「再開からわずか1年…小学校の児童ゼロに 福島 川俣町」 (NHK 2018/9/27)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180927/k10011646501000.html
原発事故に伴う避難指示が解除されたことで、ことし7年ぶりに再開した福島県川俣町の小学校では、来年の春以降、児童が1人もいなくなる見通しになっていることがわかりました。町は、開校からわずか1年で休校の判断を迫られる形になりました。
去年春に避難指示が解除された川俣町の山木屋地区では、ことしの春、小中一貫校の「山木屋小学校・中学校」が7年ぶりに再開し、このうち小学校には5人の児童が通っています。
しかし、5人はいずれも小学6年生で来年春に卒業するうえ、来年春に小学校に入学する対象の2人の子どもについても、教育委員会の担当者が家族に聞いたところ、町外の小学校に入学させる意向を伝えられたということです。
また、現時点では、ほかの学年でも転入する予定の児童はいないということで、この小学校では、来年春に在籍する児童が1人もいなくなる見通しになりました。
このため町は、開校からわずか1年で休校の判断を迫られる形になりました。原発事故に伴う避難指示が解除され、地元で再開した小学校で、児童がいなくなる見通しになったのは初めてです。
川俣町教育委員会は「タブレット端末など、最新の教材を使った授業や少人数ならではの教育の魅力をPRして、児童確保に努めていきたい」としています。
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川俣町はあの飯舘村の隣りの町です。
土壌をオートラジオグラフィでみると、あちこちに放射性物質が確認できるほど
汚染がひどいところです。
https://twitter.com/hiroma_misumi/status/1003220556978634752
(美澄博雅)
「飯舘村の西側にある福島県伊達郡川俣町大綱木南の広瀬川沿い、
公民館近く、集落と水田地帯。この川は伊達市梁川で阿武隈川にそそぐ。
2017年11月地表線量0.18μSv/H地点の土壌β線画像は
特徴的な汚染土壌である。核物質の拡散は禁止、移動禁止したい。」
3:23 - 2018年6月3日 (画像あり)
政府の講師もこんなことを言う状況です。
「〔フクイチ・スーパー核惨事 6年目の冬に〕《おしどりマコ・ケンの実際どうなの!?》 / ◎
川俣町での「農作業における放射線対策と健康講座」を取材」
(机の上の空 大沼安史の個人新聞 2016/12/24)
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2016/12/post-5352.html
「
◆ 60代男性「自宅から農地までの道が汚染されて線量が高く、被曝する」:
JAEAの講師「走り抜けてください!」――(えええ! ケンちゃんと顔を見合わせました)/
「70代男性「土埃を吸い込めば内部被曝する」:
放医研の講師「そういう場合は鼻をかんでください」(また顔を見合わせました)
(中略)
「除染をするとか滞在時間を短くするとか。
みなさんは今後、セシウムと共存するということを考えて生活してください」
」
こんな環境に住民、とくに子どもを帰還させることは殺人行為に等しい。
本来なら、半永久的に立ち入り禁止にすべき汚染レベルです。
住民が帰還しないのは当たり前です。
学校再開などとんでもない。即、廃校にすべきです。
(関連情報)
「本紙が調べた飯舘村、川俣町山木屋地区の線量マップ」 (東京新聞 2017/5/31)
http://genpatsu.tokyo-np.co.jp/page/detail/536
「帰還者は1割、そのうち半分は高齢者 福島復興は不可能 政府はすみやかに政策転換を」
(拙稿 2017/9/11)
http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/656.html
「進まぬ帰還、居住は6% 福島4町村の避難指示解除1年 (東京新聞)」 (拙稿 2018/4/3)
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/594.html
「4年で子どもが半減の避難指示解除の川俣町山木屋、学校再開も効果無し(めげ猫「タマ」の日記)」
(阿修羅・赤かぶ 2018/5/4)
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/707.html
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/368.html