の島へと大きく踏み出したことになる。


<池田・思想信条を貫く護憲平和勢力>
 安倍・自公の終わりの始まりであろう。
 今回の知事選では、地元新聞の報道によると、自公サイドからの誹謗中傷がひどかったらしい。山口県の安倍事務所の場合だと、やくざが介入するような選挙戦であったろうから。沖縄県警がまともであれば、犯人を捕まえるかもしれない。

 いうまでもなく、安倍暴政は3分の2議席が可能にしたものである。自民党単独では、この3分の2議席は、ぜんぜん不可能である。公明党創価学会の強力な支持と支援の成果である。
  安倍・日本会議の改憲軍拡は、公明党創価学会のお蔭なのだ。この安倍の改憲軍拡を、池田大作氏は大反対であることが、彼の著作で判明している。彼の思想信条とは、まるで正反対なのだ。同氏の政治信条は護憲リベラルである。その原点が沖縄でもあった。

 その沖縄で信濃町は、戦争体制構築の自民党候補を担いだ。このことが池田親衛隊が台頭する原動力となり、玉城陣営に三色旗がはためいたものだ。
 覚醒した公明党創価学会員が、いうところの池田親衛隊である。三色旗は護憲リベラルを象徴しているのであろう。そうして覚醒した会員が、信濃町に反旗を翻したもので、その結果、安倍・自公の3分の2作戦は、見事に崩壊した。
 会員によるF作戦も微々たるものだった。無党派は玉城に流れた。改憲軍拡に反対する池田親衛隊との連携が、来年の統一地方選挙と参院選挙を決定づける要因の大きな柱となろう。

<裏切りの安倍のポチ=太田・山口公明執行部>
 政治も選挙も金で動く日本政治である。その壁を破った沖縄県民に、改めて敬意を表したい。この事実を、野党もしっかりと学んで、参院選に臨めば、暴政の根源である安倍退陣、政権交代を可能にすることが出来るだろう。
 沖縄知事選の圧勝分析をおろそかにしてはならない。枝野・志位・小沢・福島らの責任である。護憲リベラルは少数派ではない。
 護憲リベラルは、安倍のポチを否定する。安倍のポチとなった太田ショウコウ・山口那津男や創価学会の原田稔らに対して、毒饅頭を食らった輩として疑惑の目を向けている。沖縄の知事選がそのことを見事に証明した。

<太田を裏切り者と断罪した戦争遺児に、繰り返し敬意>
 昨日、公明党大会で山口は6選した。そこに安倍が駆け付け、祝福したのだが、そのさなかに池田親衛隊は、沖縄で信濃町の執行部に公然とNOを突き付けていたのである。
 池田氏の様子は知る由もないが、彼の敷いた「大衆のための公明党」「平和福祉の公明党」という原点は、今も健在である。
 この池田主義を、創価学会員として真摯に実践・決起したのが、何度でも紹介するが、木更津市の戦争遺児のK・T子さんさんだった。彼女は、太田ショウコウが安倍の戦争路線の一環として、最初に準備した特定秘密保護法という、言論を封殺する憲法違反の悪法を率先して推進した国交相の太田に注目した。

 「閣内から阻止するだろう。ダメなら政権から飛び出すはず」と信じていた彼女は、安倍のポチとなって、むしろ率先して推進する姿に驚愕した。
 2013年12月に悪法が強行されると、衝撃を受けた彼女は「太田は池田先生の裏切り者」と断罪したのだ。この場面で、太田裏切りを叫んだ学会員が、ほかにいたであろうか。おそらくいないなかったろう。理由は特定秘密保護法の内容を知らなかったからである。公明新聞もうその宣伝をしていたはずだから。会員のK・T子さんが公明党支持者として、真っ先に異を唱えたのだ。
 この戦争遺児の叫びが、今回の沖縄知事選で、開花したものと思いたい。日本の極右路線の舵を左に切った功労者の第一人者として、繰り返し敬意を表したい。彼女こそが、池田親衛隊の先陣を切った功労者なのだ。

 そうしてみると、彼女は、同じ学会員のやくざ浜名による、強姦殺人という悲惨な運命に遭遇しなければ、沖縄の知事選に駆けつけていたかもしれない。先陣を切ることの勇気は、ただ事ではない。池田親衛隊もまた「木更津レイプ殺人事件」の犯人を見逃すことはしないだろう。
 犯罪を隠ぺいする宗教は、邪教として排斥されるしかない。 

<統一地方選・参院選でも敗北必至>
 9月30日の公明党大会の様子はどうだったろうか。知る由もないが、台風24号に押しまくられるような重い空気が、会場を漂っていたのではないだろうか。
 山口は参院選の必勝を叫んで、会場に姿を見せた「背後」を「せご」と叫んだ安倍晋三に忠誠を誓って見せたという。「タヌキと狐の公明党は、来年の選挙で化けの皮がはがれるだろう」と事情通は、沖縄の知事選から手厳しく分析している。
 池田親衛隊は、木更津から生まれた一粒の種が、沖縄で大きく開花した、そんな知事選だったかもしれない。安倍・自公体制の崩壊を予感させるものだ。極右政権のもたつきは、明日2日の自民党の役員・内閣人事で、傷口を大きく広げることになろう。アジアは日本の改憲軍拡に警戒し始めている!

2018年10月1日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)



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記事 [政治・選挙・NHK251] 沖縄知事選後の政治を占う(問題の本質は日米同盟の是非だ)  天木直人 
沖縄知事選後の政治を占う(問題の本質は日米同盟の是非だ)
http://kenpo9.com/archives/4239
2018-10-01 天木直人のブログ


 沖縄知事選におけるデニー玉城氏の当選の第一報に接し、私は昨晩とりあえず歓迎のコメントを書いた。

 一夜明け、今朝の各紙は事実関係を伝えるだけで、まだ本格的な評価をするメディアはない。

 しかし、様々な評価がなされるのはこれからだ。

 例によってその前に私の評価を書いてみたい。

 真っ先に指摘したいのは、この選挙結果は安倍自公政権に対する大きな打撃となり、間違いなく安倍政権はすべてに勢いがなくなっていく。

 しかし、だからと言って野党が安倍政権を追い込む事になるかと言えばそうではない。

 なぜなら野党共闘が奏功したわけではないからだ。

 本当の勝者は翁長知事の辺野古阻止への遺志であり、選挙途中から翁長夫人が選挙戦に加わった時点でデニー玉城氏の勝利が確定したのだ。

 こう考えた時、結果論ではあるが、佐喜真陣営は大きな作戦ミスを犯した。

 すなわち辺野古隠しをするのではなく、辺野古反対を打ち出すべきだったのだ。

 どうせウソばかりついていたのだ。

 辺野古反対だが最後は国政が決める事であり、翁長知事の遺志を受け継いで私こそが国政に阻止を実現させる唯一の候補者だと大嘘をつくべきだったのだ。

 その点、デニー玉城氏は大成功した。

 選挙途中から戦略を弔い合戦一本に切り替え、翁長知事の果たせなかった辺野古阻止を訴え続けた。

 問題は、辺野古阻止が出来るかだ。

 結論から言えば難しい。

 安倍自民党政権にはその気は全く無いからだ。

 それどころか、反安倍を掲げて総裁選に挑んだ石破氏でさえも沖縄に飛んで佐喜真候補を応援した。

 小泉進次郎に至っては菅官房長官と並んで懸命に応援した。

 沖縄県民の辺野古阻止の意思が選挙で示されたにもかかわらず安倍政権は辺野古が唯一の解決策であることをくり返すだろう。

 それに対し、野党共闘はどうか。

 打倒安倍の立場から、辺野古反対の気勢を上げるだろう。

 しかし、本気で辺野古移設に反対するなら日米安保反対にまで至らなければウソだ。

 しかし日米安保に反対するのは共産党と社民党だけだ。

 そして社民党は村山政権時に日米安保を容認したトラウマを抱えたままだ。

 共産党を除くすべての政党が日米安保容認の中で、どうして辺野古阻止ができるだろう。

 かくて辺野古阻止の不毛な政局が役者を変えて再び始まる。

 おりからきょう10月1日に横田基地にオスプレイが正式配備される。

 横田の普天間化だ。

 日本本土の沖縄化だ。

 必ず都心で事故が起きる。

 しかし起きてからでは遅いのだ。

 繰り返していう。

 いまこそ日米安保体制を見直す時である。

 そういう声が政治の中から起きて来ない限り、沖縄知事選のデニー玉城氏の勝利の歓喜は、やがてこれまで通りのジレンマに戻るだろう。

 私が、今度は国政の責任が問われる番だ、と書いたのはそういう事である(了)














http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/546.html

記事 [政治・選挙・NHK251] 29歳の全国最年少市長が「脱利権」のために行ったこと  四條畷市長 東修平氏 インタビュー
2018年9月30日 加藤年紀 :株式会社ホルグ代表取締役社長
29歳の全国最年少市長が「脱利権」のために行ったこと
 織田信長が行ったとされる比叡山の焼き討ちなどは、堕落した寺社の既得権益にメスを入れるものでもあったという。当時から400年以上の時を経て、平成がその役割を終えようとしているにもかかわらず、依然として既得権益者は世の中にはびこっている。歴史を振り返ってみても、まるで人間の本能に備わっているかのように、権力は腐敗し利権が生まれていく。しかしながら、大阪府四條畷市の取り組みを取材すると、脱利権を推進できる可能性を強く感じた。本稿では現在の政治利権について簡単に整理を行うとともに、有権者やメディアがどう行動していくべきかを記していきたいと思う。

不正ができない時代になりつつある

四條畷市ホームページより
 どんな世界にも既得権益があり、自治体行政に関するメディアを主催する筆者はこれを問題視しているが、一方で既得権益者の立場が日増しに弱まっているとも感じている。政治、経済、教育、文化等々の権力者への尊敬・忠誠心の低下とともに、インターネットの普及が不正を明るみにしてしまうことは既得権益者の立場を弱める大きな要因と考える。

 昨今のスポーツ関係者のパワハラやセクハラ、特定の者に有利な判定などと指摘される事象についても、既得権益者の力が相対的に弱まった一つの表れともいえるだろう。世間を賑わした日大アメリカンフットボール部の件も動画の存在がなければ、そして、インターネットによって拡散されることがなければ、あそこまで大事になることはなかったはずだ。しかし、補助金などに関わる特定組織はまだまだ大きな既得権益を得ているところも多い。

税金を最適配分できない理由は政治と既得権益者のしがらみ
 政治利権に話を戻す。時代や状況の変化とともに補助金の優先順位は見直されるべきだが、一度交付した補助金をなくすのは地方自治体にとって骨の折れる仕事だ。

 わずか1万円の補助金をカットするにも不平不満を言われ、対応する職員はもちろん、政治家である首長も大きな反発を受ける。政治家の場合は分かりやすく選挙に影響し、一度交付した補助金のカットは大きなリスクだ。特に医師会などの有力団体との対立は、政治家として命取りになりかねない。

 国民は、こうした背景によって、特定の組織が自らの利権を守るため、政治行政を歪めているという構図を認知しなければならない。

四條畷市は市民が互いの補助金をチェックし議論を公開
 しかしながら、明るい兆しもある。2017年1月、大阪府四條畷市に全国最年少市長が誕生した。東修平市長は外務省、野村総研インドなどを経て28歳で市長に就任した。

 東市長は「市民に向き合える組織を作る」と掲げ、旧態依然とした既得権益者が職員、ないしは行政の正しい振る舞いを歪めていると懸念する。行政は本当に必要なところに人やお金を投入すべきで、「市民に向き合える組織を作る」ためには既得権益者と対峙せざるをえないと感じていた。

 東市長は自らと利権団体が二者で会う構図はほとんど作らない。興味深いのは、その代わりに住民との意見交換会で各利権者から同時に話を聞くことである。利権というと秘密裏に密室で行われるような印象があるが、東市長はオープンな場所で議論を行う。意見交換会を市の全21地区で開催し、その場の様子や発言は全て動画で撮影され、ノーカットで市のホームページに公開される。

 ある時、某団体の代表者が「例の補助金、来年も頼みますわ」と言った時には、「それは、おかしくないか?」と他の市民が感じ、会場に険悪な空気が漂うこともあった。各団体がお互いの補助金の内容を知ると、「それだったら他のモノに使おうよ」と意見が出て、税の適正配分が市民間でも議論されていく。これは今までにはあまり見られなかった光景だろう。

 オープンな場で利権団体と接触することは、首長や周囲の職員に大きな負荷がかかることは間違いないが、やろうと思えばどの自治体でも始めることのできるシンプルな取り組みでもある。これによって、全国の自治体は限られた予算をより優先順位の高いものへ投下することができるようになるのではないか。

住民は選挙の際に支持母体を把握すべき
 政治家にもジレンマがある。それは、選挙に勝たなければ、政治家は政治信条を果たせないということだ。そこで、政治家は特定の支持団体の力を借りるのだが、そうなると、支持団体の不利益になることは進められない。むしろ、利することが求められ、利益誘導と言われるような政治票と団体利益の交換が生まれる。

 住民としては政治家の立場を理解した上で、支持母体をできる限り把握すべきだろう。先の東市長は無所属で勝っているからこそ、どの組織にも肩入れせず自由闊達な議論を行うことができている。もちろん、無所属であるということが絶対的な条件ではない。大切なことは、政治家としての行動力・判断力があり、かつ、当選した際にその力を発揮できるかどうかを見極めることだ。

マスメディアは政治家だけではなく、業界団体にも取材を行うべき
 とはいえ、日々忙殺される民間人、一般市民が候補者の支持団体をくまなく調べるのは現実的には難しい。そこで、マスメディアには政治家の支持団体の意向を伝える役割が求められる。

 本来、政治家が自らの支持団体や関係者にあからさまな利益供与を行うのはリスクである。癒着や不正という批判が高まれば、その団体以外からの集票力を落とすことになるからだ。ましてや、それが犯罪にまで発展すれば政治生命を断たれることすらある。

 そういったリスクがあるにもかかわらず、なぜ毎年のように政治家から逮捕者が出るのだろうか。政治家が合理性のない妙な動きをしている場合には、後ろで何かの力が働いている可能性は十分にある。これは企業の営業マンが時に不正ギリギリのラインで売り上げを高めようとせめぎ合う様子に近いかもしれない。

 政治や政治家を歪める力学は必ずしも政治家が起点になっているわけではなく、政治家の裏で手を引く既得権益者が数え切れないほど存在し、ここに起因することが少なくない。マスメディアがこれらに光を当てることで、偏ったバランスを正すことも可能となるはずだが、果たして何がそれを許さないのだろうか。

全ての関係者が既得権益者になり得る
 政治家は良くも悪くも票を取るために行動を行う。選挙に勝たなければ何事もなせないからだ。そして、彼らにも生活がかかっているのであるから、この行動原理を理解しておくことは重要だ。

 民主主義、選挙というシステムが今後も継続される以上、この根本的な構造は今後も大きく変わることはないだろう。だとすると、行き過ぎた既得権益者の力が明るみに出ることになれば、政治家もうかつに既得権益者を優遇することはできなくなる。

 自治体、住民、メディアが既得権益者に対して少しでも意識を傾ければ、行動が変わり、利権構造も大きく変わっていくはずだ。ただ、最後にひとつ付け加えると、視点をずらせばこの3者自身が既得権益者側に回る状況も間々ある。つくづく、世の中の仕組みは一筋縄ではいかないものだと思う。

(株式会社ホルグ代表取締役社長 加藤年紀)
https://diamond.jp/articles/-/180815


【四條畷市長 東修平氏 インタビュー】
2018/09/09

【四條畷市長 東修平 #1】「働き方改革」は市民に向き合える組織を作ること
東修平 1
【東 修平 経歴】
1988年大阪府四條畷市生まれ。四條畷高校、京都大学工学部卒業、同大学院工学研究科修士課程修了(原子核工学専攻)。その後、外務省、野村総合研究所インドを経て、現役最年少市長となる(当選時28歳)。全国初の取り組みとして、民間人材サービス会社とのコラボによる副市長公募や、コミュニケーションアプリを用いた協働のまちづくりシステムの構築など、新しい基礎自治体のあり方に挑み続けている。
−最近、「働き方改革」という言葉がよく聞かれるようになった。働き方というのは、組織の目的に沿って答えが変わるモノであるから、分かりやすい正解がない。そんな中、四條畷市では、全国最年少で市長に就任した東修平市長が肝いりで「働き方改革」を進める。
 東市長は何を目的に、そして、どのように「働き方改革」を行っているのか、また、「働き方改革」に直結するという利権の問題、さらには将来の展望についても伺った。

四條畷市の働き方改革とは
加藤(インタビューアー):四條畷市の働き方改革の話を、耳にすることが増えてきました。

東市長:前提として、東京では「働き方改革」という言葉は浸透しているかもしれないですけど、地方ではまだまだ。「働き方改革? 何それ、おいしいの?」くらいの感じなんですよ。東京で流行っているワードだからと言って、さほど広まってないのが実情です。

 ただ、僕自身、働き方改革は公務員の世界でこそ重要だと思っています。生産性を上げようとした時に、企業は例えば売上を労働時間の投入量で割ればいいと思いますが、行政にはいわゆる売上に相当するものがないですよね。

 となると、何を目標に我々は働くのかをブラッシュアップしないと、行政にとっての働き方改革ができないんです。これまでは「こういう会議を何回しました」「予算をこれだけ使いました」というのを成果としてみるのが当たり前でしたが、これからは「新規創業が何件増えました」「健康寿命が何歳伸びました」ということを成果指標とした働き方に変えなければいけません。

市民に向き合う組織を作るには
東市長:僕にとってのゴールは、とにかく市民に向き合える組織を作ることなんです。そのために大事なことは2つあって、1つは市民にとって価値のない作業に時間を使わない組織にすること。

 もう1つは組織を多様化させることです。例えば、家族を介護しながら3時間しか働いてない正職員が市役所にいても本当は良いじゃないですか。市民が多様化しているんだから、職員も多様化してないと、制度や運用なんて考えられないですよね。いま、民間から子育て中の女性の副市長に入ってもらっていますが、それも多様性の確保につながっています。

加藤:選挙の時に働き方改革をするという話もされたのでしょうか?

東市長:していないです。働き方改革というのは、それだけを聞くと職員のためとしか聞こえないですよね。単に労働時間を短くするように聞こえますし、市民にとって直接の変化としては分かりにくいですから。

 ただ、市長に着任した5日目くらいに、「労働時間革命自治体宣言」という、組織を挙げて業界や社会全体の働き方改革を促進する宣言に、四條畷市として賛同しました。もちろん議会にもご了承いただく必要があったので、すぐに職員に相談して進めましたが、着任直後でもあり少し大変でした。

着任1週間で部長級の人事異動
加藤:取り組むうえで初めは何に気をつけていましたか?

東市長:小さく始めないことです。働き方改革をスモールスタートさせると、会議の短縮化とか、資料を一枚にまとめるとかそういう話になりがちです。そうなると、働き方改革の本質を見失って、小手先の業務改善になってしまう。それを非常に恐れていました。だから、就任直後の議会における所信表明で、働き方改革を最重要課題に位置付けたものの、実際に始まったのは半年以上経った秋くらいです。

 ただ、その前段階として着実に進める体制を作るために、人事課長に理解、納得をしてもらいました。実は、うちのいまの人事課長はプロパーで30代です。この年齢で人事課長は珍しいのではないでしょうか。ただ、うちの課長の中で一番若いのに、熱い思いと馬力があります。抜擢人事で市役所内がザワザワしましたが、僕が着任して2週間後から人事課長を務めてもらいました。

 実際、着任直後に一番力を注いだのが人事異動です。着任して1週間しか経っていないうちに、部長級でも重要なポストにいる幹部を多く動かす内示を出しました。そうすることで、何をしている人が評価されるのか、一番分かりやすいメッセージになりますよね。

加藤:1週間でどう判断材料を集めたのでしょうか?

東市長:当選(1月15日)直後から、就任(1月20日)までの間、寝る間も惜しんで元職員や市役所関係者等から徹底的に庁内の情報を収集しました。そのうえで、就任してから実際に職員とやり取りするなか、聞いていた内容とイメージのすり合わせを行い、有無を言わせず内示表を「これ」と渡したんです。反論は認めないと(笑)。ただ、2ヶ月後の新年度4月1日付の異動は、課長級以上全員と一対一で面談して、課長代理級以下とはランチミーティングを実施しました。この時は譲れない部分だけ指示を出して、他は人事課長に任せました。

加藤:改革に向き合う状況が整ったわけですね。

東市長:はい。その後に具体的なアクションが始まります。

【四條畷市長 東修平 #2】「働き方改革」は残業を減らすことではない
東修平 2
肝は数値目標を定めないこと
加藤:働き方改革を進めるために具体的にはどう動かれたのでしょうか。

東市長:まず、約1700万円の予算を取りました。ソフト事業費で、システム改修費などは入れない額です。四條畷市の一般会計予算は約200億円ですので、これは通常では考えづらい額なんです。本市規模において、業務支援費は普通、300万円くらい。だから、議会からは「額が大きいのではないか」とのご指摘をいただきました。

 初めての大型補正予算だったので大変でしたが、「これが将来跳ね返って来るので信じてください」と話をして、認めていただきました。しかし当然ながら、議会からはその成果をどうやって測るのかを聞かれました。例えばよくあるのは、「残業をこれだけ減らす」という目標ですね。ただ、ここが一番の肝でしたが、数値目標は決めないと言い続けました。

 というのも、「残業をこれだけ減らす」と言ってしまうと、それがゴールになるんですよ。そうすると、家に持ち帰って仕事をしたり、本質からズレていく。目標は市民に向き合える組織を作ることであって、残業時間が減るというのはその過程で生まれる結果なんです。

市民にも市の働き方改革を理解してもらう
東市長:その後、ワークライフバランス社の小室淑恵さんを四條畷市に招き、働き方改革がなぜ必要かと言う講演会を、市で一番大きなホールで開催しました。マインドセットから始めないと失敗すると思ったからです。

 その講演会に、市役所の幹部をほぼ全員集めましたが、それだけではなく、市議会議員や市内事業者の社長さん、自治会役員、民生委員、教職員、保育士の方などにも来てもらいました。市のキーパーソンの方々に講演を聞いていただいてから、働き方改革に取り組み始めたので、市役所が働き方改革をやる目的が明確に伝わり、理解が得られやすくなったと思います。

改革の風土を醸成
東市長:その後、役所の課を「窓口業務の多い課」「現場によく出ていく課」「基本的に庁内勤務の課」「団体との調整が多い課」という4つのタイプに分類しました。そして、働き方改革にチャレンジするモデル課を公募して、各タイプから1つずつ選びました。いきなり全てを変えようとすると抵抗が大きく、とん挫する危険があったので、まずは各タイプでの事例を作りたかったんです。

 また、別の取り組みとして、約40人いる市役所の課長・課長代理級といった管理職のうち、半分の約20人を公募で集め、働き方改革のリーダー研修を行い、半年間かけて働き方改革がどういうものか腹落ちしてもらいました。研修では働き方改革の重要性や考え方を学べますが、具体的な手段を教えてくれるわけじゃないんですよね。だから、それはあくまで風土作りです。

税務課の残業時間が4割減
加藤:具体的にはどのような結果が生まれましたか?

東市長:例えば、税務課では残業時間が4割減りました。ここで大事なことは、残業の目標は掲げていないにもかかわらず、それが起きたことです。実際、税務課長は始めの頃、「働き方改革? 自分には関係ないわ」という感じでした。

 でも、だんだん腹落ちして、業務の可視化を始めたり、窓口対応をする必要がない集中タイムという制度を作ったりと、効率を高めていきました。もちろん、新しい取り組みをすると、トラブルはたくさん発生するんですよ。税務課長も、部下から「見える化するための時間が逆に労働時間の上昇や!」、とかもたくさん言われたようです(笑)。

加藤:ありがちですね(笑)。

東市長:しかし、そうした声に対し、根気よくコミュニケーションを取りながら改善していった結果、残業を集計したら4割減っていた。去年行なった取り組みで、最初は積極的ではなかった職員が、むしろ推進派になるという事例作りができたんです。

うまくいかなかった部署でも次の改善につながる
加藤:うまくいかなかった部署はありましたか?

東市長:「団体との調整が多い課」のモデル課が一番うまくいきませんでした。そこは地域団体との付き合いにおける属人化の度合いが強く、課内で情報共有を行い、複数の職員が対応できるようにしても、「やっぱり、◯◯さんじゃないと」という団体の声がどうしてもあります。それがわかったので、僕を本部長とした部長級職員で構成される行財政改革推進本部という組織体の中で、「団体事務における指針」を作ることを、市として決めました。

 もし、ある1つの課だけ団体への対応を変えてしまうと、別の課での対応が違う場合に問題となってしまうので、全庁的に方針を決めるようにしました。全庁で決めたら、職員も「市のルールで決まりました」と、説明しやすくなりますよね。地味ですが、うまくいかなかったものでも、原因を突き止め一つひとつ変えていく感じです。

市民と職員の手間が削減
加藤:他にも具体的な事例はありますか?

東市長:全国初の取り組みとして、LINEを使って市民に道路の破損情報を通報してもらえるようにしましたが、最近、担当の建設課長と話していると、「これも働き方改革につながっています」と言うんです。

 どういうことかと言うと、いままで道路に問題が起きると、市民から電話がかかってきて仕事を止めざるを得なかった。また、「いつ対応するのか」「対応は終わったのか」といった電話が度々かかってくるという状況でした。でもいまは、LINE経由の問い合わせについては、データベース化され、自分たちのタイミングで課内会議を行い、対応方法を決めることができ、対応後の状況は月に1度ホームページにアップしているので、市民の誰でも確認できるようになりました。

 そうすると、市民も簡単に通報できるし、窓口に来る人や電話をかけてくる人が減って、職員も業務に集中できる。地味ですが、こういうことを広げていきたいです。

働き方改革は小手先じゃない
加藤:残業については全く目標を置かないのでしょうか?

東市長:そうなんです。「残業を」とか、「残業が」となった時点で僕は違うと思っているんですよ。本質はいかに市民にとって価値ある業務に集中し、市民に向き合える時間を作るか。

 だって、20代で多少残業してでも経験を積みたいという人もいるわけじゃないですか。僕はそこを否定したらあかんと思っていて、それはそれでやったらいい。ただ、それを全員に当てはめるのは良くない。

 働き方改革は小手先じゃないんです。このメッセージを本質から外れずに職員へ言い続けるのが僕の仕事です。

2018/09/11

【四條畷市長 東修平 #3】企業の競争環境が地域経済を強くする
東修平 3
感度の高い部長と課長を抑える
加藤:働き方改革を進める際に、幹部に動いてもらうのは難しくなかったですか?

東市長:やはり人生経験が違いますから難しさはあります。でも、反応してくれている幹部から順に声をかけていくのが大事だと思います。あと、課長から謀反を起こされると部長は仕事ができなくなるので、課長を握ることが大事です。その際に何より気を付けているのが、その分野について事前に勉強しておくこと。

 例えば、高齢福祉の分野で介護保険事業についてメスを入れなあかんとなれば、誰よりも介護保険に詳しくならないと課長と議論できない。理念だけで話しても「実務もわかってないのに、なに偉そうなこと言いよんねん」となる。そうなったら終わりですよね。

 あとエリートである財政課も難しいです。財政課だけが首長の暴走を唯一止められるというプライドもある。地方財政という複雑で難しいものを把握し、新しい制度を勉強してしっかりと議論できる状態にすることが、職員に腹落ちしてもらうために重要だと思っているんです。

 人によっては「リーダーは方向性を示して任せたらええねん」って言いますが、改革のまさにその瞬間においては、それでは無理だと思います。

2年目は全庁へ展開
加藤:働き方改革を進める中で課題はありますか?

東市長:リーダー研修を受けた人たちとそうでない人には意識の差がありますし、モデル化でやった課とやってない課にも差があります。ですので、2年目の今年はいままでやったことを横展開して全庁に広げていきます。

 まず、昨年度に研修を受けた人たちが、今度は教える側となり周囲へ啓蒙をしてもらいます。それとは別に全庁で働き方改革のプロジェクトチームメンバーを公募し、時短、任期付などを問わず、手を上げた人は誰でも全員参加ができる組織体を作っています。そこで、評価や育成方針などの制度から広く議論して、自分たちの職場がどうありたいのかということを、みんなで考えてみんなで決めてもらう予定です。

 目標としては、年度末くらいに大阪中の自治体の人事課などにお声がけし、四條畷の取り組みと変化について発表がしたいです。究極的なゴールは四條畷でやったことが他市に広がって、日本全体が良くなっていくことですから。

文化を根付かせようとする文化が生まれればいい
加藤:どのくらいの期間が経てば、働き方改革の文化が根付きそうですか?

東市長:それには時間がかかると思っています。ただ、『文化を根付かせようとする文化』が生まれ、その推進力さえつけばいいと思っています。少なくとも市長任期4年の中で職員たちが自走してくれるようになれば、感度の高い職員がその先の成果を作ってくれると思います。

揺らぎが起きにくい目標を掲げる
加藤:市民に向き合うというのは、最終的には住民の満足度みたいなものが重要ですよね。そこは数値化をしないのでしょうか?

東市長:いわゆるアンケートで取れる住民満足度で、「いいまちだと思いますか?」「自分のまちを他人にも勧めたいと思いますか?」とかって、良いとは思うんです。そういうのも取りますけど、そうした主観的な質問は、質問の仕方や誰が聞くかで答えが変わったりするじゃないですか。

 なので、我々が追うべきものは、「要介護認定率が前年度より下がった」とか、揺らぎが起きにくいものを目標として置ける組織にしていきたいです。

長く住んでいる人こそがメリットを享受できるまちにしたい
加藤:あくまでもいまの地域や住民に目を向けるということですか?

東市長:もちろん、四條畷市のベッドタウンとしての持続可能性を追い求めると、自然減に対応するくらいの若い世代には一定程度当然入ってきてほしい。だから、シティプロモーションなどを考えると思うんですけど、うちとしてはいま住んでない人ばかりに宣伝をするのは違う、と。

 長く住んでいる人こそがメリットを享受でき、その人たちが「四條畷エエで、住んでみ」と話をしてくれるのが理想です。まちに住んでいる人がどれだけまちの良さを感じているかが重要で、四條畷はそれを一貫してやっていこうとしています。

短期的な施策と長期的な施策を並行して進める
東市長:いわゆる市民満足度みたいなものを高めるのは当然時間がかかりますよね。だから、いまはまず現実に起きている不満を拾い集める。昨年12月に、市内の各地域をまわって対話会を行った際は、事前に地域の課題について要望を出してもらって意見交換をしました。そして今年も、春と秋の2回ずつ、だいたい計50回ほど各地域で対話会を行います。その際、以前にいただいた地域の声と、それに対する市の対応を一覧化し、「実行済み」、「着手済み」、「2、3年以内に実行」、「長期的にやる」、「地域にお願いしたい」、「やらない」など、全部をオープンにしていきます。

 市長である僕が対話会を行っているので、質疑応答でいわゆる組織の縦割りは存在せず、答えはイエスかノーとはっきり出せます。そういう短期的な改善をずっとやりながら、並行して働き方改革で時間を生み出して、長期的に満足度を高めていく。最終的にはこれらのプロセスが、現場レベルでできるようになるというのがゴールです。僕が外に出てやり続けるのは、組織運営上、本来は良くない。誰が市長でも持続可能な仕組みを作らないと意味がありません。

指標を職員が決めるから推進力が生まれる
加藤:先ほど、指標の話で「要介護認定率」が例にあがりました。このような指標はいつ頃、決定するのでしょうか?

東市長:これは難しい部分があります。これを言うといやな感じになりますけど、僕の中には具体的に計るべき指標が概ねある。でも、僕が一人突き進んで指標を置いちゃダメなんです。部課長たちが「これや!」と自発的に決めてやらないと推進力は出ません。

 もちろん、部長に対する働きかけは着任後から行っています。従来からある部長マニフェストの見える化を進め、今年度からは数値目標を公表しています。そして、四條畷市の部長マニフェストで特徴的なものは、予算執行率の記載があることです。とにかく行政は予算執行率が高い方が優秀となりがちですが、工夫によっていかに低い予算執行率で目標が達成できたかがわかるようになっています。本来、少ない予算で最大の成果を目指すべきですよね。

 だから、予算を使い切らなかったことが市民からも評価されるように変えていきたいです。その時に、指標や目標がなかったら予算を全額使わないといけなくなる。だから、施策の具体的な目標を立てることが重要です。

競争環境を整え企業を伸ばすことが地域経済を強くする
加藤:自治体が予算を減らしたときに、地域経済を回してないという批判めいたものはないのでしょうか?

東市長:批判に対しては、本当にそうなのかなと思うんですね。もちろん、例えば四條畷市は道路整備に課題があるので、そうした必要な部分にはきっちりと投資をします。ただ実際は、皆さんが思っている以上に短期的な視点でお金が使われていたりするのも事実です。地域商業振興という名のもとに数百万円を団体に補助していたものの、それらがバーゲン時のガラガラくじの景品購入に使われているという状況もありました。そういうのは、すぐに終わらせてもらいました。

 それと、入札でも地域業者育成と言って地域を優遇しますが、優遇し過ぎるのは違うと思います。人口減少社会において、発注数は昔と違って減っていく一方です。そうしたなか、真に厳しく競争するから企業が強くなって、他の地域でも仕事が取れるようになる。それによって、その企業の売上が長期的に伸びるわけじゃないですか。

加藤:それを公言できる市長はあまりいませんよね(笑)。補助金が企業の自立的な成長を阻害するとは、よく言われます。

東市長:むしろ、競争環境を整えて企業の力を伸ばすことが地域経済を強くすることだと思います。その一方で、産業振興に関する予算はかなり増やしているんですよ。それは補助金とかではなく、考える場、いわゆるプラットフォームを提供するような形で予算を充てています。

「補助金を切ってくれてよかった」
加藤:地域団体からの抵抗はないのでしょうか?

東市長:嘘みたいな話ですが、補助金をもらったものの使い方に困っているというところもありました。着任直後、商工会に対する複数年度にわたる補助金を、成果があまり見えなかったために途中でしたがスパンと切りました。すると、実は商工会としても持て余していて、「切ってくれてよかった」と言われました。

 心ある人たちはもらった後に悩んでいるんです。それなら、行政の責任でカットしていって、例えば大学との連携や、新たな技術などを学べる場とかにお金を使いたいですね。

2018/09/12

【四條畷市長 東修平 #4】職員の悩みのタネ「利権」 地域との対話会が脱利権への道
東修平 4
団体のみとの意見交換はほとんどしない
加藤:四條畷市が目指す働き方改革で、最も難しいポイントはどこにありますか?

東市長:働き方改革は市民に向き合う行政組織にすることなので、一番難しいのは補助金です。僕が着任した瞬間から補助金見直しに着手しました。

 前提として、決してすべての補助金が悪と言っているのではありません。その補助金を出した当時には、必要だったんだと思います。ただ、税金から出す補助金については、何の目的で出すのかを明確にする必要があるはずです。なので、「昨年も出したから今年も出す」という考えを改め、一度すべてをゼロベースで見直そうと。今後は、公募によって「なぜいま補助金が必要か」という理由をもとに申請してもらい、客観的な審査ができる制度を整える予定としており、本年度の後半から新制度を適用開始いたします。

 あとはイベントですね。イベントって非常に多いんです。市主催のものは、もちろん職員が動きますが、団体主催のものでも、結局、実質的には市の職員が時間を割いて動いていることも多くあり、そこにかなり時間を使っています。職員が全面バックアップしなければならない団体主催のイベントだったら、なくなってもいいですよね。

加藤:批判を受けそうな文脈ですね(笑)。

東市長:でもね、地域の人たちも、それが問題だとうすうす分かっているんですよ。

 行政が団体と1対1で意見交換をしたら、当然、団体にとって利益を大きくするための話ばかり出てきます。でも、地域全体の中でやると全体として公平・公正であるべきという雰囲気になるんです。だから、僕は閉鎖的なところで団体と1対1の意見交換はほとんどしません。

利害関係者と政治の結びつきが行政を歪める
東市長:良かったと思うのは、僕は特定の政党や有力者の推薦をいただいて当選してないので、フラットに政策を考えることができることです。特定の人の顔色を気にせず、市民全体のことを考えられる。これまでの旧態依然とした既得権益者と政治の結びつきは、職員も葛藤していることなんです。これが、行政の正しい振る舞いを歪めてきた原因、とまで言ったら言い過ぎかも知れませんが、でも実際はそうですよね。

 特定の人だけが得するしがらみをなくして、職員が市民のために本当にやりたいと思っていることをやれるようにすることこそが、働き方改革なんです。そのために、その遮蔽物を僕が取り除こうとしている。だから、職員には「もしかしたら4年後には、この席に座ってられへんかも知らん。でも、やるべきことはやり切ってから落ちる」と説明しています。なかには忖度してくれて、「そうした難しい案件は、2期目の1年目にやりませんか?」とか言ってくれる職員もいるんですよ。でも、それじゃあ意味ないですよね。いましかない。長く市長をすること自体が目的ではないですから。

市民から市長が答えられない意見をもらいたい
加藤:どうしたら、そういう既得権益者とバランス良く付き合えるのでしょうか?

東市長:いま、地域を回って市民と意見交換をしていると、例えば「○○実行委員会にはなんで◯◯万円もの補助金が出ているんだ!」みたいなことを言ってくる人がいるんですよ。それを聞いた他の市民は「それだったら◯◯に使おうよ」という意見が出たりして、税の適正な配分が市民同士で議論されていく。

 既存の補助金の理由を問われた時に、論理的に説明できるものであれば、補助金はそのまま継続しますし、逆に説明がつかないものであれば、立ち止まって考え、止めていくんです。そうすると、有力者の方などが案件に絡んでいても、その場に出て来られないですよね。本来なら「来年もよろしゅう頼むわ」みたいな閉じた空間が、全部オープンになる。

加藤:確かに、明るみに出していくと、既得権益者の力が失われていきますよね。

東市長:そうです。その地域との対話会にどんどん参加してもらい、不平不満を言ってもらう。職員からしたら、「市長が答えられない質問が市民から来たらあかん」となるんですが、実は逆なんです。僕が答えられない意見こそドンドンもらいたい。

 おそらく、それが一番効果があるんですよ。いま、地域との対話会は動画を撮っていて、編集無しのノーカットで、すべてホームページに載せているんです。透明性を確保するとともに、「言った、言わない」の世界が一番嫌いなので、それが起きないようにしています。

加藤:動画で記録に残ると、市民や団体も勝手なことは言えないので、良い緊張関係が生まれますね。

既得権益者とはオープンな場で意見交換する
東市長:他にも地域との対話会が面白いと思うのは、ある団体の代表者が「既存の補助金、来年も頼みますわ」みたいなことを普通に言うんですよ。

加藤:言うんですか?(笑)

東市長:はい(笑)。そうすると、すごい空気になるんですよ。「それ、おかしない?」って周りが思う。だから、行政と団体の二者で会ったらダメなんですよ。みんなが聞いている場で意見交換をしたらいいんです。

 たとえば、それを聞いた時に他の団体の方が「ん?」って思えばいい。その団体はその団体で何らかの利権は持っているわけですよね? 皆がお互いのことを知ればいいんですよ。

真剣に行政運営をすれば市民は市の味方になる
加藤:そういう会に利権に絡まない若年層を集めるのは難しくないんでしょうか。

東市長:確かに、団体に所属されている方が多いですが、そうでない方もいらっしゃいますし、若い人も1人2人はいるんですよ。こないだもある地域で「小学校の中に自治会館を建てさせて」というような、あまり現実的でない要望を次から次に言われる方がいて、それに対して僕が1つ1つ説明をしていると、「あの小学校の土地は、元はと言えば我々の先祖が寄付したんだ」みたいなことを言われ、紛糾したことがありました。そういう時に、30代ぐらいの男性が手を挙げて、「これは対話会なんだから、一方的な要望ばかり言うんじゃなくて、私達としても何ができるかを話さないと」と言ってくれたことがありました。

 他にもゴミ捨てに関して、カラスの対策のために、ある住民の方が「新たに市でお金出して職員で対処して」という感じのことを言ったら、別の人が「別に役所の手をわずらわせんでも、自治会で使っているネットを広くしたら解決するのでは」と言う人が出て来るんです。ありがたいですよね。

 でも、市民にそう言ってもらおうと思ったら、行政がどれだけ真剣に向き合っているかという姿勢を絶えず示さないといけない。「それと働き方改革がどうつながんねん」って結構言われるんですけど、市民に向き合える状態を作るために、いまの行政の働き方、行動や意志決定の基準を変える必要があるんです。

2018/09/13

【四條畷市長 東修平 #5】納得はされなくても、理解はされなければならない
東修平 5
適切な権限移譲が目の前の市民を救う
加藤:自治体職員が活躍するために何が重要だと思いますか?

東市長:それぞれの部署や年齢などの違いもあるので一口には言い表せませんが、いま僕が目指しているところでいくと、権限の移譲です。

 公平・公正であることと、真に困っている市民を助けることはぶつかることがあって、非常に難しい。ある特定の困っている方に対応しようと思うと一律のルールでは対応できない。行政にとって、公平性は金科玉条であり、特例をホンマに嫌うのでみんな同じ対応にする。でもこうした対応のみをやっている限り、真に困った人に対応ができないんですよ。

 公正・公平を大原則としながらも、特別に対応しなければいけないという時に対応できる組織体制にする必要があって、それに必要なのが適切な権限移譲なんです。それをどうルール化していくのかは難しいんですけどね。

加藤:いま、自治体の中でも一人の困っている人を救って、それをルールにして汎用化させていくという考え方も出てきましたよね。

東市長:職員は本来、目の前の困っている人を救いたいと思って公務員になっているわけですからね。

一人ひとりが喜びを実現できる世の中にしたい
加藤:ご自身が人生の中でやり遂げたいことはありますか?

東市長:僕が市長になる前、政治家としての自分のコンセプトを1枚の原稿にまとめました。その一行目が「一人ひとりが、その人にとっての喜びを実現できる社会をつくる」というもので、それが僕の究極のゴールなんです。

 だから、それを果たせる場ならどんな環境でも良いですね。いまのこのフェーズでは、行政がいままでのしがらみをリセットすること。公平で透明な価値基準やルールを持つことで、誰もが正しいと思う目標を立て、それを低い予算執行率で実行できる仕組みを構築することです。

 絶えず地域住民の声が吸い上げられ、協働によって課題を解決する仕組みを作るのって、どの自治体でも本来できることです。だって、それは新しくて理解が難しい概念とかの世界じゃないですよね。だから、まずそれを徹底的にやりたいですね。

答えがないものに24時間向き合っている
加藤:市長のお仕事の醍醐味を教えて下さい。

東市長:民間でも地域でも解決できなかったものが行政、公務員に回ってくるわけじゃないですか。そして、公務員の中でも課員、課長、部長、副市長までで解決できなかったものが僕に上がってくる。

 答えがあるものは現場で解決してくれますから、僕は答えがないものと24時間向き合っているんですよね。それに対して4年間、常に向き合う権利が与えられていることが醍醐味だと思います。

納得されなくても、理解されなければならない
東市長:いま、市内小中学校の小規模化に伴い、統廃合を進めていますが、自分の子どもの通学時間が15分から40分になる地域もあるんですね。意見交換で、それをある保護者の方を中心にガンガン色々言われて、時間も延長して、質問が出なくなるまでやったことがあります。

 意見交換会が終わって会場を出たら、その保護者の方が自転車で帰るとこやったんです。そしたら、開口一番「おー、市長やん。言っとくけどな、私、全然さっきの納得してへんからなー!」言うんです(笑)。ただ、続きがあって「でも、あんたがたくさんの人の話を聞いて、色んなこと考えて、真剣に取り組んでいるっていうのが分かったから、そのままやってくれたらいいで!」って言い残して、チャリに乗って去って行かれました。

 そのときが、市長をやっていて良かったと思う瞬間です。「真剣に取り組んでいる」って言われたら、一番嬉しいですよね。

 行政ができることには限りがあります。特に、人口減少が進むいま、常に「ありがとう」と言ってもらえることばかりではありません。仮に、「A」と「B」という施策のどちらかしかできない場合、やらなかった施策の理由についても責任を負う。

 「A」を重んじて「B」をできなかった場合に、「B」の施策についても市民と向き合って説明をする。「B」であれば利益を得られた人たちには、納得まではしてもらえない。ただ、なぜ市として「A」を選んだのか理解されなければならない。僕は、できなかったBの施策について「理解はした」と言ってもらえることが、市長として究極的に喜びを感じる瞬間です。

編集後記
東市長の言動から、合理性のもとに行動していることが見て取れる。また、その進め方について、状況を冷静に見極めていることから、状況判断能力が極めて優れている方だと感じた。それもそのはず、東市長は京都大学院工学研究科修士課程(原子核工学専攻)を修了し、その年の国家公務員試験で該当する受験区分の受験者においてトップの成績を収めている。

 東市長の特筆すべき点はその地頭の良さのみならず、コミュニケーション能力が卓越していることもある。秀才タイプの人間にありがちなのは、論破することを目的としたり、人間の行動原理におけるコミュニケーションの重要性を低く見積ることだ。しかし、東市長はコミュニケーション能力を最大限生かしながら、多くの試みを着実につなげているように見える。

 最たる例は、住民や既得権益者とのコミュニケーションであろう。学校の統廃合の話や、商工会の話、そして、オープンな場でフラットに利権団体と意見交換する。このような試みは一見地味だが、その価値は非常に高い。

 私には利権というものに対する嫌悪がある。1995年から2期に渡り三重県知事を務めた北川正恭氏も、その利益誘導にまつわる利権構造を鋭く指摘したが、東市長の登場は時代の変化の兆しを感じさせる。

 東市長は対話会を通じて利権を解消する動きをとり、かつ、それを今回の記事のように表に発信することのできる力強さがある。それができる政治家はほとんどいない。無所属で勝ち切った選挙の強さと、優れたコミュニケーション能力が相まっているからだろう。「補助金を切ってくれてよかった」と受益者が発するのは信じられないことだ。

 時代に合わなくなったものに対して引導を渡す、そして、本来あるべき行政の姿に立ち帰る、そのような先駆的な役割が全国に広がってほしいと心から思う。全国には強い意志を持って、人知れず利権と対峙している首長や地方議員、公務員も多くいることだろう。そういう真摯で正しい想いが、世の中に伝わり評価される時代に入ってきたのではないか。

 本来は政治家が話しづらいセンシティブな内容を、世のためになるとの想いで語っていただいた東市長に心より感謝したい。
https://www.holg.jp/interview/shuheiazuma5/


【四條畷市長 東修平氏 インタビュー】
第1話 「働き方改革」は市民に向き合える組織を作ること

第2話 「働き方改革」は残業を減らすことではない

第3話 企業の競争環境が地域経済を強くする

第4話 職員の悩みのタネ「利権」 地域との対話会が脱利権への道

第5話 納得はされなくても、理解はされなければならない

【四條畷市長 東修平氏の市長選挙】

第1話 28歳で当選 全国最年少市長はなぜ生まれたのか

第2話 インド勤務時に出馬を決断 7か月後に選挙

第3話 過去10年分の議会議事録を暗記

第4話 選挙は政治哲学を市民に問うもの

第5話 コアファンを作るしかなかった短期決戦

第6話 市長選には約1000万円の資金が必要

第7話 政策協定は絶対に結ばない

第8話 「20代で市長になるのは不可能」を変えたい

https://www.holg.jp/interview/azumashuhei8/
http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/547.html

記事 [政治・選挙・NHK251] 立憲民主党の政策の旗印を「国民の生活が第一」とすべきだ。(日々雑感(My impressions daily))
https://okita2212.blogspot.com/2018/10/blog-post_1.html
10月 01, 2018

<立憲民主党は30日、東京都内で党大会を開いた。来年夏の参院選に向けた取り組みを示す「年間活動方針」を決定。比例代表に20人以上を擁立し、うち4割以上を女性とする目標を打ち出した。与野党対決の主戦場となる1人区で野党候補の一本化を目指す一方、改選数2以上のすべての選挙区に独自候補を立てる方針も掲げた。

 枝野幸男代表は演説で「野党第1党として、政権の選択肢となり、遠からず政権を担う。私の責任は政権を取るだけでなく、長期政権をつくることだ」と決意表明した。

 活動方針は今後1年を「選挙イヤー」と位置付け、「安倍政権と対峙(たいじ)する揺るぎない野党第1党として責任を全うする」と強調。集団的自衛権の行使を容認した安全保障関連法や憲法9条への自衛隊明記に反対する立場を改めて示した。

 党大会は昨年10月の結党後初。「立憲フェス」と銘打ったイベントを中心に29日から2日間にわたり開催した>(以上「時事通信」より引用)


 枝野氏は野党連合を結集しようとする意思はないのだろうか。来年の参議院選挙で「与野党対決の主戦場となる1人区で野党候補の一本化を目指す一方、改選数2以上のすべての選挙区に独自候補を立てる方針も掲げた」というのは余りに矛盾した運動方針ではないだろうか。

 しかも候補者の4割を女性にすると宣言するとは、逆性差別ではないだろうか。男女を問わず適材適所で候補者を擁立するのが民主主義というものではないだろうか。

 立憲民主党が支持率を落としている、との報道から危機感を抱いているのかも知れないが、日本のマスメディア報道を妄信するのもいい加減にすべきだ。フェイク・ニュースとまではいわないが、日本のマスメディアは腐り切っている。権力の監視どころか、権力への忖度に忙しいようでは国民の知る権利を満たすのは困難だ。

 それどころか権力擁護に全力を注ぐマスメディアまで存在するから厄介だ。国民は本当に「シンゾー、ドナルド」と呼び合う良好な関係が保たれている、と勘違いしている者も大勢いる。何のことはない、日米貿易交渉と称してポンコツ兵器をまたも大量に5兆円も売りつけたではないか。こんな関係を「親密な関係」と表現するとはマスメディア関係諸氏の感覚はおかしい。それはむしろ苛めっ子と苛められっ子との関係と表現する方が正しいだろう。

 立憲民主党が「野党第一党」なら、積極的に「野党連合」の旗振り役を果たすべきだ。その際の看板は「国民の生活が第一」としなければ「グローバル化」に突き進む安倍自公政権の対立軸にならない。

 つまり日本の政治の対立軸は「保守」対「革新」でもなければ「右翼」対「左翼」でもない。存在するのは「国民の生活が第一」対「グローバル化」政治の対立だ。「米国の1%に奉仕する伝統的な自民党政治」対「国民の生活が第一の政治」であるべきだ。

 「国民の生活が第一」の政治の要は経済成長路線だ。そのためには消費増税ではなく消費減税であり、緊縮予算ではなく国民福祉や国土強靭化などに支出する拡大財政策だ。

 財源はどうするのか、という批判に対しては経済成長により税収は飛躍的に増える、と回答すべきだ。日本が経済成長策に舵を切る限定期日は刻々と近づいている。それは米国FRBが金利引き上げを決定したからだ。近日中に日本も異次元金融緩和の出口戦略を採るために、黒田氏を解任して新日銀総裁に託すしかなくなるからだ。

 枝野氏は小沢一郎氏に詫びるべきだ。消費増税に反対した小沢氏たちを石を持て民主党から追い出した一味に枝野氏もいた。第二自民党の政策を自己批判しない限り、立憲民主党の歪な政策は解消されない。従って、国民も信を置かないだろう。

 来年の参議院選で全国に候補者擁立とアドバルーンを上げるよりも先に、小沢氏に詫びて「国民の生活が第一」の政治を実現する政党に立憲民主党はなる、と宣言すべきだ。「グローバル化」策に対立する政策軸を打ち立てない限り、立憲民主党の政治理念は第二自民党的なものに捻じれ曲がったままだ。そのことを枝野氏に直言して。この稿の筆を置く。



http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/548.html

記事 [政治・選挙・NHK251] みっともないアベノミス漢字/政界地獄耳(日刊スポーツ) 
みっともないアベノミス漢字/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201810010000231.html
2018年10月1日9時14分 日刊スポーツ


★首相・安倍晋三は憲法を「みっともない憲法」と言ったり、「美しい国」とは、「安倍内閣が国民と共に目指す」と宣言した国家像である。「美しい国へ」との書籍も自らしたためた。だが首相や、元首相で副総理兼財務相・麻生太郎も含めて、言葉が乱暴で雑に使われていることは否めない。国会は言論の府で、言葉の限りを尽くして国民のため、議員同士が向かい合い議論を戦わせるべき場所だ。ところが、極端にヤジを嫌う首相は、自らの首相秘書官がヤジを野党に放つことは咎(とが)めず、発言の言葉の軽さは政治の軽さにつながる。

★首相は国連総会で、「背後」を「せいご」と読んだ。原稿をスピーチライターが用意しても、文字を大きくして間違わないように細心の注意を払っても、漢字が読めないとなれば、ひとつひとつ漢字にルビを振るしかないが、「まさかここまで読めないとは思わなかった」が、官僚の率直な気持ちだろう。それでも首相に恥をかかせてはいけない。すべてにフリガナを振る仕事に手を抜かず、加えて直ちにお得意の何でも閣議決定する閣議で、「首相が背後を読めないという事実はない」と、内閣改造を終えた最初の閣議で決定すべきだ。

★さて、首相はそのほかに云々(うんぬん)をでんでんと読み、失笑を買ったが、盟友・麻生太郎が首相の時は、こんなものではなかった。措置をしょち、思惑をしわく、低迷をていまい、破綻をはじょう、頻繁をはんざつ、踏襲をふしゅう、有無をゆうむ、詳細をようさい、そして有名な未曽有(みぞう)をみぞゆうだ。言葉に丁寧さがなくなると、どんな名文も輝きを失う。加えて他の人が書いたものであることを知らしめ、国民の心に浸透しない。結局、首相らが掲げる「美しく」なく「みっともない」ことになる。日本の美しい日本語を壊さないでいただきたい。(K)※敬称略



















http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/549.html

記事 [政治・選挙・NHK251] 中途半端な新自由主義の末路、一蓮托生の大学と文科省 18歳人口の減少で大学の統廃合は進むのか?(4) 
中途半端な新自由主義の末路、一蓮托生の大学と文科省
18歳人口の減少で大学の統廃合は進むのか?(4)
2018.10.1(月) 児美川 孝一郎
大学と文科省の関係の行く末は・・・。
 前回の記事(http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/53915)では、「2018年問題」*1への文科省の対応の目新しさは、結局のところ、大学間の連携と統合を円滑に進めるための枠組みづくり(国立大学法人のアンブレラ方式、私立大学の学部単位の事業譲渡、大学間での、あるいは地域や産業界を巻き込んだ連携を推進するための組織の設置)という点に落ち着いたことを見た。

 今回は、高等教育政策として、こうした対応をどう評価したらよいのかについて考えてみたい。

*1:2018年を境として18歳人口が減少傾向に転じ、それが、各大学にとって、入学者の確保を困難にし、ひいては大学そのものの存続を危機に陥れかねないという「問題」。

「将来像の提示」と「誘導」という基本路線
 ただし、本題(中央教育審議会(中教審)の大学分科会「将来構想部会」の「中間まとめ」に盛り込まれた今回の対応についての検討)に入る前に、視点をより広く持っておきたい。というのも、いよいよ「2018年問題」が到来した現段階での文科省の対応は、実際には、2000年代に入って以降の高等教育政策の基本路線によって、大きく制約されていたはずだからである。

 では、2000年代以降の高等教育政策の基本路線とは、何だったのか。それは、設置基準の「大綱化」を標榜した1991年の大学設置基準改訂以降、規制緩和という形で徐々に進みつつあったものであるが、それを象徴的な表現で、高等教育政策の転換として示したのは、前回の記事でも触れた2005年の中教審答申「我が国の高等教育の将来像」であった。いわく、今後の高等教育政策は、従来のように「高等教育計画の策定」や「各種規制」に重きを置くのではなく、「将来像の提示」と政策的な「誘導」を主たる任務とするのだ、と。

 結局、その後は、どう動いたのか。時代は、新自由主義に基づく社会構造改革が強力に推進され、規制緩和によって競争原理を働かせることこそが、活力や成長を生むのだといった社会思潮の全盛期であった。文科省の政策も、大学や学部の設置認可に関しては大幅な規制緩和を繰り返したため、次々と新規の大学・学部が設置され、大学は量的な拡大を遂げていった。いわゆる「団塊ジュニア世代」の通過以降、18歳人口はすでに減少期に入っており、将来的には落ち込むことが誰の目にも明らかだったはずなのに、である。

 もちろん、文科省としては、大学の量的拡大を、ただ手をこまねいて眺めていたわけではない。ことあるごとに「将来像の提示」を試み、その実現を図るために、補助金による「誘導」も試みてきた。それが、2000年代以降、現在に至るまでの大学改革である。

 その内容は、学長のリーダーシップの確立を図り、教授会の権限を限定するガバナンス改革から、「三つのポリシー」に基づく教育課程の実施・運営、学生の「主体的な学び」を実現するためのアクティブラーニングの導入、エビデンスに基づく評価手法の確立といった大学教育改革、さらには高大接続の円滑化、キャリアガイダンスの義務化などによる「大学と社会との接続」の改革にまで及んでいた。

基本路線の帰結、あるいは破綻
 2000年代以降の大学改革は、文科省の思惑としては、大学の量的拡大を許容しつつも、同時に、大学全体の“足腰”の強化を図ることによって、18歳人口以外のターゲット(社会人や留学生)にも大学教育を波及させる狙いもあったのだと理解できなくもない。つまり、「2018年問題」は、きちんと射程に入れていたのだという言い分である。

 しかし、本気で「改革」を実現しようとするつもりなら、そこで取られた政策の手法は、はたして合理的なものであったのか。新自由主義の時代思潮に乗って、規制緩和は大前提で量的な拡大を許容しつつ、しかし、質的には飛躍的な改善や向上を図るという政策の狙いは、そもそも無理を含んではいなかったのだろうか。

 結局、結果はどうなったか。大学は、その“足腰”を強化したというよりは(もちろん、そうした大学も一部にはあったと思うが)、全体として見れば、相次いで上から降りてくる改革の「嵐」に翻弄され、疲弊し、少子化にもかかわらず、受け皿を量的に拡大した結果としての入学者の「層」の変容(端的に表現してしまえば、質の低下)に苦しんできたのではないか。

 多くの大学は、“させられる”改革に消耗しただけで、18歳人口以外のターゲットに訴求力を持つようになるための、大学教育の質的改善などには到達しえなかったと言わざるをえない。そして、その状態のままに、18歳人口がさらに減少傾向に入る「2018年問題」に突入したのである。

中途半端な新自由主義
 こう見てくれば、「2018年問題」に対する大学間の連携と統合の促進という現時点での高等教育政策は、この15年あまりの高等教育政策の帰結であり、言ってしまえば、散々「大学改革」騒ぎをした挙げ句の“破綻処理”に他ならないのではないか。つまり、ここまで来てしまった以上は、一定数の大学が経営破綻に陥ることも見えてきたので、せめてその処理を円滑に進めていくための措置、大学間の連携と統合の枠組みを整えておこうというわけである。

 ここで、あらためて指摘しておきたいのは、「将来像の提示」と「誘導」という高等教育政策の基本路線は、確かに新自由主義を基調とはしているが、しかし、純粋な理念型としての新自由主義的な政策スキームからは外れる、極めて日本的なものだったのではないかという点である。

 純粋な新自由主義に基づけば、結果が出るまでのプロセスにおいては、参加者には自由と裁量が与えられる。そして、結果については、厳密に評価が行われ(あるいは、市場が「評価」を下し)、パフォーマンスの悪い参加者は、遠慮なく「退却」を余儀なくされる。

 しかし、2000年代以降の文科省の高等教育政策の場合には、明らかにこれとは異なる施策が展開されていた。

 つまり、「高等教育計画の策定」や「各種規制」はしないと明言しつつも、実際に大幅な規制緩和を行ったのは、新規の大学や学部の設置認可のみであり、大学が自らの“足腰”を強化すべく行う組織改革や教育改革に関しては、各大学に自由と裁量を与えるというよりは、さまざまな「法的規制」や、国立大学の運営交付金、私立大学の助成金、さらには競争的資金による「誘導」を巧みに張り巡らすことで、強力なコントロールが敷かれてきたのである。

 だからこそ、ある意味での「結果」が見えだした2018年の段階を迎えても、文科省の側は、その「結果」は当事者である大学の自己責任であると、自信をもって“見限る”ことができない。それは、これまで各大学に対しては、政策サイドが望む「大学改革」を散々強いてきたという事情がある以上、そう簡単に手のひらを返すわけにはいかないということであり、であればこそ、今後はさらなる連携だ、統合だと、高等教育政策としての次なる“手出し”を試みようとしているわけである。

 さすがに今回は、経営状況があまりに悪い私立大学などには、私学助成を減額するなどの措置を講じて「退出」を迫るくらいの覚悟はあるのかもしれないが。

大学の側の責任
 こうした中途半端な新自由主義、政策によるコントロールを実質的には手放さない文科省の姿勢は、大学に対しては、自らが「当事者責任」を取ろうとしないことへの格好の言い訳や正当化の根拠を与えてしまう。誤解を恐れずに言ってしまえば、文科省と大学との「もたれ合い」の構造を延命させてしまうのである。

 筆者も私立大学に所属する教員なので、はっきりと言わなくてはならないが、「2018年問題」への対応は、第一義的には各大学の「自助努力」と「自己責任」に基づく経営判断で行われるべきである。そこに、国の責任や文科省の責任を求めるのは、筋が違うであろう。

 ただ、そのためには、各大学に対しては、改革への自由と裁量を与えることが絶対条件である。まかり間違っても、“させられる”改革で大学人たちを疲弊させ、消耗させてしまうようなことは、直ちにやめなくてはならない。

 そのうえで、高等教育政策に望むことがあるとすれば、それは、大学教育全体を“底上げ”するための条件整備や財政面での支援に他ならない。財政支出は、もちろん「公共財」としての大学が果たしている社会的役割に見合う範囲にとどまらざるをえないとしても、現状における公費支出が、先進諸国の中で最も劣位にあることは周知の事実であろう。

 そうした基盤整備がされた後に、であれば、それでも改革努力や経営努力が実らない大学が出てきたとしても、それはもはや誰の責任でもない。

大学間の連携と統合のゆくえ
 最後に、「2018年問題」に対応して、大学間の連携と統合を模索する現在の高等教育政策をどう評価すればよいか。

 これまでのような中途半端な「自由競争」と「政策コントロール」の生煮えの“ごちゃまぜ”体制が続くならば、そこに大きな効果を期待することはできないのではないか。文科省によって暗黙の「圧力」をかけられた国立大学法人や、自ら積極的にか、やむを得ずかは別として、一部の私立大学は動くかもしれないが、大々的な動きになるようには思えない。

 これだけは願い下げにしていただきたいのは、新たに設置される連携推進のための組織「大学等連携推進法人(仮称)」や「地域連携プラットフォーム(仮称)」が、蓋をあけてみれば、結局は官僚の天下り先を増やすだけの役割に終わってしまうという事態なのではないか。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/54237
http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/550.html

記事 [政治・選挙・NHK251] 野党よ、沖縄に学ぼう!沖縄に続こう!  




 https://www.nhk.or.jp/senkyo2/okinawa/?utm_int=detail_contents_news-link_001


野党よ、沖縄に学ぼう!沖縄に続こう!
https://85280384.at.webry.info/201810/article_3.html
2018/10/01 09:23 半歩前へ

▼野党よ、沖縄に学ぼう!沖縄に続こう!

沖縄県知事選
最終得票は次の通り。

玉城デニー 396,632票(得票率55.07%)
佐喜真 淳  316,458票(得票率43.94%)

 8万票もの大差を誰が予想しただろうか。両陣営はもとより、マスコミ各社も勝敗は僅差とみていた。

 携帯電話料金の4割値下げなど、だれが考えてもウソと分かることを平気で吹聴する安倍与党のやり方に沖縄県民が鉄槌を下した。

 辺野古への米軍基地移転に「ノー」を突き付けた。

 沖縄県民の良識が勝利した。暴走政権、安倍内閣をなぎ倒した。

 さあ、全国の友よ、沖縄に続こう。

 野党よ、共闘を急ごう。みんなで団結すれば安倍晋三など屁でもないことを沖縄が証明してくれた。

 沖縄に学ぼう。沖縄に続こう!



















http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/551.html

記事 [政治・選挙・NHK251] 普天間基地のある宜野湾市長選で 自民党推薦の松川が当選  辺野古のある名護市長も自民推薦の渡具知  辺野古への移設が進む
             普天間基地のある宜野湾市長は、自民党推薦候補・松川正則が当選  
  
  
  
■ 普天間基地のある宜野湾市長は、自民党推薦候補・松川正則が当選  
   
  
普天間基地のある宜野湾市長は、自民党推薦候補・松川正則が当選しました。(下記)
  
『沖縄県知事選に立候補した佐喜真淳(さきま・あつし)氏の辞職に伴う宜野湾市長選は30日、投開票され、無所属で新人の松川正則前宜野湾市副市長(65)=自民、公明、維新推薦=が、無所属の新人、前県高校PTA連合会会長の仲西春雅氏(57)=立民、国民、共産、自由、社民、沖縄社大推薦=を破り初当選した。』  
https://www.sankei.com/politics/news/180930/plt1809300032-n1.html
   
  
  
■ 辺野古のある名護市の市長も 今年2月の選挙で、自公候補・渡具知氏が勝利

辺野古のある名護市の市長も今年の2月に行われた選挙で、自公候補・渡具知氏が勝利しています。
オール沖縄候補の負けです。 (下記)
  
  
『2月4日の投開票の結果、新人で移設容認派の渡具知が現職で移設反対を掲げる稲嶺を破り、初当選を決めた。
この敗北により「地元の民意」を移設反対の理由としてきたオール沖縄及び翁長には痛手となった。』
https://ja.wikipedia.org/wiki/2018%E5%B9%B4%E5%90%8D%E8%AD%B7%E5%B8%82%E9%95%B7%E9%81%B8%E6%8C%99
  


■ 普天間基地のある宜野湾市長も 辺野古のある名護市長も 辺野古への基地移設容認派  これが住民の意思  辺野古への基地移設を早急に進めよ
  
   
以上をまとめると選挙で勝利した市長は、

・普天間基地のある宜野湾市長は、辺野古への基地移設を容認 (普天間基地の一刻も早い返還を希望) 
  
・辺野古のある名護市長も、辺野古への基地移設を容認
  
   
つまり、普天間や辺野古の住民は、基地移設に賛成・容認ということ。
 そして普天間基地のある宜野湾市長は、一刻も早い普天間基地の返還を求めています。
そうであるなら辺野古移設をどんどん進めることです。
それが地元住民の意思なのです。
   
沖縄県知事選は辺野古への移設反対のデニー玉城が当選しました。
 しかし、真の住民の声は普天間基地のある宜野湾市住民の声であり、基地移設先である辺野古のある名護市住民の声です。
  
普天間基地のすぐ近くには多くの住民が居住しており、世界で最も危険な基地と言われています。
宜野湾市、名護市、つまり地元住民の声を真摯に受け止め、普天間基地の辺野古への移設を早急に進めることです。
  
日本政府の菅官房長官も本日の記者会見で、普天間基地の辺野古への移設は進めると明言しています。

『菅義偉官房長官は1日午前の記者会見で、自由党幹事長の玉城デニー氏が勝利した沖縄県知事選に関し、米軍普天間基地(同県宜野湾市)を名護市辺野古に移設する方針は変わらないとの認識を示した。「政府は早期に辺野古への移設と普天間基地の返還を実現したい考え方に変わりはない」と述べた。

安倍晋三首相や菅氏と玉城氏との面会については「当然、日程が合えばお会いはしたい。時期は問わない」と話した。』
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35945800R01C18A0000000/
  
  
デニー玉城新知事は、基地移設問題の地元である宜野湾市住民、名護市住民の声を真摯に受け止め、辺野古への基地移設に協力すべきです。
   
  

http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/552.html

記事 [政治・選挙・NHK251] 希望が沖縄からやってくる。(谷間の百合)

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希望が沖縄からやってくる。
https://taninoyuri.exblog.jp/29771976/
2018-10-01 10:23 谷間の百合


ネットでは早くから当確が出ていたので、NHKで台風情報を見ながら、勝利に沸く玉城陣営の映像を今か今かと待っていたのですが、映像が流れたのは「Mr.サンデー」の後でした。

その映像を見ながら、デニーさんが両手を真っ直ぐに伸ばし体をくねらせて踊る歓喜の舞に引きこまれ、わたしもちょぴり勝利の酩酊気分に浸りました。

そこには、いまの日本にいちばん欠けているものがありました。

いちばん必要なものがありました。

明るさと正気です。

デニーさんの顔にはまったく邪気がありません。

正気が台風に乗って本土に上陸し、邪悪の巣窟官邸を直撃したのだとわたしは思いました。
(きっとあとで、それが分かることになるのではないでしょうか。)

総理は「残念だがしょようがない」と言ったそうですが、いくら恥知らずな人間でも、明るさと正気を前にしてはこそこそ逃げるしかないでしょう。

もう、生気も明るさも日本を見捨てたんだと思っていました。

あらためて、一人の人間の力の偉大さを思いました。

もちろん、たくさんの人の力が集まった結果であり、一人では何もできないのも事実ですが、それも1人の人間がいてこそのことです。

もとになるのは一人の人間です。





貴乃花はもう退場してほしい。

あなたは日本に、明るさ、爽やかさ、生気の反対の空気しかもたらさなかった。

国民のテンションをさげることしかしなかった。

あなたにそんな権利はないのです。

犠牲にし、ないがしろにしてきた沖縄が日本を救ってくれるかもしれない。 

希望が沖縄からやってくかもしれない。

その希望の光に目が覚めないようなら、もう日本は終わりです。

わたしは、国を変えるのは国民の意識だと言い続けてきました。

国民が権力を怖れる以上に、権力者は国民を怖れているのですから。

二階幹事長が敗因の分析をしなくてはと言っていましたが、安倍晋三に三選どころか永世総理とまで言っていたような人間であり、国民が子供を産まないのは我がままだと言っているような人間に、敗因の分析などできるわけがありません。

二階幹事長に限らず、自民党の人間に敗因の分析はできません。

それが分かるような人間なら、初めから自民党議員になんかなっていません。

あす、貧乏くじを引くことになる閣僚人事が決まります。

甘利、下村だけは許せない。













http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/553.html

記事 [政治・選挙・NHK251] 佐喜眞淳、落選の弁まで嘘だらけ 





佐喜眞淳、落選の弁まで嘘だらけ
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/63cbaa48ef55edb86957a5765e9a8492
2018年10月01日 のんきに介護






沖縄県知事選: 玉城デニー氏が初当選 辺野古反対派に追い風

※0:32〜佐喜真氏の敗戦の弁。





























http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/554.html

記事 [政治・選挙・NHK251] 『バイキング』で坂上忍ら出演者が杉田水脈と小川榮太郎を徹底批判! 安倍首相の責任も追及(リテラ)
『バイキング』で坂上忍ら出演者が杉田水脈と小川榮太郎を徹底批判! 安倍首相の責任も追及
https://lite-ra.com/2018/10/post-4287.html
2018.10.01 『バイキング』坂上忍ら杉田水脈と小川榮太郎を徹底批判 リテラ

    
    フジテレビ『バイキング』HPより


 自民党・杉田水脈衆院議員の“LGBTには生産性がない”という差別的主張について、「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」と徹底擁護した特集を組んだ「新潮45」(新潮社)の休刊問題。イギリスのガーディアン紙までもが「安倍の盟友による“同性愛者嫌悪”の記事で雑誌が廃刊」と題して取り上げたが、その一方で、テレビのワイドショーはこの問題をスルー。話題にしたのは『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)くらいだ。

 だが、そんななか、9月28日放送の『バイキング』が、遅ればせながら「新潮45」休刊問題を取り上げた。

 まず、司会の坂上忍は、「新潮45」が杉田議員の擁護特集を組んだことについて、「びっくりというより、ちょっと呆れちゃって。よくこの特集企画の企画が通ったなと思いましたね」と言い、番組は問題となった自称文芸評論家・小川榮太郎氏の“同性愛は性的嗜好”“LGBTを認めろというのなら痴漢の触る権利も社会は保障すべき”という主張を紹介した。

 ゲストコメンテーターのアンミカは、「涙が出てくるんですよ、見ていると。腹が立ってね」と言うと、声を震わせ、涙を流しながら、自らの体験を交えてこう語りはじめた。

「不勉強なのに勢いだけあるっていう、ほんとうに支離滅裂で、たちが悪い。人をすごく言葉のナイフで切り裂くというか」
「女性が活躍推進と言われているときに、こんなに人を生産性なんて言う、公の人が言葉でね。私も正直、高齢出産ができなかったタイプですけれども、生産性だけで人のことをこういうふうにぶった切って、しかもLGBTという個性で悩んでいる人たちに対して、痴漢という犯罪者と同じ土俵で扱うっていうのってどうなの? って」

 さらに、曜日レギュラーの橋本マナミも、「“同性愛は性的嗜好”と言っていること自体が間違えてますし、そこを理解していないことがおかしい」と批判した。

 小川氏の主張は酷い上に、多くの人を傷つけた──。こうした反応は当然のものだが、橋本はさらに「この方(小川)、優秀な方なんですよね?」と質問。そこで坂上は、こう切り出したのだ。

「この方って、安倍さんに近い人なんですか?」

 すると、曜日レギュラーの東国原英夫は、こう説明した。

「そうですね、安倍シンパですね。それでリベラル紙とかを相当叩いてこられた方、そういう論陣を張られていますね」

 これまで、テレビはもちろん、新聞の報道でも、「新潮45」の小川論文問題を取り上げても、なぜか小川氏と安倍首相の関係は指摘されず、『モーニングショー』などでジャーナリストの青木理氏が言及したくらいだった。

 だが、本サイトでは繰り返し述べてきたように、小川氏は、自民党下野時代に安倍首相の復活を目論む「安倍晋三再生プロジェクト」「安倍晋三総理大臣を求める民間人有志の会」の事務局的役割を担った人物で、2012年9月、安倍晋三と石破茂が争った同年の自民党総裁選の直前に出版された『約束の日 安倍晋三試論』(幻冬舎)なる安倍礼賛本でデビュー。その後も安倍礼賛本を発表する一方、昨年10月には『徹底検証「森友・加計事件」――朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪』(飛鳥新社)を出版。“モリカケは朝日新聞が創作した誤報だ!”という噴飯ものの陰謀論を展開した。

 しかも、『約束の日』や『徹底検証「森友・加計事件」』は、安倍氏の資金管理団体である「晋和会」や自民党が大量購入しており、選挙戦に利用されてきた。

■LGBT差別・痴漢擁護の小川榮太郎と安倍首相の濃密すぎる関係

 ようするに、小川榮太郎という自称文芸評論家は、最初から安倍晋三を支援する運動のなかで右派論壇に出てきて、安倍首相を礼賛し、安倍政権へ批判的なメディアに圧力をかけながら、スキャンダルを打ち消す世論をつくろうとし、ましてや安倍側から著書を購入してもらうという極めてベタベタな関係。安倍応援団のなかでも“御用のなかの御用”であり、安倍首相と“運命共同体”であると言っても過言ではない。

 今回、そうした人物が杉田議員を擁護するために登場したことは驚く話でもないが、 “LGBTを認めろと言うのなら痴漢の触る権利も社会は保障すべき”などと主張する小川氏が「安倍シンパ」であると『バイキング』はきちんと伝えたのだ。

 だが、『バイキング』ではさらに、新潮社が「新潮45」を休刊させたことに対しても批判。坂上は「それなりの立場の人がOK出さなかったら(組織が)縦割りといえどですよ、(あんな企画が)載るはずがないでしょ」と疑義を呈し、アンミカは「すごく事実が歪められて、すごい甘い認識で低い知識で書かれてるので、休刊だからイコール禊ではない」「議論の出口をしっかり探すっていうのが責任」と語り、休刊で幕引きをはかることはできないと指摘した。

 そして番組は、今回の騒動の、最大の問題点にも言及。言うまでもなく、そもそも差別言辞を世に垂れ流した杉田水脈議員と、その杉田議員を庇う安倍首相の問題だ。

 安倍首相は9月17日に出演した『NEWS23』(TBS)で、杉田議員のこの問題について問われると、「『あなた、お前、もう辞めろ』と言うのではなく、まだ若いですから、注意をしながら、仕事をしてもらいたい」と擁護した挙げ句、「党としても、多様性について尊重する党であります」などと述べたが、この言葉がスタジオで紹介されると、坂上は心底呆れたように、こう述べた。

「多様性ですか。はぁー。なんか、ものは言いようだなって思いますけど」
「多様性は結構ですけれども、辞めるとか辞めるなとかじゃなくて、これだけの騒ぎになっていて、じゃあ、あの杉田議員の寄稿文の内容は、党としてどう捉えているんですか? それを説明していないわけで、こんなの逃げ以外のなんでもないじゃないですか」

 また、アンミカも、「(安倍首相は)若いからとおっしゃりますけど、私から見たら若いとは思わないです」と至極当然のツッコミを入れ、安倍首相の杉田議員擁護をこのように批判した。

「党としてはちゃんと(杉田議員を)前に出して謝罪させるなりしないと、この問題は収まらないですし、これを庇うってことは、多様性を尊重するって言ってますけど、多様性を理解していない党の考え方と一緒です。2年弱したらオリンピックやってきますよね? オリンピック代表の方々も、カミングアウトして堂々と戦っているアスリートがいるなかで、日本は世界の恥です」

■反省なし!杉田水脈議員はお仲間講演会でLGBT差別論文を配布

 説明責任から逃げつづける杉田議員と安倍首相──。実際、杉田議員はマスコミから逃げてばかりだ。たとえば、9月28日にTBSは、自民党本部のエレベーター前で杉田議員に「新潮45」休刊についてどう受け止めているのかを直撃したのだが、杉田議員は向けられたカメラや取材者に目を合わせることなく「関知してません」と一言述べただけ。しかも、すぐさま踵を返し、階段を駆け下りてしまった。なんと驚いたことに、ダッシュで遁走してしまったのである。奇しくも、杉田議員が走って逃げた自民党本部内のその壁には、「責任を果たす」というキャッチコピーの安倍首相のポスターが貼られていた。

 しかし、その一方で、杉田議員は「生産性の部分は編集者が付け加えたもの」などと釈明しているという(「週刊文春」9月27日号/文藝春秋)。しかも、マスコミからは逃げるのに、歴史修正・極右講演会にはしっかりと出席しており、19日には「外務省 目覚めよ! 南京事件はなかった その2」という講演会に登壇。現在発売中の「FRIDAY」(講談社)によると、来場者全員に“LGBTには生産性がない”と書いた例の論文のコピーが配られたという。ようするに、いまだに何も反省していないのだ。

 そうやって杉田議員が歴史修正主義者の講演会で開き直っているのは、彼女を支持する極右仲間がいるからだろう。

 実際、小川榮太郎氏も19日に生出演した『AbemaPrime』(AbemaTV)で、「彼女は卑怯者だから逃げているんではありません。ただ、与党の……」と庇い、今回の『バイキング』でも、「新潮45」杉田擁護特集にも寄稿し、番組にもよく出演している評論家の八幡和郎氏に見解を求めていたが、八幡氏のコメント文は以下のようなものだった。

「杉田議員は、他の議員がおそれるような団体などにもしっかり問題提起される方。今回の記事も世間の「LGBT助成なんでも万歳」という風潮に疑問を呈するものなので批判的な反論は覚悟の上だろう。本当は出てきて議論したいはず」

 ほとんどの先進国が同性婚を認めているなかで、日本ではLGBTの権利を保障する法整備や支援がほとんどなくあきらかに遅れているのに、〈「LGBT助成なんでも万歳」という風潮〉と述べること自体に八幡氏の認知の歪みが滲み出ているが、このコメント文には坂上も「問題提起は別にいいんだと。そのアプローチの仕方が間違ってやいませんかって言ってるんですよ!」と怒りを剥き出しにした。

 だいたい、お仲間の講演会には元気に登壇し無反省な様子を見せる杉田議員は、八幡氏や小川氏が言うような“議論はしたいが自民党に止められていて表に出てこられない”という状態なのだろうか。東国原は、杉田議員が議論に応じない理由をこう喝破していた。

「杉田議員は謝らなくてもいいんですよ、政治家として信念をもって発言したならば、議論に応じなさい。ここです、問題は。議論に応じる能力がないから出てこないんですよ。何を言うかわからんし、支離滅裂。自分のなかでね、整理されていないと思いますよ」

 ヘイト発言、弱者叩きの発言でお仲間たちから喝采を浴び、それが社会から批判を受けると逃げの一手。そしてまたお仲間たちに擁護され、慰撫される──。こうした杉田議員の言動は、批判に晒されると極右メディアに逃げ込む安倍首相とまったく同じものではないか。

 「新潮45」の休刊によって話題が逸れ、問題が有耶無耶になれば、それこそ奴らの思うツボだ。自らの行動・発言に責任もとらない国会議員と、それを庇う総理大臣を、このままにしておくわけにはいかない。

(編集部)


バイキング 2018年9月28日 180928

※48:47〜杉田水脈議員、「新潮45」の休刊問題。再生開始位置設定済み。


















































http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/555.html

記事 [政治・選挙・NHK251] 辺野古基地NO県民の暮らし最優先玉城氏圧勝(植草一秀の『知られざる真実』)

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辺野古基地NO県民の暮らし最優先玉城氏圧勝
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/post-a37b.html
2018年10月 1日 植草一秀の『知られざる真実』


沖縄県知事選で玉城デニー氏が圧勝した。

玉城デニー(無所属・新)=当選 396,632票
佐喜真淳(無所属・新)     316,458票
兼島俊(無所属・新)        3,638票
渡口初美(無所属・新)       3,482票

当日有権者数は114万6815人。投票率は63.24%(前回64.13%)だった。

期日前投票者数は過去最多の40万6984人で、投票者数約72万5000人の半数を超えた。

玉城氏の得票数は、1998年に稲嶺恵一氏が獲得した37万4833票を超えて沖縄県知事選で過去最多となった。

まずは、沖縄県の主権者の良識ある判断と行動に敬意と感謝の意を表明したい。

この選挙は沖縄の未来を左右するとともに、日本政治全体の今後の方向性に大きな影響を与える重大性を有していた。

安倍晋三氏が自民党党首に3選された直後の最重要選挙であり、安倍内閣新体制にとって、極めて重要な最初の試金石であった。

また、玉城氏が辺野古米軍基地建設反対の意思を明示して選挙に臨んだことから、選挙は辺野古米軍基地建設の是非について、沖縄県民の総意を問う意味を兼ねていた。

辺野古に新しい米軍基地を建設する必然性・必要性はすでに消滅している。

沖縄の基地負担は明らかに過大で、日本政府は米国政府に辺野古基地建設の中止を伝達するべきである。

しかし、安倍内閣は米国に対して何も言えない政権と化しており、沖縄に理不尽な仕打ちを示し続けてきた。

翁長雄志前知事が急逝したことから、11月に予定されていた知事選が繰り上げ実施されることになった。

安倍内閣は翁長知事が埋め立て承認を撤回した後、法廷闘争に持ち込み、辺野古基地問題を争点からはずして知事選を戦う計画だった。

ところが、埋め立て承認撤回の直前に翁長知事が急逝し、翁長氏の遺志を受け継いで沖縄県が埋め立て承認を撤回したことから、辺野古米軍基地建設の是非が知事選の最重要争点に位置付けられることになった。

知事選はオール沖縄の後継者としての玉城デニー氏と安倍政権が支援する佐喜眞淳氏による、事実上の一騎打ちになった。

辺野古米軍基地建設の是非が最重要争点と位置付けられるなかで、玉城氏が基地建設反対の立場を明確にしたのに対し、佐喜眞氏は最後まで基地建設に対する態度を表明しなかった。

佐喜眞氏が当選すれば基地建設を容認することは間違いないとすべての主権者が判断していたが、佐喜眞氏は態度を明らかにしなかった。

主権者に対して誠実さを欠く行動であったと言わざるを得ない。

佐喜眞氏は「対立から対話へ」の言葉を掲げたが、「対話」を拒否して「対立」だけを生み出してきたのが安倍内閣である。

その安倍内閣が支援する候補が「対立から対話へ」を掲げたことが、沖縄の主権者にとって理解不能なものであったことは想像に難くない。

辺野古基地問題とともに沖縄の主権者が重視したのが、生活=経済問題、沖縄振興策である。

佐喜眞氏は「県民の暮らし最優先」の言葉を掲げたが、この言葉にも強い違和感がつきまとった。

佐喜眞氏は経済政策について、安倍内閣との距離の近さをアピールし、政府主導の政策による沖縄振興策を訴えたが、安倍内閣の経済政策そのものが「県民最優先」、「国民最優先」のものになっていなかった。

安倍内閣が掲げる「アベノミクス」は大資本利益拡大だけを目指すものになっている。

現実に、第2次安倍内閣発足後の日本経済が著しい低迷を続けるなかで、大企業の利益だけが突出して拡大した。

大企業収益は史上空前の水準に達し、株価が大幅に上昇したが、その裏側で労働者の実質賃金水準は減少し続けた。

「働き方改革」という名の「働かせ方改悪」では、長時間残業の合法化、定額残業させ放題制度が大幅に拡張される法制が強行導入された。

沖縄の労働者に占める非正規労働者の比率は日本一だが、正規労働から非正規労働へのシフトを加速させてきたのが安倍内閣なのである。

玉城候補は選挙戦を通じて、すべての人に手を差し伸べる政治を訴えかけた。

これこそまさに「県民の生活最優先」の政策提案であった。

私が「県民の生活最優先なら玉城氏選出が妥当」と主張し続けたのは、このためである。

沖縄の主権者は、安倍内閣による利益誘導、権力を楯にした「金の力で県民をひざまずかせる」選挙に断固NOの姿勢を明示した。

輝かしい選挙を展開したと言える。

ここから、新しい沖縄の歩みが始まる。そして。それは日本刷新への第一歩でもある。



http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/556.html

記事 [政治・選挙・NHK251] 選挙のときのデマは、無礼講ってか、上念司さん 
選挙のときのデマは、無礼講ってか、上念司さん
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/8781ee4f0af6afed2651e6e115f5fc31
2018年10月01日 のんきに介護





ホラを吹いて、人を傷つけるデマ吐くだけ吐いて、

「選挙とはこういうものだ」と不満顔とは、どういう了見だ。

デマを吐いたら、きちんと謝罪しなさい。

たとえば、スウェーデンでは、

謝罪で済まない。懲役を食らってしまうよ。





























http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/557.html

記事 [政治・選挙・NHK251] 何でもアリで臨んだ沖縄で惨敗…安倍政権の終わりの始まり(日刊ゲンダイ)



何でもアリで臨んだ沖縄で惨敗…安倍政権の終わりの始まり
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/238567
2018/10/01 日刊ゲンダイ

 
 圧勝した玉城デニー氏と惨敗の佐喜真淳氏(右)/(C)日刊ゲンダイ

 驕れる安倍政権に痛烈な一撃だ。事実上の一騎打ちとなった沖縄県知事選。数千票差で決する大接戦とみられていたのが、フタを開けてみれば、約8万票も差をつけられての惨敗だった。組織をフル稼働させ、万全の態勢で臨んだ自公は、まさかの敗北に真っ青になっている。

■上から目線のゴリ押しはもう通用しない

 9月30日投開票された沖縄県知事選は、「オール沖縄」が支援した玉城デニー前衆院議員(58)が、自民・公明・維新・希望推薦の佐喜真淳前宜野湾市長(54)を大差で破って初当選した。一部メディアでは午後8時の投票終了と当時に「当確」が出る圧勝だった。沖縄知事選の過去最多得票数を記録した。

 自民党総裁3選を決めたばかりの安倍首相にとって、このダメージは計り知れない。

 何しろ自公両党は党幹部が沖縄に常駐し、所属議員や秘書、カネをかつてない規模で投入する総力戦を展開。

 自民党は二階幹事長や菅官房長官、客寄せパンダの小泉進次郎筆頭副幹事長らが何度も沖縄入りするなど、国政選挙を上回る力の入れようだった。これで負けたら目も当てられない。

「安倍首相を看板にして来年春の統一地方選、夏の参院選を戦えるのかという話になってくる。求心力の低下は避けられません」(自民党関係者)

 それにしても、異様な選挙戦だった。台風の直撃もあって、期日前投票が有権者の35%を超えたのも異例だが、佐喜真陣営は米軍基地の辺野古移設という最大の争点を隠蔽。カネと物量で圧倒し、業界団体に「期日前実績調査票」を提出させるなど、徹底的に締め付けた。テレビでは自民党のCMがバンバン流れ、ネット上には玉城氏に対する中傷デマが飛び交った。

 現地で選挙取材を続けたジャーナリストの横田一氏が言う。 

「玉城陣営は『アリがゾウに挑むようなもの』と言っていたほどで、カネも人員も宣伝量も圧倒的な差がありましたが、最後は沖縄の良識が勝ったのだと思う。辺野古移設をゴリ押しする安倍政権の意を受けた佐喜真陣営は、選挙戦では辺野古のヘの字も言わない二枚舌で、携帯電話料金の値下げや公共事業費アップなどカネの話ばかりしていた。札びらで顔をはたくようなものですが、知事に携帯代を下げる権限はないから偽札なのです。あまりに沖縄県民をバカにしている。経歴から日本会議との関係を消したり、デマを拡散したりと、勝つためならルールも無視する汚いやり方には、与党支持者からも反発の声が上がっていました。本土の安倍政権にウチナーンチュが怒りの声を示したわけで、草の根の勝利です」

■問われたのは体質そのもの

 玉城氏は無党派層の7割から支持を得たほか、自民、公明支持層の2割程度も玉城氏に流れたとみられる。中央の意向を押し付ける強権的なやり方が嫌われたのだ。

 争点を隠し、勝つためならデマも利用し、「こっち側につかなければ干す」と脅しをかける。団体を締め付け、バラマキで懐柔する。もう、こういう傲慢なやり方は通用しないということだ。総裁選で安倍首相を圧勝させるため、上から締め付けたことが反発を招いて、地方票が伸び悩んだのと構図は同じである。

「総裁選の地方票で党員から見放されたのに続き、沖縄の有権者からも『NO』が突き付けられた。これは深刻な痛手ですよ。問われたのは、民意を無視して基地移設を押し進める安倍政権の体質そのものだからです。知事選の結果は、数の力を背景に、権力を振りかざして少数派を黙らせる安倍1強政治に対する不信任といっていい。これでも謙虚にならず、内閣改造でオトモダチ重用人事を断行するようなら、国民世論が黙っていない。政権の“終わりの始まり”がハッキリ見えてきました」(政治評論家・野上忠興氏)

 沖縄県知事選での惨敗は、安倍政権ご臨終の一里塚だ。

































http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/558.html

記事 [政治・選挙・NHK251] 小堀邦夫宮司が天皇が靖国神社を壊すつもりだと喚いている。こいつは、多分、筋金入りの反日・売国奴であり、ネトウヨだな 
小堀邦夫宮司が天皇が靖国神社を壊すつもりだと喚いている。こいつは、多分、筋金入りの反日・売国奴であり、ネトウヨだな
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/e734a8978a5df058bb10b9572081bb73
2018年10月01日 のんきに介護




清水 潔@NOSUKE0607さんが



と言ってるぞ。

実際、このおっさん、何者だろうな。

大日本帝国の兵隊を背負っているような

傲慢さを感じる。

しかし、上官然とした、

このおっさんの厚かましさこそが多くの兵を死地に追いやった悪だぞ。

宗教を利用しなければ、人の上に立てないのか。

恥ずかしいとは思わんのか。

国家神道なんて大体が

江戸末期、

キリスト教はモルモン教から

三位一体説を借用して天皇を唯一神にでっち上げたと聞くぞ

(拙稿「「復古(国家)神道」とは何か。創始者・平田篤胤は、何を参考にしたか」参照)。

☆ 記事URL:https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/3f594df9f02f6e0f9c1eaaefa8b1b0fc

所詮、邪教だよ。

それに宮司が天皇陛下を公然と批判したことで、

益々、天皇の神性が崩れ落ちたぞ。

どうするの?

切腹してみるか。


<追記>

こんな報告がある。



なるほど、隠そうとしても出てくる

女性蔑視な感覚ということだな。


2018年10月1日夕方 記



「陛下は靖国を潰そうとしてる」靖国神社トップが「皇室批判」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180930-00000017-pseven-soci
NEWS ポストセブン 9/30(日) 16:00配信 週刊ポスト10月12・19日号


小堀邦夫宮司(共同通信社)

問題発言の音声データを公開(動画)



 天皇が「深い悲しみを新たにいたします」と述べた平成最後の終戦記念日、靖国神社(東京・九段北)には安倍晋三首相はじめ現役閣僚の姿はなく、中国や韓国も一頃ほど神経をとがらせなくなった。しかし、その落ち着きの裏で、靖国神社は“爆弾”を抱えていた。来年、天皇の「代替わり」と創立150年が重なる大きな節目を目前に、前代未聞の問題発言が神社トップである宮司から飛び出したのだ。

◆「そう思わん?」「わかるか?」

 靖国神社では今、来年の創立150年に向け、境内のいたるところで改修工事が行なわれている。だが、その内部では、修復不可能なほどの“綻び”が生じていた。

 6月20日、靖国神社の社務所会議室で行なわれた「第1回教学研究委員会定例会議」で、その重大事は起きた。今年3月に第十二代靖国神社宮司に就任した小堀邦夫氏(68)が、創立150年に向けて新たに組織したのが「教学研究委員会」だった。これからの靖国神社がどうあるべきかを考えるとして、第1回の会議には、小堀宮司以下、ナンバー2である権宮司など職員10人が出席したことが当日の議事録に残されている。

 その会議の場で、靖国神社のトップである小堀宮司から、驚くべき発言が飛び出した。

「陛下が一生懸命、慰霊の旅をすればするほど靖国神社は遠ざかっていくんだよ。そう思わん? どこを慰霊の旅で訪れようが、そこには御霊はないだろう? 遺骨はあっても。違う? そういうことを真剣に議論し、結論をもち、発表をすることが重要やと言ってるの。はっきり言えば、今上陛下は靖国神社を潰そうとしてるんだよ。わかるか?」

 さらに発言は、代替わりで次の天皇となる皇太子夫妻にも向けられた。

「あと半年すればわかるよ。もし、御在位中に一度も親拝(天皇が参拝すること)なさらなかったら、今の皇太子さんが新帝に就かれて参拝されるか? 新しく皇后になる彼女は神社神道大嫌いだよ。来るか?」

 静まり返る会議室で小堀宮司の高圧的な口調の“独演”と、速記のキーボードを打つ音だけが響く──。

 この会議は、小堀宮司の意向もあって複数の出席者が記録のために録音していた。宮司の「総括」から始まる110分に及ぶ音声データを本誌は入手した。

 小堀宮司が語気を強めたのは、今上天皇が即位以来、一度も靖国を参拝したことがない一方、かつての戦地を訪れ、戦没者の霊を慰める旅を続けてきたことを指しているとみられる。皇室ジャーナリストの久能靖氏はこう言う。

「今上天皇が靖国を参拝されない理由はわかりません。が、あえて推察すれば、昭和天皇が1978年のA級戦犯合祀以来、靖国においでにならなくなった、その思いを咀嚼されたのではないかと考えられます。今上陛下は戦争体験をお持ちで、戦中の国民の苦しみは直接ご存じでした。だからこそ、国内外にわたるすべての戦地で慰霊を行ないたいというお気持ちになられていたと思います。天皇陛下の慰霊の旅は、強い信念に基づいて行なわれているものでしょう」

 その慰霊の旅が、小堀宮司の目には靖国神社を否定する行為に映っていると、靖国神社関係者が言う。

「小堀宮司からすれば、英霊の御霊は靖国にこそあり、戦地にはない。にもかかわらず、今上天皇は靖国よりも慰霊の旅を選んでいるとなると、靖国の存在意義を否定することになってしまうという思いがあったのではないか」

 しかし、この発言は靖国神社内でも問題視された。

「勅祭社(天皇が例祭などに勅使を派遣し、奉幣を行なう神社)としての靖国神社の性格を考えると、天皇陛下を批判するような発言は、宮司として問題ではないかという声が上がっています」(同前)

◆「お前の説教、聞きたくないよ」

 靖国神社は来年までに天皇の参拝を実現させようとしていた。靖国神社職員はこう語る。

「平成の御代のうちに天皇陛下にご参拝をいただくことは、私たち靖国神社からすると悲願なのです。小堀宮司は、“平成の御代に一度も御親拝がなかったらこの神社はどうするんだ”と口にしていました。そうして宮内庁に対し、宮司自らが伺って御親拝の御請願を行なうための交渉を内々にしているのですが、まだ実現の目処は立っていない」

 小堀宮司は専門紙「神社新報」で、〈(創立)五十年目に大正天皇が行幸され、百年目には昭和天皇が皇后とお揃ひで行幸されてゐます。そして来年、百五十年といふ大きな節目の年がやってくることの重大さは、御代替りと相俟って深刻に考へてゐます〉(7月30日付)と語っていた。

 天皇の参拝を求める焦りが発言の背景にあったのだろうか。問題発言に至るやり取りを見ると、小堀宮司の真意が分かる。

 この日の会議は、靖国の創立百五十年史略年表の作成・出版などについて話した後に「戦犯に対する誤解や東京裁判の不当さについて調査考証する」という議題に入った。そこで出席者の職員が「富田メモ」について言及したことが、小堀発言に繋がった。

 富田メモとは、富田朝彦元宮内庁長官(在任は1978〜1988年)が昭和天皇の非公開発言を記したメモで、靖国にA級戦犯が合祀されたことに関し、「だから、私はあれ以来参拝していない。それが私の心だ」との記述があった。2006年に日経新聞がメモの存在をスクープすると、「昭和天皇の真意が分かる超一級史料」と評価される一方、「陛下の真意とは限らない」と否定的意見も上がり、真贋をめぐる大論争となった。それに伴い、A級戦犯の靖国神社への合祀の是非や、小泉純一郎首相(当時)の靖国参拝議論も過熱した。

 靖国神社はこの富田メモについて、現在に至るまで一切コメントしていない。だが、実際は“深い棘”として刺さっていたようだ。

 この富田メモについて、職員が、「もしそれが本当の昭和天皇の発言だったらどうするんだ、ということで私は真剣に考えましてですね」と言い出し、合祀の経緯を振り返った上で、こう熱弁を振るった。

「このまま時代を50年、100年経過していったときにどういうふうな説明をして、国民が理解していけるのか、というところの先読みしたような考え方を持っていく必要があるんじゃないか」

 ところがこの職員の発言を、小堀宮司はいきなり遮り、切って捨てた。

「お前の説教、聞きたくないよ。しょうもない。お前のどこに戦略があんねん。『これ知ってます、私はこれ知ってます』っていう話ばっかりやないか。どうやって戦うかを考えるんがこの仕事やないか。何も恐れる必要はない。間違ってたら間違ってたと言えばいい。

(中略)戦略を考えるのは俺が考える。君らが考えんでいい。一番大きな問題はあの慰霊の旅です。気がつかないのか君たちは」

 そうして、冒頭の発言が飛び出した。つまり、小堀発言は富田メモから連なる、天皇と靖国の“複雑な関係”が伏線にあったのだ。

「富田メモについては靖国神社の中でも“タブー扱い”されてきた。昭和天皇、今上天皇の御親拝が途絶えている真意についても触れないできたわけです。

 小堀宮司は、そうした空気の中で、トップとしての風格を見せる狙いもあってああした物言いをしたのではないか。『戦う』『戦略』といった言葉からは、どんな事情が背景にあるにせよ、とにかく天皇の御親拝を実現させたいという強い意思を感じます。しかし、それが実現しないことの不満となれば、天皇陛下への批判となってしまう。靖国神社が抱えるジレンマが、ついに噴出してしまったということでしょう」(前出・靖国神社関係者)

◆「皇太子さまは輪をかけてくる」

 発言の主である小堀宮司とは、どんな人物なのか。

 小堀宮司は、3つの大学、大学院を出たあと伊勢神宮に奉職。以来、伊勢神宮一筋で、宮司を補佐する禰宜(ねぎ)という要職に登り詰めた。

 靖国の前宮司・徳川康久氏が、戊辰戦争の“賊軍”である幕府軍や会津軍の戦死者も合祀に前向きな姿勢を示したことなどが問題視され、「一身上の都合」で辞任したのを受けて、靖国の宮司に就任した。

 伊勢神宮時代には、メディアにも何度か登場している。2016年に天皇が生前退位の「お気持ち」を表明された際には、中日新聞(2016年8月9日付)の取材に、〈苦心されてお言葉を選ばれたのだろう。天皇陛下が『伝統の継承者』であり続けるため、現行制度の問題を問い掛けているのでは〉と賛同する姿勢で答えていた。

 ところが、教学研究委員会では、まったく別の意見を述べている。

「あのビデオメッセージで譲位を決めたとき、反対する人おったよね(中略)正論なんよ。だけど正論を潰せるだけの準備を陛下はずっとなさってる。それに誰も気がつかなかった。公務というのはそれなんです。実績を陛下は積み上げた。誰も文句を言えない。そしてこの次は、皇太子さまはそれに輪をかけてきますよ。どういうふうになるのか僕も予測できない。少なくとも温かくなることはない。靖国さんに対して」

 生前退位に反対だったという本音をにじませ、皇太子に代替わりしても靖国との距離は広がるばかりだと危惧しているように聞こえる。

◆「僕、出てませんよ」

 一連の小堀宮司の発言について、宗教学者の島田裕巳氏はこう読み解く。

「伊勢神宮は神社の世界では別格扱いで、そこにいたという自負が小堀宮司にあるはず。その感覚には少し浮き世離れした部分があり、発言がどのような問題を引き起こすかを認識しないまま思った通りに本音を話してしまったのではないか。

 ただし、現在の天皇が靖国神社を参拝されないのは、好き嫌いの問題ではなく、政教分離の問題が大きいはず。なにより宮内庁が止めるはずです。昭和天皇の参拝が途絶えた経緯においても、A級戦犯の合祀より、当時の中曽根康弘首相が国際社会の反発を予想せずに公式参拝したことの影響が大きい。それは安倍首相が強行した参拝も同様で、首相参拝へのハレーションが、ますます靖国神社と天皇の距離を遠くしているという状況がある。果たして小堀宮司はそうした複雑さを理解した上で発言しているのでしょうか」

 本誌は一連の発言の真意を確認するため、9月26日早朝、小堀宮司の自宅前で本人を直撃した。

──6月20日の教学研究委員会で話されたことについてお聞きしたい。

「何も知らないですよ」

──いや、小堀さんが話されたことですよ。

「教学研究委員会、僕、出てませんよ」

──教学研究委員会ですよ。

「ええ、出てませんよ」

 そう質問を遮って、迎えの車に乗り込んだ。

 靖国神社に会議での発言について見解を求めた。

「教学研究委員会は、社外公開を前提としたものではございませんので、各委員の発言を含め会議内容などの回答は控えさせていただきます。また当委員会では、世代交代が進む御遺族・崇敬者のみならず、多くの人々に当神社をご理解いただくべく、神社運営や教学について研究・協議を始めたばかりです。その過程において、協議内容の一部分を抽出し、神社の見解とすることはございません」(広報課)

 前述の富田メモは、靖国問題についての昭和天皇の「本音」が記されていたとして議論を巻き起こした。

 それに対する靖国トップの「本音」と言うべき小堀発言は、どのような波紋を呼ぶのだろうか。

*音声データは「News MagVi」(https://twitter.com/News_MagVi)にて公開中。











































http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/559.html

記事 [政治・選挙・NHK251] 玉城デニー沖縄の星誕生!、一方の佐喜眞陣営はネトウヨに足を引っ張られたと(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2018/10/post-2793.html
2018年10月 1日


初めに、玉木デニーが勝利して本当に良かった!

政府の物量作戦や組織力、そして言われなきデマ攻撃とありと
あらゆる攻撃を仕掛けられて、又政権与党側の候補者が勝利
するのではないかと思っていたが、蓋を開けたら玉木デニーの
大勝利!、本当に感激した。

沖縄県民の方たちの覚悟を見せてもらって、これからの選挙が
とても心強くなった。

さて、ここからはネトウヨは百害あって一利なしのお話。

一生懸命、玉木デニーが知事になったら中国に乗っ取られると
陰謀論を振りかざして玉木デニーの落選運動に躍起になって
来たネトウヨさんたち。

あれだけ一生懸命、佐喜眞をアシストして来たのに、結果は台
風直撃にもかかわらず、投票率は63・24%で、前回の64・13
%とほとんど変わっていない。

しかも得票は39万6632票にも上り、1998年に稲嶺氏が獲得
した過去最多の37万4833票をも上回った。

おまけに自公が推す佐喜眞に8万票超の大差を付けた。。。

投票日に勢力の強い台風通過にもかかわらず、玉城デニーに
思いを託した県民の熱い思いが伝わるようだ。

結果、精いっぱい玉木デニーを陥れたつもりのネトウヨ・ネトサ
ポたちの神通力は、沖縄県民の良識にはまったく届かなかった。

それどころか、佐喜眞陣営はネトウヨに足を引っ張られたかもし
れないとまで言っている。

ネット右翼に足を引っ張られた佐喜眞候補【沖縄県知事選挙
現地レポ〜敗北の分析】

           10/1(月) 5:30 古谷経衡 | 文筆家/著述家

>争点にすらならない「中国沖縄侵略説」

>少し考えれば常識で分かるデマである。沖縄の有権者は、こ
ういったデマを一蹴した。

>沖縄保守の静かな憤慨

>連中、星条旗と日章旗を一緒に掲げて中国の侵略がどうの
こうのと・・・。正直、やめて欲しかった。勘弁して欲しかった。
冗談じゃないよ


今まで散々ネトウヨ・ネトサポを利用して来て、デマ攻撃をかけて
散々嫌がらせをしてきた政権与党だが、今回は、その悪意も実
らなかった。

かえって佐喜眞への票が伸びず、完全なる敗北に終わってしま
い、自分たちの首を絞める結果に。。。。。

自業自得と言う事だ。

今回の沖縄の方の民意を見ていると、ネトウヨのようなデマや悪
意がいつまでものさばり続けられるとはいかない事も分かった。

惑わされない方も大勢いる。

もちろん、沖縄の方の覚悟が本土の人間とは全然違っていたと
いうことになるが。

と言う事で、今回の結果を踏まえて、ネトウヨ・ネトサポさんたち、
次の選挙も頑張ってください(笑)




http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/560.html

記事 [政治・選挙・NHK251] 沖縄県知事選(小笠原誠治の経済ニュースゼミ)
沖縄県知事選
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51756113.html
2018年10月01日 小笠原誠治の経済ニュースゼミ


 清々しい朝です。

 沖縄県知事で玉城デニー氏が当選しました。

 しかも、結構な差を付けています。

 それにしても、あれだけ大物を沖縄に送り込みながらこんなに差が付いたのか?

 AERAが報じています。

 「ある国会議員は、世論調査でも基地問題が最大の争点になっているのに、戦争中の話をわざわざ持ち出して、『沖縄の人たちはよく戦ってくれた』という話をしました。たしかにその通りなのですが、玉砕させたのは本土の人間でしょう。沖縄の人は、本土の人がこういう“愛国漫談”をすると、トゲに触れたように敏感に反発する。なぜ、佐喜眞陣営はこんな話をするのを止めなかったのか。おそらく、安倍政権には何の意見も言えないんでしょうね。そのことがわかって自民・公明の支持者が逃げた」(同)

さらに、古谷経衡氏は、次のように分析しています。

 しかし前述した在沖縄のネット右翼活動家らや、及び全国に存在するネット右翼の、「善意による」佐喜眞氏への勝手連的な応援は、沖縄の有権者に佐喜眞氏への親近感を高めるどころか、却ってマイナスの材料になったのではないか?と私は観ている。

 彼らは口々にこう絶叫した。

「玉城デニーが知事になったら、沖縄は中国にのっとられます」

「玉城デニーが知事になったら、中国の工作員が沖縄を破壊します」

 このような、トンデモ陰謀論とも思える連呼とセットに佐喜眞氏を応援することで、常識的な感覚を持った有権者の多くは、むしろ佐喜眞氏へのネガティブイメージを持つに至ったかもしれない。

「親方思いの主倒し」という言葉がある。親方を思ってよかれと思ってやった行為が、結果として親方の迷惑になる、という意味だ。

「玉城デニーが知事になったら、沖縄は中国にのっとられます」

 という絶叫とセットで行なわれた佐喜眞氏を支持する勝手連的訴えは、まさにネット右翼による「親方思いの主倒し」の典型ではないだろうか。

 沖縄に中国の工作員などいないし、彼らの破壊工作を沖縄二紙が隠蔽しているはずが無いことは、他でもない沖縄県民が一番よく知っているからだ。


 要するに、ネトウヨ評論家などが勝手連的に佐喜眞陣営を応援した訳だが、そのやり方が余りにも卑劣で品がなかった、と。

 青山繁晴は、「翁長前知事は中国共産党から初代琉球王になれると確約されてた」などと言っていたと言いますが、全くいい加減な主張だったのです。

 でも、そうした考え、そうしたやり方は、ネトウヨの親分とも言えるアベシンゾウの影響を強く受けていると言えます。

 アベシンゾウは、立場上、そのようなことを直接口にすることはなくても、信条は同じ。だから、そのような考えの人々と共鳴し合うのです。

 だとしたら、今回の沖縄県知事選は、アベシンゾウの敗北と言ってもいい。
 

 佐喜眞氏は宜野湾市長選のとき、「ディズニーランドを誘致します」と言っていたらしいのですが、今回、ディズニーランドではなく、デニーランドを招致してしまったのです。

 携帯電話の料金を4割下げるなどと言って勝てると思ったのだったら、余りにも有権者をバカにしています。



 
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http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/561.html

記事 [政治・選挙・NHK251] 金正恩に「恋した」トランプで非核化交渉進展間違いなしだ  天木直人 :国際板リンク 
金正恩に「恋した」トランプで非核化交渉進展間違いなしだ  天木直人 

http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/176.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/562.html

記事 [政治・選挙・NHK251] 宜野湾市長は松川氏 (辺野古はぼかし。デズニーは?)
 知事選に隠れて全く注目されなかった市長選。前市長のデズニーランド誘致の公約破りは問題にならなかったのか。別市への軍事基地移転問題は暈されて争点から隠されたようだが。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)
宜野湾市長は松川氏 前市政継続を信任 「オール沖縄」候補を破る
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/gallery/322844?ph=1
2018年10月1日 05:15

 【宜野湾】米軍普天間飛行場問題を最大争点に、暮らしや街づくりの在り方が問われた宜野湾市長選が30日投開票され、政府与党の支援を受けた無所属新人で前副市長の松川正則氏(65)=自民、公明、維新推薦=が2万6214票を獲得し、初当選を果たした。「オール沖縄」勢力が支援した無所属新人で県高校PTA連合会前会長の仲西春雅氏(57)=社民、共産、社大、立憲民主、自由、国民民主推薦=を5239票の大差で退けた。投票率は64・26%で、前回2016年1月の市長選挙を4・46ポイント下回った。

*(画像略)当選を決め、支持者とともに万歳で喜ぶ松川正則氏(左から3人目)=30日午後11時11分、宜野湾市普天間(古謝克公撮影)

 松川氏は副市長としての実績を基に前市政の継承発展を前面に掲げて選挙戦に臨んだ。普天間問題については両氏とも早期閉鎖・返還、固定化阻止を訴えたが、名護市辺野古の新基地建設に反対する仲西氏に対し、松川氏は賛否を示さなかった。市民は、普天間の返還や運用停止の実現を優先した形となる。

 一方の仲西氏は、昨年12月に市内保育園、小学校で起きた米軍ヘリの部品落下事故を受け、学校上空の米軍機飛行停止などを実現する「教育環境の改善」を前面にアピールしたが、市民に浸透しきれなかった。

 松川氏は1953年9月20日生まれ。市野嵩出身。73年に宜野湾市役所に採用された。76年琉球大学短期大学部法経学科卒業。議会事務局次長、局長を歴任し、2012年2月末に退職。同年3月から18年9月12日まで副市長を務めた。

松川氏「政策に力注ぐ」
 松川正則氏の話 副市長6年半の実績に期待いただいたと思う。有権者に感謝したい。市長の重責は熟知している。宜野湾を一番にする多様な政策に、さらに力を注ぐ。米軍普天間飛行場の固定化は許さない。埋め立て承認撤回など県の動向も見極めて行動したい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)


http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/563.html

記事 [政治・選挙・NHK251] 相沢記者が語る「森友事件の本質」と「移籍の思い」 大阪日日新聞 

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相沢記者が語る「森友事件の本質」と「移籍の思い」
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/180928/20180928087.html
2018年9月28日 大阪日日新聞

 NHKを先月末に退職し、新日本海新聞社が発行する大阪日日新聞に移籍した相沢冬樹記者(55)は、森友学園への国有地売却問題を一貫して取材してきた。移籍後も、森友事件を追及しているが、そもそも、なぜ大手メディアから地方紙の記者に転身したのか。相沢記者は、「どこにもしがらみはなく、遠慮もいらない」(吉岡利固・新日本海新聞社社主)を基本とする報道姿勢に感銘を受けたと言う。森友事件の本質と移籍の思いを聞いた。

     
     森友事件と移籍について語る相沢記者

−NHK退職の経緯は。

 突然、大阪の報道部から考査部へ異動を命じられました。私は森友事件を中心になって取材し、そのことはNHK内の誰もが認めていた。そして、異動が伝えられた5月は、財務省の背任事件に対する大阪地検特捜部の捜査がヤマ場を迎えていた時期で、しかも、いつ終わるか分からない。そんな時期に取材担当者を代えますか。異動先の考査部は番組を放送後に講評する部署です。これは私にとって左遷と言うより、記者という生きがいを奪う行為です。生きがいを奪われたから退職を決意しました。

 −「森友問題スクープ記者を“左遷”     NHK『忖度(そんたく)人事』の衝撃」と日刊ゲンダイに報じられたが。

     
     視察に訪れた参院予算委の与野党理事らに応対する籠池泰典氏(手前左から2人目)=2017年3月16日午後、大阪府豊中市

     
     森友学園の小学校名の経緯を明らかにした籠池氏の報告書

 組織内部のことは分かりませんが、森友事件で私が特ダネニュースを出した後に報道局幹部が激怒したこと、別の特ダネを出す際に圧力があったことは事実です。「近畿財務局が国有地売却前に森友学園側から、支払える上限額を聞き出し、その金額以下で売った」というニュースを放送しましたが、放送後、私の上司に報道局幹部から、なぜこのニュースを報じたのかという怒りの電話がかかってきました。

 そして「財務省が学園側に対し、実際にごみを大量に撤去したように説明してほしいと口裏合わせを求めていた」というスクープニュースを出すに当たっては、報道局幹部の了解を取り付けるためにハードルの高い取材を求められ、全てをクリアして放送する直前に、情報が野党に漏れているという理由であやうく放送がボツになりかけました。しかも、特ダネなのにニュース7の一番最後の項目という扱いでした。何かに忖度したとしか言いようがありません。

 −もともと、森友問題の取材を始めたきっかけは。

 森友問題が明らかになったのは昨年2月8日。豊中市の木村真市議が、森友学園に売却された国有地を巡り、国が売却額を明らかにしないのはおかしいと情報公開を求めて提訴したことがきっかけです。記者会見を聞いてみると、他の全ての国有地は売却額が公表されているのに、この土地だけ開示請求しても出てこない。そしてこの土地に建つ小学校の名誉校長は安倍昭恵首相夫人。その瞬間に何かある、話が大きくなると直感しました。そこから私の取材はスタートしました。

 籠池泰典理事長(当時)は最初に各社のインタビューに答えた後、取材に応じなくなりましたが、その後、学園側から私に電話があり、単独インタビューに応じると伝えてきました。「相沢さんが信用できると思ったから」という話でした。理事長とのやりとりで信用されたのだと思います。

 −森友事件をどう捉えるか。

 二つの謎が残されたままです。一つは、なぜ、疑問のある小学校が認可されようとしていたのか。もう一つは、なぜ、国有地がごみの撤去費の名目で鑑定額から8億円以上も値引きされて売却されたのか。そもそもごみは撤去の必要があったのか。問題の土地は、森友学園の前に大阪音楽大が売買交渉をしていました。ここでは、ごみは問題にならず、大阪音楽大が数億円の買い取り価格を提示しても、折り合いませんでした。数億円で折り合わないものを、なぜ1億3400万円で売ったのか。おかしなことだらけです。

 −問題の本質は何か。

 誰が見てもおかしな土地取引なのに、財務省の担当者も、財務相も、首相も「問題ない」と言い切る。関係書類の提出を求めても「廃棄したからない」と言い切る。ところが後から出てくる。しかも改ざんされていたと分かる。誰が見てもきちんとした説明はされていないのに、「十分説明した。もう終わった」と、子どもでも分かるような嘘(うそ)を政治の力で押し通した。嘘を突き通せば嘘がまかり通ることを世の中に知らしめてしまった。多くの人が無力感、さらには政治への絶望を感じているのではないでしょうか。

 森友事件は私がNHKを辞めて記者を続けようと思った大きな理由の一つです。この1年半、「自分はこの事件を取材するために記者になったのだ」と宿命的なものを感じながら取材してきました。先ほど挙げた二つの謎を解明するまで取材を続けるつもりです。

 −大阪日日新聞を移籍先に考えた理由は。

 知人を介して7月下旬に、吉岡社主に初めて会いました。私が一通り話をする間、黙って聞いていた社主は最後にこう言いました。「こういう形で言論を封殺する不条理をわしは許せない。有為な人材をこんなことで埋もれさせてはならない。うちの会社はどこにもしがらみがないし、どこに遠慮もない。相沢さん、あんたには自由に取材して真実をどしどし書いてもらいたい。あんたはうちで面倒みる」。私はその言葉に深く感銘を受けました。強い者、権力者、スポンサーに遠慮し、忖度して、報道内容を左右しがちな今のメディア界にあって、こんな気骨のある人がいたことが大きな驚きでした。

 その後、私は鳥取市の新日本海新聞社を訪れ、社長にお会いしました。その時、社長の名刺に「代表取締役社長 記者」と肩書がありました。社長は「うちの会社は社長以下全員記者という心構えでやっています」と語りました。これもすごいことです。記者という仕事に限りない愛情と誇りを感じている私にとって、これほどふさわしい会社はないと思いました。

 −今後の抱負を。

 森友事件は私にとって、読者の皆さまへの「取材公約」ですから、最優先で取り組みますが、やりたいことはたくさんあるんです。私はあと1カ月で56歳ですが、さらに修業を重ねて成長を続け、読者の皆さまに新たな視点の記事を送り届けたいと思っています。

 あいざわ・ふゆき 1962年生まれ。宮崎県出身。87年にNHK入りし、山口放送局を皮切りに神戸、東京社会部、大阪府警キャップ・ニュースデスクなどを歴任。大阪局考査部副部長を最後にNHKを退職。9月1日から大阪日日新聞論説委員。












































http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/564.html

記事 [政治・選挙・NHK251] 「日常が脅かされる」 首都圏初のオスプレイ配備/テレ朝 news
「日常が脅かされる」 首都圏初のオスプレイ配備/テレ朝 news
(2018/10/01 11:49)

 アメリカ軍の輸送機「オスプレイ」5機が1日、東京の横田基地に正式に配備されました。沖縄県以外の在日アメリカ軍基地に配備されるのは初めてで、住民から安全性を懸念する声があがっています。

 (吉田遥記者報告)
 オスプレイは午前8時半ごろに格納庫から出され、この後、午後から飛行する可能性があります。アメリカ空軍のオスプレイ5機は今年4月に横田基地に到着し、すでに周辺地域で日常的な訓練を始めています。
 しかし、今年8月にはオスプレイが鹿児島県の奄美空港に緊急着陸するなどトラブルが相次いでいて、基地周辺の住民からは安全性を疑問視する声が上がっています。
 周辺住民:「怖いって感じですね。夜もすごい音ですし」「落ちる落ちないだけではなく、日常の生活が脅かされることに非常に不安を持っています」
 横田基地には今後、数年間でさらに5機のオスプレイが追加されることになっています。
http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/565.html

記事 [政治・選挙・NHK251] 「玉城当選」なんとも目出度い。(澤藤統一郎の憲法日記)
「玉城当選」なんとも目出度い。
http://article9.jp/wordpress/?p=11230
2018年10月1日 澤藤統一郎の憲法日記


これは快挙だ。なんとも目出度い。暗雲晴れた心もち。「玉城当選」の報に、カチャーシーを踊りたくもなる。指笛が聞こえてくるようだ。前途は多難なれども、希望が見えてくる。

今日は会う人ごとに、「沖縄の選挙結果、よかったですね」「アベ三選の出鼻をくじきましたね」「臨時国会での改憲発議なんてあり得ないでしょ」と話がはずむ。この選挙結果の最大の功績は、平和や民主主義を願う人々を元気づけたことだ。市民と野党の共闘で、改憲勢力に勝つことができるという自信と勇気。沖縄県民に、御礼を言わねばならない。

各紙の朝刊一面の見出しも踊っている。とりわけ、毎日新聞が素敵なフレーズ。「沖縄県知事選 知事に辺野古反対派」「安倍政権に痛手 玉城氏初当選」というもの。「安倍政権に痛手」に、思わず笑みがこぼれる。

毎日のリードは以下のとおり。「翁長雄志知事の死去に伴う沖縄県知事選は30日投開票され、翁長氏の後継として米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設計画に反対する元自由党衆院議員の玉城デニー氏(58)が、移設を進める安倍政権が支援した前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)=自民、公明、維新、希望推薦=ら3氏を破り、初当選した。政府は移設を計画通り進める方針だが、玉城氏は『あらゆる権限を駆使して阻止する』としており、今後も政府と沖縄の対立が続く。玉城氏の得票は沖縄県知事選で過去最多得票となった。

開票結果は以下のとおりだった。
玉城デニー   396,632票 得票率55.1%
佐喜真 淳   316,458票 得票率43.9%
その差、実数で8万票。得票率で11%。

はて。この得票率55%と44%の対比。最近どこかで見たような。

9月20日の自民党総裁選で、党員・党友による地方票での安倍晋三対石破茂の得票が、55.4%と44.6%。ちょうど11%の差。この差は小さくない。アベ一強を支えるのは、自民党内の議員集団を締めつけての8割の支持。しかし、党員・党友のレベルではその支持は、55%に過ぎず、国民レベルでは明らかに半数を割ってずっと低い。アベさまご一統は、公明・維新・希望の3党を加えた総力戦で、44%弱しかとれなかったのだ。

県民の投票行動の詳細な分析は後回しにして、改憲阻止運動に関心をもつ立場からの感想を述べておきたい。佐喜真の得票44%と、玉城の得票55%とは、憲法改正国民投票における改正是と否の目安になるのではないか。今回の選挙の最大の争点は新基地建設容認か反対か。これは、憲法の平和主義についての賛否と重なる。辺野古新基地建設容認の自民・公明・維新・希望の4党が、アベを先頭とする改憲勢力の総体。対して、憲法の平和主義を擁護しようというのが、立憲・国民・共産・社民・自由・社大の改憲阻止勢力。アベ改憲への賛否の分布が、佐喜真の得票44%と玉城の得票55%に表れたとみて、大きくは間違っていまい。アベ改憲の発議などは軽々にできないことが、深く印象づけられた。自民の非アベ勢力、公明の良心層はアベとの心中を警戒しなければならなくなる。

週刊朝日オンラインが、こう伝えている。

安倍政権としては辺野古基地移転問題などを抱え、絶対に勝たなければならない選挙だった。自民党幹部がこう頭を抱える。「4年前に翁長氏に負けた瞬間から、4年後に勝つためにやってきた。告示前から、二階幹事長を筆頭、筆頭副幹事長の小泉進次郎氏も3回も沖縄入り。公明党も山口代表以下、幹部が続々と現地に入った。新潟県知事選挙で勝利したように、期日前投票で圧勝して貯金をつくり、当日は互角で勝つ戦術だった。だが、自民党、公明党の支援者でも辺野古など基地移転問題では反対を示す離反者が続出した。玉城氏の演説会に創価学会の三色旗を振る人まで出て、票が流れてしまった。とりわけ、これまで安倍首相に代わって厳しい姿勢を沖縄にとり続けていた菅官房長官が進次郎氏と一緒に入って演説したことが、失敗だった。辺野古のへの字も言わず、携帯電話の値下げの話などを延々と喋り、『帰れ』と怒号まで飛び交う始末だった」。

驕れるアベも久しからず、野分の前の灯の如し。

(2018年10月1日)



http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/566.html

記事 [政治・選挙・NHK251] オスプレイの横田基地正式配備が許せないこれだけの理由  天木直人 


オスプレイの横田基地正式配備が許せないこれだけの理由
http://kenpo9.com/archives/4242
2018-10-01 天木直人


 きょう10月1日から日本の首都圏にオスプレイが正式配備されるというのに、当たり前のようにそれを受け入れる日本の政治もメディアも、なんという体たらくなのだろう。

 どう考えても理不尽だ。

 秘密でも何でもない。

 オスプレイ配備に関する新聞報道がはっきり書いている。

 オスプレイはただのヘリコプターではない。

 もっとも攻撃的なヘリコプターだ。

 一体日本はどの国を相手にそんな米軍のオスプレイの正式配備を認める必要があるのか。

 これはオスプレイ配備の意基本的疑問だ。

 そして、オスプレイはその機体に不都合がありいまだ未整備カ所がたくさんあるという。

 ただでさえ事故の多いオスプレイであるのに、未整備なオスプレイの正式配備を認めるとは、なんという無責任さだ。

 そして極めつけは訓練をするためだという。

 すなわち、「横田基地周辺でも離着陸や人員降下、物資の投下、夜間飛行などの訓練をする(10月1日共同)」のである。

 実戦に備えて配備されるのであればまだわかる。

 しかし訓練だという。

 訓練など、米国でさんざんやってから日本にもってこい。

 これがまともな日本国民の思いだろう。

 日本の政治もメディアもあまりにも対米従属だ。

 日本国民軽視である(了)



























http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/567.html

記事 [政治・選挙・NHK251] 安倍政権になってノーベル賞の基盤が崩れてきている。(かっちの言い分)
安倍政権になってノーベル賞の基盤が崩れてきている。
https://31634308.at.webry.info/201810/article_1.html


今日、 京都大名誉教授である本庶佑(ほんじょ たすく)氏がノーベル賞 医学生理学賞を受賞した。日本国民として大変喜ばしいことである。本庶氏の功績は、癌の免疫治療によるがん治療薬「オプジーボ」として、現在広く使われている。従来は、外科か放射線による治療しかなかったが、重度のがん患者にも福音をもたらしている。癌細胞が自分を攻撃されないための「PD-1」という物質の作用を発見した。PD-1の働きを抑制することにより、免疫細胞ががん細胞を攻撃出来るようになる。人間が本来持つ免疫細胞を使うため、全ての部位の癌にも効果があるという。


これで、日本のノーベル賞受賞者は26人となった。しかし、今後同じようなペースでノーベル賞が受賞出来る環境では無くなってきている。同じノーベル賞を受賞した梶田隆章・東大宇宙線研究所長は、日本の「科学力」の低下を憂えている。日本の基礎研究力の低下がここ数年来続いていると、他の著名なノーベル賞学者からも訴えられている。


その理由は、最近国立大学の運営費交付金が削減されてきているからだという。その影響で、若手研究者の環境が悪化し、博士課程を目指す若者が減っている。特にこのような危機感が訴えられてきたのは、安倍政権になってからである。お友達関連のペジーコンピューテイングのような得体の知れないものには金は出すが、何時物になるかわからない、地道な基礎研究にはお金を出さないようになっている。


安倍首相は、無用の長物となりそうなイージスアショアのミサイルに数千億円というお金を毎年掛けるという。大学への運営金を削る額は精々数十億円単位の話である。片や数千億円、さらに今回の安倍・トランプ会談で、トランプ氏は日本が兆円単位の軍備を調達することを約束したと述べた。こんなことをやっていいのだろうか?


今は過去の遺産でノーベル賞を貰っている。安倍政権がもう3年続く。これでは、失われた十年になりそうである。



科学力低下「深刻な事態」 ノーベル賞梶田氏が語る危惧

https://www.asahi.com/articles/ASL9N5W9WL9NPLBJ007.html?iref=comtop_8_01
2018年9月28日
 ノーベル物理学賞を2015年に受賞した梶田隆章・東大宇宙線研究所長は、日本の「科学力」の低下を憂える一人だ。国立大学の運営費交付金が削減された影響で、若手研究者の環境が悪化し、博士課程を目指す若者が減っている現状を「非常に心配だ」と語り、「長期的に見て、ノーベル賞はもちろんのこと、日本の学術力・科学力の低下という点で深刻な事態だ」と訴える。


http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/568.html

記事 [政治・選挙・NHK251] 明日発足の安倍内閣 やるのは壮大なペテン政治の総仕上げ(日刊ゲンダイ)


明日発足の安倍内閣 やるのは壮大なペテン政治の総仕上げ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/238564
2018/10/01 日刊ゲンダイ 文字起こし

 
 これが民意だ!(C)日刊ゲンダイ

 いよいよ「終わり」が始まった。30日投開票された沖縄県知事選。前自由党衆院議員の玉城デニー氏(58)が、自公が全面支援した前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)ら3氏を破り、初当選を果たした。

 安倍政権は菅官房長官ら政権幹部を佐喜真の応援に送り込み、国政選挙以上に「ヒト」と「カネ」を注ぐ総力戦を展開。それなのに惨敗したワケで、この結果に衝撃を受けただろう。あす(2日)、内閣改造と党役員人事を行い、新内閣を発足させる安倍首相にとっても大きな“痛手”になるのは間違いない。そんな安倍政権が内閣改造のたびにブチ上げてきたのが、「1億総活躍社会」「女性活躍推進」「未来チャレンジ内閣」「みんなにチャンス!構想会議」「人づくり革命」といったキャッチフレーズだ。

 おそらく今回も、国民ウケを狙った何らかの「インチキ造語」を大々的にアピールするのだろうが、安倍内閣のキャッチフレーズや目玉の政策は、どれも「やっている感」を打ち出すための看板の付け替え。国民を騙すための目くらまし、ゴマカシに過ぎない。

 例えば、1億総活躍社会の実現として「希望出生率1・8」や「介護離職ゼロ」という目標を掲げていたが、達成した話は全く聞かないし、言葉自体がどこかに消えてしまった。

「女性が輝く社会」と言いつつ、テレビの女性記者に対する財務次官のセクハラが発覚しても政権は知らん顔で、トップの麻生財務相は「セクハラ罪という罪はない」と開き直る始末。これで、よくもまあ、女性の活躍推進、輝く社会なんて言えたものだ。

■行き詰まりのアベ外交に総決算の笑止千万

「結果本位の仕事人内閣」なんてキャッチフレーズもあったが、この時の内閣は結果を出すどころか、何一つ仕事をせず、たった1カ月半で解散した。安倍政権は一事が万事、この調子。口先だけで実行力ゼロ。そんな詐欺政権のボスである安倍が今回、総裁選中から繰り返していたのが「戦後日本外交の総決算」というフレーズだ。

「戦後政治の総決算」という中曽根元首相の言葉をパクったのは明らかだが、問題は中身が全くないことだ。どうやら、11〜12月に首脳会談を控えたロシアや、国連総会の演説で「金正恩委員長と直接向き合う用意がある」と呼びかけた北朝鮮との関係改善をもくろんでいるらしいが、全く期待できない。前提条件なしの「平和条約の締結」を求めたプーチン大統領に対して毅然とした態度を取れず、ニヤつくことしかできなかったフヌケ男に北方領土問題を解決できるワケがないからだ。

「(拉致問題は)私の使命。必ずやり遂げたい」と言っている北朝鮮との交渉も“お手上げ状態”が実情。取り巻きに「外交のアベ」とおだてられて舞い上がっているのかもしれないが、日米首脳会談だって、トランプ大統領に大量の武器購入を口約束させられ、自動車関税の引き上げを“脅し”に使われて2国間交渉にまんまと引っ張り出された。「アベ外交」の行き詰まりは歴然なのに「総決算」とは笑止千万だ。立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)がこう言う。

「アベ政治とは米国が許す範囲で、米国が認める枠組みの中で行う政治。つまり、何をするにも日本は米国の意向を聞き、それに従う。独自に展開できる選択肢はないのです。絶えず米国の顔色をうかがう政治でありながら、『総決算』とはよくぞ言ったものだが、有権者はとっくに見透かしていますよ」

 
 安倍政治に「NO!」/(C)日刊ゲンダイ

政権発足前から「首相辞任」求める声が世論調査で1位の前代未聞

 9月29日のテレビ朝日系「朝まで生テレビ!」の視聴者アンケートで、こんな結果が報じられていた。

【安倍新政権にやってほしいこと】
1位 安倍総理には辞めてほしい
2位 景気を良くしてほしい
3位 社会保障の充実

【安倍新政権にやってほしくないこと】
1位 消費税増税しないでほしい
2位 憲法改正しないでほしい
3位 嘘つく政治

 新政権が発足する直前の世論調査で、最も取り組んでほしいことが「首相辞任」なんて前代未聞の回答だ。「民信無くば立たず」どころじゃない。これが国民のホンネであり、すでに「レームダック化」が始まっていると言っていい。それなのに壮大なペテン政治の集大成、総仕上げとばかり、ヤレ改憲だ、ヤレ社会保障改革だ、とか言っているから正気じゃない。

 とりわけ、総裁選中から「自衛隊を9条に書き込むことで違憲論争に終止符を打つ」とか言って前のめりになっているのが改憲だ。しかし、日本政府は自衛隊を「合憲」と位置付けているし、国民だって多くは存在を認めている。

 朝生のアンケートでは「やってほしくないこと」の2位が改憲だ。今、急ぐ必要性や緊急性は何もない。連立を組む公明党も「各種世論調査では優先順位は高くない」(山口那津男代表)と否定的だから、安倍が目指している来年の通常国会での発議もムリ。それなのに改憲を言い続けているのは、そうしないと保守層からも見放されるかもしれないという危機感からだろう。

■沖縄県知事選を受け、全国で反安倍のうねりが起きる

 全世代型の社会保障制度を構築するという「社会保障改革」にしても、「65歳以上の雇用継続」や「70歳を超える年金受給開始」――などがチョボチョボ報じられているだけで、財源はどうするのかといった全体像は何も見えてこない。

 そもそも年金や医療費の自己負担増といった社会保障改悪を続けてきたのが安倍政権だから、改革なんて言われても全く信用できない。結局、歴代最長に臨む3選はしたものの、アドバルーンばかりで何をしたいのかがサッパリ分からないし、聞き飽きたご託ばかりを並べる破廉恥政権の嘘八百には、ホント、うんざりする。とりあえず、テキトーな数字を挙げて“実績”と強調しつつ、あれこもれも「ヤル」と言っているが、実現できないと分かっていながら国民を騙しているに等しい。「ヤルヤル詐欺」の確信犯だ。政治評論家の本澤二郎氏はこう言う。

「特定秘密保護法や戦争法、共謀罪、カジノ法など、安倍政権が民意を無視して好き勝手にできたのは、公明党・創価学会の支援の下で確保した多数議席があったからです。しかし、沖縄県知事選の結果を見る限り、今や公明党・創価学会はアベ政治に対して明確に『ノー』の意思表示を突き付けた。これは来年の統一地方選、参院選でも同じ傾向が出てくるでしょう。もはや、これ以上、何でもできると思ったら大間違いです」

 沖縄県知事選を受け、今度こそ、全国で反安倍の大きなうねりが起きるだろう。






















 



http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/569.html

記事 [政治・選挙・NHK251] 「真摯のバーゲンはやめてくれ」と小池晃! 
「真摯のバーゲンはやめてくれ」と小池晃!
https://85280384.at.webry.info/201810/article_8.html
2018/10/01 21:44 半歩前へ

▼「真摯のバーゲンはやめてくれ」と小池晃!

 共産党の小池晃書記局長は1日の記者会見で、安倍晋三首相が沖縄県知事選の敗北を「真摯(しんし)に受け止める」と述べたことに関し、「もう真摯のバーゲンセールはやめてくれ」と批判した。

 
 小池氏は「安倍氏が『真摯に』と言うときは、右から左に聞き流すときだ。『丁寧に説明する』というときは同じ説明を何度も繰り返すということだ」と指摘。「真摯に受け止めるなら、(沖縄県名護市)辺野古の基地建設中止を決断すべきだ」と訴えた。 (以上 時事通信)

************************

 全くその通りである。安倍晋三は覚えた言葉を口から吐き出すだけで言葉の意味など理解していない。

 試しに、晋三に「真摯」とはどういう意味かと質問してみたらいい。

 きっとこういうに違いない。「真摯とは、それはつまり、真摯という意味だよ。そうだろ」

 もうチンプンカンプン。ハチャメチャ。

 だって安倍は”背後どん”だもの、意味なんか分かるはずがない。
























http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/570.html

記事 [政治・選挙・NHK251] <沖縄県知事選挙>学会員、実は「4割が玉城に投票」 自公崩壊の序曲(田中龍作ジャーナル)
【沖縄県知事選挙】学会員、実は「4割が玉城に投票」 自公崩壊の序曲
http://tanakaryusaku.jp/2018/10/00018915
2018年10月1日 21:42 田中龍作ジャーナル


玉城デニー候補の当選に沸き返る会場でも創価学会の3色旗が翻った。=30日、那覇市内 撮影:筆者=

 昨日30日、投票が行われた沖縄県知事選挙で、「学会員の25%が玉城に投票した」とするマスコミ報道が目につく。根拠はマスコミ各社の出口調査だ。

 だが、学会歴30余年のベテラン学会員は「4割が玉城に(票を)入れた」と証言した。「公明党や学会本部の締め付けが厳しいなか出口調査でホントのことを答えられるはずがない」というのだ。「実際は、玉城に入れたが佐喜眞に入れたと答える学会員は少なくなかった」と明かす。

 元公明党幹部も「玉城に流れた学会票は4割」とみる。

 期日前投票で本土から5,000人からなる学会の工作員が送り込まれた。「佐喜眞」と書かせるためにレンタカーで沖縄の学会員を投票所に連れて行った。隠語で「連れ出し」という。

 渋る学会員に対しては「池田先生(名誉会長)は辺野古埋め立てに賛成してるんだよ」とまで言ってダマし、「佐喜眞」と書かせようとしたという。

 だがほとんどの学会員は、池田名誉会長が沖縄の平和を切望していたことを、著作などで知っている。

 無理やり連れ出された沖縄の学会員は期日前投票を済ませると、本土から来た工作員から査問を受ける。「佐喜眞と書いたんだろうね?」と。学会員たちは「はい、佐喜眞と書きました」と答えるのだが、実は「玉城」と書いたのだ。

 「面従腹背」。真相を明かしてくれたベテラン学会員は幾度もこの言葉を使った。

 学会の乱は「逆F獲り」なる活動も生んだ。学会員が非学会員に自公候補への投票を依頼するのを「F獲り」と呼ぶ。「逆F獲り」とは、自公のライバル候補への投票を依頼するのである。

 本土からも学会員が沖縄に駆け付けて「逆F獲り」を手伝った。県知事選挙告示日の9月13日は、安室奈美恵のファイナルコンサートを2日後に控えていたため、飛行機はどの便も満席だった。それでも広島の学会員は福岡まで行ってソウルに飛び、国際線で沖縄まで漕ぎつけた。田中は那覇空港まで行って、この目で確かめた。

 沖縄まで来られない学会員は、本土から電話で「逆F獲り」に勤しんだ。

 「逆F獲り」は好感触で、「玉城に入れるよ」「もう玉城に入れた」という返事が相次いだ。前出のベテラン学会員は、「逆F獲り」で玉城と書いた有権者は約5千人と読む。佐喜眞側を5千票剥がして玉城側に持ってくれば、1万票獲得の効果となる。

 良心の離反者は、集団的自衛権の行使容認(2014年、閣議決定)以後相次ぐようになり、表立って意志表示するようになった。国会前のデモで3色旗を見かけることは珍しくなくなった。沖縄県知事選挙の結果を受けて彼らは勢いづく。沖縄の乱が全国に波及するのは避けられないだろう。

 「公明党を潰したい。風穴は空いた」。ベテラン学会員は目を据えながら語る。自公態勢の終わりが始まったようだ。


岡山から「逆F獲り」に来た学会員は「デニーの言ってることの方が池田先生(名誉会長)の教えに近い」と喝破した。

   〜終わり〜











































http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/571.html

記事 [政治・選挙・NHK251] <NYタイムスが速報!>米海兵隊員の息子「米軍基地反対」を掲げ沖縄知事選で勝利 玉城デニー氏の政治信念を報道!

https://www.nytimes.com/2018/09/30/world/asia/okinawa-governor-election-us-base.html
































http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/572.html

記事 [政治・選挙・NHK251] 政界の表舞台に「口利き男」を復権させていいのか!  
政界の表舞台に「口利き男」を復権させていいのか!
https://85280384.at.webry.info/201810/article_9.html
2018/10/01 22:25 半歩前へ

▼政界の表舞台に「口利き男」を復権させていいのか!

 甘利明が自民党4役の一つ、選対委員長に就任するという。

 彼は口利き疑惑を抱えた札付きだ。

 こんな男を政界の表舞台に復権させていいのか?


「問題の業者とは深い関係だった甘利」  << 作成日時 : 2016/01/26 >> を再録する。

*****************

▼地元紙「千葉日報」が報道
 口利き疑惑について甘利明は、調査には時間を要する、などと言葉を濁した。が、問題の建設業者とはベタベタの密接の関係だったことが業者の地元紙「千葉日報」の報道で判明した。

以下は「千葉日報」の記事である。

*******************

 甘利明経済再生担当相の金銭授受疑惑をめぐり、金銭を渡したとされる白井市の建設業者側が、甘利氏後援会の千葉県支部発足に奔走するなど密接な関係にあったことが21日、県内政治関係者への取材で分かった。

 業者が甘利氏に相談したとされる県道建設をめぐるトラブルなどについて、委託した県企業庁は、その“存在”は認めたうえで、当事者同士の補償交渉などについては「把握していない」とした。

 関係者によると、白井市の建設業者の総務担当者は、一昨年ごろの甘利氏後援会「甘山会(かんざんかい)」県支部立ち上げに関与。「同じ神奈川県出身らしく、以前からつながりがあった」(県内政治関係者)。

*********************

 また、「千葉日報」は、甘利の秘書が問題発覚後、「(残る300万円は)建設会社に返却した」と地元支持者に説明していたことも関係者への取材で分かった、と伝えている。

 カネを返したからいい、というものではない。スーパーで10円の菓子1個を盗み、ばれたので代金を払っても無罪放免とはならない。立派な窃盗である。同様に、公選法(公職選挙法)では一端、受け取ったカネを返却しても罪に問われる。犯罪が成立するのである。

 後援会支部を立ち上げるなど、深い関係にありながら、「よく覚えていない」は通じない。甘利は逃れられない。

























http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/573.html

記事 [政治・選挙・NHK251] 政権忖度? 沖縄知事選の詳報をテレビが一斉スルー! 『ひるおび!』では立川志らくが辺野古反対を「妨害」よばわり(リテラ)
政権忖度? 沖縄知事選の詳報をテレビが一斉スルー! 『ひるおび!』では立川志らくが辺野古反対を「妨害」よばわり
https://lite-ra.com/2018/10/post-4288.html
2018.10.01 沖縄県知事選の結果をマスコミが政権忖度でスルー! リテラ

    
    当選が決まった玉城デニー新沖縄知事(公式HPより)


 自民党と公明党、日本維新の会などが推薦した佐喜真淳氏を破り、翁長雄志知事の後継候補である玉城デニー氏が当選した沖縄県知事選挙。選挙期間中におこなわれた世論調査の情勢報道では「接戦」「互角」と伝えられてきたが、蓋を開けてみれば、玉城氏は佐喜真氏に8万票を超える大差をつけ、沖縄県知事選では過去最多となる39万6632票を獲得した。

 この結果にもっとも頭を抱えているのは、言うまでもなく安倍政権だ。安倍首相にとっては自民党総裁選後すぐの選挙であり、なおかつ辺野古新基地建設に向けて絶対に落とせないものだった。そのため安倍首相は、菅義偉官房長官を総裁選ではなく知事選に全力投球させ、菅官房長官が指揮を執るなか佐喜真陣営は潤沢な選挙資金と組織力にものを言わせたすさまじい物量作戦を展開してきた。
 
 だが、その結果は玉城氏の圧勝。総裁選でも厳しい締め付けをおこなったにもかかわらず石破茂氏の善戦を許したばかりだったが、沖縄県知事選の結果は「このまま安倍体制で来年夏の参院選は勝てるのか」という党内の不安ムードに追い打ちをかける事態となった。

 実際、きょう午前中におこなわれた定例記者会見では、記者から知事選の敗因を問われると、菅官房長官は「結果について政府としてコメントすべきではない」と回答拒否。さらに、選挙中に菅官房長官自ら佐喜真氏の街頭応援演説で謳った「携帯料金の4割引き下げ」についても、「沖縄県に限らず全国的な課題」などと言い出した。

 辺野古新基地建設に反対する玉城氏を新たな知事に選ぶという沖縄の民意があらためて示されたというのに、徹底的に無視する──。この冷酷な安倍政権の態度は許しがたいものだが、しかし、それはメディアの報道も同じだ。

 というのも、投開票から一夜明けた本日、NHKの『ニュース7』が、沖縄県知事選の結果について、まったくふれなかったのだ。

 もともとNHKは今回の沖縄県知事選についてほとんど取り上げてこなかったが、まさか、看板のひとつである報道番組で結果にさえふれないとは、あまりに露骨すぎるだろう。

 さらに、民放のワイドショーも、ほとんどが沖縄県知事選の話題をスルーした。きょうのワイドショーは軒並み、台風に貴乃花親方問題、樹木希林の告別式、平尾昌晃の遺産騒動、大阪府警富田林署から逃走していた樋田淳也容疑者の逮捕といった話題をピックアップ。沖縄県知事選の結果をスタジオのコメント付きで取り上げたのは『ひるおび!』(TBS)だけで、それも10時台の新聞チェックのコーナーでわずか約8分間だった。

 これは、2014年に翁長知事が当選した前回選挙と比べると、あまりにも違いがありすぎる。現に、前回の選挙の翌日は、『とくダネ!』(フジテレビ)ではオープニングから翁長氏の当選を伝え、当時、現職だった仲井眞弘多元知事による辺野古沖の埋め立て承認の問題を取り上げた。さらに、『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)でも2番目のニュースとして「“普天間基地移設反対派”が当選」と時間を割いて報じ、『スッキリ!!』(日本テレビ)も選挙結果を伝えていた。

 ちなみに、前回の2014年時よりも時事ネタを扱うワイドショーの数は増えている。しかも、今回の沖縄県知事選では、ワイドショーの大好物である小泉進次郎議員が3回も沖縄入り。その上、自民党はつい先日まで安倍首相の“敵”だった石破氏さえ応援に駆り出していた。また、玉城氏の当選は日本で初のミックスルーツをもつ知事の誕生でもあり、ワイドショーが食いつく“ネタ”は山ほどあったのだ。

 なのに、前回とは打って変わって、選挙結果を取り上げない──。このわかりやすい事実が示しているのは、いかにNHKやワイドショーが、沖縄の民意を伝えることを「政権批判」と捉えているのか、という問題だろう。

■立川志らくはお得意の「代案出せ」、八代英輝は「理想論」

 つまり、こういうことだ。進次郎議員を筆頭に、菅官房長官や二階俊博幹事長などの大物政治家まで動員するなど自民党が総力戦を繰り広げながら敗北したという事実。そして何より、沖縄県民が辺野古新基地建設に反対という民意を国に叩きつけたという事実。そうした紛れもない「事実」を伝えることさえ、「政権批判をしたと圧力をかけられるかもしれない」と怯え、“報道しない”という忖度を働かせた──そういうことではないのか。

 実際、約8分間だけ知事選の結果について取り上げた『ひるおび!』では、立川志らくが「遺志を継ぐだけではなく今後、理想を現実にしないと人びとは待ってくれないですよね」「(基地建設を)妨害する、つくらせないっていうのはいいんだけど、それじゃあどうするんだってことですよね」などとコメント。八代英輝も「おそらく辺野古に積極的に賛成の人って国民に誰もいないと思うんですよ」と言いながら、そうした沖縄の民意を「理想論」だと述べた。辺野古の新基地建設に反対することは「妨害」であり、反対という民意は「理想論」でしかない……。つまり、沖縄の声の側に立つのではなく、政権の側から知事選の結果を斬ったのだ。

 メディアがこんな体たらくでは、米軍基地問題はいつまでも沖縄に押し付けられたままになり、基地反対派の市民を暴力によって排除するという民主主義国家にあるまじき安倍政権の強権的な態度は一向に改まらないだろう。

 さらに、今晩からは『報道ステーション』(テレビ朝日)がリニューアル初日の放送を迎える。前回知事選では、選挙翌日の放送で古舘伊知郎キャスターが辺野古に足を運び、「この海を渡る風が壮絶な悲しみ、あの地上戦となった、本土決戦の“捨て石”沖縄戦のことをささやきかけてきます」とレポート。古舘による翁長新知事へのインタビューを流した。しっかりと沖縄の問題に向き合ってきた同番組が、今回の選挙をどう伝えるのか。そのことによって『報ステ』の真価も問われるだろう。

(編集部)




















































http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/574.html

記事 [政治・選挙・NHK251] 日本からなくなったらいい物、3点 
日本からなくなったらいい物、3点
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/60455c57c8738c8be10588b6a74d2e23
2018年10月01日 のんきに介護















http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/575.html

記事 [政治・選挙・NHK251] 沖縄知事選、投開票日。なぜか、玉城デニーの敗北はあり得ないと思えた!! それほど玉城陣営は、すごい盛り上がり方だった 
沖縄知事選、投開票日。なぜか、玉城デニーの敗北はあり得ないと思えた!! それほど玉城陣営は、すごい盛り上がり方だった
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/ec39fddf8c967f209e47e6781f5f3782
2018年10月01日 のんきに介護




しかし、NHKの当確が遅れる。










何か意図的にものがあったのかと思ったら、

出口調査の違いから

精度の緩いNHKでは結論が出しづらかったということらしい。



結局、なんだかんだ言いながら知らぬ振りか。




投票時間の締め切り後、

00:00で

玉城デニー氏の当確発表だから

圧勝だったのだろうな。















何時、圧勝の発表があったのか、

秒単位で記録している人までいる。



ある人によると、 

玉城氏は、

女性と無党派に強かったらしい。















佐喜眞陣営は、

玉城デニーの当選発表の後、

蜘蛛の子を散らすように支持者の姿が消えたという。



菅野完事務所@officeSuganoさんが



とコメントしているよ。

ただ、若者票が

佐喜眞に流れた関係で

沖縄の先行きを心配する声が上がっている。











日本国黄帝@nihon_kouteiさんが



とコメント。

思うに、

携帯電話の詐術にうっかりひっかかっただけだろう。

一緒に投票に行こうという

「連れもって投票」作戦にはめられた人が

それなりにいたということだろう。

それをもって、

「分断」だの「対立」などと言うのは

可笑しいのではないか。

この分裂を示唆するデータの

信ぴょう性もよく考えた方がいい。

データーそのものが佐喜眞氏のコピーに寄りかかっている。

佐喜真氏は、

こう言っていた、

「対立から対話へ」と

(リテラ「沖縄県知事選で玉城デニー当選! 卑劣なデマ選挙でも勝てなかった安倍政権、辺野古反対の民意を示した沖縄県民」参照)。

☆ 記事URL:https://lite-ra.com/2018/09/post-4286.html

これについては、

玉城陣営の幹部が

「これはおかしいよね。沖縄に対立を持ち込んだのは本土の人間でしょう。広告代理店なのか、選挙参謀なのか知りませんが、沖縄の歴史をまったくわかっていない本土の人間が選挙やっているんだなと思った」

とコメントする

(アエラ記事「玉城デニー圧勝の理由を選対幹部が明かす「本土頼みで自滅した佐喜眞陣営、沖縄主体で勝利」」参照)。



☆ 記事URL:https://dot.asahi.com/dot/2018093000031.html?page=1

今回の知事選では、

不正選挙で勝たず、一旦は負けて、

玉城氏の信頼を棄損してやろうという作戦なのかもしれない。

彼の選挙応援団が

道沿いにずらっと並んで手を振っている動画を見た

(拙稿「【悲報】 デニッてる沖縄知事選、総力戦の鏡だな。沖縄県民みんながデニー陣営の選挙応援。となると、手を振られてるのは、他府県から来た佐喜眞陣営テコ入れ軍団か」参照)。

☆ 記事URL:https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/cb1d293426267a8c613c31f2ff94f717

手間を惜しまず、再アップしておく。




普通は、

車に乗る候補が

路上を歩いている人たちに手を振るパターンだ。

それが全く逆のパターンで、

これで玉城さんが敗北となれば、

みんなが選挙の不正を疑ったことだろう。

不正選挙の指揮者は、

それは絶対に避けたいと思ったはずだ。


<追記>

政党別に支持候補をグラフ化した

資料があった。



自民党支持者って、こんなにいるのか?

2018年10月1日昼 記


<追記>







http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/576.html

   

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